東京都は、2016年11月13日(日)に学校法人上智学院と共催で、上智大学四谷キャンパスにて福祉の学園祭「TOKYO SOCIAL FES 2016」を開催。「福祉はカタくてダサくてつまらない」という先入観をくつがえす、全く新しい参加型イベントとなっている。「TOKYO SOCIAL FES」とは介護、保育、障害など、誰もがいつかは関わらなければいけない「福祉」のことを、学園祭のように楽しみながら学ぼうというのが「TOKYO SOCIAL FES」のコンセプトだ。これまでにない参加型のイベントで、スポーツやIT技術、音楽、デザイン、エンターテイメントなど、様々な分野から福祉の情報を学ぶことができる。北澤豪さんら豪華出演者も登場「TOKYO SOCIAL FES 2016」には様々なスペシャルゲストが出演。サッカー元日本代表・北澤豪さんや、パラトライアスロンで2020年東京パラリンピックの出場を目指す谷真海(旧姓・佐藤)さん、人気YouTuberの関根理紗さんらが、イベントステージを盛り上げてくれる予定だ。イベントステージやブースで様々な体験ができるイベントでは北澤豪さんらが出演するプログラムのほか、「日本一かっこいい介護福祉士」杉本浩司さんや「介護職兼ファッションモデル」上条百里奈さんら福祉業界の若きリーダーが、福祉の世界に飛び込んだきっかけなどを話すトークショー、気鋭のエレクトロ音楽ユニット・UQiYO(ウキヨ)×車いすダンス×ヴィジュアルアートといったカルチャーの融合による新感覚のライブ&ファッションショーなども実施。さらに各出展団体によるブースでは福祉のお仕事相談コーナーや、PAROやPepperなどの介護ロボットとのコミュニケーションコーナー、認知症の世界をVRで体験できるコーナーなど、様々な催しが予定されている。イベント概要イベント名:福祉の学園祭「TOKYO SOCIAL FES 2016」開催日時:2016年11月13日(日)11:00〜17:00主催:東京都共催:学校法人上智学院(上智大学、上智社会福祉専門学校)※入場料無料、事前申し込み不要上智大学 四谷キャンパス住所:〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1アクセス:JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩5分※キャンパス内に駐車場なし【参考】※TOKYO SOCIAL FES 2016特設サイト
2016年10月04日特別支援学校卒業生の進学率は"0.4%" 知的障害者の教育格差・就職格差に挑むUpload By 発達ナビ編集部知的障害のある若者が、特別支援学校を卒業した後の進路をご存じでしょうか。文部科学省の資料によると、福祉施設や企業への入所・就職が90%以上を占め、大学などへ進学するのはわずか0.4%です。一般的な高校卒業後に専門学校や大学への進学する人の割合は70%を超えていることから、教育格差の大きさがうかがえます。また特別支援学校で十分な技能を身につけられないまま卒業してしまうと、就職そのものがうまくいかなかったり、就職後に職場に馴染むことができず退職したりするケースも多く、就職格差も問題となっています。そんな格差に一石を投じるのが、社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会が運営する福祉型大学「カレッジ」です。「カレッジ」は主に特別支援学校の卒業生を対象として、就職する前の若者にさらなる学びの場を提供しています。2012年の「カレッジ福岡」の開設を皮切りに、現在は全国5か所で展開しています。今回は、東京都新宿区にある「カレッジ早稲田」の見学とともに、代表の長谷川正人さんにインタビューを行いました。文部科学省特別支援教育資料(平成27年度)【第1部集計編】社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会【カレッジ特設サイト】知的障害者のための新しい学び舎、福祉型大学「カレッジ」とはUpload By 発達ナビ編集部社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会のカレッジ特設サイトでは、「カレッジ」設立の目的を以下のように掲げています。健常の青年たちの多くが、大学などにおいて仲間との関わりを通じて様々なことを体験し、青春を謳歌しながら、子どもからおとなへ、学生から社会人へという人生の大きな節目を乗り越える中で、ほとんどの知的しょうがい者は、高等部卒業後、一般就労か福祉サービス利用かという二者択一の道しかなく、進学という選択肢やモラトリアムの期間は準備されていません。現在、高等部専攻科が設置されている知的障害特別支援学校は全国に9校ありますが、知的しょうがい者を受け入れる大学は皆無に等しい状況です。「カレッジ」は、このような青年期知的しょうがい者の学びの現状をふまえ、彼らの学習権を保障することを目的として設立されました。そしてカレッジでは、社会に出て行くために養うべき力として「知識・技術」「メンタル」「社会生活」の3つを挙げており、最終的にはどんな状況にも適応できるような人材を育成することを目標にカリキュラムを構成しています。1・2年次が自立訓練事業としての教養課程、3・4年次が就労移行支援事業としての専門課程となっており、基礎学力を養うほか、生活に必要な訓練を行ったり、就職にむけての支援も組み込まれています。あえて難しいことに挑戦して、社会で通用する「自立心」を育む出典 : カリキュラムの中でも特徴的なのが「自主ゼミ」という科目です。これは自分の選んだテーマについて1年を通じて研究し、研究論文の発表に向けての準備を行う大がかりなものになってます。代表の長谷川さんはこう語ります。「1年という長い時間、自分が興味を持ったことをとことん突き詰めて勉強できる環境を整えています。研究というのは、調べ物をしなくてはいけなかったり、その調べたものを体系立てて整理する力など、総合的な能力が求められます。これはかなり根気のいる作業です。あえて難しいことに1年かけてチャレンジすることで、取り組めたという経験が自信につながり、継続力を身につけることに繋がります」同じように、カリキュラムに組み込まれている資格試験の授業も、半年ほどかけて目標の試験に向けて勉強し続けるものです。このような継続的な学習経験は、仕事で求められる持続力をつけていくのにうってつけなのだそうです。「合格できたときには継続することに対する喜びを知ることができるし、不合格になった場合でも努力がすべて報われるわけではないことを学ぶ機会になる。こういう経験が、悔しい思いをバネに立ち向かう力を身に付ける機会になっています。」ただ資格を身につけるだけではなく、挫折しても再び立ち上がれるような自立心の育成も、カレッジの目的のひとつです。仕事を自分の意思で選ぶところから就職後のケアまで、徹底的にサポートする出典 : 知的障害者の就職に向けての実践的な取り組みも、カレッジでは充実しています。就職したとしても職場に定着できない現状について、長谷川さんはこう語ってくださいました。「就職してすぐに離職してしまうのは、自分のやりたいという気持ちと現実の不一致も影響しているのではないでしょうか。単に求人があったから仕事をする、という流れでは仕事に対する意欲は湧きません。仕事を自分の意思で選んだという体験を得ることで自分自身が何のために働くのかを明確にすることができます。その気持ちがあれば働くためのモチベーションを高く維持することができます。」カレッジでは、常駐しているキャリアサポーターが学生たちに合った求人を獲得し、例えば障害者雇用経験が一度もない企業でも、学生が興味を持った職場であれば障害者雇用について説明してまわっています。学生たちが様々な職業について知ることができる、キャリアを考える授業もあります。4年間を通じて自分が何に興味を持っているのか、どんな仕事に就きたいのかを考えられるようになっているのです。長谷川さんは、特別支援学校の教育環境と実際の社会で求められる力とのギャップが、就職格差の根本的な理由だと考えています。「社会に出ると、それまでの環境とは全く違うところに一人で立ち向かわなくてはならなくなります。事前に心構えを習得できればいいのですが、支援学校で準備が整えられるところはほとんどありません。いざというときのために準備できていないから、慣れない仕事や人間関係にストレスを抱え挫折してしまうんです。そして、『もう働くことはいやだ!』とネガティブになってしまい社会復帰が困難になるケースが非常に多いんですよ。」こうした問題を解消するためカレッジでは、就職前の職場での就業体験であるインターンシップをサポートし、確実で安定した就職を促しています。2012年に立ちあがったカレッジ福岡では今春、卒業一期生を3名輩出しました。業種は商社・医療・自動車販売と、それぞれ全員が希望する職場についたそうです。その中でも物流の会社に就職したAさん(仮称)は、就職前のインターンによって仕事と自分の間のギャップが埋まり、不安なく就職することができたといいます。「インターンが始まったばかりのときは、周りの職員の人たちの3割ほどしか仕事ができなかったんです。それまでも授業で検品作業などを練習していたのですが、実践の場はやっぱり違うんですね。そのギャップを埋めなければ、採用されたとしてもそのあと続かなくなってしまいます。そこで、実際の職場を摸した教室を作り、どうすれば仕事をミスなく素早くできるようになるのか特訓をしました。就職が迫った3月頃には、周囲の人と変わりないほどに早く仕事に取り組めるようになっていき、インターンを続けていたおかげで職場の人たちにも慣れ親しんでもらえて無理のない就職ができました。」さらにカレッジでは、就職後のケアも徹底しています。卒業後すぐは毎週キャリアサポーターが職場を巡回し、2ヶ月に1度は同窓会を開いて近況確認を行っています。「もし、離職をしてしまった場合も私たちは全面的にバックアップします。それぞれにあわせた再就職トレーニングを行っていくつもりです。カレッジを卒業した学生たちみんなに一生涯サポートを掲げていきたいと思っています。」カレッジを運営するきっかけは、知的障害のある次女の進路を目の当たりにしたショックUpload By 発達ナビ編集部そもそも、長谷川さんがカレッジを運営しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。「私の次女には重度の知的障害があります。特別支援学校を出たら就職をするか福祉施設に行くか…そのような現実を目の当たりにしたときに障害に関係なく人生を豊かにするための選択肢を何か用意することはできないのかと考えるようになったんです。発達がゆっくりな彼らにとって、社会での生活があまりに早く始まることは、不安でいっぱいのことなのです。さらに、特別支援学校への進学などの限定された進路によって、10代のうちから障害のない学生たちとの関わりがなくなってしまうことは、障害のある人たちにとっての暮らしやすい社会づくりを根本的に阻害している可能性もあります。そうなると、一般の生活の中に障害のある人たちと関わる機会はほとんどないということになります。関わる機会がないということは、お互いに関心を持つチャンスも失ってしまうということです。チャンスがないということは、知的障害があるということで社会での生きづらさを抱え続ける可能性があるということです。そこで、福祉型大学カレッジを立ち上げようと考えるようになりました。」さらに、教育者としてカレッジに込めた思いを長谷川さんはこう語ります。「社会に出ると、いろいろなことがあります。トラブルや意見のぶつかり合いによって悩んだりストレスを抱えたりします。でも、どんなときでも自分で乗り越える力を持っていれば自立して生きていけると思うんです。そのために大切な仲間や先生に囲まれ、自分は大丈夫だという強い自信をもって生きていってもらいたいと思っていますし、そのような心を育てていくことが彼らの身を助けると信じています。」知的障害のある若者でも、自由に学びの選択ができるようにUpload By 発達ナビ編集部最後に、長谷川さんに今後日本の社会で必要になることは何かを尋ねました。「知的障害のある若者でも自由に学びの選択ができるような土壌を作る必要があると考えています。先ほども述べましたが、日本の知的障害のある若者は社会から隔離されていることが多いんですね。一方、海外では障害の有無なしに学ぼうとする取り組みが増えてきています。最も進んでいる海外の取り組みとして一例を挙げると、アメリカでは2008年の高等教育機会均等法の成立によって知的障害のある人たちにも平等に学びの機会を用意する流れができるようになりました。2013年の段階で250校もの大学がすでに受け入れを行っており、全米各所で知的障害のある若者がキャンパスライフを送っているのです。」日本でも2014年に障害者権利条約を批准し、その後もさまざまな法律整備を進めています。条約の中には教育の機会についても触れられており、たとえ障害があってもそのことを理由に学ぶ機会がないということにはならないことが明記されています。「最終的には、大学内に他の学生たちと交流できるようなクラスを併設するなどして連携していけたらと思っています。そして大学にクラスが併設されているのが当たり前になれば、知的障害のある人たちに対して理解は深まっていくでしょう。」これからの障害者雇用のカギを握る、「カレッジ」の取り組み出典 : ゆっくりと、でも着実に学んでもらいたい。大事な10代から20代の人生の節目で青春を謳歌してもらいたい。知的障害のある子どもたちの教育格差や就職格差を埋める挑戦として社会的意義がある「カレッジ」には、現状を打破しようとする長谷川さんの強い信念と、教育者としての愛情が込められていました。近年、障害者雇用促進法によって障害のある人の雇用問題について取り上げられるようになりましたが、求人そのものを増やすだけではなく、就職前後の支援をいかに拡大していくかが今後の焦点となるでしょう。こうした教育・雇用格差の現状に対して、カレッジのような新しい取り組みは問題解決のカギを握っているのではないでしょうか。
2016年09月21日Instagramで人気のこのTシャツ、見たことありますか?出典 : 出典 : 出典 : このTシャツは神戸にある「Seashore」というクラフトチームのオリジナルTシャツ。人気インスタグラマーたちがこのTシャツを紹介していることで注目されています。Seashoreは2013年、神戸で誕生したcraft teamです。“全てのお客様に海、ロハス、自然、癒しを感じてもらい気持ち良い空間を楽しんでもらいたい。”そんな思いをメンバー一同が共有しています。各アーティストが作るアイテムが皆様の日常の一瞬を素晴らしいものに変える事が出来たら嬉しく思います。福祉への気持ちがこもったTシャツ出典 : 実はこのSeashoreは「JOIN US活動」と称して、障害のある方の仕事づくりに積極的に取り組んでいるのです。このTシャツのタグ制作と取り付け、包装は福祉施設に業務委託されているのだとか。そのほかに販売されているグッズでも制作の過程を業務委託し、障害のある方々の自立を応援しています。福祉雇用などに積極的に参加し自身が作るアイテムの一部を業務委託しています。ハンディキャップを持っている方が笑顔で自立できるように共に歩んで行きたいと思い活動を続けます。(JOIN US活動)「オシャレ!」からはじまる支援があってもいいよね私がこのTシャツを知ったときに、日頃から障害者支援や福祉活動をしている方達だけでなく、InstagramをはじめとするSNSを使いオシャレなライフスタイルを提案している人たちが沢山参加している事にとても驚きました。これまで福祉に興味がなかった人たちも「オシャレなTシャツだな〜」という切り口から、福祉を知るキッカケになっているかもしれません。いくつかご紹介しますね。出典 : 出典 : 出典 : 出典 : 出典 : 出典 : 出典 : 福祉とファッション、手を取り合って大きなパワーにUpload By OKASURFER以前、いつもオシャレな私の友人が、「自分の見た目ばかり着飾っていないで子どものことをちゃんとしろ、と主治医に言われた…」と話してくれました。彼女はいつも子ども達のことを考え、日の出前から起きて一日中駆けずり回っているのに、オシャレ見えたからといって「子どものことをやっていない」と言われるのは心外だ、と怒りを覚えたそうです。私も、障害児の子育ては別に喪中でもなんでもないんだから、どうして無理に地味にして、大変そうに演出しなきゃいけないの?と疑問に思うこともあります。わざわざ派手に着飾る必要はないですが、ことさらに髪をふり乱す演出を求められることは、不自然ではないでしょうか。結局、相手の見た目で何かを判断するということが今の社会には残っていて、それは医療従事者や福祉業界にいる支援者の方にも少なからずある事なんだ、という現実にがっかりした経験でした。福祉の分野とファッションはこれまで距離があったからこそ、手を取り合えば、とっても大きなパワーになるんじゃないかと期待しています。福祉とファションの今後を担う活動を、これからも応援していきたいです! inc. 公式サイト inc. 通販サイト
2016年07月19日「女性専用車両」というものが増えていますが、男子からするとあれは本当に厄介で、急いでいる朝とかだと間違って乗ってしまってしまうようなこともあります。しかも、乗り慣れていない電車だとなおさらこのミスは起こりがち。みなさんも、「こいつなんで乗ってるんだよー!」という場面に出くわしたことがあるのでは?そいつがおっさんなら、ただただ視線で焼き殺せばいいのですが、「なかなかのイケメン君やんか・・・・・・」と言う場合には、頑張りどころです。四面楚歌な状況で身も心も縮こまった男子なんて、少し優しくすれば付き合えますから。ということで今回は、「ミスって女性専用車両に乗ってきた男子を助けて付き合う方法」について、20代男子20人と一緒に考えてみました。こんな大穴な恋愛チャンスを逃すのはもったいないですよ〜!■1.微笑み「まず、自分が女性専用車両にいることを知ったときって本当に本当に孤独でさみしくてつらすぎるから、小さい声で『しょうがないですよ』って感じで優しく笑ってほしい」(営業/24歳)ここで「おめえ馬鹿かよ(笑)。書いてあんだろ(笑)。日本語読めよ(笑)」というニュアンスの笑顔にならないようにだけ注意してくださいね。そんなことをしたらその瞬間にちびってしまいますから。自分の過ちに気づいて焦った男子と目が合ったら、優しいスマイルです。■2.「私を見ててください」「天使なのが、『大丈夫ですから、私を見ててください』っていう発言。もちろんされたことはないです」(営業/24歳)女性専用車両に乗った後困るのが、「どこに視線をやればいいか」です。混雑している場合には、下を向くのもなんだか女性の谷間を覗き込んでいるようで出来ません。そこであなたが「視線に困るでしょうから、私を見ててくれたらいいですよ」と声をかけてあげるのです。■3.一緒に別車両に移動してあげる「その男性を別車両に誘導してあげたら? 男子ひとりだと、女性専用車両の中で動くの無理だからね。相当気持ち悪がられるから身動き取れない」(公務員/24歳)別車両に移動できれば一番ですが、女性専用車両内での移動は痴漢に等しいので、ひとりでは無理。そこをあなたが「私についてきてください」と先導してあげたら完全にモーセですね。■4.話す「別車両に一緒に移動したら、『出張ですか?』とか声かけたらいいよ。確信犯じゃなければ、そいつ絶対にその辺のこと知らない人だから」(広告/25歳)冒頭でも書いたように、女性専用車両に乗ってしまうということは、その電車に乗り慣れていない人の可能性が高いです。なので、余計に孤独で不安なはず。緊張を解いてあげつつ、仲良くなりましょう。地獄から連れ出しくれた救世主なあなたに、絶対に心を開いてくれます。■5.あとはお礼を待つ「そこまでしたら、マシな男なら確実に最後に名刺渡して、『お礼しますからよければ連絡ください』ってなるでしょ」(営業/26歳)そうですね。ここまでやれば、もうその男子は落とせます。あとはデートに連れて行ってもらっておごってもらって、ゲームクリアです。■おわりにいかがでしたでしょうか? え、こんなにうまくいくはずがないって?そんなことはないと思いますよ。なにせ男子が考えていますからね。未だ誰も試したことがないモテテク。「女性専用車両にミスった男子モテ」の境地を切り拓く第一人者になるのは、もしかしたらあなたかも?(P山P太/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年05月08日日立製作所は3月14日、西武鉄道から新型特急車両56両(7編成)の製作を受注したと発表した。新型車両は、西武鉄道100年アニバーサリーの集大成として、次の100年に向けたこれからの西武鉄道のフラッグシップトレインとなる。日立が西武鉄道から特急車両の製作を受注するのは、5000系車両「初代レッドアロー」、現在の10000系車両「ニューレッドアロー」と3代続けてとなる。新型車両は日立が開発したアルミ製標準型車両「A-train」コンセプトにより、山口県下松市の笠戸事業所で製作する。西武鉄道の特急車両の新造は、現在運行している10000系車両「ニューレッドアロー」の登場から25年ぶりで、運行は2018年度を予定している。今回、これまでにない新たな発想の特急車両をつくるために、「プリツカー賞」を受賞した建築家・妹島和世氏にデザインコンセプトの策定、外観・内観のデザインを依頼。デザインコンセプトは「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」「みんながくつろげるリビングのような特急」「新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急」となっている。
2016年03月15日NTTドコモは、同社提供の無線LANサービス「docomo Wi-Fi」を都営地下鉄の車両内でも提供すると発表した。2月5日より都営浅草線の1部車両で利用できるようになる。都営地下鉄車両内での「docomo Wi-Fi」提供は、都営浅草線の一部車両から開始し、2020年3月までに浅草線、大江戸線、三田線、新宿線の全車両内で利用できるように拡大していくという。なお、都営地下鉄に相互直通運転している鉄道会社の路線では、一部エリアで利用できない場合があるとしている。「docomo Wi-Fi」は、送受信最大72.2Mbpsのドコモユーザー向け無線LANサービス。ドコモショップのほかiモード、spモード、電話からも申し込める。月額利用料金は税別300円。
2016年01月26日富士経済が昨日に発表した「Welfare関連市場の現状と将来展望 2016」の抜粋によると、2021年における介護福祉関連機器/用具・用品/サービスの国内市場規模は、2014年と比べて38.0%増の1兆879億円に達する模様だ。介護福祉関連機器、用具・用品、サービス市場の2015年の市場規模は8,268億円となる見込みで、2015年の介護保険法改正における市場への影響は現時点では軽微にとどまっているものの、福祉用具の購入や貸与で高額な品目への影響が懸念されるという。カテゴリー別に見ると、機器・器具・システム市場で最も構成比が高い品目は介護用電動ベッドであり、4割を超えているとのこと。徘徊・転倒防止機器や服薬支援ロボットは認知症対策で需要が増加しているという。介護福祉ロボットは市場成長期に移行していると同社は見る。消耗品・用具・用品市場では、大人用紙おむつの構成比が6割を超えており、また口腔保湿剤などのオーラル・ケアや、手すりなどの起立・歩行支援品目の成長率が高いとのこと。消耗品は価格競争が進んでいるという。サービス市場では、福祉用具貸与サービスの構成比が7割以上を占める。また、健康管理サービスや高齢者見守りサービスなど、介護保険対象外のサービスの伸びが順調とのことだ。機器・器具・システムのうち介護福祉ロボット(歩行・移乗)の市場規模は、2015年は16億円の見込みで、2021年には155億円に達すると同社は予測し、2021年の市場規模は2014年と比べて19.4倍になるという。なお、同社が定義する介護福祉ロボットとは、加齢から足腰が弱った高齢者や自力での歩行が難しい患者の歩行、要介護者の移動、リハビリ訓練などをサポートするロボットを指す。経済産業省ロボット革命イニシアティブ協議会による「ロボット新戦略」では、2020年までに介護分野で500億円の事業規模を創造することを揚げ助成金や優遇政策で後押ししており、多数の企業が市場参入を目指して開発・実証実験を進めているとのことだ。厚生労働省も2015年4月から「地域医療介護総合確保基金」で介護施設への介護ロボット導入助成を実施しており、これらが市場の追い風となって今後拡大が加速すると同社は予想する。高齢者向けコミュニケーション・ロボットの2015年における市場規模は5億円の見込みであり、2021年には2014年に対して3.4倍の17億円に成長するという。厚生労働省による2015年度の福祉用具貸与品目としての採択は見送られたが、今後、高齢者向けコミュニケーション・ロボットが採択されれば、市場は大幅に拡大すると同社は見ている。貸与売上と貸与事業の介護福祉用品売上を含む福祉用具貸与サービスの市場規模は、2015年は2,910億円の見込み、2021年には2014年と比べて49.1%増の4,100億円に達すると同社は予測する。市場は2000年の介護保険制度開始と共に立ち上がり、高齢者人口の増加や要介護認定者数の増加を背景に順調に拡大し続けているという。一方で、介護保険制度に頼るところが大きく、福祉用具貸与対象品目の増減や対象範囲の拡大縮小により市場が影響を受けているとのことだ。今後は介護保険制度における福祉用具貸与対象品目にコミュニケーション・ロボットなどの追加が期待される一方で、絞り込みの懸念もあり、2018年の法改正が分岐点になるという。この他、高齢者向けシューズの2021年における市場規模は2014年に対して58.2%増の87億円、手すりは同2.8倍の215億円になると同社は予測している。
2016年01月25日ラクスルは1月12日、同社が提供するシェアリングエコノミー型ネット運送・配送サービス「ハコベル」の配送可能車両を、これまでのカーゴ便、軽トラック便に加え、小型トラック便、中型トラック便まで拡大したことを発表した。小型トラック便は1~2tトラックでの配送、中型トラック便は3~4tトラックでの配送を行う。配送車両の拡大により、これまでは対応できなかったイベント・展示会・撮影会などの大型サイズの荷物や大容量の荷物も運べるようになり、より多くの注文に応えられるようになったという。ハコベルは、PCやスマートフォンアプリから最適なドライバーをマッチングして、荷物の配送予約から支払いまでを行えるネット運送・配送サービス。インターネットを使って各運送会社の非稼働時間を有効活用し、従来よりも低価格な運配送の仕組みを実現。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、優良ドライバーのみをネットワークすることで、高品質のサービスを提供する。料金は配送距離によって決まるため、車両に積載できる範囲であれば、どれだけ荷物を積んでも料金一律になっている。予約は、24時間365日受け付けており、配送状況もWebページやスマートフォンアプリなどでリアルに確認することが可能。
2016年01月13日沖電気工業(OKI)は11月17日、電波到来方向推定技術をITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)に適用し、車両・歩行者位置検出を実現する「次世代ITS路側インフラ無線技術」を開発したと発表した。同技術は、ETC・DSRC車載器から送信された電波を到来方向推定アンテナモジュールで受信し、アンテナモジュールを構成する各アンテナ素子の経路差から生じる受信信号の遅延量より電波到来の方位を推定するもの。複数の到来波推定装置を使用することでETC・DSRC車載器の位置を特定することができる。同社はこの技術を用いて車両および歩行者を対象とした測位実験を実施。30m四方のDSRC通信領域内において、ほぼ±1mの位置精度を確保できることを検証した。さらに路側機の設置条件などによっては±0.5m以内の位置精度を確保でき、GPSと同等以上の測位精度を確認できたという。同社は今後、次世代のITSインフラの検討とサービスの適用検証を進めていき、またその他の電波発信位置を推定するシステムとして、ドローンをはじめとするロボットの操縦者位置探索など、ITS用途以外の多様なニーズにも対応したシステムの提供を行っていくとしている。
2015年11月17日京都丹後鉄道では、「海の京都」をイメージした新しい特急車両「丹後の海」の運行が開始される。「丹後の海」は、JR京都駅と京都府北部地域を結ぶ特急車両として運行予定。京都府では7月18日から11月15日まで、同府北部に位置する市町の旅の魅力を発信する「海の京都博」が開催されており、同イベントで高まった北部観光等の需要を拡大することも目的のひとつとなる。車両の設計・デザインはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけた。車体色は"藍色メタリック"で、多くの人に丹後の海を想起してもらえるように仕上げたという。また、金色のシンボルマークとロゴタイプも配し、なつかしく上品なデザインをイメージしている。車内は、木を使った和のテイストのデザインとのこと。なお、同車両は1編成2両を導入予定。平成27年度中には、さらに1編成2両を導入予定となっている。なお、運行開始日やルート等は追って発表される。Design and Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates
2015年11月07日三菱自動車は21日、「三菱自動車 電動車両サポート」会員専用の充電スポット検索用スマートフォンアプリを改良し、充電スポットの満空情報の提供を同日より開始するとともに、ガイドブック型ロードマップ「三菱自動車 電動車両サポート おでかけBOOK 2015-2016」を発行すると発表した。今回のスマートフォンアプリの改良により、充電スポットが「利用中」/「休止中」の情報(満空情報)をリアルタイムに確認することが可能となり、事前に空き状況を確認した上で充電スポットを選ぶなど、充電待ちの回避に役立つようになった。充電スポット検索後は、「アウトランダーPHEV」標準装備カーナビゲーション「MMCS」の目的地設定をスマートフォンから行うことも可能となる。同スマートフォンアプリは、「三菱自動車 電動車両サポート」会員であれば無料で利用可能。あわせて、全国4,000件以上の充電スポット情報を掲載した全国道路地図、急速充電器のあるサービスエリア・パーキングエリアが一目で分かる高速道路案内図、充電スポットを活用しながらのドライブコース紹介など、電動車両ライフを充実させるための各種情報を収録したガイドブック型ロードマップ「三菱自動車 電動車両サポート おでかけBOOK 2015-2016」を発行し、同日より会員に向け発送を開始した。「三菱自動車 電動車両サポート」は、電気自動車「MiEV(ミーブ)」シリーズとプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」のオーナーに向けた、充電サービスをはじめとする各種サービスをパッケージにしたサポートプログラム。2015年4月1日に本格サービスを開始し、現在までに1万2,000人以上が入会している。
2015年10月21日横浜ゴムは10月15日、車の空気抵抗低減に加え、走行時に発生する車両のリフト(浮き上がり)抑制に貢献するタイヤのエアロダイナミクス技術を開発したと発表した。同社は2010年から空力シミュレーションを活用したエアロダイナミクス技術を研究しており、2012年12月にはタイヤハウス内における空気の流れを制御するためインサイド(車両装着時内側)のサイドウォールにフィン状突起を放射線状に配置した技術を発表した。今回の研究では、車両全体の空気の流れを制御するために、フィンの形状を新たに開発し、タイヤのショルダー部に近いサイドウォールに、斜めに配置した。また、このフィンをアウトサイド(車両装着時外側)のサイドウォールに配置すると、フィンがタイヤ上部では空気抵抗の低減に寄与し、下部では車両のリフト抑制に貢献することを突き止めた。さらに、東北大学流体科学研究所の大林茂 教授らとともにスーパーコンピューター「京」を使って大規模な空力シミュレーションによるパラメータスタディを行った結果、空力的効果を高めるフィン配置に関する知見を得ることができたという。同社は、同技術を実用化することで、車の燃費性能を高めるとともに車体の安定性を向上するタイヤ開発が期待できるとしている。なお、新形状のエアロダイナミクスタイヤは10月28日から東京ビッグサイトで開催される第44回東京モーターショー2015に参考出品される予定。
2015年10月16日トヨタが販売する福祉車両「ウェルキャブ」のスペシャルムービーとして、「親子に同じ質問してみた」がこのほど公開となった。本動画は、「Welfare」(福祉)「Well」(健康)「Welcom」(歓迎)「Cabin」(客室)の意味がこめられたとトヨタの福祉車両「ウェルキャブ」オフィシャルサイトにて公開されたスペシャルムービー。「愛されている分だけ、やさしさで返そう。 感謝したい 気持ちをのせて」というキャッチコピーが添えられた本映像。5組の親子が登場し、親と子どもに同じ質問が投げかけられ、それぞれが回答する姿が映し出されている。5組の親子に投げかけられるのは、「どのくらい連絡を取り合っていますか?」「どのくらい思い出しますか?」などといった4つの質問。父母側は、「(メールするのは)私の方からばっかりで、メールを入れても全然既読にならない」「思い出すというよりもその…毎日ですね」など、楽しそうに笑みを浮かべながらはっきりと答えるひとが多い一方で、息子・娘側は、「(メールは)10日後に見たりしますね」「思い出すのは…週に2回ぐらいです」と、苦笑いを浮かべたり、恥ずかしそうにしながらはぎれの悪い回答ばかり。さらに、「(子どもが)家を出たときどう思いましたか?」という質問に対しては、2組の親子の親側は「大泣きでした。自分でもなんでこんなに泣くんだろうってくらい」と当時の寂しさをはっきりと答えるのに対して、子ども側はひとり暮らしをはじめた大変さなどについて回答している。映像の最後には、親側の回答VTRを子ども側に見てもらう様子が映し出される。嬉しそうな笑顔を浮かべたり、涙を流したり、さまざまな反応を示す中で「自分が思っている以上に気にかけてくれたんだ」「いまだに心配してるんだなと思いました」「大事にしなきゃなって思いました」と、それぞれが親がこれほどまでに自分のことを想ってくれていることに気づかされたことを語っている。「ウェルキャブ」スペシャルムービー「親子に同じ質問してみた」は、「ウェブキャブ」オフィシャルサイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日JR東日本は8月31日、品川車両基地跡地で進める「品川開発プロジェクト」におけるまちづくりの基本概要を発表した。同プロジェクトは、「グローバル ゲートウェイ 品川」として、従来の発想にとらわれない国際的に魅力のある企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりに取り組む。同プロジェクトでは、2020年に田町-品川間に新駅の暫定開業を目指しており、2023年~2024年頃に街びらきを予定している。品川車両基地跡地は品川駅北口に広がる約13ヘクタールの敷地で、同社によると、延床面積は100万平方メートルに及ぶ見込みだという。また、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた暫定利用と、その後の街びらきを契機として、国際交流拠点として成長し続ける街を目指すとしている。国際交流拠点としては、新しい街を舞台として、「移動・交流」「環境」「ジャパンバリュー」を重点テーマに据え、次世代ビジネスを継続的に創造する「国際都市」を目指す。
2015年09月01日ZMPは8月26日、独Ibeo Automotive Systems(IBEO)と自動運転車の共同開発に合意し、IBEOのレーザースキャナを搭載した自動運転車両RoboCarの販売を同日より開始すると発表した。IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVの価格は2200万円(税別)で、カスタマイズにより最大5個のIBEOレーザースキャナの搭載・統合が可能となっている。今回の協業についてZMPは「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカーの1つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます」とコメントしている。
2015年08月26日西武鉄道は8月24日、2016~2019年度に新型通勤車両「40000系」を80両導入し、2017年春から順次運転を開始すると発表した。40000系車両は、現在「スマイルトレイン」の愛称で親しまれている「30000系」車両の後継として、「人にやさしい、みんなと共に進む電車」をコンセプトに、「やさしさ」「沿線に寄り添う」「未来志向・先進性」をキーワードにした車両。外観のカラーデザインは西武グループのコーポレートカラーを基調にしつつ、「山の緑と空の青」をイメージした同社線沿線の風景や自然を感じさせる色調を採用している。同社初の「ロング・クロスシート転換車両」(一部編成)を導入する。同車両のシートは「クロス状態」と「ロング状態」に転換が可能。また、「車いすスペース」を拡大し、乗客に寄り添う"気遣いや使いやすさ"を備えた「パートナーゾーン」を設け、新たな「車両バリアフリー」の形を提案する。さらに、快適性向上に向けて「プラズマクラスター」を搭載し、利便性向上のため、情報配信装置「スマイルビジョン」を各ドア上に設置し、行き先・停車駅・駅設備案内・ドア開方向および運行情報を表示する。そのほか、アルミ合金による軽量化、VVVFインバータ制御装置、LED照明、最新技術のモーターを採用し、従来の省エネ車両に比べて、電気使用量を約40%削減する。
2015年08月25日マツダは7日、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の累計来場者数が7月25日に1,100万人を達成したことを受けて、「社会福祉法人 天友会 広島南第二作業所」に、福祉車両「ビアンテ GRANZ-SKYACTIV オートステップ車」を贈呈すると発表した。今回の贈呈にともない、8月21日に同球場で開催される「広島東洋カープ 対 読売ジャイアンツ」の試合開始前に、同社の小飼雅道代表取締役社長兼CEOより、贈呈先の代表者に目録を渡すセレモニーが行われる予定。この取り組みは、マツダが広島市民球場の命名権に応募した際に、社会貢献活動の一つとして広島市に提案したもので、2009年以降来場者数が100万人を達成するごとに、社会福祉法人 広島市社会福祉協議会により選定された社会福祉団体に、マツダの福祉車両を1台贈呈している。
2015年08月07日大阪府とジェーシービー(以下、JCB)は22日、福祉的配慮が必要な府民に対する生活支援事業において、対象者にプリペイドカード「おおさかもずやんカード」を発行すると発表した。○最大5万円分を支給大阪府では、2015年度事業として、重度障がい等で常時介護が必要な人や、児童福祉施設等に入所している社会的養護を要する児童など、福祉的配慮が必要な人々に対して、「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地域消費喚起・生活支援型)」を活用し、生活支援を実施する。JCBは、同支援事業での「おおさかもずやんカード」の発行業務について受託する。重度障がい等で常時介護が必要な人には5万円分、社会的養護を必要とする児童等(施設長および里親)には2万円分を支給する。7月下旬から対象者に申込書を順次送付し、8月下旬から配布する。カードの有効期限は2016年2月29日。JCBプレモカードは、2013年10月より発行しているプラスチックギフトカード。コンビニエンスストア・百貨店・家電量販店など、全国30万店以上で利用可能で、贈答用としても使用できる。「おおさかもずやんカード」は、JCBプレモカードが使える店舗で同様に利用できる。
2015年07月23日スズキは25日、福祉車両ウィズシリーズに、車両後部のスロープにより車いすでのスムーズな乗り降りが可能な新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」を設定するとともに、「スペーシア 車いす移動車」を一部改良して発売した。新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」は、2015年2月に全面改良した軽商用車「エブリイ」、軽乗用車「エブリイワゴン」をベースとした軽ワンボックスタイプの福祉車両。大きく広いバックドア開口部と車両後部のテールゲート一体型スロープにより、車いすでのスムーズな乗り降りを実現したほか、ワイヤレスリモコンで操作可能な電動ウインチを採用し、介助する人の負担を軽減している。そのほか、「エブリイワゴン 車いす移動車」は、左右分割式リヤシートを採用することで、車いす乗車時の乗員定員を従来の3名から4名とし、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を標準装備。「エブリイ 車いす移動車」は、エコカー減税の減税対象車となっている。「エブリイ 車いす移動車」の価格は159万5,000円~171万5,000円、「エブリイワゴン 車いす移動車」の価格は189万5,000円~201万5,000円(いずれも税込)。「スペーシア 車いす移動車」は、車いすでのスムーズな乗り降りが可能な車両後部のテールゲート一体型スロープに加え、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を搭載する福祉車両。今回の一部改良では、「G」と「X」に「S-エネチャージ」と改良型のR06A型エンジンを搭載することで環境性能を高め、エコカー減税の免税対象車とした。さらに、「X」には「ナノイー」搭載フルオートエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを採用し、快適装備を充実させている。ベーシックな仕様の「E」は、装備を見直して購入しやすい価格とした。「スペーシア 車いす移動車」の価格は、144万5,000円~169万円(いずれも税込)。
2015年06月25日東京メトロと東武鉄道は6月17日、2016年度から2019年度にかけて導入を進める東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインの相互直通運転車両について、新型車両の形式名称と基本的な仕様を決定したと発表した。車両形式名称は、東京メトロでは13000系、東武鉄道では70000系とし、現在、3扉車両と5扉車両(前2両・後2両)が混在する直通車両のすべてを4扉車両(20m化7両編成)に統一する。東京メトロ13000系は、歴代の3000系や03系の系譜を踏襲しながらも、近未来的な形状アレンジが加わった。カラーリングは路線イメージを意識した配色とし、これまでのデザインを一新した。東武鉄道70000系は、現行の日比谷線直通車両20000系のコンセプトカラー「ロイヤルマルーン」をもとに、「赤」と「黒」の2つの原色に再精製することで、現代の先鋭的なカラーリングに昇華させ、日比谷線直通車両の刷新を表現した。仕様については、2社で異なる車両機器や車内の主要設備、フリースペースや優先席の位置などが統一される。例えば、座席については1人当たりの幅を広げてクッション性を改良するほか、横の仕切りを大型化し、脇しきりには強化ガラスを採用する。また、全車両にフリースペースを設置し、車端部の座席をすべて優先席とする。
2015年06月18日現在テレビ朝日系にて放送中の特撮TVドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(毎週日曜日7:30~)のヒーローたちが、京都市の地下鉄車両基地で"忍ばず踊った"動画がYouTubeで公開された。現在「東映特撮YouTube Official」では、番組のエンディング主題歌「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」に合わせて踊る投稿動画を集めた企画「忍ばず踊ってみた!ワッショイニンジャ祭り!」を展開。今回の映像は、京都市交通局が毎年5月29日に行っている「地下鉄の日」を記念したコラボ映像となっている。公開された動画では、「ニンニンジャー」たちが滅多に立ち入ることのできない地下鉄車両基地に潜入し、「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」を忍ばず踊る様子を収録。また映像には、5月29日に京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅-太秦天神川駅間で運行された「ニンニンジャートレイン」で、ニンニンジャーと子供たちが握手をしたりダンスを踊る楽しい触れ合いの風景も収められている。そして、6月21日には京都府・東映太秦映画村(パディオス3F 多目的ホール)にて参加型イベント「忍ばずうたうぜ!手裏剣戦隊ニンニンジャーソングライブ」が開催。当日は、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のオープニング主題歌「さぁ行け!ニンニンジャー!」を歌う大西洋平、エンディング主題歌「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」を歌う伊勢大貴、スターニンジャーを加えた6人のニンニンジャーと『烈車戦隊トッキュウジャー』の6人が出演。観客みんなで歌って踊れる参加型のショーイベントとなる。公演は11:00~、13:00~、15:00~の計3回で、観覧は無料(別途、映画村への入村料が必要)。さらに、3回目の「手裏剣戦隊ニンニンジャーソングライブ」が終了した15:30からは、『東映公式!「忍ばず踊ってみた!ワッショイニンジャ祭り!」大収録会 in 東映太秦映画村』を開催。「東映特撮YouTube Official」が行う初の視聴者参加企画で、「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」に合わせてみんなで踊る様を撮影する。イベントには、先輩忍者戦隊となる『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッドと『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッドも参加も予定されている。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は、1975年4月5日に放送が開始された第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く「スーパー戦隊」シリーズの39作品目で、生誕40周年を迎える特撮TVドラマの最新作。変身ヒーローの元祖たる"忍者"をモチーフにし、「忍びなれども忍ばない!」というキャッチコピーで、伝説のラストニンジャの孫たちのド派手な活躍を描いている。(C)2015テレビ朝日・東映AG・東映
2015年06月14日川崎重工は6月9日、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したことを発表した。新型車両は兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する予定。今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲。新型機器として、全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用したVVVFインバータ制御装置を搭載して省エネを図るとともに、主電動機を全密閉型にすることで騒音を軽減する。客室照明など、すべての照明設備をLEDにすることで、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)と比べ、約60%低減するという。つり手の高さは3段階(高・中・低)で設置するほか、座席から立ち上がる時の負担が軽減できるように縦手すりを設けるほか、座席端部に大型袖仕切りを設置する。扉上の車内案内表示器については、4国語(日本語・英語・中国語・韓国語)で表記を行って訪日外国人に配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上する。
2015年06月10日セブン銀行はこのたび、災害時等に顧客の生活を支援する「新移動ATM車両」を公開した。○大震災後、「何か我々にもできることはないか」と『移動ATM車両』を開発セブン銀行は、2011年3月の東日本大震災後、「何か我々にもできることはないか」と考え、現地へATMを持っていくことを決定。ATMの営業再開に相応の時間が必要な地域で、生活に欠かせないインフラであるATMを使えるようにする事が目的だった。その際課題となったのは、通信回線や電気の復旧が遅れていることや、現金を運ぶために法規制の壁があることなどだ。例えばコンビニの店舗などに設置しているATMは店舗の通信機器を通じてネットワークにつなげているが、移動ATM車両ではそれは不可能だ。そのため、携帯電話の3G回線を使用することにし、そのためのシステムを開発した。また、現金は現金輸送車で運び、移動ATM車両が現地に到着してからATMに装てんすることで法規制をクリアした。こうして、ひとつひとつの課題をつぶしていくことで『移動ATM車両』実現に成功した。『移動ATM車両』は、5月21日~8月31日までの期間、3台派遣され、宮城県塩釜市、石巻市、南三陸町、気仙沼市を巡回。約1600件の利用があったという。○新機能「ATMスライドシステム」を導入し、バリアフリー対応を実現セブン銀行では、震災から4年がたった今年、前回派遣時に顧客から寄せられた意見を反映し、移動ATM車両をさらに使いやすく、場所を選ばずサービス提供できるように新調した。新しい移動ATM車両の特長は、(1)バリアフリー対応、(2)電源がないところでもATMサービスを提供可能、(3)駐車場1台分程度のスペースでも設置可能、の3点。(1)の「バリアフリー対応」では、東日本大震災の際は車両の荷台の上にあったATMを車両の外に下ろして使うことができるように、新機能「ATMスライドシステム」を導入。同システムでは、ATMを上げ下ろしするためのリフトを導入し、ATMを車両の外に設置できるようにしたため、高齢者や身体の不自由な方でも安心して利用できるようにしている(ただし、悪天候の時は車両の中での利用となる)。○ATM専用バッテリーと発電機を常備、車両も小型化また、ATM専用バッテリーと発電機を常備する「マルチ電源システム」によって、(2)の「電源がないところでもATMサービス提供」が可能となった。さらに、可能な限り車両を小型化。これにより、一般的な駐車場の1台分のスペースでも設置可能となった。4WD車両を採用しているので、天候などに左右されないという利点もある。震災時に派遣された際の課題を改善して完成した「新移動ATM車両」。その車両には、「いざという時に、何か我々にできることはないか」というセブン銀行の思いが込められているといえそうだ。
2015年04月01日イオングループは、1977年から「イオン社会福祉基金」を設立するなど、さまざまな環境・社会貢献活動を実施しているが、そのグループ内企業、イオン九州はさらに地域密着型の社会貢献活動に取り組んでいるという。同社は独自の基金「イオン九州社会貢献基金」を1997年に設立。これは、より地域に密着した活動をしたいという社員の声から設立にすることになったものだという。また、イオン九州は、資金提供や物品提供といった援助活動だけではなく、社員自らが地域に関わるボランティア活動を重視しているという。そのうちの一環が、サンタクロースに扮した社員がクリスマスに福祉施設を訪問する活動。これは、毎年クリスマスに社員が行っていた活動が恒例化したもので、2014年は79カ所の施設を訪問したという。同社代表取締役社長 柴田祐司は、社会福祉活動について、「地域と企業の関わりを考える時、わたしたちがもっとも大切にしているのは、単なる経済的、便利的貢献ではなく、地域のみなさまから必要とされる暮らしに根差した存在になることであり、社会福祉活動もそうした取り組みの中から生まれたものであります」とコメント。また、活動当初から携わってきた社員は「当初は小さかった活動も、実際に地域の方々や子どもたちが喜んでくれている姿に触れ、自然に、自主的に活動が大きく広がっていきました。資金提供だけでなく、こうして実際に地域の福祉施設を訪問することでしか得られない大切なこと。これからも九州のみなさまのお役に立てるよう、活動を継続していきたいです」と話す。一方、数年にわたりサンタクロースの訪問を受けてきた福岡療育センター いちばん星センター長 堤孝子さんは、「今年で4回目だったのですが、子どもたちがとても楽しみにしており『サンタさんにどこから来たの?』とたずねたり、早々と来年のプレゼントをお願いしたりと、大変ほほえましい、楽しい時間を過ごすことのできる貴重な時間になっています。今後も引き続きこの活動を継続してほしいです」と、活動の意義を語った。
2014年12月26日JR北海道は20日、北海道新幹線開業にともない、函館~新函館北斗間で運行されるアクセス列車用の車両を製作すると発表した。アクセス列車の愛称名募集も実施する。車両形式は733系1000番台で、札幌圏で運行される733系をベースに4編成12両が製作される。エクステリアは「新幹線との連携・一体感」と「北海道らしさ」をイメージし、北海道新幹線用車両H5系の「彩香パープル」を踏襲したパープルをメインカラーに採用。車体側面はJR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーンを加えた2色の帯となっている。車内はロングシートとされ、グリーン系のシートや乗降ドア付近の木目調のパーティションをはじめ、北海道の自然をイメージしたデザインに。ドア部分は函館のレンガ倉庫や修道院を連想させる赤レンガ色とした。3両合計の定員は441名(1号車139名、2号車156名、3号車146名)で、1号車には車いすスペースと車いす対応トイレを設置。客室床面を低くして乗降口のステップをなくし、バリアフリー化の促進を図る。客室内の照明をLED化することで、消費電力も抑制する。733系1000番台の落成時期は2015年秋の予定。2015年度末に予定される北海道新幹線新青森~新函館北斗間の開業に合わせ、新幹線と接続するアクセス列車として運行される。新函館北斗駅は新幹線ホームと在来線特急列車・アクセス列車のホームが同一平面となるため、スムーズな乗換えが可能だという。JR北海道は函館~新函館北斗間のアクセス列車に愛称を付けるとし、11月20日から12月22日まで愛称名を募集する。特設ページの応募フォーム(受付期間は12月22日14時まで)のほか、郵送はがき(12月22日必着)でも応募を受け付ける。列車名の発表時期は2015年1月中旬を予定し、採用された列車名の応募者の中から抽選で1名に金賞のオリジナルアクセス列車Nゲージ模型、40名に銀賞の733系オリジナルマグカップをプレゼント。応募者全員の中から40名に、銅賞としてH5系オリジナルグッズがプレゼントされる。
2014年11月20日ZMPは11月10日、市販のハイブリッドミニバンをベース車両とした「RoboCar MINIVAN」を発表し、同日より受注を開始すると発表した。「RoboCar MINIVAN」は、トヨタエスティマハイブリッドをベース車両とし、車載ネットワークCAN(Control Area Network)を介して、ベース車両に搭載されているセンサ情報を取得でき、かつ独自コントローラによって制御可能な、研究開発向けの実験プラットフォーム車両。コンピュータにより、走る・曲がる・止まるといった走行制御が可能でき、運転支援技術や、自動走行技術の研究開発に活用することができる。また、周囲環境を把握するためのステレオカメラ、3次元/2次元レーザセンサ、ミリ波レーダや、車両の位置を把握するポジションセンサ(GPS+気圧)や車両の挙動を把握するポジションセンサ(加速度+ジャイロ+地磁気)などの搭載が可能となっている。7、8人の乗車が可能なミニバンをベース車両とすることにより、高齢者の移動手段や、自動運転車による次世代交通システムなど、実践的な実験での使用が想定されている。価格は1800万円(税別)となっている。
2014年11月10日ホテル阪急インターナショナルはこのほど、阪急電鉄京都線の女性専用車両にて、AR(拡張現実)を活用したブライダル動画広告展開を開始した。スマートフォンと連動した広告展開は、阪急電鉄では初の試みだという。専用アプリを起動したスマートフォンを車内広告ステッカー内のマーカーにかざすと、同ホテルでのブライダルシーンのイメージ映像がスマートフォンに再生されるしくみに。映像は花嫁目線のストーリー仕立てで、ホテル来館からブライダルフェア体験の様子、チャペルやホテル内の設備などを伝える内容となっている。ポスターでは伝えきれない華やかな雰囲気を臨場感あふれる動画で伝えることで、婚礼を検討している人やその家族にホテルブライダルを印象づけるねらいだ。10月30日から約1カ月間、女性専用車両全11編成11両に1両あたり窓面ステッカー20枚、ドア横ステッカー10枚を掲出する。動画閲覧のための専用アプリ「インターAR」は、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。今後予定している続編に出演する一般モデルの募集も開始。年齢16歳以上の未婚女性(国籍不問)で、オーディション・撮影時に同ホテルに来館できること、撮影した写真や動画をAR以外の広告宣伝物にも使用できることが条件。履歴書と写真を同封の上、郵送にてホテルへ応募することとなっている(11月30日締切)。
2014年11月05日札幌市交通局はこのほど、東豊線の新型車両9000形の導入について発表した。今後、12月中旬頃に東車両基地へ搬入され、2015年4月下旬頃の営業運転開始を予定している。札幌市交通局の地下鉄南北線・東西線・東豊線はゴムタイヤ方式の電車(案内軌条式地下鉄電車)で知られる。1971年の南北線開業に合わせて初めて採用して以来、一貫して川崎重工が製造納入を担ってきた。東豊線7000形(1988年の開業に合わせて導入)の後継車両となる9000形も、昨年5月に川崎重工が受注し、2016年度までに80両(4両20編成)を順次納入すると発表していた。このほど車両外観が完成し、現在は車内設備の組立てを進めているという。新型車両9000形の車両デザインは、「さわやかでシンプルなデザインとし、親しみが持てる外観」がコンセプト。札幌市立大学デザイン学部の学生と札幌市交通局の若手職員による意見交換会で意見を出し合ったことで、白を基調としたシンプルな形状となり、スカイブルー(東豊線のラインカラー)を扉部分に施した車両デザインが完成した。ATO・ワンマン運転にも対応し、各車両に車いすスペースを設けるなどユニバーサルデザインを導入。LED車内照明やVVVFインバータ制御装置を採用して省エネにも配慮した。東豊線では2016年度に可動式ホーム柵を設置する事業を進めており、これに合わせて従来車両(7000形)の老朽化更新を行い、新型車両9000形を導入する予定。なお、車両設備については車両が完成した後、改めて札幌市交通局ホームページなどで紹介するとのこと。
2014年11月04日スズキは4日、福祉車両ウィズシリーズの「スペーシア 車いす移動車」に、レーダーブレーキサポートをはじめとする先進の安全技術を全機種に標準装備したほか、購入しやすい価格の「E」グレードを新設定して発売した。「スペーシア 車いす移動車」は、車両後部のテールゲート一体型スロープにより、車いすでのスムーズな乗り降りを可能とし、介助する人の負担を軽減した軽乗用車がベースの福祉車両。今回の一部仕様変更では、全機種にレーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」をはじめ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESP(車両走行安定補助システム)といった先進の安全技術を標準装備している。また、ベーシックな仕様で購入しやすい価格の「E」グレードを新設定したほか、「G」と「X」グレードは、メッキフロントグリルを新たに採用した外観とし、購入しやすい価格に見直されている。「スペーシア 車いす移動車」の価格は145万5,000円~166万円(いずれも税込)。
2014年11月04日箱根登山鉄道の新型車両3000形「アレグラ号」が1日、営業運転を開始した。強羅駅にて出発式が開催され、30組60名を招待してのデビュー運行も行われた。新型車両3000形の製造は川崎重工、デザイン設計は岡部憲明アーキテクチャーネットワークが担当。車体はステンレス製で、1両あたり全長14.66m、幅2.57m、高さ3.97mとされた。箱根の自然を体感できるよう、車体前面・側面の窓ガラスを大型化し、「バーミリオンはこね」と命名された車体色も外観における特徴となっている。車内は先頭展望ゾーンと中央のクロスシートゾーンに分けられ、急勾配やスイッチバック、車窓に広がる箱根の自然など、箱根登山鉄道の特色を生かせる座席レイアウトに。愛称「アレグラ号」は、同社の姉妹提携鉄道であるレーティッシュ鉄道が走るスイス・グラウビュンデン州の希少言語、レート・ロマンシュ語の挨拶言葉に由来しているという。1日は営業運転開始に先立ち、出発式とデビュー運行が行われた。来賓や招待客らが見守る中、「アレグラ号」は9時30分すぎ、2両編成(3001・3002)で強羅駅に到着。出発式では箱根登山鉄道取締役社長、府川光夫氏が、「当社25年ぶりの新造車両がいよいよ営業開始します。素敵な車両に仕上がっており、環境にも配慮しています。箱根の山にふさわしい、箱根の魅力向上に貢献する車両と自負しています。安全最優先に、これからアレグラ号を運行してまいります」と挨拶した。その後、テープカットが行われ、ホームに設置されたカウベルの音とともに、「アレグラ号」は強羅駅を発車。デビュー運行の特別列車には一般招待客30組60名が乗車し、箱根湯本駅到着までのひとときを楽しんだ様子だった。途中、車掌から新型車両の概要や箱根登山鉄道の歴史、沿線の名所をはじめ、「いま走行している区間の運転士と車掌の高低差は240cm」「出山の鉄橋はもともと天竜川に架けられていた」などの情報も紹介されていた。箱根登山鉄道の新型車両3000形「アレグラ号」は今後、従来車両2両に「アレグラ号」1両を連結した3両編成、または「アレグラ号」2両を連結した編成で、箱根湯本~強羅間を走行する予定。運行スケジュールは箱根登山鉄道ホームページにて、約3日前から確定次第掲載していくとのこと。
2014年11月01日