石森虹花(元「欅坂46」)、夏目綾(ミスマガジン2019ミス週刊少年マガジン賞受賞)、佐藤望美(ミスヤングチャンピオン2018グランプリ受賞)ほか豪華キャスト決定ぱすてるからっとproduce 舞台『時計塔のレイラ』が2023年4月26日 (水) ~2023年4月30日 (日)にCBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5ザ・プライム 6階)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@pastelcarat) ぱすてるからっとproduce 舞台最新作豪華キャスト出演決定!石森虹花(元「欅坂46」)、夏目綾(ミスマガジン2019ミス週刊少年マガジン賞受賞)、佐藤望美(ミスヤングチャンピオン2018グランプリ受賞)ほか、豪華キャスト陣で作るダンス・アクションありのエンタメ舞台!【STORY】『この時計塔には神の子が住んでいるの。歳を取らない少女、“レイラ”――。』なにもない平地に、ただひとつ建つ時計塔。主人公の制服を来た少女が時計塔で目を覚まし、大広間に出ると、9人の女の子たちが顔を合わせた。そこは、体を蝕む“死外線”の光が降り注ぐ時計塔の街。彼女たちは、その巨大な時計塔に閉じ込められたようだ。困惑する少女たちの前に現れたのは唯一、死外線でも死ぬことのない、歳をとらない神の子・レイラだった。「私は、ここで、どう生きるべきなのか――。」業界初!?「レーザービームライト」も舞台演劇に取り入れた、2.8次元SFエンターテイメント舞台!ぱすてるからっとの強み・オリジナル振付ダンスありの豪華演出。オリジナル楽曲製作決定!終演後撮影可ダンスイベント/特別トークイベントあり!出演者プロフィール持田千妃来ぱすてるからっとシブゲキ「リリーフ・ライト・ガン」出演朗読劇「魔法少女育成計画」出演アニメ「ゲキドル」出演Twitter: 夏目綾ミスマガジン2019 ミス週刊少年マガジン賞 受賞アリスインプロジェクト「アリスインアリスinデッドリースクール」W主演出演Rave塾「Wteen~罵詈雑言の剣ヶ峰!背水JKに与えられた指令は問答無用のサプライズ~」主演出演Twitter: 石森虹花元「欅坂46」メンバーぱすてるからっと「西園寺家の儀典」主演ネルケプランニング 銀河劇場「ザンビ~Theater’s end~」出演Twitter: 村瀬文宣(30-DELUX)「ワンピース音宴~イーストブルー編~」シャンクス役「真・三國無双~荊州争奪戦 IF~」陸遜役ぱすてるからっとシブゲキ「リリーフ・ライト・ガン」須藤誠役Twitter: 佐藤望美「ミスヤングチャンピオン2018」グランプリ受賞ぱすてるからっとシアターグリーン「天明高校サイエンス部!」W主演平熱43度 -Relation-「アシュラ」出演Twitter: ぱすてるからっとまだ色濃く染まっていない厳選された原石たち。演劇、ダンス、笑いを届ける若手クリエイティブ集団。“若手演出家×若手実力派俳優”年4回以上の舞台公演開催。「ライブイベント」プロデュース・開催。劇団としては珍しい「ポップアップショップ」をラフォーレ原宿にて開店。“毎週”俳優が活躍出来る劇団オリジナル番組コンテンツを配信。創設3年で舞台御来場者数 1万名様達成!公式YouTube 過去公演『リリーフ・ライト・ガン』過去公演『リリーフ・ライト・ガン』公演概要ぱすてるからっとproduce 舞台『時計塔のレイラ』公演期間:2023年4月26日 (水) ~2023年4月30日 (日)会場:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5ザ・プライム 6階)■出演者【鍵チーム】持田千妃来、石森虹花、杉田真帆、足利至、綾城実優、伊地華鈴、伊宮みき、虚弔、円田はるか、岡ちひろ、絹川篤、坂口実成夢、進藤みき、鈴木はるな、坪井未来、時田笑里、針谷早織、平井綾乃、水映、美月まりも、宮沢雪乃、村瀬文宣、佐藤望美【扉チーム】夏目綾、白石彩妃、美月まりも、AYUTO、有泉穂香、杏奈、一ノ瀬円、戌岡あやめ、北崎有紀、鮫嶋樹、雫石愛佳、神村風子、堤雪菜、露口祐斗、ぱーる、日向菊りんか、藤咲なのは、藤澤知香、真下祐一、山口旺人、山腰美月、村瀬文宣、佐藤梨菜■スタッフ脚本・演出:佐藤颯(ぱすてるからっと)ダンス振付:美月まりも、安井摩耶、白石彩妃制作:岩田紗佳、宮沢雪乃、美月まりも殺陣振付・指導:真下祐一舞台・大道具:(株)BAKU建築研究室、タフゴング舞台監督:戸上未勇照明:原宏昌(ex.LIGHT STAFF)音響:御供田沙央理((株)オフィス・ボム)楽曲製作・歌唱:中島亮・岡ちひろ広告デザイン:東堂海紗ビジュアル撮影:絹川篤企画:ぱすてるからっと■公演スケジュール4月26日(水) 19:00 鍵◆4月27日(木) 19:00 扉◆4月28日(金) 14:00 鍵★ / 19:00 扉4月29日(土祝) 14:00 扉★ / 19:00 鍵4月30日(日) 12:00 鍵 / 16:00 扉※「◆」の公演は、通常舞台公演終了後に撮影可ダンスイベントが開催されます。舞台本編中は撮影NGですが、終演後のダンス“のみ”撮影OKとなります。ダンスは劇中でのOPダンス特別Ver.を行います。(キャスト「村瀬文宣」はダンスイベントへの出演はありません。本編のみ出演致します。)※「★」の公演は、通常公演終了後に限定トークイベントが開催されます。※開場は、開演の45分前です。■チケット料金前売S席:7,800円A席:6,800円車椅子席:6,800円当日S席:8,300円A席:7,300円(全席指定・税込)【S席予約特典】S席のご予約で、非売品キャストブロマイドをプレゼント!(予約時選択の扱いキャストのみのブロマイドとなります) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月30日「夜寝る前に必ず1回は、明日死んでいたらどうしようかな、と考えます。そんな人生、何か幸せだなと思います」5月22日、西田敏行(73)が映画『いのちの停車場』舞台挨拶で杖を片手にそう死生観を告白すると、会場から拍手が湧き起こった。ドラマ『俺の家の話』(TBS系)も好評だった西田。下半身が不自由な能の宗家役を車いすに乗って体当たりで演じたが……。「’16年に頸椎をケガして以来、足とヒザの痛みで歩行が困難になり、医師から長時間の歩行を禁じられたそうです。ふだんから杖をつくようになりました。奥さんが日常的にサポートして、娘さんたちやプロの方にもお手伝いいただいているようです」(テレビ局関係者)もともと糖尿病の持病を抱えていた西田。心筋梗塞で倒れたのは55歳のときだった。「彼の暴飲暴食や過労を気にしていた奥さんが節制するよう言っていた矢先に自宅で倒れたんです。処置が早く、幸いにも約1カ月で退院できましたが、病室で初めて“死”を意識した西田さんは、もしものために、家族に向けて簡易な“遺書”を書いたと聞いています」(劇団関係者)一時期、生死をさまよったことで仕事への姿勢が変わったという。「“いつ死んでも悔いがないよう、1本でも多く作品に出たい”と事務所にスケジュールに空きがないほど入れてくれとお願いするようになったそうです」(映画関係者)西田にとって、『いのちの停車場』で29年ぶりに共演した吉永小百合(76)は“命の恩人”だそう。「ヘビースモーカーだった西田さんですが、大ファンの吉永さんから『西やん、役者を長く続けてほしいからたばこをやめて』と言われて禁煙するようになったんです。奥さんは苦笑していたそうです」(前出・映画関係者)以来、できる限り体調管理に気をつけるようになったという。’16年に発売した自伝『役者人生、泣き笑い』(河出書房新社)で《幸か不幸か、役者には定年がないので、生きている限り役者稼業を続けていくつもりです》と宣言している西田。「そんな西田さんが近年、役者人生の集大成として考えているのが、田中角栄さんを演じることなんです。清濁併せ持った絶大な政治力と自信に人として興味を覚えたそうです」(前出・テレビ局関係者)西田は雑誌のインタビューでもこう語っている。《血液型も同じB型で根底に人間が好きという思いがあるのを感じるんですよ。日中の国交が回復した際の周恩来とのやりとりだけを抽出して2時間ぐらいのドラマにしても面白いななんて思っています》(『毎日が発見』’17年9月号)役者業だけでなく、日本俳優連合理事長でもある西田。コロナ禍で苦しむ後輩役者たちの未来を憂い、最強宰相の政治力に強い憧れを抱いているのかもしれない――。
2021年06月03日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。松坂は同作を通して「体を治すだけが全てではない。もちろんそれもあるんですけど、その人その人、その家族その家族それぞれの幸せの形、過ごし方、日々があって、そういう小さな日々の積み重ねによって人生の命のしまい方につながっていくんだろうなって本当に強く感じました」と明かす。さらに「僕自身もそういう自分の命のしまい方というものを改めて考えさせられるようなことがありました」と言う松坂に、吉永は「早すぎますよねえ、そんなことおっしゃるのは」と苦笑。西田も「早いですよ。そういう発言は70超えた人間が言うものだ! 俺たちが言うことなくなっちゃう」、泉谷は「違うだろお前」と大先輩達が総ツッコミで、松坂は「充実できるように生きようと思いました」とたじたじになっていた。
2021年05月22日吉永小百合主演のヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』の応援歌を、本作に出演する西田敏行が歌唱することが決定。特別映像も到着した。今回発表された応援歌「いのちの停車場」は、ギタリストの村治佳織が作曲した映画エンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。映画のエンディングとして流れる楽曲は、いのちのあり方を観客に問いかけるこの作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲。だが、製作総指揮・岡田裕介が完成した楽曲を聞いた際、その旋律の美しさに感動。この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと考え、本応援歌が誕生した。楽曲を歌唱したのは、本作で「まほろば診療所」院長として吉永さん演じる医師・咲和子に寄り添い、共に最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じた西田さん。「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います」と自信を覗かせる。さらに今回、西田さんの歌声とレコーディング姿、本編の印象的なシーンが散りばめられた特別映像も公開された。また、本作の主演を務めた吉永さんは「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と楽曲にコメントを寄せている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月22日俳優の西田敏行が、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の応援歌を歌うことが、22日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。本作の製作総指揮である故・東映グループ 岡田裕介会長が、「人生」というテーマを表現したエンディングテーマの作曲を村治に直接オファーし、作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲された。しかし完成した楽曲を聞いた岡田会長がその旋律の美しさに感動し、この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと発案、旧知の友の小椋佳に作詞をオファー。歌い手としては、西田に歌唱を依頼した。西田は劇中でもまほろば診療所の院長として、吉永小百合演じる医師・咲和子に寄り添い、ともに最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じている。レコーディングは3月末に実施され、作曲を担当した村治も立ち会った。その歌声を聞き感動した村治は、「今ここでセッションをしたい」と熱望するほどで、西田以外にこの楽曲に最初に新たな命を吹き込む人はいない、と太鼓判を押す。主演の吉永も「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と絶賛した。○西田敏行 コメント岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です! とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。○村治佳織 コメント西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。○吉永小百合 コメント優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
2021年04月22日吉永小百合主演で、「在宅医療」に携わる医者・患者とその家族たちを描く映画『いのちの停車場』から、吉永さん、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行という“まほろば診療所”メンバーのキャラクターポスターが解禁となった。長年、東京の救命救急の現場で働いていたが、とある事件をきっかけに、在宅医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始めることとなった白石咲和子(吉永小百合)。咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)、看護師の星野麻世(広瀬すず)、「まほろば診療所」の院長の仙川徹(西田敏行)たちに支えられながら、いつしか咲和子自身も“いのちの在り方” “生きるという意味”について考えていく、というストーリーの本作。雨の中で優しい表情をした“まほろばメンバー”が印象的なキャラクターポスターで、降り続く“雨”は、咲和子たちの悩みをイメージしており、冷たい雨に濡れないようにまほろば診療所に身を寄せ合う姿がそれぞれ描かれている。患者たちの“いのち”、そして“自分自身”に向き合う日々の中で、“ひだまり”のような希望に満ちたあたたかい場所「まほろば診療所」で出会い、それぞれの道へと歩み出していく4人から希望が感じられるビジュアルとなっている。ポスター上のそれぞれのキャラクターを表したキャッチコピーも印象的。少し物憂げな表情をした咲和子は「降り続ける雨にも、輝く瞬間がある。」という言葉通り、現実と向き合いながら最期の瞬間まで患者とその家族の”いのちのかがやき”のため奔走する。また、「雨のち、希望。」「雨上がりに、勇気。」の言葉と共に、それぞれ微笑みながら空を見上げる野呂と麻世の表情からは、2人がまほろば診療所を通して成長していく様子がうかがえる。悩みを抱えながらも、自分自身や患者たちと向き合い、前へと踏み出す野呂と麻世は、まさに本作の“希望”を象徴するキャラクター。そして、咲和子、野呂、麻世や個性豊かな患者とその家族たちを、あたたかく大きな心で包み込む仙川には「一緒に、雨宿りしませんか。」という、その優しい眼差しととともに西田さん演じる仙川の人となりが滲み出たコピーとなっている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月14日長瀬智也が主演し宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリーをドラマ化する「俺の家の話」の2話が1月29日放送。西田敏行演じる寿三郎がトイレに行こうとして倒れ…そのラストに“寿三郎世代”の家族を持つ視聴者たちから数多くの反応が寄せられている。能楽の人間国宝を父に持ち、その父に反抗してプロレスラーの道に飛び込んだ主人公が、ピークを過ぎ父の介護のため引退。実家に戻ると待っていたのは介護と遺産相続を巡る激しいバトル…というストーリーが展開する本作。観山流宗家の長男として生まれ、プロレスラーを経て再び観山流を継承する道を選ぶ観山寿一を長瀬さんが、寿一の父で二十七世観山流宗家だが現在は要介護状態となった寿三郎を西田さんが、そんな寿三郎を献身的に介護、結婚を申し込まれ妻となる介護ヘルパー・志田さくらを戸田恵梨香がそれぞれ演じる。また、寿一の幼馴染みで、寿三郎の弟子として幼い頃はともに稽古に励み、寿三郎の芸養子として門弟たちの信頼も厚い観山寿限無を桐谷健太が、観山家の次男で現在は弁護士をしている観山踊介に永山絢斗、観山家の長女で現在は進学塾講師の長田舞に江口のりこ。寿一に憧れプロレスラーになったプリティ原に井之脇海、寿一の別れた妻で秀生の母のユカに平岩紙、舞の夫でラッパーのO.S.D(オーエスディー)に秋山竜次、舞の息子。大州に道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、寿一とユカの息子、秀生に羽村仁成(ジャニーズJr.)といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では踊介がさくらの過去を調べ、彼女が“後妻業”をしている詐欺ヘルパーだと確信。寿三郎の前でさくらに証拠を突きつける…という展開に。「晩節を汚すことになる」と説得する踊介。寿三郎は「さくらさんがいるから今私は頑張れる」と反論するが、そんな寿三郎を前にさくらは3年前に亡くなった男性の話を始める。その男性は自分の介護のおかげで余命が1年伸び、自分の介護を嫌がり押し付けあった子どもたちではなくさくらに遺産を相続させることにしたという。さくらは「だますつもりはない。遺産目当てでは決してないけどもらえるものはもらいます。いけませんか?」と自分の本心を明かす。「追い出されても構いません。今ならまだ何も受け取ってないし」と話すさくらに、寿一は「今出て行かれちゃ困る」と寿三郎の元に残るよう説得するも「ただ1つ訂正してくれ、親父は寂しい老人なんかじゃない」と続ける…。言い訳することなく自らの考えを主張するさくらに「利用者さんのADLの向上させて、生きがいを与えて、最高のヘルパー」などの声が上がり、演じる戸田さんにも先週に引き続き「さくらの立ち位置が、いい感じにグレーなのがたまらないな。戸田さんの芝居がよすぎる」「戸田恵梨香さんがめっちゃめちゃミステリアスで品がある」などの感想が相次ぐ。その後、寿一は10万円のギャラにつられピンチヒッターとして覆面で“プロレス復帰”。しかしそれによって寿三郎は誰も介護する人間がいない状態となり、トイレに行こうとして倒れてしまう…という展開に。このラストにSNSには「介護していた私の父の事を思い返し、思わず涙ぐんだ」など悲痛な声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年01月30日エレファントカシマシが10月4日、恒例となっている日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ「日比谷野外大音楽堂 2020」を開催した。じつに31年連続。今年は新型コロナウィルスの影響でどうなることかと思っていたが、生配信も組み合わせることで無事実現した。野音のエレカシ、といえばいいライブの代名詞みたいなものだが、今年はなおのこと素晴らしかった。全28曲、3時間弱。久しぶりに生で観客と向き合い、怒涛の勢いで新旧の楽曲を披露していったエレファントカシマシの姿からは、「今を生きる」という、変わらないけどこの時代にますます必要かもしれない姿勢がドバドバと溢れ出した。ちょっと大げさにいえば、エレファントカシマシがずっと続けてきたことに喝采を送り勇気づけられる、そんなライブだった。夕暮れの日比谷野音に拍手が響き、メンバーが姿を現す。「こんにちは。ようこそ。じゃあ始めますか」。宮本浩次がそう告げると、石森敏行がギターを爪弾きはじめる。そして宮本が歌い出したのは“「序曲」夢のちまた”。ドラムを中心に向き合って呼吸を合わせる3人が繊細な音を鳴らし、それを背中で受けながら朗々と歌い上げていく。だんだんとそのテンションが高まっていき、そこから一転、宮本もギターを提げてぶっといコードをかき鳴らすと“DEAD OR ALIVE”に突入だ。冨永義之が骨太なビートを叩き出し、高緑成治が重いベースラインを奏でる。テレビでのパフォーマンスはあったとはいえ、久方ぶりのライブなのにこの仕上がりはどうだ。とくに宮本。もちろんソロで動き続けているというのもあるだろうが、張りのあるみずみずしい歌声が東京の空いっぱいに広がっていく。それに呼応するように、3人+サポートメンバーの細海魚と佐々木貴之の音も蒼く燃えている。がんがん焚かれたスモークが乱反射する白い光に包まれた宮本が神々しい。そしてそこから宮本の4カウントでさらにギアを上げて“Easy Go”へ。もっと来いよ!とメンバーに向かって手招きすると、ガツン!バシン!とド直球のロックナンバーを投げ込んでみせる。客席でも拳があがり、一気に野音はヒートアップだ。真っ赤なライトに照らされながら、メロディをぶっちぎってマイクに食らいつくようにして言葉を叫ぶ宮本。ステージの中央に歩み出てギターソロをかますと、客席をまっすぐに指差す。うおお、震える。生きてる。生きてるぜ、エレカシも俺たちも。そんなことを思わず思う。こんな時代だからこそ、こんな状況だからこそ、このシンプルな曲がその存在そのもので放つメッセージは強くて熱い。まだ暑さの残る10月頭である。早くもジャケットを脱いだ宮本が、黒いギターに持ち替えてノイズを撒き散らしながら叫ぶ。「エヴリバディ!ようこそ、日比谷の野音へ!」。そしてハードなリフから始めたのは、そう、“地元のダンナ”だ。軽快にブギーするリズムとオルガンの音がやんちゃに弾け、負け戦の人生に情熱の火をともす。筆者も中年に差し掛かりなんとなーくこの歌の言わんとするところがわかってきたような、わからないような気がするが、こういう曲にもしっかりと今鳴り響く理由が宿っている。そこからデビュー曲“デーデ”に流れ込んで、このバンドの歴史をひとつにつなげてみせると、さらに“星の砂”へ。汗だくになりながらシャープなビートを叩く冨永、そして縦ノリで身体を揺らしながらコードを鳴らす石森と細海。その石森のおでこを指でつっつき、髪の毛を鷲掴みにすると、シャツの胸元をはだけて「ハレンチなものは全て隠そう」と歌う宮本。キレッキレである。並行してソロアーティストとしての活動も続ける宮本の、おそらくいつも以上に脂の乗った感覚が、エレファントカシマシというバンド自体をリフレッシュしている── どの曲からもそんな手応えをひしひしと感じるなか、いつの間にか日も落ちて夜の帳におおわれた野音。暗闇のなかに宮本の白いシャツだけが浮かび上がる。「古い曲を聴いてください……“星の砂”も古いか、15のときの曲なんで。次は部屋の中にいるときの歌」。そんな曲紹介からギターで弾き語り出したのは “何も無き一夜“!さらに続いて演奏された“無事なる男”とレア曲連発である。軽やかなリズムと牧歌的なメロディ、そんな音の印象とは裏腹に物悲しい歌詞。「こんなもんかよ。こんなもんじゃねえだろうこの世の暮らしは」。このしみったれた男の独り言も、今聴くとどこかリアルなメッセージを感じるから不思議だ。ラストのキメもばっちり決めると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。と、ここでステージにはパイプ椅子が用意され、そこに宮本が座る。そして水を飲む。アコースティックギターを手にして曲を始める。これは!と思った矢先、ふと立ち上がって、さっき脱いで置いてあったジャケットを羽織る。そしてまた座り、ふたたびギターを弾いて歌い出す。真っ暗ななかで聞こえてきたのは、そう、期待通りの“珍奇男”だ。そこに冨永のキックからバンドが入ってきて、ピンクの光でステージが明るく照らされる。足を組むこともなく、大きく股を広げることもなく、心なしか内股で座ってギターをかき鳴らす宮本である。「おっとっと!」と目をひんむいて客席を指差し、立ち上がって石森とにらみ合いながらギターの応酬をかますと、今度は高緑と向き合い、冨永と向き合い、ぐぐっとセッションの濃度を高めていく。そんな“珍奇男“を絶叫で終わらせると、ぐっと落ち着いてギターを奏でながら「日比谷の野音、ありがとうございます、来てくれて」と感謝を口にしてみせた。「今こそリアリティがあります」と歌われたのは“晩秋の一夜”。「日々のくらしに背中をつつかれて/それでも生きようか/死ぬまでは.....」……ギターとピアノ、そして宮本の口笛が、晩秋と呼ぶにはまだ早いが、少し冷たい空気が下りてきた日比谷の夜空に昇っていく。歌い終えた宮本は「難しい本読んで部屋にいる時の歌で。こうしてエレファントカシマシの野音で“晩秋の一夜”を歌えたのはすばらしい経験です」と語り、今日もバンドをサポートしている細海魚と一緒に作ったという思い出を語りながら“月の夜”へと入っていく。弾き語りから、ぐんと広がりのあるバンドアンサンブルへ。その真ん中で顔をくしゃくしゃに歪ませながら歌う宮本の声を、細海の弾くオルガンの音色が優しく包む。まぎれもない初期曲ではあるのだが、さっき宮本も言っていたとおり、今こそリアリティをもってどの曲も響いてくる。それはつまり、時代がどうこうは関係なく、エレファントカシマシが本当のことだけを歌い続けてきたという証拠だ。どうやって生きるか、31年の歴史で積み上げられてきた過去の名曲たちが、今あらためて光を放っている。「トミ!」と呼びかけて冨永のどっしりとしたビートを呼び起こすと、緑色のライトが美しく光るなか鳴らされたのは“武蔵野”。大陸的というか関東平野的なビッグサウンドを背に、宮本はさっきまでとは打って変わって澄んだ目でまっすぐ前を見つめながら歌う。「確かに生きている」── こんな言葉だって、きっと今だからこそ響く意味があるのだろう。そしてさらにパワフルに響き渡った“パワー・イン・ザ・ワールド“。これまた、ライブでは久しぶりの披露だ。長い間奏部をメンバー同士アイコンタクトを交わしながら鳴らし切ると、鬼の形相の宮本は叫ぶ。「これは冗談じゃねえ戦いの歌だ」。拳を握りしめ、声を絞り出す。なるほど。ここまで13曲、そろそろ時間的にも中盤戦といっていい頃合いだが、ようやくわかってきた。この日の野音、彼らはエレカシのためでも、ファンのためだけでもなく、世界のためにロックを鳴らしている。ストロングスタイルで「今」と戦っているのだ。シャツがはだけすぎてほとんど裸ジャケット状態の宮本の凛とした目は、ファイティングポーズなのである。ここからは“悲しみの果て”から代表曲を連発。再びジャケットを脱ぎ去った宮本がハンドマイクでステージ狭しと歩きまわりながら身を捩らせて歌う“RAINBOW”では点滅するストロボがスリリングなムードを描き出し、激しく身体を下りながら音をかき鳴らすメンバーの気合いも伝わってきた。そして一呼吸置いて“ガストロンジャー”に突入だ。高々と掲げた拳に応えて、客席でも次々と腕が上がる。パイプ椅子の上に立ち、「エヴリバディ!いい顔してるぜ!」。渾身のスキャットを決めると「いくぜエヴリバディ、胸を張ってさ!」。いつになくポジティブに響く“ガストロンジャー”であった。ライブの最初に戻ったかのように真っ白な光が後光のように降り注いだ“ズレてる方がいい”では歌いながら佐々木に寄り添い、石森を無理やりベースのほうに連れていき、「サンキューエヴリバディ!」という一言から、ついに鳴らされた“俺たちの明日”へ。優しく温かなエレファントカシマシの歌が宵闇の野音を包んでいく。客席から起きる手拍子、そして、大合唱はできないけれども、ひとりひとりから注がれる視線。客席とステージがぐっと近づいたような感触を覚える。「さあがんばろうぜ!」───安っぽい話にしたいわけではないのだが、どうしたって今ここでエレファントカシマシがこの曲を歌う意味合いを考えてしまう。配信を通して会場には来れないファンにも届いているこのライブ。エレカシがこの状況下で野音を敢行する理由が、じんわりと伝わってくる。ここで第一部終了、しばらくして始まった第二部は、宮本のフレッシュなカウントから“ハナウタ〜遠い昔からの物語〜”で始まった。温かなメロディと歌詞がとても心地よい。宮本も身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌っている。そしてアコースティックギターをぽろぽろと弾きながら歌い出したのは“今宵の月のように”。毎度のことだが、夜の野音にこれほど似合う曲もない。2番ではハンドマイクで、ステージの前方を歩きながら歌い上げる宮本。ジャキジャキと力強く刻まれるコードとエイトビートを軽やかに乗りこなすバンドのサウンドもすばらしい。と、ここでなぜかいきなりブーツを履き替える宮本。ヒールの高さが違うらしく、4cmのほうが足が長く見えるが、3cmのほうが歩きやすい、とか言っている(今……?)。メンバー紹介を経て“友達がいるのさ“。ソロライブでも披露されていた曲だが、やはりエレカシで聴くとぐっと来る。「もう一度歩きだそうぜエヴリバディ!」「一緒に、ドーンと行けー!」。文字通りエールを客席(と画面越し)に送りながら、笑顔を見せる。そしてライブはいよいよクライマックスへ。タイトなリフとリズムが急き立てるように走る“かけだす男”。髪を振り乱しながらハイハットを乱打する冨永、楽曲をドライブさせる高緑のベース、汗まみれの石森が鳴らすソロも炸裂し、一気にステージ上の熱が上がっていく。続く“so many people”ではガツンと明るいロックアンサンブルが弾け、6人全員で塊のようなグルーヴが生み出していくのだ。続いて披露されたのは“男は行く”。椅子に座ってギターをかき鳴らし、叫ぶ宮本。ぐいぐいと最後まで押し倒すような迫力の演奏。阿吽の呼吸で鳴らされるアンサンブル。ブルージーなのにホットな、渾身のパフォーマンス。ここに来てますます絶好調の宮本の歌が、ビンビンに響く。「“男は行く”でした。シングルでした、ヒットしなかったけど」と言って笑うと、“ファイティングマン“へ。客席の隅々まで指指しながら拳を握り、宮本がステージを闊歩する。怒涛の勢いで展開する終盤戦。ラストをビシッと決めると客席を向いて両手を広げる宮本。さらに“星の降るような夜”の力強さと優しさの同居するようなメロディを届けると、石森も舞台のヘリぎりぎりまで進み出てギターを鳴らす。サングラスを外した石森の肩を抱き寄せて宮本が歌う様子に、客席も盛り上がった。「みんな今日はありがとう。思ったより長くなっちゃったけど。みんないい顔してるぜ、たぶん。マスクしてるからわかんないけど(笑)」。そう言って客席に手を振り、「みんなに捧げます」とラストチューン“風に吹かれて”。重厚なギターサウンドが野音に鳴り響く。ストイックな青い光の中、僕たちを何度も奮い立たせてきた歌が今また希望の色をまとって届いてくる。「生きていこう、明日もよ」。もう一度客席に手を振って歌い終えた宮本が、ギターを置いて頭を下げる。最後はソーシャルディスタンスと言いながらメンバー、サポートメンバーのひとりひとりとハグを交わし、手をつないで一礼。久しぶりにライブをした喜びと、30周年でまたしても充実期を迎えているバンドの今が伝わってきた。それでもライブは終わらない。宮本が黒いシャツに着替えて登場したアンコールでは、ぐっとコブシをきかせて“待つ男”をぶっ放す。真っ赤なライトのなか最後まで叫び、歌い続けた宮本。エネルギーの塊のようなパフォーマンスの余韻は、ライブが終わったあとも耳の中に反響していた。取材・文:小川智宏-セットリスト-一部1.「序曲」夢のちまた2. DEAD OR ALIVE3. Easy Go4. 地元のダンナ5. デーデ6. 星の砂7. 何も無き一夜8. 無事なる男9. 珍奇男10. 晩秋の一夜11. 月の夜12. 武蔵野13. パワー・イン・ザ・ワールド14. 悲しみの果て15. RAINBOW16. ガストロンジャー17. ズレてる方がいい18. 俺たちの明日二部19. ハナウタ~遠い昔からの物語~20. 今宵の月のように21. 友達がいるのさ22. かけだす男23. so many people24. 男は行く25. ファイティングマン26. 星の降るような夜に27. 風に吹かれて28. 待つ男公演情報エレファントカシマシ「日比谷野外大音楽堂 2020」チケット購入はこちらからアーカイブ視聴可能期間:2020年10月7日(水)23:59まで配信チケット販売期間:9月12日(土)12:00〜10月7日(水)18:00エレファントカシマシ 公式HP
2020年10月06日大泉洋を主演に迎え、福田雄一監督が有名歴史エンターテインメントを映画化する『新解釈・三國志』に、西田敏行が歴史学者として参加。「三國志」を研究する歴史学者に扮する。「蜀」の武将・劉備を、数々のドラマ・映画に出演し、シリアスからコメディまでその演技力で圧倒的な存在感を残す大泉さんが演じ、誰も見たことのない歴史エンターテインメント作品を生み出す。そしてこの度、およそ1800年前の漢王朝後期から三國時代にいたるまでを研究する歴史学者・蘇我宗光役として西田さんの参加が決定。数々のドラマ・映画・舞台で活躍し、シリアスからコメディまで見事に役を演じ切る、まさに日本を代表する名優。大ヒットシリーズ「釣りバカ日誌」をはじめ、様々なコメディ作品においても人々に笑いと元気を与え続ける、まさに“レジェンド・オブ・コメディ”の名に相応しい西田さんが、『銀魂』『今日から俺は!!』などのコメディチーム・福田組に新解釈を講義する“語り部”となる。様々な「三國志」に関する文献が並ぶ部屋の中で、蘇我の講義に沿って“新しい三國志”が紐解かれていく本作。蘇我のユーモアあふれた語りにより、「三國志」を知らない人は“三國志とは何か”がわかりやすく、三國志を知っている人は“いままで知らなかった新しい三國志”を楽しむことができそう。ストーリーテラーである“新解釈”の語り部となる歴史学者役に、西田さんは「一人でのお芝居でしたので、もっとこの作品の俳優さんたちと一緒にお芝居したいなという気持ちが生まれました。また、福田監督は、キャパシティそして知識が広く、新しいことにチャレンジしていく意欲に溢れた方です。『三國志』はいままでにも色々な解釈がされてきましたが、今回は福田監督らしい個性溢れる新しい解釈が出来ているのではと思います」とアピールしている。『新解釈・三國志』は12月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年10月03日約19年間務めた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の司会降板を発表した西田敏行(71)。そして、後任はダウンタウンの松本人志(56)が務めると発表された。10月25日の収録後に行われた会見で、西田はその理由についてこう語っていた。「僕が局長をやりはじめて、たまたま感動して泣いてしまったことをきっかけに、どんどん依頼内容に感動系が増えていってね(中略)。軌道修正していかないとこの番組のコンセプトが薄れるという危惧があったので、ぼちぼち退くべきだなと……」しかし、西田には降板した“別の理由”があるという。テレビ局関係者はこう語る。「西田さんはドラマの撮影中に動けなくなってうずくまってしまうなど、以前から深刻な体調不良が心配されています。長らくレギュラーを務めている『ドクターX』(テレビ朝日系)の最新シリーズの第1話では逮捕され、“退場”するような場面がありました」西田の芸能生活は、病気やケガと闘いの日々だった――。01年11月、西田は首の骨が変形し手足のしびれなどが起こる頸椎症性脊髄症を罹患。03年3月には心筋梗塞で緊急入院し、生死の境をさまよう事態に。近年も16年2月に、自宅ベッドから転落したことで首を痛め、頸椎亜脱臼に。その手術を4月に受けた直後、胆のう炎も発症していた。「首のケガも完治していないようで、ふだんの生活では常に杖を使っており、歩くのも大変なようです。さらに最近では糖尿病の傾向もあるそうで、満身創痍の状態で仕事を続けてきました。一部からは『治療に専念するために芸能界を引退するのでは……』という声も聞こえています」(前出・テレビ局関係者)そんな西田を常にそばで支えてきたのが4歳年下の妻・寿子さん(67)だ。16年6月、胆のう摘出手術後にコルセット姿でリハビリに励む西田の車いすを押す寿子さんの姿を本誌も目撃している。10月下旬、“引退危機”の真相を聞くべく、都内で買い物中の寿子さんに記者は声をかけた。――西田さんが『探偵!ナイトスクープ』を降板するのは、深刻な体調不良が理由とも言われていますが?「いやいや、全然そういうわけじゃないですよ。今日も主人はテレビの収録に行かせていただいていますから」笑いながらやさしく答える寿子さん。寿子さんに直撃した翌日、本誌も自宅から杖をつきながら送迎車に乗り込み、都内のスタジオに向かう西田の姿を目撃した。続けて、寿子さんは西田の現在の体調についてこう語る。「本人も体調を気にして整えようと、一生懸命頑張っていますし、節制しています。だから気力の衰えなんかもありませんよ。少し膝が悪いので、食事や減塩にも気をつけています。いまは歩くときに少し杖を使ったりもしていますけれど、本人はいたって元気ですよ」そして、西田の“引退危機”について話が及ぶと、寿子さんは力強い声でこう答えた。「そんなことはまったくないですよ。大丈夫。主人は、死ぬまできっと現役です。お仕事さえいただければ、続けていきたいと思っているんじゃないかしら」この言葉には夫人から西田への“祈り”が隠されていた――。2人の出会いは71年。当時所属していた劇団の研究生として入ってきた寿子さんに西田が一目ぼれ。猛アタックの末に、彼女の住むアパートに西田が転がりこむ形で同棲生活がスタートしたという。「同棲をきっかけに、寿子さんは劇団を辞め、女優の夢も諦めました。その後は下積み生活を送る西田さんを支えるために、アルバイトをいくつも掛け持ちしていたといいます。74年に結婚しましたが、まだお金もなく新婚旅行にも行けなかったそうです」(西田夫妻の知人)寿子さんの献身的なサポートもあって、一躍売れっ子俳優の仲間入りを果たした西田は、寿子さんに“提案”をする。「2人の子宝に恵まれ、仕事も軌道に乗り出したころ、西田さんは寿子さんに『育児が一段落したら女優に戻ってもいいんだよ』と言いました。しかし、彼女はその申し出をきっぱりと断ったそうです。西田さんの役者としての才能にほれ込んでいた寿子さんは、自分の夢を捨ててでも支える覚悟をしていたようです。彼女が『夫は生涯現役』と答えた陰には、『夫にはずっと役者を続けていてほしい』という願いがあるのでしょう」(前出・知人)西田が降板した背景には、45年間寄り添い続けてくれた“妻への感謝”もあったという。「西田さんはナイトスクープを降板したことで、今まで以上に時間の余裕ができることでしょう。まだ現役とはいえ、西田さんも70歳を超えています。『これからは苦労をかけてきた寿子さんとの時間を大切にしたい』という思いもあるのかもしれませんね」(前出・知人)最後に「私も主人がずっと仕事を続けるのを、応援していますから」と記者に答えて、その場を去った寿子さん。妻との固い絆を胸に、これからも西田は役者道を突き進んでいくことだろう――。
2019年10月31日9月27日公開の映画『任侠学園』の完成披露試写会が26日、都内で行われ、西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子、生瀬勝久、木村ひさし監督が出席した。社会奉仕がモットーの地元密着型任侠団体"阿岐本組(あきもとぐみ)"が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、 病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける姿を描いた今野敏の人気小説『任俠』シリーズ。その中でも人気の『任侠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化された。不器用で親分に毎回振り回される阿岐本組No.2の日村を西島、頼まれたら断れない、強面だけどどこか憎めない組長を西田敏行が熱演している。本作で初めてヤクザを演じたという西島は「本当に怖いヤクザの人たちと戦わざるを得ませんでした。真面目なヤクザの役だったので、それがキャスティングされた理由だと思います」と自己分析。西田は『アウトレイジ』シリーズで強面のヤクザを演じてきたが、「"任侠"という言葉と"学園"という言葉が合わさってどう化学反応を起こすのか楽しみで撮影に臨みました。しかも若頭が西島くん。私も『アウトレイジ』で若頭でしたが、西島くんはキレイで立派な若頭を演じてくれました」と西島を絶賛した。その西田からロケ中にアドバイスをもらったという西島。「西田さんと撮影の途中によく食事に行かせていただきました。言われたのは、『セリフを食べろ』と。セリフは覚えたり考えるのではなく、『食え』と言われてなるほどなと思いました。僕だけでなく、そこにいた若い連中も深く深く噛みしめてましたね」と西田に感謝の言葉。西島の言葉に照れ笑いを浮かべた西田は「これは丹波哲郎先輩が『俺ってセリフを覚えられない。頭で覚えると全然出ないので、食べる意識だとどんどん出てくる』と仰っていたので、それをスライドで申し上げたんです」と先輩の言葉を西島に継承したという。映画『任侠学園』は、9月27日より全国公開。
2019年08月27日俳優の西田敏行が、西島秀俊と共にダブル主演を務める映画『任侠学園』(9月27日公開)で、主題歌「ツギハギカラフル」を書き下ろした東京スカパラダイスオーケストラとのコラボにより、挿入歌「また逢う日まで」を担当していることが21日、明らかになった。同作は、社会奉仕をモットーとする地元密着型ヤクザ・阿岐本組が、経営不振に陥った仁徳京和学園高校を立て直していく人情コメディ。阿岐本組の組長を西田が、ナンバー2を西島が演じるほか、伊藤淳史、佐野和真、前田航基、生瀬勝久、葵わかな、桜井日奈子、光石研、白竜、中尾彬らが脇を固める。挿入歌「また逢う日まで」のPVでは、リハーサル風景をはじめ、登場人物たちを映した劇中シーンも。お互いの印象についてスカパラは「小さい時からテレビの中の人というイメージで今も活躍されていて半世紀くらいずっと憧れの人! 実際にお会いすると存在感がすごかったし、すごく緊張した!」と喜びを伝え、西田は「実際に会うのは初めてだが、彼らの音楽に触れて、いつもリズムに乗って体をスイングしてます」とコメント。また、収録後のインタビューでスカパラは「西田さんの包容力がある声で、大きく包み込むような愛情が感じられる歌になれば」と語り、西田もスカパラとの共演に「震えがくるくらい興奮した。相乗効果で、ひとつ上のポテンシャルを発揮できた!」と感想を述べていた。
2019年08月21日西島秀俊×西田敏行W主演映画『任侠学園』の挿入歌を、「東京スカパラダイスオーケストラ」と主演のひとり、西田さんがコラボし、名曲「また逢う日まで」をカバーすることが分かった。すでに、「東京スカパラダイスオーケストラ」の書き下ろし楽曲「ツギハギカラフル」が主題歌に決定している本作。新たに発表された挿入歌「また逢う日まで」は、阿岐本組・組長役の西田さんと「東京スカパラダイスオーケストラ」という、ビッグなコラボレーションが実現!到着したPVでは、リハーサル風景からスタート。メイキングでは、演奏に合わせて西田さんがこぶしを効かせながら情熱的に歌い上げるリハーサル風景が収録されているが、演奏が終わると、「東京スカパラダイスオーケストラ」メンバー総立ちで拍手が沸き起こり、スタジオは大盛り上がりを見せたという。続いて、映像では「東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏と西田さんの情熱的な歌声と共に、日村(西島さん)ら阿岐本組の面々が商店街へ挨拶回りに行ったり、助けを求められ走りまわったり。また阿岐本組が再建へと奔走する学園の生徒たちが苦しみや悲しみで葛藤するシーンが登場。「なぜかさみしいだけ」「なぜかむなしいだけ」といった歌詞がリンクする映像となっている。「東京スカパラダイスオーケストラ」は、「小さい時からテレビの中の人というイメージで今も活躍されていて半世紀くらいずっと憧れの人!実際にお会いすると存在感がすごかったし、すごく緊張した!」と共演した喜びを明かす。そして初収録後、「東京スカパラダイスオーケストラ」は「西田さんの包容力がある声で、大きく包み込むような愛情が感じられる歌になれば」と語り、西田さんも「震えがくるくらい興奮した。相乗効果で、ひとつ上のポテンシャルを発揮できた!」とコラボに自信を見せている。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年9月27日より全国にて公開©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年08月21日6月28日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、東野圭吾の“最も泣ける感動作”を原作に、「Hey! Say! JUMP」山田涼介を主演に迎え、西田敏行らの共演で映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を地上波初放送する。「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている同名小説を原作に映画化した本作。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす――という物語。主演には『暗殺教室』『鋼の錬金術師』「カインとアベル」などの作品で俳優としても活躍する「Hey! Say! JUMP」の山田涼介。共演には『釣りバカ日誌』「ドクターX」シリーズなどの人気作をはじめ『アウトレイジ 最終章』や大河ドラマ「西郷どん」のナレーションなど数々の作品で知られる西田敏行。NHK連続テレビ小説「カーネーション」や「この世界の片隅に」『ミュージアム』などの尾野真千子。「仰げば尊し」や『二度めの夏、二度と会えない君』などの村上虹郎。『心が叫びたがってるんだ。』『チワワちゃん』などの寛一郎。連続テレビ小説「べっぴんさん」や大ブームとなった「おっさんずラブ」の林遣都。大河ドラマ「平清盛」や『ストレイヤーズ・クロニクル』などの成海璃子。連続テレビ小説「まれ」に先日公開された映画『さよならくちびる』も話題の門脇麦。「トレース~科捜研の男~」に『こんな夜更けにバナナかよ』などの萩原聖人。この春主演作『こどもしょくどう』が公開された鈴木梨央、「フルーツ宅配便」などの山下リオ、「警視庁ゼロ係」の手塚とおる、『沈黙 -サイレンス-』のPANTA、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン』などの小林薫、『東京家族』などの吉行和子といった豪華な面々が揃った。オムニバス形式で綴られるドラマが世代を超えた感動を巻き起こす、金曜ロードSHOW!『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は6月28日(金)21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ナミヤ雑貨店の奇蹟 2017年9月23日より全国にて公開© 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2019年06月28日西島秀俊と西田敏行がW主演する人情コメディ映画『任侠学園』の公開日が9月27日(金)に決定。ポスタービジュアルと本邦初となる特報映像が到着した。今回到着した特報映像では、西島さん演じる阿岐本組ナンバー2の日村が、「行くぞ!」とドスを利かせた声で伊藤淳史ら演じる組員を引き連れる様子や、笑顔で地元民に会釈する姿、西田さん演じる組長・阿岐本がちゃんとシートベルトをする姿などが収録。また、いかつい組員たちのほかにも、阿岐本組が理事となって再建を図る高校の生徒、桜井日奈子らの姿も確認することができる。そして今回の映像公開と併せて、本作の主題歌を「東京スカパラダイスオーケストラ」が担当することが決定。楽曲は、本作のために書き下ろされた新曲「ツギハギカラフル」(作詞:谷中敦/作曲:川上つよし)。今回公開された映像でもその軽快なサウンドを聞くことができる。コメディー映画への描き下ろしは自身初の試みとなる今回。メンバーの谷中敦(バリトンサックス)、川上つよし(ベース)、NARGO(トランペット)は、昨年8月から9月にかけて撮影された本作の撮影現場にも訪問し、楽曲のインスピレーションを得たという。谷中さんは「社会的に正しいか不適切か、よりも、行動に真心や愛情があるかどうかで物事を判断したい、と常々思ってる自分に、この映画はとっても刺さりました」と本作について語り、「主題歌『ツギハギカラフル』の歌詞は、価値観の多様化で益々予測できない未来を意識的に楽しもうじゃないか、という気持ちで書かせて貰いました」と楽曲についても明かしている。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年9月27日より全国にて公開©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年05月22日モトーラ世理奈、西島秀俊、三浦友和、西田敏行が出演する映画『風の電話』の製作が決定。4月中旬にクランクインし、2020年初春に公開される予定だ。本作は、いまは亡き大切な人と想いをつなぐ電話として、新聞やTVなど数多くの媒体で取り上げられてきた“風の電話”をモチーフにした映画。岩手県大槌町の小高い丘の上にあるこの“風の電話”は、佐々木格氏が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、自宅の庭に白い電話ボックスを設置し、ラインの繋がっていない黒電話を置いた。東日本大震災以降、いまは会えない家族や友人に心で話すこの“風の電話”には、3万人にものぼる人々が訪れている。映画では、ひとりの少女が広島から故郷の岩手に帰り、“風の電話”にたどり着くまでの道程を描く。そんな本作で主人公・ハルを演じるのは、モデルであり、『少女邂逅』『21世紀の女の子』など女優としても活動するモトーラ世理奈。また、ハルと行動を共にする森尾を、先日放送終了した「メゾン・ド・ポリス」でのエプロン姿が話題となり、現在放送中の「きのう何食べた?」も好評の西島秀俊。そして旅の途中で出会い、ハルに影響を与える重要な人物として、三浦友和、西田敏行が出演する。監督は、日本映画としては『H story』以来、18年ぶりにメガホンをとる諏訪敦彦。「『風の電話』は岩手県大槌町の丘にひっそりと置かれています。わかりやすい標識や、案内図はなく、『さあ、自分の力でここまでやっておいで』と私たちに旅を誘っているかのようです。熊野詣での時代から、旅は生まれ変わるための再生の行為です。私たちも傷ついた主人公ハルの魂とともに、『風の電話』を目指して旅をしてみようと思います」とコメントしている。『風の電話』は2020年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月11日東山紀之、松岡昌宏、知念侑李らが出演する「スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019」の追加キャストが決定。西田敏行が大悪党を演じるほか、伊藤健太郎、飯豊まりえらの出演も明らかになった。“必殺”シリーズ初登場となる西田さんが演じるのは、東山さん、松岡さん、知念さん、和久井映見、遠藤憲一ら、“仕事人”の敵となる、血も涙もない大悪党・上総屋清右ヱ門。貧しくてもけなげに生きる働き者の弥吉に近づく善人の顔と、悪巧みに利用するため裏で巧妙な罠を仕掛ける狡猾で獰猛な素顔、その二面性を映す。そして、清右ヱ門に立ち向かうのは、東山さん演じる小五郎。2人の直接対決に注目だ。「『“必殺”に出られるんだ!』って、女房に自慢しました」と嬉々として語る西田さんは、今回の出演に関して「こういう時代劇の現場に来ると、ふるさとに帰ったような、原点回帰したような気がします」「悪役ができるというのは、僕にとって最高に嬉しいことです。今回も思いきりやれたと思います。だいぶいろんな人を泣かせましたよ(笑)」とコメント。東山さんとは今回が初共演。印象については「テレビやバラエティーを拝見していても、東山さんのスタイルがきちっと確立されていて、ブレないですよね。そして凛々しい!素晴らしいアクターであるとともに、素晴らしいエンターテイナー。まだまだいろいろなことを学びたいと思わせてくれる、数少ない後輩の一人」と言い、そんな東山さんに斬られた感想を聞くと、「優しく斬っていただいたので、清右ヱ門は痛みも感じず昇天できたのではないでしょうか(笑)。人が斬られて殺される現場で笑いが起きるって珍しいことだと思うんですが…笑わせてしまったみたいです、僕。ごめんなさい(笑)」と撮影エピソードを明かしている。一方、東山さんは西田さんとの共演について「今回、ドラマで初共演させていただけると聞いた時は、『西田さんが出てくださるの?やったー!!』と思いましたね。すぐ松岡(昌宏)に『西田さんが出てくれるらしいよ』って言いました。そしたら松岡も『マジで!』みたいな…、50を過ぎたおじさんとは思えないようなリアクションをしてしまいました(笑)」と喜び、「目と目を合わせてお芝居させていただくのがかねてからの望みでもありましたので、本当に嬉しかったです」とコメントしている。さらに、物語の中で重要な役柄を担う伊藤健太郎と飯豊まりえの出演も決定。『ういらぶ。』『惡の華』「今日から俺は!!」などに出演する伊藤さんは、純真で欲がなく、ひたすらマジメに働く弥吉役。「パパ活」「花のち晴れ~花男 Next Season~」で話題を集め、秋には初舞台に挑戦する飯豊さんは、弥吉との結婚を夢見る気立てのいい娘・おたね役で出演する。貧しくとも毎日を懸命に生きる弥吉の商才を利用しようと近づいてくる悪人たち。罠にはめられ、幸せな日々が一転する…。ほかにも、本作には袴田吉彦、河相我聞、山下容莉枝、松井玲奈、林家正蔵、近藤芳正などがゲスト出演する。「スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019」は3月10日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月17日今野敏による人気小説「任俠」シリーズより、特に根強く愛され続ける『任俠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化される。2019年9月27日(金)より全国公開。任侠と人情を重んじる“正統派ヤクザ”が主役、人気小説「任侠」シリーズ「任俠」シリーズは、累計45万部を突破する今野敏による人気小説。善悪の基準が問われる時代、任侠と人情を重んじ、正論で攻めていく地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”の活躍を描いた同シリーズは、「仕事をする上でとっても勉強になる!」、「彼らと一緒に働いてみたい!」など書店員からの口コミから人気を博すようになった。そんなシリーズの中でも特に根強い支持を集めるのがる『任俠学園』。高校を舞台に繰り広げられる、⼈情コメディが幕を開ける︕『任俠学園』あらすじ困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。組長は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。西島秀俊と西田敏行のW主演阿岐本組員である主人公を演じるのは、西島秀俊と西田敏行。日本映画界には絶対に欠かせない2人の俳優の競演が叶った。阿岐本組ナンバー2の日村:西島秀俊西島は、『任俠学園』までに「義理と人情の任俠役を演じてみたい」と熱望し続けていたという。2018年には、『散り椿』や『人魚の眠る家』へ出演、2019年も主演作『空母いぶき』の公開を控える西島が、本作では、時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2の日村を演じる。阿岐本組・阿岐本組長:西田敏行そして、西田敏行が演じるのは、西島演じる日村やその弟分たちを、振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長。『釣りバカ日誌』シリーズで20年以上にもわたり演じた“浜ちゃん”の陽気さに、『アウトレイジ』シリーズで日本中を震撼させた強面っぷりをも加えた、西田にしか演じられない“究極のキャラクター”は必見だ。主演を取り巻く個性派俳優そんな阿岐本組組員を迎え撃つべく集まった生徒役には、葵わかなや葉山奨之、桜井日奈子といったフレッシュな顔ぶれが揃う。無気力・無関心の“イマドキ”高校生の彼らと、情熱を燃やす阿岐本組組員とのコミカルなやりとりに注目だ。・小物感満載のチンピラ風ヤクザの稔(みのる)役…伊藤淳史・料理上手の武闘派というトリッキーな男・健一役…池田鉄洋・チャラ男風の金髪若手組員・真吉(しんきち)役…佐野和真・切れ者で頭脳派の徹(てつ)役…前田航昭和を代表するベテラン俳優勢も⽣瀬勝久、中尾彬、光⽯研、⽩⻯、⾼⽊ブー、佐藤蛾次郎といった、パワ ー全開な豪華ベテランキャスト勢も出演。ヤクザの組長から、生徒の父親役まで、様々な役柄に扮するようだ。・永神組の組⻑であり、学園の再建を兄弟分の阿岐本に押 し付けた張本⼈…中尾彬・学園の⽗⺟会代表であり、学園で⽣徒会を務める優等⽣・美咲の父親役…光⽯研・巨⼤ヤクザ 組織・隼勇会組⻑…⽩⻯・学園の校⻑…⽣瀬勝久・⾼⽊組の組⻑…⾼⽊ブー・阿岐本組馴染みのガラス⼯務店・⻄潟役…佐藤蛾次郎『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが監督監督は、「99.9 –刑事専門弁護士-」シリーズや「民王」などの人気ドラマ、そして『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが務める。原作者の今野が「主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていた」という『任俠学園』をどのように繰り広げるのか。観る機会が減った“ヤクザ”映画を、笑いあり涙ありの温かくコミカルな人間ドラマは、是非スクリーンで。東京スカパラダイスオーケストラが主題歌書き下ろし映画『任俠学園』のため、東京スカパラダイスオーケストラが新曲「ツギハギカラフル」を書き下ろし。主題歌として作品に彩りを添える。なお、東京スカパラダイスオーケストラにとってコメディー映画への書き下ろしは、初めての試みとなる。またそんな東京スカパラダイスオーケストラと、本作で阿岐本組の組長を演じる西田敏行が奇跡のコラボレーションを実現。メンバーの演奏に合わせて、西田が情熱的に歌い上げる楽曲「また逢う日まで」は、劇中の挿入歌として使用される。【詳細】任俠学園公開日:2019年9月27日(金)出演者:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、池田鉄洋、佐野和真、前田航基、桜井日奈子 ほか原作:今野敏「任俠学園」(中公文庫刊)脚本:酒井雅秋監督:木村ひさし企画・制作プロダクション:ROBOT幹事・配給:エイベックス・ピクチャーズ製作:映画「任俠学園」製作委員会
2019年01月28日今野敏による人気小説「任侠」シリーズが、西島秀俊と西田敏行のW主演で映画化されることが決定。木村ひさし(「99.9 -刑事専門弁護士-」「民王」)が監督を務め、全力で笑わせ、ホロっと涙を誘う、温かくコミカルな人間ドラマを作り上げる。経営がうまくいかなくなった仁徳京和学園高校。高校を建て直すため、新しい理事が就任した。現れたのはなんと、曲がったことが大嫌いな昔気質のヤクザ、阿岐本組。見た目は怖く荒々しかったが、義理人情の正義を貫いていく彼らの情熱に、次第に空気が変わっていく。しかし、金儲けのため学校乗っ取りを図る大人たちによる罠が仕掛けられる…。昔気質のヤクザ者が世のため、人のため、義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院などの経営再建を試みる小説「任侠」シリーズ(中公文庫)。累計45万部を突破し人気を博す本シリーズは、2月1日からはシリーズ第5弾「任侠シネマ」が、読売新聞オンラインでの連載開始を予定している。今回映画では、シリーズの中でも特に根強く愛され続ける「任侠学園」を映像化。主演を務めるのは、現在放送中の「メゾン・ド・ポリス」や、4月ドラマ「きのう何食べた?」へ出演することでも話題の西島さんと、「釣りバカ日誌」シリーズから『アウトレイジ』シリーズまで、幅広いジャンルの作品で唯一無二の存在感を放つ西田さん。「義理と人情の任侠役を演じてみたい」と熱望し続けた西島さんが、今回真面目過ぎるがゆえ、時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2の日村役を、そして日村やその弟分たちを振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長を西田さんが演じる。「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」では天才救命医を、「MOZU」では公安のエースを、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では仕事も家庭も大切にする良き父など、これまで様々な役を演じてきた西島さんだが、「本作はこれまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の一つになると確信しています。日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです」と新たな挑戦であると語る。また「西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者の皆さんのキレッキレの名演。平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントを是非劇場でお楽しみください」と呼びかけている。一方、西田さんも「この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています」と完成に期待。「本作で生きるヤクザたちが示す、『お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う』というある種の一本筋を通すという“任侠道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっている皆さんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです」とコメントしている。『任侠学園』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年秋、全国にて公開予定(C)今野 敏 / (C) 2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年01月25日「豆パン、あんパン、クリームパン……10月下旬、ドラマの現場に西田敏行さんからパン200個もの差し入れがあり、米倉さんも感激していました」(ドラマスタッフ)11月8日放送の第4話も16.5%の高視聴率を叩き出し絶好調なのが、米倉涼子(43)主演のドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。西田の差し入れを見た、高橋英樹(74)、勝村政信(55)、安達祐実(37)、林遣都(27)らキャストは大いに盛り上がったという。「というのも、西田さんは『リーガルV』には出演していないからなんです。今回のスタッフは『ドクターX』チームが多いとはいえ、自らが出ていないドラマ現場に差し入れする俳優さんは珍しいです。米倉さんと西田さんは『ドクターX』第2シリーズ(13年)での共演以来、プライベートでも連絡を取り合う間柄。血液型が同じB型ということもあって、本当に気が合うそうです。『ドクターX』とはまた違う役柄で名キャラクターを作り上げつつある米倉さんの奮闘に、西田さん流のエールを送ったようです」(前出のスタッフ)西田は昨秋、米倉への“偏愛”を雑誌の取材でこう明かしている。「米倉涼子ちゃんに『としちゃん』と呼ばれるのが好きで、ドラマの合間にゲームをしながら『俺、これわかんねーよ』って意図的に甘えたりしますね」(『FLASH』17年10月17日号)テレビ局関係者は言う。「菓子パン好きの西田さんは美味しいパン屋さんをよくご存じで、『これ、好きなんだよ~』と大量に現場に持ってきてくださることが多いです。今春のドラマ『Missデビル』(日本テレビ系)出演時は、東京・調布市の『サンブラーンジュリ国領店』の『国領あんぱん』を差し入れていました。生クリーム入りのあんぱんで、現場でハマる人が続出していました」本誌は3月中旬の夜、東京・神楽坂の高級てんぷら店に米倉、西田、岸部一徳(71)らが集まる“ドクターX会”現場を目撃していた。宴が終わり、迎えの車に乗った西田に米倉は「また今度だね、See youだね~」と笑顔で見送った。名残惜しそうな西田――。“異例すぎる差し入れ”には西田の深~い思いも込められていた。「実は『リーガルV』の制作側は、西田さんのゲスト出演を検討していました。『ドクターX』ファンへのサプライズ演出となる予定でしたが、西田さんのスケジュールが合わなかったそうです。米倉さんやスタッフに対する西田さん流の“お詫び”の意味合いもあったようですね」(制作関係者)豆パンを現場に贈るこのマメさこそ、米倉への愛の証しだった!
2018年11月15日東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の初日舞台挨拶が9月23日(土・祝)、都内で行われ、主演の山田涼介と共演する西田敏行が出席。山田さんは、西田さんがサプライズで読み上げた“感謝の手紙”に、感涙していた。手紙がつなぐ絆を描く本作にちなみ、西田さんはサプライズで山田さんに宛てた手紙を披露。「色眼鏡で見られたり、アイドルと俳優のバランスに悩んだこともあるのではないかと思っていました。でも、この作品を通して、私の心配は消えました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくて、表情でしっかり語っていました。山田くん、あなたは俳優として、堂々とスクリーンに存在しています」と山田さんの演技を絶賛した。さらに、西田さんが「私は今年でデビュー50年になります。年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として、同じ土俵に立っていると思います。私も負けないように頑張らないといけません。また共演できる日が来ること、心から願っています」と思いを読み上げると、山田さんは感極まって、涙を流していた。サプライズの演出だったこともあり、山田さんは「いやー、びっくりしましたし、(涙が流れ)恥ずかしいですね。なんでこんなに(自分のことを)分かるんだろうなって…」と感慨しきり。「僕もいつかまた、同じ作品でご一緒できるよう、これからも頑張って精進していきたい」と気持ちを新たにしていた。どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、そこに届けられた手紙が時空を超えた人々の絆を紡ぎだす感動のヒューマンドラマ。第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待されている。この日は山田さんと西田さんに加えて、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督が登壇した。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が23日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の公開初日舞台挨拶に、西田敏行、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田が演じる。舞台挨拶では、作品にちなんで手紙にまつわるトークを展開。山田は、母親が最近地元で掘り返してきたというタイムカプセルのエピソードを披露した。10歳頃に書いた未来の自分への手紙に「デビューして東京ドームでライブをしている。そして家族に白い家を買ってる」と書いてあったと明かした山田は、「とりあえずドームは叶ったな、あとは白い家だなって」と今後の目標を示した。また、西田は山田に書いてきた手紙を読み上げた。サプライズで贈られた西田からの言葉に、山田は「びっくりしましたし、なんていうんだろう。なんでこう、こんなにわかるんだろうなって。なんかね……」と言葉を詰まらせ、涙を拭う。会場から悲鳴が上がると、山田は「恥ずかしいね……」と言いながら、こみ上げる涙をこらえるように俯いた。そんな山田の姿に、西田は「僕、山田くん好きですね。いいやつですよ~」とゆるめに声をかけ、「Hey! Say! JUMPも頑張ってねえ」と応援。山田は改めて「本当にちっちゃい頃からずっと映像の中で活躍されている西田さんを見てきて、『同じ映画でご一緒できる日が来るなんて』と思ってたのにも関わらず、支えてくださる」と西田について語り、「そんなに多くを話したわけでもないのに、心の中を読まれてるような内容だったのでぐっときてしまって」と涙の理由を明かした。そして「僕も本当に常に精進して頑張って、いつかまた西田さんとご一緒できるように頑張っていきたいなと思います」と今度の俳優活動への決意を新たにした。○西田敏行の手紙全文前略山田涼介様。まずはこうして一緒に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の公開初日を迎えることができて、心から嬉しく思います。今回、浪矢のおじさんのように今の気持ちを手紙に書かせていただきました。私が初めて山田くんを知ったのはテレビのバラエティ番組。とてもキラキラした青年だなと強く印象に残ったことを記憶しています。そのあとグループ活動が多くなるのと比例するように映画やドラマなど、お芝居のお仕事で活躍する姿を拝見していました。アイドルとして、歌や踊りをたくさんのファンの方に届ける自分、俳優として役を演じる自分。私はこれまで山田くんはアイドルである自分と、俳優である自分のバランスに悩んだことがあるのではないかと思っていました。まわりから色眼鏡で見られることもあっただろうし、決して弱みを他人に見せない人柄の山田くんは、それを自分の中だけで消化することもあっただろうと想像します。でもこの作品を通して、現場での佇まい、そして完成作を見て、それは杞憂に終わりました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくても表情でしっかりと語ってる。山田くん、あなたは俳優として堂々とスクリーンに存在しています。私は1967年にデビューし、今年で50年を迎えました。この映画と同じように昭和の中頃から今日まで長い時を経て、今ここに立っています。ですが年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として同じ土俵に立っていると思っています。今後、あなたがもっともっと俳優として大きくなることを心から願っています。私も負けないように頑張らないといけません。この先壁や障害にぶつかったり、葛藤があったり、人からいろんなことを言われることはあると思います。でもこれまでと同じように、決して心折れることなく、どうか前を向いていってください。大丈夫、あたなの未来は明るい。そう、私は確信しています。また共演できる日が来ることを心から願っています。ありがとう。西田敏行。
2017年09月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。西田は、この場に集まった共演者について「素晴らしい日本映画を牽引する才能たちがここにいる」と絶賛。「ここにいない人たちは、ほとんど全部やめたほうがいいんじゃないかな」とジョークも飛び出し、山田が「ちょ、ちょっと」と抑え、名コンビぶりを見せた。過去と未来が交錯する構成のため、撮影時はあまり出演者たちの絡みはなかったが、西田は若者3人について「僕が子供のころ、青春の時に観た映画の人と彼らのキャラクターと重なった」と語る。山田は『エデンの東』のジェームズ・ディーン、村上は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、そして寛一郎は祖父である三國連太郎と重なると語ると、会場からは拍手が起こり、西田はガッツポーズで応えた。しかし、山田が「西田さんが雑誌の取材でもジェームズ・ディーンに重なったって言ってくださってすごく嬉しくて。それで『ナミヤ雑貨店』のパンフレット読んだら、『林遣都くんがジェームスディーンに重なった』って書いてあって。あれ、ちょっと待って! 俺じゃなかったっけ? みたいな」と指摘。西田は「ジェームズ・ディーンもいろいろな作品によって違うから。山田くんは『エデンの東』の時で、遣都くんの場合は『理由なき反抗』かな」と笑わせていた。また、尾野が西田のことを「としちゃん」と呼んでいることがわかると、共演者陣も次々と呼んでいくことに。西田が「コールミー"トシチャン"プリーズ!」と言うと、山田も「と~しちゃん」と呼びかけ、会場からは声にならない悲鳴が上がった。そのまま全員呼びかけていったが、最後の林は「僕はとてもとても……」と棄権。山田から「ずるいよ遣都くん!」と非難されたが、「ずるくても言えない」ときっぱり拒否していた。
2017年08月18日「Hey! Say! JUMP」山田涼介と西田敏行が初共演を果たす、「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」を実写化した映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、本作の主人公・敦也役を演じた山田さんが、名優・西田さんから“役になりきる術”を学んだことを明かした。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。―隠された繋がりの謎が明らかになるとき、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。本作で西田さんが演じているのは、「ナミヤ雑貨店」の店主で人々からの悩みにこたえる浪矢雄治役。敦也と浪矢雄治はスクリーンの中で絡むことはないのだが、それでも山田さんは西田さんの撮影時に今回立ち会った。西田さんの演技を見学した山田さんは、「西田さんと初めて同じ作品に出演できたことが、自分にとって本当に大きなことでした」と共演を喜び、「存在感があるのはもちろんですが、西田さんの演技はお芝居なのに、お芝居にみえないんですよね。完全に浪矢という役に入りきっていらっしゃるところを見れたことは、本当に貴重な体験になりました」と明かす。これまで、『グラスホッパー』で孤独な殺し屋“蝉”、そして 『暗殺教室』シリーズでは中性的だが暗殺の能力は高い“潮田渚”を演じてきた山田さん。本作で映画としては初めての“普通の人”を演じており、山田さんは「今回は主演ではあっても主張し過ぎずに、いかに自然にいられるか、作品に溶け込めるかをテーマにしました」と役作りを語っている。そんな普段とは違う“一歩引いた演技”にチャレンジした山田さんにとって、貴重な体験になった西田さんの演技。西田さん自身は今回の浪矢雄治に限らず、芝居をしているときに大事にしていることがあるそうで、それは「日常を活写するシーンにおいては、なるべく日常に近い言葉を選択するということ」と話し、続けて「日常会話には、『えっと』や『それでさ』のような接続語が意外に多いんです。だから僕は余計な言葉を加えちゃう(笑)。でもそれが僕のリアリティなんです。ただ、“演じていない”ということとは違い、演じてはいるわけだから難しいんだけどね」と自身の演技について語った。見学時、モニターを通して西田さんの演技を真剣に見つめる山田さんは、台本にない西田さんのセリフに気づき、改めて台本を確認、ベテランのアドリブを目の当たりにしてうなっていたという。西田さんが表現する“芝居のリアリティ”は、今回山田さんが敦也を演じることにおいて、大いなる影響を及ぼしたようだ。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月15日西田敏行と寺尾聰という同年齢の大物演技派が、直木賞作家・浅田次郎原作のドラマスペシャル「琥珀」に出演。“追う刑事”と“逃げる犯人”として、初めての本格タッグが実現した。米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで「来ても来なくてもいい」と言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、“琥珀”という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる。急きょ有休を取り、新幹線で富山県魚津にある“琥珀”に向かう米田。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。そのマスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店“白馬”と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――。原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田氏の同名小説。「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる過去作品は、1999年のドラマスペシャル「角筈にて」から、2001年の「天国までの百マイル」、2003年「ラブ・レター」、そして2010年「シューシャインボーイ」と、これまでも高い評価を得てきたものばかり。数々の賞を受賞した「シューシャインボーイ」から7年、今回は脚本家にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけている岡田惠和、初タッグ共演に寺尾さんを迎え、待望の5作目のドラマスペシャルとなる。西田さん演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は、役職には就かず現場一筋。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だがおもしろみがなく、妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り北陸・魚津に。止まっていた20数年前の事件が再び動き出すことになる。一方、魚津の寂れた田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主・荒井敏男役の寺尾さんは、自分の罪を背負いながら、他人との接触を避けるように休日も家から外出することもなく静かにただ時の流れをじっと待つ日々。だが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始めていく。実際に同年齢である西田さんと寺尾さんは、『半落ち』や『釣りバカ』シリーズなど、これまで何度も同じ作品に出演してきたが、芝居で絡む“シーン共演”は意外にも初めて。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、刑事と逃亡犯、不器用な大人たちが織りなすサスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマを誕生させた。西田さんは、浅田作品の短編のドラマ化で主演を務めるのは実に5作目。「今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」とふり返ってコメント。自身が演じる米田という男を「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事」というが「相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事」とも評する。「今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると『ひた…、ひた…』と落ちる、これがまた『いいな~』って。ドラマに一味添えてます」と見どころを語り、寺尾さんとの初めてのがっつり芝居には、「『念願叶った!』って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」と気持ちも入った様子。また、寺尾さんも「同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました」と明かし、「僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」という。「ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました」とふり返った。「荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています」と、西田さんと初対峙に自信をのぞかせている。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は今秋、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表会見が10月4日(火)、テレビ朝日にて開催され、主演の米倉涼子、出演の泉ピン子、西田敏行、田中道子らが登壇。泉さん、西田さんのベテラン2人が軽快なトークを披露して、会場を沸かせた。同ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)が、手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気医療シリーズ最新作。2年ぶりに連続ドラマで復活する同作では、医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、未知子がメスを入れる。未知子に積年の恨みを抱く東帝大学病院の新病院長・蛭間重勝を西田さんが、東帝大学病院の新副院長・久保東子を泉さんが演じる。白衣姿でレッドカーペットを颯爽と駆け抜けて登壇した米倉さんは、「相変わらず、ドクターX・大門未知子をやらせて頂きます。今回も申し分ない仲間たちと一緒に一匹オオカミを貫いていきたいと思います」とあいさつ。「もはや米倉涼子が大門未知子なのではなくて、大門未知子があるから米倉涼子みたいな感じになっているのではないかなと思っています。道を歩いていても、『大門未知子だ!』と言われることが多いので、今後も大事にしていきたいと思います」と、大門未知子への愛着を言葉にした。泉さんが演じる久保東子は、大門未知子にとって“シリーズ史上もっとも危険で、最強の敵”という。米倉さんと火花を散らすことになる泉さんは、マイクを持つと、「ドクターX」シリーズの大ファンであることを明かした。「そこに自分が入って出ているというのがまったく夢のようです。願っていれば通じるのだな」と目を輝かせた。さらに、「他局から木曜9時に引っ越して参りました」と、長年に渡り同じ時間帯で放送されていたドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)を引き合いに出して笑いを誘った。ミス・ワールド2013日本代表でモデルとして活躍している田中さんは、同作で女優デビューを果たす。田中さんは西田さんが演じる蛭間の秘書・白水里果役だが、泉さんは、西田さんと田中さんの共演シーンの撮影を見ていたようで、「この前、見ていたら、ちょこっとの里果ちゃんの名前をフルネームで呼んだり、役を大きくしてくれていますね、西田さんが」とコメント。泉さんは、西田さんの田中さんに対する「愛情をすごく感じました」といい、「(田中さんが)綺麗だからですよ。これが私だったら言いません」とふくれっ面。泉さんの言葉を聞いた西田さんは、満面の笑みを浮かべて「おっしゃる通りです!」と同意し、一連のやり取りが笑いを誘った。イベントには、出演の内田有紀、岸部一徳、草刈民代、滝藤賢一、吉田鋼太郎、生瀬勝久、勝村政信も出席。リオ五輪で金メダルを獲得した柔道男子90キロ級のベイカー茉秋選手がサプライズで登場し、米倉さんに花束を贈呈した。木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系/木曜午後9時)は、10月13日(木)スタート。(竹内みちまろ)
2016年10月04日俳優の西田敏行が10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇し、生歌を披露した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。日本語吹き替え版で陽気なクマのバルーの声を担当した西田は、「(ジョン・ファヴロー)監督は、宮崎駿さんの"トトロ"をイメージしてバルーを作った。僕もトトロはありだなと思った」と明かし、「隣にいつもいる。いても役に立つわけじゃないけど、いないと寂しい。そういう存在と理解しています」と語った。西田は、今年1月末にベッドから転落して頸椎を亜脱臼し、4カ月の入院生活を余儀なくされた。この日のイベントで杖をついて登場したが、「退院してから最初の仕事がこのバルーだった」と話し、「病院でも歌の練習をして、看護師さんが『いい歌ですね』って。ベッドの上で踊ってましたから」と告白。「とても楽しく覚えさせてもらった」と振り返った。そして、司会者から「もしよければ…」と歌の生披露をお願いされると、「わかりました」と快諾。劇中歌の「ザ・ベアー・ネセシティ」を歌うと手拍子が沸き起こり、会場は陽気な雰囲気に包まれた。オオカミのラクシャ役の宮沢りえも、「西田さんが歌ってくださって、空気がパッと変わった」と感激していた。先行上映会には、西田、宮沢のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介が出席した。
2016年08月10日俳優の西田敏行が8月10日(水)、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』の先行上映会に出席。頸椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のため4月から休養に入っていた西田さんは、「病院のベッドで歌の練習をしていた」と歌うクマ役への準備を明かした。ウォルト・ディズニーの没後50年を迎えた今年、ウォルトの遺作である名作アニメを『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督が映画化。生後間もなくジャングルに置き去りになった人間のモーグリが、森の掟に従いながら、動物たちと成長を遂げる。舞台挨拶にはクマのバルーを演じる西田さんに加えて、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎(黒ヒョウのバギーラ役)、宮沢りえ(オオカミのラクシャ役)、伊勢谷友介(トラのシア・カーン役)が出席。ヒット祈願の鏡割りをはじめ、猛暑を吹き飛ばそうと、氷でできた映画特製のプレートとともに写真撮影を行った。幸四郎さんは「同じディズニーの『アナ雪』に負けないように頑張りました」と、娘の松たか子さんに対抗心を燃やし、「初めての声優でなかなか難しかった。バギーラは愛ある師。無償の愛を人間の少年に捧げたいと思った」と役作りをふり返った。宮沢さんも「ラクシャを一言で表すと、博愛。自分の(オオカミの)子どもと分け隔てなく、モーグリを愛している」と母親のまなざし。伊勢谷さんは「シア・カーンは自分の恐れを暴力で抑えている。100年前に生まれた物語だが、いまの時代にも共通している」と分析した。また、西田さんは自身が演じたバルーについて「トトロみたいな存在」と語り、「監督さんもトトロをイメージしていたと聞いて、(演じる上で)『それもありだな』と思いました。そばにいて、役に立つわけじゃないですけど(笑)、いないとさみしいキャラクターです」とニッコリ。司会者からのムチャぶりで、劇中歌の一節を歌い上げる一幕もあった。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日俳優の西田敏行が27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。西田は、4月に頸椎(けいつい)亜脱臼の手術、5月に胆のう摘出手術を受け、6月に『探偵!ナイトスクープ』の収録で仕事復帰。イベント出演はこの日が復帰後初となった。つえをつきながら登場した西田は、報道陣から体調について聞かれると「大丈夫です。万全です」と笑顔でコメント。「病院食でだいぶ痩せた。健康的に」と話した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。西田は、モーグリの一番の友達で陽気なクマのバルー役の吹き替えを担当した。「ニール(・セディ)演じるモーグリから刺激を受けた。初演技でCGの中で一人で頑張ったモーグリを見て、いろんな意味でモチベーションが高まった」と明かし、「健康体で見てたらもうちょっといろんなことをやってやろうと思ったかもしれないけど、ケガをしている状態の中で素直にバルーの良さを感じることができ、自分と重なるところがあった」と語った。また、「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界ですよね」と感激。「ぜひ映画館でご覧になってください。子供はいろんな情操を育んで、大人は生きるってなんてすてきなことなんだということを確認してください」とアピールした。イベントには、西田のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介が登場した。
2016年07月27日西田敏行が、8月に公開になる超大作『ジャングル・ブック』の日本語版で、主人公の少年モーグリの友達のクマ・バルーの声を演じることが発表になった。『ジャングル・ブック』/その他の画像本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。日本語版では松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介がキャストを務めることがすでに発表されている。バルーは、ジャングルで自由気ままに暮らす大きなクマで、西田は「バルーはもう、俺ですね。ほとんど。一応掟が厳しいジャングルの中で、色々なレギュレーションがある中でも割と自由に、ゆるーく守っているというかね」と語り「バルーを演じるということは、西田敏行を演じればいいんだ、という楽な気持ちでやりました」とコメント。劇中にはバルーが歌うシーンも登場するため、該当の音声を繰り返し聴いて収録に臨んだそうで「いつも感じていることですが、声優さんって気持ちも大事だけども、技術的なところ、そういったところをきっちりとバランスよくやってらっしゃるんだなと。われわれのような実写的な俳優の立ち位置から言うと、どうしても気持ちを先行させてしまって、伝えようとする言葉の音量が上がったり下がったり難しいんですけれども、いつも冷静に測っているんだなと思うと声優さんの技術はやはり凄いものだなと改めて勉強させていただきました」と振り返った。また、西田は映画について「本当に素晴らしい映画です。モーグリの生き様、ジャングルにおいての彼の生命力あふれる生き様を見て、とっても元気をもらえる、そんな作品になっていると思います」と語っている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年06月27日