俳優の渡邊圭祐が、3月下旬に『渡邊圭祐2022.4-2023.3カレンダー』(アミューズ 2,600円/卓上)を発売することが4日、わかった。4月スタートのフジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』や映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』などへの出演で話題を集める渡邊。最新カレンダーとなる同作は、「ART&CULTURE ZINE『FOCUS』」をテーマに撮影。2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するかの「何」にフォーカスしたさまざまな写真が、テーマに沿ったメッセージと共に掲載される。4日(18:00~)からオンラインショップ「アスマート」で特典付きで予約がスタート。また、カレンダーの発売を記念して、20日には地元である宮城・HMV仙台E BeanSで対面式特典会の開催も決定した。東京での開催も現在調整中で決まり次第、発表される。コメントは以下の通り。■渡邊圭祐"渡邊圭祐のカレンダー"感を薄めつつも大切にして制作いたしました。ひと月毎のレイアウトやコンセプトにこだわりを持ったが故に、発表が3月まで食い込んでしまいました。今年もまた部屋に飾っていただいた時の様子を想像して、知らない方がみても素敵な印象を与えられるよう心がけたつもりです。もし気が向いたら、今年も日々の暮らしに渡邊をということで。是非。
2022年03月04日シンガーソングライターで女優の藤原さくらが、5月5日から全国ツアー「藤原さくら 弾き語りツアー 2022-2023 “heartbeat”」を開催することが1日、わかった。現在放送中のTBS系ドラマ『ファイトソング』で、主人公・木皿花枝(清原果耶)と夏川慎吾(菊池風磨)の幼馴染・萩原凛を演じ、話題を集めている藤原。2019年に開催された「Twilight Tour 2019」以来約2年半ぶりの全国ツアーとなる同ツアーは、5月5日に開催される地元福岡・大濠公園能楽堂公演を皮切りに、2023年まで行われる。今回は福岡公演を含む、5月に開催される7公演が発表。公演情報は随時公開されていく予定だ。オフィシャルファンクラブ「Meating」では、1日13時からチケット先行受付がスタートしている。
2022年03月01日藤原さくらが、2022年から2023年にかけて全国ツアー『藤原さくら 弾き語りツアー 2022-2023“heartbeat”』を開催することが決定した。現在放送中のTBSドラマ『ファイトソング』に出演している藤原さくら。全国ツアーを行うのは、2019年に開催したライブハウスツアー『Twilight Tour 2019』以来約2年半ぶり。今回は、5月5日の福岡・大濠公園能楽堂を皮切りに5月に開催される7公演が発表された。ツアー情報については、今後随時発表される。なお、今回発表された公演は、藤原さくらオフィシャルファンクラブ“Meating”にて最速チケット先行の受付がスタートしている。<ツアー情報>『藤原さくら 弾き語りツアー 2022-2023“heartbeat”』『藤原さくら 弾き語りツアー 2022-2023“heartbeat”』メインビジュアル2022年5月5日(木・祝) 福岡 大濠公園能楽堂開場 17:00 / 開演 18:00座席:固定椅子(指定席)/ 後方桟敷席(整理番号順入場・自由席)2022年5月7日(土) 長崎 佐世保凱旋記念ホール開場 17:00 / 開演 18:00座席:整理番号順入場・自由席2022年5月8日(日) 熊本 山鹿八千代座開場 14:00 / 開演 15:00座席:整理番号順入場・自由席2022年5月9日(月) 大分 別府市公会堂開場 17:30 / 開演 18:30座席:整理番号順入場・自由席2022年5月20日(金) 兵庫 神戸海辺のポルカ開場 17:30 / 開演 18:30座席:整理番号順入場・自由席※当日ご入場時に、別途ドリンク代600円が必要となります。2022年5月21日(土) 鳥取 わらべ館開場 17:00 / 開演 18:00座席:整理番号順入場・自由席※会場内でのご飲食は禁止です。水分補給はロビーにてお願いいたします。2022年5月22日(日) 島根 松江興雲閣開場 17:00 / 開演 18:00座席:整理番号順入場・自由席■最速チケット先行3月1日(火) 13:00~オフィシャルファンクラブ”Meating”:ツアー特設サイト:関連リンク藤原さくらオフィシャルサイト藤原さくら twitter藤原さくらスタッフ twitter藤原さくら Instagram藤原さくらスタッフ Instagram藤原さくらオフィシャル TikTok藤原さくらスタッフ Facebook OfficialArtistChannel
2022年03月01日「マーガレット」(集英社)の人気作品を連続ドラマ化する珠玉の恋愛ドラマシリーズ「マーガレット Love Stories」の第3弾「神様のえこひいき」より、メインキャラクターの繊細な表情を写したメインビジュアルが到着した。本作は、藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良とフレッシュなメンバー、実力派俳優の古川雄輝が集結し、恋とアイデンティティーに揺れ動く高校生たちの中に芽生える“新たな愛のカタチ”を軸にした、新時代の新感覚ラブストーリー。冒頭、密かに恋心を寄せていた親友・七原ケンタ(窪塚さん)に告白するもフラれ、さらには交通事故で命を落としてしまう主人公・天野弥白(藤原さん)だったが、暇を持て余していた神様(古川さん)のえこひいきにより、ケンタ好みの女の子・天堂神楽(桜田さん)に生まれ変わり、新たな人生に希望を託すが…。今回完成したメインビジュアルは、神様を中心に、あふれ出す恋心に翻弄される弥白、神楽、ケンタ、ケンタの元カノ・鳥居鈴(新井さん)の繊細な表情が切り取られている。ドラマチックでありながら、あえて目線を外したショットがそれぞれの思考の先を想像させる、意味深な一枚だ。また、物語に深みを与える追加キャストも発表。真飛聖が弥白の母・天野恵麻、森下ひさえが明るく前向きな神楽の母・天堂咲耶、吉田ウーロン太が心配性で過保護な面もある神楽の父・天堂尊、大谷麻衣が幼なじみの恵麻の支えになるケンタの母・七原美子を演じる。Huluオリジナル「神様のえこひいき」は3月19日(土)より独占配信スタート(全8話)。※毎週土曜日に新エピソード2話ずつ配信(cinemacafe.net)
2022年02月23日「最高の体調」「科学的な適職」の著者、“パレオな男”こと鈴木 祐がプロデュースするブランド「パレオな商品開発室」の猫背意識改善Tシャツ「NEKONOBIX(ネコノビックス)」が2022年2月17日にTVで取り上げられました。NEKONOBIX仕組み1コロナ禍でテレワーク、自宅学習が増え、オフィスのように整った環境とは異なる場所での学習や勤務に変わってきております。また外出自粛などの影響による運動不足によって姿勢が悪化する傾向にあります。姿勢が悪いと見た目の印象だけでなく、猫背により気持ちが暗くなりストレスに繋がるというオークランド大学の論文もあります。猫背は常に意識しなければ改善しないため、姿勢を意識から改善をするウェアとしてNEKONOBIXは開発されました。発売時はコロナ前でしたが、コロナ禍での健康を支えるアイテムとして更に人気を集めております。●NEKONOBIX(ネコノビックス)の紹介猫背は矯正ベルト等を使用しても外してしまうと元に戻ってしまうことが多く、姿勢は意識しなければ保てないことから、着るだけで簡単に姿勢を意識し、猫背になっていることを気付かせるマインドウェアを開発しました。たった1本のベルトがシンプルな仕組みで、猫背を伸ばし良い姿勢の意識付けをいたします。商品の詳細は下記のページをご覧ください。 NEKONOBIX仕組み2●プロデュース:鈴木 祐新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアをテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。近年では、自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、3年で月間100万PVを達成。また、ヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。“パレオな男”こと鈴木 祐ブログ Twitter ニコニコブログ ■「パレオな商品開発室」のについて【ブランドコンセプト】『生まれ持ったパフォーマンスを引き出し、自分史上最高のコンディションになる。』科学の知見を生かした商品で、現代社会を生き抜くアナタを支えます。パレオな商品開発室販売サイト パレオな商品開発室 公式Twitterアカウント 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月21日藤原竜也、松山ケンイチがW主演、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏らが出演する新感覚サスペンス映画『ノイズ』。本作は、藤原さん、松山さん、神木さん演じる幼なじみ3人が誤って元受刑者のサイコキラー・小御坂を殺してしまうところから物語が始まる。この度、サイコキラー役を演じた渡辺大知が撮影をふり返るコメントが到着した。■“サイコキラー・小御坂”として特別なことはしていないロックバンド「黒猫チェルシー」(活動休止中)のボーカルとして知られる渡辺さんは、『色即ぜねれいしょん』(2009)で主演として俳優デビューして以降、映画『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』や連続テレビ小説「カーネーション」「まれ」、ドラマ「イタイケに恋して」など様々な映像作品に出演し続けている。そんな渡辺さんは本作『ノイズ』のイベントやインタビューがあれば、W主演の藤原さん、松山さん、そして神木さんが必ず彼との共演シーンに言及するほど、限られたシーンでの登場ながら圧倒的な存在感を見せている。藤原さんたちが何よりも絶賛するのは、小御坂という凶悪犯の「黒イチジクの食べ方」「歩き方」「姿勢」といったアクションごとの“気持ち悪さ”。しかし、渡辺さんが意識していたのは、ほかの人間と小御坂との“ズレ”だったという。「小御坂は島の平穏を揺るがすサイコキラーとして登場しますが、僕が意識したのは小御坂としては特別なことをしようとはしていない、ということです。小御坂の中で嫌だなと思うことや、嬉しいなと思うことが、他の人とどう違うんだろう、ということを考えながら演りました。後は、パッと見たときに島のひとたちにどう違和感を与えるか、ということも意識しました。恐ろしい人物ですが、気に入っていただけたら幸いです」と語る。■憧れの役者さんたちが火花を散らしながらお芝居されているそんな小御坂だが、冒頭で殺されてしまう。ただ死体がそのシーンに映る限り役者は死体としてその場に居なければならないのだが、これが中々難しいことだったと渡辺さんは言う。「アクションの後で息を止めなければならないのですが、テストの時に呼吸がバレてると言われ、本番はリテイクにならないように必死で息を止めていたんです」。「そしたら、息を止めることに集中しすぎてちょっとしたミスで笑っちゃったんです。それでも竜也さんは僕が笑っちゃったこともスルーして芝居を続けてくださいました。かっこいいなと思いました。笑っちゃったこともあって、現場ではめちゃくちゃイジられました。これからはもう本番中に笑わないように訓練したいと思います」と語った。最後に渡辺さんは、藤原さん、松山さん、神木さん以外にも、余貴美子、柄本明、永瀬正敏など、大先輩の役者たちが集まっていた現場をふり返り、「憧れの役者さんたちが映画の中で生き生きとしていて、これでもかとバチバチ火花を散らしながらお芝居されているのを見てかっこいいなと思いました。僕は死体でいる時間の方が長いですが、この映画に参加できて嬉しいです」と明かしている。そんな渡辺さんが演じた小御坂が殺されてからの展開はもちろんのこと、平和な島の崩壊のきっかけをもたらす“ノイズ”として現れる小御坂の存在は間違いなく本作に格段の緊張感をもたらしている。『ノイズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年02月05日子供時代のハリー・ポッターの19年後を描く、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が7月から、いよいよ日本で上演される。この舞台のハリー・ポッター役が、藤原竜也、石丸幹二、向井理に決定。また、6月に開催される舞台のプレビュー公演のチケットが2日間限定で発売されることも発表された。本作は2016年にロンドンで開幕して以来、前編と後編を2本の芝居で見せる2部制で上演されてきたが、2021年11月、ブロードウェイにおいて2部制の前編を第1幕、後編を第2幕とする新バージョンが誕生した。東京公演はこの新バージョンでの上演となる。父親になったハリー・ポッターを演じるのは藤原、石丸、向井の3人。回替わりで主役のハリー・ポッターを演じるトリプルキャスト制となる。度重なる映像オーディションを経て、昨年春には来日した海外スタッフとの対面オーディションに臨み、アジアで初となる世界的ヒット舞台のタイトルロールの座を勝ち取った。また、チケットの詳細も発表となった。通常の座席のほか、ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえる「9と4分の3番線シート」が発売される。このチケットは特別なデザインをあしらったチケットと限定の非売品グッズの特典に加え、ひと足先に劇場ロビーに入って魔法の世界を独占できるという、ハリー・ポッターファンにとってはたまらない座席だ。さらに、抽選で当選した人のみが5,000円でチケットを購入できる希少な「ゴールデン・スニッチ チケット」も発売。抽選は毎週行われエントリーするには公式ホームページからメルマガ登録が必要となる。そして、7月8日(金)の初日に先立ち、6月からプレビュー公演が実施されることも決定。2月23日(水・祝)と24日(木)の2日間限定で、プレビュー公演のチケットが発売される。プレビュー公演のチケットを購入できるのはTBSチケットとホリプロステージのみ。どちらも事前に会員登録が必要となる。■コメント<ハリー・ポッター役藤原竜也>世界で愛されている大ベストセラーシリーズに出演できること、大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。“ハリー・ポッター”という世界を、ファンの方だけでなく、演劇を観たことのない方にも楽しんでいただけるよう、とにかく精一杯演じます。<ハリー・ポッター役石丸幹二>ブロードウェイで観た時の興奮が忘れられない。めくるめくような魔法の嵐に、どよめきが湧きおこり、ハリーたちと一緒に客席もハラハラドキドキ。こんな夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で。皆さん、ぜひお楽しみに!<ハリー・ポッター役向井理>舞台でも魔法がたくさん出てきて、自分が演じていなくても観に行きたいほど面白い舞台です!その作品に出演者として最初に関われることがとても楽しみで、オーディションに参加してよかったと思っています。今までどおり、真摯に作品に向き合いたいと思います。■公演概要【プレビュー公演】『ハリー・ポッターと呪いの子』[日程]2022年6月~[会場]TBS赤坂ACTシアター[上演時間]3時間30分(予定)※休憩あり【本公演】[日程]2022年7月8日(金)~[会場]TBS赤坂ACTシアター[上演時間]3時間30分(予定)※休憩あり【主催】TBSホリプロATG■出演キャスト※名前の表記はアルファベット順ハリー・ポッター:藤原竜也 / 石丸幹二 / 向井 理ハーマイオニー・グレンジャー:中別府 葵 / 早霧せいなロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ / 竪山隼太ドラコ・マルフォイ:松田慎也 / 宮尾俊太郎ジニー・ポッター:馬渕英里何 / 白羽ゆりアルバス・ポッター:藤田 悠 / 福山康平スコーピウス・マルフォイ:門田宗大 / 斉藤莉生嘆きのマートル:美山加恋ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘デルフィー:宝意紗友莉 / 岩田華怜組分け帽子:木場允視エイモス・ディゴリー:福井貴一マクゴナガル校長:榊原郁恵 / 高橋ひとみ安藤美桜安楽信顕千葉一磨半澤友美川辺邦弘小松季輝前東美菜子みさほ扇 けい尾尻征大 岡部雄馬織詠大竹 尚大内慶子佐竹桃華佐藤雄大篠原正志鈴木翔吾田口 遼田中彩乃手打隆盛上野聖太渡邉聖斗薬丸夏子横山千穂■チケット情報[金額](全席指定・税込み、 プレビュー公演&本公演ともに同金額)SS席:17000円S席:15000円S席(6歳~15歳):12000円A席:13000円B席:11000円C席:7000円9と4分の3番線シート:20000円(特典付き)ゴールデン・スニッチ チケット:5000円※未就学児入場不可※ゴールデン・スニッチ チケットは、 前週に抽選販売。 各公演枚数限定で、 座席はお選びいただけません。※座席表は追って発表致します。[ プレビュー公演発売日程および販売方法]2022年2月23日(水・祝)10:00~2月24日(木)23:59●TBSチケット●ホリプロステージ※いずれも購入には事前の会員登録が必要■舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公式Webサイト
2022年01月24日劇団ナイスコンプレックス公演、舞台『ゲズントハイト』〜お元気で〜が、2022年2月に東京芸術劇場シアターウエストで上演される。本作は劇団ナイスコンプレックス主宰のキムラ真が原作を手掛けたオリジナル作品で、何度も再演されている劇団の代表作だ。本公演で2012年に主演のクリニクラウン(小児科に来る子どもたちを笑顔にするピエロ)・オーちゃんこと大村直人役を務めた藤原祐規が出演、相方のヒロくんこと広瀬守役を、前回公演に引き続き三上俊が務める。10年ぶり再登板となる藤原は「前回公演で、芸人のサバンナ・八木さんがオーちゃん役を務めていたので、プレッシャーを感じています。それでも声をかけてくれたキムラ(真)には感謝していますし、うれしかったです」と語る。三上は「サバンナの八木さんが演じるオーちゃんを見て『プロの芸人さんって本当に面白いな』と思っていました。今回はフッキー(藤原)という役者として信頼している人と作り上げることになるので、どんな作り方をするのか一緒に楽しみたいです」と語った。藤原と三上は共演経験があることから、互いの印象を聞くと「みかしゅん(三上)は、舞台で何があっても合わせられる人。突然僕がひらめいて全然違う球を投げても受けてくれると思うので心配していないです」と藤原。すると三上は「あくまでも僕の見解ですが、僕とフッキーはタイプが似ている。だから僕の投げた球をわかってくれますし、きちんと返してくれる」と言い、二人の間にある厚い信頼関係がうかがえる。前回公演で披露したバルーンアートを覚えているという三上は、「久しぶりに作ったら、とてもしっぽの長い犬ができました(笑)。バルーンアートは大事なポイントなので頑張ります。豪華なキャストですごい作品になると確信しています。楽しみにしていてください」とコメント。藤原は「あたたかい話ですが、一歩間違えると恩着せがましくなってしまう可能性があります。ですからしっかり役を生きて目的に向かって走った結果、ストーリーが付いてくる感じが良いのではないかと思います」と語り、最後に「すべての人に面白いと思ってもらえる作品を目指します。出番もせりふも多い、その上ギター演奏も披露しますが、頑張ります!」とメッセージを送った。文/撮影:咲田真菜
2022年01月19日俳優の北村匠海が主演を務める、映画『明け方の若者たち』が公開されている。原作はウェブライター・カツセマサヒコ氏のデビュー長編小説で、音楽やカルチャーなども含めた若者たちのリアルな姿が描かれていながら、大きな驚きのある展開も話題に。明大前で開かれた退屈な飲み会で出会った「彼女」(黒島結菜)に、一瞬で恋をした「僕」(北村匠海)は世界が「彼女」で満たされる一方で、社会人になり「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく。今回は主役の「僕」を演じた北村と、「僕」が就職した会社で出会う同期で親友の「尚人」を演じた井上祐貴にインタビュー。今作で描かれたリアルな社会の姿と芸能界に通じることや、就活のあるある質問にも答えてもらった。○■「ギラっとしたハート」「意外としゃべりやすい」——今回親友役ということで、まずは互いの印象をお聞かせください。北村:井上くんは役ともリンクするような、良い意味でギラッとしたハートがあるなという印象でした。あまり会話のないまま撮影が始まり、安定感のあるお芝居の中に、キラリとしているものがあって、まぶしく感じていました。井上:意識しているわけではないですけど、自分の作品やお仕事に対しての思いがそういう風に伝わっているなんて、嬉しいです。匠海くんはそれまで持っていたイメージと、実際に会った時のイメージはあまり変わらなかったです。勝手に人見知りなイメージがあって、そこは変わらなかったです。でも、意外としゃべりやすい方なんだなというのは……。北村:よく言われる(笑)。意外としゃべりやすいやつだって。井上:よく言われます?(笑) 変に考えすぎてた部分があったんです。親友の役だし、色々話せたら良いなと思いながら現場に入って。匠海くんが先に現場できっかけを作ってくれたおかげで、近づけた感じがしました。撮影初日に緊張して、どういう感じの空気感なんだろうと探り探りの中で、ちょっと難しい言いにくいセリフがあった時に、話しかけてくださって。北村:「急に長いな(笑)」みたいな会話だったね。井上:そういうスタートでした。ありがたかったです。——やっぱり、俳優として北村さんが先輩だという意識はあるんですか?井上:もちろん、あります。北村:年齢としては変わらないけど、芸歴が長いからかそういう瞬間は多いかもしれません。自分の事務所で言えば佐野勇斗も敬語を使ってくるし(笑)。ただ、井上くんとはその関係も超えて、役者としてぽんと話すことができました。——そういったお二人の関係も、作品の「僕」と「尚人」につながるところはあったんですか?北村:「僕」からしたら「尚人」ってすごくうらやましい存在で、背中を見続けている感じ。僕はあの感覚を学生時代にけっこう味わったことがありました。自分の決断でそれまでの全部を捨てて新しい場所に行こうとする姿にもうらやましさがあり、さっき言った井上くんのギラッとしているハートの熱さ、まっすぐさがリンクしていました。自分はけっこう作品を俯瞰で見てしまうことが多いから。——井上さんは、ご自身でも作品に熱く入っていた感覚はありましたか?井上:意識はしていなかったですが、役に対して考えると、自然とそうなっていたのかもしれません。監督や共演者の皆さんと作品について考えてお話するのもすごく楽しい時間、好きな時間なので、そう言っていただけるなら良かったと思います。○■日本全体で起こっていることが詰まった作品——先ほど、作中の仕事についての決断なども出てきましたが、この作品って社会人にとってすごくリアルな感情を描いていたり、我々にとっては非常に身近な業界の話でもあったりするのですが、役者として活躍するお二人にとってはどうだったのかな? というのも気になりました。北村:役者の世界にも起こり得る、色々な決断が詰まっていると思いました。芸能界の中でも自ら会社を立ち上げて頑張っている方々もいて。その背中をちょっとうらやましく思える瞬間もいっぱいあるし、それでいて、自分自身は事務所の中にいて、作中の「僕」が会社に残り続けることの美学も感じます。内容の大小問わず、決断ができる人ってかっこいい。歯車を外れて社会というものを見つめ直すというか、今、日本全体で起こっていることがミクロにフォーカスされているのが、この作品のような気もしています。社会全体に渦巻いている流れであり、実はどこにでも起こっていることなのかもしれない。そういう作品を若者である我々がやることに、意味があるのだと思います。その反面、作中の「僕」は蜜みたいなものに依存してしまうという側面もあって、そこはすごくリアリティがあるな、と。「僕」と「彼女」が何かを保つためにお互いすがりあった泥沼のような数年間だったのかもしれないというところが、面白いなと思いました。井上:僕の演じた「尚人」もこの作品で自分のやりたいことに向かって1歩踏み出して行くけど、どういう仕事でも変わらない気持ちなのではないかと感じました。自分の夢のために環境を変えるということで、強いと思いますし、自分もそういう生き方に憧れます。「僕」と2人で飲んで歩いていくシーンも、また違う景色を見ながら歩いて行ける関係が描かれていて、すごくいいなと思いましたし、演じていて楽しかったです。——ちなみに、「就活あるある質問」として「自分を動物に喩えると?」というものがあるんですが、答えるとしたらいかがですか?北村:就活って、そんな質問されるんですね。でも、僕らもオーディションを受けることが多くて、毎回就職活動みたいなものだなと思います。その作品に就職する、みたいな感覚は昔からあって、僕はけっこう面接が得意な方でした。自分を動物に喩えると……とりあえず哺乳類な気がします。井上:哺乳類ですか?北村:何だろう、僕の生き方って……クジラとか? 僕の根底にある愛や個性は、母親から受けた影響も大きくて。いっぱい怒られたし、喧嘩もしてきたけど、北村家ってなんだかすごくいい家族なんですよ。だからクジラが親と子供で寄りそってゆっくり海の中を泳いでいるイメージが浮かびました。——すばらしい回答でした。まさか哺乳類からクジラにたどり着くとは…北村:こうやって合格していたんです(笑)——井上さんはいかがでしょうか?井上:これまでに答えたこともある質問なんですが、毎回ちんぷんかんぷんな答えを出してしまっていて、実は、最近ちゃんと考えたんです。自分はナマケモノです。ナマケモノはいつもダラダラしてるけど動く時は俊敏らしいんです。自分も興味がないと行動に移せないところがあるんですが、逆にきっかけがあるととことん追求したくなるし、知りたくなるし、そういうところが似ていると思います。あとは、朝がすごく弱いので(笑)。本当にタイムリーで、最近自分の中でしっくりくる答えを探そうとしてたところだったんです。もっと自分にぴったりの動物が見つかる可能性がありますけど、 似てる部分が多い動物はナマケモノかな。北村:極度集中的な感じなのかな。井上:そうなんです。本当に興味がないと動かないので。何もないところから動いておけば、いつか役に立つかもしれないと思うんですけど、自分からはなかなかいけない。——ナマケモノのいいところ、もうちょっともらえると嬉しいなと…井上:ああ〜(笑)北村:もしそこに付け足すとしたら、たとえば「適当」という言葉は悪いイメージがあるけど、漢字だと「適」するに「当」たると書くじゃないですか。ナマケモノも、どこか適当に生きているように見えるけど、自分に適するように進化していて、実は強くて腕力があって、かぎ爪もある。それは彼らが生きるために、ぶら下がって動かないっていう手段を選択して来ているんですよね。井上:調べたことあるんですか!?北村:動物の生態系を調べるのが好きで。井上:すごいですね。ちょっとナマケモノと言った自分が恥ずかしくなるぐらい……。北村:だからナマケモノってすごくいい答えで、きっと井上君もそうやって自分の居心地のいい場所みたいなものを見つけるのが得意なんだろうなと思った。井上:そうなんです! そうでありたいと思います。そういう場所をちゃんと見つけて、やるときはやる、休む時は休む、という切り替えをしたい。北村:メリハリがあるんだろうな、ということは、撮影中にもすごい感じました。燃え続けているというよりも、毎回着火していた。実は、仏教言葉とかも調べると面白いんだよ。僕の座右の銘は「いいかげん」なんですけど、仏教的な言葉で「良い加減」ということで。自分が生きる上でもほっとする言葉だなと思うんです。ネガティブな意味で使ってるけど、ポジティブな意味があったりする。僕はこういう話も好きだから、もしかしたら就活の面接もいけるかもしれません(笑)井上:ありがとうございます。プラスアルファいただきました。僕はナマケモノについて、もうちょっと勉強してみます!(笑)■北村匠海1997年11月3日生まれ。東京都出身。小学3年生の時にスカウトされ、CMデビュー。2008年、『DIVE!!』で映画初出演。同年8月、テレビドラマ『太陽と海の教室』にてテレビドラマ初出演。2011年よりダンスロックバンド・DISH//のメンバーとしても活動。2017年、映画『君の膵臓をたべたい』(20年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の新人賞を受賞。2020年、映画『とんかつDJアゲ太郎』にて、映画初単独主演。その他、主な出演作に『勝手にふるえてろ』(17年)、『スマホを落としただけなのに』『春待つ僕ら』(18年)、『十二人の死にたい子どもたち』『君は月夜に光り輝く』(19年)、『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『さくら』『アンダードッグ』(2020年)、『砕け散るところを見せてあげる』、『東京リベンジャーズ』(21年)など。また、今後の出演作に『とんび』(2022年公開予定)も控える。■井上祐貴1996年6月6日生まれ。広島県出身。2017年、第42回ホリプロタレントスカウトキャラバンにて審査員特別賞を受賞。2018年、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で俳優デビュー。2019年、ドラマ『ウルトラマンタイガ』で工藤ヒロユキ役としてテレビドラマ初主演を果たす。それ以降、主な出演作に 『ひまわりっ 〜宮崎レジェンド〜』『13』『だから私はメイクする』『赤ひげ3』(20年)、『ホリミヤ』『痴情の接吻』『群青領域』『めぐる。』(21年)、主演映画『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』(20年)、W主演映画『NO CALL NO LIFE』(21年)、主演映画『Bittersand』(21年)など。
2022年01月02日藤原ヒロシ率いるフラグメント(fragment)とポケモン(Pokémon)による合同プロジェクト「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」が、初のホテル宿泊プランを実施。2022年1月22日(土)より渋谷・ミヤシタパークのホテル「シークエンス」にてスタートする。藤原ヒロシとポケモン「サンダーボルト プロジェクト」「サンダーボルト プロジェクト」は、藤原ヒロシ率いる「フラグメント」とポケモンの合同プロジェクトとして2018年秋よりスタート。これまで、ピカチュウやミュウ、ポッチャマなど人気のポケモンと、フラグメントを象徴する“サンダーモチーフ”を組み合わせた、アイコニックなデザインのアパレルや雑貨などを展開してきた。“ポケモン土産付き”宿泊プランそんなサンダーボルト プロジェクトが、渋谷のホテル・シークエンスとタッグを組み、「INN THUNDERBOLT PROJECT BY FRGMT & POKÉMON」と題して、“お土産付き”の宿泊プランを展開する。目玉となるのは、サンダーボルト プロジェクト仕様になった宿泊ルーム。16階のフロア全体と客室が、サンダーボルト プロジェクトの世界観でアレンジされ、特別な空間に。部屋タイプはダブル、クイーン、キングなど、さまざまなバリエーションで用意されるので、シーンに合わせた宿泊体験ができそうだ。気になる宿泊者特典の「土産」は、ポケモン「フレフワン」にインスパイアして作られた、フレグランスブランド・リトゥ(retaW)のアメニティセットや、ポケモンモチーフのぬいぐるみ、スリッパなど。ぬいぐるみは、ピカチュウまたはカビゴンがランダムで1点のみついてくる。宿泊者限定のグッズショップもさらに、宿泊者だけがショッピングできる売店もオープン。店内では、「INN THUNDERBOLT PROJECT BY FRGMT & POKÉMON」のビジュアルにも起用した「カビゴン」にフォーカスして、多数のグッズを販売予定だ。なお、グッズ販売情報に関しては、サンダーボルト プロジェクト公式インスタグラムアカウントにて随時詳細情報を告知予定だ。【詳細】「INN THUNDERBOLT PROJECT BY FRGMT & POKÉMON」開催期間:2022年1月22日(土)~3月20日(日)場所:シークエンス住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10TEL: 03-5468-6131<客室タイプ>ダブル(13.7㎡)定員1名・部屋数3部屋、ミディアムダブル(16.3㎡)定員2名・部屋数4部屋、キング(37.3㎡)定員2名・部屋数1部屋ほか宿泊予約:2021年12月13日(月)11:00~シークエンス公式サイトにてスタート。予約対象期間:2022年1月22日(土)~2月20日(日)<宿泊者特典>※室内のお土産セットはビニールに包まれている。リトゥのアメニティセット、ぬいぐるみ(選択不可、ランダムに1点)、スリッパ※掲載アイテムは一部アイテム。※宿泊者特典のお土産に含まれているアイテムの一部商品は販売も予定。※2月21日以降の宿泊予約に関しては、サンダーボルト プロジェクト公式インスタグラムアカウントにて案内。詳細URL:運営:株式会社ジュン■ホテル内売店アイテム※宿泊者のみが入店可能。・ぬいぐるみ XL 88,000円※別途送料・クッション 6,600円※掲載アイテムは一部アイテム。実物と異なる場合あり。※詳細は後日、サンダーボルト プロジェクト公式インスタグラムアカウントにて案内。
2021年12月12日ロロ・ピアーナは、2021年12月、日本のクリエイターである藤原ヒロシ氏とのコラボレーション Loro Piana featuring Hiroshi Fujiwara のポップアップストアを渋谷・ミヤシタパークと、大阪・阪急うめだ本店にオープンいたします。メゾンとして初のコラボレーション〈ロロ・ピアーナ×藤原ヒロシ〉では、ロロ・ピアーナのタイムレスなエレガンスと究極の職人技に、日本の現代性が融合し、メゾンの100年の歴史と現代の日本のスタイルが見事に調和したコレクションが誕生しました。二つの世界観が融合しつつ、藤原氏が概念を打ち砕いて新たな解釈を添え、ロロ・ピアーナのラグジュアリー感を前面に打ち出しながらもジェンダーレスな「セカンドスキン」に変換しました。機能的なウエアと控えめなアクセサリーで構成されるコレクションは、ストリートが進化した洗練されたスタイルが特徴的です。12月10日にオープンする渋谷・ミヤシタパークのポップアップストアでは、藤原氏がセレクトしたロロ・ピアーナ定番のベビー・カシミヤ素材のクルーネックニット(全 42色)に Loro Piana featuring Hiroshi Fujiwara のロゴ刺繍を施す限定のオーダーサービスを実施いたします。ブラック、ブルーネイビー、グレーの3色は数量限定で店頭にてお求めいただくことができます。12月15日オープンの阪急うめだ本店では、本コレクションが発売後初めて東京以外の店舗にて展開されることとなります。Loro Piana featuring Hiroshi Fujiwara ポップアップストア東京・渋谷2021.12.10(金)~2022.1.10(月・祝)ミヤシタパーク North 1F〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-20-10※12.10のみ 18:00オープン、翌日以降は11:00~21:00大阪・梅田2021.12.15(水)~12.21(火)阪急うめだ本店 1階コトコトステージ11〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町 8-7ロロ・ピアーナ 銀座店、公式オンラインストア でも引き続き展開中。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年12月06日女優の藤原紀香が出演する、ちふれ・HIKARIMIRAIの新CM「光のさす部屋」編が、10日より放送される。2018年のブランドデビューからブランドミューズを務めている藤原。過去2作のCMでは、青の空間と光でブランドの世界観を表現していたが、今作では日常で浴びる「窓からさし込む光(紫外線)」をテーマに制作。光を背にしていた藤原が「でも私は……」と前を向き、紫外線を恐れず窓辺からの光を浴びる様子が映る。また、未来を待ち望んでいるような姿を、藤原の繊細な表情とナレーションで表現。BGMも前半は少し不安を感じるようなものから、後半に向かうにつれて希望があふれるような明るい音楽になっており、よりストーリーを引き立てている。
2021年12月01日「マーガレット」(集英社)の人気作品を動画配信サービス「Hulu」で連続ドラマ化して独占配信する恋愛ドラマシリーズ「マーガレット Love Stories」。現在配信中の「マイルノビッチ」「悪魔とラブソング」に続く第3弾として、藤原大祐と桜田ひよりのW主演・初共演で小村あゆみによる「神様のえこひいき」(2017年~2018年掲載)を実写ドラマ化する。同性の親友・ケンタへ告白するもあっさりフラれ、その直後に交通事故にあって死んでしまう主人公・弥白。しかし、暇を持て余した神様の“えこひいき”により、弥白は望む姿で生まれ変われることに!?「ケンタ好みの女の子になって、今度こそ、ケンタと恋がしたい!」その一心で女の子・神楽に生まれ変わったはずが、中身は“オレ”のままで容姿だけが女性に。思い描いていたような女子力を発揮できず、ケンタとの距離は一向に縮まらない。それなのに、ケンタの元カノ・鈴から「友達じゃなく、恋愛の好きだわ」と告白される。さらに、死んだはずの弥白の身体が生きていることが発覚!でも、中身は神楽になっていて…。男女入れ替わりで巻き起こる、“好き”の交錯。自分の恋心に戸惑いながらも、親友・ケンタに想いを伝えようとする主人公・天野弥白(あまの・やしろ)を演じるのは、「恋する母たち」「おじさんはカワイイものがお好き。」(ともに2020年)、「推しの王子様」(2021年)と話題のドラマへ立て続けに出演し、ネクストブレイク俳優として注目を集める藤原大祐(ふじわら・たいゆ)。本作でドラマ初主演を務める。一方、弥白が生まれ変わる女子高生・天堂神楽(てんどう・かぐら)役には、18歳にしてすでに出演ドラマ・映画は50本以上、「24時間テレビ ドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』」(2021年)をはじめ数々の作品で確かな演技を魅せ、「Seventeen」専属モデルとしても活躍する桜田ひより。次世代を担う2人が本作で初共演を果たし、さらに、お互いの中身が入れ替わり、1人で男女それぞれの内面を演じ分ける難役に挑戦する。桜田ひより弥白の親友で想い人・七原ケンタ(ななはら・けんた)役には、今年から本格的に俳優活動をスタートし、「ネメシス」(2021年)でドラマデビュー以降、「あのときキスしておけば」「この初恋はフィクションです」(いずれも2021年)に出演、瑞々しくも躍動的な存在感を放つ窪塚愛流(くぼづか・あいる)、中身が弥白に入れ替わった神楽に好奇心を抱く鳥居鈴(とりい・りん)役には、「アンラッキーガール!」(2021年)でもレギュラーを務める新井舞良(あらい・まいら)と、今後の活躍が期待されるフレッシュな俳優陣が集結。そして、弥白と神楽の中身を入れ替える、気まぐれで神出鬼没の神様役には、「イタズラなKiss」をはじめ、様々なマンガ原作の実写化を担ってきた実力派、古川雄輝(ふるかわ・ゆうき)。作品にアクセントを加える。藤原大祐/天野弥白役同性の親友・ケンタに恋をしてしまう男子高校生。ケンタへ告白した直後、その想いが叶わぬまま交通事故にあう。神様のえこひいきでケンタ好みの女子・天堂神楽に生まれ変わり、恋愛成就を目指すが…。「このお話を頂いたのは1年ほど前だったのですが、まだ駆け出したばかりの僕に主演を任せて頂けたことがとても嬉しかったです。喜びが大きい分、同時に強い責任も感じました。僕の演じる弥白は物語の主人公でありながらも、ケンタといる時は常に2番目。『ケンタが1番で弥白は2番』という意識を大切にして、ふとした時に優しさが垣間見えるように演じました」と藤原さんはコメント。「原作にはない新たな設定が加えられているのですが、原作ファンの方にも新たな気持ちで楽しんでいただければと思います」とアピールした。桜田ひより/天堂神楽役弥白の生まれ変わりの姿。中身が弥白のため、自分のことを「オレ」と呼ぶ不思議キャラで人気者に。神楽自身は「他の人生を生きたい」と願い、神様のえこひいきで弥白へ生まれ変わる。「私が恋愛ドラマ!? と驚きましたが、原作を読み進めていくうち、『これは…ただの恋愛ものじゃない…!』と、にやけてしまいました。人を好きになり恋をすることは、楽しいだけではなく、傷ついたり落ち込んだり、苦しくなったり辛くなったりもしますが、それでも人間はたった1人を愛すること、大切な人を想う気持ちは何よりも美しいなと感じます」と語る桜田さん。「男性の仕草に注目しながら人間観察し、カッコいいだけではなく、柔らかく、包み込むような優しさを持つキャラクターになるように演じました」と役作りを明かしつつ、「右近役の犬・こまちゃんがとにかく可愛いので、そちらもお楽しみにして」と語った。窪塚愛流/七原ケンタ役弥白の親友のモテ男。弥白とは最強コンビを組んでいると思っていたが、まさかの弥白からの告白に戸惑う、という役どころ。「青春学園ドラマに出演できることがとても嬉しかった」と窪塚さん。「これまで出演したドラマの中でも登場シーンや台詞が一番多かったので、ひたすら壁にぶつかりましたが、その壁は”苦”ではなく、とても楽しかったです。ケンタは女の子がキュンとすることをサラッとこなす、とてつもない”チャラ男”ですが、人に流されずナヨナヨせず、真っ直ぐに自分の気持ちを貫く男でもある。そんな姿を演じたいと思いました」とコメントを寄せる。新井舞良/鳥居鈴役ケンタの元カノ。弥白が生まれ変わった神楽に興味を持ち親友になるが…。「鈴は喜怒哀楽がハッキリしていて、人一倍情に熱く、強い、すごく魅力的な女の子なので、愛くるしく思ってもらえるよう、大切に丁寧に楽しく演じました」と新井さんは語る。「脚本も印象に残るセリフが多く、話の展開も惹きつけられました。みんなそれぞれ自分の役割を一生懸命こなしている姿を見て、私もこの作品を素敵なものにするために、もっともっと追求してパワーアップしたいと思いながら撮影に臨みました」とコメントした。古川雄輝/神様役寂れた神社で日々、暇を持て余している神様。ケンタへの気持ちを確かめるためにお百度参りしていた弥白に興味を持ち、生まれ変わりのチャンスを与える。気まぐれで神出鬼没。しかし、その過去には秘密が…。古川さんは「とても貴重な役柄である神様を演じることとなり、撮影がとても楽しみになりました」と語り、「若いキャストの方々が多い現場で、本当の学校の様に楽しい雰囲気の中、スタッフ・キャストの皆様と良い作品が作れるように頑張って撮影しました」とふり返る。また、「神様の相棒であるワンちゃんの右近のお芝居がとても可愛いのでご注目ください」ともアピールした。原作者・小村あゆみ コメント「えっ? 本当に? 大丈夫かな!? こんなに実写しにくそうな漫画なのに!?」と(ドラマ化が決まった時は)思いましたが、とても嬉しかったです。全部のシーンが楽しみですが、一番楽しみなのは弥白が神楽になった後。…神様や右近ちゃんが実写でどう表現されるのかもとても気になります! 漫画を描いている時はキャラクターの人生を追いかけることに必死でしたが、この作品を通して、みなさんが『自分だったらどうするかな?』って考えてみるきっかけになれば嬉しいです」。「マーガレット Love Stories」は、マーガレット作品を継続的に連続ドラマ化&Huluにて独占配信。本シリーズでは、<第1弾>佐藤ざくり・著「マイルノビッチ」(2010年~2014年連載)、<第2弾>桃森ミヨシ・著「悪魔とラブソング」(2007年~2011年連載)、<第3弾>小村あゆみ・著「神様のえこひいき」(2017年~2018年連載)の連続ドラマ化が決定。実写版では原作の世界観を大切にしながら、“記憶に鮮烈に残るような上質な人間ドラマ”を構築することを目指している。Huluオリジナル「神様のえこひいき」は2022年3月19日(土)よりHuluで毎週土曜、新エピソード2話ずつ独占配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2021年11月30日浅香航大とトリンドル玲奈のペアと、塩野瑛久と足立梨花のペアの2組が登場することが発表されている「私たち結婚しました2」。その主題歌が家入レオ×大原櫻子×藤原さくらによる「恋のはじまり」に決定した。本作は、韓国MBCで2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組「私たち結婚しました」を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの恋愛モキュメンタリー番組。多方面で活躍している有名芸能人同士の結婚生活に密着し、期間限定の夫婦生活のなかで、結婚式や新居の準備、寝室での様子など普段見ることができない夫婦のリアルな様子をお届け。シーズン2となる今回は、浅香&トリンドルペアと、塩野&足立ペアの2組が結婚生活を送る。そんな本作の主題歌に決定した「恋のはじまり」は、プライベートでも仲の良い3人が歌うコラボ楽曲。作詞作曲を手掛けた家入さんも「恋のウキウキした気持ちをギュっと閉じ込めた」と話す、甘酸っぱい恋の歌。「最初見かけた時 胸がキュンとときめいた」という冒頭の歌詞では、突然会って夫婦生活を送る2組の夫婦の状況を連想させ、夫婦生活の“はじまり”に彩りを添える。また、「好きで好きでしかたなくて」や「お願いまだそばにいたいなんて素直に言えないから」と言った心境がストレートに伝わる等身大の歌詞により、恋を楽しんでいる様子も伝わるかのよう。夫婦生活が進むにつれて変化する、夫婦のカタチやそれぞれの心境と歌詞がリンクしそうだ。ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組「私たち結婚しました2」は11月26日(金)23時~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月25日劇団た組の新作『ぽに』が10月28日(木)にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕する。松本穂香が主演を務める本作のテーマは「仕事とお金の責任の範囲」。稽古序盤に行った 松本と作・演出の加藤拓也の対談(dpia-app://contentAll?contentId=20e6ed61-8e71-4cd9-b558-97fb9e543e3e&contentTypeId=2) では、本作がこれまでの劇団た組作品とは違うつくり方になるという話もあったが、稽古が進み、どのような作品になりつつあるのか。開幕を2週間後に控えた稽古場より、加藤作品の舞台に参加するのは4度目となる藤原季節に話を聞いた。“遊び上手”な先輩たちから学ぶ物語に飛び込む大胆さ――藤原さんは「『ぽに』おもしろいです」とツイートもされていましたが、お稽古はいかがですか?おもしろいです。こんなにシンプルにハッキリと「おもしろいです」と言えてしまうことってあまりないなというくらい。例えば、グッとくるメッセージがあったり、いろんな感情を伝えられすぎちゃうと、シンプルに「おもしろい」ってことにはならないじゃないですか。でもこの作品は、伝えたいことはあくまで『ぽに』という世界の中で描かれていて、物語として提示されているから、ただ「わ、おもしろい!」と言えてしまいます。――それは、これまでの加藤さんがつくる作品とは違うのですか?違うと思います。今までは「我が身に迫る」というような作品が多かったと思うのですが、今作は無条件のおもしろさみたいなのを感じます。でもそれがなんかよくて。自由度が高いので、出演している役者さんもそれぞれ楽しみながら演じているなと感じますし、今作みたいに「おもしろいから観に来てください!」と言えてしまうことは、僕としてはめずらしいです。――今作は「鬼ごっこ」がひとつの要素になっていますが、その辺りはどのようになっていますか?「鬼ごっこ」は作品の内容にまつわるもので、“責任”というものを人に押し付けていく感じが鬼ごっこに似ている。「タッチ」で責任の所在が変わっていって、最後に押し付けられた人はそれを家まで持って帰らないといけなくて(鬼ごっこは終わりがない遊びなので)、っていう。でも舞台の見た目とかつくりということで言えば、いろんな「ごっこ遊び」が詰まっている感じです。ワクワクしますよ。――ごっこ遊びとはどんな感じでしょうか。今まではもうちょっと「(実際に我々が生きる)日常の中でのリアリズム」というものを大事にしてきたのですが、今作では、「この作品におけるリアリズム」を大事にしている。あくまでこの『ぽに』という物語におけるリアリティを大事にしているような感じです。だからいろんなことがどんどんはみ出していっているというか。稽古していても「あ、そういう発想で進んでいくんだ」みたいなことが多いんです。出演者には、平原テツさんだったり金子(岳憲)さんだったり、そういう“遊び”がすごく上手な先輩方がいるので。きっと観ていてビックリ箱みたいな感じがあるんじゃないかと思います。――“遊び”ってどういうものなんでしょう。普通の椅子が違うものに変わっていたりとか。なんかそういういうことが次々起きるんですよ。――ああ、なるほど。ごっこ遊びではそういうことがありますよね。公園に落ちてる葉っぱがお肉ってことになったり。それをやるには『ぽに』という物語の世界にガバッと飛び込む大胆さが必要だと思うんです。頭の中にたくさん台詞があって、段取りがこうなって、みたいなことにとらわれていたら、ただの椅子が違う物に見えるってことは起きないと思う。『ぽに』に集まった出演者の方々は、そういう、物語に飛び込む勇気とか、あとは目の前にできた世界を“信じる力”もすごいんだろうなと思います。そして物語をはみ出さないバランス感覚もある。これまでいろんな“見たことのない世界”を見てきた方々なので、そういう強さがあるんだろうなと思います。「誠也」はクズだけど、なぜか共感できてしまう――藤原さんにとってはその“遊び”をやるのはどうですか?面白大変って感じです。最初の一週間くらいはもう「どうしよう…」って元気を失うくらいでしたけど(笑)。でもそこから先輩たちのお芝居を見て、「こういうふうに楽しむんだ」とわかって、どんどん変化していっている感じがします。――勝手なイメージですが、藤原さんも遊びが好きなタイプなのかと思っていました。いえ、僕は意外と本に書かれていることに忠実で、どちらかというと予定調和になりがちなんです。「座る」って書いてあるから座る、みたいな。そういうふうになっちゃうのを、加藤さんが防ぐ、みたいな。(隣から)加藤「防いでるわけじゃない(笑)」(笑)。加藤さんは、僕がその場で新しいことを感じて動けるように演出してくれるって感じですね。――藤原さんは加藤作品に何度も参加されていますが、どういうところに魅力を感じていますか?観たことのないものが毎回観られるってことです。それと、僕も出演した舞台『誰にも知られず死ぬ朝』(’20年)の中で、「わからないものはわからないままのほうがいいでしょう」という台詞があるのですが、そういう“許容の広さ”というか寛容さが加藤さんの作品にはある。だから観る度に、自分のキャパがちょっと広がるような感じがするんですよ。今は“わかりやすさ”が求められる時代だと思うのですが、果たしてそんな、何もかもがわかる必要があるのかとか、わからないことがあってもいいんじゃないかと思うんですね。そういう意味で、加藤さんの作品って毎回「自分にはまったくわからない」と感じることとか、「え!?」ってことが起きるので。そういう時に深く感動するんですよね。――演じる側にいてもそういうことを感じますか?感じます。今回の稽古場も毎日感じますし。それを1か月くらい毎日体験できるのは、物凄く楽しいなと思います。――藤原さんが演じる誠也は、松本穂香さんが演じる円佳の好きな人、という人物ですが、どんな役ですか?た組『ぽに』メインビジュアル宣伝美術:Minhan CHANG 宣伝写真:山﨑泰治今まで演じた中では一番のクズ野郎な気はしています。ちょっと救いようがないな、みたいなところがある。でも本人もそのことに気付いていると思う。実際にこういう人って結構いると思うので、そこを演じられたらと思います。――結構いますか。加藤さんが描くクズって、どこか誰にでもこういう要素ってあるよね?という人なんです。だから僕の中にも誠也の要素はあると思うし、共演者の秋元龍太朗も、すごく生真面目なタイプにも関わらず「誠也の気持ちはわかる」って言ってくれるんですよ。やってることはクズなのに、なぜかわかってしまうっていう。――藤原さんは役としてそこに感情移入していくような感じなのでしょうか?今回はもうちょっと客観的に捉えているかもしれないですね。残り10日間くらいの稽古でまた変わっていくとは思うのですが。――いつもは客観的なのですか?いや、いつもはもう少し主観的に捉えていると思います。というのも今回って、“個人と個人の対話”というよりも“個人と世間との対話”を描くようなつくりなので、円佳にとって誠也は世間のひとりである、という描かれ方をしている。だから誠也がどういう感情になるかっていうのももちろん大事なんですけど、それより円佳がどういう感情になるか、誠也が円佳に何を与えるか、みたいなことをけっこう冷静に考えながらやっているかもしれません。自分の生活圏からはみ出したものを受け止めてみて――円佳を演じる松本穂香さんは共演経験もありますが、今作ではどんな印象ですか?最初はこの世界に翻弄されていたと思うのですが、この数日でかなり集中してきているのを感じます。めっちゃカッコいいですよ。――カッコいいですか。はい。演じる集中力とか、グッと役に入り込む感じとか、正直すごいなと思っています。ずっと台本を読んでいて、全然休憩しないし。あれだけの緊張感を持って作品に臨めるってすごいです。だから僕も松本さんの集中力に追いつかなきゃと思っています。いや、追いつかなきゃというより受け止めなきゃ、みたいな感じか。迫力が増してきてるので。多分、残りの10日間くらいで松本さんは猛スピードで仕上げてくると思うので、ここからが勝負だなという感じがします。……けっこうハードル上げちゃってますけど。――(笑)。たしかにうかがっていて楽しみが増します。そうなんですよ。そういうのもあって、思わず「おもしろいです」って言ってしまうんです(笑)。開幕したら皆さんの感想が気になりますね。――ちなみに藤原さんの現段階の感想は?シンプルに「あーおもしろい!」って。今まで演劇を観た中で、あまりない感覚です。僕は普段は真面目にならざるを得ないというか、チケットを買って、何かを学び取ってやるっていう気持ちで観て、難しい言葉を使って難しいことを考えてみたりするんですけど、この『ぽに』は「あーおもしろい」とか「やばい」とかそんな簡単な言葉で思わず形容してしまう。決して作品の内容が簡単ってわけじゃないんですけどね。でも観た後には、そういう言葉が出てくるような感覚があります。今回若い人にも観てほしいなと思っていて。――それはなぜですか?僕自身も学生時代によく当日券に並んで観ていて、その時の体験がずっと自分の中に残っているので。この作品で、こういうものをつくる人がいるんだっていう感覚とか、自分の生活圏からはみ出したものを受け止めてみてほしいです。追加席もありますし、当日券が出る日もあるみたいなので、SNSでチェックして観に来てほしいです。取材・文:中川實穗劇団た組『ぽに』2021年10月28日(木)~2021年11月7日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ劇団た組公式Twitter: @wawonkikaku()
2021年10月27日仲村トオル、杉野希妃、斎藤工、中村ゆりが共演する愛憎サスペンス『愛のまなざしを』より、予告編と場面写真、本作に出演する藤原大祐のコメントが到着した。予告編では、仲村さん演じる亡くなった妻に囚われている精神科医・貴志をはじめ、彼に愛を求め始める患者・綾子(杉野さん)、義弟・茂(斎藤さん)ら登場人物たちが次々と登場。貴志の寄り添った診察に救われた綾子と、綾子の救済者となることで貴志も救われ、その愛に溺れていくが、執着と嫉妬にまみれ始めていく…。『愛のまなざしを』予告編今回コメントが到着したのは、貴志の息子・祐樹を演じた藤原さん。「恋する母たち」「推しの王子様 」に出演したが、映画出演は、本作が初めて。今回はオーディションで役を掴み、映画デビューを果たした藤原さんは「人生初めての現場ということで、『愛のまなざしを』は初めて尽くしの作品です。役作り、お芝居、カメラの前に立つ、全てのことが新鮮で魅力的に感じたのを覚えています」とふり返る。撮影当時は高校1年生だったということもあり、作品の内容については「明確に理解することはできていませんでした」と言いつつ、「漠然と大人の作品だと理解をして挑んでいました。全てのことにおいて右も左も分かっていなかったので、自分の中で解決しようとするのはやめて、現場に身を委ねていました。そんな僕を優しく包み込んでくださった大先輩のキャストの皆様と温かい現場のおかげで役者としての自覚を持つことができた作品だったので、僕にとって凄く大切な作品の一つです」とコメント。そして「光の見えないトンネルの中に迷い込んでいくような内容なので、笑えるような作品ではないのですが、観てくださる方も一緒に生暖かいトンネルの中に入ってその気持ち悪さを楽しんで頂きたいです」と公開を待つファンへメッセージを寄せている。『愛のまなざしを』は11月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛のまなざしを 2021年11月12日より全国にて公開©Love Mooning Film Partners
2021年10月05日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日透明感がある、つや肌を実現2021年9月15日、藤原紀香は、SNSを通じてお気に入りのクッション ファンデーションを紹介。9月1日に発売された、ちふれ HIKARIMIRAIの『コントラスト クッション ファンデーション』が贔屓目なしでお気に入りだとしている。同商品は肌にぴたっと密着し、うるおい感のあるつや肌を演出。水や皮脂に強いため、メイク直後の美しい仕上がりをキープすることができる。SPF30、PA++。カラーは明度の高い「12」、ナチュラルな仕上がりの「23」、黄みよりの「33」の3色を用意。販売価格は各3,520円(税込み)。ケースとパフは別売りとなっている。藤原紀香オフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「えー!知らなかったです!買わなくては!!!」「美しい紀香さんのオススメとあらば、絶対買います」「ちふれチェックしてみます」などのコメントが寄せられている。年齢を重ねても美しい藤原紀香藤原紀香は1971年6月28日生まれ。兵庫県出身。株式会社 SOMEDAYに所属し、女優として活動。テレビや映画、CM、雑誌など幅広い分野で活躍している。インスタグラムのフォロワー数は35,000人以上。オフィシャルブログのフォロワー数は143,000人を超えている。著書には『紀香魂』『女磨きの集大成「紀香バデイ!」』などがある。(画像は藤原紀香オフィシャルブログより)【参考】※藤原紀香オフィシャルブログ※藤原紀香オフィシャルインスタグラム※株式会社 SOMEDAY※HIKARIMIRAI公式オンラインショップ
2021年09月19日木竜麻生と藤原季節が出演する、20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』の公開が決定した。大学でデザインの勉強をしている優実。ある日、自分が妊娠していることに気づく。知り合いの演劇サークルのチラシを作ったことがきっかけで出会った、直哉という恋人がいるが、父親が彼という自信を持てないでいた。一方、直哉は現実を受け入れようとすればするほど、優実への想いや考えがすれ違っていく――。主演を務めるのは、『菊とギロチン』で映画初主演を果たし、『鈴木家の嘘』でヒロイン役に抜擢され、その年の多くの映画賞を受賞した木竜麻生。共演は、『his』『佐々木、イン、マイマイン』に出演した藤原季節。本作で2人は初共演となる。本作は、メ~テレと制作会社ダブが製作、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(NOT) HEROINE MOVIES”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第1弾公開作品。今回は、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」「俺のスカート、どこ行った?」などの脚本を担当してきた加藤拓也が監督を務める。<コメント>加藤拓也監督演劇と映画は全く違いますし、自分が演劇で良しとしているものがどうすれば映像の中でもできるのかまだわかっちゃいませんが、今回は普段から一緒に演劇をやっている人達と稽古をして稽古をして、リテイクをしてやり込んだ結果の生感というもの、だからつまりライブ感ですよね。生イコール演劇ではございませんが、私達を通じて私達を見つめる、とにかく生活がそこにあると思える生活の映画が出来上がったのではないかと思っております。私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です。一口にラブストーリーと言われてしまえばそれまでなのですが繰り返し言わせていただきますとこれは生活の映画なのです。ドキュメンタリーじゃないですよ。アドリブもないですよ。映画だから。木竜麻生「"生活"や"暮らし"がそこにある」「表と裏だけじゃなくて、もっといくつも面があるんだと思う」加藤監督が言っていた言葉を心に書き留めて、相手と役と自分と向き合ってみた。ある時、たくさんの人に守られているような初めての感覚の中で、見たことのない顔をした自分がいた気がしました。あのアパートや道端、そしてそこのカフェ。あらゆるところにこの映画の中の人達がいるんじゃないか....そんな気がしています。藤原季節加藤拓也監督の書いた物語にこれまで多く参加してきたが、その度に文字通りボロボロになった。彼の脚本や芝居は、基本は技術的な積み重ねの上に成り立っているが、最後には激しくエモーショナルな部分で戦うことを自然に求められる。それでいつもボロボロになるわけだが、『わたし達はおとな』ではそのボロボロ具合がいつもとは比にならなかった。木竜麻生さん演じる優実と一緒に、傷つけ合ったり笑ったりしながら、この物語を駆け抜けた。優実がそこに存在していたということは、僕の癒えない心の傷がずっと証明している。『わたし達はおとな』は2022年6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年09月16日朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で8月のマンスリーエンタメプレゼンターを務め、毎回SNSでトレンド入りするなど注目を集めた若手俳優、藤原大祐(ふじわら・たいゆ)。現在17歳、現役高校生の彼に、最近の出演作の話や、これからへの想いなどを聞いた。撮影:山口真由子めざましファミリーの皆さんが優しすぎる――マンスリーエンタメプレゼンターには、どんな気持ちで臨んでいましたか?朝の番組なので、普段よりも元気よく、観ている方が気持ち良く一日をスタートできるように心がけていました。子どもの頃、アナウンサーになるのが夢だったので、アナウンサーの方々と一緒に朝の情報番組に出演できることがものすごく嬉しくて、本当に楽しんでいました。――番組中、緊張しない、と言っていましたが、普段から緊張はしないのですか?ほとんどしないです。――失敗することを考えてしまうとかは?失敗するイメージもあまり湧かないです。できないかも、という選択肢を自分の中で作りたくないんです。もしできないことがあれば、悔しいと感じてできるようになるために努力をします。そうは言いつつ、リスク管理してしまう自分もいるんですけど(苦笑)。ただ最初からできないかも、とは思いたくないし、やってみたことがないことでも、「できる」と言って突っ込んでみるのが僕の性格です(笑)。小さい頃からそうですね。撮影:山口真由子――生放送中、事前に準備をしておいて、これは役立った、ということはありますか?イメージトレーニングはしていました。あとは、生原稿読み用の原稿は、当日の朝、メイク中とかに来るんですけど、その時点で何度か練習をしていきました。そこは絶対にきちんとやりたかったので。僕、活字があまり得意ではなくて、普段は本もほとんど読まないんですけど、声に出して文字を読むのは好きなんですよね(笑)。――原稿読みを経験して、ナレーションや、声優などの声の仕事に興味が出ることはありませんか?それは全然考えていませんでした。でも、声優さんってすごいな、と尊敬していて。僕が『めざましテレビ』でやらせていただいたナレーションは、基本的には淡々と読んで、強調するところだけを意識するとういうやり方ですけど、声優さんは表情や動作なしに、アニメーションに合わせて感情を表現するじゃないですか。それはすごい、って思うんです。声だけに表現の幅が限定されるので難易度が高いから、今の僕にはまだ難しいかな、とは思いますが、挑戦してみたい、という気持ちはあります。撮影:山口真由子――エンタメプレゼンターをやってみて、印象に残っていることはありますか?めざましファミリーの皆さんが優しすぎるということです。僕からするとテレビを通してずっと見てきた方々なので知ってる顔なんですけど、皆さんの方は僕のことが初めてなのに、1回目の放送のときから前から会っていたかのように接してくださって。すごく包容力があって、迎え入れてくださっている感覚がありました。お話もたくさんできました。自分から言うのもどうかとは思うんですけど、僕、周りの大人の方からすると生意気なところがあるみたいで(苦笑)。そんな僕を受け入れてくれるどころか、むしろそのままの感じで来てよ、みたいな感じも伝わってきて、それがすごく嬉しかったです。アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向に撮影:山口真由子――早朝からのお仕事でしたが、藤原さんにはモーニングルーティンはありますか?普段はまず朝起きて寝ぼけた状態でサプリメントを飲みます。それが飲んでから食事までの間を20分くらい空けないといけないので、その間にシャワーを浴びると、大体、髪の毛を乾かしている間に時間が過ぎて、朝ごはんが食べられます。そういう時間配分は完璧にハメたいんですよね(笑)。――理想の朝の過ごし方は?早朝5時くらいに起きて、まだ街に人がほとんどいない状態のときに、アンドレ(愛犬)と一緒に散歩に出るんです。今のような暑い時期でも、朝だとちょっとひんやりとした風を感じられるし。普段は日焼け対策のために、長袖、長ズボンで外出しているんですけど、そのときは半袖、半ズボンで体でも風を感じて。周りに人がいないタイミングであれば、マスクを外して空気も吸えるので、開放感もある。それで家に戻って、温かいコーヒーや紅茶を飲んだりすると、その一日はすごく有意義に過ごせますね。撮影:山口真由子――アナウンサーになるのが夢だった、とおっしゃっていましたが、いつ頃からその想いはあったのですか?もともとは自分からアナウンサーになりたい、と思ったのではなくて、親から勧められたんです。アナウンサーはちゃんとした仕事だし、毎日、決まった時間とかに息子の顔が見られて、成長を感じられるのがいい、と。それで僕自身もアナウンサーさんに注目するようになったら、カッコイイ、と思うようになりました。情報番組のアナウンサーさんはしっかりした感じがするし、バラエティ番組のMCをやっているアナウンサーさんは面白いし。小学生のときからずっとアナウンサーになりたい、と思っていました。撮影:山口真由子――そこから現在の俳優という仕事を目指すようになったのはなぜですか?アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向になっていました(笑)。それは今の所属事務所に入った経緯と重なるんですけど、ありがたいことに中学3年生頃から、いろんなところからスカウトの声をかけていただけるようになって。自分でも(芸能界が)向いているのかな?と思っていた時期に、母親が友人に何気なく僕がスカウトを受けたことを話したんです。そしたら、その友人の方がどうせ入るなら大きな事務所が良いと言って、僕の写真を僕が知らない間に今の事務所に送っていて。それで、事務所の方から、まずはレッスンをしてみない?と言われて、行った場所がオーディション会場でした。でも実際にお芝居のレッスンをしてみたら、自分でも楽しいな、と感じるようになって、今につながっています。だからホントにギリギリまでアナウンサーになりたい、と思っていて、急に役者になった感じです(笑)。――でもまだ17歳ですし、これからアナウンサーを目指すこともできますよ。今はもうこっち(俳優)の楽しさに気付いてしまったので。アナウンサーさんもエンターテイナーでもあるし、大きくは変わらないのかも知れないですけど、自由に表現できる良さが(俳優には)あります。アナウンサーさんは情報を伝えることがメインの役割で、自分自身の感情は抑えることを基本的に意識されていると思うんですけど、役者は情報なんてどうでもいいから、俺の感情を知ってくれ、みたいな。そこは大きく違うところじゃないかな、と思います。人が幸せになることが、僕のしたいことにつながる撮影:山口真由子――そんな役者としての藤原さんを見られるのが、現在放送中のドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)です。主人公の泉美(比嘉愛未)の家の近くの中華料理店でバイトをしていて、ミュージシャンを目指して路上ライブもする藤井蓮役ですが、藤原さんは蓮をどんな人だと思って演じていますか?最初は僕自身も知らなかったんですけど、FODで配信されているスピンオフ(『ぼくの推しは王子様』)に出演したとき、蓮が何でもできたんです。なぜか聞いたところ、裏設定として、蓮は自立するためにいろんなバイトを転々として頑張っている、ということを知って。路上ライブをするというのも、勇気がいることだと思うんです。僕だったらできないので。そう考えると、蓮は夢に向かって一生懸命に頑張れる人なんだ、と感じました。あとは、僕の考えなんですけど、蓮はエンターテイナーだな、というのもあります。ドラマの中での蓮の出演シーンは少ないですけど、蓮が出てくることで、一瞬、その場の雰囲気が変わればいいな、と思って、かなり明るいキャラクターにデフォルメして演じています。相手が落ち込んでいようが、僕が来たら楽しませてあげたい、というような性格かな?と思っています。とにかく今回は、作品の雰囲気を壊さない範囲で暴れられるだけ、暴れられたらと(笑)。そうやって演じて、ちょっと抑えられて放送されている感じです。©フジテレビ――役作りはどのようにしていきましたか?見られ方を考えます。僕がこういう風に演じたとき、目の前にいる役者さんはどう思うのかな?とか、この番組を企画した人は、僕の蓮を見て、違うな?と思うのか、こんな蓮もあったんだ、と思うか、とか。そして、一番にはテレビの前で観てくださる方が、どういう感情を抱くのかな?というのを考えて、作品の雰囲気を壊さないように、でも、ちょっとでも連に注目してもらえるように、ということを考えました。――すごく客観的に役を見ているのですね。そうですね。逆に僕は主観的に見ることが苦手で。感情移入することが難しいんです。自分の人生ですら俯瞰で見てしまうところがあるので(苦笑)。もっと主観的に物事を見ることは、頑張らないといけないところだな、と思っています。撮影:山口真由子――藤原さんは自分自身をどんな人だと思っているのですか?生粋のエンターテイナーじゃないですかね(笑)。人前に出るのが大好きで、カメラの前や、大勢の人の前に立つと気付いたらスイッチが入っています。人を楽しませたいんです。もし自分が落ち込んでいるときでも、仕事が入れば急にテンションを上げられます。――自分が楽しみたい、という気持ちよりも、誰かを楽しませたい、という気持ちが大きいんですね。そうかも知れないですね。普段の生活でも、自分がしたいことよりも、人がしたいことをすることが多いです。人がやりたいことをするために、自分が我慢をする、ということはしないですけど、人が幸せになることが、僕のしたいことにつながるんです。人が笑う姿を導くために、僕が何かをすることが、僕のしたいことなんです。――人のためにやることが、自分のためにもなる、という。でも、それって世の中の人みんなそうだと思うんです。自分の近くにいる人を楽しませることができたら、自分も楽しくなるじゃないですか。それが人間だと思う。それを大勢の人に対してやることができるのが、僕たちのような仕事だな、と思うので、僕はそれに向いていたのかな、と思います。人生初芝居は「めちゃくちゃ早口じゃないかと思います」撮影:山口真由子――そして、11月12日からは、映画『愛のまなざしを』も公開になります。仲村トオルさん演じる主人公の息子役ですが、この作品が藤原さんにとって人生初の演技となったんですよね。はい。撮影したのはかなり前で、2年前のちょうど今頃でした。人生初のオーディションで、オーディションというものの感覚を味わってみよう、ということで参加して。だから、受かったらもちろん嬉しいけど、受からないだろうと思っていたところ、ありがたいことに選んでいただけました。もうホントに右も左もわからない状態で、監督さんから「ちょっとこうしてみて」と言われたことを、言われるがままにやるだけだったんです。でも、「その真っすぐな姿勢が輝いていたよ」と言っていただけました。だから現場でもとにかく監督さんの言うことに従って、委ねようという気持ちでやっていました。撮影に入る前に2日間くらいリハーサルの期間もあって。そこで仲村トオルさんともお話ができて、父子の関係性がどういうものかも話し合ってからできたので、それはすごくやりやすかったです。ただ、今話していて思い出したんですけど、ホントにカメラの前に立つのが初めてで。宣材写真を撮るためにスチールカメラの前に立ったことはあったんですけど、映像のカメラの前に立つのは初めてだったので、その存在感というか、見られているな、という意識がありました。©︎Love Mooning Film Partners――そこから約2年が経って、当時の自分は今の自分からはどんな風に見えますか?まだ完成作は観れていないので、記憶する範囲なんですけど、めちゃくちゃ早口じゃないかと思います。僕、普段から早口で、よく周りの人から聞き取れない、と言われるんですよ。今もだいぶ抑え気味にしゃべってます(笑)。特にお芝居になるとさらに早口になってしまって、『おじカワ(ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」)』のときも、前半は早口になっていました(苦笑)。撮影中は監督が「普通の人間ってこれするかな?」ということをよくおっしゃっていて。例えば、動きを止めてセリフを言うとかなんですけど、普段、何気なくしゃべっているときって、教科書開きながら、とか、引き出しを開けながら、とか、何かやりながら話すじゃないですか。僕もそれを言われて「確かに」と思ったんですけど、やっぱり決められたセリフがあって、カメラがあって、表情も気にしながら動くというのは、最初は難しかったです。だから、もうそのことでいっぱいだったので、早口までは意識が回っていかなったと思います(苦笑)。でももう2年も前のことなので、逆にあまり恥ずかしくないです。顔からして違っているので、今の僕を観るというより、初めてのお芝居なんだ、という感覚で観ていただけたら。ただ、一生に一度しかない初めてのお芝居ではあるので、そういう意味ではすごく観ていただきたいですね。撮影:山口真由子――今後、自分のこんなところに注目してほしい、ということがあれば教えてください。最近感じていることなんですけど、役者って、基本的に自分を表現するのではなくて、自分の中の一部を、役を通して見せている、という感じなのかな、と。全くの素の自分であるとか、自分の考えていることとかを表現することって、そんなに多くないんです。でも、僕としては、そういうところも表現できる人になりたいな、という想いもあって。明確にどういうことかはまだ言えないですけど、僕自身の想いを聞いて、誰か一人でもいいからポジティブな気持ちになれたり、その考え方いいな、とか思ってもらえたり、そんな風にいろんな気持ちを与えられるように、エンターテイナーとしての幅を広げていけたらな、と思っています。取材・文:瀧本 幸恵<作品情報>ドラマ『推しの王子様』毎週木曜、夜10時~ フジテレビ系にて放送中公式サイト:映画『愛のまなざしを』11月12日(金) 全国ロードショー©︎Love Mooning Film Partners公式サイト:
2021年09月10日新進気鋭の次世代型ユニットEnsemble FOVE(アンサンブル・フォーヴ)による、Ensemble FOVE『ZINGARO!!!』公演(9月12日:彩の国さいたま芸術劇場)が目前だ。「ニュー・フォーカス・ヴィジョン・アンド・エクスペリメント」からとった造語を名称としたEnsemble FOVE(アンサンブル・フォーヴ)のテーマは、“クラシックを素地としながら、どれだけ実験的なことや新しいアプローチができるかということをきちんと考えたい”ということだ。初のホール公演となる今回のステージに向けて、彼らは一体何を目指し、どのようなステージを描き出してくれるのだろう。アンサンブルの主宰者で、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の劇伴と印象的な挿入歌を手がけた注目の音楽家(作曲家)坂東祐大に話を聞いてみた。メンバー全員をチームとして考えることによって、どれだけクリエイションできるか――作曲家坂東祐大がこのアンサンブルで活動する意義はいったいどこに?僕のメインフィールドは現代音楽の作曲家としてホールで作品を演奏することです。しかし最近様々なところに呼ばれる機会も増えています。たとえば映画であったりJ-POPのフィールドであったりですね。Ensemble FOVEとして呼ばれることもあります。当初からそれらを通じて、自分の音楽だけではなくチームでできたらいいなと思っていました。ひとりだけではなかなか難しいこともありますからね。FOVEは僕の個人プロジェクトではありません。メンバー全員をチームとして考えることによって、どれだけクリエイションできるかです。さらに言えば、新しい創造にフォーカスすることにおいて、僕のアイデアだけでは限界があることが見えています。そのためには最初からチームにしておいたほうが将来性があるように思います。それは演奏家だけや作曲家だけに特化するものではなく、それらを同じプラットフォームに載せた上でどれだけアクティブに活動できるかということです。クラシックは残念ながらまだそこに届いていないというのが実感ですが、そのためには“みんなでやる”ということに新たな可能性があるのではないかと思っています。ここでの僕は「座付きの作曲家」といった位置づけです。――初のホール公演の持つ意味とは?今までホール公演はあえて避けていました。ホールというのはクラシックにおける伝統的なステージです。我々が目標とする“新しい価値付け”においては、ホールではない所から始めた上でホールに戻ってくるほうが良いのではないかと考えたのです。様々なことを試した結果をホールに持ち帰る。それが面白いんじゃないかというのがみんなの意見でした。――今回いよいよ機が熟したということですねその通りです。ホールでも面白くできるという感触が得られました。2020年2月の公演だったかな。これだったらホールでやってもいいという手応えをメンバー全員が感じたのです。そのポイントは、アクティブかつ自由な配置やコンセプトが見えるようになったことです。メンバーは普段クラシックのフィールドで活動しているので、ホールでの演奏というのは普通の状態です。それを別の場所で違う目線を持って演奏することによって、改めてホールの面白さや、持ち込むアイデアを発見するという戦略的な意味もありました。中でも一番重要なのは聴衆との関係値ではないかと思います。なにしろ30センチくらいの距離で演奏することもありましたからね(笑)。コロナ禍の今ではそれは難しいという、現実的な問題もありますね。ステージ全体が1つの物語のようになっている感じ――“シアターピースのように仕立てる”という言葉の意味は?クラシックの通常の公演では、誰かがプログラムをキュレーションして、そのプログラム通りに演奏するというのがひとつのスタイルです。我々はそれをもっとストーリーテーリングしたいという意味です。ステージ全体がひとつの物語のようになっている感じですね。聴衆には“何かを見終わった”という感触を持ち帰って欲しいです。そこにおいては作曲的な部分の比重がとても大きいと思うのです。構成に関して演奏家だけでは難しい部分がある。かといって作曲家だけでも成り立たない。そこはメンバー全員が様々なアイデアを持ち寄って構成していく感じですね。ひとつの作品として舞台を作りたいという思いで、シンプルなセットではありますが、舞台装置なども含めてかなりイレギュラーなことをやるつもりです。――ホールで行うにあたり今までやってきた音楽からどの位変えていったのでしょうか?『ZINGARO!!!』は当初CDとしてのプロジェクトだったのです。CDとして作品になるべきという考え方ですね。しかし、CDとホールやサロンでの時間のスケールは違うと思うのです。なので、CDで作り上げたものをステージ用に再構成する必要がありました。というわけで、聴衆が予期しないような形での再構成を試みました。FOVEは窓口であるべきだと思っていますので、音楽の敷居を下げるのではなく、間口を広げるといったニュアンスですね。決してイージーリスニング的なものではなく、正統的なものを面白く伝えたいと思っています。その結果、演奏者も面白いし聴いてくださる方も面白いというものに仕上がりました。――イメージする「面白さ」とはどのようなものでしょう?クラシックをする上で外せない点は、どれだけ歴史的なコンテクストに対しての現在進行形の意見を持っているかということだと思います。それは演奏する側もキュレーションする側も同様です。クラシックの蓄積や、文化的な事においてアイデアに満ち溢れているかどうか。つまり文脈的なことをわかっているかが「面白さ」の原点だと思います。“2021年のこの時期にやるには何が一番エキサイティングなのか”ということを考える力ですね。極東の島国から発信する上ではそれがとても重要でしょう。その視点が欠けてしまうとどうしても閉鎖的になってします。これならヨーロッパやアメリカにも張り合えるぞというアイデアですね。文脈を踏まえた上でどれだけ面白いアイデアを持っていて、それを提供できるかだと思います。オペラでしかできないようなステージ・クリエイションを、クラシックにおいてもできる――今回のステージは、クラシック界の現状に対する提言的な意味合いもありそうですねそうですね。僕自身はプロデューサーではなく作曲家です。今回のステージも特にプロデューサーというのは存在せず、合議制で物事が進められています。困難な面もあるのですが、実はそこが面白いのです。合議制というスタイルを選ぶことによって何かを証明したいと思っています。あえて音楽監督を置かない「ヨーロッパ室内管弦楽団」のような活動が日本においてもできるはずなのです。チームでやれるということを証明したいと思っています。今は僕が表に出る機会が多いのですが、僕だけのアンサンブルではないのでこれから徐々に変わってゆくと思います。それが次のフェーズですね。――最後に、今回のステージの注目ポイントや聴きどころを教えてくださいまだ模索中ではありますが、メインの尾池亜美(ヴァイオリン)さんだけでなく、21人の出演者全員の音や動きが面白いという状態になると思います。この配置だとこうなる、このフォーメーションならこうなるといったことを細かく計算したステージを作っていますので、主役がひとりのステージとは比べものにならない程の情報量になるはずです。普通のコンサートの3,4倍の情報量かな(笑)。とても凝縮された1時間を体験してもらえるはずです。休憩なしのぶっ通しの1時間ですので、ぜひ我々全員の一挙手一投足を見逃さないようにしてください。オペラでしかできないようなステージ・クリエイションを、クラシックにおいてもできるということをきちんと証明したいと思っています。そのスタートとして絶対に面白いものをお見せします。コロナ禍なので安心安全第一ですが、その中でできることを精一杯やりますよ。今回チャンスを与えてくださった彩の国さいたま芸術劇場には心から感謝しています。取材・文:田中泰撮影:ヒダキトモコ/Natsu Tanimoto(Ensemble FOVE)■公演情報Ensemble FOVE『ZINGARO!!!』2021年9月12日(日) 14:20 開場/15:00 開演会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団■出演Ensemble FOVE尾池亜美(ヴァイオリン)多久潤一朗(フルート) 浅原由香* (オーボエ) 東 紗衣 * (クラリネット)中川ヒデ鷹(ファゴット) 上野耕平(サクソフォン) 佐藤采香* (ユーフォニアム)田村優弥 *(チューバ) 大家一将(打楽器) 池城菜香* (ハープ)戸原 直、町田 匡、大光嘉理人*、山本佳輝* (ヴァイオリン)三国レイチェル由依*、對馬佳祐 * (ヴィオラ)小畠幸法、飯島哲蔵 * (チェロ) 篠崎和紀、地代所悠(コントラバス)企画・プロデュース:坂東祐大*Guest Member■曲目ラヴェル:ツィガーヌ、モンティ:チャールダーシュブラームス:ハンガリー舞曲、サラサーテ : ツィゴイネルワイゼン ほか(編曲:坂東祐大・Ensemble FOVE)※CDアルバム『ZINGARO!!!』収録曲より(予定)■プロフィールEnsemble FOVE(アンサンブル・フォーヴ)第一線で活躍するクラシックの演奏家によって結成された、新進気鋭の次世代型アンサンブル。作曲家・坂東祐大の呼びかけによって、2014 年から数回の単発企画を経て、2016 年設立。ジャンルの枠を拡張する新しいアートの実験・実践を旨とし、新しい聴覚体験を提案する。2018年、初のオリジナルプロジェクト「SONAR-FIELD」(SHIBAURA HOUSE)を開催。建物一棟を借り切り、コンサートともインスタレーションとも異なる新しい音楽体験をクリエイションし、話題となる。(2019年、再演)同年京都芸術センターとの共同主催により第二弾プロジェクト「TRANS」を開催。観客を360°ぐるりと囲い込む立体音響と、FOVEメンバーの生演奏による空間を創造し、衝撃を与えた。オリジナルプロジェクトに加え、米津玄師『海の幽霊』『馬と鹿』(2019年)、『井上陽水トリビュート』にて宇多田ヒカルのカバーによる『少年時代』(2019年)、また宇多田ヒカル『Beautiful World(Da Capo Version)』(2021年)へ参加したほか、TVアニメーションシリーズ『ユーリ!!! On ICE』(2016年-)、映画『来る』(2018年、中島哲也監督)、日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(2020年)、主宰者の坂東祐大はカンテレ系ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)、映画『竜とそばかすの姫』(2021年、細田守監督)の劇伴にも精力的に取り組むなど、ジャンルの枠を拡張する活動も行なっている。2019年秋、メンバーの尾池亜美(violin)をソロに迎え、Ensemble FOVE初となるCDアルバム『ZINGARO!!!』を、自主レーベルFOVE RECORDSよりリリース。坂東祐大作曲家/音楽家。1991年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科修士課程修了。様式を横断したハイブリッドな文脈操作、サンプリングなどを駆使し、多岐にわたって創作活動を行う。第25回芥川作曲賞受賞(2015年)。2016年、Ensemble FOVE を創立。代表として気鋭のメンバーと共にジャンルの枠を拡張する、様々な新しいアートプロジェクトを展開している。新作『ドレミのうた』を4月にリリース。テレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の音楽を手がける。7月16日公開の細田守監督『竜とそばかすの姫』の音楽も担当。
2021年08月26日ドラマ『推しの王子様』で、外見は乙女ゲームの理想的なキャラクターそっくりなのに、中身は残念という役どころを演じている渡邊圭祐さん。自身の恋愛をひもとくと、初恋は小学生の頃。相手は学校の先生だった。「おそらく20代後半の方で、子どもの僕から見ると、ものすごく大人の女性に感じました。その先生は、隣のクラスの担任だったので、休み時間のたびに隣のクラスに行っていましたね。大義名分としては、友達と話すためなんだけど、本当は先生に会いたかった。これが、好きって気持ちなんだなって初めて自覚しましたね」学生時代は、年上に惹かれる傾向があったそう。でも、もう年齢は関係ないとキッパリ。「学生時代の1歳差ってものすごく大きいじゃないですか。大学1年生にとっては、スーツを着て就活している3年生や4年生がものすごく大人に見えていました。でも、社会人になって、学校という括りがはずれると、関係性がもう少しフラットになりますよね。もちろん先輩/後輩、上司/部下という関係は存在するけれど、置かれる環境が変わったことで、人を見る時のモノサシも、『どう仕事に取り組んでいるか』に変わりました。僕、人を見るのが好きなので、効率のいいやり方をしているなとか、無意識に動きやクセを見ていますね」そして、恋愛において何よりも大事にしているのが、互いに尊重し合える関係性であること。「自分色に染めたいとか、そういう願望はまったくないです。自分のあり方は自分で考えたいし、相手もそうあってほしいから、僕から何か言うこともないですね。そりゃ、小さいことは言うでしょうけど。『トイレットペーパー、替えといてよ』とか(笑)。恋仲で一番大事なのは、信頼関係の上にそれぞれが自分らしくいられることだと思うんです。お互い好きになった理由があるはずなのに、相手に何かを強いたり、自分を曲げたり、我慢しながら生きても、全然楽しくないですよ。楽しむことが僕のモットー。恋愛に限らず、楽しいことじゃないと続かないと自分でわかっているので、この仕事も楽しめなくなった時点で辞めていると思います。もちろん、役を生きるのが苦しいこともあります。でも、苦しさも含めて芝居が今はすごく楽しいんです。10年後も20年後も、そうあれたら。そして、男性からも憧れられる人になりたいですね。僕が憧れているのは、窪塚洋介さん、長瀬智也さん、舘ひろしさん。窪塚さんや長瀬さんは、我が道を行くところがカッコいいですね。色気があって、人としての奥行きを感じます。舘さんは一度お会いして、こうなろうと決めた人。すっと立ち上がり『舘です』とご挨拶してくださったのがあまりにもカッコよくて、僕も『渡邊です』と言うようにしています。憧れに近づく第一歩は、真似からかなって」読者アンケートで、付き合う決め手として「落ち込んだ時に支えになってくれる」という回答が多かったと伝えると、「気をつけて!」と渡邊さん。「すでに男性側はその情報をいろんなところで耳にしてるんで、なかには女性を“落とす”ための計算で寄り添う人がいるんですよ。そういう人の手のひらの上で踊らされないように、僕から注意喚起したい!そんなヤツに落とされる前に、女性から落としにいきましょうよ」話題を呼んだ『恋はつづくよどこまでも』では新人看護師、『恋はDeepに』ではイケメン3兄弟の三男役と、恋愛ドラマへの出演が続く。さまざまな恋愛を役として体験したことで、恋愛観に変化はあった?「あまり変わらないですね。今は完全に仕事モードで、恋愛から離れすぎた生活を送っているというのもあるんですけど(笑)。作品に入ってさえいれば、すぐにでも心から好きな相手に会いたいという気持ちで現場に向かえますし、役を演じることで満足できるんです。これまではピュアな役どころが多かったので、不倫する作品とかで、汚れ役を経験してみたいですね。ただの不倫じゃないですよ。情事を重ねまくる大不倫(笑)」俳優/渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)1993年11月21日生まれ、宮城県出身。地元でのモデル経験を経て、2018年『仮面ライダージオウ』でドラマ初出演。現在、出演ドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)が放送中。12月、『彼女を笑う人がいても』で初舞台を踏む。ジャケット¥48,000(サバイ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)シャツ¥28,000(アポクリファ/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762)パンツ¥33,000(ケンイチ/サカス ピーアール)シューズ¥18,000(スペース クラフト/HEMT PR)メガネ¥34,000(ビージェイ クラシック コレクション/アイズプレス TEL:03・6884・0123)写真家/マスダレンゾ1994年11月1日生まれ。「Helsinki Lambda Club」「MONO NO AWARE」などミュージシャンを中心に撮影。オルタナコレクティブ友達チーム「GROUPN」としても活動中。「カメラを通じて、圭祐さんとコミュニケーションを進めていく時間はとても心地よいものでした。よき時間をありがとうございました」※『anan』2021年8月25日号より。写真・マスダレンゾスタイリスト・八尾崇文ヘア&メイク・木内真奈美(Otie)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月24日8月27日(金)に公開される藤原竜也主演『鳩の撃退法』より、 埼玉西武ライオンズとのコラボポスターのビジュアルが公開された。それ伴い、主演・藤原竜也のセレモニアルピッチ登板も決定している。原作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高いエンタテインメント小説。物語の主人公は、かつて直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。彼はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。主演は唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原が挑んだのは藤原史上、最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一だ。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを演じるのが土屋太鳳である。さらに風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結。監督はTVドラマ『赤めだか』でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。解禁されたたビジュアルは本作のタイトルにちなんで「鷹の撃退法」&「鷲の撃退法」と記されている。埼玉西武ライオンズのライバル球団である 福岡ソフトバンクホークス=鷹、そして 東北楽天ゴールデンイーグルス=鷲に勝つ…という作品の宣伝担当の強いライオンズ愛から企画実現に至った。さらに本作の主演を務める藤原竜也自身も埼玉県出身、小さい頃からライオンズを応援している生粋のライオンズファンということで、まさに本作にぴったりのコラボといえるだろう。そして藤原竜也演じる天才作家・津田伸一と同じように、大胆不敵な笑みを浮かべる智将・辻発彦監督をはじめ、圧倒的な守備力でチームをけん引し続ける源田壮亮選手、今シーズン開幕から絶好調で、39試合連続無失点を達成し、日本記録を塗り替えた平良海馬選手など錚々たるメンバーが顔を揃えた。また主演の藤原竜也が8月13日(金)、埼玉西武ライオンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合(メットライフドーム)でセレモニアルピッチの登板。どんなセレモニーになるかも乞うご期待だ。なおコラボポスターは8月2日(月)から、西武線沿線の駅や電車内中吊にて展開予定となっている。<宣伝担当・コメント>私自身、小中高と10年間、白球を追いかける野球人生を送ってきました。そして生まれも育ちも埼玉、小さい頃からライオンズを応援し続けておりまして、ぶっちゃけ、映画よりも野球の方が好きなのでこのコラボが決まってとても嬉しいです。クライマックスシリーズでは悔しい思いをし、好きだった選手はみんなFA移籍…因縁深きソフトバンクとイーグルスをライオンズの選手のみなさんに撃退してもらいたいです!あっ、映画「鳩の撃退法」もお忘れなく!『鳩の撃退法』8月27日(金)公開
2021年08月01日劇団ナイスコンプレックス プロデュース公演 第6弾『12人の怒れる男』が、7月~8月にかけて大阪と東京で上演される。1954年にアメリカのテレビドラマとして書かれた本作は、その後映画化。密室劇の金字塔として60年以上にわたって幾度となく舞台でも上演されてきた法廷サスペンスの名作だ。ナイコンでは2018年から毎年上演され、今年で4シーズン目を迎える。本作をシリーズ化した理由を、劇団主宰・演出のキムラ真は「最高の戯曲を、僕が観たいと思う最高のキャストが演じる熱い会話劇。どっぷり芝居に浸かる贅沢な時間であると同時に、上演する度に、演じるキャストが代わる度に新たな発見があり、それが自分にとって通信簿かのように成果が試される事が純粋にうれしい演目です」と語る。今回、陪審員4号(横井翔二郎とWキャスト)役を演じる藤原祐規は同シリーズ初参加。「藤原には初演時から声をかけていて、やっと今回『出てやるか』みたいな感じでOKをもらった」と語るキムラに、藤原は「もう~、そんな上から目線で返事してないから!」と苦笑い。出会いから約10年。同じ歳ということもあり二人の間には役者と演出家という関係性を超え、何でも言い合える“戦友”、エンタメを愛する“同志”といった心地良い絆で結ばれているようだ。大阪公演では関西弁の台詞になるキャストもいると聞き「地元(三重県)の言葉で舞台に立つことなんてなかったから不安しかない」と困ったような表情を浮かべる藤原に、キムラは「“生まれた土地の言葉”でしゃべる方が、役をより自分のものに出来るのではないかという思いもあるし、藤原と4号はどこか似ている気がするんだよね。屁理屈っぽいところとか(笑)」と笑顔を見せる。「屁理屈!(爆笑)。演出家が求めているなら全力でやりますよ!」と頼もしいコメントで応える。「題名に“怒り”とありますが、怒ることがゴールではなく、そこに至るプロセスが大事。演劇において最終的に理想とするのは「ナチュラル」ではなく「リアル」。観る人にリアルに感じていただけるように、濃密な会話劇の中に引き込むことが出来るように、ひとつひとつのセリフを大事に演じたいと思います」(藤原)文/撮影:近藤明子
2021年07月19日藤原さくらが、9月20日に東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブ『藤原さくら 野外音楽会 2021』を開催することが決定した。これは自身がDJを務めるレギュラーラジオ番組『HERE COMES THE MOON』内で発表されたもので、藤原が同会場でワンマンライブを行うのは2018年の『藤原さくら 野外音楽会 2018』以来2度目となる。オフィシャルファンクラブ「Meating」では、本日6月28日13時より最速チケット先行受付がスタートする。藤原は、ライブ映像作品『「SUPERMARKET」Live 2021 at 中野サンプラザ』を8月25日にリリースするほか、同作に収録される「Kirakira」のライブ映像を6月30日にプレミア公開することが決定している。■藤原さくら コメント都会と自然、皆と私が、音楽で気持ちよく曖昧になれる不思議な場所。折に触れて、また野音でやりたいと言い続けてきたので、決まった時は本気でガッツポーズしました。前回の7月は相当暑かったですが、9月も余裕で暑いらしいです。無理せず楽しくまた遊びましょう。気持ち良い音楽を用意して、お待ちしてます!<ライブ情報>『藤原さくら 野外音楽会 2021』9月20日(月・祝) 東京 日比谷野外大音楽堂OPEN 16:00 / START 17:00【チケット料金】全席指定:5,500円(税込)一般発売:9月4日(土) AM10:00~ホットスタッフ・プロモーション:03-5720-9999(※平日 12:00〜18:00)※1人2枚まで※未就学児入場不可※電子チケットのみの取り扱いになります※雨天決行・荒天中止【チケット先行受付】エントリー受付期間:6月28日(月) 13:00~7月5日(月) 18:00※チケットエントリー希望者はMeating会員限定サイトをご覧ください。※エントリー受付期間に入会で、Meatingチケット先行受付を利用できます。Meating入会申込ページ:■藤原さくら「Kirakira」ライブ映像※6月30日(水) 0:00プレミア公開視聴URL:<リリース情報>映像作品『「SUPERMARKET」Live 2021 at 中野サンプラザ』8月25日リリース●Blu-ray:6,500円(税抜)●DVD:6,500円(税抜)『「SUPERMARKET」Live 2021 at 中野サンプラザ』Blu-rayジャケット『「SUPERMARKET」Live 2021 at 中野サンプラザ』DVDジャケット【収録内容】■本編『Sakura Fujiwara Live 2021 SUPERMARKET』2021.4.9 (Fri.) 東京・中野サンプラザ01. 生活02. Waver03. Ami04. Sunny Day05. かわいい06. marionette07. コンクール08. Monster09. spell on me10. 楽園11. Session (instrumental)12. Super Good13. BPM14. Right and Light15. The Moon16. 赤17. Cigarette butts18. ゆめのなか19. Kirakira20. Twilight藤原さくら『Sakura Fujiwara Live 2021 SUPERMARKET』ダイジェスト映像■「SUPERMARKET -THE FINAL-」2019年のアルバム制作から今回のライブまでの2年間を藤原の最新インタビュー&初出し映像などで振り返った「SUPERMARKET -THE FINAL-」を収録。アルバム『SUPERMARKET』の購入者特典として昨年公開された「藤原さくらの1日」の一部や、外出自粛期間中にYouTubeにて期間限定で公開した「ひとりぼっちでさみしくNight on YouTube」(2020年3月、2021年1月)から数曲など、2019年からの藤原の活動を現在は見ることが出来ないレア映像を交えながら総括した特典映像となる予定。【チェーン別オリジナル購入特典】下記チェーン店、および、ショッピングサイトにて、『「SUPERMARKET」Live 2021 at 中野サンプラザ』の購入者に、先着で「オリジナル・ステッカー」をプレゼント。特典は数に限りがありますので、早めに予約・お買い求め下さい。■TOWER RECORDS 全国各店 / TOWER RECORDS ONLINE「オリジナル・ステッカー」 (A)■HMV全国各店 / HMV&BOOKS online「オリジナル・ステッカー」 (B)■TSUTAYA RECORDS 全国各店 / TSUTAYA オンラインショッピング「オリジナル・ステッカー」 (C)※TSUTAYAオンラインショッピングは、予約分のみ対象。■Amazon.co.jp特典「オリジナル・ステッカー」 (D)※Amazon.co.jp では、特典付き商品のカートがアップされます。特典を希望の場合は特典付き商品をお買い求め下さい。■楽天ブックス 特典「オリジナル・ステッカー」 (E)※楽天ブックス では、特典付き商品のカートがアップされます。特典を希望の場合は特典付き商品をお買い求め下さい。■A!SMART特典「オリジナル・ステッカー」 (F)■ビクターオンラインストア特典「オリジナル・ステッカー」 (G)※特典対象店舗は順次追加となる可能性があります。※一部、特典の取扱いが無い店舗があります。※特典の内容・デザインは予告なく変更する場合があります。※確実に入手を希望する場合は、事前に各店舗へ確認してください。関連リンク藤原さくらオフィシャルサイト藤原さくら twitter藤原さくらスタッフ twitter藤原さくら Instagram藤原さくらスタッフ Instagram藤原さくらオフィシャル TikTok藤原さくらスタッフ Facebook OfficialArtistChannel
2021年06月28日集英社「グランドジャンプ」にて2017年〜2020年まで連載されていた筒井哲也による大ヒットコミック『ノイズ』が、藤原竜也と松山ケンイチのW主演で映画化されることが決定した。本作は『予告犯』や『マンホール』、フランスのACBD賞や文化庁メディア芸術祭マンガ部門最優秀賞を受賞した『有害都市』などを生み出した鬼才・筒井哲也による全3巻の同名コミックを原作とした新感覚サスペンスだ。舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”。時代に取り残され、過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(いずみけいた)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価されたことで、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変。男の名前は、小御坂睦雄(こみさかむつお)。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(たなべじゅん)、新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)の三人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方に、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。閉鎖された島のため、誰にもバレないと思った3人は島の未来、そして家族の未来を守るために殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂は元受刑者のサイコキラーでその足取りを追って、県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然となる。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして何故か増えて行く第2、第3の死体。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が染みのように広がっていく、スリリングな展開が待ち受けている。猪狩島・復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった圭太役には藤原竜也。そして、圭太の殺人を隠蔽すべく死体隠しに協力する幼馴染の純役には松山ケンイチ。ともに幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で日本映画界を代表する二人。そして、シリーズ累計興行収入100億円という、世界各国で今尚語り継がれる映画史に名を残す映画『デスノート』シリーズで共演した伝説の“ライバル”が、今作でサイコキラーの死体を隠す“共犯”という難役に挑む。そんな本作のメガホンを取るのは廣木隆一監督。『ヴァイヴレータ』で国際的な評価を得て、今年はNETFLIX『彼女』でも話題の日本映画界を代表する名監督が、2020年10月~11月にかけて、愛知県の全面協力を得て知多半島にて撮影し、最強キャストとともに全く新しいサスペンス映画を作り上げた。公開は2022年、今後の続報にも注目してほしい。<キャストコメント>■藤原竜也:泉圭太(いずみ けいた)役松ケンと作品で共演するのは本当に久しぶり。芝居に関しても、仕事への姿勢を見ていても、とても頼りがいのある役者になっていて、撮影中は僕自身が救われました。劇中では幼なじみの設定ですが、実際にも長年の付き合いがあるからこそ出せる独特な空気感を良い形に観せられたら良いですね。廣木監督や廣木組のスタッフは一流の“職人”の様な方々で、もっと早く出会いたかったと感じられるほど、とても良い刺激を頂きました。コロナ禍の大変な時期ではありましたが、廣木組と出会い共に過ごした約1ヶ月間は、僕の財産になったと感じています。「ノイズ」は、物語の序盤で起こる想定外の出来事を〈隠し通せるか〉という自分にとっても挑戦的な、新しいサスペンスです。揺れ動く人間の複雑な感情、未だ観たことのない独特な世界観を体感できる映画になっていると思いますので、ぜひご期待ください。■松山ケンイチ:田辺純(たなべ じゅん)役竜也さんとの共演は久しぶりですが、改めて演技の暴力に打ちのめされました。これがあるので竜也さんとの共演は楽しくて仕方がありません。知多半島ロケで沢山の方々に出会い、お世話になりました。作品は人との出会いで後戻りできなくなった人達の話です。どうぞお楽しみに。<スタッフコメント>■監督:廣木隆一監督をするのが初と言ってもいいサスペンスな作品を新鮮な原作と強力なキャスト、スタッフで実現できて嬉しいです。日本特有の美しい風景も楽しめて、広く海外の方にも見て欲しい作品になったと思っています。また、今回初めて組ませてもらった藤原竜也さんと松山ケンイチさんの演技はヒリヒリするものが感じられて映画に深みをもたらしてくれたと思います。■原作:筒井哲也(つつい てつや)この度は「ノイズ」の映像化を企画していただき、ありがとうございました。原作者としても藤原竜也さんに、松山ケンイチさんと、いずれも素晴らしい豪華キャストの皆様が原作のキャラクター達をどのように演じていただけるのか、本当に楽しみで今から公開を待ち侘びております。また原作よりも一層尖ったサスペンスフルな展開になるとのことですので、すでに原作をお読みの皆様も一味違った劇場版「ノイズ」の世界を、是非お楽しみにしていただきたいと思います。■企画・プロデューサー:北島 直明(きたじま なおあき)『ノイズ』というタイトルに惹かれ、この漫画を読んだ時に、“たった一人の人間の悪意(ノイズ)”がジワジワと拡がっていき、平和に暮らす人々の心の奥底に潜む悪意が呼び起こされ、歯車が狂っていくサスペンスフルな展開にゾクゾクしたことを未だに憶えています。この傑作を緊張感溢れる映画として成立させる為には、最高のスタッフ・キャストが必要だと思い、“人間の生々しい感情”を手練手管の演出で魅せる廣木隆一監督にオファーさせて頂きました。そして、『藁の楯』『22年目の告白-私が殺人犯です-』でご一緒した藤原竜也さんには、絶対的な信頼があり、本作の主演を引き受けて頂きました。更に、もう一人の主演として、ずっとご一緒したかった、圧倒的な芝居力を持つ松山ケンイチさんにオファーをさせて頂きました。奇しくも、『デスノート』で対峙していた2人が、今度は殺人の共犯者となり死体を隠す、という事になりましたが、『デスノート』から15年経ち、着実にキャリアを積まれた、藤原さん、松山さんの共演は、とんでもないエネルギーを生み出し、緊張感、緊迫感溢れるサスペンス映画を完成させる事が出来ました。この2人の悪魔的芝居、絶対に見る価値アリです!映画『ノイズ』2022年公開
2021年06月02日お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が14日、スピードワゴン・小沢一敬のYouTubeチャンネル『スピードワゴン小沢のオザワ倶楽部』に出演。芸人と映画監督を目指すきっかけとなったエピソードを語った。お笑いだけでなく、品川ヒロシ名義で作家や映画監督としても活躍している品川。この日公開された動画「【映画】品川ヒロシ監督が影響を受けた映画監督TOP3はまさかの人達」では、デビュー前を振り返り、「ダウンタウンさんに憧れて、お笑いいいなって。初めて一人暮らしした部屋はテレビがなくて、有線でダウンタウンさんの漫才がかかってて。1日2回くらいかかってたんですけど、チェックして書き起こして、それくらいダウンタウンさんが好きになって。強烈に憧れてたんですよ」と述懐した。一方で、映画が好きだった品川は、芸人になるか、映画監督になるか迷っていたそうだが、「たけしさんが、『その男、凶暴につき』を撮ってるじゃんって。芸人になって成功すれば、映画が撮れるんだ! っていうので、芸人になろうと思ったんですよ」と告白。芸人として活躍しながら、同作で映画監督デビューしたビートたけしの影響を受け、自身も同じ道を歩むことになったが、「たけしさんの演出がめちゃくちゃ好き。アクションシーンもそうだし、暴力描写も好き」と、北野映画の魅力を熱弁して話題を締めくくっていた。
2021年05月19日大人気海外ドラマ「ブラックリスト シーズン8」が5月25日(火)より放送。これに先駆けて、主演でプロデューサーも務めるジェームズ・スペイダーのインタビューが公開された。本シリーズは、2013年秋、全米ネットワークNBCにて放送を開始し、新作ドラマNo.1の視聴率を獲得。エミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、多くの視聴者の心を掴んだ本格派超大型アクション・サスペンス。シーズン8は、シリーズ最新シーズンであり、全米NBCネットワークにて昨年11月より放送開始されたばかり。ついに“ブラックリスター”のNo.1が明らかになり、序盤から波乱と驚愕の展開が待ち受ける。またすでに、シーズン9の制作も決定している。シーズン7は新型コロナウィルスの影響を受け、エピソード数を予定から3話減らし19話の構成となり、その撮影も中断せざるを得なくなり、最終話はアニメーションと組み合わせた構成で話題となった。主人公レイモンド・レディントンを演じるジェームズは「セットには常に300人以上のスタッフがいるので、(コロナ対策が)とても難しいんです」と撮影は困難を極めたそう。撮影許可の申請も厳しく、許可が下りる場所は限られ、その場所に入れる人数制限も。その中で進められたシーズン8の撮影は「やり遂げるために大きな大きな努力をし、スタッフが見事な仕事をした」とコメント。またこの様な状況下でも、作品にパンデミックやウィルスに関する描写がないのは「ブラックリストの世界はパラレルワールド。現実世界を描くのではなく、独自の世界があって、そこにキャラクターたちが生きている。物語が現実から離れていることで観てくれるファンの皆さんの現実逃避にもなっている」とその理由を明かしている。長い間、レディントンを演じてきたジェームズは「好きなところは無作法なところやユーモアのセンス。彼の人生への欲望も好き。一番評価しているのは彼の中にある二面性や難しい性格をもった人物」と言い、「私が好きなところは、彼(レディントン)にとっては不安なことでしょう。彼はおそらく自分の資質が好きではないのだろうと思います」と代弁。そして「シーズン8では、レディントンとエリザベスとの間に深い深い溝が生じます」と話している。一方、長編シリーズに取り組んできたこの8年で大変なことは「朝が早いこと」と笑顔を見せ、「毎朝すごくすごく早い時間にアラームが鳴る仕事は未だに全く慣れない」とチャーミングに語った。「ブラックリスト シーズン8」は5月25日(火)22時~スーパー!ドラマTV#海外ドラマ☆エンタメにて放送(【二カ国語版】毎週火曜22時ほか【字幕版】毎週火曜24時ほか)。(cinemacafe.net)
2021年04月15日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日4月7日から公演される舞台『魔界転生』の制作発表会見が23日、東京・浜町の明治座で行われ、上川隆也、小池徹平、藤原紀香、村井良大、木村達成、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健、演出の堤幸彦が出席した。1967年に単行本化され、壮大なスケールと雄大な歴史ロマン、奇抜かつ摩訶不思議な展開で人気を集め、これまで何度も映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。2018年10月から12月にかけて「日本テレビ開局65年記念舞台」として堤幸彦演出、上川隆也主演で上演され、福岡・東京・大阪で77ステージ、動員10万人を超える大ヒットを記録した。2年4カ月ぶりの上演となる今回も堤幸彦が演出を手掛け、演劇界の重鎮・マキノノゾミが脚本を担当。上川ら前作に続いての出演陣に加え、今回から小池徹平や藤原紀香が新たに加わり、作品をさらに練り上げてブラッシュアップしている。前回に続いて柳生十兵衛を演じる主演の上川は「僕自身は意気込まないで行こうと思っています。意気込むよりは大きく変化した作品になりましたので、また新たな気持ちで柳生十兵衛、そして『魔界転生』という作品に臨んでいきたいと思っています」と決意を新たに。上川が演じる柳生十兵衛の最大の敵・天草四郎役の小池徹平は今回からの登場で、「初参加組はプレ稽古から参加して、急いで台本を覚えて。本当に必死で食いついていくという感じで3日ぐらいで一通り演じました。そのスピードに驚きましたが、お陰で自信がつきました」と手ごたえがあるようで、小池と同じく今回からの参加となった藤原紀香も「再演組の皆さんが完璧なんだろうなと思っていましたが、プレ稽古をしたお陰で『魔界転生』の流れを掴めました」と自信を見せた。小池や藤原ら初参加組について上川は「前のめりな姿勢というか、この作品にどういう形で臨んでいこうというエネルギーやベクトルを感じられます。1回初演をやったからと言ってあぐらをかいていられないなという思いに駆られます」と刺激を受けている様子だった。緊急事態宣言が解除されたが、いまだ感染が止まらない新型コロナウイルス。稽古も感染拡大防止の観点から最大限の注意を払っているそうで、上川は「マスクを常につけ、しかもそれを二重マスクでみんな臨んでいます。自分の声がどれだけ届いているのか測りづらいところはありますね」と苦労を語りつつ、「接触を避けながらお芝居するのは全くもってございません」と演じる時は従来通りだという。また、演出を手掛ける堤は「やはりこの時代、人と人の距離や接触を減らす、面積単位の人数の問題すら語られる時代になってしまいました。人海戦術そのものが厳しくなっています。相互守る術をルールとして作りながら、今回はできるだけ簡略化や省力化、でも最大の効果を狙う装置転換を考えています」とし、「一番重要な演出ポイントは人間の芝居やアクション、感情表現。芝居の深さやスピード感はいけるんじゃないかと実感しています」と前作以上の出来に自信を見せていた。舞台『魔界転生』は、4月7日~11日に愛知・刈谷市総合文化センター、4月16日~28日(4月21日は休演)に福岡・博多座、5月4日~28日(5月10日・17日・25日は休演)に東京・明治座、6月2日~10日(6月7日は休演)に大阪・新歌舞伎座でそれぞれ上演する。
2021年03月23日