インド発祥の生命の科学と呼ばれるアーユルヴェーダでは、お水よりもお茶よりも「お白湯」の摂取が推奨されています。このお白湯の魅力は日本にも広がり、最近では芸能人で「さゆらー」と呼ばれるほどお白湯を常時摂取しているという方々もいるようです。そこで今回はヨガインストラクターの著者が「お白湯が身体に良い理由」についてご紹介します。■1.朝の1杯は脳を起こす睡眠時にはコップ1杯のお水が汗などによって身体から排出されますが、脳の75%は水分でできています。つまり朝起きて水分を摂取せずに出かけてしまうと、朝からうまく脳が働かず眠いまま、冴えないまま1日を過ごすことになってしまいます。またお白湯は代謝を上げてくれるので、朝に代謝を上げておくことで1日中脂肪が燃えやすい身体を保つことができます。■2.代謝を促し便秘解消・むくみ改善・美肌にお白湯を飲むと血液やリンパの流れが良くなるため、体内で滞っていた余分な水分が排出されます。むくみは不要な水分が体内に滞ることで起きる現象なので、不要な水分が排出されることでむくみ改善にもつながります。また、体内から老廃物が減ることで美肌にもつながります。■3.内臓機能を活性化し、冷え性改善にもアイスやキンキンに冷えたビールのような冷たいものを摂取した時、身体は「冷たい!」と感じますよね。その冷たいものが内臓まで届いた時、冷たいままでは身体を冷やしてしまう危険性があるので、身体は一生懸命その温度を上げようとします。本来内臓は「消化」を行う場所なのに、「温める」という行為も同時に行わねばならず、多くのエネルギーを必要とします。それに対し、お白湯は口に含んだ瞬間から温かい飲み物です。その温かさを保ったまま内臓に届くので、内臓を温めることができ、働きを活性化します。その結果、消化促進、老廃物の排出が行われ、不要なものが体外に出て行くことで、より一層、内臓が活発に働くことができるようになります。腸は「第2の脳」とも言われているほどの存在です。その腸が冷えると全身の血行も悪くなるので、冷え性を改善したい方にもお白湯はオススメです。■4.本来やりたいことにエネルギーを使える氷を溶かすには、氷を温めるためのエネルギーが必要ですよね。同様に、体内に入ってきた冷たいものを温めようとすると、身体は多くのエネルギーを使用します。本当なら「仕事を頑張る!」「今日はデート!」などやりたいことがあったとしても、体内に取り込んだ冷たいものを温めるためにエネルギーを使ってしまっているため、本来やりたいことにエネルギーを使えないという状況に陥ってしまいます。予め温かいお白湯であれば、そのような事態を招くことなく、本来やりたいことにエネルギーを使うことができます。■おわりにただし、いくらお白湯が身体に良いと言っても飲み過ぎは良くありません。朝起きた時に1杯、昼と夜の食事時に1杯ずつの、計1日に800mlほどから始めてみてください。飲む際には一度にがぶ飲みするのではなく、10分ほどかけて少しずつ飲んでください。お湯を沸かしてすぐの熱すぎる状態も良くないので、50度前後で飲むのがおすすめですよ。(栢原 陽子/ハウコレ)
2015年01月09日白湯(さゆ)は一度沸騰させた後に冷ましたお湯のこと。今このシンプルな白湯が美と健康にはとっておきの魔法の飲み物だと注目を集めています。「え、ただの冷ましたお湯でしょ?」と侮ってはいけません! ■注目のビューティードリンクは、冷ましたお湯!? インドの伝統医学(アーユルヴェーダ)では、白湯を飲むと血管や消化器官のつまりがとれたり、唾液が誘発されて消化機能が高まるといわれています。また体を芯から温めてくれる効果もあり、低体温で悩んでいる方には是非お勧めしたいものです。一日1.5~2リットルは水を飲むべきという話はよく耳にするかと思いますが、それが全て冷たい水やジュースだったらどうでしょう。胃腸を冷やし、消化機能も免疫力も一気に下がってしまいます。また常温であっても体温よりは低いので身体を温めてはくれません。やはり、体温より高い温度のものを体内にとりこむことが大切なのです。白湯の作り方はとっても簡単。粘膜からゆっくり染み渡らせるよう、すすりながら飲む白湯は、飲めば飲むほどその美味しさとリラックス効果にはまってしまいます。■白湯の正しい作り方1. やかんや鍋に水を入れ、ふたをして強火にかける。2. 沸騰したら、やかんの蓋を開け弱火にして(火を止めず)10分待ちます。3. その後、火を止めて10分ほど待ち、50~60度くらいの温度になるまで冷まします。用意する水は市販の軟水がよいでしょう。また、土のエネルギーをとり込むため、土鍋、鉄瓶、ガラス製のポットが理想的。そして、火のエネルギーをとり込むため、電気ではなく、火を使うほうがよいでしょう。■白湯の効果的な飲み方朝昼晩とマグカップ1杯(約150ml)ほどをすするようにゆっくり飲みます。舌の上で温度を調整し、少しずつ染み渡らせるよう時間をかけることが重要。白湯は飲み過ぎると毒素だけでなく、栄養素も流してしまうため、1日に飲む量はカップ4~5杯ほど(800ml前後)までに抑えることもポイントです。■飲むタイミングとして一番のお勧めは、朝起きてすぐあたたかい白湯は、寝起きの停滞している胃腸の動きを活発にしてくれます。胃腸をあたためることで、全身の血液や気の循環までがよくなり、基礎代謝がアップします。消化力が高まり、スムーズになれば体内に毒素が溜まりにくくなり、デトックスにもつながるのです。またその他、食前や入浴前にも飲んでみてください。特に冷えが気になる方は、生姜をすって混ぜ、生姜白湯にして飲むと、美味しくいただけ、また体も温まります。■白湯で心も体も浄化して、健康美人にアーユルヴェーダでは、からだ、自然界はすべて3つの要素(水、火、風)からなると考えます。白湯はこの3つの要素を完璧に満たす飲み物だといわれています。この完全なバランスの飲み物を日常的にとり入れることで、心身のバランスも回復し、整っていきます。そして、何より消化力、デトックス効果、利尿作用、免疫力の向上、ダイエット効果と嬉しい連鎖がたくさん。お金も時間もかからないシンプルな美容法だからこそ、きっと誰でも簡単に続けられるはず。白湯を飲むことを習慣化して、心身ともにキレイを目指してみませんか?
2013年11月24日あなたはアーユルヴェーダという言葉をご存知ですか? アーユルヴェーダとはインドの伝統医学のことで、インド式セラピーとして行われるマッサージはエステ等でも人気。その人の体質や状態にあったハーブオイル等でトリートメントを行い、心やカラダに溜まった毒素を排出し、アンバランスな状態を整えることで不調や痛みの根源を改善してくれます。私は何度かアーユルヴェーダのマッサージを受けたことがあるのですが、施術を受けた後は心身ともにスッキリして活力が湧いてくるのが実感できます。あまりの心地よさにアーユルヴェーダの理論に興味を持ち、日常生活にも取り入れることはできないかと調べたところ、色々なハーブを使った料理等もありましたが、誰でも簡単に取り入れられる白湯にたどりついたんです! アーユルヴェーダではあらゆるものがヴァータ(風)、カパ(水)、ピッタ(火)という3つの要素を持つと考えています。アーユルヴェーダ式の白湯は空気を含ませるようにして沸騰させるため、この3つの要素が最もバランス良く含まれている飲み物と考えられているのだそう。白湯を飲むと胃腸からカラダを温めてくれ、血行もよくなって冷えやムクミを解消してくれます。また、胃腸の働きを整えて消化機能を活性化させてくれるのでデトックス効果もあり、体質をバランス良く整えてくれます。白湯の作り方は鍋に水を1リットルほど入れて沸騰させ、10分以上湧かし続けます。10分以上湧かし続けることで風の性質を取り入れるんですね! やかんを使用する場合は、白湯のバランスを整えるためにフタを取ることをお忘れなく。これを朝起きてすぐに一杯、残りは保温ポット等に入れておき、1日5~6回に分けて飲むようにするのがベスト。白湯の飲み方のポイントは一気に飲まず、熱い状態で息を吹きかけて冷ましながらすするように飲むこと。お茶等でも代用できるのではと思いがちですが、アーユルヴェーダでは白湯の方が体内の浄化に効果的とされています。味のしない白湯だとどうしても物足りないと感じる人は、ショウガやレモンなどをプラスしましょう。私も白湯を飲むようにしてから冷えにくくなり、お通じがスムーズになってお肌の調子もよくなりました。一日何杯も飲むのは難しいかもしれませんが、まずは朝1杯の白湯から試してみて下さいね!
2013年09月15日日清食品は12月10日、日清ラ王シリーズから季節限定の「冬味ラ王鶏炊き白湯」を発売した。同商品の特長は、丸鶏をじっくりと炊き出して、濃厚な鶏のうまみと甘みが味わえる鶏白湯スープ。ゆずこしょうが付いているので、途中で入れれば味の変化も楽しめる。具材は鶏白湯スープと相性がよい蒸し鶏肉とメンマ、白ねぎ、赤唐辛子。内容量は120gで、価格は237円(税別)。全国で季節限定販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日日清食品は12月10日、「冬味ラ王 鶏炊き白湯」を全国で新発売する。同商品は、「寒い冬の一杯」をコンセプトに開発した「日清ラ王」の冬季限定商品。小麦の香りと生麺のような食感が特徴の3層太ストレートノンフライ麺を使用し、丸鶏を炊き出した濃厚な鶏のうまみと甘みが味わえる鶏白湯スープとなっている。具材は蒸し鶏、白ネギ、メンマ、赤唐辛子。また、鍋料理の薬味などに使われる柚子胡椒が別添で付いており、途中で入れることで、味の変化が楽しめるという。内容量120g(麺75g)で、希望小売価格は237円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日