西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の公式SNSが、満島真之介演じる謎の男・鏑木晃一の映像を公開した。本作は、西島さん演じる才能あるマエストロ・俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。俊平の娘・響を芦田愛菜が演じるほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、大西利空、石田ゆり子、津田寛治、満島さん、玉山鉄二、西田敏行らが出演する。今回公開された映像に映る、満島さん演じる謎の男・鏑木は、夏目の“ある事件”を知っているようで、ある目的から晴見フィルに近づく、俊平の元マネージャー。映像では、ついに登場となった鏑木が、無観客のリサイタルを繰り広げる様子がとらえられており、視聴者からは「お待ちしておりました」、「誰もいないの大笑いしました」、「オモロww」、「見事に誰もいないww」、「アトセツ、毎回お願いします」、「晴見フィルに入るのかな」とコメントが寄せられている。第5話(2月11日放送)俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、たまたま2人でいるところを目撃。そのこともきっかけとなり、響は家出をしてしまう。動揺する俊平は、志帆(石田ゆり子)の元を訪ね、響のために協力し合うことに。そんな中、海(大西利空)にもあるハプニングが起きて、家出することに――!?「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月06日能登半島地震を受けての小泉進次郎衆院議員(42)の行動に賞賛が集まっている。1月7日、小泉議員は自身のInstagramを更新。能登半島地震の被災地に向けた募金活動を行ったことを報告した。小泉議員は《こどもも高校生も大人もお年寄りも、皆さまありがとうございました。能登半島にご親戚・友人・知人がいるという方が多くいらっしゃいました》とコメント。さらに、《「募金をやってくれてありがとう」と何人からも声をかけて頂きましたが、支援をしたくても何をしたらいいかわからない、居ても立っても居られないという想いを持つ方々がいかに多いか、肌で感じる時間でした》と、多くの人が被災地の現状に心を痛めていると感じたと明かした。募金は、日本赤十字社を通じて、全額が被災地支援に使用されるという。この行動がSNS上で拡散すると、賞賛の声が集まることに。《アピール目的かもしれないけど、それでも顔が知れ渡っている人が自分にできる場所でできることをやっているそれが今、最良の行動ですよね》《小泉進次郎の株が上がっていくのすごいよな、汚染水を浄化して流した海で楽しそうにサーフィンしたかと思ったら、地震で現地に行かずにある意味広告塔に近い自分が募金活動って。現地に行くだけよりよっぽどお金動かせそう》《進次郎、地元人気すごいから立って募金やってたら割と入れてくとおもう》現地を直接訪れなくとも、被災地支援をすることはできるのだ。
2024年01月08日2023年11月23日、自民党の衆議院議員、小泉進次郎さんが自身のInstagramを更新。父親で元政治家の小泉純一郎さんの写真を公開したところ、反響が寄せられました。同月20日に、妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの間に第2子が生まれた、進次郎さん。投稿には、生まれたばかりの孫娘を抱く、純一郎さんを撮った1枚とともに、こんなコメントを寄せていました。長男が産まれたばかりの時と同様、相変わらず抱っこはぎこちなかったですが、親父の嬉しそうな顔を見ることができて嬉しかったです。これからは孫パワー2倍。ますます元気な「じいじ」でいてほしいものです。shinjiro.koizumiーより引用 この投稿をInstagramで見る 小泉進次郎(@shinjiro.koizumi)がシェアした投稿 愛おしそうに孫娘を見つめている、純一郎さんは、すっかり『じいじ』の顔をしていますね!かつて首相として国をリードしてきた純一郎さんの姿を思い出すと、そのギャップに驚かされるのではないでしょうか。投稿には「目尻が下がりっぱなしだったのでは。素敵な1枚ですね」「お孫さんにメロメロなじいじの姿、グッとくる」「幸せがいっぱいですね!おすそ分けをありがとう」などの声が寄せられていました。2023年現在、81歳になる純一郎さん。かわいい孫たちから元気をたくさんもらえそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月24日福島県南相馬市で開催されたサーフィンの体験イベントに小泉進次郎衆議院議員(42)が参加し、話題を集めている。9月3日に南相馬市坂下海岸で小中学生対象のサーフィン教室『Enjoy Surfing』が開催され、子供たちは地元のサーファーから波の乗り方などのレクチャーを受けた。この場に学生時代にサーフィンを楽しんでいた小泉議員も訪れ、波乗りを披露した。「小泉議員は自民党のサーフィン議員連盟の幹事長を務めています。’23年7月には、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡って、福島県のサーフィン連盟のメンバーと意見を交換しており、安全性について国内外の理解を深める方針を示していました。今回のサーフィンも処理水の安全性をPRするためでした」(全国紙社会部記者)果たして、サーファー・小泉議員の腕前はーー。「この日、波のコンディションはよくはなかったのですが、上手に乗っていましたね。波乗りの後には、前日に水揚げされた常磐もののヒラメの刺し身を食べていました」(訪れていた地元住民)サーフィン後、小泉議員はFNNの取材に答え今回参加した意図をこのように説明していた。「身をもって少しでも福島の海の魅力、そしてこの処理水のことで一部の国内外の人たちからいわれなきこと言われてますけど、全くそんなことないっていうのを少しでもお伝えできればという、そんな思い」安全性が伝わりやすい小泉議員のパフォーマンスにSNS上では賞賛の声が多数あがった。《小泉進次郎のサーフィンのニュース、あれ最高だな。1発で心持ってかれたわ。》《小泉進次郎さん、お父さまに似て、良い意味で色々アピール上手いよなあとは思う。》《小泉進次郎サーフィンでアピールしてるのシンプルにええやんって思ってしまったw》《今回ばかりは小泉進次郎天才なんじゃないかって思ってしまって悔しい》
2023年09月05日浅田次郎原作の『ピエタ』が、5月18日(木) から24日(水) にわたって東京・俳優座劇場にて梅田彩佳、高泉淳子出演で初ミュージカル化されることが決定した。本作は、ミケランジェロの“ピエタ像”になぞらえ描く、1989年のイタリアを舞台にした娘と母の愛憎と葛藤の物語。脚本・作詞には、翻訳物をはじめ様々な作品で一目置かれる高橋亜子、演出はブロードウェイでの実績を携え日本でも活躍の場を広げている渋谷真紀子、振付はパフォーマーとしても活躍する原田薫、音楽は若手音楽監督として注目を浴びている小澤時史、田中和音という布陣で作品を創り上げる。主人公の友子(娘)には、近年の話題作への出演やミュージカル女優としての活躍が目覚ましい梅田彩佳。幼かった友子を捨て、自分の人生を求めた母・千代子には、映像、舞台、執筆と表現活動に常に輝きを放つ高泉淳子が演じる。そして物語のキーマンとなる友子の婚約者リー・インにはミュージカル俳優の伊藤裕一と神田恭平(Wキャスト)、友子の祖父にはベテラン俳優の畠中洋の出演も決定した。<コメント>■梅田彩佳ミュージカル『ピエタ』に出演させて頂きます、梅田彩佳です。台本を読ませて頂いた時、なんてリアルで繊細な話なんだろうと、胸がギュッとなりました。触れてしまったら壊れてしまいそうな、そんな繊細な心の動きを丁寧に、そして大胆に演じさせていただけたらと思っています。新しい私も見せられるように、そしてこのお話を素敵なキャスト、スタッフの皆さんと作り上げていける過程を楽しみにしています。ぜひ皆様お越しください。よろしくお願い致します!■高泉淳子浅田次郎の短編小説『ピエタ』をミュージカルでやると聞いたとき、何故ミュージカル?と最初に思いました。日本のミュージカルということにこだわって長年作品を創り続けてきたこと、そして今、母と娘のドラマ『ピエタ』に挑みたいということ、話の中でその思いが伝わってきました。この歳でミュージカルに出演するとは思ってもみなかったこと。『ピエタ』に潜む作品力が、自分に潜んでいる表現力がまだあったなら、見いだしてくれるのではと願っています。■脚本・作詞 高橋亜子何かをつくったり、目標に向かったりするとき、誰かに見せたくて、その人に認めてほしくて頑張るということが誰にでもあるのではないでしょうか。私の場合、長い間それは母でした。だから原作の小説を読んだとき、友子が母を求めて頑張り続けたその想いに、当初は直視できない痛みを感じました。友子の気持ちを解きほぐしながらミュージカル化する作業は、自分の痛みを見つめる時間でもありました。友子の母への想いはどういう形で届くのか、何が友子の心の欠落を埋めるのか……。魅力的なスタッフ、キャストの皆さんと共に舞台作品として表現できればと思っています。■演出 渋谷真紀子バブル期の東京。24年間果たされなかった母との約束に決着をつけるため、ローマへ。必死に生きて、想いを綴ってきた母娘の凄まじい想いが積み重なっていく本作。浅田次郎の傑作短編小説から、魂を削って言葉を紡ぎ出す高橋亜子さんによってミュージカル版『ピエタ』が姿を表し、小澤時史さんと田中和音さんの音楽で翔くこの新作に挑むのが待ち遠しいです。魅力的なキャスト、スタッフ陣と共に、一丸となってミュージカル『ピエタ』に命を吹き込みます。劇場で意欲作の誕生を体感して下さい。<公演情報>オールスタッフプロデュース ミュージカル『ピエタ』2023年5月18日(木)~24日(水) 全10公演会場:俳優座劇場原作:浅田次郎(文春文庫刊『月のしずく』所収)脚本・作詞:高橋亜子演出:渋谷真紀子音楽:小澤時史音楽監督:田中和音振付:原田薫【出演】梅田彩佳、高泉淳子伊藤裕一/神田恭兵(Wキャスト)西田健二、中野太一、轟晃遙、橘未佐子、東城由依、伊宮理恵、戸張柚/御園紬(Wキャスト)、畠中洋■演奏田中和音(Pf.)、大内満春(W.W.)【あらすじ】1989年―。30歳になる永井友子は大学を卒業後、大手出版社で人気女性誌の副編集長を任せられていた。友子の母は24年前、駅で友子を捨てたきり、音信不通のままであった。母が残した『いい子でいれば、帰ってくる』という言葉を信じて努力を重ね、友子は優等生となった。再婚した父に気を遣って大学進学を機に自立し、唯一の味方であった祖父が他界したあとも友子は「いい子」でいつづけてきた。しかし母がいつまでも戻って来ないことに心を蝕まれ、自分の中に隠しようのない歪みを自覚した友子は、ついに消息不明の母を探し出したのだった。友子の母はイタリアで観光ガイドとして働いていた。友子は、母の目の前で優等生の自分自身を壊すために、愛していない男を「婚約者」に仕立て上げ、イタリアへ向かうのだった。【チケット料金】(全席指定・税込)前売:7,800円U-25チケット:5,000円(25歳以下、当日要年齢証明)HC割:5,000円(障がい者手帳をお持ちの方)当日券:8,500円■チケット発売日2023年3月16日(木)チケットはこちら:※公演中止の場合を除き、チケットの払い戻し・お振替は致しかねます。問合せ:オールスタッフ03-5823-1055(平日 11:00~18:00)公式サイト:
2023年02月21日浅田次郎原作映画『大名倒産』の主演を神木隆之介が務めることが決定。ティザービジュアルと特報映像も公開された。神木隆之介が演じるのは、ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる松平小四郎。庶民から一国の殿様へ、まさにシンデレラストーリーかと思えたが、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱える、ワケあり藩だった…。月代(さかやき)と呼ばれる前髪部分の無いちょんまげ姿を披露するのは、本作がキャリア初となった神木さんが、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。「キャスト、スタッフの方々に支えていただきながら頑張りました。ぜひ楽しんでください!」とメッセージも寄せている。また、幼なじみのさよを杉咲花、兄・新次郎を松山ケンイチ、病弱だが聡明な兄・喜三郎を桜田通、育ての父・間垣作兵衛を小日向文世、母・なつを宮崎あおいが演じる。杉咲さんは「立ちあがること、伝えること、信じることの美しさを改めて感じることのできる作品になるのではないかなと胸を膨らませています」とコメントし、松山さんは「時代劇ですが、結構自由にやらせて頂きました。他の皆さんも結構自由にやっていました」とふり返る。桜田さんは「熱く優しい、家族の繋がりや人々の想いが詰まったとても素敵な物語になると思います」と自信を見せ、小日向さんは「神木君の事は少年の頃から知っているので、共演していて本当の親として成長を見守るような気持ちになりました」と語る。宮崎さんは「神木さんがニコニコ爽やかでとても素敵だったので、きっとこの作品は観てくださる方がクスッと笑って幸せになれる映画になっていくのだろうと思いました」と話している。そして、丹生山藩の勘定奉行・橋爪佐平次を小手伸也、教育係・磯貝平八郎を浅野忠信、小四郎を藩主に任命する実父、一狐斎を佐藤浩市が演じる。小手さんは「内容は時代劇でありながら非常に現代的で、笑って泣ける痛快エンターテイメント作品になっております」とアピールし、浅野さんは「僕が演じた平八郎は何しろ静かな人だったので、小四郎とさよの後ろでひたすら真面目な顔をしていました(笑)」と役柄について明かす。佐藤さんは「神木くんとは初めてご一緒しましたが、キャリアが長いのでしっかりしていらっしゃるし、年齢以上に経験が醸し出すものがあると思いました」と神木さんの印象を語っている。映像では、父から藩主を命じられ、シンデレラストーリーが始まる予感から一転、「無理だよ~」と思わず本音をこぼす小四郎の姿が映し出される。これまでの時代劇とはまた異なる、ポップでカラフルな世界観が垣間見える。合わせて公開されたティザービジュアルは、小四郎が印刷されたお札と小判が散乱し、中央のお札からは困り果てた顔の小四郎が抜け出そうとしている。また、お札が折り曲がり、笑顔や泣き顔になっている様子も見られる。『大名倒産』は2023年6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2022年12月14日12月12日、俳優・佐藤蛾次郎さんの訃報が流れた。78歳、死因は虚血性心不全だった。「男はつらいよ」シリーズでは、寅さんの弟分「源ちゃん」を演じ、コミカルなキャラクターが愛された。映画では兄貴分役だった渥美清さんのことを蛾次郎さんは“師匠”と呼んでいた。本誌記者は19年に蛾次郎さんに、渥美さんとの思い出を取材している。渥美さんが逝去してから、すでに23年がたっていたが、蛾次郎さんが語るのは渥美さんへの感謝ばかりだった。当時、蛾次郎さんは次のように語っていた。「私にとって役者としての師匠は渥美さんです。でも演技指導などはなくて、渥美さんの演技を見て、私が勉強していくという関係でした。撮影が終われば、仕事の話は一切ナシで、いたってふつうの世間話ばかりでしたね。渥美さんはほとんどお酒を飲みませんでしたが、私の行きつけのスナックに来てもらったことがありました。『せっかく来たんだから』と、渥美さんはカラオケで一曲歌って、映画で有名なテキ屋の口上まで披露してくれたんです。それはもう、お客さんたちは大喜びでした」蛾次郎さんにとって忘れられない思い出となったのが、渥美さんとの海外旅行だった。「70年ごろだったと思いますが、『タヒチに行かないか』と誘ってもらったんです。山田洋次監督と倍賞千恵子さんなど、ほんの5~6人のツアーでした。慰安旅行?渥美さんにはそんな気持ちもあったかもしれませんね。海水浴をしたり、のんびりするための息抜きのための旅でした。私は海辺では海水パンツで過ごしましたが、渥美さんは“大病(肺結核)の手術痕があるから”とTシャツで過ごしていました。倍賞さんは初日はワンピース(スタイルの水着)だったので、『もっとスゴイのが見たい』と冷やかしたら、翌日はビキニで現れたので驚きました。渥美さんも、みんなの様子を見てニコニコしていたのを思い出します。このタヒチ旅行も、全部渥美さん持ちだったので、いくらぐらいかかったかの知らないままなんです」蛾次郎さんは天国で師匠・渥美さんに逢えただろうか。
2022年12月13日映画『男はつらいよ』シリーズなどで知られる俳優の佐藤蛾次郎さんが、自宅で亡くなっていたことが分かりました。78歳でした。サンケイスポーツが報じたところによると、佐藤さんが亡くなったのは2022年12月10日。所属事務所の発表により、分かりました。『男はつらいよ』では、渥美清さん演じる寅次郎の弟分、源吉役で出演していた佐藤さん。劇中では、源公や源ちゃんの愛称で親しまれ、シリーズに欠かせない役として、お茶の間でも人気を博しました。佐藤さんの訃報に、悲しみの声が寄せられています。・源ちゃん…。また1人『男はつらいよ』のキャストが去ってしまった。・バラエティ番組での佐藤さんも印象深い。ご冥福をお祈りいたします。・佐藤さんは、名脇役だったな。きっと天国で、渥美清さんと再会していることだろう。唯一無二の存在感を放ち、『男はつらいよ』のほかに、多くのドラマや映画、バラエティ番組でも活躍した佐藤さん。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日『鉄道員〈ぽっぽや〉』や『柘榴坂の仇討』などの映像化作品を含め、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎による時代小説『大名倒産』(文藝春秋刊)が、映画化されることが決定した。小説『大名倒産』は、江戸時代を舞台にした笑いと涙のエンタテインメント作品。ある若者がひょんなことから一国の大名になるも、藩には莫大な借金が……。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、物語が繰り広げられていく。2019年に上下巻で単行本が発売されると、「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題に。9月1日(木)からは文庫の発売も予定されている。本書の映画化に際しメガホンを取るのは、『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』、『老後の資金がありません!』、『そして、バトンは渡された』など、数々のヒット作を手がけてきた前田哲監督。本作が時代劇初挑戦となる。また脚本は、映画『七つの会議』、ドラマ『半沢直樹』の丑尾健太郎と、ドラマ『特捜9 season2』、『下町ロケット』の稲葉一広が共同で務める。キャストをはじめ、気になる詳細はまだ明かされていないが、来年の注目映画になるに違いない本作。続報に期待だ。映画『大名倒産』は、2023年に松竹配給にて全国公開。『大名倒産』2023年全国公開
2022年08月29日小説家・浅田次郎の時代小説『大名倒産』が映画化されることが29日、明らかになった。2023年に全国公開される。同作はベストセラー作家・浅田次郎による傑作時代小説の映画化作。江戸時代、ある若者が、ひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があった。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメントとなる。原作は2019年に上下巻で単行本が発売されると、「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題に。9月1日より文庫も発売される。メガホンをとるのは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18年)、『老後の資金がありません!』(21年)、『そして、バトンは渡された』(21年)など、立て続けにヒット作を世に放つ前田哲監督で、本作で時代劇に初挑戦する。脚本は、映画『七つの会議』(19年)、ドラマ『半沢直樹』(20年) 、『ノーサイド・ゲーム』(19年)、『ブラックペアン』(18年)の丑尾健太郎と、 『特捜9 season2~4』(19年〜21年)、『下町ロケット』(15年)などを手掛ける稲葉一広が共同で務める。
2022年08月29日ベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」の映画化が決定した。2019年に上下巻で単行本が発売されると、「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった「大名倒産」。時は江戸時代。ある若者が、ひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金が。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメント。今回同作を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『老後の資金がありません!』、『そして、バトンは渡された』を手掛けた前田哲が監督を務め、映画化。本作が時代劇初挑戦となる。また、「半沢直樹」「ノーサイド・ゲーム」の丑尾健太郎と、「下町ロケット」の稲葉一広による共同脚本で描く。なお、9月1日(木)より文庫も発売予定だ。『大名倒産』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年08月29日■前回のあらすじついに、つみきにも正体がバレたぬる次郎。子どものふりをしていたのは「子どもだと相手が油断するから」と平然と言い放ち、つみきに襲いかかろうとしましたが、間一髪で母親が助けに来てくれて…。■ぬる次郎はどうなった?■今回学んだことは…親切な行動や心がけは素晴らしいけれど、それを悪用したり、利用してくる人もいる…。つみきたちは、ぬる次郎の一件で大事な教訓を得たのでした。お読みいただきありがとうございました!
2022年04月28日■前回のあらすじ突然部屋に現れたぬる次郎に驚くつみき。母を呼ぼうとすると「大人には言わないで」と泣きつかれ、さらに強い力で押されて転んでしまい…。その拍子にぬる次郎の帽子が取れて…。■ついにぬる次郎の正体を知る…!■部屋への侵入方法を聞くと…間一髪で助けに来てくれた母。警察も来て、幸い、これ以上の被害は起きずに済みました…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月27日■前回のあらすじ空き巣疑惑について、母親に警察への通報を勧められるつみき。しかし、何も知らないつみきはぬる次郎のことを心配し控えてしまい…。その頃すでに、ぬる次郎はつみきの側にいたのです…。■つみきに話しかけてきたのは…■ついにぬる次郎の本性が…!実際は大人であるぬる次郎の力は、つみきひとりでは太刀打ちできるわけもなく…。つみきは一体どうなってしまうのか!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月26日■前回のあらすじ不審者情報を知り、ネコ子に電話をかけてきたゆっぺ。その特徴は「身長130cmくらいで長袖マスク姿」とぬる次郎と一致! しかし「中年男性」という点だけが違ったのです。■ぬる次郎の正体は…■ぬる次郎が子どものふりをしている理由は…ぬる次郎の煙草を身内の男性が注意しなかったことに納得したふたり。でも、なんでわざわざ子どものふりをして私たちに近づいてきたのか…? その本当の理由は…!次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月24日■前回のあらすじ母から「最近、不審者がうろついたり空き巣被害が増えている」と聞いたネコ子は「もしかして」とピンときたようで…。■ぬる次郎のことを母に相談■不審者の特徴が明らかに…!不審者の特徴がぬる次郎と完全に一致! やはりぬる次郎は空き巣の常習犯だったのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月23日■前回のあらすじ泥棒のような行動をしていたぬる次郎に、何をしていたのかを問い詰めると、不機嫌になってネコ子を突き飛ばし…。ネコ子が負けじと反抗すると、ぬる次郎の帽子が落ちて…。■帽子が取れた姿を見て衝撃を受ける2人■今まで隠されていたぬる次郎の顔は…全身を隠していたぬる次郎の本当の姿を見て衝撃を受けるネコ子たち。あまりの衝撃に言葉も出ない様子だけれど…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月21日■前回のあらすじ物がなくなったのは泥棒のせいなのか、ぬる次郎のせいなのか…、わからずモヤモヤするつみき。一方、何も知らないネコ子たちは、街中で怪しい恰好をしたぬる次郎を見かけ…。■尾行してみると…!■ぬる次郎を問い詰めると…明らかに泥棒のような行動をしているぬる次郎を目撃したネコ子たち。何をしていたのか問い詰めると、突き飛ばしその場を離れようとするぬる次郎。負けじとネコ子が対抗したら、ぬる次郎の頭から帽子が落ちて…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月20日■前回のあらすじぬる次郎の自宅へ行くと、そこには以前見かけた男性に怒鳴られているぬる次郎の姿が! 止めに入ったつみきでしたが…。■つみきにも怒鳴りつけてくる男性■不審な出来事が「関わるな!」と言われてから数日、ぬる次郎の姿を見ることはありませんでした。しかしその頃から、つみきの部屋の物が少しずつなくなる現象が…。この犯人はやっぱり…?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月18日■前回のあらすじつみきの家に行ったときに、勝手につみきの私物を持ち出していたぬる次郎。持ち出したものはひとつではないらしく…。■部屋の中を調べると…■ぬる次郎の家から怒鳴り声?以前「本当の父親ではない」と言っていた男性が、ぬる次郎を怒鳴りつけている…!ぬる次郎を守るために止めに入ったつみきでしたが…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月17日■前回のあらすじつみきが料理している間、トイレに立ったぬる次郎。しかし一向に戻って来ず、何も言わずに突然姿を消してしまったのでした。■つみきが外に探しに行くと…■通りすがりの女性が見たものとは!?帽子がはずれたぬる次郎姿を見て驚く通りすがりの女性。一体何に驚いたのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月15日■前回のあらすじお腹を空かせたぬる次郎を不憫に思ったつみきは、ぬる次郎を自宅へ招き、ご飯を作ってあげることにしたのですが…。■トイレに立ったぬる次郎■ぬる次郎がいない…!?ご飯を食べることなく突然いなくなってしまったぬる次郎。一体どこへ行ってしまったのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月14日■前回のあらすじぬる次郎の話を聞くとやはり家庭内に問題があるようで…。その後、つみきと別れたふたりのもとに、突然ぬる次郎が現れ…。■ぬる次郎が豹変!■つみきの前では…つみきの前ではいい子を演じ、嘘をつくぬる次郎。この真意とは…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月12日■前回のあらすじ一緒に煙草を吸っていた男性は父親ではないと話すぬる次郎。煙草を注意すると不機嫌になり…。■無理やり煙草を吸わされた…!?■やはり家庭内に原因…ぬる次郎の話を聞く限り家庭内に原因があると察した3人。すると、つみきと別れたふたりのもとに突然背後から現れたぬる次郎!一体何を言うつもりなのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月11日■前回のあらすじ突然煙草を吸い始めたぬる次郎。するとそこへ父親と思われる人物が現れて…!■父親を思われる男性は…■ぬる次郎に声をかけてみると…ますます怪しさが増してきたぬる次郎。煙草を注意すると不機嫌な様子に…。ぬる次郎はこの後何を語るのか!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月10日■前回のあらすじつみきが見ていない隙に、威圧的な態度で凄んできたぬる次郎。腹が立ったネコ子はこの後ぬる次郎を尾行しようと言い出し…。■怪しすぎるぬる次郎を尾行してみることに■ぬる次郎の行き先は…ぬる次郎が立ち止まったのはとんでもないゴミ屋敷だった…!ここがぬる次郎の自宅なのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月08日■前回のあらすじ家では「ばい菌」と呼ばれているというぬる次郎。かくれんぼ中、突然目の前に現れたぬる次郎は態度が豹変し…。■男の子の態度が豹変!?■威張る態度に腹が立ったネコ子は…ぬる次郎の威圧的な態度に恐怖を感じ、震えが止まらない…。しかしぬる次郎に腹を立てたネコ子は、彼を尾行しようと提案。一体どうなる…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月07日美人画の大家として、近代日本画の巨匠として、そして人気の挿絵画家として、没後半世紀を経過してもその名を轟かせる画家、鏑木清方。彼の没後50年を記念した回顧展「没後50年 鏑木清方展」が、東京国立近代美術館で3月18日(金)に開幕した。途中、展示替えを挟み5月8日(日)まで開催されている。1878年(明治11年)、東京は神田に生まれた鏑木清方。13歳で水野年方(としかた)に入門し、10代の頃より挿絵画家として頭角を表し、売れっ子画家となっていた。一方で、1907年(明治40年)の文部省美術展覧会の開設を契機に、日本画の制作にも注力。1927年(昭和2年)には第8回帝展に出品し《築地明石町》が帝国美術院賞を受賞する。1972年(昭和47年)に93歳で亡くなるまで、精力的に暮らしや文学、芸能など人を主題にした絵を描き続けた。展覧会エントランスこの展覧会は、清方の日本画のみ110点を紹介。東京展では、人々の生活を生き生きと描いた「生活をえがく」、物語の世界を描いた「物語をえがく」、そして、卓上で鑑賞できるよう作品サイズをあえて小さくした「小さくえがく」の三部で構成されている。展示風景よりそのなかでも第一章「生活をえがく」で紹介される《築地明石町》と、《新富町》、《浜町河岸》の三部作は見どころの一つ。帝国美術院賞を受賞し、記念切手になったものの、44年もの間所在が不明とされていた《築地明石町》と、《新富町》、《浜町河岸》の三部作は、2018年に再発見され、翌年に3点とも東京国立近代美術館のコレクションに加わった。同展では会期の全期間を通して公開される。鏑木清方《築地明石町》1927年 東京国立近代美術館蔵鏑木清方《浜町河岸》1930年東京国立近代美術館蔵鏑木清方《新富町》 1930年東京国立近代美術館蔵《築地明石町》は清方が49歳のときの作品。浅葱色の小紋から、ほんのわずかに赤い羽裏が覗いており、エレガンスな雰囲気をより一層強めている。背景には船が並び、海沿いの街の一場面であることがわかる。絵のなかにわずかに描かれたものから、さまざまな想像を掻き立てられる非常に魅力的な作品だ。「生活をえがく」の章では、このほかにも、庶民の生活や生きる喜びが描かれた作品が紹介される。《明治風俗十二ヶ月》は、昭和の時代に「古き良き時代」であった明治時代の風俗を、清方が振り返って描いた連作だ。鏑木清方《明治風俗十二ヶ月》(部分)1935年東京国立近代美術館蔵《弥生の節句》と《端午の節句》は、描表装(通常であれば裂で表装される部分が絵になっている、江戸琳派でよく使われていた表装)の豪華な節句画だ。鏑木清方 左:《弥生の節句》1934年右:《端午の節句》1936年東京国立近代美術館蔵ちなみに、清方は、1918年〜25年のうちに描いた約500点の作品を自己採点していた。この展覧会では、採点されていた作品のうち23点を展示。清方自身が自信作につけた3つ星の《遊女》、《ためさるゝ日》(左幅)などを展示する。《ためさるゝ日》(左幅)が一般公開されるのは30年ぶり、左右合わせての展示は40年振りのこととなる。この、清方の自己評価の星の数もあわせて見ていくと、清方が絵の中でなにを大切にしていたが見えてくるはずだ。鏑木清方《遊女》1918年 横浜美術館蔵鏑木清方《ためさるゝ日》1918年左幅:個人蔵右幅:鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵第2章の「物語をえがく」では、さまざまな物語や芝居を主題とした作品を紹介している。歌舞伎の演目に着想を得た《道成寺 鷺娘》や、泉鏡花の短文に触発されて訪ねた樋口一葉の墓の写生をもとに描いた《一葉女史の墓》、一葉の随筆にインスパイアされて描いた《一葉》など、清方の着想源は幅広い。鏑木清方《道成寺 鷺娘》1929年大谷コレクション鏑木清方左:《一葉女史の墓》1902年鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵右:《一葉》1940年東京藝術大学蔵重要文化財に指定されている《三遊亭円朝像》は、新聞社を営む清方の父親のもとを訪れ、新聞連載のために創作人情噺を書き取らせていた円朝の姿を描いたものだ。清方は肖像画に姿や形だけでなく人柄も描きこもうとしていたのかもしれない。重要文化財 鏑木清方《三遊亭円朝像》1930年東京国立近代美術館蔵そして、第3章「ちいさく描く」へ。清方は、大正時代後半から、展覧会場でも床の間でもなく、机の上に広げて、手元でじっくりと鑑賞する「卓上芸術」を提唱し、少画面の画巻や画帖などを描いていた。サイズが小さいため、スピーディに描け、なおかつ複製するのにも適していたため、庶民に芸術を届けたいと考えていた清方は重視していたようだ。鏑木清方《築地川》部分(組立灯篭)1941年上原美術館蔵鏑木清方《『苦楽』表紙原画》左:紅梅屋敷1949年右:王子詣1948年ともに東京国立近代美術館蔵美人画のみならず、さまざまな人々の営みを温かい眼差しで描いていた鏑木清方。彼の作品は、淡い色合いや繊細な筆使いなど、実際に目にしないと実感できない魅力に富んでいる。ぜひ一度、美術館で実際の清方の作品に耽溺しよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『没後50年 鏑木清方展』3月18日(金)~5月8日(日)、東京国立近代美術館にて開催※会期中展示替えあり公式 HP :
2022年03月25日かつては、メディア各社の世論調査でも“次の総理”の呼び声が高かった小泉進次郎前環境相(40)。昨年の自民党総裁選では、河野太郎・自民党広報本部長(59)を石破茂元幹事長(65)とそろって支持し、“小石河連合”と注目を集めたものの、河野氏は岸田文雄首相(64)に敗れた。岸田政権発足後は、総務会長代理というポストに落ち着いたが、永田町での存在感低下に歯止めがかからない。「当選回数が少ない福田達夫さん(54・総務会長)よりも下の役職で、完全な“冷や飯食い”の状態です。進次郎さんは本人は総裁選の後、『私は蟄居する』と言っていましたから、それでいいのかもしれませんが……。でも、2月上旬に自民党神奈川県連会長に立候補。届け出たのは進次郎さんだけでしたから、無投票で選出されて、3月に正式に就任します。あっという間の“蟄居”でしたが、政治的な求心力低下に手を打ちたいんでしょう」(自民党関係者)じつは、小泉氏が焦るのには理由があってーー。「じつは、『文藝春秋』2月号での「次の総理、5年後の総理」というアンケート記事の結果に、小泉氏はずいぶん大きなショックを受けているそうなんです。123人の政治記者が選ぶという企画内容なのですが、“次の総理候補”や“5年後の総理候補”のどちらにもランクインしていなかったのです。3票入ればランクインするという集計方法だったのですが、環境相時代の番記者からもさほど入らなかったそうで、小泉氏は周囲からも見限られてしまったというわけです」(与党担当記者)ちなみに、“次の総理候補”1位は林芳正外相(61)、“5年後の総理候補”1位は、福田総務会長だった。「2018年に進次郎さんが中心となって立ち上げた『2020年以降の経済社会構想会議』という30人ほどの若手議員グループがありました。当時は、“小泉派になる”とまで言われたりもしましたが、進次郎さんに当時の勢いはありません。この『構想会議』には、福田達夫さんも参加していました。福田さんは、昨年の総裁選の直前に、各派閥の若手議員を集め『党風一新の会』を立ち上げて代表世話人に就任。90人以上集めて注目を集めましたし、岸田政権発足後は党幹部の総務会長に抜擢されました。福田さんの父は福田康夫元総理、祖父は福田赳夫元総理と、進次郎さんに引けを取らない“政界のサラブレット”。いま党内では、進次郎さんよりも福田さんの名前のほうが、よっぽど話題にのぼっています」(若手議員)■メディア各社の記者に「目立ち方」相談そんな小泉氏が藁にもすがる思いで声をかけているのが、かつての番記者たちなのだという。「メディア各社の番記者や知己の記者に、『どうやったら目立てるのか』『何をやったらきじになるの』と電話をかけて聞いて回ってるそうです。実は、環境相だったころから、そうした電話が多かったと聞いています。政治家が親しい記者に何かアドバイスを求めることはありますが、小泉氏の場合はあちこちに、かつ頻繁に尋ねるそうですから、かなりめずらしいケースだと思います。小泉氏が環境相を務めていたとき、テレビ局の記者に『なんとか取り上げてほしい』とお願いするんですが、地上波の番組で取り上げるほどのバリューがなくて、なんとかBSの番組にねじ込んだ……という話も何度か聞きました。一番現場の記者が困ったのは、小泉氏が各社の政治部長や論説委員、編集委員に直接『取り上げてくれ』と売り込むんです。上司から記事にしてやれよと言われたら、現場も断れませんし、たまったもんじゃありませんよ」(全国紙政治部記者)環境相時代の“ポエム”発言をはじめ、数々の的外れな発言で批判を集めがちだった小泉氏だが、最近の活動と言えばーー。「神奈川県連会長に手を挙げたほか、地元・横須賀にいる時間が増えています。地元中学校での給食普及など、選挙区内の地域に根差したことに取り組んでいます。進次郎さんは、小泉純一郎元総理の強固な地盤も引き継いでいるし、地元での“どぶ板”なんてやらなくたって当選できた。小泉家は4代続く議員一家。ほとんど選挙区に入らずトップ当選を続けてきましたからね。地元での時間が増えることは、政治家としての原点を見つめるにはいいことなんじゃないでしょうか」(神奈川県連関係者)地に足をつけた小泉氏が再び“次の総理候補”に期待されるようになれるのか、正念場が続く。
2022年03月01日明治から昭和にかけて活躍した日本画家・鏑木清方(1878-1972)の没後50年を記念した大回顧展『没後50年 鏑木清方展』が、3月18日(金)から東京国立近代美術館、5月27日(金)から京都国立近代美術館にて開催される。若くして、浮世絵系の挿絵画家として人気を博した清方は、文部省美術展覧会の開設(1907年)を契機に日本画に転向。晩年に至るまで、庶民の暮らしや文学、芸能のなかに作品の主題を求め続けた。同展では、鏑木清方の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》(1927年)と合わせて、2018年に再発見された《新富町》《浜町河岸》(どちらも1930年)の三部作を公開するほか、清方が毎回力作を出品したグループ展・七絃会展の出品作《雪紛々》(1937年)など、初公開作品10点を含む日本画作品109件を紹介。東京会場では「生活をえがく」「物語をえがく」「小さくえがく」という3つのテーマで、また京都会場では全作品を年代順に展観する。今回は、清方の自己評価の高かった作品が積極的にラインナップされているという。これは、清方が残した制作記録のうち、1918(大正7) 年1月から 1925(大正14)年12月までの記録に残されていた三段階の自己採点などを参考に選ばれている。同展では出品作23点をこの清方自身の自己採点付きで紹介。☆☆☆(会心の作)、☆☆ (やや会心の作)、☆(まあまあ)という採点から、清方が本当に大切にしていたものが見えてくるに違いない。関東大震災と太平洋戦争を経て、人々の生活も心情も変わっていくなか、市井の人々の暮らしを見つめ続け、あえて不変を貫いた清方の信念と作品は、震災を経験しコロナ禍にあえぐいまの私たちに強く響くことだろう。鏑木清方《新富町》1930(昭和5)年、東京国立近代美術館、通期展示(c)Nemoto Akio鏑木清方《浜町河岸》1930(昭和5)年、東京国立近代美術館、通期展示(c)Nemoto Akio鏑木清方《鰯》1937(昭和12)年頃、東京国立近代美術館、通期展示(c)Nemoto Akioポートレート鏑木清方(1956年)鎌倉市鏑木清方記念美術館(c)Nemoto Akio【開催概要】『没後50年 鏑木清方展』東京会場会期:2022年3月18日(金)~5月8日(日)会場:東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー時間:9:30~17:00、金土は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(3月21日、28日、5月2日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,800円、大学1,200円、高校700円※2022年3月18日(金)~4月10日(日)まで『美術館の春まつり』も開催※会期中展示替えあり※2022年5月27日(金)~7月10日(日)京都国立近代美術館にて開催を予定■展覧会公式サイト:
2022年02月16日