幼児や小児がいる方は、ぜひ知っておいてほしいことがあります。それは、彼らを将来肥満児や生活習慣病にさせない方法です。アメリカの調査では、子どもの肥満をつくりだす要因の一つが「睡眠不足」だということが分かっています。将来、我が子を肥満児にさせないためにも、今のうちから対策をとっておきましょう。睡眠と肥満児の密接な関係日本生活習慣病予防協会のページで紹介されていたアメリカの調査結果によれば、子どもの肥満は、孤食と睡眠不足とテレビ視聴によってリスクが高まるのだといいます。この3つの要素がそろうと、その確率がなんと1.7倍にも上がるのだそうです。毎日子育てをする中で、将来、肥満や生活習慣病にさせないためにはどうすればいいのかを知りたいという親は多いでしょう。このアメリカからの調査は、一人でご飯を食べさせることや、夜更かしをさせること、そしてテレビを長時間見させることは子どもにとってマイナスになることが分かります。肥満と睡眠不足の関係そもそも、子どもでなくとも、肥満と睡眠不足は密接に関わり合っていることが研究により分かっています。起きている時間が長ければ、それだけものを食べる回数が増えるということもありますが、実は食欲に関係するホルモンの増減に秘密が隠されているといわれています。睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモンであるレプチンの分泌が低下し、反対に、食欲を増進させるホルモンであるグレリンの分泌が増加するというのです。このホルモン分泌の増減によって、思わず食べ過ぎてしまうことが多くなり、肥満につながりやすいのだと考えられています。子どもにはたっぷりの睡眠と一家団欒の時間を睡眠不足は肥満につながることは分かりましたが、孤食も同じように肥満につながりやすいといわれています。その原因としては色々なことが考えられていますが、一つに、一家団欒で食事をすることで、家族の間で感情的なつながりを持つ機会が増え、より健康的な食品を選ぶようになるという説があります。家族一緒の食事では、比較的、肥満予防に効果的な食品や栄養である、野菜や果物、カルシウムなどの摂取量が増えるというデータもあります。しっかりと睡眠をとって、家族そろって肥満になりにくい食品を食べること、テレビやパソコン、ゲームなどを適度にすることなどがポイントになりそうです。小さいお子さんをお持ちの方は、ぜひ気にしてあげてください。Photo by Katie Laird
2015年02月24日睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、肥満の人に多いとされていますが、実は『小顔』の人もなりやすい病気だともいわれているんです。なぜ、痩せているのに睡眠時無呼吸症候群になってしまう可能性があるのでしょうか?意外! 小顔が『睡眠時間の割に眠れていない』原因だった!?睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間にいびきと無呼吸を繰り返します。睡眠中に舌根が沈み込んで、気道が塞がってしまうことが原因だといわれています。脂肪がついているほど気道が閉塞しやすいので、今まで睡眠時無呼吸症候群は『肥満男性に多い病気』とみなされていました。しかし、ある研究では睡眠時無呼吸症候群の30%が、『顎が小さい人』だったというのです。顎が小さい人は、口の中の面積そのものが狭いため、のどの入り口も狭くなってしまうことが原因です。気道そのものが狭いので、呼吸障害を起こしやすいといわれています。いわゆる『小顔』の人が多く、男性だけではなく、若い女性の患者も増えているそうです。睡眠時無呼吸症候群が生活に及ぼす影響睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の質を大きく下げてしまうことで知られています。呼吸がきちんとできていないので、睡眠中に脳が低酸素状態になってしまうからです。夜に熟睡感がなく、昼間に強い眠気と倦怠感を覚える人が多いといわれています。睡眠時無呼吸症候群が一般的に知られるようになったきっかけは、2003年の山陽新幹線運転士の居眠り事故でした。不眠によって、集中力・注意力が低下することは数々の睡眠に関する研究で指摘されています。そのため、日常生活に支障をきたしてしまう人も少なくないのです。不眠の症状を抱えている人は、勤務中の眠気から作業効率が4割低下するという研究もあります。また、交通事故を起こす割合も、1.4倍になるそうです。運転中に強い眠気に襲われれば、命を落としてしまう可能性もゼロではありません。「睡眠時無呼吸症候群かも」と思ったら?『中年メタボ男性の病気』と思われていた睡眠時無呼吸症候群が、痩せている小顔の人にも起こりうるということについて、意外に思った人は多いのではないでしょうか?では、「睡眠時無呼吸症候群かも」と思い当たる節がある場合は、1人で悩まずに、お医者さんに相談してみてください。睡眠中のいびき、呼吸停止、昼間の耐え難い眠気は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるかもしれません。「たかがいびきで病院に行くなんて」と軽く考えないことが大切です。睡眠の質は身体や社会生活に大きな影響を与えます。いびきという身体からのサインを見逃さないようにしましょう。Photo by Ryan Manni
2015年01月28日ジャンクフードといえば、肥満の大敵! ダイエット中の人はなるべく避けなければなりません。しかし、睡眠不足だと、高カロリーのジャンクフードを食べたくなるという驚きの報告が米カリフォルニア大学バークレー校研究チームから発表されました。成人23人に対し睡眠不足の朝の脳の働きを調査実験は、健康的な若い成人23人を対象に実施。十分な睡眠をとった翌朝と、睡眠不足で迎えた朝の脳を、機能的磁気共鳴画像法によって調べました。調査の結果、睡眠不足の朝では、脳の奥の部分にある情動反応に関わる領域である扁桃体の活動が活発になり、その一方で複雑な意思決定を司る前頭葉の前頭皮質と島皮質の活動が鈍くなっていたことが分かったといいます。睡眠不足の人はスナックやピザ、ハンバーガーなどを好む!また、各被験者が最も食べたいと思った食品を実験の後に与えることを条件に、高カロリーや低カロリーの食品を含む80種類の食品の写真を参加者に見せ、その脳の活動を記録しました。その結果、睡眠不足の人は、果物や野菜、全粒粉を使った食品などよりも、よりカロリーが高い、ピザ、ハンバーガー、ドーナッツなどを好むことが明確になったといいます。睡眠不足の人は欲求を司る原始的な脳の活動が活性化今回の実験結果から、睡眠不足の人は、欲求や動機を司る原始的な脳の活動が活性化し、一方で意思決定や複雑な判断に必要な高次の脳の活動が妨げられたことで、高カロリーのジャンクフードを好むようになったと見られます。実験を行った研究者は、「このことは、睡眠不足の人が肥満になりやすいかを説明する根拠になりそうだ」と述べています。これまでにも、睡眠不足による食欲の増加、特に塩分の多い食品や甘い食品を好むようになることが報告されていました。しかし、今回の実験によって初めて、睡眠不足の後に食品の嗜好の変化をもたらす脳のメカニズムが解明されました。研究者は、「睡眠を十分にとることで、食品の選択を適切に行うための脳のメカニズムが正常に働き、体重管理に役立つことでしょう」とコメントしています。痩せたいあなた、十分に眠りましょう!Photo by jeffreyw
2014年12月23日「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「低体温は肥満の元! 現代人に多い低体温の改善方法」を公開した。現代は低体温の人が昔に比べて増えているという。1日の中で体温は1度ほど前後するが、日本人の平均体温は36.6度と言われており、この程度~37度が、体内酵素が最も活発に働くと考えられているという。一方、低体温とは平熱が35度台のことを指す。これには自覚症状がない人もいるが、風邪をひきやすい、手の指先や足のつま先が冷える、疲れやすい、生理痛が重いなど体に不調が出る人も多いそう。また、体温は体の免疫力に関わる重要な要素で、わずか1度下がるだけで免疫力は30~40%程度低下すると言われている。さらに低体温の悪影響は、太りやすい、むくみやすい、しみ・シワができやすい、くすみが気になるなど美容面での影響も大きいという。低体温の原因として、まず運動・筋力不足があげられる。運動で筋肉を動かすことで代謝が良くなり、熱が産生されやすくなるという。そして体の末端まで血液が循環するため、末端冷え性の人は日常的に体を動かすようにすると良いそう。運動は、大またで早歩きする、エレベーターやエスカレーターをなるべく使わず階段を上る、ストレッチをしながらテレビを見るなど、まずは生活の中でできることからで良いという。次に、栄養の偏りや食生活の乱れも原因に。食事量が少なかったり、不規則な生活で食生活が乱れたりすると、低体温の原因になるばかりか肥満の原因にも。食後に体が温まることは知られているが、これは食べた物を消化する際に熱が発生する「食事誘発性熱産生/DIT」という働きだそう。そして、体を温める作用のある食品や血行を良くする食品を選ぶことを心がけ、特に熱を産生する筋肉を作る元となるタンパク質(魚・肉・卵)や、血液を作る鉄(レバー、赤身肉、貝類、小松菜など)は、毎日適量をとると良いとのこと。また、体温調整には自律神経とホルモンが大きく関わっており、ストレスを抱えているとこのバランスが崩れるという。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、前者は日中など活発に活動している時に優位になり、後者は夜やリラックスしている時に働く。強いストレスを受けるとこれらのバランスが崩れ、血流が悪くなったり体内酵素が活発に働かなくなったりし低体温化に。また、睡眠不足や不規則な生活も、自律神経のバランスを崩す原因になるという。最後に、体を冷やさないことも大切とのこと。シャワーだけで済ませずに、温かいお風呂にゆっくりつかり体を芯から温めると、リラックスして副交感神経が高まり体を温めるという。なお、体の内側からも温めることも効果的。食品自体にも体を温めるものと冷やすものがあり、体を冷やすものには、白砂糖、コーヒー、砂糖の入ったジュース、暑い地域が原産の果物や夏野菜などがある。体を温めるためには、白砂糖よりも黒糖やはちみつ、野菜や果物なら秋から冬が旬の物を積極的に取り入れてみると良いとのこと。
2014年12月10日microdiet.net調査レポート12月5日、サニーヘルス株式会社は同社のダイエット情報発信サイトmicrodiet.netにおいて「低体温は肥満の元!現代人に多い低体温の改善方法」を公開した。年末年始のイベントシーズンを迎える前に読んでおきたい調査レポートだ。低体温とは日本人の平均体温は36.6度。36度から37度程度の体温で体内の酵素が最も活発に働くといわれている。しかし、現代では低体温の人が増えてきているらしい。低体温とは平熱が35度台で、疲れやすい、手足が冷える、風邪をひきやすいなどの不調を感じることが多い。女性の敵、低体温低体温で不調を感じるだけならば、気合いで乗り越えることも可能かもしれない。しかし低体温が本当に怖いのは、肥満の原因になることだ。体内の酵素が最も活性化するのは36度から37度程度であるということは、その体温のときに基礎代謝も活発になるということだ。基礎代謝量が少ないと太りやすいということは既によく知られている。低体温の恐怖はそれだけではない。血行や水分代謝も悪くなるためむくみやすくなる。また、肌色がくすんだり、しみやシワができやすいなど美容面へ様々な悪影響を及ぼす。さあ、体温を上げよう体温を生み出す元は筋肉。しかし、現代人は運動量の低下に伴い筋肉量が低下してきている。筋肉は熱を生産するだけでなくポンプの役割もするので、筋肉を動かすことで血液を末端まで運び、むくみなどの老廃物をリンパ管まで運ぶ。特別な運動を始めるよりも、生活の中で実行できそうなことを続けたい。また、食生活も大切だ。実は食べることでも熱は産生される。食べたものが消化される際に熱エネルギーが発生するからだ。食べないでいることや食生活の偏りは低体温を招く原因になりかねない。バランスよく、体を温める作用のあるものを食べることが大切だ。(画像はプレスリリースより)
2014年12月09日生薬オウレンの成分に抗肥満効果?2014年11月25日、ネイチャーコミュニケーションに、中国の研究グルーブによる生薬オウレンの成分、ベルベリンの抗肥満効果に関する文献が掲載された。肥満とカロリー消費カロリー摂取量がカロリー消費量を超えるときに肥満が発生する。褐色脂肪組織を増やし、その機能を促進することによって、カロリー消費が増加し、肥満の解消につながる。FDA(アメリカ食品医薬品局)は、レストランでのメニューや持ち帰り用の食品の目立つところにカロリーを表示することにより、カロリー摂取量が一目で分かり、カロリーの取り過ぎを抑える政策をとっている。研究内容中国で生薬として使われている黄連の原料であるオウレンキネシスの根茎にはベルベリンが含まれている。今回の研究では肥満モデルマウスを用いて、ベルベリンがカロリー消費を増加し、体重増加を制限し、低温に対する耐性を増加し、褐色脂肪組織の活性を上昇することを明らかにした。さらに、褐色細胞組織を活性化させる受容体や遺伝子学的な作用に関する知見も得ている。ベルベリンベルベリンは日本では塩化ベルベリンがブドウ球菌や赤痢菌の発育阻止作用があることから、下痢止めとして販売されているが医療用医薬品のため医師の処方がないと入手できない。ベルベリンの苦みには、胃の運動を促進し、唾液や胃液の分泌を亢進させる作用があるので、一般用医薬品の健胃剤や整腸剤の成分として使われている。海外ではサプリメントとして発売されている。(画像はイメージです)【参考】・NATURE COMMUNICATIONS:Berberine activates thermogenesis in white and brown adipose tissue.
2014年12月05日最近流行っているシェアハウス。シェアハウスの特性である共同生活という点を利用して、同じ目的を持つ人たちが一緒に住み、情報や悩みを共有するという場にもなりつつあります。そこで今回は、睡眠不足や暴飲暴食による肥満を解消しようという試みについて、スポットを当てて紹介します。今人気のシェアハウスで健康になる今、若者を中心に人気があるのがシェアハウスです。1つの家を複数人で借りて、家賃を安く抑えることができるシェアハウスは、友達の輪が広がり日常生活が楽しく過ごせるというメリットもあります。専門分野に特化したものも多く、IT系シェアハウスや起業家が集まるシェアハウスなどがあります。今回ご紹介するのは、美容に関心の高い人が集まって女性の美容を追求していくことを目的としているシェアハウスです。資生堂による1週間の滞在型ワークショップの一環ですが、シェアハウスで行われる点が注目されているポイントなのです。睡眠不足と肥満についてみんなで考える美容に関心の高い女性が集まって、スキンケア・ファッション・健康な身体づくりについて学びます。仕事もプライベートも充実させたい、という意識の高い女性向けのワークショップとなっていて、働く女性が持つ悩みである睡眠不足や肥満についても話し合うことができます。実際にシェアハウスで学んだことを実践するのが、このワークショップの特徴です。同じ目的をもった人々が一緒に生活することで睡眠不足が解消され、肥満になりにくい身体をつくるきっかけになります。年齢とともに増えていく女性が持つ悩み年齢を重ねるにつれ、女性が抱える体に関する悩みも増えていく傾向があります。また、ストレスや不規則な生活習慣から女性ホルモンの乱れが生じます。その結果、肌が荒れて肥満傾向になり、それによってストレスが生まれるというさらなる悪循環が生じてしまいます。まずは、自分の女性ホルモンがどのような状態か知ることが大切です。ぜひ基礎体温表を毎日付けてみてください。また、今回ご紹介したワークショップのように、不安や悩みを友人に話すなどして意見交換をしてみてはいかがでしょうか?同じような悩みを持っている女性は多くいるはずです。話すことで不安な気持ちも改善されていくでしょう。Photo by Kacper Gunia
2014年11月27日ヨーグルトや牛乳などのパッケージで見かける「低脂肪(ローファット)」の表示。低脂肪のものとそうでないものをコンビニで見かけた場合、どちらの食品を手に取りますか?似たような商品なら、低脂肪のものを選ぶ人が多いのではないでしょうか。なんとなく低脂肪の方がカロリーが低そうに思えるけれど、実はそうとは言い切れません。牛乳と低脂肪乳を比較した米バージニア大学の研究では「低脂肪の牛乳を飲み続けた子どもは、牛乳を飲んでいた子どもに比べて肥満の傾向がみられた」という、衝撃の事実を発表しています。「低脂肪=低カロリー」は間違いだった!低脂肪の飲み物や食品は、ナチュラルなものと比べて味が劣ります。そこで美味しさを補うために、砂糖の量や口当たりをよくするための油分(トランス脂肪酸など)を増やして対応するメーカーも少なくありません。この結果、低脂肪でも普通のものと同等のカロリーになることも!要注意!「トランス脂肪酸」の罠って?バターや生乳などの乳製品や、肉などに含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎは、動脈硬化につながる恐れがあります。そこで脂肪分の代替として普及したのが「トランス脂肪酸」を使った食品です。バターの代わりにマーガリンを積極的に取り入れてきたのも、低脂肪ドリンクやお菓子類、ヨーグルトなどが普及したのも「健康によい」、「減量につながる」と思われていたためです。ところが、近年では「よい」とされてきた低脂肪食品に疑問が投げかけられています。アメリカではマーガリンを始めとしたトランス脂肪酸を含む食品の禁止に向けて動き出しています。国内ではトランス脂肪酸に対する規制がないため、マーガリンだけでなくカップ麺や菓子パンなどを購入する際にも注意が必要です。やっぱり手料理がダイエットへの近道!!効果的に痩せるためにはどうすればよいのでしょうか?答えは意外とシンプルで、できるだけ手料理を食べること。お料理をすることは、ダイエットだけでなく健康になるためにも大切です。自分で作れば、日頃からどんなものを口にしているのかが分かりますよね。また、なるべくコンビニやスーパーの加工食品などに頼りすぎないこと、食品の表示をよく見ることが、ダイエットを成功に導くための近道です(食品添加物の摂取を避ける方法についてはこちらの記事をご覧ください)。「ある食品を食べているだけで、簡単に痩せられる」なんていうことは残念ながらありません。バランスのよい食生活を心がけましょう!※参考: news.verginia.edu、bbcgoodfood.com、foodbeast.comPhoto by Pinterest
2014年11月23日ジョージア大学が発表2014年11月10日、ジョージア大学はコーヒーにたくさん含まれているクロロゲン酸が肥満による体の悪影響を予防すると発表した。研究成果はPharmaceutical Researchに2014年9月24日から公開されている。高脂肪食マウスに週2回15週間にわたってクロロゲン酸を注射したところ、体重増加が抑えられただけでなく、血糖値と肝臓の脂肪の増加が抑制された。肥満によって、インシュリンに対する抵抗性が増し、肝臓では脂肪が蓄積する。これを放置しておくと糖尿病や肝機能の低下につながる。今回の実験からコーヒーに含まれるクロロゲン酸が肥満だけでなく、糖尿病や肝臓病の予防につながる可能性が示唆された。クロロゲン酸はコーヒーの含有量が最も高いが、リンゴや西洋なし、トマト、ブルーベリーにも含まれている。しかし、研究者のコメントによれば、今回の実験で投与したクロロゲン酸の量は人がコーヒーから摂取するには不可能なような量であり、コーヒーをたくさん飲んだり、果実を食べたりするよりは運動の方が効果があるとしている。糖尿病とコーヒー日本人における疫学的研究で、コーヒーの摂取量が糖尿病の発現率を減らすことが明らかになっている。40~69歳の男女約5万6千人を10年間追跡した調査結果から、年齢、既知の糖尿病リスク因子およびストレスと睡眠時間のグループによる差が結果に影響しないよう考慮して分析した結果、1日にコーヒーを飲む回数が多いほど、糖尿病のリスクが下がることが判明。特に女性でその傾向が大きく、飲まない人のリスクを1とすると1日3~4杯飲む人のリスクは0.62、5杯以上飲む人のリスクは0.40となった。(画像はイメージです)【参考】・ジョージア大学プレスリリース
2014年11月20日小林製薬の研究が第61回日本生薬学会年会で「優秀発表症」を受賞2014年10月31日、小林製薬は大柴胡湯の抗肥満作用に関する研究が第61回日本生薬学会年会(福岡:2014年9月13日~14日)で「優秀発表賞」を受賞したことを明らかにしました。研究の概要小林製薬は、臨床的に肥満症に対する効果の報告がある大柴胡湯について、肥満モデルマウスを用いてメカニズムの研究を行いました。大柴胡湯エキスを肥満マウスに投与してコントロールと内臓脂肪と皮下脂肪を比較しています。その結果、大柴胡湯エキス投与群では腎周囲脂肪、腸間膜脂肪、背部皮下脂肪の重量をコントロール群と比較して、有意に低下させていました。また脂肪細胞内でコアクチベータの存在下、大柴胡湯はPPARガンマと結合することを証明しました。PPARガンマPPAR(Peroxisome proliferator-activated receptor)ガンマは脂肪合成、脂肪取り込みなどを遺伝子レベルで調節しています。PPARガンマはコアクチベータ存在下で活性化し、脂肪組織の縮小に働きます。また、アディポネクチン(脂肪に対して消化の方向に働くホルモン)を分泌します。抗糖尿病薬であるアクトス(ピオグリタゾン)はPPARガンマをターゲットにした薬剤です。日本生薬学会年会 優秀発表賞日本生薬学会は1947年に設立した学会で、年会での一般発表を対象として選考委員の投票により優秀発表賞を選出。小林製薬以外のポスター発表では北海道大学薬学部、慶応大学薬学部、大阪大学薬学部が第61回の優秀発表賞に選出。(画像はイメージです)【参考】・小林製薬プレスリリース
2014年11月05日(画像はイメージですHans Splinter)パルミチン酸が悪玉、それと戦う女性ホルモン受容体テキサス大学サウスウエスタン医学センター(米)はチリ大学などとの共同研究で、高脂肪食を取ったときの脂肪酸の代謝および運動機能低下等の肥満に対する男女差にはパルミチン酸代謝が原因であることを明らかにしました。研究内容はCell Reportsにオンライン版で2014年10月16日から公開されています。研究内容高脂肪食は肥満と中枢神経系の炎症を引き起こします。(画像は文献Graphical Abstractより)エストロゲンとエストロゲン受容体アルファ(ERアルファ)は閉経前女性を炎症による代謝系の合併症と肥満関連の疾患になることを防御。今回の研究によると高脂肪食をマウスに与え続けると、体重の増加に雌雄差はありませんでしたが、中枢神経におけるパルミチン酸とスフィンゴ脂質はメスに比べてオスで有意に増加したとのこと。ERアルファを過剰発現することでパルミチン酸由来の炎症を抑えることも見いだしています。高脂肪食を与え続けたオスでは筋肉機能が低下したのに対し、メスでは筋肉機能の低下は認められないとのこと。考察閉経前の女性は高脂肪食による肥満になっても肥満の合併症が少ないことが疫学的に知られています。今回の研究ではその一つの原因は視床下部における脂質代謝の違いであることが分かりました。パルミチン酸が悪玉として働くのをエストロゲンやエストロゲン受容体アルファが防御しています。閉経後には肥満による合併症が増えることが疫学的に証明されていることから、パルミチン酸の産生を抑える薬剤は、肥満の合併症を抑える可能性があることを今回の研究は示唆しています。【参考】・Cell Report 文献Hypothalamic PGC-1α Protects Against High-Fat Diet Exposure by Regulating ERα
2014年10月24日世の中には、仕事と勉強は両立できても、肥満でメタボ予備軍になっている人が多いといわれています。そこで、ポイントになるのが、仕事も勉強もメタボ対策も3つ同時にできる人間になること。どうすればそれが可能になるのでしょうか?仕事と勉強を両立するのは得意だけど……勉強熱心なサラリーマンで、仕事も勉強もうまく両立できているという人は多くいます。しかし、そういう人に限って、なぜかお腹がでっぷりしていて肥満ぎみという傾向があるようです。働きながら勉強をすると、夜中遅くまで起きていることになりますし、それなりに食べてしまいます。しかも、寝不足になればますますお腹が空いてどんどん食べてしまうことに。こうした悪循環が肥満につながってしまっているようです。仕事と勉強を両立させるのであれば、もう一つ、メタボ予防やダイエットも一緒に同時進行させることが大事といえそうです。睡眠が肥満予防の鍵に!睡眠時間が短いと肥満になりやすいということは、すでに実証されています。遅くまで起きているとつい食べてしまうという行動は、睡眠不足によるものだということはあまり知られていませんでした。しかし、実験結果によれば、睡眠時間が短くなるにつれて、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が低下し、反対に、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌が増えることが分かっています。このことから、昼間働いて夜けなげに勉強をして睡眠時間を減らすことは、一方で肥満を助長させる行動になってしまっていることが分かります。仕事、勉強、ダイエットの3本立てを!働きながらの勉強生活は、寝不足にもなるため、ますますストレスもたまるものです。それがかえって、人をストレス解消法として食事へと向かわせることもあるようです。実際、もはや取り返しがつかないくらいに肥満状態になっている方もいるかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが、仕事をしながら勉強する毎日に、ダイエットをプラスした3つをきちんと行うこと。ダイエットは、睡眠をたっぷりととったり、スポーツクラブに通ったり、ヘルシーなものを食べたりなどなんでもOK。ただし、激しい運動を続けたり、極端な食事制限をしたりするのはNGです。無理せず持続的なダイエットを行うことですべてがうまくまわるといわれています。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。Photo by David Martyn Hunt
2014年10月22日国立がん研究センターはこのほど、BMIが大きい傾向にある日本人女性は乳がんに罹患(りかん)するリスクが高まる可能性があることを明らかにした。日本人を対象とした長期的な観察・研究と複数の研究を集めた統合解析によって、確認した。同研究センターは、日本の8つのコホート研究(※1)で得られた18万人以上のデータをあわせたプール解析(※2)によって、肥満指数(BMI)と乳がんとの関連を閉経状況別に推定した。肥満指数(BMI)は体重(kg)を身長(m)の二乗で割って算出するもので、肥満・やせの指標として広く使われている(BMIが大きいほど、肥満度も高い)。今回の調査では、「BMI23以上25未満」を基準とした。コホート研究で約12年(平均)の追跡期間中に乳がんになった1,783人を、閉経前・後のどちらで乳がんに罹患(りかん)したかで分類。BMIと乳がんリスクを調べた結果、閉経前後ともにBMIが大きくなると乳がんリスクが高くなることがわかった。特に閉経後乳がんでは、BMIが1上がるごとに罹患(りかん)リスクが5%上昇する直線的な関連性がみられたという。同研究の結果より、乳がん予防の観点からはやせているほうがリスクが低いことが示された。しかし、「やせ」に至るような栄養不足は免疫力を弱めて感染症を引き起こしたり、血管壁がもろくなって脳出血を起こしやすくしたりすることも知られている。同センターが提唱する「日本人のためのがん予防法」では、中高年女性のBMIの目標値として「21以上25未満」を推奨している。また、今回の研究は日本人女性を対象にしたものだが、欧米人女性とは異なる結果も見られた。日本人女性では、閉経前乳がんについてはBMIによるリスクの上昇が確認できたが、欧米では逆にBMI30以上の群や、最大カテゴリーでのみリスク減少を示す研究結果があるとのこと。この結果の違いについて同研究センターは、「アジア人女性の場合は極端に太っている人が少なく、予防的な効果がみられなかったのかもしれません。また、欧米とアジアに多い乳がんのタイプの違いなどによるのかもしれません」とコメントしている。※1大規模な対象集団を設け、長期にわたって観察する研究※2複数の研究を集めた統合解析
2014年10月16日(画像はプレスリリースより)内臓肥満・メタボへの効果が確認株式会社エンザミン研究所は、低カロリー酵素「エンザミン」が内臓肥満とメタボリックシンドロームに対する予防効果の効果が確認され、同研究の論文が英国ケンブリッジ大学出版の学術誌「Journal of Nutritional Science」に掲載されたことを発表しました。実は一般的な酵素の弱点を克服している「エンザミン」「エンザミン」は、元京都大学医学部の赤澤 一三博士が開発した、低カロリー酵素。血栓溶解酵素の活性や、各種成人病予防の他に美肌にも効果があると医学的に証明されています。また、「エンザミン」は多くの酵素の特徴である“70度で活性を失う”、“酸に弱いため、胃酸で活性を失う”、“高分子であるため、そのままでは吸収されない”、“大量の糖類を使用して発酵するため高カロリー”という弱点を全て克服した画期的な酵素です。美容・健康へのさらなる活用も「エンザミン」はこれまでも健康食品として長年広く使用されていましたが、今回の研究結果により、さらに美容・健康・ダイエットにも活用されるようになるかもしれません。【参考】・株式会社エンザミン研究所 プレスリリース/@Press
2014年10月15日国立がん研究センター18万人以上のデータから推定2014年10月7日、国立がん研究センターは肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について、日本人を対象とした大規模な前向きコホート研究をあわせたプール解析の結果を発表しました。この研究成果は「Annals of Oncology」に掲載されています。発表概要今回の研究の対象は今まで行われた日本の8つのコホート研究をあわせた18万人以上となっています。平均追跡期間は12年で、この間に乳がんを発病したのは1,783人でした。約100人に1人の割合で発病したことになります。BMI(肥満指数:体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったもの)と閉経前乳がんと閉経後乳がんの発生について、BMIが23~25未満の乳がんリスクを1としたときの、各BMIの乳がんリスクを算出しています。(画像はプレスリリースより)閉経前、閉経後にかかわらずBMIが大きくなると乳がんリスクは高くなりました。閉経前乳がんでは、BMIが30以上でリスクは2.25倍になることが分かりました。閉経後乳がんでは、BMIが1上がることにリスクは5%上昇するという関連がありました。この解析ではBMIが途中で変動している可能性があることから、追跡開始から2年目までに発生した乳がんを除いた解析も行っていますが、結果に変動はありませんでした。欧米人との違い欧米人を対象とした同様の研究では閉経前乳がんの場合には、BMIが30を超えると乳がんのリスクが低下するとしたものが大部分です。これに関してはこの研究からは原因を見いだすことはできませんが、がん研究センターは日本人の場合には無排卵やエストロゲンレベルが低下するような極端な過体重が少ないからではないかと推測しています。また、欧米と日本では乳がんのタイプが違うの可能性があるとも推測しています。上記の推測に関しては、今後の研究を待たなければ結論的なものは言えません。痩せすぎはリスクを下げるのか閉経後乳がんでは痩せすぎの人では乳がんのリスクが減少しています。国立がん研究センターはこの件に関しては以下の用にコメントしています。痩せに至るような栄養不足は免疫力を弱めて感染症を引き起こしたり、血管壁がもろくなり脳出血を起こしやすくすることも知られています。国立がん研究センターが科学的根拠に基づいて提唱する「日本人のためのがん予防法」では、総合的な健康にも配慮し、中高年女性のBMIの目標値としては21以上25未満を推奨しています。(プレスリリースより)【参考】・国立がん研究センタープレスリリース
2014年10月13日(画像はイメージです)Eating and Activity in Teens米国は、10代の子どもたちの食事と行動について、大規模な調査を行っています。1989年から99年に Eating and Activity in Teens-I、2003年から04年にII、2008年から09年にかけてIIIが行われています。この調査から、横断的に10代の子どもたちの活動や食事についての、様々な上表を得て公開されています。10年後の変化2014年9月29日(米国現地時間)、ミネソタ医科大学(米国)、コロンビア大学およびミネソタ大学の研究者は、Eating and Activity in Teens-IIIのデータを用いて、10代の“家族と食事をすること”の、10年後の肥満への影響を調べた結果を「The Journal of Pediatrics」に発表しました。1988年から89年に10代で、10年後のフォローアップにおいてオンラインあるいは郵便で回答を得て、多種多様な若者を対象にしています。例数は2,117名でした。10代の頃の家族との食事を週に0回、週1~2回、週3~4回、週5回以上に分けて検討したところ、家族との食事がまったくない集団では体重過多、あるいは肥満の割合が有意に増加していました。20代になってからの体重過多、あるいは肥満から守るためには、研究者たちは週に1回か2回は家族で食事をすることを勧めています。【参考】・ミネソタ医科大学の文献The Protective Role of Family Meals for Youth Obesity: 10-Year Longitudinal AssociationsThe Journal of Pediatrics. DOI: 10.1016/j.jpeds.2014.08.030
2014年10月10日(画像はイメージです)抗肥満薬の新しい試み2014年10月5日、Hanyang(漢陽:ハニャン)大学(韓国)とユタ大学(米国)の研究者は、脂肪細胞をターゲットとした遺伝子治療に関して肥満マウスモデルで効果があったことを明らかにしました。この研究成果は10月5日からNature Materialにオンライン版で公開されています。抗肥満薬の現状現在市販されている抗肥満薬は消化管あるいは中枢神経に作用するもので、効果は限定なのに強い副作用が出ることがあります。脂肪を過剰にため込んでいる脂肪細胞に直接働きかける薬剤は確実な効果が得られ、副作用も少なくなることが予想できます。今回の研究脂肪細胞の表明にはプロヒビンという受容体があります。この受容体に結合したものは細胞内に取り込まれます。今回の研究では脂肪細胞の核内に作用して、脂肪の燃焼を促進するオリゴペプチド(アミノ酸が複数結合したもの)と、プロヒビンを標的にして運び屋として働くオリゴペプチドを結合したものです。肥満マウスに投与すると代謝が回復して、体重が20%以上減少しました。この薬剤は肥満だけでなく、肥満が関連するメタボリックシンドロームに対しても効果が期待できます。その他の細胞内の脂肪を燃やす試みラトガース大学(米国)の研究によると、抗寄生虫用薬のニコサマイドが細胞内のミトコンドリアに作用して細胞内の脂肪を燃焼する効果がありました。ニコサマイドの誘導体が近々米国で臨床試験が始まるという情報もあります。この研究成果はNature Medicine誌に10月5日からオンライン版で公開されています。【参考】・Oligopeptide complex for targeted non-viral gene delivery to adipocytesNature Materials (2014) doi:10.1038/nmat4092・Niclosamide ethanolamine–induced mild mitochondrial uncoupling improves diabetic symptoms in miceNature Medicine (2014) doi:10.1038/nm.3699
2014年10月10日国立がん研究センターは10月7日、日本人を対象とした研究で、肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について確認したと発表した。同成果はがん予防・検診研究センターの笹月静 予防研究部長らの研究グループによるもので、欧州のがん専門誌「Annals of Oncology」にて発表された。今回の研究では18万人以上のデータを解析し、肥満指数(BMI)と乳がんとの関連を閉経状況別に推定した。平均約12年の追跡期間中に乳がんになった1783人について、診断時の状況に応じて閉経前乳がんと閉経後乳がんに分類し、BMIによる乳がんリスクを比較した。その結果、閉経前後ともにBMIが大きくなると乳がんリスクが高くなり、閉経前ではBMI最大群(30以上)でのリスクは基準値に(23以上25未満)の2.25倍だった。一方、BMIが低いほど閉経後ではリスクも低く、閉経前では基準グループと同程度のリスクだった。BMIと乳がんリスクの関連性については、これまで主に欧米の研究成果から、閉経後の乳がんではBMIが大きなリスクとなることが示されており、逆に閉経前の乳がんでは予防的であるという弱い関連が報告されている。しかし、アジア人においてBMIと乳がんの関連がどのようになっているのか、特に閉経前の乳がんとの関連性は明らかにされていなかった。今回の結果によって、乳がん予防の観点からはやせているほうがリスクが低いことが示されたが、やせすぎると免疫力が弱まり、感染症を引き起こすほか、血管壁がもろくなり脳出を起こしやすくなる。そのため、同研究センターではBMIの目標値として21以上25未満を推奨している。
2014年10月07日(画像はイメージです)リンゴの効果2014年9月29日、ワシントン州立大学の研究者はリンゴに含まれる非消化性化合物が肥満に伴う障害の予防に有益であると発表しました。この研究内容は、Food Chemistry誌の10月号に掲載されています。この研究は、リンゴの非消化性化合物が肥満のマウスの腸内細菌叢が通常マウスの腸内細菌叢に改善することを示しました。研究内容リンゴは食物繊維やポリフェノールといった非消化性化合物を豊富に含んでおり、カロリーも少ないことから、腸内での善玉菌の成長を助けます。口での咀嚼、胃液や消化酵素によっても、非消化性化合物はそのままの形で腸に届きます。いったん腸に届くと、非消化性化合物は腸内の細菌によって発酵します。その発酵物は善玉菌の成長に有利に働きます。肥満マウスに非消化性物質を与えると、糞中の細菌は痩せたマウスと同じようになりました。研究の意義肥満の人々では腸内細菌叢のバランスは乱れています。そのため、軽度ですが、慢性の炎症と行った障害が肥満の人々に起こっています。これは将来の糖尿病になる危険性をあげてしまいます。リンゴを摂取することにより、腸内で善玉菌が増え、腸内細菌叢のバランスが良くなることが分かりました。このことは、肥満の予防に繋がることを示唆しています。つまり、普段の食事にリンゴを追加するということです。決してリンゴだけを食べていればいいというものではありません。今回の研究ではGranny Smithというリンゴの品種が使われました。事前に検討した結果、Granny SmithはBraeburn、 ふじ、Gala、Golden Delicious、McIntosh あるいは Red Deliciousといった品種よりも非消化性化合物が豊富に含まれていたからです。【参考】・ワシントン州立大学プレスリリース
2014年10月03日秋らしくなってきた最近、カラダが妙に重い……と実感している女性も多いのでは?私も去年、そのような症状を持っていたアラサー女性のひとりでした。夏にビアガーデンやバーベキューなどで、暴飲暴食を繰り返して、カラダに疲労を溜めこんでしまったせいです。そこで、原因は老廃物のはず!とばかりに、デトックス効果を期待して水をガブガブ飲んでいました。しかし、何杯飲んでも、カラダのだるさが解消されない……。鏡を覗けば、そこには水を飲みすぎてブクブクの私。不幸そうな顔までして、こんなんじゃ幸せになれない!と、本格的に健康になることを決意しました。健康は目指したいけど、歩くのもめんどうだし続かない・・・まずは「歩いて」健康体を取り戻そうと、最寄り駅より1駅手前で下車する習慣を身に付けました。日ごろ運動していなかったためか、ちょっとのウォーキングでも、カラダはヘトヘト……。喉が渇いたので、近くのコンビニに寄りました。そこでまず目に付いたのが、サプリの数々です。一瞬迷ったけれど、何が入っているかわからないし、自分に合うものを見つけられるかわからず、断念。「カラダにやさしくて、しかも運動なしで健康になれる方法があればいいのに!」と理不尽なことを思いながら、ドリンクコーナーへ。そこで何気なく手にとってみたのが「トクホ飲料」のペットボトルでした。美容と健康が気になって、トクホに注目しながら商品選びをする女性も多いのでは、と思います。しかし、ただ一口に「トクホ飲料」と言っても、お茶系やらコーラ系やら、とにかく「トクホ飲料」は種類が多すぎて、選ぶのに困ってしまうんですよね。私が決めた! この世で最強のトクホ飲料私と同じように、数ある「トクホ飲料」のうち、どれを飲めばいいのか迷ってしまう女性には、サントリー『伊右衛門 特茶』をオススメします。『伊右衛門 特茶』には、たまねぎ由来の「ケルセチン配糖体」が含まれていて、飲むだけで脂肪分解酵素を活発化してくれるのです!しかも、使われている茶葉は、100%国産です。トクホ飲料ってマズいし……と思っている女性でも、ふつうのお茶と同じように、とっても美味しく飲めるので安心してください。ちなみに『伊右衛門 特茶』は人気で、インテージ調べによると、トクホのお茶の売上No.1なんだそうです!秋の「いま」だからこそトクホ飲料を飲みたい!食欲の秋。文字どおり美味しいものが目白押しの季節です。秋の定番、サツマイモやかぼちゃは、とても多くの糖質を含みます。本来、カラダのエネルギー源として消費されている糖質は、多く摂りすぎるとカラダが勝手に「脂肪」として蓄えてしまうのです!しかも、糖質は炭水化物にも豊富に含まれており、栗ごはんなんて食べてしまった日には、いつも以上に糖質を摂取してしまいます。そんな季節だからこそ、トクホで健康に気を遣うべきなんですね!いかがでしたか?トクホ飲料は、飲むだけで健康を目指せるので、忙しい方でも手軽にとり入れられる健康法だと思います。夏に溜めこんだカラダの疲労も、体脂肪も、秋のうちに解消しましょう!Photo by Pinterest
2014年10月02日(画像はプレスリリースより)岡山大学が縦断的研究で明らかに2014年9月25日、岡山大学の研究グループは、早食いの習慣と肥満の関係について3年間の縦断研究で明らかにしました。早食いの習慣があるとない人に比べて肥満になる可能性が4.4倍になることが分かりました。「油っこいものを好んで食べること」や「満腹まで食べること」よりも、「早食い」が肥満のリスクをあげることも判明しています。今まで、肥満と肥満でない人を比べて早食いの習慣があるかの聞き取り調査をして、早食いと肥満の関係を比べた研究はたくさんありました(このような調査を横断研究と呼びます)。今回の研究は、早食いの習慣がある人とない人を3年間追跡することにより、肥満になるかどうかを検討したものです(このような調査を縦断研究と呼びます)。横断研究は「早食い」が肥満の原因になる可能性を示すものですが、縦断研究は「早食い」の人が肥満になる可能性を実際に確かめたものです。横断研究ではその他の習慣と「早食い」の肥満になる可能性の高さ(リスク比)を比較することができます。咀嚼法咀嚼法は肥満治療における行動療法の一つです。ものを食べるときには20~30回以上噛んでから飲み込むことです。咀嚼法は、だ液による消化を促進する、食べ過ぎを防ぐなどから肥満の行動療法として有用です。今回の研究から咀嚼法を習慣とすることで肥満を防ぐことが明らかになりました。【参考】・岡山大学プレスリリース
2014年09月30日岡山大学は9月25日、早食いの習慣を持つ大学生が肥満になりやすいことを縦断研究において突き止めたと発表した。同成果は、同大大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授、山根真由医員らの研究グループと同大保健管理センターの岩﨑良章准教授の共同研究グループによるもの。詳細は米国科学雑誌「Obesity」(電子版)に掲載された。日本では男性の場合、20代、30代、40代と年齢を重ねるにつれて肥満の割合が高くなるほか、女性の場合も、20代以降、年齢とともに肥満の割合が高くなっているという調査がある。また、早食いを自覚する人は、そうでない人よりも一口当たりの量が多く、かむ回数が少ない傾向があることが知られている。今回の研究は食事のスピードと肥満の関連性について大学生を対象に3年間の追跡調査を行う形で調査され、その結果、早食いの習慣を持つ大学生が肥満になりやすいことが判明したという。具体的には、早食いの人は早食いではない人に比べて4.4倍ほど肥満になりやすく、中でも男性は女性に比べても2.8倍肥満になりやすいことが判明したとのことで、この関係はほかの生活習慣(油っこいものを好んで食べたり、満腹まで食べたりするなど)に比べても強いもので、「肥満の前段階」になるリスクも高めることも分かったとする。なお、肥満治療ガイドラインでは、「咀嚼法」が肥満治療における行動療法の1つとして明記されているほか、1回20~30回以上かむことも推奨されていることから、研究グループでは、今回、若年者においても早食いと肥満の関係が明らかになったことから、早期に早食いを是正することで、将来の肥満やメタボリックシンドロームの予防につながることが期待できるようになると説明している。
2014年09月26日(画像はイメージです「病草子肥満の女」)隠れ肥満隠れ肥満とは、見かけ上、太っていないあるいは体格指数(BMI)が肥満と分類される値(BMI=25)以下であるのに体脂肪率が高い状態を指します。これは間違ったダイエットなどにより筋肉が落ち、内臓に脂肪が蓄積した場合に起こります。内臓に脂肪が蓄積している肥満は「内臓脂肪型肥満」と呼びます。内臓脂肪型肥満は皮下脂肪による肥満よりも将来の血管性疾患のリスクが高くなるという報告がたくさんあります。内臓脂肪は正しいダイエットを行うと比較的簡単に落ちることが分かっています。しかし、隠れ肥満であることに気づかないと内臓脂肪を放置しがちになります。このような状態で高脂肪の状態を続くと脂肪組織は王冠様構造(CLS)を取りはじめます。CLSが発生しているということは、脂肪組織が脂肪を蓄えきれない状態になっています。そのため本来は脂肪をためない臓器にも脂肪が蓄積します。(画像はプレスリリースより)CLSの形成に係わる分子に関する新しい知見2014年9月19日東京医科歯科大学は九州大学との共同研究でMincleがCLS中に高発現しており、CLS形成に大きな役割を果たしていることを明らかにしたことを発表しました。この研究成果はNature Communicationでオンライン公開しています。この研究ではMincleを活性化する結核菌由来糖脂質を投与しただけでラットにおいてCLSが形成し、耐糖能も低下することを示しています。今後、人でMincle活性化分子を発見できれば内臓脂肪型肥満発生に関する分子的機構が分かる可能性があり、メタボリックシンドロームの治療戦略の開発に繋がるとしています。また、欧米人に比べて、日本人は肝臓の脂肪蓄積をきたしやすいことが知られています。Mincleに関する研究が進めば、この違いに関しても説明が可能になるかもしれないとのことです。【参考】・東京医科歯科大学プレスリリース
2014年09月26日社会人を対象にした調査で、一日の睡眠時間が4時間未満の人は肥満を自覚する傾向にあるという結果が出たそうです。そこで今回は、4時間睡眠に絞って肥満と睡眠時間の関係についてご紹介します。4時間睡眠に関する意外な調査結果?!アイシン精機株式会社という寝具ブランドを扱っている会社が、全国1,206名の社会人に「睡眠」に関する実態調査をしました。その結果、睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人より2.8倍も肥満の傾向にあることがわかりました。平日は特に時間がとれず、寝ていたい時間まで寝ていられないという人が多いようで、睡眠時間が短い人ほど肥満について悩んでいる傾向があることがわかりました。現代人の多くは、単純に「睡眠不足」の一言で片付けられないような悩みを抱えていることがわかります。4時間睡眠だと肥満になる理由睡眠時間が短い人が肥満を自覚する傾向にあるという結果については、しっかりとした理由があります。睡眠時間が短いと、食欲を抑える役割を果たすホルモンのレプチンが出にくくなってしまいます。すると、肥満だけでなく、糖尿病や高血圧にもなりやすくなります。さらに、睡眠不足がきっかけで肥満になり、肥満になったことで糖尿病や睡眠時無呼吸症候群になり、さらに睡眠障害を引き起こすという悪循環に陥ってしまうケースもあるようです。そのため、睡眠の質を向上させ、睡眠をしっかりと取ることが大切になります。起きたい時間よりも早く目が覚めてしまう起きようとする時間に起きられるかどうかという調査結果でわかったことは、約8割の人が起きたい時刻よりも前に目が覚めてしまうことがあるということです。寝ていられる時間よりも前に、または途中で起きてしまうとのことです。さらに42.5%の人は、1時間以上も前に目が覚めてしまうといいます。ストレスや日常の焦りなどもあり、十分な睡眠が取れない環境を自ら作り出してしまっているともいえます。睡眠を取る前にしっかりと気分をほぐしリラックスさせ、平日から十分な睡眠が取れるように心がけましょう。【参考】朝日新聞『全国1,206名の社会人に聞いた「睡眠」に関する実態調査』Photo by Charlie Barker
2014年09月24日東京医科歯科大学(TMDU)は、結核菌や真菌などの構成成分の分子パターンを認識する病原体センサーとして、生体の感染防御に中心的な役割を果たす分子「Mincle(Macrophage-inducible C-type lectin)」が、肥満に伴う脂肪組織の線維化を促進させる鍵となる因子であること、ならびに「第三の脂肪」ともいわれる「異所性脂肪」の蓄積に重要な役割を担っていることを明らかにしたと発表した。同成果は東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科の菅波孝祥 特任教授、小川佳宏 教授、九州大学 生体防御医学研究所の山崎晶 教授らによるもの。詳細は英国の科学誌「Nature Communications」でオンライン公開された。脂肪組織は、余剰エネルギーを中性脂肪として貯蔵する代謝臓器としての機能のほか、ホルモン(アディポサイトカイン)を産生する内分泌臓器としての機能も有していることが知られている。これまでのさまざまな研究から、肥満に伴って、脂肪組織に特徴的な組織学的構造(CLS:王冠様構造)が現れ、その内部では、細胞死に陥った脂肪細胞を免疫担当細胞が取り囲んで貪食・処理をすることで、脂肪組織の慢性炎症が生じ、その結果、脂肪組織の線維化が起こり、アディポサイトカインの産生調節機能(内分泌機能)が障害され、糖尿病や虚血性心疾患のリスクが高まることが報告されていた。しかし、肥満が脂肪細胞の代謝臓器としての機能に与える影響は、よく分かっておらず、脂肪の蓄積に果たす役割などの解明が求められていた。今回、研究グループは、Mincleの発現を詳細に調査。その結果、皮下脂肪組織と比較して内臓脂肪組織に多く認められ、肥満の進展とともに発現量が上昇することが判明したほか、Mincleの発現は、CLSを形成する免疫担当細胞「炎症促進性M1マクロファージ)」に選択的に認められたという。また、肥満の脂肪組織炎症におけるMincleの役割を調べたところ、Mincle欠損マウスは野生型マウスに比べ、CLSの形成数の減少や慢性炎症の結果として生じる組織の線維化の減少が認められたほか、脂肪細胞径が大きく、脂肪蓄積能が増加していることが示唆されたとする一方、肝臓の脂肪蓄積が顕著に抑制され、全身の糖代謝も良好に保たれていることが確認され、脂肪組織の慢性炎症が軽減した結果、肝臓に異所性脂肪蓄積とそれに伴う糖代謝異常の発症が抑制されたと考えるに至ったという。さらに、Mincleの遺伝子発現の変化を検討したところ、組織線維化にかかわる遺伝子群が顕著に誘導され、中でもマクロファージにおけるMincleの活性化のみでも、脂肪組織の線維化を引き起こすのに十分であることが示されたとする。なお研究グループでは、実際の体内では、CLSの形成と慢性炎症の発生・悪化、線維化は、互いに影響を及ぼし合い、悪循環を形成していると考えられるとしており、実際の体内では細胞死に陥った脂肪細胞から産生される何らかの未知の因子がMincleを活性化させ、脂肪組織における慢性炎症を悪化させると想定されると説明。今後、このMincle活性化分子を同定することで、メタボリックシンドロームにおける慢性炎症の新たな分子機構が明らかになり、Mincleシグナルを標的とするメタボリックシンドローム治療戦略の開発につながることが期待されるとコメントしている。
2014年09月22日(画像はプレスリリースより)体の恒常性を司る脳-肥満とやせの不思議を探る2014年9月8日、自然科学研究機構は2014年10月4日(土)に一般公開を開催することを明らかにした。その一環で、生理学研究所の箕越 靖彦教授が「体の恒常性を司る脳-肥満とやせの不思議を探る」と題して講演を行う。場所は岡崎コンファレンスセンター、時間は午前10時~10時45分。入場は無料、予約は不要。講演概要現代では世界中で肥満が問題となっている。肥満は、暴飲暴食を行うことによりその分だけ太るという訳ではない。逆に食事がとれない場合も、痩せすぎないように体が調節しているのだ。この体の調整は脳が重要な役割を果たしていることが明確になってきており、生活習慣によって脳に変化が起こり、肥満することも分かってきている。箕越教授の講演「肥満とやせにかかわる体の不思議」では、このような脳と体の関係を分かりやすく話す。箕越 靖彦教授の研究箕越 靖彦教授は「脳におけるエネルギー感受機構と食餌嗜好性調節機構の解明」と「視床下部腹内側核を介した摂食調節ホルモンの摂食・代謝調節作用とその統合機構」と題した科学研究費助成事業の研究代表者である。両研究とも2015年3月31日まで継続する予定。この事業は順調に進行しており、すでに視床下部は、摂食と末梢組織の代謝を統合的に調節することを発見し、論文投稿を行っている。また、マウス室傍核神経細胞に活性型AMPKを発現させると炭水化物食への嗜好性が亢進して過食となり、肥満することを見出し、論文投稿を行っている。【参考】・自然科学研究機構 生理学研究所プレスリリース
2014年09月12日ファンでもないのに夢に現れる芸能人や有名人、スポーツ選手は、現実生活で接しているあなたの身近な人を表していることがあります。例えば、あるサラリーマン男性が肥満体で有名な某タレントにバーベルを手渡される夢を見た後、現実の職場の上司から徹夜作業も避けられないほどの面倒な仕事を頼まれたそうです。そしてその上司もかなりの肥満体だったとのこと。でも、夢の登場人物には思いがけない幸運をもたらしてくれるラッキーな人物もいます。では、ポピュラーな幸運のシンボルのいくつかを詳しく解説します。■太った芸能人・有名人の夢太った芸能人・有名人が登場する夢は、彼らが“時の人”であるほど運気アップを暗示します。彼らに食べ物をもらうイメージは、思いがけない人の引立てや信頼を得るなど、対人的、金銭的な運気アップを暗示します。恵比寿様と同様、笑顔の太った人は満たされる物事を象徴します。ある20代女性の実例ですが、春場所に優勝した有名力士の車に乗せてもらう夢を見た直後、交際していた男性との婚約が決まり、まもなく結婚したということです。ただし、彼らからもらったものが食べ物ではない場合、それは負担を象徴するものになります。また、太った侵入者や怒れる攻撃者の夢は、体力の急な低下や急性疾患に注意が必要です。■可愛い赤ちゃん(乳児)の夢可愛い赤ちゃんを出産する夢は、未知の可能性や近未来の対人変化を暗示します。ただし、自分が赤ちゃんになっている夢、誰かに抱っこ、あるいはおんぶされている夢は、近未来の災難を暗示する予知夢になることがあるので要注意です。ある女性の実例ですが、泣きもせず微笑み続ける可愛い赤ちゃんを出産する夢を見てから一週間後、職場で異動の辞令が出たそうです。かねてから希望していた部署で、それまでの少人数の人間関係から大所帯に、しかも若い男性の比率が多かったそうです。■美しい西洋人(白人)の夢家族や友人・知人に西洋人が多いという場合を除いて、白人、特に金髪碧眼の人物が現われる夢は異世界、異業種、異なった境遇の人との交流を暗示します。遺伝子が異なる西洋人のイメージは異なる世界との接点を象徴します。筆者の実例ですが、ホテルのプールサイドでくつろいでいると、西洋人の少年がプールの中でおぼれています。手を差し伸べてプールサイドに引き上げたところで目を覚ましました。その後まもなく、それまで地味な業界の仕事ばかりをやっていたのですが、インターネット関連の仕事を突然頼まれました。それがきっかけになり今につながっています。■スポーツ選手の夢人気スポーツ選手が現われる夢は自身の運気アップ、特に勝負運の高まりを暗示することがあります。そして、過酷な競技であるほど、競争に打ち勝つ力を得る暗示になります。先の優勝力士の夢と同様、彼らから何かをプレゼントされる、トロフィーを渡される夢は、自身を含め身のまわりの思いがけない幸運を暗示します。■意外な人物ほど幸運の予兆?意外な登場人物の夢で気をつけてほしいのは、普段夢に現われることのない芸能人や有名人、特にスキャンダルを抱えている人物の夢になります。悪い意味での時の人ほど、自身の身近な人、または自分自身の悪い噂や出来事の兆候になっていることがありますので、見たくもない嫌な有名人の夢を見たら、自分自身にまつわる身辺の状況に注意をしてください。自分自身の嫌な側面を彼らが代弁しているのかもしれません。(梶原まさゆめ/ハウコレ)
2014年06月29日シムライズ株式会社は、スウェーデンのインデベックス社が提供する自然素材由来のダイエット成分 N&G(NUTRITION&GLYCEMIC)の総輸入元となり、初めて日本企業と協同で商品化を実施。これを記念し、2014年5月28日(水)、同素材の成分説明会がスウェーデン大使館にて開催されました。日本はスリム体型が多いイメージだけど、実は…?WHOの定義である「BMI>30」を用いると、日本の肥満率は3.2%と世界で最も低い国のひとつ。しかし、アジア人は肥満による健康リスクが大きいため、日本では「BMI>25」を肥満としているのです。つまり、この定義によれば日本の肥満率は24%と決して低くない値に…。そこで、自然素材由来のダイエット成分「N&G」の出番N&Gとは、健康意識が高いスウェーデンでダイエット理論に基づき開発されたダイエット成分のこと。インデベックス社、マグナス・セダーホルム医科学博士によると「卵、リンゴ、エンドウ豆、甜菜、牛乳、ローズヒップの6つの食材から作られた自然由来のダイエットケア素材。大きなポイントとしては、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸のオメガ3・オメガ6をはじめ、健康作りに大切な栄養素がバランスよく含有されているところです」。「N&G」は健康&体重管理に効果的!スウェーデンでは、N&Gを使用したシェイクを用いて国内外で様々な臨床試験を実施しており、その結果から以下のメリットを挙げています。・低GIと高い栄養価を両立した優れた素材・長期的な体重管理に役立つ・食前に摂取すると満腹感が生じ、食事量を自然に減らすことが可能スリム&キレイを同時ゲット♪「N&G箱シェイク」そんな「N&G」を今回日本で初めて商品化したのが、アサヒフードアンドヘスルケア株式会社のダイエット食品ブランド「スリムアップスリム」。主力商品であるシェイクにN&Gを配合した「N&G箱シェイク」を、6月6日(金)よりECサイト専用商品として発売します。味は、カフェラテ・ショコラ・ベジフルミックスの3種類。N&Gを始めとするダイエットケア成分に加え、コラーゲン、ヒアルロン酸といった美容ケア成分がたっぷり含まれているので、スリム&キレイが一度で叶いそう。カロリーも1袋123kcalと低めなので、遅く帰ってきた夜でもこれさえあれば食べ過ぎる心配なく満腹感を味わえそうですね!【参考】・スウェーデン生まれの自然派の食品素材N&G・スリムアップスリム「N&G箱シェイク」
2014年05月30日女性型肥満は「洋なし型肥満」です。下半身に脂肪がたまり、洋なしのように膨らむため、そのように言われています。下半身痩せは女性の永遠のテーマですよね。ダイエット方法は、性別・年代によって、気をつける点が異なりますが、女性は男性よりも痩せにくいのです。その原因は「女性ホルモン」。下半身に脂肪がたまりやすい「洋ナシ型肥満」の原因は、実は女性ホルモンにあるのです。■下半身太りと女性ホルモンの関係女性は妊娠に備えるため、下半身に皮下脂肪を蓄える必要があります。また、ある整体師の方は、女性の若さの判断は「ヒップの張りにある」と話されていました。つまり「下半身がふくよか」ということは女性の証ともいえるのです。そう考えると悩ましい太い足や大きなお尻も、それなりの理由があり、痩せる必要がないともいえます。しかしスラッとした美脚に憧れるのも女心ですよね。そこで今回は、お風呂で簡単に足の浮腫をとるマッサージをご紹介します。■下半身太り解消マッサージの準備まずその前に・・。私は皆さんに「お風呂はエステルーム」と知って頂きたいのです。お風呂は、1日の疲れを最も効率よく洗い流せる絶好の場所。そこで、エステティック第一弾です。まずはマッサージオイル(またはマッサージクリーム)をご用意ください。■マッサージの手順1ふくらはぎの筋肉をほぐす湯船の中に座ります。片足ふくらはぎの筋肉を左右の手で代わる代わる横に振りましょう。振り揉みほぐしをしばらく行います。そしてもう片方の足も同様に揉みほぐします。半身浴をしながらリラックスしてマッサージしましょう。■マッサージの手順2リンパ液をリンパ節に流す湯船からあがり、ヒザ下にオイル(またはクリーム)を塗ります。足首からひざ下のリンパ節へ向かってリンパマッサージします。ふくらはぎを振ることで筋肉がほぐされ、リンパ液の流れがスムーズになったところでそのリンパ液をリンパ節に流し入れます。その結果、足の浮腫がとれスラッとした美脚になれるのです。もしオイル等がなくても同様にマッサージしても大丈夫。ポイントは皮膚の表層を優しく撫でるようにマッサージすることです。リンパ液は皮膚の表層を流れています。■ダイエットの味方はモチベーションこのように女性は男性と比較すると太りやすく痩せにくいのも事実。しかし女性にはいつまでも「美しくありたい」という女心があります。その強い思いがあなたのダイエットを応援してくれますよ。■おわりに下半身太りの原因が実は女性ホルモンだったなんて思いませんでしたね。近頃、ぷよかわアイドル(ちょっと太めのアイドル)が人気のようです。男性は意外にカリカリに痩せた女の子よりも少しぷよかわ女子が好きなのかもしれません。あまり悩まず、気軽に挑戦してみてくださいね!(林田玲子/ハウコレ)
2014年04月18日(画像はプレスリリースより)花粉症に効くアロマオイル(株)マインが展開する、国産のナチュラルコスメブランドの「ゼミド」は、これからの季節、花粉症に効く、オリジナルのブレンドアロマオイルの「ノーズレスト」を販売しています。ノーズレストは花粉症だけでなく、咳にも有効だということです。4種類の香りノーズレストには鼻づまりや、咳に効く「ユーカリ」だけでなく、頭をすっきりさせる「ペパーミント」、免疫力アップが期待できる「ティーツリー」、リラックス効果で知られる「ラベンダー」の4つの香りを配合しています。花粉症対策としてのアロマオイル最近では、花粉症対策としてアロマオイルを使用することが一般的に知られるようになりました。「ノーズレスト」以外にも、目がかゆいとき、鼻づまりを押さえるとき、頭が重いときなど用途にわけでアロマオイルを使い分けると有効なようです。また、使用方法もマスクに数滴たらす、お風呂に数滴入れるなどさまざまです。ゼミドではさまざまアロマオイルが販売されています。用途に合わせて、試してみるのもいいかもしれませんね。【参考サイト】▼美容Press▼国産ナチュラルコスメケアブランド ゼミド
2014年02月13日