窪塚洋介、ラブリ、SALUなど気鋭のクリエイター12組による音楽写真展「TOKYO SOUNDSCAPE by cowcamo」が、24日から29日まで東京・CLASKAで開催される。この写真展は、リノベーション住宅特化の流通プラットフォーム「カウカモ」を運営するツクルバが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyとのコラボレーションによって実現。「新しい東京との出会い」に焦点を当て、展示会場ではクリエイターが撮影した写真と共に楽曲を選曲、その視点を通じて東京との出会いを提供する。参加したのは、窪塚洋介、ラブリ、SALUのほか、角舘健悟(Yogee New Waves)、小見山峻、高山都、フルカワミキ、seima(Name./urself)、モーガン茉愛羅、山田健人、横田真悠、yoppy (little sunny bite)。富士フイルムのインスタントカメラ「写ルンです」を使い、「東京らしい」と感じた瞬間を撮影、Spotify上でオリジナルのプレイリストを作成し、撮影した瞬間の情景や心情を楽曲を通じて表現する。また、インスタグラムで「#東京音風景」をテーマに写真を投稿すると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施(7月16日まで)。「#東京音風景」「#カウカモ」のハッシュタグをつけて投稿した来場者限定で、参加クリエイターがイベントのためだけにセレクトした楽曲と「写ルンです」で撮り下ろした写真が楽しめる「TOKYO SOUNDSCAPE」オリジナルレコードジャケットを数量限定でプレゼント(1人につき1個、なくなり次第終了)。
2018年07月09日「関ジャニ∞」渋谷すばるの最後の出演回となる「関ジャム 完全燃SHOW」が7月8日に生放送。渋谷さんの「関ジャニ∞」としての、そして7人としても最後のTV出演とあって、SNS上には「ボロ泣き」「メンタルぐちゃぐちゃ」など悲しみの声が溢れている。全員が関西出身者で構成された「関ジャニ∞」は2004年8月にシングル「浪花いろは節」でデビュー。ボーカルグループとしての顔とともにバンドスタイルでの楽曲にも果敢に挑戦してきたが、そのバンドスタイルでのグループの姿にフォーカス、多彩なアーティストとのセッションで魅せる番組として2015年に誕生したのが「関ジャム 完全燃SHOW」で、「関ジャニ∞」のメンバーがアーティストや裏方スタッフをスタジオに迎え、音楽の基本からマニアックな知識までググッと掘り下げていく番組となっている。グループでギターをメインに担当してきた渋谷さんが先日12月31日で「関ジャニ∞」を脱退、ジャニーズ事務所からの退所も発表したことで、今回が「関ジャム」への出演は最後となる。3年にわたり150回におよぶセッションを行ってきた彼ら。番組ではまず渋谷さんらメンバーの思い出に残るセッションを映像でふり返る。メンバーたちが過去のセッションを挙げていくたびにネットにも「ビートルズ回は本当に好き」「三浦大知とのセッションは本当に本当に素敵だった」など当時をふり返るツイートが続々と投稿。さらにYOSHIKI、さだまさしからのコメント映像も流されると「こんな素敵なコメント頂けるの本当にありがたい」「さだまさしさんの言葉がくる」と、ネット上には2人への感謝の言葉も。そしてセッションでは東京スカパラダイスオーケストラが登場。MVでコラボした「無責任ヒーロー」をセッション。続いて「関ジャニ∞」7人での最後のパフォーマンスへ。1曲目の「大阪ロマネスク」はデビュー時から大事に歌われてきた曲。ファンも「本当に嬉しいよ、ありがとう大好きだよこの曲」「やばいぞ、これ泣くやつだ」など共に感動を分かち合っている様子。そしてオーラスは「LIFE~目の前の向こうへ~」。歌い終わり目に涙を浮かべるメンバーの姿に「なんとも言えなくてメンタルぐちゃぐちゃだわ」「こんなに素敵なセッションを見せてくれて、愛を感じました」などの声が続々投稿され続けている。(笠緒)
2018年07月09日年内で事務所を退所し、音楽活動に専念することを発表している「関ジャニ∞」渋谷すばる。彼がメンバーとして出演する最後の「関ジャニ∞クロニクル」7月7日(土)放送回の詳しい放送内容が今回明らかになった。音楽、芝居、バラエティなど、多方面で大活躍する7人グループ「関ジャニ∞」が、ロケやコント、歌、トークなど様々な企画にチャレンジし、“新たな一面”を魅せてきた本番組。明日7日は、いよいよ渋谷さんラスト出演回が放送。メンバー7人だけで行う「いきなりドッジ」の模様をお届けする。台本は一切なく、罰ゲーム的なお題が記されたボールでドッジボールをしながら、ぶつけられた人がそれを実行しなければならないという名物企画「いきなりドッジ」。この日、リビングに並べられた思い出の写真や、放送で使用したグッズを眺めながら懐かしむメンバーたちの元に、突然ボールが投入される!ボールに書かれていたのは、“誰かと一緒に初老2ショット写真”。「イケメンカメラ目線」という企画で、渋谷さんが披露して話題になった“初老顔”を、誰かと再び撮影せよというものだ。その衝撃の2ショット写真に、メンバーは大爆笑!一体、ボールを当てられたのは誰なのか?さらに、“誰かと鼻キスしながら褒め合い山手線ゲーム”のミッションボールが登場。かつて別の企画で渋谷さんと村上信五らが熱い鼻キスを交わした回もあったが、今回鼻キスをすることになったメンバーは、ひとりだけムラムラする事態に…!?そして最後のボールは、驚きのサプライズ演出が!メンバー全員が「緊張した」と話すその演出とは…。またボールの中には、これまでの放送でも登場したシンプルなミッションボールも登場するという。「関ジャニ∞クロニクル」は7月7日(土)10:53~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月06日12月31日をもってジャニーズ事務所を退所する渋谷すばるが、最後のテレビ出演を飾る7月8日(日)放送の「関ジャム 完全燃SHOW」。今回、番組史上初めての生放送となることが決定した。2015年5月にスタートした本番組は、「関ジャニ∞」のメンバーがアーティストや裏方スタッフをスタジオに迎え、毎回メンバーと豪華ゲストがジャムセッションを展開、音楽の基本からマニアックな知識までを掘り下げてきた。今回放送の目玉は何と言っても、「関ジャニ∞」が7人揃う最後の生ジャムセッション!スペシャルゲストとして「東京スカパラダイスオーケストラ」が登場し、「関ジャニ∞」と対バン形式で「無責任ヒーロー」を生披露する。さらに、「関ジャニ∞」が「7人で最後に披露したい曲」として選んだ、自分たちの楽曲も2曲、生披露。果たして、彼らが“最後”という胸を揺さぶる節目に選んだのは、どの曲なのか、そして、そこに込められた想いとは…!?彼らが7人体制でおくる渾身のラスト・ステージは必見!また、この日は、過去に放送された約150組とのジャムセッションの中から、渋谷さんとメンバーが選んだ「いま改めて見ておきたいセッション」もVTRで紹介。「あの時はこんな思いで演奏していた」「実は渋谷がこうだった」など、いまだから話せるその時々の気持ちを告白する。「関ジャニ∞」7人が揃うテレビ出演はこれが最後。この「関ジャニ∞」史に残る瞬間を、生放送でファンや視聴者と共有することを選択した彼らはどんなやりとりを見せ、どんな言葉が飛び出すのか。1秒たりとも見逃せない生放送となりそうだ。「関ジャム 完全燃SHOW」は7月8日(日)23時10分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年07月02日年内脱退を発表している渋谷すばるが、7月8日(日)放送の「関ジャム 完全燃SHOW」にて「関ジャニ∞」として7人揃って最後のTV出演を果たすことが分かった。2015年5月にスタートした「関ジャム」は、「関ジャニ∞」のメンバーがアーティストや裏方スタッフをスタジオに迎え、音楽の基本からマニアックな知識までググッと掘り下げていく番組。毎回、「関ジャニ∞」と豪華ゲストがジャムセッションを展開するなど、現在メンバー全員が出演している冠番組の中で唯一、“バンドとしての「関ジャニ∞」”に光を当てた番組であることでも注目を集めている。そして、今年12月31日をもって「関ジャニ∞」から脱退することを発表している渋谷さん。最後の出演となる「関ジャム」では、7人揃った“最後のセッション”を敢行!彼らが番組で一堂に会するのはこれが最後。万感胸に迫る中、はたして彼らはどんなラスト・セッションを繰り広げるのか…乞うご期待!「関ジャム 完全燃SHOW」は7月8日(日)23時10分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月26日人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の渋谷すばるが、年内で事務所を退所し音楽活動に専念することを発表。そこで今回、「関ジャニ∞」7人揃っての最後のTV番組出演回を一挙紹介!■6月27日(水)「テレ東音楽祭2018」2014年にスタートし、今年で5回目の放送を迎える「テレ東音楽祭」のテーマは、「思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発」。初出演のアーティストが登場するほか、テレビ東京ならではの企画やコラボなども予定。昨年より30分放送枠を拡大し、番組史上最長の5時間枠で名曲をたっぷり生放送する。渋谷さん最後の「テレ東音楽祭」となる今回、「関ジャニ∞」は夜のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで熱唱!ほかにも、テレビ東京の音楽番組初出演となる「KAT-TUN」や「King&Prince」。「KinKi Kids」「V6」「A.B.C-Z」など、ジャニーズの人気グループが多数出演する。■7月2日(月)「ペコジャニ∞!」「関ジャニ∞」と食通芸能人がプレゼンバトルを繰り広げるグルメバラエティ「ペコジャニ∞!」。渋谷さん最後の出演となる本番組では、 渋谷さんへ「X JAPAN」Toshlが長渕剛の名曲「乾杯」を生歌&弾き語りで披露!「Toshl Cafe」で本音トーク!Toshlさんが気になるゲストをスイーツで癒やし、本音で語り合うコーナー「Toshl Cafe」。ここに来店したのが渋谷さん。2人のボーカル同士のが本音トークを展開。Toshlさんからは、苦労した下積み時代のエピソードとして、スタジオ代を稼ぐため新聞配達のバイトをしていた話や、結成後にいろいろな○○に出入り禁止になっていた話などが飛び出し、一方の渋谷さんからは、同じ年に事務所に入った横山裕と村上信五とのエピソードが。地元が隣町で同郷の渋谷さんと村上さん、そんな2人ならではのマル秘話、横山さんとのプライベート2人旅行でのマル秘話など、貴重なエピソードも語られる。そんな貴重なトークが繰り広げられるなか、別室には横山さんと村上さんの姿が。そうとは知らない渋谷さんは何を語るのか…?さらに、Toshlさんから渋谷さんへ、本気の歌のプレゼントも。なお、スタジオプレゼン対決は「絶品フワトロたまご料理」。プレゼンターは森昌子を迎える。■7月4日(水)「関ジャニ∞のジャニ勉」2007年5月にスタートし、「関ジャニ∞」メンバーが隔週で地元・大阪に帰ってきて、カンテレ本社で収録している冠番組「関ジャニ∞のジャニ勉」。また、「関ジャニ∞」にとって最長となる、放送開始から丸11年を迎えた長寿番組だ。特別編を放送! メンバー7人だけで歴史をふり返る通常のレギュラー放送の収録では、スタジオにゲストを招いて“ゆずれないこだわり=頑固道”についてトークするのが基本スタイル。しかし、渋谷さん最後の出演となる放送分の収録では、メンバー7人だけ。「関ジャニ∞のジャニ勉特別編~あおっぱなでも前向きに元気がでちゃうSP!~」と題し、スペシャルバージョンを放送する今回は、全員で「関ジャニ∞」の歴史と「ジャニ勉」11年の歴史を重ね合わせながら総ざらい!“師匠”や“へびおじさん”、“たこ焼きマン”といった番組内で次々と生まれた名物キャラクター、“さかなさかな”、“ひき肉ダンス”など数々の名シーンを生み出していった「関ジャニ∞」の成長の軌跡を、VTRとジャニ勉特製の年表でふり返っていく。渋谷すばる「ジャニ勉らしく、関ジャニ∞らしく」収録前、渋谷さんは「最後のスタジオ収録では、ジャニ勉らしく、関ジャニ∞らしくできたらな~って思っています。ま…ひとりひとりとチューはしたいなと思ってるんですけどね(笑)」とおちゃめに語り、「何も取り繕うこともなく、ありのままの自分を、視聴者の皆さんにも、長年見てもらってきたスタッフの人たちにも届けられたら」と思いを述べ収録へ。また「 ジャニ勉」は特別だという渋谷さんは、「テレビ局の実家感みたいな。安心感とか、やっぱり長年やらしてもらってるからこその空気感がずごくある。でも、なんか、それだけじゃない…常に、その時の自分らを、ちゃんと成長してるかというか、厳しく見て下さってるような事も感じるから。それってもう愛情でしかないと思うし。そこに対して自分らに何ができるかって常に。育てて頂いている…そういう気持ちに対して、僕らが何をお返しできるかっていうような事をずっとさせてもらっていたので。ホントにありがたい、大事な場ですよね」と番組への思いも明かしている。★NEW■7月6日(金)「MUSIC STATION 2時間SP」2時間のスペシャル版で贈る「Mステ」では、丸山隆平が主演した「地獄先生ぬ~べ~」の主題歌「がむしゃら行進曲」と、『土竜の唄 香港狂騒曲』主題歌「NOROSHI」を歌唱する。■7月7日(土)放送「関ジャニ∞クロニクル」「関ジャニ∞」がロケ・コント・歌・トークなどの様々な企画にチャレンジし、新たな一面を魅せる「関ジャニ∞クロニクル」。本番組での渋谷さん最後の出演は、メンバー7人での「いきなりドッジ」を放送。台本一切なし、罰ゲーム的なお題が記されたボールでドッジボールをしながら、ぶつけられた人がそれを実行しなければならないという名物企画「いきなりドッジ」。今回はどんなぶっちゃけトークが飛び出すのか?渋谷さんの素顔もさらに明らかになるかも…?★NEW■7月7日(土)「THE MUSIC DAY 伝えたい歌」七夕のお昼から11時間の生放送で贈る「THE MUSIC DAY」。「関ジャニ∞」をはじめ、「V6」、「嵐」、「Sexy Zone」など、総勢9組50名が大シャッフルし、平成30年間分のジャニーズの名曲を披露する。今年のテーマは、「伝えたい歌」。歴史を超え語り継がれる名曲から、いま聴いておきたい新曲まで、およそ70組の豪華アーティストが登場する。■7月8日(日)「関ジャム 完全燃SHOW」「関ジャニ∞」として、7人揃って“最後のテレビ出演”を飾るのは、「関ジャム 完全燃SHOW」。2015年5月にスタートした本番組は、「関ジャニ∞」のメンバーがアーティストや裏方スタッフをスタジオに迎え、音楽の基本からマニアックな知識まで、ググッと掘り下げていく番組。また、毎回メンバーと豪華ゲストがジャムセッションを展開するなど、現在メンバー全員が出演している冠番組の中で唯一“バンドとしての関ジャニ∞”に光を当てる番組でもある。渋谷さん最後の出演となる今回は、「関ジャニ∞」7人で最後のセッションを行う。<渋谷すばる出演ラスト放送回>・「テレ東音楽祭2018」は6月27日(水)17時55分~テレビ東京ほかにて生放送(一部事前収録有)・「ペコジャニ∞!」は7月2日(月)22時~TBSにて放送。・「関ジャニ∞のジャニ勉 特別編~あおっぱなでも前向きに元気がでちゃうSP!~」は7月4日(水)深夜0時30分~カンテレ・関西ローカルほかにて放送。・「MUSIC STATION 2時間SP」は7月6日(金)20時~テレビ朝日系にて放送。・「関ジャニ∞クロニクル」は7月7日(土)10時53分~フジテレビにて放送。・「THE MUSIC DAY 伝えたい歌」は7月7日(土)12時~日本テレビにて11時間の生放送。・「関ジャム 完全燃SHOW」は7月8日(日)23時10分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年06月25日年内脱退を発表している渋谷すばるが、7月8日(日)放送の「関ジャム 完全燃SHOW」にて「関ジャニ∞」として7人揃って最後のTV出演を果たすことが分かった。2015年5月にスタートした「関ジャム」は、「関ジャニ∞」のメンバーがアーティストや裏方スタッフをスタジオに迎え、音楽の基本からマニアックな知識までググッと掘り下げていく番組。毎回、「関ジャニ∞」と豪華ゲストがジャムセッションを展開するなど、現在メンバー全員が出演している冠番組の中で唯一、“バンドとしての「関ジャニ∞」”に光を当てた番組であることでも注目を集めている。そして、今年12月31日をもって「関ジャニ∞」から脱退することを発表している渋谷さん。最後の出演となる「関ジャム」では、7人揃った“最後のセッション”を敢行!彼らが番組で一堂に会するのはこれが最後。万感胸に迫る中、はたして彼らはどんなラスト・セッションを繰り広げるのか…乞うご期待!「関ジャム 完全燃SHOW」は7月8日(日)23時10分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月25日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『娼年』(公開中)の場面写真が20日、公開された。今回公開されたのは、猪塚健太演じる娼夫・アズマの場面写真。同作は石田衣良による同名小説を映画化。無気力な大学生・森中領(松坂)は会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく。2016年8月には松坂主演、三浦大輔演出で舞台化され、当日券を求める人々で長蛇の列となった。公開以降、SNSを中心に話題となり、R18+指定作品としては異例のヒットを記録している同作。中でも注目を集めているのは、リョウ(松坂)と「Le Club Passion」でNo.1を競う娼夫のアズマ(猪塚)とのシーンだ。痛みでしか性的な快感を得られないという特殊な感覚を持ち、「僕の中で配線がこんがらがっているんだ」というアズマの告白に真剣に耳を傾けるリョウ。そこから男性同士の濡れ場が繰り広げられ、アズマは快感を得るため、リョウにあることを頼む。舞台では観客が遠くから観ているため、原作とは違い、アズマがリョウにアイスピックで胸を切り裂いてもらうという演出だった。映画では原作通りのシーンとなり、猪塚は「念願が叶ってとても嬉しかったです」と語る。舞台版から同じ役を演じている猪塚は、原作を再読して思い描いたアズマ像に近づくようにと“線の細い少年のような体作り” のために8kgの減量をし、繊細に表情や声に変化をつけ、純真と狂気との狭間を漂うアズマを表現した。「桃李くんがリョウを演じてくれているからこそ僕も女優さんも安心してこの作品に挑むことができるんだと、映画版で再びご一緒させていただいて改めて実感しました」と、舞台版から共演を続ける松坂を絶賛した。普段は好⻘年に見られがちな猪塚。しかし「本当はどちらかというと“アズマ側”なんです。アズマのような危うい部分を秘めた人間を僕は理解出来ますし、こういう役を演じてみたいとも思っていました」と意外な面も覗かせた。
2018年04月20日アイドルグループ・関ジャニ∞の渋谷すばるが、同グループを脱退することが15日、ジャニーズ事務所から発表された。公式サイトの発表文によると、渋谷から「自身の音楽の道を追求していきたい」と申し出。「関ジャニ∞であることへの誇りと、ファンの皆さまへの深い愛情、感謝の気持ちを持っている渋谷すばる。その彼が、強い意志をもって選んだ道を、6人のメンバーは、決して簡単ではない決断でありましたが、尊重することを決め、新しい道を歩いて行くことを決意しました」と経緯を説明した。7月15日からスタートするコンサートツアー「関ジャニ’sエンターテインメント GR8EST」から、6人で活動していくことになる。ジャニーズ事務所は「支えてくださっているファンの皆さまには勝手なご報告となりましたことを、お詫びいたします。ファンの皆さまに『これまで応援してきて良かった』『これからも応援していきたい』と思っていただけるよう、精進してまいります。関ジャニ∞ そして渋谷すばるを、これからも何卒よろしくお願い申し上げます」としている。
2018年04月15日●自分の一部になるくらい大切な役無気力な大学生・森中領が会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく……という衝撃的な内容が話題となった、石田衣良による小説『娼年』。2016年に松坂桃李主演、劇団ポツドールの三浦大輔演出で舞台化されると、当日券を求める人たちが長蛇の列をなした。その伝説的な作品が、松坂・三浦のタッグで映画化され、R18+作品として6日より公開された。リョウと同じボーイズクラブで働くアズマを演じる猪塚健太は、舞台版から続投となる。リョウとは同志とも言える間柄でありながら、作品に出る多くの女性たちと同じように、他人には受け入れてもらえない欲望を抱えるアズマを、猪塚はどう演じたのか。アズマに対する思い入れや、役者に対しての気持ちを聞いた。○「他の人にやられたら悔しい」という気持ち――今回猪塚さんは舞台から続投ですが、映画化で同じ役を演じるとわかった時はどんな気持ちでしたか?もう、喜びに満ち溢れていました。「映画化するかも」という話はちらっと耳に挟んでいたのですが、「じゃあ、誰がアズマをやるんだ」と気になったし、「他の人にやられたら悔しい」と思うと夜も眠れないくらいで。いろいろな縁と運が重なってアズマ役に決まって「もう一度あの役をできる」という喜びと、「舞台を超えるものを表現しなきゃ」という緊張が同時にやってきました。――それだけ、舞台の時からアズマという役に思い入れがあったんですね。めちゃめちゃ思い入れがありましたね。アズマという役が魅力的で儚くて、役者として表現する上でやりがいのある役だったので、舞台を通してアズマという人間が僕の一部みたいになるくらい、大切な役で、人物でした。――松坂さんとも舞台からずっと一緒ですが、映画でも共演することになり、何か言葉を交わされましたか?桃李からは「またやるから、よろしくね」と。皆さんセックスシーンが多いので、撮影前に何度かリハを行っていました。「健ちゃんとはもう、阿吽の呼吸でスムーズに絡めるね」と言われて、大丈夫だと思っていたんですが、実際撮影したら簡単なものではなかったです。角度も舞台以上に綿密で、見えてはいけないものを隠したり(笑)。大変でしたが、やっぱり舞台から引き続きやってきた桃李が相手だったので安心だったし、桃李が演じるリョウの、相手を包み込んでくれる優しいところは、桃李本人も持っている一面なので、引き続きやりやすく楽しくできました。――作品を拝見して、映画だけでなく猪塚さんも話題になるんじゃないかな、と思いまして。ご自身でも手応えはありましたか?聞くところによると、アズマという役は原作ファンの中でも結構な人気だそうです。リョウがこれだけたくさんの女性の欲望を叶えている中で、不意に男である僕が絡んでくる。印象に残って欲しいし、一つのスパイスでもありたいと思っています。僕個人でも、舞台で一回培ったアズマとリョウという関係性を、十分研ぎ澄ませて洗練したものをより多くの人に見てもらえる手応えがあります。自信を持ってお届けできると思っています。――他の女性陣にも負けないというような気持ちで。そうですね、僕はよくわかっているし、「僕のリョウだよ」という思いで(笑)。でも、リョウがいろいろな人の欲望に触れることで成長していくので、全員で作り上げた作品になっています。●オーディションで全て脱ぐくらい、本気に○何が何でも受かりたかった――映像作品という意味では、今まで出演されていた中でも大きい作品、大きい役なのかなと思いましたが、そこに対しての思いはありましたか?もちろん、確実に僕の中でも一つのターニングポイントになる作品だなというのは、確信はしています。でも、そもそも舞台版がターニングポイントで、オーディションがあるという話をもらった時から、原作を読んで「絶対にやりたい。この役をやることで、確実に俳優人生が変わるきっかけになる」とすぐに思ったんです。何が何でも受かりたいと思いましたし、今まで以上のものを確実に出さなければ、この先はないなと思いながら、アズマという役と向き合いました。この役を、舞台でも東京芸術劇場という大きな劇場で、あんなにもたくさんの人に観てもらえて。文字通りすべてを脱ぎさって、身も心も感情も出してぶつけました。――オーディションで受かったのは、その思いの強さが決め手だったのでしょうか。そうかもしれません。三浦監督がいて、いろいろな演出を受けながらオーディションを受けて、もう、何も指示されてなくても全部脱いで。――ええ~!! そんなことが!それくらいの気持ちを、見てくれたのかなと思います。どうしてもやりたいという魅力がある作品で役だったので、恥ずかしさとかどう思われるとかは一切考えずに、何でもいいから思いを伝えようとしました。○悔しさから、やりたいことに気づいた――これまでに、他に「ターニングポイントだ」と感じられた作品はありましたか?「地球ゴージャス」に最初に出させてもらった時(地球ゴージャスプロデュース公演Vol.13『クザリアーナの翼』14年)に、僕の中で俳優としてやっていく感覚が変わりました。それまでは役者として全力でやってはいるけど、自分が本当に何をやりたいのかはまだわかってない状態でした。「地球ゴージャス」ではアンサンブルの出演だったので、全然舞台に出られず、袖で見ていることが大半で、とても悔しかった。悔しい思いが自分の中にあることを知って「もう、こんな思いをしたくない」「役者しかない」と思いましたし、岸谷(五朗)さんと寺脇(康文)さんから役者の居方を学び、何かが変わりました。――悔しかったことで、好きだったということに改めて気づかれたんですね。そうなんです。その後にやった作品では、自分をめちゃくちゃ開放できて、演じることがすっごく楽しかったです。自分の気持ちを見つけてから、人のお芝居を見に行くようにもなったし、いろんな作品を知りたいなと思うようになったので、どんどん世界が広がり、『娼年』のオーディションの話にも繋がりました。僕が舞台や役者を好きになっていなかったら、オーディションの話すらなかったし、確実にここにはいなかったと思います。――映画化に当たって、改めて三浦監督から言われたことなどはありましたか?「アズマという役は十分完成していると思うけど、映画になるということで、今作られているアズマをもう何倍も奥深くに行けるように作っといて」と言われました。――そんなさらっと難しいことを……!とんでもないプレッシャーがきたなと思いました(笑)。もちろん舞台の時も相当悩んだし、相当作ったと思ったんですけど、更に何倍も、というお話で。それくらいじゃないと、映像で見せた時に、原作の繊細さや儚さは出ないんだなということに気づきました。もう一度原作を読み直すところから始めて、より深くに潜っていった感覚です。実際の自分は共感できる部分が少ないので、いかに想像して、どんなことをしてきたんだろうと、アズマの生活を自分の中に体験したかのように落とすのが重要でした。○「とてつもない嬉しさ」を感じた――そうして何倍もアズマを自分の中に入れて、痛いシーンや松坂さんとの絡みのシーンは、やはりアズマとして喜びを感じたりされるものですか?演じている時は、アズマになっているので、とてつもない嬉しさを感じています。今まで自分が経験してきた怪我のことなどを思い浮かべると、そういうものでしか喜んでこれなかったアズマがすごく悲しくて。自分にとっては普通なのに、人には受け入れられてこなかった人生で、自分をさらけ出した時にリョウさんが受け止めてくれた喜びを想像 しました。アズマになればなるほど、リョウと対峙した時の喜びが大きかったですね。――映画でも実力派の方々が集まっていますが、他の方の演技で印象的なシーンはありましたか?僕はリョウのおかげで女性の欲望が解放されて、喜びを感じてる姿にあたたかさを感じるのですが、今回は馬淵(英里何)さん演じるイツキが放尿を見てもらった後に見せた表情に「これだ!」と思いました。映画化したことによって、小説で想像してた部分が、明確に伝わった。「娼年、完成してる!」と思いました。舞台の時は、生でセックスシーンを観てもらって、その先に人は何を感じるのかがテーマでしたが、映像ではより原作で描かれている細かい部分を見せることができたんだ、ということを確信しましたね。――最後に、この作品を観る女性にメッセージをお願いいたします。この作品を読んだときに思ったのは、女性って僕らではわからない様々な欲望や悩みがあって、何も欲望を持っていない人はいないということでした。これから作品を観てもらう方も、自分では気づいていなくても何かの欲望を持ってる方がほとんどだと思うので、「欲望を持っていていいんだ」という安心感を持ってもらいたいし、少しでも解放されて温かい気持ちになってもらえたらいいなと思います。R18+の作品ではありますけども、人間のあたたかい部分に触れることができる作品になっていると思いますので、構えずに観ていただけたら嬉しいです。■猪塚健太1986年10月8日生まれ、愛知県出身。劇団プレステージ所属。ミュージカル『テニスの王子様』(11年)に出演以降、舞台『里見八犬伝』、『娼年』(14年)、ドラマ『民衆の敵』(17年)、CM『日野自動車』、ラジオ『渋谷のラジオの学校』でメインMC等、様々な作品に出演し注目を集める。2018年は演劇ユニットunratoの旗揚げ公演『BLOODY POETRY」にて主演を務め、日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』に出演する。主な映画出演作として、『大奥』(10年)、『女子ーズ』(14年)、『深夜食堂』(15年)、『人魚のこころ』(17年)、『斉木楠雄のΨ難』(17)などがある。●【プレゼント】猪塚健太サイン入りチェキ<応募〆:4月12日>猪塚健太のサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年4月7日から2018年4月12日23:59まで■内容:猪塚健太サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2018年04月07日ユニクロのTシャツブランド「UT」は、世界中で愛されているキャラクター「ドラえもん」がデザインされた「ドラえもんUT 」15アイテムを、5月25日から全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する。現代アートの巨匠、村上隆が展覧会「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」に出展した作品の柄と、まんがのドラえもんがデザインされた柄の大きく2つのデザインで展開。Tシャツのほかに、村上隆作品が描かれたドラえもんのぬいぐるみも登場する。©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro村上隆が描いたドラえもんのアート作品が、UTとなって初めて登場。村上隆が展覧会のために描き本展覧会のメインビジュアルにもなったアート作品『あんなこといいな 出来たらいいな』のアートワークを取り入れたTシャツとぬいぐるみが発売される。ドラえもん、のび太といったキャラクターをはじめ、ひみつ道具や村上隆氏の代表作「お花」がカラフルに描かれた作品がUTを舞台に表現され、のび太がドラえもんに助けを求めるシーンを集めたユーモア溢れるTシャツや、タケコプターやスモールライトなどお馴染みのひみつ道具がプリントされたTシャツなど、ドラえもんの世界観を表現したアイテムがラインアップする。展開は、メンズ Tシャツ(XS-4XL、1,500円)、キッズ Tシャツ(100-160、990円)、ぬいぐるみ(2,990円)。キッズ商品は、キッズ商品取り扱い店舗のみでの販売。ぬいぐるみは、一部のマーケットのみ、Tシャツの取り扱いサイズは、店舗によって異なる。
2018年04月06日『ジキル博士とハイド氏』に着想を得て、三谷幸喜が書き下ろしたコメディ『酒と涙とジキルとハイド』。その4年ぶりの再演が決定。初演に引き続き藤井隆が、ジキル博士との“ふたりひと役”をさせられる、役者のビクター役に挑む。【チケット情報はこちら】体力的にとにかくきつかったと語る藤井だが、彼が大切にしていたのが、三谷のあるひと言だ。「稽古初日に『何も残らないものにしたいんです』とおっしゃったんですよね。それってすごく難しいことだなと。本番中はお客さまに笑っていただき、非常に幸せな気分になれるのですが、やはり立ち戻るのは三谷さんのあの言葉。ちょっとでも自分がよれてしまったり、せりふを間違ってしまったりすると、何も残らなかったことにはならない気がして…。かといって毎回ベストを尽くせたとしても、また何かが残ってしまう気がして。これは本当に難しいことだなと思いました」再演が決まり、初めて初演時のDVDを見た藤井は、あることに気づいたという。「笑いました。ほんとに何も残らなかったから!(笑) 改めて三谷さんって面白いなと、すごいなと思いましたね。僕、自分を商品として客観的に見た時に、『君って何なの?』と自問自答ばかりしていたんです。芸がないから芸人でもないし、俳優でも、歌手でも、タレントでもない。自分自身の肩書きに悩まされてしまった事があったのですが、初演の時に三谷さんが、『藤井さんはコメディアンですよ』って言ってくださったんですよね。いまだに芸人とコメディアンの違いは正直わからないですけど、三谷さんにそう言っていただけたことですごく救われた気がして。そういう人に対する接し方と同じく、三谷さんって作品に対してもすごく真摯な方だと思います」藤井以外にも、片岡愛之助、優香、迫田孝也と初演時のキャストが再び集結。中でも藤井は、本作で初舞台を踏んだ優香の魅力を強く推す。「この舞台って、すごく優香さんの魅力にあふれた作品だと思うんです。もちろん愛之助さんも、迫田さんも面白い瞬間はいっぱいあります!加えて 優香さんがとにかくチャーミングなんですよね。しかも初舞台だったにも関わらず、幕開きでいきなり独白って!僕だったら絶対に嫌ですもん(笑)。でもそこを軽やかに、大奮闘なさっていた優香さんとまたご一緒出来るのがすごく嬉しくて。ぜひ読者の皆さんにも、優香さんのチャーミングな姿を劇場で、生でご覧いただきたいなと思います!」公演は4月27日(金)から5月26日(土)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月19日劇団プレステージの猪塚健太が、初の外部主演をつとめる『BLOODY POETRY(ブラディ・ポエトリー)』が2月8日(木)に開幕する。バックグラウンドの異なる俳優6名が、実在したイギリス詩人たちの青春と革命を描いた本作に挑んだ。unrato#1「BLOODY POETRY」チケット情報出演は、4月に映画『娼年』の公開を控える猪塚健太、故・蜷川幸雄の元で経験を積んできた内田健司、ドラマ『ウルトラマンオーブ』で圧倒的な存在感を発揮した青柳尊哉、小劇場で活躍する百花亜希、元宝塚歌劇団雪組男役の蓮城まこと、昨年アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」を卒業し本格的に女優活動を始めた前島亜美。全員、初共演である。本作は1984年にロンドンで初演されたのち、オフ・ブロードウェイなど英米各地で上演され続けている。演出家の大河内直子が英国王立演劇学校在学中にこの作品に惚れ込み、今回、日本初演となる。詩人シェリー役の猪塚は共演者について「みんなこれまで積み重ねてきた経験が違うから、慣れた仲間たちとでは手に入れられないものがたくさんある現場。違うからこそ生まれる悩みや深みがあり、それが作品のいい味になっています」と座組みの魅力を語る。シェリーと焼けるような友情を育む詩人バイロンを演じる内田は、「シェリー(猪塚)との関係がこの作品のキモ。初めましてだったけれど、猪塚さんの清潔感とかおおらかさをすぐに好きになった。相手が猪塚さんだったからこそすんなりと役に入り、生き生きとやれるなという安心感があります」と笑顔を見せた。そのふたりの友情を少し離れた位置で見守り、羨望に胸を焦がすポリドーリを演じる青柳。「この作品に出てくる人たちは、苦しみながらも、生きようとしている。自分の足で立って戦う強さをぜひ感じて欲しい」。会話中には登場人物たちの実在の詩も多く引用される。そう聞くと一見難しそうだが、内田は「本当に優れた面白い台本です」と断言。猪塚も「当時のイギリスの詩人たちは頭が良くて、会話の質が高く、真剣に哲学の議論をしたりする。けれどもそれは僕らが演劇について仲間と熱く話すのと同じ。人間関係はシンプルで人間臭くて、夢を語ったり、寂しさを埋め合ったりしている」。青柳は「舞台上に広がる人間関係は、『ああ、こういうこともあるよなあ』と誰もが共感できる光景」と頷いた。日本初演ということもあり、稽古場では翻訳家と演出家が、セリフをより届くものにするため俳優たちと試行錯誤していく。言葉を武器に、世界を変えようとした若き詩人たち。彼らが心に抱いたイメージを表現するような舞台美術も見所だ。猪塚ら3人は彼らの姿に自分自身を重ね合わせる。「当時の詩人たちが想像をふくらませて詩で訴えかけている様子は、今僕たちが演劇で伝えようとしていることと似ています。世間から弾かれても一生懸命に生きた若者たちの青春群像劇です」。公演は2月8日(木)から18日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。取材・文:河野桃子
2018年02月05日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「関ジャニ∞(後編)」です。すいません。前回、村上さんとの面白エピソードで1回分使ってしまいました。音楽の連載なのに、関ジャニ∞の音楽の話、全然していませんでした。そんなわけで後編ではちゃんと話します。正直言って、当初はミュージシャンとしての関ジャニ∞のこと舐めてました。楽器をやっているというのも知ってましたが、それもやらされている感じなのかなと思ったらとんでもない。熱意を持ってみなさん取り組まれていますし、実際の演奏力もすごい。僕は、地元が一緒ということで丸山(隆平)さんとすごく仲良くさせていただいているんですけど。…ここ、自慢したいとこなんですけど、一緒にご飯行ったり、カラオケ行ったりするくらい仲良くさせていただいてます。…話戻しますね。なので丸山さんとはプライベートでも音楽の話をよくします。めっちゃ詳しいんです。影響を受けたベーシストとかも、アメリカのブラック系のめちゃくちゃ玄人好みなミュージシャンの名前を挙げたりだとか。あとは、作詞作曲もメンバーみなさんやっているというところもすごい。もはや、アイドルが作ったというレベルの話じゃないんですよね。そういうクオリティを知ると、「ああ、舐めててすみませんでした」って思います。あと、関ジャニ∞のみなさんは、全員でいるときの「ノリ」がいいです。僕が書いた「えげつない」は、メンバー同士がフリースタイルラップでディスり合う曲。それってつまり、メンバー同士のイチャイチャなんです。ファンの方って、メンバーがイチャつくのを見るのが好きじゃないですか。それでこういったタイプの曲が面白いと思ったんですが、この曲をライブで観て、ただの馴れ合いのイチャイチャに終わってない、もっとレベルの高いところで面白くなっていると感動しました。関西ノリのいいところというか、「なんでやねん精神」といいますか。関西では、よく「ちょける」って言うんですけど、「ちょけ」にも、質のいい「ちょけ」と悪い「ちょけ」があって、関ジャニ∞さんたちは、質の高い「ちょけ」感を持ってるんです。言葉のチョイスとか会話の精度の高さとかが絶妙。だから見ていて面白いし、めっちゃ魅力的に感じる。自分が中1で、部活の中2のイケてる先輩方が何話してんねやろって感じで見つめながら、関ジャニ∞さんのこと応援してます。おかざき・たいいく2016年『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。3/25より岡崎体育ワンマンツアーが宮城・SENDAI GIGSを皮切りにスタート!※『anan』2018年1月24日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年01月18日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。5回目となる今回のテーマは「関ジャニ∞(前編)」です。前の回(第3回)でもお話ししましたけど、関ジャニ∞さんには「えげつない」という楽曲を提供させていただいています。最初にお会いしたのはテレビ番組の『関ジャム 完全燃SHOW』にゲストで呼んでいただいて。自分をもっとも売り出さないとあかん時期に、なぜかおすすめの新人バンドを紹介する役で呼ばれてました。関ジャニ∞のみなさんはすごくいい感じのラフさがあって、緊張はしつつもお話ししやすかったです。そのあと『ミュージックステーション』でも一緒になったんですよね。そのとき僕は、“歌詞を忘れる”っていうのがテーマの、けっこう飛び道具的な曲をやったんです。そしたら曲終わりで村上(信五)さんがアドリブでいいツッコミを入れてくれました。まあ、よく考えればネタ曲ってわかるはずなんですけど、「これ放送事故!?」って、ざわっとしたお茶の間には、村上さんのツッコミですごくわかりやすくなったんじゃないかなと。さりげなくフォローしていただいてありがたかったです。次にMステ出たときもたまたま一緒で。なので、もうそのときには、リハの段階で村上さんに「また、つっこんでください」ってお願いしてしまいました。Mステでも僕、ひとりきりじゃないですか。それ見て、村上さんがススッて僕の隣に座ってくれて世間話とかしてくれるんです。そんなんがあって村上さんのことを、めっちゃ頼れる気のいいお兄ちゃんやんって思いましたね。楽曲を提供させていただいているので、先日、大阪・京セラドームでのライブにご招待いただいたんです。ライブはめちゃくちゃ最高で終演後に楽屋へご挨拶に行くと、メンバーのみなさんが出迎えてくれました。そしたら、他のメンバーのみなさんはライブ終わりって感じのラフなTシャツとかなんですけど、村上さんだけ真っ白のバスローブ着ていて。「うわ、マジTAKATSUKINGやん」って思いましたね。この人は、もうそういう域の人なんやと。村上さんは気のいいお兄ちゃんとかじゃない、ステージ1個上に立ってはる人なんやと思い知らされましたね。もしかしたら、バスローブの下にゴールドのネックレスもしてたんちゃうかな…。いや、多分してないんですけど。でも、もう片手にブランデーグラスと金のネックレスまで自然と浮かんで見えてくるレベルの佇まいでしたね。って、それもうマフィアそのものですやん!おかざき・たいいく2016年、『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。3月25日より岡崎体育ワンマンツアーが宮城・SENDAI GIGSを皮切りにスタート!※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年01月16日「関ジャニ∞」メンバーが“原点回帰”を目指しロケやコント、スポーツ、トークなどにチャレンジする「関ジャニ∞クロニクル」の新春特番「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」が1月3日(水)今夜放送。ゲストには桐谷美玲、岡田将生らを迎える。レギュラー放送でも人気の企画「いきなりドッジSP」には桐谷さんと「アンタッチャブル」山崎弘也が登場。おせち料理を囲みながら和気あいあいとした雰囲気のなか、「関ジャニ∞」メンバーと映画やドラマで共演したこともある桐谷さんが語る、俳優として演技しているときの姿と、バラエティー、ステージでの彼らのギャップとは?トーク中にさまざまなところからドッチボールが現れ、それを当てられたらそのボールに書かれている罰ゲームを行わなければならないというルールの「いきなりドッジ」だが、あるボールに「山崎指導のもと“変なおじさんの顔まね・フリまね”を再現する」というミッションが。誰がこのミッションを行うのか!?さらには桐谷さんが「激痛足ツボマッサージを受ける」という指令の餌食になる場面も。いまをときめく人物や話題のスポット、各界のプロフェッショナルまで、あるテーマについてとことん掘り下げ、思わず「スゲー」と言いたくなるさまざまなギャップ、すなわち「なのに」を図鑑のようにこと細かく紹介し、クイズにしてスタジオメンバーで答えていくという「スゲーなのに図鑑SP」には岡田さんが登場。「関ジャニ∞」横山裕と安田章大が「料理家なのに」ということで料理研究家・平野レミと嫁姑関係にある料理家・食育インストラクター、和田明日香の「なのに」を調査。「なのにな正月料理」と題し、おせち料理で余りがちなある食材を驚きの簡単料理に変身させてしまうレシピを紹介する。今回のゲストの桐谷さんだが、主演を務める映画『リベンジgirl』が現在全国公開中。共演に鈴木伸之、竹内愛紗らを迎え、桐谷さんがフラれた相手を見返すために、女性初の総理大臣を目指す型破りなヒロインを演じる。また岡田さんが関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の“痛男”を演じ、彼の存在に迫っていく落ち目の脚本家を木村文乃が演じて2人のW主演でお届けする『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国公開。2人のほか、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭らも出演、岡田さん演じる“痛男”な伊藤くんが“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリーが展開する。「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」は1月3日(水)今夜23時30分~フジテレビにて放送。(笠緒)
2018年01月03日毎週土曜日関東ローカルにてレギュラー放送中の「関ジャニ∞クロニクル」が、来年1月3日(水)に「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」としてスペシャル版が全国ネットで放送されることが決定。今回は人気企画に女優・桐谷美玲や岡田将生らがスペシャルゲストとして出演することが明らかになった。「関ジャニ∞」が“原点回帰”を目指し、ロケやコント、スポーツ、トークなど、様々な企画にチャレンジする番組「関ジャニ∞クロニクル」。通常放送のほかにも、これまでスペシャル版として4回放送されてきた。そして今回5回目のスペシャル放送となる「ぶち上げろ2018正月SP」では、いきなりドッジSP、スゲーなのに図鑑SPとレギュラー放送の中でも人気の企画がずらり。桐谷美玲&ザキヤマ、関ジャニとドッジ!「いきなりドッジ」にてスペシャルゲストとして登場するのは、現在公開中の映画『リベンジgirl』で主演を務める桐谷美玲と、“ザキヤマ”こと「アンタッチャブル」山崎弘也。山崎さんは、「今日は関ジャニ∞さんの家に遊びにきた気分でリラックスしちゃいます」と言い、その発言通りおせち料理を囲みながら、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。「関ジャニ∞」メンバーとは、映画やドラマで共演したこともある桐谷さんは、演技しているときとバラエティー、またステージでの彼ら様子の違いを明かすなど、うっかり出てしまう本音トークが展開。今回ゲームでは、トーク中に様々なところからドッチボールが現れ、それを当てられたらそのボールに書かれている罰ゲームを行わなければならないというルール。中には「山崎指導のもと“変なおじさんの顔まね・フリまね”を再現する」というミッションや、桐谷さんは激痛足ツボマッサージを受けるという指令の餌食に…。そんな桐谷さんが主演を務める映画『リベンジgirl』は、12月23日(土・祝)より全国にて公開。本作で桐谷さんが演じるのは、性格以外はパーフェクトな“イタイ女”。フラれた相手を見返すために、女性初の総理大臣を目指す型破りなヒロインを演じる。岡田将生、意外な素顔が明らかに…!?そして、いまをときめくその道のプロや企業の話題の秘密や意外なギャップ=なのにを探る「スゲーなのに図鑑」では、木村文乃とW主演を務めた『伊藤くん A to E』の公開を控える岡田将生がスペシャルゲストに。思わず「スゲー」と言いたくなる様々なギャップ、すなわち「なのに」を図鑑のようにこと細かく紹介し、クイズにしてスタジオメンバーで答えていくこの企画。バラエティー番組でのトークがものすごく緊張してしまうと言う岡田さん。彼に「なのに」を聞いていくと意外な素顔が明らかに。「関ジャニ∞」メンバーも大盛り上がりしたその発言とは…?そして今回は、横山裕と安田章大が「料理家なのに」ということで、料理研究家・平野レミと嫁姑関係にある料理家・食育インストラクターの和田明日香の「なのに」を調査。平野さんの驚きの「なのに」エピソードも登場。さらに「なのにな正月料理」と題して、おせち料理で余りがちなある食材を、驚きの簡単料理に変身させてしまうレシピを紹介。すると、なんと平野さんが突然の乱入!嫁姑の本音が飛び出す。岡田さんと木村さんがW主演を務める映画『伊藤くん A to E』は、柚木麻子の同名小説を原作に、岡田さん演じる容姿端麗だが“痛男”な伊藤くんが、“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリー。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」は2018年1月3日(水)23時30分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月24日ミスタードーナツと、スイーツブランド「Toshi Yoroizuka」などを展開するオーナーシェフ・鎧塚俊彦がコラボレーション。両者が共同開発した「ショコラコレクション」が、2018年1月11日(木)から2月下旬まで全国のミスタードーナツで販売される。製法やトッピングにこだわった6種類の「ショコラコレクション」鎧塚俊彦シェフは、今回のコラボレーションにあたって製法やトッピングにこだわり、まるで出来立てのようなサクッとした食感を追求。また、幅広い層の人々の舌に馴染みやすいよう、コーティングに使うチョコレートにはベトナム産のカカオを使用し、ミルクに合うまろやかな味わいに仕上げたと語っている。サクサクとした食感の「クロワッサンドーナツショコラ」ショコラコレクションからは全6種類のスイーツが展開。できたてのようなサクサクとした食感を追求した「クロワッサンドーナツショコラ」は、驚くほど食感がよい。フレーバーは、フライしたココア風味のクロワッサン生地にビターキャラメルクリームをサンドした「クロワッサンドーナツショコラ トーステッドココナツ」、シュガーとスライスアーモンドをトッピングした「クロワッサンドーナツショコラ アーモンドキャラメリゼ」が登場する。こだわり素材で仕上げた「シューショコラ」は、ダブルショコラとオレンジ、アーモンドの3フレーバで。それぞれベトナム産カカオ豆を使用したミルク風味チョコレートでコーティングをし、フレークチョコ、キャラメル風味のアイシングとオレンジピール、スライスアーモンドをトッピングした。ハート型&ローズが香る「チュロショコラ」ハート型の「チュロショコラ ローズフレーバー」は、ココア風味のチュロ生地を使って可愛らしいフォルムに仕上げ、ホワイトチョコとストロベリークランチを飾った。どのアイテムもミスタードーナツ全店にて、2018年2月下旬まで発売予定だ。【アイテム詳細】ミスタードーナツ×鎧塚俊彦「ショコラコレクション」発売期間:2018年1月11日(木)~2月下旬※順次販売終了予定取扱店舗:全国のミスタードーナツ【問い合わせ先】ミスタードーナツお客さまセンターTEL:0120-112-020
2017年12月18日「関ジャニ∞」とゲストの一夜限りのセッション&トークをお届けする「関ジャム 完全燃SHOW」。11月5日(日)今夜の放送では「映画音楽」を特集。日本の映画音楽を支える3人をゲストに迎え、「関ジャニ∞」が映画音楽スペシャルメドレーをセッションでプレイする。『シン・ゴジラ』や『君の名は。』の大ヒットで盛り上がりを見せる映画業界だが、今回はヒット映画に欠かせないものである素晴らしい「映画音楽」にスポットを当てる。ゲストには現在公開中の映画『亜人』や『真夏の方程式』など数多くの映画や、「東京タラレバ娘」などのドラマ、さらに「図書館戦争」「PSYCHO-PASS」ほかアニメ音楽まで手がける作曲家の菅野祐悟。『わが母の記』『日本のいちばん長い日』で2度にわたり日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞したほか作曲家でピアニストの富貴晴美。『シン・ゴジラ』『世界の中心で、愛をさけぶ』など大ヒット映画の音楽プロデューサーを務める北原京子の3人がゲストに登場。番組では映画音楽のプロたちのアンケートから“プロが選ぶスゴイと思う映画音楽”を紹介。『シン・ゴジラ』や『君の名は。』はもちろん、『バックトゥーザフューチャー』『ロッキー』『E・T』『ジョーズ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ミッション:インポッシブル』『007』『スタンド・バイ・ミー』など邦画洋画、過去から現代まで様々な作品から、映画と映画音楽をヒットさせる秘密に迫っていく。そしてジャムセッションでは「富貴さん×関ジャニ∞」が映画『ピンク・パンサー』、『007』、『キル・ビル』のテーマ曲をプレイする「映画音楽スペシャルメドレー」をお届け。富貴さんがピアノを担当、「関ジャニ∞」からは村上信五がキーボード、横山裕がトランペット、丸山隆平がベース、安田章大がギター、大倉忠義がドラムを担当し、長きにわたり愛されてきた映画の名曲をクールに演奏するので、こちらもお楽しみに。「関ジャム 完全燃SHOW」は11月5日(日)23時10分~テレビ朝日系にて放送。(笠緒)
2017年11月05日男性社会のイメージが強い能楽には、実はさまざまな想いを抱えた女性が多く登場しています。「能楽処方箋」では、能楽評論家の金子直樹先生が現代女性のお悩みに能楽のエピソードでお答え。能楽に描かれた女性像を追いながら、心の在り方、そして人生について考えてみましょう。■今回のお悩み:自分にベストな相手なのか選択に迷ってしまいます男性にアプローチを受けても、この人がベストな相手なのかと選択に迷いが出てしまい、一歩を踏み出すことができません。(30代前半)「自分の時間を、いま、この人といることに注いでもいいのだろうか」「この選択で本当に後悔しないだろうか」いわゆる「適齢期」と呼ばれる女性たちにとって、将来のことを考えれば考えるほど、こうした悩みも大きくなってしまうのかもしれません。とはいっても、一人ひとり幸福のカタチは異なるもの。私たちはいくつかの選択肢が目の前に立ち現れたとき、一体どのように臨めばよいのでしょうか。能楽評論家の金子先生は、「求塚(もとめづか)」という曲を取り上げて、身につまされるような教訓を教えてくれました。■男たちの愛ゆえに地獄に落ちた乙女「求塚」今回取り上げられたのは「求塚(もとめづか)」という曲。この曲は『万葉集』や『大和物語』にも描かれている神戸市東部に伝わる伝承をもとに描かれたものです。それはふたりの男に求婚された菟名日処女(うないおとめ)という娘が、どちらかを選ぶことができず、最終的に自ら命を絶ってしまい、さらに男たちも娘の後を追ったという話。しかし、死んだら終わりではないところが能楽の凄まじさ。能の「求塚」では、娘は死してなお地獄の責めを受け続ける……という何とも救いのない話です。「求塚」あらすじ春のある日。旅の僧侶の一行が生田川にさしかかると、菜を摘む女たちがいました。僧が女たちに「求塚」という古い塚の場所を聞くと、皆知らないと答え去っていきます。しかしそのうちのひとりは残り、僧を「求塚」へと案内し、その由緒を語り始めます。それは昔この土地にいた菟名日処女という美しい娘と彼女に恋をするふたりの男の悲恋の話でした。ふたりの男に求婚され戸惑った娘は生田川に身を投げ、男たちも後を追った……そうして建てられたのがこの塚(*)「求塚」であると。実はこの菜摘女こそが、菟名日処女の亡霊でした。彼女は自らの正体を明かし、「この身を助けてください」と伝えると消えてしまいます。僧が塚を弔っていると、やがて憔悴しきった菟名日処女の亡霊が姿を現します。亡霊は地獄の責めに苦しむ様子を見せると、また「求塚」へと戻っていくのでした。*塚…一般に墓のこと。出典:■菟名日処女と失われた3つの命なぜ、菟名日処女は死後も苦しみ続けなければならなかったのでしょうか。一連の事件の中で、菟名日処女のほかに3つの命が落とされたこと。そこに疑問を解き明かすヒントがあります。3つの命のうちのふたつはもうおわかりですね。自殺した菟名日処女の後を追ったふたりの男の命です。ではあとひとつは何かというと、1羽のおしどりでした。男たちに求婚されたとき、菟名日処女は選ぶことができず、男たちにこんな提案をします。「あの生田川にいるおしどりを先に射た方と契りましょう」しかし、矢は同時に1羽のおしどりに命中してしまいます。おしどりといえば「おしどり夫婦」という言葉にあるように、雌雄一緒にいることが多い鳥。菟名日処女は、罪のない夫婦の鳥の仲を引き裂いてしまったと自分の業の深さを嘆き、川に身を投げて死にます。さらに彼女が死んだことで、「菟名日処女がいない世に生きながらえても仕方がない」と男たちが刺し違えて後を追ってしまうのです。皆、菟名日処女のせいで死んだのだと、死してなお地獄へ落とされ、責められ続けます。地獄に落ちてもふたりの男は彼女の手を引っ張り合い、おしどりは鉄鳥となって彼女の脳をついばみます。それだけでなく、さまざまな地獄の責めが彼女の身を焼き尽くすのです。■罪は存在そのものか、それとも選択の放棄ゆえか物語を追うと、菟名日処女はふたりの男の恋情に板挟みになって死んだ気の毒な娘……そんな印象を受けます。死んで地獄に落ちるだけでなく、男たちや鳥まで追ってくるとは、あまりに悲惨な状況。一体彼女が何をしたというのでしょうか。金子先生「彼女に罪があるとすれば、それは選択を放棄したことではないかと思っています。男のうちどちらかひとりを選べない、ということは片方を捨てることができないということ。最終的に自分で決断するのではなく、『おしどりを射た方と結婚します』というのは、運任せというか、自ら考えることを放棄してしまっていますよね」結果的に一羽のおしどりが彼女の提案ゆえに命を落としてしまい、男たちの決着もつかない。彼女は罪の意識に苛まれて自殺してしまいます。さらに想定外だったことは、男たちが自分の後を追ったことでしょう。「自分で選択しない」という“選択”が、悪循環を生み出した。それだけでも恐ろしい話です。■自ら選択するということ「選ばない」ことで、続く地獄金子先生「この曲のさらに恐ろしいところは、菟名日処女が最後、『求塚』へと戻っていくことです。彼女は死んでも、まだ『選べない』ままなんですね」塚に戻る以外の選択肢が彼女にはあったということでしょうか。金子先生「この能は、僧と菟名日処女の亡霊が出会うことに端を発します。最終的に彼女は地獄に落ちて救われないままですが、もしかしたら僧に成仏させてもらうこともできたかもしれない」菟名日処女が描かれた時代は、女性が自分の望む通りに行動する自由はあまりなかったのでしょう。自ら思考し選択するという力が培われないまま育てば、自分の置かれた状況に疑問を抱くことなく感覚が麻痺してしまうことも十分に考えられます。また、絶えず地獄の業火に焼かれ続けて憔悴し、「救われたい」と願いながらも、目の前の希望を見出す力や判断する力まで奪われていたのかもしれません。後悔にとらわれず人生を歩むために幸いにも私たちは「求塚」の時代に比べたら、選択の自由が許される時代に生きています。金子先生「お話したように、『求塚』はひとつの選択放棄からずるずると身を滅ぼしていく話と読み取ることもできます。時代を考えれば仕方がないことだ、と済ませることもできますが、現代の価値観を投影することで、また違った教訓を得ることもできるのではないでしょうか。何かを選ぶということは、時にその他の何かを捨てることでもあります。まったく後悔のない人生を歩むというのは難しいことですが、自ら決断を下すことで、自分の人生のかじ取りをしながら進むことができるはずです」「何かを選ぶことは、何かを捨てること」――金子先生の言葉が身に沁みます。迷いが生じたときには、菟名日処女の教訓を思い出して、本当に自分で考えて下した決断か、誰かの意見や世間の目に惑わされてはいないか、振り返ってみるとよいかもしれません。■この方にお話を伺いました金子直樹さん能楽評論家。高校のときに能「阿漕」を観て、能楽が持つテーマの現代人に通じる普遍的情念に感動し、能楽の研究・評論を行う。国立能楽堂開場以来のプログラム執筆や、「能楽タイムズ」「花もよ」の評論執筆をはじめ、解説、評論等で活躍。楽劇学会、能楽学会会員。日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(伝統芸能・大衆芸能分野)。著作に『能鑑賞二百一番』『狂言鑑賞二百一番』(淡交社)。
2017年10月14日「関ジャニ∞」丸山隆平が、元泥棒役で映画単独初主演を果たす『泥棒役者』。この度、本作の主題歌が「関ジャニ∞」の新曲「応答セヨ」に決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。今回発表された主題歌「応答セヨ」は、西田征史監督とのトークセッションを重ね制作。作詞には「ポルノグラフィティ」の新藤晴一を迎え、「…未熟で、想いはあるけど、まだそこにたどり着けていない。でも今から一歩踏み出して目標に向かう姿」という、人生の背中を押してくれるような前向きで温かいメッセージがこもった世界観が作り上げられている。また、主題歌「応答セヨ」が入った予告編映像も到着。丸山さん演じる大貫はじめが、昔の泥棒仲間の畠山(宮川大輔)に脅され、とある豪邸に盗みに入るシーンから始まるこの映像。しかし、忍び込んだ豪邸では、家主、編集者らから次々と別人に間違えられてしまい、“泥棒”がまるで役者のように何役も演じるハメになる姿を愛嬌たっぷりに描き出している。そして後半部分では、はじめの幼少時代、当時好きだった絵本「タマとミキ」のアニメーションなどが映し出され、「泥棒との出会いでみんなの人生は思わぬ方向に!?」というナレーションからも、8人のキャラクターの人生に変化が訪れる予感と、その先にある展開が気になる仕上がりとなっている。さらに丸山さんをはじめ、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、高畑充希、片桐仁、峯村リエら豪華キャストたちが一堂に会している、本ポスタービジュアルも公式サイトにて解禁!ポップな青い壁紙、鹿のオブジェ、左右対称に配置された扉、そして中央の置かれた大きな金庫。何かが起きそうな予感漂う豪邸の一室に勢揃いしたクセ者揃いの8人の個性際立つ表情と衣装から、強烈なキャラクターが伝わってくるビジュアルに仕上がっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年09月12日パティスリーのイートインとは一線を画す空間ミッドタウン店のカウンターは14席。大理石を用いたスタイリッシュな店内は、パティスリーのイートインと言うよりも高級なバーやサロンのような雰囲気です。店内では、カウンターデザートだけでなく、入り口横のショーケースに並ぶスイーツも楽しむことができます。もちろん、ショーケースのスイーツはテイクアウトも可能なので、大切な人へのお土産にもおすすめです。目の前で美しく仕上げられる「デセール」へのこだわり「トシ・ヨロイヅカ」といえば目の前で仕上げてくれるカウンターデザートが有名です。真っ白なキャンバスに絵を描くように、目の前で仕上げられるデセール(=デザート)は、ため息が出てしまうほどの美しさ。実はこのスタイル、目の前でおばちゃんが揚げてくれるお肉屋さんのコロッケや注文を受けてから板前さんが握ってくれるカウンター寿司からインスパイアされたもの。「お客さんに喜んでもらいたい」そして「できたてのスイーツを食べてほしい」という鎧塚シェフのこだわりがあふれたスタイルといえます。夏のスペシャリティ 「ミルフィーユ・ド・パステーク」デザートコースのメインとなるグランデセール(メインのデザート)のうち、毎年夏に提供されるスペシャリティが「ミルフィーユ・ド・パステーク(すいかのミルフィーユ)」。年々少しずつバージョンアップされています。今年は、サクサクパイ生地のスイカのミルフィーユに泡状のスイカソースと沖縄の雪塩アイスを組み合わせたもの。相性抜群のスイカ×塩という、なんとも夏らしいデザートです。ワインとともに楽しめる大人のデセールが魅力鎧塚シェフのデセールは、一般的なケーキのように紅茶やコーヒーとともに楽しむだけではなく、ワインとともに楽しめるのも魅力のひとつです。そんな、ワインにピッタリのデセールのひとつが「ラ ゴルゴンゾーラ ピスターシュ」。鎧塚シェフの得意とするゴルゴンゾーラアイスを使ったメニューです。冷たいゴルゴンゾーラアイスと温かいビスキュイの組み合わせが絶妙! ピスタチオをアクセントとして甘味を抑えてあるので、赤ワインとのマリアージュが楽しめます。目で楽しみ、舌で味わう。優雅なひとときをデセールを注文すると、前菜として冷たいスープが提供されるのもうれしいポイント! デセールが仕上がるまでの時間もゆったりと優雅な時間を楽しむことができます。ティータイムに、紅茶やコーヒーとともに味わうのはもちろんですが、夜も21時までオープンしているので、ワインを片手にアフターディナーのデザートとして利用するのもおすすめです。お店は、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩5分。東京メトロ千代田線「乃木坂駅」からは徒歩6分。東京ミッドタウン・イースト1階にあります。スポット情報スポット名:Toshi Yoroizuka Mid Town住所:東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト1F電話番号:03-5413-3650
2017年09月06日サッカー通として知られる歌手の小柳ルミ子が、31日に行われるワールドカップアジア最終予選 日本-オーストラリア戦(埼玉スタジアム)を実況中継する文化放送の番組『文化放送スポーツスペシャル サッカーワールドカップロシア アジア最終予選日本×オーストラリア実況中継』にゲスト出演する。小柳は、国際試合などを中心に年間2000試合以上を観戦するという大のサッカーファン。観戦しながら作る「ルミ子サッカーノート」は、サッカー解説者やサッカー専門誌の編集者も絶句するほどのハイクオリティな内容として評判になっている。実況は文化放送の松島茂アナウンサー、解説はロンドンオリンピックサッカー男子代表監督の関塚隆氏が担当する。2次予選までを勝ち抜いた12チームが2組に分かれてホーム&アウェーの総当たり戦を行うアジア地区最終予選。日本が所属するグループBは、現在、日本が勝ち点17で首位。サウジアラビアとオーストラリアが勝ち点16で並んでいる。上位2チームだけに与えられるW杯出場権をかけ、日本代表の残す2試合は、サウジアラビア、オーストラリアとの直接対決のみとなっている。この試合で勝利を収めればW杯出場権獲得となるが、勝ち点3を積み上げられなかった場合は、9月にアウェーのサウジ戦に持ち込まれる。
2017年08月30日「関ジャニ∞」がゲストと一夜限りのセッションやトークを繰り広げる音楽バラエティー「関ジャム 完全燃SHOW」が8月27日(日)今夜オンエアされ、今年7月にデビュー20周年を迎えた「KinKi Kids」がゲストとして出演。デビュー20年目を迎えたいまの“本音”を明かす。当初「数々の大ヒット曲を連発し続けるKinKi Kidsの魅力を徹底解明!」する企画だったという今回の「関ジャム」だが、事前打ち合わせで堂本光一、堂本剛の2人が想定外の意外な本音をポロポロ連発。そこで今回は緊急企画「KinKi Kids20年目の真実、いまふたりが考えていることに迫る!!」に番組の趣旨を変更。「KinKi Kids」の2人がいまリアルに考えている“赤裸々な本音”について語るという。番組では「キンキらしさは○○」「レコーディングでは○○は気にしていない」など2人の言葉の真意を追及。二人のプロデューサー的活動、曲作りに関するスタンスや本音だけでなく、自らの楽曲の中で「歌いたくない曲ベスト5に入る曲」「歌いたくない曲ナンバーワン」など衝撃の告白も。その曲、そして理由とは!?そんななかで反骨精神から生まれたのが、2人が共同で作詞・作曲をした「愛のかたまり」。これまでの本音の中に隠されたこの楽曲を作った「KinKi Kids」としての精神、ファンへの温かい思いも浮き彫りになっていく。また音楽活動を通して2人と交流がある織田哲郎、久保田利伸、吉井和哉、堂島孝平、そして長瀬智也も「KinKi Kids」の魅力をコメントしてくれる。さらに今回は「関ジャニ∞」が9月6日(水)にリリースする最新シングル「奇跡の人」を披露。本楽曲はさだまさしが楽曲提供。ほっこりする歌詞とメロディーで新しい「関ジャニ∞」の姿を見せてくれる関ジャニ版「関白宣言」ともいえる関西弁や歌詞にも注目の一曲。なんと今回はさだまさしさんからのコメントも放送。こちらもお楽しみに。「関ジャム 完全燃SHOW」は8月27日(日)23時10分~テレビ朝日系にて放送。(笠緒)
2017年08月27日劇団プレステージ第12回本公演『URA!URA!Booost』が8月16日(水)に開幕する。久しぶりに所属メンバー全員が出演する本作について、稽古場にて猪塚健太、石原壮馬、太田将熙に話を聞いた。【チケット情報はこちら】2005年にユニットを結成。2010年の劇団結成以来、“赤字を出したら解散”のルールのもと公演を重ねてきた劇団プレステージ。今作は、劇団の“直球ど真ん中”である、笑いあり、涙ありの泥臭くも熱いエンターテインメント作品になるという。「今回は応援団の話です。コメディなんですけど、その中で応援することの意味…なぜ応援しているのか、それは誰のためで、自分は応援することによってどうなるのか、ということを掘り下げていくお話になると思います」(猪塚)。その内容は劇団としての想いにもリンクしているといい「2年前の10周年のときに今作と同じ劇場で『Have a good time?』(再演)という作品をやらせてもらって。そのときは“他力”をテーマとした、“皆さんがいるから僕らがいます”っていうお話だったんです。今作はそのアンサーという感じで。12年目、メンバーの平均年齢も30歳以上になってきて、支えられているだけでは、力をもらっているだけじゃだめなんじゃないか、そろそろ“自力”でやるときがきた、という想いが詰まっています」。そんなある種の節目を迎えた劇団の中で、加入4年目のフレッシュなメンバーである石原と太田。現在、2.5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」でも活躍中のふたりだが、太田は「今までは先輩方を見て、『すげー』とか『あの芝居いいな』とかばっかりだったんですけど、最近はなんか負けたくないというか。自分たちも進化しなきゃって想いが強くなっています」、石原も「ずっと先輩方に甘やかしてもらっていたけど、今は『ドリフェス!』などの経験を劇団に持ち帰って、刺激を与えられるような存在にならないとって。今回メンバー全員が集まることで、刺激し合える期間になれば」と伸び盛りな言葉に、先輩・猪塚も「うかうかしてられない」と笑顔。応援とは何か聞いてみると、石原は「結果的に自分を鼓舞するもの」、太田は「生き甲斐」と熱い回答。猪塚は今まであまり語らなかったという自身の経験を明かす。「高校がサッカーの強豪校で。僕はレギュラーになれず、応援のリーダーをしたんですよ。当時感じた、出場できない悔しさと、マジでがんばれっていう応援の気持ち、その混合した想いがこの作品ではリアルに描かれていて。脚本を読んで思い出して、話したくなりました」。応援団のパフォーマンスにも期待大の本作は、8月16日(水)から27日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。チケットは現在発売中。取材・文:中川實穗
2017年08月03日TVで注目された昔から、“他と違う何か”があり、オーラを放っていた窪塚洋介さん。卍LINEの名でミュージシャンとしても活躍し、自分の道を軽やかに飄々と歩み続ける窪塚さんにお話を伺いました。「矛盾」を受け入れたことで、武器が増えた気がします。撮影のために控室を出てきた窪塚洋介さん、その手には小さな天むすが。もぐもぐしながら「今日はよろしくお願いします」とにっこり。カメラの前に出てもまったく気負わない窪塚さんの自由な存在感は、かなり稀有。ちょっと羨ましいと思うほど、軽やかです。――外で撮影してるとき、通りすがりの女の子が「キャー!」って言ってましたよ?窪塚:マジですか?なんか、この年になったからなのか、カッコイイとか言ってもらうとね、ホント照れるんですよ(笑)。そもそも女性誌に出るの久しぶりですし。――じゃあ「かわいい」って言われるのはどうですか?窪塚:いやいや、まぁ(笑)。それもテレますけど、あざーすって感じです(笑)。――今月公開される映画『アリーキャット』を拝見しました。窪塚さんとDragon Ashの降谷建志さんのお二人がメインで、世の中からちょっとはみ出しちゃった男性2人のやりとりが、切ないんですがかわいらしくて、愛おしい映画でした。窪塚:男のバディムービーなんですが、ピュアな二人ですよね。俺が演じたマルという男は、不器用で、生きることに貪欲じゃないというか。正直、窪塚洋介本人から見たら、もったいない生き方をしてるなって思うような男。時間の使い方とか、一日の過ごし方とか…。――マルには隠された過去があり、後遺症に苦しみつつ世の中の片隅でひっそり生きている。彼の日々は自堕落ですが、窪塚さん自身は、そういう経験ありますか?窪塚:う~ん、俺、16歳から俳優の仕事をしているんですけれど、なんていうか、“自堕落な日”はあっても、“自堕落な季節”はないですね。そういう意味では、マルにシンパシーを感じたりってことはないです。ただ、基本的に自分は強欲なんで(笑)、こういう人生ってどんな感じなんだろう?と想像して演るのは楽しいですよ。演じることで、彼の人生を追体験できるから。そして俺が死んだ後も、マルはフィルムの中で生き続けるわけで。芝居って、自分とは違う“もう一つの人生”を刻む、みたいな感覚がある。そういう意味では、マルとしての人生を、作品にちゃんと焼き付けることはできたかな、と思います。――スコセッシ監督の大作『沈黙‐サイレンス‐』に、重要な役柄で出演して話題になりましたが、一方で今回のような作品にも出演される。出演する作品は、どういう基準で選ぶんでしょうか?窪塚:直感ですね。これはおもしろそうだな、楽しめそうだなって思う作品に出たいです。――『アリーキャット』に関しては、どこにピンときた?窪塚:(共演の)降谷建志くんです。そこが一番の引力でした。――お二人は、もともと友人関係でした?窪塚:いや、違ったんですけれども、それが不思議なもんで。ある人の結婚式に呼ばれて行ったら、同じテーブルで、席が隣だったんですよ。で、「おっすー」とか言って挨拶して、ふと、「あれ、俺ら初対面だよね?」って。で、楽しい時間を過ごした2週間後に、この映画の話を頂いたんです。あぁこれはなんか、そういう流れだったんだなぁと思って、受けました。もともと俺の中には日本人のロックスターって2人いて、一人はRIZEのジェシーで、もう一人が建志くんだったんです。そういう意味でも、一緒に作品作りができて、すごく嬉しかったですね。――降谷さんにとって、映画での大役ははじめてですよね。現場の雰囲気はどんな感じでした?窪塚:共演者の品川祐さんや監督の榊(英雄)さんが、「おい新人!お前はここではDragonAshじゃねぇからな!」とかふざけて言ってて、それに対して建志くんも、「ハイ、分かりました、頑張ります!」とか返してました(笑)。建志くん自身は本当にすごくピュアでストイックで、俺に対しても、「胸を借りるつもりでいくよ」って言ってくれてましたね。がむしゃらに、真っすぐに役を演じようとしていた。だからこそ、俺は座長として、いい現場にしていこうって思って動いてました。結果、すごくいい2週間になったと思っています。どんな役も演じられるよう役者としてはゼロでいたい。――そもそもですが、俳優になろうと思ったのは、何かきっかけがありましたか?窪塚:小さい頃からの夢ではあったんです。“テレビの中の人たち”になりたかった。『太陽戦隊サンバルカン』とかを見て、“赤いのも黒いのもカッコイイなぁ、あれになりたいな”って思ったのが、最初じゃないですかね。――その夢を16歳で叶えて、デビューして。今年で俳優生活22年目と伺いましたが、今のご自身は、どんな俳優ですか?窪塚:う~ん…。ピュアでストイックなところももちろんまだありますし、いい加減なところもあるし…。でも役者としては、“なんでもあり”なところにいたいと思います。ゼロでありたい。――何の役でもできる、的なことですか?窪塚:そう。わかりやすく言うと、俳優って、王様の役もやるし、物乞いの役もやるわけじゃないですか。そのレンジは無限にあるわけで。何の役でも演じられるためにはゼロでいたいし、思想とか考えとか、ないほうがいいと思ってたんですよね、昔は。でも、なんかそれで行き詰まっちゃったところがあって。それがちょうど、マンションから落っこっちゃった時期だった。そのあとに、“卍LINE”って名前でレゲエミュージシャンの活動を始めたんですけど、卍LINEとしての俺には、伝えたいメッセージがある。“ゼロ”の状態でありたい役者の俺と、メッセージを持つ卍LINEは別モノなんだけど、でも一人の人間でもあるっていう、捻くれた状態というか。ただ、人には矛盾があって当然だし、おもしろいし、それを認めちゃったほうが、自分にとって武器が増えると思った。そして、その両方を全うしたいと思ってるのが、今の自分です。Dragon Ashのフロントマン・降谷建志がバディを務めた映画『アリーキャット』が7/15よりテアトル新宿ほかでロードショー。タイトルが意味する“野良猫”がきっかけで知り合ったマル(窪塚)とリリィ(降谷)が、シングルマザーのヒロイン(市川由衣)を守るべく、古い車で旅に出る。共演に品川祐、火野正平ら。くぼづか・ようすけ1979年生まれ、神奈川県出身。’95年にドラマで俳優デビュー。’01年には日本アカデミー賞新人賞、主演男優賞を受賞。現在は映画と舞台を中心に活動『沈黙 -サイレンス-』に出演したことも話題に。また卍LINE名義でレゲエDeeJayとしても活躍している。※『anan』2017年7月19日号より。写真・伊藤元気(symphonic)ヘア&メイク・佐藤修司(by anan編集部)
2017年07月12日お笑いタレントの藤井隆が5日、都内で行われた「Laugh&Peace Music」10サービス一斉聴き放題配信開始 発表記者会見に出席した。よしもとアール・アンド・シーはこのたび、吉本興業の芸人ソング・音ネタ・リズムネタなどを「Laugh & Peace Music」としてブランド化。本日5日から約2,000曲をネット配信事業各社の定額制音楽配信サービスを使って配信開始する。会見には、藤井隆、椿鬼奴、レイザーラモンRG、エグスプロージョン、NMB48の渋谷凪咲と加藤夕夏、MCのタケトが出席。配信される楽曲の一部が映像で紹介され、エグスプロージョンの「本能寺の変」やCOWCOWの「あたりまえ体操」、Re:Japanの「明日があるさ」、RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」などを全員で懐かしそうに振り返った。藤井が2000年にリリースした大ヒット曲「ナンダカンダ」も流れ、藤井は「あのときは、レコード会社の社長がなぜやらせてくださったのかわからなかったんですけど、あの曲でいろんなところにジャンプさせていただいて、いまだに『幼稚園で踊ったんですよ』とか『子供の時に歌ってました』という人に出会ったり、本当に恵まれていたと思う」と感謝した。続けて、「振り返ると、吉本の芸人さんは、きよし師匠が『子供が三人おりますねん』というのを歌っていたり、さんま師匠も歌っていたり、諸先輩方がたくさんその道を通ってこられた」と吉本芸人の歌の歴史について言及。「そういうのが、今度こういう形でみなさんにも配信で聞いていただけるのは、吉本の1人として本当にうれしいですし、晴れ晴れとした気持ちです」とうれしそうに話した。また、よしもとアール・アンド・シー代表取締役社長の坂内光夫氏は「吉本は毎日劇場を運営しているのでたくさんのネタが出てきます。それらをその場で音声を固定化して、いち早く配信状態にもっていくことが可能になる」と説明。「みなさんに聞いていただいて、少しでも穏やかな気持ちで笑っていただけたら」と思いを伝えた。会見にはfumikaも登場し、「DANGEROUS feat.RG」を披露。レイザーラモンRGもラップで参加しており、ノリノリでパフォーマンスした。
2017年07月05日それぞれのメンバーが多方面で活躍を続ける「関ジャニ∞」が、“原点回帰”を目指し、ロケやコント、スポーツ、トークなど、さまざまな企画にチャレンジする番組「関ジャニ∞クロニクル」。このほど、4回目となるスペシャルに、渡部篤郎、生瀬勝久、三浦翔平、松岡茉優、芳根京子らが参戦することになった。「関ジャニ∞クロニクル」は、2015年5月より関東ローカルで放送を開始、スタジオ企画、ロケ企画、スポーツ企画など、さまざまなジャンルで構成され、“「関ジャニ∞」が×××した結果”…“○○がわかった”という新発見が毎週繰り広げられている。各メンバーの性格や趣味趣向を徹底的にリサーチした上で生み出される企画によって、熱心な「関ジャニ∞」ファンですら、これまで知りえなかったメンバーのキャラクターが番組内で次々と明らかになり、ファンはもちろん、一般の視聴者からも好評を得ている。そのスペシャルとしては、今回で4回目。「もひとりおるおる」「ファボられタイムライン」と、レギュラー放送における人気企画を展開。「もひとりおるおる」は、例えば「寝るときに、枕を使わない」「焼き肉では最初からライスがほしい」など、自分自身の独特な生活スタイルや、ちょっと恥ずかしいクセ、さらにはレアな経験談などを「これって、きっと自分だけじゃないはず」と打ち明け、自分以外のもう一人の共通体験を探すゲーム。その「もひとりおるおる」Aブロックには、「貴族探偵」の生瀬さん、新“火9”「僕たちがやりました」で冷酷刑事を演じる三浦さん、新“日9”「警視庁 いきもの係」でフジテレビ連ドラ初主演の渡部さん、そしてBブロックには、錦戸亮との共演ドラマも控える松岡さん、映画『心が叫びたがってるんだ。』の芳根さん、そして大久保佳代子がゲスト出演。三浦さん、大久保さん以外のゲスト陣は番組初出演となる。また、これまでのレギュラー放送の「もひとりおるおる」に横山裕、村上信五が出演したことはなかったが、今回はこの2人が初参戦、それぞれのブロックでゲスト3人を迎え、合計10人で「自分以外にもう一人やってそうな絶妙なライン」を探る!豪華ゲスト6人はもちろん、初参戦となる横山さん、村上さんがどんなトークを展開していくのかは注目。しかも、この企画といえば、自らをさらけ出すため、普段うかがい知れない意外な一面が浮き彫りになるのが醍醐味。渋谷すばるが「なかなか聞けない大先輩方の素の部分を垣間見ることができた」と語った通り、「もひとりおるおる」を通じて明らかになる「関ジャニ∞」メンバーや豪華ゲストたちの“素の部分”をお見逃しなく。「ファボられタイムライン」は、ゲストのお題に沿った写真を各チームがそれぞれのロケ地で撮影、リアルタイムでその写真を投稿し、携帯のタイムライン上でゲストの一番のお気に入り(ファボられ)写真になることを目指す企画。今回、写真のテーマを出題するのは、陣内智則。陣内さんに「ファボられ」る写真の撮影に挑むのは、村上さん&丸山隆平、渋谷さん&大倉忠義、「おかずクラブ」オカリナ&ゆいP&指原莉乃の3チーム。今回のロケ地は東京ドームシティ、村上&丸山組はラクーア1階広場付近、渋谷&大倉組はショッピングモール付近、「おかずクラブ」&指原組はアトラクションズ付近で、それぞれ陣内さんからの指示を待つ。村上さんが「突拍子もない写真が飛び出しますので期待してほしい!」と語るように、今回も衝撃の写真の数々が見られること請け合い。リアルタイムで写真を投稿するからこそ求められる“センス”で「ファボられ」るのは、果たしてどのチームのどんな写真なのか、乞うご期待!「関ジャニ∞クロニクルSP」(仮)は7月19日(水)22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月25日窪塚洋介と「Dragon Ash」のフロントマン・降谷建志が共演する映画『アリーキャット』の完成披露試写会が6月23日(金)に開催。窪塚さん、降谷さんに共演の市川由衣、品川祐、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。かつては名のあるボクサーだったがいまは警備員のバイトで暮らす秀晃(窪塚さん)と彼が猫をきっかけに知り合い、意気投合した不思議な男・リリィ(降谷さん)。とある事件をきっかけに、危険な組織に追われるはめになり…。大歓声に迎えられた窪塚さんはなぜか「ジャッキー・チェンです」と挨拶。スルーされてもめげずに、もう一度「ジャッキー・チェンです!」と繰り返し、これに気圧されたのか、戸惑いつつも降谷さんは「サモ・ハン・キンポーです(笑)」、市川さんは「マイケル・ホイです(苦笑)」、そして品川さんは「ユン・ピョウです」と自己紹介し、爆笑の中で舞台挨拶はスタート!窪塚さんは、本作での降谷さんとのタッグは“運命”だったと述懐。ある共通の結婚式で初めて顔を合わせたという2人だが「たまたま同じテーブルで、『あれ?俺ら初対面だっけ?』というくらい、共通の知り合いも多いし、昔からの連れのような感じになったんです。それから2週間後くらいに『降谷くんと映画やらない?』とオファーがあり、これは天の導きだと思った」と語る。降谷さんは「最初は、周りに相談してたんですが、(窪塚さんの)家の近くに行く機会あって、2人で飲みに行って『やるべき』と言ってもらった」と背中を押されて出演を決意したと明かす。市川さん、品川さんは、出演者でありながら、この2人が同じステージに立っていることに大興奮!品川さんが「俺らの世代のカリスマ」と言えば、市川さんも「台本をいただいたとき、2人の名前を聞いてて、ワクワクしかなかった」とふり返った。舞台挨拶中、降谷さんが作品の中身に関する発言をポロリと漏らし、周囲から「新人俳優!」と突っ込まれる場面もあったが、そんな天然な(?)降谷さんのキャラクターが現場で大いに愛されていたよう。窪塚さんは「新人俳優のフルオープンハートで現場にいてくれました。そのピュアさ、情熱が僕らに火をつけて、『いい作品つくるぞ!』って思いをかき立ててくれました」と称賛。品川さんは悪役を演じたが、このピュアさに影響され(?)、なぜか自分の出番と関係なく、現場に差し入れの手作り豚汁の鍋を抱えて駆け付けたとか!「それでも(世間の)好感度は下がったままですが…」と自嘲気味につぶやく品川さんに、降谷さんが「なかなか伝わらないもんですね(笑)」とあっけらかんと語り、会場は笑いに包まれていた。窪塚さんは最後に改めて「『俺はこんなもんじゃねぇ』ってみんな思うものだし、思うまでは自由。でも、そこから一歩踏み出して行動する、その行動が全てです。そんな思いを抱えている人が、この映画で新しいステージに踏み出してもらえたら嬉しいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『アリーキャット』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日「関ジャニ∞」が毎回様々なアーティストをゲストに迎え、一夜限りのジャムセッションやトークを繰り広げる音楽バラエティー番組「関ジャム 完全燃SHOW」。2015年5月10日にスタートした本番組があれから約2年…6月25日(日)のオンエアをもって、ついに放送100回の節目を迎えることが分かった。今回その記念すべき100回目の収録を終えた「関ジャニ∞」のメンバーから喜びのコメントが到着した。表舞台に立つアーティストから、音楽プロデューサーら裏方の人間まで、日本の音楽業界をけん引する錚々たるゲストが登場してきた「関ジャム」。メンバーたちは、「放送100回という気が全然してなくて、収録をしながら、初めて自覚したくらい」(渋谷すばる)、「あっという間の100回」(村上信五)、「気づけば100回という感じ」(錦戸亮)とそれぞれ100回目を迎えた感想を語り、大倉忠義は「これまで多くのアーティストと共演させていただいたのですが、その方たちのおかげでここまで続いている番組だな、と改めて思いました」とコメント。またこれまでをふり返り、印象に残っているゲストについては「ジャムセッションで一緒に踊ったきゃりーぱみゅぱみゅさんと『Perfume』。女性の振り付けに挑戦するのは初めてで、結構大変でしたし、印象的でした!」(村上さん)、「星野源さん。ジャムセッションの楽曲『夢の外へ』がすごく変則的な編成で、『自分にできるだろうか!?』と思うハードルがひとつあったからです。あと、リハーサル映像を見たときに、星野さんが僕のプレイを見て『カッコいいね』と言ってくださって、すごくうれしかったです」(丸山隆平)、「YOSHIKIさんです。ジャムセッションでYOSHIKIさんがずっとピアノを弾いて、ドラムは僕が演奏するなんて…あんな機会はまずない!YOSHIKIさんは手術をされたばかりなので、僕もいますごく心配してます。早く元気になって、また番組に来ていただきたいです」(大倉さん)とそれぞれゲストとの思い出を話す。放送第100回では、28日(水)にリリースされる「関ジャニ∞」の最新アルバム「ジャム」をフィーチャー。実はこのアルバム、番組に出演したゲストたち、「UNICORN」や「BEGIN」、水野良樹(「いきものがかり」)、岡崎体育、ニセ明、池田貴史(レキシ)など、豪華アーティストたちが楽曲提供。番組では、この珠玉の一枚のマル秘制作過程を貴重な打ち合わせ映像なども交えながら大公開!アルバムに作曲・編曲で参加した音楽プロデューサー・蔦谷好位置が事細かに解説。同アルバムには、番組お馴染みの振付稼業air:manが振り付けで参加。air:manと安田章大が振り付けの構想をブラッシュアップしていく過程など、裏側でのやりとりにも密着していく。そんなアルバム「ジャム」について渋谷さんは、「ただ単に楽曲提供をしてもらうだけじゃなく、この番組で共演させていただいた方と一緒にアルバムが作れたので、一曲一曲にしっかりと血の通った1枚になってます。すごく思いが詰まった一枚になったなと思います」と自信を見せ、丸山さんも「番組を続けてきてよかったな、と思えるアルバムができたと思います。これをキッカケに、より多くの方に関ジャニ∞を知っていただけたらな、という思いを込めて、みんなでアルバムを作りました」とコメント。錦戸さんが「この番組は行く先々で、すごくたくさんの人から『あの番組、面白いね』と言われる番組。『そこ!?』というような部分を掘り下げていく、ほかとは一線を画する番組なので、これからもそういうスタンスでやっていけるよう、僕ら自身も頑張りたいです。これからもっともっと、アーティストさん側から『出たいな』と思っていただけるような番組になればいいなと思います」と話すように、さらに今後に向けても意欲満々のメンバー。ゆくゆく番組でやってみたいことについては、「自分のアレンジでジャムセッションしてみたい」(渋谷さん)、「先にVTRを撮って、それをいろんな方に投げたら、どんな曲になるのか。もし許されるなら、そういうチャレンジをしてみたい」(村上さん)、「一から学ぶベース講座」(丸山さん)、「いつか『関ジャム』に来てくれた方々を混じえて、フェスをやりたいです。僕ら関ジャニ∞がずっと演奏し続けて、ボーカルだけ変わっていく、みたいな形に挑戦したい」(錦戸さん)、「スナックのいろはを教えてくださったJUJUママに、もう一度来ていただきたい」(大倉さん)とそれぞれの希望を告白していた。「関ジャム 完全燃SHOW」は毎週日曜日23時10分~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月21日