“谷川俊太郎の詩入り”チョコレートの限定セットが登場。東京・世田谷のチョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」から数量限定で販売される。谷川俊太郎の“詩を味わう”チョコレートアイコン ショップの人気スイーツ「谷川俊太郎の詩のチョコレート」は、その名の通り、日本を代表する詩人・谷川俊太郎の作品を刻んだユニークなタブレットチョコレートだ。まるで本を眺めているかのような美しいビジュアルはもちろん、ビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けである東京のチョコレート工房「ショコル(xocol)」とコラボレーションした、贅沢な味わいでも高い支持を集めている。人気チョコ2種を“食べ比べできる”限定セット今回はそんな「谷川俊太郎の詩のチョコレート」の2周年を記念して、シリーズの人気チョコレートを食べ比べできる限定セットが登場。2021年にリニューアルし、“おいしさUP”したばかりの「二十億光年の孤独」と「朝のリレー」の2種のチョコレートセットで、今回のために一部特別なカカオへの変更も予定されている。おしゃれなペーパーバッグなおペーパーバッグは、現在販売していない初期のデザインを採用。印象的な長い栞紐は、手提げ・肩掛け・蝶結びと様々なアレンジを楽しむこともできる。【詳細】「朝のリレー」 「二十億光年の孤独」限定チョコレートセット発売日:2021年11月27日(土)価格:2,800円【店舗情報】アイコン ショップ(EYECON SHOP)住所:東京都世田谷区中町2-5-3TEL:03-6310-0446
2021年12月02日チョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」から、詩人・谷川俊太郎の作品「朝のリレー」をモチーフにした新作チョコレートが登場。"英訳版"が、2022年9月9日(金)より予約を受け付ける。谷川俊太郎の“詩を味わう”チョコレートに新作“文学を味わう”をコンセプトに企画されたこの商品は、日本を代表する詩人の1人として知られる谷川俊太郎の作品をチョコレートの表面に刻んだ、文字通り“文学を味わう”チョコレート。これまでに第1弾「朝のリレー」、第2弾「二十億光年の孤独」が発売されており、2021年にはリニューアルも行った。第3弾となる新作のモチーフに選ばれたのは、「朝のリレー」の英語版「Morning Relay」だ。「朝のリレー」を英語訳で「朝のリレー」の英語訳は、これまで出版物として印刷されたことがない貴重な内容。活版印刷の技術を応用した新しいスタイルのチョコレートを提案する「アイコン ショップ」が、谷川俊太郎の英訳を長きにわたって手掛けてきたウィリアム・I・エリオットの協力を得て販売する。ナッツのように芳しく濃厚な味わいチョコレートは、日本におけるビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けである、東京・深沢のチョコレート工房「ショコル(xocol)」が製造。石臼で丹念に挽かれたカカオ豆の力強くも繊細な味わいと、あえて溶かさないことで食感を残した粗糖のやさしい甘みが楽しめる。使用するカカオ豆は、和文「朝のリレー」とは異なるペルー ピウラ ブランコ。グレープフルーツを連想させる柑橘系の酸味や苦みが印象的な、爽やかな味わいを楽しめる。書籍を思わせるパッケージデザインパッケージは、書籍を思わせる仕様に。表紙を開くと、金色のアルミに包まれたチョコレートが現れる。最終ページには、同詩の活版印刷を施しており、チョコレートを食べ終えた後も、詩の世界に浸ることができる。【詳細】谷川俊太郎「Morning Relay 」チョコレート( 翻訳:ウィリアム・ I・エリオット、川村和夫)販売時期:2022年9月9日(金)より取り置き可能。引き渡しは10月下旬。※オンラインでは9月9日(金)20:00~発売。10月中旬より順次、注文順に発送予定。※5回に分けて受注。数量限定商品につき予定数終了後に販売終了。取扱店舗:アイコン ショップ ※来店の際は事前連絡が必要、アイコン ショップ オンラインショップ価格:3,400円内容量:約35gサイズ:チョコレート w115mm×d80mm×h4mm、ブック w163mm×d127mm×h12mm【店舗情報】アイコン ショップ(EYECON SHOP)住所:東京都世田谷区中町2-5-3TEL:03-6310-0446※二子玉川より移転。
2021年11月27日俳優の兵頭功海が18日、都内で「兵頭功海 2021.4-2022.3 カレンダー」発売記念イベントを開催し、報道陣の取材に応じた。今月9日から11日にかけ、アミューズの若手俳優たちが歌、ダンス、ミュージカルなどによってファンに感謝を伝えるためのイベント、通称ハンサムライブが行われた。兵頭は“新人ハンサム”としてライブに初参加。歌や踊りに挑戦した。ハンサムライブを振り返り、「生でライブしてメンバーと仲良くなった」とにっこり。「誰しもそうだと思いますが、人と人がちゃんと会える環境が、この1年間大事だなってわかった。それをハンサムライブ通して生で感じましたね。より思いが強くなった」といい、さらに「応援してくれる人たちを大事にしたいなって。“みんな”ではなく一人の人として、一対一で大事にしたい。ライブを通して強くなりました」と心境の変化も明かした。『騎士竜戦隊リュウソウジャー』などに出演し、若手俳優の一人として注目を集める兵頭。将来は映画で活躍する俳優が目標だ。憧れている人物について聞くと、「憧れている人はたくさんいますけど、一人に絞ると僕としての個人がその人に寄っていってしまう気がする。なので、特定の人は作らないようにしている」と回答。その上で「ただ、僕が映画に出たい、俳優を目指すきっかけの方はいる。その方には現場にお会いできたときにその人にこっそりお伝えしたい」と明かした。今月15日に23歳の誕生日を迎えたばかり。「現状維持が一番よくないと思うんですが、僕は俳優を初めて23歳になるまで過ごしたものは変わらずに大事にしたい。23歳になったからといって、新しいことを始めるぞというよりは、いままで積み上げてきたものを大事にして、23歳もそのまま変わらず、自分の目標に向かって一歩ずつ進んでいくことが大事なのかな」と語った。2冊目となるカレンダーのテーマは「君と過ごす私の1年間の物語」で、「カレンダーを買ってくださった人の家に僕が転がりこんでくるカレンダーを作ろう」という意図で制作。出会ってから紡がれる兵頭との時間をストーリー仕立てに仕上げたものに仕上がった。兵頭は「僕らしさや、飾らない等身大の魅力が出せたらいいなって。よくマネージャーさんに『人懐っこい』と言ってもらえるので人懐っこさを意識しました」。カレンダーの置く場所については、「玄関でもいいですけど、玄関に転がりこんでくることはないと思うので、できれば暖かいリビングとか。快適な場所がいいです(笑)。僕と1年間過ごすという物語なので、そこも大事にしてほしい」と笑顔でファンに呼びかけた。
2021年04月18日谷川俊太郎の詩のチョコレートが、さらにおいしくなって登場。東京・二子玉川のチョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」にて発売される。「谷川俊太郎の詩」がチョコレートに!“文学を味わう”をコンセプトに作られた、アイコン ショップの人気スイーツ「谷川俊太郎の詩のチョコレート」。その名の通り、タブレットチョコレートに、日本を代表する詩人の1人谷川俊太郎の作品が刻まれた、ロマンティックなデザインが魅力だ。これまで、1952年6月に刊行された谷川の処女詩集「二十億光年の孤独」と「朝のリレー」の2種類のチョコレートを製作。チョコレートは、ビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けである、東京・深沢のチョコレート工房「ショコル(xocol)」とコラボレーションし、贅沢な味わいに仕上げている。香りも味わいもさらにおいしくそんな人気メニューが、こだわりのカカオ豆を厳選し、さらにおいしくリニューアル。「ショコル(xocol)」と共に、「朝のリレー」チョコレートには、木苺やラズベリー, パッションフルーツを思わせるようなフルーティな味わいをもつメキシコ・アンセストラレス産のカカオを、「二十億光年の孤独」チョコレートには、可憐なジャーマンアイリスを思わせる高貴な香りと上品な甘さが特徴のペルー・アマゾナス産のカカオをセレクトし、それぞれ72%配合した。香りも味わいもさらにおいしくなり、ますます満足度もアップ。一度みると忘れられないデザイン性に富んだビジュアルなので、贈り物にも最適だ。【詳細】谷川俊太郎「朝のリレー」チョコレート 1,400円(税込)谷川俊太郎「二十億光年の孤独」チョコレート 1,400円(税込)取り扱い店舗:アイコン ショップ住所:東京都世田谷区玉川3丁目9-10 マノア玉川第2 402TEL:03-6310-0446※要事前予約。※2021年4月中旬現在発売中。Photograph byEmmanuelPineau & SophieDelaporte
2021年04月17日世界的なイリュージョニスト・プリンセス天功(引田天功)の最新ショー「プリンセス天功 ザ・イリュージョン2021」が3月6日(土)、有楽町よみうりホールにて開催される。今回のショーは「withコロナの日々に、魔法の瞬間(とき)を」と題し、コロナ感染症対策の観点から2部構成でイリュージョンをお届け。第1部は、世界中で上演をされている、プリンセス天功の“てっぱん”とも言うべき、スピーディー且つ華麗な構成演出となっている。第2部は、THE SYAMISENIST、東京魔術団、Mr.KAZUKI、ジェームズ小野田といった今まで個々に共演をしてきた音楽系アーティストを一堂に会し、音楽とイリュージョンの新しい融合を、世界初演出で上演。他照明、音響、特殊効果等も、一般的なマジックの世界観ではない、挑戦的な内容でプリンセス天功のイリュージョンを披露する。【公演概要】「プリンセス天功 ザ・イリュージョン2021 〜withコロナの日々に、魔法の瞬間を~」開催日時:3月6日(土)13:30開演(ロビー開場12:30 / 客席開場13:00)会場:有楽町よみうりホール(東京都)<出演>プリンセス天功東京魔術団 / Mr.KAZUKI / THE SYAMISENSIT特別出演:ジェームス小野田(米米CLUB)
2021年02月16日俳優・兵頭功海のカレンダー『兵頭功海 2021.4-2022.3 カレンダー』(アミューズ 2,700円)が、3月上旬に発売されることが決定した。GYAO! とアミューズが映画制作に向けて共同実施したオーディション「NEW CINEMA PROJECT」第1回の出演者部門でグランプリを受賞し、俳優デビューした兵藤。2019年、特撮ドラマ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日系)のカナロ/リュウソウゴールド役で話題となり、昨年はLINEドラマ『昔、好きだった人からLINEが届いた。』、TOKYO MXドラマ『片恋グルメ日記』、MBSドラマ特区『社内マリッジハニー』など次々と出演。今年も活躍が期待されている。今回のカレンダーのテーマは、兵頭の目標「映画俳優として活躍すること」に焦点を置いて企画された「君と過ごす、私の1年間の物語」。月をめくるごとに兵藤演じる“彼”と“私”のストーリーが展開し、カレンダー内に記載されているQRコードを読み取ると“彼”を“私目線”で記録したオリジナルムービーを視聴できる。ある日、突然目の前に現れた子犬系男子の“彼”と一緒に暮らすことになり……という物語に沿って、子犬っぽさを感じさせるかわいらしい表情から、ふと憂いを感じさせる大人な表情まで、兵頭の新たな一面を引き出した。「朝、目が覚めておはようのあいさつをする」、「2人で外に出かける」、「喧嘩をする」、そんな日常をもとにした12カ月分のシチュエーションが詰めこまれている。兵頭はカレンダー発売について「いつも応援してくださる皆様のお陰です。ありがとうございます」とファンに感謝。テーマについて「自分が演じる“彼”と出会ってからの1年間を描いています。兵頭功海なのですが、兵頭功海ではないような、そんな“彼”と過ごした1年を楽しんでいただければと思います」と解説し、「ムービーもあって、あなた目線の“彼”が生きている姿を観られるようになっています。渾身の作品なので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と手応えを見せた。予約は、4日12時からアーティストオンラインショップ「A!SMART(アスマート)」、5日17時からHMV&BOOKS onlineにて開始。また、3月21日に兵頭にとって初となる「オンライン個別お話し会」(対象期間内のHMV&BOOKS online購入者先着)、4月18日にHMV&BOOKS SHIBUYAにて対面式特典会の開催を予定している。
2021年02月04日唐沢寿明主演「あまんじゃく元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」の続編「あまんじゃく元外科医の殺し屋 最後の闘い」がこの春放送決定。木村多江や橋爪功の出演も明らかになった。2018年9月にテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャルとして放送され、Twitterでも日本トレンド入りした「あまんじゃく元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」。唐沢さん演じる元外科医の殺し屋・折壁嵩男が、法で裁けない悪人を成敗しながら、生死を懸けた闘いを繰り広げ現代医療の狂気を鋭くえぐるクライム・サスペンス。今回の続編では、引き続き唐沢さんが折壁嵩男を演じるほか、彼の元恋人で内科医の梶睦子役の木村さん、正体不明の弁護士で、折壁に殺しの仕事を仲介するエージェント・横倉義實役の橋爪さんも続投。監督も前作同様、木村ひさしが務める。続編制作について正直驚いたと話す主演の唐沢さんだが「今回も話の展開はかなりシリアスなのですが、シリアスだけではなく、CGを駆使したトリック満載で結構笑えるところもあって、パート1以上におもしろい仕上がりになっていると思います」と自信を見せ、「真面目にやっているからこそ、笑えるところがある。そこが見どころです。前作よりもさらに色々な意味でパワーアップした大人のエンタメを、是非楽しんで見ていただきたいです!」と呼びかける。また木村さんは「前回の『あまんじゃく』ではアクション面など新しい自分を発見できてとても面白かったので、また睦子を演じることができてとても嬉しいですし、楽しみでした」と言い、「多面的な要素のあるドラマなので、それを皆さんに深い懐で大いに楽しんでいただけたらいいなと思っています」とコメント。驚いたという唐沢さんの一方、「再びスペシャルドラマとして帰ってくると聞いて、まったく驚きませんでした」と語ったのは橋爪さん。「監督の手腕を信じていましたから。撮影現場では、唐沢さんがいろいろと工夫している姿がステキでした。駐車場や韓国料理店など、多少コメディタッチのシーンなどお気に入りです。楽しみにご覧いただきたいですし、みなさんがどんな印象をお持ちになったのか気になるので、ご覧になった方々の感想、あるいはメッセージをうかがいたいです」と視聴者の反応を楽しみにしていると明かした。ストーリー折壁嵩男(唐沢寿明)は、元は優秀な外科医だったが、いまは相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。この日の依頼人は元料理人・宗村将史。ターゲットは三波正昭という悪徳料理評論家。三波はかつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていた――。一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、さらなる殺人依頼が来る。嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村多江)の紹介だという椙山絵麻が、DV夫・啓介を殺してほしいというのだ。さらに嵩男は難病の妻に悩む恩師・名和潤造とも偶然に再会。運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。そしてそれは、やがて思いもかけない巨悪の存在に繋がってゆく…。「あまんじゃく元外科医の殺し屋 最後の闘い」は春、テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月18日活版印刷の技術を応用した新しいスタイルのチョコレートを提案する東京・二子玉川のチョコレートショップ「EYECON SHOP」から、詩人・谷川俊太郎の詩「二十億光年の孤独」をモチーフにしたチョコレートが登場。2020年2月上旬に発売予定だ。谷川俊太郎「二十億光年の孤独」を味わうチョコレート“文学を味わう”をコンセプトに企画された本商品は、日本を代表する詩人の1人として知られる谷川俊太郎の作品「二十億光年の孤独」の全文をチョコレートの表面に刻んだ、文字通り文学を味わうチョコレート。今回は「朝のリレー」に続くシリーズ第2弾として、1952年6月に刊行された谷川の処女詩集「二十億光年の孤独」より、同名の詩がそのモチーフに選ばれた。チョコレートの製造にあたっては、日本におけるビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けである東京・深沢のチョコレート工房「ショコル / xocol」と再びコラボレーション。コロンビア産のカカオ豆を使用した前作とは趣を変え、時にナッツにも比喩される芳醇な香りを特徴とするグレナダ産のカカオ豆を採用。石臼で丹念に挽かれたカカオ豆の力強くい味わいと、あえて溶かさないことで食感を残した種子島産粗糖の心地よい甘みが楽しめるという。活版印刷を施した化粧箱&詩を型押ししたアルミラップパッケージには活版印刷で「二十億光年の孤独」と「谷川俊太郎」の文字を印刷した化粧箱を採用。朝の爽やかな空気感を感じさせる真っ白な化粧箱を採用した「朝のリレー」とは対照的に、“宇宙の闇”をイメージした漆黒のパッケージに。また、チョコレートを包むアルミラップにも詩の型押しが施されているなど、今回も細部にまで文学が感じられるような仕上がりとなっている。商品情報谷川俊太郎/二十億光年の孤独 チョコレート発売時期:2020年2月上旬予定取扱店舗:・EYECON SHOP ※来店の際は事前連絡が必要。・EYECON SHOP オンラインショップ予定価格:1,200円(税込)内容量:45g(グレナダ産カカオ豆 72%+粗糖28%)製造:ショコル / xocol※初回製造分は、箱表面の活版印刷(シルバー)が手動の活版印刷機での印刷となる。※カカオ豆の産地は予告なく変更をする場合あり。【店舗情報】EYECON SHOP住所:東京都世田谷区玉川3丁目9-10 マノア玉川第2 402TEL:03-6310-0446
2019年12月07日東京・二子玉川のチョコレートショップ「EYECON SHOP」から、詩人・谷川俊太郎の作品「朝のリレー」をモチーフにしたチョコレートが発売。谷川俊太郎の詩「朝のリレー」をチョコレートで味わう“文学を味わう”をコンセプトに企画されたこの商品は、日本を代表する詩人の1人として知られる谷川俊太郎の作品「朝のリレー」全文をチョコレートの表面に刻んだ、文字通り“文学を味わう”チョコレートだ。商品化にあたっては、活版印刷の技術を応用した新しいスタイルのチョコレートを提案する「EYECON SHOP」が、日本におけるビーン・トゥ・バーチョコレートの先駆けである、東京・深沢のチョコレート工房「ショコル(xocol)」とコラボレーション。石臼で丹念に挽かれたカカオ豆の力強くも繊細な味わいと、あえて溶かさないことで食感を残した粗糖の心地よい甘みが楽しめる味わいに仕上げたという。活版印刷を施した化粧箱&詩を型押ししたアルミラップパッケージには活版印刷で「朝のリレー」と「谷川俊太郎」の文字を印刷した化粧箱を採用。また、チョコレートを包むアルミラップにも詩の型押しが施されているなど、細部にまで文学が感じられるような仕上がりとなっている。第2弾「二十億光年の孤独」も今後は、第2弾として、1952年6月に刊行された谷川の処女詩集「二十億光年の孤独」から、同名の詩をモチーフにしたチョコレートの販売も予定されている。商品情報谷川俊太郎/朝のリレー チョコレート取扱店舗:・EYECON SHOP ※来店の際は事前連絡が必要。・EYECON SHOP オンラインショップ価格:1,200円(税込)内容量:45g(コロンビア産カカオ豆 72%+粗糖28%)【店舗情報】EYECON SHOP住所:東京都世田谷区玉川3丁目9-10 マノア玉川第2 402TEL:03-6310-0446
2019年11月03日ちひろ美術館・東京では、企画展『「ちひろさんの子どもたち」谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所』を開催中。詩人の谷川俊太郎による“子どもの詩”や、トラフ建築設計事務所による“子どものへや”が登場し、いわさちひろの絵の中の子どもたちに新たな息吹を吹き込む。生涯にわたり子どもをテーマに描いた絵本画家、いわさきちひろ(1918~1974)。水彩絵の具を駆使したやわらかな色合いで、のびやかに描かれる子どもや花の作品は、今なお高い人気を得ている。同展は、そんなちひろが描いた子どもたちをテーマに谷川俊太郎が書き下ろした詩、“ちひろさんの子どもたち”をテーマに、谷川とトラフがコラボレートする企画展だ。詩人として第一線で活躍している谷川俊太郎。その幅広い詩作の中で、子どもに向けた詩や、子どもの目線で描いた詩を、ちひろの絵とともに展示。ちひろの絵に谷川が言葉を寄せた絵本『なまえをつけて』の作品も紹介され、詩と絵の組み合わせによる豊かな世界が立ち上がる。また、鈴野浩一と禿真哉からなるトラフ建築設計事務所は、ちひろの絵の中で多くの子どもが帽子をかぶっていることに着目し、そこから大きな麦わら帽子の形をした“子どものへや”を設計。さらに、トラフの代表的なプロダクトで、形を自由に変えられる紙の器「空気の器」のインスタレーションも館内に広がる。会期中は、アーティストトークやワークショップ、コンサートなど、さまざまな関連イベントも開催。ちひろの絵を見て、言葉に触れ、その空間に入り込む。個性あふれる谷川とトラフの感性を感じ取りながら、いわさきちひろの世界をより深く味わいたい。【関連リンク】 ちひろ美術館・東京()
2019年08月06日株式会社JALカードは、JALカードでたまった「マイル」をつかってお得に楽しく旅をする「マイル旅」のPRの一環として、リアリティ番組で話題のモデル・谷川りさこさんを起用した新WEB CM(全4本)を、2019年2月15日(金)に公開。また、15,000マイルが計10名様に当たる「TRY!あなたのマイル旅キャンペーン」を、同日より開始した。お得に楽しく旅をする「マイル旅」JALカードでは、日々のJALカード利用でたまったマイルをつかってお得に楽しく旅をする「マイル旅」を提唱している。「マイル旅」とは、マイルで交通費を得した分、いつもより贅沢な宿や食事を楽しんだり、初めてのアクティビティに挑戦したり、いつもとちょっと違う旅の楽しみ方だ。2月15日から公開中の「マイル旅」新WEB CM(全4本)のコンセプトは、「TRY!マイル旅」。メインキャストには実際のJALカードユーザーであり、現在リアリティ番組で人気急上昇中のモデル・谷川りさこさんを起用している。CM内で谷川さんが旅をするのは、東京から15,000マイルで往復できる場所。雪の絶景が楽しめる北海道「雪見温泉」や野生のうさぎが多く生息する広島県「大久野島」など、話題のスポットを巡る。温泉で癒やされたり、白い冷気の中から登場するパフェに驚いたりと、プライベートの旅を楽しんでいるかのように多彩な表情を見せる谷川さんは必見だ。TRY!マイル旅 しまなみ海道篇「しまなみ海道~」と谷川さんが大声で叫んでいるシーンから、しまなみ海道篇はスタート。本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」でのサイクリングに挑戦する。サイクリング中、青く広がった瀬戸内海や、緑の島々などの景色に思わず「綺麗~!」と一言。景色を味わいながら走っているとサイクルウェアを着た2人組にあっという間に抜かされてしまうものの、その後も自分のペースでしまなみ海道を走り抜ける。あなたも「マイル旅」へ! 15,000マイルが10名様に当たるキャンペーンCM公開に合わせて、2月15日から3月31日まで、15,000マイルが計10名様に当たる「TRY!あなたのマイル旅キャンペーン」を実施中だ。JALカードのTwitter公式アカウントをフォローのうえ、「マイルで行ってみたい場所」ならびに「そこでやってみたいことや実現したいこと」についての想いを、ハッシュタグ「#JALカード」「#TRYマイル旅」付きで投稿するだけで応募が完了。自分だったらどんな場所で、どんなことにチャンレジしたいか、ぜひ素敵な「マイル旅」を想像しながら応募して欲しい。【参考】※「マイル旅」新WEB CM総集篇(60秒)
2019年02月21日足圧師が谷川流足圧を指導5月22日、大阪府大阪市中央区城見にあるツイン21MIDタワー9階「OBPアカデミア」で、「美脚美尻になるためソクササイズ教室」が開催される。講師は大阪市城東区鴫野で足圧の施術行っている足圧師、柔道整復師の畑浩司氏である。この教室は女性限定。参加者はソックス(5本指ソックス推奨)とタオル2枚、バスタオル、スポーツウェアの持参が必要で、費用は一般が2,500円、アカデミア・ライブラリー・ナイトプランが1,750円となっている。踏む人も踏まれる人も美しく足圧は二人一組になって足で踏みあうビューティースポーツである。畑浩司氏が行っている谷川流足圧のルーツは福井・永平寺の修行僧たちにあり、それをアレンジ、踏む人、踏まれる人の両者が美しく健康になれるものだという。足圧を行う際、踏む人は片足でバランスを取り続けなくてはならず、そのために脚や臀部の筋肉を使うことになる。また、体幹が鍛えられることにより、腹部や背中が引き締まるとしている。また、踏まれる人は血流とリンパの流れがよくなることにより、むくみなどが改善するという。お互いが足圧を行うことで、下半身が引き締まり、ヒップアップ、血行促進、リラックス効果、自律神経安定、疲労回復効果が得られるとしている。日時:5月22日(火) 19:00~20:30場所: OBPアカデミア大阪府大阪市中央区城見2-1-61ツイン21 MIDタワー9階定員: 10名申込: 受付中(OBPアカデミアのサイトより引用)申し込み方法など、詳しい情報は以下URLのOBPアカデミアのサイトで確認を。(画像はOBPアカデミアのサイトより)【参考】※美脚美尻になるためソクササイズ教室
2018年05月17日違法カジノ店に出入りしたとして’17年2月に謹慎した俳優の遠藤要(34)が、東京・六本木の飲食店で店員を殴るトラブルを起こしていたことが4月18日、分かった。アルバイトをしていた被害者の俳優・谷川功(35)が警察庁麻布署に被害届を提出したと一部スポーツ誌が報じている。 報道によると、トラブルが起きたのは今月13日。六本木交差点近くのカフェバーに遠藤が15人以上を引き連れて来店。飲食後、提示された金額に「高すぎる」と因縁をつけ、会計をした谷川の顔を4、5回殴ったとされている。 ふたりに面識はなく、谷川は顔面打撲、挫傷のけがで全治7日~10日間と診断されたという。所属事務所は「谷川が一方的に殴られ、被害届を提出したという状況。相手方と良い形で話ができることを願いながら推移を見守っていきたい」とコメントしている。 遠藤は昨年2月に、ものまねタレント・清水アキラ(63)の3男でタレントの清水良太郎(29)とともに、違法賭博を行ったと報じられた。「違法賭博の認識はなかった」としたものの、事態を重く受け止め2カ月間謹慎。復帰後の舞台挨拶では「今まで以上に努力を重ねて、役者道を突き進んでいきたい」と涙ながらに語っていた。
2018年04月18日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、谷川俊太郎の『こんにちは』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『こんにちは』谷川俊太郎本書は、現在、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」の図録的な書籍として刊行されており、谷川俊太郎という詩人の現在を知ることに焦点を当てた展覧会と同様、暮らし周辺の物事から詩人の素顔に迫る内容となっている。谷川俊太郎の詩を読んだことがあっても「谷川さん」についてはほとんど知らない人はとりわけ楽しむことができるはずだ。写真家川島小鳥による谷川さんの撮り下ろし写真、初公開の俳句、谷川さん自ら撮影した愛用する小物の紹介、小山田圭吾(コーネリアス)との対談などで構成され、谷川さんの質問に豪華著名人が答える「3.3の質問」というお楽しみ企画も。もちろん詩も書き下ろしを含む代表詩も収録されている。さらに特典として齋藤陽道が撮り下ろした展覧会会場風景をまとめた小冊子や、レトロなイラスト(見てのお楽しみ)入りのポストカードが挟み込まれるなど、わくわくするような仕掛けが用意されている。展覧会会場グラフィックも担当したグラフィックデザイナー大島依提亜によるブックデザインにも注目である。赤・青・黄の3色展開という遊び心溢れる本づくり。谷川さんからの贈りものとして大事にしたくなるような一冊である。なお、谷川俊太郎展は3月25日まで開催されている。【書籍情報】『こんにちは』著者:谷川俊太郎出版社:ナナロク社ハードカバー/190ページ/194×134mm言語:日本語発刊:2018年1月価格:1,800円【展覧会情報】「谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro」会期:2018年1月13日〜3月25日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで、いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日入場料:一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料
2018年02月22日詩人の書斎やクローゼットを覗いたら、そのペンが紡ぐきらめく言葉の秘密が見つかるかもしれない。なぜなら詩人・谷川俊太郎にとって詩作は暮らしの地続きにあるものだから。その両者の深いつながりを辿る展覧会『谷川俊太郎展』が開催中だ。会場には巨大な柱が林立する。そこには「私は背の低い禿頭の老人です」で始まる詩、「自己紹介」が1行ずつプリントされ、側面にはそれにまつわる私的な品々が展示されている。古いラジオのコレクション、モノクロの家族写真、愛用のTシャツなど、長く暮らしを共にしてきたものからは、どこか作品と通じるモダンな気配が漂ってくるようだ。もう一つの見どころはミュージシャンの小山田圭吾、インターフェイスデザイナー中村勇吾とのコラボレーション。谷川自らが朗読する「かっぱ」ほか3編が言葉、音、映像の三位一体となって空間いっぱいにこだまする。まさに詩を体に浴びる先端芸術。ぜひ体感してみて。東京オペラシティ アートギャラリー東京都新宿区西新宿3‐20‐2東京オペラシティタワー3F開催中~3月25日(日)11:00~19:00(金・土曜~20:00、入場は閉館30分前まで)月曜休(2月12日は開館)、2月11・13日休一般1200円TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)20行からなる詩「自己紹介」を柱状のインスタレーションに。会場設営中に谷川が即興で書き、自ら貼り付けたメモが。思わずクスリとさせられるウィットはさすが。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子文・松本あかね(by anan編集部)
2018年02月12日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、現在東京オペラシティアートギャラリーで展覧会を開催中の谷川俊太郎の『谷川俊太郎質問箱』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『星空の谷川俊太郎質問箱』谷川俊太郎86歳を迎えた今も、子どもからお年寄りまで、多くの人を魅了する言葉を紡ぎ続ける詩人・谷川俊太郎。本書はWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のコーナー「谷川俊太郎質問箱」に掲載された質問&回答に加え、WEB未掲載の質問に新たに谷川俊太郎が回答を書き下ろしたものをあわせて編集された人気書籍の続編である。「谷川さん」に投げかけられる6歳から60代までの老若男女の問いは、素朴な疑問や時事問題、家庭の問題から詩の書き方まで多岐にわたる。その中には日常で誰しも一度は抱く疑問を元にした質問も多く、本書を読み進めると、自分の日常と谷川さんの言葉が繋がる至福の瞬間が度々訪れる。谷川さんからの質疑応答を集めたシンプルな書籍でありながら、まさにタイトルにあるように、読了後に心に星屑のようなきらめきが残る一冊。大切な人へ贈るギフトにいかがだろうか。なお、東京オペラシティアートギャラリーでは現在「谷川俊太郎展」を開催中。本書とあわせて楽しんで頂きたい。【書籍情報】『星空の谷川俊太郎質問箱』著者:谷川俊太郎出版社:ほぼ日ハードカバー/192ページ/197×152mm言語:日本語発売日:2018年1月価格:1,500円【イベント情報】「谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro」会期:2018年1月13日〜3月25日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで、いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月11日、13日入場料:一般1,200円 大学・高校生800円 中学生以下無料
2018年01月18日東京オペラシティ アートギャラリーでは、2018年1月13日から3月25日までの期間に渡り「谷川俊太郎展」を開催する。谷川俊太郎 / photo:深堀瑞穂谷川俊太郎は1952年に詩集『二十億光年の孤独』で鮮烈なデビューを果たした詩人。85歳の現在も、わかりやすく、読み手一人一人の心に届くみずみずしい言葉によって、子どもからお年寄りまで多くの人々を魅了し続けている。本展は、谷川俊太郎が影響を受けた音楽や「もの」、家族写真、大切な人たちとの書簡、ラジオのコレクション、自ら撮影した暮らしの断片等を選りすぐりの詩作品とともに展示する。本展のための書き下ろしの詩や、特別出品となる音楽家の小山田圭吾(コーネリアス)と、インターフェイスデザイナーの中村勇吾(tha ltd.)とのコラボレーションも発表。実生活を基盤に詩をつむぎ出してきた谷川俊太郎の、暮らしの周辺のものごとに焦点をあて、そこからダイレクトに谷川像を立ち上がらせる。関連企画として、「開催記念対談」と「スペシャルライブ 谷川俊太郎&DiVa『よしなしうた』」を開催。「開催記念対談」は、東京オペラシティビルの7階にある会議室にて2018年1月27日と2月10日に行われ、1月27日には都築響一(編集者)と谷川俊太郎が、2月10日には小山田圭吾(コーネリアス)(音楽家)と谷川俊太郎が対談する。なお、時間は各回14時開演、13時45分開場、定員は160名(全席自由)で参加費は無料(展覧会の入場は別料金)。参加方法は開催当日の11時より、アートギャラリー入口にて配布される整理券が必要。「スペシャルライブ 谷川俊太郎&DiVa『よしなしうた』」は、東京オペラシティ リサイタルホールにて、谷川俊太郎による詩の朗読と高瀬"makoring"麻里子(Vo)、谷川賢作(Pf)、大坪寛彦(B)からなる現代詩を歌うバンド・DiVaのスペシャルライブを2018年3月10日に行う。開演は14時から、全自由席(税込3,500円)。スペシャルライブのチケット予約は東京オペラシティ チケットセンターにて。【展覧会情報】谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro会期:2018年1月13日〜3月25日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで、いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月11日、13日入場料:一般1,200円 大学・高校生800円 中学生以下無料
2017年11月23日こんにちは、島本薫です。「対詩ライブ」というイベントを耳にしたことはありますか?ふたりの詩人が数行ずつ言葉を紡ぎ、観客の前で一編の詩を書いていく「即興詩のかけあい」です。本日は、詩人を身近に感じられる「対詩ライブ」の魅力をお届けしましょう。■「対談」でも「対戦」でもない「対詩」のライブ詩人がいかにして詩を創作するのか。詩人とはどんな人たちなのか。詩と詩人を身近に感じられるイベントです。主催obla()t隣人のように、詩人を身近に。文学ではない場所で「詩的なもの」と出会う。そんなコンセプトで始まった「対詩ライブ」。「対詩」とは、ふたりの詩人が交互に5行以内の詩を書いて、12の倍数でひとまとまりの「詩」とするもので、複数の詩人が詩を書き継ぐ「連詩」の一種です。リレー形式の即興詩という世界初の試みを続けてきたのは、詩人の谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さんと覚和歌子(かく・わかこ)さん。観客を前にしたそのライブでは、書き手はひとり静かな場所で自分と向き合いながら言葉を紡ぐわけにはいきません。ライブ終了までの限られた時間の中、どんなテーマの詩を書くことになるのかもわからない未知の旅に出発するのです。言葉を選び直したり、行をまるごと削ったり。詩作の様子はスクリーンに映し出され、詩が生み出されるスリリングな一瞬一瞬を、観客も共有します。「できました」という声を聞くどきどき感は、ライブでしか味わえないもの。また、短い詩がひとつ誕生するたび、詩人自らによる朗読や解説を聞くことができるのも、ライブならではの魅力でしょう。ところが、対詩ライブの面白さはそれだけではありません。観客は、生まれたばかりの詩や創作について、詩人にたずねることができるのです。■詩や詩人との距離が近くなる「対詩」では、ひとつの詩が出来あがると相手に詩作を引き継ぐわけですが、次の詩ができあがるまでの時間は待つ方の詩人と観客とのトークタイムとなり、さまざまな質問が飛び交います。「初めに書かれていたものからまったく違う詩になりましたけど、どういう流れでそうなったのですか?」「朗読で『工場』を『こうば』とお読みになっていましたが、『こうじょう』という読み方ではないのですね」谷川俊太郎さんも覚和歌子さんも気さくに質問に応じてくれ、「自分の書いた詩を発表していくにはどうしたらいいでしょう」といった創作の悩みから、時には「才能の源泉とは?」という難しい質問までもが飛び出します。「相手の詩ができあがるのを待っている間は、どんなことを考えているのですか?」「ひとりで詩を書くのと対詩とは、どんなところが違いますか?」そんなやりとりを重ねていくうちに、詩や詩人が身近になり、言葉というものがより愛おしくなっていく――それこそが「対詩ライブ」の魅力であり、多くのリピーターを生む理由なのでしょう。■連句から連詩へ、そして対詩へ、読者の心の中へ連詩には何を書くかを自分で決めなきゃいけないというストレスがない。よく自己表現と人は言うけれど、実は自己表現というものも他からの働きかけがあってはじめて可能になるんだってことを連詩は教えてくれるんです。谷川俊太郎日本の伝統文芸には、上の句(五・七・五)と下の句(七・七)を順に読んでいき、ひとつの詩を作り上げて楽しむ「連歌(連句)」という形式がありますね。これをもとに始まった詩の共作が「連詩」です。「他人がいると、思いがけないことがきっかけとなって言葉が出てくる」と語る、谷川俊太郎さん。「連詩は誰が作者というわけではなく皆で創るもの。こうした世界観は日本独特のもので、いい意味で我が消えているすごく美しい世界だと思うんですね」と話す、覚和香子さん。そんなふたりの創作の裏側や推敲の過程まで見せてしまう、スリリングなステージ上の連詩「対詩ライブ」。9年に渡る対詩作品と解説が、このたび一冊の本になりました。『対詩2馬力』著者:谷川俊太郎、覚和歌子装丁:大島依提亜出版社:ナナロク社発刊:2017年10月ライブは毎回チケットが完売という人気ぶりですが、詩が生まれる瞬間に、あなたもいつか立ち会ってみてください。■対詩ライブ:関連情報◆主催:obla()t(オブラート)◆谷川俊太郎公式サイト◆覚和歌子公式公認ファンサイト
2017年11月01日橋爪功×井上芳雄の二人芝居「謎の変奏曲」が9月14日に開幕、それに先駆けて公開ゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】本作は、1996年にフランスで初演されて以降、世界中で上演されているエリック=エマニュエル・シュミットの戯曲。サー・エドワード・エルガー作曲の「エニグマ(=謎)変奏曲」が持つ“謎”をモチーフにした、ふたりの男の会話劇だ。日本でも上演を重ねられてきた作品だが、今回、演出に森新太郎、翻訳に岩切正一郎とスタッフを一新。新たな「謎の変奏曲」が誕生した。物語は、ノルウェー沖の孤島で一人暮らしをしているノーベル賞作家アベル・ズノルコ(橋爪)のもとへ、地方新聞の記者と名乗る男エリック・ラルセン(井上)が訪れることから始まる。ラルセンは、ズノルコが初めて“愛”について書いたという最新作『心に秘めた愛』を取材するためにきたという。のらりくらりと質問をかわすズノルコと、「ほしいのは真実です」と食い下がるラルセン。しかしふたりが互いの嘘に気付き始める頃、いくつかの真実が明らかになっていく――。橋爪と井上による、約2時間半(途中休憩あり)の二人芝居。セットチェンジも一切なく、ただただふたりの会話だけで物語が進んでいく。観客はじっとふたりの会話に耳を傾け、一挙手一投足を見つめ、彼らと共に隠された真実を知っていく濃密な時間だ。橋爪の演じるズノルコは、ラルセンを迎えたときにみせた“孤島暮らしの偏屈な大作家”という姿が、ラルセンの指摘、自身の独白、そして知ることになる真実の一つひとつから、変貌していくさまが巧み。ふと気づくと滲み出るものも外見も全く違う人間のようになっており、俳優の恐ろしさを感じさせられた。井上の演じるラルセンは、最初から何かを隠し持った雰囲気はあるのだが、それがどこに向かっているのかを誰にも捉えさせない。それにより、ズノルコの言葉に対してラルセンが何を言うかが読めず、物語を煙に巻き、作品全体の緊張感を生み出すのだ。息を呑む一言、その言葉が変える空気、そして長い長い会話の末にふたりがたどり着くひとつの真実。それを見届けた私たち観客はどんな表情で劇場をあとにするのか。芝居の醍醐味をじっくりと味わい尽くせる、森新太郎演出作品ならではの本作。劇場にしかない時間をぜひ楽しんで!東京公演は、9月24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演。その後、大阪、新潟、福岡を巡演する。チケット発売中。取材・文:中川實穂
2017年09月15日覚せい剤取締法違反の容疑で現行犯逮捕された俳優・橋爪遼容疑者(30)の父親で、俳優の橋爪功(75)が7日、所属事務所を通じて直筆の書面を発表。謝罪するとともに「今は突然のことで気持ちが追いついていません」と困惑する胸中を明かした。 今月2日の息子の逮捕以降、橋爪が正式にコメントするのは初めて。直筆で「この度は息子遼の件で大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 つづけて「今は突然のことで気持ちが追いついていません。正直、話すべき言葉が見つかりません。本人も大人ですので自らの責任で正しく対処していって欲しい。親としてはそれを願うばかりです」と父親としての心境をつづった。 長男逮捕をうけて、一部では活動自粛の意向があると報じられていたが、自身については「私としては出来れば今後も俳優活動を続けていければと思っています」と自粛をせず、活動を継続していくとつもりであると伝えた。
2017年06月07日「谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro」を新宿・東京オペラシティ アートギャラリーにて開催。会期は、2018年1月13日(土)から3月25日(日)まで。日本を代表する詩人、谷川俊太郎。鮮烈なデビューを果たした詩集『二十億光年の孤独』から、『鉄腕アトム』の主題歌、スヌーピーで知られるコミック『ピーナツ・ブックス』の翻訳、さらに、数々の学校で歌われ続ける合唱曲まで。文学には疎い人でさえ1度はその作品に触れているほど谷川の活動は幅広く、日本人の多くが知らず知らずのうちに影響を受けてきたのではないだろうか。谷川のつむぎ出す言葉は、感傷や絶望感を感じさせない明るく軽やかなものだ。しかし、現実離れするのではなく、そこには1人の生活者の言葉として”日常”にしっかりと根を張っている。普段の生活から生まれるみずみずしく豊かな言葉は、戦後の日本で新たな生き方を模索する多くの人々の心を捉え、今でもなお私たちを魅了し続ける。本展では、谷川の幅広い創作活動のほか、少年時代にまつわる資料や交友関係、親しんできた音楽やコレクション等を紹介。作品の原点を探ることで、谷川の言葉に宿る魅力を紐解いていく。また会場では、本展のために書き下ろされる新作の詩や、音楽家小山田圭吾と、インターフェイスデザイナー中村勇吾とのコラボレーションなど、現在進行形の谷川の活動を紹介する。【詳細】谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro会期:2018年1月13日(土)〜3月25日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル開館時間:11:00〜19:00 (金・土は11:00〜20:00 / いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)、2/11 (全館休館日)入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下無料※( )の中は15名以上の団体料金※障がい者手帳保持者および付添1名は無料■開催記念対談・2018年1月27日(土) 都築響一(編集者)×谷川俊太郎・2018年2月10日(土) 小山田圭吾(コーネリアス)(音楽家)×谷川俊太郎開催時間:各回14:00(13:45分開場)会場:東京オペラシティビル7F 会議室定員:各回160名(全席自由)参加費:無料(展覧会の入場は別料金)、要整理券※開催当日11:00よりアートギャラリー入り口にて整理券を配布。整理券は1人1枚のみ。■スペシャルライブ 谷川俊太郎×DiVa「よしなしうた」開催日時:2018年3月10日(土) 14 :00開演(13:30開場)開場:東京オペラシティ リサイタルホール料金:3,500円(全席自由・税込)チケット予約:03-5353-9999【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年02月12日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、谷川晃一の『雑めく心 ―奇想的思考あふれるエッセイ集』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『雑めく心 ―奇想的思考あふれるエッセイ集』谷川晃一数年前、私の頭の中に「あっ雑めいたぞ」と独り言のように浮かび、私の心にいつの間にか棲みついてしまった奇妙な言葉なのだ。「雑めく」とは「ひらめく」とか「ときめく」とか「春めく」混じりあったような明るさもあって、元気の出る言葉である。(中略)本書は30年にわたる有用、無用の雑めきを書き記したものである。(本文より引用)1960年代、ハイレッドセンターによる「首都圏清掃促進計画」に参加、79年の「アールポップ展」などその後時代とともに国内外で数々の展覧会に関わり、絵画制作と並行して、エッセイ、美術評論、多くの絵本を制作してきた谷川晃一の最新エッセイ。本書には、94年から現在まで運営委員長を務める伊豆高原アートフェスティバルでの雑めき、NHK教育テレビの番組「趣味悠々」で企画された「谷川晃一の自由デッサン塾」のなかでの雑めき、普段の生活から中国4000年の歴史の中でのパンダの得体の知れなさに対しての雑めき、雑貨への雑めき(本人曰く雑貨スピリット)が、ほのぼのと心くすぐる。1988年から伊豆高原に移住した著者による柔らかで面白おかしく軽妙な口調で語られる長年の雑めきは、悠々自適なスローライフを送る「ご隠居さん」を想像させるが、時に鋭く独自の視点で物事を見つめ、はたと驚かされる。特に、石子順造、井上洋介、菅井汲などが登場する場面において、著者の批評眼、作品に対する思いを隠すことなく伝える様は、読みごたえがあり心に響く。【書籍情報】『雑めく心 ―奇想的思考あふれるエッセイ集』著者:谷川晃一版元:せりか書房四六判上製/240ページ発刊:2016年10月価格:2,400円
2017年02月09日イリュージョニストの引田天功が、24日に放送されたTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜21:57~22:54)で「死ぬかと思ったエピソード」を披露し、出演者や観覧席から悲鳴が上がった。この日は「マジで死ぬかと思ったエピソード誰でも1つは持ってる説」という仮説のもと、街頭インタビューで数々の「九死に一生」秘話を紹介。天功は著名人代表として登場し、「仕事柄たくさあります」と話しはじめた。天功が「一番痛かった」と語るのは、ステージ上での脱出イリュージョンの悲劇。等身大ボックスの中に刃渡り1メートルの刃物が24本刺さる流れで、そこからの脱出が見どころとなるイリュージョンだ。脱出に要する時間は3秒。しかし、その日は不運にも表の戸を閉めた瞬間に刃物が飛び出す誤作動。結果、計16本の刃が体に突き刺さった。観客が異変に気づいてスタッフに知らせ、演目は中止。すぐに緞帳が下り、病院に搬送された。天功は箱の中に入ってからの記憶が全くないという。番組スタッフから血だらけになったのかを聞かれ、「そうだったらしいです」と淡々。辞めたいと思ったことは何度もあると言い、「やっぱり契約がありますから。吉本と……」とポツリ。ナレーションで「吉本からの脱出が一番難しいようだ」と解説されると、ダウンタウン・松本人志は笑いながらも「やめなさい」とツッコミを入れていた。
2016年08月25日イラストレーター長谷川洋子の個展「金色のノクターン」が、2016年4月15日(金)から27日(水)まで、東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。雑誌『SPUR』『VOCE』『日経WOMAN』などを手がける長谷川は、コラージュ技法を用いて、たくさんのロマンティックな作品を世に送り出している。素材となるのは、フランスのアンティークレースやスパンコール、大正着物の生地など、多種多様。そこに、アクリルガッシュやマニキュアなどをミックスして、独創的に仕上げていく。作品の題材となるのは、バレリーナや遊園地、星座など、女性なら誰もが憧れる夢物語のワンシーン。それを、個々の素材が持ちうる希少な色と光彩を活かして、リッチで華やかな作品へと昇華させている。約3年ぶりとなる今回の個展は、「幻想的でプライベート感のある世界」をテーマに創作を行った。近年のアーカイブと新作を合わせ、大小約60点の原画を展示・販売する。さらに、ヴィンテージ素材を使ったグラスペイント作品や、トートバッグやマグネットなどのオリジナル雑貨も発売する予定だ。【イベント詳細】長谷川洋子 金色のノクターン開催期間:2016年4月15日(金)~27日(水)開館時間:11:00~19:00 ※最終日のみ18:00まで。休館日:木曜会場:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAKFOR2FTEL:03-5459-6385■ギャラリートーク開催日時:2016年4月15日(金) 18:30~19:00作品解説:長谷川洋子、聞き手:加藤千恵
2016年04月09日映画『家族はつらいよ』公開を記念して、主演の橋爪功、吉行和子が3月20日(日)、撮影が行われた東急田園都市線沿いの映画館での舞台挨拶を実施。交通混雑もあって、電車で移動し、撮影の思い出や山田洋次監督の演出について語った。二子玉川の109シネマズでの舞台挨拶を前に、南町田でも舞台挨拶を行なったが、橋爪さんは、南町田の映画館に車で向かう途中、渋滞に巻き込まれたそうで、途中で車を降りて、電車で映画館へ。さらに、南町田から二子玉川へもそのまま、東急田園都市線で移動してきたそう。春の日差しの中での電車での移動に橋爪さんは「いいもんですね(笑)。ハイキング気分でウキウキしながら来ました」と語る。吉行さんも「シルバーシートに座ってきました(笑)」とニッコリ。2人が夫婦を演じるのは、本作で5作目。山田監督作品では、『東京家族』でも夫婦を演じたが、今回の夫に熟年離婚を切り出す妻の役について吉行さんは「『東京家族』では2歩も3歩も下がって夫に付き従う妻でしたが、今回は思いの丈を言うので、ストレス解消になりました」と楽しそうに明かす。改めて、お互いの素敵な部分について尋ねると、吉行さんは「橋爪さんはいまだに謎の男なんです(笑)。これって素敵なことです。慣れてツーカーなところもありますが、分からないところもたくさんあります」と長い付き合いの中でも橋爪さんがなおも謎に包まれていると語る。さらに「脚がすごくきれいで、すね毛がなくて真っ白なんですよ。あまりに美しいので、『触らせて』と言ってなでました」と意外なチャームポイントを明かす。橋爪さんは「すね毛はありますよ。でもジーパンなどを履くと擦れて(毛が)切れちゃうんです」と照れくさそうに明かし、自身の謎めいた部分についても「秘密主義で絶対に人に自分の心を見せないんです」とニヤリ。吉行さんについては、いきなり本人に「結婚生活は3年?4年でしたっけ?」と直球質問をぶつける。「4年です」との答えを受け「結婚生活4年で、料理も自分でしないから(家に)台所用品がない」と暴露!「ほめてくれるんじゃないの?」と吉行さんは苦笑するが、橋爪さんは「実生活で学ぶよりも想像力なんだなと教えられます。底が割れない女優さんです」と独特の表現で吉行さんを称えていた。撮影の思い出では、シーンによって、山田監督が撮り終えたシーンを丸ごとリテイク(撮り直し)することがあると2人とも苦笑交じりに述懐。橋爪さんは「昼休みの後のこっちに歩いてくる監督の顔を見ると分かるんです。『おい、リテイクだよ…』って(苦笑)」とボヤく。実際、15ページに及ぶ家族会議のシーンは5日間、橋爪さんが次男役の妻夫木聡と犬と散歩するシーンは、3日間にわたって撮影が行われたという。「山田監督に今だから言いたいこと」を問われると吉行さんは「(シーンが)終わったとたんに無表情になるんです。何を考えてるのか分からない。その時間はごく短いのかもしれないけど針のムシロです。悪いにせよ、良いにせよすぐに反応していただけるといいですね」と語る。橋爪さんは「同じく」とうなずき「監督は童顔なんですが、考え事してるとその童顔がすごく不機嫌に見える。何とかしてもらいたいですね。意外と(自宅が)近いところにあるんですが、ピンポンダッシュしてやろうかと思ってます(笑)」と“復讐”を企て、会場は笑いに包まれた。2人は腕を組んで退場するなど、最後まで仲睦まじい様子をうかがわせていた。『家族はつらいよ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月20日国民的映画『男はつらいよ』シリーズ終了から20年、50年以上にわたり“家族”をテーマに撮り続けてきた山田洋次監督の最新作『家族はつらいよ』。橋爪功と吉行和子の“離婚危機”をきっかけに妻夫木聡、林家正蔵らが繰り広げる“家族会議”の撮影の裏側が明らかになるメイキング写真が解禁された。結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと夫が欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと…離婚届!一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子どもたちは大慌て。さらに、離婚騒動を解決しようと開かれた家族会議では、全員の不満があちらこちらから噴出して――?橋爪さんと吉行さんが“離婚危機”に瀕する熟年夫婦を演じ、長男夫婦に西村雅彦と夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子と林家さん、次男カップルを妻夫木さんと蒼井優が務め、『東京家族』のキャスト8人が再び集結した本作。今回解禁された写真は、劇中一番の見どころとなる“家族会議”の緊張感漂う撮影の裏側を収めたメイキング写真。山田監督作品では1カット1カットを丁寧に撮影していくため、一日に台本1ページ、あるいは1カットだけしか進まないということも珍しくない中、この家族会議のシーンは台本15ページにも渡っており、山田組にとっては近年例のない分量だったよう。さらにこのシーンには、妻夫木さん演じる次男・庄太が蒼井さん演じる恋人の憲子を家族に紹介したり、吉行さん演じる富子が橋爪さん演じる夫・周造への不満を長台詞で語ったり、それにつられて兄妹・夫婦間でも不満が噴出し始め喧嘩になったりと、いくつもの見せ場が用意されている。監督は「橋爪さん、この台詞のときに笑ってくれませんか、で、夏川君は橋爪さんを睨む」「ちょっと待て!西村君、バランスボールにもたれるとどうなりますか」など、このシーンをより楽しくするために次々とアイデアを出していき、台詞ひとつひとつの抑揚や言い方を自ら言い立てて直していった。先日行なわれた完成報告記者会でも、撮影中の様子について妻夫木さんは「人間の普段の生活で起こりうる笑い、そういう喜劇ほど真剣に厳しく作らなくてはいけないんだと思いました」と話し、また蒼井さんは「喜劇ってこんなに厳しいなかで紡がれていくんだと、相当な緊張感の中で撮影に望んでいます。“家族”のみんなで励ましあいながら撮影の日々を過ごしています」とそれぞれ話しており、監督の喜劇に対する熱意とそれに全力で応えようとするキャスト達の想いが伝わってくる。そんな緊張感漂う現場だったが、一方で長男・幸之助役の西村さんがバランスボールからずり落ちるという演出には、ほかのキャストやスタッフも思わず吹き出しそうに。皆が必至で堪える中、「ハハハ」と声を出して笑ったのは山田監督で、それと同時に張り詰めていた現場の空気が変わり、セットが笑いに包まれたそう。また監督は「人間のおかしさを正直に伝え、“愚かなのは俺だけじゃないんだ”と笑い、またちょっと悲しくなる。『男はつらいよ』もそうだし、僕にとって喜劇とはそういうものだ」と語り、5日間かけて撮り上げたという家族会議のシーンは、等身大の“家族”の姿に誰もが思わず共感してしまうそんな一幕に仕上がっている。『家族はつらいよ』は3月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月18日アルターは、TVアニメ『あの夏で待ってる』より"谷川柑菜"の水着姿を1/6スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年1月の予定で、価格は10,800円(税別)。キャラクター原案の羽音たらく氏のイラストを元に、水着に着替えるシーンを切り取ったようなポーズで立体化された本作。薄く開いた口元と、くりっとした瞳で幼さが残る表情が魅力的に仕上がっている。髪やシャツにはクリアパーツが使用されており、毛先や裾の透明感が軽やかな雰囲気を醸し出している。ホットパンツは着脱可能で、ビキニ姿にして飾ることも可能だ。原型製作は田中 冬志氏が担当。(C) I*Chi*Ka/なつまち製作委員会
2015年09月16日マジシャンのプリンセス天功が10日、都内スタジオで、『引田天功大脱出』シリーズ放送記念のオリジナル番組『プリンセス天功出演特別番組』の収録に参加した。CSチャンネル・ファミリー劇場で3月に放送される『引田天功大脱出』シリーズは、1970年代に放送された初代・引田天功による脱出イリュージョン。大爆破や大流水、油地獄といったイリュージョンが大掛かりなスケールで展開される内容で、テレビ放送は40数年ぶりとなる。また、オリジナル番組として、プリンセス天功が初代について語る『プリンセス天功出演特別番組』も同時放送する。収録を終え、報道陣の取材に応じた天功は、「この"大脱出"は、『こんなことをやっていた人が過去にいたんだ』と楽しんで頂けると思う。テレビの制約がある今ではあり得ない、当時だから出来た貴重映像です」とアピール。また、初代について、「冒険を念頭に置いて、命を懸けてましたね」と振り返った天功は、「初代が好きだった菅原文太さんの『トラック野郎』を一緒に観に行きました。パッと見たらすごい泣いていて(笑)。とにかくお金を使うし、日本全国に彼女がいるような破天荒な方。今の時代にはいない面白い人でした」と懐かしそうに語っていた。そんな破天荒な初代から名前を継ぎ、2代目となった天功だが、「爆破の威力で、鼓膜が4回破れました。水槽で溺れたり、肋骨を折ったり、救急車で運ばれたことも7、8回ある」と命懸けのエピソードを披露しつつ、「引田天功を継いだので、初代を超えなきゃいけないし、私は女性なので負けるわけにはいかない。カルマですね」とキッパリ。神経を使うステージを終えた後は、自身が飼っている犬や猫、フクロウ、ホワイトタイガー、ピューマなどの動物に癒されているそうで、「動物をモフモフすると一瞬でリラックスする。ステージは戦場だけど、家に帰ると頭がフワッと溶けちゃう」と微笑んでいた。
2015年02月11日WOWOWの連続ドラマ『翳りゆく夏』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、出演者の渡部篤郎、時任三郎、橋爪功、前田敦子、板谷由夏と波多野貴文監督が舞台あいさつを行った。同ドラマは、江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋の同名小説が原作。20年前の誘拐事件の犯人の娘の大手新聞社への入社が決まり、それが週刊誌にスクープされる。同社の窓際社員である元敏腕記者の梶は社長の命令で、かつて追いかけた事件を20年ぶりに調べ直すが、その裏には驚くべき真相が隠されていた、というストーリー。2年ぶりのWOWOWドラマ出演となり、20年前の事件を追う主人公・梶を演じる渡部は「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でしたが、みなさんの力を借りてやりました」と語る。梶の良き理解者である人事部長の武藤を演じている時任は「いい仕事に参加させていただきました」と笑顔を見せ、渡部は「小さい頃から拝見していて、仕事でお会いする機会がなかなかなかったので。まだまだ先輩方に教わることがたくさんあります」と共演を喜んだ。前田は、20年前の事件の唯一の目撃者で、いまは風俗嬢として働く女性を演じているが、決して出演シーンが多いわけではない中で過去を含めて登場人物を表現せねばならず「難しい役をやらせていただきました。監督や渡部さんが引っ張ってくださいました」と語った。渡部は、初共演となった前田とのシーンについて「お芝居をしてすぐに役の持っている心のひだまで素敵に演じてくださって、ビックリしました。説明がなくても声や目の動きで表現されていて、私が付いていった感じで引っ張られました」と称賛した。また、新聞社の社長を演じる橋爪は、前田とのシーンがあるものと楽しみにしていたようだが、共演シーンはなく、「騙されたというか、降りようかと思いました(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。さらに橋爪は、渡部からの前田への称賛の声に「風俗嬢にピッタリってこと(笑)?」とツッコミ、これには前田も「なんでですか!」と苦笑を浮かべていた。連続ドラマW『翳りゆく夏』は1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話 第1話無料放送)より放送スタート。
2015年01月16日WOWOWの連続ドラマWで放送される「翳りゆく夏」の完成披露試写会が1月15日(木)に行われ、主演の渡部篤郎を始め、時任三郎、前田敦子、板谷由夏、橋爪功、波多野貴文監督が舞台挨拶に登壇した。江戸川乱歩賞受賞の赤井三尋の同名サスペンスを映像化。20年前の誘拐事件の死んだ犯人の娘が大手新聞社に入社することが週刊誌にスクープされる。かつては敏腕記者として鳴らしながら、いまは窓際社員となっていた梶は、かつての事件をもう一度洗い直し始めるのだが…。渡部さんは「女と男の熱帯」以来、2年ぶりのWOWOWドラマ出演。今回の梶役について「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でした」と漏らしつつ「みなさんの力を借りてやりました」と語った。その渡部さんが「男として憧れている」存在で、共演を熱望したというのが梶の理解者である人事部長の武藤を演じた時任さん。以前『緑の街』で渡部さんと共演してはいるものの、同じシーンはなかった。時任さんが「いい仕事に参加させていただきました」と言えば、渡部さんは「小さい頃から拝見していましたが、お仕事でお会いする機会がなくて…。先輩から教わることがまだまだたくさんあります」と嬉しそうに語った。前田さんと渡部さんも初共演。前田さんは、20年前に事件を唯一目撃した少女で、いまは風俗嬢をしている女性を演じているが、決して出演シーンが長くはなく、説明的なセリフも多くはない中で人物像や背景を表現しなくてはならず「すごく難しい役をやらせていただきました。監督と渡部さんが引っ張ってくださったのでついていっただけです」とふり返った。渡部さんはそんな前田さんの言葉に対し「私(=梶役)は人物の過去が描かれているけど前田さんの役はそれが一切ない中で『目撃した』ということと現代だけ。でもお芝居をしてすぐに、役の持つ心のひだを素敵に演じられていて、ビックリしました。私の方が引っ張られてついていった感じでした」と絶賛。波多野監督も「短いシーンに過去が見えて、存在感が強かった」と前田さんを称えた。橋爪さんは、新聞社の社長役で芝居をした相手は渡部さんと時任さんだけ。実は、前田さんと共演を楽しみにしていたそうで、共演シーンがないと知ったときは「だまされた!」と感じたとか…。「(作品を)降りようかと思った…」と恨みのこもった口調で語り、渡部さんや監督からの前田さんへの絶賛についても「風俗嬢が似合うってこと?」と茶々を入れ、これには前田さんも「なんでですか!」と苦笑していた。連続ドラマW「翳りゆく夏」は1月18日(日)より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日