グラビアアイドルの森脇芹渚(もりわき せりな)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『I DREAM』(発売中 4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。2017年12月に1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを果たした森脇は、童顔に似つかわしくない天然のIカップバストが魅力の25歳。Jカップ寄りのIカップバストはもちろん、上からB93・W62・H86という日本人離れしたダイナマイトボディーを誇る。そんな彼女が約2年ぶりとなるグラビアDVDをリリース。さらに迫力が増したIカップバストとド迫力ボディーを披露している。Iカップバストを小さな水着で隠しながらも下乳や横乳、さらには深い谷間を見せつけて報道陣を悩殺した森脇。「今回のDVDはオムニバス形式となっていて、個人的には初めて着たナースのコスプレがすごく楽しかったです。意外と身体のラインが出ていてエロいと思いました(笑)」と満足げで、ナース以外の設定については「家庭教師の先生を演じた時は、視聴者の方を教える感じとなっています。私服の下はニップレスブラ。これは私が着たいとお願いして実現しました。胸の張りがイイ感じで、自分の中では最高の出来栄えです」と自信を見せた。気になるセクシーなシーンは「夜のベッドのシーンはドキッとすると思います。黒のY字形水着を着たんですが、動くと危なかったですね(笑)。誘惑を擬似的にした感じで、頑張って誘惑しました(笑)」とアピールした。この日は報道陣が撮影する度に揺らすなど、存在感が一際目立った93cmのJカップバスト。大きくなった理由を問うと「思い当たる節がないんですよ」としつつ、「小学校5年生の頃から大きくなったんですが、中学2年生の頃にバドミントン部に入っていて、ブラジャーをつけずにバドミントンをしていました。それとその頃に抹茶の豆乳が好きでよく飲んでいたんですが、それが理由かもしれません。おばあちゃんはEカップだしお母さんはBもなかったので遺伝ではないと思うんですけど」と明かしていた。
2020年09月02日焼けつくような暑さに包まれた8月17日の夕暮れ。涼し気な表情で、高級愛車を走らせているのは蒼井優(35)だ。左手薬指の結婚指輪を光らせながら、蒼井が向かった先は東京・新宿にある有名百貨店。地下駐車場に車を停めると、足早に館内へと入っていく。記念すべき35歳の誕生日を迎えたこの日、蒼井が駆け足で向かったのは最愛の夫・南海キャンディーズ山里亮太(43)の晴れ舞台をお忍びで見届けるためだった――。「この日は、百貨店内にある劇場で山里さんが一週間ぶっ続けで行う単独ライブ『山里亮太の140』の初日。コロナ禍で何度も延期され、やっと実現できることに。ただでさえチケットの取れない人気公演ですが、客席数を間引いての実施ということもあって発売早々に即完売していました」(お笑い関係者)今年2月以来、約半年となる単独公演。初日開演前に山里は自身のインスタグラムでこう意気込んでいた。《来ました!山里亮太の140東京初日!たくさんのスタッフさんが細かく準備してくれている、本当にありがたい。お越しくださる皆様、色々といつもと違ってご協力をお願いすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。何より、本日舞台に立たせていただき、本当にありがとうございます》蒼井もようやく実現した夫の大一番を陰ながら支えてきたようだ。あるワイドショーの芸能デスクは言う。「舞台の準備に追われいつも以上に多忙な日々を過ごしていた山里さんを蒼井さんは徹底的にサポート。誕生日と舞台が重なったことで、ゆっくり祝うことはできなくなりましたが蒼井さんは『あたし絶対初日には、亮太さんのライブを見に行くことに決めたから。だってあたしの誕生日。一番したいことをしたいから』と、山里さんの背中を押したそうです。蒼井さんが初日に来てくるということもあって、山里さんもとても張り切っていたといいます」蒼井の“声援”もあってか、舞台は大盛り上がりだったようだ。終演したのは、予定時間を15分ほど過ぎた午後9時ごろ。参加した女性客は興奮気味にこう話す。「めちゃくちゃテンポのいいライブショーでした!山ちゃんもコロナ禍でずっと私たち観客の前で、喋りたかったって。山ちゃんから『これから連続今日を入れて7日間興行。ネタバレしちゃったら、次のお客様に可哀想でしょ。だから口チャックで、お願いします』って言われたから喋れません(笑)」再び蒼井が姿を見せたのは午後10時前。楽屋口から山里と現れた蒼井は、夫を労いながら帰路についた。
2020年08月18日俳優の高岡蒼佑(38)が3日、インスタグラムを通じ、俳優業を引退すると発表した。高岡は2日から3日にかけて、「6」「5」「4」「3」「2」「1」の画像を順に投稿。「17歳から携わらせてもらって現在38歳。この21年間で、いい景色も、ドロドロとした景色も、恐らく皆さんの想像を遥かに超える景色をこの目で見させて頂き、感じ、日々感性を揺さぶられ、また、感情は破壊され、日常でどれが本当の自分かもわからなくなる感覚も味わいました」の書き出しから、役者人生を振り返った。その中には、深作欣二監督、井筒和幸監督、若松孝二監督、蜷川幸雄さんらに「数々の監督ともご一緒させて頂きました。一生の宝です」と感謝する内容も。「お芝居はとてもやり甲斐のある、他には変えがきかない特別なものだと今でも思っています。本当に演じてこれた事、誇りです。濃密な時間を過ごさせてもらいました」と俳優業の魅力をつづる一方、「徐々に見たくもない色んな景色が見えてきて、ドロドロとしたものに顔だけ出して溺れていく感覚なのかな。自分の心だけが日に日に壊れるのを感じながらも、何度も何度ももがき続けてきました」「世間の声は時に励まされ、時に残酷です。この感覚もこの仕事の良い所でもあり、悪い所でもあり、他では味わう事はなかったでしょう」と苦悩も打ち明けた。また、「ある時、それはだいぶん前ですかね、演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました。心の底から物作りは好きです。必要としてもらえていない役者は自分の中ではお終いです。人生一度きりをもがき苦しんでも続けるのも正解です。自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない」と葛藤があったことにも触れ、「自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない。これまで代表作に恵まれただけで本望です。思い切り演じ切る役と出会えた事、それだけで大きな財産です。本当にこれまで支え続けてくれた人達には感謝しかありません」。そして、「もう思い残す事もございません。この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます」に続いて、最後の投稿で「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」と引退を発表。「自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます」と謝意を示し、「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。1999年、テレビ朝日系ドラマ『天国のKiss』で俳優デビュー。2005年公開の井筒和幸監督作『パッチギ!』で李安成役を好演し、第20回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した。その他、映画『バトル・ロワイアル』『青い春』『クローズZERO』『ROOKIES -卒業-』『さんかく』『座頭市 THE LAST』『僕等がいた』『止められるか、俺たちを』、ドラマ『太陽の季節』『人間の証明』『ROOKIES』『リアル・クローズ』『猿ロック』『テミスの求刑』『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』など数多くの作品に出演した。この投稿をInstagramで見る誇らしくもあり、険しくもあった、 役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。 体力はありますが、気力の限界。 全て出し尽くし、演りきりました。 役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。 その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。 自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。 誇れる才能も御座いません。 期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。 今後はどうかそっとしておいてください。 自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。 本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。 応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。 皆様のご多幸を心よりお祈りしております。 関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。 21年間、本当にありがとうございました。 高岡蒼佑 @ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前9時55分PDT
2020年08月03日蒼井優主演映画『スパイの妻』が、第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決定。蒼井さんと共演の高橋一生、そして黒沢清監督からコメントが到着した。9月2日(現地時間)よりイタリアで開催される、世界三大映画祭のひとつ「ヴェネチア国際映画祭」。今回、本作が出品される映画祭のメインであるコンペティション部門には、毎年各国の実績ある監督たちが名を連ねている。近年では、『ジョーカー』『ROMA/ローマ』『女王陛下のお気に入り』『シェイプ・オブ・ウォーター』などが主要賞を獲得している。また、これまでも数々の国際映画祭で受賞を重ねてきた黒沢監督は、役所広司ら出演『叫』や、蒼井さんも出演した「贖罪」に続き、3度目の出品。コンペティション部門に選ばれるのは、本作が初。黒沢監督は「嬉しい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」と現在の心境を語っている。主演の蒼井さんは、塚本晋也監督作『斬、』以来、2年ぶりのコンペ出品。「今回は残念ながら現地に伺うことが叶いませんが、会場の皆様にお会いできなくても、想いは通じると信じています。誰かの明日へつながる1本になればと心から祈っております」とコメント。そして出演作が世界三大映画祭に出品されるのは今回が初となる、蒼井さんと夫婦役を演じた高橋さんは、「この時代にこの作品で、このキャストスタッフの下、黒沢組に参加出来た事が夢のようですが、その上にまた、ヴェネチア国際映画祭に参加するという嬉しい知らせを頂きました。より多くの方々に観ていただければと思います」と語った。なお、コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞の金獅子賞、監督賞にあたる銀獅子賞、審査員大賞、男優賞、女優賞、マルチェロ・マストロヤンニ賞、脚本賞など。現地時間9月2日から12日まで行われ、受賞結果は映画祭最終日に発表予定となっている。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年07月28日蒼井優主演、黒沢清監督とタッグを組んだNHKドラマを、新たに劇場版として構築した映画『スパイの妻』より、劇中場面写真が到着した。蒼井さんが、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた本作。6月にNHK BS8Kにて放送されたドラマを、スクリーンサイズや色調を新たに劇場版として構築した。今回到着した場面写真には、蒼井さん演じる聡子が、夫・優作(高橋さん)に背を向け、内に秘めた思いを発しようとするシーンや、床に崩れ落ちながらもお互い見つめ合う場面など、夫婦の印象的なシーンが切り取られている。また、太平洋戦争開戦間近の日本を舞台にした本作。軍服に身を包んだ神戸憲兵分隊長・津森泰治(東出昌大)の姿も。さらに、聡子が疲れ切った優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)からあるノートを受け取り、困惑の表情をみせる場面、複数の拳銃を向けられる場面など、ミステリアスな雰囲気の場面写真も到着した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月22日俳優の福士蒼汰が25日、自身のInstagramを更新し、新たな試みを見せた。投稿されたのは、写真家・荒木勇人との共同制作中の撮影風景動画。荒木が画面越しに一眼レフを構え、画面上の福士とやりとりをしながらカメラで撮影した。荒木は数々の人気俳優の写真集やカレンダー、カバーショットを手掛ける人気写真家で、これまでも、福士の写真集やカレンダーなどを手掛けている。直近では2018年に発売となった写真集「SOTA FUKUSHI」の撮影にも携わった。今回の試みは、従来の撮影方法とリモート撮影をうまく融合できないかという荒木の提案によるもの。福士が意気投合し、新しい撮影方法の可能性を探り、PC自体をカメラで撮影するという方法に挑むこととなった。パソコン画面の前に置かれた観葉植物の間から、福士が顔を覗かせているような様子や、画面に反射させた光を利用したり、逆光のような世界観を作り出した演出などを取り入れ、遊び心満載となっている。実際の撮影では、お互いにアングルの調整などを細かく行い、リアルな撮影よりも何倍ものコミュニケーションを取りながら撮影を行った。長い付き合いだからこそ醸し出す二人の様子が垣間見える映像となっている。
2020年05月25日俳優の福士蒼汰が9日、自身のInstagramアカウントで初のインスタライブを行った。初インスタライブだという福士は、自身の出演作を振り返り『きょうは会社休みます。』で綾瀬はるかに行った壁ドンについて「壁ドンって何ですか?」と思ったという話や、映画『無限の住人』についての「大先輩・木村さんと共演して。自分が問われるような作品で、ちょっと怖かったです」といった話など、思い出を振り返る。映画『曇天に笑う』については「カリという武術を習っていたので、カリを取り入れたら面白いアクションになるんじゃないかと思って、自分でアイディアを渡したりとか」と裏話を明かした福士。映画『ラプラスの魔女』については「櫻井翔さん、そしてすずちゃん(広瀬すず)。すんごい楽しかった」と振り返った。さらに、映画『BLEACH』については「本当に大好きな作品です。やってて楽しかったし、アクションも楽しかった」と思い出を語りつつ、「吉沢亮アゲイン! 吉沢亮、ずっと変わってなかったです。(撮影現場で)6年ぶりに再会して、その間も何回か会ってたけど、全然人見知りで。最初はみんなに馴染めてなかったので、『マジか、こいつ』と思って」と、『仮面ライダーフォーゼ』以来の吉沢の印象を表す。映画『旅猫リポート』については、「猫ちゃんが大好きになった作品で。最初は猫ちゃんとどう接していいかがわからなかったんですけど、やってる間にどんどん好きになって」と、犬派だった自身の変化について語り、「本当にナナと旅できてよかったなって思います」と感謝した。最新出演映画『カイジ ファイナルゲーム』 まで語った福士は、「じゃあ、宇宙でも行きますか〜」と、主演作『仮面ライダーフォーゼ』のことを話し出し、「みんなでやりましょう。コメントに『キター』って書いてください」と要請。「宇宙ー! キター!! 仮面ライダーフォーゼ! タイマン張らせてもらうぜ!!」と、如月弦太朗の決めセリフを披露。「たまに現場でもやれって言われることがあって。『Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜』のドラマの時に、石原(さとみ)さんと勝村(政信)さんに、『ちょっとやってよ、キターってやつ』と言われて、ガチトーンで、本当にみんながびっくりするくらいの『キター』をやりました」と明かし、ファンも喜んでいた。「またインスタライブ、できたらいいな」という福士は、「こういう時代になりましたが、今みなさんができることをするしかないと僕は考えているので。どんな状況でも変わらないなと思っています。悲しい気持ちも辛い気持ちも、『こんな状況やだ』って気持ちもわかるけど、自分の起こせる状況の範囲がわかるから。『じゃあ、今日何するの?』ということを考えて生きた方がポジティブ」と心境を吐露する。さらに自身は現在映画や栄養学について学び、「今までなかった時間があるので、時間をどう使っていくのかを考えてる」という。「アフターコロナと言われる時代が来た時に、『こんな自分になっているんだ』となるためには、今の時間をどう過ごすかで変わっていくと思うので、みんなが考えていってくれたら、より良い世の中になれると思います」とメッセージを贈った。
2020年05月09日主演・高橋一生、ヒロイン・蒼井優、タナダユキ原作・脚本・監督で贈る『ロマンスドール』Blu-ray&DVDが7月3日(金)よりリリース決定。高橋さんと蒼井さんからコメントムービーも到着した。ひと目惚れした妻と幸せな結婚生活を送りながら、ラブドール作りに没頭する主人公・哲雄を高橋さん、夫に理解を示しながら、胸の中の秘密をなかなか打ち明けられない妻の園子を蒼井さんが演じた本作。2人は『リリィ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの共演となった。微笑ましい新婚時代から、相手のことを思いやりながらも徐々にすれ違っていく過程、もがきながらも“ほんとの愛”を見つけようとする男女の姿を、2人は絶妙なコンビネーションで作り上げ、大胆なベッドシーンも美しく、切ないリアルな情景となって描き出された。本作で大きな役割を果たすドールも、もうひとりの登場人物として存在感を放つ。自身のオリジナル小説を『百万円と苦虫女』のタナダユキ自らが脚本・監督型破りな設定とセンセーショナルな展開、丁寧に描かれた男女の心の機微に多くの共感が寄せられ、2008年の連載当時に大きな話題を呼んだ小説「ロマンスドール」。発表から12年もの時を経て、タナダ監督自らメガホンを取り、純愛と性愛とドールが交差する新たな映画作品として命を吹き込んだ。また、音楽は世武裕子が手掛け、主題歌は人気バンドの「never young beach」が「やさしいままで」を書き下ろし、本作の唯一無二な世界を彩っている。Blu-ray&DVD豪華版の初回限定特典は、タナダ監督デザインのランチトートバッグ付き。仕様・封入特典は、特製アウターケース&デジパックとブックレット。そのほか、メイキングや貴重な各種イベント映像が収録された特典ディスクなど、充実の特典が満載。さらに店舗別先着予約購入者特典として、2L版ブロマイド(3枚組)などが付与される。『ロマンスドール』Blu-ray&DVDは7月3日(金)より発売。※6月3日(水)レンタル開始、U-NEXTにて最速オンライン上映中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年04月20日自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の記念上映会が3月20日、東京・千代田区の丸ビルホールで行われ、同賞第1回受賞者である小田香監督の最新作『セノーテ』が上映された。『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラムに参加した“愛弟子”である小田監督が、最新作の題材に選んだのはメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。現世と黄泉を結ぶと信じられていたセノーテでは、かつて雨乞いの儀式のために人々が生贄として捧げられていた。小田監督が自らダイビングを学び、セノーテをめぐる歴史と記憶が交差する神秘の水源を撮影した。上映後には小田監督、「大島渚賞」の審査員長を務める音楽家の坂本龍一、審査にあたった黒沢清監督が、荒木啓子(PFFディレクター)の進行でトークショーを実施。坂本は初長編作品『鉱 ARAGANE』で炭鉱に、本作で泉に“潜る”小田監督の作風に興味を示し、「次は空には?」と話題を振ると、小田監督は「お金次第ですが、宇宙から地球を撮りたい」と構想を語った。サウンドデザインに対しても賛辞を送る坂本は「色彩や光と影に加えて、音に対する感覚も非常に鋭いし、挑戦も見受けられる。こういう、すべてを持っている人はなかなかいない」。黒沢監督は「ジャンルとしては、ドキュメンタリーなのか?」と質問をぶつけ、小田監督は「感じたことに忠実というか、体験に沿って撮っている意味ではドキュメンタリーだと思います」と説明した。また、小田監督は今回の受賞を機に、大島監督の作品群をほぼ見直したといい「戦中戦後の大きな問題に対し、怒りを描いていると同時に『これは国民1人1人、君の問題だよ』とおっしゃっているように感じた」と背筋を伸ばしていた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。この日の記念上映会では『セノーテ』に加えて、大島監督の代表作であり“松竹ヌーヴェルヴァーグ”の言葉を生んだ『青春残酷物語』(1960年)デジタル修復版が英語字幕付きで上映された。
2020年03月20日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の授賞式が、本日3月19日に都内で行われ、栄えある第1回目の受賞者となった小田香監督がトロフィーを受け取った。2011年に米ホリンズ大学の教養学部映画コースを修了した小田監督は、13年に『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラム「film.factory」に第1期生として参加。15年にベーラ監督監修のもと、ボスニアの炭鉱を捉えた初長編作品『鉱 ARAGANE』を完成させ、大反響を呼んだ。最新作『セノーテ』はメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉に迫り、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019、ロッテルダム国際映画祭2020への正式出品を経て、この6月から劇場公開される予定だ。小田監督は、大島監督の座右の銘でもある、ハンセン病と闘った詩人・明石海人の言葉に触れて「映画とともに生きる上で、困難に立ち向かうことも多々あると思いますが、かつて不条理の中で、それでも光を見出そうと己を燃やし、生きるために表現せざるを得なかった人々が確かにいたことを、瞬間瞬間思い出したいです」と真摯に語り、「命を、人生をかけて、今自分は生きて表現できているのか。常に問いかけ、映画の道を歩んでいく所存です」と決意を新たにしていた。授賞式には小田監督をはじめ、審査員長で、かつて大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じた坂本龍一氏、審査員の黒沢清監督と荒木啓子(PFFディレクター)、矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、大島監督の妻で女優の小山明子が出席した。ニューヨークから駆けつけた坂本は「すばらしい監督の名前を冠した賞にふさわしいのは、小田香しかいないと僕から推薦させていただいた。先進的な思想家でもあった大島監督の思想に、(小田監督の作品は)通底するものがある」と輝く才能を絶賛。黒沢監督は「重たい賞ですが、背負ってさらにすばらしい作品を生み出してください」とエールを送った。また、授賞式にはベーラ監督から「あなたがこれまで作ってきた映画に、あなたの誠実さと強さに、心から感謝したいと思います。そして、ゴー・ア・ヘッド!わが道を行きなさい」と祝福のメッセージが届いた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。取材・文・写真=内田涼
2020年03月19日1977年から40年以上にわたり、国内外に自主映画を紹介してきた“ぴあフィルムフェスティバル(PFF)”が、新たなる映画賞“大島渚賞”を創設。その第1回目の受賞者に、巨匠タル・ベーラの愛弟子である小田香監督が選ばれた。この大島渚賞は、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。対象は、劇場公開作品を持つ監督だ。かつて、大島監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰する。“第1回大島渚賞”は、審査員長である坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の討議により、ハンガリーの巨匠タル・ベーラの愛弟子であり、独自の映画言語で『鉱 ARAGANE』『セノーテ』など、次々に新たな作品を生み出している小田監督に。授賞式は、3月19日(木)に東京・丸ビルホールで行われる。また、翌3月20日(金)には、同ホールにて記念上映会が実施されることになっている。この“大島渚賞”記念上映会では、受賞監督作品と大島監督作品を上映。6月に劇場公開を控える小田監督最新作『セノーテ』をいち早く紹介し、上映後には、小田監督、坂本、黒沢監督によるトークも行われる。さらに、大ヒットを記録し、社会現象ともなった大島監督による28歳のときのオリジナル作品『青春残酷物語』が上映会のラストを飾る。■第1回大島渚賞タイムテーブル(※予定)13:30『セノーテ』上映14:50 上映後トーク(小田香監督×坂本龍一×黒沢清)15:50『青春残酷物語 デジタル修復版』
2020年02月17日“笑顔で人々を幸せにする”をコンセプトに吉本興業が主催した女性タレント発掘オーディション「美笑女グランプリ」で、初代グランプリに輝いた高野渚。大阪在住でお笑い好きだという彼女は、まぶしい笑顔が実にチャーミングな高校2年生だ。すでに、優勝特典である品川ヒロシ監督によるWOWOWの連続ドラマ出演が決定しているほか、24日にスタートした岡田結実主演のテレビ朝日系ドラマ『女子高生の無駄づかい』(毎週金曜23:15~)にも出演。早くも女優としてスタートを切った高野にインタビューし、令和を担う原石の素顔に迫った。○■吉本主催の「美笑女グランプリ」を受けた理由――2歳でモデルをした経験もあるそうですが、女優を目指したいと思ったのは、いつ頃からですか?小学校の低学年くらいからだと思います。映画やドラマを観るのが大好きで、いつかは自分も女優になりたいと思っていました。――今回、「美笑女グランプリ」に応募しようと思ったきっかけを教えてください。「美笑女グランプリ」のコンセプトを聞いて、自分の笑顔で誰かを幸せにできたらいいなと思って応募しました。いつも笑顔でいたほうが楽しいと、自分自身も思っているので。――大阪人は、お笑いのDNAが備わっていると思いますが、やはり吉本興業に対しても特別な思いがあったのでしょうか?やはり家族全員が、お笑い好きです。吉本は当然ながらお笑いのイメージが強いので、オーディションを受けた時も「芸人を目指してるの?」と聞かれましたが、私自身は女優志望です。何かオーディションを受けたいと思った時、ちょうど見つけたのが「美笑女グランプリ」だったので、タイミングも良かったかなと思います。――2019年は、いろいろなことがあった吉本興業ですが、不安に思ったことはなかったですか?ちょうど、いろいろな騒ぎがあった頃にオーディションを受けましたが、私自身はそんなに気にしてなかったです。そこはやっぱり、大阪出身という点が大きかったと思います。――オーディションは緊張しましたか?実は、全然緊張しないタイプなんです。とはいえ、ほどよい緊張感は感じていました。○■目標とする女優は二階堂ふみや杉咲花――吉本所属だからこそやってみたいことはありますか?バラエティ番組などで、芸人さんと絡める機会をいただけたらうれしいです。私自身は芸人を目指したいわけではないのですが、芸人さんと一緒に仕事がしたいです。――ちなみに、ご自身はボケとツッコミでいうと、どちらのタイプですか?友だちからは、よくツッコまれます(笑)。また、どちらかというと、自分が話すというよりは、聞き手に回るほうが多いです。――憧れの女優さんはいますか?二階堂ふみさんや杉咲花さんのような、自然体の演技が素敵な女優さんを目指したいです。また、いつか共演してみたいのは石原さとみさんです。かわいさもカッコ良さも両方見せることができる女優さんだし、たくさんの人から愛されている方だなと思います。――女優としてどういう作品に出演してみたいですか?普段、少女漫画をよく読むので、いつか人気コミックの実写映画に出てみたいです。いつも、漫画の映画化作品を観に行く時は、漫画のとおりになっているのかな? と気になりますが、観るととても面白いと感激します。――品川ヒロシ監督のWOWOW連続ドラマも楽しみですね。まだ、監督とはあまりお話ができていないのですが、演技を頑張って、どんどんステップアップしていきたいです。○■記憶力に自信「台本も何回か読んだら」――得意なことや、ご自身の武器についても教えてください。記憶力はいいほうだと思います。テスト勉強も、一夜漬けでバーッと覚えられるタイプだったので、台本も何回か読んだら頭に入る感じです。また、クラシックバレエを3歳から中1くらいまでやっていて、バスケットボールも小学校の3年間やっていました。あとは、寝起きもいいです(笑)。そして、嫌なことがあってもポジティブに捉え、あまり落ち込まないようにしています。ずっと凹んでいてもしょうがないので、常に前向きに頑張っていこうと思っています。――2020年の目標を聞かせてください。いま高校生なので、高校サッカー選手権の応援マネージャーをやってみたいです。それは高校生にしかできないことで、ラストチャンスになるので、もっと頑張ってトライしたいです。■プロフィール高野渚(たかの・なぎさ)2002年4月15日生まれ、大阪府出身。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、クラシックバレエ。特技は、どんなに朝早くても目覚ましが鳴るすぐに起きられること、どこでも寝られること。スポーツ経験はバスケットボール(3年)。楽器経験はピアノ(2年)、習い事は英会話、体操。
2020年01月26日寒さも本格的になってきた12月上旬。オフの日に銀行から出てきたのは蒼井優(34)。周囲を気にしてか帽子にマスク姿で歩く蒼井だが、左手薬指にはキラリと輝く指輪が――。19年6月に南海キャンディーズの山里亮太(42)との電撃結婚を発表した蒼井。彼女は発表会見では結婚指輪について「指輪をいただいても、なくす自信があるので」と山里からの申し出を断ったことを明かしていたが……。「蒼井さんは一緒に住むようになってから家事に力を入れて、超多忙な山里さんをサポートしているそうです。そんな蒼井さんへの感謝の気持ちとして、山里さんが最近、結婚指輪をプレゼントしたと聞いています」(ラジオ局関係者)1月から春にかけて主演映画やドラマを控えるなど、自身も売れっ子女優の蒼井。そんななか、彼女は夫のために“働き方改革”をしていた。「最近まで蒼井さんは20年に公開される映画の撮影をしていました。関東近郊や関西でのロケが多かったそうですが、本来なら泊まるところを、蒼井さんがスタッフに頼んで夜遅くてもなるべく日帰りで自宅に戻るようにしていたといいます。また舞台に出演する際も、稽古時間の希望を出しているそうです。朝は『スッキリ』(日本テレビ系)に向かう山里さんを見送るため、『稽古は13時から19時までにしたい』と言っていたと聞いています。少しでも山里さんと一緒にいられる時間を大切にしたいのでしょう」(舞台関係者)さらに、結婚後の蒼井には“ある変化”が。この日、銀行を出た蒼井は念入りに通帳を確認していた。「もともとぜいたくはしない性格の蒼井さんでしたが、結婚後はより節約するようになったそうです。食材を買いに行くときも事前に安いスーパーを調べているといいます。結婚会見で山里さんは『生活の主導権は僕』と語っていましたが、今は家計の管理を蒼井さんにほぼ任せているのでしょう」(前出・ラジオ局関係者)“倹約家妻”の支えでつつましやかな生活を送る2人。その絆が揺らぐことはなさそうだ――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月20日高橋一生と蒼井優が夫婦役となった映画『ロマンスドール』完成披露試写会が12月18日(水)、新宿バルト9にて行われ、高橋さん&蒼井さんがそろって登場し、共演のきたろうの歯に衣着せぬつっこみに、たじたじになっていた。『ロマンスドール』は、タナダユキ監督が10年前に発表した同名小説を、自らの手によって映画化。一目惚れをして結婚した園子(蒼井さん)と幸せな日常を過ごしながらも、気まずさから、ラブドール職人であることを隠し続けている哲雄(高橋さん)。仕事にのめり込むうち、次第にセックスレスになっていく夫婦。夫婦の危機が訪れそうになったあるとき、園子は突然秘密を打ち明けることになる。高橋さん&蒼井さんのシーンにきたろうさんが一言『リリイ・シュシュのすべて』以来、がっつりの共演は19年ぶりとなったふたり。久々の共演に、蒼井さんは「初めての現場で何も知らない状態を一生さんは見ているので、地元の知り合いみたいな感覚で、勝手に親近感を持ってしまっています。普段は“一生くん”と呼んでいるんですが、途中ですごい先輩だ…と気づいたけど、これから“高橋さん”と呼んでもなって…」と照れながらエピソードを語る。高橋さんは「それもすごいショックですね(笑)。(一生くんと呼ばれて)うれしかったですよ、地元の感じ、地元の覇気のないお兄ちゃん、みたいな感じで」とにこやかに蒼井さんに微笑み返した。高橋さんも、蒼井さんとの共演について、「お芝居をさせていただくときに、よく“会話はキャッチボールだから、そうしてくれ”と演出家に言われたりするんですけど、蒼井さんとお芝居すると、ジャグリングのようで、玉が常に行き交っている」と表現。高橋さん、蒼井さんのやり取りをじいっと聞いていたきたろうさんだったが、しびれを切らした様子で、「エッチをしているときはどう?」と、劇中ふたりの濃密なシーンに突然、触れた。いきなりの突っ込みに、高橋さん&蒼井さんも爆笑だったが、きたろうさんは、「なかなかキレイだよね!俺はもっとエッチになってほしかったんだけど、残念でした」と感想を述べ、場内を騒然とさせた。高橋さん、恋人は「本当にいないんです、いよいよ困りますよ」さらに、2019年秘密にしていたことというお題を振られたときも、きたろうさんは大暴れ。きたろうさんは、高橋さんに「恋人いるんじゃないの?」とぶっこむが、高橋さんは慣れた様子で「本当にいないんですよ。いよいよ困りますよ。いつできるんですかね?わからないです(笑)」と苦笑。すると、きたろうさんは勝手知ったる顔で「急に恋に落ちるよ(笑)」と大人なアドバイスを寄せ、高橋さんをさらに笑顔にさせていた。そのほか、完成披露試写会には出演する三浦透子、タナダユキ監督が登壇した。『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2020年1月24日より全国にて公開©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年12月18日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF理事長、ぴあ株式会社代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日第11回TAMA映画賞授賞式が11月17日(日)、中央大学多摩キャンバスクレセントホールにて開催され、最優秀女優賞を受賞した蒼井優と前田敦子が登壇。蒼井さんは結婚、前田さんは出産と2019年、新たなスタートを切ったが、女優業に向けての熱い思いを吐露した。■蒼井さん「新しい一歩を踏み出す時期にこういう賞をいただけたことは光栄」TAMA映画賞は、明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するもの。蒼井さんは『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』において、多岐にわたる役柄を演じ分け、観客の脳裏に鮮烈に焼き付けたという評価で最優秀女優賞を受賞した。どの作品も非常に勉強になった現場だと語った蒼井さんだったが、なかでも「塚本晋也監督とご一緒した『斬、』の現場では、ものづくりの美しさを身体の底から体感させてただきました」とかけがえのない経験ができたことに感謝を述べていた。さらに蒼井さんは、塚本監督から得たことを胸に映画作りに励んでいくことを誓うと「新しい一歩を踏み出す時期に、こういう賞をいただけたことは非常に光栄でした。ある種の叱咤激励だと思って、これからも真面目に取り組みたいです」と今後の更なる飛躍を誓っていた。また『長いお別れ』で共演した名優・山崎努さんとの現場も味わい深いものであったと述べると「ご共演してまた好きになっちゃいました」と笑顔を見せる。続けて「画面に映らないようなシーンでも、アドリブを入れるんです。あれだけのキャリアを持つ方でも、常に挑戦する姿を目の当たりにすると、自分ももっと大胆に挑戦しなければいけないなと学ばせていただきました」と語っていた。■前田さん「映画の世界には夢が詰まっている」一方の前田さんは、主演を務めた『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像が、前田さんの女優としての資質・魅力にシンクロして、稀有な存在感を放ったということでの受賞となった。2019年を振り返った前田さんは「これまでで一番映画に参加させていただいた年」と定義づけると「やっぱり映画の世界は夢が詰まっていると感じました。やればやるほどワクワクするんです」としみじみ語る。さらに前田さんは「映画の世界にいる方々のひさむきさが尊敬できるんです」と述べると「まだどういうペースでやっていけるのかは決めてはいませんが、またガッツリと映画の世界に携われる日がくるといいなと思っています」と未来に思いを馳せると「これからもしっかりと毎日ひたむきに過ごしていきたいです」と抱負を語っていた。第11回TAMA映画賞受賞作品、受賞者●『嵐電』 (鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同)●『長いお別れ』(中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同)●新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『天気の子』)●藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『新聞記者』)●山崎努 (『長いお別れ』)●井浦新 (『嵐電』『こはく』『赤い雪 Red Snow』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか)●蒼井優 (『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』)●前田敦子 (『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか)●山戸結希監督 (『ホットギミックガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』)●奥山大史監督 (『僕はイエス様が嫌い』)●成田凌 (『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格太宰治と3人の女』『翔んで埼玉』ほか)●清水尋也 (『ホットギミックガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』)●岸井ゆきの (『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』)●シム・ウンギョン (『新聞記者』)(text:cinemacafe.net)
2019年11月17日女優の蒼井優さんの魅力は、何といってもそのどこか儚げでほっとけない大人の色気。どうしたら蒼井優さんのような色気のある大人の女性になれるのでしょうか。その秘密をご紹介します。自然なナチュラルメイク蒼井優さんは、いつもスッピンに近いナチュラルメイクをしていますよね。実はこのナチュラルなメイクに色気の秘密があったんです。ナチュラルメイクのどこに色気を感じさせる秘密があるのでしょうか。それは、肌の透明感です。白く透き通るような肌は、上品で清楚なイメージがあると同時に儚げで守ってあげたくなる色気も感じさせます。大人の色気を出したい時には、ナチュラルメイクで自然体の色気を強調しましょう。会話の多彩さ蒼井優さんの魅力は、その会話の多彩さ。あらゆる話題に精通していて、会話の端々には独自のセンスが光ります。実はこうした会話のセンスも大人の色気には大いに関係あるのです。なぜ蒼井優さんは、こんなに会話のセンスが輝いているのか。その秘訣は、彼女の趣味の多彩さからきているのです。読書や骨董、更には宝塚や相撲と、その量は膨大。また、1つの趣味をとことん追求する蒼井優さんの知識量はとてつもない量。色気のある話し方は、落ち着いて品がある中にもユーモアのセンスが光る会話術です。大人の色気を感じさせるには、こうした会話のセンスも必要ですよ。落ち着いた話し方大人の色気を出している人の話し方にも秘密があります。蒼井優さんの話し方は、どこかおっとりとしていて柔らかな印象がありますよね。大人の色気を出したい時には、彼女のようにおっとりと話すと効果的なのです。早いテンポで話をするとどうしても軽めに聞こえてしまうのですが、逆におっとりのんびり話す事で自然と大人の色気をアピールする事ができます。まとめ:大人の女性の色気とは蒼井優さんから学ぶ大人の色気は、そのナチュラルさです。飾り気がないサッパリとした雰囲気が、自然と大人の色気を演出してくれるのです。透明感のある肌や会話の上手さ、そしておっとりとした話し方。驚くべき事に、蒼井優さんは自然と大人の色気を手に入れていたのです。
2019年09月21日「山里さんと蒼井さんは、つい最近引っ越されたそうです。山里さんはとっても気さくで、すれ違うといつも向こうから声を掛けてくれます。蒼井さんふだんは化粧もせず、お買い物にも気軽に行っているそうです」(マンションの住人)6月に南海キャンディーズの山里亮太(42)との電撃結婚を発表した蒼井優(33)。同月5日の結婚会見で山里は「同居はまだしていない」と、“別居婚”を宣言。会見以降、2人の新婚生活は謎に包まれていた。「蒼井さんと結婚してからの山里さんは“結婚に触れてくれるな”というオーラがすごいんです。気軽にプライベートを聞けるような雰囲気じゃないです……」(テレビ局関係者)しかし、2人はひそかに夢の同居生活をスタートさせていた。7月下旬、昼過ぎに仕事を終えた山里がタクシーで向かったのは都内にある閑静な住宅街にたたずむマンション。すると、エントランスから出てくる蒼井の姿が。その数日後の朝7時過ぎ。レギュラーを務める『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送に同じマンションからタクシーで出勤する山里を目撃している。ついに見つけた新居で2人は熱い新婚生活を送っているようだ。「蒼井さんは多忙な山里さんに代わって、洗濯物を干したり、掃除をしたりと主婦業に励んでいるようです。また、仕事に向かう山里さんに向かってベランダから蒼井さんが『いってらっしゃい!』と手を振って見送るのが朝の日課になっているそうですよ」(蒼井の知人)6月の会見では蒼井について「(財布のひもは)すごいしっかりしているので、スーパーも安いほうに行ってくれたりとか、お任せしたほうがいいのかな」と明かしていた山里。蒼井も山里からの結婚指輪を断っていたことを明かした際に、こう語っていた。「私、大切なものって絶対になくすんです。年内になくす自信があったので。もし、それだとしたら何かを一緒に経験することに使ってほしいかなって」2人が“愛の巣”に選んだマンションにも、蒼井の堅実さが表れていた。「蒼井さんと山里さんが住んでいるのは、築50年を超えるマンションをリノベーションした物件です。家賃は50万円前後ですが、2人がこれまで住んでいたマンションを考えると、かなり安いでしょう」(不動産関係者)また、築50年というマンションには、蒼井の穏やかな新婚生活への祈りが込められているという。「何事にも強いこだわりを持つ蒼井さんですが、なかでも住まいは特別。独身時代は、仕事の合間に何回も内見を重ねた末に見つけたビンテージマンションに住んでいました。新居は忙しい山里さんに代わって彼女が積極的に不動産巡りをしていたそうです。蒼井さんの希望で新築ではなく“古いけど味のある部屋”という条件で探していたといいます。2人の結婚生活において広さや値段よりも、お互い心地よく過ごせる空間であることが大事なのでしょう」(前出・知人)部屋のなかにも、蒼井のこだわりがちりばめられている。「室内には蒼井さんが地方にまで買いつけに行ったアンティーク家具などが置かれています。また、2人で過ごすときは常にお互いが好きなアイドルのDVDが部屋で流れているそうです。最近では蒼井さんの影響で宝塚歌劇団にも山里さんがハマり、共通の趣味を楽しめるようにホームシアターを作る準備をしているそうです」(前出・知人)蒼井が作り上げた安息の地は、山里に影響を与えているという。「吉本興業の分裂騒動で気苦労の多い山里さんは、家に帰ると蒼井さんに悩みを打ち明けていると聞いています。また山里さんが仕事で踊りの練習を毎晩していると、バレエ経験のある蒼井さんが『ステップができてない』と笑顔でダメ出ししているそうです」(芸能関係者)明るい話題を提供した2人だけに、テレビ各局からは“夫婦共演オファー”が絶えないという。「新婚旅行の候補地として挙げた高知県への旅番組のオファーも届いているそうですが、全て断っているそうです。夫婦の貴重な時間は当面。2人だけのものにしたいのでしょう」(テレビ局関係者)結婚から2月、節約道をしっかり歩む蒼井。これなら家計も山ちゃんもスッキリ!
2019年08月06日男の子の名前に使われる漢字のなかでも人気の高い「蒼」。「草木が生い茂る」という意味から、すくすくと育つ植物のような、さわやかで健康的なイメージです。2018年の名前ランキングのなかから、「蒼」を使った人気の名前TOP7を紹介します。 1.蒼(あお、あおい)「蒼」一文字の名前で、印象的。「あおい」というよみも2018年のランキングでは19位と人気です。見た目も響きも、りりしさやさわやかさが感じられます。 2.蒼大(あおと、そうた)のびのびと大きく育つように、という願いを込められる名前です。「大」は男の子の名前の漢字ランキングで毎年1位、2位に挙がる人気漢字。「あおと」「そうた」はどちらも人気の高いよみ方です。 3.蒼真(あおま、そうま)男の子の名前に使われる漢字で人気の高い「真」を組み合わせた名前。「~ま」で終わる名前でやさしい響きになります。 4.蒼空(そら)「空」と合わせて「そら」と読ませる当て字名前。漢字が表す通り、さわやかに晴れ渡った大空をイメージさせ、同時によびやすさも併せ持った名前です。 5.蒼太(そうた)俳優の福士蒼汰さんの名前と漢字違いで、男の子の人気漢字「太」を使った名前です。元気にたくましく育ってほしいという願いにぴったり。 6.蒼士(あおし、そうし)2018年男の子の名前のよみランキングでは「そうし」がランクイン。「士」を合わせることで、古風な印象がアップ。きりっとしたりりしさや芯の強さを感じさせる印象に。 7.蒼生(あおい、いぶき)「生」という漢字を使うと、よりいきいきとした印象に。また「いぶき」とよませることで、漢字で見た印象と合わせて、若々しく生命力のあふれた人を連想させます。 「蒼」は人気が高い漢字なので、知り合いと名前が被ることを気にする方もいるかもしれません。ただ、「あお」「そう」と複数のよみがあるので、合わせる漢字によってバリエーションが広がります。個性的な名前を考えることもできそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月15日映画『町田くんの世界』(6月7日公開)で、俳優・細田佳央太と共に主演に抜てきされた女優・関水渚の新たな場面写真3点が8日、公開された。同作は、石井裕也監督が安藤ゆき氏の同名コミックを実写化。運動や勉強が苦手で見た目も普通な“人が大好き”町田くん(細田)が、“人が大嫌い”な猪原さん(関水)に出会うことで、初めて「わからない感情」に向き合っていく。1,000人を超えるオーディションを勝ち抜いた2人をW主演に、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった豪華キャストが脇を固める。関水が演じるのは、過去のある出来事がきっかけで人嫌いになってしまうが、町田くんと出会うことで少しずつ変わっていく猪原奈々。不安を抱えながら精一杯生きようとする猪原という役に対して、関水自身も「初の映画で初主演」という不安と向き合いながら果敢に挑んでいる。その姿が、今回公開された3点の写真からも浮かび上がる。高校のプールに入った時に見せた弾けるような笑顔、町田くんのある行動を目撃して驚く瞬間、仮病で保健室に引きこもっていたところで偶然町田くんと出会った時の表情をそれぞれ捉えている。藤原竜也主演の人気シリーズ最新作『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)のヒロインにも抜てきされた関水。令和のブレイク女優として、期待と注目を集めている。(C)安藤ゆき/集英社(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年06月08日蒼井優と山里亮太(南海キャンディーズ)の電撃結婚を受け、『長いお別れ』で蒼井さんの両親役を演じた松原智恵子、山崎努からお祝いのメッセージが到着した。現在公開中の本作では、仕事も恋愛もうまくいかず、人生の岐路に立つ東家の次女・芙美を演じている蒼井さん。山崎さんが演じる父・昇平が認知症を発症したことで、家族と向き合い、自分の人生を見つめ直しながらも、笑って、泣いて、前に進んでいく女性を見事に体現。劇中では、認知症の症状が進み、次第に記憶を失っていく父に対して恋愛や人生の悩みを打ち明ける姿も映し出されており、本作を観た観客からは蒼井さん、山崎さんを絶賛するコメントも多く見受けられる。そんな中、報道された今回のおめでたいニュースはSNS上でも話題沸騰!直前に映画を観ていたという投稿も多く、「蒼井優ちゃん出てる『長いお別れ』観たばっかで結婚て聞いて嬉し泣きしそうだったわ」といったコメントで賑わっている。6月1日に行われたばかりの公開記念舞台挨拶では、ずっと憧れていたという大先輩・山崎さんとの初共演について、「山崎努さんの著書『俳優のノート』を10代の最後の方に買って、それに一生懸命線を引きながら読んで学んできて、こうして10年以上のときを経て大先生と共演できた感じがした」と明かし、「自分にとって意味のある作品になりました」と感激ぶりを口にしていた蒼井さん。劇中では悩みをかかえている次女・芙美を演じた蒼井さんに母・曜子役の松原さんは、「芙美ちゃんは結婚には縁遠くお母さんは心配していました でも、蒼井優さんはちゃんとご自分の幸せを手に入れてお母さんはとても安心して喜んでいます」と劇中同様、温かな愛を感じるコメント。一方、山崎さんは「偽の父として、おめでとう。『ゆ~』っとした家庭を作っておくれ。俳優業も期待しています」と劇中のセリフを用いながら、茶目っ気たっぷりの祝福メッセージ!ちなみに、長女・麻里役を演じた竹内さんも映画公開直前に結婚が報じられており、本作はおめでたいこと続きとなっている。『長いお別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年06月06日●『町田くんの世界』オーディションで主演に抜擢『川の底からこんにちは』『舟を編む』『バンクーバーの朝日』などで知られる、石井裕也監督の最新作『町田くんの世界』が6月7日より公開される。安藤ゆきによる同名コミックを映画化した同作は、運動も勉強も苦手で見た目も普通だが、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力のある”町田くん”を主人公に繰り広げられる物語だ。主演の町田一役には細田佳央太(かなた)、ヒロインの猪原奈々役には関水渚と、オーディションで選ばれた”超新人”の2人が中心となったことでも話題を呼んでいる同作。さらに高校の同級生役に岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀……と、どこか普通と違った雰囲気を漂わせる。今回は、フレッシュな2人にインタビューし、作品についての思いや今後の野望を聞いた。○■オーディションにはいつも勝ち取る気で――オーディションで選ばれた時は、どんな心境でしたか?細田:選んでいただいた時は本当に嬉しかったです。でも、すごい人数の方の中から主役という立場で選んでいただいたことが、プレッシャーにもなりました。オーディションはいつも勝ち取る気で挑むので、『町田くん』では特別に何が良かったのかはわからないんですけど、石井監督に「細田くんでよかった」と言っていただいたことはすごく嬉しかったです。関水:オーディションを受けた場で、そのまま言われたので、すごくびっくりしました。目の前に監督がいらっしゃって、2人でお芝居をして、その場で「いいんじゃない」と言われたので、まさかそれで決まったとはわかりませんでした。どうしてもやりたかったのですごく嬉しかったのですが、その日の夜からプレッシャーで不安も生まれました。――お二人では、不安な気持ちを分かち合ったりはしなかったんですか?細田:してないです。関水:してないですね(笑)細田:お互い役に対していっぱいいっぱいすぎて、あんまり話すことができなかったんです。――それは仕方ないですね(笑)。関水さんから見た細田さんの町田くんぽいところ、また逆に細田さんから見た関水さんの猪原さんぽいところを教えてください。関水:細田くんはすごくしっかりされているんですが、天然な一面もあって。町田くんも抜けてる部分があるので、ちょっと似てるなと思いました(笑)。細田:素直に嬉しいです(笑)。関水さんは、喜び方や笑い方などがひとつひとつ、猪原さんに近いものを感じます。役が抜けていないのか、もともとそうなのか、わからないですけど。関水:ああ……ふふ(笑)。細田:こういう笑い方とか、似てるなって。関水:監督に「笑うのが下手だね」と言われて(笑)。猪原さんも笑うのが下手な子なので、そこはもともと近かったのかもしれません。――今回、同級生役のみなさんはお二人とは年が離れてもいますが、撮影中はどういう雰囲気だったんですか?細田:僕は役のことが頭から離れなくて、休憩中も常に「どうしようどうしよう」と考えていたので、岩田さんや太賀さんにお話することができなかったんです。でもお二人が支えてくださって、「学校どうなの?」「楽しい?」と話しかけてくださったので、緊張がほぐれました。――太賀さんから抱きしめられたり、岩田さんとぶつかり合ったり、熱いシーンもありました。細田:特に、太賀さん後ろから抱きつかれるのは、どういう風になるのか全然わからなかったので、初めてされたときはびっくりしたけど、嬉しかったです。男の友情、みたいな。●今後は…マツコ・デラックスの番組に?――関水さんは、前田さんとのシーンが多かったですね。関水:私はAKB48さんを見ていて、前田さんが出演されている映画もたくさん観て憧れの存在だったので、会えただけで嬉しかったんですが、それだけでなく、前田さんがすごく気さくにお話ししてくださって……。撮影中は自分のことでいっぱいいっぱいだったので、1人で台本を読んで考えている状態だったんですが、お友達のような空気感を出してくださったんです。――どんな話をされていたんですか?関水:「私、焼けやすいんです」という話をしたら、前田さんが「いい日焼け止め、知ってるよ」と仰って。翌日、私のために日焼け止めを持ってきてくださって、嬉しかったです。高畑充希さんと3人でのシーンでは、もともとお二人が仲が良くて、なんと私も仲間に入れていただいて、すごいどきどきしながらお話にまぜていただきました。話した内容は、緊張しすぎて覚えてないです(笑)。○■「一生懸命」のかっこよさにあふれた作品――この映画を観たときに自分はこんな気持ちになったという感想や、観た方にこんな気持ちになってほしい、という思いをぜひ教えてください。細田:映画を見たときに、すごく素敵だなと思いました。出てくる人物一人ひとりが自分の抱えた問題に正面からぶつかっていく、一生懸命な姿勢がかっこいいなと思って。僕の周りでも、一生懸命や本気ということが、ださいと思われたり、いい風に見られなかったりすることも多いので、「本当は一生懸命な姿勢がかっこいいんだ」ということを改めて感じました。一生懸命やった方が、楽しいなと思います。関水:観終わって、すごく心があたたかくなりますし、映画館を出るときに、明るい気持ちで帰っていけるような作品でした。特に、人間関係に悩んでる人に、観て頂きたいです。細田くんがいったように、必死になることが恥ずかしいと思っている人もいるかもしれません、”一生懸命”のかっこよさに満ち溢れてるので!――『町田くんの世界』はお二人の最初の代表作になると思いますが、ぜひ今後の野望も。細田:僕にとっては、これから役者を続けていく中で大きな基盤になったので、学んだことをどんどん活かしながら、これから新たな作品で学んだことも吸収して成長できたらと思います。関水:私は、やりたいことがたくさんあるんです。今回宝物となったこの作品は、石井監督が愛情のあるご指導をたくさんくださったからこそやりきれたので、もう1回石井監督の作品に呼んで頂きたいです! あとは、ドラマやバラエティにも出たいです。マツコ・デラックスさんが出られているバラエティ番組が好きなので、もしご縁があれば、嬉しいなと思っています。――具体的ですごくいいですね!関水:ひとつひとつ努力をして叶えていけたらと思っています。頑張りたいです!■細田佳央太(かなた)2001年12月12日生まれ、東京都出身。小学2年生の時テレビ出演に興味を持ち、母親が履歴書を送ったことがキッカケで芸能の道へ。今までにCM出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。現在WOWOW連続ドラマW「悪党~加害者追跡調査~」に出演中。今後も、未発表だが話題の映画作品への出演が控えている。■関水渚1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2017年4月「アクエリアス」のCMでデビュー、話題を博し、雑誌などで活躍。初めて参加した映画主演のオーディションが本作だった。2020年1月10日に「カイジ ファイナルゲーム」が公開予定。
2019年06月06日結婚を発表したお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(42)と女優の蒼井優(33)が5日、都内ホテルで結婚会見を行い、3日に入籍したことを報告。蒼井が結婚の決め手を語った。会見の途中、結婚の決め手を聞かれた蒼井は首をかしげ、山里から「首ひねっちゃダメよ」とツッコまれながら、「一緒にいてしんどいくらい笑わせてくれたり、人に対しての感動することと、許せないことのラインが一緒だったり、あと、金銭感覚が似ていることと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか」と説明。どんどん細かいポイントになっていき山里が再びツッコミを入れると、「優しい」と話し、山里は「ざっくりです」と笑った。そして、最後のあいさつで蒼井は「結婚の決め手を聞かれたときに一番大事なことを言うのを忘れていました」と語り出し、「山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています。生涯をともにできたらと思ったのは、私も仕事に入るとなったらとことんやってしまう。山里さんを見ていると、それで間違っていないんだなと思わせてくれるので、とても勇気がわきます」と一番の決め手を説明。さらに、「山里さんのほうが仕事がないと生きていけない方だと思うので、これから自分がやれる限りのお仕事を精一杯やりまして、できる限り亮太さんを支えたいと思います」と決意を述べた。この言葉に山里は感動した様子。「仕事に全力で打ち込んでいる姿を優さんに一生見せられるように、これからも頑張っていきます」と誓い、「これからも御指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくった。
2019年06月05日映画『町田くんの世界』(6月7日公開)の公開直前ティーチインが都内で行われ、 細田佳央太、関水渚、北島直明プロデューサーが登場した。同作は、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞した石井裕也監督の最新作で、安藤ゆきによる同名コミックを実写化。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん(細田佳央太)だが、困った人の事は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力があった。そんな町田くんに訪れた突然の出来事により、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。ティーチインに訪れた観客に質問を募ると、公開前にも関わらず「ジャパンプレミアでファンになり、3回観ました」「2回目です」「前回のティーチインも参加しました」というファンが続出で、主演の2人も驚く事態に。関水は「覚えてます、前回質問してくれましたよね」とファンに話しかける。「どこがアドリブだったんですか?」という質問には、細田が「ボーリング場で西野くん(太賀)が町田くんをハグするのは、台本に書いてなくて、テストでされたときはびっくりしたんですけど、感情が伝わってきたので、めちゃくちゃ感動してました」と回答。また、北島プロデューサーが「岩田(剛典)くんが、近づいてくるシーンもアドリブで、チューしちゃうのかなと思った」と話を向けると、細田も「そうですね」と照れ笑いを浮かべた。同作は海外でも上映が決まっており、「韓国、台湾、香港、マカオ」と上映国が明かされると、2人は顔を見合わせる。さらに北島プロデューサーから「カナダ ファンタジア国際映画祭のコンペ部門(Cheval Noir)に出品される」と発表されると、「ええ〜〜!」(関水)、「鳥肌たっちゃって」(細田)と感動した様子だった。この「超新人」の2人に、北島プロデューサーは「学園もの、青春ものは人気者や力のある人が主演を張られて、本当の意味での若手が活躍できる場は少なくなっている。テレビドラマで学園ものが減ってきて、なかなか活躍できる場がない」と現状を説明し、「なんとか若い役者たちがこの世界を目指して夢を持てる場にしたいと思って、オーディションをしたので、この映画が成功すればキャスティングの幅が広がる」と熱弁。また北島プロデューサーが「作品の中で、プールという場所が何を表しているのか」「ハンカチというキーアイテムがどう使われているか」と演出意図を明かすと、会場も感心。関水は「私自身も2回観たんですけど、違う視点で楽しめたので、ぜひみなさんも」と勧め、細田は「ポスターに名前の載っていないスタッフさんもいっぱいいて、いろんな方々に支えていただいた。僕らも宣伝がんばりますけど、SNSとかで広めていただけたら」と頭を下げた。ティーチイン終了後には、出口付近にいた主演の2人に観客が集まり、急遽握手会のような様子に。細田と関水は、感想を言う一人一人の目を見てしっかりと話していた。
2019年06月04日タレントの蒼井そら(35)が令和初日の5月1日、第1子・第2子となる双子の男児を出産した。AbemaTV『蒼井そら出産当日アジア同時生中継』で報告した。帝王切開で出産した蒼井は「無事に出産を終えて病室に帰ってきました。双子はまだ新生児室にも入ってないかなって感じです」と報告。「まだ麻酔が効いてて少し苦しい感じですが、無事に産めた安心感でいます。早くここに来てもう1回会えることを楽しみにしています。頑張りました~」と笑顔でピースサインを見せた。夫のDJ NONも出演し、「祈ってただけですけど無事に産まれまして、子供も奥さんも元気だっていうのを先生に説明してもらいました。子供も奥さんも元気で無事に産まれてきてくれたので本当にホッとしています」と心境を語った。(C)AbemaTV
2019年05月01日蒼井そら(35)の双子出産に密着した「蒼井そら出産当日アジア同時生中継」(AbemaTV)が、出産予定日の4月30日に放送されると発表された。出産当日の様子だけでなく、3ヵ月間の密着映像も放送されるという。元セクシー女優の蒼井は4月12日、自身のブログを更新し「子どもを作るなんて親のエゴだよね」という言葉を過去に受けたと明かした。「幸か不幸かは子ども本人が決めることであって、他人が意見することではないと私は思いました」とつづり、「生まれてくる子どもたちには“こんなにも望まれて生まれてきたんだよ”という証を残したいな。という思いが私にはありました」とドキュメンタリーを承諾した動機について明かした。また蒼井は同日再びブログを更新し“生中継”について「出産シーンを生放送するわけでは無い」とつづり、「基本的にはこの3ヶ月間 密着していただいたことの放送なのだと思っています」とコメント。「出産当日、どのように中継を挟むのかは 楽しみにしていて欲しいです」と呼びかけた。蒼井は昨年1月にDJ NONとの結婚を発表。同12月に妊娠を明かし、今月10日には帝王切開での出産予定であると報告した。保育士の資格を取得したほど、子供が大好きだという蒼井。1月に本誌が公開したインタビューでも蒼井は我が子を思い、「私の昔の仕事で、子供が傷つくこともあるかもしれない」と不安を吐露。そんななかでも、母になる決意をこう語っていた。「それでも、愛情を注いで『お母さんの子どもでよかった』って思われるようなママになりたい。母に知られたとき、『賛成はしないけど、応援はする』って言ってもらったんです。それって、生まれた時からずっと私のことを見ていてくれたからこそ、出た言葉だなって思って……。私の母がそうしてくれたように、子供の意見を尊重しつつ、見守ってあげたいなって思います」またインタビュー中、蒼井はセクシー女優だったことから妊娠発表時に「子供が不幸になる」などといった差別的な言葉を受けたとも告白。「差別をなくすことは難しい」と話しながらも、しかし「私は自分の仕事に誇りを持っています」「私、蒼井そらを絶対辞めたくない」と力強く語っていた。今回の試みは、彼女にとっても子供にとっても意義深いものとなりそうだ。
2019年04月13日静岡・熱海に新しく誕生する複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」の2Fに、“レトロかわいい”で人気のプリン専門店「熱海プリン」の3号店となるプリンのテイクアウト専門店「渚の熱海プリン」が、2019年3月28日(木)に新オープンします。プリン専門店「熱海プリン」について温泉地として有名な熱海の街角に佇む小さなプリン専門店。2017年7月のオープンから1年4カ月で、Instagramでは“#熱海プリン”の投稿が20,000件を突破し、テレビや雑誌でも取り上げられ話題となりました。オープン1年後の2018年7月に2号店「熱海プリン 2nd」をオープン。平日は1,000本以上、土日祝日には3,000本ものプリンを売り上げる人気店です。3号店はテイクアウト専門!「渚の熱海プリン」「渚の熱海プリン」は、プリンのテイクアウト専門店。2019年3月28日(木)に開業する複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」の2F、伊豆のおいしい食が集まる市場「IZU-ICHI」内にオープンします。コンセプトは“ハッピーバカンス!”新店舗のコンセプトは“「渚の熱海プリン」がおくる渚のハッピーバカンス!”です。カラフルで個性豊かな港の船やご機嫌なカモメたち、熱海の古き良き街並みと絶景の海を一望する絶好ロケーションのお店から、おいしいプリンをお届けします。「渚の熱海プリン」メニュー店舗限定!レインボー熱海プリン色とりどりのかき氷をイメージしたカラフルなゼリーとなめらかプリンを組み合わせた「渚の熱海プリン」限定メニュー。さやわかな見た目が熱海の海にぴったりのプリンは、インスタ映えもばっちりです。【価格】税込 400円店舗限定!渚のプリンソフトライチが隠し味のブルーハワイのゼリーで青い海を、濃厚な味わいのミルクソフトで白い砂浜のイメージした「渚の熱海プリン」限定メニュー。パラソルを差してバカンス気分を満喫するカバさんがとってもキュートです。【価格】税込 800円期間&数量限定!トコナツ三兄弟(スイカ/ブルーハワイ/バナナ)常夏の熱海をイメージした、スイカ・ブルーハワイ・バナナの味わいが「熱海プリン」に仲間入り。熱海の浜辺で過ごす、バカンスのお供にいかがでしょうか?常夏気分を高めてくれる一品ですよ。【価格】税込 400円※「熱海プリン」と「熱海プリン 2nd」でも販売されます熱海プリン人気ナンバーワンの定番メニュー。シンプルな素材だけで作ったなめらかな口当たりのプリンは、どこか昔懐かしい味わいを楽しめます。特製カラメルシロップ付きとだいだいを使ったシロップ&千年井田塩付きの2種類をご用意しました。【価格】税込 350円風呂(ふろ)まーじゅプリン北海道産のクリーミーなマスカルポーネチーズをふんだんに使用した、白いチーズプリン。濃厚なコクとなめらかな口当たりが特徴です。ソースは、ほろ苦いエスプレッソと甘酸っぱいベリーの2種類。【価格】税込 350円「渚の熱海プリン」概要オープン日2019年3月28日(木)場所「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」2F IZU-ICHI内アクセスJR「熱海駅」よりシャトルバスで約10分スポット情報スポット名:渚の熱海プリン住所:静岡県熱海市和田浜南町10-1「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」2F IZU-ICHI内電話番号:0557-81-0800
2019年03月26日舞台、ドラマ、映画と様々な作品に出演され、実力派俳優と名高い中村蒼さん。そんな中村さんに、3月23日(土)放送の主演を務めるNHKスペシャル『詐欺の子』のお話はもちろん、現在FOD・Netflixにて配信中の実話を元にしたドラマ『夫のちんぽが入らない』についても伺ってきました。「平凡な人生がどれだけ幸せなことなのか感じてほしい」お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=e109c057-7bc1-4072-8f31-2d870dd92574)(撮影/杉映貴子、取材・文/榎本麻紀恵)
2019年03月23日今年の11月から12月にかけて、シリーズでは初の“蒼紅”2作連続上演中の舞台「戦国BASARA」。12月21日に、連続上演の後編となる「斬劇戦国BASARA蒼紅乱世『蒼』THE PRIDE」の初日会見、及び公開ゲネプロが実施された。【チケット情報はこちら】ストーリーは、織田信長が明智光秀の謀反により「本能寺の変」にて討死したあとの乱世を描く。更なる力を追い求めて全国へと勢力を拡大する豊臣秀吉(佐々木崇)とその部下・竹中半兵衛(末野卓磨)により、軍門を下るように迫られた伊達政宗(眞嶋秀斗)は、愛刀を奪われてしまう。窮地に陥れられた政宗は、幼少期に約束を交わしたライバル・真田幸村との想いを胸に、誇りを取り戻すべく動き始めるのであった――。主人公である伊達政宗役を演じるのは、本作がシリーズ4度目の出演となる眞嶋秀斗。「激動の時代のなかで、何に向かって、何を楽しみにして、誰とどのように生きていくのかを自分自身も考えさせられた」(眞嶋)と作品についての思いを語ると、同じく4度目となる石田三成役を演じる沖野晃司は、「初めて、舞台上で(豊臣)秀吉様、(竹中)半兵衛様と共演できるのがうれしい」と、原作ものならではの、キャラクターの関係性による喜びを語った。また、秀吉・半兵衛との因縁を持つキーマンである前田慶次を演じる伊阪達也は「久しぶりにお声かけされて、“また慶次がやれる!”と嬉しかった。お客さんも一緒に、“祭だ、祭りだ!”という感じで、このメンバーと明るく楽しくやっていきたいと思います!」と意気込みを語り、本作への期待を盛り上げた。同じく、初日会見に登壇した企画・原作監修を担う小林裕幸(CAPCOM)は、「紅と蒼、両方合わせて蒼紅乱世。紅を観た方はより全体像が分かるし、蒼だけ観てもしっかりとお話ができているので楽しめます」と、連続上演ならではの魅力はもちろん、蒼単体としての作品の完成度もしっかりとアピール。実際に、舞台中には紅だけに出演しているキャストが映像出演するという、ファンには嬉しい仕掛けも満載で、満足度が高いことは間違いないだろう。公演は12月30日(日)まで東京・オルタナティブシアターにて。チケットぴあでは当日引換券発売中。
2018年12月25日