10月7日より千葉県の幕張メッセで最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開催されている。次世代コンテンツ保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」が2013年に引き続き、今回も出展している。SeeQVaultはパナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社によって開発されたコンテンツ保護技術で、多様な対応機器での再生互換性と強固なセキュリティが両立されている。これにより2013年8月、ホームネットワーク向けの著作権保護技術「DTCP」の管理運用を行うDTLA、デジタル放送の送受信技術に関する規格化推進を行うDpa(デジタル放送推進協会)の2団体から記録メディアとして認可された。対応機器の状況などについて、ソニー RDSプラットフォーム 研究開発企画部門 VEプロジェクト室 メディア規格課シニア・アライアンス・マネジャーの鈴木健二氏と、東芝 セミコンダクター&ストレージ社 メモリ事業部 メモリ応用技術部 主幹の三村英紀氏に話を聞いた。○著作権保護の仕組みを機器バインドからメディアバインドへSeeQVaultが登場する以前、著作権保護が付された地上デジタル放送などの番組を録画機能付きテレビで外付けHDDに録画した場合、録画を行ったテレビを買い換えたりするとその録画番組は基本的に見られなかった。これは、録画データがテレビなどの録画機器と一対一で関連付け(いわゆる"ヒモ付け")されて著作権保護の認証が行われているためだ。これを後述するNSM Initiativeでは、「機器バインド」と呼んでいる。一方、SeeQVaultで録画データとのヒモ付けが行われるのは録画機器ではなく、録画先となる記録メディア(この場合は外付けHDD)となっている。このため、録画機能付きテレビが壊れて買い換えた場合でも、外付けHDDに録画された番組を新しいテレビで見ることが可能だ。これは、機器バインドに対して「メディアバインド」と呼ぶ。SeeQVaultのライセンス運用や提供を行う会社として設立されたNSM Initiativesは、昨年10月に開催されたCEATEC JAPAN 2013でも出展を行っていた。DTLAとDpaによる認可が降りた直後となる時期だが、鈴木氏と三村氏によれば昨年のCEATECの時点でSeeQVaultへの対応および対応検討を行っていたのは、技術の開発に関わった4社(パナソニック、サムスン、ソニー、東芝)プラス数社だったという。それから1年経ったCEATEC JAPN 2014では、対応および対応検討を行っている16社による共同出展が行われている。爆発的とはいかないが、少しずつ波及している印象だ。出展している16社はAVCマルチメディアソフト、バッファロー、CyberLink、デジオン、富士通、船井電機、Genesys Logic、アイ・オー・データ機器、メディアロジック、パナソニック、ピクセラ、サムスン電子、Silicon Motion、ソニー、東芝、東芝情報システムとなっている(順不同)。鈴木氏によれば「バッファロー、アイ・オー・データ機器、ピクセラ、デジオンの4社による参加は大きい」という。バッファロー、アイ・オー・データ機器はHDDベンダーとして大手であり、一方のピクセラ、デジオンは視聴・録画ソフトを広く提供しているからだ。特に、ピクセラはAndroid向けに視聴・録画ソフトを提供しており、三村氏はこれによりスマートフォンやタブレット端末での対応がいっそう進むと期待を寄せる。○今後は録画だけでなくBtoB用途への波及にも期待将来的な展望としては、テレビ番組の録画向けだけでなく、BtoB分野へも波及していきたいと鈴木氏は語る。そもそもSeeQVaultが提供するのは放送録画の技術ではなく、前述したように多様な機器での互換性と強固なセキュリティだ。これらを転用することで、ゲーム産業でのコンテンツ流通であったり教育用途での個人情報管理であったりと、多様な用途が可能となる。鈴木氏は「放送録画だけでなく、多様な潜在需要がある」と、将来の成長に期待を寄せた。
2014年10月08日IDC Japanはこのほど、2014年第2四半期の国内タブレット端末の出荷台数を発表した。出荷台数は前年同期比19.3%増の197万台となり、四半期ベースで前四半期に引き続き2桁のプラス成長を記録した。ベンダー別出荷台数シェアでは、Appleが39.4%を獲得して首位を守った。第2四半期の出荷は、個人向けが155万台で前年同期比14.3%増、訪印向けが42万台で同41.8%、全体では197万台で前年同期比19.3%だった。好調の要因として、同社ではNTTドコモ向け4G回線付きAndroid端末の出荷台数が大幅に増加したこと、Windows OSおよびiOS搭載の法人向けタブレット需要が堅調だったことを挙げている。ベンダー別出荷台数シェアでは、首位がAppleで39.4%だった。同社ではドコモが6月にiPadの取扱いを開始したことがプラス要因に働いたと見ている。2位はLTE回線付きARROWSシリーズを出荷した富士通で12.1%、3位にはXperiaシリーズのソニーが11.1%、4位がASUSで10.8%、5位がシャープで10.1%だった。今後の見通しについて、同社のIDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの木村融人氏は「個人向け市場でWi-Fi搭載の低価格帯アンドロイドOS搭載タブレットの需要が伸び悩んでおり、また将来的にも5.5インチ以上の大型パネルを搭載したスマートフォン(ファブレット端末)との競合から、タブレットの出荷台数が減少する可能性がある」と分析している。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月08日10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。本稿では、「CEATEC JAPAN 2014」で見つけたウエアラブル端末をまとめて紹介する。○"脈拍"がテーマのウエアラブル - エプソンエプソンはウエアラブルデバイスをメインにブースを展開。CEATEC開催直前の2014年10月2日にはウエアラブルデバイスの新製品を発表し、「つけて、つかう、ウエアラブル・エプソン」という新たなキーワードも打ち出していた。発表されたばかりの新製品だけでなく、メガネ型デバイス「MOVERIO」や電子ペーパー採用のリストウェア「Smart Canvas(スマートキャンバス)」のタッチアンドトライコーナーも設けられた。○カラフルな色使いが特徴的 - FitbitFitbitブースには「Fitbit flex」「Fitbit zip」「Fitbit one」の活動量計3種類が展示されていた。Bluetooth 4.0でスマートフォンと接続し、データを確認できる。USBケーブルでパソコンにデータを保存することも可能だ。○海外メーカーのオシャレなスマートウオッチ - 加賀ハイテック加賀ハイテックのブースでは2014年9月26日に発売したばかりのスマートウオッチが展示されていた。スイス発「MYKRONOZ(マイクロノス)」ブランドによるスマートウオッチ4機種、電池駆動のスマートウオッチ「COGITO」2機種のほか、睡眠サイクルを計測する「SLEEPTRACKER」も発見。○今や多くのウエアラブルデバイスに欠かせないBluetooth多くのウエアラブル端末は、スマートフォンやタブレットとの接続して使用する。そしてその接続にはBluetoothを利用することがしばしば。というわけで、Bluetooth SIGブースにもいろいろなメーカーのウエアラブル端末が展示されていた。
2014年10月08日英国を代表するアウターウェアブランド「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」が2014年10月17日(金)御殿場プレミアム・アウトレットにオープン。2014年1月に期間限定ショップとして出店していた「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」が、大好評につき日本初のアウトレット常設店としてオープンする。同店では、代名詞でもある“ゴム引きコート”の他に、トレンチコートやベストセラーのキルティングジャケットなどを取り扱い、20~40%OFFとお得なアウトレットプライスにて購入することができる。19世紀当時の製法で今も職人によるハンドメイドで作られ、クラシックでありながら、袖を通すとモダンな印象であり、ずっと愛用できる普遍性が人気の“ゴム引きコート”。この機会に試してみてはいかがだろうか?【ショップ概要】マッキントッシュ(MACKINTOSH)御殿場プレミアム・アウトレット店オープン日:2014年10月17日(金)店舗面積:78.12平方メートル営業時間:10:00~20:00(季節により変動有)元の記事を読む
2014年10月08日●あなたの二の腕、皮下脂肪は何cm?10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。本稿では、「CEATEC JAPAN 2014」で見つけたヘルスケア関連のブースとプロダクトを紹介しよう。○細部にまでこだわりつくした製品が多いタニタタニタブースでは、体組成形「inner scan DUAL(インナースキャンデュアル)」、活動量計「カロリズム」、女性向けのヘルスケア製品を展開するブランド「La Muse(ラ ミューズ)」コーナーを展開していた。そのほか、現在開発中の製品を紹介するコーナーも。「La Muse」ブランドのコンセプトは「女の子達の"ちょっと頑張る"を応援するアイテム」というもの。そのコンセプト通り、製品にはキレイになりたい女性を応援する個性的な機能が多く搭載されている。体組成計は、脚の筋肉度を測定して、ハイヒールの似合う「美脚度」を100点満点で評価してくれる。美脚度測定のほかに筆者が感動したのは、電極(銀色の部分)に樹脂を採用していること。これは足を置いた時にひんやりしないように、という心配りによって実装されたそう。細かい点だとは思うが、毎日乗る体組成計と考えると大切な点だろう。また、耳慣れない「皮下脂肪厚計」という機器だが、こちらはその名の通り、皮下脂肪の厚さを計測してくれる機器だ。二の腕やお腹、太ももの皮下脂肪の厚さを計測してくれるとのこと。活動量計は、細部までこだわって作られている印象。シリコン製のケースは「かわいくないかも……」と感じたのだが、身に付けてみると何の違和感もないうえ「むしろかわいいな」とすぐさま考えが変わった。次ページでは、「デジタルヘルスケア・プラザ」ブースを紹介する。●せっかく蓄積してきたデータ、他社製品では使えないの?○「Continua」規格でつながるヘルスケア続いて紹介するのは、複数の企業・団体が連名で出展する「デジタルヘルスケア・プラザ」ブース。Personal Connected Health Allianceが取り決めた「Continua(コンティニュア)」という規格に準拠した製品を提供する企業が出展していた。Continua規格は、さまざまな健康・医療サービスをユーザーがシームレスに利用できることを目指して制定されたもの。例えば、A社の活動量計のユーザーがB社の活動量計に買い換えた場合、A・B両社が「Continua」規格に対応していれば、ユーザーは今まで蓄積してきたデータを保持したままB社の活動量計を使える。ユーザーは長期にわたって自分の計測データを記録できるため、疾病の早期発見や、患者と医師の効率的な連携などにも役立てられるのではないか、とのことだ。2014年9月現在では、全世界で150を越えるメーカーが参加している。
2014年10月08日米アドビ システムズは、10月6日から8日の期間に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される同社主催のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2014」において、新しくなったモバイルアプリ群などを含む「Creative Cloud」のマイルストーンリリースの提供開始を発表した。今回のメジャーリリースには、新しいモバイルアプリ群と、連携する13の主要なCCデスクトップツールの大幅な機能アップデートが含まれるほか、「Photoshop CC」「Illustrator CC」の最新バージョンには、「Microsoft Windows 8」および「Surface Pro 3」のタッチサポートに関する飛躍的な進化が含まれるとのこと。また、CCデスクトップツールと9つの新しいモバイルアプリを連携させることで「Photoshop」、「Lightroom」、「Illustrator」、「Premiere」の機能をモバイルデバイスにまで拡張するクリエイティブプロファイルもリリース。これにより、クリエイターは場所に関係なく各自の作品や制作に使用するアセット、コミュニティへのアクセスが可能となる。○新しくなったモバイルアプリ群モバイルアプリのPhotoshopファミリーでは、「Photoshop Sketch(従来のAdobe Sketch)」、「Photoshop Mix」、「Lightroom Mobile」のアップデートなどを実施。Photoshop Sketchでは、新しい内蔵ブラシを使って描画を行い、Photoshop CCおよびIllustrator CCとワークフローの統合が可能となる。Photoshop Mixは、モバイル合成機能の拡張やiPhoneへの対応を実現。Lightroom Mobileは、デスクトップとモバイルの統合ワークフロー上に構築され、オンラインで共有している写真からお気に入りの選択やコメントを残す機能、Lightroomデスクトップと同期可能となったiPhoneからのGPS情報などを提供する。Illustratorファミリーでは、「Illustrator Draw(従来のAdobe Ideas)」と「Illustrator Line(従来のAdobe Line)」をアップデート。Illustrator Drawでは、先進的で合理化されたインターフェースから、お気に入りのベクトル描画ツールおよび機能にアクセスが行える。Illustrator Lineでは、iPadで正確な幾何学図形や遠近法を用いたパース図の作成が行えるほか、Illustrator CCにアートワークを送信し、Illustrator CC側でベクトルデータの編集も可能となっている。Premiereファミリーでは、新たに「Premiere Clip」をリリース。同アプリでは、iPhoneまたはiPad上のビデオショットを共有に適したビデオに編集・変換でき、作品をPremiere Pro CCに送信することで、高度な編集や仕上げを施すことも可能。○新カテゴリの「キャプチャ」アプリも発表今回は、デザインを作成してクリエイティブワークフローに取り込むための新しいカテゴリとなる「キャプチャ」アプリとして、「Brush CC」「Shape CC」「Color CC(従来のAdobe Kuler)」の発表も行われた。Brush CCは、Photoshop CC、Illustrator CC、Illustrator Sketchで使用できるユニークなブラシをiPadまたはiPhone上で写真などを用いて作成できるアプリ。Shape CCは、さまざまな高コントラスト写真をベクトルアートに変換でき、それをCreative Cloud Libraries経由で、Illustrator CCやIllustrator Lineで利用できる。Color CCは、取り込んだ色をテーマとして保存でき、Illustrator CCやPhotoshop CCなどのアドビアプリケーションでそのまま利用することが可能となる。
2014年10月08日●音声認識による操作やビッグデータを活用した情報サービス10月7日より千葉県の幕張メッセで、IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開催されている。この記事では、カーオーディオ・カーエレクトロニクスに関する展示のうち、一般ユーザー向けのものからいくつかをピックアップしてレポートする。○音声と先読みでナビやオーディオの操作負担を軽減 - 三菱電機三菱電機ブースでは、10月2日に発表したオーディオナビシステム「NR-MZ90PREMI」を搭載した車両と「自動車向け簡単操作インターフェース」の技術展示が行われている。NR-MZ90PREMIは、NEW MINIに搭載。そのサウンドを体験できる。使用されているスピーカーは、フロントのツイーター×2本、リアのフルレンジ×2本、シート下のウーファー×2本で、いずれも純正品。ヘッドユニットだけをNR-MZ90PREMIに交換した環境だ。NR-MZ90PREMIには、「マルチウェイ・タイムアライメント」などの補正機能が搭載されており、純正のスピーカーを使用した場合でも、ドライバー席での正しい音の定位を実現可能だ。リスニングルームに設置したピュアオーディオシステムに近いサウンドクオリティを、カーオーディオシステムで体験できる。自動車向け簡単操作インターフェースは、自動車用のナビやオーディオを簡単に操作するために開発されたもの。カーナビやカーオーディオは、機能が高度になるにつれて操作も複雑になる傾向があるが、簡単操作インターフェースは、ドライバーが操作したい項目を先読みして選択肢を提示する操作システムだ。日付や時刻、現在地、それまでの操作履歴などから選択肢を絞り込む。筆者が体験したデモでは、まず「ゴルフ場にいきたい」と話しかけると、よく行くゴルフ場が3件リストアップされた。ステアリングの横に配置された1~3のボタンで選択すると、そこが目的地に設定される。また、ゴルフに行く際に、よく同乗する友人もリストアップ。これもボタンで選択すると、相手に電話をかけるというものだった。なお、音声認識はクラウド上のデータベースに加えて、携帯端末のアドレス帳データを使用。これにより高精度の認識を実現しているとのことだ。○交通環境を改善するビッグデータ情報サービス - トヨタトヨタブースでは、ビッグデータ情報サービスと、T-Connectのデモコーナーが設けられている。ビッグデータ情報サービスは、専用通信機(携帯モジュール)を搭載したトヨタ車からの走行データを集計したサービス。現在、この通信機を装備した車は日本国内で70万台以上走行している。走行速度だけでなく、ABSの使用回数などもデータとして集計。写真は10月6日のもので、赤い丸印がABSが使用された場所だ。台風が上陸したため、通常よりもABSの使用率が高いという。集計したデータを基に、リアルタイム渋滞予測や危険箇所の洗い出しなどが行われている。リアルタイム渋滞予測は2007年モデル以降の純正ナビに搭載。VICS範囲外の細かな道の渋滞情報も利用できる。また、この集計データを活用したプロジェクトも進行中だ。愛知県では、2013年よりABSが頻繁に作動している場所の調査を実施。路面の状況や交差点の形などの問題が指摘されている。T-Connectは、通信によって接続されたナビに、スマートフォンのようにアプリをインストールして使用できるというもの。車両情報を活用したアプリ、コミュニケーション用のアプリ、情報収集のためのアプリなどがトヨタから提供されている。また、トヨタではT-ConnectのSDK(ソフトウェア開発キット)を配布しており、同社以外からもT-Connect向けのアプリがリリースされている。写真は、パナソニックが提供しているエアコン操作アプリのデモだ。○AppleのCarPlay対応AVメインユニットや次世代HUDを展示 - パイオニアパイオニアブースでは、AppleのCarPlay対応AVメインユニット「SPH-DA700」のデモと、現在開発を進めている次世代HUD(ヘッドアップディスプレイ)の技術展示が行われている。SPH-DA700は国内で初めてCarPlayに対応したAVメインユニット。iPhoneを接続することで、電話や音楽再生、地図表示やSNSなどの操作を、すべてSiriの音声操作で行うことができる。現在リリースされているHUDでは、ナビからの情報のうち、ドライバーに必要最低限なものをチョイスして表示される。次世代HUDでは、これに加えて車載カメラやセンサー、クラウド情報、車車間・路車間通信の情報の中から、ドライバーに必要なものをチョイスして表示する。これにより、前の車がハザードを出した際に、HUDでドライバーに通知したり、車間距離が縮まっている場合に警告を行ったりすることが可能となる。また、リアルタイム渋滞情報から、どの車線を進むべきかをアドバイスしたり、ドライバーの視界に入ってきていない危険を知らたりせる機能も開発中だ。●眼前で情報を確認できるHUDや走行中のEV車両に給電を行うシステムも展示○セーフティと音声認識をテーマとした展示 - クラリオンクラリオンブースでは、主に安全性を高めるための「Intelligent Safty」と、音声操作「IntelligentVoice」の展示が行われている。Intelligent Saftyは、ポルシェと共同開発し、パナメーラに採用されたシステム。ブースにはパナメーラの実車が展示されており、全周俯瞰カメラシステムや安全走行支援システムを体験できる。Intelligent Saftyでは、パナメーラに採用されたシステムに加えて、歩行者の検知機能や接近してくる車の検知機能、車線から外れた際の検知機能の開発が進められている。また、「全周囲俯瞰システム」は現在は真上から見た状態での表示が行われているが、斜め上からの視点に変更してより立体感を出す「3D SurroundEYE」も開発中だ。IntelligentVoiceコーナーでは、AVナビ「NX714」シリーズでの音声操作を体験できる。目的地の設定や、接続したスマートフォンでの通話、音楽再生、SNSのでのメッセージ送受信といった操作を音声で行うことが可能だ。○コンパクトカーに搭載されたHUDや自動運転技術を展示 - マツダマツダブースでは、自動運転技術の研究開発車両の展示と、アクティブ・ドライビング・ディスプレイのデモが行われている。展示されている実験車両は、2014年7月にカリフォルニア州モントレーの「LAGNA SECA」サーキットで行われた実験走行に使用されたもの。LAGNA SECAはコークスクリューと呼ばれるS字シケインが特徴のコースで、2001年にマツダが命名件を取得している。行われた走行実験は、マップ情報とGPSによる位置情報での自動走行。まだ、周囲の障害物の検知や回避を行うことはできない。ブースで聞いたところでは、「マツダはGoogleのような自動運転を目指しているわけではない。あくまでも、運転して走る喜びを感じてもらいたい」とのことで、ドライバーの操作ではどうしても避けられない緊急の場合に、自動運転に切り替わるといったものを目指しているという。アクティブ・ドライビング・ディスプレイは、メーターフード上に設置されたコンバイナーに情報を映し出すデバイス。ドライバーからは、1.5m先に情報が表示されているように見える。「アクセラ」の「15S」「15C」「20S」「HIBRID-C」を除く車種に標準装備されているが、新型「デミオ」の「13S L Package」「XD Touring」「XD Touring L Package」にも新採用された。ブースでは、新型デミオの実車が展示されているほか、アクティブ・ドライビング・ディスプレイのデモブースも設けられている。○走行中のEVに給電するシステムを展示 - TDKTDKブースでは、走行中非接触電力伝送の実証実験に使用された車両が展示されてている。非接触給電では、電子機器向けの「Qi(チー)」が既に製品化されている。さらに、EVに向けた駐車場用の非接触給電システムも開発が進んでおり、同社では2~3年以内の実用化を目指しているという。走行中非接触電力伝送はそれを応用したもので、道路にコイルを設置してそこから走行中の車両に給電を行う。コイルから受け取った電力は、バッテリーではなくキャパシタに蓄えられる。実験では、1周30mのコースに6個のコイルを設置。実験車両は5km/hの速度で8時間走行。これを3日間繰り返すことで、計120kmを走行した。なお、同社では走行中非接触電力伝送を「現時点では、まだ速度が遅いうえにクリアしなければならない課題も多いが、トロリーバスのような路線で運用される交通機関だけではなく、すべての自動車を対象とした研究」だとしている。
2014年10月08日10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。東芝は「情報を身につける」がテーマのメガネ型ウエアラブル端末「東芝グラス」を参考出展。筆者も実際に体験してみた。○"メガネ"としての外観や装着感を追求した「東芝グラス」東芝グラスは、投影モジュールが着脱可能になっているメガネ型のウエアラブル端末。情報を「身につける」というコンセプトで開発が進められている。東芝グラスの第一印象は、「わりと普通のメガネだな」。電子機器とはいえ、ファッション性にもきちんと配慮されている。装着感にもこだわったそうで、重量はおよそ42gと軽い(ちなみに筆者が普段かけているメガネは約20gだ)。投影モジュールを取り外せば、普通のメガネのようにツルを折りたためる。装着すると、投影モジュールがプロジェクターの役割を果たして、特殊な構造の右レンズに情報を映し出す。料理中に次の手順や分量を表示したりと、サイクリング中に心拍数や天気予報を表示したり、手が放せない状況でも、ユーザーにとって必要な情報が目に飛び込んでくるようになっているのだ。使用時にはスマートフォンやパソコンとケーブルで接続する必要があるのだが、情報を「身につける」というからには、ぜひワイヤレスを実現してほしい。○ヘルスケアにも力を注ぐ東芝はヘルスケア事業にも注力している。それを象徴するのは、2014年7月の社内カンパニー「ヘルスケア社」新設だろう。このたびの「CEATEC JAPAN 2014」にも、ヘルスケアブースを設けていた。楽天と共同で女性向けの基礎体温管理サービス「楽天キレイ℃ナビ」を提供している。東芝の基礎体温計で測定したデータを、スマートフォンに転送。測定したデータをもとに、体温タイプ判定(基礎体温グラフから特徴を分析して6つに大別したもの)、ホルモンバランスチェックを行う。ユーザーの体調やタイプに合わせた「キレイUPアドバイス」機能によって、美容やダイエットへの助言をしてくれる。すでに発売しているリストバンド型活動量計「WERAM1100」も展示していた。「WERAM1100」は自動で活動・睡眠状態を判定してモードを切り替える。また、より医療に特化した生体情報センサ「Silmee」も出展された。「Silmee」は胸部にゲルで貼り付けて、心電位、脈波、加速度、皮膚温を自動で計測。BluetoothかUSBケーブルで、スマートフォンやタブレット、パソコンに転送して蓄積していく。蓄積したデータは、医療機関における患者の見守りなど健康管理に役立てられる。○東芝の野菜づくり東芝は野菜づくりのイノベーション「Clean Room Farming」を紹介するブースも展開していた。総合電機メーカーである東芝が野菜づくりというと、関連性がないように思う人もいるかもしれないが、東芝の技術力を結集して安心・安全な野菜を作ろうという取り組みなのだ。半導体製造に使われるクリーンルーム、UV殺菌された水、野菜の生育に最適な人工照明、エアコンによる徹底的な温度管理など、最先端の技術を野菜づくりに活かしている。クリーンな状態で育てられた野菜はほとんど無菌の状態で、なんと葉物野菜でも保存期間は2週間以上とのこと(担当者)。
2014年10月08日創業10周年の節目を迎えるウイングアーク1stは、同社が全国4カ所(大阪/福岡/名古屋/東京)で展開する「WingArc Forum 2014」の東京セクションでは、多彩なゲストを迎え、10月30日にANAインターコンチネンタル東京にて開催する。"すべてはお客様のために。"をモットーに製品力、技術開発力、成長戦略を強みとする同社は、18,000社への導入実績がある帳票基盤ソリューション「SVF」をはじめ、独自開発のデータベースエンジンから集計リクエストへの高速なレスポンスを実現するBIツール「Dr.Sum EA」、独自のインメモリ化技術を使った国産BIツール「MotionBoard」など、企業内でのデータ活用を実践的に行える国産ツールを提供してきた企業だ。10月30日にANAインターコンチネンタル東京で開催する「WingArc Forum 2014」では、創業10周年記念セッションに"ビッグデータ×クラウド×マーケティング 来るべき時代へ~今、そして、これからの10年~"を設定。"ビッグデータ"、"クラウド"、"マーケティング"というこれからのビジネスの未来のキーワードについて各氏が語り合う。ウイングアーク1st代表取締役社長CEO 内野 弘幸氏がモデレーターを務め、エバーノート株式会社 ジェネラル・マネジャー 井上健氏、株式会社博報堂DYホールディングス 取締役執行役員 兼 株式会社博報堂 執行役員 中谷 吉孝氏、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社 ソリューション事業部 シニアマネージャー小野 潤一郎氏が集う。帳票事例としては、ミッションクリティカルな業務で3年以上ノンストップの安定稼動をさせているライオンが、ホストマイグレーションの実践について紹介する予定だ。BI事例では、全社統一されたデザインのグラフによる可視化や、定例分析作業の削減に取り組んでいるという田辺三菱製薬が、BIツール導入・展開への道のりと、現場ニーズの対応と定着化への取り組みについて講演を行う。クラウド事例では、クラウドサービス採用のポイントから業務改革に至るまで、+αの価値を提供するアスクルの革新的な取り組みについて紹介される予定だ。営業、マーケティング、コールセンターなどの業務に携わる方は必聴の内容となるだろう。また、創業10周年特別企画のスペシャルセッションでは、「ダウンタウンDX」や「ごっつええ感じ」、「伊東家の食卓」、「M-1グランプリ」など、お笑いの世界を放送作家という立場から支えてきた、人気放送作家 倉本 美津留氏のトーク&LIVEも用意されている。テーマはイノベーションのおこし方。一見相反するように見える"革新"と"普遍"を両立させるクリエイティブの本質が語られる予定だ。○開催概要ウイングアークフォーラム 2014[東京]開催日:2014/10/30(木)時間:10:30~18:15 (10:00開場)受講料:無料 ※事前登録制定員:1,200名会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京(〒107-0052 東京都 港区赤坂1-12-33)
2014年10月08日10月7日、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。シャープブースでは液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の4K対応モデルや、フルHD表示ながら4K相当の高画質を謳う「AQUOSクアトロン プロ」などが展示のメインとなっていた。○4Kのさらなる先 - 8Kの高精細表示に注目シャープでは他社に先駆け5月に、4K試験放送「Channel 4K」の受信に対応した「AQUOS 4Kレコーダー」を発表するほか、比較的リーズナブルな40V型からラインナップされる「U20」シリーズをリリース。テレビの4K化を強力に推進している。また、4Kと同様にシャープが注力する「AQUOSクアトロン プロ」もブースでは展示。「AQUOSクアトロン プロ」は、「超解像 分割駆動エンジン」によって、フルHD表示でありながら4K相当の高精細表示を実現するモデルだ。ブースでは、従来より色再現範囲が約12%広くなった最新モデルの「XL20」シリーズが展示されている。また、会場でひときわ多くの人を集めていたのが、2016年の試験放送開始が予定されている8K(7,680×4,380ドット)表示対応テレビ(ディスプレイ)。参考出品であるものの、初日の時点では8Kディスプレイの前は人だかりが常時できている状態だった。○MEMS-IGZOタブレットやフリーフォームディスプレイも会場ではそのほか、10月6日に発表されたMEMS-IGZOディスプレイ搭載タブレットや、自由な形状設計が可能で車載向け、ウェアラブル端末向けなど多様な用途が見込まれる「フリーフォームディスプレイ」なども展示されていた。
2014年10月07日10月7日、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。パナソニックブースでは2013年に引き続き、入口に「4K WORLD」と掲げて4Kをアピール。また、復活が発表された「Technics(テクニクス)」ブランドの製品も展示されていた。ここでは、パナソニックブースの展示を紹介していこう。○4Kで「見る」も「撮る」もパナソニック製品で!パナソニックブースでは、9月25に発表した「4Kビエラ」シリーズや10月1日に発表したばかりの「LUMIX(ルミックス) DMC-LX100」など、表示デバイスから入力(撮影)デバイスまでトータルソリューションとして4Kデバイスを紹介している。また、同社では4K画質で撮影した動画から830万画素の静止画を切り出す「4K PHOTO(フォト)」を提唱しているが、ブースでは最新の「DMC-LX100」のほか「DMC-FZ1000」やミラーレス一眼「DMC-GH4」の試し撮り可能な機材が展示されており、4Kフォトを体験することが可能だ。撮影機器だけでなく、液晶テレビ「ビエラ」シリーズなど4K表示デバイスの展示も充実。プラズマテレビも交えた「ビエラ」シリーズの画質比較、高画質化技術の解説のほか、4Kタブレットなど多様な展示が行われていた。○復活したTechnics製品も展示! 試聴ルームへの入場は整理券が必要パナソニックブースのもう1つの大きな展示がTechnics。こちらもブランド復活第一弾となる製品の日本での発売が発表されたばかりとあってか、多くの人で賑わっていた。会場には、9月に発表された新製品のほか、Technicsの歴史を彩った製品が年代順に展示されていた。また、試聴ルームも用意。新Technics製品のサウンドを実際に体験できるようになっている。ただし、こちらは各回定員ありの入れ替え制となっており、入場には整理券が必要だ。
2014年10月07日10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。シャープのブースでは「Discover Good Life」をテーマとした展示を行っていた。本稿では、コミュニケーションを重視した豊かな暮らしを提案する「スマート・スイートホーム」ゾーンを紹介する。○家電は家族の一員に - 「ともだち家電」シャープブースの「スマート・スイートホーム」ゾーンでは、独自の人工知能「ココロエンジン」を活用した「ともだち家電」を体験できるコーナーを設けていた。「ともだち家電」は、「ココロエンジン」を搭載した家電製品が、クラウド上から天気などの情報を取得してユーザーに知らせたり、家電製品同士で連携してユーザーの生活により密着して情報を届けたりする。例えば、洗濯が終わったタイミングで洗濯機だけではなく、"冷蔵庫"が「洗濯が終わったみたいですよ」と音声でアナウンスしてくれるのだ。家電が人に寄り添い、ココロを尽くす存在になることを目指しているとのこと。スマートフォンアプリ「ココロボ~ド」では、家電を家族の一員に見立てて、メッセージをやり取りできる。すでに「ともだち家電」として発売されている空気清浄機「KI-EX100」は、部屋の空気の状態をアプリ上で知らせてくれる機能などを搭載。外出先からのリモート操作も可能だ。さらに、ただリモート操作するだけではなく、あくまでコミュニケーションを重視した方法で行うのが「ともだち家電」のポイント。家電とメッセージをやり取りするという形でリモート操作を行う。なお、「ココロボ~ド」は家電だけでなく家族との情報共有にも使える。
2014年10月07日10月7日から千葉・幕張メッセで、CEATEC JAPAN 2014が開幕した。CEATEC JAPAN 2014は、24の国と地域からの出展を含む547社が出展するIT・エレクトロニクスの総合展示会。開幕前日の10月6日には台風18号の影響を受けながらも夕刻に、報道関係者向けの事前公開が行われた。本稿では、ウェアラブル端末やスマート家電の注目ポイントをレポートする。○ウェアラブル端末やスマート家電にも注目昨今のエレクトロニクス関連イベントでは必ず注目を集めているのがウェアラブル端末。セイコーエプソンはスマートグラスとスマートウォッチを、東芝でもスマートグラスを展示しており、それぞれのブースで試すことができる。また、スマートホームやスマートシティについては、東芝や三菱、富士通、NECといった電機大手各社が前向きに出展。シャープでは「ともだち家電」の名称で取り組んでいるココロエンジンとクラウドを通じて家電同士を結びつけるデモストレーションをステージ上で紹介した。様々な最新技術を展示したのはNTTドコモだ。握るだけで目的地へたどり着けるYUBI NAVIや、デバイスを身につけるだけで日々の体脂肪燃焼量を見える化する皮膚アセトン測定デバイス、クルマと対話しながら運転するための対話型車両エージェントなどを参考展示。また10月下旬に発売予定のおサイフケータイジャケットも展示している。さらに、NTTドコモや富士通、NECが次世代移動通信である「5G」に関する展示を行っていたのも注目だ。
2014年10月07日10月10日(金)~12日(日)の3日間、スウェーデン大使館で、スウェーデンのキッズブランドを集めた親子イベント「スウェーデン・キッズ・ウィーク 2014」を開催する。スウェーデンは、しばしば日本の育児事情や社会福祉制度などとも比較され、男女ともに育児への積極的な参加を支える社会制度が充実している福祉大国であることが知られている。また豊かな自然は、国民全員のものであり、子どもの頃から自然を享受することを権利として持つ(自然享受権)国でもある。こうした社会背景や風土を土台にして、子どもの安心・安全を大切にする企業文化を持つ育児用品ブランドがいくつも生まれてきたという。「スウェーデン・キッズ・ウィーク」では、抱っこ紐やバウンサーが日本でも人気の「ベビービョルン」や木製おもちゃブランド「ブリオ」、子ども専用アウトドアウェアブランド「イスビョン」、北欧デザイナーによるホームテキスタイルブランド「クリッパン」、そしてルーフラックやサイクルキャリアなどを扱う「スーリー」など、世界中で愛されているスタイリッシュで機能的なスウェーデンブランドがスウェーデン大使館に大集結。出展ブランドの商品を実際に見て、触って、体験できる。そのほか、スウェーデンカフェ、おもちゃ作り体験、“ブンネ”の演奏体験、アニメ上映、そして絵本の読み聞かせなど、親子で楽しめる楽しいプログラムが盛りだくさん。参加は無料だが、専用ウェブサイトより事前登録が必要なのでお出かけになる前にチェックを。(text:Miwa Ogata)
2014年10月07日10月7日から千葉・幕張メッセで、CEATEC JAPAN 2014が開幕した。CEATEC JAPAN 2014は、24の国と地域からの出展を含む547社が出展するIT・エレクトロニクスの総合展示会。今年は「NEXT -夢を生みだし、未来を描け」をテーマに、「エレクトロニクス産業の幅広い分野における最先端技術と、イノベーションを集結し、IT・エレクトロニクスの展望・未来・可能性を描く」としている。主催は、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ:会長 佐々木則夫/東芝 取締役副会長)、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA:会長 山本正已/富士通 代表取締役社長)、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ:会長 荻原紀男/豆蔵ホールディングス 代表取締役社長)の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会。展示会場は、明日の暮らしと社会システムを支える最先端技術を幅広く展示する「ライフ&ソサエティ ステージ」と、様々な分野のイノベーションを支える世界最先端の電子部品、デバイス、材料、装置などを展示する「キーテクノロジ ステージ」の2つのステージに分かれるほか、特別企画展示として「NEXTイノベーションプラザ」を設置している。会期は、2014年10月7日~11日までの5日間で、最終日は入場が無料となる。また、会期中は一般1000円、学生500円の入場料がかかるが、Webサイトから事前登録を行えば無料になる。○台風18号の影響を受けた前日公開開幕前日となる10月6日夕刻には、報道関係者を対象に、約2時間に渡って、展示会場の様子が事前公開された。台風18号が関東地方を直撃した影響もあり、搬入部材の遅れや設営作業の遅れが各ブースでみられたが、パイオニアではすでに開幕当日を迎えられるような形で設営を完了するなど、一部ブースでは台風の影響を感じさせない様子もみられた。○主要各社が4Kを展示、8Kも目立つAV関連製品の展示で目立ったのは、当初計画よりも4年前倒しで、2016年に試験放送が開始されることになった8Kテレビ。NHKとJEITAが共同ブースで8Kディスプレイや8Kブロジェクターを参考展示したほか、シャープもフレーム周波数120Hz駆動のフルスペック8K液晶ディスプレイを参考展示した。シャープの水嶋繁光副社長は、「これまでの8Kディスプレイとは異なる120Hz駆動による画質の違いを体感してもらいたい。また、フルレンジ丸型スピーカー64個をディスプレイの上下に配置し、波面合成技術によって臨場感を持った音場を実現している。高価格ではない、高音質を実現できる技術」と、進化した8Kディスプレイの画質と、スピーカーシステムの高音質に自信をみせた。パナソニックは、「4K WORLD」を中心としたブース展示を行うなかで、BtoCとBtoBの両面から訴求。4Kコンシューマープロダクツは40V型から85V型までを揃えた「4K対応ビエラ」を軸に、4Kビジネスソリューションズでは4Kタブレット「TOUGHPAD 4K」のほか、強い外光下でもスムーズなタッチで複数人での同時使用が可能な「4K大型タッチパネルディスプレイ」を参考出品。ビジネスでの4K活用事例を提案してみせた。また、三菱電機は65型のREAL 4Kテレビを展示して、画質の高さを訴求。シャープもAQUOS 4Kシリーズのラインアップを一堂に展示して、高画質化への取り組み成果を強調した。主催者のCEATEC JAPAN実施協議会では、「世界最先端の技術・製品・サービスが一堂に会し、国内外の業界関係者をはじめとして幅広いユーザに情報を提供するのが、CEATEC JAPAN。IT・エレクトロニクス産業は、近年、自動車やヘルスケア、インフラやエネルギー、農業など、生活や産業のあらゆる分野においてイノベーションを牽引する存在になっており、日本が真に活性化するためには、"既存のプレイヤーが元気になる"ことに加え"新たなプレイヤーが芽吹き、社会が変わっていく"ことが必要不可欠と考える。イノベーティブな未来を創り出そうとするプレイヤーが一堂に会するプラットフォームとなり、多種多様な交流の産物として、新たなビジネスを生む場を目指す」としている。
2014年10月07日10月7日、最先端IT・エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2014が、千葉県・幕張メッセにて開幕した。前日の記者会見とプレス向け公開は中止になってしまったが(個別対応は行われた)、一般公開の初日は台風一過の快晴にも恵まれ、スタートから多くの来場者が訪れている。今年のCEATEC JAPANはソニーが出展を見送ったり、2012年や2013年の4Kテレビのような目玉的な存在がなかったりと、開催前はやや盛り上がりに欠けるところもあったのだが、例年とは別のベクトルで注目を集めそうだ。1つがウェアラブルデバイスで、実際のプロダクトだけでなく、テクノロジーやデバイス、ソリューション的なものを紹介している企業が多い。そのほか、IT技術を用いたヘルスケア、スマート家電といった分野が見どころだ。家電fanでは引き続き、CEATEC JAPAN 2014の模様を随時お伝えしていく。
2014年10月07日絶対食べたい! 2014年秋の注目コンビニスイーツはこれ!都会で感じる季節の変化、それはコンビニスイーツ。いまは各店が趣向を凝らして展開しているので、どれにするか迷っちゃいますよね。そんなアナタのために、この秋の各店の傾向と注目商品を紹介します!●セブンイレブンは和のスイーツで勝負!今シーズンのセブンイレブンで目を引くのは、上品な和のスイーツ。「クリーム白玉ぜんざい(栗入り)」(250円/写真左)は、北海道十勝産の小豆を使用した本格派のぜんざい。モチモチの白玉と、栗の食感が楽しい一品です。「さつま芋餡の秋あんみつ」(300円/写真右)は、サツマイモのこっくりとした甘みが際立つ一方、さっぱりとした寒天とのバランスが◎。コンビニスイーツのレベルは年々上がっているとはいえ、この秋のセブンイレブンのスイーツは本格派和テイストで、コンビニスイーツの域を超えているといっても過言ではありません。●味も量も大満足のローソン「Uchi Cafe SWEETS」シリーズローソンのスイーツといえば、「Uchi Cafe SWEETS」シリーズ。「アメリカンスイーツ」「ピュアシリーズ」「プレミアムシリーズ」「あんこやシリーズ」「カジュアルシリーズ」に「ウチカフェ・アイスクリーム」と6つあるシリーズのうち、今季、注目したいのはこの2つ。1つは、カジュアルシリーズの「モンブランプリン パフェグランデ」(395円/写真左)。カジュアルにスイーツを楽しむ…というコンセプトのシリーズの中でも、お値段高めのこの商品。それだけに、秋の味覚がしっかり詰まっています。ぷりぷりと弾力のあるプリンがドン!栗がゴロン!そしてモンブランクリームがトロン!その下にはゼリー、スポンジ、ムースが何層にも重なっており、食べごたえ十分。甘いものをガッツリ食べたいとき、プリンもモンブランもゼリーもアレもコレも食べたいの~!というときは、迷わずこれでしょう。2つ目は、ウチカフェ2014秋コレクションからアメリカンスイーツの第1弾として発売された、「2段重ねのウーピーパイ」(395円/写真右)。「ウーピーパイ」というネーミングは、アメリカの子供たちが「Whoopie!(ウーピー!)」と喜ぶことに由来しています。可愛い色合いとクリームたっぷりのこのパイは、子供たちはもちろん、大人のテンションも上げてくれそうですね。上は甘酸っぱいラズベリークリーム、下はバタークリームと丸ごとのナッツをサンド。この組み合わせがアメリカン!ナイフとフォークで食べるというのも新鮮です。●素材のおいしさが光るファミリーマート派手さはないけれど、こだわりを感じるのがファミリーマートのスイーツ。なかでも、「安納芋のスイートポテトタルト」(198円/写真上)は注目度大です。パイ生地の中に芋あんがギッシリ詰まっていながら、甘さは控えめ。小手先の技ではなく、芋のおいしさで勝負しています。「えびすかぼちゃのスフレ」(280円/写真手前左)は、上品なカボチャの甘さもさることながら、スフレのふんわり感とカボチャのしっとり感が見事なバランス。ペロッと食べられてしまうこの食感は、クセになりそうです。また、こちらはスイーツでなくパンですが、「ファミリーマートこだわりパン工房」の新商品「りんごとホイップのデニッシュ」(125円/写真手前右)も、素材のおいしさが際立つ商品としてぜひ紹介したい一品。国産ふじりんごの酸味とシャリシャリした食感に、ミルクの風味がしっかりしたホイップが絶妙にマッチ。125円でこのクオリティというのもうれしいポイントです。ファミリーマートのスイーツには、提供しやすい価格で本物の味を追求している職人気質が感じられます。コンビニで手軽に味わえる秋の味覚。あなたもぜひ堪能してくださいね♪※価格はいずれも税込み。※地域によっては、一部販売されていない商品や、発売時期が異なる場合もあります。詳しくは各社ホームページや店頭でご確認ください。<文/島田彩子>
2014年10月07日9月29日~10月5日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。先週は米国時間9月30日、米サンフランシスコで開催されたMicrosoftのイベントで、ついに次期Windowsこと「Windows 10」が発表された。"Threshold"の開発コード名でも知られる次期Windowsは、「Windows TH」や「Windows 9」といった正式名称候補が挙げられていたが、フタを明けて見ると「Windows 10」に決定。「10」という名称は、Windows 95/98のバージョン判別の混同を避けるため……という噂も流れているが、真偽は不明だ。なお、米国時間10月1日(日本時間10月2日)には、テクニカルプレビュー版の提供も開始されている。一方、日本マイクロソフトでは1日、米Microsoft CEOのSatya Nadella氏が初来日し、日本市場向けの新Microsoft Office「Office Premium プラス Office 365 サービス」と、サブスクリプション型のMicrosoft Office「Office 365 Solo」を発表。合わせて、「Office for iPad」の日本市場への投入、「Surface Pro 3」Core i3版の発売も明かされた。このほか、2日には、国内PCメーカー初となる2014年秋冬モデルが、パナソニックから登場。注目は、Core Mプロセッサを搭載し、コンバーチブル型で世界最軽量745gをうたう10.1型「Let’snote RZ4」。Web直販モデルではLTE通信搭載モデルもラインナップされる。
2014年10月06日CEATEC JAPAN実施協議会は、10月6日に予定していた「CEATEC JAPN 2014」開催発表記者会見ならびに報道関係者向けの先行内覧会(メディアコンベンション)を中止すると発表した。「CEATEC JAPAN 2014」は千葉県の幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクス関連の展示会。会期は10月7日から10月11日となっており、6日には主催者挨拶としてCEATEC JAPAN実施協議会の佐々木則夫会長(東芝 取締役副会長)による記者会見、および報道関係者向けに会場を公開する先行内覧会(メディアコンベンション)が予定されていた。なお、同協議会では7日からはスケジュール通り開催する予定であるとしている。
2014年10月06日TIOBE Softwareから、2014年10月のTIOBE Programming Community Index(PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2014年10月におけるインデックスは次のとおり。2014年10月はGoogleが開発を進めているプログラミング言語Dartが初のトップ20入りを果たし、17位に付けたことが注目される。JavaScriptの置き換えを狙った次世代のプログラミング言語はいくつか開発が進められているが、トップ20入りしたのはDartが初めて。Dartの普及は当初、Google以外のブラウザベンダーがDartを採用するかどうかわからないなど、不確定な要素があり、緩やかなものだった。しかし、この数年間の開発期間を経て、Dartが生成するJavaScriptコードの性能がきわめて高いものになったことから、JavaScriptを置き換える言語として注目度が上がっている。また、これに呼応するようにJavaScriptのシェアが減少している点も注目される。10月も引き続き、Swiftはトップ20入りを果たした。CとJavaのシェア格差は広がりを見せており、現在の勢いのままシェアを変動が続いた場合、C言語に続くプログラミング言語としてObjective-Cが2位に付ける可能性が出てきている。
2014年10月06日2014年10月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元として使われており、PYPLページのリンクを辿っていけば自国におけるランキングなども表示させることができる。2014年10月におけるインデックスは次のとおり。11位にSwiftがランクインしたことが注目される。新たに発表されるプログラミング言語は、直後は上位にランクインするものの、しばらくすると圏外になってしまうことが多い。Swiftがこのタイミングで11位に付けたことは、今後長期にわたってシェアを維持し続ける傾向の表れととらえることができ、実用的なアプリ開発言語として一定のシェアを持ち続ける可能性が見える。PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを特に調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されていると言える。
2014年10月03日「パルファン ジバンシィ (Parfums Givenchy)」から、アリシア・キーズがミューズをつとめる新フレグランス『ダリア ディヴァン』が誕生! 2014年10月3日(金)全国発売「パルファン ジバンシィ (Parfums Givenchy)」から、世界的アーティスト、アリシア・キーズをミューズに起用した新フレグランス「ダリア ディヴァン オーデパルファム」と、ボディジェル「ダリア ディヴァン スキン デュウ」が2014年10月3日(金)より発売される。太陽のような存在感と、誰をも惹きつける美しさを兼ね備えた現代の女神(ディヴァン)像を体現するミューズは、優雅な魅力と才能で世界中を魅了する、アリシア・キーズ。「ジバンシィ(Givenchy)」クチュールのクリエイティブ・ディレクター、リカルド・ティッシが創造した空想上の魔性の花「ダリア」の物語は、光り輝くミューズを迎え、新たなステージへ。シンプルで美しいボトルに太陽の光と温かさを凝縮したかのようなフレグランスは、その黄金の一滴で光のドレスを纏ったかのように、現代の女性が内に秘めている圧倒的な輝きをダリアのごとく幾重にも開花させる。■ダリア ディヴァン オーデパルファム~現代の女神(ディヴァン)たちを輝かせる、黄金のフレグランス~「ジバンシィ(Givenchy)」のクチュールとフレグランスが共有するラグジュアリー、力強い魅力や夢を黄金の糸に込め、絢爛なクチュール ドレスを表現。光にあふれ、心を奪って虜にする、ジュエリーのようなフレグランス。■ダリア ディヴァン スキン デュウ〈数量限定発売〉~官能的なドレスに身を包むような、輝きあふれるボディジェル~極めて繊細で美しいゴールドの輝きを放つジェルは、肌にのせるとすぐにローションのように軽いテクスチュアとなって、するするとなじむ。保湿効果に優れ、肌をリフレッシュするだけでなく、パーリィな輝きとともに、肌を艶やかに仕上げ、甘く官能的なヴェイルで心地よい安心感に。【製品概要】■ダリア ディヴァン オーデパルファム〈ナチュラル スプレイ〉容量:30mL〈数量限定発売〉、50mL価格:9,720円、12,960円(税込)■ダリア ディヴァン スキン デュウ〈ジェル状ボディローション〉容量:200mL価格:7,128円(税込)発売日:2014年10月3日(金)取扱い店舗:全国有名百貨店化粧品コーナー ジバンシイ カウンターにて発売※ダリア ディヴァン オーデパルファム:全国発売ダリア ディヴァン スキン デュウ:数量限定発売【キャンペーン情報】■「ダリア ディヴァン」発売記念、プレゼントキャンペーン応募期間:2014年10月1日(水)~10月21日(火)24時 応募締切詳細URL:<プレゼント内容>・ダリア賞‐1名「ダリア」シリーズ全ラインのスペシャル セット・ディヴァン賞‐5名 新フレグランス「ダリア ディヴァン オーデパルファム」(50mL 現品)「ダリア ディヴァン スキン デュウ」(200mL現品)のセット・ミニ ディヴァン賞‐100名 「ダリア ディヴァン オーデパルファム」の香り(ミニチュア 5mL)【問合せ先】パルファム ジバンシイ [LVMHフレグランスブランズ]電話番号:03-3264-3941ブランド サイト:【同時発売】■2014レディ コレクション GIVENCHY ルージュ・ジバンシイ<限定カラー>■2014レディ コレクション GIVENCHY ヴェルニィ・ジバンシイ<限定カラー>元の記事を読む
2014年10月02日吉祥寺ねこまつり実行委員会は10月1日~31日、東京都武蔵野市吉祥寺の各所にて、「吉祥寺ねこ祭り2014」を開催している。「吉祥寺ねこ祭り」は、2010年から開催されている吉祥寺の祭り。地域活性化と、人と猫が共生する街づくりを目的としている。マイナビニュースでも、2012年、2013年と連続で取材を続けてきた。今回は、猫カフェや猫の雑貨、ペットグッズを取材した。○まずは、猫カフェきゃりこへ!!まず取材へうかがったのは、吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」だ。毎年祭りに参加している猫カフェで、筆者も何度か訪れたことがある。個人的に一番好きな子はこの子だ。ブルーの美しい毛色に、白が入り、お鼻は麗しいピンク。好みど真ん中だ。個人的にもこの猫カフェきゃりこさんには時折遊びにくるが、やはり毎回目をひくのはこの子だ。○大きな茶トラ白も!窓際に目を向けると、大きな茶トラ白の猫さんが。かなり長い毛を持っており、一生懸命毛づくろいをしていらっしゃった。○ブルーの毛の子もこちらの猫さんも好みの色合いをしている。地面にはいつくばってご挨拶をし、しずかに手を寄せてみると……。避けられました。ごめんなさい。○天然パーマの猫さんもこちらの猫さんも可愛いなと思って近寄ってみた。すると、なんとも不思議。毛が全てくるくると巻いた状態になっているではないか。おでこのあたりを触ってみると、実にフワフワと不思議な手触り。珍しい猫種に出会えるのも、この猫カフェの魅力だ。○自由気ままに遊ぶ猫たちふと後ろを見てみると、今まさにキャットタワーに入ろうとしている猫がいた。近寄ってみてみると、お鼻の低い猫さんが。上手に入れたようで、得意げな表情だ。○美しいパステル三毛の猫さんこちらの子も天然パーマの美しい毛を持っていた。色は三毛。いわゆるパステル三毛というやつだ。淡い色合いがなんとも可愛らしいこちらの猫。手を差し伸べてみると……。なんと優しい猫だろう。ナデナデさせてくれた。○フミフミ開始店内には、猫が眠るためのクッションもあちこちに設置されている。こちらのアメリカンショートヘアの子は、お手手を使って一生懸命フミフミをしていた。撮影をしていると、突如として別の猫さんが乱入。チューで挨拶をしている。……かまってほしかったのだろうか。アメリカンショートヘアの子が揉んでいたクッションの上にどっかりと座ってしまった。○三毛最高!店内にある様々な猫用グッズ。どれもこれも猫飼いならばほしくなってしまうものばかりだ。こちらの製品は特に目をひいた。猫の形をした猫のためのグッズ。中にはクッションがひいてあり、三毛猫さんがくつろいでいた。○毛づくろい猫たちは皆一様に毛並みがよかった。スタッフさんたちのケアが万全であるのに加え、猫たちも一生懸命自分で毛づくろいをしていることが背景にあるようだ。○新種のいもむし?店内には漫画がたくさん置いてあるため、本の量に合わせて書棚もいくつかある。棚の上には、猫たちが。長毛の子が上ると、本棚から垂れたモフモフのしっぽがまるで新種のいもむしのようだ。○つちのこ発見猫カフェ内にはあちこちでツチノコのような形になっている猫たちが。柔らかな体のラインを見つめているだけで幸せな気分になれる。○小さなお山こちらの猫さんは、上手に香箱座りをしていらっしゃった。後ろから見るとこんな感じ。まるで小さな山ができてるようだ。○アンモニャイト猫のこのような姿を見ると「ああもうそんな季節か……」と思う。あの有名な「アンモニャイト」だ。真冬の寒い朝、布団をめくると中には丸まった猫がいる。そんな幸せな季節が、もうすぐ訪れる。実に楽しみだ。○アメリカンカール発見!!こちらの子は耳の形が実にユニーク。アメリカンカールという猫種だ。中々お目にかかれないこちらの猫種。小さな耳がくるんと後ろにそっていて、実に愛らしい。○店内の様子ということで、今回思う存分に猫カフェきゃりこを満喫してきた。店内は実に広々としており、清潔感あふれる空間。漫画もたくさんあるので、猫たちを愛でながら読書を楽しむこともできる。■店名:猫カフェ「きゃりこ」■営業時間:10:00~22:00■所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F○わちふぃーるどへ!!すっかり長居してしまった。お次は、吉祥寺にある「わちふぃーるど 吉祥寺ラシカノイ店」を訪れることにする。同店では、絵本作家池田あきこ氏の代表作である、あの有名な「ダヤン」シリーズのグッズを販売。ダヤン好きにはたまらないグッズが大量だ。ダヤンのマグカップと定期入れだけは持っている筆者。新しく財布やらお弁当箱やらをとっさに購入しそうになるが、グッと我慢。撮影に専念する。魅力的な作品がたくさんある吉祥寺ラシカノイ店。訪れる際は、いつもより少し多めに財布にお金を入れておくと安心かもしれない。ついつい、商品に手が伸びてしまうだろう。■店名:わちふぃーるど 吉祥寺ラシカノイ店■営業時間:11:00~20:00■所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-9○犬猫フード&グッズ専門店Moppy&Nanaそして最後に訪れたのは、「犬猫フード&グッズ専門店Moppy&Nana」だ。吉祥寺最大級の品揃えだという同ショップ。猫飼いとしては是非訪れておきたいお店だ。店内には、今回の吉祥寺ねこ祭りに合わせた商品がたくさんあった。定番商品から珍しいものまで、様々な商品が取り揃えられている。こちらは以前、筆者も購入したことがある商品だ。フェルトでできた可愛らしい猫のベッド。個人的にもオススメだ。■店名:犬猫フード&グッズ専門店Moppy&Nana■営業時間:10:30~19:30■所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11○その他にも参加店がいっぱい!!今回の記事で紹介したお店以外にも、猫グッズの店、レストラン、ギャラリーなど、様々なお店が祭りに参加している。「ネコの写真展」や「ネコの雑貨と古本市」、「猫マッサージ講座」や「手づくりねこパン」など内容は実に多彩。詳細は公式サイトにて確認できる。10月31日まで開催されている吉祥寺ねこ祭り。是非一度、訪れてみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月02日日本マイクロソフトは1日、2014年の年末までに、iPad用のMicrosoft Officeアプリ「Office for iPad」を日本市場で提供すると発表した。具体的な発売時期や価格などの詳細は未定。「Office for iPad」は、iPadでのタッチ操作に最適化された統合型Officeアプリで、Officeならではのリボンレイアウトによる視覚的なインタフェースが特徴となる。日本市場への投入は、「New Office Press Briefing」と題した、Microsoft Officeのメディア向けブリーフィングで明かされた。「Office for iPad」は米国時間2014年3月27日に発表済み。既に国外市場では提供されているが、日本市場での発売は見送られており、国内投入が待たれていた。
2014年10月01日IDC Japanは10月1日、国内データセンター(DC)サービス市場の予測を発表した。同発表によると、2014年の国内DCサービス市場は前年比8.2%増の9682億円となる見込みで、2013~2018年の年間平均成長率は6.6%になると予測している。自社サーバルームから事業者DCへシステム移設する事例や、既存DCから耐震性能の高いDCへのマイグレーション事例が増えたことが主な要因とする。またオンラインゲーム、映像配信、SNS、ネット通販などの「ネットビジネス」市場成長に合わせてサーバ能力が増強されていることも、DCサービス市場の拡大に寄与しているという。DCサービスをサーバ設置スペースを顧客に貸し出す「コロケーション」と、DC事業者が所有するサーバを顧客に貸し出す「ホスティング」の2種類に分けた場合、成長率が高いのはホスティング。ホスティングには、近年急速に利用が拡大しているクラウドサービスの一部が含まれており、特に業務システムのサーバで利用されるケースが増えている。なお2014年の国内市場シェア内訳を見ると、SI事業者/ITベンダーのシェアが64.7%、通信事業者のシェアが20.8%、DC専業事業者のシェアが14.5%。このうち2014年に売上拡大が最も顕著なのは、クラウドIaaSビジネスの急成長が特に著しいDC専業事業者で、IDC Japanは2014年の前年比成長率が13.7%になると予測している。2012年から2013年にかけて国内で大規模なDC新設/増設が相次いだため、DCサービス市場では競争が激化。サービス価格や設備仕様/サービス品質に関する顧客企業の要求は厳しくなる傾向にあるという。同時に建設コストの上昇や電気料金の上昇により、DCの設備投資や運用コストの金額が膨らんでいる。IDC Japan ITサービス リサーチマネジャーの伊藤未明氏は「競争激化と事業コスト上昇によって、DC事業者はこれまで以上にサービス差別化と価格競争力強化が求められる」と分析している。
2014年10月01日2014年10月5日(日)に東京・秋葉原にて開催される電撃文庫ファンへの大感謝祭「電撃文庫 秋の祭典2014」。その会場内に、「電撃文庫 秋の祭典2014×とある自治体の地域振興」のオリジナルデザイン自動販売機が1日限定で設置される。自動販売機はもちろん「ヤシの実&パインサイダー」(価格:120円)の専用機となる(※当日は、補給体制が整えられるが、販売状況によっては常温に近い状態での販売になることもある)。さらに翌日の10月6日(月)からは電撃のオフィシャル通販サイト「電撃屋」でのケース販売が開始されるので、複数本購入したい方はこちらもオススメだ。ケース販売は24本入りで、価格は2,880円(送料別)。また、今回の自動販売機の設置に協力した「とある自治体の地域振興×グルーヴガレージ」ブース(電撃文庫SHOP対面)では、立川限定のとある自治体の地域振興オリジナルグッズをはじめ、同社のとあるシリーズの人気グッズが販売されるので、こちらも注目したい。(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX MOVIE(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S
2014年10月01日創業10周年の節目を迎えるウイングアーク1stは、10回目となる「WingArc Forum 2014」を開催する。10月10日の大阪を皮切りに、10月16日の福岡、10月24日の名古屋、10月30日の東京で行われ、スペシャルゲストを迎えた特別講演や帳票と情報活用をビジネスに結びつけるための各種事例の紹介が予定されている。同社は、18,000社への導入実績がある帳票基盤ソリューション「SVF」をはじめ、独自開発のデータベースエンジンを持ち、集計リクエストへの瞬時なレスポンスを実現するBIツール「Dr.Sum EA」、Excelからビッグデータまで企業内のデータソースを活用できるよう独自のインメモリ化技術を使った国産BIツール「MotionBoard」など、企業内における情報活用を支えてきた実績がある。10月24日(金)の名古屋会場では、"ハート&キューピッド"ダイヤモンドを全国で展開する株式会社ベリテ 代表取締役社長CEO 平野 和良氏をゲストに迎え、「業務改善しても儲からない!?『経営者BI』の実践」と題した経営者対談も予定されている。2010年に社長に就任し、1年目でV字回復を達成させた平野氏。経営者自ら業務予測のためにBIツールを駆使し、全社一丸となって共通のKPIを追いかける同社の実践的なBI活用術は必聴だ。導入事例講演では、トクラス株式会社 情報企画室 プロセス改革グループ 大隅 知則氏による「業務プロセス改革と全社IT基盤再構築への取り組み」、トランコム株式会社 物流情報サービスグループ 管理・システム担当 マネージャー 加藤 由貢氏による「ビックデータ活用に取り組む求貨求車のマッチングビジネス改革」も予定されている。時短キッチンやくつろぎのバスルームなど独自のコンセプトで居住空間を提案するトクラス株式会社、最適な物流を目指し貨物・空車情報を迅速・適確にマッチングする「とらなびネット」を運営するトランコム株式会社。データ分析や基幹業務の改善が大きく反映されそうな両社の取り組みの実際をジックリと聞ける機会が得られる。○開催概要ウイングアークフォーラム 2014[名古屋]開催日:2014/10/24(金)時間:13:30~17:45 (13:00開場)受講料:無料 ※事前登録制定員:250名会場:ヒルトン名古屋(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-3-3)
2014年10月01日JR西日本はこのほど、七尾線観光列車の名称を「花嫁のれん」に決定した。「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせ、2015年10月から運転開始を予定している。この名称は、婚礼の際に色鮮やかなのれんを嫁ぐ娘に持たせる旧加賀藩の風習にちなんだものだという。本来の「花嫁のれん」は、のれんが風になびくように、婚家の家風に早くなびくようにとの願いを込めて花嫁に渡される。女性の幸せを願うこの伝統文化を観光列車の名称として採用することで、「幸」をキーワードに旅の魅力を提供しようとの思いを込めた。能登には恋路海岸や夫婦岩と称される機具岩(はたごいわ)、パワースポットとして有名な「聖域の岬」など、「幸」をイメージさせる観光スポットが多いことから、観光列車「花嫁のれん」を契機に能登の魅力を全国・海外に発信していく考えだ。同列車は、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージした外観に。車内座席は赤と黒を基調とし、車内装飾には金沢金箔や輪島塗などを施すという。キハ48形2両編成を改造して使用し、土休日や多客期を中心に金沢~和倉温泉間を1日2往復、年間約150日の運転を予定している。
2014年10月01日2014年9月21日、『KANSAI COLLECTION 2014 AUTUMN & WINTER 』が京セラドーム大阪にて開催されました。2011年2月より開始されたこのイベントは今回で8回目を迎え、総来場者30,000人を動員したそう。今回は「Believe in Miracles ~飛び出せ少女! 開け奇跡のトビラ!」というテーマのもと、ファッションを文化都市・大阪から日本全国、そして世界へ発信するという想いをこめて行われました。トップバッターで会場を湧かせたのは、白黒のワンピースと青いファーのベストに身を包んだ藤井リナ。クールビューティな大人感たっぷりのファッションを着こなしは、ぜひ明日からでも取り入れたいものですね。ダレノガレ明美と大石参月は流行中のミモレ丈スカートで登場。ダレノガレ明美はチェック柄スカートに灰色のトップスを組み合わせ、白いソックスと黒靴を合わせたカジュアルさのなかにもきちんと感のある雰囲気に。大石参月は、迷彩柄の地に黒いチュールが被さったスカートと、ジッパー付の黒いトップスの組み合わせ。印象的シックかつカジュアルな着こなしで王道のクールさをキープしていました。ものまねメイクで大ブレイク中のざわちんも登場。新ものまねメイクは、なんと、BIGBANGのG-DRAGONでした!! 場内にBIGBANGの“FANTASTIC BABY”が鳴り響いたかと思うと、G-DRAGONになりきったざわちんが登場。まわりのお客さん達も「凄い」「似てる」と盛り上がっていました。 秋冬ファッションのお手本をたくさん見ることができ、素敵なゲストが参加した今回の関西コレクション。「ミモレ丈スカート」「迷彩柄やチェック柄」「モノトーンを基調としたコーディネート」が、今年の3大トレンドのようです。あなたもさっそく取り入れて、旬のファッションを楽しんで。KANSAI COLLECTION最新情報は こちら
2014年09月30日中国Lenovoと米IBMは29日(米国時間)、2014年10月1日を効力発生日として、LenovoによるIBMのx86サーバ事業買収のクロージング手続きを開始すると発表した。当局から必要な承認もなされており、この取引により、Lenovoは世界で42.1億ドル規模のx86サーバ市場において、第3位のメーカーになるという。LenovoとIBMは2014年1月、IBMのx86サーバ事業をLenovoが買収する計画への合意を公表済み。2014年6月には、日本でIBMのx86サーバと関連したシステムやソリューションの検証などを行う新会社を六本木に設立している。Lenovoが取得するのは、System X、BladeCenter、Flex Systemブレードサーバおよびスイッチ、x86ベースのFlex統合システム、NeXtScaleおよびiDataPlexサーバと関連ソフトウェア、ブレードのネットワーキングおよび保守業務。System zメインフレーム、Power Systems、Storage Systems、POWERベースのFlexサーバ、PureApplicationおよびPureDataアプライアンスについては、IBMが保持する。保守サービスはIBMが一定期間、Lenovoを代行して提供する。x86サーバ事業は、LenovoのEnterprise Business Groupの下に組織される。買収価格は、2014年1月の発表時点では約23億ドルだったが、今回の発表によると21億ドルとなっている。このうち、約18億$が現金で、約2億8000万ドルがLenovo株で支払われる。クロージング手続きは主要国では米国時間で水曜日から、それ以外の国では年内に完了する。
2014年09月30日