ジョニー・デップが製作/主演を務め、真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信らも出演、音楽は坂本龍一が担当した映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度ジョニーが、水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材した写真家ウィリアム・ユージン・スミスについて語るインタビュー映像が公開された。本作は、ウィリアム・ユージン・スミスの遺作で、妻アイリーンとの連名による写真集「MINAMATA」を原案とした映画。報道写真家として功績を評価されながらも、心に傷を抱えたユージンが、妻アイリーンと共に水俣を訪れ、3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。本作のオファーを受ける前から、スミスに憧れを抱いていたというジョニー。到着した映像では、「20代前半くらいの時だったかな。まず写真に出会って、写真家の名前を調べたらスミスだった」とスミスを知ったきっかけをふり返る。またスミスは、太平洋戦争において、サイパン・沖縄・硫黄島で戦場カメラマンとして活躍した人物。リスクの高い仕事だが、ジョニーは「彼は献身的で情熱的なアーティストで、自分を犠牲にしてでも真実を追い求めた。真実の瞬間をとらえそれを永遠に残すためにね。彼は写真を通して意見を表明し、次の世代に影響を与えたんだ。たくさんの戦争写真家やジャーナリストがスミスの写真に刺激を受けてリスクを恐れなくなった」と彼が後世に繋いだ大きな功績を熱く語っている。さらに「スミスの写真は頭に焼きついて離れない」と言うジョニー。「『入浴する智子と母』がいい例で、あれはまるでピエタのような正直さと純粋さにあふれている」とコメントした。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年08月21日俳優のジョニー・デップ(58)のインタビューが「THE TIMES」日曜版に掲載され、波紋を呼んでいる。インタビューでは「ハリウッドからボイコットされていると感じる」と心境を語ったのだ。自身が制作・主演を務めた最新作『MINAMATA』が、いまだに米国内で公開される目途が立ってていないことからそう思い至ったという。『MINAMATA』は1970年代に熊本県水俣市で発生した水俣病を取材した写真家、W・ユージン・スミスにスポットをあてた作品だ。MGMは当初、米国内では2021年2月公開としていたが、その後「後日発表」に変更し、現在まで未だに正式なアナウンスはない。ハリウッドの寵児だったデップが“転落”したのは、元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇と“DV疑惑”が原因だ。昨年デップは、自身を「wife beater(妻を殴る人)」と書き立てた英国のタブロイド紙「Tne Sun」を相手取って名誉毀損訴訟を起こしたが、デップの訴えは棄却された。その後、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』第3作のゲラート・グリンデルバルド役から降板するよう申し入れがあり、デップ側はこれを受け入れたとThe Hollywood Reporterが報じている。いずれにしても一連の騒動で、デップにネガティヴなイメージがついてしまったことは否めない。「映画には人の心の琴線に触れるものがあり、水俣病に関わった人々や、同じような経験をした人に影響を与えるでしょう。ハリウッドは、なぜ僕をボイコットをするんだろう。何のために?この数年、不愉快で厄介な状況に置かれた1人の男、1人の俳優のために?」デップは「THE TIMES」のインタビューでこう述べ、意義のある映画が、自分のプライベートの問題のせいで日の目を見ることが叶わない現状を憂えた。
2021年08月16日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じる『MINAMATA―ミナマタ―』の日本版30秒予告編と場面写真11点が解禁となった。今回解禁された30秒予告は、水俣病の惨状をカメラに収めるべく水俣市にやってきたユージン・スミスが、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立ちシャッターを切る姿などが映し出されている。また真田広之演じる反対運動を率いるヤマザキが、鬼気迫る演説をする姿も見られ、坂本龍一による情感溢れる音楽と、見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技が、激しく熱いドラマを予感させる。場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーの1人(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情をとらえている。本作はユージンに長年憧れを抱いたジョニーが、「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、自ら製作・主演を務めた渾身の一作。顔立ちもユージン・スミス本人とそっくりだと話題を呼んでいる。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月07日ジョニー・デップ製作、主演最新作『MINAMATA―ミナマター』が9月23日(木・祝)に公開となる。この度、日本版30秒予告編映像が完成し、合わせて場面写真1が公開された。熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏による写真集『MINAMATA』(1975年)だ。ユージン氏はジョニー・デップ自身が長年の憧れだったという。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作 / 主演で待望の映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、アイリーン氏とともに水俣を訪れ、現地で暮らし人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていく濃密な日々が描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニー・デップが容姿から内面に至るまで、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し現代に蘇らせた。本作は、2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」「デップが役に消える」とジョニーの魂の演技に各国メディアに絶賛された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。なお今年、2021年(5月1日)は水俣病公式確認から65年、環境庁(現・環境省)発足50年を迎える。今回解禁された30秒予告は、ユージン・スミスが、危機にある水俣を訪れ、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立つ姿などが、坂本龍一による情感溢れる音楽をバックに映される。そして本人かと見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技と、水俣での激しく、熱いドラマを予感させる予告編だ。また、チッソに補償を求める活動のリーダーを演じた真田広之の鬼気迫る演技も。また場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーのひとり(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情が切り取られている。『MINAMATA―ミナマター』9月23日(木・祝)公開
2021年07月07日映画『MINAMATA−ミナマタ−』が、2021年9月23日(木・祝)より公開。製作・主演はジョニー・デップが務める。水俣病を世界に伝えた写真家がモチーフ『MINAMATA−ミナマタ−』は、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を世界に知らしめた写真集『MINMATA』をモチーフにした映画。『MINMATA』は写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表したもので、ユージン・スミスは翌年にロバート・キャパ賞を受賞。さらにその翌年、1977年に惜しまれながらこの世を去り、写真集『MINMATA』が彼の遺作となった。映画『MINAMATA−ミナマタ−』で描かれるのは、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン・スミスが、妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する姿。人々の日常や抗議運動を何百枚もの写真に収めていく、濃密でドラマチックな日々が描かれる。映画『MINAMATA−ミナマタ−』あらすじ1971 年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮るーー。ジョニー・デップが製作&主演製作を手掛けたのはユージン・スミスに長年憧れを抱いていたというジョニー・デップ。「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と、本作の映画化を熱望したという。ジョニー・デップは主演としてユージン・スミス役も務め、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていく生き様を演じ切る。脇を固めるキャストも実力派ぞろい。ビル・ナイ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子らが名を連ねている。音楽は坂本龍一が担当した。登場人物(キャスト)ユージン・スミス(ジョニー・デップ)報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えた写真家。妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する。ユージンの妻、アイリーン・美緒子・スミス(美波)『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)チッソの社長(國村隼)水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)チッソに補償を求める活動のリーダー(真田広之)チッソに補償を求める中心メンバー(加瀬亮)ユージン・スミスから写真を教わる水俣病患者の青年シゲル(青木柚)【詳細】映画『MINAMATA−ミナマタ−』公開日:2021年9月23日(木・祝)出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、ビル・ナイ製作:ジョニー・デップ監督:アンドリュー・レヴィタス脚本:デヴィッド・ケスラー音楽:坂本龍一原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーン M.スミス(著)配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
2021年07月05日ジョニー・デップ製作・主演最新作『MINAMATA』(原題)の邦題が『MINAMATA―ミナマタ―』として、9月23日(木・祝)に公開決定。日本人キャストも揃ったビジュアルが解禁となった。この度解禁となった日本版ビジュアルには、写真家ユージン・スミスになりきったジョニーがカメラを持ち、水俣の現状を世界に伝えるべく、鋭い眼差しで何かを捉えようとする姿をとらえている。「一枚の写真が世界を呼び覚ます」のコピーも印象的だ。そして、ポスター下部には、脇を固める真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子の日本人キャストや、英国の名優ビル・ナイの豪華キャストの面々が並ぶ。なお、本日7月2日(金)正午よりムビチケ前売券(オンライン)の販売が開始。購入者全員には本作オリジナルのジョニー・デップのバーチャル背景をプレゼント。抽選で写真集「MINAMATA」などがもらえる豪華キャンペーンが実施される。『MINAMATA ―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月02日『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾より、ジョニー・デップに代わってゲラート・グリンデルバルドを演じることになったマッツ・ミケルセンが、この件についての思いを「The Sunday Times」紙に語った。昨年11月、ジョニーは「妻を殴る人」と書き立てた「The Sun」紙を相手取り、名誉棄損訴訟を起こすも敗訴。ワーナー・ブラザースから降板を求められたとインスタグラムで明かし、『ファンタスティック・ビースト』を降板した。その後、すぐにグリンデルバルド役の新候補にマッツ・ミケルセンの名前が挙がり、正式就任していた。マッツは「彼らは第3弾を作ろうとしていて、ジョニーはもう関わることがなくなった。私はそれに関心を持っていたわけではありませんでした。(彼のプライベートで)なにが起きたのかはわかりませんし、彼が仕事を失うことがフェアであるのかもわかりません。でも、ショーは続いていきます。チャンスがあれば、彼と話がしたかったですね。そういう感じで、私は全然彼のことを知らないのです」と語っている。また、「私は彼ら(ワーナー)に呼ばれたのですが、明らかに急いでいる様子でした。私は脚本を気に入ったので、役を引き受けました。物議を醸すということはわかっていましたが、たまにはそういうことも起きるものでしょう」と、ジョニーのファンから批判を受ける可能性を予想していたとも話した。マッツがグリンデルバルドを演じるにあたって大事にしていることは、「ジョニーの演技をコピーしないこと」だという。「彼は素晴らしい役者ですから、彼をマネするなんていうのは創造的な自殺に等しい」といい、独自のグリンデルバルドを演じたいと意気込んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2021年06月28日ジョニー・デップが製作・主演を務めた渾身の最新作『MINAMATA』(原題)。本日6月9日ジョニーの誕生日を記念して、彼が演じたW・ユージン・スミスとの比較場面写真が解禁された。今回解禁された写真は、ジョニー扮するW・ユージン・スミスが暗室の中でカメラをかまえた姿。ジョニーのルックスには、ユージンをよく知る関係者やファンの中でも、あまりにもそっくりだと称賛の声が出ている。そして今回、1971年、ユージンが水俣取材をしていた際にアシスタントを務めた写真家の石川武志氏より、石川氏が撮影したユージン本人の写真を入手。比較すると、より顔立ちが似ていることが分かる。ジョニーはユージンについて「長年、彼に憧れを抱いていた」と語る。「私はマグナム・フォトの会員だった写真家メアリー・エレン・マークと親しくて、彼女はW・ユージン・スミスと知り合いだったので、彼の写真のファンだった私はメアリーに彼のことを聞いた」と言う。「彼女によると、彼は気難しいが繊細なボヘミアンであり、すべてを見てきた百戦錬磨の戦争フォトジャーナリストだったという。彼にまつわる面白い話も聞いた。彼はユーモアのセンスがある人で、“Wは何の略ですか?”と聞かれると、“ワンダフル”と答えていたそうだ」とジョニーは笑顔でコメントしている。ウィリアム・ユージン・スミス(1918-1978)とは?1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」「カントリー・ドクター」「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。『MINAMATA』(原題)は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年06月09日お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!とロッシーが22日、都内で行われた日比谷花壇「母の日ギフト向け イラストコラボレーション商品」メディア発表会に出席した。今回、くっきー!は日比谷花壇とコラボ。描き下ろししたイラストを使用した母の日向けギフトを限定販売する。イラストは「人間」「お花妖精」「花」「お花妖精と人」の4つのキャラクターがあり、すべてのキャラクターがパッケージ全体にあしらわれているデザインとなる。くっきー!は「花の周りの生き物をかわいすぎないようにしようと思って、化け物寄りにした。化け物に寄った花ってきれいじゃないですか。化け物に花を添える、みたいな感じ」と説明。くっきー!らしい個性豊かなイラストとなったが、「かわいいと思う人もいれば、ギャッ!って言う人もいると思う(笑)。母の日は毎年訪れるので、インパクトがある母の日にしてほしい。脳みそに残ればいいなと思ってイラスト描きました」とアピールした。この日、相方のロッシーは顔に厚塗り化粧をし、くっきー!が描いたイラストの一部になりきって登場。顔ハメ看板のように顔だけ出してステージにあがると「(姿勢が)しんどいよ…」と嘆き。それでも終盤には「アートになった瞬間に『あ、光栄』と思えた!」となぜかご満悦だった。母の日の思い出を語る場面で、くっきー!は「うちの母は厳しめ。やんちゃするとよくパンイチで正座させられた。竹でできたものさしを太ももで叩きながら怒るんですよ。僕肌が白いので叩かれた部分が赤くなって、太ももが布袋寅泰のギターの柄みたいになってた(笑)」と回想。ロッシーは「僕は毎年花を贈っている。今年はコラボ商品を送る。喜ぶと思う。あと恥ずかしい話、妻にも毎年花をあげています。誕生日も花の数だけあげるし、プロポーズも花を添えた」と照れながら明かした。芸人、芸術家、音楽家などさまざまな顔を持つくっきー!だが、「絵も音楽も、すべてお笑いのカテゴリーの中に含んでいる。お笑いの要素が入っている。僕の中では一本の筒のようになっている」とした。イベント終了後、質疑応答が行われる予定だったが、なかなかロッシーが登壇せず。くっきー!は「ロッシーさんは自分の出番が終わったと思ってメイク落としてました」と暴露。ロッシーはメイクが落ちきっていない顔で慌ててステージに戻ると、会場は笑いに包まれた。くっきー!とのコラボ商品は「ボックスアレンジメント」「ボックスアレンジメントBIG」「ブーケ」の3種類を用意。4月23日より日比谷花壇オンラインストアで先行注文受付を開始し、5月7日より店舗にて販売を開始する。
2021年04月22日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じた『MINAMATA』(原題)が9月、日本公開されることが決定。海外版予告の映像も解禁された。熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。スミス氏の遺作ともなったこの写真集を基にジョニーが製作・主演で映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、当時1971年から1974年の3年間、水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニーが、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し、現代に蘇らせた。本作は、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」(THE PLAYLIST)、「デップが役に消える」(DEADLINE)とジョニーの魂の演技を各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアでも報道された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われた。2021年(5月1日)は水俣病の公式確認から65年を迎える。ジョニーはベルリン国際映画祭の公式記者会見では「水俣に関する記事を読み、知識を深めていくうちに、実際にそれが起こったという事実に衝撃を受けました。しかも、その影響は解決されたわけではなく、未だに続いているということは、それ以上に衝撃的なことです。一人の関心を持つ者として、この歴史は語り継がれなければならないと思いました。映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが、私も含めて、ここにいる我々の願望でした」と、並々ならぬ本作への思いを語っている。『MINAMATA』(原題)は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年04月22日ジョニー・デップが、自身を「妻を殴る人」と報道したタブロイド紙「ザ・サン」を相手取って起こした名誉棄損訴訟で、イギリスの控訴院はジョニーの上訴を棄却した。ジョニーは昨年11月に下された判決――自身が「妻を殴る人」であると裁判所が「おおむね事実」と認め敗訴となったことを不服とし、「公正な裁判が行われなかった」と主張。上訴する意向を示していた。ジョニーは「公正な裁判が行われなかった」と主張する理由の1つに、アンバーが離婚時にジョニーから受け取った和解金700万ドル(約7億6400万円)を、チャリティー基金に全額寄付をすると言っておきながら、いまだ“全額は”寄付していないことを挙げていた。「計算ずくで、人を操るような嘘」をついたとして、「信用ならない証人だ」と指摘したのだった。控訴院の裁判官は、裁判は「完全で公正なものだった」と断言し、これ以上裁判を続けるための説得力のある理由もないとして、ジョニーの上訴を棄却した。アンバーの代理人はこの報道を受け、「Yahoo! Entertainment」に「控訴院がジョニーの上訴を棄却したことに満足していますが、全く驚いていません。裁判で示された証拠は圧倒的であり、否定できないものでしたから」と強気なコメントを発表している。(Hiromi Kaku)
2021年03月26日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、パーク20周年を記念して4名のアーティスト、菅田将暉、野性爆弾くっきー!、Kotoka Izumi、シシヤマザキとコラボレーションしたグッズを4月23日(金)より発売する。今回、「菅田将暉さんとウッディ・ウッドペッカー」、「くっきー!さんとジョーズ」、「Kotoka Izumiさんとハローキティ」、「シシヤマザキさんとミニオン」という、4組のアーティストと人気キャラクターとのスペシャルコラボレーションが展開する。毎年ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに訪れるほどの熱烈なパークファンである菅田さんは、パーク開業時からの人気者「ウッディ・ウッドペッカー」をチョイス。菅田将暉さんがキャラクターに扮し、誰もが想像しないデザインに仕上がっている。奇抜でポップな世界観が印象的な野性爆弾くっきー!さんは、パークで数多くのゲストを恐怖に陥れているアトラクション「ジョーズ」を選択。柄と柄のコンビネーションや、原色がふんだんに使われた“野性爆弾くっきー!ワールド”全開のグッズだ。また、SNS上でも話題のデザイナー、Kotoka Izumiさんは「ハローキティ」とコラボレーション。ハローキティのシルエットと女の子がモチーフになった、どこか儚げで繊細なデザインだ。そして、そのクリエイティビティに世界も賞賛を送るシシヤマザキさんは、ハチャメチャな「ミニオン」を水彩画タッチで表現。優しいタッチと色合いで仕上げられたデザインは、パーク内でハチャメチャを繰り広げてゲストを驚かせているミニオンとは違う表情に仕上がっている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、20周年を特別な1年として、今後も様々なグッズやフードを展開していくという。Minions and all related elements and indicia TM & (C) 2021 Universal Studios. All rights reserved.(C) 1976, 2021 SANRIO CO., LTD.APPROVAL NO. APPROVAL NO. EJ1032201TM & (C) Universal Studios & Amblin Entertainment(C) Walter Lantz Productions LLCTM & (C) Universal Studios. All rights reserved.画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2021年03月23日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日2019年3月、ジョニー・デップがアメリカのバージニア州で、元妻アンバー・ハードに対して5000万ドルの名誉棄損訴訟を起こした。アンバーが「ワシントン・ポスト」紙に寄稿し、ジョニーの名前は出さなかったとはいうものの、ジョニーによる家庭内暴力の被害者であることをほのめかしたため。このたび、提訴からほぼ3年後の2022年4月11日に裁判が始まることが決定した。これまでも、ジョニーの『ファンタスティック・ビースト3』の撮影、アンバーの『アクアマン2』の撮影、新型コロナウイルスのパンデミックなどにより何度も延期され、最新の開始日は今年の5月7日に設定されていた。「Deadline」によると今回の延期の理由はジョニーとアンバーのスケジュールの都合ではなく、新型コロナの影響で未処理の案件を多数抱えた同州の裁判所で、最も早く民事陪審裁判を行えるのが2022年4月11日なのだという。ジョニーはイギリスでもアンバーが絡む名誉棄損訴訟を起こし、ジョニーのことを「妻を殴る人」と書いたタブロイド紙「The Sun」紙に昨年敗訴。『ファンタスティック・ビースト3』の降板を余儀なくされた。もちろん、ジョニーは敗訴という結果に納得しておらず、3月に行われる2時間ほどの口頭審理で挽回し、上訴の機会を狙う。(Hiromi Kaku)
2021年02月25日3月5日(土)より公開となる映画『太陽は動かない』の「絶体絶命‼爆弾解除イベント」が2月4日(木)に実施され、本作で初共演にして最強バディを演じた藤原竜也と竹内涼真が登壇した。本作は、人気小説家・吉田修一の同名小説を『海猿』や『暗殺教室』シリーズを手がけてきた羽住英一郎が映画化したノンストップサスペンス。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織・AN通信エージェントたちの活躍を描く。イベント冒頭では、本作で数々の過酷なアクションにノースタントで挑んできた藤原が「本当に大変なアクションシーンの連続でしたけど、涼真は若さと勢いと自信を持って、いろんなことにチャレンジするから、僕はそれに引っ張ってもらいました」とバディである竹内がいてくれたからこそ乗り越えられたと語る。あまりにも過酷すぎる撮影の連続に、今日一日を無事に乗り越えられていたよかったと毎日お互いをねぎらっていたというふたり。藤原が「他の映画だったら、このシーンがクライマックスだろうなというシーンがあると思うんですけど、『太陽は動かない』はクライマックスしかないんです。息つく暇もなく、半年を走り抜けました」と撮影を振り返ると、竹内も「映画もクライマックスかと思うようなシーンの連続なので、完成した作品を観た時にあっという間に終わった、面白かったって2時間でした。爽快感がすごいんですよ」と壮大なスケール感の中で物語が繰り広げられる本作の魅力をアピールした。さらに、藤原と竹内が心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに組織への定期連絡をしなければ爆死するという絶体絶命のエージェントを演じることにちなみ、今話題のゲーム「完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes」に挑戦。このゲームは、実際に画面上で操作をする「処理担当者」と画面が見られない状態で解除方法を指示する「分析担当者」に分かれ、徹底的に会話をして制限時間内に爆弾を解除するというもの。最強バディの絆が試されるこのゲームで、まずは藤原が分析担当で指示を出し、竹内が実際に処理を担当することに。あと5分というタイムリミットが迫まる中、ふたりは「時間がないですよ、鷹野さん!」「田岡、次はどうすればいい!」とお互いの役名で呼びかけながら、劇中さながらの緊張感を漂わせる。しかし、制限時間内に解除が間に合わず、なんと結果は爆死。無念の結果に藤原は「このゲーム難しいよ!」とリベンジを要求し、二度目は分析担当と処理担当を入れ替えたが、やはり爆死という結果に終わる。三度目はついに視聴者を巻き込み、分析を担当してもらい、藤原、竹内のふたりが解除に挑戦。何とか三つあるトラップのうちのひとつの解除に成功したが、三度爆死する結果に。しかし、バディの絆がより深まるミッションとなった。また、人類の未来を決める次世代エネルギーの極秘情報をめぐる情報争奪戦の中で幾度となく絶体絶命のピンチに襲われる設定にちなみ、藤原と竹内がサプライズで電話を繋いだ視聴者からの「絶体絶命」エピソードを聞き出すコーナーでは、数々のエピソードが寄せられ、視聴者との生電話を堪能。最後に竹内が「コロナ禍を吹き飛ばす爽快な映画になっています。満足していただけると思いますので、ぜひ映画館へお越しください」、藤原が「1年越しでようやく公開になります。半年をかけて、羽住監督のもと壮大な映画を作り上げました。期待してご覧ください」とそれぞれが公開へ向けて熱い思いを語り、イベントは幕を閉じた。今回新たに、本編の絶体絶命のアクションが凝縮された15秒のCM(命がけのミッション編)が公開となった。こちらもぜひチェックしてほしい。◆映画『太陽は動かない』15秒CM(命がけのミッション編)映画『太陽は動かない』3月5日(金)より公開
2021年02月05日ジョニー・デップが約3週間ぶりにインスタグラムを更新。「今年は多くの人にものすごく大変な年だった。この先はもっとよい時間が過ごせますように。ハッピーホリデイ。みなさんに愛と敬意を込めて。いつまでも。JD」とファンにメッセージを贈った。投稿した写真は、自身とバンド「ザ・ポーグス」のヴォーカル、シェイン・マガウアンのツーショット。ジョニーがプロデューサーを務める、シェインを題材としたドキュメンタリー『Crock of Gold : A Few Rounds with Shane MacGowan』(原題)の撮影現場で撮られたものだという。女優のアーシア・アルジェント、歌手のパティ・スミスらが「いいね」や応援メッセージで反応。ファンたちも「大好き」「いつだって味方だよ!」と声援を送っている。2020年は新型コロナウイルスの影響により、世界中の人にとって確かに「大変な年」だった。ジョニーはそれに加え、元妻アンバー・ハードを「殴る夫」と書いた英タブロイド紙を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴し、『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板させられ話題に。ファンたちがワーナー・ブラザースに「どうか考え直して」と懇願するもむなしく、代役がマッツ・ミケルセンに決定した。マッツは「AP通信」に、自身がジョニーの代わりを務めることになり、ジョニーに連絡を取ったかと聞かれ、「彼をよく知らない。1回会ったことがあるだけ。彼の電話番号を知っていればよかったけど、残念ながら知らないから」と話した。先週、ジョニーは弁護士を通して裁判のやり直しを求めていることを明らかにしている。(Hiromi Kaku)
2020年12月28日ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』最新作を降板するよう求められ、ジョニー・デップ(ゲラート・グリンデルバルド役)が受け入れたことに対し、共演者のジュード・ロウ(アルバス・ダンブルドア役)が「Entertainment Tonight」に思いを語った。「こういう状況では、スタジオに従うしかない。それがぼくにできるすべてだ。前を向いて、自分の役を演じなければならない」「こういうシリーズものでは、スタジオや企業が大きな決断を下し、それにぼくらは続く。だって、ぼくらはチームのなかの一員に過ぎないから」と、『ファンタスティック・ビースト』シリーズがいかに巨大な作品であるかを強調した。80作品以上に出演してきたジュードにとっても、「最大級の作品の1つ」と語っている。ツイッターでジュードのコメントが拡散されると、ジョニーの“潔白”を信じているファンたちはジュードに「がっかりした」と批判。「どれだけ大きな作品だって、観客が観てくれなければ大きな作品になりようがない」というコメントも。一方で、ジュードは表立ってジョニーを擁護してはいないものの、「コメントから『ぼくらにとっては喜べないことだが、どうにもならない』ということが伝わってくる」とジュードをかばう声もみられる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月16日『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板したジョニー・デップに代わり、ゲラート・グリンデルバルドを演じる俳優として、『ドクター・ストレンジ』のマッツ・ミケルセンが契約交渉中だという。「Deadline」が報じた。マッツといえば、『007 カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルや、「ハンニバル」のハンニバル・レクターなどの“クセのある”悪役を得意とする俳優。ジョニーに代わるグリンデルバルド役候補として、ネットでコリン・ファレルらとともに真っ先に名前が挙がっていた。ジョニーは、元妻へのDV疑惑をめぐる「ザ・サン」紙との名誉棄損訴訟で敗訴が決定したことで、ワーナー・ブラザースから『ファンタビ』を降板するよう求められたと5日前にインスタグラムで報告。それから1週間も経たずして、マッツが「交渉初期段階である」と報じられたことで、ファンは動揺を隠せない模様だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月12日ジョニー・デップが『ファンタスティック・ビースト』第3弾を降板したことを、自らインスタグラムで明らかにした。「最初に、忠誠心を持って支えてくれたみんなに感謝を伝えたいです。特にここ数日で、たくさんの愛と心配をつづった手紙を受け取り、謙虚な気持ちになったし感動しました。次に、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルト役を降板するよう求められたことを、お知らせしたい。私は彼らの要求を尊重し、同意しました」と発表した。つい先日、ジョニーは元妻アンバー・ハードへのDV疑惑を報じ、ジョニーを「妻を殴る人(wife beater)」として記事に取り上げたイギリスのタブロイド紙「The Sun」紙との名誉棄損訴訟で敗訴していた。「最後に言いたいのは、イギリスの裁判所から非現実的な判決を受けようと、真実を伝えるための私の闘いは変わらないし、控訴の予定もあるということです。決意はいまも固く、私に対する疑惑が間違いであることを証明するつもりです。私の人生もキャリアも、現在起きていることによって定義されるものではありません。読んでくれてありがとう」とつづった。ジョニーが長文レターを公開したインスタグラムのコメント欄は、「私たちもあなたのために闘うことを止めない」「真実と正義のために闘って」という応援メッセージであふれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月07日現代のハリウッドにおいて、ジョニー・デップは『個性派俳優』を代表する存在といえるでしょう。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを筆頭に、『チャーリーとチョコレート工場』、『シザーハンズ』など、個性的な役柄をエモーショナルに演じ、世界中を魅了してきました。そんなジョニー・デップも、2020年で57歳。60歳を目前にしたジョニー・デップの若い頃を、彼の代表作とともに振り返り、紆余曲折あった半生を紹介します。ジョニー・デップの若い頃を振り返るおすすめ映画おすすめ映画①:エルム街の悪夢元はミュージシャン志望だったことでも知られる、ジョニー・デップ。そんな彼の俳優デビュー作となったのが、1984年公開の映画『エルム街の悪夢』でした。当時、20歳前後だったジョニー・デップは、現在の面影を残しつつも、どこかあどなけさも感じさせる美青年。この青年が後の個性派俳優に成長すると、一体誰が想像したでしょうか。おすすめ映画②:シザーハンズ後に、ジョニー・デップが多くの作品でタッグを組むことになる、ティム・バートン監督。『シザーハンズ』は、そんな名コンビが初めてタッグを組んだ、記念すべき1作です。また、興行成績も素晴らしく、個性派俳優としてのジョニー・デップの名を世界中にとどろかせるきっかけにもなりました。おすすめ映画③:妹の恋人1994年の『ゴールデングローブ賞』で、ジョニー・デップがミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされた作品『妹の恋人』。同作での主要キャストの1人、バスター・キートンに憧れる一風変わった青年・サムは、個性派俳優のジョニー・デップだからこそ演じられた役柄といえるでしょう。おすすめ映画④:エド・ウッド実在した映画監督、エド・ウッドの半生を描いた『エド・ウッド』。エド・ウッドのファンであるジョニー・デップが主演を務め、熱量たっぷりに演じています。おすすめ映画⑤:ドンファン自分を、伝説のモテ男、ドンファンだと思い込む青年を、ジョニー・デップが演じた『ドンファン』。私生活もモテモテのジョニー・デップだからこそかもしだせる色気は、一見の価値ありです。おすすめ映画⑥:パイレーツ・オブ・カリビアン2003年に第1作が公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、ジョニー・デップの代名詞ともいえる作品でしょう。同シリーズの主要キャストの1人、自由で何ものにもしばられないジャック・スパロウは、ジョニー・デップのつかみどころのない雰囲気と絶妙にマッチ。公開当時、世界中でジョニー・デップ旋風が巻き起こりました。おすすめ映画⑦:ラム・ダイアリー元妻、アンバー・ハードとの共演作であり、交際のきっかけともなった『ラム・ダイアリー』。後に2人が泥沼離婚劇を繰り広げることになるのは、誰もが知るところ。しかし、同作での2人は抜群のチームワークを披露しており、色気あふれるその姿に魅了されるはずです。おすすめ映画⑧:ダーク・シャドウジョニー・デップがヴァンパイアを演じた『ダーク・シャドウ』。ダークな雰囲気を、ユーモアたっぷりにまとめた同作も、ジョニー・デップとティム・バートンのコンビによる1作です。気品あふれるドラキュラ役は、ジョニー・デップワールド全開!『ホラー・コメディ』好きな人もそうでない人にもおすすめです。おすすめ映画⑨:ファンタスティック・ビースト『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品として制作された『ファンタスティック・ビースト』シリーズにも、ジョニー・デップは重要な役どころで出演しています。2020年現在、シリーズ3作目の公開が決定している『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。公開を心待ちにしているファンも多くいるようです。ジョニー・デップの娘が超絶美人モデルのケイト・モスや、女優のウィノナ・ライダーなど、これまでに多くの女性と浮名を流してきたジョニー・デップ。ケイト・モス(左)とジョニー・デップ(右)。2人は2年間の交際を経て婚約をするも、後に破局しているジョニー・デップ(左)とウィノナ・ライダー(右)。当時、ウィノナ・ライダーは17歳だったことでも話題に中でも、長く事実婚状態にあったヴァネッサ・パラディとの関係は、あまりにも有名です。ジョニー・デップ(左)とヴァネッサ・パラディ(右)。ベストカップルとして人気だっただけに、破局発表時は大きな話題に2人は結婚こそしていないものの、2人の子宝にも恵まれ、長女であるリリー=ローズ・デップはモデル・女優として活躍中。両親の遺伝子を引き継いだ圧倒的な美貌を武器に、注目の2世セレブとしてファッション業界や映画業界で引っ張りだこです。17歳でシャネルのCMに抜擢された美少女親は超有名なハリウッド俳優だった!ジョニー・デップの現在が悲惨元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇ヴァネッサ・パラディとの破局で世間に衝撃を与えたジョニー・デップですが、アンバー・ハードとのスピード離婚も大きな話題に。さらにドロドロの裁判劇にまで発展し、世間の注目はより一層大きなものになっていったのでした。ジョニー・デップの中指が欠損!?アンバー・ハードがジョニー・デップとの離婚を申請していたことが発覚したのが、2016年5月。その後、アンバー・ハードが長年にわたってジョニー・デップからDV被害を受けていたことを公表し、事態は急変します。DV疑惑を否定するジョニー・デップとアンバー・ハードとの間で意見は食い違い、ついには周囲を巻き込んでの大論争に。舞台を裁判所に移し、泥沼の訴訟が繰り広げられました。なお、裁判では、ジョニー・デップが「自分こそがDVの被害者である」とし、アンバー・ハードとの言い争いの中で、アルコールのビンを投げつけられ、中指にケガを負ったと主張。事実、2人がまだ婚姻関係にあった期間、中指を保護しているジョニー・デップの姿が目撃されていました。ジョニー・デップは、自身が負傷した中指に『リトル・リチャード』というあだ名をつけていると後に明かしている一方で、アンバー・ハードもまた、ジョニー・デップから携帯電話を投げつけられたとして、目元にアザができた写真を証拠として提出。ほかにも、ジョニー・デップが暴れた後の散らかった部屋の写真も証拠として提出していました。2人の裁判の行方は?そんな泥沼の離婚劇に終止符が打たれたのは、2016年8月のこと。ジョニー・デップがアンバー・ハードに約7億円を支払うことが決まり、双方が離婚に同意したことが報じられました。しかし、2020年7月には、ジョニー・デップとアンバー・ハードのバトルが再び勃発。きっかけは、ジョニー・デップが、自身を『妻虐待者』を意味する『Wife Beater(ワイフビーター)』と報じたイギリスの雑誌『The Sun』を名誉毀損で訴えたことでした。同月7日から約3週間にわたって行われた裁判では、アンバー・ハードも証言台にたち、ジョニー・デップから受けたDVの内容や当時のプライベートな話題を暴露。名誉毀損で訴えた側のジョニー・デップですが、アンバー・ハードの証言により、さらにネガティブな印象を世間に与えてしまったのはいうまでもありません。裁判後、ファンの声援に応えるジョニー・デップ順調にハリウッドでキャリアを築いてきたものの、ヴァネッサ・パラディとの破局後、トラブルが相次いでいるジョニー・デップ。そんなジョニー・デップに対して「自業自得」「女を見る目がない」とネガティブな声も聞こえていますが、いまだに彼を支持する熱烈なファンも多くいます。『ファンタスティック・ビースト』の続編も含め、今後も話題作への出演が続くジョニー・デップは、これから名誉挽回できるのか…世界中が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2020年09月23日ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードに対して起こした名誉棄損訴訟の延期を求めた。「Variety」誌などが報じた。ジョニーはアンバーが「ワシントン・ポスト」紙に寄稿した記事で、ジョニーの名前は出していないものの、彼にDVを受けたとほのめかす内容が名誉棄損にあたるとして、2019年3月にアンバーを訴えた。これまでにジョニーの最初の妻ロリ・アン・アリソン、元パートナーのヴァネッサ・パラディ、娘のリリー=ローズ・デップ、元交際相手のウィノナ・ライダー、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで共演したペネロペ・クルスが「ジョニーは暴力を振るうような人ではない」と擁護している。現在のところ、裁判は2021年1月11日から28日に設定されているが、ジョニーは2021年3月から6月の間に延期を申請。今年10月から来年2月末まで『ファンタスティック・ビースト』第3弾の撮影でロンドンに滞在するためだという。当初は裁判の日程より前に同作の撮影が終わっている予定だったが、新型コロナウイルスの影響で2021年にずれ込んだ。なお、ジョニーは「妻虐待者」と表現した英「The Sun」紙の発行元に対しても名誉棄損で訴えているが、この件に関しては今週中に評決が出る見込み。(Hiromi Kaku)
2020年09月02日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日ジョニー・デップとアカデミー賞受賞プロデューサーが贈る余命180日の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『The Professor』が邦題を『グッバイ、リチャード!』として公開されることが決定。併せて、ビジュアルが解禁となった。■ストーリー「余命180日です」。大学教授・リチャードに告げられた突然の余命宣告。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずのリチャードの人生は一変。追い討ちを掛けるかのように妻に上司との不倫を告白された彼の日々は予期せぬ展開を迎える。死を前に怖いものなしになったリチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむ。ルールや立場に縛られない新しい生き方はリチャードにこれまでにない喜びを与え、人の目を気にも留めない彼の破天荒な言動は次第に周囲にも影響を与えていく。しかし、リチャードの“終わりの日”は着実に近づいていて…。■ジョニー・デップ×アカデミー賞受賞プロデューサーが贈る、ライフ・ファインディングドラマ主人公リチャードを演じるのは、ゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝くハリウッドを代表する名俳優であり、ファッション・アイコンとしても世界中で支持を受けるカリスマ、ジョニー・デップ。ミニシアター作品から『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような超大作まで、作品の大小に関わらずその個性的な演技力でいまもなお、世界中のファンを魅了し続けている。今年、初主演映画『クライ・ベイビー』の公開から、30年というメモリアルイヤーを迎え、再び本作でインデペンデント作品への回帰を果たした。そんな唯一無二のキャリアを歩む、彼自身を投影したかのようなリチャードの生き様は、観るもの全てに“自分の人生を歩む”ことの勇気と大切さを教えてくれる。共演には、映画監督ハワード・ドゥイッチと女優リー・トンプソンの次女で、『ゾンビランド:ダブルタップ』などに出演する次世代若手女優ゾーイ・ドゥイッチ、『ビッグ・アイズ』『ワンダーウーマン』などに出演し、「マジック・シティ」では第70回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートしたダニー・ヒューストンらが名を連ねる。プロデューサーを務めるのは、第82回アカデミー賞6部門を受賞した『ハート・ロッカー』を手掛けたグレッグ・シャピロ。シリアスになりがちな“人生の終わり”というテーマを新鋭ウェイン・ロバーツ監督がユーモラスに描き出している。今回解禁されたビジュアルでは、イエローを基調とした明るい背景とは裏腹に、デップ演じるリチャードがどこか不安げな表情を浮かべ天を見つめる姿が印象的なデザインに。「人生はくそったれで、愛おしい。」というコピーと共に、余命宣告を告げられたリチャードがいままでの人生、そして残された180日間をどのように見つめるのか想像を掻き立てられる。デップが特殊メイクなし、素顔で挑み、真骨頂とも言える演技が期待される1枚となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月09日ハリウッドスターのジョニー・デップが、2020年4月20日にInstagramのアカウントを開設。またたく間に400万人以上のフォロワーを獲得しました。長年SNSから距離を置いてきたスターの登場に、ファンは沸いているようです。そんなジョニーには、2人だけフォローしている日本人がいます。1人は故ジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコさん。もう1人はモデルで俳優の美波さんです。日本を飛び出し、世界で躍進の兆しを見せている女優・美波さんのキャリアを振り返ります。映画、CM、舞台、そしてハリウッド…世界へ羽ばたく名女優へフランス人の父親と日本人の母親を持つ美波さんは、1986年生まれ。落ち着いていて、相手を見透かしてしまうような魅惑の目力を持つ美女です。女優・モデルを中心に多彩な活躍を見せる美波さんのデビュー作は、2000年公開、名匠・深作欣二監督のバイオレンス群像劇『バトル・ロワイアル』です。同作で美波さんは、山本太郎さんが演じる、重要な役どころのキャラクター・川田章吾役の恋人役として出演しました。劇中では回想シーンでの登場と、決して劇中での出番は多くないのですが、印象的なたたずまいでインパクトを残しました。深作監督とはその後、ゲーム『クロックタワー3』のイベント用CGムービーの製作で再共演。主人公のCGモデルを演じるという経験をしたようです。2003年には、資生堂の『マジョリカ・マジョルカ』のCMモデルに大抜擢されブレイクを果たしました。まだまだその名が知られていなかった頃の出演ということもあり、お茶の間では「この美女は誰?」と大きな関心を寄せられ、その存在は一躍有名に。『マジョリカ・マジョルカ』のどこかおとぎ話めいたブランドイメージと、美波さんの日本人離れした雰囲気はベストマッチだったようで、なんと2010年までの約7年間、CMモデルを勤め続けていました。2007年になると、美波さんは故・蜷川幸雄さんが演出した舞台『エレンディラ』に出演し、話題を呼ぶことになります。ノーベル賞作家ガルシア・マルケスの短編小説が原作の本舞台は、孫娘に売春を強いる祖母との奇妙な放浪生活を描いた作品。美波さんは主役である娼婦エレンディラ役を熱演し、濃厚なベッドシーンを体当たりで演じました。 View this post on Instagram A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Feb 12, 2016 at 1:22pm PST制作発表時に「娼婦の役をやるからには脱がさせていただきます」と意気込んでいた美波さんは、驚くことに役を強烈に演じきるため、共演の中川晃教さんとベッドシーンの『自主練』に励んだそうですよ。そんな美波さんですが、現在は活動の拠点をフランスに移しています。そのきっかけとなったのが、2015年に美波さんが文化庁新進芸術家の海外研修メンバーに抜擢され、1年間のフランス留学を果たしたことです。 View this post on Instagram The historical brand “ALBION” celebrate the 45th anniversary for “SKIN CONDITIONER ESSENTIAL”. They made a beautiful short movie to explain this gladness. (Dir. Nobuhiro Suwa / start. Pauline Étienne, Minami, Aoi Teshima) Every scenes was shot in Paris... It’s a honor to participe in this project ! I played a painter who try to find herself (my real paintings witch I painted in Paris is also in this movie).... Suwa-director put a magic to make an amazing images on this film. Please check from the link on the top of the instagram !! 美しい歴史を辿ったアルビオンの薬用スキンコンディショナーエッセンシャルが45周年を迎えました! そのお祝いショートムービーに出演させていただきました。 全編パリ撮影、3人の女性が現実と戦いながらも美しく生きていくお話です。 私は画家の役を演じ、実際にパリで描いた絵も飾ってあります。 諏訪敦彦監督のマジックによって大変素敵な映画になっています。 インスタグラムのトップのリンクから動画が観れるので是非チェックしてください! #albion #skinconditioner #45th #anniversary #nobuhirosuwa #paulineetienne #minami #aoiteshima #アルビオン #スキコン #45周年 #諏訪敦彦 #ポリーヌエティエーヌ #美波 #手嶌葵 「時よ、止まるな。あなたは美しい。アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル “スキコン”が生まれて45周年。いくつになっても、輝ける場所を求める女性たちの人生に、これからも寄り添い続けてゆきます。」 A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Apr 2, 2019 at 12:35am PDT『新進芸術家海外研修制度』とは、日本の文化芸術を担う人材育成のため、音楽、美術、演劇等、映画などの各分野で活動する若手アーティストなどに、海外での実践的な研修の機会を提供し、その渡航費や滞在費を支援するものです。 View this post on Instagram Bye bye #hanedaairport また来るね日本 A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Jan 13, 2017 at 4:46pm PSTもともと、日本のフランス人学校で育ち語学は堪能、精神性もフランスにあった様子の美波さん。作家の辻仁成さんが編集長を務めるウェブメディアに寄稿した際には渡仏への切実な思いをつづっていました。それからの10年間、フランスへの強い想いと舞台に対する強い気持ちが入り混じり混沌としていた。そんな日々を過ごしながら、エゴだけが膨れていき、自尊心が腐っていくように思えた。”今行かなければ全てが幻になってしまう”私はこれ以上自分自身に嘘をつきたくない。幻が消える前に飛び込むしかなかった。Design Storiesーより引用その後はフランスの芸能事務所に所属し活動するようになります。フランスでの活動が知られ、2018年には河瀬直美監督の映画『Vision』でフランスの名女優ジュリエット・ビノシュと共演まで果たしています。美波さん「ジャンヌと共にアキの家を訪ねるシーン。監督とジャンヌが芝居に対するアプローチの話をされていて。それがビリビリと電気が走るようなシーンに繋がって…あれはなんだったんだろう?と不思議な感覚になるくらい。すごいなと」 #vision_movie pic.twitter.com/nZeXRJtUUK — 映画『Vision』公式 (@vision_movie_) June 9, 2018 ワールドワイドな活躍を続ける美波さんですが、2020年はすでにすごいことになっています。それが冒頭でお話ししたジョニー・デップとの1件。なんと、2020年のベルリン国際映画祭で公開されたアンドリュー・レヴィタス監督の新作『MINAMATA(原題)』で、ジョニーと初共演を果たしたのです。 View this post on Instagram #redcarpet #wordpremiere #minamata #movie #berlinale2020 #festival #specialgala #lettruthbetheprejudice #eugenesmith #aileensmith #andrewlevitas #johnnydepp #hiroyukisanada #minami #tadanobuasano #ryokase #junkunimura #billnighy #映画 #水俣 #ベルリン映画祭 #ユージンスミス #アイリーンスミス A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Feb 22, 2020 at 9:25am PST四大公害病の1つである水俣病を追いかけた世界的フォトジャーナリストのユージーン・スミスが主役の本作。美波さんはなんとユージーン役のジョニーの妻という注目度抜群の役どころ。日本公開は未定ですが、間違いなく大きな話題となるはずです!見る者を圧倒するその確かな演技力と鋭い感性は、間違いなくハリウッドでも通用することでしょう。さらなる活躍に期待大ですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月22日ジョニー・デップがついにインスタグラムのアカウントを開設し、1日経たずしてフォロワーが150万人を超える勢い。初投稿は「やあ、みんな…いま撮影をしているところ…ちょっと待ってて」とキャプションを付けた、なにかの撮影シーンの画像。それから4時間ほど経過後に、約8分間の動画がアップされた。これまでSNSを始める理由がなかったというジョニー。しかし、新型コロナウイルスという見えない敵によって計り知れないほどの悲劇が起き、人々の生活に深刻なダメージが生じていることから、「話し合い」や「お互いが助け合うことが必要」であることを主張。こうした意見を伝える場を持ちたかった模様。「地獄のような隔離生活の単調さに屈してはダメ」、「自分自身や他人のためになる、なにかクリエイティブなことをするんだ」と呼び掛け、自身もお手本を見せた。ジェフ・ベックとコラボした、ジョン・レノンの「孤独」のカバー曲を公開したのだ。「孤独」の原題は「Isolation」で「隔離」も意味し、ジョニーいわく「まさにいま起きていることにぴったり合う歌詞」の歌。「普通ではない状況を切り抜けるための手助けに」と語っている。ジョニーがフォローしているのは現時点で90人で、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコ、元妻ヴァネッサ・パラディ、娘のリリー=ローズ・デップ、オーランド・ブルーム、リアム・ペイン、『Minamata』で共演した日本の女優・美波ら。(Hiromi Kaku)
2020年04月17日ジョニー・デップが、ザ・ポーグスのボーカリスト、シェーン・マッゴーワンについてのドキュメンタリーをプロデュースすることになった。タイトルは『Shane』、監督はジュリアン・テンプル。マッゴーワンはアイルランド人で、「ニューヨークの夢」など数々の名曲を書いた。デップとは30年来の友達ということ。映画は、過去の映像のほか、アニメーションなども含めて構成されるそうだ。海外配給権は、来たるベルリン映画祭でセールスにかけられる。同映画祭ではまた、デップの最新主演作『Minamata』が上映される。文=猿渡由紀
2020年02月06日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はInstagramのフォロワー5万人超のユウコトリトリ(@yuko_toritori)さん。小学生と保育園児の3きょうだいを育てるワーママさんです。 今回は、お子さんの脱いだズボンに潜んでいた「砂爆弾」のお話です。 痛い。痛い。砂かけられババアになりました。 くぅ~~先手を打ったつもりが……!! 砂爆弾のほうが一枚うわてだったのですね(泣)。 ユウコトリトリさんの育児エピソードは、Instagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ユウコトリトリ(@yuko_toritori)がシェアした投稿 - 2019年10月月27日午前7時04分PDT 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagram(@yuko_toritori)にて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!Instagram:ユウコトリトリ@yuko_toritoriblog:「ユウコトリトリのカエルだったりヒトだったり」
2020年01月28日