実写映画『銀魂』と同じキャスト、スタッフで贈るdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」。7月13日(木)、同作に出演する吉沢亮と北乃きいによるトークショーとプレミアム先行試写会が、大阪・阪急うめだホールにて開催。LINE LIVEでも生中継された。本作は、真選組の“ドS”剣士・沖田総悟(吉沢さん)と姉・ミツバ(北乃さん)の関係を中心に描いた、「銀魂」きっての“泣けるエピソード”「ミツバ篇」をdTVがドラマ化。この2人のほか、坂田銀時役の小栗旬、真選組局長・近藤勲役の中村勘九郎、鬼の副長・土方十四郎役の柳楽優弥も出演し、脚本・監督は映画本編同様、福田雄一が務めている。冒頭、「銀魂-ミツバ篇-」の予告映像が流れる中、吉沢さん、北乃さんが登場すると、会場に押し寄せた360名から歓喜の声が!まず、沖田を演じた吉沢さんが、「超ドSで淡々と毒を吐く腹黒い役でした。でも、姉が大好きで大好きでたまらないという仮面の裏に隠れている不器用な部分や真選組を想う気持ちが、dTVのミツバ篇にはギュッと入っていると思います」と役どころを語り、続いて、弟を溺愛している姉・ミツバを演じる北乃さんは「おしとやかで病弱ですが、芯がぶれない女性だと思います。声のトーンを高くしたり、テンポを遅くして、アニメと似せるよう努力しました」とコメント。撮影の様子を聞かれると、吉沢さんは「北乃さんとは1日しか被らなかったんです」と答え、北乃さんも「取材やキャンペーンでは1日一緒だったりして、変な感じでした(笑)。お互い人見知りなので、イベントや取材で仲が縮まって良かったです(笑)」と語った。そんな中、主演を務める小栗さんをはじめ、真選組の一員である柳楽さん、勘九郎さんからのコメントVTRも到着。MCから、「小栗さんから『ミーツバ』みたいなのはありましたか?」と聞かれた北乃さんは、「それは見てからのお楽しみで」と答え会場を沸かせた。続いて、本作の見どころの1つでもある柳楽さんとの殺陣シーンについて、吉沢さんは、「剣闘のシーンで練習中に稽古用の木刀で思いっきり柳楽さんの頭を叩いてしまって、僕が死ぬかと思いました(笑)。優しい方だったので許してくれましたが、本当に気をつけてやりました」と冷や汗もののエピソードを明かし、「劇場版ではひたすらバズーカを撃っているだけだったので、dTVのミツバ篇では沖田の殺陣のシーンができてとても良かったです」と語った。一方、辛いものが大好きなミツバを演じる北乃さんは、喫茶店でのコミカルなシーンについて「咳き込むところは、芸能界14年してきて、やったことがないような初めての顔をしました。ファンとかいなくなってもいいやと思うくらい振り切ってやりました(笑)」と笑顔で明かす。ドラマの劇中では、北乃さんが小栗さん、柳楽さんと激辛せんべいを食べるシーンがあるが、本イベントでは、「食べていない」という吉沢さんの前にリアル激辛せんべいが登場。吉沢さんは役柄にちなんで「姉上、食べます!」と宣言、勢いよくかぶりつくも、「痛いです。いますごく攻撃されてます!」と苦悶の表情に…。ちなみに、この激辛せんべいはイベント来場者へのお土産としても配られた。さらに、2人の姉弟愛について、吉沢さんが「姉弟というより恋愛感覚で演じました。独占欲の強い彼氏みたいな感じで」と語るも、北乃さんは「完全に弟でしたね!」ときっぱり。「普段はドSだけど、姉の前ではころっと変わるのが本当に可愛かったです」と話し、会場を沸かせた。そんな仲のよい(?)2人に、5つの究極の質問にAかBで答える相性診断テストを実施。5問中、最後の「明日世界が滅びるとしたら?」では一番悩む様子を見せた2人は、吉沢さんが「A(家族と過ごす)」、北乃さんが「B(好きな人と過ごす)」と分かれたものの、それ以外は全て同じ回答に。3番目の質問で「完璧に磨かれるなら、ファッションセンスより笑いのセンス」と揃って答え、「福田さんの撮影はすごく分かりやすくて、面白ければ監督は爆笑するし、つまらなかったら反応しない。すごく素直な方です。福田さんを笑わせた者勝ちみたいな感じです」と吉沢さんが語ると、北乃さんも「福田さんの反応がないときはすごく反省します」と賛同し、楽しげな現場の様子に触れた。最後にそれぞれ、「ユニークなシーンもありつつ、人間くさい部分もあり感動できると思いますので最後まで見ていただきたいです」(吉沢さん)、「小道具や衣装など、細かいところまで再現していて、プロの集団で作り上げた作品なのでみなさんにも満足していただけると思います」(北乃さん)と見どころを語り、会場が歓声であふれる中、イベントは終了した。dTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」は7月15日(土)よりdTVにて独占配信。7月14日(金)より福田監督、小栗さん、柳楽さん、吉沢さんの貴重なトークが見られる特別番組も配信。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月14日俳優・小栗旬主演の映画『銀魂』(7月14日公開)のメイキング映像「メイキング~豪華キャスト編~」が13日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回公開されたメイキング映像では、主人公・銀時(小栗)と「狂乱の貴公子」等の異名を持つ、攘夷志士・桂小太郎(岡田将生)のメイキングからスタートし、桂が美しく髪をなびかせる殺陣シーンへ。さらに、本人が「芸能人になってから初めて」と語る志村妙(長澤まさみ)のコメディシーンの裏側、江戸一番の発明家、平賀源外(ムロツヨシ)と小栗旬の“肩パン”シーンでのやり取りを見ることができる。小学生のように殴りかかる銀時だが、小栗がムロに「さすがにちょっと痛くなってきたでしょ」と話しかけると、「全然大丈夫。それは大丈夫。痛くないところでやってくれてるから」と強がるムロの姿も。また、“鍛冶屋”を営む村田鉄矢(安田顕)と鉄子(早見あかり)の村田兄妹パート、さらに桂のペットで謎の地球外生物“エリザベス”の質感を楽しむ小栗など舞台裏が満載だ。最後は銀時、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)ら便利屋“万事屋銀ちゃん”メンバーがエリザベスと対面し、3人は「パンチがすげぇな」とポツリ。中の人役とも挨拶を行うなど、意外な裏側を覗ける映像となっている。
2017年07月13日●アニメ版を100回以上見た週刊少年ジャンプにて2003年の連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化、7月14日から全国で公開される。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施。今回は福田雄一監督に、映画化で目指したところについて聞いた。○良いところは踏襲したい――映画『銀魂』、試写で拝見して、アニメ版も意識されてるのかなと思ったんですが、いかがですか?アニメ、めっちゃ意識してます! 多分、100回以上見ていると思います、本当に。クランクインしてからも見ているし、撮影が終わってからも見てますね。――そんなに見られていたとは! どういう理由があったんですか?やっぱり、良いところは真似したいということだけです。実写だからアニメと一緒じゃいけない、原作と違わなきゃいけない、というわけでもないと思うんですよ。アニメと実写の違いがあるから、同じことをしても同じにはならないわけじゃないですか。アニメ映画(『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇)という良い見本がある以上、良いところを踏襲して悪いことは一つもないだろうと思いました。僕がアニメを見て良いと思ったところは絶対ファンにとっても良いはずだし、銀魂を知らない人にとっても良いはずだと信じていたので。映画版もテレビ版も見て、結構混ざってると思いますが、映像的なことも、音楽的なことも、視覚効果も、ありとあらゆることをすごく参考にさせていただきました。「アニメに似せてんじゃねーよ」という人は、いないじゃないですか。そう言われたら、こちらも「じゃあ何をして欲しかったんだ?」と思うから、支持してもらえるだろうと思い、かなり見ました。――なるほど。とはいえ空知先生も「漫画のノリをうまく実写にアレンジしてくれた」おっしゃってました。空知先生は、初めて会った時にいろいろと「こうしてくれていいんですよ」と言ってくださったんですよ。極端な話だと「別に神楽は『〇〇アル』って言わなくていいですよ」とか。「新八のツッコミ方は今風ではないと思うので、アレンジしてほしい」とか、いろいろ言っていただいたんですが、自分のものに押し込む気はさらさらなかったので、基本的には「原作のいいところはそのまま映画にさせていただきます」という話をしました。●大作でも「いいじゃん」という気持ち○ファンの反応が楽しみ――今、ビジュアルにしても予告にしても試写の感想にしても、すごくファンの皆さんが好意的に受け入れてくれていますよね。そこは生意気を言えば「受け入れてくれるだろうな」という自信はありました。それは多分、僕がちゃんと原作が好きだからで、自分が好きなものは裏切れないじゃないですか。ビジュアルを一人一人公開していく中で、「うわーだめかも」と思ったことって、一回もなかったです。正直。――原作も終盤となり、いろいろな過去なども明らかになっていますが、それを踏まえて撮った部分はあったんですか?そこは意識しすぎると良くないとは、思っていましたね。僕も「実はこうだった」ということを知っているけど、それを色濃く出すことの意味はあまり感じませんでした。やっぱりどれだけ『銀魂』を知らない人が楽しんでくれるかが逆に勝負だと思っていたので、知らない人でも楽しめるというテンションのものとしてやっていくのが、間違いないと思いました。――でも本当に、最初に予想してたよりも原作に忠実な実写版でしたよね。本当にファンの方が見て、なんて言うか楽しみですね。「忠実じゃねーかよ!」という文句の言い方もあるのかなって(笑)。だとしたらもう、おかしいぞ!? 何して欲しかったんだ!? と言いたい(笑)。結局、実写化のブーイングとしては「原作と違うじゃん!」「アニメと違うじゃん!」というのが大半な訳じゃないですか。「一緒じゃねーかよ!」という怒られ方も面白いかなと(笑)。○全てを包み込んでくれる作品――今回は福田監督のメジャー作品第1作ということで、予算も今までよりアップしたというお話ですが、今までと違う部分などはありましたか?違った感じでやっちゃうと負けるなと思ったので、この大作をいかに『ヨシヒコ』と同じ気持ちでやるのかが勝負だと、常に思っていました。予算も時間もあるしキャストもいるしという中で、大作という意識を持たずにふざけ、ちゃんとやるところはちゃんとやり、という意識を常に自分に持たせるという感覚です。――『勇者ヨシヒコ』と同じ気持ちというのは、突き詰めるとどういう気持ちなんでしょうか?絶対に面白い、笑えると思ったところを譲らない、ということだと思います。そこは、いろいろあるんですよ、難しい問題が付きまとってくるんです(笑)。でも頑として譲らないし、いい意味で力を抜いて撮る。大作だからそんなことしちゃいけないという意識を持たない。別に大作だけど、「いいじゃんこんなことしちゃって」という気持ちで撮る。――忖度しない、みたいなことでしょうか。そうですね。大作って意気込んでたら、佐藤二朗にあんなに自由にさせないでしょう(笑)。――菜々緒さんも素で笑ってしまったり。正直あの菜々緒の素笑いは編集でなんとかなると思ったんですよ。でも、無理だった(笑)。あれはミスです! 正直ミスです。でも、それもいいかなあと思って(笑)。包み込んでくれる作品だと思うし、結果オーライです。※「男達の銀魂道」、次回は沖田総悟役の吉沢亮さんにお話を伺います。●【プレゼント】福田雄一監督直筆サイン入りポラ福田雄一監督の直筆サイン入りポラを抽選で2名にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年7月13日から2017年7月20日23:59まで■内容:福田雄一監督サイン入りポラプレゼント■当選人数:2名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.ハッシュタグ「 #マイナビニュース福田監督ポラプレゼント」と、本記事タイトルとURLを付けてツイート(コチラをクリックするとツイートリンクに飛べます)。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。■当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年07月13日江戸の治安を預かる真選組の活躍を描いた、原作でも高い人気を誇る「銀魂」随一の感動エピソードを実写化するdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」。この度、7月15日(土)の配信開始に先駆け、ドラマから場面写真が一挙到着した。沖田(吉沢亮)の姉・ミツバ(北乃きい)が貿易商の蔵場当馬との結婚を報告するために真選組屯所を訪れる。 休暇を与えられた沖田は、姉と2人きりの時間を過ごすが、弟に友人がいないことを心配する姉を安心させるため、咄嗟にその場を通りかかった銀時(小栗旬)をあろうことか大親友と紹介する。一方、江戸に不審船が出入りしているという情報があり、土方(柳楽優弥)がその捜査にあたるが、 事件とミツバには意外な繋がりがあることが判明し…。真選組の沖田の姉・ミツバを巡る陰謀と、そこに立ち向かう真選組の活躍が描かれていく本作。主人公・銀時を演じる小栗旬はもちろん、真選組局長・近藤を演じる中村勘九郎、鬼の副長・土方を演じる柳楽優弥、ドS隊長・沖田を演じる吉沢亮といった真選組メンバーが総出演。そして、今回のエピソードの鍵を握るミツバを北乃きいが演じている。迫力のある殺陣が見どころのアクションシーンに加えて、沖田と土方の確執を生むきっかけになった過去や、互いに想い合いながら別々の道を歩むことになったミツバと土方の悲恋など人間ドラマも注目だ。映画と同様、熱い視線が注がれる本作だが、今回全3話の中からそれぞれ厳選した場面写真が到着!まず第1話からは、結婚報告のため、吉沢さん演じる沖田総悟に会いに来た北乃さん演じるミツバのシーン。普段はドSの沖田だが、姉・ミツバと笑顔で楽しそうに話すカット、辛いもの好きなミツバが、銀時にタバスコをたっぷりかけたパフェを食べさせるカットが公開。続いて第2話からは、柳楽さん演じる土方十四郎と沖田の剣闘シーンと、ミツバの入院する病室に潜り込む戸塚純貴演じる山崎のコミカルな場面、ミツバの様態が悪化し病院に駆けつける沖田の緊迫した表情が切り取られた。映画では観られない、「ミツバ篇」ならではの真選組2人の剣闘シーンは見逃せない!そして最後、第3話からはミツバの婚約者である蔵場当馬は、武器の闇取引を行う極悪商人であることを知る土方が、ミツバの様態が悪化する中で密輸現場へ一人で向かい、複数の敵に立ち向かう姿が。沖田、土方、ミツバ…それぞれを想う気持ちがあらわれる「ミツバ篇」。ぜひ映画と併せて観てみて。dTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」は7月15日(土)0時~dTVにて全3話一挙配信。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月11日●今までになく、しゃべりやすかった小栗旬週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化、7月14日から全国で公開される。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施。今回はメガホンを取った福田雄一監督に、主演の小栗旬と、監督の愛が止まらない堂本剛、2人の役者について話を聞いた。○「いやだな」と思いながら食事に――今回、主演が小栗さんに決まった経緯を教えてください。ハワイでオファーをされたとか。僕、あまり小栗くんが得意じゃなかったんですよ。小栗くんも今回の『銀魂』関連のインタビューで「福田さんが苦手だった」と答えていて、お互い得意な印象がありませんでした(笑)。小栗くんは人が好きな方なので、僕の方の人見知りが主な原因なんですが。やっぱり小栗くんって、常に戦う姿勢を崩さない人じゃないですか。僕は非常に平和主義で、なにかと戦いを避けるタイプなので、苦手意識があったんです。でもたまたまハワイでロングステイしている時に、小栗くんと時期が重なっちゃったんですよね。苦手意識はあるのものの、知り合いは知り合いじゃないですか。お互いがハワイにいることを知っているんですよ。そんな中で、誘いあわないのも気まずいじゃないですか。それで「飯食おうか」という話になったんです。僕はちょうどハワイでノープランのまま『銀魂』の台本を書いていて、そんな時に「飯食おう」となって、すっげーいやだったんだけど行って(笑)。家族同士で会った時に、本当に今までの小栗旬と別の小栗旬がいたんです。もうほんと、”父親”の小栗旬だったんですね。――そんなに変化が。僕が持っていた、小栗旬のイメージはずっと、相手にこう、ファイティングポーズを取っている人だったんですけど、ハワイで「うわ、小栗旬ってこんなにしゃべりやすかったっけ」というくらい、まあ今までで一番しゃべったと思います。家族もいたのに、小栗くんとテンションががち合いして(笑)。その時に「銀ちゃん」と重なったんです。ずっとファイティングポーズだった小栗くんが、お子さんができたことで、いろいろな角が取れて、いっこ力が抜けましたという状態が、攘夷戦争で戦ってきて、今諦めがあり、天人がいる中で万事屋をやりながら暮らしている銀ちゃんの経緯と、合致しました。●色濃く出てしまう、堂本剛愛○互いに苦手な関係から激変――そこでそのまま小栗さんと『銀魂』の話を進められたんですか?すごくタイムリーだったんじゃないかなと思って、「うわ、これは銀ちゃんは小栗くんがいいなあ~」と思いました。冗談半分で「ハワイで台本が上がったら打ち合わせしましょう」とプロデューサーに言っていたら松橋さんが本当に来てくれたので、相談すると「じゃあ、口説いちゃおうか」って(笑)。やっぱこれはね、フットワークですよ! 運とフットワークです! これは、成功する作品に必要なものですよ。そのままハワイでとある和食屋さんに行って、小栗くんに「銀ちゃんをやってくれねーか」と言って、いい返事を引っ張り出して。日本に帰ってきてから、正式に事務所でお話をしてもらいました。――小栗さんの変わったというところは撮影中も感じましたか?感じましたし、ずっとそういうスタンスでやってくれていたんだと思います。あの人、本当に気い使いだから。座長としてやってくれつつ、良い意味で力が抜けた感じの銀時でいてくれていましたね。だいたい撮影中の8~9割は僕の横にいました。僕とずっと馬鹿げた話をしたり、撮影したものを見たり(笑)。――それまでお互い苦手意識があったのに、そこまでとは。もう大好きになりました本当に! 俳優業界で、今1番LINEやってるんじゃないかな。一番、プライベートでしゃべっていると思います。激変しましたね。○もはや兄弟のような感じ――ちなみに監督のTwitterを見ていると、高杉晋助役の堂本剛さんへの愛を強く感じます。そうですね、ちょっと色濃く出てますね……。なんといっても、そんじょそこらの付き合いじゃないですから。――出てる方の中で一番長いんですか?20歳になる前から知ってますからね。剛が僕の家にきて鍋を作ってくれたりと、お互いの家に遊びに行ってゴロゴロしてた時期もありましたから(笑)。当時は僕もバラエティ番組の仕事が主で、家が遠かったので、空いた時間に剛に電話して。吉野家の牛丼を買って、剛の家に遊びにいったのを、よく覚えていますね。2人で牛丼を食べながら、お笑いのビデオを見て「おもろいな~」ってごろごろして(笑)。そんな関係です。――もう、若手芸人みたいですね。本当に(笑)。剛が釣りを始めた時も、2人で何もしゃべらないでずーっとぶらぶらマス釣りをしていました。釣った魚を持って帰る時に、ワタを抜かなきゃいけないんですよね。剛は料理が得意なんでワタも抜いてくれて、僕も「ありがとうね」って言って。本当にくだらない関係です。そういう中で、映画としては初めて作品を一緒にやることになりまして。高杉というキャラクターは最初から剛のイメージでいたから、実現したことが非常に嬉しかったし、高杉の人気も知っていたので、「剛で良かった」と言ってもらえるためなら、どれだけでも頑張れるという気持ちはありました。だから、剛の撮影の前の日はすごく緊張しました。「ああ、明日、剛いるんか~」と思ったら、全然寝れなかったですもんね(笑)。――そこまで!本当に、僕の1番の緊張ポイントでした。剛の一言目の台詞を聞くまではドキドキしました。でも、聞いたらすごく安心した。最初に剛が「アニメを見たんだけど、声優さん(子安武人)はすごく声が低いよね。あんな感じにしたほうがいいの?」と言うから、「剛くんのソフトな声でやってほしい」と伝えていたんです。剛のソフトな声でやることによって、高杉のナイーブさが出ると思っていたから、高杉の「今夜は随分とでけえ月が見えるなあ」という一言目を聴いた時に、ようやく安心できました。――本当に愛が深いですね兄弟みたいな感じですからね(笑)。※「男達の銀魂道」次回は引き続き福田監督に、アニメ映画版で参考にした点などを伺っていきます。
2017年07月11日7月14日の実写版映画『銀魂』公開に先立ち、6日、テレビ東京で特番が放送された。「万事屋三人衆スペシャルトーク」として、小栗旬(34)、菅田将輝(24)、橋本環奈(18)の3人が登場。「笑い過ぎてよく覚えていない」と言いながらも、撮影の裏側を語り合った。 今回の実写化で注目されているのは、「ゲロを吐き、鼻をほじるヒロイン・神楽」を正統派アイドルの橋本がどのよう演じるか。現場で橋本が鼻をほじるシーンを演じ切った後は、周囲から拍手が沸き起こったという。だが橋本には苦にならなかったようで、「撮影中一番大切だったこと」を聞かれた際は「アクション」と回答。ワイヤーアクションも行うなど、かなり本格的な撮影だったようだ。 小栗と菅田は飲み仲間らしく、終始楽しげないじり合いを見せた。菅田は「次は左手をいただく」というセリフを何回やってもうまく言えず、初めて監督から「アフレコにしよう」と吹き替えを提案されたエピソードを披露。小栗から「役者としての技能の問題だよね」と責められ、「そういうことですね」と応じていた。 さらに「今だから言える共演者の秘密」として、小栗は菅田の印象を「眼が悪い」と回答。菅田はメガネキャラの新八を演じているのだが、本人も目が悪く、演技中のメガネにも度が入っていたそう。コンタクトがないときはかなり分厚いメガネをかけて来たようで、小栗は「なかなか皆さんお目にかかれない、本当に冴えない菅田くんが見られる瞬間」「それすらも冴えてる、昔の文学青年みたい」と絶賛した。 また特番の中盤で登場したムロツヨシ(41)は、主人公・銀時を演じる小栗に「肩パン」するシーンの音にこだわるあまり、小栗の肩に大きな青あざを作ってしまったと告白。同じく中盤から登場した佐藤二郎(48)に「小栗君は全編であんなにかっこいいアクションシーンをやって、アザひとつできなかったのに、ムロくんのせいで…」と爆笑されていた。 作中同様、仲の良い俳優陣によって、笑いの絶えない現場で創り出された映画『銀魂』。爆笑あり、シリアスあり、感動ありの漫画世界がどのように再現されているのか、映画公開日を楽しみに待ちたい。
2017年07月09日実写映画版『銀魂』が、2017年7月14日(金)より公開される。これを記念して、主演・小栗旬演じる主人公・坂田銀時が働く万事屋をイメージした、イベント「万事屋 銀ちゃん 新宿マルイ アネックス店」が、2017年7月7日(金)から8月1日(火)までの期間限定でオープンする。会場では、実写映画で使用した万事屋セットを映画の美術スタッフによって本格再現。映画の世界観や見どころ満載の紹介展示や、原作者・空知英秋の描き下ろし直筆イラスト&コメントなどが紹介される。また、人気キャラクターのエリザベスや定春と一緒に撮影ができるフォトスポットも登場。定春にかじられた姿で写真撮影が可能だ。このイベントのために描き下ろしされたイラスト入りの限定グッズも販売。 YOROZUTAのロゴ入りTシャツや坂田銀時をイメージしたシルバーリング、定春&エリザベスモチーフのぬいぐるみポシェットなどが展開される。【イベント詳細】「万事屋 銀ちゃん 新宿マルイ アネックス店」期間:2017年7月7日(金)~8月1日(火)会場:新宿マルイアネックス 6F イベントスペース住所:東京都新宿区新宿3丁目1-26時間:11:00~21:00(日・祝は20:30まで)※最終日は19:00まで<アイテム例>・Tシャツ(坂田銀時 YOROZUTA) 3,900円(税込)・シルバーリング(坂田銀時) 8,640円(税込)・ぬいぐるみポシェット「定春&エリザベス」1,944円(税込)©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
2017年07月09日俳優・小栗旬主演の映画『銀魂』のメイキング特別映像が3日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。この度公開されたのは、『銀魂』メイキング映像"万事屋篇"。銀時(小栗)が営む便利屋、"万事屋銀ちゃん"の撮影メイキングシーンとなる。従業員の志村新八(菅田将暉)、居候の怪力美少女・神楽(橋本環奈)の3ショット撮影からスタートし、アクションシーンの裏側もチラ見せする。原作・アニメでも人気のエピソード"カブト狩り"シーンの撮影風景では、福田監督が「この後、銀ちゃん陸上部の走り方で走らなきゃいけない」と言うと、小栗が「ケンブリッジ飛鳥ですね」と冗談を交えて返し、万事屋メンバーに土方十四郎(柳楽優弥)も加えて全力疾走する様子が収められている。小栗の全力疾走に橋本は「銀ちゃん、速すぎるんですよ」と言葉をこぼすと、福田監督は「でも(神楽は)夜兎族だからね(笑)」と一言。昨年夏に行われた撮影の裏側を垣間見ることができる映像となっている。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2017年07月03日小栗旬が主演を務め、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一がメガホンをとった映画『銀魂』。この度、公開を間近に控えた本作から、キャスト陣の笑い溢れるメイキング映像“万事屋篇”が公開された。幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船――ではなく、エイリアンと宇宙船だった!いまや地球人と宇宙からやってきた天人が共に暮らす、将軍おひざ元の江戸・かぶき町。ここで、なんでも屋「万事屋」を営む銀時は、従業員の新八や居候の怪力美少女・神楽といつものようにダラダラした午後を過ごしていた。だが、ぼんやり見ていたTV番組のニュースで、カブトムシ狩りで一攫千金できると知り…、てんやわんやの大騒動で幕が開く。ある日、万事屋に仕事依頼が舞い込む。江戸で暗躍する攘夷志士の桂が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明になったというのだ。その影にうごめくのは、「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵。そしてかつて銀時と共に攘夷志士として救国のため戦った高杉晋助。捕らわれた仲間を救出するため、この世界を護るため――満身創痍の銀時はひとり、走り出す。江戸の空に浮かぶ戦艦で、一世一代の大バトルが始まろうとしていた――!昨年7月の映画製作決定発表から現在に至るまで、キャラクタービジュアルや映像が解禁される度、話題を集めてきた本作。このほど公開されたメイキング映像は、銀時(小栗さん)、従業員の志村新八(菅田将暉)、居候の怪力美少女・神楽(橋本環奈)が、銀時が営む便利屋“万事屋銀ちゃん”のセットで、仲良く3ショット撮影を行う様子からスタート。そして、銀時のワイヤーを使ったアクションや、ぱっつぁんのキメシーン(?)、さらに原作・アニメでも人気のエピソード“カブト狩り”シーンの撮影風景が登場。“カブト狩り”シーンの撮影は、昨年の夏のクランクイン初日に行われ、映像には福田監督と小栗さん、菅田将暉、橋本環奈が仲良く撮影に臨む姿が。この日の撮影について、「この後、銀ちゃん陸上部の走り方で走らなきゃいけない」と監督が言うと、「ケンブリッジですね」と冗談交じりに小栗さん。そしてそのシーンの撮影が行われると、小栗さんの全力疾走を目の当たりにした橋本さんは、「銀ちゃん、速すぎるんですよ!」と一言。猛暑に見舞われながらも、疲れさえも笑いに変える、楽しさ溢れる現場の雰囲気が映像からも伝わってくるようだ。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月03日映画『銀魂』のジャパンプレミアが28日、都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、福田雄一監督、エリザベス(キャラクター)が登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。この日は夏祭りをテーマに、キャスト陣、監督ともに浴衣姿で登場。お面やヨーヨーを手に持つなど、”祭り”感の強いイベントとなった。紫の浴衣で大人の色香を漂わせた長澤、キャスト陣の中でもひときわ小柄な身体を小花柄浴衣でかわいく演出した橋本など、それぞれの着こなしを披露した。作中で鼻をほじる橋本や、鬼気迫る表情の長澤など女優陣の”変顔”が注目されたが、長澤は「今までしたことないと思うんですよね。芸能界に入って」と撮影を振り返る。初の変顔だったが、福田監督は「昨日(長澤から)メールもらって、『次はもっとやれます』って」と明かし、会場でも驚きの声が上がった。「楽しくなっちゃったの?」と聞かれた長澤は、「反省点が見えちゃった。もうちょっと欲張っちゃいました」と貪欲な様子。それを聞いたムロは「よくばりまさみもいいですよね」とドヤ顔で頷いていた。
2017年06月29日●誌面より、単行本の気持ち良さを意識週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化、7月14日より全国で公開される。現在原作では地球の危機を迎え、過去に登場したキャラクターが総出演で物語が展開している。14年にもわたる長期連載がクライマックスを迎えようとしている時、作者は一体何を考えているのか。そして、漫画家・空知英秋の特殊さとは。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施し、空知英秋と8代目担当の真鍋廉(集英社)に話を聞いた○終わるからこそ解き放たれる――最終章の構想はいつ頃からあったんですか?空知:漠然と、最初から構想はありました。でも、細かいところは何も決まっていませんでした。なんとなくみんなが出てきて盛り上がりを作りたいなというのはありましたけど、打ち切りになったらできないから、そこまでは詰めてなかったです。いっぱいキャラクターがいる漫画なので、全員拾ってあげたかったし、銀さんだけが盛り上がる、というのは違う。みんなを主役にしたかった。最終章では、表現の仕方もだんだん変わってきましたね。これまで、読み切り型の描き方が染み付いていたんで、演出も小さいコマでやっていたんですけど、せっかく最後なので、たっぷりページを使って、見せるところは大ゴマで見せたいなと。時間の流れが昔の銀魂と全然違うと思います。すごく長い。それは、単行本を意識した感覚なんですよね。最終章になってからは、週刊は捨てて「もう、アンケートの順位はとらなくていいや」くらいの気持ちで、単行本で見た時の気持ち良さを目指しています。アンケートから解放されたいというか、「もう終わるんだしいいだろ!」と(笑)。8代目担当・真鍋:担当としては、アンケートの順位が上がったらめちゃくちゃ嬉しいですよ!空知:終わるからこそ、解き放たれるというか。「どうせ終わるからいいもんね~」みたいな。真鍋:そこは開き直らないでください(笑)。――もう、打ち切りとかにはならないですもんね。真鍋:いや最終章で打ち切られたら「今までのは何だったんだ」って……。空知:でも、あんまりひどいと、わからないんじゃない?(笑)真鍋:毎回最下位だったらあるかもしれないですけど、そんなことはありえないので!――ちゃんと最後まで描ききれるというのは、すごく素敵なことなのかなと思います。空知:残念ながら終了してしまう漫画もある中で、好きなところまで描ける機会をもらえるのもありがたい話だし、最後を描くの、結構好きなんですよ。途中だるいんですけどね(笑)。お話の最後の切なさをやりたくて描いているところもあるので。――終わりを描く楽しさというのは、1話完結回にもつながりますか?空知:終わりが描きたいから、短編を描きたいというところはありますね。始まりと終わりを描くのが好きなんです。●ギリギリすぎてタクシーで「風の音を聞かせろ」○原稿が遅いのは、ギリギリまで粘るから――現担当の真鍋さんは『銀魂』の連載が開始された時、どんな感想を持たれていたんですか?真鍋:僕は当時中学生でしたが、書店に銀魂の単行本を買いに行った記憶があります。空知:絶対、買ってねーだろ!(笑)真鍋:いや買ってました!空知:そんな都合のいい話あるか! 「その2人がまさに今、出会った」みたいな。そんなわけないじゃん!真鍋:いや本当に、ジャンプも読んでいて、読者の立場からすると「変な漫画が始まったな」「なんて形容していいかわからん」みたいな気持ちでした。変だけど、なんだか面白い。そういう感想は抱いてたんです。『銀魂』って漫画界を見渡しても特殊な存在の、良い意味で変な漫画だなと思います。――真鍋さんから見て、空知先生のすごいと思うところはどんなところですか?真鍋:お話の振り幅がギャグからシリアスまで本当に広いので、引き出しの多さにはとにかく驚かされます。それと、漫画そのものに限界まで食らいつく執念みたいなものに凄みを感じます。 空知先生は原稿が遅いというイメージがあると思いますが、単純に遅いというよりは、ぎりぎりまで考え抜いて妥協しないというのが理由なんです。もう正直、毎週締め切りがあるようでないみたいな感じはあって、僕も半泣きになりながら「空知さんちょっと、本当にそろそろお願いなんで、空知さん」って……。空知:めっちゃリアルだった、今。ガン無視なんですけど(笑)。真鍋:編集部からは「何やってるんだ」って。何ならビデオ通話がかかってきたり。 本当に仕事場を出て「タクシーに乗ってます」って言っても信じてもらえなくて、「窓を開けて風の音を聞かせろ」みたいな。空知:(笑)真鍋:印刷所からも「真鍋さん、出ました?」と連絡が来て、「今、出ます!」と言って、そこからなかなか出られないみたいな。でも、それも空知先生がただただ遅いというより……。空知:今更フォローできるの!?真鍋:やっぱり、そこまで粘って描いているんです。もちろん色々な人にすみませんと頭を下げないといけないですが、読者に少しでも楽しんでもらおうという空知先生の執念ですよね。いや、締切は締切なんですけど……。次週の進行が苦しくなるにも関わらず、少しでも良いものに仕上げようとしているのは、覚悟がないとできないことなんじゃないかなと思っています。毎週が綱渡りで、もうちぎれた綱をつなぎ合わせてるくらいのライブ感ですが……。空知:その通りだと思います。迷惑かけて、申し訳ないなと思ってます。ただ、正直麻痺してるんですよね。俺も苦しんでるから、全員苦しめ! みたいな気持ちはありますね(笑)。○すぐに漫画を描く――これだけ長期の連載だと、終わった後はゆっくりしたいとか、あれをやりたい、と考えていることもあるんでしょうか?空知:ちょっとは遊ぶでしょうけど、基本はやっぱり漫画が好きでやってるので、すぐに漫画を描くと思います。苦しいだけですけど、そこしか社会との接点がないので。漫画を描いていないと、しかばねなんですよ。生きるしかばね。何の役にも立っていないし、漫画自体も役に立ってないので、だったらせめて楽しませないと。それくらいしかないので。……いや、こんなこと言ったらすぐやらなきゃいけなくなる。わかりません!真鍋:えっ!?空知:週刊が結構きついかなあって。真鍋:生々しすぎますけど!※「男達の銀魂道」、次回は福田雄一監督にお話を伺います。(C)空知英秋/集英社(C)2017映画「銀魂」製作委員会
2017年06月29日映画『銀魂』のジャパンプレミアが28日、都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、福田雄一監督、エリザベス(キャラクター)が登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。ジャパンプレミアでは「夏祭り」をテーマに、登壇者は浴衣で登場。エリザベスが神輿に乗り、観客も鳴りものやうちわで応えるなど、賑やかなイベントで映画『銀魂』の幕が開いた。小栗はお面姿で登場し、お面をとると別のお面が、という小ネタも仕込む。素顔を晒すと、観客からは歓声が上がった。小栗・菅田・橋本の3人が”万事屋”メンバーを演じる同作。撮影現場では小栗が2人を食事に連れて行く一幕もあったという。菅田は「ご飯の場で急に小栗さんが『銀魂音頭って面白そうじゃない?』と言って、『銀魂音頭でギンギンギン』って言ったら、そうなりました」と明かし、急なアイディアも実現する現場に、小栗も「そういうのが許される場所でしたね」としみじみと振り返った。菅田は「橋本神楽さん……」と、橋本の名前と役名を混ぜて語りかけ「うわ、恥ずかしい! 恥ずかしいミスしたで」と苦笑。「神楽が鼻ほじったりゲロ吐いたり。でも誰よりも楽しそうで、だんだんカメラマンとかにも喧嘩を売りだした」と橋本について語ると、橋本は「売ってないよ!!」と驚いてつっこんだ。劇中では衝撃的な変顔を披露する橋本だが、周囲の”いじり”に「ひどい!!」と憤慨。しかし「監督がやってくださる顔を細かく忠実に再現しようと頑張りました。ねっ!」と監督にかわいく同意を求めていた。万事屋3人のトークまでは平和だったものの、14人の豪華キャストに加え、一番しゃべる福田監督も参戦し、収拾のつかない様子に。ムロ・佐藤が両脇から自由に動き、岡田が逆ギレするなど錯綜するトーク模様に、小栗が同作を「はい、こんな映画です」と紹介すると、観客からも納得の笑いが起こった。小栗は「今、だいぶ伝わったと思いますが、こんな映画になってます。なので、楽しいと思います。こんなのの続きです。楽しんでください」と改めてメッセージを贈った。
2017年06月28日映画『銀魂』のジャパンプレミアが28日、都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、福田雄一監督、エリザベス(キャラクター)が登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。“福田組”常連のムロは、大人数のトークの中でも大活躍。イベント開始時から、トークに参加しようとし、福田監督から「脇役だから! 立ち位置でわかるじゃん」と早速ツッコミを受けていた。また、橋本の姿に観客から「かわいい~」と声が上がると、「ありがとう」と一礼。安田がシリアスなトーンで「いい夏の思い出ができたと思います」と話し始めると「シリアスな映画の舞台挨拶ごっこしてる!!」と囃し立て、場を盛り上げた。また、一番最初に登場したのにずっと喋っていなかった岡田には「しゃべり田将生!」とあだ名をつけ、岡田は「うるせーんだよ! ほっとけよ! わかったよ!」と声をひっくり返しながらツッコミ。ムロ自身のトークでは「ようやく来ましたね」と満面の笑みで応えると、観客席からは一番の歓声が上がっていた。ムロは「福田さんとは契約を結んでおりまして、通行人Aの役でもなんでも出続けているという」と明かした。 "じじいキャラ"を演じたムロは「特殊メイクのチームがやってきまして、特殊メイクです! と来まして、特殊なメイクをされました」と振り返り、「いや~、いい思い出です」とにこやかに語った。全体的にトークの”ガヤ”を積極的に行っていたムロだが、隣同士だった吉沢には特に絡んでいた様子。人気キャラを演じる吉沢が「原作ファンの方々の反応が一番怖かったですね。殺されないかなと思って」と話していると、吉沢に寄り添って頷き、ステージからはける際には自身のお面を吉沢にかぶせようとするなど、たえずちょっかいを出していた。
2017年06月28日「週刊少年ジャンプ」の大人気看板コミックにして、累計発行部数5,100万部以上を誇る「銀魂」(原作・空知英秋)を実写化した『銀魂』のジャパンプレミアが6月28日(水)、東京・文京区のTOKYO DOME CITYで開催され、ファン1500人が駆けつけた。夏祭りをイメージしたプレミアに、涼しげな浴衣に身を包んだ小栗旬(坂田銀時役)、菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、新井浩文(岡田似蔵役)、吉沢亮(沖田総悟役)、早見あかり(村田鉄子役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、佐藤二朗(武市変平太)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、中村勘九郎(近藤勲役)、福田雄一監督という豪華なメンバーが勢ぞろい!さらにエリザベスを担いだ神輿も登場し、お祭り気分を盛り上げた。舞台挨拶のスタートこそ、小栗さんが「普段はグータラだけど、守るべきもののために、戦う姿がカッコいい」と熱弁したものの、ムロさん、佐藤さん、福田監督というクセがすごいメンツの参戦で、次第にトークは脱線モード。さらに劇中ほとんど全裸だという勘九郎さんが、「休憩中は裸にガウンで、AV男優みたいと言われた」など下ネタを連発すると、「初めて会ったときから、ハチミツまみれで…。役者魂を感じた」(小栗さん)、「全裸で素振りする姿に、笑いをこらえるのが大変だった」(柳楽さん)と“いじり”が始まり、舞台上は完全なカオス状態に…。その後もトークが軌道修正することはなく、「よくぞスケジュールを合わせたな」と思わせる豪華キャスト陣は1,500人を前に終始、ほぼムダ話。「まさき!」(菅田さん)、「お前も、まさきだろ!」(岡田さん)といったキュートなやりとりもありつつ、しまいには福田監督が「実写化のプレッシャー?深夜ドラマを撮るみたいに、パパッとやっちゃえばいいかな」とぶっちゃけて、会場は大爆笑!これぞ『銀魂』と納得させる前代未聞のユニークなジャパンプレミアとなった。宇宙から襲来した「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途を辿っていた江戸時代末期。かつての攘夷志士で白夜叉と恐れられた凄腕剣士の坂田銀時は、何でも屋を営み、従業員の新八、神楽とさまざまな事件を解決していた。そんなある日、“紅色の妖刀”にまつわる怪事件が多発し、銀時の前に幼なじみで、攘夷志士の中で最も危険な男とされる高杉晋作が現れる。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月28日2004年週刊少年ジャンプで連載中の空知英秋・原作漫画を、福田雄一監督のもと小栗旬ら超豪華キャストで実写化する映画『銀魂』。今回、小栗さん演じる坂田銀時や、桂小太郎(岡田将生)、高杉晋助(堂本剛)の師である“吉田松陽”の声を、アニメ版で声優を務める山寺宏一が担当することがわかった。舞台は、黒船ではなく宇宙からやってきた“天人(あまんと)”によって、開国されたパラレルワールドの江戸末期。そんなカオスな世界の将軍おひざ元・かぶき町で金さえ貰えればなんでもやる便利屋“万事屋銀ちゃん”を営む銀髪天然パーマのぐうたら侍・銀時と特徴の薄いメガネ男子・志村新八(菅田将暉)と宇宙最強の戦闘民族・夜兎族の少女・神楽(橋本環奈)。いつも開店休業状態の彼らの周りでは面白おかしい事件や騒動が勃発。そんな愉快な日々を過ごす中、銀時の盟友・桂小太郎(岡田将生)が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明に――!?原作は、累計発行部数5,100万部以上の大人気コミック。2016年7月の映画制作決定情報解禁から、原作・アニメファンからも熱い注目が寄せられ、キャラクタービジュアルや映像素材が解禁される度に大きな話題を呼んできた。そんな中、テレビアニメ「銀魂」をはじめ、劇場版アニメ『銀魂 新訳紅桜篇』にて“吉田松陽”の声優を務めてきた山寺さんが、実写版においても同役を担うことが決定。松陽は銀時・桂・高杉に大きな影響をもたらし、物語のキーパーソンとなる人物。やる気なし、下品でいつもぐうたらしている銀時は、実はかつて攘夷戦争に参加し「白夜叉」と呼ばれた伝説の侍。幕府指名手配中の攘夷志士の生き残り・桂小太郎と攘夷過激派武装集団“鬼兵隊”の頭領・高杉晋助とは攘夷戦争時代の盟友で、松陽が開いていた“松下村塾”にて共に武士道を学んだ幼なじみだ。激しき攘夷戦争を経て、松陽を失い道を違えた3人…。彼らが戦う意味、そして、譲ることのできないそれぞれの“侍魂“。彼らが抱く松陽先生への想いとは?映画『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月28日声優の山寺宏一が、小栗旬主演の映画『銀魂』(7月14日公開)に登場するキャラクター・吉田松陽の声を務めることが28日、わかった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回山寺が声を務める松陽は、坂田銀時(小栗)・桂小太郎(岡田将生)・高杉晋助(堂本剛)の師。3人は松陽が開いていた“松下村塾”にて共に武士道を学んだ幼馴染で、攘夷戦争に参加したのち、松陽を失いそれぞれの道を行くことになった。山寺はテレビアニメ『銀魂』(テレビ東京/2009年・2013年・2016年~2017年)、劇場版アニメ『銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)にて同役を担当しており、実写版でも回想シーンに声として参加することになった。
2017年06月28日●原作者自ら、組織票を疑う週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化される。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施。連載当初は全く人気がなかったというが、なぜここまでの人気を得るに至ったのか。また、連載時のピンチについてのエピソードや、今回の実写版キャストの感想について、原作者の空知英秋と、8代目担当の真鍋廉(集英社)に話を聞いた。○「よく生き残れた」という実感――ぜひ連載の最初からお伺いできれば。もともとは新選組の話としての構想があって、そこから今のような物語になっていったんですか?空知:最初は大河ドラマ『新選組!』に便乗しようとしていたんですよね。僕も新選組が好きで、ネームを書いたんですけど「ただのパロディじゃねえか」と思って。全体的にパロディになるのがいやだから変えたんですけど、結果、パロディまみれの漫画を描いているという(笑)。わからないものですね。――連載が開始されてから、人気が出るまで、10週ほどかかったとか。空知:何も知らなかったからできたんでしょうね。みんなこんなものだろうと思ってたんですよ。今は、最初の段階でアンケートがこれくらいだったら、だいたいは終わってしまうだろうと知っているから、諦めてしまうかもしれない。それくらいビリッケツでした。でもその時は何も知らないから、がむしゃらにできました。よく生き残れたなと思います。――途中で人気が出てきたのは、実感としてあったんですか?空知:アンケートの順位は上がりましたが、「組織票じゃないのか?」と疑ってました。実際組織票だったんじゃないかと思うんですけど(笑)。8代目担当・真鍋:勝負をかけようという回はあったんですよね。 花見の回(第17訓「酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラ取れ」)。空知:そうですね。「派手なのをやろう」と。真鍋:実際に、そこで人気が上がった。空知:いや、花見の前にじいさんの話(第11訓「べちゃべちゃした団子なんてなぁ、団子じゃねぇバカヤロー」)で上がってて、明らかにおかしいじゃん。じいさんの話で上がるわけないから、組織票だったんでしょうね(笑)。真鍋:そういうことにしておきましょう。――それでは、ここまで人気が出るとは予想されていなかったんですか?空知:冗談で言っていたくらいです。「アニメ化したりね!」とか、ゲラゲラ笑ってたら本当になって。真鍋:でも、第1巻が発売した時に単行本がすぐ売り切れて、重版がかかったんですよ。空知:いや、最低部数だったんですよ!? どんだけなめられてるんだ! 当時は編集長から「君は若い。次があるから頑張って」と言われました。コミックスが売れたから「ざまあみろ、このやろう」(笑)。本屋で「『銀魂』売り切れです」という紙を見た時はうれしかったです。「やった、売れた~!」と。●みんな小栗旬を好きになるかもしれない○最終章のシリアスさに驚き――これまでの連載を振り返って、ピンチだったことなどはありましたか?空知:毎週ピンチですけど、連載と並行して読み切りをやってた時が一番ピンチでしたね。ストレスが限界で、ずっと椅子に座ってられないくらい。「誰かを蹴りたくて仕方ない」みたいな(笑)。真鍋:締め切りがやばすぎて、各所に謝るため、当時の担当の本田は丸坊主になりました。本田は「手が震えて眠れなかった」と言ってましたけど、空知さんも眠れなかったんですよね。空知:もう『銀魂』を描いている時間がなかったので、画面を真っ暗にして「停電にしよう」と。( 第328訓 「カニのハサミは絆を断つハサミ」)真鍋:発明ですよね……。空知:真っ黒にしてなんとか乗り切った。諦めなければ、なんとでもなりますよ。――真鍋さんは一番新しい担当ということですが、これだけのヒットタイトルの最終章を担当することになって、プレッシャーなどは。真鍋:めっちゃめちゃ、プレッシャーです。担当を変更したタイミングが「将軍暗殺篇」という、いわゆるシリアス長編で、それも終わりに差し掛かったところでした。僕が元々『銀魂』に持っていたイメージはギャグだったので、バトンタッチしたところでいきなりのシリアスモード。想像していた展開と違ったので、大変でした。空知:「将軍、殺すから」とか言ってるし(笑)。真鍋:「殺すとかそういう漫画だったっけ!?」と。そこは緊張したところです。――空知先生は、最終章に入って自分の中での盛り上がりはあるんでしょうか?空知:そんなになくて、割と冷静です。銀魂だからこれだけ長くできたというのは、あるかもしれないですね。これだけなんでもありな漫画ってあんまりないでしょう。だからイマイチ爆発もしないんですけど多分。真鍋:そんなことないですよ! 売れてますよちゃんと!空知:もっと縛りがあった方が本当はいいんですけど、何でもありだと、何が起きてもびっくりしなくなってくから。そこが弱点でもあるけど、救われたところもめっちゃあります。とにかくいろんな話を書きたかったから、今となっては良かったかな。――でも本当に、少年から女性ファンまで幅広い層に人気ですよね。空知:少年も女性も、読んでくれる方はありがたいです。でも女性のファンが多いのは、ちょっと意味がわからないですよね(笑)。どの辺なのかな? あんな下品なのに、何なの? 真選組!? 全員、変態ですからね。――ご自身で好きなキャラクターはいるんですか?空知:長谷川が結構好きですけど、みんな好きですかね。いや、言ってることがさっきのインタビューと違うな!? さっきは「全員嫌い」って言ったぞ!(笑) でも、おっさんキャラが結構好きですね。○漫画のノリに加えられたアレンジ――実写映画版も、イケメンがそろってる感じですが。空知:まあ、イケメンですね。菅田将暉さんが新八やってるから、そりゃすごい人気ですよ。かけ離れてるから「本当にやってくれんの!?」と不安になりましたけど、いや、うまかったですね。関西の方だからか、寒くさせない技術みたいなものがあるんでしょうね。漫画の笑いのノリで実写をやるとキツイですから。福田監督の手腕もあるでしょうし、みなさんアレンジを加えて下さって、安心して見ていられました。――主演の小栗旬さんとは会われたんですか?空知:1回撮影所で会いましたけど、緊張してあんまりしゃべっていないです。シャイなので、お互い目を見ないみたいな。真鍋:福田監督にも会って、福田監督はめっちゃ見てくるんですけど、空知さんは全然福田監督のことを見てなかったですね。空知:「グイグイくるな、この人」と思いましたからね(笑)。あれも監督の才能なんですかね。入り込んで行かないと、現場が回らないですもんね。――小栗さんも映画の中では、ギャグパート含めかなりいろんなことをされていて。空知:「こんなにやってくれるんだ」と思いました。みんな、黒歴史にならなきゃいいけど(笑)。これだけやって、滑ったら申し訳ないですね。でも、あれだけやってくれたら、観た人も「小栗くん、こんなことやるんだ!」って、好きになると思いますよ。※「男達の銀魂道」、次回は引き続き原作者・空知英秋先生に、『銀魂』最終章で起こった自身の変化についてお話を伺います。(C)空知英秋/集英社(C)2017映画「銀魂」製作委員会
2017年06月26日dTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』(7月15日配信開始)の予告編、及び劇中画像が21日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックのドラマ化で、パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。7月14日から公開される映画版『銀魂』と同キャスト・同スタッフで、全3話のdTVドラマ版が製作された。今回は原作でも人気の長編エピソード・ミツバ篇をドラマ化。江戸の治安を預かる真選組一番隊隊長・沖田(吉沢亮)の姉・ミツバ(北乃きい)をヒロインに、ミツバを巡る陰謀に立ち向かう真選組の活躍が描かれる。本予告映像では、鬼の副長・土方(柳楽優弥)と沖田の白熱の稽古シーンや、真選組による迫力の殺陣シーンが盛り込まれている。口から火を吹きだす銀時や沖田のバズーカシーンなど、コミカルなシーンも満載の予告映像となった。また、主題歌は劇場版と同じく、ロックバンド・UVERworldによる新曲「DECIDED」が採用された。○小栗旬コメントこの作品の見どころは土方君(柳楽優弥)の勇姿ですかね。また、撮影現場では沖田君(吉沢亮)との撮影は楽しかったです。dTV会員の皆様、かっこいい真選組をお楽しみください。○福田雄一監督コメントミツバ篇は劇場版と違い、真選組がメインに据えられたお話で、土方人気が一気に確立したお話と聞いています。おかげで真選組の面々、勘九郎さん、柳楽くん、吉沢くんがとても魅力的に描かれています。熱い友情がダイレクトに伝わるストーリーに3人の演技が見事に噛み合って、ぶっちゃけ、傑作の出来です。見所は劇場版とは全くテイストの違うアクション。いわゆるアクロバティックなものではなく、男臭い斬り合いがメインになっています。この撮影は、まだ劇場版を撮っている最中に平行してやっていたので、体力的に死ぬほど追い込まれたのを覚えてます。前の日に劇場版を撮って、次の日朝からミツバ篇を撮り始めて、夜の11時まで東京ロケ、そこから栃木に移動して、朝の5時まで撮影。その後、また東京に戻り10時から劇場版の撮影って時はさすがに疲れました。ただ、役者さんの熱が凄かったので、楽しく乗り切れました。(C)空知英秋/集英社(C)2017映画「銀魂」製作委員会(C)2017dTV
2017年06月21日7月14日(金)公開の劇場版実写映画『銀魂』と同じ豪華俳優陣とスタッフが再集結して製作されるdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」。この度、本作の予告映像と、メインビジュアルが初公開。主題歌は実写映画と同様、「UVERworld」の「DECIDED」に決定した。沖田(吉沢亮)の姉・ミツバ(北乃きい)が貿易商の蔵場当馬との結婚を報告するために真選組屯所を訪れる。 休暇を与えられた沖田は、姉と2人きりの時間を過ごすが、弟に友人がいないことを心配する姉を安心させるため、咄嗟にその場を通りかかった銀時(小栗旬)をあろうことか大親友と紹介する。一方、江戸に不審船が出入りしているという情報があり、土方(柳楽優弥)がその捜査にあたるが、事件とミツバには意外な繋がりがあることが判明し…。dTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」は、江戸の治安を預かる真選組の活躍を描いた、原作でも高い人気を誇る「銀魂」随一の感動エピソード。ドラマでは原作の内容を忠実に再現し実写化している。また本作の主題歌を、映画『銀魂』と同様に、人気ロックバンド「UVERworld」が担当。銀魂の世界観を忠実に再現するため、劇場版実写映画『銀魂』のために書き下ろされた新曲「DECIDED」をドラマでも採用した。このほど公開された予告映像では、柳楽優弥演じる鬼の副長・土方とドS隊長・沖田の道場での白熱の稽古シーンや、ドラマでしか見ることのできない真選組による迫力ある殺陣シーンが満載。また口から火を吹きだす銀時から、沖田必殺のバズーカを放つ名シーンまで、銀魂らしい魅力が詰まったコミカルなシーンも必見だ。さらに、主演の小栗旬から真選組を演じる柳楽さん、吉沢亮、中村勘九郎、dTVオリジナルキャストの北乃きいまで、物語の中心となる主要キャストが勢揃いしたメインビジュアルと、ミツバ篇の内容を覗くことができる新たな場面写真が公開。場面写真には、ミツバ特製の激辛パフェを銀時が食べるシーンや、真選組隊士沖田がバズーカを構えるシーンなど、ミツバ篇ならではの名シーンが写し出されている。本作について小栗さんは、「この作品の見どころは、土方君の勇姿ですかね。また、撮影現場では沖田君との撮影は楽しかったです。dTV会員の皆様、かっこいい真選組をお楽しみください」とコメント。福田雄一監督も「ミツバ篇は劇場版と違い真選組がメインに据えられたお話で、土方人気が一気に確立したお話と聞いています。おかげで真選組の面々、勘九郎さん、柳楽くん、吉沢くんがとても魅力的に描かれています。熱い友情がダイレクトに伝わるストーリーに3人の演技が見事に噛み合って、ぶっちゃけ、傑作の出来です」と自信を見せ、見どころについては劇場版とは全くテイストの違うアクションと語り、「この撮影は、まだ劇場版を撮っている最中に平行してやっていたので、体力的に死ぬほど追い込まれたのを覚えてます。前の日に劇場版を撮って、次の日朝からミツバ篇を撮り始めて、夜の11時まで東京ロケ、そこから栃木に移動して、朝の5時まで撮影。その後、また東京に戻り10時から劇場版の撮影ってときはさすがに疲れました。ただ、役者さんの熱が凄かったので、楽しく乗り切れました」とふり返った。dTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」は7月15日(土)0時~dTVにて全3話一挙配信。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月21日●今の小栗旬は銀時と重なる週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始以降、絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、”天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争”白夜叉”と恐れられた 銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化される。人気作なだけに、誰が演じてもファンから賛否両論ありそうなものだが、キャスト&ビジュアルが発表されるたびに「原作通り」と大反響に。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施し、今回は主演の小栗旬をはじめとした、キャスティングの裏側について、松橋プロデューサーに話を伺った。○小栗&菅田コンビから始まった――キャスティングについては、誰から決まっていったんですか?だいぶ早い段階で「小栗旬さんと菅田将暉さんでいきたい」という構想はありました。銀時というキャラクターが、攘夷戦争という激しい時代を過ごしたあとにいろいろなことを諦めて、捨てて、今の銀さんになっているという状況と、今の小栗さんが重なりました。昔ガンガンにトップを走って尖っていた小栗旬という男が、結婚して子供が生まれて少しマイルドになって、なんとなく包容力が表情にも現れるようになって、独特の優しさが表に出てくるようになって。「今の銀さんにぴったりじゃないか」というのは福田さんの中にもあって、「他にいないね」と、満場一致で決まっていました。あとは『銀魂』という作品がほぼボケキャラでできているので、ツッコミキャラの新八がいかに大事か(笑)。若手でつっこめるのは、菅田将暉だろう、と。福田さんも菅田さんとはいっぱい作品を一緒にやっているので賛成して、この最初のペアからスタートしています。――オーディションなどは行われたんでしょうか?橋本環奈さんはオーディションです。といっても、大々的にヒロインオーディションをしたわけじゃなくて、1回会って話して台本を読んでもらいました。ルック的には橋本環奈ちゃんが一番近いねと話していたんですが、福田さんが演出したことがなかったので、1回セッティングして「これなら大丈夫だね」と任せられました。空知先生も、「環奈ちゃんがスッゲーかわいい」と言ってましたね。自分の描いている神楽よりかわいいと言ってました(笑)。――他のキャストを考えるときに、苦労されたという点はありますか?単純にキャストを見てもお分かりの通り、全員主役クラスなんですよ。ほぼ全員主役をやったことがある人なので、エンドロールの順番どうする? という点も大変でした(笑)。1番大きかったのは、長澤まさみさんに出演のOKをもらったことです。長澤さんは大作映画のヒロインをされている方ですが、台本を読んで、面白いと思ってくれたみたいです。長澤さんがあの位置で面白い役をやってくれるということで、皆さんと話がしやすくなりました。「長澤さんがやってくれるんですよ」と言うことで、「なるほど」となって、お祭り感がどんどん出てきました。「祭りに乗ろう」と思ってくださる方が増えたんじゃないでしょうか。●堂本剛の裏にも"福田監督愛"?○吉沢亮は「歩く彫刻の森美術館」――堂本剛さんも意外なキャスティングでした。よくOKしてくれましたよね。堂本さんも普通主役じゃないとやらないんでしょうけど、福田監督の初めてのメジャータイトルだから、協力しないわけにはいかないと思ってくださったんだと思います。今回紅桜のエピソードを盛り込んだのは、銀時の話にしたいという監督の構想もありました。銀時を描くということは、高杉と桂の3人を描くことになります。設定上、銀時と桂は身長が同じくらいで、高杉は小柄。そして銀時は太陽の男で、高杉は月のような男で、桂は女方もできるような中性的な魅力もある男性じゃないといけない。結果、小栗旬、堂本剛、岡田将生という3人が揃いました。――真選組も再現率がすごいと話題でしたよね。やっぱり、人気のあるキャラクターですからね。銀時に次ぐ人気は土方と沖田なわけじゃないですか。キャスティングには相当苦労すると思いました。――吉沢さんからは、「僕の沖田役はどうでしたか?」と松橋プロデューサーへの質問を預かっています。吉沢くんの沖田はかっこよくて。ぴったりでした。もともと私は、演技で吉沢くんを選んでるんですよ。前の作品(『オオカミ少女と黒王子』)にも出てもらってまして、抜群に演技がうまいんですが、よく考えてみたらすごいハンサムガイ。業界の中では、「歩く彫刻の森美術館」と呼ばれています(笑)。まあ吉沢君であれば、こいつよりハンサムな奴はそうそういないので、彼が沖田になれば相当の人達は許してくれるだろうという思惑はありました。土方はあまりにも人気がありすぎるので、誰が演じても叩かれるんじゃないかという恐怖心があったんですが、福田さんが「柳楽さんでいきましょう」と決断しました。福田さんは『アオイホノオ』をやって、柳楽さんの面白さをよく知っている。最初はもしかしたら批判もあるかもしれないけど、できあがった姿を見れば、ファンは納得してくれるはずだという強い信頼があったんです。そしたら、この感じで土方を作りこんで来てくれたので、何も言うことはありません。真選組は素晴らしかったですよね。勘九郎さんもやりきってくれましたし、dTVドラマ版の土方十四郎(柳楽優弥)VS沖田総悟(吉沢亮)の道場対決シーンも、本当に素敵でした。○福田監督は「最高の寿司職人」――原作ファンから叩かれるんじゃないか、という恐怖はやはりあるんですか?やっぱり、ありますね。どんな作品で誰をキャスティングしても、みんながみんなキャラクター像を持っているわけじゃないですか。そこに特定の人物を提案するわけで、どんなに受け入れられたとしても、OKだと言ってくれるのは6割くらいだと思います。でも6割に認めてもらえるものをなんとか用意して、世界観を作って、さらに多くの人に認めてもらうという作業をしなきゃいけない。ただ不思議なもので、公開すると、今度は「この人たちじゃないとダメ」となるんですよね。『るろうに剣心』もそうでしたでしょうし、そうなってくれれば勝ちではあるんですが、そこに至るまではなかなか大変な作業だと思います。――でも今の受け入れられ方は、実写化作品の中でもかなりすごいんじゃないかと。丁寧に丁寧にやっています。空知先生からの温かいコメントがもちろん一番大きいんですけど、福田さんが原作世界を愛して忠実に再現しようとしていることが、お客さんにも伝わっているんでしょうね。SNS時代なので、作り手とお客さんが直接接する機会も多くなるじゃないですか。象徴的なのが小栗さんの謝罪動画で、ああいった動画を公開するなら、本当だったら間にいろんな人が入るんだけど、福田さんと小栗さんが「アップしちゃおうぜ」と実行したんです。「怒られるかもしれないけど、ファンの人たちにはやったほうがいいんじゃないの」と実行してくれるキャスト陣の懐の広さがすごいですよね。先日、ジャンフェスにて僕と二朗さん、ムロくんの謝罪VTRを流して頂いたわけですが、昨日スタジオに遊びに来た小栗旬がどーしても万事屋の長として銀魂ファンの皆様に謝罪したいということでしたので、こちらをどうぞ! pic.twitter.com/oVBgMUaFk4— 福田 雄一 (@fukuda_u1) 2016年12月21日――ここまでお話を聞いてるとやはりキャスト陣も福田さん愛がすごいですよね。それほど愛される福田さんって何者なんでしょうか!?大変面白い方ですね。福田さんを見て最近言っているのは「最高の寿司職人」であるということ。その人の持っている素材を大切に生かして、さらに面白くすることができる、非常に稀有な才能を持っている方なんだと思います。――役者さんたちにも「生かしてもらってる」という意識があるからこそ、愛されているんでしょうか。役者さんたちも、悩みながら作品をやってると思うんですが、福田さんのような人に出会いって、自分の新しい面を引き出してもらうことによって、ステップアップできるんだと思うんです。福田作品に出て、のちに売れました、という人がいっぱいいるのも、きっと魅力を再発見されているから。福田作品で、良い経験をされているんじゃないかなと思います。※「男達の銀魂道」、次回は原作者・空知英秋先生にお話を伺います。
2017年06月20日●「福田雄一ならある」という判断週刊少年ジャンプにて2003年から連載開始、以降絶大な人気を誇り、累計発行部数5,100万部を超えアニメ化も好調な漫画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、"天人"と呼ばれる宇宙人が登場し、攘夷戦争で白夜叉と恐れられた銀時が主人公として活躍する。とにかく「なんでもあり」で、関係者も「こんな漫画はなかなかない」という同作が、最終章に入った今、満を持して実写映画化される。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへの連続インタビュー企画「男達の銀魂道」を実施。今回は松橋真三プロデューサーに、人気作でありながら、その独特な世界観からこれまで実写化されることはなかったが、なぜ今『銀魂』なのか。そして、撮影の苦労について話を伺った。○福田雄一のファンによって動いた――『銀魂』映画化の企画については、いつ頃から考えられていたんですか?もちろんこれだけ売れている漫画なので、映画をやっている人間であれば、いろんな人がやりたい企画だと思いますが、この独特の世界観から手を出しづらい原作だと思っていたので、私から積極的に映画化を提案しようという思いは当初はありませんでした。いろいろなプロデューサーが提案しているという話はチラチラ聞いたりはしましたが、実現した話は聞かなかったので「どうなっているんだろう?」とは気になっていましたね。――それが今回、福田雄一監督で実現することに。福田雄一監督が『勇者ヨシヒコ』を作った時に、Twitterに「『銀魂』をやってほしい」というコメントがたくさん寄せられたそうなんです。福田さんはその時『銀魂』のことを知らず「そんな風に言われるんだったら、意地でも読まない」と思っていたらしいんです。ところが、息子さんから「『銀魂』面白いよ」と言われて、読んじゃったらすごく面白くて、「これは面白く作れるんじゃないか」と思ったらしい。そういう話を知って、僕も「脚本・監督が福田雄一ならあるな」と思い、福田さんと話して企画書を集英社に持って行きました。集英社に持って行った時も「実写化はなかなか難しいんじゃないですか」とは言われました。でも後日連絡が来て「なくはないです」と。実写化の企画が空知先生のところに行った時に「福田監督ならできるかもしれませんね」 とおっしゃったらしい(笑)。「じゃあ、台本を作りますよ」と言って、福田さんと台本作ってお持ちして、何回かやりとりをして、正式に決定しました。――福田監督が動いたというのが、一番大きかったんですね。台本時点で妖刀・紅桜が登場するというのは、決まっていたんですか?決まっていました。連載初期の話で、人気のあるエピソードでなければならないし、縦軸の話として紅桜があって、そこに福田さんのギャグがいっぱい散りばめられた作品になるのだったら面白いんじゃないかなというアプローチです。――アニメも紅桜篇が映画化されていますが、そこは合わせようと意識されたんですか?意識しているわけではないですが、前半で一番面白かったのがやっぱり紅桜篇だったということだと思います。●菅田将暉VS佐藤二朗のシーンはすぐ終わった○1分半のために3~4日かかっている――今回はシリアスなシーンもたくさんあって、撮影も苦労があったのではないかと思います。撮影はもう、本当に大変でした。朝から夜中まで及ぶこともありましたし、編集から仕上げまで完成ギリギリまでCGの作業もあって、大作ですね。アクションの訓練も相当しました。アクションも1分半のために3~4日くらいかけて撮っています。ただ、志村新八(菅田将暉)VS武市変平太(佐藤二朗)は、午前中だけです(笑)。前日まで撮っていた神楽(橋本環奈)VS来島また子(菜々緒)は、早朝から遅い時間まで毎日、3日くらい連続で撮っていたんですよね。もう菜々緒さんがへとへとになっていたんですが、翌日来て、佐藤さんが「ヤバダバドゥー」なんて言いながら戦っているのを見て……菜々緒「監督、これってどれくらい使うんですか?」監督「まるまる使うんじゃない?」菜々緒「何分くらいですか」監督「3分くらいかな」菜々緒「私が昨日までやってたアクションってどれくらいなんですか?」監督「1分半くらいかな」というやりとりが行われてました(笑)。――アクションシーンにも、それだけメリハリが……。激しいメリハリですね(笑)。端から端に行っちゃう。※菅田将暉VS佐藤二朗シーンは予告1の最後に。――逆に、これは楽しかった、思い出深いということはありますか?全部楽しかったですね。役者の皆さんも、本当に楽しかったと思うんです。朝から夜中までの撮影だったので、過酷だったとは思うんですが、こういうジャンルの映画も日本にはあまりないし、その中でみんなでワクワクしながら撮れたのでやりがいもあったと思います。普通は自分の出番が終わった後は帰るんですけど、私服になった後にモニターの前に戻ってきて、「銀さんがやってるから見ていこうかな」「ギャグシーンだから見ていこうかな」と自分以外のシーンを見てから帰るんですよ。○今、日本で1番は小栗旬――主演の小栗さんにもインタビューする予定ですが、何か伝えたいことがあればぜひ。多分役者さんって、自分の作品を最初に観た時は恥ずかしいんだと思います。だから、2~3回目に観たらどういう感想になったのか、知りたいですね。小栗さんは本当に主役です。座長なので、キャストの中ではリーダーだし、プロデューサー的な思考もある。アクションをどうしたらいいのかというのも、小栗さんのアイディアです。日本の伝統的な剣術で喧嘩殺法をやるのは難しいので、「韓国の方を連れてきて、違うものを入れよう」と提案してくれました。自分がアクションの中心になるので、プランニングを考えてきてくださる。――そういう方は珍しいですか?もちろん主役の方はだいたい作品全体のことを考えてくださっていますが、プロデューサーや監督とちゃんと向き合って、明快に「この作品はこうすべき」と話をする方は少ないですね。これからの日本映画界を引っ張る人だと思っています。私は本当に、今、日本で1番は小栗旬だと思います。――ちなみに、松橋プロデューサーが「打倒、この映画」と思うような作品はありますか?あんまりライバルがどうこうと考えたことはないんですが、実写邦画で今年一番のヒット作になって欲しいです。※男達の銀魂道、次回はキャスティングについて、引き続き松橋プロデューサーにお話を伺います。
2017年06月16日累計発行部数5,100万部以上、2004年からいまも週刊少年ジャンプで連載され人気を博している空知英秋のコミックを、福田雄一監督が実写映画化する『銀魂』。これまで7月の公開に向け、キャラクタービジュアルや季節の挨拶動画などが公開される度に、瞬く間にSNSを始め大盛り上がりをみせたきた本作から、初公開映像満載にして最後の予告編が公開された。幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船…ではなくエイリアンと宇宙船だった!いまや地球人と宇宙からやってきた天人が共に暮らす、将軍おひざ元の江戸・かぶき町。ここで、なんでも屋「万事屋」を営む銀時は、従業員の新八や居候の怪力美少女・神楽といつものようにダラダラした午後を過ごしていた。だが、ぼんやり見ていたTV番組のニュースで、カブトムシ狩りで一攫千金できると知り…てんやわんやの大騒動で幕が開く。ある日、万事屋に仕事依頼が舞い込む。江戸で暗躍する攘夷志士の桂が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明になったというのだ。その影にうごめくのは、「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵。そしてかつて銀時と共に攘夷志士として救国のため戦った高杉晋助。捕らわれた仲間を救出するため、この世界を護るため、満身創痍の銀時はひとり走り出す。江戸の空に浮かぶ戦艦で、一世一代の大バトルが始まろうとしていた――!このほど公開された予告編では、小栗旬演じる坂田銀時を始め、共に万事屋を営む新八(菅田将暉)や神楽(橋本環奈)ら出演キャストたちが次々登場。さらに、かつての銀時の盟友であり、最強の攘夷浪士といわれた高杉(堂本剛)と銀時が刀を交わらせる迫力の場面がついに登場するなど、これまでとは違い、”超まじめな”初解禁アクションシーンが映し出され、本気度の高い映像に。しかしそれだけではなく、鼻をほじる橋本さんや、何故か金色に輝く中村勘九郎、カブトムシの被り物を被った吉沢亮など、ギャグ感ももちろん含まれ、シリアスとギャグが変幻自在に入り混った、『銀魂』でしか見られない予告編となっている。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月09日俳優・小栗旬主演の映画『銀魂』の予告第2弾が9日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回公開された予告には、UVERworld書下ろしの主題歌に乗せて初公開となるアクションシーンがふんだんに盛り込まれた。銀時と、かつての盟友高杉(堂本剛)が対峙し刀を交えるシーンや、新八(菅田将暉)&神楽(橋本環奈)がそれぞれに戦うシーン、桂(岡田将生)や真選組(中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮)が刀やバズーカを持つ姿も。また、新井浩文演じるシリアスな岡田似蔵や、菜々緒演じる来島また子の身体能力が光るシーンもあり、大作映画を予感させる仕上がりに。一方で、最後には白目で鼻をほじる神楽や、カブト虫の着ぐるみを被る沖田などギャグシーンも挿入され、「この映画はコメディです。」と注釈がつくという、シリアスとギャグの振り幅を見せる予告編となった。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2017年06月09日小栗旬が主演を務めるほか、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、柳楽優弥ら豪華キャストが出演することで話題の映画『銀魂』。本作のキャスト・スタッフが集結したオリジナルドラマが「dTV」にて配信されることが先日発表されたが、この度、映像化されるエピソードがファンの間でも高い人気を誇る“ミツバ篇“に決定。ヒロイン・ミツバ役を女優・北乃きいが演じることが分かった。沖田(吉沢亮)の姉・ミツバ(北乃きい)が貿易商の蔵場当馬との結婚を報告するために真選組屯所を訪れる。休暇を与えられた沖田は、姉と2人きりの時間を過ごすが、弟に友人がいないことを心配する姉を安心させるため、咄嗟にその場を通りかかった銀時(小栗旬)をあろうことか大親友と紹介する。一方、江戸に不審船が出入りしているという情報があり、土方(柳楽優弥)がその捜査にあたるが、事件とミツバには意外な繋がりがあることが判明し…。映像化が決定したミツバ篇は、江戸の治安を預かる真選組の活躍を描いた「銀魂」随一の感動エピソード。真選組の沖田の姉・ミツバを巡る陰謀と、そこに立ち向かう真選組の活躍が描かれていく。迫力のある殺陣が見どころのアクションシーンに加えて、沖田と土方の確執を生むきっかけになった過去や、互いに想い合いながら別々の道を歩むことになったミツバと土方の悲恋など人間ドラマも織り込まれている。今回のエピソードの鍵を握るミツバ役を演じるのは、『幸福な食卓』やドラマ「ライフ」などに出演し、その演技力に定評がある北乃さん。おしとやかな性格ながら、チョコレートパフェにタバスコをかける程の辛い物好き女子のミツバ。本作では、病弱なミツバが大げさに咳き込むコミカルなシーンから、言葉ではなく“目”で相手を想う気持ちを表現した土方との別離のシーンまで、振り幅の大きいキャラクターを熱演する。楽しんでミツバ役を演じられたと言う北乃さんは、「台本を読んで、自分が皆さまから愛されているストーリーのヒロインを演じられることに非常に感激しました」と話し、「撮影では、カットがかかって福田監督が笑ってくれた瞬間に、役者としてホッとした記憶が鮮明に残っています。切ない物語の中に銀魂ならではのユーモアが加わったストーリーになっておりますので、ぜひご覧ください」とコメント。また、主人公・銀時を演じる小栗さんはもちろん、真選組局長・近藤を演じる中村勘九郎、鬼の副長・土方を演じる柳楽さん、ドS隊長・沖田を演じる吉沢亮といった真選組メンバーが総出演。自身もミツバ篇を読んで感動したと言う柳楽さんは、「撮影現場ではアクションシーンでお亮(吉沢さん)が木刀を頭に当ててきた!お亮、恨みでもあるのかい?(笑)」と撮影でのエピソードを明かし、「ミツバ篇の見所は…全部!(笑)ですが沖田との道場でのシーンとアクションは特に見て頂きたいです!」とアピール。一方、吉沢さんは「沖田を演じた僕としては、映画本編で見せることのなかった殺陣のシーンを見て欲しいです」と話し、「撮影現場では殺陣の稽古中に、土方役の柳楽さんの頭を間違えて思いっきり叩いてしまい、生きた心地がしませんでした。柳楽さん、本当にすみませんでした!」とコメント。劇場版とはまた違った「銀魂」を感じたと本作について語る勘九郎さんは、「真選組の仲間達の“絆”が見られるエピソードですので、思いっきりカッコいい真選組を感じてください。 また、劇場版では着ることが少なかった近藤の隊服姿にもご注目ください」と見どころを明かした。dTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」は7月15日(土)0時~dTVにて全3話一挙配信。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月08日女優の北乃きいが、dTVオリジナルドラマ『銀魂』(7月15日配信開始)に出演することが8日、わかった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックのドラマ化で、パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。7月14日から公開される映画版『銀魂』と同キャスト・同スタッフで、全3話のdTVドラマ版が製作された。今回は原作でも人気の長編エピソード・ミツバ篇をドラマ化し、北乃がヒロインのミツバを演じる。ミツバは、江戸の治安を預かる真選組一番隊隊長・沖田(吉沢亮)の姉で、ドラマ版ではミツバを巡る陰謀と、そこに立ち向かう真選組の活躍が描かれる。沖田と副長の土方(柳楽優弥)の過去や、ミツバと土方の悲恋も明かされ、原作ファンの間では「泣けるエピソード」として名高い。「ミツバ役をとても楽しく演じさせて頂きました」という北乃は、「台本を読んで、自分が皆さまから愛されているストーリーのヒロインを演じられることに非常に感激しました」と述懐。「撮影では、カットがかかって福田監督が笑ってくれた瞬間に、役者としてホッとした記憶が鮮明に残っています」と思い出を振り返った。松橋真三プロデューサーも「笑い方面と泣き方面、両方を演じてくれる」と北乃を称賛。「笑って泣いて熱くなるのが映画版なら、笑って熱くなって泣けるのがdTV版です。土方と沖田、そして近藤の熱い眼差しとセリフにしびれてください」とアピールした。○柳楽優弥(土方役)コメント個人的にもミツバ篇を読んで感動していたので、土方の男気溢れる名台詞やアクションを演じることができて光栄でした!撮影現場ではアクションシーンでお亮(吉沢)が木刀を頭に当ててきた! お亮、恨みでもあるのかい?(笑)ミツバ篇の見所は……全部!(笑) ですが沖田との道場でのシーンとアクションは特に見て頂きたいです!ファンの皆様、ミツバ篇やって、ごめんなさい!(笑)○吉沢亮(沖田役)ミツバ篇は原作の中でも泣けるエピソードで、真選組の成り立ちやそれぞれの人物像を本編で描ききれなかったところまで掘り下げています。沖田を演じた僕としては、映画本編で見せることのなかった殺陣のシーンを見て欲しいです。撮影現場では殺陣の稽古中に、土方役の柳楽さんの頭を間違えて思いっきり叩いてしまい生きた心地がしませんでした。柳楽さん、本当にすみませんでした!沖田のドSの仮面の下に隠れている脆さがたくさん出て来るので、ゲラゲラ笑って、ヒィヒィ泣いてください。○中村勘九郎(近藤役)コメントミツバ篇は『銀魂』の数あるエピソードの中でも屈指の泣けるエピソードで、劇場版とはまた違った『銀魂』を感じました。真選組の仲間達の「絆」が見られるエピソードですので、思いっきりカッコいい真選組を感じてください。また、劇場版では着ることが少なかった近藤の隊服姿にもご注目ください。(C)空知英秋/集英社©2017映画「銀魂」製作委員会(C)2017dTV
2017年06月08日空知英秋による人気漫画『銀魂』の単行本既刊68巻の帯に、実写映画版『銀魂』(7月14日公開)の写真が使われることがわかった。キャラビジュアル帯は6日より全国の書店で展開される。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。帯は68種類の"ランダム帯"となり、原作漫画単行本68巻全てに施される。全巻での帯巻き企画は漫画業界初の施策。小栗演じる銀時をはじめとした豪華キャスト達の写真が掲載され、キャラクタービジュアルから、場面写真、メイキング写真や仲良しオフショットなど、帯巻き企画でしか見ることの出来ないお宝写真も存在しているという。同作には主演の小栗の他、橋本環奈(神楽役)、長澤まさみ(妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、新井浩文(岡田似蔵役)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、早見あかり(村田鉄子役)、堂本剛(高杉晋助役)の出演が発表されている。
2017年06月06日小栗旬主演で実写映画化される7月14日(金)公開の『銀魂』。この度、主演に小栗さんを迎えて原作の人気エピソードを映像化するdTVオリジナルドラマ「銀魂」が、映画公開の翌日15日(土)より「dTV」にて独占配信されることが決定した。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の空知英秋による累計発行部数5,100万部を超える同名大人気コミック。幕末の江戸を舞台に、あらゆる依頼ごとを解決する万事屋を営む主人公・坂田銀時を中心に、江戸の治安を預かる真選組や銀時の盟友である侍たちの活躍を描いたSF時代劇だ。初の実写化となる映画は、主演の小栗さんが銀時を演じるほか、新八役に菅田将暉、神楽役に橋本環奈。さらに長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、中村勘九郎、柳楽優弥、新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、堂本剛ら豪華俳優陣が集結していることでも話題となっている。そして今回配信が決定したdTVオリジナルドラマ「銀魂」は、真選組が活躍する「銀魂」きっての“泣ける”人気エピソードを描いた感動巨編。主人公の銀時を演じる小栗さんはもちろん、真選組局長・近藤を演じる勘九郎さん、鬼の副長・土方を演じる柳楽さん、ドS隊長・沖田を演じる吉沢亮といった真選組メンバーが総出演!脚本・監督は、劇場版同様に福田雄一。コミカルな演出に定評がある福田監督が挑んだ、シリアスな演出の新境地も必見だ。なお、「dTV」ではこのオリジナルドラマだけでなく、ムービーコミック版「銀魂」も制作。銀時役にはもちろん人気声優の杉田智和が務めるほか、TVアニメシリーズと同様の声優キャストが顔を揃え、物語の原点となるコミック1巻の1話をはじめ、選りすぐりのエピソード全12話を順次配信。さらに、TVアニメ「銀魂」シリーズも現在236話まで配信中で、6月1日(木)からは第237話~第265話が配信が開始される。dTVオリジナルドラマ「銀魂」は7月15日(土)0時~dTVにて全3話一挙配信。ムービーコミック「銀魂」は7月1日(土)より初回2話配信、以後毎週火曜1話ずつ追加(1話~8話、17話、66話、231話、232話の全12話)アニメ「銀魂」は第1話~第236話までdTVにて配信中、6月1日(木)第237話~第265話が配信開始。映画『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年05月26日映像配信サービス・dTVが、オリジナルドラマ『銀魂』を配信することが26日、わかった。同作は7月15日0時より配信される。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックのドラマ化で、パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時の間に起こるさまざまな事件を描く。7月14日より映画版『銀魂』が公開、主役である銀時を小栗旬が演じ、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督がメガホンをとる。同スタッフ・同キャストにより、全3話でのdTVドラマ版が製作された。今回は真選組が活躍する、同作きっての"泣ける"人気エピソードを描いた感動作に。小栗のほか、真選組局長・近藤を演じる中村勘九郎、副長・土方を演じる柳楽優弥、隊長・沖田を演じる吉沢亮といった真選組メンバーが総出演し、男達の絆を描く。またdTVは、原作コミックをコマ割りして動かし、セリフや効果音を付け加えたムービーコミック版『銀魂』も制作。杉田智和ほか、TVアニメシリーズと同様のキャストが揃い、原作のエピソード全12話を順次配信する。現在1話から236話まで配信中のTVアニメ『銀魂』シリーズについても、6月1日より第237話~第265話の配信を開始する予定だ。(C)空知英秋/集英社(C)2017映画「銀魂」製作委員会(C)2017dTV
2017年05月26日主演・小栗旬、監督・福田雄一で、累計発行部数5,100万部以上を誇る「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを実写映画化する『銀魂』。公式Twitterのフォロワー数は28万人を突破し、お正月に解禁された特別映像は5日間で再生回数500万回を突破するなど、次々に話題を提供する本作から、豪華キャスト陣がずらりと顔を揃える待望のWEB版予告&WEB版ポスターが解禁となった。江戸時代末期――。街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船!?天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人に支配された江戸を舞台に、主人公・坂田銀時(小栗旬)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)と神楽(橋本環奈)が営む万事屋の周りで起こるさまざまな事件が描かれる。今回解禁となったWEB版予告では、宇宙船が飛び交い、高層ビルが立ち並ぶ江戸末期の町の映像からスタート。「その男は、侍と呼ぶにはあまりにも荒々しく、チンピラというにはあまりにまっすぐな目をした男だった」と語りを入れるのは、菅田さん演じる新八。その言葉と共に、銀時と新八の出会いが映し出され、これまで明らかにされなかった各キャラクターたちが続々と登場していく。さらには、銀時と薄赤く光る刀を手にした男が月に照らされる中、激しく剣を交える迫力あるアクションシーンが炸裂し、映像の最後には新八と武市変平太(佐藤二朗)との激しい戦い(?)も。“笑って、泣けて、アツくなる!”と三拍子そろったエンターテイメントへの期待を高めさせる新映像となっている。また、同時解禁となったWEB版ポスターは、凛々しい出で立ちの小栗さんの銀時を中心に、豪華キャストによる個性豊かなキャラクターが揃い踏み。万事屋メンバーの新八と神楽をはじめ、新八の姉・妙(長澤まさみ)、攘夷浪士の桂小太郎(岡田将生)と彼のペット・謎の地球外生物のエリザベス、真選組の近藤勲(中村勘九郎)・土方十四郎(柳楽優弥)・沖田総悟(吉沢亮)や、“攘夷過激派武装集団・鬼兵隊”のメンバーである岡田似蔵(新井浩文)・武市変平太(佐藤さん)・来島また子(菜々緒)、そして物語の鍵を握る刀鍛冶屋の鉄矢(安田顕)・鉄子(早見あかり)の村田兄妹に、銀時が頼りにするからくり堂の店主・源外(ムロツヨシ)がそれぞれ“キメ顔”で登場する超豪華ビジュアルだ。背景には、江戸の町を覆う高層ビル群と飛び交う宇宙船が描かれ、SF×時代劇の本作の世界観も表現。劇場掲出版の本ポスターでは、銀時や桂の幼馴染で、ともに天人との攘夷戦争時代を戦い抜いた盟友にして現在は宿敵の、鬼兵隊頭領の高杉晋助(堂本剛)が超豪華キャストの頭上に君臨している。少しずつその内容が明らかになってきた『銀魂』を、まずはこの予告映像から確かめてみて。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年04月24日俳優・小栗旬主演の映画『銀魂』のWEB版ポスター&WEB版予告第1弾が24日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回となった映像では、宇宙船が飛び交い高層ビルが立ち並ぶ江戸の町の全貌が明らかに。銀時と新八(菅田将暉)の出会いのシーンが映し出され、これまでの特報では登場していなかった万事屋メンバー以外のキャラクターが動く姿が初披露される。さらに、銀時と薄赤く光る刀を手にした男が激しく剣を交えるアクションシーンが展開され、最後は新八と武市(佐藤二朗)の地味な戦いで締めくくられる。WEB版ポスターでは、銀時を中心に主要キャラクターが集合。本ポスターではさらに、全キャストの頭上に高杉晋作(堂本剛)が君臨することとなる。同作には他、橋本環奈(神楽役)、長澤まさみ(妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、新井浩文(岡田似蔵役)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、早見あかり(村田鉄子役)、堂本剛(高杉晋助役)の出演が発表されている。(C)空知英秋/集英社 ©2017 映画「銀魂」製作委員会
2017年04月24日