高畑充希が草刈正雄の“上司”を演じ、「ジャニーズWEST」小瀧望らも出演する2時間スペシャルドラマ「68歳の新入社員」が6月18日(月)今夜放送される。■あらすじ本作で高畑さんが演じる工藤繭子(28)は、前職での実績を買われてヘッドハンティングされ、いまは老舗の和菓子会社・羊堂本舗で新規事業開発を引っ張るバリバリのOL。若手社員5人からなる“チーム工藤”を率いている。最初に手掛けたキャラクターグッズがヒットしたため社内の期待も大きく、見えないプレッシャーにさいなまれる日々を送っていた。そこに突然、草刈さん演じる68歳の新入社員・仁井本和夫が部下として配属されることに。和夫は羊堂本舗を定年まで勤めあげ引退生活を送っていたが暇を持て余し、次第にサラリーマン時代の仕事への意欲がむくむくと湧き上がっていたなか、若社長からの声かけで復帰を決意。繭子は仁井本が自分より40歳も年上だと知りあ然、さらにスマホを持たずタブレットも知らない仁井本に途方に暮れる…。年齢も性別も立場も経験も違う40歳差の上司と部下というコンビは、度重なる困難に打ち勝って最強のパートナーへと成長を遂げることはできるのか――というストーリー。■高畑充希の恋人役に「ジャニーズWEST」小瀧望キャストには、高畑さん、草刈さんの脇を固める味のある俳優たちが勢ぞろい。「ジャニーズWEST」としての音楽活動のほか『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』や「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」などで俳優としても急成長中の小瀧さんは、繭子と同い年で同棲中の恋人・小野諒を演じる。自宅の1階でカフェを営むかたわら、オブジェなどを作る芸術活動もしている“癒し系男子”に扮する。また『世界から猫が消えたなら』や「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の原田美枝子が和夫を支える妻・文子役で出演。そのほか羊堂本舗の営業部長・戸田浩司に宮川一朗太、羊堂本舗の若社長・岡崎健吾に丸山智己、羊堂本舗の営業部員・向井豊に竹森千人、「チーム工藤」メンバーとして内田健司、金澤美穂、安田啓人、大狸ぽんぽこ(シンプル)、羊堂本舗の69歳の新入社員・須藤稔に笹野高史。40歳差のコンビとどう絡み、彼女たちの成長をどう見守るのか、期待が高まる。「68歳の新入社員」は6月18日(月)21時~カンテレ・フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月18日2018年夏、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで高畑充希(26)と草刈正雄(65)がW主演を務める2時間スペシャルドラマ「68歳の新入社員」の放送が決定した。■あらすじ昔ながらの味と信頼で親しまれ、そこそこの人気を保っている和菓子会社の羊堂本舗。最近、新たな客層をつかむため、新規事業開発に乗り出すことに。そのリーダーを務めるのが28歳の工藤繭子(高畑充希)。他社からヘッドハンティングされてきた彼女だが、新規事業開発の難しさに悪戦苦闘し、社内のプレッシャーにもさいなまれていた。そんなある日、突然、新たに入社した仁井本和夫(草刈正雄)が工藤の部下として配属されてきた。工藤は仁井本が自分より40歳も年上だと知り、あ然。「過去を自慢しながら仕事をするのか?それともまっさらな新入社員として新たな仕事をするのか?」と突きつけ、指導役を引き受けるが、スマホを持たず、タブレットも知らない仁井本に、途方に暮れる…。■高畑充希が草刈正雄の上司に!?若手社員5人からなる「チーム工藤」のリーダーとして新規事業開発を引っ張るOL・工藤繭子(28)を演じるのは「とと姉ちゃん」「過保護のカホコ」で主演を務め、注目を集めた高畑充希。一方の羊堂本舗を一度は定年まで勤めあげ、引退生活を送っていた仁井本和夫を演じるのは多くのドラマ、映画、舞台で活躍してきたベテラン俳優・草刈正雄。40歳も年下の上司に忠誠を誓う心優しき“68歳の新入社員”を演じる。■キャストのコメント到着高畑充希(工藤繭子役)撮影期間は10日間程でしたが、夢のような時間でした。まず岡田さんの脚本が素晴らしく、せりふがわざわざ脳みそを通らない、というか、役がそのせりふを言うだけで、どんどんその気持ちにしてもらえるような。言葉に手を引かれているような安心感がありました。共演の草刈さんとの掛け合いも、私にとって満たされ過ぎて怖いくらいの瞬間が何度もありました。もうずっとやっていたいなぁ、と、ホワホワした気持ちでした。あの時間は、私にとっての財産です。すっごく楽しい現場だったので、連ドラになれば良いのに!なんて。難しいだろうけれど、言うのはタダですよね(笑)。どの世代の方にも、奇をてらうことなく刺さる、素敵なお話です。お楽しみに!草刈正雄(仁井本和夫役)いやあ~もう、ホントに素敵な本だったので、これをやれるのは役者冥利(みょうり)につきると思いました。高畑さんは前から気になっていた女優さんだったので共演出来て嬉しかったです。無理なく素直に役に入れました。本が良いということです。別に何の先入観も無く楽しんで下さい。このドラマは、これからの時代のテーマではないでしょうか?スペシャルドラマ「68歳の新入社員」は2018年の夏、カンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年05月07日タレントの橋本マナミ、俳優の草刈正雄が26日、東京・六本木ヒルズで行われた「ザ・プレミアム・モルツ フェスティバル」オープニングイベントに出席した。サントリービールは、3月14日にリニューアル新発売した『ザ・プレミアム・モルツ』のイベント「ザ・プレミアム・モルツ フェスティバル」を全国17都市で開催。東京会場となる六本木ヒルズでオープニングイベントが開催され、スペシャルゲストとして橋本マナミと草刈正雄が登場した。東京会場の大使に選ばれた橋本は「プレモルは大ファンなので、東京大使に選んでいただいて夢のようです。このイベントは毎年六本木でやっていることを知っていました。今回新しくなったプレモルを工場直送で飲めるということなので、1人でも多くの方に楽しんでいただきたいです」とアピール。途中からお客第1号として草刈が登壇し、橋本が注いだビールで乾杯。飲み終わった後に草刈が発した「これが大博打の始まりや!」というNHK大河ドラマ『真田丸』の名セリフを間近で見た橋本は「まさかここで聞けるとは思いませんでした」と目を丸くしていた。『真田丸』の演技でブレイクした草刈は、5月12日に自身初めてとなる写真集『草刈正雄 FIRST PHOTO BOOK』(双葉社刊)の発売も控えている。「最初話が来た時はこっ恥ずかしくてね。この歳(64)で写真集かと思いましたよ。説得されてやってみようかとね」と経緯を語る草刈に、橋本が「今でも素敵なのに、どういう感じなのか楽しみですよね。私は脱いでいるところがみたい! 上半身だけでもいいので、それを期待したいです」とリクエストする場面も。それを横で聞いていた草刈は「じゃあ次回!」と満更でもない様子だった。
2017年04月26日俳優の草刈正雄が26日、自身のブログを更新。NHK大河ドラマ『真田丸』で演じた真田昌幸が25日放送回で最後を迎え、ブログに多くのコメントが寄せられたことに感謝した。草刈は25日の放送直後にブログを更新し、「真田丸を楽しんでくれてる皆さん!! ありがとう!!」と感謝。「昌幸は天に昇ってしまいましたが、これからもずっと応援して下さい!!」「これからも真田丸宜しく!!」と呼びかけた。この投稿に300以上のコメントが寄せられ、「本当に素晴らしい昌幸でした!」「草刈正雄さんの真田昌幸、本当に本当にほんとーに良かったです!!!」「愛すべき最高の昌幸を世に出してくださりありがとうございました!!」という絶賛の声や、「すっかり昌幸ロスです…」「昌幸ロス……しばらく胸が空洞化です」「昌幸ロスです。昌幸がいないなんて考えられません」と昌幸の死を嘆く声があがった。この反響を受け、草刈は26日に「皆さん。沢山のコメントをありがとう!!」というタイトルでブログを更新。「真田丸38話昌幸、皆さんの感想ありがとう!!」と感謝し、「あまりにも沢山の方が書き込みしてくれたのでゆっくりと読ませてもらいます。本当にありがとう!!」とコメントの数に驚きを示しつつ、感謝の言葉を重ねた。
2016年09月26日大河ドラマ『真田丸』の真田昌幸役で、その怪演ぶりが話題の草刈正雄さん。ダンディで物腰柔らかなイメージがあるけれど、素顔の草刈さんは一体、どんな人なのだろう。『真田丸』のことから、プライベートなことまでたっぷりお聞きしました。***――昌幸がじつに楽しそうなので、草刈さんはコメディがお好きなのかなと感じているのですが。草刈:普段言う僕の冗談は、全然面白くないそうです。カミさんにいっつも「(冷静な口調で)面白くない」って言われています。でも、芝居になると、いろいろ想像が膨らむんです。若い頃から、二枚目だとかハンサムだとかっていうレッテルが貼られていて、それが嫌でね。ずっと崩そう崩そうとしてました。昔、『華麗なる刑事』っていうドラマがあったんです。僕はロス帰りの刑事で、田中邦衛さんが鹿児島出身の刑事というバディものだったんですが、邦衛さんの芝居に憧れていた僕も、だんだんそっち寄りの泥臭い刑事になっていっちゃって、全然華麗じゃなくなっちゃったんだ。プロデューサーは泣いてただろうなぁ。僕に限らず、役者なら誰もが、つねに周囲を裏切る演技をしたいって思っているだろうけれど、当時の僕は型に嵌められるのが嫌で、結構ツッパってましたね。――そこからようやく抜け出せたと思ったのは、いつ頃ですか?草刈:連続テレビ小説『私の青空』の頃くらいかなぁ。主人公の近所に住むちょっと変わった軽薄な中年っていう役でしたけれど、脚本の段階からそういう役として描かれることが増えてきたのが、その頃だった気がします。あれ以降、コメディっぽい作品にもだいぶ出させてもらうようになりました。俳優って、自分が本当にやりたい役をやれるのは10年に1本あるかないかだと言われることがあるんですが、僕にしてみたら40年に1本だと思っているんですよ。今回、昌幸役に出会って、僕がやりたいのはこれだったんだなって。――そう思われたのは、どのタイミングですか?草刈:最初に台本をもらったのが5話くらいまでだったんですが、それを読んだ時ですね。その思いが決定的になったのは扮装テストの時。衣装を身につけて鏡の前に立ったら、これが真田昌幸なんだって思えたんですよ。――昌幸と比べて、家での草刈さんはどんな旦那さんですか?草刈:本当に家にいるのが好きで、仕事以外では全然出歩かないんですよ。で、大抵は何にもしないでぼーっとしているんですけれど。――奥様やご家族との時間を大事にされているわけですか。草刈:いやそうでもない(笑)。ほとんど自分の部屋でひとりでテレビを見てますよ。イモトから「草刈さん見てる?」って呼びかけられて、テレビに向かって手を振ったりして。いまは『真田丸』があるんで、なかなか見られないんですが。◇くさかり・まさお1952年、福岡県生まれ。スカウトされて17歳で上京しモデルとしてデビュー。'70年の資生堂のCM出演をきっかけに一躍注目を浴び、その後、俳優に転向。おもな出演作品に映画『汚れた英雄』、ドラマ『真田太平記』『御宿かわせみ』『坂の上の雲』など。◇草刈さんが出演している大河ドラマ『真田丸』は、毎週日曜夜8時よりNHK総合で放送中(BSプレミアムでは夜6時から)。真田昌幸(草刈)率いる真田一族は、主であった武田家の滅亡に伴い、戦乱の世に放り出される。そんななか本能寺の変が勃発。覇権を争い群雄割拠するなか、昌幸は予想だにしない戦法に打って出る。ジャケット¥80,000ベスト 参考商品シャツ¥23,000タイ¥14,000パンツ¥15,000(以上ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレンTEL:0120・3274・20)※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・隅田たくみインタビュー、文・望月リサ撮影協力・Push Pull
2016年03月24日三重県鳥羽市の鳥羽水族館は、青いアマガエルを展示している。○一般から持ち込まれた青いアマガエルきれいな青い色をしたアマガエルは、6月18日に三重県松阪市に住む一般の人から同館に持ち込まれた。家の裏の田んぼの中で、一般的な緑色のカエルに混じり、数匹の青いアマガエルがいたのを発見して捕まえたものだという。持ち込まれた青いアマガエルは7匹。これまでにも青いアマガエルが持ち込まれたことはたびたびあったが、一度に7匹という"団体入館"は初めてとのこと。大きさは2cmほどで、まだ子供であるという。雌雄は不明。同館は青色になった理由について、「なんらかの原因による色素変異」と考えている。アマガエルの体色は表皮と真皮の間の3層に配列する色素胞(色素細胞)によるもので、3層は一番上に黄色素胞、次に虹色素胞、最後に黒色素胞で構成されている。真ん中の虹色素胞には「青色」の光を反射する性質があり、その「青色」が皮膚の真下にある「黄色」(黄色素胞)と混ざり、通常のアマガエルは「緑色」に見える。今回の青いアマガエルは黄色素胞が消失しているため、虹色素胞で反射された青色がそのまま皮膚に現れたものによる。現在、館内3階「日本の川」ゾーンで一般公開している。
2015年08月08日三重県鳥羽市・鳥羽水族館は6月8日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんの一般公開を開始した。○5月22日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃん誕生ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんは、5月22日 11時47分に誕生。同日 9時40分頃、飼育担当者がオットセイの母親が頻繁に体を動かし落ち着きがなくなるなど出産の兆候に気がついた。その後、交代で観察を行っていたところ、約2時間後の11時47分に元気な赤ちゃんを出産した。赤ちゃんはメスで、体長約46cm、体重は4.0kg。産まれてすぐに動き回るなど元気な様子で、翌日明け方には授乳も確認された。母親の「ラン」はアシカショーでも活躍する同館一の美人アシカで、気の強い一面もあるものの普段はとてもおとなしい性格。今回は初めての出産だったため心配していたが、赤ちゃんを産んでからは、ショーの時とはまるで違い、すっかり母親の顔になっているという。赤ちゃんが順調に成長しており、親子の状態が安定してきたことから6月8日より一般公開を開始した。なお、体調次第で変更になる場合もあるとのこと。
2015年06月09日京セラは、京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、2015年特別展「輝ける伏見 鳥羽離宮と平安の栄華」を開催する。会期は6月27日まで。開館時間は10:00~17:00(※入館は閉館の30分前まで、会期中無休)。入館料は無料。鳥羽離宮は、「都遷りの如し」(扶桑略記)と言われた白河上皇による鳥羽離宮の造営(1086年)と院政の開始から、それを引き継ぎさらに離宮を拡大した鳥羽上皇が崩御する1156年までの70年間において、平安京とともに政治、文化の中心地となった。同展では、鳥羽離宮跡から発掘された遺物、平安末期に伏見が輝いた時代の肖像画、古文書など約60点を展示する。なお、京セラ美術館では特別展の展示品以外に、パブロ・ピカソの「銅版画347シリーズ」をはじめ、日本画、洋画、彫刻、工芸品などをコレクション・展示している。現在の展示内容については同館のWebページにて確認してほしい。
2015年05月29日鳥羽水族館では、公式Webページの「飼育日記」にて"謎生物"を紹介し、話題となっている。○まさに驚愕の形状の、"へんな生きもの"同個体は3月15日、紀伊長島の漁船「甚昇丸」に乗船した同館飼育研究部員が、深海底引き網にて採集したもの。水深144~200mで採集した沈木に付着していたもので、船上で「おや?」と不審に思い、沈木ごと採集ビンに入れて持ち帰った。水槽に入れても正体がわからず、顕微鏡で拡大すると、その形状はまさに驚愕の"奇妙さ"だったという。かたちは盤径3mmほどのキノコ状。中央に少し突出した口らしきものがあり、一見するとイソギンチャクなどの刺胞動物の一員にも思える。よく見ると口の周りに太短い触手らしきものがあるものの、それ以外は全身がハサミ状の突起で覆われている。まるでウニやヒトデに見られる「叉棘(さきょく)」のようで、刺胞動物でこんな器官を持つ種類は、まさに未知のものだという。この謎生物「叉棘キノコ(仮称)」にはその後、研究者より「抜け落ちたヒトデ類の叉棘鞘(さきょくしょう)ではないでしょうか?」との意見が寄せられた。特にマヒトデ科やタコヒトデ科の叉棘では、棒状の骨を中心にこのようなクラスターを作るものがあるとのこと。どうやら謎生物の正体は、底引き網によくかかる、抜け落ちたタコヒトデ科のカンムリヒトデ(か、その近縁種)の叉棘鞘ということで「一件落着」となった。なお、同館の2F Lコーナー・水の回廊ゾーン「へんな生きもの研究所」では、このような深海生物をはじめ、様々な"おかしな生きもの"を観覧できる。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館では3月31日、同館恒例の「水中入社式」を開催した。○鳥羽水族館恒例、一風変わった「水中入社式」を実施開館60周年を迎えた記念の年に入社したのは計4名で、そのうち「水中入社式」に挑戦したのは、潜水の資格を持っている飼育研究部に配属される女性1名と、営業第一部に配属される男性1名だった。この「水中入社式」は2006年、「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる形で」と、先輩飼育係たちの提案がきっかけでスタートし、今年で9回目の開催となった。会場は、いつも入場者でにぎわうエントランスホールと、ホールに面したコーラルリーフ・ダイビング水槽。この水槽は水量約800トン、奥行き15m×横16m×水深5.5mもある、同館で最大の水槽となる。大勢の観客が見守る中、先輩ダイバーに続いてリクルートスーツで正装した新入社員2名が初心者マークを付けたボンベを背負って登場。水中で副館長から辞令を渡されると、だんだん浮き上がってしまいながらも懸命に両手でしっかりと受け取った。続いて、一緒に潜った先輩飼育係からガラス磨き用のスポンジをプレゼントされ、さっそく掃除に挑戦。両手ですいすいとガラスを磨く先輩の隣で、新入社員の2人は水槽に固定された取手をつかみ、バランスをとりながら水中での記念すべき初仕事をこなした。力を込めて一生懸命磨いたあとには、先輩からのサプライズが用意されていた。開館60周年という節目の年の入社式ということで、水中でパネルを組み合わせて大きな「60」という数字を作り、会場を盛り上げてくれた。最後に、新入社員が水中マイクで感謝の気持ちとこれからの抱負を述べると、観客からは大きな拍手が起こった。水中入社式を終えた新入社員2名は4月1日より、飼育研究部の淡水魚チームと営業第一部にそれぞれ配属される予定となる。同館では、「頼もしい2人のこれからの活躍にご期待ください!」とコメントしている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館は3月21日、新ゾーン「奇跡の森」をオープンする。○水族館初の、「スナドリネコ」も登場同施設は、同館の開館60周年にオープンとなる、注目の"体験型"新ゾーン。探検気分で吊り橋を渡り、神秘的な滝の裏をくぐったりと、魅力あふれる新ゾーンとなるという。また、水族館では日本初展示となる、水に入って漁をする「スナドリネコ」などの珍しいいきものたちが次々と登場。トカゲの仲間やヘビに触れることができたりと、"ドキドキ・ワクワク"の連続を体験できるという。3月21日~4月5日には、オープニング記念イベントも開催予定となっている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年02月03日映画『ゆめはるか』の初日舞台あいさつが13日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの吉本実憂、山村美智、鳥羽潤、渋谷飛鳥、高橋美波と五藤利弘監督が出席した。全国順次公開中の本作は、15歳の少女が病気と闘いながら成長していく姿を描いた物語。短距離走でジュニアオリンピックを期待されるほどの記録を持つ遥(吉本)は、ある日の練習中、めまいに襲われ倒れてしまう。脳腫瘍を患っていることが判明した遥は、家族や医師に支えられながら、厳しい治療を続けていく――というストーリーで、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本が映画初主演を果たしている。清楚な白いワンピース姿で登場した吉本は、映画初出演ながら主演を務め、「プレッシャーは正直ありました」と当時の心境を吐露しつつ、「監督が優しい雰囲気の中でやらせてもらったので、重い役だったけど楽しかったです」と振り返ってにっこり。病気という困難に立ち向かう少女を演じたことで、「私自身も大切なことを教わった」と語った吉本は、「観た後に、心の中で大切な人を思い浮かべてくれればうれしい。普通に生きていることは幸せなことだと感じていただければ」と胸を張ってアピールした。また、母親役の山村に、「元気いっぱいで愛おしかった。熱を出しているのに『大丈夫です!』と言ってて、その姿勢は見習わなきゃと思った。将来が楽しみ」と称された吉本は、自身の"ゆめ"を『一生勉強一生女優』と書き、「お芝居をしている時が1番楽しい。これからも、ずっと勉強していきたい」とにっこり。劇中では、主治医役の鳥羽に吉本が感情をぶつける激しいシーンもあり、鳥羽が「年齢や演技の経験は関係なく、エネルギーがすごかった」と話すと、看護師役の渋谷も「実憂ちゃんの眼差しが素晴らしかった。ピリッとした空気が心地良かった」とその演技を大絶賛していた。
2014年12月14日志摩マリンレジャー(三重県鳥羽市)は、イルカの体調により中止していた「イルカタッチ」を12月22日より再開した。イルカタッチは、同園イルカ島で行っていたプログラム。距離感ゼロで、バンドウイルカと触れ合える体験ができると人気を得ていたが、イルカの体調により中止していた。このほど、同プログラムの再開を発表。スケジュール等は、同園公式サイトで公開している。料金はひとり500円。その他、イルカショー(無料)や、イルカのおやつ(エサやり。バケツ1杯500円)なども行っている。イルカ島は入園無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日鳥羽市と鳥羽市広告宣伝戦略委員会は、同市の観光キャンペーンガールとして、同市在住の「三世代海女 中川さん母娘」を起用したことを発表した。今後、様々なPR企画を開始する。このほど、観光キャンペーンガールとなった中川さん母娘は、祖母・寿美子さん、母・早苗さん、娘・静香さん。3世代そろった現役の海女であり、中でも静香さんは“女子大生海女”として知られている。キャンペーンは中川さん母娘の協力のもと、同市のWEBサイト「恋する鳥羽」のリニューアルからスタート。鳥羽市の様々な秋季キャンペーン、東京・六本木でのイベントと、順次展開を広げていく。リニューアルされた同市のWEBサイトは、画家 ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしている。「真珠の耳飾りの海女」として、女子大生海女の静香さんと、母・早苗さんがサイトに登場する。また、リアルタイムで鳥羽の観光情報を確認できるよう、Twitter・Facebookも運用。ソーシャルメディアとの連携を強化している。10月1日~11月30日まで、秋季キャンペーン「天恵の海を食す 鳥羽の秋旅」を実施。「食をテーマとした体験型メニュー」「伊勢エビ漁解禁にちなんだ南鳥羽伊勢エビプラン」など、鳥羽市ならではの、豊かな海の食と文化を伝える6つのプランを実施する。詳細はWEBサイト「恋する鳥羽」の「鳥羽ならではの食」で紹介している。また、10月27日には、六本木農園にてイベント「海女ナイト」を実施。地方の生産者と東京をつなぐレストランをオープンし、海女が採った魚介類を中心とした料理の提供とともに、現役海女による海女文化のPRを行う。10月15日から27日までは、同店舗で海女を紹介したパネルや、写真家・古谷千佳子さんが撮影した海女の写真を展示する「海女ウィーク 展示」を実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日お城好きな人が増えていると思いませんか? 有名なところでは『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さん、アナウンサーの安住紳一郎さん、落語家の春風亭昇太さん、プロレスラーの藤波辰爾さん、歌舞伎俳優の坂東三津五郎さんなど挙げればキリがありません。なぜお城好きは増えているのか?歴史研究家の藤井尚夫さんにお話を伺いました。■昭和天皇もお城がお好きだった!?――お城が好きな人って最近増えているような気がするんですが。例えば落語家の春風亭昇太さん。かなりのお城好きで本を出したりされていますね。藤井さん春風亭昇太さんはかなり活動的な方ですね。「えっ? ここに行ったの?」なんていう、知る人ぞ知るお城に行ってたりとか。それもblogに書きこんでおられたり。――城好きな人が増えている理由は何でしょうか?藤井さんうーん。昔から一定数の城好きな人がいたんじゃないでしょうか。それが自分の趣味をblogやtwitterに書き込んで顕在化していると言いますか。――なるほど。カミングアウトする人が増えた、と。藤井さん趣味として一般に認められてきたと言いますか。知っていますか?昭和天皇もお城がお好きだったという話があります。――えっ、昭和天皇は植物学者だったのではないんですか?藤井さんお城もお好きだったそうです。陛下が特に気にされていたのは織田信長の清州城で。――清州城ですか。藤井さん鳥羽正雄先生という方がおられたんです。この方がお城の研究で博士号を取った第1号なんですね。で、宮内庁から「お城の講義」を陛下がしてほしいということで鳥羽先生のところにご要望があったんですよ。「清州城ってどんなお城だったのかね」とお聞きになったとか。■戦後すぐにあったお城ブームは『日本の名城』から――お城好きの人たちはどこからファンになったんでしょうか。藤井さんお城好きな人たちの間では戦後すぐにブームがあったんですね。――えっブームがあったんですか?藤井さんそうです。戦後のお城ブームの震源というのは『日本の名城』という本が出版されたことだと思います。(旧)人物往来社から昭和34年(1959年)9月1日に刊行されました。日本のお城の紹介なんですが、素晴らしかったのは各城の年表が付いていたことです。そしてこの本が大当たりするんです。――あ、そんな本があったんですね。藤井さん私の持っているのは昭和34年の9月10日、第三版です。9日目に第3版。すごいベストセラーでしょ。あまりに売れたので、『続・日本の名城』、『名城名鑑』、『続・名城名鑑』と続刊が次々出ました。――では、やはりそれだけお城好きな人がいたと。藤井さん売れたということはそうですね。また戦後の復興、復元ブームが背景にあったことも見逃せないですね。戦災で日本全国のお城が燃えちゃいましたでしょ。戦後それを復元するというムーブメントがあったんです。■お城好きにも色んなタイプが……――ひと口にお城好きと言ってもいろいろなタイプの人がいるんでしょうか?藤井さんそうですね。まず文献を集めるのは好きな人、実際に行く人、それに資料を元に図面を描く人、主にこの3種類でしょうか。――文献を集める人は自分の好きなお城に関してだけ資料を集めるんでしょうか?藤井さんいえ日本中のお城の資料を集めますよ。――藤井さんはご自分で「安土城の復元図」を起こされたりしてますが、藤井さんは3番目のタイプなんですね。↑藤井さんの描かれた丸岡城の緻密(ちみつ)な復元透視図。内部もリアルに再現されている。藤井さん私は資料も集めますし、実際に行きますし、図面も起こしますし(笑)。すべてやりますね。――最近は歴女と言って、歴史好きな女性が増えているようですが、お城好きな人たちの輪に入って来る人は女性でもいるのでしょうか。藤井さんおられます。私も歴女の皆さまをお連れする「歴女ツアー」のコンダクターみたいな仕事をたまにしていますよ。中にはお城が好きになってくる人もいます。――お城好きになるきっかけはそれぞれに違うのでしょうか。藤井さんお城好きになるには最近は3つぐらいのルートがあるんじゃないでしょうか。まず「大河ドラマ」から来る人。次に『信長の野望』などの歴史ゲームからやってくる人。最後に漫画から来る人。大体この3つになると思います。■パーツごとに好きな人がいる!――お城好きというとお城全部が好きなのでしょうか。藤井さん専門分野と言いますか、パーツごとに分かれているように思いますね。――というのは?藤井さん例えば「石垣」。石垣が好きな人は結構石垣ばっかり追いかけたりしますし。石の積み方にもいろいろありましてね。――ほかには?藤井さん土塁、掘、天守などの構造物、城門、瓦、後は大きく「縄張り」でしょうか。――縄張りというのは?藤井さん「縄張り」は専門用語になりますが「レイアウト」と考えてください。その城がどのようにレイアウトされているのか、なぜそこに堀をほったのか、なぜそこに櫓台が造られたのか、そういったことを考えるのが好きな人は、「縄張りマニア」ですね。城の機能や種類によって縄張りは異なりますから。↑大垣城の復元図。藤井さんの精密な絵で合戦の迫力が伝わって来る。――なぜ縄張りと言うんですか?藤井さんお城を建てる時には、文字通り現地に縄を張って、区分けして作業するからですね。――例えば後世の目から見て、「縄張りがおかしいんじゃないか?」というお城はありますか?藤井さんそれは結構あります(笑)。正面ばかりしっかり造られ、横に回るとほとんど防御がなされていない城もあります。籠城(ろうじょう)戦が想定されず、見栄えだけで縄張りされている城ですね。■お城好きは深遠な趣味である――お城好きは相当深い趣味なんでしょうか?藤井さん相当深いですよ(笑)。古代から、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、近世、近代に渡って日本にお城の遺構がいくつあると思いますか?3万カ所と言われています。――3万カ所!数から言ってもとても網羅できないですね。藤井さんで、それぞれに歴史があって、もう突っ込んでいくときりがないんですよ。だから非常に深くて楽しい趣味なんじゃないでしょうか。お話を伺っていると「お城好きの道」は相当に奥深いものだとわかりました。みなさんもちょっとかじってみませんか?足抜けできないかもしれませんよ!(高橋モータース@dcp)
2012年06月30日