220 話にわたって放映され、世界中で人気を博した「NARUTO」。この日本が世界に誇るアニメーションとモンブランが出逢いました。独自の世界観で日本の’忍(しのび)’をテーマに様々な物語が繰り広げられる「NARUTO」の、和風でありながら無国籍風なアートワークを、モンブランならではのラグジュアリーなアイテムに融合させました。モンブランらしい深みのあるブラックに、主人公のコスチュームの色であり作品のテーマカラーである鮮やかなオレンジが映えます。フィレンツェの自社工房で生産されるレザーアイテムは、ソフトでつやのある定番レザーマテリアルを採用。大振りで収納力抜群のトート、アクティブなスリングバッグ、手提げにもクロスボディにもできる程よい大きさのミニレポーター、薄型でスマートなフォリオと言ったラージレザーならびにミディアムレザーアイテムがラインアップ。また、別売りストラップでボディに着用できるフック付のコンパクトウォレット、ポケットにすっきり収まるカードホルダー、主人公を象った楽しいキーフォブといったスモールレザーアイテムもそろいます。また、コラボレーションコレクションでは初めてとなる筆記具も発売されます。モンブランの定番であるマイスターシュテュック ル・グランの万年筆、ローラーボール、ボールペンに、オレンジの線画で主人公が描かれ、漆黒のボディには日本の伝統パターンがエングレービングされています。もちろん筆記具を収納できるペンポーチや、鮮やかなオレンジのインクボトルもラインアップしています。多くの「NARUTO 」ファンのみならず、モンブランファンも待望のこのコレクションは 2022年10月12日より全世界で発売となります。マイスターシュテュック セレクション NARUTO トート42 x 33 x17cm税込価格:17万500円マイスターシュテュック セレクションNARUTO スリングバッグ17 x 29 x 6cm税込価格:11万7,700円マイスターシュテュック セレクションNARUTO キーフォブ税込価格;3万4,650円マイスターシュテュック ル・グラン NARUTO ローラーボール税込価格:9万7,900円モンブランについて優れたクラフツマンシップとデザインの代名詞であるモンブランは、1906 年に創業し、瞬く間に筆記文化に革命をもたらして以来、その革新性の境界線を押し広げて来ました。創意工夫とイマジネーションを原動力として、ラグジュアリーな筆記具や時計をはじめ、レザーグッズ、ニューテクノロジーやアクセサリーに至るまで、いずれのカテゴリーにおいても優れたクラフツマンシップの表現を進歩させています。 大胆なアイデアとアルチザンのスキルから生み出されるラグジュアリーな‘ビジネスライフスタイルパートナー’を作るという、果てしない使命を反映したモンブランの白い星形のエンブレムは、パフォーマンス、品質、洗練されたスタイルの象徴となっています。世界に足跡(そくせき)を残そうとする人々をサポートするという継続的な取り組みの一環として、モンブランは世界中の教育プログラムへの協賛と、人々に潜在能力を最大限に発揮させることを目的としたイニシアチブを継続的に実施しています。
2022年10月11日日本演劇界の不朽の名作『女の一生』。森本薫が文学座に書下ろし、終戦直前の1945年に初演、杉村春子が主人公の布引けいを947回も演じたことで知られる作品だ。今回、2020年に段田安則の演出で杉村の当り役を大竹しのぶが演じた舞台が再演、初演時は公演中止となった京都・南座に2年を経て登場する。物語は、1905年から1945年までの40年間。孤独な少女だった布引けいが堤家に拾われ、その後長男の妻となって家業を守り成長、明治・大正・昭和とふたつの戦争を経て激動の時代をたくましく生き抜いていく姿を描く。京都・南座は初出演の大竹が来阪し、意気込みを語った。「女の一生」チケット情報「歌舞伎の人たちがすごく愛している劇場に立てるだけでうれしい」と、2年前に来るはずだった南座への初出演を喜ぶ大竹。初演時は「最初はどこか、杉村さんの代表作に挑戦する気持ちがあったかもしれないですが、稽古していくうちにだんだん自分のものになっていって。今は、もっともっと自分のものとして向き合える気がしているので、初演よりもっとおもしろく深くなっていく、と断言します(笑)」。出演は、堤家の長男に段田、次男は高橋克実、ほかに銀粉蝶、風間杜夫ら実力派がそろう。数多く共演している演出の段田とは「すごく信頼し合えています」。充実した稽古の中、大竹が演じる上で大切にしたいのは「生活感」だと言う。芝居は三幕。「最初のみすぼらしい感じの女の子が、最後の方でこうやって人生を終えるんだなと。お客様に、流れた時間の幸せも不幸せも全部分かるようにできたらと思うので、一幕ごとにきちんと演じたいです」。77年前の作品が今も支持される理由を「この戯曲には心が洗われるようなすごく素敵なセリフがたくさんあるので、人の心に残るんだと思います」と話す。特に有名なのが『誰が選んだのでもない、自分で選んだ道ですもの』というセリフ。『間違いと知ったら自分で間違いじゃないようにしなくちゃ』と続く。「初めて言った時、体にクーッと力が入って、背筋がピーンと伸びる気がして。自分の言葉によって人間は強くなっていくんだと思いました。その強さが作品全体に流れていますが、強く生きることは決して本人が幸せな気持ちで生きられるものではないんだなと感じます」。この芝居を初めて観る方へ。「結婚や仕事とか、誰もが人生で経験するだろうことを細かく描いた芝居です。布引けいがどれだけ必死になって生きてきたかを観てほしいですし、40年間を目の前で生き抜く役者のエネルギーももらっていただけたらうれしいです」。公演は10月18日(火)から23日(日)まで東京・新橋演舞場、10月27日(木)から11月8日(火)まで京都・南座、11月18日(金)から30日(水)まで福岡・博多座にて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年10月06日俳優の竹内涼真、女優の中条あやみ、お笑い芸人のケンドーコバヤシが出演する、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「シーモアタウン シーモアバー」編が4日より放送される。コミックシーモアのCMは、今年8月より新章へ突入。新シリーズの舞台となる“シーモアタウン”では、街の案内人を務めるケンドーコバヤシと竹内・中条演じる兄妹が出会い、街をめぐりながらコミックシーモアの魅力に触れていく。「シーモアタウン シーモアバー」編では、シーモアタウン内にあるシーモアバーに訪れた竹内と中条が、電子コミック大賞の投票受付が始まっていることに気がつく。その様子を見た案内人・ケンドーコバヤシは、シーモアバーにいるゲストたちがネクストブレイクを選ぶのを楽しんでいると説明。電子コミック大賞の盛り上がりを見た兄妹が、自分たちもネクストブレイク作品に投票したくなる様子が描かれる。○■竹内涼真、中条あやみ、ケンドーコバヤシ インタビュー――今回のCM撮影を終えて、感想を教えてください。ケンドーコバヤシ:セットでテーブルにもたれかかっていたんですけど、小道具でオレンジジュースが置いてあって、気がついたら一口だけ飲んでましたね。あ、違う、これセットだ! と思って(笑)。中条:ドラマなどの撮影とは異なり竹内さんとの掛け合いとかも違うので、新鮮だなと思いながら、撮影していました。ケンドーコバヤシ:なんか2人競争してましたね。表情でいかに攻めれるか。竹内:カメラの撮り方もクレーンを使ったりとか、スピード感ある撮影だったりとか、高いところから上を見上げる撮影とか、すごく楽しかったです。色味もカラフルで、セットにお菓子が置いてあって、それは僕はセットなので食べなかったです(笑)。ケンドーコバヤシ:えらい(笑)。さすがプロですよ(笑)。――マンガ通のケンドーコバヤシさんから、竹内涼真さん、中条あやみさんにオススメのマンガを教えてください。ケンドーコバヤシ:2人それぞれ趣味嗜好は違うでしょうけど、ここは一つ俺のオススメを読んでほしいです。『君は放課後インソムニア』というマンガ知ってます?竹内:知らないです。ケンドーコバヤシ:ある男子高校生が不眠症(インソムニア)なんですよ。不眠症の男の子が、不眠症の女の子に出会うという話です。竹内:映画化とかもできそうですね。ケンドーコバヤシ:すでにアニメ化は決まっているみたいで、実写化になったら2人の仕事に直接関わってくるもんね。すごく素敵な話です。竹内:今のあらすじを聞いているだけで、ちょっと気になりますね!ケンドーコバヤシ:コミックシーモアにも入っているって言っていました。――マンガ以外でこれから流行りそうだと思うネクストブレイクを教えてください。竹内:港区をマッスルタウンにする。ベニスビーチみたいにしたい。ケンドーコバヤシ:あちこちにトレーニング器具を置いて?竹内:はい! 外国人の方が、あ〜マッチョがいっぱいいる街だよね、港区って! みたいな。そういう感じにしたいです。中条:街の中に健康器具とか置いてある国があったりするもんね。ケンドーコバヤシ:ベニスビーチっていうのがね、ベンチプレスとか置いてある。ゴールドジムの1号店もある場所で。竹内:港区をそういう街にしたい(笑)。ケンドーコバヤシ:なんでやねん(笑)。竹内:1個そういう街欲しいな、そしたら港区かなって(笑)。ケンドーコバヤシ:アクセスがいいということで。――電子コミック大賞は“マンガのお祭り”。皆さんのお祭りの思い出を教えてください。ケンドーコバヤシ:高校生のときに初めて彼女と花火大会に行ったことがあるんですよ。初めてその日に手を繋いだんですけど、人混みちょっと抜けようかって、抜けたら手を繋いでいる人が全然知らないおばさんだったんですよ。竹内:気まずいですね(笑)。ケンドーコバヤシ:それはそれでそんな嫌いじゃないんで(笑)。嫌いじゃない言うたらアレやけど(笑)。中条:ハロウィンの季節の時に家に帰ってくる時に、マンション上がって自分の部屋に戻ろうと思ったら、後ろに視線を感じて。あれ、視線感じる……怖い……と思ってハッて見たら、ハロウィンのお化けのおもちゃが玄関の前に飾ってあって、それがすごい怖くて、毎回それに毎年ビックリするという(笑)。ケンドーコバヤシ:そろそろ慣れてよ(笑)。そろそろハロウィンも定番化しているでしょ(笑)。中条:毎回その季節になると、ちゃんとその人形が置かれるので、すごいびっくりするんですよ。毎年レパートリーも変わってくるんですよ。どんどんどんどん怖くなってくるので、毎年ヒヤヒヤしながら帰ってました。ケンドーコバヤシ:今年は覚悟して帰ったら大丈夫やから(笑)。中条:そうですね(笑)。竹内:21歳の時に、ハロウィンの日に都内でみんなで集まって飲もうかってなって、何かやっぱり仮装したくて、金のドーランを顔に塗っていったんですけど、顔に塗りすぎて、顔の皮膚呼吸ができなくなって。ケンドーコバヤシ:危ないよ(笑)。竹内:危なくて、途中で流しました(笑)。ケンドーコバヤシ:プロでも30分に1回落とさなきゃいけないよね。竹内:そうなんですよね。2時間ぐらいつけっぱなしだったんですけど、危うく皮膚呼吸ができないところでした。やっぱり、塗ったら塗ったで恥ずかしくて、ずっと(電車の)連結部分の近くで隠れてたんですけど。ケンドーコバヤシ:余計怪しいわ(笑)。余計怖いよ(笑)。竹内:まっ金々に塗って(笑)。中条:なにやっているの(笑)。――このCMをご覧の皆様にメッセージをお願いいたします。竹内:僕らが出演するコミックシーモアの新CMが完成いたしました。中条:マンガのネクストブレイク作品を選ぶ「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞 2023」の開催にあたり、投票を開始いたしました。ケンドーコバヤシ:全6ジャンルの中から好きな作品を探してみてください。全員:ぜひ、みんなで投票して一緒にネクストブレイク作品を作りましょう!
2022年10月04日10月14日(金)に公開される『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』より、竹内まりやが歌う主題歌「幸せの探し方」が流れる予告映像が公開となった。本作は、偶然のいたずらで、ひとつ屋根の下で暮らすことになったふたりの恋と家族の”繋がり”を描く、ハートウォーミング・ラブストーリー。『8月のクリスマス』、『西の魔女が死んだ』などで知られる長崎俊一監督が、この2作を含む脚本で長崎作品に関わった矢沢由美によるオリジナル脚本を映画化した。主演は、公開中の『異動辞令は音楽隊!』や、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の出演が決定するなど活躍の幅を大きく広げる高杉真宙。ヒロインに『コンフィデンスマン』シリーズをはじめ、話題作出演が続き、来年には自身初のNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も控える関水渚を迎えた。海辺の診療所で、祖父と共に働く医者の俊英(高杉)。彼の前に、ある日、憧れの女性にそっくりな亜子(関水)が現れる。胸ときめくも束の間、”こじらせ女子”の亜子に振り回され、彼の理想像は粉々に。だが、あきらめきれない夢と現実の間で傷つく亜子の素顔を知るにつれ、淡々と生きていた彼の何かが変わってゆく。そして、亜子もまた、俊英や“じいさん”、家政婦の“キヨさん”と囲む家族のあたたかい食卓に、かけがえのないものを見出していく……。今回公開されたのは、俊英と亜子の生活を竹内まりやが歌う「幸せの探し方」が温かく彩る主題歌入りの予告映像。亜子を迎え入れた俊英だが、思い通りにならない生活に嫌気がさし突然家を飛び出したり、机に勝手に落書きをしたりする亜子と、ぶつかっては振り回されてばかり。俊英はそんな亜子にタジタジになりながらも、次第に亜子の純粋な魅力を知り、一方で亜子は俊英の冷たい心を溶かし、お互いに心惹かれあっていく。映像には、俊英がデコピンしたあと傷になっていないか確かめるために亜子のほっぺを、むぎゅっとしたり、ドキドキなバックハグを交わしたりと、“キュン”が詰まった未公開シーンも満載。お互いの素顔を知るにつれて、段々と表情が柔らかくなる俊英と満面の笑みを浮かべる亜子。何か大きなことが起こるわけではないけれど、“小さな幸せ”をふたりで積み重ねていく。「短い一日の繰り返しだけど、小さな幸せはどこにでもある」。素直になれずにぶつかった日も、笑いあった日もすべてが”特別な日”に変わる。普通だけれど、そんな“普通”な毎日が愛おしくなるような、俊英と亜子の“幸せ日記”が綴られていく。徐々に距離を縮め、幸せを築いていく俊英と亜子については、照れながら演じたというエピソードも明かしている高杉と関水。そっけない態度の俊英と自由奔放な亜子、全く違う性格だが“不器用”という点では似た者同士なふたり。そんな絶妙な関係性を演じるのに苦戦した時もあったそうで「噛み合っていない」と感じる時は会話を重ね、ふたりで納得いくまでシーンを作り上げていたという。劇中で打ち解けていく俊英と亜子のように、高杉と関水もまた抜群のコンビネーションを発揮し「本当に亜子さんが関水さんで良かったなと思います」と高杉は振り返っていた。なお、公開翌日の10月15日(土)には高杉や関水、長崎監督らが登壇する公開記念舞台挨拶の実施も決定。チケットは10月1日(土)12:00より先行抽選販売、10月8日(土)18:00より一般発売がスタートする。【『いつか、いつも・・・・・・いつまでも。』公開記念舞台挨拶】日程:10月15日(土)会場:T・ジョイ PRINCE 品川時間:(1)14:30の回上映後 / (2)17:30の回上映前登壇者:高杉真宙、関水渚、 長崎俊一監督会場:新宿ピカデリー時間:19:35の回上映前登壇者:高杉真宙関水渚 / 水島かおり江頭勇哉 / 芹川藍、長崎俊一監督他※登壇者は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。※10月15日(土)新宿ピカデリー / 19:35の回上映前の舞台挨拶にはメディアの取材が入る予定です。お客様が取材等で写り込む場合がありますので、予めご了承ください。料金:全席指定2,200円(税込)<発売情報>プレリクエスト先行(抽選)※事前にローソンチケット無料会員登録が必要となります。エントリー期間:10/1日(土)12:00~10/4(火)23:59当落発表:10月8日(土)12:00~引取期間:10月8日(土)12:00~公演日まで受付方法:WEB/モバイルにて一般発売(先着)受付期間:10月8日(土)18:00~※但し、限定数の販売ですので、無くなり次第終了となります。受付方法:WEB予約※そのほか詳細は購入サイトをご覧ください。『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』10月14日(金)より公開
2022年10月01日2022年10・11月に上演される『女の一生』の取材会が行われ、主人公・布引けい役を務める大竹しのぶ、演出を担いながらけいの夫・伸太郎を演じる段田安則が登壇した。森本薫が文学座に書き下ろした『女の一生』は、名優・杉村春子の代表作(初演:1945年)。2020年に誕生した段田の演出版では、天涯孤独の少女けいが、拾われた家の長男に嫁いで家業を守る40年間が描かれる。なお本作は2020年に東京・京都で上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で京都・南座公演のみ中止になった経緯がある。人生経験を重ねる実感が、ヒロインの一生を通じて目の当たりにできる──段田さんの演出版が再演されることになりました。いまのお気持ちは?段田2020年は新橋演舞場のみ、上演が叶ったんですよね。前回公演中止になってしまった京都の南座だけでなく、今回は博多座にもお持ちして九州の皆さんにもお目にかけたいと思います。大竹演舞場も、客席を「半分」まで減らしてね。お客さまがその半分に満たない日もありました。はじめはショックでしたが、いつも満席の劇場は当たり前ではなかったんですよね。すぐ「この状況でもご来場のお客さまがこんなにいらっしゃるんだ」「ひとりでも劇場にいらしてくださるなら、私たちは演劇を続けよう」と思い直しました。段田そんな状況になって、もう2年以上が経つんですよね。大竹コロナ禍で踏んだ舞台ということもあって、『女の一生』は初心に帰らせてくれたお芝居という想いがあります。客席の皆さんが喜んだり集中したりする姿を拝見していると、何より私たちが励まされる。再演の機会をいただいたからには、お客さまの反応をもっと引き出せるようにパワーアップしたいですね。段田「文学座の宝」というべき不朽の名作ですが、2年前に立ち上げてみて改めて素晴らしい作品だということがわかりました。主人公の布引けいも、現在の日本では大竹しのぶしか演じられる方がいないのでは、と思います。大竹戯曲が素晴らしいんですよ。杉村春子さんが947回も「演じ続けたい」と感じた理由が、戯曲と向き合ってよく理解できました。段ちゃんも、いつも稽古場で「これは本当にいい本で、やればやるほど深さがよくわかる」「書かれてあることをそのままやればいい作品になる」とおっしゃっていたほど。──おふたりは戯曲のどんな点を気に入っていらっしゃるのですか?段田セリフがいいんですよね。これ、森本薫さんが34歳でお亡くなりになる直前に書かれた戯曲なんですが「その年齢でよくこれだけ人間の心情が描けたな」と感心するくらい。僕の演出版だと1905(明治38)年〜1945(昭和20)年を時代背景に、思春期から晩年の夫婦の会話まで16歳〜56歳の布引けいを取り巻く心情が描き分けられています。大竹それほど好きじゃないのに、なんなら高橋克実さん演じる次男に惹かれているのに、段田さん演じる堤家の長男と結婚させられてね(笑)。そういう夫婦間の冷え冷えしたところ、段ちゃんがとてもうまく演じられるんですよ(苦笑)。そこから時間が経って許し合う夫婦、老いていく夫婦の寂しさ、愛とは違う形で結びつく情みたいなものが、すべて描かれている。「人生経験を重ねるって、そういうことなんだな」という実感が、布引けいの一生を通じて目の当たりにできるんですよね。段田森本さんは杉村春子さんに当て書きされたそうですが、ヒロイン布引けいの多面的な描き方も気に入っています。戦災孤児だったけいが才覚を買われて堤家を盛り立てる成功譚に終わらせず、いや〜な影の一面もきちんと書くんですよね。大竹そうそう。明治・大正・昭和を生き抜いたヒロインは、明るくたくましく健気にがんばるだけじゃない。「人生そんなに甘いもんじゃない」って面も描かれます。そんな彼女だからこそ、有名な「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの」というセリフが響くんじゃないかな。布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる──大竹さんが演じる布引けいの魅力を、段田さんはどのように受け止めていらっしゃいますか?段田ヒロインが年を重ねることで生じる「内面の変化」を目の当たりにできるのが、大竹さんが持つ最大の魅力ですね。布引けいの人生を思春期から老年にさしかかるあたりまで演じ分けてもらう中で、扮装や声のトーンなど創意工夫のしどころはたくさんあると思いますが……大竹さんの場合は必ず「内面」がともなう。これが切り替わるだけで、10代にも50代にもなれるんですよ。その様子をそばで拝見しているのが、本当に楽しかったです。大竹芝居の「嘘」を楽しんで、笑ってもらうしかないですよね。だって段ちゃんは学生服を着ているし、高橋さんはカツラかぶっているんだから(笑)。2017年のミュージカル『にんじん』で、22歳のときにやった少年役に再び挑戦したことを思い出しました。若かった当時より、還暦を迎えた60歳で“にんじん”を演じた方がお芝居をしないで済んだ……といいますか、開き直れて楽しかったんですよね。見た目は仕方ないけれど、登場人物の気持ちを理解することはできる。今回なら、布引けいという少女の心になれるのが楽しいんです。──主人公の運命が変わっていく10代のヒロイン登場シーンに際して、段田さんはどんな演出をつけたのでしょうか?段田それが、特に大きな注文はつけなかったんですよ。大竹さん演じる布引けいが、僕にはちゃんと「16歳」に見えた。それでオッケーかなって。晩年の杉村春子さんは実年齢80代で、10代のヒロインを演じたんですよね。これから年を重ねた大竹さんも、どんな風に若き日のけいを演じるのでしょうね。そんな経年変化を楽しめる作品でもあると思います。──段田演出の魅力、どんなところに感じますか?大竹段ちゃんとは30年近く一緒に芝居をしていて、何でも相談しあえる役者仲間です。俳優同士で演技の話をするのは意外と難しいんですよ。現場において、それは演出家や監督の領域なので。でも段ちゃんは、そういうことが言い合える唯一の役者仲間。稽古中はもちろん、幕が上がってからも「あのセリフってさ」「アンタしつこいね!」とやり合いながら、一緒に追求しています。今回もこの難しい台本をよく演出なさったと思いますね。コロナ禍で出番でない人は早く帰らなければならず、稽古時間が限られる中でもしつこく粘り強く演出をつけてくれました。やっぱり私たちの仕事って、しつこく粘ってどこまでも追求するもの。それをまっとうできる仲間であり、演出家だと思いますね。──劇中には第一次・第二次世界大戦が人々の生活に影響を与え、日本が苦難の道を歩む様子も描かれます。ロシアによるウクライナ侵攻やいまだ収まらないコロナ禍など世界を取り巻く現状と通じる部分があると思いますが、その中で『女の一生』を上演する意義はどこにあると思いますか?段田布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる気がしますね。彼女の人生には、悲喜こもごもいろんなことが起こります。のほほんとしていたら、足元すくわれるわけです。周りをよく見て、現実としっかり渡り合ってさえいれば「人生に何があっても生きていける」という前向きなメッセージが得られると思います。大竹激動の時代を生き抜くため、自分の生き方を受け入れながらも強く前を向く布引けいの姿に、お客さんたちは励まされると思いますね。加えて私は、『女の一生』の初演が戦時中の1945(昭和20)年4月だったことにも胸に迫る想いがあります。憲兵に見張られ禁止されたら、空襲警報が鳴ったら幕が下りるかもしれない中でも「芝居を届けたい」という切実さが、ちょうど私たちが『女の一生』をコロナ禍で上演しようと思った気持ちに通じるんです。劇場に吹く風はまだまだ厳しいですが、それでも来てくださるお客さまの心に訴えるよい芝居を届けたいと思っています。取材・文:岡山朋代撮影:荒川潤ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★【よくばり❣ぴあニスト限定】招待券プレゼント受付中! ※10/12(水)迄【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『女の一生』チケット情報はこちら:
2022年09月30日この秋スタートの新月9ドラマは、吉沢亮が駆け出しの小児科医を演じるメディカルヒューマンドラマ「PICU 小児集中治療室」を放送。この度、大竹しのぶが吉沢亮演じる主人公の母親役で出演することが分かった。大竹さんが演じる南は、北海道出身で女手一つで武四郎(吉沢さん)を育ててきた母。武四郎が落ち込んでいるときは、武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する存在。また、涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだったが、定年後のいまも時折、バスガイドのヘルプに出ており、桃子とも仲良しでいつも茶飲み話で盛り上がっている。武四郎はそんな母のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言ってしまう。今作で初共演となる吉沢さんについて大竹さんは「初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居が出来て“喜び”を感じています」と印象を明かし、視聴者へ向けて「愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!」とメッセージを寄せている。「PICU 小児集中治療室」は10月10日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2022年09月30日10月6日(木)より、山種美術館では、『【特別展】没後80年記念竹内栖鳳』が開催される。栖鳳の初期から晩年までの作品を網羅した同展では、美術館が所蔵する栖鳳作品全26点、初公開となる個人蔵の作品も多数紹介。山種美術館では10年ぶりとなる竹内栖鳳の展覧会だ。明治から昭和にかけて活躍した竹内栖鳳(1864-1942)は、「東の大観、西の栖鳳」と並び称された、京都画壇の巨匠。江戸時代以来の円山・四条派の伝統を引き継ぎ、早くからその才能を開花させていたが、1900(明治33)年のパリ万博視察で渡欧したことが本格的な転機となった。現地で見た西洋絵画に大いに刺激を受けた栖鳳は、帰国後、日本画の伝統と西洋の技術を融合させた独自の画風を確立。近代日本画に新しい革新をもたらしていく。そんな栖鳳が得意としたのが、「動物を描けばその体臭まで描ける」と自ら語っていたという動物画だ。同展でも東京国立博物館所蔵の《松虎》(前期展示:10月6日~11月6日)ほか、動物画の優品が紹介されるが、特に注目したいのが《班猫》だ。栖鳳の作品の中で唯一重要文化財に指定されている同作は、何種類もの絵の具で繊細な毛描きをほどこすことで、猫の柔らかな肢体を表現した、山種美術館が誇るアイドルねこ。同展では、この作品の写真撮影が可能となる。美術館公認のもと、栖鳳の傑作をカメラに収めることできるこの機会を、お見逃しなく。さらに展覧会では、江戸時代から近・現代に至る京都画壇の画家たちの作品も紹介。栖鳳門下では西山翠嶂のかわいらしい《狗子》や、西村五雲の迫力ある《白熊》など、師弟による動物画の競演が実現する。また、やはり栖鳳に学んだ村上華岳の作品では、傑作《裸婦図》(重要文化財)も特別公開される。栖鳳の作品とともに、京都画壇の名品の数々も楽しみたい。竹内栖鳳 《松虎》1897(明治 30)年頃東京国立博物館 [前期展示10/6-11/6] Image:TNM Image Archives竹内栖鳳 《みゝづく》 1933(昭和 8)年頃山種美術館西村五雲 《白熊》1907(明治 40)年山種美術館西山翠嶂 《狗子》1957(昭和 32)年山種美術館村上華岳 《裸婦図》【重要文化財】1920(大正 9)年山種美術館【開催概要】『【特別展】没後80年記念竹内栖鳳』会期:2022年10月6日(木)~12月4日(日)※会期中展示替えあり会場:山種美術館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)休館日:月曜(10月10日は開館)、10月11日(火)料金:一般1300円、大高1000円公式サイト:
2022年09月27日コンビニなどでは、特定のキャラクターのグッズが当たる、ハズレがないくじが開催されていることがあります。お笑いコンビ『カミナリ』の竹内まなぶさんは、好きなキャラクターのグッズを求めてくじ引きに挑みました。近所のコンビニで『サンリオキャラクター大賞当りくじ』が開催されていたのです。ポムポムプリンといった、『サンリオ』のキャラクターがデザインされたグッズが景品となる、同くじ。まなぶさんは、2等の『バニティポーチ』を狙っていました。しかし2回くじを引いた結果…1回目で19等、2回目でなんと1等を当てたのです!行きつけのコンビニに行ったら、サンリオ1番くじやってて、幼少期から大好きなポムポムプリンが!!2等のポムポムプリンのバニティポーチ狙いで引きました。1回目19等バッドばつ丸クリアペンポーチ、、2回目1等サイクロン式掃除機、、サイクロン式掃除機⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️気づいたら帰宅してた。 pic.twitter.com/7RdxwPL7UP — カミナリまなぶ (@Manamatic) September 22, 2022 1等は、『サンリオ』のキャラクターがデザインされた、サイクロン式掃除機。本来、くじは1等が最も豪華で、当てたくなるものですよね。まなぶさんは、欲しかった2等ではなく、1等を引き当てたことに驚きを隠せなかったようです。1等を引き当てたまなぶさんに、ファンから大きな反響が上がりました。・くじ運が強いのに、なんともいえない表情に笑ってしまいました…!・子供の頃からポムポムプリンが好きなんですね!親近感がわきました。・2等狙いで1等を当てちゃうのがすごいですね!予期していなかったタイミングで、1等を引き当てたまなぶさん。今後、ほかのくじを引く時にも、運の強さが発揮されるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月24日竹内涼真主演「六本木クラス」12話が9月22日オンエア。光石研演じる父・信二と夢の中で再会した新だが、信二に別れを告げる…その姿に感動の声が相次ぐとともに、龍河と茂親子と対比する声もSNSに多数投稿されている。父・宮部信二の命を奪った長屋龍河と、その事件を隠蔽した父・茂に復讐を誓って生きてきたが、茂の余命が短いことを知った宮部新を竹内さんが演じているほか、「二代目みやべ」のマネージャーとして辣腕をふるってきた麻宮葵に平手友梨奈。高校時代から新に想われ続けてきた楠木優香に新木優子。葵の言葉がきっかけで長屋ホールディングスに入り、後継者への道を歩み出した長屋龍二に鈴鹿央士。元々は長屋ホールディングスの後継者だったが服役し、龍二が後継者となったことで長屋から切り捨てられた長屋龍河に早乙女太一。ガンで余命いくばくもない龍河の父で長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之。また中尾明慶、さとうほなみらも出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。長屋ホールディングスの臨時株主総会当日、葵が体調を崩し倒れる。一方すべてを失った龍河は病室の葵を拉致、拉致を告げるメールを受信した新は、葵が捕われた場所に向かう。そして龍二も新のあとを追うが、龍二をかばった新が凶弾に倒れる…。新は病院に運ばれるが意識不明。一方葵と龍二は龍河によって捕われたままの状態となる。意識を失い眠り続ける新は、夢の中で父・信二(光石研)と再会していた…というのが12話の展開。夢の中で新は高校生の姿に戻り、信二と懐かしい自宅で食事する。その後信二は「もう2度と辛い夜が来ない所」に行くといい、新にも一緒に来るよう促すが、そこで葵が「ツァラトゥストラはかく語りき」から引用した「何度でもいい、残酷な人生よ、もう1度」という言葉を思い出した新は、“辛い夜が続くとしても自分を必要とする仲間がいるから、父への想いを胸にしまって生きていく”と答え、そして“生還”する…。この展開に「新は、父に別れを告げて、この残酷な世界をともに生きる人のもとに帰ることを決めたんだな……」「光石研さんの優しくて爽やかな笑顔と、竹内涼真さんの愛情の涙にグッときた」「新父との再会シーンが一番好きかもしれない。光石さんの表情も素敵すぎる」「父との邂逅は、日本版だからこその強みな気がする」などの声が寄せられる。一方、新が意識を回復したことを知った龍河は茂に電話、「ずっと父さんの自慢の息子になりたかった…どこで間違えたんだろうね…」と語る。そんな龍河に「龍河もある意味被害者だよなぁ」「最悪なやつだけど、龍河が1番可哀想な人かも」「龍河、本当に本当に嫌な奴なんだけど、なんかもう可哀想で泣けてきちゃうな……」といった言葉が送られるとともに、「新は夢?の中とはいえ父と再会して抱擁や心残りないよう愛情も伝えられて…片や龍河は電話越しで父からの愛を得られず辛かった気持ちを伝えて…」「新親子と龍河親子の対比が凄すぎて半端なかった」「最終章はこの2組の親子の対比なのか」など、新と信二、龍河と茂、2組の親子の姿に様々な想いを抱く視聴者からの投稿もSNSにアップされ続けている。【最終回あらすじ】龍河は茂に電話で葵と龍二の居場所を伝えた上で、「僕から最後に、父さんにプレゼントを贈るよ」と告げる。一方、龍河からあるメールを受け取った新は、優香の制止を振り切って、体を引きずりながら亮太と共に茂のもとへ。龍二たちの居場所を聞く新に、この期に及んで茂は「この私に、土下座できるか?」と言い放つ…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年09月23日レスリー・マンヴィル主演『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、ポスターと予告編が解禁。予告編のナレーションは大竹しのぶがつとめている。『ポセイドン・アドベンチャー』ほか数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とする本作。クリスチャン ディオールのドレスに魅せられた家政婦がドレスを買うためにパリへと向かい、そこで巻き起こる騒動と人々との出会いを描く。解禁されたメインビジュアルには、意気揚々とグリーンのドレスを抱きしめるハリスの姿が写し出されている。チャーミングな笑顔とともに彼女のドレスへの憧れの強さが伝わってくるようなポスターだ。またロンドンのハリスの友人であるヴァイや、パリで出会うイザベル・ユペール演じるディオールの敏腕支配人、マダム・コルベールなどのキャラクターの姿も。しっかりドレスを抱きしめているハリスだが、お気に入りの一着を手に入れることはできるのか…?夢見るハリスが人々を巻き込んで起こす、とびきり素敵な奇跡を予感させる1枚となっている。さらに解禁された予告編では、家政婦の仕事中に運命のドレスに出会う、夢のはじまりのシーンから、パリへ渡ったあともドレスのために奔走するハリスのまっすぐな姿が描かれている。マダム・コルベールと対立しながらも、夢を諦めない彼女に人々の心も動かされていく…。物語の重要なカギとなるディオールのドレスにも注目だ。この予告編では、いくつになっても夢を追う気持ちを忘れない、という本作のコンセプトに合わせて、女優としていつまでも輝き続ける大竹しのぶにナレーションを依頼。大竹さんのチャーミングな声は本作の世界観にもぴったりだ。実は以前に原作を読んでいたという大竹さんは、「とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました」とコメント。原作ファンにも、当時の気持ちまで楽しめる作品となっているようだ。▼大竹しのぶ コメント20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャン ディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミセス・ハリス パリへ行く 2022年11月18日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Universal Studios
2022年09月15日“夏物語”も終わりを告げようとしている8月31日の正午、ラジオ局ニッポン放送の前に行列ができていた。10人近い男性が握りしめるのは色紙とマジックペン。その列の先頭にいたのは、華やかなえんじ色のワンピースが良く似合う大竹しのぶ(65)だった。「同局の人気番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に生出演していたんです。トークでは、出かける際に消したエアコンのリモコンをそのままバッグに入れて、仕事場に持ってきちゃうことがあるという天然エピソードを披露して、リスナーを笑わせていました」(ラジオ局スタッフ)大物ゲストの生出演とあって、噂を聞きつけたファンが局前に集まっていたようだ。足を止めた大竹は、一人ずつ丁寧にサインを書いてゆく。さらにはマスクを外してのツーショット撮影にも応じるサービス精神を見せ、中には“おかわり”で列に並ぶ人もいるほどの盛況ぶりだった。「元夫の明石家さんまさんもファンサービスを断らないことで有名です。元夫婦という関係ですが、仕事に本気で取り組みむ姿勢とファンを大切にするという姿勢は、今でもお二人の共通点だと思いますね」(芸能関係者)時代が変わっても年齢を重ねても保ち続ける流儀が、世代を超えて愛される秘訣なのだろう。
2022年09月10日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が8日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。周囲の感想を聞かれると、竹内は「今撮っている『六本木クラス』のチームの方も観てくれて、『すごく良かった』『毎日仕事を前向きに頑張れるようになった』とか。監督は2人がお互いに求め合って一つの社会人として乗り越える過程にすごく感動して、めちゃくちゃテンション上がって現場に来てた」と明かす。「嬉しい」という横浜に、竹内も「めちゃくちゃ嬉しかったよ。『素晴らしかったって伝えといてください』言われました、そういえば」と思い返していた。山崎と階堂について「ライバルというか、いい意味で意識しあってる2人はすごくいい関係ですよね」と表した竹内。演じた2人についても「同時期にヒーローやってて、なぜか交わらずに、東映撮影所でも話さずに来て、今回もう1人が横浜流星くんだと聞いて嬉しかったんですよね。今、一緒にやれるんだと思って」と振り返る。「実際やってみて考えてるポイントやタイミングとか、絶妙なところでマッチする部分もあったし、やっぱ熱いんですよ。真面目なんです。真面目な男が好きです。そういう人たちと仕事できるのが楽しいし、現場で熱い気持ちで戦っていれば、僕らが心から喜べるような感想をもらえるんだなと思いました」と手応えを感じていた様子だった。横浜も「今、やれてよかったです。特撮が終わって数年後だったら、こんな距離が縮まってないと思うし、お互い尖ってるものが取れて丸くなり、距離感もぐっと近づけた」と同意。「あの時一緒に戦ってた2人なので、その戦ってた2人がここで戦えるということが感慨深いし、僕も裏表なく熱い人が大好きなんですよ。熱い人が大好きなので、志が一緒なのかな。そういう人と仕事できるのは幸せなことなので、今回の撮影すごく楽しかったです」と称えあっていた。
2022年09月08日池井戸潤の同名小説を映画化した『アキラとあきら』が8月26日(金)に公開された。本作で横浜流星とともにダブル主演を務める竹内涼真は、『太陽は動かない』や放送中の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)など話題作への出演が相次ぐ実力派。池井戸作品への出演は『下町ロケット』『陸王』に続き3作目となる。爽やかな好青年からシリアスな役柄までこなしてきた竹内は、今作ではどのように役と向き合ったのか。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第2回)「三木監督や横浜流星と話し合いながら、気持ちを込めて撮影した」『アキラとあきら』メイキング公開タイミングからさかのぼって、ちょうど1年前の8月末。スーツに身を包んだ竹内涼真の姿が、ベイエリアのオフィス街にあった。2021年8月31日、千葉・幕張。竹内演じる日本有数のメガバンク・産業中央銀行のバンカーである山崎瑛が、上白石萌歌扮する後輩の水島カンナとともに、ある提案を持ちかけるべく企業を訪ねるというシーンの撮影だ。この場面をもって、映画『アキラとあきら』のすべての出番を終えた。池井戸潤の同名小説を原作に、三木孝浩監督がメガホンを取った本作。7月20日に新入行員研修のシーンから撮影入りして1カ月強、竹内は父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く山崎の苦悩と成長の約10年の日々を芝居の中で歩んで来た。その山崎に相対するのが、横浜流星が演じる老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司で、冷静沈着で頭脳明晰な階堂彬。どちらも社長を父に持ち、また同じ名前を持ちながらもまるで違う境遇を生きて来たふたりが、揃って同じ銀行に入行。切磋琢磨する中で、ふたりの宿命が重なり合うというのがそのストーリーだ。撮影から3カ月後の映画化の一報出しの際に、「現場で三木監督や流星くんと話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました」とコメントを寄せていた竹内。理論と感情。その言葉どおりの竹内の姿が、撮影現場にはあった。幾度も話し合い、考え尽くして作り上げていく『アキラとあきら』例えば、それぞれの道を進んでいた山崎と階堂が、再び顔を合わせるシーン。そこで山崎は階堂も知らなかったある事実を突きつけ、階堂自らが動くよう働きかける。「……感情的な話には付き合えない」と立ち去ろうとする階堂の背中に、「感情的になってるのはどっちだよ?」と投げかける山崎。ふたりがお互いの心の内をぶつけ、言い合いとなる場面だ。撮影ではカメラを回す前にまず段取りが行われて、芝居と動きと全体のトーンが固められ、カメラワークやカット割りも検討されていくが、ここが話し合いの場ともなる。監督がシーンの状況と人物の心情を説明。それを受けてキャスト陣が実際に動きながら芝居をしてみて、それを受けて監督が考えたもの、キャスト陣が感じたことが話し合われていく。そもそもこのとき、山崎は座っているべきなのか、立っているべきなのか。最初の段取りでは立ち上がって芝居をしていた竹内だったが、山崎が冷静に座っていることで階堂が感情的になっていることが引き立つかもしれないと監督に相談。それに対して監督は、山崎が冷静になり過ぎてしまうと、今度は階堂の「感情的な話には付き合えない」が効いてこないかもしれないと感想を述べる。そうした細かにして深いやりとりが、何度も重ねられていく。さらに言えば、この再会は入行から10年が過ぎてのシーン。20代から30代となった山崎と階堂の変化も示さなければいけないところで、どうすれば成長を見せられたうえでふたりの本来の人間性を出せるのか、お互いの感情を高め合うことができるのか、横浜も交えながら懇々と話し合いが行われていた。そのキャラクターの人間性というところでも頭を使うはずだが、銀行員ということで専門的なセリフや所作も多く、役づくりにおいて考えることが多かったに違いない今作。しかし、自分のことだけ考えていけばいいわけではない。どうすれば、共演者が芝居しやすいか。シーン自体がもっと良くなるか。スタッフに応えられるのか。それこそ考えることだらけだろう。ただ、撮影現場において竹内が考えている姿はあっても、悩んでいる姿を見たことは一度もない。立ち止まっている瞬間のない人なのだ。『アキラとあきら』カメラの外では現場の盛り上げ役も自分の芝居を離れれば、そこには周囲を気遣い、現場の盛り上げ役となる竹内がいる。竹内と横浜の撮影での初共演となった、新入行員研修の打ち上げのシーン。テーブルにつく研修のチームメンバーの同期役たちがどんな動きをするべきか思案していると、「“階堂、もっと食べなよ”ってよそってあげたりして(笑)」と冗談で活気づかせる。さらに研修のプレゼンのシーンでは、スタンバイ位置のマイク前に立って準備を待つ間、ぼそっと「やられたらやり返す。倍返しだ!」と同じ池井戸作品のあの大ヒットドラマのセリフを口に。このとき撮影されていたプレゼンで階堂とやり合うシーンの口調、展開がいかにも池井戸作品らしかったというのもあるかもしれないが、これには監督も大笑い。現場の空気を和ませていた。山崎もまた人のためにこそ動く男。無理してそうしているわけではなく、自然とそれができる男でもある。自我を殺しているわけではなく、自分をちゃんと持っているからこそ、他者と向き合えて、打ち解けて、しっかりと手を取り合うことができる人。竹内もそうだろう。強さがありながら、柔らかい。柔らかでありながら、芯を持つ。そんなところが、竹内と山崎はシンクロする。まさにぴったりな役柄だ。すべてを出し切り、まぶしい笑顔でオールアップ『アキラとあきら』メイキング振り返って、竹内のオールアップとなったオフィス街のシーン。上白石扮するカンナは訳が分からないまま山崎に付いてきていて、不安げな顔を見せている。一方で山崎は、これから相手に持ちかける提案に関して自信をみなぎらせた表情を浮かべている。その表情は、本作『アキラとあきら』の撮影ですべてを出し切り、その出来栄えに自信をみなぎらせた竹内の表情そのものだったかもしれない。すべての撮影を終えて、やはりこの日がオールアップだった上白石にまず監督から花束。続いて竹内にも渡されて、「ギュッと短い撮影だったんですけど、三木監督とは22歳ぶりくらいに作品をご一緒することができて(※2016年の『青空エール』以来)、あのときとは違った形でいいセッションができたと思います」と挨拶。「悔いはないです!」と、この日の晴天にも負けないまぶしい笑顔で締めくくった。竹内に贈られた花束はひまわりを中心とした青と白の色味のものだったが、なんとも竹内に合ったセレクト。本人はあらためて眺めて、「お花のセンスがいいですね。素敵です」。それを素直に自然と言える竹内こそ、素敵だろう。背丈や体格といった身体面においても、大きな人。また存在感においても、人間性においても、やはり大きな人。そんな竹内という人の大きさ、広さや深さの幅を、山崎瑛という役、『アキラとあきら』という作品を通してあらためて感じられるはずだ。まさに竹内涼真に包まれる映画。その意味するところが、『アキラとあきら』を観れば必ず分かる。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月01日寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子共演『あちらにいる鬼』より、ポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。瀬戸内寂聴と井上光晴、そしてその妻をモデルに、井上夫妻の長女である作家・井上荒野が綴った傑作小説を映画化した本作。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁。寺島しのぶが実際に剃髪し挑んだ、厳かで清らかな得度式のシーンで幕を開ける予告編は、始まった瞬間から観る者を釘付けにする。髪を落とした寺島さん演じる寂光・長内みはると向き合って座る、豊川さん演じる白木篤郎は下を向いてうなだれている。「彼女は知ってるんでしょう?」と問い詰め、問い詰められる作家の女と作家の男は人生の半ば、道ならぬ恋に年月を費やしていた。2人は互いにパートナーがありながらも逢瀬を重ねる。白木は隣で眠る広末さん演じる妻・笙子に「俺はあんたが一番大事なんだから」とささやき、笙子は「どうして、ああ嘘ばかりつくんでしょうね」と心の内を吐露する。ひとりの男を分かち合うふたりの女、共感にも連帯にも似た3人の関係性の中、笙子は「同志みたいなものかな」と、嫉妬心を超越した感情を抱いていることを明かす。「誰だって自分ひとりの物になんかできない」と分かっているからこそ、みはるは白木と訪れた旅先で出家という人生を変える決断を伝え、女と男でいられる最後の夜、白木はみはるの髪を洗う。「行ってあげたら?」と夫をみはるの元に向かわせる笙子、「どうしようもない男だけれど愛しくて仕方ない」と肩を寄せ合うみはると白木。この3人の計り知れない繋がりに圧倒され、心震わされることを予感させる予告編に仕上がっている。寺島さんは、今回自身の演じた寂光・長内みはるというキャラクターについて「“すごく生きてる”っていう人ですよね。やりたいことは全てやるし、突き進むし、我慢しない。それが生きていくってことなのよって、どの場面においてもブレがない。今日はちょっと元気が無いなと思いつつ現場に行っても、みはるになると、逆に元気になっちゃう。もちろん映画は原作と違うし、ましてやモデルとなった方たちとは距離がありますが、撮影中は寂聴さんが背中にぴたってくっついて、ずっとパワーをくれていたような気がします」と語っている。また、同時に解禁されたポスタービジュアルでは、みはると白木、その妻笙子がそれぞれのシチュエーションで切り取られており、交差する視線から彼らの関係性が垣間見られる。髪を剃り上げ、みはるではなく寂光となった寺島さんの穏やかな表情が印象的だ。「愛という言葉を持ち出せば、すべてが許されるのだろうか」そのコピーの通り、愛に生き、ときに愛に苦しんだ彼らについて、主演の寺島さんは「モデルとなった井上光晴さん亡き後の奥様と寂聴さんとの関係や、荒野さんと寂聴さんとの関係も他人には窺い知れない関係性ですけど、あの時代を共に生きた、確かに在った。その関係性を観て頂けたらと思います」と完成した作品への自信をのぞかせている。『あちらにいる鬼』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あちらにいる鬼 2022年11月11日より全国にて公開©2022「あちらにいる鬼」製作委員会
2022年08月31日女優の寺島しのぶが主演を務める、映画『あちらにいる鬼』(11月11日公開)のポスタービジュアル、予告編、場面写真が31日に公開された。同作は作家・井上荒野が実の父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の関係をモデルに綴った同名小説の実写化作。人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の関係になる。一方、白木の妻である笙子(広末涼子)は、夫の手あたり次第とも言える女性との関係を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。予告編は寺島しのぶが実際に剃髪し挑んだ得度式のシーンで幕を開ける。髪を落とした寂光・長内みはると向き合って座る白木篤郎は、下を向いてうなだれる。また白木は隣で眠る妻・笙子に「俺はあんたが一番大事なんだから」とささやき、笙子が「どうして、ああ嘘ばかりつくんでしょうね」と心の内を吐露する姿や、共感にも連帯にも似た3人の関係性の中で笙子がみはるに対して「同志みたいなものかな」と嫉妬心を超越した感情を抱いていることを明かすシーンも。みはるは白木と訪れた旅先で出家という人生を変える決断を伝え、女と男でいられる最後の夜、白木はみはるの髪を洗う。「行ってあげたら?」と夫をみはるの元に向かわせる笙子、「どうしようもない男だけれど愛しくて仕方ない」と肩を寄せ合うみはると白木と、3人の計り知れない繋がりが垣間見える予告編となっている。寺島は、今回自身の演じた寂光・長内みはるというキャラクターについて「“すごく生きてる”っていう人ですよね。やりたいことは全てやるし、突き進むし、我慢しない。それが生きていくってことなのよって、どの場面においてもブレがない。今日はちょっと元気が無いなと思いつつ現場に行っても、みはるになると、逆に元気になっちゃう。もちろん映画は原作と違うし、ましてやモデルとなった方たちとは距離がありますが、撮影中は寂聴さんが背中にぴたってくっついて、ずっとパワーをくれていたような気がします」と語っている。ポスタービジュアルでは、みはると白木、その妻笙子がそれぞれのシチュエーションで切り取られており、交差する視線から彼らの関係性が垣間見られる。髪を剃り上げ、みはるではなく寂光となった寺島の穏やかな表情が切り取られた。寺島は「モデルとなった井上光晴さん亡き後の奥様と寂聴さんとの関係や、荒野さんと寂聴さんとの関係も他人には窺い知れない関係性ですけど、あの時代を共に生きた、確かに在った。その関係性を観て頂けたらと思います」と完成した作品への自信をのぞかせている。(C)2022「あちらにいる鬼」製作委員会
2022年08月31日坂口健太郎と杏が共演する「競争の番人」の8話が8月29日オンエア。寺島しのぶ演じる本庄の“真意”に「チャンスを狙っているのでは」など様々な憶測が飛び交うなか、ラストで訪れる本庄の“危機”に注目が集まっている。「元彼の遺言状」も話題を呼んだ新川帆立の原作を映像化する本作。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当てたストーリーが展開している。20歳で司法試験に合格、東大法学部を首席卒業と非常に優秀な第六審査の審査官・小勝負勉役に坂口さん。刑事だったが公取委へ異動してきた第六審査の白熊楓役を杏さん。2人が所属する第六審査の主査・桃園千代子役に小池栄子。第六審査キャップ・風見慎一役に大倉孝二。検事の父を持つ六角洸介役に加藤清史郎。第六審査長・本庄聡子役に寺島しのぶ。小勝負の東大時代の同期で検察官をしている緑川瑛子役に大西礼芳。小勝負の過去に大きく関わっているらしい国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。15年前、公取の四国支所にいた本庄は建設工事の談合疑惑に取り組む。ゼネコン大手の一角「ラクター建設」の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。本庄は同僚の三島徹(今井悠貴)とともにラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞くが、木下は否定し社員への聞き込みも断る。木下が三島をトイレに案内した隙に、本庄は小さな建設会社「小勝負建設」の調査資料を発見する。本庄と三島が小勝負建設へ行くと社長の誠(高橋努)は談合の件など知る由もない様子で、2人の前で工事が入札から漏れ誠が落胆、妻の朋子(遠藤久美子)も途方に暮れる様を見ることに。その後木下は誠を談合に誘い、誠もいったんは談合に加わるが、息子である若き日の小勝負の姿を見て改心、本庄に談合のことを伝える。しかしそのことで追い込まれ藤堂が黒幕だということを本庄に伝えたのち、自ら命を絶つ…というのが今回の物語。若き日の小勝負は藤堂への怒りを胸に秘め公取に入り、藤堂を捕まえるチャンスをうかがっていた。そしてラクター建設への立入検査に参加するも、何かしらの圧力で撤収を余儀なくされる。公取の情報が漏れている…小勝負は本庄が藤堂と会っているのを見ており、彼女が情報を漏らしたのではと疑いの目を向ける。そんな小勝負に「あなたに藤堂は捕まえられない」と言い放つ本庄…。視聴者からは「絶対自分が捕まえるからってことなんじゃないの本庄さん…」「小勝負くんを巻き込まずに自分の手で決着つけたいのよね…」「必死で小勝負止めてんだろうな」「本庄さんは裏切ってないと思う。したたかにチャンスを狙っているのでは」など、本庄が小勝負を守ろうとしてるのではというコメントが続々と投稿される。ラストでは国交省の人間だと名乗る男からの電話を受け、待ち合わせ場所に向かった小勝負が何者かに襲われるという展開に。そんな小勝負を庇って本庄が刺され…。衝撃の展開に「ぎゃあああああああ本庄さーん」「まさかの本庄さんが刺される展開」「本庄さんが…なんてこった」などSNSもパニック状態に陥っている。【第9話あらすじ】小勝負をかばった本庄が刺され、勝手に調査をしたとして小勝負も謹慎処分に。殺人未遂事件として警察が動き出したため、公正取引委員会は警察の捜査が済んでから動くことになる。そんな時白熊に恋人の大森徹也(黒羽麻璃央)から情報が入る。それは本庄と藤堂のつながり、白熊が公取に異動となるきっかけとなった事件にもまつわる内容でもあった…。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月30日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。印象的だったシーンを聞かれた竹内は、「流星くんとで言うと、雨のシーン。みなさん、なんで山崎は傘を差さないんだろうと思ったでしょう。スコールみたいに降ってるんですけど、山崎は絶対に傘を差さないんですよ。一方階堂は運転手さんにしっかり差してもらってね」と明かし、横浜も爆笑。竹内は「2人の気持ちのぶつかり合いのシーンは印象的でしたし、雨待ちの時間も長くて、流星くんと濃い話をできたので、すごく印象には残ってます」と語った。イベントでは作品名にちなみ、融資したいほど情熱を注いでいるものを発表するトークコーナーも。横浜は「流星と芝居」というフリップを掲げ、客席からは拍手が起こる。「みなさんそうだと思うんですけど、僕は情熱を注ぐものが他になくて、これしかないので。これがなくなったら自分じゃないので。まだまだというのがわかってるからこそ、注ぎたいなというので、芝居にしました」と意図を明かした。また「涼真と潤」という竹内は周囲から訝しがられると、「池井戸潤」の「潤」だと説明。「“さん”とかつけようと思ったんですけど、なんか『潤』というのがかっこいいじゃないですか」と弁解しつつ、「池井戸さんの作品、3作目なんですよ。本当にご縁があるなあと思いまして、こういう素晴らしい原作のストーリーの1人として、3度もやらせていただけるのも誇りですし、自分の中でひとつ宝物になったなあという意味で潤」と熱い思いを表す。一方、「六本木と迷ったんですけど……」と現在放送中のドラマ『六本木クラス』にかけると、ユースケから「作品違うからね!?」とつっこまれていた。
2022年08月26日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』が公開されている。本作は池井戸潤の同名小説の映画化で、育った場所も信念も違うふたりの男、山崎瑛(アキラ)と階堂彬(あきら)が銀行を舞台に向かい合う姿を描いた作品だ。監督を務めた三木孝浩は、『僕等がいた』『青空エール』『今夜、世界からこの恋が消えても』など恋愛映画、青春映画を数多く手がけているが、本作は三木監督がこれまでに描いてきたドラマに通ずる要素が多く、監督のキャリアに対する考えとシンクロする部分のある作品になっている。三木監督はどのような想いで本作と向き合ったのか? ふたりの俳優をどう見たのか? 公開前に話を聞いた。竹内演じる山崎は幼少期に父の町工場が倒産し、貧しい中で育ちながら“人を救う”ことを目的に銀行員になる。一方、横浜演じる階堂は、老舗の海運会社の御曹司だが親戚のいざこざに嫌気が差し、親の跡を継ぐことなく銀行員になる。何があっても困っている人の力になりたいと奔走し続ける山崎と、情を捨てて冷静さを失わない階堂。ふたりは同じ年に入行し、それぞれが宿命や苦境に立ち向かいながら成長を遂げていく。そんなある日、階堂家が経営するグループ企業に危機が訪れ、山崎が担当を願い出たことからふたりの人生が交差する。原作者の池井戸は『半沢直樹』や『空飛ぶタイヤ』など映像化の多い作家だが、三木監督は「池井戸さんの作品なので、ある種の勧善懲悪ものかと思っていたら、原作を読むとそれとは違うカタルシスを感じさせる作品だった」と振り返る。「相手をやりこめて、叩き潰して快感を得るのではなく、自分と意見の異なる相手とどのようにやりとりしていくのかが描かれている。主人公ふたりの成長ドラマが中心にはあるんですけど、他のキャラクターも単なる悪役ではなくて、それぞれに矜持があり、信念がある。その相手を“論破”するのではなくて、自分の意志を伝えながら乗り越えていく。そこにすごく感動したんです」だからこそ本作では自らの信念と意志で壁を乗り越えようとするアキラとあきらの演技が重要になる。ポイントは竹内涼真と横浜流星はどちらも映画の主演を務められるだけの実力を持ちながら、演技に対するアプローチが違うことだ。「そうなんです。ふたりの芝居に対するアプローチが違うことがこの映画では重要になりました。横浜流星くんはすごく感情を大事にする人で、ちょっとした感情のゆらぎでさえも、表面的に演じるのではなく、ちゃんと自分の心を揺らして演じようとする。どちらかと言えば女優さんに多いタイプなんじゃないかと思う。一方で竹内くんは強い意志をぶつけてくるタイプなんです。だから山崎と階堂のキャラクターの違いと、ふたりの演技のタイプの違いがすごく合ったんですよね」三木監督は竹内演じる山崎と、横浜演じる階堂のシーンでカメラの位置や画面の色味を丁寧に調整している。その想いが表情のひとつひとつにしっかりと宿っている竹内のシーンは、色温度の高い暖色系の色味の画面で、カメラは彼の表情をしっかりと捉える。一方、複雑な環境で育ち、内面が謎に満ちている階堂を演じる横浜のシーンでは寒色系のトーンで画面をまとめ、カメラを少し引き“階堂のいる空間そのもの”を切り取っていく。「小説とくらべると映画は短い尺の中で語らなければならないので、ふたりの関係の振り幅を大きく描くために“対立”の構造を色濃く見せたいと思っていました。竹内くんのシーンは表情をしっかりと撮りたいと思いましたし、横浜くんのシーンは観客に彼が一体、何を考えているのか想像してほしかった。だから、そんな想いがカメラ位置にも出ているのかもしれません」やがて物語が進み、ふたりの人生が交差し、それぞれが自分の信念をぶつけ合う中で、画面の色合いや、俳優をとらえるフレームも少しずつ変化していく。ドラマ的な面白さや俳優の演技だけでなく、映画としての“語りの変化”も本作の見どころのひとつだ。「今回の作品は自分の演出意図がすごく出しやすい題材だったのかもしれません。恋愛映画だと、どうしても観る方の主観であったり、観る方の恋愛経験が乗ってくる難しさがあるんですけど、今回はキャラクターの描き方もしっかりと俯瞰的に考えることができた。だから迷いなくできましたね」『アキラとあきら』は“観る人を勇気づける映画”にとは言え、映画を観ると本作はこれまでに三木監督が描いてきた要素がしっかりとつまっていることがわかる。異なった境遇や価値観、宿命を背負った人間が出会い、単なる“好き/嫌い”を超えてお互いを理解していくドラマ、人物を描写する際に俳優だけでなく“俳優とその背後にある自然”を重ね合わせる演出……ジャンル的には“恋愛映画”と呼ばれる作品群の根底にあった三木監督のカラーやこだわりが本作でも色濃く描かれている。「そうですね。この映画も基本的には“相互理解”の話です。ただ、僕はそのことについては悲観的なんです。現実の世界では相互に理解し合うことはなかなかできないからこそ、映画の中、フィクションの中では希望を描きたくなるんだと思います」監督が語る通り、本作も“希望”の物語だ。山崎と階堂はそれぞれの信念や理想を貫こうと奮闘し、どんな窮地に追い込まれても絶対にあきらめない。絶対に想いを曲げない。その姿に監督も思うところがあったようだ。「池井戸さんが『この小説には自分の青臭い部分が出ている』とおっしゃっていたんですけど、僕はそこがすごくいいなと思ったんです。僕も生きていく上では仕事していかなきゃいけないわけですけど、それ以前にまずは映画を観ている方を楽しませたい、と思っています。映画はライフラインではないですし、生きていく上で絶対に必要なものではない。だからこそ、映画をつくる限りは観客に何かを持って帰ってもらいたいですし、観ることで何かしらプラスになってほしい。だから映画の中で竹内くんが『誰かを救うことで自分も救われるんだ』ってセリフを言うんですけど、それが自分にはすごく響いたんです。僕はつくった映画を“誰かが楽しむこと”が救いになる。だからそういう意味では銀行と映画は違いますけど、“仕事”という観点で重ねて見ていたのかもしれないです」三木孝浩監督本作『アキラとあきら』は銀行を舞台に、バンカーたちが奮闘する姿を描いた激動のドラマだが、その根底には異なる信念をもつふたりの男の友情と相互理解、それぞれが信念や理想を胸に宿命に立ち向かう姿が描かれる。竹内涼真と横浜流星、ふたりの俳優が全身全霊で“希望”を語ろうともがく姿は多くの人の心をとらえるだろう。「僕はふたりとは少し年齢が離れているんですけど、撮影現場でふたりを観ていると勇気をもらえたんですよね。つくる前から観る人を勇気づける映画にしたいと思っていましたけど、ふたりが劇中のセリフを血肉にして、思った以上の強さをもったキャラクターにしてくれた。そのことに撮影中からスタッフもみんな胸を打たれていましたし、僕自身も本当に監督冥利につきるというか、この作品に関われたことが幸せでした」『アキラとあきら』公開中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月26日竹内涼真主演「六本木クラス」第8話が8月25日放送。龍河に襲われ殴られる葵…そこに現れた新が葵を助け、そして優しくハグする…その際の葵の表情に視聴者からは「デレデレじゃないか!」「お目目キョロキョロ可愛い」などの声が送られている。Netflixで配信され日本でも一大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木を舞台にリメイクする日韓共同プロジェクトとなる本作。居酒屋「二代目みやべ」をオープンするが妨害に遭い、ビルごと購入して移転した宮部新を竹内さんが演じ、「長屋ホールディングス」に来ないかと誘われる麻宮葵に平手友梨奈。高校時代から新を知る楠木優香に新木優子。新の父・信二を殺めた過去を持つ長屋龍河に早乙女太一。龍河の父で日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之。茂の愛人の子どもである長屋龍二に鈴鹿央士。「二代目みやべ」で働く内山亮太に中尾明慶。綾瀬りくにさとうほなみといったキャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。葵を長屋ホールディングスへスカウトするため龍河が「二代目みやべ」に現れる。葵はカフェで龍河を持ち上げ気分を良くさせると、彼は12年前の事件のことをベラベラ話し出した。すると葵はその内容を公にすると告げ、怒って掴みかかろうとする龍河をかわして店の外に逃げ出すが、追いかけてきた龍河に襲われる。葵を殴りつけスマホを奪おうとする龍河だが、そこに新が現れ葵を助ける。そして龍河は逮捕。葵は龍河が信二を轢いたことを自白した音声をネットに流したことで長屋の株は暴落。その隙を狙って新は長屋ホールディングス専務の相川京子(稲森いずみ)に茂の解任決議を出しましょうと提案する。しかし葵は解任決議を承認させるには2つ条件があると話す。それは龍河の立件と茂が彼を長屋に残すことだと…というのが今回のストーリー。序盤で龍河に襲われた葵を抱きしめる新。2人のハグに「葵ちゃんと新の温かいハグは良きでした…」といった反応とともに「ハグ、ハグ!葵の表情」「大好きな社長にハグされた葵ちゃんの嬉しそうな顔よ!デレデレじゃないか!」「ハグ来たー葵ちゃんお目目キョロキョロ可愛い」など、愛する新にハグされた葵の表情に注目するコメントも多数。一方、警察への出頭を決めた龍河だが、茂は突如記者会見を開き、全ての罪を龍河に被せ彼を“切る”…。マスコミを前に必死に涙をこらえ「全て僕の過ちです」と答える龍河を演じた早乙女さんには「表情変化というか特に目元口元の表現力が豊かすぎて…衝撃と悔しさの瞳よ」「ここまでのヒール役がこなせるなんて、凄い」「目元口元だけでも伝わる感情の変化と演技力はレベチです」など絶賛の声が送られている。【第9話あらすじ】茂の解任決議は否認され大勝負に出た新たちは負ける。それでも相川に「絶対勝ちなさい」と背中を押された新は、改めて茂への復讐を誓う。そんななか「二代目みやべ」のもとへ再び料理対決番組への出演のオファーが来る。迎えた料理対決の1回戦。対決を前に緊張するりくを新たちがスタジオで見守っていると、そこへ優香と龍二が現れる…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年08月26日現在放送中のドラマ『六本木クラス』で主演を務める竹内涼真さん。原作の韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』は本国のみならず、日本でも異例の大ヒットを記録した作品なだけあり、出演オファーを引き受けるのは、プレッシャーも大きかったはず。演者や舞台が変われば、自ずと魅力が違う作品になる。「僕も、『梨泰院クラス』は面白いと思いながら楽しんで見ていました。リメイク作品というのは、いろいろな意見があるとは思いますが、この大ヒット作をこんなに早いタイミングでリメイクするという挑戦的なプロジェクトに、自分の名前をあげていただいたのであれば、受けないわけにはいきません。プレッシャーがないと言えば嘘になりますが、それ以上にみんなと同じ方を向いて取り組むことを大事にしています」ジャパン・オリジナルとして再構築するにあたって、とくに意識したこともなかったという。「どの作品でも取り組み方は一緒ですし、内容は原作と同じでも、演者や舞台が変われば、自ずと違う魅力を持った作品になると思っています。原作よりも短い話数の中で、どこをしっかり見せなければいけないか、台本も練りに練って作られているので、すごくテンポもいいですし、短さも気にならないと思いますね」竹内さんが演じるのは、自身を絶望の淵に追いやった絶対権力者に罪を償わせるべく復讐を心に誓い、仲間と共に立ち向かっていく宮部新。「新は第1話で人を殴り、少年院に入ります。でもそれは、彼の正義を貫いた結果でもあるんです。ただ、その表現の仕方が新は下手で。そういった過去を乗り越え、仲間に力を借りて、貪欲に自分のゴールに向かって突き進んでいく姿が人として魅力的に映ればいいなと思います」本作はWヒロインを務める新木優子さん、平手友梨奈さん、そして新が復讐を誓う絶対的権力者に扮する香川照之さんなど共演者も超豪華!「今回、台本がすごく緻密で、キャラクターそれぞれの純粋な欲みたいなものが素直に描かれているんです。だから演じやすいし、気持ちも乗りやすいということもあって、キャストのみなさんのお芝居が本当に魅力的で強い。現場ではみなさんの演技から刺激をもらっています」竹内さん的見どころは?「主軸は復讐劇ですけど、恋愛があったり、青春劇でもあります。六本木クラスの中に生きる人々が、最後どうなるのか、誰かしらに感情移入して見てもらえる充実した1時間になるんじゃないかなと思います。あと、注目してほしいのは挿入歌。僕も聴いて驚いたのですが、いろいろなサプライズがあるので、みなさんぜひ楽しみにしていてください」『六本木クラス』宮部新(竹内)は、父親を死に追いやった長屋ホールディングスの後継者候補・長屋龍河(早乙女太一)と事件をもみ消した会長・長屋茂(香川)に罪を償わせるべく復讐を誓う。テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~放送中。たけうち・りょうま1993年4月26日生まれ、東京都出身。主演映画『アキラとあきら』は8月26日公開。日本テレビとHuluによる共同制作のドラマ『君と世界が終わる日に』シリーズで主演を務めるなど多数出演中。※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・的場 亮インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年08月22日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の会社員試写会が18日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。この日は社会人1〜10年目の会社員が集まり、竹内も「僕、来年で10年経つんですよね。いろいろ振り返ると、1年目と今で考え方も全然違うし、毎年変わる。精神的にも人としても1年目と比べると大きくなったなと自覚しますし、求めるものも高くなっていきますし、比例していろんなものが見えてストレスだったりとか感じてくる年になって、10年20年と続けていくにはどうしたらいいんだろうとは考えます」と自身の変化を明かす。さらに竹内は「僕は好きな仕事をしているので、どんどん上に行きたいし、いいものを作りたいと思っていく過程で1人じゃできないので。自分のイメージとそれを共有する仲間がいて、仲間たちとどういう風にいいセッションをしながら高め合っていけるか、楽しい部分も難しい部分もある。精度をあげていくために日々努力しなければいけないし、やっぱり難しいのでストレスもかかるし、ものづくりとはこういうものだと痛感しながら毎日やってます」と社会人としての日々について語った。横浜との共演については、竹内が「日が暮れてからの撮影だったので、3時間くらい空いて、そこでいろんなことを話し込んで、言えないような話もたくさん」と距離を縮めた様子。横浜も「台本から話し合って変わったシーンが結構ありましたね。リングを渡すシーンとかも」と気になるシーンの裏側を少し明かしていた。イベントではビジネス用語・銀行用語などに関する「難問クイズ」も行われ、2人はタッグを組んで挑むことに。難問だったものの、観客も拍手で答えを教えるという協力体制で最終的には賞品である4.8kgの肉を獲得していた。
2022年08月18日高杉真宙が主演を務める『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』の予告編が解禁。併せて、主題歌が竹内まりやの名曲「幸せの探し方」に決定したことが分かった。本作は偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった2人の恋と、家族の繋がりを描く“いつか”出会う大切な人と、“いつも”一緒にいられる日常、そんな幸せが“いつまでも”続くようにと願うハートウォーミング・ラブストーリー。主人公・俊英を演じるのは、この夏『異動辞令は音楽隊!』の公開を控え、連続テレビ小説「舞いあがれ!」にも出演する高杉真宙。ヒロイン亜子は、映画『ウェディング・ハイ』、ドラマ「元彼の遺言状」など話題作への出演が続く関水渚が務めている。この度解禁された予告編では、はからずもひとつ屋根の下で暮らすことになった2人が、時に衝突しながら、互いを理解し心の距離を縮めていく様子が映し出されている。亜子(関水渚)の言動に振り回されながらも、日々の暮らしの中で諦めきれない夢と現実の間で傷ついている彼女の“素顔“を知り、次第に惹かれていく俊英(高杉真宙)。慌ただしい朝の喧嘩、家族と囲む賑やかな食卓、縁側で過ごす夕暮れのひと時…特別ではない日常が俊英と亜子たちの“かけがえのない日々”となり、見る人の心をそっと包み込み、ラストは感情表現が苦手な俊英が、はにかみながら亜子に手をふるシーンで締めくくられる。そして、そんな2人の物語を彩る主題歌に、竹内まりやの「幸せの探し方」が決定した。1992年にリリースされ、度々CMソングに起用された誰もが知る本曲は、30年ぶりにリマスター盤が発売されることで注目のアルバム「Quiet Life」に収められている名曲。短い1日の繰り返しの中に散りばめられた小さな幸せや人生の愛おしさを歌う、まさに本作の主人公の心情にぴったりな楽曲となっている。恋に不器用な主人公俊英と、夢にやぶれながらも真っ直ぐに生きようとするヒロイン亜子、傷つき戸惑いながらも“幸せ”探しを模索する2人の背中をそっと押してくれる「幸せの探し方」。2人の“なにげない日常”を竹内さんの優しい歌声と心地よい楽曲が彩る。併せて解禁された本ポスターには、「家族(仮)、はじめました。」というキャッチコピーとともに、家をモチーフとしたデザインに俊英と亜子、そして彼らがこの家で紡ぎ出す物語が写し出されている。心も身体も癒す美味しいご飯が並べられた食卓を囲み、共に笑い、泣き、次第に絆を育んでいく2人の眩い“幸せ”が散りばめられ、“人とのつながり”の大切さを感じさせる心温まるビジュアルだ。心に染みる楽曲にのせて描かれる、“家族”であるということ、人と人とが繋がるということ。心をそっと包み込む絆の物語に期待が高まる。なお、本作のムビチケ前売券が8月19日(金)より発売開始されることも決定している。『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつか、いつも‥‥‥いつまでも。 2022年10月14日より全国にて公開©2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会
2022年08月12日10月14日(金)に公開される高杉真宙主演『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』より、本予告と本ポスターが公開された。また、本作の主題歌が竹内まりやの「幸せの探し方」に決定した。本作は、偶然のいたずらで、ひとつ屋根の下で暮らすことになったふたりの恋と家族の”繋がり”を描く、ハートウォーミング・ラブストーリー。『8月のクリスマス』、『西の魔女が死んだ』などで知られる長崎俊一監督が、この2作を含む脚本で長崎作品に関わった矢沢由美によるオリジナル脚本を映画化した。海辺の診療所で、祖父と共に働く医者の俊英。彼の前に、ある日、憧れの女性にそっくりな亜子が現れる。胸ときめくも束の間、”こじらせ女子”の亜子に振り回され、彼の理想像は粉々に。だが、あきらめきれない夢と現実の間で傷つく亜子の素顔を知るにつれ、淡々と生きていた彼の何かが変わってゆく。そして、亜子もまた、俊英や“じいさん”、家政婦の“キヨさん”と囲む家族のあたたかい食卓に、かけがえのないものを見出していく……。主人公・俊英を演じるのは、今夏公開の『異動辞令は音楽隊!』や、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の出演が決定するなど目覚ましい活躍をする高杉真宙。ヒロイン亜子には、映画『ウェディング・ハイ』、ドラマ『元彼の遺言状』など話題作への出演が続く関水渚。さらに、石橋蓮司、芹川藍、水島かおり、小野ゆり子、そして劇場公開映画への出演が初となるDJ松永(Creepy Nuts)ら個性豊かな豪華キャスト陣が集結した。突然、主人公俊英の目の前に現れた“憧れの人”にソックリな亜子。だが、その外見とは裏腹に亜子は理想とは真逆の”こじらせ女子”だった……。公開された本予告では、はからずもひとつ屋根の下で暮らすことになったふたりが、時に衝突しながらも互いを理解し心の距離を縮めていく様子が捉えられている。亜子の言動に振り回されながらも、日々の暮らしの中で諦めきれない夢と現実の間で傷ついている彼女の“素顔”を知り、次第に惹かれていく俊英。感情表現が苦手な俊英が、予告編ラストで見せるはにかみながら亜子に手をふる姿には胸がキュンとすること必至。慌ただしい朝の喧嘩、家族と囲む賑やかな食卓、縁側で過ごす夕暮れのひと時……。特別ではない日常が俊英と亜子たちの”かけがえのない日々“となり、見る人の心をそっと包み込んでいく。あわせて公開された本ポスターには、「家族(仮)、はじめました。」というキャッチコピーとともに、家をモチーフとしたデザインに俊英と亜子、そして彼らがこの家で紡ぎ出す物語が映し出されている。心も身体も癒す美味しいご飯が並べられた食卓を囲み、共に笑い、泣き、次第に絆を育んでいくふたりの眩い”幸せ“が散りばめられ、”人とのつながり“の大切さを感じさせる心温まるビジュアルとなっている。主題歌に決定した竹内まりや「幸せの探し方」は、1992年にリリースされて以来、度々CMソングに起用され、誰もが知る名曲。30年ぶりにリマスター盤が発売されることで注目のアルバム『Quiet Life』に収められている。短い1日の繰り返しの中に散りばめられた小さな幸せや人生の愛おしさを歌う、まさに本作の主人公の心情にぴったりな楽曲となっている。恋に不器用な主人公俊英と、夢にやぶれながらも真っ直ぐに生きようとする亜子、傷つき戸惑いながらも”幸せ”探しを模索するふたりの背中をそっと押してくれる「幸せの探し方」。そんなふたりの“なにげない日常”を竹内の優しい歌声と心地よい楽曲が彩っている。『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』10月14日(金)より公開
2022年08月12日俳優の竹内涼真、女優の中条あやみ、お笑い芸人のケンドーコバヤシが出演する、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「シーモアタウン シーモアタワー」編が、10日より放送される。竹内と中条がマンガ愛に溢れる兄妹役を演じる同CMシリーズ。「シーモアタウン シーモアタワー」編では新たに、架空の街・シーモアタウンの案内人役としてケンドーコバヤシが登場する。○■竹内涼真、中条あやみ、ケンドーコバヤシ インタビュー――今回のCM撮影を終えて、率直な感想を教えてください。竹内:そうですね。大きなセットが広がっていて、ブルーバックだったので、仕上がりがどういう風になっているのか楽しみです! 監督と自分のイメージを膨らませながら進めていきました。中条:業界最大級の作品数なだけあるなって思いました。ずっと高いところを見上げているなっていうセットでした。たくさんマンガがあるってことをイメージしたセットだなと思いました。ケンドーコバヤシ:自分から胡散臭さを抜くのに苦労しました(笑)。ちょっと謎の人物っぽい役、案内役なんですよ。自分が案内役でイメージしたのがすごい胡散臭い役だったので、それを抜くのに大変でした。――3人は今回のCMが初共演とお伺いしていますが、撮影中、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。ケンドーコバヤシ:撮影中の裏話はホントここでは言えないことをしゃべっていましたね。なかなか言えないことを(笑)。ノーコメントでお願いします(笑)。竹内:ケンドーさんとは番組で何度かお会いしたこともあったし、そんなに初めましてという感じではないので。ただ、1個盛り上がった話はありましたね(笑)。ケンドーコバヤシ:1個盛り上がった話題あるんですけど、ちょっと表では言えない(笑)。中条さんにはご迷惑をおかけしたかもしれないです(笑)。中条:え〜なになに?(笑)竹内:なんで覚えてないんだよ(笑)。中条:(笑)。――今回、TVCMが今までのシリーズから“新章”へ突入したことにかけて、新しく挑戦・始めてみたいことはありますか。竹内:コーヒー豆の焙煎をしてみたいです。大好きでコーヒーが。いい豆を、力で、コネをつくって、ありったけの力でいい豆を仕入れて、焙煎をしてみたいです!中条:割と最近はいろいろなことに挑戦しているので、まだやったことのない「スカイダイビング」をやりたいと思っています!ケンドーコバヤシ:ええ! 頼まれてもやりたくないよ! 怖くないの高いとこ?中条:怖いもの見たさにやってみたいなと。お願いします一緒に!ケンドーコバヤシ:絶対そんなことできない! 母親が人質に取られても断る(笑)。中条:そうなんですか(笑)。ええ一緒に行ってくれないんですね……残念! じゃあ1人で行ってきます!ケンドーコバヤシ:僕こんななりをして、モデルさんのインタビューに影響を受けて、タオルを使わず体を洗っているんですよ最近。モデルさんはタオルが皮膚を傷めるから手で洗いますと、3〜4年やっているんですけど、よく考えたらちゃんと背中洗えていないなと思って。だから今年は背中洗うことに挑戦したいですね。今年の下半期はしっかりタオルを使ってみたいと思います。――今回シーモアタウンという街にお二人がトリップしてきたという設定ですが、皆さんが行ってみたいところはありますか。もしマンガの世界でいきたいところもあれば教えてください。ケンドーコバヤシ:ものすごい真剣な顔をしてるね。竹内:難しい質問だなと思いまして……。竜宮城で!中条・ケンドーコバヤシ:竜宮城!?ケンドーコバヤシ:タイやヒラメが舞い踊っている。帰ってきたらお爺さんになんのよ?竹内:まあ仕方ないかなと……(笑)。竜宮城に僕は行ってみたいです!中条:SPY×FAMILYっていうアニメを見てまして、そこからマンガを見てみたいなと思っているところで、その世界の中に行ってみたいなと思っています。ケンドーコバヤシ:某東側諸国という設定ですからね。中条:そうなんですよ! 危なそうじゃないですか。ちょっとワクワクするなと思って。気になっています今!ケンドーコバヤシ:陰謀が渦巻いているような街なんで。ヨーロッパの街並みに行ってみたいよね。中条:いいですね!――このCMをご覧の皆様にメッセージをお願いいたします。竹内:僕らが出演するコミックシーモアの新CMが完成いたしました。中条:今回から“新章”へ突入し、私たち兄妹がマンガだらけの世界シーモアタウンにトリップします。ケンドーコバヤシ:新たに私ケンドーコバヤシも加わり、案内人として竹内さんと中条さんをシーモアタウンの世界に案内します。全員:ぜひ、皆さんご覧ください!
2022年08月10日数々の大ベストセラーを生み出す池井戸潤の同名小説を映画化した『アキラとあきら』の完成披露試写会が8月8日、都内で行われ、ダブル主演で山崎瑛(アキラ)を演じる竹内涼真、階堂彬(あきら)役の横浜流星が出席した。対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念を武器に現代に立ち向かう感動巨編。若き銀行員たちが過酷な運命に立ち向かい、破産寸前の企業の未来と4800人の人生を救うために、奇跡の大逆転を巻き起こす。竹内が幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛、横浜が大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬をそれぞれ熱演した本作。意外にも本作が初共演となり、竹内が「東映の撮影所では、よくすれ違っていた」と振り返ると、横浜は「同時期にヒーローをやっていたので、勝手に仲間意識はありました」。共演を通じて「無骨ながらも、可愛らしい部分もある。もっと違う場所でセッション(共演)したい」(竹内)、「うそのない、まっすぐな人」(横浜)と互いに深い絆を育んだ様子だった。竹内が池井戸作品に出演するのは、連続ドラマ『下町ロケット』『陸王』に続き3度目となり、「光栄ですが、『また、竹内か』と池井戸さんに飽きられているんじゃないかと心配している」と苦笑いも。一方、横浜にとっては初の池井戸作品で「これまで一視聴者として楽しんでいた池井戸ワールドを生きることができて、存分に楽しませていただいた」と確かな手応えを得ているようだった。登場人物たちがそれぞれの“信念”に突き動かされるストーリーにちなみ、「自分自身の信念は?」と問われると、竹内は「六本木の男としてですか?今、信念という言葉を聞くと、そっちに引っ張られてしまって」と現在出演しているテレビドラマを引き合い、会場を笑いで包み「やっぱり現場が好きです。コミュニケーションをとったり、意見交換するのが楽しいです」と俳優デビュー10年目でたどり着いた境地を明かした。一方の横浜は「妥協しないことですね。ご覧いただく皆さんの心に残る作品をお届けするには、それしかない。この作品でも皆さんに活力を与えられれば」とクールに語っていた。完成披露試写会には共演する高橋海人(King & Prince)、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督(『今夜、世界からこの恋が消えても』『TANG タング』)が出席。兄・階堂彬へのコンプレックスを抱く階堂龍馬を演じた高橋は、横浜との共演シーンが多かっただけに「毎日緊張していた僕を、流星くんが支えてくださった」と感謝の意。自身の信念は「自己満足しないこと」だといい、「ファンの皆さんの気持ちに寄り添えるようになれれば」と話していた。※高橋海人の「高」は、はしご高が正式表記取材・文・写真=内田涼『アキラとあきら』8月26日(金)より公開
2022年08月08日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。対照的な2人を演じることになったが、竹内は横浜との共演について「三木監督が、僕らが口をきかないぐらいバチバチさせたかったみたいで……」と明かし、三木監督は「お互い主演を張るくらいの役者で、2人の主演作を撮ってる身としては、せっかくだから今回の作品みたいにバチバチとやってもらったほうが、映画がおもしろくなるんじゃないかなと期待してたんですけど、現場めっちゃ仲良かったです」と苦笑。竹内は「ものすごく接近しました」と笑顔を見せた。竹内は『仮面ライダードライブ』、横浜は『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演し「東映撮影所でよくすれ違っていた」という2人だが、改めて今回の共演について竹内は「流星くんの無骨ながらもかわいらしい部分とか、ここでは言えないですけど、お互いのダサいところを撮影の合間にさらけ出せたので、すごく仲良くなりました」と振り返る。さらに「とうてい舞台挨拶では言えないような。男なので、やっぱり自分の弱いところをさらけ出せないと接近できないですよね」と語った。横浜は竹内について「同時期にヒーローをやってたので、勝手に仲間意識はあったし、テレビで見させてもらってましたけど、先入観は僕も排除して、一緒にさせてもらう時に嘘のない、まっすぐな人、気持ちのいい人だなという印象ですね。まっすぐすぎます」と表現。イベントでは原作の池井戸からのコメントも届き「『アキラとあきら』は、ビジネスストーリーとしても青春ストーリーとしても高次元で融合した、すばらしい作品になりました。抑制のきいた繊細な演出で、正面からヒューマンな映画に仕立てたところに、三木監督の力量を感じます。竹内涼真さんと横浜流星さんはじめ、俳優さんたちのすばらしい演技も見どころ。きっと多くの人たちの心に響くでしょう」と読み上げられると、2人とも「嬉しいですね」と喜んでいた。
2022年08月08日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』完成披露舞台挨拶が、8月8日(月)に都内にて行われ、竹内さん&横浜さんに加え高橋海人(King&Prince)らキャスト勢がずらり登壇した。満員の客席に感無量の表情を浮かべた竹内さんが、「久々に、席にファンの皆さんが間を空けずに座っている光景を見られて、すごくうれしいです」と話し出したものの、途中で「すごいね!海人のうちわばっかりだよ!手振ってあげて!」と高橋さんファンを多数見つけたそうで、高橋さんの手をがっしり取った。高橋さんは、うれしそうに「ありがとうございます!」とニコニコで手を振っていた。『アキラとあきら』は、「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のベストセラーを生み出してきた池井戸潤による感動巨編。幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛/アキラ(竹内さん)と、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬/あきら(横浜さん)という対照的な宿命を背負ったふたりが、情熱と信念を武器に社会に立ち向かうストーリー。「下町ロケット」、「陸王」に続き3度目の池井戸作品に出演となった竹内さん。もはや常連だが、竹内さんは「オファーを受けたとき、池井戸さんが“また竹内か…”と飽きられているのでは、と心配したんです。けど、僕でいいとのことだったので喜んで受けさせてもらいました!」と心境を明かす。横浜さんは池井戸作品に初挑戦。「自分はいち視聴者で楽しませてもらっていたので、すごくうれしいことだなと思って存分に楽しませていただきました」と竹内さんとともに現場を謳歌したと語った。初共演となった竹内さん&横浜さんだが、「同時期にヒーローをやっていたので、よく撮影所ですれ違っていたんだよね」と微笑み合う。竹内さんは「流星くんの武骨ながらもちょっとかわいい部分とか、ここでは言えないけど、お互いのださいところを撮影中にさらけ出せたので、仲良くなれました」としっかり親交を深めた様子。横浜さんも「本当に同時期にヒーローをやっていたので、勝手に仲間意識があった。うそのない真っすぐな人、気持ちのいい人だなっていう印象です。真っすぐすぎます!」と竹内さんの印象を伝えた。ふたりの会話を興味深そうに聞いていた高橋さんが、MCに竹内さんの印象を聞かれたが「僕は…」と口ごもる。横浜さんがとっさに「海人くんの(撮影の)ときは竹内くんがいなかったので」と説明したのだが、高橋さんは「でも…夢の中で…」と話し出し、竹内さんが「いやいや、夢の中で仲良かったってこと?」と爆笑。高橋さんは「夢の中で出てくるふたりは、仲が良かったです!!」と、これまたうれしそうに主張していた。そのほか、舞台挨拶には石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督が出席した。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国にて公開。※高橋海人の「高」ははしごだか(cinamacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月08日竹内涼真、新木優子、平手友梨奈らが共演する「六本木クラス」第5話が8月4日放送。優香と葵の“バトル”に「バチバチ過ぎて怖い」「強気VS強気」などの反応。新の“隠し資産”とこれまで隠されてきた“裏パートナー”にも多くの反応が集まっている。日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木に舞台を移してリメイクした日韓共同プロジェクトとなる本作。キャストは六本木に自分の店「二代目みやべ」をオープンして長屋親子に復讐を誓う宮部新に竹内さん。高校時代に新と出会い、現在は長屋ホールディングスで働く楠木優香に新木優子。新に出会ったことで彼に力を貸すようになる優秀で行動力もある麻宮葵に平手友梨奈。長屋ホールディングスの会長の座を狙う長屋龍河に早乙女太一。長屋ホールディングス創業者にして会長の長屋茂に香川照之といった俳優陣。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。優香は新が「二代目みやべ」の皆と飲み会をすると聞き強引に参加。飲み会の席で新は「二代目みやべ」をフランチャイズ化して全国展開するつもりだと話す。「二代目みやべ」の皆がやる気を出し盛り上がる一方、優香は冷めた目で見ていた。そんななか葵の頑張りで「二代目みやべ」が料理対決番組へ出演できることになり、新は優香にそのことを伝える。迎えた番組打ち合わせの日、新が番組プロデューサーと話しているとそこへ龍河がやってくる。対戦相手は長屋だった。龍河はプロデューサーの前でわざと新に前科があると言い、さらに龍河は優香と結婚するつもりだと告げる…というのが今回の物語。飲み会の店のトイレで葵は「私、社長が好きなんです」と優香に宣言。「残念だけど新は私のことが好きなの」と余裕の表情で返す優香に「じゃあ、あなたを叩き潰さないと」と“宣戦布告”。2人のバトルに「六本木クラスまじで女のバトルバチバチ過ぎて怖い」「強気VS強気バチバチしとるw」「葵すべてさらけ出して優香の心を乱すの面白いな」などの反応が巻き起こるなか、優香が自分と長屋の間で苦しんできたことに気付いた新はある人物にコンタクトを取る。それは高校時代、龍河にいじめられていたところを助けた桐野雄大(矢本悠馬)。新と桐野は11年前、長屋への復讐のため密かに手に組んでおり、龍河が暴行事件を起こし長屋の株が暴落した際、新の父・信二(光石研)の保険金で株を入手。さらに資産運用で得た資金で株を買い増していた。その動きを茂も知ることになる…。SNSでは「ひぇー。8億も持ってた」「助けてあげた同級生にお金預けてたんか8億ヤバー」と新が影で巨額の資金を保有していたに驚く声とともに、「なるほど!1%の株保有で提案権があるのか」「ここにきて、新さんと桐野さんのやり取りや関係性が明かされたところが結構胸熱だった」「社長の息子に虐めれてた級友が、敏腕投資家になって長年サポートって熱い」など、新と桐野の友情に触れるコメントも。ラストでは長屋ホールディングスの専務で大株主である相川京子(稲森いずみ)と新の繋がりも明らかになり「お父さんと仲良かった長屋の専務稲盛いずみとも長屋転覆を一緒に目論んでたとは…!」「やったぜ!!!!!ここの展開めちゃ好き!」「六本木クラスおもしれーーーー!!!!」など、大きく動き出した物語に注目が集まっている。【第6話あらすじ】新は桐野と相川と組んで株主総会での茂の会長解任を画策するが、実行するには茂の支持派と比べ相川専務派の持ち株比率がまだ足りないことが判明。そこで新は茂の支持派の結束を崩すために、ある切り札を使うと言い出す。そのために行動に出る新を追いかけ、葵も強引について行くことに。道中、新の過去に何があったか全部教えて欲しいという葵に新は全てを話し出す…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。【8月5日更新】 タイトル修正・変更いたしました。(笠緒)
2022年08月04日竹内涼真と横浜流星が演じる、アキラとあきらの奇跡の逆転劇『アキラとあきら』より、スペシャル映像と新場面写真が公開された。今回到着した映像は、正反対の宿命を背負ったアキラ(竹内さん)とあきら(横浜さん)のキャラクターに焦点を当てた、SIDE山崎瑛<アキラ>、SIDE階堂彬<あきら>の2本。幼くして過酷な運命に翻弄されてきたアキラと、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続けるあきら。企業倒産の危機をきっかけに、対立していた2人。それぞれの信念が交わり、人生をかけて共闘していく様子に思わず胸が熱くなる。まず、“アキラ”の映像では、父親の町工場が倒産し、全てを失うという過酷な境遇に身を置かれながらも、銀行員・工藤(満島真之介)の真摯な姿に心を動かされた幼少時代から、融資を通すべく上司の不動(江口洋介)に必死に掛け合う銀行員としての姿が映し出され、アキラの熱い情熱と信念が溢れ出す。SIDE山崎瑛<アキラ>また“あきら”の映像では、父・一磨(石丸幹二)から会社を守るように教えを受けた幼少期であったが、経営を巡って言い争う叔父たちに辟易し、銀行員になることを決意するあきら。そんなことから、温情よりも冷静な判断を重視し、人情を重んじるアキラとは正反対の冷徹さを見せる一方で、叔父たちに騙された弟・龍馬(高橋海人)を心配し、家業である東海郵船の再建へと奮起する姿も。自分の家族を守りたいという信念が深く描かれている。SIDE階堂彬<あきら>そして場面写真では、対峙するアキラとあきら、羽根田(奥田瑛二)に凛々しい表情で正面から立ち向かうアキラと不動、親族同士の骨肉の争いに巻き込まれるあきらなどの姿が写し出されている。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月01日公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は、京都市交響楽団、招聘アーティストと協同して、文化芸術振興を目的としたプログラム「INAMORI ミュージック・デイ」を始めます。このプログラムは、市民や学生のみなさまに、文化芸術のすばらしさを再発見し、人生をより豊かにするための機会を提供したいという思いから生まれました。稲盛財団は設立当初より、科学の発展と人類の精神的深化のバランスが、安定した人類の未来につながるという創立者の理念に基づいて事業を行ってまいりました。その考え方は、日本を代表する国際賞である「京都賞」に科学の分野に並んで思想・芸術の分野が設けられていることにも表れています。これまで文化芸術振興を目的とした企画は機会を捉えての開催でしたが、今回、継続的に展開する取り組みとして立ち上げたのが本プログラムです。具体的には、毎年11月3日「文化の日」に、京都市交響楽団と招聘アーティストによるコンサートを開催します。また、同時期に出張コンサート・出張授業などのイベントを企画し、より多くの方々が音楽と出会う機会を創出いたします。本年度のプログラムは、以下の通りです。京都市交響楽団■「INAMORI ミュージック・デイ」2022年度プログラム1. 「INAMORI ミュージック・デイ 2022」コンサート in ロームシアター京都世界で活躍する若手音楽家2人を招聘し、プレトークと京都市交響楽団との共演を行います。出演者と聴衆の間で音楽を通じてそれぞれの思いやストーリー、感情が響き合う場を創ります。日時 :2022年11月3日(木・祝) 14:00開演会場 :ロームシアター京都 メインホール料金 :2,000円 ※中高生を対象に約300名を無料招待(詳細は添付チラシ裏面をご参照ください)出演 :杉本 優(指揮)・周防 亮介(ヴァイオリン)・京都市交響楽団曲目 :外山 雄三:京都幻想(1983年京都市委嘱作品)コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92申し込み方法 :添付チラシ表面をご参照ください2. 「INAMORI ミュージック・デイ2022」ミニコンサート at 京都市京セラ美術館文化芸術の発信拠点の一つである美術館でアンサンブルの演奏を行うことにより、音楽と美術、二つの芸術との遭遇が楽しめる機会を創出します。日時:2022年10月15日(土)13:00、15:00開始26日(水)、28日(金)11:00、13:00開始(各日・各回30分公演)会場:京都市京セラ美術館 中央ホール料金:無料出演:京都市交響楽団協力:京都市京セラ美術館「普段は静かな環境で作品を鑑賞いただいている美術館において、素敵なクラシック音楽の生演奏が響きます。この特別な3日間では、美術鑑賞を楽しんでいただくことはもちろん、リニューアルで生まれ変わった中央ホールの美しい空間の中で、思いがけない音楽との出会いをお楽しみください。」(京都市京セラ美術館より)3. 「INAMORI ミュージック・デイ 2022」スクールコンサート&レッスン高校生が世界で活躍する若手音楽家の演奏と言葉から刺激を受け、未来への展望について触発される機会を創ります。今年は京都府立亀岡高等学校にて杉本氏と周防氏が全校生徒に向けたコンサートを実施します。その後、吹奏楽部と合唱部を対象とした演奏指導を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月26日