2人のお子さんを持つママが、ママ友との関係で悲しい思いをした体験談です。これまで仲の良かったママ友に2人目の妊娠報告をしたあと、なぜか疎遠になってしまったそうです。1人目が1歳3カ月のときに2人目の妊娠が判明しました。私と年齢が近く、1人目の子ども同士も同い年でよく遊んでいたママ友がいたのですが……。妊娠前からの友だちで付き合いも長かったはずなのに、2人目の妊娠を報告してからというもの、なんとなく連絡が途絶え疎遠になってしまいました。今回はそのママ友との関係についての体験談をお話しします。 気軽に何でも話せるママ友お互いに妊娠する前から友だちだった彼女と私は、他の友だちには言いづらいことも話せるような仲の良い関係でした。毎日のように連絡を取ったり、電話で何時間も話すこともしょっちゅう。 しかも1人目の妊娠時期もほぼ同時期だったため、子どもたちが動き出すようになるといろいろなところに一緒に遊びに行っていました。そのため2人目をいつにする? 最近、夫婦関係どう? なんて話もよくしていたのですが……。 2人目の妊娠を報告私の1人目の子どもが1歳3カ月になったころ、2人目の妊娠が判明。しばらくしてからそのママ友に会う機会があったので、まだ早い段階でしたが報告をしました。ママ友はすごく喜んでくれて、同い年の2人目の子ができたらいいなあ、次は性別どっちかなあというような話もして会話が盛り上がった……と私は思っていました。 お互いに2人目ができたらにぎやかになるし、楽しいことばっかりだなあと私自身は妄想が膨らむばかりだったのです。 なんだかそっけない…?妊娠報告をしてからも今までと変わりなく連絡を取っていたものの……しばらくすると返信が何日も空いたり、忙しいからあんまり連絡が取れないというようなことを言われるようになりました。それでもごくたまに会うことはあったのですが、妊娠や出産、赤ちゃんの話題はそれとなく話をそらされている気がして、気まずい……。 そのまま私も連絡をすることがなくなり、一応2人目の出産報告をして返信がきましたが、それから一度も連絡をしていません。 2人目が生まれてもうすぐ1年になりますが、そのママ友とは連絡しないままです。私も2人目の妊娠がうれしくて、当時はもしかしたら相手の気持ちに気づいていなかったり、無意識に傷つけてしまったのかもしれません。時々寂しい気持ちにはなりますが、今は少し距離があったほうがお互いのためかもしれない……と思うようにしています。 監修/助産師 松田玲子作画/やましたともこ著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2022年11月18日自分で努力することを嫌い周りをあてにする人、あなたの周りにもいませんか?。今回はそんなワガママな嫁が登場する漫画「育児を義母に任せる嫁の末路」を紹介します!『育児を義母に任せる嫁の末路』「ヒサメと結婚する。ここで同居させてくれ!」夫を亡くし息子のエンジと2人暮らししていたクルミは、ある日突然エンジの説得により嫁のヒサメと同居することに。妊娠していたヒサメ。つわりで体調が悪いヒサメを思いやってみんなの家事をこなすクルミ…。それは孫のソラが産まれても変わらず…?自分勝手な行動に唖然…ソラの世話をクルミや夫にすべて任せ、遊び呆けるヒサメ。注意するも逆ギレする始末でした…。その後、クルミは我慢の限界を迎え、家を出ることに…。その大胆な行動のおかげでヒサメは母性を取り戻し、ソラに向き合おうと決心し問題は解決するのでした。ワガママなヒサメの言動にドン引き…いくらつわりが酷くても、赤ちゃんのお世話が大変でも「感謝の気持ち」を忘れてしまうのはいけないことですよね…。思い切ったクルミの行動により、ヒサメがしっかり成長できたことにスカッとしました♪(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月17日第2子を出産したサル山さん。無事保育園も決まりますが、新型コロナウイルスの影響で保育園が休園となってしまいます。夫の会社も休みになり、サル山さんは育児休業期間を延長することにしました。コロナ禍前の仕事環境を振り返り、在宅勤務が可能なら、子育てしながら働きやすくなるのかな、と考える機会にもなったサル山さん。そして、「人を大切にしない会社に未来はないね」と確信して……。 ようやく保育園に行けるようになって… 新型コロナの影響で保育園が休園になっていましたが、ようやく通えるようになり、サル山さんも仕事に復帰することに。 次男・ミドリくんはすぐに保育園になじんでくれましたが、長男・アオくんは育休中だったときや休園中だったときから環境が変わってしまったことで、日に日に元気がなくなっていきます。 そしてサル山さん自身も、2人目育児の壁にぶち当たり……。 子どもに対して「ちょっと待って」が増え、小言の数が増え、守れない約束が増えていきます。 息子たちの寝顔を見ながら「また……絵本を読んであげられなかった…」と落ち込むサル山さん。 何度子どもたちの寝顔に謝るんだろうと、思うのでした。 2人目育児では、1人目育児とはまた違う想定外ことが起きて、くじけそうになりますよね。育児と仕事と家事を、皆さんはどう乗り切っていましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター サル山ハハヲ
2022年11月15日2人目の妊娠が判明したのは産後4カ月のときでした。順調にいけば、12、3カ月差の年子になります。思いのほか早く妊娠したことで、現実的にワンオペでの妊娠、出産、育児が可能なのか悩み、葛藤した話をお伝えします。2人目妊娠はいつでもよいと思っていた私は1人目を出産するときに、以前勤めていた職場を退職しました。そのときは専業主婦となり2カ月ほどで1人目を出産し、育児に専念中でした。 私も夫も2人目の妊娠については、子どもは授かりものだから妊娠したときが良い時期なのだと、楽観的に考えていました。さらにそのときは仕事に縛られないことや周りにも年子が多くいたこともあり、2人目は早くてもいいのかなと思っていた産後4カ月目……妊娠が判明したのです。 このまま出産して本当に大丈夫なのか出産予定日は上の子の誕生日の1カ月後でした。周りに年子が多くいたとはいえ、さすがにこの年齢差の年子の知り合いはいません。妊娠が現実となり、2人目の妊娠時期を楽観的に考えすぎていたのかなと思い始めました。つわりや臨月になっても上の子のお世話をちゃんとできるのか、出産したあとに2人の育児をできるのか真剣に悩みました。 年子は子どもが小さいうちはすごく大変でも、大きくなったら一緒に遊ぶようになって一気にラクになるとも聞きます。私は、少なくとも子どもが小さいうちはワンオペで育児をしなければならないので、自分が耐えられるのかたくさん考えました。 結論、産むことに最終的には産む決心がつきました。私は以前から婦人科系の疾患で妊娠しにくい可能性があると言われていたこともあり、順調に2人目を自然妊娠で授かったということは奇跡なのではないかと思いました。 さらにそのときは仕事もしていませんでしたので、縛られることもないタイミングで良い時期だったと感じます。産む決心がついてからはインスタなどを通じて同じ境遇のママさんの投稿を見て励まされたり情報を得たりして、今も育児の参考にしています。 わが家では思っていたよりも早く2人目を妊娠・出産しましたが、年子を産めてよかったと思っています。たしかに産後1年間は壮絶な日々が続きました。今は1歳と2歳になり、喧嘩もよくしますが、それ以上に一緒に遊ぶ姿をみる機会も増え、微笑ましい光景がみられます。あっという間に時が過ぎていってしまうので、日々噛みしめて2人の成長を見守っていきたいです。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2022年11月07日父子家庭として2人の子どもを育ててきた夫と再婚。最近1歳になった娘はかわいい盛りですが、歩けるようになり危険も増え目が離せません。育児は夫に任せても安心できると思っていたのですが、夫は「見てるよ」と言うだけで、実際は娘のことをちゃんと見ておらず、「口だけ」だったことが判明! 私自身が毎日仕事と家事と育児とでヘトヘトだからこそ、育児で頼りにならない夫にイライラしてしまった体験談です。すぐに「ママ~」という夫別々に暮らしている夫は週末にわが家へ帰ってくるので、平日は仕事と家事と育児を私ひとりでこなしています。その分、夫がいる週末には平日できなかった掃除をしたり、中学生の娘の勉強をみたり、ごはんの作り置きを準備をしたり。 ですが、夫に1歳の娘の相手をしていてもらっても、「ママ~おしっこ出たみたいだよ」「ママ~眠いみたいだよ」とすぐに呼ばれます。それくらい考えてやってよと思った矢先、「疲れたから昼寝する」と寝てしまう夫の自分本位な態度にイライラが止まりません。 私が体調不良でも私任せの夫ある日、新型コロナワクチンを接種することに。ワクチン接種後に体調が悪くなることを考慮し、私は金曜日に接種しました。案の定、土曜日の午後からだんだん熱が上がってきたので、夫に1歳の娘の面倒を見てもらい、私は少し休ませてもらうことに。 布団に横になって5分くらい経ったころ、娘の泣き声が聞こえるので目を開けると、夫がぐずる娘を抱きながらこちらを見ていました。「ママがいいって。いいなぁ、俺も眠い」と言って娘を私のところへ下ろすので、結局私が起きて娘の面倒を見て、そのまま夫はグーグー寝てしまいました。 ついに娘にけがをさせた夫普段、夫に娘を見ていてと託すと、たいてい夫は娘に動画を見せながら、自分はスマホをいじって検索をしていたりゲームをしていたり……。30分も経たないうちに「ちゃんと見ててよ」と夫に注意することが何度もあり、そのたびに「見てるよ」と言い張ります。 そしてついに心配していた出来事が! 夫に娘を見てもらい、私が寝室の掃除をしていたときのこと。夫が目を話した隙に娘がキッチンに入りこみ、娘の背の高さより少し高い位置にあった炊飯中の炊飯器の蒸気に触って手をやけどしてしまいました。 「見てるよ」などと口だけの夫に心底あきれ、当てにしてはいけないと痛感。娘がいろいろなことに興味を持ち危険がつきまとう年齢のうちは、私が目を離さないようにしないといけないと思いました。今回のやけどをきっかけに夫には「見ていてね」ではなく、「目を離さないでね」と言うように変え、けがや誤飲の危険性も意識するよう度々話をするようにしました。夫は少し煙たそうにしますが、言わなくても安心して任せられるまでは続けようと思います。 著者:星野美月年の差3姉妹を育てるアラフォーママ。保育士資格や幼稚園教諭免許を保有。夫とは週末婚のためワンオペで育児に奮闘中。育休を機に、民間資格を取得したりWebデザインを学んだりなど新たなスキル開拓にも熱意を燃やしています。
2022年10月30日息子のアオちゃんとしーちゃんの日常を描く、つぐみ屋さんの育児マンガをご紹介します。1人目のアオちゃんを妊娠しているときは、ベビーカーはA型がいいかな、B型がいいかな、などと情報に踊らされていました。しかし2人目しーちゃんのときは……。妊娠中の過ごし方が1人目のときとこんなに違うとは、と驚いています。1人目と2人目で違ったのは……。 こんなに違うとは…… 1人目を妊娠していたときと違って、2人目の妊娠は、経験があるだけでなくアオちゃんがいるという点で大きく違いました。 おなかの上でジャンプする子どもからおなかを守ったり、アオちゃんを抱えて登園したりと、1人目のときと同じようには過ごせない、というのが現実なのでした。 ◇◇◇ 1人目の妊娠のときは、グッズ選びも慎重になりがちですが、2人目のときは経験があるから気持ちにも余裕が持てますよね。けれど、子どもがすでにいるからこそ大変な面も多々あるようです。SNSにはママたちから「わかりすぎる」「上の子からおなか守るのに必死だった」と共感の嵐だったようですね。著者:マンガ家・イラストレーター つぐみ屋
2022年10月29日2人目を里帰り出産して1カ月が過ぎたころ、当時3歳だった上の子も連れて飛行機で自宅へ戻ることになりました。その日はコロナ禍前の大型連休中で空港は大混雑。何をするにも行列に並ばなければなりません。子ども2人を連れての行動にまだ慣れていなかったため、もっとこうすればよかったと後悔したことがたくさんありました。どのようなことに苦労したのか、わが家の体験談を紹介します。※コロナ禍前の体験談です 大混雑の空港へ里帰り出産から戻るとき、上の子は3歳になったばかりでまだイヤイヤ期でした。私ひとりでは大変だろうと夫も来てくれて、当日は一家4人で空港へ。上の子が1歳のとき一緒に飛行機に乗った経験をふまえ、持ち物や授乳時間などできる限りの準備はしていたつもりでした。 ただ、その日はコロナ禍前の大型連休中で、空港は想像以上に大混雑。駐車場やトイレには列ができていて、搭乗前に荷物を預けるための行列は、先が見えないほどでした。そこで荷物は夫に任せて、子どもたちと搭乗口付近で待つことにしました。 幼い2人を連れて待つことの大変さやがて上の子は歩き疲れてぐずりだし、なんとか席を見つけておやつを食べさせていると、今度は下の子が泣き出しました。授乳室を探したくても上の子が動こうとせず、しかたなく授乳ケープを使って授乳を開始。 授乳中も上の子はぐずり続け、私の体を揺らしたり、急に走り出し、それをなだめたり追いかけたりするため授乳を中断すると、下の子が泣き叫び……。どうしようもできない状況に、私はほぼパニック状態でした。 やっとの思いで飛行機へ夫と合流するまでの時間は1時間ほどだったと思いますが、私には2~3時間に感じられました。やっとの思いで飛行機に乗り込み、上の子はCAさんにもらったおもちゃで遊び、私はゆっくり下の子に授乳。ようやく落ち着くことができました。 自宅に戻ってから、もっとおもちゃを持っていけばよかった、夫と別行動をとらなければよかった、空港まで実家の母に来てもらえばよかった、などたくさん後悔しました。 それからは、授乳室の場所を事前に調べておく、困ったときは誰かに助けを求めるなど、経験を生かした行動ができるようになりました。何より、私がもっとあせらず落ち着いて行動できていれば、子どもたちも自分もつらい思いをせずに済んだのではないかと思います。頼れるところは頼って、慣れないうちは無理をしないことが大事だと感じた出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:斉藤 ひかり6歳女児、3歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年10月18日待ちに待った2人目妊娠! 赤ちゃんの存在を2歳の長女にも少しずつ伝えていきました。長女はしっかりした性格で、赤ちゃんが生まれてくるのも楽しみにしていたので安心して出産へ。ところが産後、私が長女の寂しさに気付けず、長女が激変してしまった体験談をご紹介します。 待望の2人目を妊娠! 長女の反応は?長女が1歳9カ月のころ、2人目の妊娠がわかりました。「できれば2人目は2歳差がいいなぁ」と、長女が1歳3カ月を過ぎたころから不妊治療を進めていたので妊娠がわかったときはうれしかったです。 長女には少しずつ赤ちゃんの存在が理解できるよう、一緒に大きくなってきたおなかを触りながら言葉で伝えるように。すると、「ベイビーちゃん待ってるよ」とおなかに話しかけるようになり、その姿が微笑ましく親としてもうれしくなりました。 2人目出産までの長女との大切な時間里帰り出産のため、実家へ帰り長女と過ごす日々。赤ちゃんがいると理解していても長女はおなかに飛び乗ってくるので、つい怒ってしまうことが増えました。抱っこも我慢してもらい、寂しい思いをさせたかもしれません。 それでも長女と2人っきりの時間は産後しばらくは難しいと思い、できる限り楽しく過ごせるよう心がけました。2歳半を過ぎた長女はおしゃべりがどんどん上達し、トイトレなども進んでいたので「産後もきっと大丈夫」と、安心して出産へ。ところが……。 長女の赤ちゃん返り! 産後1カ月がつらいコロナ禍での出産のため入院中は長女に会えず、退院後やっと会えたときの長女は複雑な表情でした。赤ちゃんは「かわいいね」と言うものの「ベイビーちゃんは?」とおなかをさわる長女。環境が急激に変わり、赤ちゃんにママを取られたという意識が芽生えてしまったのかもしれません。 そして、赤ちゃん返りとイヤイヤ期がいきなり始まりました。着替えもごはんを食べるのも何もかもがイヤと泣き叫ぶように……。赤ちゃんを早く寝かせて長女の相手をしようとしても、寝た赤ちゃんの横でいきなり大声を出すことも。 産後1カ月は心身ともに余裕がなく、長女には寂しい思いをさせてしまいました。平日はワンオペ育児で大変でしたが、休日は長女と2人きりの時間を作り、赤ちゃんの接し方を教えていく中で赤ちゃん返りは少しずつ落ち着いていきました。半年を過ぎたころからは長女も赤ちゃんとの生活に慣れ、今では一緒にお世話してくれる頼もしいお姉ちゃんです。 監修/助産師 REIKOイラストレーター/さくら 著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2022年10月13日わが家の子どもたちは上の子が6歳、下の子が2歳の4歳差です。上の子が3歳になる年から、2人目をつくるかどうするか考え始めました。しかし、当時イヤイヤ期全盛だった上の子のお世話は想像以上に大変で、ワンオペ育児だったこともあり、上の子のお世話をしながらもう1人出産し、育てられるか不安でした。上の子の幼稚園入園を期に意を決し妊活を始め、妊娠、出産し、2人の子育てを始めてみて、今思うことをお伝えします。 今までの子育ての過程をもう一度2人目の妊活を始める前、イヤイヤ期の娘に翻弄(ほんろう)される日々の中で、きょうだいがいたらどんな生活になるのだろう、この子の性格も変わってくるのだろうかといろいろと想像を膨らませていました。一方で子育ての3年間を振り返ると本当に大変だったという印象が強く、これまでの過程をもう1回するのか……と思うと腰が重かったです。 当時3歳の娘はいつでも「遊んで遊んで」と言っている子で、日に日にきょうだいがいればお互いに良い遊び相手になってくれるのでは、という思いが強くなりました。そして娘の幼稚園入園で少し手が離れるのをきっかけに、本気で妊活を始めました。 意を決して2人目出産、娘にも変化がそして、娘が年少の冬に2人目である息子が生まれました。娘は4歳になる年までひとりっ子の状態だったので、はじめは自分がお姉ちゃんになることに戸惑い、赤ちゃん返りも長い期間ありました。しかし、弟に育児用ミルクをあげたり、おむつを替えたりとお世話を手伝ってくれました。 そして弟が2歳になり、ある程度意思疎通もできるようになってきた現在、同じ恰好で一緒にテレビを見たり、仲良く遊んだりして楽しく過ごしています。以前はお友だちや大人やによく一緒に遊んでとせがみ、常に遊び相手を探していた娘も、弟がいるだけで楽しいという感じで、家にいる時間が増えました。 2人いたほうがむしろラク!?2人目を産む前に心配していた「こんな大変な子育てというものをもう1回するのか」という思いは、実際にその生活が始まるとあまり感じませんでした。むしろ1人目よりもラクに感じ、より楽しくなりました。子ども2人を育てていると日々忙しく、考える時間がなかったというのもありますが、1人目でしたことのおさらいなので慣れもあり、良い意味で手抜きができたというのが大きな理由だと思います。 また、2人のことを考えなければいけないので、1人目だけのときのように神経質になってはいられず、育児に対して肩の力が抜けたということもあり、精神的にラクになっていたのだと思います。 じゃれ合う2人を見ていると本当に癒されます。喧嘩をするのもしょっちゅうで、仲裁に入るたびにやれやれとは思いますが、きょうだい喧嘩ができるのも相手がいてこそのこと。喧嘩ができることも踏まえ、本当に弟を産んでよかったと思います。2人目をつくるかどうするか迷っていた過去の自分に、今なら、絶対に産まない手はないと言えます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/大福著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年10月12日私には2人の子どもがいます。結婚したころから子どもは2人で年の差は3歳がいいと思い、夫とも話していました。ところが、1人目の子どもが1歳半のころ、義実家へ遊びに行くと、急に義母が2人目について話し始めて……。 私たちの家族計画私の子どもたちは3歳差の2人姉弟です。私は結婚したころから子どもは3歳差で産みたいと考えていました。大きくなると入学や卒業が重なり大変というデメリットはありますが、自分の体力面や周りから聞いた話等を踏まえ、メリットが多いと感じていたからです。 それを夫に話すと、「産むのはママだし、子どもと一緒にいる時間が長いのもママだろうから、年の差はまかせるよ」と承諾。私たちのその考えは、1人目が生まれてからも変わりませんでした。 義母と話していると…1人目の子どもが1歳半のころ、家族で夫の実家へ遊びに行ったときのことです。リビングで義母と2人で話をしていると、義母が突然「そろそろ2人目の報告が聞けるのかな?」と言い出しました。 義母はいつもとてもやさしく、私たち夫婦に干渉するようなことはそれまでまったくなかったので、私はびっくり。それは早く2人目を産んでほしいってことなのかな……と思いながら、私は何と言って返せばいいのかわからず……。「どうですかねー」と笑いながら言葉を濁しました。 義母の言葉にモヤモヤ義母から「まだなの? 早く産んだほうがいいよ」と言葉で直接言われてはいないものの、そのような雰囲気というか、圧力のようなものを感じ、私は複雑な気持ちになりました。自宅に帰り2人目について聞かれたことを夫に話すと、義母はきょうだいの年の差は2歳差がベストだと思っていたようで、私たちがどう考えているのか聞きたかったのではないか、とのこと。 どうやら私がネガティブにとらえ、勝手に圧力を感じていただけで、義母は特に深く考えずに言っていたようです。その後は義母から同じことを言われることはなく、3歳差で2人目が生まれたときもとても喜んでお祝いしてくれました。 子どもを何人産みたいか、複数だとしたらきょうだいの年の差は何歳がいいのかということは、夫婦によってさまざまだと思います。義母は考えを押し付けようとしたわけではありませんが、私自身はモヤモヤしてしまったので、軽い気持ちで人に「そろそろ2人目?」などと聞くのはあまり良くないのかも、と考えるきっかけになりました。 イラストレーター/まっふ 著者:斉藤 ひかり
2022年10月07日2人目の妊活中、マタニティ用品や育児グッズは1人目のときの物をまた使えばいいので、妊娠・出産に向けて特に何か準備が必要だとは考えていませんでした。しかし、実際に2人目を授かってみると、予想しなかった問題が生じたのです。つわりがつらい!1人目のときはつわりがほとんどなかったのですが、2人目を妊娠すると、つわりがつらく、ひどい船酔いのような状態が何週間も続きました。 そのころ、上の子はまだ幼稚園入園前。1日中遊びの相手をするのが大変で、一時保育を利用してみたいと考えました。ところが、それまでに一時保育の利用経験がなく、預けられる施設を探すところからのスタートになってしまいました。 一時保育の予約がとれない!?近所で見つけた施設は、事前に利用登録が必要でした。なんとか登録手続きを済ませたものの、いざ利用の予約を入れようとすると「すみません、その日は一時保育の枠はいっぱいです」と、思いがけない回答が……。 つわりの具合を見ながら、どうしてもつらいときだけ預けようと思っていたのですが、予約は早めに入れておかないとすぐいっぱいになってしまうようです。結局、思ったようには利用することができませんでした。 早めの情報収集と利用登録を!当時住んでいた地域は子どもが多く、保育園や幼稚園の入園は激戦状態。一時保育も例外ではなく、「使いたいときに使うためには、複数の施設に利用登録しておいたほうがいいよ」と、あとになってママ友から教わりました。 妊娠前は特に一時保育の必要性は感じていなかったのですが、何かあったときのためにもっと早くから情報収集をして利用登録を済ませておけばよかったです。 1人目のときは妊娠経過が順調だった人も、2人目以降も同様とは限りません。実家が遠方など頼れる人が近くにいない場合は、不測の事態に備え一時保育等を利用できるよう準備しておくことをおすすめします。 イラスト/imasaku監修/助産師 松田玲子著者:奥田美紀2児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年10月03日育児や家事でなかなか思うように動いてくれない夫。2人目を保育園に入れ、私の職場復帰をきっかけに、子育てと同じように夫も育ててみたお話をご紹介します。家事・育児はまったくしない夫料理や掃除などの家事は女性の仕事というような夫。子どもが2人生まれ、子どもとよく遊んでくれる良い父親でしたが、その他の育児や家事はまったくしてくれませんでした。産前産後に「掃除機をかけてほしい」と言えば、「掃除機が重い」や「コードレスじゃないし、安い掃除機だからできない」と言い、洗濯物干しを頼めば、「乾燥機付きを買ったらいいのに」などと文句ばかり。 将来子どもにかかるお金などを考えると、それらを最新の物に買い替えていけるほど裕福な家庭ではないにもかかわらず、夫からはそのような発言ばかりで、「できるだけ稼ぐから」と口だけでした。 3年ぶりに仕事復帰するも私は、2人目が1歳半になったときに、子ども2人を保育園に入れ、約3年ぶりに仕事に復帰しました。しかし、久しぶりの仕事復帰で土日や家に帰ってからも仕事。「どれだけ仕事をするのか」と夫に言われ、もめることも多かったです。 とはいえ私が家で仕事をしている間、子どもを公園に連れて行ってくれる夫でしたが、「服が汚れた」「子どもの喉が渇いてる」「昼ごはんは?」など、子どもを見てくれていても逐一声がかかり、結局私が動いている状態でした。自分ひとりで対応しているほうがラクだと思うことも度々あり、実際に夫を家から追い出してひとりですべておこなうことで気が済む日もありました。 娘と一緒に説明してみることに復帰後の仕事も少しずつ落ち着いてきたころ、今までは、家事・育児をしてくれない夫に怒鳴り散らしていたことを少し反省し、してほしいことを細かく伝えるようにしました。子どもに説明するように、子どもと一緒に同じ言葉で伝え、「お父さん苦手だから、〇〇ちゃん覚えておいて、お父さんが忘れてたら教えてあげてね」と一つひとつ説明していきました。 すると、夫は娘と一緒に準備をしたり、子どもの着替えを手伝ったりするようになったのです。また、私は娘を褒めるのと同じように夫も褒めていきました。大人も褒められると悪い気はしないためか、夫は少しずついろいろなことを自分からしてくれようとするようになり、またそのしようとしてくれる気持ちを褒めるようにしました。 「そんなこと、私はいつもしている」と思うとムカついて褒める気にすらならないこともありましたが、怒らないようにだけは気をつけました。 「できたら、褒める」を続けていくと…その後もいろいろ頑張ってくれようとする夫。しかし、やったらやりっぱなし、使った物は違う場所に放置、用途の違う物を違う場所で使うなど、もうぐちゃぐちゃなときもありました。「何もしないでいてくれたほうがラクではないか」と思ってしまうこともありました。 そこでまた娘に伝えるように片付ける場所、片付け方を伝え、「なぜこの場所に片付けるのか」「なぜこのように片付けているのか」を細かく何度も伝えていきました。要領を重視する夫だったので「こういうときに取りやすい」「これするときに流れ作業できる場所にある」など理由を伝えると、理解しやすく記憶に残るようでした。 そして、できたときには褒めていくことで少しずつできるようになり、子どもに関することも家事も徐々に手伝ってくれるようになっていきました。 夫の様子が変わり…しかし、片付けてくれるようになったのはいいのですが、何か忘れて片付けきれていない、食洗機への入れ方が悪く汚れが取れていない、洗剤などがこぼれている、水が飛び散っているなど、夫に任せたあとはまだまだ後処理が大変。そのため、汚い場所を見せて、「これがこうだから、こうしたらもっときれいになる」「ここまでしてくれているので、これができたら完璧だから」と、一つずつ細かく伝えていきました。 そして、気持ちを入れ替えた夫は今までとガラッと変わり、自分が台所を使ったあとは、自分が汚した場所以外のところまで磨いてくれたり、子どものごはんを作ったり、洗濯物を畳んでくれたり、「今まで女の仕事だから」と言ってしなかったこともやってくれるようになりました。 夫も家事・掃除などの方法がわからなかったということもあったと思います。私の方も私のほうも「これくらいのことで」と思ってしまい、褒めるのさえ億劫なことも多かったのですが、子どもに教えるときと同じような気持ちで根気よく伝え続けました。また、娘に「お父さん違うで」「お父さんこうするんやで」と言われることも、やる気になるきっかけになったのかもしれません。夫は今では3歳の娘にいろいろ聞いたり、手伝いを頼んだりして一緒に頑張っています。 監修/助産師REIKO著者:花田ゆずあ2018年生まれの女の子のママ。
2022年09月28日2人目と3人目を年子で出産した私。しかし、夫は仕事が忙しくて平日は子どもが寝た後に帰宅し、どちらの両親にも頼れないため、週5日は完全にワンオペ育児でした。ひとりで5歳と1歳、生後0カ月の子どもたちのお世話をした、ワンオペ年子育児を乗り切った方法をお伝えします。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 時間と心に余裕がなくてイライラする日々3人目を出産したとき、2人目は1歳1カ月になっていましたが、まだ1人歩きができない抱っこが必要な赤ちゃんでした。2人目が泣いたら3人目もつられて泣き、3人目が抱っこを求めると2人目も抱っこを求めるような状態でした。 さらに、5歳の長男も甘えん坊なので、ママに相手をしてもらえなくてぐずぐずしがち。おねしょをする回数も増えました。生後0カ月児と1歳児を1日中抱っこし続け、長男もぐずぐずしているなかで、私は時間にも心にも余裕がなくイライラしてばかりでした。 いつまで“孤育て”しないといけないの?ちょうど同じ時期に年子の子どもを出産した友だちがいましたが、どちらの両親も徒歩圏内に住み、旦那さんは育休を取っているようでした。友だちの恵まれた家庭環境を聞いて、うらやましい気持ちになり、余計にストレスを感じたことも……。 日中の家事・育児が一段落しても、すぐに年子の2人の夜泣きが始まる日々。いつまでこんな生活を送らないといけないのか……と、絶望した気持ちになったこともありました。仕事ばかりしている夫は、一応話は聞いてくれますが、どこか他人事のようでした。 一時保育の利用を決意「余裕のない日々を少しでもラクにしたい」という一心で頼ったのが、一時保育でした。一時保育を利用したのは、自治体が運営する子育て支援サービスのなかで一番家から近かったためです。それまで一時保育へ預けることに後ろめたさがありましたが、自分の心が壊れる前に利用しようと決意し、3人目が生後4カ月のときに利用登録の申し込みをしました。 昼間は1人目と2人目は保育園へ通っていたので、3人目だけ一時保育に連れて行きました。一時保育の先生は「赤ちゃんは癒やされる」と言って、快く預かってくれるので、こちらも後ろめたい気持ちにならずに済みました。たった2時間でしたが、自分のペースで生活できるひとときはすごく貴重で、リフレッシュできました。 頼れる家族がいないからこそ、子育て支援サービスに助けを求めるのはとても大切だと思いました。利用するまでに電話したり、面談したりと手間がかかりますが、登録さえすれば子育ての負担が軽減し、心と体が解放されたような気持ちになりました。同じようにワンオペで育児している方に、子育て支援サービスの良さを伝えたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住いの保育課や子育て支援施設に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:花野あやせ3児のワーキングマザー。幼児をワンオペ育児しながら会社勤めをする難しさに悩み、会社員からフリーランスに転向。現在はライターとして活動中している。企業のブログや育児、恋愛コラムなどを執筆。
2022年09月24日■前回のあらすじ突然店長が辞めて、新人さんが2人入ることに。1人目は元自衛官だが、鬱になり辞めた過去があるそうで…この過酷な職場で大丈夫なのか、不安が募るのでした。2人目の新人さんは奥様風猫と一緒当時疲れ切っていた自分の気持ちをそのまま書いているので、不快に思われる描写もあるかもしれません…。2人目の新人さんは上品な奥様風の方でした。過酷なこの職場でやっていけるのか少し不安です…。そして、またしても家に帰るとおかしなことがあったのです。次回に続く 「汚部屋で起きた不思議な出来事」(全25話)は22時更新!
2022年09月19日私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2022年09月19日私は現在2児の母親であり、2人目が生後半年ごろに心療内科から自身が「適応障害」であると診断を受けています。「ずっと苦しかったけど、まさか自分に精神疾患の病名がついてしまうとは……」と、診断が下された当初は戸惑いを隠しきれませんでした。主な原因となったのは育児でしたので、少しでもラクになるよう改善に向けておこなったことをお話ししていきます。 下の子出産後から心身が苦しくなった下の子を出産した直後から「感情のコントロールがききづらくなり、上の子に対して当たりがキツくなる」「泣いたらいけない公共の場面で急に涙が溢れる」など日常生活に支障が出始め、心身共に常に苦しい気持ちや憂うつさが抜けなくなる状態がずっと続いていました。 しかし、当時の私の心療内科のイメージと言えば「死にそうなくらいに苦しくなったときに受診するもの」で、「それまでは気の持ちようでなんとかなる」との考えがありました。 薬の服用はあくまで対処療法と気づく心療内科を受診することに大きなためらいがあったのですが、無理をして育児をおこない、その結果メンタルを崩している私を見かねた夫の助言もあり、下の子が生後半年のころにやっと心療内科を受診しました。 そこで漢方薬や精神安定剤を処方され服用してみると、たしかに以前よりも気持ちは落ち着くし、前より感情面の起伏はフラットになったので一定の効果はありました。しかし、心療内科へ通院してみて初めて、薬を服用してもそれは単なる対症療法だと気づいたのです。 育児をひとりで背負い込む責任の重さ結局、私のメンタル不調の大きな足枷となっていたのが子どもたちのお世話です。しかし、過去の私の考え方は「ママになれば皆していることなのに、なぜ私は不必要にイライラしてしまったり怒鳴ったりしてしまうの? 」「皆と同じことがこなせない。子どもたちにずっと笑顔で接することができない」などと、今思えば不必要に自分を攻め込んでいました。 そんな最中、「なぜ、自分をそこまで追い詰めるのだろう」とふと考えてみたら、私は「子どもが順調に育たなければすべて私の責任だ」と、自分ひとりで育児を背負い込む思考になっていることに気づいたのです。 書籍やTVの情報が私を救ってくれた育児のつらさを解消したいがためにさまざまな書籍などを読み漁り、特に感銘を受けたのがNHKで放送されていた『ママ達が非常事態!?』という番組。放送の中で、人間は本来、ひとりで子育てするのではなく「たくさんの仲間とつながって共同的に育てていきたい」という本能があるという知識を授かりました。 私の育児環境を見直すと、たしかに上の子のときから里帰り出産すらせず、かといって夫も育休取得ができず、ずっと平日はワンオペ育児で慢性的な孤独を抱え込んだまま育児をしていたのだな、と自分の考えを改めるきっかけとなったのです。「そうか、だから私はこんなに育児がつらかったのか」と原因がわかれば、自分が何をすべきか見えてきました。 以前は「3歳ごろまでは自宅で子どもをみないと!」と固執する自分がいたのですが、現在は考えも柔軟になり、日中は保育園を活用してプロの方に子どもたちを任せることにしました。共同で子どもたちを育てている感覚になれて、余裕が生まれるとともに前向きさを取り戻すことができました。保育園には感謝の思いでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月17日洗練されたセンスと仲睦まじい二人の雰囲気が、とても素敵なソヨンさん、ユウさん夫婦。シンプルだけど、目を引く…二人の絶妙なリンクファッションのコツを直撃。ソヨン&ユウが着る、ユニセックススタイルソヨンさんは、シャツ『JOSEPH』、パンツ『H&M』、パンプス『MM6』、ネックレス『ZARA』。ユウさんのライダースジャケットとトップスは共に『MISTERGENTLEMAN』、パンツ『Dickies』、スニーカー『CONVERSE』。「モノトーンで合わせました」(ユウさん)夫婦コーデを始めてから着こなしの幅が広がった。インスタグラムに投稿される夫婦コーデが話題のソヨン&ユウさん。開始からわずか1年ほどで、フォロワー数は15.2万人を突破。ベーシックなアイテムをおしゃれに見せるテクニックに支持が集まっている。「シンプルでモダンなテイストが好きで、そこにその時のトレンドカラーを加えたり、気分でバランスを変えるようなスタイルが基本。それは旦那さんも同じです」(ソヨンさん)「服の好みが似ているので、インスタを始める前から自然とテイストが合っていたんですよね」(ユウさん)ワードローブの中には、二人でシェアしているアイテムも多い。「基本的に僕の服は、ボトムスと靴以外、ほとんどシェアしています。そもそも今はソヨンが着られるものでないと、買い物のGOサインが出ません(笑)」(ユウさん)「別々で買い物に行ったとしても、必ず買う前に写真を見せ合ったりして意見を聞きます。お互いのセンスを信じているので、相談なしで買うことはないですね」(ソヨンさん)こんな服に関するやりとりが、二人の大事なコミュニケーション。「コーデの意見が合わなくて、喧嘩をすることもあるんです。でも笑って写真を撮らないといけないから、1日以上、喧嘩を長引かせることもなくなりました(笑)」(ソヨンさん)そして、夫婦コーデを始めてから、スタイリングの幅も広がったという。「今まではモノトーンアイテムしか着てなかったんですけど、写真が全部白黒になるのはしんどいし、もっとバリエーションが必要だなと思って、色物も着るようになったんです。コーデの幅が広がったことで、もっと服が好きになった気がします」(ユウさん)“Share”Q&AQ1. コーディネートをリンクさせるポイントは?「テイストと色を合わせること。色は同じでなくても、トーンを揃えたり、相手の着こなしに似合う色であればOK」(ソヨンさん)。「ソヨンが主体なので、彼女を引き立てる思いやりです(笑)」(ユウさん)Q2. いいなと思う、相手のおしゃれポイントは?「ハイブランドじゃなくても、高見えさせる素材選びのセンス。デザイナーとしての経験や知識がその審美眼に繋がるのかなと」(ユウさん)。「シンプルなものもおしゃれに見せるバランスの良さ」(ソヨンさん)Q3. 今後どんな服をシェアしてみたいですか?「前からステンカラーのコートを探しているんですけど、いいものがなくて。この秋こそはシェアできるサイズ感の素敵な一着を見つけたいです」(ユウさん)。「トレンドの色物を取り入れたいです」(ソヨンさん)“Share”Itemライダースジャケット1枚目写真でユウさんが着用していたもの。ソヨンさんが着ると、程よいオーバーシルエットに。高価な服も二人で着るならコスパ良し。“Share”Itemスニーカー色違いの『VANS』のオールドスクール。好きなものが似ているから、意識して揃えなくても、たまたまかぶることが多々あるそう。ソヨン&ユウ韓国出身のデザイナー、ソヨンさんとブランドディレクター、ユウさんの日韓夫婦。二人の新ブランド『toh.』(toh10.com)のHPが9月下旬オープン。インスタグラムは@_toh_※『anan』2022年9月21日号より。写真・川村恵理取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年09月17日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。怒りすらかわいい編集後記イヤイヤ期に突入しているねむちゃん(2歳)は、泣いて叫んで、足を踏み鳴らしながら怒りを表現しています。ついにはママへの怒りのパンチ!叩かれてしまったママの反応は…「怒ってるかお、かわいいー」でした(笑)。迫力のあるイラストからはじまった今回のエピソードですが、実際のパンチの威力はねこパンチレベルだったとのこと。小さいながらに、一生懸命ママに怒りをぶつけようとする姿はなんだかキュンとしてしまいますね。つぶみさんのように、ひとり目にくらべてふたり目のほうが余裕をもって接することができるという方は多いのではないでしょうか。育児の経験があるだけでなく、赤ちゃんの成長がどれだけ早くあっという間かということを知っているからこそ、一つひとつの成長が愛おしく感じられるのかもしれませんね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2022年09月07日産後、育児に一生懸命になるあまり、レスになってしまった夫婦。2人目の赤ちゃんが欲しい夫婦がレスを解消し、2人目の赤ちゃんを授かった体験談をママの目線から伝えています。 1人目の子どもを産んで、1カ月健診で性交渉を開始しても大丈夫と医師から言われたあとも、私はセックスをしたい気分になりませんでした。赤ちゃんのお世話で昼夜関係なく気を張っていたので、夫とセックスする時間を取ることや雰囲気作りをすることが考えられなくなって10カ月。子どもが1歳を迎えるころ、2人目について考えるようになり、セックスレスを解消する必要が出てきました。 産後セックスレスにわが家は結婚してセックスレスだった期間はなく、夫婦生活を送っていました。そして、2年後に待望の第一子を妊娠。出産して育児に没頭していた私は、産後1カ月で性交渉を開始しても大丈夫だと医師に言われてからもセックスをしたい気分にはなりませんでした。 産後6カ月ごろから夫に誘われることはありましたが、24時間休むことのない赤ちゃんのお世話で寝不足の私は、疲れているので毎回断っていました。 2人目が欲しいけれど…第一子が1歳になるころから、2人目の子どもについて考えるようになりました。しかし、まだそのころもセックスレスは継続中。 セックス再開のタイミングを逃して夫からも誘われなくなり、「この先、夫婦のセックスがなくなってしまうのは嫌だ! なんとかしなければ」と私は動き出しました。そして、自分たちのセックスレスを解消するために必要なことは何かを考えたのです。 私たちのセックスレスの原因とは私が心身ともに疲れていることが原因と感じたので、夫に相談。夫は「2人で子育てをしよう! ひとりで背負わなくても大丈夫だよ」と言ってくれました。夫の言葉で、私はなんでも自分ひとりで頑張りすぎていたなと気づいたのです。 そして、育児と家事をもっと夫に頼るようにしてから、夫婦の関係は「子どものママとパパ」ではなく、「お互いをサポートし合う良きパートナー」になっていきました。家庭での役割の重圧から解かれた私は、夫のことをより信頼し愛せるようになり、セックスレスは自然と解消したのです。 無事にセックスレスを解消した私たち夫婦には、数カ月後に第二子がやってきました。今回の体験を通してセックスレスは夫婦の問題であるし、女性側がひとりで悩んで解決しようとしても根本の解決には至らないと気づいた私。これからも家庭のことや夫婦間のことで悩みが出たら、「お互いをサポートし合う良きパートナー」である夫に正直に話して、2人で解決策を探っていきたいと思いました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/Michika著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年08月31日1人目を出産した1年後に2人目を妊娠した私。出産後、私を待ち受けていたのは年子の育児でした。それも、誰にも頼れないという状態で……。平日はほとんどワンオペ状態で、延々と続くおむつ替えや授乳に寝不足も加わり、疲弊していった私は……!? ワンオペで年子育児産後半年もしないうちに始まった生理。もともと生理が重く、生理前も不調を感じるタイプだった私は、2人目を出産後、不調がより強く現れるようになりました。2日目は生理痛に加え、めまいの症状もあり、1日中ぐったりと寝ていることしかできない日もあって……。それでも、私はワンオペでなんとか育児や家事をこなしていたのです。 毎日のように子どもたちと外遊びに出かけたり、一緒にお菓子作りをしたりと、初めての年子の育児を私は精一杯頑張っていました。今思えば「頑張りすぎていた」のですが、当時は「このくらいやるのが当然」だと感じていたのです。 結婚後に夫の実家近くに引っ越したためママ友はゼロ、実家も離れていて両親にも頼ることもできません。夫は仕事で帰りが遅く、ひとりで抱え込んでしまった私は、次第に追い詰められるような気持ちになっていったのです。 イライラが爆発することが多くなり…そのうち、生理前になると、子どもに怒りをぶつけてしまうことが多くなりました。「言いすぎたな」「そんなに怒ることじゃないのに」とあとで反省するのですが、そのときは自分で止めることができないほどイライラしてしまうのです。 やんちゃな上の子から常に目を離せず、精神的に緊張した状態が続いていました。特に、2人を同時にお風呂に入れる時間は、あまりの大変さに怒りが爆発してしまうことも。すると次第に、上の子が私を怖がるようなしぐさをするようになって……。 PMDDと診断される怖がるようなしぐさをした子どもを見て「このままじゃダメだ」と思った私は、勇気を出して産婦人科を受診。「生理前は特に、怒りが爆発してしまうときがあります」と伝えると、医師から「PMS(月経前症候群)が重くなったPMDD(月経前不快気分障害)ですね」と言われたのです! PMSは知っていましたが、PMDDという病名は初耳でした。生理が重くて月に1週間くらいしか調子がいい日がないこともPMDDの原因の1つだと言われ、薬で生理を止めることに。医師から提案された薬が私には合っていたようで、症状は少しずつ治まっていったのです。 もともと症状の重かった生理に、周りの人への頼り方も手の抜き方もわからない状態で始まった育児が加わって、ホルモンバランスが乱れてしまったのかもしれません。 「何とかしないとダメだ」という思いから、勇気を出して病院を受診してよかったです。現在は、薬の力を借りつつ生理の症状をコントロールすることで、健康で穏やかな日々を過ごせるようになりました。 著者/加藤祐希監修/助産師 REIKO作画/モリナガアメ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年08月30日妊娠24週のときにおなかの張りが続き、医師から「できるだけ安静に」と言われた2人目妊娠中。上の子は当時1歳8カ月。「思うように遊んであげられない。家事も育児もままならない」⋯⋯上の子に対して罪悪感を抱く日々が続きました。上の子のときに切迫早産で入院したので、また同じことになるのではないかとヒヤヒヤ。結果的に正期産の時期まで無事に自宅で過ごすことができた私が、当時おこなっていたことや考えていたことをお伝えします。頼れる人に甘え、サービスを利用する夫は不規則勤務で夜勤があるため、ほぼ頼れません。その代わり、車で30分ほどの距離にいる実母が1週間に2度ほど様子を見にきてくれました。 私は母に頼ることに情けなさを感じていましたが、「自分の娘の面倒を見ることは苦にならないよ」と言ってくれた母の言葉に甘え、お風呂や食事といった上の子の世話を手伝ってもらいました。母がこられず体調が悪いときは、お惣菜やテイクアウト、ネットスーパーなど、頼れるものやサービスをとことん利用しました。 テレビや動画、DVDに頼る横になったまま絵本を読んであげたり積み木をしたり、体調がいいと上の子と一緒に遊ぶことができました。しかし、おなかの張りが強い日はうずくまってそのまま寝てしまうことも……。 家事なんてもってのほか、上の子の相手すらできずに自分を責める日々……。上の子はひとりで遊んでくれるときもあれば、テレビや動画やDVDを見せることも多かったです。申し訳なさを感じる私とは裏腹に、上の子は純粋に動画を楽しんでいる様子でした。 子どもに前向きな声かけをするとにかく上の子には、「大好きだよ」と伝え続けました。制限が多く、相手をしてあげられなくて申し訳ないという感情を持っていましたが、「ごめんね」はあえて避けるように。なぜなら、上の子は私と一緒にいられるだけで楽しそうだったからです。 できなかったことに目を向けず、「今日は○○でママと一緒に遊んだね」「○○したらできたね」と明るい声かけをするように心がけました。そのおかげか、上の子は新しいことにも進んでチャレンジするようになりました。 正期産の時期に入るまで安静指示は続きましたが、周囲に頼り利用できるサービスを活用しました。上の子に対して罪悪感を持たず無理をしないことで、出産まで自宅で家族と過ごせたのでよかったと感じています。この時期に上の子はひとり遊びがとてもじょうずになり、できることも増えたので、必要な時間だったと今では思えています。 監修/助産師REIKO著者:樋山ゆり菜6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。
2022年08月20日■前回のあらすじお腹の子は男の子だとわかり、出産がいよいよ現実味を帯びてきました。立ち合い出産が可能なのも心強く、万事順調かのように思えますが…。2人目が産まれる前にトイレトレトイトレがぱぱっとできるわけがないよね…。量が少なく頻度が多いから大惨事でした…(涙)赤ちゃんが少し大きい何が原因か分からないけど、本当に突然でかくなってました。でも、エコーの赤ちゃんはかわいかったです…。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く 「2人目は巨大児でした」(全33話)は12時更新!
2022年08月18日4歳と2歳の姉弟を育てるママ、まるたまの母(@marutama_mama)さんの育児マンガ。今回は息子さんに関するお話です。1歳のころから踊ることが好きだったという息子さん。無音の環境でもなんのその! 自分の世界に入り、自由に踊ることができたのです。そんなある日、お友だちの目の前で突然踊り始めると、予想外の展開になって……?! 突然踊り出す息子を見たお友だちは… 子ども同士の謎のコミュニケーションに、思わず笑ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター まるたまの母横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2022年08月16日■前回のあらすじ夫が不在の間、母に助けてもらい仕事は無事終了。しかしつわりは激しさを増すばかり。その晩は実家に泊めてもらい、そのままさらに2ヶ月滞在することになりました。1人目の時にお世話になった産婦人科へ2人目のつわりは軽いと言われたことをまるっまる鵜呑みにしていました…ピークがやってきた眠っている時だけがつわりから逃れられる唯一の時間…おかげで春のパン祭りのポイントシールがたくさん貯まったけど、つむさんに見つかり全てビリビリにされてしまった時は泣けました。チワワから豆しば、豆しばからゴールデンレトリーバーへと成長し、最後はチベタンマスティフレベルにまで成長し荒れ狂ったつわり…。しかし、そんなつらい日々にもようやく終わりの兆しが見えてきたのです。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く 「2人目は巨大児でした」(全33話)は12時更新!
2022年08月15日「下の子が生まれたら上の子が嫉妬して大変だよ!」と、2人目妊娠中に周りからさんざん言われていた私。2歳の長男が嫉妬しないように、産後から長男とできるだけたくさん遊んだり、スキンシップを増やしたりするようにしました。しかし、実際はなかなか思うようにいかず、気づけば私自身が疲れてしまい長男に叱ってばかり! そんな私の葛藤と体験談を紹介します。イヤイヤ期の長男2歳になる長男はイヤイヤ期真っ盛りで、すべてのものに興味津々。初めて見る生まれたばかりの次男にも触りたくてたまりません。長男は次男が眠っていると、頭部の大泉門を強くなでたり、顔に掛け物をかぶせたり。 また、次男の小さい目が気になるのか、目が開いているときに触ろうとします。泣いていれば、長男のお気に入りのぬいぐるみを次男の顔に「ボン!」と乗せたりするので、私は2人から目を離せない日々が続きました。 叱らないよう努力するも…「長男は次男に興味があるだけ」とわかっていた私は、長男が次男に対して危ない行動をするときだけ、長男になぜその行動がいけないのか説明し、注意し続けました。しかし、私が注意しても同じ行動を繰り返す長男に疲れ切った私は、ついに「何度言わせるの!」と強く注意してしまうように。 長男は私が叱るとすねるようになり、さらに強く次男に当たるようになったのです! 私は「これではいけない」と感じ、叱るのはまったく逆効果だと気づきました。 次男よりも長男に視点を!それから私は、長男に対して良いことをしたときに、思いっきり褒めるようにしました。次男への触れ合いも、授乳時など私が一緒にいるときに長男が次男の体をなでたり、次男の顔にキスをしたり、長男がしたいことを尊重するように。 夫が家にいるときは次男をみてもらって長男と2人で散歩したり、一緒に遊ぶ時間を増やすようにしました。すると、長男は次男に対して今までのような危ない行動が減ってきたのです! 私は「これが嫉妬だったのかな」と振り返り、産後は長男への接し方が大事だと気づきました。 産後は私自身が疲れているうえに、2人の小さな子どもの世話をするのは大変でした。つい長男に対して叱ってしまう自分に嫌気がさしてしまうことも。しかし、私の行動1つで2歳の子どもがこんなにも変化するんだということに気づき、改めて自分の行動を見つめ直すことが大事だとわかりました。また、自分に余裕がないときは夫に協力を求め、家族みんなで子どもたちを支えていくことが必要だと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年08月14日2人の兄を持ち、好奇心旺盛でイヤイヤ期真っ最中の2歳の長女。上の子と同じ物を食べたがるのでその日も同じおやつをあげたところ、予想外の展開に……。3人目の子育てにして私が初めて経験した冷や汗体験談です。 昼寝明けのいつもの日常で…新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校・休園が終わり、長男が小学校に、次男が登園した平日。いつものように午前中に買い物をすませ、早めの昼食をとり、長女が昼寝から目覚めたときのことです。 長女がダイニングテーブルの上にあった小さなボール状のカラフルなラムネを見つけました。長女が大好きなラムネということもあり、開けてほしいとせがむのでお皿に出してあげました。そこで私がちょっと目を離したすきに、予想外の事件が起こるとは思いもしませんでした。 鼻の奥に見える白い物の正体は…長女がラムネをおとなしく食べている間に、洗濯物を取り込んでいた私。ふと長女を見ると、やたら右鼻に指を入れているのです。そして左手にはラムネの入ったお皿。「もしや」と思い、長女の右鼻を覗くと奥に白い物体が! 私の指で取ろうと試みましたが、 大人の指で取ろうにも取れず、口で吸っても出てくるのは甘い鼻水のみです……。 白い物体がラムネであることは明白でした。これならどうだと思い、電動の鼻水吸引器を使用しましたが鼻の奥のラムネは微動だにせず、むなしい結果に終わりました。 耳鼻科へ連れていくか考えていたときに…時刻は13時半を回っていました。長男が14時に、次男が15時に幼稚園のバスで帰ってくることを考えると、2人が帰ってくるのを待って耳鼻科へ連れていくことになるなと考えながら私がトイレを出たときです。トイレ脇の玄関でうろうろしていた長女がくしゃみをしたのです。 そこで玄関に落ちたのは、そう、ふにゃふにゃになった白いラムネ! そのあと念のため鼻の奥も見ましたが、くしゃみがきれいにラムネを飛ばしてくれたようで、鼻の奥の白い物体は跡形もなく消えていました。 上の2人を育ててきて鼻に何かを詰めるということに遭遇したことはなく、3人目にして初めて経験した私。子どもは予想外の行動をするのだなと再認識しました。この事件から、本人も決して鼻に入れてはいけないものなのだと学んだようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2022年08月12日念願だった2人目の子どもを妊娠。もちろん、喜びでいっぱいでした…が、なんとその子は巨大児だったのです!巨大児を妊娠したら、どうなるの? 1人目と同じ産院で、ちゃんと出産できる? 実体験をもとにした妊娠出産レポートです!1人目のつむさんの出産は難産で、産んだ直後は2人目なんて考えられないと思っていました。でも、時が経つとともに2人目がほしいという気持ちが膨らんでいって…。出産直後は2人目なんて考えられないと思っていたけれど…2人目の妊活はほどほどに…まさかの1発ストライクで待望の2人目妊娠! もちろん喜びでいっぱいでしたが、試練はここから始まったのです。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く 「2人目は巨大児でした」(全33話)は12時更新!
2022年08月12日結婚当初から子どもは3人欲しいと考えていた私。1人目が1歳になったころ、3人目まで計画的に出産するために妊活を始めることにしましたが、妊活は計画通りにいかず……。無計画で1人目が妊娠できたがために精神的に不安定になった私の体験と、それを救ってくれた夫からの言葉についてご紹介します。 計画通りにいかない妊活32歳のときに娘を出産したので、38歳までに子どもをあと2人授かるためには、1歳半から2歳差くらいで産めたらと夫婦で計画していました。しかし、現実はそううまくはいかず、まったく避妊をしていないにもかかわらず、1年半ほど妊娠しない日々が続きました。 1人目が無計画で妊娠できたので、2人目もすぐに妊娠できるものと甘く考えていた私。生理がくるたびに落ち込み、順調に妊娠していく友人に対して素直に心から祝福できない気持ちになっていました。 焦りからくるネガティブな感情簡単ではないとはわかっていたものの、それでもどこかすぐに妊娠できるだろうと安易に考えていたため、思い通りに妊娠できない現状に不満が募っていきました。娘を公園に連れて行ったときも、きょうだいで仲良く遊んでいる子どもたちを見ると、ひとりで黙々と遊ぶ娘が不憫でたまらなくなりました。 早く一緒に遊べる弟か妹をつくってあげたいのに、ごめんねという気持ちで涙が出ることも。子育てにおいてさほどネガティブに考えるタイプではなかったのに、年齢的な焦りと、思った通りにいかないというストレスが溜まっていくばかり。誰にも何も責められていないのに、ひとり暗い気持ちになる日々が続きました。 気持ちをラクにしてくれた夫のひと言そんな私の様子を察してか、ある日夫が私の落ち込んでいる理由を尋ねてくれました。思ったように妊娠できないこと、このままでは3人どころか2人目もあきらめなければいけないかもしれない、ということを話しました。 すると夫が、「まだ妊活を始めてからたった1年半しか経っていない。まだまだ時間はあるんだから気長に待とう」と言ったのです。その言葉を聞いて、計画通りにいかない焦りから自分自身を追い詰めていたということに気がつき、私の心が救われました。 娘との時間を楽しめるように夫と話をしてから、気持ちがすっかり軽くなった私。2人目の妊娠に必要以上にプレッシャーを感じ、その結果今ある幸せを忘れていたことに気づきました。仮に2人目ができなくてもかわいい娘までいなくなるわけではありません。 2人目が授からなかったときはその分娘をかわいがればいいだけのこと、と前向きに考えられるようになりました。妊活は継続しつつも、2人目ができたあとのことを考えるより、今そばにいてくれる娘の成長にもっと目を向け、これから娘とやりたいことを考えるようになりました。 ありがたいことに、それから間もなくして妊娠することができました。あのとき順調に計画通り妊娠していたら、子どもができることを簡単に考え、当たり前のことだと感謝せずにいたのではないかと思います。そして何より、子どもは授かりものだという意味がわかった気がします。そのことを忘れないよう、2人目の子育ても楽しんでおこなっていきたいと思います。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ2歳の女児の母で、5月には双子を出産予定。韓国人の夫と家族3人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年08月10日「人は寝れないとおかしくなる」といいますが、それを身をもって実感したのは、2人目の夜泣きの時期でした。今思うと、きっと産後うつだったのかな…ちょっとおかしくなっていました。その頃のことを、全2回でお話させてください。今思うと、情報を得るなり、行政に助けを求めるなり、できることはあったと思います。しかし、その頃はただその状況に耐えていました。子育てはしんどいもんだし、みんな頑張っているんだから、私も頑張らなきゃって思っていました。何よりしんどすぎて自発的に動く気力がなかった…。今思うと非常に非生産的なんですが、当時は「しんどいしんどい」と心でつぶやきながら、死んだ魚のような目をしながら、日々流されるように過ごしていました。その後も睡眠不足は続き、さらなる異変が私を襲うのでした。続きは、明日12時更新!
2022年08月09日長男が3歳のころのお話しです。義母と電話で話していると、「2人目ができないのは私のせいだと夫が言っている」と聞かされました。なぜか、私が原因で子どもができないことになっているのです。私も2人目が欲しいと悩んでいた時期で、その言葉はとてもショックでした。そこから私がどのように対処したかや、今の義母との関係についてお伝えします。男性不妊のわが家義両親には伝えていませんでしたが、私たち夫婦は男性不妊のため、不妊治療で長男を授かりました。私は2人目が欲しいと考えていましたが、夫が不妊原因に対処しようとせず悩んでいました。 そんなときに、義母と電話で話していると「あなたたちが2人目を作らないのは、恭子ちゃん(私)のせいなんでしょ。○○(夫)がそう言っていたわよ」と。夫がそんなことを言うはずないとはわかっています。それでも夫が言っていたと伝えてくる義母に不信感を抱き、ショックと怒りで言葉が出ませんでした。 義母の話は嘘だった以前から、義母は自分の伝えたいことを、誰かが言っていたと遠まわしに伝えてくることはありました。きっと義母自身が、私が2人目を欲しがっていないと考えて、それを責めたい気持ちがあったのだと思います。 念のため、夫に義母から言われたことを確認しましたが、当然ながらそんな事実はなく、義母の言葉は嘘だと判明。妊娠・不妊というとてもプライベートな問題について、軽々しく口を出してくる義母に対して怒りが収まりませんでした。 もう義母に会いたくない義母からの言葉のダメージは強く、翌週に義実家に行く予定でしたが、私はとても行く気にはなれませんでした。義母に会ったら似たようなことを直接言われるのも目に見えていたので、私は義実家に行かないと断固拒否。夫と子どもだけで行ってもらい、私がどうして行かないのかの説明は夫に任せました。 不妊原因については話さなかったようですが、義母の言葉に私が傷ついていることは伝えたので、それ以降、義母から連絡が来ることもなく、会いに行かないことをとがめられることもありませんでした。 義母との関係修復のきっかけ半年ほど義母と距離をとったことで私も冷静に考えられるようになり、義母は、私たちに2人目ができないのを気にしていたのだと考えられるようになりました。でも、それを上手に話すことができずに、あのような言い方になったのだと思います。あのときは私自身も2人目ができないことを悩んでいたので、義母の言葉に過敏に反応してしまいました。 そうやって冷静になったころに、子どもの誕生日に義両親からプレゼントが届いたので、いい機会だと思い、プレゼントのお礼の電話を私から義母にしました。直接話したことが関係修復のきっかけとなり、今は義母と適度な距離感で過ごせています。発言に対する謝罪などはありませんが、現状に満足しています。 義両親の言動を変えるのは難しいですが、何もかも我慢する必要もないので、無理せず付き合えるよう距離をとることも大切だと気が付きました。距離をとることで問題が大きくならないよう、義母への説明を夫にお願いしたのもいい判断だったと思います。何より、しっかり冷静になれるまで時間をかけるのが、私にとってはポイントでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:高橋 恭子6歳男児のママで現在妊活中。理学療法士として働きながら、ヒプノセラピストの資格を取得。仕事、子育て、家事など経験を生かした記事を執筆中
2022年08月02日