宗教団体「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加が26日、自身のツイッターを更新し、「ソラニン」とつぶやいた。「ソラニン」は浅野いにお氏による漫画のタイトルで、2010年に実写映画化され、ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONが歌う映画主題歌のタイトルでもある。また、ジャガイモの芽の毒という意味もあり、一言だけのつぶやきに「どういう意味?」「アジカンですか?」「ソラニンのストーリーと自分の今の心境を重ねてるんですか?」「今の心境は?」「ジャガイモの毒ですかね」などとさまざまな憶測を呼んでいる。清水がツイッターを更新したのは10日ぶり。前回の今月16日の更新では、「この本も、またすぐ差し止められちゃうかもしれないんですけど私の持ってる真実、消されたくないので改めて千眼美子として生きてゆく宣言。『全部、言っちゃうね。』明日、17日、発売」と、告白本の発売を発表していた。
2017年02月26日清水富美加さん(22)が宗教法人「幸福の科学」に出家を決意し、世間を騒がせています。また清水さんは出家後の名義である「千眼美子」名義で2月17日に書籍を出版。その中では喫煙をしていたことや仕事や事務所に対する不信感、そして過去の恋愛遍歴にも触れていました。 そんな恋愛遍歴暴露の中で浮上したのがバンド「KANA-BOON」の飯田(めしだ)祐馬さん(26)です。清水さんとは1年ほど交際していたそうですが、飯田さんは既婚者。ベッキー(32)と「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(28)の不倫報道を見て「ヤバイ」と思い、別れたと報じられています。 ゲス不倫経験を今さら暴露するあたりに「本を売りたい」という気迫を感じますが、気になるのは飯田さんのビジュアル。そしてバンドマンという職種の魅力です。飯田さんは川谷さんと同じ「キノコヘア」。どうしてお世辞にもカッコいいとはいえないキノコヘアの男子が、女優やタレントを落とせるのでしょうか。今日はバンドマンが女性にモテる理由、そしてキノコヘア男子がなぜ女性から需要があるのかを考えます。 ■バンドマンのギャップ萌えはどんな男も使える究極技 バンドマン。そのモテっぷりは、ときに「3B」として美容師、バーテンダーなどと並び紹介されることもあります。高校時代ならまだしも、大人になってもバンドマンがモテる理由はいったいどこにあるのか。大きく分けると、3つの要素が絡んでいると思っています。 ◎ギャップ萌えバンドマンの魅力の1つは、やっぱり演奏時と通常時のギャップにあります。どんなブサイクでも演奏やパフォーマンスがカッコイイと、顔のイケメン度とは関係なく女子がキュンとなるものです。 ◎自由人としての魅力バンドマンといえば、夢追い人の自由人。大人になると会社員として働く人が多い中、やりたいことで勝負する彼らはそれだけで魅力的に見えるもの。女性の中には、男性を支えることが存在意義になっている人も。そういう母性の強いタイプにとって自由人のカレは、尽くしがいのある男性といえるのです。 ◎表現者としての魅力人は大人になると個性や意見を押し殺し、ある程度社会に適合していくもの。そんな社会の流れに逆行し、作り出すものの完成度を追求する“表現者としての魅力”がバンドマンにはあります。ベッキーさんと川谷さんの例でいえば、優等生タイプの女性が才能溢れる音楽家に惚れるのは、まさにこの典型です。 駆け足で3つの要素を紹介しましたが、これは多くのバンドマンに共通する点。今回の飯田さんについては、さらにどんな要素が絡んでいるのか。彼の「キノコヘア」の魅力についても紐解きます。 ■キノコヘアは女子にどう思われているのか 多くの人が清水さんを落とすには釣り合わないと思ってしまったであろう、飯田さんのビジュアル。世間でもそのキノコヘアが1番に取り上げられ、騒がれているようです。キノコヘアは好みが別れるものですが、魅力の1つは“中性的”であること。いわゆるイケメンの髪型は、前髪ツンツンだったり刈り上げだったりしますが、そういう攻撃性が高い男性を嫌う女性は一定数存在します。 実際キノコヘア好きでバンドマン男性と結婚した女性によると「自分も女性の性を全面に押し出していないので、男性に筋肉マッチョとかを押し出されると無理ってなる。だから中性的なキノコヘアが好きなんだと思う」とのことでした。キノコヘアは、いうなれば草食系男子のヘアスタイル。つまり過剰な男臭さを隠し、女性に親近感を沸かせることができる髪型なのかもしれません。 ■女子の“イケメンアレルギー”を狙う また一部では、清水さんが「もうイケメンはこりごり」と言っていたとの報道も。飯田さんのビジュアルをみて「かっこよくない」と思った人も多いことでしょうが、なぜ、それでも若手女優を落とせるのか。それは、女性の中に「イケメンアレルギー」を持つタイプが存在するからです。 彼女たちはイケメンと付き合うと、浮気されたり苦労する可能性を感じてしまう。だから付き合っても安心できる「適度にブサイク」な男性を探すそうです。しかし先ほども書きましたが、ブサイクでもモテるのがバンドマン。バンドをすることで到来するモテ期。これまでモテ方を知らなかった男性は戸惑い、来るものを拒めない人やうまく扱いきれない人も出てくるでしょう。つまり、女でいう“大学生デビューからのヤリマン化”とそっくりな構図なのです。 このようにキノコヘアのバンドマンにはさまざまな要素が絡み合い、若手女優からタレントまで手を伸ばせる立場になっているのかもしれません。 出家してからの清水さんには驚くことばかりですが、自著には「『人のために生きます』っていう約束を、心の中で、神様にしたんです」と書かれています。人のために生きるのはすばらしいのですが、本の中で終わった恋愛を書くことで、相手の男性が活動停止の危機に瀕している。これが本当に“人のために生きたい人がするべきこと”なのかは疑問です。 懺悔の気持ちで書いたのなら、それこそ傲慢。宗教家としての彼女の前に、22歳の彼女の今後には不安しか感じないのです。
2017年02月24日幸福の科学への出家騒動から5日、2月17日に告白本『全部、言っちゃうね。』を出版した清水富美加(22)。力ある大人の世界”から逃げようとしていたという清水だが、さらなる巨額ビジネスの様相を呈してきている。 さらに、彼女を取り巻く「出家とお金」問題はこれだけではない。 著書で清水も《映画もぶっちぎって、PRもしないとなると、最低でも数億円は違約金の中に含まれてくるんじゃないかって報道でも言ってましたけど、レプロに要求されるお金はおそらく私に来ると思います》とつづっているが、巨額の違約金が発生する可能性があるのだ。その額は“最大10億円”とも言われている。 「彼女は4本の映画に出演予定で、うち3本は公開する方向で話が進みそうです。『泥棒役者』は降板が決定しましたが、これも撮り直し費用の負担で収まりそうだと聞いています。CMは違約金が発生するでしょう。1本は更新時期が迫っていたため、それほど問題は発生しないかもしれません。ただもう1本は残り期間のギャラを日割りで返還し、穴埋めにかかる費用も負担しなくてはなりません。ただ事務所が謝罪を続けたこともあり最悪の結果は避けられそう。合計1千万円程度に収まるのではないでしょうか」(芸能関係者) また今回の出家騒動で波紋を呼んだのが、清水の収入だ。幸福の科学サイドは「1カ月休みなく働いても月給5万円だった」と主張していたが、清水本人は著書の中で《2016年にようやく、月25万円いただけるようになりました。その年から、年収1千万円は確かにいただいていました》と明かしている。 しかし、事務所事情に詳しい別の芸能関係者は彼女の年収についてこう指摘する。 「清水さんは当初共同生活を送っていましたが、これはアパートではなくタワーマンション。家賃も月40万円はくだらないでしょう。セキュリティは万全ですし、寮母さんもいるため食費もタダ。エステ代や洋服など日常生活にかかる費用もすべて事務所が負担していました。そして実際には月25万円より多い額をもらっていたと聞いています。事務所は巨額のボーナスも支払っていたといいますし、年収にして1千500万円はあったようです」
2017年02月22日幸福の科学への“出家”騒動の渦中にある清水富美加が主演を務める映画『暗黒女子』の完成披露試写会が2月21日(火)に開催。清水さんは欠席したが、清水さんと共にW主演を務めた飯豊まりえ、耶雲哉治監督が、不在の清水さんについて言及した。秋吉理香子の“イヤミス(=読んだ後に何とも嫌な気分になるミステリー)”の傑作を映画化。セレブ女子が通う女子高で、全校の憧れの生徒が謎の死を遂げるが、彼女を巡り、その後、様々な証言が飛び出し、その真の姿が明らかになっていく。“全員悪女”という触れ込みで、“衝撃のラスト24分”が話題の本作。この日は、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、千葉雄大、原作者の秋吉理香子、耶雲哉治監督が出席。清水さんに関しては司会者から「事務所の申し出により欠席」と発表された。ドロドロの女性の悪意が交錯する本作だが、現場は和気あいあいと和やかで明るいムードだったようで、飯豊さんをはじめ、女優陣からは口々に「女子校みたいだった」との声が。飯豊さんは、予告編にもある恐るべき闇鍋のシーンの撮影について「見ててこっちが胃が痛くなりそうな怖さでしたが、撮影が終わると『あぁ、体力使った!お菓子食べよ!』という、メルヘンで平和な子たちでした」と共演陣について語り、平さんも「ずっとご飯の話をしてました」とニッコリ。ちなみに紅一点ならぬ“黒一点”の千葉さんは、そんな女優陣と交わる機会がほとんどなかったようで、女優陣の楽しそうなエピソードに「そんな思い出、一切、知りませんでした…」「男って無力だなと。現場でも男子は気まずかった…」と苦笑交じりに語り、笑いを誘っていた。耶雲監督は、そんな女優陣たちの奮闘を絶賛したが「特に大変だったのは主役の2人。清水富美加さんと飯豊まりえさんが演じた役は難しい役でしたが、ちゃんと頑張って役を見つめ、体当たりで演じてくれました。それを見てほしい」と清水さんについても言及。「清水富美加さんと同じ舞台に立てずに残念ですが、役を真面目に考え、どうすればもっと面白くなるか?お客さんがもっと喜んでくれるか?もっと驚いてくれるかを考えて、一緒に話をしたし、現場でも率先してプランやアイディアを出してくれました。澄川小百合という役は、清水富美加という女優じゃなかったら、存在しなかった。凄みのあるヤバいキャラになってるし、早く(清水さんにも)見てほしい」と語った。監督に続いて、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った飯豊さんも「富美加ちゃんと一緒にここに立てなかったのを残念に思っています」と清水さんの不在に言及。「富美加ちゃんがどう思っているかわからないけど、私は富美加ちゃんの人柄が好きだし、『一緒に頑張ろう』と言ってました。富美加ちゃんも含め、みんなで作り上げたこの映画に嘘はないと思っています!」と声を詰まらせながら語り、会場は温かい拍手に包まれた。『暗黒女子』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗黒女子 2017年4月1日より全国にて公開(C) 017「暗黒女子」製作委員会 (C) 秋吉理香子/双葉社
2017年02月21日宗教法人「幸福の科学」への出家と芸能界引退を表明した女優・清水富美加が17日に告白本『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』を発売したことを受け、所属事務所・レプロエンタテインメントはマスコミ各社に声明文を配布した。表題「弊社所属タレント・清水富美加 書籍の出版に関して」で始まる本間憲社長名義の文書。「下記の記載内容をそのまま掲載して頂くことを前提に、コメントさせて頂きますので、事前にご了承頂ければ幸いです」とした上で、「誠に不可解であると言わざるを得ません」と困惑し、その内容について「事実と異なる部分も多々含まれております」と指摘している。清水は11日に開設したツイッターアカウントで、16日に「この本も、またすぐ差し止められちゃうかもしれないんですけど私の持ってる真実、消されたくないので改めて千眼美子として生きてゆく宣言。『全部、言っちゃうね。』明日、17日、発売。」と告知。このタイミングでの告白本の出版に、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。■コメント全文報道関係者各位弊社所属タレント・清水富美加 書籍の出版に関して平素は大変お世話になり誠に有難うございます。弊社所属タレント・清水富美加の書籍の出版に関して、下記の記載内容をそのまま掲載して頂くことを前提に、コメントさせて頂きますので、事前にご了承頂ければ幸いです。現在、代理人間で協議を続けているこのタイミングで清水富美加の書籍が出版されたことについては、誠に不可解であると言わざるを得ません。この書籍には事実と異なる部分も多々含まれておりますが、弊社といたしましては、契約解除の問題に無関係な部分についての過熱報道が続くことは望んでおりませんので、問題の早期解決のため、書籍の内容についてのコメントは控えさせて頂きます。末筆ながら、このたびの騒動につき、皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。株式会社レプロエンタテインメント代表取締役社長本間 憲
2017年02月18日宗教団体「幸福の科学」への出家を表明した女優の清水富美加が13日深夜、ツイッターを更新した。清水は「出家だけではなくて誰かギリギリだと言った部分に隠された事誰か気付いてくれてますようにまた一つの事実がもう消されそう」と訴え。12日に「幸福の科学」が発表した清水の直筆メッセージでは、「お仕事の内容に、心が追いつかない部分があり、しっかりとした生活を送れず、毎日がギリギリの状態でした」と記されており、今回のツイートはその部分について言及していると思われる。清水は12日には、ツイッターで「力ある大人の怖い部分を見たら夢ある若者はニコニコしながら全てに頷くようになる。そんな中ですり減って行く心を守ってくれようとしたのは事務所じゃなかった」と打ち明けていた。
2017年02月14日幸福の科学への出家騒動で波紋を呼んでいる清水富美加(22)。実は、本誌は「清水さんが幸福の科学に“出家”するそうです。さらには団体での活動に専念するため、芸能界も完全引退するそうです」という話を受け、取材を進めてきていた。そこで幸福の科学に確認したところ、2月11日に「当教団の信者であり、出家することになりました」事実を認める回答が。その直後から本人がTwitterを開設し、取材陣が騒ぎ始めたのだった――。 清水といえば、今もっとも勢いのある女優の一人。08年に芸能界入りし、11年に本格的女優デビュー。15年にはNHK朝ドラ『まれ』でヒロイン・土屋太鳳(22)の同級生役を演じ大ブレークしている。そんな彼女が言う“出家”とは、幸福の科学の職員になって働くこと。幸福の科学に詳しいジャーナリストがこう語る。 「これまで所属事務所にも伏せていたそうですが、清水さんが幸福の科学の信者であることは幹部の間でも知られていました。ご両親ともに幸福の科学の信者で、幼いころから教えを固く信じていたそうです。そして彼女は今回、『女優よりもやりたいことが見つかった。これからは、幸福の科学のためだけに働いていきたい』と漏らしているそうです」 最近では仕事現場をドタキャンするなど、“異変”が起きていたという。 「事務所が本人の意向を無視して仕事をさせていたならまだしも、清水さんは最近も自身のTwitterで主演映画『笑う招き猫』の告知を行うなど熱心に仕事していました。彼女がどれだけ突発的に芸能界引退を申し出たのかがうかがえます。彼女のマネージャーは清水さんがブレークする前から二人三脚でやってきていました。『今まで一緒にやってきたのに、なんでこれからという時期に』と途方に暮れていることでしょうね」(テレビ局関係者) そこで本誌が幸福の科学に確認を申し込んだところ、冒頭のように出家の事実を認めるコメントが。またその経緯についてもこう補足した。 「清水富美加さんは子供のころから熱心な当会信者でした。折々に祈願や支部に参列し、仏法真理的価値観を子供のころから学ばれてきました。しかし、次第に主役級の仕事が振られる中で、必ずしも彼女の思想信条にかなっているとは言えない仕事が増えてきました」 そんな彼女は、1月に収録された『女優清水富美加の可能性守護霊インタビュー』(幸福の科学出版)をきっかけに今回の出家を決意したのだという。 「この経典をきっかけに富美加さんは、自らの天命が一人でも多くの人に光を伝え、真理を伝えて、人類救済にあたることにあると確信し、この度、出家される運びとなりました。従って、今月で事務所との契約は解除し、体調が回復しましたら、宗教家としての活動に移ってまいります」 また清水の所属事務所にも確認したところ、担当者は「仕事を休んだことは事実ですが、それ以上はお答えできません」と答えていた。15年4月の本誌インタビューで、清水は女優業についてこう語っている。 《高校時代はすごい反抗期で。母が飴で父がムチ、って感じで、もうケンカばっか。勉強したくない!高校行きたくない!って。でも、高校を卒業して、結局、いちばん困ったときに助けてくれたのはお父さんだったな、ってハッとして。この仕事は、“夢”というより、そのころ迷惑をかけちゃった人たちに、恩返しのためにやっているような感じかなぁ》
2017年02月14日「当教団の信者であり、出家することになりました」 本誌は「清水富美加さん(22)が幸福の科学に“出家”するそうです。さらには団体での活動に専念するため、芸能界も完全引退するそうです」という情報を受け、取材を進めてきた。そこで幸福の科学に取材を申し込んだところ、2月11日に冒頭の事実を認める回答が。その直後から本人がTwitterを開設し、取材陣がにわかに騒ぎ始めたのだった――。 清水といえば、もっとも勢いのある女優の一人。08年に芸能界入りした彼女は、11年に本格的女優デビュー。15年にはNHK朝ドラ『まれ』でヒロイン・土屋太鳳(22)の同級生役を演じブレークしている。だが実は最近、周囲では異変が起きていた。映画関係者が語る。 「実は彼女、1月下旬に行われる予定だった映画の撮影を“ドタキャン”しているんです。事務所の説明では『体調不良』とのことでしたが、連絡があったのは当日朝。何があったのか聞いてみても歯切れが悪く『清水さん、大丈夫?』という声が上がっていました」 その答えが、冒頭の「幸福の科学への出家」だったのだ。もちろんどんな宗教を信仰するとしても、それは個人の自由だろう。だが本人が承諾した契約をほごにし仕事放棄していたとすれば、話は別だ。清水は今抱えている仕事をすべてキャンセルするつもりだという。 「所属事務所はいきなり弁護士から連絡を受け、一方的に彼女の“出家”を告げられたそうです。しかもその日から本人とはいっさい連絡が取れず、この件で一度もきちんと話し合いができていない状態。事務所はきつねにつままれたようになっており、完全にお手上げ。契約は夏ごろまで残っているそうですが、彼女は『出家のためなら途中で仕事を投げ出すことも構わない』という気持ちのようです」 現在、清水は公開待ちや撮影中のものを含めて4本の映画に出演予定。テレビやラジオのレギュラー番組が3本、広告契約も3本など多くの契約を抱えている。それらがすべて公開や放送されなくなるとすれば、その損害は莫大な額に。 「ブレーク中の若手女優であればCM契約は1本3千万円ほど。主に違約金が生じる事項としては“宗教的思想が強い発言”なども該当します。途中で広告が出せなくなった場合、残り期間のギャラは返還。それだけでなく、かかった製作費や差し替え用の費用まですべて負担する可能性も。損害の大きさは計り知れません」(前出・広告代理店関係者) これだけでも億単位の損害になる可能性が。さらに影響が大きいのは映画だ。別の映画関係者がこう説明する。 「大規模な映画の場合、製作費や宣伝費を含めると約5億円。小規模のものでも5千万円ほどはかかっています。たとえば個人の一存で公開中止を訴えたとすれば、公開までにかかった費用と補償にかかるお金まで全額負担しなければなりません」 清水の出演する映画がすべてお蔵入りになった場合、損害賠償額は10億円以上になる可能性もあるという。
2017年02月14日シンガーソングライターのmiwa、俳優の坂口健太郎、竜星涼、泉澤祐希が組んだバンド「The STROBOSCORP」の一夜限りの生ライブ付きスペシャル上映会が30日、Zepp Tokyoで行われた。同バンドは映画『君と100回目の恋』内で結成されたバンドで、miwaがギター&ボーカル、坂口がギター、竜星がベース、泉澤がドラムを担当している。共演の真野恵里菜も登場し、観客とともにライブを見守った。映画の上映終了後、The STROBOSCORPが現れると会場内は興奮に包まれた。miwaは「今日は本当に一夜限りの最初で最後のライブになると思います」と客席を盛り上げる。坂口が「3人が後ろにいてくれると緊張は少しほぐれましたが、皆さん映画どうでしたか?」と観客に語りかけると会場は歓声で応え、「単純な感情」を披露した。演奏を聴いていた真野は、「久々にステージ横で皆の演奏を観れて、今感動しちゃいました」と印象を語り、「映画の撮影が終わった後もこれだけじゃなくてどこかでライブとかしたいねって話をしていたことが今日現実となりました!」と喜びを表す。坂口は「あの時の練習していた俺たちに言ってやりたいよ! Zeppで演奏するんだぜって!」と振り返った。最後に音楽番組でも披露した「アイオクリ」について、miwaは「私が陸(坂口)の事を考え、葵海(miwa)なら陸と一緒にこんなことを考えながら歌を作るんじゃないかなぁと考えながら作りました。聞いて下さい」と演奏を披露。さらに終了後は会場からのアンコールに応え、miwaがギターで映画の主題歌「君と100回目の恋」を歌った。miwaは感極まって涙を流し、観客も多く涙を見せていた。
2017年01月31日俳優の坂口健太郎が、松本潤主演の映画『ナラタージュ』(10月公開)に出演することが20日、わかった。同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村架純)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。坂口は泉に想いを寄せ、一度は恋人になる大学生・小野玲二を演じる。葉山を忘れられない泉の姿に苦悩し、嫉妬する役どころとなる。坂口は「初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました」と役の印象について語った。さらに坂口は「切なく、悲しい気持ちに感情移入してみてくださる方もいるかと思います」と観客の心境を慮り、「楽しみにしていてください」とメッセージを贈った。メガホンをとった行定勲監督は、長年にわたり同作の映画化を熱望してきた。坂口について「普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った」と、キャスティングの経緯を説明。「ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました」と撮影時の様子を振り返り、「未来が楽しみな俳優に出会えました」と称賛した。
2017年01月20日CDなどのアートワークからライブペイントまで国内外で様々な活動を行う大河原健太郎の個展「OKAWARA KENTARO EXHIBITION “LITTLE HOMIE”」が、1月20日から25日まで表参道ロケット(ROCKET)で開催される。平面作品を中心にアーティスト、ペインターとして国内外で活動している大河原健太郎。これまでに、力強い線や独自の色彩感覚が特徴の躍動感ある作品を精力的に発表してきた。14年にはGenius Yellow Monkey Publishingというレーベルを設立し、様々な作家とのコラボレーション活動なども行っている。同展では、そんな大河原による新作ペインティングやドローイング、スカルプチャー作品を展示・販売。また、「すべての子供たちに、もっとポップアートを!」をテーマに、古典的な絵本作品を親しみやすくポップに仕立て直した絵本シリーズから、大河原が初めて作画を手掛けた『桃太郎』と、12月24日発売の新作『浦島太郎』、その他、Tシャツや雑貨などのオリジナル商品もあわせて販売される。【イベント情報】「OKAWARA KENTARO EXHIBITION “LITTLE HOMIE”」会場:表参道ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:1月20日~25日時間:11:00~21:00(1月22日は20:00まで、1月25日は18:00まで)入場無料会期中無休
2017年01月05日大河原健太郎による個展「LITTLE HOMIE」が表参道 ROCKETで開催される。会期は2017年1月20日(金)から25日(水)まで。大河原健太郎は、平面作品を中心にアーティスト / ペインターとして国内外で活動し、バンド廻猫(めぐりねこ)のCDやグッズなどのアートワークやライブペイント、プロダクト制作などを手掛けている。力強い線や独自の色彩感覚による躍動感のある作品は、今にも飛び出しそうなエネルギーを放つ。本展では、大河原による新作ペインティングやドローイング、スカルプチャー作品を展示&販売する。また「すべての子供たちに、もっとポップアートを!」をテーマに、古典的な絵本作品を親しみやすくポップに仕立て直したシリーズも販売。彼が初めて作画を担当した『桃太郎』と『浦島太郎』が展開される。さらに、Tシャツや雑貨などのオリジナル商品も登場するほか、1月21日(土)にはワークショップイベントも開催予定となっている。【詳細】OKAWARA KENTARO EXHIBITION “LITTLE HOMIE”会期:2017年1月20日(金)〜25日(水)会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00〜21:00※1月22日(日)は11:00〜20:00、1月25日(水)は11:00〜18:00TEL:03-6434-9059※会期中無休・入場無料
2016年12月12日俳優・坂口健太郎が出演する、果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」新TVCMが放送されることが4日、わかった。木村文乃、フランス人若手女優 Salome DE MAAT(サロメ・デ・マート)、佐藤二朗、小峠英二も出演する新CM「恋の予感」編は7日より全国で放送される。海と自然に囲まれた街にやってきたフランス人の新米教師・オランジーナ先生(サロメ)を取り巻く人々をテーマにした同シリーズ。木村は英語教師、佐藤は体育教師、小峠は派出所の警官を演じていたが、今回クローズアップされるのは坂口演じる古文教師だ。オランジーナ先生の挨拶を目で追っているうちに、自分の恋心に気づいてしまった坂口は思わず「コマンタレブー!」と大声で叫んでしまう。撮影中の坂口は、海に大きなクラゲを見つけて目を丸くして驚いたり、やまびこが面白くて大声で叫んだりと、大自然のロケを満喫している様子。監督から「自分史上最大の声で」と指示を受け、「コマンタレブー!」と絶叫すると、現場スタッフからも驚きの声が上がった。また、オランジーナで乾杯するシーンでは主要メンバーが半年ぶりに共演となった。休憩中は、CM撮影で初めて会った佐藤と小峠が飲み友達になった話や、坂口&佐藤の動画撮影の裏話で大盛り上がりに。坂口は「僕と二朗さんの掛け合いって、いつも愛について語っているという」と振り返り、「今回も『君の瞳は地中海よりも深い』というようなせりふがあるんですけど、それを二朗さんに耳元で囁かれた瞬間は、やっぱりドキッじゃなくて、ゾクッとしました(笑)」と感想を語った。坂口はさらに、「普段、割と冷めている方ですが、好きになるとガッとなっちゃうという」と告白。「今回のように丘の上で叫ぶということはなかったけど、CMの坂口先生が思っていたぐらいの気持ちを、高校生の時とかに抱えていたことはありました」と思いを馳せていた。
2016年11月04日9月15日(木)今夜の日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は俳優の坂口健太郎と「ロッチ」の中岡創一をゲストに迎え、人気企画「ゴチになります!17」の“第17戦”を放送する。今夜のゴチバトルは銀座の「ビストロ・バーンヤード銀座」を舞台に、産地直送、自然栽培、自然飼育の食材にこだわった独創的な進化型ビストロ料理を味わいながらその価格を当てていく。9月に入りレギュラー陣にとっては一戦一戦が負けられない戦いとなるなか、今回自腹を切るのは一体誰になるのか。白熱ゴチバトルが繰り広げられる。また今回のスペシャル料理を食べられる権利を賭けたゲームは「アノ人のリアクションが見たい叩いて叩きまくってジャンケンポン」。これは全員が中岡さんと「叩いてかぶってジャンケンポン」で対戦、中岡さんに勝てばスペシャル料理を食べられ、対する中岡さんは6人と対決し3勝すればスペシャル料理を食べられるというもの。こちらも注目だ。今回VIPチャレンジャーとしてゲストに登場した坂口さんは9月23日(金)放送の金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「がっぱ先生」に出演。このドラマは二階堂ふみのドラマ初主演作となり坂口さんのほか大野拓朗、阿部サダヲ、岸本加世子ら豪華キャストが顔を揃える。「みんなで跳んだ」(角川つばさ文庫)のエピソードをベースにアレンジを加えたドラマとなり、二階堂さん演じる田舎育ちの新米女性教師と都会の子どもたちとその親、そして教師たちが織り成すストーリーになっている。小学校の新米先生・村本愛子(二階堂さん)24歳。最初の挨拶で緊張のあまり、「一生懸命」を出身地の石川なまりの「がっぱ」と言い間違えて以来、“がっぱ先生”と呼ばれている。初めて担任する5年2組で、運動会のクラス対抗大縄跳びに向けて練習が始まる。活発な児童を中心に優勝を目指す中、繰り返し失敗してしまう男子児童・カツオ。あることがきっかけで運動が苦手だったカツオを、教頭や保護者からの希望もあって「応援係」とすることを決める愛子とクラスの児童たち。しかし、運動会の日が近づくにつれ、本当は全員で跳ぶべきなのではないか? と悩む愛子。本番まであと24時間。愛子と、5年2組の児童たちが出した答えとは…?金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「がっぱ先生」は9月23日(金)21時~日本テレビにて放送。「ぐるぐるナインティナイン」は9月15日(木)今夜19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月15日俳優・山本裕典が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の中谷美紀、坂口健太郎、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。坂口演じるキーパーソン・ピースと同級生役を演じる山本は「僕とカズ(満島真之介)とピースの関係性が、信用しているといいますか、BLっぽい。ボーイズ・ラブ」と表現。中谷から「ボーイズ・ラブって何ですか?」と質問が飛ぶと、山本は「男同士の愛情といいますか……」と苦笑しながら説明した。山本が「お姉ちゃんの幽霊を見て指をさすと、ピースが僕の指を優しく包んで、自分の胸に持ってきて『大丈夫だよ』というシーン」について語り、「絶対みんなモニターの前でキュンキュンしてるんじゃん! と思い、すっごい集中しづらかったです」と振り返ると、坂口は「そうなんだ」と驚いていた。更に山本は、メイクや衣装の女性も「キュンとするよね」「このシーンの撮影が楽しみだね」と話していたことを明かした。また中谷は、初共演となる坂口について「なんとなく、ゆるキャラのようなふんわりした感じのイメージ」を持っていたというが、「実はすごく情熱があって、とある映画間の年間会員になっている」と、撮影によって印象が変わったことを告白。「若い方でもこんな方がいらっしゃるんだと思って、未来に希望が持てました」と感心し、「あまりいい映画が作られなくなっているなか、わざわざいい映画を見ようと劇場まで足を運んでらして」と讃えた。そして中谷は「坂口さんのファンの方、女性の方でも男性の方でもどちらでもけっこうですので、ボーイズ・ラブ? でもいいので」と覚えたての言葉を使いつつ、「映画館に足を運んだり良質なドラマを見てくださる方が、坂口さんを通して増えたらいいなと思いました」と、期待を寄せた。一方坂口は、中谷を「一緒に共演してみて、今もまだ印象をもてていないかもしれない」とぽつり。「すごく強い女性に見える時もあれば、すごく柔らかい女性に見えることもあるし、儚く見えることもあれば、すごく愛しく見える時もある」とつかめない魅力を語った。
2016年09月14日女優・中谷美紀が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。中谷は「かねてより憧れておりました、宮部みゆきさんの傑作」と気合いは十分。作品について「被害者にも同情を覚えますし、加害者の悲しみも描かれているというのが、本作の醍醐味」と語り、豪華共演者についても「台本読みの段階から心が震えましたし、涙が出そうになりました」と絶賛した。特に清水について「また清水富美加さんに泣かされまして、大ファンになってしまいました」としみじみ振り返ると、清水は驚いた様子で「後でグミを差し上げます」と提案。中谷は「グミはいらないです」と強めに返しながら、「好きです。ファンです」と告白していた。一方清水は、中谷との撮影中印象に残った"肩なめ"シーンのエピソードを披露。肩のアップから他の出演者の表情に近づいていくショットを撮るため、スタッフから「肩を貸してください」と言われた中谷が「なんなりと」と、応えていたという。清水は「『なんなりと』って自然におっしゃられて、かっこいいな、美しいなと思いました」と説明し、「私もいつか『なんなりと』って言う女性になりたいなと思いました」と、憧れを表した。
2016年09月14日ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」の製作発表記者会見が9月14日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の中谷美紀、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳が登壇。中谷さんが坂口さんを絶賛した。同ドラマは、“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われる原作(宮部みゆき)の同名小説で、初のテレビドラマ化となる。映像化は、2002年に公開された映画『模倣犯』以来、14年ぶり。ドラマでは時代設定を現代に置き換えて、未曽有の連続誘拐殺人事件を、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人など、多くの視点から重層的に描く。事件を追うフリールポライターを演じる中谷さんは、「共演者のみなさまにおんぶに抱っこで」と謙遜しながらも、撮影を「緊張感との戦い」とふり返った。そんな中谷さんは、山本さんが共演者の坂口さんや満島真之介との劇中での関係性を「BLっぽい」と表現すると、「BLって何ですか?」と素朴に質問。山本さんが「…ボーイズ・ラブ」と答えると、さらに、「ボーイズ・ラブって何ですか?」と質問を炸裂させ、山本さんをたじろがせる一幕があった。また、同作で中谷さんと坂口さんは初共演を果たした。中谷さんのことをテレビや映画を通してしか知らなかったという坂口さんは、「強い女性に見えるときもあれば、柔らかい女性に見えるときもありますし」、「はかなく見えるときもあれば、すごく愛しく見えるときもあります」と印象を明かした。「大先輩の女優さんなのですが」と恐縮しながら、カメラが回っていないときにも多彩な表情を見せることが「不思議でした」と素直な言葉で表現。中谷さんは、「嬉しいです。『こうだ!』と決めつけられるのが実は苦手なので」とほほを緩ませた。一方、中谷さんは、坂口さんの印象を「ゆるキャラのようなふんわりした感じで、いまの流行りでは“塩顔男子”というらしいのですが、“のれんに腕押し”(=のれんを手で押すように手ごたえがない、という意味)みたいな感じなのかと思ったのです」と事前の印象を告白するも、「実はすごく情熱があって、芯がしっかりしていて」と絶賛。さらに、中谷さんは、坂口さんが年間会員になって映画館にひんぱんに通っているエピソードを紹介。「若い方でもこういう方がいらっしゃるのだなと思いまして、未来に希望が持てました」と感慨深そうにコメント。「いい映画がなかなか作られなくなっているので、そんな中、いい映画を観ようとわざわざ劇場まで行かれる方がここにいらっしゃった」とも。中谷さんは、「映画館に足を運んで下ったり、良質なドラマを見て下さる方が坂口さんを通して増えたらいいなと思いました」と坂口さんのますますの活躍へ期待を寄せた。ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は9月21日(水)22日(木・祝)の夜9時から2夜連続で放送。(竹内みちまろ)
2016年09月14日“葉っぱのあんちゃん”が帰って来る!ドラマ「とと姉ちゃん」第10週で、ヒロイン・常子にプロポーズするが断られて大阪へと旅立ち、画面から姿を消した坂口健太郎演じる星野武蔵。それにより“武蔵ロス”に陥る女性ファンを世にあふれさせた彼だが、ついに第20週から復帰する。2人の子どもを連れて…。意外にも父親となってカムバックすることとなった坂口さんが、その胸中を語った。亡くなった“とと(父親)”に代わって2人の妹と母を守りながら、戦後一世を風靡することになる雑誌「あなたの暮し」を創刊した小橋常子(高畑充希)の激動の人生を描いた本作前半で、常子に想いを寄せる植物学者を目指す帝大生の星野を演じた坂口さん。約3か月ぶりに現場に戻った坂口さんは、「第10週でいなくなった時は再登場の仕方がわからなかったけど、時代背景から戦争に行くのかな…となんとなく思っていました」と吐露。そのため、徴兵から戻ってきたという経緯はさして驚かなかったものの、妻に先立たれ、2人の子どもがいることについては「想像していなかったです」と目を丸くする。そのうえで、「こんな過去を持つ状態で常子と再会するのはドラマチック。普通のまま再会しても何もなく終わると思うから…」と星野のキャラクター設定に感心した。また、年齢も40歳になり、「以前は“葉っぱのあんちゃん”として好きなことにまい進していれば良かったけど、いまはカメラが回っていない時でも周囲に意識がいくようになりました」と役に引っ張られて自身も成長したことを報告する。しかし、星野特有の母性本能をくすぐるオドオドした可愛らしいしゃべり方は健在だそうで、「要所要所に慌てっぷりみたいなものは出ています。大人になっても昔の星野を感じてほしい思いはあるので、常子さんと話しているところで出てきます」と断言し、期待をあおった。本格的な父親役は今回が初めての坂口さんは、「僕と常子と子ども2人を交えた4人のシーンは本当の家族のようで違和感がありません。何も知らない人からすると普通の家族に見えると思う」と父としての側面にも自信をのぞかせる。そうなったのは撮影外での交流のおかげで、当初、自分から子どもたちと仲良くなることを目標に掲げるが、「2人の方から、わりとガツガツ、アグレッシブに来てくれたので、簡単に親子の色に染まれました」と述懐。そして、「想像の域を出ないですけど、親としてお芝居をしていることはすごく楽しいです。子どもたちに教えてもらうことが多かったり、子どもに対する目線になったりもするし、面白い感覚ですね」と笑みをこぼす。とはいえ、まだ25歳の坂口さんは「親になることに憧れる歳ではないですね」と打ち明けると、「子どもたちと接していても、実際に自分に子どもができた時に、どんな父親になるかはわからないです…」と首をかしげる場面もあった。互いに様々な経験を通して大人になった星野と常子。そんな2人に対して、「いやぁ、結ばれていいんじゃないかなと思いますよね(笑)」と本音を漏らす坂口さん。さらに、「もう2度と会うことはないと思っていた初恋の人との再会ですからね。視聴者が見入って学校や会社に遅れるくらいのシーンを作らないと」と常子とのロマンスに気合も込めると、「遅刻してください!」と笑顔で呼びかけ。いよいよ始まる星野武蔵待望の第2章で恋のリベンジなるか!?坂口さんが奮闘した父親ぶりと併せて、その成り行きに注目してもらいたい。(text : Rena Nishiki)
2016年08月14日『呪怨』シリーズを生み出したホラーの名匠であり、ハリウッドでも活躍する清水崇監督が新作『雨女』を“4DX専用映画”として発表。椅子が動き、風が吹き、水が降ってくるなどさまざまな効果を駆使した4Dに初挑戦したこだわりを語った。その他の写真「本来はアナログ人間で、新技術、新システムに過敏なタイプではない」という清水監督。しかし、現在4DXで公開される映画のほとんどが「4DXありきで作られているわけではない」ことに新しい可能性を見出したという。「4DXの作品をいくつか見ていると、場面とエフェクトのバランスが取れてなかったり、エフェクトの手数が多過ぎて逆に醒めることがあるんです。そもそも監督やプロデューサーも4DX用に作ってるわけじゃない。今回は僕が脚本の段階から4DXの効果を書き込んでいました」。『雨女』のもとになったのは監督デビューをした18年ほど前に清水監督が温めていたホラー企画。4DXでは椅子が揺れるというのはすでに広く認知されているので、“客席に雨が降る”というインパクトを活かせるからと昔の企画を掘り起こした。「映画はやっぱり視聴ではなく、劇場で体験して欲しいし、もっと気軽に入っていただきたい。ぶらりと映画館に入って、短時間で4DXで体感してもらって、『怖かった、濡れたね!』という思い出だけでも持ち帰ってもらいたい」と抱負を語る。4DX未体験の人にも気軽に楽しんでもらうために、上映時間はコンパクトに35分、入場料は4DX料金込みで1500円とリーズナブル。今後ソフト化される予定もないという。「4DXに対してテーマパークのアトラクション的な印象を持たれている方が多いとは思いますが、『雨女』ではじっとりと湿った日本の感覚的な映画の質感を追求しています。ただエフェクトの大きさ、椅子の揺れ幅なんかは『ジュラシック・ワールド』みたいな派手な大作と一緒なんです。4DXでもここまで印象が変わる、違うことができることも知って欲しいですね」。『ガールズ&パンツァー劇場版』の4DXバージョンが連日大盛況となるなど、知名度も上がり人気も定着してきた4DX。日進月歩で進化していく映画の新たな可能性として、清水監督が目指した未体験の“恐怖”と“没入感”を体感してみてはいかがだろうか。取材・文:村山章『雨女』6月4日(土)全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年06月01日日本三大八幡宮のひとつであり「やわたのはちまんさん」の名で親しまれる京都府八幡市の神社「石清水八幡宮」にて、6月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって、田中恆清(たなかつねきよ)宮司による講演と社殿の特別拝観が、実施される。「国宝 石清水八幡宮本社―神社建築と戦国武将の信仰―」チケット情報「石清水八幡宮」は、前後二棟(内殿・外殿)からなる八幡造りの建築様式が用いられており、全国の神社で現存する八幡造りとして、最古かつ最大の規模を誇る。今年の2月、国宝に指定されたことでも知られる一方、戦国武将が厚く信仰した武将たちの聖地でもあった。今回の講演では神社建築の特徴や、織田信長公に寄進されたという「黄金の雨樋(あまどい)」など戦国武将たちのエピソードから、武将たちの石清水八幡宮に対する信仰について語られる。建築の細部に多数施されている極彩色の華麗な桃山風透かし彫りや、西門上にある蟇股(かえるまた)と呼ばれる部分に伝説の名工・左甚五郎が彫刻したと伝わる「目貫(めぬき)の猿」など、普段は見られない見事な神社建築を見ながら、歴史を振り返ってみてはいかが。チケットは、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗にて販売中。
2016年05月27日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会でゲストの素顔に徹底取材で迫るトークバラエティー「A-Studio」が8日(金)今夜放送となる。今夜のゲストは俳優の坂口健太郎。4月12日(火)22時からTBS系でスタートするドラマ「重版出来!」で出版社のコミック営業担当・小泉純を演じる坂口さんだが、ドラマや映画では見られない坂口さんの“素顔”に鶴瓶さんが徹底取材で迫っていく。番組では“塩顔男子”として人気急上昇中の坂口さんに鶴瓶さんが「俺も好きな顔」と告白。そんな鶴瓶さん、昨年坂口さんが出演した映画<a href="">『ヒロイン失格』</a>から、世の女子たちの胸をキュンキュンさせた「連続壁ドン」シーンの再現を要求!坂口さんが鶴瓶さんに迫り、“壁ドン”する。坂口さんは「重版出来!」のほか、4月からスタートした連続テレビ小説「とと姉ちゃん」にも出演。続く5月7日(土)には映画<a href="">『64-ロクヨン- 前編』</a>の公開が控えている。さらに6月4日(土)には映画<a href="">『高台家の人々』</a>の公開、その翌週11日(土)には<a href="">『64-ロクヨン- 後編』</a>も公開予定といま、最も“旬”な俳優のひとり。そんな坂口さんのプライベートを垣間見られるとあって、ファンならずとも見逃せない放送となりそうだ。「A-Studio」は8日(金)23時15分~TBS系にて放送。(笠緒)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2016年04月08日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日miwaと坂口健太郎が主演を務める映画『君と100回目の恋』が来年2月に公開されることが決定した。愛する女性を事故から救うために何度も時間をさかのぼる主人公の姿を描いたラブストーリーだ。その他の情報陸は、愛する葵海(あおい)を救うために何度も時間を巻き戻すが、陸には重大な秘密が隠されていた。劇中ではふたりが仲間とバンドを組む場面も登場し、miwaがオリジナルで楽曲を書き下ろし、『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔が監督を務める。映画はオリジナル作品だが、今月28日(木)の週刊ヤングジャンプから同タイトルの漫画連載がスタート。秋には集英社から関連小説が発売になる。日向葵海役のmiwaは「脚本を読んで、ラストは涙が止まらないほど、とても切ない気持ちになりました。音楽も作品の肝になっていて、劇中でバンドを組む設定なので、今ちょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています」と言い、「私は映画が2本目で、演技経験がほとんどないのでこんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」とコメント。長谷川陸役の坂口は「ギター初挑戦で、人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています」と言い、「miwaさんは、きっと天真爛漫な葵海のような人だと思うので、とても楽しくなりそうだなと思っています」と語っている。来月から撮影が始まり、来年2月に全国で公開になる。『君と100回目の恋』2017年2月ロードショー
2016年04月07日俳優の坂口健太郎が5日、都内で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会に出席し、初恋の相手は『風の谷のナウシカ』のヒロイン・ナウシカだと明かした。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。坂口が演じるのは、コミック営業部担当の小泉純。自身の役について「最初は覇気がなかったり熱量をあまり持っていない男の子。心と触れ合うことによってどんどん燃えていく、少しずつ変わっていく役」と説明した。そして、本作にちなんで好きな漫画を聞かれると、坂口は「『風の谷のナウシカ』と『三つ目がとおる』が好きです」と答え、「初めて恋をしたのはナウシカでしたね」と告白。また、主演の黒木は「いろいろ読みます。『東京喰種トーキョーグール』や『亜人』も見ます」、オダギリジョーは「漫画は読まないですが、『キン肉マン』とか読んでいました」と語った。試写会には、黒木、坂口、オダギリのほか、松重豊、安田顕、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日デコラガールの“ニューイメージモデル”として登場する「清水沙也佳」さんクレアモード株式会社は、人気のある「清水沙也佳」(しみずさやか)さんを同社運営の化粧品ブランド“デコラガール”のニューイメージモデルに起用する。デコラガールはクーピー化粧品で話題を集めており、同ブランドのコンセプトは“カラーマイライフ”で、【マニッシュ】【ロック】【スゥイート】など全4タイプの鮮やかなカラーメイクを提供する。新イメージモデル起用の背景デコラガールは2015年春に始動したブランドで、クーピー化粧品が人気を集めると同時に、ブランド名が“ゴテゴテ風に飾られたスタイル”の代名詞として認識されるのを防ぐ為に、ブランドメッセージおよびイメージモデル起用を確立した。おしゃれコスプレなどの趣味を持つ個性的な「清水沙也佳」さんを新イメージモデルに起用したことで、同ブランドの魅力が今まで以上に引きだされたという。清水沙也佳さんについて1991年生まれで京都在住。趣味はおしゃれコスプレやスキューバダイビングなどだ。現在BLENDAやSWEETなどの人気雑誌出演や、東京ランウェイおよび神戸コレクションなど、数多くのファッションショーでも活躍している。また才能を生かしてDJやアーティストなど幅広い分野での活動もおこなう。(画像はクレアモード株式会社 ニュースより)【参考】クレアモード株式会社 ニュース清水沙也佳さん (twitter)
2016年02月05日タレントの清水ミチコが30日、東京・千代田区の日本武道館で、ものまねライブ『国民の叔母 清水ミチコの一人フェス~in 武道館 SPECIAL』を開催した。今年10月にスタートした同ライブは、2年ぶりとなる“一人フェス”全国ツアー。今年1月2日にも武道館単独ライブを行った清水は、「362日ぶりの武道館です!来年で30周年なので、今日は思いっ切りみなさんにサービスしたい」と笑顔であいさつ。松任谷由実、中島みゆき、森山良子といった往年のネタから、SEKAI NO OWARI、藤田ニコルなどの新ネタまで、約100人のものまねレパートリーを披露し、約8,000人の観客を爆笑の渦で包んだ。また、シークレットゲストとして、高校からのファンで自身のレパートリーの一人でもある歌手の矢野顕子が登場。「大好きな方をゲストでお迎えすることができました。すごくうれしい~!」と大感激する清水は、矢野と2台ピアノで『いもむしごろごろ』や『ひとつだけ』など4曲を熱唱し、矢野も「気持ち良いね!」と満足げな笑み。演目終了後、2回のアンコールに応えた清水は、「またご一緒しましょう。どうもありがとう!」と大きく手を振ってステージを後にした。ライブ終了後は、報道陣の取材に応じ、「良いお客さんで助かった~。テレビでやりにくネタもやりやすかった(笑)。自分自身も怯えがなくて楽しくできました」と手応えを語り、憧れである矢野との共演に、「ものすごく楽しかった。本当に幸せ。思わずウルッとしました」と感激の面持ち。「武道館で始まって、武道館で終わった年。いつ死んでも悔いはない」と晴れやかな表情を浮かべた清水は、来年に向けて、「ライブが楽しかったので、来年も続けていきたい」と意気込みを語った。
2015年12月31日『スター・ウォーズ』シリーズの最新作にして、新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、12月18日(金)18時30分、全国一斉に公開されます。その公開に先立ち、11月30日(月)、本作の成功祈願イベントとして、世界遺産の清水寺本堂舞台にて、ニッポン画家・山本太郎さんによる「『スター・ウオーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」と、清水寺・森清範貫主揮毫による「覚醒」の書が、お披露目されました。『スター・ウォーズ』と琳派、その異色のコラボが開幕!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に描かれた、フォース(気のような特別な力)をめぐる、新しい“家族の愛と喪失”の物語。また、今年は、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳といった一群の日本美術家によって受け継がれてきた“琳派”誕生から400年を記念する年。そのメモリアル・イヤーに華やぐ京都で行われた今回の催しは、1年にわたって全国で実施された『スター・ウォーズ』とさまざまな“日本文化との融合”の集大成としての、異色イベントです。赤と青のライトセーバーが振り下ろされて…抜けるような空の青と、紅葉の赤に彩られた清水寺本堂の舞台に、最初に現れたのは、ストームトルーパー。続いて、山田啓二京都府知事と、ニッポン画家の山本太郎さんの登場です。山田知事の「日本文化がたくさん散りばめられている『スター・ウォーズ』は、昔から私の大好きな映画です。この偉大な作品の完成と大成功を願うと共に、琳派400年で湧く京都に、多くの皆さんがお出でくださいますように」という挨拶に続き、『スター・ウォーズ』のシンボルともいえる、赤と青、2本のライトセーバーが登場。赤を手にした知事と、青を手にした山本さんが、『スター・ウォーズ』のテーマ曲と共に、勢いよく振り下ろすのが合図となって序幕!晩秋の清水の舞台に、山本太郎さん作の「『スターウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」と、清水寺・森清範貫主の『覚醒』の書が現れました。日本絵画の伝統と、映画史上空前のエンターテイメントが合体!『覚醒』の書は、丸みを帯びた勢いのある力強い筆によって、天に向かって上がる運気と、映画の成功を願ってしたためられたもの。そして、屏風絵は、琳派の代表作である俵屋宗達の「風神雷神図」へのオマージュとして、『スター・ウォーズ』の世界観を、独特の感性で表現した作品。風神として描かれているのは、孤独な美しいニューヒロインのレイ。雷神は、悪役ダースベーダ―を受け継ぐ存在のカイロ・レン。まさに伝統ある日本絵画の技法と、映画史上空前のエンターテイメントがみごとにシンクロした、平成琳派の力作です。続くフォトセッションでは、知事と山本さんが、この新生・風神雷神図の前で、キャラクターのポーズをとったり、奥ノ院から見物している観光客にも手を振るなど、ユーモアと活気にあふれたイベントになりました。知識に裏打ちされた、凄みと遊び心この日のイベントの主役の1人である山本太郎さんは、古典的な日本の技法・昔の絵画を、現代の視点で再構成するニッポン画家。「日本画家」ではなく、あえて「ニッポン画家」と名乗るところに、画家としての確かなこだわりが感じられます。「よく、『伝統ある作品を、“いじる”ことに勇気はいりませんか?』と聞かれるんですが、わりとアッケラカンとやってしまっているんです(笑)。古い作品も、描かれたときは、同時代のものですし、敷居が高そうな日本画に、現代のエッセンスを入れることで、わかりやすく、親しみやすく、自分たちの生活と地続きの作品を描きたいということですね」(山本さん、以下同)。その言葉どおり、山本さんの作品からは、伝統や背景に対しての、広く深い知識に裏打ちされた凄みと、巧みな遊び心が伝わってきます。細かく細かく、日本画の技法、琳派の技法を駆使山本さんが幼児期、アメリカでの生活の中で、興味を抱いたという『スター・ウォーズ』。「このお話を頂いた時は大変、光栄に思いましたが、同時に難しい課題も多かった」と山本さんは言います。「新しいキャラクターをきちんと描くこと。琳派400年という点もしっかりと押さえること。その条件のなかで、メインのキャラクターに叶う琳派の絵ということになると、もう『風神雷神図』しかない、と。そこに映画の世界観を、大切に描いていきたいなと思って製作しました」。今回、特にこだわったのは、「1つ1つのキャラクターを大事にしながらも、それを日本画の表現に落とし込んでいくこと」だそう。「普通の日本画よりは、多少三次元的に描いてはいるんですが、3Dの映画の画面に比べれば、まだまだ平面的ですから、細かく細かく、日本画の技法、琳派の技法を駆使してチャレンジしてみました」。この京都で、現代を生きる絵かきとして「400年前から描かれてきた琳派を、この京都で、現代を生きる絵かきとして継承していきたい」と語る現代琳派の山本さん。最後に、20~30代の働く女性へのメッセージを頂きました。「自分の世界を持ち、自分の好きな部分で楽しんでほしい。またこの映画は、家族愛が大きなテーマとなっていますから、そのあたりも大切に感じていただきたいと思います」。(取材・文/あさかよしこ)【展示概要】■日程:12月8日(火)~12月15日(火)10:00~16:00予定■場所:清水寺 経堂《『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神レイ&雷神カイロ・レン屏風》ニッポン画家 山本太郎 作、サイズ:二曲一双(タテ154.5㎝×ヨコ169.8㎝)×2枚《「覚醒」の書》清水寺 森清範貫主 揮毫、サイズ:ヨコ70cm×タテ136.3cm『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』映画を超えた史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』、その新たなる3部作の第一弾。『ジェダイの帰還』から約30 年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。© 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.© 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.12月18日(金)18:30 全国一斉公開『スター・ウォーズ』公式サイトへ:starwars-jp.com/force
2015年12月07日台湾MSIは13日、秋葉原のツクモパソコン本店4F特設会場で、オーバークロッカー清水貴裕氏による「自宅で常用できるオーバークロック講座」を開催すると発表した。開催日時は2015年11月14日の14時からと15時30分から。参加は無料で誰でも参加できる。初回のセッションでは、MSI製マザーボードを使ったオーバークロック設定のコツを、2回目のセッションではグラフィックスカード選びのポイントとチューニング方法を解説する。パーツの性能をフルに発揮しつつ、暴走させない常用OCテクニックをしっかりと紹介するとともに、 実演デモも予定するという。 イベントの様子はYouTubeの「ツクモパソコン本店配信動画」で生中継されるまた、会場にはオーバークロック仕様のグラフィックスカード「GTX 980Ti LIGHTNING」をはじめとして、MSI製グラフィックスカードやマザーボードの展示も行われる。
2015年11月13日はじめての京都でまず訪れるのが、きっとこの「清水寺~祇園」エリア。清水の舞台で知られる世界遺産・清水寺から、情緒あふれる二年坂、三年坂の石段を歩いて、不意に現れる八坂の塔に感嘆し、華やかな花街・祇園まで……。散策するだけでも華やかな気分になれる、京都らしさがぎゅっと凝縮された、魅惑のコースです。散歩の道中、おなかがすいたらひと休みは地元っ子に愛されるお店を訪ねてみて。常連さんと肩を並べ、まるで暮らしているみたいに、ふだんの京都も味わってみましょう。■祇園ねぎ焼かな 東店横に長い鉄板カウンターで常連さんに交ざってアツアツを頬張るのが楽しい鉄板焼き店。名物のねぎ焼きはたっぷりの九条ネギと柔らかジューシーなスジ、紅生姜が抜群の相性。この時季は牡蠣もぜひ。昼から深夜までの営業時間もうれしい。東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町47812:00頃~20:00火・水曜休■グリル冨士屋大正12年創業、3代目が昭和40年代にまだ珍しかったオープンキッチンのカウンターに。「おうちでも洋食を作ってみてほしくて」と奥様。いいとこ取りの洋食弁当、自家製コールドビーフで作るメキシコサラダなど、誠実な味に感激。東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町47812:00頃~20:00火・水曜休■祇園NITIかき氷が人気のカフェが、夜はバーに。甲部歌舞練場そばの路地奥、元お茶屋の風情がより際立ち、外国人旅行者や舞妓さんが居合わせることも。ちょっと特別な祇園の夜を。東山区祇園町南側570-8カフェ11:00~18:00 、バー19:00~翌2:00カフェ水曜休、バー日・祝日休(連休の場合は最終日のみ休)※『anan』2015年11月4日号より。写真・仲尾知泰文・宮下亜紀
2015年11月01日清水翔太さんがニューシングル『花束のかわりにメロディーを』をリリースする。発売前から黒木メイサさん主演のドラマ『デザイナーベイビー』の主題歌として流れており、男の側から見た片思いの切なさに、共感する人が続出中のバラードだ。「モテないダメ男ならではの、ピュアな究極の愛を曲にしたいと思って、ツアー前に完成させた新曲です。僕自身モテなくて、追いかけて追いかけて、やっぱりダメ…みたいな恋愛がすごく多かった。そのコンプレックスをはねのけるのが音楽でした。僕の誇りでありプライドであり、いちばんの宝物を最後の手段としてプレゼントし、振り向いてもらうというシチュエーション、自分らしくていいかな、と思っています」“君を愛する為に僕は生まれてきたよ”と歌いあげる、渾身のラブバラード。「自分の正直な恋愛観をそのまま言葉にし、メロディをつけた曲です。ツアーではピアノ弾き語りでしたが、ドラマの主題歌に採用され、ぴったりのアレンジでトラックにしました」サスペンスタッチの物語とも呼応するように、今後のストーリーを盛り上げていくはずだ。また、今年の清水さんは2月にベスト盤『ALL SINGLES BEST』をリリース。そして先月、日本武道館と大阪城ホールという大舞台を含む全国ツアーを終えたばかり。「最終日の大阪城ホールでは『HOME』で感極まって、歌えなくなってしまって。やっぱりこのデビュー曲は仲間との別れとか、当時の様々な痛みから生まれた特別な曲。その場所に戻ってこられて、多くの方に迎えられて、10年分の様々なストーリーが一気にこみ上げてきたんですよね。ベスト盤とこのツアーで、僕の活動がいい意味でリセットされたので、またゼロからスタートし、成長していきたいですね」デビュー前、城の前で路上ライブをしていたころの原点に戻り、ファンへの感謝を込めた大阪城ホールは、凱旋と呼ぶのにふさわしい夜だった。そして現在は、来年のアルバムリリースに向けて、曲作りの真っ最中だとか。「僕は期間を決めると作れなくなる方なので、常に曲を作って溜めています。曲作りに関しては、昔と比べると、26歳のいまがいちばん洗練されている気がします。作りたいと思える曲を、作れるようになったというのかな。自分自身、ベスト盤以降、そこがいちばん変わった気がします。このシングルは、かなりJ―POP寄りの作品になったので、アルバムの方向性は、R&Bテイストがもっと際立った、DOPEなものになるんじゃないかな」最先端のR&Bテイストを、カッコ良く取り入れたDOPEなトラックを作るにせよ、彼が曲作りで最も大事にしていることは、昔から一貫して変わらない。「共感ですね。それっぽい言葉を並べることは誰でもできるけど。多くの人が、どれだけ共感してくれるか、がいちばん重要。オリジナリティは譲らず、その上で共感してもらいたい。誰かに対して発信する以上、そこは絶対に大事にしています」◇しみず・しょうた 2008年、19歳の時シングル『HOME』でデビュー。ベスト盤『ALL SINGLES BEST』をリリースし、9月まで全国ツアーを行い、各地で大きな感動を呼んだ。◇『花束のかわりにメロディーを』【初回生産限定盤CD+DVD】¥1,700 NHKドラマ10『デザイナーベイビー』主題歌。DVDには同曲のMVを収録。【通常盤CD】¥1,300(Sony Music Records)10月28日発売。※『anan』2015年10月28日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・戸倉祥仁文・北條尚子
2015年10月23日