2014年10月8日 10:48
CEATEC JAPAN 2014 - 東芝は情報を"身につける"ためのメガネ型「東芝グラス」を初お披露目 - ヘルスケアや野菜づくりも
10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。東芝は「情報を身につける」がテーマのメガネ型ウエアラブル端末「東芝グラス」を参考出展。筆者も実際に体験してみた。
○"メガネ"としての外観や装着感を追求した「東芝グラス」
東芝グラスは、投影モジュールが着脱可能になっているメガネ型のウエアラブル端末。情報を「身につける」というコンセプトで開発が進められている。東芝グラスの第一印象は、「わりと普通のメガネだな」。電子機器とはいえ、ファッション性にもきちんと配慮されている。装着感にもこだわったそうで、重量はおよそ42gと軽い(ちなみに筆者が普段かけているメガネは約20gだ)。
投影モジュールを取り外せば、普通のメガネのようにツルを折りたためる。
装着すると、投影モジュールがプロジェクターの役割を果たして、特殊な構造の右レンズに情報を映し出す。料理中に次の手順や分量を表示したりと、サイクリング中に心拍数や天気予報を表示したり、手が放せない状況でも、ユーザーにとって必要な情報が目に飛び込んでくるようになっているのだ。使用時にはスマートフォンやパソコンとケーブルで接続する必要があるのだが、情報を「身につける」