5月17日(金) 公開の映画『碁盤斬り』のティザービジュアルと特報映像が公開された。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草彅剛と、『孤狼の血』などで高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督がタッグを組んだ『碁盤斬り』。ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男の、父として武士としての誇りを賭けた復讐を描く作品だ。公開されたティザービジュアルは全5種類で、新進気鋭の5人のイラストレーターがイラストを手がけた。いずれも草彅扮する主人公・柳田格之進の「復讐」に燃える姿をイメージしている。黄金の野を黙々と仇を探す旅をする格之進(イラスト:木内達朗)、鋭い視線で今にも斬りかかりそうな格之進(イラスト:ゴトウヒロシ)、囲碁で闘う格之進の手(イラスト:柳智之)、静かに怒りを湛える格之進(イラスト:高橋将貴)、目の前の罪と向き合い躍動する格之進(イラスト:牧野伊三夫)が描かれている。また特報では、穏やかな風貌の格之進が静かに佇んでいるところに、「父は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という清原果耶扮する格之進の一人娘・お絹の言葉が響き渡る。それを機に、國村隼を筆頭に、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子といった人物が次々と迫り来る。さらには「あの日の約束を、忘れてはおらぬな!忘れてはおらぬな!」と格之進が激高し、刀を振り下ろすシーンも収められている。映画『碁盤斬り』特報映像<作品情報>映画『碁盤斬り』5月17日(金) 公開公式サイト:「碁盤斬り」製作委員会
2024年01月29日草彅剛主演『碁盤斬り』の公開日が5月17日(金)に決定。5種のイラストティザービジュアルと特報が解禁された。白石和彌監督が草彅剛を主演に迎え、時代劇に初挑戦した本作。ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、父として武士としての誇りを賭けた復讐を描く、感動のリベンジエンターテインメントだ。この度解禁されたのは、草彅さんが演じる「復讐」に燃える主人公・柳田格之進をイメージした5種類のイラストティザービジュアル。新進気鋭の5人のイラストレーターがイラストを手掛けたもので、いずれも主人公の柳田格之進の「復讐」に燃える姿をイメージしている。黄金の野を黙々と仇を探す旅をする格之進(1.イラスト:木内達朗まにも斬りかかりそうな格之進(2.イラスト:ゴトウヒロシ)、囲碁で闘う格之進の手(3.イラスト:柳智之)、静かに怒りを湛える格之進(4.イラスト:高橋将貴)、目の前の罪と向き合い躍動する格之進(5.イラスト:牧野伊三夫)の姿が描かれている。併せて解禁された特報では、穏やかな風貌の柳田格之進が静かに佇んでいるところに、「父は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という清原果耶扮する格之進の一人娘・お絹の言葉が響き渡る。それを機に、國村隼を筆頭に、いわくありげな人物が登場。中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子らが次々と迫り来て、「あの日の約束を、忘れてはおらぬな!忘れてはおらぬな!」と柳田格之進が激高し、刀を振り下ろす様子が切り取られている。【冤罪】に巻き込まれ、【復讐】が始まる予感のする、迫力ある特報となっている。また、2月7日(水)~5月15日(水)の毎週水曜日にTOHOシネマズ日比谷にて、草彅剛主演映画『ミッドナイトスワン』を鑑賞した全員にティザービジュアルポストカードをプレゼントすることも決定した(5種類をランダムで配布)。『碁盤斬り』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:碁盤斬り 2024年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定
2024年01月29日稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾による新しい地図の会員限定イベント「NAKAMA to MEETING Vol.3」が3月16日の東京・国立代々木競技場第一体育館を皮切りに全国4都市で開催されることが決定した。今年は1月1日・2日に東京・日本武道館で「NAKAMA to OSHOGATSU(お正月) ~2024年もよろしく!」を開催した3人。そして、春からは東京・北海道・福岡・大阪の全国4都市で開催する。稲垣は「今年もNAKAMA to MEETINGの開催が決まりました。NAKAMAのみなさんと笑顔溢れる時間を過ごせることを楽しみにしています」とコメントしている。○「NAKAMA to MEETING Vol.3」公演概要【日程】■東京・国立代々木競技場第一体育館3月16日(土)17:003月17日(日)12:00 / 16:30■北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる4月20日(土)17:004月21日(日)13:00■福岡・福岡国際センター5月11日(土)17:005月12日(日)12:00 / 16:30■大阪・大阪城ホール5月25日(土)17:005月26日(日)12:00 / 16:30【チケット料金】全席指定 NAKAMA会員限定 9,500円(記念品付)車イス席 NAKAMA会員限定 9,500円(記念品付)
2024年01月26日稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾による新しい地図が、3月から5月にかけて会員限定イベント『NAKAMA to MEETING Vol.3』を開催することが決定した。1月1日(月・祝)・2日(火) に『NAKAMA to OSHOGATSU(お正月) ~2024年もよろしく!』を日本武道館で行った彼ら。『NAKAMA to MEETING Vol.3』は、3月16日(土)・17日(日) に東京・国立代々木競技場第一体育館、4月20日(土)・21日(日) に北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる、5月11日(土)・12日(日) に福岡・福岡国際センター、5月25日(土)・26日(日) に大阪・大阪城ホールで開催される。■稲垣吾郎 コメント今年もNAKAMA to MEETINGの開催が決まりました。NAKAMAのみなさんと笑顔溢れる時間を過ごせることを楽しみにしています。<イベント情報>『NAKAMA to MEETING Vol.3』■東京・国立代々木競技場第一体育館3月16日(土) 17:003月17日(日) 12:00 / 16:30■北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる4月20日(土) 17:004月21日(日) 13:00■福岡・福岡国際センター5月11日(土) 17:005月12日(日) 12:00 / 16:30■大阪・大阪城ホール5月25日(土) 17:005月26日(日) 12:00 / 16:30【チケット料金】全席指定 NAKAMA会員限定:9,500円(記念品付)車イス席 NAKAMA会員限定:9,500円(記念品付)新しい地図 公式サイト:
2024年01月26日草彅剛主演ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」が、手話つき版で放送されることが決定した。丸山正樹による同名小説を、草彅さんが“手話通訳士”役で出演し、1作目がドラマ化。仕事や家族を失い、人生に迷う男性が手話通訳士になり、新たな人生のスタートを切る物語が、殺人事件をめぐるミステリーとともに繰り広げられる。草彅さんのほかにも、橋本愛、松本若菜、遠藤憲一が出演し、そして20名近いろう者・難聴者・コーダの役を実際の当事者が演じていることが本作の大きな特徴となっている。なお、本作は前後編編成となっており、前編放送の直前に撮影の舞台裏に密着した特番も放送される。あらすじ仕事と結婚に失敗した荒井尚人。家族や恋人に心を開けないでいるのだが、生活のため唯一の技能を活かして就職活動をはじめる。その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)だった。そして彼は、手話通訳士として働くことに。やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が複雑に絡みはじめる――。「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」手話つきは2月4日(日)、11日(日・祝)15時45分~Eテレにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるABEMA『ななにー 地下ABEMA』の#10が21日に配信された。今回テーマは、「目指せ!YouTubeで720万回再生」。ななにー企画会議にて実業家・西村博之氏が提案した「ローカルテレビ局で視聴率 100%男」といった企画を、ななにー流にアレンジした同企画。稲垣、草なぎ、香取がななにーの企画であることは秘密にし、さまざまな人気YouTuber総勢10組とコラボ動画を撮影し、1カ月で総再生回数720万回を目指す。配信に先駆け、YouTube上では、YouTuberとのコラボ動画を続々とアップしており、今回の#10 では、YouTube 撮影の裏側が明かされた。稲垣と香取は、大食い系YouTuberの三年食太郎とくら寿司にてコラボ動画を撮影することに。稲垣はこの日初めて回転寿司を訪れたことを明かし、どこか落ち着かない様子で「僕らが普段行く寿司屋の客層とは違うね」と口にする。そこに、三年食太郎が登場。2018年からYouTuberとして活動を開始し、現在のチャンネル登録者数は63万人を誇る三年食太郎は、香取から「どのくらい(の量)食べているの?」と聞かれると、「回転寿司だったら最高で80皿」と答え、想像以上の食べっぷりに、稲垣は「えぇー!?」と驚愕した様子を見せた。早速、一同はYouTube動画の撮影を始めることに。カメラ1台で「今回の企画は30分間寿司大食い対決です、といった感じで…」と、サクサクと動画を撮影していく三年食太郎のスピードに、思わず香取は「早いね!」と驚く。そこで、「まずはテーブルいっぱいにお寿司をタッチパネルで注文し、サムネイルを撮影しましょう」と告げられた香取は、「全然(注文方法が)わからない、くら寿司が嬉しい」と口にし、稲垣は「イベリコ豚なんて(メニュー)あるの?」とあたふた。なんとかお寿司の注文を済ませ、サムネイルを撮影し、やっと一息…と思いきや、三年食太郎から「早速30分早食い対決を始めたいと思います」と告げられ、香取、稲垣ともに「もう始めるの!?」「色々早いよね、テンポがね」と焦った様子を見せた。そして、早食い対決がスタート。稲垣、香取ともに、「えーこんなにおいしいんだ」と普段食べない回転寿司に感動しつつ、テンポよくお寿司を食べていく。三年食太郎から、「普段どんなところで食事するんですか?」と問われた香取は、「この辺りのホテルのお寿司屋さんや鉄板焼き屋さんにいるよ」と「(そのホテルに)泊まりたくなったら泊まる」とし、三年食太郎が「おうちはありますよね?」と念のため問うと、「おうちはいっぱいある!」とお茶目な様子で私生活を語った。そうして楽しく会話を繰り広げていると、あっという間に開始から5分が経過。三年食太郎は12皿、香取は8皿、稲垣は4皿を食し、食太郎が大幅リードという状況に。三年食太郎は、さすが大食い系YouTuberと言わんばかりの様子で、終盤から本領を発揮。結果は僅差で三年食太郎が勝利し、稲垣と香取の食べっぷりに「びっくりしました、こんなに食べると思わなかったので」と、驚いていた。【編集部MEMO】『ななにー 地下 ABEMA』は、『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)のリニューアル新番組。新進気鋭のクリエイターが稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のためのオリジナル企画を用意し、世の中の常識にとらわれない新企画によって3人のまだ見たことのない一面を見出していく。(C)AbemaTV, Inc.
2024年01月22日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるABEMA『ななにー 地下ABEMA』の#10が21日に配信された。今回テーマは、「目指せ!YouTubeで720万回再生」。ななにー企画会議にて実業家・西村博之氏が提案した「ローカルテレビ局で視聴率 100%男」といった企画を、ななにー流にアレンジした同企画。稲垣、草なぎ、香取がななにーの企画であることは秘密にし、さまざまな人気YouTuber総勢10組とコラボ動画を撮影し、1カ月で総再生回数720万回を目指す。配信に先駆け、YouTube上では、YouTuberとのコラボ動画を続々とアップしており、今回の#10 では、YouTube 撮影の裏側が明かされた。まず、草なぎが人気YouTuberのハラミちゃんとコラボすることに。ハラミちゃんは、ストリートでピアノを即興演奏した動画が人気を博し、YouTubeのチャンネル登録者数221万人を誇る。ハラミちゃんが、草なぎとの動画撮影企画会議で「草なぎさんに警備員のコスプレをしていただいて、ハラミが弾いているところに登場、そこからセッションしちゃうという企画はどうでしょう?」と提案すると、草なぎは「一発撮りのセッションって! ミュージシャンみたいでかっこいいですね!」とノリノリの様子でこの提案を快諾。しかし、「僕は斉藤和義さんの『歩いて帰ろう』と、井上陽水さんの『夢の中へ』の2曲しか弾けないんで」と告げる。迎えた撮影当日。草なぎは警備員に扮し、入り口付近を警備しているふりをしつつハラミちゃんの演奏を見守ることに。ハラミちゃんがいつものように突如ピアノを披露すると、突然の演奏にその場に居合わせた人たちは釘付けになる。ハラミちゃんの生演奏を警備員として聞いていた草なぎもあまりの迫力に思わず「天才だね、すごいね」と口にする。そして、いよいよ草なぎがハラミちゃんの演奏に乱入するターンに。ハラミちゃんが井上陽水さんの「夢の中へ」を演奏し始めると、マイギターを持った草なぎがやや緊張した面持ちで、ハラミちゃんの元へ向かう。するとリハーサルなしで、ハラミちゃんとセッションをスタート。初めこそタイミングが掴めず「どこから入るかわからないよ」と口にしていたものの、無事にサビで合流。その場に居合わせた人たちは拍手喝采を送った。そこで帽子を取り、「草なぎ剛でーす!」と自身の正体を明かし、続いて、斉藤和義の「歩いて帰ろう」を完璧に演奏。撮影終了後、草なぎとハラミちゃんは熱い抱擁を交わし、興奮を抑えられない様子で「チャンネル登録よろしく!」「『ななにー地下 ABEMA』も観てね!」と叫んだ。【編集部MEMO】『ななにー 地下 ABEMA』は、『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)のリニューアル新番組。新進気鋭のクリエイターが稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のためのオリジナル企画を用意し、世の中の常識にとらわれない新企画によって3人のまだ見たことのない一面を見出していく。(C)AbemaTV, Inc.
2024年01月22日「やっぱり、テレビって面白い。最高だよ」3年ぶりに復活した『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)の収録を終えた萩本欽一(82)は興奮冷めやらぬ様子で語り始めた。相棒・香取慎吾(46)への期待、3年前に逝去した澄子夫人への想い、「偶然で数字(視聴率)なんて行かない」という独自のテレビ哲学とはーー。「今回で私、この番組終わり」2021年2月6日放送の『仮装大賞』で萩本欽一は突如、降板を口にした。何があったのかーー。「体が持たないから、もう無理だと思ったの。80近くなってから、収録の終盤に疲れて『あと何組?』と聞くようになった。『8組です』と言われると、だいぶあるな……って。僕は二郎さんとのコント55号で、舞台を駆け回って世に出た。動けない欽ちゃんが座ってテレビに出るのは、自分が許さないのよ」勇退宣言から数カ月後、萩本はともに司会を務める香取と対面し、今後の番組について話し合った。香取が振り返る。「欽ちゃんに『仮装は慎吾ちゃんに託す』と言われたので、『できません』と断りました。何度も『慎吾にだったら』と繰り返されましたけど、『できません』って。包み隠すような言葉は欽ちゃんには通用しない。いつも、短く削ぎ落として伝えます。うれしいし、愛も感じますけど、託すものではないかなと」局には「再開してほしい」という視聴者の要望が何百通も届いていた。番組はアプローチを繰り返したが、萩本の意思は固かった。「80過ぎたタレントにテレビ出てくれって、幸せな話ですよ。だから、マネージャーに言わせるんじゃなくて、ありがとうって直接伝えたいと思って会ったの」編成局長とプロデューサーが事務所を訪れると、萩本はまず感謝を述べ、「もう出るつもりないからね。あとは慎吾ちゃんに頼んでよ。僕もうれしいから」と断った。 「そしたら、『“欽ちゃんが出ないなら僕も出ません”とハッキリ言われてます』って。慎吾も頑なだった。かわいいヤツだなと思ったよ。憎たらしいなとも感じたけど(笑)」萩本が何度拒んでも、なぜ香取の心境は変わらなかったのか。「どうして?と聞かれても不思議なぐらいに、それしか考えられなかった。僕は欽ちゃんに教えられて、テレビの世界で生きてきた。香取慎吾の選択としてはそれ以外ないと思う」周囲の熱意に萩本は折れた。「どうにもならないんだもん。だから、応援するって言ったの。そしたら、プロデューサーが『出演の仕方を考えます』と帰っていった」自らの限界に挑戦する新たなドラマの幕が開いたーー。■ずっと突っ込みをしていたから、「司会だけは無理だから」と言っていたいつの時代も、萩本欽一はタブーを打ち破ってきた。高校卒業後、東京・浅草の東洋劇場で修業を始め、25歳の’66年、坂上二郎とコント55号を結成。翌秋、『大正テレビ寄席』(NETテレビ、現・テレビ朝日系)から出演依頼が来た。「当時はカメラが固定されていて、フレームからはみ出しちゃいけなかった。迷ったけど、いつもと同じように舞台を駆け回った。怒られると思ってすぐ帰ろうとしたら、ディレクターが『僕らが間違っていた。また出てよ』と言ってくれた」常識を覆した2人はスターの座を射止める。’68年、土曜夜8時枠で『コント55号の世界は笑う!』(フジテレビ系)が始まった。音楽やドラマ中心のゴールデン帯で、コメディアンの冠番組は異例だった。コンビの活動を休止した’71年、萩本は日本テレビからオーディション番組『スター誕生!』の司会を要請された。「あらかじめ、事務所に『司会だけは無理だから』と言っていたの。ずっと突っ込みをしていたから、前に進められない。でもね、嫌だなぁ〜と思った仕事に運があった」池田文雄プロデューサーの「素人の味方になってくれ」という言葉に突き動かされた男は、またしてもタブーに挑戦した。通常、司会者は正面を向きながら、隣の出演者にマイクを差し出す。画面に2人が収まるようにするためだ。しかし、萩本はカメラに背を向け、わざと自分が映らないようにした。「絵が汚なくなるからカメラマンは僕を画面から切るわけ。すると、素人がアップで映る。スターになる確率が倍になるのよ。散々、テレビに出ている僕を撮っても仕方ない。若いころ、エキストラでドラマに出ても、後ろ姿しか映らなかった。有名になったら、新人の顔をアップにしてあげたいと思ったの」『スター誕生!』では森昌子、桜田淳子、山口百恵など数多のアイドルが生まれた。背景には、萩本の巧みな戦略もあったのだ。テレビの申し子はポツリと呟いた。「偶然で数字なんて行かないですよ」’75年に『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(フジテレビ系)、翌年に『欽ちゃんのどこまでやるの!』(NETテレビ)という冠番組がスタート。同年、萩本は修業時代に同じ舞台に出ていた人気踊り子で3歳年上の澄子さんと結婚した。「若い放送作家が居候しているし、テレビ局の人が毎日打ち合わせに来るでしょ。スミちゃんは『子供との生活がままならない』と郊外に引っ越しましたよ。仕事も家庭もすべてうまくいく人生なんてない。運はいくつも転がってないのよ」日本テレビの欽ちゃん番を務めた神戸文彦氏(83)が証言する。「萩本さんは視点が違う。『ドラマってなんで全部横なの?』と疑問に感じて、『Oh!階段家族!!』という目線が縦のドラマができましたからね。どの番組も、入念にリハーサルして、本番で変えていく。何の準備もしないでアドリブしたら、それはデタラメだと教えられました。収録後の反省会は、いつも5時間を優に超えていました」’79年の大晦日に始まった『全日本仮装大賞』も好調だった。’84年9月1日、生放送の13回大会では、母親と子供3人の『影絵遊び』が優勝した。演技が終わると、欽ちゃんは幼い長男にマイクを向けた。萩本:練習はいつやるわけ?子供:昼間。雨戸閉めて、ライトつけてたから、暑くてしょうがなかった。ウチにクーラーないから。萩本:お宅、クーラー買わないわけ?子供:もう涼しいからいらない。萩本:どうしてお父ちゃん出なかったの?子供:真面目だから。萩本:じゃあ私、不真面目だ。子供:わからない。会場は爆笑の渦に巻き込まれ、視聴率は27.9%(関東地区/ニールセン調べ)に上った。「生放送で素人が40組、200人くらい出場する。普通、そんな番組は成立しませんよ。でも、萩本さんは笑いも入れながら、全員の演技、表彰式をバランスよく時間内に収める。それを当たり前のように見せていた」(神戸氏)■「僕は欽ちゃんに育ててもらったから、親しみやすいキャラクターになれた」(香取)’80年代前半、構成・演出も手掛ける『欽ドン!』『欽どこ』『週刊欽曜日』(TBS系)はいずれも30%を超え、イモ欽トリオ、わらべ、風見慎吾(現・しんご)などスターが生まれた。“視聴率100%男”に依頼は絶えず、’84年6月から『たみちゃん』(テレビ朝日系)、10月から『日曜9時は遊び座です』(日本テレビ系)も始まった。仕事に手を抜かない男の体は悲鳴を上げ、1日に数回めまいを起こすようになった。萩本は充電宣言をして’85年春から休養に入った。《芸能界って、いくら苦しくても悲しくても、いえないことがいっぱいあります。ぼくは自分の子供に、ひとつだけ守らせてることがあるんです。“泣くな”です。泣いたからといって、傷の痛みがとれるわけじゃない。……だから、おやじが泣くわけにいきません。もう大丈夫。少し休んで、また新しい笑いを考えますよ》(’85年2月23日付/朝日新聞夕刊)一時期よりも数字は落ちていたが、『欽ドン!』『欽どこ』『週刊欽曜日』は25%前後を獲得していた。「仮装もやめるつもりでした。でもね、プロデューサーの齋藤(太朗)さんがうまいんですよ。『あれ?雑誌の記事で大将はこう話してたよ。“仮装大賞の主役は僕ではありません。出場者の人です”。脇役が勝手にやめていいの?』って」数カ月後、『欽ドン!』『欽どこ』に復帰したが、以前のような視聴率は取れなくなった。それでも、『仮装大賞』の数字は高かった。’86年1月2日、生放送の17回大会では、女性が二の腕を『ボーンレスハム』に見立てた作品が優勝し、『はかり』が当時史上最低の1点を記録。素人中心の『仮装大賞』は、有名人揃いの『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)に並ぶ正月の名物番組になっていた。「新年を家族と迎えていなかった。そのころ、『いつまでもテレビに出てると思わないから、あとでゆっくりね』って言ったの。だけど、仮装が正月じゃなくなっても一緒に過ごさなかった。1つぐらい物語を作ってあげればよかったな」その後も、萩本の若手育成力は衰えなかった。’88年には『欽きらリン530!!』(日本テレビ系)でアイドルグループ「CHA-CHA」をデビューさせて成功。’94年には『よ!大将みっけ』(フジテレビ系)で17歳の香取慎吾と共演。収録が終わると、萩本は毎回指導を繰り返した。香取が振り返る。「本当にたくさんのことを学びました。今、パッと浮かぶのは『テレビはあくまでもショーだ』という教えですね。僕は欽ちゃんに育ててもらったから、親しみやすいキャラクターになれたのかもしれません。でも、それ以上に番組の組み立て方などの理論を教わりました」萩本に話を向けるとこう答えた。「なんか言ったのかな。1つだけ覚えてる。初めての収録前、慎吾ちゃんの楽屋に行って『好きな果物、何?』と聞いたの。『桃』とか言ったのかな。『テレビってね、それ以外は正解だから』と話して去った」本番で、萩本が「小さいころ何になりたかったの?」と聞くと、香取は「焼き芋屋さん」と即答。アイドルの意外な反応に爆笑が起こった。「よくね、『素人をテレビに出して』と批判されました。でも、私はプロのようにしてから出しているの」テレビはあくまでもショーである─。演者は常人ではいけない。想像を絶する稽古、熟考を積み重ねた末に、笑いや感動が生まれる。“運”はその訓練をした者にだけ与えられるご褒美なのだろう。番組終了後も、香取は萩本の著書『「笑」ほど素敵な商売はない』を持ち歩き、勉強を重ねていた。還暦を迎えた’01年、萩本は『仮装大賞』から身を引こうと考えた。「でもさ、番組を終わらせるのはもったいない。香取慎吾に譲りたいなって自分から言ったんだよね」プロデューサーが「まずは2人で」と提案し、’02年元日の65回大会から香取が加わった。「僕は1年、2年で去ろうと考えてたの。でもさ、慎吾が一歩も前に出ないから(笑)。『今やめたらダメだ。慎吾が一本立ちするまで続けよう』と思ったら、20年経った」一方、香取はこんな想いを抱えていた。「僕としては『仮装大賞は欽ちゃんの番組』という意識が強い。だから、引いていたい気持ちがありました。ずっと『もう一歩前に出ろ』と言われてきたけど、自分は下がるべきだと思っていました」同年、萩本はもう1人のキーマンと出会っていた。日本テレビで若手ディレクター13人と深夜帯の『笑いの巨人』を制作。終了後、局の幹部が「誰が局を背負って立ちそうですか」と聞いた。名前を挙げると、「その局員と今度、特番作ってください」と頼まれた。「断った。一番と仕事すると、才能をダメにしてしまう。だって、僕に一歩引いてモノを考えるでしょ。好きにやらせればいいの。いちばんダメなヤツならいいよと言った」それが、今回『仮装大賞』の演出を務めた田中裕樹氏だった。ドキュメンタリーや報道に配属されても、幾度となく萩本に相談を持ちかけ、「いつかまた絶対に一緒に仕事をします」と誓っていた。「プロデューサーが局内でディレクターを探したら、『news every.』の田中が名乗り出たらしいの。『それなら気持ちよく出るに変える』と返事した。僕はテレビに出るとき、ディレクターやプロデューサーに惚れる。新しいよな。報道の人間がバラエティを作るって」数十年前に育てた2人が恩返しとばかりに、欽ちゃんを再びテレビに引っ張り出した。収録前、萩本が「80%ぐらい慎吾1人でやる気持ちで」と伝えると、香取は「90%やります」と燃えていた。『仮装大賞』の舞台に出る前、萩本はこんな感情も抱いていた。「テレビって、最終的には数字だと思うの。70歳や80歳で数字取るって無理だよ。だから、もう出たくない気持ちもあった。自分に価値がないとわかったら、すごくショックだから。でもさ、仮装のために頑張ってる人がいるのにお休みして悪かった。怒られるだろうなと思って出ていったの」意を決した欽ちゃんが登場すると、万雷の拍手と歓声が飛び交った。誰もが待ち望んだ復活だった。「拍手がすごかった。こんなに喜んでくれる人がいるのかと驚いたよ。長いことテレビに出てきたけど、あんなに熱い拍手はなかった。『欽ドン!』が当たったときの拍手は忘れられなかったけど、今になって一番が出てきた。本当に幸せな気分だった」萩本に恩を感じている香取の気持ちはさらに奮い立った。「欽ちゃんが今回の『仮装』に挑むスタンス、一歩踏み出せなかった胸の内を話してくれた。並々ならぬ決意を感じて、僕も一歩前に行けました。それでも本番中、『前に行きすぎていないかな』と気にしていた。すると、欽ちゃんが察してくれて『いい感じだから、そのままもっと前へ!』と背中を押してくれました」今回、審査員にオードリーの若林正恭(45)が初登場した。萩本に興味を抱く若林の希望で、2年前からラジオ特番『キンワカ60分!』(ニッポン放送)を始めた仲だ。「最初に若林を指したとき、マジなコメントから始めて、最後にきちんと落とした。『やっぱりいいな』と思った。僕は、全部笑いにする人好きじゃないの。(修業時代に過ごした)浅草の軽演劇って笑いだけじゃないから。テレビは大人に好まれないと数字行かないんですよ」休憩20分を挟みながらも4時間に及ぶ収録を終えると、萩本は香取に「正直言って、今まで苛立ってたよ。でも、今日の慎吾は最高だったな」と声を掛けた。「俺が危ないと思ったから、とことん頑張ったんじゃない?慎吾が『初めて褒められた。今まで本当にヒドかったんですか?』と聞くから、『ヒドかったよ』って(笑)。20年前から舞台裏で『1人でやってこいよ』と何度も言っていたからね。アイツ、本当にかわいいの。テレビ出たらさ、先輩を押しのければいいのに、絶対に欽ちゃんの前に出ようとしないんだもん」■「スミちゃんはね、自分でお金を払ってこっそり僕の舞台を見に来てくれていた」一歩下がって相手を立てる香取は、素人のよさを引き出す番組に最適だと萩本は見抜いていたのか。思えば、’20年に逝去した澄子夫人も似たような性格だった。「正直、不気味だなと思ってたの。僕がさ、家庭を顧みないのに、何にも文句を言わない人だったから」亡くなる数カ月前、萩本が病院にお見舞いに行くと、息子が母親に質問した。息子:お父さんのどういうところが好きで結婚したの?母親:まあ好きはないわね。息子:ウソでしょ。好きでもないのに結婚しないよ。母親:好きじゃなくて、ずっとファンだった。「この言葉で疑問が解けた。僕の仕事をずっと応援してくれていたんだね。私の中では、いつまでも『お世話になった姉さん』という感覚だった。スミちゃんも俺のこと『ねえ』とか『ちょっと』としか呼ばないしね。一度、夜に名古屋から新幹線に乗ったらさ、(家に近い)小田原で停まると気付いたの。『帰っちゃおうかな』と電話したら、『気使わなくていいから』って。誰か来てんのかと心配になるよな」亡くなった直後、妻の妹が「お姉ちゃんが最後に入院したとき、何を持ってきたと思う?」と聞いた。想像もつかない萩本の目を見ると、小さなバッグを指した。「化粧道具だったの。僕には化粧した顔で会いたかったんだって。だから、夜にいきなり来てほしくなかったみたい」澄子夫人は決して表に出ることはなかった。「明治座の舞台が終わった後さ、マネージャーが『奥さんを客席で見かけましたよ』って言うの。自分でお金を払って来たみたい。家に帰って『楽屋に寄ればいいのに』と言ったら、『いいの、いいの』って。仕事に家庭を持ち込みたくない僕の気持ちを察知していたんだね。最高に心地いい人だったよ」■「収録の終盤、心の中で呟いたんだ。『欽ちゃん、やればできるじゃない』」“察する力”を誰よりも持っているのが、萩本自身である。「『仮装』の収録後、若林が挨拶に来たから、『俺が番組に推薦したと思ってるんだろ。違うからな』と言ったの。そんな要望出したら、プロデューサーが困るだけだよ。事務所って、すぐバーターをしたがるでしょ。(萩本を見いだした浅井企画の初代社長)浅井(良二)さんなんか、陰で『ウチのタレント使って』と僕によく言ってたもん」業界の論理で動けば、視聴者に見抜かれる。欽ちゃん番組で開眼した真屋順子、中原理恵、柳葉敏郎などは他事務所出身。同じ事務所の斎藤清六(75)や小堺一機(68)、関根勤(70)は長年の下積みを経てから起用に至った。現在も『仮装大賞』監修を務める神戸氏が言う。「タレントでも常連でも作品がよくなければ本選には出場できません。萩本さんが直接何か言うわけじゃないけど、『忖度しない』という精神がスタッフに根付いている」これが数字を取る秘訣なのか。44年、99回も続く長寿番組は正直な姿勢を貫いていた。萩本は「慎吾が80%やってくれた」と謙遜するが、素人のよさを引き出す技術や独特の視点は健在だった。82歳になっても、知力と情熱は変わっていない。3年目を迎えたYouTubeは「どうも手応えを感じない」とリニューアル。今後は月1回、ライブ会場からも配信予定だ。『仮装大賞』の収録では次回の出場者も募集していた。欽ちゃんは「びっくりしたよな〜。いや〜」と驚きながら、こう話した。「あまりに気持ちよかったんで、僕はディレクターに言ったよ。『次、100回記念を成功させるために99.5回ってのやらしてくれる?』って。『……なんですか、それ』って固まってたけど。収録の終盤に『あと何組?』と聞いたら、『あと3組です』って。そのとき、疲労してないやと思ってさ。心の中で『欽ちゃん、やればできるじゃない』と呟いたよ」挑戦する勇気を忘れない限り、何歳になっても奇跡は訪れる。天国のスミちゃんは、まだまだ走れる欽ちゃんに言うに違いない。「ねえ、まだまだそっちで頑張ってよ。私、化粧道具忘れたからさ」(取材・文:岡野誠)
2024年01月20日俳優・歌手の香取慎吾とダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが18日、都内で行われた「カープレミア」新CM発表会に出席した。1月18日から放送される新CM「未来は一緒につくるもの。」篇でCM初共演を果たした香取とGENERATIONS。香取は「ようやくGENERATIONSに入れたなと。自分もこれでLDHの一員(笑)」と冗談交じりに話し、GENERATIONSのメンバーは「そこまで!?」「ありがとうございます!」とうれしそうに反応した。香取がさらに「すごく楽しかったです。僕が経験してきたグループと比べると人数も多いですし、すごく仲がいいのかそうじゃないのか、ふわふわした空気の中……」と話すと、小森隼は「大緊張していただけです」と言い、白濱亜嵐や片寄涼太も「ガチガチでした」「緊張していました」と振り返った。CMでは、香取とGENERATIONSが一緒に車を押すシーンが描かれているが、小森は「メンバーたくさんいるので、香取さんの肩を押しているだけのメンバーもいたり」と明かし、香取が「誰だっけ?」と尋ねると、中務裕太が「僕です。ずっとマッサージしていました」と名乗り。香取は「途中からソフトタッチで押されていました」と笑っていた。
2024年01月18日FFF SMART LIFE CONNECTED株式会社は、最大70インチのテレビが設置可能なテレビスタンド「FFF-TVSTT3WBK(棚板黒)」、「FFF-TVSTT3WWH(棚板白)」を2024年1月10日より発売いたします。白い壁紙に溶け込みやすく、開放感のある印象【製品の概要】「FFF-TVSTT3WBK」、「FFF-TVSTT3WWH」は最大70インチのテレビが設置可能なテレビスタンドです。フレームにホワイトカラーを採用することで、白い壁紙に溶け込みやすく、壁面に寄せれば壁掛けのような開放感のある印象を与えることができます。棚板は下段が600mm×380mm、上段と中段が400mm×260mmと十分な大きさがあり、リモコン、レコーダーなどの周辺機器や小物を設置できるので空間を効率的に活用できます。「FFF-TVSTT3WBK」が黒の棚板、「FFF-TVSTT3WWH」は白の棚板と2色展開なので、お部屋のインテリアに合わせて棚板の色を選ぶことができます。上下200mm幅の高さ調節、左右25°の首振りにも対応しているため、ソファなどの低い位置や、台所などの高さや角度のある位置でも、テレビを見る場所や体勢に合わせて調節することができます。便利なキャスター付きで、見たい位置を変えたい時や、お部屋のレイアウトを変更する際にも簡単に移動をさせることができます。今回、当社WEBダイレクトショップはじめ、各WEBショッピングモールにて「FFF-TVSTT3WBK」、「FFF-TVSTT3WWH」共に最安値、送料込み13,900円(税込)から販売開始いたします。■製品情報販売開始時期: 2023年1月10日製品名: テレビスタンド(棚板黒)型番: FFF-TVSTT3WBKJANコード : 4589969401166メーカー希望価格: 19,800円(税込)製品名: テレビスタンド(棚板白)型番: FFF-TVSTT3WWHJANコード : 4589969401173メーカー希望価格: 19,800円(税込)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年01月11日北村想作・寺十吾演出の『シラの恋文』が、京都公演、福岡公演を終えて東京で幕を開ける。人が持つ美しさが描かれたようなこの作品世界をまさしく体現しているのは、サナトリウムにやってきた志羅を演じる草彅剛。作品の捉え方や演じている実感に、役者としてはもちろん、人としての魅力も見えてくる。1回1回が濃密な舞台──昨年12月に京都公演で幕が開いて、この取材時は福岡で公演中です。本番をやってみての率直な感想から聞かせてください。舞台ってやっぱりお客様が入って完成するものなんだなと思います。そしてやっぱり毎日更新されていくものなので、自分で「日に日によくなっているな」ってボソッとつぶやいてしまうくらいなんです。今までたくさん稽古してきたというみんなの強い気持ちがあるからこそだと思うんですけど、1回1回が本当に濃密で。会場に来てくれるお客様を含め、みんなでいいものが作れているなと感じています。『シラの恋文』より(撮影:宮川舞子)──ここのところ舞台では音楽劇が続いていましたが、久しぶりの会話劇はいかがですか。北村想さんの戯曲に描かれている会話のやりとりや、演じられる志羅という役のセリフに、どんな面白さを感じておられるでしょうか。この作品は、全体的にちょっとふわふわとしていて掴みどころがない感じがするんです。セリフも、これはどういう意味なのか、前のセリフからつながっているのかいないのかよくわからなかったり。そのときどきでそのセリフから受ける感情が違ったりもするんです。志羅だけじゃなくてほかの人物も、一つひとつが単体として分かれているような、ちょっと浮遊感あるセリフで。でも、最後まで全部通してみたら、ぐるぐる丸い円を描くような、まとまりのある舞台になっている感じがするんです。輪廻転生が出てくる話ですけど、それこそ作品自体が輪廻転生しているような、不思議な魅力があって。僕自身も志羅という役を通してその不思議さを楽しんでいます。『シラの恋文』より(撮影:宮川舞子)──そんな不思議な戯曲を書かれた北村想さんの「作家本読み」が、稽古の最初にあったそうですね。作家自身が読むのを聞いた印象や、上演を重ねて新たに戯曲について感じていることがあれば教えてください。想さん自身に読んでいただくと、やっぱり自分で読むよりわかりやすく浸透してきた感じがあって、とてもありがたかったです。想さんはもう天才ですよね。輪廻転生というすごく大きな宇宙的な話を具現化して、セリフに落とし込んでいるんですから。僕にはよくわからないことばかりですけど、でも、“人間とは何だろう”という根源的なことを言っているから、どこか腑に落ちてくるところもあって。難しそうに聞こえるけど、実はシンプルなんじゃないかとも思っているんです。だから、想さんの戯曲に触れていると日に日に頭が良くなってきている感じがします(笑)。『シラの恋文』より(撮影:宮川舞子)ただ、これはあまり頭で考えるのではなくて感じるもので、「この芝居はすごく演劇的だよね」と言いたくなるような舞台なのかなと。演劇的というのがどういうことなのかよくわかっていないですけど(笑)、そう言うこと自体を楽しみたいと思わせてくれる舞台なんです。胸の中がざわざわしてしまうようなシチュエーションがたくさん──物語は近未来が舞台となっていて、物理学やウィルス、戦争、地球温暖化などいろいろな要素が描かれますが、それについて考えるというよりは、その世界に生きている人たちの姿から何か感じるものがありそうですね。そのなかで志羅は、周りの人が思わず彼にいろんなことを喋りたくなるという役柄です。設定としては、志羅が持っているテンガロンハットが人を喋らせるということになっているのですが、演出の寺十(吾)さんからも、やっぱり志羅自身に人の話を引き出すような力がないといけないねと言われました。志羅は自分の死に対しても客観視しているようなところがあって、その浮世離れした感じが話しやすさにつながるのかなと思うので、そんなイメージで演じています。──草彅さんご自身のイメージに近いですね。どちらかといえばそうかもしれないですね。僕も演じていてやりにくいということはないですし、近いのかもしれません。『シラの恋文』より(撮影:宮川舞子)──今、志羅の死という話も出てきましたが、これは、結核療養者たちが暮らすサナトリウムでのお話です。この作品をやってみて、今、生と死についてどんなことを感じられていますか。近未来のフィクションではあるんですけど、現実に起きたこともいろいろ含まれています。たとえばコロナ禍を乗り切ったという話が出てくると、やっぱりみんなが経験していることなので、舞台上でお芝居していても、あの大変だった時期を思い出してじんわりとリアルな気持ちが湧いてくる。そうすると、ああいう恐ろしいことがこの先も無きにしも非ずだなとハッとさせられますし。サナトリウムで肩寄せ合って畑仕事をしているというのも現実にあるかもしれないなと思いますし。ほかにも胸の中がざわざわしてしまうようなシチュエーションがたくさんあって、それによって志羅という役に没入できている部分があるんです。死というのは誰にでも平等に訪れるものであって、いつ訪れるかはわからないな、と。そしてそういうことを考えると、日常のちょっとした幸せがかけがえのない時間なんだなと改めて思えるので。この舞台はそういうことを今一度教えてくれていますね。──先ほど寺十吾さんのお話も出てきました。寺十さんはこれまでも、『日本文学シアターシリーズ』全6作、『奇蹟』など、たくさんの北村想作品を演出されてきています。演出についての印象を教えてください。想さんと寺十さんは、稽古場で話している姿からもう長年の友という雰囲気を醸し出していました。言葉にしなくてもわかり合える部分があって、だから寺十さんは、想さんの戯曲の行間を演出できるんだろなと僕は勝手に思っています。あと、寺十さんはご自身も役者さんで、実際にその役を演じて見せてくださるので、非常にわかりやすいんです。こういう演出の仕方なら、僕もそれなりにお芝居を経験してきているし、楽しそうだな、僕も演出をやってみようかなと初めて思いました。絶対やらないと思うんですけど(笑)。しかも、寺十さん、この人ヤバいなと思うくらい(笑)、芝居が上手いんです。演者としても魅力的な方なんだなというのが、演出する姿だけでわかったので、今度は寺十さんのお芝居を観に行きたいなと思っています。演出家としてもまたぜひ違う作品でご一緒したいです。毎回全力。どんどん進化しています──この座組はどんな印象ですか。皆さん本当に真面目で優しくて、なんでこんなに嫌な人がいないんだろうと思うカンパニーで(笑)。僕の周りっていつも本当にいい人ばかりで、ひとりくらい嫌な人がいたほうが面白くなるのかなって思うくらい、恵まれているんですけど。今回も、リンゴとか出汁とかコーヒーとか、皆さんからいっぱいおいしいものをお裾分けしていただいて、食べるものに困らなくていいなと思ったり(笑)。これ冗談じゃなくて、いただくっていうのは嬉しいことで。本当にいいものをたくさん皆さんから受けました。──舞台はお客さんが入って完成するとおっしゃっていました。観客の皆さんからはどんなものを受けていますか。もちろん稽古をしっかりやっていることが大前提なんですけど、そこにお客さんが加わって初めて完成するというのが、やっぱり舞台の醍醐味だと思うんです。行間を埋めるのはお客さんとの空気感なので。とくにこの舞台は、最後に拍手をいただいたときに、すごくいいものを観たと思ってくれているなというのがわかるんです。自分で言うのはおかしいんですけど、お客さんの笑顔からそれが伝わってきて、幸せな空気が漂っているので。それが、明日の公演も楽しんで頑張りたいと思わせてくれる原動力になっています。──『シラの恋文』東京公演から始まる2024年。どんな1年にしたいですか。こうやって皆さんからいただいたものを、自分の中でさらに開花させていけたらなと思います。2023年は、舞台でもドラマでも映画でもたくさんの役を演じることはできてすごく幸せだったんですけど。2024年は、たくさんの数の作品をやるというよりも、昨年もらったいいものを開花させながら、焦らずコツコツと、一つひとつ大切に育んでいけたらなと思っています。──最後に、東京公演に向けての意気込みをお願いします。毎回毎回全力でやっているんですけど、それがゆえに、舞台はどんどん進化して良くなってきているので、東京はもっと良くなります(笑)。京都と福岡を経験してみんなのチームワークもさらに良くなってきていますし、東京は最高の舞台が待っていると思います。なので、ぜひとも期待していただきたいです。絶対に期待外れにならない舞台になっていますので、楽しみにしていてください。取材・文:大内弓子<公演情報>『シラの恋文』作:北村想演出:寺十吾出演:草彅剛大原櫻子工藤阿須加鈴木浩介西尾まり明星真由美中井千聖宮下雄也田山涼成段田安則【東京公演】2024年1月7日(日)~1月28日(日)会場:日本青年館ホール公式サイト:
2024年01月05日今回は、星座別で一人の時間も大切にしたい女性を紹介します。一人の時間を楽しむことで、自分の心に向き合ったり、リフレッシュしたりできます。恋愛にも積極的になれるかもしれませんよ。■第6位:おひつじ座おひつじ座は、行動力があり、やりたいことを追求します。一人の時間は、趣味や勉強に費やすことが多いでしょう。しかし、一人でいると寂しくなることもあります。男性に甘えたり、頼ったりすることも大切です。おひつじ座の女性は、一人の時間も恋愛も楽しめるバランス感覚を持っています。■第5位:みずがめ座みずがめ座は、独創的で個性的です。一人の時間は、自分の世界に没頭することが多いでしょう。読書や映画鑑賞、インターネットサーフィンなど、自分の興味のあることに夢中になります。しかし、一人でいると孤独に感じることもあります。男性とのコミュニケーションも大切です。みずがめ座は、自分の世界を広げる時間と、恋愛での心のつながりを大切にします。■第4位は...第4位は、てんびん座てんびん座は、社交的で人気者です。一人の時間は、美容やファッションに費やすことが多いでしょう。自分磨きをすることで、自信や魅力を高めます。しかし、一人でいると物足りなく感じることもあります。男性とのデートや会話も楽しみたいです。てんびん座は、自分を磨き、それを恋愛で活かせるでしょう。(千夜/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年12月30日香取慎吾LIVE『Black Rabbit』のBlu-ray&DVDが、数量限定で発売されることが決定した。2023年1月の東京・有明アリーナ公演を皮切りに全国で開催された本公演。本作には、7月29日に開催された神奈川・ぴあアリーナMM公演の映像と30分超えの特典映像が収録される。また、スペシャルフォトリーフレット(四つ折り)が封入されるほか、新しい地図「NAKAMA」会員には購入特典としてオリジナルA6クリアファイル、抽選特典として香取慎吾直筆サイン入りグッズが抽選で20名にプレゼントされる。本日12月27日(水) 18時より「CHIZUSHOP」で受注がスタートしており、上限に達し次第販売終了となる。<リリース情報>香取慎吾LIVE『Black Rabbit』Blu-ray&DVD12月27日(水) 18:00より「CHIZUSHOP」で発売開始※上限に達し次第販売終了となります。【収録内容】■Blu-ray1. ディスク1枚収録時間:本編 約119分/特典映像 約33分2. スペシャルフォトリーフレット(四つ折り)■DVD1. ディスク2枚収録時間:本編 約119分/特典映像 約33分2. スペシャルフォトリーフレット(四つ折り)【販売価格】■NAKAMA会員価格Blu-ray:7,810円(税込)DVD:6,710円(税込)■一般価格Blu-ray:8,200円(税込)DVD:7,100円(税込)※会員・一般ともに送料は別途かかります。【NAKAMA会員特典】1. NAKAMA会員限定割引サンキュープライス(一般価格より390円割引)2. 購入特典:『Black Rabbit』オリジナルA6クリアファイル3. 抽選特典:計20名様に抽選で香取慎吾直筆サイン入りグッズプレゼントCHIZUSHOP:香取慎吾LIVE『Black Rabbit』公式サイト:
2023年12月27日香取慎吾LIVE「Black Rabbit」のBlu-ray&DVDが数量限定で発売されることが決定。本日27日18時から受付が開始された。2023年1月東京・有明アリーナ公演を皮切りに、神戸、NHKホール、大阪、愛知、福島、福岡、横浜、石川と全国各地で実施された香取慎吾LIVE「Black Rabbit」。今回のBlu-ray&DVDは、7月29日の横浜・ぴあアリーナMM公演の映像とともに、30分越えの特典映像、スペシャルフォトリーフレット(四つ折り)と盛りだくさんの内容となっている。さらに、新しい地図会員にはサンキュープライスやクリアファイル、そして抽選でスペシャルなプレゼントが用意されている。なお、上限に達し次第、販売終了となる。
2023年12月27日香取慎吾の3年ぶりとなる個展『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』が2024年3月に福島にて開催されることが決定した。2022年12月の東京会場を皮切りに、大阪、福岡、石川、広島と全国を巡回。本展では「光」と「闇」をテーマに2019年開催の個展『BOUM!BOUM!BOUM!』で展示された作品をはじめ、「JANTJE_ONTEMBAAR」のコレクションのために制作したアート作品、『週刊文春WOMAN』に描き下ろした表紙画、そして各会場限定の新作など約200点を一堂に展示。香取慎吾『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』よりまた、これまでの各会場では「ピンク」「黄色」「ターコイズブルー」「紫」「メープル」とテーマカラーを決めてビジュアル展開。福島会場のテーマカラーは「緑」に決定し、新ビジュアルも公開された。さらに、福島会場では完全新作のほか、香取がパッケージを書き下ろした福島名産との限定コラボ商品も販売予定。フィナーレ会場にふさわしく、各会場で香取が書き下ろした限定コラボ商品のパッケージも展示予定となっている。■香取慎吾 コメント多くの人に、今の福島に足を運んでもらい、そして僕の人生初の巡回展のフィナーレを福島で楽しんでもらいたいと思います。僕自身も来年の3月に福島の皆さんに会えるのを楽しみにしています!<開催情報>『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』2024年3月2日(土)~4月7日(日)※3月4日(月)、18日(月) は休館【開催時間】月~木・日:10:00~18:00(最終入場 17:30)金・土:10:00~19:00(最終入場 18:30)会場:福島・とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)【チケット料金】一般:2,000円(前売:1,800円)中高生:1,300円(前売:1,200円)小学生:600円(前売:500円)公式HP:
2023年12月19日『半貴石の女たち』著:魚住陽子駒草出版駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部/所在地:東京都台東区台東1-7-1)は、『半貴石の女たち』(著:魚住陽子)を2023年12月19日(火)に発売いたします。【魚住陽子を知っていますか?】1951年に埼玉で生まれた魚住陽子さんは書店や出版社に勤務するかたわら同人誌に詩を発表、カルチャースクールで小説を学び、35歳の時に作家デビュー。1989年には「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞を受賞し、その他芥川賞をはじめとする文学賞へも幾度となくノミネートされました。しかし腎臓の病を患い、残念ながら2021年8月、69歳でその生涯の幕を閉じました。弊社では「水の出会う場所」「菜飯屋春秋」「夢の家」「坂を下りてくる人」を刊行。その独自の世界観は多くの読者を魅了し、根強い人気を獲得しています。唯一の未発表長編小説。半貴石をめぐる女性たちの物語「半貴石の女たち」は、2021年に急逝した作家・魚住陽子が、2009年に書き上げていた、唯一の未発表長編小説。半貴石をめぐる女性たちの物語。美しく静謐でありながらその内に激しい情念を秘めた、魚住陽子の世界をご堪能ください。~離婚した私が、人生で二回目の、最後の恋をした相手は親友の夫だった。離婚の痛手が癒えない私を茉莉はずっと支え、励まし続けてくれた。そのかけがえのない親友の夫を私は愛した~「どうしてもそれがなければ生きていけないのなら、求め続けるしかないのよ。正しくても正しくなくても、仕方のないことだってある」達子と彼女を取り巻く女性たちが織りなす、半貴石をめぐる物語です。半貴石の女たち | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 【魚住文学の世界へ ── 好評既刊のご紹介】水の出会う場所『水の出会う場所』駒草出版1,980円(税込)/四六判/342頁/ISBN 978-4-905447-35-1/2014年9月発売寂しさは惨めだろうか- 流れ去るしかない生命の煌めきと翳りを水の模様のように描いた物語。水の出会う場所 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 菜飯屋春秋『菜飯屋春秋』駒草出版 定価2,200円(税込)/四六判/329頁/ISBN 978-4-905447-49-8 /2015年6月発売菜飯屋の春秋には、人との出会いや緑をはぐくむ魂の処方箋が綴られている。菜飯屋春秋 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 夢の家『夢の家』駒草出版定価1,980円(税込)/四六判/268頁/ISBN 978-4-909646-55-2/2022年6月発売静謐かつ、自らの感情に向き合う強さを感じさせる珠玉の短編集。夢の家 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 坂を下りてくる人『坂を下りてくる人』駒草出版定価2,640円(税込)/四六判/300頁/ISBN 978-4-909646-69-9/2023年8月発売ここにいないものをここで想うということ2021年に急逝した魚住陽子の個人誌『花眼』(ホゥエン)からの短編集坂を下りてくる人 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : <著者紹介>魚住 陽子(うおずみ・ようこ)1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校卒業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補など。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』などに作品を発表。2004年、腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。著書に『奇術師の家』(朝日新聞社)、『雪の絵』、『公園』、『動く箱』(新潮社)、『水の出会う場所』、『菜飯屋春秋』『夢の家』『坂を下りてくる人』(ともに駒草出版)がある。2021年8月に腎不全のため死去。【書誌情報】『半貴石の女たち』魚住 陽子著2023年12月19日 発売四六判/並製338頁ISBN:978-4-909646-72-9定価:2,640円(税込)発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部) 【お問い合わせ先】駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部)〒110-0016 東京都台東区台東1-7-1 邦洋秋葉原ビル2FTel: 03-3834-9087Fax: 03-3834-4508Mail: all_sales@komakusa-pub.jp (営業部)URL: [こまくさweb] 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月19日アート、芝居、バラエティ、音楽、ファッションなどエンターテイナーとして多方面で活躍を続ける香取慎吾の3年ぶりとなる個展「WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」。2022年12月の東京会場を皮切りに、大阪、福岡、石川、広島と全国巡回し、2024年3月に最終会場となる福島での開催が決定した。香取は、2018年にパリ・ルーブル美術館にて自身初となる個展「NAKAMA des ARTS」を開催、2019年にIHIステージアラウンド東京で行われた「BOUM!BOUM!BOUM!香取慎吾NIPPON初個展」は18万人超を動員し話題に。本展では「光」と「闇」をテーマに「BOUM!BOUM!BOUM!」で展示された作品をはじめ、「JANTJE_ONTEMBAAR」のコレクションのために制作したアート作品、「週刊文春WOMAN」に描き下ろした表紙画、そして各会場限定の新作など約200点を一堂に展示。アーティスト活動を凝縮させた空間となっている。各会場ごとに「ピンク」「黄色」「ターコイズブルー」「紫」「メープル」とテーマカラーを決めてビジュアル展開しているが、このたび福島会場のテーマカラーが「緑」に決定し、新ビジュアルも公開された。早春にふさわしい明るく元気の出るカラーとなっている。また、福島会場では完全新作のほか、香取がパッケージを書き下ろした福島名産との限定コラボ商品も販売予定。フィナーレ会場にふさわしく、各会場で香取が書き下ろした限定コラボ商品のパッケージも展示予定とのこと。○■香取慎吾コメント多くの人に、今の福島に足を運んでもらい、そして僕の人生初の巡回展のフィナーレを福島で楽しんでもらいたいと思います。僕自身も来年の3月に福島の皆さんに会えるのを楽しみにしています!
2023年12月19日好きな人と【会えない時間】の過ごし方3選彼が近くにいないとき、寂しい気持ちは増す一方だと思います。これを逆手にとって、長く続けるカップルたちはどのようにその時間を使っているのでしょうか。今回は、会えないときこそチャンスの「会えない時間のすごし方」を紹介します。料理のスキルを磨く「彼女が一ヶ月間、会えない間に、料理の腕を上げてくれたんです。とても嬉しかったです」(32歳/男性)男性にとって、料理が得意な女性はとても魅力的です。料理が上手か下手だというよりは、自分のために料理をするという姿勢が男性を引きつけます。久しぶりに会ったときに料理が上手になっていると、彼も感激するかもしれません。ダイエットに取り組む「彼が長期出張で2カ月間も会えなかったので、その間にダイエットを始めました。結果、2カ月で6キロも痩せることができました。彼が戻ってきたとき、私のことをとても褒めてくれて嬉しかったです」(27歳/女性)男性は、パートナーが自分のために努力をしてくれたと感じると、とても喜びます。彼氏があなたを褒めてくれれば、より一層努力を続けるモチベーションになるでしょう。相手のためにしたことで、自分自身も成長でき、より良好な関係を築けます。家族と一緒に時間をすごす「彼女のお母さんが体調を崩していて、数ヶ月間彼女は実家に戻って家族を支えていました。そんな彼女の姿を見て、彼女にさらに惹かれました」(30歳/男性)家族を大切にする態度は、男性にとっても大きな魅力となります。親切な印象を受け、彼女を支えたいと思う男性も多いです。再会を想像しよう会えない時期が続くと、不安になることもありますが、この期間を逆手に取り、肯定的に受け止めることで、二人の関係を深めることも可能です。だからこそ「会えない期間をどうすごすか」よりも「次に会ったときにどのようなとき間をすごすか」を考えることが大事です。(愛カツ編集部)
2023年12月13日12月11日(月) 映画『正欲』の大ヒットを記念してトークイベントが実施され、稲垣吾郎、岸善幸監督が登壇。公開した後だからこそ話せる撮影現場の裏話や、稲垣が映画ライターさながらに監督に撮影手法について切り込むなど2人の信頼関係が垣間見えるクロストークが展開された。朝井リョウによる発行部数50万部突破のベストセラーを、豪華キャストで映画化した本作。11月10日(金) より公開がスタートし、公開から1カ月経ち観客動員数は20万人を突破。今でも「まさに観る前の自分には戻れないというコピー通りだった」「俳優陣の凄まじいほどの生きる葛藤の表現が素晴らしい!」「人間の心の奥底にあるものを炙り出す映画」などキャスト陣の繊細な演技や重厚なストーリーを称賛する声が絶え間なく上がっている。早速本作の反響の大きさについて問われると稲垣は「嬉しいですね。俳優もスタッフの方も覚悟が必要な、忘れられない撮影期間だったと思うので、こうやって皆さんに届いて反響を頂けるのはとても嬉しく思っています。観て頂くと新たに映画の命に灯がともる、これからもっと皆さんの力で広めて頂けたらと」と反響の嬉しさを語った。岸監督は上映された台湾や香港などにも渡航して、反響の大きさを実感しており、「香港や台湾でも反響の良さを実感しました。上映後のQ&Aなどでも沢山の質問を頂いて嬉しかったですね」と国境を越えて本作が受け入れられていることの驚きと喜びを語った。稲垣も「僕たちが伝えようとしている人間の生き方がストレートに伝わったのでは」と海外で受け入れられたことをしみじみ。普段から連載などで映画を紹介している稲垣。改めてこの作品の優れた点を問われると「監督の前で……」と少し照れながらも、「観る人の視点が価値観によって異なる作品。色んな感じ方や感想があると思いますが、何か気づきのきっかけになる映画を監督に作って頂いたので、皆で話し合えるこの時間が幸せですよね」と的確かつ観客の視点に立って作品を分析した。稲垣吾郎価値観が揺れ動く人物を演じるのは難しかったのではという問いに対して稲垣は「映画は順番に撮影していくことはなかなかできないんですよね。なので、啓喜の中の心の変化のグラデーションを監督とさじ加減を話し合いながら作り上げました。あとは監督が寄り添って導いてくださった」と答え、現場で監督と二人三脚で啓喜という人物を作ったことを語った。現場での監督について、いつもニコニコしていたと稲垣がほっこりした暴露をすると、「普段は俳優にほぼ任せることが多いが、今回は難しい題材なので現場を和やかにする雰囲気づくりは意識しました。皆さん撮影が始まるとふっと役に入られるので、それまで雑談などをしていましたね」と監督ならではの現場の雰囲気づくりの“コツ”を披露。稲垣は「父親の気持ちとかをアドバイスしてもらいました。撮影の内容的にもシリアスで緊張感があった分、監督がニコニコしていることで、みんなその空気に助けられていたと思います」と稲垣が監督への感謝の言葉を述べた。啓喜役を演じた稲垣は監督たっての希望でキャスティングされた。稲垣の演技について監督は「稲垣さんがこの映画に出て頂けるというところで90%イメージできました。そこで僕が10%分一言何か言うことでこれまでの稲垣さんではないくらいパワーを発揮してもらえるのではと思った」と話すと稲垣は「カメラが回る前に僕のところに来て耳元でボソボソって一言伝えてくれる。その一言がとても響くんですよね」と納得の様子。「ね、そうだよね」とポスターパネルの新垣結衣と磯村勇斗にマイクを向けて話しかけて、観客の笑いを誘う場面も。その一言について問われると岸は、現場に稲垣が差し入れをしてくれたものの感想を伝えていたと言う。「最初からシリアスな話をするのではなく、砕けた話をまずしてから、伝えたいことを伝える」という監督ならではのコミュニケーション術を話した。岸善幸監督「初日が大事なんだと思っています。稲垣さんと距離を縮めることは作品にとってとても重要だと思っていて、私も緊張していましたが、稲垣さんの懐が深く何でも受け入れてくれた」と稲垣への想いを語ると、稲垣も「最初の打ち合わせをしたときに作品について熱く語って頂いた。そこで監督の想いを受け取ることができたことで、現場に入ってからも多くを語らず、やりやすい環境を作ってくれました」と応え、撮影に入る前から監督との信頼関係が出来上がっていたことを振り返った。本作では編集も務めた岸監督。編集の際に感じたことを問われると「基本的に演技プランは役者陣に任せるものの、演技の演出をいれる時も少しあります。ただ、結局最終的に編集で使うのは、役者の演技プランに任せた最初の方のテイクなんです」と語る。対して稲垣は岸組の撮影について「岸監督は現場で様々な角度から撮影されていましたね。だから役者側としては、どの角度からの映像が使われるのかわからないんです。だからこそ自分が意図していない表情がカメラに撮られていて、今までに見たことのない自分がスクリーンで見れました」と感慨深げに感想を語った。しかし、「公開後の今だから思い切って聞いちゃおうかな……」と前置きした上で「ラストシーンの絵コンテが見えちゃって、僕の表情のアップで終わる予定だったと思うんですけど、完成した映画を観てそのカットは本編には使わなかったんだ、と思いました(笑)」と本音をポロリと明かす。すかさず「使わなくてすみませんでした(笑)」と頭を下げる岸監督の姿に会場は笑いに包まれる。続けて岸監督が「シーンをカットするのは本当に心苦しいことです」と語ると、稲垣は「監督のその選択がまた良いんですよね。それぞれのキャラクターがしっかり描かれた作品に仕上がったと思う」とフォローした。まだまだ話し足りない二人であったが、最後に観客への言葉を述べる段で、岸監督は「『5人のそれぞれの悩みが全部自分の中にある』という感想が印象に残っていて。色んな局面で皆さんがそれぞれのシーンで共感していただけたのかなと思う。映画って育っていくんだなあと思わせて頂きました。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、稲垣は「公開されて暫く時間が経ってからもこのように皆さんの前で監督とトークすることができて嬉しいです。皆さんの大切な映画の仲間入りにしてくれたら嬉しいです。そしてまだ観ていない方に一人でも多くにこの映画を届けていきたいので、ぜひ皆さんSNSや友達に感想を伝えて広めてくれたらと思います」と観客へのフェイバリットムービーとなることを願いながら熱冷めやらぬ会場のままトークイベントは幕を閉じた。<作品情報>映画『正欲』公開中(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト:
2023年12月12日政治家、偉人、トランスジェンダー役など、幅広い演技で定評のある草彅剛。放送中の朝ドラ『ブギウギ』での羽鳥善一役も好評だが、12月16日、23日に前後編で放送されるドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士(NHK総合)では、手話通訳士を熱演する。ドラマの囲み取材が行われ、冒頭で丁寧に挨拶した草彅剛。「みなさん、お忙しいなか、貴重なお時間を使って頂いてありがとうございました。今日は宜しくお願い致します」アカデミー俳優になっても、「いい人」は変わらず健在。ユーモアを交えた回答などで終始笑顔の絶えない取材になった。ーー今回、手話通訳士という難役。初めて本格的な手話に挑戦されましたね。手話は大変でしたね。3人の先生にみっちり指導していただいて2カ月くらい練習しました。次の日のシーンの手話を前日に練習したり、大阪で『ブギウギ』の撮影をしながらだったので、新幹線の中でも練習していましたね(笑)。監督が練習の現場にも毎回来てくれて、シーンごとに細かく相談しながら最善の手話を考えていきました。今回、実際のろう者の方とお芝居をする、ということが大きな挑戦、新たな試みでしたが、そのことによって、僕の中から溢れ出る表情が生み出されたのかな、と思っています。ーー特に難しかった手話のシーンはどこでしたか?レストランでろう者の人の事を悪く言う青年たちに向かってやった手話って全然映ってないんですけど、かなりやったんですよ。酷い事をやってるから映さなかったんでしょうね。映さないなら練習しなくて良かったんじゃないかなって思ったりして(笑)。あれ、すごい長いんですよ、すごく長くて。すごい難しいんだけど、すごく汚い事ばっかりやるやつで、ああ、これは覚えないといけないな、って思っていて、十時間以上費やしたかな。だけど顔のアップしかなくて、それが一番の驚きでしたかね(笑)。ーー言葉を発せずに表情だけでの演技で、苦労した点などはありますか。あんまり自分ではこうしよう、ああしようとは思ってはいなくて、本当にいい空気に包まれて演技ができた、という感じなんです。現場に入って、ろう者の方々の手話を見ていたり一緒にお芝居をしたりしていると、なんだかとても吸引力があって、その空気感に引き込まれていきましたね。ーーろう者の方々とのコミュニケーションはスムーズにできたのでしょうか?本当に温かい現場で、役者さんだけでなく、エキストラさんとかもろう者の方々にお手伝いいただいていたので、何か垣根を超えたコミュニケーションが取れた感じでしたね。手話じゃなくても身振り手振りで気持ちを伝えたり、お互い同じ方向を向いて一つのシーンを作り上げようという気持ちになりました。お芝居をしている、というより、楽しく遊んでいるような温かい雰囲気の現場でした。ーー今でも残っている手話があったら教えてください。残っている手話か〜(笑)。みっちり練習してたくさん覚えたんですけどね。すぐ出てこないな(笑)あ、「おめでとう」っていうのは覚えています。ハハハハ。ーー草彅さんご自身がドラマの面白さを感じた部分は?お話を頂いた時に手話を扱った作品、と聞いて、もっとヒューマンで感動的なお話だと思ったんですが、台本を読んだらミステリーだったんですよね。ストレートな感動劇ではなく、犯人捜しがあったり、そこにろう者やコーダというポイントが散りばめられていたりして、普通の謎解きとはまた違った面白さがあると思いました。ーー遠藤憲一さんが「草彅くんとずっと共演してみたかった」と話していましたが、初共演はいかがでしたか?僕も昔から気になっていた方でした。実際、共演してみたら、すごくチャーミングでかっこいい方で、場を和ませてもくれました。はにかんだような笑顔で「元気?」「今日、元気?」って気遣ってくれたりして。お芝居もほんと素敵で、エンケンさん演じる何森刑事のシーンがいい緊張感を生み、ミステリーの面白さに拍車がかかったと思いました。「デフヴォイス2」みたいに、エンケンさんと僕とでバディ組んで続編やりたいな、って思うんですよ。誰か考えてくれないですかね(笑)。そんな風に思わせてくださる方でしたね。ーー印象に残っているシーンはありますか尚人が(ろう者の)兄と兄弟喧嘩をするシーンで、久しぶりに家族で休日を楽しんでいる時に突然殴られたりしてビックリするんですが、これが本当の兄弟喧嘩なのかな、という感じがして、とてもいいシーンだな、と思いました。兄役の役者さんがすごいワイルドな方なのですが、雄たけびのような勢いで僕に向かってぶつかって来きたので、僕もスイッチが入って、本当の兄弟喧嘩のようなお芝居ができたんだと思います。あまり話せませんが、母親とのシーンが一番視聴者の方に届けたい場面でもあるのでぜひ、最後まで見ていただきたいです。ーーこのドラマは家族の絆もテーマになっていますが、尚人を演じて家族のあり方について考えたりしましたか?やはり家族はとても大切なもの。人は一人じゃ生きていけない、と思いました。尚人は自分がコーダということで思い悩んでいたけれど、恋人のみゆき(松本若葉)のように傍にいてくれる人がすごく大事だな、ということを感じましたね。視聴者の方々も、心の繋がりの大切さなどを考えることができる、とても素敵な作品だと思います。ーー手話でお芝居をした事など稲垣吾郎さんや香取慎吾さんに話されましたか?全然話していないんです。忙しかったですからね。でも二人にも見て欲しいドラマです。『罠の戦争』は、主題歌を歌ったこともあって、慎吾は全話見てくれました。吾郎さんはね、一話しか見てなかったみたい。「りんご潰したシーンで寝てしまった」って。ひどいですよね(笑)。僕は吾郎さんの出ている映画『正欲』も見ましたよ。すごく良かったです。いつも僕は吾郎さんの作品見てるのに、吾郎さんは僕の作品は見てくれないんです。でも今回はきっと見てくれると思っています。ーー2023年はどんな年でしたか?そして来年はどんな年にしたいでしょうか?ずっとセリフを覚えていた1年でした。いろいろお仕事を頂いて幸せな1年でしたね。(2024年5月公開の)映画『碁盤斬り』は、1手を撮るのに4時間くらいかかったりして大変な撮影だったので、ぜひ見てください。今年は兎年、僕もぴょんぴょん飛び跳ねていたので““うさぎ賞“をください(笑)。来年は辰年なので、大好きな龍の入ったスタジャンをたくさん着たいと思います。
2023年12月12日アースケアはこのほど、20〜30歳の女性100名を対象に「冷え性」に関する調査を行いました。■女性が男性より冷えやすいのは筋量の違い?調査の結果、72%の女性が冷え性で悩んだことがあることがわかりました。冷え性と一言でくくっても、全身が冷える人、下半身だけ冷える人、お腹周りだけ冷える人、手足の先だけ冷える人など症状はさまざま。上記にあげた特徴にあてはまっているものはありませんか?女性は男性に比べて筋量が少なく、冷え性になりやすいです。またホルモンバランスの影響で、生理中は冷えやすくなることも多いです。◇つらい冷え性を改善する5つの方法を紹介!この調査結果を受けて、同社では冷え性を改善する方法5つを説明しています。(1)筋量を増やす毎日少しでも体を動かしていますか?エスカレーターにすぐ乗るのではなく、意識的に階段を利用するなど、日常の中に運動習慣を取り入れていきましょう。余裕がある方はウォーキングや筋トレを行いましょう。また、お風呂上りなどにゆっくりストレッチをすることもおすすめです。(2)栄養バランスに気を付ける毎日甘い物ばかり食べていませんか?糖質を摂り過ぎて、血中の血糖値や中性脂肪が増えると血管は詰まりやすくなります。そうなると血行が悪くなり、冷え性が悪化します。糖質コントロールをしながら、熱を産生するたんぱく質や質の良い脂質を摂ることが大切です。(3)温かい飲食物をとる毎日冷たい物ばかり摂取していませんか?白湯や温かいお茶などの飲み物をゆっくりと飲んだり、ショウガや根菜類が入った温かいスープを取り入れたりするといいでしょう。内臓の活性化によって、体が芯から温まり、冷え性が改善すると考えられます。(4)適切な衣服を身につけるファッション性を重視して、露出してしまっていませんか?脚や肩を出すファッションはたしかに可愛いですが、冷えの原因になってしまいます。靴下などで足の冷えを防止することは重要ですが、血行を妨げない、きつすぎないものを選びましょう。(5)お風呂にゆっくり浸かる毎日シャワーで済ませていませんか?湯舟にゆっくり浸かることは身体をあたため、心身をリラックスさせるのにとても効果的な方法です。「毎日は入る時間がない」という人も、ぜひ時間がある日はお気に入りの入浴剤を使用して、ゆっくりとしたご褒美タイムにしてみてください。冷え性はつらいですよね。上記の方法を試してみて、自分を大切にしてあげてくださいね。■調査概要調査対象:20〜30歳の女性100名調査日:2023年11月25日調査実施者:アースケア(自社調査)調査方法:インターネット調査アースケア:(エボル)
2023年12月10日ショパールジャパン株式会社は、2023年12月5日(火)に「アルパイン イーグル」のジャパンアンバサダーを務める稲垣啓太さんのスペシャルインタビューを公開します。本インタビューは、日本代表として常にトップを走り続けてきた稲垣さんと、オーナーファミリー3代にわたるウォッチメイキングの情熱から誕生した「アルパイン イーグル」との特別企画として実施。インタビューでは激動の4年間を紐解きつつ、ラグビー選手としての矜持や、過酷な試合・トレーニングの裏側、そしてジャパンアンバサダーを務めるコレクションへの想いや、“1人の男”としての稲垣さんにも迫りました。<アルパイン イーグル公式ホームページ> <アルパイン イーグル×稲垣啓太特設ページ> 2019年に誕生したアルパイン イーグルと、2019年にラグビーで日本中を沸かせた稲垣啓太。“笑わない男”として大ブレイクを果たした彼は、どのような4年間を過ごしたのか。今年、アルパイン イーグルのジャパンアンバサダーに就任した、稲垣啓太さん。アルパイン イーグルは2019年に登場し、コレクションの誕生から今年で4年が経ちました。未曽有の出来事により日常が一変した4年間でしたが、その一方で日本のラグビーが大きな注目を集めた年でもありました。― 稲垣さんにとって、この4年間はどのような年でしたか?稲垣:本当に難しい4年間だったなと思います。最初の2年間はスポーツがストップした時間もありました。スポーツだけではなく色んなものに制限がかかって、そういった中でも自分が目指す大きな大会に向かって進んで行かなくてはならない。自分は何をしなくてはならないのか、すごく考えさせられた4年間でした。それと同時に、個人的な話ですが結婚もしましたし、アルパイン イーグルのアンバサダーにも就任させていただきました。色んなことを経験させていただく中で、どのように大きな目標に突き進んでいくのか。模索しながら手探りで進んだ4年間だと思います。― この4年間はメディアに出る機会も増え、それまでの選手生活と比べて様々な経験をされたかと思います。何か変化はありましたか?稲垣:自分は、どこに出るときもラグビー選手であると自覚して出させていただいています。自分がメディアに出るということはどういう意味を持つのかをすごく考えていました。ラグビー選手として、何かメッセージを伝えられるのではないか。グラウンド外でも、選手として出るのであればまた違った想いを伝えることができるのではないか、と。稲垣啓太、レディースのジャケットを羽織ってショパールブティック銀座本店に来店。“時間”に思いを馳せる場面も。「僕、時間をすごく大事にしているんです。僕がラグビー選手でいられる時間にも限りがあります」2023年11月。シーズン前の貴重な時期に、稲垣さんがショパールブティック銀座本店を訪れました。店舗では、ブランドのルーツやクラフトマンシップに関する説明、各アイテムの紹介などに興味深く耳を傾け、時折優しい笑みを浮かべていました。普段からアルパイン イーグルを愛用し、戦いの地でも着用されていたという稲垣さん。改めてブランドへの想いについてうかがうと、胸の内を真摯に語られました。― アルパインイーグルを愛用されていることについて、率直な想いをお聞かせください。稲垣:大会期間中もアルパイン イーグルをずっと着用させていただいていましたが、僕、時間をすごく大事にしているんです。時間って無限にあるものではないですし、僕がラグビー選手としていられる時間も限りがありますし。そんな中でアルパイン イーグルをふと見ると、自分の原点に戻ったような感覚になれるんです。この時計を着けさせてもらって、撮影もさせていただいて、ルーツも細かくお聞かせいただいて。自分との共通点というか、自分の戻るべき場所はここなんだなということを思い出させてくれました。僕はこの時計を着けていてすごく心強いですし、この時計を見るたびに強い意思を取り戻させてもらっています。―最新作モデル「アルパイン イーグル XL クロノ」マリタイムブルー文字盤を着用された感想は?稲垣:すごくカッコよかったです。特徴的なカラーですよね。とても目を引きます。僕は普段アルパイン イーグルの41mmを着けていますが、マリタイムブルーは44mmで少しサイズも大きく、なおかつあの特徴的な色なので、一目見て「これは…!」と思いました。― 本日のコーディネートのポイントは?稲垣:僕は暗めな色を好むのですが、このジャケットだけ色味が入っていて。実は、メンズの服ではなくレディースの服なんですよ。僕は「メンズはメンズの服を着る」というこだわりがなく、自分が着たいと思ったものを着たいと考えています。たまたまレディースにサイズがあったんですよね。― ファッションを愛する稲垣さんが思う、ショパールの魅力とは?稲垣:職人さんたちの技術が結集していて、職人さんたちの想いも感じます。本日ブティックにお邪魔させていただき、職人さんたちのことも細かく教えていただきました。沢山のパーツ、沢山の製造工程があって、時計が作られているんですよね。すごく時間をかけて、どれほどの想いをかけて時計を作っているか、そういう話を聞いたときに、この時計を身に着けることができて良かったと強く思いました。また、最近はサステナビリティが話題ですが、ショパールさんはサステナビリティについても率先して取り組んでいらっしゃるので、改めて素晴らしいなと思いました。アルパイン イーグルと稲垣啓太の共通点は、過酷な環境を耐え抜く力強い姿アルパイン イーグルの特徴として挙げられる、イーグルの力強さ。日本を背負って立ち、過酷な練習や壮絶な試合を耐え抜く稲垣さんの姿と重なるものがあります。ショパールのフィロソフィーに強い共感を示す稲垣さんに、ブランドとご自身の相通ずる部分についてうかがいました。― ラガーマンにとって“耐え抜く”ことが最も必要になるのはどのようなシーンでしょうか?稲垣:一つ挙げるのであれば、プレッシャー下で自分の積み上げてきた技術を100%発揮できるか、というところに尽きると思います。技術の積み上げというのはすごく時間がかかりますし、技術を積み上げたとしても、それを一番苦しい状況で発揮できるかどうかはまた別の話です。では、技術を発揮するために何が必要なのかというと、僕は“メンタル”だと思っています。常にマインドの準備をして、苦しい状況に耐え抜く。これがラガーマンにとって忍耐が必要な場面だと思っています。― イーグルの力強さが特徴のアルパイン イーグルとラガーマンに共通するところがあれば教えてください。稲垣:アルパイン イーグルは、アルプスの過酷な環境の中で生きる鷲をイメージしているんですが、すごく(過酷な環境を耐え抜くラガーマンの姿に)似ていますよね。ふとこの時計を眺めたときに、自分のやるべきことがより明確になる。そしてまた強い意思を取り戻させてくれる。そういったところに共通点があるのではないかと思います。― ショパールは、「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」というプログラムに取り組んでいます。稲垣さんは身近なことで取り組まれていることはありますか?稲垣:スーパーに行く時にエコバッグを持って行くか、持って行かないか。エコバッグを忘れたときに取りに戻るか、戻らないか。本当に小さな積み重ねなのですが、僕一人じゃなくて、そこから十人、百人、千人と人数が増えていけば大きな単位になりますよね。一人でできることって限界があると思うんです。そういった意思やメッセージも少しずつ発信していけたらと思っています。― 職人によって磨かれた多くの技術を後世に引き継いでいるショパールのように、ラグビー選手として後輩の方々に引き継いでいきたいことはどんなことですか?稲垣:技術的な面は、選手それぞれが見て学び、何か疑問があれば僕に質問が来ると思うので心配はしていないです。一番引き継いでいかなくてはいけないと強く思うのが“精神性”、いわゆるマインドセット。代表として長く活動してきましたが、そこで必要なメンタリティって少し特殊だと思うんです。国を代表して戦うということがどういう意味を持つのか、それをよく考えてほしい。それはただプレーしているだけでは絶対に分からないと思うので、その精神性を誰かが繋いでいかないといけない。それが、自分たちが今まで積み上げてきた代表としての“文化”なんですよね。その文化を途中で終わらせてはいけないんです。― 稲垣さんが思う、日本のラグビーで“誇れるポイント”は?稲垣:みんなが憧れてくれるような強い存在でありたいというのが、代表の活動の中でのテーマです。でも、勝たないと憧れてくれる人もいなくなるでしょうし、結果を出さないと応援してくれる人達も納得してくれないでしょう。僕はやはり、勝ち続けることが一番大事だと思っています。日本代表のラグビーは、昔と比べると観ていて楽しくなったと思います。それは、アタックして、ボールが動いて、攻め続けるから、観ている人たちは「面白い」と感じるのだと思います。でも結局、最後の最後に勝たないと満足してもらえないと思うんです。観ていて楽しいけれど、最後に負けていては、やっぱりダメだと思います。観ていて楽しいし、最後に勝つから「日本代表はやはり強いんだ!」と。そう思ってもらえた時、僕らはそこを誇りに思うことができるんだと思います。そういう存在であり続けたいです。― アルパイン イーグルはショイフレ・ファミリーの3代にわたる男性たちの絆から生まれたコレクションです。ラグビーも男性同士の強い絆が生み出すスポーツですが、稲垣さんにとって“絆”とは何でしょうか?稲垣:日本代表チームは日本出身の選手がもちろん多いですが、ラグビーの特質上、外国人選手も日本代表に誇りを持ってプレーしています。最初は文化として難しいところもあり、そこを擦り合わせるためには、時間がかかります。ただ、仲良しごっこをしに来ているわけではないので、本音でぶつかり合って、最初は衝突することもあります。そういったことを繰り返して、全員で苦しい状況を共有、経験して、自然と生まれるものなんですよね。絆って、時間をかけて苦楽を共にして、やっと生まれてくるものだと思います。大きな試合を終え、また新たなシーズンに向けて走り出す。ラグビー選手としての揺るぎない矜持10月の戦いでは涙を飲む場面もありましたが、12月からは早くも新たなシーズンがスタートします。ラグビー選手としてのこれまでとこれからについて、心に秘めた熱い想いを語っていただきました。――長年努力を続けることができる理由や秘訣について教えてください。稲垣:僕はあまり練習を休まない人なんです。オフ期間でも何もしない日はないです。よく「そんなにずっと続けて、モチベーションは大丈夫ですか?」と聞かれますが、あまりモベーションを意識しないことこそが(努力を続けられる)秘訣だと思っています。試合の前にそんなことを考えていたら「モチベーション云々であなたは試合ができないんですか?」となってしまう。モチベーションに左右されない、自分を自制する心が一番大事だと思います。― 日本代表選手の活躍を見て、ラグビーをやりたいと感じた子どもたちも多いと思います。そんな子どもたちに伝えたいことはありますか?稲垣:レベルが上がっていくと「楽しむ」ということを感じられなくなる瞬間が増えてくると思います。「勝たなきゃ」とか「結果を出さなきゃ」とか、そういったプレッシャーのほうが大きくなってきます。「楽しむ」ということを一番感じられるのって、やはり子どものときなんですよね。できるだけ長く楽しんでほしいですし、そして、強く思って忘れないでほしいです。― 12月9日から新たなシーズンが始まりますが、今の想いや意気込み、またそれに向けてどのような練習をされているのか教えてください。稲垣:昨年は最後の最後で優勝を手放してしまったんですが、それは自分たちの実力の足りなさに尽きると思うので、来期こそは優勝できるように、チーム一丸となって取り組んでいます。一方で、もちろん優勝を目指していますが、そこまで先を見ていないというか、それを口にするのはまだ早いんじゃないかなと。一つひとつの試合の積み重ねの先に、最終的にそこが見えてくると思うんです。まずは目の前の試合に集中し、勝利して、また次の試合に向けて準備していく。そういったことを重ねて、最後の最後に優勝への挑戦権を得られると思っています。それを得たときに、自分たちは昨年の悔しさを絶対に忘れていないと思うので、全部出し切ってやるだけだと思います。僕は大会を終え、そのままほとんど休まずに自主トレーニングは続けているので、体の仕上がりはすごく良いですね。来月すぐに開幕なので、そこに向けて結果を出せるようしっかりやっていきたいです。― さらなるステップアップを目指すために、今後チャレンジしてみたいことや次に超えたい目標はありますか?稲垣:常に自分は成長できると思っていますし、新しいトレーニングは取り入れるようにしています。自分が積み重ねてきたことには自信を持っていますが、だからといってそこに固執する必要もないと思っています。新しいことを取り入れながら、合っていなければこれは自分にとって少し違ったんだな、と。でもそれを経験することによって間違いなく経験値は増えていくので、新しいことにはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。今はまた新しいトレーニングを取り入れているんですが、「自分ってこんなに弱かったんだな」と実感しました。初めてやったトレーニングだったのですが、全然できなかったんですよ。でも逆に言うと、「自分にまだここ、伸びしろがあったんだ」と捉えることもできたので、これからはそこに着手して強化していきたいと思います。プライベートですと、僕はファッションも好きですし、ファッションの中にショパールさんの時計を組み入れてコーディネートすることも好きなのですが、最近は妻にダメ出しをされることもあるので(笑)。ダメ出しを受けないように、コーディネートで妻を納得させられるくらいのセンスを磨いていけたらと思っています。選択肢がある分「これもいいんじゃないか」と言われ…。ダメ出しと言ったら妻に失礼ですね。そういう選択肢の中で「これ!」というのを当てたいです。たまに当てるので、一発で当てられるように頑張りたいと思います。2023年を表す1文字は「瞬」。プライベートでは「妻の喜んでくれる顔が嬉しい」ラグビー選手としての鎧を脱いだ“1人の男”としての魅力に迫る日本代表チームを率いる力強い存在でありながら、ユーモアあふれる優しい人柄で多くの人を魅了する稲垣さん。昨年は結婚を発表され、日本中が祝福ムードに包まれました。最後は、そんな“1人の男”としての稲垣さんに迫ります。― これまで、周りの方々の言葉や行動で、稲垣さんの心が動かされた印象的な出来事はありますか?稲垣:僕とリーチマイケル選手が「日本代表である自分たちが、大事にしているものは何なのか?」というのを、大きな試合の前にみんなに説いたことがあります。「侍が日本刀を抜く意味って、何なんだろう。みんな、知っていますか?」と。抜いたら、自分が殺されてしまうか、相手を斬って殺してしまうか、その二択しかないんですよ。そのシチュエーションが、試合前の自分たちにすごくハマっていたんです。「その刀を抜くために、自分たちはトレーニングをしてきたし、技術を積み上げてきた。あとは振り下ろす覚悟、メンタルを作るだけ。それを持ってグラウンドに出よう」と。そういった日本の精神性の部分がリーチさんから出てくるというのは、グッとくるものがありますよね。僕よりもさらに長く代表に携わってきた先人なので、すごく大事なことをわかっているというか。でも、それをチームのメンバーに話したのは僕なんです。自分が伝えなくてはいけなかった。「自分が刀を抜くときはいつなのか。実行するときはいつなのか。やるか、やられるか」。そんなシチュエーションはなかなかないかもしれませんが、でも、やらなきゃいけない時がある。「どんなに苦しいシチュエーションでも、その精神性を絶対忘れるな」と。いまだに自分の心に強く残っています。― 2023年ももうすぐ終わりますが、今年を漢字1文字で表すとしたら何ですか?稲垣:「瞬」です。時間をかけて積み上げてきたと思っていたのですが、終わってみたら本当に一瞬だったなと強く感じました。だからこそ時間ってすごく大切だと思いますし、終わってしまったことにはもう戻れないですし。大事なことはこれから自分が何をしていくかだと思うので、そういう瞬間も忘れないでいきたいなと。負けた悔しさも忘れないでいたいので、そういった理由でこの漢字を選びました。― 12月といえばクリスマス。今年のクリスマスの予定や大事な方へのギフトは決まっていますか?稲垣:相手に喜んでもらえるような何かをしたいとは思っているのですが、それが何なのかというのはまだ明確にはないです。妻を祝った時に喜んでくれる顔が好きで、その顔を見ると「良かったな」と思うのですが…逆に、何をしたらいいですかね?(笑)でも、何をしてもきっと喜んでくれる気がしているので、自分の考え得るプランを持って頑張りたいと思います。■出演者プロフィール稲垣 啓太(いながき けいた)1990年6月2日、新潟県生まれ(33歳)ラグビー選手。埼玉パナソニックワイルドナイツ所属。愛称は「ガッキー」。スクラム最前列で戦うタフなポジションながら、タックル数が多く、ボールを持っても確実に前進。抜群のフィールドプレーで存在感を放つ。2014年に日本代表初キャップを獲得後、2015年、2019年、2023年と3大会連続の日本代表選出。2019年では日本で開催されたラグビーワールドカップで史上初のベスト8進出に貢献し、“笑わない男”として一躍、脚光を浴びた。普段は無口ながら、「オシャレ番長」と呼ばれファッションリーダーとしても知られている。■アルパイン イーグルについて洗練されたメカニズムと端正なデザインを兼ね備えた、現代的でスポーツシックな「アルパイン イーグル」は、アルプスの豊かな自然と、その地に生息するイーグル(ワシ)の圧倒的な力強さにインスピレーションを得たコレクションです。80%がリサイクル素材から生成されたメゾン独自の合金「ルーセントスティール(TM)」を始め、チタン製やエシカルゴールド製など多彩なラインナップが展開しています。立体的でスタイリッシュなサイドを備えたラウンド型ケース、コンパスローズが刻まれたリューズ、8本の機能的なスクリューを配したベゼル、そしてアルプスの自然に想を得たカラーの文字盤など、「アルパイン イーグル」はコンテンポラリーを極めた上品なエレガンスを体現します。【稲垣さん着用商品】■アルパイン イーグル 41価格:775万5000円(税込)エシカルローズゴールド製ケース&ブレスレット、自動巻き、41mm径、アレッチブルー文字盤■アルパイン イーグル XL クロノ価格:295万9000円(税込)ルーセントスティール(TM)製ケース、自動巻き、44mm径、ラバーストラップ、マリタイムブルー文字盤<アルパイン イーグル公式ホームページ> <アルパイン イーグル×稲垣啓太特設ページ> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日12月3日、都内で行われたオンラインRGP「メイプルストーリー」のオフラインイベント「Super Maple Party」の会場に香取慎吾(46)が登場した。「メイプルストーリー」は世界で累計1億8千万人以上がプレイしている大人気ゲーム。香取は鮮やかなオレンジ色のシャツを着てイベント会場を見学したあと、同じオレンジ色のメイプルキノコと可愛らしいフォトセッションに臨んだ。イベント後の囲み取材では「リトカっていうのは香取を入れ替えて、憧れの高橋名人のように付けた名前なんです。YouTubeでゲームやるときに実況中継やるときのキャラなだけなので、実はリトカ名人として取材を受けるのは初めてなんです。久々だよ!こんなに多くのカメラに囲まれるのは。びっくりです、急に芸能人になった気分(笑)」とおどけてみせた。ゲーム歴を聞かれると「子どものころからなので30年以上。香取慎吾の芸歴と同じくらい。ファミコン、スマホ……ほとんどの機種のものをやっていましたね。子どものころからある程度お金は稼いでいたので(笑)。今でも印象に残っているゲームは、スパルタンX、アイスクライマー、ゼビウス、クラリウス……」と昭和の人気ゲームの名前がずらずらと出てきた。また忙しかったころもゲームをやっていたのかを聞かれると、「ずーっとやっていましたね。良くドラマの共演者に『慎吾ちゃんはいつも寝ていた』って言われてたけど、仕事以外はゲームをやっていたので、合間は寝ていたんですよね(笑)」と振り返りながらも「ポートピア連続殺人事件」「風雲たけし城」「シムシティ」など、昔懐かしいゲームの名前が次々と跳び出してきた。「どれも憧れの高橋名人の時代のものなんですよね。今年はライブや個展で全国を回らせていただいたりして、いろんなことをさせていただきましたが、今年の締めとしてリトカ名人としてメイプルストーリーに出会えて楽しかったです。来年もスピードを緩めず、辰年なので龍のごとく高く昇って走り続けたいです」終始“香取節”で報道陣を沸かせてくれた香取だったが、なんとこのオレンジのシャツのポケットにPRADAのロゴ、靴にはLouis Vuittonの模様が……。ゲーム会場でもおしゃれ心を忘れない香取慎吾の心意気が垣間見えた。
2023年12月04日1978年から、日本テレビが毎年放送している、チャリティー番組『24時間テレビ』(日本テレビ系)。その名の通り、およそ24時間の生放送で行う特別番組であり、さまざまな企画を通して社会福祉について啓発します。『愛は地球を救う』をキャッチコピーとし、視聴者からの寄付を募っている同番組。その影響力は大きく、45年間の寄付金総額は、およそ424億円と報告されています。『24時間テレビ』寄付金の着服が発覚多額の寄付金は、一人ひとりの善意によって集まったもの。『24時間テレビ』はウェブサイトを通して、寄付金の総額と使い道について報告しています。しかし、2023年11月28日、同番組の一部の寄付金が、元関係者によって着服されていたことが発覚しました。この日、日本テレビの系列局である、鳥取県鳥取市の日本海テレビジョン放送株式会社がウェブサイトを更新。同社の元幹部社員が、寄付金を含む同社の売上金を着服していたことを報告しました。報告によると、元幹部社員が着服していたのは、およそ1118万円。そのうちのおよそ264万円が、『24時間テレビ』で集まった寄付金だったといいます。元幹部社員は2014~2021年の間、番組終了後に社内で保管していた寄付金を持ち出し、自分の銀行口座へ移すといった行為を8回ほど行っていたそうです。動機について、元幹部社員は「2014年頃、親族のために金を用意する必要があった」と話しています。日本海テレビジョン放送株式会社は、今回の件について「一般のみな様から寄せられた善意を踏みにじって、私腹を肥やした行為であり、到底許せない」とコメント。寄付をした人を始め、番組制作に関わった人や、ボランティア活動に参加した人に対して謝罪の言葉を述べています。みな様の善意を裏切る行為を幹部社員が行ったことについて、浄財を寄付してくださったみな様、ボランティアで活動にご協力いただいたみな様、同番組に関わるみな様、ご関係のみな様に深くお詫びを申し上げます。弊社は再発防止策と社員教育を徹底するとともに、チャリティーをはじめ、みな様のお役に立てる活動にこれまで以上に積極的に取り組むなどし、信頼回復に努めてまいります。今回の件に対し、ネットからは「本当に信じられない」「寄付金をなんだと思っているのか」といった怒りの声が相次ぎました。前述したように、寄付金は多くの人の「障がいや病気で困っている人を助けたい」「世の中をよりよいものにしたい」という想いが詰まったもの。本来ならば、福祉や環境問題の改善、災害支援に使われるお金を、いち個人が私腹を肥やすために盗み出すのは、許しがたい行為といえます。報告によると、元幹部社員はおよそ448万をすでに返還。今後、残りの金額も弁済していくとのこと。返還された寄付金は、同社が責任を持って公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会に届けるとのことです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月28日11月28日、日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ』の寄付金を系列局である日本海テレビの幹部社員が、10年間にわたって着服していたことが、わかった。番組の存在意義を揺るがす不祥事に、人々の怒りが爆発している。日本海テレビは同日、公式サイトで謝罪文を発表。《弊社の元経営戦略局長が、弊社の売上金など総額1118万2575円を着服していたことがわかりました》とした上で、《うち264万6020円はチャリティー番組「24時間テレビ」に寄せられた寄付金から、また853万6555円は売上金など弊社の資金から着服したものです》と説明した。さらに元経営戦略局長は懲戒解雇になったとし、《弊社は責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました》《深くおわび申し上げます》と謝罪。また同社は、元経営戦略局長が後輩らとの飲み歩きやスロットに着服したお金を使用していたと考えているという。10年にわたって寄付金がテレビ局幹部のポケットマネーになっていたという、チャリティー番組としての信頼を揺るがす不祥事が発覚した『24時間テレビ』。’78年の放送開始以来、毎夏の恒例番組となっているが、これまでもその存在意義を疑問視する声は少なくなかった。「障害を持ったひとたちが頑張る姿を放映する番組内容に、『お涙頂戴』『感動ポルノ』と批判する声も少なくありませんでした。またチャリティー番組にも関わらず、出演タレントにギャラが支払われることを疑問視する声も聞こえてきます。ですが、福祉や災害復興支援の現場などにきちんと寄付が行われていたのも事実。46年間の寄付金総額は436億円になり、批判を受けながらも続けてきた実績は大きい。それゆえ、寄付金を着服していた系列局員が出たとなると、今回の件に限らず、今までの使い道にも疑問を覚えてしまう人も出てくるでしょう」(テレビ局関係者)今回の件で番組の存在意義が総崩れしかねない事態に。Xでは非難が殺到し、「偽善番組」がトレンドワードに。さらに番組終了を求める声もこう相次いでいる。《番組側の人間が10年間皆からの寄付金を盗んでたってこと?立派な詐欺番組じゃん!もう来年からは中止でいい》《24時間テレビについては、これまで様々な問題提起があったけど、ついに超えてはいけない一線を超えた。寄付金を着服されたらもう信用できない》《電気の無駄遣いだし、もう打ち切りでいいでしょ。募金詐欺番組は》《偽善番組さっさと終われ》《24時間テレビ、募金着服事件!? ありえない!! 打ち切り待ったなしですね》「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」は本件について、公式サイトで《今回の事案を受けて、当委員会を構成する民間放送31社では、皆様からお預かりする寄付金について、さらなる厳重な管理を行い、徹底して再発防止に努めて参ります》と綴っているがーー。来年も無事放送となるだろうか?
2023年11月28日シービージャパンからクリスマスやギフトに最適な、お酒時間をより堪能できるタンブラーシリーズ3種が新登場します。お酒の味や香り、それによって得られる時間や安らぎといった「特別なひととき」を、いつも以上に上質なものにしてもらいたい。「お酒を楽しむタンブラーシリーズ」は、そんな想いから生まれたシリーズです。「香りを楽しむタンブラー」は、お酒の香りが堪能できる広い飲み口が特徴。種類ごとに違う香りを堪能しながらお酒を楽しむことができます。また、握った時に指先に馴染む丸みを帯びたシルエットで、ロックや水割りとの相性が抜群です。見た目はシンプルながらもしっかりとした主張を感じる2トーンボディ。アクリルとサンドブラスト塗装で塗り分けされており、手触りや質感も堪能できます。「泡を楽しむタンブラー」は、ビールをおいしく飲むために考え抜かれた本体形状となっています。ビールのおいしい条件の「泡」と「香り」をしっかり堪能することができますよ。「喉越しを楽しむジョッキ」は、雰囲気から味わえるハンドル付きジョッキタイプ。ハンドル付きのジョッキタイプなので味はもちろん、雰囲気も堪能できます。外飲みのような気分にさせてくれますよ。自分用にはもちろん、ギフトにもぴったりなアイテム。お酒と一緒に特別な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。■商品概要「香りを楽しむタンブラー」価格:2,750円サイズ:φ78.5×H110mm実用量:0.35L「泡を楽しむタンブラー」価格:2,970円サイズ:φ74×H185mm実用量:0.48L「喉越しを楽しむジョッキ」価格:3,300円サイズ:W107×D75×H145mm実用量:0.5L(エボル)
2023年11月22日草彅剛が主演する土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」からキービジュアルと、本作で手話監修・手話指導を行った関係者からコメントが到着。予告ティザー映像が公式サイトで公開された。仕事と結婚に失敗した荒井尚人。家族や恋人に心を開けないでいるが、生活のため唯一の技能を活かして就職活動をはじめる。その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)であり、手話通訳士として働くことに。やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が複雑に絡みはじめる…。今回到着したキービジュアルのデザインは近年、ドラマから映画まで数々の話題作のビジュアルデザインを担当している石井勇一。画像加工をしない実験的な撮影方法により、ハンドサインで型どった色彩の光をその場で撮影するポートレート写真に多重露光することで、くっきり見える部分と見えない部分をつくり「聞こえる・聞こえない」というドラマのテーマを視覚的に表現した1枚となった。また、ティザー映像では、所在なげに部屋をさまよう主人公・荒井尚人(草彅さん)をはじめ、橋本愛、松本若菜、遠藤憲一、さらには印象的な演技を披露する、ろう者俳優たちの姿も映し出され、いち早くドラマの世界観を知ることのできる内容となっている。20名近い(エキストラも含めると30名以上)、ろう者・難聴者・コーダの役を実際の当事者が演じていることが大きな特徴でもある本作。撮影に手話監修・手話指導として関わった木村晴美さん・米内山陽子さん・江副悟史さんからのコメントが到着。さらに、出演した当事者の全員から撮影に参加した感想についてもドラマ情報ページにて公開中となっている。【キービジュアルデザイン/石井勇一 コメント】ビジュアルは、写真家の濱田祐史さんを起用し実験的な多重露光撮影を現場でトライいたしました。偶発的に重ねた色彩溢れる光の形状は“家族”を意味するハンドサインの断片で構成されており、本作の作品性に合わせたあらゆる世界における見えるもの・見えないものや無常感などを視覚的に体現したものになります。【手話・ろう者監修/木村晴美 コメント】デフ・ヴォイスは、コーダが主役の物語ですが、オーディションで選ばれたろうの俳優さん達の演技も見逃せません! 草彅さん演じる尚人さんと絡むシーン等で、名もなきろう俳優さん達が存在感を示しています。名もなき俳優と書きましたが、ろうコミュニティの中では有名な俳優さん達です。渡辺(一貴)監督がオーディションで楽しそうにしていたのが印象的でした。どんなふうに展開されるのか、手話の入ったカメラアングルはどうなっているのか、ぜひ、最後までお楽しみください。【コーダ考証・手話指導/米内山陽子 コメント】ろう者の役は、ろう者の俳優に演じて欲しい──。私たちの長年の悲願が叶いました。丸山(正樹)さんの素晴らしい原作と、高橋(美幸)さんの繊細な脚本、渡辺監督の温かなまなざしのもと、老若男女、さまざまなろう者がこの作品に集い、魅力的なお芝居をしています。カメラの前で繰り広げられる彼らの演技に心が震えました。それを受け止める草彅さんをはじめとする聴者キャストの懐の大きなお芝居に胸があつくなりました。手話監修の木村さんの的確さ、バディのように共に手話指導に挑んだ江副さんの頼もしさ、現場に手話通訳に入ったはせ(亜美)さん、小松(智美)さん、井本(麻衣子)さんの仕事ぶりに助けられました。私たちはそれぞれ違う人間で、それは当然尊重されるべきことです。けれど同じ部分が間違いなくある。悲しむこと、喜ぶこと、心を寄せること。この作品をきっかけに、世界がもっと色を増していきますように。【手話指導/江副悟史 コメント】手話界で大きな話題になった「デフ・ヴォイス」がドラマ化され、さらに手話指導としてオファーが来たときはとても驚き、ともに嬉しくなりました。またろう者役を当事者に演じてほしいということは、喜びとともに不安も大きかったです。ろう俳優のほとんどが舞台経験者が多く、映画やドラマで演じたことが少なかったからです。プロデューサーを始め、渡辺監督、スタッフの方々にお願いして、ろう俳優対象に「模擬撮影現場」というのを丸1日開催し、リアルな撮影現場を体験してもらいました。また私の方から撮影現場での行動、心構えなども色々と話した上で撮影に入りました。そのおかげでろう俳優もやりやすい環境で撮影に臨めたかなと思います。ろう俳優の手話も十人十色で、個性的な手話表現も多く、手話指導としても、とても楽しかったです。それぞれ手話の「色」を尊重し、尚人役の草彅さんも、ろう俳優の役柄に合わせて手話表現を変えていかないといけないので、自然な会話に見えるように調整しながら指導してきました。当初は大変だったと思いますが、撮影現場でろう俳優と絡んでいくうちに慣れてきて、きちんと使いこなせるようになりました。手話指導するときは、自分の指導方法を形にはめて教えるのではなく、草彅さんの覚えやすいやり方で、色々と試行錯誤しながらやってきました。草彅さんに「ダンスの振り付けみたいだな」と言っていただいたのをきっかけに、手話の文法が壊れてしまわないよう、文脈に合わせて丁寧に指導しました。そこから草彅さんも覚えやすくなってそのまま最後まで走ってくれました。出演者のほかに裏方のスタッフさんとも私の方から積極的に交流して、ロケバスの運転手さんまで凄く仲良くなって(笑)ご飯も行ったり、通訳なしで2人で色んな会話をしたり、とても楽しい現場でした。「デフ・ヴォイス」をぜひ多くの方々に見てもらいたいと思います。なお、本作では、ドラマでも描かれるろう者・難聴者の方々をはじめ、多くの人に番組を楽しんでもらえるよう、字幕や手話をつけた放送を予定している。土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」は12月16日(土)、23日(土)22時~NHK総合・BSプレミアム4Kほかにて放送。◆総合、NHK BSプレミアム4K→全てのセリフに字幕をつけて放送リモコンなどで「字幕」表記の選択をする必要はなく、通常放送として音声日本語(しゃべりゼリフ)と手話に字幕をつけております。【放送(総合・BSプレミアム4K)】前編:12月16日(土)22時、後編:12月23日(土)22時◆Eテレ→手話をつけて放送全てのセリフに対して、「手話」を画面上に表示します。【放送】前編:2024年2月4日(日)15時45分、後編:2024年2月11日(日・祝)15時45分(シネマカフェ編集部)
2023年11月21日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるABEMA『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)のリニューアル新番組『ななにー 地下ABEMA』の#2が12日に配信された。『ななにー 地下ABEMA』は、新進気鋭のクリエイターが稲垣、草なぎ、香取のためのオリジナル企画を用意。世の中の常識にとらわれない新企画を続々と行い、3人のまだ見たことのない一面を見出していく。今回のテーマは「LGBTQを考えよう!」。ゲストにはるな愛、KABA.ちゃん、GENKING.、モーリーロバートソン、若新雄純、専門家として日本LGBT協会・代表理事の清水展人氏を迎え、LGBTQの未来に向けた話についてななにーメンバーと徹底討論した。また、2020年に公開された映画『ミッドナイトスワン』でトランスジェンダー役を演じた草なぎの話題に。はるなは「私たちニューハーフは審査委員長ばりに見たんですよ」と口にした上で、本作を大絶賛した。KABA.ちゃんは「(どのように)役作りをしたのかすごく知りたい」と質問。すると草なぎは「してないんですよね、役作りというか」と答え、はるなの「誰かに聞いたりとかは?」という質問にも「むしろ、そういうふうにやっちゃうとできないというか」「言い方があれかもしれないですけど、美しく感じたんですよ、台本読んだ時に」「今日の(ゲストの)皆さんもそうですけど、自分に自問自答している感じが美しく感じて」「僕自身、自分に関して悩んだこととかってあんまりなくて、悩むことってなんか美しいんじゃないかなって」「それだけ真面目に生きているんじゃないかなって思ったんですよ、だから僕なんですよね」と、あえて役作りをしなかった理由を語った。この草なぎの思いを聞いたKABA.ちゃんは「当事者の方の苦悩、寂しさがストレートに表現されていたからなんともいえない気持ちになった」「(今までは)いろんな方がそういう役を演じたとしても『あ、今頑張って演じていたね』とか思っていたのがなくって、自然と涙が出た」とコメント。GENKING.も「つらかったことが過去にいっぱいあるので、辛さもちゃんと描かれていてよかった」と語った。また、はるなは「草なぎさんが演じることにとって、見てもらう人が広がるから知名度とかって大切だなって」と言い、「そういう人たちに私はやってもらいたいんですよね、難しいかもしれないけど」と素直な思いを明かした。ゲスト3人からの絶賛コメントを受け、草なぎは「最初から(3人が)見るって言われていたらプレッシャーでできなかったと思う、絶対に」と語るも、「うれしいわ、今日来てよかったです」と笑顔で返した。香取も「見終わって、すぐにツイートしちゃって」「お芝居やめようと思った、こんな俳優さんがいる、やめようって」と俳優を辞めようかと思うほど感動したことを明かした。【編集部MEMO】2020年9月25日に公開された『ミッドナイトスワン』は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ剛)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。一果と出会うことによって“母性”が芽生えていく凪沙を草なぎが見事に表現し、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞した。(C)AbemaTV, Inc.
2023年11月12日俳優の北村匠海が主演を務めるNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』(12月14日配信)のティザー予告映像が11日に公開され、新キャストとして綾野剛、稲垣吾郎、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一の出演が明らかになった。1990年から4年間、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された冨樫義博氏による大ヒット漫画『幽☆遊☆白書』(ジャンプ・コミックス刊)。世界中に多くのファンを生み出した『幽☆遊☆白書』が、北村匠海(浦飯幽助役)、志尊淳(蔵馬役)、本郷奏多(飛影役)、上杉柊平(桑原和真役)の豪華キャストを迎え、世界初の実写ドラマとなって誕生する。このたび、本作の新情報が全世界に一斉発表。世界中のNetflix注目作品が集まるオンライングローバルイベント「Geeked Week’23」にて、初公開映像となるティーザー予告、ティーザーアート、そして新キャストが解禁された。ティーザー予告では、幽助(北村匠海)、蔵馬(志尊淳)、飛影(本郷奏多)、桑原(上杉柊平)をはじめ、人間と妖怪、種族を越えて交錯するキャラクターたちが躍動する姿も初披露。この魅力的なキャラクターたちのみならず、人間界・霊界・魔界という3つの領域からなる世界観の表現を追及するため、数多くのハリウッド大作を手掛けるスキャンラインVFXのほか世界中の最先端技術を結集。日本最高峰のキャスト・スタッフ陣と融合し、日米グローバルワンチームで細部にまでこだわり抜いた映像表現の一端を映した予告映像は、冒頭から目が離せない内容となっている。あわせて解禁となったティーザーアートでは、幽助・蔵馬・飛影・桑原の4名と戸愚呂兄弟・左京の対立が描かれ、互いの“強さ”と”信念”がぶつかり合う戦いの始まりを予感させる。ティーザー映像では、新キャスト陣の姿も映されている。主人公・浦飯幽助(北村匠海)の幼馴染・雪村螢子に白石聖、不慮の事故に遭った幽助を死後、霊界へ導く案内人・ぼたんを古川琴音、生き別れた兄を探す妖怪氷女・雪菜を見上愛、戸愚呂兄弟とともに幽助たちの行手を阻む支配者級の妖怪・鴉を清水尋也、霊界探偵となった幽助に指令を与えるエンマ大王の息子・コエンマを町田啓太、霊光波動拳の使い手、幽助と桑原(上杉柊平)の師範となる幻海を梶芽衣子、その形態にも注目される人間から妖怪へ転生した戸愚呂兄弟の兄を滝藤賢一、戸愚呂兄弟を雇い裏社会を牛耳る謎多き人物・左京を稲垣吾郎、そして、幽助たちの前に立ちはだかる最強の敵、戸愚呂兄弟の弟を綾野剛が演じる。【編集部MEMO】Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』配信前日の12月13日には、一夜限りのスペシャルイベント「12.13決戦前夜祭 全世界最速上映会」を開催。世界中でどこよりも早く本作を鑑賞できる先行上映会のほか、前夜祭として会場には様々な企画が用意される。
2023年11月11日「放送1カ月が経過した『ブギウギ』の世帯視聴率の番組最高記録は第19回の16.7%でした。この回は作曲家・羽鳥善一を演じる草彅剛さん(49)が初回に続き再登場。自らの夢を追って列車で東京へ向かうシーンでした。局内でも“やはり草彅さんは持っている”と評判です」(制作関係者)趣里(33)が主演するNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。戦後の大スター・笠置シヅ子が主人公のモデルとなる作品だ。草彅はヒロインの鈴子に楽曲を提供する名作曲家役を演じている。「草彅さんは座長を務め緊張気味の趣里さんを前に、おどけた表情をしてリラックスさせるなど、現場を和ませています。趣里さんの演技後に『最高のシーンだった!』と褒めると、趣里さんが『草彅さん、昨日も言ってました』と笑顔で応じるなど、漫才のような掛け合いです」(前出・制作関係者)ドラマや映画の主役としてヒット作も数多い草彅だが、意外にも朝ドラは今回が初出演。『ブギウギ』の収録に入る前は主演作以上に気合を入れていたという。「実は草彅さんはSMAP結成直後にメンバー6人で朝ドラ『青春家族』(’89年)のオーディションを受けました。その結果、稲垣吾郎さんが合格し、ドラマデビューを果たしました」(NHK関係者)稲垣本人も3年前のインタビューで当時をこう振り返っていた。《(SMAPの)グループみんなでオーディションを受けに行ったんですけれども。見事、僕が受かりまして。ライバルたちを抜いて。(略)一人の俳優として役者として芸能界で生きていく人間として、初めて認められた感じがして、すごくうれしかった》(『朝日新聞』2020年3月6日)前出のNHK関係者は続ける。「今回の朝ドラのオファーを受けて、草彅さんは当時の『吾郎に負けた……』というほろ苦い思い出が蘇ってきたそうです。“初心に返って全力でやり抜こう”と気持ちを新たにしたといいます」作曲家の役だけに、ピアノに触れるシーンは多いという。「15年ほど前、ドラマ『猟奇的な彼女』(TBS系)でピアノを弾くシーンがあり、電子ピアノを購入して、必死に練習したそうです。ただ今は『もう全然弾けなくなりました。今度はグランドピアノを買って改めて練習しようかな』と言って苦笑いしていました。現在は大阪で朝8時から夜9時まで連日、ハードな撮影にもかかわらず、常に現場を盛り上げてくれます」(前出・制作関係者)35年前の辛酸を経て朝ドラデビューした草彅は視聴者や現場の人々の心もブギウギさせていた。
2023年11月10日