タイガー魔法瓶「Magical Solutions of Wellness」発表会に登場した、類まれなる美しさと可愛らしさを兼ね備えた女優の佐々木希さん(タイガー魔法瓶・新イメージキャラクター)。その健康と美容の秘密は、食事にあるそう。「自分の家でつくるご飯が大好き」と語る佐々木さんの食生活を豊かにしている、タイガー魔法瓶の“食のソリューション”に迫ります。“調理器による健康ソリューションの提案”タイガー魔法瓶の挑戦左:タイガー魔法瓶株式会社 代表取締役社長 菊池嘉聡さん「世界中に幸せな団らんを広める。」を企業理念とし、ダイニング・キッチン・アウトドア製品を取り扱う『タイガー魔法瓶』は、今回新たに、調理器具により「健康社会」へと導くお手伝いを提案。加齢に伴う食の衰えやアレルギー体質、健康・美容のために「おいしい食事」、「食べたい食事」を我慢している人々に向け、「楽しい食事をガマンさせない」調理器具を製造することにより、良質な食生活をサポートする取り組みを、産官学パートナーと連携して開始するのだとか。その発表会には、新イメージキャラクターの佐々木希さんが登場し、自身の「健康・美容」と「食」の関係の深さについて、教えてくれました。「佐々木希」が語る健康と美容野菜たっぷりのお家ご飯が大好き「タイガー魔法瓶」の炊飯器とポットを実家でも使っており、幼い頃から身近な存在であったと語る佐々木さん。「GRAND X(グランエックス)」の土鍋ごはんが特にお気に入りで、愛用しているそうです。※写真は、佐々木さんの愛用品と同じではありません。そんな彼女は仕事柄、体調管理に気を配っているようで、「バランスの良い食事を心がけている。野菜をたっぷり取るようにし、ご飯・納豆・お味噌汁が基本。外食もするけれど、自分の家でつくったご飯が好き」と語ります。料理が得意なことでも知られる佐々木さんは、「自分でつくるとバランスの取れたメニューにできる」と考えているのだとか。アクアパッツァやラタトゥイユのように、野菜をたっぷり取れるご飯が得意とのことで、「お鍋もこの時期はよく食べる」そう。美容のためには「ビタミンC」と「グルテンフリー」美容を考えたとき、野菜のほかにも、ビタミンCが含まれたフルーツも積極的に食べるのだとか。また、美意識の高い方が取り入れている生活習慣“グルテンフリー”もやはり気になるようで・・・。小麦製品の代表でもあるパンを好む彼女は「グルテンフリーのパンをお店で見つけたら食べちゃう」と明かしました。タイガー魔法瓶の「IHホームベーカリー」は、無添加グルテンフリー米粉100%の食パンを、自宅で簡単に焼くことができる優れもの。「CM撮影で実際に食べましたが、もちもちで本当においしくて感動。これからたくさんつくって食べたい」と満面の笑み。では早速、佐々木さんの大感激の、「IHホームベーカリー」と、その他のソリューションについて解説します。グルテンフリーなのにふっくらおいしい!「IHホームベーカリー」近年、健康や美容に関心の高い方や、小麦粉によるアレルギーを持つ人から注目されている「無添加グルテンフリー」。しかしこれまで、小麦粉の代わりに米粉を使うパンにはふっくらさが足りなく、触感があまりよくないところが懸念されていました。そこで、米粉だけでもふっくらおいしいパンが焼ける技術を『農研機構』と『タイガー魔法瓶』が力を合わせることで開発したのが、「IHホームベーカリー」です。家庭で簡単に、おいしくてふっくらとした「グルテンフリーパン」を焼けるなんて最高ですよね。おいしい「麦めし」が家庭で炊けるタイガー魔法瓶独自の「麦めし」メニューパンのみでなく、おいしくて健康のことも考えられたお米を食べたいという方にお伝えしたいのはこちらのソリューション。健康効果の高い「麦めし」ですが、従来の白米メニューで炊くと、麦は硬くて白米は柔らかすぎ・独特のニオイがするなどの懸念点が。その改善策として、「麦めし給水プログラム」と「土鍋高温炊き上げ&減圧臭い飛ばし」により、おいしく炊けるメニューを、『株式会社はくばく』と共に開発。自宅でおいしい麦めしを食べることが可能に。2018年度には高齢者でも食べやすいご飯が炊ける「さらっとご飯」誕生予定世界でも有数の長寿国である日本。ですが、平均寿命に対し、サポートや介護なく生活ができる健康寿命が短いのがお悩み・・・。健康寿命を短くする理由の一つは、食事による栄養摂取が、老化により難しくなることにあると考えられています。この部分に着目し、「高齢者が食べやすくおいしいご飯の炊飯」が可能な炊飯ジャーを、『兵庫県立大学』と開発中。2018年度の半ば頃、商品化を予定しているのだそう。ご飯を飲み込みやすくすべく、「べたつき」をおさえる技術を2017年に開発。こちらを用いることで、必要なカロリーを無理なく摂取できる未来が待っています。楽しみですね。「質の良い食事」=「美容と健康」佐々木希さん最後に佐々木さんより、「食事は毎日のこと。健康に気を使って質の良い食事を心がけることが健康と美容に繋がる。それを手助けしてくれる『タイガーさん(タイガー魔法瓶)』の商品で、食事を楽しんでいきたい。みなさんもぜひ、タイガーさんのアイテムを使って楽しい食事をして頂けたらと思います」とのメッセージを頂きました。美容と健康を意識するあまり、食事をガマンしてつまらないものにするのではなく、楽しみながら、健康で美しくいられるのが、タイガー魔法瓶の掲げる「Magical Solutions of Wellness」。家での食事を楽しむことで、佐々木希さんのような美しい女性を目指しましょう。左から株式会社はくばく 代表取締役社長長澤重俊さんタイガー魔法瓶株式会社 開発本部 統括マネージャー金丸等さん菊池社長佐々木希さん兵庫県立大学環境人間学部教授・学術博士坂本薫さん国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構矢野裕之さん
2017年11月10日東京・表参道ヒルズにて、「クリスマスイルミネーション点灯式」が11月8日(水)に行われ、佐々木希が出席した。結婚後、夫である渡部建と初のクリスマスを迎える佐々木さんは、当日の予定について、クリスマスは主人も私も仕事があるので、時間があれば皆で集まってホームパーティーをしたいなと思っています。でも、まだ予定は立てていません」と、幸せ全開の笑みを広げた。点灯式に登場した佐々木希昨年の10周年を経て新たなステージに突入した表参道ヒルズでは、色にインスピレーションを受けた作品を手掛けるフランスの建築家兼デザイナーのエマニュエル・ムホーによる、「アート」を取り入れたクリスマスツリーを初展開する。中央に70cmの三角錐を重ねた高さ7mの白いメインツリーがあり、周囲の空間は100色を使用した約1,500本のミニツリーで埋め尽くされ、色鮮やかな印象を受ける。スマートな体を白いレースを基調にしたドレスに身を包み登場した佐々木さんの美しさに、集まった観客からは思わずため息が漏れた。佐々木さんがメインの最後のパーツをはめこむと、周囲のミニツリーが輝き出し、音楽に合わせて中央のツリーが点灯。場内からは「わあっ」という歓声も飛び、佐々木さんも思わず笑みを広げていた。その後、およそ3分間にわたる特別演出を、佐々木さんも興味深そうに眺めた。2017年は結婚という人生の大きなイベントがあった佐々木さん。「本当にたくさんの方から祝福していただいて、感謝でいっぱいの年になりました。ありがたいです、本当に。日々感謝の気持ちを忘れずに、今後もお仕事頑張りたいです」とふり返りつつ、結婚してよかった瞬間を聞かれると、「家に帰って、1日の出来事を話し合ったりするのが幸せですね(笑)」と照れながらもノロけた。ちなみに、2018年は「来年2月で30代に入るんです。健康に気をつけながら、楽しく充実した日々を送れたらと思います」と、きたる30代に向かって誓いを立てていた。白レースのドレスで登場した佐々木希「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2017 with Panasonic Beauty」は11月8日(水)~12月25日(月)の11時~23時まで点灯。(cinamacafe.net)
2017年11月08日女優の佐々木希が7日、都内で行われたタイガー魔法瓶の新成長戦略発表会に出席した。タイガー魔法瓶は、産官学連携によるヘルスケア領域での新しい取り組み「Magical Solutions of Wellness」を発表。その発表会に今年の9月からイメージキャラクターに起用されてCMなどにも出演している佐々木希が登場し、自身の美容法や健康についてのトークセッションが行われた。企業の発表会ということで、清楚な白のワンピース姿で登壇した佐々木。「タイガーさんは炊飯器とかポットでとか、幼い頃から身近にあった印象です。今はタイガーさんのグランエックスの炊飯器を使っていて、お米が本当に美味しいんです」と絶賛し、炊飯器以外でもCMの撮影で同社のホームベーカリーでパンを作ったそうで「モチモチで外側がさっくり。これからたくさん作りたいと思います」と上機嫌。また、タイガーの炊飯器を使用しながら健康管理にも気をつけているようで「このお仕事をしている以上、体調管理は大事ですので、やっぱりバランスの良い食事を摂るように心掛けています。野菜は多めに摂っていますね」と炊飯器をはじめ、同社の調理器具を利用して体調管理に努めているという。さらに、グルメでもある夫・アンジャッシュ渡部建の影響で外食が多いと思われたが、「外食ももちろんありますけど、お家で食べるご飯も好きなんです」と自宅の食事も捨てがたいらしく、よく作るメニューとして「お米を炊いて納豆かけて食べたり、アクアパッツアやラタトゥイユ、今の時期ならお鍋も食べますね」と明かしていた。
2017年11月07日「結婚後もひっきりなしのオファーで多忙な日々が続いていた佐々木さんですが、ようやく少し落ち着いて、新婚生活を満喫中です」(芸能関係者) 今年4月にアンジャッシュの渡部建(45)と結婚した、佐々木希(29)。 そんな幸せいっぱいの彼女の姿をキャッチしたのは、10月下旬の昼下がりのこと。都内にあるペットのトリミングサロンにふらりと現れた佐々木は、茶色のゆったりしたワンピースにベージュのコートを羽織っている。足元はぺたんこのブーツという、カジュアルな装いだ。3匹の愛犬を飼っている彼女はこの店の常連なのだろう。店員たちと仲睦まじげに会話をしながら用事を済ませ、15分ほどで店から出てきた。 店から近くの駐車場まで、散歩がてらゆっくりと歩いてくる佐々木。そこで、記者は彼女の身体に“ある異変”を感じた――。テレビや雑誌で見る彼女は、いつも完璧なスレンダー体型。しかし、この日は下腹部を中心におなかが“ぽっこり”しているように見える。 「“おめでた”かどうかは分かりませんが、彼女は結婚当初から『早く子供がほしい』と言い続けてきました。それは自分より15歳年上の渡部さんのことが大きいのかもしれません。子供の将来を考えると、早いに越したことはない。それを意識してか、最近、渡部さんが子供に関する話をすることが増えました」(渡部の知人) 人一倍“赤ちゃん”への願望が強い夫妻。さらに、2人は子供が生まれる前からこんな“夢計画”を立てているという――。 「本業のお笑い芸人以外でも“芸能界一の食通”として多岐にわたって活躍している渡部さんには“エリート志向”があるんです。生まれてくる我が子にも『早いうちから多くの選択肢を与えてあげたい』と話していました。具体的には『とにかく英語力が大事。子供がアメリカ国籍を取得できるように準備しておきたい』と言っていたので、米国出産も視野に入れているのでしょう」(前出・渡部の知人) 驚きの“超早期英才教育”だが、日本人同士の子供が米国籍を取得することは可能なのだろうか。米国出産に詳しいコーディネーターがこう解説する。 「日本人同士の子供でも、米国で生まれた場合は日本国籍に加えて米国籍が与えられます。その子供が21歳になった段階で米国籍か日本国籍かを選択することになります。半面、海外出産はリスクが高く、コストもかかります。妊婦には入国規制があるため、出産予定日の1カ月前から入国しなければなりません。産後は2カ月ほど滞在できる場所も必要ですから、その分の滞在費が予想以上に高くつきます。約50万円のコーディネート料に実費を含め、300万円はかかります」 最後に、夫妻の近況について佐々木の所属事務所に問い合わせたところ、「現段階で妊娠している事実はございません」という回答だった。でも、2人からの喜びの報告が聞ける日は遠くないはずだ。
2017年11月07日女優の佐々木希が27日、都内で行われた女性誌『with』(講談社)のウエディングイベント「with Wedding Camp 2017」に出演した。佐々木は、同イベントで行われたトークショーに、華やかな装飾が施されたヌーディ―カラーのシースルードレスを身にまとって登場。透け感のあるスカートから美脚をのぞかせ、その美しさに観客はうっとりしていた。また、withモデルによる「およばれ服ショー」ではラストを飾り、白と黒のシースルードレス姿で美肌をチラ見せ。笑顔でランウェイを歩き、会場からは「かわいい」と歓声が上がった。「with Wedding Camp 2017」は、幸せな結婚を夢見る女子200人を招待して開催。佐々木のほか、佐野ひなこ、舟山久美子、吉倉あおい、野崎萌香、愛甲千笑美が出演し、ランウェイを彩った。
2017年10月27日宮迫博之(47)が8月25日に放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション2時間SP』でオネエ演歌歌手・春澪として出演。友近(44)扮する大物演歌歌手・水谷千重子とともに新曲デュエットソングを披露した。 だがその内容が、ネットを中心に物議をかもしているという。 宮迫といえば、今年8月9日発売の『週刊文春』で女性2人との不倫疑惑が報じられたばかり。その後も「火曜サプライズ」のゲスト出演が見送りに。また保険会社アフラックがCM契約を解除するなど、波紋を呼んでいた。 この日も宮迫が出演すると、Twitterでは「宮迫、Mステ出てるけど大丈夫なの?」など困惑したつぶやきが相次いだ。 そんな中、披露されたナンバーは『抱いてフラ・フラ‐Summer ver.‐』。いけないとわかっていながらも惹かれてしまう……といった内容の、情熱的な大人の恋愛を歌ったデュエットソングだ。宮迫扮する春澪は赤い浴衣に真っ赤な口紅という出で立ちで、この曲の男性パートを歌い上げた。 するとネット上では《「抱いてフラ・フラ」って……それ自分のことでは!?》《いまこの曲を歌うんですか(笑)》といったツッコミが。 そのいっぽうで《宮迫さんの歌ってるところ久々に見たけど歌うまい~!!!》《芸人なのにうますぎ》など、宮迫の歌唱力の高さに驚く声も上がっていた。 宮迫は01年に山口智充(48)とともにフォークデュオ「くず」を結成。ヒットを連発するなど、その歌唱力は本物。ぶれない歌声で視聴者を引き付けていた。 プライベートでも、もう“フラ・フラ”しないことを願うばかりだ。
2017年08月26日小西博之(57・以下小西)「僕が自分のがんを受け入れることができたのは、大将の教えがあったからです。大将は常々、『小西、人生は50対50だよ。どんな人でも幸せと不幸せは同じようにくるんだよ』と、話してくれていましたよね」 萩本欽一(76・以下萩本)「人は悪いことがあれば、嘆き、悲しむ。落ち込んでもいい。けれどその不幸せは拒絶せずに、きちんと受け止めなければいけない。人生とはそういうものだってね」 小西「大将の人生訓が僕の血肉になったんです。それだけじゃない。視点を変えることで心も変わること、言葉の持つ力を信じること。だからがんになったときも発想を変えたんです。『腎臓にがんができてしまった』を、『2つある腎臓でよかった』。『日本では3人に1人ががんで死ぬ』から『がんになっても3人に2人は助かって生きている』って」 師匠・欽ちゃんの前に日焼けした顔で、はにかみ笑いを見せる小西。欽ちゃんもうれしそうにほほ笑む。末期がんから奇跡の回復を遂げ、がんに立ち向かう心構えと、あきらめない気持ちの実体験をつづった『生きてるだけで150点!』(毎日新聞出版)を7月に出版した小西。その生きざまを大絶賛した師匠の欽ちゃんと、今回本誌で師弟の初対談が実現した。小西ががん告知を受けたのは’04年12月。45歳だった。 年明けにはがんは左の腎臓に縦20センチ横13センチの大きさだと判明。主治医から「この腎臓に圧迫された脾臓が腫れて破裂寸前。椅子から転げ落ちたりしたら、衝撃で破裂し、即死するかもしれない。この瞬間に死んでもおかしくない」と、余命ゼロ宣告を受けた。 小西「僕ね、大将、手術室で麻酔が効き始めたとき、こう挨拶したんです。『先生方に今日この手術室でお会いすることができたのも何かのご縁だと思います。僕は意識がなくなりますが、自分のがんは絶対に治ると信じています。ですからどうか、僕の命を救ってください。お願いします』」 萩本「(小西の言葉を聞いて大きくうなづき)なるほどね〜たくましい!!小西はずっと勇気がある。僕、その先生と同じ気分だよ。『(小西を)ぜったい助けたい』って、思わせる力があるんだよ」 小西「この挨拶で、医師、看護師さん、全員が泣き出して、手術の開始時間が遅れて仕切り直しになったんです。改めて執刀医の先生の『行くぞ!小西博之を助けるぞ!』という掛け声とともに手術がはじまったそうです」 9時間半に及ぶ手術で、みぞおちの下から脇腹、胸腔まで大きなV字を描くように50センチにわたり切開。無事に手術を終えた執刀医は「勝利のVサインをつけた」と話した。 萩本「(その傷に触れて)いやぁ、先生にそのせりふを言わせるって。小西は、がんという病を受け入れて、“がんちゃん”と友達になり、“コンビ”を組んで。そして主治医と信頼関係を築いて、それが“トリオ”になった!素晴らしい“コント”をつくってくれたね」 小西「そして5年後。定期検診で先生から『診断書。自分で読んでみてください』と手渡されたんです。いぶかしむ僕に『涙で読めないから』って。おそるおそる見ると、『異常なし。完治』。僕以上に先生が喜んでくれました」 萩本「治した先生を感動させて泣かせる。コレ小西だけの話じゃなく、多くの人に知ってもらったほうがいいね。そして涙はうれしい涙のほうがいい。粒の大きさも、悲しみよりも喜びの涙のほうが大きいんだ」 73歳で大学に入学し仏教を学んでいる欽ちゃん。6月には新刊『ダメなときほど「言葉」を磨こう』(集英社新書)を出版。11月には初となるドキュメンタリー番組が公開になる。 萩本「大学3年で来年の卒論に向けて準備中なの。70代になって思うのは、人はのんびり余生を過ごす『老人』と、自分がじいさんだと思わない『年寄り』の2手に分かれるね。でも、70ってまだまだ人生のスタートラインなんだよ。小西は病いを乗り越えて、きっと神様から『やることがある』と、何かバトンを渡されたんじゃないかな」 小西「今は、生きているだけで150点です」
2017年08月24日不倫疑惑が報じられたものの、MCを務める番組で「一線は越えていない」と釈明したお笑い芸人の宮迫博之さん(47)。この報道の影響で、出演番組が見送られたり契約するCMの映像がサイトから削除されたりするなど苦しい状況に置かれています。そんな中、8月20日に放送された『行列のできる法律相談所』に出演した宮迫さんは、24時間テレビのマラソンランナー候補として練習を開始したことを明らかにしました。24時間テレビのスペシャルサポーターに就任している宮迫さん。当日に発表されるチャリティーランナーの条件として“走る理由がある人”ということが公表されていますが、「走らないといけない理由ができた」として練習を始めたということです。不倫を反省しての発言と思われますが、これを見た人たちからはさまざまな声があがっています。●宮迫にはチャリティーランナーになってほしくない?24時間テレビのランナーになる可能性があるとして練習を開始した宮迫さんに対しネット上では、『そもそもスペシャルサポーターを辞退したほうがいいし、当日武道館に行くのもやめてほしい』『なんで24時間マラソンを罰ゲームみたいに捉えてんだよ。周りが言うのは分かるが当事者が言ったら終わりだろ』『24時間テレビってチャリティー番組ですよね?この人を出さないのが本来の姿じゃないですか?』『これでホントに宮迫になったら24時間テレビを軽蔑する』『本人、自分が走るなんて思ってないよね。フリだけで実際には練習なんてしないと思う。それがわかっててのパフォーマンス』『仮に走ったとしてもそれで不倫が許されるわけじゃありませんよ』『練習始めたってことは、一線を越えていたって自分で認めたようなもんじゃん』『本人も走りたくないし世間も応援したくない。こいつが走るわけがない』『元々マラソンの意味がわからないと言われていたが、こいつが走ることになったら本当に終わり』『宮迫が出るなら番組見ない』など、否定的な意見が多く見られました。もし走ることになったとしても、自身のイメージ回復につなげるのは難しい様子。お笑い芸人という立場でコメントしている面もあるかもしれませんが、まだまだ批判の声はやみそうにありません。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月22日不倫は繰り返す。お笑い芸人「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(47)の不倫疑惑が、週刊文春によって報じられました。 不倫の真意を問われた際には「オフホワイトです」と下心を認めつつ、核心的な部分は釈明した宮迫さん。しかし11年にも一度不倫を報じられており、イメージ悪化はさけられません。 CM起用していた大手保険会社は契約を解除したと報じられるなど、仕事へのダメージはさっそく出始めているようです。いわゆる“一線”を彼が超えているかはわかりません。ただ妻がいながら別の女性に好意をよせ、いろんな意味で攻めちゃったのは事実です。 こういった男性は一般的に「浮気を繰り返す人」と認知されています。なぜ世の中にはこんなに不倫リスクが高くなっても浮気を、それも“あきらかな遊びの浮気”をやめられない男性が存在するのでしょう。 ■もったいない不倫がもたらす不安感と安心感とは 不倫する男にはパターンがいくつかあります。その中でも、怒られても遊びの浮気を繰り返してしまう人には“もったいない精神”とでもたとえられる思考回路があるようです。 ・せっかくモテているのに、女性を邪険にするのはもったいない。・口説けばいけそうなのに、見過ごすのはもったいない。・これが男として見られる最後のチャンスと思ったら、もったいない。 彼らは見込みのありそうな女性と接した際、「いい女だな~」と無邪気に興奮すると同時にこんな発想がよぎるようです。「男性は本能的に多くの女性と種の保存を望む」なんて学術的にはいわれていますが、そんな崇高な話ではありません。単純に浮気を繰り返す男性は常に女性を手に入れることに達成感と自分への価値を感じ、弱まりかけた自尊心と安心感を満たしているといえるでしょう。 ■不倫の罪悪感を抱えるより、受け入れた方がラク!? 「不倫することで、家族に対する罪悪感はないのか?」 そんな声が聞こえてきそうですが、不倫を繰り返す男性の頭の中は少し異なります。彼らは家族や各所への罪悪感を抱いたとしても、それよりも目の前の「不本意に断ってしまう罪悪感から逃れたい」という気持ちに苛まれています。 “男としてのチャンス”を目の前で断ることは、本心と異なる行動をしたということ。その後は、自分の中での後悔との戦いです。 家族に対する罪悪感がないわけではありませんが、目の前にいるのは家族ではなく“今いけそうな女性”です。このとき理性的な罪悪感はなりを潜めていますので、浮気への階段をその場で降りられないというわけです。 “もったいない不倫”などと呼びましたが、正直夫には絶対に持ちたくないタイプです。しかし仕事をする上でこのもったいない精神は、“ハングリーさ”としていい風に働くこともあるのではとも思います。 たとえば一般的な人がスルーするような仕事も「もったいない」と目を光らせることができれば、細やかでガッツのある仕事ができるのかもしれません。 宮迫さんは雨後の筍のように出てくる芸人界隈の中で、しっかり勝ち残っている芸人さんの一人です。彼の勝ち続けられるバイタリティの原点にこういった思考回路がもあるとしたら、今後、聖人君子のようになってしまうのも悩ましいところなのでしょうか。
2017年08月18日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:JUMP・岡本圭人の自宅ベッド写真が流出。奔放さが大学2留の原因?お盆ウィークの合併号だけに、各誌が自信のネタを大放出。ビッグニュースが相次いでいる。まずは『週刊女性』の「岡本圭人 ベッドをともにした女性が“夜の顔”を告白」。Hey! Say! JUMP・岡本圭人(24)の「自宅ベッドで一夜をともにした」という会社員Aさんがセキララに告白した。今から3年前、Aさんはバーで友人と飲んでいたが、「たまたま居合わせた男友達のグループに合流したら岡本や知念侑李がいた」。その後、カラオケ店へ移動したあと、Aさんは知念からちょっかいを出されたが連絡先は交換せず、優しくて好印象だった岡本と接近。カラオケ代金をすべて支払った岡本と一緒に店を出て男友達の家へ行ったが、「この日は何もなかった」という。それから1カ月後、岡本からLINEで誘われたAさんは彼の家へ。エアコンが壊れていて暑い部屋で「『横になろっか』みたいな感じでベッドに」「時間的にはけっこう長いあいだ愛し合っていた」。さらに「一度寝てから目覚めたあと、もう一度愛し合った」とのこと。同誌にはAさんの隣で裸のまま眠る岡本の写真が掲載されている。ちなみに、「もう1度、会おうとはなったんですけど結果的にスルー」「ズルズルいくようなタイプではないんでしょう」らしい。岡本はこの1年前、有村架純とのキス写真が『FRIDAY』で報道されていた。「双方の事務所が否定のコメントを出し、破局させられた」という見方が強いが、その反動で「恋人は作らず遊ぼう」という方向性にシフトしたのか。先日、岡本は上智大学に2留していたことが発覚したばかりだが、当時から奔放な日々が続いているのかもしれない。■4位:森田剛が宮沢りえ宅の隣に引っ越し? 夫婦同然の新生活スタートへ『女性セブン』が宮沢りえ(44)と森田剛(38)の交際続報。昨年10月の交際報道時、両事務所が「本人に任せています」と公認していただけに、その後も渋谷で観劇、沖縄、代官山でショッピング、箱根でのデートが報じられてきたが、今回の密着度はさらに高い。何と「森田が宮沢の住む家の隣に引っ越した」というのだ。森田が引っ越したのは「著名人が多いことでも知られる超高級マンション」「人気物件でほとんど空室が出ない」「広さ約120平方メートル」の部屋。宮沢の自宅から5分とかからないため、森田は空室が出るタイミングを待っていたらしい。小学2年生の娘がいる宮沢が、「娘も森田も大切にしたいと考えて森田に相談した」とされているが、多忙な中で会うためには「できるだけ近くに住む」ことが最善策なのかもしれない。ただ、鮨店、ゴルフショップ、美容院など、「なじみの店にも一緒に行く」というオープンな交際だけに、「多感な年ごろの娘は複雑では?」と勘ぐってしまう。■3位:ロス独占直撃! ローラ、「10年奴隷契約書」の過激な内容とは「最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいる」「いま誰のことも信じられない」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」という謎のツイートをしてから1カ月あまり。7月下旬の夕方、『週刊文春』がロサンゼルスでローラ(27)を直撃した。ツイートの原因となった人物は、所属事務所の社長(39)。2007年に高校3年生だったローラをスカウトして以来の仲だが、会社は彼女の成功とともに急成長した。しかし、その裏では数年前から衝突が絶えなかったという。なかでも問題となっているのは、社長による徹底管理。「誰かと会うときはすべてマネージャーへ報告」「ローラを食事に誘ったクリエイターに猛抗議」「ローラの携帯電話から家族以外のデータを削除」などのパワハラばかりだ。驚くのは、社長が壁を殴って壊して部屋へ侵入し、「契約書にサインしなければ給料を下げるし、衣装代も出さない」と迫ったこと。怖くなったローラは泣きながらサインしたそうだが、契約期間は2010年7月1日から2020年6月末日までの10年間であり、事務所の了承がなければその後も解除できず、できたとしても2年間芸能活動禁止という一方的なものだった。しかし、ギャラを10分の1に下げられたり、心の支えとなっていたスタッフが次々に辞めさせられたりなどのつらい状況は続く。決定的だったのは、ローラが「契約内容を確認したい」と申し出た今年初め。社長は「辞めるつもりなら、暴露本を出してやる」「アメリカでも活動できなくするぞ」と恫喝したという。ローラは5月下旬にパニック障害のようになり倒れそうになったほか、急にボロボロと涙があふれるなどの不安定な状態になり、病院へ行ったところ「これ以上、症状が進行するとうつ病」と言われてしまう。同誌の記者に「心配してくれてありがとう。私、頑張る」と気丈に話したが、能年玲奈やSMAPなどの騒動で芸能事務所に厳しい目が向けられている今、このままでは済まないだろう。ファンは「すべてをスカッと解決する」独立・移籍を待っている。■2位:宮迫博之がかけもち不倫! 生謝罪も「一線を越えてない」にブーイング今週も不倫がトップニュース。『週刊文春』が雨上がり決死隊・宮迫博之(47)のホテルかけもち不倫を報じた。相手はモデルの小山ひかる(26)と、竹内結子似の30代美容系ライター。7月14日深夜、宮迫と小山は六本木のバーにいたが、時間差でホテルに移動した。しかも小山を先にホテルへ向かわせ、チェックインも運転手に代理でさせるという根回しのよさ。宮迫はキャップとマスクの完全武装で部屋に入り、2人は翌朝、再び時間差で部屋をあとにしたという。さらに翌週金曜も同じホテルで密会。その後、宮迫が向かった仕事先が『24時間テレビ 愛は地球を救う』というのが皮肉だ。宮迫の不倫は小山だけで終わらない。25日22時すぎに美容系ライターとも同じホテルで会っていたのだ。しかも地下駐車場の利用やチェックアウトの方法も同じだった。不倫報道に慣れた文春は抜かりなし。記者の直撃を受ける宮迫の姿を動画配信した。当然ながら宮迫は否定したが、多くの前科があるだけに説得力ゼロ。2002年に美女をホテルにお持ち帰り、2011年に吉本興業所属元グラドルの自宅通い、その他にも合コンなどの報道もあった。宮迫は11日の生放送番組『バイキング』に出演し、「同じ部屋にいたのは事実」「下心はあった」と認めつつも、「『このご時世にダメですよね』と断られ、3回ともフラれた」と肉体関係は否定。しかし、ホテルの手慣れた使い方を見る限り誰も信じないし、「ウソつき」というイメージがついただけだろう。日ごろ毒舌の坂上忍もツッコミ不足で、なまぬるいムードの謝罪にガッカリした人は多い。宮迫には2012年、初期の胃がんにかかり、胃の3分の2を切除するなどの闘病生活を送った過去がある。その日々を支えた妻は夫の裏切りを許したようだが、「恐妻家ネタも不倫イジリも今後は笑えない」という代償は大きい。■1位:TENNさん自死の原因は、上原多香子と阿部力の不倫だった「なぜ今ごろ?」と思った人は多かっただろう。しかし、『女性セブン』が報じた内容は強烈だった。上原多香子(34)の元夫で2014年9月に自死したET-KING・TENNさんの遺書に、上原と阿部力(35)のダブル不倫疑惑がつづられていたというのだ。TENNさんの弟が意を決して告白。遺書には「ありがとう そして さようなら」「子供が出来ない体でこめんね」「きっと阿部力となら乗り越えられると思います」「次は裏切ったらあかんよ」「嘘はついたらあかんよ」「いろいろと重荷になるけど…ごめんなさい」「車は開けないで警察を呼んでください」などの衝撃的な言葉がつづられていた。TENNさんが亡くなった当時、メディアは収入格差を理由にあげていたが、とんだ見当ちがいだったのだ。さらに、TENNさんのスマホには、上原と阿部のLINEやツーショットが保存されていた。「出会えてよかった」「会いたいよ。旦那さん、大事だけどそれ飛び越えてる」「肌を合わせて感じるフィット感が今までとはまったく違うの」「今すぐにでも、すべて捨ててトントン(阿部の愛称)の元へ行きたい」「ちょっとずつ、旦那さんと別の道を歩めるようにします」「2人の子供作ろうね」などの生々しいやり取り。さらにはキスを交わす姿や、阿部の両親を交えて4人での写真も流出した。これらがすべて本当なら、一連の騒動とは一線を画す壮絶な不倫となる。上原は今年5月に演出家・劇作家のコウカズヤ氏(40)と交際報道があったばかりだが、それを見たTENNさんの遺族がこらえきれずに告発したのだろうか。今井絵理子議員(33)が不倫疑惑を報じられたばかりだけに、「またSPEEDか」というファンの嘆きが聞こえてくる。□おまけの1本「紗栄子がZOZO・前澤社長と破局。セレブ妻捨てロンドンへ」紗栄子(30)がファッション通販サイト・ZOZOTOWNの運営会社スタートトゥデイの前澤友作社長(41)と破局したことがわかった。破局の原因は、「紗栄子が今秋から生活拠点をロンドンに移し、離ればなれになるから」であり、前澤氏と話し合い、互いの意思を尊重して別れたという。破局そのものよりも、現在アメリカンスクールに通っている「長男(9)と次男(7)のロンドン留学に合わせて移住する」という人生の選択に驚かされる。前澤氏との交際期間は2年弱。紗栄子が同社の忘年会に出席したほか、子どもを交えたプライベートジェットでの旅行なども公開され、「結婚間際」と言われていた反面、「やっぱり」の声も大きい。「前澤社長はプライベートジェットを持ってるんだから遠距離恋愛できるじゃん」なんてツッコミはさておき、メジャーリーガーの前夫・ダルビッシュ有(30)、資産3300億円とも言われる前澤氏、となれば、「次の男」はどんな大物になるのか、今から楽しみでもある。いや、もしかしたら息子たちをそれ以上の大物に育てようとしているのかもしれない。何せ2児の入学する学校は、あのウイリアム王子やヘンリー王子も通った超名門校なのだから。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年08月13日ダウンタウンの松本人志(53)が8月13日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。雨上がり決死隊の宮迫博之(47)の不倫疑惑について言及した。 宮迫は2人の女性との不倫疑惑を『週刊文春』に報じられており、11日生放送の「バイキング」(フジテレビ系)にて釈明を行った。女性とは飲み仲間の一人にすぎないとして、不倫関係は否定。下心は認めつつも、「一線は越えていない」と話している。 「バイキング」を視聴していたという松本は、「(出演者たちが)わりと優しく宮迫を包んでいる感じは、良くも悪くもあった」とコメント。「僕は今、その人たちのなかでもいちばんよく宮迫を知っている」と引きつけたうえで、「結果的に2人の女性と3泊したと。これは、8回ヤッてますね」と発言。「(一線は)越えてる、越えてる。全然越えてるよ」と話し、出演者をざわつかせた。 さらに松本は、宮迫が「バイキング」で明かしていた、妻との心温まるエピソードにも言及。宮迫によると、妻からは叱られたものの最後には許されたそうで、反省の言葉を口にしていたが、「奥さんとの話、完全に演技ですよね。俺はテレビ見ながら、何回言うたか。『出たよ、宮迫』。宮迫節、炸裂ですよ。嫁の(話をしている)時なんか、こぶし回しまくりですよ」と冷ややかに話した。 これには司会の東野幸治(50)も驚き、「演技じゃないですよ!あれ、めっちゃ叱られたって。俺は宮迫から、『めちゃめちゃ叱られました』って聞きましたから」と、打ち消す一幕もあった。 8月9日発売の『週刊文春』によると、宮迫は7月14日と21日に、モデルの女性とホテルに宿泊。25日にも別の女性とホテルに宿泊したと報じている。
2017年08月13日女優の佐々木希(29)らが、窪田正孝の主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)に出演することが9日、発表された。佐々木が演じるのは、金木研(窪田)が行きつけの喫茶店「あんていく」の店員・入見カヤ。「数年前から東京喰種の大ファンで漫画を読んでいたので、今回映画への出演が決まった時はとてもうれしく、光栄でした」と作品との縁を喜び、「喰種vs人間、そして2つの顔を持つ金木研。それぞれの複雑な思いが詰まっているとても考えさせられる作品だと思いますので、映画の完成が待ち遠しいです!」とコメントを寄せている。佐々木のほか、追加キャストとして村井國夫(72)、桜田ひより(14)、相田翔子(47)、浜野謙太(35)、栁俊太郎(25)の出演が発表。それぞれ同店に集うメンバーで、村井はマスター・芳村功善、浜野は古間円児、栁は四方蓮示(共に店員)、桜田は笛口雛実、相田は笛口リョーコ(共に喰種)を演じる。原作は、漫画家・石田スイ氏による同名コミック。食人の怪人"喰種"が潜む東京を舞台に、ある喰種に襲われたことで半喰種と化してしまった金木研が、他の喰種に翻弄されながらも、自分自身と向き合っていく姿を描く。これまでヒロイン・霧嶋董香役の清水富美加のほか、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋らの出演が発表されていた。○追加キャストのコメント■村井國夫喰種(グール)は、人肉を食う事でしか生きられぬ種族。不快感を持つ人もいるだろう。しかし、底に流れるのは、愛なのです。自分の正義の為、種族への愛のために闘うのです。その愛の深さに感動する事は、間違いありません。■浜野謙太こんなイカした作品に参加できてすごく嬉しいです。キャストのみんな、和気あいあいとして現場が楽しかったんですが、やるところまでやるアクション然り、エグい部分然り、出来上がりがマジで楽しみです。みなさん、ぜひこの衝撃を映画館で目撃して、たまに僕のコーヒーで癒されてください。■栁俊太郎四方蓮示を演じるにあたり、一見寡黙でとても厳しいですが、心の底から愛のある優しさを持っているところを常に持つことを意識していました。生きるということに対してお世辞などは言えない、真っ直ぐな心の大切さを教えてくれました。■桜田ひより原作を読んでいて、実写化されるなら「絶対、私がヒナミをやりたい!」と思っていたので、夢が叶いました。ヒナミは純粋で優しい女の子なので、小さな心の動きもじっくり考えながら大切に演じました。映画に関わってきた皆さんの思いが詰まった喰種の世界を楽しみにしていてください!■相田翔子原作を読んだ時に、ありえないくらいの恐怖感を感じましたが、それが何故だか身近な出来事のようにも感じる錯覚を覚えました。カネキくんの葛藤のように、私が演じさせて頂いた笛口リョーコもまた、悲しみと恐怖の葛藤の中、母としての優しさや強さをもって生き抜く様を、しっかりと表現出来るよう取り組みました。人の優しさと怖さを劇場でぜひ体感して頂けたらと思います。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年05月09日笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建との結婚を発表した女優・佐々木希が、4月19日にアキバシアターで開催された映画『光をくれた人』のトークイベントに登壇。記者から指輪について尋ねられた佐々木は「まだもらっていないんです。お互いに忙しくて」と笑顔で答えた。結婚式の日程についても「本当に全く決まっておらずでございます。年内にはしたいですけど」とのこと。子どもについては「全くなく。それは神様に。私は何人でも欲しいです。どちらも3人兄弟ですので」と前向きに語った。さらに「今朝、行ってきますのキスはありましたか?」と質問されると「今日はしておりません(笑)。時間がバラバラでしたので、起こさないようにと」と新妻らしい心遣いを見せた。イベントで佐々木は「自分に光をくれた人」について、渡部建ではなく「愛犬ですかね」と即答し「予想と違う言葉でごめんなさい」とはにかんだ。「デビューして間もない頃、犬を飼いまして、そこから良い時も悪い時も過ごして9年間一緒にいるので、大変な時にも支えてくれました」と愛犬との絆を口にした。理想の夫婦像については「どんなことがあっても味方というのが理想です。また、きちんとコミュニケーションを毎日図るというのは大事なこと。良いことも悪いことも乗り越えていけるような強い夫婦になれたら」と希望を語った。『光をくれた人』は、M・L・ステッドマンのベストセラー小説「海を照らす光」の映画化作品。孤島の灯台守となった男と、美しく快活な妻の夫婦愛を描く。『スティーブ・ジョブズ』(16)のマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』(15)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが共演し、実際に恋仲になったことでも話題となった。文/山崎伸子
2017年04月21日前編で佐々木俊尚さんは、従来の会社や家族といった「共同体」が崩壊し、ライフスタイルが似た者同士でゆるく繋がる社会がやってくると指摘していた。後編では、その従来の「共同体」はなぜ崩壊しつつつあるのか、その中でどう生きていくべきかを伺った。従来の「強い共同体」が崩壊しつつある――なぜ、このように共同体の形が今変わりつつあるのでしょう?佐々木俊尚さん(以下、佐々木):終身雇用制度が機能しなくなってきているなど、今までのシステムが崩壊し始めているからです。高度経済成長期、人がどんどん都会に出てくるようになると、農村という共同体から切り離されたため、人々は企業という新しい共同体を求めました。ところが今、企業にぶら下がって生きることが難しくなり、新しい共同体を求める人が増えているのです。――共同体を求めるのは日本人独自の気質なんでしょうか。佐々木:諸説あるのですが、歴史学者の與那覇潤さんの「中国化する日本」によると、室町から戦国時代にかけては非常に開かれた社会で、流動的な関係性だった。それが江戸時代になると地域に縛られるようになって、今の日本のムラ社会は江戸時代から400年くらい続いているんです。これがもう一回壊れて、17世紀以前の社会に戻るかもしれないわけです。歳が同じ、会社が同じそれだけで繋がるほうがしんどい――17世紀以前の日本、ですか……。なんだか途方もない話のような気がしてしまいます。佐々木:30代くらいだったら将来のことなんて考えられないと思いますが、もう今までの日本人がイメージする「老後」というものは崩壊しています。昔は定年して自由な人生が待っていて、退職金がたくさんあり、年金もたくさんもらって、自由にあちこち行って、という感じだったんですが、今は年金も退職金もいくらもらえるかわからないし、子どももいなければ孫もいない、そんな人ばかりです。かつての老後のイメージはほぼ消滅していると考えたほうがいい。そうすると、どうなると思いますか?――うーん……、どうなるんでしょう。佐々木:多くの人は、定年したあとも何らかの形で働くことになるのだと思います。そうなったときに、一番いいのは、年齢関係なしに友達がたくさんいることです。違う世代の人とゆるく繋がっておくと、仕事を紹介してもらえることもあるでしょうね。――日本は上下関係の意識が強いですし、年齢差があるとなかなか「友達」という感じになりにくいですよね。佐々木:逆に、歳が同じだとか、たまたま同じ会社だとか、そういった縁があるだけで共同体が形成されるほうがしんどいことなのです。社会学者の山岸俊男さんが「信頼」とはどういうことかについて様々な著書で論じているのですが、山岸さんが言うには、同じ村にいるというだけで信頼するのは本来の信頼ではなく、やくざの世界における「信頼」と似ている、と。やくざ同士というのは本心から信頼しているのではなく、裏切ると指を詰めなければならないから裏切れないだけですよね。コミュニケーション能力がなくても無縁の人と繋がれるのか?――ただ、バックグラウンドの違う知らない人と繋がるというのは、誰にでも簡単にできることなのでしょうか? かなりコミュニケーション能力が必要な気がします……。佐々木:それは今が過渡期だからです。共同体の安定、共同体の崩壊、共同体の模索、と歴史が繰り返される中で、新しい共同体の形を模索している段階にいます。ここ数年はずっと、先陣をきってコミュニケーション能力の高い人が様々な形を試している状態なのです。こういった様々な試みの中からいずれ成功モデルが現れるはず。そうすれば、コミュニケーション能力がなくても、誰もが真似できるようなものが社会に浸透していくはずです。-----------------佐々木俊尚さんの言うところの「弱い繋がり」とは、あくまでも「自分は一人で生きている」という自立心を持っているのが前提のように思う。会社や村社会などの既存の「強い繋がり」における同調圧力は、誰しもが一人になるのが不安だからこそ生まれる。私自身は、そういった同調圧力に巻き込まれるくらいならば、誰とも関わらないで生きたほうがましである、と思っていた。けれど、必要な分だけ誰かと繋がれる、そんな都合のいい共同体(弱い繋がり)ばかりになるならば、どんなに生きやすくなることだろう。願わくば、生きている間にそのような社会になりますよう。(取材・文/朝井麻由美)■プロフィール佐々木俊尚(ささき としなお)1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経て、フリージャーナリストとして活躍。ITから政治・経済・社会・文化・食まで、幅広いジャンルで、綿密な取材と独自の視点で切り取られた著書は常にベストセラーとなっている。『キュレーションの時代』(ちくま新書)、『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)など著書多数。特集「おひとりさまのあたらしい住処」もあわせてご覧ください!・これからの社会は「弱い繋がり」で生きやすくなる/ジャーナリスト・佐々木俊尚さん(前編)・「ひとり」と「ふたり」と「みんなで」を、行ったり来たりする人生が理想
2017年04月13日誰かと一緒にいるより、一人の時間が好き。一人でいれば、空気を読む必要もない。気遣いやしがらみなど、集団の煩わしさとは無縁である。けれど、暮らしていく上で一切不安がない言うと嘘になる。“ライフスタイル”ならばそれでよくても、こと“ライフ(=人生)”の話になると、一人というのは圧倒的に不利だ。今はよくても、働けなくなったら? 病気になったら?ジャーナリストの佐々木俊尚さんは、新刊『そして、暮らしは共同体になる』の中で、今までとは違った新しい集団(共同体)の形を提唱している。佐々木さんによると、今後の社会では、「一人の時間がほしい」、「集団で協力し合って不自由なく生きていく」、この一見相反する2つが両立するようになるらしい。“おひとりさま”も本当に一人なわけではない――「新しい集団(共同体)の形」とはどういうことなのでしょうか? 昨今、依然として“おひとりさま”ブームは続いていますし、「集団で協力し合って生きる」とは真逆の流れがあるように思います。佐々木俊尚さん(以下、佐々木):おひとりさまといっても、本当にたった一人で生きているのかといったら、そうではないですよね。一人で旅行に行ったとしても、Facebookに投稿するでしょう? これもある意味、人と繋がっていると言える。SNSも一切やらずに山の中で一人で暮らしているならば正真正銘のおひとりさまですが、そうではないですから。――それは……その通りですね。佐々木:自分の行動をSNSで誰かに見せるなどといった、おひとりさまにも“おひとりさまならではの共同体感覚”というものはあります。新しい共同体の形とは、「会社」とか「夫婦」などの既存の共同体ではなく、別のゆるい繋がり方があってもいい、というオルタナティブな選択肢のことなんです。必ずしも「強い共同体」じゃなくていい――なるほど。共同体、集団、コミュニティというと、助け合いや絆といったポジティブな面と同時に、気遣いやしがらみなどの面倒なマイナス面がどうしても思い浮かぶのですが、そういうのではなく……?佐々木:そうです。人類の歴史上、共同体がなかったことはなく、必ずしも息苦しいものではありません。「ストロング・タイズ(強い繋がり)」と「ウィーク・タイズ(弱い繋がり)」という言葉があるのですが、これからの社会では「弱い繋がり」が重要になってきます。――「弱い繋がり」?佐々木:「強い繋がり」は例えば家族や会社、「弱い繋がり」は年に何回かご飯を食べたり、趣味の集まりで一緒になったりといったゆるやかな関係性のこと。おひとりさまがSNSでゆるく繋がっている感覚も「弱い繋がり」の一種です。――その程度の繋がりでも「共同体」になるんですね。佐々木:一昔前の終身雇用の時代、そのさらに昔の農村の時代と、「強い繋がり」の時代が長く続いたため、「共同体=強い繋がり」といったイメージがどうしてもありますよね。こういった共同体には同調圧力が生まれやすく、人によっては息苦しさを感じるでしょう。「絆」なんかも良い言葉だと思われがちですが、僕自身は絆なんてないほうがいいんじゃないかと思っています。絆は同調圧力と紙一重ですから、あまりに絆、絆と言われると、生きづらいんですよね。――ああ……わかります、わかります。佐々木:でも、生きていくのに必ずしも強い繋がりの共同体は必要ないんです。弱い共同体で充分なのです。会社に所属しているとか、誰かの奥さんとして専業主婦をやっているとか、「強い繋がり」しかなかった今までの日本が終わり、それぞれが色々な繋がりを網の目のように張り巡らせる社会が少しずつやってきているのです。ライフスタイルで繋がる「無縁の共同体」――それが佐々木さんのおっしゃる「新しい共同体」だと?佐々木:そうです。具体的にこの「弱い繋がり」のどんな共同体が主流になっていくのかはまだ模索中の段階ですが、ここ10年~20年はインターネットのテクノロジーのおかげで、距離や時間のハードルを越えて人と繋がるのが可能になってきました。こうしたテクノロジーを活用しながら、「無縁の共同体」、つまり血の繋がりもなく、夫婦でもなく、同じ会社でもない人たちが寄り添って生きるのがおそらく普通になっていくのではないかと思います。――とはいえ、「夫婦」という共同体そのものがなくなることはない、ですよね?佐々木:でも、夫婦のあり方が変わっていくと思います。今までの夫婦は「強い繋がり」でしたが、これからは「弱い繋がり」の夫婦がもっと増えていいと思います。実際、そのほうが夫婦はうまくいくんですよ。――えっ、そうなんですか?佐々木:夫婦に共通の友人が少ないほうが、夫婦の持続性がある、とアメリカの調査でわかっています。だから、お互いの友人を紹介し合うなど、あまり夫婦ぐるみの付き合いはしないほうがいい。お互いのプライバシーを侵害せず、夫婦間を「弱い繋がり」の共同体にしておくのは、長く続けるひとつの方法なのです。――ただ、お互いに相手を干渉しないスタイルは、苦手な人もいそうです。佐々木:夫婦だからってルールで縛りすぎるほうが生きづらいはずなんですけどね。そもそも結婚相手には、ルールで縛る必要のない、同じようなライフスタイルの相手を選ぶことも重要です。例えば、コレクター癖がある人と、ものが少ない中で生活したい人は絶対に合わないですよね。人は似たライフスタイルの人と生きるに限るんです。実際、「恋愛の果てにある結婚」というより、生きる上での「セーフティネットの一つ」という考え方の人も増えてきています。――つまり、これまでのお話をまとめると、様々なバックグラウンドを持った人々が、同調圧力が生まれない程度にゆるく繋がりつつ、困ったときにだけ助け合う、ということでしょうか? 「結婚」も、そのゆるい繋がりの形の一つでしかない、と。佐々木:はい。100年後くらいには、お年寄りから子どもまで、まったく縁のない人同士で育児や介護をシェアするのが当たり前になっているはず。まだ今はロールモデルが存在しないため、イメージしづらいかもしれませんが。――そうですね……。実際にはまったく縁がない人に対して壁を感じる人はまだまだ多いでしょうし。佐々木:今までの日本って、強い繋がりしかない社会だったんです。会社に所属しているとか、誰かの奥さんとして専業主婦をやっているとか。たとえるなら、壁に囲まれた敷地内でだけで生活していたわけですね。けれどこれからは、その壁を取り払って、一面芝生が広がっている中に、一人一人それぞれから細い道(弱い繋がり)が伸びている、そんな社会になっていくと思います。そうやって「弱い繋がり」を持てば持つほど、リスクヘッジになるのです。(後編に続く)(取材・文/朝井麻由美)■プロフィール佐々木俊尚(ささき としなお)1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経て、フリージャーナリストとして活躍。ITから政治・経済・社会・文化・食まで、幅広いジャンルで、綿密な取材と独自の視点で切り取られた著書は常にベストセラーとなっている。『キュレーションの時代』(ちくま新書)、『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)など著書多数。特集「おひとりさまのあたらしい住処」もあわせてご覧ください!・これからの社会は「弱い繋がり」で生きやすくなる/ジャーナリスト・佐々木俊尚さん(前編)・同世代の繋がりだけではキツイ!崩壊する老後の生き方/ジャーナリスト・佐々木俊尚さん(後編)
2017年04月06日俳優・佐々木蔵之介が、第二次大戦直後のドイツで疾病対策に力を尽くし、若くしてこの世を去った医師・肥沼信次の軌跡を辿る「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」が2月5日(日)放送となる。第二次世界大戦前夜の1937年、アインシュタインに憧れ放射線医学の研究者を志しドイツへ渡り、29歳で名門・フンボルト大学への留学を果たした肥沼氏。ナチスドイツの独裁が進むドイツで懸命に学んだ肥沼氏は、功績を認められアジア人初の教授資格を得るところまでになるが、第二次世界大戦の戦況が悪化して“アジア人初の教授資格獲得”という栄誉も戦争の混乱の中に消える。大使館から帰国指示が出るなかでドイツに残った肥沼氏は、ベルリンを離れドイツ北東部、ポーランドとの国境に近い古都・ヴリーツェンへ。当時のヴリーツェンではチフスが猛威を振るっており、十分な薬もないなかで肥沼はチフスに苦しむ人々の治療にあたり続けた。そんな肥沼氏のドイツでの軌跡を追うため、佐々木さんはドイツの首都・ベルリンに降り立つ。佐々木さんはブランデンブルク門や東西ドイツ分断の象徴だったベルリンの壁を巡り、第二次世界大戦の爪痕と東西ドイツの統一前後の変化を知る。そして肥沼氏が留学した頃のドイツを知るため、当時の面影を残す大聖堂や世界遺産の博物館島へも赴く。さらにナチスによるユダヤ人迫害の歴史を知るためホロコースト記念碑や、ザクセンハウゼン強制収容所などを経て肥沼氏がチフスから人々を救うため尽力したヴリーツェンへ。中世から栄えたこの街で佐々木さんが見つけた肥沼氏の足跡と、ヴリーツェンの人々の肥沼氏への感謝を知る。ヴリーツェンの学校を尋ねた佐々木さんは肥沼氏に祖父の命を救って貰ったという少年、ルイスに出会う。ルイスの祖父は5歳のときに肥沼氏にチフスを治してもらったのだ。ヴリーツェン市長をはじめ肥沼氏を知る人々との出会いのなかで献身的だった彼の人柄や医師としての姿などが浮かび上がってくる。長らく日本に伝わることがなかった肥沼氏の功績。没後43年目にしてその偉業が伝えられることになったきっかけとは?激動の時代のなか、日本から遠く離れたドイツの人々の命を救い続けた日本人医師・肥沼信次の生き様を伝え、現代を生きる日本人に勇気と誇りと感動を届ける。佐々木さんは現在、横山裕とダブル主演を果たした映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が公開中。本作は黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎監督が映像化。イケイケやくざを佐々木さんが、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らバラエティに富んだ俳優陣が集結した。また今年は『破門 ふたりのヤクビョーガミ』を皮切りに、神木隆之介主演の『3月のライオン』、リリー・フランキー主演の『美しい星』、『花戦さ』では前田利家役での出演と、立て続けに話題作への出演が決定している。「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」は2月5日(日)15時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月05日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演でコンビを組む『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作から“イケイケやくざ”桑原を演じる佐々木さんの、キレキレガチアクションが垣間見れる新場面写真が解禁となった。弁は立つが、ぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のやくざ、桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の“疫病神”に。ある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし、小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水に2人は翻弄され続ける。ついにキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)らも加わり、さらに大きなトラブルへと発展!この絶体絶命に、2人は生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行による大人気“疫病神”シリーズにして第151回直木賞受賞作を原作に、佐々木さん、横山さんをはじめ、北川景子ら話題の俳優たちが出演。怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンターテインメントとなる本作。このたび解禁となったのは、佐々木さん演じる“イケイケやくざ”桑原の体を張った乱闘シーンを捉えた新場面写真。桑原といえば、身だしなみのよさから一見、いまどきのビジネスマンのような雰囲気を持つが、一度スイッチが入ってしまうと手がつけられなくなる“暴れ馬”。クライマックスで繰り広げられる本シーンでは、巨体の男相手に、本来ファッションツールであるストールまで駆使して馬乗りからの首を絞め上げ、相手の肩の高さからの強烈な飛び蹴り…と、佐々木さん自身がかつてないハードなアクションを披露している。撮影前こそ、どのように役を作っていくべきか迷いもあったという佐々木さん。撮影初日と2日目から続けて激しい乱闘シーンだったため、人物像が固まる前に桑原としてハードな撮影をこなしたことで、身体感覚でこの人物像を掴むことができたという。このシーン以外でも、ありとあらゆる手を使ったキレキレのアクションはこの映画の見どころの1つ。文字どおり体を張って挑んだ、佐々木さんの“暴れ馬”っぷりにも注目だ。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日芸能ジャーナリストの松本佳子氏が16日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演し、年内で解散するアイドルグループ・SMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系 毎週月曜22:00~22:54)の最終回の収録について言及した。MCの坂上忍が、今月26日に放送される『SMAP×SMAP』の最終回について「収録は終わったの?」と質問すると、松本氏は「歌の部分は終わったと聞いている。かなり感動的だったということなんですよね」と返答。「メンバーも、これが5人で歌うのが最後だと思ったら、こみ上げてくるものがあったようです」と語った。また、大みそかの紅白歌合戦にSMAPが出演する可能性について、「現状では0%と言われていますが、私は出るのではないかとみています」と予想。「紅白は国民的なお祭りの番組ですし、今後5人がソロになってやっていくにしても、芸能界でやっていく以上、ファンを大事にするという思いも込めて、歌わなくても5人並ぶ可能性はまだあるのでは」との見方を示し、「NHKさんも前日までスタンバイしているという体制をとっているようなので」と加えた。
2016年12月16日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:黒木メイサ、4歳長女の転園先は、超難関アメリカンスクール『女性自身』が黒木メイサ(28)、赤西仁(32)夫妻の子育てを報じた。黒木は先月26日に第2子の妊娠を発表したばかりだが、それ以前に長女の転園を極秘決断していたという。12月初旬の早朝、赤西は車で長女(4)を某アメリカンスクールへ送り届けた。1年前はインターナショナルスクールに通っていたが、転園先は「日常会話もすべて英語で日本語厳禁」「大半が大使館関係者や外国人ビジネスマンの子ども」という都内最古のアメリカンスクール。「より高度な英語の英才教育をしたい」ということだろう。夫妻は何度も離婚危機が報じられてきたが、長女誕生後、赤西は一転して教育熱心な父親に。それも「将来の海外移住を目指したものではないか」とみられている。その第一歩が「長女の英語スキルアップ」ということなのか。それにしても、「授業料が年間300万円」「人工芝グラウンドや400人超収容の劇場がある」「小学生でも単位を落とせば進級できない」など、入園できただけでも凄いレベル。親同士のつき合いも含め、ハードルが高い場所に挑む姿勢は、いかにもスターらしい。■4位:くりぃむ・有田哲平が結婚発表! 高橋ひとみ似の女性と"合コン婚"5日放送の『しゃべくり007』で、くりぃむしちゅーの有田哲平(45)が11月29日に結婚したことを発表。相手は『FRIDAY』が4月に熱愛を報じた一般女性で「戸田恵梨香似」と書かれていたが、有田によると「高橋ひとみ似」で、出会いから2年間の交際を経てのゴールインという。プロポーズの言葉を聞かれた有田は、「この番組でも話してきましたが、(ちゃんとしたプロポーズを)しなくてもいい方が良かったので、何気なく『そろそろ発表しようと思うんだけど婚姻届持ってきてくれない?』と。(相手は)"はい"って」と明かした。ただ、これまで有田は深田恭子(34)、安田美沙子(34)、ローラ(26)などとの浮き名を流してきたモテ男。最後に結婚相手として選んだのが一回り以上年下の一般人だったのは、「アラフィフに突入し、安定した生活を望んでいるから」なのか……。4月の交際報道時は、3億円超の豪邸やポルシェなどリッチな様子が明かされていたが、今回の「出会いは"友達の紹介"とか"よく行く店が一緒で"とか言いたいけど、正直言うと合コンです」というぶっちゃけコメントは好感度が高い。■3位:SMAP、「5人で最後の熱唱」で中居が嗚咽。紅白出場の目はあるか?『女性セブン』が12月1日にフジテレビ・湾岸スタジオで行われた『SMAP×SMAP』の収録をリポート。26日に放送される最終回のものであり、「今後、歌の収録予定はない」ため、5人で歌う最後の機会となる。ラストソングとして選ばれたのは、『世界に一つだけの花』。独立・解散報道に揺れた今年、ファンが購買運動を起こしていまだに売れ続けているだけに、5人の思いもひとしおだろう。歌い終えてスタッフの「オッケーです」という声が飛んだ瞬間、中居正広(44)が帽子で顔を押さえるようにして後ろを向き、肩を震わせて嗚咽をもらす。木村拓哉(44)も顔を伏せたまま、約30秒間にわたって動かなかったという。そう言えば、中居は森且行(42)の脱退時や、5人で初めて旅行したときにも号泣していた。メンバーの中でも特に"SMAP愛"が強いだけに、「これで終わりにしたくない」という思いが頭をよぎったのだろうか。『紅白歌合戦』はベテラン勢の出演を見送り、出場枠を大幅に減らしてまでSMAPの出場時間を確保していると噂されているが、現時点でその可能性は低い。■2位:朝の顔、『グッド!モーニング』のアナウンサー同士がまさかの不倫12月に入っても『週刊文春』のゲス不倫スクープはとどまるところを知らない。ここまで数々のタレントをスクープしてきたが、今回はアナウンサー同士の不倫だった。一見、小粒な気もするが、当事者2人が朝の報道・情報番組『グッド! モーニング』に生出演中の"顔が見える職場不倫"である上に、女性が「まだ入社2年目で、局の期待が大きいホープ」だけに衝撃は大きい。その2人は田中萌アナ(25)と加藤泰平アナ(33)で、年の差8歳の先輩後輩という間柄。加藤アナは3年前に一般女性と結婚しているため、不倫として大きなニュースになってしまった。田中アナは入社1年目から看板番組に抜擢されるなど、テレビ朝日にとって期待の星。清楚で愛くるしいルックスから男性ファンも多く、「よりによって何で不倫?」という声が上がっている。ただ2人の関係は局内で噂になっていたようで、そこはさすが『週刊文春』。11月25日に行われた番組の打ち上げ後に、加藤アナが田中アナの自宅マンションを訪れ、翌朝に帰る姿を撮られてしまった。当然と言うべきか、2人からのコメントはなし。テレビ朝日広報部は「プライベートなことですので、コメントは控えさせていただきます」と回答したが、その後、「報道・情報番組ということもあり、出演を当面見合わせることにしました」としている。不倫に厳しい風潮が強くなる中、アナウンサーという職業を続けるのは至難の業。ナレーションでの出演ですら嫌悪感を示す人もいるだろう。2人とも会社員だけに部署異動という道もあるが、若い田中アナは「退社してタレントになる」という大バクチもアリか。■1位:成宮寛貴が芸能界引退!「罠に落ちた」「消えてなくなりたい」先週末、日本中を驚かせた成宮寛貴(34)の薬物疑惑報道。今週も『FRIDAY』が第2弾となるスクープを報じた。先週は成宮の友人がコカインなどの薬物使用を告発。白い粉の入った袋に手を伸ばす写真も掲載されたが、成宮と所属事務所は全否定していた。それを受けての第2弾は、コカインを要求する肉声データ。友人との会話で、コカイン売買の際に隠語として使う"チャーリー"というフレーズのほか、「2個(ほしい)。1万4000円?」という生々しい価格帯まで残っているという。記事には、編集部から取材を申し込まれた所属事務所が「何も答えない」と言いつつも、「どんな記事を作るのか知りたい」と探りを入れるなど要領を得ない対応が書かれていた。尿検査では陰性だったようだが、本人が会見を開かない限り、全面的に信じてもらえないのでは……。そう感じた直後、所属事務所から成宮の芸能界引退が発表された。成宮の直筆コメントは、「全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました」「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです」「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」「今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑を掛ける訳にはいかない。少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません」「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました」「応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください。本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」。「裏切り」「罠」「絶対知られたくない」「不安と恐怖と絶望感」などのフレーズを見る限り、成宮が極限まで追い詰められていることは明白だ。この全文から疑惑の真相は分からないが、成宮の状態が心配でならない。□おまけの1本「元日本代表・柿谷曜一朗が、グラドル丸高愛実と結婚」8日、元サッカー日本代表で、2014年のブラジルワールドカップにも出場したセレッソ大阪の柿谷曜一朗(26)が、グラビアアイドル兼女優の丸高愛実(26)との結婚を発表。2人は共通の知人を通じて知り合い、交際期間は2年半で、柿谷が昨年末にスイスのチームを退団してセレッソ大阪に復帰した直後から同棲しているという。まったくバレなかったのか、それとも報道を見送られていただけなのか……。挙式は未定だが、今月中にもモルディブへの新婚旅行を予定。柿谷はシーズンオフに入ったばかりであり、「やっと2人でのんびり過ごせる」というところか。美男美女のカップルに違いないが、ともに仕事でのブレイクスルーが求められている立場。丸高は"アスリートの妻タレ"としてサポートに徹するのも、出産で"ママタレ"への道を狙うのもアリ。柿谷が日本代表に復帰して2018年のロシアワールドカップに出場したら、丸高も売れているだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年12月11日「GTO」や大河ドラマ「八重の桜」、「S -最後の警官-」などに出演する俳優の池内博之が、年内に中国で公開される映画『鉄道飛虎』で初めてジャッキー・チェンとの共演を果たすことが分かった。舞台は第二次世界大戦下の中国。在中日本軍を襲撃するため、中国の鉄道労働者や一般市民の人々は、鉄道による日本軍への物資支援を妨害しようとゲリラ隊「鉄道遊撃隊」を組んで立ち上がる。ジャッキー・チェン演じる馬元は一般市民の代表として、その「鉄道遊撃隊」を率いて鉄道が通る橋を爆破しようと企むが、池内博之が演じる山口が、在中日本軍の指揮者として「鉄道遊撃隊」の企みを阻止しようとする。そんな「鉄道遊撃隊」と「日本軍側」との攻防を描いたアクションコメディーとなっている。今回池内さんの起用は、監督の丁晟(ディン・シェン)が、池内さんの過去に出演した2008年公開の大ヒット香港映画『イップ・マン序章』での演技を見て惚れ込み実現したという。見どころは、なんといっても池内さんとジャッキーの息の合った格闘シーン!中には走っている列車を追いかけて飛び乗る場面など、ワイヤーなしの体当たりで挑んでいるアクションシーンもあり、注目すべきポイントだ。今回池内さんが演じる山口は、頭が良くて強い“悪役”だが何かツイていない、中国の人から見てもどこか憎めないような存在。決して完全なる“悪人”としてではなく、自らの責任を全うしようとする人物として描かれており、アクションシーン以外に「おじさんとのキスシーン」など、作品の中で幅広い役を演じ切っているという。昨年10月末~12月末に遼寧省と山東省にて、気温マイナス約20度という過酷な環境で行われた本作の撮影。ジャッキーとの初共演に池内さんは、「子どもの頃から憧れていた方と共演できて本当に嬉しい」と感想を語り、「撮影初日からアクションシーンがあったのですが、ジャッキーさんご本人から“テンポ感を大切にしてほしい”など直接アドバイスを頂きました。過去にジャッキーさん御自身がたくさんの怪我をされ、生死をさまようこともあったようで、私が怪我をしてしまったときも気を遣って優しく接して頂きました。また周りの俳優陣に対しても、アクションシーンの安全には特に気を遣ってくださる方でした」とジャッキーについて語る。また、撮影ではちょうど自信の誕生日と重なったそうで「ジャッキーさんを始め、スタッフの皆さんにお祝いしてもらえたのが嬉しかったです」と撮影当時のエピソードについてもふり返った。作品については「アクション部分に関しては特に苦労したので注目して頂きたいですが、この作品は”アクションコメディー”になっているので、よりたくさんの方々に楽しんで頂けたら嬉しい」とコメントした。なお本作は、中国で年内公開予定、台湾で来年1月6日公開予定だが、日本での公開は未定となっている。これまでにも、『イップ・マン序章』を始め、2013年には日中合作映画『スイートハート・チョコレート』で人気海外女優のリン・チーリンとW主演。また2018年春には、世界的名匠であるジョン・ウー監督の最新作で、福山雅治と中国の人気俳優チャン・ハンユーがW主演を務める香港・中国合作映画『追捕 MANHUNT』(日本語タイトル未定)への出演も決定。ほかにも中国での作品への出演オファーが殺到!来年以降も中国での大作映画への出演も控えているとのこと。今後も池内さんの海外でのさらなる飛躍に期待が高まりそうだ。(cinemacafe.net)
2016年12月03日佐々木蔵之介と横山裕がW主演を務める異色の“バディ”ムービー『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作で佐々木さん演じる、おしゃれなやくざ(?)桑原のファッショニスタぶりを捉えた新場面写真が解禁となった。イケイケやくざ・桑原と、ぐーたらビンボー・二宮の凸凹コンビが映画製作をめぐる儲け話にダマされ、失踪した映画プロデューサー・小清水を追って関西、マカオを奔走。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇がまさかの大トラブルへと発展し、追っているはずの2人が何者かに追われるハメになってしまう本作。今回届いた場面写真でまず目を引くのは、メガネ姿のイケイケやくざ・桑原(佐々木さん)の首に巻かれた赤や青の大きなストール。別カットでは、スーツから覗くポケットチーフ、襟元からのぞくスカーフと、場面ごとに巧みに小物を使い分けおり、その身なりからも、桑原という男がファッションにかなりのこだわりを持つ人物であることが伝わってくる。小林聖太郎監督によると、まず、黒川博行の原作に立ち返ったといい、「桑原って一見銀行員風なんだけど、実は暴れまくるみたいな二面性の魅力があるんです。そこで、高級男性ファッション誌の表紙みたいなかっこいい、でも近づいたら目が普通の人ではないし、傷はあるし、態度が違うな…という感じを出そうと思いました」と語る。また、状況に応じて機転を利かせられる一面も持つ桑原は、乱闘もやむなしの場面では、本来ファッションツールであるこれらのストールも、“武器”として活用してしまうことも見逃せない。一方、桑原と絶妙なコンビぶりを発揮する二宮(横山さん)のファッションについて、小林監督は、「服について何も考えてないのがテーマみたいな。途中で服が変わってても誰も気づけへんみたいな感じを意識してます(笑)」と語り、ぐーたらならではのこだわり(?)が生かされた衣装となっているというから、こちらも要チェック!?『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日●「イケメンのイェソンです」と自己紹介日本のトップスター・佐々木希と、韓国のトップスター・SUPER JUNIORのイェソンが、沖縄を舞台にハートフルなラブストーリーを繰り広げた、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)。並ぶだけでキュートな2人が、韓国語の勉強を通して心を通じあわせていく。イェソンが演じるのは沖縄出張中に会社がつぶれ、急遽語学講師となったヨンウン。そして佐々木はクビ寸前のシングルマザー・さくらを演じた。通訳を介しながらも、一つの作品をつくりあげた2人は互いにどんな印象を抱いていたのか。○満面の笑みで「オッパと呼んで!」――撮影に入って、初めてお互いが顔を合わせたときの状況で覚えていることはありますか?佐々木:イェソンさんは今までも日本で活躍してきたと思うんですけれど、今回は単独でお芝居をされるということで、これまでとは違うプレッシャーや責任を感じられていたり、通訳を介する必要がある環境で演技をする点についても不安に感じられているのかなと思っていたのですが、初めてお会いしたときに、満面の笑顔で「よろしくねー。オッパ(お兄さん)って呼んで!」と明るく言ってくださって。その後も不安な様子を感じさせずずっと裏でも努力されていたので、いろいろな国で活躍されてきたアーティストの方は流石だなと思いました。イェソン:ありがとうございます。韓国で準備をしていたときは大変だったんですけど、沖縄の撮影に入ってからはとても楽しかったです。僕のほうが佐々木さんより5日くらい先に撮影を初めていて、その後に佐々木さんがいらっしゃったんですが、確か事務所のシーンで初めてお会いしたのを覚えています。その時マスクをつけてトイレにいかれるシーンを撮っていたんですが、まだ挨拶をする前で、佐々木さんはどんな方だろうって、すごく気になってたんですね。その後、挨拶して、第一印象がほんとによくて。僕から「よろしくお願いします。SUPER JUNIORのイケメンのイェソンです」って言ったんですけど……。佐々木:あーーー言ってましたね!イェソン:それを佐々木さんが今みたいな感じで率直に、「イケメンだって!」って言ってすごく喜んでくださって。そんな風に第一印象から楽しくて、その後も気分よく撮影ができました。佐々木:優しくて気配りのできる方でしたね。私も距離を縮められたらいいなと思って、恐れ多いんですけど、それからは、「オッパ」って呼ばせていただきました。●ロケバスの前で歌の練習○心で芝居ができた――演技については、何か印象に残っていますか?イェソン:最初は文化の違いがあるので心配していましたが、始まってみたらまったくそういった壁を感じることはありませんでした。撮影の最初は、韓国人の俳優も僕一人ですし、密かに不安もまだ持っていて、自分に「ファイト!」って言い聞かせる感じで頑張ってたんです。気負って頑張ってる感じがあったんですね。でも、だんだん気負わなくてもいい感じになっていきました。周りの方たちもほんとに気遣ってくれて、現場の雰囲気もよかったので、気楽に撮影できるようになりました。佐々木:そうですね、きちんと完璧にセリフを覚えて、それをベースに演技をしていかないと感情がのらないと思うのですが、イェソンさんも同じ気持ちだったようで、今回は、お互いに韓国語と日本語で演じるということが大きな課題で、撮影に入るまでに、お互いに時間をかけて準備をしてきたことで、お互い、母国語での演技ではなかったけれど、心でお芝居できたなという感じはしました。○「素敵な声だな」って思って聴いた練習――映画見て印象的だったのが、カラオケのシーンでしたが、苦労しましたか?イェソン:そうですね。佐々木:撮影の合間の待ち時間に、ロケバスの前の方に座ったイェソンさんが一生懸命に練習されているのを見ていました。覚えるのも早くてらして、なによりも声が素晴らしく、私は「素敵な声だな」って思って聴いていました。イェソン:もともとほかの歌を歌う予定もあったんですけど、監督と話し合った結果、この歌に決まりました。佐々木さんが言われたようにロケバスの中とかで、覚えたんですが、最初のほうは、やっぱりぎこちなかったんですよね。特に、歌いながらふりをつけるのがこの曲に関してはちょっと難しかったし。でも、無事に終わってよかったです。――実際のシーンを見てみると、ぎこちなさはなくて、ヨンウンが日本に来てからずっと歌ってきたカラオケの十八番に見えました。イェソン:じゃあ、撮影がうまくいったということですね!――最後に、ここのシーンがよかったなというところを教えてください。佐々木:完成した映画を観たのですが、効果音も加えられていたりして、面白いポイントがたくさんありました。イェソンさんのシーンだと、佐藤正宏さん、ふせえりさんと3人で尾行しているところが好きですね。変装がむしろおしゃれに見えるくらい決まっていて、本当に面白くて印象に残っています。イェソン:記憶に残ってるのは沖縄の坂道で自転車に乗ったシーンですね。あとさくらとヨンウンがいい雰囲気になりそうなのに……って感じのシーンも好きです。あのときのヨンウンの残念そうな顔とか、さくらの戸惑っているところとか、そういった小さな表情がよくて、そういうことって日常の中でもありそうだし、実際にあったら、やっぱりヨンウンやさくらみたいになると思うので、そこが印象に残っています。
2016年11月01日モデルで女優の佐々木希が11日、都内で行われた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演したSUPER JUNIORのイェソン、朝原雄三監督とともに出席した。韓国のアイドルグループ、SUPER JUNIORでリード・ヴォーカルを務めるイェソンが初主演を果たし、その相手役に佐々木希が起用された本作。沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)が、韓国語をマスターしなければ会社をクビになってしまうシングルマザー・さくら(佐々木希)の先生となり、様々なアクシデントが起きながらも次第に距離が縮まっていく、というストーリーとなっている。佐々木は、胸元全開のセクシーワンピース姿で登場。初めての韓国語を「一番大きな挑戦でしたね。現場にも先生がいらしたし、現場に入る前まで準備をして覚えたんですが、現場に入ったら一番の先生(イェソン)がいらっしゃいました(笑)」と明かすと客席から黄色い声援が飛び、「そこは心強かったです。本当に教えていただきましてありがとうございました」とイェソンに感謝の言葉。そんな佐々木に対してイェソンは「佐々木さんは本当に(韓国語の)関心が高かったですよ。もっと勉強して韓国のドラマや映画に出られるようになればいいですよね」と話すと、佐々木は「その時も先生としてよろしくお願いします。一緒に共演できることを願っています」とラブコールを送っていた。また、演じたシングルマザー・さくらを温かく見守るヨンウンのような男性について佐々木は「素敵ですよね! 自分のことを思ってくれるのもうれしいんですけど、自分が大事にしている子どもも愛してくれるし、よく面倒もみてくれる。そういうところにさくらが惹かれたんじゃないかと思います」と分析した。本作は、今月行われる東京国際映画祭のほか、ハワイ国際映画祭やオーストラリア映画祭への出品も決定しており、佐々木は「テンポが良くて軽やかな映画になっていると思うので、日本の方はもちろん海外の方にも笑って泣いて元気になってもらいたいです」と笑顔を見せていた。映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、11月3日より全国公開。
2016年10月12日歌手の和田アキ子(66)が、14日に生放送されたTBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)で、SMAPの解散についてコメントした。14日未明の解散発表を受け、同番組ではおなじみの特大ボードを用意し、一連の騒動を振り返った。スポーツ各紙の報道などをもとに国山ハセンアナウンサーが解説する中、和田は「オリンピックの真っ只中で、全スポーツ紙が報道。なんで今なんだろう?」と疑問を口にし、「解散するのに事務所は辞めないで、契約も残っている。これこそファンはよく分からないんじゃないの?」とファンを思いやった。また、国山アナウンサーから感想を聞かれ、「まず正直にびっくり。次に"なんで?"」と率直な気持ちを表現。「みんな大人ですから」とメンバーの決断を尊重しながらも、「それぞれの気持ちがあるにしてもSMAPという大きなグループですから、もうちょっとちゃんとした説明がほしい」「(これからも)個々には出られるけど、私たちはSMAPが好きだったわけじゃない?」とメンバーが直接説明する機会を求めた。発表のタイミングについて、芸能ジャーナリストの松本佳子氏は同番組にコメントを寄せ、「現在は、お盆の時期のため、女性週刊誌などは今週合併号を発売しているので、来週はお休み。つまりSMAP解散をすぐに記事にできません。またテレビも現在はオリンピック一色。この期間に解散発表になったことでメディアに騒がれるのが、最小限になる可能性もあります」と推測。和田も「なるほど」と理解を示していた。
2016年08月14日常盤貴子、松雪泰子、竹内結子といった人気女優を輩出してきた芸能事務所・スターダストプロモーションが、芸能1部では初となる女優オーディションを開催する。求めるのは、芝居への意欲や興味があり、個性が「魅力的」に見える人材。「魅力的な人」とは、「オーディションでお会いした時にもっとその人の話が聞きたい、もっとその人を知りたいと思わせる人間的魅力を持った方」のこと。所属が決まると無料で演技レッスンを受けることができ、最優秀者には映画デビューのチャンスも。応募資格は13歳から23歳ぐらいまでの女性で、経験は不問。WEBと郵送で応募することができ、6月30日が締め切りとなっている。詳しくは同事務所の告知サイトにて。常盤貴子、松雪泰子、竹内結子、ミムラ、本田翼、坂井真紀、片桐はいり、森川葵、藤本泉、岡本あずさ、中村ゆりか、葵わかな、永野芽郁、早織など芸能1部には第一線で活躍中の女優がずらり。タレントの個性に合わせて育成していくマネージメントに定評があり、同事務所も「タレントとマネージャーの関係を一番に考え一緒に頑張っていくという会社です。女優として長く活躍できることに重点を置いているのもスターダストの特徴」とアピールしている。
2016年06月03日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に登場し、大先輩の明石家さんまにクレームをぶつける。関西テレビは28日(13:56~14:25)、フジテレビは29日(13:00~13:30)に放送される。宮迫は常々"明石家さんまの弊害"を感じているそうで、「今日は、さんまさんにクレーム言います!」と宣言。さんまは「クレーム言われるようなことしてないぞ」と反論するが、「生きてるだけでクレームです!!」といい、ファンに対する旺盛すぎるサービス精神や、さんまのファンから宮迫が受けている被害を訴える。特に宮迫は、新大阪駅で"さんま待ち"をしているファンたちに困っていると主張。大声で宮迫を呼ぶおばちゃんや、カチカチに凍った飲み物をくれるおじさんなどの、被害例を挙げていく。さらに、同局系ドラマ『僕のヤバイ妻』で共演する木村佳乃から預かってきたというクレームも発表。ここから、木村に加え、中村玉緒、浅田美代子といった女優たちの驚きの言動で、話が盛り上がっていく。
2016年05月27日俳優の坂上忍(48)、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(46)らが27日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、舛添要一都知事の国内視察の状況に言及した。番組では、舛添知事が今年4月までの1年間に行った国内視察の内訳を紹介。計53回のうち、美術館・博物館の視察が約7割にあたる39回に上り、一方、保育所・介護施設は0回だったという。舛添知事は、政治資金で美術品を大量購入していたことも明るみになっており、公私混同ではないかと批判の声が上がっている。福祉施策の充実を掲げているにも関わらず保育所・介護施設の視察が「0回」だったことに、宮迫は「ちょっとびっくり…。腹立つとしか言いようがない」と唖然。橋本マナミは「東京都民からしたら、遊んでいるんじゃないのって思ってしまう」と美術館・博物館の視察の多さに不信感をあらわにした。また、坂上は「つくづくわかりやすいというか、叩きやすい人ですね」とコメント。「選挙の時に待機児童の問題をめちゃめちゃうたっていた。ものすごい大風呂敷を広げていた」と振り返り、「ここまで化けの皮が剥がれたらどうでもいいわ」とあきれた様子だった。
2016年05月27日カンテレ・フジテレビ系のサスペンスドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 22:00~22:54)に出演中の雨上がり決死隊・宮迫博之。5月17日放送の第5話でついに"ヤバイ妻"と対決する宮迫が、自身の役柄や見どころを語った。主演の伊藤英明が演じる主人公・望月幸平が、木村佳乃が扮する"ヤバイ妻"真理亜の殺害を計画したことから始まる謎の事件を描く同ドラマ。宮迫は、幸平の姉と離婚した元・義兄で興信所を経営する探偵・横路正道を演じている。横路は、美しい容姿に恐ろしい企みを秘めた真理亜に翻弄される幸平のよき相談相手として登場するが、実は事件に絡む大金を横取りしようと目論む欲望にまみれた男。第5話では、真理亜が自作自演で起こした誘拐事件の身代金2億円を奪おうとするも、あろうことか愛娘を拉致され、窮地に立たされてしまう。木村の怪演も話題の"ヤバイ妻"について、宮迫は「怖いよ! ヤバイでしょ」と恐怖を露わに。家事を完ぺきにこなし、夫に尽くながらもその行動を逐一監視する真理亜に「あなたのことは何でも知っているのよっていう一番怖いタイプ。嫁があれやったらホンマに怖いわ。あんな豪華な朝食はうれしいけど、歯磨きまで見張られるのは勘弁」と怯える。「僕もあれをやられたら、たぶん幸平と同じ顔になります。男はそうなんです」と"追い詰められる夫"幸平に同情をのぞかせた。お笑いタレントとして活躍する一方、数多くのドラマや映画で重要な役を演じ、俳優としての評価も高い宮迫。今作で扮している探偵には「親近感がある」という。「僕のおじいちゃんが探偵だったんです。子どものころは事務所に遊びに行ってたから、こんな風に隠しカメラ置いていたなとか、離婚調査の逆恨みで胸ぐらつかまれている現場も見たことあるし」と探偵業は身近なものだったとか。さらに、「“ドリフ・新喜劇・探偵物語”ってくらい松田優作さんの『探偵物語』が大好きでした」と少年時代は探偵ドラマに夢中だったという。横路は欲望のままに親しい幸平さえ裏切ろうとする危険なキャラクターだけに、宮迫は「松田優作さんが演じられていた探偵とは全然違いますけど」と苦笑い。だが、「横路は誰のために2億円の行方を追いかけているのか。自分のため? いや、家族のためなのだろうか。誰かの味方に見えて、誰の味方にもなろうとはしていない。利用できるものを利用するだけ。そういう意味では全員の敵でしょうね」とそのしたたかさに魅力も感じているよう。そんな横路も、第5話では真理亜の策略に操られ、追い詰められてしまう。宮迫は「『この女・真理亜はヤバイ、これ以上関わったらマズイ』と横路ですら怖くなるかも!」と衝撃の展開をにおわせていた。
2016年05月16日狂言師・野村萬斎と芸人・宮迫博之が初共演を果たす『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』。公開を間近に控えた本作のように、野村萬斎×宮迫博之にみられるような面白いバディが、過去の映画にも多く存在しているようだ。たった1人薄暗い部屋で、熱帯魚相手に日ごと繰り返す男・仙石和彦(野村萬斎)。実はこの仙石、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取ることができるという、特殊な能力を持っていた。その能力をひょんなことから芸能事務所=峠プロダクションの社長・峠久美子(高畑淳子)に見込まれ、丸山竜司(宮迫博之)と「マイティーズ」というお笑いコンビを組まされる。一時はかなりの人気を博したものの、あえなく解散となって以来、仙石はマンションの管理人としての職を得て極力、人と会わないですむ生活を選び、一方の丸山はマイティ丸山として売れない芸人に逆戻り。「マイティーズのおふたりの力を借りたいんです。人を探してほしいんです」と突然、峠プロダクションを訪ねてきた女子高生・秋山亜美(杉咲花)。どこか思い詰めた様子の亜美の依頼は、長年慕ってきたピアノ教師・沢村雪絵(木村文乃)を探し出してほしいというもの。なんとか雪絵が失踪した現場の思念を読み取った仙石は、犯人と思しき謎の女の姿をとらえる。警察もあてにならないと踏んだ2人は、独自に捜査を開始することを決意する。果たして謎の女の正体とは?目的は?そして雪絵の行方は?事件の裏の裏をスキャンした仙石が見たものは、予想をはるかに超える残酷であまりにも美しい真実だった。「人間は醜い」そう心を閉ざし切っていた仙石が、ラストに流す一筋の涙の意味。人が人を想う強い気持ちが、優しく切ない奇跡を起こす── 。本作は、「相棒」シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズなどを手掛ける稀代のヒットメーカーとなった人気脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。キャストには、人間嫌いの超ネガティブな主人公・仙石を演じる萬斎さんをはじめ、かつてマイティーズとして仙石とお笑いコンビを組んでいた丸山竜司役に「雨上がり決死隊」の宮迫博之、そしてこのコンビを支えるキャスト陣には、「関ジャニ∞」安田章大、 杉咲花、木村文乃 、ちすん、 梶原善、風間杜夫、 高畑淳子が顔を揃えた。また、『デスノート』『デスノート the Last name』の金子修介監督がメガホンをとり、謎解きのミステリーとユニークなキャラクターたちが織りなすコメディを絶妙なバランス感覚で描き、一歩踏み込んだ深い人間ドラマとして本作を見事に昇華させている。映画の中心になって活躍するのは、かつて「マイティーズ」という名のもと、お笑いの地で活動していた仙石と丸山の”凸凹バディ”。真逆の性格を持ち、まさに火と油のようなふたりがどのように協力し、事件に挑んでいくのか行方が気になるところではあるが、世の中にはそんな凸凹バディの活躍する面白い物語が数多く存在する。まず、 本作の脚本を書いた古沢氏のバディ映画といえば、やはり『探偵はBARにいる』。 少し破天荒で名前のない”探偵”(大泉洋)と、なんだか頼りなく感じる相棒・高田(松田龍平)の探偵コンビは凸凹の性格ながらに続編を通して共に難事件を解決してきた。そのほかにも、『トリック』シリーズでは自称天才美人奇術師・山田(仲間由紀恵)と天才物理学者(阿部寛)のコンビ、また海外映画では、型破りな性格のJ(ウィル・スミス)と寡黙なJ(トミー・リー・ジョーンズ)主演の『メン・イン・ブラック』シリーズや、『最強のふたり』の車いすで生活している大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)と彼の介護者として働く羽目になった黒人青年のドリス(オマール・シー)の友情物語などなど、 お互いをいがみ合っていた関係から”最強のバディ”へと関係が変わっていく姿に心が打たれる作品も多い。そんな歴代バディたちに負けず劣らず、 本作のコンビも几帳面で真面目な仙石と、がさつで無神経な丸山という真逆っぷり。さらに仙石役の萬斎さんは狂言師、丸山役の宮迫さんはお笑い芸人という、今まで交わることのなかった異色のコンビということも話題だ。はたして、仙石と丸山のコンビは事件の謎を解くことができるのか!?そして、古沢作品史上“最強のバディ”になれるのか。ぜひ劇場で確かめてみて。『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は4月29日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月25日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:カトパンが『めざまし』卒業! エイプリルフールはなし4月1日、今月いっぱいでフジテレビを退社する加藤綾子アナ(30)が、この日で『めざましテレビ』を卒業。加藤アナは「入社から7年半、朝の生活を続けてきましたが、ここまで続けられるとは思っていませんでした。東日本大震災に取材に行ったとき、みなさん大変なのに『めざまし、見ているよ』と温かい声をかけてもらって、『こんな私でも人の力になれることがあるんだな』と逆に元気をもらって、ここまでやってこられました」と涙まじりに話した。加藤アナは、2008年の入社から同番組に出演し、2012年4月からメーンキャスターに就任。人気トップクラスの女子アナとして番組を引っ張ってきただけに、「本当に幸せな8年間でした。ありがとうございました」の声に実感がこもる。「後輩アナのよき相談相手になっていた」というエピソードも明かされ、後任の永島優美アナ(24)も涙。このところ、視聴率で裏番組の『ZIP!』に負けることも多い同番組は今後巻き返せるのか。「脱カトパン」の新たなムード作りが求められる。4月1日の卒業だったが、エイプリルフールに引っかけたネタはほとんどなく、シンプルな言葉と爽やかな笑顔でまとめたのが、彼女が人気者たるゆえんか。■4位:古舘伊知郎が報道ステーション卒業。最後に毒を吐く古舘伊知郎(61)が12年間務めた『報道ステーション』を31日で卒業。最後のあいさつでは、「私が大変気に入っているセットとも今日でお別れとなってしまうわけです」「無遅刻無欠勤で12年やらせていただきました。ひとえにテレビの前で今見てくださっているみなさまのおかげと痛感しております」と感慨深げに語りはじめた。番組降板については、「一部で言われているような圧力がかかってやめるわけではありません。私のわがままです。お許しください」ときっぱり。ただ、「もっと普段着で、普通の言葉でやりたかったが、現実は甘くなかった」「報道番組で開けっぴろげにいろんな発言ができなくなりつつある空気は感じている」とチクリ。さらに、「ツルンツルンの無難な言葉で固めた番組などちっとも面白くありません」「人間は少なからず偏っています。だから情熱を持って番組を作れば多少は偏るんです。しかし全体的にほどよいバランスに作り直せばいいのではないか」と力を込めた。ラストの「死んでまた再生します」というフレーズが、いかにも皮肉たっぷりでこの人らしい。番組は11日から再開され、後任は同局の富川悠太アナ(39)が務めるが、視聴者の支持を集められるかは不透明だ。■3位:とにかく明るい安村に「安心できない」美女とホテル密会「安心してください、はいてますよ!」のパンツ芸でブレイクした、とにかく明るい安村(34)がまさかの不倫。やはり今回も“不倫ハンター”『週刊文春』のスクープだった。安村は3月26日の夜、東京駅付近のもつ鍋店で、本上まなみ似の美女と2人きりで食事したあと、徒歩でビジネスホテルへチェックイン。翌朝まで過ごしたあと記者の直撃を受けると、女性が妻ではないことこそ認めたものの、「不倫じゃない。お友だちです」「(パンツ)はいてました」と釈明した。所属事務所も、「女性は古い友だち。十数年ぶりに再会して思い出話で盛り上がるうち、つい遅くまでお酒を飲んでしまった。ホテルに行ってからも朝までお酒を飲んで過ごしたそうです」とフォローしたが、腕を組んでいたという情報もあるだけに説得力はない。ただ、最近は露出が減って、一発屋のイメージがつきはじめていただけに、安村にとってこの報道が吉と出る可能性はある。川谷絵音(27)、桂文枝(72)、乙武洋匡(39)と不倫騒動の収束に失敗しているが、安村は笑いに変えて再浮上できるか。■2位:高橋ジョージと三船美佳がついに離婚。親権はどっち?高橋ジョージ(57)と三船美佳(33)の離婚がついに成立。美佳が離婚と長女の親権を求め訴訟を起こしていたが、1年あまりの月日を経て解決した。親権は美佳が持ち、慰謝料はなし。ジョージは娘(11)に会うことはできず、美佳から「年2回カラー写真が送られるだけ」という。会見を開いた美佳は、「急展開で驚いていますが、うれしい結果」と笑顔。娘から「おめでとう」と祝福されたことを話しながら涙を流した。ただ、焦点の1つだったジョージのモラルハラスメントについてのみ口をつぐんだことが逆に、離婚成立への鍵となったことをうかがわせる。美佳の「結婚可能年齢な16歳の誕生日に結婚」という記録は、もちろん今後も並ばれることはあったとしても破られることはない。それ以上に、相手のジョージが40歳というインパクトも含めて、今後も芸能史のトピックとして語られていくだろう。■1位:愛之助と紀香がついに結婚!「彼の子どもを産みたい」31日、片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)が紋付き袴と着物姿で結婚会見。約200人の記者が集まる中、「愛之助がデザインした」3カラットのダイヤが輝く婚約指輪を披露したほか、「プロポーズはまだ」と笑顔で話すなど幸せを振りまいていた。紀香は結婚後も芸能活動を続けるが、「一番大事なのは夫の仕事」「藤原紀香の芸能活動は許される範囲で」と話すなど終始、愛之助を立てる振る舞いは、梨園の妻になる決意表明のようだった。注目されたのは、交際スタートの時期。これまで2人がつき合いはじめたのは昨年8月と言っていたが、熊切あさ美(35)との二股騒動が持ち上がったのは5月だった。これについて愛之助は当時友人だったことをあらためて強調し、「両方の事務所から『交際していないのなら会わない方がいい』と言われた」ことで会うのをやめたが、「会わなくなって心にポッカリ穴があいた気がした」と報道がきっかけでつき合いはじめたと言い切った。今年は不倫騒動が多すぎるせいで、華やかな結婚会見がかすんでしまいそうだが、感極まったときにだけ使われる紀香の関西弁こそと「彼の子どもを産みたい」というフレーズが、何よりの幸せを象徴していた。□おまけの1本:「『ごきげんよう』と昼ドラが終了」31日の放送で、フジテレビの『ライオンのごきげんよう』が前番組の『いただきます』から数えて31年、昼ドラが52年の長い歴史に幕を閉じた。『ごきげんよう』はゲスト1万9,000人超、サイコロを振った数は1万9,459回。昼ドラは計214作、1万3,319話。あまりに偉大な数字だけに、しばらくはロスを感じる人も多いだろう。どちらも最後のセリフが素晴らしかった。『ごきげんよう』は、生放送で“1人サイコロトーク”を行った小堺一機(60)が、「最初ドッキリと思って始まったこの番組が31年も続きました。今日で長いドッキリが終わります」。昼ドラは最後のヒロイン・佐藤江梨子(34)が、子役とともに海に向かって「みんな、ありがとう~!」。両番組の終了によって、フジテレビは朝から夕方まで15時間にわたって情報番組を生放送することになる。他局も含めて、似たような番組が並ぶことにガッカリしている視聴者は多い。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月03日