俳優の阿部サダヲが、来年1月スタートのTBS系金曜ドラマ『下剋上受験』で主演を務め、父親役を演じることが22日、明らかになった。母親役は女優の深田恭子が演じる。中卒の父と偏差値41の娘が、受験塾にも行かず二人三脚で最難関中学を目指した、桜井信一による同名の実話を基にした書籍をドラマ化。この実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いていく。主人公の桜井信一を演じるのは、『誰よりもママを愛す』(2006)以来10年ぶりのTBS連ドラ出演となる阿部サダヲ、信一の妻・香夏子を演じるのは今年1月期に放送された同局のドラマ『ダメな私に恋してください』で注目を集めた深田恭子。2人の娘で偏差値41から最難関中学を受験することになる娘・佳織役には、山田美紅羽がオーディションで250人の中から選ばれた。そして、東大卒で大手ゼネコン2代目社長という対照的な経歴を持つ信一の同級生・徳川直康役を要潤、中学受験経験者であることからアドバイザー的役割になる信一の職場の後輩・楢崎哲也役を風間俊介、信一の父親で中卒叩き上げの大工・桜井一夫役を小林薫が演じる。さらに、信一の中卒仲間に若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、佳織の担任に小芝風花が決定した。このたび、阿部、深田、山田の3人が、中学受験をテーマにしたドラマにちなんで、学問の神様としても有名な湯島天満宮で番組のヒット祈願とすべての受験生の合格祈願を行った。3人はお祓いを受けた後、絵馬に願い事を書き込み奉納。山田が『下剋上』の"剋"の字を間違えてしまうハプニングもあり、父親役の阿部は「まるで台本があったかのような間違いだったね」と笑っていた。阿部は「お受験をテーマにしたホームドラマなのですが、スポ根ドラマのような熱いイメージがあります」と話し、香夏子役の深田について「お母さんという印象があまりないと思うんですが、リハーサルでの立ち居振る舞いを見て、どこかにいそうで楽しそうなお母さんっていうイメージが湧いてきました」とコメント。「このドラマは、"絶対に諦めない"が一つのテーマだと思います。自分自身もそういう思いで役者になり、『こうなりたい』と思っていた事を少しずつクリアしてきました。桜井信一という役を通して、そういう思いを伝えていきたいですね」と語っている。深田は「"俺塾"という言葉が出てくるのですが、私は"阿部塾"として、阿部サダヲさんのもとで一緒にお芝居できる空間を楽しみにしています」と期待を示し、「現代なのですが、何故か懐かしく感じるこの温かい家族の中で、妻として、母として、奮闘していきたいと思います」と宣言。そんな2人の娘を演じることについて、山田は「最初はすごく興奮して、あいさつのときから緊張していましたが、一緒に演技をしていてすごくおもしろく、引っ張って行ってもらっている感じがします。それに負けないようにがんばりたいと思います!」と話している。(C)TBS(C)産經新聞出版
2016年11月23日女優の深田恭子が、きょう11日発売の雑誌『andGIRL』12月号で、結婚願望について語っている。深田は「今楽しいのは、妹の子どもの成長を見守ること。休日はもっぱら甥っ子と遊んでます。保育園のお迎えに一緒に行ったり」と明かした上で、「でも、自分のこととなるとなかなか実感がわきませんね…。きっと、ただ可愛がれる甥っ子と、責任が伴う自分の子どもとではまた受け止め方も違うだろうし」と吐露。「結婚願望もなくはないです」と言うも、「『いつしたらいいのかな』とか『みんなどうやって結婚してるのかな?』ってすごく不思議で、友達ともよくそんな話題で盛り上がります(笑)」と打ち明け、「式の準備段階で大体みんなするっていう彼とのケンカには憧れます」と語る。また、目指す女性像について、「どんな物事にも流されない強い女性。あと、よく友達に『ゼロか100かしかない性格だね』って言われるので、何事もほどよく流して楽天的に考えられるようになりたいです」と告白。「何でも慎重に受け止めて考え込んじゃうので、自分的にはすごくしんどいんだけど、結果周りから見たら、ただボーッとしているようにしか見えなかったりして(笑)。でもそれじゃ意味がないから、もっと行動的にならなきゃって思います」と話した。さらに、7月に開設して以来、投稿した写真に「かわいい」などと絶賛の声があがっているインスタグラムについて、「思いがけない反響をいただいて驚いています」とコメント。「ダイレクトに発信するものだから、一字一句自分の気持ちに正直に、そしてみなさんに誤解がないものにしたいし、自己満足や押し付けにならないように、毎回すごく大切に向き合っています。だから、なかなか気軽に投稿できないのだけど」と語っている。
2016年11月11日フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16秋の特別編』が、きょう8日(21:00~23:10)に放送。今回は、黒木メイサ、成宮寛貴、深田恭子、北村一輝が、それぞれ主演を務める。同シリーズ初主演の黒木が登場するのは『シンクロニシティ』。黒木演じる栄子は、ある日、高校時代の友人・朱美と成人式以来の再会を果たすが、2人の間に、驚くほど偶然の一致があることに気付く。これを"シンクロニシティ"と呼ぶと聞いたその日は、12年前、高校でいじめにあっていた友人が自殺した日だった。黒木は「『世にも奇妙な物語』の世界にまさか自分が入れるとは思っていませんでした。子どもの頃からあのテーマソングが流れると緊張してしまい、今もそうです」と、初主演に興奮。自身の周りの"偶然の一致"は「今回共演した内田滋さん(教師役)とは、5年半前にあるした。こちらも同シリーズ主演の成宮が登場するのは『貼られる!』。人にレッテルを貼っていたエリートサラリーマン・椎名毅が、ある日突然、人から貼られたレッテルが目に見えるようになり、これをきっかけに生活が一変していくことになる。成宮は「『世にも』と書かれた台本を手にしたときには『おー、ついにやるんだ!』と思いました」と喜び。今作の設定については「自分に貼られたレッテルを逆にバネにしたり、それを逆に利用していく、というところが僕らの仕事だと思っているので、レッテルを貼られることには慣れてしまいましたね」とほほえんだ。深田が主演するのは『捨て魔の女』。深田演じる鳴かず飛ばずの女子アナ・栞が、大切なものを捨てた結果、良い仕事が舞い込んできたため、それ以降、ひたすら捨てることにとらわれる。今回が初めてのニュースキャスター役となる深田は「(共演した)榎並(大二郎)アナから、アナウンサーの方とキャスターの方の違いについて、また、報道番組がどのように作られているかというお話を伺い、大変興味深かったです」と語っている。そして、こちらも初主演の北村は、列車の中で向かい合わせに座った3人の男の物語『車中の出来事』で、キザな男を熱演。最後まで白黒はっきりしない猪首(いくび)の男を杉本哲太、キザな男と猪首の男に挟まれて右往左往する優男役を古川雄輝が演じる。北村は、今作について「先が読めない展開でハラハラ感がありました」と感想。また、「26年というと自身のキャリアとほぼ同じ年数で駆け出しの頃、憧れていた作品にようやく主演できることがうれしい。あのテーマソングが流れる『世にも奇妙な物語』の世界に入るのが楽しみです!」と期待を述べた。さらに、日本マイクロソフトが開発する女子高生AI(人工知能)・りんなが『ずっとトモダチ』に出演し、女優デビューすることも決定。若手女優の久保田紗友、山田杏奈、小野花梨、花影香音らと共演することになっており、りんなは「撮影はちょっと緊張したんだけど、がんばったよ♪ 女優ごっこしながら練習しててよかった(^▽^)/★☆♪」とコメントしている。
2016年10月08日コメディ時代劇の続編『超高速!参勤交代リターンズ』のPRイベントが9月6日(火)、都内で行われ、主演の佐々木蔵之介、妻役で共演する深田恭子が出席した。この日は奈良の団子屋・中谷堂が駆けつけ、同店自慢の“超高速”餅つきを披露。「迫力ありますねえ~」(佐々木さん)、「ダイナミックで、想像をはるかに超える速さに圧倒されます」(深田さん)と目を丸くすると、今度は佐々木さんが高速餅つきにチャレンジすることに!重い杵を手に、独特のかけ声を発しながら餅をつき、汗を流していた。そんな佐々木さんの勇姿に、深田さんは「さすが、殿。超高速でした」とホレボレした様子。息を切らせた佐々木さんは、「今日はいいビールが飲めそう」と清々しい表情だった。また、つきたての餅を深田さんから“あ~ん”され、「いままで食べたお餅のなかで、一番おいしい。しかも、深田恭子さんに食べさせてもらえるなんて」と満面の笑みを浮かべていた。前作『超高速!参勤交代』で幕府のムチャぶりに屈せず、無事に“参勤”を果たした磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木さん)だったが、今度はさらなるスピードで、一揆が起こった故郷への“交代”をするはめに…。公開を目前に控えて、佐々木さんは「今日もそうですが、撮影では走って汗をかきました。その分、面白い映画になっています」とアピール。深田さんは「前作もそうでしたが、とても現場のチームワークがよく、蔵之介さんにもお気遣いいただいた」と“夫”に感謝を伝えていた。『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月06日法月綸太郎による誘拐ミステリー小説「一の悲劇」が、主演に長谷川博己を迎え「誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」として、テレビドラマ化されることが決まった。原作者の法月氏は、斬新なトリック、既存のミステリー小説にはあまり見られない“深い人間ドラマ”が描かれ「人はなぜ罪を犯すのか?一見幸せそうに見える人々の裏に隠された苦悩とは?」といった人間の表と裏の顔を見事に描ききり、日本推理作家協会賞や本格ミステリー大賞などの受賞歴を誇る人気作家。今回ドラマ化される「一の悲劇」は、“ミステリー作家・法月綸太郎シリーズ”として10年以上続く人気シリーズとなっている。物語の主人公・法月綸太郎役には、2011年放送のドラマ「鈴木先生」で主演、同年放送のドラマ「家政婦のミタ」では“ダメ夫”役がハマりブレイクした長谷川さん。現在上演中の大ヒット映画『シン・ゴジラ』でも主演を務めている。映画、ドラマ、舞台にと様々な役柄を演じてきた長谷川さんだが、意外にも本格サスペンスの主人公はこれが初となる。長谷川さん演じる主人公・綸太郎はまだ名の売れていないミステリー作家。古今東西の犯罪やトリックの知識を持ち、優れた頭脳と鋭い推理力を持っており、時に警視庁捜査一課に勤める父が抱える難事件の捜査にも協力している。普段は社交的で紳士的、なおかつ楽観的な性格だが、推理のことになると一切の妥協を許さない厳しい性格にひょう変。正義を信じる気持ちは強く、犯罪やそれを隠そうとする容疑者は許せない、という人物だ。今回、綸太郎は容疑者のアリバイ工作に利用されてしまい、壮大な誘拐ミステリーに巻き込まれていくことになる。共演には、綸太郎の父で警視庁捜査一課キャリアの貞雄役に奥田瑛二。将来有望なエリートキャリアだったが、上司に疎まれ出世コースから外れてしまい、階級はずっと警視のまま。出世のためにギラギラしているキャリアたちの中で、ただ1人ひょうひょうとしているキャラクターだ。息子の推理力に一目置いており、難事件のたびに意見を求めている。そのほか、渡辺えり、伊原剛志、富田靖子、矢田亜希子、モロ師岡らが脇を固める。今回主演を務める長谷川さんについて、原作者の法月氏は「作家冥利に尽きるというか、こんなに恵まれた配役はありません。『八重の桜』のひょうひょうとした知性派や『デート』のエキセントリックな文学青年のたたずまいが、作中探偵のイメージにピッタリなのです。シリアスとコミカルの両面をあわせ持つ俳優さんでないと、綸太郎の味は出せないでしょう」と絶賛している。長谷川さんは本ドラマについて「しゃれたトリックがある作品です。現代が舞台ですが、レトロな魅力もある作風で、衣装や小道具などにもこだわっています。法月綸太郎作品の初めての映像化ですが原作を大切に制作されておりますので、原作ファンの方にも楽しんでいただけると思います」とアピールした。金曜プレミアム「誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」は9月23日(金)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月31日俳優の長谷川博己が、9月23日(21:00~23:22)に放送されるフジテレビ系スペシャルドラマ『誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇』で主演を務めることが31日、明らかになった。このドラマは、法月綸太郎が1991年に発表した誘拐ミステリー『一の悲劇』が原作で、法月作品初の映像化。ある住宅地で誘拐事件が起こるが、身代金要求の脅迫先を誤り、連れ去るべき子供を間違えた誤認誘拐に。ここから複雑に絡み合う人間関係や、それぞれが抱える秘密、そして二転三転するトリックが明らかになる。長谷川が演じるのは、主人公・法月綸太郎役で、名の売れていないミステリー作家であり、刑事である父の捜査に協力する探偵としての一面も。推理のことになると一切の妥協を許さない性格にひょう変するというキャラクターだが、今回は容疑者のアリバイ工作に利用され、誘拐ミステリーに巻き込まれていく。自身の役柄に、長谷川は「ある種の天才ではあるのですが、普段はちょっと何を考えているか分からない、得体が知れない男です。でも、そのとらえどころのない不思議な感じが彼の魅力なんですよね」と印象を語る。「ミステリー作品で主演するのは初めてですので、楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけた。綸太郎の父役には奥田瑛二、ドラマオリジナルのキャラクターで、法月家のベテラン家政婦役に渡辺えりの出演も決定。ほかにも、伊原剛志、富田靖子、矢田亜希子、モロ師岡といったキャスト陣が脇を固める。原作の法月氏は「共演陣の熱演と相まって、原作以上の法月綸太郎を見せてくれると思います」と期待を述べ、小泉守プロデューサーも「長谷川博己さんの代表作になると確信しております」と自信を示している。
2016年08月31日9月10日公開の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』のスペシャルセレモニー&完成披露試写会が3日、都内で行われ、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、Hey!Say!JUMPの知念侑李、柄本時生、六角精児、中尾明慶、富田靖子、陣内孝則、西村雅彦、猿の菊千代、本木克英監督が出席した。2014年に公開されて第38回日本アカデミー賞で脚本賞、第56回日本ブルーリボン賞で作品賞などを受賞した映画『超高速!参勤交代』の続編となる本作。江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小貧乏藩が"超高速"で参勤交代を達成したが、帰りの道中にハプニングが起きて倍速で帰路につく、というストーリーとなっている。そんな本作の記念イベントが行われ、オリンピックも間近ということでタイトルにからめて「参勤ピック」と題した男性キャストによる7メートル走を実施。Hey!Say!JUMPの知念侑李、元高校球児の上地雄輔らがいる中、伊原剛志が1位でゴール。スターターを務めた深田は「伊原さん早かったですね! 絶対に一番になろうという、大人なのに頑張っている姿がいい絵でした」と絶賛し、伊原は「気づいたらみんな真剣に走ってなかったみたい。それよりも深田のチューがもらえると思って頑張りました」とキスを求めるも、深田に拒絶されて笑いを誘った。イベント後には完成披露の舞台あいさつが行われ、主演の佐々木は「ここの誰1人として続編があるとは思ってもいませんでした」と続編の製作に驚いたようだが、「本当にやり過ぎやぞ! というぐらいやり過ぎています。このやり過ぎ満載はこれで最後ですし、時代劇ってこんなに面白いの? と思っていただけたらと思います」とやり切った様子。その佐々木扮する湯長谷藩の殿様・内藤政醇の側室・お咲を演じた深田は「殿は温かく藩を思っているんですが、蔵之介さんの撮影チームを思う気持ちが本当に沢山あって、優しい現場でした」と大絶賛。褒められた佐々木は照れ笑いを浮かべながら「久しぶりの深田さんはきれいだったし、今も本当に美しいですよね。水着になっても着物になってもお美しいですよ」とべた褒めして深田を喜ばせていた。映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は、9月10日より全国公開。
2016年08月04日7月29日(金)今夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に、本日より全国公開された映画『シン・ゴジラ』に出演している俳優の長谷川博己が出演。想い出の地バルセロナを訪れ、俳優を続ける理由や新たな夢について語る。「アナザースカイ」は毎回ゲストを招き「海外にある第2の故郷」というテーマで。MCの今田耕司と瀧本美織がゲストの人生を掘り下げていく番組。今回長谷川さんは17年前、学生時代にバックパッカーとして訪れたというスペイン・バルセロナを再訪。懐かしの絶品パエリアを堪能、当時感動したというガウディのサグラダ・ファミリアへ。さらに当時知り合った地元の弁護士・ホセさんと奇跡の再会。ホセさんが長谷川さんの当時の様子を明かす。そして長谷川さんが語る“なぜ俳優を続けるのか?”その理由と“新たな夢”とは?いま、最も熱い俳優のひとりである長谷川さんの新たな一面が今夜明かされる。長谷川さんが主演を務める『シン・ゴジラ』は『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの“国産”ゴジラ映画となり、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が総監督を務め、『進撃の巨人』の樋口真嗣監督のもと、メインキャストには内閣官房副長・矢口蘭堂官役に長谷川さんの他、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役に竹野内豊、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧、さらに斎藤工、前田敦子ら若手俳優、音楽アーティスト、映画監督などジャンルを超えて、総勢328名にも上る豪華キャストが集結した。また本作ではゴジラがフルCGで描写されるが、その動きを狂言師の野村萬斎が担当。新宿で行われたワールドプレミアでは、本作のゴジラの全長に合わせて118.5メートルのレッドカーペットが敷かれるなど、数々の話題を振りまいた『シン・ゴジラ』がいよいよ全国に“上陸”する。「アナザースカイ」は7月29日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月29日実写版『進撃の巨人』や、『劇場版MOZU』など多くの映画作品に出演し、役柄によって別の顔をみせる俳優・長谷川博己。彼の最新作は「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中でその名を轟かせている庵野秀明の脚本・総監督作『シン・ゴジラ』だ。7月29日(金)に公開されるが、いまだストーリーの多くはヴェールに包まれたまま…12年ぶりに日本で製作されるということもあって注目を集める本作について長谷川さんと同事務所でもある女優・玄理が迫り、庵野総監督の演出や撮影秘話について語ってもらった。■始まりは1954年の初代『ゴジラ』玄理:私は『ゴジラ』を今回初めて観たのですが、長谷川さんはいままでシリーズは観ていましたか?長谷川:結構、観ていました。初めて観たのは1954年の『ゴジラ』でした。小学校の頃、ほかにやっていたものも観ていたかもしれないけど初めて観たのは白黒の『ゴジラ』でしたね。玄理:映画館でご覧になったのですか?長谷川:いや、54年の作品はビデオテープで観ました。『七人の侍』も同じ年なんですよね。家に1954年の作品がたくさんあって『七人の侍』を観たあとに『ゴジラ』を観ました。玄理:小学校の頃観て『ゴジラ』を好きになりました?長谷川:ただただ、恐ろしいと思っていました。昔の特写は、ゴジラが人形で、コマ撮りになっているところもあるからちょっとカクカク動いていたりするんですね。人間の手で動かしている魂が宿った感じがとても怖いなと思いながら、ちょっと滑稽で好きでしたね。玄理:その後、いくつか『ゴジラ』シリーズは観ていたんですか?長谷川:多分観ていたと思いますよ。全部観ていたかは分からないですけど、ビデオだったり映画館だったりで。一時期やっていた『ゴジラ対モスラ』とか戦うものもたくさん観ていましたね。玄理:今回、長谷川さんはゴジラから日本を守らなきゃいけないという役でしたよね。直接の対決ではないにしろ、ゴジラと戦って、そのゴジラに対して怖いとか、憎いとかそういう気持ちはあったんですか?長谷川:ゴジラに対して憎しみとかを矢口が表現する場所ってそんなになかったと思います。庵野さんからも、そこはあまり求められてなかったです。どれだけ被害や犠牲者を出さずにうまくゴジラを倒せるか、というのがリーダーとしてあるべき姿かというのを想像しながら、それが感情的になるのはいけないことなんじゃないかと思いながら演じていたと思います。玄理:ゴジラに対しての気持ちというよりは国民を守らなきゃという思いの方が大きかったんですか?長谷川:ゴジラをどうやったら倒せるのかというところに腐心していたので、当然そういう部分の感情を出したりもしましたけど、それよりもどういう風に事態を解決していくかというところに専念してましたね。玄理:実際観て思ったのは、ゴジラを倒す以前に会議して誰の許可を取って…経なきゃいけない工程が強調されているように感じました。長谷川:そうですね。庵野さんがどう思って描いたのか、答えは聞いてはいないですけど。玄理:長谷川さんだったら煩わしいと思いますか?それともあって然るべきだと思いますか?長谷川:もっと即決できれば理想的ですが、やっぱり前例がないことが起きたときの対応は一筋縄ではいかないと思うんです。もし本当にゴジラが現れたら、現場で対処する前にいろいろしなきゃいけないと思うとちょっとゾッとしますよね。玄理:そうですよね。誇張されているものなのか、あれがリアリティなのか分からないけど、本当にこういう工程を踏まなきゃいけないとなると、無駄じゃないのかもしれないけど、助けるためにいろいろできたのに…と思いました。■庵野秀明のこだわりぬいた演出玄理:庵野さんの演出で変わったものはありましたか?長谷川:庵野さんはやっぱりこだわりがすごいですね。なかなかあれ程こだわり抜ける方はいないと思います。玄理:例えばどんなときにこだわっていると思ったんですか?長谷川:カメラが8台くらいあって、壁を取っ払って8台で撮って、今度は隣の壁を取っ払って8台で撮って…。あとはリサーチ力がすごいですね。事実に基づいて作っていると感じました。庵野さんにいろいろ聞くと、そんなに意味の大きいものなんだと思う部分がたくさんあって、台本を読めば読むほど新しい発見に気づかされました。映画もシンプルなストーリーだけどその中で行われている細かいところは専門的すぎてかなり難しいこともあるんですよね。でも観ていると全部が繋がって理にかなってる。この作品は未来のあり方を庵野さんが指し示しているなと思いました。玄理:カメラ8台はどんなカメラだったんですか?長谷川:もちろん映画用のいいカメラがメインですが、iPhoneもありましたね。あとはデジタルカメラとか…8台以上あったかもしれないですね。実際iPhoneの映像も使ってるって言ってました。玄理:みたいですね!アプリを入れて画質を揃えて…って聞いたことがあります。専門的なセリフが多かったと思うのですがどうでしたか?長谷川:内容を理解するのに時間がかかりましたね。会話の速度も速いですし、その中で即断して決めていく政治家の会話はなかなか面白いものがありました。玄理:政府の機関なども調べたりしたんですか?長谷川:そうですね、実際に取材しても本音で話してくれないかもしれないと思ったので政治家に近い友達に「こういう場合はどういう意図があると思う?」とか聞いて、「裏側でこういう欲があればこうするだろう」とかそういう話を聞いたりしましたね。玄理:長谷川さんの役って出世欲が強い役ではなかったですよね?長谷川:いや、出世欲がなければあのポジションにいなかったと思います。欲が表面に出ていなかっただけで矢口が40歳前に官房副長官の立場になれるということは、なくはないかもしれないけど、普通に考えたら若い人が抜擢されることは考えられないんじゃないでしょうか。大人の事情がありつつも選ばれるんですよ。選ばれてからも目立ちすぎると足を引っ張られると思うんです。だからそこに矢口の人物像の答えがあるなって。矢口は人とどう接するのか、周りからどう見られているのか。ということを庵野さんと相談し、想像しながら役を組み立てていきました。■そこに無いものを見る…演劇で培ったもの玄理:役としてはゴジラって初めて対峙する怪獣になりますよね?長谷川:そうですね。庵野さんからコンピューターグラフィックで作ったものを見せてもらって、こういう映像が映っていると思ってやってくださいって言われて。ほとんどグリーンバックでした。玄理:もしかしたら俳優さんによっては正確には見ているものとか、覚えているゴジラが違うかもしれないですよね?長谷川:そうですね。でも大体は見せてもらっているから思い描いているものは一緒だったと思います。玄理:今回のお芝居は、ゴジラの起こした出来事に怒りなどの感情を表現してお芝居するじゃないですか。ないものを見ながら演じることにやりづらさなどはありましたか?長谷川:僕はもともと演劇をやっていたから無いものを見えるように演技することは、ずっとやってきたことなんです。だから違和感や勝手が違うとかは感じなかったですね。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日今週公開を控える『シン・ゴジラ』に出演する長谷川博己と石原さとみが大阪・道頓堀川 とんぼりリバーウォークにてイベントを行った。第1作が公開されてから約60年。現在までに28作品が製作され、1億人に迫る累計観客動員数を記録する「ゴジラ」シリーズ。日本で製作されたシリーズ前作から12年の時を経て製作される本作は、「エヴァンゲリオン」シリーズを手がける庵野秀明が生み出す、全く新しい“ゴジラ”。そして『日本沈没』『進撃の巨人』シリーズなど多くのヒット作を手がけてきた樋口真嗣も監督・特技監督として参加。“今の日本”を描くことで、ゴジラによって生み出される“恐怖”をリアルに描き出している。この日、道頓堀に詰めかけた観客はなんと8,000人!登場した長谷川さんは「どうも!大阪のみなさん。石原さとみのマネージャー、長谷川博己です(笑)」とジョークを飛ばし、「オールCGのゴジラに圧倒され、そして、観た後に呆然としてください!日本の最高のスタッフたちが集結して作ったゴジラです。作品の中で『まだまだ日本はやれる』という言葉がありますが、まさにそれを体現した映画になっていると思います。もちろん、人間ドラマも楽しめるものになっていますので、ぜひとも大阪の皆さんで盛り上げてください!おおきに~!!おおきに~~~~!!」と作品について語った。一方、石原さんは「こんなに大勢の皆さんに囲まれてイベントをするのは初めて!!大阪は、私が人生で初めてひとり暮らしした思い出の街です。すごく親近感があるし、ホッとしますね」と語り、「撮影中は、プレッシャーの毎日でしたが、出来上がった作品は観る人によって感想が変わる作品です。情報量も多いので、ぜひ、集中して観てください!」とアピールしていた。そして、石原さんの船上トーク中に突如、爆音とともになんとゴジラが登場! 石原さんは「大阪使用のゴジラですね!なんと、歯がゴールド!!大阪でこんなに多くの人に盛り上げて頂けるなんて幸せです!」と大興奮でその出現を歓迎していた。過去のシリーズ中、たびたび大阪を襲撃してきたゴジラだが、道頓堀川に現れるのは今回が初めて。公開を前に本作は、北海道の石狩浜では実寸大のゴジラの足跡サンドアート、東京湾の海ほたるでは実寸大足型に加え、館内を『シン・ゴジラ』がジャック、北九州では、「シン・ゴジラジェット」を飛ばすなど、多数のコラボレーション企画が実施されてきており、今回も観客・キャスト共に喜ばせていたようだ。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月26日生々しい痣が妙にセクシー女優の深田恭子(33)が23日、写真共有アプリInstagramに公式アカウントを開設。水着姿の写真を投稿し、大きな話題を呼んでいる。「#サーフィンで痣だらけ」とタグ付けされた画像では、小麦色に日焼けしたキュートな笑顔と、大きく開いた背中のセクシーなライン、そしてひざこぞうに見える痣の生々しさなどがリアルに伝わってくる。この投稿後「いいね!」の数は瞬く間に増えていき、「かわいい!」「これはやばい」と、ファンからは賞賛のコメントが多数寄せられている。こんな体になりたい!が続々24日には、ビキニを着た全身の後ろ姿をアップ。ジャンプ台から、透明度の高い海へとジャンプしていく様子を4枚に渡って公開した。きゅっと引き締まったウエストラインと肉感的なヒップは、ついつい目を奪われてしまうセクシーさ。元気いっぱいに飛び跳ねる無邪気な雰囲気とのアンバランスさが相まって、深田の魅力たっぷりのショットとなっている。これは写真集も欲しくなる・・・23日に発売となった最新写真集「AKUA」と「This is Me」のプロモーションとみられるこのアカウント。今後も、ハワイでの撮影のオフショットを中心に公開されるというから楽しみだ。【参考】※深田恭子Instagram
2016年07月26日俳優の長谷川博己が7月25日(月)に開催された主演作『シン・ゴジラ』のワールドプレミアに出席。「ポケットに入るモンスターを追いかけるのもいいですが、この夏は世界最大のモンスター、ゴジラを追いかけていきたい」とポケモンGOに対抗心を燃やした。12年ぶりの“国産ゴジラ”映画の世界初お披露目となったこの日、会場となった東京・歌舞伎町のセントラルロードには、本作に登場するゴジラと同じ全長118.5メートルのレッドカーペットが敷かれ、長谷川さんをはじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、尾上克郎准監督、樋口真嗣監督、庵野秀明総監督という超豪華なキャスト&スタッフが勢ぞろいした。会場に駆けつけたファンおよそ3,000人の大歓声を浴びた長谷川さんは、「まるで自分がトム・クルーズになった気分。すごい熱気で皆さんの期待を肌で感じました」と上機嫌。完成したばかりの本作は「熱く、そして皆さんの心に訴えかける激しさがある作品」だといい、「日本の伝統文化でもあるゴジラを、大きなスクリーンで体感してください」とアピールした。脚本・編集・総監督を務めた庵野氏は「公開を目前に控えて、まだいろんなことを秘密にしていますが、やはり何の先入観もない状態で純粋に楽しんでもらいたい」とこの日まで情報をシャットアウトしていた理由を説明し、「意外と正攻法で作っていますので、安心してご覧ください」と“王道”宣言も飛び出した。なお、レッドカーペットが敷かれた歌舞伎町のセントラルロードは、『シン・ゴジラ』の公開を記念し、“ゴジラ・ロード”に改名されることが発表された。ゴジラの名称が、地名に使用されるのはこれが初めて。“ゴジラ・ヘッド”を有するTOHOシネマズ新宿へと向かう道の名称として、これ以上のものはなく、今後歌舞伎町の新たな名所となりそうだ。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月25日女優の深田恭子(33)が23日、インスタグラムの公式アカウントを開設。水着姿を投稿し、話題を呼んでいる。公式サイトにて、「このたび、Instagram始めることになりました!」と発表。「ハワイでのオフショット満載です」と伝えた。すでにフォロワーは40万人を超えている(24日16時30分現在)。記念すべき最初の投稿では、「サーフィンで痣だらけ」というコメントと共に、セクシーな水着姿の写真を公開。「めっちゃ可愛い」「可愛すぎる」「最近は特にエロかわですね」「カワイイ女神様」「きゅんきゅんしちゃう」という声や、「インスタ出来てすごく嬉しいです」「インスタ開設待ってました!!」と喜びの声が上がった。24日には、ビキニ姿でジャンプ台から海に飛び込む写真を「3」「2」「1」「GO!!」と4枚連続で掲載。「美しすぎる」「飛ぶ姿まで可愛すぎです!!」「深キョン本当に人魚みたい」「お尻が可愛い」「くびれ綺麗」「めちゃくちゃ美しい」「ナイスボディ」と絶賛コメントが寄せられている。
2016年07月24日映画監督に出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、俳優・長谷川博己(39)。数多くの舞台に立ち、故・蜷川幸雄さんにも才能を見出された役者の一人。2010年放送のNHKドラマ『セカンドバージン』で世間から広く注目を集めるように。その後『鈴木先生』『家政婦のミタ』など立て続けにヒット作に出演し、2016年には主演作『シン・ゴジラ』も控えている。映画『二重生活』(6月25日公開)では、門脇麦演じる大学院生・白石珠からある日突然尾行されはじめる編集者・石坂史朗を演じる。誰が見ても幸せそうなエリート一家の裏にある秘密を、珠だけでなくスクリーンの観客にも晒していくこととなるが、役者として冷静に作品と向き合っていたという。○長谷川博己の印象長谷川さんは本当に真面目ですね。キャリアのある俳優さんなので、作品全体のことを俯瞰しながら台本を読み込んだ上で、どう演じていくのかを考えてもらえました。本人は、実際に家族を持っているわけではないので「深みを出すのが難しいんじゃないか」と最初は躊躇したそうですが、役について話し合った結果演じてもらったものが、登場人物の中で一番エネルギーがありました。また、長谷川さんはコメディをたくさんやっているじゃないですか。コメディを演じられる役者さんって、体の中から出てくる言葉や動きを、すごく大切にしていると思うんですよ。そういう方だから、黙って何を考えてるのかわからない表情をしてもらった時に効くんですよね。いい意味で、不気味というか、不穏というか。見ている方がざわっとするような表情を見せてもらえました。○撮影現場での様子僕はその場でセリフを変えてもいいというスタンスの演出をするんですが、ラストに近づく場面ではかなり長谷川さんの意見を取り入れています。芝居を決めすぎないよう、あえてト書きを曖昧にしておいたのですが、結果としてシーンに深みが出たと思っています。長谷川さんが全体を見て、冷静に演じてくれたおかげですね。あとは長谷川さん演じる石坂と愛人の女性が、ビルとビルの間で……というシーン。男性だけでなく、女性も持っているエロさをあの"隙間"に集約しました。長谷川さんは映画全体から見て必要なシーンに、本当に真面目に取り組んでくれる方なので、撮影現場でも全く戸惑いは見られませんでした。○おすすめシーン自分を尾行していた人間と対峙した後、立場が逆転して強くなっていくシーンでしょうか。得体の知れない表情に、長谷川さんの演じている役の内面が浮き出てきて、とても見ごたえのある場面になっていると思います。あと、初めて珠と目を合わせるシーンがあるんですが、あの場面の長谷川さんはすごく色気がある。これまで尾行を続けていた珠の目線では、石坂まで距離があって、細身で軽やかな印象だったのが、珠を認識した瞬間から実体のある、生身の男になった。その時の顔は、凄まじいほどに色気がありました。■作品紹介映画『二重生活』大学院で哲学を学ぶ珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する"哲学的尾行"の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった。6月25日公開。(C)2015『二重生活』フィルムパートナーズ
2016年06月27日映画『二重生活』が6月25日(土)に公開を迎え、主演の門脇麦をはじめ、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、岸義幸監督がそろって舞台挨拶に登壇した。小池真理子の同名小説をドキュメンタリー出身の岸監督が映画化。修士論文のために人間の“真理”を知るべく隣人の尾行を始めた大学院生の姿を描き出す。門脇さんは本作で映画単独初主演を果たしたが、公開を迎え「感慨深いです」としみじみ。「いかがでしたか?」と客席に向かって呼びかけると大きな拍手がわき起こり、ホッとした笑顔を見せた。完成した映画については客観的に楽しめたと語り「台本も読んでいるし、ずっと現場にいたのに、(完成した映画は)想像を超えていました。自分が出ていないかのように楽しめました」と明かした。門脇さんが尾行を「楽しかった!ついニヤついてしまいました」とふり返ったのに対し、尾行される立場の隣人を演じた長谷川さんは「常に見られているイヤ~な感じがしましたよ」と苦笑。観終わったばかりの観客に向け「みなさん、こういう映画観て、イヤらしい気分になるんでしょ(笑)?」と語り、会場は笑いに包まれた。菅田さんは、門脇さんの恋人役を演じたが、撮影中にあまりの心地よさについ本当に眠ってしまったことがあったという。門脇さんの「寝ちゃいましたね」という指摘に「おれ、寝てました…」と照れくさそうに明かしたが、肝心のそのシーンは、編集で断腸の思いでカットされてしまったそう。カットと言えば、大学教授役のリリーさんがフランス語で話をするシーンも「先生に(セリフを)吹き込んでもらって車でずっと聞いてて、現場にも先生がいてしゃべってたんですが、バッサリ切られました…」と明かす。とはいえリリーさんは「むしろ、絶対に切るだろうと思ったし、切ってくれと思ってました」と本音を漏らし「麦ちゃんがおれがフランス語しゃべると笑うんですよ…」と苦笑していた。この日は、キャスト陣4人がそれぞれ公開を迎えての気持ちを自作の4文字熟語で表現!門脇さんは「多人観欲」と書いたフリップを掲げ「そのまま(笑)。多くの人に観てほしいです』と訴える。菅田さんは「良寝真下」と書いて「普段は、クランクインの前なども寝れないことが多いけど、今回はよく寝れました!」とニッコリ。門脇さんは「“真下”ってそういうこと?頭いい!」と感嘆するが、菅田さんは冷静に「頭よくねえよ!頭よかったらもうちょっとちゃんと4文字で書くわ!」と自虐的に語り、再び会場は笑いに包まれる。長谷川さんは「超門脇麦」と門脇さんを絶賛!舞台挨拶開始の直前に到着し、よくわからないままいまの気持ちを書くように言われたというリリーさんは「今到不解」とまとめ、笑いを誘っていた。『二重生活』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月25日女優の長澤まさみ、成海璃子、俳優の山崎育三郎、長谷川博己が、7月2日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系ドキュメンタリー特番『知られざる脳の真実!! 世界を変える奇跡の力 ~今夜解き明かされる人類のフシギ~』で、ナレーションを担当する。この番組では、脳がもたらす不思議な現象や、驚きの能力を持った人々を取材。 1年のうち3分の2を眠りに奪われるという「眠れる森の美女症候群」に侵されたイギリスの女性や、脳を殴打されたことがきっかけでCGのような幾何学模様を描けるようになった「後天性サヴァン症候群」のアメリカ人男性が登場する。さらに、反響音を使うことで、全盲者が自転車にも乗ることができるという能力「エコーロケーション」の伝道者が初来日。ロンドンパラリンピック金メダリストの全盲スイマー・秋山里奈さんを指導する様子に密着する。フジテレビ報道局の栩木信人チーフプロデューサーは「登場いただく皆さんの多くは、日本のテレビで初めて紹介する方々です。"脳"と向き合う日々を送る方々の姿とその現実を通し、今まで見えなかった脳の一端が浮かんでくると思います」と見どころを話している。
2016年06月24日俳優・佐々木蔵之介が16日、都内で行われた主演映画『超高速! 参覲交代リターンズ』(9月10日公開)の完成報告会見に、共演の深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、柄本時生、六角精児、陣内孝則、西村雅彦、猿の菊千代、本木克英監督とともに出席した。同作は2014年に公開し、第38回日本アカデミー賞脚本賞、第57回日本ブルーリボン賞作品賞などを受賞した映画『超高速! 参覲交代』の続編。江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小貧乏藩が"超高速"で参覲交代を達成したが、一揆が発生し、さらに倍速で帰路につかなければいけないことになる。"まさかの大ヒット"と監督も驚く結果だったが、2作目ということもあり、現場の雰囲気はわきあいあい。佐々木は山形・庄内での撮影を終えたあと、西村と寺脇なじみの店に共演者が集まり、昼から飲んだエピソードを披露した。佐々木は「一升瓶何本あけたっけ、もうそれも覚えていないです。翌日の昼までもうだめになりました」と苦笑しつつ「楽しかったなあ……」と振り返る。深田も「連れて行っていただいて、たくさん飲んじゃいました」とはにかみながら微笑んだ。まだ撮影が残っていた伊原には、深田から飲み会の様子がメールで送られてきたというが、伊原は「顔を真っ赤にしてて」と写真の詳細を説明。あとから合流したが、「『もうちょっと飲みたい』とせがんできて、また皆で飲みました」と語った。また、六角、柄本、そして知念侑李(Hey! Say! JUMP)は部屋が近く、よく一緒に食堂へ行っていたという。六角は「知念くんと僕は目撃情報があがったけど、時生は店員だと思われたのかな」と述懐。撮影時、坊主頭だった柄本は「『知念と六角と、あと誰かがいる』と(書かれていた)」とうなだれ、「働き者の店員に見えたんだな」と慰められていた。
2016年06月16日一昨年、スマッシュヒットを記録した時代劇の続編となる『超高速!参勤交代 リターンズ』の完成報告会見が6月16日(木)に開催。主演の佐々木蔵之介をはじめ、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、柄本時生、六角精児、陣内孝則、西村雅彦、本木克英監督が出席した。幕府から無理難題の参勤交代を言いつけられるも、知恵と工夫で超高速の参勤を成し遂げた貧乏弱小藩の湯長谷藩。だが、江戸から故郷に戻る“交代”では、さらに倍の速さで帰ることを求められ…。この日は、かつて江戸城があった皇居を見渡せる都内のビルの屋上にて写真撮影が行われ、男性陣は袴、深田さんは着物姿で、猿の菊千代も加わっての撮影となった。本木監督は「まさかの大ヒットで、調子に乗って続編を作りました」と語るが、佐々木さんは、続編製作決定の報を聞いて「ウソでしょ?またやるんですか?」と思ったという。「『参勤は終わったじゃないですか?』と言ったら『今度は交代です』と。『また走るんですか?』『倍走ってもらいます』…(苦笑)。調子に乗ってませんか?と思いました」とふり返る。伊原さんは「松竹、儲かったんだなと思いました」とニヤリ。西村さんは「翌日から体作りを始めました」と語り、会場を爆笑の渦に包む。撮影では、庄内や前作では撮影することがかなわなかった湯長谷藩の地元・福島県いわき市での撮影も実現した。佐々木さんは庄内ロケの思い出について「みんなで飲みに行きました。撮影が昼過ぎに終わって、そのままそば屋に行って…一升瓶を何本空けたっけ?覚えてない(笑)。翌日の昼までダメになってました」と述懐。深田さんも「たくさん飲んじゃいました」とニッコリ。唯一、伊原さんだけは撮影が残っていて行けなかったそうだが「深田が写真を送ってきました。その後、空港で合流したんですが深田は『まだ飲みたい』と言ってまた飲んで…」と明かし、深田さんは「飛行機に乗り遅れそうになるくらい飲みました」と酒豪の一面をのぞかせた。また、いわきロケについて本木監督は「ようやく!クライマックスのじゃんがら踊りも市民の方のご協力をいただいて撮影できました」と語り、佐々木さんは「タイムトリップしたかのようで、みなさんに殿様にしていただきました。(いわき市の)小浜の浜で走るシーンもありましたが、前回は震災の影響で無理でしたが、『リターンズ』ができたからこそできました」と嬉しそうに語った。続編ということで随所にパワーアップが見られるよう。佐々木さんは、猿の菊千代の成長を「ダントツです!」と称賛したほか「ふんどしが見られます!ふんどし姿でみんなで川を渡るところは見どころです」と強調。また、深田さんとの共演について「冒頭で祝言を挙げるんですが、姫を改めて見て『もう走らなくていいんじゃないか』『このまま映画が終わっていい』と思うくらい美しくてたまらなかった」とうっとり。深田さんも「蔵之介さんは素敵でした」と相思相愛ぶりを見せつけた。『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年06月16日映画『二重生活』完成披露試写会が14日、都内で行われ、門脇麦、菅田将暉、長谷川博己、リリー・フランキー、岸善幸監督、原作者の小池真理子が登壇した。直木賞作家・小池真理子の小説を基にした本作は、門脇さん演じる平凡な学生が、“尾行”という禁断の行為にのめり込んでいく様を描いた心理エンターテイメント。菅田さんが珠の恋人・卓也、長谷川さんが尾行される石坂、リリーさんが珠に「哲学的尾行」を勧める大学院教授・篠原を演じる。映画単独初主演の門脇さんは撮影をふり返り、卓也役との同棲シーンについて「不安もあり、非常に悶々とした日々でした」とつらそうに話すが、尾行シーンでは「自分の演技は置いておいて、尾行の対象に集中すれば良かったので、なんて気楽にできるんだと思った」とぶっちゃけて笑顔。一方の長谷川さんは「役と言えども、ずっと尾行されるのはすごい嫌な気持ちでした」と苦笑い。また、岸監督について「静かなサディスト」と評すると、「結構なものを要求されるんですが、お任せしますと言われるので、いままでの役を作るとは違う感覚になりました」と役作りに苦労したことを明かした。この日は、長谷川さんとリリーさんの意外な関係も明らかに。約20年前、長谷川さんが大学生のときに出版社でアルバイトをしており、リリーさんの家に原稿を受け取りに行っていたそうで、リリーさんは「僕はずっと長谷川くんに尾行されていました」と吐露。その言葉をきっかけに、2人は「居留守使われたこともありました」(長谷川さん)、「仕事場に貼ってあるポルノ映画のHなポスターを見て、どこに売ってるんですか?と食らいついてきた」(リリーさん)と各々の思い出を暴露。さらに、リリーさんが初めて出演した映画『盲獣vs一寸法師』(2004)の同役オーディションを長谷川さんが受けて落選した事実も判明。そんな逸話があるリリーさんと長谷川さんが同じ舞台に立つ不思議を、2人は「変な感じですね…」と噛みしめていた。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版キャストが発表になり、深田恭子が再び白の女王の声を演じることが発表になった。安藤瞳がアリスを、平田広明がマッドハッターを、朴ろ美(ろは、王へんに路)が赤の女王を演じる。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。前作に続いて“白の女王”ミラーナを演じる深田は「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました」と分析。新作ではアリスが時間をさかのぼることで、人は過去から学び、未来を変えることができることを学んでいくが「自分で“未来を変えよう”とか、“全力をつくせば、必ずいい方向にいくはずだ”と信じて、何事にも向かっていきたい、とは思いますが、やっぱり後悔したりもします。ただ実際、過去に戻って何かを変えたい、というのは、ないですね。それはきちんと受け入れます。今回の話は、一見タイムが悪い人なのかなとも思ってしまいますが、考えさせられるお話でした」という。赤の女王と白の女王は姉妹で、姉は妹のことを憎く思っているが、新作では彼女たちの“過去”も描かれるという。深田は「最近、姉妹のストーリーでいうと『アナ雪』を観てましたので、やはり感情移入してしまいました。姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります」と笑顔を見せ「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、じつはお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さい時に妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と語っている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月03日空前のブームを起こしたシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語吹替版キャストが発表され、女優の深田恭子が、オスカー女優アン・ハサウェイ演じる“白の女王”の声優を再び務めることが決定した。物語は、前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)は厳しい現実に直面。あるとき、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、過去に秘められた真実と、時間の番人・タイム(サシャ・バロン・コーエン)との戦い。赤の女王(ヘレナ=ボナム・カーター)の脅威も迫る中、アリスは運命に逆らい、過去を変えることができるのか?「不思議の国のアリス」のその後を、鬼才ティム・バートンが映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。その前作に引き続き、アン・ハサウェイと同じ歳(82年生まれ)の深田さんが、アンダーランドの統治者、“白の女王”・ミラーナの声を演じる。ドラマや舞台で演じられる可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王・ミラーナのイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現してもらえる唯一無二の女優、ということで前作から続投しての起用となった深田さん。前回はディズニー作品初参加で声優初挑戦と語っていた深田さんは、今回、再びアリスの世界に(声優として)戻ってこれたことについて、「お話しをいただいたときに、まずは作品に続きがある、という嬉しさがあったことと、またこの“白の女王”の役をいただけて、とてもありがたい気持ちになりました」と喜びを語っている。また、「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました。やっぱり動きは可愛いです」と、全てをハッピーに見せる善き女王の彼女についてコメント。「演じていてとても幸せでした。自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした」とふり返った。そんな白の女王は、本作では姉・赤の女王との間にある幼少期の秘密が明らかになり、実は複雑な心を抑えていることが分かる。「私も妹がいるので“姉妹のシーン“は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と深田さん。「姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります(笑)」と明かし、「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、実はお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さいときに妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と実体験に触れ語ってくれた。本作で白の女王は、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救えるのはアリスだけだと考え、時間の番人タイムの元へとアリスを導いていく役どころとなっており、深田さんの声の演技には要注目。さらに、マッドハッター役にはジョニーの吹替としておなじみの平田広明ほか、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美と豪華声優陣も続投するというから、楽しみにしていて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日女優の深田恭子が、『アリス・イン・ワンダーランド』の新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で、前作に引き続きアン・ハサウェイ演じる"白の女王(ミラーナ)"の日本語版声優を務めることが2日、わかった。可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王(ミラーナ)のイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現できる唯一無二の女優、と評価され続投が決定した深田。「お話を頂いた時に、まずは作品に続きがある、といううれしさがあったことと、またこの"白の女王"の役を頂けて、とてもありがい気持ちになりました」と喜びを語った。そして、アン・ハサウェイについて「年齢も近いですし、女優としても女性としてもすごく人間味のある方」と言い、「かわいい役も、『プラダを着た悪魔』のような役、『レ・ミゼラブル』のような役も、いろんな役を演じられる方。素晴らしい女優さんであり、特にかわいさも持っているのは素敵」とコメント。そんなアン演じる"白の女王"の声優を担当し、「演じていてとても幸せでした」と心境を明かし、「自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした。苦労とかはなく、とにかく楽しかったです」と振り返った。また、監督との話し合いの中で「ワンダーランドの世界の人たちは時が止まっていて成長はしていない」と聞き、「前作と同じテンションで大きく変えることなく演じました」と説明。「ただ、私も妹がいるので"姉妹のシーン"は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と語った。白の女王役の深田のほか、マッドハッター役に平田広明、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美(ロは王へんに路)の続投も決定した。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月03日火曜22時から放送中のドラマ「ダメな私に恋してください」に出演している深田恭子さんが可愛すぎると話題に!アラサーのダメダメ女を演じている深田恭子さんですが、「モテ」として見習うべきところがたくさんありました。今回は、『ダメ恋の深田恭子、ここが可愛すぎる!』をテーマに男性30人にお話を聞いてみました。■1.ダメダメさが出てる「鈍臭いというかなんというか、もうダメダメな感じが出ちゃってるとこ。守ってあげたくなる感じ!」(27歳/営業)「『あーもう何やってんだよ!』って言いたくなるよね。俺は主任タイプだから、あーでもないこーでもないって言い合えるのが良い。」(25歳/会社員)ダメな自分を隠そうとして隠しきれてないところが男性がキュンとするポイントのようですね。年上でも年下でも「守ってあげたくなる」という気持ちにさせるには、適度なダメ感を見せよう!■2.明るさ、優しさ「いつも笑顔でいて、辛くてもめげそうでも乗り越えようとしてる姿がたまらない!」(26歳/自営業)「人の仕事を手伝ってあげたシーン、あれグッときたわぁ・・・・・・。」(28歳/接客業)人に良い印象を与えるには、やはり笑顔で明るいことが重要ですよね。人の仕事を手伝ってあげたシーンは見ていて「優しいな・・・」と思う反面、「なんておバカさんなんだ・・・・・・」とも思いましたよね。でも、男性からしたらその素直すぎる優しさにやられるみたいですよ。■3.ゆっくり喋る「深キョンの喋り方好き!」(23歳/読者モデル)「特別スローなわけじゃないあの感じ!」(25歳/広告代理店)深田恭子さんのおっとりゆったりした喋り方にキュンときてる男性は多かった!せかせか早口の女性より、ゆっくり喋る女性の方が癒し効果があるんですって!■4.素直「美味しそうにご飯を食べる姿も良いし、食べたいものを食べたいって素直に言うところが良い。」(25歳/スポーツ選手)ダメ恋の深田恭子さんは「肉」を連呼しますよね!今時の若い子なら体型維持の為に食生活にはシビアになっています。そこを全く気にせず、食べたいものを食べたいという!そして美味しそうに食べる!その姿が見ていて可愛いんだそう。ドラマでは心の声としてあがっている「肉食べたい」の声も、実は口にして女の子に言って欲しいという男性も多かったですよ。■5.ファッション「ダメ恋はズルいわ~。深田恭子が着てるような服装が一番好き!」(24歳/ショップ店員)「清潔感があって女の子らしい格好が最高だね!」(21歳/大学生)見た目に関してはやはり深田恭子さんのファッション!女の子からだけでなく、男性からも好評でした。女の子っぽい、ふんわり淡い色使いの甘めだけどシンプルなファッションがとにかくかわいい!と、まさに「モテの王道」のようです。次からは、更に目を凝らしてファッションチェックですよ!■おわりにダメ恋はまだ始まったばかり!まだまだこれからモテを盗めそうです!1話1話大事に見つつ、参考にしていきたいですね。(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)(長谷川万射/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年02月03日火曜ドラマ「ダメな私に恋してください」の制作発表会見が1月5日(火)、都内で行われ、主演の深田恭子をはじめ、ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)、三浦翔平、野波麻帆、ミムラが主席した。原作は、女性コミック誌「YOU」に連載中で、累計120万部を越えるベストセラーの同名漫画。深田さん演じる、独身、無職、貢ぎグセがあり貯金なしのダメ女・柴田ミチコと、ディーンさん演じる元上司の“ドSオトコ”黒沢歩が繰り広げるラブコメディだ。ディーンさんは「ミチコを下僕としてイジメ抜くので是非ご覧ください」と挨拶。それでも「黒沢はミチコを矯正するために言っているだけで、暴力は反対です」と付け加え、会場の笑いを誘った。ドSなオトコに対してどう思うか尋ねられた深田さんは「無意味なドSは嫌ですが、上司(ディーンさん演じる黒沢)のように愛があるドSなら」と大胆発言。三浦さんは、自身が演じる最上大地について尋ねられると、「最上は好青年でございます。ね」と深田さんに同意を求め、深田さんがはにかむ場面も見られた。「休憩時間はボクシングやチェスをしながら過ごしている」と話すディーンさんと深田さんに対し、三浦さんは「もうすぐ現場が一緒になるから参加できる」と心待ちにしている様子。深田さん演じるミチコは劇中で数々のコスプレ姿を披露するのだが、「深田さんのコスプレ姿は妖精のよう!」とディーンさんは大絶賛だった。TBSドラマ「ダメな私に恋してください」は1月12日(火)22時スタート(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日Rev.from DVL・橋本環奈の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(2016年3月5日公開)に出演する俳優・長谷川博己の役柄とビジュアルが27日、公開された。小説家・赤川次郎氏によるシリーズ累計260万部突破の原作をもとに、1982年に邦画興収第1位となる47億円を記録した薬師丸ひろ子主演『セーラー服と機関銃』。本作はその後を描いた物語で、『婚前特急』(2011年)、『夫婦フーフー日記』(2015年)を手がけた前田弘二監督がメガホンを取る。橋本が目高組4代目組長・星泉役を務めるほか、安藤政信、伊武雅刀、武田鉄矢らも出演する。長谷川が演じるのは、浜口組・若頭補佐の月永。星が率いた目高組とはシマを争う関係だったが、目高組の解散と共に落ち着きを見せたかのように思われていた浜口組。しかし、組を解散させ、カフェ経営をする星の元に思わぬ横やりを入れてくる。この件を裏で操る第三者の存在を察知した月永は、共闘を打診。自らの立場を反故にし、危険を顧みず手を組む決意をする。公開されたビジュアルは、バット、ナイフ、そして拳銃さえ手にした月永の写真。いずれも鬼気迫る表情を見せており、ものものしい抗争を予感させる。中でも、バットで威嚇する背後には星を引き連れていることから、星が月永に抱く恋心の行方にも注目が集まる。(C)2016「セーラー服と機関銃・その後 -卒業-」製作委員会
2015年11月27日『劇場版MOZU』のヒットを記念して11月18日(水)、都内劇場で舞台挨拶が開催され、主演の西島秀俊、共演の長谷川博己、羽住英一郎監督が舞台挨拶に登壇。TVシリーズからの長きにわたる付き合いの3人が撮影の秘話などを語った。逢坂剛の小説を原作にしたハードボイルドアクション。TVシリーズを通じて謎の存在とされてきた“ダルマ”の正体が明かされ、全てに完全決着がつけられる。西島さん、長谷川さん、羽住監督は客席後方の通路から入場したが、途中で握手を求めるファンにもみくちゃにされながらステージ上へ。TVシリーズから徐々に狂気を帯びていき人気キャラクターとなった東を演じた長谷川さんにとって、劇場版のプロモーションで舞台挨拶に登壇するのはこれが初めて!「ヒットしなかったら、ここには立てなかった」と、本作を公開から2週連続で観客動員数第1位へと押し上げたファンに感謝し、東の決めゼリフ(?)「チャオ!」をいきなり披露して会場は歓声に包まれる。倉木役の西島さんは「TVシリーズからの戦友である長谷川くんと舞台挨拶に立てて、本当に嬉しいです!」と感激を口にし、初っ端からの長谷川さんからのハイテンションでの「チャオ!」にも「まさかいきなり生チャオが見られるとは思ってなくて、感動しちゃった!」と大喜びだった。長谷川さんによると、実はこの東の「チャオ!」という去り際のセリフはアドリブで生まれたものだという。「池松(壮亮)さんとのシーンで、リハーサル後に監督が急に『ここは最後に東の狂気を見せて』と言ってきて、すぐ『よーいスタート!』となったんです。何を言おうか?と思った時にふと見たら車がイタリア車のマセラッティだったので『チャオ!』と言いました(笑)」と驚きのエピソードを明かす。ちなみに、アフレコで差し替えられたものの、「和風バージョンもあった」そうで「さすがにチャオはマズいでしょと思ってたんですが、大河ドラマを見てたら、ある俳優さんが死ぬ間際に『さらばだ』と言ってたのでそれをパクッて…」と告白。慌てて西島さんが「オマージュでしょっ(苦笑)!」とフォローを入れ、会場は笑いに包まれた。西島さんは、そんな長谷川さんの狂気に満ちた芝居を絶賛。劇場版の撮影では、長谷川さんの飛行機の到着が遅れ、現場に来て、日没直前にすぐに芝居をしないといけないことがあったそう。「お面を外すシーンですが、何が何だか分からないままに連れて来られてあれをやったんです!すげーなぁ…と思いました」と述懐。激しいカーアクションについても「結構、危ないことやってるんですが、そこであんなふざけた芝居をしてる!」と驚嘆する。長谷川さんは「真面目にやってますよ。ふざけてるわけじゃなく(笑)」と注釈を加え、会場は再び笑いに包まれた。これがおそらく『MOZU』の最後の舞台挨拶となるが、羽住監督はシリーズを引っ張ってきた西島さんに「文字通りに体を張って演じ来てくれました。倉木と同じく愚直に真っ直ぐで、ぶれない西島さんだったからこそここまで来れました」と感謝の思いを伝えた。西島さんは「『MOZU』はみなさんが育ててくださった作品です。みなさんが見て、育ててくれたからここまで充実した作品になりました」と改めて、熱烈なファンに感謝を述べ、客席に向かって深々と頭を下げて、舞台挨拶は幕を閉じた。『劇場版MOZU』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年11月18日『劇場版 MOZU』ヒット御礼舞台あいさつが11月18日に都内劇場で開催され、主演の西島秀俊をはじめ、共演の長谷川博己、羽住英一郎監督が登壇した。ヒット御礼舞台あいさつ/その他の写真TBSとWOWOWの共同製作で2シーズンにわたり放送された人気サスペンスシリーズの待望の劇場版にして完結編。シリーズを通じて謎の存在とされてきた“ダルマ”の正体が明らかになると共に、全ての謎に決着がつけられる。今回の『劇場版 MOZU』のプロモーションで、長谷川が舞台あいさつに立つのは初めて。西島は長谷川を「TVシリーズからの戦友」と語り、揃っての登壇を「本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。長谷川はノリノリで、自身が演じた東が発する「チャオ!」というセリフで挨拶し会場をわかせる。これには西島も「いきなり“生”チャオを見られると思ってなかったので感動しちゃった(笑)」と大喜び! ちなみにこの東の「チャオ」に関して、長谷川はその誕生の秘話を告白。「池松(壮亮)さんとのシーンで、車に乗って東が去っていくシーンですが、リハーサルが終わった後に監督が『ここは最後に東の狂気を見せてください』と仰って、すぐに『よーい、スタート!』となったんです。どうしよう? 何を言ったらいいのか? と思ったら、車がイタリア車のマセラティだったので『チャオ!』と言いました」ととっさにイタリア車を目にして生まれたアドリブであったと明かし、場内は驚きに包まれた。今回の映画でも、西島は長谷川の狂気じみた芝居を目の当たりにして驚いたよう。特にカーアクションのシーンに触れ「結構、危ないんですが、あんなふざけたことをやってる!」と語り、長谷川は慌てて「ふざけてるわけじゃなくて、演技は真面目にやってます!」と苦笑交じりに訴えていた。TVシリーズから2年以上にわたった『MOZU』シリーズも完結となり、この舞台あいさつが最後のプロモーションとなるが、羽住監督は改めて西島に「文字通り、体を張って満身創痍で演じ切ってくれました。おつかれさまでした」とねぎらいの言葉を掛ける。西島は「『MOZU』という作品は観客のみなさんに育てていただいた作品です。みなさんが見て育ててくださったから、これだけ充実した作品になりました」とファンへの感謝の言葉を口にし、最後に深々と客席に頭を下げた。『劇場版 MOZU』公開中
2015年11月18日昨年スマッシュヒットを記録した映画『超高速!参勤交代』の続編タイトルが『超高速! 参勤交代 リターンズ』(2016年公開)に決定し、佐々木蔵之介、深田恭子をはじめ、前作の主要キャストが再集結することが、このほど発表された。本シリーズは、第37回城戸賞を受けた土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント作品。時代劇ながら中高年をはじめ、親子連れ、カップルなど幅広い年齢層の心をつかみ、公開3週で累計興行収入10億円を突破。第57回ブルーリボン賞の作品賞に輝いた。前作では、金山略奪を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)によって無理難題を命じられた弱小貧乏藩の湯長谷藩(現:福島県いわき市)が、金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木蔵之介)を筆頭に6人で知恵を絞って"参勤"を実現。続編は、行きの"参勤"で金も体力も使い果たした政醇らが帰りの"交代"を始めるも、信祝のある企みを聞きつけ、どうにかピンチを乗り越えていく様を描く。佐々木、深田をはじめ、伊原剛志、市川猿之助、陣内孝則、西村雅彦らが再演する。本作では、前作でかなわなかった、いわき市でのご当地ロケが実現した。本木克英監督の念願であったいわきロケは、清水敏男市長や地元の青年団らも参加。拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受け、佐々木や深田も感慨深げだった。また本作の代名詞と言える"走り"のシーンは、同市の小浜海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、村人に扮した衣装に身を包んだ総勢150人の地元エキストラも参加し、当地の伝統芸能"じゃんがら念仏踊り"も披露する。この踊りの場面では、政醇や深田演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくシーンもあるほか、清水市長も、いわき弁のセリフがある湯長谷の村長役を演じる。佐々木は続編決定時の心境を、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった」と告白。「やるの? またやるの? どうせまた走るんでしょ」と笑いながら話し合っていたという。結果的に前作の倍以上、走ることになったことから「前より過酷です」と苦笑しながらも、「前作の仲間たちと出会うことができて、今はとても幸せです」と喜びを見せた。深田も「また皆さまにお会いできることを楽しみにしておりました」と口をそろえる。念願のいわきロケについて、佐々木は「青年団やボランティアの皆さまの踊りを実際に間近で見て、輪に入って、その世界、その時代、その時に連れて行ってもらったような気持ちになりまして、とても力をもらいました」と高揚した様子。さらに、今回の台本で面白いと感じた点については、「前作のイメージもあり、すごく情景が浮かび、それぞれの個性がとてもよく出てくる」と評し「現場の熱は前回よりも断然熱く、作り上がるペースも非常に速い」と現在進行中の製作の裏側も明かす。「特急ひたちで来ましたが、車内販売のおばちゃんがすでになまってまして(笑)、あー来たなあ、交代しにきたなあという実感がありました」という佐々木。「どんなピンチであっても良い感じに温かみがあるのがいわき弁ですね」と早速、当地の空気を味わったようだ。深田も「福島でのロケが実現できたことや、いわき市長さんや皆さんが参加してくださってとてもうれしく思います」と感謝しながら「福島の魅力を全国の皆さんに伝えていけたら」との思いを口にした。本木監督も、「なんといっても福島県でロケができたことがうれしいです」と感激。「前作も福島の多くの皆さまにご覧いただけたので、その期待を超えるような作品にしたいと思っております」と意気込み、「方言もよりパワフルに、リアリティを増していきたい」と語っている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2015年09月30日主演の杏をはじめ、長谷川博己、国仲涼子、中島裕翔(Hey!Say!JUMP)らがキャラクターを好演し、秀逸なロマンチック・コメディーとして好評を博した今年1月期のフジテレビ“月9”ドラマが、「デート~恋とはどんなものかしら~2015夏 秘湯」と題し、約半年ぶりに一夜限りの復活を果たすことが分かった。本作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』(’05)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家・古沢良太がキャリア史上初めて手掛けた本格恋愛ドラマ。“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の杏さん演じる依子と、長谷川さん演じる巧が結婚を目指すことになり、恋愛感情を持たぬまま日々つたないデートを積み重ねていく様子を、テンポのよい会話をもとに、コミカルに描写。劇中で巧が自身の職業を「高等遊民」と称したことでも話題を呼び、初回視聴率14.8%、平均視聴率12.5%を獲得した。今回の「デート~恋とはどんなものかしら~2015夏 秘湯」では、連続ドラマのその後の藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)の様子が描かれる。デートも35回目を迎え、結婚に向けた契約書も完成しつつあった頃、依子は勤務先の女性職員たちの「結婚前に半同棲をしておくべき」という話を聞き、契約書通りの生活を実際に送れるかどうかを試すために、半同棲を巧に提案、それに巧も応え、必至に契約書通りの生活をこなしていた。そんな中、依子の母・藪下小夜子(和久井映見)の墓前に結婚報告へ行った際、巧は和服の女性・橋本彦乃(芦名星)と出会う。自分の理想のタイプの女性の美しさに引かれ鼻の下を伸ばす巧を目撃した依子は、元々、恋愛不適合者な2人には契約書に「浮気」の項目は必要ないと考えていたが、依子のもとに現れる亡き母・小夜子からも指摘され、「浮気」の項目を追加することに。一方、巧は、依子との半同棲生活に限界を感じて2人は大ゲンカしてしまい…。本作初登場の“謎の和服美人女性”橋本彦乃を演じるのは、フジテレビドラマ出演は「救命病棟24時・第5シリーズ」以来約2年ぶりとなる女優・芦名星。長谷川さんとはNHK大河ドラマ「八重の桜」にて共演、杏さんとは本作が初共演となる。「連続ドラマは見させていただいていて、ちょっと変わったストーリーでしたし、印象に残っていました」と以前から本作を知っていたようで出演が決定した際は「『ええっ!?私があのドラマに!?』と(笑)」と驚いたようだ。スペシャルドラマとして復活について長谷川さんは「連続ドラマで出し切った感があったので…。正直、『そうか、またあそこに戻れるかな?』という気持ちと、どういうストーリーになるのか、すごく楽しみな気持ちがありました」と胸の内を明かす。杏さんは「今回の台本を読んでみて、本当に“お祭り”のような、“ファン感謝祭”のような感じの内容で、これでまたみんなと時間を共有できると思うと楽しみですね。そういうのが、作る側にとっても、見ている側にとっても、“遊びの部分”でもありつつ、いままでの『デート』を踏襲する部分でもあって、すごくステキなバランスのスペシャルドラマになりそうだなと思っています」と期待を込めたコメントを寄せた。連続ドラマは1月期放送ということで冬場のデートが描かれていたが、本作では夏のデートシーンも満載。“秘湯”を舞台に物語がどんな結末を迎えるのか楽しみに待ちたい。「デート~恋とはどんなものかしら~ 2015夏 秘湯」は9月28日(月)21時から23時18分まで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日女優の深田恭子が初舞台を踏むミュージカル『100万回生きたねこ』がまもなく開幕する。初日を目前に控えた8月13日、東京芸術劇場 プレイハウスにて、作品の一部が報道陣に公開された。ミュージカル『100万回生きたねこ』1977年の初版からロングセラーを重ねる、佐野洋子の同名絵本を原作にしたミュージカル。イスラエルの奇才、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックが演出・振付・美術を務め2013年に上演、大好評を得た作品の、2年半ぶりの再演だ。今回は、100万回生まれ変わり様々な飼い主に飼われながらも自分のことしか好きにならなかった“とらねこ”を実力派俳優・成河(そんは)が、とらねこが初めて好きになる“白いねこ”を深田が演じる。白い衣裳に、白いねこみみ帽子をかぶったふたりは、しなやかに瑞々しく、穏やかな愛の物語を紡ぐ。そこにインバル振付による独特のダンスや、時に影絵のような陰影を生み出す美しい照明などが合わさり、美しい世界が広がった。主演のふたりは開幕に向けた心境を「自分にどこまでのことが出来ているのかまだ正直良く分かりません。ただ仲間を信じて、少しでもお客さまの心に届くように、千秋楽まで努力を重ねたい」(成河)、「この物語は、伝え方は真正面ではないけれど、気が付くと愛に辿り着く。とらねこちゃんが、女の子や白いねこと旅をするように、私もこの舞台でキャスト・スタッフの皆さま、そして客席の皆さまとご一緒に、賑やかで、切なく、愛おしい、旅をしたい」(深田)とそれぞれコメント。またインバル・ピントとアブシャロム・ポラックは「お客さまはこれまでとは一味も二味も違う成河と恭子に出会い、驚くことでしょう」と語った。公演は8月15日(土)から30日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、9月3日(木)・4日(金)に石川・北陸電力会館 本多の森ホール、10月2日(金)から4日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットは発売中。
2015年08月14日