第75回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『CLOSE/クロース』。監督を務めるルーカス・ドンが、長編2作目となった本作について語った。前作『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞し、長編2作目となった本作では第75回のグランプリを受賞するという“カンヌに愛される”俊英ルーカス・ドンだが、実は幼いころの夢は全く違うものであったという。『Girl/ガール』より「実は、私は映画監督になりたかったわけではなく、ダンサーになるのが夢でした。でもその夢が恥ずかしくて、13歳の時には諦めてしまったのです」と明かし、続けて「昔踊っていた時に批判されているように感じてしまい、人目を気にしない強さが私にはありませんでした」とも打ち明ける。だが、やがてルーカスは再び夢中になれるものと出会うことになる。それは偶然母親が観ていた映画。「私は映画『タイタニック』が大好きだった母を通して映画を知り、その後映画の勉強をするようになりました」と、ルーカスは意外な作品が出会いだったと当時をふり返る。ルーカス・ドン監督第75回カンヌ国際映画祭にてそして個人の内面的な部分を描いた映画を作りたいと思うようになるまで、それほど時間はかからなかったそうで、前作『Girl/ガール』や本作『CLOSE/クロース』のアイディアの欠片はすでに幼いころに持っていたようだ。さらに自身の映画作りについて「幼少期や10代前半の頃に自分にとって不安だったことを探求してみたいと思ったのです」と語り、「『Girl/ガール』では社会的規範やレッテル、固定観念にまみれた社会で、自分らしく生きることの難しさとアイデンティティについて描いています。また身体的で、外面と内面の葛藤に焦点を当てた映画でもありました。私はそのアイデンティティの問題と、他人やグループからどう見られているかに起因する葛藤について探求し続けたいと思っていました。何よりも、私は個人的な深いテーマについて話したかったのです」と、テーマは常に身近にあることを明かした。本作『CLOSE/クロース』も、自身が10代の頃の経験を基にしたオリジナルストーリー。自身にとって身近な出来事をテーマに選ぶからこそ、世界中で共感を得て、観客の胸を打つ作品が生まれるのかもしれない。第75回カンヌ国際映画祭にて『CLOSE/クロース』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CLOSE/クロース 7月14日(金)より全国公開© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
2023年05月27日映画『怪物』(6月2日公開)が、第76回カンヌ国際映画祭にて「クィア・パルム賞」を受賞したことが27日、明らかになった。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。今回受賞したのは、主要部門の授賞式前に発表される独立賞の「クィア・パルム賞」。カンヌ国際映画祭の独立賞のひとつで、LGBTやクィアを扱った映画に与えられる賞で、2010年に創設され、第63回カンヌ国際映画祭から授与されている。公式部門とは別に独立した審査員が組織され、映画監督や俳優、ジャーナリストや大学教授、各国のクィア映画祭のプロデューサーなど、毎年5~8人が審査員となる。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門、国際批評家週間、監督週間、ある視点部門に出品されたすべての作品が対象で、日本映画としては初の受賞を果たした。本賞の授与にあたり、審査員長のジョン・キャメロン・ミッチェル(『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』『パーティで女の子に話しかけるには』等監督)は「私たち審査員は、10日間で12本の映画を観ました。1本を選ぶのは大変な作業でしたが、ある作品が満場一致で選ばれました。その物語の中心にいるのは、他の子供たちと同じように振る舞うことができず、またそうしようともしない、とても繊細で、驚くほど強い2人の少年です。世間の期待に適合できない2人の少年が織りなす、この美しく構成された物語は、クィアの人々、馴染むことができない人々、あるいは世界に拒まれている全ての人々に力強い慰めを与え、そしてこの映画は命を救うことになるでしょう。登場人物のあらゆる面を、繊細な詩、深い思いやり、そして見事な技術で表現した是枝裕和監督の『怪物』に、私たち審査員は満場一致でクィア・パルム賞を授与します」と述べている。それを受け、是枝監督は「ありがとうございます。まずこの作品を満場一致で選んで頂いたジョン・キャメロン・ミッチェルさん、審査員の皆さまありがとうございます。そしてこの喜びをここで分かち合って頂いている皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございます。(ジョン・キャメロン・ミッチェルさんが)お話してくださった映画の紹介の中に、この映画を通して僕が描きたかったことが全て語られていて、ここで僕が何か言葉を重ねることは何も必要ないような気がしています。僕がこの映画のプロットを手にしたのは4年半ほど前なのですけども、その瞬間からこの主人公2人の少年が抱えている葛藤とどういう風に、それを演じる少年と同じように作り手であるプロデューサー、監督、脚本家がその葛藤と向き合うべきなのか、どうしたら向き合えるのかをとてもとても時間をかけてやってきました。映画がすべてを語っていると思うので、監督がここでなにかをいうのは、おまけのような、いらない蛇足なのですが本当に、この映画を愛していただいて感謝いたします。ありがとうございました」と語った。
2023年05月27日優れた脚本作家に贈られる「向田邦子賞」の第41回贈賞式が、昨日5月23日、帝国ホテルにて行われた。今回の受賞者は4月4日に行われた選考会で、三谷幸喜に決定。受賞作は、2022年に放送された大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。式では、三谷さんが「選考委員の方々と一緒に僕が並んでいると、誰が受賞者かわからないような雰囲気で申し訳ないというか、フレッシュな感じが一切ないこの雰囲気…。本当にすみません。本当にうれしいです。ありがとうございます。向田邦子さんは、僕にとって憧れであり目標です。毎回本を書くときは、必ず向田さんのシナリオを読み返して、どうすれば向田さんに近づくことができるのかということを考えながらいつも書いてます」と受賞の喜びを語った。さらに、選考経過の説明や、大石静選考委員より賞状の授与などが行われた。そして、「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗旬がお祝いのスピーチを行った。「とにかく毎週新しい台本が上がってくるのが楽しみで、どんなお話になっていくんだろう、僕が演じる義時という役はどんな行動をとらせてもらえるんだろうと、本当に楽しみにできる約1年4ヶ月の撮影期間でした」とふり返った小栗さんは、「役者としてこんなに役者冥利に尽きる現場はないなと思いましたし、それも本当に一人でひたすら折れることなくここまで書き続けてくださった三谷さんのお仕事というのは、素晴らしいものだなと思っております。そんなすてきな『鎌倉殿の13人』を作っていただきまして、どうもありがとうございました。そして本日は受賞おめでとうございます」と締めくくった。また、出演者の新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、生田斗真、佐藤浩市、大泉洋ら豪華ドラマキャスト陣が集結。「三谷さんの描く世界に関わることができて、本当にうれしく思います。このたびはおめでとうございます」(新垣さん)、「また、呼んでもらえるように頑張ります。本当におめでとうございます」(菅田さん)、「三谷さん、このたびは本当におめでとうございます。三谷さんのおかげで1年半、とても楽しい時間を過ごせました」(小池さん)、「三谷さんおめでとうございます。源仲章というとてもイヤミな役をいただきました。おかげさまで、日本国中で『うっとうしかったです』『イライラしました』という声をたくさんいただきました。これほど冥利に尽きることはございません」(生田さん)、「やっぱり三谷さんの物の見方、感じ方、大河でこれをやりたいと思ったということ、すごいなと思いました。本当におめでとうございます」(佐藤さん)、「三谷さんと一緒にお仕事できると思っていなかったので、今、何本も仕事させてもらえるようになって、夢のような出来事ではあります」(大泉さん)と受賞を称えた。贈賞式にはほかにも、坂口健太郎、瀬戸康史、梶原善、菊地凛子、山本耕史、中川大志、佐藤B作、草笛光子が登壇した。(cinemacafe.net)
2023年05月24日フランスの南東部、地中海沿岸のコートダジュールに面した高級リゾート地カンヌで、5月16日から27日まで開催している第76回カンヌ国際映画祭。ショーメのジュエリーを纏ったセレブリティがレッドカーペットを賑わせました。Courtesy of CHAUMET俳優のブランドン・フリン(Brandon Flynn)は「トルサード ドゥ ショーメ」コレクションのブローチを纏い、登場。Courtesy of CHAUMET「トルサード ドゥ ショーメ」コレクションブローチ490万6,000円(税込)Courtesy of CHAUMETモデルのロレナ・レイ(Lorena Rae)はハイジュエリー「オンドゥ ゼ メルヴェイユ ドゥ ショーメ」コレクションの「ス ル ソレイユ」ネックレスを纏い、マーティン・スコセッシ監督の映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のプレミアに登場。Courtesy of CHAUMET「オンドゥ ゼ メルヴェイユ ドゥ ショーメ」コレクション「ス ル ソレイユ」ネックレス10,989万円(税込・参考価格)お問い合わせ:ショーメTEL:03-5635-7057WEBサイト : : : : @chaumetofficial
2023年05月24日フランスの南東部、地中海沿岸のコートダジュールに面した高級リゾート地カンヌで、今年も5月16日から27日まで開催している第76回カンヌ国際映画祭。バレンシアガを纏った多くのセレブリティがレッドカーペットを賑わせました。イスルト(Yseult)イスルトはバレンシアガ 2023年冬コレクションの LOOK 52 のカスタムメイドを着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaヘレナ クリステンセン(Helena Christensen)ヘレナ クリステンセンは、バレンシアガ 23年春コレクションの LOOK 7 を着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)バレンシアガのカスタム クチュール ドレスを着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaイザベル・ユペール(Isabelle Huppert )バレンシアガ2023年冬コレクションの LOOK 51 を着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaノ・ユンソ(Roh Yunseo)バレンシアガの51st クチュールコレクションのLOOK 15を着用Courtesy of Balenciagaレナータ・リトヴィノヴァ(Renata Litvinova)バレンシアガの51st クチュール コレクションの LOOK 50 を着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaフランソワ=アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)バレンシアガのカスタムメイド・トゥ・メジャーのタキシードスーツを着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaアルトン・メイソン(Alton Mason)バレンシアガの51st クチュール・コレクションのLOOK 47を着用Courtesy of BalenciagaCourtesy of BalenciagaCourtesy of Balenciagaお問い合わせ:バレンシアガ クライアントサービスTEL:0120-992-136URL:balenciaga.com(※5月27日更新)
2023年05月23日第76回カンヌ国際映画祭の記念式典開会式にカトリーヌ·ドヌーヴ(Catherine Deneuve)が、ルイ・ヴィトンを着用して出席しました。©LOUIS VUITTONドレープスリーブのディテールとネックラインのクリスタル刺繍が特徴的なネイビーブルーダブルシルクジョーゼットのカスタムドレス、同じくネイビーブルーのパンプスと、シルバーのエピレザークラッチを着用しました。ルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年05月21日映画『PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)』が2023年12月22日(金)より公開される。本作は第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされており、監督はヴィム・ヴェンダース、主演は本作で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞に輝いた役所広司が務める。ヴィム・ヴェンダースが渋谷の“公共トイレ”を題材に『PERFECT DAYS』は、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた長編映画。清掃員の平山という男を主人公に、日々の小さな揺らぎを丁寧に追った作品だ。監督を務めるヴィム・ヴェンダースは、『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』など、数々の傑作映画を手掛けてきたドイツの名匠。日本の公共トイレのなかに“平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所(small sanctuaries of peace and dignity)”を見出したというヴィム・ヴェンダースが、『PERFECT DAYS』ではフィクションの存在をドキュメントのように映し出した。その瞬間、その瞬間にしかないものたちの美しさに注目だ。主演は役所広司、トイレ清掃員に主演を務めたのは、ヴィム・ヴェンダースが長年リスペクトしてやまないと話す役所広司。静かに淡々とした日々を過ごしていたある日、思いがけない出来事がおきるトイレ清掃員・平山を演じる。主人公・平山…役所広司渋谷の公共トイレ清掃員。いくつもの風変わりなトイレを清掃してまわる。平山の姪…中野有紗平山のもとに突然訪れる姪。平山の妹…麻生祐未ホームレス…田中泯平山と奇妙なつながりをもつホームレス。平山の同僚清掃員…柄本時生平山の同僚清掃員のガールフレンド…アオイヤマダ居酒屋のママ…石川さゆり平山が休日に訪れる居酒屋のママ。居酒屋のママの元夫…三浦友和カンヌ映画祭で役所広司が最優秀男優賞なお、映画『PERFECT DAYS』は、2023年に開催された第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。主演の役所広司は最優秀男優賞に輝き、監督・是枝裕和の『誰も知らない』で男優賞を受賞した柳楽優弥以来の快挙を達成した。役所広司はカンヌ国際映画祭・男優賞の受賞に際して次のようにスピーチしている。「僕は賞が大好きです。でも、こうやって華々しいカンヌ映画祭でスピーチするのは、あまり好きではない。でもカンヌ映画祭と審査員の皆様、本当にありがとうございました。パーフェクト・デイズを見てくださったお客様もここにいらっしゃると思いますが、本当にありがとうございました。この映画を製作した柳井康治さんに心から感謝したいと思います。彼がいなければ、映画は世に出ることはなかったと思います」また、第36回東京国際映画祭では、審査委員長としてヴィム・ヴェンダースが来日することを記念し、『PERFECT DAYS』を特別先行上映。第96回⽶国アカデミー賞国際⻑編映画賞の⽇本代表にも選出されている。映画『PERFECT DAYS』あらすじ東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。彼は淡々と過ぎていく日々に満足している。毎日を同じように繰り返しているように見えるが、彼にとってはそうではなかった。毎日はつねに新鮮な小さな歓びに満ちていた。まるで風に揺れる木のような人生である。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読み耽るのが、歓びである。いつも持ち歩く小さなフィルムのカメラで木々を撮る。彼は木が好きだった。自分を重ねているのかもしれない。あるとき彼は、思いがけない再会をする。それが彼の過去にすこしづつ光をあてていく。【作品詳細】映画『PERFECT DAYS』公開日:2023年12月22日(金)~TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー※10月24日(火)~30日(月) TOHOシネマズ日比谷にて特別先行上映監督:ヴィム・ヴェンダース脚本 :ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和製作:柳井康治エグゼクティブ・プロデューサー :役所広司プロデュース:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬、國枝礼子、矢花宏太、ケイコ・オリビア・トミナガ、大桑仁、小林祐介製作:MASTER MIND配給:ビターズ・エンド
2023年05月19日第76回カンヌ国際映画祭に、イギリスの女優、ジェンマ·チャン(Gemma Chan)が特別に制作されたケープ付きの刺繍入りホワイトシルクオーガンザドレスを纏い出席しました。また、ルイ·ヴィトンのハイジュエリーコレクションから、ホワイトゴールド、サファイア、ダイヤモンドのイヤリングとブレスレット、ホワイトゴールドとダイヤモンドのリングを着用しました。©LOUIS VUITTONさまざまなサイズのマットで光沢のあるスパンコールが全体に刺繍された、ホルターネックドレスは、20,000個以上のスパンコールを刺繍し、約400 時間をかけて制作されました。スカートとケープ全体にスパンコールが刺繍され、背中を覆うケープはスカートと一体化したデザインになっており、フィットしたトップと、ボリュームのあるスカートの裾は同素材を使用しています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年05月19日62歳でデビューした宮崎県出身のシンガーソングライター×ビジネスマン(外資系会社員)「Sho Oshikawa」(本名:押川昌一郎/2022年1月“FLASHBACK 1984年の忘れ物”がApple Music(ブラジル)の“J-Pop トップアルバム”の46位に新規ランクイン/東京都目黒区)は、デビュー30曲目となる新曲「春風に吹かれて」(作詞・作曲:押川昌一郎・依田和夫プロデュース)を父の日に向けて5月15日にリリースしました。新曲「春風に吹かれて」今回の新曲は、「人生100年時代。家族や友達との絆を支えに、何歳からでも夢をあきらめず、チャレンジできる」ことをテーマとしています。通常、父の日は子どもなど家族から父へ感謝の気持ちを送る日ですが、父から子どもたちや家族へエールを送る、お返しとしての曲となっています。「Sho Oshikawa」は、20代の夢をあきらめず、62歳でCDデビューを果たしました。65歳になった今でも「武道館でコンサートを開催する」という夢を実現するために、日々を楽しみながら、夢を追い求めながら未来に向かう姿を曲のテーマとし、新曲を出し続けています。■春風に吹かれて 概要発売日:2023年5月15日(月)各音楽配信サイトにてダウンロードFLASHBACK 1984年の忘れ物 CDジャケット■世代間の違いが消えていく「消齢化社会」のひとつ。世代を超えた共感を獲得「Sho Oshikawa」の生き方やライフスタイルが、「消齢化社会」現象のひとつとして世代を超えた共感を生むものとなっています。例えば、20代の息子と60代父親の親子で応援してくれる北海道のファン、また、40代女性のフリーランスの方から「60代でこんな方がいることに、勇気をもらえました。」など、Instagramを通じたファンからの応援DMが日々送られてくるなど世代を超えたファンを獲得しています。そのライフスタイルとは、食事制限による健康で活躍できるからだのメンテナンス、筋トレによるスタイルキープや歌声の維持、週末の家族とのゴルフや旅行といった楽しみ、外資系会社員として今も活躍できるスキルアップ等、65歳になっても未来を見据えて今を楽しく全力で活き活きと生きる、年齢が生き方を決めるのではなく、幾つになっても未来を描き続けるライフスタイルが男女を問わず、幅広い年代に指示される要因となっています。【参考】■消齢化社会とは2022年の博報堂生活定点(調査:博報堂)の調査では、20年前や30年前に比べると、かつては年代や年齢によって大きかった価値観や思考の違いが年々小さくなってきている所謂「消齢化現象」が進んでいることがわかります。●例:「将来に備えるよりは現在をエンジョイするタイプ」の場合1992年:20代 49.7%、60代 25.5%2022年:20代 45.4%、60代 39.9%へと30年間で変化しています。(出典:博報堂生活総合研究所「生活定点」) ■デビュー経緯62歳でデビューした経緯は、2020年の還暦を機に、人生でやり残したことを考えていた時、1984年ミュージシャンになる夢を諦めた時の楽曲の一部が、奇跡的に自宅の倉庫から見つかり、世の中に出したいという夢が強くなりました。偶然知り合いを通して、音楽家の依田さん(音楽プロデューサー)と知り合い、その日に意気投合し、音楽活動をスタートする事が出来たのです。楽曲が奇跡的に見つかった事と、依田さんという才能に溢れた素晴らしいパートナーとの奇跡的に出逢い、都内で同じ駅を利用していたという、まさに2つの奇跡が重なって夢の後押しをしてくれた。というものです。今回も依田プロデュ―サーとのコンビで■「Sho Oshikawa」1958年4月 宮崎県生まれ(65歳)2020年5月 友人の紹介で音楽家・依田氏と出会う2020年11月 学生時代に制作した楽曲を集めた、“FLASHBACK 1984年の忘れ物”1stアルバムCD(全13曲)をリリース2022年1月 “FLASHBACK 1984年の忘れ物”がApple Music(ブラジル)の“J-Pop トップアルバム”の46位に新規ランクイン2022年12月 “6月の雨”がApple Music(モルドバ)の“J-Pop トップソング”の59位に新規ランクイン2022年5月 30曲目のシングル、“春風に吹かれて”をリリース2023年現在 外資系製薬会社勤務■依田和夫 作詞・作曲・編曲・声優・音楽プロデューサー プロフィール依田和夫1971年岡山県玉野市生まれ、B型。小学一年生の頃よりバイオリンを始める。中学に入りYMOに触発されピアノに転向、その頃から作曲を始める。高校時代は寮生活のため音楽は断念。大学在学中、AXIAアーティストオーディション最終選考に選ばれる1997年2月 第3回NEC ムジカノーヴァ音楽祭、最優秀賞(大賞)を受賞2000年4月 インプレスMusic Watch ダウンロードランキング1位「さくら」2001年3月 USEN440 FRESH MUSICIAN 最優秀曲「さくら」2003年11月20日 1stアルバム「曖昧生活向上計画」発売2013年 FM世田谷 開局15周年記念ジングル・うたコンテスト グランプリ受賞受賞曲「ニンジン色した背高のっぽ」2015年10月21日 2ndアルバム「旅行かばん」発売iTunes・Amazon・レコチョク・music.jpにて1st・2nd 両アルバム全曲配信スタート2017年5月25日 フジパシフィック・ミュージックライブラリー「World Ethnic -南国編-」2018年11月21日 広野ゆき sg c/w 「今夜も歌わナイト」作曲・編曲2019年3月3日 BEAT ON BEAT Music Library「BOB210 TOKYO 2020 by Kazuo Yoda」2019年6月17日 フジパシフィック・ミュージックライブラリー「ザ・ワイドショー Vol.3」現在、楽曲提供・BGM・CM ナレーション等幅広く活動中。●楽曲情報タイトル:TOKYO 2020作曲 :Kazuo Yoda品番 :BOB210レーベル:BBML MUSIC 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月19日平日の午後に行われるサントリーホールの人気公演「日本フィル&サントリーホール にじクラ」の第2回公演が9月26日(火)に開催される。先ごろ開催された第1回公演は完売しており、最新回も多くの観客を集めることになりそうだ。本公演は、サントリーホールと日本フィルハーモニー交響楽団が手がける新シリーズで、親しみやすいトークと共に、上質な演奏で名曲を楽しめる。平日午後の開催ということもあり、贅沢な時間を過ごせると好評だ。俳優の高橋克典がシリーズの顔となるナビゲーターを務め、毎公演、人気と実力を兼ね備えた指揮者やソリストが揃う。また、また各回13時40分からは約10分間のオルガン・プレコンサートが開催され、サントリーホールの世界最大級のオルガンの壮大な響きも堪能できる。第2回のソリストはヴァイオリンを成田達輝、ピアノを萩原麻未が務める。成田達輝はロン゠ティボー国際コンクール(2010)、エリザベート王妃国際音楽コンクール(12)、仙台国際音楽コンクール(13)でそれぞれ第2位を受賞し、著名指揮者および国内外のオーケストラと多数共演している演奏家。萩原麻未は2010年の第65回ジュネーヴ国際コンクールにおいて、日本人として初めて優勝し、これまでに国内外の主要オーケストラと多数共演を重ねている。成田と萩原は夫婦で、ふたりが揃ってオーケストラと共演するのはこの公演が初となる。日本フィル&サントリーホールにじクラトークと笑顔と、音楽と第2回9月26日(火) 14:00開演(13:20開場)※オルガン・プレコンサート 13:40~サントリーホール 大ホール指揮:広上淳一ヴァイオリン:成田達輝ピアノ:萩原麻未ナビゲーター:高橋克典オルガン:清水奏花サン゠サーンス(イザイ 編曲):ワルツ形式の練習曲によるカプリースモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 より 第2楽章メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調 より 第3楽章チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』■チケット情報
2023年05月18日16日(現地時間)、第76回カンヌ国際映画祭が開幕した。最高賞のパルムドールを争うコンペティション部門には、ウェス・アンダーソン監督の『アステロイド・シティ』、ケン・ローチ監督の『The Old Oak(原題)』、是枝裕和監督の『怪物』などの作品がラインアップ。オープニング作品にはジョニー・デップがアンバー・ハードとの裁判後、初めて出演したマイウェン監督の『Jeanne du Barry(原題)』が上映された。ルイ15世を演じたジョニーは上映後に観客から約7分のスタンディングオベーションを受け、目に涙をにじませた。開幕日のレッドカーペットには多くのセレブが来場した。ユマ・サーマンは元夫イーサン・ホークとの間にもうけた21歳の息子レヴォンを同伴し、貴重な親子ショットを披露。また、マイケル・ダグラスは妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズと20歳の娘キャリスと腕を組み注目を集めた。色やデザインは異なるが、母娘そろって「エリー・サーブ(Elie Saab)」のドレス、「サラ・フリント(Sarah Flint)」のシューズ、「ショパール(Chopard)」のジュエリーを身に着けるという仲良しコーデも見せた。ほかにもエル・ファニング、ポム・クレメンティエフ、ファン・ビン・ビン、審査員の一人を務めるブリー・ラーソンらのドレスが話題になった。(賀来比呂美)
2023年05月17日昨年、第一回目が開催された『LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023』(以下『ラブシュプ』)が、今年も5月13日・14日、秩父ミューズパークで行われた。新世代ジャズフェスティバルと謳ったこのフェスは、ジャズ、ソウル、ファンクを横断する上質で洗練された音楽を奏でる“今見るべき”アーティストが集結。2日間で8千人のファンが、緑の中で繰り広げられた極上セッションの数々を楽しんだ。今年は、初日のヘッドライナーにファンク界のキングと最強軍団GEORGE CLINTON&PARLIAMENT FUNKADELICを、2日目にジャズ/ソウル/ヒップホップシーンのスーパースターTERRACE MARTIN、ROBERT GLASPER、KAMASI WASHINGTONがタッグを組んだ超豪華プロジェクト・DINNER PARTYという、超大物アーティストを迎えたことでも大きな注目を集めた。そして今年のグラミー賞最優秀新人賞にノミネートされたDOMi&JD BECKの出演も大きなトピックスになった。さらに2月に公開され大ヒットを記録したジャズをテーマにしたアニメ映画『BLUE GIANT』の劇中で、バンドのライブシーンの演奏を担当したサックス奏者・馬場智章と、ドラマー石若駿という現在のジャズシーンを牽引する二人が、自身のリーダーセッションで出演することでも話題を集めていた。ラブシュプはドーム型の屋根が特徴的な「THEATRE STAGE」と芝生エリアの「GREEN STAGE」という2つのステージと、「DJ TENT」でアーティストとDJが一日中素晴らしい音楽を響かせた。初日の「THEATRE STAGE」のトップバッターは馬場智章も参加している、石若駿率いるAnswer to Remember with HIMI / Juaだ。石若とMarty Holoubekの強力なリズム隊と、各パートのアグレッシブでパワフルなソロでたっぷりとストレートなジャズで攻めた前半。そしてボーカリストを迎えた後半は、まずJuaが加わり熱いラップが跳ね、強力な音と融合する。millennium paradeにも参加しているermhoiは、繊細かつ力強い歌で「Tokyo」などを披露。「Tokyo」では石若とTaikimen (Perc) のせめぎ合うようなプレイに歓声が上がる。HIMIが「Down Hill」を歌い始めるとチルな空気が流れ、美しいファルセットの「ゆめからさめるまで」「抱きしめたいよ」とメロウなダブ、ソウルが続く。演奏と歌、それぞれが立体的に交差しどこまで気持ちいい空気が生まれていた。Answer to Remember世界を虜にするZ世代のデュオDOMi&JD BECKがステージに登場すると大きな歓声が上がる。この日出演している多くのアーティストも客席後方から見守り、注目度の高さがわかる。ドラムのJD BECKとピアノのDOMiが向き合うセット。便器を模した、トイレットペーパーも付いたDOMiのイスに目がいってしまう。DOMiは鍵盤を左手でベースラインを弾き、右手で旋律を奏でる。JD BECKの超絶技巧のドラムと重なり、二人だけのミニマムな空間から超高速グルーヴが放たれる。演奏のスピードが増しエネルギッシュになればなるほどその音の渦に巻き込まれた客席の興奮が伝わってくる。ハービー・ハンコックとの共作「MOON」やジョージ・デュークに捧げた「DUKE」とディズニーランドへのトリビュートである「SPACE MOUNTAiN」のメドレーなどを披露し、ウェイン・ショーターの「Endangered Species」やジャコ・パストリアス作曲の「Havona」などレジェンド達のカバーも独自の解釈で投下。「BOWLiNG」では、演奏だけではなく繊細なボーカルで魅了した。全ての人の音楽的好奇心をくすぐる二人の圧巻の世界だった。DOMI&JD BECKこの日は「THEATRE STAGE」にAI, bird, 家入レオ with SOIL&“PIMP”SESSIONS、ALI、「GREEN STAGE」に海野雅威 with Special Guest 藤原さくら、4 Aces with kiki vivi lily、MoMo(OPENING ACT)が出演し、セッションを繰り広げた。初日のヘッドライナーはGeorge Clinton&PARLIAMENT FUNKADELIC。「THEATER STAGE」に“総帥”ジョージ・クリントンが、スパンコールのロングジャケットを纏い登場すると、伝説を目撃しに来た客席から大歓声があがる。オープニングナンバーは『Jump Around (House Of Pain)』。70分ノンストップのファンクの響宴の幕開けだ。ステージ上から煽られ、早速客席は総立ちでジャンプ。「Pole Power」「Meow Meow」とめくるめくグルーヴの洪水に、老若男女がハンズアップし、飛び跳ね、ただただ音楽を楽しむ“自由”な空間ができあがる。ラッパーたちが煽るハードファンク「Get Low」に続いて「FlashLight」が投下されると.ENDRECHERI.こと堂本剛が“ギタリスト”として登場。ジョージ・クリントンへのリスペクトを日頃から語っている.ENDRECHERI.が、総帥と同じくスパンコールのパンツスタイルで長尺のギターソロを披露すると、完全にバンドの音になっているその音色に、客席から大きな歓声が沸く。「(Not Just) Knee Deep」では、バンドのドラマー・ベンゼル・ボルチモアと親交がある天才中学生ドラマー・CHITTAが登場し、.ENDRECHERI.と共に体を揺らし、この瞬間を客席と共に体全体で楽しんでいた。CHITTAはラストの名曲「Give Up the Funk」でドラムソロを披露し、メンバー、客席から歓声が飛び交っていた。終始“Keep the bottom”、ヘヴィな低音のリズムとタフなサウンドが続き、ファンクの深い世界に全ての人を連れ出してくれた。バンドも客席も自由を謳歌する祝祭感と多幸感あふれるステージだった。George Clinton&PARLIAMENT FUNKADELIC2日目、14日の「GREEN STAGE」に馬場智章がバンドを率いて登場。馬場がこのステージの前に出演した「THEATRE STAGE」でのPenthouseとのライヴを観終えた多くのリスナーが、そのまま移動してくる。佐瀬悠輔(Tp) 、ermhoi(Vo)、Marty Holoubek(B)、David Bryant(Key)、松下マサナオ(D)という強力メンバーと緑に囲まれたステージで「過去から未来へとつながる」(馬場)楽曲を次々と披露。タイトなリズムと躍動するピアノが印象的な「Voyage」では、コーラスと共に歌うようなサックスで魅了し、「Circus」でのトランペットとの掛け合いに客席が盛り上がる。ermhoiが歌った「Pine Tree」はその浮遊感を感じる声をバンドの音がさらに際立たせる。馬場のサックスがまさに森に響き渡る「Still Remember」、そして「The Roots of Blood」で極上の“空間”を作り上げていた。馬場智章SOIL&“PIMP”SESSIONSは今年はレジデンシャルバンドとして出演し、2日目の「THEATRE STAGE」では、SKY-HI&BMSG POSSE with SOIL&“PIMP”SESSIONSとして熱狂を作り出していた。まずはSOILが「Meiji-Jingumae ‘Harajuku’」を披露。それぞれのソロプレイに客席は引きつけられる。そしてSOILの“社長”が“社長(SKY-HI)”を呼び込み、SKY-HI率いるBMSG POSSEが登場すると大歓声が沸き起こる。ジャズアレンジされた「何様」からセッションがスタート。SKY-HIの切れ味鋭いラップが会場中に襲い掛かる。そこにREIKOのソウルフルで美しいボーカルが加わる。Debra Lawsの「Very Special」を、MANATOとREIKOでカバーし、さらにSOILの楽曲「comrade」をMANATOがカバーした。SOILの演奏と歌が交差し、心地いいグルーヴを生み出す。SKY-HIは「今日は誰が一番楽しむかが勝負」と自身もステージ上でワインを楽しみ、メンバーも自由にステップを踏み楽しんでいる。Aile The Shotaは「DEEP」とSOILの楽曲「ユメマカセ」を披露するなど、昨年「GREEN STAGE」に出演してから一年、進化したその歌を聴かせてくれた。また、ShowMinorSavage - Aile The Shota, MANATO&SOTA from BE:FIRSTとしてはSOILの生演奏で「Thinkin’ bout you」を披露するなどこの日だけのセッションは続き、ラストの「オプティミスティック」では打合せなしのフリースタイルセッションで、とことん自由にそしてクールにステージを楽しみ、楽しませてくれた。この日はBlue Lab Beats featuring 黒田卓也、西口明宏 with 鈴木真海子(chelmico)、ARIWA(ASOUND)、Penthouse with 馬場智章、Kroi、BREIMEN、soraya(OPENING ACT)といった、様々な音楽を奏でる注目アーティスト達が、素晴らしい演奏で、客席を沸かせた。2日目のヘッドライナーは、DINNER PARTY FEATURING TERRACE MARTIN, ROBERT GLASPER, KAMASI WASHINGTONという、待ちに待ったステージが実現。客席はすでに総立ちで、大きな歓声と拍手がスタートの合図だ。Jahi Lake のDJプレイの後、まずはゲストボーカルのArin Rayを迎えた「Sleepless Nights」からスタート。Justin Tyson(Dr)、Burniss Travis(B)という強力リズム隊が生むドープなリズムに、早くも客席は酔っている。「Breathe」ではカマシとテラスのWサックスで、気持ちいいグルーヴが生まれる。「Need U Still」はグラスパーがエネルギッシュなキーボードソロを披露し、徐々に熱を帯び、強固で熱いリズムと絡み、熱狂が生まれる。この日はそれぞれのソロもたっぷりと披露し、レジェンドそれぞれが持つエネルギーが音になって放たれ、客席を熱くさせる。永遠に聴いていたい、そう思わせる演奏の数々だった。ラストは再びArin Rayが参加した「Freeze Tag」。カマシとテラスが曲の印象的なラインを一緒に演奏し、カマシの色気とパワーを感じさせてくれるソロに、客席の熱量が高くなる。まさに夢のような約80分のステージだった。DINNER PARTY出演者もリスナーも、自由なスタンスとスタイルで音楽を楽しむ。それがこのフェスの醍醐味だ。開催前にSOILの社長が語っていた「世界の最前線で今のジャズを牽引するバンドと、JAZZの歴史を作ってきたレジェンドと、それらをミックスしてグルーヴを繋ぐDJという、JAZZの進化に欠かせない3つの要素が全て楽しめるのは『LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL』しかありません」という言葉が実感できた2日間だった。文=田中久勝<イベント情報>『LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023』5月13日(土)・14日(日) 埼玉・秩父ミューズパーク開場12:00 / 開演13:00 / 終演20:00(予定)【出演】■5月13日(土)・THEATRE STAGEGEORGE CLINTON & PARLIAMENT FUNKADELIC with Special Surprise Guest .ENDRECHERI. / DOMi & JD BECK / AI, bird, 家入レオ with SOIL&"PIMP"SESSIONS / Answer to Remember with HIMI, Jua・GREEN STAGEALI / 海野雅威 with Special Guest 藤原さくら / 4 Aces with kiki vivi lily / OPENING ACT:MoMo・DJ TENT荒田洸(WONK)/ SHACHO (SOIL&"PIMP"SESSIONS) / 柳樂光隆(Jazz The New Chapter)/ Chloé Juliette■5月14日(日)・THEATRE STAGEDINNER PARTY FEATURING TERRACE MARTIN, ROBERT GLASPER, KAMASI WASHINGTON / SKY-HI & BMSG POSSE (ShowMinorSavage - Aile The Shota, MANATO&SOTA from BE:FIRST / REIKO) with SOIL&"PIMP"SESSIONS / Blue Lab Beats featuring 黒田卓也, 西口明宏 with 鈴木真海子(Chelmico), ARIWA (ASOUND) / Penthouse with 馬場智章・GREEN STAGEKroi / BREIMEN / 馬場智章 / OPENING ACT:soraya・DJ TENT荒田洸(WONK)/ SHACHO (SOIL&"PIMP"SESSIONS) / 柳樂光隆(Jazz The New Chapter)/ Chloé Juliette※モノンクルはボーカル吉田沙良の体調不良に伴い、出演キャンセルとなりました。関連リンク公式サイト::::
2023年05月16日第48回菊田一夫演劇賞が5月13日(土) に発表された。菊田一夫演劇賞とは、劇作家菊田一夫の功績を永く伝えるとともに、演劇界の発展のため1975年に設けられた演劇賞。毎年大衆演劇の舞台で優れた業績を示した作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフに贈られる。菊田一夫演劇大賞を受賞したのは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同。菊田一夫演劇賞は天海祐希、坂本昌行、望海風斗、瀬戸山美咲が受賞した。また菊田一夫演劇賞特別賞には渥美博が選ばれた。授賞式は6月7日(水) に都内で開催される予定だ。第48回菊田一夫演劇賞■菊田一夫演劇大賞・舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同(舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果に対して)■菊田一夫演劇賞・天海祐希(『広島ジャンゴ2022』の山本/ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還』のアンヌ役の演技に対して)・坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』のピーター・アレン役、『凍える FROZEN』のラルフ役の演技に対して)・望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』のミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』のディーナ・ジョーンズ役の演技に対して)・瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出の成果に対して)■菊田一夫演劇賞特別賞・渥美博(永年の舞台におけるアクション指導の功績に対して)
2023年05月15日第48回菊田一夫演劇賞が13日発表となり、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果が評価され、演劇大賞に選ばれた。菊田一夫演劇賞には、天海祐希(『広島ジャンゴ2022』ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』アンヌ役)、坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』ピーター・アレン役、『凍える FROZEN』ラルフ役)、望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』ダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』ミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』ディーナ・ジョーンズ役)、そして『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出を務めた瀬戸山美咲が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は永年の永年の舞台におけるアクション指導の功績が称えられ、渥美博が受賞した。
2023年05月13日奈良 蔦屋書店では、2023年5月13(土)・14日(日)の2日間で「第11回 奈良 蚤の市」を開催する。奈良 蔦屋書店で「第11回 奈良 蚤の市」古く奈良時代には日本の首都として栄え、現在も数多くの文化遺産が点在する古都・奈良。歴史的な建築物が立ち並ぶこの街を舞台にした「第11回 奈良 蚤の市」は、様々な時代の空気を吸い込んだアンティークやブロカントが手に入る本格的な蚤の市だ。奈良県内外からアンティーク&ブロカントが集結会場となる奈良県コンベンションセンター 天平広場には、イギリスやフランスのアンティーク&ヴィンテージ雑貨を取り扱う「ブリックレーン アンティークス(Brick Lane Antiques)」、フィンランドのヴィンテージガラスや陶器で人気の「クーシキッサ(Kuusi Kissaa)」、大正~昭和初期のアンティーク&ヴィンテージ家具を得意とする「グリーンベアーズカンパニー」など、県内外から多数の店舗が出店する。スイーツショップやベーカリーも出店また、アンティークショップだけではなくスイーツショップやベーカリーなども出店。本場フランスの香りを感じる人気ベーカリー「パン・ドゥ・キュイソン(pain d’e cuisson)」や、隠れ家的カフェ「ソラニワ(soraniwa)」の自慢の一品でお腹を満たしながら、運命の逸品との出会いを楽しんで欲しい。開催概要「第11回 奈良 蚤の市」会期:2023年5月13日(土)〜5月14日(日)時間:9:00〜16:00場所:奈良県コンベンションセンター 天平広場<出店店舗>■アンティークAnchor Antiques / あんちーく KIDAN STORE / antique totto / アンティークドボタンキコ / abst / idola / MLPショップ / m‘s -select / カンランシャ / kiccorie / Kuusi Kissaa / グリーンベアーズカンパニー / GLOBE ART / k-tools / thirty three and a third / ぜんまい / TARA / Two of us clothing / 円ら / BACKYARD / buff / はま太郎 / foo stitch / Pleased To Meet Me / BRICOLAGE Antiques / Brick Lane Antiques / 古い道具とカワイイ雑貨 チロル / 古道具 山ノ葉 / マールイ・ミール / Rusty Acorn Antiques■植物stolo■グルメ味な大富 / apa apa cafe (13日のみ) / Awesome pizza!! / käsi (13日のみ) / ごはんやハレ(14日のみ) / 熟成鶏 とことこ / Somi sweets and coffee(14日のみ) / soraniwa(13日のみ) / だいどころ飛鳥(13日のみ) / タイムカフェ(14日のみ) / DE LA BLANCHE 1090(13日のみ) / bird bird / パン・ドゥ・キュイソン / 火と実coffee / pinon plus(13日のみ)
2023年05月12日「第39回ひがしもこと芝桜まつり」が、2023年5月31日(水)まで北海道・ひがしもこと芝桜公園で開催される。ピンクの芝桜×青空の絶景「第39回ひがしもこと芝桜まつり」は、北海道・網走にある広大な公園「ひがしもこと芝桜公園」で開催される春イベント。ピンクの芝桜の丘と澄み切った青空のコントラストが織りなす絶景を堪能できる。ヘリコプター遊覧で空中散歩期間中の5月13日(土)から5月21日(日)までは、芝桜の広がる絶景を上空から楽しめるヘリコプター遊覧も実施。東京ドーム3個分の敷地面積を誇る「ひがしもこと芝桜公園」をゆっくりと空中散歩できる。【詳細】「第39回ひがしもこと芝桜まつり」期間:2023年5月3日(水・祝)~5月31日(水)場所:ひがしもこと芝桜公園住所:北海道網走郡大空町東藻琴末広393■ヘリコプター遊覧期間:2023年5月13日(土)~5月21日(日)離着陸地:ひがしもこと芝桜公園特設ヘリポート運行時間:9:30~16:00プラン例:芝桜コース(約3分) 4,800円/1人(乗合最大3名)予約・問い合わせ先TEL:0120-510-613(フリーダイヤル)
2023年05月12日“チェンバロがどんな楽器なのかを、ひとりでも多くの人に伝えたい!”という想いの下にスタートしたイベント「チェンバロを弾いてみよう!」が、第2回目の開催を迎える。日本を代表するチェンバリスト曽根麻矢子と、彼女の後輩チェンバリスト植山けい&辻文栄の3人が立ち上げたこの企画。昨年11月に開催された第1回においては、わかりやすいチェンバロの説明と体験会やマスタークラス、そして講師との懇親会といった盛りだくさんの内容に、多くのファンが詰めかけたことが印象的だ。「“クリスマスプレゼントにチェンバロが欲しい”と、子供に言われて困ってます(笑)」「チェンバロとの距離が縮まりました、ありがとうございます」などなど、アンケート結果も上々。同じ鍵盤楽器といえども、ピアノとは一味違うチェンバロの魅力を、多くの人々に知ってもらえる有意義な時間となったことを喜びたい。さて、第2回目となる今回の施策や如何に。講師3人の想いを聞いてみた。「お子様が、初めてチェンバロの音を出すという、その瞬間を共有できるのはとてもハッピーです。このイベントを通じて、さらに多くの子供達にこの体験をしてもらいたいと思います。さらには、大人の方々が、初めてのチェンバロ体験にたいへん驚かれていたことも印象的です。出会いのきっかけは貴重ですね。2回目もより多くの皆様の出会いの扉を開きたいと思います」(曽根麻矢子)「大人も子供も「チェンバロを弾いてみたい!」という気持ちで集った第1回目は、参加者のキラキラした表情に、私達講師陣が励まされました。今回も「チェンバロの周りに集まって、そして音を出してみよう!」のコンセプトはそのままに、チェンバロの様々な表情をお伝えできるような新コーナーを考えました。初めてご参加の方も、1回目に続いてご参加下さる方も楽しめる「第2回 チェンバロを弾いてみよう!」。私達と一緒に、チェンバロの魅力を味わいましょう」(辻 文栄)「チェンバロを囲んで舞台に集まった子供たちはとても楽しげです。その子供達が、メヌエットやインヴェンションなどを思いのままに弾く姿には、思わず笑みがこぼれます。そして、音楽を愛する大人の方々にチェンバロをご紹介できたことは、何よりも光栄なことでした。公開レッスンにおいては、ピアノとチェンバロの一番の違いである、タッチの細やかな感覚について丁寧に伝えられ、コンサートでは知ることのできない演奏の秘訣について、参加者が興味深く聞かれていたことも印象的です。第2回目も、バロック時代の作曲家が聴いていたであろう”繊細な音”を楽しんで頂きたいと思います」(植山けい)というわけで、第2回目の盛り上がりも大いに期待できそうだ。「早い時期にチェンバロに触れられたら、どれほど豊かな音楽の世界が開花することでしょう。どうかたくさんの方にチェンバロとの素敵な出会いがありますように」という曽根麻矢子のメッセージが心に響く。チェンバロの魅力に触れるチャンス到来!「第2回チェンバロを弾いてみよう!」5月27日(土)霞町音楽堂(東京都港区西麻布4-2-6 B1)【第1部】演奏 & ご案内:辻 文栄、植山けい13:00子供チェンバロ体験会対象:小中高校生チェンバロの生演奏、紹介、試奏(希望者はお1人様3分、10名限定)13:45やさしい 通奏低音講座どうやって数字を読んでチェンバロで伴奏するの?対象:希望者全員14:30大人のチェンバロ体験会チェンバロの生演奏、紹介、試奏(希望者はお1人様3分、10名限定)【第2部】講師:曽根 麻矢子15:30チェンバロ公開レッスン受講曲5分以内のバッハの曲1レッスン25分:受講料5,000円【第3部】16:30懇親会曽根麻矢子門下生による生演奏あり
2023年05月11日アダマン号は、人々を孤独から引き出して、世界とつながる手助けをする場所アダマン号へ通う表情豊かな人々、そしてその表情の奥に隠された心の問題までを優しいまなざしで捉えた「アダマン号に乗って」。発達ナビでは、4年ぶりの来日を果たしたニコラ監督に、この映画への思いを伺いました。LITALICO発達ナビ編集部(以下――)アダマン号がどのようなところか、教えていただけますか?ニコラ・フェリベール監督(以下監督):アダマン号は2010年に開所した、デイケアセンターです。パリの中心部、セーヌ川に浮かんでいます。係留されているので、航行する船ではありません。言うならば「浮かぶ建造物」です。乗っているときは水の上にいる感覚があります。大きな船が近くを通ると、ゆらゆら揺れます。船の中にはさまざまな空間があります。患者はその中を自由に移動できて、閉ざされた空間はありません。事務所であっても自由に入れます。船の上なら自由に移動していいんです。船に使われている素材はガラスや木材など重厚感があり、光がたくさん入ります。パリの中心にいるのに別の場所に来たような錯覚にとらわれる、とてもゆったりとした場所です。水が近くにあるというのも重要ですね、場所そのものに癒し効果があるんです。通ってくるのは主にパリに住む患者さんです。精神科の医師や心理師にすすめられて通ってきます。定期的に通う人もいれば不定期に通う人もいますし、複数や単体のワークショップに来る人もいれば、ただ雰囲気に浸ってコーヒーを飲みに来る人もいます。映画を見ていただいても分かると思いますが、スタッフも患者さんもみんな私服ですので、誰が患者さんで誰がスタッフなのかもわからない。レッテルがないんですね。この人は病気、患者、この人は支援者という区別がない、患者さんが「病気」の枠に閉じ込められておらず、ちゃんとした「人」として見られているんです。個性的で、人とは違うものを持ってはいるけれど、ジャッジされることもない、異常な人と見られることもないので、特に直すこところもない。ただありのままのその人として見られているんです。スタッフは、彼らの「勢い」を少し引き出そうとします。彼らを孤独から引き出して、世界とつながる手助けをするのです。アダマン号はそういう思想をもった場所です。Upload By 発達ナビ編集部――アダマン号の「アダマン」はどのような意味があるのですか?監督:「アダマン」はフランス語でダイアモンドの中心という意味です。ダイアモンドの核となる硬い部分ですね。フランス語ではあまり使われませんが、英語では比較的よく使われている言葉かもしれません。adamant は「確固たる」という意味です。「アダマン」って音的にもきれいですよね。Upload By 発達ナビ編集部映画「アダマン号に乗って」オフィシャルサイト精神科医療の世界は、私たちの世界や魂の「拡大鏡」のよう――本作を撮影したいと思ったきっかけを教えてください。監督:約25年ほど前に、精神科医療を舞台にした映画「すべての些細な事柄」(1997年)という作品を撮りましたが、私にとって、精神科医療はとても興味深いものなので、また撮りたいと思い続けてきました。私は、精神科医療の世界は、私たちが生きている世界や魂の「拡大鏡」のような場所じゃないかなと思っています。私たちは、普段自分の内面を隠して生きているところがあると思いますが、精神科医療の現場では、その内面をむき出しにされている人たちがいます。彼らに会うと驚かされたり、ちょっと動揺もすれば不安になったりということもあるかと思いますが、そうかと思うと、私たち自身のことを考えさせられたり、なんだかとっても楽しい気持ちにさせられたりということもあります。彼らと出会ったあと、すごくこう顔が明るくなるような、そういうこともあるんですよね。とにかく、精神科医療の現場というのは、いろいろな心のありようがあって、そういう意味では、映画監督としてとても豊かな現場です。Upload By 発達ナビ編集部考える時間、言葉を探す時間、話が自然な形まで展開するのをじっと待つ――監督は、映画の中で一人ひとりに時間をかけて、ゆっくりと話を聞き、返事を待ち、丁寧に、親切に撮影されていると感じました。「話を聞くことが大事」というセリフもありましたが、みなさんにインタビューしていた際、心がけていたことなどありましたら、教えてください。Upload By 発達ナビ編集部監督:必要な時間を取ることを大切にしました。私のカメラの前で語ってくれた方が考える時間、 これが自分の言いたいことなんだという言葉を探す時間、そして、話が自然な形まで展開するのをじっと待ちました。また、絶対にプレッシャーをかけないというのも重要です。なぜなら、カメラを向けられるということ自体とても威嚇的ですよね。それもあって、なるべく穏やかな空気というのが流れるように、そして信頼関係が生まれるように努めました。今の社会は、とてもスピーディーに全てのことが流れていきます。そして、人の話を聞かないで口を挟んだりする人もいれば、ネガティブな相槌をうったりする人がいます。これは私は暴力的なものだと感じています。だから私は、そういうことはせず、時間をかけることを徹底しました。――ありがとうございます。ゆっくりと待っていると、みなさんが言葉を選びながら、心のうちを語りだしてくれていました。その様子がとても心に残っています。また、監督は受賞のコメントで、「精神疾患への人々が抱く偏見を変えたいし、生産性がない人々に税金を使うのは無駄という風潮に抗いたい」とおっしゃっていました。このような偏見をなくすためには、どのようなことが必要だと思いますか?Upload By 発達ナビ編集部監督:やはり、彼ら自身の本当の声を聞くことから始まるのではないかと思います。精神疾患がある人たちを撮影したものにナレーションを入れたり、代弁をしたりして、彼らの声を直接聞こうとしないということがありますよね。それはよくないので、私は「アダマン号に乗って」ではナレーションを入れていません。私が思うに、偏見をなくすためには、まず彼らにも発言権を提供すること、そして、私たちと同等の場所にいてもらうということ大事なのだと思います。でも、今の社会は、彼らのことは見たくない、聞きたくない、知りたくないという人たちが多く、それが精神科医療をとても閉鎖的なものにしていると思います。そういう「無意味な恐れ」を消すには、当事者の声をちゃんと受け入れることが、最初の1歩になると思います。また、最初に触れましたが、「病人」というレッテルを張って、それで括っておしまいにしないっていうこと。「病人」というレッテルは、その人を人間として見ず、まるで1つのオブジェのようなものとして見ているのだと私は思います。 そうではなくて、この人も人間であり、ちゃんと考えている「主体」として見ること、これが大切です。そして、こういうことを実践しているのがアダマン号です。アダマン号ではみんな一人の人間として扱われていて、この人はこんな興味を持っているんだ、この人はこんな才能があるんだ、それが芸術的才能なんだって、その人が持っているものにちゃんとスポットを当てています。これが大切なのだと思います。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません――最後に、LITALICO発達ナビの読者へ、メッセージをお願いします。Upload By 発達ナビ編集部監督:私は30年前に「音のない世界で」 (1992)という聴覚障害をテーマにしたドキュメンタリーを撮りました。人は、聴覚障害のある方をハンディキャップを持ってかわいそうと同情の目で見ることが多いと思いますが、私はそれが大きな間違いだということを、このドキュメンタリーで伝えたかったんです。彼らの手話はとても素晴らしく、とても豊かなものです。顔、腕、手の表情を使い、これによって彼らの見えている世界を描写することができます。ひょっとしたら、飛行機の300個の部品を全部手話で表現できるかもしれません。みんなは聴覚障害をハンディキャップと言いますが、実はそうではなく、手話という豊かな表現方法を持っているというポジティブな形に受け止めることができるのです。ですので、ご本人も、それからそのご家族の方々もそっと見方を変えて、実はとても豊かなことなんだと自覚されるといいのではないかなと思います。障害がある人は、私たちに多くのことを学ばせてくれますよね。私たちの視野をすごく広げてくれるし、普段の生活にはない詩的な、ちょっとこう豊かなものを加味してくれます。競馬の馬が、前に集中するために視野を遮るマスクをつけることがあります。私たちはこれのマスクをつけているような生き方を、社会の中でさせられていると思います。 でも、ハンディキャップがある人は、マスクを着けている人たちからははみ出しますが、はみ出すことによって、私たちにそういう見方、感じ方があるんだと教えてくれます。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません。――ありがとうございました。「アダマン号に乗って」上映情報Upload By 発達ナビ編集部4月28日(金)より全国公開中パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の美しい船「アダマン号」は、精神疾患のある人々を無料で迎え入れるユニークなデイケアセンター。ここでは、絵画、音楽等のさまざまな文化活動を通じて、精神疾患のある人の支えとなる時間、安心できる空間を提供し、サポートしています。精神科医療の世界に押し寄せる均一化、非人間化に抵抗し、個人個人に共感的なケアをするこの魅力的な場所は、生きることの豊かさを教えてくれます。監督・撮影:ニコラ・フィリベール共同製作・配給:ロングライドインタビュー:発達ナビ編集部撮影/廣江 雅美
2023年05月04日演劇・ミュージカル界における世界最高峰の栄誉、「第76回トニー賞」のノミネーションが日本時間5月2日(火)22時(現地朝9時)、マイルズ・フロストとリー・ミッシェルによって発表された。日本時間6月12日(月)に行われる授賞式の模様はWOWOWで生中継される。トニー賞は、対象期間にニューヨークのブロードウェイで正式に開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされる。ミュージカル部門「お熱いのがお好き」ミュージカル版が作品賞含む今年最多の13ノミネート今年は、ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演の1959年の同名映画を原作としたミュージカル「お熱いのがお好き」が作品賞・主演男優賞(2名)・助演男優賞・助演女優賞・演出賞を含む最多の12部門13ノミネートとなった。「お熱いのがお好き」「&ジュリエット」「ニューヨーク・ニューヨーク」「シャックト」3作品が9ノミネートミュージカル部門は3作品が9ノミネートで肩を並べた。「&ジュリエット」は、もし「ロミオとジュリエット」でジュリエットがロミオの後を追って命を絶たなかったら?という設定で描くロマンチックコメディで、「バックストリート・ボーイズ」やケイティ・ペリーなどのヒット曲満載のジュークボックス・ミュージカル。「ニューヨーク・ニューヨーク」は、マーティン・スコセッシが監督を務め、作曲をジョン・ カンダー、作詞を故フレッド・エッブが手掛けた1977年の同名映画を舞台化。カンダーとともに「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダが新曲を書きおろしている点も注目。そして「シャックト」はトニー賞受賞者のロバート・ホーン(「トッツィー」)が脚本、グラミー賞コンビのブランディ・クラークとシェーン・マカナリーが作詞作曲、トニー賞受賞者のジャック・オブライエン(「ヘアスプレー」)が演出を務める新作ミュージカルコメディ。そして、劇作家デヴィッド・リンゼイ=アベアーの2001年の戯曲をベー スに、急速に老化する病に見舞われた少女キンバリーの物語を描き、作品賞最有力の呼び声の高い「キンバリー・アキンボ」と、 ジョシュ・グローバンが主演を務めたリバイバル作品の「スウィーニー・トッド」が8ノミネートで続いている。ジョシュ・グローバン「スウィーニー・トッド」演劇部門演劇部門最多は「レオポルトシュタット」「エイント・ノー・モー」の6ノミネートイギリスの劇作家トム・ストッパード脚本によるユダヤ人家族の物語「レオポルトシュタット」、ジョーダン・E・クーパーが27歳でブロードウェイ劇作家デビューした風刺劇「エイント・ノー・モー」が6ノミネート。ジョーダン・E・クーパーは同作で演劇助演男優賞にもノミネートされている。オスカー女優ジェシカ・チャステインとブロードウェイデビューのジョディ・カマーが初ノミネートジェシカ・チャステインジェシカ・チャステインがイプセンの「人形の家」でトニー賞に初ノミネート。また、人気テレビドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で暗殺者役を演じたジョディ・カマーはブロードウェイデビューとなったひとり舞台「プライマ・フェイシィ」で見事ノミネートされ、ローレンス・オリヴィエ賞に続く受賞を狙う。同作でジョディは、法律と社会が抱える矛盾に直面する、性被害に遭った若き法廷弁護士を演じている。ジョディ・カマーミュージカル主演男優賞はベン・プラットら3人が再び揃ってノミネート「ディア・エヴァン・ハンセン」のベン・プラットは「パレード」、クリスチャン・ボールは「お熱いのがお好き」で、ジョシュ・グローバンは「スウィーニー・トッド」で主演男優賞にノミネート。3人がミュージカル主演男優賞の受賞を争った2017年の第71回では、ベン・プラットが受賞を果たしている。ベン・プラット「パレード」また、演劇助演男優賞には「ピアノ・レッスン」に出演したサミュエル・L・ジャクソンがノミネートされた。授賞式ホストは2年連続でアリアナ・デボーズ第75回に引き続き2年連続でアリアナ・デボーズが授賞式の司会を務めることが発表された。映画『ウエスト・サイド・ストー リー』に出演し、2022年・第94回アカデミー賞では助演女優賞を獲得しているアリアナ。アリアナ・デボーズ昨年の「第75回トニー賞授賞式」でも司会を務め、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げた。 今年のオープニングにも期待が集まる。注目の授賞式は、日本時間6月12日(月)、ニューヨーク市マンハッタン区の北部・ワシントンハイツのユナイテッド・パレスにて開催。授賞式当日の舞台上では、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つのショーとなっている。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~(同時通訳)、WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(text:cinemacafe.net)
2023年05月04日韓国の総合芸術の祭典「第59回百想芸術大賞」の授賞式が4月28日、仁川PARADISE CITYにて行われ、TV部門の大賞は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で熱演を見せたパク・ウンビンが受賞、作品賞は「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」に。また、映画部門・大賞はパク・チャヌク監督『別れる決心』が選ばれた。司会をペ・スジとパク・ボゴム、シン・ドンヨプが務めた授賞式。TV部門には、日本でも話題を呼んだNetflixのヒットシリーズや女性制作者の作品が多数ノミネートされていたが、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で自閉スペクトラム症の新人弁護士を丁寧な役作りで演じたパク・ウンビンは涙ながらの大賞受賞に。また、「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」で壮絶な復讐を行う主人公ドンウンを演じたソン・ヘギョが主演、校内暴力の首謀者ヨンジンを演じたイム・ジヨンが助演で女優賞を獲得し、計3冠となった。一般投票によって選ばれるTikTok人気賞は、『ベイビー・ブローカー』に出演したIUと、5月に入隊が決定している『聖なる復讐者』のパク・ジニョン(GOT7)と“演技ドル”が受賞。なお、多様性・公正性・包容性などのメッセージを内包した作品に与えられる「GUCCI IMPACT AWARD」にはペ・ドゥナ主演『次のソヒ』(原題)が選出されている。主な受賞結果は以下のとおり。TVドラマ部門大賞パク・ウンビン作品賞「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」演出賞「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ユ・インシク脚本賞「私の解放日誌」パク・ヘヨン男性最優秀演技賞イ・ソンミン「財閥家の末息子~Reborn Rich~」女性最優秀演技賞ソン・ヘギョ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」男性助演賞チョ・ウジン「ナルコの神」女性助演賞イム・ジヨン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」男性新人演技賞ムン・サンミン「シュルプ」女性新人演技賞ノ・ユンソ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」映画部門大賞『別れる決心』『別れる決心』作品賞『フクロウ』(原題)監督賞『別れる決心』パク・チャヌクパク・チャヌク監督新人監督賞『フクロウ』(原題)アン・テジン脚本賞『次のソヒ』(原題)チョン・ジュリ男性最優秀演技賞リュ・ジュンヨル『フクロウ』(原題)女性最優秀演技賞タン・ウェイ『別れる決心』男性助演賞ピョン・ヨハン『ハンサン―龍の出現―』ピョン・ヨハン『ハンサン―龍の出現―』女性助演賞パク・セワン『6/45ユクサオ』(原題)男性新人演技賞パク・ジニョン『聖なる復讐者』女性新人演技賞キム・シウン『次のソヒ』(原題)TikTok人気賞IU/パク・ジニョンGUCCI IMPACT AWARD『次のソヒ』(原題)(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVEDハンサン―龍の出現― 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.聖なる復讐者 2023年5月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開ⓒ2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED
2023年04月29日中川晃教がMCを務める日テレプラスのオリジナル番組『中川晃教 Live Music Studio』の第11回に森崎ウィンがゲスト出演することが発表された。アーティストの自宅に招かれたような気分を味わえるスペシャルプライベートライブをテレビで届けようと企画された同番組。今回は森崎とともに影響を受けたアーティストや育った環境などのトークに加え、自身の楽曲やカバー曲などが披露される。番組は5月6日(土) 21時30分に放送される予定だ。■森崎ウィン コメント個人的に訪れたミュージカルで、観て聴き惚れた声の持ち主の中川晃教さんとこうして一緒に歌う事が出来、本当に嬉しかったです。そして、この番組は良すぎます!こういう音楽番組に出られる事が本当に幸せですね。単純に音を楽しむ事をただストイックに突き詰める、最高でした!!!是非、またお邪魔させてください。■中川晃教 コメントLive Music Studio#11ではビルボードライブ横浜を飛び出して、東京は品川にあるClub eXよりお届けしますゲストは森崎ウィンさんです“ウィン”という言葉はミャンマーでは“明るい”という意味だそうですミャンマーで生まれ育った彼に僕はエキゾチックなイノセントを感じていますが、僕たちが最初に出会ったのは神奈川KAATの楽屋でした今度僕もミュージカルをやらせていただくので勉強に来ました、と、ウィンくんが挨拶してくれましたその後「West Side Story」でトニーを演じることを知り、僕は密かに心の中でエールを送るそんな存在のウィンさんです昨年のJapan Musical Festivalをきっかけに、ミュージカルについてお互いの夢を膨らませ合える関係となりました英語教師をされていたお祖母様の影響でR&Bを聴いて育ったというウィンさんデビューアルバムから「WonderLand」や最新アルバムより「My Place, Your Place」では言葉の持つしなやかなリズム感と優しい歌声に包み込んで幅広い選曲もウィンカラーに染めあげてしまうマイケル・ジャクソンさんのナンバーから「Remember The Time」を2人で歌わせていただいたり、またブルーノ・マーズさんの「Just The Way You Are」をギター弾き語りで聴かせてくださいますどうぞお楽しみください<番組情報>『中川晃教 Live Music Studio #11』5月6日(土) 21:30~日テレプラスで放送出演:中川晃教、森崎ウィンピアノ・アレンジ:園田涼【放送予定曲】「Just The Way You Are」(ブルーノ・マーズ)「Flowers」(マイリー・サイラス)「Heal the World」「Remember The Time」(マイケル・ジャクソン)「Ain’t No Mountain High Enough」(ダイアナ・ロス)「WonderLand」「My Place, Your Place」(森崎ウィン)「相対性理論」(中川晃教)「銀河鉄道 999」(ゴダイゴ)「ディア・エヴァン・ハンセン」より「The Wiz」よりほか全15曲番組公式サイト:
2023年04月27日WOWOWで放送される「生中継!第76回トニー賞授賞式」のナビゲーターとして、井上芳雄と宮澤エマの出演が決定した。アメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される「第76回トニー賞授賞式」。該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。昨年に引き続き、授賞式の司会は2年連続でアリアナ・デボーズ。昨年、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げたが、今年のオープニングにも期待が集まる。そして、今回で9回目となるWOWOWの中継では、スタジオからのナビゲートを添えて、授賞式の様子を生中継・ライブ配信。そのナビゲーターを、井上さんと宮澤さんが務める。2人がタッグを組むのは、3回連続3度目。井上さんは、WOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し、今回で9度目。宮澤さんは、今回で3度目の出演となる。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※同時通訳日本時間)。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(cinemacafe.net)
2023年04月26日日本時間6月12日(月) にアメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される『第76回トニー賞授賞式』の模様が、スタジオからのナビゲートを添えてWOWOWで生中継・ライブ配信される。このたびナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また授賞式はオープニングアクトをはじめノミネート作品に関連した豪華パフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がタッグを組むのは3回連続3度目で、井上はWOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し今回で9度目、宮澤は今回で3度目の出演となる。今年もブロードウェイを敬愛するふたりのナビゲートとともに『第76回トニー賞授賞式』を楽しんでほしい。<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ詳細はこちら:
2023年04月26日2024年のアカデミー賞授賞式が3月10日に開催されることが決まった。主催者の映画芸術科学アカデミーが公式HPなどで発表した。今年と同じく、会場はドルビー・シアターで、米ABC局が生中継を行い200以上の国・地域で放送される。例年、2月の終わりから3月初めに開催されていたアカデミーの授賞式。新型コロナウイルスの影響を受け、2021年は4月25日、2022年は3月27日と大幅に開催時期を変え、今年は3月12日に行われた。来年も3月の第2日曜日に設定されている。一般部門へのエントリーの締め切りは11月15日、ガバナーズ・アワードは11月18日、ショートリストの発表は12月21日、ノミネーションの発表は2024年1月23日、候補者たちのランチ会は2月12日とのスケジュールも発表された。今年の授賞式では『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多7部門受賞。ミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞を獲得し、演技部門をほぼ独占した。来年の受賞候補に挙がりそうな作品としてメディアが期待を寄せているものには、マーティン・スコセッシ監督の『Killers of the Flower Moon(原題)』、クリストファー・ノーラン監督の『Oppenheimer(原題)』、ブラッドリー・クーパー監督&主演の『Maestro(原題)』などがある。(賀来比呂美)
2023年04月25日プルチャーム株式会社(本社所在地:東京都目黒区、代表取締役:田島 一貴)の商品2点が、2023年4月開催の「第62回 モンドセレクション優秀品質賞2023」において、金賞・銀賞をそれぞれ受賞いたしました。ブランドロゴ~受賞商品~■金賞受賞・イクモアリスグロウリッチイクモアリスグロウリッチ【イクモア 頭皮用美容液リリース年表】2018年10月イクモアシリーズ初の育毛剤「イクモアハーバルヘアケアジェル」の発売を開始2019年9月イクモアシリーズ初の医薬部外品育毛剤「イクモアナノグロウリッチ」の発売を開始2022年11月医薬部外品育毛剤「イクモアリスグロウリッチ」の発売を開始2023年3月イクモアシリーズ初の敏感肌向け医薬部外品育毛剤「イクモアピュアグロウリッチ」の発売を開始【イクモアリスグロウリッチ特徴】大ヒット商品「イクモアナノグロウリッチ有効成分3種類」から「4種類に有効成分を増やし」「新たな浸透技術のADSリポソーム」により表皮の内側まで成分を内包してしっかりと届けます。金賞メダル■銀賞受賞・イクモアクロカミシャンプーイクモアクロカミシャンプー【特徴】1本5役のオールインワンカラーシャンプーです。Wイオン染料とダークニルで髪内部からしっかりと黒髪に染め上げ、色落ちしにくいのが特徴です。また保湿成分も入っているので、ツヤ髪も期待できます。銀賞メダル《自社サイトのお知らせはこちらから》 《ブランド紹介》イクモア(iqumore)「忙しい女性の、髪に関するお悩みに応えられるものはないか」と考え、女性のヘアケアサプリメントが誕生したことから始まった、女性のためのヘアケアブランドです。年齢と共に増えてゆくお悩みに寄り添い、年齢を重ねても美しい、女性らしさのための商品を多数展開しています。URL: 《会社概要》会社 : プルチャーム株式会社(Pulchram Inc.)代表取締役 : 田島 一貴本社所在地 : 〒153-0042 東京都目黒区青葉台2丁目3-1 小杉ビル青葉台4階事業内容 : 自社商品の企画開発およびECサイト運営・販売URL : お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月24日「第19回東京蚤の市」が、2023年6月2日(金)から6月4日(日)まで、東京・国営昭和記念公園にて開催される。「第19回東京蚤の市」アンティーク&ヴィンテージの雑貨などが集結全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」は、「紙博」など人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。第19回目となる今回は、日本各地に加え海外から240組以上の店舗やメーカー、作り手が集結し、アンティークやヴィンテージの品々が販売される。「アウトドア」「クラフト」エリアが初登場会場には「アウトドア エリア」が初登場。東京下町の職人たちによって立ち上げられたアウトドアガレージブランド「DOWN TOWN GEAR」や旅をコンセプトに、厳選したアウトドアグッズや作品を展開する「Purveyors」などが出店し、自然豊かな場所で楽しむキャンプから、険しい登山まで、屋内外で活躍するキャンプギア、ウェア、フードなど、盛りだくさんのアイテムがラインナップする。また、「クラフト」エリアも新たに登場。木工や金工、ガラス、陶、革といった素材を用いて手作業により生み出される道具や芸術品、装身具など、多彩なクラフトアイテムを取り揃える。カラフルな磁器で制作されたキュートな器、動物モチーフの酒盃など、キュートでユニークなアイテムの数々が揃う。古着や古書などそのほか、南青山の骨董通りに位置し、大人向けな古着のスタイリングを提案する「verandah aoyama」や、ヨーロッパ、アメリカのヴィンテージウェア&ファブリックを多数取り扱う「MOTHER LIP」の古着、絵本や洋書の古書、さらにはドライフラワーや多肉植物といった植物など、盛りだくさんのラインナップで用意する。なお会場では、ジューシーチキンや肉まん、ドーナツといったフード、コーヒーなど冷たいドリンクも提供するため、お気に入りのアイテム探しの合間に腹ごしらえをすることができる。【詳細】「第19回東京蚤の市」開催期間:2023年6月2日(金)~6月4日(日)会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(無料エリア)住所:東京都立川市緑町3173時間:9:30~17:00入場料:・会場販売チケット 1,700円・オンライン販売チケット 1,300円※中学生以下無料
2023年04月23日4月16日に開催された、第41回香港映画賞のレッドカーペットに登場した、ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)。マリア・グラツィア・キウリによる2023年春夏 コレクションより、刺繍があしらわれたイエローのシルクドレスにベルトを合わせた装いを披露しました。ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)/Courtesy of DIOR@Dior @MariaGraziaChiuri#Diorお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月19日「第94回アカデミー賞」国際長編映画賞にノミネートされた映画『EO イーオー』より、主人公のEOを写した場面写真が公開された。イエジー・スコリモフスキ監督の7年ぶりとなる最新作は、ロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』に着想を得た物語。主人公は、EO(イーオー)という名のロバ。サーカス団から連れ出され、ポーランドからイタリアへと予期せぬ放浪の旅に出ることに。プレミア上映となった第75回カンヌ国際映画祭では、審査員賞・作曲賞の2部門を受賞。全米映画批評家協会賞でも、外国語映画賞/撮影賞の2部門を受賞し、New York Timesでは2022年のNo.1ムービーに選出された。いち早く鑑賞した、スコリモフスキ監督と親交のある映画監督・濱口竜介は「もう彼だけになってしまった。その人自身を映画と思える人は。崇高と俗悪がかつてなく接近する最新作はまた一つ映画の領野を広げ、相変わらず陳腐な問いを与える。映画とは何か。つまりスコリモフスキとは何者か」とコメント。俳優・渡辺真起子も「ロバのEOの旅。それだけなのだけれど、誰からも忘れられてしまいそうなロバが人間の暮らしの断片を繋いでいく。流転していく中で、思い出す温もりは『EO』にとってなんだったんだろう。『EO』が出会う人間達もまた旅の途中なのだと思う。人間達の暮らしはどこへ向かっていくのだろうか。まずは『EO』が辿り着く先はどこなのか、劇場で見届けていただくしかない」と感想を述べている。『EO イーオー』は5月5日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:EO イーオー 2023年5月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2022 Skopia Film, Alien Films, Warmia-Masuria Film Fund/Centre for Education and Cultural Initiatives in Olsztyn, Podkarpackie Regional Film Fund, Strefa Kultury Wrocław, Polwell, Moderator Inwestycje, Veilo ALL RIGHTS RESERVED
2023年04月14日King & Princeの永瀬廉主演の本格ミステリー『法廷遊戯』の特報映像が解禁された。原作は、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった五十嵐律人の本格法廷ミステリー小説『法廷遊戯』。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務め、脚本を『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也が手掛ける。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(きよよし)役に永瀬廉、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨役に北村匠海ら実力派俳優を迎えた本作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれていく。特報映像では、ロースクールに通い、弁護士となる主人公・セイギと、その同級生の美鈴と馨の3人を取り巻く殺人事件の断片が集められている。弁護士バッジを胸に法廷に立つセイギ、横たわる美鈴の不穏な笑み、ナイフを手にする馨の姿を皮切りに、物語の断片が次々とカットインしていく。駅構内の防犯カメラの映像、学生たちがロウソクを手に寄り集まる「無辜ゲーム」の現場、そして岩場に残された1台のビデオカメラ。驚愕の表情を浮かべこちらを覗くセイギが見たものとは――?そして、真実を手繰り寄せるように時間が巻き戻され、さらに映像は加速する。たたみ掛けるような断片カットの応酬のなか、美鈴が警察の監視のもと歩く姿や血を流し倒れる男性の遺体など、衝撃の映像も捉えられている。この事件は誰が被害者で、加害者なのか?物語の全貌はまだ謎に包まれたまま、意味深に丸で囲まれた過去のセイギの写真を最後に映像は終了する。『法廷遊戯』超特報映像『法廷遊戯』()11月10日(金)公開配給:東映(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年04月14日東京を拠点とするコンテンツスタジオ・BABEL LABEL所属の監督・藤井道人が、第17回 日藝賞を受賞した。「日藝賞」は、全ての日本大学藝術学部出身者を対象にその年に最も活躍した人物へ贈られるもの。社会に貢献する功績を残し、芸術を志す学生に夢を与える人物を、日藝在学生と教職員が選考している。このたび日藝卒業生として第17回 日藝賞を受賞した藤井は、第43回日本アカデミー賞最優秀賞受賞作品『新聞記者』や『余命10年』などの話題作で知られている。また、映画学科・松島哲也教授がプログラムマネージャーを務める令和5年度後期の「芸術総合講座Ⅹ 映像ビジネス」を、日藝とBABEL LABELが共同で実施することが決定。本講座は9月から全15回にわたって行われる予定で、各回にはBABEL LABELに所属するクリエイターをはじめ、ゆかりのあるゲストも登壇する予定だ。■藤井道人 コメントこの度は、本当にありがとうございます。18年前、日本大学芸術学部に入学した僕は、映画のことを何も知らない少年でした。「二科目で入学できて、映画学科って何か楽そう!」そんな軽い気持ちで入学した僕でしたが、入学してすぐに映画の虜になりました。出会った先生方、仲間たちのお陰で、今も映画を作る喜びを感じることが出来ている毎日です。これからは、自分が誰かのためになれるように、卒業生として母校の発展に尽力したいと思っています。BABEL LABEL 公式サイト:
2023年04月12日