くらし情報『映画『PERFECT DAYS』役所広司がカンヌ映画祭で男優賞、公共トイレ清掃員の日々を描く』

2023年5月19日 17:05

映画『PERFECT DAYS』役所広司がカンヌ映画祭で男優賞、公共トイレ清掃員の日々を描く

映画『PERFECT DAYS』役所広司がカンヌ映画祭で男優賞、公共トイレ清掃員の日々を描く

映画『PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)』が2023年12月22日(金)より公開される。本作は第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされており、監督はヴィム・ヴェンダース、主演は本作で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞に輝いた役所広司が務める。

ヴィム・ヴェンダースが渋谷の“公共トイレ”を題材に
『PERFECT DAYS』は、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた長編映画。清掃員の平山という男を主人公に、日々の小さな揺らぎを丁寧に追った作品だ。

監督を務めるヴィム・ヴェンダースは、『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』など、数々の傑作映画を手掛けてきたドイツの名匠。

日本の公共トイレのなかに“平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所(small sanctuaries of peace and dignity)”を見出したというヴィム・ヴェンダースが、『PERFECT DAYS』ではフィクションの存在をドキュメントのように映し出した。その瞬間、その瞬間にしかないものたちの美しさに注目だ。

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