10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第4回】来年、まさかの三角関係に?旅好き大人女子の恋は波乱の予感恋愛運UP旅行の目的地は秩父に決定!今度は「奇門遁甲」を用いた旅ならではの、旅先での過ごし方を教えていただきます。シンプルだけど奥が深いそのルールに、鈴木蘭々さんも興味津々のご様子です。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。開運旅行をする上でのルール小野先生:8月12日は、ホテルに着いたら奇数時間を2つ越えてください。例えば12時半に到着した場合は、13時の時の境と15時の時の境を同じ場所で過ごしてほしいんです。13時半に着いたらちょっと長くなるけど、そこで15時と17時を過ごしてください。編集部:なるほど。目的地に行く手段は何が効果的、というのはあるんですか?小野先生:乗り物は何でも構わないのですが、早ければ早いほどいいですね。迂回してもいいけど、とにかく速やかに行きましょう。30分か1時間くらいなら寄り道しても大丈夫なので、西に寄ってから行く、南に寄ってから行くというのもありです。ただし、迂回した先に長時間滞在するのはNG。寄り道した所で奇数時間を越えたら話が変わってきます。編集部:奇数時間を2回越えるのは目的地のみ、というルールがあるんですね?蘭々さん:いずれにしても、2時間くらいで着く場所のほうが良さそうですね。編集部:そうですね。到着が夕方以降になると、真夜中までホテルでじっとしてなくちゃいけなくなってしまいますし。(先生に)仮に14時に到着して、15時と17時を越えたら、その後はすぐに外出してもいいんですか?小野先生:理論上はいいんですけど、できればもう少しそこにいてほしいです。編集部:そのほうが効果が出やすくなるんですね。他に過ごし方とか、食べ物などに関するルールはありますか?小野先生:特にありません。好きなものを食べてください。水で運気が変わると言う人もいますが、1杯か2杯飲む程度では何も変わらないので、そこは気にしなくてOKです。体質を変えるためには、タンクいっぱい持って来なければいけないですからね(笑)。編集部:では、現地でのルールは時間のことだけなんですね?小野先生:そうです。あと、部屋は低層階のほうがいいです。できるだけ地面に近い部屋を押さえてください。帰りは…そうですね。13日の13時頃に向こうを発つといいでしょう。編集部:チェックアウトは10時か11時くらいだと思います。蘭々さん:ロビーでおまんじゅうでも食べて待ってます(笑)。――到着後はホテルで奇数時間を2時間越えるだけって、とってもお手軽!お昼寝でもしていれば、2時間なんてあっという間に過ぎそうですね。来年の恋は、まさかの三角関係?小野先生:ちなみに、せっかく旅行しても、帰ってきてからボーッとしてちゃダメですよ。何かしら出会う努力をしてくださいね。蘭々さん:はい。周りは既婚者も多いんですが、ちゃんとシングルの人に出会えるかな。奥さんや彼女がいるのに平気でアプローチしてくるみたいな人だと困ります(笑)。小野先生:来年、面白い恋をするって出てるから、そういう可能性もあるかもしれません。編集部:悪い男が寄ってくるんですか?小野先生:悪い奴かどうかはわからないけど、三角関係の予感が…。蘭々さん:え~!ないない!小野先生:「僕が救ってあげよう」という人が出てきそうですよ。編集部:波乱の1年になりそうですね。小野先生:ということで、来年に向けて何度か吉方位取りをやったほうがいいと思います。恋愛ってめんどくさいけどね。編集部:何かあったんですか?小野先生:いや、最近LINEが流行ってるけど、やり取りがめんどくさいじゃないですか。たまに行くクラブの女の子からLINEが来たときに返信しないと、それだけで「冷たい」って言われて。ああいうのイヤですねー。蘭々さん:わかります。私もLINEはすごいシンプルなので。スタンプなしとか、逆にスタンプだけとか(笑)。小野先生:そういう女の人はほっとしますね。さっきの話の続きですが、吉方位取りはできれば4回くらい行ったほうがいいんです。4回積み重ねれば恋愛できますよ。蘭々さん:4回か…先は長いなぁ。小野先生:急がば回れです。まずは男性というカードを集めることが大切ですね。編集部:自分から男性がたくさんいる場所に行くと効果が出やすくなったりもしますか?小野先生:はい、行ったほうがいいです。いくら吉方位取りをしても、自動的においしい話が来るわけではないので、やはり自分から積極的に動かないと。編集部:効果は、旅行してから5日間ですよね?小野先生:原則5日です。蘭々さん:もう少し時間があるといいんだけどな…。小野先生:とりあえず8月12日はホテルで奇数時間を2つ越えるというのを実践してください。早めに着けば、それだけ外出できる時間も増えるので、13時より前に到着するのがおすすめです。で、夕方、近くを散歩してカップルを見て、私も恋愛しようという気持ちを高めてもらえるといいですね。――ただ吉方位に行けばいいというだけでなく、その後の行動も大事なんですね。休眠中の、蘭々さんの「恋愛したい」という気持ちを、なんとか呼び覚ませるといいのですが…。吉方位にたどり着くのは大変!?小野先生:私の経験上、吉方位に行こうとすると、いろいろなものが邪魔してなかなか行かれないので、そこは気をつけてください。例えば旅行しようと思ってもホテルが埋まってたり、引越したいのに部屋に空きがなかったりね。逆に凶方位は簡単に行けるのですが、帰ってきたら仕事が激減したり、失恋したり…。編集部:それは大変!蘭々さん:「九星気学」だと、決まった方位に行くと象意が出てくるけど、「奇門遁甲」にはそういうのはないんですか?一白水星の方位に行くと雨に見舞われるとか、その星が象徴する植物が目に飛び込んでくる、みたいな。小野先生:特にはないですね。ただ、何かに邪魔をされる可能性は高いと思います(笑)。編集部:「九星気学」では、吉方位に行っても悪い象意が出ることもあるんですか?蘭々さん:吉方位に行っても、良くない現象が起こることもあります。"デトックス"として、今まで取ってきた凶方位の運気が表面化することがあるんです。でも、もし吉方位で天気が悪かったら、「この時季は紫外線が強いから曇りで良かった。カンカン照りの中、こんなに歩き回ったら疲れちゃったかもしれないもんね」というふうに捉えます。編集部:なるほど。この前のニューカレドニアでも何か象意は現れましたか?蘭々さん:天気に関しては完全に一致してましたね。最初の2日間は快晴で、4日めに曇るって出ていたのですが、案の定曇りました。あとね、この間面白かったのが、私、普段は牛乳を飲まないんですけど、気づいたら飲んでたことがあったんです。あれ?牛乳?って思ってよく考えたら一白水星の象意だったんですよ。編集部:そんなこともあるんですね。――吉方位に行こうとすると邪魔が入るという「奇門遁甲」、決まった方位に向かうと象意が現れる「九星気学」…どちらも興味深い!今回、蘭々さんは何に邪魔をされるのか、そしてどんな象意を見るのか、旅行後の報告が楽しみで仕方ありません。占いを使う上で大事なのはマインド蘭々さん:ただね。大事なのはマインドだと思うんです。吉方位に行っても、くよくよして「ああでもない、こうでもない」と愚痴ったり、出されたご飯に文句をつけたりして過ごしてたら、吉も吉じゃなくなるだろうなって。反対に、仕事で凶方位に行かなくちゃいけなかったとしても、自分にとって良いことだと捉えれば、凶にはならない。「凶方位に来たお陰で、すごい磨かれるな」と考えれば、そうなりそうな気がするし。だから今回、小野先生を信じて吉方位に行ったら…。編集部:ぜひ何かが起こるかも、というマインドを持って恋愛モードのスイッチを入れてください!小野先生:確かにマインドを切り替えるのは大事ですよね。今回行くのは「人懐っこくなる」とか「優しくなる」といった方位でもあるので、そういうふうになれるかもしれません。蘭々さん:やったー!じゃあ、次にみなさんに会うときには、すごい顔が穏やかになって、仏みたいになってるかも(笑)。小野先生:「気持ちが柔らかくなる」方位なので、心の変化はあると思います。あと、病気や悩みを中和してくれる方位でもあります。例えば、普段イライラしやすいなら、この方位に行くことで、たとえムカッとしても「これが人生」と思えるようになったりするんです。その結果、みんなに愛されるようになります。編集部:素敵ですね。小野先生:人間の体から幸運を発することができる方位なので、流派によっては一番いい方位とされているんですよ。ただし、私は現実路線なので、ハートより愛欲やお金を求めるゲスな方位のほうが気に入っています(笑)。蘭々さん:あはは、面白い!――真面目な話をしていたかと思うと、急に“ちょい悪おやじ”モードを入れてくる小野先生に、蘭々さんも笑いが止まりません。知識量もコミュニケーション能力も抜群のお二人の会話は、本当にいつまでも聞いていたくなります。次回予告恋愛、結婚、仕事…方位の話にからめつつ、蘭々さんの今後についてトークが進んでいきます。監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」
2016年09月09日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第3回】吉方位では嵐が起こる?大人女子のための「恋愛運UP」旅談義結婚に興味がないわけではないけれど、恋愛したいというテンションがさざ波ほども湧いてこない…という蘭々さん。そんな彼女の好みのタイプとは?理想の男性像がわかったところで、恋愛運UPにぴったりな日取り&方位から旅の具体的なプランを考えていきます。果たして蘭々さんの「お手軽1泊旅」の行く先はいずこに?鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!蘭々さんは根っからの年上好き小野先生:お付き合いする相手の年齢にこだわりはありますか?年齢差は5歳以内がいいとか、年上・年下ならどちらがいいとか。蘭々さん:年下はちょっと苦手ですね。小野先生:年上のほうが好みですか?蘭々さん:むしろおじいさんでもいいです(笑)。話の面白いおじいさん、大好きなので。小野先生:年上好きというのは生年月日にも出ていますよ。蘭々さん:本当ですか?以前、テレビのお仕事でご一緒させていただいた千石正一先生って方が大好きだったんです。爬虫類研究の権威なんですけど、私、その先生と二人で何度か僻地にロケに行きました。20年くらい前に、ニューカレドニアに幻のミカドヤモリを探しに行ったり。とにかく知識が豊富で、例えばマグロを食べてるときに、マグロはどこから来たのかとか、その生体なんかを教えてくれて、すごく楽しくて。もう亡くなっちゃったんですけど、そういう感じの方が理想です(笑)。小野先生:そこまで博識な方と出会うのはなかなか難しいですね。マグロがどこから来たかなんて普通の人は知らないですから(笑)。蘭々さん:ですよね。そういう話をするのはイヤな女性もいると思うけど、私は大好きなんです。――勉強熱心な蘭々さん。理想のタイプもやっぱり博学な方なんですね。どこかに蘭々さんの好奇心を満たせるほど話の面白い年上男性がいたらいいのですが…。来年、恋のチャンスが!小野先生:年上好みなのは、四柱推命で言う「日支(にっし)」の「壬申(みずのえ)」がないからですよ。身弱(みじゃく)なので誰かに頼りたくなるんです。そして知識を身につけたい願望が非常に強いですね。あとは初年から晩年まで、結婚がイヤって出ています(笑)。蘭々さん:ヤバい!結婚なんて望まないほうがいいですかね?編集部:そう思われますか…?小野先生:いえ、来年、非常に面白い恋愛をしそうですよ。蘭々さん:来年?本当?小野先生:準備しないといけませんね。蘭々さん:その準備が、もしやこの企画?流れ来てる~!編集部:ところで、蘭々さんはもうすぐお誕生日ですよね?蘭々さん:はい。8月4日に41歳になります。四柱推命だと運気が10年ごとに切り替わりますよね?大運でしたっけ?小野先生:そうです。41歳から恋愛運が上がります。ちなみにこれは数え年だから、本当は満40歳からその時期が始まっています。小野先生:41歳から50歳が帝旺(ていおう)。勢いがあって、物事の頂点に立っている状態ですね。この強い運が結婚を引き寄せているので、来年は恋愛の年になるわけです。蘭々さん:そうなんだ?編集部:では、この企画をやるのにぴったりのタイミングですね?小野先生:そう。すごくいいタイミングです。――来年、恋のチャンスが?これは聞き捨てなりません。いったいどんな方が現れるのか…楽しみですね!恋愛運UP旅行の日程は?編集部:今回は蘭々さんに事前に伺った候補日の中から、良さそうな方位が取れる日を先生に観ていただきました。地図を使っておすすめの方位をチェックし、具体的な旅行プランを考えていきましょう。小野先生:日程はね、8月12日・13日が良いと思います。8月12日の9時~11時に北西に向かうのがおすすめです。朝の5時に出かけるというのもあったけど、それは大変でしょ?(笑)蘭々さん:早朝はちょっと…。小野先生:8月12日に北西に向かうと、恋愛運を上げるのにとてもいいんです。編集部:ちなみに9時~11時というのは、その時間にその場にいるってことですか?小野先生:9時~11時の間に出発するという意味です。時差を考えるので、できたら10時くらいに出たほうがいいですね。小野先生:命式(生年月日時間を干支であらわしたもの。その人の性質や運勢を占う)を観たところ、蘭々さんは生年月日が夏月なのに水が不足していて、川や海が干上がっているような状態。なので、水を足すために水の方位を取る必要があります。蘭々さん:水不足…?小野先生:そう。8月12日に北西に行くことで水不足を解消しましょう。この方位を取ると恋愛運も上がるし、キレイになったり優しくなれたりします。蘭々さん:やったー!小野先生:それに会話が楽しくなって、男性と話したとき、「いいね」って思われるようになります。簡単に説明するとこの方位は、男性が蘭々さんと会ったときに「一緒に住みたいな」と思うようになる方位、時間のほうは「恋愛したくなる」時間です。――時間と方位、両サイドから恋愛運を押し上げていくんですね。これは効果がありそう!旅行先はどこがいい?編集部:北西の方向を調べたところ、東京から近い所だと軽井沢や草津がありました。蘭々さん:長野も北西なんですね?諏訪大社とか、ちょっと行ってみたいな。編集部:諏訪は夏は涼しいし、温泉もあっていい所ですよ。小野先生:ご自宅のある地域から見て、北西はどちらに当たるのか見てみましょう。方位は北・北西・西など8つに分かれていて、それぞれ45度の幅を持っています。(日本地図に「八方位盤」を重ねて線を引き)北西はこの方向ですね。編集部:扇形になってるから、東京から離れれば離れるほど範囲が広がっていきますね。諏訪は入ってますか?小野先生:諏訪は外れてます。蘭々さん:残念…。蘭々さん:軽井沢は入ってますね。あと阿智村は?長野県に阿智村と言って、日本一、星がきれいと言われてる村があるんです。小野先生:星ね~。占いの特質上、到着後はできるだけホテルにこもって、出歩かないでほしいんですけど…。蘭々さん:そんなぁ!(地図を見て)あ、ダメだ。阿智村は45度の中に入ってないや。編集部:残念ですね。あ、草津や秩父は入ってます。蘭々さん:本当だ。温泉地もいいな~。小野先生:温泉地はガスで曇ってるから、星はあまり見えないかもしれません。あとね、吉方位は嵐や台風が起こりやすいので気をつけて。行こうとしても、来るなと言われてるように感じることがあるんですよ。編集部:良い運を引き寄せるためには、試練を乗り越えて行かなければいけないんですね。蘭々さん:そうか~。嵐じゃ星は見えないですね。それなら、できれば温泉がある所がいいです。編集部:では、草津や秩父あたりでいくつか候補を出してご提案します。――あれこれ話し合った結果、行き先は秩父に決定。都心から近くて気軽に出かけられるので、1泊2日で行くにはぴったりのスポットです。ホテルはもちろん温泉のある所をチョイスしました!次回予告小野先生に、実際に旅行するにあたっての「奇門遁甲」のルールを解説していただきます。それをきちんと守ることで、恋愛運をグッと引き寄せられるはず!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。NARIA COSMETICS
2016年09月02日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第2回】恋に消極的な大人女子の恋愛運を占いで半強制的にUP!恋愛できないわけじゃないのに、なぜかする気が起こらない。そんなご自身を不思議に感じるという蘭々さん。恋愛運UPの旅行に出るにあたり、「奇門遁甲」とは何ぞや?というところを小野先生に教えていただきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!恋より仕事を選ぶ星の下に生まれた?小野先生:あまり恋愛に興味がないと伺ったのですが。蘭々さん:そうなんです。よく女の人って「恋愛したい」「次の恋がしたい」とか言うじゃないですか。でも私は、そういうふうに自分から恋愛したいと思ったことが、ほぼないんです。若い頃は、いい出会いがないからそうなのか?って考えてたけど、最近は自分、大丈夫?ちょっとやばいかなと(笑)。小野先生:なるほど。「四柱推命」をやられたことはありますか?実は蘭々さん、四柱推命では「男性を完全に信用しない」「仕事のほうがいい」という星が一生続くって出てるんですよ。蘭々さん:そうなんですね?確かにそんな感じかもしれません。あまりにも自由でいるのが好きすぎて、やりたいことしかやりたくない、みたいなところがあるんです。でも、もういい年だし、大人としてどうかな?と思う自分もいたりして。編集部:「仕事のほうがいい」と出てるのことですが、今は会社経営のほうでもご活躍されてるんですよね?蘭々さん:はい。小規模ですけど、化粧品の会社を立ち上げました。昔、私自身が肌荒れで悩んだので、本当に肌が弱い人のための化粧品を作りたいなと思って。しかも、優しいだけじゃなくてシワも取れるような。編集部:お肌、本当にキレイですよね。蘭々さん:ありがとうございます。でもニューカレドニアで焼けちゃった。普段、日光に当たらないのにものすごく浴びたから。小野先生:十分、色白ですよ。夜は何時ぐらいに寝るんですか?蘭々さん:だいたい12時ぐらいには寝ます。小野先生:いいことですね。編集部:今回はそんな蘭々さんに向けて、小野先生に「出会いの引き寄せ」や、「美容」に良い方位のことについてお話いただきたいと思っています。まず、「奇門遁甲」とはどんな学問なのか?ということから教えていただけますか?「奇門遁甲」ってなあに?小野先生:「奇門遁甲」というのは、古代中国で生まれた方位術です。兵法の一つで、伝説によると、周の軍師だった太公望(たいこうぼう)や三国時代に活躍した諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が戦に用いたと言われています。これが日本にも伝わったようで、『日本書紀』には天武天皇が奇門遁甲を使ったという記述があります。蘭々さん:ずいぶん歴史があるんですね。小野先生:そうなんですよ。あとは、都が奈良の平城京から長岡京を経て京都の平安京に移ったとき。あまり時間を置かずに二度も遷都をしているので、不思議に思って奇門遁甲で解いてみたらピタッと当てはまりました。小野先生:平城京から見て平安京は凶方位に位置するので、あえて一旦、長岡京に移って凶意を打ち消し、そこから平安京を目指したと思われます。その後、近代になってからも、政治や戦争の場面で奇門遁甲が使われていた形跡が見られるので、誰か使える人間が関わっていたんだなと考えています。編集部:蘭々さんは、奇門遁甲に触れたことはありますか?蘭々さん:話に聞いたぐらいですかね。なんとなく九星よりも細かいイメージがあります。小野先生:覚えちゃうと九星より使いやすいですよ。――古代中国、日本書記、遷都…小野先生の口から次々に飛び出すキーワード目を輝かせる蘭々さん。占い好きで歴史好き、とにかく勉強熱心な方みたいです。「奇門遁甲」と「九星気学」の違いは?編集部:奇門遁甲は吉方位を取るうえで時間も意識しますが、そこは九星と違うんですか?蘭々さん:九星でも時間を使う場合もありますよ。あえて五黄殺(ごおうさつ)や暗剣殺(あんけんさつ)などの凶方位を取らせることがあるんですって。それはなぜかと言うと、徳のある人に凶方位を取らせて、苦しい思いをさせることで人間性を練るため、らしいです。編集部:苦労して自分を高めろと?蘭々さん:はい。運というのはもちろん先天的に与えられたものだけど、気学では作りあげていくもの。精神鍛錬することで新しい運を作れるそうです。そのために方位を使う、と教わりました。小野先生:精神鍛錬か。奇門遁甲はそんなに高尚な感じではないかな(笑)。さっきも言ったように、奇門遁甲は兵法なので、基本的には相手を害する行為なんですよ。例えば試験のとき、いくら頑張っても自分がクラスのベスト10位に入れない。そういうときにライバルを蹴落とすために奇門遁甲を使うんです。小野先生:周りの人がやる気をなくしたり、病気になったり。いろいろな理由があってみんなが落ちていったら、自動的に自分が上がっていくじゃないですか。それが奇門遁甲の正しい使い方です(笑)。蘭々さん:まさに戦いですね(笑)。現実的!編集部:自分と周りの状況、どちらも調整しながら、最終的に自分が勝ち残っている状態に持っていくんですね?小野先生:そう。正直言って非常にグレた、とんでもなく言いがかり的な考え方ですよね。ライバルを消していくわけですから。メリットもあるけどその分デメリットもあるので、人間の本性を知らないといけません。――デメリットもあるということは、それだけ効果が強いってことかも。ちょっと怖いけれど、試してみたくなりますね。奇門遁甲の具体的な使い方は?小野先生:奇門遁甲には10個のメニューがあります。「仕事」「お金」「安定」などがあって、自分は今何をやりたいのか、何に本気になっているのかをそれらのメニューに当てはめて使っていくんです。編集部:あるメニューを使いたいと思った場合、どうやって方位を見つけていけばいいんですか?小野先生:今回の場合は「恋愛」がテーマですよね?「恋愛したい」ということでしたら、まずはどうしたら恋愛できるのか、自分に聞いてみましょう。仮に太ってるのが気になる人だったら、少し痩せる。見た目に自信がないならもっとキレイになる。そういうふうに男を惹きつける美貌の方位を取ることができます。蘭々さん:美貌の方位!それ重要!小野先生:もちろんそれだけじゃダメですよ。方位はサプリみたいなものですから、自分で行動する必要があります。キレイになったら、男性がいる場に行かなければなりません。でも男性にも、いい人もいれば悪い人もいますよね?誰を選べばいいかわからない、となったら、今度は頭の良い方位を使って相手を見極めるんです。蘭々さん:へぇ~。小野先生:例えば、玉の輿の方位を使えば、「この人は今は無職だけど、才能があるから結婚して大丈夫」ということがわかります。恋愛は恋愛でも、「結婚は別にいいからとにかく遊びたい」という場合には色気の方位を見れば、そういう相手を見つけやすくなるわけです。蘭々さん:ずいぶん細かく方位が設定されてるんですね?小野先生:そう。擬似恋愛でいいのか、真面目な恋愛をしたいのかで見る方位が変わってきます。編集部:10個のメニューがさらに細かく分かれてるってことでしょうか?小野先生:必要に応じて、最初にこのメニューを使い、次はこのメニューというふうに組み合わせていくんです。蘭々さん:ある目的に向かって積み木を積み上げていくようなイメージですか?小野先生:そうですね。受験でも、最初から受かる方位を見ても仕方ないので、まずは勉強したくなる方位を使い、少しずつ偏差値を上げていきます。勉強はできるようになったけど、その人がアガり症で、ここ一番のときはダメという場合は、安定の方位を見て試験会場に向かわせる。勝負に弱い人は勝負の方位を取るんです。蘭々さん:面白いですね。この企画、私が結婚できるまで続けたら、2年がかりぐらいの大プロジェクトになりそう(笑)。付き合っても恋愛テンションがゼロ小野先生:結婚っていうのは、女性のほうに決定権があるから、結婚しようと思えばすぐにできると思いますよ。人間も動物も、いくら男性が結婚したいと思っても、女性が「Yes」と言わない限りできないんです。男性はまずお金を稼がなきゃならないから大変なのですが、女性は「Yes」か「No」かと言うだけでいい。まあ「Yes」って気持ちにならないといけないわけですけどね。蘭々さん:そこなんですよ。そのテンションにならないんです。お付き合いしても、全然テンションが上がらなくて…。小野先生:結婚したらつまらないですよ(笑)。蘭々さん:衝撃(笑)!編集部:あの、先生、今回は恋愛運を上げて結婚を目指すことを目標にしてるので…。小野先生:悪い悪い(笑)。ええと、お付き合いすると長く続くほうなんですか?蘭々さん:ちゃんと付き合い始めたら長く続くはずなんですけど、いかんせん私がこんな感じなので、相手が疑心暗鬼になっちゃうというか。何を考えてるかわからなくなるみたいなんですよね。かといって私は無理するのはいやだし。小野先生:無理はしないほうがいいですよ。蘭々さん:でもねぇ、このさざ波さえもこないテンションをまずなんとかしないとな~(笑)。――かわいすぎるアラフォー女子・蘭々さんとダンディーな小野先生。ビジュアルもさることながら、会話のキャッチボール的にもなんだかいいコンビになってきました。それにしても奇門遁甲の効果、すごそうです!実際に使ったら、蘭々さん、どんなふうに変わるのでしょうか?次回予告鈴木蘭々さんが好みのタイプを告白!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月25日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第1回】占い界の重鎮×大人女子代表のトークは宇宙規模?まずは「はじめまして」のご挨拶から。小野十傳先生は何を専門としている占い師さんなのか。鈴木蘭々さんはなぜ占い好きになったのか…。お二人と占いとの関係を少しずつひも解いていきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。小野十傳先生ってどんな方?編集部:今回は、小野十傳先生に「奇門遁甲」という占いで旅先や日程を決めていただき、鈴木蘭々さんに、実際に旅行をしていただきます。よろしくお願いします。小野先生:よろしくお願いします。蘭々さん:よろしくお願いします。編集部:まずは先生、これまでどんなお仕事をされてきたかをお話いただけますか?小野先生:わかりました。過去をざっと振り返ってみましょう。占いを本格的に学ぶようになって、ざっと35年というところでしょうかね。小野先生:最初、30代の頃に占いの教室に通い始めたのですが、私、すごくデキが悪かったんですよ。それで続けるべきか迷っていたら、途中で師匠が体調を崩して入院したときに呼ばれて、ノートを渡され「いずれこの内容を他の人に教えてくれ」と言われたんです。何でデキの悪い私に?と思って聞いたら「君は若いから、まだ時間がある」と言われ、あ~そうか、そういうことかと納得して、引き受けることにしました。その後、一生懸命勉強して本をたくさん書き、50歳を過ぎて大運が「アウトプット」の時期に入ったので、そろそろいいかなと考え、教室を開きまして。今、四柱推命と断易、奇門遁甲の3つの教室で教えています。蘭々さん:そもそも、何で占いを学び始めたんですか?小野先生:女の子にモテたくてね(笑)、高校生の頃に占いの本を丸暗記して、占ってあげたりしてたんですよ。それが面白かったので、大人になってからちゃんと勉強しようかなと思って。初め、断易の教室に入ったら、そこで知り合ったおばあさんに他の教室を薦められて、そっちに移りました。最初の教室はいわゆる趣味で占いをしたい人向けの教室だったのですが、後で入った所はプロの占い師さん向けの教室だったんですね。で、そこで周易を学んでいるうちに、易も奇門遁甲も四柱推命も根っこのところはつながっているんだなとわかったので、今もその3つを研究し、人にも教えているんです。鈴木蘭々はなぜ占いを学んでいるの?編集部:蘭々さんは九星気学や易を勉強されているんですよね?蘭々さん:はい。前から九星や四柱推命に興味があって、その歴史や背景を含め、調べたり学んだりするのが楽しいなと思っています。誰が始めたのかわからないけど、奥が深くてすごいと感じ、その経緯を知りたくなるんです。小野先生:奇門遁甲も歴史のある占術の一つなので、きっと面白いですよ。蘭々さん:楽しみです。編集部:占いが好きになったきっかけはどんなことだったんですか?蘭々さん:昔から宇宙や星が好きで、星を観るために旅行したりしてるんですね。最近はニューカレドニアに行きました。新月の頃に行ったので、本当にきれいで。人生でナンバーワンの星空を観てきました!編集部:いいですね!そんなに星がお好きということは、西洋占星術にもご興味があるんですか?蘭々さん:興味はあります。小学生の頃は子ども用の星占いの本をよく読んでいました。でも、勉強していて楽しいのは東洋の占いのほうかな。さっきも言ったように歴史が好きなので、東洋占いってなんだかときめくんです。――少女のように目をキラキラさせる蘭々さん。あまりにもかわいくて、これでアラフォーだなんてとても信じられません!でも、話す口調は、しっかりした大人の女性なんですよね(当たり前か)。全ての「好き」は宇宙に通じる小野先生:易を勉強しているとのことですが、周易ですか?断易ですか?蘭々さん:自分がやってるのが、周易なのか断易なのかよくわからなくて…。学校には2年くらい行ってるのですが、最初は九星から始まって、その後、易の授業に入りました。学んでいると面白いけど、だんだん難しくなってきて。昔の人は何でこんなことに気づいちゃったのかな?なんて不思議で仕方なくなります。編集部:深く突き詰めていくタイプなんですね。授業は毎月あるんですか?蘭々さん:はい。月に1~2回行ってます。1回4時間、みっちり。その学校の先生が70代くらいの方なのですが、たまたま「宇宙の動向と気学は同じ呼吸をしている」って仰ったんですね。このフレーズにピンと来て、これは宇宙か!と私の中でいろいろなものがつながったんです(笑)。小野先生:なるほど。私はそんなロマンチックなことは言えませんが。愛欲とかお金儲けの話ばかりしちゃうので(笑)。品格の問題かな?――小野十傳先生は占い界の重鎮なのですが、とてもフランクな人柄でお話が面白く、ちょいちょいジョークや下ネタも織り交ぜるので、一同、笑いが止まりません。引力の存在を肌で感じた出来事編集部:先生は西洋占星術もやられるんですか?小野先生:専門ではないけど、雑誌の仕事とかで必要なので、ざっと見てはいますよ。蘭々さん:星の話で思い出したのですが、さっき言ってたニューカレドニアで私、ものすごく「引力」の存在を感じたんです。水上コテージに泊まったんですけど、到着したのが引き潮の時間帯で水が少なかったんですね。で、満ち潮の時間になったら、海がすぐそこまで来ていて。蘭々さん:新月のタイミングに行ったから月は見えないのに、引き潮と満ち潮が毎日繰り返されてるから、引力が働いてるんだなー、怖いなーと思いました。編集部:確かに不思議ですね。蘭々さん:ちょっと衝撃でした。星すげ~!って。――宇宙、星、引力…興味深いキーワードが次々に飛び出します。もしかしてこの日、小野先生と蘭々さんが出会ったのも何かしらの引力の影響かも?なんてね!次回予告鈴木蘭々さんの恋愛傾向が明らかに?監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月18日コラージュ、イラスト、ペインティングなど様々な手法を用いて創作活動を行うとんだ林蘭が、約1年ぶりとなる個展「THE FREAK SHOW」を、東京・目黒区のボイルド(VOILLD)で9月2日から開催する。今回の個展では見世物小屋をテーマとして、とんだ林蘭の持つ奇妙なものへの好奇心や興味が、自身の視点を通して架空の世界の中のキャラクターとなってそれぞれの作品で表現されている。カラフルで親しみやすい作品は、見る者が奥深くに隠れ持つ願望をかきたてて、自由な嗜好や感性をもつことの重要さ、楽しさを訴えかけてくるかのよう。展覧会ではペインティングが中心の平面作品の他、立体コラージュ作品など約20点が発表され、会場では展示作品をはじめとするポスター、クッション、マグカップといった展覧会限定オリジナルグッズも販売される予定だ。また、個展初日となる9月2日は18時から、アーティストを囲んでのオープニングレセプションも開催され、展示を祝して立川のベーカリー・シンボパンが出店する。【イベント情報】タイトル:TONDABAYASHI RAN EXHIBITION “THE FREAK SHOW”会場:ボイルド(VOILLD)住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台地下1階会期:9月2日~25日開廊時間:水曜から金曜は12時~20時、土曜、日曜は12時~18時休廊日:月曜、火曜、祝日
2016年08月04日女優・安蘭けいによるソロ・コンサート『安蘭けいドラマティック・コンサート 愛の讃歌』が7月14日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。ミュージカルを中心に、ジャズ、シャンソンなどの名曲を揃えて、ショーアップしたステージをお届けする豪華一回公演だ。堂々のタイトルに、当の本人は「かなり重みを感じる、ハードルの高い題名ですよね」と朗らかに一笑。およそ二千席のホールでの特別な一夜を、気負うことなく心から楽しみにしている様子がうかがえる。「この題名に負けないようなコンサートにしないといけないなと思っています。だんだんと気持ちが盛り上がって、やり終えた時には『私の人生、変わりました!』ってくらいの手応えを得られたらいいですね」【チケット情報はこちら】予定されているセットリストは、『サンセット大通り』など過去に演じた作品からのナンバーだけでなく、『エニシング・ゴーズ』『RENT』『エビータ』などの未体験の作品から、初めて挑む楽曲も多数含まれている。「構成・演出の原田諒さんから『こんな曲はどう?』と提案していただきました。私が意見を言い過ぎると、自分のやりたい曲ばかりに偏ってしまうので。宝塚時代から私のことを理解してくださっている原田さんに勧めてもらったほうが、いろんな自分を発見できていいのでは、と思ったんですね」また女性曲だけでなく、男装して歌うナンバーがあることも話題の的だ。さらに「全員、初共演です」という魅力の男性キャスト4人、良知真次、中河内雅貴、青柳塁斗、原田優一とのセッションにも期待がかかる。そしてスペシャルゲストには、今年の10、11月の舞台『スカーレット・ピンパーネル』で共演する石丸幹二が登場。贅沢この上ない布陣が、安蘭を強力にバックアップする。「石丸さんは王子様のようなイメージがあると思いますが、実は関西弁のとても気さくな方です(笑)。トークもお上手なので空気を一気に和やかにしてくれると思うし、何よりあの甘い歌声で、より重厚なコンサートにしてもらえそうです」宝塚歌劇団退団から7年。「歌声も音域もかなり変わってきている」ことを自覚し、女優としての成長、変化を「女性を演じることが、より自然になってきた」と受けとめている。安蘭けいのこれまでの歩みと、今後の飛躍の予感、その両方を感じ取れる貴重な時間となるに違いない。「退団後に出演したミュージカルは、女性の半生を描いたものなどメッセージ性の強い作品が多かったんですね。でも『エニシング・ゴーズ』みたいな底抜けに明るいイメージも、私の中には確実にあるんです(笑)。こんなカラーもあるのよ~ってところをお見せできたらいいな。一回だけのコンサートなので失敗は許されません(笑)。完全燃焼したいと思います」取材・文:上野紀子
2016年06月29日オーストリア皇后エリザベートの数奇な運命をドラマティックに描いたミュージカル『エリザベート』。元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなが、昨年の帝国劇場公演に続き、ダブルキャストでタイトルロールを演じる。3年連続で大役に挑む彼女に話を聞いた。ミュージカル「エリザベート」チケット情報宝塚歌劇で1996年に日本初演、2000年には東宝ミュージカルとしても開幕した屈指の人気作『エリザベート』。蘭乃は2014年の花組公演、キャストや舞台美術、衣装が一新された昨年の東宝版でエリザベートを演じた。「3年も続けて演じられて光栄です。東宝版はより人間のドロドロした感情が渦巻き、リアルですよね」。特に東宝版で印象的だと話すのが、宝塚版にはないコルフ島でのシーン。宮廷から逃れるように旅を続けたエリザベートが、自由に生きた父を想って歌う場面だ。「あのシーンは50歳ぐらいですが、最初の少女時代と同じく『パパみたいになりたい』と歌っているんです。根本的に変わっていない。彼女はずっと自分を認めることができなかったんです」とその心に寄り添う。昨年ダブルキャストということで先に自身の千秋楽を終え、翌日に公演最終日の大千秋楽を観劇したとき「彼女は“愛”を求めていたんだ」と改めて感じたという。「誰かへの愛ではなく自分への愛。“自分を愛せるか”というのは普遍的なテーマですよね。昨年小池(修一郎)先生が『“私だけに”というのを色濃く出したい』とおっしゃり、自我という部分を掘り下げていきました。それも私にとって欠かせないステップでしたが、新たに自分への愛というテーマも掘り下げたいです」と力を込める。昨年に続きトートを演じるのは城田優と井上芳雄。「普段は賑やかな城田さんはトートを演じると一瞬で静のエネルギーを放たれ、引きずり込まれそうになります。井上さんは普段は落ち着いているのに、トートになると激しく燃え盛る炎のようになって、私もそれに反発するから力強い演技になります」と、相手によって変化する面白さを実感している。またダブルキャストでエリザベートを演じるのは、日本初演で同役を演じた花總まり。「私の中では“レジェンド”。その花總さんだけでなく、なぜ私もエリザベート役に呼ばれたのか、考えれば考えるほどプレッシャーです(苦笑)。昨年はエリザベート自身と同じく自己否定というか、肉体的にも精神的にもせめぎ合いの中で演じていましたが、今は新たなテーマも見つかり、どうなるのか私自身楽しみです」。公演中はオフも役が抜けないという蘭乃。「この肉体を通してエリザベートの魂をお客様に味わっていただくことが、私のやるべきこと」と笑顔で言い切る彼女に期待したい。6月28日(火)から7月26日(火)まで東京・帝国劇場、8月6日(土)から9月4日(日)まで福岡・博多座、9月11日(日)から30日(金)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、10月8日(土)から23日(日)まで愛知・中日劇場にて上演。チケットは順次発売。取材・文:小野寺亜紀
2016年06月20日モデルの紗蘭が5日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。先週5月29日の同番組で共演したフリーアナウンサーの田中みな実に対してやってしまったエピソードを明かした。番組では、危険を感じた時に周りの風景がスローモーションに見える現象が、実際に起こっているとする研究成果を千葉大学が発表したニュースを紹介。それに関連して、「危険を感じてスローモーションに見えた経験」を聞かれた紗蘭は、「先週あった」と答えた。そして、先週の『サンジャポ』で田中アナと共演した時のエピソードを披露。「収録終わりにそのままのテンションで、帰りのエレベーターで田中みな実さんに、『前日、(田中の元恋人である)藤森(慎吾)さんと収録一緒でみな実さんの話たくさんしました』って言ったら、みな実さん怖い表情になっちゃってシーンって。やっちゃったなと思った」と打ち明けた。「マネージャーに怒られた」という紗蘭だが、「その時の風景はスローモーション。心臓ドキドキしましたね」と回顧。タレントのテリー伊藤は「それは単にデリカシーがない…」と冷静に指摘していた。
2016年06月05日舞台『天使にラブソングを~シスター・アクト~』(5月22日開幕)の取材会が21日、東京・帝国劇場で行われ、森公美子、蘭寿とむ、春風ひとみ、浦嶋りんこ、宮澤エマ、鳳蘭が出席した。同作は1992年にウーピー・ゴールドバーグ主演でヒットした映画『天使にラブソングを…』を2009年にミュージカル化した作品で、日本では2014年に上演された。元宝塚男役トップスターの蘭寿と森はWキャストで同じ役を演じるが「ライバルではなく、一緒に作り上げていこうねというスタンス」(蘭寿)と語る。森は蘭寿とのWキャストについて、「かぼちゃが踊ってるのと、ダンサーが踊ってるのの違い」と表現して周囲を笑わせ、「本当に蘭寿さんの存在が綺麗なので、同じ振り付けなのに同じに見えないという面白さがあります。ぜひ2回見ていただきたい」と公演のアピールをした。一方、蘭寿は森に「この明るさとパワー、そして歌唱力。いろいろと歌に関しても教えてくださって」と感謝の言葉を贈る。帝国劇場でのミュージカル公演は初となるが、宝塚OGの鳳は蘭寿を「培われた華やかさは大劇場に負けない」と太鼓判。春風も「宝塚のトップの男役は組の一番上にいらっしゃったわけですから、心配り、愛情、自然に出る」と、後輩の姿に宝塚時代のことを思い出していた。また、7月に予定されている岩手・宮城での公演について、仙台出身の森は「前回行った時は、皆さんからの『本当に元気になった、素晴らしかった』という言葉に、この仕事やっててよかったと……」と涙を見せた。さらに、2017年1月の九州公演も含めて「心は楽しく前に行くように、皆さんにあったかいものが生まれればなと思っています」とメッセージを送っていた。
2016年05月21日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日4月期の金曜ドラマ枠で放送予定の中谷美紀主演ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度新たに、元宝塚トップスターの蘭寿とむがキャリアウーマン・山本望海役として地上波の連続ドラマに初レギュラー出演することが明らかとなった。“39歳、超プライド高い女子”・橘みやびと“超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト”十倉が織り成すスタイリッシュなスパルタラブコメディ。青山の美容皮フ科クリニックを営む開業医のみやびは「自分はしようと思えばいつでも結婚できる!」とたかをくくり、充実したシングルライフを満喫していた。ある日“女子会”で訪れた割烹料理店で出会う超毒舌店主の十倉から自分が男性から敬遠される“美人・キャリア・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っていると現実を突きつけられる。そのことに最初は憤っていたみやびだったが、高校時代に片想いしていた同級生・桜井への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに十倉の助言に耳を傾け始める――。本作は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などで知られる作家・水野敬也が手がける恋愛マニュアル本「スパルタ婚活塾」を原案に、“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。結婚なんてしようと思えばいつでも出来ると思っている主人公・橘みやびを中谷さん、超毒舌の割烹料理屋の店主・十倉を藤木直人が好演する。そのほかみやびが経営するクリニックに出入りするデリバリースタッフ橋本諒太郎役に瀬戸康史、クリニックの看護師・野村梨花役に大政絢、みやびの同級生で片思いの相手・桜井洋介役に徳井義実(チュートリアル)、母親役に夏木マリと個性豊かな俳優陣が集結している。そして新たに出演が決定したのは、元宝塚花組トップスターで現在女優や歌手として活躍する蘭寿さん。今回は、みやびが月一で集まる“グルメ女子会”で会う女友達のひとりでファイナンシャルプランナーとして起業し、バリバリ働くキャリアウーマンの望海役に抜擢。みやび同様、優れた容姿と経済力を持つ自立したアラフォー女性で、年下の彼氏がいるが特に結婚をいそいでいるわけではないという花の独身貴族のひとりという役どころだ。本作が地上波の連ドラ初レギュラーとなる蘭寿さんは「とても面白い脚本で、この作品に出演させていただけることを、嬉しく思っております」と喜びを語り、また「中谷さんはとても美しく透明感があって素敵な方です。休憩時間等もいろんなお話をさせていただき、嬉しいです。藤木さんは、穏やかにお話をしてくださるのですが、役に入るとそのスイッチの入り方が素晴らしくて感心するばかりです」と共演の2人についても印象を語った。スパルタ毒舌男というキャラクターを藤木さんがどう演じるのか、そして蘭寿さんをはじめとする個性豊かなキャスト陣がどのようにドラマを盛り上げていくのか楽しみに待ちたい。「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」は4月期、毎週金曜日22時よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年02月04日森公美子、蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の製作発表会見が1月18日、都内にて行われた。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画を、ウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演され、今回は待望の再演となる。物語は、黒人クラブ歌手のデロリスが、ある殺人事件を目撃したことでマフィアに追われ、修道院に逃げ込んだことから起こる大騒動を描くもの。俗っぽさ全開のデロリスとお堅い修道女たち……水と油のような両者の交流が、笑いあり涙ありで綴られていく。ディスコブーム華やかなりし70年代風の、きらびやかでノリのよい、しかし少し懐かしさもある音楽が全編に散りばめられているのも魅力だ。2年弱という異例のはやさでの再演となったが、2度目のデロリスに挑む森は「“早く再演しないと、歳とって足が動かなくなっちゃう!”と言ってましたが、こんなに早く再演できるとは」と驚きながらも喜ぶ。一方で初参加の蘭寿は「このハッピーな作品に参加できること、そして格式ある帝国劇場に初めて立たせて頂ける喜びを、驚きとともに感じています」と話した。親しみやすいキャラクターで人気の森、元宝塚トップスターの蘭寿という異色のWキャストになるが、「もうひとかたが蘭寿さんになると訊いて“おぉ、ぴったり!”と思いました。そして私は、(初演の瀬奈じゅんに引き続き)Wキャストの相手からダンスを教えていただくのが定番になっています、と蘭寿さんにお伝えしました(笑)。同じ踊りをしても同じに見えないんですが…(苦笑)」(森)、「森さんのデロリスは本当に素敵。盗みたいところだらけ」(蘭寿)とお互いについて語り、「(それぞれを観るために)最低、2回は観ないと!」とアピール。会見には他に石井一孝、大澄賢也、石川禅、今井清隆、鳳蘭、演出の山田和也が出席。大澄が「昨年、来日版も日本で上演されましたが、正直僕たちの方が勝ってるぜ、と思いました!」と強気のアピールをするなど、出演者自身がこのカンパニーに自信を持ち、公演を楽しみにしている様子。作品の魅力を問われた山田も「ストーリーの美しさ。加えて素敵な音楽、シリアスだけでなく笑いもふんだんに盛り込んだ作り。劇場に行く楽しみと喜び、ショービジネスのすべてが最高のクオリティで詰まっている」と話していた。この日は事前公募で約1500名の応募の中から当選した一般オーディエンス150名も参加。アフロヘアのかつらを被り、衣裳姿で登壇したキャストとともにカーテンコールナンバー『レイズ・ユア・ヴォイス』を歌い踊った。当日の都心はこの冬初めて本格的な雪に見舞われたが、雪をも溶かす熱いダンスと笑顔が弾け、会見場は大いにもりあがっていた。公演は5月22日(日)から6月20日(月)まで、東京・帝国劇場にて上演される。チケットは2月27日(土)に一般発売を開始する。東京公演後、大阪、愛知、岩手、北海道、宮城、福岡、静岡、長野の各地でも上演される。
2016年01月18日宣伝のチラシに「言葉と身体と音楽が入り混じる、観たことのない舞台空間」とあった『死刑執行中脱獄進行中』。『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦の短編漫画を舞台化したその作品は、確かにその謳い文句通りの驚きに満ちた世界を見せてくれた。原作の『死刑執行中脱獄進行中』は、死刑宣告を受けた男が監獄に入ると、調度品など施設のすべてが男を処刑しようとうごめき出す物語。そこから脱出しようともがくほどに苦しめられるという、誠に不条理で非現実的な世界が展開していく。舞台ではこれに、同じく短編漫画『ドルチ』で描かれたヨットでの物語が加わって、檻のなかと海の上が行き来する、より不可思議な空間が出来上がった。幕が開いて目に飛び込むのは、吊り下げられた白い布と、白とブルーのダズル迷彩の布をまとったテーブル、チェア、チェスト、ソファ、バスタブ。そこは仕切りのない空間だが、森山未來がマイムで見えない壁を表出させ、森山扮する男がそこに閉じ込められていることをわからせる。果たして、この家具たちがどのようにして男を苦しめるのか。その仕掛けは、まさに演劇的であった。家具のなかから同じダズル迷彩の布をまとったダンサーが現れ、思わぬ動きで男を翻弄していくのである。言葉はほぼない。ときおりダンサーが、原作の一節を朗読するように声にするだけだ。その淡々とした空気と、動きに合わせてバンドが鳴らす音が、恐怖を掻き立てる。やがてヨットが舞台に現れる。その見事さは、緻密に計算され稽古を積み重ねた、ダンサーたちの動きの賜物だ。そこに登場する赤いワンピースを着た初音映莉子の存在感も鮮やかである。男は、この女にも嵐にも翻弄されながら、また一転、監獄に戻っていく。圧巻は、その後、監獄で待ち受けている家具と男の攻防が激しさを増していく場面だ。家具は男の居場所を取り上げ、文字通りに男の身体を振り回し、傷めつける。そこで森山が、初音が、ダンサーたちが表現しているのは、言葉を含んだ動きだ。構成・演出・振付の長谷川寧を筆頭に、全員で試行錯誤を繰り返したことが手に取るようにわかる。森山は言う。「さまざまなプロセスを経てクリエイションしてきました。そのプロセスは本番が始まっても続くと思います」。演劇とダンスが融合したときの創造と想像の強さを、ぜひ体験してほしい。東京・天王洲 銀河劇場にて11月29日(日)まで上演。その後、全国を巡演。地方公演のチケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年11月25日WDIはEGGS ’N THINGS JAPANとのフランチャイズ契約のもと、12月10日に「エッグスンシングス ららぽーと立川立飛店」(東京都立川市)、12月14日に「エッグスンシングス ラゾーナ川崎店」(神奈川県川崎市)をオープンする。「エッグスンシングス」は1974年にハワイで誕生したカジュアルレストラン。"All Day Breakfast"をコンセプトに、朝に限らず、昼・夜でもボリューム感のあるブレックファーストメニューを提供している。国内店舗では、料理は朝食アラカルトを中心としたボリューム感のあるグランドメニューを用意。17時以降のディナータイムには、ハワイを感じられるロコフードや、ボリュームのあるアメリカンな料理なども販売する。ららぽーと立川立飛店は国内15号店目で、西東京エリアでは初出店。「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」(東京都立川市)の芝生公園に面した開放的なレストランゾーンに位置しており、公園のにぎわいを感じながら食事を楽しめるという。ラゾーナ川崎店は、JR川崎駅直結の大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」(神奈川県川崎市)にオープン。広々としたルーフトップテラスの店舗では、落ち着いて食事ができる。営業時間は、どちらも9時~22時(ラストオーダーは21時30分)。席数は、ららぽーと立川立飛店が104席、ラゾーナ川崎店が110席。
2015年11月19日とんこつラーメン専門店を運営する一蘭は12月10日、東京都台東区に「一蘭 浅草店」をオープンする。○大人気の「一蘭屋台」が関東初上陸!同店は、「味集中カウンター」と、「一蘭屋台」を関東で初めて併設。席数は42席で、都内の同チェーンでは最大席数の店舗となる。「一蘭屋台」は、リヤカーを屋内に引っ張り込んだような屋台空間で、飲食を楽しめる。店内には昭和の福岡県・中洲の風景を写した写真を貼り、屋台ならではの空気感と、昭和レトロな懐かしさを融合させた。「味集中カウンター」は、隣席との間に仕切りを設けたカウンター。この2つを併設することで、子ども連れや友人同士でも同店の「天然とんこつラーメン」楽しむことができるという。おもなメニューは、「天然とんこつラーメン(創業以来)」が790円。臭みがないとんこつスープに、同店特製生麺と、唐辛子を基本に30種類以上の材料を調合し熟成させた「秘伝のたれ」がからむ。「釜だれとんこつ焼き豚皿」は490円。天神西通り店限定のチャーシューを"おつまみ"のひと皿で提供する。福岡県・八女産の抹茶を使用した「抹茶杏仁豆腐」は390円。そのほか、各種アルコール類などを用意する。営業時間は、10時から23時までで、年中無休となる。※価格はすべて税込。
2015年11月16日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日昭和の人気人形劇を初めて舞台化する『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が12月、井上芳雄、安蘭けいの出演で上演される。原作は1964年から69年の5年間、NHK人形劇シリーズとして放送され、個性的な登場人物、奇想天外な物語で人気を博した大ヒット作。故井上ひさしが脚本に携わったことでも知られている。舞台版の脚本は宮沢章夫と山本健介が書き下ろし。演出と美術を串田和美が手がける。ギャングのマシンガン・ダンディ役に井上芳雄、こどもたちを率いるサンデー先生役に安蘭けい。そのほか、山下リオ(博士役)、小松和重(テケ役)、山田真歩(プリン役)、内田紳一郎(ダンプ役)、小松政夫(トラヒゲ役)、白石加代子(ドン・ガバチョ役)らが出演する。公演決定にあたり串田は「『ひょっこりひょうたん島』はひょっこり現れて、ひょっこり消えていったような気がする。それがみんなの心に残っている。観なかった人たちの心にも。まだ生まれていなかった人たちの心にも。それは気づかぬうちにそっと、しかし、したたかに成長しているような気もする。再会するのが楽しみな、成長する記憶のような舞台をつくってみたい。それは飛びっきり楽しく、飛びっきり贅沢な芝居の姿になるだろう」とコメントを寄せている。公演は12月15日(火)から28日(月)、2016年2月3日(水)から11日(木・祝)まで、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。12月公演のチケット一般発売は9月26日(土)より。
2015年07月08日本日から順次DVDリリースされる歴史アクション大作『岳飛伝 -THE LAST HERO-』で主演を務めたホァン・シャオミンのインタビューコメントが届いた。その他の写真本作は、日本でもファンの多い『水滸伝』の“その後”を描いたもので、岳飛が忠義をつくし、あらゆる逆境にひるむことなく立ち向かい、祖国の未来を自分の手で切り拓いていく様を描いた歴史スペクタクルドラマ。庶民に慕われながら大軍を率いるまでに成長していく岳飛の半生をスリリングなドラマ、アクロバティックなアクション、大量のエキストラを投入して撮影された合戦シーンを交えて描いていく。ホァン・シャオミン自身も「僕にとってずっと崇拝し、尊敬してきた大英雄」と語るように、本場中国では大人から子供まで誰もが知るほどの偉大な存在の岳飛。その魅力を「強靭さ、知恵と軍事的才能、また人として控えめなところ、これらはすべて人心を掴むことが出来る岳飛の魅力です。彼の妻・母及び子どもたちにとても献身的な精神を持ちながらも、絶えず国家を第一に置いたことで、まさにこの覚悟こそが岳飛を作り上げたのだと思います」と分析する。国に尽くし、難関辛苦を乗り越えてきた岳飛だが、最後は官僚・秦檜の謀略によって、罪もないまま処刑という悲劇の死を迎えてしまう。「僕は正義が悪に負けたとは思っていません。当時の社会があのような状態だったからです。岳飛の精神は滅びず、さらに後世にまで影響を与えています。岳飛は辛い運命が待ち受けてますが、彼の意思は多くの人を立ち上がらせました。これは岳飛の功績といっていいと思います」。総製作費32億円を投じ、ハイビジョンで撮影された見応えある合戦シーンも見どころのひとつの本作。鍛え上げたその肉体美でスタントなしの華麗な殺陣を披露したホァン・シャオミンだが、撮影中は生傷が絶えなかったという。体を張り、自らも「どのアクションシーンも素晴らしい」と太鼓判を押す、その迫力あるアクションに注目だ。『岳飛伝 -THE LAST HERO-』発売中毎月リリースあり発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント提供:NBCユニバーサル・エンターテイメント/BSジャパン
2015年06月03日どの舞台でもキラリと光る個性が魅力の大空祐飛が、ドイツのベストセラー作家フェルディナント・フォン・シーラッハの最新作(翻訳書名『禁忌』)を世界で初めて舞台化する『TABU』に挑む。刑事事件弁護士であるシーラッハのこれまでの作品は、本屋大賞に選ばれるなど日本でも人気が高く、大空も、まず原作の不思議な世界観に惹かれたと言う。「頭脳プレーと感覚的な世界が共存しているような、理数系と文系が融合された緻密さを感じます。今まで触れたことのない感覚ですね。そこが非常に魅力的で面白いなと思いました」。『TABU』タブー ~シーラッハ 禁忌より~ チケット情報大空が演じるソフィアは、写真家として成功するものの、若い娘を誘拐、殺害した容疑で逮捕される名家の御曹司セバスチャンの恋人。幼い頃に父を亡くし、母の愛も失ったセバスチャンにとって、ソフィアは特別な存在だ。彼女は彼を救うため、弁護士ビーグラーと共に真実を探し求める。「小説の文章から受ける印象では、ソフィアはとても魅力的です。モノクロ写真のように、暗いスタジオに光が射し込んで、そこに輪郭が溶け込んでいるような柔らかさと言うか、独特の美しさを持つ女性で、セバスチャンと同じフィルターを通して物を見て、彼を理解しようとします。自分がそうなれるかは置いておいて(笑)、演じるのはとても楽しみです」。セバスチャン役にはジャニーズJr.の真田佑馬、ビーグラーはベテラン橋爪功が演じる。ふたりとは初共演だが、配役の妙も楽しめそうだ。「異色ですよね(笑)。違う色同士が混ざってどんな色になるのかも面白いところだと思います。真田さんが、不思議な魅力を持ったセバスチャンという役をどのように作られるか。それによって、私も彼に共感し理解していくソフィアを作っていきたいですね。橋爪さんはシーラッハの『犯罪』と『罪悪』を朗読されたことがあって、原作の面白さも理解されているので心強いです」。カンパニーに溶け込むのに時間がかかるという大空にとって、演出家を含め、周囲とどんなコミュニケーションが取れるかも気になると言う。「演出の深作(健太)さんとも初めてですが、気さくな方でホッとしました。稽古では、相手の方を知っていくことでお芝居がスッと馴染んだりするので、緊張感も楽しみながら、うまくコミュニケーションを取りたいです」。公演は6月5日(金)から14日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、愛知、石川、兵庫、福岡、北海道、宮城を巡演。取材・文:原田順子
2015年06月02日『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の短編漫画『死刑執行中脱獄進行中』が森山未來の主演で舞台化されることが決まった。荒木作品が舞台化されるのは今回が初めて。『死刑執行中脱獄進行中』は、投獄されて理不尽な扱いを受ける死刑囚が脱獄を試みる密室サスペンス。1995年「スーパージャンプ」で発表され、後に発売された短編集に表題作として収められている。初めての舞台化に荒木は「予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。一方主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」とコメントを寄せている。構成・演出・振付は演劇ユニット「冨士山アネット」の主宰・長谷川寧。11月に東京・天王洲 銀河劇場で上演された後、12月には全国でも公演。
2015年05月18日フェンディ(FENDI)のアイコニックバッグ「ミニ ピーカブー」 にオーキッド(胡蝶蘭)をあしらった新作(42万6,000円/H18×W23×D12cm)が登場。ホワイト、ブルー、レッドの刺繍で描かれたのは、14-15AWコレクションのランウェイよりフェンディの新たなシグネチャーとなったオーキッド。ブラックの上質でシックなナッパレザーに遊び心のあるグラフィカルが光る。今シーズンの胡蝶蘭は、ドイツ北東部サンスーシ宮殿の温室に収蔵されている1880年の資料に収められていた、絶滅した品種。カール・ラガーフェルドは、現代には存在しない花をグラフィックとして蘇らせた。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年04月27日アイドルグループ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と、女優の蘭寿とむが主演を務める舞台『TAKE FIVE』が5月13日(水)より東京・赤坂 ACT シアターで上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】同作は2013年にTBSで放送されたドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』の舞台版。同ドラマは大学教授、警察官、警備員などの表の顔を持った泥棒軍団が活躍するアクション作品として人気を博した。初の続編となる舞台版では、ドラマの爽快かつ派手なアクションをそのままに、映像を効果的に使い、“演劇”と“映像”を融合した新たなエンターテインメント作品にしあげているとのこと。舞台版の主人公はドラマ版で唐沢寿明が演じた帆村正義の子孫・帆村 守。そのほか魅惑的な女泥棒、ブルー・バタフライなど個性豊かな舞台版オリジナルキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。同作について、帆村 守を演じる藤ヶ谷は「経験豊富な共演者、スタッフの皆さんに混ぜて頂きながら、日々刺激をもらいチーム一丸となっています。ドラマの『TAKE FIVE』を見ていましたが、絡まる人間模様、そして心理戦にすごく高揚したのを今でも思い出します。今回はLEDを多数使って映像とのリンクがあります。すごい迫力になるはずだと今からとても楽しみにしています。今までにない共演者さんとの絡みもたくさんあります。新しい愛のある泥棒達、そして、新しい『TAKE FIVE』を楽しみに待っていてください」とコメント。またブルー・バタフライを演じる蘭寿とむは「ドラマ『TAKE FIVE』の世界を未来に広げて、新しく展開する舞台版『TAKE FIVE』が生まれます!出演させていただける喜びを感じています。女泥棒ブルー・バタフライを、格好良く、大人可愛くセクシーに演じられたらと思っています。楽しくて、愛の残るステージをどうぞお楽しみに!!」と意気込みを語っている。舞台『TAKE FIVE』は5月13日(水)から21日(木)まで東京・赤坂 ACT シアター、28日(木)から31日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京・大阪公演ともに、チケットぴあにて4月18日(土)昼12時から4月22日(水)午後11時59分まで2次電話先行抽選のエントリーを受付中。受付電話番号は東京公演が0570-02-9518、大阪公演が0570-02-9967。抽選結果は4月25日(土)昼12時から28日(火)午後6時まで同電話番号にて確認可能。
2015年04月13日構想7年、総制作費32億円を投じた壮大なドラマ『岳飛伝 -THE LAST HERO-』のDVDが6月3日(水)から順次リリースされることが決定した。中国では誰もが知る伝説の英雄、岳飛を主人公に描かれる歴史スペクタクルドラマだ。『岳飛伝』映像本作は、日本でもファンの多い『水滸伝』の“その後”を描いたもので、岳飛が忠義をつくし、あらゆる逆境にひるむことなく立ち向かい、祖国の未来を自分の手で切り拓いていく様が描かれる。ドラマでは庶民に慕われながら大軍を率いるまでに成長していく彼の半生をスリリングなドラマ、アクロバティックなアクション、大量のエキストラを投入して撮影された合戦シーンを交えて描いていく。『ラスト・シャンハイ』のホァン・シャオミンが岳飛を演じ、シャオ・ピン、ユー・ロングァン、ウー・ショウポー、リウ・シーシーらが出演。『ホビット』『アバター』のWETAデジタルがVFXを手がけている。DVDは6月3日(水)に1話から10話までが収録されたボックスセットがリリースされ、同日よりレンタルも開始になる。『岳飛伝 -THE LAST HERO-』DVD-SET1 (5枚組/1~10話収録)16000円+税6月3日(水)リリース※レンタルも同日より開始※以降、毎月リリースあり発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
2015年03月20日『ジョジョの奇妙な冒険』を描いた漫画家の荒木飛呂彦先生は、自分でもビックリするくらい記憶力がないと語っていたが、記憶力がないことで、一度見た映画や本を始めて見るように何度でも楽しめ、感動できたりと、頭がからっぽになることで、新しいものをどんどんまた詰め込んでいけるという。そんな荒木先生のクリエイティブさが裏付けられたかのような研究結果があった。最新の研究によれば、クリエイティブな忘却のプロセスには長い抱卵期間など必要なく、多かれ少なかれリアルタイムに起こるものなのだそうだ。これをマイクロインキュベーション、より正式には抑制(inhibition)という。一連の実験によって、カリフォルニア大学の心理学者ベンジャミン・ストーム氏とトリシャ・パテル女史は、新しいアイデアをブレインストーミングするその行為が古いアイデアが脳裏に浮かぶことを防ぎ、さっと忘れてしまうことによって創造性が向上することを実証した。「この調査結果は、思考と忘却は本質的に結びついていることを示唆する。つまり、新しいアイデアを考えることで古いアイデアを忘れさせている。また、こうした忘却はクリエイティブな思考を行う能力を向上させるうえで、不可欠な役割を果たしている可能性もある」と、ストーム氏とパテル女史は『ジャーナル・オブ・エクペリメンタル・サイコロジー』に掲載された論文において結論付けている。クリエイティブな忘却を試験するために、まず彼らは創造的な固定観念を再現した。これは被験者に八つの身の回りの品々(新聞など)を見せ、品ごとに基準となる典型的な利用方法(ギフトの包装など)をリスト化している。半分の品については、被験者に1分間でできるだけ多くの他の利用方法を考えるよう指示した。これは”別用途課題”と呼ばれる創造性を試験する標準的な手法だ。新聞の再利用を例にとろう。「猫のトイレ」という”別用途”を思いつくためにはまず、「包装紙として」 という”基準用途”を打ち壊す必要がある。研究者の狙いは、クリエイティブな頭が固定観念を抑制するため、これが物忘れをさせるほど強いものなのかどうか確認することだ。そのため実験の最後には、被験者に基準用途(包装紙)を思い出すように求めている。これによってインキュベーション(アイデアの育成段階)の様子を垣間見ることができた。多くの別用途を思いついた被験者は、単にリストを読んだだけで他の用途を挙げなかった被験者に比べ、忘れた基準用途の数が多かった。言い換えれば、猫のトイレをひらめかせる何かは、頭がギフトの包装のことをもう思い出せないほど完全に忘れ去らせてしまうということだ。研究チームはこれを”思考誘発型忘却”と呼んでいる。抑制の効果は、被験者がどれほどクリエイティブであろうとするかに関係なく起きた。思考誘発型忘却は、猫のトイレといった普通の用途であれ、紙のガウンといった変わった用途であれ、別用途を思い浮かべるよう指示された被験者においては実際に起こる。だが注目すべきは、変わった用途を思い浮かべようとした被験者ほど回想の成績が悪かったことだ。まるで、オリジナリティーの高い抑制には余計な精神エネルギーが必要なようだ。この最初の結果を受けて、さらに実験が続けられた。ある実験では思考誘発型忘却は非常に強力で、基準用途を思い出す際にヒントを与えられていても起きていることが明らかとなった。また、別の実験では、被験者が基準用途から考えを発展させた場合は思考誘発型忘却の兆候が見られなかった。この結果は、抑制は固定観念とインスピレーションを区別できることを示唆している。最後の仕上げとして、全ての実験結果を統合して分析が試みられた。その結果、別用途を思い浮かべたことで忘却した度合いが大きい被験者は、忘却数が少なかった被験者よりも著しくクリエイティブ度の成績が高いことが判明した。そして、潜在的に固定観念となる要素を抑制することで、「より多様かつオリジナルな検索スペースを探索し、創造性に富んだ用途を思いつくことができる」と研究チームは結論した。ただし、科学的な観点から見ると、この実験は完璧なものではない。被験者数が少な過ぎるうえ、そもそも”別用途課題”は創造性の指標として根拠に乏しいと批判されているのだ(新聞を紙のガウンになど、ばかげているといった具合だ)。また、この結果が本当に抑制の現れと言えるのかはなはだ不確かである。被験者は新しいアイデアを考えるために古いものを遮断したのかもしれないし、あるいは新しいアイデアを考えるプロセスが古い記憶を妨げるのかもしれない。一般的な視点からは、こうした実験結果をどう生かせばいいのかよく分からない。思考の堂々巡りに陥ったら休憩をとるのだとしても、一体どうすれば固定観念を抑制する能力を鍛えることができるのだろうか? その意味では、この研究は実践的ではなく、創造性に関する理論的な説明を行ったにすぎない。だが、そうした欠点を除けば、興味をそそられる研究であり、クリエイティブなプロセスの理解を一歩進めたものだろう。また、せっかくいいアイデアを思いついたのに、書き留めなかったばかりに忘れてしまったことのあるアイデアマンにとっては、ちょっとした慰めにもなるはずだ。きっと優れたアイデアを忘れてしまうことよりも悪いことがある。それはひどいアイデアを忘れられずに、優れたアイデアを阻害してしまうことではないだろうかカラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月17日英ARM社は2月17日、IoT向けセキュリティソフトウェア企業の蘭Offsparkを買収すると発表した。Offsparkは、IoT向けの組み込み型トランスポートレイヤセキュリティ(TLS)ソリューション「PolarSSL」を開発する。PolarSSLは、センサーモジュール、通信モジュール、スマートフォンなどのデバイスに採用されている。ARMは、ARM mbedプラットフォームにおいて、PolarSSLを通信セキュリティ/ソフトウェア暗号化戦略の中心として統合。PolarSSLのブランド名を「ARM mbed TLS」と改名する。技術はオープンソースで提供し、開発者が商業目的で利用できる。ARM mbed TLSは、スタンドアロンまたはmbed OSの一部として、組み込みデバイスに最適化した最新のTLS/DTLSサポートを提供するほか、mbed OSのCryptoboxと併用したよりセキュアな環境を提供する。また、組み込みデバイスだけにターゲットを絞らず、非組み込みデバイスに対応する機能も拡張していく方針だ。ARMは、Apache 2.0ライセンス下でmbed TLS、Threadなどの主要技術を含むmbed OSを2015年後半にリリースする。mbed TLS 1.3.10は、すでにGPL下で既存のPolarSSLユーザにpolarssl.orgを通じて公開されている。
2015年02月18日現在漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の人気漫画『ハイキュー!!』に登場する影山飛雄が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年5月発売予定で、価格は3,704円(税別)。「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約特典として『ねんどろいどぷらす ラバーストラップ 影山飛雄 ガッツポーズVer.』が付属する。コミックスの累計発行部数が1,000万部を突破し、2014年4月から9月にかけて放送されたTVアニメも大人気の『ハイキュー!!』。本作のもう一人の主人公である影山飛雄は、"コート上の王様"の異名を持つ烏野高校バレー部の天才セッターで、大きな話題となった2015年1月発売予定の『ねんどろいど 日向翔陽』に続く、『ハイキュー!!』のねんどろいと第2弾として待望の立体化となる。原型制作は七兵衛が担当。『ねんどろいど 影山飛雄』には、表情パーツにムスッとした「通常顔」、とある場面で見せた「キレ顔」、そしてちょっとぎこちない「大喜び顔」を用意。トスを上げる一連のポージングを再現できるほか「バレーボール」や「ネットパーツ」、「コートをイメージした専用台座」も付属する。また、「クイックトスエフェクトパーツ」や「王冠」など、影山特有のパーツも同梱され、『ねんどろいど 日向翔陽』と合わせて最強1年生コンビのディスプレイを楽しめる。商品価格は3,704円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、2015年1月14日21:00。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
2014年12月18日多摩都市モノレールはこのほど、建設中の大型商業施設「ららぽーと立川立飛」(仮称)など駅周辺の開発に合わせ、立飛駅の大規模改修工事に着手すると発表した。完成は2015年秋を予定している。新たな改札口は南側に増設し、今後整備する東西横断ブリッジ南側出口を接続することで周辺開発エリアへのアクセス向上を図る。乗降の混雑緩和のため、コンコースとホームを結ぶ階段・エスカレーターも増設し、改修後は各ホームで上下両方向のエスカレーターを使用できるようにする。コンコースの改修に合わせてトイレも移設。オストメイト対応設備を備えた「だれでもトイレ」を設けるほか、男女トイレ内にも簡易型多機能トイレを設置し、バリアフリー機能を向上させる。ホーム、コンコース、通路すべての照明をLED化し、省エネ化も図るとのこと。
2014年11月20日2年ぶりの再演、それも安蘭けい、濱田めぐみ、渡辺美里という“最強のメインキャスト3人”が続投とあって注目が集まる、ブロードウェイミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その美声合戦も楽しみな本番を前に、10月26日、70名のオーディエンスを集めて稽古場見学会が催された。ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』チケット情報セット代わりの建て込みや階段などが設置された広い稽古場の一隅にオーディエンスが落ち着くと、パーテーションが開いて稽古がスタート!まずはM1(1曲め)の「わたしのせいじゃない!」。主人公でスランプ気味の小説家アリス(安蘭)が、編集長(濱田/帽子屋と2役)や出版編集者たちとやり合う場面だ。ヒットメーカーのフランク・ワイルドホーンによる楽曲はスピーディーかつパワフル。安蘭と濱田はもちろん、アンサンブルも初演からの続投キャストが多く、本番1か月前にして複雑なフォーメーションも隅々まで決まっている。目の前1メートルで繰り広げられる大迫力の歌とダンスに、オーディエンスも思わず息を飲んでいた。次はM2の「ワンダーランドへようこそ」で、クロエ(唯月ふうか)とウサギ(平方元基)を追ってアリスが不思議の国に迷い込むシーン。この世界でのアリスの分身ともいえる“アリスガールス”と安蘭の、中2階に続く階段や机の上でのコミカルなダンスが印象的だ。Tシャツにジャージパンツという稽古着姿の安蘭が舞台で見るよりずっときゃしゃなことに驚くが、豊かな声量とキレのあるダンスは舞台さながら。困惑気味のアリスの表情がなんともチャーミングだ。3つめは、白のナイト(石川禅/アリスの夫ジャックと2役)とウサギ、芋虫(新納慎也)、エル・ガト(小野田龍之介)らワンダーランドのキャラクターが勢揃いする、M12の「ひとりでいい」。初演から続投の石川が、意外なほどのコメディの才能を見せつけて客席を湧かせたのもこの場面だ。一方の平方と新納、小野田は今回からの参加だが、しっかりとエネルギッシュな周囲になじんで魅せる。安蘭と石川が見合って終わる最後でパーテーションが閉じず、思わず安蘭が吹き出して稽古場が笑いで包まれるひと幕も見られた。セット替えの合間には、プロデューサーが答える質問タイムも。「初演からの変更点は?」「稽古時間は?」「稽古中の食事は?」など矢継ぎ早に質問が飛び、それぞれに「演出家の鈴木裕美さんによる日本バージョンなので、今回も微調整はあります」「稽古時間は大体13時から21時くらい」「食事はその人の出番がない時にお弁当とか、差し入れを食べる方も(笑)」など、ここでしか聞けない答えにオーディエンスも満足の様子。3幕を通してそのクオリティの高さに、本番が楽しみな稽古場見学会となった。公演は11月9日(日)から30日(日)まで東京・青山劇場、12月5日(金)から7日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、12月19日(金)・20日(土)に愛知・中日劇場にて。取材・文佐藤さくら
2014年11月07日アリエル・ドーフマンの心理サスペンス劇『死と乙女』が大空祐飛、風間杜夫の出演で、2015年3月19日(木)より、東京・シアタークリエで上演されることが決まった。作品はローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞に輝いたドーフマンの傑作戯曲で、1994年ロマン・ポランスキー監督により映画化もされている。チリの独裁政権崩壊後が舞台。かつて学生運動に加わり過酷な拷問を受けた女が、偶然にも自分を蹂躙した男と再会する。被害者と加害者、そして被害者の夫。シューベルトの名曲『死と乙女』をモチーフに、3人の男女が密室で火花の散るような葛藤を繰り広げる。演出は新進気鋭の谷賢一。公演は2015年3月19日(木)から28日(土)まで。チケットの一般発売は12月13日(土)より。
2014年11月04日