今夜はカレーを作って食べようと思っていたのに、冷蔵庫にある野菜はにんじんのみ。玉葱もジャガイモもない。他にあるのは…果物かごのバナナくらい。家にあるものだけで、彼が好きそうなカレーって作れないかなぁ。猿のイラストを描きながらなんとかならないか考えていると、ふと思い付いた。玉葱→飴色玉葱飴色玉葱+ジャガイモ→バナナバナナ+カレー→ウキウキ(?)カレーちょっと強引だけど、これはもしかして…意外と美味しいかも?<材料>(作りやすい分量*約4皿分)・ご飯 4皿分・バナナ 4本(1本当たり皮付きで約100g程度)・豚肩ロースブロック 300g程度・にんじん 1本・ニンニク 1片・塩 小さじ1/2杯・バター 適量(10g程度)・赤ワイン 100cc・水 約400cc (目安)・カレールゥ 4皿分・米粉 お好みで適量デコレーション用・卵 2個・海苔 適量・ケチャップ お好みで適量<作り方>1.始めに、バナナは少し熟したものを使用します。完熟したバナナを使う場合は辛口のカレールゥを使用して下さい。(例:普段甘口なら中辛がベスト。)まず、小鍋に卵と水を入れて火にかけ、ゆで卵を作り始めます。(沸騰後15分加熱したら流水で冷やしておきます。)卵を茹でながら、豚肉を2cm角に切ってボールに入れ、ニンニクをすりおろして加えます。皮をむいたバナナ1本分(80g程度)と塩も加えて、バナナを潰しながら調味料と一緒に揉み込みます。(手を汚したくない人は袋に入れて揉み込んでもOK。)終わったら冷蔵庫には入れず、常温になるように置いておきます。2.にんじんとバナナは厚さ8mm~1cmくらいの輪切りにします。バナナ1本分(80g程度)は最後に加えるため、残しておきます。煮込み用には2本分(160g程度)を使用します。にんじんはラップをして、500wの電子レンジで2分程加熱しておきます。3.鍋にバターを入れて弱火で溶かし、にんじんと煮込み用のバナナを加えて中弱火で炒めます。バナナがペースト状になってきたら、行程1の豚肉を加えます。4.豚肉の表面の色が変わってきて全体がある程度馴染んできたら、赤ワインと水を加えます。(水の量はカレーのルゥによって異なるため、裏面の表示を参考に加減して下さい。)にんじんが軟らかくなるまで、蓋をしないで15~20分程中弱火で加熱します。煮ている間は、たまに底の方から全体的に混ぜるようにします。5.煮込みながら、デコパーツも用意します。ゆで卵は殻をむき、縦半分に切った後、横半分に切っておきます。今回、顔パーツはキッチンバサミで海苔を切って作りましたが、作りやすいと思う方法でOKです。目や鼻のパーツはレーズン等でも代用可。表情も是非お好みのものを試してみて下さい。6.カレーは味見をしてみて、濃ければ水を少し足して下さい。薄ければ塩(分量外)をするか、ルゥを少し足して下さい。カレーはさらさらの状態でもOKですが、少しドロッとしている方がデコがしやすく、アフロ感も出ます。ドロッとした感じにしたい場合は米粉を少しずつ加えて混ぜながら加熱します。(米粉は大さじ3~4杯程度が目安。)味とトロミ加減が決まったら火を止めます。最後に行程2で残しておいたバナナを加えて一混ぜします。7.温かいご飯をお皿に盛り、猿の顔の形にします。口元の部分が少し高めになるように盛ると、高さにメリハリが出て可愛くなります。顔ができたらカレーを注ぎ、ゆで卵の耳を埋め込みます。アフロ部分はにんじんとバナナが見えるように配置すると可愛いです。8.最後に海苔の顔パーツをのせて完成。(お好みでケチャップを頬に薄く塗ると、よりキュートになります。)バナナの甘みと風味がカレーと意外にマッチ。玉葱もジャガイモも入っていないけど、深みのある味わいです。普段のカレーにちょっと飽きたという人も、是非一度お試しあれ。
2014年09月11日『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のその後の物語を描く映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のポスター画像が公開された。進化した猿を率いるシーザーの表情に迫ったデザインだが、その表情は怒りに満ちているようにも、苦悩しているようにも見える。ポスターにデザインされた“心も、進化した”というコピーは何を意味しているのだろうか?その他の写真『…創世記(ジェネシス)』では、シーザーという一匹の猿が突然変異的な進化を遂げ、彼の先導によって猿たちが進化し、人間に反旗を翻すまでが描かれたが、最新作はその10年後が舞台となる。生き残った人間たちは深い森に逃げ込み、独自のコミュニティを作り上げていた。彼らは知能を持った猿たちに襲われる恐怖と戦いながら、人類がかつて謳歌していた暮らしを取り戻すべく、猿たちを率いるシーザーと交渉することを希望する。一方、シーザーも平和を望んでいるが、人間と共存するべきか、彼らと対立して戦いを続けるべきか迷う。シーザーはどちらの道を選ぶのか? 地球を新たに支配するのは人間と猿のどちらなのか? 新作は緊迫感あふれるスペクタクルを描きながら同時に、キャラクターの“葛藤”も描かれるという。名優アンディ・サーキスが前作に引き続いてシーザー役を演じ、スタッフはサーキスの身体や表情の動きを読み取ってCGに生命を吹き込む“パフォーマンス・キャプチャー”の技術を用いることで、シーザーの表情の変化を細やかに描き出していく。ポスターに登場するシーザーの“進化した心”が最後に下す判断が気になるところだ。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』9月、全国ロードショー
2014年04月25日過激な内容で話題沸騰中の『悪の教典』(公開中)で主演を務める伊藤英明主演の人気シリーズ第4弾、『BRAVE HEARTS 海猿』のブルーレイ&DVDが、来年1月18日(金)に発売になることが決定した。シリーズ最高の観客動員数、575万人突破を記録した2012年最大級のヒット作だ。その他の画像本作では海難救助で最も危険な事案に従事する“特殊救難隊”に志願した主人公・仙崎大輔(伊藤)が、東京湾に不時着するジャンボ旅客機の乗客乗員346名を助け出す任務を負う、シリーズ史上最大規模のスケールとアクションが展開する海洋エンターテインメント。レギュラーメンバーの伊藤、加藤あい、佐藤隆太、三浦翔平、時任三郎に加え、今作では新たに仲里依紗、平山浩行、伊原剛志がシリーズに初参戦。海難現場の最前線というスペクタクルと、“絶対にあきらめない”という感涙のテーマを豪華キャスト勢で映し出す。このほど発売になるタイトルの“プレミアム・エディション”には、シリーズ最長となる特典映像を収録予定。メイキング映像や未公開シーンをはじめ、イベント映像集やキャストインタビュー、そして“海猿”ファンにはおなじみのロールナンバー集やUMIZARU GRAFFITIなど、シリーズの世界観を再現した充実のコンテンツが揃う。また、羽住英一郎監督が使用した台本のレプリカ版も封入され、ファン垂涎のコレクターズ・アイテムも同梱。豪華な特典映像と合わせて、劇場で体験した興奮と感動を今一度味わってみてはどうだろうか。『BRAVE HEARTS 海猿』2013年1月18日(金)発売スタンダード・エディションブルーレイ4935円DVD3990円プレミアム・エディションブルーレイ9135円DVD8190円発売元:フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社販売元:ポニーキャニオン文:鴇田 崇
2012年11月15日『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』のルパート・ワイアット監督が、続編から降板した。スタジオは次の候補として、すでに7人ほどの監督を検討している。昨年夏に公開された『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』は、全世界で4億8300万ドルのヒットとなった。それまで無名だったワイアット監督は、続編にも意欲的だったが、スタジオが決めた2014年5月23日の北米公開日まで時間がなさすぎると感じたらしい。彼に代わる監督として、スタジオは『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス氏、『テイク・シェルター』のジェフ・ニコルズ氏、『28週後…』のファン・カルロス・フレスナディージョ氏、『The Impossible』のフアン・アントニオ・バヨナ氏、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン氏、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ氏、『アリス・クリードの失踪』のJ・ブレイクソン氏などを挙げている。最有力候補はリーヴス監督。候補者の中で最も有名なデル・トロ監督は、多忙すぎて、おそらく一番可能性が低そうだ。公開日まで時間がないため、スタジオは決定を急いでいるという。『猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉』でサルのシーザーを演じたアンディ・サーキスは、すでに続編への出演を契約している。文:猿渡由紀
2012年09月27日「ぴあ」調査による7月13日、14日公開の映画・満足度ランキングは、伊藤英明主演のシリーズ最新作『BRAVE HEARTS 海猿』がトップに輝いた。2位に椎名誠の同名小説を阿部サダヲ主演で映画化した『ぱいかじ南海作戦』が、3位にテレビアニメ『魔法少女リリカルなのはA’s』をベースにした劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』が入った。その他の写真1位の『BRAVE HEARTS 海猿』は、東京湾で起こったジャンボジェット機事故の人命救助に挑む海上保安庁の潜水士・仙崎大輔(伊藤)ら“海猿”たちの活躍を描く。劇場には作品ファンが多く足を運び「シリーズに一貫して描かれている“あきらめない”“信じる”が随所に表れていてよかった」「展開が新しい。俳優の演技がワイルドでカッコイイ!」「その場にいるかのような臨場感が味わえた。泣ける部分もあって充分楽しめた」「皆が一丸となることの大切さ、助け合う姿が心に響く」「メンバーの成長を感じることができて、シリーズで一番よかった」など、世代をこえて熱いコメントが寄せられた。2位の『ぱいかじ南海作戦』は、離婚と失業が同時にやってきた男が、気分転換に訪れた南の島でサバイバル生活をする様を描く。出口調査では「元気が出る映画。主人公の生き方が気に入った」「全体を通してゆるくて、笑えるシーンが多くて大満足」「阿部サダヲとピエール瀧の絡みがおもしろい」など、女性を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年7月13日(金)、14日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月17日人気シリーズ第4弾となる映画『BRAVE HEARTS 海猿』の公開を前に本作を含む劇場版4作のイッキ見イベントが11日に都内で開催。途中、主演の伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、羽住英一郎監督が来場し舞台あいさつを行なった。その他の写真75組150名の当選枠に約9千もの応募が集まった今回のイベント。午前9時から上映が開始され、途中休憩を挟みつつ3作を上映したところで舞台あいさつとなったが、伊藤をはじめ登壇陣は朝から座席に座り続けていたファンに「おつかれさまです」とペコリ。この日は、客席のファンとの質疑応答も行われたが、伊藤と加藤に対し「10年間、共演してきて本気で好きになったことは?」というスポーツ紙顔負けの質問も飛び出した。伊藤は「プライベートでそうなると演技できなくなりそう。そういう気持ちで見たことがない」と恋愛感情を否定。加藤も「伊藤さんは素敵な方ですが実際に好きになることは…」と伊藤の言葉に同意した。一方で「大事な存在にはなります」(伊藤)、「いろんな意味で大好き」(加藤)と語るなど互いを特別な存在として認識しているよう。また10年を通じて互いに変わった部分を尋ねられると加藤は「基本的に変わってないけど昔の方がもっとはっちゃけてヤンチャだった気がします。お年を召されて(笑)、大人になった感じ」と慎重に言葉を選びつつ伊藤の成長(?)を明かした。この日は、タレントのスギちゃんの名付け親として一躍有名になった仮面の人気占い師・ゲッターズ飯田も来場し、キャスト陣と作品の未来を占った。伊藤は「根は真面目だけど変態」「心が小6か中1から成長してない」などと指摘されつつ、「今年から運気の流れが絶好調」とさらなる飛躍のお墨付きをもらいご機嫌。結婚できるかどうかが気になる加藤は「大金持ちと結婚します。早ければ年内にいい人が現れる」との言葉に満面の笑みを浮かべていた。気になる作品の運勢はというと「いままでで一番のヒット」と嬉しい結果が。これには登壇陣一同ホッとした様子で客席からは期待を込めた大きな拍手が沸き起こった。『BRAVE HEARTS 海猿』7月13日(金)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月11日シリーズ最新作『BRAVE HEARTS 海猿』の公開が間近に迫った9日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで映画のハイライト映像と生のオーケストラ演奏を融合させた「シネマ・ミーツ・シンフォニー 海猿 ザ・コンサート」が開催された。ファン5000人が駆けつけた会場には、主演の伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、三浦翔平、羽住英一郎監督が来場し、客席でコンサートを堪能。伊藤は「生の音楽がこんなに迫力があるなんて、本当に感動しました。海猿っていいな…と思いますね」としみじみ語っていた。その他の写真会場内の巨大スクリーンに名シーンが映し出される中、梅田俊明氏の指揮の下、新日本フィルハーモニー交響楽団が『海猿〈ウミザル〉』『LIMIT OF LOVE 海猿』『THE LAST MESSAGE 海猿』という劇場版シリーズ3作品とTVドラマからの“ベスト選曲”を披露したほか、シリーズ最新作の主題歌『ビリーヴ』を歌うシェネルがサプライズ登場し、会場を盛り上げた。伊藤演じる仙崎の妻・環菜役の加藤も「生のオーケストラで振り返ると、感動もひとしお。この作品に出会えて、本当に良かった」と感激しきり。「鳥肌が立ちっぱなし」(佐藤)、「本当に泣ける」(三浦)と救難隊の“バディ”たちも大興奮の様子だった。シリーズ全作の音楽を手がけるのは作曲家の佐藤直紀氏(『ALWAYS 三丁目の夕日』『龍馬伝』など)。羽住監督は「佐藤直紀と同じ時代を生きられることは本当に幸せ」と喜びを噛みしめていた。海上保安官たちが直面する海難事故の現場をダイナミックに描いたシリーズ第4弾。海上保安庁のエリート集団「特殊救難隊」に配属された仙崎(伊藤)と長年のバディ・吉岡(佐藤)らが、東京湾に緊急着水したジャンボジェット機事故の人命救出にあたり活躍する姿が描かれる。『BRAVE HEARTS 海猿』7月13日(金)全国ロードショー
2012年07月10日大ヒットアドベンチャーシリーズ『ジュラシック・パーク』の最新作にして第4作目となる『Jurassic Park IV』(原題)の脚本家がこのほど決まった。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の脚本家コンビであるリック・ジャファとアマンダ・シルヴァーが、ユニバーサル・ピクチャーズにより同作の脚本家に起用されたようだ。同シリーズの第1作と第2作を監督したスティーヴン・スピルバーグは今回もメガホンを取ることはないと明言しており、一方、スティーヴンの製作パートナーであり本作にも関わっているキャスリン・ケネディは昨年末、最新作では脚本が最も重要な要素であると強調していた。「『Jurassic Park IV』(原題)をやるためには、素晴らしい脚本が必要なのよ。私たちは観客の立場になって、自分たちに高い目標を掲げているの。映画を作る理由なしに、最新作を手がけたくないわ。『ジュラシック・パーク』をシリーズ化するつもりは本来無かったから、ある意味ジレンマなのよ。だって必ず『なんで『Jurassic Park IV』(原題)を作るんだい?』っていう議論がなされるんだもの。そういうわけだから、『Jurassic Park IV』(原題)を製作するための良い理由を探さないといけないのよ。いま、その作業に取り掛かっているわ」。同作の公開予定日はまだ未定となっている。
2012年06月25日海上保安庁の潜水士の活躍を描いた人気シリーズ“海猿”の最新作『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌を、R&Bシンガー・シェネルが担当することが発表された。その他の写真映画やドラマなどで支持を得た人気シリーズ“海猿”。2010年9月に公開された『THE LAST MESSAGE 海猿』で完結したが、復活を望む多くのファンの声もあり第4弾として続編が製作された。本作では、特殊救難隊に配属された海上保安官・仙崎(伊藤英明)と長年のバディ・吉岡(佐藤隆太)らが、ジャンボジェット機事故の人命救出にあたり活躍する姿が描かれる。シェネルは、「ベイビー・アイラブユー」「ラブ・ウィズ・DJ」などでブレイクした、ロサンゼルス在住の女性シンガー。本作のために「ビリーヴ」と題したオリジナル曲を書き下ろした。そんな彼女は、「日本の素晴らしい映画の主題歌を歌う機会をいただけてとても嬉しいです」「映画のストーリーを聞いて、みんなが奇跡を信じて前向きなエネルギーを広めるきっかけになれば」と、参加の喜びを語っている。また、プロデューサーの臼井裕詞氏は、「生きるのが難しい時代だからこそ“救い”を感じてもらえるような映画にしたかった」と作品をアピール。シェネル起用のいきさつについては、「製作当初から“希望の女神”になるような女性ボーカルがいいと思っていた。今回(映画で)描きたい“自分を信じることで、奇跡はおこせる”ということを、透明感がありスケール感がある美しい歌声の主題歌で伝えられたらと思う」と話している。本作は、7月13日(金)より公開される。『BRAVE HEARTS 海猿』7月13日(金)全国ロードショー
2012年04月16日人類が高度な知性を有した類人猿に支配されるという斬新な世界観を打ちたて、世界を震撼させた不朽の名作『猿の惑星』。世代を超えて根強い人気を誇る本シリーズを新たなキャスト、スタッフを迎えて映画化した『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が本日、劇場公開となった。一匹のチンパンジーの突然変異から始まる人間への警鐘の物語の中で、類人猿が敵視する存在としてひときわ強烈な存在感を放っているのが『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ役でおなじみのトム・フェルトン。得意(?)とする“いじめっ子”の演技の魅力、さらに“猿”との演技について語るインタビュー映像が到着した。トムにとって、青春期を過ごし共に成長した『ハリー・ポッター』シリーズを卒業後、初めての出演映画となった本作。同シリーズの後はインディーズ作品への出演を望んでいたというトムだが、本作に抜擢された気持ちをこうふり返る。「これほど歴史のあるシリーズに参加できてとても光栄だと思っている。でも一番興奮していたのは僕の父親だと思う。父はものすごく興奮して、僕がどの類人猿を演じるのか興味深々だったんだ。『いやいや父さん、僕が演じるのは人間だから!』って感じで(笑)」。今回、トムが演じるのはジェームズ・フランコ扮する科学者・ウィルの家で育てられた類人猿・シーザーが送り込まれてくる霊長類施設のオーナーの息子、ドッジ。類人猿たちを残酷に扱う、根っからのいじめっ子だ。本人曰く「控えめに言ってもあまりいいキャラクターじゃない」という役柄だが、『ハリー・ポッター』でも正義感みなぎるハリーをとことん敵視する“ヒール”役がハマっていたトムにとって、この役はお手の物…?「もう最高!思いっきりいやらしく演じるチャンスを大いに楽しんだよ。悪役って往々にしてよく描かれているし、これだけ粘着性があって恐ろしいキャラクターを演じるときは、ほかのキャラクターを演じるときよりもがっつりと取り組むことができるんだ。それに自分と全く逆のキャラクターを演じるのってすごくいいことだと思うんだ。吐き捨てるようにセリフを言う役を演じるのはすごく楽しいよ。今回はそのぐらい意地の悪いキャラクターだったし」。そう嬉しそうに語るその姿からは、この新たなキャラクターを存分に楽しみ、自分のものにした様子のトム。今後もゴルフに励む5人のはみ出し大学生を描いた『From the Rough』や、スリラー映画『The Apparition』など幅広いジャンルの作品に挑戦しており、ますますその活躍が期待される。そんな彼の、劇中の憎きキャラととても同一人物とは思えない、キュートな素顔がこの映像から感じ取れるはず。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?『ハリポタ』シリーズのドラコことトム・フェルトン、脳腫瘍の少年支援を呼びかけジェームズ・フランコ、N・キッドマン共演の舞台を降板多忙?それとも学業優先?『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着
2011年10月07日猿が人間を支配する!そんな衝撃的な世界観で知られる往年の名作SF映画の“起源”を描き、いよいよ日本でも公開された『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。劇中では、突然変異によって進化した猿が物語の中心となるが、現実世界の猿もそれに匹敵するような高い能力を持っているのでは、と思わせる驚きの映像が、無料映像配信サイト“GyaO!”で公開され話題を呼んでいる。その他の写真本作は、斬新な世界観と衝撃的なラストシーンで知られるSF映画の金字塔『猿の惑星』の前日譚を描く作品。つまり、“なぜ猿が人間を支配することになったのか”という、これまで語られることのなかった重要な真相が描かれるのだが、その答えとして登場するのが、突然変異で進化を遂げた猿、シーザーだ。高い知能をもったがゆえに人間の愚かさを痛感したシーザーは、自由を求める闘いを開始。それが『猿の惑星』的支配関係につながっていく。そんな本作に関連して“GyaO!”で公開されているのが、実際に猿がどんな能力をもっているかを解説する映像の数々。そのうちのナショナルジオグラフィックの映像によると、人間と猿のDNAはかなり似通っていて、オランウータンはDNAの96.4%、ゴリラは97.7%、チンパンジーに至っては98.4%が人間と同一、つまり2%も違わないことになるという。また、それを証明するような、猿たちが驚くべき知能を発揮する映像も紹介されている。画面に表示された数字を一瞬で記憶する知能テストでは、人間を大きく上回る記憶力を発揮。さらに、ゲームのコントローラーやナタ、銃などの道具を巧みに使いこなす様子も記録されており、これを観ると今までもっていた猿たちへの印象がガラっと変わるはずだ。このように猿たちが高い能力を既に持っているとなると、SF(サイエンス・フィクション)、つまり“あくまでフィクション”として捉えられていた『猿の惑星』のことも、あながちフィクションと断言しきれなくなってくる。これらの映像をチェックし、「これは絵空事ではない」と思って『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を観ることで、作品が掲げる“人類への警鐘”というテーマをより深めてみてはいかがだろうか。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』上映中(C) 2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年10月07日斬新な設定と衝撃的なクライマックスで、今なおSF映画の金字塔として名高い『猿の惑星』。その後、世界的な大ヒットを受けてシリーズ化され、その世界観は拡大した。そして2011年。誰もが知りたかった「いかに猿が人類を支配したのか!?」の謎を明らかにするのが、シリーズ最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』だ。その他の写真現代を舞台に、アルツハイマー治療薬の実験台として、遺伝子操作され、高い知能を手にした一匹の猿が仲間を従え、人類に反旗を翻す過程がダイナミックに描かれる本作。全米ではすでにシリーズ最高興収を記録し、批評家のレビューも軒並み高評価。シリーズ最高傑作の呼び声も高い。優れた遺伝子を受け継いだ主人公の猿同様、本作には『猿の惑星』シリーズへのオマージュが満載だ。そこで一説には20を超えるといわれるオマージュの一部を紹介しよう。特に注意深く見てほしいのは、研究所のテレビに映し出されるロケット発射のシーン。このロケットに乗っているのが、他ならぬ第1作『猿の惑星』の主人公であるテイラー(チャールトン・ヘストン)ら3人の宇宙飛行士なのだ。最新作ではロケット発射の数日後に、「宇宙船、行方不明?」の見出しが躍る。ロケットがたどり着いたのが、時空を越えた猿の惑星=地球だったことは言うまでもない。オマージュという意味合いを越えて、最新作と過去シリーズを結びつける重要なリンクとして、見逃せないポイントだ。最新作では違法に監禁された猿たちが、収容所所長の息子であるドッジ(演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ役でおなじみ、トム・フェルトン)に虐待を受けているという設定。猿たちがホースから激しく水を浴びせられるシーンは、第1作『猿の惑星』にも登場する。もちろん、猿と人間の立場が逆転し、ヘストン演じるテイラーに水がぶちまけられるのだが。また、ドッジは猿に囲まれた環境で「こっちの頭がヘンになる」「その汚い手をどけろ」という台詞を発するが、これも第1作でテイラーが猿たちに言い放つ言葉である。また、主人公の猿であるシーザーという名前は、『猿の惑星 征服』で猿たちの革命を率いたリーダーと同じ。最新作に登場する猿たちの名称は、過去シリーズに登場する猿や俳優に由来している。『…創世記(ジェネシス)』にはこれ以外にも、数多くの旧作オマージュが散りばめられている。コアなファンでも1回見ただけでは、すべてを発見することは難しいはず。一方、『猿の惑星』シリーズを知らない観客には、ぜひ最新作を入り口にループ状に広がる『猿の惑星』ワールドを満喫してほしい。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー文:内田涼
2011年10月06日超大作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』で、ジェームズ・フランコの相手役をつとめる、美しく才能あるフリーダ・ピント。この圧倒的かつ訓戒に富んだ物語で、フランコが演じるのは、人間的な感情と知性を兼ね備えたチンパンジー“シーザー”と心通わせる聡明な科学者。『スラムドッグ$ミリオネア』で初めて映画に出演し国際的に注目されるようになり、2008年度英国アカデミー賞(BAFTA)助演女優賞にノミネートされた彼女が、以下のインタビューに答えてくれた。キャロラインの役柄をどのように演じられたのですか?『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は素晴らしい物語なの。私が2010年に読んだ中で一番良くできた物語の一つだった。すぐにこの映画に参加したいと思ったわ。それほど美しい脚本だったから。私が演じるキャロラインは霊長類学者で、美しい動物たちのことを学び、寄り添うことに全人生を捧げている獣医なの。彼女はチンパンジーの生態を学んでいて、動物たちの行動パターンや彼らと人間との相似性を観察している。彼女は人間の助けとなるこの素晴らしい動物たちと一緒にいることが大好きなの。彼女はどんなタイプの女性なのですか?キャロラインはこの物語の理性の声なの。彼女のことを表現するにはそれが一番適格な言い方ね。このキャラクターで私が最も気に入っているのは、彼女が倫理について多くを語っているところね。彼女は反対側のものに対しても耳を傾けたいと思っているタイプなの。それはすごく珍しいことなんだけど。たいていの人はものごとについて思いをめぐらしたとき、その反対側を見たいなんてことは絶対思わないし、揺らいだりしないでしょ。でもそこが、私がキャロラインについて非常に興味深いと思うところなの。彼女は自分が愛する人の視点と自分自身の視点の間で自分をうまく両立させようとしている。アクション満載のワクワクするようなドラマというだけでなく、これはラブストーリーでもあるんですね。これはかつて存在したラブストーリーのたぐいとはまったく別の解釈のものなの。科学者と霊長類学者とのラブストーリーで、自分が愛する男の気持ちを和らげようとする若い女性のラブストーリーなの。彼女は彼にわかってもらおうとするし、彼により理性的になってもらおうとする。それと同時に、キャロラインについて非常に興味深いことは、彼女もまた、彼のものの見方をちゃんとわかっているってことなの。そこには多くの愛情が横たわっている。ふたりは他人に対して、「いいえ、あなたは間違っている。あなたはこのようにこうしなくてはいけない」とただ言うんじゃなくて、基本的に互いを理解しようとしている。それはまさにギブ&テイクのような関係なの。『スラムドッグ$ミリオネア』以来、あなたの生活はどのように変化しましたか?人生というのは素晴らしいもので、驚きが配分されているからこそ、常に素晴らしいものになるの。避けることのできない気の滅入るような瞬間でも、落ち込んだときでも、学べることはたくさんあると私は信じている。生きるってことは偉大なことなの。『スラムドッグ$ミリオネア』は与えられた贈り物として私に素晴らしい機会を提供してくれた。あんな贈り物を得たら、それでしたいことは何でもできるし、自分が持っているものをフルに生かし、利用することができる。さもないと、そのままにしてついには腐らせてしまうことになる。私はそれを十分に利用することになったと思うし、私がこれまでにできたことの中で一番素晴らしいことだったと思う。その素晴らしい映画に伴ってきた称賛や名声がありながら、どのようにあなたは地に足をつけてキャリアを築いてきたのですか?その質問に対しての一つの退屈な答えがあるわ(笑) 家族よ。それはいつも家族なの。人々は私にもっと突拍子もないことを言ってほしいと期待しているかもしれないことは承知しているけど、答えは家族っていう単純なものなの。両親は私が自分の居場所を常に保つように、自分がどこから来たのかということを決して忘れないようにと私を育ててくれた。それで私はいつもずっと地に足をつけていられると思うの。演技以外に熱中していることは何ですか?いろいろあるけど、残念なことに全部をやれているわけではないの。私は旅ばっかりしているから、ほとんどの時間は時差ボケと格闘してるの!でも、私の情熱の多くは学ぶことに費やされている。私の目標はいろんなところに出かけて、自分の職業とはまったく関わりのない、全然違うことを学ぶことなの。最近は、古代インドのマーシャルアーツの型を習うというのが気に入っているわ。カラリパヤットと呼ばれる最古の武術なの。そこに赴いて学べるわけではないけど、実践することはできる。これは徹底的にその世界に没頭することが要求されるから、いったん始めたら後戻りはできないの。でないとマスターすることは決してできないから。もっと学んで、いろんなことを知りたいわ。あなたはとても美しい方です。美しさはあなたの人生とキャリアにおいてどの程度の役割を果たしていますか?ルックスについて考えることはとてもたやすいことだと思う。そのことにあまりにも耽溺して、自己陶酔してしまうと、映画を見るときにいつも、「まあ、どうしましょう。私の目線がうんぬん」などと常に言ってしまうことになるわね。そうなるといろんなことが虚しくなってくるわ。ロンドンの地下鉄の車内に腰かけて、ある場所からある場所に移動しながら、ありとあらゆるタイプの人々やそれぞれまったく違う表情やルックスの人を見るというのは愉しいわね。それぞれの人々がみんなとてもユニークだから。これが私の見方なの。自分のことをみじめな風貌をしているなんて思わないわ。自分の両親が私に伝えてくれた遺伝子を持っていることを幸せに思っている。でも、そのことを自分が何者であるかということの主要な要素であると重要視しているわけでもないの。もし、私が写真撮影をするなら、自分が一番よく見えるように最大限の努力をするわね。それが写真撮影の肝心な点だから。でも、映画を撮るときには、演技にだけ集中し、見た目については考えないようにしている。正直言うと、映画に映る自分の姿を見るのはとてもつらいところがあるわ。私はファッションに興味があるし、それがとても好きだし、ある意味、映画業界と切り離せないものだと思っている。そのふたつは密接な関係があるの。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』 詳細はこちら
2011年10月05日人気SFシリーズ最新作『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』のジャパンプレミアが24日に都内で行われた。“遺伝子”操作で高い知能を手にした猿が“リーダー”となって、人類に反旗を翻す本作にちなみ、なでしこジャパンのキャプテンとしてサッカー女子日本代表を世界一に導いた澤穂希選手と、芸能界屈指の遺伝子を受け継ぐ気象予報士の石原良純が出席した。その他の写真猿が支配する惑星は、かつて人間が栄華を誇った“地球”だった。そんな衝撃的クライマックスで、世界中を震撼させたシリーズ第1作『猿の惑星』から40数年。現代のサンフランシスコを舞台に、最新のデジタル技術を用いて「いかに猿が人類を支配したのか」をスリリングに描くのが『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』だ。W杯での優勝以降、大忙しの澤だが、映画イベントに出席するのは今回が初めてで「試合より緊張しますね」。一足先に作品を鑑賞し「スケール感に圧倒されました。それに(映画に登場する)猿がぜんぶCGだと聞いてびっくりしました。それに感動的な部分もあって、女性でも楽しめる作品だと思います」と太鼓判を押す。高い知能を武器に、仲間を率いるリーダー格の猿・シーザー(演じるのはアンディ・サーキス)に対しては、「私もキャプテンとして、みんなを引っ張っていく苦労に共感しました」。作品のテーマである“進化”を引き合いに「一試合一試合、進化し続けて、成長する姿を見てもらいたい。私もシーザーのような強い信念で頑張ります」と2012年ロンドン五輪に気持ちを引き締めた。石原はシリーズ第1作『猿の惑星』を公開当時に見たといい「あのラストシーンは今でも覚えていますよ」と感慨深げ。「人間が欲望を追求すると、いろいろなハプニングが起こるもの。天気だって、人間がどうこうしようとするのは良くないこと」と気象予報士らしい視点で、作品に込められた“人類への警鐘”をアピールした。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー
2011年09月26日これまで新作が公開されるごとに前作を上回る興行収入を記録してきたメガヒットシリーズ『海猿』の最新劇場版第4弾となる『BRAVE HEARTS海猿』の製作が決定!伊藤英明に加藤あい、佐藤隆太に三浦翔平ら前作までのメンバーに加え、新たに仲里依紗が出演することも明らかになった。前作『THE LAST MESSAGE海猿』は、シリーズの集大成にするべく“完結編”として製作されたが、公開直後からブログやTwitterで続編を望むファンの声が多数、寄せられた。一方、羽住英一郎監督やプロデューサー、主演の伊藤さんは、海上保安官・仙崎大輔の“最終目標”として究極のステージである特殊救難隊での彼の活躍を見てみたいと語り合い、原作漫画の中でも最大の海難事故である“ジャンボジェット機の海上着水”にトライしてみたいと考えていたという。興行的成功と制作陣の思い、そしてファンの後押しを受けて脚本作りがスタートしたが、そのさなかに東日本大震災が発生。未曾有の大災害の中で人々が自らの危険を顧みずに他人を救おうとする姿を目の当たりにし、人間の優しさ、勇敢さ、素晴らしさを再認識し、いまを生きる人々に贈る作品として、改めてこの最新作の意義が浮き彫りに。特に今回は、仙崎ら海上保安庁の隊員たちの活躍のみを描くのではなく、市井の人々を含め様々な人間が協力し合い、勇気を振り絞って目の前の命を救おうと懸命になる姿が描かれる。前作の海上ガスプラント事故から2年後、仙崎(伊藤さん)と後輩の吉岡(佐藤さん)は1万3千人の海上保安官の中でわずか36名の選ばれし者からなる特殊救助隊に所属し、海難救助の最前線にいた。そんな折、一機のジャンボ旅客機のエンジンが炎上し飛行困難な状況に陥り、急遽、東京湾着水というプランが実行されることになる。着水に失敗すれば火の海、もし無事に着水しても浮いていられる時間はわずか20分。その間に乗客と乗員346名を助け出さねばならないのだが…。伊藤さんと佐藤さんによる仙崎&吉岡コンビは健在!2人が指揮をあおぐ「特殊救難隊」の副隊長・嶋を演じるのは伊原剛志。加藤さん演じる仙崎の妻・環菜は2人目の子供を身籠っている。さらに本作から出演となる仲さんが演じるのは吉岡の恋人でキャビンアテンダントの美香で彼女は問題のジェット機に搭乗している。伊藤さんは「日本が、震災というとても困難な状況に直面しているいまの時期に、“人命救助”を扱うエンターテイメントである『海猿』を作っていいのか、という思いもありましたが、この震災を通して、“誰かのために闘っている人達がいる”ことも強く感じました。同時に、こうした状況下でも、未だに多くのファンの方から『また仙崎が観たい』という声をいただいて、結果、“いまだからこそ、海猿をやるべきなんだ”と自分の中で決意しました。僕はこれまで、いつも“前作を超えたい”という気持ちで『海猿』に臨んできましたが、今回は、“ひとりでも多くの人を勇気付けたい”という思いがいちばん大きいです。みなさんが、仙崎の姿を見て、勇気を持ってもらえたらと思います。多くの方に愛されている作品なので、期待を裏切らないよう、全員で一つになって、最高の『海猿』を作り上げたいと思います」とこれまでとはまた違った、新作にかける思いを明かしてくれた。撮影は9月17日(土)にスタートし12月中旬まで行われる予定。公開はシリーズ初の夏休みの時期となる。新たなステージで戦う仙崎、そして苦難に立ち向かう人々の姿は震災を経験した日本人の心に何を伝えるのか?『BRAVE HEARTS海猿』は2012年7月、全国にて公開。■関連作品:BRAVE HEARTS海猿 2012年7月、全国にて公開
2011年09月09日映画史に残る傑作SFシリーズのオリジナル最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が10月7日(金)から日本公開されるのを前に、現在、全国の映画館で“脅威の進化!?猿が映画館へやってきた!”と題した特別映像が上映されている。その他の写真『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、高度に知能が発達した猿たちが人間を征服し奴隷化した世界を舞台にしたSFシリーズの最新作で、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し人間に反乱する過程が描かれる。現在、上映されている特別映像は猿が映画館を訪れ、窓口でチケットを購入し、ポップコーンを買い、座席に着いてスマートフォンの電源をOFF。映画の上映開始に備えるまでを捉えたもので、知能が発達した猿が映画館でのマナーを人間たちに教える内容になっている。本映像は全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズ、MOVIX、ユナイテッド・シネマズ、109シネマズで観ることができる(一部劇場/作品を除く)。また、本日6日の2014年W杯ブラジル大会予選の日本代表戦の中継では、本作の60秒CMも放映。これは先週放映された60秒CMに続く全2部作の後編で、全米で興行・批評ともに大きな成功をおさめた本作の一端を楽しめる。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年09月06日映画史上に燦然と輝く名作『猿の惑星』の“起源”を描き、全米で2週連続興行収入第1位に輝いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。当然のように知性を持った“猿”に注目が集まりがちの本作だが、忘れてはいけないのが人間側の主人公である科学者のウィルを演じるジェームズ・フランコの存在。今年のアカデミー賞では『127時間』での主演男優賞ノミネートに加え、アン・ハサウェイと共に司会者まで務め、八面六臂の大活躍を見せたが、彼の多才ぶりはそれだけにとどまらない。俳優に脚本家に小説家、映画とTVドラマの監督などに加え、実は彼は4つの大学および大学院に通いながら俳優としての活動を続けるハリウッドきっての秀才なのだ!科学者という役柄はそんな彼にピッタリとも言える。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で英文学を専攻していたジェームズだが、演技に目覚めて大学を中退。TVシリーズ「フリークス学園」で人気を博し、2001年にはTV映画「DEAN/ディーン」でジェームス・ディーンを演じゴールデン・グローブ賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞するなど、着実にキャリアを築いてきた。『スパイダーマン』シリーズで世界的に名を知られるようになり、『スモーキング・ハイ』、『ミルク』と、演技派として高い評価を得続け、その後の活躍は多くの人が知るところ。一方で、その間にUCLAに再入学して優秀な成績で卒業。さらにニューヨーク大学とコロンビア大学、ブルックリン・カレッジに同時入学し、今年の春からは文学博士号取得を目指しイェール大学院に進学するなど、現在は4つの大学、大学院の学生としての顔も持っている。ちなみに、先に名の上がった大学のうち、イェール大学とコロンビア大学はアメリカの「USニューズ・アンド・ワールド・リポート」による「2011全米大学ランキング」で3位と4位に入っており、「世界大学ランキング 2010」でも3位と11位(参考までに東京大学は24位)に入っている。日本とは異なり、欧米の大学は入ってからが大変とされる。エマ・ワトソンにナタリー・ポートマンなど、難関の大学に通うハリウッドスターは多々いるが、4校同時に在学というのは、ハリウッドでも稀に見る高学歴俳優と言える。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は2010年の夏休みに彼が俳優活動に専念し、カナダのバンクーバーで撮影が進められた。ルパート・ワイアット監督は「ジェームズは非常に変わった男で、生まれながらにして驚異的な才能を持っているんだ。演じるという本能に関して、彼は特に並外れた力を持っている。監督としてはある意味狼狽させられてしまうほどだよ」と賛辞を惜しまない。今回のウィルという役は、認知症を患う父親の治療薬の開発のために寝る間も惜しんで研究に没頭する男。ジェームズは自らが演じたこの男を「ウィルは冷静で孤独な男だ」と語る。研究の中で彼はチンパンジーのシーザーを世話することになるが、ここから徐々に変化が…。ジェームズは続ける。「ウィルは父だけでなく、この幼いチンパンジーの介護者にもならなくてはならない。ストーリーが進むにつれて、ウィルはより人間らしくなっていき、科学者としての側面が希薄になる。薬の成功よりもシーザーのことが気になっていくんだ。ウィルにとってシーザーはペット以上の存在で、この特別なチンパンジーの父親的存在になっていくんだ」。また、本作のテーマに関してジェームズは「今回の作品では科学倫理について言及されている。この作品は技術が人間の手の及ばないところまで来てしまったときに起きてしまう悲劇的な物語なんだ。僕はこの作品が戒めの物語になりうるという考え方が気に入っている。少し想像力をふくらませると現実の世界で“こんなことが起きそうだ”という世界を描いているんだ」と語っている。鋭い視点と深みのある解釈の上に立ち、ジェームズは人間側で苦悩するウィルを熱演し高い演技力を発揮している。ハリウッドきっての“知性派”の演技に注目!『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年08月26日長きにわたる映画史に名を残し、多くの映画ファンに衝撃を与えてきた名作『猿の惑星』の“起源”に迫る『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の特報とポスター画像が解禁!その世界観の一端が明らかとなった。高度な知能を持つ猿が人間を支配するという斬新な設定と、衝撃のラストが鮮烈な印象を与えた『猿の惑星』。なぜ、人間は猿に支配されたのか?そんな疑問に答えてくれるのが『猿の惑星:創世記』だ。人間の傲慢さゆえに、裏切った猿のシーザーが、人間や彼らが構築してきた文明に怒りを覚え、反逆を起こす。そして猿たちの自由を求める戦いは、やがて人類への脅威へと変貌していくことに…。今回到着した特報では、地下の研究室に何かが運ばれるシーンからスタート。檻からは長い指が見え、猿が監禁されていることがうかがえる。が、驚くべきはこの後。脱出不可能と思われる檻から、高い知能を駆使し、いとも簡単に開錠してしまう猿。そしてどこか一点を見つめるシーザー。この表情は果たして何を物語っているのか?ちなみにシーザーの映像は最新のCGI技術を使用し、豊かな知性と感情の変化を可能にさせている。演じるのは『キング・コング』のコング役も務めたアンディ・サーキス。ポスターに写るその表情は特殊メイクだけでは出せないまさに“猿”そのもの。まさに猿役を演じさせるならこの人(?)と言える。そんなアンディの演技にもぜひ注目してほしいところ。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月、全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりニューTOHOシネマ、日劇プラザほか全国東宝洋画系にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年06月17日1968年に公開された伝説的映画『猿の惑星』の“起源”に迫る『RISE OF THE PLANET OF THE APES』の邦題が『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』に決定!猿が試験管を手にしている衝撃的な劇中写真も公開され、少しずつ作品の全貌が明らかに――。高度な知能を持つ猿が人間を支配し文明を築くという人間社会への辛辣な風刺をこめた革新的な設定と衝撃のラストで、映画史にその名を刻んだ『猿の惑星』。その全ての起源を描く本作が今年の10月に日本でも公開を迎える。本作では、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し、人間への反乱を起こすまでのプロセスが描かれる。今年のアカデミー賞の司会を務めたジェームズ・フランコを主演に迎え、『スラムドッグ$ミリオネア』で脚光を浴びたフリーダ・ピントら実力派の俳優陣が集結。メガホンを握る新鋭ルパート・ワイアットは、本作で描かれる物語――『猿の惑星』の原点について「これは、革命の話。我々の文明の終わりと新しいものの始まり。もし我々の文明が終われば、次に何が起こる可能性があるのか?これは現実的にあり得る話だと思う。文明が滅んだ後は何が起こるのか?次の主役は誰なのか?」とのコメントを寄せている。今回到着した画像を見ると、猿が試験管を手にするという暗示的な構図にどこかゾッとするものを感じさせられるが、それ以上に驚愕すべきはそのシワ、目、毛並みなどの精巧さ、緻密さである。本作の製作を手掛けたのは、『アバタ―』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどでアカデミー賞視覚効果賞を受賞してきたスタジオ「ウェタ・デジタル」。元々、1968年の『猿の惑星』が、その猿の特殊メイクのあまりのレベルの高さからアカデミー特別賞を受賞し、のちにメイクアップ部門が設立されるきっかけとなったのは有名な話。38年を経て製作されるその“原点”の物語では、体や顔にマークや機具を付けるパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使し、俳優の顔の表情を完璧なまでに取り込み、究極の“リアリティ”を実現している。最高の技術、そしてより深いストーリーが融合して生まれる“始まり”の物語の行方は――?『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月、全国にて公開。■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月、全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年05月03日「今年のボーナスもダウンかも……」。そんな中、景気の良いキャンペーンがただ今実施中だそうです。その名も「猿を探して200万円キャンペーン」。主催は、クロレッツでおなじみ「キャドバリー・ジャパン」。俳優の成宮寛貴さんが、だんだん猿になるガムのCMでもおなじみです。早速、キャンペーンの応募方法を見ると、方法が2種類。■その1パソコン、携帯、スマートフォンから・全国各地に出没するストライド猿(各地のサンプリングに登場するストライド猿およびストライド屋外広告、TVCM、WEB上(ブランドサイト、YouTube、キャンペーンサイト)に登場するストライド猿)を手持ちのカメラで撮影してキャンペーンページから応募すれば完了。■その2ツイッターから・ツイッター上に出没する各地の代表ストライド猿をフォロー、指定のワードとハッシュタグを入れてつぶやけば応募完了。ツイッターの方が簡単にできそうなのでオススメです。応募条件は、日本国内に在住で、9歳以上の人で、関係者でなければ誰でも応募が可能。ちなみに、ストライド猿は、キャンペーンで用意された胸に「S」マークのある猿のことで、「ストライド」は、ヤバいほど味と噛み心地が長持ちしてハマれるガム(公式ホームページより)のこと。紹介ページに「ヤバい」って普通に書いてあるのがツボでした。キャンペーンの応募期間は、2010年11月15日から2010年12月24日まで。ツイッターで応募する場合の指定ワードやハッシュタグなどは、キャンペーンサイト まで!(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】アウトレットで25組のカップルがダンス&キス【コラム】旅行・出張の際は要チェック!地域限定コンビニおにぎり【コラム】なぜか福井県では不人気!?知られざるネクターの秘密
2010年11月15日市原隼人が2月27日(土)、東京・新宿バルト9で主演映画『猿ロック THE MOVIE』の初日舞台挨拶を行った。昨年7〜9月に日本テレビ系の深夜帯で放送された人気ドラマの劇場版で、原作は週刊ヤングマガジン(講談社刊)で連載中の芹沢直樹氏による同名漫画。今作は、オリジナルストーリーで、どんな鍵も開けてしまうサルこと天才鍵師・猿丸耶太郎(市原さん)が、謎の美女マユミ(比嘉愛未)の依頼でとある金庫を開けたことからヤクザと警察から追われるハメになる逃走劇。登場から「イッチー!」の大声援を浴びた市原さんは、初日を迎えた心境を司会者から聞かれると、「嬉しい、嬉しいっす」とストレートに表現。撮影をふり返り「ライブ感、疾走感が漂っていた。みんなが土台になっていい作品を作ろう!っていう雰囲気がありました」と充実の笑顔を見せた。一方で今作をひと言で表すお題に、市原さんは色紙に「子供」と書き「猿は真っ直ぐで純粋で、周りにどうこう言われたからやるんじゃなくて、見たままで動く。ということで」と解説。司会者から市原さんもそう?と聞かれるとうなずきながら「大人にはならないっすね」と、はにかんだ。同じお題に、サルの幼なじみ・山田役の高岡蒼甫は「変」と書き、「ドラマでは警官だったけど今回刑事になり、髪型も8:2分けだったのが今回は7:3」と軽妙なトーク。劇場版キャストの小西真奈美が書いた言葉は「ギリギリのライン」。「傍から見たら悪いことでも、すごく信念を持っていることだったり自分の中では正義だったり、一概に答えが出ないことってある。それを、この作品を通じて人間の心の中にある大事な要素だと感じました」と話していた。『猿ロック THE MOVIE』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会■関連記事:市原隼人が渋谷に突如出現も大混乱でイベントは即中止!去り際に熱い思い呼びかけ市原隼人、23歳のバースデイ祝福に「新しい自分見つける」『猿ロック』完成披露一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!市原隼人が元祖サル・秀吉の元に参上!大阪で『猿ロック』ヒット祈願&天下狙う市原隼人らキャスト舞台挨拶付き『猿ロック THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待
2010年02月27日累計400万部の売上を突破した人気コミックを原作に、人気沸騰中の市原隼人を主演に迎えてドラマ化され、今年7月より放送された「猿ロック」。兼ねてから映画化が囁かれていた本作だが、その真相がこのたび明らかに!映画『猿ロック THE MOVIE』というタイトルで、強力な新キャストも加わり、撮影がスタートした。ドラマからの続投で、市原さんが演じるのは主人公の天才鍵師・猿丸耶太郎、通称“サル”。映画では謎の美女に依頼された仕事で、警察の権威に関わる重大な秘密が入ったトランクを手にしてしまったサルは、ブツを取り戻そうとする銀行強盗犯、そして警察に追われるハメに…。市原さんに加え、共演陣には芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫らがドラマに続き、サルの幼なじみとして配役。さらに、劇場版新キャストとして、NHKドラマ「どんと晴れ」で脚光を浴びた比嘉愛未がサルを美貌で騙す謎の美女を、小西真奈美は超エリート警察官僚役で事件の最大のカギを握る人物として出演するほか、光石研に西村雅彦、國村隼などベテラン勢も集結。また、鍵屋vs警察の激しいアクションも見どころとなる本作。カーチェイスに車の横転、海に車ごとダイブもあり!制作には、『海猿』の制作スタッフが何名か入っているが、先日都内某所で行われた銀行強盗のシーンの撮影では半径約100メートルの道路を一日中封鎖して敢行。警察隊や報道陣、野次馬といった数百人ものエキストラもおり、一般の通行人は本物の事件と間違えて、野次馬となって押し寄せたとか…。ドラマから映画に、パワーアップした映像が展開される。『猿ロック THE MOVIE』は2010年2月27日(土)より公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会
2009年10月29日