「生後2カ月」について知りたいことや今話題の「生後2カ月」についての記事をチェック! (3/14)
米国オハイオ州にあるメキシカン料理チェーン「チポトレ」で、従業員に嫌がらせと暴行を行った女に有罪判決が下った。判事は被告の女に、刑期を短くしたいなら2カ月間ファストフード店で働くよう命じた。FOX8などが報じている。今年9月、オハイオ州パルマのチポトレでローズマリー・ヘイン被告(39)は注文したブリトーボウルの見た目が気に入らないとカウンターに怒鳴り込み、従業員のエミリー・ラッセルさんの顔をめがけて熱いボウルの中身をぶちまけた。その様子は居合わせた客によって撮影されており、裁判ではそのビデオが上映されたという。被害者のラッセルさんは顔に火傷を負い、ショックで既にチポトレを退職しているという。ティモシー・ギリガン判事は「ブリトーボウルが自分の思ったものではなかったというだけでこのようなことをするのですか?」と問いかけた。そして、主婦のバトルを題材としたリアリティ番組『リアル・ハウスワイフ』をもじり、「これは『リアルハウスワイフ・イン・パルマ』ではないんですよ。このような行為は許されるものではありません」と諭した。判事はヘイン被告に罰金刑に加え、180日間の服役を命じたが、「あなたは刑務所の食事では満足できないでしょう。ファストフード店で2カ月間、週20時間働くことに合意すれば、刑期を60日免除します」と救済策も提示。ヘイン被告はこれを受け入れたそうだ。
2023年12月07日私は、2人の子どもの母親です。長女がおなかにいるときから生後3カ月くらいまで、なぜか長男に抱きつかれると嫌な気持ちになりました。今回はそのときに抱いていた気持ちをお話ししたいと思います。 なぜか嫌な気持ちになる2人目の妊娠がわかったとき、長男はまだ1歳でした。医師から長男を抱っこするときは座ってするようにアドバイスを受けていました。気をつけていたのに、妊娠15週で切迫流産になってしまい入院。退院してからはずっと安静生活。長男は平日私と家の中で過ごす日々でした。 まだまだ甘えたい時期の長男は、横になっている私の上に乗ろうとしたり、抱きついてきたりしました。妊娠する前は幸せな時間だったのに、なぜかすごく嫌な気持ちになってしまったのです。 抱っこしたいのにできない長男がおなかに乗ろうとすると「おなかに赤ちゃんがいるからびっくりしちゃうよ」と言い、抱きつこうとすると「ママ、体が痛いから抱っこできないんだ、ごめんね」とその都度話しました。しかし寝かしつけはどうしても座って抱っこか、添い寝してトントンしなければならず……。 長男は家でずっと過ごしているので体力も有り余り、寝かしつけに2時間かかったこともありました。ずっとくっついているのが嫌なのに、長男がなかなか寝てくれないと「もういい加減にして!」と大声を出してしまったことも……。やっと眠った長男を見ながら、私はどうしてこんな気持ちになってしまうのかと落ち込みました。 悩む私を見ていた夫夫には私の気持ちを特に話さずにいたのですが、私の様子を見て何か感じたようで、「最近なんかおかしいよ、長男がかわいそうだよ」と言われ、私自身もつらいことを話しました。 それからは夫が家にいる間はなるべく長男と過ごしてくれ、寝かしつけも最後は私でなければ寝られませんでしたが、途中までは夫が協力してくれるようになりました。長男も夫に甘えてから私のところにくるからか、抱っこせず背中をトントンするだけで眠ってくれる日もあり、夫の協力はとてもありがたかったのです。 出産すると私も動けるようになり、妊娠前と変わらず抱っこしても嫌な気持ちにはならなくなりました。長男は焼きもちをやいて叩いたりすることもありますが、赤ちゃんのために手伝ってくれたり、頭を撫でたりしている姿を見ていて、愛おしく感じています。 著者:八木さつき/女性・主婦。2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠や出産、子育てに関する体験談を執筆している。作画:ムチコ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月03日2歳半と生後8カ月の男の子2人を育てている私。長男は最近「抱っこして!」と、抱っこや一緒に何かすることを求めてくるのです。私のそばから離れたくないかのように引っついて、家事ができないほど。最初は「次男に嫉妬していて満たされていないのかな」と思い、要求に応えて抱っこしていました。しかし、長男の訴えは強まるばかり。ある日、幼稚園の面談へ行ったとき、先生に相談してみました。すると先生から驚く言葉が返ってきたのです……。起きてすぐに「抱っこ」を求める長男2歳半の長男は、起きると「抱っこ!」、遊びに飽きては「抱っこ!」と私の家事ができなくなるほど抱っこを求めてきます。最初は次男ばかり抱っこしているから次男に嫉妬しているのかなと思っていました。そこで、長男と過ごす時間を増やしたり、気づいたら抱っこをしたりしていました。 しかし、状況はまったく変わらず、長男の「一緒にいたい!」という言動は強まるばかり。家事も滞るし、最終的にしつこい長男を叱ることも増え、私は悩んでいました。 幼稚園の先生の言葉そんな矢先、今後通う予定の幼稚園の先生との面談がありました。面談では幼稚園の中を見せてもらえました。初めて幼稚園を見学した長男。この幼稚園に通うということを理解しているようで、希望に満ちた笑顔で目がキラキラと輝いていました。 そして、私は最近の長男の様子を先生に相談してみました。すると先生からは「嫉妬ではなく、この年齢だと誰かと一緒に作業をしたい気持ちが強まっているのかもしれませんね」と、予想もしない言葉が返ってきたのです。 一段と成長していた長男先生の言葉を聞いてから、長男の行動をよく観察してみました。すると、長男は外に行くといつもお友だちを探していました。そして積極的にお友だちの近くに寄って一緒に遊び、夫と畑仕事をしているときはお手伝いをしたがっていたのです。 私は「成長している証拠だ。何でもいいから誰かと一緒に作業がしたいんだ」と気づきました。それから、私はできるだけ長男と一緒に家事ができるようにいろいろ考えました。今では一緒に洗いものをしたり洗濯ものを干したりしています。 長男は誰かと一緒に何かをする喜びや楽しさを知っていて、それをしたかったのだと気づいてから私は猛反省しました。今でも長男は「抱っこ」と甘えてきますが、以前のようなしつこさはありません。毎日の何でもないことを私と一緒にするだけで、とても満足そうな顔をしています。お手伝いを楽しんでくれている今の時間を大切にしていこうと思います。 著者:岩見エリ/女性・主婦。2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月01日長男の1カ月健診が終わり、実家から自宅に戻ってほぼワンオペの生活がスタート。生後2カ月あたりに起きた出来事です。心配性の私はベビーセンサーを購入したのですが、それによって思いもよらないことが起きてしまいました……。後悔している衝撃の出来事 ※訂正:(誤)取ってしまう→(正)止まってしまう 子どもの安全を守るための機器を購入したはずなのに、それに気をとられた結果、子どもにけがをさせてしまったこの出来事。数年たちましたが、ふっと思い出すことがあります。そして今でも後悔しています。この失敗以降、床にはジョイントマットを敷き、ベッド以外に寝かせる際はマットの上に寝かせるようになりました。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。大人用のベッドやソファなどで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。また、ベビーベッドの柵も、お世話していないとき以外はしっかり上げておく必要があります。安全対策をしっかりおこなって赤ちゃんが転落しないよう注意しましょう。※「#8000」は厚生労働省の「子ども医療電話相談事業」のこと。 監修/助産師 松田玲子著者:ぶりさしフルタイムで働きつつ7歳と5歳の男兄弟を育てるワーママです。今年の夏頃からSNSへ育児マンガの投稿を始めました。
2023年11月29日娘が生後5カ月になったころ。今日はひとりでご機嫌に遊んでいるなと微笑ましく思っていたのですが、見に行くとヒヤッとする事態になっており……。焦ってすぐに駆け寄りました。 機嫌よく遊んでるときほど…娘が生後5カ月になったとき。珍しくひとりでご機嫌に遊んでいるなと思い、横目で様子を見ながら家事を片付けていました。いつもならすぐに飽きて泣き出すのですが、その日はご機嫌の時間がとても長く……。 新しいおもちゃを買ったっけ? と思いながら娘のところへ行くと、スマホの充電コードでニコニコと遊んでいます。よく見ると、コードを首に巻いてかじっており……。コンセントにはつなげていませんでしたが、窒息の危険もあるのでドキッとしました。 誤飲には注意を払っていましたが、コード類は気にしていなかったことを反省。すぐに子どもの手が届かない場所に移しました。 ◇ ◇ ◇ 子どもが機嫌よく、静かにしているときほど何かをやらかしていたりしますよね。ティッシュを箱から全部出していたり、壁に落書きをしていたり……。今日は静かでラクだなと思ったときほど、子どもの行動に注意を払いたいですね。 著者:オオハシカズコ/20代女性・主婦。23歳で一児のママに。初めての育児に奮闘している。イラスト:シュー子 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年11月22日娘が生後6カ月を過ぎたころ。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。ある日、娘と義姉宅へ遊びに行ったのですが、そこでも大声で泣き始め……。咄嗟の行動に義姉と義姉の夫をびっくりさせてしまいました。 娘と義姉宅へ。大声で泣き出してしまい…娘が生後6カ月くらいのとき。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。当時の私は、「泣かせること=かわいそう=悪」のように思っており、娘が大声で泣くたびに「早く母乳をあげで泣き止ませなくちゃ」と必死でした。 あるとき、娘と一緒に義姉の家へ。楽しい時間を過ごしていた矢先、娘がいつものように大声で泣き叫び始めました。「ご近所さんにも迷惑になってしまう……!」と焦った私は、その場でシャツのボタンをはずし、肩は丸出しで授乳を始めてしまったのです。 義姉夫婦の目の前で……いくらなんでも突然脱ぎだすなんて、思い出すだけで顔から火が出そうです。周りが見えていない私に代わり、義姉がそっとブランケットを私の肩にかけ、義姉の夫は自然と席を外してくれていました。2人の優しさに感謝です。 それからは授乳ケープを持ち歩き、授乳する場所を考えるなど最低限の配慮をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんは泣くことで気持ちを表現していると言いますが、思わぬ場所で大声で泣き始めると赤ちゃんの気持ちを察することよりも「早く泣きやませなきゃ!」に意識が集中しますよね。急いで授乳する気持ちもわかります。ママたちが大らかな気持ちで子育てできるよう、赤ちゃんの泣き声に寛容な世の中にしていきたいですね。 作画/さくら著者:さとうまみ2児の母。栄養士の仕事に励むかたわら、在宅にて記事執筆にも挑戦中。
2023年11月21日現在4歳と2歳の子どもたちが2歳と生後8カ月のころ、注文住宅を建てることになり、ハウスメーカーと打ち合わせをしていた私たち。しっかり話し合いたいところですが、遊びざかりの子どもたちは当然じっとしていてくれず、私や夫が席を立たなければならない場面もしばしば。そんな子どもたちへの対応をきっかけに、私と夫の意見は対立することに。夫婦と言えども「報告・連絡・相談」が大切だと気づく経験になりました。 スタッフさんに任せきりにはできない!ハウスメーカーとの打ち合わせのとき、子どもたちを見ていてくれるスタッフさんがいたので、はじめは安心していた私と夫。しかし私は、そのスタッフさんが妊婦さんであることに気づきました。当時子どもたちは2歳と生後8カ月。特に上の子はすぐに走り回るので、妊婦さんだけで面倒を見るのは負担が大きいはずです。 私はスタッフさんに見てもらいながらも、子どもが走り出したり、他の子とおもちゃを取り合ったりしたら席を立つようにしました。しかし夫は打ち合わせに集中しているのか、ほとんど子どもたちのほうを見ません。 意見が対立! 夫の言葉に苛立つ私その後私たちは、キッチンのメーカーについて意見が分かれてしまいました。いつも打ち合わせでいろいろなことを決めているのは夫なのだから今回は私に譲ってほしいと言いましたが、夫は「そっちが子どもにばかり構って打ち合わせに参加しないからだろ。スタッフさんがいるんだから任せればいいのに」と不満そうに言ったのです。 「あなたが全然子どもを見ないからでしょ!?」と私は苛立ち、しばし冷戦状態に。そこで私はふと、夫はスタッフさんが妊婦さんだということや、他の子と揉めることもあると気づいていないのではないかと考えました。 言葉にして初めてわかる相手の考え冷静になって話してみると、やはり夫はスタッフさんのことなどに気づいておらず、驚いていました。私も、夫は打ち合わせに夢中で子どもたちのことを見ていないと思い込んでいましたが、夫は「家は大きな買い物だし、家族のために中途半端な打ち合わせはできない」と責任を感じていたのです。 お互い相手の考えを理解していなかったと謝り、関係は改善。その後の打ち合わせでは、夫も積極的に子どもたちの様子を見てくれたり、私に意見を聞いてくれたりするようになりました。 夫婦と言えども、1つのことに対して違った視点を持っているということを私たちは忘れていました。感情的になるのではなく、冷静に話し合うことで相手の考えを理解できました。今ではどんなことも「報告・連絡・相談」が基本と考え、私たちは小さなことでも言葉にし、話し合うようにして良い関係を築いています。 著者:香川えりか/女性・主婦。4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。作画:山口がたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年10月29日現在2歳8カ月の娘がちょうど2歳になったころ、イヤイヤ期が始まりました。イヤイヤ期は大変だと周囲の人から聞いてはいましたが、実際は想像以上につらく、私は心身ともに疲れ果ててしまいました。その後、なんとか私は娘のイヤイヤ期を乗り越えることができたのですが、今回はそのときのエピソードをご紹介します。 2歳の娘がイヤイヤ期に娘が2歳になったころイヤイヤ期が始まりました。「お風呂に入ろう!」と言うと、お風呂と反対方向に走っていったり、着替えを嫌がって、なんとか着替えさせてもすぐに服を脱いでしまったり……。 食事も嫌がってあまり食べず、1日中娘のイヤイヤが続き、以前のように物事が順調に進まなくってしまいました。こんな日が何日も続くと私は心身ともに疲れてしまい、少し娘と離れたいとすら感じるようになってしまいました。 言葉の発達とイヤイヤ期娘のイヤイヤ期が始まってから1~2カ月経って、仕事と育児の両立に行き詰ってしまった私は、娘を連れて2カ月ほど実家に帰省することに。実家に行ってすぐのころは、娘はやはり食事、着替え、お風呂すべて拒否することが多かったです。ただ、祖父母がたくさん娘に話しかけてくれたことで、娘は言葉が伸びて自分の気持ちを少しずつ言葉にして表現できるように変わっていきました。 相手の話している言葉も、少しずつ理解ができるようになったようでした。それからは、娘は着替えのときに「こっち!」と自分が着たい服を指定したり、食事のときに「ふりかけ!」と食べたい物を言葉にしたりできるように。自分の意見が通ったことで娘は満足したようで、少しずつ着替え、食事がスムーズに進むようになっていきました。 娘との接し方を見直して以前の私は、「イヤイヤ期が過ぎるのを待つしかない」と考えていました。しかし、実家で祖父母がたくさん遊んでくれたことで、娘はとても明るく活発になって精神的にも安定して、イヤイヤすることが一気に減りました。この様子をみて、娘の気持ちをうまく読み取れるようになれば、イヤイヤは落ち着くのかも知れないなと考えるように。 それからは私は、娘とコミュニケーションを取る時間を増やしたり、言葉が発達するようにたくさん話かけたりしました。娘は言葉の成長とともに自分の気持ちを言葉にできるようになって、イヤイヤやかんしゃくはかなり減っていきました。 娘は、うまく自分の気持ちを表現できないイライラがイヤイヤとなって表れていたんだなと思いました。コミュニケーションの時間を増やし、言葉の発達に力を入れたところ、娘は自分の気持ちを言葉で表現できるようになり、イヤイヤすることが一気に減りました。現在イヤイヤ期は落ち着きましたが、今後も娘の気持ちを汲み取ることは大切にしていきたいなと思っています。 著者:本田 ひな/30代女性・主婦。2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。作画:miyuka ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年10月13日生後2カ月から始まった娘の人見知り。「ママ以外はイヤ!」とでも言うかのように、私の両親や義両親はもちろん、パパですら拒否するようになっていました。そして、保育園への入園が決まり、人見知りを克服していないことへ不安を感じていた私。初日に先生から聞いた娘の様子とは……。 早く始まった人見知り、ママ以外は受け付けず!? 一般的に人見知りは生後5カ月~11カ月ごろから始まると言われていますが、わが家の娘は周りよりも少し早い生後2カ月からスタートしました。当時はコロナ禍で娘と外出しておらず、自宅にこもりっきり。気づいたら娘はパパにまで人見知りしていて、私以外の人に抱っこされるのも大泣きして拒否するようになっていました。 そして、生後10カ月のとき保育園入園が決定。「このままではよくないかも……」と人見知りを完全に克服していない娘に対して不安を感じていたので、少しでも人に慣れるようにと毎日違うオープンスペースへ通いました。最初は、泣いたり固まって動かなかったりしていましたが、徐々にその場を楽しめるように。人に慣れてきた娘はママ以外の人に対して恐怖心がなくなったのか、パパや両親、義両親に対しての人見知りも自然となくなりました。 登園初日、娘が泣いてしまうかもと少し不安でしたが、結果的に涙を流すことなく帰宅。その後も毎日元気に登園してくれました。そして、先生にも泣かずに元気だと言ってもらえるほどに! 1歳5カ月になった今では保育園が大好きになり、人見知りも克服しています。コロナ禍なので自宅にこもりぎみなのは仕方ありませんでしたが、買い物やオープンスペースへ積極的に連れ出し、人に慣れる機会を作ってよかったと思う出来事でした。 ※人見知りについて一般的に人見知りは生後5カ月~11カ月ごろから始まると言われています。人見知りの原因ははっきりとは解明されておらず、いつも接してくれるママやパパなどは見慣れた人という認識ですが、認知能力が発達することにより、人を区別できるようになったことが原因だと考えられています。人見知りは、赤ちゃんの認知能力の成長に伴って現れるものなので、無理に人見知りをやめさせようとする必要はありません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 <参考>赤ちゃんの人見知りをする時期はいつ?対処法は?しなくなるのはいつから? 作画/Pappayappa監修/助産師 松田玲子著者:倉岡えり
2023年10月12日私には現在6歳と1歳、生後0カ月の子どもがいます。下の2人は年子で出産。1歳1カ月しか離れていないので、出産直後は赤ちゃんが2人いるような状態でした。平日はワンオペ育児をしていたので、子ども1人ひとりに十分な時間を割けず、心の中で「ごめんね」と思う日々。私は次第に「本当に年子で出産してよかったのかな?」と思うようになっていったのです。 上の子に全然構ってあげられない毎日1人目と2人目は5歳差なので、2人育児とはいえまだ余裕がありました。一方で、2人目と3人目は年子であるため、5歳差育児とは大変さが全然違いました。0カ月児と1歳児のお世話をしていると、長男の相手をする時間は全然ありません。毎日寂しい思いをさせて、このままでいいのだろうかと悩む日々。 遊んでほしいのに、全然構ってもらえなくてグズグズしがちな長男に私は怒ってばかりで、毎日ごめんねと思っていました。 本当に年子で出産してよかったの?2人目はまだ1歳。たくさんママに構ってもらいたい時期ですが、0カ月児がいるため思う存分抱っこしてあげられません。まだ1歳なのに我慢させてばかりで、心苦しく感じていました。 わが子は3人ともすごく愛しい存在ですが、もっと年齢差をあけて1人ひとりをじっくり見てあげたほうがよかったのかなと、何度も悩んだ私。しかし、そうはいっても、もう後戻りはできません。どうしたらもっと子どもたちと深く関わっていけるだろうと模索していました。 次第に、心に余裕を持てるように3人目の出産直後から、ごめんねと思うことが多い日々を送っていましたが、産後6カ月くらい経ったころ、少しだけ慣れて余裕を持てるように。子どもたちはお互いの存在を認め合い譲り合いながらも、時には順番交代で、時には同時にママを求めてやってきます。 私は筋力がついて、年子の2人を同時に抱っこすることにも慣れてきました。テレビを見るときは、3人の子どもが私の上に乗るようになり、最近は「ごめんね」よりも「子どもが3人でよかった」「年子でよかった」と思えるようになりました。 年子で出産したことで「十分に構ってあげられなくてごめんね」と思っていた私ですが、時間の経過とともにそんなふうには考えなくなりました。今でも十分に構ってあげられていませんが、子どもたちはお互いがかけがえのない存在になっているようです。これからも悩むことは多々あると思いますが、子どもたちとしっかり向き合っていこうと思います。 著者:花野あやせ/女性・自営業。3児のワーキングマザー。幼児をワンオペ育児しながら会社勤めをする難しさに悩み、会社員からフリーランスに転向。現在はライターとして活動中している。企業のブログや育児、恋愛コラムなどを執筆。作画:miyuka ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年10月11日ある日、生後9カ月の長男を連れてスーパーへ買いものに出かけたときのお話です。突然、見知らぬおばさんが……スーパーでお買いもの中に、おばさんが長男のことを見て、「あらー、くつ下も履いていないのはかわいそう」と言ってきました。食品売り場は涼しいですが、その日は少し暖かいくらいだったので、あえてくつ下は履かせていませんでした。 おばさんの声が大きかったので周りの人もジロジロと見てきて、追い打ちをかけるように、「ほんとにかわいそうね」などと言ってくる方も……。居ても立っても居られなくなり、その日は買いものもせず帰宅しました。 ◇◇◇ わが子が「かわいそう」などと言われるとママは責められている気分になるのではないでしょうか。言葉選びは慎重にしていきたいもの。ママには見知らぬ人の言葉に一喜一憂せず、子育てを楽しんでいってほしいですね。 著者:一条凛/30代女性・主婦。30代、3児の母で休職中。久しぶりの新生児と活発な兄2人との生活にてんやわんやしながらもなんとか生活しています。そろそろ保活の方にも力を入れようとしているところです。イラスト:ぽよ母 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年09月24日尾上松緑が主演を務める新作歌舞伎『俵星玄蕃』『荒川十太夫』が、2023年12月から2024年1月にかけて2カ月連続で歌舞伎座にて上演されることが決定した。今回の2作では、江戸時代に起きた「赤穂事件」をもとにした物語が描かれる。12月に上演される『俵星玄蕃』は、赤穂義士たちが素性を隠して、虎視眈々と吉良邸討入りの準備をしている中で出会う槍の使い手・俵星玄蕃を主人公にした作品。赤穂義士の杉野十平次との心の交流が描かれ、討入り前夜から当日の物語が展開される。浪曲では三波春夫のものが有名だが、今回は講談の人間国宝である神田松鯉に脚本協力を仰ぎ、昨年好評を博した松緑主演・西森英行演出・竹柴潤一脚本のトリオにより、新たな舞台が誕生する。そして来年1月に上演される『荒川十太夫』は、松鯉の口演による『赤穂義士外伝』をもとにした作品で、昨年10月に歌舞伎座で初演。討ち入り後の後日談として、高田馬場の決闘で有名な赤穂義士のひとり、堀部安兵衛の切腹の際に介錯をつとめた下級武士の荒川十太夫の苦悩と、武士としての覚悟が情感豊かに描き出される。■尾上松緑 コメント御機嫌宜しゅう御座居ます、尾上松緑ですこの度、東京歌舞伎座に於きまして、今年の十二月に『俵星玄蕃』、来年一月に『荒川十太夫』と、講談から起こしました新作歌舞伎を二ヶ月連続で上演します事が決定致しました昨年、初演致しました『荒川十太夫』は賞を頂いたりと、お客さんもとても喜んで下さっていた手応えは有りましたが再演が叶い、友人であり尊敬している神田伯山先生との約束が一つ果たせた事、嬉しく思いますまた、伯山先生から御縁を繋いで頂き台本協力等、様々なお教え、御力添えを賜っている神田松鯉先生には言葉では言い尽くせ無い感謝の念で一杯です今年十二月に初演予定の書き下ろし「俵星玄蕃」は忠臣蔵事件の討ち入り前夜から当日そして、来年一月再演予定の『荒川十太夫』は討ち入り後の顛末を物語った作品となります「俵星」は原作をベースにしながら、より歌舞伎味を強く「荒川」は前回の台本を手直ししながらも、講談ベースをより色濃く二作品の毛色の違いを出して行けたらと計画中です話は続いておりますので二夜連続ドラマとして観て頂ければ幸いと思っております二作品共、脚本竹柴潤一さん、演出西森英行さんと、何でも言い合える仲間と再び手を組める事も心強く存じています御好評頂ければ、今後も年一本位のペースで古典歌舞伎に準じた新作歌舞伎を発表出来ればいいなとも胸の内に願っておりますまた、個人的には私は再来月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」にて、片岡仁左衛門の兄さんが松浦鎮信公を演じられます「松浦の太鼓」で赤穂浪士の一人である大高源吾を勤めさせて頂きますこの芝居もまた討ち入り当夜を描いた作品で御座居まして、続けて観ても話に矛盾は御座居ません或る意味、忠臣蔵三夜連続ドラマを観る様な感覚でお楽しみ下さると私もより嬉しいです共演者、スタッフ、松竹株式会社と共に、また新たにお客さんに喜んで貰え、再演を望まれる作品となる様に努力致しますどうか応援の程を宜しくお願い致します■神田松鯉 コメント嬉しいニュースが二ツ届いた。第一は、講談「俵星玄蕃」の歌舞伎化である。飲兵衛で槍の名人俵星と赤穂義士杉野十平次の物語は、かつて歌にまでなった名作。第二は、昨年秋に初演された『荒川十太夫』が、早くも来年の正月歌舞伎座で再演されるという。快挙である。こうして講談を次々と歌舞伎化して下さる尾上松緑丈には只々感謝をするばかりだ。真ッ直でいて懐が深く、豪放と細心を併せもつ松緑丈の舞台に今から胸を躍らせている。■西森英行(演出)コメント『俵星玄蕃』・『荒川十太夫』、歌舞伎座二ヶ月連続上演。この挑戦的かつ意欲的な興行に、演出として参加させて頂けることを、心より光栄に思います。『荒川十太夫』は、緻密な心理劇の構造を俳優の皆さんと共有し、古典劇現代劇の技法を融合させ、あたかも古くから上演を重ねてきたかのような歌舞伎作品として昇華させることを考え続けて作り上げました。『俵星玄蕃』では、人として生きる誇りとは何か、根源的な問いを抱える俵星玄蕃の心模様を縦糸に、重層的な対話劇と活劇を織り合わせ、新たな人間ドラマを描く歌舞伎作品として、醸成していきたいと考えています。赤穂事件により、その人生が色濃く浮き彫りになった俵星玄蕃と荒川十太夫。二人の男、二つの物語から浮かび上がるのは、時代が変われど、現代を生きる私たちにも受け継がれている「日本人のこころ」。講談の世界で、声とことばで聴くものの心を震わせ続けてきた物語、古から受け継がれる「こころ」を、優れた歌舞伎俳優さんの肉体を通して、現代に甦らせたいと思っています。尾上松緑さんは、若かりし頃から一意専心、歌舞伎への、伝統への深い思いを青い炎のように胸の内にたぎらせ続けてきました。俵星玄蕃、荒川十太夫、二人の人物を通して、松緑さんの達人の居合の如き魂の一閃を、目撃して頂きたいと思っています。<公演情報>令和5(2023)年12月歌舞伎座『俵星玄蕃』2023年12月 東京・歌舞伎座で上演令和6(2024)年1月歌舞伎座『荒川十太夫』2024年1月 東京・歌舞伎座で上演
2023年09月20日2歳9カ月の息子と生後9カ月の娘との食事の時間は、いつもバタバタで必死……。休日に夫がいても、なんだかんだゆっくり食事できない毎日です。そんな中で生後9カ月の娘は離乳食を始めて4カ月経ちますが、つい最近まであまり食べませんでした。でもあることがきっかけで、今はもりもりと食べるように! 今回は生後9カ月の娘が離乳食を食べるようになったきっかけについてお話ししたいと思います。食事の時間はいつもバタバタ2歳9カ月の息子は自分でごはんを食べることができますが、こぼしてしまったり好き嫌いをしたりすることもあるので、気にかけながら声を掛けています。時には「ママが食べさせて~」なんていうこともあるので、補助をすることも。 また生後9カ月の娘は離乳食のため、私や夫がスプーンで食べさせます。その合間に自分たちもごはんを食べて……というように、ごはんの時間はとても慌ただしいのです。特に自分の食事なんて、とりあえず口に放り込んでいるような感じです。 離乳食をあまり食べない娘娘の離乳食を始めたのは、生後5カ月のころ。息子のときは離乳食をすごくよく食べてくれていたので、娘もそうだろうと勝手に思っていたのですが……。思うように食べてくれず、毎日落ち込むばかりでした。かといって無理に食べさせたくはありません。 ただでさえ食事の時間はバタバタだったので、食べないのは離乳食が嫌なんだろうと私もすぐにあきらめてしまっていました。他に理由があるとは思わなかったので、「嫌ならいいや……」と、嫌がったらそこで離乳食をやめて授乳をして娘を落ち着かせていたのです。 本当は食べたかったんだね……そんなとき、数カ月ぶりに実家へ娘と息子と3人で行くことに。実家では私の母、父、弟が子どもたちの面倒を一緒に見てくれるので、私自身もゆっくり食べたり普段よりも会話したりできます。娘が実家で離乳食を食べるのは、今回が初めて。 すると離乳食が嫌いだと思っていた娘が、びっくりするぐらいよく食べている! むしろ食べ過ぎというぐらいで驚きました。私は母のごはんだと食べるのか!?と思いましたが、母に「もしかしてゆっくり落ち着いて食べたかっただけなんじゃない?」と言われ、本当は離乳食が嫌いなわけではないのかもと初めて気づいたのです。 今回のことをきっかけに、娘の離乳食を先に食べさせて、そのあと息子と私が食事をすることにしました。すると子どもたちそれぞれの様子がしっかり見えて、私も落ち着いて対応できるようになりました。娘はあれから自宅でもよく離乳食を食べてくれるので、しばらくはこのスタイルで頑張りたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2023年09月16日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月ほど、さえの家で同居することに。さえが母を支えながら生活していた家に転がり込んだにもかかわらず、感謝の言葉はおろか、嫌みばかり言うりな。姉妹はケンカが絶えず、さえがりなを追い出そうとすると、「家がない」と言うのです。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。予定通りにいかずイライラするりなは、「も〜いい。このままこの家で暮らす」と言い出します。さえは猛反対しますが、母にも「家が決まるまでは……」と説得されます。 しかしさえは、「それなら私が出て行く」と宣言。さえの言葉に「ラッキー♡ そのまま家賃も払わせちゃえ。もし払わなくてもお母さんに泣きつけばいいや」とりなは、自立する気がまったくありませんでした。 そして、以前からSNSでチェックしていた、夜のお店で働く“まひまひ”という男性のことを思い出し……。 生後間もない乳児を置いて夜の街へ…!? ※「メンコン」:メンズコンセプトカフェの略称。 「あっ、そーだ! 家決まった祝いで、今夜まひまひに会いに行こ♡」 そう思い立ったりなは、キキちゃんの世話を母にお願いしますが、ボーイズバーに行くと知ったさえは、ブチ切れ。 「何言ってんの!? キキちゃんを置いてそんなところ行っていいわけないでしょ!?」 さえの言葉は届かず、「1カ月もどこにも行ってないんだよ? 母親は息抜きすることすら許されないわけ?」と逆ギレするりな。 「息抜きするなとは言ってないでしょ!?」 行く時間や場所を考えるよう伝えるさえですが……。 「お姉ちゃんに独身だからわからないと思うけどさぁ、もっと母親に思いやり持って? 職場で嫌われてない? 大丈夫そ?」と、りなの嫌みは止まりません。 「あんたみたいな女がいるから、真っ当な女たちが不当な差別を受けるんだよ!!」 声を荒らげるさえは、「私の家にいるうちは、子どもを置いてホストなんて許さない!」と続けます。 ふたりの口論を聞いていた母は、「もういいよ、お母さんが見ておくから」とりなを遊びに行かせると言います。 不本意ではありながらも、「あの子には何を言っても無駄なのよ」と諦めていた母。そして、「ごめんね、お姉ちゃん」とさえに謝罪しました。 「被害者は私とお母さん……悪いのはりなだから……」とさえは頭を抱えるのでした。 新生児のわが子を置いて、夜のお店へ出かけようとしたりな。子育てをする親にとって、つかの間の息抜きは、笑顔で子育てをするためにも必要な時間ですよね。しかし、ボーイズバーやホストとなると、家族の立場であれば引き留めたくなる気持ちもわかります……。 皆さんはわが子が幼いとき、息抜きに足を運びたいと思った場所はどこですか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月29日私は、夫と子ども2人の4人で暮らしています。下の子が生後1カ月になるころ、私と2人の子どもが新型コロナウイルス感染症にかかり、発熱しました。産後1カ月の私は体力も十分に回復しておらず、さらには高熱なので、幼い子どものお世話と看病をひとりでするのはとても厳しい状況でした。しかし、夫は仕事が忙しく、帰宅も夜遅くになるとのこと。車で30分の距離に実母が住んでいますが、仕事をしているため買い出しなどを頼めるのは夜になります。夫に少しでも早めに帰宅して看病をするよう頼んでいたのですが……。※新型コロナウイルス感染症が5類感染症(濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められない)に移行後のお話です。 玄関に立っていたのはまさかの……次の日、夫が仕事に向かったあと、突然家のチャイムがピンポーンとなりました。モニターを確認すると、なんと遠方に住んでいるはずの義母の姿が……。義母に万が一うつしてしまったら大変だと焦ってしまった私。義母は私と子ども2人が発熱しているということは夫から伝えられていたようですが、新型コロナウイルス感染症であることは知らなかったそう。結局、私たちの看病をするために、数日滞在してくれることに。 夫を問い詰めると、なんと「助かるだろ、サプライズだよ」と言いました。自分が感染しないか不安な状況で、快く家事を引き受けて看病までしてくれた義母には感謝してもしきれません。夫なりに自分は十分に協力できず申し訳ないからとヘルプのつもりだったのでしょう。しかし、私へ相談もせず、さらに看病を頼む相手の状況も配慮せず、勝手に義母を家に呼ぶことを決めてしまったのは、さすがに戸惑ってしまいました。 病気のときだけではなく、子育てをするときには周りの人の助けを必要とする場面が出てくると思います。その際は、まず夫ときちんと状況を整理し、話し合いをしたうえでどのように周りの方から力を借りるのか決めていきたいと思った出来事でした。 著者:西沢由香/30代女性・主婦。長女と長男を育てる30代の2児の母。医療の仕事をしていたが、第2子を出産し育休中。イラスト:いずのすずみ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年08月29日私は、夫と子ども2人の4人で暮らしています。下の子が生後1カ月になるころ、私と2人の子どもが新型コロナウイルス感染症にかかり、発熱しました。産後1カ月の私は体力も十分に回復しておらず、さらには高熱なので、幼い子どものお世話と看病をひとりでするのはとても厳しい状況でした。しかし、夫は仕事が忙しく、帰宅も夜遅くになるとのこと。車で30分の距離に実母が住んでいますが、仕事をしているため買い出しなどを頼めるのは夜になります。夫に少しでも早めに帰宅して看病をするよう頼んでいたのですが……。※新型コロナウイルス感染症が5類感染症(濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められない)に移行後のお話です。 玄関に立っていたのはまさかの……次の日、夫が仕事に向かったあと、突然家のチャイムがピンポーンとなりました。モニターを確認すると、なんと遠方に住んでいるはずの義母の姿が……。義母に万が一うつしてしまったら大変だと焦ってしまった私。義母は私と子ども2人が発熱しているということは夫から伝えられていたようですが、新型コロナウイルス感染症であることは知らなかったそう。結局、私たちの看病をするために、数日滞在してくれることに。 夫を問い詰めると、なんと「助かるだろ、サプライズだよ」と言いました。自分が感染しないか不安な状況で、快く家事を引き受けて看病までしてくれた義母には感謝してもしきれません。夫なりに自分は十分に協力できず申し訳ないからとヘルプのつもりだったのでしょう。しかし、私へ相談もせず、さらに看病を頼む相手の状況も配慮せず、勝手に義母を家に呼ぶことを決めてしまったのは、さすがに戸惑ってしまいました。 病気のときだけではなく、子育てをするときには周りの人の助けを必要とする場面が出てくると思います。その際は、まず夫ときちんと状況を整理し、話し合いをしたうえでどのように周りの方から力を借りるのか決めていきたいと思った出来事でした。 著者:西沢由香/30代女性・主婦。長女と長男を育てる30代の2児の母。医療の仕事をしていたが、第2子を出産し育休中。イラスト:いずのすずみ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年08月29日第1子くうちゃんと、第2子へうくんを育てています。これは、へうくんが、生後8カ月のときに起こったエピソードです。2人が仲良くテレビを見ていたので、席をはずしたところ、いきなり、へうくんの危険を知らせるくうちゃんの叫び声が……! へうくんに何が起こったのでしょうか? 衝撃の展開をご覧ください。 へうくんに、なにが!? 生後8カ月のへうくんの、びっくりエピソードでした。いたずら防止で、引き出しには触っても大丈夫な物しか入れていなかったのですが、まさか、自分が入ってしまうとは……! 引き出しには、すぐロックをかけるようにしました。 著者:マキノ元気姉弟を自宅保育中の主婦。SNSで日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。Instagram:@warabeams
2023年08月03日産後2カ月のころ、友人の結婚式に出席しました。打診があったのは妊娠中で、産後の様子は正直あまりイメージできませんでしたが、大切な友人だったので赤ちゃんを実母に預けて出席することに。しかし、いざ式が近づくと、出席の返事をしたときには想像していなかった問題がいくつか出てきました。 パーティードレスが入らない!産後思ったように体型が戻らず、着ようと思っていたパーティードレスが入りません。どうにもこうにも背中のファスナーを上げられず、困ってしまいました。 赤ちゃんは連れて行かない予定だけれど、授乳口の付いた産後ママ向けのドレスを買うべきか……と考えていたところ、妹が持っていた、ゆったりしたデザインのドレスを貸してもらえることに! ホッとしました。 溢れる母乳はどうしよう!産後すぐには出なかった母乳も、式のころには授乳間隔があくと溢れ出るようになっていました。 赤ちゃんと離れて過ごす間、母乳パッドはどのくらい必要? 借りものの服を濡らしてしまったら申し訳ないし、なにより恥ずかしい……と心配でした。結局、家を出てから帰宅までの間に母乳パッドを4〜5回交換し、そのほかに搾乳もしました。 久しぶりのヒールで足が痛い!妊娠中から1年以上ヒールのある靴を履いていなかったので、独身のころのような高いヒールで歩く自信はなく、低めのヒールの靴を選びました。それでもやはり歩きにくく、帰宅するころには靴擦れができ、ふくらはぎも筋肉痛になってしまいました。 せめて、行き帰りの移動の間は履き慣れたぺたんこ靴に履き替えればよかったな、とあとから思いました。 いろいろと思いがけない苦労もありましたが、大切な友人の花嫁姿を見られてうれしかったです。披露宴の最後の花嫁からの手紙は、生まれたばかりの娘がこんなふうに手紙を読む日もいつかくるのかなと想像して感動しました。 著者:奥田美紀/女性・主婦。2児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。イラスト:まっふ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年07月31日わが家の長女は赤ちゃんのころは比較的大きめで、生後6カ月で9kgほどありました。そのせいか寝返りもなかなかせず、やっと成功したのは生後8カ月ごろ。しかし、うつぶせの状態になると嫌がって大泣きし、四つんばいにはならず、結局ハイハイもしないまま大きくなりました。そんな長女の成長をご紹介します。体が重いせい……?生まれたときは3,200gだった長女。その後順調に体重が増えていき、生後6カ月ごろには9kg近くになっていました。ちょっと増え過ぎ……? と感じつつも、市の健診では問題なし。 ただ、寝返りがなかなかできず、うつ伏せになることをとても嫌がり、初めての子だったこともあって「大丈夫かな? 体が重いせいかな……?」とちょっと心配になっていました。 生後10カ月を過ぎてもハイハイしない10カ月健診の問診票で、「ハイハイをしますか?」という質問がありました。ということはこの時期になるとハイハイするものなのか……と、そのとき気づいたのです。 長女はハイハイどころかやっと寝返りができるようになり、相変わらずうつ伏せの体勢は嫌がって泣く始末。四つんばいの姿勢になることなどまったくありませんでした。育児書やインターネットの情報には、「ハイハイはたくさんしたほうがいい」、「ハイハイをたくさんしたほうが足腰が強くなる」といったことが書かれており、「うちの子は足腰が弱いまま成長するの……?」と不安に。 健診で先生に相談すると、「ハイハイしないまま大きくなる子もいるし、体は特に異常がないから大丈夫。おうちでたまにうつ伏せで遊んだりして、様子を見てくださいね」と言われました。 結局ハイハイしないまま1歳に長女はうつ伏せは嫌うものの、立っちは大好きな様子。ハイハイをしないまま生後10カ月ごろからつかまり立ちをし、ちょうど1歳になった月には歩けるようになっていました。その後の成長は目覚ましく、歩けるようになったと思ったら走り出し、もちろんハイハイもできるように。 その後、子どもが持つ可能性を引き出すことを目的とし、体操や勉強に熱心なヨコミネ式の保育園に入園した長女。何の問題もなく体操もできるようになり、かけっこもクラスで1番速い女の子に。 ハイハイしないことでその後の発達や成長を心配したこともありましたが、小学生になった今でも運動神経は良く、大きな怪我や病気もない健康体です。そしてあんなにぽっちゃりさんだった体はすっかりスリムになり、痩せ過ぎかな……と感じるほどに。赤ちゃんのころが懐かしいと感じます。 その後、第2子は尻ばい、第3子は早くからずりばいやハイハイと、本当に三者三様の成長ぶりでした。しかし、3人ともその後の発達や成長に問題はなく、元気に育っています。子どもの成長過程や順序は本当に個人差があるんだな~と、今となっては実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:ライター 岩崎未来
2023年07月07日私が海外で結婚し、出産や育児をしていく中で、心と体の支えになってくれていたのは母でした。その母が他界したのは、私が2人目の子を産んで2カ月後のことだったのです。※コロナ禍前の体験談です。 産後のお世話にきてくれた母海外に住んでいることもあり、2人目出産後は母が日本から来て1カ月間滞在し、生まれた子どものお風呂や食事作り、洗濯、上の子のお世話までしてくれました。 中でも1番うれしかったのは、上の子が短期間でもおばあちゃんと一緒に過ごせたことです。また、私自身も母親と久しぶりにゆっくり過ごせて、いろいろな話もでき、とてもよい時間でした。 突然の他界母が日本に帰国して1カ月、突然そのときは訪れました。母はくも膜下出血で倒れて病院に運ばれ、1日も経たずにそのまま他界してしまったのです。 突然の訃報を受け入れられずボロボロと泣いている私を見て、上の子が不思議そうにしていました。母の葬儀のために帰国するにも、まだ生まれたばかりの2人目はパスポート申請も間に合わず、夫の実家へ預けることに。 落ち込んで泣いている時間もなく飛行機のチケットの手続きをし、慌てて日本に帰国し母と最期の別れをしました。上の子は亡くなった母に触れて「おばあちゃん冷たい……」と寂しそうにつぶやいていました。 母の存在の大きさ2人目の子どもが生後100日になるころ、49日法要のために2人の子どもを連れてまた帰国。夫は仕事で都合がつかず私ひとりでの帰国だったため、2人目をおんぶして上の子と手をつないでの飛行機や電車の乗り換え移動となり、緊張し過ぎて、実家に到着したら体調を崩してしまうほどでした。 近所に兄夫婦が住んでいるものの、実家には父ひとりなので、滞在中は食事作り、掃除洗濯、買い物まで私がひとりでしました。子どもを見ながらだったので、いなくなった母の存在がいかに大きかったかをより実感しました。 母への想いは時が過ぎても…3年過ぎて上の子が6歳になったとき、幼稚園で「おばあちゃん、家にきてほしい」と手紙を書いてきました。おばあちゃんを覚えていることにも驚きましたが、何よりも「家にきてほしい」とおばあちゃんを慕っている子どもの想いに切なくなり、「おばあちゃんはこられないんだよ」と言いながら、成長した子どもを母に見せてあげたかった……と泣きました。 そして母にしてあげられなかったこと、もっとしてあげたかったこと、いろいろな想いが数年経ってもまだあるのだとわかりました。 1人目、2人目が男の子だったため、母は「3人目が女の子だったら良いね」と話していました。不思議とその言葉どおり3人目に女の子が誕生しました。子どもたちが元気に成長しているのも、母が見守ってくれているからのように感じます。母に感謝をしながら、家族をもっと大切にしていきたいと思います。 著者:鈴木そうこ/女性・主婦。6歳、3歳、0歳の兄妹を育児中。韓国人の夫と結婚し、韓国の田舎で専業主婦をしている。韓国語と日本語の二重言語教育、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年07月07日無事に生後1カ月を迎えた娘。冬だったので毛布に包み、リビングに設置したシングルサイズのローベッドに寝かせ、私も就寝時にはそこで一緒に寝ていました。シングルマザーのため大人は私しかおらず、毎日できるだけ目を離さないようにとトイレに行くだけでもハラハラしていたのですが……。 哺乳びんを洗おうと一瞬目を離した瞬間に……!哺乳びんは5本用意していたものの、すべて使用済みの状態。「このままでは次に使う物がない! どうしよう……」と思い、急いで台所へ向かいました。ところが2本目の哺乳びんを洗い終えたところで、リビングからドンッと大きな音が聞こえたのです。直後に「オギャー!」と娘の泣き声が響き渡り、急いでリビングに戻ると、高さ約20cmのローベッドから落下している娘の姿が……! すぐさま娘を抱き抱えましたが、私の頭の中は罪悪感と不安でいっぱいです。抱っこしているうちに泣き止み、スヤスヤ寝始めた娘。 インターネットで「赤ちゃん ベッド落下」、「生後1カ月 ベッドから落ちた」など、同じような事例をたくさん調べました。その結果、緊急を要する状態として挙げられる嘔吐や不機嫌、顔色の悪さなどに当てはまるものはありませんでした。普段と違う様子であれば、すぐに小児科へ連れて行こうと思いましたが、どうやら娘の体調や様子に変わりはないようです。その後は、万が一に備えてローベッドの代わりに布団を敷き、ベビーモニターを設置。離れていても娘を確認できるよう対策を徹底しました。 現在、娘は元気な3歳児ですが、あの日「まだ動けないから大丈夫だろう」と勝手な判断で娘を危険にさらしてしまったことを、今でもとても反省しています。それ以降大きな事故は起きていませんが、この件を機に、安全対策をしっかりして、わが子を守っていくことの大切さを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。赤ちゃんをひとりでベッドに寝かせる行為は大変危険です。絶対に目を離さないように気をつけてください。 ※赤ちゃんがローベッドから落ちてしまったときについて赤ちゃんが落ちてしまったときは、まず嘔吐はないか、顔色が悪くないか、意識ははっきりしているかを確認しましょう。なお1.5m未満から転落した場合、頭蓋骨骨折の頻度は0.7%と低く、椅子やソファーから転落した場合の頭蓋骨骨折は0%だったというデータもあります。問題がないようなら、半日ほどは安静にして様子を見てください。普段と違う場合は脳神経外科などの受診をおすすめします。 著者:渡辺莉子/女性・会社員。食いしん坊でお調子者、最近なんだか女子力が芽生えてきた3歳の娘を育てるシングルマザー。作画:mosu ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年06月30日わが家には2歳の長男と生後8カ月の次男がいます。次男が生まれてからというもの、長男の赤ちゃん返りとイヤイヤ期が同時進行。ある日、長男が大事にしていたおもちゃを乱暴に扱っていたので声をあげて叱ったところ、後日、長男のある行動で涙が出るほど反省した体験談です。大好きだったおもちゃを噛み始めたある日、動物の絵が描かれている長男お気に入りのパズルで、長男と一緒に遊んでいました。そのときに次男の授乳時間が重なったため、「ちょっと遊んでいてね」と長男に話し、授乳しながら遊んでいる様子を見守ることに。すると長男は突然ピースを噛み始め、折る、投げるなど今まで見たことがないほど乱暴に扱い始めました。 私は思わず「何をしているの! おもちゃは大切に使いなさい!」と激怒。すると目に涙を溜めて、また同じようにピースを噛み始めたので、ついに私はパズルごとゴミ箱に捨て、「大事に使わない人には、おもちゃはあげません!」と言い放ちました。 叱ったことに後悔はしていなかった長男は私に叱られ、挙句の果てにパズルがなくなったことにショックを受け、しばらく泣き叫んでいました。もうおもちゃを乱暴に扱わないと長男と約束をして、私は一度ゴミ箱に捨てたパズルを返すことに。 この件で私は、長男を叱ったことは間違いではなかったし、ゴミ箱に捨てたことはやり過ぎではあったけれど、これで正しかったのだと1つも後悔していませんでした。しかし、約1カ月後のある日、私は長男のとった行動で思わず涙が出るほど後悔することに。 長男がパズルをゴミ箱に捨てようとした1カ月後、私と長男でパズルを一緒に楽しんでいると、突然長男の手が止まりました。前回噛んでしまったボロボロのピースを見ると、何も言わずにパズルごとゴミ箱へもっていく長男。長男は、「ママ、ゴミぽいだよね……?」とさみしげな表情で私の顔を見上げ、その姿を見た私はぶわっと涙が溢れてきました。1カ月も前の出来事が長男にとってよほど衝撃的だったのだと思います。 思い返せばあのとき、次男の授乳で長男との触れ合いの時間を中断していたのは私。長男は次男にやきもちをやいて、むしゃくしゃした気持ちをおもちゃにぶつけていたのだと気づかされました。思わず私は「大丈夫だよ、大切に使ってくれてありがとうね」と長男を抱きしめました。 それからは長男がいたずらをするときやイヤイヤが激しいときでも、一度「どうしたの?」と長男の気持ちに寄り添うようになりました。弟のように注目されたい、かわいいと言ってほしいという心のサインをしっかり見逃さないように、私自身も意識して子どもと向き合っていきたいと思います。 著者:櫻井せりか1歳と0歳、2男の母。長男の育休中に第二子妊娠、育休を延長し事務職を休業中。現在は子育てをしながらライターとして活動している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年06月22日4人組ロックバンド・KOTORIが、2年4カ月ぶりとなるCD作品『Good Luck』をリリースすることが決定した。ライブ会場限定盤として発売される本作には、3カ月連続デジタルシングルとして配信リリースされた「GOLD」「ツバメ」「こころ」と、新曲3曲を加えた全6曲が収録される。また、リリースに伴い全国25都市27公演におよぶ会場限定盤リリースツアーの開催が発表された。『Good Luck』は、ツアー初日の9月1日(金) 越谷EASYGOINGS公演より販売となる。<リリース情報>KOTORI 会場限定盤CD『Good Luck』9月1日(金) よりライブ会場で発売価格:1,800円(税込)【収録内容】1. FOREVER YOUNG2. GOLD3. 星降る夜4. こころ5. ツバメ6. Masterpiece<ライブ情報>KOTORI 会場限定盤Release Tour『Good Luck』9月1日(金) 越谷EASYGOINGS9月5日(火) 名古屋Electric Lady Land9月11日(月) 宇都宮HELLO DOLLY9月13日(水) 仙台enn 2nd9月14日(木) 盛岡the five morioka9月23日(土) 徳島GRINDHOUSE9月24日(日) 広島4.149月26日(火) 岡山CRAZYMAMA 2ndRoom10月10日(火) F.A.D YOKOHAMA10月18日(水) 新潟CLUB RIVERST10月19日(木) 金沢vanvan V410月24日(火) 京都MUSE10月26日(木) 福岡BEAT STATION10月27日(金) 大分club SPOT11月9日(木) 札幌BESSIE HALL11月11日(土) 旭川CASINO DRIVE11月12日(日) 苫小牧ELLCUBE11月22日(水) 郡山#912月1日(金) 高松TOONICE12月2日(土) 高知X-pt.12月4日(月) 心斎橋BRONZE12月14日(木) 静岡UMBER2024年1月9日(火) 神戸太陽と虎2024年1月11日(木) 周南rise2024年1月13日(土) 鹿児島SR HALL2024年1月14日(日) 宮崎LAZARUS2024年1月30日(火) 恵比寿LIQUIDROOM ※ワンマンライブ※ゲストバンドは後日発表チケット料金:前売3,800円関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年06月21日フランスで2歳11カ月と生後10カ月の子育てをしている私。私の家族は日本在住で、夫の家族はフランス在住ですが、遠方に住んでいるため、子育ては完全に夫婦2人でしています。夫は普段仕事に出かけているので、子育ては私ひとり。長男は何でも興味津々でイヤイヤ期絶頂、庭で遊ばせれば見失うことも多く、私は毎日次男の世話と家事をしながら長男に付きっ切りなのです。毎日ヘトヘトな私が見つけた癒しの場所を紹介します。 夫に愚痴ってもしょうがない次男がギャン泣きする中、全然私の言うことを聞かない長男の注意ばかりしている私は、「ここを抜け出して、どこか静かな場所でひとりになりたい」と思うことがよくあります。 でも実際はそんなことできるはずもなく、ただその日その日を精一杯こなす毎日の繰り返し。夫に愚痴っても、「長男がもうすぐ幼稚園に行けばラクになるよ」と満足な返答は返ってきません。私は「今は大黒柱の夫にも愚痴ばかり言ってられないし」と思って我慢していました。 同じ環境にいた姉の言葉毎日バタバタ過ぎていく日々の中、私は長期間日本にいる家族と連絡していないことに気づきました。そこで、何となく同じ2歳差の男児を育てた経験のある姉に連絡してみました。すると、姉とすぐ電話がつながり、私は育児のストレスを姉にマシンガントーク! 「うちも本当に大変だった。長男は店の床で寝そべっていたよ! 今はそんな時期だから。みんなそうよ!」と言ってくれたのです。私は姉の言葉で「私だけじゃないんだ」ということに気づきました。 似た環境で頑張っているママ友たち毎週1回通っている子育てサークルで、あるママ友に何気なく「もうすぐ長男が幼稚園に行くから少し時間ができるけど、子ども2人連れての買い物は特に大変!」と話すと、その周りにいた他のママ友たちも「そうよそうよ、うちも長男が小さかったときは店であちこち触るし大変だった!」「自分の時間ができるってとても大事よ!」と話が弾みました。そこで私は他のママも私と同じ状況で頑張っているんだということがわかったのです。 自分と似た環境で子育ての経験があるママと話し合える場所に出向くことで、「ひとりではない」ということに気付いた私。すると、孤独感がなくなり、満たされた気持ちになることができました。 私は毎日子育てと家事に追われる日々にストレスを感じていても、「我慢するしかない」と耐えていたのですが、今回のことでママ友と関わる重要性に気付くことができた気がします。これからも積極的にママ友と出会える場所に行きながら子育てを楽しんでいきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ねね著者:岩見 エリ
2023年06月18日一度目の結婚では、長男が生後9カ月のときに夫と死別。当時、私は26歳で夫は38歳でした。突然の事故死に悲嘆に暮れる毎日でしたが、小さな息子の存在が私を奮い立たせ支えてくれました。そして現在、シングルマザーを経て再婚をし、幸いにも娘に恵まれ楽しい毎日を送ることができています。そこで今回は、夫を亡くしてから再婚までの道のりについてお話しさせていただきます。 子どもが生後9カ月で訪れた、突然の別れいつも通りに出社した夫が、ある日二度と帰ってくることはありませんでした。交通事故でした。私は悲しみに打ちひしがれ、「これからどうしたら……」と呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。 そんななか、当時生後9カ月の息子はニコニコと私に笑いかけ、おなかが空けば泣き、眠たければぐずり、日常を思い出させてくれる大事な存在でした。 「私がしっかりしなきゃ!」と、それからは気持ちを切り替え、息子に寂しい思いや悲しい思いをさせないようにとシングルマザーで頑張っていこうと決意したのです。 ささいなことにありがたみを感じる息子のお風呂は、夫がいつも入れてくれていました。私ひとりでは慣れるまでが大変で、そのたびに涙が出てしまいました。 もっと「ありがとう」って言えばよかった……。ちょっと物を取ってもらう、雑だけど掃除をしてくれる、ささいなことが本当にありがたく感じました。 しばらくして就職をしたのですが、天国の夫が見守ってくれていたのでしょう、私の状況に理解のある会社に勤めることができ、息子もすんなりと保育園に慣れてくれました。息子がお誕生日を迎えるごとに「こんなに大きくなったよ」と報告するのが誇らしかったです。 「パパがほしい」と書かれたお手紙息子が5歳のクリスマス。サンタさんへのお手紙を一生懸命書いていました。寝静まったあと、そっと見てみると「パパがほしいです」と覚えたてのつたない字で書いてありました。 息子は、パパがいるお友だちをうらやましく思っていたのです。シングルマザーでやっていこうと決めていた私は、息子に申し訳ない気持ちになってしまいました……。 しかし、なんとその後、同じ職場で現在の夫との出会いがあったのです。子どもがいるので、中途半端な気持ちでお付き合いすることはできないと伝えて、「結婚を前提に」と慎重にお付き合いを始めたのでした。 少しずつ家族に自分で「パパが欲しい」と思っていたとはいえ、やはり子ども心に複雑な気持ちもあったようです。普段は聞き分けの良い息子も、彼を前にすると急に不機嫌になったり、わがままを言ってみたり、悩まされることが多々ありました。私も後ろめたさを感じてしまったり……。 「いきなり家族にはなれないよ。亡くなったご主人にも勝てないよ」という言葉とともに、私たちを見守ってくれた現夫。その温かくやさしい想いがうれしくて、次第に私も「彼と家族になりたい」という気持ちが強くなっていったのでした。 息子の姓が変わることに抵抗があったので、息子が小学校へ上がるタイミングで入籍しました。ほどなくして娘を授かり、お兄さんとなった息子。現在、小学3年生になっていっそうお兄さんらしくなった息子は、「お父さん! サッカーしよう!」といつの間にか「お父さん」と呼び、最近では何やら私に内緒の男同士の話もあるようです。何の変哲もない日常が愛おしく感じます。 作画/はたこ 著者:倉田りこ一男一女の母。社会福祉士として児童養護施設での勤務経験がある。一度目の結婚で夫と死別、現在は再婚しステップファミリー。自身の体験を中心に執筆中。
2023年06月11日石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。そして、外食のお金を節約するため、ランチをするときはかなこさんの家に招くことになりました。レッスン終わり、毎週のようにさゆりさんを家に招き、食事を振る舞っていると、さゆりさんから「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」とお願いがありました。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えなくて解約になってしまうから、1万円貸してほしい」と言われたのです。 心の中で「本当はお金の貸し借りはしたくない」と思うかなこさん。しかし、義母にいびられ続けている状況や、夫から「やりくりできないお前が悪い」と突き放されているさゆりさんを前に、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちでお金を貸しますが……。 ママ友が心配…でも、違和感 さゆりさんの保険料、1万円を立て替えた日の夜。 「さゆりちゃん、無事に保険料払えたかな?」 さゆりさんを心配するかなこさん。「こんなに連続でお金のやりとりはよくないけど……」という気持ちがよぎるものの、「同じ日に生まれた、娘と同じ名前の女の子……。この子が不幸になるのは、見過ごせないよ」とさゆりさんの子どもを心配する気持ちが勝っていました。 「それにしても、さゆりさんの旦那さんとお義母さん、ひどすぎるよ……」 さゆりさんの子どもを養子にしたいと考えている義母は、さゆりさんを説得するため、さゆりさん宅に居座っているそう。 「さゆりちゃん、今夜くらいは気が休まっているといいな……」 かなこさんが保険料を立て替えたことで、さゆりさんの気持ちが少しでも休まることを願っていました。しかし……。 「でもなんだろう……この漠然とした違和感……」 かなこさんはさゆりさんに対して、言葉にできないような違和感を抱いているのでした。 わが子と名前と誕生日が同じ、さゆりさんの娘。かなこさんは、さゆりさんと出会ったころから運命的なものを感じており、「この子が不幸になるのは見過ごせない」と思う気持ちが強くあるようです。 かなこさんとさゆりさんの娘のように、子どもの名前と誕生日が同じママ友と出会うということは、本当に珍しいことですよね。皆さんは、偶然が重なり運命的とも言える出会い方をしたママ友はいますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年06月07日2歳と生後4カ月の男の子を育てている私。長男が1歳になるまでつきっきり育児だったため、「いつこの疲労から解放されるのだろう」とばかり思っていました。しかし、次男が生まれ、長男と同じように育児をしているはずなのに、次男はよく寝てよく飲み、まったく手がかからないのです! 私が2人目育児をラクだと感じた体験をご紹介します。 長男の育児は常にヘトヘト長男は生まれたときから泣いてばかりで、夜間の授乳も頻回。日中もそんなに長く寝てくれないため、私自身がクタクタで、1歳を境に断乳しました。当時の長男は私から離れると大泣きをしてしまうので、いつも抱っこひもで抱っこしながらの家事。 初めての育児で緊張感も続き、断乳ができるまで「ずっと眠くて疲れていて、何もする気が起こらない」と、毎日ヘトヘトだったのを覚えています。そして、次男出産後は「またあの恐ろしい日々が来る」と私は身構えていました。 驚くほど大人しい次男身構えていた次男の育児。しかし、次男は長男とまったくの反対! 生後2カ月には夜間起こさないと行けないくらい朝まで熟睡してしまったり、日中はいつもニコニコなのです。抱っこひもはときどき使う程度で、バウンサーに乗せればひとりで静かに遊んでいる様子。 「この差は一体何!?」と思うほどに、「次男は親孝行だな」と私は感じていました。同じ2歳差の男の子を育てている姉に次男の様子を話すと、「次男が大人しいのは長男がいるからよ」と意外な言葉が返ってきたのです。 実は長男のおかげだった!?姉は「気づかないところで長男は次男と遊び、長男のおかげで規則正しい生活ができているからよく寝るんだよ」と。私はまったくそのことに気づかず、個人の性格だとばかり思っていました。 その後、2人をよく観察すると、たしかに長男は次男を気にかけて一緒に遊び、次男はいつも長男を目で追いかけていたのです。次男の日中は長男を見て楽しみ、いつも家の中はにぎやかなので眠れても浅い眠り。そのため、夜間にしっかり寝てくれることに気づきました。 子どもの性格や2回目の育児で私の心に余裕があることも、次男の育児をラクに感じる要因なのかもしれません。しかし、長男が大きな役割を果たしていたということに気づき、改めて長男の存在の大切さや、お互いに与える兄弟間の影響の大きさを感じました。育児は大変ですが、子どもたちから学ばされることも多いので、2人の成長をしっかり見守っていこうと思っています。 著者:岩見エリ/女性・主婦。2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。作画:大福 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年05月29日生後2カ月の娘が、ある日突然、哺乳びんを嫌がるようになりました。さまざまな哺乳びんを試しましたが、すべて拒否! 初めての出産でまだまだ母乳だけでは育児できない状態でした。とにかく母乳を出さなければいけないと焦る日々が続き、精神的にも体力的にも限界を感じるように。この状況を打破するために夫婦で決断したこととは…… 娘が哺乳びんを拒否!ママの体質を見直すきっかけに 生後2カ月の娘は母乳だけでは足りず、育児用ミルクと混合育児をしていました。ある日、娘に哺乳びんでミルクを飲ませようとしたところ、突然嫌がり「べー」と吐き出してきたのです。「飲ませ方が悪いのかな」と何度かトライ。しかしまったく飲もうとせず、ついには泣き出してしまいました。突然のことに困惑しながらも、一旦哺乳びんはあきらめ母乳を飲ませました。しかし、母乳だけでは量が足りません。「なんとか哺乳びんで飲ませないと!」と思い、ネットで調べて、評判のいい哺乳びんを試しては拒絶される日々。ついには唇にゴムが触れただけで娘は大泣きしました。 哺乳びんで育児用ミルクを飲まなくなって2日。母乳の量はまだ足りず、1日中ソファで授乳する日も。寝ているとき以外母乳を飲ませている状態に「なんで哺乳びんで飲んでくれないの……」と疲労困憊でした。疲れ果てた私を見かねた夫から「できる家事は俺がやるから、授乳に集中しなよ」と提案が。「こんな状態では、娘も私もダメになる」と哺乳びんはあきらめ、完全母乳への切り替えを決意しました。その日からネットや友だち、助産師さんから集めた情報をもとに、睡眠時間の確保、バランスの良い食事、体を温めるなど、母乳が出やすい体づくりを実践。 夫の協力や体づくり、頻回授乳の甲斐あって3週間後には完全母乳での育児が可能に。完全母乳になるまでは、家事ができないイライラや疲れもありましたが、「家事と育児の両立は無理!」と一旦割り切り、授乳を最優先にした生活に切り替えました。すると精神的にもだいぶラクに。娘が哺乳びんを拒否したことで、結果的に私は、脂分や糖分を控えたバランスの良い食生活を送れるようになりました。 作画/ひのっしー監修/助産師 松田玲子著者:若葉みゆき
2023年05月22日わが家には、のんびり屋であまり泣くこともなく育てやすいと感じている生後9カ月の息子がいます。しかしただひとつ、離乳食だけは例外でした。生後5カ月で離乳食を始め、通常であれば後期食に入り始めるころ。初期食のころは比較的よく食べてくれていたのに中期食になってからはさっぱり食べてくれなくなりました。何を作っても、ベビーフードを使っても、一切口にしてくれなかった息子でしたが、唯一食べた物があったのです。 栄養が足りない息子が心配…。離乳食作りはいつも試行錯誤成長曲線から外れてしまいそうなほど小柄な生後9カ月の息子。わが家と同じく離乳食を食べない子どもを持つママ友と情報交換をしたり、素材にこだわって作ってみたり、できる限りのことはすべてしたつもりです。それでも息子は口を開けてはくれません。お手上げ状態の私は、たまらず仕事から帰ってきた夫に相談することに。 飲んで帰ってきた夫は酔っぱらっていましたが、私の話を聞いてひと言「じゃあ俺が作るよ!」と。普段料理をしない夫が、ちゃんと離乳食を作れるのか不安でした。「料理できないでしょ……」と投げかける私に「まぁ、任せとけって!」となだめながら、酔っぱらった夫はなんと深夜から離乳食作りを開始したのです。 先に寝てしまった私は、翌朝夫が作っていたミネストローネ(カットトマト、水、刻んだにんじん、玉ねぎを入れたスープ)を発見。息子に食べさせる前に試食してみましたが、やはりおいしいとは言えません。それでもわざわざ作ってくれたのだからと、息子にあげてみることにしました。期待はしていなかったものの、息子はそのミネストローネを口にしたうえ、最後まできれいに食べきったのです。 それ以来、夫が息子の離乳食を担当することに。これをきっかけに息子の食事が進むようになったのです。この経験から、最初から無理だと決めつけずに、何でも試そうと思いました。 作画/Pappayappa著者:稲垣くみ結婚7年目で待望の第1子を出産。思っていた以上に大変な子育てに悪戦苦闘中のママ。深夜にアニメを見ながら飲むお酒がやめられない。
2023年04月24日生後10カ月の娘と初めて2人きりで新幹線に乗ることに! お昼寝するのを見計らい乗車するも20分で泣いて起きてしまいました。私は何とか娘を泣き止ませようと四苦八苦。そんなとき、新幹線の車内で救いの手を差し伸べてくれたのは……? 不安と緊張の中、現れた素敵な紳士! 生後10カ月の娘と初めての2人きりの帰省。コロナ過の出産で人慣れしていない娘が、公共の乗り物でどんな反応をするのか、私は不安で仕方がありませんでした。平日の空いている時間帯を利用し帰省することにしましたが、できれば娘に寝ていてほしい私は、お昼寝の時間を見計らって新幹線に乗り込むことに。新幹線へ乗る前に授乳し、ベビーカーで駅構内をうろうろする作戦で娘は眠ってくれました。ホームで流れる大きなアナウンスで起きないかと不安になるも、なんとか寝たまま新幹線へ乗車することに成功。 ホッとして私もウトウトしてきた矢先、娘の泣き声でハッと目を覚まします。乗車20分ほどで、娘は見知らぬ場所に驚き大泣き。ひとまず娘を座席に座らせミルクの準備をしていると、娘の泣き声が止まりました。どうやら座席と座席の隙間から後ろの乗客を見ており、ケラケラ笑っています。後方に目を向けると、座席の隙間から年配の男性が「いないいないばぁ~」とあやしてくれていました。男性はパソコンで作業をしていましたが、娘と目が合うたびにあやしてくれ、娘も機嫌よく過ごせました。 男性は私たちが降りる1つ前の駅で降りる様子だったので、お礼を言うため私が声をかけようとしたときでした。「楽しい時間をありがとうございました。自分の子どもが小さいときを思い出せて懐かしかった。大変だろうけど、今を大切に頑張ってね。」と言い残し、男性は足早に降車。「なんて素敵なイケオジなんだ!」と、私は心の中で拍手喝采。育児の励みになる言葉をもらい、グズる娘にも前向きに接しようと思えるきっかけになりました。 ※本記事の内容は、体験談によるものです。短時間でも赤ちゃんをひとりで座席に座らせる行為は危険です。絶対に目を離さないようにしてください。 作画/うめたま堂本舗 著者:若本ふじこ
2023年04月23日