2021年8月に急逝した作家・魚住陽子が綴る、静謐でありながら、自らの感情に向き合う強さを感じさせる珠玉の短編集。魚住陽子を知っていますか?1951年に埼玉で生まれた魚住陽子さんは書店や出版社に勤務するかたわら同人誌に詩を発表、カルチャースクールで小説を学び、35歳の時に作家デビュー。「水の出会う場所」「菜飯屋春秋」など、その独自の世界観は多くの読者を魅了し、根強い人気を獲得します。1989年には「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞を受賞し、その他芥川賞をはじめとする文学賞へも幾度となくノミネートされました。しかし腎臓の病を患い、残念ながら2021年8月、69歳でその生涯の幕を閉じました。短編集『夢の家』本作は彼女が遺した作品から、6編を収録した短編集です。画家の女性と彼女がかつて共に暮らした男性との愛憎を互いの心情描写で綴る表題作「夢の家」、家族を喪った一人暮らしの中年女性と彼女が関わる整体院を中心に、彼女を取り巻く人間模様を描く「シェード」、往復書簡というかたちでの師弟ふたりのやりとりによってそれぞれの感情や生活の変化を描く「郭公の家」、そして、作者の母校の創立記念の冊子に収録されていた、女子高生たちの日常のやりとりをいきいきと描いた「物置に蝶が来ている」、その他2編を加えた全6編を収録。静謐でありながら、その奥に潜む生々しい感情(後悔、諦め、憎しみ、愛、失望、希望など)をしっかりと見つめ、自らに向き合う強さを感じる作品群は、作者独自の世界観にあふれています。また、病を抱えながら暮らし、創作を続けてきた作者ならではの死と生についての鋭敏な感覚も、そこここに散見され、はっとさせられるものがあります。作者が晩年取り組んでいた俳句のエッセンスやどの作品にも登場するたくさんの草花、そして何気ない生活風景の描写にも魚住ワールドともいうべき美意識が感じられる短編集。ファンの方はもちろん、足を踏み入れたことのない方にもぜひこの世界観に触れていただきたい一冊です。推薦のコメント遠ざかってゆく者と残される者。魚住文学はその間に横たわる暗がりへと読者を誘い込む。他のどこにもない小説が、そこに映し出されている。ーー小川洋子 (帯コメントより)<目次>-----------------------------・物置に蝶が来ている・萌木色のノート・夢の家・シェード・郭公の家・旅装・あとがき(加藤閑)夢の家 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 【著者紹介】魚住 陽子(うおずみ・ようこ)1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校札業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補など。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』などに作品を発表。2004年、腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。著書に『奇術師の家』(朝日新聞社)、『雪の絵』、『公園』、『動く箱』(新潮社)、『水の出会う場所』『菜飯屋春秋』(ともに小社)がある。2021年8月に腎不全のため死去。書誌情報『夢の家』魚住 陽子著2022年6月29日 発売A5変形判/並製272頁ISBN:978-4-909646-55-2定価:1,980円(税込)発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日日本を代表するチェリスト長谷川陽子が、デビュー35年を迎えた記念演奏会を開催する(5月19日:東京文化会館小ホール)。この記念すべきコンサートのプログラムに選ばれたのは、ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」(全曲)だ。数あるチェロの名曲の中からこの作品を選んだ理由についての長谷川陽子の言葉がとても素敵だ。「今年は、私にとってデビュー35周年の年となる。この節目にベートーヴェンのソナタ全曲に臨みたいと考えた。ベートーヴェンの音楽の本質とは何だろう。コロナ禍のこの数年、ベートーヴェンが残した作品に触れながら考えを巡らせるのは、幸せな時間だ。この問いの答えはまだ出ていない。けれど、今現在の私が考えるベートーヴェンの本質は潔さ、迷いのない力強さ、誠実さ…この3つの要素を強く感じる。ふと思う。人間として、音楽家として、そのように生きてゆきたい。チェロ・ソナタ全曲に取り組むことでベートーヴェンへの憧れを、みなさまと共有したい。応援して下さるお客様と、支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちとともに」共演者に、名手松本和将(ピアノ)を迎えたこの公演は、音楽家として1つの節目を迎えた長谷川陽子の決意の表れのようにも感じられる。新たな未来に向けた希望の調べに耳を傾けたい。●公演概要5月19日(木)東京文化会館小ホール「長谷川陽子 チェロ・リサイタル」 ●長谷川陽子Yoko Hasegawa (チェロ, Cello)色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。2022 年デビュー35周年を迎える。1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988 年小林研一郎指揮、日本フィ ルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。これまで、国内外の主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタル、室内楽、朗読との共演などその活動は多岐に わたる。霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9 回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。オフィシャルホームページ
2022年04月20日女優の池田エライザが15日、都内で行われた「UCC COLD BREW 新商品&新CM発表会」に出席した。UCC上島珈琲は、小型ペットボトルコーヒー「UCC COLD BREW」ブランドから新フレーバーの『UCC COLD BREW LATTE』を3月21日より新発売。また『UCC COLD BREW BLACK PET500ml』と『UCC COLD BREW DECAF PET500ml』のパッケージがリニューアルされる。それに伴い、池田エライザをイメージキャラクターに起用した新CMが3月21日より全国で放映スタートする。同商品のパッケージにちなんだ黒と白の衣装を身にまとった2人の池田が画面に映し出され、ボトルを手に"香るどブリュー♪"という癖になる音楽に合わせてハンドダンスを披露するという内容になっている。CMで着用した白衣装姿で登壇した池田は、CMで披露したダンスについて「すごく難しくて、ロボットみたいにガシャガシャ動かないといけませんでした。身体が上手く動かなくて大変でしたね」と苦戦したそうで、「コツがあるんです。『瞬きを我慢したり視線をキョロキョロしないように無機質な感じで』と教えていただきました」とハンドダンスをする時のポイントを。また、この日はハンドダンスの一部を披露したものの、2回間違えるアクシデントもあったが、「左右対称だったり逆にアシンメトリーだったり、ラテとブラックの表情が違ったりします。それを気にしながら撮影したので、皆さんにも踊って欲しいと思います」とアピールした。CMでは白の衣装を着た池田と黒の衣装を着用した池田が登場する。それにちなみ、"白黒はっきりさせる"質問コーナーを実施し、「2022年にはっきりさせたいことは?」という質問に「右利き? 左利き?」と回答した池田は「プロフィールは左利きなんですが、ペンや刺繍、お箸は左、ボール(を投げるの)は右、ドリブルは右でシュートは左とそれぞれ違っているんです。左利き? と言われると気持ちは左なんですけどたまに右で、ただ両利きではないんです。今年中にはどっちかに決めようと思っています」と宣言した。また、「夢を追うのか? 現実をみるか?」という質問には「現実派で現実を見る中で夢があったらそれが一番幸せかなと思います。到達地点というか自分がやりたいことや出来そうなことの段取りを組むのが好きで、順序立てする中で夢が出てくるのかなと思っています。順番としては現実を見ますね」と微妙な言い回しも現実派の一面を見せていた。
2022年03月16日今年デビュー35周年を迎えたチェロ奏者・長谷川陽子。記念公演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を弾く[5月19日(木)東京文化会館 小ホール]。これまでどちらかというと避けてきたというベートーヴェン。「楽譜のあちこちに、暗号のように、いわば〝ベートーヴェン・コード〟が埋め込まれているのですけど、それを読み解く面白さがようやくわかってきました。それを理解したうえで弾くと、やはり作品がものすごく生き生きしてくるんです。いろんな経験を積み重ねて、やっとベートーヴェンを弾く入り口にたどり着いたように感じています」2020年。ベートーヴェンの生誕250周年はコロナ禍と重なり、音楽家は人々の前で演奏する機会さえ奪われた。「チェロ・ケースを開くことさえない時間が続いたのはショックでした。そんな中で、やっぱり自分には音楽しかないのだと再確認させてくれたのがベートーヴェン。彼の意思の強さ、メッセージの深さ、そして人類愛。知識や情報としては知っていたことを、その作品から自発的に感じることができたのです。あの時期、たぶん自分の力だけでは這い上がることができなかった。ベートーヴェンが引っ張り上げてくれました」共演のピアノは松本和将(かずまさ)。新しい扉を開けてくれる、と信頼を寄せる。「音があたたかくてどこにも力が入っていない。飄々としていて、でもどんな球を投げてもうまくキャッチしてくれる。それがすごく魅力的です。音楽性は私と正反対かもしれないのですが、それがかえって互いの長所を引き立てあうのだなあと実感しています」高校1年生で日本音楽コンクール第2位入賞。2年後の1987年にデビュー・リサイタルを開いた。「ずっと手ほどきを受けた井上頼豊先生は、音楽をゼロから作る力を身につけなさいと、レコードで聴くような有名曲はあまり弾かせませんでした。真似をしてしまわないように。ところがデビューしてお仕事で弾かせていただくのは有名な曲ばかり。刺激的でした。憧れだった曲を次々に弾けて、とにかく楽しかったという記憶しかありません」弾くのが楽しい。彼女はそのピュアな感覚をずっと変わらず持ち続けている人だと思う。ナチュラルな音楽家だ。ベートーヴェンはリサイタルに合わせてCDもリリース。充実した録音ができたと手応えを語る。経験を重ねて初めて正面から向き合ったベートーヴェン。ライヴもCDも、名演奏・名盤の予感が漂う。(取材・文:宮本明)
2022年03月02日上白石萌歌が主人公を吹き替える映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。この度、新たに日本語吹き替え版声優として、高山みなみ、朴ロ美、木内秀信、日笠陽子の参加が明らかになった。4名の豪華声優陣が演じるのは、主人公フィービーを取り巻くキャラクターたち。江戸川コナン、鬼太郎、ムーミントロールなどの声でお馴染みの高山さんが、フィービーの唯一の友達となり、共にゴーストたちに立ち向かう仲間ポッドキャスト。舞台「千と千尋の神隠し」の上演を控える朴さんが、フィービーと兄トレヴァーの母親であり、初代ゴーストバスターズの一員イゴン・スペングラー博士の娘・キャリー。フィービーが通う学校の教師グルーバーソンは、『アントマン』や『思いやりのススメ』など数々の作品でポール・ラッドの声を担当してきた木内さん。フィービーとトレヴァー、ポッドキャストと共に<新生ゴーストバスターズ>の一員となるラッキーを、「けいおん!」「はたらく細胞BLACK」の日笠さんが務める。科学オタクのフィービーと意気投合する重要なキャラクターを演じた高山さんは「『彼が出て来ると、ちょっと和む…』音響監督と相談しながら、ポッドキャストくんの雰囲気を作りました。不可思議なことが大好きで好奇心旺盛。背伸びしつつも、フィービーちゃんの良い相棒なのだと思います」とポッドキャストの魅力を語り、『ゴーストバスターズ』2016年版のホルツマン役でも声優を務めた朴さんは「観終わったあと、とても洗われた気持ちになり、気がつくと温かな涙が頬をつたっていました。初代ゴーストバスターズ監督の息子ジェイソン・ライトマンが今回監督したこともあるのか、まさに『家族の物語』だと思いました」と作品の感想を語る。フィービーとポッドキャストに初代ゴーストバスターズの存在を教える物語のキーマンを演じた木内さんは「演出も時代の変化も感じつつ懐かしい部分もあり思わずニヤけてしまいます。もちろん前作品を知らなくてもお楽しみいただける作品になっています」とメッセージ。シリーズファンだったという日笠さんも「まさか自分が子供の頃見ていたゴーストバスターズの世界に関われる日がくるとは思っていなかったので非常に嬉しいです。当時見ていた方は思わずホロッと涙してしまう胸が熱くなるような展開ですし、親から子へ、子からまた子へ...、今に繋がっていて、さらにきっとこれからも繋がっていくのだと思わせてくれる希望の物語です」とコメントしている。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。※朴ロ美の「ロ」は、正しくは「王偏に路」(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月18日主演に永瀬廉、共演に池田エライザと柄本佑を迎えた映画『真夜中乙女戦争』が、2022年1月21日(金)に全国公開される。この度“先輩”を演じる池田エライザが劇中挿入歌「Misty」を披露する本編シーンが解禁された。原作は10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの同名小説。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた作品を、豪華キャストスタッフにより映画化する。主人公の大学生“私”を演じるのは、大人気グループ・King & Princeのメンバーで、映画『弱虫ペダル』やNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で見せた繊細な演技力が話題の永瀬廉。永瀬演じる鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めた主人公の“私”が恋心を抱く「かくれんぼ同好会」の“先輩”役を女優の池田エライザ。そして一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が演じる。脚本・監督を務めるのは『チワワちゃん』(2019年)、『とんかつDJアゲ太郎』(2020年)など話題作を手掛ける二宮健。今回解禁となったのは、互いに惹かれあいつつも“黒服”の存在により“先輩”と“私”、お互いの気持ちが見えず疑心暗鬼になりつつ、東京が破壊されるクリスマスイブの前日に、とあるバーで“先輩”がジャズのスタンダードナンバー「Misty」をしっとりと歌い上げるシーン。“先輩”の様子をじっと見つめる“私”。両者の表情に本当の想いが垣間見え、クリスマスのデートとしてはせつなすぎる名シーンが誕生した。池田は音楽活動も本格的にスタートさせ、本編でもその才能を披露する。“先輩”の心情を見事に表現するかの様に本番前は感情が高ぶり、思わず涙しながら撮影を行っていた池田。歌唱した「Misty」について「“先輩”の“私”に対する心情を表しており、“私”のことが気になるのに“私”がどこで何をしているのかがわからず、自分の気持ちも含めて霞んでいるようで、曲の歌詞とリンクしている」コメント。そして、二宮監督はジャズスタンダード「Misty」を起用した理由について、「“先輩”自身が惹かれつつある“私”に対する期待と不安。“私”は、自分の拠り所なのかそれとも最大の敵なのか。そして、“先輩”自身が引き返せない状況に来てしまい迷子になってしまっていること。引き裂かれそうなアンビバレントな気持ちを抱えつつも、今夜はロマンを魅せながら歌いたい。そんな瞬間を表現できたら」と語った。また、公開された映像では、本編にはない原作者Fによる「Misty」の日本語歌詞が添えられており、本シーンの“先輩”の気持ちに沿った歌詞にも注目してほしい。『真夜中乙女戦争』2022年1月21日(金)公開
2021年12月24日南野陽子が、16年ぶりの新曲「空を見上げて」「大切な人」を含むベストアルバム『Four Seasons NANNO Selection』を本日12月8日にリリースした。1980年代にアイドルとして活動し、現在は女優としてドラマや舞台で活躍している南野。今作は四季をテーマに本人が選曲した、季節感に溢れた南野の新たな魅力を引き出した作品で、ジャケットや歌詞ブックレットにも南野のビジュアルが満載となっている。また待望の新曲「空を見上げて」「大切な人」は、南野との信頼関係も強い日本歌謡界の巨匠・萩田光雄がサウンドプロデュースを手がけている。また『Four Seasons NANNO Selection』発売にあたり、南野本人からのコメントが届いている。■南野陽子 コメント詞や音から季節や物語を感じていただけるように、色彩感豊かにお気に入り曲を36曲、集めてみました。当時の私の楽曲を知らなくても楽しんでいただける内容だと思います。皆さまに青春時代のその頃、その刻を懐かしんでいただきたいです。そして、南野陽子ワールドには欠かせない萩田光雄さんに、久々の新曲2曲をプロデュースして頂きました!こちらもぜひ聴いて下さい。<リリース情報>南野陽子 ベストアルバム『Four Seasons NANNO Selection』2021年12月8日(水) リリース価格:3,600円(税込)南野陽子『Four Seasons NANNO Selection』初回仕様(三方背スリーブケース)南野陽子『Four Seasons NANNO Selection』ジャケット※CD2枚組 / 34曲収録 / 高品質Blu-spec CD2規格※初回仕様は、CDケース本体のジャケット写真とは違うビジュアルの三方背スリーブケースに収納※南野陽子セルフライナー付『Four Seasons NANNO Selection』特設サイト:
2021年12月08日メルカリ初のファッション実店舗「サステなストア」オープンニングイベントが24日、東京・表参道のサステなストアで行われ、モデルでタレントの池田美優(みちょぱ) が出席した。イベントには左肩を大胆に露出したワンピースで登場した池田は「お魚の漁で使われる網をリサイクルしたワンピースになっています。素材もめちゃくちゃ普通よりさらに良くて、着心地が良いのにリサイクルされたワンピースと聞いて良いな~と思いました。グリーンプロジェクトなので緑のピアスをつけたり風呂敷を髪の毛に巻いてファッションでも使えるだぞとアピールしてみました」とファッション解説。同店舗の来店を楽しみにしていたという池田は、同店舗で自身がセレクトしたアイテムも販売しているが、「自分が着るアイテムが多いんですが、良いモノを選ばせてもらいました」とセレクトアイテムは吟味に吟味を重ねたそうで、「ワンピース以外にもたくさんの商品を出させてもらったので是非是非お店に来て気に入ったアイテムを手にして欲しいです」とアピールした。メルカリは、「グリーンフライデー」にあわせ、新たなSDGs活動の一環として11月25~27日の期間限定で、サステナビリティが学べて体験できる、メルカリ初の一般参加型ファッション実店舗「サステなストア」を表参道にオープン。「サステなストア」で販売されるファッションアイテムは、一般の利用者がフリマアプリ「メルカリ」上でハッシュタグ「#サステなストア」をつけて出品したアイテムの中から公募する形式で、出品応募期間中に総計で5万品を超えるファッションアイテムを出品。池田美優、大山シュン、Takumaといった同プロジェクトのアンバサダーのセレクトアイテムも販売される。ファッションアイテム以外にも、サステナブルをテーマにした展示もあり、「環境問題も気になるし勉強したい方は学ぶ機会がたくさんあるんじゃないかと思います。ダンボールも再生しているし、すべてがサステナブルなので、お店で感じて欲しいですね」と自身も同店舗に来店して環境問題の大切さを感じ取ったという。「昔から大事にしている物は?」という質問には「洋服とかも昔から使っている物があります。味が出てくるというので下手に捨てたりしないでとっていたりします」といい、「一番は小学校1年生の頃から持っているぬいぐるみをいまだに捨てられないんです。時計の横にあってまだとってありますよ。一生捨てられないと思いますね」と回答していた。
2021年11月25日2021年11月12日、モデルで俳優の池田エライザさんが自身のInstagramを更新。音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演を報告するとともに、一部から寄せられていた体型への指摘に言及しました。池田エライザ「気にしていません」以前、同番組に出演した際に、一部の視聴者から「太ももが太い」などと心ない声が寄せられていた池田さん。今回は、腹部のふくらみを指摘する声が上がっていたことに触れ、池田さんは「へこませるのを忘れてました」とユーモアを交えて返答しました。さらに、池田さんはこうも続けます。気にしていません、良く食べて寝て元気な証拠。elaiza_ikdーより引用 この投稿をInstagramで見る ELAIZA IKEDA(@elaiza_ikd)がシェアした投稿 池田さんに限らず、芸能人に対して体型を批判する声が寄せられるのは、珍しくありません。そうした声に対して、「気にしていない」とバッサリ切り捨て、さらにふくよかな体型は健康的であると肯定した池田さんに、称賛の声が寄せられています。・健康的に見える身体が、一番素敵。・人の外見や体型について、あれこれ口出すのは、余計なお世話。・「痩せていないとダメ」みたいな風潮は変わってほしい。何を美しいとするかの基準は人それぞれ。スレンダーが美しいと感じる人もいれば、ふくよかな体型に魅力を感じる人もいることでしょう。大事なのは、自分自身に満足できているか否か。周囲の意見に左右される必要はありません。池田さんのハッキリとした意見は、他者と自分を比べて落ち込んでしまっている人を勇気づけたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月14日アーティストが思い出深い名曲をカバーする音楽番組「The Covers」の11月28日(日)放送回に、池田エライザがシンガー“ELAIZA”として登場することが分かった。今年春まで3年間に渡り、同番組のMCを務めた池田さん。同番組で数々の名曲カバーを披露し、その歌声が注目を集めてきた。そんな彼女がこの秋、ELAIZAとして本格的に音楽活動をスタート。8か月ぶりにスタジオに登場し、ゲスト席に座るELAIZAさんを見て、MCのリリー・フランキーは「久しぶりですね。今日はセットの奥から出てきて、ゲスト席に座るんだね」と感慨深げな様子。MCを卒業してからは、視聴者として番組を観ているというELAIZAさん。和気あいあいとトークが繰り広げられる。今回カバーするのは、MC時代に感銘を受けたという寺尾聰の「ルビーの指環」と、『プリティ・ウーマン』の主題歌「Oh, Pretty Woman」。さらにオリジナル曲で、デビューアルバムからリリーさんが選曲し、ELAIZAさん自身が作詞を手掛けた「Antique」を披露。収録が終わる頃には、「今日はELAIZAがゲストとしてちゃんとかわいく映ってるか、僕も緊張した」とリリーさんが話すと、水原希子から「リリーさん、お父さんですね!」と言われる一幕も。終始、温かな空気の中、収録は進められたという。<ELAIZAコメント>ちょっと番組孝行したいなと思って、カバーの候補曲を探して。1曲目「ルビーの指環」は、すごく緊張しました。去年の「カバーズフェス」のときに、寺尾さんが1個1個の音を楽しんでいる感じが本当に格好いいなと思って、私もカバーしたいなって思って選びました。2曲目の「Oh Pretty Woman」は・・・なんか、この曲を今、私が歌うことによってジェンダーフリーにしたかったっていうのはありましたね。最後「Antique」は、歌番組で初めてぐらい、全く緊張しなくて・・・。早くお見せしたかったんですよね、早く伝えたかったから、すごく嬉しい気持ちがたくさん芽生えて、それがまた新発見だったので、すごく幸せな時間でした。「The Covers」は11月28日(日)22時50分~NHK BSプレミアム/BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2021年11月12日●音楽は生活の一部遊び心ある曲作りも明かすモデル、女優に加え、「ELAIZA」名義でアーティストという肩書も加わった池田エライザ。9月4日にはモデルとして「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(マイナビ TGC 2021 A/W)でランウェイを闊歩、9月6日には1stアルバム『失楽園』に収録されるデビュー曲「Close to you」を先行リリースした。女優としては、現在放送中のNHKよるドラ『古見さんは、コミュ症です。』のヒロイン・古見硝子役が話題を呼んでいる。まさに八面六臂の活躍ぶりを見せる池田を直撃し、創作活動についての話を聞いた。マイナビ TGC 2021 A/Wでは、レザー素材の全身黒コーデやアニマル柄のコートを羽織ったコーデなどを披露した池田。今回もオンライン開催となったが、池田は「お客さんはいらっしゃらないけど、SNSでたくさんのコメントをいただきました。また、オンラインだからこそできる立体的な演出など、次世代のエンターテイメントとして確立されていたので、そういう新しさや素晴らしさも感じました」と前向きに捉えていた。歌番組などでは、すでに美しい歌声を披露していた池田だが、ついに「Close to you」でアーティストとして本格的にデビュー。1stアルバム『失楽園』については「まずは1曲出しましたが、それ以降に出す曲は、かなりイメージが違う曲になったと思うので、多角的に楽しんでいただきたいです」とアピール。アルバムについて池田は「特にコンセプトもなく、ただ1つ『失楽園』という題材だけがありました。そこから派生して、ギリシャ神話やアダムとイブなどをモチーフにした曲もありますが、決め込まずに作っていきました」と、感性の赴くまま、自由に曲作りをしていったとか。池田の集中力はすさまじく「私は十何時間もレコーディングブースにいられる人なので、曲によっては1日に3曲レコーディングしたり、作った後にもう一度組み立て直したりもしていました」と言う。「例えば、すぐ近くにあったティッシュの音を取り入れてみたりと、かなり手作感があります。他にも音を逆再生して何か意味を出してみようとか、ちょっと動物っぽい機械音を入れてみようとか、音を足し引きしながらライブ感のある作り方をしていきました」と遊び心があって面白い。「これが今のエンターテイメントなので、それを楽しんでください、と言うのは、すごく無粋な気がしていて。 私たちも自由にやるし、皆さんも自由に楽しんでいただければと。それでもし共鳴したり共感してもらえたら、いつかライブという形で集まっていただけたらいいなあと思っています」音楽は常に生活の一部だったという池田。「自分のルーツをたどると、お芝居よりも音楽の方が先で、十何年も前に遡ります。うちはお母さんもシンガーだし、おじいちゃんもギタリストだったので、卵が先か鶏が先かという感じです。お芝居はまだまだ勉強中だから、未熟で仕方ないなと思い、家に帰ってから反省することも多いのですが、音楽は自然発生的というか、その時にしか作れないものなので、後悔することがないんです。今しかできないことを閉じ込めて曲として出している感じですね」●常に考えていることは「どういう余韻が残せるか」女優としても大活躍で、今年公開の映画『騙し絵の牙』、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』や、現在放送中のNHKよるドラ『古見さんは、コミュ症です。』などに出演。2020年には、映画24区の青春映画製作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾である『夏、至るころ』で監督デビューも果たした。映画監督をした感想については「面白いです」と即答する。「自分が書いた脚本を自分で監督する作品で、参加してくれた役者さんたちが今まで自分が人生で出会ったことのないような感情に触れてくれるなんて本当にすごいことです。彼らが『自分にこんな感情があるなんて、知らなかったです』と言ってくれる瞬間に自分が監督として立ちあえて、それをフィルムに収められたのは、すごいミイラを発掘したみたいな感覚でした」これだけアグレッシブに様々なことを表現している池田だが、産みの苦しみなどを感じたりすることはあるのだろうか。「大いにあります。私は、映画を作ることも音楽を作ることも、壮大なおせっかいだと思っているので。それらは、すごくお金がかかるおせっかいだなあと感じることがあります。でもだからこそ、1つの曲を世に出すにあたり、たくさんの人が関わることを意識しなきゃいけないなと思っています。曲を聴いたり、映画を観てくれたりする人たちに、どういう余韻が残せるだろうかということは常に考えます」というが、その一方で「すごく難産な時もありますし、途中で丸ごと捨てることもたくさんあります。時代錯誤だと思ったらすぐに捨てます」と潔い一面もあるとか。おそらく多忙を極めているに違いない池田だが「常に休みたくはあるんですが、休むと働きたくなるんです。最適なバランスを探っても、それが整った瞬間、そのバランスが最適じゃなくなる可能性もあるので、常に探り探りやっています」と言う。映画監督以外にも、カメラマンとして、雑誌のグラビアを撮影したりと、まさに天から二物も三物も与えられている池田。マルチな才能を称えると「私はただ、オファーをいただいて、毎回やっているだけなので、そんなふうに言われると、びっくりしちゃいます。確かに私はいろんなことをやらせていただいていますが、自分自身はこうなりたいとか、何かを成し遂げたいと思うことは全然ないんです」と恐縮する。「夢がたくさんあるかといえばそうでもなくて。もちろん自分やみんなが働く環境を整えて良くしたいという思いはあっても、自分自身がすごい人になりたいとは全く思ってないです。だからこそ、いろんな手段で表現することに関わり続けてきたのかなと思います」今後も様々なフィールドで活躍する池田から目が離せない。■池田エライザ1996年4月16日生まれ、福岡県出身。2009年に『ニコラ』専属モデルとしてデビュー。2011年、映画出演をきっかけに女優として注目を集め、映画、ドラマと活躍の場を広げる。Netflix『FOLLOWERS』(2020年春配信)で演技の幅を開拓し、2020年には映画『夏、至るころ』で映画監督も務めた。2021年は映画『騙し絵の牙』、『賭ケグルイ 絶対絶命ロシアンルーレット』をはじめ話題作品に多数出演。9月6日から放送のNHKよるドラマ『古見さんは、コミュ症です。』にヒロインとして出演中。2022年公開映画『真夜中乙女戦争』が公開を控えている。
2021年10月22日女優の池田エライザがCM監督に初挑戦した、UCC上島珈琲「UCC COLD BREW」の新Web CM「香るどブリュー Directed by ELAIZA IKEDA」全4編が17日、同製品のブランドサイトとYouTubeほか各SNSにて公開された。池田がオーディション審査から企画・演出・撮影までプロデュースした今回のCMは、「エライザのくつろぎ時間編」「ちゃっかりデカフェ編」「わたしの朝のゆったり時間編」「こだわる男の香るどブリュー編」の全4編。4名の出演者は、TikTokアプリで開催した「#香るどブリューオーディション」参加者の中から選定した。撮影では、池田がCM監督として、伝えたい商品の魅力の説明や、出演者に丁寧かつ熱血な演技指導を実施。「『 デカフェ』ってわかりますか? 『カフェインが入っているコーヒーを飲むと眠れなくなる』って聞いたことありません? カフェインが入っていないコーヒーだと、夜にぐっと飲んでも眠れなくならないんです」と商品のポイントについて丁寧に説明し、初演技に挑戦する出演者に自ら実演しながらアドバイスした。また出演者に優しく「リラックス〜(笑)!」と声をかける場面もあった。○■池田エライザコメント商品の伝えたい魅力がいくつもあって、その中のひとつとして「香り」が素敵だと感じている部分だったので、“香り高さ”を映像でどう伝えるのか、難しい作業でもありましたが、楽しく作りました。今回は、魅力的な方々とCMを作ることができましたので、皆さんも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。ぜひご覧ください!
2021年09月17日女優の池田エライザが出演する、デヴシスターズ・キャラクター収集RPGゲーム「クッキーラン:キングダム」の新CM「クッキーソング:勢揃い」編、「クッキーソング:大冒険」編が、4日より放送される。新CMでは、池田が「クッキーラン:キングダム」の各キャラクターにインスパイアされた、オシャレな衣装で登場。定番の勇敢なクッキーや、妖艶な雰囲気のラテ味クッキー、恥ずかしがり屋で愛らしいイチゴ味クッキー、怒りっぽい紅イモ味クッキーなど、多彩な表情を披露する。「クッキーソング:勢揃い」編では、池田がステッキを振ったり、シャンパンを持って踊ったりと、各キャ ラに合わせたポーズや振り付けで、キャラクターの特徴や世界観を表現。「クッキーソング:大冒険」編では、クッキーランシリーズ初となるRPG仕様を表現すべく、池田がクッキーたちと走ったり、武器を振りかぶりながらジャンプして、巨大な敵に立ち向かう姿を描く。池田本人が歌ったCM楽曲にも注目だ。またYouTubeでは、池田のダンスをフルバージョンで見ることができる「クッキーソング」編や、小野賢章や鬼頭明里の音声を楽しむことができる 「キャラボイス」編も公開される。○■池田エライザ インタビュー――「クッキーラン:キングダム」のCMキャラクターに就任した感想をお聞かせください。本当に「クッキーラン:キングダム」を楽しく、プレイしていたので知っていたのかな、と思いましたし、いろんなことが語れるはずだと、思いました!――今回のCM撮影の感想をお聞かせください。普段自分が遊んでいるゲームのキャラクターになるという経験は初めてで貴重な経験ですし、キャラごとにいろんな性格があって、そのキャラクターを表現したりなりきってみるのが楽しかったですし、ウキウキしました。チェリー味のクッキーは周りからも好評で、楽しかったですし、ラテ味のワンピースは純粋にきれいでほしいなと思いました。――今回のCM撮影でこだわった点や難しかった点をお聞かせください。表情筋をすごく求められたんですが、表情筋が追い付かなくて大変でした(笑)。「うわぁー」という表情が難しかったんですが、それが楽しかったです。――今回の撮影でお気に入りのポーズがあれば教えてください。勇敢なクッキーですね。クッキーの杖を動かしたりするポーズでキレのある動きができたので、それがすごく楽しかったです。――ご自身も実際に遊ばれているとのことですが、お気に入りのキャラクターをお聞かせください。悩んじゃいますね……。そしたら私のパーティーを発表します。まずダークチョコクッキーを使ってます。突撃型ですね。そしてイチゴクレープ味クッキー。これは防御型の子。最新の海の妖精クッキー。そしてエスプレッソ味クッキーと、ピュアバニラ味クッキーです。これを聞いただけで遊ばれている方は、かなりやりこんでいることをわかっていただけると思います。今最前線の子たちは全員レベルマックスにしています(笑)。――今回の撮影では衣装の変化も見どころですが、池田さんの人生の中でのターニングポイントは何でしょうか?たくさんターニングポイントはあって、2年前まではお仕事に対してやる気だけで戦ってきたところを、他の人からアドバイスをいただいて、いろいろ知識を深めたり興味を持って、仕事に取り組むようになったことだったんですけど、2019年になるタイミングで、「もっと人とコミュニケーションをとろう」と決めたのがターニングポイントで、そこから人見知りを少しづつ克服してきているというか、変化中ですね。友達も何人か増えましたね!――友達が増えたとありますが、ゲーム内でも友達は増えましたか?友達申請はよくするんですけど、なかなか申請を承諾してもらえないですね……。韓国ユーザーもレベルが同じくらいだと友達になったりするんですけど、せっかくなので日本人ユーザーを探したりして、そういったギルドに入ったりしています。意外とゲーム内にいますよ! 全部カタカナで家の猫の名前で登録しているので、エライザとは登録していないですけど、転がっていると思うので探してみてください!――CMをご覧の皆様へメッセージをお願いします。私もウソなく、「クッキーラン:キングダム」に大大大熱中でございます。CMをご覧になった方はきっとみんなが勇敢に戦いに行くぞーというゲームと思った方もいらっしゃると思うんですけど、ストーリー要素もすごくしっかりあって、私はそのストーリーにうるっときたりとか、自分が念入りに育てたキャラクターが活躍するとわくわくするので、育成という視点でも楽しんでもらえるのではないかと思います。ぜひ育成や作物を育てるのが好きな方も楽しめると思うので、気兼ねなく挑戦してみて下さい。皆さんもぜひ一緒に「クッキーラン:キングダム」を楽しみましょう!
2021年09月03日8月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった千葉真一さん(享年82)。本誌に見せていた野際陽子さん(享年81)との日々を本誌秘蔵写真で振り返るーー。60年を超える芸能キャリアでも、常にマスコミをにぎわせてきた千葉さん。その中でも本誌の取材がとりわけ多かったのは、野際さんとの夫婦生活だった。東映アクションドラマ『キイハンター』での共演がきっかけで、’73年に結婚した2人。日の出とともにエーゲ海の船のうえであげたという結婚式の思い出とともに、1カ月余りの旅行から帰国すると、「指輪とヒゲがお土産なのよ!」と報告してくれた。その後、のちに女優となる真瀬樹里(46)が生まれ、おしどり夫婦として知られたが、SONNY CHIBAとしてハリウッドでの活動を本格化したい千葉の思いによって離婚。2人そろって記者会見を行った。野際さんは’17年に死去。千葉と同じく、晩年まで精力的に活動していた。天国で再会し、残した家族や俳優仲間たちをいつまでも見守ってくれるだろう。
2021年08月27日池田純矢が作・演出を手掛ける「エン*ゲキ」シリーズの 5 作目となる『-4D-imetor(フォーディメーター)』が8月5日(木)に開幕する。生駒里奈・池田純矢のW主演で上演されるエン*ゲキシリーズ最新作は、〈量子力学〉がテーマ。四次元世界と超能力を“イリュージョンマジック”でみせ、奇術×謎解き×演劇の融合で贈るアトラクション・エンターテインメントになるという。果たしてどのような舞台ができあがりつつあるのか、稽古真っ只中の池田と生駒に話を聞いた。想像以上に面白くなっている――あと2週間で開幕というタイミング(取材時)ですが、どんな作品になっていますか?池田昨日は初めての通し稽古でしたが、想像以上に面白くなっていますよ。僕が役者としてほとんど入れていない(作・演出も兼ねているため)ので、まだ全体像は見えていないんですけど、勝ったな!と思いました(笑)。――どういうところが魅力になっていますか?池田「観たことのないもの」になっているんじゃないかと思います。この「エン*ゲキ」シリーズでは毎回新しい試みをしていきたいと考えているのですが、今作も、前作(エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』)でできた音楽と演劇の新しいカタチでの融合のような、「観たことのないものができあがっていっている」という感覚は今すごくあります。――今作は演出にイリュージョンマジックも取り入れているのですよね。池田そうなんです。でも決して“マジックショー”にはならず、ギミックとして物語に溶け込んでいて、だけど驚きに繋がるような、そんな使い方ができたと思います。アクションも割とあって、それも舞台では観たことのないものになっているはず。これはお客様に満足して帰ってもらえるのではないかという予感が、昨日の通し稽古で確信に変わりました。――生駒さんは今、お稽古場でどんなところを楽しんだり苦労したりされていますか?生駒楽しいです。苦労しているのは、マスクしながらアクションすることですかね。――池田さんもアクションは「観たことのないもの」とおっしゃっていましたが。生駒私は小さい頃から日曜朝は仮面ライダーや戦隊ものを好きで観ていたので、アクションは、そういう自分の憧れを一番大事にしながらやってます。やっぱり“ライダーキック”ってカッコいいじゃないですか。ああいうことができたら、という一心でいます。お芝居としても、昨日の通しでいろんなことが見えましたし、まだ足りないところもわかったし、整頓もできたので、また今日から一歩一歩しっかり積み上げていきたいです。ノアちゃんに純粋に憧れている(生駒)生駒里奈の中でも1、2を争うハマり役(池田)――ご自身が演じるノア役はどう捉えていますか。生駒ノアちゃんが真っすぐでいればいるほど、熱いものになるし切ないものになるんじゃないかと思っています。だから今回はすごくわかりやすくしっかり伝えるということがいいのかな、と通し稽古を終えて思いました。――役と向き合ううえではなにを大切にしていますか?生駒私はノアちゃんに純粋に憧れているんだと思います。だから、向き合うというよりかは憧れている人に近づきたいという感覚です。ただ、ノアちゃんの考え方やスタンスは自分が大切にしているものとも近いので、自然にできています。――池田さんから見て、ノア役の生駒さんはどんな印象ですか?池田素晴らしいです。生駒里奈の魅力が存分に前に出ていると思いますし、僕はいこちゃん(生駒)の出演作をいろいろと観ているのですが、その中でも1、2を争うハマり役なんじゃないかなとも思っています。僕が観客として観たら、「生駒里奈、この役よかったね」と言うと思いますから。――池田さんご自身の役柄・渡来暦(わたらいこよみ)の魅力もお聞かせください。池田とても魅力的な役だと思っています。だからこそ、絶対この役だけはやりたくないと思っていました。要は恥ずかしくなりたくないんですよ。「この人、この役やりたくてこの本を書いたんだな」と思われたら、しゃくじゃないですか(笑)。でも、他のカンパニーにこの役でどうですかと言われたら、一も二もなくやりたいですと言うような役です。考え方にしろ、お芝居の幅にしろ、キャラクター表現にしろ、自分が持っている技術や感性がふんだんに盛り込める役柄なので、お客さんから「この役がやりたかったんだな」ではなくて「この役は池田しかいなかったな」と思われるべき、ということですね。そこに近づけるために、今はまだイメトレですが日々稽古しています(笑)。――お互いの印象をお聞かせください。池田いこちゃんと作品づくりをするのは今回が初めてなのですが、思っていた以上に素敵な人だと思いますし、思っていた以上に気が合いますし、いい意味ですごく色んなものが更新されている感じがしますね。生駒私は、演出家なのに失礼なくらいため口をきいてしまっています(笑)。気が合うが故、ということなんですけど。だから、今はこういう芝居をしたけど多分ああしたほうがいいな、とかっていうこともなんとなくわかります。自分がそう感じた時は、(ダメ出しで)実際にそう言われることも多いです。――演出家としての池田さんはどんなふうに映っていますか?生駒演出家の時はびっくりレベルでやさしい(笑)。池田はは!生駒だからこそがんばりたいなと思えます。――今作のテーマは<量子力学>ですが、理系が苦手でも大丈夫でしょうか?池田大丈夫だと思います(笑)。なにも知らない人も楽しんで観ていただけますよ。それに、登場人物に渡来の助手・山田(田村心)というのがいるんですけど、この山田がけっこうおバカな人で(笑)、彼が聞き役で物語が進んでいくつくりになっていますから、「山田がいるので大丈夫です!」とお伝えしたいですね。生駒私も量子力学は1ミリもわからないまま演じているので大丈夫です!(笑)見どころはアクションと山田(田村心)の一発ギャグ――見逃さないでほしいところや楽しみにしていてほしいところを教えてください。池田いっぱいあるな~。生駒私、大好きなところがあります。池田なに?生駒山田の一発ギャグ。二人ははは!池田稽古場でもみんな毎回楽しみにしているんですよ。生駒大好きなんです。本人が考えてやっているので、これどうやって考えたんだろうとか想像するのもすごく面白い(笑)。――山田はコミカルな役なんですね。池田完全なるコメディリリーフです。今作の笑いは彼にかかっていると言っても過言ではないです。右から2番目が、田村心演じる山田一郎。今作の笑いは彼にかかっている?!――他にはなにかありますか?池田やっぱりアクションは魅力のひとつだと思います。いこちゃんにも、「この作品が終わったら、プロフィールの特技に“アクション”って書きなよ」と言ったくらい。生駒大千秋楽が終わったら書きます(笑)。池田お客さんもびっくりすると思いますよ。生駒今までの私からは想像できないアクションですね。池田あれはスタントマンのアクションだと思う。生駒昨日気付いたんですよ。「あれ、なんかヤバいことさせられてる……」って(笑)。池田(笑)生駒今までを「動いていないです」と言えてしまうくらい動いてますから。でも楽しすぎて、練習でミット打ちしている時に「もっと習いたい」と思いました。こんなに楽しいんだ!って。池田デビューからずっと追いかけて来られた方々も初めて見るレベルなんじゃない?生駒そうだと思う。アクション後にその方々の反応を確認したいくらい(笑)池田あとは、劇場で驚いてほしいので具体的には言えないけど、劇中にとんでもないギミックがありまして。きっと何回観ても楽しいものになっていますし、そのために“おかわり”もしたくなると思う。――マジックが織り込まれているということですか?池田さまざまです! あちこちに散りばめられているので、ぜひ観てほしいですね。エン*ゲキ#05『-4D-imetor』チラシ――生駒さんは山田の一発ギャグ以外なにかありますか?生駒(笑)。いいシーンが多いと思います。量子力学がテーマと言うから科学的な面白さなのかなと思われる方もいると思うんですが、人の絆がとても感じられるし、自分ってなんだろうとか思いがちな方々に向けては、「大丈夫だぞ、自分の存在価値はあるぞ」ということを、浴びせかけられるような作品かなと思います。――池田さんがこの作品が書かれたのはずいぶん前ではありますが、このコロナ禍の1年で、多くの人がそういうことを考えましたよね。池田そうですね。意図せず1年延期したことで、ピッタリになったんじゃないかと僕も思います。人生の価値ってなんだろうとか、生きているってなんだろうとか、自分自身ってなんだろうとか、考えた方はたくさんいらっしゃると思いますし、そこへのメッセージを届けられそうです。――最後に、今お稽古場で楽しんでいることをそれぞれ教えてください。池田稽古場に来るのが本当に毎日楽しいです。もちろん稽古はすごく疲れるんですけど、毎朝起きて、「今日も稽古がある」ってウキウキしながら家を出る。我慢を続ける毎日の中で、自分自身もこの作品に救われていることをすごく感じます。毎日みんなと会えるのが楽しいです。生駒私も純粋にお稽古が楽しいです。すごくしあわせだなって感じます。あとはアクション。だから早くカッコよく動けるようになりたいです。――どんなアクションが理想ですか?生駒仮面ライダーW。一番好きな仮面ライダーなので!取材・文:中川實穗ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント池田純矢さんのサイン入りチラシを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!エン*ゲキ#05『-4D-imetor』【東京公演】2021年8月5日(木)~2021年8月15日(日)会場:紀伊國屋ホール【大阪公演】2021年8月28日(土)~2021年8月29日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール★8月5日(木)19:00公演はライブ配信あり。詳細は公式サイトへ()
2021年08月04日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。社会を見つめるヒントをたくさんくれた、田嶋陽子さんの登場も、今回がラスト。第4回は、これからの未来の日本について、語ります。男も女も、互いにラクになれる方法を見つけよう。高度経済成長期、日本経済は右肩上がりでしたが、それは家庭に専業主婦という“無料で家事をしてくれる人”を抱え込むことで、男性が長時間働けた結果のこと。その一面、男は過剰な残業に苦しみ、女は家事を押し付けられて自活できなかった。現在、日本の経済は残念ながら下降線をたどっており、男だけが働き、男だけがトップにいるという既存の社会構造は、限界が来ています。確かに、出産は女にしかできないことだけれど、あとは男女ではなく人間としての個性の問題。お互いに参画し、お互いの重なり合わない部分を補え合えば、世界は1+1=2ではなく、何層倍も豊かになるはず。女性もフルタイムで働けば、男性の負担も減る。みんなで5時に仕事を切り上げ、家族で食事を作って一緒に食べられる。子育て支援事業を充実させれば、経済も回り、子供を産みたい人が増える。それが本当の意味での豊かな社会だと思います。イヤになっても、投げ出さず向き合うことが大事。イギリスに留学していたとき、毎朝ホストファミリー親子が政治の話をしていたの。当時のサッチャー首相に対して「こんなことをしていた」とか「あれは良くない」とか、意見を交わす。イギリス人にとって、政治はごく身近なものなんです。一方、日本では政治が“自分とは関係ない人がやるもの”になっている。でもコロナ禍でわかったでしょ?政治は自分の命に直結しているものなんです。良い社会にするために若い女性がまず何をするべきか?大事なのは、みんなが自分の責任で、自分の人生をしっかり生きることです。そうしたら、何が自分の邪魔をしているのか、何を変えるとラクになれるか、どんな国になったら生きやすいのか、少しずつわかってくるのでは?古い制度や法律が自分たちの足を引っ張っていたら、異議を唱えて変えていく努力をする。ちゃんと自分と社会と国と向き合って、生きていく。その気持ちがあるだけで、世界は確実に変わります。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。‘90 年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年7月7日号より。写真・小川朋央(by anan編集部)
2021年07月03日俳優の池田純矢が作・演出を手がけるエンゲキシリーズの5作目となる最新作エンゲキ#05『-4D-imetor』の会見が25日、大阪・カンテレ本社で行われ、池田とイリュージョン監修のマジシャン・新子景視が出席した。去年5月に予定していた上演は新型コロナウイルスの影響により中止を余儀なくされたが、その後、公演日程を今年8月へ延期し、上演に向けて歩を進めてきた。『-4D-imetor』は、生駒里奈&池田純矢のW主演で、“量子力学”をテーマに、壮大なスケールで繰り広げられる謎解きミステリーだ。会見冒頭、池田は「本作は約1年前、1回目の緊急事態宣言が出た去年5月に上演予定でした。情勢もあり中止になったのですが、どうしてもこの作品を改めて届けたい気持ちがありました。今回の上演にあたり、新作を作るか、いったん中止にして折を見て…という選択肢もあったのですが、この時代にこそこの作品が必要なんじゃないかと思い、この情勢下ではありますが、延期公演として上演させていただく運びになりました。エンタテインメント業界は引き続き厳しい状況ではあるのですが、単純に笑って楽しめて、ほろっとできて。そういう心の栄養になるような作品を目指して参りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。続く新子は「僕からはごあいさつ代わりにマジックをお見せしたいと思います」と、まずは定番のフォーク曲げを披露。続いて記者に選んでもらったフォークを手にし、「イマジネーションの世界にブレインダイブします。だんだんフォークが柔らかくなってきている気が…」と言いながらフォークを軽く揺らしているうちに、先端部分がボトリと床に。ひと味違った「ブレインダイブ流フォーク曲げ」を目の前で見た記者からは拍手が起こった。当初の上演予定から延期となった1年ちょっと。「この期間を逆手に取ってブラッシュアップした部分は?」と聞かれると、池田は「脚本上はかなり改変しました」と即答。「まずは2時間以内で上演したいということで、短くしました。それからイリュージョンに関しても大幅に変更しました。当初の台本では客席に降りて、その場でお客様ひとりひとりに体感していただくという内容だったのですが、今の状況下でそれは厳しいということになりました。舞台上と客席が離れているとどうしてもお客様は一枚フィルターがかかっているような感覚になってしまうのですが、それをなんとか打破できるような、さらに逆手にとって、『直接触れてもいないのに起こるスゴイ現象』ができたらなという無茶振りを新子さんにしました(笑)。新子さんからのご提案に僕が演劇として成立させるための率直な意見を出させていただく中でベストな方法が見つかりました。これはこの状況だからこそパワーアップした部分だと思います。それから、生駒里奈さん演じるノアという役は記憶を失っているのですが、『自分とはなんぞや。何が自分を自分たらしめるのか』というテーマをコロナ禍以前に作った脚本の中でも掲げていたのですが、今のこの状況でそれを強く感じている方がたくさんいるんじゃないかなと思いまして、そのテーマの部分をより絞るというような改稿をしました」と明かす。新子は「ピンチをチャンスにという言葉がぴったり。このような状況下だからこそ、マジックがより体感型に進化できたのではないかと思います。いわゆる“待ちに待った登場”という形に仕上がったと思います。私個人としては、いわゆるマジックショーにはなってはいけない、マジックを演劇の中で見せるのではなく、マジックをうまく演劇のストーリーの中に溶け込ませた形にしなくてはいけない、という部分が非常に難しかったのですが、同時にやりがいも考えがいもある部分でもありました。池田さんのアイデアもお借りしながら、この2人だからこそできた演劇×マジックの新しい形の体感型舞台に仕上がったと思っています」と、コロナ禍で客席に近づけないがゆえに、数名の観客ではなく全員にブレインダイブして、全員が体感できるイリュージョンにスケールアップした経緯を語った。東京公演は紀伊國屋ホールで8月5日~15日で全16公演。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで8月28日~29日で全4公演上演。7月3日午前10時からチケットの一般発売がスタートする。
2021年06月26日人生の先輩的女性をお招きし、お話を聞く「乙女談義」。今月のゲストは、英文学・女性学研究者の田嶋陽子さんです。第2回の今日は、ご自身が最初に“理不尽さ”を感じた経験と、そこから得た教訓を伺います。“世の中は理不尽”、初めてそう思ったのは…。私が生まれた年の12月に太平洋戦争が始まりました。その後私は新潟の母の実家に疎開。当時は人がいっぱい死んであちこちでお葬式があったから、ある日私は従姉妹と“お葬式ごっこ”をして遊んでいたわけ。祖母の腰巻き…って、当時の女の人にとっての下着をお坊さんの袈裟に見立てて肩から斜めに掛けて、お茶碗をチンチン叩きながら村中を練り歩いた。そうしたら祖母にものすごく怒られて!で、文字通り、手にお灸を据えられたの。私は、悪い子として怒られたんだから…と熱くても我慢していたんだけど、なんと従姉妹はモグサを払いのけて逃げたの。びっくり!でも祖母は「(従姉妹は)すばしっこくていい子」と褒め、「それに比べて陽子はのろま」と…。なぜ素直に叱られた私ではなく、それを拒否し、逃げた従姉妹が褒められるのか。それが、私が人生で“理不尽”を感じた一番最初の記憶。それを長年考え咀嚼した結果、一つの結論にたどり着きました。その、幼い頃の経験をしゃぶり尽くした結果出てきた結論、それは、抑圧関係からは逃げていい、ということ。逃げるって、卑怯?それは互いの力関係が同じなら、逃げるのは卑怯かもしれない。でも例えば最初から格差があったり、こちらがきちんと扱われていない、そういった“対等ではない相手”からは、弱い立場の者は逃げていいんです。それは全然悪いことではない。私自身も、小さい頃はそういった理不尽から逃げられなかったけれど、大人になって職を得て、自分の人生を作れるようになり、やっと逃げられた。でも、女の人は逃げないですよね。というか逃げられないんです。それはなぜかというと、逃げた先で生きる術を持っていないから。自活ができなければ、結局は痛めつけられるまま、家庭や職場にいるしかない。だからこそ、自分の食い扶持を自分で稼ぐくらいの力を、女の人も持ってほしいと私は思います。いつでも逃げられるよう、力をつけましょう。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。’90年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年6月23日号より。写真・小川朋央イラスト・菜々子(by anan編集部)
2021年06月19日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、ジェンダー問題が課題である今の日本で、再び注目が集まっている、田嶋陽子先生。第1回はフェミニズムについてお聞きしました。“女”から解き放たれたら、人生はもっと広がる。大化の改新以降、女性の社会的地位は下がり続け、女の人は、“一人前の人間”として扱われたことはほぼありませんでした。江戸時代までは、極端な言い方ですが、“子産みの道具”。明治になると“良妻賢母”であれと言われたものの、それも妻や母という“役割”であって、“私という人間”の存在が認められたわけではなかった。ずっと役割の中だけで生きさせられてきた女の人たちが、人間として生きる権利を取り戻そうとする動き、それがフェミニズム。女も、男と同じ人間である。たったそれだけ、簡単なことなんです。女だからこうしろ、女だからそんなことするな。私が若かった頃に比べたら、女らしさの呪縛はかなり減りましたが、まだ今の日本の女性も、それを押し付けられている。でもその決めつけから解き放たれ、“人として”物事を考え、決められるような世の中になったら、人生はものすごく広がる。それを若い皆さんに知ってもらいたい。働き稼ぎ、家を持つ。それの何が悪い!(笑)私が通った女子大は、仕事を持ち自己実現をし、人や社会に尽くすことを教えてくれた学校。でも’60年代初頭、私と一緒に卒業した人たちは、ほとんどが就職することなく、あるいは短期間だけ働きお嫁に行きました。ただ、今の女性たちは、学校を出たら働いて、稼いで、そのお金で生きている。私からすると、それだけでも大きな変化。お金を稼ぐことは、おのれの足で立つこと。つまり、自由に好きに、自分の人生を生きる力なんですよ。お給料をもらってまず私は家の頭金を貯め始め、35歳で家を買ったの。誰にもとがめられず、自分らしくいられる場所があるっていい。しかも追い出される心配ないから、恋愛がイヤになったり、結婚に行き詰まったら躊躇なくやめられる(笑)。えっ?!今でも独身女性が家を買うことにウダウダ言う人がいるの?信じられない!カタツムリだって家を持ってるでしょ?働いてるなら、家買っちゃいなさい。あとがラクよ、おすすめ。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。’90年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年6月16日号より。写真・小川朋央(by anan編集部)
2021年06月13日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の池田朱那さんです。作品ごとに別人に見えるような、“化ける”俳優になりたい。「中学生の時に杏さんが出演する映画やドラマを観て、作品によって全く違う人に見えることに衝撃を受けたんです。そんな矢先にスカウトされて。私も化けられる俳優になろうって思いました」。それから4年が経ち、ドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK総合)など数々の話題作に出演。「共演者の方とセリフを交わす時、頭で考えず自然にすっと言葉を返せたことが、これまでに数回あって。芝居って嘘の世界だけど、ちゃんと現実になる時があるんですよね。そういう瞬間がとても気持ちいい!」週に4~5日は自炊をします。これはマグロのレアステーキなど。おしゃれなごはんは作れません(笑)。字幕を追わずに韓国映画を観たいから。韓国語を勉強中。言葉を理解してもっと芝居を感じられるようになりたい。食感も味も、すべてが好き。牛タンが大好物。焼き肉屋さんに行ったら、それだけをひたすら食べたい。いけだ・あかな2001年生まれ。ドラマ『インフルエンス』(WOWOW)や今秋公開の映画『彼女が好きなものは』などに出演。来年公演予定の舞台『群盗』ではヒロインに抜擢。※『anan』2021年5月26日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年05月25日広瀬すず、櫻井翔、江口洋介らが出演する現在放送中のドラマ「ネメシス」に南野陽子の出演が決定した。本作は、広瀬さん演じる天才助手・美神アンナと、櫻井さん演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリードラマ。第5話まで放送された本作。アンナの父・美神始(仲村トオル)失踪の謎、20年前の事件の真相に近づいていくネメシスだが、黒幕まであと一歩と迫る中、大きな問題が立ち塞がる。そこで、風真のかつての師匠である怪しげなマジシャンの力を借りることになるのだが、そんな元凄腕詐欺師にして現在はマジシャンという異色な経歴を持つ美しきコンフィデンスマン・緋邑晶を南野さんが演じる。中華街を根城とする緋邑は、人を欺くのはお手のもの。風真をポンコツ扱い、アンナをお嬢とあしらう緋邑がチームネメシスを救う…?南野さんは「マジックを実際にするシーンもあり、カードや角砂糖、花札を使ったものが出てくるんですけど、私はあまり器用な方ではないので、おうちでとりあえず100回は練習しようと気合いを入れましたね」と語り、「7話から見始めてもまだまだ間に合うので『ネメシス』をたくさんの方に楽しんでもらえたら嬉しいです。これからの展開を見逃さないでください!」とメッセージを寄せている。また、緋邑が登場する7話以降には、彼女だけではなくスピード狂の医者・上原黄以子(大島優子)のドライビングテクニックや、道具屋・星(上田竜也)の秘密道具、天才的頭脳を持つアンナの親友・四葉朋美(橋本環奈)のひらめき、AI開発者の姫川烝位(奥平大兼)の捜査力に、アクロバティックな料理人・リュウ楊一(加藤諒)のアクションも大活躍。さらに、7話のラストで驚愕の真実が。これまでの物語の全てが伏線になっており、探偵事務所ネメシスが追う事件の真相が明かされていく。「ネメシス」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年05月10日ハナレグミが、盟友・池田貴史(レキシ/ex. SUPER BUTTER DOG)をスペシャルゲストに迎えた「発光帯」のスタジオライブ映像を公開した。3月31日にリリースされたハナレグミのアルバムの表題曲「発光帯」は、池田貴史が作曲・プロデュース、原田郁子(クラムボン)が作詞を手掛けた渾身のバラッドとなっている。今回の映像は、アルバム『発光帯』の発売を記念して3月31日にYouTubeで生配信された『ニューアルバム「発光帯」発売記念弾き語りライブ&トーク“発酵タイム”』で披露されたもので、池田貴史がピアノを弾きハナレグミが横にマイクを立てて同曲を歌唱している。この生配信では実際にアルバムがレコーディングされたスタジオを舞台に、制作秘話や作品にまつわるトークと弾き語りライブが行われた。「発光帯 with 池田貴史」from “発酵タイム”2021.3.31<リリース情報>ハナレグミ 8th FULL ALBUM『発光帯』2021年3月31日(水) リリース●完全生産限定盤(CD+DVD / スペシャルパッケージ仕様) 5,500円(税込)●通常盤(CD) 3,300円(税込)『発光帯』完全生産限定盤ジャケット『発光帯』通常盤ジャケット【CD】01. モーニング・ニュース02. 発光帯03. 独自のLIFE04. 賑やかな日々(映画「おらおらでひとりいぐも」主題歌)05. ハイ!チーズ06. 僕のBUDDY!! (FM802×TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング ハナレグミVer.)07. 棚から落ちたホリデイ08. 笑う月 〜ムーンライト〜09. on & on10. Quiet Light(クラシエ薬品「漢方セラピー」ブランドソング)【DVD】 ※初回限定盤のみ付属「出前THE MOMENT」01. ハンキーパンキー02. 大安 ~ 今夜はブギー・バック03. きみはぼくのともだち04. おあいこ05. 祝福06. ムーンライト07. Peace Tree08. 明日天気になれ09. サヨナラCOLORハナレグミ「発光帯」MVハナレグミ「独自のLIFE」Live Videoハナレグミ「Quiet Light」MUSIC VIDEOニューアルバム『発光帯』完全生産限定盤DVD ティザーハナレグミ ニューアルバム『発光帯』特設サイト<ツアー情報>ハナレグミ『ツアー発光帯』※終了分は割愛5月13日(木) 福岡 Zepp FukuokaOPEN / START18:00 / 19:005月18日(火) 東京 Zepp TokyoOPEN / START18:00 / 19:005月27日(木) 愛知 Zepp NagoyaOPEN / START18:00 / 19:005月28日(金) 大阪 Zepp Osaka BaysideOPEN / START18:00 / 19:00【Musician】Ba:鈴木正人 / Guitar:石井マサユキ / Dr:坂田学 / Key:ハタヤテツヤ【チケット】料金:7,700円(税込)全指定席・ドリンク代別・未就学児入場不可ハナレグミ オフィシャルサイト
2021年05月05日モデルで女優の池田エライザが、セイコーウオッチ「セイコールキア」の新ライン「I Collection」のイメージキャラクターに起用され、新キャンペーンに出演することが8日、分かった。新キャンペーン第1弾では、今を生きる女性に深く関わりのある「“私”らしさとは」「働くということ」「身に着けるものについて」など10のテーマに沿って、池田に120分のロングインタビュー。1万5,000字を超える書き起こしから丁寧に抽出した100の言葉をそのままコピー化し、公式インスタグラムや、動画、リーフレットに展開していく。公式インスタグラムでは、ドキュメンタリーのようなビジュアル展開をベースに、池田の言葉を用いた動画や写真、テキストの投稿を毎週2~3回、1年間にわたって発信。インスタグラムで公開する10のショートムービーは、ルキアのホームページとYouTubeチャンネルでも、総集編としてまとめたものが掲載される。また、26日(20:00~20:30)にはインスタライブも予定。イメージキャラクター就任の挨拶をはじめ、池田が自分らしくあるために意識していること、影響を受けた本や音楽を紹介するコーナーなど、さまざまなコンテンツを配信する。I Collectionの「揺らがずしなやかに、自分らしく今を生きる女性のための新コレクション」というコンセプトにちなみ、池田に自信を持つために意識していること、実践していることを聞くと「人の話をよく聞くこと」だといい、「人の多面性を認めることができれば、自ずと自らの多面性を受け入れられるようになると思います。想像することを楽しみ、さまざまな言葉をポジティブな方向から考えてみることが、私の中での自信を持つ方法です」と語る。また、ロングインタビューの10のテーマで大事にしているのは「どれもとても大切ですが、『未来をどう描くか』ということは最も大切なテーマ」だと明かし、「自分でも勘違いしてしまいやすいところであり、人と話している時に、ハッとさせられる部分でもあります。自分で未来に希望が持てなくしちゃったり、決めすぎてがんじがらめになったり。描く未来を常に更新しながら、揺らがずしなやかに生きていく、という意味で大切にしています!」と説明した。
2021年02月08日モデルで女優の池田エライザがauのCM“三太郎”シリーズで親指姫として歌うオリジナル楽曲「みんなってエブリワン!」のフルバージョンMVと楽曲が、14日より配信開始された。「みんなって言っても同じじゃない」「みんなちがう、だから面白い」というメッセージが込められた同曲。フルバージョンのMVは、Apple Music、smash.、三太郎スペシャルページ、YouTubeで公開され、楽曲配信はApple Music、うたパス、auスマートパスプレミアムで先行配信、20日からはその他音楽配信サービスでも一斉配信される。同曲をテーマソングにしたCM「みんなってエブリワン!」編では、5人の爺さんの発する光によって、三太郎と親指姫が現代の渋谷にタイムスリップしてしまう。三太郎たちは未来の世界に戸惑いながらも、現代の渋谷を駆け巡るという物語。「みんなってエブリワン!」を通して、元気を届ける内容となっている。
2021年01月14日モデルで女優の池田エライザが、ファッションメディア「ELLE」による「エル シネマアワード2020」で、新世代をけん引する映画人に贈る「エルガール賞(※今年はエル・ガール ニューディレクター賞)」を受賞し、7日にオンライン生配信で行われた授賞式に参加した。今年はNetfilx配信の『Followers』、映画『一度死んでみた』など女優としても活躍した池田だが、今回は初めて監督・原案を手掛けた作品『夏、至るころ』が評価されての受賞となった。同作は、緑あふれる故郷の山々に抱かれながら、友情を育んできた男子高校生の翔(倉悠貴)と泰我(石内呂依)が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとる物語。10代で上京した池田自身のエピソードをもとにオリジナル脚本を映像化し、瑞々しい演出力を発揮した。韓国で開催された第21回全州国際映画祭、中国の第23回上海国際映画祭に正式招待されるなど、未来の映画界を担う次世代クリエイターとして華々しいデビューを飾っている。受賞者VTRでは、フェンディのドレスに、ブルガリのジュエリーをまとい、モデルとしてのオーラも放っていた池田は「ファッション誌の中でも特に映画への愛情を今までたくさん企画されてきたELLEから、本当に栄誉ある賞をいただけて、すごく幸せです」と喜びをあらわにし、「自分で自分に制限をかけずにいろいろなことを学び続ければ、可能性が広がっていくことを、私を通じて誰かに伝わったらいいなと思っています」と、監督経験を経て感じたことを語った。そのほか「エル シネマアワード2020」では「エル ベストアクトレス賞」を蒼井優、「エル ベストディレクター賞」を黒沢清監督、「エル メン賞」を横浜流星が受賞した。
2020年12月07日一度見たら忘れられない、強く大きな瞳が印象的な女優、池田エライザ。ハイメゾンのモードなコートを着て、個性溢れる冬スタイルを披露します。大判のチェック柄グラデーションが目を引く一着。淡いブラウンの発色が絶妙!裾にあしらわれたフリンジや、ジャケットとケープが一体化したようなデザインなど、一目で心惹かれるルックスが魅力。落ち感の綺麗なシルクブラウスに、スカート風ショートパンツ、ネクタイを合わせて、キャッチーなトラッドスタイルに仕上げて。ケープ¥740,000ブラウス¥260,000タイ¥49,000ショートパンツ¥185,000ブーツ¥185,000(以上ディオール/クリスチャン ディオール TEL:0120・02・1947)マニッシュな黒レザーを女性らしいタイトフォルムで。端正なデザインのコートは、さらっと羽織るだけで一気にシックなムードを演出。柔らかいラムレザーの控えめな光沢感が、上質感を後押し。スタンドカラーのフリルシャツや、キャラメルカラーのベルベットパンツなど、主張のあるアイテムと合わせても、全体が大人びた表情に。コート 予定価格¥690,000ブラウス 参考商品パンツ¥81,000ブーツ 予定価格¥130,000(以上セリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン TEL:03・5414・1401)ジレにもなる2way仕様で幅広い季節に活躍。カーフスキンを用いた、やさしい色みのブラウンコート。薄手のカーフスキンだから動きやすく、スリーブを外せばジレとしても着られる嬉しい機能性!ロングフリンジが施されたバッグ、ボリューミーなラバーブーツなど、ユニークなデザインの小物を駆使してオリジナリティを発揮。レザーコート¥1,011,000ドレス¥323,000バッグ¥340,000ブーツ¥69,000※参考色(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120・60・1966)丸みを帯びたコクーンシルエットに一目惚れ!ウエストのサイドから腕を出す、ケープ型デザイン。たっぷりの布を使用したショルダー部分や、ブラウンの濃淡で魅せる2種類のチェック柄も印象的。これだけで十分サマになるから、一枚で抜群のセンスを放つ。足元には、きらびやかなパールが配されたシューズでアクセントをプラスして。コート¥369,000シューズ¥135,000(共にロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)いけだ・えらいざ1996年4月16日生まれ。福岡県出身。女優。初監督を務めた映画『夏、至るころ』が12月4日より公開。また、出演する映画『騙し絵の牙』、『映画 賭ケグルイPart2』が2021年に公開を控えている。※『anan』2020年12月9日号より。写真・嶌原佑矢スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・秋鹿裕子(W)(by anan編集部)
2020年12月02日モデルで女優の池田エライザが初監督を務める映画『夏、至るころ』(12月4日公開)に、夏木マリら著名人や映画評論家から賛辞が寄せられた。同時に、池田の演出中の写真も公開された。緑あふれる故郷の山々に抱かれながら友情を育んできた高校3年生の翔と泰我が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとる物語。少年たちが打ち鳴らす和太鼓の力強いリズムや、不思議な少女・都が奏でるギターの旋律、蝉の鳴き声や美しい自然の音に池田のセンスが光る、初の原案・監督作となっている。今回コメントを寄せたのは、夏木マリや上白石萌音ら女優から、映画監督の矢崎仁司氏、映画評論家の南波克行氏、映画ライターや大学教授陣など多数。夏木は「初指揮にして幸せをテーマに抱えるとは何という手腕! 気づかない日常から、幸せは近くにあることを映す演出は見事」と分析し、「そして、新人が魅力的な映画はいい映画に決まっているのです。監督デビューおめでとう……素晴らしい……」と祝福も兼ねた声を。上白石は「池田エライザという人の目に、世の中がどう映っていたのか、そしてどう映っているのかを、少し覗かせてもらったような気がしました」、南波氏は「真の才能の凄さにひれ伏す思いです」と言葉を並べた。矢崎監督は「絆とか団結とか、いろいろと不穏な空気の世界に投げ込まれた新鮮なパプリカ。同じ方向に走らされている今、『いつでも立ち止まっていいんだよ』って手渡されたピクルス。池田エライザ監督は映画と格闘して、決して甘くも苦くもない、酸っぱい映画を生んだ。ありがとう」とコメント。そのほか、「多方面で多彩なエラさん(池田エライザ)の頭の中を垣間見れた気もして俳優仲間として、友人としても、嬉しくなれました」(山田裕貴)、「こんなにピュアでさわやかな青春映画は、久しぶりだ」(西脇英夫氏/映画評論家)、「彼女には今後も映画を撮り続けてほしい」(増當竜也氏/映画文筆)、「池田エライザを女優として好きだが、この作品を彼女が監督したと知らずに見ても好きになる。必ず」(遠藤薫氏/映画ライター)など、作品と池田それぞれに称賛が寄せられている。(C)2020『夏、至るころ』製作委員会
2020年11月18日俳優の松田翔太、桐谷健太、モデル・女優の池田エライザが25日、都内で開催されたKDDI「UNLIMITED WORLD au 5G発表会 2020Autumn」に出席した。「au 5G」の新CM「au 5Gその手に-時を超えた応援-」篇が、きょう25日から全国で放送。auのCM“三太郎”シリーズでおなじみの松田、桐谷、濱田岳が出演し、マツダ(松田)、キリタニ(桐谷)、ハマダ(濱田)の3人がそれぞれ別の場所から5Gの世界に入り込み、5Gで実現される世界を体感するストーリーに。“三太郎”シリーズではそれぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じている3人が、黒の衣装に身を包み、クールな表情を見せている。発表会では、松田と桐谷はCM同様、黒の衣装に身を包み、クールな雰囲気を漂わせながら登場。“三太郎”シリーズに親指姫役で参加している池田も、2人にあわせて黒のワンピース姿で登場した。新CMについて、松田と桐谷は「楽しかった」「すごく新鮮でした」と撮影の感想をコメント。池田は「普段、三太郎としてほんわかされていますが、シュッとしていて素敵でした」とクールな姿を絶賛した。明日26日には、au 5Gが体験できるKDDIコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」が東京・銀座にオープン。ニューノーマル時代の新しい接客体験として、スマートフォンをかざすと画面上に登場するARガイド「バーチャルエライザ」が来店者を案内するサービスも体験できる。発表会で「バーチャルエライザ」がお披露目され、桐谷は「おーエライザちゃん!」「すごい」と楽しんでいた。
2020年09月25日タレントの池田美優(みちょぱ)が15日、都内で行われたJCB「令和2年みんなのおうち時間」発表会に出席した。JCBは、コロナ禍における新しい生活様式の実態を調査し、その結果をもとにしたキャンペーン「クイズ! みんなのおうち時間」を実施。それに伴って行われた同イベントに池田美優が登場し、"おうち時間"の過ごし方や外出自粛期間だからこそできた新たな挑戦についてのトークセッションを行った。今やバラエティー番組に引く手あまたの池田だが、さすがに外出自粛期間は「1週間連続でお休みでした」といい、「何をしたらいんだろうと思いましたが、元々ゲームが大好きなので、ひたすらゲームをしていましたね。意外と夜は遊びに行かないタイプで、基本インドア派なんですよ。ゲームができるということで、自分の大好きなことができたので私的には満足でした」と語った。外出できない分、ネット通販にもハマったらしく、「(ネットで)洋服を見る回数が多くなってネットショッピングですごい買っちゃいました(笑)。それと母には冷蔵庫を(笑)。かなり出費が大きかったんですが、一番最新のモノを買いましたね」と明かした。"おうち時間"で新しく始めたことを問われ、「1回だけ自炊をしました(笑)」と苦笑いを浮かべた池田は母親に教えてもらいながらもハンバーグ作りに挑戦したという。「意外とできちゃったんですよね。めちゃくちゃ美味しかったですよ。100点満点のハンバーグが出来ました」と笑顔を見せつつ、「2~3年前にも一人暮らしを始めて料理をやったんですが、結構面倒臭いんですよね。作る相手がいたら作りますけど」と自炊には消極的。また、夏休みについても触れ、「(休み)は取ってないです。取ってもどこにも行けないし、意味がないと。今年は働くぞ! と思って7月8月は取っていません。以前は1週間お休みを取って海外に行ってましたが、今回は休みを取らずに働いています」と話していた。
2020年09月15日出演の話を聞いてすぐに「やりたい!」と返事をしたという池田エライザさん。物語の核でもある“絶対に譲れない自分の好きな世界観”に惹かれたという。真夜中ドラマ『名建築で昼食を』は、流行りのサウナやキャンプに続く趣味系ドラマで、美味しいランチがいただける日本屈指の名建築めぐりがテーマ。池田さんが演じるのは、カフェ開業を夢見るOLの春野藤(ふじ)だ。「今まで私が演じてきた中でもめずらしく、人間性や女性像が明確にされていなかった役なんですが、藤は休みの日にカメラを手に趣味の写真を撮り歩き、気に入った写真を手間をかけてプリントして、可愛い額縁に入れてニコニコして満足するタイプ。それにより自信を持ったり何かビジョンを定めるというよりは“好きなものは好き”をただ貫いている女性です」そんな藤がある日、SNSでフォローしている建築模型士の植草千明(田口トモロヲ)と名建築でランチをすることに。それをきっかけに、藤と千明は名建築を次々と訪れてはランチを共にし、お互いの世界観を高め合っていく。名バイプレイヤーの田口さんを「おじさん」と呼ぶのは申し訳ないが、おじさん×OLの新鮮なコンビにも注目したい。「実は私はよく“おじさん”とコンビを組みがちで(笑)。でもトモロヲさんはすごくおしゃれで、いつもフラットに接してくださるからすごく居心地がいいんです。話すことがなくても、ただぼーっと一緒にいてくださるし、そうかと思えば目の前の建築についての意見を言い合ったりと、平和に時が流れている現場です。ドラマは半分ぐらいドキュメンタリー仕立てになっていて、アドリブも多い。窓枠はどんな素材なのか、あの石にどんな意味があるのかなど、直接、建物の館長さんに聞けることもあるから、カメラを忘れている瞬間が、私にも、おそらくトモロヲさんにもあるんじゃないでしょうか。撮影でいろんな場所を訪れるたびに、名建築まじでヤバいし楽しい!(笑)と実感しています。この国際文化会館の存在も全然知らなかったし、いまレストランで食べたカルパッチョもめっちゃ美味しかった!これを知らないのはもったいないので、アンアン読者のみなさんにもぜひ知っていただきたいです」そんな池田さんがプライベートでハマっているのは、家具なんだそう。「いつもかなり熟考して買っているんですが、気がつけば家に椅子が14脚も…。でも、好きなものは好きなんですよね(笑)」『名建築で昼食を』毎週土曜24時~BSテレ東にて放送中。原案・監修/甲斐みのり出演/池田エライザ、田口トモロヲほか今後は「東京都庭園美術館」や「ビヤホールライオン銀座七丁目店」「山の上ホテル」などが登場!©「名建築で昼食を」製作委員会文筆家の甲斐みのりさんによる、歴史的建築とそこで食べられる名物を紹介する『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』を原案にドラマ化!エクスナレッジ1400円©甲斐みのり/エクスナレッジいけだ・えらいざ1996年4月16日生まれ、福岡県出身。女優、モデルとして活躍。昨年は映画監督デビューも果たした。放送中のドラマ『きょうの猫村さん』(テレ東系)に出演、ドラマ『FOLLOWERS』(Netflix)が配信中。ブラウス¥18,000スカート¥36,000(共にpolka dot soielle TEL:045・242・0085)ロングピアス¥28,000(HASUNA/HASUNA表参道本店 TEL:03・3409・1847)※『anan』2020年9月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮本茉莉ヘア&メイク・大江一代インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年09月07日