《人生一度きり、歌舞伎座の怪人に摘み出されないように、謙虚にそして舞台ではお客様に楽しんでいただけるように力を合わせてやらせていただきたいと思います》7月18日、女優の寺島しのぶ(50)が自らのブログを更新。東京・歌舞伎座の10月公演「錦秋十月大歌舞伎文七元結物語」出演決定の胸中を明かした。「成人女性の歌舞伎座本公演出演は異例中の異例です。同作は1902年(明治35年)に五世尾上菊五郎が歌舞伎座で初演。今回は山田洋次監督が演出を担当し、中村獅童さんが博打におぼれる腕利きの左官・長兵衛、寺島さんが女房・お兼を演じます。歌舞伎座の歌舞伎興行に女優が出演した例は、初代水谷八重子さんや、山田五十鈴さんが二世尾上松緑と共演した特別公演『シラノ・ド・ベルジュラック』などはありますが、通常の演目での出演は極めて珍しいです」(歌舞伎関係者)七代目尾上菊五郎(80)の長女として生まれ、長年、歌舞伎の舞台に憧れてきた寺島。かつてテレビのインタビューで「女ゆえに歌舞伎役者になれなかった苦悩」をこう語っている。「たぶん10歳くらいかな。そこで気付いたんですよね。女の子は歌舞伎できないんだって思ったんですよね。そこからありとあらゆる稽古を一切やめました。歌舞伎を一切見なくなっちゃいましたしね。ある期間は……」歌舞伎役者として今秋、悲願の舞台に立つ寺島。そんな彼女の胸中には大きな喪失感があるという。「猿之助容疑者の一家心中事件を知って寺島さんは嘆き悲しんだそうです。今回、母親に次いで、父親への自殺ほう助罪での再逮捕を聞き、茫然としていました」そう語るのは、寺島の知人だ。「実は猿之助さんは、寺島さんの息子・眞秀くんの才能を高く評価していたのです。昨夏、猿之助さんは座頭を務めた歌舞伎座公演『七月大歌舞伎』で眞秀くんを大抜擢。取材会でも『本当に純粋に才能を見てぜひと思った。才能にほれ込んだ』と絶賛していました。もともと眞秀くんも猿之助さんの『スーパー歌舞伎II ワンピース』が好きで“いつか出たい”と話していたそうです。本来であれば、猿之助さんは来年2月にスーパー歌舞伎IIで『鬼滅の刃』をやる予定でした。その主要キャストの一人として眞秀くんを考えていたともいいます。寺島さんも、梨園では珍しいハーフの歌舞伎役者である眞秀くんの演技を認めてくれる猿之助さんを『歌舞伎界を変える同志の一人』だと思っていたようです」■フランス語が堪能な猿之助に信頼を――眞秀くんは5月、歌舞伎座で「初代尾上眞秀」として初舞台を踏んでいる。前出の歌舞伎関係者は言う。「梨園内では寺島さんの弟・菊之助さんが菊五郎を継ぎ、その後は菊之助さんの息子・丑之助くんが菊五郎を襲名するのが筋といわれています。ですが、寺島さんには『私は菊之助より先に生まれたのに、なぜ息子の眞秀が菊五郎を襲名できないのか』という不満があるのです。猿之助さんも『スーパー歌舞伎』で従来の歌舞伎像を変え、多数のお客さんを新たに呼び込みました。寺島さんと猿之助さんは“歌舞伎界は因習を打破し、実力で評価されるべき”という改革精神を持っていた戦友でもあったのです」寺島が猿之助容疑者を信頼していた理由はほかにもあったようだ。「寺島さんは将来、パリのオペラ座で眞秀くんの襲名披露興行をやりたいと心から願っています。その傍らに猿之助さんに並んでほしいと考えていたそうです。というのも、猿之助さんはフランス語が堪能。’07年、亀治郎時代にパリのオペラ座で開かれた歌舞伎公演の口上では、流暢なフランス語で観客を驚かせていました。“今後の歌舞伎界を、猿之助さんとともに盛り上げていきたい”と思っていただけに大きなショックを受けていたのです」(前出・知人)だが、寺島はすでに前を見据えているという。「いまはまず、10月の公演を成功させるべく、必死に稽古に励んでいます。『もう猿之助さんには頼れないから失敗は許されない』という覚悟もあるのでしょう。寺島さんは梨園を変えていくために、まず自らが体を張って認められることで、眞秀くんの新たな道を切り開こうと思っているのです」(前出・歌舞伎関係者)先のブログで、寺島はこう綴っていた。《50歳の挑戦として好きなことを好きな人とやる!というものを自分の中で掲げておりまして、そんな矢先お話を頂いたのがこの“文七元結”でした》寺島の挑戦は、伝統を重んじる歌舞伎界への挑戦でもあった――。
2023年07月27日俳優の大竹しのぶさんが、自身の誕生日である2023年7月17日にInstagramを更新。元夫である、お笑いタレントの明石家さんまさんとのツーショット写真を公開しました。大竹しのぶ家族と幸せなひとときを明石家さんの誕生日は、大竹さんと同じ月である7月1日。大竹さんは、明石家さんと自身の合同誕生日会を開き、家族みんなで集まったといいます。娘でありタレントのIMALUさんや息子の二千翔(にちか)さん、大竹さんの姉妹や友人夫婦などと撮った、仲むつまじい写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 家族からもらったプレゼントを持って、カメラに写る大竹さん。それぞれのプレゼントについて、こうつづっています。息子からのプレゼントは、腹筋が鍛えられる椅子。なかなかの優れものです。妹がそれに乗って私も欲しいと騒いでいました。娘からはおしゃれなケトルを。そしてさんまさんからはおしゃれなサンダルを。shinobu717_officialーより引用中には、大竹さんと明石家さんが、笑顔で横に並ぶ写真も。もらったサンダルを履いて、カメラへ向けて足を上げる大竹さんの姿に、思わずほほ笑んでしまいますね。元夫婦でありながら、今もなお良好な関係を築けているのは、2人の人柄のよさはもちろん、家族としての強い絆があるからこそなのでしょう。誕生日会を楽しんだ様子の大竹さんは、写真とともに「ほんとに幸せなひとときでした」とコメントを添えていました。【ネットの声】・写真から、こんなにも幸せが伝わってくるなんて素敵です。・「人のつながりってやっぱりすごいな、いいな」って思える投稿でした。・幸せを分けてもらったような気分になりました!・いつも元家族とは思えないくらい、みんな自然体で楽しそう!投稿には、祝福をするコメントが数多く寄せられていました。家族や友人から祝われたこの日は、大竹さんにとって、かけがえのない1日となったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月21日今年4月に30歳となった俳優の竹内涼真。7月12日に行われた新CM発表会では、どんな40歳になりたいかと問われ、「毎年テンションとかが変わるタイプなので。日本に住んでるかなぁ…。海外とかちょっと身近に感じることもあるじゃないですか。もうちょっと視野を広げたいなっていうのはあります」と、海外進出にも意欲を見せていた。そんな竹内だが、最近は実妹でモデル、インスタグラマーのたけうちほのか(26)がテレビバラエティに進出し、話題となっている。自身の恋愛事情やプチ整形を赤裸々に明かすなど発言が奔放なのだ。7月15日深夜に放送された『ゴッドタン』(テレビ東京系)でも、事務所から呼び出されたことや、その件に関わる兄の竹内ら家族の反応について明かし、おぎやはぎや劇団ひとりらMC陣を驚かせていた。同番組の前回出演時に彼女は“竹内涼真の妹”として紹介されながらも、ひわいな言葉を変顔しながら堂々と連発していたのだ。そのため収録後は所属事務所に呼び出されてしまい、こんなやりとりがあったという。「世間にどう思われたいのかと聞かれ、これで合ってますと言いました」(たけうち)さらに矢作兼から、兄は番組を見てどう思っているのかと聞かれると、こう答えた。「お兄ちゃんからは放送直後に電話がかかってきて、『おまえありがとうマジで。俺の名前出してくれてありがとう』と。家族LINEでも(ほのかの下ネタが)ホットワードです。お父さんは娘が(下ネタワードを)知っていたことで「すごいね」みたいな」(たけうち)ドラマ『陸王』でストイックなマラソンランナー役なども務めた竹内とは“真逆のキャラクター”にも思える彼女だが、なぜか兄は妹に感謝しているようだ。「竹内さんはスキャンダル報道で女性ファンが離れてしまい、俳優としての立ち位置にも悩んでいたようです。近年は髪型やひげなどでイメージチェンジを図ったり、俳優以外の仕事でメディア露出したりしています。妹さんの発言で、さらに迷走ぶりに拍車がかかりそうですが、本人は“どんな形でも自分の存在感を示せればいい”と考えているのかもしれません」(芸能関係者)強烈なキャラクターの妹のブレイクにより、“ほのかの兄”としてバラエティ番組に呼ばれる日も近い!?
2023年07月18日「お腹がヒップシートのように」竹内由恵さんは2019年に一般男性と結婚し、静岡へ移住。2021年2月に第一子の男の子を出産し、現在は第二子を妊娠中で、いよいよ臨月を迎えたとInstagramで報告しています。つわりなどもなく活発に動けていたという竹内さんですが、臨月に入ってからは「『あれ、、一歩が重い、前に進まない。』という圧倒的な不自由さ」を感じ始めているそう。2回目の出産ということもあって「前回よりもお腹の膨らみが大きい」ように感じるともいい、「予定日まで1カ月ほどある現段階で、すでに、前回でいうと出産前日くらいのお腹」なのだとか。また、前回の妊娠同様、耳鳴りなどの症状があらわれる耳管開放症に悩まされているという竹内さん。そのほかにも、体重増加、ほてり、痛みを感じるほどの胎動、疲労感、体力低下、動悸・息切れ、胃もたれ、便秘、貧血、毎晩のように足がつる……といったさまざまな不調を自覚しているそう。そんな状態でも、2歳の長男に「スパルタで遊びに駆り出され」たり、抱っこをせがまれたりすることもしばしば。抱っこの際には、大きく膨らんだお腹の上に息子が座る形となり、まるでお腹がヒップシート代わりになることもあるそうです。また、「息子がお腹にいるときにも撮った場所」だという浜名湖ガーデンパークにて撮影した写真も公開。ワンピースの下でお腹が大きく膨らんでおり、「我ながらその膨らみに驚愕」したと綴っています。臨月に入ったらどう過ごす?臨月とは妊娠10ヶ月にあたる妊娠36〜39週までをさします。別名「産み月」ともいいます。臨月は、いつ陣痛が始まってもおかしくない時期。万が一のときに慌てないためにも、入院・出産用品をもう一度チェックしておきましょう。出産や入院時に必要なものは医療機関によっても異なりますが、事前に「入院のしおり」などで指示がされています。産院への連絡が必要となる陣痛間隔についても把握しておくと安心です。施設によって違いがありますが、連絡が必要となる陣痛の間隔は、たとえば初産婦なら10分以内、経産婦なら15分以内などとなります。本格的な陣痛が来る前に破水してしまったり、大量の出血があったりしたときは、すぐに出産予定の産院へ連絡しましょう。ちなみに、臨月は赤ちゃんが下がってくることでそれまで圧迫されていた胃がラクになり、ごはんが美味しく感じる時期でもあります。気を抜くと体重が一気に増えやすいので、適度に身体を動かしてリラックスし、出産の日を待ちましょう。なお、近場への外出はOKですが、遠方への外出や車の運転は避けた方が良いでしょう。参照:【医師監修】臨月はいつから?妊娠10ヶ月以降の過ごし方と出産の兆候
2023年07月12日7月6日、ファンの女性に性行為の撮影を強要したことが「文春オンライン」で報じられた元お笑いコンビ「竹内ズ」のがまの助(27)。記事では、がまの助とLINEや電話で仲を深めたという都内在住の30代女性が、がまの助と初めて性行為をした際に無理やり撮影されたと告発。その後、交際するかどうかの話に発展するも、がまの助は「(付き合うなら)お金を援助してほしい」と申し出たという。文春の直撃に、「してない……です」と口ごもって性行為撮影の強要を否定したがまの助。だが一方で、所属事務所の幹部は文春の取材で事実を認めており、がまの助が撮影した動画はすでに削除したと明かしている。昨年1月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリ企画「不仲芸人対抗!スピード解散選手権」で、最速の“10秒解散”が話題となった竹内ズ。当時、Twitterでも「竹内ズ」がトレンド1位になるなど、“不仲コンビ”として知名度を上げることに。しかし、今年5月に解散が発表され、現在は互いにピンで活動している。7月5日放送の同番組では、竹内ズの解散が正式決定した後に撮影された「解散ホントドッキリ」が放送され、再び注目を集めたばかり。だが翌日に、がまの助の性行為撮影強要が報じられ、ネット上では《がまの助さんは人として良くないな》《解散は正解みたいですね》と批判の声が続々……。だが一方で、がまの助の“意外な本名”も注目を集めているのだ。がまの助の本名は「炭竈 雄一(すみがま ゆういち)」。珍しい苗字はさることながら、アニメや映画も大ヒットした人気漫画『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を彷彿させるようで、ネット上ではこんな声が上がっている。《竹内ズ・がまの助の本名ほぼ竈門炭治郎じゃん》《鬼滅の刃竈門炭治郎みたいな本名》《炭竈って竈門炭治郎みたいですね》本人も意識していたようで、昨年1月のドッキリ企画が話題になった直後にこうツイートしていた。《僕の本名は『炭竈雄一』で鬼滅の刃の竈門炭治郎と同じ漢字なんですけど 本名のまま芸名にすればもっと売れてたかもなって書き込みが多くて、今になって何故、『がまの助』にしてしまったんだろうと凄く後悔しています》(’22年1月29日)スキャンダルによって注目を集めた本名だが、後悔すべきは自らの行いだろう。
2023年07月07日本日からYouTubeで公開に竹内アンナシンガーソングライターの竹内アンナが、ロゼット株式会社から発売されているクレンジングバーム『夢みるバーム』WEB-CMに新曲「THANK ME」を提供した。■WEB-CM第1弾■メイキング映像CMにはファッション・美容系の情報発信で、若い女性から絶大な支持を得る「ももち(牛江桃子)」「えみ姉」「田久保夏鈴」の3名が出演している。バーム談議に花を咲かせる彼女たちの楽しげな様子に合致した、竹内アンナの新曲にも注目して是非ご覧いただきたい。【新曲「THANK ME」について/竹内アンナコメント】1日の最後に「夢みるバーム」でメイクをすっきり落とす時間は、きっと頑張った自分へのご褒美。爽やかな香りと一緒にくるくると溶けていくのが気持ち良い。「今日もあたしお疲れ様!」と労ってあげたいときにぴったりだと思います。この曲「THANK ME」もまた、あなたがリフレッシュした心で素敵な夢を見れるお手伝いができたら嬉しいです!【リリース情報】2023年2月22日(水)5th E.P「at FIVE」1. WILD & FREE2. サヨナラ3. 生活 feat. パジャマで海なんかいかない4. あいたいわ5. made my day feat. Takuya Kuroda / Marcus D■各サブスクはこちら ■詳細はこちら 【ライブ情報】※詳細はHPをチェック<GANKE FES 2023>出演日:2023年7月8日(土)場所:湯宿くったり温泉 レイクイン時間:OPEN 11:00 / START 12:00END 20:30 / CLOSE 23:00<JIMBEAM SUMMER FES 2023 in HOKKAIDO>出演日:2023年7月9日(日)場所:札幌市北3条広場(アカプラ)時間:OPEN 11:00<Slow LIVE ’23 in池上本門寺 20th Anniversary>日程:2023年9月2日(土)場所:東京 池上本門寺・野外特設ステージ時間:OPEN 14:00 / START 15:00■Anna Takeuchi - WILD & FREE (Music Video)竹内アンナ / IMPERIAL RECORDS : 竹内アンナオフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月30日俳優の大竹しのぶの一人芝居『ヴィクトリア』が24日に東京・ スパイラルホールで初日を迎えた。同作はイングマール・ベルイマンによる戯曲で、藤田俊太郎が演出を務める。ある朝、目覚めたヴィクトリアは「ベッドから出たくない……」つぶやき、彼女の口からは、とめどなく言葉があふれ出る。心に不思議な世界を秘めたヴィクトリアの独白から物語が展開していく一人芝居となる。大竹は2002年上演の『売り言葉』(野田秀樹作・演出)以来、21年ぶり2度目の一人芝居に挑む。数多くの名作映画で印象的なヒロイン像を生み出した映画界最大の巨匠イングマール・ベルイマンが、当初、映画脚本として執筆し、その後敢えてラジオドラマとして発表したという異色の一人芝居となっている。主人公ヴィクトリアが、自分自身の魂と向き合うかのように語る独白を過去と現在、幻想と現実が融合したかのようなタッチで描いたベルイマン独自の世界を見せていく。東京公演はスパイラルホールにて6月24日~30日、西宮公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて7月5日~6日、京都公演は京都芸術劇場 春秋座にて7月8日~9日、豊橋公演は穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールにて7月11日。○大竹しのぶ コメント最初に台本を読んだ時、ベルイマンが描いた緻密で繊細な世界がとても魅力的で、「これは面白そう! やりたい!」と思ったんです。が、すぐ「あ、これを全部一人でやるんだ…一人芝居なんだ‥」という現実に改めて気づき、どうしよう…と(笑)。この作品は、ヴィクトリアという孤独な女性の脳内をグルグル旅しているかのような劇構造で、孤独な少女時代、夫の裏切り、夢の中、パーティー、一瞬にして変わる場面、場面を衣装も装置も変わらず私の声、表情だけで表すのはとても難しいことですが、だからこそやり甲斐があります。言葉で観客にイメージを渡す。それこそが、演劇の魅力です。しかも、ベルイマンの世界!深くて、謎があって、哀しくて、とても美しいのです。 それが伝えられるよう、頑張ります。撮影:宮川舞子
2023年06月24日アンジュルムが、6月21日(水) に神奈川・横浜アリーナで『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』を開催した。今回グループ初となる横浜アリーナでの単独公演をもって、2代目リーダーとしてアンジュルムを牽引した竹内朱莉がグループおよびハロー!プロジェクトを卒業。ライブはタイトル通り大きな愛に包まれた内容で、メンバーの念願でもあった単独でのアリーナ公演という夢を叶えた瞬間でもあった。ソールドアウトとなった今回のメモリアル公演には約1万2,000人のファンが来場したほか、CSテレ朝チャンネル1での生中継及び、全国47都道府県と台湾・香港の映画館にてライブビューイングも実施(83スクリーン約1万4,000人動員)。全18公演で展開されたツアーのラスト、そしてグループを卒業する竹内を贈るのに相応しいフィナーレとなった。開演前から竹内のメンバーカラーである青一色に染まった会場。ステージ上には紗幕がセッティングされ、ライブは最新アルバムに収録されている「ぶっ壊したい」というエネルギッシュな楽曲でスタートする。曲に合わせて紗幕に映像が映し出される特別な演出で、2曲目の「出すぎた杭は打たれない」がはじまると紗幕が下り、竹内のメンバーカラーである青色を取り入れた衣装を着たメンバーが姿を現す。続けて「マナーモード」「人生、すなわちパンタ・レイ」とアップチューンを続けて披露していく。MCの冒頭で竹内は「横浜アリーナにお集まりの皆さん、ようこそ! アンジュルムです」と挨拶すると、「卒業の実感がないんですよ」と素直な気持ちを吐露。そして「今日は(チケット)完売だ! 最強アンジュルムをお見せしたい!」と意気込みを語り、再びライブのターンへ。ここからは、アンジュルムのライブ定番曲のオンパレード。「赤いイヤホン」「愛されルート A or B?」「次々続々」「悔しいわ」「ドンデンガエシ」とたたみかける。中でも、「次々続々」の間奏で魅せる竹内のソロダンス後のファンによる「た〜け!」の定番コールは、これまでにない大声援。ファンの声を聞くためにイヤモニを外した竹内は、この声援に思わず笑顔。この瞬間は、心に響くシーンとなった。一度メンバーがはけるとステージ上のスクリーンには、卒業公演の場所を告知した映像やスマイレージオーディション時の映像など、竹内の歴史を振り返るメモリアルVTRが流れ出す。始まったばかりのライブだが、すでに最高潮ともいえる一体感が横浜アリーナを包む。ただ、天井知らずが今のアンジュルムの強みの一つだ。勢いは止まることを知らず、さらにライブはヒートアップしていく。このターンの一曲目は会場のファンをメンバーが煽りまくる「私、ちょいとカワイイ裏番長」でスタート。竹内がリーダーとなってから加入したメンバー5人(橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかな、平山遊季)が会場を煽ると、メンバーとファンの「ちょいカワ!」のコール&レスポンスの応酬へ。その後、「ミステリーナイト!」を挟み、メンバーは横浜アリーナ公演のために用意された新衣装で登場。ここから、竹内がスマイレージの2期メンバーとして活動していた、スマイレージ時代の楽曲を抜粋したメドレーへ突入する。メドレーのはじまりは、竹内のソロによる「タチアガール」。同曲は竹内がサブメンバーとしてスマイレージの楽曲に初参加し、発売記念イベントで当時のプロデューサーであったつんく♂から正式メンバーに昇格することが発表された思い出の楽曲だ。彼女のアイドル人生のはじまりを告げる楽曲でメドレーはスタートし、その後は竹内とシャッフルメンバーによる「ええか!?」「ねぇ 先輩」「エイティーン エモーション」「「良い奴」」「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」とパフォーマンス。メドレーの最後は、ファンがメンバーの名前と“スキちゃん”を合わせたコールが印象的な「スキちゃん」。「たけちゃんがスキちゃん!」「みんながスキちゃん!」とメンバーとファンが一緒になって歌い上げていた。スマイレージ時代の楽曲を知る竹内のラストツアーということもあり、竹内自身も春ツアーのMC「歌い継いでいってほしい」という思いがあると語っていた。メドレーの後は、アンジュルムの卒業公演では欠かせない楽曲「交差点」。毎回、歌唱中にメンバーの涙腺を崩壊させる同曲で、毎度涙を流してしまうのがリーダーの竹内。しかし今回は竹内が涙ながらに歌うメンバーを優しく見つめ、時に励ます姿が印象的だった。しかし、ラストでメンバーが竹内を囲うように歌い出すと、彼女の目にも光るものが流れていた。卒業ムードはさらに続く。竹内をデビュー時から見守ってきたつんく♂提供による最新シングル「同窓生」を披露。同曲は竹内のラストシングルということで、「スマイレージ時代からお世話になっているつんく♂さんに最後はお願いしたいという気持ちがあった」という思い入れの強い楽曲だ。パフォーマンス中はメンバーが風船を持って花道を周回。その後MCで竹内は「泣けたねー。交差点やばいわ」と懐古。今回はリハーサルでも泣かずにいたそうで、このMCでも「私、泣きませんでした!」と言う予定だったという。しかし、いつも通り涙を流してしまった結果に「ちゃんと泣いたよね(笑)」と竹内は笑顔を見せていた。ライブはいよいよ後半戦へ。最新シングル「アイノケダモノ」でスタートし、「Survive〜生きてく為に夢を見んだ」を歌い、ラストスパートは「46億年LOVE」「愛すべきべき Human Life」「大器晩成」と、アンジュルムのライブのトリを飾ってきた定番曲のオンパレード。竹内が前日のブログに記していた「今の10人の集大成の最強アンジュルムをお見せするので皆さん覚悟して来てくださいね!!!」という言葉通りの内容で本編は終了した。アンコールでは会場が竹内のメンバーカラーである青色に染まり、「たけちゃん!」コールが巻き起こる。このファンからの声援に応えるように、赤と青のチェック柄のドレスを着た竹内が登場。この衣装は竹内本人のリクエストによりスマイレージ時代のメンバーカラーの赤色と、アンジュルムのメンバーカラーの青色を組み合わせたデザインだ。竹内はソロで、グループの大ファンを公言しているシンガーソングライター、堂島孝平が手がけた竹内の卒業ソング「行かなくちゃ」を初披露。堂島が「竹内さんを通して、新しい一歩を踏み出す人にもちゃんと響くものにしたい」という思いを込めたという歌詞を竹内が一つ一つ丁寧に歌いあげていく。そして竹内は、ファン、スタッフ、メンバーに向けて感謝のメッセージを語る。「アイドル人生の最後、こんなに素敵な景色を見せてくれてありがとうございます。こんなに長い間やっていると思わなかったので、私が一番びっくりしています。どんな時でも暑苦しいくらいの応援、大きすぎる愛を皆さんからいただいたから、今日まで駆け抜けて来ることができました。アンジュルムとしてステージに立っている時が、一番自分が輝いていると思うし、そんな自分が一番好きでした。私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございました」と時折り涙をこらえながら、感謝のメッセージを贈る。竹内は、かわいい後輩たちにも言葉をかける。「加入したときは不安そうにステージに立っていたこともあったのに、気づいたら、こんなにカッコよくて、かわいくて、頼もしい存在になっていました。だから、私はこれからのアンジュルムがとっても楽しみです! みんなの信じた道を突き進んで、新しい形を作り上げて欲しい。いろんな壁もみんなでぶっ壊して、最強アンジュルムをこれからも更新してください!」とエール。そして、自身の卒業後にも言及。「これから書道で世界を目指します。不安がないと言ったら嘘ですが、すごくワクワクしています。竹内最強だなって思ってもらえるように頑張るので、頭の片隅に存在を置いておいてくれたら嬉しい」と語り、「私、これからも歌います! 踊ります! またステージに戻ってきます!」と、歌って踊れる書道家宣言をしていた。その後、竹内以外のメンバーも登場し、再び10人でパフォーマンス。全員で竹内の門出を祝うかのように「旅立ちの春が来た」を歌い、最後はメンバーから感謝の言葉と、ライブの感想が語られた。「竹内さんは、嬉しい言葉をたくさんかけてくれた。信頼してもらえて、大好きでいてくれて嬉しかった」(平山遊季)。「加入してから、竹内さんの優しさとか愛に救われた。竹内さんがリーダーだから頑張ろうと思えた」(松本わかな)。「とっても幸せな空間になったと思います。竹内さんから愛をたくさんいただきました。私の個性も竹内さんのおかげで見つかりました」(為永幸音)。「竹内さんはいつでも笑顔。最後の最後まで笑顔にしてくれる竹内さんがカッコいい」(川名凜)。「竹内さんがリーダーになって初めての新メンバーとして入った。不安とかあったと思うけど、そんな時でも私を気にかけてくれた」(橋迫鈴)。「竹内さんは昔から変わらずにお姉ちゃんのような存在でいてくれた。このグループを大きくしていきたいし、大きくするだけじゃなく、愛情深いグループをこれからも大事にしていきたい」(伊勢鈴蘭)。「竹内さんはメンバーのことを守ってくれたり、心を温めてくれるヒーローみたいな存在。私のアンジュルムの思い出には竹内さんの笑い声が響いていた。これから先のアンジュルムも、もっと最高なグループになるように楽しんでいきたい」(川村文乃)。「横浜アリーナ公演はアンジュルムに加入してからの夢。大好きなメンバーと一緒に立てて幸せだった。竹内さんの明るさに何度も救われてきた。今のアンジュルムのあったかいグループの雰囲気を完成させてくれたのは竹内さん。それはこれからもなくしたくない。竹内さんからもらってきたものは守って、新しいアンジュルムにしていきたい」(上國料萌衣)。「竹さんのリーダー、まじ最高でした! 私もアンジュルムを引っ張っていけるように、竹さんが残してくれたものを大事に育てていきたい」(佐々木莉佳子)。ラストを飾る竹内は「最高でしたー!」と大絶叫。そして「アンジュルムが横浜アリーナに立てるなんて思ってなかった。ライブハウスが埋まらなかったりすることもあったから、横浜アリーナを目指すなんて口が裂けても言えなかった。信じられないです、この光景。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもっとアンジュルムはすごいところに行くと思っている。みんなでもっと大きいところを目指していきましょう! 本当に12年間、幸せな時間をありがとうございました!」と感謝の気持ちを述べた。ラストは「夏将軍」と、「友よ」をパフォーマンス。竹内の卒業、そして2人の新メンバーの加入と、3代目リーダーとなる上國料とともに新時代へと突き進むアンジュルム。自分たちの背中を押すように、そして竹内の未来が輝かしいものになるようにというメンバー同士の愛や絆が感じられるラストとなった。<公演情報>ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE『アンジュルムより愛をこめて』6月21日(水) 神奈川・横浜アリーナセットリストM1. ぶっ壊したいM2. 出すぎた杭は打たれないM3. マナーモードM4. 人生、すなわちパンタ・レイM5. 赤いイヤホンM6. 愛されルート A or B?M7. 次々続々M8 悔しいわM9. ドンデンガエシM10. 私、ちょいとカワイイ裏番長M11. ミステリーナイト!M12. メドレータチアガール /竹内ええか!? /竹内、川村、上國料、伊勢、為永、松本ねぇ 先輩 /竹内、佐々木、川名、為永、松本、平山エイティーン エモーション /竹内、佐々木、伊勢、橋迫、川名、松本「良い奴」 /竹内、川村、上國料、橋迫、川名、為永プリーズ ミニスカ ポストウーマン! /竹内、川村、佐々木、上國料、伊勢、橋迫、平山スキちゃんM13. 交差点M14. 同窓生M15. アイノケダモノM16. Survive〜生きてく為に夢を見んだM17. 46億年 LOVEM18. 愛すべきべき Human LifeM19. 大器晩成EN20. 行かなくちゃ /竹内EN21. 旅立ちの春が来たEN22. 夏将軍EN23. 友よ
2023年06月22日2352号のスペシャルエディション表紙にアンジュルムのみなさんが登場!リーダーの竹内朱莉さんは、6月21日に横浜アリーナで開催される『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』をもってグループから卒業することを発表しています。本誌には収録しきれなかった、竹内さんからメンバー一人ひとりに向けたメッセージを、特別にロングバージョンでお届けします。かわむー(川村文乃)へ私は台本通りに進めたことが一度もなくて(笑)、みんなは大変だったと思う。特にかわむーは、アンジュのスケジュールがすべて頭に入っていて、スタッフさんもかわむーに電話して確かめることがある(笑)。それだけ頼れるかわむーが、告知とか私が得意じゃないことを全部やってくれて、マジでありがとう、サブリーダー!こんなできた人と私は出会ったことがないよ。それと、かわむーは、ファンの方に負けないくらいアンジュのファン!他のメンバーが出る番組は全録画、かみちゃんが表紙をやった雑誌は「何冊買ったの」っていうくらい買ってたよね。私の書道の個展にも来てくれて。しかも、他のメンバーは「それって何?」っていう感じだったのに、NFT(偽造ができない鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ)を「せっかくだから」って買ってくれて本当にうれしかった!莉佳(佐々木莉佳子)へ現メンバーでは一番長く一緒に活動してきたから、横にいてくれるだけで、後輩なのに不思議と同期のような安心感があった。莉佳を含めた3期のおかげでグループに勢いが出たし、アンジュのカラーが作られていったんだろうなって思うことがいっぱい。莉佳がいるから生まれたんだろうなって思う楽曲もあるし、莉佳がセンターで踊ってくれたらそれだけでアンジュがカッコよくなれる。本当にグループにいてくれてありがとう。今までは莉佳の同期が卒業しても私がいたけど、初めて後輩だけの環境になるね。きっと、悩むことが増えていくと思う。私は、思うことがあったら口にするタイプだったけど、たぶん莉佳は言わないよね。でも気負わず、無理せず、莉佳らしくグループを引っ張ってね。莉佳のパフォーマンスにみんなついていくはずだから、思い切りステージで暴れちゃって!かみちゃん(上國料萌衣)へかみちゃんは本当に努力家!一人でのお仕事が多いけど、それも全部アンジュのため、アンジュに役立つのならと、アンジュを一番に考えてくれて、頭が上がらないよ。そんな子がいてくれるだけでアンジュは大丈夫って思える。昔のかみちゃんは、何も知らず入ってきたから、パフォーマンスがどうというよりも前に、あの先輩は何々さんだよというところから教えなきゃいけなくて(笑)。居残り練習も一緒にやって、特別な後輩だったよ。かみちゃんは0か100かの子。すべてを疎かにせず、頑張って頑張って頑張って頑張って、溜め込んで爆発しちゃうタイプだったから、ちょっと心配だな。精神的に参ってないか、ちょこちょこ声を掛けてきたつもりだけど、今は、一人で時間を見つけては遠くまでお花を見に行ったりするようになったね。ちゃんと、自分なりの方法でスッキリして!鈴蘭(伊勢鈴蘭)へ実生活で末っ子というのもあるんだろうけど、グループでかみちゃんと張るレベルで、仕草も発言も妹感が強いのが鈴蘭。気づいたら腕組んでたり、膝の上にのってたり、ずっとゼロ距離!うちに来たら私よりも寛いでるし。初めて遊びに来た時から「私がベッドで寝るんで、竹内さんは床で寝てください」って!(笑) 「この家のすべてを把握したんで、私の荷物置いていいですか?」とも。まるで自分の家のように過ごしてたよね。そんなふうに、後輩だけど気を遣わずきてくれるのがすごく嬉しかった。前に「『私は話さないほうがいいのかな』と思っちゃって、卒業するまで和田(彩花)さんとあまりお話できなくて寂しかった」って話してくれたよね。だから、私にはいっぱい甘えてくれたのかな。これからはいいお姉さんとして、下の子の面倒も見てくれたら嬉しい。りんりん(橋迫 鈴)へりんりんは本当に悪さばっかりするガキンチョ(笑)。本当に手が焼けたよ~。でも、私もそうやってすぐ反抗してたなぁとか、文句言ってたなとか(笑)、昔の自分を見ているようで、かわいくもあって。スマイレージ時代にいたわけじゃないのに、スマイレージの悪ガキっぽさを一番受け継いでる。スマイレージで活動していたメンバーが私しかいなくて、卒業後あの雰囲気がなくなっちゃうのかなってちょっと寂しかったけど、りんりんさえいてくれたら大丈夫だって勝手に思ってる(笑)。りんりんのリズム感はメンバー1。私は、つんくさんに「1にリズム、2にリズム」と言われ続けて、16ビートを刻みながら学校から帰ってたくらい、一番鍛えるのが難しいのがリズム。それを的確に刻める、生まれ持った才能がりんりんにはある!これからもリズム面でグループを引っ張って!ケロ(川名 凜)へケロがアンジュに加入して初めて一緒に回ったツアーが、ハロー!プロジェクトの「花鳥風月」。リハーサル時間に対して覚える曲の量がハンパないし、経験がある子たちでも「間に合わないかもしれない…」と不安になりながらやってて、私にとっても過去イチ過酷なライブだった。さらにケロにはまだ仲のいいメンバーもいない時期だっただろうから、心細かったとも思う。それなのに泣きごとひとつ言わず、その時にできる精一杯のことをやってちゃんと間に合わせてきてくれて、本当に一生懸命で素敵だなって。あそこまでやれる子はなかなかいない。他のグループのメンバーからも、「凜ちゃん、すごいね!」ってたくさん言われて、誇らしかった。「うちの新人やるでしょ!」みたいな。最初のあの経験があれば、もう怖いことはない!これからも、ますます成長していくケロを見ているからね。幸音ちゃん(為永幸音)へその明るさで、いつも場を和ませてくれてありがとう。幸音ちゃんと一緒にいる人はみんなハッピーになれるんだよね。研修生だった頃は、すごく真面目でストイックなイメージがあったから、アンジュみたいなふざけたグループで大丈夫かなって心配してたけど(笑)、全然、心配する必要がなかった!ラジオとか収録のお仕事を一緒にやっていくうちに、「実はこの子が一番面白くてヤバイかも」って思って、あれやってみて、これやってみてって言うたびに爆発的な面白さ。「よしっ!(いいキャラ)見つけたぞ!!」って嬉しかったんだよね。誰にも真似できないキャラクターを確立している幸音ちゃんが羨ましかったし、アンジュに素晴らしいキャラを持った子が入ってくれてラッキーだった!狙っているわけじゃないのに、素晴らしいオチをつけてくれるから、安心してトークできてた。わかなちゃん(松本わかな)へ〝カッコいい、戦闘能力が高い〟というアンジュのイメージを広げてくれたのが、わかなちゃん。フェスとかで初めてアンジュを見て「誰だ、あのちっちゃなかわいい子は!?」ってわかなちゃんに目が留まって、ファンになってくれる方が増えた。そうやってアンジュが新しい角度から注目される入り口になってくれてる上に、見た目のかわいらしさだけじゃなくて、歌えばめちゃくちゃ上手いというギャップまであったから、多くの人を惹きつけられるんだよね。歌を頑張りたい気持ち、すごく伝わってくる。でも、声帯が成長しきっていない今は、できることを細かく研究するといいと思う。私の声帯は何をしても壊れないから、フェイクとか高いところでやってたけど、出しやすいところにどんどん変えてね。絶対に無理しないで!ぺい(平山遊季)へぺいは、加入した当初からまだ高校生なのに「アンジュ何年ですか」というエグい表現力を持っていて尊敬!受け継いだももな(笠原桃奈)のパートも「昔から歌ってました」みたいな。だいぶアンジュのカラーやライブが固まってきた状態で入ってきたから、不安があったけど、新人だからと臆することもなく、一瞬で違和感なく馴染んでくれたね。と思ったら、どんどん先輩にくらいついて、独自の世界観を作っていったね。実生活で妹が多いアンジュの中で、ぺいは珍しくお姉ちゃん。これまでのアンジュの長女・わだちょ(和田彩花)、ももな、りなぷー(勝田里奈)の「ウェ~イ!」みたいなノリに(笑)、ぺいが続いたわけだけど、一番後輩なのに「上國料さん、それはダメですよ」とか、先輩にも的確なツッコミをしてくれるよね。カッコよくて、面白くて、何の心配もしてないです。※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・小泉咲子撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月19日10人が育んだ「愛」は、きっと未来のアンジュルムへと続いていくはず。卒業を目前に控えたリーダー・竹内朱莉さんのインタビューをお届けします。竹内朱莉「12年間の集大成を初のアリーナでお見せできることに感謝」今のアンジュルムは、スマイレージの曲もイケイケな強い曲もハマるし無敵ですね。リーダーとして心掛けてきたのは、リーダーだと思わないことかな(笑)。和田(彩花)さんから引き継いだ当初は「リーダーとして何かしなきゃ」と思ってたけど、みんなで意見を出し合っていけばいいんだって気づいてからは何もしてないです。ただ、上の子は気を使わず発言もできるし、何かを決めるときも経験値でいいほうを選べるので、あえて下の子に決めてもらうことはやってきたかも。「へえ、そんなもんなんだ」ってやる気に火をつけるようなこともいっぱい言ってきましたね。絶対に怖かっただろうな(笑)。私はライブハウスでさえ集客できず、ライブができない年もあった頃のスマイレージを経験しているので、みんなにはあの時代に戻ってほしくなくて。『アイノケダモノ/同窓生』に収録されているソロ曲「行かなくちゃ」は、歌詞を読んでまず号泣…。曲を聴いてまた泣いて、練習も泣けてきてできないみたいな。感情を込めるとレコーディングが止まると思ったので、今回だけは申し訳ないんですが、できるだけ淡々と歌いました。「頼むから、6月21日は泣かずに気持ちを込めて歌わせてくれ、自分!」と思っています。最後のステージが横浜アリーナ…。12年間の集大成をたくさんの方に見守ってもらえることに感謝しかないです。後輩が先に大きなステージに立って、かつてはそのバックで踊ったことも。そのときは正直複雑でしたけど、こんな素敵な締めくくりができるとは。想定外すぎて私の人生、意味わからん!(笑)卒業後は書道家として活動することは決めているんですが、パフォーマンスについてはファンの方から「歌い続けて」と言っていただく機会も多くて、前向きに考えているところです。歌って踊れる書道家という唯一無二の存在になれますしね!たけうち・あかり1997年11月23日生まれ、埼玉県出身。2019年より2代目リーダーに。今年、書道展を開催。6月21日のグループ卒業後は「書道家として書き文字の温かさを世界に伝えたい」。ビスチェ¥11,000(ラベルエチュードlabelleetude_info@auntierosa.com)ブラウス¥24,000(シリアルcereal@cereal-33.com)ピアス¥318,000(キンレイデン/CPRトウキョウ TEL:03・6438・0178)イヤーカフ¥9,900(ジュエッテ TEL:0120・10・6616)ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月19日6月21日、横浜アリーナでのコンサートでリーダー・竹内朱莉さんが卒業するアンジュルム。それぞれが抱くグループへの想い、竹内さんへの想いとは?川名 凜さん、為永幸音さん、松本わかなさん、平山遊季さんにお聞きしました。川名 凜「アンジュルム史に名を残すメンバーになるのが夢」ツアーはびっくりするほどあっという間でした。セットリストが濃すぎて一曲一曲に夢中で。ライブは土日に開催していたんですけど、次の週末が待ち遠しくなるほどすべての公演が楽しかったです。いまアンジュルムにいい波が来てる!っていうのはステージからも、楽屋の雰囲気からも感じます。先輩方は楽屋ではフレンドリー、だけど舞台では私たちを力強く引っ張ってくれて…そのオンオフのスイッチがかっこいい!パフォーマンス面でもそれぞれに素晴らしくて「憧れの人」は一人には絞れません。佐々木(莉佳子)さんのダンス、上國料(萌衣)さんの歌への情熱、伊勢(鈴蘭)さんのかわいらしさ、橋迫(鈴)さんの魅せ方へのこだわり…。もう毎日、先輩の魅力から学び放題です(笑)。なかでも竹内さんは「花鳥風月」などグループ以外の公演でも同じチームになることが多く、加入したての頃からたくさんのことを教えてくださいました。パフォーマンスはもちろん、先輩方の輪にも入れてくださるやさしさとか…。いつか私も同じことをできる先輩になりたいです。竹内さんのいないグループはまだまだ想像できないけれど、私にとって「アンジュルム」って、メンバーの頭上にきらきら輝く虹色の星のようなものだと思ってるんです。…意味、伝わりますか?(笑)その星を私たちもファンのみなさんも一緒に見上げている感覚がいつもあります。だからこの先もステージを通して、ファンの方々も一緒に同じところを見て進んでいけたらいいですね。個人的には「泣けないぜ…共感詐欺」という曲が好きです。みんなで同じ振り付けを踊る、そのまとまりにアンジュルムの戦闘力を感じるから。そして個人的な目標は…アンジュルムの歴史を語る上で欠かせない人物になる!川名なくしてアンジュルムは語れない…的な!?もはや目標というか野望なんですけど(笑)。かわな・りん2003年12月6日生まれ、千葉県出身。カエル好きが高じて、愛称はケロンヌ。手のひらサイズのカエルのぬいぐるみを持ち歩き中(名前はつけない主義)。ブラウス¥11,000(ラベルエチュードlabelleetude_info@auntierosa.com)カチューシャ¥47,300(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)パールリング¥10,800(アビステ)為永幸音「愛に溢れたアンジュルムにいると、幸せすぎて怖いです(笑)」アンジュルムのパフォーマンスに対する熱さは、No.1だと私は思っていて、それがこのグループならではの強みです。個人の強みとなるとまだ模索中…。でも、表現が素敵な佐々木さんのように、私も自分らしい表現を研究していきたいと思っています。佐々木さんは「アイノケダモノ」のMVで、最初のカットから目ヂカラがすごいです!恋愛曲は想像力が大事なのかなって。少女漫画は、ヒロインの眉の動きや赤らんだ頬とか、イメージを膨らませる参考になりますし、読んでいてドキドキ、キュンキュンした気持ちをストック!漫画を読んでいる自分をふと鏡で見ると、ニヤニヤしてますね(笑)。何かになりきることが好きなので、お芝居をしてみたい。パフォーマンスのために表現力を磨いていけば、演技のお仕事にも繋がっていくかなって。新曲「同窓生」は、爽やかな曲調なんですが、「最後まで笑って卒業したい」という竹内さんらしいメッセージを感じて、アンジュルムで過ごすハッピーな毎日を思い浮かべながらレコーディングをしました。アンジュルムって、家族みたいにほんわかしていて、本当に幸せに包まれたグループなんです。幸せすぎて怖くなるくらい(笑)。加入してから、幸せが更新され続けてきたんですけど、竹内さんの卒業が決まって、ずっと10人ということはないんだなって…。私にとって竹内さんの卒業は試練ですが、卒コンの会場の横浜アリーナは「いつか、このステージに立ちたい」と活動の原動力になってきた場所。メンバー、先輩方、スタッフさん、ファンのみなさんが頑張ってきたことが、実を結んだと思います。今年のツアーは、地元・長野の小さい頃から観に行っていたホールでやらせていただけたのも感慨深かったです。アンジュルムのコンサートを生で初めて観てくれた地元の友達が「感動して泣いた」と言ってくれたことがすごくうれしかった!ためなが・しおん2004年2月9日生まれ、長野県出身。鞘師里保に憧れハロー!プロジェクト加入。愛称しおんぬ、ためちゃん。「少女漫画は『なまいきざかり。』をきっかけに好きになりました」シアーブラウス¥14,300(ガールズソサエティ)イヤリング¥114,400(アンダー ザ ローズ)リング、人差し指¥3,190中指¥2,530(共にルイエン)松本わかな「ガチンコでぶつかるライブは“アンジュルムの空間”」幼稚園の頃からアンジュルムの前身にあたるスマイレージの大ファンで、特に田村芽実さんを応援してきました。私が加入してから竹内さん経由で田村さんから「わかなちゃんに渡しておいて」ってカレンダーをいただきました。私にとっての田村さんがそうだったように、誰かのエネルギーになれていると感じられることが活動の原動力になっています。自分ができないことへの悔しさもあるけれど、この活動がただの自己完結で終わらず、周りの人にたくさんの影響を与えられているんだなという達成感を、ファンの方々の言葉から感じられます。いま頑張りたいのは歌です。竹内さんが抜群のリズム感と歌唱力で支えてくれていたので、卒業後に物足りなさを感じさせたくなくて。自分の気になるパートを毎日歌うようにして、声量アップのために風船を使った呼吸法も続けています。ボイトレの先生によると、私の体は低音が鳴りにくく、高音はすごく響きやすいそう。高音も地声でのびやかに、力強く歌えるようになりたいです。アンジュルムのダンスはいつも激しいんですけど、「アイノケダモノ」は過去イチ。マラソン的な体力が必要で、5分という長尺を通しで歌い1分休憩を3セット繰り返す、インターバルレッスンをやりました。神経を研ぎ澄まして、みんなの気持ちがガチッとハマったときのこの曲を、ライブで体感してほしいです。アンジュルムは愛に溢れていて、普段は先輩後輩関係なく、和気藹々としているんですけど、ステージとなるとガチンコ!本番前の円陣は「おら~!」みたいな(笑)。ライブは“アンジュルムの空間”という感じがして、すごく好きです。竹内さんの卒業コンサート…。こうして取材で話しているだけでグッときちゃうから、ちゃんと立てるかさえ不安なんですけど、一曲一曲、一秒一秒大切に噛み締めながら、最高のものにできたら。まつもと・わかな2007年9月1日生まれ、神奈川県出身。料理が得意。「コクを出すために、すき焼きのたれとはちみつをよく使います。お店の味を再現する企画とかやってみたいな」フリルトップス¥60,500(オペラスポーツ/ショールーム ウノcontact@showroom-uno.com)イヤーカフ¥12,100(エテ TEL:0120・10・6616)ネックレス¥6,380(ルイエン)アームウォーマー¥1,100(スピンズ TEL:0120・011・984)ブレスレット¥19,800(ジェンマ アルス)平山遊季「目標は、迫力を感じさせるパフォーマンス」はじめまして!神奈川県出身、高校2年生の平山遊季です。あだ名はぺいぺいなので、気軽に「ぺいちゃん」などと呼んでくださったらうれしいです。私は現時点で、アンジュルムで一番後輩なんですけど、加入してみてうれしかったのは、先輩方がいつも輪の中に入れてくれようとしてくれること。初めてのツアーで楽屋にいるときも「一緒にゲームしようよ!」と椅子取りゲームに誘ってくれたり、パフォーマンスがうまくいかないときはできるまでリハーサルに付き合ってくれたり、とにかくやさしい…!あとは、いつも「かわいい!」などと褒め合っているので、愛情表現があまり得意でなかった私も素直に言葉にできるようになってきた気がします。9人の先輩方の憧れているところは、全員それぞれ、かわいくてかっこよくて、芯があるのにしなやかなところ。さらにパフォーマンスになると、迫力があって圧倒されます。たとえば、新曲「アイノケダモノ」のMVでは、佐々木さんがセンターでガシガシ踊っているんですけど、惹きつけられて目が離せなくなってしまうくらい!そんなパフォーマンスを私もできるようになりたいです。まだ未熟者なんですけど、歌詞の解釈をより深めることがダンスのニュアンスや表情など、表現の幅を広げることに繋がると思うので、しっかり磨いていきたいと思います。ちなみに、「アイノケダモノ」のMVでは、佐々木さんとシンメで踊るシーンがあって、練習のときに佐々木さんに「上手になったねー!」と褒めていただいたのがすごくうれしかったです。私個人としての目標は、歌やパフォーマンス面で自分のスタイルを見つけること。今は、曲の振りを覚えるときも、誰かの真似で覚えるクセがついてしまっているんです。「ぺいちゃんといったら、こういうところがかっこいいよね」って言ってもらえるように、自分らしさを確立したいと思ってます。ひらやま・ゆき2006年7月25日生まれ、神奈川県出身。愛称ぺいぺい、ゆったん。「今回のツアーは、竹内さんの想いが詰まった曲がいっぱいで、10人の楽しい思い出がたくさんできました」フリルブラウス¥15,400(ガールズソサエティ)カチューシャ¥15,000(シーニュ)ネックレス¥5,710(ルイエン)バングル¥16,500(カイコー TEL:03・6455・2033)ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月18日アンジュルムのご自愛術は?愛情表現が大きなメンバーは?上國料萌衣さん、竹内朱莉さん、川名 凜さんにたっぷりとお話を伺いました。――みなさんのご自愛術は?竹内朱莉(以下、竹内):気分が沈むことがないラッキーな性格で、何かあったとしても寝たら、翌朝スッキリです!川名 凜(以下、川名):私の場合、元気がないときはだいたい野菜が足りてないので、意識して摂るようにしています。上國料萌衣(以下、上國料):私にとっては、アンジュのメンバーと喋ること!川名:わかります!アンジュ×ごはんは最強のご自愛です!竹内:この前、5対5の回転寿司対決も、カメラ回しておけばよかったってくらい楽しかったよね。川名:お腹が苦しかった~(笑)。竹内:お財布もね(笑)。――お互いを甘やかすとしたら?上國料:ケロ(川名)には、スイーツをいっぱい食べさせてあげたい!楽しみにしてた関西のどら焼きがあったのに、ツアー中だからみんなで甘いものを我慢しようと決めて「絶対にダメだよ」って私が言ったから、ケロが泣いちゃって…。どうしても食べたかったんだよね、ごめん!川名:ふふふ。でも、次の日からみんな食べてましたよね(笑)。竹内:本当はケロが好きなカエルを一緒に見に行けたらいいんだろうけど、私は苦手だからなあ…。川名:えー、一緒に見に行きましょうよ。カエルはグッズを見るだけでも癒されます。今のお気に入りは、手のひらサイズのぬいぐるみなんですけど、ツアーにも連れていってて。上國料:一緒に来てるの!?川名:はい、新入りです。上國料さんには、とびっきり景色のいい場所に連れていきたいです。上國料:それ、確かに私のご自愛法だ。いつも5時半とか朝早くから、空気のおいしいところで鳥の鳴き声を聞いたり、お花を見たりしてチャージされてる。竹内:さすがに5時半は…私はごめん(笑)。さあ、私のことはどうやって甘やかしてくれるの?川名:ディズニーランドで、竹内さんが乗りたいもの全部乗ります!竹内:チケット代も出して(笑)。上國料:全員で割れば1000円いかないだろうからいいですよ。竹内:かみちゃんには、家に行ってごはん作って、食材を冷蔵庫に詰めて…なんでもやってあげたい!上國料:うれしい~。絶対に食器は洗って帰ってくださいね。洗濯もお風呂掃除も大丈夫なのに、食器洗いだけはどうしても無理!溜めちゃった分もまとめてお願いできると…。竹内:いいよ。私、食器洗いは一瞬で終わらせられるから。上國料:え~!!手がカサカサにならないようにご自愛してくださいね。――愛情表現が大きなメンバーは?川名:(即答で)上國料さん!この間、全然関係のない話の途中で突然「そうだよね、アンジュって最高だよね」って仰って、上國料さんの頭の中ではすべてのことがアンジュに繋がっていることが伝わりました。竹内:かみちゃんがそう言う前は必ず大きなため息つくよね。「はぁ…アンジュ好きだわ」って。愛がひときわ重い(笑)。上國料:一回一回本気の“好き”ですっ!もし、アンジュの悪口を言う人がいたら「このヤロ~!!」ってぷんぷんしちゃいます(笑)。竹内:超わかる~!アンジュにはグループ愛を内に秘められる人っていなくない?全員漏れてる(笑)。川名:思ったらすぐに口にしますね。竹内:メンバー間での褒め合いもすごいから自己肯定感が上がって、アンジュにいること自体がもうご自愛。上國料:ファンのみなさんも褒めて自己肯定感を高めてくれるから、つい調子に乗っちゃうんですよね(笑)。竹内:ファンの方に「あの雑誌、すごくかわいかった!」って言われると「だよね~」みたいな(笑)。――今後、アンジュルムとしてどうありたいですか?上國料:それこそ褒め合うとか、お互いを肯定して、尊重し合うところは変わらないでほしいです。川名:ファンのみなさんに、アンジュルムの笑顔が伝染したらうれしいな。未来のメンバーには、私が加入した当時から大好きなこの温かな空気やエネルギーを感じてほしいです。竹内:グループの色はどんどん変わるもの。私が卒業した後も変化しながら、そのときそのときの“最強のアンジュ”を目指してくれたら。上國料:竹内さんが“なるようになる”ということを大事にしていたことはずっとわかっているので、私たち、なるようになります!ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。写真左から、かみこくりょう・もえ1999年10月24日生まれ、熊本県出身。現在、『ラヴィット!』(TBS系)に月曜担当のシーズンレギュラーとして出演中。愛称かみこ。ブラウス¥63,800(シー ニューヨーク/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)付け襟¥1,100(セレナヘリオス TEL:03・6451・2906)イヤリング¥25,740(ソムニウム TEL:03・3614・1102)たけうち・あかり1997年11月23日生まれ、埼玉県出身。2019年より2代目リーダーに。今年、書道展を開催。6月21日のグループ卒業後は「書道家として書き文字の温かさを世界に伝えたい」。チュールドレス¥26,000(シリアルcereal@cereal-33.com)中に着たキャミ¥6,380(レイ ビームス/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)コルセットベルト¥36,300(ラム・シェ/ブランドニュース)ピアス 参考商品ネックレス[2本セット] 参考商品(共にジュミー・リム/ショールーム シャルメール TEL:03・6384・5182)かわな・りん2003年12月6日生まれ、千葉県出身。カエル好きが高じて、愛称はケロンヌ。手のひらサイズのカエルのぬいぐるみを持ち歩き中(名前はつけない主義)。ワンピース¥22,241(アイアイ/ムシンサ グローバル ストア)ヘアピン[6個セット]¥28,600(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)スカーフ¥16,500(グーニャ プロジェクト/H3O ファッションビュロー TEL:03・6712・6180)※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)YUUSUKE ISHII(プロップ)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月18日イヤイヤへの対応を「反省」 この投稿をInstagramで見る 竹内由恵(@yoshie0takeuchi)がシェアした投稿 竹内由恵さんは2019年に一般男性と結婚し、2021年に第一子の男の子を出産。現在は第二子を妊娠中で出産を控えていますが、2歳になった息子の突然の変化を漫画に綴ってInstagramで公開し、反響を呼んでいました。それは、家族旅行中に長男が「ママはイヤ、パパがいい!」と、唐突な「ママイヤ」が始まったこと。寝るときは絶対ママと一緒だったのに、朝から晩まで「ママよりパパがいい」と言い出して、ショックを受けた竹内さんは「1人で号泣、嗚咽」。それから一週間が経ち、試行錯誤して変わってきたことを、竹内さんはあらためてInstagramに投稿しました。なるべく母子だけで過ごす時間を増やすため、パパには仕事に集中してもらい、なるべく遅めに帰宅してもらうように頼んだという竹内さん。また、「私自身もっと全力で遊ぶようにしたり」「頭ごなしに叱るのではなく説くように叱るようにしたり」と、子どもとの接し方をあらためて意識したといいます。長男はまさにイヤイヤ期ですが、第二子を妊娠してからの長男への接し方についても反省もしたそうで、見直す良い機会になったとも。その結果、「なんとか我が子の心を取り戻した感」があるそうです。「妊娠中というのもあり、イヤイヤへの対応が少し忍耐強さに欠けていた気もしています。反省する機会ができてよかったかな。ま、そんなに我が子に遠慮する必要もないんでしょうが!!ママとしてはまだまだ未熟だなあ。」(竹内由恵さんInstagramより)また「今回のことで一番感謝したのは夫です」「絶望する私の気持ちを察してくれて身を引いてくれました」と、協力してくれた夫への感謝を綴っていました。イヤイヤ期に試される親の「忍耐力」子どもがイヤイヤ期に突入すると、親は常に忍耐力を試されているかのような状態になります。自分の感情がコントロールできないと感じたら、子どもが安全な場にいることを確認した上で、隣の部屋に行くなどして数分間少し離れ、深呼吸をしたり、リラックスできることをしたり、友達に電話したりして、心を落ち着かせてください。落ち着いたら子どものところへ戻り、もう一度向き合いましょう。もし声を荒げてしまっても、お互いの気持ちが落ち着いてから子どもに「ごめんね」と謝り、なぜそうなってしまったのか、親の気持ちや理由、これからはどうするのか伝えましょう。これは間違いをおかしたとき、どんな行動をとればよいのか子どもに教えることにも役立ちます。おもちゃを大事にしないと壊れて遊べなくなること、食べ物で遊ぶと食べられなくなってしまうことなど、子どもが自分で体験する方が早く改善されることも多くあります。叱りつけたくもなりますが、見守ることもイヤイヤ期の対応のひとつです。
2023年06月15日突然の「パパがいい」 この投稿をInstagramで見る 竹内由恵(@yoshie0takeuchi)がシェアした投稿 竹内由恵さんは2019年に一般男性と結婚し、静岡へ移住。2021年2月に第一子の男の子を出産し、現在は第二子を妊娠中です。すでに妊娠後期で、Instagramではだいぶ大きくなったお腹の写真も披露しています。しかし目下、「ここ久しくないくらい崖っぷち」状態の悩みが発生中だといい、イラストとともに家族旅行でのショックな出来事を綴っています。3日間の家族旅行中、長男が突然「ママはいや、パパがいい」と言い出したそうで、「ママのとこおいでー」と呼んでも「ママ嫌い!!パパだっこしゅるの!!」と拒否。「息子の中で何かが変化したのか朝から晩までママよりパパがいいが続きました」「寝るときは絶対ママだったのに」「あんなに懐いてくれていたのになんで?」大きなショックを受けた竹内さんは、やるせない気持ちで耐えられなくなり、感情が爆発。「1人で号泣、嗚咽」してしまったのだといいます。その後、友人に聞いたりネットで検索したりして「妊娠中や産後は上の子がそうなりやすい」「ママの愛情を試している」「パパといるときは楽しいことが多いから」など、第二子妊娠中の上の子の変化について様々なパターンがあると知った竹内さん。また、「パパに懐いてくれたらママは楽になっていいじゃん♪」とも言われたものの、そんなふうに捉えることができず、一日中なにも手につかないほど落ち込んでしまったそうです。竹内さんの投稿には、「うちも長女が今パパ大好きって感じです」「それは一般的なあるあるです!お兄ちゃんになるにあたっての成長の第一歩です!」と、同様の経験をしている親御さんからのコメントが多く寄せられ、中には「妊娠中や産後って、本当に気持ちが乱高下しますよね」と妊婦さんのメンタル面での変化に共感する声もありました。第二子妊娠で多い上の子の変化下の子を妊娠した際の上の子の変化はよく見られますが、そのひとつに「退行現象」(一般的には「赤ちゃん返り」と呼ばれる)があります。第一子は、生まれてこの方ずっと親の愛情と注目を独り占めしていました。それが、弟や妹の存在によって変化したことを敏感に感じ取り、これまでの生活がおびやかされるという漠然とした不安を覚えるようになります。このような気持ちから生まれるストレスが、赤ちゃん返りという現象で表れるようです。年齢や性別によっても異なりますが、一般的には以下のような変化が多く見られます。[*1]・感情が不安定になる(起伏が激しくなる)・夜泣きをするようになる・甘えん坊になる・できていたものができなくなる(やらなくなる)・おねしょやおもらしが多くなる・グズグズがひどくなる・おっぱいへの執着心が強くなる・着替えや食事を自分でしなくなる・幼稚園、保育園を休みたがる・指しゃぶりをするようになる参考文献[*1]『次子出生における長子の変化としての葛藤反応』東京学芸大学リポジトリ
2023年06月12日竹内アンナ現在トリオ編成で全国9カ所のリリースツアー中のシンガーソングライター・竹内アンナが、新曲「Bye Bye, Hello」を森ノ宮医療大学(大阪府大阪市住之江区、学長:青木元邦)のテレビCMに書き下ろした。また、竹内もこのテレビCMに出演している。撮影は全て学内で行われ、カラフルな校舎で竹内が歌うシーンが印象的だ。特設サイト ( では「Bye Bye, Hello」のロングヴァージョンやメイキングも見ることができる。このCMはテレビの他、YouTube、ABEMA、うめだHEP前ビジョンでも放映されるのでチェックしよう。テレビ放映詳細CM動画(15秒ver.)CM動画(60秒ver.)期間:2023年6月1日(木)~6月30日(金)※秋頃にも再度放映予定放映局:朝日放送テレビ(ABC)、関西テレビ放送(KTV)、毎日放送(MBS)、読売テレビ放送(YTV)RELEASE情報5th E.P「at FIVE」5th E.P「at FIVE」2023年2月22日リリース■収録曲1. WILD & FREE2. サヨナラ3. 生活 feat. パジャマで海なんかいかない4. あいたいわ5. made my day feat. Takuya Kuroda / Marcus D各音楽配信サービスはこちら <RELEASE TOUR 2023 -at FIVE-> ※終演済み公演は割愛6月3日(土) 香川・高松 DIME (16:30/17:00)6月4日(日) 福岡・福岡 LIVE HOUSE OP’s (16:30/17:00)6月9日(金) 東京・LIQUIDROOM (18:00/19:00)竹内アンナ / IMPERIAL RECORDS : 竹内アンナオフィシャルサイト : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月02日2023年5月31日、フリーアナウンサーの竹内由恵さんが自身のInstagramを更新。幼い子供を連れてスーパーマーケット(以下、スーパー)に行く大変さについて投稿しました。竹内由恵「迷惑にならないようにしたいのですが…」テレビ朝日のアナウンサーとして、報道番組『スーパーJチャンネル』や音楽番組『ミュージックステーション』などに出演していた竹内アナ。結婚を機に同局を退職後、フリーアナウンサーとして活動しています。同年6月現在、2歳の子供を育てている竹内アナは、3月に第2子の妊娠を発表。竹内アナは妊娠中に幼い子供を連れてスーパーに行くことの大変さを漫画にし、Instagramで公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 竹内由恵(@yoshie0takeuchi)がシェアした投稿 スーパーの子供用カートに乗りたがらない息子さん。竹内アナと手をつなぎたがらず、スーパー内を走り回ります。それだけでなく、息子さんは陳列されている食材を勝手に触ってしまうことも。そのたびに息子さんが触った食材を購入しているそうです。怒ってもいうことを聞かないため、竹内アナは12kgもある息子さんを抱きかかえ、買い物をしているといいます。こうした状況について竹内アナは「人様の迷惑にならないようにしたいのですが…不可能だと感じてしまう時もある!」とつづり、大変さを訴えました。竹内アナの苦労が伝わった人から、さまざまな声が寄せられています。・お察しします。大多数の人は理解してくれると思いますよ。・本当に大変ですね。無理せずに、頑張ってください!・母は偉大!毎日お疲れ様です。子供を連れてスーパーに行くことを『修行』と表現していた竹内アナ。恐らく子供を持つ多くの親も、同じように感じていることでしょう。もしスーパーで幼い子供を連れた人を見かけたら、優しい心で見守るようにしたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月01日スーパーのレジが「果てしなく遠く感じる」竹内由恵さんは2019年に一般男性と結婚し、テレビ朝日を退社して静岡へ移住。2021年2月に第一子の男の子を出産し、現在は第二子を妊娠中です。5月30日放送の『踊る!さんま御殿』(日本テレビ系)に出演した竹内さんは、「褒める育児が流行ってるけど、悪いことをしたり人に迷惑をかけたら叱るのも必要。でも怒り方が難しくて……」と悩みを吐露しましたが、Instagramでは「育児で困ってしまう一場面」を得意の漫画で説明しています。「大変だなと感じること、たくさんありますが、子連れスーパーが、結構、修行です」という竹内さん。長男と一緒だと「スーパーに行くのでさえ覚悟が要ります」とのことで、その理由のひとつは、息子がカートに乗りたがらず歩いたり走ったりしてしまうからだといいます。子どもが大好きなアンパンマンの幼児用カートであっても、長男は「あんぱんまん、いやだの! てくてくするの!!」と言って、固定用ベルトをすり抜けて降りてしまうそう。おまけにママと手をつなぎたがらず、スーパー内を走り回ろうとするので、竹内さんはカートをその場に置いて子どもを追いかけざるを得ず、置き去りのカートは通行の妨げに……。さらに売り場の食材をツンツン触ろうとすることもあり、止めきれず触ってしまった場合は購入することに。その奔放な行動に「迷惑系ユーチューバーなの?」と衝撃を受ける竹内さん。結局、「いくら怒ってもやめないので、結局抱えて買い物する」と、叫んで暴れる息子を抱え「レジまで果てしなく遠く感じる…」「12kgの息子を抱えて、妊婦がカート押すの、修行…」と、白目を剥いてしまうことも……。竹内さんは「人様の迷惑にならないようにしたいのですが…不可能だと感じてしまうときもある!」と悩んでいるようです。この投稿には、「これが“2歳地獄”」「毎日おつかれさまです」と共感や応援のコメントも寄せられました。✅藤本美貴さん「息子が他人の親にゲンコツされた」というママの相談に「私はよその子でも怒る」「魔の2歳児」「イヤイヤ期」でもハッキリ注意したいこと俗に「魔の2歳児」ともいいますが、2歳頃になると自立心が芽生え、何でも自分でしたがる第一次反抗期、いわゆる「イヤイヤ期」が本格的に始まってきます。イヤイヤ期に手を焼くママパパは多いですよね。でも、子どもの成長に必要な過程なので、ここはグッと耐える時期です。ただ、「イヤイヤ期だから仕方ない」で、暴れる我が子を放っておくわけにもいきません。「まだ赤ちゃんだから言っても聞かない」「小さいから仕方がない」などと諦めず、公共の場では騒がない、周りの人に迷惑をかけないなどの公共ルールは、小さい頃からちゃんと伝えていきましょう。外で急に走り出してしまうなど、子どもや周囲に危険が及ぶ行為も、強い意志を持ってはっきりと子どもに「してはいけない」と伝える必要があります。親の表情や言い方が変わると、いつものママパパとは違うと感じ、子どもにも「やってはいけないことだ」と伝わるでしょう。一度の注意で理解できなくても、粘り強く伝え続けましょう。ただし、真剣に叱ることと「怒りをぶつける」ことは違います。子どもの人格を否定するような言い方をしてしまわないように気をつけたいところです。言うことを聞かない子どもに親もヒートアップして、つい「勝手にしなさい」「もう知らないよ」などキツい言葉をかけてしまいがちですが、このような言葉は子どもにとって深い傷を残しかねません。感情に任せて怒らず、こんなときどのような言葉をかけられたいのか、何と言われれば納得できるかを、子どもの立場になって考える努力をしていきたいですね。
2023年06月01日”可愛いすぎるイラストレーター竹内星菜” LINE NFTで限定発売開始!SEINA NFTLeoManagement株式会社( 本社:東京都渋谷区:代表取締役:荻原聡志 )は、可愛いすぎるイラストレーターとして活躍する竹内星菜の初NFT作品がNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」において、5月27日(土)12:00〜「SEINA NFT」として限定100点販売する事をお知らせします。 竹内星菜コメントこの度、初のNFT作品をLINE NFTさんから発売する事になりました。NFTを知らない方も身近なLINEアプリでの購入なら手軽に購入出来るという事で、LINE NFTさんからの発売を決めました。1点1点全て違ったデザインになっており世界で1枚だけのSEINAが手に入ります。沢山時間をかけて描きあげたものなので、多くの方にご覧頂けると嬉しいです。▼SEINA NFTとは竹内星菜さんが自身をイメージして描き下ろした完全オリジナルのNFTキャラクターです。デジタルコミュニティとしてのNFT活用や、SEINAキャラクターを所有することでの様々な特典は順次公開予定です。髪型や背景、アイテムなどの組み合わせがそれぞれ全て異なる世界に一つだけのTAKEUCHI SEINA オリジナル NFT作品をお楽しみ下さい。▼SEINA NFT 概要販売日時:2023年5月27日(土)12:00販売点数:100点販売価格:3000円(税込)▼竹内星菜プロフィールイラストレーター・漫画家・マルチタレント可愛いすぎるイラストレーターとしてメディアに注目され、現在Instagram46万人Twitter30万人のフォロワーを持ち、グラビア、ドラマ、モデル、など多方面からも注目を集める。「小学生の妹がバンギャです」シリーズの著者。♢Instagram ♢Twitter ■「LINE NFT」の概要簡単な操作・決済方法で NFTの購入および取引が可能なLINEのNFT総合マーケットプレイス。「LINE NFT」で購入したNFTは、国内約9,500万人が利用するLINEのアカウントなどですぐに登録できるFinschia基盤のNFTウォレット「DOSI Wallet」で保管できるため、ユーザーは手軽に自分のNFTアイテムを、LINEの友だちと交換したり、送りあったりすることができます。・「LINE NFT」アカウント開設方法 : ■LINE Xenesis株式会社の概要LINE Xenesis株式会社東京都品川区西品川一丁目1番1号住友不動産大崎ガーデンタワー22階代表取締役社長CEO林 仁奎/Lim Inkyu・「LINE NFT」公式サイト : ◾️LeoManagement株式会社について唯一無二の価値提供をコンセプトにインフルエンサーマーケティング戦略などを活用しクライアントに合わせ顧客の様々な問題を解決する。日本のクリエイティブな力を世界に届ける為に"SAMURAI NFT STUDIO"を2022年設立。多くのインフルエンサーや様々なアーティストのマネジメントや育成、プロデュースを行い現在多くの共創プロジェクトを進行中。会社概要会社名 : LeoManagement株式会社代表取締役社長: 荻原 聡志所在地 :東京都渋谷区神宮前1-11-11 グリーンファンタジアビル503号室本件に関するお問合せメール info@leo-mgmt.com NFT sampleイラストレーターた 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月27日5月17日、竹内大規(29)とがまの助(27)からなるお笑いコンビ「竹内ズ」が解散すると、所属事務所のプロダクション人力舎が公式サイトで発表した。がまの助もTwitterを更新し、解散をファンに自ら報告した。《この度、竹内ズは解散致します。じっくり話し合った結果、不仲でした。本当に解散してしまいました。今決まってるライブは出るのでまだ10本ぐらいあります。6月10日の朝10:30からのライブが最後なので、是非、生で竹内ズを見に来て欲しいです!》お笑い芸人養成学校「スクールJCA」の26期生同士で、’18年に結成された竹内ズ。がまの助が“本当に解散してしまいました”と綴ったのには理由が。「’22年1月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の『不仲芸人対抗スピード解散選手権』という企画で、当時ネタ合わせ以外での会話を1~2年していなかった竹内ズは解散ドッキリを受けています。ドッキリのスタート直後に、仕掛け人のがまの助が竹内に『もうやりたくない竹内くんと。解散でいい?』と尋ねると、竹内は『うん』と即答。あまりの“スピード解散”に、ネット上で“仲悪すぎて笑えないな”“竹内ズ、やばくない!?”と反響を呼び、以降“不仲コンビ”として知られることとなりました」(芸能関係者)ドッキリの時は先輩のお笑い芸人・岡野陽一(41)が仲をとりもち、コンビ活動を継続することとなった竹内ズ。しかし、そこから1年半弱での解散発表にSNS上では《竹内ズ解散 残念ねぇ》《竹内ズの解散悲しい》など、悲しみの声があがっていた。しかし、そんななか“不穏な予告”が。5月19日、『水曜日のダウンタウン』の演出を手掛ける藤井健太郎氏(43)が、Twitterで突如こう呟いたのだ。《竹内ズの「解散ホントドッキリ」を解散発表前に収録済みです。お楽しみに》本当に解散するコンビの「ホントドッキリ」とは一体……。「藤井さんは『『水曜日のダウンタウン』という番組は誰かの感情が大きく動く瞬間を大事にしている番組です』と語り、’21年には不仲コンビ『おぼん・こぼん』が関係を修復するまでのプロセスを追いかけた企画で、ギャラクシー賞を受賞しているだけに、竹内ズの解散をどう番組にするのか、注目が集まっています」(前出・芸能関係者)SNS上では、藤井氏の呟きを見たファンから困惑する声が多数あがった。《普通に考えたら「解散」と「ホントドッキリ」を組み合わせて企画はできないんよ何だこれ》《どういうことか意味わからんwwww》《水ダウのココがすごい!》藤井氏のつぶやきは拡散され、19日23時時点で1400件以上もリツイートされ、70万ものインプレッションを獲得し、Twitterのトレンドワード入りするまでに。果たして、その内容は――。
2023年05月20日世界的な映画監督イングマール・ベルイマンが遺した独白劇に、大竹しのぶが挑む話題作『ヴィクトリア』。ひとりの女性の悲劇的な半生が、彼女のひとり語りによって綴られていく。大竹がひとり芝居の舞台に立つのは、『売り言葉』以来21年ぶり。そして演出を手がけるのは、蜷川幸雄の演出助手時代からの仲だという藤田俊太郎。このふたりのタッグが、いかなる劇世界を生み出すことになるのか。稽古開始が直前に迫る大竹に、現在の想いを訊いた。自分とはかけ離れた、悲劇的な女性を演じる面白さ――21年ぶりのひとり芝居です。オファーがあった時の心境は?ひとり芝居というよりも、まずは戯曲に興味を持ちました。あとからこれをひとりでやるんだってことに気がついて、ちょっとびっくりしちゃったくらい。でも興味は持っちゃったし、どうしよう……みたいな(笑)。そうか、ひとりなんだってことを、今ひしひしと感じているところです。――ひとり芝居自体はお好きですか?はい。だからまたこうしてトライ出来ることがすごく嬉しいです。21年前に『売り言葉』(作演出・野田秀樹)をやった時も、すごく楽しくて。自分でイメージを作れるので、ある意味とても楽というか。相手役との呼吸ではなく、自分ひとりで呼吸を作れますからね。それはひとり芝居ならではの面白さだと思います。ただやっていくうちに、さすがに自分の声に飽きました(笑)。お客さんも誰か違う人の声を聴きたくならないかな? と不安になったくらいです。――ひとり芝居以上に興味を惹かれたのが、ベルイマンの戯曲だったとのこと。どんなところに魅力を感じられたのでしょうか?やっぱりヴィクトリアという、ひとりの女性の人生を描いているところだと思います。本当にちょっとのことで人生が狂っていくさまというのは、とても悲しいなぁと。愛されていないこととか、自分に自信が持てないこととか。ちょっと(『欲望という名の電車』の主人公の)ブランチじゃないですが、プライドが高くて、でも弱くて、きちんと愛されていなくて、どこか違う世界に行ってしまう。「現実の世界なんて存在しない」と言って逃避して、それで楽になろうとする。そういったところは、どこかブランチに似ているなと思いました。――ヴィクトリアやブランチなど、悲劇的な女性を演じる面白さはどんなところにあると思われますか?精神が崩壊していくって、実際に起きたらすごく怖いですけど、お芝居の中だと面白いんですよね。自分とはかけ離れているから。それがお芝居の面白さというか、演劇の面白さでもあって。本当に繊細な、1ミリぐらいの隙間を見つけながらお芝居していく。そのジリジリ、チリチリとした感じを劇場で味わうのが好きなんです。――観客の中にも、そういった感覚を味わうのが好きな方は多いと思います。あっ、本当ですか?良かった!実はこんな悲しいお話、誰が観たいんだろう? とも思っていて(笑)。でもそれなら大丈夫かな。もちろんこの前の『GYPSY』(編注:2023年4~5月上演。大竹さんはステージママ役で出演)のような、パーンと前向きな女性を演じるのも好きですが、ヴィクトリアやブランチのような役どころも大好き。ただ観終わったあと、お客さんは疲れそうですけどね(笑)。“ものを作る”者同士として、しっかりバトルし合いたい――演出を手がけられるのは、若手注目株の藤田俊太郎さんです。ちゃんとご一緒するのは今回が初めてですけど、蜷川(幸雄)さんの演出助手をやっていた時から藤田さんのことはずっと知っていました。いつもは俊太郎と呼んでいますが、それが今や売れっ子の、「よっ、人気演出家!」みたいな感じです。今ごろ蜷川さんも喜んでいると思いますよ。藤田さんのこと、すごく可愛がっていましたから。――これまでの演出作品をご覧になられて、藤田さん作品ならではの面白さをどんなところに感じられましたか?えー、どこだろう(笑)。でも本当に彼は真面目に、いつも作品に取り組んでいるなと思います。お稽古はこれからですが、今のところ困った顔しか浮かんでこなくて(笑)。すごく難しい戯曲ですからね。俊太郎とふたりで、必死になって困って、なんとか道を見つけていけたらと思います。――同じひとり芝居でも、『売り言葉』とはまったく違ったものになりそうですね。あれは野田さんの作演出だったので、野田さんの言葉の世界で遊ぶ作品でしたから。でも今回は、例えば「コーヒーを飲む」というシーンがあった時に、コーヒーカップをどこに置くかとか、どこに戸棚があって、どっちにバスルームがあるのか。そういう細かいことをしっかり決めておかないと、絶対にその場に生きている人にはなれないなと思っています。あとポーン、ポーンとシーンが変わっていくので、それをどう表すのか……藤田俊太郎にかかっていると思います(笑)。――稽古場で一番頼りになるのは、お互いの存在になるわけですよね。藤田さんとはぜひバトルし合いたいですね。それが“ものを作る”ということですから。私は藤田さんの演出の助けを借りて、藤田さんは私のお芝居で、本当にふたりで作り上げていかないと、この文学的でもある言葉をきちんと伝えられないだろうなと。そして演劇としてしっかりと提示出来るものにしていきたいと思っています。――本作を通し、お客様にお届けしたいこととは?「演劇ってこんなに面白いものなんだ!」と思ってもらえたらなと。劇場って、過去も現在も未來も見ることが出来る場所ですから。あとなにかひとつでも心に残る言葉があれば、劇場で生の人間が放つ言葉を受け止めてもらえたら、すごく嬉しいです。それこそ演劇でしか体験出来ないことではないかと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津巳ヘアメイク:新井克英(e.a.t…)スタイリスト:申谷弘美(Bipost)衣裳:スカート¥39,600(DOUBLE STANDARD CLOTHING(TEL 03-5413-4141)・リング¥181,500/PRMAL(TEL 050-5361-3059)<公演情報>『ヴィクトリア』【東京公演】2023年6月24日(土)~6月30日(金)会場:スパイラルホール【西宮公演】2023年7月5日(水)~7月6日(木)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【京都公演】2023年7月8日(土)~7月9日(日)会場:京都芸術劇場 春秋座【豊橋公演】2023年7月11日(火)会場:穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホールアフタートークあり:東京公演6月28日(水)、西宮公演7月5日(水)、京都公演7月8日(土)、豊橋公演7月11日(火)それぞれ14時公演の終演後★2023年5月21日(日) 10:00より、チケット一般発売!
2023年05月19日モデルで漫画家の竹内星菜さん(29)は、漫画家として活動しながらも美しすぎる“くびれ”を武器にグラビアアイドルとしても活躍中。先日、自身のインスタグラムにシースルーランジェリー姿を公開したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう!女神降臨!シースルーランジェリー姿を見たフォロワーからハートの絵文字続々 この投稿をInstagramで見る 竹内星菜????Takeuchi seina(@seina0227)がシェアした投稿 「ちら!」とまるで女神のような雰囲気の可憐なシースルーランジェリー姿を公開した星菜さん。髪には花の髪飾り、シースルーランジェリーには花柄が施されていてセクシーかつ美しさが際立つ写真ですね。コメント欄には続々とハートの絵文字が飛び交い、「セクシーの中に清楚を感じます」「女神や」「綺麗過ぎて、めちゃガン見してしまいました」と色気満載な星菜さんに釘付けになった方が続出したようです。次はどんな姿を見せてくれるか楽しみですね!あわせて読みたい🌈「セクシーすぎ」「抱きしめたい」ノーブラ×Yシャツ姿のちとせよしのさんに反響
2023年04月21日半世紀演じ継がれる名作ミュージカル『GYPSY(ジプシー)』が日本上陸。数々の名女優が演じてきた稀代のステージママ・ローズには大竹しのぶさん。そしてその長女・ルイーズを演じるのが生田絵梨花さんだ。「憧れの大竹さんと舞台でご一緒できるのがうれしくて。舞台上ではパワフルな大竹さんですが、実際は自然体でかわいらしい方。私もリラックスしてお稽古に臨めています」ルイーズはのちにバーレスクの女王となる役どころ。一方で作中では歌や踊りに自信のない少女時代も描かれる。確かな歌唱力を持つ生田さんとは正反対の役のような…?「いえ、私も素の動きが垢抜けないほうなので、少女時代のルイーズの演技は最初から『すごくいい!』って褒められました(笑)。でも後半のアダルトな世界観は自分の引き出しにはないので、美しい歩き方や魅せる角度を研究しています。初日までに急ピッチで色気を身につけ…られるようにがんばります!」どんなときも純真でまっすぐ。そんな生田さんの思う色気とは?「う~ん、その人を“もっと知りたい”と思わせる魅力のことかな。もしそうなら、自分と深く向き合い、新しい一面を自ら引き出せる人に色気は宿るんだと思います」グループを卒業して1年あまり。舞台や映像など幅広い分野で新たな表情を披露するその姿は、さなぎから蝶になるルイーズとも重なる。「昔からの仲間には『変わらないね』って言われます(笑)。たしかに変わらないし、落ち込んで沼にハマりやすいのも相変わらず。でも沼りながらも、ずぶりずぶりと一歩ずつ進めるようにはなってきたかな」愛するミュージカルへの思いも少しずつ、でも確実に変化している。「コロナ禍が一段落して観劇したとき、久しぶりに感じる舞台の熱に鳥肌が立って涙があふれてきました。目で耳で肌で、そこで起きていることを感じる…。こんなエンターテインメントは他にないですよね。見られることが怖くなった時期もあったけど、劇場に足を運んでくれる人がいる。それならぐるぐる悩んでる場合じゃない。届けたい。そのために何をすべきかが見えてきました」今作中にも届けたいことは満載。「音楽や劇中のショーも素晴らしいのですが、この舞台は親子の物語でもあります。親が子に望むこと、自立する子の葛藤。誰もが経験したこと、するであろうこと。私もしのぶさんに娘として本気でぶつかれるよう、もうひと踏ん張り…いや30踏ん張りはしたいと思っています(笑)」Musical『GYPSY』伝説のダンサー、ジプシー・ローズ・リーの回顧録をもとに、彼女の母・ローズが2人の娘を連れ、ショービジネスの世界で夢を追う姿を描く。上演中~4月30日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作詞/スティーヴン・ソンドハイム作曲/ジュール・スタイン脚本/アーサー・ローレンツ演出/クリストファー・ラスコム翻訳・訳詞/高橋亜子出演/大竹しのぶ、生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、今井清隆ほかS席1万4500円A席1万1500円サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・337(平日12:00~15:00)大阪、愛知、福岡公演あり。いくた・えりか1997年1月22日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。乃木坂46在籍時から『ロミオ&ジュリエット』『レ・ミゼラブル』ほか数々の舞台に出演。2019年、第44回菊田一夫演劇賞受賞。グループ卒業後は舞台に映像にとさらに幅広く活動中。ドレス¥71,500(ミュラー オブ ヨシオクボ TEL:03・3794・4037)※『anan』2023年4月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・有本祐輔ヘア&メイク・富永智子インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年04月17日シス・カンパニー公演『ヴィクトリア』が、6月から7月にかけて東京・西宮・京都・豊橋で上演されることが決定した。『ヴィクトリア』は、映画『野いちご』『沈黙』『叫びとささやき』など数多くの作品でさまざまなヒロイン像を描いてきた映画界の巨匠イングマール・ベルイマンが手がけた異色の一人芝居。原題『A Spiritual Matter』(魂の問題)が示唆するように、ある女性の自分の魂に語りかけるような独白を、過去と現在、幻想と現実が融合したかのような手法で描いており、当初長編映画のために書かれた脚本だった。しかし女性のクローズアップのワンショットのみでの映像化が求められていたため、その実験的なアプローチゆえに、どの映画会社も映画化を却下。その後、長い期間ベルイマンの手元で温められ、1990年に彼自身の演出で、映像ではなくあえてラジオドラマとして初めて世の中に発表されたという背景がある作品だ。ヒロインのヴィクトリアを演じるのは、2002年上演の『売り言葉』(野田秀樹作・演出)で高村智恵子を演じて以来、21年ぶりに一人芝居に挑戦する大竹しのぶ。演出は、大胆かつ細やかな描写に定評のある気鋭の演出家・藤田俊太郎。大竹と藤田の顔合わせは、2020年の藤田演出による朗読劇『ラヴ・レターズ』以来2度目となり、本作でいよいよ待望の1対1でのタッグが実現する。併せて、操上和美が撮影した宣伝ビジュアルの撮影風景を収めた動画が公開された。『ヴィクトリア』ビジュアル撮影風景<公演情報>シス・カンパニー公演『ヴィクトリア』作:イングマール・ベルイマン演出:藤田俊太郎翻訳:肥田光久出演:大竹しのぶ【東京公演】6月24日(土)~6月30日(金) スパイラルホール※6月28日(水) にアフタートークあり【西宮公演】7月5日(水)・7月6日(木) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【京都公演】7月8日(土)・7月9日(日) 京都芸術劇場 春秋座【豊橋公演】7月11日(火) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールチケット情報はこちら:公演特設サイト:
2023年04月11日劇場に足を踏み入れる。目の前に広がるのは舞台裏にも素のステージにも見えるそっけない空間だ。だが私たちは知っている。この何もない場所に俳優が立ち音楽が鳴った瞬間から、そこで観客の人生を変えるかもしれない物語が紡がれることを。4月9日(日)、東京芸術劇場・プレイハウスにて開幕したMusical『GYPSY』。本作で描かれるのは、劇場とショービジネスを愛し、その世界で生き抜こうと必死にもがく人々の姿だ。ストーリーの主軸になるのは“究極のステージママ”ことローズ。1959年のブロードウェイ初演以来、名だたる大女優が演じてきたこの役を本公演では大竹しのぶが担う。また、ローズの長女であり、のちにバーレスククイーンとしてその名を馳せるルイーズ役は生田絵梨花。さらに熊谷彩春、佐々木大光、今井清隆といった実力派が顔を揃えた。本作でまず注目してほしいのがローズのキャラクター。数あるミュージカル作品の中でも、これほどアクの強い人物はほぼいないのではないか。とにかく強靭。どんな時でも自らの意思を優先させ引くことはないし、幾多の困難にもへこたれない。なぜなら彼女には絶対に叶えたい“夢”があるからだ。その“夢”とは娘をスターに育て上げ、功労者として自分が世間から称賛を浴びること。そのためならローズはどんな手も使うし、有望株だった次女・ジューンが一座の青年と出奔した瞬間に、それまで妹の添え物扱いだった長女・ルイーズへといとも簡単に乗り換える。そんな母親に振り回されながら、次第に自我と自己肯定感を得て変化していくのがルイーズである。長らく妹の影として存在し、無理やり一座の主役にされた彼女だが、ひょんなことから出演したバーレスクの劇場でそれまでどこにもなかった居場所を見つけ、初めて舞台で肌をさらす決心をする。「ママ、私可愛い……可愛い女の子だよ、ママ」。楽屋の鏡に向かい、自らに語りかけたその瞬間からルイーズの自立と大胆な変貌とが始まるのだ。本作の主軸・ローズを象徴する2曲が物語の序盤で歌われる「サム・ピープル」と終盤の大ソロ「ローズの出番」。「サム・ピープル」はスターになれなかった彼女が、「家でセーターを編み、週末のビンゴ大会を楽しみに生きる退屈な人生なんていらない。私にはどうしても叶えたい夢がある」と父親に金銭の援助を求めるナンバーだが、次第にそれはローズが自身を鼓舞する決意表明となっていく。また「ローズの出番」は最後の希望であったルイーズに拒絶されたローズが「私は生まれるのが早すぎて始めるのが遅すぎた」と吐露した後に「でも私には才能がある、私はまだやれる、さあ見ていなさい」と世界に向かって高らかに宣言する楽曲。2曲とも並の俳優では歌えないビッグナンバーだ。大竹しのぶは強い個性を宿すローズをチャーミングに魅せる。シリアスな場面でも変にウェットにはならず、全身から溢れるパワーを放出する姿はさすがの一言で、この役は演じる俳優が背負ってきた人生が鮮やかに映し出されるとあらためて実感させられた。歌が上手いだけ、芝居が巧みなだけのプレイヤーがローズを演じても絶対に説得力は生まれない。生田絵梨花はルイーズの変化の過程を繊細に体現。母親から軽んじられ、誕生日に夜の闇の中で粗末なぬいぐるみを抱いていた少女がヴォードビル一座の主役になり、やがて自らの意志でバーレスクの舞台に立ってスターになる。その変貌を生田は見事に演じきった。歌もダンスもビジュアルも優れた次女・ジューン役の熊谷彩春は美しい声を響かせる。ルイーズとともに強すぎる母親に翻弄される姉妹の気持ちを歌う「ママが結婚したら」は劇中でもっともほっこりするナンバーだ。ジューンと駆け落ちする青年・タルサを担う佐々木大光は「彼女さえいれば」でフレッド・アステアのスタイルを取り入れた躍動感溢れるダンスを歌とともに披露。ローズを支えるハービー役・今井清隆は人の好さと懐の深さを「ふたりは離れない」などのデュエットで優しく立ち上げる。ルイーズが新たな一歩を踏み出すバーレスクの世界で活躍する3人のストリッパー(鳥居かほり、麻生かほ里、咲良)からも目が離せない。彼女たちの強さと明るさ、たくましさやしたたかさは泥水の中で根を張る花のようで、笑顔の奥にふと見える哀しみに胸を射抜かれた。3人のパフォーマンスに心からの拍手を贈りたい。さて、ローズである。通常であれば彼女のような人物に対し負の感情を持つ人もいるだろう。だが、私はローズのことをまったく嫌いになれない。なぜならこれほどまでに自らの夢と野心に正直で、なにが起きてもブレない人はそういないからだ。彼女は“母親”でも“可愛い恋人”でもなく、徹頭徹尾“ローズ”でしかありえない。その一片の迷いもない生き方には清々しささえ覚えるし、絶対に夢を諦めない生きざまからは多くのエネルギーを貰う。大丈夫、誰が去っていったって、倒れたって自分が自分を信じていさえすればきっとまた立ち上がれるのだと。夢を叶えようと行動するより夢を諦める理由を探す方がずっと簡単だ。だがそれでいいのか、それが本当の人生なのかーー。戦うことを良しとされないこの時代に、全力で夢を掴み取ろうと戦うローズの姿を見て、あなたの心にはどんな火が灯るだろうか。取材・文:上村由紀子(演劇ライター)撮影:田中亜紀<公演情報>Musical『GYPSY』作詞:スティーヴン・ソンドハイム作曲:ジュール・スタイン脚本:アーサー・ローレンツ演出:クリストファー・ラスコム翻訳・訳詞:高橋亜子【配役・出演】ローズ(娘達をショービジネス界で成功させようと奮闘するステージママ):大竹しのぶルイーズ(ローズの上の娘。サナギから蝶に変わる、魅力ある女性):生田絵梨花ジューン(ルイーズの妹。歌唱力があり、ダンスの技術もある):熊谷彩春タルサ(ジューンと駆け落ちするダンサー):佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)ハービー(ローズと組んで娘たちを売り込む。次第にローズにひかれていく):今井清隆鳥居かほり 麻生かほ里 咲良石田圭祐 泉拓真 安福毅出津玲奈 岩崎ルリ子 江村美咲 砂塚健斗 高瀬育海 山田裕美子 横田剛基大久保実生 久住星空 古閑暁奈 酒井希愛 中村環菜 三浦あかり 入内島悠平 占部智輝 黒岩竜乃介 櫻井碧人 立花優愛 鳴海竜明 前田晴秋 涌澤昊生【東京公演】2023年4月9日(日)~30日(日) 東京芸術劇場プレイハウスチケット料金:S席 14,500円/A席 11,500円問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日 12:00~15:00)【地方公演】■大阪公演2023年5月4日(木・祝)~7日(日) 森ノ宮ピロティホール■愛知公演2023年5月12日(金)~14日(日)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール■福岡公演2023年5月19日(金)~21日(日) キャナルシティ劇場チケット情報はこちら:関連リンク公式HP::
2023年04月10日竹内涼真主演ゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」Season4より、メイキング映像が到着した。ゴーレムと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界を舞台に、竹内さん演じる主人公・間宮響が、生き残りを懸けた闘いに身を投じる本シリーズ。映画化を控え、クライマックスに向けたファイナルプロジェクトが始動した本作のシリーズ最新作となるSeason4が、「Hulu」で独占配信中。Season4では、これまでの過酷な旅の中で、共に闘った仲間と最愛の人・来美(中条あやみ)を失った響が、何者かに奪われた娘・ミライを見つけ出すため、絶望の中、孤独な闘いに身を投じている。囚人たちが収監される刑務所を舞台に、明日葉(玉城ティナ)、加州(溝端淳平)、佳奈恵(飯豊まりえ)らが集う新たなコミュニティ・新山財団グループと、海斗(前田公輝)ら囚人グループによるユートピアを巡る血生臭いバトルロイヤルが描かれている。最終話まで残すところあと2話となった本作。今回公開されたメイキングでは、過酷な撮影の裏側を覗くことができる。静岡や茨城、栃木、千葉など、各地で大規模ロケを敢行して撮影されたSeason4は、大自然の中、水や電気の無い現場で、時には氷点下の中で撮影が進むことも。「使い捨てカイロを19枚貼って撮影に臨んだ」と語る竹内さんは、水に浸かり、地を這いつくばり、満身創痍で主人公を体現した姿が映し出される。また、飯豊さんや伊織役の桜井日奈子も、アクションチームを相手にこれまで培われた技術を存分に披露。映像では、過酷な撮影にもかかわらず、リラックスして参加していることがうかがえる和やかな表情が収められている。「君と世界が終わる日に」Season4第4話ストーリーユートピアへと続くトンネルに辿り着いた、響と明日葉、加州ら元財団グループの仲間たち。しかし、トンネルの先にあったユートピアへのゲートは、鉄壁の防衛システムで守られていた。ゲートを通過出来るのは“ある条件”をクリアした人間のみ。絶望的な状況の中、仲間たちの明日葉への信頼も揺らぎ始めていた。一方で、“ユートピアに入場する条件”に気づいた海斗の行動が、囚人たちにも混乱を招くことになる。「君と世界が終わる日に」Season4はHuluにて独占配信中(毎週日曜新エピソード更新/全5話)。(cinemacafe.net)
2023年04月06日シンガーソングライター・竹内アンナが先月リリースしたE.P盤「at FIVE」の収録曲「生活feat.パジャマで海なんか行かない」のリリックビデオが、本日21時に公式YouTubeで配信予定の「at THURSDAY 特別版」にて公開される。ジャズバンド“パジャマで海なんか行かない”との共作の「生活 feat. パジャマで海なんかいかない」は、日常の一瞬を歌詞に落とし込み、ジャジーな楽曲として映像化が期待されていた作品で、全編がスマートフォンで撮影されているのも竹内アンナ初の試みである。いつもとは一味違う、飾らない竹内アンナがどのように表現されているのか楽しみに待っていて欲しい。そして5月には「at FIVE」のリリースツアーが遂にスタート!こちらは現在チケット販売中となるので、是非会場に足を運んでみてはいかがだろう。■竹内アンナ生配信「at THURSDAY 特別版」3月30日(木)21時より配信予定<リリース情報>2023年2月22日(水)5th E.P「at FIVE」TECI-1792 / 定価:¥2,200収録曲01.WILD & FREE02.サヨナラ03.生活 feat. パジャマで海なんかいかない04.あいたいわ05.made my day feat. Takuya Kuroda / Marcus D<竹内アンナ LIVE>RELEASE TOUR 2023 -at FIVE-5月12日(金) 北海道・札幌 SPiCE (18:30/19:00)5月14日(日) 宮城・仙台 ROCKATERIA (16:30/17:00)5月20日(土) 愛知・名古屋 ElectricLadyLand (16:15/17:00)5月21日(日) 石川・金沢 GOLD CREEK (16:30/17:00)5月26日(金) 広島・広島 SECOND CRUTCH (18:30/19:00)5月27日(土) 大阪・umeda TRAD (16:30/17:00)6月3日(土) 香川・高松 DIME (16:30/17:00)6月4日(日) 福岡・福岡 LIVE HOUSE OP’s (16:30/17:00)6月9日(金) 東京・LIQUIDROOM (18:00/19:00)Vo, Gt 竹内アンナBa 森光奏太 (dawgss)Dr 上原俊亮 (dawgss)<EVENT>竹内アンナ25歳のバースデーイベント開催4月25日(火)東京・新代田FEVER(19:00/19:30) 竹内アンナオフィシャルサイト : 竹内アンナ / IMPERIAL RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月30日竹内涼真主演ドラマ「君と世界が終わる日に」Season4に、今井翼が出演していることが分かった。娘・ミライを何者かに奪われ、終末世界を彷徨っていた響(竹内さん)が、明日葉(玉城ティナ)率いる新山財団グループが拠点とする刑務所に保護され、そこで囚人たちの脱獄・反乱に巻き込まれるという、波乱の幕開けとなった第1話。続く第2話では、人類最後の希望の都市と噂される「ユートピア」の存在を確信した、響と新山財団グループ、そして囚人たちのバトルが勃発。新山財団グループに協力するかと思われた響によるまさかの裏切りが描かれ、リーダー明日葉を囚人たちに引き渡すという、衝撃的な展開で幕を閉じた。4月2日(日)配信の第3話では、ユートピアを巡る人間同士の非道な闘いが加速。その中で、ある謎に関する真相が明かされる。そんな第3話に出演することが明らかになった今井さんが演じるのは、刑務所から離れた森の中に佇む一軒家で、娘・小夜子(野澤しおり)と共にひっそりと暮らす若松鉄平。囚人たちのもとから逃れてきた明日葉と大地(大西利空)をかくまい、水と食料を分け与える。さらに、響のことも拘束するが、若松はどうやら響のことを知っている様子。第3話の予告映像では、響と若松の一触即発の様子も見られる。今井さんは「竹内涼真さんと、同じく娘を想う父親として芝居で向き合えた時間は熱く、感銘を受けました」とふり返り、「彼らの生き様を是非ご覧ください」と呼びかけている。<第3話ストーリー>響の裏切りにあった明日葉は、弟・大地と共に囚人に監禁されてしまう。彼女から“ユートピア”の情報を聞き出そうとする陸斗(姜暢雄)は、海斗(前田公輝)の前で大地を拷問する。しかしそのとき、伊織(桜井日奈子)が突然現れ、ある目的のため、明日葉と大地を逃す。2人を連れ戻そうとする響だったが、伊織の仲間で銃を持つ岩松(今井翼)に取り押さえられる。なぜか岩松は響のことを知っている様子。一方、連れ去られた明日葉たちを救うため、加州(溝端淳平)、佳奈恵(飯豊まりえ)たちは、行方を追っていた。ついに、囚人たちに見つかってしまう明日葉たち。彼女たちが逃げ惑う中、岩松に拘束されていた響はルカ(守屋茜)に解放され、岩松の家で衝撃の事実を知ることに。「君と世界が終わる日に」Season4はHuluにて独占配信中(毎週日曜新エピソード更新/全5話)。(cinemacafe.net)
2023年03月26日沢村一樹主演「ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者」が3月24日放送。解離性同一性障害(DID)の青年を演じた竹内涼真の演技に「こんないろいろできるのか」「涼真くんのチャレンジを感じた」など絶賛の声が殺到している。本作は沢村さん演じる妻を殺害された元刑事が、事件の真相に迫るヒューマンサスペンスドラマ。沢村さんが企画段階から関わるほどの熱量で取り組み、共演の竹内さんはテレビ東京ドラマ初出演となる。キャストは優秀な刑事だったが7年前に妻を殺害され、そのことがきっかけで一人娘の音がDIDに。事件をきっかけに退職して、今は高校生となった音を育てながら穏やかな日々を送っていた専業主夫の獅子舞亘を沢村さんが演じる。共演には複数の人格が頻繁に入れ替わるDIDだが本人はそのことに気づいておらず、今はゴミ処理場の従業員をしている元村周太に竹内さん。7年前に母の死に直面したことでDIDとなった高校生の獅子舞音に畑芽育。7年前殺害された記者で獅子舞の妻・唯には矢田亜希子。連続誘拐事件を担当し、元村のDIDを偽りではないかと疑う浦浜署捜査第一課の刑事・落合圭人に森永悠希。同じく連続誘拐事件を担当し、刑事時代の獅子舞を知る浦浜署捜査第一課の係長・郷田修一に勝村政信。元村が高校時代に通っていた旧井上病院の精神科医・雪村叶恵に伊藤かずえ。誘拐事件の舞台となる浦浜市の市長・高城智子に馬渕英里何。市長の秘書で“ある秘密”を抱える外山昭人に萩原聖人。息子を誘拐された松下勝則に飯田基祐。うらはま市長の秘書・外山昭人役で萩原聖人といった面々が共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。浦浜市で連続誘拐事件が発生、容疑者として元村周太が逮捕されるが、彼は取り調べで突然粗暴な振る舞いをするなど不可思議な言動を見せる。さらに元村は獅子舞を呼ぶよう落合に告げる。獅子舞は特別に刑事として復職、元村とともに事件の真相に迫っていく…というストーリーが展開。計4つの人格が入れ替わる難役を演じた竹内さんに「何気なくチャンネル回したら、竹内涼真演技上手いんですけど!」「竹内涼真くんてなんでこんないろいろできるのかな」「すべてに涼真くんのチャレンジを感じたし、心を揺さぶられた」など、その演技を絶賛する声が相次ぐ。その後、獅子舞の妻を殺したのは外山だということが判明。外山が逮捕されるとともに、誘拐犯として元村も逮捕されるのだが、連行される車内で元村が見せる笑みにも視聴者からのコメントが集中。「最後の笑みは5人目なのかそれとも1人目がしてやったりなのか気になるところ」「最後の元村の笑みで、実は複数人格をある程度はコントロールしてるんじゃないか疑惑が深まっちゃうよ」「最後の笑み……もしやまた別人格が生まれた?それか元村さんの元々の人格なのかな……」「犯人が捕まって解放されたの笑みなのか、または捕まった元村くんを守るために新たな性格が生まれたのか…」など、その笑みの理由を考察する数多くの投稿がSNSに寄せられている。(笠緒)
2023年03月25日俳優の竹内涼真と女優の中条あやみ、お笑い芸人のケンドーコバヤシが出演する、NTT ソルマーレ・コミックシーモアの新CM「シーモアタウン 星の数ほどの出会い」編が、18日より放送される。新CMでは、竹内と中条が兄妹役で登場。マンガだらけの世界が広がるシーモアタウンのシーモアタワーでお気に入りのマンガを探していると、案内人のケンドーコバヤシが現れる。そして、ケンドーコバヤシが指を鳴らすと、浮かび上がったマンガがプラネタリウムのように輝き始め、それを見て感極まった竹内が決め台詞を言おうとするが、中条に先を越されてしまう。■竹内涼真・中条あやみ・ケンドーコバヤシインタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。竹内:「めちゃくちゃキレイ!」と渾身のセリフを言いましたが、セットがほぼフルCGなので、ちょっとまだイメージが出来ていなくて。仕上がりがどうなるのか楽しみです。ケンドーコバヤシ:満点の星空が見える設定だと思うんですけど、僕たちの見つめていたものは無機質な布でしたから。目の奥を見ないでほしいですね(笑)。中条:確かに、輝きが……(笑)。――撮影中、印象に残ったエピソードは?ケンドーコバヤシ:あやみさんがね、ちょっと太りたいって本当にピュアに俺に「どうやったら太れるんですか?」って聞いてきたんでね。竹内:まっすぐな目で聞いてましたね。ケンドーコバヤシ:アドバイスしておきました。「カツ丼を食え」と。中条:ちゃんとお2人に聞いたつもりだったんですけど、目線はこっち(ケンドーコバヤシさん)に行っちゃってたのかなって。竹内:なぜですか?中条:なんでかはちょっとわからない……。ケンドーコバヤシ:まぁ、信頼と実績がありますからね。カツ丼がいいと思います。中条:カツ丼をしっかり食べて試してみたいなと思います。――コミックシーモアが100万冊を超える業界最大級の作品数を誇ることにちなんで、ご自身の最大級のエピソードを教えてください。ケンドーコバヤシ:岩手県の名物を全部食べるというロケがあって、最後の最後にわんこそばだったんですけど、さすがにもう食べられないな、という状態で123杯まで食べられました。竹内:123杯!? イメージできないです。ケンドーコバヤシ:ベストコンディションで食べてみたいですね。ベストコンディションだったら200杯食べられるんじゃないかと。中条:最近お香(アロマ)を焚くのにハマっていて、それで色んな種類のお香が家にありすぎて、収納に収まりきらないくらい。竹内:レンタルスペース借りるくらい?中条:レンタルスペース借りるくらいの(笑)!竹内:嘘ですね。ケンドーコバヤシ:ちなみに何種類くらい?中条:本当に100……あ、それはちょっと盛ったんですけど、まぁ50くらいは……。ケンドーコバヤシ:よく100って言いましたね(笑)。竹内:最近はサバイバル(作品)でゾンビを倒してまして。恐らく今、日本の血のりを僕が一番消費していると思います。ケンドーコバヤシ:なるほど! アクションが多くて。竹内:毎回撮影で血だらけなんですけど。恐らく今一番血のりを消費していると思います。――CMでは「星の数ほど出会いがある」というセリフがありましたが、最近新たな出会いはありましたか?ケンドーコバヤシ:新たな出会いというか古い出会いはありましたね。コミックシーモアで探してみたら、最近単行本で入手するのが難しい昔の作品があってそれを今ダウンロードしているんですよ。竹内:本だと手に入らないんですよね。ケンドーコバヤシ:そうそう! これは本当にラッキーでした。中条:眠らせていたレコードプレイヤーが家にあって、それを引っ張り出してきたと同時に、レコードを売っているお店があって、そこで欲しかったレコードを見つけてそのレコードを買って聴いています。ケンドーコバヤシ:めちゃくちゃ良い趣味やね。お香焚いてレコードを聴いて、最高やな。中条:お香焚いてレコードを聴いておうちでチルするっていう。竹内:僕は趣味がいっぱいあって、やりたいことがたくさんあるのでそれに関連した新しい出会いばかりです。本当に出会いだらけ! 出会いに感謝したい! ありがとう!ケンドーコバヤシ:声でかい!竹内:以上です。――シーモアタウンの夜景はまるでプラネタリウムのような感動的な光景ですが、最近感動したエピソードを教えてください。中条:1人でフラっと立ち寄った映画にすごく感動しすぎて嗚咽するくらい泣いたんです。仕事が終わってからスライディングで行ったんですけどそれが良すぎて感動しています。竹内:最近、登山したんですね。6年ぶりくらいに。富士山が見えるところだったんですけどすっごい快晴で。初めて見た富士山の角度とかに感動しました。また趣味が増えちゃって。そのトレッキング用の服とか凝り始めると大変……やばいです。ケンドーコバヤシ:大阪のお笑い芸人が出前を頼んでいたうどん屋さんがあったんですけど、経営陣の高齢化でなくなったんですよ。それを義理の息子さんが復活させたんですよ。それを食べに行って感動しましたね。若手の時に食べていた味そのままで。その大将の娘さんの旦那さんがあれは復活させなきゃダメだって言って、お義父さんに付きっきりで修行して復活させて、今、大阪に行った時にめちゃくちゃ行ってるんです。
2023年03月17日TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画のブランド「TBS DOCS」のもと、今回で3回目を迎える『TBSドキュメンタリー映画祭2023』の開催直前イベントが3月14日(火)、都内で行われ、「TBS DOCS」チェアマンの太田光と、昨年の映画祭アンバサダーを務めたトラウデン直美が出席。注目作品について語り合った他、同席した佐井大紀監督(『日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜』)、取材拠点のロンドンからリモート参加した須賀川拓監督(『戦場記者』)に質問をぶつけた。佐井監督の最新作『カリスマ ~国葬・拳銃・宗教~』は、昨年行われた国葬や反対デモ、さらにかつて世間を騒がせた“イエスの方舟”に迫った内容で、太田は「早速、高市(高市早苗/現経済安全保障担当大臣)に見てもらって、文句言ってもらいましょう」と毒舌。佐井監督は「国葬というイベントがあった去年1年間の熱量をパッケージできないかなと。ふと日本社会を俯瞰し、主役と周りの人々の縮図が見えて、さまざまな問題の点と点が線となり作品になった」と振り返った。太田光一方、須賀川監督の最新作『アフガン・ドラッグトレイル』は、薬物中毒者の取り締まりを通して、アフガンを蝕む薬物の闇を切り取る意欲作。トラウデンが、「大人たちの虚ろな表情が印象的だった。そこから抜け出せない絶望感を感じた」と感想を述べると、須賀川監督は「絶望の中でも必死に生きている人がおり、逆説的に希望を感じた」と現場でしか得られない感覚を伝え、「麻薬がヨーロッパに密輸されているので、タリバンも利益を得ながら搾取もされている」と問題の根深さを指摘していた。トラウデン直美期間中は『カリスマ ~国葬・拳銃・宗教~』『アフガン・ドラッグトレイル』に加えて、オートレーサーの森且行が壮絶なリハビリに挑む姿を追い続けた『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』、先日訃報が報じられたシーナ&ロケッツの鮎川誠を追った『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』など、全15作品が上映される。太田は「どれも見応えがあるけど、やっぱり、鮎川誠さんのドキュメンタリーがね。さっき聞いたら、ご本人は完成した作品を見ていないそうで、見せたかったなと思います」と残念そうな表情。「やっぱり、かっこいいな、鮎川誠。涙が出ましたね」と故人をしのんだ。また、トラウデンは「事実は小説より奇なりと言いますが、『えっ、これ現実?』という衝撃も大きいですし、自分が生きている現実を見つめ直す機会になった。窓を開ける感覚でドキュメンタリーの面白さに浸ってほしい」とアピールしていた。取材・文・撮影:内田涼<イベント情報>TBSドキュメンタリー映画祭20233月17日(金)~30日(木)東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)~4月6日(木)大阪:シネ・リーブル梅田3月24日(金)~4月6日(木)名古屋:伏見ミリオン座4月15日(土)~21日(金)札幌:札幌シアターキノ<上映ラインナップ>『カリスマ 〜国葬・拳銃・宗教〜』監督:佐井大紀『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』監督:匂坂緑里『サステナ・ファーム トキと1%』監督:川上敬二郎『アフガン・ドラッグトレイル』監督:須賀川拓『東京SWAN 1946 〜戦後の奇跡「白鳥の湖」全幕日本初演〜』監督:宮武由衣『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』【東京限定上映】監督:寺井到『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』監督:萩原豊『魂の殺人 〜家庭内・父からの性虐待〜』監督:加古紗都子『War Bride 91歳の戦争花嫁』監督:川嶋龍太郎『KUNI 語り継がれるマスク伝説 〜謎の日本人ギタリストの半生〜』監督:佐藤功一『それでも中国で闘う理由 〜人権派弁護士家族の7年〜』監督:延廣耕次郎『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』監督:穂坂友紀『やったぜ!じいちゃん』【名古屋限定上映】監督:仲尾義晴『93歳のゲイ』【大阪限定上映】監督:吉川元基『劇場版 ヤジと民主主義』【札幌限定上映】監督:山﨑裕侍・長沢祐■ムビチケ前売券販売期間:2月10日(金)~3月16日(木)販売ページ:■ムビチケカード東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、大阪・シネ・リーブル梅田、名古屋・伏見ミリオン座劇場前売りのみ特典付:ポストカード型2023カレンダー※札幌・シアターキノ劇場では使用できません関連リンク公式サイト::
2023年03月14日