イタリアで女性として初めて市長に当選した、ビルジニア・ラッジさん。初の女性ローマ市長というだけでなく、ローマ市長としては史上最年少の37歳という若さで当選。その美しい容姿にも注目が集まり、世界中のマスコミでも話題となりました!モデルや女優さんかと思ったという方も多いほどの美貌を持つ彼女。弁護士から政治家への転身、子育てと仕事の両立など、彼女の考え方や生き方は同年代の女性にとって参考になる点が実は多いのです!ビルジニア・ラッジさんってどんな人?Photo by Pinterest女性初のローマ市長、ビルジニア・ラッジさんはローマ生まれのローマ育ち。ローマ大学では法律を専攻し、卒業後に弁護士となりキャリアをスタートしました。その後は6年以上、著作権など知的財産分野を専門とする弁護士として活躍されていました。イギリスの雑誌「エコノミスト」では「非常に優秀な論客」と掲載されたこともあったようです。2009年に男児を出産。選挙中に夫とは離婚の危機にあることを認めており、現在はローマ郊外で息子さんと二人暮らしのようです。2013年には市議会議員に当選し、政治家へと転身しました。趣味は登山やスキューバダイビングなどで、アウトドアが好きな活動的な女性なのだとか!キャリアチェンジー政治家への転身Andrea M5Sさん(@andrea_m5s)が投稿した写真 – 2016 6月 22 12:14午後 PDTラッジさんは、自身のサイトで市長を志した理由について次のように語っています。「ベビーカーに息子を乗せて市内を歩きながら、歩道の少なさや二重駐車のひどさに気づき、公共のために取り組む決意をした」子育てをする中で感じた不便さから、ローマの改革に関心を持ち、政治の世界へと乗り出したことになります。生活をしていて不便を感じたり、ニュースなどを見て政治家に対する不満を感じることは誰にでもよくあると思います。しかし、これではいけないと感じたときにそのままにするのでなく、自分で変えていくんだという考えができる人はなかなかいませんよね。文句を言うだけでなく、自分でその不便を解消するためにはどうすればいいかを考えるという強い意志と行動力は見習いたいですね。これからは、不便なら自分で変えられることは何かないかと考えてみてはどうでしょうか?何も政治家にならなくても、できることはたくさんあるはずです。母親として政治家としてPhoto by Pinterest選挙前のニューヨークタイムズ紙のインタビューでは、「子どもたちのために世界を変えたいと願う母親たちのために頑張りたい」と答えていたように、母親の目線がベースになっているようです。今後は治安や交通事情、幼稚園数などの行政サービスを向上させたいとも語っています。息子の送り迎えをする姿がキャッチされるなど、素敵なお母さんとしての一面も。子どもを育てながら弁護士の仕事をこなし、政治家としてのキャリアを築いてきたラッジさん。政治家への転身のきっかけも子育ての経験がもとになっているように、子育てを経験しているからこそわかること、できる仕事もあります。仕事か出産かで悩む女性も多いとは思いますが、すべての経験が活かせるような人生のプランを考えてみるのもいいかもしれません。ラッジさんはもちろん母親としてだけでなく、「すべてのローマ人のために市長になります。ローマの透明性と合法性を取り戻すために尽力します」とコメントしています。母親として、一市民としての視点を持っている市長というのは大変魅力的ですよね。また、一部ではメディア受けを狙った候補だという批判もありましたが、実際に選挙の注目度や若者の投票率も高く、政治に関心を高めるのにも一役買ったようです。自分の人生をどう使うのかPhoto by Pinterestその美貌により外見の美しさにばかり注目が集まっていますが、彼女の使命感や行動力も注目したいところです。野良犬の収容施設や執行猶予中の未成年のケアなど、ボランティア活動にも熱心な様子のラッジさん。子どものため、ローマの改善のために政治の世界に飛び込むのは勇気のいることです。国の制度や体制同様、会社や社会組織について不便や不満を抱えてはいても、それを自分が変えるんだと実行に移せる人はどれだけいるでしょうか?これからのキャリアや人生設計を考えるときに、こうした視点もあるということを覚えておいてもいいかもしれません。
2016年07月29日2度目に訪れた新潟は梅雨のまっ只中。降り立った長岡駅でプティローブノアー(petite robe noire)デザイナー阿部好世さんと待ち合わせをして、阿部さんのルーツを辿る短い旅に出ました。阿部好世さんが2009年に設立したブランド・プティローブノアーは、日本製へのこだわりと、“古いものと新しいものをつなぐ”という考えのもとにものづくりを行って今年で8年目を迎えました。ここ新潟県長岡市には阿部さんが、ものづくりを仕事にしたいと決めた、原点とも言える場所があります。ー高校時代にはどんな思い出がありますか?阿部さん: ものを細々と作ることはどうやら小さい時から好きだったみたいで、高校時代に自作のフォトフレームやヘアピンをラッピングして友達にあげたりしていたようです。そこから派生して、将来的にものを作りたい、アパレルの仕事に携わっていきたいと高校生の時に意志を固めたことをはっきりと覚えています。この学生時代には、今の私を築く思い出たくさんあります。当時、私の尊敬する先輩から「自分の引き出しに好きなことを沢山蓄えていることが、デザインの仕事をしていくためには何よりも重要だよ」と言われたことがあって、その時に自分のアイデアを持つ重要性について考え始めました。それから、“好き”と感情が揺れること、心に引っかかることが大切だと思って、雑誌の好きなページや好きな柄、好きな言葉など気になるものは何でもクリッピングしたり、押し花をしたり、意識的に“好き”を収集していきました。集めるだけではなくて、“何故好きなのか”を自分で明確に頭の中で整理もしていました。そんな自分の“好きなもの”を集めた結果、今現在暮らしている忙しい東京の暮らしの中でも、いつか見た、見渡す限りに広がっていた山林に突然現れた紫色の花畑や、静まり帰る夕方に生い茂る誰もいない森、赤く染まった朝焼けなど、つい忘れてしまっていた、ここで育ったからこそ感じ得た感動がフラッシュバックすることがあります。広がる田園風景の中を歩きながら当時の思い出を巡ります。阿部さん: 東京に出てきて初めて、生まれ育った場所の環境的豊かさに気がつきました。いつも側に自然があることや、水や空気が違うこと、星が綺麗に見えることなど。今、制作でデスクに向かってデザインを考える時は、ふっとそういった「自然」を自分が根底に求めていることに気がつきます。“花のモチーフ”とか、“葉っぱ”とかそういう発想という意味ではなくて、デザインに直結しないもっと深いクリエーションの源になる部分の話です。歳を重ねると見るものも考え方も変わるけれど、若い時に経験して今もまだ記憶に残っていることって、当時それだけ気持ちが振り切れたということだと思うから大切にしていきたいと思っています。そういうものをこの土地では沢山見てきたし、経験をしてきたと思います。ー最近は、より地域に根ざしたものづくりに着目していると伺いました。阿部さん: 考え方としては設立当初からのテーマでもありました。私はそこでしかできない事、その環境で生きている人によって、そこでしか成り立たないものに意味があるのではないかと思っています。単体で考えれば世の中には既にものが溢れきっているけれど、「本来何故そこでものが生まれたのか?」と、その土地土地というフィルターを通せばものづくりの意味を感じることできると思います。例えば、水が綺麗な土地でないと染色をする上で良い色に染め上がらないとか、ものづくりってそもそもそういうところがあって、だからこそ地場の産業が栄えたりしていますよね。実際にその土地に行けば肌で感じられるその理由も、ものだけで切り取ってしまうと感じにくくなってしまうこともあります。極論を言うと、そこの地域でしか会えない人を目がけて自分が動いている。または、その相手と関わることで自分も動かされる、そんな感覚です。その人じゃなきゃできない、そこでしかできないものづくりをこれからも行っていきたいと思っています。ー徐々に拡大している事業ですが、今に至るまでのビジネスプランは昔から思い描いていましたか?阿部さん: 全くです。高校生の時にどこかの組織には属さずに働いていきたいと決めてから、設立当初は一人でブランドを担っていこうと思っていました。今は、自分に負けない強さを根底に持ちつつも、仕事で関わる方々、自社のチームのメンバーのおかげで一緒に良いものづくりができています。自然と“輪”が広がるように色んな人と人とがつながりで仕事をさせてもらえる事にも大変感謝しています。お客様には、“どれだけ驚きを与えられるか?”を念頭に置いて、自分も今まで見たことが無いものをつくる、良い意味で裏切られる想定外のものづくりを目指しています。「わ、綺麗」、その一方で「うわっ」と最初は思われるかもしれないけれど、あとからその良さがじわじわ分かってもらえたらいいなと思っています。その両極端が無いと、真の感情は動かせられないと思っています。7月20日から8月1日まで、伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーションに、プティローブノアーのポップアップショップ「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」がオープンする。このショップには、プティローブノアーが鎚起銅器職人の渡辺和也さんやカフェ・ツバメコーヒー、G.F.G.S.など新潟に根付く職人や企業とコラボレーションしたアイテムがそろいます。【イベント情報】「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」会期:7月20日~8月1日場所:伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーション→次はG.F.G.S.代表の小柳雄一郎さん×阿部好世さんの対談へ。→目次へ戻る。
2016年07月16日22日(現地時間)ラスベガスのT-Mobileアリーナで「ビルボード・ミュージック・アワード」(BBMA)が開催された。「トップ・ホット100・アーティスト賞」など最多8部門を受賞したのはザ・ウィークエンド。「トップ・アーティスト賞」に輝いたアデルはザ・ウィークエンドに続く5部門を受賞。授賞式には欠かせないアーティストのパフォーマンスで、BBMAではブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ビーバー、ケシャ、セリーヌ・ディオンらが観客を魅了したが、最も注目を集めたのは4月に57歳という若さで突然この世を去ってしまったプリンスの追悼パフォーマンスを行ったマドンナとスティーヴィー・ワンダーだ。会場はパープル一色の照明に包まれ、パープルのスーツに身を包んだマドンナが登場。シネイド・オコナーが歌って大ヒットしたプリンス作曲の「Nothing Compares 2 U」をパワフルに歌い上げると、観客にとってサプライズ出演となったスティーヴィーが現れ、「Purple Rain」をマドンナと共に熱唱。マドンナは80年代にプリンスと「Love Song」をデュエットし交流があったことから、このパフォーマンスにかける意気込みは相当のものだったと見られている。マドンナ本人は大満足の出来だったようだが、残念ながらSNSではプリンスのファンから「プリンスの曲を歌うには実力が伴わない」などの怒りと不満の声が噴出した。(Hiromi Kaku)
2016年05月24日第69回カンヌ国際映画祭『ある視点』部門に出品されている是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』の初日舞台あいさつが5月21日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、阿部寛、真木よう子、樹木希林が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真小説家を目指すも一向に開花しないバツイチ中年男と、そんな息子を深い愛で包み込む母の姿を感動的に描く本作。阿部ら登壇者3名に加えて、是枝監督がカンヌでの公式上映(現地時間18日)に立ちあったばかりだ。初カンヌから帰国した阿部は、「3日間の滞在でしたが、夢のような体験でした。一生忘れない」と感無量の面持ちで、上映後約7分間に及んだというスタンディング・オベーションを「本当にうれしかった。現地でもいい評判をいただいている」と振り返った。真木のカンヌ入りは、是枝監督の『そして父になる』以来2度目となり、「前回は連日の雨で、観光ができなかった。今回、晴天に恵まれて歴史ある街並みを見ることができて、うれしかった」とニッコリ。「予想をはるかに超える反応だった」とこちらも現地での高評価に喜びを示していた。一方、樹木は「ばあさんが行くところじゃない。もうヨレヨレ」と“希林節”で会場を沸かせ、「カンヌは評論家もお客さんも厳しいから、(ブーイングが起こったら)逃げる用意はしていた」。それだけに暖かな反応に安どした様子で、「やっぱり、カンヌでの是枝監督の評価がすごい」と尊敬の念。阿部も「向こうで一番人気があったのが是枝監督。改めてすごいなと思った」とうなずいていた。『海よりもまだ深く』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月21日歌手のマドンナが、今月22日にラスベガスで行われるビルボード・ミュージック・アワードで、先月57歳の若さでこの世を去ったプリンスさんへの追悼パフォーマンスとして、歌を捧げるそうだ。同式典ではマドンナのほかにもジャスティン・ビーバーやフィフィス・ハーモニー、デミ・ロヴァート、ショーン・メンデス、ニック・ジョナス、ブリトニー・スピアーズらがステージに立つことが決定している。さらに同イベントでアイコン賞を受賞することが決定しているセリーヌ・ディオンも歌を披露する予定だ。今回プリンスさんのための追悼パフォーマンスを行うことになったマドンナは、プリンスさんと共にツアーを行うことを熱望していたようで、マドンナのマネージャーを務めるガイ・オセアリーは以前、自身のインスタグラムでそのことについて触れていた。「僕がプリンスに出会ったのは12歳の時でした。その時僕は彼にサインをお願いしたんです。それから何年も経ってからプリンスに再会して、僕らは友達になりました。数年前には彼に電話してマドンナとプリンスの合同ツアーのアイデアを提案しました。それをマドンナに話した時にはすぐに『それはいいわね。王家ツアーって呼ぶのはどうかしら。ザ・クイーン(マドンナ)とプリンスのコンサートだからよ』って言ってくれました。彼女のその考え方がとても好きでしたね。プリンスにこのアイデアを話したときには『世界はまだそれを受け入れる準備ができていないよ。規模が大きすぎるからね』と言っていました。僕はいつも、いつかこれを実行する日が来たらと考えていましたね」プリンスさんの訃報を耳にしたマドンナは当時、自身のソーシャルメディアに「彼は世界を変えたの。本当に先見の明のある人だったわ。なんて人を亡くしたのかしら。私は悲しみに打ちひしがれているわ。これは愛の歌ではないもの」とつづっていた。(C)BANG Media International
2016年05月13日阪急電鉄は、神戸・三宮の神戸阪急ビル東館の建て替えを実施。リニューアルオープンは2021年春を目指している。ビル内には、商業施設、オフィスのほか、阪急阪神ホテルズが展開する宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居予定。神戸を訪れるビジネス客や旅行者のホテル需要に応える。最上階となる29階に展望フロアを整備し、港街神戸の魅力ある景観を楽しめる空間を提供。4階から15階を占めるオフィスフロアの最上階には、神戸市が検討されている産学交流拠点も誘致する。また、阪急神戸三宮駅東改札口付近を整備することで、乗り換えの利便性も向上させる。1階部分から2階部分にかけて設けている吹き抜け空間を拡大することで、改札外コンコースをより開放的にするという。なお、外観は旧神戸阪急ビルのイメージを継承し、大きなアーチ状の窓と円筒形の立面を配する。【概要】神戸阪急ビル東館住所:神戸市中央区加納町4丁目2番1号敷地面積:約7,100平方メートル容積率:700%、800%(2つの容積率にまたがる敷地)延床面積:約28,500平方メートル階数:地下3階、地上29階高さ:約120m主な用途:ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等構造:鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)■施設構成・29階:展望フロア、レストラン延床面積 約650平方メートル・17階~28階:ホテル延床面積 約7,800平方メートル・4階~15階:オフィス延床面積 約11,400平方メートル・地下2階~3階:商業施設延床面積 約5,300平方メートル・地下2階~2階:駅コンコース、地下鉄への連絡通路、他延床面積 約1,900平方メートル・地下3階、16階:機械室約1,450平方メートル
2016年04月29日是枝裕和監督のもと阿部寛と樹木希林が親子となり、“なりたかった大人”に“なれなかった大人たち”を描く『海よりもまだ深く』。本日4月26日は、阿部さん主演の大ヒット作『テルマエ・ロマエII』製作委員会によって制定された“よい(4)風呂(26)の日”であることを記念して、昔ながらの団地の風呂での入浴シーンが解禁となった。ダメダメ人生を送る中年男、良多(阿部寛)は、15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、いまは探偵事務所に勤める身。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟(吉澤太陽)の養育費も満足に払えないくせに、彼女に恋人ができたことにショックを受けている。そんな良多の頼みの綱は、父亡き後、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真吾は、台風のため、翌朝までひとつの屋根の下で過ごすことに――。小説家として再起し、再び家族の絆を取り戻すことを夢見ているものの、競輪になけなしのお金を注ぎ込んだり、元妻の新しい恋人についてアレコレ探ったりと、ちょっぴり情けなくも愛情あふれる主人公・良多を、ときに可笑しく、ときに切なく、チャーミングに好演する阿部さん。『テルマエ・ロマエ』シリーズでは、古代ローマの浴場設計技師を演じ、大きな浴槽で堂々と入浴していた阿部さんだが、“よい風呂の日”に届いた今回の映像では、189cmの身体を小さく折りたたみ、居心地悪そうにせまい正方形の風呂で入浴する姿が!台風のため急遽、実家の団地に泊まることになった良多は、年季の入った小さな浴槽につかったものの、湯船に浮かぶ“黒いふわふわとした物体”を手桶で必死にすくいだそうと悪戦苦闘する姿が映し出されている。是枝監督が9歳から28歳までの間に実際に暮らしていた、清瀬市の旭が丘団地で撮影を行っている本作。監督は、その理由について「自分の記憶の中にある団地の表情をちゃんと残しておきたかったんです。その固有名詞を観た人と共有できるかどうかはともかく、人それぞれの中に類する場所の記憶があるはずだと思い、フィクションであるものの僕自身の記憶のディティールにこだわりました」と語っている。大人になっても、実家のお風呂はやはり特別な場所。思わずクスッと笑ってしまう、阿部さん演じる良多の姿から、子どものころの懐かしい記憶をたぐり寄せてみては?『海よりもまだ深く』は5月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日俳優・阿部寛が、小説家・東野圭吾氏の作品を実写化する映画『疾風ロンド』(11月26日公開)で主演を務めることが13日、発表された。阿部が東野氏の原作映画で主演を務めるのは『麒麟の翼~劇場版・新参者~』(11年)以来となる。原作は、東野氏の17年ぶりの文庫描き下ろしとして2013年に刊行された同名小説。100万部以上の売り上げを記録した。大学の研究所施設から違法生物兵器が盗まれ、スキー初心者の頼りない中年研究員が大惨事を食い止めようと奮闘する様を描く。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)の演出を手がけた吉田照幸監督がメガホンを取る。阿部が演じる本作の主人公は、大学の医科学研究所に勤めているものの仕事はいま一つで、家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩む研究員・栗林和幸。そんな"ツイテない"男・栗林は、なぜか危険な生物兵器の行方をわずかな手がかりを元に探し出すという使命を背負わされてしまう。「すごくスピード感のある」「良い意味のドタバタ感があり、スキー場を舞台にしたアクションもたくさん」と説明する阿部。そのスキーでの滑走については、「記憶が定かではありませんが、大学生ぐらいぶり」で、「演じている栗林の役とほぼ同じですね」と明かす。しかし、「ほとんど忘れているだろうな」との考えとは裏腹に身体が覚えており、「そんなにうまくはないです。でもその分、栗林が滑るシーンでは、すごくリアルで下手な演技になった」と胸を張る。そんな栗林の役どころについては、さまざまな事件が起こる中での「ある種の受け手」と表現。「ちょっとドタバタとしたキャラクター」とも言うが、「コメディ的な演技などやり過ぎないように考えながら、やりすぎることも計算して演じています」と明かし、「撮影の途中なのでまだ分かりませんが、爽快なアクションコメディが撮れているんじゃないかな」と自信を見せている。一方、東野氏の原作はほぼ全て読んでいるという吉田監督は、その作品群でも「いろいろな作風のものがあるので、やりたいなと思っていたところにお話をいただいたので、すごくうれしかった」と歓喜。本作を「軽いですよね、パウダースノーのように」と笑みを浮かべながら「本来はアクションとサスペンスとコメディは結構近いところにある」と指摘し、これまでの東野氏原作の映画ではあまり捉えられてこなかったユーモアの部分を「今回何とか表現したい」と意気込む。そんな東野氏と阿部のタッグと言えば、ドラマ『新参者』(10年)での加賀恭一郎役のシリアスなイメージもあるが、今回の栗林はそれとは違ったタイプ。その狙いとして、「真面目なキャラクターであればあるほど楽しく、しかも共感が得られるという、見せ物としての笑いではなく共感して笑えるコメディ」と分析した上で、「阿部さんは、やっぱり破壊力があります」と評する。映画『エヴェレスト 神々の山嶺』に出演した阿部だが本作のスキーのシーンは「エベレストより寒かった」そうで、吉田監督は「演技なのか本当に分からない位リアルでした(笑)」と振り返った。映画は2月の中旬にクランクイン、4月中旬のクランクアップを予定。東野氏は、「小説を読んだ多くの方が、『これを映像で見てみたい』と思ったのではないでしょうか。その夢がかなう時がきました」と呼びかけている。(C)2016「疾風ロンド」製作委員会
2016年04月13日阿部サダヲを主演に、<a href="">『武士の家計簿』</a>などの原作者で知られる“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化する<a href="">『殿、利息でござる!』</a>。この度、4月1日(金)“エイプリルフール”である本日、阿部さん演じる穀田屋十三郎が新党“つつしみ党”を立ち上げ、その選挙ポスターが公開となった。いまから250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる逆転の発想だった! 3億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発。ビンボー庶民が、殿を相手に一世一代の大勝負に挑む――!<a href="">『白雪姫殺人事件』</a><a href="">『予告犯』</a><a href="">『残穢』</a>などを手掛ける中村義洋監督がメガホンを握る本作。キャストには、主人公で造り酒屋を営む傍ら、街の行く末を心配する穀田屋十三郎役の阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華俳優陣が集結している。今回完成したのは、阿部さん演じる250年前に実在した穀田屋十三郎が、“知恵”と“勇気”と“我慢”で立ち上った決意の雄姿を「選挙風」に表現したポスター。 ビンボーなわが町・吉岡宿を救うため、十三郎は知恵者の篤平治とともに「藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げ分配する」という奇想天外な計画を思いつく。自分のことより、人のこと。私財を投げ打ち、お上に立ち向かう姿はまさにいま、日本が求める理想のリーダー!そんな計画が進む中、周囲から羨望のまなざしを集めるようになった彼ら吉岡宿のメンバーたちの間で、いい気になったり、偉そうにしたりしないよう、仲間内で「つつしみの掟」というルール立ち上げた。穀田屋十三郎が立ち上げた新党・つつしみ党の「つつしみの掟」には、「一、ケンカや争いは、つつしむ」「一、“計画”についての口外を、つつしむ」「一、寄付するときに名前を出すことを、つつしむ」「一、道を歩く際も端を歩くよう、つつしむ」「一、飲み会の席でも上座に座らず、つつしむ」と5か条が定められている。「日本を取り戻す。」と掲げ、まっすぐ前を見つめる十三郎の姿は頼もしく、思わず清き一票を投票したくなる!?新党立ち上げはエイプリルフールにちなんだジョークだが、本作で描かれる物語は実話。「町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は“人に話すな”。こんな人がいた、ということを伝えねばならない、いまの日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか…」と、熱い想いを抱く中村監督の描く、本編にも期待をせずにはいられない。また、4月1日限定で公式サイトもエイプリルフール仕様に変更されるという。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月01日俳優のビル・マーレイが、新作『ゴーストバスターズ』にカメオ出演を果たすようだ。1984年のオリジナル作でピーター・ヴェンクマン博士を演じたビルは、ケイト・マッキノン、メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、レスリー・ジョーンズら主演の同リブート作に出たかったそうで、ポール・フェイグ監督はヤフー・ムービーズに「ビルはメリッサと『ヴィンセントが教えてくれたこと』で共演しているし、クリステンも親しい仲なんだ。僕らが彼のために書いた役が気に入ってくれたみたいなんだ。でもビルはキャスト陣がすごく好きだから自分も参加したかったみたいなんだよ。それに、参加しないことで認めていないっていうイメージがついてほしくなかったみたいだね」と語った。7月公開の同作にはビル以外にも、ディナ・バレットを演じたシガニー・ウィーバーとレイモンド・スタンツ博士を演じたダン・エイクロイドも出演する方向だ。そんな中、オリジナル作でアニー・ポッツが演じたジャニーン・メルニッツ役に相当するオタク風のアシスタントを演じるクリス・ヘムズワースは、同作の中で四角いメガネにチョッキ姿になり、いつもの男らしいイメージを一新している。(C)BANG Media International
2016年03月22日元ザ・ローリング・ストーンズのビル・ワイマン(79)が、前立腺がんと診断されたようだ。ビルの代理人は「ザ・ローリング・ストーンズの元メンバーであるビル・ワイマンは、前立腺がんと診断されました」とコメント。「ビルは治療を受けており、早期発見だったこともあり完治が見込まれています」と説明している。先週末には、ミック・ジャガーの元妻ジェリー・ホールとメディア王ロバート・マードックの結婚式に妻スザンヌ・アコスタ、ボブ・ゲドルフとジェーン・マリン夫妻と一緒に写った健康的な姿をビルは見せていただけに、今回のニュースを驚きをもって捉えられている。ビルは、ザ・ローリング・ストーンズにベーシストとして1962年に加入し、31歳の時にソロ活動をするために脱退し、1996年には自身のバンド、ビル・ウェインズ・リズム・キングスを結成した。2012年にはザ・ローリング・ストーンズ結成50周年を記念した一連のコンサートに再参加していたが、「もっとよりよいことがある」という理由から、完全な再加入とまではならなかった。昨年リリースした33年ぶりとなるソロアルバム『バック・トゥ・ベイシックス』では、これまでのデモテープの中に眠っていた未発表の66曲を披露した。ビルの好奇心は音楽だけにとどまることなく、独自の金属探知機を発明したり、ロンドンでスティッキー・フィンガーズという名のビストロレストランの経営するなどの幅広い分野で活動している。(C)BANG Media International
2016年03月10日IBMとシーメンスのSiemens Building Technologies事業部は2月23日、クラウドベースのビルエネルギー管理ソリューションを発表した。同ソリューションでは、アナリティクスおよび資産管理など、IBMのWatson IoT事業部門が提供するソフトウェアを、シーメンスのクラウド・ベースのエネルギー管理プラットフォーム「Navigator」に統合する。Navigatorは、ビル全体あるいは不動産ポートフォリオ全体でビルディング・システムのパフォーマンス、エネルギー需要、エネルギー供給を効率的管理することができるソリューションで、IBMの技術を組み込むことでより高度なアナリティクス(分析)機能を利用できるほか、不動産ポートフォリオから得られる堅牢なデータ・セットを処理できるようになる。具体的には、不動産事業者などがNavigatorプラットフォームの内部データおよび外部データをベンチマークとして活用してビルの運用評価および実行予算を予測したり、予測アナリティクスを故障の発見に活用することなどが可能となる。Siemens Building Technologies事業部は「不動産を所有する企業が現在利用できるソフトウェア・ソリューションには、シーメンスのようなサービス・プロバイダーが提供する、設備を最適化するソリューションを活用したものはありません。当社のNavigatorプラットフォームがIBMのソフトウェアのインターフェースとして機能することにより、Siemensの実績ある、エネルギー最適化およびビルのパフォーマンスに関する専門性と、IBMの不動産および資産の管理システムを融合させ、ビルの生産性を劇的に改善する、比類ない組み合わせを実現します」とコメントしている。
2016年02月23日「V6」の岡田准一を主演に阿部寛、尾野真千子といった豪華俳優陣で贈る『エヴェレスト神々の山嶺』。この度、阿部さん演じる伝説のクライマー・羽生丈二の生き様が詰まった本編映像が解禁となった。山岳カメラマンの深町(岡田准一)は、ネパールの首都・カトマンドゥで古いカメラを発見する。それは、イギリスの登山家ジョージ・マロリーは1924年にエヴェレスト初登頂に成功したのかという、登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの行方を追う深町は、1人の男に辿り着く。孤高の天才クライマー、羽生(阿部寛)。突然日本から姿を消して消息不明だった彼が、なぜカトマンドゥにいるのか。羽生の目的に興味を持ち、その過去を調べるうち、深町は彼の生き様にのみ込まれていく。そして、羽生に人生を翻弄されながらも、彼を愛し続ける女性・涼子(尾野真千子)と出会う。標高8848m、氷点下50度、呼吸すら困難な極限の世界。最高に無謀で最高に熱い挑戦がいま、始まる――。全世界で翻訳され、大ベストセラーとなった夢枕獏の「神々の山嶺」を原作とし、『学校の怪談』『ターン』『笑う蛙』の平山秀幸監督が待望の実写化に挑んだ本作。撮影は現地ネパール・エヴェレストにて敢行。キャスト&クルーが実際に高度5,200m付近まで登り、10日間かけて高度順応するなど、文字取り命がけで撮影に挑んだ極限のエンターテイメント超大作だ。今回解禁された映像は、阿部さん演じる伝説のクライマー・羽生の生き様が感じられるセリフが満載。「山やらなきゃ死んだも同じだろ」、「俺がここにいるからだ。俺がいるから、山に登る」 など、常人にはとうてい理解し得ない羽生の言葉と、圧倒的存在感、鬼気迫る表情から、人生すべてをエヴェレストに賭ける男が描き出される。その反面、山のためには仲間の犠牲もいとわない羽生に、かつてのザイルパートナー・井上が「山屋としては完璧だった。人間としては、最低だったけどね」と言い捨てる。また、羽生のライバルでエリート登山家の長谷(佐々木蔵ノ介)に 「お前はスポンサーのために山に登ってるのか」と衝突したり 、 「生きて帰らなかったやつが頂上を踏んだかどうかはどうだっていい。死ねばゴミだ」 などエヴェレストに異常なまでの執念を見せるシーンも。生きることを諦めず、命を懸けた登頂に挑み、より高みを目指す熱い彼らの姿が壮大なスケールと感動の人間ドラマに胸打たれる内容となっている。阿部さんはエヴェレスト現地での撮影を「体験したとしないではぜんぜん(芝居が)違う」と話し、岡田さんも「日に日に阿部さんが火のような男になっていった」と絶賛するほど、完ぺきな羽生像を作り上げていたようだ。『エヴェレスト神々の山嶺』は3月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月18日ジュエリーデザイナーのソフィー・ビル・ブラーエがサカイ(sacai)に向けて制作したカプセルコレクション「サカイソフィービルブラーエ(sacaisophiebillebrahe)」が、ドーバーストリートマーケット ギンザにて2月5日より先行発売された。同日には記念レセプションパーティーも開催された。パーティ会場にはサカイのデザイナーである阿部千登勢とソフィー・ビル・ブラーエ本人が登場。その他、モデルのローラ、秋元梢、福島リラ、紗羅マリー、国木田彩良、浦浜アリサ、女優の瀧本美織、松井愛莉、三吉彩花なども駆けつけた。1階のエレファントスペースではサカイのスペシャルなインスタレーションを展示。16SSコレクションにも登場したサカイのカラフルなプリントで会場が彩られた。ゴールデンルームでは、ソフィー・ビル・ブラーエによるオブジェとともに、サカイソフィービルブラーエのコレクションが披露された。またパーティのメインフロアとなった4階のサカイフロアにはサカイ仕様のガチャガチャも展示され、パーティー気分を盛り上げた。
2016年02月14日サカイ(sacai)と、デンマーク人ジュエリーデザイナー、ソフィー・ビル・ブラーエによるカプセルコレクション「サカイソフィービルブラーエ(sacaisophiebillebrahe)」が発売される。ソフィー・ビル・ブラーエは、コペンハーゲン出身のファインジュエリーデザイナー。自身の名を冠したブランドでモダンでラグジュアリーなジュエリーを発表している。2015年10月、パリにて行われたサカイ16SSランウェイショーで初めて発表された同コレクションは、全10型のスタイルで構成され、14&18カラットイエローゴールドのフリンジが連なったウェッセルトンダイヤモンドを用いたクロワッサンのイヤカフとティアドロップのパールのイヤリングを用意。何世紀にも渡る金細工の技術で作られるというアイテムは、サカイのデザイナー・阿部千登勢とソフィー・ビル・ブラーエの“クラシックなものをモダンに解釈する”という共通のフィロソフィーのもと生まれた。なお、同コレクションは2月5日にドーバーストリートマーケットで先行発売されたあと、3月2日より本格展開が予定されている。
2016年02月05日俳優の阿部寛が出演する映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(3月12日公開)で、阿部の新たな場面写真と共に役作り秘話が明らかになった。作家・夢枕獏の小説『神々の山嶺(いただき)』を映画化した本作は、標高8,848メートル、氷点下50℃という極限の世界を舞台で、男たちが命を削って挑む物語。エヴェレスト史上最大の謎を追う野心的な山岳カメラマン・深町を岡田准一、山岳史上初の挑戦にとりつかれた孤高の天才クライマー・羽生を阿部寛が演じる。羽生は、人生のすべてをエヴェレスト登頂にかけた伝説の登山家。完成披露会見で「自分にとってすごくハードルが高かった」と語っていた通り、阿部にとっての登山は未経験に近かった。そのため、撮影前には登山練習と低酸素室でのトレーニングを重ね、高度5,200メートルでの撮影に備えた。また、岡田やヒロインを演じた尾野真千子と共に特殊な訓練も実施。世界最高齢(当時80歳)でエヴェレスト登頂を成し遂げた三浦雄一郎氏の私設・ミウラドルフィンズにて、海外高所テスト(4,000メートル低酸素体験70分間)、実戦的なマシンでのウォーキング、踏み台昇降運動(4,500メートル×90分、5,000メートル×90分)などのトレーニングメニューを消化した。新たな場面写真として公開されたのは、何かをにらみつけるような鬼気迫る鋭い眼光、佐々木蔵之介演じる長谷渉と何やら言い争う様子、体にロープを携えて岩の斜面を登る瞬間の3点。入念な役作りで本番に備えた、阿部の役者魂と迫力を伝える。(C)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
2016年02月03日俳優の阿部寛(51)が、是枝裕和監督の最新作『海よりもまだ深く』(2016年5月21日公開)で主演を務めることが25日、明らかになった。阿部が是枝監督とタッグを組むのは本作で3度目となる。阿部が演じるのは、小説家を目指すも一向に才能が開花せず、生活費のために探偵事務所に勤める男・良多。バツイチでギャンブル好き、夢ばかり追いかけ続けるダメ中年でありながらも、憎めないキャラクターだ。その母親役は、樹木希林。劇中では、「大器晩成…って時間かかり過ぎですよ」「ミカンの木、花も実もつかないんだけど、あんただと思って毎日水やってんのよ」など歯に衣着せぬ物言いの親子の会話を繰り広げる。良多の前妻・響子を真木よう子が演じるほか、探偵業務の相棒役の池松壮亮、探偵事務所社長役のリリー・フランキー、良多の姉役の小林聡美、樹木の憧れのクラシックの先生役の橋爪功なども出演する。阿部は、良多のキャラクター像を、「ある種とてもダメな男。夢を追い続けているけれど、うまくいかず、嫁や子供から見放されてしまった男」と説明。続けて、「こういう役を演じるのは初めてなので、新鮮で楽しい経験でした」と笑みを浮かべながら、「"いつまでも夢を追いかけている人間"の甘えを演じることで、今までにない、面白い人間味を出せたのではないかと思います」と自信を見せる。それも、「実際、僕も10代の頃などは、夢に打ち破れ、それでも何とかやっていくような毎日の連続でした」と話す通り、阿部自身の経験にも基づいているからだ。これらを踏まえ、「強がっているのに非常に弱い、そんなダメだけど愛おしい良多を、皆さんに見ていただけたらうれしい」とアピールしている。そんな良多の母親役の樹木は、「背が高すぎて苦労した時代が長かった阿部さん、ローマ風呂だけじゃない居場所を見つけたのね」と、過去の阿部の主演作『テルマエ・ロマエ』(12年)を思わせるコメントを寄せた。別れた元妻役の真木は、響子を「将来を見ている女性です。子どもや自分の将来を見据え、それを行動に移せるしっかり者」と表現。「だから、阿部さんが演じた良多のような、夢見がちな男性が寄ってきてしまうし、反対にそういう男性を好きになってしまうのではないかと思います」と指摘する。また、阿部の出演作を多数見てきたと明かし、「ここまで"ダメ男"の役は初めてな気がします。でも、すごくハマっていらっしゃいました(笑)」「役を演じ分けられる能力がとても高くて素晴らしい俳優さん」と称賛した。映画は、2016年5月21日公開。樹木演じる母親が暮らす団地のシーンをはじめ、実際に是枝監督が9歳から28歳までの19年間住んでいたという、東京都清瀬市の旭ヶ丘団地を主な舞台として物語が展開する。(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
2015年12月25日世界最大級のオンラインストーリミングサービス「Netflix」にて、好評ストリーミング中のクリスマス特別バラエティ番組『ビル・マーレイ・クリスマス』。遂に明日クリスマスを迎えるにあたり、ジョージ・クルーニーのお茶目な姿が収められた本作の特別映像が公開となった。クリスマス特別バラエティ番組のホストを任されたビル・マーレイ。ところが番組放送当日、ニューヨークはとんでもない大雪に見舞われてしまう。ホストとして責任重大なビルは大弱り…。果たして番組ゲストはちゃんと来てくれるのか?そこに駆け付けたゲストたちの大騒ぎパーティーが始まる――!9月に日本でも待望のサービスがスタートしたNetflixは、世界50か国以上で6,500万人以上の会員を抱えるオンライン配信サイト。Netflix製作のオリジナルドラマや話題の映画、TVドラマなどを楽しめ、日本独自のオリジナルコンテンツとしては、“テラハ”の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」などを配信中だ。『ロスト・イン・トランスレーション』『ブリングリング』のソフィア・コッポラが監督、制作総指揮を務め、コッポラ監督、ビル・マーレイ、ミッチ・グレイザーが脚本を担当した本作。ビルとコッポラ監督は『ロスト・イン・トランスレーション』以来のタッグとなり、本作ではコメディアンとしてのビルの面白さが発揮されると共に、ラシダ・ジョーンズやジェイソン・シュワルツマン、マイリー・サイラス、ロックバンドの「フェニックス」らが歌って踊る盛大なパーティーが繰り広げられる。今回公開された特別映像では、ビルの歌唱パフォーマンスに飛び入りして歌を披露するジョージのお茶目な姿が収録されており、パーティームード満載の本作の楽しさを垣間見ることができる。それぞれのゲストが参加して行われるショーはまさに豪華絢爛!クリスマス・イブの本日、まずはビルとジョージによる特別ステージを堪能してみてはいかが。『ビル・マーレイ・クリスマス』はNetflixにてオンラインストリーミング中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日こんにちは、恋愛作家の片瀬萩乃です。私の著書のなかに『社内恋愛の教科書』(あさ出版)という、社内恋愛に特化したものがあります。このことからもわかるように、社会人になってからの出会いの多くは会社です。社内恋愛はデメリットも多いですが、それ以上のメリットも多く存在するからでしょう。「社内恋愛したいけれど、恋愛対象になる人がいない!」という人には、ビル内恋愛がオススメです! ビル内恋愛…聞きなれない言葉かもしれません。これは、会社はちがうけれど、同じビルで働いている男性との恋愛をいいます。■ビル内恋愛のメリットはこれ!エレベーターホールやコンビニなど、同じビルのなかで見かけるキラッと光る男性。会社がちがうから、接点もない……なんて諦めるのはちょっと早すぎませんか? 同じビルだからこそのメリットもたくさんあるのです。社内恋愛とちがってコソコソする必要はない。仕事終わりの待ちあわせがスムーズ。会社はちがうので一定の距離が保たれていて、仕事への支障はない。あいさつなどのアクションも、違和感なく起こすことができる。会社での失敗を見られずにすむ。同じビルにいるため仕事のやる気も変わってくる。社内恋愛であればデメリットになる部分をビル内恋愛は補うことができます。「同じ建物にはいるけど、社内ではない」ということがポイント。周りの目を気にしなくてすむというのは、とても大きなメリットになります。ですから、「イケメンくんがいる~!」とよろこぶだけで終わらせてはもったないな! ちょっと気になる人がいたらアタックチャンスです!■距離を近づける3ステップとは?アタックチャンス! とはいっても、学校生活にたとえれば「学年も部活もちがう、同じ学校の人」というだけの関係と同じ。まずは、彼に会うことが多い時間帯はいつかを知る必要があります。出社や昼食、退社、外まわりなど。きっと彼と遭遇しやすいタイミングがあると思います。そのタイミングを把握することが、次のアクションにつながる一歩です。会えるタイミングを把握したら、次は自分を知ってもらうこと。ファーストステップは、「あいさつ」です。しかも、できるだけ笑顔ですることを心がけましょう。よく「あいさつをする勇気がない」という女性がいますが、よく考えてみてください。「おはようございます」といわれて「なにこいつ…」と思う人がいるでしょうか? 「おはようございます」といった直後に「今度デートでも」と誘うような場合は別ですが、気持ちのよいあいさつをしてくれる人に、いやな印象を持つ人なんていません。むしろ「いつも笑顔であいさつをしてくれる人」と好印象を持つのではないでしょうか。なんだったら、彼にとっての「愛想の良い女性」というポジションを獲得するくらいの気持ちで、最高のあいさつを心がけてくださいね。あいさつが当たり前の関係になるというのは、大人の恋愛においてとても大切であり、大きな一歩だということを多くの女性は気づいていません。「おはよう」や「おつかれさま」が交わされるようになれば、自然な会話が増えていきます。そこで、次のステップです。ステップ2は、「日常会話をすること」。たとえば、コンビニで一緒になったときに「それ、気になっていたんです。おいしいですか?」と話しかけても、まったく不自然ではありません。次なる一手が打てるのも、あいさつができる関係になっているかどうかにかかっています。ここまで会話ができれば、次のステップへ進み、遠慮なく連絡先を聞いてください。ふたりで飲みにいくことが恥ずかしい場合は、「友だちも含めて飲みにいきませんか?」と誘ってもいいですし、万が一恋人がいても、ビル内の友人として聞いているだけというスタンスに持っていくこともできます。勤務先のビルで見かける男性に、目を向けてみませんか。運命の人は、意外とちかくにいるかもしれませんよ。
2015年11月29日今日本の音楽シーンを席巻しているギター女子。そのトップランナー・阿部真央さんのニューシングルは、結婚・出産を経験したからこそ完成した1曲です。『You changed my life』(あなたが私の人生を変えた)という意味深なタイトルからもわかる通り、リリックは阿部さんがこれまで過ごしてきた人生を振り返る内容になっています。そのように書くとすごい重い内容のように思われますが、そこを全英語詞にすることで見事にポップスに昇華させています。サウンドもオーガニックなアコースティックなので、英語詞との相性もばっちりです。「今回の阿部真央は明るいぞ」なんて思っていて油断していると、カップリングの『楽になれるまで』(これまたとんでもないタイトル)でズドーンと奈落の底に叩き落されますのでご注意を。いずれにしても、阿部真央完全復活!を印象付けるにふさわしいシングルです。ギター女子のトップランナーの座は、まだまだ彼女のもののようです。リリース情報:『You changed my life/阿部真央』(2015.11.18発売/¥100(tax out)/PCCA70462)※初回限定盤(¥1500(tax out)/PCCA04294/DVD付)も同時発売
2015年11月25日阿部サダヲ主演×中村義洋監督の新作『殿、利息でござる!』が、来年5月14日(土)に公開されることが決定し、“黄金に輝くマゲ”と“鋭い眼光”が強烈なインパクトを残すポスタービジュアルが解禁された。その他の情報本作は、藩の重い年貢で苦しむ庶民が、千両(約3億円)を集めるために“知恵”と“勇気”を振り絞り、「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆な計画を実行しようと奮闘する姿を描く実話を基にした痛快時代劇。原作は、『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史の『無私の日本人』に所収されている『穀田屋十三郎』で、阿部は、夜逃げが相次ぐ宿場町に住み、町の行く末を心配する主人公・穀田屋十三郎(こくだや・じゅうざぶろう)を演じる。ポスタービジュアルにあるキャッチコピー「ゼニと頭は、使いよう」が示すように、十三郎ら宿場町の仲間たちは、貧しい生活を立て直すため、「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、己の欲を捨て、仲間のため、町の将来のために私財を投げ打ち、千両という大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦に挑む。銭に苦しめられる彼らは、銭と頭を使い、どのような作戦で藩と殿に立ち向かうのか? 一発逆転を狙う勝負師のように未来を見据える主人公の頭には、“小判”ではなく、庶民のあつかう“小銭”で結ったマゲが輝いている。『殿、利息でござる!』2016年5月14日(土)大願成就!
2015年11月06日阪急阪神ビルマネジメントは9月29日、阪急阪神ホールディングスグループが保有または運営する、主要なオフィスビルのテナント企業を対象に、そこで働くオフィスワーカー限定のウェブサイト「阪急阪神ワーカーズウェブ」を開設し、10月1日より各種サービスの提供を開始すると発表した。本ウェブサイトでは、ビルへの各種申請サポートのほか、災害発生時の緊急情報や設備点検などの情報提供、また、阪急阪神のビルで働くワーカー限定で、阪急阪神ホールディングスグループの商業施設やホテルなどで利用できるクーポンや優待特典が提供される。また、ビジネスネットワークを広げる各種セミナーや講演会・交流会を開催し、ワーカー同士のつながりを深め、新たなビジネスの創出につながるきっかけづくりを行うとしている。まず、「梅田阪急ビル」「ハービスOSAKA」「ハービスENT」のオフィスワーカー約1万500人を対象にサービスを開始するが、2016年度以降に、梅田周辺地区にある阪急阪神ホールディングスグループのオフィスビルにも対象を順次拡大し、将来的には、約3万人のオフィスワーカーのビジネスライフをサポートする構えだ。
2015年09月30日ウィメンズファッションブランド、プティローブノアー(petite robe noire)のデザイナー・阿部好世が15-16AWから新たに、ヨシヨ(YOSHIYO)を立ち上げた。彼女がインスパイアされたというベルリンを拠点に活動する現代美術家・手塚愛子と共に、「ダイアローグ(dialog)」をテーマにしたポップアップストアを8月26日から伊勢丹新宿店本館3階=ステージ#3で開催する。現在開催中の国立新美術館での展示のため、一時帰国した手塚さんと、阿部さんのオフィスで「クリエーションへの思い」「アートとファッションの関係」について話を聞いた。昨年10月、知人を介してニューヨークで出会ったという阿部さんと手塚さん。その後、2人は共通の思いや悩みなどをオンラインで会話する中で意気投合したのだという。女性が仕事とプライベートや家庭とのバランスを考える30代。2人もチームを率いる女性として、いいものを作りながら、どうすればどれも充実させていけるのかをいつも考えているという。そして、ファッションとアート、アウトプットの形こそ違えども、“物を作る”ことに対する思い、迷い、問いなど、多くの共通項があったという。■クリエーションへの思い「古いものと新しいものをつなぐ」ファッションの世界に身を置く阿部さんは、今年ブランド設立から7年を迎えたところだ。その間、阿部さんはファッションを通じてトレンドを発信するというよりは、「物を作るってどういうことだろう?」という問いに答えるかのように様々なクリエーションを生み出してきた。事実、彼女のブランドでは「古いものと新しいものをつなぐ」という一貫したテーマでコスチュームジュエリーと洋服を創作している。古き良き素材や技法への敬意や感嘆が彼女の原動力のひとつのようだ。手塚さんは完成された織物から糸を引き抜き、その柄を再構築する作風のアーティストだ。例えば、チューリッヒでファッションをテーマにしたエキシビジョンでは、ファストファッションの代名詞でもあるH&Mのスカーフから、そのテキスタイルを構成する横糸を色ごとに引き出して並べた作品を展示した。そうすることで、まったく同じに見えるスカーフを構成する要素を、異なる形状で見ることが可能となる。織物は手仕事であれ、大量生産であれ、糸を織りあげて形作られていることに違いない。この物を構築するまでの時間や、一度形を変えた要素を再度見えるものにするという行為を通じて、時間という概念に対する問いを提示しているのだ。彼女もまた、クリエーションを通じて、今あるものや価値観に対する問いを投げかけているのだ。■新たな挑戦阿部さんにヨシヨを始めたきっかけを訊いてみた。すると「プティローブノアーを初めて7年が経ち、なんとなくプティに求められていることが分かってきた。それと同時に、求められている姿を壊していく勇気を持つことが年々戦いになってきている自分がいた」と阿部さん。そこで、コスチュームジュエリーはプティローブノアー、洋服はヨシヨとブランドを分けることで、「ヨシヨでは、自分自身が躊躇することなく、“物を作り出す”という自分の解釈を洋服に落とし込んでいきたい」と話す。また「私はファッションの世界に身を置いていて、最終的には身につけてもらえる形にしないといけないことが分かっています。だからこそ、制作過程までの考えというか、これだけ物が溢れている世の中に“物を作り出す”ことの意味を少なからず考えて行きたいと思っています」と続けた。それに対し、手塚さんは「阿部さんからは、ファッションでも仕掛けたいと考えているんだと感じました。きっと、世の中のニーズに答える服作りとは違うアプローチをする人なんだと感じています」と返す。この純粋な創作への思いが、時に物作りに対する葛藤に繋がることは、想像に難くない。このクリエーターとしての葛藤を互いにシェアできたことで、阿部さんと手塚さんの距離が一気に近づいたのだ。後編に続く。
2015年08月23日現在撮影中のリメイク版『ゴーストバスターズ』に、ビル・マーレイが出演することになった。マーレイは、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスらと共に1984年の『ゴーストバスターズ』に出演している。先に、エイクロイドがリメイク版に出演することも報道されている。その他の情報リメイク版は、主要キャラクターが全員女性というのがオリジナルとの大きな違い。主要な4人は、メリッサ・マッカーシー、クリスティン・ウィグ、ケイト・マクキノン、レズリー・ジョーンズが演じる。ほかに、クリス・へムズワースも出演。監督は『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ。北米公開は2016年7月。文:猿渡由紀
2015年08月10日阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演する映画『殿、利息でござる!』が来年初夏公開になることが決定した。江戸の中期に困窮する宿場を救うために“金貸し”事業に挑む男たちの姿を描いたドラマだ。その他の情報本作は、『武士の家計簿』の著者としても知られる磯田道史の『無私の日本人』に収録されている『穀田屋十三郎』が原作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、困窮する宿場を救うために穀田屋十三郎(こくたやじゅうざぶろう)と仲間たちが、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る“宿場救済計画”を立てて奔走する姿を描いていく作品で、中村義洋が監督を務める。主人公の十三郎を演じる阿部は「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのがまったく無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!」とコメント。町一番の知恵者・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)を演じる瑛太は「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります」、十三郎の弟で造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内(あさのや・じんない)を演じる妻夫木は「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います」と語っている。撮影は今月から来月末まで山形、宮城などで行われ、来年の初夏に全国公開になる。『殿、利息でござる!』2016年初夏、全国公開
2015年07月04日俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が、江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年夏公開)で共演することが4日、明らかになった。阿部が時代劇で主演を務めるのはこれが初となる。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。映画化を手がけるのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)など、今最も注目を集める中村義洋監督。原作を読んで涙したという中村監督は、今回の3人のキャスティングについて、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」と明かす。撮影は7月6日から8月末まで、山形、宮城などで行われる予定。宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部は、「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが、そういうのが全く無いのに、すごいかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の魅力を語り、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います」と、新たなチャレンジに前向きのようだ。また、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太は、「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りをできる事はとても幸せです」と喜びのコメントを寄せる。一方、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木は、「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と意気込みを述べた。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年07月04日17日(現地時間)に開催されたビルボード・ミュージック・アワードでトップ・デュオ/グループ賞を受賞したワン・ダイレクション(1D)が、この賞をグループから脱退したゼイン・マリクに捧げた。ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行なわれた授賞式に出席した「1D」の4人(ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン)は受賞スピーチで、3月にグループを脱退したゼインの名前を挙げた。「これを分かち合う人物がもう1人います。僕らの兄弟、ゼインです」と語ったのはリアム。彼は14日(現地時間)にアメリカでトーク番組に出演した際にも、ゼインから脱退の意志を告げられたときには皆動揺したが、怒りはすぐに収まったとコメントしている。ゼインは「1D」のアジア・ツアー中に突然脱退、その理由は「普通の22歳になりたい」というものだった。だが、脱退直後からソロ・デビューの計画が浮上。音楽プロデューサーのノーティ・ボーイがゼインのソロ音源をインターネットにアップしたことから、ルイとノーティ・ボーイの間でTwitterを介した言い争いが発生し、「1D」ファンやゼインも巻き込む騒ぎになっていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月19日ビル・マーレイが主演するヒューマンコメディ『ヴィンセントが教えてくれたこと』(原題『ST.VINCENT』)が今秋公開されることが決定し、ポスタービジュアルが初披露された。その他の写真映画は、アルコールとギャンブルをこよなく愛する気難し屋のヴィンセントと、隣に引っ越してきた12歳の少年オリバーの交流を、ときにコミカルにときにハートウォーミングに描く。人生に空しさを感じ始めていたヴィンセントを演じるのがマーレイで、もう一度自分を見つめ直し“生きる力”を取り戻していく彼の姿が綴られる。昨年のトロント映画祭でワールド・プレミア上映されると「彼のキャリアで最高の演技」とマーレイを絶賛する声が上がり、第72回ゴールデン・グローブ賞では作品賞と主演男優賞にノミネートされた。北米では、公開4週間後に4館だった上映館数が2500館に拡大し、最終的には興行収入4400万ドルを突破するスマッシュヒットを記録した。このほど公開されたポスタービジュアルには、サングラスをかけクラシックカーを運転するヴィンセントと、その横を併走するオリバーの姿があり、車の後ろにはオリバーのママ(メリッサ・マッカーシー)が立ち、助手席には妊婦のストリッパー(ナオミ・ワッツ)が登場。オリバーを演じたジェイデン・リーベラーは、本作でラスベガス映画批評家協会賞など、数々のベスト子役賞を受賞した実力派子役で、監督と脚本は本作で初長編作デビューを飾ったセオドア・メルフィが手掛けた。『ヴィンセントが教えてくれたこと』秋、全国ロードショー
2015年05月12日ソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』や、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督作の常連キャストとしても知られるビル・マーレイ主演の感動作『ヴィンセントが教えてくれたこと』の日本公開が、このほど決定した。ヴィンセントはアルコールとギャンブルをこよなく愛する、気難し屋のちょい悪オヤジだ。ある日、お隣にシングルマザーのマギーと12歳の息子オリバーが引っ越してくる。仕事で遅くなるマギーから頼まれ、オリバーの放課後の面倒を渋々見ることになったヴィンセントは、行きつけのバーや競馬場にオリバーを連れ歩き、オッズの計算方法、バーでの注文方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、一見ろくでもないことを教え込んでいく。始めは反発しあっていた2人だったが、ヴィンセントの嫌われ者の顔の裏側に、本当の優しさや心の傷を感じ取ったオリバーは、その思いを何とか周囲に伝えようとする…。2014年北米でたった4館からスタートし、4週間後には2,500館に拡大、最終的には4,400万ドルを突破する驚異の快進撃を果たし、全米を笑いと涙で包んだハートウォーミングな感動作『ヴィンセントが教えてくれたこと』の公開が、2015年秋に決定した。昨年トロント国際映画祭でワールド・プレミアが行われると、主演のビルの演技に対して「オスカー候補入り間違いなし」「彼のキャリアで最高の演技」と高い評価が飛び交った本作。残念ながらオスカーノミネーションはかなわなかったものの、2015年のゴールデン・グローブの主演男優賞にノミネートされたほか、多くの批評家から絶賛を浴びた。キャストには、主演のビルのほかにも、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたメリッサ・マッカーシーが悩めるシングルマザーを演じ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』での好演が記憶に新しいナオミ・ワッツが妊婦のストリッパー役を務めるなど、それぞれ型破りな役柄で観る者に新鮮な驚きを与えている。また、オリバー役でビル相手に堂々と渡り合ったジェイデン・リーベラーは、ラスベガス映画批評家協会賞始め数々のベスト子役賞を受賞した。同時に公開となったティザーキーアートでは、クラシックカーを運転し、サングラスをして助手席にはロシア人ストリッパーを乗せたヴィンセントと、その車に必死に併走しているオリバー、そして後ろで心配そうなオリバーのママ・マギーの姿が。問題だらけの彼らの関係性を表した、疾走感あふれるビジュアルとなっている。「さあ、人生のホームワークを始めよう。」というキャッチ・コピーが目を惹く本作。タイトルが示す“ヴィンセントが教えてくれたこと”とは一体なんなのか?公開まで楽しみに待ちたい。『ヴィンセントが教えてくれたこと』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月12日カヤックは、働いているビルをベースにつながるアプリ「ビルとも」をApp StoreおよびGoogle Playでリリース開始した。同アプリは、同じビルに勤務するワーカー同士で友だちになったり、イベントを開催できるコミュニティサービス。勤務するオフィスビルにアカウント登録することで、他フロアや他企業のワーカーと"ビルとも"になることができる。同じビルに勤務している者同士なら、Facebook認証を利用するだけで登録できる。認証は、そのビルのオフィスワーカーにしか分からない質問で確認を行い、1ユーザーに対して1つのビルの登録が原則となるため、他のビルで働いている人は登録できない仕組みとなっている。登録後は、自らが主催者となって、ワーカーが集う「ビル会」を開催することもできる。同じ業種や共通の趣味、食事会などさまざまなビル会を実施し、コミュニケーションを図ることが可能。対応機種はiOS7以上、AndroidOS4.0以上のスマートフォン。アプリ価格は無料。なお、アプリの利用にはパケット通信料が必要となる。
2015年05月11日