去年は夜空をどれくらい見上げましたか?2018年は1月に入って早々、この年最大のスーパームーンが出現!ほかにも、皆既月食が見られるチャンスが二度もあるなど、天体ショーが盛りだくさんです。夜が来るのが待ち遠しくなりますね!■注目のお月様トピックス◎1月2日:スーパームーン月が地球に近づくときに見られるスーパームーン。お正月早々、この年最大の月が空に現れます。2018年をよい年にするために、月に誓いを立てるのもいいかもしれませんね。月の光を浴びて1年分のエネルギーを蓄えましょう。◎1月31日:皆既月食日本全国で3年ぶりに皆既月食が見られます!東南東の空にある月が欠けはじめるのは20時48分から21時51分に南東の空で皆既食。そこから1時間、欠けはじめから終わりまで観察することができます。空に浮かぶ赤胴色(しゃくどいろ)の月はなんとも神秘的です。◎6月28日:ストロベリームーンピンク色の月が夜空に現れます。この名前は月の色からではなく、アメリカでのイチゴの収穫期の満月だからそう呼ばれるようになったそう。ストロベリームーンを見ると幸せになれる、恋愛運が上がる、というジンクスがあります。恋の願いを月に叶えてもらいませんか。◎7月28日:皆既月食深夜から明け方にかけて食が起こります。夜明け前に食が起こるので、地域によっては部分月食になってしまうことも。また、この日の満月は2018年の満月のなかでも一番小さい満月です。◎9月24日:中秋の名月2018年の中秋の名月は9月24日です。中秋の名月と満月の日付けがずれるのはよくあることですが、明るく美しい月は見ごたえ十分!ススキやお月見団子を用意して、お月見を楽しみませんか。■流星群&お星さまトピックス◎2月2日:レグルス食(星食)星食というのを知っていますか?これは、星が月に隠される現象のことを言います。この日の明け方、獅子座の1等星レグルスが月に隠されます。肉眼ではやや見えづらいので、望遠鏡や双眼鏡などで見るとおもしろいですよ。ただし、レグルス食が見られるのは、名古屋付近より東の地域に限られます。◎7月31日:火星が大接近2003年以来、15年ぶりに火星が地球に大接近します。この現象は「スーパーマーズ」とも呼ばれます。目をこらして南東に赤く明るく輝く火星を探してみては。◎8月13日:ペルセウス座流星群条件がよければ、1時間に40個程度の流れ星が見られます。ピークの時間帯は13日の未明。流れ星のシャワーを浴びながら、願いをかけましょう。◎12月14日:ふたご座流星群三大流星群のひとつで、ほかの2つの流星群よりも流れ星が多いのがこのふたご座流星群です。21時頃から始まりますが、ピークの時間帯は夜半過ぎ。1時間に40個程度見られます。■天体ショーをもっと楽しむには?【月食や惑星を楽しむために】皆既月食や惑星接近などの天体ショーを楽しむには、双眼鏡や望遠鏡を使うほうがよく見えます。また、空を広く見渡せる公園に出かけてみたり、天文台が開催しているイベントに行ってみたりするのもいいですね。ほとんどの場合、野外で楽しむことになるので、夏の暑い時は虫除け対策をしっかり、冬の寒い時は防寒対策をして楽しみましょう。【流星群を確実に見るコツ】流星群を見るには、双眼鏡や望遠鏡よりも肉眼がオススメ。空を広く見渡せる、暗い場所のほうがよりよく見えます。暗さに目が慣れたほうが見つけやすいので、15分以上は野外にいるようにしましょう。また、見る方向は限られていないので、どこを見てもOK!たくさん流れ星を探しましょう。【お役立ちアプリを活用しよう!】方位磁石、星座盤など、星や月を見るときに役立つ便利なアプリがたくさんあります。スマートフォンを空にかざすだけで星座を教えてくれるなんてものも。アプリを使って、より楽しく天体観測してもいいですね。■終わりに今年は星や月をたくさん眺めて、空の季節を感じてみませんか?きっと、星や月からパワーをもらえるはずです。ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2018年01月01日ワイオミング州キャスパーで紙皿製の観測メガネを着けて皆既日食を見守る人々写真:UPI/アフロ 8月21日に米国で観測された皆既日食を、18歳以上の米国人のうち88%を占める2億1500万人が見ていたことがミシガン大による調査で明らかとなった。屋外に出て直接日食を見た人は1億5400万人、インターネットのライブ中継で鑑賞した人は6100万人だったという。 同大学の社会調査研究所 国際科学リテラシー向上センターの責任者ジョン・ミラー氏は、これを「前代未聞」と評する。 皆既日食は18カ月ごとに起こっているが、観測地点を地球規模に限定すると非常に遭遇しづらい希少な現象となる。今回の大陸横断は実に99年ぶりとあって、米国民はこぞって待ち受けていた。 米国で最も視聴率を稼ぐ国民的イベントであるスーパーボウルでさえも、今年の視聴者数は1億1130万人。そのほぼ倍の人々が世紀の天文ショーを目撃した計算になる。日食がワシントンを通過した際は、トランプ大統領一家も専用のメガネをかけて空を見上げていた。 次に皆既日食が観測できるのは2019年7月2日、場所はチリだという。
2017年09月28日8月8日は水瓶座で満月が起こります。月食を伴った今回の満月は、みなさんの恋愛にも少なからず影響を与えるでしょう。水瓶座は理知的であり、12星座では革新を扱うサインです。恋愛において枠に捉われていたことがあるなら、新しい気づきを得られるでしょう。■月食の影響満月が起こる際に、太陽と月の間に地球が入り込むと月食になります。月がちょうど陰になって見えなくなる現象で、占星術では月の表す要素=感情において、過去を手放し、前に進む出来事が生じやすいと言われています。人生の新しい面が見え、それに向かってスタートを切る瞬間です。今回は水瓶座で食が起こることから、恋愛面ではクールに前を見据え、方向転換するようなことが起こりやすいと言えます。それでは12星座別に月食が恋に与える影響を見ていきましょう。■牡羊座のあなた今回の月食は、あなたの友情面に変化を与えるでしょう。友人が恋人に昇格するのかもしれないし、逆に恋人だった関係が友人に戻るのかもしれません。未来を見据えた前向きな決断になりそうです。■牡牛座のあなた社会的な体裁といったものが恋愛にも影響しそう。今の彼では物足りないなら、もっとステータスのある相手に乗り換えることも可能。シングルの人も自分に合ったパートナー探しを始めるのによい時期。■双子座のあなた今までのお付き合いにおいてマンネリ化していたことがあるなら、打開する大きな出来事がありそう。待ちわびていた返事、暗礁に乗り上げてしまったことに結果が出るでしょう。主張を怠らないで。■蟹座のあなた古い関係が未来につながるものなのか、考えさせられるでしょう。義理や人情ばかりでは付き合いきれないと判断を下すのかもしれません。腐れ縁になっている相手とは一旦距離を置いてみて。■獅子座のあなたパートナーとの関係がクローズアップされます。婚約や結婚などにケリをつけたい気持ちになりますが、時期尚早なようです。もう少し粘って。シングルの人は相手選びの基準を見直してみるといいでしょう。■乙女座のあなた今まで努力してきたことへの対価を得られているか、考えてしまうかも。尽くしすぎたり、相手の世話ばかり焼いたりしていると、なんだか損しているような気分になりやすいでしょう。少し自分軸で動いてみて。■天秤座のあなた恋愛において前向きな変化がありそう。運命的な出会いがあったり、恋人がいる人も関係を一歩先に進めるきっかけが起こったりしそうです。ここからしばらくは恋愛を思いっきり楽しんで。■蠍座のあなた家に関することで変化があるでしょう。彼と新居を構えるのかもしれないし、あなた、もしくは彼が引越しするのかもしれません。いずれにしても、家族構成や居場所の変化がこの先の恋愛に影響を与えそう。■射手座のあなた今回の食はあなたの知的好奇心を刺激するでしょう。男性に対しても、おざなりな会話や知識では満足しないかも。学びや旅から刺激を得られる時なので、恋人との旅行では相手の新たな魅力を発見できそう。■山羊座のあなた一度決めたことは守り通す山羊座ですが、あなたの恋愛観に穏やかな変化が訪れるでしょう。付き合いとはこういうものだとか、デートでの金銭負担について不満があるなどするなら、交渉してみる価値あり。■水瓶座のあなた変わりたいと思う気持ちが加速するでしょう。自由を好む水瓶座ですが、あなたを縛りつけていた関係や、メリットを感じられない相手とは決別したいと思うかもしれません。逆にプラスなら結婚も視野に。■魚座のあなた自分の本当の気持ちをわかってくれる相手、パートナーといったものに焦点が当たります。人に言えない悩みや問題を抱えているのなら、話せる相手は誰なのか?を考えてみると今後の恋愛の指針になるでしょう。■終わりに今回の食はこの先1ヶ月ほどの間、あなたの人生や恋愛に影響を与えます。自分の新しい感情に素直に反応しつつも、何事も冷静に進めるのがおすすめ。月食の神秘的なパワーを受け、未来を感じられる恋に踏み出しましょう。ライタープロフィールAlma/アルマ小さい時から星占い好きで2010年から占星術を本格的に勉強。2013年より対面、メール鑑定、新聞やアプリ等の占い執筆。得意分野は相性占い。赤坂のBARで星座カクテルを提供しながら占い中。
2017年08月08日2月11日、私たちの人生を大きく変えることになるかもしれない、獅子座の月食がやってきます!今回は、来たる2月の月食が私たちにもたらす影響を、星学のプロフェッショナル・阿部小百合先生に読み解いていただきます。とくに今、モヤモヤした気持ちを抱えている人は、星々の力を借りて、新たな自分に生まれ変われるチャンスかも!?【星学コンサルタント阿部小百合】イギリス生まれのカラーケアシステム「オーラソーマ」ティーチャー。色育アドバイザーエリックスエッセンス協会副会長・ティーチャー。カラーや星学、エッセンス、クリスタルなどを通して、新しい時代の科学と哲学を研究。研究のため、日本はもとよりイギリス等の海外も度々訪れる。現在、日本での星学の普及活動につとめ、カラー、エッセンス等の各種コース、個人セッションを全国各地で開催。ブログはコチラ。月食とは?「月食」とは、月が欠けたり、消えて見えたりする現象のこと。文字どおり、「月が食べられてしまう」かのような状態です。太陽、地球、月の並びが揃ったときに満月が起こります。さらに、太陽と月の軌道の交差点近くで満月が起こると、月食が生じます。満月といえば「新月でものごとを始めて、満月で完成させる」と言われますが、そんな満月の月食は、ことさらに特別な意味を持っているんですよ。なにしろ月が、一度、食べられてから復活するわけですから、強制的に大きなリセット&リスタートが起こり、人生が一変する人もいるというのも、うなずける話ですよね。昨年8月の月食が今のあなたに及ぼす影響星学の世界では、月食の影響は数カ月から半年ほど続くと言われています。昨年8月、ちょうどSMAP解散のタイミングと重なった、水瓶座で起きた月食には、「人間関係やライフスタイルを見直す」という意味がありました。それが、次の月食である2月11日まで続いているのです。もし今、「毎日がなんだか退屈」「今のままでいいのかな?」といった心のモヤモヤを感じているなら、まさに前回の月食の影響を受けていると言えるでしょう。そしてそのモヤモヤは、「このままでは満足できない」「自分が本当に求める人生を生きたい」という、あなたの潜在意識から送られたサインかも知れません。2月11日に起こる獅子座の月食とは?獅子座の「獅子」とは百獣の王「ライオン」のこと。ギリシャ神話で、勇者ヘラクレスと闘った強靭なライオンに由来しています。ライオンのたてがみは、燃え盛る炎を連想させますよね。その獅子座は、「愛」「ロマンス」「クリエイティビティ」「遊び心」「内なる子ども」を司る星でもあります。2月11日に獅子座で起こる月食には、仕事、恋愛、人間関係、趣味……全てにおいて、”自分が情熱を燃やせるものを素直に追い求めていく!”というメッセージが込められています。そんなとき、分かったふりや見ないふりを続けていると、心のモヤモヤはより一層深まってしまうかも。今度の月食でも、「私は本当にやりたいことをやっているだろうか?」「今そばにいる人は、本当に一緒にいたい人?」といった、自分の気持ちと真剣に向き合わなければいけない出来事が、起こりやすくなると言われています。疑問を感じるような環境や人間関係、古い価値観などを思い切って手放すことで、サナギが蝶になるような、まさに新しい自分に生まれ変わるに等しい変化が起こりそう。モヤモヤしていた気持ちがスッと楽になり、これから自分が情熱を傾けるべき方向・未来が、はっきりと見えてくるでしょう。阿部先生によれば、昨年8月、そして今年の2月の月食の流れは、星学的に見ても大変珍しいものなのだとか。今人生の分岐点を迎えている人は、こうした星々の影響を味方につけて!あれこれ難しく考えず、獅子座のメッセージ通り「自分の心に正直に生きる」ことこそが、幸せのビッグチャンスをつかむカギになりそうですよ。
2017年02月09日ブルームーンにスーパームーン、皆既月食など、今年は何かと「月」にまつわる話題に事欠かない一年ですね。みなさんの中にも美しい月の写真を撮ったり、月を愛でながら食事やお酒を味わったりと、お月見を楽しんできた方もいるのでは?◆「十五夜」だけでは縁起が悪い!?「十五夜」と呼ばれる旧暦8月15日の満月の存在は、ご存知の人も多いはず。一年で最も美しく見えるというこの月は「中秋の名月」と言われ、古くから親しまれてきました。でも、「十五夜」を見るだけでは、実は不十分。日本では昔から、月見を「十五夜」だけで終わらせるのは縁起が悪いと考えられてきたそうです。◆正しいお月見は「十五夜」+「十三夜」「神宮館高島暦」をはじめとした「こよみ」シリーズを出版する神宮館によると、「十五夜」を楽しんだ一月後、「十三夜」も眺めるのが本来の風習なのだとか。「十三夜」とは旧暦9月13日の月で、「十五夜」に次いで月が美しく見えると言われる日。どちらか一方の月見しかしないことは「片月見(または片見月)」と呼ばれ、縁起が悪いのだと言います。せっかく「十五夜」の月からパワーをもらったのに、「十三夜」の月を見なかったせいで運気が下がるなんてもったいなさすぎ!ここは、「十三夜」もお月見を楽しんで運気アップをはかってはいかがでしょうか?◆「十三夜」は10月25日今年の「十三夜」は明日10月25日。月見団子やススキを供えて…というのはなかなか難しいかもしれませんが、実りの秋に感謝しつつ、美しい月を眺め、風流な夜を過ごしてみては。運気がアップすれば、恋も人間関係も仕事もスムーズに動き始める可能性大!というわけで、ここで、今風のお月見をちょっとだけご紹介します。◆お月さまのカクテルでお洒落に月のきれいな夜には、せっかくなら月と関係の深いお酒を楽しみたいもの。そこで、月にまつわるネーミングのカクテルのレシピを2つご紹介します。【ムーンライト】≪材料≫・ドライジン、白ワイン、グレープフルーツジュース・・・1:1:1の分量・キルシュワッサー・・・少々・レモンの皮・・・少々≪作り方≫[1] レモン以外の材料をシェイクし、大きめのカクテルグラスに注ぐ。[2] レモンの皮をしぼって香り付けし、残った皮をグラスに入れて完成。【ムーンリバー】≪材料≫・バーボンウィスキー・・・4/6量・ホワイトキュラソー・・・1/6量・グレープフルーツジュース・・・1/6量≪作り方≫材料を全てシェイクし、グラスに注ぐ。自宅で作ってもいいし、お店で飲むのもステキ!どちらもアルコール度数が高めなので飲み過ぎには気をつけて。◆満月ヨガで身も心もきれいに!大地にパワーがみなぎり、女性の心や体に影響を与えやすいという満月。この日から新月に向かって月が欠けていき、体の老廃物を排出する時期に入るため、ダイエットをスタートするのにも◎です。ただし、エネルギーが過剰になりやすいので無理は禁物。自分を慈しみ、ゆったりしたペースで行いましょう。なお、月明かりの下で瞑想をすると、心にたまったモヤモヤが浄化されるそうです。世界三大美女の一人、クレオパトラは満月の晩、入浴した後、全身に香油を塗ってそのままの姿で月の光を浴び、美容効果を高めたとか。みなさんも月光浴を楽しめば、彼女のように美しく、恋愛力みなぎる女性になれるかも!?その他には月を眺めながらの「満月ウォーク」もおすすめ。もちろん、旬の野菜や果物をお供えして昔ながらのお月見をしたり、日本酒に合うおつまみを用意して月見酒を楽しんだりするのもいいですよね。ぜひ明日の「十三夜」は思い思いのお月見を楽しんで、ググッと運気を底上げしちゃいましょう!(文=編集J)今日の月がふたりに与える影響【無料占い】
2015年10月24日明日、4月4日は皆既月食。今回は皆既食のみならず。部分食の始めから終わりまでを日本全国で見られるのだそうです。≪皆既月食が見られる時間は?≫国立天文台の情報によると、◆部分食の始め19時15.4分◆皆既食の始め20時54.2分◆食の最大21時00.2分◆皆既食の終わり21時06.4分◆部分食の終わり22時45.1分とのこと。かなり長い時間楽しめそうですね!日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」内の「tenki.jpラボ」では、この春に起こる皆既月食を「月食花見」と名付け、お花見と一緒に楽しもう! と提案する特集を組んでいます。そこで紹介されている、月食花見におすすめのスポットは、隅田公園(東京)、嵐山公園(京都)、名城公園(愛知県)など。これは、桜と月がいい感じで見られる位置に陣取って、月食花見を楽しむしかない!?≪月食+花見+シャンドン!?≫ところでここ最近、オーストラリアのプレミアム・スパークリングワイン“シャンドン ロゼ”を飲みつつ、桜の名所を巡る、というイベント「お花見 CHANDON」が各地で盛り上がっているようです。都内屈指の桜の名所、目黒川沿いの人気ワインバー「マルザック7」をはじめ、神楽坂の「カナルカフェ」や京都・円山公園の「GION maru maru」には、屋外でシャンドン ロゼを味わえる期間限定のバーが登場。また、東京、京都、金沢、名古屋、九州のシャンドン取扱い店舗で、シャンドンの素敵なアイテムが当たる、スタンプラリーを行っているのだとか。美しいピンクのスパークリングワインを飲みつつ、桜並木をそぞろ歩くなんて最高ですよね。4月4日はそこに月食も加わって、魔法にかかったような魅惑の一時を過ごせるかもしれません。ちなみに皆既月食中の月は、真っ黒ではなく「赤銅色」に見えるそうですよ!≪シャンドン ロゼは恋に効く!?≫風水的に、炭酸水には出会い運や発展運をアップさせる効果があると言われています。ですから、素敵な出会いを望む人や、片思いを実らせたい人は、積極的に炭酸水を飲むといいでしょう。そういう意味で、スパークリングワインは恋する女性におすすめのお酒と言えそうです。なお、満月の夜、ロゼワインを注いだグラスに満月を映し、「恋が叶いますように」と唱えると、願いが届く!なんて言い伝えも。月食が始まる前、もしくは終わった後に試してみるといいかも?伝統的に太陽は赤ワイン、月は白ワインと考えられているのですが、ロゼというのは赤と白のちょうど真ん中。太陽と月が重なる明日の夜、ロゼのスパークリングワインを飲んだら…赤銅色に燃える月や炭酸のパワーも合わさって、普段の満月以上に強力に恋を叶えてくれそうな気がしてきませんか?…ということで、明日の夜は月食+お花見+シャンドン ロゼに決まり!シャンドン片手に、月食と桜のコラボレーションが楽しめるスポットへ出かけてみてはいかがでしょうか。(文=編集J)今日の月がふたりに与える影響【無料占い】
2015年04月03日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 4月4日天秤座の満月4月4日は天秤座で満月です。今回の満月は蝕が起こりますので月食となります。占星術上、次の月食(2015年9月28日)まで影響が続く特別な満月です。月食とは、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術的には「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解けます。心の影とは、たとえば「自分でもなかなか認めづらい感情」「未だ昇華し切れていない思い」「言葉では表現しがたい深層心理」と言えるでしょう。この月食を通じて、私たちは今の自分が「見ようしていること」「見ようとはしていないこと」を知ることになりそうです。月食図を見てみましょう。今回の満月(月食)に対して、牡羊座天王星と山羊座冥王星が関与し、直角三角形を形成しています。この直角三角形は、先日3月17日に最終形成を終えたばかりの牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的配置を一時的にクローズアップ(表面化)するものでもあります。したがってこの時期、何らかの出来事を通じて、2012年頃から今までの「心の軌跡(感情経験、心情の変化)」について振り返ることになるでしょう。たとえば今回の満月(月食)の影響を通じて、あのときには見えていなかったことがふと見えてくるかもしれません。そうやってあのときの出来事があなたの中で「私の出来事」「私にとっての大切なプロセス」となりそうです。また「あのとき(過去)」の意味づけが変わることで、あなたにとっての「今」や「これから(未来)」も変化していくでしょう。また、今回の満月(月食)は獅子座木星からのサポートを同時に受け取っています。ここ2~3年で最も大きかった出来事を思い出し、「あの出来事を経験したからこそ、今の自分がいる」「いろいろ大変だったけれど、でもそのおかげで私は一回り成長した」と感じるかもしれません。また、そう思えることが自分でもうれしいでしょう。今回の天秤座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。今の自分は2~3年前よりもスケールアップしたと気づくでしょう。あるいは「自分の殻を思い切ってこわしてみよう。そうしてみても大丈夫」と思えるかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は次のステージへと進むことを自分に許可するでしょう。その結果、今までならば「とても無理」と思っていたチャレンジを始めそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「あのときの自分」「あのときのこと」を「それでよかった」と思えるでしょう。自分の中で「あのとき」にまつわる何かを赦して受け入れたとき、それとは別の新たな展開が舞い込みそうです。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年04月03日暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?4月4日は皆既月食!特別な満月の姿に注目を桜前線が少しずつ北上し、お花見を楽しめる地域も増えてきました。夜桜デートのときには、空を見上げて星を楽しむのもステキ。今週の土曜(4月4日)は満月です。月明かりに照らされた桜も、夜空に輝く月も、さぞ美しいことでしょう。さらに!この満月は、いつもの満月とは違います。なんと皆既月食が起こるのです!しかも、日本全国で月の欠け始めから欠け終わりまでを見ることができる好条件。雲や高い建物によって月が隠されたり、雨が降ったりしなければ、誰でも肉眼で見ることができます。それではここで、月食についてちょっとおさらい。月食とは、月が地球の影に入り込み、満月なのに暗くなったり、欠けているように見えたりする現象のこと。太陽・地球・月の順番で一直線に並ぶとき、つまり満月のときに起こります。ですが、満月のたびに月食になるわけではありません。天球上を移動する太陽と月の通り道が、ぴったりと同じではないからです。だからといって、月食は決して珍しい現象ではなく、ほぼ毎年、地球のどこかで見られます(もちろん、月食が1回も起こらない年もあります)。皆既月食のとき、月はいつもとは違う、あやしいほどに美しい姿を私たちに見せてくれます。その色は、一般的には赤銅色と表現されますが、当日の大気の状態にも影響を受けますし、実際に見てみないことにはわかりません。ダークなオレンジっぽい色か、暗い赤色か……ぜひ自分の目で確かめたいところです。月は人と人をつなぐ。未来の出会いに期待をふくらませて4月4日(土)の月食タイムスケジュールは次の通りです。・部分食の始まり/19時15分・皆既食の始まり/20時54分・食の最大/21時00分・皆既食の終わり/21時06分・部分食の終わり/22時45分皆既の状態が続くのは、20時54分から21時06分までの12分間という短さ。うっかりしていると見逃してしまいそう。けれど、今回を見逃すわけにはいきません!というのも、次回、日本で皆既月食が見られるのは2018年1月になってしまうから。今のうちにカレンダーや手帳などにメモして、忘れないようにしておきましょう。月食は、月が見える場所であればどこでも同じ時刻に起こります。つまり、自分が見ている現象を、日本全国のどこかで、同じ瞬間に、誰かが一緒に見ているということ。そう考えると、とてつもない一体感に包まれます。まだ出会っていないけれど、きっとこれから出会う誰かも、その月を見上げているかもしれません。そんなふうに期待と想像をふくらませることも、皆既月食の醍醐味です。月好き必見!2015年の「月イベント」さて、皆既月食が終わっても、月好きとしては気が抜けません!■ブルームーン(7月31日)7月は、2日と31日が満月です。ひと月のうちに満月が2度ある場合、2度目の満月のことを「ブルームーン」といいます。月が青くなるわけではありませんが、「ひと月に2度」というところがレア!■中秋の名月(9月27日)9月27日は旧暦8月15日にあたり、この日の夜に見える月を「中秋の名月」といいます。昔から、1年のうちでもっとも美しい月とされ、お月見をするのが習わし。翌日の午前中にスーパームーンとなるため、今年の名月はスーパー級です!■スーパームーン(9月28日)地球にもっとも近づいた状態で満月になり、月の見かけの大きさが今年最大に!月が地球に一番近づくのは午前10時46分、スーパームーン(満月)になる瞬間は午前11時50分です。このように、「月イベント」が目白押し。空を見上げる楽しみが、まだまだ続きそうですね。景山えりか(かげやまえりか)暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2015年04月02日ウェザーニューズは3月31日、日本時間の4月4日19時~21時30分に皆既月食を生中継する英語版の特別番組「The Total Lunar Eclipse 2015」をYouTubeで配信すると発表した。同番組では日本国内の2地点から撮影した皆既月食の生中継映像とともに、国際天文学連合のチャン・シーリュン氏が、世界の主要都市で皆既となる時間や見える方角、月が赤く見える理由、月面に青色の帯が見える「ターコイズブリッジ」現象のメカニズムなどを解説する。また、ウェザーニューズ予報センターのジェシー・ベッキオーニ氏が世界の衛星画像を駆使し、地球上のどの地域で皆既月食を見ることができる天気となっているか、最新の気象情報を伝える。なお、司会はウェザーニューズ「Sunnycomb TV」お天気キャスターのブローニン・ムーレン氏が担当する。皆既月食後は、事前に同社のスマホアプリ「Sunnycomb」をダウンロードした人を対象に、皆既月食の全過程をまとめた動画が公開されるほか、世界各地の月食リポートが紹介される。今回の皆既月食は東経103度~日付変更線~西経110度付近のエリアから観測できるため、東アジアやオセアニア、アメリカ大陸西部など、さまざまな国と地域からのリポートを楽しむことができる。
2015年03月31日国立天文台は、4月4日の夜、日本全国で観察できる皆既月食を、より多くの人に観察してもらえることを目的としたキャンペーン「皆既月食を観察しよう 2015」を実施する。今回の皆既月食は、日本全国で始まりから終わりまで見ることができるもので、しかも食の最大が21時ころと、観察しやすい時間であることも特徴。しかし、皆既食中の月は、常に同じ色というわけではなく、皆既月食ごとに変化することが知られており、今回のキャンペーンは、そうした月の「色」に注目し、今回の皆既食中の月がどのような色に見えるのかを観察し報告してもらおうというものとなっている。キャンペーンは誰でも参加可能。参加したい人は、国立天文台の専用Webサイトにアクセスし、記録用紙をダウンロード、印刷し、当日の様子を記録(印刷できない人は、あらかじめノートに記録内容を写し取っておくことを国立天文台では推奨している)。その後、4月6日正午までに国立天文台の専用Webサイトの観察結果報告フォームに入力するだけで良い。また、学校や天文施設・科学施設などで観察会を開き、まとめて観察結果を報告したい場合は、国立天文台に問い合わせしてもらいたいとしている。ちなみに、観察に際して国立天文台では、双眼鏡や望遠鏡は使うと、肉眼で見たときとは違う色に見えることがあることから、使用を控えるように、としているほか、写真や中継で見た月の色の報告も、機器などによって実際とは異なる色で見える可能性もあることから、しないように、と呼びかけている。なお、国立天文台のWebサイトでは、今回の月食の始まりの時間から、終わりの時間までの目安や、月食の仕組み、種類、月食中の月の色、そして観察の仕方などが説明されているので、月食を観察したい、という人は、一度見ておくと良いだろう。
2015年03月23日暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?暦は、天を映した鏡のようなもの。日々の暮らしから宇宙を感じて世界中のあらゆる暦は、天体観測や天文計算をもとに作られています。私たちが普段使っている暦は、太陽の運行にもとづくもの。旧暦の場合は、太陽と月です。カレンダーや手帳のことを、日付や曜日を確認するためのツールではなく、天体の動きが写し取られたものと考えると、星の世界がぐっと身近に感じられます。もし、暦を入口に宇宙に興味を持ったなら、まずは空を見上げることからはじめましょう。2015年はスタートしたばかり。天文現象はこれからが本番!今後の見どころは次の通りです。■皆既月食(4月4日)昨年10月8日、全国的に好天に恵まれて大きな話題となった「皆既月食」。2015年は4月4日に起こります!夜空が晴れれば、全国で赤銅色の月が見られます。■金星と木星が大接近(7月1日)7月1日の夕方、西の空で金星と木星が非常に接近した状態で見られます。占星術において、金星は愛と美の象徴であり、恋愛運を占ううえで欠かせない星。木星は、大きな利益や幸せをもたらす大吉星。この2つの星が寄り添うように輝く様子が見られるとは、なんだかいいことが起こりそうな予感!■金星が最大光度(7月10日、9月22日)7月は夕方の西の空に、9月は明け方の東の空に、金星が美しく輝きます。特に7月10日と9月22日は最大光度となるので、昼間の青空の中でぽつんと光る金星を、肉眼でも見つけることができるでしょう。■ペルセウス座流星群(8月12日~13日)毎年8月13日頃に見頃をむかえるのが「ペルセウス座流星群」です。今年は新月に近いので、月明かりの影響を心配することなく流星キャッチが楽しめそうです。■スーパームーン(9月28日)地球にもっとも近づいた状態で満月になり、月の見かけの大きさが今年最大に。他の満月と比べて、約30%も明るく、約14%大きく見えるといわれています。まさに「super」という言葉がぴったりです。■ふたご座流星群(12月14日~15日)毎年12月14日頃に活動のピークをむかえる流星群です。今年は月明かりの心配もなく、ここ数年のうちで最良の条件で楽しめます。人工の灯りがない暗い夜空ならば、14日の日没後から15日の夜明けにかけて、ひと晩で500個の流星をかぞえることも夢ではなさそうです。毎日、何気なく使っている暦ですが、その中には広大で神秘的な宇宙の世界が広がっています。今年は、日付や二十四節気といった節目から、宇宙のリズムを感じてみてください。そうすれば、暦がもっとおもしろく、日々の暮らしがもっと心豊かになるはずです。景山えりか(かげやまえりか)暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2015年01月08日2014年10月8日、2011年12月10日以来となる日本での皆既月食が観測された。前回は皆既の開始時刻が23時過ぎということもあり、時間的に、ちょっとだけ見ておこう、というような人には難しかったが、今回は18時過ぎから部分月食が始まり20時前後に1時間近く皆既月食が起こっていたので、見ることができた人も多かったと思う。そんな皆既月食の様子はどんなものであったか、写真で振り返ってみよう。なお、次回の日本での皆既月食は2015年4月4日の21時ころで、皆既の時間は10分程度と短いので、もう一度皆既月食を観たいと思った人はチェックをしておくと良いだろう。ちなみに今回、月は地球の本影領域の中心でなく北辺付近を通過したため、上辺が多少青みがかって見えるターコイズフリンジ(TurquoiseFringe)を観察することができた。ターコイズフリンジの色は地球大気の成層圏のオゾン層を通過した光のうち赤色吸収されるからで、詳細はNASAのWebサイトが詳しいので、興味を持った人は一読しておくとよいだろう。また、国立天文台では今回の皆既月食中の色のレポートを募集しているので実際にご覧になられた方は報告してみるとよいだろう。
2014年10月09日星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?恋+月=もっとキレイに!月をまるごと飲み干して、美しさに磨きをかけて今日は旧暦9月15日。十五夜の満月で、いよいよ皆既月食です!先週、皆既月食についてお伝えしましたが、ここでおさらいしておきましょう。まず月食とは、月が地球の影に入り込み、満月なのに暗くなったり、欠けているように見えたりする現象のこと。地球を真ん中にして、太陽と月が一直線に並ぶとき、つまり満月のときに起こります。ですが、満月のたびに月食になるわけではありません。天球上を移動する太陽と月の通り道が、ぴったりと同じではないからです。だからといって、月食は決して珍しい現象ではなく、ほぼ毎年、地球のどこかで見られます(もちろん、月食が1回も起こらない年もあります)。前回の皆既月食は4月15日でしたが、日本の地平線下で皆既の状態となったため、見ることはできませんでした。ちなみに2015年は、4月と9月に皆既月食が起こりますが、日本から見られるのは4月のみ。また、2016年は月食が起こらない年となります。さて、今夜の月は、18時15分に欠け始めて21時35分に欠け終わります。そのうち、皆既となるのは19時25分から20時25分まで。さらに、満月の時刻は19時51分です。月が正真正銘の満月となる瞬間、その姿から明るさは失われ、赤黒くて妖艶な光を放っていることでしょう。そして21時35分過ぎ、月は完全に明るさを取り戻すのです。皆既月食の一連の様子は、月が一度死に、再びよみがえるかのよう。再生された満月の光には、特別なパワーが宿っているように感じられます。そこで、日本に昔から伝わる風習を試してみませんか?その風習とは、盃などに月を映して飲む「飲月」です。ほぼ一定のサイクルで満ち欠けを繰り返す月は、不老不死の象徴です。水に映して飲み干せば、そうした月のパワーが体の中にダイレクトに伝わると、昔の人は考えたのでしょう。年齢に関係なく、女性は恋をするとキレイになるといいますが、満月の光を浴びながら月を飲めば、もっとキレイになれそう!また、月を飲むことは、「ツキ」を自分のものにすることに通じるので、縁起もよさそうです。【月を飲むときのポイント】Point1・口が広い器を用意します。Point2・好きな飲み物をなみなみと注ぎます。Point3・器の角度を調整して、水面に月を映します。Point4・うまく映らないときは、器をテーブルなどに置いて水面の揺れを防ぎます。Point5・水面に映る月から目を離さないようにしながら、そっと口に持っていきます。月が低空にいると水面にうまく映せませんから、南の空高く昇ったところをねらうのがコツ。今夜の月の南中時刻は23時36分頃なので、目安にしてみてください。飲月に効果があるのかどうか、科学的に実証することは難しいでしょう。けれど、風習として伝わっているということは、理屈を抜きにして効果を実感した人が多くいたからに違いありません。月光が全身にしみわたるような感覚、内側から浄化されるような清々しい気分、体の芯から発光するような若々しい美しさ。それは飲月を試した人だけが実感できる、月からの贈り物です。景山えりか(かげやまえりか)星とお茶のコンシェルジュ、文筆家。旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2014年10月08日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月8日牡羊座の満月10月8日は牡羊座の満月であり、皆既月食となります。月食とは、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術的には「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解けます。心の影とは、たとえば「自分でもなかなか認めづらい感情」「未だ昇華し切れていない感情」「言葉では表現しがたい深層心理」と言えるでしょう。つまり明日、私たちは月食を通じて、今の自分が「見ようしていること」「見ようとはしていないこと」を知ることになりそうです。今回の満月図を見ると、獅子座木星、射手座火星、牡羊座天王星によって大きな三角形ができています。この大三角形を形成している天体は火の星座です。何かを強く望むときの高揚感、内なる情熱に身を任せる勇気、生きている者としてのシンプルな喜び‥‥‥この大三角形にはそんな熱いエネルギーに満ちていて、私たちに「生きるって楽しいね!」「もっともっと楽しく生きよう!」と教えてくれるでしょう。今回の月食によって「楽しく生きるということ」を思い出す人もいるかもしれません。また今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には、大三角形のこのようなメッセージを「自己成長、自己刷新、人生上のシフトアップ」という展開と共に、私たちにより具体的に示す働きもするようです。したがって明日以降、私たちは何らかの出来事を通じて「今、自分のために楽しく生きていますか?」「何を楽しみに生きていますか?」「あなたの意図があなたの人生を動かしていますよ。今までも。これからも」「さて、あなたはどう生きますか?」とうながされると思います。もうひとつお知らせします。今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には山羊座冥王星も関わっています。この山羊座冥王星は、2012年から2015年にかけて作られる牡羊座天王星との相克的な星回りの一部でもあります。したがって今回の牡羊座満月は、2012年(もっとさかのぼると2010年)から2015年にかけて経験するプロセスの一過程でもあると読み解けるでしょう。今回の月食を通じて、「これまでどんな風に生きてきた?」「これからどんな風に生きて、2015年を迎える?」「2015年にはどんな私になりたい?ならば今、どう生きる?」と問われる機会が舞い込むかもしれません。もしもそうなったなら、そのとき「私はこれから楽しく生きる」と決めてしまうといいのでは‥‥と、(満月図を見た上で)私は思っています。「私は楽しく生きる」と決めることは、自分の人生の主人公になることでもあると思います。そういう形で、人生に対するリーダーシップを発揮してみて下さい。今回の牡羊座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。宇宙から「どんどんおやりなさい」と励まされるでしょう。または、あなたをそういう方向へと誘うきっかけが印象深い形でやって来るかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「気がすむまでおやりなさい」と宇宙から仕向けられるでしょう。あるいは、これまでがんばってきたことの成果が出て、「私は大きく変わった。成長した」と実感するかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は「とりあえずやってごらんなさい」と宇宙から言われるでしょう。小さな変化、ささやかなチャレンジがその後のあなたを大きく変えることになるかもしれません。「人生って楽しいな」と感じるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年10月07日ウェザーニューズは10月8日、同日の皆既月食を多くの人に楽しんでもらうため、同日18時より24時間ライブ放送番組『SOLiVE24』や、特設サイト「皆既月食 2014」で、見え方が反対になる北半球の日本と南半球のオーストラリアから同時に生中継する。皆既月食は、月が地球の影に完全に隠れるため、満月が赤銅色に見える現象のこと。日本全国で観測できるのは、約3年ぶりのこととなる。今回の皆既月食は18時14分頃から欠け始め、1時間ほど皆既月食を観察できる見込みだという。同社は、8日夜の天気は、西日本を中心に高気圧に覆われて晴れると予想している。しかし、北日本や東日本の日本海側では上空の寒気の影響で局地的に雨や雷雨の可能性もある。長く降り続くような雨にはならないが、欠け始めから終わりまですべてを観測するのは難しいかもしれないと予想している。関東南部や南西諸島は湿った東風の影響で雲が発生し、雲の隙間からの観測になる見込み。なお、台風18号の影響によって、天気は大きく変わる可能性があるため、随時、最新の情報を入手することが大事だという。同社は、10月8日の18~21時に、絶好の観測ポイントとなる日本とオーストラリアから同時に生中継を行う特別番組を無料で放送する。番組は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『SOLiVE24Ch.』で楽しめるほか、パソコンやテレビ(BS910Ch)でも視聴できる。8日は、パソコン版特設サイト「皆既月食 2014」で、皆既月食の全行程を無料で配信予定。今回は、YouTubeやニコニコ生放送でも中継の様子を配信するとのこと。また、最も感動的な瞬間を見逃さないよう、皆既月食の「始まり」と「ピーク」を通知するサービスの登録受付をスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」で開始した。登録すると、天体ショーが終わった後でも、皆既月食のまとめ動画も楽しめるという。
2014年10月06日六本木ヒルズ展望台 東京シティビューが主催する「六本木天文クラブ」は10月8日、東京・六本木ヒルズの屋上「スカイデッキ」にて「皆既月食 観察会」を開催する。○参加は無料同イベントでは、2011年以来約3年ぶりとなる、肉眼で見ることのできる皆既月食を森タワー屋上の「スカイデッキ」(地上238m)から観察する。イベントへの参加は無料(入場料別途)で、天文学の専門家・泉水朋寛氏の解説を聞きながら観察できる。開催時間は18:00~22:00で、皆既月食は19:24~20:24に起こると予想されている。月の一部が欠ける「部分食」は18:14頃から始まるとのこと。開催時間内に「スカイデッキ」を訪れれば自由に参加できる。なお、雨天・荒天の場合は中止となることがある。スカイデッキの入場料は、一般で2,000円、高校・大学生で1,500円、4歳~中学生で800円となる。
2014年09月30日6月下旬ごろ、私が夕刊に載っていた「日本の陸地でおよそ46年ぶりとなる皆既日食が観測される」という記事を読んでいたときのことです。当サイト「コブス横丁」のマスコットキャラクター、コブス君が私にいいました。「僕も皆既日食がみたいコブ~!絶対にみたいコブ~!!」(コブス君)ということで、皆既日食を一番鮮明に観測できる奄美大島やトカラ列島……とまではさすがに無理でしたが、約95%の部分日食を観測できる沖縄へコブス君とともに行ってきました!(びゅーん!)「わーい、沖縄コブ!沖縄の人たちも『コブス横丁』を読んでくれているのかなぁ? 海が青くて、気持ちがいいコブよ~」皆既日食前日の7月21日、コブス君とともに沖縄入り。今回、皆既日食が観測される時間帯は午前9時ごろ~11時ごろにかけて。「美ら海水族館へ行きたいコブ~」というコブス君のワガママを無視し続けながら、翌日の皆既日食へ!一番太陽が見えそうな海辺で観測することに。浜辺で転がっているコブス君はさておき、皆既日食用のメガネをかけてスタンバイ。さすがに9時ごろは欠けているかどうか判断しにくい状態でしたが、9時半を過ぎると太陽がみるみる欠け始め、世紀の天文ショーがスタート!※専用レンズを通して撮影しています。皆既日食用メガネをかけているせいか、まるで月の満ち欠けを見守っているような気分に。足下にいるコブス君も、この神秘的な現象に大興奮な様子です。「太陽が、太陽が欠けていくコブ~!!」(コブス君)。専用メガネを外して空を見上げてみると、太陽の周りに大きな虹の輪ができているのがわかります。(危ないので、太陽は直視していません)「太陽の周りに、大きな虹の輪ができているコブ~!」ところが、日食による不思議は、それだけではありませんでした。<日食中に起こった不思議>■「波の音が静かになった」波の音が、太陽が欠けていくとともに静かに。日食前、コブス君さえも流してしまいそうな勢いはどこへやら。■「肌寒くなる」太陽が半分以上欠け始めたころ、偶然近くにいた人たちが「寒い…」といい始めました。太陽が隠された分、気温も下がってしまったようです。■「セミが鳴きやむ」薄暗く、そして気温が下がった影響でしょうか。勢いよく鳴いていたセミたちの声も、気がつけば聞こえなくなっていました。妙に静かで、なんだか気味が悪いような……。と、周りの変化にキョロキョロとしている間にも、着々と太陽は欠けていきます。「これが、沖縄でもっとも欠けているときの部分日食コブ~!」これにはコブス君や私だけでなく、周りでともに観測していた人たちも大興奮。まさに、46年ぶりの奇跡!その最大6分間という時間を、コブス君とともに満喫したのです。「次は26年後、茨城県あたりで観測することができるコブ~。次も必ず、観に行くつもりコブよ~」(コブス君)26年後の「コブス横丁」でライターを務める誰かさん、そのへんはよろしくお願いします。(その前に、26年後に「コブス横丁」はまだあるのか?)皆既日食も終わり、突然決まった沖縄弾丸ツアーもそろそろお終い。最後に、沖縄を楽しむコブス君の様子をご覧いただきたいと思います。次に沖縄を訪れる際は、ぜひともコブスくんナシでお願いしたいところです。(撮影中、かなりの人たちに怪しまれてしまったため)。(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】7月22日皆既日食の情報(国立天文台)「皆既日食、見逃した!」という方、こちらへ夜中書いた文章は妙にテンションが高くなる。その謎に迫ってみた皆既日食をみて、確かにテンションが高くなりました!
2009年08月03日太陽が月に完全に覆い隠される、日本では46年ぶりの貴重な皆既日食で、各所が賑わうのが7月22日(水)。奇しくもそのより“30デイズ・ナイト(1か月)”後の8月22日(土)、太陽が、今度は完全に沈んでしまった、氷点下30度の“極夜”を舞台に、暗黒の30日間に巻き起こる恐怖を描いたサバイバル・アクション『30デイズ・ナイト』が公開を迎える。そんな中、同22日(水)の一日に限り、本作の公式サイトで本物の太陽に代わって、あの“太陽”が出現、謎のメッセージを発信している!その“太陽”の正体とは、俳優で、元モーニング娘。の辻希美の夫である杉浦太陽。本作の広報大使ならぬ、広報“太陽”として、とびきりの笑顔でいきなりトップページから登場する。太陽が月に隠れると、新たな太陽が月の陰から出現するという、皆既日食ならではの粋な演出が…。さらに、太陽さんは本サイトで重大なメッセージも伝えている。曰く、日本に極夜が訪れる(映画が公開される)8月22日(土)の前日の21日(金)、再び同サイトで何かが起こるという。果たして、今度はどんなサプライズが待ち受けているのか!?映画『30デイズ・ナイト』は、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督プロデュース、ジョシュ・ハートネット主演で贈る、戦慄のサバイバル・アクション。30日後…太陽が完全に消え、恐怖が舞い降りる前に、“太陽”の重大なメッセージを早くキャッチせよ!『30デイズ・ナイト』は8月22日(土)より新宿ミラノほか全国にて公開。『30デイズ・ナイト』公式サイト■関連作品:30デイズ・ナイト 2009年8月22日より新宿ミラノほか全国にて公開© 2007 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved■関連記事:ジョシュ・ハートネット主演『30デイズ・ナイト』試写会に10組20名様をご招待
2009年07月22日