10月1日(金)公開の映画『護られなかった者たちへ』より場面写真が到着した。本作は、「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化したヒューマンミステリー。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派キャストが集結し、震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件の切なくも衝撃の真実を描いていく。今回公開されたのは、事件から10年前の利根と笘篠を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)とひとりの小学生に出会う。身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始めた3人。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーンだ。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤の演技は、見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部の演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさがひしひしと伝わってくる。この作品に挑んだ佐藤・阿部の本気度が伝わる、渾身の“男泣き”姿だ。映画『護られなかった者たちへ』10月1日(金)より公開
2021年09月11日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが出演するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』。佐藤さん演じる容疑者と、阿部さん演じる刑事、2人の涙をとらえた場面写真が到着した。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件の刑期を終え、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。今回解禁されたのは、事件から10年前の利根(佐藤さん)と笘篠(阿部さん)を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)と1人の小学生に出会う。3人は身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始める。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーン。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤さんの演技は見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部さんの演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさが伝わってくるもの。2人の涙に隠された想いが明かされたとき、多くの人の涙を誘うことになるだろう。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月11日横浜流星が、阿部寛が主演する日曜劇場「DCU」に出演。スキューバダイビングのライセンスを取得し、阿部さん演じる隊長とバディを組む。「DCU」とは、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。そんな水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」で、阿部さんが演じる隊長・新名正義(にいな・まさよし)とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生(せのう・はるき)を横浜流星が演じることに。TBSでは「着飾る恋には理由があって」(2021年4月期)、「4分間のマリーゴールド」(2019年10月期)、そして「初めて恋をした日に読む話」(2019年1月期)などコンスタントに出演し、それぞれ重要な役どころを演じてきた。日曜劇場への出演は今回が初めてとなる。横浜さんが演じる瀬能は、ダイバーとしての能力がDCUの中でも群を抜く存在。それが強い自信となってチームを引っ張る原動力になることもあれば、1人で突っ走ってしまい、逆にチームに迷惑をかけることも。幼いころ、家族旅行中に海難事故に巻き込まれ、両親を亡くし自身は新名に助けられたという過去を持つ。横浜さんは、本作の撮影に先立ってスキューバダイビングのライセンスを取得。中学時代には極真空手の世界王者に輝いたこともある運動神経の持ち主である横浜さん。持ち前の身体能力を活かした水中の演技がどのようなものになるか期待大。阿部さんとも初共演となり、「阿部さんとバディを組む設定ということで凄く光栄に思っています。阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きな方という印象があって、だからこそ今回お芝居できるのが本当にうれしいです。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたい」と意気込む。さらに「このドラマのためにダイビングのライセンスを取りました。まだ台本をいただいていないのでどういう物語なのかすごくワクワクしています」と準備万端。「海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたい」と語る。「TBSがハリウッドでも活躍されている制作プロダクションとの共同制作で『新しい日曜劇場』を作るということで、僕自身も日曜劇場の出演は初めてですが、大きなプロジェクトに参加できることで俳優としてひとつステップアップできると思っています」と期待を込めている。海外展開も視野にTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマとなる本作。ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作「HOMELAND/ホームランド」で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社。代表作「HOMELAND/ホームランド」は「24-TWENTY FOUR-」シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞、ゴールデン・グローブ賞を総なめに。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱える大ヒットサスペンスドラマである。また、ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーであり、カナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年08月30日阿部真央が9月11日(土)、YouTube公式チャンネルにて生配信ライブ「AbeMao YouTube Live」を行うことが決定した。阿部真央は2020年3月から5月まで予定されていた全国ホールツアー「阿部真央らいぶNo.9」の開催を、コロナウイルス拡大防止のために見送っている。それに伴い、2020年8月に大阪城ホールで開催されたイベント「Osaka Music DAYS!!! THE LIVE in 大阪城ホール」に出演して以来、有観客でのライブは行っていない。無観客のオンラインライブに関しても2020年8月末に開催されたSWEET LOVE SHOWERのオンラインイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHARE supported by au 5G LIVE」に出演して以来、自身の楽曲を披露するライブも未開催だ(※10月11日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催された無観客生配信ライブ「ONE OK ROCK 2020 "Field of Wonder" at Stadium Live Streaming supported by au 5G LIVE」には“[re:]project”メンバーの一員として出演している)。今回発表された生配信はピアニスト・ミトカツユキ氏を迎え、ふたり編成での約60分間のライブを予定。自身のYouTubeチャンネルでライブを生配信するのは、2018年3月11日にYouTube Space Tokyoにて開催された8thアルバム「YOU」リリース記念イベント以来、実に3年半ぶりだ。1月にカバーアルバムをリリースした際にも、彼女は多くのメディアで歌を歌う喜びを語っていた。自身がパーソナリティを務めるラジオレギュラー番組FM FUJI「ゴチャゴチャらじお」でも、ことあるごとに歌ってしまう阿部真央にとっては、思い切り歌えないストレスの溜まる日々が続いている。そんな彼女にとって、ようやくの約1年ぶりとなるライブパフォーマンスとなる。■配信情報「AbeMao YouTube Live」9月11日(土)20:00スタート(21:00終了予定)配信URL: 特設サイト:
2021年08月17日2021年8月17日、TBSで放送される10月期の秋ドラマが発表されました。毎週火曜22時に放送されている、火曜ドラマ枠では漫画が原作の『婚姻届に判を捺しただけですが』を放送。恋人はいないけれど、一緒に飲んでくれる友達はおり、独身を謳歌している27歳の大加戸明葉(おおかど・あきは)役に、俳優の清野菜名さんが抜擢されました!清野菜名さんがTBSの火曜ドラマでヒロインを務めるのは初めてなのだとか。また、とある理由から『既婚者』の肩書きを手に入れるため、30分前に出会ったばかりの明葉に偽装結婚を申し込む、広告代理店に勤める30歳のサラリーマン・百瀬柊(ももせ・しゅう)役に俳優の坂口健太郎さんが決まりました。『森田デザイン』で働く中堅デザイナーの大加戸明葉。いつか独立して広告で賞を取ることを目標に、やりがいを感じる日々を過ごしています。明葉がこれまで付き合ってきた恋人はダメ男ばかり…。結婚を意識した相手は過去に1人もおらず、現在恋人はいません。ある日、明葉は飲み会で出会ったばかりの百瀬から突然プロポーズされます。百瀬は、偽装結婚の相手として明葉に狙いを定めていたのでした。百瀬が偽装結婚をする本当の理由はなんなのか、一つ屋根の下で暮らすうちに、2人に変化が生まれるのか…今から放送開始が楽しみですね。清野菜名さん、坂口健太郎さん、原作者の有生青春さん、そしてスタッフからのコメントが届いています。【清野菜名さんコメント】原作を読んで、それぞれの条件を持ちながら偽りの結婚生活を続ける中での、ちょっとしたすれ違いにキュンとさせられました。2人の気持ちがどう変化するのかとても楽しみです。私が演じる大加戸明葉は、何事にも一生懸命で前向きな気持ちの良い女性です。私自身、見習いたいなって思うくらい明葉に憧れる部分があります。6年振りの共演とは思えないくらいフレンドリーな雰囲気を作ってくださる坂口さんと、火曜の夜10時という時間帯を楽しいものにできるよう頑張りますので、ぜひご覧ください!【坂口健太郎さんコメント】僕が演じる百瀬柊は、未熟で子どもっぽいところがある男性です。最初は何を考えているんだろうと感じる方も多いと思いますが、彼の不器用さだったり可愛らしさだったりが徐々に出てくると思うので楽しみに待っていてください。また、“偽装”と名の付いた結婚ではありますが、ひとつ屋根の下で暮らす2人の姿がとても可愛らしく見える作品です。僕が感じたそんな空気感をお芝居で表現できたらうれしいです。心地良くて風通しの良い雰囲気を持つ菜名ちゃんと一緒に、「明日も頑張ろう!」という気持ちになってもらえる作品にできたらいいなと思います。【原作者・有生青春さんコメント】ドラマ化!! うれしいです。大人になってもこんなにわくわくできること、また素晴らしいご縁に恵まれたことに感謝しかありません。1人でも多くの方にドラマを通して笑顔になってもらえますことを原作者として願いつつ、一視聴者として毎週火曜日を全力で楽しみにしております!【プロデューサー・松本明子さん、編成・宮﨑真佐子さんコメント】今秋お届けする火曜ドラマは、ちょっと奇妙な偽装夫婦の物語です。おひとり様最高! な大加戸明葉と変人カタブツイケメンの百瀬柊。価値観も性格も正反対の2人が共同生活をしていくうちに、お互いの想いや考えが変化していきます。このドラマを通して「夫婦とは何か? 幸せとは何か?」を考えていただけたらうれしいです。そんなちょっと奇妙な偽装夫婦を清野菜名さんと坂口健太郎さんに演じていただけることになり、今からとてもワクワクしております!清野さん演じる明葉はイマドキの等身大の女性で、清野さんならではの魅力的でキュートなキャラクターは視聴者の皆様に共感していただけると思います。そして坂口さんが演じる百瀬はイケメンだけどちょっと性格が残念な男性。おそらく今まで見たことのない坂口健太郎さんのこじらせに、なぜかキュンとしてしまうこと間違いなしです!視聴者の皆様に、火曜の夜を笑って楽しんでいただき、そしてとびっきりの胸キュンをお届けできるようにキャスト・スタッフ一同頑張ります! 火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』ぜひご覧ください!!10月スタートの火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』は、毎週火曜夜22時から放送です![文・構成/grape編集部]
2021年08月17日阿部寛さんが出演する映画『夕霧花園』は、台湾出身の監督が撮り、香港映画界で活躍するリー・シンジエさんが主演するマレーシア映画。第二次世界大戦中からマレーシアで身分を隠しながら生きた、庭師で彫師でもある中村有朋を演じた。「これまで侍も演じてきましたが、今回はまた今までにない日本人的な美学を持った人物で、演じるのは挑戦でした。その高い美意識を理解するには、まずは庭を学ばなければと。偉大な庭師の極秘映像を入手して見たり、そのお孫さんで同じく庭師の方に話を伺ったり、お寺の庭を見に行ったりもしたんですが、あまりに深い世界で理解するのが難しかった。ようやく掴めたのは、現地の広大なロケセットに立った時。大自然の山奥で、見渡す限り人工物が何もないところに、石が手前に一つ二つと立ててある。すべての角度から計算し尽くされた庭を見て、いろんな立場の人物の視点から描かれたこの作品の意味を感じ取れたんです」ヒロインのユンリンは、日本占領下時代に妹を亡くし、彼女の夢だった庭を造るために、有朋に教えを乞う。歴史の描き方については、監督と話し合いを重ねた。「日本人がステレオタイプに描かれすぎていたので、入念に確認させてもらいました。脚本が上がった段階で、懸念することは何もありませんでしたね。あとは、変な誤解が生まれないように現場でも擦り合わせました。こうした作業は、外国の作品に出る時は、毎回必要になります」マレーシア女性のユンリンは、日本人に複雑な感情を抱いていたが、やがて有朋に惹かれていく。「二人は国もそれぞれが背負っている立場も違います。それでも互いを理解し合おうとする男女の愛を繊細に描いた作品で、そこにはあまり見たことのない自分が映っていました。それがいいのかどうかは、まだ自分ではわかりません。作品を客観的に見るには時間がかかるんです。この間久々にやった『ドラゴン桜』も16年経ってやっと視聴者目線で前作を見られましたから」『ドラゴン桜』の桜木のようなキャラの強い役も魅力的だが、有朋のように佇まいだけで語る役を演じ切れるのも、阿部さんの凄みだ。「海外の方も『ドラゴン桜』や『結婚できない男』を好んで見てくれてたみたいですが、オファーが来るのはなぜか不思議と寡黙な役なんです。海外作品にはこれからも機会があればどんどん挑戦したいですね」この作品の現場には、9つの国や地域から演者・スタッフが集まった。「監督を中心に、集中して楽しみながらいいものを作ろうというプロ意識は、日本の現場と何も変わらず、違和感もありませんでした。特にインド人チームとはよく釣りに行って遊びました。ちょっと似ていて安心できるんでしょうかね(笑)。『ボス、魚釣れたよ!』って」『夕霧花園』捕虜収容所で亡くした妹の夢を叶えようと日本庭園を造るマレーシア人ユンリン。その後裁判官となった彼女は、かつて愛した庭師の中村有朋が、スパイ容疑をかけられていることを知り、潔白を証明しようと動く。公開中。©2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVEDあべ・ひろし1964年6月22日生まれ、神奈川県出身。モデルとして活躍後、’87年、俳優デビュー。「TRICK」シリーズなど大ヒット作品に多数出演。映画『異動辞令は音楽隊!』が来年夏公開予定。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・土屋詩童ヘア&メイク・丸山 良インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月10日日本から阿部寛が出演、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が描かれる『夕霧花園』。公開初日に、ユーロスペースにてオンラインで舞台挨拶が行われた。まず、初日を迎えたことに阿部さんは「3年前にマレーシアで撮影しました。暑い中、9ヶ国のキャストとスタッフが集まって集中して作りました。いよいよ日本で公開されるということでうれしく思っています」と喜びをコメント。主演のリー・シンジエは、「(日本語で)はじめまして、こんにちは。(阿部に対して)こんにちは阿部さん、お元気ですか。観客の皆さん映画を観に来て頂いてありがとうございました」と挨拶。トム・リン監督は「この作品がどういうメッセージを伝えようとしているのかご覧なればわかると思います。とにかくポジティブでプラスのエネルギーを皆さんにお伝えしたいと思います」と語った。それぞれの印象について話が振られると、阿部さんは「トム・リン監督は人間を深く描いていて優しさに満ち溢れている作品を撮られて、本作も形は違って戦争の話ですけども。シンジエさんは、現場で緊張すると思ってご本人の作品は見ないでいました。現場では気を使っていただいてさし入れもたくさんもらいました。監督も集中力と特別なこだわりを持って撮影に挑んでいる姿が印象に残っています」と語る。「お二人と会ってほんとうにラッキーで、すごく期待していました」というのはシンジエ。「日本の俳優さんとお仕事をしたこともなかったですし、ほんとうに貴重な機会をいただきました。みんなで同じ方向を向いて、まるで事前の了解があったかのようでした」と語った。最後に阿部さんは、「この映画を観てどう感じましたでしょうか?」と観客に呼びかけつつ、「ほんとうに戦争は悲しいものだなと実感しました。戦争自体がむなしいものであってどちらかが加害、被害というのはないのが戦争なんだと思います。いま様々な形で社会が分断されている状況ですが、この映画を観て深く何かしら深く考えていただければと思います」と思いを込めていた。『夕霧花園』は渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年07月26日柔道・男子66kg級の阿部一二三選手。そのカラダの秘密に迫ります。※こちらは2017年10月30日に公開した記事の再配信です。今の自分に必要なのは、柔道で使えるカラダのみ。「世界選手権が終わってからは特に減量もしていないので、今のこのカラダはベストではないですね。正直、自分の中では30点くらい。もっと時間をいただけたら、バキバキに仕上げてきたんですけど…」照れくさそうに語ってくれたのは、柔道男子66kg級の阿部一二三選手。きれいに割れた腹筋、太く逞しい上腕、大きく盛り上がった肩と背中の筋肉は、素人目にはとても“30点”とは思えないほど屈強な様子。「柔道で特に必要になるのは、前腕の筋肉です。もちろん、担ぎ技の時は肩の筋肉が重要ですし、技をかける時もかけられる時も、体幹がしっかりしていないと持ちこたえることができない。そういう部分は、普段の柔道の動きの中でできるだけ意識して鍛えるようにしています」よく見ると、腕の太さには明らかな左右差があり、右腕のほうがひと回り近く太い。釣り手が右腕のため、相手を捉えた時に力が入るからだ。また、右手の指には激しいトレーニングを物語る、痛々しいマメも。「練習後は手の甲が真っ赤になりますね。柔道をやっていれば、誰でもこうなるので、僕は全然嫌じゃないですが。実は右腕も、今はあまりまっすぐ伸ばすことができないんです」阿部選手がもともと柔道家を目指そうと思ったのは、6歳の時にテレビで柔道の試合を見たのがきっかけ。憧れだった世界のトップ選手に自分自身がなった今、見つめるのはもちろん、3年後の東京オリンピック。「リオに行けなかった悔しさをぶつけるのは絶対に東京しかないと思っていて。まずは“世界選手権でチャンピオンになる”という目標がひとつ達成できたので、やっとスタートラインに立てた気がしています」ちなみに、本番までは残り約1000日。その期間は阿部選手にとって長い?それとも…。「そうですね、たぶん短いと思います。高2から今までの月日と同じくらいの時間と考えたら。これからが忙しいと思いますし、1000日で自分がどれだけ成長できるか、やれるだけのことはやっていきたいです」甘いマスクの裏に垣間見えたのは、アスリートならではの真面目さ。では、そんな阿部選手が理想とするのはどんな女性?「やっぱり自分のことを第一に思ってくれる人、ですね。食事から精神面、私生活でも支えてくれるような女性が理想です。特に料理は大事な要素!」あべ・ひふみ1997年8月9 日生まれ、兵庫県出身。日本体育大学に在学中。得意技は背負い投げ、袖釣り込み腰。※『anan』2017年11月1日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)インタビュー、文・瀬尾麻美スタイリスト・壽村太一(by anan編集部)※2017年10月30日配信
2021年07月25日TBSとハリウッドの大手制作プロダクション『ケシェット・インターナショナル社』および『ファセット4メディア社』がドラマを共同制作することが、2021年7月14日に発表されました。主演を務めるのは、テレビドラマ『下町ロケット』、『ドラゴン桜』などTBSの日曜劇場枠で数々の名ドラマに出演してきた阿部寛さん。ルールを無視してでも、必ず真実を突き詰めるまで諦めない主人公を演じます。TBSとハリウッド共同制作新ドラマあらすじTBSとハリウッド共同制作の同ドラマは、2022年1月期、『日曜劇場枠』で放送予定。水中の捜査に特化した架空の組織『DCU(Deep Crime Unit)』を舞台にしたミステリー作品です。阿部寛さん演じる主人公の新名正義(にいな・まさよし)は、水中捜査を行うスペシャリスト集団『DCU』の隊長。個性豊かなメンバーたちと一緒に水中に潜り、さまざまな難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていきます。『DCU』概要ドラマの舞台となるのは、海上保安庁に新設された『DCU』という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。DCUはDeep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な『危険極まりない日本全国の河川や湖』など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する。“水中未解決事件を解明すること”が、彼らのミッションだ。四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら? そうなれば、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。水中操作のスペシャリスト集団『DCU』という架空の組織を描いているものの、制作にあたって、海上保安庁の全面協力のもとで撮影が行われるという同ドラマ。実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定しており、水のプロの監修のもと、リアリティと迫力ある内容が期待でき、今回のドラマにかける本気度の高さがうかがえます。また、登場人物たちの人間模様をしっかりと描いていくことも同ドラマの魅力の1つ。個性豊かなメンバーたちの人間ドラマを中心に描きながら、さまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かい、『水中』にある謎や事件をスピード感と爽快感をもって解明していきます。『DCU』主演・阿部寛コメント今回、いまだかつてないスケールで描くTBSの日曜劇場枠での主演が決まったことを受け、阿部寛さんは同ドラマへの意気込みを語っています。このたび『DCU』という水中に特化した捜査をするという、新しいジャンルのドラマに挑戦することになりました。このジャンルのドラマは世界初だそうです。今からワクワクしています。海はもちろん、湖、川、プール…、水があるところならどこでも駆けつけて捜査します。ダイビングシーンもあるそうで、今から準備をはじめています。海上保安庁さんに全面協力していただいての迫力あるシーンと、ハリウッドなどで活躍されている海外のクリエーターとのコラボ。そこから生まれる映像もきっと皆さんに楽しんでいただけると思います。チームで全力で取り組みますので新しい要素がたくさん詰まった日曜劇場を楽しみにお待ちいただきたいと思います。よろしくお願いします。放送前から期待が高まる2022年1月期のTBS新ドラマ『DCU』は、夜9時の日曜劇場枠で放送予定。追加キャストなど、新情報も今から楽しみです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月14日来年1月放送のTBS新日曜劇場は、阿部寛主演のオリジナルドラマ「DCU」に決定。水中の捜査に特化した架空の組織“DCU”を描いていく。“DCU”は、海上保安庁に新設された、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し、事件を解決することが使命だ。「下町ロケット」「ドラゴン桜」など、多くの日曜劇場で主演を務めてきた阿部さんが今回演じるのは、このDCUの隊長・新名正義。彼は、ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない男。「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」は許せないキャラクター。個性豊かなメンバーたちと一緒に水中に潜り、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。本作は、人の命と尊さを厳粛に扱う一方で、彼らの人間模様もしっかりと描いていく、新たなジャンル“ウォーターミステリー”となっている。阿部さんは「このたび『DCU』という水中に特化した捜査をするという、新しいジャンルのドラマに挑戦することになりました。このジャンルのドラマは世界初だそうです。今からワクワクしています」と現在の心境を明かし、「チームで全力で取り組みますので新しい要素がたくさん詰まった日曜劇場を楽しみにお待ちいただきたいと思います」とメッセージ。なお、海上保安庁の全面協力のもとで撮影が行われる本作。実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定、阿部さんをはじめとするダイバー役の役者も海上保安庁に所属する本物のダイバーから指導を受けながら撮影に臨む。そして、本作はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作。日本国内のみならず海外展開も視野においている。阿部さんも今回のコラボに「ダイビングシーンもあるそうで、今から準備をはじめています。海上保安庁さんに全面協力していただいての迫力あるシーンと、ハリウッドなどで活躍されている海外のクリエーターとのコラボ。そこから生まれる映像もきっと皆さんに楽しんでいただけると思います」とコメントしている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年07月14日阿部寛が主演し、『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が手掛ける映画『異動辞令は音楽隊!』の製作がこのほど決定。8月上旬からクランクインを予定しているという。犯罪捜査一筋の鬼刑事・成瀬司は、部下にやたら厳しく、犯人逮捕のためなら法律すれすれの捜査も辞さない男で、一人娘・法子とも、捜査を理由に約束を守らないような仕事バカ。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい人間を令状も無くパワハラ捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの警察音楽隊だった――。本作は、内田監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本の映画。捜査一課で仕事一筋の鬼刑事・成瀬司を阿部さんが演じ、そんな成瀬が行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す音楽隊への異動を命ぜられるという、青天の霹靂から物語は始まる。今作は、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を、その警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ生まれた、ヒューマンドラマとなっている。今回初タッグとなる内田監督と阿部さん。「今までと違った自分が引き出される現場になる予感がしていて、撮影現場に入る事がとても楽しみです」と期待を寄せる阿部さんは、「今回は楽器も演奏することになり、これまで演じてきた刑事役とはまた一味違った役どころですのでそういった意味でも新鮮さをもって挑んでいきたいと思います。まだ撮影に入る前ですが、皆様に元気をお届けできる作品になると感じています」と意気込む。そして内田監督は「私自身が挫折しそうになったとき、音楽に救われた過去があるのですが、今回はそんな想いを映画にしました」と語り、「主演は阿部寛さん。初めてお会いしたときに『この役にぴったりだ』と手を叩きそうになりました。ひとつの価値観が一瞬にして崩れると人はどうなるのか。中年が持つ危機感と悲哀を見事に演じてくれるはずです。みなさま、どうぞご期待ください」とコメントしている。『異動辞令は音楽隊!』は2022年夏公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年夏、公開予定(C)2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2021年06月30日俳優の阿部寛が映画『異動辞令は音楽隊!』(2022年夏公開)の主演を務めることが30日、明らかになった。同作は内田英治監督によるオリジナルのヒューマンドラマ。コンプライアンスを問われるこの時代で犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)が、行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課に属す「音楽隊」への異動辞令を受ける。最終回を最高視聴率で有終の美を飾った『ドラゴン桜』も記憶に新しい阿部が捜査一課で仕事一筋の鬼刑事を演じ、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督が、脚本・監督を務める。内田監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ、生まれたという。8月上旬のクランクインを予定している。○内田英治 コメントありそうでなかった映画でございます。警察音楽隊を舞台にした新作、ようやく発表することが出来ました。『ミッドナイトスワン』以来、久しぶりの映画作りに胸は高まっておりますが、こうやって再びオリジナル作品を発表出来ることを嬉しく思います。本作はとある県警の警察音楽隊を舞台に、警官なのに楽器も奏でなければならなくなった隊員たちを描いたヒューマンドラマです。私自身が挫折しそうになったとき、音楽に救われた過去があるのですが、今回はそんな想いを映画にしました。主演は阿部寛さん。初めてお会いしたときに「この役にぴったりだ」と手を叩きそうになりました。ひとつの価値観が一瞬にして崩れると人はどうなるのか。中年が持つ危機感と悲哀を見事に演じてくれるはずです。みなさま、どうぞご期待ください。○阿部寛 コメント内田英治監督とは今回初めてご一緒させて頂くという事で、今までと違った自分が引き出される現場になる予感がしていて、撮影現場に入る事がとても楽しみです。捜査一筋の刑事が音楽隊に異動させられる主人公役という事で、今回は楽器も演奏することになり、これまで演じてきた刑事役とはまた一味違った役どころですのでそういった意味でも新鮮さをもって挑んでいきたいと思います。まだ撮影に入る前ですが、皆様に元気をお届けできる作品になると感じています。(C)2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2021年06月30日日本の阿部寛が出演したことで話題のマレーシア発、幻想的でミステリアスなラブストーリー『夕霧花園』の予告編が解禁された。日本ではあまり語られることのない、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が紐解かれていく本作。物語は、亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだヒロイン・ユンリンと日本人庭師・中村有朋(アリトモ)が出会ったことで動き出す――。ヒロイン・ユンリンと阿部さん演じる中村の出会い、最初は反発するも惹かれあう2人の切なくも繊細なラブシーンが垣間見え、時を超えて有朋の謎に肉迫するいわくありげなカットや、さらに阿部さんが挑戦した英語セリフも確認でき、放送中の主演ドラマ「ドラゴン桜」とは違った暗い影のある顔も見どころ。また、タン・トゥアンエン著の原作の同名小説(原題:The Garden of Evening Mists)の国内発売も決定(7月中旬予定、彩流社より)。原作本の翻訳が発売されるのは国内初となる。ユンリン役は香港・台湾映画界をメインに活動し、アジアのスターが勢揃いした韓国映画『10人の泥棒たち』にも出演したマレーシア出身でリー・シンジエ。また、台湾を代表する女優であり、監督としての活躍も目覚ましいシルヴィア・チャンが80年代のユンリンを演じた。『夕霧花園』は7月24日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年06月10日阿部寛主演による「ドラゴン桜」の7話が6月6日放送。自分のYouTubeチャンネルに届けられた激励メッセージに勇気づけられる天野に「吹っ切れて良かった」などの声が送られるとともに、試験結果に落ち込む藤井との“友情”にも感動の声が多数届けられている。前作で倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校を生まれ変わらせ、学校再建のエキスパートとなるが2年前に起きた事件がきっかけで失踪。再建を計りたい龍海学園から招へいされ再び教壇に立つ桜木建二に阿部さん。前作で桜木に学び東大を経て弁護士となり、現在は桜木の法律事務所で働く水野直美に長澤まさみ。多額の借金を抱えていたが桜木に救われた瀬戸輝に高橋海人(King&Prince)。親からアスリートへの道を強要されてきた岩崎楓に平手友梨奈。優秀な弟に対し劣等感を持っていた天野晃一郎に加藤清史郎。今まで本気で何かを頑張ったことがなかった早瀬菜緒に南沙良。他の生徒たちを見下していた藤井遼に鈴鹿央士。父親から進学を否定されてきた小杉麻里に志田彩良。昆虫大好き少年の原健太に細田佳央太。桜木のために何かと動く小橋に西山潤、岩井に西垣匠。龍海学園の教頭、高原浩之に及川光博。校長、奥田義明に山崎銀之丞。理事長・龍野久美子に江口のりこ。岸本香に早霧せいな、米山主大に佐野勇斗、坂本智之に林遣都といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。東大専科の7人が東大模試を受けることになったが、“模試で合格の見込みがないと判断された者には専科をやめてもらう”という桜木の言葉に菜緒と天野は焦りを募らせる。そんななか桜木が招へいした英語の特別講師による、リスニング力強化のための驚くべき勉強法が始まる…というのが今回のストーリー。模試当日、トイレで緊張のため腹痛に苦しんでいる天野は、他の生徒が自分のYouTubeチャンネルに「ハマってる」と話しているのを耳にする。さらに投稿した動画が10万再生を突破、コメント欄の激励メッセージを見た天野は「見てくれてる受験生いるんだ」と自信を取り戻す…このシーンに「天野くん!YouTubeが自信に繋がってる!」「天野くんくっそバズっててウケる」「天野くん吹っ切れて良かったー!」など喜びの声が。さらに試験中に思わず「Yo!」と口にしてしまうシーンにも「天野くんのyoが面白すぎてずっとクスクスしてる 何日か思い出しては笑ってそう」などの反応多数。そんな天野を励まそうと、藤井は試験に向かう途中、励ましの言葉を送ろうとするが「僕は君みたいに自信がないんだ!」と激怒されてしまう。その後模試の結果が発表、D判定という屈辱的な結果に涙する藤井に、天野は試験会場で怒鳴ったことを謝罪。今度は天野が藤井を励ます…2人に芽生え始めた不器用な友情にも「最後の藤井くんめちゃくちゃ可愛いかったな」「今回天野くんとのやり取りが絶妙に可愛かった。鈴鹿央士バンザイ」などの感想も続々と送られている。(笠緒)
2021年06月07日雨がそぼ降る4月中旬の夜の東京・銀座。マスク姿でたたずむ大柄な男性がいた。阿部寛(56)だ。そのかたわらには、スーツを着た長澤まさみ(33)の姿も。ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の撮影中だった。「その日は初回放送分を撮っていました。放送まで1週間と迫っていたのですが、長澤さんが最近までほかの作品を撮っていたため、特に彼女の出演シーンはギリギリの進行なんです」(ドラマ関係者)進行はギリギリでも、視聴率はぶっちぎり。初回は14.8%と今期の連続ドラマで首位に。その後も高視聴率をマークしている。「16年前の人気作の続編とあって放送前から話題でしたが、放送が始まると、日曜劇場枠ということもあり“『半沢直樹』みたい!”との声も。前作は若者向けのドラマという印象でしたが、今回は大人の視聴者層の心もつかんでいるようです」(テレビ誌ライター)前作では低偏差値で落ちこぼれの生徒たちを半年で東大に合格させた阿部演じる伝説の桜木弁護士が、16年前は生徒だった弁護士の長澤とタッグを組み、再び降臨。「長澤さんは、前作撮影時から阿部さんのことが大好き。演技に向かう真面目な姿勢を尊敬しており、“阿部さんみたいになりたい”と話しているほどです。前回の生徒役では、紗栄子さん(34)も初回に特別出演してファンを喜ばせました。さらに制作陣は、今後のスペシャルゲストとして新垣結衣さん(32)の出演の可能性を、探っているところだそうですよ」(テレビ局関係者)■男子生徒が「阿部さんがかっこよすぎる!」と心酔のワケかつての“生徒”が大物となっていることに阿部も感無量のよう。「みんなが第一線で活躍していることがうれしい、と阿部さんは話していましたね。彼らのようになってほしいと、今回の生徒役俳優たちにも期待しているようです」(前出・テレビ局関係者)そんなふうに後輩を気にかける阿部に、現場の若手俳優たちからは心酔する声が続出しているとか。「特に男子生徒役の俳優たちが、“阿部さんがかっこよすぎる!”“色気がある!”と口にしていますね」(前出・ドラマ関係者)序盤から大型バイクを乗りこなし、海に飛び込む場面もあった。「今、56歳ですからね。弱音こそ吐きませんが、3月の海に飛び込むシーンや、ケンカや派手なアクションシーンはしんどかったと思いますよ」(前出・ドラマ関係者)体を張った甲斐あっての高視聴率に制作陣は沸いているそうだが、阿部自身には視聴率よりも気になる指標があるようで……。「今は9歳と8歳になる2人の娘さんたちからの評判のほうが視聴率よりも気になるみたいです(笑)。ドラマの内容もわかる年ごろ。父親として“胸を張れる仕事をしたい”という思いもあるようですよ」(前出・テレビ局関係者)桜木の仕事ぶりを見て、2人の娘たちも東大を目指すかも!?「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月13日孤高の絵師・葛飾北斎の生き様を初めて描く映画『HOKUSAI』より、阿部寛演じる耕書堂の店主・蔦屋重三郎が、逆境にも負けずに勝機を見据え、前へ進もうと力強い決意を見せる本編映像が公開された。今月末公開となる本作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、歴史的資料から得た事実を繋ぎ合わせて描くオリジナルストーリー。これまでほとんど語られることのなかった青年時代の北斎をも映し出す。今回公開された映像に登場する蔦屋重三郎は、北斎はもちろん、喜多川歌麿や東洲斎写楽など、世界中に名を轟かせる数々の絵師をこの世に輩出した江戸時代の名プロデューサーだ。かつて日本独自の町人文化が栄えた頃、華やかな浮世絵は当時、庶民の間でも圧倒的な人気を誇っていたが、幕府の弾圧によりその状況は一転、版元や絵師は創作の自由を奪われていく。今回の映像では、幕府にいち早く目を付けられた耕書堂が荒らされ、作品もめちゃくちゃにされた場面が登場。しかし重三郎は、汚されてもなお妖艶な魅力を纏う喜多川歌麿の作品に改めて感嘆。さらに「つまりうちが江戸で頭一つ抜けた版元だってお墨付きを貰えたってことだ」とこの非常事態にも動じず、「こいつは恵の雨ってもんよ。これで江戸中がうちの出方に目凝らしやがる。種を植えるには、またとねぇ折ってことよ」とピンチな時こそ勝機と捉え、堂々とした姿が伺える。阿部さんは演じた重三郎について「いろいろな才能を集めて自分で育てていく、先見の明があったと思うんですよね。今で言うプロデューサー的な人。いろんな世界に入っていってどんどん新しいことを作り出していく、この人がいたから色んな才能が開花したのだと思います」と言い、演じるにあたり葛飾北斎や喜多川歌麿の絵が展示されている美術館を訪れたそうで「重三郎によるプロデュース後の北斎や歌麿が描いた作品の中にも、素晴らしい作品が多数あるんですよね。『あぁ、これを見ずして散っていったんだな』と思いました。それらの作品を目にした時に『きっとこういう才能のある人はすごく孤独だったんだろうな』と、今はそう思っています」と思いを馳せた。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日(金)より全国にて公開。©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年05月05日佐藤健と阿部寛が共演した映画『護られなかった者たちへ』が10月1日(金)に公開される。この度、佐藤と阿部のインタビューとメイキング映像を使用した特別映像と場面写真8点が解禁された。本作品は「このミステリーがすごい」の受賞作家である、中山七里の傑作小説を映画化したもの。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら日本映画界を代表する豪華演技派キャストが集結する。監督は瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編 / 後編』)、脚本は林民夫(『永遠の0』)、瀬々敬久と、これ以上ない布陣で贈る第一級のヒューマンミステリーだ。物語は全身を縛られたまま餓死させられるという、異様な手口の連続殺人事件の発生から始まる。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤)という男。刑事の笘篠(阿部)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第3の事件が起きようとしていた。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、事件の裏に隠された切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。公開されたインタビューにおいて、利根役を演じた感想を問われた佐藤は「何度かテイクを重ねさせてもらったので、本番が始まったらゼロに戻して、その時感じたままやりました」と常に新鮮な気持ちで撮影に臨んだことを明かしている。また瀬々敬久監督の演出について阿部は、人間の複雑な心理を表現することに関して「そういう所を繊細に撮ってくださると思ったので、瀬々監督を信じてやっていました」と、監督への厚い信頼を語った。さらに、特別映像の冒頭にも使用されている佐藤が泥水に押しつけられ「ふざけんな!」と叫ぶ迫力シーンのメイキングの他、撮影の合間に監督と話し合う阿部の姿、そして清原や倍賞などふたりを取り巻く登場人物の表情も垣間見える映像も。そして佐藤の「人と人との繋がりとか、絆だとか、愛だとかが観ている方に伝わってくれたら嬉しい」と本作を観てくれる方々へ向けての熱いメッセージで締め括られる。同時に公開された場面写真は、いずれも登場人物がそれぞれの想いを抱えた表情から、ミステリーの先にある人間ドラマを予感させる。『護られなかった者たちへ』10月1日(金)公開
2021年05月04日ついに放送がスタートした「ドラゴン桜」で主演する阿部寛が海外作品に挑戦した、大阪アジアン映画祭のオープニングを飾ったマレーシアの歴史ラブストーリー『夕霧花園』(ゆうぎりかえん)の公開が決定した。1980年代、マレーシアで史上2人目の女性裁判官として活躍するユンリンは、キャリアアップのため連邦裁判所事を目指していた。かつて愛した中村が、とある財宝にまつわるスパイとして指弾されているのを知り、彼の潔白の証拠を探すことを決意する。ユンリンにとって忘れることのできない約30年前の記憶を手繰り寄せ、想いが交差していく――。本作は、ブッカー賞ノミネート、マンアジア文学賞と歴史小説のウォルタースコット賞を受賞したマレーシアの作家タン・トゥアンエンの小説「The Garden of Evening Mists」を、台湾恋愛映画の名手トム・リン監督が映画化。第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に、一組の男女の切ない恋が紐解かれていく本作。物語は、亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだヒロイン・ユンリンと、日本人庭師・中村が出会ったことで動き出す。キャメロンハイランドの美しい景色を舞台に、日本軍による占領という歪んだ主従関係にあったマレーシアと日本という国の因縁を超えて惹かれあう2人を、戦中の1940年代、戦後の1950年代、1980年代からなる3つの時間軸を通して描いていく。阿部さんが演じたのは、繊細で幻想的な役どころの日本人庭師・中村有朋。庭師であり多才な芸術家、そして終戦時、日本軍により埋められたとされる莫大な埋蔵金「山下財宝」にまつわる秘密を握るスパイ疑惑をかけられるキャラクターだ。「トム・リン監督より出演依頼がマレーシアのastro Shawという制作会社経由で事務所までメールで連絡を頂きました。話を進めるにつれ、監督の熱意が伝わってきました。まず脚本を読ませて頂き、そこから一年近く監督とのやり取りを経て本作品への出演を決めました」と出演の経緯を明かした阿部さんは、「有朋のキャラクターはミステリアスとも言えるかもしれませんが、武士道のような一種の美学が彼にはあり、それは日本人の僕としてとても共感できるもので、そういう意味ではとても親しみが持て、演じやすい人物でもありました」と役について語る。また「監督から聞いた言葉でもありますが、悪者と善人を単純に描くという良くある戦争映画ではありません。戦争で傷ついた心をもつ人物たちが愛を通して理解し、許し合うラブストーリーです。そこを皆様にはぜひ観て頂きたいです」とアピールしている。また、ユンリン役には、『The EYE 【アイ】 』『MISSING ミッシング』『10人の泥棒たち』など、香港・台湾映画界をメインに活動するリー・シンジエ。1980年代のユンリンを女優で監督のシルビア・チャン。ほかにも、ジュリアン・サンズ、映画監督のホー・ユーハンがカメオ出演している。今回の公開決定にトム・リン監督は「ようやく日本で公開される運びとなり、大変嬉しく思っています。過去3作品にわたって私の映画が日本で公開されてきましたが、今回が一番興奮し、また同時に緊張もしています」と思いを語っている。また公開決定と併せて、ユンリンと中村のそれぞれの意味ありげな目線が印象的なメインビジュアルと、劇中の様子を覗くことができる場面写真も一挙に公開された。『夕霧花園』は7月24日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夕霧花園 2021年7月24日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開ⓒ2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月27日佐藤健と阿部寛が共演した映画『護られなかった者たちへ』の公開日が10月1日(金)に決定。また、本作のムビチケオンライン(オンライン前売券)が4月23日(金)に発売されることが決定し、さらに特報と第2弾ポスタービジュアルも公開された。本作品は「このミステリーがすごい」の受賞作家である、中山七里の傑作小説を映画化したもの。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら日本映画界を代表する豪華演技派キャストが集結する。監督は瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編 / 後編』)、脚本は林民夫(『永遠の0』)、瀬々敬久と、これ以上ない布陣で贈る第一級のヒューマンミステリーだ。物語は全身を縛られたまま餓死させられるという、異様な手口の連続殺人事件の発生から始まる。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤)という男。刑事の笘篠(阿部)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第3の事件が起きようとしていた。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、事件の裏に隠された切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。本編映像初公開となる特報は、佐藤健が泥水に顔を押し付けられながら「ふざけんな!」と叫ぶ衝撃的なシーンからスタートし、逃走する容疑者・佐藤とそれを追う刑事・阿部寛の緊迫感に満ちた追走劇が鬼気迫る演技のぶつかり合いで描かれる。さらに永山瑛太演じる三雲の胸ぐらを掴み激しく怒りをぶつける利根(佐藤)の姿など、印象的な場面がたたみかけるように続き「10年前に秘められた真相とは―」というテロップ。利根の笑顔も垣間見え、彼の秘められた過去にも興味をかき立てられる内容だ。後半には豪華キャスト陣のそれぞれに思惑を抱えた表情も。彼らがどう事件に関わってくるのだろうか。そして佐藤健、阿部寛が涙を見せる理由とは。ラストの「魂が、泣く。」というコピーからも心震える感動の人間ドラマへの期待が高まる。『護られなかった者たちへ』10月1日(金)公開
2021年04月08日阿部寛主演、長澤まさみの共演も発表された新ドラマ「ドラゴン桜」より、令和版“東大クラス”キャスト予想のためのポスタービジュアルが公開された。本作は、「モーニング」(講談社)にて2018年から連載中の「ドラゴン桜2」を原作としたドラマ。だが今作は、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。また、桜木がかつて受け持った東大クラスの教え子、長澤さん演じる水野直美が、今作では生徒たちを導く側に立ち、桜木との新たなコンビネーションをどのように見せてくれるのかも見どころのひとつとなっている。前作の東大クラスメンバーには、長澤さんをはじめ、山下智久、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子とトップランナーがキャスティングされていたが、今作で桜木が向き合うことになる生徒たちも、1,000人に及ぶ応募の中から選考し、次世代のトップランナー候補たちが選ばれている。そんなフレッシュな顔ぶれを、3月中旬から発表。さらに、桜木と水野が写るポスタービジュアルには、生徒たち以外にも桜木たちと深く関わっていく人物らも登場している。「ドラゴン桜」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月03日昨年、延期が発表されていた阿部寛主演の「ドラゴン桜」が、4月期の日曜劇場枠で放送が決定した。2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」の15年後を描く続編「ドラゴン桜2」を原作とした本作。ドラマでは、いまの時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れた、ドラマオリジナルの展開が予定されている。前作では、倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校にやってきた、阿部さん演じる主人公の弁護士・桜木建二が、龍山高校を超進学校に生まれ変わらせようと、生徒と共に奮闘する姿を描き、東京大学合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法が話題に。月日が流れ、大きな転換期を迎えていた2021年の大学受験。これまでの知識詰め込み型の“記憶力試験”から、“実践的な学力を測る試験”へと移行。新受験戦争に向けてスタートダッシュができる春、時代に合わせて進化した勉強法と受験への心得を届けていく。さらに、彼らが抱える現代ならではの悩みを描きながら、大人が抱える子育ての悩みや、口を開けば「パワハラ」だと騒ぐ部下へのうっぷんなど、そんなモヤモヤする毎日を生きる大人たちにも、スカッと爽快な気分になれるストーリーとなっている。放送決定にプロデューサーは「ようやく『ドラゴン桜』を皆さまにお届けできることになりました」とコメント。「原作の三田先生も仰っていますがある意味で“スポ根ドラマ”です。その中に的確に時代を捉え、現代の若者の姿を写している繊細さがあります。阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたら」と呼びかけている。なお、東大クラスの生徒たちに注目が集まった前作。今作で桜木が向き合うことになる生徒たちも、1,000人にも及ぶ応募の中から選考されている。日曜劇場「ドラゴン桜」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月10日重松清のベストセラー小説「とんび」が初の映画化。阿部寛×北村匠海の共演で、映画『とんび』として2022年4月8日(金)に全国公開される。親子の絆を描いた名作「とんび」重松清による小説『とんび』は、一組の親子の絆を描いた感動ストーリー。妻を先立たれた後、不器用だけれど深い愛で息子を育てた父と、一歩一歩まっすぐな大人へと成長していく息子の、不滅の絆を描いた小説は、累計60万部を超えるヒットを記録。過去には2度のTVドラマ化も果たした『とんび』だが、今回オリジナルストーリーを加えた新たな物語として待望の映画化を実現する。阿部寛×北村匠海が親子役に物語の核となる“とんびと鷹”親子を演じるのは、本作で初共演となる阿部寛×北村匠海の豪華タッグ。主人公・ヤス/市川安男(阿部寛)親の愛を知らないまま父となりながら、男手ひとつで息子を愛し続ける主人公。破天荒ながら周囲に愛されている。演じるのは、『護られなかった者たちへ』『HOKUSAI』などに出演する阿部寛。息子・アキラ/市川旭(北村匠海)ヤスのもとで真っ直ぐに育つ息子。2021年に『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』など主演作が立て続けに公開された北村匠海が務める。その他の登場人物&キャスト由美(杏)...出版社に勤める編集者でアキラの婚約者。照雲(安田顕)...ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子。幸恵(大島優子)...照雲の妻。たえ子(薬師丸ひろ子)...ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる、小料理屋「夕なぎ」の女将。美佐子(麻生久美子)...ヤスの妻でアキラの母。海雲(麿赤兒)...薬師院住職で照雲の父。その他、濱田岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上 淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生が出演する。監督に瀬々敬久監督を務めるのは、『64(ロクヨン)』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』など多くのヒット作を手掛けてきた瀬々敬久。主演に阿部寛を選んだ理由には、「明るさと、優しさ、パワフルな男らしさを兼ね備え、昭和の香りを知っている阿部さんとならば、活気に満ち溢れた作品に出来る」と、厚い信頼を寄せたコメントを残している。主題歌はゆずの新曲「風信子(ヒヤシンス)」主題歌は、ゆずが書き下ろした新曲「風信子(ヒヤシンス)」。“出来ることなら あなたに返したい「ありがとう」” のフレーズが、『とんび』で描かれる親子の絆や家族の愛をより感動的に彩る。映画『とんび』あらすじ昭和37 年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤスは、今日も元気にオート三輪を暴走させていた。愛妻・美佐子の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子や幼馴染の照雲に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂に息子・アキラが誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の死を理解できないアキラに、自分を責めるヤス。和尚の海雲は、アキラに皆が母親代わりなってやると説き、雪が降っても黙って呑み込む広い海のようにアキラに悲しみを降り積もらすな 「お前は海になれ」と、ヤスに叱咤激 励するのであった。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸せだけを願い、不器用にも愛し育て続けた。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた ── 。詳細映画『 とんび 』公開日:2022年4月8日(金)監督:瀬々敬久脚本:港岳彦出演:阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、濱田岳、宇梶剛士、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、麿赤兒、麻生久美子、薬師丸ひろ子原作:重松清「とんび」(角川文庫刊)
2021年01月31日俳優の阿部寛が、映画『とんび』(2022年公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。北村匠海が息子役を務める。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。主人公のヤスこと市川安男役には阿部寛が決定し、破天荒で愛すべき父・ヤスを圧巻の表現力で演じる。息子・アキラこと市川旭役は北村匠海で、2人は本作が初共演ながらも、親子の繊細な関係を見事に演じきった。 これまで2度テレビドラマ化され話題を呼んだ、時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラー小説が、豪華キャスト・スタッフにより、オリジナルエピソードが加えられ、映画版『とんび』として新たに蘇ることになる。撮影は2020年11月14日から12月24日にかけて岡山県、兵庫県、関東地区にて行われた。○阿部寛 コメントこれまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました。「阿部さんのヤスが見てみたい」という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました。本作は、不器用な父・ヤスと息子・アキラの情愛、そして町の人々の人情も強く描かれています。ヤスにとっての“家族”は登場人物全員、町の人々皆が支え合いながら生きていく姿がこの映画の魅力です。ひとつの家族だけではなく、様々な形の家族が集合体となって大きな家族を描く作品です。アキラを育てていくことにより、彼を取り巻く人々の愛が錯綜する物語です。昭和30年代から令和までという長い時間を描いています。今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います。・北村匠海の印象は?伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら「とんびと鷹の物語」ができると感じました。・瀬々敬久監督について瀬々さんにはいつも本当に感動する。惜しみなく作品の為に自分を使い、なりふり構わず撮影に集中していく。役者の気持ちや演技をしっかり見ていて、周りを見ながら最大限の撮影をしていく。そんな監督を皆信じて進行している現場でした。○北村匠海 コメントテレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から「北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない」という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました。この作品で描かれている、家族の愛という形だけではなく、アキラを皆が大切に育ててきた、そういう愛を心に受けて育ってきたアキラという人物を演じられるということ、それを届けられるということが非常に幸せだなと感じました。家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います。ひとつの命がどんどん成長し、様々なことを乗り越えていく様を、僕の演じるアキラはこの映画の中で体現しています。そこに寄り添う父と、親子ふたりを取り巻く暖かい人々の愛の物語を是非とも映画館で体感して欲しいなと思います。・阿部寛の印象は??今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています。・瀬々敬久監督についてたっぷり時間を使って映画というものを最大限贅沢に撮っている印象です。チーム全体が信頼をもって監督の指揮に乗っかっていき、演じている僕達も心地良くて、演技の中で色々と試せる場所を沢山作ってくださる、可能性と時間を与えてくださる監督だなと思います。贅沢な時間を過ごさせていただきました。○重松清 コメント阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として「新作」を誰よりも楽しみにしています。※重松さんのコメントをご掲載いただく際は、抜粋でのご利用はお控えいただけるようご協力下さいませ。○瀬々敬久監督 コメント小説『とんび』は今まで二度テレビドラマ化されているだけあって物語の強さを感じます。日本の伝統的な、それこそ国定忠治から、菊池寛や山本周五郎の世界につながるような人情噺で、生き生きとした人々の暮らしがそこに描かれています。特に、原作者の重松清さんの自伝的な部分が、息子のアキラに投影されていて、僕はちょうど重松さんやアキラと同世代に当たるのでその時代感覚に親しいものを覚えました。高度経済成長期に小学校で、30歳になる前に昭和が終わり、やがてバブル崩壊。あの生き生きと活気があり、隣近所の人たちは、皆知り合いだった時代を知っている世代。一も二もなく引き受けました。映画では令和の時代まで描いています。そこはオリジナルの部分です。あの時代とは何だったのか。そしてあの時代にあった親と子の関係、それは今でも共通するものだろうし、人と人が一緒に生きること、その素晴らしさ。私たちはどこから来て、どこに行くのか。そこを探ってみたいと思いました。活気あふれる躍動感ある豪華な俳優陣が集まってくれました。どのシーンも熱く、それでいて情感たっぷりで、ものすごいシーンの連続になっています。編集ラッシュを見ましたが自分たちが撮影したことを忘れて魅入りました。主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています。決して古びることのない重松清さんの『とんび』の世界、新たな映画版をぜひ、ご期待ください。○天馬少京プロデューサー コメント重松清さんの原作『とんび』は昭和中期以降の瀬戸内を舞台とした物語ですが、そこで描かれるヤスとアキラ、二人を取り巻く町の人々の生き方からは、当時の価値観や規範だけには決して収まらない大らかさ、真に普遍的な温かさを感じました。社会や家族の在り方が急激に変化している時代の移ろいの中で、人と人が純粋に想い合う気持ちとはどういうものなのか、なぜそれが現代においても大切で尊いものなのか。瀬々監督のもと、阿部 寛さん、北村匠海さんをはじめとしたこれ以上ない豪華なキャストの方々が集まり、スタッフ全員の力が結実した作品になると思います。映画という新たな装いでお届けする『とんび』、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。
2021年01月28日阿部寛主演、北村匠海共演で、これまで2度TVドラマ化された重松清のベストセラー小説「とんび」が待望の初映画化。監督は『64-ロクヨン-』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』など多くのヒット作を手掛ける瀬々敬久が務める。物語の舞台は広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた――。主人公のヤスこと市川安男役には、数々の人気作に出演し、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などで大ヒットを飛ばした日本を代表する唯一無二の俳優・阿部寛。破天荒で愛すべき父・ヤスを圧巻の表現力で演じる。「明るさと、優しさ、パワフルな男らしさを兼ね備え、昭和の香りを知っている阿部さんとならば、活気に満ち溢れた作品に出来る」と瀬々監督。息子・アキラこと市川旭役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつDJアゲ太郎』『東京リベンジャーズ』など幅広いジャンルでの映画主演が続き、いま最も注目を浴びる若手実力派・北村匠海。阿部さんとは本作が初共演ながらも、親子の繊細な関係を見事に演じきった。主演の阿部さんは「今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います」とコメント。北村さんの印象について「伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら『とんびと鷹の物語』ができると感じました」と、初タッグに手応えを見せる。一方、北村さんは、「家族という存在は、時が経っても変わらないもの。この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います」と真摯にコメント。「監督から『北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない』という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました」と語る。阿部さんについては「今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています」と、こちらも温かく、確かな感触を得たよう。瀬々監督「新たなヤスさんが皆さんの前に現れる」そんな2人について、瀬々監督も「主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています」と自信を見せている。2020年末に重松氏の故郷でもある岡山県を中心に撮影が行われ、すでにクランクアップ。原作の重松氏は、「阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として『新作』を誰よりも楽しみにしています」と期待を寄せている。時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラー小説が、豪華キャスト・スタッフによりオリジナルエピソードが加えられ、待望の映画版となる。阿部さんと北村さんの新たな“とんびと鷹”に、引き続き注目だ。『とんび』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年公開予定©2022『とんび』製作委員会
2021年01月28日阿部寛と北村匠海が出演する映画『とんび』が瀬々敬久監督のもと、2022年に公開されることが決定した。原作は親子の絆を描いたベストセラー小説、重松清著『とんび』。撮影は2020年末に重松の故郷である岡山県を中心に行われた。物語の舞台は広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。主人公のヤス役には、数々の人気作に出演し、『テルマエ・ロマエ』『下町ロケット』などでヒットを飛ばした、日本を代表する俳優・阿部寛。破天荒で愛すべき父親を圧巻の表現力で演じる。息子・アキラ役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつDJアゲ太郎』『東京リベンジャーズ』など幅広いジャンルでの映画主演が続き、今最も注目を浴びる若手実力派・北村匠海が抜擢された。ふたりは本作が初共演ながら、親子の繊細な関係を見事に演じきっている。これまで2度テレビドラマ化され話題を呼んだ、時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラーが豪華キャストとスタッフにより、オリジナルエピソードとともに映画版として蘇った。日本一不器用だけれど、海より深い愛で息子を育て続けた父と、一歩一歩まっすぐな大人へと成長していく息子。いつの世も変わらない親子の不滅の絆を描く“家族の物語”がここに誕生した。各キャスト、メンバーからのコメントは以下。阿部寛これまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました。「阿部さんのヤスが見てみたい」という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました。本作は、不器用な父・ヤスと息子・アキラの情愛、そして町の人々の人情も強く描かれています。ヤスにとっての“家族”は登場人物全員、町の人々皆が支え合いながら生きていく姿がこの映画の魅力です。ひとつの家族だけではなく、様々な形の家族が集合体となって大きな家族を描く作品です。アキラを育てていくことにより、彼を取り巻く人々の愛が錯綜する物語です。昭和30年代から令和までという長い時間を描いています。今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います。――北村の印象は?伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら「とんびと鷹の物語」ができると感じました。――瀬々敬久監督について。瀬々さんにはいつも本当に感動する。惜しみなく作品の為に自分を使い、なりふり構わず撮影に集中していく。役者の気持ちや演技をしっかり見ていて、周りを見ながら最大限の撮影をしていく。そんな監督を皆信じて進行している現場でした。北村匠海テレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から「北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない」という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました。この作品で描かれている、家族の愛という形だけではなく、アキラを皆が大切に育ててきた、そういう愛を心に受けて育ってきたアキラという人物を演じられるということ、それを届けられるということが非常に幸せだなと感じました。家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います。ひとつの命がどんどん成長し、様々なことを乗り越えていく様を、僕の演じるアキラはこの映画の中で体現しています。そこに寄り添う父と、親子ふたりを取り巻く暖かい人々の愛の物語を是非とも映画館で体感して欲しいなと思います。――阿部の印象は?今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています。――瀬々敬久監督について。たっぷり時間を使って映画というものを最大限贅沢に撮っている印象です。チーム全体が信頼をもって監督の指揮に乗っかっていき、演じている僕達も心地良くて、演技の中で色々と試せる場所を沢山作ってくださる、可能性と時間を与えてくださる監督だなと思います。贅沢な時間を過ごさせていただきました。重松清阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として「新作」を誰よりも楽しみにしています。瀬々敬久監督小説「とんび」は今まで二度テレビドラマ化されているだけあって物語の強さを感じます。日本の伝統的な、それこそ国定忠治から、菊池寛や山本周五郎の世界につながるような人情噺で、生き生きとした人々の暮らしがそこに描かれています。特に、原作者の重松清さんの自伝的な部分が、息子のアキラに投影されていて、僕はちょうど重松さんやアキラと同世代に当たるのでその時代感覚に親しいものを覚えました。高度経済成長期に小学校で、30歳になる前に昭和が終わり、やがてバブル崩壊。あの生き生きと活気があり、隣近所の人たちは、皆知り合いだった時代を知っている世代。一も二もなく引き受けました。映画では令和の時代まで描いています。そこはオリジナルの部分です。あの時代とは何だったのか。そしてあの時代にあった親と子の関係、それは今でも共通するものだろうし、人と人が一緒に生きること、その素晴らしさ。私たちはどこから来て、どこに行くのか。そこを探ってみたいと思いました。活気あふれる躍動感ある豪華な俳優陣が集まってくれました。どのシーンも熱く、それでいて情感たっぷりで、ものすごいシーンの連続になっています。編集ラッシュを見ましたが自分たちが撮影したことを忘れて魅入りました。主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています。決して古びることのない重松清さんの「とんび」の世界、新たな映画版をぜひ、ご期待ください。プロデューサー・天馬少京重松 清さんの原作『とんび』は昭和中期以降の瀬戸内を舞台とした物語ですが、そこで描かれるヤスとアキラ、二人を取り巻く町の人々の生き方からは、当時の価値観や規範だけには決して収まらない大らかさ、真に普遍的な温かさを感じました。社会や家族の在り方が急激に変化している時代の移ろいの中で、人と人が純粋に想い合う気持ちとはどういうものなのか、なぜそれが現代においても大切で尊いものなのか。瀬々監督のもと、阿部 寛さん、北村匠海さんをはじめとしたこれ以上ない豪華なキャストの方々が集まり、スタッフ全員の力が結実した作品になると思います。映画という新たな装いでお届けする「とんび」、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。『とんび』2022年公開
2021年01月28日ビームス(BEAMS)と日清カップヌードルがコラボレーション。2021年1月16日(土)より「日清カップヌードル × ビームス」のTシャツ・バッグなどのユニセックスアイテムが、ビームス ジャパン、ビームス ジャパン 渋谷・京都ほかで発売となる。日清カップヌードルがTシャツに野口宇宙飛行士のISS搭乗を記念して、ビームスと日清カップヌードルのタッグが実現。おなじみの日清カップヌードルのロゴをファッションの世界に落とし込み、ユニークなTシャツやバッグ、バンダナなどのアイテムを完成させた。メタリックカラーやスターモチーフなどを取り入れて、宇宙を彷彿させるデザインに。ショルダーストラップ付きのバッグは、全面をシルバーカラーで染め上げて、フューチャリスティックにまとめた。胸元にコラボレーションの証となる「SPACE BEAMS」と「スペースカップヌードル」のロゴを配したロングTシャツは、バックスタイルに“カップヌードルの作り方レシピ”をあしらうことで遊び心あふれるスタイルに仕上げている。ミニカップヌードル&カップヌードル専用フォークをプレゼントまた、アイテム購入者には、特別パッケージデザインの非売品ミニカップヌードルをプレゼント。さらに、店頭での購入者には“無駄にこだわったカップヌードル専用フォーク”「カップヌードル THE FORK by nendo」もプレゼントされる。ノベルティは数量限定なので、気になる人は早めにチェックを。【詳細】「日清カップヌードル × ビームス」発売日:2021年1月16日(土)取扱店舗:ビームス ジャパン、ビームス ジャパン 渋谷・京都、ビームス公式オンラインショップ※購入者向けノベルティはなくなり次第終了。<アイテム例>・ロングスリーブTシャツ 6,500円+税サイズ:S/M/L/XLカラー:ブラック、ホワイト・Tシャツ 4,800円+税サイズ:S/M/L/XLカラー:ブラック、ホワイト・Tシャツ 4,800円+税<ウィメンズ>サイズ:1サイズカラー:レッド、ホワイト・トートバッグ 4,800円+税カラー:レッド、ブルー・ポーチ 3,800円+税・バンダナ 2,000円+税・カップ 2,800円+税
2021年01月15日阿部真央が、人気バラード曲「いつの日も」のピアノ弾き語り一発撮りのミュージックビデオをYouTube公式チャンネルで公開した。「いつの日も」は、阿部の楽曲の中でも特に寒い季節に心に染み入る曲。ギター弾き語りのイメージが強い彼女だが、公開された映像は、初めてピアノ弾き語りで感情豊かに歌い上げる姿が新鮮な印象を残すものとなっている。また、ミュージックビデオ公開と同時に、映像収録時に一発録りした音源も、「いつの日も ~MY INNER CHILD Ver.~」として各音楽配信サイトで配信スタート。12月9日には、事前告知を一切せずに「ロマンスの神様」のカバーを配信リリースし話題となった阿部だが、新たに冬に聴きたい名曲「いつの日も」のセルフカバーを今回も突然公開したことになる。◆リリース情報2020年12月23日(水)配信スタート「いつの日も ~MY INNER CHILD Ver.~」
2020年12月23日映画『護られなかった者たちへ』が、2021年10月1日(金)に公開。佐藤健と阿部寛が共演する。殺人の容疑者と刑事の想いが交錯するヒューマンミステリー映画『護られなかった者たちへ』の原作は、「このミステリーがすごい」受賞作家・中山七里の同名小説。連続殺人事件の容疑者とそれを追う刑事が繰り広げるヒューマンミステリーを、日本を代表する豪華キャスト陣で映像化した。■『護られなかった者たちへ』ストーリー震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に上がってきたのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか。やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく――。佐藤健vs阿部寛主人公・利根:佐藤健主人公は、過去に起こした放火事件で服役し、出所したばかりの男・利根泰久。全身を縛られたまま“餓死”させられるという異様な手口の連続殺人事件が発生し、容疑者として捜査線上に名前が挙がることとなる。彼はなぜ捜査線上に浮上したのか?過去の事件と連続殺人事件との関連はー?演じるのは、『るろうに剣心』で主役を務めた佐藤健だ。刑事:阿部寛利根を追い詰める刑事の笘篠は、『疾風ロンド』『のみとり侍』主演の阿部寛。事件の奥に隠れた、衝撃の真実を突き止めていく。その他、『宇宙でいちばんあかるい屋根』の清原果耶や倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら豪華キャスト陣が名を連ねている。主題歌は桑田佳祐「月光の聖者達」主題歌は、桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」。「月光の聖者達」は桑田佳祐の4枚目のオリジナルアルバム「MUSIC MAN」 に収録されている楽曲で、「現在 (いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい」という歌詞が、映画の登場人物たちの心情と共鳴している。なお監督は、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』でメガホンを取った瀬々敬久が担当。ラストに明かされるのは真実か、愛か。ミステリーの先に待ち構える心震える人間ドラマの行方に注目だ。【詳細】『護られなかった者たちへ』公開時期:2021年10月1日(金)監督:瀬々敬久脚本:林民夫、瀬々敬久原作:中山七里「護られなかった者たちへ」キャスト:佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太、緒形直人、吉岡秀隆、倍賞美津子主題歌:桑田佳祐「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」
2020年12月13日中山七里の小説を瀬々敬久監督が映画化するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が、来年秋に公開決定。この度、容疑者に扮する佐藤健と、刑事に扮する阿部寛の表情を切り取った本作の第1弾ビジュアルが公開された。待望のビジュアルでは、佐藤さん扮する殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根が、激しい怒りをむき出しにし、鋭い目で睨みつけ、一方、阿部さん扮する彼を追う刑事・笘篠は、胸中に渦巻く想いを抱えながら事件の奥に隠された真実を解き明かそうと、じっと見据えるような眼差しを向ける。緊迫感漂う1枚が完成した。なお、本作の音楽を『思い出のマーニー』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などを手掛けた村松崇継が担当することが決定した。『護られなかった者たちへ』は2021年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月10日重松清の小説「きよしこ」のドラマ化が決定。安田顕、西田尚美、吹越満、菊池風磨、貫地谷しほり、眞島秀和らの出演も明らかになった。重松さんの名作「きよしこ」を、NHK土曜ドラマ枠で初めてドラマ化する今回。安田さん演じる小説家の白石清は、吃音の息子を持つ母親から「吃音なんかに負けるなと息子を励ましてもらえないか」という手紙をもらい、幼い頃に思いをはせ、担当編集者・野村(菊池さん)に「個人的な話を書かせてほしい」と告げる。少年時代から吃音を抱えていた白石。特にカ行とタ行が苦手で、自分の名前さえつっかえてしまうため、父(眞島さん)の仕事の都合で何度も転校し、自己紹介の度にクラスメイトから笑われる経験があった。小学1年、初めての転校でそのつらさを感じたきよし。友だちにも家族にも思っていることを言葉にして伝えられないきよしは、なんでも話せる友だちが欲しかった。聖歌の「きよし この夜」を「きよしこの夜」と勘違いして想像した“きよしこ”が理想の友だち。いつか子ども部屋の窓をたたいて現れてくれないか、“きよしこ”とならスラスラしゃべれるのに…。表題の「きよしこ」のほか、千原せいじ演じる孤独なおっちゃんとの交流を描く「どんぐりのココロ」。好意を寄せてくれる地元の女子大生(福地桃子)とも、家族とも離れた東京への進学を選ぶ決意と旅立ちを描いた「東京」の3編を中心に、大人になった白石が吃音を抱えながらも妻・早織(西田さん)との温かい生活の中、一冊の本を書き上げるまでを描いていく。土曜ドラマ「きよしこ」は2021年3月20日(土)21時~NHK総合にて放送(単発)。(cinemacafe.net)
2020年12月07日