「環境活動=まじめ=つまらない」。そんなイメージを吹き飛ばす環境NGOが日本に存在する。それが「国際環境NGO 350.org Japan (以下、350)」だ。年齢、職業、性別、人種もとにかく多様。下は6歳の子どもから上は70代のおばあちゃんまで。また、シングルマザーや障がいをもった人、外国人もメンバーにいる。そこで主体的に動いているのは主にミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)の若者たち。少しでも多くの人に、楽しみながら環境活動ができることを知ってもらいたい!そこで、Be inspired!では、以前本誌でも紹介した350のフィールド・オーガナイザー イアンが、350の活動に関わる人をインタビューする連載をお届けする。その名も『「世界は気候変動で繋がっている」。若き環境アクティビストのリアルな声。by 350.org』。連載3回目の今回は、350 Japanのボランティアメンバーである、あんなと日南子(ひなこ)にイアンがインタビュー。2人に共通するのは「ビーガン」として生きていること。食と社会の関わりを考え、敢えて「肉」を食べない選択をしている2人には、社会がどんなふうに見えているか、そして食の選択と350の活動との共通点について話を聞いた。
2017年12月27日「環境活動=まじめ=つまらない」。そんなイメージを吹き飛ばす環境NGOが日本に存在する。それが「国際環境NGO 350.org Japan (以下、350)」だ。年齢、職業、性別、人種、とにかく多様なコミュニティである350は、下は6歳の子供、上は70代のおばあちゃんまで、シングルマザー、障がいを持った人、外国人もメンバーにいる。そこで主体的に動いているのは、主にミレニアル世代と呼ばれる(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)若者たち。上も下もないフラットな組織である350は、気候の公平性と訳される「クライメート・ジャスティス*1」の角度から、お金と気候変動にまつわる問題を楽しく広めていく活動に取り組んでいる。少しでも多くの人に、楽しみながら環境活動ができることを知ってもらいたい!そこでBe inspired!では、350.org Japan のフィールド・オーガナイザー イアン氏と、活動に関わるさまざまな人との対談を連載でお届けする。連載2回目の今回は、350が現在行っているキャンペーン「レッツ、ダイベスト!」のために映像を作ってくれた大月 壮(おおつき そう)さんに、等身大のままでいながら環境問題と向き合う、彼なりの環境活動への関わり方について話を聞いた。
2017年11月08日「環境活動=まじめ=つまらない」。そんなイメージを吹き飛ばす環境NGOが日本に存在する。それが「国際環境NGO 350.org Japan (以下、350)」だ。年齢、職業、性別、人種もとにかく多様。下は6歳の子供から上は70代のおばあちゃんまで。また、シングルマザーや障がいを持った人、外国人もメンバーにいる。そこで主体的に動いているのは主にミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)の若者たち。上も下もないフラットな組織である350は、気候の公平性と訳される「*1クライメート・ジャスティス」の角度から、お金と気候変動にまつわる問題を楽しく広めていく活動に取り組んでいる。少しでも多くの人に、楽しみながら環境活動ができることを知ってもらいたい!その一心で、今月からBe inspired!では、以前本誌でも紹介した350のフィールド・オーガナイザー イアン氏が、350の活動に関わる人をインタビューする連載をお届けする。その名も『「世界は気候変動で繋がっている」。若き環境アクティビストのリアルな声。by 350.org』。▶︎350.org Japan フィールド・オーガナイザー イアン氏のインタビュー記事はこちらから『「日本の銀行が環境破壊に加担する事実」を知らない日本人へ。25歳のアクティビストが提案する解決策とは』(*1)クライメート・ジャスティス:「気候の公平性」と訳されるこの言葉は、先進国に暮らす私たちが、石油や石炭などの化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした温暖化への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みによって、温暖化を解決しようとするコンセプト。
2017年10月11日紙おむつがすっかり主流になった現代で、布おむつの良さが再確認されるようになってきました。デリケートな赤ちゃんの肌に優しく、そして繰り返し使えることから環境保全にもなっています。そんな布おむつですが、実際にはどのくらいの割合の主婦の方が使っているのでしょうか。アンケートで調査しました。繰り返し洗って使うことができ、ゴミを出さないことから環境に良いと言われている「布おむつ」。しかし毎回洗濯をするのは面倒だと思うパパやママも多いようです。今回は子育て経験がある20〜50代の主婦50人の方々に布おむつの実態についてアンケート調査を行いました。前編は布おむつを使っている方の割合や、おむつはずしに関する布おむつの効果について、主婦の皆さんの意見や考えを見ていきましょう。■目次1.「布おむつ」は少数派?ママたちのリアルなおむつ事情2.布おむつを検討した主婦は多数。その後の判断は…?まとめ1. 「布おむつ」は少数派?ママたちのリアルなおむつ事情■手軽さには勝てない!紙おむつのみを使う赤ちゃん用にどんなタイプのおむつを使うかという質問に対し、「紙おむつのみ」と答えた方は約8割に。紙おむつの圧倒的な支持が窺えます。ママの皆さんは、どんな理由で「紙おむつ」にこだわるのでしょうか。■「布おむつを購入していましたが、新生児時はゆるいウンチで回数も多かったため、紙おむつを使用していました。3ヶ月頃から布おむつにする予定でしたが、紙おむつが便利だったため結局最後まで紙おむつでした」(30代・主婦)■「一度布おむつを試しに使いましたが、すぐにぐずって子供も私も夜中も熟睡ができませんでした。紙おむつは吸収量が多くさらっとしているので、夜間に授乳以外でぐずることもなく子供もぐっすりと眠れました。親子ともにストレスが減りましたのでそれ以降は紙おむつのみ使用しました」(40代・個人事業主)■「使い捨て出来るし楽なので紙おむつオンリーです。コストはかかりますが手間がかかるよりいいと思ってます」(30代・主婦)2番目のコメントにもある通り、夜間のおむつ替えにはすぐに捨てられる紙タイプが最も楽です。夜泣きのたびにおむつ洗いをするのが面倒なのは、ママたちの共通の考えでしょう。■紙と布の合わせ技。時と場合によって使い分けるべし紙おむつと布おむつを併用している方は2割に。どのように使い分けているのでしょうか。■「布オムツは赤ちゃんの肌に良いので昼間は布で過ごしているのと、紙オムツは夜間や外出時に使用している」(30代・主婦)■「両方使い分けていました。疲れたら紙おむつにするとか、家にいるときには布おむつにするとか」(40代・主婦)■「布おむつだけだと大変だったので、併用していました。外出と夜は紙おむつを使っていました」(30代・主婦)このように、併用している方の多くの意見で共通していたのは、外出するときと寝るときは紙おむつを使うということでした。例えば、お出かけのときに汚れたおむつを帰宅するまで持ち歩くのは辛いものです。併用は、布おむつの良さも紙おむつの利便性も取り入れるのに効果的な方法と言えます。■回答者は1名。布おむつにこだわる理由とは?紙おむつを一切使わない、布おむつ一筋の方が1名だけいました。洗濯がなかなか大変な布おむつにこだわるのにはどんな考えがあるのでしょうか。■「布おむつだとおむつ替えが多くなって赤ちゃんとのスキンシップが多くできるし、紙おむつと比べて経済的だから」(40代・主婦)赤ちゃんにとって、パパやママとのスキンシップは重要なことです。そのために布おむつを使うというのは、興味深いコメントですね。布おむつも年々進化していますが、それでも紙おむつの優秀な吸収力やムレ防止性能には劣る部分が出てきてしまうのが、現実です。布おむつを使用したい場合は、自分のストレスにならない範囲で取り入れてみるといいでしょう。2. 布おむつを検討した主婦は多数。その後の判断は…?赤ちゃんが生まれたとき、紙おむつではなく布おむつで育ててみようと思ったことはありますか?布おむつを検討したときの主婦の皆さんの心境について、アンケート結果を見てみましょう。主婦の方の投票率が最も高かったのは、「検討して実際に使った」でという意見でした。実際に布おむつを使ってみたあとに、主婦の皆さんはどんなことを思ったのでしょうか。■「布おむつを使うと早くおむつをはずすことができると聞いたことがあったので、できれば布おむつを実践したかった。しかし、育児の大変さの方が大きく、結局紙おむつを使うことになった」(30代・パート)■「紙おむつより布おむつのほうが子供の体に優しいという情報を得ていたのでトライしてみました。ただ、外出等を考えると使い慣れなかったので、私には継続は難しかったです」(40代・主婦)■「出産前に布オムツを購入していましたが、紙おむつの方が便利で持ち運びも楽だったため、布オムツを使いませんでした」(30代・主婦)「おむつをはずす」とは、おむつからパンツに切り替えることを意味します。できるだけトイレトレーニングを早めにさせて、おむつを卒業させたいのが、多くのパパやママの本音であります。おむつはずしには布おむつが効果的だと言われています。それは赤ちゃんに布でできた下着に対して親しみをもたせるためなのです。しかし布おむつでおむつはずしをさせるのにも、赤ちゃんによって個人差があるのが現実です。うまくいくこともあれば、なかなかパンツに移行できないと悩むこともあります。まとめ環境や赤ちゃんの肌に良い布おむつですが、実際に使っていくとなると大変な壁が立ちはだかっていることが、主婦の皆さんのコメントからもよくわかりました。赤ちゃんの体質や、パパとママの子育ての方針にも大きく関わる布おむつ。取り入れるときは、紙おむつとのバランスが大事なようです。後編では主に布おむつのメリットやデメリット、楽な洗濯方法などをご紹介します。【布おむつ事情・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月07日レオナルド・ディカプリオがドナルド・トランプ次期アメリカ大統領と会談、再生可能エネルギーの経済効果について話し合った。環境保護活動に熱心で、自身の名を冠した「レオナルド・ディカプリオ財団(LDF)」を設立しているレオナルドは、LDFのCEOのテリー・タミネン氏とともにニューヨークのトランプ・タワーを訪問。大統領選挙期間中、地球温暖化について懐疑的な態度を示していたトランプ氏と彼の長女・イヴァンカと会談し、クリーン・エネルギーに注力することで数百万の雇用を作り出すとプレゼンテーションを行なった。レオナルドはそれ以前にも、イヴァンカに自身が手がけた地球温暖化についてのドキュメンタリー映画『Before The Flood』(原題)を送っていた。タミネン氏によると、トランプ氏は今後も会談を希望していて、来年1月にも再度会談を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月09日『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞を受賞し、環境活動家、国連ピース・メッセンジャーとしても知られるレオナルド・ディカプリオが手がけるドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」が、「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて日本初放送されることが決定。そのほか「hulu」や「dTV」などでも配信されることが決まった。125年以上の歴史を誇る、世界最大級のNPO団体「ナショナル ジオグラフィック」が贈るドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて放送される本番組。『レヴェナント』撮影中にも気候変動が及ぼす地球への影響や危機を改めて目の当たりにしていたレオナルドが、マーティン・スコセッシを製作総指揮に迎え、2年間に渡り世界各地を巡ったドキュメンタリー。絶滅の危機にある野生動物の実態や、北極で氷山が崩壊する瞬間など、地球が直面している環境破壊の現実をリアルに届けると共に、レオナルド自らがオバマ大統領やローマ教皇フランシスコ、ビル・クリントン元大統領らと環境問題について対話する様子も収められている。なお、より多くの視聴者に見てもらえるよう、放送翌日から番組公式ホームページでの配信に加え、ナショジオワイルド、FOXスポーツ&エンターテインメントなど各放送や各配信サービスなどでもお届けする予定。ドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」はナショナル ジオグラフィック チャンネルにて10月30日(日)22時~放送。公式番組ページにて10月31日(月)正午12時~11月8日(火)午後2時まで配信。<放送>■ナショジオワイルド■FOXスポーツ&エンターテイメント■ひかりTVテレビサービス「ひかりTVチャンネル1」■ケイ・オプティコム「eo光チャンネル」■近鉄ケーブルネットワーク「KCNスポーツ&カルチャー(12ch)」<配信>■J:COMオンデマンド■ひかりTV ビデオサービス■hulu■dTV■UULA■ゲオチャンネル■avex Movie Gift※順不同。放送、配信のサービスやスケジュールは都合により変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日ハリー・スタイルズが、ワン・ダイレクションの活動休止中は俳優業よりも音楽でのソロ活動に力を入れる意向のようだ。俳優業で活躍するとほのめかしていたハリーだが、脱退したゼイン・マリクと音楽で競うために、1Dのソングライターのジェイミー・スコットの力を借りて音楽に集中したいのだという。関係者の1人は「ハリーは自分が1Dの中で最も人気であるということを知っていますが、(テイク・ザットの)ロビー・ウィリアムズとゲイリー・バーロウ、もしくはゼインの脇役のようなシチュエーションにはなりたくないのです」「ゼインは自身のソロ曲を先にリリースすることでハリーを負かしていますが、ハリーの方は長期戦をする自信があるようです」「ハリーはゼインのように脱線しすぎたり1Dファンを遠ざけたりすることはしたくないようですが、だからといって自分だけが成功したいと思っているわけではないようです。ジェイミーはハリーの声に合った曲の書き方をしっています」とデイリー・ミラー紙に話す。1Dが活動休止に入るのを待たずに昨年1Dを脱退したゼインは、先日初のソロシングル『ピロートーク』をリリースしてチャート1位を多くの国で獲得。1Dを脱退してちょうど1年となる3月25日には、ソロアルバム『マインド・オブ・マイン』のリリースを控えている。(C)BANG Media International
2016年02月16日富裕層の資産を運用しているプライベートバンク。お金持ちはどんな運用をしている?? 興味津々ですね。○今回のポイント「資産保全」とは、インフレなど環境の変化に負けない運用のこと。大きく儲けることが目的ではありません。富裕層も私たちも同じです! バランス(アセット・アロケーション)運用が大事です。○富裕層の資産運用とは?ピクテは、1805年にスイスのジュネーブでプライベートバンクとして設立された会社です。プライベートバンクでは、一般的に数億円あるいは10億円以上の金額から資金を預かって運用しますが、富裕層は一体、どんな運用をしているのでしょうか? 気になりますね。実は、いたってシンプルで堅実です。ヨーロッパは昔から戦争が絶えず、いかにして家族代々資産を残していくかが重要なカギでした。しかし、資産はただ持っておくだけでは、本当の意味で資産を守ったことにはなりません。なぜなら、「インフレ」などの環境の変化があるからです。そもそもお金に困っていない富裕層の運用目的は、大きく儲けることではなく、「インフレ」に負けない運用なのです。これを「資産保全」といいます。○どうやって「資産保全」する?現在、富裕層の「資産保全」はどのように運用されているかというと私たちと変わりません!バランス(アセット・アロケーション)運用です。「資産保全」のための運用なら、債券運用がよいのでは? と思われるかもしれません。しかし、今のような世界的な低金利の環境下では、債券投資だけではなかなかインフレ以上の利回りを目標とするのは難しいのが現状です。しかし、バランス運用だからといって従来のような債券、株式半々ずつ投資するのとも異なります。株式や債券のなかでも様々な戦略で運用するものに投資をしたり、危機時に備えて金にも分散投資することでリスク分散を図ります。また、為替リスクを取り過ぎないようにしたり、市場環境によってはキャッシュも含めた資産配分の変更をする場合もあります。ピクテのバランス(アセット・アロケーション)運用には、資産を守るために経験してきた210年分の知恵がぎゅっと詰まっているのです。●ピクテ投信投資顧問が提供する、「「欲張らない投資」のススメ」からの転載です。
2015年09月04日IDC Japanは8月3日、2015年4月から5月にかけて、国内オフィスプリント環境およびIT環境の導入判断者を対象に、ワークスタイル変革の実態と今後の活動予定や、ワークスタイル変革がプリント環境に与える影響に関して調査した結果を公表した。調査方法は、アンケートおよび個別インタビューとなる。調査の結果、ワークスタイル変革の重要性が高く認識され始めており、変革活動を推進しようとする企業も増えていることが判明した。特に従業員数1,000人以上の大規模企業においては、ワークスタイル変革を「非常に重要」「重要」とする回答者が66.8%にのぼり、48.2%の大規模企業は「すでに変革活動を開始」、あるいは「1年以内に開始する」と回答した。ワークスタイル変革を実施する主な目的は、従業員の生産性向上だが、育児や介護などの労働上の制約がある従業員の業務継続などの複合的な目的も持ち合わせている。ワークスタイル変革に取り組んでいる企業の具体的な活動内容は企業規模で異なっている。従業員数1~99人の小規模企業ではモバイルワークと在宅勤務の導入に積極的な姿勢が見られ、例えば、小規模企業における在宅勤務可能業務の導入指数は、現在26.9%、2年後32.5%、5年後38.1%となった。一方、従業員数100~999人の中規模企業および大規模企業は、フリーアドレスオフィス、会議室改善などのオフィス環境改善活動、Web会議などのコミュニケーション支援に力を入れているようで、例えば、大規模企業におけるWeb会議の導入指数は、現在15.4%、2年後25.5%、5年後34.6%となっていた。ワークスタイル変革推進上の課題としては、セキュリティリスクの増大、勤怠管理、事故などの場合の責任範囲、部門内コミュニケーションなどが挙げられている。また、新たなワークスタイルを支援するプリント環境としては、大規模企業の47.0%、中規模企業の43.8%の回答者が、他事業所でのモバイルプリントが必要と回答。他事業所だけでなく、自宅やコンビニなどでのモバイルワーカーへのプリント支援が求められている。また、在宅勤務者支援のためには、個人所有プリンターの使用許可、在宅勤務用プリンターの貸与に加えて、消耗品や用紙の支援なども期待されている。プリント支援に関する課題としては、モバイルや在宅勤務でのプリント環境の提供方法が分からないこと、プリントのセキュリティ、およびプリントアウトからの情報漏洩など挙げられた。これらのアンケートと個別インタビューの結果を分析した結果、IDC Japanでは、ワークスタイル変革推進には、個人強化とチーム力強化との最適バランスをユーザー企業ごとに設定して、活動を実施していくことが重要であるとしている。また、ワークスタイル変革の際、成熟度が低いままプリント環境を拡張するとセキュリティリスクが増大する恐れがあることから、新しいワークスタイルを支援するプリント環境を提供するためには、プリント/ドキュメント管理の成熟度を高めたてから新たなワークスタイルへとプリント環境を拡張する必要があると考えている。
2015年08月04日富士山が世界遺産に登録されてから2年が経つ。麓の町、静岡県の御殿場市 産業部商工観光課 富士山・観光室の主事 中村 大輝氏によると、一時のブームよりは若干観光客は減ったものの、平日も多くの外国人観光客が詰めかけているという。富士山の登山ルートは4つある。富士宮ルートと(富士)吉田ルート、須走ルート、そして御殿場市の御殿場ルートだ。御殿場ルートは距離が長く、一般的に難所と言われていることもあり、富士登山客の年間30万人のうち、利用者は3万人に過ぎない。その一方で玄人好みとも言われており、愛好者も多い。2013年からは、それまで小さな売店と駐車場しかなかった御殿場口に「Mt.FUJI TRAIL STATION(通称:トレステ)」を設置。早稲田大学や東海大学といった学術機関、SalomonやSINANOといった登山関連メーカーなどが協力している。トレステでは、御殿場市内の観光スポット紹介や富士山の歴史の解説展示、また、近くにある自然休養林を含む環境保全活動、啓発活動など、様々な取り組みを行っている。環境保全活動では、植生なども行っており、ボランティアで大学生も参加しているという。もちろん富士登山者のために手洗いスポットを用意したり、富士山登頂証明書の発行といった"おもてなし"も行っている。その一環として、KDDIと協力して行っていることが、「外国人観光客へのWi-Fi環境の提供」と「モバイルバッテリーの提供」だ(+auスマートパス会員向けに「ガーナチョコレート」の提供も行っている)。外国人観光客へ観光誘引施策は昨年も行っており、トレステにおける公衆無線LANサービスと、Wi2が無償で提供するワンタイム チケットをもらうことができた。今年はこの施策を拡大し、同じくWi2らがパートナー企業とともに訪日観光客向けに提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のプレミアムコードを提供。このプレミアムコードを入力すると、2週間、全国20万カ所のWi-Fiスポットが利用できるようになる。そもそもTRAVEL JAPAN Wi-Fiでは、アプリを事前にダウンロードするだけで6万カ所以上のWi-Fiスポットを無償で利用できる。もし、訪日観光客が事前にインストールしていない場合でも、Wi2のワンタイム チケット(1day)も同じ場所で配布するため、その場でアプリをダウンロードでき、プレミアムコードももらえるため20万カ所以上でWi-Fiスポットを利用できるという仕組みだ。これらは観光誘引施策として展開されているものの、決して行政主導ではなく、KDDIやWi2らの私企業が独自負担で行っている。トレステも外国人観光客が多く訪れており、よそでWi-Fiを利用する観光客の誘引と、富士山の登山口という"スポット"から、ほかのスポットへという相互送客のメリットもあるわけだ。また近年、外国人観光客の急増が大きく報じられているが、御殿場口でもその傾向は変わりない。「ボーイスカウト活動の関係から、スウェーデンの方が多いです。あとはアメリカや中東、ネパールの方もいます。全体の約1割が外国人で、日によってはほとんど外国の方というケースもあります。たまにビーチサンダルで途中まで登られる方が外国人にはいらっしゃるんですが、山から降りて来られた時、笑いながら足から血を出してます(苦笑)。登られる前に注意はしてるんですが……。こうしたお客さま方にも対応できるよう、学生を含めて英語とフランス語、中国語、スペイン語が話せる人員を確保しています」(富士山ツーリズム御殿場実行委員会の山口 拓哉氏)もちろん、この記事を読む読者は日本人がほとんどだが、KDDIらが提供するサービスのため、KDDIのデータ通信契約ユーザーであれば、これらのスポットはそのまま利用できる。○環境保全に協力でもらえるモノ一方で、多くの人にも関係ある施策が「モバイルバッテリー」だ。これはKDDIがトレステと協力して配布しているもので、KDDIユーザー以外でもこのバッテリーをもらうことができる。バッテリーをもらうためには一つ必要な要素がある。それが「富士山保全協力金」だ。これは「美しい富士山を後世に残すため」という理念のもとに、2013年より登山口で始まった取り組みで、任意で集められた協力金は、富士山の環境保全や登山客の安全対策に利用される。この協力金の1000円を支払った"富士山を後世に綺麗な形で残したい協力者"に対して、KDDIが先着1000名でモバイルバッテリーを渡すというわけだ。モバイルバッテリーは電池式のため、例えば電池式のヘッドライドを使ってる人の場合、スマートフォンの充電だけでなく、ヘッドライトが万が一切れてしまった場合にも、このモバイルバッテリーから電池を転用できる。KDDIがその効果を狙ったのか定かではないが、色々と便利な施策といえよう。また、モバイルバッテリーは"素"の状態で渡される。通常は箱に入っているのだが、"美しい富士山"を保つために本来は用意されている外箱など余計なものは外されてそのまま登山者に手渡される。クリーンな気持ちでクリーンな富士山を楽しく快適に登る。そんな御殿場口から、取材の旅はスタートした。○どこでも使えるトランシーバーといいつつ、取材で登り始めたのは富士宮口から宝永山を回って頂上を目指す、いわゆる"プリンスルート"だ。皇太子徳仁親王殿下が2008年に歩んだルートで、この名前がついた。当日は都内で朝から土砂降りの雨という天候で、雲行きの怪しい登山となったが、途中から晴れ間も見えるなど、プリンスルートの効果(?)か快適な登山となった。弊誌をいつもご覧になっている方であれば目にしたことはあるかもしれないが、実は筆者、昨年も富士山を同じ取材で登っている(関連記事:富士山山頂でもYouTubeが見られる時代 - 携帯キャリアのLTE電波対策に迫る)。昨年は吉田口という一番人気の登山ルートであったため、道中多くの登山客に出くわしたのだが、天候がさほど良くなかったためか、ほぼ取材隊一行のみで宿泊する砂走館まで辿り着いた。途中、宝永山の"馬の背"と呼ばれる小高い中腹の山の部分では、猛烈な風を体験し、取材で話を聞く相手の声が聞こえなかった。取材隊一行は7名だったのだが、年齢や背格好がバラバラで、道中の歩く速度はバラバラだった。そんな時に飛び出したひみつ道具……ではなく、無線トランシーバーがKDDIの「IP500H」だ。トランシーバーといえば、子供の頃に触ったおもちゃか、イベント会場で見るトランシーバーを思い浮かべる人が多いだろう。イベント会場で利用されるトランシーバーの多くは、実は近くにいわゆる"基地局"を設置し、基地局とトランシーバーが通信することで音声のやりとりが行える。基地局を運用するには免許が必要で、設置するだけでも多大なコストがかかる。一方でこのIP500Hは、無線の相手が同じ基地局でもKDDIのLTE基地局と繋がっている。LTEは御存知の通り、全国99%以上の人口カバー率であるため、全国津々浦々でトランシーバーによる音声通話が可能になるというわけだ。しかも、自分たちで基地局を建てる必要が無いため、運用コストの削減にも繋がる。あくまで"人口カバー率"が99%であり、こうした山道などでは繋がらない可能性もある。しかし、富士山では毎年30万人が登山しているという状況もあり、KDDIに限らず各キャリアが万全の電波対策を行っている。今回もこのトランシーバーで数百m離れた状況で音声通信をテストしたが、大きな遅延もなく、「こちらは順調です、どうぞ」と"トランシーバーごっこ"を体験できた。また、富士山はいわゆる"活火山"で、絶対に噴火しないとは限らないのが実情だ。そこでKDDIでは、火山における電波調査時などに、しっかり緊急地震速報や災害速報を受信できるかというテストを行っている。今回の登山でも専用のテスト端末で配信試験が行われており、実際に災害情報が通知される様子を見られることができた。最近の報道では、気象庁が24時間態勢で監視している全国47火山で噴火した場合に情報を即時提供する「噴火速報」という情報提供の仕組みが、緊急地震速報の運用システムを活用して提供されるとのこと。昨年大きな被害を出した御嶽山の二の舞いにならないようにという政府や携帯キャリアの取り組みが今後に活きることを期待したい。○地道なエリア対策作業昨年は電波対策を大きく取り上げたが、今年は正直それほどインパクトはない。というのも、昨年は各キャリアがこぞってLTE化を推し進めたものの、今年は当然のLTE対応で、下り最大150Mbpsから225Mbpsに更に高速化したといっても、普通の人からすれば「ふーん、で?」といったものだろう。もちろん、一部のスピード狂の人たちからすれば「富士山周りには人が少なく、バックホール回線が空いている。つまり一人で帯域を専有できるため、今までで一番早い速度計測結果が出るかもしれない」といった結論を導くかもしれないが……。しかしながら携帯キャリアは、求められる品質が、いつ何時に劣化してしまうかという先の読めない状況とも対峙している。それが、"無線"という技術の難しいところであり、日々細かい改善が行われている場でもあるわけだ。実際にKDDIも、昨年と比較して富士山対策を強化しており、昨年設置した山梨側の巨大な"高利得アンテナ"を、静岡側にも新たに3つ設置。この高利得アンテナで登山道をピンポイントにカバーすることで、多くの登山客が登っていても、安心してLTEの高速通信を、都市部と変わらずに利用できるようになる。遠いアンテナに対して携帯端末からの電波が届くのかと心配になるが、昨年と同じく登山に同行していただいたKDDIの建設本部 エリア設備計画部 システム設計グループ 課長補佐の山梨 幹人氏によると、携帯端末からの送信電波が弱くても、それを掴む基地局側が指向性を強めてその電波を掴もうとするため、問題なく受信できるという。こうした絶えまぬ努力で作り上げたLTEエリアをあらゆる場所で体感できたわけだが、ちょっと残念な点もあった。それが山小屋だ。一般的に山小屋というか家屋の中に入ると電波が減衰することは知られているが、今回も例に漏れず、山小屋に入ると3Gに落ちてしまうケースが見られた。ちょうど宿泊した山小屋がそれで、そこはNTTドコモがレピーター(屋内でも電波強度が保てるようにする機器)を設置しており、若干残念な結果が見られた。KDDIもKDDIで昨年より9カ所増の25箇所で屋内対策局(レピーター)を設置しているのだが、こうしたレピーターがないと通信環境が確保できないというのは意外に映るかもしれない。また、キャリア比較で言えば一番残念な結果に終わったのがソフトバンクだ。道中で圏外に陥ったケースもあり、富士山対策で言えば「あと一歩」という印象を持った。この印象は翌日にご来光アタックを行った山頂でやや変化した。○山頂では"爆速"を体験山頂の電波対策は、登山道とは異なってくる。KDDIとNTTドコモは、最高峰の剣ヶ峰(3776m)に無線エントランスと呼ばれる技術を用いて、大容量の通信環境を整えている。無線エントランスは一般的に使用周波数帯が高く、KDDIは26GHz帯、NTTドコモは80GHz帯の無線周波数帯を使用している。ドコモはNECのiPASOLINK EXという製品を利用し広帯域を確保して"伝送路"を作り上げている。登山道では、まばらに散らばる登山者を大きく捉える必要があるが、山頂では山小屋周辺に集まる登山客をまとめて収容する必要がある。加えて、登山道からの吹き上げ電波では死角になる部分も多い。こうしたことから、無線エントランスで伝送路を確保した上で、レピーターによる周辺のエリア確保ではなく、バックホール回線を確保した上での基地局によるエリア構築が求められるというわけだ。こうして作られたエリアで速度計測を行ったところ、NTTドコモは下り152Mbps、KDDIにいたっては178Mbpsという見たことのない速度が計測できた。一方で先ほど"印象がやや変化した"と述べたソフトバンクは、下りこそ9.63Mbpsだったものの、上りが数十Mbpsを行ったり来たりという計測だった。やや推測にはなるが、富士山頂ではご来光写真などの撮影も多いため、アップロード品質の安定に努めたのではないだろうか。こうして無事登り切った富士山だが、まさか2年連続で取材するとは考えもしなかった。来年はないと思うが、また難所の携帯キャリアの取り組みの取材があるとすれば、私がおもむくことになると思うので、期待してもらいたい。
2015年07月29日KDDIは、富士山保全協力金を支払った富士山の登山者を対象に、モバイルバッテリーを無償提供する。期間は7月18日から9月10日までで、先着1000セットがなくなり次第終了となる。同社は富士山保全協力金の徴収増と、携帯電話の電池の確保による安全な富士登山を目的にモバイルバッテリーの無償提供を行う。無償提供されるモバイルバッテリーは、Androidスマートフォン、iPhone、iPad(Lightningコネクタ対応のもの)で利用できる。一部USB充電コネクタに対応した携帯電話も利用可能。提供場所は御殿場口新五合目「Mt.FUJI TRAIL STATION」富士山保全協力金支払場所横インフォメーションブース。富士山保全協力金は、富士山の環境保全や登山者の安全対策等を目的として、2014年より実施されている制度で、金額は基本1,000円。子供や障害者は協力可能な範囲の金額となる。
2015年07月16日京都大学は5月26日、3D映像などを観ているときに発生する「映像酔い」時では、右脳と左脳の活動が乖離する現象を発見したと発表した。同成果は同大学大学院人間・環境学研究科の山本洋紀 助教とキヤノンの宮崎淳吾 研究員、明治国際医療大学らの研究グループによるもので、国科学雑誌「Experimental Cell Research」に掲載される予定。「映像酔い」は3D映像やドローン映像などを観て、目の痛みや吐き気、めまいといった症状が発生する状態のことで、医学的には車酔いや船酔いと同じ動揺病の1つとされている。その発生原因はよくわかっていないが、映像の動きを検出する脳部位であるMT+野が関与していると考えられている。今回の実験では14名の被験者に映像酔いを起こしやすい動画と起こしにくい動画を6分ずつ見せ、その間の脳活動を測定した。その結果、映像酔いを訴えた8名の被験者のMT+野では、右脳と左脳の活動が乖離していることがわかった。一方、映像酔いにならなかった6名の被験者のMT+野では特に乖離は見られなかった。MT+野は映像の動きの検出だけでなく、映像酔いの前兆である眼や身体の動きの制御・検出にも重要な部位であることから、今回の結果はMT+野が映像酔いに深く関わっていることを強く示唆するものとなった。今後、研究を進めることで、映像酔いだけでなく動揺病が生じる仕組みの解明が期待されるほか、MT+野の乖離を減少させることで快適な映像を提供する技術の開発につながる可能性がある。
2015年05月26日シーツはどのくらいの頻度で洗っていますか?睡眠環境は清潔に保っておきたいものです。シーツを含め、寝具はどう洗濯するのがいいのでしょうか?正しい睡眠環境の整え方をご紹介します。シーツの洗濯頻度で睡眠環境が変わる!忙しくてシーツを何日も洗っていない……なんて方もいるのではないでしょうか?シーツはパリッとして新しいと、気分もよくなり、ゆったり眠りにつくことができます。睡眠環境を良くするためにも定期的にシーツを洗濯することが必要です。夏場は週に1回、冬場は2週間に1回洗うといいでしょう。やはり夏場は汗をかきやすいのでより頻度を上げて洗濯することをおすすめします。またシーツには加齢臭などの臭いがつきやすいので、気になったら洗っていくようにすると清潔を保っていくことができます。シーツの洗濯方法は?シーツを洗濯するのは意外と大変です。洗濯機に丸めて入れてしまうと、しっかりと洗濯されません。また繊維の一部を傷つけることになります。洗濯機に入れる際には縦に三つ折りにして入れましょう。そうすることにより、シーツを長持ちさせることができます。また、洗剤にもこだわりましょう。刺激の弱い中性洗剤や石鹸などをおすすめします。干す際には直射日光を避けるようにしましょう。紫外線で繊維が弱くなってしまいます。直射日光で干すことで太陽のパワーでふわふわになるようなイメージがありますが、実は逆効果です。シーツの色で睡眠環境をチェンジ!あなたのシーツの色は何色ですか?シーツの色により、睡眠環境は大きく違ってきます。一番質の高い睡眠をもたらす色は青色だと言われています。青色や緑色にはリラックス効果があり、眠るときには最適です。ぜひ青を取り入れてみてください。逆に睡眠環境に適さない色とは何色でしょうか?紫色は精神を刺激する色と言われており、睡眠環境には適していません。また、グレーや茶色もネガティブな感情を起こしやすい色と言われています。あなたの睡眠環境はいかがですか?寝心地に悩んでいる方は、ぜひ寝具の色も変えてみてください。Photo by Mazzali
2015年05月15日イオングループは、1977年から「イオン社会福祉基金」を設立するなど、さまざまな環境・社会貢献活動を実施しているが、そのグループ内企業、イオン九州はさらに地域密着型の社会貢献活動に取り組んでいるという。同社は独自の基金「イオン九州社会貢献基金」を1997年に設立。これは、より地域に密着した活動をしたいという社員の声から設立にすることになったものだという。また、イオン九州は、資金提供や物品提供といった援助活動だけではなく、社員自らが地域に関わるボランティア活動を重視しているという。そのうちの一環が、サンタクロースに扮した社員がクリスマスに福祉施設を訪問する活動。これは、毎年クリスマスに社員が行っていた活動が恒例化したもので、2014年は79カ所の施設を訪問したという。同社代表取締役社長 柴田祐司は、社会福祉活動について、「地域と企業の関わりを考える時、わたしたちがもっとも大切にしているのは、単なる経済的、便利的貢献ではなく、地域のみなさまから必要とされる暮らしに根差した存在になることであり、社会福祉活動もそうした取り組みの中から生まれたものであります」とコメント。また、活動当初から携わってきた社員は「当初は小さかった活動も、実際に地域の方々や子どもたちが喜んでくれている姿に触れ、自然に、自主的に活動が大きく広がっていきました。資金提供だけでなく、こうして実際に地域の福祉施設を訪問することでしか得られない大切なこと。これからも九州のみなさまのお役に立てるよう、活動を継続していきたいです」と話す。一方、数年にわたりサンタクロースの訪問を受けてきた福岡療育センター いちばん星センター長 堤孝子さんは、「今年で4回目だったのですが、子どもたちがとても楽しみにしており『サンタさんにどこから来たの?』とたずねたり、早々と来年のプレゼントをお願いしたりと、大変ほほえましい、楽しい時間を過ごすことのできる貴重な時間になっています。今後も引き続きこの活動を継続してほしいです」と、活動の意義を語った。
2014年12月26日皆さんは、「5S活動」という言葉をご存じですか? 「5S活動」は、職場の環境改善を目的とし、製造現場からオフィスまでさまざまな場所で用いられている言葉です。■「5S活動」とは5Sとは「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seisou)」「清潔(Seiketsu)」「しつけ(Shitsuke)」。この5つの言葉の頭文字である「S」をとって、5Sと呼ばれています。実は5S活動に取り組むことで、業務効率の改善、品質や安全管理の向上、課題の早期発見など、多くのことを得ることができます。これはまさにライフオーガナイズで得られる効果と同じ! 「5S活動」なんて言うと、家庭にはあまり縁がないような言葉に感じられるかもしれませんが、「家の中を片付けたい」と思っているママにとっては、かなり役立つものなのです。そこで今回は、家庭でも実践できる「5S活動」の例を紹介します。■5S活動その1・<整理>まず、必要なものとそうではないものとを分けます。そして、使うもの、大事なもの、記念に残しておきたいものは残し、そうではないものを外に出します。外に出す=必ずしも「捨てる」ではなく、「リサイクル」「人にあげる」「フリマ」といった手段もあります。ここを繰り返すことで、物は厳選されていきます。■5S活動その2・<整頓>整理をして残ったものは、家庭にとって必要なものです。それらを使いやすい場所へ戻してあげましょう。この時に、戻すべき場所がわかるようラベリングをしておくと、その後も戻しやすくなります。■5S活動その3・<清掃>必要なものの定位置が決まり、使いやすい場所にしまわれていくと、掃除もしやすくなってきます。掃除を簡単にするためにも道具をまとめて置いたり、週末にはみんなで水拭きをしたりなんていうものいいですね。■5S活動その4・<清潔>清潔とは、整理・整頓・清掃をキープするということ。ただし、常に隅々まで綺麗に整っていなくてもOK。たとえば、キッチンは毎日片付けるけれど、共有スペースは一定のタイミングで整えるとか、机の上だけは毎日寝る前に片づけるとか、そういったルールを設けてもよいでしょう。■5S活動その5.・<しつけ>整理・整頓・清掃を習慣にできるようにルールを決め、チェックしてみましょう。子どもとチェックし合うならゲーム感覚で○×表を作ったり、パートナーとならでも楽しく続けられるようなご褒美の仕組みを作ったりするのもおもしろいのではないでしょうか。「整頓部の部長はパパ」や「清掃チームは○○君と○○ちゃん」など、家族の中で役割分担してチェックし合うのもいいかもしれません。■5S活動で片付けができる理由は、順番とネーミング5S活動で片付けができる理由は、大きく2つあります。1つ目は、「Sの順番」です。整理 ⇒ 整頓 ⇒ 清掃 ⇒ 清潔 ⇒ しつけ。片付けをする時には、まさにこの順番が大切なのです。片付けは1回だけやればよいというわけではなく、続けていくことが大切です。5Sを覚えて、この順番で実践する習慣をつけてしまえば、快適な住環境がキープできるでしょう。そして2つ目は、「覚えやすいネーミング」であること。「今日は○○運動の日です~!」とか「来週は××週間が始まるよ~」なんていうと、なんだか楽しげなものに聞こえてきませんか? どんなことでも続けていくには楽しむことが大切です。それには、片付ける作業自体に名前を付ける、5Sは大きな効果を持ちます。何の作業をするのか、作業名を言うことで、みんなの意識を共有するのにも一役買ってくれますね。家の片付けにもとっても役立つ5S活動、ぜひそれぞれのご家庭に合わせた5S活動を進めてみてはいかがですか?
2014年12月17日最適な睡眠時間は、人によって差があり、それは遺伝と環境によって決まると言われます。では、遺伝と環境と、どちらの影響が強いのでしょうか?環境を変えることで、体質を変えていくことは可能なのでしょうか?最適な睡眠時間は何時間?皆さんの最適な睡眠時間とは何時間ですか?4時間の方もいれば、9時間寝ないときついという方もいるでしょう。人によって最適な睡眠時間はバラバラです。この睡眠時間の差が生まれる原因としては、体質や生活習慣、気力などが考えられますが、大きく2つに分類できます。遺伝的に決まってしまっている部分と、外部環境によって変えることができる部分です。外部環境に含まれますが、生活習慣は睡眠時間に大きく影響していると考えられます。運動したり、たくさん食べたりした後は眠くなるように、生活習慣によって睡眠時間が変動することを感じた経験は誰しもあると思います。生活環境も遺伝も無視できない一部の研究者は、睡眠時間は生活環境によって変わると主張しています。つまり、生活習慣を変えるだけで、睡眠時間をコントロールできるということです。睡眠時間が長い人も、運動を減らしたり、食事を制限することで、睡眠時間を短縮できるという考えです。しかし、実際のところそうは上手くいきません。実際に最近の研究によると、遺伝による個人の必要睡眠量というのが、適切な睡眠時間を決める上で重要だと考えられています。しかし、どっちが重要かを白黒つけるのは非常に難しく、言えるのは生活習慣も遺伝も無視できない重要な要素であるということです。慢性睡眠不足な日本人が増えている残業が多かったり、帰りが遅かったり、深夜もメールやネットに熱中してしまったりと、慢性的に睡眠不足な人が増えているようです。これは環境の変化の影響もあるでしょう。インターネットを使えば、いつでも誰かと繋がることができますし、ショッピングだってできてしまいます。また、24時間営業のショップや漫画喫茶なども増え、時間に縛られることなく生活できるようになりました。便利ながらもそういった背景があり、睡眠不足の人が増えていると考えられます。もはや、睡眠不足は現代病であるとも言えます。一人一人が最適な睡眠時間をしっかりと確保して生活すべきではないでしょうか。Photo by elizabeth pfaff
2014年11月21日10月30日、東京都千代田区で開催されるデータ保全セミナー「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」では、コニカミノルタ、ITR、デル・ソフトウェアにより、ディザスタリカバリ(DR)や事業継続計画(BCP)など、最悪の事態を想定したITシステム対策について紹介される。明日10月29日18:00申込締切。基調講演では、IT分野専門のリサーチ&コンサルティングを行うアイ・ティ・アールのプリンシパル・アナリスト 金谷敏尊氏が、クラウドコンピューティングを中心に新たな技術基盤が登場するなか、多くの企業が災害や障害復旧に備えたDRやBCPの見直しの時期にきていると訴える。また、「コニカミノルタでのクラウド活用によるDR化の取組」と題した特別講演が同社IT業務改革部ITアーキテクチャグループ マネージャー代理 末崎 琢之氏によって行われる。2011年の大震災以降、同社が取り組んできたBCP/DR施策や今後の計画について講演が行われる。さらに、デル・ソフトウェア テクニカルサービス マネージャ 下館英之氏により、昨今のディザスタ・リカバリとBCPにおけるITの課題と最新の技術動向に関して、重複排除の技術、増加する非構造データへの対応への最新技術について紹介される。そのほか、来場者にはギフトカードが配布される特典も用意されている。詳細は以下の通りだが、明日10月29日18:00が申込締切となっているため、参加希望者は早めの申し込みが必要だ。タイトル:「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」開催日程:2014年10月30日(木)14:00~16:30(13:30受付開始)定員:100名申込締切:2014年10月29日(水) 18:00まで参加費:無料会場:株式会社マイナビ マイナビルーム2F-S(100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル)主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:デル・ソフトウェア株式会社
2014年10月28日新婚生活では睡眠環境が合うかどうかは大事なポイントとなります。軽視しがちですが、新しい生活を始める前に睡眠環境について考えてもらえればと思います。自分たちに合った睡眠環境を整えていきましょう。軽視されやすい睡眠環境夫婦ならば一緒に寝るのが当たりまえ!と日本では考えられがちで、睡眠環境について考えることなく、寝室はひとつと決めてしまってはいませんか?しかし、男女で睡眠環境に求めるものは違っています。例えば、女性の多くは冷え性で寒がり。寝る前にクーラーなどで体を冷やすことを避けたい方もいます。また男性は暑がりで、広いスペースを使って寝たいという人も多いでしょう。センシティブな方は、小さな振動で目が覚めてしまう、という方もいるでしょう。1つのベッドに寝なければいけない、1つの部屋で寝なければいけない、という決まりはありませんので、自分たちに合った睡眠環境を考えてみましょう。どうしたらいい?ベッドのサイズ睡眠環境を整えていくうえで、3つ考えるべきことがあります。1.一緒の部屋で寝るかどうか2.一緒のベッドで寝るかどうか3.ベッドのサイズはどうするか特に1と2についてはじっくり話し合って決めましょう。1を決める際には、部屋の間取りに関わってくることなので、部屋の間取りを決める際に、話し合うべき項目となるでしょう。3のベッドのサイズについてですが、パートナーと2人で寝ている場合のベッドのサイズは、60%以上がダブルかセミダブルのベッドを選んでいるようです。別々の寝室で、一人で寝ている場合のベッドのサイズでも、約30%がダブルかセミダブルのベッドとなっているようです。これはどういうことでしょうか?結局、寝室環境を分けることに別々の寝室で一人で寝ているのに、ダブルかセミダブルのベッドに寝ているのにはわけがあります。もともと一緒に寝ていたけれど、別々に寝るようになり、夫婦の片方がもともとあったダブルかセミダブルのベッドに寝ているという理由がほとんどのようです。つまり、新婚時代はよかったものの、睡眠環境が合わず、結局別々のベッドで寝るようになったのです。先のことも考えて、しっかりとベッドは選びたいものです。また、エアコンの位置やベッドの配置などによっても睡眠環境は変えられるので工夫してみてはいかがでしょうか?睡眠環境だけでなく、新しい生活環境は、しっかり考えたうえで決めていきましょう。Photo by Club Med UK
2014年10月14日今回のテーマは「機体構造の保全・構造管理・寿命管理」である。これも機体がらみの話なので、機体関連の話がいろいろ出てきたところで、あわせて取り上げておこうと思う。○飛行機の寿命は何で決まる?モノにはみんな、何かしらの「寿命」がある。では、その「寿命」はどうやって決まるのだろうか。たとえば、構造的にはまだまだ使えるものであっても、商品性がなくなったとか、陳腐化してユーザーがソッポを向くとかいう理由で、商品としての寿命が尽きてしまう場合がある。そこで鉄道車両でよく行われているように、(物理的な)寿命の中途で延命を兼ねたリニューアルを行い、商品性の維持を図るケースもある。ただ、飛行機の場合にはこうしたケースは多くないようだ。飛行機の場合、飛べなければ仕事にならないので、その「飛ぶ」ための機能を実現する主翼、あるいは人やモノを収容する胴体部分の構造強度が最大の問題になる。飛行に際してはさまざまな負荷がかかるし、機内を与圧していれば、飛行の際にかかる負荷に加えて機体内外の圧力差による負荷も発生する。そうした負荷が機体構造材を劣化させて、使用に耐えない状態になると「寿命」である。そして、「寿命」を示す具体的な指標としては、「累計飛行時間」が用いられることが多い。だから、激しい機動飛行を行う戦闘機は旅客機よりも寿命が短い。飛行に際して機体にかかる負荷が桁違いだからだ。戦闘機の寿命は一般的に、累計飛行時間4,000~8,000時間ぐらいとして設計するから、2時間のフライトを2,000~4,000回やれば終わりである。その旅客機でも、頻繁に離着陸する機体は機体内外の圧力差が変動する回数が増えるので、それだけ機体構造材が劣化しやすくなる。つまり、累計飛行時間が同じであったとしても、国内線で頻繁に離着陸を繰り返している機体と、国際線で少ない離着陸しかやっていない機体とでは、当然ながら前者の方が寿命が短い。ボーイング747が日本国内線専用のSRモデルを用意した所以だ。逆に、飛行に伴う構造負荷が少なく、かつ機内を与圧していない、たとえばヘリコプターや軽飛行機は長持ちするといってよいだろう。○しかし実際には……と、ここまでは理屈・建前の話である。実際のオペレーションでは、負荷のかかり方も、離着陸の回数も、個々の機体ごとに差が生じるのは避けられない。そして、機体構造に負荷がかかる原因がいろいろある以上、その原因ごとの比率の軽重によって機体構造の劣化状況に違いが生じることもまた、避けられない。にもかかわらず、機械的に「累計飛行時間がこれこれに達して設計上の上限を超過したので、用途廃止にします」というのは、いささか不経済な話だ。そこで、個々の機体ごとに運用状況や構造材の劣化・疲労状況を監視してデータをコンピュータで管理することで、ギリギリいっぱいまで使い倒そうという考え方が出てきた。その典型例が、軍用機の世界で広く用いられている「機体構造保全管理プログラム(ASIP : Aircraft Structural Integrity Program)」である。航空自衛隊のF-4EJファントムII戦闘機が未だに現役を続けていられるのは、ASIPによって細かく寿命管理を行っていることと、それを受けた整備補修サイドの努力のおかげだ。といっても、早いところ後継機のF-35Aが出揃って欲しいところだが……おっと、閑話休題。その辺の考え方をさらに推し進めると、機体構造材にかかる負荷データを常に収集し続ける、という考え方につながる。そこで登場するのが、HUMS(Health and Usage Monitoring System)だ。つまり、機体構造材の各所にセンサーを取り付けておいて、飛行の際にかかる負荷データを収集・記録する。そのデータを地上のコンピュータに取り込んで管理することで、より精確な構造管理・寿命管理を行えるという仕組みだ。近年では、このHUMSによる構造管理体制が整っていることをアピールして、売り物にしている機体も存在する。それぐらい、「一度買った機体は寿命いっぱいまで使い切りたい」というユーザー側のニーズがあるということなのだろう。○それでも駄目なら替えてしまえここから先は余談である。ASIPを使おうがHUMSを使おうが、機体を飛ばしていればいつかは寿命が来る。しかし、予算上の理由などでおいそれと代替ができなかったらどうするか。そこで登場するのが延命改修である。といっても、エンジンや電子機器なら外してすげ替えれば済むが、機体構造はどうするか。実は、老朽化した機体の機体構造材をすげ替えた事例は案外とたくさんある。具体例をいくつか挙げてみよう。B-52爆撃機 : 機体外板を張り替えF/A-18戦闘機 : 中央部胴体をまるごと新品に交換P-3C哨戒機 : 主翼や尾翼の構造材を新品に交換(一部は外板の張り替えのみ)AH-1W攻撃ヘリ : 胴体の前半部だけ新品に交換「そこまでして使うのか」と呆れられそうだが、何かの事情があって新品を買えなければ、こうするしかない。面白いところでは、空中接触事故を起こして損傷したF/A-18の前部胴体を、カナダで発生した中古同型機(こちらも事故機)の前部胴体と交換した「ニコイチ・ホーネット」の事例がフィンランドにあった(ちなみに現地では「フランケンホーネット」といった)。これで使える機体が1機増えて万々歳……と思ったら、完成からほどなくして墜落事故を起こして、今度は本当に喪失してしまうという悲しいオチがついた。○執筆者紹介井上孝司IT分野から鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野に進出して著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。「戦うコンピュータ2011」(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて「軍事研究」「丸」「Jwings」「エアワールド」「新幹線EX」などに寄稿しているほか、最新刊「現代ミリタリー・ロジスティクス入門」(潮書房光人社)がある。
2014年06月30日環境保全・社会貢献の取り組みを紹介P&Gは、2012年度(2011年7月~2012年6月)のサステナビリティ活動(持続可能な社会の実現を目指した環境保全と社会貢献活動)をまとめた「サステナビリティ・リポート 2012 日本版」を発行、WEBサイトで公開した。5カ年目標の最終年としての実績と2020年に向けた新たな目標を紹介リポートは、世界約180カ国の消費者に製品を提供するP&Gグループが世界規模で取り組む環境保全、社会貢献への取り組みを、日本での活動実績とともに紹介。本年は 2007年にグローバルで定めたサステナビリティ5カ年目標の最終年であり、目標に対する実績を紹介するとともに、衣料用洗剤のコンパクト化による環境負荷低減や製品パッケージを再生可能材料に換えるなど、製品における環境保全の試みや、国内3工場における5年間の取り組み内容を紹介。また、社会貢献活動として、子供支援をテーマとして世界各国で行う活動事例なども紹介している。さらに、次の目標設定年である 2020年に向けて、新たな目標と取り組み事例も記載。引き続き、サステナブルな社会の実現に世界規模で貢献することを目指すとしている。元の記事を読む
2012年12月23日ジェーシービー(以下JCB)はこのたび、富士山の世界文化遺産登録と環境保全を応援するため、JCB ORIGINAL SERIES(※1)およびJCBビジネスカード(※2)に富士山デザインのカードを新たに追加し会員募集を開始した。また12月18日からはOki Doki ポイントプログラムの交換・応募商品ラインナップの寄付コース「ポイントチャリティー」に、認定NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」(以下国民会議)などが運営する「富士山基金」を追加すると発表した。富士山の世界文化遺産登録については、2007年1月に国連教育科学文化機関(以下ユネスコ)の暫定リスト搭載が決定し、静岡県・山梨県や関連する自治体、関係省庁などが一体となって準備を進めた結果、今年の1月には日本国政府からユネスコへ「富士山推薦書」が提出され、世界文化遺産登録へ向けて大きく前進した。今後は、2013年6月に開催されるユネスコ世界遺産委員会にて登録の可否が審議される。JCBではこうした活動を応援するため、富士山の再生を通じ日本を元気にすることを目指す企業連携プロジェクト「富士山ルネッサンスプロジェクト」(以下ルネッサンスプロジェクト)、国民会議、「富士山世界文化遺産両県県民会議」に協賛・参画している。このたび下記2点の取り組みを通じて、富士山の世界文化遺産登録と環境保全を応援する。JCB ORIGINAL SERIESに、特別デザインとして葛飾北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」(通称赤富士)をモチーフにした「富士山浮世絵」(一般カード)や、朝日に染まる雲海に立つ富士山を上空から撮影した「富士山空撮」(ゴールドカード、一般カード)を追加。またJCBビジネスカードのラインナップにも「富士山」デザインを追加。いずれのカードにもルネッサンスプロジェクトのロゴを表示国民会議や静岡県・山梨県などが運営する「富士山基金」へ寄付ができるコースをOki Doki ポイントプログラムの交換・応募商品「ポイントチャリティー」に追加し、富士山の保全や世界文化遺産登録をサポートしたいJCB会員からの寄付を受け付ける。クレジットカードで貯まるポイントで「富士山基金」への募金が可能になるのは同件が初とのこと今後もJCBは社会や環境に貢献する企業として、ルネッサンスプロジェクト、国民会議、県民会議との連携・協業のもと、富士山の世界文化遺産登録や環境保全に努めるとともに、顧客に満足してもらえる商品やサービスの開発に取り組んでいくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日セブン銀行は8日、同社の環境プログラム「ボノロンの森環境活動」の中で、NPO法人ホールアース研究所およびNPO法人富士山クラブへ寄付金を贈呈した。寄付金は「環境NPO団体応援クリック募金」(実施期間:6月1日から6月30日)に、多くの顧客が参加・協力をし寄せられたもので、合計額は31万2734円(31万2734クリック)。この寄付金はそれぞれ15万6367円ずつ、NPO法人ホールアース研究所およびNPO法人富士山クラブに届けられ、9月8日に行った同社の環境プログラム「ボノロンの森環境活動」の中で贈呈式を行い、同社の副会長兼CSR ・環境委員長の若杉正敏氏が各団体の代表者へ目録を贈呈した。ボノロンの森環境活動とは、自然を慈しむ心の醸成を目的に、毎年富士山の麓の森で「自然体験プログラム」と「清掃活動」を従業員とその家族で2008年より行っており、今年で第5回目となる活動が9月8日に山梨県で実施された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日大同火災海上保険は21日、地球環境保全のためのエコプロジェクトの取組みの一環として行っている、沖縄県のサンゴ礁保全・再生活動団体への3回目の寄付を実施したと発表した。同社は2011年4月より、地球環境保全のためのエコプロジェクトとして「島エコプロジェクト-LOVE OKINAWA ECO PROJECT」を始めている。このプロジェクトは、契約者と一体となって地球環境について考えていくとともに、沖縄の美しい自然環境を将来の世代に残していくことをコンセプトとしている。同社はその取り組みの一環として、「Web約款」(契約後に郵送する約款を従来の冊子型に代えて同社のホームページを閲覧する方法)の利用促進および地球環境保全への貢献目的に、「Web約款」の選択件数に応じて同社より沖縄県の「サンゴ礁保全・再生活動」を行う団体「NPO法人アクアプラネット」に寄付支援を行うこととしている。そして今回その第3回目の寄付を実施することとなった。同社自動車保険契約の1月1日から3月31日申込分のうち「Web約款」を選択した2万7246件が寄付対象契約となり、サンゴ約272本に相当する寄付を実施した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日損保ジャパンは、同社が2011年4月から実施している、希少生物種等の生息地保全を目的とする環境保全活動「SAVE JAPAN プロジェクト」の対象地域を全国47都道府県に拡大して展開することを発表した。「SAVE JAPAN プロジェクト」とは、自動車保険加入時にWeb約款を選択すると、保険料の一部が環境NPOなどの各地のNPO団体に寄付されるというもの。寄付金は、各地域の特性にあわせて、希少生物種の棲む自然環境を守る活動に充てられる。2011年度は、北海道、青森、山梨、茨城、新潟、石川、愛知、大阪、兵庫、岡山、高松、大分の全国12か所で34回活動を実施し、約1,500人の地域住民らの参加があった。今年は、NPO団体全体の事務局である日本NPOセンターと連携し、活動を47都道府県に拡大。北海道霧多布のタンチョウ、栃木県のオオタカ、山口県のオオサンショウウオ、熊本県のムササビ等の自然環境保全活動を行う予定としている。プロジェクトの参加募集、実施報告等、活動の詳細については、専用サイトで順次公開していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日10団体に約300万円損保ジャパン環境財団が、環境問題に取り組んでいるNPOなどを対象とした『2010年度環境保全プロジェクト助成』の助成先を決定した。10団体に約300万円が贈呈される。同プロジェクトは、環境に関連した分野の人材育成や、環境問題の解決を進めていくために行われているもので、10年度は54件の応募が寄せられた。※画像はイメージ実績や経過報告を助成には、2年以上の活動実績があることや、プロジェクトの実施状況を適正に報告できること、2010年度中に開始されるもの、もしくはすでに開始されているもの、などの諸条件を満たす必要がある。今回助成が決まった団体は、東京都から沖縄県にまで及んでいる。うち東京都大田区のNPO『環境文明21』は、プロジェクト名『都市と農村との連携でつくる環境と健康に配慮した「食と農」の実践活動』で30万円の助成が決定。また福岡県久留米市の『ヒナモロコ郷づくりの会』は、『ヒナモロコが生息する豊かな郷づくり』をプロジェクトとして、30万円の助成を受けることとなった。
2011年02月08日ラムサール条約の湿地を中心に三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保など、多数の保険会社をグループに持つMS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社が、湿地の保全活動を展開している。「MS&ADラムサールサポーターズ」と名付けられたこの活動は、ラムサール条約に登録された湿地を中心として、水辺の環境保全活動を推進するというもの。※画像はイメージ谷津干潟からキックオフ本年10月17日には、千葉県の谷津干潟で同サポーターズのキックオフイベントが開催。社内公募によって決定された「MS&ADラムサールサポーターズ~いのち・つなげる・水辺から~」をスローガンとして、同社の江頭社長を筆頭に、グループの職員と家族など、およそ100名が参加した。当日は、マスコットキャラクターである「ミズベエ」と「ヒガタン」のポイントされたTシャツを着用し、子どもたちは干潟のごみ拾いをしつつ、生息する生き物たちの観察。大人は淡水池でアカウキクサなどの除去活動を行った。同社は12月4日までに、同様の活動を全国の8か所で実施。今後も全国的に活動を推進していきたいとした。
2010年12月29日保全と給付関連で6割超えるAIGスター生命は24日、2010年度に寄せられた苦情の件数と事例を公表した。第1四半期から第2四半期にかけての苦情件数は、それぞれ4,120件と4,127件となり、合計で8,247件であった。寄せられた苦情で1番多かったのは、「保全関係」の2,852件。これが全体の34.6%を占めた。次いで「保険金・給付金関係」が2,446件で29.7%。それから「その他」が1,379件、16.7%と続いた。同社における各項目の分類基準は下記の通り。保 全 関 係・解約を依頼したが、まだ書類が送付されてこない。・契約が自動更新になることを聞いていなかった。保険金・給付金関係・満期保険金の書類が届くのが遅い。・入院等給付金の手続きに時間がかかる。そ の 他・加入後のアフターフォローがない。・『ご契約内容のお知らせ』や『年次報告書』では契約内容がわかりにくい。※画像はイメージ1千件を超えたのは2つさらに各項目の詳細を見ていくと、「保険金・給付金関係」の「満期保険金・年金等」が1,347件で、詳細分類では最多となった。2番目が「保全関係」の「解約手続」で1,267件。この他には「入院等給付金支払手続」に関するものが823件、「口座振替・郵便振込」の項目が408件、新契約に関する「説明不十分」が170件などとなった。
2010年12月26日より良い子どもの療養環境を目指してマニュライフ生命保険株式会社と特定非営利活動法人「子ども健康フォーラム」、社会福祉法人「中央共同募金会」の3者が協同して取り組んでいる、「マニュライフ生命 子どもの療養環境改善寄付金」の贈呈式が11月28日に行われた。マニュライフ生命は2005年より、同社の職員や社内募金によって寄付を募り、集められた寄付金を中央共同募金会を通して、子ども健康フォーラムへと寄贈。全国の子どもが入院・通院する施設に対し、子どもの療養環境をより良くするためのアイデアを募集して、昨年までに34件の助成を行っている。※画像はイメージ11件が助成先に本年も選考を通過した11件のアイデアが支援対象となり、28日のイベント「第15回21世紀愛知の子ども健康フォーラム」にて晴れて発表・贈呈式となった。主な贈呈先には下記のような施設が名を連ねた。・国立病院機構大阪医療センター小児科病棟「ココロもカラダもゆったりルーム」・JA 神奈川厚生連相模原協同病院「おうちのようにリラックスしよう~自分らしく過ごせるような癒しの空間~」・国立病院機構埼玉病院3S 病棟保育士こんぺいチーム「GO!HAPPY!GO!」
2010年12月04日CSRレポート2010を発行あいおいニッセイ同和損害保険は22日、CSR取組みの報告資料である「あいおいニッセイ同和損保CSRレポート2010」を発行したことを発表した。10月1日の合併後初の発行となる。今回発行したレポートでは、新会社におけるCSR経営の考え方や具体的な取り組み掲載しており、Webでも公開しているとのこと。レポートの概要レポートでは、新会社のCSR経営の考え方についてインタビュー形式で掲載している「トップコミットメント」や、新会社として果たしていく責任、09年度の社会貢献活動ならびに環境保全活動の取り組み実績などを紹介している。また、専門家の評価として、NPO法人サステナビリティ日本フォーラム代表理事/NPO法人社会的責任投資フォーラム代表の後藤敏彦氏からの意見も掲載しているとのこと。
2010年10月26日