昨年末より世界中で旋風を巻き起こしている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の大ヒット奉告祭が1月28日に、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、人気キャラクターのBB-8、日本語吹替え版で声優を務める磯部勉(ハン・ソロ役)、永宝千晶(レイ役)が出席した。その他の写真昨年12月18日に全国で封切られた同作は、現在までに観客動員625万人、興収97億5400万円を記録。一昨年の『アナと雪の女王』以来、実写作品としては10年の『アリス・イン・ワンダーランド』以来約6年ぶりに興収100億円突破が秒読み段階となっている。本殿ではご祈祷や、玉串奉奠(ほうてん)が厳粛な雰囲気で進み、BB-8も緊張した様子。巫女による舞いが披露されると、太鼓のリズムに合わせて、体をスイングさせるお茶目な仕草を見せた。磯部は「ヒットは予測していたが、ここまで当たるとは。このまま上り調子で伸びてくれればいいなと思っている」とスター・ウォーズ旋風に喜びの声。ハン・ソロを演じるのは約30年ぶりだといい「(ミレニアム・)ファルコン号も含めて、故郷に帰ってきたような懐かしさ。『我が家だ、チューバッカ』という最初の台詞で、昔の記憶がよみがえりワクワクした」としみじみ語った。一方、シリーズ初となる女性主人公に抜てきされた永宝は、「長年ファンの皆さんに愛された作品だけに、始めは信じられない気持ちで、喜びよりも不安があった」と振り返り、「いざアフレコが始まったら、ただ一生懸命に取り組むだけ。レイはたくましく生きる少女で、繊細な一面も持ち合わせた魅力的なキャラクター」と語った。また、劇中で冒険をともにするBB-8と対面し「本当に会えるなんて!」と感激しきりだった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月28日米BOX OFFICE MOJOは1月22日~1月24日の全米週末興業成績を発表した。前週2位の『レヴェナント: 蘇えりし者』が公開5週目にして初の週末興収トップに。公開から快進撃を続け、全米累計興収8億7,928万9,346ドルと9億ドルの大台も視野に入った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も2位に従え、前週1位の『Ride Along 2(原題)』は3位に落ちた。4位は初登場の『Dirty Grandpa(原題)』。ロバート・デ・ニーロ主演のコメディで、ザック・エフロン演じる結婚式を間近に控えた孫が、デ・ニーロ演じる自由奔放な祖父とフロリダにドライブへ。その珍道中を描くコメディだ。5位『The Boy (2016)(原題) 』も初登場。ドラマ『ウォーキング・デッド』でマギー役を演じたローレン・コーハン主演のホラー映画で、呪われた人形の子守を引き受けた女性の悪夢のような恐ろしい体験を、『デビル・インサイド』『ウェア 破滅』のウィリアム・ブレント・ベルが映画化した。その他6位には『フィフス・ウェイブ』が初登場。『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが謎の知的生命体と戦う少女を演じるSFスリラーだ。
2016年01月25日米BOX OFFICE MOJOは1月8日~1月10日の全米週末興業成績を発表した。独走を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が今週も首位。公開3週間での累計興行収入は8億1,201万1,043ドルとなり、2009年の『アバター』の7億6050万ドルを超え、ついに歴代トップに立った。2位にはレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント: 蘇えりし者』がランクイン。前週23位から大躍進、3週目にしてトップ10入りを果たした。マイケル・パンクのノンフィクション小説を映画化した作品で、アメリカ西部の広大な未開拓の荒野に取り残されたハンターの壮絶なサバイバル劇を描いた人間ドラマ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がメガホンを取る他、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは~』で2年連続アカデミー賞を獲得したエマニュエル・ルベツキが撮影監督、坂本龍一が音楽を担当している。米国時間10日に開催されたゴールデン・グローブ賞受賞式では、ドラマ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞の主要3部門を獲得した。その他4位『The Forest(原題)』が初登場。『ダークナイト』シリーズの原案の担当で知られるデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手掛けた、日本の青木ヶ原樹海を舞台にしたホラーで、日本人俳優である小澤征悦が本作でハリウッドデビューを果たしている。前週2位の『Daddy’s Home(原題)』は3位にランクダウン。その一方で累計興行収入は1億1,631万3,576ドルと公開2週間で1億ドルに到達し、『スターウォーズ』の歴史的ヒットの陰に隠れながらも着実に興収を伸ばしている。
2016年01月11日最近のムエタイジムは女子向けも多くなって来ていて、ムエタイというよりムエタイエクササイズ!気軽に体験できるので旅行に来た際にもお薦めです。実は、ムエタイは全く興味がない私。でもタイにいるうちに一回は試しにやっておかないとと思い、早2年。タイ人のお友達に誘ってもらいやっと重い腰をあげて行ってみました。今回お伺いしたのは、話題のタイセレブが集まるムエタイジム「Muaythai Mania Academy」。ムエタイというと、本気モードのムエタイ選手がバシバシ練習しているそばで、汗の臭いのしみ込んだ道具を使っていたりと、お世辞にもキレイと言えない設備だったりすることもしばしば……。そんな中、オープンしたばかりのMuaythai Mania Academyは清潔で、日本のジムのようなシャワーも完備、アメニティーも揃ったジムなので女性でも安心して体験してもらえると思います。まずはランニング。そして、ストレッチと準備体操。その後、スタッフのみなさんがこんなふうにバンテージを巻いてくれます。そして、交代で打ち合い。最後には、こんな障害物を置いてのサーキットトレーニング。なかなか盛り沢山の内容です。かな~り、ストレス解消としていいです!そして汗もガンガンかくし、デトックスになります。タイに旅行に来るとタイ料理が美味しいので、食べ過ぎ~を一度リセットするためにもぜひ、体験していただきたいです。
2016年01月10日シリーズの最新作にして新たな3部作の幕開けとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、2016年最初の週末興行収入&動員において1位を記録。早くも動員数400万、興行収入60億円を突破したことが明らかとなった。『エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン・レイは、新型ドロイド「BB-8」やストームトルーパーの脱走兵フィン、伝説のパイロットのハン・ソロ、そして十字のライトセイバーを操るカイロ・レンらとの出会いによって、銀河を揺るがす壮大な運命へと導かれていく…。全世界で大ヒット中の本作は、アメリカでの興行収入において早くも歴代2位の『タイタニック』を抜き、今週中には1位の『アバター』も抜き去る見込みと報じられるほどの勢いを見せている。週末興行収入No.1スタートを切った公開から週末興行収入は3週連続1位に輝き、週末動員数も1位を記録。3週目を迎えた週末成績は動員52万1,980人、興行収入8億2,265万円という数字を叩き出し、公開から17日間で累計動員数414万人、興行収入63億9,980万円を達成している。既に鑑賞した観客からは、「主演の女の子のキャラクターが最高!」「カイロ・レンはダース・ベイダー級になりそう」など、賞賛の声が多数あげられている。「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げ年末に放送された「第66回NHK紅白歌合戦」では、「嵐」とのコラボレーションを見せ、ツイッター上で大きな話題となり、21時42分に4万1.262ツイートを記録。本年度の放送中でベスト3に入る盛り上がりを見せた。(※「Twitter TV Japan」の公式アカウントより)本日、1月5日(火)には、本作を含めシリーズを手掛ける映像スタジオ「ILM」に世界で唯一、NHKのカメラが潜入し、映画製作の舞台裏を独占取材した特別番組を放送。40年前にジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』を制作するために設立し、『E.T.』や『ジュラシックパーク』など数々の名作を手がけてきた同スタジオの、映画史を塗り替えてきた技術革新の秘話や、最新作で重要な役割を担う日本人アーティストの活躍など、夢の映像を生み出してきた驚きの現場に迫る。本作に引き続き、今年12月16日にはシリーズ初のスピンオフ作品『Rogue One』(原題)の公開を予定している『スター・ウォーズ』。2016年も大きな話題を集めそうだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は全国にて公開中。「ハリウッド映像王国の挑戦~“スター・ウォーズ”とILMの40年~」は、1月5日(火)NHKにて20時~20時43分放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年01月05日米BOX OFFICE MOJOは1月1日~1月3日の全米週末興業成績を発表した。3週連続『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がトップ。公開から2週間での累計興行収入が7億4,026万5,583ドルとなり、歴代1位の『アバター』(2009年)の7億6050万ドルに迫り、次週にも記録を塗り替える勢いを見せている。2位も前週に引き続き『Daddy’s Home(原題)』。驚異的なヒットを続ける1位に圧倒されて印象は薄いものの、2週間での累計興収は9,368万4,495ドルと1億ドルを目前に控える。3位はクエンティン・タランティーノ監督最新作の『ヘイトフル・エイト』が前週10位から急浮上。吹雪で立ち往生した8人の男女が居合わせた雪山のロッジで密室殺人事件が発生。嘘つきだらけの8人が探り合いを繰り広げるミステリー。タランティーノ作品常連のサミュエル・L・ジャクソンをはじめ、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リーらが出演している。4位『Sisters(原題)』、5位『Alvin and the Chipmunks: The Road Chip(原題)』は前週と変わらず。前週3位の『Joy(原題)』は6位に転落した他、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』も6位から7位、『Concussion (2015) (原題)』も7位から8位へと以下の作品もワンランクずつ順位を落とした。
2016年01月05日ついに今年最大の話題作である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界中で封切られ、ここ日本でもオープニング興収が『アナと雪の女王』を超える好スタートを切った。配給のディズニーも「国内興収200億円に期待が膨らむ」と息巻いている。例年以上に豊富な話題作がスクリーンを彩った2015年。特に洋画は、興収95億円超えをマークした『ジュラシック・ワールド』を筆頭に、『シンデレラ』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ ネイション』『ワイルド・スピード SKY MISSION』など実写作品が期待通りのヒットを記録した。もちろん、ディズニーが強力なブランド力を発揮した長編アニメ『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』の好調ぶりも忘れられないトピックだ。また、今年の映画界の盛り上げ役として、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の存在も無視できない。惜しくも年間興収ランキングのトップ20入りこそ逃したが、公開直後からSNSを中心に拡散した口コミによって、観客主体でムーブメントを巻き起こす展開は映画同様に圧巻の一言だった。30年ぶりに復活したシリーズ最新作だが、日本では『スター・ウォーズ』のような知名度はなし。それでも作品そのものに「誰かに教えたい」と思うほどの魅力があれば、新たなファン層を開拓できると証明した。ヒットの規模が決して大きくないが、同じような現象は『マイ・インターン』『キングスマン』といった良作にも当てはまり、洋画人気の「覚醒」に少なからず“光”が見えてきた…。というのが2015年、洋画界の総括となりそうだ。この状況がこのまま数年続けば、ハリウッドも日本を重要なマーケティング市場だと再認識するかもしれない。洋画復活は、来年以降が真の正念場。それだけに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最終興収に注目が集まる。現実的な目標として、『アバター』が記録した156億円は超えてほしいと願うが、果たして?(text:Ryo Uchida)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年12月28日米BOX OFFICE MOJOは12月25日~12月27日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続き、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が週末興収1億5,352万2,000ドルで、首位を独走。公開から1週間での累計興行収入は5億4,457万3,329ドルとなり、史上最速での5億ドル突破するなど、全世界的にも数々の新記録を樹立している。2位は初登場の『Daddy’s Home(原題)』がランクイン。『俺たちニュースキャスター』や『俺たちフィギュアスケーター』など“俺たち”シリーズでおなじみのウィル・フェレルがよき継父を目指して、マーク・ウォルバーグ演じる元父と戦う様子を描いたコメディ。3位はジェニファー・ローレンス主演の『Joy(原題)』が初登場。アイデアグッズの発明で知られる実業家・ジョイ・マンガーノの半生を描く伝記映画で、『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセルが監督を務める他、ロバート・デ・ニーロやブラッドリー・クーパーが共演している。その他6位にウィル・スミス主演のスポーツ医療ドラマ『Concussion (2015) (原題)』、8位に1990年公開の『ハート・ブルー』のリメイク作品『X-ミッション 』が初登場。7位の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は、ブラッド・ピット製作・出演、クリスチャン・ベール主演でリーマン・ショックの裏側で大儲けを成し遂げた投資家たちの実話を描いたマイケル・ルイスのノンフィクション小説を映画化した作品で、前週19位から公開3週目にして初のトップ10入りを果たした。
2015年12月28日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、公開12日目で世界興収10億ドルを達成し、新記録を築いた。これまでの記録は、『ジュラシック・ワールド』の13日だった。現時点で『フォースの覚醒』の北米興収は5億4466万ドル。3日間のクリスマス週末の北米での売り上げは1億5350万ドルで、クリスマスの成績としても、公開2週目の成績としても、史上最高記録となった。その他の情報クリスマス週末にはまた、マーク・ウォルバーグとウィル・フェレルのコメディ『Daddy’s Home』や、ジェニファー・ローレンス主演、デヴィッド・O・ラッセル監督の『JOY』も公開され大健闘。その結果、このクリスマスは『アバター』が公開された2009年を抜いて、北米全体で史上最高の成績をも達成している。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開中文:猿渡由紀
2015年12月28日18日に公開されたシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、日本国内では週末3日間で動員104万4,330人、興行収入16億1,934万円を記録し、興行収入で週末オープニング1位を獲得したことが21日、わかった。興行収入のオープニング成績16億1,934万円は、大ヒット映画『アナと雪の女王』(オープニング成績9.86億円/最終興収255億円)を抜き、日本の歴代興行収入トップの『千と千尋の神隠し』(オープニング成績16.14億円/最終興収304億円)をも上回る。日本では、12月18日18時30分から全国370劇場、958スクリーンで一斉公開。聖地と称される有楽町の日劇では、5時間前から好きなキャラクターに身を包んだファンが集結し、上映後は感極まって涙する人の姿が目立った。TOHOシネマズ 六本木では、劇場を完全にジャックし18時30分以降は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のみの上映となり、上映開始の瞬間はカウントダウンで大盛り上がり。新宿の劇場では、19日だけでギネス記録級となる史上最多52回の上映を実施し、ほぼすべての回が完売となった。また、名古屋ほか、全国の劇場ではポップコーンの売り上げが過去最高を記録したり、他地区では、公開日の決定と共に会社に休みを申請した人が劇場に殺到。さらに、初日だけでマスコミの取材が生中継含めて全国で100媒体を超え、メディアを通しても現象が拡散された。観賞したファンから絶賛の声も続々と上がっている本作。米大手映画評論サイトROTTEN TOMATOESでも、12月21日時点で95点という高評価を獲得しており、つい先日発表されたアメリカ映画協会賞では、作品賞トップ10に選ばれた。全米では早くも、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来の作品部門でのオスカーノミネートが予測されている。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年12月21日昨年末に大ヒットを記録した劇場版『妖怪ウォッチ』の第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が12月19日に、全国359館434スクリーンで封切られた。同日夕方には、配給の東宝が「興行成績は50億円突破確実、さらには60億円突破も見据えた大ヒットスタートを切った」と発表した。『妖怪ウォッチ』初日舞台あいさつ/その他の写真同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、ゲスト声優を務めた長澤まさみ、堀ちえみ、博多華丸・大吉、ジバニャンを演じる声優の小桜エツコ、『妖怪ウォッチ』生みの親である日野晃博(レベルファイブ代表取締役社長)が初日舞台あいさつを実施。ジバニャンの着ぐるみが「冬の映画館を爆買いだニャン!スター・ニャンちゃらには負けない」と、現在公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に宣戦布告する場面もあり、正月映画シーズンの本格的な幕開けを印象づけた。興収78億円の大ヒットを記録した前作に続く劇場版は、5つのエピソードで構成され、天野ケータやジバニャンらレギュラー陣に加えて、映画初登場となる未空イナホ、USAピョンも登場し“人間と妖怪の絆”をテーマにした冒険と感動が描かれる。プロデュースを手掛ける日野氏は「前作が大ヒットしたので、プレッシャーが大きかった」と明かし、「今回はテレビを見ている人が楽しめるように、各話がそれぞれテレビの続きになっている。最後にはエンマ大王が登場し、大きな流れを作れた」と5話構成に挑んだ理由を説明した。本編上映後に流れる映画第3弾(タイトル未定、2016年冬公開)の予告編では、実写撮影された商店街をCGのジバニャンが歩くシーンがあり、日野氏は「まだ、詳しいことは決まっていないが、(本編の一部が)実写になるかも」と次回作の構想を語った。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年12月19日5種類のフレグランスオイル2015年12月16日、武興商事株式会社は「NOVELLA La Mia Storia」の販売開始を発表した。この「NOVELLA La Mia Storia」はノンシリコンのオイルインシャンプーで、なんと無香料。これまでオイルインシャンプーやノンシリコンシャンプーはたくさん販売されてきたが、無香料シャンプーはあまり見かけなかった。「シャンプーの香りに癒やされているのに」という人もご安心を。このシリーズには別売りのフレグランスオイルが用意されている。フレグランスオイルはトリートメントに混ぜて使用できる他、ヘアオイルとしても使用可能。アーバンムスク、ウッドムスク、ブラックベリー、フローラル、レモンの5種類の香りがあり、気分やシーンに合わせて香りを使い分けることもできるのだ。あなたはどのタイプ?シャンプーやトリートメントも3タイプに分けられている。髪の乾燥に悩む人におすすめなのはモイスチャータイプ。アルガンオイルとアボカドオイルが配合されており、髪に潤いを閉じ込める。紫外線やドライヤーの熱から髪を守る効果も。切れ毛や枝毛に悩む人にはダメージケアタイプ。アルガンオイルとヘーゼルナッツオイルが配合されており、傷んだ髪を芯から補修する。髪のキシキシが気になる人にはシルキータイプがおすすめ。アルガンオイルとアンズオイルが配合されており、しなやかで艶のある髪へと導く。(画像はプレスリリースより)【参考】・武興商事株式会社プレスリリース(PR TIMES)
2015年12月18日武興商事株式会社東京都の武興商事株式会社では、ダイエット酵素の商品ブランド「KINAMI」の販売を開始した。濃縮酵素パワーで、体の中からキレイをサポートする。「KINAMI」は、乳酸菌、酵母菌、麹菌、納豆菌といった4種類の菌のパワーを生かした商品だ。忘年会や新年会が多く、体重も増え、体に負担がかかる季節。体の中の酵素パワーでキレイ手に入れるチャンスだ。”KINAMI”の酵素シリーズ”KINAMI”の酵素シリーズは、ダイエットに有効な腸内細菌にこだわってつくられたもの。厳選した80種類もの果物や植物を発光させてつくっている。発酵期間は、2年半。時間をかけて熟成発酵している。乳酸菌・麹菌・酵母菌・納豆菌の4つを使用し、それぞれ4回発酵。香料・着色料・保存料は使用していない。商品概要商品は、6種類。濃縮酵素シリーズ(大)(720ml、5,980円)、濃縮酵素シリーズ(小)(360mlx6本、2,980円)、酵素ドリンク(300ml、1,580円)、酵素スリムシリーズ粉末(粉末x10本、1,980円)、酵素シリーズタブレット(90粒、2,980円)、酵素飴(12粒、880円)となっている。ビタミン・ミネラルなどの栄養素がバランスよく配合されているため、置き換えダイエットにもおすすめだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・本気で痩せたい!“美”を追求したい方必見!大人のための濃縮ダイエット酵素シリーズ「KINAMI」~発売開始~
2015年12月17日12月12日に公開がスタートした映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が、週末12・13日の2日間で興行収入2億2千万円を記録し、2015年に公開された「スーパー戦隊」「仮面ライダー」映画のオープニング成績を更新した。本作は、放送を開始して間もない現役ライダーと先輩ライダーとの共闘を描いた「MOVIE大戦」シリーズ最新作。共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開される。最強の敵「ダヴィンチ眼魔」の声をお笑い芸人のケンドーコバヤシ、ラファエロ眼魔・ミケランジェロ眼魔の声を、「キングオブコント2014」で優勝したお笑いコンビのシソンヌが担当することも話題に。10月31日に発売された前売り券が2日間で4万8,000枚を超える驚異的な売り上げとなり、2001年から2015年まで15年間の過去のライダー映画の中で史上最高の販売数を達成するなど上映前から注目を集めていた本作。2大スーパー戦隊が共演を果たす「VS シリーズ」の『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』(1月)、仮面ライダー&スーパー戦隊が勢ぞろいする「スーパーヒーロー大戦シリーズ」で、及川光博が幻の"仮面ライダー3号"を演じた「スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号」(3月)、「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」が登場する『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』(8月)など2015年は数多くの作品が公開となった中で、No.1のロケットスタートを切った。中でも『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』は最終的に9億3000万円の興収となったことから、それをオープニング成績で上回る本作は、大台の興収10億円を視野に入れる。また、東映宣伝部が行った、鑑賞後の満足度調査では「すごく面白かった」という回答が全体の 97・7%を占めるなど満足度が高いことからも、今後どこまで記録を伸ばすことができるか注目が集まる。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年12月16日エディ・レッドメインを主人公に迎えた、世界累計興収約1兆円のメガヒットシリーズ『ハリー・ポッター』のスピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作の初の映像となる特報が、全世界で一斉解禁!エディ演じる新たな主人公ニュート・スキャマンダーが杖を振る様子や、新ヒロイン・ティナの姿が明らかとなった。本作は、ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法学校で使われていた、魔法動物に関する教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者ニュート・スキャマンダーが、研究のために世界中を旅し、ニューヨークに辿り着いたところから始まる物語。『ハリー・ポッター』原作者のJ.K.ローリングが映画のために脚本を書き下ろし、シリーズ後半4作を手がけたデイビッド・イェーツ監督がメガホンを取った。エディ演じる主人公ニュートが持つ“魔法のトランク”には、世界中で見つけた魔法動物が詰め込まれており、スイッチを入れると魔法使い以外には中身が見えなくなる仕組み。だが、ニュートはこのトランクから魔法動物を逃がしてしまい、米国魔法省から追われる立場に。魔法使いの存在を世間にさらし、魔法省壊滅を狙う謎の組織も現れ、旅は予期せぬ大冒険へと変貌を遂げていく。また、そのニュートを追うのは、名優コリン・ファレル演じる米国魔法省トップクラスの実力者で、“闇祓い”と呼ばれる凄腕魔法使いのグレイブス。なお、ニュートとグレイブスの直接対決シーンがあるのかは、いまのところ明らかになっていない。今回解禁となった映像では、暗闇の中、杖の先に光を灯すシリーズおなじみの呪文「ルーモス・マキシマ」(強き光よ!)を唱えるニュート・スキャマンダーらしき人物の声からスタート。どういったシーンで使われているのかは不明だが、冒頭から一気に引き込まれる。また、トランクの中を確認しているニュートの姿も映し出されており、魔法動物が逃げ出したことが分かる。そんな窮地に陥るニュートの傍らには、ハーマイオニーからバトンを受け継いだ新ヒロイン、キャサリン・ウォーターストン演じるティナの姿も。彼女が所属する米国魔法省は、マンハッタンのウールワース・ビルディングにある設定となっており、映像ではその内観の様子も確認できる。このビルは1913年に建てられた実在するビルであり、「ハリポタ」ファンの新たな聖地ともなりそうだ。まさに、待ちに待ったあの<魔法界>がついに帰ってきた今回の特報映像。物語の全貌はまだまだベールに包まれており、これはほんの氷山の一角にすぎないものの、魔法界をめぐるかつてないスケールの大冒険を早くも予感させている。今後の続報に、期待が高まるばかりだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月15日米BOX OFFICE MOJOは12月11日~12月13日の全米週末興業成績を発表した。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が4週連続でトップを堅守。累計興収が2億ドルに到達して以降も勢いは衰えず、4週間での累計興行収入は2億4,449万956ドルを記録している。2位は初登場の『白鯨との闘い』。2000年度全米図書賞ノンフィクション部門を受賞したサニエル・フィルブリックの小説『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』をロン・ハワード監督が映画化した小説のもとになった、巨大なマッコウクジラに襲われて沈没した捕鯨船・エセックス号の乗組員たちの壮絶なサバイバル劇を描く。主人公の一等航海士オーウェン・チェイス役の『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースの他、『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィーらが仲間の乗組員役を演じている。3位『アーロと少年』、4位『クリード チャンプを継ぐ男』は前週と変わらず。前週2位の『Krampus(原題)』は5位に、『007 スペクター』も5位から6位に順位を下げるなど、以下のラインナップもワンランクずつ後退した。
2015年12月14日ダニエル・クレイグがボンドを演じるシリーズ24作目となる最新作『007 スペクター』。12月4日(金)に日本公開初日を迎え、週末土日2日間の動員は262,663人、興行収入362,221,200円で初登場1位を飾ったことが分かった。「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。ダニエルをはじめレイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらお馴染みの面々に加え、ボンドガールにレア・セデゥとモニカ・ベルッチ、ボンドの宿敵にはクリストフ・ヴァルツが参戦する本作。公開初日から3日間の成績は動員346,701人、興行収入471,508,100円。これは先行上映3日間(11月27日~29日)の興行収入の123%という好成績を記録。先行上映含む累計成績は、累計動員632,959人、累計興行収入855,983,900円となっている。前作『007 スカイフォール』に比べ、本作では女性客が多く見受けられ、20代後半から50代という年代の女性が集まった。さらに男性客も20代の大学生から60代のシニア層まで幅広く、カップルやご夫婦での大人のデートムービーになっているよう。全世界累計興行収入は、日本を含めて7億9,000万ドル(約977億円)を超え、8億ドル超えも目前だ。『007 スペクター』は、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月07日米BOX OFFICE MOJOは12月4日~12月6日の全米週末興業成績を発表した。3週連続『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』がトップ。累計興行収入は|2億2,711万2,000ドルと公開3週間で2億ドルの大台を突破した。2位はホラー作品『Krampus(原題)』が初登場。クリスマスを祝わなかったことで、サンタの代わりに悪魔を召喚してしまった少年の家族が巻き込まれる悪夢の一夜を描く。日本ではDVDでのみ発売された『トリック・オア・トリート』のマイケル・ドハティが監督を務め、『LIFE!/ライフ』のアダム・スコット、『ミュリエルの結婚』、『シックス・センス』のトニ・コレットらが出演している。3位『クリード チャンプを継ぐ男』は前週と変わらず。前週2位の『アーロと少年』は4位にランクダウン、『007 スペクター』も4位から5位へと順位を下げた。以下も6位『The Night Before(原題)』、7位『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』など、2位の初登場作品を覗き、順位もラインナップも前週とあまり変わらないトップ10結果となった。
2015年12月07日米BOX OFFICE MOJOは11月27日~11月29日の全米週末興業成績を発表した。"ハンガー・ゲーム"シリーズの完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が2週連続で首位。興行収入をさらに稼ぎ、累計1億9,831万2,341ドルと2億ドルが目前に迫っている。2位は『アーロと少年』が初登場。ディズニー/ピクサー最新作で、地球に隕石が衝突せず恐竜が絶滅していなかったという仮定で描かれる、少年と恐竜の冒険譚。『メリダとおそろしの森』『Mr.インクレディブル』『ファインディング・ニモ』の製作に関わり、『晴れ ときどき くもり』の監督を務めたピーター・ソーンが、初めて長編作品のメガホンを取る。3位の『クリード チャンプを継ぐ男』も初登場。“ロッキー”シリーズの新たな物語で、ロッキーのライバルであり盟友であったアポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンの成長を描く人間ドラマ。マイケル・B・ジョーダンが主人公のアドニスを演じているほか、シルヴェスター・スタローン演じるロッキーはセコンドとして登場する。前週12位から9位に浮上し、公開4週目にして初のトップ10入りを果たした『Brooklyn(原題)』は、『BOY A』のジョン・クロウリィ監督の最新作。コルム・トビーンの同名小説をもとに、1950年代のブルックリンを舞台にアイルランド移民の女性の青春と恋愛模様を描いた物語だ。
2015年11月30日全世界で愛される永遠の名作「星の王子さま」を、70年以上の時を経て初めてアニメーション映画化した『リトルプリンス 星の王子さまと私』。11月21日に567スクリーンで公開が始まった本作が、23日(祝・月)までの3日間で興行収入1億8,000万円を突破し、洋画No.1スタートとなったことが分かった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出た――!本作は、現代を生きるひとりの女の子を主人公に、1943年に出版されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」のその後を描いた感動作。主人公の女の子が生きる“現実の世界”をCGアニメーション、“星の王子さまの世界”をストップ・モーションで表現し、これまでにない世界観の最新“ハイブリッド”3Dアニメーション映画として話題を集めた。また、日本語吹き替え版キャストには、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木ら豪華な俳優陣が名を連ね、主題歌を松任谷由実が手がけるなど、公開前から大きな反響を呼んでいた。公開が始まると、30代女性を中心に、ファミリー層、20代カップルなど幅広い年齢層が映画館に訪れ、公開日の21日から23日(祝・月)の3日間の興行収入は、1億8,663万3,500円、観客動員数は14万7,591人と、堂々のオープニング3日間ナンバー1のスタート!さらに本作を観賞した感想として「途中と最後で涙しました。個人的な感情移入がすごくて、切ないような温かいようなそんな気持ちになった」「ひとりでボロ泣きした」「いろんな大人に見てほしい」「映画を見て原作を読んでみようと思った」といった感動の声が続々と上がっており、今後もさらに動員数が伸びそうだ。さらに、日本橋タカシマヤにて開催中「リトルプリンス星の王子さまと私展」でも、5日間の来場者数が14,000名を超える盛況ぶりで、物販の売れ行きも好調のスタートを切ったという。クリスマス、お正月…と本格的なお出かけ冬シーズンの到来を目前に、高島屋の展示会の全国巡回や関連書籍など街中にあふれている『リトルプリンス星の王子さまと私』の勢いがどこまで今冬を席巻するのかにも期待したい。『リトルプリンス星の王子さまと私』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月24日米BOX OFFICE MOJOは11月20日~11月22日の全米週末興業成績を発表した。スーザン・コリンズのベストセラー小説をジェニファー・ローレンス主演で映画化した大ヒット作"ハンガー・ゲーム"シリーズの完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が週末興収1億2万5,000ドルで初登場トップにランクイン。シリーズ2作目以来引き続きフランシス・ローレンスが監督を務め、ジェニファー・ローレンス演じるカットニス率いる第13地区の反乱軍と、独裁国家パネムの最終戦争を描く。共演陣には、リアム・ヘムズワースをはじめ、ジョシュ・ハッチャーソン、ドナルド・サザーランドらのおなじみのキャストが名を連ねる。前週まで2週連続1位に立った『007 スペクター』は3週目にして2位に転落。続く『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』も前週2位から3位に後退した。4位は初登場の『The Night Before(原題)』。セス・ローゲン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アンソニー・マッキーの3人が演じる長年の友人がクリスマス恒例行事に終止符を打つ記念にイブの日に大はしゃぎをするコメディ。5位『The Secret in their Eyes (2015) (原題)』も初登場。2010年に公開され、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンでリメイクした作品だ。その他『扉をたたく人』のトーマス・マッカーシー監督の『Spotlight(原題)』が8位にランクインし、公開3週目にして初のトップ10入り。2003年のカトリック教会司祭による児童の性的虐待事件を特集した記事でピューリッツァー賞を受賞したボストン・グローブ紙の取材の舞台裏を、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロら豪華キャストで描く。
2015年11月23日結婚したり、家族が増えてはじめて意識する「マイホーム」。ところが今、おひとりさまが自分のために家を購入する“モチイエ女子”が増加しているとのこと。そんな“住”に興味をもつ女性たちに向けたwebサイト「モチイエ女子web」が、作詞家・コラムニストでラジオパーソナリティーも務めるジェーン・スーさんと、フリーライターの雨宮まみさんをゲストに迎えて、女性とおうちについて本音を語るトークイベントをおこないました。ジェーン・スーさん(左)と雨宮まみさん(右)ご自身のライフスタイルから将来の住まい構想まで、軽快なトークで終始会場を楽しませてくれたイベントの様子をお伝えします。前回の後半から三井不動産レジデンシャルの守屋明日香さんも加わり、モチイエ女子になるための秘訣についてお聞きしています。モチイエ女子になるために必要な知識とポイント―おふたりはモチイエについてどんなことが気になりますか?ジェーン・スーさん(以下、スー):私、聞きたいことメモしてきたんです。夢がない質問ばかりなんですが(笑)。まず、資産価値が下がらないマンションってどういう定義なんですか?守屋明日香さん(以下、守屋):定義としては、引っ越しなどで手放すときに価格が下がりすぎないことと言われています。資産価値は「都心に近くて便利」などといった条件でも上がるのですが、ちゃんと修繕していかないと、下がっていってしまいます。住人で“管理組合”というコミュニティーを作って、ちゃんとした管理ができているところが資産価値の下がりにくいマンションだと思います。雨宮まみさん(以下、雨宮):管理組合がしっかりしているかどうか、なんですね。スー:あと、私の周りの友だちがみんな念仏のように唱えている「修繕積立金」。これっていくらなんですか?守屋:新築からだいたい15年ほどで1回目の大規模修繕があるのですが、事業主の修繕計画がちゃんと立てられていないと、一次徴収で30万円とか請求されることもあるそうです。ちゃんとしたところなら計画に沿ってお金も運用されているので、そのようなことはありません。購入の際はそのあたりもしっかりチェックしておいたほうがいいと思います。スー:でも、修繕計画なんてどうやって調べるの?守屋:マンションギャラリーなどに来ていただくと資料が揃っていますので、聞いていただければ資料をご覧いただけます。スー:あとね、家を買うとき、どういう人が中古向きで、どういう人が新築に向いているとかってあるんですか?守屋:住みたいエリアが決まっているのに新築物件が出てこない場合は、中古を選ばれたほうがいいのかなと。ただ、家を買うときは物件価格のほかに諸費用が必要なのですが、新築だったら物件価格の5%くらい、中古だと10%くらいになるんです。スー:倍じゃないですか!守屋:手持ちのお金が少ない場合は新築のほうが比較的買いやすいと思います。銀行の住宅ローンは新築・中古問わず、頭金なしの物件価格100%で組むこともできるのですが、新築を購入する場合は諸費用も組み込むことができるので、中古よりも踏み出しやすいという感じはありますね。スー:その辺のことって分からないですよね。賃貸の家を探すつもりでネットをみていて、たわむれに「買う」ってやってみるんですけど、「ローンを何年で組めますか?」という質問の時点でもうギブアップ。初期費用がいくら必要だとか試算してくれるはずなのに、そもそもが分からないからなにも分からない。雨宮:基準みたいのが分からないから、頑張ればどのくらいまで買えるのかとかも分からないんですよね。守屋:そうですね。一番分かりやすいのは、今お支払いになっている家賃ですね。家賃と同じくらいのローン返済額から借入額を算出していただいて、そこに自己資金を足していただくと、だいたいの購入予算が見えてくるかと思います。100万円借り入れた場合、今のいちばん安い店頭金利だと月々の返済額が2,700円くらいになるので、3000万円の借り入れならひと月の返済額は81,000円くらいになりますよね。返済できる金額で予算を立てることから始めてみるのがいいと思います。スー:リセールバリューってあるじゃないですか。車でいうと、黒い車を買ったほうが中古で高い値がつくとか。家の場合はどうなんですか?雨宮:スーさん転売目的!絶対に損したくないっていう(笑)。スー:いやいや(笑)。ただ、自分が住みつぶすくらいの勢いじゃないと購入しちゃダメなのかな? って思ったの。85歳ひとり暮らし、もうダメだ! ってなったときに、ホームに入るには貯金が足りないから、今住んでいるマンションを売ったお金で入ろうと思ったのに、とてもじゃないけど値がつかないってことになるかもしれないじゃん。だから、リセールバリューとかも考えておいたほうがいいのかなって。守屋:基本的には、今の生活環境をよくするために選んでいただきたいですね。ただ、女性のライフステージは、たとえば暮らす人数が変わるとか、生活形態が変わるかもしれないので、いざとなったとき本当に売れるのかっていうのは大切です。マンションギャラリーに行っていただくと、賃貸で出すとどのくらいになるか試算してくれるので、その診療査定とローンの金額を比べていただいて、ちゃんと利益が出るようなら安心してお勧めできます。スー:売り出しやすさだけを考えたらすごくつまらない家に住むことになるじゃないですか。私、だれも買わないような変な家がいいんだけどなぁ、住むとしたら。雨宮:そういう家って、結構安くなるんですよね。―守屋さんのお話を聞いて、いかがでしたか? 知らない言葉がたくさん出てきましたね。スー:繰り上げ返済、リセールバリュー、あと……。雨宮:修繕積立金。スー:さすが!―それくらい知識がないと一歩を踏み出しちゃいけない気がしちゃいますよね。スー:だって、びっくりしますよ。「マンション2,800万円」って書いてあるからって、2,800万円持ってわーいって行っても買えないんですから。ほかにもかかるお金があるからね。生活形態が変わることも考慮したほうがいいし、難しいなぁ。雨宮:ただ、無目的に何となくやる貯金って、意外と貯まらないじゃないですか。でも、繰り上げ返済っていう目標ができると、やっぱり全然なんか違うんだと思う。スー:すごく楽しいんですって、繰り上げ返済。雨宮:払わなきゃいけないノルマをクリアしていく感覚が気持ちいいんでしょうね。スー:その分、どんどん自分の物になっていくんですもんね。おひとり女子の楽しい老後計画モチイエ女子project―これからの住まい方について教えてください。どんな風に生きて、過ごして、暮らしていきたいと思いますか?スー:「平和に」、ですかね(笑)でも、40過ぎると途端に老後のことを考え始めるんですよ。医療費入れた生活費を年間300万でおさえたとしても、65歳から20年生きちゃったら、6000万いるんですよ。雨宮:6,000万円! 絶対ムリだよ。スー:絶対ムリでしょ。そこで、チェンマイですよ。雨宮:でたーーー(笑)。スー:昔は公団を全部買い取って、そこで大人の女子高やるんだって言っていたんですけど、それも厳しい。それなら、貨幣価値を変えるしかない。みんなでチェンマイにいくか、もしくはもう一回、北海道を開拓しようと。地震の少ないところを調べて、そこに女だけで開拓しに行くの。もちろん、旦那や彼氏がいてもいいんですけど、主導権はこちらで握らせていただいて、申し訳ないですけど、男性たちは同行するだけ。雨宮:除雪系の免許とか取っておいたほうがいいですね。スー:そうですね、あと北海道出身の人とかも要りますね。はじめて女が“かわいい”とか“若い”とかではなく、「今までの仕事で何やってきた?」 っていうので判断されるような。そこに入植するには、何かしら手に職がないといけないからね。雨宮:ちょっと鹿とか撃てたほうがいいし。スー:10分でみそ汁何人分作れますとか、一食250円でいけますとか、そういうのね。雨宮:映画の現場とかにいた人なら動けますね。―「これからの暮らし方」ってもっと楽しいことを想像して聞いていたんですが、全然違う答えが出てきてびっくりしちゃいました(笑)スー:そういうぼんやりした話は、30代で終わったの。40歳を過ぎるといきなり老後の背中が見えてくるので、リアリティのある話になるんですよ。だって、6,000万円なんて貯められるわけないじゃん。雨宮:貯められないですね。Francfrancで夢見てた生活は、30代で終わり。スー:Francfrancなんて、「腐って乱れる」のほうですよ! 何かあっても誰も見つけてくれないんですよ、私たち。腐乱腐乱ですよ、最期。だから、これからどうするかっていうと、ダウンサイズしても「楽しい!」っていう状況をどう作っていくかなんですよ。土地とか建物とかっていうのは、お金と直結するんですよね。でも、友だちっていうのはお金と直結しない唯一の財産。だから、コミューンをつくるっていうことが大事かなって。近所に友だちが住んでいると楽しいじゃないですか。―雨宮さんはいかがでしょうか?雨宮:これからの暮らしかたでいうと、神戸に移住を考えたときにすごく考えたのは人間関係。関西方面にも友達がいないわけではないんですけど、やっぱり東京の友だちとはなかなか会えなくなるので。予算が潤沢にあれば毎週東京と神戸を往復できますけど、やっぱり厳しい。家が両方にあればいちばんですけど、それはねぇ。でも40歳が射程範囲に入ってくると、急に考えますよね。なんかハッて我に返るんですよ。それまでは「お金持ちと結婚するかもしれないし~」みたいなふわっとしたことを、何割かは思っていたんですけどね。―心のどこかにありますよね。スー:ない。ないよ! その考えやめたほうがいいよ、はやめに。その分早くマンション買った方がお金持ちになれる。旦那はリセールできないんだから。雨宮:お金はもうどこからも降って湧いてこないっていうのが、はっきり心身に刻み込まれるんですよ。スー:あとね、「死ぬなー」っていうのも、ちょっと分かるんですよ。30代が終わるまでは、頭のどこかで死なないと思っていたんです。でも、あ、これ死ぬな―みたいな、初めて“死”がリアリティを持ってくる。雨宮:人生80歳って考えたらまだ半分なんだけど、なんとなくもう、一年で言うと9月くらいまで終わったなっていう、そんな感じになるんですよね。スー:しかも、今は90歳を過ぎている女の人も多いじゃないですか。そうなったとき、家族がいないとひとりじゃない。そうしたら、やっぱりさっきの通り貨幣価値を変えるしかないな、と(笑)。もしくは取り壊し予定のアパートを立て替えて、独居女老人の館作ったら最高ですよ。庭でBBQやってーとか。企業さんと協力して、そういった新しい住まいを造っていけたら楽しいじゃない。雨宮:老後の話をしていると暗い話題に捉えられがちですけど、そうじゃないんです。ちゃんと働いて一生懸命生きてきたわけじゃないですか。それなのに、その先の人生が楽しくないってイヤなんですよ。仕事もほどほどに頑張って、老後はそれなりに楽しく生きたいなって思うから、それを実現するにはどうしたらいいかっていうのを考え始めると、そういう案が出てくるんですよね。スー:そう、そうなんです。決して暗い話ではなくて。たぶん同世代のかたは分かっていただけると思うんですけど。お若いかたは「そんな話になるんだぁ」って思うかもしれませんが、これ、全然楽しい話です(笑)雨宮:夢がないって思われるかもしれないけど、そうじゃない。夢をどうしたら現実に着地できるかというのを考え始めたときの案なんですよね。チェンマイとか(笑)。スー:俺たちのチェンマイです。どこの情勢が安泰かにもよるんですけど。雨宮:政治的に大丈夫なところ。スー:一緒に来る?―行きたいです!スー:チェンマイ! みんなで行こうか、チェンマイツアー。行きましょう!―ひとりで考えると不安で暗くなっちゃうけれど、やっぱり前向きに考えていくことがすごく大切ですね。スー:でも、できることなら結婚したほうが人生勉強にはなるんだと思いますけどね。そこで失敗しても温かく迎え入れるけど、最初から”結婚しない”って決める必要はないのかもしれません。―そうなんですか?でも、生きていく上でスーさんがいれば安心できそうです。スー:さぁ、そろそろツボを売る時間がやってまいりました(笑)。でも、私、こんなこと言っておきながらサラっと結婚したりしますからね。―え?スー:やってやるから、いつか(笑)。そう言っておかないと、勝手に「独身女性の期待を一身に背負った代表者」とか言われちゃうんです。雨宮:それ困りますよね、決めているわけじゃないのに。「アイツ独身じゃなくなったから、この仕事はもうなかったことに」とか言われても困るし。スー:ライフステージ、暮らし方が変わるって誰にでも言えることだと思うし、結婚していても旦那が先に死んじゃうとかあるわけじゃないですか。だからそこは柔軟に、「私はこう」とか、「こうじゃなきゃダメ」とかは決めないほうがいいですね。雨宮:住む人数がひとりくらい増えても平気な部屋がいいなっていうのは、家を買おうと思っていたときに考えました。スー:増えても平気か、もしくは、賃貸で貸せるワンルームがモチイエ女子にはいいですね。Text/千葉こころイベント主催のモチイエ女子webはこちら!住まいに興味がある方はぜひのぞいてみてくださいね。
2015年11月09日9月19日に公開されてから、全国18の都道府県で舞台あいさつが行われてきたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(公開中/以下『ここさけ』)の55回目、最後を飾る「『ここさけ』舞台挨拶ファイナル」が1日、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われ、同作の興行収入が10億円を突破したことが発表された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』(08~09年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下『あの花』)シリーズに続いて、再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、幼少時のトラウマからうまく言葉が話せなくなった主人公・成瀬順ら高校生を中心として心の傷や葛藤など、自分自身の姿に正面から向き合いながら、人と人との絆などを描く。最後の舞台あいさつに登壇したのは、順役の水瀬いのり、順に思いを寄せられる坂上拓実役の内山昂輝、長井監督、岡田氏、田中氏、そして本作の音楽を担当したポップバンド・クラムボンのリーダーであるミトの6人。舞台上にはくす玉が用意され、それを水瀬と長井監督が割ると、中から「10億円突破!」の文字が現れた。これに、水瀬は「本当にヒットしたって胸を張って言えるのがうれしいですし、そうした作品の役者として今ここに立っていることが本当にうれしい」と繰り返して歓喜。「これから先も誇っていきたい」と感無量の様子だった。長井監督も「(他の興収10億円を突破したオリジナルアニメ映画での)そうそうたる監督のお名前に並べるのは、ご覧いただいた皆さまのおかげです」と感謝を述べた。全国で55回行われ、その内47回の舞台あいさつに登壇した水瀬は、「怒涛の舞台あいさつ旅だったので、各地弾丸で訪れることができました。疲れたとかではなく楽しかった思い出ばかりで、個人的には今日がラストで寂しい」と感慨深げ。最後には、「今日この場に登壇していないたくさんの人たちもこの作品に関わっていて、誰1人として欠けてはできなかった作品だと思っています」「各公演でお会いできた皆さま、本当にありがとうございました」と万感の思いを告げた。この興収を記念して、14日より、劇場来場者特典として田中氏描き下ろしの「ここさけ大ヒット御礼色紙風ポートレート」の配布も決定(1人1回の鑑賞に対して1つのプレゼントで、11月14日時点で上映中、またはそれ以降に上映開始となる映画館が対象)。こちらは数量限定となる。『ここさけ』は、1日に興行収入10億1,529万3,050円、動員数74万4,901人を記録。この数字は2013年に公開され、最終興収10億4,000万円となった『劇場版 あの花』よりも12日早い10億円突破。さらに、TVシリーズ発ではない、完全オリジナル劇場用アニメ作品が興収10億円を超えるのはスタジオジブリ作品(『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』など)、大友克洋監督作品の『スチームボーイ』、細田守監督作品(『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』など)に次いでアニメ映画史上4番目の快挙となった。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年11月02日米BOX OFFICE MOJOは10月16日~10月18日の全米週末興業成績を発表した。R・L・スタインの同名児童向けホラー小説を原作に映画化した『グースバンプス』が初登場首位にランクイン。日本でも1998年から1999年にかけてNHK教育テレビで放送されたテレビドラマシリーズ『ミステリー・グースバンプス』以来2回目の映像化で、『ハイ・フィデリティ』や『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックが原作の著者で主人公のR・L・スタインを演じ、ディラン・ミネット演じる隣人のz少年とともに怪物たちに立ち向かう。リドリー・スコット監督のSF最新作『オデッセイ』は3週目にして2位に転落。累計興行収入は1億4,379万5,658ドルと、前週1億ドルの大台を突破した後も興収を伸ばしている。3位にスティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が初登場。U-2撃墜事件でソ連の捕虜となった米空軍の軍人の解放のために尽力した、トム・ハンクス演じる弁護士を中心に事件を描いた政治・歴史ドラマ。脚本家としてコーエン兄弟が参加している。4位に初登場の『Crimson Peak(原題)』は、『パシフィック・リム』『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロ監督の新作。幽霊屋敷を舞台に、夫の本性を知り翻弄される新婚の若き女性作家を描いたゴシックホラーだ。その他『Woodlawn(原題)』が9位に初登場。70年代、人種の壁を乗り越えて活躍した才能ある実在の高校生フットボールプレーヤーを描いた実話に基づくスポーツドラマだ。
2015年10月19日米BOX OFFICE MOJOは10月9日~10月11日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて、トップはリドリー・スコット監督最新作のSF映画『オデッセイ』。公開から2週間での累計興行収入は、1億871万329ドルと1億ドルを突破した。2位も前週と変わらず、『モンスター・ホテル』の続編『Hotel Transylvania 2(原題)』。3週間で累計興行収入が1億1,682万1,641ドルと、1億ドルの大台に到達した。3位は今週初登場の『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』。ジェームス・マシュー・バリーの戯曲『ピーター・パン』の物語をベースに、"永遠の少年"・主人公のピーター・パンの生い立ちからネバーランドに冒険に旅立つまでの秘められた過去を実写で描いた作品。『つぐない』のジョー・ライトが監督を務める他、ピーターの宿敵・黒ひげにヒュー・ジャックマンが扮する。4位『マイ・インターン』は前週と変わらず。5位『Sicario(原題)』は前週3位から2ランクダウン、前週5位の『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』も6位に転落している。7位の『ザ・ウォーク』は、前週11位から浮上し、公開3週目にして初のトップ10入り。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ一期一会』などの数々の名作を世に送り出したロバート・ゼメキス監督が、今はなき米ニューヨークのワールドトレードセンターで命がけの綱渡りに挑戦した、フランス人の大道芸人の物語を3Dで映画化した作品。主人公を『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じている。
2015年10月12日米BOX OFFICE MOJOは10月2日~10月4日の全米週末興業成績を発表した。初登場の『オデッセイ』が週末興収5,500万ドルを稼ぎ、首位にランクイン。アンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』を、巨匠リドリー・スコット監督が映画化したSF作品。マット・デイモンが演じる主役の宇宙飛行士が火星に取り残され、生き延びようとするサバイバルを描く。前週トップの『モンスター・ホテル』の続編『Hotel Transylvania 2(原題)』は2位にランクダウンするも、累計興行収入は9,054万1,765ドルと、1億ドルを目前に控えている。圏外から前週10位へとトップ10入りを果たした『Sicario(原題)』はさらに順位を上げ、3位に浮上。9月11日の「第40回トロント国際映画祭」でスペシャル・プレゼンテーションムービーとして上映され、翌週に拡大公開。主演のエミリー・ブラントとベニチオ・デル・トロの演技に対する評判が上々で興収を伸ばしている。アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ主演の人間ドラマ『マイ・インターン』は2位から4位にランクダウン。5位の『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』など以下は前週と変わらぬラインナップで、それぞれ1~3ランク順位を下げている。
2015年10月05日累計1500万部を誇る人気コミックを映画化した『バクマン。』(大根仁監督)が10月3日に、全国325スクリーンで封切られ、興行収入30億円を見込める好スタートを切った。東宝によると同日午前11時の時点で、2011年9月に公開された大根監督の『モテキ』(興収22.2億円)の138%を記録しているという。同日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われ、大根監督、主人公の高校生漫画家コンビを演じる佐藤健と神木隆之介をはじめ、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、皆川猿時、山田孝之、リリー・フランキーが登壇。佐藤が「挑戦している日本映画に参加できて光栄」と喜びを語ると、大根監督は「ぜひ『ヒロイン失格』に勝ちたい」と現在興行ランキングの首位に立つ同作に、ライバル心を燃やしていた。『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミックを実写映画化。高い画力を持ったサイコーこと真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木)が高校生漫画家コンビとしてデビューし、週刊少年ジャンプ誌上で、天才漫画家・エイジら個性豊かなライバルたちとしのぎを削る姿を描く。舞台あいさつでは、漫画家を演じた佐藤と神木による直筆のイラストが披露され、大根監督を描いた佐藤は「100点でしょ?監督は現場でいつもエプロンをしているんですよ」と自画自賛。当の大根監督は「裸エプロンみたい…」と苦笑いを浮かべた。神木はサイコー&シュージンの似顔絵を描いたが、「普通じゃない?」(佐藤)、「情緒不安定さが出ている」(リリー)と散々な評価だった。『バクマン。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月03日ひょっとしたら多くの男子にとって、ディズニーとかに行くよりもよっぽど彼女の部屋のほうがワクワクするのかもしれません。それくらい男子は、どこかにお出かけするのに興味がなくて、逆に彼女の部屋が大好きなんです(笑)。そんな男子にとっての「夢の国」である彼女の家。そこではやっぱり、夢の国らしい出来事が起きるのを心待ちにしてる男子が多いようです。彼女からどんなことを言われたら、男子は「夢叶ったー!」となるのでしょうか?今回は、20代男子30人に「男子が彼女の部屋で言われたい憧れのセリフ」について聞いてみました。■1.「お風呂一緒に入っちゃう?」「一番はお風呂かな。たまに俺から『一緒に入ってあげようか(笑)?』とか冗談混じりに言うことはあるけど、彼女からも言われたい。言われた瞬間に興奮しすぎて入れなくなっちゃうかもだけど(笑)」(大学生/22才)はいはい(笑)。タイトルにもなってることからわかるように、やっぱりこれは多くの男子が待ち望むセリフ。自分で言うのもいいけど、たまには彼女から言われたいんですねぇ。でも、やっぱり恥ずかしいし、なかなか言えませんよね。一度でも言ってあげたら、それで十分な気もします。■2.「今日何食べたい?」「週末とか彼女の家で一日まったりしてるときに、夕方頃になって『何食べたい? お買い物行くけど』とか言われたらグッとくる。なんか、いいよねこういうの」(大学院生/24才)こういうのに憧れを抱く男子も多いみたいですね。なんか同棲チックでいいですよね。彼女の手料理を好きな男子も多いですし、これは効くはずです。■3.「帰っちゃうのー?」「お泊りの予定がなかったから夜帰ろうとしたら『帰らないでよー』って言われてすごく嬉しかった。そのままお泊りしました(笑)」(企画/27才)こういうわがままは、基本OK。「もっと一緒にいたい」と言って、迷惑に思う男子はほぼいないでしょう。■4.「それとも、私・・・・・・?」「ギャグ漫画とかでしか見ない、『お風呂、ご飯、それともワ・タ・シ?』ってセリフ。別に言われて嬉しいかどうかはわかんないけど、面白そうだから言われたい」(営業/25才)たしかに、これをじっさいに言ってる人がいるとは思えないセリフですよね(笑)。ここまでくると確実にギャグっぽいので、あなたも冗談のつもりで言ってみたら楽しいかもしれません。■5.「結婚してるみたいだね」「2の人と少し似てるかもしれないけど、週末丸2日一緒に家で過ごしてたら『結婚したらこんな感じになるのかなー』って彼女がつぶやいて、『そうだなー』って思った。こういう瞬間って、幸せを感じるよね」(薬剤師/28才)たしかに、ずーっと家で一緒にいたり、半同棲みたいなことをしたりするとこういうふうに思ったりすることはありますよね。きっとカレはこれを言われてすごく嬉しいと思うので、思ったらそのまま言葉にしてあげましょう。■おわりにどうでしたか? ディズニーは何度行っても飽きないように、これらのセリフでカレを楽しませてあげたら、カレもあなたの部屋に何度来ても飽きないはず。「毎日でも来たい!」って思わせてあげましょう!(遣水あかり/ライター)
2015年09月30日『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』が9月19日に、全国332スクリーンで封切られた。人気コミックを2部作で実写化。同日、東宝は「前後編合わせて興行収入60億円を目指せるスタートを切った」と初日概況を発表した。『進撃の巨人』舞台あいさつ/その他の写真8月1日に全国公開された前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開48日目で、動員232万4000人、興収31億1000万円を記録し、現在も公開中。また、アメリカでは9月30日から、実写邦画としては史上最大規模となる112館で公開される。さらに300館規模での拡大公開の要望も舞い込んでいるという。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは初日舞台あいさつが行われ、三浦春馬(エレン役)をはじめ、長谷川博己(シキシマ役)、水原希子(ミカサ役)、本郷奏多(アルミン役)、三浦貴大(ジャン役)、桜庭ななみ(サシャ役)、松尾諭(サンナギ役)、石原さとみ(ハンジ役)、國村隼(クバル役)、樋口真嗣監督が登壇した。全米公開について、三浦春馬は「純粋にうれしいし、作品のパワーを感じます」と喜びのコメント。自身にとっては、この日が『進撃』最後のプロモーション稼働となり「大きなプレッシャーがあった分、たくさんのことを学び、感じながら過ごした日々。さみしい気持ちでいっぱいですが、自分の“壁”を乗り越えることができた」と感慨しきりの表情だった。さらに「スタッフの皆さんの力を引き出し、僕らに素晴らしい景色を見せてくれた監督に大きな拍手をお願いします」と語ると、樋口監督は感極まって“男泣き”していた。累計5,000万部突破の大ヒットコミックを2部作で実写映画化する『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の完結編。8月に公開された前編は、観客動員230万人、興収30億円を突破している。ファン待望の後編では、他の巨人を駆逐する黒髪の巨人の正体や、100年前に巨人が出現した理由などが明らかになり、人類最後の進撃が始まる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月19日現在、興収45億円を突破している『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』をはじめ、ここ日本でもスパイ映画が流行の兆し。そんななか、スパイ映画の伝統を重んじつつ、既成の概念をブチ壊す『キングスマン』が「面白すぎる」と話題を集めている。舞台はロンドンの高級テーラー「キングスマン」。その正体はどの国にも属さない最強スパイ機関だった。世界を股にかけて極秘任務を遂行する彼らの中でも、トップクラスに位置するエージェントのハリーは、殉職した仲間の息子で、いまは行き場を失った青年エグジーをリクルートし、一流のスパイに育て上げようとする。一方、各地でセレブの行方不明事件が続発。裏で糸を引く天才エンジニアにしてIT富豪ヴァレンタインの恐るべき計画とは?劇中のセリフで、映画『マイ・フェア・レディ』が引き合いに出されるように、本作のテーマは「教育と訓練を通して、エリートを育てる」という成長物語。いまも英国に根強い階級格差を背景に、家柄や血筋に関係なく、人間誰もが秘めている無限の可能性を追及する。『キック・アス』『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』といった“ヒーロー誕生”の瞬間を描き、本作では原案も手がけるマシュー・ヴォーン監督にとっては大好物のジャンルなのだ。スパイ映画の金字塔である「ジェームズ・ボンド」シリーズ第1弾『007/ドクター・ノオ』のテレンス・ヤング監督は、原作者さえ反対したショーン・コネリーを主演に起用し、彼に紳士としてのたしなみを徹底的に教え込んだという。ヴォーン監督もこのエピソードに、強く刺激を受けているのだとか。『キングスマン』とボンド映画の最新作『007 スペクター』が同じ年に公開され、スパイ映画ブームを牽引するのだから、不思議な縁を感じさせる(ちなみにヴォーン監督の長編デビュー作『レイヤー・ケーキ』に主演したのが、6代目ボンドのダニエル・クレイグ)。ハリーをオスカー俳優のコリン・ファースが、そしてスパイ候補生のエグジーを本作が映画初出演となる“新星”タロン・エガートンが演じるというキャスティングも絶妙。派手なアクションや小粋なスパイグッズの楽しさはもちろん、価値観の衝突が生み出すドラマに、ユーモアの要素を散りばめた演出も秀逸だ。異端にして本命。そんな『キングズマン』の魅力は劇場のスクリーンでこそ映えるはず。たまに日本でもスパイ映画が製作されるけど…(無言)。『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年09月11日