皆さんは、産婦人科選びで悩んだ経験はありますか?今回は「夫の叔父が務める産婦人科」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!叔父が務める産婦人科主人公は夫との2人暮らしで、出産の準備期間に入るところです。主人公には、妊娠初期から通っている産婦人科がありました。ある日夫から、夫の叔父が院長を務める産婦人科に転院しないかと勧められます。主人公は不安に思い、医師の姉に相談しましたが、そのまま転院することに…。そして夫の叔父が院長を務める産婦人科に行くと、夫の叔父と男性の勤務医が診察しました。主人公は困惑し、その後も通院するたび距離をつめられるなどして、納得いかず少し嫌な思いをするようになります。しかしある日、夫が体調を崩したため、姉に連絡すると…。姉からの忠告出典:エトラちゃんは見た!姉は「あの病院はすぐ変えなさい」と言いました。主人公が「え?」と言って困惑していると、姉は何かされていないかと尋ねます。主人公が診察の様子を姉に伝えると…。姉は「治療のためとはいえ、医者が患者を辱めていいはずがない」と一言。そして姉が夫の叔父が務める産婦人科の違和感を明かすと、主人公は転院を決意します。その数日後、主人公は夫から連絡をうけ叔父が逮捕されたとの報道をうけて、ゾッとするのでした。読者の感想出産の準備期間の大事なときに、主人公は大変な思いをしましたね。いくら医師だと言っても、産婦人科で男性2人に診察されるのは違和感を覚えてしまうかもしれません。姉がしっかりと忠告してくれて安心しました。(30代/女性)妊娠初期から通っている産婦人科から、わざわざ出産前に転院するのは大変ですよね…。しかも男性の医師だと、落ち着かないと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年04月25日世の中には「子どもができても父親の自覚が全然ない」夫もいるようです。今回は、そんな夫が産婦人科で撃退され、改心したエピソードをご紹介します。医師「一生後悔しますよ?」「子どもが生まれたものの、夫は育児も家事もまったくやらず私は心身ともボロボロでした。そして子どもの1か月健診のため、産婦人科に夫と行ったのですが……夫は連れてきてくれたのはいいものの、ずっとスマホをポチポチいじっているだけで、子どもがワーワー泣こうがお構いなし。で、医師に『最近どうですか?』と聞かれたので、つい『旦那が何もしてくれなくて……』と言ってしまい、思わず号泣してしまいました。そうしたら医師が旦那に向かって『今奥さんを助けなかったら、一生後悔しますよ?』『母乳をあげる以外は男でもできますから、今日からやってくださいね?』と優しい口調だけどキッパリ夫に伝えてくれました。医師に言われた、っていうことが結構ショックだったようで、夫はその日以降育児を積極的にやるように」(20代女性)▽ 夫は医師に諭されて、やっと「父親スイッチ」が入ったのでしょうかね。産後妻は心身ともにボロボロなのですから、夫はできることは全部やってほしいですよね。
2024年04月13日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。出産前に転院した妻妊娠中の主人公は、夫の叔父が経営している産婦人科への転院を強引に決められてしまいます。女医にかかっていた主人公は男性医師に診てもらうことに対する不満を訴え続けていましたが…夫が痔を患い主人公の姉が働いている病院にかかったことで、元々通っていた病院への通院を認めたのでした。夫から電話が出典:Grappsそんなある日、姉の家で過ごしている主人公の元に夫から「テレビ見て!」と電話がかかってきます。その内容は「病院を経営していた叔父が逮捕された」とのこと。主人公は「え、逮捕…?」と驚きを隠せない様子ですが…ここでクイズ一体どうして逮捕に至ったのでしょうか?ヒント!叔父のデリカシーに欠ける診察を許せない人物がいたようです。逮捕された叔父出典:Grapps正解は…正解は「姉が調査をお願いしていたから」でした。主人公が受けている診察内容に違和感を覚えた姉。何と警察に調査を依頼しており、それが今回の逮捕につながったとのこと。姉の行動力に驚きを隠せない主人公なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月13日皆さんは、産婦人科を受診した経験はありますか?今回は看護師の質問に驚く妊婦のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:凛々音産婦人科を探す夫の都合で転勤をした直後、妊娠が判明した主人公。引っ越してきたばかりで土地感がなかったため、急いで産婦人科を探すことにしました。ネットで雰囲気のいい産婦人科を見つけ、翌日受診すると…。優しい看護師出典:愛カツ看護師が気遣ってくれて「気軽に相談してくださいね!」と優しい言葉をかけてくれました。親切な対応に感謝する主人公でしたが、数週間後…。吐きつわりがひどくなり、産婦人科に相談しに行くことにします。予約なしでも親切に対応してくれる看護師に感動していると、診察室に呼ばれました。すると看護師が「そういえば…」と話を続け「どこで出産するか決めましたか?」と言ったのです。看護師の衝撃的な質問に驚きが隠せない主人公なのでした。読者の感想引っ越したばかりで病院を探すのは大変ですよね。初めて受診した病院の看護師が親切な対応をしてくれると安心できます。信頼できる産婦人科だと思っていただけに、看護師の質問には驚愕しました。(20代/女性)自分の気に入る産婦人科を見つけるのはなかなか難しいので、主人公はすんなり決めることができてよかったです。しかし、最後の「どこで出産するか決めましたか?」という看護師の言葉には驚きました。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年02月02日皆さんは、他人のイヤミな言動に困ったことはありますか?今回は「産婦人科で絡まれた話」と感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!産婦人科での出来事毎月、激しい月経痛に悩まされていた中学生の主人公。母がいない主人公は、1人で産婦人科へ行くことを不安に思っていました。そんなとき、彼氏が産婦人科についてきてくれることになったのです。そして彼氏と待合室にいると、女性2人組の話し声が聞こえてきました。なんと女性2人組は、主人公が妊娠したのだと勘違いしてイヤミを言っていて…。驚く主人公主人公は女性2人組の勘違いに大きなショックを受けるも、言い返せません。さらに女性2人組は、主人公が月経痛で受診したと知って「大袈裟ねぇ」と悪口を言い出します。出典:エトラちゃんは見た!今にも泣き出しそうになりながら、耐えていた主人公。すると近くにいた別の女性が、女性2人組に「失礼じゃないですか?」と言ってくれたのです。女性2人組は真っ青になって主人公と彼氏に謝罪。主人公は注意してくれた女性の勇気に感謝します。さらにその帰り道、主人公は付き添ってくれた彼氏がかけた言葉に涙を浮かべるのでした。読者の感想事情も知らない相手から、憶測で悪口を言われるなんてつらすぎます。主人公が救われてホッとしました。(20代/女性)こんなに寄り添ってくれる彼氏でよかったと思いました。主人公を救ってくれた女性のような人になりたいなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月05日皆さんは、デリカシーのない人に困ったことはありますか?今回は「産婦人科でコソコソ話をする女性2人組の話」とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!月経痛で産婦人科を受診中学2年生の主人公は、ひどい月経痛に悩まされています。ある日、月経痛で倒れてしまった主人公。受診が不安な主人公のために、彼氏が産婦人科についてきてくれることになりました。待合室で待っていると、近くにいた女性2人組が…。事情を勘違いして出典:エトラちゃんは見た!「いやね~今の子たちは(笑)」と盛り上がっていて主人公はつらい思いをします。しかも月経痛とわかった後も、女性2人組は「甘えよ」と笑うのです。見かねた別の女性が「月経痛が甘えってどういうことですか?」と一喝。さらに彼氏も「この子を支えてあげたいんです」と言ってくれました。言い返せない女性2人組は気まずそうに顔を見合わせます。そしてこの後、主人公自身も顔面蒼白になっている女性2人組に反撃するのでした。読者の感想産婦人科を受診する人の事情は妊娠以外にもさまざまなはずなのに、コソコソ話をするなんて感じが悪いですね。頼もしい彼氏がかばってくれたのがすごく心強くて、こんな彼氏がいる主人公は幸せだなと思いました。(20代/女性)女性ならではの悩みですので、女性2人組も少しは痛みがわかるはずなのにひどいですね…。かばってくれた女性と彼氏の対応がすばらしいと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月21日皆さんはなかなか人には言えない悩みはありますか?今回は「産婦人科で絡まれた話」の漫画と読者の感想を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『産婦人科で絡まれた話』ひどい月経痛に毎月悩む中学2年生の主人公。すると見かねた彼氏が産婦人科に付き添ってくれることになり、主人公は受診を決意します。当日、産婦人科の待合室で座っていると…。女性2人が主人公をじろじろと見てくるのでした。女性たちはある勘違いをしたようで…。コソコソと話す女性たち…どうやら妊娠していると勘違いしている様子の女性たち。否定しようとしましたが、月経痛の痛みで動くことができません。出典:エトラちゃんは見た!その後お会計の際に痛み止めを処方されたことで、ようやく妊娠じゃないことに気づいた女性たち。しかし、今度は月経痛に対してぶつぶつ文句を言ってくるのです。すると、そこに救世主が登場し、状況が一変することになるのでした。読者の感想産婦人科に行くだけでそんな見られ方をするなんて辛いですし、若い子が産婦人科に行きにくい要因もこういうところにあるのではないかと思いました。聞こえよがしにそんな噂をするなんて、大人としてどうかと思います。(女性)妊娠だけが産婦人科に行く理由じゃありませんよね。人にはそれぞれ、自分の知らない事情があるのだということを意識する必要があると思いました。(42歳/女性/主婦)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年11月03日出産できる病院の種類出産に関わる病院には種類があります。出産までできる病院、医療に特化した病院、家庭的な雰囲気を重視した病院、自分の納得できる病院探しが重要です。助産院助産師が開院している9床以下の病院です。家庭的で安心感がありますが、双子の場合や異所性妊娠(子宮外妊娠)など医療行為が必要だと助産院では受け付けてもらえません。また、助産院では医療行為ができないため、病院での健診が同時に必要になることや、事前に健診を受けてからしか助産院での受付をしてくれないこともあります。医院や個人病院19床以下の病院が医院と呼ばれ、現在はクリニックと表記されていることも多くあります。小さな病院は常に同じ先生に見てもらえることがあるので、信頼できることが大きいです。ですが、健診のみの受け付けで出産は受け付けてくれないところもあるので、必ず確認が必要です。大学病院や総合病院ハイリスクな妊婦さんにおすすめですが、高度な医療を受けることができて安心という反面、予約が必要で待ち時間がかなり長いという面があります。まずは個人病院などで診てもらい、ハイリスクな出産になる場合や、そうでなくても妊娠後期に出産のために紹介状を書いてもらうことをおすすめします。つわりなどで待ち時間に気持ち悪くなることや、予約の日にどうしても起き上がれないほどしんどいこともあるので、待ち時間も病院選びの考慮に入れると健診が楽になります。周産期母子医療センターほかの病院では危険と判断された場合や、救急で搬送される病院です。ベッド数や病院の大きさにもよりますが、最初からここにかかりたいと思っても受けてもらえないこともあります。母体と胎児にとって最高の医療を用意してあるので、どこの病院にかかっていたとしても、危険性が高いと判断された場合にはここに運ばれます。産婦人科の探し方口コミ先輩ママに聞くのが一番ポピュラーで安心感があります。しかしこれには知り合いに先輩ママがいないとどうしようもないという問題もあります。多くの病院の情報は得られませんが、近所の病院やクリニックに関する細かい情報、生の声が聞けるのは大きいです。インターネット多くの情報を一度に集めるには有効な方法です。何を重視して病院を選ぶのかによって絞り込めることもおすすめできるポイントです。ただ、最初からインターネットに頼ると情報量が多く迷いすぎてしまうこともあるので注意が必要です。病院のホームページを見て、説明がわかりやすいと感じるところが良いかもしれません。ブログがあれば医師やスタッフの人柄の参考になりますね。雑誌や書籍産婦人科のことをまとめた雑誌が出ていますので、参考になります。産婦人科の特色がそれぞれ書かれているので全体的にわかりやすく、自分にあった病院が探しやすいです。タウンページ近くの産婦人科を探すのにはとても役に立ちます。近くの病院に的を絞って探すことができ、連絡先がすぐにわかるのが良いところです。産婦人科の選び方のポイントは?距離里帰り出産なのかどうかにもよりますが、健診にその都度行ける距離であることは大切です。夫の立ち合いを望んでいるから出産時に夫が間にあう距離が良いとの考え方もありますが、1時間以内の距離であれば十分間にあいます。あまり遠い場合は健診のために通うのも大変ですし、陣痛が始まってから病院に行くまでの距離を考えると危険性もあります。分娩方法・育児の方法病院によって分娩の方法や母乳育児の考え方が違います。どのような出産を望んでいるのか、完全母乳で育てたいのか、粉ミルクで育てたいのか、病院の方針がどうなのか事前に調べておくと後悔をしなくて済みます。筆者は臍帯血バンクへ協力したかったのですが、病院側が登録していなかったため、断念せざるを得ませんでした。譲れないものは最初の健診を受ける前に確認が必要です。助産師さんやお医者さんとの相性インターネットや口コミで、どんな先生なのか、看護師さんたちの対応はどうなのか知ることができます。フレンドリーな人が良いのか、医学的な細かい説明を重視してくれるのか、どんな人だと安心して任せられるのかを考えてください。自分の命と子どもの命を任せるのですから信頼できる人を探しましょう。一度受診してあわないと感じれば病院を変えることもできるので、実際に診察を受けてから決めても良いですね。ご飯はおいしいか出産という人生で何度もない経験をするのですが、これには体力が必要です。出産後にしっかりとご飯を食べないと体力は回復しません。できればおいしいものを食べられる方が嬉しいですよね。医療水準外から見て、その病院の医療水準を知るのは難しいですよね。参考になるとしたらお産の件数です。毎年たくさんのお産を経験しているところの方が技術や知識が保たれ、いざというときの対応もしっかりしています。医師ひとりあたり毎年何件のお産が行われているのかを比べてみましょう。もしホームページに病気やお産の説明があれば、参考文献が載っているかを見てみてください。近年のものを含めしっかり論文を読んでいれば、きちんと最新の医療を提供している可能性が高いです。また参考程度ですが、クリニックの場合は学会があるときに休診していたり代診の先生だったりすると、その先生は毎年学会で勉強していることがわかります。里帰り出産をする場合は?里帰り出産をする場合は、健診を受ける病院と出産をする病院が異なります。出産をする病院と健診を受ける病院を決め次第、すぐに連絡をしないと受け付けてくれませんので、里帰りを考えている場合は早めに行動に移すことが必要です。健診を受ける病院では、健診の結果を書いてもらい、出産予定の病院に提出しなければならないので忘れないようにしましょう。出産に備えて赤ちゃんを出産した病院については出産を記憶している限り思い出として忘れることはありません。出産する際に何を重視したいのか、病院のきれいさ、看護師さんの対応の良さ、病院の近さ、医療体制、家庭的な雰囲気、それぞれに望むものは違います。一番大切にしたいことをまず考えて、病院を選びましょう。
2023年10月04日約1カ月に1回、女性を悩ませる「生理」。かなりひどい痛みとともに「辛い生理痛がある」という人もいるのでは? 毎月痛みと戦っていると我慢することが当たり前になり、病院のイキドキってわからなくなっちゃいますよね。8月某日、富士製薬工業が運営する女性のための健康支援アプリ「LiLuLa」内でユーザー向けに女性特有の健康問題に関するオンラインセミナー「第2回Happy Life Seminar」が開催。「後悔しない! 産婦人科のイキドキ」をテーマに、神谷町WGレディースクリニック 院長の尾西芳子先生が生理痛など女性特有の悩みに答えてくれました。■痛み止めを飲むタイミングは「痛くなりはじめ」! 生理痛のお悩み相談「Happy Life Seminar」は女性医療領域のスペシャリティファーマである富士製薬工業が、「すべての女性が自分らしいハッピーライフを送って欲しい」という想いのもと開催しているセミナー。女性のための健康支援アプリ「LiLuLa」ユーザーに向けたものですが、「LiLuLa」は完全無料アプリで、誰でも登録することができます。セミナー講師は「もっと早く病院に行ってみれば……」と後悔する患者さんにたくさん出会い、日々産婦人科の敷居を下げるべく活動している尾西先生。今回は患者さんとやりとりする様子とともに、産婦人科では実際にどのような診察を受けるのか伝えてくれました。最初の相談者は生理痛に悩む、17歳の女性。「生理痛に波があり、数時間で治るものの痛い時はものすごく痛い。部活や学業に専念するために痛みを和らげたい」という理由で母親と一緒に来院しました。生理痛で悩んでいる人が産婦人科へ行くタイミングは「生理痛がだんだんひどくなってきた」「生理時に仕事ができないような痛みがある」「生理の時以外にも腹痛や下腹部痛がある」「市販の鎮痛剤では効果がない」と感じた時が、尾西先生のおすすめです。尾西先生は「かなり痛みは強いですか?」「痛み止めは飲んでいますか?」など詳しく話を聞き、2つの可能性を提示。一つは10代の場合は生理が始まってから長い期間が経っていないため、子宮の入り口が狭く血液が通る時に子宮が収縮し、痛みが強くなってしまっているということ。そしてもう一つが将来「子宮内膜症」のリスクを持っている人たちが若い頃から痛みが出ているということです。判断には子宮等の診察が必要となりますが、相談者は性交渉未経験ということもあり、「はじめての産婦人科では緊張されていると思いますし、無理しなくて良いですよ」と尾西先生は患者の意思を尊重。この日は子宮等の診察はしないことになりました。患者に寄り添い、その人に合う提案をしてくれます。「ただ、痛みを取る必要はあり、万が一子宮内膜症の可能性が潜んでいたとしても若いうちから治療していれば不妊にならずに済むこともあります。それを踏まえ、治療方法を考えていきましょう」と、尾西先生。まず、「痛み止め」は痛みの物質ができるのを止めてくれるものなので、痛みの物質が多くできた後に飲むと、効きにくくなってしまうそう! そのため、「痛いかな」と思った初期段階で飲むのが大切と、教えてくれました。痛み止めだけでは治らない場合は、生理の量を少なくしたり生理の回数を減らしたりできる「ピル」や、即効性があり痛み止めと併用できる「漢方薬」などで治療。母親から「ピルは副作用があると聞いたことがあるのですが……」と質問されると、尾西先生は「ピルを飲むと、血が固まりやすくなる血栓症のリスクが何も飲まない人よりも少し上がります。ただ、女性は妊娠や出産をすると血栓症のリスクが大きく上がります。それに比べると、ピルを飲んで血栓症になるリスクは1/6と言われているので、ものすごい低い確率ではあります。また、子宮内膜症のリスクを下げるというのもピルのメリットです」と、きちんと副作用やメリットを説明し、それを踏まえた上でピルを飲む価値があるか、相談者に伝えました。■閉経する50歳の前後5年が更年期。更年期障害のお悩み相談次の相談者はそれまで生理が安定していたのに乱れ、更年期障害が気になっているという48歳の女性。「周期が乱れ4カ月ぶりに来たと思ったらごく少量かつ5日で終わり、落ち込みや鬱々もあり、更年期に入った特徴なのかどうか知りたい」というのが、受診の理由です。尾西先生は「急に汗がでることはありますか?」など詳しく話を聞き、「日本人の閉経は平均50歳で、その前後5年が更年期と言われています。徐々に生理が乱れたり、ホットフラッシュになったりさまざまな症状が起きてきます。それに当てはまる年齢でもあるのですが、甲状腺ホルモンという別の場所が乱れている場合でも似たような症状が起きることもあるので、一度採血をしてみましょう」と提案。採血後、この方の場合は甲状腺ホルモンも更年期障害の特徴である女性ホルモンの乱れも無かったものの、症状を改善するために漢方薬での治療をはじめました。10代、20代、30代、40代……とそれぞれの女性の悩みに寄り添ってくれる産婦人科。今はインターネットで幅広く情報が集められますが、産婦人科では「自分の場合はどうなのか」をきちんと判断してくれます。健康支援アプリ「LiLuLa」の「教えてDr.」では生理痛、避妊、妊娠、性感染症、おりもの、子宮内膜症などあらゆる悩みのQ&A集が見られるほか、質問も可能です。アプリを活用し、産婦人科に相談するきっかけの一つとするのもおすすめですよ。・富士製薬工業株式会社 健康支援アプリ「LiLuLa」HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2023年08月08日妊婦健診で、お腹の中にいる赤ちゃんの様子を確認するために撮影するエコー写真。病院によっては、健診のたびにもらえるところもあるそうです。産婦人科医の今井賢(@kunkun421)さんは、妊婦にエコー写真を渡す際に必ず同じ写真を2枚渡すようにしているのだとか。渡すのであれば、本来1枚で十分なのですが、なぜ今井さんは2枚渡しているのでしょうか。その理由は、とても粋なものでした。「エコー写真は見慣れていない人が見ると、どこが顔や身体なのかが分からなくなることがあると思うので、帰ってから困らないように、片方に絵を描いて渡しています」今井さんは2枚のエコー写真を出し、そのうちの1枚にどこが顔や身体なのかが分かるよう、絵を描いているのだとか。医師でない人がエコー写真を見ると、どう映っているのかが分からないことが多いといいます。こんなふうに、線をなぞってイラスト化されていたら、とても分かりやすいですね!ただ、中には絵を描いてほしくないという人もいるため、今井さんは必ず2枚のエコー写真を渡すようにしているそうです。今井さんが赤いペンで足しているほっぺたによって、よりかわいらしさが増して見えますね…!投稿された、かわいらしいエコー写真は反響を呼び、多くのコメントが寄せられました。・現在妊婦です。毎回エコー写真をもらうのですが、何が写っているのか分からないので、絵を描いてもらえるのはうらやましいです!・これはもらったらすごく嬉しい!素敵な取り組みですね。・かわいいー!持って帰ってからも家族でワイワイできる姿が目に浮かびます。・ほっぺたを赤いペンで描いているのがかわいすぎる!今井さんは「ただ喜んでほしいから」という想いで、これまでエコー写真のイラストを描き続けてきたといいます。身体にさまざまな変化が起こるだけでなく、精神的にも不安定になりやすいといわれる、妊娠中。エコー写真のかわいらしさと、今井さんの優しい心遣いに癒された妊婦は、きっと少なくはないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月06日皆さんは、妊娠中のつわりを経験したことはありますか?今回は、子どもを連れて産婦人科へ行ったときのエピソードを漫画で紹介します。イラスト:harua子どもを連れて産婦人科へ体調は悪くなる一方…見知らぬ女性から説教!?男性が間に入ってくれて…つわり中に、子どもを連れて出かけるのはとても大変ですよね…。女性を連れ出してくれた男性に感謝した、スカッとエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月07日40代になってから、「生理が今までと違う」と感じたことはありませんか? 更年期症状や閉経のことが気になる年代が抱えやすい生理の悩みについて、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:トイレが真っ赤っか! 突然の大量出血、予測不能な生理周期…閉経前に起きた生理トラブルのリアル閉経が近づくと生理はどう変わる?周期が乱れやすくなり回数が減ってきます40代になると卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが崩れ、生理周期は乱れやすくなります。閉経が近づくと、生理の回数も1カ月おき、2カ月おき……と少しずつ減っていくことが多くなります。その後、1年間継続して生理が来なければ閉経となります。経血の量は変わる?多かったり少なかったり、人それぞれ回数は減っていきますが、量については個人差があります。閉経が近づくと量が減っていくと思っている人も多いようですが、必ずしもそんなことはありません。卵巣機能が低下してホルモンバランスが崩れることで、急に多くなったり少なくなったりと、経血の量は乱れやすくなります。生理が今までと変わってきたらどうする?生理不順=更年期とは限らず、定期的な検診で自己管理をこのカードは本物ではありません更年期になると生理が乱れやすいのは事実ですが、だからといって生理不順のすべてが更年期症状であり、閉経のサインというわけではありません。閉経の前後5年間、合計10年間を更年期と呼びますが、閉経前の生理不順が更年期によるものだったとわかるのは閉経になってから。生理不順の原因には、さまざまな病気が隠れていることもあります。生理が今までと違うからといって慌てる必要はありませんが、年1回の健康診断は必ず受けてセルフチェックしておきましょう。そのとき、婦人科のがん検診とエコー診断を受けるとさらに安心です。まとめいかがでしたか? 閉経が近づくと、生理の回数や量がそれまでとは違ってくるということがわかりました。ただ、閉経とは関係ないケースもあるということも忘れずに。定期的に健康診断を受けて、セルフチェックすることが大切です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月04日大学生のときにお付き合いしていた彼との一夜でコンドームが外れてしまい、念のためにアフターピルを処方してもらいに行きました。その際の産婦人科で医師から言われたショッキングなひと言が、今でも忘れられません。10年近く前のことですが、当時を振り返ってお話ししたいと思います。 コンドームが外れた! どうしよう…彼とするときはいつもコンドームをつけて避妊していたのですが、ある晩途中で外れてしまったことがありました。今思うと外れただけで何もなかったのですが、私は初めてお付き合いした相手で経験もなく、とても動揺してしまったのです。 彼の「コンドーム外れちゃったんだけど大丈夫?」の言葉に、私はだんだん大丈夫ではない気がしてきました。 念のためアフターピルをもらうことに問題ないとは思いつつ、私と彼は翌日アフターピルを処方してもらうことにしました。処方してくれる病院や副作用などを調べている私に、彼は心配しながらもしきりに謝ってくれたのを覚えています。 私はなんとなく後ろめたいものがあったので、家から電車を乗り継いで30分くらいのところにある産婦人科を受診することにしました。産婦人科に行くと2人で決めてからは、彼とずっと気まずくなってしまい苦しかったです。 医師に言われた思いがけないひと言コンドームが外れた翌日の朝早くに、私と彼は産婦人科へ。受付や問診票の記入は特に問題はなく淡々と終わりました。診察の順番になって、私ひとりが呼ばれ、「ひとりで呼ばれて、何を聞かれてどう答えたらいいのだろう」と不安でした。 しかし私が着席すると同時に、50代くらいの男性医師は「これだから若いのは困るんだ。ちゃんと後先考えて避妊をするように」と言い、私が何も言う間もなく診察は終わったのです。 予想しなかった展開に呆然としてしまい、何も言い返すことができませんでした。診察後アフターピルを処方されたのでその後生理は来たのですが、私の気持ちは晴れないままでした。 私と彼はコンドームで避妊をしていました。性交時の状況(レイプかそうでないか、避妊はしたかなど)を伝える機会はなかったのですが、それなのに何も聞かずこのように決めつける医師がいることに驚きでした。 原案/桜場紫作画/やましたともこ
2023年05月06日皆さんは嫌味を言われたらどう対応しますか?今回は「産婦人科で絡まれた話」の漫画を紹介します!(イラスト/エトラちゃんは見た!)激しい痛みに悩まされていた主人公中学2年生の主人公は、毎月の月経痛に悩まされていました。ズキズキとした痛みが1週間ほど続き、動けなくなることもしばしば。そしてその痛みは、徐々に強くなっていくのでした。そんなある日、友人と話していると突然…!?痛みで倒れてしまい…!?出典:エトラちゃんは見た!痛みに襲われ、倒れてしまった主人公。保健室の先生に相談し、彼氏と一緒に産婦人科を受診することにします。痛みに耐えながら待合室にいると…。こちらを見ながらコソコソと話すおばさん2人。中学生のカップルが受診していることで、妊娠と決めつけ嫌味を言っていたのでした。痛みのせいで動けず、何も言い返せなかった主人公でしたが…。その場にいた女性2人が「デリケートな話で人を茶化すのはやめなさい」と、おばさんたちを叱ってくれたのでした。勝手な憶測はやめてほしい産婦人科には、さまざまな事情を抱えた人が受診していますよね。勝手な憶測でコソコソと話すのはやめて欲しいものです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月02日近年『女王陛下のお気に入り』『ブラック・ウィドウ』など印象深い演技を魅せるアカデミー賞俳優レイチェル・ワイズが双子の産婦人科医を演じ、製作総指揮も務めるサイコ・スリラー「戦慄の絆」が、PrimeVideoにて4月21日(金)より全6話一挙独占配信される。本作は、1988年にデヴィッド・クローネンバーグ監督がジェレミー・アイアンズ主演で発表したスリラー映画『戦慄の絆』を現代風にアレンジ。レイチェル・ワイズがエリオット&ビバリー・マントルという双子の役を演じる。彼女たちは、ドラッグ、恋人、そしてどんなことでも2人で共有したいという願望を持っており、ときには医療倫理の限界に挑戦することも含め、あらゆる手段を講じて、時代遅れの慣習を打破し、女性のヘルスケアを最前線に押し上げようとしているという役どころ。このリミテッドシリーズは、「ノーマル・ピープル(普通の人々)」や「聖なる証」を手掛け、エミー賞にノミネートされた脚本家・劇作家のアリス・バーチがクリエイター・脚本・製作総指揮を担当する。キャストには、ジュヌヴィエーヴ役にブリトニー・オールドフォード(「アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟」)、グレタ役にポピー・リウ(「ベター・コール・ソウル」)ほか、マイケル・チャーナス(「パトリオット ~特命諜報員ジョン・タヴナー~」)、ジェニファー・イーリー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、エミリー・ミード(『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』)らが起用。監督は、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンが最初の2話を監督し、最終話も共同監督、そして製作総指揮も兼務。ほかにも『ガールファイト』『インビテーション』カリン・クサマ、「スノーフォール」のカリーナ・エヴァンス、「Y:ザ・ラストマン」のローレン・ウォルクシュタインといった俊英たちが監督にあたる。本作は、Amazon StudiosとAnnapurna Televisionが共同製作。製作総指揮にはほかにも監督と兼務のショーン・ダーキン、そしてステイシー・オニール(「Sam & Kate(原題)」)とスー・ネーグル(「パム&トミー」でエミー賞ノミネート)、さらに主演のレイチェルも自ら製作総指揮にあたる。1988年の映画版では主人公の双子の産婦人科医を演じた名優ジェレミー・アイアンズの演技が話題を呼んだ作品。今回その役をレイチェルがどのように演じるのか。レイチェルにとって実に30年ぶりのドラマ出演(アニメ声優除く)としても注目だ。「戦慄の絆」(原題:DEADRINGERS)は4月21日(金)よりPrimeVideoにて独占配信開始(全6話一挙配信)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月16日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型(Instagram:omori_nigaoe)パパ/ゆたか:女子力が高い雑学王。子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きするちょっと大袈裟さんしーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちにかわいがられてすくすく成長中!つーくん:2022年12月生まれ。元気な3人のお姉ちゃんたちに囲まれ日々成長中!中国の産婦人科事情。5歳、4歳、2歳の年子3姉妹と、0歳の男の子を育てているずぼらママです。現在わたしは中国で子育てをしています。日本と海外では文化が違うので、驚かされることがたくさんあります!今回は中国の産婦人科事情をお話しします。中国に来てから、検査薬を使い妊娠が判明しました。わたしたち夫婦は中国語が話せないため、日本人に人気がある通訳のいる産婦人科を受診することに。無事に赤ちゃんの心拍を確認して、院内施設の説明を受けました。院内には小児科が併設しており、出産後も予防接種や診察に通えます。ママのために骨盤矯正や顔のシミ取り治療といった美容施設もあり驚きました。「最後の出産なら絶対に骨盤矯正したほうがいい」と通訳さんに教えてもらいました。また、初めての健診のお会計では、産後までの健診にかかる費用を一括で払うと割引になるというお得なプランをおすすめされました。しかもこのプランはその日のうちに決めないと割引が適用されないものらしく、産婦人科で営業を受けることになるとは驚きました。「このプランに決めてしまったらもう中国で産むしかなくなる…」と、ざわざわした心境になったのを覚えています。中国での妊婦健診の内容は日本の妊婦健診と大体同じです。わたしの通っていた産婦人科は、先生の部屋、エコーの部屋、体重と血圧を測る部屋、採血の部屋…とたくさんの部屋に分かれていて、忙しなく何度も移動する必要がありました。特に一回の健診で、先生の部屋に何回もお話しを聞きに移動したのが印象的です。日本語の通訳さんはひとりしかいないため、他の妊婦さんの対応があり、常に一緒にいてくれるわけではありません。先生の話す言葉の意味がわからず、とりあえずうなずいておくだけのこともありました。中国の健診では赤ちゃんの父親も採血をします。遺伝性の病気がないかチェックするために行うようです。先生の問診で、赤ちゃんのおじいちゃんおばあちゃんが健康かどうかも聞かれます。また、あらかじめ健診の項目にダウン症検査も含まれており必ず受けるようです。検査結果と異なってダウン症の子どもが生まれた際には賠償金が出るという説明も受けました。他にも、中国では出生前に性別を教えてはいけない決まりがあります。わたしたち夫婦は日本人同士なので教えてもらえましたが、先生から「内緒にして」と釘を刺されるほどでした。それほど深刻な問題なのだと感じました。なお中国では避妊具がスーパーやコンビニなど、子どもの目に触れるところに大量に置いてあり少しびっくりしました。このように国が違うと驚くことも多いですが、共通しているのは「子は宝」ということです。妊娠中、産後とトラブルがたくさんありましたが、周囲の人に何度も助けられました。関わってくれた全ての方に感謝です!妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!おおもりなつみさんのマンガが動画になって登場!ままのてで大人気の育児マンガが動画でも楽しめるようになりました。もちろん、おおもりなつみさんのままのてオリジナルマンガも動画になって登場していますよ。おおもりさんの描く年子3姉妹の日常をぜひ、ご覧になってくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年02月16日『性教育Youtuber』を自称する男性が2023年1月上旬に投稿した、1本の動画が議論になっています。動画の内容は、施設に展示されている産婦人科検診台(通称:内診台)に、男性が笑いながら乗るというもの。投稿文では内診台を『セックスマシーン』と称し、「足が上がりすぎてセックスどころじゃない」とつづっていました。※写真はイメージ足を左右に大きく開くため、内診台で検査を受ける際は強い抵抗感を覚える人も多いといいいます。それでも人々が内診台に乗るのは、病気を早期発見する検査や出産など、命に関わることのためでしょう。内診台を揶揄しているような投稿に対し、ネットでは批判が殺到。「身体に関わるものを下品に茶化すだなんて」「その意識で性教育を語らないでほしい」といった声が上がっています。産婦人科の『内診台』揶揄に、メーカーが怒りの声明同年2月10日、内診台をはじめ、美容室や医療クリニックの業務用設備機器を製造している、タカラベルモント株式会社がウェブサイトで声明を公開。今回の騒動を『産婦人科検診台での迷惑行為』と称し、同社はこのように想いをあらわにしました。当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です。しかしながら、今回の SNS 上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します。タカラベルモントーより引用最後に、「これからも弊社は、女性の悩みや不安に寄り添った製品・サービスを提供し続けます」とつづった、タカラベルモント株式会社。内診台がああいった表現で揶揄されたことに対し、同社は怒りをあらわにすると同時に、苦言を呈しました。産婦人科は妊娠や出産に限らず、がんの検査や月経困難症の治療など、さまざまな理由で女性が訪れる場所。しかし、いまだに「妊娠をした人だけが行く病院」といった誤った印象を持たれがちです。ネットでは、問題の投稿によって、産婦人科や内診台に対して偏った印象が広まることを危惧する声も。今回の騒動を受け、さまざまな意見が上がっています。・本当にそう。抗議文を出してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。・ただでさえ若い子は産婦人科に行くことに抵抗があるのに、変な偏見を植え付けないでほしい。・よくぞいってくれました!メーカー側もちゃんと怒ってくれてよかった。近年、性教育では身体の構造や行為そのものの知識だけでなく、人権について学ぶことも重要とされています。内診台について正しい知識を広めると同時に、利用者の気持ちを尊重することが性教育につながるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年02月14日“性教育YouTuber”として活動するしょご先生(38)が、産婦人科の検診台を揶揄するような不適切動画をTwitterに投稿し波紋を広げている。問題視されているのは、1月9日に投稿された約30秒の動画。群馬県の観光施設を訪れたしょご先生は、展示物された産婦人科で使用される検診台に座り、機器が動くと同時に大笑い。《足上がり過ぎてセックスどころじゃないセックスマシーンw》(原文ママ)と、ツイートが添えられていた。しょご先生は、ユーザーから《初めて見ました》と感想が寄せられると、《ちょっと足上がり過ぎて実用性は低そうw》などと返信。しかし、この動画は現在までに815万件以上のインプレッションを集めているが、批判の声が殺到しているのだ。《内診台は命を守るところです!!間違えた認識を与えないでください!このツイートを見て誤解を招き産婦人科に行く機会を逃してしまう方が居らしたら命に関わる事もあるのです!》《これは婦人科の診察台ではないでしょうか。であれば訂正してほしいです。多くの女性にとっては楽しい思い出のある場所ではありませんし、セックスマシーンなどと揶揄すべき物でもないと感じました》《ひとことで良いから、訂正してほしいです。セックスマシーンではないと言ってほしいです。婦人科で検診を受ける大切さも、併せて伝えてください。それが性教育ではないですか》産婦人科医を名乗るユーザーからも、批判の声が寄せられているしょご先生。そんななか、理美容や歯科・医療機器、化粧品事業を手がける「タカラベルモント株式会社」が怒りの声を上げたのだ。2月10日、同社は公式サイトを通じて「SNSで拡散された産婦人科検診台での迷惑行為に関して」と題する声明を発表。しょご先生を名指しはしなかったものの、《2023年1月9日(月)に、SNS上において、産婦人科で使用される検診台を使って撮影された不適切動画が投稿され、拡散している状況が判明しました》と指摘。そして次のように、主張した。《当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です》《しかしながら、今回のSNS上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します》さらに同社は、SNSの運営会社に抗議と投稿の削除を要請。しかしながら、現在も投稿は残ったままで、しょご先生も炎上に対して“我関せず”といった姿勢を貫いている。13日午前も、AIに女性の定義を質問したとして、《生物学的な定義と社会学的な定義をごっちゃにして考えてしまうと話が進展しないのでAIに助けてもらいました。今までで1番わかりやすい回答だったわ》とツイート。だが、そうした“通常運転”ぶりに、《ふざけるな!!謝罪しろ!》《きちんと謝罪してこのツイートを削除してほしい》と、火に油を注ぐ事態になっている。命を守る医療機器を揶揄するようなことは、決してあってはならない。
2023年02月13日現在2歳の次男を出産したときのことです。自宅近くの人気産婦人科で分娩予約をした私。きれいな個室に入院できるというのが売りの産婦人科でした。妊婦健診のときに個室を見学すると、大きな窓からさわやかな風が入り、トイレや洗面台もある広々としたお部屋で、「赤ちゃんとこんな素敵なお部屋で過ごせるなんて楽しみだな」と胸をときめかせていました。でもいざ出産したときには、想定外の展開になってしまいました。 看護師さんから衝撃のひと言出産予定日前日の朝、陣痛が始まり入院。その日の正午ごろに次男が誕生しました。出産直後、私は分娩台で会陰を縫ってもらいながら「早く素敵な個室でお昼寝をしたいな」なんてワクワクしていました。 そのまま分娩台で少し体を休ませたあと、看護師さんが迎えにきてくれ、車椅子に乗りました。すると看護師さんから「出産ラッシュでお部屋が空いていないので、別のお部屋に行きますね」と衝撃の告白をされたのです。 狭くて暗い処置室へ連れて行ってもらった部屋のドアには「処置室」と書かれ、室内にあるのはベッドと小さなテレビのみ。狭くて圧迫感がありました。小さい窓が天井近くにあるだけで、薄暗い印象。トイレや洗面台はないため、お見舞いにきた人が使う共用のトイレまで歩いて行かなければなりません。 看護師さん曰く、私の出産日の2日前が出産ラッシュだったとのこと。20室ほどある個室が、私が入院する直前に埋まってしまったのでした。看護師さんからは「個室が空き次第移動できるので、それまで我慢してほしい」と言われました。 本当に移動できるのか不安「ちゃんと個室分の予約金を払ったのに」とか「いつ個室へ移動できるんだろう」とイライラしてしまう一方、「出産ラッシュは誰のせいでもない」という気持ちもあり、モヤモヤ……。 病院スタッフの皆さんは、入院患者が多くていつも以上に仕事が大変だというのもわかるので、不満も言えません。結局、2晩を処置室で過ごし、母子同室が始まる日の朝、やっと個室へ移動できました。次男との同室生活は、予定通りの個室で過ごせたのが救いでした。 想定外の入院生活になってしまいましたが、退院時に個室分として払っていた予約金が数万円返ってくるという臨時収入もありました。このお金で少し質のいいおむつなどを買えたので、今では結果オーライかなと思えるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/そら著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年01月30日月経痛や月経不順などで悩んでいませんか?「この症状で婦人科に行ってもいいの?」と迷っている人もいるかもしれません。産婦人科専門医に月経のトラブルで婦人科に行くべき目安をうかがいました。この月経トラブル、婦人科に行くべき?月経痛が酷い、経血量が多い、月経期間が長い、月経がきちんと来ないなどで悩んでいませんか?気になる症状があるけれど、行くほどのレベルではないかもと、婦人科を受診するのをためらっているかもしれません。忙しさや婦人科の予約の取りにくさなどから、悩みを放置している人も多いのでは?でも万が一、重大な病気が隠れていたらと思うと不安ですよね。そこで今回は、産婦人科専門医の大島乃里子さんに、月経のよくあるトラブルについて「こうなったら婦人科に行くべき」という目安をうかがいました。ぜひ参考にしてください。知っておきたい婦人科受診のめやす1. 月経痛が酷い大島さん日常生活に支障のあるような痛みがある場合には、受診をおすすめします。時々、市販の痛み止めを使う程度で問題なければ経過をみてもよいのですが、毎周期、痛み止めを使用している方や、以前より月経痛が強くなっている場合には、特に注意が必要です。30代は子宮内膜症などの病気による月経痛が増えてくる時期なので、そのような方はぜひ受診してください。2.月経の量が多い大島さん昼用のナプキンが1時間もたない場合は、月経量が多いと考えられますので、受診をおすすめします。また月経血が塊になってゴロゴロ出てくるような場合にも受診しましょう。3.月経期間が長い大島さん月経が8日間以上続くようなら受診してください。月経期間は3〜7日間が正常の範囲です。4.月経がなかなか来ない大島さん妊娠の可能性があれば、市販の検査薬で検査をしてください。妊娠ではない場合、3か月間、月経が来ないときには受診してください。また、正常の月経周期は25〜38日の間なので、毎周期、この範囲を超えているようなら受診をおすすめします。月経トラブルで婦人科を受診したらどんな検査をするの?ーー月経トラブルがあって婦人科を受診した場合、どんな婦人科検査を受けるのでしょうか。不安になるのですが。大島さん婦人科ではすぐに検査を行うのではなく、症状について詳しくお話をうかがったうえで、その方に必要な検査を行います。受けるべき検査は症状によって異なりますが、血液検査では月経に関連するホルモンを調べることができますし、内診や経腟超音波検査では子宮や卵巣に腫瘍がないかをみることができます。婦人科外来を受診するほどの症状はないという方は、人間ドックで経腟超音波検査をオプションに加えるのも一案です。また20〜30代で将来、妊娠・出産を考えている方は、プレコンセプションケアとして検診を受けておくのもおすすめです。ーープレコンセプションケアとは、「コンセプション=妊娠」の「プレ=前」のケアという意味から、妊娠前のケアを指します。世界的に普及しつつある概念で、世界保健機関(WHO)の定義(※)では「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」とされています。プレコンセプションケアのレディースドックを受ける選択肢もーー大島さんが婦人科顧問を務める「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」では、プレコンセプションケアのレディースドック「プレコンドック」がありますが、どんな検査をするのでしょうか?大島さんプレコンドックには、妊娠の妨げになる可能性がある婦人科疾患のチェック、卵子の残数 (卵巣予備能)を推定するAMH検査、感染症検査などが含まれます。今すぐの妊娠は考えていないという方は、プレコンドックで今の自分のからだの状態を確認し、健康増進のためにできることを知り、将来妊娠したいときにスムーズに妊娠するための準備をしていただくためにご活用いただけたらと思います。ーー毎月の月経で何らかのトラブルに悩まされており、不安がある人は、今回紹介された目安を元に判断しつつ、迷ったらひとまず婦人科を受診するのが安心と言えそうです。痛みを我慢するなどの無理はせず、改善を目指しましょう。Information教えてくれた人…大島 乃里子(おおしま・のりこ)さん「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」婦人科顧問。日本産科婦人科学会専門医、医学博士。 婦人科腫瘍のほか女性医学の専門医・指導医でもあり、思春期から老年期までの女性の生涯におけるヘルスケアを担っている。(C)Milos Dimic/Getty Images文・椎原茜
2022年10月23日出産は命がけの行為。医療が発達した現代でも、母親は生まれてくる我が子のために奮闘しています。つわりや陣痛、出産時の痛みといった肉体的なものに加えて、精神的なプレッシャーなどの負担が、母体にかかるのです。なぜか優しい助産師ばかりの産婦人科2022年の8月に双子を出産した、たまご(@_futagotamago)さん。たまごさんは総合病院の産婦人科で分娩し、初めての出産を無事に終えることができました。入院をするにあたって、たまごさんには気になっていることがありました。それは、どの助産師も物腰が柔らかく、妊婦に優しいこと。病院という職場に限らず、働く人が多ければ、1人は態度が冷たい人がいてもおかしくありません。しかし、たまごさんの周囲ではそれがなかったのです。気になったたまごさんは、いつも元気で明るい助産師長に、その疑問を伝えることに。すると、助産師長は笑顔でこういいました。「産後、ボロボロになっているお母さんに優しくできない助産師なんて、いらない」って私が延々といい続けたら、厳しい人たちはみんなどっかに行っちゃったんだよね~。※写真はイメージ総合病院で助産師さん大勢いるのに厳しい人全然いなくて全員優しいんだけど超フレンドリーな助産師長さんと話したときにそれ伝えたら「産後ボロボロのお母さんに優しくできない助産師なんていらないって私が延々と言い続けたら厳しい人たちみんなどっか行っちゃったんだよね〜」と笑ってて謎が解けた。— たまご (@_futagotamago) August 13, 2022 きっと助産師長は、出産にあたって母親がどれだけ心身を疲弊するかをよく知っているのでしょう。何よりも妊婦の気持ちを最優先した結果、妊婦に厳しい態度をとる助産師は、自然と職場を去っていったのだとか。たまごさんによると、助産師長は「ここにいる間しか赤ちゃんの面倒を見てあげられないから、今は好きなだけスタッフを頼ってね」と何度も声をかけてくれるのだそうです。そんな心優しい助産師長がいる産婦人科だからこそ、たまごさんは安心した状態で初めての出産に挑むことができたのかもしれません。たまごさんの投稿は拡散され、出産経験者を中心に多くの人から反響が上がっています。・かっこいい!優しい助産師さんは、産後の母親にとって心の支えだよね。・上の人がこの考えなら、きっと働く助産師にとってもいい職場なんだろうな。・過去に雰囲気の悪い産婦人科に遭遇したから、このエピソードで泣ける。出産経験者からの称賛の声だけでなく、いろんな社会人から「こういう人がいる職場で働きたい」という声も寄せられた、たまごさんのエピソード。助産師長がいる限り、患者にとっても、働く人にとっても、その産婦人科は安心できる場所であり続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月15日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。コロナ禍ということもあり「確実に赤ちゃんが確認できるようになる週数になってから受診しよう」と妊娠6週目と予測したあたりに、産婦人科を受診しました。しかし、「赤ちゃんが見える可能性が高い」はずだったのに、子宮内を映したモニターには何も映らず、「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。 どちらかといえば、私はプラス思考なので、子宮外妊娠の可能性があることはわかっていたけれど、どこかで「大丈夫かも」という希望を込めた考えがあったんだと思います。しかし、診察室で自分でも見られるモニターに何も映らなかったとき「そっか……2択(流産か子宮外妊娠)」と覚悟しました。 夫にも、赤ちゃんが見えず「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられたことを伝えたペンコさん。しかし、夫は次の受診日に出張が入っており、一緒に受診することはかないませんでした。ただ、ペンコさんには元気いっぱいの長男くんがおり、長男くんと一緒に慌ただしい毎日を過ごしていたため、検索魔にもならず、「きっと大丈夫!なんとかなる!」という思いでした。しかし、再受診した産婦人科でもモニターには何も映らず……。医師には「子宮外妊娠の可能性が高い」と言われてしまったのです。 日本産婦人科学会によると、医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産となり、その8割以上が妊娠12週未満の早い時期に起こるそうです。妊娠初期はとても不安定な時期なのです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年07月30日大学生のときにお付き合いしていた彼との一夜でコンドームが外れてしまい、念のためにアフターピルを処方してもらいに行きました。その際の産婦人科で医師から言われたショッキングなひと言が、今でも忘れられません。10年近く前のことですが、当時を振り返ってお話ししたいと思います。 コンドームが外れた! どうしよう…彼とするときはいつもコンドームをつけて避妊していたのですが、ある晩途中で外れてしまったことがありました。今思うと外れただけで何もなかったのですが、私は初めてお付き合いした相手で経験もなく、とても動揺してしまったのです。 彼の「コンドーム外れちゃったんだけど大丈夫?」の言葉に、私はだんだん大丈夫ではない気がしてきました。 念のためアフターピルをもらうことに問題ないとは思いつつ、私と彼は翌日アフターピルを処方してもらうことにしました。処方してくれる病院や副作用などを調べている私に、彼は心配しながらもしきりに謝ってくれたのを覚えています。 私はなんとなく後ろめたいものがあったので、家から電車を乗り継いで30分くらいのところにある産婦人科を受診することにしました。産婦人科に行くと2人で決めてからは、彼とずっと気まずくなってしまい苦しかったです。 医師に言われた思いがけないひと言コンドームが外れた翌日の朝早くに、私と彼は産婦人科へ。受付や問診票の記入は特に問題はなく淡々と終わりました。診察の順番になって、私ひとりが呼ばれ、「ひとりで呼ばれて、何を聞かれてどう答えたらいいのだろう」と不安でした。 しかし私が着席すると同時に、50代くらいの男性医師は「これだから若いのは困るんだ。ちゃんと後先考えて避妊をするように」と言い、私が何も言う間もなく診察は終わったのです。 予想しなかった展開に呆然としてしまい、何も言い返すことができませんでした。診察後アフターピルを処方されたのでその後生理は来たのですが、私の気持ちは晴れないままでした。 私と彼はコンドームで避妊をしていました。性交時の状況(レイプかそうでないか、避妊はしたかなど)を伝える機会はなかったのですが、それなのに何も聞かずこのように決めつける医師がいることに驚きでした。 原案/桜場紫作画/やましたともこ
2022年05月03日皆さんは旦那さんのちょっとしたことにでもイラっとしてしまった経験はありますか? 一緒に暮らしているからこそ、些細なことでも気になってしまうものです…。 今回は「夫に対して最強にイラっとした瞬間エピソード2選」をご紹介します。産婦人科の検診産休に入ったときの話です。扶養範囲内で働いてる私は、産休、育休中に手当が出ないため全く収入がありません。産婦人科の受診代がなく、旦那に「受診代もらっててもいい?」と聞くと「産婦人科も任意だから毎回検診に行かなくてもいいんだよ?」と驚きの一言が…。多分自分が検診についていけない腹いせなのでしょうが、思わず耳を疑いました。さすがに腹が立ったので受診代とお小遣いを抜き取ってやりました。(女性/パート)タイトル毎日の夜の寝かしつけ、上の子は隣で寝ていたらそのまま寝てくれるのですが、下の子はまだ抱っこして寝かしつけをしなくてはなりません。たまに上の子も寝れなくて私の方に来ては寝そうな下の子を起こそうとします…。手伝ってもらおうと旦那の方を見るとグースカといびきをかいて寝ていて…。起こして「寝かしつけ手伝ってよ」と伝えると「無理。眠い」と言われました。私も眠いんですけど…!(女性/パート)皆さん旦那さんが原因でイラっとしてしまった経験は多々あるようです…。こうならないためにも、日々お互い思いやりの心を忘れないようにしましょうね。以上、夫にイラっと体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月01日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第17話です。しばらく冷戦が続いていたある日、GPSで夫の位置情報を確認すると産婦人科にいるようで…!?産婦人科だと…?!出典:instagram隠すつもり?出典:instagram仕事で疲れたって言った?出典:instagram生意気言いやがって!出典:instagramDV、モラハラ
2022年04月13日株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:久保田貴幸)は、新刊「産婦人科医が教える! 妊娠・出産と女性特有の不調・病気がわかる本」(著者:安田 師仁 )を9月22日に発売いたしました。『産婦人科医が教える! 妊娠・出産と女性特有の不調・病気がわかる本 』詳細産婦人科医が教える!妊娠・出産と女性特有の不調・病気がわかる本 | 話題の本ドットコム : 書籍内容女性には、年代によってさまざまなカラダの悩みが出現します。その理由の一つが「生涯月経回数の増加」です。月経は子宮に負担をかけるため、子宮内膜症や子宮筋腫や卵巣がんなどの婦人科疾患の患者が増えているのです。また、女性の生き方が多様になり、結婚年齢や出産年齢が上がったことで、希望してもなかなか妊娠できず、不妊治療に取り組むケースもどんどん増えています。そして、更年期には、女性ホルモンの激しい乱高下から、日常生活に支障が出るほどの不調を訴える人もいるのです。女性の社会進出が進み、現代女性の心身にかかるストレスはかなり増大しています。女性特有のカラダの悩みを抱えている人が増えているにもかかわらず、産婦人科の受診率はそれほど増えていません。仕事や家事、育児で忙しいことを理由に、不調があっても我慢したり、痛み止めを飲んでやり過ごしている女性が多いのです。産婦人科というと、妊娠・出産に関わる人が行くところというイメージが強いと思いますが、それだけではなく、思春期から老年期まですべての女性の悩みに応えるカラダの専門家です。産婦人科は、子どもをもつか否かという人生設計に寄り添ってくれるのはもちろん、日頃の不調や悩みを解消し、思いがけない病気やトラブルを防ぐことができます。女性のカラダは危うさをはらんだ繊細なものであることを女性自身がきちんと自覚し、正しい知識をもち、気になる症状や異常に早く気づいて、発症や進行を予防していくことが大切です。本書では、女性特有のカラダの悩みをライフステージごとに整理し、詳細な解説と解決策を提示します。目次はじめにPart1 女性のカラダと心は年代によって大きく変化する自分のカラダのことを「知らなかった」で後悔しないために現代の女性は、さまざまなカラダの問題を抱えている女性の生涯に深く関わる女性ホルモンの働き女性の一生とホルモン変化進化する現代の女性医療――産婦人科を普段から上手に利用しよう「恥ずかしい」「怖い」「痛い」は心配なし一生通い続けられる「産婦人科かかりつけ医」の選び方年代別・症状別 女性の不調 チェックリスト【COLUMN】「恥ずかしくない」「怖くない」「痛くない」診療Part2 月経は個人差が大きい 「多い」「痛い」は我慢しない月経痛は人それぞれ異なる過度のダイエット、性感染症などに注意を周期的に妊娠の準備を繰り返すのが「月経」月経の「正常な範囲」とは性成熟期に気をつけたい病気と対処法「痛い」「つらい」が続くときは、低用量ピルの活用をやせ過ぎは健康リスク大、「健やかな美しさ」を大切に月経や性についての悩み チェックリスト【COLUMN】低用量ピルの服用を助けるスマートフォンアプリPart3 パートナーと一緒に取り組む生殖医療(不妊治療)多くのカップルが“妊活"に取り組む時代ステップを踏んだ治療が大切さまざまな条件が重なって、成立するのが妊娠避妊をせずに、1年以上妊娠しないものが「不妊」不妊の原因は、男女ともにさまざま年齢と妊娠との関係、「卵子の老化」とは不妊治療を考えるときの受診先・相談先不妊治療の流れ不妊治療の基本検査一般不妊治療1 タイミング療法一般不妊療法2 卵巣刺激(排卵誘発)法生殖補助医療1 人工授精(AIH)生殖補助医療2 体外受精・顕微授精女性不妊・男性不妊の治療妊活を考えるときには「ブライダルチェック」をリラックスして、夫婦のコミュニケーションを大切に妊娠・不妊についての悩み チェックリスト【COLUNM】安心して子どもを産み育てられる環境をPart4 健やかな「妊娠・出産」の準備楽しみな反面、不安も大きい妊娠・出産期お産の痛みを和らげる「無痛分娩法」が増加妊娠かな?と思ったら、産婦人科の受診を妊婦健診と、妊娠中の検査妊娠中から、二人で今後の生活設計を出産施設の選び方希望の分娩方法(バースプラン)を医師に伝える分娩入院から、産後ケアまで妊娠・出産にかかる費用の目安妊娠中のマイナートラブル特に注意すべき妊娠から産後までのリスク妊娠中は、体重管理をしっかりと妊娠中は、たばことお酒は禁物。適度な運動はOK「自分のことは後回し」でなく、忙しい人ほど自分ファーストで早めの体調管理を妊娠・出産についての疑問や気掛かり チェックリスト【COLUMN】妊婦さんでも受けられる「乳がん検診」Part5 「更年期」を乗り切り、老年期もいきいきと過ごす!女性ホルモンの急減で、心身にさまざまな症状が出る更年期閉経後こそ、自分を大切にして健康維持を閉経をはさんで前後5年ほどが、「更年期」更年期には、身体的・精神的にさまざまな不調が出現更年期に気をつけたい病気と対処法やっぱり大切な食事と運動習慣。病気を遠ざける生活を送ろうがん検診(乳がん、子宮がん、卵巣がん)を恒例に骨密度検査で、自分の骨の状態を知る人生後半こそ、生活の楽しみや自分の居場所をもつ更年期からの気掛かり チェックリスト【COLUMN】教育講演や“レディース寺子屋"で情報発信おわりに書籍概要書籍名 :産婦人科医が教える! 妊娠・出産と女性特有の不調・病気がわかる本著者:安田 師仁価格:1650円(税込)体裁 :196ページISBN-10:4344932382出版社 :幻冬舎メディアコンサルティングURL: 産婦人科医が教える!妊娠・出産と女性特有の不調・病気がわかる本 | 話題の本ドットコム : 著者プロフィール■ 安田 師仁/ヤスダ カズヒト1996年、秋田大学医学部卒業、秋田大学医学部産科婦人科学講座入局。秋田大学医学部附属病院、秋田社会保険病院、中通総合病院、市立秋田総合病院で産婦人科全般の経験を積み、2001年には秋田大学医学部大学院を修了している。医学博士。2006年、秋田赤十字病院産科婦人科(産科)副部長。2007年には京野アートクリニックで高度生殖医療(体外受精、顕微授精等)に携わり、2009年、NTT東日本東北病院産婦人科主任医長。秋田県南秋田郡八郎潟町出身で、故郷秋田の少子化対策の力になりたい、秋田の女性が生涯を通じて心身ともに健康な生活を送るお手伝いをしたいという想いから、自身が生まれた秋田市土崎に2010年12月、あきたレディースクリニック安田を開院(2015年11月に医療法人化し、医療法人ALCY理事長に就任)。患者様ファーストの環境づくりに注力しており、妊娠出産と不妊治療等、目的別に患者様を案内するなど、安心して通院していただけるように配慮している。会社概要商号 : 株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング代表者 : 代表取締役久保田貴幸所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7設立 : 2005年6月27日資本金:42,250千円事業内容 : 出版を通じた企業のブランディング支援・コンサルティング業務URL : 本記事に関する問い合わせはこちら株式会社幻冬舎ウェブマ〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号TEL:03-5413-0701URL : E-Mail: info@gentosha-webma.com ▼学びは本からというあなたへ「話題の本.com」話題の本.com(ドットコム) | 学びは本から!というあなたへ。 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月22日ベビーカレンダーでは、「子どもがいるっていいな」と思えた瞬間について、実際のママへのインタビューをしています。今回は、産婦人科医の善方裕美先生に3人の娘さんの子育てについて聞いてみました。 善方裕美先生よしかた産婦人科院長。横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。年間約800人の赤ちゃんが誕生する分娩施設の院長であるとともに、女性医学の専門家として大学での研究、行政の女性健康セミナー講師、NHK健康チャンネルの出演など情報発信をおこなっている。 子どもが大きくなった今でも「子どもと共に生きている」ー23歳、20歳、16歳の3人の娘さんがいらっしゃるとのことですが、お子さんが小さかったころの思い出などありますか? 【善方先生】上の2人が小さかったころには、すでに夫と開業で産婦人科をしていました。夜遅くに出産があるときには、どうしても対応しなければならない。そんなときには、ひとりをおんぶして、もうひとりを抱っこして分娩室に入ったりしてました。もう、しょうがないですよね(笑)。 昼間の外来診療の時間も預けていて、夜の時間もまた預けるっていうのが私にはどうしてもできなくて…。とにかく一緒にいたかった、できるだけ離れたくなかったんです。だから、子どもたちはそんなふうに私が仕事をする姿を見てきていると思います。 ーそんなお母さんの姿をどう思ってたんでしょう? 【善方先生】長女は今、医学部に行ってます。まさかそうなるとは!とは思って、驚いてます。両親が二人とも医者だと、一般的に「後継ぐんでしょ?」みたいになると思うんですが、私は1回も「医学部に行ったら?」とか言ったことないんですよ。長女が言うには、私が仕事をしている姿は楽しそうに見えたって。「楽しそうだな」「やりがいがありそうだな」「いいな、勉強したいな」って思うんだよねって言うんです。子ども心にすごく私が忙しそうにしているときには、手伝ってあげたいって思ってくれていたそう。私が学会などで勉強している姿は、夢を追っているといういいイメージを持ってくれていたみたいです。 逆に、次女は幼稚園のときにはずっと「お医者さんになりたい!」って言っていたのに、海外に留学したのをきっかけに、全く別の夢を見つけて日本文化を研究する学部の大学生になりました。3人目は、今ちょうど16歳なんで、悩んでいるんじゃないかな。いずれにしても、子どもたちの進む道はそれぞれが自発的に決めるべきだと思っています。ーお子さんたちには楽しそうに見えても、実際は仕事と育児の両立は大変じゃなかったですか?【善方先生】仕事と育児の両立…と言えるようなカッコイイことは何もなくて、日々必死に子供たちと過ごし、やらなくてはならない最低限の仕事に関わって、ごちゃごちゃの時間を過ごしていたら子どもたちが育ってくれた、みたいな感じです。 私は仕事ですごく疲れてても、どんなにつらくても「子どもたちがいれば生きていける!」と思ってました。小さいころはとくに「ママ、ママ!」って求めてくれるじゃないですか。それがうれしかった。子どもたちにおいしいご飯を食べさせてあげたい、情緒豊かに育ってほしい、シンプルにそう願っていて、だから、気持ちの上では「仕事よりも子どもが優先」と思っていました。それがよかったのかもしれないですね。 子どもが大きくなった今でも、娘3人と私は、住む場所は離れているけど、とても仲よしで、音楽という共通の趣味で盛り上がったりしています。自分の年齢があがるにつれ、さらにもっと「子どもと共に生きている」って思います。 子どもたちと一緒に遊んでたときが人生で一番キラキラしてたーお子さんと遊んだりした思い出もありますか? 【善方先生】私、子どもと外で遊ぶのが大好きなんです。自分の子どもだけじゃなく、お友だちのママと子どももみんなで一緒に海や山やアスレチックに行くのが好きで、企画するもの好きでした。今、思い返しても私の人生で一番キラキラしていた時期だったと思います。 ーえーっ!自分が若いときに友だちと遊んだりするよりですか? 【善方先生】全然! 本当に真面目にそう思うんです(笑)。楽しかったな、みんな可愛かったな〜って。私はどちらかというと、ママたちといるより、子どもと一緒になって遊んでるほうが多かったんですけど。 今、コロナや災害もたくさんあって、どんよりしたり、辛かったり、イライラしたり、落ち着かない状態になることも多いじゃないですか。でも、1カ月健診の赤ちゃんが来た瞬間に、赤ちゃんの周りはふわぁ〜っと明るくなるんですよ。 これって、例えば海外の戦時下でも、赤ちゃんの笑顔って変わらないと思うんです。キラキラした目をしてて「世界は素晴らしい」って顔をしてる。何より周りにいる大人たちを巻き込む力があるんです。赤ちゃんが笑えば、大人も笑いますよね。 うちの産院は毎週木曜日に1カ月健診をやってるんですけど、木曜日は幸せでしょうがないんです(笑)。嫌なことも忘れちゃうくらい。赤ちゃんからたくさんパワーをもらってます。 完ミ・混合・完母どれも経験したからどの気持ちもわかるー善方先生は母乳育児を推進しているとのことですが、ご自身の育児ではどうだったんでしょうか?【善方先生】おっぱいに関しては本当に三者三様でした。なので、どのママの気持ちもよくわかります。長女のときには時代的にも生まれてすぐに母子別室。授乳指導も何もなく、おっぱいの咥えさせ方もわからないまま退院し、結局、母乳は断念して乳児用ミルクで育てることになりました。次女は生後6〜7カ月くらいまで混合で頑張ってたんですけど、その後、母乳不足の不安がぬぐえず乳児用ミルクに。三女が生まれるまでの4年間に自分の病院を母子同室にして、母乳指導もしっかりできるようにして…と今と近い形へ変えていきました。 なので、三女を出産するときには妊娠中から当院の助産師さんにおっぱいケアをしてもらって、産後も完全母乳で育てられたんです。それまで、自分はダメなおっぱいなんだってずっと思ってました。すごく悲しかったし、トラウマになっていたと思います。それが、完全母乳にできたことでストンとラクになりました。うれしくてうれしくて、三女は5歳くらいまで飲ませてましたね。 でも、そのうちお姉ちゃんたちから「もう、年長さんになるのにぃ~。いつまで飲んでるの〜?」とか言われるようになって、ある日、自分から「今日はちょっと我慢してみる」って。「我慢しなくていいよ」って言ったんですけど、「でも、がんばれる、大丈夫」って(笑)。それで、私は寂しかったんですが、その日が卒乳の日になってしまいましたね。 ー自ら卒業していったんですね(笑)。【善方先生】さすがに5歳まで飲んでいたからか、高校生になって「私、母乳の味、結構覚えてるんだよねー」とか言うんです。「そんなにおいしくはなかったな。甘いような甘くないような…。でもなんか、ホッとするんだよね」って。 ー味や感覚が記憶にあるんですね。 そうなんです。「ホッとする味」だなんて、すごいいいこと言いますよね。「おっぱいは心の栄養剤なんです」って患者さんにお伝えして、つい仕事に使っちゃうこともあるくらい! 私は自分の子育てと仕事がうまくリンクしてて、子どもたちに教わったことを実践している感じです。 ー最後に、若い女性にメッセージはありますか? 子どもがいなかったら知らなかったこと、感じることができなかったことを、子どもたちからたくさん教えてもらったと思います。子どもが新しい世界を切り開いてくれた。歳を取れば取るほど、子どもがいる生活っていいなと実感することが多いです。これから先もまだまだ楽しみなことがいっぱいあります。子どもたちが結婚したり、母親になったり。私、おばあちゃんになるのが夢なんです。また、赤ちゃんに会える!そうやって命がくり返されていくのが慈しみ深いと感じるようになりました。全然知らなかった世界に連れていってくれて、人生を豊かにしてくれるのが”子ども”という存在なんだと思います。 産婦人科医でありながら、3人のお子さんのママでもある善方先生。子どもがいない人生なんて考えられない!と素直に言える姿は先輩ママとしても素敵でした。大きくなった娘さんとも仲良しの秘訣は、お互いに信頼しているからこそなのかもしれませんね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年08月31日現在2歳の次男を出産したときのことです。自宅近くの人気産婦人科で分娩予約をした私。きれいな個室に入院できるというのが売りの産婦人科でした。妊婦健診のときに個室を見学すると、大きな窓からさわやかな風が入り、トイレや洗面台もある広々としたお部屋で、「赤ちゃんとこんな素敵なお部屋で過ごせるなんて楽しみだな」と胸をときめかせていました。でもいざ出産したときには、想定外の展開になってしまいました。 看護師さんから衝撃のひと言出産予定日前日の朝、陣痛が始まり入院。その日の正午ごろに次男が誕生しました。出産直後、私は分娩台で会陰を縫ってもらいながら「早く素敵な個室でお昼寝をしたいな」なんてワクワクしていました。 そのまま分娩台で少し体を休ませたあと、看護師さんが迎えにきてくれ、車椅子に乗りました。すると看護師さんから「出産ラッシュでお部屋が空いていないので、別のお部屋に行きますね」と衝撃の告白をされたのです。 狭くて暗い処置室へ連れて行ってもらった部屋のドアには「処置室」と書かれ、室内にあるのはベッドと小さなテレビのみ。狭くて圧迫感がありました。小さい窓が天井近くにあるだけで、薄暗い印象。トイレや洗面台はないため、お見舞いにきた人が使う共用のトイレまで歩いて行かなければなりません。 看護師さん曰く、私の出産日の2日前が出産ラッシュだったとのこと。20室ほどある個室が、私が入院する直前に埋まってしまったのでした。看護師さんからは「個室が空き次第移動できるので、それまで我慢してほしい」と言われました。 本当に移動できるのか不安「ちゃんと個室分の予約金を払ったのに」とか「いつ個室へ移動できるんだろう」とイライラしてしまう一方、「出産ラッシュは誰のせいでもない」という気持ちもあり、モヤモヤ……。 病院スタッフの皆さんは、入院患者が多くていつも以上に仕事が大変だというのもわかるので、不満も言えません。結局、2晩を処置室で過ごし、母子同室が始まる日の朝、やっと個室へ移動できました。次男との同室生活は、予定通りの個室で過ごせたのが救いでした。 想定外の入院生活になってしまいましたが、退院時に個室分として払っていた予約金が数万円返ってくるという臨時収入もありました。このお金で少し質のいいおむつなどを買えたので、今では結果オーライかなと思えるようになりました。 監修/助産師 REIKOイラストレーター/そら著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2021年07月26日カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にかつて所属していた産婦人科医ジェイムズ・ヒープス(64)が1日、裁判所に出廷したとDaily Mailが報じた。ヒープスは患者に対する21件の性的暴行の重罪に問われている。2018年にUCLAを退職するまで30年以上にわたり産婦人科医として医療行為に携わってきたヒープスには、「診療中の不適切な行為」に関する苦情が絶えなかった。大学が重い腰を上げて調査に乗り出したのは’14年のことだった。数多くの患者が性的暴行やハラスメント被害を訴え、’19年6月に逮捕されるや、約300人もの女性がさらに名乗り出て彼を告発した。手袋をはめずに乳房の触診や内診を行ったり、超音波プローブを乱暴に扱って性行為の真似事をしたり、診察しながら卑猥な言葉を投げつけたりと、その手口は卑劣極まるものだった。彼の医療助手を務めていたガブリエラ・バスケスさんも被害者の一人。超音波ブローブで性行為のシミュレーションを強要され、上司に被害を打ち明けたがしばらく無視されていたという。’17年から’18年の間、定期的に彼の診察を受けていたジュリー・オルサッティさんは、「彼は私の体全体を手でなで回していました。あまりにもしつこく、長い時間さわりながら、『きみの胸はきれいだ』などと言っていました」と証言。また、退職する2日前に彼に会ったというエレン・カーターさんは、診察室で服を脱がされ、性的暴行を受けたと語っている。Los Angeles Timesによると、UCLAは今年初め、集団訴訟を起こした被害者の女性たちと、7,300万ドル(約80億円)で和解に達したという。しかし、ヒープス本人は容疑を否認しており、弁護士も無罪を勝ち取る方向で裁判を進めると見られている。21すべての罪で有罪となった場合、刑期は91年にも及ぶという。
2021年06月02日産婦人科医に言われたひと言にショックをうけた女性の体験談です。学生のときお付き合いしていた彼との一夜でコンドームが外れてしまったことから、安全のために産婦人科へアフターピルをもらいに行ったそうなのですが……。大学生のときにお付き合いしていた彼との一夜でコンドームが外れてしまい、念のためにアフターピルを処方してもらいに行きました。その際の産婦人科で医師から言われたショッキングなひと言が、今でも忘れられません。10年近く前のことですが、当時を振り返ってお話ししたいと思います。コンドームが外れた! どうしよう…彼とするときはいつもコンドームをつけて避妊していたのですが、ある晩途中で外れてしまったことがありました。今思うと外れただけで何もなかったのですが、私は初めてお付き合いした相手で経験もなく、とても動揺してしまったのです。 彼の「コンドーム外れちゃったんだけど大丈夫?」の言葉に、私はだんだん大丈夫ではない気がしてきました。 念のためアフターピルをもらうことに問題ないとは思いつつ、私と彼は翌日アフターピルを処方してもらうことにしました。処方してくれる病院や副作用などを調べている私に、彼は心配しながらもしきりに謝ってくれたのを覚えています。 私はなんとなく後ろめたいものがあったので、家から電車を乗り継いで30分くらいのところにある産婦人科を受診することにしました。産婦人科に行くと2人で決めてからは、彼とずっと気まずくなってしまい苦しかったです。 医師に言われた思いがけないひと言コンドームが外れた翌日の朝早くに、私と彼は産婦人科へ。受付や問診票の記入は特に問題はなく淡々と終わりました。診察の順番になって、私ひとりが呼ばれ、「ひとりで呼ばれて、何を聞かれてどう答えたらいいのだろう」と不安でした。 しかし私が着席すると同時に、50代くらいの男性医師は「これだから若いのは困るんだ。ちゃんと後先考えて避妊をするように」と言い、私が何も言う間もなく診察は終わったのです。 予想しなかった展開に呆然としてしまい、何も言い返すことができませんでした。診察後アフターピルを処方されたのでその後生理はきたのですが、私の気持ちは晴れないままでした。 私と彼はコンドームで避妊をしていました。性交時の状況(レイプかそうでないか、避妊はしたかなど)を伝える機会はなかったのですが、それなのに何も聞かずこのように決めつける医師がいることに驚きでした。 原案/桜場紫作画/やましたともこ
2021年05月19日