夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月8日牡羊座の満月10月8日は牡羊座の満月であり、皆既月食となります。月食とは、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術的には「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解けます。心の影とは、たとえば「自分でもなかなか認めづらい感情」「未だ昇華し切れていない感情」「言葉では表現しがたい深層心理」と言えるでしょう。つまり明日、私たちは月食を通じて、今の自分が「見ようしていること」「見ようとはしていないこと」を知ることになりそうです。今回の満月図を見ると、獅子座木星、射手座火星、牡羊座天王星によって大きな三角形ができています。この大三角形を形成している天体は火の星座です。何かを強く望むときの高揚感、内なる情熱に身を任せる勇気、生きている者としてのシンプルな喜び‥‥‥この大三角形にはそんな熱いエネルギーに満ちていて、私たちに「生きるって楽しいね!」「もっともっと楽しく生きよう!」と教えてくれるでしょう。今回の月食によって「楽しく生きるということ」を思い出す人もいるかもしれません。また今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には、大三角形のこのようなメッセージを「自己成長、自己刷新、人生上のシフトアップ」という展開と共に、私たちにより具体的に示す働きもするようです。したがって明日以降、私たちは何らかの出来事を通じて「今、自分のために楽しく生きていますか?」「何を楽しみに生きていますか?」「あなたの意図があなたの人生を動かしていますよ。今までも。これからも」「さて、あなたはどう生きますか?」とうながされると思います。もうひとつお知らせします。今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には山羊座冥王星も関わっています。この山羊座冥王星は、2012年から2015年にかけて作られる牡羊座天王星との相克的な星回りの一部でもあります。したがって今回の牡羊座満月は、2012年(もっとさかのぼると2010年)から2015年にかけて経験するプロセスの一過程でもあると読み解けるでしょう。今回の月食を通じて、「これまでどんな風に生きてきた?」「これからどんな風に生きて、2015年を迎える?」「2015年にはどんな私になりたい?ならば今、どう生きる?」と問われる機会が舞い込むかもしれません。もしもそうなったなら、そのとき「私はこれから楽しく生きる」と決めてしまうといいのでは‥‥と、(満月図を見た上で)私は思っています。「私は楽しく生きる」と決めることは、自分の人生の主人公になることでもあると思います。そういう形で、人生に対するリーダーシップを発揮してみて下さい。今回の牡羊座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。宇宙から「どんどんおやりなさい」と励まされるでしょう。または、あなたをそういう方向へと誘うきっかけが印象深い形でやって来るかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「気がすむまでおやりなさい」と宇宙から仕向けられるでしょう。あるいは、これまでがんばってきたことの成果が出て、「私は大きく変わった。成長した」と実感するかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は「とりあえずやってごらんなさい」と宇宙から言われるでしょう。小さな変化、ささやかなチャレンジがその後のあなたを大きく変えることになるかもしれません。「人生って楽しいな」と感じるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年10月07日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月9日魚座の満月9月9日は魚座の満月です。前回、乙女座新月(8月25日)については「夏の終わりと秋の始まりを感じるタイミングとなりそうです。」と書きましたが、その半月後に起こる今回の満月は、次の大きな星回りへと向かう「調整期」といった感じの節目となるでしょう。満月図を見たとき、細やかな調整的展開と共に秋めいていく‥‥そんな気配を感じました。折しも、魚座満月の前日9月8日は中秋の名月でした。あなたの身近で、さまざまな「秋」を目にする機会がこれからますます増えるでしょう。ちなみに先で述べた「次の大きな星回り」とは、10月8日の皆既月食(牡羊座満月)、10月24日の部分日食(蠍座新月)を指しています。これは後日お知らせすることにしますね。今回の魚座満月図を詳しく見てみます。主な星回りは3つです。ひとつは、魚座満月(乙女座太陽と魚座月)に対し、蠍座土星が調停的に関与しています。これは今回の満月が言葉にならないものや目には見えないもの、無意識に感じ取ったこと、限りない思いを形にできるタイミングとなり得ることを示しています。もうひとつは、乙女座金星と魚座海王星が相対している配置です。この配置は「良いもの」「善いもの」「美しいもの」「愛らしいもの」へと心が動き、それらを賛美したり、細やかに愛しむエネルギーを示しています。3つめは、天秤座水星と山羊座冥王星による相克関係の配置です。また、この天秤座水星は獅子座木星とは協力的配置を作っています。あるアナウンスが告げられ、それを押し通そうとする動きを示唆しています。これら3つの星回りを見た上で、今、私がお伝えしたいのは「誰か(何か)を愛しく思うプロセスにコミットして下さい」ということです。この時期、「愛しい人(もの)を愛する」プロセスへとコミットする場合、もしかしたらそれ相当の意思や覚悟が必要なのかもしれません。しかし同時に意味深い学びも得られるでしょう。愛することを恐れないで下さい。愛されることも恐れないで下さい。頭の中で計算して愛するのではなく、ハートから生じる愛に従って下さい。「愛しい」と感じた自分自身を信頼して下さい。今回の魚座満月は「愛するということに真摯に取り組んで下さい」と示唆してくれているように思います。エーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読み返してみたくなる、そんな星回りです。今回の魚座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。今、あなたの目の前でどのような出来事が繰り広げられているにせよ、それもまた愛の現れなのです。そこに愛を見て取る賢さ、あなた自身の愛の力が試されています。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、誰か(何か)を愛するというプロセスを通じて、とても大切なことを学ぶのかもしれません。誰か(何か)を愛するという経験が、あなたという人を成熟させるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ハートから生じる愛、内側からわき上がる喜びが、この時期のあなたの指針となるでしょう。あなたのハートから生まれる愛ときちんと向き合い、それに従って下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年09月08日月が好き。特に満月には理由もなく惹かれてしまう。なんて人は少なくないでしょう。美しく穏やかな微笑を湛え、女神のように悠然と地球を見守っている月。それでいてどこか寂しげで謎めいていて…。世界中にいくつもの伝説が残されていることからも、いかに多くの人が月を愛し、慈しんできたかということがわかります。≪スーパームーンと中秋の名月を楽しんで≫ところで、2014年は“スーパームーン”の当たり年。8月は今年最大のスーパームーンが見られる!と、かなり話題になりましたね。スーパームーンとは、地球と月が最も近づいたタイミングで満月になること(またはその月の姿)で、普段の満月よりも明るく大きく見えるそう。前回は8/11(月)の早朝、その前は7/12(土)の夜に発生しましたが、今回は9/9(火)の10:38に観測できる予定です。午前中なので、最接近する時間帯には恐らく見えないのが残念なところ…ですが、前日9/8(月)は日本人が愛してやまない“中秋の名月”(旧暦8月15日の月)。8日の夜、例年より明るく大きな中秋の名月とプレ・スーパームーンを一緒に楽しんではいかがでしょうか。≪満月に恋の願いを!≫満月の時期、恋愛成就やお金にまつわる願い事をすると叶いやすいそうです。一番パワーが強いのは満月の直後から8時間と言われていますが、前後24時間以内ならば有効だとか。満月の夜、グラスにロゼワインを注ぎ、月を映して「恋が叶いますように」と唱え、飲み干すと叶うなんて説も。なお、月明かりの下で瞑想すると、心にたまっていたものが浄化されると伝えられています。世界三大美女の一人、クレオパトラは入浴後、全身に香油を塗り、そのままの姿で月光浴をして美容効果を高めたそう。恋愛力を高めたい、もっと素敵な女性になりたい、と思ったら月光浴をして月の力を取り入れてみましょう。≪来年以降のスーパームーン≫スーパームーンが1年に3回も見られるのはとても珍しく、来年以降の予定は2015年9/282016年11/142018年1/12019年2/192020年4/7と、年に1回あるかないか。今回を逃したら来年まで見られないので、前回見逃した方はもちろん、見た方も、天気が良ければぜひ空を眺めてみてくださいね。≪これから見られる2014年の天体ショー≫最後に、今年の下半期に観測できる天体ショーをご紹介します。◆10/8(水)“皆既月食”皆既月食は今年2度目。ただし、1度目(4月)は日本ではほとんど見られませんでした。今回の月食は日本全国で観測可能。東京では、夕方5時過ぎから月が薄い影に入り始めます。6時過ぎには濃い影に入り始め、欠ける様子がわかります。月が地球の影に入った時の月の色に注目しましょう。◆10/22(水)“オリオン座流星群極大”冬の星座としておなじみのオリオン座。10月下旬には夜更けの空に昇ります。24日が新月なので、好条件で観測できるでしょう。◆11/18(火)“獅子座流星群極大”夜明け前に新月前の細い月が昇ってきます。月明かりの影響はあまりなさそうです。◆12/14(日)“双子座流星群極大”活発な出現を見せてくれるはず。下弦の月明かりがあるため、夜半後はあまり条件がよくありません。月を目に入れないようにして観測しましょう。◆12/20(土)“夜明け前の東の空に月と土星が並ぶ”2014年は毎月のように、月と土星の接近を見られますが、この日も新月前の細い月と土星が接近します。9/8(月)“中秋の名月”、9/9(火)“スーパームーン”の後も、様々な宇宙の神秘を満喫できそうです。どんな夜空を観測できるか、今から楽しみですね!(文=編集J)2周年記念イベント 「月の力で願いを叶えるSupermoon&FortuneNight」(火)、cocoloni PROLOでは2周年を記念して特別なイベントを行います。残席わずか!心理占星学研究家・岡本翔子さんによる特別講演を開催。来場者全員に12星座別ラッキーネイルチップのプレゼントも♪ミニパーティーで一緒に満月の夜を楽しみましょう。
2014年09月04日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月25日乙女座の新月8月25日は乙女座の新月です。今夏の流れが明日の新月によって新しく切り替わるでしょう。夏の終わりと秋の始まりを感じるタイミングとなりそうです。今夏の星回りをザッと振り返りますと、前回の新月(7月27日の獅子座新月)は、獅子座木星時期が始まったことを盛大に知らしめる節目でした。宇宙は私たちに「自分の人生の主人公として輝いて生きなさい」とうながし、「あなたはそのように決意しますか?」と問いかけました。また獅子座新月以降、「自分で自分を輝かせて生きる」という意味において、私たちの意志を問う星回りも始まりました。そして8月11日の水瓶座満月では、私たちそれぞれの世界観、価値観のギャップをよりストレートに見せられた上で、「あなたはどのように自分らしく生きるつもりですか?」と問われたのです。要するに今夏(特にこの1カ月間)は、「自分らしく生きる」「かけがえのない存在として自ら輝く」という生き方、あり方を自己選択する際、私たちはそれ相応の決意や覚悟を問われたと言えるでしょう。この時期の私たちは、「自分らしく生きる」という意思表明としての決断をしたり、ある関係性にまつわるけじめをつけた一方、自分を活かせる縁と必然的につながっていったのかもしれません。明日の乙女座新月は、今夏のプロセスを踏まえた上での新たなコンセプトとして、「自分を受容して自己評価を上げる」というキーワードが思い浮かびました。自己評価は「自分らしく生きる」「かけがえのない存在として自ら輝く」という生き方の土台になります。また、自分以外の何か(他者や世間)に依存した自己評価は根本的なもろさを抱えていますが、自分で培っていく自己評価は「本物」である、と私は思います。さて、どのようにしたら自己評価が上がるのでしょうか。今回の新月図を見ながら、ヒントをいくつかお知らせします。◆「喜び」や「楽しさ」という感情に敏感になる◆自分に本物を用意する。間に合わせのものをあてがわない◆欠点に思える資質を「それも私の個性」と認める◆人に嫌われることを恐れない◆人に愛されることも恐れない◆自分で自分を喜ばせる。がっかりさせない。さらに、自己評価を上げる上で最も重要なことをつけ加えます。それは「自分に対して素直になる」ことです。あなたは実は誰よりも自分を愛しているし、「こんな自分でいい」「こんな自分だから好き」と心のどこかで分かっているはずです。「実はそうです。私はこんな自分がとても好きです」と今の自分を素直に受け容れたとき、自己評価は自然と上がるでしょう。今回の乙女座新月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ある出来事を通じて「こんな自分だから好き」と感じるでしょう。また、そのような内的変化が外側の展開をよりプラスに変化させるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、さまざまなことに関する優先順位が、あなたの中で入れ替わるでしょう。もしもあなたが自分のためにそうしたいなら、「好き嫌い」「向き不向き」「損得」で選んでも構わないと思います。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたの値打ちはあなた自身が決めています。真の問題は誰にどう思われているかではなく、あなたが自分をどのように見なし、扱っているかだと思います。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年08月24日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月11日水瓶座の満月8月11日は水瓶座の満月です。満月図を見ると、獅子座太陽と水星、水瓶座月、蠍座土星と火星で直角三角形が形成されています。これは、獅子座太陽・水星と蠍座土星・火星の相克関係(矛盾する2つのものが相争う関係)を、水瓶座満月がクローズアップしている星回りと言えます。さらにこのような星回り全体を、牡羊座天王星がより高い視点からサポートしています。前回、獅子座新月からのメッセージとして「誰が何と言おうと自分を主役にする生き方を選ぶ」「自分にふさわしい尊厳を選び、誇り高く生きると決める」という提案をしました。自分で自分を主役にする生き方は、とても輝かしいものに見えますね。しかしそういう生き方は、「ひとりであること」を引き受けることでもあります。この時期、宇宙はあなたにこのように問うでしょう。「自分らしく生きたいって、あなたはどこまで本気ですか?」「主役になる生き方は、ある意味では厳しいと言えますよ」と。もしかしたら今、宇宙から「あなたは本気なのですか?」と問われている最中の人もいるかもしれません。たとえばここ最近、「離れる・手放す」「ひとりになる・ひとりでいる」「何かを取りやめる」と自分で決め、生き方やあり方をより自分らしく変えようとしている人もいるでしょう。もしもあなたが今、そうであるならば、ぜひお伝えしたいことがあります。私たちは「ひとりになる」可能性を引き受けずに、自分らしい存在として輝くことは実はできないのだと思うのです。今、あなたが経験していることは、自分の人生の主人公として生きていく上でとても重要なプロセスなのかもしれません。さらにもうひとつ、お伝えしたいことがあります。「ひとり」になれる自立した人は、逆にどんな人とも共に生きていける自由な人でもあると思います。今回の水瓶座満月、および牡羊座天王星は、「ひとり」になったからこそ初めてつながる「縁」、「ひとり」であるからこそより自由に広がっていく「つながり」があると気づかせてくれると思います。今回の水瓶座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。あなたがそう思い込んでいるだけで、それは必ずしも「ダメ」「難しい」のではないのかもしれません。今、自分を制限しているものから解放されたいなら、まずはあなたがそう決意して下さい。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「しなくてもよいこと」にエネルギーを費やしたり、「ひとりになる」ことを恐れてはいませんか。「やめる」「ひとりになる」と決めると、その後の展開が変わるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、どんな経験も成長のヒントになり得ます。小さなつまづきがブレイクスルーのきっかけとなることだってあります。小さなことから「意味」を見つけ出して下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年08月08日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月27日獅子座の新月7月27日は獅子座の新月です。今回は木星が獅子座に入った(7/16)直後に起きる新月であり、獅子座新月(獅子座太陽と月)は獅子座木星と重なります。したがって明日は、獅子座木星時期が始まったことを盛大に知らしめる新月となるでしょう。これから来年8月11日までの約1年間、木星は獅子座的なものを「よいもの」として承認し、そのような風潮を公的に盛り上げるでしょう。感情を高揚させるもの、王道を行くものが流行しそうです。たとえばエンタテインメントの分野で大ヒット商品が生まれたり、圧倒的な輝きを放つ本格的なスターが世に出るかもしれません。獅子座木星時期を過ごす上で、あなたにぜひ意識していただきたいことがいくつかあります。まずは、誰が何と言おうと自分を主役にする生き方を選んで下さい。そのためには「自分を好きになること」がますます必要となるかもしれません。私たちはみな唯一無比の存在です。ですから、自分を主役にすることを誰かに許可してもらわなくてもいいのです。次に、「自分の素晴らしさ」をためらわずに表現して下さい。あなたにしかできないことが実はたくさんあって、それは本来、自分で見出せるもののはずです。自己表現は生きることそのものであり、喜びでもあります。これからは自ら輝くように生きている人がもてはやされるでしょう。惜しみない自己表現を通じて、喜びに満ちた輝ける日々を創造して下さい。さらに今回の星回りを見た上で、この新月時期に意識して欲しいことがあります。それは「誇りが持てる行動をとる」です。今回の新月のキーワードは「自分にふさわしい尊厳を選び、誇り高く生きようと決める」だと私は感じています。そのような「矜持」「カリスマ性」を持つ人であって下さい。私たちは全員何らかのカリスマ性(唯一無比の輝き)を持っているのだと思います。この時期、あなたは宇宙から「誇りを持って生きると決意しますか?」と問われるでしょう。自分の人生の主人公として生きていこうとするとき、「私はそうする」と決意するかどうかが問われます。もしかしたら今回の新月を皮切りに、そのような決意へとうながされるのかもしれません。その際、「定め」のような必然的な展開が起こりそうです。今回の獅子座新月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。ある出来事をきっかけに「私が主役なのだから、自分の思い通りにしてもいいんだ!それでもいいんだ!」と驚き、深く納得するチャンスが巡ってくるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「不退転の決意」と共に、心底やりたかったことを始めるでしょう。「もう後戻りはしない」とハンドルを切り、アクセルを踏む感じです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、何か新しいことを思いつきで始めるかもしれません。気まぐれっぽく見える選択行動があなたを大きく変え、新たな展開が見えてくるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年07月26日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月12日山羊座の満月明日7月12日は山羊座の満月です。明日の満月は、前々回と前回お知らせした天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星の直角三角形と共に大きな四角形を形成しています。この配置は、2014年上半期の主要な星回りであった天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形によく似ています。したがって明日は、2014年上半期を締めくくるのにふさわしい満月となるでしょう。ここで、天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形について、今一度振り返ってみたいと思います。この四角形の骨子(主題となる構成要素)は、牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置です。牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置がもたらす意味を、より社会的な影響として読み解くと、①既存の社会構造・既存の社会システム・社会的サイクルの崩壊と再生(新生)②次の社会的ステージへの刷新的移行、という2方向の動きがインパクトの強い変化と共に進行していくことになります。また、上記の意味をより個人的な影響として読み解くと、①「これで人生安泰」「~のように生きるべき。これがまともな生き方」といった固定観念や、そういった固定観念に基づいた生き方・人生観の崩壊と再生(新生)②より新しい人生への目覚めと、自分らしい生き方への刷新的移行、という2方向の動きがインパクトの強い変化と共に進行していく感じになります。この配置が最初に形成されたのは2010年5月であり、本格的に稼働し始めたのは2012年秋頃と私は考えています。そして、2014年上半期に形成された大きな四角形は、この牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置がもたらすものをよりパワフルに推し進めていく星回りでもありました。ですからこれまで何回かお知らせした通り、2014年上半期は「ドラスティックに変動し続ける個人的・社会的展開を通じて、各個人が己のあり方にそれぞれ目覚めていく」「今の自分のあり方があからさまになり、本当はどうありたいのかを強く問われる」時期だったのです。さて、あなたにとって2014年上半期とは、どのような時期でしたでしょうか。また、2010年5月あるいは2012年秋頃から今までを振り返り、あなたはどのように生きてきたでしょうか。ちなみに、この牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置は、あと2回形成されます。今年12月と2015年03月です。私たちは今もなお、新しい生き方に目覚めていく途上にあると言えるのです。したがって明日の山羊座満月は「2015年はどんな私でありたいか」と自分に問いかけ、今後についての意思・長期的意図をしっかり持つのによいタイミングとなるでしょう。今回の山羊座満月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。これまでを振り返り、「私、ものすごくがんばった!」「よくやった!」と自画自賛するでしょう。ぜひそうして下さい。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、少し前ならば「到底無理」と見なしてきたことを、今のあなたは「可能性あり」「それを目指してがんばりたい」と思い定めているようです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「今の私でOK」「このまま進んでいこう」という思いが、自分の中で強まってきていると実感できるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年07月11日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 6月27日蟹座の新月明日6月27日は蟹座で新月となります。新月図を見ますと、前回お知らせした天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星の直角三角形が今回もクッキリと形作られています。これは、2014年上半期の主要な星回りであった天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形の「痕跡(しるし)」として今も残っている星回りです。そして今、蟹座を運行している太陽が天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星の直角三角形に光を当てています。したがってこの時期の私たちは、2014年上半期に経験したあれこれを思い起こすことが多いかもしれません。明日の新月について、私の胸中に浮かび上がったキーワードは「2014年上半期のグランドフィナーレ、開幕!」です。(この連載で何回もお知らせしてきましたが)2014年上半期は、天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形が私たちをグイグイと引っ張ってきた時期でした。すなわち「ドラスティックに変動し続ける個人的・社会的展開を通じて、各個人が己のあり方にそれぞれ目覚めていく」「今の自分のあり方があからさまになり、本当はどうありたいのかを強く問われる」ときだったのです。明日の蟹座新月は、2014年上半期のグランドフィナーレ開幕を告げる節目となるでしょう。短く見ると7月12日の山羊座満月まで、長めに見ると7月16日の木星獅子座入宮までが2014年上半期のグランドフィナーレ期間となりそうです。もしも今、この半年間を振り返って「決意できなかったこと」「やり残したこと」があるなら、この機会に行動を起こしてみてもいいんじゃないかと思います。明日からグランドフィナーレという「祭り」が始まります。この「祭り」に参加するかどうかはあなた次第ですが、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」という流れに乗ってみるのもOKだと思います。また、この半年間で自分のあり方に目覚め、自他共に大きく変化してきた人は、今回のグランドフィナーレをめいいっぱい楽しむことにしましょう。ここまで変化してきたあなただからこそ、このタイミングで初めてチャレンジできること、ようやくスタートできる展開もあり得ると思います。さらに明日の新月(蟹座太陽と月)は、魚座海王星と調和的な角度を作ってます。明日から始まる2014年上半期のグランドフィナーレでは、私たちそれぞれが胸中で思い描いている「夢」「理想」「願い」「祈り」が強調されるでしょう。それと同時に、ひとつの「夢」「理想」「願い」「祈り」をみんなで分かち合う「祝祭」的なイメージもつけ加えられているように感じます。ですからこの時期は、個人的な思いを自力で実現する展開だけでなく、そういう形で始まった夢や願いをみんなで一緒に叶えていく展開もあり得ると思います。今回の蟹座新月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「本願」「心願」をストレートに打ち出すときです。あなたが自分の願いのままに行動したとき、外側の世界もパワフルに変化するでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「やればできる」時期です。自分で決めた枠を打開するタイミングが巡って来ています。自分の人生をスケールアップできるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じてセルフイメージに関する気づきや発想転換がもたらされるでしょう。自分のあり方を誰か(何か)に決めてもらわなくてもいいのです。あなたの好きにして下さいね。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年06月27日今日は満月ですね。しかも今回は2013年最後の満月!満月は、物事を始める時期である新月から上弦の月を経て、高まりつつあったエネルギーが最高潮に至る時。何かを成し遂げるパワーが最大限に発揮され、努力が実ると言われています。同時に満月とは、地球を真ん中にして月と太陽が一直線に並んでいる状態です。この時、地球は月の引力と太陽の引力に両方向から引っ張られていることになります。そのため地球上の生物は緊張感が高まるそうです。緊張状態は感情に影響を与えるので、満月の日には思いがけないほど感情があふれ出てくる場合も。いつもは言えないことも満月が後押ししてくれるので、大胆なアプローチをすることができるとか。ただし、冷静な判断が必要な場面では注意が必要です。ここで、神秘研究家・小泉茉莉花さんのモバイルサイト「愛と運命の月占術」内で公開している「月のおまじない」をご紹介します。――――――――――【小泉茉莉花さんが伝授!満月のおまじない】[1] おしまいにしたい~満月から新月何かを終わらせたい時は欠けていく月に願いをかけると叶うそうです。ただし、人間関係など相手がある願い事の場合は、相手の不幸を望むと自分のもとに返ってくるので注意しましょう。[2] 神託を聞くには~満月満月の晩にムーンストーン(パワーストーンの一種。和名は月長石)を口に含むと、神託(神のお告げ)が聞こえてくるそうです。――――――――――ムーンストーンを口に含んで神託を聞いた、という人はちょっと身近にはいなかったのですが、欠けていく月に「おしまいにしたい」と願った人はいたので、その体験談をお届けします。■不倫の恋を終わらせた「欠けていく月に願うと物事を終わらせられると聞いて、やめたいと思いつつ、6年ずっと続いていた不倫をやめられますように、と願いました。満月から始めて新月まで、毎日のように心の中で願い、新月になると一旦ストップし、満月になるとまた願う、ということを繰り返していたら、三回目の新月の後、彼に別れを切り出すことができました。彼は引き止めましたが、私の決心が固いと知り、最後は『幸せになれよ!』と言ってくれました。」(34歳営業)■ダイエットのために夜食をやめた「残業が多く、口さびしくてついお菓子をつまんだり、仕事帰りにラーメンを食べたりしていたら、2年で8キロ増!ダイエットしたいと思うものの、ストレスがたまると、つい甘いものを食べてしまう…という日々が続いていました。そんな時、仕事帰りに見る月が、日ごとに欠けてほっそりしていくのに気づき、あの月みたいにスリムになりたいなと思い、改めてダイエットを決意。夜食をやめられますように!と願うと同時に毎日、DVDを見ながらヨガをやるようになったら、1ヶ月で2キロ落ちました。これからも頑張ろうと思います。」(27歳メーカー)「求めよさらば与えられん」という聖句ではありませんが、頑張れば願いは叶うものなんですね。どちらの女性も強く願うとともに、月の力に頼るだけでなく、幸せになるために自分を向上させようとしたところがよかったのかも!?ちなみに、満月の日はコミュニケーションが深まりやすくなると言われ、ニューヨークでは満月は「サクセスムーン」と呼ばれています。表現力がUPし、想いを上手に伝えられるようにそうなので、気になる彼に告白するのにいいかもしれませんね。(文=Kawauso)
2013年12月17日満月の晩はとってもパワフル。近頃は開運や、パワーストーンの浄化にその力を利用する人も増えてきたようです。しかし、満月前後はテンションがいつもと違う、柄にもないようなことを「やらかして」しまったと戸惑う人も多いのでは?お月様の強いエネルギーに振り回されないように、満月の晩にやってはいけない3つのポイントを挙げてみました。■その1ヤリ過ぎ注意!故事にならっていえば「満月は女性を淫らにする」。満月の晩は、誰もが高揚し、喜怒哀楽が激しくなりやすいときです。とりわけ女性は月の影響を強く受けるため、中には理性のタガが外れやすくなる人が出てくるかも!?衝動に身を任せ、さほど好きではない人とその場のノリでヤッてしまったなんて事態が予測されます。特に魚座に月がある満月は、お酒がらみのトラブルにご用心。デートレイプのリスクも高いので、飲み会は早めに切り上げて、自宅でおとなしく過ごすのが安心かもしれませんね。交際中のカップルは、ささいなことで彼と衝突しがちな傾向があります。満月の影響で感情の振幅が激しい分、怒涛の展開になだれこむカップルも。掴み合いのケンカの後で仲直りのエッチが超燃えた、なんて流れもありそうですね。いちゃラブなセックス自体は喜ばしいことですが、満月の受胎のパワーをあなどるなかれ。その場の空気に流されず、避妊はしっかりとおこなってくださいね。■その2寝不足注意!満月の夜は眠りの質が落ちる傾向にあり、睡眠時間は新月の夜に比べると平均20分短くなる――。スイスの研究チームがそんな実験結果を細胞生物学会誌に発表したそうです。バーゼル大学附属精神科病院のクリスチャン・カヨチェン氏によると、スイスでは就寝中に満月のせいでよく眠れないと訴える人が約40%に上るんだとか。彼らが眠気を司るホルモンのメラトニンの分泌量を調べた結果、満月が近づくにつれ、分泌量が減ることが判明したそう。そんな最新の研究結果もあるくらい、神経がたかぶるのが満月の晩。とりわけ就寝前にPCやスマホにむかうと、テンションを無駄に高めて、なかなか寝付けなくなってしまいます。学校や職場で翌日、支障をきたさないように早めにベッドに入りましょう。また満月は内に秘めた攻撃性が表にあらわれやすいとき。寝がけにふとつぶやいたSNSやブログが大炎上!翌朝から火消しに追われたなんてアクシデントも予想されますので、やはりここは早々に回線を切って寝るのが賢明。カモミールやレモンバームなど心が落ち着くハーブティーをいただき、おだやかな眠りにつとめましょう。■その3ドカ食い、過食注意!満ちる月が司るエネルギーで代表的なものが「吸収」。何でも吸収することから、満月は最も太りやすい時期といわれています。このタイミングで山盛りのご飯を平らげるなど言語道断!?食事のメニューや食べ方に気を配る必要がありそうです。普段よりも多く、ご飯を噛んでみるとよいでしょう。しっかりと食物を咀嚼することで満腹中枢が刺激され、おなかがいっぱいになったと満足感が得られるはず。お粥や雑炊などで食事のかさを増やすのも有効でしょう。また逆に「吸収力」を利用した美肌ケアには適しているかも。保湿効果を狙ったシートマスクのパックなどはおすすめかもしれません。潤いが角質層の奥深くまで届きやすいときです。■おわりに月光の美しい光は、時には狂気をはらむほど強い影響をわたしたちに与えます。そうしたパワーを把握したうえで、さらにお月様とハッピーに付き合っていきたいものですね。(逢坂杏/ハウコレ)<参考文献>満月は不眠を誘う、実験で確認 スイス研究
2013年10月16日