4歳児の成長と変化、教育、学習、しつけや叱り方、反抗期の対応、遊びやお出かけ情報、保育園や幼稚園情報など、ママとパパをサポートするための育児情報が満載です。 (1/3)
おもちゃ屋さんの遊べるコーナーで、4歳の娘を遊ばせていたときのこと。手にしていたブロックを6歳くらいの女の子に取られてしまい……? 話が通じない…!?おもちゃを取られた娘は半ベソ。さらにその女の子は他の子が使っているおもちゃもすべて奪い、おもちゃコーナーのおもちゃをひとり占め状態! 私は「みんなで使おうね」と女の子に注意しましたが、女の子は無視します。すると、その女の子の母親がやってきたのですが、女の子に「娘ちゃんは元気がありあまってるんだよね~」と言うだけ。私はモヤッとしてたまらず、「みんなで使うおもちゃですし、無理やり取ってはいけないとお子さんに伝えてもらえないですか」と勇気を出して言ってみました。すると、「どうして? 他にもおもちゃがあるんだから、そっちで遊んだらいいんじゃないの?」と言うのです! 私は、もうこれ以上言ってもわかり合えない……と思い、泣きそうな娘を抱っこして他の場所に移動することに。娘が落ち着いたころ、遊びたいおもちゃで遊ばせてあげれなかったことを謝り、「誰かが使っているおもちゃで遊びたいときは、あの子みたいに取るんじゃなくて、貸してって声をかけたり、一緒に遊んでいいか聞いてみたりしようね」と改めて教えました。 話せばわかってくれる人ばかりじゃないことを改めて実感。娘にはルールやマナーを守ることの大切さを、今後も伝えていこうと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:大谷りほ
2024年05月21日わが家には小学4年生と1年生、4歳、1歳の子どもがいます。幼稚園に入園した4歳の次女は、半年間ずっと登園を嫌がり毎朝大泣き。幼稚園に行きたくなるように試行錯誤していた私をハッとさせた、次女のひと言は……? 登園拒否する娘の本音次女が登園拒否をするようになってから、はや半年。このままではいけないと思い、私は幼稚園に行きたくなるよう、次女の大好きなジンベイザメの力を借りることに。早速ジンベイザメのハンカチやキーホルダーを買って、朝持たせてみますが効果なし……。 そんなある日、次女は登園前に玄関で泣き始めました。私はまた今日もか……と思いつつ、「ほら〜、次女ちゃんの好きなジンベイザメのハンカチ持って行こう〜?」とあやします。するとそのとき、泣いている次女が私に向かって「ママがいい!」と言ったです。その言葉に私はハッとしました。4人の育児に追われ、次女とじっくり向き合う時間を取っていなかったかもしれない……。もしかして、次女は私と過ごす時間がなくてストレスを感じていた……? そう思った私は、その日の幼稚園をお休みして、次女と水族館へ向かうことに。次女は本物のジンベイザメを見て大興奮! 水槽の前にずっと張り付いていました。帰り道では「大好きなママと行けてよかったー!」とニコニコです。 翌日は少し泣きながらも、自ら私の手を振り登園。その後も、次女との時間をとることを意識しながら過ごしていると、徐々に行き渋りは減り、1カ月後には笑顔で幼稚園に行けるようになりました。ゆっくり私と過ごしたことで気持ちが落ち着いたのかもしれません。これからは、次女はもちろん、ほかの子どもたちの気持ちにもより一層気を配っていきたいと思った出来事です。 作画/yoichigo著者:茂木 あずさ
2024年04月13日話しかけてもほとんど無視。質問には答えてくれない。アニメのセリフや誰かの口癖ばかりを繰り返す。どれが息子の本当の言葉なの?1歳半のたーちゃんが話すことができる意味のある単語は「ワンワン」のみでした。そしてオウム返しやクレーン現象など気になる行動も増えていき、私はたーちゃんの発達やほかのお子さんとの違いに悩んでいました。たーちゃんは2歳になっても、人とのコミュニケーションへの興味が薄いようでした。私や夫が話しかけても無視して、黙々と玩具で遊び続けていることがほとんどでした。リアクションも何もないたーちゃんに話しかけ続けることを、虚しいと思ってしまうこともありました。Upload By みかみかん一方でひとりごとは多く、単語は少しずつ増えていきました。よく見ているアニメのキャラクターのセリフや、私や夫がよく言う言葉の一部を真似していました。しかし、これもエコラリアなのかなと思ってしまい、私はその様子を微笑ましく思うことができませんでした。無表情で機械的にぶつぶつと呟く様子を見ていると、たーちゃんが本当にしゃべりたいことは何なのだろうと考えてしまいました。当時の私は、そうした言葉はたーちゃんの本当にしゃべりたいことではないのではないかと感じていました。心のこもった言葉を聞きたい、そう思っていました。何を話しても無視して、感情がこもっていない言葉を繰り返すたーちゃんに、温かなコミュニケーションを感じられずに、焦りと不安ばかりが募っていきました。Upload By みかみかん3語文が出てうれしい!しかし、自分の気持ちを言葉にするのは難しく、トラブルも……たーちゃんは2歳半で初めて3語文が出ました。普段はほとんど単語しか話さないたーちゃんが屋根の雨どいを見て、「ここみずでてくる」と言って私を驚かせました。しかしこの頃も、自分の気持ちを表したり伝えたりすることは苦手なようでした。Upload By みかみかん例えば、見ていた動画を「おしまいだよ」と言って消すと、たーちゃんは怒って泣いて暴れて、パニックになることがありました。「いやだ」も「もっと」も「みたい」も言うことができないたーちゃんのことを、私はもどかしく思っていました。根気強く「おしまいだよ」と私が言うと、たーちゃんは「まい!」と手を叩いて、それでも泣き続けていました。今思えば、たーちゃん自身も、うまく気持ちを言葉にできない中、なんとか気持ちを落ち着かせようと頑張っていたのかもしれません。また、赤ちゃんの頃から教え続けてきたベビーサインをこの頃もまだ使っていました。「おいしい」時には頬をポンポンと掌で叩いてみたり、「ちょうだい」と言いたい時には掌の上にもうひとつの手を重ねてトントンと叩いて表してくれました。ですが、児童館や公園で会うお友達には通じないこともありました。「かして」のひとことがどうしても言えずに、結局玩具を横取りしてしまい、私が間に入る時もありました。Upload By みかみかんこういう時には「かして」と言うんだよと何度も教えても先に手が出てしまうので、夫と私は対応に困り果てていました。人の多い時間帯には公園に行かないようにしたり、よく会うお友達の保護者の方には発達が気になっていることを打ち明けたりしました。気になるところはあるけど、お話が上手になってきた3歳になったたーちゃんの課題は、「うん」「ううん」が言えないことでした。自分の気持ちを表すのがやはり難しいようで、思っていることと違うことを答えてしまうこともしばしばありました。それでも、無視ばかりだったたーちゃんが、何かリアクションをしようとしてくれることがうれしかったです。たーちゃんのおしゃべりの基本はエコラリアからでした。誰かの真似をそっくりそのままコピーするようにして覚えていきました。なので、しゃべり方に抑揚がなく感情がこもってないように聞こえたり、その場に合わない言い方だったり、やけに大人びた口調だったりします。これは4歳の今でも変わりません。ですが、たーちゃんが自分で努力して手に入れた大切な言葉なのだと思えば、そういった細かいことは気にならなくなってきました。どんな表現でも、たーちゃんとコミュニケーションができるというのは、これまでを振り返るとすごい成長だと思いました。4歳になった息子と会話できるのが楽しい!Upload By みかみかん現在、4歳のたーちゃんはとてもおしゃべりです。今日幼稚園であったことをたくさん話してくれますし、公園でお友達と楽しそうにお話もしています。たーちゃんの発達に対して悲観的だった昔の私に、今のたーちゃんの様子を見せてあげたいです。ゆっくりでも、ちょっと変わっていても、ちゃんとたーちゃんは自分のペースで成長しているんだよと教えてあげたいです。そして、周りのお子さんと比べずに、もっと穏やかにたーちゃんの成長を見守ってあげられたら……と思います。しかし、当時の自分も不安や心配で悩んでいる中、根気強くたーちゃんに声をかけ続けたと思います。頑張っていたね、と昔の自分を褒めてあげたいです。この記事が、発語について悩んでいる保護者の皆さんの応援になれば幸いです。執筆/みかみかん(監修:新美先生より)ことば・会話の成長に伴う変化について詳しくお聞かせくださりありがとうございます。発語がゆっくりだったり、独特だったりすると、保護者として心配になったり、言いたいことが伝えられないゆえの関わり方の難しさがあったりしますよね。たーちゃんの場合、3歳ぐらいまではしゃべれる言葉はあっても会話になりにくかったり、気持ちを伝えるのが難しかったりしたけれど、4歳になったらいろんなお話をしてくれるようになったのですね。ことば・コミュニケーションの発達は、言語面の発達と、対人面、他者と関わることへの興味が育ってくるかの影響を大きく受けます。このため他者と関わることの面白さに気づいて、他者への興味が育ってくると、それまで獲得していた語彙を使って急速にコミュニケーション自体が増えてくることがあります。本人にとって楽しいと思える関わりを増やしていくことが、コミュニケーション面にもよい影響を与えるかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月04日わが家には、4歳の娘と0歳の息子がいます。息子のお宮参りに両家の両親を誘い、みんなそろって神社へ参拝することになりました。お宮参りはわが家にとって初めてのイベントだったので、事前に夫と服装について話し合うことに。そのときの私と夫の会話をしっかり聞いていた娘が、当日現れた義父の服装にひと言……! その場は一瞬で気まずい展開になってしまいます。 「何を着ればいいの?」お宮参りの服装 娘のお宮参りのときは、産後しばらく私の体調が不安定だったため、写真撮影のみをおこないました。そのため、今回の息子のお宮参りがわが家にとっては初めてのものとなります。夫はひとりっ子、私は長女で両家にとっての孫はわが家の娘と息子だけ。両家の両親を誘うと、どちらも快くOKしてくれ、みんな当日を楽しみにしていました。 当日の服装に迷った私は、ネットやママ友から情報を集めることに。夫と話し合った結果、意見の多かった“パパはスーツ、ママはワンピース”に決定。その場にいた娘も、じっと私たちの話を聞いていました。 お宮参り当日。最後に神社へやってきた義父は、白シャツとジーンズ姿でした。すると、義父を見た娘から「じいじ、洋服間違えちゃったの?」とまさかの言葉が……。一瞬、場の空気が凍り、私は夫との会話を思い出します。どうやら娘は私たちの会話をしっかりと覚えており、“ジーンズ=間違い”と認識していた模様。その場は気まずい雰囲気になりましたが、義父は「間違えちゃったよ~ごめんね!」と明るい笑顔で返してくれたのです! 一気に場が和んで、その後のお宮参りは無事終えることができました。 今回は義父のおかげで難を逃れましたが、服装について両家の両親にもひと言伝えていれば、そもそも気まずい展開にはなっていないはず。今後は事前に確認・相談しようと心に決めた出来事でした。 作画/ヒロミンミン著者:北川いく子
2024年01月04日7歳の長女がそろばんを始めると、4歳の次女も「習いたい!」と言うように。姉妹で一緒に始めたところ、次女は途中から行くのを渋るようになりました。自分から始めたいと言ったことだから、あきらめず頑張ってほしいと思う私でしたが……。 「私も習い事したい!」子どものやる気を応援した結果? 長女が7歳のころ、そろばん教室の体験へ行きました。すると一緒に来ていた4歳の次女が「私も習いたい」と言い出し、急きょ体験に混ぜてもらうことに。先生から褒められて、やる気満々の次女は長女と一緒にそろばん教室へ入会しました。 しかし1カ月が経ったころ、次女はそろばん教室へ行くのを渋るようになったのです。自分で習いたいと言ったことだから、簡単にやめてほしくないと思い、「今日だけ頑張ろう!」と励まして連れて行き、おやつやテレビのご褒美でなんとか行かせることも。 さらに1カ月が経ったころ、そろばん教室の先生から次女がそろばんに集中できていない日が多いと言われます。私は内心、複雑な思いでした。当時の状況を冷静に振り返ると、私は母親として「頑張ってほしい」と言う気持ちを次女に押し付けていたのかもれません。夫に相談すると「まだ早かったかもね」と次女に共感。次女は「頑張りたいけど、難しいし、知らない人がいっぱいでドキドキしちゃう」とのこと。ほんの少ししか進んでいない問題集を見て、私もふんぎりがつき「そろばんはやめようか!」と次女に伝えます。 そしてそろばん教室を退会し、次女には「自分が本当に頑張れることを探そうね」と話しました。親のエゴや期待を押し付けても、思い通りにはいきません。子どもの気持ちに寄り添ってあげなければ、子どもの力を伸ばすことはできないのだと気づかされた出来事です。私自身も焦らず、子どもたちを見守っていきたいと思います。 作画/mosu著者:田川ゆうこ
2023年12月09日想像力が豊かに。4歳頃の心と体の発達、社会性子どもは4歳から6歳頃にほとんどの運動機能を一通り獲得すると言われています。心の発達とも相まって、周りから何も言われなくても、朝起きて着替えてトイレに行き、ごはんを食べるなど、自立が進んでいきます。友達とは言葉を使って気持ちを表現し、その中で団結したりけんかしたり仲直りしたりを繰り返して社会生活の基礎的な力を育てていきます。こうして小学校就学を迎えます。4歳頃になると、多くの子どもは体を思ったように動かす力がつくのと同時に想像力が豊かになり、自然の中にあるものや身近なもので遊ぶようになります。友達との関係は、同じ目的をもって行動したり、ただ楽しいだけでなく、不安や葛藤など複雑な気持ちも経験します。ただ歩く・走る・手足を動かすというだけでなく、全身のバランスのとり方がうまくなり、片方の足だけで立つ・跳ぶこともできるようになります。手先は、ひもを通す、はさみを扱うなど、より器用な動きができるようになり、絵を描いたり、粘土や空き箱などを組み合わせて、想像しながら作品作りもします。また、遊びながら声をかけるなどのように、並行して同時に2つの行動ができます。手足を使い、見たり触ったりしながら、水遊び、砂遊びをしたり、花を摘み、虫を観察するなど、自然の中にあるものや身近なものに興味が出てきます。大人から見ると、危ないと思う場面もあるかもしれませんが、自由な感性に任せて遊ぶことで、色彩感覚や身体感覚を育んでいくので、心配かもしれませんが安全に気をつけて見守っていきましょう。ますます語彙は増えていき、想像力も豊かになり、現実に起きたことと絵本で見たことなどを重ね合わせたりしながら、遊びの世界を広げていきます。また、おばけやこわい夢、一人になったときの不安感など、「こわい」という感情も芽生えていきます。友達と言葉を介して同じ想像の世界を繰り広げる、ごっこ遊びを行うようになってきます。自分は周りの人にどう見られているのか、という自意識が芽生えます。その中で、周りの人に褒められたり励まされたり、共感したりしながら、人の気持ちを理解するようになっていくでしょう。友達と一緒に遊ぶことが楽しくなるのと同時に、競争する気持ちも芽生えてけんかも多くなります。「悔しい」という感情を経験しながらも、友達が言うことに従ったり、あるいは自分の言うことを受け入れてもらったりします。こうして、ただ楽しいだけでなく、一緒に遊ぶ中で複雑な面白さを覚えていく時期でもあります。自立性が育つ。5歳頃の心と体の発達、社会性5歳頃になると生活に必要な身体能力はほぼ整い、自分の身の回りのことを大人に言われなくても一通りできるようになります。友達との関わり方も複雑になっていき、ただ楽しいだけでなく、競争心が生まれ、その中で切磋琢磨しながら育っていきます。5歳頃になると、大人が行う動きのほとんどができるようになります。鬼ごっこのような一定の制限やルールの中で体を動かすような遊び方ができます。手先の動きでは、ひもを結ぶ、雑巾を絞るといった生活に必要な細かい動作ができるようになり、さらに、包丁やのこぎりなど危険性が伴う道具を大人の助けを受けながら扱うことができるようになります。自主性や自立性が育ちます。身の回りのことができる身体能力がついたことで、食べる、着替える、トイレに行く、運ぶ、片づけるなど、朝起きてから夜寝るまでの行動がほとんど一人でもできるようになります。大人に指示されなくても、だいたいの一日の流れを分かって行動できます。自分のことだけでなく、相手の気持ちになって考えたりする感受性も身につけます。人の役に立ち褒められることが嬉しく、誇りをもってお手伝いをするようになります。友達と過ごす中で、自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちを理解したりするために言葉によるコミュニケーションが重要になっていきます。ルールを理解して集団遊びをしたり、活動したりするときにそれぞれが「役割」をもっていることを理解して行動します。そのためにはルールを守る、約束を果たすことが大事だということも学び始めます。また、すぐに大人に頼らないで、子どもたちで解決しようとする様子が見られるようにもなります。こうして、社会生活に必要な基本的な力を身につけて、これまでは個々の成長だったものから、集団の中での成長へと変化していきます。就学前に何ができるようになる?6歳頃の心と体の発達、社会性自分が思ったように体を動かし、友達とのかかわりが生活の大事な部分を占めるようになる6歳。次第に社会的、科学的なことに興味を持つようになり、世界が広がっていきます。大人に甘えながらも、外へ向かって経験を積んでいくのが6歳代です。身体機能が成熟し、さらに体力もついてくることから、活発に動きまわります。ボールを蹴りながら走ったり、跳び箱のようにいくつもの連続した動作を組み合わせるような運動ができるようになります。手の動きはさらに細やかになり、頭でイメージしたものを描いたり、思考しながらダイナミックに表現していく楽しさを覚えていきます。特別に教えなくても、自分から文字を書いたり読んだりするようになります。ニュースなどの社会的な話題や、自然現象などにも興味を持ち始め、自分の好きなジャンルの図鑑を見たりするなど、学ぶことの面白さが芽生えていく頃です。自分と自分以外の人は違う、ということを意識し始め、周りの人の特徴や個性を感じとりながら関わるようになっていきます。子ども同士の集団的な遊び方が活発になります。遊びの中で役割が生まれ、より複雑なルールを自分たちで考えます。こうして、社会生活をしていくときに大事な自主性と強調性を獲得していき、就学へとつながっていきます。参考:保育所保育指針解説書|厚生労働省参考:<参考> 0歳児から2歳児の発達過程|東京都教育委員会参考:東京都こども医療ガイド|東京都福祉保健局4歳、5歳、6歳の発達チェックリストー運動・心と言葉・社会性の目安Upload By 発達障害のキホン参考:保育所保育指針解説書|厚生労働省発達に遅れや凸凹がある?通院の目安や、保護者ができること4~6歳頃になると、自己免疫力も高まり、頻繁に高熱を出すことも減ってくるでしょう。とはいえ、インフルエンザ、ヘルパンギーナ、溶連菌、麻疹、水ぼうそう、おたふく風邪、ウイルス性/細菌性胃腸炎などの感染力が強いウイルスや細菌には注意が必要です。身体機能的には、手洗い・うがい、体を清潔にすることは自分でできる年齢になってくるので、習慣化を心がけましょう。ただし、けいれんを繰り返す、急に意識がなくなる、手足が動かない、慢性の頭痛を繰り返す、一度できたことができなくなるなどの症状がみられる場合には、かかりつけの小児科医や病院を受診してください。参考:年代別・世代別の課題(その1)|厚生労働省(7ページ)参考:保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)|こども家庭庁参考:白河市 保健福祉部こども支援課発達の遅れや、言葉や発語が遅いと感じたときは、小児科医や地域の相談窓口で相談しましょう。また、5歳の前半に5歳児健診を行なっている自治体があります。気になることを相談するチャンスとなります。5歳児健診でチェックすること5歳児健診では、保健師などの専門家による問診をしながら、子どもの体の動かし方やコミュニケーションの様子、言葉の発達の様子などをみていきます。健診では次のような項目があります。・保健師による問診・身体計測・視力検査・医師・保健師・担当保育士による診察・集団遊びや工作などをさせて、様子を観察・個別の歯科衛生士による歯科相談、栄養士による栄養相談このほかにも、保育士、保健師、臨床心理師、教諭などによる個別の相談ができます。3歳児健診では特に問題ないと言われたけれど、5歳児健診で発達障害の可能性を指摘されることがあります。また、数字や文字を読んだり書いたりができるようになってくる年齢でもあるので、教育相談の場も設けられているのが、それまでの乳幼児健診とは違う点です。正式に診断できるのは就学後ですが、学習障害の可能性を指摘されることもあります。もし、子どもの発達で気になることがあったら、また、育てにくいと感じていることがあったら、健診時に保健師さんなどに相談してみるといいでしょう。また、健診が行われていなくても気になることがあれば、まずはかかりつけの小児科や病院で相談してください。また、地域の相談窓口に行ってみると、心理や医療の専門家に相談できるので、困っていることが解決される糸口が見つかるはずです。地域の相談窓口地域の相談窓口がどこにあるかは、5歳児健診の際や自治体の役所に問い合わせましょう。主な相談窓口としては次のような場があります。健診や発達相談などを行うセンターで、健康や保育に関するさまざまな相談窓口です。引っ越したばかりなど、どこに相談していいかわからない場合にも地域医療を紹介してくれる場にもなります。保健センターと同様に公的機関ですが、子どもの発達支援に特化した窓口となります。発達相談をしたのちに、児童発達支援センターでもっと具体的な子育てについての相談などができます。就学時健診とは別に、発達が遅れていると感じられる子どもの場合、就学先をどこにするのかを、地域の教育委員会と相談していくプロセスが就学相談です。子どもの様子や状況に合わせて、通常学級なのか、通級指導教室(地域によっては特別支援教室)や特別支援学級、特別支援学校なのか、地域の選択肢の中でどこに就学するのが良いかを、面談や診察、学校見学などの機会を重ねながら決定していきます。就学時健診のように自治体からお知らせが届くものではないので、保護者が直接、教育委員会に連絡して申し込むか、保育園・幼稚園を介して申し込む必要があります。参考:軽度発達障害児に対する気づきと支援のマニュアル|平成18年度 厚生労働科学研究「軽度発達障害児の発見と対応システム およびそのマニュアル開発に関する研究」4~6歳の発達の遅れが気になる子どもへの家庭でできる関わりとは発達の遅れが気になる子どもを育てるときに、保護者としては不安があるとともに、日々の生活の中で子どもにどう接していいかわからないといった困りごとがあります。下記は代表的な3つの困ることについて、どうしたらいいかのアドバイス例になります。1. 落ち着きがない家庭で、音や光の刺激が多いようだったら、改善しましょう。大きな音でテレビがつけっぱなしだったり、長時間、場面展開の早い動画を繰り返し見ていたりしているようなら、見たい番組が終わったらスイッチオフにする習慣をつけましょう。また、音量も適切かを確認しましょう。2. 癇癪を頻繁に起こす自己主張する力よりも自己抑制する力のほうがゆっくりと発達する傾向があります。このため、4~5歳頃は、自分がしたいことがあってそれを押さえられないというギャップから強い癇癪を起すことがあります。何回も何回も、「こうすればなんとかうまくいく」という経験を積んで、見通しをもてるようになることが大切です。また、予定が見通せるように、1日のスケジュールを伝えたり、これが終わったら次に何ができるのかということを伝えたりするといいでしょう。3.指示が伝わりにくい言葉の発達に合わせて、子どもが分かる言葉遣いで伝えましょう。また、聞こえてはいても話し言葉で伝わりづらく、絵や数字など視覚から分かるようであれば、カードやメモを使う方法もあります。また、「だめ」と叱られることが、子どもにとっては大人に反応されて「面白い」と感じることになってしまうことがあります。大人が禁止すればするほど、悪いことをしたがるような場合は、叱らずにしばらく無視しておくことも効果的です。見ないようにしたり、取り合わないようにしたりするうちに、子どもは「これでは気を引くことができない」と気づくとやめます。まとめ体が自在に動かせるだけでなく、体力がついていく4~6歳代。自分の身の回りのことは自発的にできて、遊びの幅も複雑さもぐんと成長します。小学校入学も視野に入ってくる分、発達が遅れているかもと気になる面も多くなるかもしれません。その子らしさを見守りながら、周りの人や地域の相談窓口をうまく活用していくことをお勧めします。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年07月27日6歳の息子と4歳の娘、実母と4人で大型ショッピングモールに行きました。初めは4人でおもちゃ屋さんにいましたが、母だけ一時別行動に。息子は本屋さんに行きたいということで、3人で本屋さんに移動しました。しかし、ふと気がつくと本を見ていたはずの娘の姿が見えなくなってしまったのです。 娘がいない!探し回った結果、見つかった場所は? 6歳の息子と4歳の娘、実母と4人で大型ショッピングモールに行ったときの話。最初は4人でおもちゃ屋さんにいましたが、母が「見たいものがある」と言うので、母だけ一時別行動に。次に息子が「本屋さんに行きたい」と言ったため、3人で本屋さんに移動しました。しかし、ふと気がつくとさっきまで近くで絵本を見ていたはずの娘の姿が見えません。 息子と一緒に児童書コーナーを回るも、娘はいません。15分~20分ほど広い本屋さんの中をぐるぐると歩き回りましたが、まったく見つかりません。徐々に私はパニックに。そんなとき、用事の終わった母から着信がありました。私は半泣きで「娘が迷子になった!」と伝えました。 すると母は、「え? 今、目の前でおもちゃを見てるけど」と。なんと娘はおもちゃ屋さんに戻り、たまたま戻ってきた母と遭遇していたよう。本屋さんとおもちゃ屋さんは、同じ階ではありますが端と端でかなり離れています。まさかおもちゃ屋さんまで行っているとは……。 すぐにおもちゃ屋さんへ戻り、娘と再会。4歳の行動力に驚きながら「勝手に行ってはいけない、ひとりで行くのは危ない」としっかり伝えました。私の顔つきと話し方で事の重大さを理解した娘は「ごめんなさい……」と反省した様子。興味があるものにはすぐに走って行ってしまう娘に油断していたことを反省し、もう絶対に目を離さないと心に誓うきっかけになりました。 作画/yacco著者:新宅ゆき
2023年04月27日こんにちは❤︎akaneです。今月はもうすぐ8歳になる二年生の長男と、4歳の年中さんの長女の習い事事情をご紹介させていただきます❤︎〜ECCで遊び感覚で英語に触れる時間〜年中の秋から続けているECC。インターナショナルや、ネイティブの先生でやらせたい、、っと思っていた英語でしたが、当時は下の娘もまだ小さく送迎が大変だったため、近所のECCを選び少しでいいので英語と触れ合う時間を作りたいなと思いはじめました。同学年のお友達と2人という少人数だった為、先生も子供たちのペースに合わせながら授業を進めてくれて本人も楽しく通っていました!年中の頃からしっかりホームワークもあったので、毎日CDやDVDをみながら英語を耳にする時間を作り、勉強感覚ではなく遊び感覚で取り組めているのが今も続けられてるポイントです!一年に一回ネイティブの先生とのスピーキングテストや、ペーパーテストもありしっかり実力が伸びているのか確認もできるので、親としてはそれもありがたいポイント。一年生になった時に、同じ小学校の子が入ってきてくれたので、今はその子たちと学校から直接ECCに行って楽しく授業をうけてきています❤︎ホームワークは今も変わらずあるので、毎日娘も一緒にみながら単語を言ったり、踊ったり歌ったり、、兄妹で取り組んでくれています。本格的な英語の勉強!!とまでは行きませんが、確実に単語の量は覚えているし、ここから少しずつ文法等も自ら使えるようになってくれたら嬉しいな、と思っています❤︎英語は嫌いになってほしくないので、今はまだ遊びの延長感覚で続けてくれたらいいな。っと願います!〜オススメポイント〜▪︎遊び感覚で勉強が出来る!▪︎ホームワークもあるので毎日自宅で英語に触れることが出来る!▪︎年に一回テストがあるので、伸び代がわかる!〜お習字は字が綺麗になるだけじゃない!集中力も身につき一石二鳥!〜大人になった今でも、字の綺麗な人には本当に私自身も憧れているので、息子には是非やって欲しい!と思い年長さんになったころから始めたお習字教室。未就園児の一年はひらがな帳で硬筆をメインにご指導していただきました。何度も何度も丸がもらえるまで書き直すことは5.6歳の子供にはとても大変なことでしたが、その分集中力もつき、回数を重ねるごとに帰れる時間も早くなってきました。小学生になったタイミングで協会に入会し、毎月毛筆と硬筆を提出し添削してもらうようになりました。1年間ひらがな帳でみっちり練習したこともあり、とても良いペースで進んでくれ、一年たった今硬筆毛筆共に4級まで進むことができています!こんな感じで書いては先生に直してもらい、また書いて、、と何度も何度も繰り返してその月の提出作品を書き上げるので、本当に集中力が必要になります。作品を作り上げるのに自然と集中力が身につくのは本当にありがたいし、とてもいいことだと思います。こんなふうに書いていても、普段のノートの字はびっくりするくらい汚いので、、笑そこもどうにかならないもかな、、っと思いますが、、。男の人で字が綺麗な方は、本当に素敵なことだと思うので、高校生くらいまで続けてくれたら嬉しいな、、っと密かに思っています❤︎〜オススメポイント〜▪︎集中力が高まる!▪︎鉛筆の持ち方から綺麗になる!▪︎進級ごとに字を書くことに自信がつく!〜塾では学校とは違う内容も!少しずつ受験モードに〜中学受験に向け、少しずつ取り組むのもいいかな?と思い、1年生になるタイミングで入会した進学塾。正直まだ早い、、なんて思いながら始めた塾でしたが、学校の勉強とはまた違った応用問題等にもチャレンジできて、自分の得意不得意がわかったのがとても良いと思いました。本人の中でも算数が楽しい!算数が好き!という考えに代わり、今では応用問題も投げ出さず最後までやり切る努力を見せてくれるようになりました❤︎低学年のうちは宿題量も少なく、授業も週一なので負担も少ないので通いやすいです!テストも年に数回あるので、場慣れにもいい経験にもなるのはもちろん、テストの結果や順位でさらにモチベーションが上がるのも本当に家庭学習だけじゃ得られないものだと思っています。テスト前の勉強のサポートは親も必須で大変ではありますが、以前は解けなかった問題が溶けるようになっていたり、成長を見るのはとても楽しいですし、本人も頑張ってくれているので、引き続き息子のペースでやっていけたらいいなと思っています。〜オススメポイント〜▪︎学校の授業に不安な抵抗が無くなる!▪︎学習習慣がしっかりと定着する!▪︎応用問題を解いたり、テストの結果で勉強への意欲が上がる!兄妹で習える!計算力upにはそろばんが最適❤︎息子が1何歳になった頃、計算力を上げるために公文かそろばんに行かせたいな。と思い体験に行きました。どちらも体験したのですが、そろばんの体験時に一緒に付き添いで行った娘がそろばんにどハマりしてしまい、、笑先生からの一押しもありその場で兄妹で入会することにしました。一緒に入会しても、それぞれのペースで進めるので息子は息子のテキストを、娘も幼児用のテキストから開始して毎日コツコツ進めていきました!我が家は毎朝学校と幼稚園に行く前に15〜20分ほどの短い時間ですが、朝勉の時間作っています。朝は暗記物より計算がいいと聞くので、そろばんは朝勉にピッタリ❤︎そうやって毎日コツコツ続けて、もうすぐ習い始めて一年経ちます。息子は珠算、暗算共に5級をチャレンジ中!娘は珠算7級、暗算6級にチャレンジ中です!年少のころからそろばんのおかげで、大きな数にも抵抗なく取り組むことができ、確実に計算のスピードも上がりました!通っているお教室がスピードを重視する教室なので、この他にもフラッシュ暗算やスピード検定など様々なコンテンツを受けることができ、他の子達と競い合うことで、さらにやる気が出ている気がします。また、そろばんは級が上がるごとに賞状も貰えるので、なかなかもらう機会がない子供達はとても嬉しいようで、貰った賞状をファイルに入れるのも楽しみの一つになっています❤︎まだまだ始めたばかりなので、これからも兄妹で一緒に頑張って行けたらいいなと思います❤︎〜オススメポイント〜▪︎計算スピードが早くなる!▪︎暗算力がとにかくつく!▪︎大きな数の計算に抵抗が無くなる!▪︎数字が好きになる!特に長男は結果が目に見えてわかるからこそ、継続して頑張れてるようです。2人ともまだまだやりたい習い事が沢山あるので、少しずつまた体験等に行って、本人たちのやる気を形にしてあげれたらなと思っています。一週間が7日じゃ足りない、、笑子供達も頑張っているので、私も引き続きサポートを頑張っていきます❤︎
2023年04月27日現在6歳の娘が4歳のころの話です。娘はとても引っ込み思案で慎重な性格。家ではうるさいぐらい元気なのに、家族以外の人、特にあまり親しくない人の前ではとてももの静か。そう、いわゆる内弁慶なのです。そんな娘はあいさつができない子でした。知り合いに会ったとき、幼稚園に朝着いたとき、あいさつができないことを私はすごく悩んでいました。 ネットで調べてみたら…娘があいさつをできないことに悩んだ私は、どうしたらあいさつができるのかをインターネットで調べてみることに。検索した結果、とある掲示板にたどり着きました。そこには「親がしつけをきちんとしていないから」「親があいさつをしていないから」「4歳であいさつができないのはおかしい」「あいさつできないのは人としてなっていない」といった内容のことが書かれていたのです。 冷静になれば匿名の人が集まる掲示板には厳しいことを書く人が多いということがわかるのですが、そのときの私は真に受けてしまい、そこから娘にあいさつをしなさいと厳しく言うようになりました。 厳しくしかりすぎてしまったきちんとしつけをして、あいさつができるようにしなくてはと焦る私。娘に厳しくあいさつをするように指導するようになりました。具体的には、誰かと会う際は事前にしつこく「〇〇さんにあいさつしなきゃだめだよ」と言ったり、マンション内ですれ違った人にあいさつできなかったら、あとから「なんであいさつできなかったの」と叱責したり……。 しかし私の思いとは裏腹に、娘はいつもだんまり。一向にあいさつができるようにならないことに私は苛立ちを感じるようになりました。 子育て支援者に相談をする悩んだ私は子育て支援センターの支援者さんに相談することに。いきさつを話すと支援者さんは「あいさつをさせようと厳しくすると、あいさつに対してネガティブなイメージをもってしまう」と教えてくれました。「親の前では照れくさいの。案外親がいないときにはするものよ」とも。 私はちゃんとあいさつしなさいと口うるさくしすぎていたことを反省しました。そして、親があいさつしているところを見せていれば、必ず子どももあいさつするようになるという言葉を信じて娘を見守ることにしたのです。 あれから2年、娘はいまだにあいさつが苦手です。でも、小さな声で言えるようになったことは大きな進歩。「もっと大きな声であいさつしないとダメでしょ」としかりたくなりますが、「大きな声であいさつしたら喜ばれると思うよ」など言い方を工夫しています。引っ込み思案という性格を理解し、長い目で見守っていきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年03月04日多動が落ち着いてきた4歳ごろ。しかしまだまだ困りごとが…しのくんは小さいころから、スーパーに買い物に行っては、いきなり走り出したり、外食に行っても席を立って脱走したりと、落ち着きが全くありませんでした。そんなしのくんですが、4歳を過ぎた辺りから、徐々に自分の気持ちをコントロールできるようになってきて、いきなり走り出すとか、外食に行っても席から脱走することはなくなりました。しかし…自分の「したいこと」「やりたいこと」を途中で切り上げることに関しては、まだ難しい状態でした。特に悩まされたのは、「自転車の練習」と「公園遊び」でした。「おしまい」ができず癇癪4歳の誕生日に祖父母から自転車を買ってもらったしのくんは、自転車の練習が大好きでした。もちろん補助輪をつけて自転車の練習をするのですが、まだ走りが安定しておらずフラフラと倒れるかもしれないので、私はしのくんが運転する自転車のすぐ横で走ります。走って走って走りまくって、家に帰ろうと促しても帰らないと駄々をこねられます。なので、また走って走って走りまくります。私の方が先に限界を迎え、最終的にはしのくんを抱き抱え、自転車も持って帰ります。Upload By keiko毎回ヘトヘトになることが目に見えているため、しのくんの自転車の練習に付き合うのには覚悟が必要でした。公園遊びも同様で、しのくんのペースに合わせると私の方が先に体力がなくなり、最終的には帰りたくないと癇癪を起こして暴れるしのくんを抱き抱えて帰ります。遊びはどうやって切り上げる?母の苦肉の策は…そんなある日、いつものようにしのくんが自転車の練習から帰らないと駄々をこねているときのことです。私はそういえばしのくんが前からほしがっていたおもちゃをまだ渡してなかったことを思い出しました。そこで、帰らないと駄々をこねているしのくんに、「あ!そういえば、新しいおもちゃ買ったよ!お家に帰ったら遊べるよ」と言ってみました。すると、今まで帰らないと駄々をこねていたしのくんが、「え?新しいおもちゃ!?」と食いつき、ピタッと暴れるのをやめたのです。その後、すんなり私の言うことを聞いて、家に無事帰ることができました。Upload By keiko思い切ってご褒美システムを導入。その結果は…このことに感動した私は、これを機に思い切って「ご褒美システム」を導入してみることにしました!困ったときのために、常に新しいおもちゃをいくつかストックし、しのくんが何かを我慢できたときにご褒美として渡すことにしたのです。この方法はしのくんにぴったりハマり、駄々をこねたり癇癪を起こして暴れることが激減しました。ご褒美システムのおかげで「我慢すれば何かいいことがある」ということを学んだようで、未来のうれしいことのために、今やりたいことを我慢することができるようになったしのくん。ご褒美システムを導入したときは、おもちゃがもらえないと我慢できないようになるのでは?という不安もありましたが、結果として我慢の経験を積んだおかげか、なんと4歳10ヶ月の現在は、たとえご褒美がなくても「まだやりたいこと」「まだしたいこと」を切り上げることができるようになりました。Upload By keikoこれからも困りごとは出てくるかと思いますが、その都度いろいろな方法を試して試行錯誤しながら、しのくんの成長を見守っていきたいと思います。執筆/keiko(監修:新美先生より)遊びに夢中になっているときに、おしまいにするのが難しいということ、よくありますよね。行動の切り替えが難しいとき、事前に予告をする、切り替えののりしろの時間に余裕を持たせる、あと〇回などを視覚化して伝えるなどの方法もありますが、今回エピソードを聞かせていただいたように、ご褒美を使うというのも分かりやすい方法の一つだと思います。今夢中になっている行動が終わった次に注意が向けられることがポイントです。ご褒美はおもちゃ、おやつ、シール、あそびなど、続いても大丈夫な範囲で設定するとよいですね。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年02月16日4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。しかし実際に4歳になった長男は…確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、と言ってきた息子。邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
2023年01月17日こんにちは!あん子です。朝晩、鈴虫の声が聞こえるようになり、だいぶ秋めいてきた今日この頃。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今回は、4歳娘の初めての虫取り体験のお話です。コロナが収束しないまま自宅で自粛生活を続けるうちに娘と外に出かける機会が少なかったこの数年…。今年こそは…! と虫取り網を持って、初めての虫取りにチャレンジしました!■幼い頃楽しんでいた虫取りを娘と一緒に!小学生の頃の私は外遊びが好きで、セミ、クワガタ、カブトムシ、バッタにカマキリ、蝶々などいろいろな虫を捕まえていました。虫取りなんて何年ぶりだろう…。娘も初めての虫取りに前の晩から「早く行きたいな~」と言い、ふたりでワックワクッ!さすがに真夏の昼間に虫取りするのは熱中症の危険があるので、早朝、公園へ向かいました。公園に着くとさっそく発見!でもセミも、人間がすぐ手の届く場所にはいないんですよね。娘が虫網を持って捕まえようとするも、なかなか捕まえることができません。するとものの数分で…公園の遊具で遊び始めてしまいました。うーん。そうきたか…。でも、せっかくなら虫取りを経験してほしい。娘に「少し遊んだらまた虫取りしよう!」と声をかけると、「わかったー!」と元気な返事が。しばらくしてまた虫取り再開!よく見ると木の幹の色と同化したカミキリムシや蟻の大群もいました。「たくさん虫がいるな~」と感心していると、ちょうどいい高さにセミが…! チャンスっ!そーっと近づいて、パシッ!さぁここからが本番!見て、聞いて、触って…、五感で虫を感じるチャンス!「見ててよ! お母さんね小学生の頃、セミを捕まえ過ぎてお友達からセミ娘って呼ばれていたんだから!」今となっては謎のあだ名をつけられていたどうでもいい情報を伝えながら、娘の前で網の中にいるセミを掴もうすると…怖っーーー!! いや、もう何、この暴れよう…!ってセミの方こそ「あんた怖いよ!」ですよね。そんな自分にビックリさせられた直後、同じ虫網を持った女性に話しかけられました。先ほどの私の様子を見ていたのか、それとも見ていなかったのか…。「セミを掴むことはできますか?」と唐突に聞かれ…「このセミ、虫網から全然離れないのよ」と言って、「ブンッブンッ!」と虫網を振り回すものの、本当に一向に虫網から離れないセミ。なぜだろう…。不思議だ。「……」虫を掴めない者同士の沈黙が少し続いたあと、女性とその子どもと思われる2、3歳くらいの男の子の親子は、川の方向へ向かっていきました。私もですが、いざ子どもと虫取りに行っても虫を触ることができない親もいるものだな、と思った出来事でした。■事件発生! 娘が号泣!?私たちはその後、気を取り直して「もう一度セミを捕まえよう!」と木の方向へ歩き出しました。すると、事件が…。少し先を歩いていた娘が「ギャーーーー!!」号泣し出したのです。急いで娘の近くに行き、「どうしたの? 大丈夫?」と聞くと…「クモの巣が口に!! もうイヤーー!」と大絶叫!「お母さんもたまにあるよ。へこむよね、クモの巣トラップ。でも何事もなくてお母さん、安心したよ」と言っても、「無理! もう虫取りなんて二度としないから!」と娘は大激怒。そこでこのまま無理やり虫取りさせるのもダメかなと思い、その日は帰りました。数週間経った後、娘に「今度は虫取りツアーに参加してみる?」と聞くと、「いいね! 行く行く!」と前回のクモの巣のことはすっかり忘れているのか、前向きな返事が戻ってきました。虫は想定外の動きで驚いたり、不思議に思うこともたくさんあって、「もっと知りたい!」「捕まえられるようになりたい!」と自分から学び、調べ、触って確認もできるもの。だから虫取りは、子どもの感性を育てるうえで大切な体験であると思います。来年こそは、セミを触れるようになる!それが私の来年の抱負です。娘といろんな生き物を触る体験をこれからもしていきたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
2022年09月21日現在、私は7歳、5歳、4歳、2歳の4人の子をもつ20代の母親です。初めての出産は17歳のときでした。今では4人の子どもたちに囲まれて、忙しくも楽しい毎日を過ごしています。そんな私の初めての出産体験談をご紹介します。 それぞれの思い私が妊娠に気がついたのは妊娠3カ月のときです。妊娠がわかったときはとてもうれしかったのですが、これからどうしたらいいのか何もわからない不安もありました。17歳ということもあり、家族とも話し合いをしましたが、「若いのに大丈夫なのか」と心配されるばかりでした。その心配はとてもありがたく思ったのですが、私の中では若いから母親になることはいけないと言われているように感じたのです。 その後も話し合いを重ね、産むことに賛成してもらえたときはとても安心できました。同時に、若くても大丈夫だと思ってもらえるような母親になりたいと思いました。家族の協力もあり、落ち着いた環境の中で、妊娠生活を送ることができたことにとても感謝しています。 想像以上の痛みと感動私は出産予定日3日前の妊婦健診で、赤ちゃんの頭が少し大きく、それに加え私の骨盤が狭いと担当の医師に言われました。そのため出産予定日の前日から入院をして、陣痛促進剤を使用することに。初めての出産に加え、まだ17歳で情報共有する先輩ママも身近にいないため、ネットで陣痛促進剤による出産のことを調べました。 実際、陣痛促進剤の点滴が始まると、おなかの張りや生理痛のような痛みがありました。けれども時間が経つにつれて我慢ができないほどのおなかの痛みになり、声を出さずにはいられませんでした。そしてこの激しい痛みこそが、陣痛だと気づいたのです。 そして、9時間の陣痛を乗り越え、無事に赤ちゃんと会えたときは安心とうれしさで自然と涙が溢れました。そして支えてくれた家族の大切さが身に染みてわかった瞬間でした。 子育ては何事も全力で初めての出産の次は初めての子育てに奮闘する日々が待っていました。私は通信制高校に在学していたため、学業に追われているときもありました。そのため泣くばかりの赤ちゃんに困り果て、一緒に泣いてしまうこともありました。そんなときは家族の手を借り、学業とバランスをとっていきました。 離乳食が始まったときは、親に作ってもらっていたごはんを自分で作る練習からでした。母に教えてもらいながら調理の仕方を学び、アレルギーなど赤ちゃんにあげてはいけないものを保健師さんに聞きました。学ぶことが多く大変でしたが、赤ちゃんの笑顔のために頑張ることができました。 赤ちゃんがハイハイをするようになると、トンネルのおもちゃなどを購入。私も一緒になって遊びました。体力が尽きず一緒になってとことん遊べるところは若くてよかったなと思います。 10代の出産で不安もありましたが、周りのサポートのおかげで頑張れました。ひとりで抱えずに相談したからこそサポートを受けることができ、相談することの大切さにも気がつけたのでよかったです。当時のアドバイスのおかげで今も頑張れていると思います。現在も家族にサポートを頼むこともたくさんありますが、これからもわからないときや不安なときは家族や周りの方などに相談していきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ムチコ監修/助産師 松田玲子著者:河村アリス7歳、5歳、4歳、2歳の4人の母。4人の子どもと忙しくも楽しい日々を満喫中。自身の子育て経験をもとに執筆している。
2022年08月23日わが家には6歳の息子と2歳の娘がいます。私たち夫婦の希望が叶って、年の差は4歳。入園や入学する年が重ならないようにという理由です。しかしそこにはまさかの落とし穴が。息子の小学校入学と娘の保育園入園が重なるという事態が起こったのです。準備する物の多さに戸惑いながら、バタバタした生活を送った体験談です。 娘が保育園に入れず…娘は満1歳で保育園に通う予定でした。お兄ちゃんと同じ保育園に申し込んだので、私は4月から入園できると思い込んでいました。 しかし、まさかの保留通知が。私の住む地域に大規模なマンションが建設されたこともあり、保育園激戦区になってしまったのです。次の年は、できるだけ多くの保育園に希望を出しました。何とか決まった保育園は第8希望でした。 兄妹そろって入学・入園娘の入園が1年ずれたことで、息子の小学校入学と重なってしまうことに。それぞれの小学校・保育園からは大量のプリント、準備する物は盛りだくさん。 何から手を付けたらいいのか途方にくれながら、必死に準備をしました。夜中までミシンをかけ、休みの日には買い物に行き、私はクタクタ。頭が回らないと買い忘れなどのミスも増え、悪循環。何か忘れている物があるような気がする……そんな毎日を過ごしました。 入学・入園後も大変やっとの思いで準備を終えて、ひと安心⋯⋯と思いきや、新しい生活が始まると慣れるまでは子どもも大人も大変です。朝起きる時間も家を出る時間も変わります。2人の子どもの準備もあり、朝はいつもバタバタ。 帰宅後は疲れているせいか、2人とも不機嫌になってしまいます。知らない場所に緊張しているんだなとは思いますが、2人の様子を注意深く見守るのもなかなか疲れます。1カ月ほどは落ち着かず、私のストレスは溜まる一方でした。 兄妹によい影響もいろいろと大変でしたが、兄妹には良い影響もありました。お互いが新しい生活に慣れるために頑張っているのだと思えたようです。子どもたちから「〇〇ちゃんも新しい保育園で大変だから、僕もしっかりしなきゃ」「お兄ちゃんが学校行くから、〇〇も保育園行くんだよね?」という言葉が聞かれました。 自分だけが大変なんじゃないと感じられたことで、2人とも大きく成長できたと感じています。2人が頑張っている姿を見て、私もしっかりしなきゃと思えました。 年の差が4歳という希望は叶ったものの、計画とは異なる結果に。入学と入園が重なるのは本当に大変だと痛感しました。その反面、兄妹がそろって新しいスタートを切れたことで、良いこともありました。予想とは違った結果でも、プラスの面に目を向けられたことは私の自信になりました。 監修/助産師REIKO著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2022年04月05日「23歳でがん!?」第4話。23歳のときに不正出血があったえみこさん。婦人科を受診すると異常が見つかり、大病院を紹介されます。すると、なんと子宮頸がんであることが判明! 子宮頸がん判明後の5年間の闘病体験をつづったマンガです。23歳でがん!? 第4話※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 子宮全摘の話をいきなりされたショックは大きく、いま思い出しても、あのときの様子が鮮明によみがえる……。 これから子どもは何人欲しいな~とか彼(夫くん)との未来もいろいろと思い描いていましたから。 しかし、先生にはすべての治療法のメリットデメリットを説明する義務があるということで、治療法を詳しく教えてくださいました。 ただ、円錐切除術だのレーザー蒸散術だの……。何それ!?というものばかりで、理解するのに必死で、涙も止まってしまいました。 果たして、私に適した治療法とは……? 第5話に続きます! ※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター えみこクリスマス生まれ。3人の子どもを育てる、ポンコツワーママ。夫のしでかしをキッカケに、エッセイ漫画を描き始める。温泉と食と読書が好き。お菓子は大好き。
2021年11月22日「奥さんと子どもに好かれたい」第133話。4歳になる息子に対して、かわいさのあまりついやってきたことを改めようとしたパパ。しかし、結局は……。 奥さんと子どもに好かれたい第133話我慢も大事だけれど……。 これまでかわいさのあまり、息子にいろいろと買い与えてきました。その結果、すぐに何でも欲しがるようになってしまい、「そろそろ我慢を覚えさせないとダメだな…」と思うようになりました。 4歳になりすっかり会話も成り立つようになったので、「今日は我慢だよ」「もっと欲しいのがあるときに買おうね」など丁寧に伝えると、テンションは下がるものの納得してくれます。 動物園に行ったときのことです。十分に動物を楽しんだ帰り、ゲート間際で動物のぬいぐるみがたくさん並んでいました。それをうらやましそうに眺める息子、テンションも下がり気味。楽しかったその1日を、少し寂しい感じで締めくくるのがなんだか残念で、結局お土産を買ってあげることにしました。その日一緒に見たレッサーパンダのぬいぐるみを満面の笑みで選びました。帰りの車内で名前をつけたり、一緒に寝たり。楽しかった動物園の思い出が続いているようで、心がほっこり。 我慢するのも大事だけれど、あまり深く考えず、自分たちのペースでやりくりしていこうと思います。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年11月19日100日を過ぎたころから始まった夜泣きUpload By かさはらあやこ0歳〜1歳。睡眠に関する問題は産まれたときから顕著に現れていました。育児記録を読み返すと生後2ヵ月までは〝一日中ぐずり、ぐずって23時にやっと寝る。2時までぐずる。5時までぐずる。〟などと書かれており、夫婦で交代しながら抱っこをして部屋を歩き回っていなければずっと泣いている状態で、疲労と寝不足でイライラし、お互いに余裕が持てず険悪な状態になっていました。100日を過ぎ、寝返りをするようになったころには夜泣きが始まり、毎日23時ごろから2〜3時間、だいたい決まった時間に泣くようになりました。生後半年ごろには、〝最近、4時から5時に起きる癖がついている。謎。〟と書かれており、このころから1歳までは、事あるごとに自閉スペクトラム症(ASD)を疑ったり、疑ってごめんね、と葛藤する様子が書いてあったり。【ギャン泣き】という言葉や【なぜ泣くのだろう?】という言葉がたくさん出てきて、当時を思い出すとつらくて心がギュ〜ッとなります。昼間の癇癪と夜驚に悩まされる日々Upload By かさはらあやこ1歳〜2歳。1歳を過ぎ、クレーン現象が始まったころには、23時に入眠、24時半の夜泣きが3時まで続き、それから朝まで遊び続けるという地獄のような日々が始まりました。早めに入眠できた日も、〝夜すんなり寝たのだけれど、2時半に起きてしまって6時まで寝なかった…確実に私のせい〟と、起きた原因で自分を責めたり、夫を責めて喧嘩になったりすることも多くなりました。息子は昼間の癇癪が増え、私は寝不足で余裕もなく、叱ることが増え…第二子妊娠中の眠気もあり、身体がだるくて外に連れ出してあげることもできず、精神的にも肉体的にもつらい日々を過ごしていました。2歳〜3歳。第二子を出産後、昼間の癇癪や夜泣きは激しさを増しました。夜泣きというより夜驚で、突然泣き叫んで起き、何をしてもおさまらないギャン泣きが数時間続くという感じでした。出産から2ヵ月後には睡眠不足とストレスから、乳腺炎に。私に40℃近い発熱があっても容赦なく夜驚は起こり、泣いたあとには2時から5時まで騒ぎ、走り回る…。このころは授乳と夜驚で眠れず、昼間も眠れる状況ではなかったため、ほぼ寝た記憶がありません。夜中にパニック状態で数時間泣かれることに耐えられず、車の中に連れて行って泣かせることもありました。そんな状態で耐えられたのは、先輩ママさんたちの「3歳になったら落ち着くよ」説があったからでした。3歳になって落ち着いた⁉も束の間Upload By かさはらあやこ3歳〜4歳。3歳になり幼稚園(プレ)に入園したころ、一瞬、夜泣きがなくなりました。本当に落ち着いた!!!と思ったのも束の間。秋になり行事が増え、ストレスも溜まってきたころにはまた再開。息子の睡眠障害は3歳になって落ち着くような甘いものではありませんでした。夜中に覚醒して朝になっても全く眠らず、やっと昼寝をしたと思ったら10分で目が覚めてしまうショートスリーパー。さらに寝不足のため 集団生活の中で受ける刺激も多く、過敏は増し、大癇癪を起こすことも多くなりました。早い段階で医師から薬を勧められてはいましたが、低年齢のうちはまだ薬に頼らず環境を整えることで解決したいと粘っていた私。夜も昼も眠れず、苦しみ悶えながら癇癪を起こすつらそうな息子を見ていることに耐えられず、4歳が近づいてきたころに投薬の決意を固めました。それと同時に、息子は映像や歌が記憶に残りやすいので、その残像にうなされているのではないかと療育の先生から助言もいただき、テレビやYouTubeなどの映像を観せる時間を大幅に減らしました。易刺激性の薬を飲み始めてUpload By かさはらあやこ現在 朝晩に易刺激性の薬を飲み始めて3ヶ月ほど経ちました。入眠はスムーズになり、夜中に一瞬起き上がるタイミングがあったり、夜泣きをしたり、覚醒して遊び始めることも未だにありますが、何もなければ午前5時くらいまで、9時間ほど安定して眠るようになりました。(本当はもう少し寝てほしい…)あくまでも私個人の考えですが、投薬は親が楽になるためにすることだと思っていたので、自分が我慢をすれば飲ませなくてもよいという気持ちでした。でも、いざ投薬をしても親はぜんぜん楽にはなりません。相変わらず大変です。ただ、息子は入眠が安定し、受けていた刺激も和らぐのか、日中、酷い癇癪が起こることが減りました。夜中に何か恐ろしいものに怯えて突然起き上がり、泣き叫ぶことも減りました。決して投薬を勧めているわけではありません。今、この瞬間に悩んでいる親御さんの参考になれば幸いです。睡眠の問題といっても症状はみんなそれぞれ違います。入眠も遅く、夜泣きは酷い。早朝から騒がれて、昼寝もしてくれない。もう何日も寝ていなくて、本当につらくて、こんなことがいつまで続くのかと闇のなかで子どもを眺めながら泣いている人がいたら、一人じゃないよと伝えたい。みんなでこのつらい幼少期をなんとかやり過ごしましょうと伝えたい。あ~!寝過ぎて逆に眠い!!と言える日がきっと来ると信じて。執筆/かさはらあやこ(監修:鈴木先生より)脳内で睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンが分泌される4ヶ月頃から赤ちゃんは夜間中途覚醒なく眠ってくれるようになり、サーカディアンリズム(概日リズム)が確立してきます。メラトニンは光によって抑制されるため、夜更かししているとTV映像や室内の光等でメラトニンが抑制され覚醒状態になり、サーカディアンリズムが乱れてきます。リズムが乱れると癇癪を起こしやすくなります。昼夜の区別をしっかりと分けて早寝早起き朝ごはんがいいのです。お子さんの将来のためには、2歳までの規則的なサーカディアンリズムが必要です。ただ、自閉スペクトラム症(ASD)のお子さんは感覚に敏感なためなかなか寝てくれません。抱っこして寝ても布団に下ろすと目が覚めて泣いてしまうのです。こうして入眠時刻が遅くなり、サーカディアンリズムが乱れると夜泣きが多くなります。サーカディアンリズムを乱さず夜泣きを防ぐためには投薬によるコントロールも必要です。昼間の癇癪を抑えて行動を落ち着かせる「リスペリドン」などの抗精神病薬や最近登場したメラトニンホルモンである「メラトベル」などを使用します。また、夜間騒いだり、歩き回ったりするような夜驚症には「ジアゼパム」を使用します。一生飲むわけではありません。日中や夜間の環境が整ってくれば中止できます。親御さんの中には薬の副作用などを心配される方もいるかもしれませんが、投薬によって叱ることが減りお子さんの自尊心を高めることができます。親子ともバタンキューのリズムでぐっすりと眠り、翌朝から元気に活動できる生活が理想なのです。
2021年10月21日現在6歳の娘が4歳のころの話です。娘はとても引っ込み思案で慎重な性格。家ではうるさいぐらい元気なのに、家族以外の人、特にあまり親しくない人の前ではとてももの静か。そう、いわゆる内弁慶なのです。そんな娘はあいさつができない子でした。知り合いに会ったとき、幼稚園に朝着いたとき、あいさつができないことを私はすごく悩んでいました。 ネットで調べてみたら…娘があいさつをできないことに悩んだ私は、どうしたらあいさつができるのかをインターネットで調べてみることに。検索した結果、とある掲示板にたどり着きました。そこには「親がしつけをきちんとしていないから」「親があいさつをしていないから」「4歳であいさつができないのはおかしい」「あいさつできないのは人としてなっていない」といった内容のことが書かれていたのです。 冷静になれば匿名の人が集まる掲示板には厳しいことを書く人が多いということがわかるのですが、そのときの私は真に受けてしまい、そこから娘にあいさつをしなさいと厳しく言うようになりました。 厳しくしかりすぎてしまったきちんとしつけをして、あいさつができるようにしなくてはと焦る私。娘に厳しくあいさつをするように指導するようになりました。具体的には、誰かと会う際は事前にしつこく「〇〇さんにあいさつしなきゃだめだよ」と言ったり、マンション内ですれ違った人にあいさつできなかったら、あとから「なんであいさつできなかったの」と叱責したり……。 しかし私の思いとは裏腹に、娘はいつもだんまり。一向にあいさつができるようにならないことに私は苛立ちを感じるようになりました。 子育て支援者に相談をする悩んだ私は子育て支援センターの支援者さんに相談することに。いきさつを話すと支援者さんは「あいさつをさせようと厳しくすると、あいさつに対してネガティブなイメージをもってしまう」と教えてくれました。「親の前では照れくさいの。案外親がいないときにはするものよ」とも。 私はちゃんとあいさつしなさいと口うるさくしすぎていたことを反省しました。そして、親があいさつしているところを見せていれば、必ず子どももあいさつするようになるという言葉を信じて娘を見守ることにしたのです。 あれから2年、娘はいまだにあいさつが苦手です。でも、小さな声で言えるようになったことは大きな進歩。「もっと大きな声であいさつしないとダメでしょ」としかりたくなりますが、「大きな声であいさつしたら喜ばれると思うよ」など言い方を工夫しています。引っ込み思案という性格を理解し、長い目で見守っていきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2021年08月26日長男が6歳、長女が4歳のときに第3子となる次男が生まれました。上の子たちは2歳差と歳が近かったので大変でしたが、年の差があるとまた違った大変さがあります。6歳差・4歳差の育児で大変だったこととよかったことを紹介します。 園の送迎がとても大変!3人目の妊娠がわかったのは、長男が6歳、長女が4歳になる年の夏のことでした。なかなか3人目ができなかったので、待望の妊娠に大喜び! しかし、すぐにひどいつわりに悩まされることになります。食べ物はおろか水すらも吐き、仕事も休職、お風呂に入ることもできませんでした。 上の子たちは徒歩で登園していたので、その状態で送るのは至難の業……。毎日タクシーを利用して乗りきりました。長女を妊娠したとき長男はまだ未就園だったので、送迎がこんなに大変とは思いませんでした。 行事への参加がとても大変!年の差育児で最も大変だったのは、上の子たちの行事への参加です。3人目の出産予定日は3月の初旬でしたが、長男の卒園式が3月中旬に予定されていたのです。少しでも出産が遅れると、卒園式に参加できなくなります。そこで私は、出産予定日が近くなっても陣痛がこなければ誘発してほしいと先生に相談しました。 結局そんな心配はいらず、妊娠37週に入ってすぐに陣痛が来て次男を出産! 卒園式のときには次男も生後1カ月近く経っていたので、おくるみに包んでいっしょに連れて行きました。赤ちゃんを連れての参加は大変でしたが、みんなにかわいがってもらえました。 年の差育児でよかったこともたくさん!年の差育児でよかったと思ったのは、昼間は上の子たちが家にいないことです。長男と2歳差で長女を出産したときは、産後も長男の相手をしなければならず大変でした。3人目の今回は、上の子たちは小学校と保育園に行っているので昼間ゆっくり過ごすことができました。 そして、年の差があると上の子たちが次男をとてもかわいがってくれます。歳の近い上の子たちは喧嘩ばかりですが、小さい次男にはやさしくしてくれるのです。上の子たちは赤ちゃんがうちにいることがうれしいようで、よくお世話を手伝っています。 次男の出産と長男の卒園・小学校入学が重なり大変でしたが、年の差があるからこそよかったこともたくさんありました。子どもたちの物心がついてから赤ちゃんが生まれたことで、小さい子に対する思いやりが育まれたと感じます。最初は年の差育児に不安がありましたが、今ではちょうどいい年の差だったなと微笑ましく思っています。 監修/助産師REIKOイラスト/おもち著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2021年06月23日■4歳男児のいたずらがどんどん進化!他にも日々細かいイタズラをしてくれるハル。好奇心が強すぎるせいなんでしょうが、物はダメになるし後処理をするのが本当に大変で、毎度すごく怒ってしまいます…。そこで、同じく男の子を育児中のママさんとお互いの大変さを分かち合いつつ相談ができればと、息子のあれこれを話してみることにしました。■男の子をもつママさんに話を聞いてもらうと…息子ももうすぐ5歳。これが普通だと思って過ごしてきたので、いろんなことにもすっかり慣れてしまってました。でもママさんたちのリアクションを受け、「だよね? やっぱ、うちの子けっこう激しいよね!?」と裏付けがとれて、少し肩の力が抜けた気がしました。人に話してみるって大事ですね…!
2021年06月02日現在、私は7歳、5歳、4歳、2歳の4人の子をもつ20代の母親です。初めての出産は17歳のときでした。今では4人の子どもたちに囲まれて、忙しくも楽しい毎日を過ごしています。そんな私の初めての出産体験談を紹介します。 それぞれの思い私が妊娠に気がついたのは妊娠3カ月のときです。妊娠がわかったときはとてもうれしかったのですが、これからどうしたらいいのか何もわからない不安もありました。17歳ということもあり、家族とも話し合いをしましたが、「若いのに大丈夫なのか」と心配されるばかりでした。その心配はとてもありがたく思ったのですが、私の中では若いから母親になることはいけないと言われているように感じたのです。 その後も話し合いを重ね、産むことに賛成してもらえたときはとても安心できました。同時に、若くても大丈夫だと思ってもらえるような母親になりたいと思いました。家族の協力もあり、落ち着いた環境の中で、妊娠生活を送ることができたことはとても感謝しています。 想像以上の痛みと感動私は出産予定日3日前の妊婦健診で、赤ちゃんの頭が少し大きく、それに加え私の骨盤が狭いと担当の医師に言われました。そのため出産予定日の前日から入院をして、陣痛促進剤を使用することに。初めての出産に加え、まだ17歳で情報共有する先輩ママも身近にいないため、ネットで陣痛促進剤による出産のことを調べました。 実際、陣痛促進剤の点滴が始まると、おなかの張りや生理痛のような痛みがありました。ですが時間が経つにつれて我慢ができないほどのおなかの痛みになり、声を出さずにはいられませんでした。そしてこの激しい痛みこそが、陣痛だと気づいたのです。 そして、9時間の陣痛を乗り越え、無事に赤ちゃんと会えたときは安心とうれしさで自然と涙が溢れました。そして支えてくれた家族の大切さが身に染みてわかることができた瞬間でした。 子育ては何事も全力で初めての出産の次は初めての子育てに奮闘する日々が待っていました。私は通信制高校に在学していたため、学業に追われているときもありました。そのため泣くばかりの赤ちゃんに困り果て、一緒に泣いてしまうこともありました。そんなときは家族の手を借り、学業とバランスをとっていきました。 離乳食が始まったときは、親に作ってもらっていたごはんを自分で作る練習からでした。母に教えてもらいながら調理の仕方を学び、アレルギーなど赤ちゃんにあげてはいけない物を保健師さんに聞きました。学ぶことが多く大変でしたが、赤ちゃんの笑顔のために頑張ることができました。 赤ちゃんがハイハイをするようになると、トンネルのおもちゃなどを購入。私も一緒になって遊びました。体力が尽きず一緒になってとことん遊べるところは若くてよかったなと思います。 10代の出産で不安もありましたが、周りのサポートのおかげで頑張れました。ひとりで抱えずに相談したからこそサポートを受けることができ、相談することの大切さにも気がつけたのでよかったです。当時のアドバイスのおかげで今も頑張れていると思います。現在も家族にサポートを頼むこともたくさんありますが、これからもわからないときや不安なときは家族や周りの方などに相談していきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKOイラストレーター/ムチコ著者:河村アリス7歳、5歳、4歳、2歳の4人の母。4人の子どもと忙しくも楽しい日々を満喫中。自身の子育て経験をもとに執筆している。
2021年04月27日わが家には6歳の息子と2歳の娘がいます。私たち夫婦の希望が叶って、年の差は4歳。入園や入学する年が重ならないようにという理由です。しかしそこにはまさかの落とし穴が。息子の小学校入学と娘の保育園入園が重なるという事態が起こったのです。準備する物の多さに戸惑いながら、バタバタした生活を送った体験談です。 娘が保育園に入れず…娘は満1歳で保育園に通う予定でした。お兄ちゃんと同じ保育園に申し込んだので、私は4月から入園できると思い込んでいました。 しかし、まさかの保留通知が。私の住む地域に大規模なマンションが建設されたこともあり、保育園激戦区になってしまったのです。次の年は、できるだけ多くの保育園に希望を出しました。何とか決まった保育園は第8希望でした。 兄妹そろって入学・入園娘の入園が1年ずれたことで、息子の小学校入学と重なってしまうことに。それぞれの小学校・保育園からは大量のプリント、準備する物は盛りだくさん。 何から手を付けたらいいのか途方にくれながら、必死に準備をしました。夜中までミシンをかけ、休みの日には買い物に行き、私はクタクタ。頭が回らないと買い忘れなどのミスも増え、悪循環。何か忘れている物があるような気がする……そんな毎日を過ごしました。 入学・入園後も大変やっとの思いで準備を終えて、ひと安心⋯⋯と思いきや、新しい生活が始まると慣れるまでは子どもも大人も大変です。朝起きる時間も家を出る時間も変わります。2人の子どもの準備もあり、朝はいつもバタバタ。 帰宅後は疲れているせいか、2人とも不機嫌になってしまいます。知らない場所に緊張しているんだなとは思いますが、2人の様子を注意深く見守るのもなかなか疲れます。1カ月ほどは落ち着かず、私のストレスは溜まる一方でした。 兄妹によい影響もいろいろと大変でしたが、兄妹には良い影響もありました。お互いが新しい生活に慣れるために頑張っているのだと思えたようです。子どもたちから「〇〇ちゃんも新しい保育園で大変だから、僕もしっかりしなきゃ」「お兄ちゃんが学校行くから、〇〇も保育園行くんだよね?」という言葉が聞かれました。 自分だけが大変なんじゃないと感じられたことで、2人とも大きく成長できたと感じています。2人が頑張っている姿を見て、私もしっかりしなきゃと思えました。 年の差が4歳という希望は叶ったものの、計画とは異なる結果に。入学と入園が重なるのは本当に大変だと痛感しました。その反面、兄妹がそろって新しいスタートを切れたことで、良いこともありました。予想とは違った結果でも、プラスの面に目を向けられたことは私の自信になりました。 監修/助産師REIKO著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2021年04月16日「会話」ではなく「独演会」をしがちなコウでしたが…?Upload By 丸山さとこ今はかなりのおしゃべり好きで、家に帰ったと同時に「今日学校でねー」と話し出すようなコウですが、4歳までは無言でいることが多い子どもでした。5歳になると少しずつ話すことは増えたものの独り言のように話していることも多く、こちらから話しかけても「うん」「ううん」「そう」と短く返ってくることが殆どでした。そんな調子のコウでしたが、6歳になると今度は打って変わり自分からよく話すようになりました。よく話すけれど一方的だったコウ小学校に入学したコウは、無口だった園児のころに比べたらグッと話す量が増えました。先生からのお話によると学校でも元気よくおしゃべりしていたそうです。ただ、理科の授業でオジギソウの観察をしているときに「おじぎをするのは中で水分が移動するからなんだよ」と説明するなど、”知識だけを羅列する話し方”が多かったようです。今思い返すと、知識披露系以外のおしゃべりも「なぜ?なに?」系の質問など、知識を得るためのものが殆どだったと思います。「〇〇していい?」「□□が欲しい」などの要求に関する言葉も多く、会話を楽しむためのおしゃべりはまだ殆ど見られませんでした。9歳になったコウは、”今日学校であったこと”や”何かに対して感じたことや考えたこと”など、自分の体験や内面についてのエピソードを話してくれるようになりました。Upload By 丸山さとこセリフ集をもって学校へ!オウム返しだったASD息子との「言いたいことを伝える」ための会話練習とは?11歳のときに過去の自分を振り返ったコウは「離れていた間の楽しかった話を聞いてほしいと思うようになったのが9歳ごろだった」と言っていました。それまでは”こちらから質問をすれば学校であったことを話してくれる”状態だったので、コウの方から「こんなことがあったんだよ!」と話してくれるのは新鮮な感じでした。11歳になった現在のコウそして11歳の今、彼の”親へのおしゃべりのピーク”は過ぎたような気がします。友人と公園で集まるときなど「ゲームの話とかしてるよー」と言う最近のコウは、そんな友人との会話内容を詳細に親へ話すことは無くなってきました。Upload By 丸山さとこ”頭の中にある情報を何でもかんでも話すような話し方”が減ってきた一方で、”相手の内面に興味を持っている質問”は増えてきました。「今学校で〇〇が流行っててるんだけど、お母さんはどのキャラが好き?」とコウの方から私に聞くこともあり、『何だか今、すごく雑談っぽい会話をしてるな~』と感じたりしています。一方的に「僕の興味があるものの話」をするだけだったコウが「あなたは何が好き?」と聞くようになったということの変化の大きさに、10年の長さを感じるこのごろです。ここで「あのころのコウのおしゃべりが懐かしいな~…」と振り返ることができたら成長ものがたりとしてはまとまりが良いのですが、実際のところは「○○って□□なんだって」系の知識の自動再生(?)や事実の羅列は、今でもばっちり続いています。Upload By 丸山さとこそれは多分友人としている会話の中でも同じなのだろうなと思います。けれど、”相手も好きなゲームの”知識や出来事を話すようになったところが以前とは違っています。『相手が好きなものの話であれば、知識や事実の羅列であっても楽しく会話が続くこともある』…と知ったことが、最近のコウが得た財産のひとつなのだろうと思います。Upload By 丸山さとこ”話し方を変えること”がひとつの解決方法であると同時に、”話す相手によってテーマを変えること”もまた解決方法であるということを、コウを通して改めて学んだ気がする私でした。
2021年04月09日人気イラスト作家shirokumaさんの連載「おねーちゃんとおとーと」。きょうだいのほっこりする日常の一コマをお届け! お子さんたちのかわいいやりとりや仕草、表現に癒されちゃいます。 こんにちは。shirokumaです。 当時4歳の幼稚園児の娘と、1歳の息子と帰省した際に、大型のショッピングセンターに行ったときのことです。 普段行くところよりも広くて、大喜びの2人でしたが……。 とにかく歩きたいおとーとは、抱っこしていてものけぞってすぐに降りようとし、降ろすと走り出してしまうので目が離せません。 私とおとーとの3人で外出するときは、おねーちゃんも「抱っこしてもらうのは難しい」と理解しているようでめったに抱っこをねだりません。 でもこの日は、普段なかなか会えないじぃじとばぁばに甘えて、おねーちゃんは早々に抱っこをねだります。 少しの間は抱っこできますが、おねーちゃんが満足するまで抱っこし続けることは難しい体重になっています。 なかなか落ち着いて買い物をすることができなかったのですが、アンパンマンのカートに乗っている子が目に入りました。 最近、おとーとはアンパンマンに夢中なので、試しに乗せてみると、喜んで乗っていました。 すると、おねーちゃんも「のってみたいな」と羨ましそうに言いました。 対象年齢を確認すると、まだ大丈夫だったので、おねーちゃんは大好きなキティちゃんのカートに嬉しそうに乗り、安全に買い物をすることができました。 でもやっぱり、おねーちゃんだって、本当はもっとたくさん抱っこしてほしいんですよね……。 著者:イラストレーター イラスト作家 shirokuma2児の母。第一子の娘が1歳になった頃から子どもの日常を描きはじめる。第二子の息子が生まれた現在も、娘と息子との日常を描き続けている。
2021年02月24日わが家の娘・おこめちゃんは年中さん。「保育園の〇〇君がかっこいいの!」といった話題も出るようになりました。まだ幼い娘の発言なのでどこまで意識して言っているのかわかりませんが、そのかわいさに頬をゆるませて話を聞いています。そんなある日、NHK「おかあさんといっしょ」の歌に恋の歌があり、娘の反応が面白かったので記事にしてみました。ハートを盗んだ相手は誰なのか真剣に悩む4歳児ハートを盗んだ相手に恋をしていたと最後に気づく歌ですが、娘は最後まで内容を理解できず、怪しい犯人は誰なのか真剣な表情。自分なりの答えを出して満足していました。その様子のおかしいこと。どんな恋をするのか今から楽しみになったできごとでした。ついでにお母さんとお父さんのハート話をしてみたらいたずら心が働いたことと、両親の仲の良い姿を見せておきたくて、「お母さんのハートはお父さんに盗まれた」という話を続けてみました。予想以上に驚いた様子がおかしくて、お父さんも悪ノリ。冷静に返されてしまったのですが、仲の良さは伝わったかな(笑)。ますます楽しみになる恋の行方4歳児もいつか恋をするんだろうと話をふってみたら、頑なに拒否(笑)。大きくなった時にこの漫画を見返すのが今から楽しみです。そのとき、おこめちゃんを溺愛するお父さんがどうなるのか…その反応も楽しみです。<マンガ・文:ライターちゅん>
2020年10月30日わが家の娘・おこめちゃんは現在4歳。その成長速度に驚かされる毎日です。0歳~3歳までの「はじめての経験」とはまた違った、4歳の成長。今この瞬間を覚えておきたいと筆を執りました。質問から提案、創作まで!話す言葉が増えた会話をしていて、ふと少し前の話せなかったときのことを思い出すと、いつの間にこんなに会話が成り立つようになったのかと驚きます。話す内容も今では、「恐竜は何を食べるの?」といった質問、「おやつはアレを食べたいな」という提案、「明日はお休みだよね?」の確認、おままごとで作りだされた創作など多岐にわたります。と言っても、まだたどたどしい単語も多く、時折くり出されるおもしろいワードに大笑いしています。最近大笑いしたのは、トイレに行かない言い訳や自分の脳内会話ならぬ腹内会話でおしっこさんやうんちさんとお話すること。ほほえましく聞き入ったのは、「明後日」など数日後を指すときは「明日の明日の明日の…」と律儀に日数分を数えたりすることです。細かい遊びもできるように!4歳になって遊びもたくさん増えました。トランプなどのルールも覚えられるようになったり、折り紙も楽しむように。以前は全然折れなかった折り紙ですが、つい先日折り鶴まで完成させました。その時に見た、器用に動く指先にとても驚かされました。まだまだ小さい指が、それぞれ器用に役目を果たしている様子は、目の離せないおもしろい光景でした。食べるものが増え、おかわりが多くなった私が親になってこんなにも嬉しいことだったのかと知ったのが、子どもの「おかわり」です。おこめちゃんが大きな声で言う「おかわり」は、さほど料理が得意でない私にはかなりの活力。明日もがんばれる嬉しい言葉です。4歳になって食べられるもの、食べる量が増え、おかわりの回数も増えました。ただし、好きな料理が入ったお皿ばかりがカラになり、それだけでお腹いっぱいになることもしばしばです。ホカホカ湯上りはその日の満足度バロメーター私の最近の一番のお気に入りは、お風呂上りのホカホカの笑顔。巻いたタオルからのぞく顔が大好きです。わが家の場合、寝る前の少したわむれる時間でもあり、おしゃべりも楽しみます。1日の出来事が多い時は、矢継ぎ早に話が飛び、いかに充実した日だったかがわかります。一種のバロメーターと言えそう。覚えておきたい一瞬を書き留めて毎日の育児に、赤ちゃんのころからの記憶もだんだんと薄れがちに。4歳の今、些細なことも覚えておきたいと時折メモを残すようにしました。読み返すと、少し前のことでもかなり面白いです。みなさんの覚えておきたい一瞬はどんなシチュエーションでしょう!その一瞬を書き留めておくといいかしれません。<マンガ・文:ライターちゅん>
2020年09月29日4歳と1歳の息子がいるわが家。身体を動かせて、適度に休めて、天気に左右されなくて、何より楽しい!そんな場所の情報をいつもチェックしています。今回は、東京の立川に誕生した新街区「GREEN SPRINGS」の一角に、6月にオープンした「PLAY!」へ行ってきました。その魅力をレポートしたいと思います。JR立川駅から徒歩5分!車のアクセスも◎「PLAY!」は、子どものための屋内広場「PLAY!PARK」と、大人も子どもも楽しめる美術館「PLAY!MUSEUM」を核とした文化複合施設。入場制限や室内の換気・消毒など新型コロナウイルス対策が実施されていて、安心して家族で楽しむことができました。アクセスは、JR立川駅から徒歩5分というのは子連れにうれしい立地!わが家は車で行ったのですが、駐車場が地下にあり、雨が降っていてもぬれることなく館内へ出入りできるのもありがたかったです。大きなお皿が目印の屋内広場「PLAY!PARK」「PLAY!PARK」は、GREEN SPRINGSの3階にあります。思い切り体を動かせる、直径22mの巨大なお皿が特徴的!そのほかにもさまざまな廃材で創作できる工作エリアや、絵本や木製玩具で遊べるエリアなどがあります。制作好きな息子が、入場後一目散に向かったのは工作エリア。いろいろな種類の廃材に目を輝かせていました。そんな廃材を使って次から次へと生み出される作品は、親バカながらどれも名作(笑)。鉛筆の芯を抜いた廃材で作ってくれた、パパとママへのお揃いネックレスは、今でも自宅に飾ってあります。制作した作品はその場に展示することができます。タイミングが合えば、次回来館時にも自分の飾られた作品を見ることができるかも。また飾らずに持ち帰ることもできるので、どちらかを選択できるのも子どもたちにとってはうれしいですよね。また、直径22mの巨大なお皿の中で行われた、親子向けのライブパフォーマンスは、臨場感にあふれ、子どもたちはもちろん、私たち大人にとっても、刺激的でとても楽しめました。成長し続ける美術館「PLAY!MUSEUM」「PLAY! MUSEUM」は、GREEN SPRINGSの2階にあります。私たちが訪れた2020年8月は、企画展「tupera tupera のかおてん.」と常設展「エリック・カール遊ぶための本」を楽しむことができました(企画展「tupera tupera のかおてん.」は2020年12月29日(火)まで、常設展「エリック・カール遊ぶための本」は2021年3月28日(日)まで)。施設内はすべて写真・動画撮影がOKだったので、名作とともに、わが子の姿を残すことができます。常設展は、年間を通して著名な絵本作家の史実や作品を詳しく紹介。現在は、世界各国で人気の絵本作家エリック・カールさんの世界観がたっぷり堪能できる「エリック・カール遊ぶための本」を開催中。作者の魅力はもちろん、おなじみの絵本「はらぺこあおむし」などの作品を新しい視点で展示・体験できるようになっていました。息子が興味を持ったのは、エリック・カールさんが、作品を作る時に来ていた作業着の展示。カラフルで楽しい絵とは対照的に、真っ黒で闇を感じる作業着に違和感があったのだとか。少し前まで赤ちゃんだった4歳の長男に、そんな視点ができたのか…と息子の成長も感じられる時間となりました。そんな美術館を回っていると、壁に穴があいていたりと、今後新しい展示の時に邪魔になってしまうのでは?と思うような場所がちょこちょこ。あとから、調べて知ったのですが、この設計をしたのは建築家の手塚貴晴・由比夫妻。あえて完成させずに余白を残しておくことで「来場者や今後の展示などを通して、これからもどんどん発展していけるように!」という願いが込められているのだとか。私は以前、手塚夫妻の案内のもと、2人が設計した住宅や幼稚園を訪問させてもらったことがあります。その際、住んでいる方から、「どんどん居心地のよい家になっている」というお話を聞きました。「新築時が一番ではなく、時間の経過とともによくなる」これってすごいことだと思いませんか?きっとこのミュージアムも、来場者や運営者の手によって、さらに居心地のよい場所になっていくのだろうなと感じています。私はこれからも定期的にこの美術館を訪問することに決めました!企画展では、大ブレイクした絵本「かおノート」(コクヨ)や「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)などを手掛けるクリエイティブユニット「tupera tupera」(ツペラツペラ)による「tupera tuperaのかおてん.」が開催されていました。人間の個性的なパーツ「顔」をテーマにした斬新なアイデアとユニークな発想が満載の空間になっています。入場券と一緒に、虫眼鏡を渡され、壁や天井や床など、開場内の顔を探す旅ができます。1歳の息子目線でも楽しめる工夫がたくさんありました。なお、「PLAY!MUSEUM」の出口付近には、限定品やオリジナルグッズや今回の企画とリンクしたメニューが楽しめる「PLAY! SHOP」と「PLAY! CAF」が併設されています。合わせて楽しむのがお得!さまざまな廃材でオリジナル作品を作ったたり、ライブパフォーマンスを体感できる「PLAY! PARK」と、子ども目線でも楽しめ、ユーモアたっぷりのアート作品に触れられる「PLAY! MUSEUM」を合わせて楽しめば、割引サービスも受けられますよ。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。■PLAY!の詳細はこちら■料金はこちら<文・写真:ライターかつき>
2020年09月18日現在6歳の娘が4歳のころの話です。娘はとても引っ込み思案で慎重な性格。家ではうるさいぐらい元気なのに、家族以外の人、特にあまり親しくない人の前ではとてももの静か。そう、いわゆる内弁慶なのです。そんな娘はあいさつができない子でした。知り合いに会ったとき、幼稚園に朝着いたとき、あいさつができないことを私はすごく悩んでいました。 ネットで調べてみたら…娘があいさつをできないことに悩んだ私は、どうしたらあいさつができるのかをインターネットで調べてみることに。検索した結果、とある掲示板にたどり着きました。そこには「親がしつけをきちんとしていないから」「親があいさつをしていないから」「4歳であいさつができないのはおかしい」「あいさつできないのは人としてなっていない」といった内容のことが書かれていたのです。 冷静になれば匿名の人が集まる掲示板には厳しいことを書く人が多いということがわかるのですが、そのときの私は真に受けてしまい、そこから娘にあいさつをしなさいと厳しく言うようになりました。 厳しくしかりすぎてしまったきちんとしつけをして、あいさつができるようにしなくてはと焦る私。娘に厳しくあいさつをするように指導するようになりました。具体的には、誰かと会う際は事前にしつこく「〇〇さんにあいさつしなきゃだめだよ」と言ったり、マンション内ですれ違った人にあいさつできなかったら、あとから「なんであいさつできなかったの」と叱責したり……。 しかし私の思いとは裏腹に、娘はいつもだんまり。一向にあいさつができるようにならないことに私は苛立ちを感じるようになりました。 子育て支援者に相談をする悩んだ私は子育て支援センターの支援者さんに相談することに。いきさつを話すと支援者さんは「あいさつをさせようと厳しくすると、あいさつに対してネガティブなイメージをもってしまう」と教えてくれました。「親の前では照れくさいの。案外親がいないときにはするものよ」とも。 私はちゃんとあいさつしなさいと口うるさくしすぎていたことを反省しました。そして、親があいさつしているところを見せていれば、必ず子どももあいさつするようになるという言葉を信じて娘を見守ることにしたのです。 あれから2年、娘はいまだにあいさつが苦手です。でも、小さな声で言えるようになったことは大きな進歩。「もっと大きな声であいさつしないとダメでしょ」としかりたくなりますが、「大きな声であいさつしたら喜ばれると思うよ」など言い方を工夫しています。引っ込み思案という性格を理解し、長い目で見守っていきたいと思います。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年09月08日現在、9歳・8歳・6歳・2歳の4人の子どもがいます。ようやく子育てが落ち着きましたが、過去を振り返ったとき、あまりの大変さに記憶が飛んでいた時期があります。それは3歳・2歳・0歳の三兄妹を育てていた過酷な時期。どのような状況だったのかをご紹介します。 見ず知らずの方にも励まされる日々 「過酷な時期」だった当時、3歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の3人を連れて歩いていると、見ず知らずの方々に「大変ね! 一気に大きくなるから頑張って!」と、たくさん声をかけてもらっていました。 自分自身あれよあれよと3人の母になり、「子育てはこれが普通だ」と思っていたのですが、幼い3人を連れて歩いている姿は、地域柄や時代も相まってめずらしいものだったのかもしれないと今になって思います。 3人の子育てで配慮していたこと毎日、3人の同時または交互の欲求にひたすら答え、あっという間に日が暮れる生活でした。1人に時間がかかるとほかのことができなくなってしまうため、子どもたちを泣かないように、兄妹間の感染を防ぐために1人も風邪を引かせないように、と神経を尖らせていました。 また、わが家は2階のある戸建てなのですが、私が目を離したすきに、子どもたちが階段を使うと危険だと感じ、夜も布団を1階に持ってきて、ほとんど1階だけで生活をしていました。 つらかったことが夜泣きとお風呂!また、わが家の長男は3歳までほとんど言葉が出ませんでした。周りの人が言っていることはわかり、自分の意思もあるのに、うまく伝えられないもどかしさ。その影響か、ひどい夜泣きが3歳まで続きました。毎晩1時間から2時間ほど泣きわめくのです。 2歳の次男もその泣き声で目を覚まし、0歳の長女は授乳時間に夜泣きが被ると一緒に泣き、忍耐の日々……。お風呂も私がひとりで入れており、長男もひとりでお着替えができないので、冬は私が湯冷めをしながら3人の着替えをしていました。 4人目の子どもたちをを育てていて思うことは、「3歳はまだまだ赤ちゃんの延長」ということ。2人の兄役でたくさん我慢させた長男のことをかわいそうに思うこともあります。でも、過ぎてみれば本当にあっという間で、3人とも一気に大きく頼もしくなりました。私自身も頑張って育ててきてよかった!と思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年08月13日こんにちは、マメ美です!先日4歳になった娘。もう4歳…されど4歳…え、4歳ってこんなに女子なんだろうか…(^^;)という我が家の日常をお送りしたいと思います!!■お花が好きすぎて…もはやオシャレとは!?(笑)■スッピン…?「口紅は塗らないの?」「幼稚園あるからマニキュア塗れないの…(ため息)」いったい全体どこでそんな言葉覚えてきたんだい…? とツッコミたくなりました(^^;)■可愛さへの探究心この後も母と子の切る切らないの攻防戦がしばらく続きましたとさ…(笑)4歳だけど母タジタジな女子力を発揮し始めた娘。これからも成長が心配…いや楽しみです!!(笑)
2020年07月10日良妻賢母になるまでは。
こどもと見つけた小さな発見日誌
うちの家族、個性の塊です