新月満月からのメッセージ 6月20日射手座の満月6月20日は射手座で満月になります。今年2回目の射手座満月ですね。今回の星回りをご紹介しましょう。新月図を見てみると、双子座天体(この時期は双子座水星)と魚座海王星、射手座土星、乙女座木星による正四角形ができています。この星回りは、2016年の主要な星回りのひとつである乙女座木星と射手座土星、魚座海王星による直角三角形が、双子座新月(6月5日)頃より一時的に強まっているものです。今後は射手座満月(6月20日)&夏至(6月21日)を境に一段落するでしょう。したがって今回の射手座満月は、ここ最近の流れを「いったんまとめる」タイミングでもあるようです。この時期目立っていた正四角形の影響については、いくつか考えることができます。まずひとつは「これからも世界はどうなるのか分からないだろう」というメッセージである可能性があります。この時期は「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」というようなものが、地上で移り変わりゆく混沌状況としてますますあらわれやすくなっていたと思います。そして「確かだと思われていたものがあいまいになっていく」のと同時に、「閉塞的な何かからの解放」もなされていたのかもしれません。もうひとつは、「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「隠されていたものがあらわになる」という展開を通じて「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、堪忍することで起こる癒し」を、私たちが経験的に学んでいけるときでもあったと思います。もう少し分かりやすく説明すると、「これからどうなるのか分からない」という世界を生きている自分や誰かをそのまま受容することを、宇宙は伝えたかったのではないでしょうか。私たちは時にはおろおろしながら生きている存在ではありますが、そんな自分を「私っておバカさんだなぁ」と愛しく思い、そうすることで「ありのままの私」として生きることを教えてくれていたのだと思います。今回お知らせした乙女座木星と射手座土星、魚座海王星による直角三角形は、今後9月頃に再びクローズアップします。そういう意味では、この射手座満月というタイミングに「6月を踏まえた上での9月」がある程度見えてくるのかもしれません。今回の射手座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。今、「どうにかなりそうなこと」と「どうにもならないこと」の両方があるのかもしれません。目の前で起こっていることを受け入れることで、宇宙を味方につけましょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、ある経験を通じて生き方や世界観がスケールアップするでしょう。「今までの私の生き方は小さかったなぁ」としみじみ思えるのかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ある種の「開き直り」が試されるでしょう。体裁を取り繕うのではなく、ありのままの自分をそのまま表現してみて下さい。次回は7月4日蟹座の新月(7月3日更新)
2016年06月19日2016年5月22日、女優の藤原紀香さん(44)がブログを更新し、ダイエットと満月の関係について言及しました。紀香さんは『(月が)欠けていくパワーに沿ってダイエットを始めると、成功しやすいこと、ご存知でしたか?』と持論を展開。満月の日からダイエットを始めることで、心身ともに美しくなることができると主張しています。女性にとって月の影響は大きいとし、自身も満月を意識した生活を送っているということです。紀香さんは、以前から効果が疑問視される“水素水”についても大々的に紹介し話題を集めていますが、今回の満月の満ち欠けについての持論に世間からは心配の声があがっています。●効果が疑わしいダイエット法に心配の声ブログで満月ダイエットを推奨した紀香さんに対しネット上では、『水素水の次は満月か。もう見てられないよこの人』『良くも悪くも注目を集める存在なんだから、効果が分からないことを主張するのやめたほうがいいと思うんだけど』『いちいちめんどくさい人だな。根拠のない健康法が好きなのか?』『意味不明すぎる。100歩譲って効果はあるとしても、本人が顔パンパンなのはどう説明すんだよ』『これ昔から言ってるよね。本人は一切疑いを持たず信じきってるのがイタい』『愛之助さん大丈夫かな?紀香さんに洗脳されて体壊さなければいいけど』『だれかカウンセリングしてあげて』『梨園の妻って他にやることないのかよ。人生をかけてダイエットしてるとしか思えない』『これだけダイエットとか言ってて自分が太ってるんじゃ意味ない』『紀香の顔が満月なんだが?』など、効果に疑問を感じつつ、夫である愛之助さんを心配する声もあがっています。愛之助さんとの再婚後、あらゆる言動が取り沙汰される紀香さんですが、今回の満月ダイエットについても例外ではありません。どんな健康法を実践するかは本人の自由ですが、世間からの注目を集める存在であることを自覚し、不用意な言動は控えた方がいいのではないでしょうか。【画像出典元リンク】・藤原紀香「☆氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ☆」/(文/パピマミ編集部)
2016年05月23日新月満月からのメッセージ 5月22日射手座の満月5月22日は射手座で満月になります。今回の星回りをご紹介しましょう。蠍座満月頃(4月22日)より形成されている2つの星回りは、双子座新月頃(6月5日)まで続きます。今回の射手座満月図を見ると、乙女座木星と射手座土星、魚座海王星による直角三角形ができています。また、牡牛座水星と山羊座冥王星、乙女座木星による正三角形もまだあります。4月下旬以来、私たちの内外で「確かだと思われていたものがあいまいになっていく」「隠されていたものがあらわになる」と感じることがある一方、そのような混沌状況において物事の本質や真実がますます際立っていくプロセスがこれからも進んでいくと思われます。このようなプロセスが続いている中、この時期の私たちは射手座満月を迎えることになります。満月図を見ると、射手座満月(双子座太陽と射手座月が相対している配置)に対して、射手座火星が重なっています。この射手座火星は4月後半(4月17日)に見かけ上の逆行を始めています。つまり火星は「混沌から真実を見きわめる」というプロセスが始まったのとほぼ同時期に逆行を始めていることになります。また、この時期の射手座火星は「前向きに学ぶこと」「広い視野で見ていくこと」「異なるものを理解すること」の難しさと意義を教えようとしていると読み解けます。もしも今、あなたが「混沌から真実を見きわめる」というプロセスにおける何らかの難しさと向き合っているなら、「このことは、私に何を教えてくれようとしているのですか」と宇宙に問いかけてみるのもいいかもしれません。今回の射手座満月を見て感じることを、もうひとつ書きます。「混沌から真実を見きわめる」というプロセスの一過程として、「これから目指していきたい方向性」が見えてくるのかもしれません。それは自己の本質とどこかしら共鳴しているでしょう。また、それらが見えてきたとき、「やはりそうか」「ずっと前から分かっていた」という強い思いも生まれそうです。さらにお知らせします。射手座満月の後、(見かけ上)逆行中だった水星が順行に戻ります。この時期は「やはり」という思いと共に見えてくるものがあり、その後、滞っていた何かが動き始めたり、待ち望んでいたタイミングがやってきたり、あなたや誰かの心の中で新たに変化するものがあるでしょう。あるいは、何らかの再スタートを決意するのかもしれません。今回の射手座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ここ最近、滞っていたことが動き始めるでしょう。小さな変化や前向きな手応えが見えてくるのかもしれません。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「今、可能なこと」と「今は難しいこと」の両方が見えてくるでしょう。それは必ずしも悪いことではなく、そういう形での進展や成果であるようです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、この時期、何らかの「落としどころ」「落ち着き先」が見えてくるのかもしれません。あるいは、ここ最近憂慮していたことについて、何らかの見通しがつくのかもしれません。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。
2016年05月21日新月満月からのメッセージ 4月22日蠍座の満月4月22日は蠍座で満月になります。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の満月図を見たとき、「6月の星回りとよく似ている」と思いました。4月22日は蠍座で満月(牡牛座太陽と蠍座月が相対する)となる他、乙女座木星と射手座土星、魚座海王星が直角三角形を作り、その直角三角形が地上的に目立つポイントに位置しています。さらには牡牛座水星と山羊座冥王星、乙女座木星による正三角形もできています。この直角三角形と正三角形が今後、5月末から6月にかけてもう一度あらわれるのです。このことにより、今回の蠍座満月は「5月末から6月頃にあらわれるもの」を「意味深な形で」「前もって見通すかのように」見せてくれるタイミングと読み解けるでしょう。この時期、何らかの形で5月末~6月について思いをはせることもあるのかもしれません。今回の星回りをさらに詳しく見てみます。先ほども述べましたように、4月22日は乙女座木星と射手座土星、魚座海王星が直角三角形を作っています。この直角三角形は、2016年の主要な星回りのひとつである射手座土星と魚座海王星の相克的な配置をよりクローズアップさせた配置です。この星回りのキーワードは、「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、堪忍することで起こる癒し」などです。この時期、私たちの内外でさまざまな揺れ動きがあり、「確かだと思われていたものがあいまいになっていく」と感じることがあるかもしれません。しかしそれは「堅苦しいものを溶解させること」「握りしめていたものを手放していくこと」でもあると思われます。また、牡牛座水星と山羊座冥王星、乙女座木星による正三角形もできています。こちらは「本質的なもの、確かなもの、大切なものを見きわめるプロセスが進む」と読み解けます。以上をまとめますと、この時期、私たちを取り巻く状況が揺れ動きながら混沌へと向かっているように見える一方、本質的で確かなものを見きわめるプロセスもまた進んでいくのかもしれません。「揺れ動きながら真実を確かめていく」「混沌から本質を抽出する」‥‥そんな言葉を私は今回の満月図から感じました。今回の蠍座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。凝り固まった感情を解きほぐし、素直になれるタイミングです。「(いろいろあったけれど)もういい」と受け容れるようになった自分をうれしく感じるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、そんなにがんばらなくてもいいと思えるかもしれません。「今の自分でOK」「今できることをやれば充分」と分かるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、いろんなことが舞い込み、あわただしく過ごす時期なのかもしれません。それでも「今、必要なプロセスをちゃんと経験している」と心のどこかで分かっているようですよ。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。
2016年04月21日新月満月からのメッセージ 3月23日天秤座の満月3月23日は天秤座で満月です。今回の満月は半影月食になります。占星術上、次の月食(8月18日)まで影響が続く特別な満月です。月食は、地球の影(本影)が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。しかし今回の満月は地球の影(本影)のまわりにある半影にのみ入るため、月の一部分がわずかに暗くなる半影月食になります。いずれにしても占星術では、月食を「心の陰影を外側の世界に投影して見るタイミング」と読み解きます。心の陰影とは「言葉では表現できない深層心理や内的イメージ」と言えるでしょう。月食を通じて、私たちはそれらをかいま見ることになりそうです。月食図を見てみましょう。今回の月食図を見たとき、2週間前(3月9日)の魚座新月(日食)の星回りを私は思い出しました。あのとき、魚座新月が形成していたのとほぼ同じ星回りを、今回は魚座金星が形成しています。魚座新月(日食)では私たちの本質(魂)と響き合う示唆がもたらされたのですが、この時期の宇宙はその示唆をハートで実感しやすいメッセージへと翻訳してくれるでしょう。この時期の宇宙がこのように繰り返し伝えようとしているメッセージとはいったい何でしょうか。それは「あなたはそれでよいのです」ということなのではないでしょうか。今、どのような状況にいるのであれ、あなたは宇宙からのゆるぎないサポートの元にあることを信じてみて下さい。自分の人生を「いずれにしろ大丈夫だ」と信頼したとき、あなたはいつかどこかでそうなることが決まっていたかのようなプロセスを経験するでしょう。もっと具体的にお知らせしますと、この時期、あなたを取り巻く世界や他者は、これまでのあなたが思っていた以上に優しいでしょう。何げない出来事を通じて、そんな風に感じることが多いように思います。「やっぱり大丈夫なんだ」「みんな優しいな。ありがたいな」と感じると共に、これまでの自分はいろんなことをいささかネガティブにとらえていたと思うのかもしれません。もうひとつお知らせします。自分の生き方について「不器用であるのかもしれないけれど、それもまた愛しい」と受け入れたとき、その時初めて意識できる望みや強い思いが、あなたの中にはあるように思います。今回の天秤座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「もっと自由に生きていい」「ダメな私も可愛い」と感じたとき、ワクワクするようなアイデアを思いついたり、前向きなきっかけが舞い込むでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、誰かに喜んでもらうためではなく、自分のために最良な選択をして下さい。あるいは「あなたはこうしたいのではありませんか?」と誰かがあなたの本意を見抜き、後押ししてくれるのかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「よいと思ってきたこと」がそうではないように見え、今までそうは思えなかったことが大切に思えるでしょう。さまざまな選別、取捨選択を通じて、今のあなたの思いや求めているものが見えてくるときです。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。
2016年03月22日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 2月23日乙女座の満月2月23日は乙女座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。乙女座満月(魚座太陽と乙女座月が相対する星回り)に対して魚座海王星がゆるやかに重なっていて、この満月に神秘的な光を投げかけています。ある出来事を通じて、心の中にしまってある何かにそっと触れるのかもしれません。また今回は乙女座で月が満ちることから、この満月は「丁寧に観ていくこと」「内省すること」「心身を整えること」などを示唆しているように思います。さらに満月図を見ていきます。射手座土星と水瓶座水星、牡羊座天王星によって小さな三角形ができています。「これまでとは異なるビジョン」「先進的な意図に基づく行動」「お決まりのパターンを崩すための一手」といった感じの星回りです。またこの三角形は、2月8日の水瓶座新月によって生まれた意図を実際に遂行していく配置でもあります。約2週間前に何かがリセット&スタートした方は、この時期あたりから、そのことについて具体的に動いていけるのかもしれません。もうひとつお知らせします。今、乙女座木星が山羊座冥王星と調和的な角度を作り始めています。この配置は、今後3月9日に起こる魚座新月(日食)において強調されることになります。後から振り返ってみて「私にとっては意味があることだった」と腑に落ちるプロセスが、今、静かに始まろうとしています。これから私たちは3月9日の魚座新月(日食)、3月20日の春分、3月23日の天秤座満月(月食)と印象深い節目をいくつか経験することになります。したがってこの満月は、これから私たちが経験する節目をより意味深く過ごすための「自己調節」「事前準備」のタイミングでもあると、私は思います。最初に述べた「丁寧に観ていくこと」「内省すること」「心身を整えること」が、3月を意味深く過ごす「自己調節」「事前準備」につながるのかもしれません。今回の乙女座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ある出来事をきっかけに「今の私にとって、これは自然なこと。ひとつも無理がない」と見えてくるものがあるでしょう。これからはそういうあり方を意識的に選んで下さい。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「これからはこういう方向へ進むべきだ」と思うのかもしれません。誰かと出会って、あなたの視線が引き上げられる暗示もあります。「将来こういうことができるようになるために今、これをがんばらなくては」と考えることも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ある人とのやり取りを通じて「私は自分の殻に閉じこもっていたなぁ」と感じるかもしれません。その人はあなたの気持ちを知りたいし、話して欲しいようです。自分の気持ちをシンプルに伝えましょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2016年02月21日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 2月8日水瓶座の新月2月8日は水瓶座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。新月図を見ると、この時期の世界は「高みを目指す情熱」と「創造的な高揚感」に満ちています。そのような気運が新時代のグランドデザインやイノベーティブ(革新的)な理念を刺激し、より社会的なリセット&スタートにつながるかもしれません。また、この星回りを見たとき、私は「ビジョナリー(先進的な人。先見の明がある人)」という言葉を思い浮かべました。この時期、各界のビジョナリーやビジョナリーカンパニーが注目されそうです。私たちにとっても「理想を掲げて常に挑戦していこう」などと先進的な生き方を強く意識するチャンスと言えるでしょう。さらに読み解いたことをお知らせします。水瓶座新月に対して蠍座火星が相克的な星回りを形成しています。今回の新月のもうひとつのテーマは「自由」だと思われます。この時期、「自由になろう」「自由でいよう」と望んだとき、その人にとってのリセット&スタートがなされるでしょう。ちなみに自由とは本来、「他のものから制限や支配を受けず、自己自身の本性に従うこと」という意味なのだそうです。自分自身の本性に従うことで自由になる‥‥この時期の宇宙はそんなメッセージを伝えているのかもしれません。その他の星回りをお知らせします。蠍座火星と山羊座水星・金星・冥王星、乙女座木星が小さな三角形を作っています。これはとても生産的な星回りです。先に述べたことと考え合わせると、この時期の宇宙は「あなたはなりたいものになれる。やりたいことがやれる。この世界の全てはそのためにある。そういう意味で、あなたたちは自由なのです。」と語っているように思います。このようなメッセージを受け入れ、「私はこれを成し遂げたい」と公言する人がこの時期、さまざまな場面で「ビジョナリー」として活躍するように思います。今回の水瓶座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。誰かの「きっかけ」「契機」となることで、あなた自身にも新たな流れが始まるでしょう。「私はこうしたいのです」と明らかにし、その望みが多くの人に伝わったとき、あなたのために用意された展開が引き起こされると思われます。そういう意味で、「望むこと」は大変創造的な行為なのです。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、大切にしていることや目指していることが同じ人から前向きな刺激を受けるでしょう。彼らと一緒に活動すると、お互いの良さを引き出し合えそうです。また、そういう活動を通じて、新たなビジョンが構築されていくでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、あなたが何らかの可能性を見出したとき、今までとは違うゴールが設定され、より前向きなプロセスが始まるでしょう。この時期、挙手した者にチャンスは与えられます。「私はチャレンジしてもいい」と自分にチャンスを与えて下さい。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】次回は2月23日乙女座の満月(2月22日更新)<< 1月24日獅子座の満月1月24日獅子座の満月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2016年02月07日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 1月24日獅子座の満月1月24日は獅子座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。「私という人」「ありのままの私」を素直に見ていく‥‥今回の獅子座満月について、私はそのように感じます。この時期、どのようなことが起こるのかはいろいろ考えられますが、ある印象深い出来事を通じて「私ってこういう人なんだなぁ」とか「私は私を生きているのね。今も、これからも」と感じるでしょう。獅子座満月図をさらに詳しく見ていきます。牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的な星回りに対して、山羊座水星が重なり合っています。今、水星は見かけ上の逆行をしている最中であり、ここしばらくは牡羊座天王星×山羊座冥王星の星回りを行ったり来たりしていました。ここ最近の私たちは、山羊座水星を通じて、牡羊座天王星×山羊座冥王星の星回りによる「再構築」「スクラップ&ビルド」というメッセージを繰り返し言い聞かされてきたことになります。したがって1月は「今年は今までとは違う1年にしよう」「今年は今までとは違うことをしよう」「今年はこれを仕切り直そう。新たな気持ちで取り組もう」と考えた人が多かったのかもしれません。さらにお知らせします。蠍座火星が山羊座水星と協力的な関係を作り、魚座海王星からのサポートを受けています。「今年は今までとは違うことをしよう」と考え、いろいろと動いていく中で、「私が本当に望んでいること。心から求めていること」「私の本当の気持ち。本心」「私の本質」が浮き彫りになっていくでしょう。「私の本当の気持ち。本心」「私の本質」が明らかになったとき、「私という人」「ありのままの私」を改めて確認した心地になる人もいるのかもしれません。また「ありのままの私」を素直なまなざしで見つめたとき、あなたの内外で再構築されていくものもあるでしょう。そういうプロセスそのものが、この時期に牡羊座天王星×山羊座冥王星から示唆されている「再構築」「スクラップ&ビルド」の一環でもあるように思われます。今回の獅子座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。何らかのチャンスをつかめるでしょう。あるいは、やりたかったことを実行できるでしょう。表面的にはそういう機会が転がり込んできたように見えますが、あなたの実力の結果、そうなったのです。自信を持ちましょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は勘が冴えています。ピンと来たらすぐに行動して下さい。小さな行動がきっかけとなり、予測以上の方向へと進展していくこともあるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、揺れ動きながら何かを確認していくとき。抱えていたものをふるいにかけ、今ここで手放すもの、次の段階へ持っていくものを選り分けるプロセスが進んでいくでしょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2016年01月23日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 1月10日山羊座の新月1月10日は山羊座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の山羊座新月に対しては、2つの星回りが主に関与しています。ひとつ目は、牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的な星回りが山羊座新月と重なり合っています。牡羊座天王星と山羊座冥王星の星回りは2012年から2015年にかけて7回形成されましたが、その影響力は2016年以降も無視できません。牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的な星回りのキーワードは「再構築」「スクラップ&ビルド」です。したがって2016年最初の新月は、「再構築」「スクラップ&ビルド」という意味合いの新サイクルスタートでもあるでしょう。そういう意味ではこの時期、「今まではAでしたが、2016年からはそれを全部やめてBにします」と行動するのも、星回り的に「合っている」と思います。山羊座新月に関与している2つめの星回りは乙女座木星です。この時期の乙女座木星は、山羊座新月のサポーター的役回りを務めています。2012年以来、私たちはいろんな意味で「再構築」「スクラップ&ビルド」の必要性を感じ、これからを生きる人としての新しいあり方をそれぞれ模索してきたように思われます。この時期の乙女座木星は、そんな私たちに「よくやってきたね。お疲れ様」と言ってくれているでしょう。そして「今の自分を認めて、今の時点でできる限り良い選択と行動をし、未来を信頼する姿勢がさまざまなことをうまく運んでいきますよ」 「いずれにしろ自分にとって意味があること、必要なことがいつも起こっているのだから、そのような日々を自分なりに大切に生きなさいね」‥‥と言ってくれているようです。山羊座新月をめぐる星回り以外に目をやると、射手座金星と射手座土星が牡羊座天王星をサポートしています。「1年後はこうなりたい」「こういうことを目指していきたい」とひらめくかもしれません。また、蠍座火星と魚座海王星が手を結んでいます。ある種の「勘の良さ」「鋭さ」を示唆しています。この時期、うまくいくこととうまくいかないことが両方あるかもしれませんが、それはそれであなたの胸の内や本心をどこかしら反映しているのかもしれません。今回の山羊座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、乙女座、山羊座です。「思い切ってやってみるといいよ!」「好きなようにやってみて!」と宇宙から後押しされるでしょう。あるいは、持ち前の資質や本領を発揮できるチャンスが舞い込みそうです。牡羊座、獅子座、射手座は、周囲の期待に応えようと何らかのミッションや役目を買って出るのかもしれません。公的なポジションに抜擢や推薦される可能性も。双子座、天秤座、水瓶座はこの時期、対人関係が重要テーマとしてクローズアップしそう。年上の人との関係強化やキーパーソンへの根回しに力を入れると、いざというとき頼りになるかも。あるコネクションを通じてチャンスやメリットがもたらされる暗示も。蟹座、蠍座、魚座は、必要な情報や良いきっかけがたまたま舞い込みやすい時期です。誘われたら気軽に出かけたり、勧められたら素直に従いましょう。ノリの良い行動でテンポ良くラッキーをつかめそうです。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2016年01月09日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 12月25日蟹座の満月12月25日は蟹座で満月になります。今年のクリスマスは満月も楽しめそうですね!この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の蟹座満月では、私たちそれぞれの「心の色」「心模様」が浮かび上がるでしょう。この時期、私たち自身や誰かの「心の色」「心模様」を何らかの形で見たり、印象深く感じることが多いと思われます。クリスマスはなぜだか優しい気持ちになったり、大切な人と過ごしたくなる日ですよね。そんな日にふさわしい満月だと思います。さらにお知らせします。蟹座満月(山羊座太陽と蟹座月が向かい合っている星回り)に対して魚座海王星がサポートしています。また、この魚座海王星は2015年11月から2016年9月まで射手座土星と相克的配置を形成します。したがって12月25日の蟹座満月は、魚座海王星と射手座土星による相克的配置の影響を受けていると言えるでしょう。このような蟹座満月から、私が感じ取ったことをお知らせします。これまでの人生において、悲しみやつらい気持ちを経験したことがない人はいません。私たちは皆、悲しみやつらい気持ちのかけらを心のどこかにそっとしまって生きているのです。12月25日に起きる蟹座満月の頃、そのようなかけらたちが天からの慈愛によってふんわりと包まれていくでしょう。もう少し分かりやすく言うと、私たちの心の柔らかくて傷つきやすい部分を優しくケアされるような、そんな感情を経験するのかもしれません。また、そのとき宇宙はこんな感じのメッセージを私たちに送ってくれるように思います。「愛によって悲しみの向こう側へ超えていく」「悲しみや心の痛みを通じて、それよりももっと大きな愛を知る」もうひとつお知らせします。蠍座金星が山羊座水星、乙女座木星と小さな三角形を形成しています。この時期、私たちの周りではいろんなことが起きているのかもしれませんが、それでも私たちは愛や喜びを見つけることができると思います。愛や喜びは与えられるものではなく、自らが見出すものです。この時期、そう望んで疑わない限りは「愛や喜びはあちこちでたやすく見つかる」ということを経験できるでしょう。どうぞステキなクリスマスをお過ごし下さいね。今回の蟹座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「もはや見つからないだろう」と探すのをやめたとき、その探し物は見つかるでしょう。あるいは、自分の思惑と違うからと言って、それがうまくいっていないわけではありません。案外順調に推移しているのかもしれませんよ。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、この時期舞い込んでくるものがどのようなものであれ、それを歓迎して下さい。そのとき、それらの「意味」や「理由」「メリット」を考え過ぎないようにしましょう。いつかは分かるでしょうから。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を経て、ほろ苦い気持ちと共に「そうなってよかった」「それはそれでよかった」と感じるのかもしれません。あるいは、自分の弱さやかっこ悪い部分を認めることで、なぜか気持ちが楽になるのかもしれません。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年12月24日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 12月11日射手座の新月12月11日は射手座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の新月図を見たとき、射手座新月と共に目立っている星回りは牡羊座天王星と天秤座火星、山羊座冥王星による直角三角形です。熱くほとばしるエネルギーがイレギュラーな形で表出しやすい配置になっています。何かが突然、思いがけない方向へと動いていくなど、いろんな意味で驚くような出来事が起こるのかもしれません。別の見方をすると、それはそれで行き詰まった現状を打開する展開でもあるでしょう。また、この時期に起こった思いがけない出来事は、2012年から続いている「旧来的な枠組みを打ち破り、全く新しい生き方へとシフトしていく」という大きな流れの一端でもあるのかもしれません。12月11日の射手座新月は、牡羊座天王星と天秤座火星、山羊座冥王星による直角三角形がもたらす刷新的エネルギーを積極的に行使しようとしています。より具体的に読み解くと、閉塞的な状況を打ち破るような展開そのものが、この時期ならではの前向きなリセット&スタートとなり得るでしょう。したがってこの時期は、思いがけない展開、急な予定変更などイレギュラーな出来事が多いかもしれません。しかしながら、そういう展開を通じてむしろ活気づく人も少なくないと思われます。また、あわただしく動き回っている方が、この時期の流れがその人を勢いよく後押ししてくれるでしょう。さらにお知らせします。今回の新月は、「私」という存在をさらに「expand(拡大拡張)」する契機になるでしょう。このチャンスを活かすポイントをいくつかお教えします。「その場で考えて即動く」「迷ったらチャレンジングな方を選んでみる。おもしろくなりそうな方を選ぶ。もしくは、そのときの勢いに乗ってみる」「思いがけない展開を冒険ゲームのように楽しむ」「勇気を奮い起こして、リスクを取ってみる」「いずれにしろ結果オーライになるだろうと楽観的に信じる」です。ぜひ意識してみて下さい。最後にお知らせします。今回の射手座新月に対して、乙女座木星が関与しています。この星回りによると、この時期、一見どのような出来事が舞い込んできたとしても、それはそれであなたにとって必要な経験であると思われます。今、自分はどんな経験をしていて、そこから何を「経験させてもらっているか」を同時に考えるようにして下さい。今回の射手座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「雨降って地固まる」「災いを転じて福となす」というような経験をするかもしれません。「何とかなるだろう」と前向きに動くと実際にそうなるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座にとってもこの新月は重要です。周囲を気にせず、本音を貫きましょう。そのような決断行動が自分で自分の殻を破るチャンスにつながりそうです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「あり得ない」と思う選択肢を採用してみて下さい。あるいは、物の見方、考え方がガラリと変わるような経験をするのかもしれません。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】次回は12月25日蟹座の満月(12月24日更新)<< 11月26日双子座の満月11月26日双子座の満月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年12月10日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 11月26日双子座の満月11月26日は双子座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。双子座満月と射手座土星、射手座水星、魚座海王星による直角三角形が形成されています。実は、この直角三角形は、双子座満月に射手座土星×魚座海王星の相克的星回りが組み合わさった星回りです。また、射手座土星×魚座海王星の星回りは、双子座満月と同じ日に特別な角度を初めて正確に作ります。したがって今回の双子座満月はそれ自体が宇宙からの特別な「合図」であり、この時期の宇宙は私たちに特に知らせたいことがあるようです。射手座土星×魚座海王星の星回りについてでしょう。そうであるならば、射手座土星×魚座海王星の相克的星回りがもたらすメッセージとは、たとえばどのようなものでしょうか。もしかしたらこんな感じのキーワードで表現できるかもしれません。「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、堪忍することで起こる癒し」。そして今回の双子座満月という特別な「合図」からは、以下のようなメッセージを読み取れるでしょう。「さまざまな要素を含んだ流動的な展開に対応できる柔軟さ」「難しく思えること、ままならぬことと向き合いつつ、そんな状況下でも最適解を追求していく、という舵取り」。さらにお知らせしたいことがあります。今回の双子座満月は、天秤座火星からのサポートも受けています。目の前の状況を「どうなるか分からない」「そうとは限らないかも」と見なしたとき、今、ここでどのようにするのがベターであるのかが見えてくるでしょう。あるいは、人によってさまざまな見方があり得るし、正しい答えなとどいうものはそもそも存在しないと見なしたとき、その状況を比較的無難におさめることができるでしょう。また、天秤座金星が牡羊座天王星、山羊座冥王星と直角三角形を形成しています。こちらは、あなたや誰かの価値観の転換、あるいは人間関係というバランスの転機と読めます。自分や誰かの限界、弱さなどの欠点をしっかり見つめて受け入れたとき、なぜか相手のことをさらに愛しく思えたり、お互いに手を取り合えたりします。この時期は、あなたと誰かとの間でそういう出来事が起こるかもしれません。今回の双子座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。どのような状況に立たされているのであれ、今、何か間違いが起きているわけではありません。どのみち大丈夫だとして、今、本当はそこで何が起きていると思いますか?牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「私っておバカだなぁ」「あちゃー、失敗した」と思うかもしれません。でもそれで気が楽になるでしょう。その後、あなたが力を入れるべきことに意識が向かいそうです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「失敗したくない」「損したくない」「恥をかきたくない」と思えば思うほど、逆にイマイチな展開に。何の計算もせず、何となくのノリでやってみた方がうまくいくでしょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年11月25日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 11月12日蠍座の新月11月12日は蠍座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。蠍座新月(蠍座太陽と蠍座月)と蠍座水星が、乙女座木星と山羊座冥王星と共に小さな三角形を作っています。この星回りは「全て良しと引き受ける覚悟」を示唆しているように思います。さらに今回の日本の新月図では、地上的に目立つポイントに天秤座金星があり、この金星は射手座土星のサポートを受けています。この星回りからは、「これが私のあり方です」という美意識を感じます。キーワードは「見得を切る」です。つまりこの時期の宇宙は、私たちそれぞれに対して、生き方やあり方にまつわるスタイルを表現しなさいとうながしているようにも思われます。もうひとつお知らせしたいことがあります。この時期の射手座土星は天秤座金星をサポートしている一方、魚座海王星とは相克的な関係をとり続けています。これは2016年秋までじっくり続く星回りです。キーワードは「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、堪忍することで起こる癒し」などが考えられます。そしてこの時期の魚座海王星&射手座土星の影響を考えた場合、たとえば「浮き世(現実の世界)はままならぬことばかり」といった感じにあらわれるのかもしれません。ここまで読み解いたとき、私は「『いき』の構造」(九鬼周造著)という本を思い出しました。この本では、日本人独特の美意識である「いき(粋。垢抜けしていて、かっこよくて、色っぽいさま)」がどのようなものであるのかを考察しています。著者は「運命によって『諦め』を得た『媚態』が『意気地』の自由に生きるのが『いき』である」と結論づけました。私たち日本人は、ともすれば「ままならぬもの」を諦念と共に受け入れることが多いけれど、それでも自分らしさを失おうとはしないところもあるのです。そのような凛(りん)とした心意気に、私たちは美しさやかっこよさを感じてきました。この時期の星回りは、「いき」がテーマであるようにも私は思うのです。そういうわけでこの時期、いわゆる浮き世において、さまざまな「ままならぬもの」と向き合うことがあるのかもしれません。もしそうだとしても、そういう「ままならぬもの」を「それらもあっての私の人生」と見なしたとき、あなたのあり方はさらに美しく際立つのではと思います。そういう「いき」な心意気を世界や他者へ示したとき、今回の蠍座新月による「リセット&スタート」がきっとなされるでしょう。今回の蠍座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。あなたにとってこれからもずっと大切すべきことは何ですか?逆に、そうではないものは何ですか?この時期、ある経験を通じてこの問いの答えを実感するでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、自分にとっての「大事」に集中すべきときです。それ以外は誰かがフォローしてくれるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて「必要なものはもう既に与えられている」「与えられているものをどのように用いるかが大事」と感じるでしょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年11月11日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月27日牡牛座の満月10月27日は牡牛座満月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。牡牛座満月(蠍座太陽と牡牛座月)に対して魚座海王星が形而上的なサポートをしています。この魚座海王星は射手座土星からの相克的な干渉を受けていて、この配置が今秋から2016年秋にかけての主要な星回りのひとつになります。魚座海王星と射手座土星の相克的な星回りのキーワードは、「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、受け入れることで起こる癒し」などです。したがって今回の牡牛座満月が「見せて」くれるものとは、私たちが抱えている「硬直しているもの」「容赦(許容)していないもの」であったりするかもしれません。この時期の牡牛座満月は、それらをもっと「いいかげんに」「なし崩し的に」とらえてみては‥‥と示唆しています。この世界や人の内面を曼荼羅にたとえることがあるように、私たちの内外は本来、調和や対立、混沌や矛盾などのさまざまなものが存在しています。それが「自然」であり、自分の内外に公明正大なもの、理路整然としたものを探そうとすればするほど心や身体が苦しくなる場合があるのは、そういう行為にある種の「不自然」さがあるからなのでしょう。今回の牡牛座満月は、私たちにさまざまな「自然なこと」をあるがままに見せてくれるでしょう。自分の内外にあるものを「それはそれで自然なことであり、そのもの本来のありのままの状態である」と一度受け入れてみてください。そうすることで、硬直しきっていた何かが自然と動いていく場合があるのかもしれません。さらにはこの時期、乙女座で木星と金星、火星が重なり合っていて、この3天体に対して山羊座冥王星がサポートをしています。勤勉で実務的な星回りです。この時期、細々としたことで忙しく過ごす人が多いのかもしれません。そのように過ごすことで、やりがいや充実感、前向きな手応えを感じる人もいるでしょう。自分ができることに丁寧に取り組み、いつでも一生懸命であって下さい。そういう生き方を通じて人生の経験値が上がり、ひいてはあなたの人としての器をひろげることにもなるでしょう。またこの時期は、「ちゃんとやっている人」「口先だけでなく、実践経験が伴っている人」がしっかりとした結果を出しやすいでしょう。「できること」「自分に向いていること」「得意なこと」「好きなこと」に意欲的に取り組んで下さい。そういう意欲的な実践行動が次のステップにつながりやすいでしょう。今回の牡牛座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。いつもどおりのあなたでいることで本領を発揮できるでしょう。リラックスすればするほど実力を出せます。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、うわべをとりつくろったとしてもあまり意味がありません。その人と本音で向き合うか、自分に正直に行動しましょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて言葉にならない思いを感じとったり、伝え合ったりできるでしょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】次回は11月12日蠍座の新月(11月11日更新)<< 10月13日天秤座の新月10月13日天秤座の新月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年10月26日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月13日天秤座の新月ここ最近、私たちは9月13日の乙女座日食(新月)、9月18日の土星射手座入宮、9月28日の牡羊座月食(満月)という印象深い節目を立て続けに経験してきました。9月は、私たちにとって意味深い1カ月だったと思われます。来る10月13日は天秤座新月になります。新月図を見てみましょう。天秤座新月(天秤座太陽と天秤座月)の真向かいに牡羊座天王星があります。また、この2天体に対して山羊座冥王星がゆるく関わっていて、天秤座新月と牡羊座天王星、山羊座冥王星による直角三角形の配置もできています。この星回りが意味することを考えたとき、もしかしたらこのように読み解くことができるかもしれません。9月13日の乙女座日食(新月)から9月28日の牡羊座月食(満月)にかけて、私たちが経験してきた内的プロセスが、この天秤座新月に目に見える形で展開していくでしょう。内側(裏側)で起こっていたことが外側(表側)の変化へとつながっていく‥‥今回の天秤座新月は、そのような展開を含んだリセット&スタートとなりそうです。もうひとつ印象深い星回りをご紹介します。乙女座金星と乙女座火星、乙女座木星の真向かいに魚座海王星があります。これらの天体を山羊座冥王星はバックアップしていて、射手座土星は相克的な配置を作っています。この時期、どのような形なのかは分かりませんが、私たちそれぞれの美意識や価値観、理想的な生き方のスタイルを打ち出していくチャンスに恵まれるのかもしれません。あるいは、私たちそれぞれが自分の理想や美意識を「私の生き方」「私の決断および行動」として表現していこうとするのかもしれません。自分の価値観や意思を自発的な行動にする‥‥そんなリーダーシップ的気質にあふれた行動がこの時期、新しい展開へとつながっていくように思われます。最後にお知らせします。この時期は、「望みが叶う人になる」「望みを叶える人として生きる」というテーマも強調されていると、私には思われてなりません。たとえば、望みが叶っているときのあなたはどんな感じでしょうか。また「望みが叶う」が当たり前の前提であるなら、そのときのあなたはどのように生きているでしょうか?「望みが叶う」を当たり前の前提にするということは、「望みが叶ったとき(未来)」を先取りすることでもあります。この時期、未来先取り型の生き方を心がけると、そのような現実が後からやってくる可能性が高いでしょう。今回の天秤座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「躍進」というべき進展があるでしょう。宇宙からの後押しをもらった気持ちになるかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたが主導権を握る方がよいでしょう。あるいは、持ち前の実力を発揮できるチャンスが舞い込みそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、この時期のリスクとチャンスは表裏一体です。何かを得るためには、決断して行動すべきでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年10月12日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月28日牡羊座の満月9月28日は牡羊座満月です。今回の満月は蝕が起こりますので月食となります。占星術では、次の月食(2016年3月23日)まで影響が続く特別な満月です。月食は、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術では「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解きます。心の影は、たとえば「自分の奥深くにしまってある感情」「言葉では表現できない深層心理や内的イメージ」と言えるでしょう。したがってこの月食を通じて、私たちは「心の奥にあるもの」を見知ることになりそうです。月食図を見てみましょう。今回の牡羊座満月(月食)に対して、牡羊座天王星と山羊座冥王星がゆるやかに関与しています。山羊座冥王星と牡羊座天王星は過去3年間、特別な星回りを形成していました。そして、先日の乙女座日食(9月13日)や秋分(9月23日)以降、この星回りの影響が一時的に強まっています。今回、牡羊座天王星と山羊座冥王星が牡羊座満月に関与することにより、私たちは2012年頃から今までの「心の軌跡(感情経験、心情の変化)」について振り返るのかもしれません。「あのとき」は見えていなかったことが、この月食を通じて見えてくるでしょう。そしてそのようなプロセスによって、あなたにとっての「今」や「これから(未来)」も変化していくかもしれません。さらにはこの時期、乙女座火星と射手座土星が占星術的な配置を作っています。私たちに「大胆であれ!」「前向きに!」とうながしていると思われます。また、私たちに生きる喜びをもたらしてくれる獅子座金星は、牡羊座天王星と調和的な配置を形成しています。以上の星回りを考え合わせると、今回の月食は「スイッチ(転換する、移行する、取り替える)」というキーワードも思い浮かびます。この時期、「感情」と「意思」と「目的」が何らかの形でかみ合ったとき、その人の中で何かがスイッチするでしょう。この月食はそういうターニングポイントになり得ると思います。この時期の過ごし方としてアドバイスをするなら、以下のようなことが思い浮かびます。あなたの人生における旧式なものを取り替えたり、思い切って処分しましょう。新しい要素を迎え入れるための空きスペースを作って下さい。また、この時期はオープンマインドを心がけ、心躍るものを選択して下さい。今回の牡羊座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。今、思い通りに進まないこと、一時的に待たされていることがあるのかもしれません。「動き始めるまで待とう」と決めた途端に動き出すことがありそう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、何らかの出来事をきっかけに心境が大きく変化するでしょう。感情的なしこりがほどけ、素直になれそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は「アレじゃなくて、コレだったのね!」と分かるのかもしれません。取捨選択、あるいは再選択を通じて現状を打開できるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年09月27日秋になると空気が澄んで、夜の月がとても美しく輝いて見えますね。そして今月27日は十五夜、つまり「中秋の名月」です。十五夜=「中秋の名月」といえば、9月の満月というイメージですが、ところが実際には、この日の月は満月ではないそうなのです。■「中秋」と「旧暦」の関連性とはというのも「中秋」は、実際の月が満月であるかどうかとは関係なく決められているから。三省堂の新国語中辞典によると、「中秋」とは「陰暦八月十五日」のこと。「陰暦」はいわゆる「太陰暦」で、現在の太陽暦が導入されるまで日本で使われていた「旧暦」がこれにあたります。■「中秋」と「仲秋」の微妙な違い余談ですが、「仲秋」ということばもありますね。同じく三省堂の新国語中辞典には、「秋の三ヶ月(七・八・九)の中の意。陰暦八月の別称」と書かれています。いまではほとんど同じような意味で使われている「中秋」と「仲秋」ですが、「ちゅうしゅうのめいげつ」は「中秋の名月」と書いたほうが相応しいといえそうです。■十五夜と満月が一致しない理由さて、話を「十五夜」と「満月」に戻しましょう。上記の理由から、「中秋の名月」とは「旧暦8月15日の月」ということになります。旧暦は現在の暦からおよそ1か月遅れているので、十五夜は9月にあたることが多いのです。一方の「満月」は、地球から見て月がちょうど太陽の反対側にあることを意味しています。つまり「新月」は、地球から見て月が太陽と同じ方向にあるということになります。「新月から新月までは30日、その半分にあたる満月は15日」と思われがちですが、正確には新月から新月までは約29.5日。そして新月から満月までは約14.8日。この時点で、「暦」と実際の月との間には若干のズレがあります。月の軌道が楕円であることなどさまざまな理由から、現実には14.8日よりさらにずれることも珍しくないのだといいます。にもかかわらず、「中秋」は必ず旧暦の8月15日なのです。そこに、十五夜と満月とが一致しない理由があるんですね。■“スーパームーン”が起こる割合ちなみに今年の中秋の名月は9月27日ですが、満月は翌日の9月28日。この日はちょうど、地球が今年もっとも月に接近するため、満月が大きく見える「スーパームーン」にあたります。スーパームーンは、満月14回に1回の割合で起こります。2015年9月28日の次は、2016年11月14日。さらにその次は2018年1月2日。中秋の名月と極めて近い時期にスーパームーンになることは、当分なさそうです。せっかくですから、2日続けてお月見を楽しんじゃいましょう。(文/宮本ゆみ子)【参考】※【特集】中秋の名月(2015年9月27日)-アストロアーツ
2015年09月18日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月13日乙女座の新月9月13日は乙女座で新月です。今回の新月は蝕が起こりますので日食です。占星術上、次の日食(2016年3月9日)まで影響が続く特別な新月です。日食は、地球から見ると月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。地上世界から光が突然消滅し、その後、光の回復と共に太陽が復活する現象をいにしえの人々は「天の異変」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。占星術では、太陽を「(人生の主人公である)私自身」になぞらえます。そして、太陽が消滅して復活する日食現象を、これまでの「私」を一度葬った後で新しい「私」がよみがえるプロセスと読み解きました。したがって占星術における日食とは、自己変容・自己再創造を象徴しているタイミングなのです。今回の日食図を見てみると、天秤座水星をめぐる星回りがまずは目につきます。天秤座水星と山羊座冥王星、牡羊座天王星による直角三角形を見たとき、2012~2015年3月まで計7回形成された山羊座冥王星と牡羊座天王星による特別な星回りが思い出されます。この星回りは過去3年間、「既存の社会構造・社会システムの崩壊と再生」「次のステージへ移行するための目覚め」を私たちにうながし続けており、その影響は未だ色濃く残っています。要するに私たちは今、旧来的なものが崩壊しつつある一方、これからのグランドデザインを探し求めている時代を生きていると言えるのかもしれません。そして、この時期、乙女座木星と魚座海王星が相対する配置もできています。この星回りは、ますます複雑化・多様化していく世界の様相を思わせます。それと同時に「これからはさまざまな価値観への深い理解と共感が必要ですよ」と宇宙から諭されているように感じます。さらには、獅子座火星と獅子座金星がこの時期、天秤座水星をサポートしています。そのような時代を生きている私たちに「こういう時代だからこそ、自分の好きなように生きなさい」「好きなことをどんどん始めなさい」と励ましてくれているように感じます。このような星回りの元で起こる乙女座日食は、「多様で複雑な世界を柔軟に生きる」「そのために自己を整える」という意味での自己変容・自己再創造のタイミングと言えそうです。それぞれの人生において、スッキリとは片付かない状況と向き合いながら、それでも自分らしく柔軟に生きていこうとする、そんな契機になり得ると思います。多様な価値観をゆるやかに受け容れつつ、自分が大切にしていることに丁寧に取り組む‥‥そのようなあり方を選ぶ人もいるかもしれません。今回の乙女座新月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ブレイクスルーを経験できるかもしれません。たとえば行き詰まった状態を打開できたり、難しい問題をクリアできるかも。この経験を通じて、あなた自身も変わるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「何をどうすべきか」について、目からウロコのヒントが舞い込みそうです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ほとんどあきらめていた問題が動き始めるかも。自分に自信がついたり、励みになるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年09月11日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月30日魚座の満月8月30日は魚座で満月です。今回は、木星が乙女座へ入宮(8月11日)後、初めての満月になります。占星術上、満月は「形となってあらわれる」「内側を外側に投影して見る」タイミングと読み解きます。このことから読み取れることをお知らせしましょう。魚座満月によって地上世界に光が当たるこの時期、人々の心の移り変わりを社会の変化として見るようになるのかもしれません。あるいは、私たちひとりひとりの心模様が反映した結果、「今の社会」がこのようにあらわれていると見えてくるのかもしれません。そうでなければ、この時期のふとした出来事をきっかけに「時代の空気」や「今ここで生きている人々の心情」を思い、「私たちの社会はこれからこういうことが必要かも」「これからはこういうことが大切になるのかも」と感じる人がいるように思われます。また、満月図を見てみると、魚座満月(乙女座太陽&魚座月)に対して、乙女座木星と魚座海王星がぴったり寄り添っています。このことから、今回の魚座満月が私たちに見せてくれることのいくつかは、たとえばこんな感じであるのかもしれません。「この世界や人々は(あなたが思っている以上に)寛容であり、限りない優しさに満ちているのです」「あなたはこの世界や人々から大切にされ、必要とされている存在です」「あなたはもっと優しくされてもいいのですよ」さらにお知らせします。今回、魚座満月に寄り添っている乙女座木星&魚座海王星は、私たちの世界の多様性について印象深いメッセージを伝えているように思われます。この世界は無数の「大切なもの」に満ちています。多様なものをそのまま優しく受け容れていて、だからこそ調和的で美しいのです。この時期、私たちがさまざまなことに対する深い理解と共感と共にあるとき、そのようなまなざしを通じて、この世界における無数の「大切なもの」が見えてくるのかもしれません。最後にお知らせします。この時期、獅子座金星と獅子座火星が牡羊座天王星と調和的な角度を取っています。思いがけない形で、ポジティブな機会や良好な可能性を見出せるでしょう。先に説明した魚座満月や乙女座木星、魚座海王星の配置と考え合わせると、「この世界や人々はこんなに優しい」と見たとき、そのように見たあなたにふさわしいチャンスが舞い込むのかもしれません。今回の魚座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。積極的に行動するつもりで、実際には肩に力が入っているようです。まずはリラックスしましょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「どうなるの?」「何のために?」「どのように?」と聞きたくなる展開がやって来るかも。今、分からなくてもよいことは分からないままにしておきましょう。そのうち分かります。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ここ最近気がかりだったことが、うまくいくようになるでしょう。あるいは「その問題は、自分が思っているほど悪くない」と感じるのかもしれません。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年08月29日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月14日獅子座の新月8月14日は獅子座で新月です。今回の新月は、木星が獅子座から乙女座へ移動した(8月11日)直後に起こります。つまりこの時期は、月サイクルの切り替わりと木星サイクルの切り替わりがほぼ同時になされるのです。このようなタイミングで起こる新月は、私たちにとっていつも以上に意味深い節目となる可能性があります。たとえばこの時期、ふとしたきっかけで過去1年間を振り返ったり、何らかの出来事を通じて「(年単位の)流れが切り替わった」と感じる人もいるでしょう。また、今回の新月あたりに起こった印象深い出来事は、あなたにとっての今後1年を象徴しているかもしれません。獅子座新月がもたらしてくれるメッセージについて、まずは木星サイクルの切り替わりという観点から読み解きます。乙女座へ入宮した木星は、その後、来年9月9日まで乙女座を運行します。したがってこれから約1年間、木星は乙女座的なものを「よきもの」として承認し、そのような気運が社会的にも広がっていくでしょう。具体的には、心身共にシンプルな生き方に注目が集まり、そういうライフスタイルを選ぶ人が増えるかもしれません。また、きちんとできて当たり前なことに黙々と取り組んでいる人が活躍するでしょう。さらには、乙女座は「清潔さ」に関する星座でもあります。これから1年は、けがれのない生き方を体現している人が信頼されやすいでしょう。次に、月サイクルの切り替わりという観点から獅子座新月のメッセージを読み解きます。新月図を見ると、獅子座新月と獅子座金星に対して牡羊座天王星が良好な角度を形成しています。「自己発見」「自己創造」「思いがけない魅力発見」といった感じの星回りです。たとえば、自分の中にキラッと光っているものが見つかり、その結果、あなた自身のキャラやセルフイメージが新しくなるのかもしれません。そういう意味で、この時期のイメージチェンジはおすすめできます。髪型やメイク、ファッション次第で新しい自分と出会えるでしょう。最後にもうひとつお知らせします。乙女座水星が魚座海王星と相対していて、この2つの星を山羊座冥王星がバックアップしています。必然的な展開を通じて天からのメッセージがもたらされそうな星回りです。この時期は「たまたま舞い込んできたきっかけをパスしない」「目の前の流れに何となく乗ってみる」を心がけて下さい。今回の獅子座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。思いがけない展開と共にうれしいメッセージを受け取るでしょう。これまでの取り組みが報われた気がしそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座はサポートかチャンス、進展がもたらされるでしょう。その出来事はこれから1年を示唆するものでもありそうです。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、この時期のハッピーはあなたの喜びと連動しています。喜ばしいこと、楽しいこと、好きなことを選ぶようにして下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年08月13日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月31日水瓶座の満月7月31日は水瓶座で満月となります。今月2回目の満月ですね。この時期の星回りをご紹介しましょう。この時期、私たちに意味深いメッセージをもたらしてくれる天体が金星です。今現在、金星は乙女座にあり、見かけ上の逆行をしています。したがって今、私たちは金星が象徴しているテーマについての再確認や見直しに取り組んでいるところなのです。金星が見かけ上の逆行を終えるのは9月6日。したがって9月6日まで金星を通じてもたらされるメッセージはたとえばこんな感じです。「あなたにとっての愛や喜び、豊かさや美しさとは?」「あなたにとって価値があることとは?」「あなたにとって大切な人とは?」‥‥この夏は、このような問いかけを通じて、私たちそれぞれの価値観が明確になっていくでしょう。さらにお知らせしたいことがあります。ただいま逆行中の金星は、水瓶座満月直後(31日)に獅子座へと再入宮します。つまり今回の水瓶座満月というタイミングは、私たちの中で「あなたにとっての愛や喜び、豊かさや美しさとは?」「あなたにとって価値あることとは?」「あなたにとって大切な人とは?」という問いかけに光が当たるときでもあるでしょう。満月図を見ると、今逆行中の金星は獅子座木星へと近づこうとしていて、蠍座土星からの影響も同時に受けています。この時期の蠍座土星は金星と木星に対してはシビアですが、蟹座火星とは信頼関係を結んでいます。このような配置を見て、私が思い浮かべたキーワードは「惜別(名残を惜しんだ後、ちゃんとお別れをする)」「感謝と共に送り出す・見送る」でした。水瓶座満月によって金星がクローズアップするこの時期、私たちそれぞれの価値観が明確となった結果、あなた自身の中で「惜別(名残を惜しんだ後、ちゃんとお別れをする)」「感謝と共に送り出す・見送る」がなされたり、誰かとの関係性において「惜別」や「感謝と送別」というプロセスが生じるのかもしれません。私たちは生きている限り「出会い」と「別れ」を繰り返します。出会うために別れ、別れることでまた出会います。今回の満月図を見ると、この時期の「別れ」は「感謝」や「愛」「祝福」「信頼」と共にあります。次の何かと出会うために、あなたは今、何について感謝と共に見送ったらいいのでしょうか。今回の水瓶座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。「原点回帰」「初心を思い出す」という思いと共に、何らかの価値判断や取捨選択をするのかもしれません。そのとき「今、このタイミングで結果的によかった」と思えるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、何らかの出来事を通じて「うまくいくことはうまくいくし、ダメなことはダメ」と感じるでしょう。この世界のシンプルな仕組みを「それでいいんだ」と受け入れたとき、新しい展開が舞い込みそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は「あのときのごほうび」「あのときの御礼」「過去の見返り」のような展開がやって来そうです。あるいは「損して得取れ」といった感じの出来事があるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月30日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月16日蟹座の新月7月16日は蟹座で新月となります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の蟹座新月(蟹座太陽と月)は牡羊座天王星と刷新的な角度を作っていて、この新月が「リセット&スタート」の節目であることを示唆しています。また、蟹座水星と蟹座火星の真向かいの位置に山羊座冥王星があり、魚座海王星がこれらの天体を包括的にサポートしています。これとよく似た星回りを、私たちは7月2日の山羊座満月時に経験しています。このことを考え合わせると、今回の蟹座新月は7月2日の山羊座満月がもたらしたことを本格的に起動させる星回りと言えるでしょう。あのときは山羊座満月に対して蟹座火星と山羊座冥王星がピッタリと寄り添い、魚座海王星がこれらの天体を包括的にサポートしていました。ちなみに山羊座満月の星回りについては、先日、次のように読み解いています。‥‥‥これまでの流れが何らかのタイミングを迎えた結果、あなたがこれから精魂を込めていくであろう方向性が見えてくるように思われます。またさらに、このプロセスにはある種の「必然」「不思議な巡り合わせ」「強い導き」が含まれている可能性もあります。この時期、「全てはなるようになっていく」という思いが、あなたの人生を実際に何とかしていく原動力でもあると思われます‥‥‥と。したがって、山羊座満月(7月2日)頃にこれから真剣に取り組みたいテーマが浮かび上がった方、心に残る出来事があった方は、今回の蟹座新月のタイミングをぜひお使い下さい。「山羊座満月頃(7月2日)に強く願ったこと」「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へと実際に動き出していけると思われます。もうひとつお知らせします。獅子座金星と獅子座木星が蠍座土星による影響を受けていて、同時に牡羊座天王星からはサポートを受けています。「山羊座満月頃(7月2日)に強く願ったこと」「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へと動き出したとき、そんなあなたを応援してくれる人もいれば、クールに対応する人ももしかしたらいるかもしれません。それでも自分なりに「筋の通った」行動を選んで下さい。なぜなら「私のことを嫌う人がいてもいい」「私の価値観とは相容れない人がいても構わない」と感じたときに、今、大切にすべき価値観が明確になると、この時期の星回りは示唆しているからです。今回の蟹座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「自分が何をしたいのか分からない」と悩んでいる人は、このタイミングで「私には似合っていないこと」をやめてしまいましょう。それに費やしていたエネルギーを、今のあなたにとってより本質的で価値が高いことに使えます。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ある人との関係性を「分かり合えない」段階からこつこつと築いていくのかもしれません。あるいは、お互いに分かり合えない部分があると認めた上で協働関係を結べるかも。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「みっともない自分」「かっこ悪い自分」を実感することがあるでしょう。そして、我ながら認めたくない自分と向き合おうとする「強さ」と「自己信頼感」が今後のあなたを変えるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月15日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月2日山羊座の満月7月2日は山羊座で満月となります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の満月図を見たとき、真っ先に目に入るのが、山羊座満月(蟹座太陽と山羊座月が真向かいで向き合っている配置)をめぐる星回りです。山羊座満月に対して蟹座火星と山羊座冥王星がピッタリと寄り添っています。また、魚座海王星が山羊座満月と蟹座火星、山羊座冥王星を包括的にサポートしています。このような星回りを観て、私が感じることをお知らせします。今回、山羊座で満ちる月を通じて、今のあなたが精魂込めたいテーマが見えてくるでしょう。この時期に見えてくるものは、ただ単に「やってみたい」レベルの思いではなく、あなたの魂から生じている強い願いです。具体的な展開としては、これまでの流れが何らかのタイミングを迎えた結果、あなたがこれから精魂を込めていくであろう方向性が見えてくるように思われます。またさらに、このプロセスにはある種の「必然」「不思議な巡り合わせ」「強い導き」が含まれている可能性もあります。たとえば、何かを選択しなければならないとき、たったひとつの選択肢しか残されていない場合もあるでしょう。もしもそういうことが起こったなら、それは宇宙からのメッセージなのだと思います。自分が経験していること全てを信頼し、「私の人生はなるようになっていく」と思って前に進みましょう。この時期、「全てはなるようになっていく」という思いが、あなたの人生を実際に何とかしていく原動力でもあると思われます。今、宇宙は「精魂込めて何かに取り組むこと」を私たちに求めています。どうぞ濃く、熱く、真剣に生きて下さい。「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へとまっすぐに向かっていって下さい。もうひとつ、お知らせします。ここ1カ月(6月3日の射手座満月、6月16日の双子座新月)は、「クエスト(探索、遠征、冒険の旅)」がキーワードでした。6月は揺れ動く展開にとまどったり、新たな選択肢を考慮に入れることになった方も多かったかもしれません。気になっていたことをトライアル的に始めてみた方もいるでしょう。そういった流れの先にあるのが今回の山羊座満月です。ここ1カ月ぐらいの経験を通じて、本気にならずにはおれないテーマがあなたの中で形作られるかもしれません。今回の山羊座満月の影響を強く受けるのは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「どうしてもやりたいこと」「どうしてもやる気になれないこと」があなたの内外でハッキリしてくるかもしれません。あなたの「精魂」を何に傾けたいか、それを行動で示しましょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、本気で極めていきたいテーマと出会えるかもしれません。あるいはこの時期、あなたの個性や真価を見てとる人と縁があるようです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、自分の「本質」「性分」を実感するかもしれません。「私は私になるしかないんだな」「他の人みたいになろうとしても意味がないんだな」と分かることで、次の展開へ進めるでしょう。次回は7月16日蟹座の新月(7月15日更新)<< 6月16日双子座の新月6月16日双子座の新月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月01日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 6月16日双子座の新月6月16日は双子座で新月になります。新月図を見たとき、私は約2週間前(6月3日)の射手座満月を思い出さずにはいられませんでした。あのときは、射手座満月と牡羊座天王星、獅子座木星による火の星座の大三角形がゆるやかにできていました。さらに、この大きな三角形に双子座水星と双子座太陽、双子座火星が加わってカイト(凧)と呼ばれている特別な星回りもできていました。この心躍る星回りから感じたキーワードは「クエスト(探索、遠征、冒険の旅)」であり、この射手座満月によって、私たちにとってのクエストへと出立する「とき」が整ったのでした。今回(6月16日)の双子座新月では、先日の射手座満月頃に見られたカイト(凧)という星回りが、より地上的な機動力を持つ配置として残っています。先日の射手座満月が、矢をつがえた弓をどこかの方向へ力いっぱい引いている感じの星回りだとすると、今回(6月16日)の双子座新月は弓から手をはなすような星回りになっています。したがって今回の双子座新月がひとつの契機となり、「私のクエスト」が地上でそれぞれ本格的に展開していくのかもしれません。またさらに、この時期の星回りからは「動き(振幅)がどんどん大きくなっていき、そういう展開を通じて世界が広がっていく」という向きも色濃く感じます。「流れに乗ること」「動くに任せること」「開かれていくこと」を恐れず、あなたの人生で起きる出来事をどうぞ楽しんで下さい。この時期、とても楽しめるはずです。もうひとつお知らせします。今、双子座にある水星は見かけ上の逆行時期を抜けたばかりです。過去3週間ほど、私たちの「あたま」や世界の「システム」は乱調気味であったのかもしれません。しかし今、私たちの「あたま」や世界の「システム」の調子は戻ってきていると思います。ここしばらくの間、流れに乗ろうとするたびになぜかもたついてしまっていた方は、この双子座新月というタイミングを使ってみるとよいでしょう。宇宙は「今ですよ!」と合図を出しています。その気運に「うっかり」と乗っちゃって下さい。今回の双子座新月の影響を強く受けるのは双子座、乙女座、射手座、魚座です。今というタイミングだからこそ生じる変化があったり、何かを知らされるかも。全ては最善のタイミングで起こっていると受けとめて。宇宙から見れば、まさしくそうだからです。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「大丈夫かしら‥‥??」とためらうことほど、やってみる価値があるでしょう。いろんな理由をつけて後回しにしていたこと、忘れたふりをしてきたことに着手しましょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたがハッキリ言ったり聞いたり、先に決めてしまうことで、その状況は案外うまく進んでいくでしょう。よけいな気を遣ったり、ヘンに遠慮しないで下さい。あなたの一押しでドミノがサーッと倒れていく感じの星回りです。次回は7月2日山羊座の満月(7月1日更新)<< 6月3日 射手座の満月6月3日 射手座の満月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年06月15日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 3月6日乙女座の満月3月6日は乙女座で満月です。今回の星回りをご紹介しましょう。まずはじめに目がいく星回りが、牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置です。この星回りは2012年6月以降何回も形成されており、私たちに「旧来的なものを破壊すること」「新しいものへと刷新、シフトすること」を示唆してきました。牡羊座天王星と山羊座冥王星はちょうど今、7度目となる最終形成タイミング(3月17日)へと向かっている最中であり、今回の満月図上では地上からよく目立つ位置にあります。つまり今の時期は「旧来的なものを破壊すること」「新しきものへと刷新、シフトすること」という2つの局面が同時にクローズアップ(地上化)する可能性があるでしょう。あるいは、この時期に見られる展開を振り返ってみたとき、「この展開は2012年から今に至る流れの一部なのね」と実感できるかもしれません。また、この時期の牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置にはさまざまな天体が関与しています。牡羊座金星と牡羊座火星は、この星回りに勢いや熱さ、華やかさ、ある種の(対人的)価値観などを与えています。したがってこの時期に見られる「破壊と刷新、シフト」とは、あなたを取り巻く関係性にまつわる出来事であったり、その関係におけるコミュニケーションにまつわる出来事なのかもしれません。獅子座木星のサポートがあることも考え合わせますと、宇宙は今、「自分にとってパワーをもらえる楽しい関係を選んでもいいのですよ」「あなたにとってその関係はプラスとなりますか?」と伝えてくれているのかもしれません。さらに今回の乙女座満月は、先ほど指摘した牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置と調停的な関係です。そういう意味では今回の満月は、壊した方が良い旧来的なものと、刷新的な局面につながる方向性の両方を示唆しているようにも思います。あなたが今、向き合っている状況において、もはや壊した方がよいものは思い切って壊してみましょう。なぜならその「壊すこと」が刷新的な変化やシフトにつながるからです。今回の乙女座満月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。「握りしめて離さなかったもの」を手放したり、「自分のもの」と思い込んできたものを壊すのかもしれません。その「壊すこと」はあなたという存在をスケールアップさせるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「私は変わります。違う私になります」と先に意思表明しましょう。この時期は意図を示すのが先であって、現実はそれについていく側です。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分に課している「レベル」「要求値」を抜本的に見直しましょう。厳しすぎるとつらいし、イージーではあなたのためになりません。自分に見合った適正な「レベル」「要求値」はどのあたりか、それをよく見計らって下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年03月05日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 2月4日獅子座の満月2月4日は獅子座で満月となります。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の獅子座満月(水瓶座太陽と獅子座月が向き合っている配置)に対し、獅子座木星が寄り添うように重なっています。また牡羊座天王星は獅子座満月に対して調停的な角度を作っています。この配置は、さまざまに読み解けるでしょう。まずは今回の獅子座満月を、水瓶座新月時(1月20日)に始まった流れが一時的に結実したものと見ることができます。水瓶座新月時に始まった流れとは、たとえば「個人の尊厳を重んじる人道主義的思想(ヒューマニズム)」であるのかもしれません。今回の満月図からは、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」の「みんなちがってみんないい」という一節と相通じるメッセージ性を感じます。この時期は「お互いに違う者同士だね」「それぞれ違うから、みんなすばらしいね」という思いによって誰かとつながり合えるでしょう。お互いの個性や考え方を大切にできる、フラットな人間関係が生まれそうです。さらに、今回の満月の星回りをより個人的なレベルで読み解いた場合、この時期、自分にとっては「当たり前なこと」を「(他の人から見たときの)すばらしい個性や才能」として見直すことができるでしょう。当の本人が「こんなことは誰でもできます。大したことはありません」と信じて疑っていないところに、その人らしい個性や才能の一端が現れている場合があります。今回、具体的にどのような出来事が起こるのかは分かりませんが、あなた自身にまつわる「当たり前なこと」を見直す機会がきっとあるでしょう。私はこれまでたくさんの方々のホロスコープを拝見してきました。どこにでもあるホロスコープなどは1枚もなく、この世界に「どこにでもいる人」は存在しないと占星術を通じて教わりました。私たちはどうしたって「たったひとりの人」なのです。この時期、そんなことを宇宙から知らされるのかもしれません。また、自分らしさを思い切り表現することをためらう傾向がある方は、この満月が良い意味での開き直りパワーをもたらしてくれると思います。「私らしいことを思い切ってやろう!」と積極的にコミットしたとき、そういう経験を通じて新しい自分を見出せるかもしれません。今回の獅子座満月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。新しいチャンスがやって来て、これまで表現してこなかった自分を出せるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、意外なことで褒められるかもしれません。その言葉を素直に受け入れましょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、追い風を受けてのびのびと行動できるタイミングです。どうぞあなたの好きなように行動して下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年02月03日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 1月5日蟹座の満月1月5日は蟹座で満月となります。2015年初めての満月ですね。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の満月(山羊座太陽と蟹座月が相対する配置)に牡羊座天王星と山羊座冥王星が関与した結果、大きな直角三角形が形成されています。この星回りにより、2012年6月から幾度も形成されてきた牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的配置の影響が、今回の蟹座満月に一時的にクローズアップ(表面化)するでしょう。牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置は2012年から2015年まで形成される星回りです。この星回りは、社会的にも個人的にも「破壊と刷新的再生、覚醒とシフト」というテーマの働きかけを私たちにし続けています。社会的展開としては「既存の社会構造・既存システムの崩壊と刷新的再生」「次の時代、次の社会構造への覚醒とシフト」の2方向の動きが見られるでしょう。個人レベルの展開では「これで人生安泰、普通は~あるべきといった固定観念やそのような固定観念に基づいた人生観・生き方・あり方の崩壊と刷新的再生」「新しい生き方への目覚めと、次の時代を意識した人生コースへの刷新的移行」という2方向の動きが、インパクトの強い変化と共に進行していく感じになります。要するに私たちは今、そういう時代を生きていて、それぞれの人生において「破壊と刷新的再生、覚醒とシフト」を経験していると言えるでしょう。したがって1月5日の蟹座満月では、2012年より今日までを振り返ってみるといいかもしれません。2012年の自分と今の自分を比べたとき、「今の自分はずいぶん変わったなぁ」と思う人もいるでしょう。あるいはこの時期、何げない出来事を通じて「あの頃(2~3年前)とは全く違う人生を今、生きているな」と感じるかもしれません。その他の星回りをご紹介します。今、水瓶座に3天体(水星と金星、火星)が滞在していて、水瓶座水星と水瓶座金星は射手座土星から、水瓶座火星は獅子座木星からそれぞれサポートを受けています。また、水瓶座は「旧来的な何かにとらわれず、自由であること」を志向する星座です。したがって今回の満月は、「旧来的な何かから自らを解き放つこと」「自由であること」「自由に生きること」についての自己承認や自己確信をもたらしてくれると思われます。あるいはこの時期、ふとしたきっかけで「私はこんなに自由になった」「より自由に生きるようになった」と気づくのかもしれません。今回の蟹座満月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。生きるとは、新しい自分を発見して今の自分を越え続けることでもあります。この時期、今の自分を越えるチャンスをつかめるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「今のままの自分がいい」「それでいい」と感じたとき、今まで打開できなかった問題をクリアできるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、今できることをするだけで充分です。あるいは、今のあなたに合った無理のないやり方があると思いますから、それを見つけて下さい。あなたと周囲の双方にとってプラスとなるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年01月04日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 12月6日双子座の満月12月6日は双子座で満月となります。射手座太陽と水星、双子座月が相対する配置に対し、牡羊座天王星が調停的な角度を作っています。「新大陸発見!」「未知なるランドマーク(地上の目印)が見えてきた」という感じの星回りです。今回の満月頃に起こる何らかの出来事をを通じて、あなたは、自分にとっての「新大陸」を見出すのかもしれません。あなたの行く手に新たなランドマークが見えてきて、「これからここを目指していくのだな」と知らされるでしょう。また、この展開は11月22日の射手座新月時にお知らせした「今ここから高みを目指す」「私の現実(リアル)を見据えた上で大いなる夢を見る」「大志によって始める。動く」というメッセージと、私は連動しているように感じます。すなわち、11月22日の射手座新月頃に「今ここから高みを目指す」「大志によって始める。動く」を経験した方は、今回の双子座満月で「高みを目指してみたら、新たなランドマーク発見!」となるかもしれません。いずれにしても、この双子座満月というタイミングにおいて、私たちはあるランドマークを宇宙から示唆されるでしょう。そしてそのランドマークは、私たちを未知なる冒険へと誘うものでもあると思います。さらに満月図を見てみます。今回の双子座満月をサポートしている牡羊座天王星は、山羊座冥王星とは相克的な角度を作っています。牡羊座天王星と山羊座冥王星の配置は、2012年6月から何回も形作られてきた長期的な星回りです。この星回りを通じて、私たちは「今まで良しとされてきた旧来的な生き方、人生観からの脱却」「次なる生き方・人生観への目覚めと、新しい人生コースへの刷新的移行」の2点を繰り返し指示されてきました。この星回りは2015年まで続きます。つまり私たちは「今のまんまじゃ、もはや無理って分かっているよね」「2015年にはどんな風に新しくなっていたい?」と問われている最中であり、今回の双子座満月が教えてくれる「ランドマーク」は、2015年にかけての「目覚めと刷新的移行プロセス」とも関わりがあるはずです。今回の双子座満月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。あなたの中で何かと決別できます。内的な切り替わりと共に、新しい目標やビジョンが見えてくるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「あぁ、これだ!」と感じる出来事があるでしょう。新たなことに目覚めるような出来事であり、同時に何かを思い出したり確認する出来事でもあるようです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分の内側をとことん掘り下げてみて下さい。自己追求していった先に、新たな展開への突破口が見えてくるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年12月05日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 11月7日牡牛座の満月11月7日は牡牛座の満月です。早速満月図を見てみましょう。山羊座火星と山羊座冥王星、牡牛座満月(蠍座太陽と牡牛座月)と牡牛座金星、乙女座MC(黄道と子午線の南側交点)により、カイト(凧)と呼ばれる配置がゆるやかにできています。前々回(10月8日)の牡羊座満月(月食)、前回(10月24日)の蠍座新月(日食)という印象深い節目を経験してきた私たちにとって、今、このタイミングで結実するものがあるように思います。10月からの流れを振り返りつつ、今になって見えてくるもの、次第に形作られてきているもの、ようやく実感できるようになったことなどを「腑に落とす」ようにしてみて下さい。また、11月7日の満月は私たちに「あなたは今、我が身をこのように使っていますよ」「自分をこんな風に取り扱っていますよ」と示唆しているようにも感じます。我が身の使い方を知ることで、今の生き方や自己のあり方、セルフイメージ、自己評価を確認するでしょう。そして「我が身をこれからどのように使いたいか」も何となく見えてくるのかもしれません。もうひとつお知らせします。カイトを形成している山羊座火星と山羊座冥王星に対し、牡羊座天王星が横やりを入れる形で関わっています。また、同じくカイトを形成している牡牛座金星に蠍座土星がゆるく重なっている一方、獅子座木星がこの2天体に横やりを入れる形で関わっています。これらの天体配置を視野に入れた上で、今一度、この満月の星回りを見たとき、「自分との約束を守れる人が信頼され、愛される」「自分に対して筋(道理)を通し、自分との信頼関係を築きなさい」というメッセージを私は感じました。「自分との約束を守る」「自分に対して筋(道理)を通す」ために、11月7日の満月以降、具体的な行動としてできることがいろいろとあるのだろうと思います。今回の牡牛座満月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。逆説的な展開が舞い込みそうです。「周囲に悪く思われたくない」「箔(ハク)をつけたい」「愛されたい」という思いと共に動くのをやめたとき、あなたの評判は逆に上がり、愛されるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、あなたにしかできないことに専念するだけでよいのだと思います。あるいは、ただ単純に「楽しいこと」「好きなこと」「得意なこと」を追求するだけでよいのであって、それが結局は誰かのためにもなるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、いろんなオファーが舞い込みそうです。何をすべきか、何をやめるべきかを明確にして下さい。我が身の使い道にメリハリをつけ、肝心なことにエネルギーを集中させて下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年11月06日ハンドメイド、手作り作品の通販・販売サイトminne(ミンネ)では、クリエイターが作ったアクセサリー「満月の蓄光ネックレス」を販売している。○暗い部分ではぼんやりと光る同サイトでは、ハンドメイド作家がユニークでオリジナリティある手作り作品を販売している。「満月の蓄光ネックレス」(by ちっちゃいもの工房)は、トップに月を模したパーツを付けたネックレス。2014年8月11日の「スーパームーン(月が地球に最も近づいたタイミングで満月になる現象のこと)」を撮影し、その写真を使ってネックレスを作った。スーパームーンの写真をプリントした上に薄く蓄光加工を施し、上にドームをのせてぷっくりと立体的にさせている。クレーターも見えるため、まるで小さな満月を見ているかのよう。中やフチの方には、大小いくつかの気泡は残っており、角度によってキラキラと輝いたり、影が見えたりする様子も見られる。暗い場所では、明るいところで蓄えた光がぼんやりと光る。残光時間はそれほど長くないが、暗闇ではイエロー系に光るという。トップの大きさは直径約2.2㎝(フレーム部分含む)。厚み約約7~8㎜。価格は1,800円(税込)。
2014年10月17日