P&Gの新たな吸水ケアブランド「ウィスパー」のTV-CM「ウィスパーうすさら誕生 荒木美由紀」篇が、10月26日から全国で放映されている。「ウィスパー」は日本では1986年から2018年3月まで親しまれた生理用品のブランドだったが、この度、新たな吸水ケアブランドの立ち上げにあたり、多くの人に親しまれている「ウィスパー」をブランド名に改めて採用した。「ウィスパー」の新TV-CMには、約25年前も生理用品「ウィスパー」のCMに登場した荒木美由紀さんを起用。50代を迎えた荒木さんが、大人の魅力を携えておよそ25年ぶりに「ウィスパー」の広告に“帰って”きた。日本女性のパートナーになるべく誕生したUI(尿もれ)専用ケア製品「ウィスパーうすさら」は、その名の通り「吸水しても“うすくてさらさら”」の特長を持つほか、紫を貴重とした花モチーフのデザインで、上質感がありだれでも手に取りやすい。荒木さんは「新製品は着けた感じもぜんぜん違和感なく、自然な感じで装着できました。デザインも斬新。普通に持っていても恥ずかしくありません。かわいらしく上品で、同世代の方々にも本当に勧められるデザインです」とコメントした。新製品「ウィスパーうすさら」応募者全員が“もらえる”キャンペーン吸水ケアブランド「ウィスパー」は、誰にでも起こりうるUI(尿もれ)と向き合う日本の女性を支えるブランド。UI(尿もれ)のきっかけや経験し始める時期、その現象の頻度や継続状況は人によってさまざまだ。製品ラインナップの第一弾として、吸水ナプキン・パッド・パンツの3タイプの「ウィスパーうすさら」と、吸水ライナー「ウィスパー1枚2役Wガード」が2019年10月下旬より発売される。■吸水しても“うすくてさらさら”だから気づかれない■『超スピード消臭技術』で、においを元から中和・抑制するから安心できる■女性らしい上質感のあるパッケージデザインで誰でも手にとりやすい3つの特徴で女性に寄り添い、支えるウィスパーを試せるキャンペーンも、2019年10月28日から2020年2月10日まで開催される。簡単にWEBから応募でき、応募者全員が新製品を貰えるので、UI(尿もれ)に悩んでいる人はぜひ応募してみよう。20代でも約6割が経験しているUI(尿もれ)。なかなか人に相談しづらい悩みだが、おしゃれで手に取りやすい吸水ケア用品があれば安心だ。「ウィスパー」で不安や心配を減らし、元気に毎日を過ごそう。【参考】※公式サイト※キャンペーンサイト
2019年10月29日ゲームデザイナー・小島秀夫の新作PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の発売を前に、本ゲームにも登場する俳優マッツ・ミケルセンと小島監督との対談が実現。「『DEATH STRANDING』スペシャル対談:Talk Stranding vol.1 監督と出演者 マッツ・ミケルセン」の映像が公開された。本映像は、“Talk Stranding”と題し、各界のトップランナーたちと小島監督の対談を通じて「DEATH STRANDING」の魅力を掘り下げる企画の第1弾映像。今回は“監督と出演者”という関係性にフォーカスし、「DEATH STRANDING」で謎の男・クリフを演じるマッツと小島監督が、2人で共に「DEATH STRANDING」の世界を作り上げていった過程を、貴重な撮影エピソードとともに語り尽くす。2人の交流の始まりには、マッツと何度もタッグを組んでいるデンマークの鬼才監督ニコラス・ウィンディング・レフンの存在があったことが明かされ、ほとんどゲームをプレイしないというマッツが本作の出演を快諾した理由も明らかに。映画とまったく違う撮影現場でマッツが驚いたこととは?小島監督が収録中に「さすがマッツ!」と感動したこととは?などなど、貴重なコメントが次々に飛び出す内容となっている。“北欧の至宝”とも呼ばれ、日本でも人気の実力派俳優マッツは「DEATH STRANDING」では謎の男・クリフを演じており、主人公サム・ブリッジズ役のノーマン・リーダスをはじめ、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的名優たちも出演。対談企画“Talk Stranding”は vol.2以降も近日公開予定という。PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」は11月8日(金)より発売。マッツ・ミケルセン主演『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日『あなたの番です』(日本テレビ系)で、謎の少年・榎本総一役を演じたことでも話題の俳優・荒木飛羽が、11月16日に自身初となるカレンダー(2020年版)を発売することが16日、明らかになった。日程と場所は未定だが、初の単独イベントも予定しているという。荒木は2005年9月28日生まれの現在14歳。数々の作品で山崎賢人、新田真剣佑、片寄涼太、賀来賢人といった人気俳優の幼少期を演じ、「絶世の美少年」「国宝級イケメン」の特集が組まれるなど注目を集めている。都内で撮り下ろした今回のカレンダーは、そんな荒木のミステリアスな雰囲気を最大限に引き出した内容。子役からカメレオン俳優へと進化して大人びた表情をはじめ、テレビではあまり見せることのなかった荒木が、メージをめくるごとに現れる。荒木は、「カレンダーの制作が決まったと聞いた時は、不安と嬉しさが半分ずつくらいの気持ちでした」と胸の内を明かしながらも、「最近雑誌の仕事もたくさんいただけるようになり、いろいろな表情の自分を撮っていただくのは映像の仕事と同じくらい楽しいです!」と被写体となる喜びを実感している様子。「普段演じている役柄とは異なった自分を見ていただけたら嬉しいです」と本作に込めた思いを伝え、「僕の一番のお気に入りはメガネのカットです。もともと視力がすごく良いので、生まれて初めてメガネをだったんです。自分で言うのもヘンですが、鏡をみたら思いの外似合っていて(笑)。すごく気に入っています!」と見どころをアピールしている。
2019年10月16日“交換殺人ゲーム”で妻を殺された男を田中圭が演じ主演する「あなたの番です 反撃編」。その14話が7月28日に放送され、荒木飛羽演じる総一のまさかの“正体”に驚愕する視聴者が続出。西野七瀬演じる黒島に訪れる衝撃のラストへの考察も加速中だ。田中さんが妻・菜奈を殺され復讐に燃える手塚翔太を、翔太の“バディ”となる大学院生・二階堂忍に横浜流星、2人と共に犯人探しに協力する大学生・黒島沙和に西野さん。翔太の妻・菜奈には原田知世。交換殺人ゲームが行われている「キウンクエ蔵前」の住人役には坪倉由幸、生瀬勝久、三倉佳奈、中尾暢樹、金澤美穂、和田聰宏、奈緒、山田真歩、片桐仁、小池亮介、田中哲司、真飛聖、大友花恋ら。刑事役で皆川猿時、浅香航大といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。キウンクエ蔵前では町内会の夏祭りでオーガニック焼きとうもろこしの店をやることに。自供を始めた早苗(木村さん)だが供述に矛盾が多く誰かをかばっている様子で、二階堂のAI分析では美里(峯村リエ)と吾朗(徳井優)、浮田(田中要次)、菜奈を殺害したのは同一人物で交換殺人との関連は薄く、快楽殺人の可能性が高いという推測が出る。さらに犯人候補には早苗の娘・総一(荒木さん)の名前が挙がる。そして夏祭りが始まる、浴衣で祭りに参加した二階堂と黒島だが、黒島の下駄の緒が切れたため自宅に戻り、大学に行く用事ができた黒島と別れた二階堂は祭りに戻る。神谷(浅香さん)と水城(皆川さん)が澄香(真飛さん)に話を聞いた際、総一が“実験を頑張る”と言っていたことを早苗に伝えると様子が一変。総一の言動を聞いた正志(阪田マサノブ)は「総一を逮捕してくれ」と懇願する。実は総一は過去に友人を車に轢かせたり、動物を殺すなど猟奇的な行動をしており、それがきっかけで正志と早苗は総一を隔離したのだった…というのが14話の展開。“交換殺人ゲーム”とは別の“連続殺人”が起きていて、その犯人が総一では!?…まさかの衝撃展開に「展開凄過ぎてやばいな」「総一くんサイコ設定はビビったわ」などの声が殺到中。演じている荒木さんにも「総一くん役の子…え、13歳?中2??マジ」「総一くん(荒木くん)13歳なの?天才??」などその演技を賞賛する反応多数。だがこれだけでは終わらないのが「あな番」。総一の“衝撃”も冷めやらぬなか、今度は黒島が駅のホームから突き落されるという驚愕のラストを迎える。「黒島ちゃん生きてるよね?」「どーやんの初恋を実らせてあげたいので、黒島ちゃんには生きててもらわないと」など“生存”を願う声が殺到。“黒島ちゃん”がトレンドに上がる状況に。突き落される直前のカットに少しだけ映った犯人の後ろ姿から「黒島ちゃん落としたのまさかそらくんのママ?!」「背中を押したのは少し写った後ろ姿から、たぶん尾野」「浴衣で髪型が似てるのは黒島ちゃんの浴衣姿のみ 考えたくないけど双子説あるのかな」など、黒島を突き落した犯人の考察も早速加熱中だ。(笠緒)
2019年07月29日山崎まさよし主演、映画『影踏み』が2019年11月に公開される。横山秀夫の人気ミステリー小説を実写化原作は、『64 ロクヨン』『クライマーズ・ハイ』を代表作にもつ推理小説作家・横山秀夫作の人気小説『影踏み』。警察小説の旗手である横山作品の中でも“犯罪者側”を主人公にした異色の物語で、忍びのプロ・通称「ノビ師」と言われる泥棒の目線から物語が描かれる。犯罪小説ならではの<謎解き>と、登場人物に隠された<秘密>、人間の奥深い<心理>を複雑に重ね合わせたストーリーは、やがて思いも寄らない予想外な結末へと進んでいくー。主演・山崎まさよし実写化に当たり主演に抜擢されたのは、シンガーソングライターや俳優として活躍する山崎まさよし。長編映画の主演を務めるのは、『8月のクリスマス』以来約14年ぶりとなる。そんな山崎が務める真壁修一役は、他の泥棒とは一線を画すスゴ腕のノビ師。とある事件をきっかけに、一度は逮捕された真壁が、探偵さながらに<事件>と封印された<過去>を解き明かしていく。豪華キャストが集結またそんな修一を取り巻く登場人物達には、豪華キャストが集結。修一の相棒であり弟でもある啓二役に『君の膵臓をたべたい』の北村匠海、修一と恋仲の関係にある久子役に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の尾野真千子、またそんな久子に想いを寄せる謎の男・久能役に滝藤賢一が抜擢された。そのほか映画の中には、中尾明、大竹しのぶ、竹原ピストル といった豪華な顔ぶれが連なる。監督に篠原哲雄メガホンを握るのは、篠原哲雄監督。群馬県のとある映画祭で運命的な再会を果たした篠原監督と山崎まさよしは、すっかりと意気投合。監督作品『月とキャベツ』以来、約22年ぶりに山崎とタッグを組み、『影踏み』の実写化に踏み切った。山崎まさよしによる主題歌「影踏み」主題歌「影踏み」は、主演の山崎まさよしが書き下ろした一曲。撮影中に役を演じながら制作を始めたいうこの曲は、主人公の揺れ動く繊細な感情や、奥深い人間ドラマを連想させるミディアムバラードとなっている。【詳細】映画『影踏み』公開時期:2019年11月出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、中尾明慶、藤野涼子、下條アトム、根岸季衣、大石吾朗、高田里穂、真田麻垂美、田中要次、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶ原作:横山秀夫「影踏み」(祥伝社文庫)監督:篠原哲雄
2019年07月22日映画『貞子』が、2019年5月24日(金)より全国の劇場で公開される。『リング』シリーズ最新作、中田秀夫が恐怖の“原点”を描く“見た者は1週間後に呪い殺される”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、実写映画化したホラー映画『リング』(1998)。当時誰もが日常生活の中で使う「ビデオテープ」という媒体を介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定で恐怖を掻き立て、興行収入20億円を超える大ヒットを記録、社会現象までも巻き起こし、のちに続くJホラーブームの火付け役となった作品だ。映画『貞子』は、伝説的ホラーシリーズの幕開けとなった同作で監督を務めた中田秀夫が再びメガホンを取り、恐怖の“原点”を描くシリーズ最新作。『リング』公開から20年、『スマホを落としただけなのに』(2018)のヒットも記憶に新しい中田監督が、オリジナルチームを率いて、時代の変化と共に恐怖の形状を変えてきた貞子を再び世に送り出す。あらすじ病院で心理カウンセラーとして働く茉優(池田エライザ)は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。一方、WEB マーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めでYouTuberとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)は再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込むが…。新ヒロインに池田エライザ本作で新ヒロインに抜擢されたのは、映画『みんな!エスパーだよ!』(15)以降、『ルームロンダリング』(18)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『億男』(18)と話題作に立て続けに出演し、若手実力派女優として躍進著しい池田エライザ。松嶋菜々子(『リング』)、中谷美紀(『らせん』)、仲間由紀恵(『リング0 バースデイ』)、石原さとみ(『貞子 3D』)など、錚々たる女優が代々演じてきた本シリーズのヒロインのバトンを受け継ぐ。池田演じる心理カウンセラーの秋川茉優と共に事件に巻き込まれていく石田祐介役には、『木更津キャッツアイ』シリーズなどで活躍する塚本高史。また、貞子の呪いを呼び起こすきっかけとなるYouTuber秋川和真役には『渇き。』『ソロモンの偽証』に出演し、ドラマ「インベスターZ」で初の連続ドラマ主演を果たした清水尋也が選ばれた。記憶を無くし茉優の病院で保護される謎の少女役には、新人子役・姫嶋ひめか。茉優の同僚の精神科医・藤井稔は『新宿スワンⅡ』『曇天に笑う』の桐山漣、少女の母親、祖父江初子役には女優のともさかりえが担当する。また、1998年の初代『リング』で貞子と遭遇しながらも奇跡的に生き残る女子高生・倉橋雅美を演じた佐藤仁美が、同役で再登場する。映画『リング』の主題歌、女王蜂によるカバーで再び映画『リング』の主題歌であり、貞子の代名歌となった「feels like “HEAVEN”」が、人気アーティスト・女王蜂によるカバーで映画『貞子』のプロモーション使用楽曲に起用。“踊りたくなるくらいお洒落な音楽”との声もSNSであがるほど、現代風にアレンジされたメロディが特徴となっている。女王蜂のボーカル・アヴちゃんは、「彼女の生い立ちやカリスマ性にリスペクトを込めて、アートワークを作成し、代表曲をカバーしました。 貞子の呪いを拡げる為の、お手伝いをはじめます。」とコメント。白髪×黒衣装という“逆貞子”に扮した強烈なビジュアルも披露している。【作品情報】映画『貞子』公開日:2019年5月24日(金)原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)監督:中田秀夫脚本:杉原憲明出演:池田エライザ、塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、桐山漣、ともさかりえ、佐藤仁美
2019年02月17日Jホラーブームの火付け役となった『リング』の最新作『貞子』が池田エライザ主演で5月24日(金)より公開されることが決定。中田秀夫監督が再びメガホンを取り、恐怖の原点を描く。■ストーリー病院で心理カウンセラーとして働く茉優は、公団住宅にある自宅が火事になり、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める――。■社会現象を巻き起こした『リング』シリーズ1998年、“見た者は1週間後に呪い殺される”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田監督が映画化した『リング』。興行収入20億円を超える大ヒットを記録し社会現象となった。また『リング』と同時上映された『らせん』に続き、1999年には続編『リング2』が公開され興行収入42億を記録、2000年には原作エピソードに映画独自の設定を盛り込んだシリーズ3作目『リング0 バースデイ』が公開され、映画に登場する怨霊・貞子は恐怖の象徴として知られるようになった。さらに2012年以降、現代版貞子として蘇り、3Dとなってスクリーンから飛び出す『貞子3D』や、ユーザーのスマホと本編を連動させた『貞子3D2』、2大ホラーキャラクターが共演した『貞子vs伽椰子』が製作された。■中田秀夫監督で新たな恐怖が誕生…そんな『リング』シリーズの最新作は、その名も『貞子』。『リング』公開から20年、再び中田監督がメガホンをとり、鈴木氏の「タイド」を原作に、この新時代に恐怖の原点を描く。同シリーズはハリウッド版『ザ・リング2』以来、14年ぶりの監督となる中田監督。「今回の『貞子』では、今、純粋に私自身が『イケてる』と思うホラー表現をシンプルに、がむしゃらに追求したつもりだ」と明かし、「『リング』を同時代で観てくれた世代にとっては、『そうそう!』と肯いてもらえるものを、観てはなくとも貞子の風貌、動きは知っているティーンたちには、『今度の貞子はここが違う、スゴい!』と驚愕してもらえるものを目指した」と幅広い世代が楽しめる作品になっていると語っている。■新ヒロインは池田エライザ「この映画、容赦ない」そして、松嶋菜々子(『リング』)、中谷美紀(『らせん』)、仲間由紀恵(『リング0 バースデイ』)と、豪華女優陣が演じてきたヒロインのバトンを今回受け取ったのは、『みんな!エスパーだよ!』『一礼して、キス』『億男』などに出演する池田エライザ。心理カウンセラーとして働く秋川茉優役で出演する池田さんは、喜ぶと同時に「『貞子』というタイトルを私が背負っていいものか不安な気持ちになりました」とコメント。「平穏な世界にじわじわと迫り来る恐怖…。現場は穏やかに見えて、いつも何処か張り詰めていました」と撮影の様子を明かした彼女は、「生唾を飲んで、身を硬直させ、冷や汗をかき…最後にはそこが映画館である。ということに安堵していただける…のかな。保証はできませんが、1つ言えるのはこの映画、容赦ないです。どうか楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。■「きっと来る~」超特報公開実は、今回の公開発表を前に、第1弾映像となる超特報が劇場とウェブで限定公開されていた。不気味な洞窟や響く水滴音、そして頭の集合体が映し出されたと思いきや、髪の長い女が登場と、緊張感溢れる場面が続くこの映像。最後にはお馴染みのフレーズが流れるが、その歌声はゴスペル調でどこか新しさも感じる。またすでに映像を見た人たちからは「とうらぶの映画の予告で貞子出てきて会場ざわついた」「映画が始まる前に貞子の予告流れてすごく怖くて泣きそうになった」「観たい!!!貞子!!!」「めっちゃ怖くてびっくりしたwwwwww」と早くもSNS上で話題になっている。『貞子』は5月24日(金)より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年02月08日荒木飛呂彦さんは代表作「ジョジョの奇妙な冒険」を生み出し、現在も活躍を続ける漫画家です。ジョジョが生まれてから30年の歴史を一挙に見ることができる展覧会が大阪にて初開催。東京開催時とは異なるグッズの販売などもあり、大注目のイベントです。「ジョジョ」史上空前の祭典が大阪にも上陸1987年から連載がスタートし、2017年に生誕30周年を迎えた大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」。ストーリーはもちろんのこと、個性的なキャラクターや“ジョジョ立ち”とも呼ばれる印象的なポージング・常人では思いつかないような擬音などで愛されています。2018年8月~10月にかけて東京でも開催され話題となった、漫画家・荒木飛呂彦さんの展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が2018年11月25日(日)~2019年1月14日(月・祝)まで大阪文化会館・天保山にて開催されます。完全新作の原画なども公開等身大のビジュアル展示全8チャプターから構成される展覧会のなかで大注目のポイントが、等身大のキャラクター原画。作者・荒木さんが本展覧会のために描き下ろした完全新作です。大型原画12枚にはキャラクターや、“スタンド”と呼ばれる生物の精神力・超能力が具現化されたものがズラリと並びます。キャラクターたちが作品間の時空を超えて集結した大型作品は圧巻です。荒木飛呂彦さんによる音声ガイド展覧会は音声ガイドを聞きながら回ることもでき、荒木飛呂彦さん本人が見どころや作品の解説などをしてくれています。大阪会場用に描き下ろされたキービジュアル東京会場・大阪会場それぞれに描き下ろされたキービジュアル。東京会場では「空条承太郎」、大阪会場では空条のライバル「ディオ・ブランドー」が描かれており、風神雷神から着想を得たそう。「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」詳細情報開催日2018年11月25日(日)~2019年1月14日(月・祝)※会期中無休開館時間10:00~20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで会場大阪文化会館・天保山住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10チケット【会期前購入】一般 1,400円(税込)大学生 1,000円(税込)高校生 600円(税込)グッズ付券 6,500円(税込)【会期中購入】一般 1,600円(税込)大学生 1,200円(税込)高校生 800円(税込)※土日祝および12/31(月)~1/4(金)は入場日時指定制となり、入場希望の回(日にち+時間帯)を選んでチケットをご購入ください。購入はローソンチケット、全国ローソン・ミニストップ設置のLoppiよりお求めください。問い合わせ先【11月20日(火)まで】TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) ※対応時間8:00~22:00【11月21日(水)以降】TEL:06-6574-2323(大阪会場事務局内) ※対応時間9:30~20:00「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」に行こう数々の原画が展示される本展覧会はファンなら垂涎もの。大阪限定グッズも販売されるので見逃せない内容となっています。作品を見ながら“奇妙な冒険”へでかけてみませんか。イベント情報イベント名:荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋催行期間:2018年11月25日 〜 2019年01月14日住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10大阪文化会館・天保山
2018年10月30日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『片目』荒木経惟右目の視力を失った5年前から現在に至るまでに荒木経惟が撮影したモノクロ写真の中から50点を収録。35mmモノクロフィルムにすべて縦位置で撮影されたこれら写真には、女性のヌード、しおれた花、奇妙な人形や玩具のほか、街路、車窓の景、自宅バルコニーから撮影した空や外景など、荒木のこれまでの作品においても主要なモチーフとなっていた、彼自身の日常を取り囲む私的な対象物が数多く含まれる。荒木の身体や心理の現状を示唆するにとどまらず、喪失や死と切り離すことのできない生への独特のユーモアと、機知を織り交ぜた鋭い現実認識、そして生を捉えることへの強い意思表明を表した写真集となっている。青山のラットホールギャラリーでは、現在同名の展覧会が開催中。【書籍情報】『片目』写真:荒木経惟出版社:RAT HOLE GALLERYソフトカバー/104ページ/210×150mm発刊:2018年価格:3,500円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『片目』を購入する【展覧会情報】「片目」会期:9月29日〜12月16日会場:RAT HOLE GALLERY住所:東京都港区南青山5-5-3 B1階時間:12:00〜20:00定休日:月曜日
2018年10月13日映画『スマホを落としただけなのに』が2018年11月2日(金)公開。主演に北川景子を迎え、『リング』シリーズの中田秀夫監督が新たな物語を綴る。『このミステリーがすごい!』大賞の“隠し玉”ついに映画化原作は、新進の作家・志駕晃による同名小説『スマホを落としただけなのに』。ミステリー&エンターテインメントの新人賞とされる「このミステリーがすごい!」大賞を2017年に逃すものの、“受賞には及ばなかったもののベストセラーになる可能性を秘めている作品”として隠し玉として、2017年4月に発売された。刊行されるやいなや、スピーディな展開と圧倒的な描写力で、小説愛好家の中で話題に。特に、スマホを落とすという誰にでもありそうな日常の災難からとんでもない厄災につなげていく過程が面白いと、現代の日常生活に潜む恐怖に着眼した、ストーリー設定から幅広い層の共感を得た。主演北川景子、大事件に巻き込まれていく派遣社員役に主演は、NHK大河ドラマ「西郷どん」、日本テレビ「家売るオンナ」など、TVドラマで個性的なキャラクターを演じてきた女優の北川景子。映画『スマホを落としただけなのに』では、彼氏がスマホを落としただけなのに、身に覚えのないメールの送信、SNSのなりすましなど、奇妙な出来事から次第に大きな事件へと巻き込まれていく、派遣社員の稲葉麻美役を演じる。千葉雄大、成田凌などフレッシュなキャスティング稲葉麻美の周りで起こる事件の捜査を行う刑事、加賀谷学には、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した千葉雄大。映画『帝一の國』『亜人』出演の若手俳優が、身元不明の女性の遺体が次々と発見される、連続殺人事件を追いかける。先輩刑事役には、原田泰造。また、映画『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』『さよならくちびる』と話題作への出演が続く、成田凌がセキュリティ会社に勤めるSE・浦野善治役に。SNSでつきまとうようになったネットストーカーに困った稲葉麻美が頼る、信頼のおける人物だ。ドラマ「おっさんずラブ」でコミカルな演技をみせた田中圭もキャスティング。全ての発端となるスマホを落とした、ちょっと頼りない麻美の彼氏・富田誠を担当する。監督は『リング』シリーズの中田秀夫これまで国内外から映画化のオファーが殺到していた『スマホを落としただけなのに』。映画化に期待が寄せられる中、メガホンを取ったのは中田秀夫監督だ。『リング』『ザ・リング2』などで、日本のみならず世界中を震撼させた名監督が、新たな物語を切り取る。ストーリー彼氏の富田(田中圭)に電話を掛けた麻美(北川景子)は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。身に覚えのないクレジットカードの請求や、SNSで繋がっているだけの男からのネットストーキング。落としたスマホから個人情報が流出したのか? ネットセキュリティ会社に勤める浦野(成田凌)に、スマホの安全対策を設定してもらい安心していた麻美だったが、その晩、何者かにアカウントを乗っ取られ、誰にも見られたくなかった写真がSNSにアップされてしまう。「違う! それ私じゃない! 私、何もやっていない!」時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、事件を担当する刑事・加賀谷(千葉雄大)は、犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気が付く。スマホを拾ったのは誰だったのか。連続殺人事件の真犯人はいったい誰なのか。そして明らかになる“奪われた麻美の秘密”とは?ただ、スマホを落としただけなのに……。【作品情報】映画『スマホを落としただけなのに』公開日:2018年11月2日(金)全国東宝系公開監督:中田秀夫脚本:大石哲也出演:北川景子 / 千葉雄大 / バカリズム要潤高橋メアリージュン酒井健太筧美和子 / 原田泰造 / 成田凌 / 田中圭主題歌:ポルカドットスティングレイ「ヒミツ」(UNIVERSAL SIGMA)
2018年07月30日漫画家・荒木飛呂彦の原画展「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」と、メルセデス ミー 大阪がコラボレーション。カフェ「ダウンステアーズ コーヒー(DOWNSTAIRS COFFEE)」で、コラボレーションメニューを提供する。期間は2018年11月23日(金・祝)から2019年1月14日(月・祝)まで。"奇妙な"ドリンクメニュー大阪文化会館・天保山で開催される「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」とタッグを組むのは、カフェなどを施設内に構えるメルセデス・ベンツの情報発信拠点、メルセデス ミー大阪。カフェ「ダウンステアーズ コーヒー」にて、『ジョジョの奇妙な冒険』にインスピレーションを受けた"奇妙な"ドリンクメニュー2種類を展開する。「ゴールド・エクスペリエンス・ソーダ」は、第5部 黄金の風の主人公であるジョルノ・ジョバァーナのスタンドをモチーフにした、パチパチと音が弾けるパインソーダだ。第1部 ファントムブラッドの衝撃のシーン、"ディオがエリナにキスをする"コマにある擬音をラテアートで表現した「ズキュウウゥン・ラテ」も用意する。また、各ドリンクメニューを注文すると、オリジナルコースターがプレゼントされるのも嬉しいポイントだ。なお、「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」東京開催時には、メルセデス ミー 東京ともコラボレーション。カフェメニューの提供のほか、擬音"ドドド"で車体を包んだメルセデス・ベンツの新型C-Class「Mercedes-Benz C-Class JOJO concept『ドドドカー』」の展示も行われた。【詳細】【詳細】メルセデス ミー 大阪「荒木飛呂彦原画展JOJO 冒険の波紋」コラボレーション会期:2018年11月23日(金・祝)~2019年1月14日(月・祝)会場:メルセデス ミー 大阪住所:大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル1階時間:9:00~22:00(L.O.21:30/定休日 グランフロント大阪の休業日に準ずる)ギャラリー(TRIAL STATION) 10:00~20:00カフェ(DOWNSTAIRS COFFEE) 9:00~22:00(L.O.21:30)TEL:ギャラリー 06-6359-5102/カフェ 06-6359-1780
2018年06月25日女優の北川景子が、ホラー映画の巨匠・中田秀夫監督と『スマホを落としただけなのに』で初タッグを組むことが分かった。本作は、2017年に「このミステリーがすごい!」大賞の“隠し玉”として発売された同名小説をベースに、身近な落とし穴に潜む現代の新たな恐怖を描くサイバーミステリー。■“あなたにも起こりうる…” 最新SNSミステリーが映画化!原作は、ニッポン放送エンターテインメント開発局長として勤務する志駕晃が、宝島社主催のミステリー&エンターテインメントの新人賞、第15回「このミステリーがすごい!」大賞に応募した作品。発売2か月で10万部を突破、現在15万部を記録するなど、デビュー作としては異例の売り上げを見せている。物語は、主人公・麻美の彼氏・富田が落としたスマートフォンが“連続殺人鬼で狡猾なハッカー”である男に拾われたことをきっかけに、その男に気に入られてしまった麻美が、身近なSNSやインターネットで監視され、追い詰められていく、というもの。スピーディな展開と圧倒的な描写力で現代の日常生活に潜む恐怖を描いており、発売直後から話題を呼び、映画化のオファーが各社から殺到していた。また、今年のカンヌ国際映画祭のマーケットに出品したところ、撮影前にもかかわらず、すでにアジア圏を中心に32社から問い合わせが殺到、韓国でのリメイク企画も決定している。■北川景子も震撼、スマホやSNSは「どこに落とし穴があるか分からない」彼氏がスマホを落としたことにより、メールやSNSに絡んだ奇妙な出来事が起こり、次第に思いもよらない大事件に巻き込まれていく主人公・稲葉麻美を演じるのは北川景子。監督は、『リング』シリーズや、『L change the WorLd』『クロユリ団地』などを手がけてきた中田秀夫監督が務める。「自分自身ではなく、恋人がスマホを落としたことから、自分自身の過去、個人情報、SNSのアカウント情報、写真などが次々と流出し、人生が変わってしまう不運な主人公を絶対に演じたい」と思ったという北川さん。「スマホやSNSのセキュリティ管理は、きちんとしているつもりでも、どこに落とし穴があるか分からない…。でも、本当の人と人の絆や愛は、スマホを通じてではなく、心で通じ合うものだというのが、この作品のテーマだと思っています」と語る。「中田監督とは初めてご一緒しますが、脚本に対する私の質問のひとつひとつに丁寧に答えてくださり、中田さんと一緒に映画を作れるならとても安心だと思いました。普通のカップルの普通の日常が、ただスマホを落としただけで一変してしまう…。そんなスリリングな部分と、日常のシーンとのコントラストに配慮しながら丁寧に作っていきたいと思います。良い作品を作れるよう頑張ります」と期待を込めている。■中田監督「ライバルはヒッチコック」!「この原作の題名にまずはヤラレました」と語る中田監督は、「現代人(ほぼ世界中の人々)が『最も身近な相棒』をうっかりどこかに置き忘れただけで、『いったいどこまでの目に遭うの?』と誰もが関心を持つテーマで、エンターテインメントの題材としても大きな可能性を感じます」とコメント。「ヒロインを北川景子さんに演じていただくことで、状況は最悪なのだけれど、同時に、洗練され、どこか優雅なテイストを持つ、ミステリーにしたいと思っています。そういう意味で、おこがましいですが、『ライバルはヒッチコック』を胸に、撮影に挑みます」と意気込んでいる。また、「殺人事件に巻き込まれる経験をした人は滅多にいませんが、スマホを落とした経験は誰にでもあるでしょう。しかしそのスマホを拾ったのが、悪意をもった天才クラッカーだったら…」と話すのは、著者の志駕氏。「私自身、酔っ払ってスマホを落とし、誰にも連絡が取れず四苦八苦した経験から生まれたサイバーミステリーです。運よく出版化にこぎつけたと思ったら、僅か1年半で映画化となり、さらに密かにこの人ならばと思っていた北川景子さんにまさか本当に主演してもらえるとは……。スマホを落としただけなのに、その後の夢のような展開にただただ驚いています」と喜びを明かす。「しかし普通はスマホを落とすと、データの流出やSNSのなりすましなど、とっても怖い目にあいますので、この映画を見てセキュリティを強化してください。絶対に、参考になるはずです。なにしろこれは、誰にでも起こりうるミステリーですから」。日本の総人口を超える“スマホ”の存在が凶器となり、現代に潜む恐怖を描くと同時に、“スマホ”があるからこそ感じられる真実の愛を描くという、新たなSNSミステリーに期待が高まる。『スマホを落としただけなのに』は11月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『The Photographer in the Garden』有名な庭園から無名な家庭菜園まで、あるいは芸術家による写真からヴィンテージ・スナップまで、非常に幅広い「庭の写真」を収めた一冊。それらを眺める体験はさながら「写真の庭」を彷徨うようなものである。それを表すかのように、本書で紹介されている写真家の名前は様々だ。アンナ・アトキンス(Anna Atkins)、カール・ブロスフェルト(Karl Blossfeldt,)、ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)、エドワード・スタイケン(Edward Steichen)、イモージン・カニンガム(Imogen Cunningham)、エドワード・ウェストン(Edward Weston)、リー・フリードランダー(Lee Friedlander)、スティーブン・ショア(Stephen Shore)、ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)、荒木経惟、コリエ・ショア(Collier Schorr)らの作品からは、庭という「別の視点」から写真の歴史全体を経巡り直すような新しい体験が得られるだろう。さらに、本書の作品理解を助けるのはサラ・アンナ・マクニアー(Sarah Anne McNear)による解説文とジェイミー・アレン(Jamie Allen)によるエッセーである。サラ・アンナ・マクニアーは、ミュージアムや非営利団体で30年以上にわたって地域に根ざした写真教育を行ってきた写真の専門家であり、ジェイミー・アレンはニューヨークにあるジョージ・イーストマン博物館でキュレーターを務め、数々のキュレーションやコレクションの保全業務に携わってきた。【書籍情報】『The Photographer in the Garden』出版社:Aperture言語:英語ハードカバー/256ページ/290×250mm発刊:2018年価格:7,750円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『The Photographer in the Garden』購入ページ
2018年05月19日荒木飛呂彦監修スマートフォン「ドコモ スマートフォン JOJO L-02K」がNTTドコモから登場。2018年3月23日(金)より10,000台限定で発売される。「ジョジョの奇妙な冒険」30周年と「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」の開催を記念して登場する限定スマートフォンは、ファンにはたまらない“ジョジョ”の世界観が詰め込まれたエクスクルーシブな仕上がり。壁紙、端末デザイン、カラーすべて荒木飛呂彦が徹底監修し、第1部“ファントムブラッド”から第8部“ジョジョリオン”まで、ジョジョ30年の歴史を総括する10のテーマに基づいた壁紙やアイコンが用意される。壁紙は画面をめくる度に異なるデザインが現れるのがポイントだ。通知音や操作音の代わりに、画面上にジョジョならではの“擬音”を表示。作中に登場する名言や固有名詞に対応した専用の予測変換辞書も搭載されているため、お気に入りの名言を使った会話もスムーズに行うことが可能だ。【アイテム詳細】「ドコモ スマートフォン JOJO L-02K」発売日:2018年3月23日(金)<10,000台限定>取り扱い店舗:全ドコモ取扱店©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2018年03月24日’80年代前半、甲子園を熱狂させたヒーロー荒木大輔さん(53)。だが、プロではさまざまな壁にぶち当たった。度重なるケガと過酷なリハビリ。どん底を味わっているときに出会ったのが、のちに結婚する女優でモデルの相田寿美緒さん(54)だった。行動力のある妻に引っ張られて、荒木さんも前に進むことができた。引退後に解説やコーチ業をするうえでも、常に支えになってくれた妻の存在は大きかった――。 野球解説者としてもおなじみの荒木さんは、かつては「大ちゃん」の愛称で親しまれた甲子園の大スター。早稲田実業の1年生投手として’80年夏の甲子園大会で準優勝を果たした彼は、端正なマスクで渾身のストレートを投げ込み、世の女性たちを熱狂させた。 「1回戦の試合は、宿舎だった旅館のご主人と女将さん、バイトのお手伝いさんの6~7人に、『行ってらっしゃい』と見送られて出かけたんです。しかし、試合が終わって帰ってきたときには、その宿舎にたどり着けないほど、女性たちでごった返していて」(荒木さん・以下同) すさまじい、大ちゃんフィーバーの始まりだった。 「3~4時間で、世界が変わってしまっていた。もう、ワケがわからないですよね。それからは宿舎から出ることができなくなってしまいました」 ブームは熱狂的だった。’80年の新生児の名前、男児1位は「大輔」だ。中日ドラゴンズの松坂大輔(37)も、’80年9月生まれで、荒木さんの活躍にあやかった1人だった。その“大ちゃんフィーバー”は高校3年間のみならず、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団してからも、日本中に吹き荒れたものだった。 ’83年、人気投手として、鳴り物入りでヤクルトに入団。本拠地の明治神宮野球場には、目当てのファンの殺到を防ぐため、グラウンドからクラブハウスまでの地下通路、通称「荒木トンネル」が作られた。 「いや、僕が入ったときにはすでにありましたからね。僕のために設計されたわけではないと思いますよ」 そんな誤解も生まれるほどの人気とは裏腹に、荒木さんはプロになって初めて“負け続ける”ということを知った。 「それまで野球は、やれば勝てるものでした。しかし、当時のヤクルトは万年最下位。負け続けるということは、僕が打たれるということです」 精神的にも、つらいプロの洗礼を受けた荒木さん。打たれてはファームで調整して、1軍に戻るという、行ったり来たりの日々が続いた。 それでもプロ3年目の’85年、6勝をあげた荒木さんは、’86年の開幕投手に選ばれた。オールスター戦ではファン投票1位で、先発投手。’87年にはプロでも一流投手の証しとされる10勝を挙げ、さらなる活躍が期待された翌’88年、シーズン途中で右肘をケガ。戦線を離脱する。 「いつからなのか定かではありませんが、どこかで確実に、腱が切れていたわけです」 8月、アメリカのスポーツ医学の権威・ジョーブ博士の手術を受けた。切れた右肘じん帯の代わりに、左手首の腱を移植した。 「手術は成功しましたが、ジョーブさんに渡されたメニューを見ながら一人でリハビリをしているうちに、移植した腱がまた切れていたことがわかったんです」 当時は専門のスタッフなどいないなかで復帰を焦るあまり、リハビリを急ぐ気持ちもあったという。翌年の再手術を経て、ようやく回復が見えた’91年。今度は腰の椎間板ヘルニアを発症。 「強烈なしびれと痛みで食事もできないくらいでした。復帰を心配する以上に、寝たきりになるのかなという不安のほうが大きかったですね」 結局、24歳から28歳という選手として伸び盛りの時期を、ケガとの闘いに費やした。光と影を味わったスター。それが以降の荒木さんの強みになった。 当時、荒木さんは、どん底状態の自分を支える人と出会った。後に妻となる寿美緒さんだ。それは、4年間のリハビリ期間中のことだった。 「プレーを離れていたその時期は、騒がれることもないので、ある意味、プロになって初めてホッとする期間でもあったんですよね」 カネボウ化粧品のCMモデルで、女優としても活躍した寿美緒さんは、野球のことはほとんど知らない女性だった。 「王さん、長嶋さんくらいしか知らなくて。僕のことも、名前は聞いたことがあるっていうくらい(笑)。それは、僕にとって、いいことでした」 荒木さんを決してファン目線で見ない寿美緒さんは、一緒にいて楽な女性だった。 「試合に出かけるとき、『打たれないで』って祈るように手を合わせられたら、たまらないですよ。重荷になりますから。彼女には現役時代も、だいぶ助けられました。僕が復帰できた要因の1つです。故障してから出会った彼女に、『俺は野球選手なんだぞ』ってところを見せたいという思いもありましたね。いまの僕があるのも、彼女のおかげなんです」 ’92年、球団から、今シーズンに復帰がなければ、来期の契約は難しいと通告を受けた。荒木さんは諦めなかった。同年9月24日。対広島戦7回表、2アウト、ランナー一塁、バッターは4番・江藤という緊迫の場面で、アナウンスが流れた……「ピッチャー、荒木」。1,541日ぶりの1軍復帰だ。マウンドに上がった荒木さんを迎えたのは、神宮の森にこだまする大歓声だった。 「このときね、ものすごい拍手をもらったんです。ヤクルト側だけじゃなく、広島のファンからも。そんな経験は初めてでした」 江藤を見事、空振り三振に打ち取り、復活をアピール。荒木さんは、その後も2戦に先発し、ヤクルトはその年、リーグ優勝を果たす。翌’93年には8勝し、日本シリーズ初戦で先発。勝利投手となり、チームを日本一に導いた。 しかし、2度の手術を受けた右肘の頑張りもここまで。’96年には横浜ベイスターズへ移籍したが、1シーズンのみで現役を引退した。 寿美緒さんとは、日本一になった’93年のオフに挙式。寿美緒さんは芸能界を引退した。 ’99年には1年間、渡米して、インディアンズの2Aでコーチ修業をしている。以降、西武やヤクルトで1軍投手コーチを歴任し、野球解説者としても活躍。そして、今年から北海道日本ハムファイターズ・ファーム(2軍)監督に就いた。 「彼女は、何でも行動できる強い女性です。渡米した直後も、ランゲージスクールの願書を一人で取りに行って、どんどん話を先にすすめていました。『女性って強いなぁ』って思いましたよ。変な言い方かもしれないけど、僕を引っ張っていってくれる人です」 荒木さんは今後、ファーム監督から、1軍監督を目指していくのだろうか。 「どうかなぁ。いまはファーム監督業を好きになってきています。ファームで頑張っているけれど、チャンスに恵まれない選手を取り上げることで、夢や希望を与えたい。欠点を直すより、長所を伸ばしてあげたいですね。魅力ある選手がたくさんいますので、ファームの選手が上に行って、それこそ1億円プレーヤーになったら……。そんな楽しさはほかにないでしょう」
2018年03月03日俳優の荒木宏文、的場浩司らが8日、東京・天王洲銀河劇場で舞台『駆けはやぶさ ひと大和』(東京:天王洲劇場2月8日~18日 大阪:森ノ宮ピロティホール2月23日~25日)の上演初日舞台あいさつに登場。その後の公開ゲネプロでは、迫力の殺陣と鬼気迫る演技で観客を引き込んだ。土方歳三役の荒木宏文本作は、白虎隊の青春を描いた『もののふ白き虎』(15年)、新撰組なき後の斎藤一を主軸にした『瞑るおおかみ黒き鴨』(16年)に続く「もののふシリーズ」の最終章。初の単独舞台主演となるDa-iCE・花村想太が新撰組隊士・中島登、荒木が"鬼の副長"土方歳三、的場が局長・近藤勇を演じる。過去2作でも土方を演じてきた荒木。舞台あいさつでは、「一生懸命がんばります。宣伝よろしくお願い致します!」と簡潔にまとめ、それに呼応するように的場も「劇場に足を運んでいただいた方に何かを残せる舞台になればいいなと思っております。若者に引っ張ってもらって頑張ります。押忍!」と気合いの一言で締める。物語は中島登を中心に進みつつも、重厚な展開へと誘う荒木と的場の憑依ぶり、そして絶妙な掛け合いと大迫力の殺陣も見どころ。テーマソングの作詞と歌唱も担当した花村は、「意識したのは『主役は中島登であって中島登ではない』」「過去作も観たくなる」と語っていたが、その言葉通りの作品に仕上がっている。
2018年02月09日漫画家・荒木飛呂彦の原画展「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」が、2018年8月24日(金)から10月1日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催される。また、11月25日(日)から、大阪文化会館・天保山での巡回展が決定。大阪で「ジョジョの奇妙な冒険」の展覧会を開催するのは今回が初となる。ジョジョ誕生30周年のラストを飾る大型原画展漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られる、漫画家・荒木飛呂彦。今回開催される展覧会は、ジョジョ誕生30周年のラストを飾る大型企画。これまでの歴史の集大成であり、史上最大規模の原画展となる。なお、国立美術館で開催される漫画家の個展としては、手塚治虫以来実に28年ぶりであり、史上2人目という快挙だ。荒木飛呂彦は開催発表と同時に公開された直筆メッセージにて「JOJOが目指して描くものはこの世のあらゆる現象、そして善と悪の闘いを通しての『精神の成長』であります。今回の原画展では、そのキャラクターたちと守り神たちが、同じ時刻、同じ場所に会するイメージ」と、本展の世界観についてコメントしている。展覧会の見どころ - 完全新作”等身大”のキャラクター原画展覧会は、全8チャプターで構成。最も注目すべきは完全新作の"等身大"のキャラクターを描いた大型原画だろう。以下、会場の順路に沿って、展覧会の見どころを紹介する。CHAPTER 1「ジョジョクロニクル」作品誕生から30年の歴史と歩みが詰まった「ジョジョクロニクル」。主人公や舞台を変えながらも、脈々と受け継がれる歴代ジョジョ達の壮大な運命の物語を振り返る。CHAPTER 2「宿命の星 因縁の血」宿命と因縁を背負う主人公とライバルの戦いは、『ジョジョ』作品最大の見どころの1つ。「宿命の星 因縁の血」ゾーンでは、豊富なカラー原画とともに、強い信念を感じさせる言葉やシーンを対比させることで、主人公とライバル=“光と闇”が創る世界を表現する。CHAPTER 3「スタンド使いはひかれ合う」作中において最も重要な要素の1つである“スタンド”とは、個々の生命エネルギーが作り出す像(超能力が視覚化されたもの)。“奇妙な冒険”をより引き立たせる、個性豊かなスタンドとキャラクターが「スタンド使いはひかれ合う」ゾーンに集結する。CHAPTER 4「JOJO’s Design」『ジョジョ』を彩る、魅力あふれるカラー原画が並ぶ「JOJO’s Design」は、印象的なポージングやファッション、色使い、構図など『ジョジョ』のデザインが生み出すアーティスティックな世界観を楽しむゾーン。CHAPTER 5「ハイ・ヴォルテージ」第7部までの主人公とそのライバルたちの"最高潮"の戦闘シーンを公開。己の「信念」を激しくぶつけ合う迫力のバトルシーンが目の前に蘇る。CHAPTER 6「映像展示 AURA<アウラ>」唯一の映像展示ではビジュアルデザインスタジオ「WOW」とコラボレーションし、"スタンドの起源"をテーマに、スタンド誕生の瞬間をアーティスティックに描く。大型映像で展開される美しいスタンド表現に注目だ。CHAPTER 7「大型新作原画ゾーン」最大の見どころとなるこのゾーンでは、荒木飛呂彦がこの展覧会のために書き下ろした完全新作、約2m×1.2mの大型原画全12枚を展示。12体のキャラクターとスタンドが、"実物大"で描かれており、キャラクターと同じ空間に存在しているかのうような感覚を味わうことができる。大迫力の新作原画は、この展覧会でしか見ることができない貴重な作品となっている。CHAPTER 8「ジョジョリロン」ジョジョの斬新な発想や手法、印象的なポージングはどのように生み出されるのか。漫画の"絵"としての発想や考え方に触れつつ、荒木飛呂彦の創作活動の秘密に迫る。気鋭の“JOJO派”アーティストによるコラボ作品彫刻、ファッション、映像の第一線で活躍する“JOJO派”アーティストとのコラボレーション作品は、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」だけでなく、彫刻家の小谷 元彦、アンリアレイジデザイナーの森永 邦彦による作品も展示される。荒木飛呂彦による音声ガイドもまた、音声ガイドでは、荒木飛呂彦本人による作品解説を交えつつ、各展示コーナーの見どころをナビゲートする。オリジナルグッズも販売また、「Part 8 ジョジョリオン」のキャラクターフィギュア、「Part 7 スティール・ボール・ラン」をモチーフにしたデザインを施した名刺入れ&コインケースなどが、展覧会オリジナルグッズとして販売される。チケットは完全日時指定制展覧会チケットは、完全日時指定制で販売。先行予約チケットは、6月23日(土)10:00より販売される。オリジナルステッカーがセットになったグッズ付き先行予約チケットも同時発売されるので要チェックだ。キービジュアルも書き下ろしなお、東京会場および大阪会場のキービジュアルも、荒木飛呂彦による書き下ろし。風神雷神に着想を得たという2枚組となっており、東京会場は富士山をバックに空条承太郎を、大阪会場は彼のライバルであるディオ・ブランドーを描いている。開催概要「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開催期間:2018年8月24日(金)〜10月1日(月)プレビューデイ:2018年8月22日(水)、8月23日(木)会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)休館日:毎週火曜日開館時間:10:00〜18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※最終入場は閉館の30分前まで■大阪巡回展開始日:2018年11月25日(日)~会場:大阪文化会館・天保山住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10※詳細は公式ホームページにて後日発表。チケット■先行予約券販売期間:2018年6月23日(土)10:00〜8月23日(木)23:59価格:一般 1,400円、大学生 1,000円、高校生 600円 ※全て税込。入場指定時間帯:・日・月・水・木10:00〜11:45/12:00〜13:45/14:00〜15:45/16:00〜17:30・金・土10:00〜11:45/12:00〜13:45/14:00〜15:45/16:00〜17:45/18:00〜20:30※毎週火曜日は休館日販売場所:ローソンチケット(Lコード31111)、オペレーター予約 0570-000-777(10:00〜20:00)など■グッズ付き先行予約券(オリジナルグッズ「JOJO’s Sketch Stickers(専用ケース付)」)販売期間:同上価格:6,500円(税込)入場指定時間:同上販売場所:同上■会期中販売チケット 予約券※会期中の日時指定制チケット。先行予約券、グッズ付先行予約券で完売した回の販売は行わない。販売期間:8月24日(金) 0:00〜価格:一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円 ※全て税込。入場指定時間帯:・日・月・水・木10:00〜11:45/12:00〜13:45/14:00〜15:45/16:00〜17:30・金・土10:00〜11:45/12:00〜13:45/14:00〜15:45/16:00〜17:45/18:00〜20:30※毎週火曜日は休館日販売場所:ローソンチケット(Lコード31111)、インターネット予約(、オペレーター予約 0570-000-777(10:00〜20:00)、国立新美術館内特設チケットカウンター(開館日の各日10:00~ 当日各日の販売券に余裕がある場合)■団体券・キャンパスメンバーズについて会期中、国立新美術館内特設チケットカウンターのみで販売(開館日のみ、当日分を販売)。事前に完売した回のチケット販売は行わない。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)【チケットに関する問い合わせ先】ローソンチケットTEL:0570-000-777(10:00〜20:00)
2017年12月18日写真家・荒木経惟の映像作品「アラキネマ」より『青ノ時代』と『去年ノ夏』を書籍化した写真集『BLUE PERIOD / LAST SUMMER : ARAKINEMA 青ノ時代/去年ノ夏:アラキネマ』が、2017年12月中旬に発売される。これまで500冊以上の写真集を出版、特に緊縛、亡き妻の陽子、ヌードなどの写真作品で著名な荒木だが、80年代中期から約20年間に制作された実験的な映像作品「アラキネマ」についてはあまり知られていない。この「アラキネマ」とは、スライド写真に即興音楽をつけて投影するライブパフォーマンスであり、第1作の『東京物語』は、東京・渋谷にあったシネマライズで1986年に上映。その後、セセッション館(ウィーン)、原美術館、台北市立美術館、東京都現代美術館、パレ・ド・トーキョー(パリ)、バービカン・センター(ロンドン)など、世界各国の美術館や関連施設にて、90年代後半から2000年代半ばにかけて企画、上演されている。本写真集は、2005年に発表された2作品『青ノ時代』『去年ノ夏』が上映された際のオリジナルスライドに基づいて編集・制作することで、ライブの臨場感や雰囲気をできるだけ忠実に再現したものだ。ヌードとポートレートを軸にしながら、街路の風景や花の写真なども併せて構成された両作品に共通しているのは、オリジナル写真に手を加えることで力強い効果を生み出しているという点。『青ノ時代』では薬品で脱色することで引き出した色褪せたブルーでメランコリックな雰囲気を、また、『去年ノ夏』では明るく透明感のある色を写真の上に塗ることで、まるで万華鏡のような幻想的な世界を演出している。【書籍情報】『BLUE PERIOD / LAST SUMMER : ARAKINEMA 青ノ時代/去年ノ夏:アラキネマ』発売時期:2017年12月中旬販売価格:12,000円+税 作家:荒木経惟出版社:SESSIONPRESS、DASHWOOD BOOKS発行部数:1,750部仕様:スリップケース(2種類 JAPAN EDITION / US EDITION)入りソフトカバー /216ページ / 260 x 178.3mm / カラー / 日本語、英語 / 2017年刊※US EDITIONは、twelvebooks オンラインストアおよび限られた一部店舗でのみ発売。
2017年12月15日「ジョジョの奇妙な冒険」誕生30周年の集大成となる大規模展「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」が2018年夏、東京・六本木の国立新美術館にて開催されることが決定。国立美術館で開催される漫画家の個展としては、手塚治虫以来28年ぶり2人目となる。■「週刊少年ジャンプ」で1987年から連載スタートした荒木飛呂彦氏の代表作1987年「週刊少年ジャンプ」1・2合併号から連載がスタートした「ジョジョの奇妙な冒険」。本作は読者からの絶大な支持を獲得した荒木飛呂彦氏の代表作で、現在は「ウルトラジャンプ」誌上にて第8部「ジョジョリオン」が連載中だ。「ジョジョの奇妙な冒険」あらすじジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁を描く大河作品。荒木氏の圧倒的かつ精緻な筆致によって描かれた、力強く生きる主人公たちを中心とした数々の魅力的なキャラクター、印象的なポージングや斬新な擬音など、ほかでは見られない革新的なアイデアは多くの人の心を震わせ、愛されてきた作品だ。さらに第1部から第8部まで部ごとに主人公が代替わりしていくという独特の手法も特徴で、2012年以来、第4部までが順次テレビアニメ化。さらに今年は第4部を山崎賢人主演で実写化した話題作『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が公開された。■「ジョジョ」誕生30周年にして、国立新美術館での大規模原画展が決定そしてこの度「ジョジョ」誕生30周年の集大成として、国立新美術館での大規模原画展が決定。国立の美術館で開催される漫画家の個展としては、手塚氏以来28年ぶり2人目であり、歴史に残る画期的なこととなる。2011年に画業30周年を迎えた荒木氏は、集英社新書で「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」を上梓するなど活躍の場を広げ、25周年を迎えた12年には、7月に仙台、10月に六本木で自身初となる本格的な原画展を開催。13年6月にフィレンツェの「グッチ(GUCCI)」の工房でも原画展を開催した。14年には、「ジョジョリオン」が平成25年度(第17回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。16年12月にシリーズは累計発行部数1億部を突破。17年8月には、仙台で2回目の原画展となる「ジョジョ展in S市杜王町2017」を開催も開催されていた。荒木氏本人の直筆のメッセージ到着!肉筆原画はもちろんのこと、さまざまな技術を駆使した展示による史上最大規模の「ジョジョの奇妙な冒険」の展覧会。荒木氏からも直筆のメッセージが寄せられた。「荒木飛呂彦原画展JOJO冒険の波紋」は2018年夏、国立新美術館・企画展示室2Eにて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年12月15日同名のテレビアニメを原作にした舞台『ACCA13区監察課』が、11月3日(金・祝)に開幕する。その稽古場にて主演の荒木宏文と丘山晴己に話を聞いた。舞台『ACCA13区監察課』チケット情報本作は、13区に分かれた王国にある統一組織・ACCA(アッカ)を舞台に描かれる、男たちの“粋”様(いきざま)の物語。各自治区に不正がないか視察する監察課副課長で「もらいタバコのジーン」の異名を持つ食えない男ジーン・オータスを荒木が、ジーンの友人で物語のカギを握る男ニーノを丘山が演じる。脚本・演出は石井幸一。始まったばかりの稽古の感想を「パフォーマンスはまだ20%にも満たない段階ですが、もう感動できるものになっています。すごい人たちと一緒につくってるんだなというのを感じますね」と荒木。本作では2.5次元作品では珍しい、今村ねずみや鈴木省吾、平川和宏、鷲尾昇、伊藤明賢らベテランが多く出演しており、「懐の深さと安心感と緊張感のバランスがすごくて!稽古していて『こういう人たちと(芝居で)会話ができるのは、こんなにも面白いことなんだ』って感じるんですよ」。オノ・ナツメの人気漫画を原作とし、今年1月にはアニメ化も好評だった本作。その舞台化を丘山は「男たちの絆や騙し合い、視線や罠…そういうものが目の前で起きている、しかも劇場という狭い空間で。そのエネルギーを感じてほしいです。また新しいACCAに出会えると思います」と語る。淡々と静かな雰囲気が魅力の作品。中でもジーンは感情を表に出さない役柄だが、舞台での表現は難しくないか尋ねると、荒木は「僕は、動かなくても成立する、その人がただ立っているだけでお客さんに伝わってしまう、というような表現ができないと、(芝居として)できることが限られてしまうんじゃないかと思うんです。だからその技術を身につけなきゃと常々思っていて。もちろん石井さんの演出と合えばですが、そこもチャレンジしたいです」。丘山は役を演じるのとはまた違う役割を担っているといい「この舞台では、ジーンが13区をまわっていく“ロードムービー”のレンズを覗いているのがニーノで、同時にそれを見せていくのもニーノなんですよ。高度なことですが、だからこそやりがいがあるし、お客様に楽しんでもらえるようにがんばりたいです」。親友役だが「舞台上では遠いよね」と話すふたり。「余計なことを喋らず、もっと違うところで繋がってる感じがふたりらしいなって思います。このふたりが15年以上一緒にいられるのはこういうことなんだろうなというような距離感を舞台上でこう見せるんだ、というところも楽しんでほしいです」(荒木)。公演は11月3日(金・祝)から12日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。取材・文:中川實穂
2017年10月31日ブルガリ(BVLGARI)から、漫画家・荒木飛呂彦が特別にデザインした日本限定のカプセルコレクションが発売される。荒木の大ヒット作品『ジョジョの奇妙な冒険』から第4部に登場するキャラクター吉良吉影のスタンド「キラークイーン」をモチーフに選び、バッグ、財布、バンダナ、キーチャームなど全10アイテムが登場。11月1日から7日の期間、伊勢丹新 宿店本館1階=ザ・ステージにて先行発売された後、11月10日よりブルガリショップにて発売される。ラインアップは、「ブルガリ・ブルガリ アルバ バッグ」(ミディアム 25万円/スモール 23万円)、「トートバッグ」(28万円)をはじめ、戦闘シーンそ彷彿とさせる「ジップウォレット」(各7万5,000円)、イエローのファーがついた「キーチャーム」(4万5,000円)、荒木による12のキャラクターモチーフが集合するシルクの「バンダナ」(3万円)、シルクツイルの「シェリー」(2万5,000円)など。また、ブルガリ 銀座タワー限定として、「ジップウォレット デニム」(7万5,000円)も登場する。同コレクションについて、荒木は「今回、日常で身につけるアルババッグやウォレット、バンダナ、シェリーなどのアイテムに、私が描いてきた『スタンド』の中でも最強の力を持つものの一つ、『キラークイーン』でデザイン致しました。健康と安全、そして時には愛や仕事のために闘わなくてはいけない時に、それを持つ者を守護するアイテムとして持っていただければ本当に嬉しいです」とコメントを寄せている。
2017年10月12日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』。東京・恵比寿の東京都写真美術館内にあるミュージアム・ショップ、NADiff BAITEN(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F)によるご紹介です。■『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』「陽子によって写真家になった」(本書「ごあいさつ」より抜粋)1960年代から活動を始め、国内外での評価も高い写真家・荒木経惟(のぶよし)。これまでに多岐にわたるテーマや手法で500冊を超える写真集を上梓している。本書はその中でも妻・陽子をテーマにした作品群で構成された、東京都写真美術館にて開催中の『総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』の展覧会図録である。“私写真宣言”で有名となった、陽子との新婚旅行の様子を撮影した「センチメンタルな旅」、陽子の手料理をクローズアップで撮影した淫靡さ漂う「食事」、陽子の死後撮影した空にペインティングを施した「空景」「遺作 空2」など、表現方法は異なれど、どの写真からも荒木と陽子の関係性、そして荒木の深い愛情を感じることができる。荒木にとって陽子は最愛の妻であり、重要な被写体でもあった。そして死後もなお、荒木の写真に多大な影響を与え続けている。さらに本書では「一枚の写真」という題で、森山大道、石内都、古屋誠一、吉増剛造や生前の荒木陽子(!)など、豪華な面々が荒木の写真を1枚選び、その写真についての文章が掲載されている。写真のセレクトもさながら、各々の荒木(と陽子)に対する思いが感じられる文章は必読。荒木の作品に存在する「生と死」について、そして陽子という存在を通して浮かび上がる撮影者と被写体の関係性、また私写真の在り方を展覧会と合わせてぜひご覧いただきたい。【書籍情報】『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』写真:荒木経惟版元:HeHe言語:日本語ハードカバー/288ページ/B5判ヨコ発売:2017年7月25日■NADiffオフィシャルサイト『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』購入ページ【展覧会情報】「総合開館20周年記念 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」会期:7月25日~9月24日会場:東京都写真美術館2階 展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00~18:00(木・金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)観覧料:一般900円(720円)、学生800円(640円)、中高生・65歳以上700円(560円)※()内は20名以上の団体料金URL:
2017年09月21日写真家・荒木経惟による連載「女優礼讃」の総集編が、2017年8月20日(日)発売の『SWITCH 9月号』にて特別掲載される。「女優礼讃」は、アラーキーこと荒木経惟が2015年よりエンポリオ アルマーニを纏った女優たちを撮り下ろしてきた連載企画。約2年半、総勢22名の女優たちが美しく妖艶な姿を披露してきた。そのスタジオシューティングの全てが一冊に完全収録され、その軌跡をたどる。ベテラン女優から若手女優まで、それぞれの個性輝く美の競演は必見だ。【詳細】『SWITCH 2017年9月号』特集:現代俳優考発売日:2017年8月20日(日)価格:1,000円+税「女優礼讃」LOOK BACK 2015-2017安藤サクラ/真木よう子/門脇麦/橋本愛/夏木マリ/柴咲コウ/小松菜奈/夏帆/水野美紀/有村架純/中条あやみ/仲里依紗/吉田羊/平手友梨奈/蒼井優/吉高由里子/相楽樹/草刈民代/板谷由夏/夏川結衣/芳根京子/宮沢りえ(掲載順)
2017年08月25日俳優の山崎賢人が11日、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公開を記念し、仙台に登場。同作の原作者・荒木飛呂彦とともに、「荒木飛呂彦原画展ジョジョ展 in S市杜王町 2017」を内覧した。同作は荒木飛呂彦原作、1987年に連載を開始した人気コミックで、現在はPart8(第8部)を集英社「ウルトラジャンプ」(集英社)で展開している。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」で、山崎賢人演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。せんだいメディアテークにて12日から9月10日まで開催される原画展では、200枚以上のカラー原画と180枚以上の作品本編の原画を常時展示する。山崎と荒木は開催前日に一緒に会場を回り、ジョジョにまつわるトークを繰り広げた。興奮する山崎に、荒木は「今日は東方仗助役の山﨑さんに来て頂いて、本当に嬉しいです。カッコいいですよね、最近は逆に山﨑さんをみて絵を描いています」と明かした。荒木はカラー原画について「組み合わせたときに色のパワーが出てくると信じて塗らせて頂いています。適当に塗っていません。ちゃんと考えています」と説明。山﨑が「仗助も紫になっていたり青になっていたりしますよね」と質問すると、荒木は「絵画的な部分があるので何色と決まっていないんです」とこだわりを語る。また荒木が仗助のポージングを山崎に指導しながら、絵の前で一緒にポーズをとる一幕も。仗助の髪型に話題が及ぶと、「ミッキーマウスは真っ黒にしてもシルエットでわかりますが、仗助の髪形も真っ黒にしても分かるようにリーゼントにしました。(髪形の)とんがっていたのはバットマンを意識していました」と、贅沢な”生解説”を行った。31巻の表紙がお気に入りだという山崎は、「仗助の横顔から伝わってくる力強さやリーゼントのシルエットが好きです。4部の第1話で最初に叩かれたシーンを見てキレないんだと思い、すごく印象に残っています。本当に強い男はキレない。優しさというか、そういうものを感じます」と印象を語る。荒木も「僕も描いていて好きです。横顔だけど光が当たるところに苦労している。あとは品の良さ。窓ガラスのところで何かが起こっているんです」と、説明した。荒木改めて「仙台のジョジョ展にいらして頂き誠に光栄です。こんな記念すべきことはない」と山崎に感謝し、山崎も「30周年という記念すべき時に呼んで頂き、映画では仗助をやらせていただき光栄です」と感動した様子。荒木は「普通でいても仗助です!」と山崎について絶賛した。○山崎賢人コメント生みの親である荒木先生と一緒にまわることができて、こんなに幸せな時間はなかったです。これからじっくり見たいなと思っています。先生の貴重な時間を杜王町のモデルとなった仙台でご一緒できて嬉しかったです。印象に残ったのは、原画って生でみると色の鮮やかさや深さが違うなと思うので、荒木先生の書いた絵の色だったり、ポージングを見ることができて興奮しています。この原画展は、皆さん1つ1つ楽しめるので是非来てください。そして映画も一緒に盛り上がっていければいいと思います。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年08月12日俳優の山崎賢人が7月26日(水)、都内で行われた『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のジャパンプレミアに出席した。イベントでは原作者の荒木飛呂彦氏から届いたビデオメッセージが上映され、「完成度が高く、皆さんの想像を超えてきている。山崎賢人さんの存在感が作品を引っ張ってくれました」と太鼓判。これには山崎さんも「死ぬ気でやったので、うれしいっすね。何より先生が喜んでくれているのが、うれしい」と感激していた。さらに「僕にとってはかなり大きな作品で、いろんなものが変わった。すごく愛があります」と強い思い入れ。ジャパンプレミアに先立ち、スイスの映画祭での上映に立ち合い「拍手やリアクションもあり、作品を楽しんでくれている姿が印象的でした」とふり返った。ジャパンプレミアには主人公・東方仗助を演じる山崎さんをはじめ、神木隆之介(広瀬康一役)、小松菜奈(山岸由花子役)、岡田将生(虹村形兆役)、新田真剣佑(虹村億泰役)、山田孝之(片桐安十郎役)、伊勢谷友介(空条承太郎役)、三池崇史監督が出席した。三池監督は「映像的ににぎやかな作品であると同時に、がっつり人間が成長するドラマで、親子の関係性を描いた物語にもなっている」とアピール。「この映画、大丈夫かなと思う方もいると思いますが、大丈夫です!役者の中の役者がそろっている」と胸を張った。シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の人気コミックを、生誕から30年のアニバーサリーイヤーに実写映画化。不審な変死事件が多発する街を舞台に、「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主たちが、人知を超えたバトルを繰り広げる。すでにスイス、カナダで開催の国際映画祭で上映されているが、日本国内でのお披露目はこの日が初めてとなった。写真撮影のタイミングには、触れるだけで他人のケガや壊れたものを癒す東方仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の巨大氷彫刻が登場。日本の氷彫刻第一人者・小阪芳史さんが今回のプレミアのためだけに特別に製作したもので、会場を涼しげな雰囲気に包んでいた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年07月26日写真家・荒木経惟の写真展「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」が東京都写真美術館で開催。会期は2017年7月25日(火)から9月24日(日)まで。荒木経惟は1960年代から活動を続け、国内外で高い評価を得ている写真家だ。アラーキーという愛称で親しまれる彼の特徴は、作品においてのテーマや手法が多岐に渡るということ。これまで500冊近い写真集を出版し、2017年の夏には本展の他にも、「荒木経惟 写狂老人A」と「荒木経惟 花幽園」の2つの展覧会を同時に開催。その制作意欲は現在もなお尽きることがない。今回の写真展では、荒木自ら彼の写真家の原点であると語る、自身の妻「陽子」がテーマ。膨大な作品群の中から、陽子が被写体のものや、その存在を色濃く感じさせるものを中心に、1000点超の作品の展示を予定している。写真展のタイトル「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」は1971年に出版された荒木の私家版の写真集から、現在へと続いている荒木自身の私写真と写真人生を表したもの。その歴史を辿ることが出来る作品展示と共に、ゲストによるトークベントも開催される。【詳細】「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」会期:2017年7月25日(火)~9月24日(日)会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10時~18時(木・金曜は20時まで)※7月20日(木)~8月25日(金)の木・金曜は21時まで開館※入館は閉館時間の30分前まで料金:一般900円/学生800円/中高生・65歳以上700円(※第3水曜日は65歳以上無料)※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳提示者とその介護者は無料
2017年07月09日東京・銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールで、6月22日から7月23日まで写真展「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」を開催する。日本を代表する写真家として第一線で活躍する荒木経惟。妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げ続けた空景、苦楽をともにした飼い猫チロといった、様々な対象を被写体に独自の死生観を鮮烈に描き出し、海外でも熱狂的な支持を集めている。同展では、2016年にパリにあるフランス国立ギメ東洋美術館で開催した大規模個展「ARAKI」において、荒木の50年間の作家活動を振り返るレトロスぺクティブとともに発表した撮り下ろしの新作「東京墓情」を日本で初公開する。同美術館所蔵の写真コレクションより、荒木がセレクトした幕末・明治期の写真作品も併せて出展。加えて、同展のために撮り下ろした新作も発表し、大病を経験した荒木が抱く、濃密な“死”への意識が垣間見れる写真展となっている。【イベント情報】「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」会期:6月22日~7月23日会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階時間:12:00~20:00入場無料会期中無休
2017年05月23日シャネル(CHANEL)は、「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」展をシャネル銀座ビルディング内シャネル・ネクサス・ホールにて開催する。期間は、2017年6月22日(木)から7月23日(日)まで。2017年度第3弾プログラムとなった今回は、世界で活躍する日本人写真家・荒木経惟の写真展を開催。東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇る、フランス国立ギメ東洋美術館にて行われた、大規模個展「ARAKI」にて発表された、新作「東京墓情」を日本初公開する。「東京墓情」は、大規模個展「ARAKI」の中で撮り下ろしの新作として発表されたシリーズ。大病を経験し、そこから得た濃密な“死”への意識。その葛藤を抱きながらも自身の写真家人生を振り返った本作は、今の荒木経惟そのものを映し出す。また、「東京墓情」に加え、荒木がギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションよりセレクトした、幕末・明治期の写真作品を併せて紹介。妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、苦楽をともにしてきた飼い猫チロなど、さまざまな対象を被写体に、独自の死生観を鮮烈に描き出してきた、写真家ならではの世界観が楽しめるはずだ。【イベント詳細】東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館開催期間:2017年6月22日(木)~7月23日(日)時間:12:00~20:00 ※入場無料・無休会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
2017年05月05日昼ドラの王道“ドロドロ” が土曜の夜に蘇る“オトナの土ドラ”枠の第8弾が決定。ヒロインに石田ひかり、共演に今井翼を迎え、ジャパニーズホラーのレジェンド・中田秀夫が演出を手掛け、いけないオトナの事情が錯綜するドロドロの背徳恋愛サスペンス「屋根裏の恋人」が6月3日(土)より放送される。西條衣香(石田ひかり)は、夫・誠の父の死を機に、義父が遺した鎌倉の洋館に、夫と娘・息子と引っ越してきた。奔放な姑と同じ敷地内で暮らしていくことに不安はあったが、長年の夢だったフラワーアレンジメント教室を自宅サロンで開けること、一家四人が広々と過ごすことができる念願の住処だ。ある日、洋館の庭で行われた引っ越しパーティーに、昔の恋人・瀬野樹(今井翼)が突然現れる。彼は「借金とりに追われているから匿ってくれ」という。衣香は瀬野を追い返そうとするが、彼は姿を消していた…。その夜から、西條家では、不思議なことが起こる。冷蔵庫の食料が減っていたり、夫の洗濯物が無くなったり。そして、衣香の結婚記念日に信じられないことが起きた。家族が帰らない家の屋根裏からバイオリンの音色が聴こえてきた。音に導かれるように、屋根裏へ登っていくと、瀬野がバイオリンを奏でている。彼は、西條家の目を盗んで、屋根裏に棲みついていたのだ。彼は何から逃げているのか?本当の目的は何なのか?そして、明らかになっていく家族が抱えた秘密とは?本作のヒロインにして、専業主婦で優しく穏やかで人当たりも良く、「いい妻」「いい母」「いい女」の仮面をつけている一方で、心の中では毒づく事で、表面の穏やかさを保っている一面を持つ西條衣香を演じるのは、女優の石田さん。14年ぶりの連続ドラマ主演に「とても感慨深い」と話し、「ドラマの現場はやりがいもあり、やはりとても楽しいので、いただいた役を精一杯、心を込めて演じていきたいです」と意気込みを寄せた。また初共演の今井さんについては「キャリアを積まれ、どんどん素敵な大人の男性になっていらっしゃるというイメージです。私の相手役にはお若すぎるのでは…とちょっぴり申し訳ない気持ちもありますが、初めての共演、とても楽しみにしております」と語った。そして、彼女の前に18年ぶりに突如現れ、勝手に家の屋根裏に棲みつく元恋人を、民放・連続ドラマ出演は14年ぶりとなる今井さんが担当。「このところ舞台で芝居を学んでおりますが、これまでに無い役柄をしっかりと落とし込んで演じ視聴者の方々に土曜の夜をワクワクしていただける作品になればと思います」と明かし、謎に包まれた影のある色っぽい男役をいかに演じるのか、期待高まるコメントを寄せた。2人の実力派俳優を迎え、演出には『リング』『仄暗い水の底から』『クロユリ団地』『劇場霊』など日本を代表するジャパニーズホラーのレジェンド・中田監督。脚本は、「ストロベリーナイト」の旺季志ずかが完全オリジナル作品として手がける。次々と明らかになるメインキャラクターの裏の顔にハラハラ、瀬野は救いの天使なのか全てを壊す悪魔なのかというモヤモヤ…ハラハラ、モヤモヤ…略して“ハラモヤ”が巻き起こる本作。今後の続報も楽しみに待ちたい。「屋根裏の恋人」は6月3日(土)より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(全8話予定)(text:cinemacafe.net)
2017年04月16日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、荒木経惟の『さっちん オリジナル版』。愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)によるご紹介です。■『さっちん オリジナル版』荒木経惟アラーキーこと写真家の荒木経惟が1964年に第1回太陽賞を受賞し、デビュー作として知られる「さっちん」。千葉大工学部に在学中の荒木が、三河島の廃墟化した鉄筋コンクリートのアパートで遊ぶ子どもたち(さっちんはその中のガキ大将)を1962年~1963年に撮影したシリーズ。当時、受賞作を雑誌に載せるためネガの受け渡しをしたまま紛失してしまったことで、写真集として世に出回ることが無かったが、50年以上の時を経た今、スキャンと印刷技術の進歩によって古い雑誌から起こされ、改めて写真集という形を取るに至ったのが本書である。「さっちん」関連の書籍では、1994年に新潮社から刊行された、受賞作ではないアウトテイクで構成した写真集『さっちん』、1996年~1997年に平凡社から刊行された荒木経惟写真全集(全20巻)のカバーの端を切り取り応募した者だけが手にすることができた完結記念限定版写真集『さっちんとマー坊』、2014年に開催された大型個展「荒木経惟 往生写集」のカタログへの一部掲載等が存在するが、本書に掲載の太陽賞受賞作を目にするには、これまでは当時の雑誌まで遡らなくてはいけなかった。団地を駆け回る子供たちの、画面に収まり切らないエネルギーを活写した荒木経惟の原点。雑誌での発表時に荒木によって書かれた文字が添えられ、絵本の様な仕上がりとなって今甦る。【書籍情報】『さっちん オリジナル版』著者:荒木経惟発行元:河出書房新社言語:日本語ハードカバー/32ページ/220×210mm発売:2017年2月28日価格:1,600円
2017年03月09日