女性たちの本音を代弁、考察し、鼓舞する小説を書き続ける柚木麻子さん。『きょうの料理ビギナーズ』などでの連載をまとめた、単著での初エッセイ集『とりあえずお湯わかせ』も、必ずや共感を呼ぶだろう一冊だ。タイトルの由来は、お母さまの口癖。重い腰を上げるとっかかりとして、家訓のように柚木さんにも引き継がれているという。人気作家の初めてのエッセイ集は、元気を取り戻すためのカンフル剤。「連載の最初にそう書いたのですが、すぐに、実は母が桐島洋子さんのベストセラー『聡明な女は料理がうまい』から、ある部分のエッセンスをとったものだとわかって。小耳に挟んだところでは、料理家の故・小林カツ代さんも『お湯わかせ』と言っていたらしいです。’80年代から女性たちをエンパワーメントしてきた彼女たちの核にもなった名言であり、コンビニもSNSも時短アイデアも便利家電もいまほどないとき、まずはお湯というのは、家事を担っていた人にとってのライフハックでもあったのだなと。それを聞いて読んで育った私も、見習っています」エッセイのテーマは広く、料理やワンオペ育児のこと、小さなイベント、コロナ禍、思い出、フェミニズム…。どれも、むちうちが心配になるほど首肯してしまう。「私の理想のエッセイとは何かと考えてみたら、妄想が暴走するものなんです。私自身が、うっかり『良さそうなこと』に飛びついて、実行してしまうタイプですし」連載中に、女子教育に貢献した河井道の半生を軸にした長編小説『らんたん』を執筆。資料として、戦時中の婦人雑誌などを読み込んだ。「戦争の苦しい状況を楽しくする工夫とかが面白くて。それによかれと飛びついて、後悔することになってもいい。大切なのは声を上げること、連帯することだと言いたいですね」読むと、この4年ほどに日本で何が起きたかが、ありありとわかる。「子どもに野菜を食べさせなきゃとか、ものすごい工夫していましたね、私。子どもは『野菜は大人になったら食べる。いまはまだそのときじゃない』と理屈で抵抗できるくらいに成長していますが(笑)。ただ、私だけでなく社会もメディアも変わった。私への仕事のオーダーも、ジェンダーに関するものが増えました」現在もエッセイは連載中。柚木さんの書く“いま”には、読者の“いま”を見つめるヒントもてんこ盛り。『とりあえずお湯わかせ』連載エッセイ(2018年~’22年3月)、他誌に書いたもの、書き下ろし(章ごとに「後日談」、各編にセルフコメント)を合わせた59編。NHK出版1650円ゆずき・あさこ1981年、東京都生まれ。2010年にデビュー短編集『終点のあの子』を刊行。’15年、『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。『BUTTER』など著書多数。※『anan』2022年11月16日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年11月14日Deep Sea Diving Clubが、新曲「Left Alone feat.土岐麻子」を9月28日に配信リリースすることが決定した。「Left Alone feat.土岐麻子」は、数々のタイアップソングの歌唱、ジャンルを問わず多方面での活躍を魅せ、自身の作品でもロングセラーを果たしているシティポップ界の象徴的な存在である土岐麻子とタッグを組んだ楽曲。配信に先駆けて、Apple MusicではPre-Add、SpotifyではPre-Saveがスタートしている。2019年に福岡で結成されたDeep Sea Diving Clubは、谷颯太(Gt./Vo.)、出原昌平(Ds./Cho.)、鳥飼悟志(Ba./Cho.)、大井隆寛(Gt./Cho.)からなる4人組バンド。メンバー全員が曲作りを担当し、ロック、R&B、ジャズなどジャンルレスな音楽性、メロウでフリーキーな作風が特色となっている。■谷颯太(Deep Sea Diving Club) コメント死滅回遊魚をご存知でしょうか?彼らは暖かい潮流に誘われてやってくる魚のことで、たどり着いた地で冬を越せずにその生命を終えますタイドプールという潮の満ち引きで生まれる限定的な海岸を彷徨う様に泳ぐ彼らはまるで行き場を失った恋人達みたいだな、と思い筆を取りましたそして鮮やかな夏から物悲しい秋へと移ろうこの季節も心が離れていく恋人そのものにみえますこの独特の淋しさを土岐麻子さんの優しい歌声と共にとびきりのダンスビートに乗せました浸るもよし、踊るもよしです■土岐麻子 コメント彼らのドラマチックでワクワクする音楽は「TENJIN」を飛び越え、あらゆる街で愛されることになるだろうと信じています。今回私は作詞と作曲から参加することが出来ました。まるでこの素晴らしいバンドの一員になったような気持ちで、とても嬉しいです。<リリース情報>Deep Sea Diving Club デジタルシングル「Left Alone feat.土岐麻子」9月28日(水) 配信リリースDeep Sea Diving Club「Left Alone feat.土岐麻子」ジャケットPre-Add / Pre-Saveリンク:<ライブ情報>【from now on】~club vijon 20th anniversary~10月7日(金) 大阪・北堀江club vijon出演:ENFANTS / Deep Sea Diving Club / maruship / 不眠旅行(O.A.)MINAMI WHEEL 2022大阪・心斎橋エリア※Deep Sea Diving Clubは10月8日(土) に出演CRAFTROCK CIRCUIT ’22東京・吉祥寺エリア※Deep Sea Diving Clubは11月13日(日) に出演関連リンクYouTube::::
2022年09月23日お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さんと、妻でタレントの藤本美貴さんが、それぞれのInstagramを更新。夫婦仲のよさがうかがえる投稿に、「かわいい」「素敵な夫婦」などの声が上がっています。まずは、庄司さんの投稿をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 庄司智春(@tomoharushoji)がシェアした投稿 「俺のオンナ」というひと言とともに、妻の藤本さんの写真を投稿した、庄司さん。対する、藤本さんが投稿した写真がこちらです。 この投稿をInstagramで見る 藤本美貴(@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 「私のオトコ♡」のひと言とともに、笑顔の庄司さんの写真を投稿しています!2009年に結婚して、2022年現在、13年が経過した庄司さんと藤本さん。夫婦になって10年以上の時を経ても、2人きりでデートを楽しめる仲のよさが素敵ですね。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・ええなぁ、ラブラブで…!・愛を感じます。2人の笑顔が自然にあふれたもので、とても素敵。・2人そろっての投稿、最高です!素敵な夫婦だなー!私もこんな風に想い合える人に出会いたい。・夫婦になって10年以上経っても、デートを楽しめる関係って理想的。うらやましいです!10年以上一緒にいても、仲むつまじい庄司さんと藤本さんは、理想の夫婦だといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年09月22日青森の文化を目一杯満喫できる温泉宿「星野リゾート青森屋」は、女性初のねぶた師 北村麻子(きたむらあさこ)氏とともに、今年3年ぶりに開催する青森ねぶた祭に向けてオリジナルねぶたを制作します。昨年より取り組んでいる青森ねぶた祭の運行団体「あおもり市民ねぶた実行委員会」(以下、あおもり市民ねぶた)への協賛の一環として、今年は北村麻子氏とともに、ねぶたと温泉を掛け合わせたオリジナルねぶたを制作し、7月下旬に完成する予定です。青森屋は「のれそれ(*1青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」のコンセプトのもと、青森の文化を象徴する祭りとねぶたの魅力を感じていただけるように、青森の文化を伝えるねぶた尽くしの客室や、演出の一部としてねぶたが登場するショー会場など、さまざまな取り組みを行っています。ねぶた師の方々との交流の中で、祭りにかける熱い思いや後継者育成の大変さを知り、長い年月を経て培ってきた祭りの伝統とねぶた制作の技術継承が今後も長く続くように、青森屋は昨年より、未来を担う若手ねぶた師として活躍する北村氏への応援を始めています。その一環として、今夏の青森ねぶた祭の開催に向けて、初となる星野リゾートのオリジナルねぶたを制作していただき、3年ぶりの祭りを地域とともに盛り上げたいと考えています。オリジナルねぶたを制作今回制作するのは、青森ねぶた祭に登場する大型ねぶたを先導する小型のねぶたです。制作を前に、青森屋のスタッフと北村麻子氏が幾度と打ち合わせを重ね、構想からともに進めてきました。滞在を通して青森の文化を発信する青森屋だからこそのねぶたを目指し、議論を重ねて決めたテーマは「旅」です。青森屋での滞在をねぶたで表現し、ねぶたと温泉を掛け合わせたオリジナルねぶたを制作します。6月から準備作業が進み、7月中旬から順次に制作を進め、7月下旬に完成する予定です。<制作スケジュール(予定)>7月中旬から順次紙貼り、書き割り(墨書き)、ロウ書き、色付け7月下旬台上げ、飾り、完成8月2日~7日青森ねぶた祭に出陣*作業状況により、前後する可能性があります。北村麻子氏プロフィール1982年生まれ、青森県出身。父であり、数々の功績を残す六代目ねぶた名人の北村隆氏に師事。2012年にあおもり市民ねぶたから依頼され、ねぶた師史上初の女性ねぶた師としてデビュー。デビュー作「琢(たく)鹿(ろく)の戦い」が優秀制作者賞を受賞し、注目を集める。2017年には「紅葉狩」でねぶた師に贈られる最高賞、最優秀制作者賞を受賞。■北村麻子氏公式ホームぺージ:[ ]{ }青森の人々が情熱を注ぐ夏祭り「青森ねぶた祭」毎年8月2日から7日まで青森市で行われ、約280万人もの人々が訪れる祭りです。期間中は、約20台の大型ねぶたが練り歩き、頭に花笠をかぶり、白い浴衣に赤やピンクのたすきを身に着けて跳ねる「跳人(はねと)」が祭りを盛り上げます。「ラッセラー」という掛け声と祭りばやしが響き渡り、青森の短い夏を存分に楽しむように、街全体が盛り上がります。2020年から2年連続中止となりましたが、今年は3年ぶりに開催される予定です。<関連情報>■青森屋とねぶたのつながり・2006年ショーレストラン「みちのく祭りや」オープン2006年にオープンした「みちのく祭りや」は、毎晩、祭りばやしのショーを楽しめるレストランです。ステージには、青森ねぶたを含む3つの山車(だし)が展示されています。また、青森屋のスタッフがショーで演奏するため、地域の祭り団体の方々に祭りばやしの演奏を指導していただきました。・2012年絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」開始ねぶり流しとは、睡魔(すいま)を払い、穢れを川や海に流す行事である灯篭流しのことで、青森ねぶた祭の起源となったといわれています(*2)。青森屋では、露天風呂「浮湯(うきゆ)」の周りの池にねぶたの山車を浮かべ、この行事を再現しています。今では雪見露天風呂とねぶたを同時に楽しめる冬の風物詩です。*2参考:青森ねぶた祭公式ホームページ[ ]{ }・2019年ねぶたの迫力で寝かせない客室「青森ねぶたの間」完成客室で過ごす時間も忘れられないものとなるように、青森の祭りを代表する青森ねぶたをテーマにした客室を用意しました。構想の段階からねぶた師の竹浪比呂央(たけなみひろお)氏にご協力いただいたことで、ねぶたの迫力と鮮やかな色づかいを間近で楽しめる客室になりました。・2020年3人のねぶた師と立ち上げた「ねぶた共同制作プロジェクト」2020年4月、コロナの影響で青森ねぶた祭が中止になりました。これにより、運行するはずの山車の制作が中止となり、制作途中のものは解体または保管を余儀なくされました。毎年祭りに情熱を注いできたねぶた師の方々が作品制作の場を求めているという思いを聞き、青森屋は3人のねぶた師に呼びかけ、プロジェクトを立ち上げました。そして、日本で初めて流派を越えた合作ねぶたが完成しました。・2022年ショー会場「みちのく祭りや」リニューアルオープンショーレストランとして約15年間の歴史に幕を閉じ、より演出に集中できるように、2022年4月にショー会場に生まれ変わりました。長い冬を耐え、春の訪れを喜び、夏の祭りに情熱を一気に爆発させる、そんな青森の人々の祭りへの想いを表現するショーを毎晩上演します。青森屋のスタッフが演奏するにぎやかな囃子と迫力ある山車の運行が見所です。青森を代表する4つの祭りを一度に楽しめるほか、それぞれの特徴を際立たせる演出で、青森人のねぶた魂と祭りの熱気を体感できます。みちのく祭りや紹介動画:[ ]{ }星野リゾート青森屋「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家が点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。青森県三沢市字古間木山56/客室数236室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月28日Tempalay(テンパレイ)の藤本夏樹が、最新EP『pure?』を、2022年7月1日(金)に配信リリース。新曲「月面うさぎ」も、6月24日(金)に先行配信する。Tempalay「藤本夏樹」名義の最新EP『pure?』Tempalayのドラマーとして活躍する傍ら、2020年より並行してソロ活動を行ってきた藤本夏樹。これまでに「John Natsuki」名義でも、ポストパンクやゴシック・ロックといった自身のルーツを昇華させた音楽を発表してきた。最新EP『pure?』は、「John Natsuki」とは異なるアプローチをとる、「藤本夏樹」名義の作品。藤本夏樹が「"John Natsuki"はカオスな側面の表現で"藤本夏樹"はもっと自然体に近い表現になると思います」とコメントしている通り、よりナチュラルな表現を追求した5曲が収録される。アートワーク&新アーティスト写真も公開最新EP『pure?』のアートワークは、カートゥーンやストリートカルチャーなど様々な文化をバックグラウンドに持つグラフィックデザイナーIDeeezが担当。新アーティスト写真は、Daoko(だをこ)が撮影した。新曲「月面うさぎ」MV公開へなお、アートディレクター/映像作家/アニメーターの吉岡美樹が手がけた「月面うさぎ」のミュージックビデオや、グラフィックデザイナーIDeeezによる「おっこちてく」のオーディオ・ビジュアルも公開された。<藤本夏樹コメント>"藤本夏樹"名義でソロを始める事になりました。"John Natsuki"との差はMVを観て聴いてもらえれば明白かと思いますが、あえて説明すると"John Natsuki"はカオスな側面の表現で"藤本夏樹"はもっと自然体に近い表現になると思います。あくまで新しいプロジェクトとしての"藤本夏樹"であって"John Natsuki"が終わった訳ではございません。むしろ"John Natsuki"では、今まで以上にエッジィで、普段表に出せない感情や想いをドロドロに煮詰めたような、異臭を放つ作品を作っていきたいと思ってるので、物好きな人は引き続きチェックを宜しくお願いします。中途半端なものを愛せないと言う厄介な自分の性格と向き合った結果、2つの側面を同じ表現の中で共存させるのが厳しくなってプロジェクトを2つに分ける決断に至りました。長く続く人生の中で果たして自分がいくつプロジェクトを始めてしまうか分かりませんが、これからも温かい目で見守って頂けると嬉しいです。それでは新たに始まった"藤本夏樹"の世界どうぞお楽しみ下さい。藤本夏樹【詳細】■藤本夏樹 最新EP『pure?』配信日:2022年7月1日(金)<収録曲>1.月面うさぎ2.おっこちてく3.リュウグウノツカイ4.たおすぞかいじゅう5.tamago■藤本夏樹 新曲「月面うさぎ」先行配信日:6月24日(金)
2022年06月26日「はじめての独立短編集が出せて本当に嬉しいです」と、柚木麻子さん。新作『ついでにジェントルメン』は一編一編独立した話を収録した作品集だ。刊行を喜ぶわけは巻頭の「Come Come Kan!!」を読めば分かる。新人作家・覚子(さめこ)が、単発作品として書いた短編を元に連作集を書けと言われてスランプに陥る話なのだ。編集者からのダメ出しと説教に疲弊する彼女に、ある日突然話しかけたのは文藝春秋の創業者、菊池寛の幽霊。気ままな寛に振り回されながら、覚子は少しずつ解放されていく。女性も男性も解放してくれる、豪快で痛快な初の独立短編集。「私もデビュー当時、書くつもりのない連作集の依頼が続いて、断れずに悩んでいたんです。この短編を書いたことで勇気が芽生えて、これを収録する本は連作にしたくない、と伝えることができました」収録されるのは一話完結だからこそのユニークな設定&展開の作品ばかり。どれも女性陣は逞しく生きていて痛快。一方男性陣は、ホテルで子ども連れの客に翻弄される老作家や、独善的な考えで女性専用車両に乗り込む迷惑男もいれば、女性に協力的な人物も。たとえば「あしみじおじさん」では、秘密裡に貧困女性をサポートしようとする男性が登場。「『あしながおじさん』など小さい頃に好きだった欧米の少女小説の現代日本版をやってみました。大人になって気づいたのですが、ああいう児童小説って、富める者が貧しい者を支えるという、シェアの精神が描かれていたんですよね。明るくて物事をはっきり言う少女が周囲に気に入られるパターンも多かったんですが、あれは持たざる者だって自己主張していいというメッセージだったんだなって思って」印象に残るのはやはり菊池寛。最終話は昭和初期に実在した女性限定のアパートの話で、この建物の喫茶店に出資したのが菊池寛だという。「彼は当時にしては女性に理解があったようです。才能があれば男女関係なく起用したし、出資しても必要以上に口出ししなかった。彼のように、無理に女性を守るヒーローやナイトになろうとせず、“ついでに”存在するくらいのつもりでいたほうが、みんな楽になるんじゃないかな、と思いました」コミカルな展開でさんざん笑わせながらも、古くさい男女観を気持ちよく粉砕してくれる7編だ。柚木麻子『ついでにジェントルメン』編集者の堅苦しい説教に落ち込む新人作家・覚子が出会ったのは、自由すぎる作家・菊池寛の幽霊で――。愉快痛快な7つの独立短編を収録。文藝春秋1540円ゆずき・あさこ2008年に文藝春秋主催のオール讀物新人賞を受賞、’10年に受賞作を含めた作品集『終点のあの子』でデビュー。’15年に『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。近著に『らんたん』。©文藝春秋※『anan』2022年6月1日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年05月29日『あのこは貴族』『ここは退屈迎えに来て』の原作者である作家・山内マリコと「伊藤くん A to E」や「ナイルパーチの女子会」などで知られる作家・柚木麻子が発起人となり、「原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。」と題した声明を、4月12日に発表。山内さんは「一連の性加害報道を受けて、さすがにここでアクションを起こさないのはどうなんだ」として「映画化経験のある知人作家まで、という小さな括りで賛同者を集めました」とコメントした。声明は、原作者である作家と映画業界は「特殊な関係にあります」との書き出しで、「私たちは、映像化のお話をいただき、許諾することはできても、制作に関わることはほぼありません。演者の方々が登場人物に息を吹き込み、想像でしかなかった物語がスクリーンに映し出される感動は、作者として何にも代えがたい幸せです。けれどそれが、どのような環境で作られるか、私たちは知り得ないのです」と制作現場までは踏み込めない事実を語る。しかし、「原作者の名前は、映画の冒頭にクレジットされ、その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負います」と作品に対する責任があることを示し、「映画制作の現場での性暴力・性加害が明るみに出たことは、原作者という立場で映画に関わる私たちにとっても、無関係ではありません。不均等なパワーバランスによる常態的なハラスメント、身体的な暴力、恫喝などの心理的な暴力等が、業界の体質であるように言われるなかで、今回、女性たちが多大なリスクを背負って性被害を告白したことは、業界の内外を問わず、重く受け止めるべきと考えます。声をあげてくださった方々の勇気に応えたく、私たちは、連帯の意志を表明します」と断言した。「映画業界の内部にいる人たちが、今回の件について意思を表示しづらい状況にあることを、関係者を通じ、目の当たりにしました。外部にいて、なおかつ特殊な関係性を持つ原作者である私たちならば、連帯し、声をあげられるのではないか」とステートメントを発表したきっかけを明かすとともに、「この声明が、閉じた世界で起こる性加害の抑止力になることを願います。同時に、出版界でのセクシュアルハラスメントを根絶するために、これまで我々が立ち上がってこなかったことへの自戒と反省でもあり、今後は変えていきたいという意志表明でもあります。そしてまた我々自身も、ハラスメントの加害者になりうるという意識を持たなくてはなりません。映画界が抱える問題は、出版界とも地続きです」と出版界についても言及。「環境そのものを大きく変えてゆく必要がある」とし、「二度とこのような事態が起きないよう、私たちも、契約の段階から、適切な主張をしていきたいと思います。今後、万が一被害があった場合は、原作者としてしかるべき措置を求めていけるよう、行動します。また、このことについての理解と協力を、出版業界にも求めます」とした。「物語を安心して委ねられる映画業界を望みます」との言葉で締めくくられた声明には、山内さん、柚木さんほか、賛同者として芦沢央、彩瀬まる、井上荒野、小川糸、窪美澄、津村記久子、西加奈子、蛭田亜紗子、ふくだももこ、三浦しをん、湊かなえ、宮木あや子、村山由佳、山崎ナオコーラ、唯川恵、吉川トリコ(五十音順)といった、数多くの映画・ドラマの原作者として知られる錚々たる女性作家たちが名を連ねている。(text:Reiko Uehara)
2022年04月13日読めば先人の女性たちから元気をもらえる。そんな小説が柚木麻子さんの『らんたん』だ。主人公は柚木さんの母校である、恵泉女学園の創設者、河井道だ。「文芸部のコーチとして母校に出入りしていた頃、道先生が広岡浅子や村岡花子といった、朝ドラのヒロインのモデルになった人たちと写った写真を見つけて、なんだろうこの人脈、と思って。学校には白洲次郎の義父の樺山伯爵から贈られたのではないか?と噂されるワニの剥製や、篤姫の家紋の入った葛籠(つづら)があったりして、それも前から謎でした」執筆のもうひとつのきっかけは、老婦人が起死回生のために自宅をお化け屋敷に改造する『マジカルグランマ』を構想した時のこと。「学校のそばに道先生の右腕だった一色ゆりさんのご家族のお宅があって、そこが増改築を繰り返した面白い建物で。参考にと屋敷の図面を借りた時、それがゆりさんが道先生のために建てた建物だと知ったんです」河井道に興味を持ち調べてみると、知れば知るほど面白い人物だったことが判明。小説化する際には「堅苦しくないエンタメにしよう」と決めた。「男性の偉人伝に比べて、女性の偉人伝ってエンタメが少ないことがずっと気になっていたんです」1877年生まれの道。少女時代、メンター的存在となる新渡戸稲造との出会い、米国留学、帰国後の教師職(その時の教え子がゆりである)、学校設立の夢…。生涯が語られるなか、有島武郎や津田梅子、野口英世に徳冨蘆花ら、当時の有名人が続々登場して驚く。「たとえば有島武郎とは面白い関係で、有島は道先生に認めてもらいたがっているのに道先生は邪険に扱っている。そうした部分がおかしくて、膨らませていきました」また、社会変革に尽力した女性たちの姿がとても眩しい。「恋愛ばかり注目される柳原白蓮は後に平和活動をしていたし、大杉栄とのスキャンダルで有名な神近市子は実は頑張り屋だし、山川菊栄がキレッキレだったり。当時、彼女たちは衝突し合いながらも、女性の教育や参政権に向かって行動していった。全員が完璧というわけではなかったけれど、だからこそ誰一人欠けても駄目だったと思います。そういう彼女たちのことも知ってもらえたら」道もそんな一人。教育熱心だが堅苦しくはなく、楽しいことを次々に提案する人だったようだ。「さまざまな文化を吸収してみんなに教えるYouTuberみたいな人。恵泉って修養会だの合唱コンクールだの行事がやたら多かったり、ディスカッションの授業があったり、制服がなかったり、生徒が話し合って校則を決めたりしていて。道先生について調べるうちに、そうした学校の方針が全部腑に落ちました」52歳でようやく学校を設立した道だが、やがて日本は戦争に突入。その時の揺れる思いも描かれる。「道先生も時勢に逆らえなかったことをちゃんと書きたくて。田辺聖子さんの“今の判断で歴史上の人を裁くな”という趣旨の文章が支えになりました。村岡恵理さんが義理の祖母、村岡花子について書いた『アンのゆりかご』と、田辺聖子さんの評伝小説『ゆめはるか吉屋信子』のフェアな描き方も参考になりました」スピーディで賑やかな物語に夢中になりながらも、道が繰り返し唱えるシェアの精神や、暗い道を照らす光を継承していこうとする思いがしっかりと伝わってくる。この先、読み継がれていくであろう名作だ。『らんたん』女子学校教育の黎明期に、自身の理想を追求した河井道。彼女を支えるゆりとのシスターフッドや、著名人たちとの交流、時代の変化を盛り込みながら、波乱に満ちた生涯を描くエンパワーメント大河小説。小学館1980円ゆずき・あさこ2008年にオール讀物新人賞を受賞、’10年に『終点のあの子』でデビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。近著に『BUTTER』など。撮影・齊藤晴香※『anan』2021年11月17日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年11月14日タレントの藤本美貴が8日、東京・厚生労働省で行われた「上手な医療のかかり方プロジェクト 特別トークセッション」に出席した。同イベントには、藤本のほか「上手な医療のかかり方」大使を務めるアーティストのデーモン閣下、厚生労働省医政局長・伊原和人氏、国立成育医療研究センター病院長・賀藤均氏が参加。必要な人に適切な医療が提供されることを目的に、国民目線で「上手な医療のかかり方」についてそれぞれの立場からトークを展開し、正しい行動への理解を呼びかけた。トークセッションに入ると、藤本は「かかりつけ医の定義を教えてください」と早速質問。賀藤氏が「世間話ができるような、気軽にかかれる医師です」と答えると、「よくわかりました。意外と難しかったので」と笑顔を見せた。3人の子供を育てる母としてその後も積極的に参加した藤本は、スケートボードをしていた9歳の長男が「ひじが痛い」と言って帰ってきた約2年前の出来事を述懐。「普段から大げさなことを言う子ということもあって、痛そうにする長男に対して『大丈夫、大丈夫』と言っていたんだけど、骨折していたんです」と明かし、「手術も必要なほどのけがでした」と当時を思い返した。「子どもは痛さをきちんと言葉で伝えられないので難しいですね。長男には悪いことをしたと反省しています」と吐露する藤本。「やっぱり気軽に相談できる、かかりつけ医が大切ですね」と改めてその重要性を実感していた。
2021年11月09日土岐麻子が、11月24日にリリースするオリジナルアルバムのタイトルが『Twilight』(読み:トワイライト)に決定した。前作『PASSION BLUE』からおよそ2年ぶりのアルバムとなる今作には、黄昏時(トワイライトタイム)を贅沢に過ごして欲しいという土岐の想いから“トワイライトシリーズ”と銘打ち、7月に配信されたトオミヨウプロデュースによる「ソルレム」、8月に配信されたShin Sakiuraプロデュースによる「NEON FISH」を含むチルアウトな全10曲が収録される。また、『Twilight』のジャケット写真と土岐の新たなアーティスト写真も公開された。ジャケットは、CD+DVDおよびCD+Blu-rayのパッケージではニューヨークの夕景が、CDのみのパッケージでは東京の夕景とそれを眺める土岐の姿が切り取られており、世界中の人々の行動が制限される時代に同じ場所にいられなくてもそれぞれの町、それぞれの空の下で同じ気持ちで黄昏を眺められるという想いが込められたアートワークとなっている。さらに、中秋の名月にあたる9月21日にザ・プリンス パークタワー東京で撮影された映像作品『TOKI ASAKO Harvest Moon LIVE 2021 “Round Twilight”』がアルバムのDVDおよびBlu-rayに収録されることが発表された。『TOKI ASAKO Harvest Moon LIVE 2021 “Round Twilight”』は今作のために撮り下ろされたセッション映像で、土岐はキーボードにトオミヨウ、ギターに山本タカシを迎え、トワイライトタイムの移ろい行く優雅な景色とともにスペシャルライブを披露している。<リリース情報>土岐麻子 オリジナルアルバム『Twilight』2021年11月24日(水) リリース●CD+DVD:4,500円(税抜)●CD+Blu-ray:5,500円(税抜)土岐麻子『Twilight』CD+DVD / CD+Blu-rayジャケット●CD Only:3,000円(税抜)土岐麻子『Twilight』CD Onlyジャケット【CD収録内容】「ソルレム」「NEON FISH」を含む全10曲収録予定。【DVD / Blu-ray収録内容】TOKI ASAKO Harvest Moon LIVE 2021 “Round Twilight”@THE PRINCE PARK TOWER TOKYO「ソルレム」配信リンク:「NEON FISH」配信リンク:『Twilight』予約リンク:<ライブ情報>『Reflection of the City』12月11日(土) 恵比寿The Garden Hall(東京)開場 16:00 / 開演 17:00出演:堀込泰行 / 土岐麻子※オープニングアクトあり【チケット料金】指定席:6,800円(ドリンク代別)プレミアムシート:12,000円(1ドリンク&1タパス付)一般発売日:11月6日(土)問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション03-5720-9999(平日12:00~15:00)イベントHP:関連リンク土岐麻子 オフィシャルHP:www.tokiasako.com土岐麻子 スタッフツイッター:土岐麻子 インスタグラム:
2021年10月11日ドラマをこよなく愛する作家・柚木麻子さん。毎クール、注目ドラマをピックアップし、鋭い考察を加えて魅力を深読みします。オードリー・ヘップバーンから小芝風花まで。残念な女子の描き方にも時代の変化が…?“ダサい”設定のヒロインを小芝風花が丁寧に好演。『彼女はキレイだった』(以下かのキレ)は昔はみんなの憧れのまとだったが、今ではすっかり冴えなくなったヒロインを小芝風花が好演した。本家の韓国ドラマに忠実にふわふわヘアーにしてはいるが、髪型ふくめ冴えない要素はとくに見当たらない。しかし、小芝は実写版『魔女の宅急便』を受けて立った演技力で「この人は冴えないってことになってんだなあ」と視聴者に呑み込ませることに成功している。常にテンパっていて、人から舐められそうな律儀さを醸し出しているのだ。五話では髪はストレートに、メイクやファッションも「大変身」を遂げた。単に「CANMAKE」の小芝風花に戻っただけであるが、成長していく描写を丁寧に積み重ねていたので、視聴者も素直に拍手を送るだろう。あと、特筆すべきは「ダサい」とからかわれるものの、容姿そのものに関する言及は巧妙に避けられている。残念なのはあくまでも「センスがない」という理由付けがされているところに時代性を感じる。この潮流は『プラダを着た悪魔』(‘06年公開)からか。香里奈が変身を遂げる日本版『プラダ』こと『リアル・クローズ』(‘09)でも、上司の黒木瞳が批判したのは彼女の容姿ではなくセンスである。『かのキレ』の舞台もまた、センスが重要視されるファッション誌だ。今回は「冴えないということになっている」設定の歴史を振り返ってみたいと思うが、オードリー・ヘップバーンぬきに語れないだろう。シンデレラストーリーを得意とするオードリーは最初「冴えない」女子として登場することが多い。もちろん地味といわれる服装さえスタイリッシュに着こなしているのだが、観客はスクリーンの世界を楽しみたいあまり「このオードリーは冴えないということになっているんだなあ」と呑み込んできた。しかし、映画が唯一の娯楽ではなくなるにつれ、製作陣のリアリティへの甘えがちょっとでも見えるなり、観客はそっぽを向くようになった。近年のハリウッドでは様々な人種、容姿、体型、年齢の俳優を積極的に主役にし、社会問題にも向き合いながら、ラブコメルールを日々アップデートし続けている。しかし、見る目が養われつつあるのは、日本ドラマの視聴者だって同じなのだ。なにしろ、『ひと夏のプロポーズ』(‘96)の頃は、あの坂井真紀が「ブ」と罵倒されていたのだから。記号的な「冴えないとされるアイテム」(‘90年代は国内外問わずメガネが主流)を身につけているわけでさえなかった。確か、視聴者からも「坂井真紀を冴えないとするには無理がある」という声が多かったと記憶している。そんな無茶を成立させるために、本ドラマが使用したのは、突然の夏の土砂降りである。坂井真紀がずぶ濡れでしょんぼり歩いている場面は印象的だった。いつからか、残念キャラには転倒とずぶ濡れがセットになった。「ブ」という罵倒がドラマで多用される時代はその後、長いこと続く。なにしろあの『ブスの瞳に恋してる』が流行ったのは‘00年代である。森三中の大島美幸との出会いや結婚生活を夫・鈴木おさむが描いたこのエッセイは大人気で、同じく森三中の村上知子、稲垣吾郎というキャストでドラマ化されたほどだ。村上知子演じる「美幸」は努力家で魅力もあるが、ルッキズムにとらわれた人々から貶められる。そんな彼女に手を差し伸べる稲垣吾郎演じる「おさむ」をまるで王子様のように描くのに、激しい違和感があった。あれは鈴木おさむの中での自分像なのか?妻へのひどい扱いを「世間はそういうもの」としていったん消化してエンタメ化し、自分に一番良いポジションを与えたあたり、森三中ファンとしては怒りを覚える。にもかかわらず、最後まで観てしまったのは美幸の背中を押す室井滋など女性たちとの関係がすばらしいのと、倖田來未「恋のつぼみ」がめちゃくちゃ好きやったからである。悔しいことに、リメイク版『ブスの瞳に恋してる2019』まで放送されている。こっちはミソジニーまでひどい。怒りながらまたもや最後まで観てしまったのは富田望生の名演技と、Dream Amiがカバーした「恋のつぼみ」もめちゃくちゃ名曲やったからである。鈴木おさむ、どこまでも女性に救われているな。このように「冴えないということになっている」設定はルッキズムと直結することが多い。しかし、ベッキー主演金曜ナイトドラマ『アンナさんのおまめ』だけは一風変わったやり方でこれを切り抜けている。奇しくも『ブス恋』無印と同じ2006年放送だ。美人のアンナさんへの誘いや羨望をすべて自分に向けられたものとする親友・リリの勘違いを描いた、鈴木由美子の漫画原作コメディである。リリに浴びせられる「勘違いス」にひっかかりは感じるものの、そこは鈴木由美子の世界観で、リリは漫画にしかできない方法でキュートでファニーな小動物のように表現されているし、アンナとリリの男たちからの分断をはね返すシスターフッドは痛快だった。だから、リリ役があのベッキーと聞いた時、不安しかなかった。ベッキーといえば太陽のような魅力の持ち主で、当時は演技畑ではなかった。リリの役はただでさえ難しい。「冴えないということになっている」容姿ではあるが、彼女自身は自分を「冴えないとは思っていない」。リリはいつも自信満々で完璧なおしゃれをしている。一体どんなふうにして映像化するのか、固唾を飲んで見守ったのだが、ベッキーはやってくれた!漫画チックなくねくねした動きとオーバーな顔芸で周りをドン引かせ、アンナ役の杏さゆりが男に口説かれるたびに、ものすごい早さで割って入って「アンタは私のタイプじゃないからァ!」と肩をそびやかしてつっぱねる。異性全員が自分に好意があると勝手に悩み、一人でブツブツつぶやき、激しくもだえる。「冴えないということになっている」人間が自信満々だからイタくて面白い、というより、単に「ぶっ飛びすぎていて常人には理解できない」愉快な女性像を生み出した。原作の根幹を変えることなく、親友との信頼関係、勘違いからくる笑いまですべて成功に導いた。しかし、このドラマの視聴率は深夜帯ということもあってか振るわなかった。私は今こそベッキーの振り切れた演技を地上波でもっと観たい。ラブコメにつきものの「冴えないということになっている」設定、振り返れば少しずつ進化してきたことはわかるが、容姿差別が論外なのはもちろんのこと、センスが悪かろうが、そもそも冴えなかろうが、周囲に不当に貶められない世界が描かれればそれが最高だ。自信を身につけた瞬間、ヒロインはパワーを持つ。私たちが見たいのは結局のところ、その輝きだけなのだから。『彼女はキレイだった』は、フジテレビ系にて今年7月~9月、毎週火曜21時~放送された。原作:チョ・ソンヒ脚本:清水友佳子、三浦希紗出演:中島健人、小芝風花、赤楚衛二、佐久間由衣ほか『ひと夏のプロポーズ』(‘96年・TBS系)誰もが羨む“3高”男性との結婚が破談となり、ショックのあまり会社も辞めてしまった恵(坂井真紀)。再就職もうまくいかず、踏んだり蹴ったりの恵は夕立に降られる。雨宿りする彼女の前に、ある男(保阪尚輝)が現れ、新しい生活と恋のバトルが始まる。インターネットを通じて視聴者参加型の形をとるなど、新しい試みに挑戦したドラマ。脚本:鈴木貴子出演:坂井真紀、保阪尚輝、稲森いずみ、仲村トオル、高岡早紀、野際陽子ほか『ブスの瞳に恋してる』(‘06年・フジテレビ系)バラエティ番組などを手掛ける売れっ子放送作家の主人公・山口おさむ(稲垣吾郎)。担当する番組は次々と高視聴率を叩き出し、超美人モデルの蛯原友美(蛯原友里)と付き合うなど、絶好調の日々を送る。そんなある日、おさむは群馬県から上京してきた女優の卵・太田美幸(村上知子)に一目惚れしてしまい…。原作:鈴木おさむ脚本:マギー出演:稲垣吾郎、村上知子、蛯原友里、大森南朋、MEGUMIほか『アンナさんのおまめ』(‘06年・テレビ朝日系)自分のことを美人でモテモテと信じ切るポジティブ人間、桃山リリ(ベッキー)。親友であり、皆が認める美人の西園寺アンナ(杏さゆり)の彼氏、坂上恭太郎(柏原収史)の行動がすべて自分への恋のアタックだと勘違いし、その陽気でぶっ飛んだ性格と言動で、周囲に大騒動を巻き起こす。原作:鈴木由美子脚本:高山直也、深沢正樹、福島治子出演:ベッキー、杏さゆり、柏原収史、徳井義実、滝沢沙織、高橋ひとみ、草刈正雄ほかゆずき・あさこ1981年、東京都生まれ。2008年、「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞受賞。小学館webきららにて「らんたん」連載中。※『anan』2021年9月29日号より。イラスト・サイトウユウスケ(by anan編集部)
2021年09月28日元モーニング娘。の藤本美貴が出演する、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング「Dove」のWEB動画「ママをOFFろ」が“風呂の日”である本日26日、特設サイトにて公開された。今回のWEB動画は、藤本が自身の子育てを振り返りながら、ママとしての慌ただしい日々の中でも、すこやかでいるためにママをOFFすることの大切さを語るという内容になっている。動画撮影を終え、藤本は「世の中のお母さんってすごい頑張ってるんだなと改めて思いました。ママとしての点数が自己採点で平均54点なのにはとても驚きましたね」とコメント。「このプロジェクトがママをOFFするきっかけになればいいなと思います」と語った。7月11日に夫でお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春と結婚12周年を迎えた藤本。“夫婦円満の秘訣”を聞かれると、「たくさんコミュニケーションをとって会話をするようにしています。何か気になることがあれば、一度に言うのではなく常に小出しにしてますかね。あと、破られるとイライラしてしまうので夫婦間でのルールは決めないようにしています」と答えていた。
2021年08月26日『モーニング娘。』の元メンバーで、脱退後はタレントや女優としてマルチに活躍する、藤本美貴さん。プライベートでは、お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さんと結婚し、3人の子供の母親でもあります。2021年8月、藤本さんは長女が6歳の誕生日を迎えたことを写真付きで報告。目元を隠した状態ではあるものの、6歳にしてすでに美人オーラがただよっているとしてネット上で話題です。藤本美貴、長女の写真に「お母さんゆずり」と絶賛の声「とってもかわいい自慢の娘」とコメントをつけて長女の誕生日を祝った、藤本さん。公開した写真には、バースデーケーキを前にほほ笑んだり、庭でかけまわったりと、誕生日を満喫する長女の姿が写っています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る mikittyfujimoto(@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 目元を隠した状態でも、伝わってくる美少女の雰囲気…!元アイドルである藤本さんの遺伝子を強く感じます。「絶対美人さんに成長する」「めちゃくちゃかわいいんだろうな」とコメントが多数寄せられた、藤本さんと庄司さんの長女。これほどまで美少女のオーラを放っていたら、母親と同じアイドルの道に進むのでは…なんて考えてしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月03日芸能界には、仲のよさから『おしどり夫婦』と呼ばれるカップルが何組もいます。その中の1組として挙げられるのが、お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さんと、歌手やタレントとして活躍する藤本美貴さん。結婚後、テレビ番組で藤本さんのことを「ミキティー!」と叫ぶ庄司さんの姿は話題となり、鉄板ネタとして周知されていますよね。結婚12周年の庄司智春と藤本美貴の姿がほほ笑ましい2021年7月11日に、庄司さんと藤本さんがそれぞれのInstagramを更新。結婚12周年を記念して、お互いの写真をアップしました。夫・庄司智春のInstagram この投稿をInstagramで見る 庄司智春 ↓YouTubeのチャンネルは↓(@tomoharushoji)がシェアした投稿 俺のオンナtomoharushojiーより引用妻・藤本美貴のInstagram この投稿をInstagramで見る mikittyfujimoto(@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 私のオトコmikittyfujimotoーより引用お互いに手紙を渡し合うような構図で撮影された写真。2人とも満面の笑みを浮かべていて、とても幸せそうです。投稿された写真には、お互いのことを「俺のオンナ」「私のオトコ」とユーモア交じりに紹介するようなコメントが付いています。仲睦まじい夫婦のやり取りに、ネット上では次のような祝福のメッセージが寄せられました。・おめでとうございます!・2人は理想の夫婦です。ずっと仲よしでいてください。・素敵!愛情を感じる写真に、心が温かくなりました。また、手紙に書かれた文字を見て「庄司さん、めっちゃ字がきれいですね」といったコメントも。お互いを想い合い、愛情を深め合う2人の姿に、多くの人が心を癒されたようです![文・構成/grape編集部]
2021年07月13日元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が20日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』で、動画「【全アイドルに見て欲しい…】誹謗中傷はこうやって乗り切れ!」を公開。ネットの誹謗中傷に悩む人へ、自身の経験談を交えてアドバイスを送った。アイドル時代に大変だったことを聞かれ、「いっぱいありますよ。芸能界の大変さもあれば、アイドルの大変さ、グループの大変さもあるし」と振り返った藤本。そのなかで、ネットの誹謗中傷について、「やっぱり、可愛くないだの、死ねだの、色々言われることは。アイドル時代だけじゃなくて、今でもあるんだろうけど。当時は、2ちゃんねるにみんな好き勝手書いてて、それを読んで病んじゃうメンバーもたくさんいましたね」と吐露しつつ、「私は読んでも全然平気なタイプだから見てましたよ。可愛くないって言われても、まあでも可愛いし!とか。全然響かなかったかも」と、笑い飛ばした。自身は何を言われても動じない“鋼のメンタル”を持っているそうで、「言ってくる人って、その時間を私に使ってるわけじゃないですか。結局、好きなんじゃん!って思っちゃうんですよね。1日24時間って決まってる時間のなかで、わざわざ私に使ってくれてるって結局好きじゃんって思う」とも。芸能人として最も怖いのは、無関心だと言い、「好きでも嫌いでも、パワーがこっちに向かってること自体がありがたいって思えると、メンタルは強くなるのかなって。これが“無”になると、この職業は成り立たなくなってしまうので。だから、嫌いな人も好きな人も、私は大好き!」と、明るく言い放った。また、デビュー当時から、「みんながみんな私のことを好きなわけじゃない」と自身に言い聞かせていたという藤本。誹謗中傷に悩んでいる人に対し、「そういう人は見ない方が一番いいんじゃないかな。人って好みがあるし。スーパーモデルみたいな人を、みんながみんな美しいって思うかというと、それは好みじゃないですか。シュッとした顔が好きな人もいれば、嫌いな人もいるから」というメッセージを伝え、「誹謗中傷をする人は良くないって言ったって、0にはならない。だから、こっちもメンタルを鍛えつつ、そういう人が減っていくのがいいのかなと思います」と話題を締めくくっていた。
2021年04月26日タレントの藤本美貴が9日、YouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ』で「赤裸々すぎて削除されるかもしれません【ミキティ人生ゲーム】」と題した動画を公開し、自身の半生を語った。動画では、エイベックスのオーディションで12万人の中から最終選考に残ったエピソードや、上京してアップフロントの事務所で秘書と共に働き、念願のソロデビュー後、モーニング娘。への電撃加入が「全然うれしくなかった」という告白、そして脱退と結婚に至るまで、主に芸能生活のこれまでを赤裸々に話している。“あやや”こと松浦亜弥の翌年にソロデビューした藤本。「すごく期待されてたから、その期待が重いなーって。オリコンっていうのが常にくっついてくるし。あややはもうバンバン行ってるわけじゃないですか。そのデカい背中を追いかけないといけないっていうプレッシャーはありましたね」と当時の重圧を振り返った。その後ソロ活動で『紅白歌合戦』に出場するまでの飛躍を経てモーニング娘。に加入した藤本だが、現在の夫・庄司智春と写真週刊誌『FRIDAY』に撮られてしまう。「イベントで言えば、生まれて、オーディションでデビューして、撮られる……っていうくらい大きいイベントかも」と振り返り、25日間でモーニング娘。のリーダーを辞めることになったことを「本当に申し訳ない」と謝罪した。『FRIDAY』の発売と同時に、松浦とのユニット「GAM」のライブがスタート。「私、亜弥ちゃんとデビューのときからすごく仲良くて大好きなんですけど、ここでまさか2人でできるなんて思ってなかった」と喜びながらも、「ライブの初日、土曜日。金曜日にフライデー出てるわけじゃん。もう声援が『庄司』って呼ばれるっていう……あややには申し訳ないなって」とここでも謝罪を。だが、「亜弥ちゃんもあんな感じの人なので。全然受け入れてくれてましたけど。男前な人なんでね」と松浦の性格を語り「すごくとても……大好きな大好きな、大切な思い出ですね」と感謝を述べた。最後は将来の夢を「庄司と世界一周したい。2人でずっと言ってて。ジジイとババアになったら行きたいよね。そしたら最高のジジイとババアじゃない?」とうれしそうに話していた。
2021年03月10日土岐麻子さんのカバーアルバム『HOME TOWN ~Cover Songs~』が素晴らしい。時代も性別もジャンルも超えた全11曲(ボーナストラック含む)を、歌声とアレンジが彩り、目の前に鮮やかな風景を広げてくれるのだ。「今回、もっといろんなジャンルの楽曲を、私の声と出合わせてみたいと(スタッフから)言われたんです。それで、みんなで選曲しました。そんな中で、私なりに“ホームタウン”というテーマが見えてきたんですね。これまでは街のことを歌ってきたんですが、2020年は家にずっといて、自分の近くにあるものや内面に意識が向かうようになったので、そこに寄り添ってくれるような、温かい楽曲を選びたいと思ったんです」シティポップ=街のイメージがある土岐さんにとっては、奇しくもターニングポイントとなった2020年。とはいえ、このテーマと歌声は、驚くほどにマッチしている。「年々静かな声になっているんですよね。だから内向きな声だと思うんです。今回のテーマでも、大きなキーワードになっていると思います」歌声によって楽曲の印象が変わる、ということを、今作の中で特に象徴しているのが、荒井由実さんが原曲の「CHINESE SOUP」。「この曲、いろんな方が歌っていて。スープを作りながら物語が進んでいく曲ですけど、同じスープでも味が違うように聞こえますよね。吉田美奈子さんが歌うとスパイシーで、ユーミンが歌うとごま油の香りがして卵でとじてあるような感じ。渡辺真知子さんのバージョンは薬膳みたいな、出汁が効いている感じがする」今作には「Rendez-vous in ’58」のセルフカバーも収録されている。デュエットとして生まれ変わっており、お相手はなんとバカリズムさん!その背景には、様々な想いが重なり合っている。「2013年に作ったんですが、雨が降って休みの計画は崩れたけれど、家でも音楽と会話でいろんな時代と場所に旅ができるっていう、ささやかで大きな幸せを歌っていて。これは今こそ大切な歌だと思って、仲のいい二人の歌だから、セルフカバーでデュエットしようと。相手はバカリズムさんしか浮かばなかったんです。これはEPOさんの作曲なんですが、私は小学校1年生の時、『オレたちひょうきん族』を見て、コントでハチャメチャになっても、EPOさんのエンディングテーマ『DOWN TOWN』でおしゃれに締め括られる感じが新鮮で。そして、同学年の升野さん(バカリズム)も同番組の影響を受け、音楽とお笑いを切り離して考えられないって言っていて。あの頃のような音楽のときめきを共有できる升野さんと歌えてよかったです」まさに日々にときめきを与えてくれる、音楽の栄養が詰まった一枚だ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」をはじめ、くるりの「Jubilee」、桑田佳祐の「白い恋人達」など、ボーナストラックを含む全11曲収録。『HOME TOWN ~Cover Songs~』¥3,000(A.S.A.B)とき・あさこCymbalsの元リードボーカル。シンガーとしてはもちろん、CMソングやラジオパーソナリティを務めるなど声のスペシャリスト。3月6日(土)には日本橋三井ホールにてワンマンライブを開催。※『anan』2021年3月3日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)取材、文・高橋美穂(by anan編集部)
2021年03月02日タレントの藤本美貴が、JAグループ北海道「パラレルノーカー」の新CM「パラレルノーカーはじまっています」編に出演する。CMは16日から北海道限定で放送し、CMソングにはGLAYの「はじまりのうた」が採用された。本業と平行して気軽に農業ができる取り組み「パラレルノーカー」の本格始動に際して放送されるCMでは、北海道出身の藤本が広大な土地で農業を体験する様子を収めた。特設サイトでは体験レポートも公開している。藤本は「食の大切さを考えるきっかけにもなると思うので、自分のできるペースから農業を始めてみるのは本当におすすめです」とコメントを寄せた。CMソングを担当するのは同じく北海道出身のGLAY。ボーカルのTERUは「僕の母の実家も農業を営んでおり、小中学生の頃は収穫などお手伝いをして農業を営む大変さを感じていましたが、それ以上に楽しさや自分で収穫した作物の美味しさなどを体感しました」と振り返り、「北海道の雄大な自然に触れられる農業が今以上に発展する事を願っています」と語った。
2021年02月16日映画『あの頃。』(2月19日公開)の公開直前イベントが3日に都内で行われ、松坂桃李、仲野太賀、コカドケンタロウ、劔樹人(原作)、藤本美貴が登場した。同作は劔樹人による『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス刊)の実写化作品。大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、楽しいことなど何もないどん底の生活を送っていた劔(松坂)は、ある日、松浦亜弥のMVを観てハロー! プロジェクトのアイドルに魅せられ、イベントで出会った仲間たちと共に「恋愛研究会。」というバンドを組んだりと情熱を傾けるようになる。時は流れ、仲間たちはアイドルよりも大切なものを見つけて次第に離れ離れになっていく中、劔は仲間の一人・コズミン(仲野太賀)が癌に冒されていることを知り、久々に「恋愛研究会。」のメンバーと再会を果たす。イベントでは原作の劔がキャストそれぞれに書いてきたという手紙をサプライズで朗読。ステージで読むことになると思っていなかったという劔は、手を震わせながらも、代表して松坂への手紙を読み上げる。「自分の青春時代が本になり映画になり、自分を松坂さんに演じていただくのはこの人生で2度と無い経験でした。むしろ、何度生まれ変わってみてもあり得ないのではないかと思っています」「多くの方々が外見の違いを話題にしていましたが、今になって私が思うのは、外見の違いを1番気にしてなかったのが松坂さん本人だったということです。それは松坂さんが私という人間に内面から向き合ってくださって、良いところも悪いところも大切に演じてくださったのであり、きっとそれが松坂さんの人との関わり方なのだろうと思います。そして私は素晴らしい俳優が誰かを演じるということにおいては、外見の違いこそ1番どうでもいいことなのだと知りました」という言葉に、松坂も拍手を送る。さらにキャストの似顔絵を描いた色紙も贈られた。この日のサプライズはそれだけで終わらず、藤本の楽曲「ロマンティック浮かれモード」(通称:ロマモー)が流れると、キャスト陣は「ええ!?」と驚く。登場した藤本の姿に、ミキティ推しのコズミンを演じた仲野は手をあげて喜び、劔は近寄れず距離をとってしまう事態に。映画を観たという藤本は「ファンの方達があんなに熱く、人生をかけて熱く応援してくださってたんだなということにも感動しましたし、当時の映像を観て、早くまたコロナが収まって盛り上がるライブをやって色んな人に観てほしいなという気持ちを改めて持ちました」と語った。劔は「天国のコズミンのために、墓参りに行ってきます。藤本さんを見ると手足がしびれるって言ってたんですよ」としみじみ。「役に戻るね」(コカド)、「汗止まんないです」(仲野)、「変な感じ」(松坂)と、キャスト陣も動揺する。コカドは、作品を通して「庄司さんの奥さんのミキティだったけど、全然違う人みたいになった」と明かした。最後に松坂は「言おうと思ってたものが飛んじゃったんですけど……」と苦笑。「誰しも"あの頃"というのがあると思うんですよね。みなさんそれぞれの大事にしてた時間があると思うんですけど、それがあるからこそ、今いいこともあるかもしれないと思える、心の風を通してくれるような温かい作品になっていますので、映画『あの頃。』、ぜひともよろしくお願いいたします」とメッセージを送った。
2021年02月03日お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が13日、同コンビの公式YouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」に公開した動画に出演。持ちギャグ「顔デカいからや!」の誕生秘話を語った。「FUJIWARAウィキペディア検証したら、新事実が、、、【検証】」と題して公開した動画で、藤本は「『顔デカいからや!』のギャグができた瞬間というのは…」と切り出し、松本人志や宮迫博之らとの食事会を振り返った。藤本は「松本さんの奥さんもいらっしゃったのよ。で、俺、帽子被ってたのよ。松本さんの奥さんが普通に『藤本さん、帽子小さくないですか?』って言うたのよ。それで俺が『いや、顔デカいからですよ!』って言って。これなのよ。誕生の瞬間」と明かした。そして藤本は、「松本さんとか宮迫さんが乗っかってきたのよ。そこから『フジモン、コップ小さくない?』『顔デカいからや! 顔デカいからコップ小さく感じんねん!』みたいなことが出来上がったのよ。派生して、『東京って狭いよな』『顔デカいからや! 顔デカいから東京狭く感じんねん!』って」と述べ、「だから。生みの親は松本さんの奥様なのよ」と説明した。
2020年10月16日アイドルグループ『モーニング娘。』の元メンバーで、現在はタレントとして活躍している藤本美貴(ふじもと・みき)さんが、2020年10月12日にインスタグラムを更新。加工ありとなしのピンショットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 加工ありから加工無し…笑笑 別人じゃん!笑 もう少し間はないのか…笑 mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年10月月11日午後7時30分PDT自身では「別人じゃん!」とツッコミを入れているものの、加工なしでもそのかわいさは変わらず…。投稿を見たファンは「どっちもきれい」「加工なしのほうが好きかも」と絶賛のコメントを寄せています。・全然、別人じゃない!!かわいい!!・加工前のほうがかわいいって、さすがすぎる…。・どっちが加工か分からないくらい美人さん。藤本美貴の変わらぬ美しさをインスタでチェック!2009年7月に、お笑い芸人コンビ『品川庄司』の庄司智春(しょうじ・ともはる)さんと結婚した藤本美貴さん。現在は3児の母として子育てに励んでいます。そんな藤本美貴さんのインスタグラムには仕事のオフショットやプライベートな写真がたくさん!投稿されるたびに、ママになっても変わらないかわいさが話題になっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 久しぶりの自撮り♡ 今日のお仕事は終わり♡ mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午後10時29分PDT この投稿をInstagramで見る ご飯食べさせてたら寝た…♡ 可愛すぎる…♡ ため息出る…♡ mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午後6時14分PDT この投稿をInstagramで見る 毎日の習慣、成長戦隊ノビルンジャー ずっと続けているよ~♡ 学校から帰ってきておやつに食べることが多いかな! ラムネみたいだからおやつ感覚で手軽に栄養補給できるのが嬉しいね♪ 毎日変わらず元気で過ごせるように 栄養には気を付けていきたいね! 忙しいママにおすすめだよ♡ #成長戦隊ノビルンジャー #ノビルンジャー #お気に入り #ママにオススメ #カルシウム #栄養サポート #成長期 #続けてるよ #PR mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年 8月月12日午後7時37分PDT この投稿をInstagramで見る タカラトミーの「親子知育 絵本であそぼ! くまのプーさん」♡ 絵本 × 読み聞かせ × ゆびさき遊びが融合していて、今まで遊ばせていたおもちゃとは違う新感覚! 子供達にも馴染深い「くまのプーさん」の物語をプロのナレーターが日本語と英語で自動で読み聞かせをしてくれるので、楽ちんで子供と一緒に楽しめた! 子供の反応もすごく良くて、親子のコミュニケーションにぴったりだなって思った♡ 豊富な機能と遊びが詰まっているから、4歳頃まで長く使えるみたいで嬉しい〜! #新しい絵本型知育トイ #自動で読み聞かせ #おうち時間 #親子知育 #タカラトミーベビー #タカラトミー #ディズニーベビー #ディズニー #PR mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年 8月月7日午前3時00分PDT この投稿をInstagramで見る 学校や習いごとが少しずつはじまってきているので、 見守りGPSのまもサーチがあると子供だけの移動も安心♡ まもサーチオンラインストア限定「みちびきじょーじ」のキーホルダーもお気に入り♪ まもサーチ公式キャラクターの「みちびきじょーじ」は、 子どもに付き添うくまのモンスター♡ じょーじが今「ゆるキャラ®グランプリ2020」にエントリーしてるから応援してね。 まもサーチ公式YouTubeチャンネルでは、 わたしとじょーじが出演しているスペシャルムービーも公開中! チェックしてみてね。 【Instagram】@mamosearch 【公式サイト】 【オンラインストア】 #まもサーチ #みちびきじょーじ #見守りサービス #PR #見守りGPS #みまもりGPS #みまもり #GPS #位置情報 #子供のいる暮らし #働くママ #ワーキングママ #ママも安心 #ゆるキャラグランプリ #ゆるキャラグランプリ2020 mikittyfujimoto (@mikittyfujimoto)がシェアした投稿 - 2020年 7月月8日午前1時14分PDT藤本美貴ってどんな人?藤本美貴さんは2000年に『モーニング娘。第3回追加オーディション』を受けたことをきっかけに、芸能界入り。2002年に、シングル『会えない長い日曜日』で歌手としてデビューします。翌年に『モーニング娘。』に加入し、2007年まで同グループで活動。それ以降、タレントとして数々のバラエティ番組やTVCMなどに出演しています。プライベートでは2009年7月に、庄司智春さんと結婚。2012年3月27日に、第1子となる男の子、2015年8月1日に、第2子となる女の子を出産しました。そして2020年1月24日に第3子となる女の子を出産したことを発表。現在は3児の母として育児と仕事に奮闘しています。藤本美貴さんのさらなる活躍に期待ですね!藤本美貴と庄司智春の結婚生活は順調?息子と娘からのプレゼントに「こんなに嬉しいなんて」[文・構成/grape編集部]
2020年10月13日お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルで、15日に公開された動画に出演。元妻の木下優樹菜さんとの夫婦生活について語った。「【本音】離婚騒動について初めてコンビで語って頂きました」と題して公開された動画に出演した藤本は、カジサックから「“タピオカ騒動”のときにどういう感情になったのか」と聞かれると、「もちろんビックリしましたよ。『ただの炎上ではすまへんやろな』っていう」と振り返った。カジサックが「実はその前からだったんですもんね」と言うと、藤本は「そうそう。(夫婦仲は)意外とあまりうまくはいってなかった。だから“タピオカ離婚”やってみんな言ってますけど、ちょっと乗っかってきたぐらいで」と語った。さらに藤本は、「夫婦だとやっぱり色々あるのよね。これ注意したいけれど、ちょっと今日は仕事で疲れてるからまた明日言おうかって。明日言おうと思っても次の日早いからとか言って、先延ばしになったりする時あるやん。お互い溜まっていくわけやんか。バーンと2人がなった時に、時既に遅しだった」と述懐。カジサックから「でも別れられた後もお子さんとお会いしてますよね?」と聞かれると、藤本は「そうなのよ。毎日会ってるわ」と明かした。そして、「離婚したといえど娘にとっては父親ですから、父親としての役目をまっとうしようと思ってるだけなの。それが同じマンションで階違いに住むほうが子供の子育てをしやすいというのがあって」と語っていた。
2020年08月20日お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(44)が1月24日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』に生出演。妻でタレントの藤本美貴(34)がこの日、第3子となる女児を出産したことを生報告した。番組冒頭で、MCのバナナマン・設楽統(46)から「3人目のお子さんが生まれたということで」と振られた庄司は、「今朝5時57分に元気な女の子が生まれました。さっきなんです」と発表。スタジオから拍手で祝福され、「ミキティー!!!」と絶叫。喜びを爆発させた。同日、藤本も自身のブログを更新。「本日1月24日に元気な女の子を出産しました。今回は旦那さんや2人の子供達そして私の母、の立ち合い出産で、とてもありがたい事に安産で母子共に健康です」と出産を報告。「旦那さんや子供達が応援してくれて、みんなで新しい家族を迎えることが出来てとても幸せです」とコメントしている。2人は’09年7月に結婚。’12年3月に第1子となる男児を出産。’15年8月には第2子の女児を出産している。ファンからは《庄司さん生放送出て嬉しそうに報告しとった。いいねぇ》《ミキティーおめでとう!》《出産お疲れさまでした》《この夫婦好きだわ~》とお祝いする声があがっている。
2020年01月24日お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(49)とタレントの木下優樹菜(32)が12月31日、正式に離婚したことを報告した。2人は所属事務所を通じ、それぞれコメントを発表。藤本は「お互いの芸能生活の中で、夫婦としてのすれ違いや生活のずれが重なり、話し合いを重ねた結果このような結論に至りました」と離婚理由を説明。親権を持つという木下は「2人の娘にとって、世界にたった1人の父親であり、母親であるので、今までと変わらず、お互いに協力し合い仲良く子育てをして参ります」と円満離婚を強調した。「もともとケンカは多かったようですが、最近は木下さんの騒動もあってさらに夫婦関係が悪化していたようです。藤本さんは、テレビ番組で木下さんのことをツッコまれる度に苦痛だったことでしょう」(テレビ局関係者)木下は姉が勤務していたタピオカ店の店主に対し、恫喝めいたメールを送り付けたことが発覚。謝罪したものの、批判が殺到し芸能活動を休止中だった。「騒動中は芸人仲間も含め、藤本さんに同情する人が少なくありませんでした。藤本さんといえば、とにかく仕事を断らない“いい人“として有名。木下さんに養育費を支払うために稼がなければならないでしょうから、『仕事を振ってあげたい』と手を挙げている関係者も多いそうです」(前出・テレビ局関係者)ケジメをつけた藤本だけに、しっかり仕事に集中できそうだ。
2019年12月31日ボーイズユニットCUBERSのメンバー末吉9太郎が4日、モーニング娘。OGである藤本美貴のYouTubeチャンネル「ハロー! ミキティ」内に登場しコラボ動画を発表した。9太郎は、2019年5月につんく♂氏作詞作曲でメジャーデビューしたボーイズユニットCUBERSのメンバーで、Twitter・TikTokなどのSNSに投稿した"アイドルオタクあるある動画"が1億再生を突破するなど注目を浴びている。「モーニング娘。になって一緒にパフォーマンスがしたい!」と公言している9太郎は、休日はハロー! プロジェクトなどのアイドル現場に足を運び、握手会などの特典会にも参加。自身もアイドルとして活動しながらもオタク活動をおこなう“アイドルオタクアイドル”で、動画でアイドルオタクに扮して発する「それなー!」「沸いたー!」といった言葉も話題を呼んでいる。勢いトレンドで1位にランク入り果たした他にも、Twitter上で300万再生突破している動画が指原莉乃に引用RTされるなど、広がりを見せている。今回のコラボ動画では、藤本美貴がモーニング娘。として活動していた時代に起きていたであろう”あるあるネタ”を披露。小さい頃からの憧れである藤本美貴とのコラボレーションに終始大興奮の様子だった。○末吉9太郎コメントあの藤本美貴さんです。いまだに信じられてないですけど、あの藤本美貴さんにお会いしました。ミキティは存在してました。そして、ミキティはとっても優しかったです。沸いたー!!! 動画ぜひ見てください!
2019年11月04日大分トリニータをJ2リーグからJ1リーグに昇格させた立役者でありながら、今シーズン途中でヴィッセル神戸へ電撃移籍したフォワード・藤本憲明選手。彼の素顔が気になる! ということで、ヴィッセル神戸の練習地、兵庫県神戸市・いぶきの森球技場に会いに行きました。写真・大内香織 文・薮内加奈30代は「意外と…」と言ってもらえるようがんばります!アイドル顔負けの甘いフェイスで女性ファン多数の藤本選手は、今年8月に30歳になったばかり。これからますます大人の魅力が増してくるであろう、30代になった心境をまずは聞いてみました。――お誕生日おめでとうございます! 30代の抱負はありますか?ありがとうございます! うーん…、けっこう大人のイメージですが、その年齢に自分がなったという実感がないんですよね。抱負……、30代に見られないようにがんばります! まだまだやれるって思われたいし、若く見られたい。Jリーグの人にも、強化部の人にも「意外と30代なんだ」って思われたい。そういう意味でいうと、“パパっぽさ”も出したくはないですね。「意外に3人も子どもがいるんだ」と言われたいです。――3人のパパ! 見えないですね、お若い!女の子ばかりで上から6歳、4歳、2歳。もう手がかかって大変で、家が常に動物園状態です。練習から帰宅したら、子どもたちと遊んで、お風呂に入れて、ごはんを食べさせて、寝かしつけて……と毎日バタバタです。テレビももっぱらNHKの子ども番組かYouTubeばかり観ています(笑)。3人の女の子のパパ、家ではアウェイ?!“パパっぽさ”は出したくない、と言いながらも子煩悩ぶりを幸せそうに語ってくれた藤本選手。――女の子3人、そして奥さま。家族で唯一の男性なんですね。唯一の男、アウェイです。ホームなはずなのにアウェイ(笑)。子どもたちはまだ小さいから比較的パパっ子に育ってくれていますが、彼女たちが思春期になる頃が今から怖いです。家で完全にアウェイになりそうで。もう一軒自分用に賃貸でも借りたほうがいいのかな……(笑)。――お子さまの成長が楽しみですね(笑)。4人の愛する女性たちに日々囲まれて、藤本選手の女性観に何か変化はありましたか?“結局、女のほうが強い”。これにつきますね。女性は「男の人に守ってもらいたい」とか、「包容力がある男性がいい」とか言うじゃないですか。でもいやいや、ってツッコミたくなります。女性のほうが十分強いよって。――どういう時に女性の強さを感じますか?もちろん出産はそれの最たるものですよね。それに、妻は多少疲れていても育児と家事を同時進行できるので、そのタフさには頭が上がりません。逆に本当に疲れているときは、子どもがどれだけ泣いていても寝られる度量もある。そのメンタルの強さも脱帽ですが(笑)。結婚前からどちらかというと強いタイプの女性でしたが、子どもを産んでなおさら強くなりました。毎日感謝ですね。――ちなみにご結婚されていますが、好きな女性のタイプは強い女性?笑いのツボは一緒がいいですね。妻も同じ大阪出身なので、そのあたりもよかったのかなぁ。――好きな女性芸能人はいますか?最近テレビを本当に見ていないのでなかなか出てこない…。昔はモデルの大石参月さんがかわいいと思っていました。あのショートボブでキリっとした印象が好きだったなぁ。“サッカー運”はもっていると思う。でも…。藤本選手といえば、JFLリーグ・Jリーグ公式戦でのPK成功確率100%、さらにJFL、J3、J2、J1、全てのリーグの開幕ゴールという勝負強さから、「Jリーグいちもっている男」と呼ばれています。――4リーグ全て開幕弾というすごすぎる実績、ご自身はどう考えますか?そうですね。そう言われるまで自分では気づかなかったんですが、J1リーグで3年連続開幕を迎えるよりも難しいことなのかなって思いました。しかも下から順に毎年さらなる強豪チームと当たるわけですし。これは運ですね。――かなりの強運の持ち主ですよね。そうですね。僕もそう思います。どちらかというと“もっている”ほうなのかな、と。――サッカー以外で“もっている”と感じることはありますか?全くないですね。スマホゲームをやっていても、周りはどんどんガチャが当たるのに、僕だけ何度やっても一回も当たらない(笑)。ただ、サッカー運だけです。――もちろんその強いサッカー運は、藤本選手の実力があってからこそついてきたものだと思います。藤本選手にとってのサッカーとは?「大人になるための手段」ですね。一般的に高校や大学は勉強して進学する人が多いと思いますが、僕はそれがサッカーでした。小学校に入ってサッカーを始めて、今こうやってお仕事としてサッカーをやらせてもらっていて、本当に幸せです。新ゴールパフォーマンス、期待してください!そんな幸せな藤本選手のサッカー人生は、今年のシーズン真っ只中に大きな正念場を迎えます。それは、アンドレス・イニエスタ選手など海外スター級選手を抱えるヴィッセル神戸への電撃移籍。――シーズン途中での移籍は大きなニュースになりましたね。そうですね。移籍は本当に迷いました。JFLからプロとして(サッカーを)やっていますが、(アンドレス)イニエスタだったり(ダビド)ビジャだったりがいる刺激の多いチームに身を置くことは、プロとしてこれ以上の成長の場はないのではないかと思い、移籍を決めました。厳しいスタメン争いがありますが、サポーターに納得してもらえるようなゴールを決めなきゃいけないと思っています。――新天地・ヴィッセル神戸の選手として、試合で見てほしいポイントはありますか?点を獲った後のゴールパフォーマンスにぜひ注目してください! みんなが真似できるようなものをして盛り上がりたいです。え? ポーズ? もう考えていますよ。期待していてください!最後は関西人らしく(?)、「こんな顔もあっていいんとちゃいます?」とおちゃらけ顔も披露してくれた藤本選手。新天地でのゴール後の新パフォーマンス、楽しみにしています!Information藤本 憲明選手Instagram選手のプレーをぜひ生でみよう!10/19(土) vs. FC東京(13:00キックオフ@ノエビアスタジアム神戸)ヴィッセル神戸の情報は…HPリーグスタジアムへ行くのが難しい!という方はこちらで試合が観れます!
2019年09月22日タレントの藤本美貴(34)が8月5日、第3子を妊娠したと自身のブログで発表した。09年7月に品川庄司・庄司智春(43)と結婚した藤本は12年3月に男児、15年8月に女児を出産している。ブログで「この度、第三子を授かっております」と切り出した藤本は「結婚10周年目で第三子を授かる事ができ、とても幸せを感じております」とコメント。さらに「相変わらず有難い事に体調も良く、長いようで短い妊婦生活を満喫しながら今の4人での生活も大切に過ごしていきたいです」「皆様にはまた色々なご相談、ご報告させてください!」とつづっている。今年5月、イベントに出席した藤本は令和ベイビー出産に意気込んでいた。しかし「女性は大変ですよ」と答え、「産むなら早い方に越したことはないので悩んでいます」とも明かしていた。念願の第3子妊娠となった藤本に、ネットでは《3人育てるって大変だけど、尊敬します。無事に出産されますように》《ミキティ夫妻は、本当に幸せそうですね》《二人でもいっぱいいっぱいだから三人は本当にすごい。周りのサポートもあるだろうしミキティ頑張ってください!》と祝福の声が上がっている。藤本といえばモーニング娘。在籍中、リーダーであった当時に庄司との交際が発覚。そのため当時は「すぐ離婚する!」などと厳しい声に晒されることもあった。「世間の予想とは裏腹に、結婚から10年経っても仲睦まじい2人。庄司さんがとにかく藤本さんを気遣う性格で、育児や家事を手伝うだけでなく帰宅時間や連絡するタイミングにも細心の注意を払うそうです。ときに藤本さんは庄司さんのことを厳しい言葉で表現しますが、それも愛情表現。一緒にいるとどんなことをしても楽しいために恋人や親友、夫といった役割を『1人で補ってくれる!』と感謝しているほどです」(芸能関係者)5日、庄司はTwitterを更新し《ミキティーがマタニティー!!!第三子ーー!!》とその喜びを表現している。
2019年08月05日お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(43)の妻でタレントの藤本美貴(34)が5日、自身のブログを更新し、第3子妊娠を報告した。藤本は「ご報告」と題してブログを更新し、「この度、第三子を授かっております。結婚10周年目で第三子を授かる事ができ、とても幸せを感じております」と報告。「相変わらず有難い事に体調も良く、長いようで短い妊婦生活を満喫しながら今の4人での生活も大切に過ごしていきたいです」とつづり、「皆様にはまた色々なご相談、ご報告させてください!」とファンにメッセージを送った。藤本は、2009年7月に庄司と結婚し、2012年3月に第1子男児、2015年8月に第2子女児を出産している。
2019年08月05日お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春と元モーニング娘。でタレントの藤本美貴夫妻、俳優の陣内孝則とモデルの陣内恵理子夫妻が、理想の有名人夫婦を表彰する「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2018」に選出され12日、都内で行われた記者発表会に出席。庄司智春・藤本美貴夫妻は、9年ぶりの2ショット披露となった。今年で20回目となる同賞は、一般応募のアンケートと社会背景を基に、「いい夫婦の日」をすすめる会が選出するもの。庄司智春・藤本美貴夫妻は、2009年7月に結婚し、2012年3月に第1子男児、2015年8月に第2子となる女児が誕生し、仲睦まじい家族の様子から選出された。庄司は「こんな素敵な賞をいただけると思っていなかったので素直にうれしいです」と感激。「結婚当初、すぐに離婚しそうな芸能人カップル第2位だった。何年もすぐ離婚するだろうなと言われている中で夫婦生活が始まって、来年10周年になるんですけど、こういった賞を…僕はまだドッキリだと思っていますので」と疑いつつ、「これも奥さんのおかげ。みなさんに感謝しながら夫婦生活をこれからも頑張っていきたい」と決意を新たにした。また、「付き合った当初は、モーニング娘。を脱退させてしまったという責任感もありました」と振り返った上で、「彼女の10周年のライブを僕も見に行ったんですけど、彼女を応援してくれているファンの方が、“ミキティ”コールじゃなくて“庄司”コールをしてくれるまでになってくれて、ネットでは『庄司のことはもう許してやろうぜ。同じ女を愛した男だからな』って、ファンの方とも交流をもてるようになった」と藤本のファンにも感謝。「スタートはピリついた空気があったんですが、みなさんのおかげでこういう賞をいただけました」と語った。そして、「ミキティー!」と絶叫して妻への愛を表現。「めちゃめちゃ可愛い。本当に可愛いと思っている」とも言い、ラブラブぶりを見せつけた。藤本は、夫婦円満の秘訣について「いい意味でケンカをいっぱいするというのもありますし、今まで敵だった週刊誌の方たちがいまや味方。何かあれば撮っていただけると思っている」とメディアを味方にしていると告白。「今までは『クソー撮られた』って思っていましたけど、今は何かあれば撮ってくれって」と話し、また、「あと、可愛いとか愛情表現をしっかりすること。これからも愛してもらおうかなと思っています」と笑った。
2018年11月12日「担当編集者にアイドル好きの女性がいて、一緒に出掛けたり情報を交換したりしているんです」そんな関係から生まれたのが、柚木麻子さんの新作『デートクレンジング』。ただし主人公は義母が切り盛りする喫茶店で働く35歳の佐知子。アイドルグループ「デートクレンジング」の解散が決まり、長年彼女たちのマネージャーをつとめてきた親友の実花が突然、婚活を開始。仕事に打ち込んできた彼女に憧れていた佐知子は戸惑いを隠せず…。社会の呪縛にとらわれた親友のため、奔走するヒロインを描く痛快小説。「アイドルに興味のない人でも、誰かしら憧れの存在はいるはず。アイドルって自分の知らない世界を見せてくれる人、抑圧から自由にしてくれる人。佐知子にとっては、それが好きなことを仕事にして打ち込む実花だったんです」ではなぜ、実花は婚活を言いだしたのか。「もともとデートクレンズという言葉があるんですが、これは“女の人はデートしなきゃ”という呪いを解いて、他のことを楽しむ時間を作ろう、という意味。自分が育ててきた『デートクレンジング』も、男ウケを狙わずにきたグループ。それが解散となり、実花は自分のやり方が間違っていたと思い、世の中に従って男性に献身するためにしたくもない婚活をしようとしているんです」彼女の無理をやめさせたい佐知子だが、自身は既婚者。しかも妊娠が分かり…。「最近、女の人が分断されていると感じるんですよね。女の人は似た者同士でないと仲良くできない、結婚している人といない人同士、子どもがいる人いない人同士では仲良くできない、などと社会が決めつけている気がします。でもそんなことで友情を失わなくていいって言いたかったんです」主人公を妊婦にしたのにも意味が。「ドラマでも妊婦が登場するとたいてい脇役で常識担当で、ヒロインは恋に仕事に奮闘しますよね。そのお決まりの描かれ方が嫌で。妊婦だって悩んだり頑張ったりしていいはず。だから、ドタバタコメディの主人公を妊婦でやりたかったんです」『デートクレンジング』嫁ぎ先の喫茶店で働く佐知子にとって、親友の実花は憧れの存在。仕事一筋だった彼女が婚活すると言いだし、驚く佐知子だったが…。祥伝社1400円佐知子の奮闘の結果は?実花の選ぶ道は?アイドルたちや婚活マスターら個性的な登場人物を盛り込みつつ、意外な、でも腑に落ちる結末が待っている痛快な一作だ。※『anan』2018年5月16日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年05月13日