くしゃみ・鼻水でツラ~い日々が続くうえに、最近では果物を食べるとなんだかのどが腫れたり、イガイガしたり……。そんなダブルパンチの苦しみ、スギではない花粉の仕業かも――。例年の1.2倍といわれる今年のスギ花粉の飛散量。くしゃみや鼻水、目のかゆみが止まらず、薬とマスクが手放せない人も多いだろう。日本では5人に1人がスギ花粉症と推定され、まさに国民病ともいえるが、じつは近年、スギ以外の花粉に苦しむ人が増えているのだという。「今年、東京都内では2月上旬からスギ花粉の飛散が本格的に始まりました。それより早い時期から鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が続いているという人は、『ハンノキ花粉症』にも罹患している可能性があります。私のクリニックにも、このアレルギーを発症されている方が年々増えている印象です」そう話すのは、ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック院長の永倉仁史先生。NPO花粉情報協会の理事を務め、花粉シーズン中は毎日、自身のクリニックのホームページでスギ、ヒノキの花粉飛散情報を公開している。ハンノキ花粉症とは、カバノキ科に属する植物であるハンノキの花粉に反応するアレルギー疾患。ハンノキは全国に分布し、例年、スギより少し早い1月から花粉の飛散が始まり、4月ごろまで続く。「ハンノキ花粉症がスギ花粉症と比べて厄介なのは、りんごや桃など、バラ科の果物や特定の野菜を食べると、口の粘膜やのどがかゆくなる口腔アレルギーを起こしやすいことです。花粉への反応が敏感な人は、アナフィラキシーショックを起こし、重篤な状態に陥る恐れもあります。アレルゲンである豆乳を飲んでのどがかゆくなったと訴える患者さんにアレルギー検査を受けてもらって、ハンノキ花粉症と判明するケースもあります」(永倉先生・以下同)一見、関係のなさそうな花粉症と食物アレルギーだが、どのようなつながりがあるのだろうか。「花粉に含まれるタンパク質と、食物のタンパク質の構造が似ていると、食べたときに体に花粉が侵入したと認識して、アレルギー反応を起こすのです。この口腔アレルギー症状を伴うのは、ハンノキ花粉症患者の約5割で、花粉飛散時に症状が悪化するという報告があります」兵庫県神戸市の六甲山麓には、過去にハンノキ属のオオバヤシャブシが多く植林されており、周辺ではハンノキ花粉症に悩む人が多いという。最近では住宅街に植えられることが多く、自宅周辺にオオバヤシャブシが見られるという場合は要注意だ。「ある論文では、スギ花粉症患者の20%がハンノキ花粉にもアレルギー反応を起こすと報告されています。スギとハンノキは花粉の飛散時期が重なっているうえ、くしゃみや鼻水といった症状に関しては同様です。そのため、スギ花粉のアレルギーだけを調べて、ハンノキ花粉症を見過ごしているケースも多いと考えられます」アレルギー反応が起きるのは、食後およそ15分以内。ハンノキ花粉症の人が気をつけたい主なアレルゲンは次のとおり。【果物】りんご、桃、いちご、さくらんぼ、びわ、梨、キウイなど。【大豆】豆乳、豆もやしなど。【野菜】にんじん、セロリ、じゃがいも、トマトなど。【ナッツ類】ヘーゼルナッツなど。これらの食物を食べるたび、次のような症状が出るという人はハンノキ花粉症に要注意!□りんごを食べたら、のどがピリピリした。□桃を食べたら、唇が腫れた。□さくらんぼを食べたら、口の粘膜がかゆくなった。□もやし入り焼きそばを食べたら、口の中にイガイガした不快感を感じた。□豆乳を飲んだら、せきが出てのどが腫れた。小さな子どもの場合、口の中の不快感をうまく表現できず、大人に「好き嫌い」として片付けられてしまうことがある。食後に何か訴えるようなら、よく観察することが大切だ。
2019年03月22日LIMIA編集部がみなさんのフォト投稿から、気になったものを毎日ピックアップしてご紹介するToday’sphoto。今日は、能登の宿から見えた幻想的な景色をご紹介します。美しい光景にぼんやりと眺めるだけで思わず酔いしれてしまいそう♡朝日が作り出す幻想的なムードにうっとり♡今日ご紹介するのは瑛峰子さんが投稿してくださったフォト。幻想的な朝日が、宿から見える能登の絶景をより美しく映えさせます。奥に見える海は「聖域の岬」と呼ばれる「珠洲岬(すずみさき)」で、日本三大パワースポットのひとつ。パワースポットで癒やされて、夏の暑さに負けそうな心にもなんだか元気が湧いてきそうですね♪ステキなムードを作り出す朝日に絶景の珠洲岬を一緒に見ることができるぜいたくな一枚です♡===================今日は能登の美しい風景のフォトをご紹介しました。聖域の岬のパワーで心も身体もリラックスできそうですね♡明日もみなさんからのステキなフォトをお待ちしています!
2018年08月21日15年7月に13歳年下の一般女性と結婚、今年10月には第1子となる男の子が誕生したスギちゃん(44)。「ワイルドだぜぇ」の発言でおなじみの彼だが、ブログやTwitterではキャラとは真逆な子煩悩ぶりを見せている。 11月16日にはTwitterを更新し、長男に自身のトレードマークでもある袖無しジージャンを着せた写真をアップ。11月27日には我が子を抱っこした写真をアップし≪まだ1ヶ月ちょっとの体つきじゃないぜぇこれは大物になるぜぇ≫とベタ褒め。連日、子どもへの愛を書き続けているのだ。 また、出産を終えた妻に対する配慮も。出産直後の10月22日は≪昨日は陣痛から出産まで立ち合えて奥さんの頑張りを目の前で見て、改めて奥さんを大好きになったぜぇ、本当によく頑張ってくれたぜぇ≫とツイート。11月1日にも≪今日奥さんを休ませる為に夜の子守りを請け負ったぜぇ≫とつづっている。 そんなスギちゃんに、ファンからは賞賛の声が。10月21日の出産報告ツイートには約32万件のいいねが。パパぶりについてもこんな声があがっている。 ≪お子さんがお生まれになったツイートを見てスギちゃんのことフォローさせてもらいました!≫≪一気にスギちゃん好きになった。優しいなぁ≫≪スギちゃんスゲーな。奥さん休ませる為に夜中まで赤ちゃんみてくれるなんて父ちゃんの鑑だわ≫≪スギちゃんの子供愛がすごくてフォローしたけど、ほんと子供のこと大好きなの伝わる≫ “脱ワイルド化”が進んだものの、ファンは増えている様子。これからはイクメン芸人の時代かも?
2017年12月04日お笑い芸人のスギちゃん(44)が22日、自身のブログを更新、第1子が誕生したことを発表した。スギちゃんは「ご報告だぜぇ」というタイトルでブログを更新。「本日、大好きになった女性と知り合い、その後1年の交際を経て、仲間からサプライズ結婚式をしてもらい、結婚し、その後2年の間、喧嘩をしながらも愛を深めあい、愛を深め合った結果、ワイルドスギちゃん2世が誕生しましたぜぇ」と報告した。そして、「本当に沢山の方々に支えられながら誕生したぜぇ、皆さんありがとうだぜぇ」と感謝し、「産まれた瞬間から親の顔つきになったぜぇワイルドだろぉ!!」と喜びを爆発させた。スギちゃんは2015年7月に13歳年下の一般女性と結婚した。
2017年10月22日石川県珠洲市にて第1回の「奥能登国際芸術祭」が開催される。会期は2017年9月3日(日)から10月22日(土)まで。北陸・能登半島の先端に位置する珠洲市。かつて寄港地として栄えたこの街は、数十年前から過疎化が進んでおり、日本列島のさいはての土地と思われることもしばしば。その一方で珠洲には、独特の地勢から豊かな自然が根付き、古来から伝わる祭りや風習といった日本の伝統文化が今もなお生き続けている。奥能登国際芸術祭では、この神秘的な魅力に溢れた珠洲に、世界各地からアーティストが集結。約50点の作品やプロジェクトを通し、土地・生活・人々の魅力を再発見する。日本の現代アーティスト、鴻池朋子も参加。人間の人体や、おとぎ話、神話などに興味を持つ彼女は、絵画や彫刻を使い空間全体を作品としたトータルインスタレーションを行っている。天井からカーテンのように垂れ下がる、人間の臓器を思わせるモチーフが鮮やかな色彩で描かれた巨大な絵画。ミラーボールのように輝く赤ん坊の頭と部屋全体に張り巡らせれた樹木の根。彼女の作り出す空間に一歩足を踏み入れると、私たちは日常的な知覚や常識から解放され、その独特な世界観に引き込まれてしまう。フランス出身のアーティスト、アデル・アブデスメッドは、現代社会をテーマにした彫刻作品を手がける。ベトナム戦争で撮影された写真を思わせる、泣き叫ぶ裸の少女や、爆弾を背負う鳩。さらに、ワールドカップでの事件をもとにした彫刻も。現代アートと言えば難解で分かりにくいものと思われがちだが、彼の作品は、誰もが知っている身近な事実を非常に分かりやすく、直接的に観る者に訴えかける。四国・豊島で開催された瀬戸内国際芸術祭にも参加したトビアス・レーベルガーも参加。デザインの立場をアートに取り入れる彼は、視覚効果を意識した作品を多く発表している。瀬戸内国際芸術祭で彼が手がけたレストラン「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」では、迷彩柄やストライプ、水玉などの模様が天井や床、壁、テーブルまで、空間を隙間なく埋め尽くすことで、観る者の視覚を揺さぶり、日常的なオブジェを変質させた。作家、建築家、数学博士として多くの分野で活躍するアレクサンドル・コンスタンチーノフ。第2アヴァンギャルド世代、ソ連アンダーグラウンド世代として、1990年以降、オーストリア、ドイツ、アメリカなどで50以上の個展を開催してきた。彼の作品は、古い家屋や作品のために新しく建てた家屋を様々な素材で「包みこみ」、その場所に新しい意味を与え、再生することをテーマとしている。なお、2017年9月の開催に向けて、今後も参加アーティストが増えていく予定だ。【詳細】奥能登国際芸術祭 2017会期:2017年9月3日(日)〜10月22日(土)開催場所:石川県珠洲市全域作品・プロジェクト数:約50点参加アーティスト例:アレクサンドル・コンスタンチーノフ / アデル・アブデスメッド / 浅葉克己 / アローラ&カルサディージャ / EAT&ART TARO / 石川直樹 / 岩崎貴宏 / エコ・ヌグロホ / Ongoing Collective / 河口龍夫 / キジマ真紀 / 角文平 / 金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム[スズプロ] / ギム・ホンソック / 鴻池朋子 / 小山真徳 / さわひらき / 塩田千春 / 田中信行 / トビアス・レーベルガー / 中瀬康志 / 眞壁陸二 / ひびのこづえ / 深澤孝史 / ラックス・メディア・コレクティブ / リュウ・ジャンファ / 吉野央子 / 力五山 他【作品鑑賞パスポート詳細】前売券:一般 2000円、高校生800円、小中学生 300円当日券:一般 2500円、高校生 1000円、小中学生 500円(全て税込)※作品鑑賞チケットは、2017年5月下旬より前売券を発売。(取り扱い場所:各種プレイガイドほか)。チケットの提示により、飲食店、宿泊施設、イベント割引など各種優待有り。
2016年12月10日石川県珠洲市を舞台に17年9月3日から10月22日まで開催される第1回「奥能登国際芸術祭2017」の参加アーティスト第2弾が発表された。能登半島の先端に位置する周囲を日本海に囲まれた農山漁村、石川県珠洲市を舞台に開催される「奥能登国際芸術祭2017」は、アーティストや地元の人、地域外からのサポーターなどが今までにない新しい芸術祭を目指して作り上げる芸術祭。アートを媒介とした多ジャンルのネットワークによって、土地に眠るポテンシャルを掘り起し、“さいはて”から“最先端”の文化を創造する。この度は、新たに8名の参加アーティストが決定した。今回発表されたのは、アルジェリア出身のアデル・アブデスメッド、韓国出身のギム・ホンソック、ドイツ出身のトビアス・レーベルガー、インドを拠点に活動するラックス・メディア・コレクティブなど。日本からは岩崎貴宏、河口龍夫、鴻池朋子、さわひらきの4名の参加も発表された。なお、第1弾では、浅葉克己、EAT & ART TARO、石川直樹、エコ・ヌグロホ、塩田千春、中瀬康志、ひびのこづえ、深澤孝史、リュウ・ジャンファらの参加が発表されていた。【イベント情報】「奥能登国際芸術祭2017」会場:石川県珠洲市会期:17年9月3日~10月22日
2016年10月25日全国のスギ薬局にて発売10月3日、全国のスギ薬局にてスギ薬局とノエビアグループの常盤薬品工業のコラボで開発された大人敏感肌のためのスキンケア「マイモイスチャー」が発売された。低価格化と低刺激性・高保湿・ほんのりした香り「マイモイスチャー」は、敏感肌の悩みに対応した、自然派センシティブスキンケアシリーズで今回発売されるラインナップは「クレンジングミルク」「洗顔料」「ミスト化粧水」「オールインワンセラム」「オールインワンクリーム 」の5アイテム。独自の調査結果から敏感肌スキンケアアイテムを使用している人は、「低価格化」や「低刺激だけど、高保湿、ほんのりした香りを楽しめるアイテム」を望んでおり、それらの要望を実現した低価格・低刺激性・高保湿・ほんのりした香りのアイテムに仕上がっている。【商品特徴】1.敏感肌のことを考えた、8つの天然由来の成分を厳選して贅沢に配合しました。キメ細かくすこやかな素肌に導きます。2.徹底した安全性試験を実施し、またアルコール(エタノール)・着色物・鉱物油は一切使用していません。3.ラベンダー油・ノバラ油・オレンジ油を使用し、ここちよい香りに仕上げております。また、合成香料は一切使用しておらず、天然の精油のみを使用しています。(プレスリリースより)「マイモイスチャー」シリーズのさらに詳しい商品情報は、プレスリリース「マイモイスチャー」新発売のページに掲載されている。是非、スギ薬局にて発売されている「マイモイスチャー」シリーズをお試しあれ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース「マイモイスチャー」新発売※スギ薬局公式HP
2016年10月11日能登半島の先端に位置する石川県珠洲市を舞台に17年9月3日から10月22日まで、第1回「奥能登国際芸術祭」が開催される。周囲を日本海に囲まれた石川県珠洲市は、北からの黒潮と親潮がぶつかる豊かな漁場。里山里海の中で育まれた固有の文化も多く、揚げ浜式製塩や炭焼き、珠洲焼、珪藻土を使った七輪などの伝統産業は平成23年に世界農業遺産に認定されている。また、春・夏・秋のシーズンごとに各集落において五穀豊穣を願って開催される「村祭り」は、平成27年度日本遺産にも認定。特に秋シーズンである9月上旬から10月下旬の約50日間は、連日市内のどこかの集落でこの秋祭りが行われている。今回開催される「奥能登国際芸術祭」は、珠洲市の自然や祭り、食などの生活文化に根ざしながら国内外のアーティストが作品や空間をつくり展開するというもの。珠洲市内全域を舞台とし、珠洲市民や地域外からのサポーターを含めた大勢でつくりあげるこれまでにない新しい芸術祭となっている。また、同イベントの開催にむけて、奥能登珠洲の魅力を再発見する参加型公式プロジェクト「おくノート」も始動。地元住民と奥能登珠洲を旅する人々による「わるないわ~奥能登珠洲 写真と言葉の投稿コンテスト」や、地域の魅力を深く掘り下げるフリーペーパー「おくノート」の発行など、芸術祭に先駆けて様々なイベントが予定されている。総合ディレクターを務めるのはアートディレクターの北川フラム。参加アーティストは、日本写真協会新人賞や講談社出版文化賞などの賞を受賞している写真家の石川直樹の他、アートディレクターの浅葉克己、コスチュームアーティストのひびのこづえ、アーティストのエコ・ヌグロホなど。公式ウェブサイト()もオープンしている。
2016年04月11日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2016年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)」を発表した。各地で花粉シーズンが始まっており、福岡では2月下旬にピークを迎えるという。現在、九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに突入した。2月13日は四国で、14日には、中国、北陸、東海、関東で「春一番」(立春から春分までの間に初めて吹く暖かい南よりの強い風)を観測。東京都練馬区では24度8分と夏日目前まで気温が上がり、記録的な暖かさとなった。この強い南風と気温の高さで、九州から関東にかけて花粉が一気に飛散した。1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日のことを「飛散開始」としているが、同協会の観測では、東京都千代田区(大手町)で2月13日に飛散開始を確認した。春一番が吹いた14日はやや多く飛散したという。今後、2月下旬にかけての気温は、変動があるものの平年並みか、平年より高くなる所が多い見込みとのこと。このため、九州から関東地方にかけてスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となると予想している。北海道では4月の気温が平年並みか高い予想のため、シラカバ花粉は例年よりやや早い4月下旬から飛散が始まる見込みだという。スギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬と予想している。金沢と仙台は3月中旬から下旬にピークを迎える見込み。スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するが、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないとのこと。前シーズンと比べ、飛散数は九州・四国・東海・関東甲信地方では多いかやや多く飛び、場所によっては非常に多く飛散する所もある見込みだという。中国地方では前シーズン並み、近畿・北陸・東北地方と北海道ではやや少ないと見ている。例年と飛散数を比較すると、東北地方では例年並みの見込み。そのほかの地域では、花粉の飛散数は例年より少ない所が多いという。特に九州・四国・近畿地方と北海道では非常に少なく、例年の半分以下となると予想している。同協会のホームページでは、花粉情報を随時更新している。
2016年02月18日資生堂は1月20日、スギ花粉に含まれる抗原タンパク質「Cry j1」が肌のバリア機能を低下させることを発見したと発表した。同成果は、皮膚科学誌「Archives of Dermatological Research」の2016年1月号に掲載された。今回の研究では、肌のバリア機能への影響を明らかにするために、セロハンテープで組織培養皮膚表皮の角層を剥離して人為的にバリアを破壊したうえで、Cry j1溶液を塗布したときの水分量および細胞間脂質量を測定。この結果、水を塗布したときに比べて、Cry j1溶液を塗布した皮膚では水分蒸散量が顕著に高くなり、肌のうるおいが失われることがわかった。また、肌本来の油分としてバリア機能の維持・回復を担う細胞間脂質については分泌されにくくなり、細胞間脂質の供給が滞ることが明らかになった。同社は研究の過程で、肌のバリア機能の低下を引き起こすスイッチとして、特定のタンパク質分解酵素や受容体が関与していることを示す結果も得られたと説明しており、今後も肌バリア機能の仕組み解明を推進していくとしている。
2016年01月20日三越伊勢丹食品バイヤー×いしかわ農業総合支援機構(INATO)という、食のプロと能登を知り尽くした案内人が手を組み、美食家と共に巡る「里山里海食ツアー」。ツアーに同行して体感した大らかな里山里海、そこから生まれる暮らしや食文化に触れた能登旅紀行“能登EATravel”第3弾。国内外の料理人たちが注目する能登の食材。連日満席が続き、なかなか予約が取れない銀座の日本料理店・六雁(むつかり)、その料理長・秋山能久さんも能登に惚れこんでいる一人だ。様々な食の産地を訪れている秋山さんは、能登のどんな点に魅力を感じるのだろうか?「暖流と寒流がぶつかる日本海で獲れる魚介類、日本列島の真ん中にあることで農産物の北限、南限として多種多彩な野菜が育つこと。里海には珍しい海藻や伝統技法で手掛ける塩、里山には茸や山菜など、素晴らしい食材に出合えるところが魅力です」と秋山さん。豊かな自然環境が育む食材はもちろん、能登の食や文化を受け継いで発信していく生産者にも魅了されている。「おいしいものを作ろう、新しい価値を届けよう!という情熱のある生産者の方が多い。そんな方々の想いがこめられた食材を、お客さまに喜んでもらえるひと皿へと“いのちのリレーを繋ぐ”のが僕の仕事です」「里山里海食ツアー」に同行した秋山さんは、ツアー参加者のために能登食材でスペシャルディナー会を催した。古民家ギャラリー・舟あそびを舞台にした一夜限りのスペシャルディナーを一部ご紹介すると、バターナッツ南瓜の温かいスープ、季節の野菜の煮こごり、野菜のガルグイユ風とのど黒の酒蒸し、小木烏賊飯と能登牛丼、デザートは酒粕×塩マカロン、というツアーで巡った能登を味わいつくす献立となっている。精進料理を極めている秋山さんは、今回のコースにも野菜をたっぷり使っている。それは能登島にある高農園で穫れた野菜だ。「六雁でも高農園の野菜は人気です。今回は、この野菜をふんだんに使ったお料理を提案しています。また谷川醸造の味噌や醤油、揚げ浜式の塩、数馬酒造の酒粕、能登ワインで炊いた香り高い烏賊飯など、趣向を凝らした里山里海ディナーに仕上げました」趣向を凝らした料理が、蔦屋ギャラリーの輪島塗の碗や盆、舟あそびが提案するガラス器や珠洲焼(すずやき)など美しい器で供される。そして、料理にあわせるのは数馬酒造の日本酒。そして秋山さんが率先して給仕をするという、スペシャル感も美食家を大いに沸かせた。「僕自身が、能登の食材で楽しみながら料理をして、それをお客さまが楽しみながら食べてくれる。記憶に残る料理や能登の味になれば嬉しいですね」食材や工芸の産地を巡り、畑や工場で生産者と直に話をする。だからこそ強く心に残った、『能登の里山里海』の美しさや豊かさ。ほんの一部しか紹介できなかったが、まだまだ“おいしい”が詰まっている能登半島、“能登EATravel”に終わりはない。取材協力/六雁ギャラリー舟あそびへ戻るVol2へ戻る
2015年12月06日三越伊勢丹食品バイヤー×いしかわ農業総合支援機構(INATO)という、食のプロと能登を知り尽くした案内人が手を組み、美食家とともにめぐる「里山里海食ツアー」。ツアーに同行して体感した大らかな里山里海、そこから生まれる暮らしや食文化に触れた、能登旅紀行“能登EATravel”第2弾。■奥能登・珠洲に残された自然と人の共生“揚げ浜式製塩法”奥能登という響きがふさわしい、半島の突端にある珠洲市(すずし)。珠洲市の仁江海岸では、日本で唯一、揚げ浜式製塩法での塩づくりを継承してきた。揚げ浜式製塩法とは、江戸時代から400年以上も続く伝統の塩づくり。海水を浜へ揚げて、塩田へと撒き、乾燥させた砂を集めて木箱に入れる。そこに海水を流して濃い海水を採り、平窯で煮詰め塩をとる製塩技術のこと。早朝からの潮まき、日中の塩田作業、昼夜かかる釜炊など、塩づくりは昔も今も重労働。見学した、すず塩田村(すずえんでんむら)では、塩を約18時間かけて煮詰める釜炊に里山の薪だけを使っている。薪を使うことで里山の生態系にも循環が生まれるという。塩づくりにも里海と里山が結びついているのだ。4月から10月末までの晴れた日だけが作業日となるため生産量が限られる、奥能登の塩。舌の上でふんわり広がるまろやか塩は、文字通り手塩にかけてでき上がっている。■地元に愛され、世界に認められた日本酒「竹葉」に込められた情熱日本海に突き出た能登半島は、冬には荒波が押し寄せる外浦と1年を通して波静かな内浦がある。珠洲市から内浦側へ下ると能登町(のとちょう)へ。波穏やかな宇出津湾(うしつわん)を望む地に、明治2年創業の数馬酒造がある。24歳で社長業を継いだという、5代目・数馬嘉一郎さんが若い力で酒造りに挑む。地元で愛される酒であることはもちろん、世界最高峰の料理の祭典「マドリッドフュージョン2014」で、「獺祭」「真澄」「大七」と並んで数馬酒造の「竹葉」が選出されるなど、年間生産高850石という小さな酒蔵ながら世界からも注目されている。酒造りの要となる米には、高校時代の友人である米農家・裏貴大さんが無農薬無化学肥料で栽培した酒米を使っている酒も。また、酒造りに使う米は、100%自社精米をしている。「能登で作る安心・安全な酒米を使うことはこだわりの一つ。さらに仕入れた米を再選別したり、1%単位で磨けたりと、自社精米することで高い品質管理ができる」と数馬さん。また仕込み水は、能登半島で唯一海に面していない柳田村の山から湧きでる超軟水を、毎日タンクローリーで運んでいる。旨い酒造りに励む一方、里山里海の保全に向けた活動を裏さんや県内の大学生とともに行う。「地を思うことは、地を興すこと」という情熱で醸す6代目の酒は、奥能登から世界へと広がっていく。■赤土の能登島・高農園が育む“伝統とモダン”が実った野菜波が穏やかな七尾湾にうかぶ能登島は、和倉温泉から近く、2本の橋がかかり、リゾート地として多くの観光客で賑わう。そんな能登島の美しい自然に惹かれ、この地に移り住み農業をはじめた高農園の高夫妻。「2ヘクタールからはじめて今では20ヘクタールの畑に。年間300種類以上の野菜をつくっています」と高利充さん。高農園の野菜は、東京や大阪、金沢などのレストランと直接取引がほとんど。三越や伊勢丹など一部の百貨店で販売しているが、即時売り切れてしまう程の人気野菜だ。高夫妻が「自分でも食べたいと思える、おいしく安全な野菜作りを」と農薬は一切使用しない。また石川県JAS有機認証および石川県エコ農業者として認定されている。「能登島のミネラル分豊富な赤土に、もみ殻や緑肥を梳きこんで土づくりします。粘土質な赤土は、野菜がゆっくりと育ちます。栄養をしっかりと蓄えて成長した野菜は、身がしまっていて味も濃い。特にイモ類などの根菜は、本当においしい」と妻の博子さん。農家を営むにあたって“伝統とモダン”をコンセプトにしたという高農園では、石川県の加賀伝統野菜である金時草、加賀太きゅうり、源助だいこん、中島菜、金糸瓜など地に根付いてきた伝統野菜も積極的に手掛けている。“能登はやさしや土までも”、いつまでも手を振り見送ってくれる高夫妻の姿に、そんな言葉が頭に浮かんだ。取材協力/すず塩田村数馬酒造高農園(TEL/FAX 0767-85-2678)Vol1へ戻るVol3へ続く
2015年12月05日2011年、日本で初めて世界農業遺産(*1)に認定された『能登の里山里海』(*2)。豊かな自然の恵みと日本の原風景が今も残される能登には、自然と伝統と共に生きる人々が育み、受け継いできた食文化がある。そんな能登の魅力を伝えるため、三越伊勢丹食品バイヤー×いしかわ農業総合支援機構(INATO)という、食のプロと能登を知り尽くした案内人が手を組み、美食家と共に「里山里海食ツアー」が催された。ツアーに同行して体感した大らかな里山里海、そこから生まれる暮らしや食文化に触れた、“能登EATravel”をご堪能あれ。■まずは、能登巡りの中心となる輪島市へ「このあたりの漁師さんは甘口醤油に一味唐辛子などを入れてお刺身を食べるんです」と話すのは、輪島市内にある谷川醸造4代目の谷川貴昭さん。明治38年に酒蔵として創業した同社は、大正時代に入り味噌や醤油造りをはじめる。主力商品『サクラ醤油』は、能登で暮らす人々の味覚をかたちづくってきた調味料だ。現在、日本に1500社ほどある醤油メーカーだが、大手5社の醤油生産量が国内シェアの約半分を占めている。昭和38年の「中小企業近代化促進法」制定以降は、大手が作る生揚醤油(きあげしょうゆ)を原料醤油として各醤油蔵が購入し、火入れや独自の味つけを行い、自社醤油として販売している醤油蔵がほとんどだそう。「サクラ醤油もその工程で作っています。ただ父の跡を継いだ際、うちの醤油蔵で一から醤油造りをしたいと、昔の器具や木樽を復活させて本醸造醤油造りもはじめました」と谷川さん。地元産の大浜大豆や小麦で地元の醤油を作るという職人魂、また息子に本物の醤油造りを繋げるという4代目の矜持が、苦労の末に『本醸造醤油』を誕生させた。さらに、天然醸造・木樽仕込みのサクラ味噌をベースにした『おかずみそ』など新たな商品を妻・千穂さんと開発。伝統を受け継ぎ、新たな伝統へと繋ぐ能登の味を発信している。■漆の町・輪島で受け継がれる「輪島塗」に触れる輪島といえば、漆の町。なめらかで艶やかな漆器は、英語で「Japan」と呼ばれるように日本美を象徴する工芸品。中でも器の弱い部分に布を張る“布着せ”、輪島地の粉という土を漆に混ぜて“肉付け”するなど、完成までに124の工程を重ねる輪島塗は、日本の漆芸で唯一、重要無形文化財に指定されている。木地作り、下地、漆かき、中塗り、上塗りと工程ごとに職人が技を凝らして次の職人へと繋ぎ、最後は企画から仕上げ・販売までを担う塗師屋へと届けられる。輪島市内には、現在190軒ほどの塗師屋がある。なかでも老舗塗師屋として知られる、江戸は万延元(1860)年に創業した蔦屋漆器店。全国を駆け回る6代目当主に変わり、ギャラリー蔦屋を切り盛りする女将・大工佳子さんは「保温効果が高いうえに熱が伝わりにくく、冷たいものを入れても輪島塗の漆器は汗をかきません」とその特徴を語る。また塗りを重ねる輪島塗は、特別な日だけに使う優美な器ではなく、日常の器として使えるタフさも兼ね備えている。「和食やお刺身だけではなく、イタリアンや肉料理など、いろんなお料理にあわせて欲しいです」。ギャラリー蔦屋には、作家ものはもちろん、日常の暮らしに取り入れたい輪島塗の漆器が揃っている。■輪島が誇る、日本の原風景。海に面した棚田・千枚田へ賑やかな中心部から海岸沿いを北へ向かうと、海に面した幾何学模様の棚田「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」が、目に飛び込んでくる。傾斜地に作られた千枚を超える水田は、日本古来の苗代田(なわしろだ*3)農法を行っている。田植えから収穫まで、すべて人の手で行う棚田の米づくり。能登には至るところに棚田があり、能登棚田米や能登米としてブランド化も。甘みともっちりとした食感の能登棚田米は、人気が高いとか。もともと平地が少ない能登半島、先人が苦労して開墾した棚田が、今は多くの客人(まれびと*4)を楽しませ、世界農業遺産『能登の里山里海』を代表する美しい光景へと繋がっている。*1 その地の伝統的な農業・農法や生物多様性が守られた土地利用、農村文化や農村景観などが一体となり維持保全が図られている世界的に重要な地域を後世に引き継ぐことを目的として国際連合食糧農業機関(FAO)が創設。*2 世界農業遺産『能登の里山里海』は、七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町の4市5町からなる*3 種籾(イネの種子)を播いて発芽させ、田植えができる苗まで育てる田。*4 外からやってきた人のこと。能登には客人をもてなす客人文化がある。取材協力/谷川醸造蔦屋漆器店白米千枚田いしかわ農業総合支援機構へ続く
2015年12月04日ウェザーニューズはこのほど、2016年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、花粉は2月初めから関東や九州を中心に飛散が始まる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期は、全国的に平年並みのところが多くなる見込み。一方で、東海や四国、九州では平年よりやや早めとなるところもありそうだとしている。早ければ2月初めには九州や関東で飛散が始まるところがあり、2月中旬には東海や西日本の広範囲、2月下旬には北陸や東北でも飛散が始まる予想となっている。飛散ピーク時期については、スギ花粉が九州や四国で2月末~3月初め、中国地方や近畿、関東、東海で3月上旬~中旬、北陸で3月中旬~下旬、東北で3月下旬~4月上旬の見込み。スギ花粉のピークが過ぎたあとは、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散が増え、九州や四国では3月中旬~下旬、中国地方や近畿、関東、東海では4月上旬~中旬に飛散量がピークとなる予想となっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、ほぼ全国的に平年(2008~2015年平均)より少なくなる予想で、平年比が90%以上となる山形県や岩手県でも平年を上回る量の花粉が飛ぶことはないと見込まれている。東京都ではスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期を2月上旬とし、飛散量を2015年シーズンの81%と見込んでいる。同社は2016年シーズンの花粉飛散量について、「全国的に平年より少なめの予想ではありますが、西日本では2015年の約1.5~2倍となるため油断はできません」と指摘。その上で、「花粉症には早めの対策が効果的なので、飛散開始の2週間前までを目安に準備しておくことをおすすめします」とコメントしている。
2015年11月27日ウェザーニューズは10月8日、来年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、ほぼ全国的に飛散量は平年(2008~2015年平均)より少なくなる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの予想飛散量は、東日本を中心に平年の70%未満となる地域が目立ち、東京都にいたっては平年の43%となっている。平年比が90%を超える山形県や岩手県でも、平年を上回る量の花粉が飛ぶことはない見込み。また前年と比較すると、花粉飛散量が少なかった西日本を中心に前年比100%以上の地域が多くあるが、量としては平年並み~少なめと予想されている。同社によれば、一般的に前年の夏に十分な日照があり、夏らしい暑さであるほどスギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は多くなる傾向がある。しかし、今年は8月上旬に猛暑日が集中したものの、8月下旬の気温は平年を大幅に下回ったため、東~西日本を中心に雄花の生育に適した天候ではなかったという。一方で、同社は「風が強い日や雨の降った翌日などには一時的に花粉の飛散が増えるため油断はできません」と指摘。「例年、2月以降に花粉の飛散量が次第に増えていきますが、本格的な花粉シーズンを迎える前から対策しておくとよさそうです」としている。
2015年10月09日11年に日本で初めて、世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」。伝統的な農村の暮らしと共にある各地の祭礼、また豊かな自然が織りなす景観などが評価を受け、認定に至ったという。この自然豊かな能登の里山里海を巡り、新たな能登の味覚を引き出したのが「六雁(むつかり)」の秋山能久料理長。28日までの期間、伊勢丹新宿店本館地下1階=キッチンステージでは、能登の野菜や海産物をふんだんに使った秋山料理長考案のメニューを堪能できるイベントを開催中だ。中でも注目なのは、現地で醤油と味噌の醸造を行う谷川醸造の谷川さん夫妻と開発した、トマトの酸味を加えた「おかずみそ畑の肉みそ」や、日本有数のイカ漁港である小木港で水揚げされたスルメイカに秋山料理長が配合した具材をミックスした、和平商店の「海宝ふりかけ」などのオリジナル調味料。秋山料理長考案のメニューは、能登半島にある小さな島、能登島で農園を営むNOTO高農園の旬の野菜に前述の「おかずみそ」を添えたものや、温かな真薯に同じく今回開発された「海宝ふりかけ」をかけた前菜でスタート。金糸瓜を使ったお椀に続いて、鮮やかな紫色が目に飛び込む金時草のお浸しと続く。このお浸しにも、能登の海の味覚としてするめの麹漬けが添えられ、丼ものにはバナーで炙ったかますや、丁寧に下味をつけた白身魚をふんだんに使った「能登の香り」。この丼で驚くのは、赤ワインで炊きあげた酢飯。芳醇な香りとコクが広がる赤ワイン酢飯は、淡白な魚との相性もよく異なる味覚や食感のハーモニーを生み出している。能登には今回のメニューで紹介したもの以外にも、太陽と風の力で水分を飛ばし、さらに釜で炊いて仕上げる「揚げ浜式製塩方」を営む塩田や、絶景の日本海に面した棚田・白米千枚田(しろよねせんまいだ)など、食にまつわる見所も数多くある。能登の食を通じて、その魅力を体験してもらいたいという思いから、11月2日、3日の1泊2日で秋山料理長や三越伊勢丹の食品バイヤーと共に、能登の生産者のもとを巡る「能登体験ツアー」も催される。夜には秋山料理長が能登の食材を使って、参加者のためのプライベートディナー会も開かれるとか。能登の魅力に触れてみたいという方は、そちらもチェックしてみて。【イベント詳細】食のプロと旅する「能登体験ツアー」日時:11月2日から3日(1泊2日)宿泊施設:海楽荘参加費:1人8万円(2名1室の場合/1名1室の場合は、追加料金3,500円)申し込み:JTB関東法人営業埼玉支店048-644-5690申し込み期間:9月30日まで定員:先着20名様
2015年09月27日女優の土屋太鳳が、世界一のパティシエを目指す能登育ちのヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「まれ」。ようやく横浜でパティシエ修業を始めたのもつかの間、Xmasケーキのトラブル、“キッス”騒動に、能登での三角関係、結婚騒動など、怒濤の展開となっている本作のロケ取材会が、石川県珠洲市の塩田にて開催。土屋さん、幼なじみ役の山崎賢人、門脇麦ら豪華キャスト陣が一挙に勢ぞろいした写真とコメントが到着した。石川県・能登に家族と共に移住してきた少女・津村希(土屋さん)が、世界一のパティシエを志して修行を積む姿と周囲の人々との温かい交流を描く本作。5月11日の第7週から「横浜編」がスタートし、ついにパティシエという自分の夢に向かうべく、気難しい変わり者のオーナー・池畑大悟(小日向文世)のフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」に1か月のお試しで採用された希。池畑の妻・輪子(りょう)や息子の大輔(柳楽優弥)ら個性的な面々と過ごしていたが、お試し期間の結果は、不合格。そんなとき、父・徹(大泉洋)と母・藍子(常盤貴子)の離婚騒動の知らせを受け、急きょ能登に戻ってきた希を待っていたのは、幼なじみの圭太(山崎さん)と一子(清水富美加)とのぎくしゃくとした三角関係。さらには、弟の一徹(葉山奨之)が突然、結婚を宣言!その相手は、希の幼なじみのみのり(門脇さん)だった……。父母の離婚騒動に加え、一子に突きつけられた圭太への思い、一徹とみのりとの交際発覚&結婚宣言、さらには横浜から “キッス”騒動の相手の大輔までやってくるなど、能登は再び騒がしくなってきた様子。東京でのスタジオ収録を挟んで、今回、久々の能登ロケとなっただけに、希役の土屋さんは「懐かしさと安らぎで胸がいっぱい」と話し、山崎さんも「ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています」と、うれしそうにコメントを寄せた。能登の人たちの、他人の夢も“ほおっておけない”温かさを再び目の当たりにした希が、この後、混迷する自身の夢、そして恋にどんな決断を下していくのか。これから先の展開にも注目が集まる。<出演陣コメント>土屋太鳳(津村 希 役)能登に帰ってきて、「ただいま!」という気持ちでいます。能登にはこれまでも、公開収録などで何度か来ていますが、「まれ」のロケで訪れるのは久しぶりで、懐かしさと安らぎで胸がいっぱいです。収録現場は本当の家族といるみたいな感じで、ドラマの後半もしっかりみんなで「まれ」を生きていきたいと思っています。大泉 洋(津村 徹 役)久しぶりに能登に来て、いつものホテルでスタッフに迎えてもらったときに「ただいま」と言ってしまいました。「能登はやさしや土までも」と言いますが、本当にやさしさを感じましたね。雨男のわりに今回は天気がいいので、気持ちよくロケをしています。常盤貴子(津村 藍子 役)前回のロケはまだ放送前で、「まれ」というドラマがどういうものかわからない段階でしたが、今回は役どころもわかってのロケで、「藍子さん!」とか「希ちゃんのおかあさん!」と能登の皆さんに迎えていただくことを、本当にうれしく思っています。葉山奨之(津村 一徹 役)久しぶりに能登に帰ってきて、食べものがおいしいので、本当にがんばれます。こちらに帰ってきたら、一徹と呼ばれることが増えてきました。先日も、「徹さんがしっかりしていないので、一徹がしっかりしなさい」言われ、一徹としてしっかりしようと思いました。山崎賢人(紺谷 圭太 役)今回、ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています。今回、このタイミングでロケに来られたので、後半のスタジオでの収録では、能登での経験をしっかり感じて、撮影に臨みたいと思っています。門脇 麦(寺岡 みのり 役)去年の10月以来で、そのときもすてきな印象でしたが、今回も美しい景気とおいしいごはんがあってすてきだなと思っています。今回のロケでは、スケジュールが埋まっているわけではありませんので、日々浄化されています。高畑裕太(角 洋一郎 役)最初に能登に着いたときに「ただいま」って思いました。NHKのスタジオ内では味わえない生の空気感を感じで、みんなで海がきれいだね、緑がきれいだね、食べものがおいしいねって言いあって、ロケに臨んでいます。田中 泯(桶作 元治 役)ここの塩田の主です。私は2月の寒い時期以来の能登でした。私、山の中に住んでいるので、海のさまざまなにおい、砂地に立つといったかけがえのない経験をさせてもらっています。すべてがうれしいという思いでいます。田中裕子(桶作 文 役)いつも午前7時に輪島漁港で「まれ」のオープニングテーマが流れます。今日も、まだ寝たいのに。皆さん早起きなんですね。本当に地元の皆さんに応援していただいているなと思いながら、歌を聴きながらまた寝ました。連続テレビ小説「まれ」は毎週(月)~(土)8時~8時15分ほかNHK総合、NHK BSプレミアムにて放映。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日京急グループの京急百貨店(神奈川県横浜市)は5月7日~13日、「加賀・能登・金沢 物産展」を、地下1階食品催事場と7階新・横浜家族の家で開催している。同イベントでは、北陸新幹線の開通などで話題の"北陸"にまつわる「食」や「工芸」の店舗を紹介する。地下1階の食品催事場では、富山湾で春から夏にかけて水揚げする貴重な珍味"白えび"を使った「白えび甘えびの押し寿司『彩華』」(金澤玉寿司)や、赤ちゃん誕生などのお祝いの際に贈る「加賀八幡 起上もなか」(金沢うら田)など17店舗が出店する。7階の工芸の催事場には、10店舗が出店。色絵磁器の代表的な焼き物「九谷焼(くたにやき)」のほか、臙脂(えんじ)、藍、黄土、草、古代紫の加賀五彩(かがごさい)の色を使った大岡商会の「加賀友禅(かがゆうぜん) 訪問着・となみ袋帯」が登場する。工芸の催事のみ、5月12日までの開催となり、最終日は16時に閉場。
2015年05月07日スリーエフはこのほど、北陸新幹線(金沢~東京駅間/富山~東京駅間)開業に合わせ、石川県観光大使でもあるパティシエの辻口博啓シェフが監修する「能登塩ぷりんロール」を復刻発売するとともに、北陸関連商品も併せて発売した。○能登わじまの海塩を使用したケーキ「能登塩ぷりんロール」は、小量の醤油を加えた生地で、濃厚なホイップクリームと塩プリンを巻いたケーキ。プリンはほんのり塩味で「能登わじまの海塩」を使い、石川県を感じられる味わいに仕上げた。「多くの方に石川県を訪れてほしい」との思いを込めた商品だという。価格はハーフサイズ1,500円、個食サイズ250円。その他の北陸新幹線開業企画商品は、ホリ乳業の商品「ヨーグルメイトのむヨーグルト」(194円)、「ヨーグルメイトプレーン」(152円)、「金沢ヨーグルト」(152円)、「生乳100%プレミアム」(238円)、「30種の野菜ヨーグルト」(208円)など。14日発売がスギヨの商品「ビタミンちくわ」(148円)、「ビタミンちくわ七味入り」(148円)など。また、日本橋菓房の商品「五郎島金時ブールドネージュ」(178円)、「五郎島金時フィナンシェ」(162円)、「五郎島金時クッキー」(216円)、「富山名物冷しブラックらーめん」(498円)なども。※価格はすべて税込価格
2015年03月20日永作博美と佐々木希が日本のさいはて “奥能登”で友情を育み、人生を見つめ直していく2人の女性を演じる映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。来週3月14日(土)より開業する北陸新幹線により、東京-金沢間の移動が最速で2時間28分と、従来よりぐっと身近になった本作の舞台・石川県珠洲市から、永作さん、佐々木さんも満喫し、ほれ込んだというロケ地の情報が到着した。生き別れた父を探すため、奥能登の海辺で焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作さん)と、2人の子どもを働きながら育てるシングルマザー・絵里子(佐々木さん)という、生き方も価値観も違う2人の女性の心を、やがて1杯の珈琲が結び、癒やしていく本作。舞台となるのは、文化、景観、生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域にのみ認定される世界農業遺産を、日本で初めて認定された能登半島の珠洲市。映画は、この地でオールロケで撮影された。現地の印象について、永作さんは「奥能登の空気、海の音、綺麗な中で気持ち良く撮影させていただきました。空気が素晴らしくて海をずっと眺めていても飽きなかった」と、都心を離れての地方ロケを大いに満喫した様子。一方、佐々木さんも「石川県は第二の故郷と言いたいほど親近感があるので、北陸新幹線が開通したら『ただいま!』とまた帰ってきたいです!見かけたら声をかけてください」と語り、思い入れ深い地となったようだ。本作の主人公・焙煎珈琲店店主の岬を演じた永作さんに、珈琲指導を担当したのは、「ヨダカ珈琲」のモデルになった「二三味(にざみ)珈琲shop舟小屋」を経営する二三味葉子氏。店舗は、珠洲市の木ノ浦海岸にある。2001年に彼女の祖父愛用の舟小屋を改装し、自家焙煎の珈琲豆販売店として開業、ホームページはないにもかかわらず口コミで人気が広まり、今や全国の珈琲通に熱烈なファンを持ち、年間約9トンもの豆を焙いている(販売は行っておらず焙煎のみ)。さらに、2008年には市中心部の飯田町に直営カフェ「二三味珈琲cafe」もオープン。週末は多くの観光客も訪れるという。また今回、本作の反響を受け、上映期間中のみの限定で、この二三味珈琲が味わえる臨時店舗「ヨダカ珈琲」が木ノ浦海岸にオープン。映画をイメージして特別にブレンドしたコーヒー「さいはてブレンド」などを提供する予定で、やや深煎りのコーヒー豆を使い、映画の副題“やさしい香りと待ちながら”と同じ、優しい香りとすっきりとした口当たりが特長の絶品コーヒーが味わえる。また、撮影に使われた小道具やロケの様子を伝える写真パネルも展示されるという。金沢からちょっと足を伸ばせば、日本海に面した“さいはて”の地に、永作さん、佐々木さんが演じた女性同様、凛とした空気をまとった美しい場所がある。北陸新幹線開通のこの機会に、映画の余韻に浸りながらロケ地を巡ってみては?『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年03月08日20代~30代の女性の肌悩みにきめ細かく対応する化粧水コーセーとスギ薬局は、両社による初の共同開発商品として、トラブルを起こしやすい肌を健やかな肌に導く化粧水「ラシェリエ コンディショニング リキッド」を、全国のスギ薬局店舗728店にて、3月14日より発売する。スギ薬局が化粧品カウンセリングを通して蓄積してきた、20代から30代の女性の声をもとに、同社のビューティスーパーバイザーとコーセー担当者が、すべての工程において共同で開発することにより、ターゲットとなる世代の女性の肌悩みにきめ細かく対応する化粧水を実現したという。トラブルを起こしやすい肌を健やかに保ち将来にむけた美肌づくりをサポート「ラシェリエ コンディショニング リキッド」は、肌あれ・キメの乱れ・ザラつき・乾燥によるくすみなど、トラブルを起こしやすい肌を健やかに保つ化粧水。「エーデルワイスエキス」、「カミツレ花エキス」などの保湿成分を配合し、肌コンディションを整え、いきいきとした肌に導く。また、吸い込まれるように素早くなじみ、角層深くまでうるおいを届け、肌を保護するバリア機能をサポート。肌トラブルの起きにくい、みずみずしい肌に整え。将来にむけた美肌づくりのサポートする。9種類の天然香料を配合した、心がいやされるようなハーバルグリーンフローラルウッディのやさしい香り。(画像はプレスリリースより)【参考】・コーセー、スギ薬局プレスリリース
2015年03月07日石川県珠洲市飯田町の飯田わくわく広場で、能登でつくられた塩をテーマにしたグルメの味を競う「第5回 奥能登B級グルメ選手権-味はA級-」が行われる。開催日時は2月22日10時~15時。料理は1品500円以下で販売する。○来場者の投票でグランプリを決定!同イベントは、奥能登の食材をひとつ以上使った様々なB級グルメが出品され、来場者の割り箸を使った投票でグランプリを決定するもの。第5回となる今回は、「奥能登でつくられた塩」をテーマにした料理が競われる。出品メニューは、地元野菜で出汁をとった塩味のうどん「塩牛すじうどん」や、いしるとメガラスを使ったたこ焼きタイプの料理「めが焼き」、能登島三元豚を使った「能登三元豚とんかつ」、能登牡蠣と能登ワインを使用した「能登牡蠣のチャウダー」など。そのほか、SUZUCAのミニライブ、「すず吹奏楽団」による演奏や珠洲ちょんがり保存会のステージ、「いいだ一座」の公演など、様々なイベントが用意されている。
2015年02月20日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)」を発表した。第4報では、北海道のシラカバ花粉の飛散開始時期を新たに予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(1月14日発表・第3報)を一部修正している。同協会では、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日以上連続して観測した場合を「飛散開始」と定義している。それによると、2月前半には九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに入り、東京都心でも2月8日にスギ花粉の飛散開始が確認された。2月中旬以降は中国地方から関東では晴れて気温が高い日が多く、広島(広島県)と高松(香川県)でも2月11日に飛散開始が確認されている。「九州や四国地方では、スギ花粉の飛散数が次第に増加しており、まもなくスギ花粉のピークを迎えるでしょう」と同社は発表している。今週末から来週のはじめ頃(2月21日~2月24日)は全国的に気温が高くなる所が多く、西日本はスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となる見込み。北海道では、3月から4月の気温は平年並みか低い予想となっている。しかし花粉の飛散開始時期が大きく遅れることはなく、シラカバ花粉は例年並みに4月下旬から5月上旬に飛散が始まるとのこと。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があると考えられている。3月の気温は全国的にほぼ平年並みとなる予想。4月の気温は西日本では平年並みで、東日本と北日本は平年並みか低い見込みだが、ピーク時期を遅らせるほどではないという。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みと予測できる。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京(東京都)は3月上旬から中旬の見込み。金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込みとなっている。金沢と仙台では4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年(2005年~2014年の平均値)より少ないかやや少なく、東海地方から北海道は例年並みの所が多いという。2014年の総飛散数から予測すると、北陸、関東甲信、東北地方では、前年の2~3倍となる見通し。一方で九州や四国地方では、前年に比べて非常に少なくなる見込みだという。また、2014年の夏の気象条件から考えると、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年02月19日一般財団法人日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)」を発表した。第3報では、全国8都市のスギ・ヒノキ花粉飛散のピーク時期について予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(2014年12月3日発表・第2報)に一部修正を加えた。○飛散開始時期&ピークは?2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早くなる予想となり、2月上旬に九州、四国、東海地方から花粉シーズンが始まる見込みだという。気温の点から見ると、1月下旬は全国的に概ね平年並みとのこと。2月から3月にかけては、西日本と東日本では平年並みか高く、北日本は平年並みだという。この時期の気温が平年より高いとスギ花粉の飛散開始は早くなる傾向にあるため、スギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本は例年より早く、北日本は例年並みと予測されている。ただし、寒い日が続いていても急に気温が高くなる日があると、予測よりも早く飛び始めることもあるという。そこで、天気予報専門サイト「tenki.jp」では、全国各地の飛散情報を公開している。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があるとされている。2~3月の気温は全国的に平年並みや高い予想だが、ピークを早めるほどではない見込み。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピークは例年並みだという。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京都は3月上旬から中旬の見込み。また、金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、金沢と仙台を除く各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込み。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。○飛散数は?2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないかやや少なく、東海から東北地方は例年並みとのこと。ただし、北海道は例年よりやや多くなる見込みだという。2014年の花粉の飛散数が少なかった北陸、関東甲信、東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるとのこと。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州や四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みだというまた、花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなるとのこと。2014年の夏は、北陸、関東甲信、東北地方では気温が高い所が多く、九州や四国地方では「低温」「少照」「多雨」という花芽が形成されにくい気象条件となった。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年01月26日石川県・能登半島の旅館「百楽荘」は6月26日、九十九湾にてヒラメの稚魚の放流イベントを実施する。○約5,000匹のヒラメの稚魚を放流九十九湾は、北陸唯一の日本百景の海岸。ヒラメやアジ、スズキ、黒鯛、真鯛、アオリイカなど、四季おりおりの魚が釣れる「天然のいけす」で、秋にはカワハギが網ですくえてしまうほどだという。百楽荘は、九十九湾に宿泊客専用の「釣り桟橋」を設けており、波が立たないことから初心者や家族連れでも気軽に釣りが楽しめる。同社は九十九湾の海の幸の恩恵にあずかっていることに感謝し、ただ「獲る」だけではなく、九十九湾をより豊かにすることに貢献していきたい、としている。今回はこのような思いのもと、この釣り桟橋に地元・能登町立高倉保育所の園児を招き、約5,000匹のヒラメの稚魚の放流イベントを行う。白身魚はあまり遠くへは行かず、一生をその近くで過ごすという習性を持つ。今回放流するヒラメも約3年をかけて成長し、この桟橋付近に戻ってきて、釣り客を楽しませてくれることが期待できるという。同イベントは今後も定期的に開催し、次回は今秋、5,000匹の黒鯛の稚魚を放流する予定となっている。開催日時は、6月26日11時~。
2014年06月22日日本橋三越本店は、石川県の能登・金沢・加賀の名店約50社が出店するイベント「いしかわ百万石物語展」を3月5日から10日まで、同店本館7階催物会場にて開催する。創業天保元年、代々加賀藩の御膳所でお料理方として仕え、伝統ある加賀料理を今に伝える老舗料亭「大友楼」。鶏肉と金沢名物の「すだれ麩」や椎茸を煮込んだ加賀料理を代表する治部煮を始め、おめでたい席には欠かせない伝統料理「鯛の唐蒸し」が楽しめる会席御前をイートインで提供する。また、きんつばで有名な「中田屋」を始め、加賀藩御用達の老舗和菓子店「森八」、藩政から親しまれている生姜が効いた煎餅で人気の「柴舟小出」など、有名和菓子店が実演を行う他、高級魚のどぐろの旨さを引き出した「舟楽」の棒鮨や、名物の甘海老やウニ、鮪がどんぶりになった「金澤玉寿司」の百万石こぼれ寿司など、日本海の新鮮な海の幸を堪能できる。その他、北陸のご馳走を一層引き立てる石川県の地酒を特集。「車多酒造」の天狗舞や「福光屋」加賀鷲といった希少性が高い地酒を始め、「小堀酒造店」の萬歳樂 加賀梅酒17年熟成が同店先行で販売される。また、加賀友禅や輪島塗、九谷焼など、工芸の名店も多数出品。ブルゴーニュ用のワイングラスに、九谷焼伝統の絵付技法「青粒(あおちぶ)」の第一人者、仲田錦玉の加飾による壮麗なステム(脚)が付けられた「九谷ワイングラス」など、伝統とモダンが融合した逸品がそろう。
2014年03月05日石川県珠洲市の飯田わくわく広場にて、2013年2月24日に奥能登(おくのと)のNo.1B級グルメを決める「第3回 奥能登B級グルメ選手権×海藻まつり」が開催される。同イベントでは、奥能登の食材を使った味はA級の「奥能登B級グルメ」を楽しめる。B級グルメを販売する参戦者は、奥能登の食材を1つ以上使用した商品を販売。当日会場で商品を食べた来場者に投票してもらい、奥能登B級グルメのナンバーワンを決定する。また、隠れた地域のスター「飯田一座」による催事や、YOSAKOIソーラン日本海演舞なども開催。さらに奥能登の特産品などが当たるガラポン抽選会を企画している。抽選会ははずれくじなしで、賞品がなくなり次第終了となる。同イベントは2013年2月24日の9時30分~15時まで、飯田わくわく広場で開催。入場は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日鉄道会社の西日本旅客鉄道(JR西日本)金沢支社では、石川県がこの冬に開催する「能登ふるさと博」に合わせて、能登方面への旅行に便利な「能登ふるさと博フリーきっぷ」を発売する。価格は大人1,500円、子ども300円。同商品を使用すると、JR線(金沢~和倉温泉駅間)と、のと鉄道線(和倉温泉~穴水駅間)の普通列車が2日間乗り放題になる。また、「能登牡蠣(かき)」を楽しめる店舗など、能登地区の店舗や施設できっぷを提示すると、割引などの特典があるという。利用期間は、2013年1月13日~3月3日まで。発売期間は、2013年1月6日~3月1日までとなっている。なお、1名から利用でき、特急列車に乗る場合は、別途乗車券・特急券の購入が必要となる。詳細は、同社ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日映画『ダークナイト ライジング』のブルーレイ&DVD発売を記念してお笑いタレントのスギちゃんとロンドンオリンピック競泳・平泳ぎの銅メダリストの立石諒が“ナイト・オブ・ザ・イヤー”に選出。12月5日(水)に都内で行われた授与式に出席した。クリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズの最新作にして完結編となる本作は世界興行収入でもシリーズ最高を記録。ベインと名乗る破壊者によって支配されたゴッサムシティをもう一度市民の手に取り戻すべく、一度は敗れ去ったバットマンが再び立ち上がる。スギちゃんはおなじみのワイルドなデニムではなく、何とバットマンスーツで登場し「あったかいぜ~」と語り笑いを誘った。流行語大賞を受賞するほどのブレイクを果たしたが、「人間というのは飽きるもの。そとの戦いだった。まず夏頃には自分が飽きた(笑)。そこと戦いながら年末まで“ワイルド”をやりきった」と周囲よりも何より自身がワイルドネタにマンネリを感じていたことを大胆な告白。“一発屋”として芸能界からフェードアウトしていくことが危惧されているが、「ワイルドで来たので、今度は甘えたちゃんで“チャイルド”で行こうかな?ニャンニャンと女の人にチャイルドプレイで甘えようかと…」と語る表情には苦悩と迷いも見られた。この日はイベントの主催者から「旬な方に来ていただけて」と声を掛けられたことを明かし、「旬が過ぎたら呼んでもらえないんだなと思った…」と不安を吐露。「日本では狭すぎるので、来年は海外に出ます!どうしようもなくなったら…。日本で冷たくされ始めたり、ネットで『最近見ないね』と言われるようになったら」とネガティブな理由で海外進出を宣言した。その後の報道陣からの質問にも「もしお笑いがダメなら、別の分野で頑張りたい。映画とか…。次は自分の映画を宣伝できたら」と将来を悲観(?)。年の瀬に入っても忙しい日が続いているが「(年末は)1分1秒無駄にできない稼ぎ時。生涯分を稼いで、貯金し、利息で生活したい」、「(忙しいのは)単価が安いから」とネガティブ発言を連発していた。“スポーツ部門”でバットマン級の活躍を見せ、日本を元気にしたとして受賞した立石さんは「元々『ダークナイト』が大好きで過去2作は何十回と見ているので嬉しいです」と満面の笑み。目標としていた北島康介を抑えての銅メダル獲得の際には、ストレートに感情を露わにして話題を集めたが「優勝したみたいな喜び方で『誰が1位なんだ?』と言われてました(笑)」と言いつつも、「康介さんに勝つのが夢だったし、康介さんのおかげで成長できたのでいろんな意味で嬉しかった」とふり返った。五輪後は「街で声を掛けていただけるようになりました」と明かし、「『おめでとう』といまだに言っていただけるのは嬉しいです」と感謝の思いを口にした。来年に向けても「もっと練習してバットマンのように強くなりたい。オリンピックに出て、いまは水泳を続けようと思っています」と現役続行の意思を表明した。『ダークナイト ライジング』ブルーレイ&DVDは発売中。『ダークナイト ライジング』<セル>『ダークナイト ライジング』[Blu-ray&DVD]価格:3,980円(税込)『ダークナイト ライジング』[Blu-ray]価格:7,980円(税込)『ダークナイト トリロジー』ブルーレイBOX[Blu-ray]価格:7,980円(税込)発売/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売中 ※レンタル&オンデマンド配信中公式サイト: & © DC Comics ©2012 Warner Bros. Entertainment. All rights reserved.■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年12月05日スマートフォン向けコミュニティ&ゲームSNS「Amebaスマホ」の新CM発表会見が15日都内で行われ、同CMの企画・製作を担当した放送作家の鈴木おさむ、スペシャルゲストとしてお笑い芸人のスギちゃん、元SDN48の芹那が出席した。「Amebaスマホ」とは、会員2,500万人以上を抱える「Ameba」が提供するスマートフォンプラットホーム。料理写真共有コミュニティや日記交換など23個のサービスのほか、60人の声優が出演する学園カードゲームなどのソーシャルゲーム60タイトルを提供している。11月16日から放映される同CMは、「Amebaスマホ」にて展開する12のサービスに焦点を当て、鈴木がインタビュアーとしてサービス開発担当者12名にインタビューする内容。CM製作を担当した鈴木は「開発担当の社員の方が、綺麗だったり、イケメンだったり、それぞれ個性的で会社として面白いと思いました。今までのCMにない感覚になっているはず」と自信を覗かせた。また11月15日から25日の10日間、「Amebaスマホ」交通広告や野外広告が渋谷駅周辺をジャックする。ゆるキャラのミルチョにどうでもいいことをつぶやく「 きいてよ!ミルチョ 」にハマっているという芹那は「ミルチョからのお返事が聞きたいがために、自分の気持ちを投稿しています」とお気に入りの様子で、スギちゃんも「友達が少ないので、いろいろと返事をしてくれていいね。後輩に聞いてもらおうと思うと、おごらないといけないから……。ミルチョがいれば十分」と興味津々。共通の趣味を持った者同士で楽しむ「 みんなの交換日記wakka 」については「ワイルドにやっていきたいので、文字を象形文字にして、読める人だけでやっていきたい」とスギちゃんならではの楽しみ方を提案していた。中には「アラサー婚活日記」という女子注目の日記もあるそうで、これには芹那も「婚活を近くでやっている人がいないので、いい意見が聞けそう。どんな人が結婚にいいのかとか、どんな場所に出会いがあるのかを知ることができそう」と目を輝かせていた。ちなみに芹那は、男子禁制の匿名女性コミュニティ「 GIRL’S TALK 」を密かに楽しんでいるそう。これは「女のホンネ解禁」をコンセプトにしたサービスで、人には言えない悩みを匿名で赤裸々に語る場所アプリだ。芹那は「友達や仕事仲間にも言えないようなことを書いたり、人には聞けないようなことを調べたり。見始めると止まらなくて、あっと言う間に時間が経ってしまう」とその魅力を語る。このような書き込みサイトには不安な点も多いが、鈴木は「きちんと管理されているので、参加しやすいし、こういったサービスの中でも発言の数々が一番リアル。男性も覗き見だけはできるので、読んでいてためになりますよ」とアピールしていた。そんな中、婚活やガールズトークの話題にはしゃぐ芹那に、スギちゃんが熱視線。芹那から「スギちゃんは男性として一緒にいて楽しい。スギちゃん次第です」と言われ、さらに入院中のブログをチェックしていたと告げられると「興奮しています。狙うというのは失礼ですが、男と女の仲なので一線を超えることも」と怪しげな笑み。芹那からは「さっき、メールでOKと送ってくれと言われたけれど、絶対にない!」と全否定されるも「ちょっとずつ距離を縮めることができれば。温かく見守ってほしい」と我関せずの姿勢。だが芹那に恋のうわさがあると知ると「いるの?どうなっているの?俺が一番身近な存在でしょ!?」と悲鳴を上げていた。Amebaスマホ ・新CMをチェックする ・スマートフォン向け提供中サービス一覧
2012年11月16日