子育て中は、やるべきことが多く1分1秒が惜しいものですよね。それは入浴の時でも同じことです。3歳と0歳の息子さんを育てる母親の、寿ニンカシ(kotobuki_ninkashi)さんは、子育て中の出来事を描きInstagramへ投稿しています。お風呂の時間もできるだけ短縮したいと考えた、寿さん。「あるあるすぎる」「大笑いした」といった声が寄せられ話題となった、究極の時短風呂の入り方がこちらです!シャワーで身体を流してから…ではなく、寿さんは浴槽にためたお湯へそのまま入水!浴槽の中で髪と身体を洗い、湯舟で流がした後はタオルを頭にかけ、子供たちの元へダッシュします。それまでにかかった時間は、わずか約2分半…!本当はゆっくりと湯船に浸かりたいところですが、幼い子供を育てているとなかなかそうはいきません。ネット上では、究極の時短風呂に対して、子育てする親から共感の声が続出しました。・私と同じ方法でお風呂に入っている人がいたとは…!仲間がいて嬉しい。・時短風呂、分かります。「子供が泣いてたらどうしよう」と考えると、ゆっくり入っていられないですよね。・美容師さんに、「髪を乾かす時間くらいとってください」といわれましたが、とれるもんならとりたいです…!子育ては大変なことばかり。しかし、いつの日か子供たちが大きくなった時、当時を振り返って「あんなこともあったな…」と思える日が来ることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年03月26日初めての子育ては親にとっても未経験のことばかり。そんな時に同じ新米ママやパパと情報を共有できたら心強いですよね。アメリカ・テキサス州で娘のチャーリーちゃんの子育てに奮闘するオースティンさん。彼がTikTokに投稿した『赤ちゃんの世話をする時の第1のルール』が反響を呼んでいます。チャーリーちゃんを抱きながら、真剣な表情で語り始めるオースティンさん。その非常に重要なルールとは…。@austingeterNO SITTING WITH BABIES ALLOWED! EVER! w/ @charliegeter ##fyp ##babiesoftiktok ##dadsoftiktok♬ original sound - austingeter赤ちゃんを抱っこしている時は、常に、いつでも立ったまま、または歩きまわることだ。決して座ろうとしたり、座ろうかと考えることすらしちゃだめだ。(一瞬座った後で)座るんじゃない。それはしないほうがいい。立ち上がり、歩きまわり、赤ちゃんと一緒に立っているんだ。austingeterーより引用(和訳)強い口調で熱く語るオースティンさんと、座ったとたんお約束のように泣き始めるチャーリーちゃん!動画は37万件を超える『いいね』がつき、見た人たちからは爆笑と共感の声が上がっています。・ははは!私も親だけどまったくその通り!・大笑いした!超重要なアドバイスだ。・赤ちゃんが泣くタイミングが完璧すぎる。・その子はすでにパパを巧みに操る術を身に着けているわね!あたかも世紀の大発見をしたかのように視聴者にアドバイスを送るオースティンさん。その内容とチャーリーちゃんのかわいいリアクションが相まって、抜群の面白さを醸し出しています。オースティンさんのTikTokのフォロワーは200万人以上!彼の独特な子育ての動画がもっと見たい人はチェックしてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月27日ミキティこと藤本美貴さんがYouTubeチャンネル『てぃ先生』に出演。3児の子育てについて赤裸々に話しています。「子供たちが芸能人になりたいと言ったときに賛成しますか?」「パパもママも芸能人なので、お外での振る舞いが気になりますか?」「子供たちのために積極的に買っているものはありますか?」てぃ先生が芸能人夫婦の価値観に迫るいろいろな質問をします。その質問に対する藤本美貴さんの回答が、現実的で一般家庭のパパやママも親近感を持てるものばかりと注目を集めています。藤本美貴さんの子育てについて、まずは動画をご覧ください。とてもポジティブで自然体な子育てをしているようですね。有言実行なところやブレない子育てをしているところも参考になりました。コメント欄にもさまざまな声が集まっています。・ミキティの子育てや夫婦関係、気負わず自然体で素敵です。・ガチャガチャの話参考にさせていただきます!!・学ぶことが多過ぎて… てぃ先生コラボありがとうございます。私も子供が急におもちゃを欲しがった時は、ミキティの作戦を使わせてもらっています。5歳の息子にはとてつもない効果を発揮してくれますので、みなさんもぜひ試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月29日昔から家電が大好きな夫。最新家電からマイナーな家電までさまざまな家電を家に取り入れていましたが、子どもができてから夫が取り入れた家電のなかで私が特に便利だと実感したアイテムをご紹介します。 工事不要! 人感センサー付き電球 わが家には「OK、Google」と話しかけるだけで操作できる「Google Home」や「アレクサ」といったスマートスピーカーがありましたが、さらに便利なアイテムがパナソニック「LED電球 ひとセンサタイプ 」でした。電球を付け替えてスイッチを常時ONにしておくだけで、人が通れば点灯し、時間が経つと勝手に消灯してくれる優れものです。パナソニックオンラインショップでは5,478円(税込み)でしたが、ネットショップを経由して3,000円ほどで購入。 これまで外から帰ってきた際、手洗い前に触ることがある電気のスイッチは衛生面が不安でしたが、「LED電球 ひとセンサタイプ 」に替えてからはその心配もなし。新型コロナウイルスで非接触型が話題になるなか、廊下やトイレなど接触する機会の多いスイッチに触れなくて良くなったことはとても便利でした。 賃貸でも後付け可能「キュリオロック」 娘とおでかけするとき、あれこれ準備していてつい施錠を忘れそうになることがありました。マンションなので1階エントランスでオートロックがかかっているとはいえ、オートロックがあいていればいくらでも人は家の玄関先まで入ってこられるため、小さい子がいる以上日々の施錠は欠かせません。 Qrio「キュリオロック(Qrio Lock)」23,000円(税抜き)は工事不要で鍵の部分に設置するだけで扉が閉まれば自動で施錠してくれるだけではなく、ドアの開閉履歴をアプリで確認することもできるという優れものでした。戸建ての実家にも設置できたらと思うほどです。家電量販店で少しお得に20,000円ほどで購入しました。 一度使うとトリコに! 24時間全局録画 前職でテレビ番組制作に携わっていたこともあり、とてもテレビっ子な私。レコーダーは同時に3つの番組を録画できるものを常時稼働させていたのですが、さらにすごいタイムシフトマシン付きの東芝「REGZA 65X9400」のテレビ435,000円(税抜き)を導入しました。 見たいと思っていたテレビ番組のほかに、SNSで話題になった番組をあとから追いかけで見られる便利さに加え、テレビ視聴中に聞き取れなかった部分をその場で巻き戻し再生できるなど、ずいぶんと生活が快適に。朝寝坊して教育テレビを見逃した日も、タイムシフトマシンがあれば自分の家のペースで子どもと番組を楽しむことができます。 自分でスイッチを操作しなくても、施錠をしなくても、録画を登録しなくても、自動で勝手にしてくれる家電3つが日々の小さなストレスを軽減してくれました。ただでさえあわただしい子育て生活、家電の力を借りて少しでも毎日の生活をラクに過ごせるよう、これからも夫と便利家電を探していこうと思います。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 監修/助産師REIKO著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。
2020年09月19日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。最近寝るのが趣味というぐらいロングスリーパーになってしまい体力不足が不安なtomekkoです。ワタシ、子育てを始めてから自分でも随分性格が変わったな…と思っているし、周りからも「顔つきが柔らかくなった」「丸くなった(体型のことかもしれない…)」と言われるんですが、今日はその理由を描きたいと思います。日々子どもたちに育てられている、とはよく言っているんですが、実はそれだけではなくて、夫と義実家からの影響が大きいんですよね。基本頭が固く「母とは、妻とはこうでなくてはならない」と思い込んだり「こんなこともできないワタシはダメだ」とネガティブになったりしやすかったワタシは、特にお義母さんの言葉でその呪縛が解けたので、今子育ての呪縛に苦しんでいる人に少しでも伝えたくてシェアします。1つ目は次男が生まれたばかりの頃のこと。お義母さんが数ヶ月滞在してくれて、家事をサポートしてくれていたんですが、いつも美味しくて子どもが喜ぶ手料理が出てきました。ある夜のこと、もう夜も10時を過ぎているのに、お義母さんがお料理の仕込みを始めたんです。人それぞれ得意・不得意なことは違う自分には苦手だったり、やりたいとは思わないようなことも相手にとっては気楽にできることなのかもしれないし、その逆もある。それを分かりやすく教えてくれたお義母さんのおかげで、産後手伝ってもらうことへの罪悪感が和らいだだけでなく、誰かを頼ったり頼られたりすることにも抵抗が少なくなって育児ストレスが減りました。そして、もう1つは…お義母さんが介護を経験して得た考え方が、私の育児にも役立ったのです!お義母さんは、義父のお母さんを自宅で介護し、看取りました。その後にワタシの母が祖母の介護で悩んでいた時にいろいろアドバイスをしてくれて、そのひとつが次男のトイトレの時にワタシを救ってくれました。汚れたら捨てるよく考えたらシンプルなことなんですが、これはトイトレに臨む心の負担を大幅に減らしてくれました。トレーニングパンツは何層構造とか普通のパンツよりも手の込んだ作りのものが多いけれど、そうは言っても結局漏れません…? どうせ何を履かせても漏れるなら、激安のトレパンをたくさん用意しておいて、大の時はオムツ感覚で有無を言わさず捨てる!実はそんなに長い期間ではないトレーニング期間、漏らしてしまうことはしかたなく、子どもが悪いわけじゃないのに後始末のイライラで辛く当たってしまう…そんな負のループを繰り返すくらいなら、どこか諦めるポイントを作って「あー出ちゃったね!次は出る前に言えるかな〜」と明るく笑ってポイ!ができたら、親も子も救われますよね。長男のトイトレの時に大のお漏らしを毎回半泣きで洗い、その後の浴室の掃除までが本当に大変だった…その時の記憶が蘇るたび、なんでこんなにシンプルなことに気がつかなかったんだろう、と自分の視野の狭さに切なくなってきます…。お義母さんだけでなく、夫の家族は一言で言うと「自他の境界線がはっきりした人たち」人は人、自分は自分それぞれ意見が違うこともあるけれど、認め合う。それは家族でも他人でも同じ、というスタンスです。ワタシたち夫婦が何か相談しても、「私たちはこう思うけど自分たちで決めたことならいいんじゃない?」とさらり。「だって大人でしょ?」「家族なんだから」「親子なんだから」「結婚は家同士の問題」と常にがんじがらめだった自分の実家とはあまりにもかけ離れていて結婚当初はドライに見えていたんですが、今では誰にとっても心地よい関係が作れる素敵なあり方だと分かって、子育てにも夫婦関係にも取り入れて見習っています!▼tomekkoさんが描く…誰も見たことのない世界虫×人間…? 型破りの擬人漫画、ここに登場!Dモーニング&ベビモフで大反響の奇作が待望のコミックスに 「飛んで火に入る (モーニング KC) 」 (tomekko/講談社)▼tomekkoさんからコメントをいただきましたこの夏カブトムシを飼うご家庭も多いと思います。虫が好きな人も苦手な人も読んでみてほしい、イケメン(虫)カブトムシとニンゲンのコドモたちの関わりを描いたひと夏の”飼育漫画”です。1話は↓↓で読めます!【カゴの中でイケ虫(メン)戦国してるカブトムシの話】(1/6)今宵お宅のお庭でも… pic.twitter.com/zuyOkw2cPl — tomekko@『飛んで火に入る』単行本7月20日発売 (@purpletomeko) July 20, 2020
2020年07月30日はじめまして。このたび、ベビーカレンダーで連載させて頂くことになりました、ユウコトリトリと申します。Instagramで育児漫画を投稿しており、ベビーカレンダーでも何度か紹介していただきました。 今回は連載第1話目と言うことで、まずは家族の紹介をさせてください。 3人の子ども(中1、小3、4歳)と夫との5人家族。毎日騒がしく暮らしております。見分け方ポイントは、長女は女子っぽく頭に花、長男はオタマジャクシの名残で残っているしっぽ、次男はカエルの子の象徴オタマジャクシ、となっております。 皆さま、どうぞよろしくお願いします。 それでは第1話「兄弟姉妹いる子育てあるある」ご覧ください。 本年度はスタートが遅れたこともあり、未だに出席番号が怪しい母です。 衰えつつある記憶力、次男が高校を卒業するまでどうか頑張ってほしい…。 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2020年06月28日年齢とともに子どもの物が増えてくると、使わない物は整理や処分を考えるママも多いと思います。2人目の予定があるなら処分はちょっと待ってほしい、2人目のときにも使えるおすすめグッズを3つご紹介します。 期間限定だから! マタニティウェア 個人差はありますがマタニティウェアを本格的に使うのは3~4カ月間くらいではないでしょうか。おなか周りが腹巻きのようになっているズボンや、ゆったりとしたワンピースなど、産後はたんすにしまいっぱなしという人も多いのでは!? でも、2人目を考えているなら保管しておくことをおすすめします。短期間しか着られず、産後も使えないマタニティウェアを妊娠時に再度買うのはもったいない! 2人目のときにとっておいてよかった物の1つです。 慣れているのが一番! ママバッグ ママバッグは、子どもが成長してお出かけ時の荷物が少なくなると、出番も少なくなってしまいがち。でも、2人目が生まれるとまた大活躍します! 使い慣れているので、子ども2人を連れてのお出かけもスムーズになること間違いなしです。 上の子には自分のかばんを持たせてあげて、自分の荷物や下の子のおむつなどを入れておくのもいいかもしれません。 出番が増加!? 抱っこひも 私の周りで「2人目になると抱っこひもの出番が増えた」という声をよく聞きます。上の子の活動に合わせると、ベビーカーでのお出かけは難しかったり、上の子がいてゆっくりお昼寝できなかったりするときのおんぶも増えますよね。 だからこそ、上の子が抱っこひもを卒業しても2人目用に取っておきたいところ。使ったことがあるものならママもパパも慣れているので、2人目のときも抱っこやおんぶがしやすいです。もう1つ買って、家の中用とお出かけ用に分けてもいいですね。 ママグッズには、比較的高価なものもあるので、2人目の予定があればできるだけ保管しておくことをおすすめします。買い直す必要がないので、わが家では節約&時短にもなりました! 監修/助産師REIKO 著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年06月15日2020年6月4日、タレントのりゅうちぇるさんがInstagramのストーリーズ機能を使って、ファンからの質問を募集。子育てに関する質問への返答で持論を展開し、話題になっています。りゅうちぇる「子育てを1人ですべてやるのは不可能」ファンから寄せられた、恋愛の悩みや人付き合いでの苦悩などの質問に答えたりゅうちぇるさん。子供を持つある女性から、次のようなコメントをもらったといいます。「世の中には子育てを手伝わない父親もいる。手伝ってもらっているお前はまだマシなんだって夫にいわれました」出典:ryuzi33world929 スクリーンショットよりこの投稿を見たりゅうちぇるさんは、女性の夫に対して次のようにつづっています。まずお父さんの立場で"手伝う”という言葉はどうなのかな?当たり前に子育てってやるべきことですよね。忙しいのは、みんなそうです。あと、こういうときに、他の父親がどうしてるかという話は、ママからするとここで全く求めていないので、まず、ママの話、自分のパートナーさんの話をいちばん聞いてほしいですよね。甘えてるのではなくて、子育ては基本的に一人でやるのは不可能です。絶対きついです。このパパの方、子育ての何を勘違いしているのか知りませんが、仕事で忙しくても、疲れていても、あなたも子作りしたんですから、あなたも父親なんだから、責任持って愛を持って育ててくださいryuzi33world929ーより引用りゅうちぇるさんは、女性の夫の「手伝う」という発言に疑問を呈し、「子育ては夫婦でやるべきこと」とピシャリ。「疲れていても自分の子だからほかの家庭と比較せず、責任と愛を持って育ててください」と、女性の夫に向けたコメントをつづっています。りゅうちぇるさんの子育てに対する持論に、ネット上では称賛の声が上がりました。・的確すぎて、共感しかない…。・りゅうちぇるさんの言葉、本当にその通りだと思います!・私も夫にいわれたことがあります。子育てに対する考え方が変わってくれることを願います。子育ては、ミルクやおむつの交換など、やるべきことが多くて大変なものです。そんな苦労を父親として間近で見ているりゅうちぇるさんだからこそ、女性の夫に親の自覚を強く持ってほしかったのでしょう。夫婦で協力しながら子育てを行う大切さを、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日「子育ての最終目標」というと、みなさんはどんなものだと考えているでしょうか。人それぞれだとは思いますが、自身も子育ての真っ最中である、京都大学大学院准教授の森口佑介先生は、「子どもの自主性を伸ばすことが子育ての最終目標」だといいます。では、子どもの自主性を伸ばすために親ができることとはなんでしょうか?森口先生がアドバイスしてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)受け身ではない「真の我慢」が自主性を伸ばす「我慢」という言葉を聞いたとき、みなさんはどんなイメージを持ちますか?子どもの頃、親や学校の先生に「我慢しなさい」といわれたことは誰もがあるでしょう。一般的に、我慢とは周囲の誰かに強いられるものというイメージが強いはず。このケースなら、子ども自身は我慢しようと思っているわけではなく、親や先生が我慢させたいだけ。これは、いわば「受け身の我慢」です。ただ、子ども自身がそうしたいと思ってする我慢もあります。たとえば、大好きなスポーツをうまくなりたいからと、肉体的にはきつくても一生懸命に練習やトレーニングに取り組むような我慢がそれにあたります。これは、子どもが自らすすんでやる「真の我慢」といえます。では、どちらの我慢が大事かというと、もちろん「真の我慢」です。というのも、自らすすんで行う「真の我慢」には、いわゆる非認知能力の発達に欠かせない「自主性を伸ばす」ということが伴うからです(インタビュー第1回参照)。また、非認知能力を伸ばすという目的以外にも、子どもの自主性を伸ばすことはとても大切だとわたしは考えています。意見はそれぞれでしょうけれど、子どもの自主性を伸ばすことこそが、子育ての最終目標なのではないでしょうか。通常、親は子どもより長く生きることはできません。子どもに「親から離れたあとも、自分で生きていける力」を身につけさせるには、自主性を育てることが大事。これこそが、親の役割であるはずです。成長する子どもをよく見て、子どもの自主性に「任せる」さて、子ども自らそうしたいと思ってやる「真の我慢」が大切であることはたしかですが、そうはいっても、幼い子どもにはなかなかできることではありません。「真の我慢」ができるようになるのは、だいたい4〜6歳頃からです。ですから、3歳くらいまでの子どもには、必要に応じて親がある程度コントロールして我慢させることも必要でしょう。でも、いつまでもそういう我慢をさせていては、子どもは「受け身の我慢」を続けさせられるだけですから、「真の我慢」によって自主性を伸ばすことができません。その一方で、親が子どもの自主的な行動を容認することで、子どもに「真の我慢」が身につくということもあります。だからこそ、親が子どもにかかわるバランスが大切。日々成長していく子どもの行動をしっかりと見て、親がかかわる度合を少しずつ減らしていくのです。そうして、これまでは子どもが自分でできなかったことが、子どもひとりでできそうに思えたなら任せてあげる。子どもの「自分でやりたい!」という気持ちを尊重し、徐々に子どもの自主性に任せる割合を増やしていくことがなにより大切です。「褒める」より「認める」子育てを!また、子どもの自主性を伸ばすことを考えるなら、近年流行している「褒めて伸ばす」子育てをするにも注意が必要です。なぜなら、褒めることが子どもの自主性によくない影響を与えることが研究によってわかっているからです。これは、専門用語で「アンダーマイニング効果」と呼ばれるもの。どういうものかというと、子どもが自主的にやっていることに対して褒めたりご褒美をあげたりすると、その行為を子どもがしなくなるというものです。たとえば、子どもがお友だちに対してなにか親切なことをしたとします。親であれば褒めたくなりますよね?でも、子どもというのはそもそも親切にすること自体が好きなのです。ですから、ただ自分がそうしたくて自主的にお友だちに対して親切にしただけにすぎないということもよくあります。それなのに、「すごいね!」なんて大げさに褒められたり、あるいはご褒美をもらったりすると、ただそうしたくてやっていたことの目的が、「褒められたい」「ご褒美が欲しい」というふうにすり替わってしまうのです。すると、「褒められたい」「ご褒美が欲しい」というときには同じことをするかもしれませんが、「褒められたくない」「ご褒美はいらない」というときには、それまでならすすんでやっていたことをやらなくなってしまうというわけです。褒め方次第では子どもの自主性の芽を摘むことになるという点には注意が必要です。そこで、「褒める」よりも「認める」ことを意識してください。「すごいね!」「天才かも!」といった大げさな言葉ではなく、子どもの行動をしっかりと見て、「頑張ってるね!」「自分でやり切ったね!」といった言葉で、「あなたがやっていることをきちんと見ているよ」ということを伝えてあげてほしい。それこそが「認める」ということであり、認められた子どもは「このままでいいんだ!」とさらに自主性を伸ばしていくことになるはずです。『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』森口佑介 著/講談社(2019)『非認知能力を育むリーフレット』(大阪府教育委員会)森口佑介先生作成協力■ 京都大学大学院准教授・森口佑介先生 インタビュー記事一覧第1回:エビデンス多数あり。「目標を達成する力」のある子どもは幸せになる!第2回:困難に立ち向かえる自信のある子の育て方。何より大切なのは親子間の「アタッチメント」第3回:“真の我慢”によって「子どもの自主性」を伸ばす。これぞ子育ての最終目標!【プロフィール】森口佑介(もりぐち・ゆうすけ)1979年生まれ、福岡県出身。京都大学大学院文学研究科准教授。科学技術振興機構さきがけ研究員を兼任する。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は発達心理学、発達認知神経科学。人文学に着想を得た問題を科学的に検討している。主な著書に『自己制御の発達と支援』(金子書房)、『おさなごころを科学する 進化する幼児観』(新曜社)、『わたしを律するわたし 子どもの抑制機能の発達』(京都大学学術出版会)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月13日第一子が赤ちゃんのころはネット情報や育児雑誌、育児本を読み漁っては一喜一憂していました。情報の取捨選択がじょうずにできず、全部まともに受け止めていたので「やるべきこと」が多くクタクタに……。「〇〇でなければ」という思い込みを減らすことで育児はぐんと楽しくなりました。私がやめてよかったと感じることを紹介します。 「時間に縛られすぎ」をやめる 赤ちゃんが生まれてから、食事、散歩、睡眠など、常に時計に追い立てられるように生活していましたが、何だか窮屈で疲れてしまいました。 そこで起床と就寝という基本的なところ以外、極力時計を見ない生活に切り替えたところ思った以上に快適に! 赤ちゃんは親が思う以上に規則的におなかがすくし眠くなります。赤ちゃんの本能的な欲求に添って一緒に行動すれば、自然と赤ちゃんと向き合う時間が増え、赤ちゃんの気持ちも理解しやすいと感じます。 「過剰な衛生観念」を捨てる 特に第一子のとき、「清潔でなければ」と思い込んでしまい、赤ちゃんの周りの衛生面が気になって仕方ありませんでした。頻繁に食器を煮沸したり漂白剤に浸けたり、せっけんでものすごく丁寧に手を洗ったり、朝夕部屋に掃除機をかけたり……。 でも、赤ちゃんが洗濯していない靴下を舐めているのを見て、「気にしすぎていた」ということに気付きました。それ以来、外出から帰ってきたときは丁寧に手を洗いますが、ちょっと汚れたときは水洗い、食器は普通に洗うだけ、掃除機は1日おきと無理しすぎずに過ごしています。 「遊ばせなきゃ」と頑張りすぎない 家事やほかのきょうだいとのバランスで、赤ちゃんとの遊び時間がうまく取れないこともあります。そんなときはおむつ替えをしながら手遊び歌をする、家事をしながら一緒に歌う、一緒に買い物に行くだけでも毎回違う刺激があります。 時間のあるときに公園遊びや絵本は楽しいですが、「遊ばせなきゃ!」と頑張りすぎるのはやめました。日々生活のあらゆる場面を遊びと結びつけることで赤ちゃんは自然といろいろなことを身に付けていくようです。 家事・育児の必要不要の基準は、家庭の数だけあると思います。しかし、忙しすぎて育児を楽しめないなら、たいして必要ない家事に時間をかけ過ぎなのかもしれません。1日は24時間。なるべく赤ちゃんと笑って過ごしたいですね。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2020年04月13日ウーマンエキサイトでも人気連載中のちひろさんの書籍 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 が発売されました。Instagramで人気のコミックエッセイに、書き下ろし漫画も多数収録された充実の内容です。妊娠がわかった瞬間の感動から、予定通りにはいかない出産を経て、初めての育児に四苦八苦する様子…。ちびたろくんの成長を一緒に見守っているような暖かな気持ちになれる本です。<ちひろさんプロフィール>一児の母でイラストレーター。何事にも前向きな性格に育ててくれた母親をお手本に初めての育児に奮闘している。育児疲れは絶大なヒーリング効果を持つ息子のむちむちに癒してもらう自給自足的な毎日。Instagram: ■予定日超過に会陰切開…初めての出産はどうなる?初めての妊娠・出産は楽しみな反面、不安もつきものです。著者のちひろさんも例外ではなく、妊娠初期の出血が心配になったり、中期には胎動を感じなくて怖くなったり…。第1章では妊娠中の繊細な気持ちの変化が描かれ、多くのママや子育て世帯から共感が寄せられています。そして、里帰り出産を選択したちひろさん。ちひろさんを支えてくれるのは実家の家族のほか、助産師をしている伯母(父の姉)さま。親族の勤める病院で出産できるなんて、心強くていいなあと思ったのですが…。予定日を超過したと思ったら、陣痛が始まるとあっという間に分娩室へ…と、予想外の事態の連続だったそう。もしかしたら、全部が予定通りにいく出産なんてひとつもないのかもしれません。いきみ逃しがつらく夫に理不尽になってしまったり、会陰切開するもなかなか産まれず、意識を失いそうになったり(しかし痛みですぐ覚醒!)ちひろさんの持ち味であるかわいいイラストながら、出産時のリアルな様子が伝わってきます。体力の限界が近づいたころ、無事、息子のちびたろくんが誕生! 赤ちゃんが生まれる瞬間って、いつだって奇跡的でとても心動かされますね。■初めての育児は思った以上にわからないことだらけ産後、スクスク成長するちびたろくん。第2章では、ちひろさんの育児の戸惑いが素直に描かれています。初めての授乳や沐浴に苦戦する様子に、赤ちゃんの育児あるあるが満載。息子くんは平均より大きめの赤ちゃんだったようで、ムチムチベビーならではのエピソードも…。さらに新生児期のエピソードには、産まれてすぐに風邪をひいてしまった話や鼻涙管が詰まっていて片目が目ヤニで開かなくなってしまった話など、赤ちゃんの症状についてもまとめられていて、ためになる情報もたくさん!初めての子育てでは、赤ちゃんの様子がいつもと少し違っただけでもハラハラしてしまうものです。こうして実際の例を事前に知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。ここでご紹介するのは、乳幼児に多いと言われている肌トラブル「乳児湿疹」のエピソード。このときちひろさんは「薬でキレイにしたほうがいいのか」「キレイにしたいというのは親のエゴか」、なにが子どものためになるのかとっても悩んだそう。当たり前ですが、赤ちゃんはまだ自分で選択することができません。親が悩んで悩んで出した答え…。きっとそれこそが「正解」なのだとちひろさんは考えます。生まれたばかりの赤ちゃんと過ごして、たくさんお世話をして、そしてずっとその子について考えている。だから、親になると「急に世界が変わった」と感じる人は多いのではないでしょうか。ちひろさんは書籍内のコラムで「母になると強くなるというけれど、明らかに弱くなった」と明かしています。だけどそれが新しい「幸せ」だとも…。もしかしたら、ちひろさんと同じように感じるママも少なくないんじゃないかなと思います。子どもの成長の機微に一喜一憂して、車の運転や外出など日常生活にも慎重になって…。でも、それがなぜかイヤじゃない。初めての子育てに向き合うちひろさんが、少しずつ気持ちを「赤ちゃんのいる生活」に対応させていく。その姿は本書のタイトルそのもの「子育て1年生」の姿なのだろうなと思います。■子どもの成長は寂しさもうれしさも半分ずつ初めてのハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩き…。赤ちゃんの成長ってとってもかわいくて、それを近くで見守れる親という立場はとても幸せだと思います。だけど、子どもの小さな時期って本当にあっという間で、ちょっと寂しい気持ちがあるのも確か。ちひろさんは、そんな気持ちを「すこし寂しくて、すごくうれしい」と表現しています。なにげない言葉ですが、10数年続く「子育て」を言い表すのに、とても的確な表現だなあと思いました。きっと親になると、この気持ちとずっとつき合っていくことになるんでしょうね。また、子育てのちょっとしたうれしさを夫婦で共有する微笑ましい場面のイラストも収録されています。「こんにち歯」は、ちょこんと小さい歯が生えてきたときのこと。赤ちゃんの成長は目まぐるしくて、ついつい見逃してしまうこともあるけど…。こんなふうにひとつひとつ大切にできたらステキですね。「共有したいの」は、ラブラブ夫婦なちひろ家ならではのエピソード。息子のことを一番に報告したいのは「大好きな夫」とのことですが、うんちのことまで電話で共有しようとするちひろさんに、クスッと笑ってしまいました。 初めての育児をちひろさんの感性で綴った記録。共感するところが多いのはもちろんですが、「そんな見方や考え方があったんだ!」と発見もたくさんあると感じました。■美しいだけの子育てなんてない…だけど幸せ子育てのことだけでなく、子どもが生まれてからの夫婦の関係の変化にもエッセイでは触れられています。ちひろさんは、その微妙な変化についても、どちらかというと「当たり前」と前向きに捉えている印象。忙しく家事育児に多く関わることができない旦那さんですが、それでも、夫婦での育児の乗り越え方などがまとめられています。一筋縄ではいかない子育ての大変さや、ちひろさんが良い夫婦関係を保つための努力がイラストやコラムから感じられますが、それらは決して悲観的には語られていません。ちひろさんのコミックエッセイでは、「美しいだけの子育てなんてきっとない」としながらも、前を向いていこうという気持ちが伝わってきます。子育ては長く長く続く道だと思います。実際に育児中は先が見えなくて落ち込むこともあるかもしれません。だけど、きっと子どもが大人になるのは思っているよりも早いんだと思います。だから、子育て中にずっと笑顔でいることはできないかもしれないけど、できるだけたくさん笑顔でいられるように奮闘することはできる。そんなちひろさんの姿に勇気をもらえる一冊だと思いました。 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 ちひろ著(主婦の友社)1,000円(税抜) 初めての育児は不安なことばかり。でもだからこそ、大切な家族と過ごすなにげない日常が幸せに感じるのかもしれません。Instagramで大人気のコミックエッセイがついに書籍化しました。●ちひろさんのウーマンエキサイトの連載: ちひろの親子成長記録
2019年11月24日みなさんこんにちは! まつざきしおりです。超甘党母さんと、麺好き父さん、のんき系女子みーたん(5才)、うさぎのこむぎ、の 3人と1羽 家族です。 今回は、子育て中のリフレッシュ方法について書きたいと思います。それでは早速どうぞ! 子育てしていると、自分の時間って本当になかなか取れないですよね。ほんのわずかな時間にご褒美でスイーツを食べたりもしていましたが、結局夜中に食べたりして、翌朝身体がだるくなったり。朝起きてファミリーパックのアルフォートが忽然となくなっていて驚愕したり…。(それはさすがに食べ過ぎや)もちろんコンビニのスイーツ1つ買って食べるのも外せないリフレッシュ法ではありますが、一人でゆっくりお風呂に入る!これがなんだかんだで1番良かった気がします。 いつもは子供と一緒にお風呂に入って、自分は適当に洗って、お風呂上がりもすっぽんぽんのまま、スキンケアも後回しで子供のことをしますが、時々ゆっくり一人でお風呂につかる。これだけで、かなりリラックスできます。 お父さんがいる時、子どもを少しみてもらっている間にはいるもよし、とりあえず子どもと一緒にお風呂に入り、寝かしつけした後に、お父さんに子どもを見てもらって、再度一人でお風呂に入るもよし。 とりあえず、一人の時間・空間を作ることがいいのではと思います。そして、せっかく一人で入るのであれば、いつもとは違ったお風呂の入り方をするのが、こう、リフレッシュしてる時間なんだ!と自分に言い聞かせられて良いかなと…!特に個包装売りの入浴剤は入れると、「この瞬間、自分の為に開けちゃったんだぜ!」となって、テンションが上がります。150円…ちょっぴり贅沢ではありますが、普段買うペットボトルを1本止めたらできる!このリラックスタイムを演出する150円なのだ!と、言い聞かせましょう(笑)ちなみに、オススメのリラックスバスグッズはこちらです。ボディスムーザーは、ハウスオブローゼさんのものが、本当にいい匂いで、さらに、使うとお肌がトゥルットゥルになるので、半年に1度〜年に1回位、期間限定の好きな香りのものを購入しています。なんか、いい女になった気がするので、おすすめです。 こんな感じで、私は「あーもう!イライラするうう!!一人になりたああい!」となったら、30分お風呂に一人でこもるということをして、リセットしています。 なかなかそれも難しいお母さんもいらっしゃるとは思いますが、24時間365日、子供のために頑張っている自分を少しでもいたわってあげてください。 という文章を、ファミリーパックのアルフォートを食べながら書いている私です。(そこは外せないんかい。)本当に、本当にいつも子育てお疲れ様です!!●ライター/まつざきしおり
2019年09月17日ママ友と話していると、子育て中の「あるある!」という笑えるネタで盛り上がることが結構ありますよね。今回は、共感してもらえなかったものも含めて、わが家の子育てあるあるをご紹介します。 1.寝かしつけ後、おもちゃが動き出す子育て中のママにとって夕方は、本当に慌ただしい時間ですよね。夕食の準備や片付けをしたり、お風呂入れたり、とにかく忙しい! やっと子どもたちを寝かしつけて、静けさに包まれたそのときです。突然、鳴り響くおもちゃの音には、とっても驚かされます。電車がガーッと走りだしたり、光りながらメロディが流れたり。「赤ちゃんが起きちゃうから早く止めなきゃ!」と焦ったら、夫を踏んづけてしまいました。 2.ママも育児用ミルクを飲んじゃう♪私は、母乳と育児用ミルクの混合栄養で子どもを育てていました。赤ちゃんの育児用ミルクをママの飲むココアなどに入れると結構おいしいんですよ。そして、そのココアを飲みながら授乳していたのです。 想像してみてください、なんだか変な感じがしますよね。飲ませているのはホントに母乳なのか? これぞ混合? ってことで、ちょっと笑えます。「私もやっていた!」という方はいませんか? 3.おしりふきの使いすぎ不経済だと思いながらも、つい「おしりふき」を多用してしまいました。ふきんをキッチンからわざわざ取ってくるのが面倒になり、目の前のおしりふきでテーブル拭きを済ませてしまうんです。日常的に使っていました。 もったいないけれど、便利だからついやってしまうという方もいると思います。おしりふきを箱買いしていると、なおさら「たくさんあるから」と思ってしまいます。 子育て中は疲れやストレスが溜まることもありますが、ママ友と楽しくおしゃべりに花を咲かせて気分転換しています。著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2019年09月17日私の子育てバイブルは絵本でした子どもが生まれて絵本を知って、そこからもっと絵本を極めたいと絵本の資格を取ったりと、どっぷりと絵本にハマった私。私の子育ては絵本とともにありました。働きながら、2歳違いの3人を育てる私の毎日は、記憶が飛ぶほどに忙しく、泣きたくなったり、イライラしたり、ため息をついたり…。そんな日々をなんとかやってこられたのは、支えてくれた絵本があったから。今回は、「この本があったから、私はやってこられた!」というものを紹介したいと思います。子育てしている中で、大変だな、泣いてしまいそう、そんな時に手にとってもらえたらうれしいです。子どものための絵本は親にとっても子育てをラクにする1冊これでイヤイヤ期も乗り超えられた!【パンツのはきかた】「パンツのはきかた」作:岸田今日子、絵:佐野洋子、出版社:福音館書店【概要】ピンクのこぶたちゃんがパンツを履こうと奮闘します。「はじめに片足いれるでしょ」と、ひとつひとつ段取りの説明とともに、こぶたちゃんがパンツをはいていきます。全編歌になっていて、楽譜もついています。この絵本に私が出合ったのは、まさにわが子が2歳か3歳くらい、オムツがとれるかとれないか、そんな時期でした。しかも暑い暑い季節で汗だく。子どもはパンツを脱ぐのも一苦労、脱ぐ時にくるくるっとなってしまい、履こうと思ったらうまく履けない…。私はこの絵本を読んで、小さな子どもは「はじめに片足入れるでしょ。それから…」とひとつひとつ教えてあげないとわからないんだということを知ったのです。それから、「私の当たり前」は「この子の当たり前」ではないと思えるようになり、子どもの「できない」にもあまりイライラしなくなりました。そして、イヤイヤ期や、なんでも「自分で」の頃、ちょっとイラ~っときたときには、この歌が頭の中に流れ、少し自分を落ち着かせることができました。寝かしつけが大変な時の救いの1冊【おやすみなさいコッコさん】「おやすみなさいコッコさん」作・絵:片山健、出版社:福音館書店【概要】いつまでも寝たくない、とがんばって起きていようとするコッコさん。やさしい月の語り掛けにやっぱり眠たくなってきます。「コッコはねむらないもん」と言いながら、眠りにつきます。子どもが小さい頃、寝る前によく読んでいました。また、子どもが眠たくなったら、「コッコさん読んで」とリクエストがかかる絵本でした。寝る前の絵本、子どもが3人いるとそれぞれ読んでほしい絵本を持ってくるだけですごい量です。「この絵本で最後ね」と言っても「えー!」とブーイング。そんな時、「最後はコッコさんね」と締めの1冊として読むと納得してくれていました。子どもたちも「おやすみなさいコッコさん」のフレーズを聞くと「もう寝る時間」という体制に入っていたのだと思います。ママの気負いを軽くしてくれた【たぶんほんと】「マッシュノートのおしゃれ絵本たぶんほんと」文:間部香代、絵:ナタリー・レテ、出版社:マッシュノート【概要】「たぶんほんと」のこと、と言われて納得の事柄が、おしゃれな絵とともに次々に出てきます。最後の締めくくりは、「ママをつくったひとってだれ?」その答えは?「おしゃれえほん」というだけあって、とっても美しく、飾りたくなるような絵本です。最後に「きみたちがうまれたそのひからママはすこしずつママになっているんだよ」という文章があります。私はそこにグッときました。私自身母親になり、「お母さんだから、子どものためにやってあげないと」という、責任感と少し上から目線な思いがどこかにあった気がしますが、この文章で、「お母さんも、子どもの年齢と同じだけのキャリアしかないのだから、一緒に成長していけばいいんだ」と、気負いが少なくなりました。私が一番大変な時に求めていたのはこの言葉【やすんでいいよ】「やすんでいいよ」作:おくはらゆめ、出版社:白泉社【概要】きつねがとんぼ、ちょうちょ、りすに「やすんでいいよ」と声をかけ、自分の体を貸してあげます。そんなきつねに、くまは「やすんでいいよ」と自分の体で休ませてあげます。みんなで気持ちよさそうなのんびりタイムが、なんともしあわせそう。私がはじめてこの絵本に出合ったのは、保育園の送迎だけでもいっぱいいっぱいで心身ともにつらかった時期を過ぎて、しばらくたった頃。読んだ途端、涙してしまいました。なぜなら、あの時代、私が言ってほしかった言葉はこれだったんだ、と気づいたから。誰かに「やすんでいいよ」と言ってもらえたら、きっと気持ちがすごくラクになっていただろうなと思ったのです。だから今、あの頃の私のようなママを見たら、この絵本を差し出して、言ってあげたいです「やすんでいいよ」と。これ、まさに私!という共感で涙した【今日】「今日」訳:伊藤比呂美、画:下田昌克、出版社:福音館書店【概要】ニュージーランドなどを中心に伝わる、赤ちゃんを育てるお母さんたちにエールを送る詩です。子どもの世話ばかりで、「私、今日何してたんだろ」そんなふうに思うお母さんへの、やさしいメッセージです。仕事と子どものことで手一杯で、家の片づけにまで手がまわらず、わが家はぐっちゃぐちゃ。そんな中、毎日「はぁー」とため息をついていた時に出合いました。ダメなところやできないことを見るのではなくて、その分私は子どもに向き合った、というふうに目を向けることが大切だと、この本に教えられた気がします。おかげで「私はこれでいい」と少しは自信がもてるようになりました。みなさんも、つらい場面を乗り越えるヒントをもらえたり、子育てのバイブルになるような絵本を、ぜひ見つけてください。<文・写真:ライター鳥山由紀>
2019年08月12日はじめまして! 野原のんと申します。今でこそ双子を含む4人の子育てもボチボチ慣れてきたのですが、双子育児が始まったばかりの頃は本当にどうしたらいいのやら…上2人が2歳差でなかなかに大変だったのですが、双子はまた全然違う大変さで…。そんな試行錯誤やハプニングの日々をゆっくり振り返りながら描いていきたいと思います。帝王切開の当日、学校と保育園を休んで病院へ来た上2人。でも予定時間が伸びに伸び、だいぶ飽きてダラけている時に手術開始!手術が始まってからの体感時間は私はあやふやで長いような短いような…旦那曰く、30分くらいで赤ちゃんが来ると説明されていたのに40分以上待っていたそう。そして…ついに!!上2人(と、旦那)と双子の対面が!!看護師さんに「次のエレベーターで来ますよ〜」と言われて待つ事数分ドキドキ…ドキドキ…2人とも2500をゆうに超えて産まれた我が家の双子。NICUに入る事なく2人揃って保育器に入って元気に移動!産まれたての赤ちゃんとの対面はニジくんの時に見たけれど記憶には無くて今回がほぼ初めてに近い長女いっちゃん。そして産まれたばかりの赤ちゃんを見るのがはじめての長男ニジくん。保育器の中でふにゃふにゃと動く双子と写真を撮りながら不思議な気持ちになったそう。私はというと徐々に麻酔がひいていくけど体が動かせなくて、何となくボーっとしながら「あぁ…ついに我が家に双子が来たんだなぁ…」と、辛くて長かった妊娠生活が終わる嬉しさと無事産まれてきてくれた安堵感で全身が脱力していました。病室で背中の麻酔に気を使いながらもこの時はまだ、どうやって授乳しようかとか、同時に泣いたらどうしようかなんてのは後々考えたらいいや〜と思っていたのですが…想像していたよりも数倍、悩み戸惑いそして全力で走る日々が待っていようとは…次回へ続きます。
2019年08月10日1人目を出産するときに購入したさまざまなベビーグッズ。第2子、第3子となるとたいていのものは揃っているため、なかなか新たにグッズを買うこともありませんよね。しかし私が3人の子育てをしながら感じるのは、「1人目買わなかったのに今さら買うのも…」と二の足を踏んでいるものが、実は役に立ったりするということ。そこで私のまわりのママたちに、2人目・3人目で“買い足して正解だったグッズ”とその理由を聞いてみました。電動鼻水吸引機■上の子のときは口で吸うタイプのものを使用。子どももすごくイヤがるし、私も疲れるので、あまり使わなくなり…。その後すぐに2人目が生まれたタイミングで電動を購入。下の子はもちろん、上の子も鼻水がすごいときは使ってる。年中活躍してるよ!(2歳男児・1歳女児のママ)■3人目で初購入。高いし今さらだと思って買ったけど、保育園に行ってる上の子たちから菌をもらって、0歳児なのにすでにいろんな感染症にかかっているので、電動吸引機があって本当によかったと思う(5歳男児・4歳女児・0歳女児のママ)子どもが小さいうちは鼻をかめないため、常に鼻水を拭かなければならなかったり、夜中は鼻が詰まって何度も起きてしまう…そんな苦労をしたことのあるママも多いのではないでしょうか?電動タイプは少々値がはるものの、それだけの価値はある!と買ったママは口をそろえていました。抱っこヒモヒップシートつき抱っこヒモ■2~3年前に発売された抱っこヒモ。腰ベルト部分に台座がついているので、赤ちゃんを座らせることができて、肩と腰がラク!1人目から欲しかった!(5歳女児・1歳女児のママ)■2歳だけど抱っこ大好き甘えん坊。長男を追っかけながら、重くなってきた次男を抱っこするときに、安定感があって重宝している(7歳男児・2歳男児のママ)進化を続ける抱っこヒモ。数年前に登場した赤ちゃんのお尻を支えてくれるシートがついた抱っヒモが人気です。これなら子どもが少々重くなってきても、耐えられそうですね。わが家では、3人目のときには上の2人が使っていた抱っこヒモはすでにボロボロで、とても使える状態ではありませんでした。使用頻度にもよるとは思いますが、3人以上いると買い換えは必要な気がします。新生児から使える抱っこヒモ■1人目を産んだあと、新生児期は外出しなかったから必要なかったけど、2人目のときには長男の保育園の送り迎えがあったので、赤ちゃんの首を支えてくれる抱っこヒモが必要になった(7歳男児・5歳女児・1歳男児のママ)■2人目妊娠中に、新生児用にスリングを購入。首が座ってからは長女が使用していた抱っこヒモを使用するつもりなので、少しの間は安いスリングで対応(7歳女児・0歳女児のママ)こちらは2人目だからこそ、必要なもの。上に子どもがいると、どうしても上の子中心の生活となるため、赤ちゃんとママはつき合わざるをえません。持っている抱っこヒモに使えるインサートや、新生児期用に横抱っこできるスリングを買って対応したという声が上がりました。ハンディーブレンダー■1人目のとき離乳食作りで苦労した覚えがあるので、2人目が生まれたとき、思いきってハンディーブレンダーを購入。離乳食初期にしか使わなかったけど、めちゃくちゃラクだった。しばらく使わなかったけど、最近スムージーづくりに目覚めている(6歳女児・2歳男児のママ)■離乳食を作るのに便利。長女が下の子の世話をしたがり、離乳食を作るのを手伝ってくれるときに、ハンディーブレンダ―なら安心(5歳女児・3歳男児・0歳男児のママ)離乳食作りに活躍するブレンダーですが、離乳食初期くらいにしか使わなかったという意見も多く、「そのわずかな期間のために買うのも…」とためらってしまう人も多いのでは?しかし、ブレンダーは離乳食作り以外にもさまざまな用途に使うことができ、家事の時短やレシピ幅を広げるツールとして人気です。スムージーづくりをしているというママは、野菜を食べてくれない子どもに、ハンディーブレンダーで作った野菜と果物のスムージーを飲ませているんだとか。メリー■1人目が生まれてメリー買おうか悩んだけど買わずに過ごした。2人目はひとりで全然平気なタイプだったので買わず。すると、3人目が1人目と同じ、ひとり遊びが全然できないタイプで…。リサイクルショップでメリーを購入したら、20分くらいは楽しそうに見ている。その間に料理や皿洗いなどの家事ができてよかった(7歳男児・5歳女児・1歳男児のママ)■2人目で購入。下の子の世話をしていると上の子がやきもちを焼くので、赤ちゃんをベビーベッドにおいてメリーを見せておき、上の子と二人だけの時間を作っている(5歳女児・0歳女児のママ)赤ちゃんがメリーを見ている間に、赤ちゃん返りをしている上の子と時間をとっているというママは、その時間を上の子の絵本読み聞かせの時間に使い、自分自身も心落ち着ける時間となっているようです。今回の話と自分の経験から、買おうかどうか迷っているものは、思いきって買ってしまってもいいと思います。それが十分に力を発揮すれば「買ってよかった!」ですし、そうでない場合には身近な人にあげたり、フリマアプリなどを利用して売ってしまうという選択肢があるので。新たに赤ちゃんが生まれると、家族が増えて楽しい反面、大変なことも増えます。利用できるアイテムは活用し、少しでもママの負担を減らせるといいですね。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年07月27日私は現在、9歳・8歳・6歳・2歳の四兄妹を育てています。掃除・洗濯・炊事など、あらゆることに完璧主義だった私が、4人の子どもたちのおかげでおおらかになり、いい意味で「ずぼら」になれました。ゆるーく楽しく子育てをするためにやめてよかったことを紹介します。 完璧を求める以前の私以前の私は、部屋に髪の毛が1本でも落ちていることが許せない、家事全般に完璧を求める性格でした。特に掃除と整理整頓は私のストレス発散方法でもあったので、なかなか変えることができず、育児を後回しにしてでも家中をきれいにし、モデルルームのような部屋を保とうと意地を張っていました。 赤ちゃん時代はなんとかそれでもよかったのですが、子どもが動き回るようになり、子どもの意思が出てくるようになると、「完璧にしたいのにできない」というストレスに変わっていきました。 3人目であきらめを覚えた!1人目・2人目までは、意地でもきれいを保とうと頑張りました。しかし3人目以降、毎朝、完璧に掃除をしても、食べこぼしやおもちゃで夕方には部屋がぐちゃぐちゃ。洗濯物も大量で、たたむ作業が追いつかなくなり、食器洗いも追いつかなくなりました。 手も足りず、目も行き届かなくなるので、次第にあきらめるようになりました。気持ちでは「完璧」にしたいけれど、できないからあきらめるという感じでした。 4人目でついにやめた!4人目が生まれてからは、さらに手も思考も追いつかなくなりました。4人分のスケジュールは考えなければならないことが多すぎて、家事放置でも気になりません。 ついに私は洗濯物をたたむこと・食器を洗うことをやめました。干した服はきれいなカゴにそのまま放りこむ、食器は食洗機を思い切って購入! 衛生面とケガ防止のために掃除は毎日していますが、家事はだいぶラクになりました。空いた時間は、ゴロゴロしたり、子どもたちと遊んだりしています。 器用な人は家事・育児の両立が、「頑張れば」できてしまうので、ついついやってしまいますよね。でも、疲れてしまう場合は頑張りすぎずに、億劫なものを優先してスッパリやめてみると、意外とラクになるかもしれません。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月26日私は現在40代で、9歳の長女と1歳の次女の父親です。長女誕生後に原因不明の続発性不妊症になったため、治療をおこなっていました。治療期間が約6年間あったため、長女と次女の年齢差が8年あります。長女が幼いころは気にならなかったことでも、40代で新生児を新たに迎え入れたことにより、気になるところが増えてきました。40代パパがおこなった、子育てを楽しむためにしていることをお伝えします。 なんといっても体力勝負!私は、40代での子育ては基本体力勝負だと考えています。抱っこするにも、ベビーカーを運ぶにも、慢性的な睡眠不足対策にも、体力が必要になってきます。 私は体力には自信がありましたが、やはり40代だと若いときと同じというわけにはいきません。そこで、体力ができるだけ落ちないように次女誕生後は、ランニングを始めました。ランニングなら家の近所で気軽にできるうえ、何かあればすぐに帰ることができます。乳幼児を抱えるパパには、とても効率のいい運動でした。 身なりに気をつかうと会話も弾む独身時代、私はそれなりに身なりに気をつかっていましたが、結婚後は「若くないからファッションにこだわらなくても大丈夫」という慢心から、以前ほど気を使わなくなっていました。 ただ、次女誕生後は若いパパ友やママ友とも知り合う機会が増え、私は身なりに少しだけ気を使うように心がけました。そうすると、「○○ちゃんパパってオシャレだね」と言われるようになり、自然に打ち解けることができるようになりました。やはり、若いパパ・ママとコミュニケーションをとる上で、ある程度の清潔感や身だしなみを整える必要性を感じました。 ハプニングを含めて育児を楽しむこと現在2人の育児に励んでいる最中で、長女と次女の育児を比較しても若干の慣れはありますが、やはり頭を悩ますことも多いです。急な発熱や、夜泣き、原因不明のぐずり、予想外のハプニングに加え、慢性的な睡眠不足、育児のストレスなどは長女のときとほとんど変わりません。 ただ、長女のときと違うのは、育児に関するネットの記事やより細かな専門誌など、便利な情報源が増えていることです。そういった情報ネットワークを利用して、子どもの個性を尊重し、育児や家事を楽しむことがとても重要だと私は感じています。 いくら体力に自信があっても、40代になると、若くないと実感させられるシチュエーションも少なくないです。そんななかで周りに流されることなく、自分に体力をつけることで、育児に向き合い、無理なく楽しむことができています。 著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2019年06月12日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。いよいよ新しい時代がもうすぐ始まりますね。ワクワク~!!故・小渕さんが平成の文字を掲げた瞬間をガッツリ覚えている昭和最終世代としては、平成だって始まった時には新しい時代だ!! と感じたはずなのですが、30年経ってみるとやはり古い…できれば令和時代には持って行きたくないと思う価値観がいろいろなジャンルで見られますね~。少子化が問題になっているのに…有効な対策が出てこない子育て問題については、特に昭和から平成に引きずってきた価値観が足枷になっているんじゃないかなぁ…と思います。そこで、今回は令和を生きるママのために…平成で終わりにしたいこと! そしてこれからの時代の子育てはこうありたい!という話を語ってもいいですか…いいですよね。言っときますけど長いですよ。思いがあふれすぎて…(いつもか…笑)今回「OPEN子育て」の企画のお話を聞いた時、昨年からずっと考えていた自分自身の思いとあまりに共通していて首がもげそうなほど激しく頷きました!!7年前、なにもかもが初めてだった長男の子育てをしていてワタシ自身がおちいった「ねばならない」地獄。そして苦しめられた「母親なんだから」の呪い。今となっては笑い話にできるようになったのがまだ幸いですが、あの頃の自分を思い返すと、24時間365日ずっと殺気立ってガチガチになっていた背中をそっと撫でて抱きしめてあげたいような、切ない気持ちになります。たぶん、育児ノイローゼになりかけていたんだろうなぁ…母乳じゃなきゃダメお母さんの抱っこじゃないとお母さんの手作りこそが愛情お母さんとの時間が足りないんじゃない?………今でも何かと語り継がれる母性神話。本当に?本当に全部お母さんじゃなきゃ、お母さん1人が夜なべして苦労して向き合わないと、子どもは幸せに育たないの?母親のくせにオシャレなんかして子ども預けて遊びに出かけるなんて母親失格保育園に預けるなんてかわいそう文句言うなら産むな………母親って、子育てと家事だけをして生きていく覚悟が無いとなれないの?父親と母親、2人で望んで生まれてきた子どもだけど、母親だけがその役割を担うの?実際、誰かに直接そんなことを言われたわけではないんです。ネットに溢れる子連れや母親への冷たい視線、バッシングを見かけては、自分が言われているような気になって不特定多数の世間が言う「良き母親」にならなくては、と自分で自分を追い込んでいただけ。現実の、少なくともワタシの周りに広がっていた世間は、決してそんなにヒドいものではなかったし、たくさんの優しく温かい手を広げてワタシの心がほぐれるのを待っていてくれました。でもね、自分自身がそうだったんですが、これからますます少子化が進む中、「こども」との接触があまり無いまま親になる人も今後増えていくと思います。赤ちゃんと触れ合ったこともなく、小さい子との遊び方も分からない…そんな中で情報だけは氾濫し、見えない敵に追い込まれていくママたちもきっと大勢いるでしょう。これから数年のうちに子育ての大変な時期を抜けるワタシは、新時代のそんなママたちを支え、孤育て(孤独な子育て)させない、社会で育てるお手伝いをしていきたいと思っています。母親だけではなく、父母2人の子。家事も育児も仕事も、どちらが偉いか、大変か、ではなく、適材適所で同等に負担するのが当たり前の世の中へ。もちろん、2人ともが苦手なことがあれば、便利家電を利用したり、罪悪感を持たずに気持ちよくアウトソーシングすることも、子育てをオープンにする選択肢の一つです。子育てや家事をラクにすることは、サボることではなく、苦手や無駄なことにかける時間をもっと有意義なことに使う、同じ時間の価値を上げることだともっと理解を広げたい。令和時代を、多様な家族のあり方、生き方を認めバランスの取れた優しい社会にしていくために今のワタシにできることは、子育て中に目にする機会の多いSNSや情報サイトでのこういった考えの発信だと思うので、コツコツ続けていきたいです。子育ての楽しさも大変さも、社会とシェアしていきませんか。それは思いを綴るSNSだけでなく、保育や家事のサービス利用やご近所さんとの支え合いのような、リアルな形も含めて。社会全体で子どもたちを育てることで、子どもたちはより多くの大人から愛情を受け見守ってもらいながら成長していけると思います。そしてそれは、親である自分や周りの大人たちにも言えることではないでしょうか?子育てを通して成長するだけでなく、家事や育児を時には家族以外の仲間にお願いすることでできた時間でリフレッシュしたり仕事でも成果を上げたり、勉強したり…子どもも親も周りの人々も、子育てに関わることで“共に育つ”。そんな明るい社会のサイクルが回っていく、より良き時代になりますように。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年04月25日ウーマンエキサイトをご覧のみな様、こんにちは! どうも、こっさんです。みなさま、ストレス溜まっていませんか?子育て中なんて、何かとストレスが溜まることが多いと思います。うまく発散していかないと、溜まりにたまって爆発するか、もしくは間違った発散方法を覚えてしまう可能性も高いのがストレス。子どもは可愛いといえど、自分の行動全てに制限がかかり、更に色々邪魔されては普段温厚で何も考えてない私だって短気の塊のようにイライラしてしまいますよ。しかもイライラしてしまうと、いつもなら流せる子どもの失敗や悪ふざけなどもぜーんぶ爆発の引き金になってしまいます。出産前の私を思い出しては「こんなに些細なことで怒る人間ではなかったのに…」と落ち込むし、子どもたちに悪いなと罪悪感を感じてしまうことも多々…。このままじゃいかん! と感じた私は、できるだけストレスが溜まる前に発散する方法を模索した結果、見つけたのは、食べることでも、笑うことでも、お出かけすることでもなく…子どもの頃は小学生からかぎっ子で、母もきょうだいも仕事やそれぞれの用事で一人でいる時間が毎日それなりに確保されていたと思います。そのまま大人になって、子育てをして、私はある程度一人の時間がないとダメなんだと気付いたのです。四六時中子どもと一緒で、そのまま寝落ちが続くと、とにかく無性にイライラが募っていってるのが自分でもわかりました。夜更かししたって翌朝は普通に朝起きなければいけない。でも子育て中、唯一一人になれる時間といったら夜しかなかったのです。寝不足になってまでも私はイライラしないように、このストレス発散法を行っています。なんていうのは嘘ですが(笑)家族の誰かが不穏な空気を出していると、その空気がみんなに感染してしまうので、一番それぞれの家族と関わりがある私がそうなると家の中の空気がなんだかどんよりしてしまうんですよね。というわけで、私のストレス発散法は「一人になる」でした!ではまた!
2019年03月15日育児や仕事、性格が几帳面な人ほど色々と重なるとストレスを抱え込んでしまいがち。我が家のママンもそうでした。本日はそんなママンが、どうやってストレスを溜めない身体になったのかお話します。結婚当初のママンは弱音をはかず、甘えベタで自分一人で何でも抱えてしまうタイプ。かといってメンタルが人一倍強いわけでもなく、産後ストレスでよくじんましんを発症していました。パパンもサポートしてきたつもりでしたが、それでも無理がたたったのか? 遂に3人目のアリッサを産んだ頃、若干37歳で乳がんを発症してしまいました。闘病を通じてママンの人生観がガラッと変わるきっかけになりました。(詳しくは “ちびといつまでも” のBlogを見てね)回復した今、やっていることは以前と何も変わらないのですが、本人の意識が良い意味で“適当”になりました。そして周りにも以前に増して優しくなり、思ったこともよく話してくれるようになりました。ママンいわく、編み物の時が一番無心になれるそうです。これがママンお手製のアクリルたわし。編んだたわしはお世話になった方達にお礼のついでに差し上げています。パパンは自転車が無心になれる瞬間。運動もできて一石二鳥です。皆さんも無心になれる趣味を1つ持つと随分楽になりますよ。“どうにかなるさ”の精神と、無心になれる趣味を見つけて、貴方のストレスフリーなライフスタイルをぜひ探してみてください。
2019年03月08日ライターの鯰美紀(なまずみき)です。夫の転勤に伴い、2018年8月からニューヨークで活動しています。先日、ニューヨークで、米国公認ライフコーチのブロディー愛子さんの「子育てと個性」のワークショップに参加しました。子どもの個性を大事にしたい。そう思うママは多いと思いますが、実際に「個性を伸ばす子育てをしている」と実感できている人は少ないのではないでしょうか。愛子さんは、「日本は個性を伸ばしにくい国」だと言います。愛子さんに、子どもの個性を伸ばすために必要な3つのことを聞きました。1.ママ自身が個性を取り戻そう「まずはママ自身が、自分の個性を取り戻し、自分を愛すること」と愛子さん。日本人は、世間の枠からはみ出ることを許されず、持って生まれた個性をそぎ落としながら育っていることが多いそうです。愛子さんに寄せられる相談でも、アメリカ人は「私はこれがしたいのに、実現できない」と訴える人が多いのに対して、日本人は「自分が何をしたいのかわからない」ということが多いといいます。そういう人が親になったとき、子どもの個性をどう伸ばせばいいのか、戸惑ってしまうそうです。「個性的な子育てを考える前に、ぜひ、自分自身と向き合い、自分の個性を取り戻してください。自分のことを一番よく知っているのは、誰でもない、あなた自身です」と愛子さん。子どもの個性を育てる第一歩は、親自身が、「自分とは何者であり、何が好きで、どんな子育てをしたいのかを」を明確にする必要があるということですね。2.自分の子育てに自信をもち、貫く勇気を持とう愛子さんは、日本の親が「みんなの迷惑になってはいけない」「子どもが人と違うと困る」というプレッシャーを感じながら子育てをしていることが気になるそうです。例えば、日本では、学校から親が呼び出され、子どもの行動に対して注意を受けることがあります。そんな時、とりあえず先生に謝り、「家でよく言い聞かせます」と言うのが一般的ではないでしょうか。これについて、愛子さんは「自分が言いたいことではなく、相手が聞きたいことを言ってしまう日本人らしいですね。でもね、それは自分の気持ちにウソをつくということですよ。学校や先生の方針に同意できなければ、『うちはこういう子育てをしています』『うちの子は大丈夫です』と言えるぐらいの強さを持ってほしいですね。だって、お子さんのことを一番理解して、信じてあげられるのは、親でしょう?」と言います。続けて、「子どもにおねだりされるままに、みんながゲームを持っているからとゲームを買ったりしていたら、お金がかかるばかりで、子どもの個性は伸びません。人と同じことをしていたら、人以上にはなれません」とも。「世間は勝手なことを言いますが、子どもの人生に責任をとってくれるわけではありません。個性を伸ばす子育てをしたいなら、『誰が何と言おうと、自分は子どもを信じ、自分流で子育てをする』と言い切る勇気と強さを持ってください」。3.子どもが歩く道を信じ、挑戦と失敗を見守ろう子どもが生まれると、つい、子どもの習い事、学校、職業から、老後の自分との関わり方まで、勝手な妄想でシナリオを作成してしまいがち。子どもがそのシナリオから外れると「失敗した」「裏切られた」と考えてしまいます。これについて、愛子さんは、「子どもを親の所有物だと思うのは大間違い」とバッサリ。「子育てに関して、親は愛情と恐れを持って、小さな選択を繰り返していきますが、恐れが強くなると、子どもの個性は伸びません。私たちは、転ぶ痛さを知っているので、ついつい、子どもが転ぶ前に手を出したり、道を示したりしがちですが、やり直しがきく若いうちに、やりたいことをやらせ、たくさん転ばせることで、子どもは学ぶのです。特に10代の反抗期は、親の価値観から卒業し、自分の生き方を模索するとき。親は戸惑ってしまいますが、信じてもらえている子は、“本当に悪いこと”はできませんから、安心して、思い切り反抗させてあげてください」。最後に愛子さんから、日本のママにメッセージをいただきました。「日本でも終身雇用制の社会は終わり、幸せの形も多様になりました。人生という広い海の中で、自分をわかっていないと、方向を見失い、溺れてしまうかもしれません。自分の個性をわかっている人は、どこの海にいても、自分が幸せだと感じる沖に泳ぎつくことができます。親ができることは、子どもの個性に応じたサバイバル能力を身につけてあげることではないでしょうか。世間に惑わされることなく、子どもを信じて、強い心で子育てをしてください」。愛子さんのお話を聞いて、親が自分自身を信じ、子どもを信じることで、子ども自身も、自分を信じて、人生を力強く歩いていけるのだと、改めて感じました。ブロディー愛子さん<文:フリーランス記者鯰美紀>
2018年11月08日子育ては、母親がするものと考えている男性は少なくありません。ですが、本来子育ては夫婦二人の責任であり、どちらか一方だけが大きな負担を強いることではありません。そこで、子育てに責任をもって主体的に取り組んでくれる旦那になってもらうおすすめの方法を紹介します。妊婦教室に一緒に参加して父性を育む保健センターや病院で開催される妊婦教室は、妊娠中や産後の体の変化や気を付けることを教えてくれたり、新生児の育児についてのシミュレーション をしてくれます。女性にとっても母親になるために必要な知識や技術を得るための貴重な場になります。とくに初産は、妊婦教室で教えてもらって初めて知ること も多いでしょう。妊婦教室には、一人で参加するのではなく旦那も連れていきましょう。実際に体調の変化があったり体型が変わっていく女性と異なり、男性は親の自覚が難しいです。そのため、妊婦教室で妊娠とはどういう状態なのか を学び、命の大切さや父親の自覚を持てるのです。お腹の中の赤ちゃんの状態を教えてもらったり、新生児の沐浴の練習をしたりすることで、徐々に父性を養えるでしょう。子育ての役割分担を明確にする子育てには、様々な役割があります。赤ちゃんは、授乳や沐浴、おむつ替えなどがあり、離乳食の準備や遊び相手も必要。小学生以降も宿題を一緒にしたり、習い事の送り迎えをしたりと保護者の役割は多いです。男性は、子育てに役割があるかわかっていません。そのため、おむつ替えを手伝っただけで「自分は子育てをしている!」と勘違いしてしまう旦那が多いのです。子育てにはこんなことがあるということをリストアップ して、役割分担をすることで、平等に子供に関わることができます。自分がやらなければいけないことが明確になっていると、自分の仕事として責任をもって関わってくれる可能性が高いです。子育ての方向性や考え方の共通理解を得る子育ての考え方は、自分が生まれ育った家庭環境や地域によって異なり、個人差が大きいものです。子供が産まれたときに、どんな風に育てていきたいのか、どんな子供に育ってほしいのかを話し合わずに、夫婦どちらか一方の価値観に頼って子育てを始めると、後々トラブルの原因となりかねません。自分にとっては当たり前の子育ても、相手にとっては非常識にうつる ことがあります。「そのやり方はどうなんだろう?」と感じても、聞き入れてもらえなければ、子育てに関わることを諦めてしまう旦那もいるかもしれません。そのため、夫婦の間である程度子育ての方向性を一致 させておくことがおすすめです。旦那の「こんな子供に育てたい!」という思いを大切にしてあげることで、積極的に子育てに関わるようになるでしょう。イクメンの話を聞く機会を持つ夫婦は同じ立場なので、一方的に子育てのことを上から目線で言われると旦那がいい気がしないのは当然です。子育てのことを理解してほしいときは、第三者にアドバイス をもらったり、意見を言ってもらいましょう。とくに、イクメンとして子育てを主体的に行っている先輩パパがいればぜひ、話を聞く機会を設けましょう。旦那の中には、嫁の言うことを素直に聞くことはプライドが許さないという人もいます。ですが、信用できる第三者が意見すれば簡単に納得することがあります。イクメン男性 の、子育て観や日常の子供の都の関わり方を聞くことで、旦那も自分の生活を見直し子育てへの関わり方を考え直すきっかけになるでしょう。まとめ旦那に父親としての自覚をもってもらい、子育てに主体的に取り組んでもらうためには、できれば妊娠中から旦那に働きかけることがおすすめです。夫婦が協力して子育てという大仕事を乗り切れるように、紹介した方法をぜひ試してみてください。●文/パピマミ編集部
2018年11月01日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日子育てをしている女性には、旦那の行動に対してストレスを感じる人も少なくありません。今回パピマミ編集部が、子育て中にストレスを感じてしまう事例を紹介すると共に、上手な解決方法についてくわしく解説していきます。子供と遊ぶ時間を積極的に取ろうとしない妻のイライラの原因の1つは、旦那の子どもと遊ぶ時間の少なさが挙げられます。積極的に育児をする男性は増加傾向にあるとはいえ、本当の意味で育児を理解している人は多くないのが実情です。幼少期に親と会話をしたり本を読んであげたりすることは、情操教育の一環として大事な時間 になります。旦那が面倒を見るのと遊ぶことが同じであると理解していない場合もあるので、しっかりと説明することが大切です。機嫌が良いときだけ一緒にいて、泣き出した途端に妻に押し付ける旦那もいます。子育ての大変さを理解させる ために旦那に対処させることが必要になります。自分から積極的に育児に参加しようとしないイクメンと呼ばれる男性が増加傾向にあるとはいえ、妻が育児を通して旦那にイライラしてしまう原因の一つは、育児への無関心 が挙げられます。育児に積極的にならない旦那の多くが仕事の疲れていますが、主婦の大変さも理解してもらいましょう。とはいえ、自分の主張だけを通してしまうと喧嘩になってしまうので、相手の大変さを理解してあげた上で手伝ってもらえるように提案すること が大切です。しかし、炊事や洗濯など不慣れな仕事を任せてしまうと二度手間になってしまうケースも考えられます。そのため、自分が家事をしている時間に子供と過ごしてもらうなど、無理のない範囲の役割を任せる のがおすすめです。子供の世話よりも会社の付き合いを優先しがち子供がまだ小さくても、会社の付き合いを理由に飲み会に参加しなくてはいけません。夫にとって会社の付き合いは大事な仕事の一つ。もちろんわかっています。ただ、妻からすれば少しでも早く帰宅して子供の面倒を見てもらいたいのが本音 です。こういった問題は双方それぞれに言い分がある以上、話し合いをしても喧嘩になってしまったり平行線のままになるケースは少なくありません。そのため、飲みにいく回数を制限したり帰宅時間を決めるなどお互いが納得する終着点 を探しましょう。この話し合いはお互いが正常な判断ができる状況で行うのが基本となので、旦那が酔って帰ってきた時などにするのは避けなくてはいけません。育児のやり方に文句をつける物事に対する考え方が十人十色であるように、例え夫婦であっても必ずしも子育てへの考え方が同じとは限りません 。妻が子育て中に旦那にイライラしてしまうケースの一つにこうした育児への考え方の違いがあります。育児を手伝おうとしないのに妻の子育てにケチをつけられてはストレスが溜まってしまうのは当然です。逆に積極的に育児に参加してくれるけれど旦那が自分の考えを押し付けるというパターンもあります。親の教育方針が違った状態で子育てをしていては子供は正しい行動や考え方を身に付けることができなくなってしまいます。そのため、時間を作ってお互いの育児に対する考え方を相手に伝えた上で今後の育て方について話し合うこと が大切です。まとめ子育ては夫婦が共に助け合って行う共同作業である以上、お互いが無理のない形で行えるように役割分担をしっかりと決めることが必要になります。旦那の自由な行動にイライラした状態で接してしまうのは子供にとって悪影響になるので、それぞれの抱える問題を話し合いで解決することが大切です。
2018年10月24日赤ちゃんの子育ての悩みは、次々と発生しますよね。初めての子育ては、戸惑うのも仕方ありません。赤ちゃんの子育てを解決する為に、何をすれば良いか、パピマミ編集部が紹介します。周囲の人に助けを求める自分自身は初めての子育てでも、周囲には子育て経験者がたくさんいます。もしかしたら、同じような悩みを経験していたかもしれませんよね。友人や知人に子育ての経験者がいれば、現状を打開するようなヒントを求めてみてもいいでしょう 。もし周囲に子育て経験者がいないのであれば、親に聞いてみるのも一つの手段です。初めての子育てですから、恥ずかしがらずに助けを求める姿勢が大切です。インターネットで情報を集めるのも悪くはありません。ただ、インターネットの情報は場合によって信ぴょう性に欠けるので注意が必要です。すべてが間違っているワケではないものの、しっかり吟味しましょう 。泣き止まない赤ちゃんは泣いて自分の気持ちを伝えます 。伝えたい気持ちが大きいのか、ずっと泣き止まないときもありますよね。いくら抱っこしても一向に泣き止まなかったり、夜泣きがひどかったり。ただ、これは赤ちゃんの個性です。つまり、よく泣く赤ちゃんもいればあまり泣かない赤ちゃんもいるということ。過度に心配したりストレスを感じる必要はないのです。ただ、何らかの病気が原因で泣き止まない可能性も否定できません。なので、病院で何も異常が無いことを確認する必要はあります。泣き声は大きなボリュームですが、今しか聞けない声という認識 を持って乗り越えましょう。様子がおかしい当然ながら赤ちゃんは言葉を話せないので、体調を直接確認できません 。いつもと違う感じがしたり様子がおかしいと不安になりますよね。赤ちゃんは、骨や免疫などあらゆる部分が不完全な弱い存在なので、思わぬ病気になってしまう可能性もあるのだと念頭に置いておきましょう。もしくは、障害があってその症状が徐々に出始めているかもしれません。風邪のような感覚でいつか治ると判断すると、危険な目にあうことも 。もちろんすべての風邪を病気と心配していたら骨が折れますよね。とは言っても、すべての病気は早期発見が大切。極端な話をすれば、診察が遅れただけで命の危機に瀕することもあります。言葉を交わせるくらいに成長するまでは、病院を積極的に頼りましょう 。英才教育をすべきか教育に関する研究は進んでおり、0歳児の赤ちゃんでも色々な教育を受けられます。そこで話題になるのが、英才教育 ですよね。例えば、赤ちゃんの頃から英会話を聞かせたりクラシックを聞かせるなどすると能力が身についたり頭が良くなるというものです。当然、すべての赤ちゃんに有効か定かを判定はできません。ただ、音楽や英語に馴染んでもらう という点では良いと言え流でしょう。もちろん、費用もかかりますから、夫婦間で教育方針を確認しておく必要があります。教育方針の違いは、夫婦喧嘩の一因になりますし、場合によっては夫婦間に大きな亀裂 が生じます。読み書きができるようになった段階から教育に熱を入れるのも、遅すぎではありません。まとめ赤ちゃんは体も弱く、言葉も交わせないので心配は募るばかり。大切な我が子に何かあると思うと、心配になるのも無理はありません。でも安心してください。友人や知人を頼ったり、近くの病院に頼ったりすると、子育ての悩みもだんだんと減っていくでしょう。一人で悩んで一人で解決しようとすると、間違った判断をしがちです。その点に注意して、子育てを楽しんでくださいね。●文/パピマミ編集部
2018年10月17日子育てをしているママには、子どものわがままに頭を悩ませる人も少なくありません。そこで今回パピマミ編集部が、子供のわがままについての解説と共に、上手に改善していく方法について詳しくご紹介していきます。わがままの性質を見極める一口に子供のわがままと言っても数多くのシチュエーションがありますが、このわがままには保護者に言えない本音が隠されている ケースも少なくありません。いつもわがままを言わない子供が言い出したときは、何かしらの理由が隠されていることが多いでしょう。しかし、保護者の中にはこうした子供が訴える本音に気付けない人もたくさんいるのが実情です。こういったシチュエーションの場合、いきなり叱るのではなく、しっかりと話を聞いてあげなくてはいけません 。わがままだからと切り捨てるのではなく、しっかりと子供の主張を聞いて隠された本音を見極めた上で適切に対応することがわがままの改善に繋がっていくのです。保護者間の考え方を統一する話し合いをする教育についての考えを統一は、わがままを治す上での重要なポイントになります。男性と女性では子どもの育て方に対する考え方が異なる ことも多く、例え夫婦であってもそれぞれ違う教育方針を持っているというケースは少なくありません。教育方針が異なれば当然子供がわがままを言った時の対応の仕方も別れてしまうので、怒られた子供はどっちが正しいのかわからずに困惑してしまいます。保護者が正しい道筋を作ってあげなくてはいつまで経っても子供のわがままは改善されません。こうした状態にならないためにも、事前に夫婦の間で子育てについての基本方針 をしっかりと話し合っておくことが大切になります。ママが諦めずに根気良く向き合う子供のわがままの治し方で必要不可欠なのが、初志貫徹を貫くこと です。子育てでしっかりとした教育方針を決めておくことは人間形成をする上でも重要なポイントになります。とはいえ、ママの中には子供に負けてしまって最初に決めた方針を曲げてしまったり、その時のシチュエーションでコロコロと態度を変えてしまう人も少なくありません。こうした一貫性のない対応は前述の説明でも挙げた子供の困惑に繋がります 。教育に一貫性をもたせるためにも、事前に子供が言うであろうわがままを想定して説明ができる準備をしておくことが大切になります。このときに、言葉の説明と共にどう対応すればいいのか考えておきましょう。叱るのと合わせて褒めることも忘れない子供のわがままを治す上で忘れてはいけないポイントの一つが褒めること。わがままに注意するばかりに意識を向けずに、良い行動に対してリアクションをしてあげましょう。叱られたという前提があるとはいえ、自分の意思でそれを成し遂げたことは子供にとって大きな達成感 です。その事実をママから何も言ってもらえなければ、子供はそれが正しいことだと理解することができません。褒めるのは叱るのと同じように子育てに欠かせない大事な行為の一つ なので、例えどんな些細なことであってもしっかりと褒めてあげることが重要です。これにより、わがままを我慢する大切さを理解できるようになります。まとめわがままは子供にとっての意思表現の一つで、感情のコントロールができないと起きてしまうと考えられています。感情のコントロールは成長に伴って改善が難しくなると言われているため、幼少期に子育てを通してしっかりと身に付けさせましょう。わがままの改善は一方的に押し付けるのではなく、間違っている点について理解できるように説明をして、できたら褒めるといったメリハリを付けることが大切になります。
2018年10月10日出産して子育てに専念。子供が小学校に慣れてきたら社会復帰しようと考えている人も多いですよね。しかし、ブランクがあると社会復帰に不安を感じることも。そこで注目したいのが仕事に役立つ資格です。今回は、子育てする妻に社会復帰につながる資格の取得について、パピマミ編集部が紹介します。資格は社会復帰を目指す就職活動で武器になる家事と子育てに追われながら毎日を過ごす人が大半ですよね。少しでも空き時間が確保できたら、自分の好きなことに時間を使いたいと思うはず。しかしその気持ちをグッと我慢して、自分自身の将来のためにその時間を使ってみませんか?社会復帰したいなら、空き時間を利用した資格の勉強が最適です。資格を取るメリットは、就職活動の際に「自分が資格を取るためにどれだけ努力をしたのか」を面接官にやる気をアピールできます。たとえブランクがあろうと、「その仕事を得たい」という気持ちも伝えやすくなり、就職活動においても有利になるでしょう。資格を選ぶ際は、「ママの間で人気の資格」というキャッチコピーに惑わされず、自分に最適な資格を選ぶようにしてください。まずは「どのように仕事をしたいのか 」を明確にし、それを実現できるスキルや知識を見極めることが大切。それでこそ、資格を得る価値があります。再就職の際に資格がメリットを生むケース会社が採用で注目するのは、経験やスキルだけでなく人柄やポテンシャルなど様々 です。資格があれば社会復帰につながりやすい!と言っても、資格は経験やスキルを強化するものと捉えておきましょう。大きな期待をするほどの結果は得づらいのです。例えば、医療事務や調剤薬局事務など医療系の資格は、医療機関で専門的な仕事に携わります 。これらの資格はどれも民間資格で、実際の業務に必須だという訳ではありません。資格がない人でも仕事に就けますし、資格があるかどうかよりも、経験の方が優先されます。とは言いつつ、資格を得てメリットが生まれるケースも存在します。「医療事務系の現場で働いていたが、結婚を機に退職してからブランクが長い」というようなケースです。この場合、「今までの実務経験にプラスして、今回新たな知識と現場の情報を把握するために資格を取った」と説明すれば採用担当者に熱意が伝わりますし、資格手当につながる可能性も出てくるはずです。人材不足の分野で活躍する道も興味がある仕事が人材不足の分野であれば、資格取得によってより仕事が得やすくなるというメリットが生まれます。介護職が人材不足になっているように、この分野では「介護職員初任者研修」が近年ホームヘルパーの2級に該当する資格として新しく誕生しました。これは、介護資格の中でも一番取りやすい資格なので、介護職に就きたいなら最初に取得しておきましょう。「特定求職者」に相当する場合は、ハローワークにある求職者支援制度を活用して資格を取ることも可能です。また、介護スタッフと同様に人材不足が指摘されているのが保育士です。子育てを経験している主婦には、育児経験を仕事に活かせると注目されている資格 。通信教育で勉強することも可能で、半年間勉強して合格する人もいますが、空いた時間を利用して勉強するなら、1年から2年確保しておけば無理なく学習できるでしょう。なお、保育士になれば保育園に加えて子育て支援センターなどでも活躍できます。資格取得を目指すと決めたら心掛けたいこと社会復帰のために資格を取りたいと思ったら、取り掛かりたいのは情報収集と同時に勉強時間を確保すること 。挫折しないために、2、3点のコツを押さえておきましょう。まずは「この時間を勉強に充てる」と決めたら、家事はそれ以外の時間で終わらせるようにしっかり段取りを組むこと 。そして、モチベーションを保ち続けるためにも、最初は「とりあえず30分毎日勉強する」など負担にならない程度から取り組み、慣れてきたら少しずつ時間を増やすようにしましょう。また、ついテレビを見てしまう時間などの「すき間」時間を勉強に充てる方法もおすすめです。テキストを5分でもいいので見直したり、スマートフォンのアプリを使って勉強することもできます。暗記すべき事柄をメモにまとめ、調理中に食材を煮ているわずかな間や入浴中に確認してもいいでしょう。短時間でも勉強する癖をつけると、一日の間で勉強に充てられる時間を捻出しやすくなる はずです。まとめ子育て中でも、子供の面倒を見たり家事をしている合間に勉強できる資格が色々あります。もちろん、決して「資格さえ持っていれば社会復帰は簡単」という訳ではありません。ありませんが、就職活動でアピールでき、自分に対して自信が持てるようになりますよね。これまで資格の取得に取り組んだことがない人も、子育てを機に勉強してみてはいかがでしょうか。ハードルが高そうに思われても、合格率が意外と高いものもありますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
2018年09月27日子育ての悩みは、一人では悩まない。そもそも子育ては二人でするもの。一人で悩んでも解決できないことの方が多いですよね。とは言っても、他に参考にしたい情報網もほしいですよね。そんなときは、コラムを見てみましょう。これからパピマミ編集部が、コラムの探し方についてご紹介します。子育てがテーマのコラムは豊富子育ての悩みをインターネットで検索すれば、老若男女のコラムが散見されます。子育てだけでなく、夫婦同士の関係や、仕事との両立の仕方、各地で行われている支援制度のあり方など、どこかにあなたの問題を解決してくれるコラムがあるはずです。例えば、幼稚園 や保育園の情報 、ベビーシッターや家事代行サービスの活用などに関する話題なども欠かしません。個人がブログ形式で作成されているものや、子育てにまつわるテーマでライティングをしてくれる人を募集し、作成された記事を集約して掲載しているサイトもあります。豊富な情報源がインターネット上にあると理解し、積極的に活用すると有用なノウハウを習得することが可能です。良し悪しを吟味して活用しよう子育ての悩みを解決するためにコラムを読んでみようと考えたら、注意しておくべき点もあります。コラムを書いてインターネット上に公開するのは自由なので、内容についての真偽は自分で判断しなければいけません。当たり前の話なのですが、できるだけ役に立つ情報を手に入れたいと考えたら、どんなコラムなら信用できるのかを理解しておくことは大切です。良し悪しを吟味する具体的な方法としては、ある程度の量を読んで慣れること。いろんなサイトのコラムをたくさん読んでみましょう。信用できるコラムの特徴とは信用できるコラムには、特徴があります。個人が自分のブログで書いている内容は、長期的に書いてあれば信憑性が高いと考えられるでしょう。一方、多くの人にライティングしてもらっているサイトでは、ライターが誰かを明示している、運営側が内容の吟味を行っている、あるいはコラムに対するコメントを募集しています。このようなサイトの場合には内容の真偽が問われた上で記事が掲載されている可能性が高く、信頼できると考えられます。コラムはしばしばリライトされて内容が最新の事情に合うようになっています。できるだけ新しい記事を選んで読む ようにするのも、良い内容のコラムに出会うために重要なポイントです。自分から話題を提供をしてみようコラムを活用して子育ての悩みを解決するには、もう一つ有用なアプローチがあります。自分と同じ悩みを持っていて、かつコラムを書いてくれる人がいないという場合もありますよね。その際には、自分でコラムを書いて話題提供をしてみるのも良い方法 です。コラム記事の投稿を受け付けているサイトに登録し、ライターとして自分の悩みをコラムにしてみましょう。フィードバックを受けられるサイトでコラムを書けば、読者からのコメントが読めます。読者からのコメントには、同じ悩みを抱く人からの共感の言葉だけでなく、解決に成功した人からのアドバイスもあるでしょう。あまりない悩みに苦しんでいるときには有用な解決策になります。まとめインターネット上には子育ての悩みにかかわるコラムが多数あります。信用できる内容のコラムが集まっているサイトを見つけて利用すれば、自分が今まで抱いてきた悩みを克服するための情報を手に入れられます。もし解決に近づけるような内容のコラムがないのであれば、自分から話題提供をするのも効果的。自分が抱いてきた悩みに関するコラムを書いて投稿し、そのフィードバックを受けて自分の子育てに役立てます。
2018年09月26日一人一人、好きな食べ物や個性が異なるように、妊娠や出産の仕方、子育てだってみんなと同じじゃなくてもいい。親子の数だけ子育ての仕方もあっていいはず。子どもと向き合う時間は限られているからこそ、子どもの成長を感じて笑い、ときに悩み、ときに泣き。無我夢中で子を育ててきた。毎回、子育てを経験したパパとママに話を聞く「子育て、私の場合」。今回話を伺ったのは日本人で2人目の宇宙飛行士として任務を果たした山崎直子さん。2010年、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗するまで訓練に費やした年月はざっと11年。その間、結婚、妊娠、第一子の出産といくつかの節目を迎え、生後まもない赤ちゃんと共にアメリカで生活をし、その後は単身ロシアに渡っての訓練……。とその都度、優先順位を考え決断をしながら “宇宙” を目指す日々をおくってきた。周囲の人に協力してもらいながら子育てに奮闘し、自身の夢に邁進してきた山崎さんの信条とは。▼前編はこちら宇宙飛行士に正式認定された後、初めての子どもを妊娠、出産宇宙飛行士を目指すからといって、結婚や出産をあきらめる気持ちは山崎さんにはなかった。宇宙飛行士候補の選抜の面接でも、将来の家族設計について質問された山崎さんは「将来、子どもは欲しいと思っています。子どもを背負いながら、訓練を続けていきます」と即答。宇宙飛行士になることと、家族を持つことの両方とも、当時から人生において同じくらい大事なことだったのだ。「アメリカのNASAでは、すでに宇宙飛行士と家庭を両立している女性が何人かいると聞いていたのは大きかったですね。でも、それ以上に、宇宙飛行士の選抜人数はすごく少なくて、人事を尽くしたら天命を待つしかないので、受かるか、受からないかというのは、正直あんまり気にしていなかったんです。それより、試験でこんなことやるんだ~!と、ひとつひとつが新鮮でおもしろかったです。選抜試験そのものを楽しむようにしていました(笑)」2002年8月、正式に宇宙飛行士に認定されてから約1年後、長女を出産。働く女性のひとりとして、妊娠・出産のタイミングにはかなり悩んだ。「極力、周囲に迷惑がかからず、なおかつ自分も両立しやすいタイミングはいつか?このときがいいよ、とは誰も教えてくれない。だから自分で状況を見ながら考えていくしかない。答えはないんですよね。さらに自分で望んでも、そのタイミングで授かるかどうかもまた別問題なので。ただ、宇宙飛行士の場合だと、最初の2~3年間はとにかく100%訓練で、体力を使うことも多いし、場所も転々とします。だから、この間はちょっと難しいだろうなぁと、正直感じていました。まだ候補生ですし。でも基礎訓練が終わり、正式に宇宙飛行士になると、あとは訓練が3~4割、残りは地上でのサポート業務になるんです。訓練計画も、宇宙飛行士それぞれによって変わってくるので、出産するならその時期かなと」出産の6週間前まで訓練を継続し、2ヵ月の産後休暇を経て、訓練を再開。最初に当時の夫が3ヵ月の育児休暇をとり、その後は山崎さんが交代で3ヵ月の育児休暇をとった。とはいえ、その育児休暇の間も、完全に仕事を休むのではなく「週に1回曜日を決めて、継続した方がいい語学のレッスンを受けたり、組織内の定例会議に出席したり」といったスタンスで仕事を続けていたという。「スケジュール調整とか、まわりにご迷惑をかけたことももちろんあったのですが、いろいろと相談させてもらえたことに感謝しています。今は、働き方のスタイルがよりフレキシブルになっているのかもしれません。逆に言えば、もっと前だと、もっと苦労している方がたくさんいたので、先人たちの努力にも感謝しなければいけないなと思います。振り返ってみれば、結局、家族のことは家族で抱えざるを得なかった点もたくさんあり、反省点も多いですが、試行錯誤の中、人一倍がんばってきた娘の存在、その都度何がいいかを一緒に考えてきた当時の夫の存在、困ったとき、娘の面倒を見てくれてサポートしてくれた両親の存在は本当に大きな支えでした。保育園の先生方、職場の同僚や上司、親戚の皆さん、子どものお友達家族にも、とてもお世話になりました」人生における優先順位はその都度、状況によって判断していく4月からは、生後8ヵ月の長女を保育園に入園させて、周囲のサポートを得ながら、家庭と子育て、それぞれの仕事を両立すべく奮闘。しかし、長女が生後11ヵ月のときに、山崎さんが訓練のために単身でロシアに行くことになり、以降、ロシアやアメリカなど、家族の拠点が定まらない生活が長く続いた。「自分一人だったら平気でも、家族がいると、やっぱりみんなを巻き込んでしまう。ロシアに行くとき、子どもはどうする?アメリカに行くときはどうする?その都度、考えなければいけないので、その様々なマネジメントと判断が一番の悩みでした。単身で外国にいるときは、子どもと離れているため、何かあっても自分では何もできないという怖さと後ろめたさがあります。でもだからこそ、そのぶん、訓練をしっかりやろうと思っていました」断続的に合計約7年の長期滞在となったアメリカのヒューストンでは、近くに頼れる家族や親戚は誰もいない。当初、英語はおろか、まだ日本語もままならなかった長女は、朝の6時半から子どもを預かってくれる現地の保育園に入園することになった。「朝、娘に『保育園に行きたくない。ママ、今日は会社休んで』と言って泣かれると、もうどうしよう……ですよね。泣いちゃいますもん、こっちも。そういうときは『ごめんね、ママも一緒にいたいけど、会社に怖い鬼がいて、今日は仕事に行かないと、鬼に追いかけられちゃうんだよ』とか言って。毎朝、出かける前に何があるか分からないので、常に30分~1時間は時間に余裕を持たせるようにしていました。職場に行けば、気持ちを切り替えて仕事をしているので、こっちは朝のことはすっかり忘れてしまうんですよね。だから、帰りのお迎えのときに娘から『今日、会社で鬼に怒られなかった?』って聞かれると、ずっと心配してくれていたんだ……と胸がじーんとしました」それから何年も経ってからのこと、長女の優しい心遣いに、山崎さんがまたもや泣いてしまった出来事がある。「打ち上げの1ヵ月ちょっと前、当時、小学校低学年だった娘が熱を出したんです。私が看病しようとしたら、ベッドで寝ている娘に『ママ、あっちに行ってて。ママにうつったら、宇宙に行けなくなるから』と言われて……。大人が思う以上に、子どもは子どもなりにいろいろ考えてくれているんだなぁと、しみじみ思いましたね」サイエンス・フェアをきっかけに生まれた娘のちょっとした仮説に宇宙から証明もちろんアメリカでの生活は大変なことばかりではなく、小さな頃から多彩なアメリカ文化に触れ、日本とはまた違う経験ができるというメリットもあった。「アメリカで娘が通った学校では年長から小学校まで、毎年 “サイエンス・フェア” という自由研究をして、みんなの前で発表するという親子参加のイベントが行われていました。題材は自由に選び、『仮説、調べるのに必要なもの、調べる方法、実験結果、考察』と論理的にまとめる点がアメリカならでは。こういう取り組みがあると、子どもが小さいうちから、科学的な考え方を培えるようになって、とてもいいですよね。当時、幼稚園に通っていた長女が、『シャボン玉に色をつけられるか?』というテーマで、『つけられる』という仮説のもとに自由研究をしたことがあります。シャボン玉は一見、透明ですが、一番下のしずくには色がついています。これは地球の引力が色素を下に引っ張っているからではないか?宇宙のように重さがないところだったら、色素がシャボン玉全体にまわり、色つきのシャボン玉になるのでは?と考えたんですね。この実験は後に私が宇宙に行ったときに、ISS(国際宇宙ステーション)の中で実際にやり、娘の予想どおりに色つきのシャボン玉になったことをTV会議で、娘に見せてあげることができました」宇宙から帰還後、40代で第二子を出産子育てでは〝安心感〟を与えることを大切に2001年9月に山崎さんが宇宙飛行士に認定されてから、2010年4月に宇宙に行くまで、実に9年近く。宇宙から帰還した翌年2011年8月、山崎さんは第二子の妊娠を契機に、JAXAを退職。その2ヵ月後、次女を出産した。「授かれるのなら、2人目がほしいなぁという気持ちはずっとありました。結果的に、思っていたより間が空いてしまい、高齢出産でもあったので、大丈夫かな?と、ちょっと勇気は要りましたが、出産することに迷いはなかったですね」山崎さんが宇宙に行ったとき、7歳だった長女は今、高校生。次女は小学生になった。「長女はまわりに気を遣う優しいタイプで、次女は自分の好みにこだわりがあるタイプ。それぞれマイペースで、好きなことには熱中する点は共通していますね。家で宇宙の話をすることもありますし、一緒に宇宙に関するイベントに参加したり、科学館に行ったりすることもあります。家には宇宙の絵本がたくさんあるので、下の子は宇宙に自然に興味を持っているみたいですね。一時期、飛行機の模型をたくさん置いていたときは、飛行機が好きになっていたこともあって。やっぱり身近にいろんなものを置いてみると、子どもの好奇心を刺激するいいきっかけになるんじゃないかなぁと思います」独立心が旺盛で、どんなに大変なときも、自分の力で道を切り拓いてきた山崎さんが自身の子どもの頃を振り返ったときに、何よりも思い出すのが両親のくれた “安心感” だ。駅から家まで徒歩15分の夜道を娘がひとりで歩くことを心配し、高校、大学時代は毎日のように、雨の日も寒い日も、父か母のどちらかが必ず駅まで迎えに来てくれた。「私の母は専業主婦だったこともあり、いつも見守ってもらっているという安心感がありました。そのおかげで自分のやりたいことを、のびのびできたのだと思います。今の私が子育てにかけられる時間は、母とはどうしても違いますが、別の形でも娘たちに安心感を与えてあげられたら、と思っています。夜寝る前には『生まれてきてくれて、ありがとう』と言うことと、1日に1度はギュッとハグすることが毎日の習慣です。将来、娘たちには自立して、自分の軸をしっかり持って生きていってほしい。明確な答えがない時代環境の中、自分で考えられることが大切だと思っています」現在、山崎さんは、大学の先生として教壇に立ったり、科学館で宇宙の授業をするなど、多忙な毎日を送っている。「時間がなく、子どもの習い事や宿題などに丁寧に付き添ってあげられないことが悩みですね。今は自分の時間はほとんどありません。時間があれば、子どもと遊んであげたいというのが願いです。ただ、その中でも自分の好きな公園や科学館に行ったりして、自分の希望もちゃんと取り入れています(笑)。もう少し落ち着いたら、自分の時間を持って、ゆっくり映画鑑賞や読書をしたいですね。仕事では、子どもの頃に思っていた先生の形とはまた違うんですけど、学校で宇宙の話をしたり、科学館で宇宙教室を開いたりと、宇宙教育に携われているのは本当に嬉しいなぁと思っています。日本ではまだ理系に進む女性が少なくて、理系が条件となっている宇宙飛行士の応募も、男女比が9対1だったりするんです。でも、別に宇宙工学じゃなくても、医学でも農学でも、いろんな宇宙飛行士の方がいるので、まずはみなさんに興味を持っていただいて、どんどん挑戦してほしい。そして、いつの日か、理系でなくても宇宙に行けるような時代になってほしいですね」PROFILE山崎直子Naoko Yamazaki1970年、千葉県松戸市生まれ。東京大学工学部航空学科卒業。同大学航空宇宙工学専攻修士課程修了後、1996年から宇宙開発事業団(現・JAXA)に勤務。’99年2月に宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年に宇宙飛行士として認定。2010年4月、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗、宇宙へ。ISS(国際宇宙ステーション)に110日間滞在する。’11年、JAXAを退職。現在、内閣府宇宙政策委員会委員、女子美術大学客員教授などを務める。Photo:Reiko TohyamaText:Keiko IshizukaComposition:Shiho Kodama
2018年08月16日