シニアマーケットの専門機関であるシニアコムは、50歳以上の既婚男女に対して「夫婦に関するアンケート」と題した調査を実施し結果を発表した。有効回答数は962人(男性703人、女性259人)、調査手法はWEBアンケート調査。お互いの配偶者に対する点数について質問をしたところ、男性(夫)が妻を評価するスコアが高く、夫の思いの方が妻の思いを上回る関係が見て取れた。特に男性の65歳以上では、妻の評価点数とともに夫婦関係の評価点数が高い傾向が見られたという。女性(妻)の視点で夫に行ってほしい家事は、「ゴミ出し / 庭掃除・草むしり / 洗車」が上位に挙がり、日常的な調理や洗濯は低くとどまった。実際に、男性(夫)が行っている家事の状況も、これら妻のニーズの高いものとなっており、65歳を超えるとその反応がより高い傾向が見られたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日労働政策研究・研修機構(JILPT)は5日、全国の20床以上の病院に勤務する24歳以上の医師(医院・クリニックの院長は除外)を対象に実施した「勤務医の就労実態と意識に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2011年12月1日~9日の期間にインターネット上で行われ、3,467名から有効回答を得た。それによると、職場の医師の不足感について、68.6%が「感じる」(「非常に感じる」27.8%、「まあ感じる」40.8%)と回答。一方、「感じない」(「ほとんど感じない」11.5%、「あまり感じない」2.7%)は14.2%だった。診療科別に見てみると、「感じる」の割合が最も多かったのは「麻酔科」で81.7%。以下、「救急科」77.8%、「小児科」70.7%、「整形外科」70.6%と続いた。また、過疎地域かどうかの別で見た場合、過疎地域に所在する病院に勤めている医師の方が「感じる」と答えた割合が高く、78.5%を占めた。主たる勤務先での1週間当たりの実際の労働時間は、平均46.6時間。詳細は、「60時間以上」が27.4%(「60~70時間未満」15.5%、「70~80時間未満」6.6%、「80時間以上」5.3%)、「40~50時間未満」が26.6%、「50~60時間未満」が23.5%、「60~70時間未満」が15.5%となっている。他の勤務先を含めた1週間当たりの全労働時間の平均は53.2時間で、「60時間以上」の割合は40.0%(「60~70時間未満」20.0%、「70~80時間未満」10.0%、「80時間以上」10.0%)に上った。このほか、「50~60時間未満」が24.4%、「40~50時間未満」が21.8%、「60~70時間未満」が20.0%となった。昨年1年間に実際に取得した年次有給休暇の取得日数は、「4~6日」が25.8%でトップ。次いで、「1~3日」が24.9%、「0日」が22.3%となり、約半数の47.2%が「3日以下」(「0日」22.3%、「1~3日」24.9%)と回答した。医師のうち、60.3%が「疲労感」を、45.5%が「睡眠不足感」を、49.2%が「健康不安」を感じていることが判明。さらに、医療事故につながりかねないような「ひやり」あるいは「はっと」した体験「ヒヤリ・ハット体験」があるか尋ねると、68.0%が「ときどきそうである」、8.9%が「ほとんどそうである」と回答し、合わせて76.9%が「何らかのヒヤリ・ハット体験がある」と答えたことが分かった。睡眠不足感に対する認識別にみても、睡眠不足を感じている医師ほど「ほとんどそうである」の割合が高く、15.2%に上った。勤務医の勤務環境を改善するための方策について聞いたところ、最多は「医師数の増加(非常勤・研修医を含む)」で55.4%。以下、「当直明けの休み・休憩時間の確保」53.4%、「他職種(看護師、薬剤師等)との役割分担の促進」50.8%、「診療以外の業務の負担軽減」45.9%と続いた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日脱水状態に対する正しい知識と予防方法・対処方法の啓発を目的に発足した『教えて!「かくれ脱水」委員会』は、65歳以上のみの世帯で暮らす首都圏在住の男女を対象に、「熱中症に関する実態・意識調査」を実施。その結果について発表した。調査は2012年6月8日~6月10日に、65歳以上のみの世帯で暮らす首都圏在住の男女各150名ずつ計300名を対象にインターネットで実施した。まず、この1年間に熱中症/脱水症になったことがあるかを聞いたところ、熱中症を自覚している人は6.7%。脱水症に至っては、わずか3.3%という結果になった。熱中症は、体の脱水状態が進んでおこるが、脱水状態は症状が出るまで気づきにくい。そのため、多くの人が深刻な脱水の一歩手前の状態を自覚することができていないと考えられる。また、この1年間で、特に夏に感じる体の状態を聞いたところ、「だるくなる」(27.7%)、「食欲が低下する」(16.0%)、「元気がなくなる」(13.0%)、「体がほてる」(10.7%)などが上位にランクイン。52.3%の高齢者が、夏季に脱水状態が疑われる何らかの症状を経験していることが分かった。しかし、その原因についてたずねると「高齢のため」(53.5%)、「夏バテのため」(40.1%)といった回答が多くを占めており、「脱水症のため」と自覚している人は24.2%という結果に。全体の4割が、脱水状態が疑われる症状を経験しているにも関わらず、自覚していない「かくれ脱水」である可能性が高いことが分かった。熱中症になったときの対処方法を聞いたところ、「水分補給をする」と答えた人が86.7%で、その内訳は「水」という回答が6割強(64.6%)。熱中症を発症するまでに至る脱水状態のときには、ナトリウムやカリウムなどの電解質を摂取することが必要にも関わらず、適切な水分補給が認知されていないことも明らかとなった。脱水症は在宅時にも起こりやすい病態といわれており、リスク要因となる住環境として「一人暮らしである(気づいてあげにくい)」「気密性の高い住宅に住んでいる(風通しが悪い)」「断熱材を使った住宅に住んでいる(熱がこもりやすい)」「一番上の階で生活している(日差しを受けやすい)」ことがあげられる。そこで現在の住環境についてそれぞれ聞いたところ、上記の条件のいずれかに当てはまる「かくれ脱水」のリスク保有者は、7割以上(75.0%)に及ぶことが分かった。さらに、今夏、節電対策として「冷房を控える」と回答した人は全体の6割に及び、今後、高齢者における熱中症/脱水症の問題がより深刻化することが考えられる。教えて!「かくれ脱水」委員会は、兵庫医科大学教授の服部益治氏を委員長に、専門家6名が中心となって2012年6月1日に発足。熱中症やインフルエンザなどを原因とした脱水症状の予防や回復方法に関する正しい知識の啓発を行っている。
2012年06月26日JR西日本はこのほど、JR西日本全線・智頭急行線全線・JR西日本宮島フェリーが2日間乗り降りし放題になる65歳以上限定の乗車券「ノリノリ65きっぷ」を発売した。価格は普通列車用が2万円、グリーン車用は2万2,000円。新大阪~博多間の通常運賃(往復割引乗車券と通常期の往復「のぞみ」指定席料金)に比べると、普通列車用で7,900円、グリーン車用で1万7,480円もお得な料金で利用できる計算だ。普通車用はJR西日本全線、智頭急行線全線の特急列車(山陽新幹線を含む)と普通列車(新快速・快速を含む)の普通車指定席(指定席交付には4回までの回数制限あり。「みずほ」「さくら」は指定席への乗車不可)・普通車自由席、JR西日本宮島フェリーを利用できる。グリーン車用はJR西日本全線と智頭急行線全線の特急列車と普通列車のグリーン車指定席に乗車できる。指定席交付の回数制限は普通車用と同じ。発売期間は7月5日までで、利用できる期間は6月4日から7月13日までの平日の連続した2日間。利用の際には運転免許証や保険証など、年齢を確認できる公的証明書を携行する必要がある。JR西日本のみどりの窓口と主要な旅行会社で取り扱っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日イオン銀行は、60歳以上の顧客限定に特別金利が適用される「セカンドライフ定期預金」を取扱うと発表した。期間は5月1日~8月31日まで。期間中、イオン銀行インストアブランチ(店頭受付)にて、1口50万円以上の資金で1年ものの定期預金を預入れすると、年0.25%(税引後0.2%)の特別金利が適用される。さらに、同定期預金を50万円以上預け入れた顧客には、「敬老の日(9月17日)」に、1,000WAONポイントをプレゼントする。1人1口まで預入れが可能で、申し込み金額は1円単位50万円以上300万円まで。店頭受付限定のキャンペーンにつき、ATM・イオン銀行ダイレクトでの預入れは対象外となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日磐興産株式会社が運営するスパリゾートハワイアンズは、4月9日から、50歳以上の平日日帰り入場料を、通常大人料金の約半額の1500円とする「平日ミドル料金」を新設した。学校の休校日およびGW、夏休み、冬休み、春休みなどの長期休校期間中を除く平日に適用する。新設した「平日ミドル料金」は、50歳以上のミドルエイジの人に、同施設の多彩な温泉施設を気軽に利用してもらうために設定した新料金システム。アフター5の時間帯や専業主婦なら日中の時間帯など、ちょっとした時間を使って健康増進やリフレッシュに利用してほしいという狙いもある。また、昨年実施した「フラガール全国きずなキャラバン」等を通じてフラガールの存在を知る機会が増え、「ポリネシアンショー」を手ごろな料金で観覧したい、という意見も寄せられたことから、エンターテインメント施設としても利用できるようにしたという。「平日ミドル料金」は、年齢満50歳以上の方は入場料1,500円(通常3,150円)。入場券購入窓口で年齢確認できる証明(運転免許証、健康保険証等)が必要となる。適用日は平日で、学校休校日、長期休校期間中(GW、夏休み、冬休み、春休み)の平日、祝日は適用除外(平成24年度の長期休校期間中除外日は5月1日~2日、7月23日~8月31日、12月24日~1月4日、3月25日~29日)。適用開始は2012年4月9日から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日サントリーが55歳以上の女性の為のスキンケアを発売サントリーは50代半ばを過ぎるころから、女性特有の体の変調とともに、肌質も大きく変化することに着目したエイジング・スキンケアを発売している。創業100有余年のサントリーは、長年お酒づくりで培った研究の歴史があり、特に酵母の研究は遺伝子レベルでの解明に取り組んできた。55歳を過ぎたころから目元、口元、頬齢線、輪郭と、ハリが失われる事で、一気に年齢サインが赤信号。F.A.G.E(エファージュ)は、年齢からくる肌の悩みを希望に変えてくれるスキンケアシリーズだ。秘密は特別な2つの酵母エキス数多くある酵母エキスの中から特別な2種類の組み合わせ(肌の深くまで働きかける酵母と年齢肌に輝きを与える酵母)を選び、全アイテムに配合し、60代70代になっても肌はまだ間に合うという。1週間トライアルキットまずは約1週間分のトライアルキットで試してみませんか?1、メイク落とし2、洗顔料3、化粧水4、美容液5、保湿クリーム無香料、無着色初回限定、送料無料1260円(税込)お申し込みは下記のサントリーウエルネス・オンラインまで元の記事を読む
2011年12月09日50歳なんてまだ人生の折り返し地点!悩める大人たちの恋と人生の物語を通じて、新しい一歩を踏み出す勇気をくれる『50歳の恋愛白書』。先日、40歳以上の女性限定で本作の試写会が開催された。20代〜30代の女性をターゲットにした試写会の開催は珍しくないが、40歳以上の女性限定試写会の開催はかなり異例と言える。さらに、こちらの試写会で行われたアンケートではかなり驚きの結果が…!?映画では、50歳になるまで良き妻、良き母として“理想の女性像”を生きてきた主人公の女性(ロビン・ライト・ペン)が、15歳も年下の男性(キアヌ・リーヴス)と出会い、恋に落ちたことで新たな人生の一歩を踏み出す姿が描かれる。アンケートの第1項目は「いま、家族から必要とされていると感じますか?」。これには90%の人が「はい」と回答。続く「『私の今日までの結婚生活は幸せだった』と思いますか?」。こちらも86%が「はい」と答え、映画の内容とは裏腹に意外にも(?)、日本の40代以上のカップルはみなさん幸せな結婚生活を送っている模様。だが、この結果に胸をなで下ろしている男性陣のみなさま、ホッとするなかれ、こんな“恐るべき”データも…。「結婚してから夫よりも好きな人がいた時期がある?」と質問には31%が「はい」と回答。「夫に内緒でやっていることがある?」という項目でも27%が「はい」に印をつけている。たかが3割…されど3割。この数字を多いと見るか、それとも…?また、実際の浮気の経験に関してはやや下がって22%が「あり」とのこと。さてさて、こうした結果をどう見るか?現状の生活を捨てるほどの不満を持っているわけではないけれど、とはいえ“恋”を忘れたわけではない。そんな妻のメッセージ、と捉えることもできるかも。個別に寄せられた映画を観ての感想には「母と自分、前妻と自分、自分と娘、そして夫との関係には共感する部分がある」、「旅に出るところに共感できた。でも私だったら、男とではなく、一人で行きます。50歳から先は自分を大事に生きていきたい」、「“アラフィフ”を迎えた彼女の優しさとジレンマに共感できました」と主人公に対しての共感とともに、“恋”ではなくあくまで“自分の人生”を大切にしたいという意見も多く見られた。一方で「(主人公の)彼女と正反対の私は、きっとずっと夫を愛する自分で居ることで幸せで居られるだろう」というコメントも。いずれにせよ、映画を鑑賞したことが、少なからず自身のこれまでの人生や結婚生活をふり返るきっかけとなっているよう。さて、あなたは何を感じる?『50歳の恋愛白書』は2月5日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。『50歳の恋愛白書』R40“大人の女性”限定試写会■関連作品:50歳の恋愛白書 2010年2月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© Lam Duc Hien,Photographer © Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited■関連記事:【シネマモード】秘密にしたい若気の至りを描くセレブ監督に注目。夫はあの人…。大地真央、結婚3年目もラブラブエプロン姿でおノロケ『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー大地真央が50代に“喝”!『50歳の恋愛白書』宣伝部長に就任悩める大人の恋と人生『50歳の恋愛白書』 R40“大人の女性”試写会に65組130名様ご招待
2010年02月04日