俳優の阿部寛が22日(現地時間)、主演映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)のワールドプレミアでニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)に登場し、スター・アジア賞を受賞した。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)はアメリカ・ニューヨークで開催されており、今回が20周年の記念すべき年となる。スター・アジア賞はアジアで最も活躍する俳優に与えられ、過去にイ・ビョンホンやカン・ドンウォン、ドニー・イェンら名だたる名優が称された賞で日本人初の受賞となった。会場では日本映画が大好きだというボランティアの20代前半のアメリカ人も「阿部さんはとにかく是枝監督の『歩いても歩いても』が素晴らしいばかりか、『海よりもまだ深く』も素晴らしく、でも『異動辞令は音楽隊!』ではまた新しい演技が発揮される気がするから観るのが待ちきれない。彼はすでにアジア映画のアイコンであり、レジェンドと言える人だから、この賞をもらって当然だと誰もが思っていると思う。自分もチャンスがあったら一緒に写真を撮ってもらいたい」と熱く語っていたという。レッドカーペットには阿部と内田英治監督が登場し、NYのファンとの貴重な交流を楽しんだ。授賞式では、映画祭のエグゼクティブ・プロデューサーである、サミュエル・ジャミアが「私を阿部寛さんと間違えないでください」と軽くジョークを言って会場を笑わせる一幕も。阿部に賞を授与するために韓国からやって来たジーン・ノー(Jean Noh)は「この賞は、彼の多才さ、国境を越える魅力と国際性、それから彼がこの30年にも及ぶキャリアにおいて、出演して来た作品のジャンルの幅広さも、評価されて贈られます」と阿部について紹介する。大きな拍手で迎えられた阿部は、英語で堂々とスピーチ。「どうもありがとうございます。この素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しく思っています。また、今世界が大変な時期に、こうしてニューヨークに来られて最高です。今日ここ、ニューヨークアジア映画祭に来てくださった皆さんの顔が見られて、今ものすごく幸せに思っています。それから、この映画祭に尽力くださったスタッフの皆さんにもお礼申し上げます。また、私のこれまでの作品に手掛けてくださった、全ての監督、俳優の皆さん、スタッフの皆さんにもここで改めてお礼を言わせてください。本当にどうもありがとうございます」と挨拶をした。内田監督も「今回は、ニューヨークに招いていただいてありがとうございます。僕は、30年くらい前にニューヨークの五番街にあった”ナニワ”という日本食レストランで、皿洗いのバイトをしていました(笑)。なので本当に懐かしい街なんです。今回、阿部さんが主演で映画を撮らせていただきました。皆さんご存知のように阿部さんは本当に特別な俳優なので、現場で撮影しながら主人公は阿部さんしかいないなあと気持ちで撮影していました。NY市警にも有名な音楽隊があるので、僕の夢は、阿部さんが、NY市警の音楽隊と対決する『パート2』を考えています。皆さんぜひこれからこの映画をお楽しみください」と上映前の観客を笑わせながら、スピーチした。○上映後のQ&A・阿部さんに聞きます。まずドラムについて教えてください。あなたは、あまりに素晴らしいドラマーでしたが一体どのようにトレーニングしてあそこまで上手くなったのですか?阿部「ドラムは今まで全く叩いたことがなくて、楽器自体を触ったこともなかったのです。それで最初はこの台本をいただいた時、ちょっと断りたいなあと思ったんですけど(笑)、監督も実際ドラムなどをやったことがなくて、監督と一緒に挑戦していくという、一緒に作っていくという。ぜひ一緒に仕事したかったので、それで引き受けました」・内田監督に伺います。この作品を小説として先に書いたそうですね。そこから映画にすると決めたそうですね。小説を書いている時から阿部さんを主人公にしようと考えていたのですか?この役にあまりに阿部さんがはまっていて完璧だったと思いました。内田監督「小説は映画とほぼ同時に、先月発売されました。脚本自体は5年以上前から書いているものがあって、オリジナルの脚本というのは日本ではなかなか作りづらいというのがあって、またドラムを叩ける俳優さんも少ないですし、なかなか進まずに5年6年かかって、そして去年阿部さんと撮影できたんですけど。やっぱりこういったタイプの役は難しいので、なかなか役者がいなかったんですけど、その中で阿部さんが目の前に現れてくれて、作品が無事完成しました。多分ドラムの練習に関しては想像以上のすごく苦労したんじゃないかなと思います」・阿部さんはこれまで是枝監督はじめ、偉大な監督と仕事していますが、内田監督との仕事はいかがでしたか? また内田監督には阿部さんとの仕事はどうしたか?阿部「僕は『ミッドナイトスワン』という監督の作品を観て、監督がすごく評価されていて、その時にちょうどこの作品の話をいただいたんですね。だから、非常に監督にとってもすごく挑戦する作品だと思ったんです。そういう作品で、僕を選んでくれたことを非常に光栄に思ったし、自分で脚本を書かれている作品に出るということで僕が選ばれたというのは、非常に光栄だったし、そんな監督と一緒にぜひやってみたいなあと思って、嬉しかったです」内田監督「僕は、長くインディーズ映画をやっていまして、いつも1000万円位の映画をずっと作っていたので、阿部さんはやっぱり本当に大活躍している役者さんで、僕の中では、テレビや映画館で見る存在で、この脚本でオファーをさせていただいて、やってくれるらしいよ、みたいな(笑)、話をいただいて。最初はそう言っているけど、最終的にはやらないでしょ、みたいな(笑)、疑っていたんですけど、最終的には目の前に現れて、ちょっとびっくりしました」・阿部さんについて、私達が信じられないようなことがあったら教えてください(笑)。内田監督「阿部さんは、田舎で撮影したことがあって、阿部さんが休憩室で、カブトムシとか、クワガタ好きみたいで、『これ採ったよ』ってポケットから出して来たんです。クワガタも。今の日本でクワガタは珍しいので、わ、すごい、と言ったら、『これも』って言ってまた左のポケットからまた出て来たんです。ポケットの中にクワガタとかカブト虫を採ってまして。何匹も入っていたんです。その時は可愛い阿部さんを(笑)、スタッフみんなが驚きを持って見ていました。昆虫が好きだというのを初めて知りました」阿部「あれは、夏の撮影だったので、照明に飛んできたんです。それを捕まえたのを誰にも気付かないようにしていたんですよ。でも照明さんが気付いて、その人達が僕にみんなくれたんです。それを家に持ち帰ったら30匹くらいに増えちゃいました」・観客からの質問が多いので、聞きたいと思います。阿部さんへ。主人公と自分は似ていると思いますか?阿部「いや、似てないと思いますよ(笑)。でも彼も50を過ぎて、新しい世界に挑戦していくという意味では共感しました。自分もだいぶ俳優をやっていますけれども、自分のステージ、色々な世界に挑戦してみたいなんて気持ちもあるので、あれだけ堅い人間が柔軟になれたというのは、すごく共感しましたね」・成瀬と春子の2人が居酒屋に行くシーンで恋愛関係に発展するのかなと思いましたが、しませんでした。あなたの意図したことは何だったのですか?内田監督「もともとのすごく昔の脚本では、もっとラブストーリーの部分が強かったんですね。居酒屋のシーンは、その頃からあるシーンで、だんだん対立するという脚本に変わっていった時に、ああいう形になりました。居酒屋はその関係性を強調するために使いました。ニューヨークにも居酒屋はたくさんありますけど(笑)」・ドラムはどれくらい練習したのですか?阿部「2ヶ月くらいですけれども、最初はスティックの叩き方から全く分からなくて、もういつになったらできるんだろうって。初めて自分が役作りで半分諦めかけたんですけど、1ヶ月半くらい過ぎてから、みんなと一緒に合同で練習して、とりあえず最後までやってみようと言って、”宝島”という曲を、最後まで無理やりやったんですね。その時にやっぱりそれぞれ下手だけど、一緒に助け合いながら、やれたんですよね。そこからなんかつかみ出して、そこからのびが早く、学びが早くなりました」内田監督「吹替えないんですよ」・もう時間がないですが、後1問だけ聞かせて下さい。これからの予定は?日本国外での予定は。この作品の続編もお願いします。内田監督「そうですね。僕の撮影している頃からプロデューサーにずっと言っているんですけど、このパート2は、成瀬がニューヨーク市警の音楽隊もとても有名でよく日本にも来るので、ニューヨーク市警の音楽隊で成瀬さんが対決をするというー」阿部「それ無理じゃないですか(笑)。相当ハードル高いですよ(笑)」内田監督「どこに行ってもその話をしています」阿部「でも、まあやれと言われればやります」内田監督「NYPDに知り合いがいる人はぜひ言っておいてください」阿部「なんでもやります。古代ローマ人も挑戦したし(笑)。なんでもやります」・阿部さんのこれからの作品の予定は?日本以外の国での予定は?阿部「次の作品は….今回の役は、強い男の役でしたが、次は本当に何気ない、オタク的な人間の役を今やることになっています。それは、もしかしたら海外の人も観ることができる作品になるかもしれません」・また海外の映画にもぜひ出てください。阿部「ありがとうございました」
2022年07月23日阿部寛が主演する、初の日本発ディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」に、岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となるChara、そして阿部さんとは15年ぶりの共演となる宮藤官九郎が出演することが分かった。阿部さんにとってキャリア初の配信ドラマ出演となる本作は、ハロウィンの夜に突如姿を消した“彼女”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。演じるのは、大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”。それまで他人にも自分にも無関心だった“M”が、消えた“彼女”を探すのがストーリーの主軸となる。今回、新たに主人公Mが通う行きつけのバーであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる“Bar灯台”にかかわるキャラクターたちのキャスト情報が解禁。そのオーナー役には、演技は1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も本作が初となるChara。そして同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。Charaさんが主演の阿部さんと共演するのは今回が初、そして宮藤さんは『大帝の剣』(’07)以来2度目の共演となる。物語の重要な場所でもあるBar灯台のオーナー・カオル役を務めるCharaさんは、出演を快諾した理由を「音楽絡みの役柄だったのと、私にやって欲しいという熱意が伝わったからです」と語り、また、「新しい事をやるのは、とても楽しいからね」と新たな挑戦への興味もあったことを明かした。本作で演じるカオルと自身が似ているところを聞かれると、「Charaに寄せてくれたんでしょうか?女性でシングルマザーで息子もいるところと音楽を愛しているところかしら?カオルさんの方が謎めいてるかな」と重なるところも多かった様子。主演の阿部さんに関しては、「かっこよかったです。声とか低くて素敵でした」と初めて会ったときの印象を明かした。Bar灯台の料理人・フクオ役を演じる宮藤さんは、「嬉しかったです。俳優として連続ドラマに出るのも久しぶりですし、阿部さんとも15年ぶりの共演だし。監督陣はじめスタッフも若く才能溢れる方々だし、何しろ衣裳がいちいちオシャレで、着て帰りたいくらいでした」とふり返る。今回演じる料理人・フクオに関しては、「なんか、いい加減に生きているように見えて、自分の半径数メートルの世界を大事にしているんだろうなと。20代半ばまで深夜営業の居酒屋でバーテンのような事をしていたので、自分でも驚くほど自然に溶け込むことが出来ました」と、自身の昔の経験が今回演じる上で役に立ったことを明かし、久々の共演となった阿部さんとは、「いい声でボソっと、くだらない事を仰るところは、まるで変わってなくて、懐かしかったです」と久々の撮影に昔を思い出す場面もあったそう。さらに、本作の魅力については、「現場でもらう差し込みの台詞がいちいち秀逸で、そのディティールに、監督が何を大切にされているかが滲み出ているような気がして、そういう細部にこそ、このドラマの本質があるんじゃないかなと思いました」と、脚本家でもある宮藤さんならではの視点で本作に触れた。製作陣からは2人の起用について、「Charaさんは、映画『スワロウテイル』での圧倒的な存在感は多くの邦画ファンの脳裏に鮮烈な記憶として刻まれています。その元来のカリスマ性が、本作の持つ誰の記憶にも繋がるような日常ドラマを、特別な味わいに仕立ててくれるものと確信して、監督たちの満場一致を受けてご出演を依頼しました」とオファーの経緯が明らかに。また、宮藤さんに関しては、「人間・宮藤官九郎には格別な色気が漂っています。それは人生において様々な事象を深く見つめ、触れてきたからこそ醸し出されるものだと思いますし、そんな宮藤さんだからこそ、掴み所のないフクオという役柄に実在感を持たせることができると思いました」とオファー理由を明かしてくれた。併せて、Charaさん演じるカオルと宮藤さん演じるフクオの場面写真も初解禁。カオルが満面の笑みでワイングラスを傾けながら談笑する姿と、フクオがリラックスした表情でドラムを演奏しようとしている姿、どちらも劇中のキャラクター性はもちろん2人の個性が伝わってくるものとなった。2人はそれぞれ、作品を楽しみにしているファンに向け、「独特のドラマスタイル。原作から、気になっている人も、役者さんから気になる人も楽しめるといいな」とCharaさんは語り、宮藤さんは「無理に感情を誘導せず、強引に盛り上げたり、泣かせようとしたりせず、それでも、大人の子供っぽさとか、若者の達観とか、生きにくい社会とか、現代を切り取っている、珍しいドラマだと思います。その中で、珍しくオシャレな服を着て、珍しく良いこと言ったり言わなかったりしている僕を観てください」とコメント。本作は、燃え殻による同名原作(扶桑社刊)を、『あのこは貴族』岨手由貴子監督ほか、沖田修一監督、大江崇允が監督・脚本を手掛けドラマ化した。「すべて忘れてしまうから」は9月、ディズニープラス「スター」にて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年07月20日阿部寛が、捜査一課から警察音楽隊に突然異動させられる刑事を演じる『異動辞令は音楽隊!』。この度、“鬼刑事”役の阿部さんに振り回される部下を演じた、磯村勇斗の新たな場面写真が解禁となった。磯村さんが演じる坂本祥太は捜査一課の巡査部長で、阿部さん演じる成瀬司の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している、という役どころ。解禁された場面写真では、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度をとる成瀬の隣で、真剣な表情を浮かべている姿などが捉えられている。動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。そんな坂本役に、凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村さんが選ばれた。その存在感を絶賛するプロデューサーは、「磯村さんの真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田(英治)監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と語る。内田監督作品への初参加を果たし、阿部さんとはドラマ「まだ結婚できない男」以来、二度目の共演となった磯村さんは、「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」と撮影をふり返っている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年07月13日阿部寛主演、内田英治監督『異動辞令は音楽隊!』が8月26日(金)に公開となる。この度、磯村勇斗演じる坂本祥太を捉えた新たな場面写真が公開された。本作は第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事で、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる成瀬司を演じるのは日本映画界・ドラマ界を牽引し、どんな役をもモノにする圧倒的演技力とお茶の間の抜群の好感度、そして唯一無二の存在感を持つ阿部寛。そして清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙ら若手と、光石研、倍賞美津子ら日本映画界の重鎮たちが脇を固める。主題歌は、ブラックミュージックをはじめ、様々なジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けているOfficial髭男dismが本作の為に書き下ろした「Choral A」。メンバー・楢﨑誠がかつて島根県警察音楽隊でサックスを演奏していたことが強く後押しとなり主題歌に抜擢された。誰もが覚えのある「人生こんなはずじゃなかった」という想いを抱く者たちの奮闘が、「IN THE MOOD」、「アメイジング・グレイス」、「聖者の行進」などの名曲とともに心に鳴り響く。坂本(磯村)は捜査一課の巡査部長で、成瀬司(阿部)の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している。公開された場面写真は、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度の成瀬の隣で真剣な表情を浮かべている姿などが切り取られたもの。動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村。彼の存在感をプロデューサーも「真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と絶賛した。念願だった内田英治監督作品への初参加を果たし、阿部とはドラマ『まだ結婚できない男』以来、2度目の共演となる磯村は「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」とコメントを寄せている。『異動辞令は音楽隊!』8月26日(金)公開
2022年07月13日阿部寛主演、内田英治監督『異動辞令は音楽隊!』が8月26日(金)に公開となる。この度、本作が7月15日(金)~7月31日(土)にかけて行われる20周年記念「ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)」にてワールドプレミアが行われ、阿部と内田監督が現地での舞台挨拶に登壇することが決定した。本作は第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛け、映画界でいま最も注目される内田英治監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で描く。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事で、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる成瀬司を演じるのは日本映画界・ドラマ界を牽引し、どんな役をもモノにする圧倒的演技力とお茶の間の抜群の好感度、そして唯一無二の存在感を持つ阿部寛。そして清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙ら若手と光石研、倍賞美津子ら日本映画界の重鎮たちが脇を固める。主題歌には、ブラックミュージックをはじめ、様々なジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けているOfficial髭男dismが本作の為に書き下ろした「Choral A」。メンバー・楢﨑誠がかつて島根県警察音楽隊でサックスを演奏していたことが強く後押しし主題歌に抜擢された。誰もが覚えのある「人生こんなはずじゃなかった」という想いを抱く者たちの奮闘が、「IN THE MOOD」、「アメイジング・グレイス」、「聖者の行進」などの名曲とともに心に鳴り響く。NYAFFへの選出は「大砲のような刑事が警視庁のバンドのドラマーに転身するという斬新な前提は、娯楽性だけでなくペーソスにも富んでいて、強力なフックになっている。最も意地悪な警察犬のように吠えながらも、同情的で、観客に優しい救済を求める叫び声が印象に残る。日本のエンタテインメントのメインストリームに位置づけてよい、突出している映画だ」という評価による。さらに本映画祭にて阿部は、アジアで最も活躍する俳優に与えられる「スターアジア賞」を受賞予定。過去にイ・ビョンホンやカン・ドンウォン、ドニー・イェンら名だたる名優が称された本賞に日本人が選ばれるのは初となる。阿部は30年にわたるキャリアのなかで日本映画のみならず、『チョコレート・ファイター』(2008年 / タイ / プラッチャヤー・ピンゲーオ監督)、『空海-KU-KAI-』(2018年 / 中国 / チェン・カイコー監督)、『夕霧花園』(2019年 / マレーシア / トム・リン監督)など海外のアジア作品でも活躍。様々なジャンルで発揮したその多才さが評価されての受賞だ。阿部と内田監督からのコメントは以下の通り。<阿部寛>本作にとって海外初のお披露目の場に監督と共に立ち会えること、さらには素晴らしい賞までいただける事、大変光栄に思います。私自身久しぶりのNYの地で、映画をご覧になるお客様の表情を直にみられると思うと楽しみでなりません。本作が日本のみならずすべての方に勇気と、活力、何歳になっても再起する力を与えてくれることを期待しています。<内田英治監督>このたびはNYに呼んでいただきありがとうございます。このような刺激的で、多くの名作を誕生させた街の、素晴らしい映画祭で「異動辞令は音楽隊!」が上映されることは大変光栄でございます。NY市警にも音楽隊があると聞きます。世界中の隊にはそれぞれの個性があるのでしょう。今回は日本警察音楽隊の映画を楽しんでいただき、いつか映画のなかで、NY市警音楽隊との共演を見てみたいものです。『異動辞令は音楽隊!』8月26日(金)公開
2022年07月01日インフルエンサーの阿部なつきが、8月18日に写真集『阿部なつき1st写真集 i am natsuki』(KADOKAWA 3,300円)を発売することがわかった。インスタグラムやTikTokを中心に人気を集めている阿部。自身初の写真集となる同作では、これまでSNSにも載せていない、加工なしで肌見せ全開のリアルボディを披露。かわいらしいピンクの水着、猫耳姿の黒のボディスーツ、バストのアンダーをちらっと見せたTシャツ姿、黒ジャケット&ランジェリーのセクシーショットに加え、Tバックのランジェリーカットにも初挑戦している。本人コメントは以下の通り。■阿部なつきこれからの「阿部なつき」の節目として、今までSNSにも載せてこなかった水着姿やランジェリー姿に初挑戦しました! SNSとは一味違う、気取らないありのままの私を、みなさんに見ていただき今よりも近い存在になれたら嬉しいです!
2022年06月23日ディズニープラス「スター」で独占配信される日本発オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』の配信日が9月に決定した。さらに主演を阿部寛が務めることやクランクインコメント、ドラマロゴなども一挙解禁となった。先日ディズニープラス「スター」初の日本発オリジナルドラマシリーズとして独占配信が発表された『すべて忘れてしまうから』。昨今作品が次々と映像化され、今最も話題の作家のひとりである燃え殻の同名エッセイを、国内トップクリエイターがドラマ化するものだ。長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとって本作は、キャリア初の配信ドラマ出演かつ『まだ結婚できない男』(2019年)以来となるラブストーリー作品への出演となる。今回阿部が演じるのは、現実から逃げたくて書いた小説が、たまたま小さな出版社の目に止まり、大した賞もヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”。彼は5年間付き合った恋人“F”とハロウィンの夜に些細なことで喧嘩をしてしまう。そして何となく連絡を取らないまま3週間ほど経った時、Mは突如失踪した彼女を探し始めるのだった。しかし周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密が明らかに。どんなに近しい人にも自分の知らない顔がある。本作は消えた“彼女”の謎が心を惑わす、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーである。先月、都内の小さなバーカウンターでクランクインを迎えた本作。スタッフが「主演M役、阿部寛さんです」と紹介してから、拍手が贈られるなど撮影は和やかな雰囲気の中で始まったという。彼がどんな演技を披露しているのか期待だ。また主演発表に合わせて、阿部演じる主人公“M”の画像も解禁。気難しそうにパソコンで原稿を書く姿、猫背気味でどこか自信なさげにバーカウンターに座る姿からは、阿部の近年の力強いキャラクターとは一線を画す新しい一面が垣間見える。さらに原作のロゴとは違うドラマロゴは、文字の一部が欠けたデザイン。大切な人のことを全て知っているつもりでも、その人との何気ない毎日の一瞬一瞬を、私たちは「すべて忘れてしまう」ことも多く、実際はその人のごく一部しかわかっていないのではないかという事実を暗に突き付けている様な仕上がりだ。阿部からのクランクインコメントは以下の通り。――最初に本作の台本を読まれた時の感想は?阿部:日常の小さなできごとが描かれているので、本当に小さなことなんだけど、その人にとっては結構大きなことだったり、いつの間にか通り過ぎるような小さな瞬間が実は自分の人生を左右する一瞬だったりする。そういう日常の細かいことを主人公が何気ない会話で語っていくことが、自分の心に刺さっているとげのようなものをいつの間にか取り除いてくれるような、そんな心の優しい物語になっていくと思うんです。大きな事件だけでなく、小さなことが特別なことだったりするから、そういうのに気づかせてくれるような作品なんだと思います。――これまで、さまざまな役を演じてこられていますが、今回は撮影前に何か準備などされましたか?阿部:特に準備はしていないです。何作か映画を参考に見させていただいたり、原作を読ませていただいたりとか、幸運なことに台本を一気に10話まで頂いたので、それを必死に読みました。あとは監督がどういう世界を作っていこうかということをどれくらい聞き出せていけるか、そして自分としてもあまり今までやったことがない、見たことがない自分が少しでもそこにいてくれるといいなと。できるだけ耳をたてて現場におとなしく存在したいなと思います。――本作への意気込みをお願いします。阿部:久しぶりに日常を描く作品をやらせていただくので、自分の中で、今の年だからこそ、日常の何気なさからくる新たな発見みたいものが、どのくらいできるのかなという自分の内面に新たに挑戦する作品になるかなと思っています。――作品を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。阿部:まだ僕もよく分かっていませんが、今回の作品はいろいろなことに挑戦しようとしているみたいなので、僕自身もとても楽しみにしています。今日は初日なので、どんなことがこれから起きるのか、どんな出会いがあるのか楽しみです■配信情報オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』9月ディズニープラス「スター」で独占配信
2022年06月23日俳優の阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の場面写真が15日、公開された。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。この度公開となった場面写真は、くたびれたような恰好で頭から血を流す成瀬司(阿部寛)に対し、スーツ姿で成瀬を呆れたような目で見る部下の坂本祥太(磯村勇斗)の姿が。違法捜査も厭わない鬼刑事とそれに振り回される部下の軋轢を感じさせる。また、真剣な表情でトランペットを吹く来島春子(清野菜名)や、言い合いをするサックス奏者の北村裕司(高杉真宙)とカラーガード隊の柏木美由紀(モトーラ世理奈)の様子からは、警察音楽隊のちぐはぐぶりを垣間見ることができる。ほかにも成瀬の母・幸子(倍賞美津子)や、音楽隊の隊長で指揮者の沢田高広(酒向芳)、成瀬ともみ合いをしている捜査一課の主任・井上涼平(六平直政)の姿も映し出されており、成瀬と彼を取り巻く人々との関係にも注目となっている。最後には音楽隊の制服姿でドラムセットを叩く成瀬の姿で、広場で演奏する音楽隊の様子が捉えられている。
2022年06月15日俳優の阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の予告映像とポスタービジュアルが2日、明らかになった。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。予告映像は高齢者を狙った“アポ電強盗事件”を、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部寛)が持ち前の過激な方法で捜査する様子から始まる。“コンプラ”を無視し部下から疎まれ、家庭を顧みず娘には愛想を尽かされる成瀬が命じられた異動先は音楽隊で、警察署内のはぐれ者集団に出会うことに。経験したこともないパーカッションを命じられるも、刑事のプライドから周囲と馴染むことができないままの成瀬は「お前はもう刑事じゃない」と言われ「なにやってんだ俺」と失意に沈む。しかし、音楽隊の面々は「音楽と同じですよ。音をミスっても、周りがカバーすればいいじゃないですか」「同じ隊じゃないですか」と失意の成瀬に手を差し伸べる。さらに、「あなたのドラムには勇気をもらえる」と、音楽隊の演奏に救われる人たちがいることを知った成瀬は再び立ち上がることを決意する。最後は「よし!」と強く呟いた成瀬が、演奏開始のカウントをとる後ろ姿が映し出され、成瀬の人生の大転換が始まることを予感させる。映像内では、同僚のトランペット奏者・来島春子役の清野菜名、捜査一課の部下・坂本祥太役の磯村勇斗、サックス奏者・北村裕司役の高杉真宙、警察音楽隊を目の敵にする県警本部長・五十嵐和夫役の光石研、成瀬の母・幸子役の倍賞美津子らも映し出された。物語を彩る主題歌は、Official髭男dismが本作の為に書き下ろした「Choral A」に決定。ポップで爽やかなサウンドと、伸びやかな歌声が、物語を優しく包み込む。メンバーの楢崎誠(※崎はたつさき)がかつて島根県警察音楽隊でサックスを演奏していたことが、主題歌決定へとつながった。○楢﨑誠コメント今回ご一緒できた事を本当に嬉しく思います。台本を読ませて頂いた時から、完成までの中で好きな言葉やシーンがどんどん増えていきました。楽曲制作にあたってプレッシャーもありましたが、映画の内容と重なるように僕もたくさんの人に助けてもらいました。音楽隊に所属していた時の同僚と、今関わってくれている皆んなに心からの感謝を。素敵な映画です。是非ご覧ください。(C)2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年06月02日俳優の阿部寛が出演する、象印マホービン・炎舞炊きの新CM「3Dの乱舞」編が、21日より放送される。新CMでは、同商品を前に阿部が登場。自信に満ちた語り口で、そのオリジナリティを「火力が違う。炊き方が違う。だからお米の舞い方が違う」と語る。そして炊き上がったごはんを手に「だから、うまい!」と力強く言い切り、豪快にごはんを頬張る。静まりかえったスタジオで、カメラに向かって熱く語る阿部。カットがかかると必ずモニターをチェックしながら納得いくまで何度もテイクを重ね、監督のOKが出た後も「もう一度いいですか?」と撮り直しを希望する場面も見られた。
2022年05月17日ミュージカル『るろうに剣心京都編』に出演する、加藤清史郎さんのインタビューをお届けします。回転する客席をステージが360度取り囲む日本唯一の劇場・IHIステージアラウンド東京で、ミュージカル『るろうに剣心京都編』2年越しの幕が開く。「2年前、3年間のイギリス留学から帰国して、本格的に仕事に復帰するという久々のミュージカルがこの作品だったんです。それがコロナで中止になってしまって、出はなをくじかれた感覚になり、それなりに落ち込む時期もありました。でもこうして上演が決まり、むしろ以前より作品に対する想いが強まりました」加藤清史郎さんが演じるのは、主人公・緋村剣心と対立する瀬田宗次郎。幼少期の辛い記憶から喜怒哀楽の楽以外の感情が欠落した青年だ。「人気の高い作品で、ファンの多い役柄。外見よりももっと“宗次郎ってそうだよね”というところを目指したいです。そのために殺陣はもちろん、彼の背負う過去の悲惨さや、ある意味で感情を捨てたからこその強さをいかに表現していくかが課題です。頭だけで考えて演じようとすると、真似にしかならないと思っていて。僕は“宗次郎の中に生息する”という言い方をするのですが、ただ笑っているのではなく、どのセリフにどう楽しさを感じて何を考えているか…たとえば、微笑み具合ひとつとっても場面によって微調整が大事だと思いますから、ひとつずつ丁寧に読み解いていけたらと」原作漫画は、出演が決まってから読んだそうだけれど、今やすっかり“るろ剣”ファン。だからこそ「より宗次郎でありたいし、ファンとしてはそうやってキャラクターを考察するのも楽しいです」と語る。宝塚歌劇団の舞台でも本題材を舞台化した小池修一郎さんが脚本・演出を手がける。加藤さんは、留学前に出演したミュージカル『エリザベート』のほか、昨年にも小池さん演出の『ニュージーズ』に出演。「プロデューサーさんもおっしゃっていたのですが、小池先生は妥協を知らない演出家なんです。役者やスタッフさんからすると、初めて聞いたときは無茶だろうと思うような高いレベルのことを要求されるのですが、本番までには達成できるよう役者を成長させてしまう。しかも、見た目にも芸術性の高い演出をされるので、役者に立ち位置を指示するときに、舞台に0123…ってナンバリングされているのですが、『2.7辺りに立って』などとおっしゃるんです。そんな細かいところまで…と初めは思うのですが、完成を見るとどの席から観ても美しい舞台に仕上がっている。その小池先生が、この特殊な劇場でどう見せてくれるのか、るろ剣ファンとしてもミュージカルファンとしても楽しみです」『るろうに剣心京都編』かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣客・緋村剣心(小池)の元に、志々雄真実(黒羽)が国家転覆を謀っているという報せが届く。薫(井頭)らが止めるのも聞かず、剣心は京都に向かうが…。5月17日(火)~6月24日(金)豊洲・IHI ステージアラウンド東京原作/「るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐」和月伸宏(集英社 ジャンプコミックス刊)脚本・演出/小池修一郎(宝塚歌劇団)出演/小池徹平、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、岐洲匠、奥野壮、井頭愛海、鈴木梨央、伶美うらら、山口馬木也、加藤和樹ほか全席指定1万4500円ステージアラウンド専用ダイヤル TEL:0570・084・617(11:00~16:30)かとう・せいしろう2001年8月4日生まれ、神奈川県出身。1歳1か月から俳優として活躍。英国留学を経て帰国後も出演作多数。7月よりミュージカル『BE MORE CHILL』に出演。ストライプジャンプスーツ¥49,500ブーツ¥69,300(共にSHAREEF/Sian PR TEL:03・6662・5525)ニットベスト¥4,950(remer/Sian PR)アクセサリー、パール¥3,850シルバー¥5,500(共にLHME/Sian PR)※『anan』2022年5月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・金 順華(Sable et plage)ヘア&メイク・宮内宏明(M’s factory)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月15日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア「ロキソニンEX外用薬シリーズ」の新CM「ロキソニンEXテープ『試してない』」編が27日より放送されている。新CMで、何か言葉を発するのではなく、自信に満ちた表情と、力強い眼力、心の声で堂々と語りかける阿部。真っ直ぐカメラを見つめたままなのに、直接口にするよりも強いメッセージが伝わる、彼ならではの“心の声で力強く語りかける”姿に注目だ。○■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。非常にシンプルな内容のCMで、僕の表情とかが繊細に出てしまうので、新商品の登場感や清涼感を表現するためにどうすればいいのか、撮影中もディレクター(監督)といろいろ相談しました。四苦八苦しながら良いものができたと思っています。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?ちょうど今(※CM撮影は2月某日)、体を酷使する撮影をやっているんですよ。冬の海に潜るとか、毎日朝から晩まで本当に大変な環境の中で撮影しているので、こういうものがないと逆に、もう普通に戻れない状態というか。非常に助かっています。――日頃、体のケアは、どのようなことをしていますか?スポーツクラブで鍛えたり、あとはお風呂が好きなので、毎日湯船に浸かったりして、体をほぐしています。――「ロキソニンEXテープ」は濃度が濃いことが特徴の一つですが、 最近「濃かったな〜」と思ったエピソードはありますか?毎回毎回、仕事を濃くやっていますが、それが年々、回を重ねる毎に、さらにいいものにしようと思うので、 どんどん何か自分の中で仕事に対する濃度とか、生きることそのものについても日々濃くなっているなと実感しています。だから、今が最高に濃いんじゃないでしょうか(笑)。――「シリーズ史上 最高濃度配合」という新製品の特徴にちなんで、「阿部寛史上 最高○○」といったエピソードがありましたらお聞かせください。阿部寛史上最高ですか? うーん、まぁ今が最高だと思いたいですけど、やっぱりそう思いながら、これからもいろんなことに挑戦していきたいなとは思っています。――「ロキソニンEX外用薬シリーズ」は「テープ」「テープ L」「ゲル」「ローション」の4タイプありますが、おすすめしたいのはどれですか?僕は大判サイズの「テープL」ですかね。それを筋肉痛の時とか、腰にもよく貼ってます。だいたい寝る前に貼ることが多いんですけど、まあすごいなと思って。一体何が入っているんだろうなと思いながら、いつも使っています。――痛みに悩む方々に向けて、ひと言メッセージをお願いします。今、生活様式が変わって体の痛み、悩みも増えてきていると思います。この「ロキソニンEX外用薬シリーズ」を使って、その痛みを少しでも和らげてください。
2022年04月27日ゴールドカラーに『最強』『主役』の文字。『日清の最強どん兵衛 きつねうどん』は、そのパッケージデザインからも気になっている人は多いのではないでしょうか。ここまで主張されるのであれば、これはもう食べてみるしかありません。通常のどん兵衛と最強どん兵衛はどんな違いがあるのか、実食です。どん兵衛の具材を徹底比較まずは湯を入れる前の状態から見ていきましょう。上がノーマルどん兵衛で、下が最強どん兵衛です。乾燥したおあげを比べてみたところ、最強どん兵衛のおあげのほうが、1.5倍ほどの厚みがありました。続いて麺です。右がノーマルどん兵衛で左が最強どん兵衛ですが、こちらもやや最強どん兵衛のほうが太く見えますね。粉末スープと七味にも違いがありました。最強どん兵衛は調味料にもこだわりがあります。そして完成したどん兵衛がこちらです。右がノーマルどん兵衛で左が最強どん兵衛です。見た目だけでは、七味の違いくらいしかわかりません。ではおあげから比較してみましょう。こちらはノーマルどん兵衛のおあげです。ノーマルでも箸でつまむとじゅわっとスープがあふれてきて、しっかりボリュームもあります。こちらは最強どん兵衛のおあげです。さすが厚みがすごい!箸で持ち上げるとずっしりと重みを感じました。茹で上がった麺の太さも比較してみます。右がノーマルどん兵衛で左が最強どん兵衛ですが、明らかに左の最強どん兵衛のほうが太くてもちっとしてそうに見えますね。食べてみると、最強どん兵衛の麺はもちもち&ふわっとしてボリュームがあります。おあげも厚みがあるぶんスープを多く含んでおり、ジューシーさが倍増していました。ゆず七味のさわやかな香りも絶妙です。スープはノーマルどん兵衛のほうがやや甘みがあり、最強どん兵衛は出汁感が強まっていました。ノーマルと最強を細かく比較していきましたが、最強どん兵衛は具材のボリュームが増しているという点でも、リッチな気分で食べられるどん兵衛に仕上がっていたと思います。普段とはひと味違う最強どん兵衛を、ぜひ味わってみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年04月25日重松清のベストセラー小説を映画化した『とんび』より、阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子の劇中での姿をとらえた場面写真が解禁となった。阿部寛と北村匠海が親子役を演じた本作は、これまで2度TVドラマ化され話題を呼んだ、重松清による名作小説の映画化。破天荒ながら愛すべき主人公、父・ヤスと息子・アキラの幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描き、8日の公開から多くの共感と感動を呼んでいる。この度解禁されたのは、男手一つで育てた息子・アキラが家庭を持ち親元を離れた後、“もうひとつの家族”である備後の町の人々と過ごすヤスの幸せな余生が写し出された劇中写真。小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼なじみ・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤスがとらえられている。どの写真も、幸せそうな笑顔を見せており、彼がもう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたことが伝わってくる劇中写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月20日映画『とんび』(4月8日公開)の公開御礼舞台挨拶が15日に都内で行われ、阿部寛、安田顕、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。会場に集まった観客からの質問を募集したところ、「最近気になってる人の顔が濃いんですけど、どうしたら振り向いてもらえると思いますか?」という質問が飛び出す。阿部は「顔の濃い人って結構同類を好むんですけど、だからメイクを濃い目にとか……同じ種族だと安心する」と"あるある"からのアドバイス。「外国の方の作品をやったんですが、今もみんな集まって傷口を舐め合うこともあって」と、映画『テルマエ・ロマエ』メンバーの絆も続いているという。安田が「若干濃いめで行こう。そうすると相手も安心するぞ、と」とその観客に語りかけると、質問した観客は「明日からメイクの時間を頑張って伸ばします」と答えていた。
2022年04月15日4月8日に公開がスタートした重松清原作映画『とんび』。この度、阿部寛、北村匠海、杏らを写した家族写真が到着した。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」。いま、この時代にこそ届けたいと、瀬々敬久監督による初映画化が実現。まだ公開して間もない本作だが、鑑賞者からは「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」と続々と感想が寄せられ、各レビューサイトでも高評価を得ている。そんな中、今回公開されたのは家族写真。一枚目は、幼少期のアキラが、母・美佐子(麻生久美子)に抱きしめられ、幸せそうに笑っている様子。美佐子は、アキラを海のように深く愛し、父・ヤス(阿部さん)もまた、真っ直ぐにアキラを愛した。そして、両親の愛を受けて立派に成長したアキラ(北村さん)は、由美(杏)と結婚。由美の連れ子・健介と、アキラと由美の間に授かった娘・美月の2人の子どもたちに、アキラは両親から受けた以上の愛情を注ぐ。由美と健介がピクニックしている場面や、ヤスが健介を肩車をしている場面、さらにはヤスとアキラと由美、健介と美月という、3世代の家族が勢揃いする写真も。親から子へ、子から親へ、そして次の世代へと繋がれていく家族の愛が詰まった家族写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月12日映画『とんび』(4月8日公開)の初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。「この春始めたいこと」を聞かれた阿部は「言語をやったりとかして3日坊主で終わったりチャレンジしてるんですけど、そういうのをもう1回やりたいなと思ってるんです。あとはDIYもやったりとかしてるんですけど、だいたいもう3日坊主で終わってくので……」と悩む。すると安田が「それはやっぱりご自分の公式ホームページを更新された方がいいと思います。4月ですしね」と提案。阿部のオフィシャルサイトのシンプルさが度々話題になっていることから、阿部は「でもあれ、人気だから」と拒否していた。またこの日は会場の客席で新生活を送る人に阿部がエールを送るというコーナーも。大学に合格して一人暮らしをするという男性が選ばれ、阿部は「最近よく受験生を励ますというのを、あるドラマをやってから再三要求されるんですけど」と言いつつ、すでに大学には受かっているということで「 一人で大変だと思う。寂しい時はたくさん食べて……」と話しかけ始める。しかし「どうしよう、『食べて』とか言っちゃった」と着地点を見失ったようで、阿部は「とにかく半年乗り切ればなんとかなるから、頑張ってくれよ!」と手を振ってエールを送った。
2022年04月08日アプリ版「ぴあ」の表紙をデザインしている及川先生のイラストレーション制作過程を「making of」として公開いたします。今月は4月8日より映画『とんび』が公開される阿部寛さんです。最新出演作品『とんび』公開中監督:瀬々敬久原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)出演:阿部寬 / 北村匠海 / 杏 / 安田顕 / 大島優子 / 濱田岳 / 宇梶剛士 / 尾美としのり / 吉岡睦雄 / 宇野祥平 / 木竜麻生 / 井之脇海 / 田辺桃子 / 田中哲司 / 豊原功補 / 嶋田久作 / 村上淳 / 磨 赤兒 / 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子公式HP:『とんび』製作委員会イラスト
2022年04月08日俳優の清野菜名さんの大胆なイメチェンに、ファンから驚きの声が上がっています。清野菜名の金髪に「かっこいい!」これまで黒髪のボブスタイルが印象的だった清野さん。しかし、2022年3月27日、4月1日にInstagramに投稿した写真では、金髪のショートヘアという新しいヘアスタイルを披露しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 清野菜名(@seinonana)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 清野菜名(@seinonana)がシェアした投稿 清野さんといえば、同年3月9日に、夫で俳優の生田斗真さんとの間に第1子が生まれたことを報告したばかり。産後初となるInstagramの投稿ということもあり、注目度も高かったようで、絶賛の声が寄せられました。・金髪スマイルに、やられた…!かっこいいし、かわいい。・金髪、似合ってます!・ずっと投稿を待ってました~!ご出産、おめでとうございます!清野さんの金髪ショートヘアが、役作りによるものなのか、それとも気分転換なのかは明らかにされていません。しかし、清純派のイメージが強かった清野さんの印象を大きく変えたヘアスタイルに、多くのファンが驚かされたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月07日阿部寛と北村匠海が共演、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子らが集結した映画『とんび』。公開前に行われた試写会では「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」といった声が相次ぎ、さらに監督を務めた瀬々敬久も「この映画は間違いなく面白い」と自信をみせている。その3つの理由に迫った。阿部寛と瀬々監督の信頼関係まず挙げられるのが、主人公・ヤス役の阿部寛と瀬々監督の信頼関係だ。この2人といえば、先日開催された第45回日本アカデミー賞で11部門を受賞した『護られなかった者たちへ』でのタッグの記憶も新しい。本作で主演を務めた阿部さんは、重松清・原作の「とんび」(角川文庫刊)の3度目の映像化という点に不安もあったそうだが、「瀬々さんだったら是非やらせて頂きたいと思いました。(これまでの作品と)違う切り口から描いてくださると思い、また久々にご一緒したいと思い、ラブコールさせて頂きました」と瀬々監督へオファーしたという。監督も「一も二もなく引き受けました」と、当時の思いをふり返る。2000年頃から一緒に作品を創り出しているという阿部さんと瀬々監督。2人の厚い信頼関係が、本作に深みをもたらしたようだ。岡山県・瀬戸内のロケーションまた、本作において最も重要な要素でもあるのが、瀬戸内のロケーションと、人の温かさである。備後を舞台にした本作のロケは、岡山県で行われた。本当の生活感がある街並みでの撮影にこだわったという監督の考え通り、岡山での撮影は、その町に住む人々の温かさまでもがプラスに働いた。本作で北村さん演じるアキラの婚約者・由美を演じた杏さんは「商店街がノスタルジックな街並みで、町の皆様もとても協力的でした。たえ子さん(薬師丸ひろ子)のお店のお向かいがちょうど魚屋さんで、『お弁当にちょっとこれ足してください』とお魚を分けてくださり、皆で食べました。ご厚意が染みて更においしかったです」と撮影時の街の人々との交流を明かした。そして、その土地の愛情がキャスト同士の絆にも結び付いたようで、ヤスの姉のような存在で小料理屋の女将・たえ子を演じた薬師丸さんは、「出演している皆さんが本当に良い方で暖かくて、(撮影後に会ったときは)また一緒に住んでいた街の人に会うような気分になりました。本当に良いチームワークで、楽しい撮影でした」とキャストの関係性について言及。そんな町ぐるみの温かさがキャストにも伝わり、本作に素晴らしい影響を与えたようだ。作品のテーマは「家族愛」そして3つ目が、「家族愛」というテーマである。原作小説が出版されたのは14年前、描かれているのは昭和の終わりから現代までであるが、監督は「この作品は現代の多様な家族な在り方を描いている。だからこそこの物語は古びない」と、また阿部さんは「人々の間に距離が生じている、そんな時代だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思っています」と語る。本作に出てくるのは、父子家庭の家族やシングルマザー、そして町全体が家族のような存在である“備後の人々”。それぞれが描き出す“家族の形”と、それぞれの“家族愛”。この映画を通じて、いつの時代も変わらない普遍的なテーマが、家族を想い生きる全ての人々に贈られる。さらに本作を鑑賞した原作者・重松氏は、「『荒ぶる愛って、こういうことなんだな』ーー映画館のスクリーンを蹴破ってしまいそうなヤスさんの存在感に、試写のときに圧倒されました。そして、そんなヤスさんがずっと片思いをしているアキラの凛々しさ!なにかと心ふさぐ日々だからこそ、誰よりもまず僕自身が、ヤスとアキラの物語に再びひたりたいのです」とコメントを寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月07日内田英治監督がYouTubeで目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得た、オリジナル脚本で描かれる爽快なヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。阿部寛主演で贈る本作は、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の音楽隊への異動辞令という青天の霹靂から始まる物語。映像初解禁となる特報映像では、30年間現場一筋の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)のコンプライアンスを無視した過激な捜査、同僚刑事の胸ぐらに掴みかかる気性の荒さがたたり、突然、異動が言い渡されるところからスタート。しかしそこにいたのは、覇気のない音楽隊員たち。そして、成瀬に命じられたのは、打楽器。いままでと違う環境で、完全に場違いな成瀬のどうにも腑に落ちていない表情が、どこか可笑しくも、これから迎えるであろう人生の大転換に、大きく物語が動き出す予感を感じさせる。映像では、音楽隊の同僚となるトランペット奏者・来島春子(清野菜名)、捜査一課の部下である若手刑事・坂本祥太(磯村勇斗)、サックス奏者・北村裕司(高杉真宙)らの姿も映し出されている。さらに、成瀬が私服刑事姿のコワモテな風貌でドラムスティックを握るティザービジュアルも合わせて公開された。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年03月30日映画『とんび』(4月8日公開)の公開直前イベントが17日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。親子役の2人がそれぞれの印象を聞かれると、阿部は「ちょっと似てるかなっていう親近感」があったと明かし、「やっぱりとんびが鷹を産んだと言いますが、非常にしっかりしていて、こういうイベントなどの発言とかでもすごくいいことを言ってくれる」と絶賛する。北村は「僕は子供の時から少しずつ顔が濃くなっていたんですが、将来的に阿部寛さんのようになっていくんじゃないかという期待をしょっていた時期もありました。なので、こうやって親子役ができるのが光栄でした。ちょっと父に似てたりするので」と実際に親近感を抱いていた様子。北村は「父、母濃いです。弟も濃いです」と自身の家族も紹介していた。撮影の時のことを聞かれると、阿部は「映画の中で怒られるシーンがあるんですけども、普段の北村くんとのテンションの違いに、最初のテストでびっくりしちゃって。こんなに声出る人なんだって、1日立ち直れなかった。リアルになんかその日その日一日にすごいショックを受けた」と振り返る。子役がバトンをつないでアキラ役を演じ、北村は思春期パートからの参加だったために「現場も僕がいない一カ月ちょっとですごくあたたかく出来上がっていましたし、僕も飛び込んでいくしかない、ぶつけていくしかないと思って、結果落ち込ませてしまった」と反省していた。またこの日は親子イベントということで、客席の親子も壇上に登場し、それぞれの言い分をぶつけ合うコーナーも。13歳の娘に実は彼氏がいたことが発覚した父親には、阿部は「お父さんは今日ちょっと大丈夫なのか」、北村も「チラチラ気になって(客席を)見てしまった」と苦笑していた。
2022年03月24日重松清の名作を実写化した未来へつながる家族の絆の物語『とんび』。この度、主人公・ヤスの息子アキラを演じた北村匠海が、ナレーションを担当した“大切な家族”のキャラクター紹介映像が到着。併せて、アキラの場面写真も公開された。今回公開されたキャラクター紹介映像は、家族編・アキラ編・ヤス編の3種類。それぞれのキャラクターの魅力が、アキラ目線で伝わるとても温かな映像に仕上がっている。みんなの愛で大人に…/アキラの家族編ありがとうを伝えられるのか?/ヤス編ナイーブだけど芯の通った男/アキラ編また今回の場面写真は、ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、また町のみんなからも家族のように大きな愛情を受けたアキラの成長の記録ともいえるカット。無事に高校生となったアキラは、ヤスとぶつかり合いながらも皆の優しさで立派に成長。そして昭和55年、アキラは見事、東京の大学に合格し、ヤスのもとを離れることに。アキラが旅立つ日の朝、ヤスは「一人前になるまでは二度と帰ってくるな!」と強がる一方で、寂しさを隠しきれずにいた。場面写真では、そんな高校時代のアキラや、上京して東京に馴染んでいくアキラの様子が垣間見える。さらに時は過ぎ、父親となったアキラが、息子を温かい眼差しで見つめる姿も公開。今回、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村さんは、「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と話し、「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と思いを語っている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月17日阿部寛、横浜流星の共演で贈る「DCU」の第8話が3月13日放送。浴室に沈められ溺死させられそうになる新名…その際の“表情”に「水中で顔芸見せるのやめて(笑)」などの反応が続出したほか、新名の身を案じる真子にも様々な声が寄せられている。海上保安庁に新設された架空の組織“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」を舞台にした本作。DCUの隊長を務める新名正義を阿部さんが演じるほか、15年前の海難事故の記憶に苦しめられてきた瀬能陽生に横浜流星。以前は新名の監視役だった副隊長の西野斗真に高橋光臣。新名の妻となったDCU科学捜査ラボ班長・黒江真子に市川実日子。DCU隊員の森田七雄に岡崎体育。サイバー捜査に強い神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身の大友裕也に有輝(土佐兄弟)。15年前亡くなったと思われていた新名の同僚・成合淳に吉川晃司といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。成合がナガシマスパーランドに潜伏してることが判り、新名は真子との新婚旅行を装って施設に隣接するホテルへ。ホテルの支配人・戸塚明男(田辺誠一)はかつて瀬能の父・陽一(西尾浩行)の助手をしており、新名が戸塚に瀬能の研究データを横流ししたのでは?と尋ねると、動揺した様子を見せる。その後温泉に向かった新名は先に現地入りしていた西野と合流。西野が浴場に入った直後、激しい音が聞こえる。新名も浴場に向かうと室内は異様な匂いに包まれ、西野が浴槽のなかで倒れていた…というのが今回のストーリー。浴場で新名を殺害する計画が失敗した戸塚は、ハマグリに睡眠薬を仕込んで新名を眠らせ溺死させようとする。浴室のお湯に顔をつけられた新名は目をむいて口を半開きにし呼吸も止まる。それを見た戸塚は全身から力が抜けたように座り込み、そのまま眠りにつくのだが、その直後、新名は鼻から泡をぶくぶくと出しながらニヤリとした表情を見せ浮かび上がる…。「笑い事じゃないんだけど阿部寛のドアップめっちゃ笑っちゃった」「いや無理www水中で微笑んでからの鼻からブクブクは無理」「ねぇ、水中で顔芸見せるのやめて(笑)」など、このシーンに多くの視聴者が反応。その後戸塚の口から衝撃的な事実が明かされる。瀬能博士はテロ組織と繋がっていたのではなく、テロ組織に技術を横流ししている上層部と戦おうとしていたという。さらに今回新名を殺すよう命じたのは成合ではなく、前回登場した笠原英伍(岡田浩暉)だった…。一方、真子は西野が倒れたことで、この新婚旅行が極秘捜査だったと知る。翌日真子は「私は大切な人を失うのはもうたくさんなの」と告げ温泉水を分析するため帰京。この段階で真子は成合が生きていることを知らないため、視聴者からは「成合が生きてるって知ったら真子さんどうするんだろう」「真子さんが成合さんが生きてると知ったらどう思うかだよな…」といった声も上がる。その後、真子は新名の部屋で「成合淳は生きている」と書かれた付箋を見て、唖然とした表情を見せる。視聴者からは「ほっ、真子さん黒幕説は無さそうだな…」「真子さん何も知らなかったみたいで良かった」など、真子が“黒幕”でなかったことに安堵の声が上がる一方で「真子さんが幸せになれる未来はあるんですか…」と、彼女の心情に寄り添ったコメントも投稿されている。(笠緒)
2022年03月13日2022年3月9日、俳優の清野菜名さんが、第一子を出産していたことが分かりました。清野さんの夫は、俳優の生田斗真さんです。2人は、生田さんが所属しているジャニーズ事務所を通じ、第一子誕生についてこのようなコメントを発表しています。謹啓早春の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。皆様にご報告が御座います。この度、私達の元に第一子が誕生致しました。多くの方々に支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。そして、一日も早く世界に平和が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。謹白生田斗真清野菜名サンケイスポーツーより引用また、サンケイスポーツによると、産後、母子ともに健康であるとのこと。子供の性別については明かされていません。清野さんと生田さんの第一子出産に、ネット上では祝福の声が上がっています。・おめでたい!元気なお子様が生まれたようで、とても嬉しいです!・生田さんがお子さんにデレデレしている姿が目に浮かぶよう…。・おめでとうございます。明るいニュースをありがとう!お子さんは今後、2人からたくさんの愛を注がれて、すくすくと育つことでしょう。清野さん、生田さん、ご出産おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年03月10日『カップヌードル』『日清のどん兵衛』などのインスタント麺を製造、販売している日清食品ホールディングス株式会社(以下、日清)。2022年3月9日、同社はロシアから侵攻を受けているウクライナの避難民に対し、インスタントラーメンの寄付を行うと発表しました。日清、ウクライナの避難民にラーメン10万食を無償提供同年2月24日から続いている、ロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナの各地で戦闘が行われ、家屋が破壊されるほか、多数の死傷者が出ています。日清食品グループでは、欧州の中央に位置するハンガリー日清がいち早くインスタントラーメンの10万食を無償提供。また、日清の社長は、国際連合世界食糧計画WFP協会に1億1500万円の寄付を行うといいます。食品や寄付金は、国連や赤十字などの信頼できる団体を通して、避難民を支援するために活用されるとのことです。同社は今回の支援にあたり、会社が掲げる信念をこのように明かしています。日清食品グループは、創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) から受け継ぐ「食為聖職 (しょくいせいしょく)」(食の仕事は聖職である) の精神に基づき、人々の生命の根源を支える「食」を通じて、人々の健康と世界の平和に貢献することを使命としています。ウクライナや近隣諸国で困難に直面している多くの方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平穏な日々が戻ることを祈念しています。今後も動向を注視しながら、厳しい状況の中で苦しんでいる方々への支援に努めていきます。日清食品グループーより引用日清の発表に対し、ネットからは「インスタント食品は日持ちもいいし、素晴らしいチョイスだ」「こういう取り組みができるのは本当にかっこいい」といった称賛の声が上がっています。食べ物がなければ、生きていくことはできません。空腹によって、さらにつらい状況に立たされている人も多く発生しているでしょう。日清の支援が困っている人たちに届き、この戦いが一刻も早く終わることを多くの日本人が祈っています。[文・構成/grape編集部]
2022年03月09日幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」を阿部寛主演で映画化した『とんび』より、長尺予告映像と場面写真が解禁された。この度解禁された長尺予告映像は、“町の名物男”であったヤス(阿部寛)が、愛する美佐子(麻生久美子)と結婚し、子宝を授かるところから始まる。息子・アキラ(北村匠海)が生まれ、町の人々から「とんびが鷹を生んだ」と囃されるヤス。未来への希望に包まれる中、妻は息子・アキラを庇い、突然の事故で命を落としてしまう。亡き妻への悲しみに暮れる暇もなく、男手ひとつで息子・アキラを育てていくヤス。不器用だが懸命に、悲しみを背負いながら一歩一歩生きていく親子を、町の人々も“家族”のように愛し、見守っていた。「ヤス、お前は海になれ」と、悲しみに暮れるヤスに愛のある言葉をかけるのは、ヤスの幼なじみ・照雲の父・海雲(麿赤兒)。「アキラは皆の子じゃけえ」と、感情を露わにヤスに詰め寄る、照雲(安田顕)。そして、母のような愛でふたりを包み込む小料理屋の女将・たえ子(薬師丸ひろ子)に、照雲の妻・幸恵(大島優子)。時に優しく、時に厳しく、大きな愛で見守る町の人々との絆も、アキラを大人へと育てていった。そんな中、母の死の真相を知りたがる息子・アキラに、ヤスは「お母さんは、お父さんを助けて死んだんじゃ」とたった一度の“大きな嘘”をついてしまう。ヤスがついた嘘が明らかになるとき、“大きな愛”に気づき、涙する。また、ゆずによる主題歌「風信子」も、本予告映像では使用されていなかったフレーズが新たに解禁。最新予告のラストで、親子の永遠に続く“変わらぬ愛”を、より感動的に彩っている。主演の阿部さんは撮影をふり返り、「町の人々皆が支え合いながら生きていく姿が、この映画の魅力だと感じました。ヤスにとっての“家族”は、アキラだけではなく登場人物全員です」とコメント。また瀬々敬久監督は、「ヤスを中心にしながらも、すべての登場人物が抱えている物語がどれも濃厚で、人の心を惹きつけます。誰を主人公にしても、一編の映画が出来るのではないでしょうか」と、アキラとヤスを取り囲む町の人々の魅力について語った。また、併せて阿部さんと北村さん演じる親子が住む街・備後の人々が写し出された場面写真が5点解禁された。ヤスとアキラを温かい愛で包み込む町全体の愛を感じられる写真になっている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月08日重松清の永遠のベストセラー小説を初映画化した、阿部寛×北村匠海共演の『とんび』。この度、北村さんが本作の魅力をナビゲートする特番映像と、親子が生きた足跡を想像させられる場面写真が公開された。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く「とんび」は、いまこの時代にこそ届けたい物語。到着した映像は、阿部寛演じる主人公ヤスの息子・アキラ役の北村さんのインタビューと共に本編映像が流れる。本作について北村さんは「親と子というものは絶対に切り離せなくて、無償の愛というものは存在すると改めて感じた作品」と語り、「人は誰しもが自分を産んでくれた親という存在がいて、自分もまた親になって…そうやってバトンが渡されていく尊さを感じました。作品のメッセージと登場人物の生き方がリンクしている作品に、僕は初めて出会いました」とふり返っている。不器用な父に男手一つで育てられた“愛すべき息子”アキラ。「とてもピュアで真っ直ぐ」と役柄を説明した北村さんは、「難しいことを考えずに演じました。とにかく(父親役の)阿部さんの懐に、アキラと同じように飛び込んでぶつかっていく。そういう所を意識していました」と役作りを明かす。今回、初共演となる阿部さんについては、「実際にお会いするととてもチャーミングな方でした。芝居の中での言葉ひとつひとつが重く、父親としての阿部さんの思いを、肌で感じることができました」とコメント。2人は役を超えた親子の強い絆で結ばれ、撮影に望んだという。そして最後には、「中々人に会えず、色々なことに縛られている今の時代ですが、この作品の持つ暖かい愛情が、縮こまった心を解してくれると思います」とメッセージも寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月03日阿部寛主演「DCU」6話が2月27日オンエア。防犯カメラ映像のチェックで新名に褒められた際の瀬能の表情に「瀬能かわいい…」などの反応多数。一方ラストで瀬能と接触した成合に対しても驚きの声や考察の投稿が集まっている。本作は海上保安庁に新設された架空の組織“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」のメンバーが、様々な事件を解決していく姿を描く作品。かつての同僚、成合の姿を目撃してしまったDCU隊長・新名正義を阿部さんが演じ、15年前の海難事故で救出され、時を経て「DCU」のメンバーとなった瀬能陽生に横浜流星。新名との関係性に変化が生まれた副隊長の西野斗真に高橋光臣。新名の妻となったが、かつては成合と恋仲でもあった黒江真子に市川実日子。DCU隊員の森田七雄に岡崎体育。サイバー捜査も得意なDCU隊員・神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身の大友裕也に有輝(土佐兄弟)といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。溺死した女性の遺体が横浜の港で発見される。遺体の肺の中に残されていたのは北極海に生息するプランクトンだったが、死後約1日しか経っていないことからも、自殺に見せかけた殺人事件としてDCUが捜査に乗り出すことに。さらに調べると肺のなかには南シナ海のプランクトンも発見され、新名は北極海と南シナ海のプランクトンが両方生息する水がある場所として水族館に目をつける。さらに殺害現場と思われる水槽がある水族館の魚サプライヤー・木見一郎(加藤雅也)の婚約者が被害女性と判明。新名は木見と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)に怪しさを感じるが、彼らが殺害に関わっているという証拠はなく…というのが今回の物語。新名から水族館の防犯カメラの映像を確認するよう指示を受ける瀬能。膨大な量の映像を確認させられることになり、不満げな表情をしつつも映像チェックに入る…すると不審な映像を発見。瀬能は早速「これです」と新名に映像を見せ、「よくやった瀬能」と褒められると嬉しそうな表情を浮かべる…。この瀬能の表情に「隊長に憎まれ口たたくのに「よくやった」って言われたら言われたで嬉しくなっちゃう瀬能かわいい…」「隊長に褒められニヤケる陽生好きなんだよね本当は」などの声が上がる。そんな瀬能だが終盤では自宅の郵便受けに「23時 横浜三堂造船所 新名の本性を知りたければ来い」という手紙が。雨のなか造船所に行くとそこに現れたのはなんと成合(吉川晃司)。驚く瀬能に成合は「新名の鍵が何の鍵なのか見つければ、君の記憶も戻る」と告げ、その場を立ち去る…。「まさか、瀬能くんの前に真っ先に現れるとは」と驚く声とともに「新名vs成合どっちがスパイなの!」「成合を信用していいのかな?現時点では、何とも言えないな」「結局、隊長と成合、どっちが悪者なのか?もしくは別に悪者がいるのか?」など、成合の素性を巡る考察も始まっている。(笠緒)
2022年02月27日映画『とんび』(4月8日公開)の完成披露舞台挨拶が17日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子、瀬々敬久監督が登場した。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。家族の物語ということで、キャスト陣が自身の家族の絆を表す写真を持ってきたという。阿部は「さんざん探したんですけど、これが精一杯大勢写ってて。親父が多分撮ってるんですけど、兄弟3人で僕は真ん中にいます。他は兄と姉と母親です」と説明する。「うちの親父はエンジニアで寡黙で、子どもの教育は母親に常に任せているという人だったんですけど、今も95歳で生きていてくれるんです。だから今の方が親父に昔のこと聞いたりとか、積極的にするようにしてて、ありがたいと思ってます。本当だったら今日も来ているはずだったけれども、こういう時期なので」と思いを表した。北村はカニが乗ったウニをつかんだ少年時代の写真を出し、父親は「顔出しNG」ということで背中のみ。「父の趣味が釣りだったので、家族で釣りに行くことがすごくあったんです。僕は釣りに行っても磯にいて生き物を取ってる少年でした。僕の名前は"匠海"と"海"がついてるんですけど、それは父が釣り好きだったから。一説によると、匠海の他に鯉太郎という名前で迷ってたらしくて、仲のいい人には鯉太郎と言われたりしています」と意外な命名秘話も飛び出した。さらに北村は「今となっては本当に良き飲み仲間という感じで。父母とお酒を飲みすぎて、飲ませすぎかなと思って、最近自粛してます」と苦笑。「ファッションやら映画やら音楽やらも全部、僕は父の影響を受けてます」と明かした。ほか、安田は母親がハマっているという「押し花」の写真を披露し、「北海道の新聞が掲載してくださったみたいで、身内が何かに載るとか出るって嬉しいものですね。『うちの母ちゃん、新聞載った』と思って」と微笑ましいエピソードを語る。大島は父親とのスキューバダイビングの写真を出し、「私が趣味で始めてて、一緒に撮りに行きたいと言って撮りに行った写真です。生きてる内にやれるだけのことはやろうと思ってるのか」とアクティブな様子を紹介していた。
2022年02月17日