春のホームパーティーやお呼ばれで「ちょっとおしゃれで気の利いたもの」を持参するなら、この季節にぴったりのスパークリング清酒《花めくすず音》はいかがでしょう。甘く優しい口当たりは女性にも、お酒が苦手な人にも人気。そして何よりかわいいピンク色が、春らしい気分を高めてくれます。人気の《すず音》の季節限定品、きっと喜んでもらえる一品になるはず♪女性に人気の「スパークリング日本酒」。人気銘柄の《すず音》とは?しゅわしゅわっとした爽やかな口当たりに、ふんわりと香る日本酒の香り。「スパークリング清酒」とはその名の通り発泡性の日本酒で、お酒が苦手な人でも気軽にトライできる飲みやすさ、そして従来の日本酒のイメージを覆すオシャレさから近年、人気が高まっているお酒です。そんなスパークリング清酒のなかでも特に人気の銘柄が〔一ノ蔵酒造〕の《すず音》。甘く爽やかな口当たりとともに、日本酒の味わいもしっかり感じられるお酒として、スパークリング清酒のなかでもひときわ人気の存在。瓶内二次発酵のシャンパン製法で作られており、なめらかできめの細かい泡も特徴的です。そんな《すず音》には、季節・数量限定の販売される商品があるのです。今回は、季節限定品として春・冬に発売される《花めくすず音》をご紹介してみましょう。春・冬限定!ピンクのスパークリング清酒《花めくすず音》この《花めくすず音》は例年2回、春と冬の時期に期間限定で出荷されます。2018年は3月からすでに出荷が始まっており、店頭で見ることができるほか、ネットショップでも販売されています。《すず音》といえば優しい和柄のボトルも印象的ですが、《花めくすず音》は小さな桜の花が連なった優美なデザイン。そして、グラスに注いでみると、優しいピンク色のスパークリングがなんともキュート!この色合いは、スパークリング清酒の《すず音》をベースに、地元産の黒豆、紫黒米からの色素でピンク色に仕上げているそう。にごり成分が入っているため、少し白みがかったピンクなんですよ。爽やかで柔らかい口当たりに、ふんわりとした香り。特別なグラスで大切に飲みたくなるお酒です。《花めくすず音》に合わせたいフードメニューは?《花めくすず音》はアルコール度4.5~5.5%と軽めで、甘く飲みやすい口当たり。そのため、合わせたいメニューとしては、重たいメイン料理というよりは、食前酒として軽やかな前菜とともに……という合わせ方がおすすめ。日本酒ではありますが、洋風の前菜とも違和感なく合います。また、食後の軽いデザートとして、フルーツとも相性抜群。かわいらしいピンクは、デザートに華を添えてくれますよ。手土産にするなら、フルーツと一緒に持参するというのも、気が利いていておすすめです。《花めくすず音》のほか、限定品《幸せの黄色いすず音》も♪《すず音》には、ほかにも限定商品が。春と冬の《花めくすず音》に対して、例年夏(7、8月頃)に発売される《幸せの黄色いすず音》も、ミモザイエローが美しくおすすめですよ。季節に合わせたオシャレな日本酒は、手土産や、ホームパーティを開くときのおもてなしにぴったり。ぜひ、活用してみてくださいね♪一ノ蔵発泡清酒《すず音》の詳細はこちら!●ライター下川尚子
2018年04月11日一大ブームを巻き起こし、今なお愛され続ける名作ドラマ『花より男子』。その新章となる『花のち晴れ~花男 Next Season~』が、4月17日から放送される。主人公の江戸川音(えどがわおと)を演じるのは、連続ドラマ初主演となる杉咲花さん。「前作の『花より男子』は、毎週ワクワクしながら見ていました。なので、役とはいえ、牧野つくしさんと同じ制服を着たり、同じ学校に通うことができるのは感慨深いです。初めて衣裳を着たときには、鳥肌が立ちました。それに、これまで青春ラブストーリーのような物語に出演したことがなかったので、その経験もとても新鮮です。こうして新しいものに挑戦できるのは幸せですね」最初に脚本を読んだときから、音のキャラクターに心惹かれたという。「音ちゃんは、素直だけど、ちょっと不器用。でも、その性格ゆえにもがいている姿にこそ、共感できるし、応援したいという気持ちになるんです。芯の強さだけではなく、ふんわりとした可愛らしさを持ち合わせているところも魅力的。そんな、音ちゃんの素敵な部分をちゃんと表現できるかと不安になったこともありました。でも、今は私という生身の肉体を通して、新しく生まれてくる表現ができればいいなと思っています。髪も、原作の音ちゃんのイラストを美容師さんに見せて切ってもらいました。少しでも役に近づけたら嬉しいなと思っています」社長令嬢だった音は、父の経営する会社が倒産して貧乏暮らしを強いられるも、たくましく生きていく。「逆境に強いところは音ちゃんに似ています。悔しいし苦しくても、そういう環境に置かれることは好きです。内心、喜んでいることもあるくらい(笑)。周りに流されない姿も親近感を覚えますね。私も高校生の頃から流行を気にするのをやめて、自分が好きだと思うものに自信を持てるようになりました。それは、このお仕事を始めてから好きなことを貫いている人に出会い、刺激を受けたから。それが、自分らしくいられる一つの要因なのかもしれません」今作では、神楽木晴(かぐらぎはると)を演じる平野紫耀さんや馳天馬(はせてんま)役の中川大志さんなど、同世代の役者たちが揃い踏み。「初回の本読みの日に、一緒にゲームをすれば距離が縮まるかなと思って、みんなで人狼ゲームをしました。平野さんはとにかく天然で面白い、いつも現場を明るくしてくれるムードメーカーです。大志くんは5年前にも共演したことがあって、すごく話しやすい。ほかの共演者の方々も、みなさん本当にフレンドリーです」今作は、「学生時代を思い出しながら楽しめる作品」と杉咲さん。「学生ならではの変化しやすい感情や、それを自分でもコントロールできずにいる登場人物たちの姿は、“こんなときもあったな”と、大人の方の目には可愛らしく映ると思います。きっと、応援したくなるキャラクターが見つかるのではないでしょうか。気軽に見られるけれど、シーンによっては引き込まれる瞬間も。いろいろな楽しみ方ができる作品に仕上がっていると思います」すぎさき・はな1997年10月2日生まれ。東京都出身。映画『BLEACH』が7月20日、『パーフェクトワールド』が10月5日公開。写真集『ユートピア』(東京ニュース通信社)が発売中。実家が倒産して貧乏になった江戸川音は、超名門高校である英徳学園の品位を保つために“庶民狩り”を行うC5にバレないよう、“隠れ庶民”として学園に通うが…。4/17スタート。毎週火曜22:00~、TBS系にて放送。※『anan』2018年4月11日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・井伊百合子ヘア&メイク・奥平正芳インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月09日今年デビュー20周年を迎える宇多田ヒカルが、杉咲花主演TBS新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングを担当することがこのほど分かった。宇多田さんの楽曲がドラマとタイアップするのは、昨年放送された「ごめん、愛してる」以来となり、そして「花より男子」シリーズでタイアップするのは、2007年放送の「花より男子2(リターンズ)」のイメージソング「Flavor Of Life -Ballad Version-」以来2度目。「Flavor Of Life」は発表当時800万以上のダウンロードを記録し、当時の世界記録を樹立した。なお、気になる本ドラマのために書き下ろされた新イメージソングは、4月17日(火)のドラマ初回放送内にて初公開される。本作は、漫画家・神尾葉子の大ヒットコミック「花より男子」の新章となる、「少年ジャンプ+」にて連載中の「花のち晴れ~花男 Next Season~」が原作。ドラマでは、“F4”が卒業してから10年後、落ち目になった英徳学園を舞台に、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、「自分らしく生きる」ことがテーマの痛快青春ラブストーリーとなっている。杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公を演じるほか、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえらいま注目の若手キャストが出演する。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月06日杉咲花主演で贈る新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」。「花より男子」の新章ということで話題となっている本作に、この度、主人公の父親役で反町隆史が出演することが決定。あわせて、杉咲さん、反町さん、菊池桃子と“江戸川家”の家族写真も初公開された。本作は、「花より男子」のF4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台に、もうひとつの“花男”を描いていく痛快青春ラブストーリー。杉咲さんをはじめ、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえら注目の若手に加え、滝藤賢一、高岡早紀ら実力派キャストが参加することでも話題となっていた。そして、今回新たに発表された反町さんが演じるのは、杉咲さん扮する主人公・音の父で、大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」の社長・江戸川誠。公開された写真では、菊池さん演じる妻・由紀恵と娘・音と共に写り、幸せな家族そのものだが、そんな生活から一転、「エド・クオリティ化粧品」は倒産し、音の運命を大きく狂わせていくことに…。撮影に参加した反町さんは、「現場はすごくいいチームワークで、スタッフと出演者が真摯にドラマを作っている様子は画面からも伝わるんじゃないかな?」とコメント。また、今回娘役となる杉咲さんは所属事務所の後輩。「すごく幸せな家族で、親子関係もいい。そんな江戸川家と音が今後どうなっていくか楽しみなんですが、見ている方にもそのあたりをぜひ楽しみにして頂けたらと思います」とアピールした。さらに、反町さんの妻であり女優の松嶋菜々子は、「花より男子」シリーズで「嵐」松本潤扮する道明寺司の姉役で出演していた。「前作も見ていました」と明かす反町さんは、「どこかファンタジーな部分がありながら、主人公をはじめキャラクターの個性が強くて、すごく際立つドラマ」と印象を述べ、「今回もその要素はふんだんに盛り込まれているので、たくさんの方に見ていただいて、一緒にドラマを盛り上げて頂けたらうれしいです」と呼びかけている。あらすじ資産家の子女が集まる名門校・英徳学園。伝説の4人組“F4”が卒業して10年、学園はかつての輝きを失いかけていた。2018年春。英徳学園の高等部2年生・江戸川音(杉咲花)は、父・誠(反町隆史)が経営する大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」が倒産し、生活が一変。母・由紀恵(菊池桃子)と2人、貧乏生活を送りながら、“隠れ庶民”として英徳学園に通っていた。一方、その英徳学園でカリスマとして崇められているのが、神楽木ホールディングスの御曹司である神楽木晴(平野紫耀)。父・巌(滝藤賢一)は、道明寺財閥と肩を並べる日本三大財閥の一つを束ねる若き会長だ。F4の道明寺司に憧れる晴は、英徳学園に栄光を取り戻すため、幼なじみの平海斗(濱田龍臣)らと“C5”を結成。「学園に寄付金を払えない庶民は英徳にふさわしくない」として生徒を退学させる“庶民狩り”を行っている。“隠れ庶民”の音は“庶民狩り”におびえながらも英徳学園に通い続けていたが、それにはある理由が…。音には馳天馬(中川大志)という婚約者がいて、天馬の継母・利恵(高岡早紀)から「音が18歳になるまで英徳学園に通うこと」を結婚の条件にされているのだ。そんなある日、音と晴は最悪の出会いを果たし――。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月04日早稲田にある草間彌生美術館にて、展覧会 「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」 が、8月31日まで開催中だ。『磁性体』(1954) ※前期展示インク、水彩、コラージュ、紙 49.2×40 cm©YAYOI KUSAMA幼少期から幻覚を描きとめるドローイングを一日数十枚も制作してきた草間。本展では草間彌生の創作活動の出発点となる1950年代に故郷の松本などで描いたドローイング、水彩作品を、前期・後期にわけて40点展示。この時期の作品は、様々な素材やテーマに果敢に挑戦し続ける驚くべき多様性が見られ、現在の草間作品とはまた違った魅力を発見できる。また今、最も力を入れて制作している最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」も登場。同シリーズは2009年に着手され、現在も描き続けられている大型絵画の連作で、現時点で作品数は優に550点を超える。同展ではその中でも初公開の「夢は舞っていた」「人生の行路」などを含む、16作品を展示。爆発的な色彩でダイナミックに抽象と具象を自在に行き来する本作は、草間が展開してきたスタイルや要素が目まぐるしく混在する、草間芸術の集大成となっている。『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』(2017)ミクストメディア サイズ可変©YAYOI KUSAMAまた会場では、体感型インスタレーション作品「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」の展示も行う。同作品は種苗業を営む生家に生まれた草間が、幼少期に見た頃からその“太っ腹の飾らぬ容貌”に興味を抱いていたという“かぼちゃ”を題材に製作。暗闇に瞬く水玉のかぼちゃのビジョンがミラールームの中で無限に反復し、宇宙に浮かぶ無限のかぼちゃ畑にいるような感覚を持たせる没入型の作品となっている。その他、講演会や作品の見どころについて説明が受けられるギャラリートーク、子ども向けのワークショップなども開催。詳細は公式サイト(www.yayoikusamamuseum.jp)にてチェックができる。なお、同展のチケットは完全予約制。毎月1日に翌々月分のチケットが公式サイトにて発売が開始される。今日に至って“さあ、今、我が人生の最大の出発にきた”と語る、草間彌生のとどまるところを知らず、旺盛な制作の足跡を辿れる展示会。一貫して変わらない創作の姿勢、たゆまず圧倒的な創作を続けるエネルギーを間近で感じてみては?【イベント情報】さあ、今、我が人生の最大の出発にきた会期:4月1日〜8月31日(前期:4月1日~6月17日、後期:6月21日~8月31日)※会期中、1950年代の作品を展示する2階のみ展示替えあり会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町109時間:11:00〜17:00 ※入場時間指定あり、各回定員入れ替え制料金:一般 税込1,000円、小中高生 税込600円 ※毎月1日10:00に美術館webサイト(www.yayoikusamamuseum.jp)にて翌々月分のチケット発売開始。当日券はなし 休廊:月・火・水曜日
2018年04月04日衹園甲部歌舞会とフォーエバー現代美術館が、「都をどり in 春秋座」の開催に合わせて、「都をどり特別展 衹園・花の宴 草間彌生・花の間展」を開催。明治5年から140年以上続いている「都をどり」は、本来の会場である「衹園甲部歌舞練場」が耐震対策に着手するため、京都市左京区の京都造形芸術大学内にある京都芸術劇場「春秋座」に舞台を移して公演する。そのため、衹園甲部歌舞練場敷地内を利用し、「都をどり・祇園町」をテーマにした展示や芸妓・舞妓の舞、また世界的に著名な前衛芸術家である草間彌生の展示を融合した新しい空間を演出する。京都の花街を40年以上に渡って撮り続けた溝縁ひろしによる、「昭和の祇園町」や「祇園の四季」をテーマにした写真展、また、都をどりの衣裳の展示や会場である祇園甲部歌舞練場の模型、昨年の「都をどり in 春秋座」の映像などを放映、館内では都をどり特別展オリジナルの芸妓・舞妓グッズなども販売している。また、「草間彌生 花の間展」では、祇園町の花として親しまれている芸妓・舞妓とコラボレーションする形で、花をモチーフにした作品47点を始め、草間彌生の貴重な初期作品、代表作品を含む選りすぐりの草間彌生作品80点を展示する。館内の展示室は全室畳敷きとなっており、畳に座って作品と対峙できるよう少し低めに展示。新しい現代美術作品の展示および、鑑賞スタイルが楽しめる。4月には、「京舞の披露」として、祇園甲部の芸妓・舞妓による京舞を、11時半、13時、14時半、16時、17時の1日5回、各回10分披露。舞の後は、各回先着順にて芸妓・舞妓との記念撮影(1人 500円)も可能。また、来場5日前までの予約・先着順にて、辻留・中村楼・萬亀楼・竹茂楼・平八茶屋・瓢亭・菱岩の老舗料亭による京名物「百味会」特製弁当(税込3,000円)を販売。庭を眺めながら京都の老舗の味が楽しめる。特製弁当の他にも、京菓子、お茶、日本酒、なども販売する。ミュージアムショップでは、ポスタカード、ストラップやかぼちゃのオブジェなど、かわいいポップな草間彌生のグッズを160点以上取り揃える。およそ100席のカフェでは、水玉をモチーフにしたロールケーキや、舞妓はん弁当など、新鮮なフルーツや野菜が盛りだくさんの、美味しくて健康的なメニューを提供している。【展覧会情報】都をどり特別展 衹園・花の宴 草間彌生・花の間展会期:3月10日~4月30日会場:祇園甲部歌舞練場敷地内八坂倶楽部・ホール住所:京都市東山区祇園町南側570-2時間:10:00~18:00※最終入館 17:30まで料金:一般 1,500円、中高生 1,000円休館日:なし
2018年03月26日若手実力派・岡山天音が民放ドラマ初主演を務め、松本穂香と片山友希らメインキャスト、ならびに監督の松本花奈らメインスタッフを“平成生まれ”で揃えたスペシャルドラマ「平成物語」が放送されることが決定した。本作は、平成元年生まれの青年を主人公に、1989年から2018年までの約30年の月日を、若者たちの目を通して描く完全オリジナルストーリーの青春群像劇。まもなく“平成”という1つの時代が終わるいまだからこそ、平成を生きているすべての人に見ていただきたい、との思いで実現した。■物語主人公の名前は平成(ヒラナリ)。平成元年に生まれたので縁起がいいと、父親が「ヒラナリ」と命名した。流されやすく優柔不断な性格。サッカー選手やミュージシャンなどの夢を抱き、どこにでもある平凡な田舎で育つ中、東京に強いあこがれを持つようになり、大学進学を機に上京。しかし勉学にはあまり身が入らず、大好きな音楽にのめり込み、もっぱらバンド活動とバイトに明け暮れる日々を過ごす。そんなヒラナリと幼なじみの女性、結(ユイ)も平成元年に生まれ、時代を結っていける人になるようにと命名。天真爛漫で、自然と周囲を明るくする性格。ヒラナリとはお互いに好意を抱きながらも、うまく表現できずに幼なじみの関係から進めずにいる。デザインを学ぶ地元の短期大学に進学した後、就職活動のため上京。そこでヒラナリと再会して…。かたや、上京したヒラナリには恋人ができていた。同じ大学の紡(ツムギ)という女性で、同様に平成元年生まれ。時代を紡いでいける人になるようにと命名されたツムギは、聞き上手で自分よりも他人を尊重する気質。ヒラナリとは半同棲をしているものの、明確に「付き合って」と言ってくれないヒラナリに一抹の不信を感じている。ヒラナリ、ユイ、ツムギ。「平成という時代を通して、いったい自分は何者になれたのか?」といった不安を胸に抱きながら、3人が恋に、夢に、友情に、そして家族に向き合い、喜び、悩み、笑い、涙する姿を通して、「平成とは何だったのか?」「次の時代をどう生きていくべきなのか?」を問いかける。朝ドラで注目を集めた次世代の実力派が集結岡山天音、主人公の平成(ヒラナリ)役主人公の平成(ヒラナリ)を演じるのは、平成6年生まれ、本作が民放ドラマ初主演となる岡山天音。初の主演作「中学生日記シリーズ・転校生」で俳優デビューをして以降、特徴的なルックスと変幻自在の演技力で、数々の映像作品で唯一無二の存在感を放ち続けている。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での浅香航大との売れない漫画家コンビ役も記憶に新しい中、今年には伝説的恋愛漫画の実写ドラマ「I”s」(BSスカパー!)や、映画『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』など主演作が続々と控えている。民放初主演となる岡山さんは、「平成生まれのスタッフ、キャストが軸となってドラマを作り上げるというスペシャルな企画に、しかも主演の平成役でお話を頂き、とても嬉しかったです。平成(ひらなり)という役の痛みをせいいっぱい味わおうという思いで撮影に挑みました」とコメント、「まるで僕らの人生みたいなヒリヒリしたドラマになっている」と語る。松本穂香、ヒラナリの幼なじみのユイ役ヒラナリの幼なじみの結(ユイ)を演じるのは、平成9年生まれの松本穂香。神木隆之介と共演するauのTVCMが放映されるや、「かわいすぎる!」と話題となり、デビュー3年目ながら、すでに映画、TVドラマから引っ張りだこ。2017年には岡山さん同様「ひよっこ」や、「コウノドリ」など7本もの作品に出演。映画では、出演作『恋は雨上がりのように』ほか3作品が控えており、いま最も将来を期待されている若手女優の1人。「監督もキャストもスタッフもほぼ平成生まれの攻めの姿勢が、斬新ですごく面白い」と語る松本さんは、「色んな世代の方に響く作品になっていると思います。ぜひ見てください!」と視聴者に向けてメッセージ。片山友希、ヒラナリの恋人のツムギ役そして、ヒラナリの恋人のツムギを演じるのは、平成8年生まれの片山友希。2014年にロックバンド「ココロオークション」のMV「蝉時雨」に出演。YouTubeに公開されると200万回再生を超え、片山さんの演技に胸キュンする視聴者が続出するなど大きな話題に。その後「べっぴんさん」や「セトウツミ」などの出演で注目を集め、2018年は映画『いぬやしき』といった大作への出演が控えている。「まず初めに驚いたのは、監督が1つ年下ということ」という片山さんも、「なかなかこういうチームで作品を作ることはないと思います。これが平成パワー!ぜひ見てください!!」と意気込みたっぷり。そんな平成の空気を吸いながら育った岡山さんたちが、平成を生きる登場人物たちの心の奥まで、圧倒的にリアルに演じきる。スタッフにも平成生まれが勢揃いする異例の布陣岡山さんが「台詞の生々しさにハッとさせられました」という脚本を務めるのは、今回がTVドラマ初脚本となる加藤拓也。平成5年生まれの加藤さんは「灰皿を投げない蜷川幸雄氏」と呼ばれ、注目を集めている演出家・劇作家。18歳でイタリアで演出の経験を積み、帰国後、劇団「劇団た組。」を立ち上げ。2015年に「博士の愛した数式」、2016年に「惡の華」、2017年に「パーマネント野ばら」など話題作を多数公演。2017年は「壁蝨(だに)」で東京・三越劇場の舞台の作・演出を史上最年少で務めるという記録を樹立し、「若手演出家コンクール2017」では優秀賞を受賞(※辞退)した。「この話が自分の隣にすっと入ってくるような、そんな小さなドラマになるといいなと思って書きました」と、明かしている。また、監督を務めるのは、同じくTVドラマ初監督に挑む松本花奈。平成9年生まれの松本監督は女優として活動するかたわら、中学2年生から映像制作を始め、高校在学中の2014年、監督・脚本・編集を手掛けた映画「真夏の夢」が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」フォアキャスト部門に正式出品。2016年、同映画祭に出品した映画「脱脱脱脱17」がオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した期待の新鋭。同作品を見た岩井俊二から、「この若さにしてこの技量。自主映画なのにこの質量。こんな映画が現れたら学生映画だからという言い訳はもうできない。これを新たなるパラダイムとして若い君たちが映画を作り始めたら確実に将来の映画界は変わる。という意味でこの作品は既に事件だ」と、その才能へあふれんばかりの賛辞が贈られた。松本監督は、「“変化”することはすごく怖いこと」と話しながら、「大抵の思い出は美化されて保存され、昔は良かったという思いに変わっていくけれど、でもそれでも、時間は止まることはなく、時代はどんどん変化していきます。だから、そういう人生に必ず訪れる“変化”を受け入れることができたらもうちょっとだけ、いまを一番楽しく生きられるんじゃないかな、と思って、そういうことが(全員じゃなくて良いから、一人でも良いから!)誰かの心に少しでも伝わったら良いなと思って創りました」と思いの丈をコメント。さらに、ドラマの劇伴を務めるのは次世代ピアノロックバンド「HOWL BE QUIET」のボーカルで平成3年生まれの竹縄航太、ドラマのキービジュアルを務めるのは新進気鋭の写真家で平成14年生まれの吉川然。カメラマン・照明の二役を務めるのは平成8年生まれの林大智、平成の時代表現を担う美術を務めるのは平成6年生まれの中岡莉沙。劇中では、平成を彩ってきた楽曲が象徴的に使用され、脚本、映像、音楽のすべてが組み合わさり、平成という時代を描いていく。そしてドラマの企画・プロデュースを務めるのは、平成3年生まれの橋爪駿輝。来年2019年4月30日をもって、31年にわたった時代が終わる平成。昭和に比べ、目に見えるダイナミックな変化はなかったかもしれなくても、グローバル化やIT化など、人々の生き方や価値観は昭和のころには想像もしていなかった形となった。そんな平成が終わり、新たな時代が始まろうとしているタイミングだからこそ、紡がれる物語。いま、平成を生きているすべての人に響く青春ドラマとなりそうだ。「平成物語」は3月23日(金)・30日(金) 24時55分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月15日松本市美術館で開催中の『草間彌生ALL ABOUT MY LOVE私の愛のすべて』に行ってきました。草間さんの生誕地で開かれるということで注目を集めている特別な展覧会、その見どころ&楽しみ方をご紹介します!松本が草間ワールドに変身!【女子的アートナビ】vol. 103新宿から特急スーパーあずさに乗り約2時間半、JR松本駅を出ると街のあちこちで草間さんのシンボル「赤い水玉」が出迎えてくれます。松本市美術館には駅からバスでも徒歩でも行けますが、以前松本に住んでいたことのある筆者は徒歩を選択。ゆっくり歩いても15分ほどで到着します。松本市美術館に着きました。建物にも水玉や作品のキャラクターたちがいっぱい!入り口前のエリアでは、草間さんの野外彫刻《幻の華》も見ることができます。この美術館では、今まで草間さんの大規模個展が2回開かれていますが、いずれも巡回展でした。3回目となる今回の『草間彌生ALL ABOUT MY LOVE私の愛のすべて』は、松本だけで開催される完全オリジナルの特別展。生誕の地である特徴を最大限に生かし、日本初公開となるミラールーム作品をはじめ、松本時代の貴重な絵画から最新作まで約180点を紹介。日本を代表するアーティスト・草間彌生の集大成となる展示になっています。松本時代の作品は超必見!まず3階の第1会場では体験型のインスタレーションからスタート。空間全体に水玉が散りばめられた作品《I’m Here, but Nothing》やシャンデリアを使ったミラールーム《傷みのシャンデリア》など幻想的な作品が続き、一気に草間ワールドに引き込まれます。続いて、子供時代のパステル画などが展示。制作年で一番古いのは1934年ごろ、なんと5歳のころに描いたものでした。特に感動したのが、1950年代初期に描かれた作品群。パステルやインクを使った作品から本格的な油彩画まで展示され、アーティストの原点となるような作品も見ることができます。最新作は撮影もできる!続いて2階の展示室へ。入り口近くには立体作品《真夜中に咲く花》が展示されています(こちらは撮影OK)。そして第2会場最初の展示室では、《天国への梯子(はしご)》や《ゴッド・ハート》などライトを効果的に使った幻想的な作品を見ることができます。さらに大きな展示室に入ると、「わが永遠の魂」68点が壁一面にずらりと並んでいます。これらは現在も草間さんが描き続けている最新シリーズ。見ごたえ抜群で写真撮影もOKです。最後に、日本初公開のミラールーム《南瓜へのつきることのない愛のすべて》が登場。鏡に覆われた小部屋のなかに20秒間入り、無限のカボチャワールドを体感できます。人気のYAYOIちゃんプラッシュで遊ぶ!ところで、2017年の草間彌生展(国立新美術館)で大ヒットした人形「YAYOIちゃんプラッシュ」が松本でも登場しています。この新・YAYOIちゃんプラッシュ(松本限定版、税込み1,200円)は松本市美術館のミュージアムショップで買えるのですが、すぐに売り切れてしまう大人気商品。私が松本に訪れたのは、展覧会が開幕して約1週間たったころでしたが、このときすでに売り切れ・入荷待ち状態でした。幸い、私は人形付きチケットを事前に購入していたので、受付でチケットと引き換えに人形をゲット。YAYOIちゃんと一緒に展示会場を回ることができました。それでは、インスタグラムの「#やよいちゃんプラッシュ」に投稿されている写真をまねて、私も人形で遊んでみます。まずは館内の撮影可能スポットで記念に一枚。うしろに見えるのは、作品《ヤヨイちゃん、トコトン》の一部です。次は、松本市美術館に併設されているレストラン、『ビストロサンチーム』で展覧会記念メニューと一緒に撮影。かぼちゃのキッシュ(サラダ・パン付き 税込み1,080円)、おいしかったです。こちらは、松本市美術館の近くにある「イオンモール松本」で展示中の《宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ》。この作品は無料で見ることができますよ。さらに、私の大好きなケーキショップ『5HORN』の松本パルコ店で展覧会開催記念スイーツ「スクエアドット―赤と白ー」(税込み980円)を食べてきました。赤い水玉がとってもキュートで食べるのがもったいないくらい、かわいいプレートでした。展覧会は7月22日まで開催。春の松本で濃厚な草間ワールドをぜひ体感してみてくださいね!Information会期:~7月22日(日)休館日:月曜日※4月30日(月・祝)、5月7日(月)、7月16日(月・祝)は開館時間:9:00〜17:00 ※土曜日は19:00まで開館。(入場は開館の30分前まで)会場:松本市美術館料金:一般 1,200円/大学生・高校生 800円/中学生以下無料公式サイト:
2018年03月14日杉咲花が主演を務める、4月スタートの新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」。この度、新たに本作に濱田龍臣、飯豊まりえ、鈴木仁、今田美桜、中田圭祐の出演が決定。さらに、髪をバッサリカットし挑む杉咲さんをはじめ、キャストたちの制服姿のビジュアル公開された。本作は「花より男子」の新章で、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、痛快青春ラブストーリー。F4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台に描く本作では、杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公・江戸川音を演じるほか、「King&Prince」平野紫耀、中川大志が出演することが発表されていた。■平野紫耀がリーダー! 5人組「C5」に若手が続々そして今回新たに注目の若手俳優陣の出演が決定。平野さん演じる学園の憧れの的であるC5のリーダー・晴の幼なじみで、英徳学園歴代トップのIQの持ち主の平海斗を演じるのは、子役から活躍し「ウルトラマンジード」で主人公に抜擢されたことでも話題となった濱田龍臣。C5の紅一点、幼い頃から晴に恋心を抱き続けている真矢愛莉役に、『デメキン』やAbemaTVのドラマ「#声だけ天使」に出演する今田美桜。C5随一のイケメンで、華道の家元の家に生まれ、超女好きな成宮一茶役に、「第31回メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを受賞し専属モデルになった鈴木仁。類まれなる運動神経の持ち主で武道の達人、栄美杉丸役を「第29回メンズノンノモデルオーディション」で2,000人を超える応募の中からグランプリに輝き、「毒島ゆり子のせきらら日記」で俳優デビューした中田圭祐が演じる。さらに、晴にアプローチするため英徳学園に転入してくる、超人気モデルの大財閥令嬢“メグリン”こと西留めぐみ役に飯豊まりえ、音が隠れ庶民であることを秘密にしてつきあっている友人の神田麻美役に牧内莉亜、服部京子役に喜多乃愛が決定した。■杉咲花、髪をバッサリカット! 憧れの制服に“感動”さらに今回、新キャスト発表に合わせて制服に身を包んだキャストたちのビジュアルも解禁。杉咲さんは長い髪をバッサリと30cmカットし、人生初だという前髪をつくり、英徳学園の制服であるえんじ色のジャケットを着用。杉咲さんは「小さい頃から見ていた“花男”の学校に行けるのがうれしい!自分がこの制服を着ているのが感動」とコメント。またC5は、C5だけが着用できる特別な制服“ブラックジャケット”を着用。ブラックジャケットは格式ある最高級服地ブランド「DORMEUIL」のオーダーメイドで、今作のためにメンバーひとりひとりを採寸し制作。そして、中川さん演じる音の婚約者・天馬は、英徳学園のライバル校「桃乃園学院」の制服を、のちに英徳学園へ転入してくるメグリン(飯豊さん)も、別の名門校の制服を着ている。<キャストコメント>濱田龍臣(平海斗役)今回、「花より男子」の新章である「花のち晴れ」のC5の平海斗を演じさせていただくと聞いて、やっと自分も学園ドラマに出られるんだ!!と、とてもうれしかったです。出来上がったブラックジャケットに初めて袖を通したときは身の引き締まる思いでした。キャスト内で最年少ではありますが、しっかりと同い年に見えるよう、そして原作ファンの方たちの思いを裏切らないように演じさせていただきたいと思っています。飯豊まりえ(西留めぐみ役)子どものころドラマ「花より男子」の大大ファンで、毎週、母と楽しみに見ていました。「花より男子」が放送されてた頃は、芸能界に入る前だったので、まさか“花男”の新章に自分が携われるなんて夢にも思いませんでした。宝くじに当たった気分です!作品の世界観を大切にして西留めぐみちゃんをたくさんの人に愛していただけるよう心を込めて頑張りたいと思っていますので、ぜひみなさん「花晴れ」を楽しみに待っていてください!今田美桜(真矢愛莉役)小学生の頃、よく学校で話題になっていたのがドラマ「花より男子」でした。友だちとここのシーンがあそこのシーンがと盛り上がっていたことを思い出します。今回その10年後の「花のち晴れ」をみなさんと一緒に作れること、いまからすごく楽しみですし、私は原作を読んで真矢愛莉にすごく惹かれました。そんな愛莉を演じさせていただけることに喜びを感じています。大好きになった愛莉をみなさんにも大好きになってもらえるよう頑張ります。鈴木仁(成宮一茶役)出演が決まったときは、すごくうれしかったです。C5の一員としてこの作品に出演できることへの楽しみも感じました。ただその反面「花より男子」といういまでも見ていた人の記憶に残る作品の新章ということで緊張やプレッシャーを感じました。同世代の役者の方々と演じるにあたって、この作品を通して役と一緒に自分自身も成長していければと思ってます。一日一日を大切にし、この作品と向き合いたいと思います。成宮一茶、精一杯演じさせて頂きます。「花のち晴れ」楽しみに待っていてください。中田圭祐(栄美杉丸役)この作品への出演が決まった報告を受けたときは正直、信じられませんでした。そこから台本を頂き、じわりじわりと実感が湧いて来ました。とてもうれしかったです。前作は小学生のときに見ていないと友だちの会話に付いていけなくなるくらいでした。それから10年が経ち、“花男”の新章に出演できることは本当に夢のようです。この機会を大事にしたいと思います。自身初めての連続ドラマへのレギュラー出演ということで緊張、不安はありますが、素敵な作品になる様、精一杯貢献したいと思います!よろしくお願いします!!火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月より毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月17日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーでは、2月21日から3月6日まで「草間彌生版画展」が開催される。1950年代後半から70年代にニューヨークを中心に活躍し、「前衛の女王」と称された草間彌生。1960年代には水玉模様を身体に纏った「ハプニング」と呼ばれる大胆なパフォーマンスで一般世間からも注目を浴びる。1998年から1999年にかけては大回顧展がロサンゼルス・カウンティ美術館を皮切りに、ニューヨーク近代美術館、ウォーカーアートセンター、東京都現代美術館を巡回するなどし、今や日本を代表する現代アーティストの一人として世界的に評価されている。2017年10月1日には、自身の美術館「草間彌生美術館」も開館させた。「花 FLOWERS C」2005年 シルクスクリーン、ラメ、ed.50 61.2×51㎝本展では、オリジナル版画が一堂に集結。展示販売が行われる。【イベント情報】草間彌生版画展会期:2月21日~3月6日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(※最終日は18:00まで)
2018年02月14日ギンザ シックス(GINZA SIX)5階のアートギャラリー、アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)では「草間彌生と世界の現代アート作家展」を2月1日から14日まで開催する。アンディ・ウォーホル, Andy WarholCommittee 2000 1982年シルクスクリーン、額 76.35 x 50.95 cm戦後美術史に大きな足跡を残し続け、日本を代表する前衛現代アート作家となった草間彌生の作品を中心に、同時代からそれ以降に活躍した世界の著名な現代アート作家の作品を集め紹介。アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やデビッド・ホックニー(David Hockney)など、60年代に全盛期を迎えたポップアートや、それ以降ポップアートの影響を受け現れたミニマルアート、80〜90年代に活躍したジェフ・クーンズ(Jeff Koons)やジュリアン・オピー(Julian Opie)など様々な現代アートを展示する。【イベント情報】草間彌生と世界の現代アート作家展会期:2月1日〜2月14日会場:ギンザ シックス 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー
2018年02月02日特別展「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」が、長野・松本市美術館にて2018年3月3日(土)から7月22日(日)まで開催される。世界的芸術家・草間彌生世界的な芸術家の草間彌生が、生誕の地・松本で特別展を単独開催する。絵画、ソフト・スカルプチャー、映像、インスタレーション、野外彫刻、パフォーマンス、ファッション、小説など様々な表現形式で作品を生み出してきた草間彌生は、2017年には東京・国立新美術館で展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」を開催し52万人を動員。世界各地で行われる展覧会においても入場者数の記録を塗り替えるなど、国内外で不動の人気を誇る。約180点が集結する個展特別展「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」には約180点の作品が集結。モチーフの反復や、ビビッドな色使いによって、戦争で失われた青春、平和、愛、宇宙といった普遍的な意味を表現する作品の数々が登場する。入口には水玉強迫や南瓜のオブジェ展覧会は、美術館の入口にある草間彌生の《幻の華》と《松本から未来へ》から始まる。無料観覧スペースにもバルーン作品や水玉強迫、南瓜のオブジェなどが展示予定となっており、館内に足を踏み入れる前から草間が織りなす世界観を楽しむことができる。ブレイクの糸口となった無限の網シリーズ続く第1会場では、まずはじめに見る者を非日常の空間へと誘う近作のインスタレーション作品の数々が展示される。そこから一気に時代を遡り、1957年に渡米する以前の貴重な作品をはじめ、ニューヨークでブレイクのきっかけとなった無限の網シリーズやソフト・スカルプチャー、帰国後の活動の幕開けとなったコラージュ、網目や水玉の無限性、立体作品を目にすることができる。最新シリーズ、わが永遠の魂徐々に暗闇の空間へと導かれていくのが、第2会場。そこでは、光と鏡で無限性を表現した立体作品が深遠なる世界へと誘い込む。暗闇を抜けると、ひときわ明るい巨大空間が広がり、2009年から手がける最新シリーズ「わが永遠の魂」が並ぶ。すでに制作枚数が550枚を超えたというこのシリーズのうち、今回は約70点を展示予定。さらにその約半数が日本初公開作品で、中には世界初公開となる貴重な作品も目にすることができる。シリーズの中でも注目は、《落魄の墳墓、そして私の心の貧しさだけが全身を支配しているのだ》。草間彌生がデザインを担当した、二月大歌舞伎で行われる松本幸四郎ら親子三代の襲名披露興行の祝幕にあしらわれた作品の1つだ。日本初公開のミラールーム最後の空間に展示されるのは、中に入って鑑賞できるミラールーム《南瓜へのつきることのない愛のすべて》。日本初公開となるこの作品の中に無限に広がる光景はどんな世界なのか、期待が高まる。オリジナルグッズの販売も会期中は、展示で紹介する草間彌生作品などをあしらったグッズを扱うショップを特別に設置する。1月20日(土)から販売されている先行前売券とセットになっている「新・YAYOIちゃんプラッシュ」松本限定版が登場するほか、オリジナルグッズや関連書籍なども展開される。なお、今回の展覧会場の風景写真も収録した展覧会図録は、4月以降に販売される予定だ。【詳細】草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて会期:2018年3月3日(土)~7月22日(日)会場:松本市美術館住所:長野県松本市中央4-2-22休館日:月曜日 ※4月30日、5月7日、7月16日は開館開館時間:9:00~17:00※土曜日は19:00まで開館。3月3日(土)は21:00まで開館延長。※入場はいずれも閉館の30分前まで。観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)※()内は前売・20名以上団体料金※中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料プレイガイド:松本市美術館、セブンチケット、ローソンチケット、展覧会ホームページ、チケットぴあ、イープラス、CN プレイガイド、JTB、チケットスター※前売券販売期間(先行販売を除く): 2月1日(木)~3月2日(金)※3月3日(土)以降は当日券のみ販売、団体券は松本市美術館のみ取扱い■「新・YAYOIちゃんプラッシュ」付き先行前売券 2,200円(税込)販売期間:2018年1月20日(土)~3月2日(金) ※売り切れ次第終了※セブンチケット、ローソンチケット限定※プレイガイド購入時に観覧券とプラッシュ引換券を発券。プラッシュは展覧会会期中に松本市美術館総合窓口にて引き換え。※新・YAYOI ちゃんプラッシュ(松本限定)は会場でも販売予定となっているが、生産数に限りあり。確実な入手を希望する場合はセット前売券の購入推奨。 【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2018年01月20日芸術家の草間彌生が生誕の地、長野県・松本にある松本市美術館にて「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」を、3月3日から7月22日まで開催する。草間 彌生©YAYOI KUSAMA同展は松本市の市政施行110周年と、松本市美術館の開館15周年を記念し特別単独開催が決定したもの。草間彌生はこれまで開館記念展から始まり、2005年「草間彌生の魂のおきどころ」、2012年の「草間彌生 永遠の永遠の永遠」と松本市美術館にて3本の展覧会を開催してきた。幻覚体験の恐怖から逃れるために無我夢中で描き続けた草間彌生は、世界の芸術家としての地位を掴み取り、世界各地で行われる草間彌生の展覧会は入場者数の記録を塗り替えている。なぜ草間彌生は世界の人々に、かくも熱狂的に迎え入れられるようになったのか。戦争で失われた青春、平和。そして、愛。草間が芸術を通じて語るのは、人間にとってもっとも普遍的、かつ大切なメッセージでもある。《大いなる巨大な南瓜》2012年時の展示風景より©YAYOI KUSAMA1月20日より先行前売り券(税込2,200円)の販売がスタート。国立新美術館で開催された展覧会「草間彌生わが永遠の魂」で限定販売され、会期終了を待たずに売り切れるほど大好評だったキーホルダーの新バージョン「新・YAYOIちゃんプラッシュ」がセットになっている。「新・YAYOIちゃんプラッシュ」付き先行前売り券の取り扱いはセブンチケット、ローソンチケット限定にて3月2日まで販売、売り切れ次第終了。なお、一般前売り券は2月1日から販売開始する。【イベント情報】草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて会期:3月3日〜7月22日会場:松本市美術館住所:長野県松本市中央4-2-22時間:9:00〜17:00(土曜日は19:00まで、3月3日は21:00まで、入館はいずれも閉館の30分前まで)料金:一般1,200円 大学生・高校生800円(中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料)休館日:月曜日(ただし4月30日、5月7日、7月16日は開館)
2018年01月18日とことん草間ワールド! 日本を代表する新アートスポット誕生どこまでも果てしなく増殖する水玉、ビビッドなカラー…壮大な独自の芸術で世界を席巻する前衛芸術家・草間彌生。彼女の作品が結集した「草間彌生美術館」が、満を持して東京・牛込に誕生しました。開館を記念した特別展「想像は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」が、2017年10月1日(日)から2018年2月25日(日)まで開催中です。本展は最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に、選りすぐりの代表作から最新作品までを展示した美術館のこけら落とし展。限られたスペースで安全で快適に作品を楽しむために、入場は完全予約制(1日4回入れ替え)となっています。とことん草間ワールドを体感できる本美術館は、芸術ファンはもちろん、パワーや情熱を感じたい人々にぴったりの新アートスポット。記念すべき特別展で注目したい作品の一部をご紹介します。生命賛歌を謳い続けて 《愛はとこしえ》フリーハンドで描いたドローイングを版画にした連作50点「愛はとこしえ」シリーズ。本展ではうち27点をぐるりと取り囲むように展示しました。線や水玉、紋様の反復や集積といった草間ワールドを代表するモチーフをはじめ、宇宙人のような摩訶不思議なキャラクターも登場します。作品を通してずっと「愛」について表現し続ける草間の情熱が、部屋いっぱいに溢れています。草間彌生の集大成がここに 《わが永遠の魂》2009年から制作をはじめ、今もなお新作が発表し続けられている「わが永遠の魂」シリーズ。1日1点か2日1点という驚異的な速さで制作が進む本シリーズから、選りすぐりの16点が展示されています。まるで色彩が爆発しているかのよう。アクリル絵の具で描かれた“草間ワールド”は、まさに彼女の集大成。芸術家としての飽くなき挑戦と創造の闘いを全身で感じられるはずです。いつの間にか作品の一部に… 《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでいく》体感型インスタレーション「ミラールーム」は草間の代表的な表現方法のひとつ。無限に増殖するモチーフを体感することのできる最新作《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでいく》が登場しました。本作はオレンジ色に瞬くかぼちゃが、闇にどこまでも広がっていく世界を表現したインスタレーション作品。鑑賞者と作品の境界線をなくしてしまうような、そこはかとないエネルギーと不思議な力が詰まった空間がありました。文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:草間彌生美術館開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」催行期間:2017年10月01日 〜 2018年02月25日住所:東京都新宿区弁天町107電話番号:(03) 5273 1778 (開館日の11:00~17:00)
2017年10月20日大人気のアーティスト、草間彌生さんの個人美術館が東京・新宿に新しくオープンしました。草間さんの世界にひたれる空間ってどんな感じなのでしょう?プレスプレビューを取材してきましたので、レポートします!開館記念展スタート!【女子的アートナビ】vol. 8710月1日に開館した草間彌生美術館では、年に2回のペースで展覧会を開催。草間さんのさまざまなアートを毎年楽しめるようになっています。こけら落としとなる開館記念展『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』では、最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に構成。今展のために作られたというインスタレーション作品も展示されています。まずは、外観からご紹介。真っ白な建物が美術館です。場所は新宿区弁天町の住宅街。最寄り駅は、都営地下鉄大江戸線の「牛込柳町」駅ですが、東京メトロ東西線の「早稲田」駅からも行くことができます。こちらは入り口付近の写真。1階のガラス部分には、草間さんの水玉模様がデザインされています。細長い美術館で、中に入るとワンフロアは比較的コンパクト。展示室には階段で上がっていきます。まずはモノクロの世界へ!最初の展示室では、モノクロの連作「愛はとこしえ」シリーズの27点を見ることができます。これらの作品は、2007年から3年間で描いたドローイングを版画にした連作。黒のマーカーペンを使いフリーハンドで描いた画面には、おなじみの水玉模様をはじめ、抽象的な形が繰り返し出てきたり、細かい線がびっしりと描かれていたりして、モノクロの草間ワールドを楽しめます。3階はとってもカラフル!続いて3階の展示室に行くと、一転して鮮やかな世界が広がっています。こちらは2009年から手がけ、現在も制作を続けられている大型の連作「わが永遠の魂」シリーズ16点。1日に1点(または2日に1点)という早いペースで描かれている同シリーズは、すでに530点を超えています。2017年の春に開催された『草間彌生展―わが永遠の魂』でご覧になった人も多いと思いますが、今回の展覧会では同シリーズ最新作を初公開。新しい作品を見られるなんて、個人美術館ならではの魅力です。2分間のかぼちゃ体験♪次は4階へ。扉しか見えませんが、この部屋の中にミラールームの最新作《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく》があるとのこと。まずは扉の前でスタッフの方から鑑賞について次のような説明を受けます。・入れ替え制で入場する・2分間限定で鑑賞する・展示物には手を触れないそして順番に数名ずつ中に入ると、スタッフが扉を閉めてストップウォッチで2分計測。時間になると扉を開ける……という手順です。閉じ込められる感があってちょっとドキドキ。こちらが展示室内の写真。密室の中に無数の水玉かぼちゃが鎮座しています。鏡の反射や照明の効果でかぼちゃがどんどん増殖していくように見えて、ちょっと怖い感じ……。体感型のインスタレーションであるミラールームは、草間さんの代表的な作品シリーズのひとつ。これまで松本市美術館などいくつかの場所で違うパターンのミラールームを体験したことがありますが、私的には今回のかぼちゃが一番インパクト大でした。最後の5階は資料閲覧スペース。そこから続く屋上ギャラリーでは新作の巨大かぼちゃ作品《Starry Pumpkin》を見ることができます。トイレも必見!展示作品のほかに、ぜひ見ていただきたいのがエレベーターとトイレ。どちらにも赤い水玉がいっぱいデザインされていて、小さなミラールーム状態になっています。特にトイレは自分ひとりで贅沢に草間ワールドを体感できるので超オススメです(でもトイレの数が少ないので、あまり長居しすぎないようにしてくださいね)。最後は1階のショップでお土産もチェック。美術館限定のクッキーや水玉グッズなど記念に買って帰りましょう。なお、この美術館は日時指定の予約・定員制となっています。詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。Information会期:~2018年2月25日(日)※開館日は木・金・土・日曜および国民の祝日(月~水、12月25日〜1月17日は休館)時間:11:00〜17:00※1日4回(各回定員50人・90分の入れ替え制)のチケット事前購入制①11:00〜12:30(11:30までに入場)、②12:30〜14:00(13:00までに入場)、③14:00〜15:30 (14:30までに入場)、④15:30〜17:00(16:00までに入場)会場:草間彌生美術館料金:一般 1000円 / 小中高生 600円
2017年10月13日草間彌生美術館が、2017年10月1日(日)に開館。草間彌生の主要作品から最新作まで紹介する美術館が誕生草間彌生美術館は、前衛芸術家・草間彌生の作品や関連資料の展示、講演会、イベントなどを通して、草間彌生の芸術や、そのメッセージを広く伝えることを目的として設立された。コレクションは、年2回の展覧会形式で紹介。過去の主要作品はもちろん、第二の黄金期と言えるほど活発な制作活動を行っている草間彌生の、完成したばかりの作品も展示される。また、随時開催されるイベントでは、館長や外部講師によるギャラリートークや、子供向けの美術館探検ツアーといったプログラムが予定されている。新宿区の閑静な住宅街に出現した美術館は、地下1階から地上5階までの6フロア。その膨大なコレクションを紹介するため、ギャラリースペースは4フロアにもわたる。そのほか、1階にはショップが、5階には資料を閲覧できるブラウジングスペースが設けられている。開館記念展覧会「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」記念すべき最初の展覧会は、「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」というタイトルで、2017年10月1日(日)から2018年2月25日(日)まで開催。最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に、開館のために制作された最新のインスタレーション作品や、新作のかぼちゃ立体作品といった、近作が披露される。チケットは日時指定の予約・定員制なお、快適な鑑賞体験を提供するため、美術館は日時指定の予約・定員制となっている。2017年10月と11月分のチケットは完売している。12月分のチケットは、2017年10月1日(日)より発売開始となる。詳細草間彌生美術館開館日:2017年10月1日(日)住所:東京都新宿区弁天町107アクセス:地下鉄「早稲田」駅より徒歩約7分営業日:木曜・金曜・土曜・日曜日、および国民の祝日営業時間:11:00~17:00※1日4回(11:00/12:30/14:00/15:30各回入れ替え制)のチケット事前購入制 ※各回90分、定員50名。チケット:美術館公式webサイトからのオンライン事前購入制。毎月1日10:00に翌々月のチケットを発売。来館日前日の23:59まで購入可能。URL:■開館記念展概要草間彌生美術館開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」開催期間:2017年10月1日(日)~2018年2月25日(日) ※12月25日(月)~1月17日(水)は冬季休館観覧料:一般 1,000円/小中高生 600円 ※未就学児は無料
2017年10月03日前衛芸術家として世界的にその名を知られる草間彌生の美術館(東京都新宿区弁天町107)が10月1日に開館を迎える。入館チケットは日時指定の予約・定員制、1日4回各90分入れ替えの事前購入制となっているが、人気の高さゆえ2ヶ月先まで予約がいっぱいだという。こけら落としとなる開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」では、最新作の「わが永遠の魂」を中心に、モノクロドローイングシリーズや新作のかぼちゃ立体作品なども展示される。一般公開に先駆けて9月26日に行われたプレス内覧会では、草間彌生氏本人が会場を訪れ、「私の終生の念願であった草間彌生美術館を建て、みなさまに作品を見ていただきたいという心からの希望が達せられました。これは私の生涯における最大の感激であります。(中略)あなたたちの志によって私を鼓舞していただきたい。その強い願いをあなたたちに伝えたいと思い、この美術館を建てました。私の愛する美術館を、ぜひあなたも最大の愛をもって一生愛していただきたいと思っております」と開館への想いを語った。外苑東通り沿いに面した草間彌生美術館は、地上5階、地下1階建ての建物で、白い水玉模様があしらわれた壁が目印となっている。1階のエントランスを抜けて階段を上ると、2階の壁一面には、モノクロドローイングのシリーズ「愛はとこしえ」27点が展示され、さらに3階に上がると、2009年から現在も描き続けられている大型の絵画連作「わが永遠の魂」16点が現れる。今年描き上げられたばかりの「私の悲しみの青春の死が足音を立ててやってくるのだ」、「私の愛の億万のきらめきをあなたにあげたい」も展示され、モノクロ世界の2階から一変して、鮮やかで濃密な彩りの世界に引き込まれる。螺旋階段を上り4階へ着くと、初公開のミラールーム「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」が待っている。暗闇の中に浮かぶ無限のかぼちゃを見つめていると、心地よい“没入感”に浸れるだろう。「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」屋上には、金やピンクのタイルで飾られた立体作品「Starry Pumpkin」が展示され、新宿の街が一望できる見晴らしのよい場所で、草間作品を鑑賞することができる。階段に面したガラス窓から自然光が豊かに降り注ぐように設計された展示室や、エレベーターやトイレの中などいたるところに水玉模様があしらわれている点もポイントだ。エントランス横にあるミュージアムショップも、美術館限定のクッキーやハンカチなどが販売されているのでお見逃しなく。「Starry Pumpkin」【展覧情報】草間彌生美術館開館記念展創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき会期:10月1日~2018年2月25日会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町107時間:11:00~17:00(入れ替え制)休館日:月・火・水曜日(祝日は除く)、12月25日~2018年1月17日入場料:一般 税込1,000円、小中高生 税込600円、未就学児無料チケットはWEB SITE()で購入可能
2017年09月26日構音障害とは?出典 : 人は、下顎(したあご)・舌・唇・軟口蓋(なんこうがい)などを動かし、声の通る道の形を変えることで話しことばを生み出します。この、話しことばを生み出す過程を「構音」と言います。「構音」は、一般的には「発音」と呼ばれています。ことばの発達は、一定の決まった順序でおおむね進んでいきます。同様に、構音の発達にも順序性があり、年齢に応じた発達段階があります。以下、発音を獲得する年齢のおおまかな目安です。2~3歳代:ア・イ・ウ・エ・オ、タ・テ・ト、パ行、マ行、ヤ行、ン3~4歳代:カ行、ガ行、ナ行、チ、チャ行、ダ・デ・ド、ハ行、ワ4~6歳代:サ行、ザ行、ツ、バ行、ラ行出典 : 「構音障害」とは、同じ発達年齢の人が正しく発音できる音を習慣的に誤って発音している状態を指します。もちろん、幼い子どもたちはうまく発音できないことばがあります。周囲のお子さんと比べて多少不明瞭な発音があっても、身近な人とであればコミュニケーションを図ることができている場合「問題はない」と思われることもあるでしょう。ですが、その発音がうまくいかない背景に、発音に関わる器官や発達を支えるものに何らかの課題が隠れている可能性があります。また、成長するとともに、発音がうまくいかないことで地域や集団におけるコミュニケーションや学習に支障をきたしてしまったり、自信を無くしてしまったりすることがあります。発音の誤りや不明瞭さの原因は一人ひとり異なるため、背景を丁寧に探る必要があります。そして、適切なアドバイスや治療、指導を受けることで改善する可能性が広がります。そのため、早期に専門機関に相談し、専門家のサポートを受けることが大切になってくるのです。「構音障害」は発達障害や知的発達の遅れなどを合併している場合もありますが、本記事では合併の場合を除いた純粋な構音障害について述べていきます。構音障害の原因による分類出典 : 構音障害には、原因が特定できる場合と、そうでない場合があります。特に子どもの構音障害の場合、様々な要因が重なり合っていることが多くあります。◇器質性構音障害生まれつき、あるいは事故や病気など後天的な理由により、唇・舌・口蓋(こうがい)・顔面などの形に問題があり、うまく発音ができない場合をいいます。・口蓋裂・口唇裂・口唇口蓋裂先天性異常のひとつで、日本では500人~600人に1人の頻度で発現します。口蓋とは口腔内の上の部分、口唇とはくちびるをさします。乳幼児から就学時までの期間中に何度か手術を施し、同時にことばの指導を行うことで、現在では80%以上が正常構音を獲得できると言われています。・舌小帯(ぜっしょうたい)短縮症先天性異常のひとつで、口腔底から舌の下面へ走っている小帯(舌の裏側のスジ)が舌の先に近く付着していて、舌の動かしづらさがある状態です。保険適応で手術や訓練をすることができ、多くの場合、正常構音を確立できると言われています。出典:「口蓋裂・構音障害」日本聴能言語士協会講習会実行委員会(共同医書出版社)・その他の器質性構音障害器質性構音障害には、鼻咽腔閉鎖不全症や口腔腫瘍等による発語器官の切除後に生じるものなどもあります。◇運動性構音障害脳卒中や頭部外傷、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ジストニアなど、神経や筋に病変が生じることにより、話すことに必要な運動機能が障害される場合をいいます。構音障害だけではなく、声やリズム・速さ・アクセント・イントネーションの異常を併発することもあります。◇聴覚性構音障害聴覚の障害により、正しい構音を獲得することが難しい場合を、聴覚性構音障害という場合があります。器質性構音障害には、鼻咽腔閉鎖不全症や口腔腫瘍等による発語器官の切除後に生じるものなどもあります。参考:「口蓋裂・構音障害」日本聴能言語士協会講習会実行委員会(共同医書出版社)◇機能性構音障害構音にかかわる器官の形態、神経や筋、聴力に問題が見出されない、また、その他の疾患や障害が無いにもかかわらず構音に問題がある場合、機能性構音障害に分類されます。主に幼児期にみられます。自然治癒が望めない場合も、早期に指導・訓練を受けることで改善する可能性が広がります構音障害なのかな?と思ったら専門家に相談を出典 : 構音障害は、成長とともに自然に治る場合もありますが、気になる場合は園や学校の先生、子育て支援センターや児童発達支援センターなどの専門機関に相談してみましょう。言語聴覚士(ST)などの専門家に相談できる場合があります。また、言語聴覚士協会のホームページから言語聴覚士のいる施設を検索することができるので参考にしてください。参考:こども発達支援センター杉並区参考:(社)日本言語聴覚士協会ホームページ全国の施設検索医師などに、ことばの問題を相談することもできます。受診できる病院の科は以下の通りです。・小児科・耳鼻咽喉科・脳神経外科・神経内科・形成外科・リハビリテーション科・言語外来を設置している各科構音障害の原因は様々であり、医師や言語療法士などが相談や検査などを行い一人ひとりの背景を探り、それに応じた対処法がみつかることもあります。参考:国立特別支援教育総合研究所「子どものことばについて相談すると、一体どんなことを聞かれるんだろう」と不安に思う親御さんが多いと思います。気がかりなことやお子さんの様子をメモに書いておくなど、事前に準備しておくと良いかもしれません。ここでは例として、耳鼻科の言語外来で言語聴覚士が行う聞き取りや検査項目をあげます。1.生育歴などの聞き取りこれまでの育ちや現在の様子についてお聞きします。大きな病気やけがなどの有無、身体やことば・発音の発達はどのようであったか、現在のお喋りやコミュニケーションの様子、本人の自覚などと合わせて、親御さんが心配していること・気がかりなこともお聞きします。2.構音検査お子さんの構音の状態を捉えるために、検査を行います。3.その他の検査・聴力検査:聴力に問題はないか・構音にかかわる器官の形態や運動をみる検査:鼻・唇・舌・歯・顎・喉などの形や動きをみる・言語発達の検査:ことば・コミュニケーション発達の検査、発達検査や知能検査の言語性課題など上記のような、構音検査以外の検査も行われます。4.鑑別診断構音障害といえるのかどうか、また、他の疾患や障害(知的障害・ことばの遅れ・聴覚障害など)の有無を判断します。以上のような聞き取りや検査を行うことで背景や原因を探り、その後の対応を見極めます。参考:「新版構音検査」参考:「子どもの発音とことばのハンドブック」山崎祥子/著(芽ばえ社)構音障害かなと思ったら、アドバイスはどこでもらえるの?言語聴覚士とは?出典 : ことばや構音については、診断の有無にかかわらず、言語聴覚士(ST)と呼ばれる専門家からアドバイスや指導を受けることができます。言語聴覚士は、一人ひとりに合わせたやり方で、ことばや構音の育ちをサポートしてくれます。家庭での接し方や、本人の気持ちを尊重しながら楽しくできる練習方法へのアドバイスも期待できます。発達ナビの以下のリンクを参考になさってください。言語聴覚士がいる施設出典 : ◇公的機関のサービス・教育・療育施設子どもの場合、「ことばの教室」などと呼ばれる小学校などの通級指導教室や特別支援学級、特別支援学校、児童発達支援などの療育機関などで言語療法を受けられる場合もあります。園や学校に相談するか、自治体に問い合わせましょう。健診や就学前健診で個別に相談できる場合もあるようです。その後、面談や審査など、所定の手続きに従います。地域によっても制度が異なりますので、お住まいの自治体に問い合わせましょう。・医療機関主治医の指示により言語聴覚士のアドバイスや指導を受ける際、健康保険が適用される場合があります。医療機関に問い合わせてみましょう。・福祉施設施設・地域によって異なりますので、各施設や自治体の定める手続きをとります。大人の構音障害の場合、訪問リハビリテーションなど介護保険の適用になる場合もありますので、福祉窓口、ケースワーカーや民生委員に相談してもよいでしょう。◇民間の教室などことばに関する指導を行う民間の教室です。利用する場合は、施設に直接申し込みを行います。発音を育てるために家庭でできること出典 : 家庭での生活や遊びのなかで、お子さんの様子を観察し、楽しく練習する機会を作りましょう。◇構音器官をどのように使っているか構音に関わる器官は、ことばを話す以外にも使われています。例えば・息を吸う、吐く・息を吹きかける・口を開ける、閉じる・噛む・なめる・のみこむなどがあげられます。これらの様子を観察してみましょう。周囲のお子さんと比べてうまくいかない、力が入らない、あるいはどこかに力が入りすぎる場合は、その様子を記録しておくと良いでしょう。口を閉じる練習・いろいろなものを噛む練習・息を長く吹く練習などが有効な場合と、余計な力を取り除くためまずはリラクゼーションの練習が必要な場合とがあります。お子さんによって取り組むと良い動作が違うため、これまでの記録とともに専門家に相談し、アドバイスをもらいましょう。◇音への意識を高める、聴く力を育てる遊びを通じて、音に注目する力、音に耳を傾ける力を育てましょう。・しりとりしりとりは効果的なあそびです。ルールの理解が難しい場合は、絵や写真、ひらがなやマス目などを手がかりとして見せながら、無理ない範囲で一緒にやってみましょう。「さかな」「なす」「すいか」「からす」などの絵カードや文字カードを用意します。カードを指しながら「さかな」と言った後、「な・な・な…」と言いながら次に続くカードを探すのも良い方法です。・かるたかるたも、音への意識を高める遊びです。正しい札を選んだあとに、1文字ずつ指をさしながら一緒にゆっくりと文章を読んでみるのも良いかもしれません。・じゃんけんすごろくサイコロの代わりにじゃんけんを使ってすごろくをします。グーで勝ったなら「ぐ・り・こ」、チョキなら「ち・よ・こ・れ・い・と」、パーなら「ぱ・い・な・つ・ぷ・る」と言いながら1文字ずつ進みます。大きな紙にスタートとゴールを描き、その間をマス目でつないだすごろくを親子でするのも良いでしょう。階段を使って、勝った人が出した手に応じて1段ずつ進むゲームもあります。◇コミュニケーション手段の確保構音の獲得や改善に効果的な方法を探る一方で、「自分の思いを伝える」という機会を確保することも大切です。話しことばに限らず、表情や視線、ジェスチャーや指さし、写真や絵、文字や記号などあらゆる手段を使って伝えたい思いを相手に伝える経験を積み重ねることは、コミュニケーションの力を育むうえで不可欠です。まとめ出典 : 構音を獲得するまでには、様々なステップがあります。お子さんの構音の育ちにつまずきがあると感じられる場合、言語聴覚士など専門家にアドバイスや支援を得ることが近道といえます。周囲よりも構音の育ちが遅いと、親御さんもお子さんも焦りや苛立ちを感じるかもしれません。「それは違うでしょ!○○って言いなさい」と指摘し言い直させてしまうこともあるかもしれませんが、それだけでは喋ることそのものを嫌いにさせてしまう可能性があります。上手に発音することだけではなく、様々な人と関わりコミュニケーションすることが楽しいと感じられるような工夫も取り入れながら、成長を応援する姿勢も大切かもしれません。専門家と相談しながら、実践できる方法を探り、取り組んでみましょう。参考:「子どもの発音とことばのハンドブック」山崎祥子/著(芽ばえ社)参考:井出歯科医院
2017年03月24日子役の谷花音、お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンが22日、都内で行われた「ウエディングパーク「2017年最新ウエディングトレンド&新Brand Movie」発表会に出席した。日本最大級の結婚式場口コミサイトを運営するウエディングパーク主催の同発表会では、2017年最新ウエディングトレントを発表するとともに、トレンドを反映させた新Brand Movieをお披露目。その発表会に、人気子役の谷花音が初めてのウエディングドレス姿で登場し、2015年に結婚式を挙げたじゅんいちダビッドソンとトークショーを行った。本格的なウエディングドレスを着るのは初めてだという谷は「こんなに早くウエディングドレスを着れるとは思わなかったので、今はうれしい気持ちでいっぱいです。メイクも大人っぽくしてもらいました」と満足げで「前からウエディングドレスを着てみたかったので、今回着てみて結婚式を挙げたいという憧れが強まりました」と笑顔。フォトセッションでは、人生初のファーストバイトをじゅんいちダビッドソンと行い、「結婚式で花嫁さんがやっているところを見てやりたいと思ったので、今日実際にできてすごく楽しかったです」と感想を語った。また、自身の結婚観について谷は「自分のやりたいことをやってから結婚をしたいです。25歳から30歳の間に。でも運命の人と出会わなかったら無理やりするのではなく、じっくりじっくり探していきたいです。芸人さんはアリですね。一緒にお話をしていて面白そうですから」と回答する谷に、じゅんいちダビッドソンは「ごめんな。俺結婚しているから」と笑わせて「まずはしっかりとご飯を食べていい大人になり、その後にいい人を見つけたらと思いますよ」とアドバイスした。じゅんいちダビッドソンがモノマネをしている本田圭佑選手は、3月23日から再開されるワールドカップ・アジア予選の日本代表に選出されて議論を呼んだが、「そ批判を打ち消すぐらい、僕がもっとモノマネをしないと」と自分に原因があると言わんばかり。続けて「代表戦はもちろん勝って欲しいんですが、今夏には恐らく移籍すると思うので、ぜひウチに移籍して一緒にM-1に出たいと思います」とエールを送っていた。
2017年03月22日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーにて3月15日から21日まで「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」が開催される。同展では、キャンベルスープ缶に代表される日用品や、有名人をモチーフとした作品を数多く手掛けてきたアンディ・ウォーホルの「MICKEY MOUSE from MYTHS」や、村上隆の作品で最も知名度の高いキャラクターDOB君がオフセット作品に描かれている「そして、そしてそしてそしてそして。黄色い世界」、ロックを愛し少女を多く描く奈良美智の「Guitar girl」など、現代でも人気の衰えないポップアーティストを中心にアーティストの版画作品が約30点展示される。【イベント詳細】「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」会期:3月15日~21日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(3月21日のみ18:00まで)
2017年03月12日“水玉の女王”として知られ、世界中で高い評価を受けてきた前衛芸術家・草間彌生の70年にわたる芸術活動の全容が紹介される展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」がついに開幕(国立新美術館にて5月22日まで)。2月21日に開催された内覧会は拍手と歓声に両手を振って応える草間に、報道陣たちから「カワイイ!」と声が上がった。 「草間さんは心がとてもピュアで、乙女のようにあどけないところもある方ですから(笑)」 そう語るのは、展覧会の監修を担当した同美術館副館長・南雄介氏。草間との出会いは25年前に遡るが、チャーミングな人柄に加え、大きく見開いた目の印象は当時と変わらないという。 「講演会をしていただいたことがあるんですが、昔のヌードパフォーマンスの写真を見せながら、『本当にキレイだったのよ』っておっしゃるなど、とても楽しいお話でした(笑)。いつまでも乙女チックな気持ちを持ち続けていらっしゃる方ですね」 東京では13年ぶりとなる展覧会は、彼女の創作の軌跡をたどる。その3つの軌跡を南氏が解説してくれた。 【1】創作活動初期 松本の旧家に生まれ、幼少のころから絵を描くことが好きだったが、封建的な考えを持つ母から絵描きになることを強く反対された草間。幻覚や幻聴に悩まされながらも絵画の勉強を続け、’52年に最初の個展を開く。 「京都で日本画を学び、動植物、天体などモチーフは多岐にわたります。10歳のころに描いた母の肖像画には、その後生涯のテーマとなる水玉がすでに見られます」 【2】ニューヨーク時代 美術界の師弟関係などの因習や女性であることの偏見から逃れたい一心で、28歳のときに渡米。 「無限の網目で空間を埋め尽くす『ネット・ペインティング』(無限の網)で、ミニマル・アートの先駆けとして評価され、布を用いた柔らかい彫刻『ソフト・スカルプチュア』、『ハプニング』と称される屋外でのヌード・デモや乱交をテーマにしたパフォーマンスを披露。ベトナム戦争に対する愛と平和のメッセージを発信するなど、時代の先端を走りました」 【3】東京時代 心身の不調を訴えるようになった草間は、’73年に帰国。東京で入院生活を送りながらコラージュや版画を数多く制作する。アメリカ生活で公私ともに支え合う存在だった美術家ジョゼフ・コーネルや実父の死が当時の作風に大きな影響を与えたとも。 「小説や詩などの執筆も始め、それまで造形芸術で表現してきたテーマが言葉を伴うことで観客のイメージを喚起しやすくなったと言えます。’89年にニューヨークで回顧展が開催されたのをきっかけに、世界的に草間芸術の再評価が始まり、現代の現代アートの世界的巨匠としての地位を確立させます」 また、展覧会では軌跡をたどると同時に、’09年から取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した132点を一挙に日本初公開。 「草間さんの作品の魅力は、ものすごく大胆なところです。斬新で独創性に富み、社会通念とか美術の世界の約束事みたいなのを軽々と超えてしまう。アウトサイダーとして孤独に歩みながらも、常に現代アートの先駆であり続けています。『200歳まで生きても描きたいものが途切れない』とよくおっしゃいますが、その創作意欲たるや、人生の全てを芸術に捧げていると言ってもけっして過言でないでしょうね」(南氏)
2017年03月05日日本を代表する芸術家・草間彌生の集大成とも言える展覧会「草間彌生わが永遠の魂」が、2月22日より、東京・国立新美術館で開催されている。「草間彌生わが永遠の魂」チケット情報昨年2016年には米タイム誌が「世界で最も影響力のある100人」に選出、また同年には文化勲章を授与されるなど、話題の絶えることのない草間の生命力にあふれた世界を体感することのできる、またとない機会となる。入場して早々に目前に広がる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」には度肝を抜かれるとともに、豊かなバリエーションと色彩美に心奪わてしまう。これらは2009年から現在まで意欲的に制作に取り組み続けている作品群。本シリーズを中心に据え、草間彌生70年間にわたる芸術家活動の集大成として、計132作品が日本初公開された。また、松本に暮らした時代、1950年代に単身渡米した時代、帰国した1970年代以降など、それぞれの時代に残してきた作品群からは、絵画に限らず、彫刻、映像、小説、詩など様々な手法を用いながら、普遍的なテーマを表現し続けてきたことを伺い知ることができる。さらには、誰もが知る大きなカボチャや、美術館の周囲を囲む木々を水玉でアレンジした作品などが会場外にも展示。スマホ撮影可能なエリアなども含めて様々な角度でたっぷりとその魅力を味わうことができる。今回の展覧会開催に寄せ、草間氏は「芸術の創造は孤高の営みだ」「私は前衛芸術家として宇宙の果てまでも戦いたい。倒れてしまうまで」とメッセージを寄せている。本展覧会は5月22日(月)まで。
2017年02月22日前衛芸術家、草間彌生の大回顧展「草間彌生 わが永遠の魂」が2月22日から5月22日まで、東京・六本木の国立新美術館で始まる。一般公開を前に開かれたプレス内覧会では、同展のキュレーターを務める南雄介氏による作品解説と、草間氏とのフォトセッションが執り行われた。大勢の取材陣が詰め掛ける中、草間氏は車いすで登場し、壁一面に展示されている連作「わが永遠の魂」をバックに両手で手を振りながら笑顔で撮影に応じた。国立新美術館開館10周年企画として開催される「草間彌生 わが永遠の魂」展は、草間彌生の芸術活動を総括するに相応しい大規模な展覧会で、およそ270点にも及ぶ作品が公開される。直島に展示されているものと同じタイプの、あの黄色い巨大な「南瓜」や、作家蔵の「生命の輝きに満ちて」など、草間彌生のすべてに出会える貴重な機会だ。本展の見どころについて、キュレーターの南氏は展示室を丸ごと使って展示した「わが永遠の魂」をあげる。2009年の制作開始以来、休むことなく制作に取り組んでいる同作品群は現在520点まで完成しているようだ。1点あたり162×162cmにもなる大作を、87歳の草間氏は2~3日に1点のペースで仕上げるというから驚きだ。水玉や網目、鮮やかな色彩があふれる「わが永遠の魂」に囲まれると、草間彌生が見ている景色を体感できると同時に、彼女が芸術へと注ぐエネルギーの大きさに圧倒されるだろう。同展は、大作「わが永遠の魂」に始まり、生まれ育った松本で描かれた初期作品から、渡米後にミニマルアートの先駆けとして注目されたネット・ペインティングやソフト・スカルプチュア作品、パフォーマンス映像の他、帰国後に制作されたコラージュ作品群に至るまで、余すところなく“草間ワールド”が体感できる構成となっている。草間彌生は、幼い頃より重い神経症に悩まされ、恐怖や自殺への衝動を抑えるために絵を描き始めたという。「自分を生み出してくれた宇宙への畏敬の念を絵の中に込めたい」と語る彼女の言葉からは、膨大な水玉のたったひとつの点に込められた“強い意志”が感じられた。屋外では参加型インスタレーションの「オブリタレーションルーム」が楽しめる他、会場限定のオリジナルグッズも充実しているので、ファミリーで訪れてもいいだろう。【展覧会情報】「草間彌生 わが永遠の魂」場所:国立新美術館 企画展示室 1E会期:2017年2月22日~5月22日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円大学生1,200円高校生800円休館日:火曜日(5月2日は開館)
2017年02月22日国立新美術館で、「草間彌生 わが永遠の魂」が開催されます。期間は2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)。世界を舞台に活躍する前衛芸術家・草間彌生の魅力を、余すところなく伝える集大成となる展覧会です。気になる詳細を早速チェックしてみましょう!草間彌生の全貌に迫る展覧会が開催「わが永遠の魂」シリーズより《行こう、空の彼方へ》2014S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA国立新美術館開館10周年を記念した展覧会、「草間彌生 わが永遠の魂」が開催されます。期間は、2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)です。今や「日本が生み出した最も傑出したアーティスト」といっても過言ではない、前衛芸術家・草間彌生の全貌に迫る貴重な機会です。「わが永遠の魂」シリーズより《しのびがたい愛の行方》2014S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA今回の展覧会では、2009年から草間彌生が精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、一挙約130点が日本初公開されます。さらに、初期から現在に至る創作活動の全貌も総合的に紹介。過去最大規模の個展から目が離せません!要チェック!展覧会のみどころはココ●世界のKUSAMA、過去最大級の個展が東京で実現「世界で最も影響力のある100人」(2016年、米『タイム』誌)に日本人で唯一選出、「世界で最も人気のあるアーティスト」(2014年、英『アート・ニュースペーパー』紙)に選出されるなど、世界有数の実力と知名度を誇る草間彌生。テート・モダン(ロンドン)やポンピドゥ・センター(パリ)など世界に名だたる美術館での個展を成功させ、中南米やアジア、北欧でも大規模な個展を行うなど、多くの人々を魅了し続けています。国内で過去最大級の個展が、ついに東京で実現しました。●圧巻の最新作「わが永遠の魂」が一挙に初公開「わが永遠の魂」シリーズより《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》2010S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA草間彌生が2009年から意欲的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した約130点が一挙に公開されます。全作品が日本初公開とあって、これは見逃せません。●稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌を紹介《生命の輝きに満ちて》2011Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo/Singapore; Victoria MiroGallery, London; David Zwirner, New York©YAYOI KUSAMA国内での活動を経て、1957年に渡米、15年間にわたりニューヨークで活躍していた草間彌生。高い評価を得て、活動の場を東京へ移した後も、世界を舞台に活躍し続けています。代名詞ともいえる水玉をモティーフとした作品やネット・ペインティング、ソフト・スカルプチュア、無限の鏡の間など、多岐にわたる草間芸術の全貌が、初期から最新作まで、たっぷりと紹介されます。初期から最新作まで!出展作品の一部をご紹介●初期作品幼少の頃より絵を描くことが好きだった草間彌生は、京都市立美術工芸学校で日本画を学び、故郷の松本で創作活動を開始しました。1950年代に描かれた作品は、抽象的でありながら、動植物、人間、天体、都市など、多岐にわたるモティーフをテーマに、生命感と宇宙的な広がりを感じさせます。批評家・瀧口修造らに高く評価され、東京でも何度か個展を開催しました。●ニューヨーク時代《トラヴェリング・ライフ》1964151.0×82.0×高さ248.0cm京都国立近代美術館蔵©YAYOI KUSAMA 撮影:上野則宏日本での芸術活動に限界を感じた草間は、1957年に単身アメリカに渡り、翌年にはニューヨークに居を移します。草間が最初に高い評価を受けたのは、巨大なカンヴァスを小さな網目状のストロークで埋め尽くした、中心も際限もなく、構成を排除したモノクロームのネット・ペインティングでした。その後、男根状の突起を家具などにびっしり貼り付けたソフト・スカルプチュア、同一物の集積/反復によるアキュミュレイション、オブジェやイメージによって空間を埋め尽くすエンヴァイラメント(インスタレーション)、ハプニング(パフォーマンス)など、性や食品に対するオブセッション(強迫観念)を主題とした先駆的な作品を矢継ぎ早に発表し、注目を集めます。●東京時代《黄樹》1992フォーエバー現代美術館蔵162.0×390.0cm©YAYOI KUSAMA体調を崩し、1973年に帰国した草間は、東京で入院生活を送りながら活動を再開します。絵画や彫刻、インスタレーションにおいては、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモティーフを大胆に再解釈し、具象的なイメージと組み合わせた色彩豊かな作品が生み出されました。コラージュ、版画、小説や詩といった文学作品など、新しい分野にも挑戦します。性と死、無限の宇宙などの普遍的なテーマにもとづくこれら作品は、率直な表現によって新しい観客を獲得しました。コラボレーションやタイアップも数多くおこなわれ、草間の作品世界はますます広がりました。●巨大なかぼちゃ南瓜2007フォーエバー現代美術館蔵©YAYOI KUSAMAアートの島・直島のシンボルにもなっている、巨大なかぼちゃをモチーフにした作品も登場します。その大きさはなんと、高さ4.5m、幅5mのビッグサイズ!写真撮影もOKなので、フォトジェニックな1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。草間彌生ってどんな人?前衛芸術家でもあり、小説家でもある草間彌生。1929年に長野県松本市に生まれ、幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作していました。1957年に単身で渡米し、前衛芸術家としての地位を築きます。1973年活動拠点を東京に移し、1993年ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展を開催しました。2001年に朝日賞を受賞、2009年に文化功労者に表彰されます。また、2009年には「わが永遠の魂」シリーズの制作を開始。世界各国で巡回展を開催しています。2014年に、世界で最も人気のあるアーティスト(『アート・ニュースペーパー』紙)に、2016年には世界で最も影響力がある100人(『タイム』誌)に選ばれています。2016年には文化勲章も受章している、まさに日本を代表するアーティストです。開催概要名称:草間彌生 わが永遠の魂開催期間:2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)開催場所:国立新美術館企画展示室1E開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)※金曜日は20:00まで開館※4月29日(土)~5月7日(日)は毎日20:00まで開館問い合わせ:03-5777-8600公式サイト:
2017年02月11日日本を代表する前衛芸術家「草間彌生」の展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とX-girl(エックスガール)・X-LARGE(エクストララージ)によるコラボレーションコレクションが登場。さらに、ポーター(PORTER)、G-SHOCK(ジーショック)が参加したトリプルコラボレーションアイテムも。2017年2月10日(金)より発売される。草間彌生のアイコン「ドット柄」「INFINITY MIRRORED ROOM」をアウターやTシャツにX-girlとのコラボレーションでは、草間彌生のアイコン「ドット柄」を大胆にデザインしたコーチジャケットや、体験型アートの名作「INFINITY MIRRORED ROOM」の展示風景をそのまま全面にインクジェットプリントしたビッグサイズTシャツが登場する。コーチジャケットには、草間彌生のサインプリントも入っている。さらにX-LARGEとのコラボレーションでは、草間彌生が活動のコンセプトとして訴え続けているメッセージ「LOVE FOREVER( 愛はとこしえ)」のアイコニックなロゴをバックプリントに採用したコーチジャケットや、フード裏にドット柄プリントをあしらったフーディーが登場する。その他、草間彌生がモデルとなった1960年代の作品をバックに取り入れたTシャツも。ポーターのバッグ&G-SHOCKのウォッチも「ドット柄」にXgirlとXLARGEに加え、ポーターが参加したトリプルコラボレーションアイテムにも注目。同ブランドを代表する定番バッグ「2WAY HELMET BAG」などに、イエローやピンクの鮮やかなドット柄が全面にあしらわれた。中でもXLARGEとのタッグによるイエロードットの「2WAY BOSTON BAG 」や「WALLET」などは、ナイロンツイル生地にボンディング加工を施し、軽く柔らかい感触に仕上げた。裏地のカラーも表地の水玉に合わせイエローで統一されている。G-SHOCKが参加したトリプルコラボレーションウォッチは、定番モデル「DW-5600」をベースにフェイスとベルト部分にドット柄をデザイン。ELバックライトには「LOVE FOREVER」のメッセージが浮かび上がる。さらに、パッケージボックスにも水玉が全面にプリントされ、草間彌生のアートエッセンスが凝縮された特別ウォッチに仕上がっている。コラボを記念したムービー公開今回のコラボレーションを記念して、ミュージックビデオ「Timeless」を発表。映像作家・古谷蔵人による水玉をテーマにした独特の映像が、90年代生まれのガールズラップユニット「チェルミコ(chelmico)」の音楽とともに前衛的な世界を創り上げる。【詳細】展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とのコラボレーションコレクション発売日:2017年2月10日(金)※2017年2月9日(木)19:00よりcalifにて先行販売取り扱い:・XLARGE直営店、全国のXLARGE取り扱い店舗、ZOZOTOWN・X-girl直営店、全国のX-girl取り扱い店舗、ZOZOTOWN・ビーズインターナショナル オンラインショップ calif・国立新美術館・伊勢丹新宿本館2階=センターパーク/TOKYO解放区期間:2017年2月15日(水)〜27日(月)※2月21日(火)、2月28日(火)の2日間は店舗休業。住所:東京都新宿区新宿3-14-1・伊勢丹オンラインストア期間:2017年2月15日(水)〜・イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル12017年2月15日(水)〜28日(火)場所:羽田空港 国内線 第1旅客ターミナル2階 ゲートランウンジ(南)搭乗口10番付近価格帯:・コーチジャケット 20,000円+税・Tシャツ 6,000〜9,000円+税・ハット 5,000〜6,000円+税・バッグ 10,000〜60,000円+税・ウォッチ 18,000円+税【問い合わせ先】・XLARGE HARAJUKUTEL:03-3475-5696・X-girl storeTEL:03-5772-2020
2017年01月16日芸術家として唯一無二の存在感を発揮する草間彌生が、今年度の文化勲章を受章することが明らかとなり、草間さんから喜びのコメントが到着した。文化勲章は、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。今回の受章受けて草間さんは「このたびは文化勲章をいただくことになり、大変嬉しく思っております」と喜び、「今後もなお一層、自分の芸術を高めるために努力を惜しむことなく闘ってまいります」と意欲的なコメントを寄せている。そして今回の受章を記念して、草間さんのドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』が11月5日(土)より期間限定で上映されることも決定。2008年に公開された映画『≒草間彌生わたし大好き』は、未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間さんを、1年半もの間追い続けたドキュメンタリー作品。「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧きあがる草間芸術の真髄を、カメラはときには饒舌に記録し続ける。いままで観ることの叶わなかった、草間さんの創作活動と日常。自らを天才と自負する揺るぎ無き自信、作品に挑む時の凛とした精神の高み、日常の佇まいに見え隠れする人間味あふれる表情と仕草など、様々な草間ワールドが映し出される。『≒草間彌生 わたし大好き』は11月5日(土)~11月11日(金)アップリンク渋谷にて緊急上映。(cinemacafe.net)
2016年10月28日みなさんはテレビ番組やパーティーで使ったお花が、どういう運命を辿っているかご存知ですか?実は、たった1時間、1日だけで役目を終えた花は捨てられてしまうのです。その、捨てられてしまう花をドライフラワーに新しい価値を生み出すのが『SHY FLOWER PROJECT』。今回は、その廃棄花ドライフラワーで、とってもかわいいアロマストーンを作ってきました♡『SHY FLOWER PROJECT』って?テレビ番組やパーティー、イベントの装飾花。日本では、きれいなまま1日や1時間などで捨てられてしまう花が少なくないのが事実。まだ、花は元気なのに!!!“助けてと叫ぶ事のできない すべての花のために”2013年にはじまった「SHY FLOWER PROJECT」はそんな”廃棄花”をクリエイティブに再生し、価値を変えるアートプロジェクトなんです。このプロジェクトでは、花の救出から始まります。お花屋さん・結婚式場・企業の受付など、花を捨てなければならない場所から花を回収して救出!そして、救出した花をドライフラワーや押し花にして、長く再生し続けられるように加工をします。加工した花は作品として再生!!廃棄花は、アクセサリーやインテリアグッズとして、美しく生まれ変わるんですよ♡廃棄花ドライフラワーで、アロマストーンを作ってみよう!この日、新宿駅直結の商業施設「NEWoMan」で行われたワークショップは、『廃棄花ドライフラワーのアロマストーンづくり』。アロマストーンは、アロマオイルの香りを楽しむためのディフューザーで、素焼きの石や好みの形に成形した石膏を材料に使います。電気や水や火を使わず、アロマストーンとお好みのアロマオイルがあれば、すぐに使えるんですよ♪また、アロマオイル本来の香りがやさしく広がるのが、アロマストーンの特徴です♡香りが薄くなってしまっても、アロマオイルを垂らせば何度も使えるのもいいですよね。玄関やトイレ、クローゼットなどなど、どこにおいてもOKな、優れたディフューザーなんです。そんなアロマストーンと廃棄花のドライフラワーは、どちらも環境にやさしいもの。エコでいい香りが楽しめるって、とっても素敵だと思いませんか、、、?今回のアロマストーンづくりで用意されていたのは、・石膏・水・型・スプーン・つまようじ・ドライフラワーでした!石膏さえ手に入れれば、割と簡単に作れます♪どうやら100均の石粉粘土でもできるみたいです!用意されていたドライフラワーは、色とりどり♡どの色もかわいくて、何色をベースにするか悩みます。。。ビビッドピンクなローズがかわいい、ピンクセットを選びました♡ドライフラワーも決まったので、アロマストーンづくりスタート!!まず、紙コップに2cmぐらいの水を入れ、そこに石膏を入れる、入れる、入れる!石膏が水を吸うので、思った以上に入れられることにびっくり。コップのすみっこにも、石膏を入れて、ダマや石膏不足にならないようにします。しっかり石膏を入れられたら、スプーンでまぜまぜ。真っ白でさらさらな液体。おなかがすいていた私はおいしそうと思ってしまいました。(食べちゃダメですよ♡笑)混ざったら、型に石膏を流し込んでいきます。石膏の量はお好みで、とのことだったので、たくさん入れてみました。石膏が、ヨーグルト状にとろとろ〜となるまで、しばし放置。その間に、ドライフラワーのレイアウトを決めます。どの花を入れようかなーと思案中。石膏がヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていきます♪ポイントは、ドライフラワーの下の部分を水で濡らすこと。この一手間で、石膏とドライフラワーがしっかりとくっつくそうです。まずは、大ぶりなケイトウの花を配置しました。もこもこな姿が、なんとも愛らしいですよね♡途中の姿。さらにドライフラワーを乗せていきます♪完成♡発色のよいケイトウとローズを中心に、仕上げてみました。NEWoManのオープン時に飾られていたというかすみ草も乗せて。なんとも愛らしいアロマストーン♡←自己満足。高さがあるドライフラワーも使ったので、立体的になった気がします。ドライフラワーを乗せ終わったので、この子は一旦お休み。。。乾くまでそっとしておきます。続いて、もうひとつ作ります。次は、色水を使ってアロマストーンを作ることに。赤、青、緑とカラフルな色がある中、私が選んだのは黒。笑黒が好きなんです。。カラーサンプルもあったので、参考にしてみました。赤は石膏と混ぜるとサーモンピンクになるんですね!ちなみに、黒はグレーになります。私は、もう少し薄いグレーにしたかったので、水と黒い色水を半分ずつにして、薄めてみることにしました♪1つ目同様に、石膏を入れてよーくまぜまぜ。。。今度は四角い型に流し込みます。淡いグレーになって、色づくりは大成功☆ヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていく作業♪淡いグレーのアロマストーンに、ブルーの花をちりばめています。2つ目ともなると、コツをつかんできているのでどんどん進めていきます。細かな作業は、つまようじを使いながら慎重に、、、他のみなさんもとっても真剣!!カメラを無視して、ドライフラワーを配置しています。私もドライフラワーと戦って、できあがりました♡ロイヤルブルーの花びらと、さわやかな緑をのせてみました。じゃーーーん!達成感!!!ふわふわなねこじゃらしがかわいい♡←自己満足。ビビッドピンクとロイヤルブルー。なんとも私の好みがわかりやすい、アロマストーンになりました!最初に作ったアロマストーンは、石膏が固まってきてほのかに温かくなっていました。壊さないように、丁寧に型から外していきます。できたー!!!石膏もしっかりと固まり、ドライフラワーをがっちりと支えてくれています☆石膏部分は、つるっとしながらもしっとりとした触感でした。うれしくて、フォトジェニックな壁でぱちり。参加者全員のアロマストーン。それぞれ、個性がよく出てておもしろいです!実際にアロマオイルを振りかけてみると、とってもいい香り♡見た目もかわいくて環境にやさしい、廃棄花ドライフラワーのアロマストーンができました!おまけ。『SHY FLOWER PROJECT』の代表をご紹介。『SHY FLOWER PROJECT』の代表、古橋あや香さん。2人の男の子のママで、この日も次男「かんちゃん」と一緒にいました♡あや香さんは、本プロジェクトの代表をしつつ、cakesでコラムを書く、コラムニストでもあるんです。この日は、TBSの取材が来ていたので、終始ファンキーなメガネをつけてましたよ!廃棄花ドライフラワーで作った、ファンキーかわいいメガネ♡2つあるということは、もちろん。つけます。笑このメガネ、とってもかわいかった♡廃棄花ドライフラワーは、いろんなものに使えるんですね♪『SHY FLOWER PROJECT』は、年に数回ワークショップを開催しているそうです。みなさんもお時間があれば、廃棄花ドライフラワーに触れてみませんか?『SHY FLOWER PROJECT』Facebookページ『SHY FLOWER PROJECT』 WEBサイト◇・・◇・・◇・・◇・・◇・・◇筆者profile名前:anmitsu [あんみつ]愛知県出身、都内在住のLIMIA公式ライター。1985年生まれの乙女座、A型、左利き。電車とスキニーパンツをこよなく愛する5歳の息子といるおかげで、気がついたら鉄子の仲間入り。(1番好きな電車はラピート♡)好物はあまいものと辛いもの。どうぞよろしくお願いします!
2016年10月27日展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」が、2017年2月22日(水)から5月22日(月)までの間、国立新美術館で開催される。世界を舞台に活躍し続ける前衛芸術家・草間彌生。その創作活動は、絵画、彫刻、コラージュ、インスタレーション、映像、パフォーマンス、ファッション、野外彫刻、さらには小説や詩に至るまで、様々な分野に及んでいる。「草間彌生 わが永遠の魂」展では、代表作の数々から貴重な未発表作品までを過去最大級の規模で展示。さらに、2009年から意欲的に取り組んでいる大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」から、厳選した約130点を初公開する。初期から現在にいたるまでを余すところなく紹介し、天才作家はどのように歩み、現在何に取り組み、これからどこへ向かおうとしているのかを探る。草間彌生の初期作品~ニューヨーク時代幼少の頃より絵を描くことが好きだった草間彌生。彼女は日本画を京都市立美術工芸学校で学び、故郷の長野県・松本市で創作活動を開始した。初期の作品は、1953年の≪太陽≫や、1949年≪残夢≫に見られるように、抽象的でありながら動植物、人間、天体、都市など、多岐にわたるモチーフをテーマに制作。生命感と宇宙的な広がりを感じさせるようなものが多かった。日本での芸術活動に限界を感じた草間は、1957年秋に単身アメリカへ。翌年にはニューヨークに移住。そこで、巨大なカンヴァスを小さな網目状のストロークで埋め尽くした、中心も際限もなく、構成を排除したモノクロームのネット・ペインティングを発表し、高い評価を受ける。オブジェやイメージによって空間を埋め尽くすインスタレーション、パフォーマンスなど、性や食品に対するオブセッション(強迫観念)を主題とした先駆的な作品を次々と創作していった。草間彌生の東京時代体調を崩し、1973年に帰国した草間は、東京で入院生活を送りながら芸術活動を再開。絵画や彫刻、インスタレーションにおいては、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモチーフを大胆に再解釈し、具象的なイメージと組み合わせた色彩豊かな作品を生み出した。松本市美術館所蔵の≪かぼちゃ≫(1999年)は、その代表作といえる。体験型展示にも注目ミラー・ルームは、無限に反復し増殖する世界。無数の小さな光が煌めく中で、鑑賞者自らが作品の一部になるような感覚を体験できる。また、屋外展示場には水玉ガーデンも。カラフルに彩られた大小のかぼちゃ、にょきにょきと地面から生え出たような立体作品《命》など水玉柄の彫刻が並ぶ。これら作品は自由に写真を撮ったり、かぼちゃの中に入ったりして楽しむのも展覧会の魅力の1つだ。開催概要【イベント詳細】国立新美術館開館10周年 草間彌生 わが永遠の魂会期:2017年2月22日(水)~5月22日(月)休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館開館時間:10:00~18:00※金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2■チケット情報一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円※()内は前売り、または20名以上の団体料金。※中学生以下無料。※障害者手帳を持参者と付添者1名は無料。※2017年3月18日(土)から3月20日(月・祝)までは高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)※前売券販売期間は2017年1月1日(日)~2月21日(火)。国立新美術館は1月11日(水)から2月20日(月)まで、2月22日(水)以降は当日券の販売。■先行販売券(企画チケット)・草間彌生トートバッグセット券(2,000セット限定) 5,000円(税込)販売期間:2016年11月1日(火)~2017年2月21日(火)※セブンチケット限定(売り切れ次第終了)。内容:観覧券1枚とオリジナルトートバッグ(XLARGE/X-girlコラボレーション)のセット。・草間彌生《南瓜》キーリングセット券 3,000円(税込)販売期間:2016年11月1日(火)~2017年2月21日(火)※セブンチケット限定(売り切れ次第終了)。内容:観覧券1枚と草間彌生《南瓜》キーリング(本展限定カラー)とのセット。・ミュシャ展とのセット観覧券 2,400円(税込)販売期間:2016年11月2日(水)~2017年2月21日(火)※オンラインチケット、ローソンチケットで販売。内容:国立新美術館で2017年3月8日~6月5日に開かれる「ミュシャ展」との一般観覧券各1枚のセット。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年10月02日草間彌生の大回顧展「わが永遠の魂」が、2017年2月22日から5月22日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される。世界を舞台に活躍し続ける前衛芸術家、草間彌生の個展としては過去最大規模、会場の国立新美術館は全館をくまなく使い、草間作品で埋め尽くされることとなる。9月27日、報道陣の前に姿を現した草間彌生は、開催への感謝とともに「私の人生は芸術によって磨かれました。そしてこれから一層、死に向かって新しい芸術を開拓するために死にものぐるいで闘っています」と、渾身のメッセージを伝えた。『TIME』誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に日本人でただ一人選ばれた世界のKUSAMAは、10歳の頃より水玉と網目模様をモチーフに絵を描き始め、1950年代後半には単身渡米。絵画、彫刻、インスタレーション、映像、さらに小説や詩に至るまで、あらゆる方法を使い、圧倒的な量と質で「芸術」を体現してきた。現在88歳の彼女の人生は、いつも病と隣り合わせだった。幼少期からの重い強迫神経症、周囲に理解されない孤独、高齢となり視力もだいぶ弱まっているという。それでも彼女は、まっすぐに、スピードを緩めることなく芸術の最前線を走り続ける。「私が死んだ後も、私の創造への意欲と芸術への希望、私の情熱を感じていただけたら、これに勝る喜びはありません。みなさんの精神的な悩み、人生の苦しみがあった時に、私の生きてきた道を見つけてくれたら本当に嬉しいです」と、涙ながらにコメントした。テートモダン、ポンピドゥ・センターなど名だたる美術館で回顧展を成功させ、中南米やアジア、北欧でも大規模な個展を行ってきた草間彌生の作品群が、ついに東京で一同に会する。国内初公開となる大作「わが永遠の魂」約130点を中心に据え、初期から現在までの軌跡を巡る。屋外には「水玉ガーデン」が出現し、草間芸術の醍醐味「ミラールーム」も展示される予定だ。【展覧会情報】「草間彌生 わが永遠の魂」場所:国立新美術館 企画展示室 1E会期:2017年2月22日~5月22日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円大学生1,200円高校生800円休館日:火曜日(5月2日は開館)
2016年09月30日草間彌生と山口小夜子のドキュメンタリー映画を同時上映するイベント「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」が、9月4日から9月9日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されることが決定した。同イベントは、9月3日にリニューアルオープンするトップミュージアムこと東京都写真美術館の開館20周年を記念して行われるもの。上映作品は、1960年代に日本を飛び出し、ニューヨークで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生を1年半にわたって追い続け、草間芸術の真髄に迫った『≒草間彌生 わたし大好き』と、1970年代にアジア人初のトップモデルとしてパリで活躍した山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら彼女のミステリアスな正体に迫る『氷の花火 山口小夜子』のドキュメンタリー映画2作品。『≒草間彌生 わたし大好き』 (c) YAYOI KUSAMA『氷の花火 山口小夜子』(c) 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会今回上映される2作品のメガホンをとった松本貴子監督は、現在BSジャパンで放送されている日本初のファッション情報番組「ファッション通信」の立ち上げに参加し、山口小夜子とは1987年に同番組の「山口小夜子特集」で知り合い、その後は、NHK「世界わが心の旅 ベルベルの少女の瞳」やNHK「アントワープ王立アカデミー 一流ファッションデザイナーはこう作られる」の制作で親交を深め、亡くなるまで交流を持ってきた。草間彌生とも20年来の親交を結び、「NHKBSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走」、「NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走」など数々の映像作品を制作してきた。また、今回の2作品の同時上映に際して松本貴子監督は、「世界を舞台に闘った二人の日本人女性との出会いは、強烈でした。奇しくも同じおかっぱ髪。私は、映像という分野で関わることが、運命だと感じました。加えて言えば、二人とも“本物”。ドキュメンタリー映画の制作過程には、辛いことも沢山ありましたが、それを上回る掛け替えのない幸せな時間を、味わい尽くすことが出来ました。今回、トップミュージアムで2作品を同時上映出来ることは、この上ない喜びです。異彩を放つ二人の表現者の生き方が、多くの方々の記憶に残ることを願って!天才と美しい女(ひと)は、見飽きない!」とコメントしている。なお、『氷の花火 山口小夜子』が、カナダ・モントリオールで現地時間8月25日から9月5日に開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のドキュメンタリー部門正式招待作品に決定したことも今回あわせて発表された。「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」の上映時間や詳細については、東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:2016年9月4日~9月9日上映作品:『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』休映日:9月5日料金:一般・学生1,500円、シニア・高校生以下・障がい者手帳1,200円
2016年08月28日