俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に登場し、ダウンタウン・浜田雅功(60)と大阪ロケを繰り広げる。山口は、1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でヒロインとしてデビューし、『スウィート・ホーム』(94年)や『ロングバケーション』(96年)などの大ヒット作に出演。映画『居酒屋ゆうれい』(94年)では「第18回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞に輝いた。バラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場する。しかも、浜田とは初対面。浜田が後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。道中では、山口が浜田に「初対面ですが…実は以前、浜田さんと会っている」と告白。なんと30年以上前、山口は今でも忘れられない衝撃的な「浜田との出会い」をしていたという。さらに、名作ドラマや名優の裏話があふれだすほか、「山口智子は普段ラーメン店に行くの?」「山口の夫・唐沢寿明はどんな人?」「浜田の話術はどうやって磨いたの?」などプライベート・トークで大盛り上がりとなる。ロケは題して「浜ちゃん&智ちゃんが大阪で『こんなのはじめて~』大阪B級グルメかまぼこ板~!!!」。新しい大阪の大衆的な食を体験したい山口のため、恒例「かまぼこ板企画」を実施。かまぼこ板には「ハンバーグ」「サンド」「おでん」「中華」「ラーメン」「居酒屋」が書かれ、引いた板に書かれたB級グルメを訪れる。
2024年05月09日ダウンタウン・浜田雅功(60)と俳優・山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で初対面し、大阪ロケを繰り広げる。山口のバラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場。浜田は後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケでは、新しい大阪の大衆的な食を体験しようと、恒例くじ引き形式の「かまぼこ板」を引き、B級グルメめぐり。2番目に引いた板には「ラーメン」と書かれ、山口は「ラーメンきたぜ!」とハイテンション。向かったのは北浜で、テレビ初登場で今後もテレビ取材はNG、しかも会員制・予約制、場所も隠れ過ぎという幻のラーメン店。看板などの手がかりがまったくない店を浜田と山口は「何を頼りに探せばいいの?(ラーメンの)匂い…?」「通り過ぎてんの!?」と街をくまなく見回すが、なかなか見つけられず。やっとの思いで見つけた店は、なんとメニューも魔訶不思議な「カチョエぺぺ風・かけそば」だった。チーズと豚肉から出汁を取った珍しいラーメンに、山口は「豚肉!?チーズ!?」とびっくり。しかも具なしの「麺とスープだけ」。浜田は「おいしい!」と絶賛、山口は「ほんとにチーズなの?」と驚きを隠せない。
2024年05月09日ダウンタウン・浜田雅功(60)と俳優・山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で初対面し、大阪ロケを繰り広げる。山口のバラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場。浜田は後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケでは、新しい大阪の大衆的な食を体験しようと、恒例くじ引き形式の「かまぼこ板」を引き、B級グルメめぐり。最初のかまぼこ板では「おでん」を引き、浜田&山口がレアなツーショットで歩きながら、梅田のど真ん中へ。ホワイティうめだにあり、斬新な「フレンチおでん」を提供している「赤白」を訪れる。「赤白」は、ワインとフレンチおでんを楽しめ、連日行列ができる有名店。まずは同店の定番、フレンチおでんを食べることに。2人の前に出てきたのは、ポルチーニ茸のクリームソースがかかったおでんの大根。大人気のフレンチおでんに、浜田も山口も「おいしい!」「うまっ!」と声を上げる。
2024年05月09日俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)にゲスト出演し、ダウンタウン・浜田雅功(60)と初対面を果たす。山口は、1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でヒロインとしてデビューし、『スウィート・ホーム』(94年)や『ロングバケーション』(96年)などの大ヒット作に出演。映画『居酒屋ゆうれい』(94年)では「第18回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞に輝いた。バラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場する。浜田は、女性ゲストの後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。2人はなんと初対面で、浜田は「なんで山口さんがこんなところに?」と尋ねる。昨年、還暦を迎えた浜田に続き、今年は自身が還暦を迎え、「還暦仲間・同級生意識がある」という山口。60歳は干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、「新しいことを知りたい!体験したい!」と思い、『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケの行先は、恒例の「かまぼこ板企画」で決定し、題して「浜ちゃん&智ちゃんが大阪で『こんなのはじめて~』大阪B級グルメかまぼこ板~!!!」となる。新しい大阪の大衆的な食を体験したい山口のため、くじ引き形式で、かまぼこ板に書かれたB級グルメを訪れる。かまぼこ板には「ハンバーグ」「サンド」「おでん」「中華」「ラーメン」「居酒屋」が書かれ、最初は「おでん」を引き当てる。
2024年05月09日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================久保田智子さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・特別養子縁組で迎えた娘「はなちゃん」(仮名)という三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係性を再構築する対話を捉え、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。「原爆が落ちた日」のことばかり聞いていた自分職業柄、「人の話を聞く」のは得意な方だと思っていたという久保田さん。オーラル・ヒストリーを学び、重要なことに気づいたといいますーー映画『私の家族』には、久保田さんが結婚して築いた「家族」との会話はもちろん、ご実家のご家族との会話もたくさん出てきます。久保田智子さん(以下、久保田)じつは私の実家では、家族の会話があまりにも少なかったんです。長くそれを問題とも思っていませんでした。でも振り返ると、私自身、父母や妹、そのほかの人たちの話をきちんと聞いてきたつもりでしたが、相手の気持ちをわかっていなかったなと思うこともあり、人の話を聞く難しさを感じていました。「インタビュー」は自分にとって仕事でもあったので、夫の海外赴任に伴うニューヨーク滞在時に「オーラル・ヒストリーを学んでみよう」と思ったんです。オーラル・ヒストリーというのは簡単に説明すると、様々な出来事の体験者に聞き取りし、研究する学問です。==========【オーラル・ヒストリー】文字史料では明らかになりにくい対象や領域について、当事者やその関係者にインタビュー形式などの調査を行い、既存の口述史料の分析を行うことでアプローチする研究方法。==========ーー実際に学ばれてみて、「話を聞くこと」の意識が変わりましたか?久保田話を聞くこと自体の難しさはあるとしても、それでも私は職業的に得意なほうだろうと思ってたんですね。だけど本当はそうじゃないのかも……ということに気づかされました。私は戦争体験者に戦争の記憶を聞くインタビューを長く続けてきたのですが、語り手によって見ている景色が全然違ってくることがわかったんです。たとえば広島への原爆投下について私が持っていたイメージは、教科書的な知識から得たものにすぎないのに、それでわかった気がしていました。でも、それぞれの方の生活にどんな影響を与えたのかを丁寧に聞くと、その人ごとに違うストーリーがある。もっと言うと、原爆が落ちた当日のことだけでなく、それ以降にも大変な思いがあって、それを含めて「被爆した大変さ」です。それなのに自分はどうして原爆が投下された日のことばかりを聞いていたのか。それはメディアで表現しやすく、自分にとって印象的な日だからです。私は間違っていたと思いました。ーー大切なのは、思い込みやバイアスをなくして相手の話をそのまま聞く、ということでしょうか。久保田そうだったんです。ライフストーリーアプローチというのですが、1人の人間として誕生から現在までの人生を振り返ってもらうと、その人にとって「原爆が投下された日」は一つのコマでしかない。その日以外のところに、たくさんの思いが散らばっています。人の話って、こうやってじっくり、自分の思い込みを抑えながら聞くことで、やっと理解が深まるんだということを知りました。「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていく<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーそのことに気づいてから、ご両親との会話は変わりましたか。久保田先にお話しした通り、私は家族と本音での会話がなかったと思っているんですが、オーラル・ヒストリーを学んで、本音の会話は対等な関係じゃないと難しいことに気づきました。上下関係があると下の人が上の人に気を遣ってしまうので、対等な会話はすごく難しいんですね。親が子どもに寄り添えば対等に話せるのですが……。ーー確かに子どもは力関係で大人に敵いません。そのままでは対等な関係になれませんよね。久保田そう、絶対になれません。だから大人がきちんと意識して、子どもが委縮せず対等に話せるようにする必要があります。そうして生まれるのが、会話……というか対話「ダイアローグ」です。そうでない会話はじつは独白「モノローグ」で、一方的なものになりかねません。世代的なものもあるかもしれません。昔は特に年功序列の社会で、学校教育でも先生が生徒に向けて一方的に話(モノローグ)を聞かせるのが普通でした。今では子どもの声に耳を傾けること、子どもの主体性を促すことが推奨されるようになってきていますが、私の親世代では一般的ではありませんでした。ーー「対話」というのは、具体的にはどのようにしたらできるのでしょうか?久保田オーラル・ヒストリーでは、「何を問いかけるか」を重視します。そして、まだ言語化されていない部分を共同作業で言葉にしていきます。具体的には「なぜそう思うんですか?」という質問を重ねます。たとえば「沖縄戦」というテーマについて、話すとしましょう。年号や結果どうなったかなど教科書的な知識で答えられる問いをするのではなく、「なぜ沖縄戦が起きたと思いますか?」と、シンプルな正解のない問いかけをします。すると、その人の答えから「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていくことができます。そういう対話の深め方をしていくんです。これは親子関係でも同じです。子どもの動機や気持ちが知りたい場合には「どうしてそう思ったの?」と聞く。同じように、自分が子どもに何かを禁じたり、すすめたりする場合には、子どもの「なぜ」を解消するために理由をしっかり説明することが必要です。ーーなるほど。でも我が子に対して、毎回きちんと丁寧に対話できるかというと……多くの保護者が心配になるのではないでしょうか。久保田「なぜ?」に答えるのは、すごく大変だし、面倒くさいことですからね。「これはなんですか?」に「水です」と答えるのは簡単だけれど、「これをなぜ水だと思うんですか?」と問いかけられたら、面倒くさいじゃないですか(笑)。そんなやり取りをするのが面倒だから、お互いに勝手に判断することが出てくる。特に家族という親密な間柄だと、それまでの積み重ねもあって「この子はいつもこうだから」「またワガママ言ってるんだね」って済ませてしまうことがあります。こうした決めつけをしないようにすることが大切です。親子関係の悪循環をほどくかつては親子の会話が極端に少なかった、と久保田さん==========「父は子どもの頃、怖くて対話ができない人だと思っていた」「母は私にとってネガティブ思考が強い人。『そんなの無理じゃない?』とよく言われていた」という久保田さん。映画『私の家族』では、そんなご両親との“対話”も映し出しています。==========ーー久保田さんはなぜ、ご実家の家族と対話をやり直そうと思われたのでしょう?久保田うーん。いろいろあるんですけど、やっぱり私は親や家族が好きなんだと思います。そして、「わからない」と思う相手こそ、その背景に面白さがあると思うんです。予想通りのことを言う人より、思いもよらないことを言った人の背景を聞くほうが面白いんですよね。つまり、水を「これは水じゃないよ」と言う人。そこには「その人の事実」があるんです。「その事実がどうして生まれたのか」という部分に面白さがあります。私はうちの両親に対して「どうしてこんなにダメダメ、無理無理って言うんだろうな〜」と思っていて、そういう理解できない部分に好奇心が湧いたのかもしれません。ーー実際にご両親の話を聞くにあたって、どんなことを意識しましたか。久保田先ほど親子は上下関係があると言いましたが、子どもが成人して自立し親が年をとると、今度は親より子どものほうが力関係で上になることがあります。うちの場合も私が就職してから、「うちの子はテレビに出てるし偉いのかな」と親が思ったらしく、ずいぶん前から私のポジションが上になっているように感じていました。対等な会話をするためには、今度は大人になった子どもが親に寄り添う必要が出てくる。そうしないと親の本当の気持ちはわかりません。だから、こちらから寄り添うことを心がけました。ーーお母様が久保田さんに「あなたのほうがずっとしっかりしてる」とおっしゃる場面が印象的でした。このときはどう思われましたか?久保田「お母さんがしっかりしてないから、私がしっかりしなきゃって思ってたんだよ!」と思いました(笑)。実家で暮らしていた頃の私は、なんでも自分でしなきゃって気持ちが強かったんですね。進学する高校や大学を選ぶときも全く親に相談しなかったし、就職活動をしてアナウンサーになるのも内定が出るまで言いませんでした。親に頼れないことだというだけでなく、言ってもきっと応援してもらえないと思っていたからです。ーー希望を伝えても、「ダメダメ」「無理無理」と否定されるかもしれないと思われていたのでしょうか。久保田そう、それが怖かったんだと思います。頑張っている時にネガティブなことを言われたらつらいなあって。だから親に相談しないで1人で決めてきました。だけど、もしも親がきちんと話を聞いてくれて頼りになっていたら、私はこんなにしっかりしていなかったかもしれない。裏を返せば、私がなんでも自分でしっかりやろうとしてきたから、母は私と関わりづらいというか、必要とされていないと思ったのかもしれない、とも思いました。そうして親子で会話ができなくなって、すれ違いの溝が深まり、誤解されたまま関係性が崩れていく……という悪循環だったんでしょうね。初めて知った、母の本音プライベートな部分に深く踏み込んだ作品作りをするにあたって、「当事者」であり「取材者」である観点から悩んだことも……ーー映画の中でお母様は、自身が子ども時代に厳しくされてきた、褒められてこなかったから……と本音をおっしゃっていましたね。久保田それを聞いて、母から私へのネガティブな発言は、母にとっては「娘を守るための手段」だったんだと思いました。その方法を、良かったとは思いません。でも、母は別に私のことを本当にダメだと思っていたり、期待していなかったりしたわけじゃない。ここに気づけたのは大きかったです。「失敗した時につらいから、その前にやめといたほうがいい、心構えをしたほうがいい」というのは母が自分の育つ過程で得た「自分の守り方」で、同じことを私にもしていたわけです。こうして母を理解できたことで、今も似たようなことを言われますが、「ああ、なるほどね。そんなふうに思うんだ」と穏やかに受け止められるし、「でも、私はそう思わないよ」と素直に意見を言えます。ーーお父様は車の中で、そんなお母様への尊敬の気持ちも表していましたね。ご家族との関係性は大きく変わりましたか?久保田もちろん!今はすごくいい関係になりました。じゃないと、こんな映画出せません(笑)。よくOKしたなって思いましたもん、うちの親も。だけど不思議なもので、インタビューすると驚くほど話してくれるんです。昔は父も母も仕事や家事や子育てに追われていてそれどころじゃなかったけれど、今は語りたいことがあるんだなあって。もしかしたら話を聞かれてこなかった寂しさっていうのもあったのかもしれません。今、それをきちんと聞いてあげるのも、お互いにとって大切だなと思います。ーーそうした場面も含めて非常にプライベートな部分に踏み込んだ作品ですが、制作していて悩まされたところはどこでしょうか?久保田当事者でありながら取材者であるというのが、難しい部分だと思いました。当事者としては「これを出していいの?」と迷う部分も、取材者としては「あれもこれも出したい!」と思いますし、線引きが大変で……。その辺りは編集時に、信頼できるプロデューサーや手伝ってくださった方々に相談しながら、取捨選択しました。また、自分が当事者で取材者だと、なんとなく良い感じのことを言えるし、視聴者側から求められるだろう映像を撮ることも可能です。でも、そんなことをしたらノンフィクションではなくフィクションになって何も残りません。できるだけそうならないよう、映画のためでなく、普段から撮りためていたプライベートな映像を使うようにしました。ーーこのような形で映画化することに対するご家族の反応はどうだったんでしょうか?久保田夫も娘も応援してくれていて、父や母、妹の子どもである姪たちも賛成してくれました。家族の合意があったから公開することができました。ただ、娘が将来なんて言うかな?というのは、一つの懸念点です。成長に合わせて気持ちは変わりますから……。完成した映画はまだ見せていないのですが、家族みんなで一緒に見たいと思っています。ーーそれは素敵ですね。直接言ったことはないというお父様からお母様への思いも、とうとう伝わっちゃいますね。久保田映画の中で父が母への気持ちを話していることを伝えたら、うちの母は「あら、ばからし!」って言っていました(笑)。でも今、私たちの家族には、はなちゃんや姪たちもいて、みんな仲良くてとても幸せです。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================20代のときに自身が不妊症で子どもを持つことが難しいとわかったという久保田智子さん。2019年に生後まもない女の子・はなちゃん(仮名)を特別養子縁組で迎え、家族になりました。久保田さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・はなちゃんという三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係も含め、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。プロポーズされて「特別養子縁組を考えてる」と話したらドキュメンタリー番組がきっかけで、一気に「特別養子縁組」への理解が深まったという久保田さんーー久保田さんが初めて「特別養子縁組」を意識されたのはいつ頃ですか?久保田智子(以下、久保田)20代後半に、テレビで特別養子縁組のドキュメンタリーを見たことがきっかけだったように思います。もともと制度自体は知っていましたが、養子を迎えて幸せそうに暮らしているご家族の姿を見て「こういう選択肢が本当にあるんだ!」と。「制度」としてしか知らなかったものが、実際の映像を見ることによって解像度が上がって自分ごとになったんですね。ーーパートナーの「のりさん」とは結婚を決めた段階で「特別養子縁組」についても話し合っていたのですか。久保田夫にプロポーズされたとき、子どもができないことは伝えていました。同時に、私としては特別養子縁組を選択肢に入れたいと思っていることも話したんですけど、明るく「ああ、そうだね!いいと思う!一緒に考えていこう!」と(笑)。夫は何に関してもフラットで肯定的。「これもいいよね!」「あれもいいよね!」「その選択肢もありだね!」というタイプです。私は考えすぎて重苦しいタイプだから、夫婦ですごくバランスが取れていると思います(笑)。ただ、夫の仕事の都合でニューヨークへ行くことが決まっていたので、すぐなんらかのアクションを起こしたわけではありませんでした。ーーニューヨークから帰国して、すぐ行動に移されたのでしょうか。久保田はい。2018年12月に帰国し、「とりあえず話を聞きに行ってみよう」と、養親になるための説明会に夫婦2人で行きました。私は随分前から特別養子縁組制度を人生の選択肢に入れていたし、調べ物が得意なので、ある程度の知識を持っていましたが、夫はまだそこまででもなかったので、とりあえず説明を聞いたのがよかったです。ーーその時点では、久保田さんとのりさんとで知識量にかなり差があったんでしょうか?久保田そうです。私としては「ご縁があったら、すぐにでも迎えようよ!」という気持ちだったんですが、夫は「ちょっとだけ待って!きちんと調べて考えをまとめるから」と。彼は何事も軽やかに肯定的に受けとめるのですが、いざとなれば真剣に調べて考えます。今思えば、真摯な態度だったなと思います。2歳から伝えてきた「生みの母」の存在<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーその後、ご夫婦で意見が一致して、養親の登録まで進まれたのですね。久保田はい。養親の登録をするにあたって、特別養子縁組や子育ての研修を受けたのですが、これがとても良い内容でした。実は夫婦だけで話していると、「お互いがどこまで理解できているのか」がわかりづらいんです。でも、相談員さんが私たちにいろいろな質問をしてくれることで、夫婦双方の理解度や、気持ちがよくわかりました。ーーどのような質問をされるのでしょう?久保田たとえば「どうして子どもを育てたいのですか?」だったり、子育てについても赤ちゃんの育て方だけでなく「もしも反抗期に荒れたらどうしますか?」など先まで見据えたことを聞かれたりします。そういうひとつひとつが本当にためになることばかりで充実した研修なので、特別養子縁組を希望する人だけでなく、子育てする人みんなが受けられたらいいのにって思いました(笑)。ーー単に知識が得られるだけでなく、夫婦の相互理解も深まりそうですね!久保田そうなんです。夫婦2人だと話しづらいようなことも正直に話し合えたし、研修終了後にも2人でさらに深く掘り下げることができました。特別養子縁組をしたいけれど迷っているという方には、ぜひ一度説明会などに行ってみることをおすすめしますし、そのうえで率直に話をしてみてほしいと思います。==========養親登録を経て、2019年にご夫婦で赤ちゃんを迎えました。初めて産院へ会いに行ったとき、はなちゃんは生後5日め。病院で泊り研修の後、自宅で一緒に生活を始めました。==========ーーはなちゃんが2歳になった頃から久保田さんは、「生みの母」がいることを子どもに伝える「真実告知」をされています。久保田養子縁組についていつ伝えるかは家庭によるのですが、今は「子どもが自然に受け入れられるように」という考えから、多くの養親が幼いころから真実告知をしています。私が特に気をつけているのは、その伝え方です。特別なことではなく当たり前のこととして伝えたいので、生活の中でたとえば寝る前などに自然な流れでお話しています。産んでくれた人をどう表現するかについてはよく考えました。「ママが2人いるんだよ」と言うと、娘が戸惑うかも知れないと思ったんです。私は自分自身のことを母とは呼ばないので、産んでくれた人と言う意味を込めて「生みの母」という呼び方をすることにしました。伝え方や呼び方については夫とも共有し、混乱がないように気をつけています。ーー何年にもわたって、はなちゃんをはじめご自身の家族を撮影した映画『私の家族』の企画は、いつ頃スタートされたのでしょうか?久保田昨年のTBSドキュメンタリー映画祭への出品も考えていたのですが、なかなか内容がまとまらなくて構想に一年がかかりました。ーーどのシーンでも、はなちゃんの笑顔がとても自然でかわいらしいことが印象的でした。久保田じつは、この作品の映像の多くは、映画のために撮ったものではなく、私が日々ライフワークとしてスマホなどで撮ってきたプライベートなものなんです。血のつながりはありませんが、私たち家族は日々を積み重ねて絆を積み重ねる。毎日必ず動画や写真を撮り、アーカイブしてきました。基本はホームビデオだから、全員の表情や発言が自然だし、とてもリアルなのだと思います。「自分勝手」という表現は事実と異なる特別養子縁組は「可哀想なこと」ではなく「幸せなこと」だと知ってもらいたいーー『私の家族』では、はなちゃんとは直接関係のない方ですが、特別養子縁組で子どもを託した「生みの母」の女性が出演されていますよね。久保田これは『news23』の取材で撮った映像を使わせてもらいました。彼女は私が特別養子縁組で子どもを育てていると公表した後に、メールをくださった方なんです。彼女は養親について知りたいという気持ちがあり、私も「生みの母」についてもっと知りたいと思っていたので、3〜4年間メールのやりとりを重ね、番組の企画でやっとお会いすることができました。ーー「生みの母」という立場の女性、そして「養親」という立場の久保田さん。メールのやり取りと取材での対話を通して、どのようなことを考えられましたか?久保田もっとも考えさせられたのは、「生みの母」の声が可視化されていないことでした。それぞれの「生みの母」には、病気や経済的な問題など様々な事情があるにもかかわらず、「私は子どもを特別養子縁組に出しました」ということはなかなか言えません。だから「生みの母」の思いや状況は知られていません。なぜ言えないのかというと、周囲から責められかねないからです。すると、どういうことが起こるかというと、子どもを産んだのに育てないのは「自分勝手なんだ」「甘えがある」などとさらに誤解されてしまう。「自分勝手」と表現するなら相手の男性はどうなのかと思いますし、「甘え」などではなく本当に困難な状況があるのに……。そうして、さらに声があげられなくなるという悪循環です。ーー確かに「養親」以上に「生みの母」の話を聞く機会は非常に少ないと思います。久保田本来なら特別養子縁組を選択肢に入れることができたはずの人が、制度を知らないため、また周囲から責められるなどの理由で、困難な状況下で出産・子育てし、追い詰められているケースもあるのではないか……と思います。ですから、特別養子縁組をするしないに関係なく、多くのみなさんに当事者の声を聞いてほしいのです。ーーそれは本当に大切なことですね。子どもたちを守るためにも広く知られてほしいことです。久保田さんの映画制作の動機は、そうしたところにあったのでしょうか。久保田そうですね。特別養子縁組に関わる人たちの声を知ってもらいたい、という思いがすごくあります。そして、特別養子縁組という選択肢の側面も知ってもらえたら。子どもの幸せが第一ですが、産んだ人も新たな一歩を踏み出すきっかけになり、養親も子どもとの生活へと歩き出すことができる。特別養子縁組は、この三者を前向きに支えてくれる制度です。この制度の理解が広まることで、どうにもならない状況に追いやられている人に新しい選択肢が生まれるのではないかと思います。なにより、制度へのネガティブな誤解が訂正されることで、養育を委託された子どもが「自分は望まれて生まれ、望まれて新たな家族のところに来た」と思えます。「きちんとしたママ」って、何だったのかな?<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーー最後に、久保田さんにとって「母」とはどういうものでしょうか。映画の中で「ママごっこをしてるような虚構感」と口にする場面がありましたが、じつは出産を経験した私も、子育てが始まった当初は同じように感じていたことがあって、共感しました。新生児期からはなちゃんを育てている久保田さんを見て、「全然変わらない、同じだ」とも思います。久保田ええ!そうなんですね?そうなんだ……。当時の私は、自分がはなちゃんを産んでいないことに、劣等感があったと思うんです。妊娠期間がなかったので、急に母になった戸惑いもあったのかもしれません。「きちんとしたママにならなきゃ!」「私は本当にママなのかな?」という気負いがありました。でも、その「ママ」って、何だったのかなと、今では思います。「母乳じゃなくて育児用ミルクでいいのかな」と悩んだこともあったけれど、そんなのどっちでもよかった。やさしく穏やかな「理想のママ像」があったけれど、人は必ずしもそういうふうではいられませんし、私もイライラしたり、ついつい叱りすぎてしまうこともあります。でも、試行錯誤しながらも、日々を積み重ねていく中で徐々に、自分たちらしい関係性でいいんだ、と思えるようになりました。ママはママですから。ーー「ママはママ」、間違いなくそうですよね。久保田今、娘は夫のことを「ダダ」でも「パパ」でもなく、名前で「のり」って呼んでいるんですけど、そのうち私のことも「ママ」ではなく「智子」って呼ぶのかもしれません(笑)。それはそれで私たちの家族像ですから、いいのかもしれないなって。お互いが生きていく上で大切にしあえて、ほどよく依存しあえて、手助けし合える……そういう関係性が家族だと私は思います。あえて言えば私は「ママ」という役割なんですが、役割分担もあるようなないようなもので、私の実家でもその役割は流動的に変わってきました。そう考えると、最近は「ママ」という像からも解放されつつあるのかもしれません。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月07日少年社中25周年記念ファイナル 第42回公演 『テンペスト』の公開ゲネプロが6日に東京・サンシャイン劇場にて行われ、鈴木拡樹、矢崎広、井俣太良、毛利亘宏(脚色・演出)が取材に応じた。同作はウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』をモチーフとした作品で、25周年記念に『テンペスト』を上演する人気劇団「虎煌遊戯」の人間模様と演劇愛を描いていく。少年社中 劇団員の井俣太良、大竹えり、田辺幸太郎、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、川本裕之、ほか鈴木拡樹、本田礼生、萩谷慧悟(7ORDER)、なだぎ武、山崎雅志(劇団ホチキス ※崎はたつさき)、鈴木勝吾、矢崎広が出演する。○■ 架空の劇団の群像劇を描く少年社中の『テンペスト』稽古の思い出について聞かれた鈴木は「日替わりのゲストさんがいらっしゃるんですけど、稽古場にも何人か来てくれて、そのたびに『久しぶり』と。ほぼ知り合いで『こんなにみんな少年社中に関わっているのか』というのを改めて感じていました」と明かす。矢崎は「劇団のお芝居ということで、役者間でやる『シアターゲーム』という、演劇を目的とした交流を深めるゲーム感覚のアクティングを持ち込みました。一から『虎煌遊戯』という劇団を作るつもりで。もちろん少年社中の25周年なんですけど、今回劇団のリーダー役だったので、率先してやらせていただきました」と振り返った。劇団を追われ、復讐心を抱いている男を演じた井俣もゲームに参加していたそうで、さらに「僕らも早稲田大学の劇団の新人稽古や、『東京オレンジ』という劇団に所属していた時にやった身体トレーニングを一緒にやったりして、あの時の熱い稽古を皆さんに体験していただいた」と当時のことも思い出していた様子。最後に毛利は「本作は『虎煌遊戯』という劇団が、このサンシャイン劇場で『テンペスト』を上演する話になります。ですので、お客様全員がこの物語の登場人物、直接関わる人物として参加していただく。そんな気持ちで、ご覧いただけたらなと思っています」とメッセージ。「我々と一緒に演劇を作る体験を、一緒に楽しんでいただけたら心から思っておりますので、『僕らと一緒にすごい芝居を作りましょう』という言葉を皆さんにお送りしたいと思います」と語った。東京公演はサンシャイン劇場にて1月6日〜21日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて1月25日〜28日。
2024年01月06日「幸せな演劇めぐりをさせてもらっている」と、矢崎広は言う。10代の頃に知り合った富岡晃一郎を通して「阿佐ヶ谷スパイダース」を知り、その作品を通して長塚圭史に憧れるようになった。だが長塚は自分よりも少し年長の俳優たちと組むことが多かったため、「先輩たちと作品創りをする方。自分たちは自分たちの世代で演劇を創っていくのかな」と、漠然と自分には縁のない、雲の上の人だと思っていたという。しかし、演劇が紡ぐ縁は矢崎と長塚を結びつけた。今回、『アメリカの時計』で初めて長塚演出作品に参加することになったのだ。これまで出演してきた作品を共に創りあげた演出家たちから得たものを、矢崎は稽古場で活かして芝居を創り、長塚に提示。それを長塚が自身の創造性を通してさらに練り上げ、矢崎にフィードバックする。その循環がすごく良いものになっていると実感する、と矢崎は笑顔で語る。そんな幸せな環境で稽古が進んでいる『アメリカの時計』は、20世紀アメリカを代表する劇作家のひとりである、アーサー・ミラーが1980年に発表した作品だ。1920年代、アメリカは史上空前の繁栄を遂げていた。しかしその繁栄はいつまでも続くものではないと気づいたアーサー・ロバートソン(河内大和)はいち早く株から手を引き、親しい者たちに警告。だが、誰も耳を貸さなかった。果たして彼が予見した通り、1929年に株が大暴落。裕福な実業家だったモウ・ボーム(中村まこと)も財産を失ってしまい、妻のローズ(シルビア・グラブ)が宝石を現金に換えて暮らしている。そして息子のリー(矢崎広)は飢え苦しむ人々を目の当たりにしながら、自身の生き方を探すのだった……。世界恐慌の時代のアメリカを生きる人々を描いた作品を上演するにあたって、キャスト陣には稽古開始前に長塚から課題が出されたという。第一次世界大戦後の情勢、ファシズム、株価など、各自が与えられたテーマについて調べ、皆の前で発表。キャスト・スタッフ共に知識を共有することによって、作品への理解を深めたという。「僕のテーマは、すごく範囲が広いですが『第一次世界大戦後の光景』。図書館に行って本に目を通したりインターネットで検索したりして、第一次世界大戦とその被害、大戦後にアメリカが好景気になったのは何故か、敗戦国のドイツがとんでもない条約によって払うことになった賠償金を2010年にようやく払い終えたことなどを調べました。他の人が調べたこともおもしろかったし、そういう時間があったおかげですごく(作品に)入りやすかった。僕の中でどんどん、1920年代後半以降のアメリカの光景が本当に目の前に広がっているかのように濃くなっていると感じる。本当に面白い時代だと思いました」話を聞くと、カンパニー各人が自身の知識と感性を総動員しているように感じる。実際、矢崎も稽古後の疲労が半端ないと打ち明ける。横浜の稽古場から都内に戻る時も、乗っていた電車の中で何度も寝過ごしてしまったそう。「『ここ、どこだ?』状態で、すごい所まで行っちゃったこともある」と思わず苦笑するのだった。そうした経過を経ているだけに、カンパニー全体がまとまり、とても仲が良いという。しかも、稽古の合間も特に雑談はしないのだとか。「この戯曲に関連して、今の自分たちと重ね合わせた話が多いですね。『ここで起きている通貨のインフレって、これと似てますよね』と、歴史や経済の話になっているんです。もともとシルビアさん、河内さんや関谷春子さんとは面識がありましたけど、その人たちに限らず皆と話しています。大谷亮介さんも、すごく素敵な方なんですよ。ちょっと言葉で表現するのは難しい、存在自体がなんとも言えないおもしろさでいらっしゃる」と、大先輩とも良い雰囲気であることが窺える。戯曲から受ける印象を遥かに超える舞台に今回、矢崎が演じるのはリー・ボーム。裕福な家に生まれたが、大恐慌によって大学進学を断念することになる。「この時代を生き抜いたひとりの男として描かれていますが、彼が物語の語り手となって始まるので、彼の目線が観客と共有される。『僕は今こう感じたけど、皆さんもそう思いますよね?』という、ある意味では観客に一番近い存在かもしれません。それに対して、河内さんが演じるロバートソンが歴史的なことやいろいろな背景を述べて、リーはそれに反論することもある、という感じ」複数の視点を観客に提供する、ある意味では象徴的な存在ともいえそうだ。だが、それでは終わらないところがこの戯曲のおもしろさだという。「物語の外にいて観客に語りかけていたはずのリーが、後半は物語の中に入っていく。どんどん感傷的になるとともに、語りの方は少なくなっていくんです。おもしろい造りだと思います」大学入学前、つまり20歳前であるリー。矢崎は最近出演した舞台では16歳の息子をもつ父親役だったので、役柄上ぐっと若返ったことになる。「そうなんですよ(笑)。それが今、僕に求められている特徴なのかもしれないって最近思います。20歳前後から40代くらいまで幅広く演じられる役者としてとらえられていることは、とてもありがたい。そこは自分の武器として頑張っていきたいと思います」1920~30年代のアメリカを舞台にしたシリアスな物語だけに、自然とメッセージ性も意識する。「世界恐慌を経てどんどん政策、つまり国が変わっていくなかで、彼らはどう生き抜いたのか。何を感じていたのか。まさに2023年の現在と置き換えて考えられるところが、この戯曲の魅力だと思います。『人の感情ってどう動くんだろう?』『いったい何が大切なんだろう?』と僕も考えていますし、観客の皆さんにも考えてもらいたい。リーたちはつらい瞬間もたくさん経験しているけど、同じくらい将来への夢もあった。そして必死に生き抜こうとしていた。その姿は、とても魅力的です」そうしたつらい時代を描き、13人のキャストで50名以上の人物を演じ分ける物語。ミュージカルのように歌の力でエンタテインメントにする舞台ではないので、もしかしたら難解に感じる人もいるかもしれない。だが、矢崎はそれは心配していないという。「僕と同世代、あるいは下の世代の人が観に来ても『おもしろい』と思ってもらえる自信はあります。この戯曲が描いていることを、長塚さんが細かく分けて、その一つひとつを素晴らしいキャストが本当に濃く、当時の人間の姿を浮かび上がらせるように突き詰めながら、パズルを組み立てていくかのように積み重ねている稽古です。これが完成したら、戯曲を読んだ印象の数十倍もの面白さをもつ舞台になるはず。稽古場で僕はそれを体感しているし、自信があります。ぜひ、現代の世界情勢をこれから生きていこうとしている20~30代も含めて、多くの人たちに観ていただきたいですね」カンパニーの挑戦は、どのような形で具現化するのか。ぜひ見届けたい公演は10月1日(日)まで、KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて。取材・文:金井まゆみ撮影:You Ishiiヘアメイク:ゆきや(SUNVALLEY)スタイリスト:田中トモコ(HIKORA)衣装協力:kujaku(03・6416・4109)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★矢崎広さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(OnelinkのURLを貼り付け) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>『アメリカの時計』作:アーサー・ミラー演出:長塚圭史翻訳:髙田曜子出演:矢崎広 / シルビア・グラブ/中村まこと/河内大和瑞木健太郎/武谷公雄/大久保祥太郎/関谷春子田中佑弥/佐々木春香/斎藤瑠希 /天宮良大谷亮介2023年9月15日(金)~2023年10月1日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>チケット情報公式サイト
2023年09月14日映画『春に散る』(8月25日公開)の公開初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、哀川翔、小澤征悦、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。今作を通してボクシングのプロテストにも合格した横浜は、迫力のボクシングシーンについて聞かれると、「リングに立つとその人の人生が出るんですよ」と明かす。「だから翔吾に関して言えば今この瞬間を大事に悔いなく生きられたらと思ってたし、仲間がいるので、仁さんや仲間の思いを拳に乗せて、一つ一つ大事に闘志に火を燃やしてリングに立っていたので、そういう彼らのファイトを見て、心から皆さんを熱狂させられたらいいなと思っています」と語った。そのシーンを観ていたという小澤も「結構時間をかけて撮ってて、ぶっちゃけて言うと4日かかってるんですよ、最後の試合を撮るのに。流星も窪田もストイックにボクシングをされてて、現場で見てると感動するんですよね。ストイックさがそのまま映画のスクリーンに反映されてる」と絶賛。山口も「物語ではあるけれど、リアルなドキュメンタリー映画でもあると思います。本物だから。本当の輝きだから」とプッシュしていた。また“胸熱”になる瞬間について聞かれると、横浜は「映画」と回答。「胸を熱くするのもそうだし、心を豊かにするのは他にないかなと。胸を熱くさせられましたし、熱くさせる自信があります」と胸を張った。
2023年08月25日女優の山口智子(58)が7月31日、都内で行われた映画『春に散る』のイベントに登場。27年ぶりの実写映画出演となった山口は、この日が50代以上の観客による「大人試写会」だったこともあり、“エイジング”に関する話題で会場を盛り上げた。会場で注目を集めたのは山口の金髪ヘアスタイル。黒髪ストレートのイメージが強い山口だけに、その“激変”ぶりはネット上でも様々な意見が投稿された。《ドラマ『ロングバケーション』のイメージから時が止まってたので、ちょっとビックリ》《58歳なんだから、シワなどあるのは普通。それでも綺麗です》《この髪型似合ってない!!せっかくのストレートが》また、「大人の悩み相談」コーナーでスタイルを維持するためのエクササイズについて聞かれた山口は、「エクササイズというものが大っ嫌いなんですよね。ジムも大嫌い」と回答。さらに、「私にとって一番効果があるのは脳みそを使うことで、ものすごいエネルギー消費量があると実感している」「おすすめはむっちゃ頭を使うことと、むっちゃ感動すること」「夢中になれることでむちゃくちゃドキドキすると、すごくカロリーを消費すると思う」などと熱弁した。そんな人気女優でありながら飾らない姿や話しぶりに対しては、歳をとっても変わらない“山口らしさ”が感じられた。ネット上でも好感の声が数多く上がっている。《あの山口智子さんがもう2年すると60歳か…。ずっと、良い年のとり方をしたいなーと思うときには思い浮かべる人の中の1人です。これからも色々な演技を見たいな。おばあちゃん役とかもいずれ見てみたいかも。》《顔が変わるくらいの過剰なエイジングケアはしてないだけ。歳を重ねただけのシワなどがあって、その時に合う役柄を演じる。ステキな女優さんの生き方だと思います。》
2023年08月03日映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎氏による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。27年ぶりの映画出演となった山口は、「信じられないです。時は早いですね」と自分でも驚いている様子。今回出演を決めた理由は「それはもちろん、浩市さんラブですから」と答え、佐藤を照れさせる。山口は「本当に俳優さんとしてすごい尊敬して大好きなんですよ。で、この(自分が演じた)令子という役も、原作を読ませていただいた時に、青春時代に仁一にほのかに恋心を持っていて、同じ青春時代、キラキラの時に、もうラブ! っていう気持ちでハートで見ていた」と設定を明かした。しかし、この会話の前に佐藤が「今回、いろんな人物の設定とか、背景とか、あえて映画で固まってないんですよ。なんとなく観ているお客さんが感じる、わかるという感覚で、僕と山口さんの役も何があったとか一切説明しないんですよ」と話していたため、「そこまで言ってないじゃん! にごしたいんですけども」とツッコミを入れる一幕も。山口は謝りつつ「ちょっと今、自分の感情と重なりながら。浩市さんとは絶対ご一緒したかったので、すごい幸せでした」と振り返った。
2023年07月20日佐藤浩市×横浜流星W主演映画『春に散る』のヒロインを山口智子と橋本環奈が務めることが分かった。山口さんが演じるのは、元ボクサー・仁一(佐藤さん)がかつて所属していた真拳ジムの現会長で、仁一に恋心を抱いていた真田令子。実写映画は『スワロウテイル』(’96)以来27年ぶりの出演。橋本さんは、翔吾(横浜さん)の恋人で仁一の姪・広岡佳菜子を演じる。人生に輝きを取り戻そうとボクシングにかける男たちを見守るWヒロインにも要注目だ。さらに、新旧ボクサー役も発表。仁一の昔のボクシング仲間で世界チャンピオンを共に目指した、刑務所から出所したばかりの藤原次郎役で哀川翔。同じく昔の仲間で、仁一と翔吾の挑戦を支える佐瀬健三役で、ボクシング経験が豊富な片岡鶴太郎。東洋太平洋チャンピオンとして、翔吾の対戦相手となる大塚俊役で、「未来への10カウント」でもボクシングに挑戦した坂東龍汰が出演する。<キャストコメント>・山口智子ボクシングについて全く無知であった私は、まず沢木耕太郎さんの小説を開きました。一気に引き込まれて、あっという間に読み切りました。「ボクシングは荒々しい男の世界」というそれまでの思い込みは、清々しい力に満ちた一陣の風にすっかり吹き飛ばされ、「どう生き切るか」という、命ある者全てへの問いかけに、自分も挑み直してみたいという思いが湧き上がってきました。「今」というこの瞬間に、熱く、濃く、己の心に偽りなく、力を注げるか。私たちの一生は、自分と向き合う孤独な戦いであると同時に、人と人が出会って結ぶ豊かな実りに満ちている。命を輝かせるリングと人生を重ねながら、今まで知らなかった世界に学んでいきたいと思っています。日々猛練習を積み、心身ともにボクサーへと生まれ変わりつつある佐藤浩市さんと横浜流星さんの気迫に圧倒されています。まるでドキュメンタリーのような、リアルで純な輝きを放つ彼らの記録映画とも言える本作に関われる喜びと共に、本気で我が命を生きる覚悟で臨みます。・橋本環奈『春に散る』は登場人物の葛藤が織りなす苦悩や挫折を、ボクシングという熾烈な戦いのスポーツに夢や情熱をかける事によってそれぞれが新たなる道へと歩む。それは花を散らし新たなる再生へと誘う、春の風のように爽やかで潔い人生の縮図のようです。私が演じる佳菜子は佐藤浩市さん演じる仁一の縁遠かった姪で、横浜流星さん演じる翔吾の恋人となる存在です。叔父の仁一と再会するまでは父の介護で貧しく漫然と過ごしていましたが、ボクシングという共通の夢や過去を持った人々と出会い大きく人生が変化してゆきます。そんな佳菜子を敬愛してやまない先輩俳優の皆さんと共に演じられる事を心から幸せに思います。私が今まで演じてきた役とはタイプの異なる役なので、自身で殻を破るつもりで新境地に挑みたいと思います。・哀川翔ボクシングしか無い男達の葛藤、不器用な男達が必死に生きる物語、春に散る!久しぶりの佐藤浩市さんとの共演、楽しみにしてます。スチール撮影での穏やかな表情が印象的でした!・片岡鶴太郎原作が沢木耕太郎さんで「一瞬の夏」など沢木さん自身もボクシングが好きな作家さんでボクシングを通して描く視点や人物像の背景などが原作の中にきっちりと織り込まれているので脚本を読む前から期待をしておりました。ボクシングものだと、ストーリー的に平坦な作品になりがちですが今回の作品はこれからチャンピオンを目指す選手と一時代を終えた中年の男、仁一。その仁一を中心としたサセケン(佐瀬健三)や次郎という三人の仲間が入り組んでストーリーを面白くしていると思います。私が演じるのはボクシングに青春をかけた男でリタイアしたあと、ボクシング以上に魂を燃やすことができずどこか、人生に投げやりになっていたところ翔吾に出会い、仁一に再会しボクシングという自分の青春にまたもう一度魂を燃え滾るという男の役です。私自身もプロライセンスを取りボクシングにのめり込みました。サセケン(佐瀬健三)の気持ちも分かりますし自分自身の年齢とも重なるところがあり、この良きタイミングでこの役に出会えてよかったです。しばらくボクシングトレーニングをしていませんでしたが、この機会にジムに通いトレーニングをしボクサーとしての身体をつくり撮影に臨みたいと思います。・坂東龍汰脚本を読ませて頂き、心が震えました。怒り、苦しみ、悲しみ、後悔。人は皆何かしらの負の感情を抱えながら生きていてそれらを孤独としたら、その孤独は何かと出会い大きな力に変わる瞬間がある。ボクシングという美しいスポーツの中に見える、男同士の火花を儚く散る花びらのように繊細かつ大胆に表現できたらと思います。一つ役者人生の中で大切な1ページになり、世に残り続ける作品が出来ると確信しています。大尊敬する方々とお芝居ができること、その中に立たせて頂けることに感謝を忘れず頑張ります。『春に散る』は2023年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:春に散る 2023年公開予定©2023映画『春に散る』製作委員会
2022年11月29日株式会社T.S.PROJECT INTERNATIONAL(東京都目黒区、代表:柴田智子)主催、柴田智子のコンサートが2022年12月17日 (土)に自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ■柴田智子コメント皆様コロナ禍で回数を制限しておりました柴田智子のホームグラウンド「自由が丘オペラハウス」でのクリスマスの公演が決まりました!自由が丘駅から徒歩4分ほどの日差しもあたたかな2階に位置するアットホームなサロンです。当日は特別なクリスマスの飾りつけの中でコンサートは柴田智子と追川礼章氏が奏でる息のあった音楽が至近距離で心いくまで聴いて頂ける午後となります!二人が推薦するおいしいお菓子とお飲み物もお楽しみ頂きながらゆっくりコンサートをお楽しみください!NYに長年すんでいた柴田のアパートのリビングルームの様な場所でNYスタンウェイコンサート―グランドピアノが皆様をお待ちしております。 ピアニスト追川礼章さんとソプラノ柴田智子が奏でるクリスマスソングやクラシカルやジャズの名曲で心にあたたかな風を感じでお帰り頂けましたら嬉しいです。※通常のお座席を縮小して開催させて頂きますのでご安心下さいませ。演奏曲:ホワイトクリスマス・アベマリア・アレルヤ・ジングルベル・星に願いを・ムーンリバー等全13曲ほどを予定しております。柴田智子●YOUTUBEクリスマスコンサート2020年豊洲シビックセンターホール プロフィール柴田 智子ソプラノクラシックというジャンルを超え「今を生きる喜び」を歌で世界に発信する。近年ではジャンルを問わず心に響く日本の歌をコンサートで歌い共感を呼ぶ。NYジュリアード音楽院等で音楽を学ぶ。クラシカルのベルカント唱法をベースにジャズ・ミュージカルを融合して独自の音楽を切り開く。その活動をNYTIMES誌も繰り返し絶賛している。2022年7月デヴィ夫人主催のイブラ・グランド・アワードでマチュア―賞を受賞NYでバーンスタイン氏と彼の音楽との出会いで人生が変わり彼の音楽を歌い続ける為にもイタリアへ渡りベルカントを学ぶ。リンカーンセンター、カーネギーホール、オーチャードホール、サントリーホール等で新日本フィル、読売交響楽団、東京交響楽団、東京シティー管弦楽団、ウエストチェスターシンフォニー、アカデミー管弦楽団等とも共演。元スマップ、浅倉大介、ラッセル・ワトソンとも共演しクロスオーバーの先駆者として元東芝EMIと専属契約を結びリリースしたアメリカ作品のCD(バーンスタイン、オペラやミュージカルを集めた)「マンハッタンドリーム」、ビートルズの名曲をオペラアリアにした「Let it Be」は世界的な反響を呼ぶ。このCDは2021年にユニバーサルミュージックより再リリースされた。【公式サイト】 追川礼章ピアノ1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。現在は歌手の伴奏をメインに全国各地で演奏活動を行う。室内楽ではこれまでにミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ローレンツ・ナストゥリカ氏、ベルリンフィル元主席ヴィオラ奏者ヴィルフリート・シュトレーレ氏、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。テレビ朝日《題名のない音楽会》、BS-TBS《日本名曲アルバム》、BS朝日《日本の名曲世界の名曲 人生、歌がある》、NHKラジオ第一《新日曜名作座》にピアニストとして出演。これまで編曲&ピアノで参加したCDはエイベックスより発売中の《琴線歌 〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、《琴線歌 其のニ〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、日本コロムビアより発売中の《SiriuS MY FAVORITE THINGS》他。また、2020年7月29日リリース林部智史2ndアルバムに収録の《夢》の楽曲提供も行っている。尚この楽曲はTBSテレビ《ひるおび!》の7月エンディングテーマとして使用される。2020年4月末から本格始動したYouTubeチャンネルが、1ヶ月でチャンネル登者数3000人を集める。【追川礼章Ayatoshi Oikawa YouTubeチャンネル】 公演概要『TOMOKO&AYATOSHI CHRISTMAS FOR EVERYONE 2022』公演期間:2022年12月17日(土) 13:30開場/14:00開演会場:自由が丘オペラハウス(東京都目黒区自由が丘1-3-28)■出演者柴田智子(ソプラノ)追川礼章(ピアノ)■チケット料金一般:7,500円子供・学生:4,500円(全席自由・整理番号付き・税込)※クリスマススイーツ&ドリンクスペシャルプレゼント付き【主催&チケット】(株)TSPI03-3723-1723 info@tspi.co.jp 【カンフェティチケット】0120-240-540受付時間平日10時~18時 【配信・ライブチケット】サロンダール03-6843-2064配信3,000円(一般)2,000円(学生)※コンサートチケットも販売しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月04日高橋メアリージュンが主演する「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」第7話が11月1日深夜放送。SNS上では矢崎希菜演じるメロりんに「改心して欲しい」「やればできる子だ…サイハラさんと働けばいいのに」などの反応が上がっている。法外な金利で金を貸す闇金業者、厳しい取り立てに遭う債務者…それぞれの人間模様と社会の闇を描いた人気漫画「闇金ウシジマくん」と「闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん」をベースに、同作の映画版Part2から登場した女闇金・犀原(サイハラ)茜を主人公にしたスピンオフとなる本作。裏社会のなかで生き抜いてきた闇金融「ライノーローン」社長・犀原(サイハラ)茜役を高橋さんが演じるほか、ライノーローンで働くことになった役者志望の若者で・硲(ハザマ)悠斗役に宮世琉弥。サイハラの忠実な部下・村井役にマキタスポーツ。元暴走族「愛沢連合」総長で、今は「爆走ラーメン・愛沢伝説」を経営する愛沢浩司役に中尾明慶。弱気になる夫を叱咤激励する愛沢の妻・明美役に木南晴夏。サイハラを恨むヤクザの般田に山内圭哉。愛沢にボコボコにされ記憶障害などの後遺症が残った若琥会若頭・熊倉役に光石研。サイハラと対立する半グレ集団のボス・象山(キサヤマ)彪役には野村周平。ハザマが惹かれている風俗嬢の桜井ともか役に古畑星夏、地下アイドル「GQG」にハマり課金しまくる田中丈行役に勝村政信、「GQG」のグッズ代のためサイハラに金を借りる安藤創太役に岡崎体育。「GQG」のメロりん役に矢崎希菜といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。金が必要になったサイハラはメロりんに急な返済を求める。ウシジマから借りるように仕向けられたメロりんは柄崎(やべきょうすけ)から金を借り、自分を推す田中を呼び出し、自分を好きにしていいから金を用立てるよう頼み込む。田中もまたメロりんに50万を貸すと言ってしまい柄崎から金を借りることに。そんなメロりんの元を母親が訪ねてくる。母親は「夢を見つけたあんたを尊敬してる」と言ってメロりんを励ますと、帰り際に「少ないけどおいしいものでも食べて」と金を渡す。手を振る母親の姿を見ながらメロりんは「お母さん、ごめんね」とつぶやく…というのが7話のストーリー。そんなメロりんの姿に「メロりん改心して欲しい」「メロりんにも良心あったんかいwww」などの声が。その後100万を返済したメロりんは、どうやって金を工面したのかを聞かれ「必死で」と返答するのだが、このシーンにも「メロりんの「必死で」て言ったところカッコよかったな。手段がわりとエグいけどやればできる子だ…サイハラさんと働けばいいのに」といった感想も送られている。【第8話あらすじ】サイハラに命じられ闇スロット店に向かったハザマはヤクザも恐れる怪物・肉蝮(東啓介)と会う。タクシー運転手の足立(酒井敏也)や瑞樹(かすみりさ)も巻き込まれ…。一方村井は熊倉の危険な秘密を知らされる。「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」はMBSで毎週火曜深夜0:59~、TBSで毎週火曜深夜1:28~放送中。dTV、ネットフリックスで見放題独占配信。(笠緒)
2022年11月02日「うーん、ここは縦にしたほうがいいかなあ。あ、やっぱり2枚横に並べたほうがいいかも」8月中旬の昼過ぎ、女優の山口智子(57)が東京・代官山の書店で腕を組んで考え込んでいる様子を、本誌は目撃していた。この書店では、9月に山口の自著『LISTEN.』(生きのびるブックス)の刊行記念イベントが開催される。その打ち合わせのようだが、山口はパネルとおぼしき大きな掲示物を現場へ自ら運び込む熱の入れようだった。「山口さんが10年以上取り組んでいるライフワークをまとめた書籍です。世界の音楽文化を伝えるため、現地リサーチや音楽家との交渉、映像編集まで山口さん自身がディレクションしています。スポンサーがついており、辺境を含む世界中をめぐるため、膨大な時間が費やされています」(出版関係者)税込み4千400円で630ページを超える書籍はまるで辞書のようなボリューム。“世界の音遺産”を伝える大量の写真も掲載されているが、彼女自身の写真はほとんどなく、女優・山口智子のファンに向けたものではないように見える。ではなぜこのプロジェクトを始めたのか。同書にはそのきっかけとして、山口が長年働いてきたテレビ業界に対する大きな疑問があったと赤裸々につづられている。《貴重な映像を撮影させていただいても、一度オンエアしてしまうと惜しげも無く捨てられてしまう。再利用したいと思い立っても、テレビ界という大組織の中では至難の技だという現実に直面しました。担当者が別の部署に移動になっていたり、進行のための書類にハンコがいっぱい必要だったり(笑)》《無駄な消費にかまける愛しのテレビに、愛が深すぎて悶々としてしまうのです。「あなたはそんな人ではないはずだ!」と(笑)》「グチグチ文句を言うよりも、自分の責任で、自分で動いてみよう」と活動を始めた山口だが、本業とは違う活動でこれほどがんばれる女優がどれだけいるだろうか。山口といえば、複雑な生い立ちと独特の人生観を持つことでも知られている。「山口さんは6歳のころに両親が離婚。育ての親となった祖母は旅館を経営していて多忙で、夕食はいつも旅館から届く定食だったそうです。“ふつうの食卓”にあこがれる一方、宿命に縛られるのではなく、後悔しない人生を選び取りたいと強く願うようになりました」(芸能記者)旅館を継ぐことに反発し、女優の道を選んだ山口。その後の活躍は説明するまでもないが、’95年に唐沢寿明(59)と結婚すると、’96年の大ヒットドラマ『ロングバケーション』放送後は主婦業に専念するように。しかし、2人が子供をもうけることはなかった。「山口さんはファッション誌のインタビューで、子供を産まない選択に一片の悔いもないと告白して大きな話題となりました。血の結びつきを全く信用していないが、人生のパートナーとして、唐沢さんとの生活はとても楽しいと語っています」(前出・芸能記者)そんな山口が心血を注いできたプロジェクト「LISTEN.」。世界中の土着的な音楽文化に触れ、その担い手たちと山口が交流してゆくのだが、同書の中で繰り返されるのは《千年後の未来に託すタイムカプセルがあるなら、あなたは何を入れたい?》という質問だ。“子供なき老後”を選んだ山口は、人生に対する解答を探し求めているのだろうか。女優業の傍ら26カ国をめぐった彼女のライフスタイルが実現したのは、なにより夫である唐沢の協力が大きいだろう。前出の芸能記者が語る。「おしどり夫婦として有名です。趣味嗜好は真逆ながら、唐沢さんは常に山口さんのことをのびのび自由にさせており、彼女もとても感謝しているといいます」2人は死生観についても考え方がずいぶんと異なるようだ。唐沢は’19年放送の番組で、妻との“終活”についてこう語っている。「俺は2人で一緒のお墓に入ったらいいかなあ、と思ってたの。でも彼女からは(私が死んだら)散骨してくれって言われて。そのへんの海かなんかに……」どこまでもマイペースな山口を尊重しながらも寄り添う唐沢。この夫婦だからこそできあがった『LISTEN.』は、2人の子供のような存在なのかもしれない。
2022年09月01日神山羊の新曲「Summer Time feat.池田智子」が、2022年8月24日(水)に配信リリース。神山羊の新曲「Summer Time」ひと夏の恋を描いた1曲神山羊は、2018年11月に初投稿した楽曲「YELLOW」が1億再生を突破し、瞬く間に人気となったサウンドクリエイター。神山羊のミュージックビデオ制作には、King Gnu(キングヌー)常田大希率いるクリエイティブレーベル・PERIMETRON(ペリメトロン)が参加したこともあり、楽曲が持つ世界観にも注目が集まっている。そんな神山羊の新曲「Summer Time feat.池田智子」は、ひと夏の男女の恋愛を描いた、切なくも爽快な1曲。レイドバックしたギターや、涼やかなシンセが心地良いサウンドが夏にぴったりなドライブソングとなっている。初のゲストボーカルに池田智子今回の楽曲でコラボレーションを果たした池田智子は、TENDRE(テンダー)と歌ったサントリーほろよいCM「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」が話題を呼んでいるシンガー。これまでDAOKO(ダオコ)やずっと真夜中でいいのに。など、様々なアーティストへの楽曲提供を行ってきた神山羊だが、自身のリリースでゲストミュージシャンを迎えるのは今回が初となる。ジャケットはイラストレーター・朝野ペコが担当新曲「Summer Time feat.池田智子」のジャケットアートワークは、イラストレーターの朝野ペコが担当。楽曲の歌詞を元に描かれた男女のイラストは、AORやシティポップリバイバルをリスペクトしつつも2022年のムードを表現したものだ。【詳細】神山羊 新曲「Summer Time feat.池田智子」配信日:2022年8月24日(水)
2022年08月06日原作コミック、テレビアニメ、劇場版アニメと大きな話題を集め、2020年には舞台版の第1弾、翌21年に第2弾『其ノ弐 絆』が上演され、好評を博した舞台「鬼滅の刃」。まだまだ勢いが収まらぬなか、舞台版第3弾となる『其ノ参 無限夢列車』が、9月から10月に上演されると発表され、注目を集めている。下弦の壱・魘夢の待つ無限列車へと乗り込んだ竈門炭治郎たちの鬼との闘いが描かれる『舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車』だが、最大の注目は熱い男、炎柱・煉獄杏寿郎(煉獄の「煉」のつくりは「東」が正式表記)だ。演じるのは、『其ノ弐 絆』からの続投となる俳優・矢崎広。キャリア初期から多くの2.5次元舞台に立ってきた矢崎が、煉獄役への意気込みにはじまり、2.5次元舞台への思いを語った。さらに映像、舞台、ナレーションなど幅広い分野で活躍を続ける矢崎の「これから」への展望も聞いた。○■「煉獄を演じるんだ!」と俳優仲間からも連絡――舞台「鬼滅の刃」も第3弾になります。矢崎さんは前作から出演されていますが、今回の『其ノ参 無限夢列車』は煉獄の物語とも言えます。公演が決まって武者震いしたのでは?武者震いはもちろんですが「あの煉獄を僕が演じるのか」という興奮と、「できるだろうか」というプレッシャーは前作からありました。もともと原作コミックの『鬼滅の刃』の存在は知っていましたが、舞台で煉獄を演じると決まるまでは、大ブームになっていることをただ感じているファンのひとりでした。――煉獄をご自身が演じると決まって、改めて原作を読まれて感じたことはありますか? また前作『其ノ弐 絆』ですでに煉獄として舞台に立ちましたが、反響は?もともとカッコいい人だと思っていましたが、改めてそうしたカッコよさはどこにあるんだろうと掘り下げて読むようになりました。あとは劇場版を観たりして、今まで気づけなかったことにもどんどん気づいていっている感じです。反響は、役者仲間たちからもありましたね。普段はあまり連絡がない人からも「煉獄を演じるんだ!」と。原作の大ファンの俳優仲間もいますし、やっぱり反響は大きかったです。――劇場版も観ているんですね。観てプレッシャーを受けるというより、情報を取り入れたいというか、日野聡さん(アニメ版、煉獄杏寿郎の声優)はどうしてここでこういう語気の強め方をしたんだろうとか、そうしたこともいい影響になりますし、研究して、選択肢のひとつとして加えながら、「自分だったらこうかな」と考えています。○■出てくるだけで安心できる、器の大きい男・煉獄を目指す――本作では、煉獄をどのように演じようと思っていますか?煉獄杏寿郎はとても正義感の強い、器の大きい男です。そんな男がどうやって出来上がっていったのかを掘り下げていくと、彼の魅力にたどり着ける気がします。これからもっともっと僕自身が影響を受けていこうと思っているところです。――セリフのみならず、生の舞台ならではの煉獄の佇まいや空気でも観客に彼の大きさを伝えたいですか?もちろん、そこは本当に目指しているところです。出てくるだけで「この人が出てきたら負けようがない、もう安心だ」と思えるようなヒーロー。そんな役作りをしていけたらと思います。――矢崎さん自身の考えるリーダー像、器の大きい男というのはどんな人でしょう。煉獄にもつながりますが、背中で語るというか、生きざまで語る先輩や人物に憧れます。やってきたこと、達成してきたこと、そして努力している姿。そうした先輩たちを見て、そんな姿に憧れています。――今回、新たに参加される魘夢役の内藤大希さん、猗窩座役の蒼木 陣さんの印象を教えてください。大希とは直接ぶつかりあうことはないと思いますが、久々の共演なんです。お互いにまだまだ駆け出しくらいの頃に、舞台で共演して。そこから彼はミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウスを演じたり、ほかにもたくさんのミュージカルに出演していて、時を経てまた共演するので、すごく楽しみです。蒼木さんとは「はじめまして」なんです。煉獄と猗窩座として、バチバチに戦うことになるので、そのなかで仲良くなっていけたらと思いますし、とても身体的に動ける方だと聞いているので、楽しみにしています。○■忘れられない「だって、お前は役者を辞めないだろ」――炭治郎(演:小林亮太)たちは煉獄から大きく影響を受けますが、これまでのキャリアにおいて、矢崎さん個人が影響を受けた、また忘れずにいようと思っている言葉などはありますか?若い頃に、ある舞台の演出家の方から言われた言葉で残っているものがあります。すごく厳しかったんですけど、「お前だから言うんだ」「だって、お前は役者を辞めないだろ」と。厳しく言っていただくこと自体が愛なんだということに気づけました。そこからいろんな演出家の方と接してきて、厳しい場面や自分ができなくて苦しいときなどもありましたが、その言葉を思い出して、ありがたみを感じられるようになりました。「絶対に辞めない」という呪いをかけられた感じもありますが(笑)。――矢崎さんは最初から俳優になろうと上京されていますから、もともと強い意志をお持ちだったと思いますけど、いい意味での呪いをさらにかけてもらったんですね。そうですね。自分に期待をかけてくれる、いい出会いに恵まれたと思っています。数あるそうした出会いのなかのひとつのエピソードです。○■もっといろんなところへ自由に行き来できる俳優に――矢崎さんは、映像、舞台、ミュージカル、ナレーションなどさまざまな分野で活躍されています。だからこそのご自身の強みを感じることはありますか?いや、強みなんてまだまだです。もっともっといろんな現場へ自由に行き来できるように、経験を積まなきゃいけないと思っていますし、知っていただく必要があると感じています。ただ、おっしゃっていただいたように、確かにいろんな経験をさせていただいていますから、そこは自分の強みにしていけたらと思っています。――コミックやアニメの舞台化は昔からありますが、いわゆる現在の2.5次元舞台の源流はミュージカル『テニスの王子様』あたりからかと思います。そのころから立たれている矢崎さんは、2.5次元舞台というジャンルにどんな思いがありますか?僕がミュージカル『テニスの王子様』に出演していた頃は2.5次元舞台というジャンル自体の知名度が低かったですし、限られた人しか観ていない印象でした。それから僕もいろんな作品の経験をさせていただいて、2.5次元舞台に帰ってきた現在、本当に大きなコンテンツになっていて、驚きました。前よりも演出の技術的にできることも増えてきたのだと思います。エンターテインメントのひとつのジャンルとして、クオリティの高いものとして本当に確立したんだなと。こんなにたくさんのみなさんに、2.5次元舞台という言葉自体を知っていただける状況になり、役者たちにとってもチャンスが増えたと思います。僕も、これからもますますいろんなジャンルで切磋琢磨していけたらと思います。――最後に『其ノ参 無限夢列車』での役作りはまだまだこれから深めていくところとのことですが、ここを演じるのは今から楽しみ、しびれているというシーンを教えてください。最後のセリフですね。ネタバレになるので具体的にはお話しできませんが、あのシーンは本当に素晴らしくて。今は家でひとりで何度もシミュレーションしてます(笑)。この役に決まってから、僕は煉獄のあのシーンが好きすぎて、現時点ではちゃんと言えない自信しかありません(苦笑)。でも今はまだまだ役作りができてない段階ですから、これから稽古を通して深めていければと思っています。■矢崎広1987年7月10日生まれ、山形県出身。2004年にミュージカル『空色勾玉』でデビュー。翌年よりミュージカル『テニスの王子様』で南 健太郎を演じる。その後もミュージカル『薄桜鬼』(12年〜14年)での土方歳三や、初の単独主演を務めた『MACBETH』(12年)でのマクベス、『里見八犬伝』(12年)、『嵐が丘』(15年)、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(16年)など、多くの舞台、ミュージカルに出演。『舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆』(21年)で煉獄杏寿郎を演じ、『其ノ参 無限夢列車』でも続投する。また映画『すくってごらん』(21年)、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(19年)、テレビアニメの声優や、CMナレーションなど、多岐にわたるジャンルで活躍している。 ヘアメイク:齊藤沙織、スタイリスト:中村美保 シャツ/AUI NITE(アウィ ナイト)、その他/スタイリスト私物
2022年06月29日北村匠海が主演する日英共同企画スペシャルドラマ「名探偵ステイホームズ」の後編が4月10日オンエア。斎藤を演じた黒羽麻璃央に注目が集まるとともに、森川葵演じる智子の“正体”に「これは新たなトラウマ」「精神崩壊するわ」などの反応も寄せられている。本作はイギリスの「Envision Entertainment社」と日本テレビが共同制作。実家の子ども部屋から出ない“子ども部屋おじさん”が、人並み外れた検索能力を駆使してネット探偵となる…という物語が展開。主人公の相田アタルには北村さん。アタルを溺愛する母の恵美には鈴木保奈美。アタルとは逆に機械オンチで刑事は足を使ってなんぼという考えを持つ刑事の坂本才花に松本まりか。アタルとともに捜査に協力することになる星野智子に森川さん。アタルが推していたが自らの手で不倫を暴いてしまった人気声優・観音寺かの子に小宮有紗。アタルが恨みを抱く小学校時代の同級生で環境大臣をしている斎藤富美男に黒羽さん。アタルの能力を買って捜査協力を仰ぐも、疑惑が深まる警視庁公安部警部の沼田貫太に谷原章介といったキャストが出演。前編では仕事をクビになり、推しの声優・観音寺かの子への誹謗中傷で告訴されそうになったアタルが、沼田から告訴を帳消しにする代わりに捜査協力を依頼される。しかしメイの居場所を特定するもすでに彼女は殺されていた。さらに沼田とも連絡がつかなくなり、彼もまた遺体で発見される。しかし遺体が発見されたその時、アタルのもとには沼田からTV電話が…というのが前回のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。沼田の死亡推定時刻が1週間前だと判明、それ以降の沼田は何者かがディープフェイクを使って沼田になり済ましたものだった。沼田の遺したノートPCからは彼が独自にリサーチしていた斎藤に関する調査記録が見つかる。さらにアタルはネット仲間「零」と彼が紹介する世界中の在宅探偵たちの協力で、斎藤の“闇”に行きつくのだが、才花が捕らわれて絶体絶命の危機に陥る…というのが後編のストーリー。SNS上では斎藤を演じた黒羽さんに「麻璃央くん爽やかな容姿ゆえに斎藤富美男くんグズさが際立ちました」「地上波のドラマのいい位置で悪役の最高のポジションをいただけて本当にファン冥利に尽きる」などの声が寄せられる。そしてラストではアタルが智子に告白するも、智子は「私もあなたのことが大好きです。でも付き合うことはできません」と、自分が恵美だと明かす。自分の母親に“告白”してしまったアタルが激しいショックを受け「嘘だぁー!」と叫び、家を出て走り出す…というラストに「また人間不信になっちゃうって」「これは新たなトラウマになるやつ」「そんなの精神崩壊するわwww」など、アタルの心情を慮る声がネット上にあふれている。(笠緒)
2022年04月11日株式会社T.S.PROJECT INTERNATIONAL(東京都目黒区、代表:柴田智子)主催による、柴田智子の自由で素敵なコンサートVol.6「~Cocoro~N.Y-Japan ModernMelody」が2022年2月27日(日)にサントリーホールブルーローズ(東京都港区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティで11月24日(水)よりチケット発売中 公式ホームページ 【プログラム】ムーア:戻らぬ夏ゴードン:その朝に・星たちプレビン:魔法が欲しいオペラ「欲望と言う名の電車」バーンスタイン:序曲、華やかで浮気っぽくオペレッタ「キャンディード」ソンドハイム:死んだ毎日、悲しみのクラウンミュージカル「リトルナイトミュージック」カーペンターズ:青春の輝きビートルズ:ラブレター「アリアになったビートルズ」宮本益光:歌うだけ、私の歌石崎ひゅーい:虹村松崇継:いのちの歌藤田麻衣子:手紙柴田智子:静かな歌追川礼章:明日へのことば(ワールドプリミア)フィンランド伝承歌:カレリアの丘他全20曲※プログラムは変更される場合がございます。予めご了承下さい。◆柴田智子からのメッセージ◆自由で素敵なコンサートVol.6「Cocoro~NY-Japan Modern Melody」久しぶりにサントリーローズルームにて昼間の公演です!ここ4年はホームグランドを豊洲シビックに移し毎回テーマを決めて追川礼章さんと美しい夜景と非日常を楽しんで頂きながら、柴田智子の感性が「今はこの音楽を楽しんで頂きたい!」との思いをそのままお客様にお届けして参りました。コロナ禍の中実に年間3回のペースのコンサート!応援して下さる皆様に本当に感謝しております。私にとり音楽を通して発信していくことはやはり生きる事同じことだと確信したコロナ渦そして応援して頂いている方々からも沢山勇気を頂きました。皆様に音楽で世界を旅して頂いたり、中々劇場に足をお運びになれない方もいらっしゃる中、聴いて頂ける皆様に向けてはただのコンサートではなく、ミュージカルやオペラや一夜にして感じられるコンサートやその年の記念の作家をフューチャーしたりと‥‥コロナも段々落ち着き始めてはおりますが十分感染対策をしながら来年の2月27日のコンサートは、私の2つの故郷、日本とNYに焦点を当てて、今現在ご活躍の作家の方々の作品を軸にお届け致します!多分私がNYに住んでいた関係でお知り合いになれ友人の知り合いや音楽仲間や出版社の方々とお話する中で巡り合った曲も沢山あり、是非今の風を皆様に感じて頂ければと思っております。日本の曲も同様に今に焦点に当ててご紹介致します。柴田はソプラノ歌手であるという事は悩みながらも、自身の心が求める所と生まれながらの声を受け入れた時、ソプラノ歌手であったのです。昔はフォークを歌い、ポップスも歌い、ジャズもミュージカルも歌いました。数多くそれらの舞台にも立たせて頂きました。地声もだしましたしマイクも使いました。でも私の喉や声はより自然で喉が痛まない方向を望んでいつも葛藤していました。感情面で沢山のものを持っていた私なので「強く訴えたい」という気持ちを持ちながらも生まれながらの声はそれとは似つかない声でした(笑)。でも歌うにつれて声は気持ちが乗って初めて自分らしい音色とか音楽になるんだとわかってきました。それを私に教えてくれたのが、私のオペラデビューの批評を書いて下さった天下のニューヨークタイムズ紙でした。こんな見ず知らずの移民で声もろくに出ない24歳の私が歌った英語版夕鶴のつうを高く評価してくれたのです。世界最大のアートの街誰もリンカーンセンターやブロードウェイや世界のアーテイストたちが一番恐れるクリティックスです。私にとり自分に送られて人生において最大のエールでした。私はそこで初めて、「なんの肩書がない人間で未熟であっても、自分の中にある情熱とか音楽や劇に対する思いと謙遜に一生懸命やれば見ていてくれる人がいる、通じるといる」という「真の希望」のようなものが心の中に感動として芽生えた時でした。あまりのありがたい出来事でアメリカンドリームを信じた瞬間であり24歳の私と歌の長い旅の始まりでした。それから3回も同紙から高評価を受けたのです。そこで本気で歌を学びたいという志が芽生えました。しかしながら自力での留学の為、音楽を勉強できる経済的な援助がないまま永住権を得るまでの苦学生時代が始まり音楽を一筋で学ぶまで10年近く費やすことになります。それ以後も永住権をとった後、私はイタリアに勉強に旅立ちます。今回は世界中を旅してきた柴田の心の中に誓ったCocoroで歌う事、そして2つの故郷の今を生きる曲たちを思い切り共演者の皆様と皆様にお届け致します。コンサートは豊洲とは違うスタイルでお届けする予定ですが目下制作中ではありますが心を動かす午後になります様に準備をしてまいりますので、どうぞ梅の花も咲く2月末日の日曜に是非柴田のCOCOROを感じていらして下さい!追川礼章さん作曲の初演も準備中です。私自身本当に楽しみです。今回は追川礼章さんと近藤大夢さんが連弾デビュー!そして素敵な歌手の今井学さんとの2重唱や中野愛維里さんとの2重唱、キャンディードのクナゴンデ+3人の重唱!さてどうなりますか‥‥ワクワクドキドキです。是非おいでをお待ちしております!柴田智子柴田智子バイオグラフィー柴田智子しばたともこ(ソプラノ)クラシックというジャンルを超え「今を生きる喜び」を歌で世界に発信する。アメリカ音楽のスペシャリスト。近年では日本語で自作曲やジャンルを問わず心に響く日本の歌をコンサートで紹介し「いのちの歌」では沢山の共感を呼ぶ。武蔵野音楽大学を卒業後NY、マヌス音楽大学、ジュリアード音楽院に学び、リンカーンセンター、カーネギーホール等でオーケストラと共演やオペラのタイトルロール「ランメルムーアのルチア」「セビリアの理髪師」「リゴレット」等を歌いニューヨーク・タイムズから高い評価を受ける。1989年よりミラノに留学しイタリアのベルカントを学びコンサートやでオペラに出演と同時にバーンスタイン等のアメリカ音楽を紹介する。国内外でミュージカルにも出演し、世界のスーパーストリングカルテット≪クロノス・カルテット≫と世界初演を手がけ凱旋し話題を呼ぶ。新日本フィル、読売交響楽団、東京交響楽団、東京シティー管弦楽団等とも共演。元スマップ、浅倉大介、ラッセル・ワトソンとも共演しクロスオーバーの先駆者となる。東芝EMIと専属契約を結びリリースしたアメリカのオペラやミュージカルを集めた「マンハッタンドリーム」ビートルズの名曲をオペラアリアにした「Let it Be」は世界的な反響を呼ぶ。ソニー、クラウン等から7枚のCDをリリース。今年6月にユニバーサルミュージックより「マンハッタンドリーム」「Let it Be」が再リリースされた。ライフワークとしてジャンルにとらわれず世界中の心に届くメロディーを集めコンサートで歌い続けている。東京ドーム、新国劇場、オーチャードホール、カーネギーホール、リンカーンセンター等の大劇場から王子ホール、白寿ホールなどでの小ホールでのリサイタルでは独自のシアター形式のコンサートを年間数回開催し続けている。近年は豊洲シビックセンターホールをホームグラウンドとして演出や照明を入れたコンサートシリーズ“柴田智子の自由で素敵なコンサート”を展開中。プロデューサーとして数多くのコンサートを立ち上げキユーピー「サラダ記念日コンサート」は⒑年続いた。コラボレーション企業は株式会社ジョンソンエンドジョンソン、コーセーコスメポート等。NHK/日本テレビ/テレビ東京、ラジオはNHK/TFM/J-WAVE等に出演。FMNACK5の音楽番組のパーソソナリティーを8年務める。コロナ渦の中「Create for the Next」“コロナ後の音楽の扉を開く対談”をYOUTUBEで発信する等、今を発信し続けている。チャリティーにも力を注ぎ、同時多発テロの現場経験者としてチャリティーコンサートに参加。東日本大震災後「SONGS FOR HOPE」を立ち上げ被災した子供達にドネーションを続けている。国連の心のケアープログラム、ハワイの真珠湾ミュージーアムでの歌やスピーチにて参加。東京二期会会員、昭和音楽大学、桜美林大学講師。自由が丘音楽大使、自由が丘オペラハウス、株式会社TSPI代表。【公式サイト】http:// www.tomokoshibata.com追川礼章バイオグラフィー追川礼章おいかわあやとし(ピアノ・作曲・編曲)1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。現在は歌手の伴奏をメインに全国各地で演奏活動を行う。室内楽ではこれまでにミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ローレンツ・ナストゥリカ氏、ベルリンフィル元主席ヴィオラ奏者ヴィルフリート・シュトレーレ氏、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。テレビ朝日《題名のない音楽会》、BS-TBS《日本名曲アルバム》、BS朝日《日本の名曲世界の名曲 人生、歌がある》、NHKラジオ第一《新日曜名作座》にピアニストとして出演。これまで編曲&ピアノで参加したCDはエイベックスより発売中の《琴線歌 〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、《琴線歌 其のニ〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜》、日本コロムビアより発売中の《SiriuS MY FAVORITE THINGS》他。また、2020年7月29日リリース林部智史2ndアルバムに収録の《夢》の楽曲提供も行っている。尚この楽曲はTBSテレビ《ひるおび!》の7月エンディングテーマとして使用される。2020年4月末から本格始動したYouTubeチャンネルが、1ヶ月でチャンネル登録者数3000人を集める。《追川礼章Ayatoshi Oikawa YouTubeチャンネル》 ゲストプロフィール今井学(ヴォーカル)大阪府大阪市出身。桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同研究科三年次修了。宮川彬良作曲 歌劇「ブラック・ジャック」渉(二部主役)での鮮烈なデビュー以来、「レ・ミゼラブル」(帝国劇場他)を始め、オペラ「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」、ミュージカル「キャンディード」「ズボン船長~FIFI AND THE SEVEN SEAS~」など、ジャンルを問わず様々な舞台で好演を重ねている。コンサートでは新日本フィルハーモニー交響楽団との共演を始め、「第九」や「ドイツレクイエム」などの宗教曲のソリストを務める他、現代曲の新曲初演にも数多く携わり、作曲家からの信頼も厚い。エレクトーン奏者菊地友夏とのユニット「きくちいまい」としても活動中。桜美林大学芸術文化学群特任講師。東京大学柏葉会合唱団ヴォイストレーナー。日本合唱指揮者協会会員。中野亜維里(ソプラノ)東京藝術大学大学院修士課程オペラ専攻修了。日本大学藝術学部長賞受賞。二期会マスタークラス修了時、優秀賞等受賞。バーバラ・ボニーマスタークラスディプロマ取得。二期会「メリー・ウィドー」ヴァランシェンヌ(アンダー)を経て、文化庁文化推進特別事業新国立劇場公演「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナでオペラデビュー後、「椿姫」「愛の妙薬」等多数のオペラに主役で出演。渡伊中、聖パオロ大聖堂、ロッシーニ歌劇場、フォルトゥーナ等にてモーツァルト「レクイエム」のソリストを務めた他、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル管弦楽団来日公演、文化庁主催Art in Bunkacho、読売新人演奏会、ラ・フォル・ジュルネ、二期会新進声楽家の夕べ、二期会DivaDivo等に出演。BS-tbs日本名曲アルバム他、多数のテレビやラジオに出演。横浜市民広間演奏会、横浜シティオペラ、二期会、各会員。 近藤大夢(ピアノ)静岡県出身。ロゼピアノコンクール第1位及び富士ニュース社賞。ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクール ステージⅡファイナリスト。日本クラシック音楽コンクールピアノ部門高校男子の部第5位。「静岡の名手たち」合格者コンサートに出演。静岡県立清水南高等学校芸術科を経て現在、昭和音楽大学ピアノ演奏家コース4年。ソロだけでなくアンサンブル等にも力を入れている。公演概要柴田智子の自由で素敵なコンサートVol.6「~Cocoro~N.Y-Japan ModernMelody」 柴田智子(ソプラノ)WITH 追川礼章(ピアノ)開催日時:2022年2月27日(日)14:45開演/14:20開場会場:サントリーホールブルーローズ(東京都港区赤坂1-13-1)■チケット料金プレミアシート(指定席):10,000円※プレミア・プレゼント付き自由席:一般7,000円/学生3,500円全員にVICKSのプレゼント主催&企画制作:(株)T.S.P.Iマネジメント: 公益財団法人東京二期会協力:VICKS 大正製薬株式会社後援:公益財団法人東京二期会自由が丘振興組合 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月16日芸能事務所『研音』のYouTubeチャンネルで、定期的に配信されている、俳優の山崎育三郎さんのドライブ動画。山崎さんがゲストを助手席に乗せて、ドライブをしながらトークを繰り広げる様子が人気を集めています。2021年4月30日には、俳優の山口智子さんがゲストとして登場。ドライブをしながら、仕事やプライベートについて語りました。山口智子がコロナ禍の過ごし方を語るフラメンコをしている山口さんは、世界中で新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行する前に、修業を兼ねてたまにスペインに行くことがあったそうです。コロナウイルスがまん延している同月現在は、オンラインを通して、スペインの踊り手に定期的にフラメンコを教わっているという山口さん。以前は休みを取ってスペインに行っていましたが、そうしなくても常に現地の人とつながっている状況をありがたく感じているといいます。だからもう、こういう状況ですけど、でもそれはありがたいこともあるんだと。そういうつながり方もね、手法としてあるんだなという勉強にはなりましたね。Ken Net Channel -研音official-ーより引用山口さんは、ネガティブになりがちな状況でも、喜びや新しい発見を見つけて、前向きに日々を過ごしているようです。今回は、YouTubeに初めて出演したことについても、「久しぶりに学生時代のデートのような新鮮なときめきでした」と明かし、次のようなコメントを寄せています。是非また続きのおしゃべりの会など、楽しい企画をもっと発信していきたいです。日々をもっと笑いや感動で彩って、しっかりと前進する力を、みんなで育んでいきましょう。Ken Net Channel -研音official-ーより引用「日々をもっと笑いや感動で彩って前進していこう」というポジティブなメッセージに、励まされますね。山口智子が夫婦の旅行エピソードを明かす山崎さんが「いつか自分もスペインに行ってみたい」というと、山口さんは「きっと現地で集合して、夜にバル巡りをしたら最高に楽しいですよ」と誘います。山口さんは、夫であり俳優の唐沢寿明さんの名前を挙げ「うちの唐沢もほら、飲み食いにしか興味がないので」とほほ笑み、コロナウイルスが終息した際は、家族ぐるみでスペインを楽しむ約束を交わしました。さらに、山口さんは一緒に旅行をした時の夫婦のスタンスについて、こう明かします。うちもほとんど旦那とは趣味が合わないんだけど、唯一食べ物だけでは旅ができるから。彼はだって、旅してもまったくミュージアム行ったりとか観光とかゼロで、ホテルの部屋にしかいないから。なんのために行ってるんだと思うけど、食べ物のためだけに出てくる、外に。だって、唯一そういう意味で、食に関してだけは「時間があればスペインに行きたい」っていう男になったから。Ken Net Channel -研音official-ーより引用山口さん夫婦のやり取りが目に浮かぶようで、クスッとさせられますね。山口さんの言葉に、山崎さんは「食べ物が一番大事ですよね」とうなずきました。共通の趣味を持つのは素敵ですが、日常を送る上で欠かせない食の好みが合うのは、夫婦生活を送る上で大きいでしょう。動画に対し、ネット上では「いつ見ても素敵。こんな歳の取り方をしたい」「前向きな言葉に元気をもらえた」「唐沢さんが嫉妬しちゃいそう!」といった声が上がっています。プライベートを自然体で楽しむ山口さんの姿に憧れを抱く人は多いようです。仕事ぶりだけでなく、ポジティブでさっぱりとした性格も、あらゆる世代の人から支持を集める理由かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年05月02日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズン13話が2月8日オンエア。山口智子演じる夏目茶子の“復活”に喜びの声が上がるとともに、彼女の“考え方”に共感の声が多数。エンバーミングにも数多くの反応が寄せられている。法医学者の主人公が元ベテラン刑事の父、刑事から長野に異動となった夫。この親子を中心にした人々の日常と、さまざまな事件を解剖で解き明かしていくさまが月9初の2クールで描かれていく本作。興雲大学で法医学者をしている万木朝顔に上野さん。朝顔の父で元刑事の万木平に時任さん。刑事から長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。そのほか中尾明慶、志田未来、板尾創路、平岩紙、望月歩、戸次重幸、「SixTONES」森本慎太郎、ともさかりえ、柄本明、大竹しのぶ、山口さんらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。覚せい剤の過剰摂取で死亡した松野紗英(依田ゆい)を元の姿に戻して遺族に返したいと考える朝顔らのもとに、茶子(山口さん)が若林昭信(大谷亮平)を引き連れ現れる。若林は遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーで、茶子は若林にヘッドハンティングされアシスタントエンバーマ―になったのだという。若林の会社はエンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目的としていた。エンバーミングの同意を得るため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。一方、高橋は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔に伝える。高橋と朝顔は山倉、忍とともに愛菜のもとに行き、身柄を確保しようとするが、そこに朝顔が現れ愛菜に紗英のエンバーミングに関するアドバイスをもらう…というのが今回の物語。茶子がエンバーマーとして興雲大学に帰ってきた――「茶子先生の安定感がすごい」「茶子先生がいると安心するなぁ」など視聴者から喜びの声があがるなか、新たな道を歩み出した茶子の“学ぶということは、何歳になっても楽しい”という考えに「いくつになっても何かを学ぶことは超楽しいっていいな」「わかるーいくつになっても新しい知識に触れるってワクワク」など共感の声も。また「これは本人の為だけじゃなくて、残された人の心のケアでもあると実感しました」など、エンバーミングについて触れるツイートも多数。また今回、杉本さん演じる丸屋大作も“復帰”。警察を辞めた丸屋だがなんと興雲大学の学生として藤堂(板尾さん)の講義を受けていた。ずっと挨拶する機会を伺っていたという丸屋を法医学教室のメンバーとして迎える朝顔たち。こちらにも「沖田くんとのわきゃわきゃ再会シーン最高」「茶子先生も丸屋さんもフェードアウトしたと思ったらいいタイミングで帰ってくるし、新しいことを始めてるのもすごくいい」などの声が続々と寄せられる。(笠緒)
2021年02月09日10月20日に56歳の誕生日を迎えた山口智子(56)。当日、本誌は夫・唐沢寿明(57)と二人きりで都内の高級すし店へデートに赴く2人を目撃。その帰り道、2人は腕を組みながら仲良く帰宅したのだった――。’95年12月に結婚。25年たった今も変わらぬ絆を見せた2人だが、かつてないほど多忙な日々に追われている。山口は11月2日からスタートする月9ドラマ『監察医朝顔』(フジテレビ系)に出演。昨年放送された第1シーズンからの続投となり、山口が連続ドラマでシリーズものに出演するのは初だ。「山口さんは衣装やアクセサリーについても監督と熱心に話し合っています。クランクイン前には自宅で法医学の本を読みこんでいたそうです」(フジテレビ関係者)いっぽうの唐沢も10月にスタートした話題ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)で主演を務めている。同時期から2クールにわたってそれぞれ別のドラマに出演する山口と唐沢だが、結婚当初では考えられない“異例”のことだという。「唐沢さんとの生活を最優先したかった山口さんは、人気絶頂だった’96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)出演後から女優業をセーブ。『唐沢さんがドラマや映画に出演しているときは仕事を入れない』と決めたそうです」(芸能関係者)山口が“幸せな主婦生活”にこだわった陰には複雑な彼女の過去があった。「山口さんが6歳のころに両親は離婚し、栃木県で老舗旅館を営む祖母に育てられました。祖母は家業を継がせたかったそうですが、反発した山口さんは飛び出す形で女優に。そんな環境だったので、“主婦になること”が小さいころからの夢だったそうです」(ベテランの芸能ライター)主婦業も一段落し、次第に女優業を再開する山口。唐沢はそんな妻の選択を尊重し続けてきた。「唐沢さんは、ずっと支えてくれた山口さんに感謝し『そろそろ、やりたいことをやったら』と女優業復帰を後押ししたそうです。また唐沢さんは結婚当初、子供をもうけることも考えていたそうですが、山口さんの“子供は持たない”という意思を尊重しました」(前出・ベテランの芸能ライター)山口は子供を持たない決断について、『FRaU』’16年3月号でこう語っている。《私はずっと、子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。今でも、一片の後悔もないです》最近では2人で“終活”も始めたようだ。「山口さんは昨年に栃木の実家を、唐沢さんは今年3月に母親に購入した都内の一軒家をそれぞれ売却。お墓のことも2人でよく話すそうです」(山口夫妻の知人)山口はかつて、唐沢への“感謝”をこう語っていた。《大きな愛で包んでいただいて、本当に幸せです。いつも隣にいてくれることに心から感謝してます。彼と歩む人生はとっても楽しいです!》(『美ST』’13年5月号)パートナー、そして俳優の同志として、2人の生涯は“腕組み”しながら続いていくだろう――。「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月29日日も暮れた夜6時ごろ、談笑しながら都内の繁華街を歩く夫婦。マスク姿でも仲のよさが伝わってくるその2人とは山口智子(56)と唐沢寿明(57)だ。初めて訪れるお店なのか同じ道をいったりきたりしながら、ようやくお目当ての小さなすし店を見つけると、2人は吸い込まれるようにのれんをくぐっていく。10月20日、この日は山口智子の56回目の誕生日だった。「1人あたり3万円弱の高級店で、数年前にオープンしたばかりですが、すでに予約の取りにくい人気店として有名です。また店主はミシュランで三つ星を獲得した名店で修業を積んでおり、美食家たちからの人気も非常に高いお店です」(グルメライター)数時間後、女将に見送られながら店をあとにする2人。お酒も入って上機嫌な様子の山口は自然に唐沢に腕を絡ませる。そのまま肩を寄せ合いながら2人は夜の街に消えていった――。「結婚以来、誕生日は2人きりで祝うことが夫婦のルールです。唐沢さんは毎年この時期、山口さんからリクエストを聞いては誕生日ディナーのお店をチョイスするそうです」(山口夫妻の知人)95年12月に結婚し、25年たった今も変わらぬ絆をみせた2人。本誌は’13年6月にも、唐沢の誕生日に腕を組みながらイタリアンレストランでのデートに向かう夫婦の姿を目撃している。“アラ還”に差し掛かったが、いまだに“新婚の輝き”を失っていないようだ。「数年前、バラエティ番組で山口さんは『一緒にいる時間は、できるだけくっついていたい』と話しており、今でも毎日、手をつないで一緒に眠るそうです」(前出・山口夫妻の知人)銀婚式目前でもラブラブな山口と唐沢だが、どちらかと言えば少数派な気も……。旭化成ホームプロダクツが’13年に30~59歳の夫婦を対象に行ったアンケートによると、手をつなぐ夫婦の割合は33%。しかし、夫婦問題にも詳しい精神科医の田村毅氏はスキンシップの重要性をこう語る。「日本では結婚期間の長い中高年はスキンシップが少ないです。年を取ると、お互いに興味をなくしていく傾向にあり、子供ができるとより強まります。スキンシップは、コミュニケーションの一種です。好きな人と触れ合うことでストレスが和らぎ、安心感が得られます。そうして、夫婦関係も緊密になります」スキンシップで愛を確かめ合いながら、山口と唐沢の夫婦生活はこれからも続いていく――。「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月29日2020年10月26日に放送されたバラエティ番組『FNSドラマ対抗 お宝映像アワード』(フジテレビ系)に、俳優の山口智子さんが出演。番組の中で、占い師のゲッターズ飯田さんに占ってもらった際の会話が反響を呼んでいます。山口智子が夫・唐沢寿明の耳元でささやいた言葉山口さんといえば、夫であり俳優の唐沢寿明さんと、おしどり夫婦として有名です。番組内で、ゲッターズ飯田さんは、山口さんだけでなく唐沢さんの性格も占ってみることに。占いの結果、ゲッターズ飯田さんが唐沢さんの性格を「答えが出ない話が好き」「小学生みたいな人」と評すると、山口さんは笑いながらうなずき、こう答えました。私は、彼のこと「小3」って呼んでますから。FNSドラマ対抗 お宝映像アワードーより引用さらに、ゲッターズ飯田さんが「唐沢さんは、耳元でささやかれるとめちゃくちゃ弱いですよ」と告げると、山口さんは「えっ!?本当に?」と驚き、ハッとしたような表情になります。えっ!本当に?今朝も耳元でささやいてきましたよ。FNSドラマ対抗 お宝映像アワードーより引用ゲッターズ飯田さんが「何をいったんですか?」と尋ねると、山口さんは恥ずかしそうに、くぐもった声でこう答えました。…愛してるよ、って。FNSドラマ対抗 お宝映像アワードーより引用山口さんの発言に、スタジオにいる共演者たちは「えー!」「そんな風にいうんだ!」とざわつきます。番組を見た視聴者からは、次のような反応が寄せられました。・やばい…もう、2人の関係が好きすぎる。永遠の憧れ。・この夫婦は、何年経ってもお互いを好きなのが伝わってくる。理想でしかない…。・まるでドラマの世界。山口さんに「愛してるよ」とささやかれる唐沢さんが、うらやましい。一緒にいる時間が長くなるほど、お互いの存在が『当たり前』のように感じてしまい、感じていることや想いを伝えにくくなるものです。相手に対する感謝や愛情を、素直に口にすることの大切さを実感させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月27日女優の上野樹里(うえの・じゅり)さんが、2020年10月11日にインスタグラムを更新。女優の山口智子(やまぐち・ともこ)さんからもらったというユニークなイヤリングを公開しています。上野樹里が山口智子からもらったイヤリングに「面白い!」同年11月2日からスタートするドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で主演を務めている上野樹里さん。この日は休みだったようで、共演者の山口智子さんからもらったエビ天とおにぎりモチーフのイヤリングを身につけたピンショットを公開しています。 この投稿をInstagramで見る 今日は、お休み。 台風も過ぎ去り、久しぶりに洗濯が外に干せました⛅️ 茶子先生にいただきました✨いくつかの中から今日は、海老天と、おにぎりのイヤリングをつけて過ごします 皆さんも良い日曜日をお過ごし下さい #イヤリング #山口智子 #監察医朝顔2 上野樹里 (@_juri_art_)がシェアした投稿 - 2020年10月月10日午後9時25分PDTユニークすぎるイヤリングですが、上野樹里さんが身につけるとたちまちおしゃれなアイテムに大変身!ボブヘアの長さとの相性も抜群で、ファンは「かわいい」「不思議と似合ってる」と絶賛のコメントを寄せています。・うーん!かわいい!!・智子さんのセンス面白すぎ!ドラマも楽しみです。・オフの樹里さんもかわいいです。癒されました。ドラマ『監察医 朝顔』は2019年7月期に放送された人気作品。今回、第2シーズンが秋・冬2クール連続で放送されることが決定し、上野樹里さんを始め、豪華な顔ぶれが勢ぞろいしています。 この投稿をInstagramで見る ... 皆様大変ながらくお待たせしました ついに今日、発表させていただきます…! 昨年に引き続き… 再び13人の監察医朝顔メンバーが再集結! 法医学教室の頼れる主任教授、茶子先生こと 山口智子さん率いる法医学教室の6名⚕️✨ #志田未来さん #中尾明慶さん #田川隼嗣さん #平岩紙さん #板尾創路さん #山口智子さん 愛され上司の山倉係長こと戸次重幸さん、元気いっぱい森本刑事こと森本慎太郎さん、そして個性豊かな刑事課&鑑識メンバー の7名 #森本慎太郎さん #藤原季節さん #斉藤陽一郎さん #坂ノ上茜さん #宮本茉由さん #戸次重幸さん #杉本哲太さん ずっとこれを皆様にお伝えしたかったのです! やっとご報告できました… チーム朝顔、一丸となって再出発致します♀️ 放送をどうぞお楽しみに✨ #上野樹里 #時任三郎 #風間俊介 #加藤柚凪 #監察医朝顔 #朝顔 #続編 #撮影中 #月9 #フジテレビ 【公式】フジ月9「監察医朝顔」11月2日スタート!【秋冬】 (@asagao2_2020)がシェアした投稿 - 2020年 7月月27日午後1時00分PDTそして、山口智子さん演じる『夏目茶子』の個性的なキャラクターにも再び会えるとファンからは期待の声が続々。上野樹里さんのさらなる活躍とともに、ドラマにも注目していきたいですね。山口智子が子供をもたない理由は、複雑な『生い立ち』にあった?唐沢寿明との関係性は上野樹里ってどんな人?13年ぶりの月9『監察医 朝顔』主演で演技力が光る?[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日俳優の岡田義徳(おかだ・よしのり)さんが、2020年9月30日にインスタグラムを更新。妻で女優の田畑智子(たばた・ともこ)さんと長男とのスリーショットを公開しています。岡田義徳の家族ショットに「仲よさそうでうらやましい」この日、岡田義徳さんは家族で電車をテーマとした博物館『東武博物館』へ出かけたことを報告。最近は走る電車がお気に入りだという長男の動画や、仲むつまじい家族写真を投稿しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ひゅーー、、 ぅわぁーー!! 家族で東部博物館へ。 最近は走る電車がお気に入り。 #我が子#電車#走る#ひゅー#ぅわぁー #岡田義徳#田畑智子 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44)がシェアした投稿 - 2020年 9月月29日午後7時15分PDTクリクリした目が両親にそっくりな長男が、とてもかわいいですね。夫婦おそろいのマスクもばっちりきまっています!投稿を見たファンは「癒されました」「かわいすぎる」とコメント。「まさに理想のファミリー」「おしどり夫婦だね」と岡田義徳さん一家を絶賛しています。・家族写真、素敵です!これからも投稿を楽しみにしていますね。・うちの子も電車がマイブームです。ずっと見ていられるかわいさ…。・勝手に私のだんとつ理想の夫婦、家族像です!同月25日には長男と一緒に『鉄道博物館』を訪れていた岡田義徳さん。 この投稿をInstagramで見る ぴゅーー! 鉄道博物館へ。 初めての大きい電車に大興奮の我が子。 普通に考えて大人も楽しめた。 このモノレールには30分はいた我が子。 銀河鉄道もあったかなー。 今日も銀河鉄道の夜2020 公演です。 #鉄道博物館#我が子#電車 #ぴゅー#銀河鉄道の夜2020 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午後7時39分PDT子供の興味にしっかり寄り添う子育てができていて素敵ですね。これからの投稿にも注目です!岡田義徳と妻・田畑智子の馴れ初めや結婚生活は?親子3ショットが話題に!田畑智子が第1子を出産!『かぼちゃ騒動』について語ったことは?[文・構成/grape編集部]
2020年10月01日女優として活躍している真中瞳(まなか・ひとみ/現・東風万智子こち・まちこ)さん。2009年に、芸名を真中瞳から『東風万智子』に変更し、改名後も数多くの作品に出演しています。そんな真中瞳さんが結婚しているかどうかについてや、改名した理由、これまで出演した映画やドラマ、舞台、現在の姿など、さまざまな情報をご紹介します!真中瞳の現在の姿に驚き!インスタを見てみると…2020年7月現在、真中瞳さんはインスタグラムやツイッターのアカウントは持っていないようですが、共演者の公式SNSにたびたび登場しています。 この投稿をInstagramで見る 高橋ひとみ Hitomi Takahashi(@hitomi_momoe)がシェアした投稿 - 2019年 7月月7日午前4時31分PDT この投稿をInstagramで見る 木南晴夏 official Instagram(@kinamitopan)がシェアした投稿 - 2019年 9月月19日午後6時32分PDT真中瞳さんの年齢は、2020年8月現在、40歳。昔と変わらぬ現在の姿に、ネットでは「きれい!」「相変わらず美人」といった絶賛の声が上がっています。真中瞳はなぜ、東風万智子に改名した?かつて、芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に所属していた真中瞳さん。2006年に同事務所を退所し、同年から1年半ほどオーストラリアに留学していたといいます。その後、2009年に現在の芸能事務所『クリオネ』に所属し、芸名を真中瞳から東風万智子に変更。2010年春から芸能活動を本格的に再開しました。ちなみに、東風万智子という芸名は、菅原道真が京都を離れる際に詠んだ和歌からインスパイアされたそうです。真中瞳は『進ぬ!電波少年』でデビュー『相棒』などドラマ・映画・舞台に多数出演1999年にバラエティ番組『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)でデビューした、真中瞳さん。2000年には、報道番組『ニュースステーション』(テレビ朝日系)のスポーツキャスターに抜擢されました。この頃の真中瞳さんの姿はこちらです。真中瞳 2000年一方で、同年10~12月にかけて放送されたドラマ『編集王』(フジテレビ系)で女優デビュー。以降、女優として映画やドラマ、舞台に多数出演しました。その後、前述のとおり、芸能活動を一時休止し、2010年春から本格的に再開。以降は、東風万智子として数多くの作品に出演しています。真中瞳さんがこれまで出演した、主な映画やドラマ、舞台はこちらです。映画『ココニイルコト』『デコトラの鷲 其の参 恋の花咲く清水港』『ウォーターズ』『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』『検察側の罪人』ドラマ『新・お水の花道』(フジテレビ系)『ハンドク!!!』(TBS系)『ぼくが地球を救う』(TBS系)『もっと恋セヨ乙女』(NHK)『熟年離婚』(テレビ朝日系)『相棒 season8』(テレビ朝日系)『華和家の四姉妹』(TBS系)『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011』(フジテレビ系)大河ドラマ『平清盛』(NHK)『聖母・聖美物語』(フジテレビ系)『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)『家政夫のミタゾノ 第2シリーズ』(テレビ朝日系)連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)『相棒 season17』(テレビ朝日系)舞台『オーバーシーズ』『タイタス・アンドロニカス』『グリマー・アンド・シャイン』東京セレソンデラックス『くちづけ』『ガラスの仮面』『すべての犬は天国へ行く』音楽劇『大悪名~The Badboys Last Stand!~』『三人姉妹』ほかにも、2019年1~3月にかけて放送されたドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)に、館林真琴役で出演。同年6~9月にかけて放送されたドラマ『ベビーシッター・ギン!』(NHK BSプレミアム)の第2話にも登場しました。2020年10~12月にかけて上演される予定の舞台『「新 かぼちゃといもがら物語」#5「神舞の庭」』にも出演することが決定しています。真中瞳は結婚してる?真中瞳さんについて、「結婚しているの?」と気になっている人が多いようです。2020年7月現在、真中瞳さんが結婚しているとの情報は耳にしません。真中瞳さんの心を射止めるのはどんな男性なのか…気になりますね!芸名を変えた後も、さまざまな作品で活躍している真中瞳さん。これからも応援しています!真中瞳 プロフィール生年月日:1979年10月30日出身地:大阪府血液型:A型身長:167cm特技・趣味:英会話、ピアノ所属事務所:クリオネ1999年にバラエティ番組『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)でデビュー。2000年には、報道番組『ニュースステーション』(テレビ朝日系)のスポーツキャスターに抜擢された。同年10~12月にかけて放送されたドラマ『編集王』(フジテレビ系)で女優デビュー。以降、映画やドラマ、舞台に多数出演した。2006年に『ワタナベエンターテインメント』を退所し、同年から1年半ほどオーストラリアに留学。その後、2009年に現在の芸能事務所に所属し、芸名を真中瞳から東風万智子に変更。2010年春から芸能活動を本格的に再開した。[文・構成/grape編集部]
2020年08月03日上野樹里主演ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズンに、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、杉本哲太、板尾創路、山口智子ら前作のキャストが続投することが分かった。月9ドラマとして初めての2クール連続放送で、法医学者と刑事の父娘を描く本作。新型コロナウイルスの影響により、放送期間が当初予定をしていた夏・秋クール放送から、秋・冬クールの年越し放送に変更に。前作のラストで悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月を舞台に本作はスタート。前作と同様、各話で万木朝顔(上野さん)と万木平(時任三郎)たちが、様々な事件と遺体に相対していくと同時に、本作では前作よりも深く東日本大震災と母の死に朝顔が向き合っていく。そして今作でも、前作を彩った法医学者、刑事たちがカムバック。すっかり朝顔の良きパートナーになった法医学者・安岡光子役の志田未来。法医学教室のムードメーカー、検査技師の高橋涼介役の中尾明慶。アルバイト・熊田祥太役の田川隼嗣、法歯学者・藤堂絵美役の平岩紙、法医学者・藤堂雅史役の板尾創路、主任教授・夏目茶子役の山口智子。刑事・森本琢磨役の森本慎太郎、岡島浩司役の斉藤陽一郎、愛川江梨花役の坂ノ上茜、山倉伸彦役の戸次重幸。鑑識・沖田宗徳役の藤原季節、渡辺英子役の宮本茉由。検視官・丸屋大作役の杉本哲太が出演する。なお、新型コロナウイルスの影響で中断をしていた撮影は、6月下旬に再開しているという。キャストコメントQ.改めて意気込みを教えてください。上野樹里ドラマをご覧になられる皆さんと一緒に年末年始を迎えられる事を嬉(うれ)しく思います。共演者、スタッフみんなで素敵(すてき)なドラマになるよう精一杯(せいいっぱい)作品づくりに励み、無事最後まで皆さんの元へお届け出来る事を願っています。志田未来最初は医学部生のアルバイトだった光子も、すっかり先生になりました。法医学教室の皆さんと再会できたことがとても嬉(うれ)しいです!半年間、体調に気をつけて撮影頑張ります。中尾明慶高橋が研究室は少しでも日常的に明るく、そして解剖室ではしっかりと先生たちのサポートをしながら高橋なりに命と向き合い、皆様に素敵(すてき)な作品をお届けできるよう演じていきたいと思います。森本慎太郎森本(慎太郎)と森本(琢磨)が森本らしく輝けるように全力で森本していき、第2シーズンの森本も、見てくださる方の憎めない存在になれたらなと思います。藤原季節ひとりの人間の生と死を真面目に描いたドラマなので、特にご遺体の解剖シーンの撮影では現場が独特な緊張感に包まれています。上野樹里さんら法医学チームは解剖に使う医療器具やその扱い方もすでに熟知していて、そばで感動しながら背中を追いかける日々です。恐ろしくて哀(かな)しい出来事が今日も続いている日本で、心が少しでも前向きになれるような豊かなドラマを届けられるよう、朝顔チーム一丸となって頑張ります。たまに鑑識の沖田くんにも目をかけていただけると幸いです。明日も頑張ろう!斉藤陽一郎長い自粛期間を経て、こうしてまた『監察医 朝顔』のメンバーと再会できた喜びをマスクの下で噛(か)みしめています。さまざまな事件はもちろん、刑事部屋の強烈なキャラクターの面々に翻弄(ほんろう)されながらも岡島らしい真面目さとイイ加減さで、最後まで完走したいと思っています。素敵(すてき)な作品をお届けできるよう、とにかくまずは健康第一で頑張ります!坂ノ上茜『監察医 朝顔』の温かい世界にまた帰ってこられることを嬉(うれ)しく思います。前回よりもサバサバした江梨花にも注目していただけたらと思います(笑)!田川隼嗣また熊田くんを演じることができ、本当に嬉(うれ)しい気持ちと感謝でいっぱいです。最初は右も左も分からなかった熊田くんが、時が経(た)ち朝顔メンバーの中で、またここでも奮闘する姿をお届けできたら嬉(うれ)しいです。あとは、体調万全にして頑張ります!宮本茉由新しい撮影様式の中、慣れないこともたくさんありますが、とても楽しく大好きな現場なので、また皆さんと一緒にお仕事できることがとても幸せです!個性豊かで優しい俳優さんたちからたくさん吸収していきたいです。少し大人になった渡辺の姿も楽しみにしていてください!戸次重幸山倉は当初、係長ということもあり、割とカッチリとした役所だったんですが、回を重ねるにつけ、現場でどんどんコミカルな役所に変化していきました(まあ、完全に監督の平野さんの演出が影響してるんですが笑)。ただ、ともすれば重くなりがちなテーマを扱う作品ですので、そういった息抜き(とまでは言いませんが)パートも全体のアンサンブルを考えると必要だったのかなと思っています。ですから今回も、いい感じで硬く、いい感じで緩々なスタンスで、この作品に貢献できたら幸いです。平岩紙過去に経験のない状況ですが、スタッフの方々の丁寧な管理とお気遣いの元で大切に撮影させて頂いております。心が通じ合い信頼あるチームで、また取り組める事に感謝して、直向(ひたむ)きに清々(すがすが)しく歩めたらと思います。観て下さる皆様の心に、この作品の優しさが響けばと思います。杉本哲太前回は途中からの参加でしたが、今回は初回から参加させていただきます。暑苦しい丸屋全開で、暑さに負けず寒さにも負けず走り抜けられればと思っております。板尾創路監察医チームには、無くてはならない藤堂になれるよう、事務所総出で頑張ります!山口智子Q.放送決定の話を聞かれた際の感想を、改めて教えてください。何気ない毎日が、かけがえのない奇跡のような瞬間であることを、心に蘇(よみがえ)らせてくれる。それがドラマ『監察医 朝顔』です。“死”から目を背けず向き合うことで、今ある命を更(さら)に輝かせる力を生む。いつの世も変わらぬ大切なテーマを秘める『監察医 朝顔』に、再び関われることがとても嬉(うれ)しいです。Q.意気込みを教えてください。唯一無二の人生を誰よりも濃く楽しみ、自分ならではの個性で世界のお役に立ちたい!そう願ってやまない茶子の精神に、私も続いていきたいです。「監察医 朝顔」はフジテレビ2020年秋・2021年冬2クール連続放送(毎週月曜日21時~)。(cinemacafe.net)
2020年07月28日アイドルグループ・V6の森田剛が10日、都内で行われた主演舞台『FORTUNE』の公開フォトコールに登場し、吉岡里帆、田畑智子、根岸季衣、鶴見辰吾とともに取材に応じた。同作は『ポルノグラフィー』『ハーパー・リーガン』『夜中に犬に起こった奇妙な事件』など、多くの戯曲を生み出した、イギリス演劇界を率引する劇作家・サイモン・スティーヴンスが、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作『ファウスト』を大胆にも現代のロンドンを舞台に置き換えた意欲的な新作。全てを手に入れるために悪魔と契約を結び、闇へと堕ちていく二面性を持った主人公・フォーチュンを森田が演じる。世界初演となる同作に、「ドキドキしてますね、久しぶりに。この緊張感はなかなかないですよね」と心境を表した森田。ベテラン陣も「まだまだこれから直しがあると思う」(根岸)、「先ほどまで舞台稽古をやっていて、やっと最後まで全貌が見れた」(田畑)、「何しろ世界初公開ですからね」(鶴見)とそれぞれにプレッシャーを感じている様子。また舞台経験が少ない吉岡について、森田は「いやもう、すごいです。なんだろう、やっぱ見た目とは違って、芯があって、すごく男っぽいと言うか、強い女性だなという感覚」と語る。森田の言葉に頷いていた鶴見も「吉岡さんが、フォーチュンに引導を渡すシーンがあるんですけど、『吉岡さんってこうやって男性を振るのかな』って、見ててどきどきしましたね」と笑顔を見せ、吉岡は「恥ずかしいです」と照れていた。逆に吉岡から見た森田については「どんなときもとてもおおらかに受け止めてくださる。自分も初めてのことばかりで慣れない舞台ですし、きっとどんなアプローチをしても受け止めてくださるんじゃないかと思いながら、もっともっと新しいことを見つけなきゃなと。かっこいい座長だな、ついていきたいと思います」と絶賛。さらに吉岡が「座組のみんなでの食事会を開いてくださって、新年会みたいな感じで嬉しかったし、楽しかったです。おうちでお寿司やいろいろなお料理をいただきました」と明かすと、レポーターも「森田さんの家に呼んで!? お寿司!?」と驚く。田畑も「先輩方(鶴見・根岸)はいなかったんですけど、ほとんどのキャストでおじゃましてしまいました」と様子を語った。森田について、鶴見は「日に日にどんどん熟していって、いいキャラクターを形成しているなと。特にこの芝居はエネルギーが必要で、我々は100人分演じようと思って頑張ってるんですけど、森田さんは1,000人分演じています」と表現し、森田は「うれしいです。この言葉で、勇気をもらいました。がんばれそうです」と喜ぶ。V6のメンバーの観劇予定については「どうでしょうねえ。きて欲しいですけどね」と希望しつつ、25周年を迎える同グループの活動としても「もちろん、がんばります」と意気込んだ。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて2020年1月14日~2月2日(プレビュー公演1月13日)、 松本公演はまつもと市民芸術館 主ホールにて2月7日~9日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2月15日~23日、 北九州公演は北九州芸術劇場 大ホールは2月27日~3月1日。
2020年01月13日俳優の矢崎広と生駒里奈が7日、東京・サンシャイン劇場にて行われた舞台『モマの火星探検記』公開ゲネプロに登場し、毛利衛(原作)、毛利亘宏(少年車中 / 脚色・演出)とともに取材に応じた。同作は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を舞台化。宇宙へ2度行った毛利衛氏ならではの生命観、地球観、宇宙観から、人類史上初めて火星に到達した主人公「モマ」が少年時代の自分に語りかけながら火星での冒険を振り返る物語となっている。その物語と、少年社中が過去に上演した、仲間とロケット作りをする少女「ユーリ」が宇宙を夢見る物語『ハイレゾ』をミックスし、新たな物語として2012年に初演、2017年7月に再演を行い、大好評にて幕を降ろした少年社中の代表作品の一つとなっている。主演の矢崎は、「計り知れない宇宙飛行士という役をやらせていただいていますが、それに演劇的に挑む、宇宙を演劇で目指すということで、今日のゲネプロで一つ僕たちの宇宙がどんと広がったなという手応えがあったので、初日が楽しみです」と頼もしい様子。さらに「プロポーズで振られて狂っちゃうシーンがあるんですけど、初演の時に『このシーン大丈夫かな』と思って、ゲネプロの時に皆様に笑っていただいて、自信になったんですね。今日もけっこう笑い声が聞こえたので、皆さんのおかげで安心して本番に迎えるかなと思います」と自信を見せた。もう1人の主演となる生駒は、「前回は20歳の時に演じてて、今回は24歳で、やっててめちゃくちゃ難しくて、20際の私は本当に赤ちゃんだったんだなと思って、どうやって演じるかという悩みをやっと通ったかな。まだきっと悩むと思うんですけど」と振り返る。「夢を追いかけることは本当に素晴らしいことなんだとって、私たちを見て感じていただけたらなと思います」とメッセージを贈る。存在感も増したと評判の生駒の演技について、矢崎は「前回もすばらしかったんですけど、初演から再演までの間に、生駒さんの舞台を経験したりしてきたというのを、稽古場でものすごく感じました」と太鼓判。「前回は一生懸命ユーリをやってるという感じだったんですけど、今回はユーリと生駒さんが合体して、またすごいユーリになってる。稽古の初日から感じたので、それがどう伝わっていくのか楽しみです」と期待を寄せた。舞台の中で印象的な言葉について聞かれると、毛利亘宏は「『つながっている』ということが、僕にとって重い言葉で、子供の頃に毛利衛さんにあこがえれて宇宙を夢見たというところから全てが始まって、こうやって矢崎さんや生駒さん、素晴らしい仲間と会っている。今日この場にいることがすごくつながってるなと感じたられることです」としみじみ。一方の毛利衛は「宇宙から地球を実際に見て、全ての貴重な心も生物も全てここでしか生きられないというつながりがあるんだということ、40億年にもわたって生き物はつながってきてると実感した」と明かす。「明日にでもどうなるかといういろんなことを抱えてます。環境問題、人工知能、ゲノム、戦争、そういうものが全てつながって生きて乗り越えるというメッセージが、今回の舞台ですごく響いたんですね」と述懐。「原作ではたくさん込めたかったんですけど、なんせ科学者なので、多くの人にはなかなか伝わらなかったんですけど、この舞台だと、本当にたくさんの人に本当の意味をわかってもらえるということで、とにかく嬉しいの一言につきます」と舞台を絶賛した。さらに毛利衛は「『持続可能な』という言葉や、国連の『SDGs』という言葉が流行って、世界をあげてそちらの方に向かうんじゃないか。そういうメッセージがこの舞台にもあると思うので、世界中の人に見てもらえるといいかな。日本だけじゃないと思います」と賛辞を贈った。東京公演はサンシャイン劇場にて1月7日〜20日、愛知公演は岡崎市民会館にて2月1日〜2日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2月7日〜2月11日。福岡公演は福岡市民会館2月15日〜16日。井俣太良ら少年社中の劇団員11名、諸星翔希、松村龍之介、山崎大輝、伊藤昌弘、鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾、小須田康人、田村颯大・永島叶和(Wキャスト)が出演する。
2020年01月07日