清澄白河の本格ロースタリー兼カフェ「ザ クリーム オブ クロップ コーヒー」が「バーニーズ ニューヨーク」と初めてコラボレーションしたカフェ「バーニーズ カフェバイ ザ クリーム オブ ザ クロップコーヒー」を11月17日(木)、バーニーズニューヨーク銀座店3階にオープンする。時代のトレンドを機敏に捉えてきたセレクトショップ「バーニーズニューヨーク」が選んだ新しいパートナーである「ザ クリーム オブ ザ クロップコーヒー」は、原材料のカカオ豆にこだわるベルギー発の高級チョコレートブランド「ピエール マルコリーニ」を展開する「THE CREAM OF THE CROP AND COMPANY」が手がけるコーヒー専門店で、コーヒー豆へのこだわりから生まれた新トレンド゛サードウェーブコーヒー゛の先駆的ブランドのひとつであり、“清澄白河コーヒーブーム”の火付け役として知られている。ブランド名は、極上のコーヒーという意味を持つ。新店舗「バーニーズ カフェバイ ザ クリーム オブ ザ クロップコーヒー」のインテリアデザインは、「バーニーズ ニューヨーク」、サービスは「ザ クリーム オブ ザ クロップコーヒー」がそれぞれ担当し、世界に誇れるプレステージカフェを目指す。ランチタイム、ティータイム、バータイムの3部構成で、その時々に楽しめるメニューを構成。「ザ クリーム オブ ザ クロップコーヒー」のほか、パリ発のフレーバードティー「ベッジュマン&バートン」や「ピエール・マルコリーニ」のアイテムも展開し、さまざまな魅力が重なり合うカフェを創造する。シグネチャーメニューとなる「BARNEYS NEW YORK ORIGINAL BLEND」(900円 チョコレート1枚付き)は、清澄白河ロースターで焙煎したコーヒー豆のハンドドリップによる淹れ立てを提供する。そのほか、紅茶は、「ベッジュマン&バートン」よりラベンダー、バニラ、ベルガモットの華やかなフレーバードティー「エデン ローズ」(1,100円 チョコレート1枚付)や中国白茶の新芽を加えたベルガモットのフレーバー「アールグレイ フィネスト」(1,100円 チョコレート1枚付)、パティスリーでは「バーニーズ チーズケーキ」(800円)や「チョコレートケーキ」(800円)、パフェにはティラミスとストロベリーチーズの2種、アイスクリーム3種(ヴァニラ、キャラメル、チョコレート 各800円)などのドリンク、スイーツのほか、サンドイッチ(1,200円~)やサラダ(1,600円)、ピンチョス(1,000円~)も用意する。ギフトアイテムには、清澄白河で焙煎したバーニーズカフェ限定の「バーニーズ ニューヨークオリジナルブレンド ドリップバッグ 5個セット」(1,550円)、「ベッジュマン&バートン」の「アールグレイ フィネスト」をオリジナルティーバッグに詰めた「バーニーズ ニューヨークオリジナルティーバッグ 7個セット」(2,050円)、そして「ピエールマルコリーニ」が「バーニーズ ニューヨーク」のために開発した渾身の限定チョコレート3種(プレーンダーク、ミルク、ホワイトチョコレート 各3個 2,550円)を用意する。「バーニーズ ニューヨーク」と「THE CREAM OF THE CROP AND COMPANY」が展開する各ブランドのそれぞれのファンにとって待望となる両者のコラボレーションカフェ。どんなカフェ空間とアイテムが展開されるのか、いまからオープンが待ち遠しい。(text:cinemacafe.net)
2016年11月03日東京・清澄白河のアースプラスギャラリー(EARTH+GALLERY)の月単位で様変わりするコンセプトショップ「EARTH+gallery shop『LUCK』」では8月6日から21日まで、8月企画「どっかいきたい」が開催される。会期中は都内で夏休みを過ごす人に向けて、“旅”“土地”“でかける”をテーマに旅気分を共有できるような日用品や小物の展示販売も行う。各作家がそれぞれお気に入りの街、妄想での旅行、地元などをテーマに作品を展開する。参加作家のラインアップは、ニットワークを中心にハンドメイドのアクセサリーや雑貨を制作するAccoや、普段見ているようで見落としがちなものをモチーフにした靴下をデザインするETCHIRA OTCHIRA、日常のおかしいことやかなしいこと、うれしいことを焼きものにする鳥飼製作所の他、オカタオカ、Nanae Kawahira、hoop、未成年、山崎由紀子など。価格は1点につき2,000円から1万円となっている。【イベント情報】「どっかいきたい」会場:EARTH+gallery shop『LUCK』住所:東京都江東区木場3丁目18-17-1階会期:8月6日~21日時間:11:00~19:00休館日:月曜日
2016年07月24日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆が、フジテレビ系大型バラエティ特番『FNS27時間テレビフェスティバル!』(7月23日18:30~24日21:24)のMCに参戦することが25日、明らかになった。同日放送された南原司会の『超ハマる!爆笑キャラパレード』で発表された。今年で30回目を迎える『27時間テレビ』は、MC陣がリレーでつないでいく形式で、南原は『爆笑キャラパレード』を率いて参戦することが決定。「27時間フェス実行委員会」のピース・綾部祐二が、南原を誘う形で発表された。このほかのMCは、相方の内村光良に加え、明石家さんま、中居正広、加藤綾子、ネプチューン、松岡茉優。さらにお昼の情報バラエティ『バイキング』から、坂上忍、雨上がり決死隊、おぎやはぎ、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、柳原可奈子、高橋真麻が務める。「27時間フェス実行委員会」としてはピースのほか、陣内智則、山崎弘也、オードリー、指原莉乃らが、MCをサポートし、フジテレビの佐野瑞樹アナ、永島優美アナ、宮司愛海アナの3人が進行を担当する。
2016年06月25日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆が12日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系新バラエティ番組『超ハマる! 爆笑キャラパレード』(23日スタート、毎週土曜19:00~19:57)の初回収録後に取材に応じ、久々のフジでのレギュラーネタ番組に期待を示した。この番組は「キャラ芸」を持つ芸人たちが、"周りにいそうなキャラ"を次々に演じていくもので、新たなネタ番組に、南原は収録中から大喜び。取材中にも、アルコ&ピースの平子祐希演じる"入社式でやたらカマしてくる意識の高い系IT社長・瀬良明正"、ジャングルポケットの斉藤慎二演じる"全く売れてないのに演技論を熱く語りたがる劇団員・倉持"が登場したが、南原は彼らが去った後にそのキャラを突然マネをしだすなど、出演者たちの中で最もハマっている様子だった。一方で、「最近は、芸人さんがコントとかキャラクターとかがやれる場が少ない。フジテレビはそういうことに関してはもともと長けていた局なので、『こういうキャラクターがいるよね』というのを肯定する"人間賛歌"という風になればいいなと思います」と期待。その直後に、「その代わり情報とか、役に立つことは一切ありません。何にもありません!(笑)」と強調した。すでに単発で1回放送していることもあり、キャラを見つけ出すクセがついたのか、南原は観覧客に、オープニングにもかかわらず「眠気を拍手でごまかす人」を発見。あくびを噛み殺しながら、なんとかアクションと拍手の音で目を覚まそうとする姿が目に焼き付き、その後も注目していると、最後のネタで「バカ笑いしてました」といい、この観客もすっかりハマったようだ。同番組のレギュラーには、南原のほか、陣内智則、ピースの綾部祐二が出演。初回のゲストには、木村祐一、紗蘭、羽田美智子、バカリズム、増田貴久(NEWS)、柳原可奈子が出演し、進行は永島優美アナウンサーが担当する。
2016年04月12日IDCフロンティア(IDCF)とヤフーは3月25日、大規模データセンターである福岡県北九州市の「北九州データセンター」と、福島県白河市の「白河データセンター」にそれぞれ新棟を建設することを発表した。建設規模は「北九州データセンター」が1棟約610ラック規模、「白河データセンター」が1棟70ラック・全6棟で構成される計420ラック規模となり、工期は「北九州データセンター」が2016年2月から12月中旬の約11カ月、「白河データセンター」は同年4月末から10月末の約6カ月を予定している。「北九州データセンター」の新棟となる6号棟は、ヤフーとIDCFのクラウドサービスおよび外販での利用を予定しているという。同センターは西日本地域におけるクラウドサービスの提供拠点であり、外販のハウジングサービスなどにおいては東京・大阪に集中するシステムの地理的分散や電力供給会社の分散により事業の継続や災害対策に機能を発揮している。将来は最大11棟までの増設が可能であり、拡張余力をシステム選定の条件とした企業の大規模需要にも応えるとしている。空調方式は、1~5号棟では直接外気空調が取り入れられていたが、6号棟に関しては、水冷空調システムが導入される予定となっている。「白河データセンター」の新棟となる4号棟は、2016年3月に第1期分が竣工した3号棟に引き続きヤフー向けに増設され、増加を続けるデータの格納や、ヤフーが保有するマルチビッグデータを活用するための処理基盤強化が目的だとしている。
2016年03月25日東京・清澄白河にあるアートセレクトショップ「アースプラスギャラリーショップ『ラック』(EARTH+gallery shop 『LUCK』)」では2月6日から21日まで、女性アーティストたちによる繊細かつユニークな工芸品を集めた「上手物彼是」が開催される。LUCKはギャラリーの企画展示会期に合わせて、月単位で商品が変わるショップ。2月企画では陶を素材に造形する現代アーティストの小松冴果を中心に、小玉清美、Sushikatten、塚崎愛、Emika Komuroといった女性アーティストたちの作品をセレクトした。企画名でもある「上手物彼是」の“上手物”とは、鑑賞用としても楽しめる精巧に作られた工芸品を意味しており、店内では普段の生活に小さな変化を与えてくれるようなアートな日用品の数々が展開される。2月13日の13時から、16時からは、塚崎が制作で使用しているオリジナルの陶土を用いて蓋付きの宝物箱を制作する「塚崎愛によるちいさな宝箱作り ワークショップ」(3,000円前後/各回5名)が実施される。2月20日の13時と16時からは、コーヒー屋「南蛮屋銀座店」の店長を講師に招いた「小松冴果のマグカップで楽しむコーヒーの淹れ方ワークショップ」(6,500円/予約制で各回6名)も開催。当日は小松が特別に作った「冬の星空マグカップ」に合わせて厳選したコーヒーが用意され、ワークショップ終了後には小松が作ったマグカップとコーヒーを持ち帰ることもできる。【イベント情報】「2月企画『上手物彼是』」会場:EARTH+gallery shop 『LUCK』住所:東京都江東区木場3-18-17会期:2月6日~2月21日時間:11:00~19:00休館日:月曜日
2016年02月05日『サザエさん』で中島君役を務める声優の白河澄子さんの訃報を受け、カツオ役で共演している声優の冨永みーなのコメントがフジテレビより発表された。白河さんは『サザエさん』の中島君役を1969年の放送スタート時から担当。アニメ『ドラえもん』では1980年から26年にわたって出木杉英才役を務めた。冨永は1999年より3代目カツオ役を担当しており、白河さんとは2014年に放送された『スペース☆ダンディ』のEPISODE25でも共演していた。冨永のコメント全文は以下。突然の訃報に、大変驚いております。いつもスタジオで優しく声をかけていただいていました。とてもとても寂しいです。白川さんのご冥福をお祈りします。中島ー!中島ー!俺たち永遠に親友だよな。冨永みーな
2015年11月27日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、オノ・ヨーコの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考する展覧会「オノ・ヨーコ 私の窓から」を開催している。会期は2016年2月14日(月曜・11月24日・12月28日~1月1日、1月12日休館、ただし11月23日・1月11日は開館)。開館時間は10:00~18:00。観覧料は一般1,200円、大学生・65歳以上900円、中高生700円、小学生以下無料。同展は、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するもの。作家活動を開始するまでの関連資料や創作、1950-70年代の東京での活動、近年の作品を通して、近代と現代、欧州と日本と米国、美術と音楽と文学、前衛とポピュラーカルチャー、そして社会と個人を繋ぐ独創的な創造活動が紹介される。オノは独自の詩のあり方を核とする、コンセプチュアル・アートの先駆者として、社会のシリアスな課題を、ユーモアに溢れたアプローチで多くの人に向けて発信してきており、同展は、戦前に既に充分に国際化していた東京を起点に育まれたその軌跡が、今日的視点から辿られるということだ。1930年代、自由学園で音楽教育を受けたオノは、時計の音など生活のなかで触れる音をもとに作曲するなど、芸術と生活を線引きすることのない考え方に接したという。同展では、米国の音楽動向に触れる遥か前、アーティストとしての活動を開始するまでのオノを育んだものや初期の活動が紹介される。また、1964年の夏、2年半の東京滞在の集大成として発行されたオノの代表作でありコンセプチュアル・アートの歴史の中でも重要な本「グレープフルーツ」の、葉書に記された膨大なタイプ原稿や、指示絵画を複製絵媒体に変換し、コンセプチュアルな性格を進めたものなどの作品も紹介される。同時に、そのオリジナルの手書きの指示絵画や同館蔵の「グレープルーツ」初版本もあわせて展示することで、鑑賞者の想像や行為を喚起する新しい美術のあり方が、東京で展開した過程が明らかにされるということだ。そのほか、関連プログラムとして、筑波大学教授・五十殿利治による講演会(11月21日14:00~)が開催される。また、Wish Treeのイベント(12月9日)などが予定されている。プログラムなどの詳細は同館HPにて案内されるということだ。
2015年11月18日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、複数の視点を通して「東京」を浮かび上がらせる展覧会「東京アートミーティングVI "TOKYO"ー見えない都市を見せる」を開催している。会期は2016年2月14日まで(月曜・11月24日・12月28日~1月1日・1月12日休館、ただし11月23日・1月11日は開館)。観覧料は一般1,200円、大学生・専門学校生・65歳以上900円、中高生700円、小学生以下無料。同展は、「東京」を浮かび上がらせるための2つの構成によって成り立つ展覧会。ひとつは各界で活躍する東京のクリエイターがそれぞれの視点でキュレーションした「東京」、もうひとつは国内外作家が「東京」をテーマにつくる新作となっている。ひとつの概念で東京をまとめる(キュレーションする)ことはできないという考えのもと、複数の視点を通して東京という都市を浮かび上がらせるということだ。「東京」という都市における、テクノポップや成熟と幼さが奇妙に同居するネオテニー的特徴、誰でもが有名になりうる舞台で育まれる過剰な自己演出の美学は"ポップ"の文脈でとらえられるという。また、不安定で先の見えない社会的状況を個々人の強いライフスタイルの表明、あるいは積極的なつながりの中で乗り切ろうとする動きは多様な表現の形式に拡張している。一方、ポスト・インターネット世代の中で育まれるイメージ・オブジェとしての新しいマテリアル感覚、新旧が日常的に共存する都市風景をパラレルワールドとして再構築する若い世代の感性も生まれている。これらの感性や表現の鉱脈は、実は80年代から発展的に継承されている東京の創造力から掘り起こせるものであると同展では考えられており、同展では、1980年代文化の命脈を引き継ぎながら、現れようとしている現在の東京の創造力の可能性を、国内外のアーティストの多様な視点によって多角的に探るということだ。出品作家は、YMO+宮沢章夫、蜷川実花、ホンマタカシ、岡田利規、EBM(T)、松江哲明がキュレーターとして参加。また、スーパーフレックス、サーダン・アフィフ、林科、目【め】が新作出品作家として参加。ほか、計9ヶ国51組が参加している。そのほか、同展のコンセプトである、80年代のアートの表現と現代のつながりと変化を概観することを目的として、前床である70年代に描かれた作品から最近作までの絵画をセレクション。東京在住の作家による、あるいは東京の画廊や美術館で多く展示されていたこれらの絵画作品が70-80年代、90-2000年前半、2010年以降という大きな流れにそって展示構成される。菅木志雄、奈良美智、名和晃平などの作品が展示され、もの派、超少女、ニューペインテイング、ネオポップ、マイクロポップと呼ばれるドローイング絵画など作家たちの意識の変遷が形式の変容としてみてとれる構成となっている。また、関連プログラムとして、「松江哲明 スクリーニング&トーク」(11月29日・12月20日)、MOT美術館講座レクチャー「YMOが切り開いた80年代文化」(12月23日)、「サーダン・アフィフ アーティスト・トーク&Her Ghost Friend クロージング・ライヴ」(2月14日)、「Her Ghost Friend ライヴ・パフォーマンス」(2016年2月10日・11日)などが開催される。なお、各プログラムの詳細やその他のイベントについては決まり次第同館HPにて告知される。
2015年11月16日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、夏休みのこどもたちのための展覧会「ここはだれの場所?」を開催する。会期は7月18日~10月12日(月曜休館、ただし7月20日・9月21日・10月12日は開館、7月21日・9月24日は休館)。開館時間は10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)。観覧料は一般1,000円、大学・専門学校生・65歳以上800円、中高生600円、小学生以下無料(保護者の同伴が必要)。同展は、4組の作家たちが美術館の展示室のなかに作った、「ここではない」場所への入口を糸口に、こどもたちと地球環境や教育、自由についてなど、これからを生きるために考えるべき問題を浮かび上がらせる展覧会。参加する作家はデザイナーとして知られるヨーガン・レール、造形作家で批評家の岡﨑乾二郎(「はじまるよ、びじゅつかん」企画)、アーティスト一家の会田家、フィリピン出身でオーストラリア在住のアルフレド&イザベル・アキリザンの4組。ヨーガン・レールは、「地球はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。移住先の石垣島の海岸が数年の間に、流れ着くゴミによって無残に荒らされてしまったことに心を痛めた同氏は、それらを使って美しいものを作り出すことで、地球環境に対する人々の意識を喚起しようとした。2014年に急逝した彼が作り上げたのは、こどもたちの未来を憂いた彼のラスト・メッセージでもある。岡﨑乾二郎は、「美術館はだれのもの?」と問いかけるテーマで、「こどもにしか入ることのできない美術館」を企画。同美術館が収蔵する美術の名品について、自分の思いを話しかけてくる謎の監視員とともに、元来自由の象徴である「美術館のはじまり」を体験できるとのこと。アーティストの両親(岡田裕子、会田誠)、中学二年生の息子(会田寅次郎)の三人からなる会田家は、「社会はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。プログラミングが得意な寅次郎は、学校の外で、大人たちと一緒に世界やビッグデータを相手にプロジェクトを展開している。3人はそれぞれのやり方で、学校や社会など外の世界に対するストレスや批評精神をもとに、「それとはちがう場所」をユーモラスに作り上げる。アルフレド&イザベル・アキリザンは、「私の場所はだれのもの?」と問いかけるテーマで、世界各国のコミュニティと交流した過程を作品として、家や国といった、当たり前のように自分のまわりに引いてきた境界線について考えさせる展示を行うということだ。また、会期中、トークやワークショップなどが予定されている。詳しくは同館のWebサイトで案内される。
2015年06月18日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、戦後美術の歴史や、作品の素材・表現に着目した展覧会「MOTコレクション 戦後美術クローズアップ」を開催する。会期は7月18日~10月12日(月曜休館、ただし7月20日・9月21日・10月12日は開館、7月21日・9月24日休館)。開館時間は10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)。観覧料は一般500円、大学・専門学校生400円、高校生・65歳以上250円、中学生以下無料(企画展のチケットがある場合は別途観覧料は不要)。同展は、戦後70年の節目にあたる年度の「MOTコレクション」として、戦後美術の歴史や、作品の素材・表現に着目した展示を1階と3階、ふたつのフロアに分けて行うもの。1階では、戦後美術の流れを軸にした通史的な展示が行われる。おおよそ制作年代順に展示される作品からは、当時の社会状況を読み取ることができる構成となっている。また、3階では、古くから制作の素材である木と石、その現代の表現に焦点を当て、作品が開示する多彩な世界観を5つの部屋で探る。とくに、天井高のある3階では、小さな作品から大きな作品までが様々に組み合わさって展示される予定となっており、それぞれの作品のもつスケール感を楽しむことができる。なかでも、全長20mにおよぶ遠藤利克の「泉」は、14年ぶりの公開ということだ。なお、関連企画として、担当学芸員によるツアー「もっと!MOTコレクション」が開催される。開催日時は8月29日、9月26日の15:30より1時間程度。そのほか、会期中にトーク等のイベントを予定されている。詳しくは美術館ホームページにて。
2015年06月17日福島県は6月6日・7日の2日間、JR白河駅(福島県白河市)周辺等で「ご当地キャラこども夢フェスタinしらかわ~ふくしまから"元気"はじめよう。~」を開催する。同イベントは、今回で3回目の開催となる。全国から188体のご当地キャラクターが集結し、福島県の復興シンボルキャラクター「ふくしまから はじめよう。キビタン」と共に登場する。また、同県の観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」の特別企画として、県内の観光と食の魅力も合わせて発信していくという。同イベントの開催に際して、福島県の復興シンボルキャラクター「ふくしまから はじめよう。キビタン」は「ご当地キャラをはじめ、ご当地ヒーロー、萌えキャラが、皆さんをお迎えするよ! 会場で待っているから、遊びにきてね! 」とコメントしている。なお、同イベントの開催時間は各日9:00~15:30となる。
2015年06月04日東京都・清澄白河の東京都現代美術館にて、「未見の星座〈コンステレーション〉-つながり/発見のプラクティス」展を開催している。開催期間は3月22日まで(月曜休館)、開場時間は10:00~18:00、観覧料は一般1,100円、大学・専門学校生・65歳以上800円、中高生600円。同展では、世界にばらまかれた点と点の「つながり」を発見し、新たな"星座"をつかまえようとする7人の作家の試みを紹介。彼らは、今いる「この場所」と「どこか違う場所」、そして「今」と「異なる時間」にあるもの、そして「自分」とまったく縁がないと思っていた「他人」との不可視のつながりを鋭敏に感知し、その関係性や意味を、現実と想像の世界が交錯するような作品(絵画、映像、インスタレーションなど)へ転化させている。美術館近隣の眠れる水の歴史を汲みあげる志村信裕、普段見られない美術館の奥へ裏へとつながる架空回廊を立ち上げる北川貴好、未知なものとつながろうとする人間の精神を見つめる山本高之。そして、アメリカやインド、日本など世界各地をめぐり、その土地の土を使って絵を描いてきた淺井裕介は、長さ20メートルの展示室の壁や床いっぱいに各地の土と美術館界隈の土を用いて「泥絵」を描いている。さらに、同展は「地域とつながるプログラム」として、美術館近くの深川資料館通り商店街で淺井裕介や伊藤久也のプロジェクトを展開するなど、展示室の外にまで広がっている。なお、最終日の3月22日には、お気に入りの文庫本を一冊持参すると、それに志村信裕がブックカバーをかけてプレゼントしてくれる「文庫カバー屋台」(11:00より先着20名)や、淺井裕介によるクロージングイベント「泥絵の終わり」(17:00より)が開催される。
2015年02月12日カフェ&ギャラリーショップ「gift_lab GARAGE LOUNGE & EXHIBIT」(東京都江東区白河1-3-13清洲寮102)が2月7日、オープンする。同潤会アパートと同時期に建てられた集合住宅の車庫スペースを、80年に及ぶ歴史と魅力を守りながらセルフリノベーションした同店。カフェとしてだけでなく、ギャラリー、ショップとしても利用出来、イベントや展示に向けたレンタルスペースとしても開放される。現代美術館があり、クリエーター達が集まる清澄白河の立地を活かし、今後は不定期で展示会や音楽ライブ、ワークショップなどを開催していく予定だ。ギフトラボはギャラリー兼ショップとして、これまでに東京・恵比寿で音楽やアートにかかわる様々な活動を行ってきた。12年には世界最大級の野外芸術祭「大地の芸術祭」の開催地である新潟県十日町市に、ワーク&ライフスタイルの実験場「山ノ家 Cafe & Dormitory」をオープンしている。「gift_lab GARAGE LOUNGE & EXHIBIT」では、今後は山ノ家の地場野菜を使った手作りごはんと、東京ならではのメニューを合わせて提供していく予定。都市と山間部に二つの地元を持つ暮らし方“ダブル・ローカル”を提案していく。
2015年02月02日福島交通は9月1日より、期間限定で新路線「新白河 - 大内宿 - 若松線」の運行を開始する。11月25日までの土日祝日のみの運行で、予約不要。同路線は、東北新幹線の停車駅であるJR新白河駅から、奇岩怪岩の名勝「塔のへつり」や江戸時代の茅葺き屋根の町並みが残る「大内宿」などを経由し、会津の温泉地および会津若松駅までとなる。上下各1日2便を東北新幹線新白河駅の発着時刻に合わせて運行。東北新幹線で新白河駅を降りてからバス1本で会津に向かうことが可能になる。運行経路は、新白河駅からキョロロン村、下郷町役場、塔のへつり、湯野上温泉駅前、大内宿、芦ノ牧温泉、鶴ヶ城入口、会津武家屋敷(東山温泉)、会津若松駅。運賃は新白河駅~会津若松駅・会津武家屋敷(東山温泉)・鶴ヶ城入口で2,400円(小人半額)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日