ウーマンエキサイトをご覧の皆様、こんにちは、ぺぷりです。おませな5歳娘と、イヤイヤ期真っ最中の2歳息子、単身赴任中の夫との、なんてことない日常漫画を描かせていただいています。この夏から夫の単身赴任が始まったのですが、内示をもらって実際に始まるまでの間、不安で押しつぶされそうでした。やっぱり家族でひとつの単位だと思っているので、そこが別々に生活することに違和感もありましたし、実家が遠方なので何かあった時(私が病気で倒れた時、災害時)に頼れる人がいないというのもすごく心配でした。そして何よりも、今の子どもたちのいちばん可愛い時期を夫婦一緒に見守れないのが心残りでなりませんでした。そんな不安を、完全ではないにしろぬぐってくれたのは、「ビデオ電話」の存在でした。メールや手紙ではすぐにレスポンスがこないので一方通行に感じてしまうこともあるし、時間的なラグがあって話がスムーズに進まなかったりということもありました。そんな中、リアルタイムで実際に目の前にいて話しているように感じられるビデオ電話は画期的でした。最近では、勤務後や土日に、ビデオ電話でゆっくりお話しすることが、日課になりつつあります。会えない分、画面上のパパに近づいて前のめりな子どもたちなのでした。そして、お仕事で海外出張に行くパパが真剣に話をしようとすると…?相手との限られた時間を大切にしようとするからか、単身赴任以前と比べるとお互いに自分のことをたくさん話すようになったし、相手の話も真剣にきくようになりました。(子どもたちは興奮して何が何だかわからなくなることも多いですが…)距離は離れているけれど、心は昔と変わらず家族皆ぴったりくっついているように感じます。単身赴任によって薄くなるかなと心配した絆が、今もしっかりと結ばれているな、と。本当に、文明の利器には感謝の言葉しかありません。現在単身赴任中の方にも、これから単身赴任をされる予定の方にも、ビデオ電話はぜひともご活用いただきたい便利ツールです。マイナスイメージの強い単身赴任ですが、悪いことばかりではないですよ。離れてみて初めて実感する相手の大切さも身にしみますし、普段会えない分、実際に会った時のうれしさもひとしお…。まだまだ始まったばかりの単身赴任ですが、任期が終わるまでいろいろなツールに助けられながら、なんとか走り抜けていきたいです。
2017年10月06日初めまして。山本みつ湖です。月に一度、ウーマンエキサイトで連載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。わが家は、小4長男、小2次男、年中長女、夫と5人で暮らしています。兄たちがあちこちで捕まえてきたザリガニやサワガニ、長女がお祭りですくった金魚などの小さなペットがどんどん増えて、リビングには常に水槽の水音が響くようになりました。最近は公園で捕まえたコオロギも飼い始め、虫の音も楽しめるようになりました。時々起こる小さな生き物の脱走も合わせて、家の中なのにまるで川辺にいるかのような気分を味わっています。赤ちゃん時代はとうに終わり、すっかり大きくなってきたわが家の子どもたち。昼間は皆がそれぞれの場所で過ごしています。まだまだ手がかかるとはいえ、ばたばた過ごす中でも、子どもたちの成長にしみじみする瞬間が増えてきました。いろいろ考えたり懐かしくなったり、胸がぎゅっとなったことなどを、ゆったり描いていけたらなあと思っています。どうぞよろしくお願いします。
2017年10月04日子育て中のママに多い体の悩みといえば、まずあげられるのが腰痛です。ただでさえ産後で体にダメージを受けているのに、赤ちゃんを抱っこしたり、育児用品の入った重い荷物などで、毎日かなり腰に負担が。さらに、何気なくやっているクセが腰痛を加速させてしまうこともあるのです。■腰痛にNG その1:ひざを伸ばしたまま赤ちゃんを抱き上げる布団に寝かせていた赤ちゃんが泣き出し、慌てて抱き上げる――。子育て中のママにとってはよくあるシーンですよね。このとき、ひざを伸ばしたまま、上半身だけを曲げて赤ちゃんを抱き上げていないでしょうか。ひざを伸ばしたままだと、赤ちゃんの体重がそのままダイレクトに腰や背中に負荷をかけます。赤ちゃんを抱っこするときは、ひざを曲げて腰を落とし、腰や背中が丸まらないように姿勢はまっすぐ。体幹に力を入れながら、赤ちゃんの体が自分の体に沿うように抱き上げると、腰への負担を軽くすることができますよ。■腰痛にNG その2:中腰姿勢で繰り返すオムツ替え赤ちゃんをベビーベッドに寝かせているときなど、つい立ったまま、中腰でオムツ替えをしていませんか。中腰の姿勢は、1、2回なら大きな負担となりませんが、オムツ替えなど毎日何回も繰り返すとなると、だんだん腰に疲労がたまってきます。オムツ替えのときは、なるべくママの腰がまっすぐとなるように、クッションや座布団などを使って赤ちゃんを寝かせる高さを調整しましょう。また、布団や畳など床の上でオムツ替えをするときも、前屈みの姿勢にならないように要注意。軽く足を開いて座り、その間に赤ちゃんを寝かせるようにすると、正しい姿勢が保ちやすいですよ。■腰痛にNG その3:猫背で授乳赤ちゃんの月齢が小さいうちは、授乳回数も多くなります。そのとき、腰痛だけではなく肩こりの原因にもなりやすいのが、授乳時の姿勢。背中を丸めた猫背の姿勢で授乳するのも、腰に大きな負担がかかります。まだ赤ちゃんが小さく首が座っていないと、授乳のときに前屈みになってしまいがちですが、授乳クッションや座布団などを活用して赤ちゃんの位置を調整しましょう。背筋をまっすぐにしたまま授乳できるくらいの高さをキープできれば、ママの腰痛リスクはぐっと軽減します。子どもが小さいうちは、どうしてもママの体に負担がかかりがち。でも、腰痛をこじらせて赤ちゃんを抱っこできないことになったら、ママはもっとつらいですよね。普段の何気ないクセを見直して、腰痛の予防につなげていきましょう。
2017年10月03日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、はじめまして!インスタグラムで育児絵日記を投稿しています「ぴよととなつき」です。今月から連載をさせていただくことになったので、まずは簡単な自己紹介をさせてください。 これからピヨトト家の騒がし…にぎやかな日常にお付き合いいただければと思います!
2017年09月27日みなさんこんにちは、チッチママです。半袖もそろそろ肌寒く、たくましい二の腕を隠せる季節がやってきました。(ひゃっほーーーー!!!)さて、今回のお話は……。塩対応旦那さんにドッキリを仕掛けた時の様子をお伝えしたいと思います。以前、部屋のボタンを一緒にポチっとしたらそれが楽しかったらしく、ボタンを見ると押したくなる衝動にかられるチッチ。やはり玄関のインターホンも押したくなります。この時、私の頭の中である企みが…。さあ…旦那さんはどんな反応をするのか…。どアップのチッチに思わず顔がほころぶ旦那さん。たまにはこんなドッキリも悪くないかも、と思いました。
2017年09月27日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは、ぺぷりです。5歳の娘と2歳の息子と夫(現在単身赴任中)とマイペースに暮らしています。産後は体質が変わるといいますが、私の場合とても顕著に感じるのが、ものすごく涙もろくなったということです。今回は、そんな私の涙もろもろエピソードを2つご紹介します。■その1. テーマパークのパレード1つ目は、テーマパークのパレードを見た時のお話です。どちらかというと子ども向けのパレードだったのですが、涙が止まらず、ごまかすのが大変でした。(周りにパレードで涙している人は1人もいなかったのでなおさら)■その2. 友人の結婚式そして2つ目は、結婚式に参列した時のお話です。人生の門出を一緒にお祝いできる結婚式は、何度出席しても感動しますね。以前は花嫁の晴れ姿やすてきなお式、そして仲睦まじい新郎新婦の姿に感動していました。でも子どもを産んでからは、ご両親の心境になって「いつかこんな日が、わが子を送り出す日が来るんだ」と思うと、激しく心が震えるようになりました。■他にも毎日のこんなシーンでも大号泣!もともと涙腺がゆるめだったのですが、子どもを産んでからさらに涙腺がガバガバに…。特に、人が一生懸命な場面や、成長する場面に弱い。朝からみんなのうたで泣き、教育テレビの道徳っぽいVTRで泣き、ニュースで泣き、寝かしつけ中の絵本で泣き、子どもの優しい言葉で泣き。泣くのに忙しい毎日です。(もちろん子どもがいる時はびっくりされるので、こっそり泣きますが)もうすぐ開催される幼稚園の運動会でも、ダダ泣きすること間違いなしなので、ハンカチではなくタオルを持っていく予定です。
2017年09月22日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)次男(年長)三男(年少)の3兄弟の母です。■偏食・小食のわが子に悩む日々次男は離乳食を全く食べない子でした。そしてそれは幼児食期に入っても変わらず好き嫌いが多く、食べられないものより、食べられるもののほうが圧倒的に少ないいわゆる偏食っ子です。長男はなんでもよく食べる赤ちゃんだったので、食べない次男は衝撃的でした。離乳食の頃は、どの食材をどのような調理法でチャレンジしてみても一切受け付けず、匙(さじ)を口に運ぼうもんなら泣いて嫌がり、しまいには涙を目にいっぱいためてオエェ! とえづいてしまう始末。本気で嚥下(えんげ)障害じゃないかと心配したほどです。私自身は好き嫌いがなく、なんでも食べられるタイプなので「偏食」に対するイメージもあまりよくなく、親の教育次第だとさえ思っている節もありました。そんな私のもとに次男という偏食・小食っ子が生まれたもんですから、数年は理解できずに悩み、悪戦苦闘しました。しかし、私の「偏食は努力すれば治まる」という考えを根本から変え、好き嫌いの多い次男に歩み寄れる時が来たんです。そのきっかけは乳幼児検診でもなく、育児相談窓口でもなく、「かつて好き嫌いが激しい子どもだった大人が、当時何を考えていたのか」を聞いた時でした。■「食べさせる方法を見つける」よりも必要だったこと私は子どもに健康でいてほしい、大きく育ってほしいという気持ちから、とにかく食べさせようと苦戦していました。それが母親として間違っているとは今でも思っていません。でも偏食・小食な元子ども(すなわち大人)の思いを聞いた時は、おもわずこみあげるものがありました。子どもとはいえ心の中ではいろいろと考えています。それを表現できる語彙(ごい)を持ってないから、黙るか泣くかゴネるかしかないだけで。これを読んでるママたちの中にも、かつての私のように「どうして食べてくれないの!!」「この子はこんなに食べなくて大丈夫なんだろうか」と、不安と苛立ちの中にいる方がいらっしゃるかもしれません。食べてくれない子どもに悩む保護者目線からの相談、体験談はわりとよく目にします。私も何とかして食べさせれる良い方法はないだろうかといろいろと探しましたが、「食べられない子どもだった張本人たちが、どう感じながら生活していたのか」を、私は目にする機会がありませんでした。食べさせる方法を見つける前に、食べられないその気持ちを知る。これが私にとって必要だったんです。きっと私のように自分自身が好き嫌いがない人にとっては、我が子の好き嫌いはなかなか歩み寄れずに葛藤してしまいがちだと思います。同じようなママたちに少しでもヒントになればと思い、私の経験と元子どもたちからの意見をご紹介したいと思います。■「食事の時間が苦痛だった…」元子どもたちの声これらは私のブログに寄せられたコメントなのですが、偏食・小食だった元子どもたちは、以下の2パターンに分かれます。・好き嫌いが許されない環境で育った人・無理強いはされなかったという人この中で、好き嫌いが許されない環境で育った人に共通しているのは「食事の時間が苦痛だった」ということでした。口をそろえて「食事に関していい思い出がない」と言うのです。「どうしても食べられないのに『わがままだ』と言われ、給食では食べ終わるまで教室のすみに残され、家でも学校でも理解されない」「大人になった今でも、子ども時代の食事にまつわる思い出は怒られた記憶か、ひとりで寂しかった記憶か、楽しくない記憶しか残っていない」この意見が多かったんです。私、次男に今まで何度口にスプーンを突っ込んで「食べなさい!」ってやってたことか…。偏食っ子からすると、「得体の知れないもの(たとえばミミズのようなもの)を無理やり口に押し込まれてるような感覚」らしいです。次男のことを思って突っ込んでいたスプーンが息子からしたら苦痛以外のなにものでもなかった。口に入れることさえできたらごっくんできるはずだ! と思っていたのですが、彼らからしたら「飲み込むどころか、自分の意志とは裏腹にえづいてしまう」んだそうです。私は次男になんてかわいそうなことをしていたんでしょう…。かつて教室の隅でミニトマトが食べられなくて泣いていたクラスメイトも、食事がつらいな、楽しくないなと思いながら毎日食べていたのかと思うと、彼を思い出して胸がぎゅーっとなりました。■嫌いなものを食べさせるか否か…親としての葛藤今の私は、「食事はまずは楽しく!」が基本です。離乳食教室に行ってもまず最初に教えられるのは「楽しく」ということですし、給食も掃除の時間まで残して食べさせるということもしていません(おそらく)。しかし「楽しく食べること」と「好き嫌いなく食べること」はある意味対極にあるような気がします。この両方を叶えるって実はすごく難しいんじゃないかと。楽しく食べている延長で好き嫌いなく食べられるようになるのが理想ですが、嫌いなものを好きにさせるために楽しく食べるのは、偏食っ子には相当難しいような気がします。「どうしても食べられない」「口に入れたらえづいてしまう」レベルの子たちにとっては嫌いなものを食べずに済む食事こそが楽しい食事なのですから。それを許せるか、押し付けずにいられるかが親の最初の葛藤だと思います。私は自分が好き嫌いがないがゆえに、ここが許せずに随分と戦ってしまいました。元好き嫌いっ子たちの何十年たっても今なお残っている「食事が楽しくなかった」という思いを聞いて、ハッ! とさせられました。■食事中は「心の栄養」を大切にしたい「食事」の目的は”栄養””健康””しつけ”にとらわれてはいけないなと。体を大きくするため、健康に育つため、お行儀よく食べるよりもその前に、まずは、この子の食事の思い出を明るい色に包まれたものにしてあげたいと思いました。このとき、私はようやくスタートラインに立てました。今私は次男に無理強いはしていません。苦手なものは「一口食べたら?」ぐらいは言いますが、それで「いや」というなら無理に食べさせていません。頑張ってひと口チャレンジしたら喜びます。幼稚園のお弁当も基本的に好きなものを詰め、食べきれるものを食べきれる量で入れています。おかげで冷凍食品や既製品まみれです(次男の好みに合わせたらこうなりました)。栄養もバランスもあったもんじゃありませんが、おいしかった! 全部食べられた! また明日も食べたい! そう思えることが心の栄養になるんじゃないかと思います。 後編 に続きます。
2017年09月21日こんにちは。tomekkoです。今回は、ワタシが男子の母として鍛えられたことについてお話したいと思います。■極度の運動オンチなワタシでしたが…我が家は男の子兄弟なのですが、ワタシはひとりっ子なので男子どころか兄弟というのも未知の世界でした。長男妊娠中の健診で男の子と判明した時、たまたま子どもの健診に来ていた男兄弟のママから「ようこそ男子の世界へ!」と言われましたが、インドア街道しか歩いたことのないワタシはその健康的に日焼けして自由な男子たちを追いかけ回しているママの姿に、脅威を感じたものでした…。思えば幼少期から、暇さえあれば一日中絵を描いたり本を読んだりと、家の中でじっとして過ごして来たワタシ。当然運動オンチで、今でも運動神経悪い芸人をテレビで見ても、笑えるというより共感と、ネタか本気かが分かるレベル(当事者にしか分からないモンなんです!)。体力測定は級外がデフォルト。運動会は雨が降ればいいと思っていたタイプです。だから長男が歩くようになって、周りの男の子に比べて圧倒的におとなしく、公園に行きたいなどと自分から言うことなどほぼ無いインドアっ子だったことに、「遺伝かな…」と申し訳ないやら、ちょっとホッとするやら複雑な気持ちでした。(5歳の今は正直心配しまくってます…!)しかし、こんなワタシでも、子育てを始めてから自分でもびっくりするほど鍛えられた運動神経があったんです!そう、瞬発力。ワタシに特に足りなかった部分です。急に走り出した子どもが車道に出る前に捕獲したり、振り向いたら高級な瓶のお酒を抱きかかえているのを、床ギリッギリでキャッチしたり。今は土足でどこにでもドカドカ踏み込む欧米気質な次男を、玄関先で引き留めることに全力です。まあコレは男女関係無く、親になった多くの人が経験することかもしれませんね。ただ、ワタシには火事場の馬鹿力じゃないですが、いざとなって本気出せばやれるじゃん! と自分に自信がつきました。←ふつうの人は当たり前にできることだと思います。そして、男子育児で鍛えられたのは体だけではありませんでした。それは…「チン事件」に対応する精神力!■もう何が起きても驚かない。男の子の「チン」行動もうね、何が起きても驚きません。長男の時には、オムツ替えで拭く時に摘まみ上げるのも勇気がいったものですが。彼が自分のチンの存在に気づいただけでもどうして良いやらあたふたしたものですが。(さすがに次男の奇跡的なオムツのズレ方には爆笑しました)男って年齢に関係なく、仲間が増えるとふざけ方がエスカレートしませんか?1歳と5歳、かなり精神年齢にも差があると思うんですが、風呂上がりは基本フルチンで走り回るし(ココに次男の「どこでも放尿事件」が加わるので本当にやめてほしい)、お互いのチンを弾きあってはゲラゲラ笑ってるし。この共通項だけで分かり合えるみたいです。ハイ、ワタシは理解の範疇(はんちゅう)を超えたため、無になりました。そろそろ悟りのひとつも開けそう。
2017年09月12日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。モチコです。8月のお盆休みに義実家へ帰りました。義実家はすんなり行けても車で片道約4時間の距離。そのため当然お泊まりです。「ばあちゃんちいく!」と楽しみにしていたイチコでしたが…。義両親の目の前で「ばあちゃんちで寝ない! 帰る!」と騒ぐイチコ…。嫁としては気まずいことこの上ない! やめて~!1日目の夜に騒いだものの、すぐに義実家に慣れたイチコ。帰省中毎日出かけ、毎日おいしいものも食べ、毎日じいちゃんばあちゃんに甘えまくり、楽しい日々を過ごしました。義実家にいたがるイチコに「帰るよ!」と諭す私。まるでイチコとじいちゃんばあちゃんを引き離そうとする鬼嫁のよう…!イチコが「帰る」と騒いでも「帰らない」と騒いでも、嫁は気まずいですね…。とは言え、嫁とは思えないくらい私も義両親に甘えまくり、毎回食い倒れているので、イチコの帰りたくない気持ちはよくわかる!早くも次回の年末年始の帰省が楽しみです! ふふふ…。
2017年09月11日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。ぺぷりです。5歳の娘と2歳の息子と単身赴任中の夫との日々を描かせていただいています。■子どもとの添い寝で、寝違える日々突然ですが、私には夢があります。それは、ベッドで体を大の字に伸ばしてのびのび眠ることです。我が家の寝室では娘と息子と私の3人が寝るので(夫は別室)、シングル布団3つ並べて敷きます。私の布団を真ん中にして、左右に子どもたちの布団を配置しています。が、実際に使っているのはほぼ1つのシングル布団のみです。寝かしつけの時は、2人とも左右もしくは上にぴったりとくっついてきて眠ります。ただ、それでは私が寝られないので、子どもたちが眠りについたころにそれぞれの布団に運びます。しかし、なぜか30分もすればすぐに皆、真ん中のママ布団に集合しますが…(苦笑)。最近は子どもたちと一緒に寝落ちパターンが常なので、基本的に寝かしつけたポジション=朝までのポジションとなります。娘は地震が来ても起きないタイプなので、転がってきたところで多少転がし返しても大丈夫なのですが、息子は神経質タイプなので、少しでも触れようものならすぐに覚醒してしまいます。なので、子どもたちの隙間を縫って、無理な姿勢で寝るのが常です。寝違えは日常茶飯事で、起きても疲れが取れない日々が続いていました。そこである日、「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみたのです。■「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみた「今日だけはくっつきねんねをしないで寝かせて!」そう思っていたのですが…。■かわいい子どもたちの反応に、揺らぐココロ子どもたちのいじらしさに負けて、今日もくっついてねんねが止められません。体はつらいですが、いつかは嫌でも離れていってしまう子どもたち。将来一人のベッドでのびのび寝ながら、今の幸せな気持ちを思い出せるように、向こうからくっついてきてくれる今は、思う存分ぎゅうぎゅうくっついてねんねしようと思っています。もちろん、自分の体のケアも忘れずに…。
2017年09月08日こんにちは。tomekkoです。夏休みはいかがお過ごしでしたか? あっという間に8月も終盤ですね。とはいえまだまだ当分暑さは続きそう。今日はそんな夏の夜のちょっと怖い(?)体験をお伝えしようと思います。■これはもしや…!? ある夏の夜の怖い話え、全然怖くない? 淳二下手すぎ?いや〜霊体験とかしたことのないワタシにしてみたら、おなかにどおんどおんと打ち付ける衝撃、動きたくても動けない(だって12キロが乗ってるから)金縛り状態はかーなーりー怖かったです。目を開けるとクスクス笑いながら人の腹の上でバインバインしてる次男に、ホッとしたような、ゾッとしたような(笑)育児あるあるというか、夏の夜あるあるというか、親も子もなんとなく眠りが浅かったり寝苦しかったりして、ちょっと疲れが取れにくいよねー、というお話でした。本当によく寝る兄弟で、生後3ヶ月からほとんど夜間起きることのなかった次男ですら、さすがにこんな風に寝ぼけたり喉が渇いて起きてくるようになったので、ちょっとワタシも寝不足気味。授乳していた頃は当たり前だった3時間おきの睡眠サイクルも、しばらくやらないとつらくなっちゃうもんですね。毎日授乳や夜泣きで睡眠不足のママたち、本当にお疲れさまです!さて、夏の睡眠という点では、もう一つ男子ならではのあるあるが。■夏の休日の男子あるある平日は起こしても起こしてもなかなか起きてくれないのに、休日に限って早起き。これ育児あるあるですね。さらに男子は、夏の休日の朝は昨晩仕掛けに行ったカブトムシ・クワガタムシを捕るための罠を確認しに行くミッションで、自主的に早く起きてくるのです。あ、これ男子というか田舎あるあるですかね?我が家は山沿いにあるので、別にわざわざ仕掛けなくても自らやってきてくれるんですが、長男が欲しいノコギリクワガタのオスやカブトムシのオスに限っては、本人たちが慎重なのかそれとも見つけ次第持ってかれちゃうからなのか、全然見つけられないのです。それで今年は夫と長男が毎週末研究に研究を重ね、今度こそと強力な罠(発酵させたバナナなどの餌)を近所のクヌギの木に仕掛けに行くのですが、翌朝頑張って早起きして意気揚々と繰り出すも、空の虫かごをぶら下げて肩を落として帰ってきます。どうやら、虫より賢いリスさんに中身だけがっさり持ち去られている様子(笑)そして成果が得られないまま、「まあ、もういいかな…」と飽き始めている長男に対し「次はもっと良い罠を作ろうな!」と意地になっていく父ちゃん…。男のロマンもそろそろ潮時な、そんな夏の終わりにひぐらしの声を聴きながら冷ややかに見つめる母なのでした。
2017年08月29日2人育児、同時にいろいろなことが起こります。これは二太郎がまだ新生児、私も二児の母にデビューしたての頃のこと…。イチコのときはありえなかった、トイレ内授乳!2人目、そらたくましくもなりますね。こちらは最近のこと。同時にこんなことが起きました。2人とも同時にギャン泣きパニック! その激しいこと。もはや感動レベル。家の中だったのもあり、もう早く泣き止ませるなんて意識が吹っ飛びました。とりあえずこの惨状を動画に撮り、旦那と実家族に送り…。そして大事に取っておいて、いつか2人の結婚式で流してやろうと思ってます。ふふふ!
2017年08月28日こんにちは。tomekkoです。2〜3歳頃の子の親には試練の夏が来ましたね。そう、トイレトレーニング(略してトイトレ)に最適な時期!我が家は現在次男がまだ1歳台なので今年はスルーできそうですが、長男が2歳の頃はまだ会社勤めをしていたので、この時期ほんっとうに大変でした。今思い出しても涙が…いや、意外と過ぎてしまうと笑えてしまうネタが満載です。その頃はまだ絵日記を描いていなかったんですが、描いておけば良かったなぁ、と悔やまれる出来事があるので、せっかくだしここで披露させてください。(笑)もちろんこの後半狂乱で掃除し、洗えないラグに必死にエタノールを吹き付け、囲いを作って数日の間立ち入り禁止エリアとなりました…。しばらくトラウマだったし、その辺りにゴロンなんてしようもんならすっ飛んで行って抱き上げていたものです。18時過ぎに家に帰ってご飯にお風呂の準備…、そして20時台にはどうにか布団に入れなくては!! というバタバタの中、コレは本当に辛かった…。でもそれを翌朝の電車の中で思い出しながら、当時は文章でSNSに投稿していると、込み上げてくるのはなぜか笑いでした。育児の大変さって、こうして自分の中で笑いに変えることで昇華して、どうにかこうにかまた今日も頑張れるんですよね。そして周囲の反応にも、たくさん救われました。ただでさえ会社初の育休復帰社員として1人だけ時短で、自分主催の会議でも途中退席当たり前。いつも大事な時にはいない人になってしまうことへの申し訳なさに苛まれている中、当時の同僚にとってはあまり縁の無い子どものトラブルは迷惑でしか無いと思い込んでいたワタシ。でもこれが案外ちょっとしたエンターテインメントになっていたようで、育児のドタバタが会社での笑いのタネになっていたのはワタシとしてはかなり救いでした。今思えば「子どもが羽毛布団におねしょしたので遅れました」なんて遅刻理由、「向かい風が強かったので」レベルな気もしますが、それを笑って許してくれる上司や同僚には感謝してもしきれません。おうちでトイトレ三昧を経験するママも、わずかなおうち時間をおもらし処理に追われるママも、どちらも大変。でもきっと今この瞬間も、どこかの家で同じように叫んでいるママがいると思えば、ちょっとは気楽になれますね。この夏、我が家のトイトレ伝説を打ち立てるママたちへ、心からエールを送ります。
2017年08月15日イチコと二太郎のW予防接種。イチコは注射が大嫌い!事前に予防接種の大切さを伝えるも、全く心に響かず拒否拒否拒否! でした。でも予防接種は打たないといけない! そして二太郎も予防接種があるので、二太郎を抱っこした状態で何とかしないといけない!ママ友にも相談し、どうするか考えました。食い意地の張っているイチコ…。ケーキのおかげで行くところまでは了承を得ました。よしよし。さて当日…。こんな感じで何とかなりました。イチコの注射の間、二太郎は抱っこひもの中でイチコにつぶされていました。そして私がイチコを抱っこしていたため、二太郎は看護師さんに抱っこされ予防接種を終えました。たくましく生きて、第二子!病院の後はもちろんケーキ。イチコ、めっちゃええ顔で食べていましたが、イチコは知らない…来月も打つことを!私も今から憂鬱(ゆううつ)ですが、がんばります…。
2017年08月14日こんにちは、はじめまして。ぺぷりと申します。ありがたいことに、今回からウーマンエキサイトさんにて連載をさせていただけることになりました。どうぞよろしくお願いします。今回は第一回目ということで、我が家のメンバーをご紹介します。育児はとても大変ですが、それ以上の幸せをもたらしてくれます。でも、そんな日々の小さな幸せは、忙しい日々の中で忘れてしまいがち…。そんな、子どもとの「忘れたくない思い出」を、ここに書き記せたらなと思っています。今後もどうぞよろしくお願いします。
2017年08月04日はじめまして。tomekkoと申します。5歳の長男と、1歳4か月になる次男の母をしているアラフォーです。昔からのワタシを知っている人からは「男子2人の母ちゃんやってるなんて考えられない!」と言われるほど、インドアで男子っぽい世界に全くご縁のない人生を送ってきました。幸か不幸かそんな母に似て、おっとりマイペースな長男のおかげで、さほど男子あるあるを体験せずに過ごしてきましたが…今ようやく、もっちりなくせに活発な次男に翻弄され、体力を奪われる毎日を過ごしております。そんな我が家の様子を昨年から毎日手帳に絵日記を描いて、Instagramで公開していたところ、たくさんの共感の声をいただけるようになりました。そしてこの度、ご縁があってウーマンエキサイトで連載をさせていただくことに!今はフリーのライター・イラストレーターとして在宅を中心に活動しているのですが、以前は産休・育休から復帰して、結構バリバリなワーママをしていた期間もあります。そんなワーママ時代の苦労や、現在進行中の男子2人育児あるあるなどを描いていきたいと思っています。そしてこちらでは、ほとんど描いたことがない(汗)4コマ漫画にも挑戦させていただきます。家事・育児・お仕事の合間にのぞいていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
2017年08月01日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。幽霊よりも何よりも夏休みが怖いです(白目)■「俺の暮らしに子どもが参加してきた」スタンスの夫世の中にはイクメンとか家事男とかなるハイスペック機能搭載夫が存在するらしいですね。残念ながら我が家の場合は、並み。ごく並の夫です。ノーマルハズバンド(英語にすな)。うちの夫。子どものことは並に愛してはいるけれど、子どもが生きがいとか、子どもが中心とかそんなことはなくて、あくまで俺の暮らしに途中から子どもが参加してきたというスタンス。子どもを産んでがらりと生活が変わった私とは違って、彼の生活はゆっくり変わってきました。そのせいか、いまだにこんな調子。■その1. 子どもの友だちの名前をいっこうに覚えない子どもの話をしてても、そもそも、どこの誰かが通じない!!子どもの友だちの名前をまっっったく覚えないので、いちいちどこの誰かを説明するところから始めないといけないんです!(イラっ)私:「いや、しゅう君っていっつも遊んでる近所の子じゃん。あなたも前一緒に遊んでたじゃん」夫:「あ? あぁ。あの子。しゅう君って言うのか」って、おいおいおい。しゅう君、初登場じゃないし! しょっちゅう出てくるキャラだし!!いい加減覚えてよ!! 何回聞くねん!!近所に住んでる友だちでこの調子なので、一昔前の友だちの話とかになるともう壊滅状態もいいところ。その子の事のみならず、私がどこでどういう経緯で出会った、どういうお友だちかっていうところからいちいち説明しないといけなくなるので、(そこまで話さないと夫の記憶の中で「あ、はいはい、あの子か」ってつながらない)これ、地味にイラっとするんですわ。いちいち話の腰折れるんです。私つながりの友だちのみならず、自分の友だちについても子どもの名前となるとまっったく覚えておらず、私が「○○さんちの△ちゃんがさ」って話しても、夫:「そんな名前やったっけ?」とか言ってきます。そんな名前だよっ! チッ!!私:「そんなに人の名前覚えられなくてどうやって仕事してんの?大丈夫!?」って聞いたら、夫:「仕事の上では名前覚えるの得意。わりとすぐ覚えられるし、間違わない」だって!!(白目)こうなるともはや、子どもの名前は覚える気がないとしかいいようがない。彼の脳みそ、仕事のことでいっぱいで子ども関連が入れる余地がないんだと思います。■その2. わが子の言葉がいっこうに聞き取れないうちの三男、現在3歳4ヶ月なんです。おしゃべりが上手でわりと早い段階でペラペラしゃべれてました。こないだ私と夫が電話してて、途中で三男がパパと話したいっていうから電話代わったんです。三男はその日の出来事を夫に報告しました。そして、ひとしきり報告し終わったあと、再び私に電話をかわりました。そんな夫の第一声。え。嘘やん。いまだに!? いまだにわからんのか!?えーーーーーー!!!!夫と子どもたち。常日頃一緒にいる時間が少ないから休みの日とかになると、長男、次男と小さいうちは何を言ってるのか夫には聞き取れない&聞き取れても意味がわからないことが多くて、そのたびに私は間に入って訳してきたんです。 通訳すること約7年。がしかし、現在の三男。さすがにわかるでしょ!?私には、こんなにも…!! こんなにもくっきりハッキリしゃっきりと聞き取れるのに、まだ夫には通じないんですね!!(衝撃)これ、何なんでしょうね?母親の私にはめっっちゃくちゃハッキリと聞こえるのに、父親の夫にはよく聞き取れないみたいで、たまに会話全然噛み合ってなくて、端から聞いてると訳わからんやり取りになってることありました。最近はさすがにこんなことは減ってきたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、まだダメなことが判明して驚きました。私からしたらどこが聞き取れないのかすらもわからないのですが、夫からしたらまだよくわからないそうです。その3. 自分の子どもたちなのに区別がつかない夫からしたら電話でしゃべってても声だけでは、次男なのか三男なのかが区別がつかないそうです。明らかに三男がしゃべってるのに、「あれ?いまの次男じゃなかった?」とか言ってくるので大丈夫かなって思います(こら)。そして、声だけでなく昔の写真を整理しても、夫がみると、 長男なのか三男なのかが見分けがつかないみたいです。自分の子なのに。見分けつかない…洗濯をたたんでも、次男の服なのか三男の服なのか区別がつけられず、どーーーーー考えてもサイズ的に次男の服なのは明らかなのに、本気で三男のものと混乱してるので、あまりの様に笑えます。子どもが中心の生活の私と、仕事が中心の生活の夫とでは、脳みその使う場所がちがうとしか思えません。うん。そういうことにしておきましょう。そんな彼でもゆっくりと数年遅れで成長してきているので、この調子でいけば子どもたちが成人するころには追いつくんじゃないでしょうか。(そのころには老化が始まっとるわ)
2017年07月27日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3・次男年長・三男年少の3兄弟の母です。毎日大変ですが、辛いことこそ笑いに変えて頑張ってます(白目)!!■「ママと赤ちゃん」が集まる空間は独特長男の子育てが少し軌道に乗ってきた頃(6か月ぐらい)、子育て支援センターに遊びに行くことにしました。長男は11月生まれでしたので、寒い時期を家で引きこもって子育てし、あたたかくなった頃にようやく下界へ出始めたんですね。転勤先で出産・子育てし知り合いも友人もまったくいない環境で、私と長男二人だけの生活をするよりも、他の赤ちゃんと触れあえる場所に行ったほうがこの子のためにもいいんじゃないかと思ったのです。とうわけでさっそく出向いてみました。私自身、その場限りの人間関係を適当に乗りこなすのは苦にならない性格なので、見知らぬ人たちが集まる子育て支援センターに出向くのは、それほど敷居は高いことではありませんでした。が、「ママと赤ちゃん」が集まる空間というのは一種独特のものがあるということを、私はこの時初めて知ったのです。個人対個人ではなく、間に「赤ちゃん」という存在を挟むため、妙な距離感というか、緊張感というか手探り感があるんです。 特に第一子、初めての子育ての私にとっては、ママの世界における「流儀」をいろいろと学んだ場所でした。■その1. ひとこと目は「何か月ですか?」これ、ママになって覚えた挨拶です。最初、みんながみんなこうやって声をかけてきてくれるので驚きました。私、こんな風に会話を始めるだなんて知りませんでした。赤ちゃん時代のママにとっての挨拶は、「こんにちは」とか「おはようございます」じゃないんです。「何か月ですかぁ~?」なんです。「何か月ですか?」「あ、6か月です~」「じゃぁ同級生ですね~」「何か月ですか?」と聞き返すことも忘れずに。息子生後6か月。新米ママの私がママ界の挨拶を覚えた瞬間です(決して否定的な意味で言っているのではありませんよ。何か月ですか? と声をかけるだけで知らないママにも話しかける取っ掛かりができる魔法の挨拶だと思います)。■その2. 男の子か女の子かわからない場合は、とりあえず「女の子ですか?」これ、あるあるですね(汗)。赤ちゃん時代は基本顔だけ見て性別を判断できない場合がほとんどですしね、髪の毛も全然生えてませんからね(笑)。服の色で分かりやすくしておいてくれると助かるのですが、あやふやな場合は「女の子ですか?」男の子であったとしたら「かわいいからてっきり…!」とごまかすと、角がたたないということを学びました。■その3. 「人のもの取っちゃダメ」そして、今回は長男0歳代の時のお話ですので、0歳をメインにお話しておりますが、0歳代の赤ちゃんって自分の「さわってみたいなあ」「なめてみたいなあ」「どんな感触かなぁ」っていう欲求だけで遊びます。それが先に誰かが使っていたとか、自分のおもちゃじゃないとか、「順番を守る」や「誰の持ち物か」などといった定義は彼らにはまだ存在しません。ですが、その自由気ままな0歳代をお世話するママたちの世界にはこの定義が存在するものですから、非常にめんどくさいことになるんですね…。私、本音では、子育て支援センターという「みんなで使ってみんなで遊ぶ場所」に来ている以上、みんなで使ったらいいと思っています。取った取られたもいいっこなし。特に0歳の純粋でまっさらな赤ちゃんの世界に、大人の価値観を持ち込んで統制を取ろうとするのは好きではありません。ですが、大人の世界では建前というものが存在するのですね。長男がよその子が遊んでいる積み木に近寄っていったら、「こらこら、それ、○○くんが遊んでる積み木だよ~。勝手にとっちゃダメだよ~。貸してって言わないと~」とかなんとか言ったりして止めさせてました。貸してどころか、しゃべられすらしないのに(笑)。 まだバブバブですってば。本音では「それが気になったんだなぁ。ご自由にどうぞ~」って放っておきたいのですがそうもいかない。明らかに他のお母さんに「はーい。私、ちゃんと見てますよ~。しつけする意志ありますよ~」ってアピールをするために、「取っちゃダメよ~。じゅーんーばーん!」とかなんとか言ったりして。自分を自分で俯瞰(ふかん)して「滑稽だな」って思ってました。そして次に滑稽だなと思っていたのは、■その4. 取られるのはいいけど、取るのはダメ。よその子が長男の遊んでいたものを使おうとしたら「どうぞ。貸してあげなさい」って言うのに、長男がよその子が使っていたものを使おうとしたら、取っちゃダメよ! という。矛盾…。 男の子の世界ではプラレールでこの場面、しょっちゅうありましたね。レールをちょっと拝借したり、拝借されたり。本音では拝借しようがされようが子どもの世界だし、その先にとらないでよ! 貸してよ! って自己主張のぶつけ合いになったってそれはそれでいいじゃないかって思うのですが、親がそばにいるとそうもいきません。ぶつかり合う前にとにかく回避させなくちゃ…(汗)。いや、回避させないといけないんでしょうけどね…どこまで先回りするべきなのかわかんなくなるんですよね。なんのために来てんのかなって思う瞬間もありました。そして、0歳代から少し成長して、2歳とかになると今度はこの台詞。■その5. 「他の子が真似するといけないからやめなさい」はぁ…滑稽(笑)他の子が真似しようがそんなこと子どもからしたら知ったこっちゃない。きっと全然伝わらないと思います。けども、うちの子発信で余計なことを普及させてしまうと困るんです。はだしで遊びたいって言い出したら本音では「別にいいよ」って思うけど、よそのお母さんが「はだしダメダメ」とか言ってると、「あ、今うちがはだしになったら困らせちゃうかな」とか。気疲れ(笑)時おり、私は誰にむけて言い聞かせてるんだろうかって思う瞬間多々ありました。子どもにむけて言ってるんじゃなくて、向こう側の誰かに向けてしゃべってるんじゃないかと…。難しいんですけどね!「ルール」とか「マナー」っていう言葉があるのでね。しかし、やはり0歳代の赤ちゃんに教えようと思っても無理があるというかなんというか。0歳はネイチャーですから(笑)■ママ界をそつなくこなすには?一体こういうときはどうすればいいのか。 ママ界をそつなく歩くマニュアルが欲しい!! とさえ思っていました。私の理想としては、知らないママ同士でも、赤ちゃん同士のからみを、「やってるやってる(笑)」と笑い合えるぐらいの距離感がありがたかったんですが(たまにこういう方がいるとうれしかった)いろんな価値観、育て方をしているお母さんがいる場所なので、やっぱり極力、事前に回避、仲裁、統制を取るように努めました。そしてこの手の探りあいのようなものは、赤ちゃん時代に限らず、小学校に入るぐらいまでは続く世界という…。なんか…独特ですね(笑)ママの世界。パパだとこんなこと全然ないと思います(笑)
2017年07月13日最近、“叱らない育児”を実践している人が増えてきているようですが、その育て方には賛否ありますよね。テレビや書籍などでは「子どもを萎縮させない」「ママがストレスから解放される」などのメリットが謳われていますが、一方では「現実的じゃない」「ワガママに育つだけ」という意見も存在します。子育ての方法に正解はないので、各々の家庭が自由にやればいいだけの話ではありますが、実は“叱らない育児”によって被害を被っている人たちもいるのです。今回は、周囲のママたちに聞いた、“叱らない育児”を実践しているママ友にイラッとしたエピソードについてご紹介します。●(1)「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの」『私のママ友に子どもを全く叱らない人がいます。子どもが他の子のおもちゃを横取りしようが突き飛ばそうがずっとニコニコ。うちの子のおもちゃも横取りされたので、ママ友に「あれ、うちの子のおもちゃなんです」とやんわり言うと「そうなの?ちょっと貸しててね」と一言だけ。イライラ!ときた私は「普通、叱りません?」と聞くと「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの 」ですって!あまりのショックに何も言い返せませんでした。ちなみにこのママ友、自分の子が他の子に泣かされたらその子を烈火の如く怒ります』(37歳女性/4歳男児・3歳女児のママ)聞いているだけでイライラしてしまいそうなエピソード。この方のママ友は子どもが何をしようが全く叱らないのだそうです。出会った当初、あんまり叱らないので叱っている自分がおかしいのかと錯覚したほどだったとのこと。おそらくこういう人は自分の子どもを異常にかわいがっているか、あるいは単純に叱るのを面倒くさがっているかのどちらかですが、そのせいで被害を受けているこっちからしたらたまったもんじゃないですよね。このママ友は、自分の子どもが泣かされたらものすごく怒るとのことなので前者かと思いますが、こういうママにはなるべく近づかないようにしたいものです。●(2)「私は感情に任せて叱らないから」『うちの子の幼稚園にもそういうママ友がいます。その人の子どもは、言葉は悪いですがかなり陰湿な性格で、親の見ていない間に他の子を殴ったり蹴ったりします。他のママ友の間でも有名で、皆その子にイライラしていました。ある日私の子どもを階段から落とそうとしていたので「危ない!なんてことするの!」と激怒しました。するとママ友が飛んできて、「ちょっと大げさじゃない?うちの子怯えてるじゃない」と睨まれました。へたしたら命に関わる行動だったため、「大げさ?じゃああなたの子どもに同じことさせる?」とついキレてしまったら、「あなたみたいな人をモンペって言うのよ 」と言われました。そして「私は感情に任せて子どもを叱らないから」と結局子どもを叱らずにどこかへ行ってしまいました。叱らない育児……絶対間違ってる!』(32歳女性/4歳男児のママ)これはビックリなエピソードですね。子どもが命に関わるような行動を取った場合には叱るのが普通だと思いますが、それを「モンペ」呼ばわりし、ついには子どもを全く叱らなかったこのママ友はすごい神経の持ち主ですね。子どもを頭ごなしに叱ったり人格を否定したりすることは避けたほうがいいですが、叱るべきところで叱ってあげないと、子どもは成長しません。よく“叱らない育児”を“しつけない育児”と勘違いしている人がいますが、このママ友はまさにその典型と言えるかもしれません。●(3)「お風呂で言っておくから」『学生時代から友達のママ友がそういう感じです。ママ友自体はとても優しくて気さくな性格なんですけど、子どもを叱りません。たとえば、図書館で子どもが暴れ回っていても、叱らずに困ったような表情でその子の後をついていくだけです。そのせいか、子どもはすごいワガママで、私の子どもにしょっちゅうイタズラをします。そういうとき、ママ友は決まって「ごめんね。お風呂で言っておくから」と言ってきます。このママ友は子どもを叱らない代わりに、お風呂の時間に“その日のいけない行動”を優しく諭してあげるのだそう。いや、その場で叱らないと意味なくない? と思うのですが、仲が良い分我慢してしまいます』(36歳女性/5歳女児・1歳男児のママ)本人はいい人なのに、子どもがワガママで叱らない育児をしている人って対応に困りますよね。ママ自身も「何が悪いの?」と開き直っているような人ならこちらも怒れますが、普段から仲が良かったり、本人がものすごく申し訳なさそうにしていたりしているとなかなか怒れないものです。「他人の子育てには口を出さない」と自分を説得しながらも、モヤモヤした状態で付き合っていくことになります。●叱らない育児を実践するママ友への対処法子どもが他人に迷惑をかけても全く叱らないママ友に遭遇したとき、そのように対処すればいいのでしょうか。まず最善策として挙げられるのは“近づかない”こと。教育方針が大きく異なっている以上、一緒にいてもストレスを感じてしまうだけです。なるべく接点を減らす ようにしましょう。とはいえ、状況によっては接点を減らせないこともあると思います。そんなときは、自分の教育方針を明確にしておくといいです。子どもが意地悪されたら、他人の子どもでもきちんと叱り、ママ友に文句を言われたら「うちはこういうとき叱るので」と毅然としておくのです。“叱らない育児”をしている人の中には、相手を選ぶタイプの人もいます。「この人は子どもが悪さしても怒らないから謝らない」「この人はすぐ怒るから謝っておこう」という風に。毅然とした態度で接していることで、すぐに謝ってくれるようになることもあります。また、これはオススメはしませんが、人によっては“同じことをやり返す”こともあるようです。子どもがそのママ友の子どもに何かしても、叱らないのです。そうすることでママ友に“叱らない育児の弊害”について体感させてあげることができます。ただ、場合によっては直接対決になってしまうこともあるので注意が必要です。----------いかがでしたか?叱らない育児は“まったくしつけない育児”ではありません。しかし、そこを勘違いしてしまっている人は少なくないようです。自分もそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月09日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。「大変なことこそ笑いに変えて」をモットーに日々子育てに奮闘しています。■わが子には「やりたい習い事」がない!?みなさん、子どもの習い事ってどうしてますか?私自身は、自分でやりたい習い事を決めて、自分で「やりたい!」と言って通わせてもらった幼少期でした。私が通ったのはエレクトーン、ピアノ、習字、そろばん。どれもそこそこ習って中学生頃でやめてしまったのですが、今になってみたらこういった勉強以外の教養が役に立つ場面が多々あります。その経験があるので、自分の子どもにも習い事はさせてあげたいなって思っていました。子どもが「これやりたい!」っていうものがあればどんどん応援しようって思っていました。がしか~~~し、待てど暮らせどうちの息子たち、「これがやりたい!」って言ってきません。3人もいるのだから誰か一人ぐらいは言ってくるかなーと思ったんですが誰も言ってきません(あ、あれ?)別にいいんですよ。別にいいんですけど周囲を見渡してみれば3歳頃になると何かしら習い事始めたりするんですよね。そして、「え…うちも何かやったほうがいいのかな。」って急に焦り始めるんです。えぇ、もちろん私も流れに乗って習い事を探したましたとも。私、実は憧れがあるんです(恥)■母の憧れ、「ピアノ男子」みなさんも「子どもが産まれたらこれを習わせたい」って夢見ることありませんか?私の場合、なにか楽器をやらせたかったんですよね。特にピアノが弾ける男子!!ピアノ男子に憧れてうちの息子にも習わせたいなぁって思ってました(広く言えば楽器ならバイオリンでも太鼓でもなんでもいいです)。楽譜が読める、ピアノが弾けるって結構役に立つんですよね。私自身、保育士試験や幼稚園の行事で役にたちましたし、耳で聞いただけで音程を取れるのも結構役に立ちます。「これ、知ってる?」って即興でリコーダー吹けたりしますから(あ、役に立つレベルが低いって? 汗)そこでわが子をピアノ男子に育てるためには、まずは親である私がピアノを楽しそうに弾けばいいんじゃないかと思ったんですね。親が楽しむ姿を見せて子どもの関心をひこうと一時期ピアノを弾きまくっていました。がしか~~し、弾けども弾けども誰も寄ってこない!え。嘘やん。見てぇぇぇ!! 今、めっちゃママピアノ弾いてるよ~~~! ほらほら弾いてますよーー!!しーーーーーーん(無視)え・・・誰も興味なしー!!! カァカァ。こうなったらしょうがないと全員に直接「ピアノやってみない!?」と聞き、超絶技巧の動画を見せては「これ、格好いいと思わない!?」と聞きまくり、最終的には「ピアノ習おうよぉ~~」と懇願しましたが、3人:「べつに」「やだ」「やらない」カーーーーン!!!!息子が3人もいるのに…誰一人…ピアノ男子への夢…叶わず。ちーん。続いて、私がさせてみたかったのが「道」のつく競技。■男の中の男! 「柔道」なかでも柔道がさせてみたかったんですね。格好よくないですか!? ビターン! って倒してご飯モリモリモリィー! おかわりーーー!!! みたいな。(はあ?)男の中の男! って感じがして、うん、良いではないか!男たるもの柔道じゃ。と思い、さっそく道場に連れて行ったのですが、え。何しに来たん、これ。師匠が「おいで」と言っても、「なかなか良い体格じゃな」と言っても、「やらない」「やらない」の一点張り。一歩も畳の上に踏み入れず、ひたすら私の影に隠れて終わっただけでした。もぉぉぉ~~~!!(笑)親がやらせてみたい習い事をことごとく拒否する息子!理想どおりにはいきませんね~~(汗)■親が「レールを敷く」のは難しい…字が汚すぎるので書道に通わせようと思っても、断固拒否。スイミングスクールも一回連れていったことあるけど断固拒否。そろばんも私がお願いして通ってもらったけど一瞬でやめちゃいました。野球やサッカーなどもってのほか。ダンスもないない。なんやこれ。無気力か。長男があれいやこれいや言うもんで、次男も三男もそういうもんだと思って「これが習いたい」って一切言ってきません。私なんてやりたい習い事が多くて困ったぐらいなのに、自分の子どもが自分と違いすぎてとまどいます(これ、習い事に限らずよくあります。自分の子どもながら3人とも自分と違いすぎて、わが子というより、他人みたいな感じで不思議な感覚です)。他のお母さんたちが「うちはあれもやりたい、これもやりたいで絞らせるのが大変よ」なんて事をおっしゃっているのを聞くと、うらやましく思います。なかなか思ったようにはいかないですね(汗)親がレールを敷くって私にとっては逆にすごく難しい。でも、きっと息子が「やりたくない」っていう理由もあると思うんです。■無理やりやらせても続かない長男の場合は、ママと離れたくないとか(ほんっっとーーにヘタレ!!)みんなが出来るようになってるところに一人だけ出来ないまま入っていくのが嫌だとか。次男の場合は、そもそも話が面白くないとか、一人で行くのが嫌とか。三男は…なんとなく嫌なんだと思います(笑)本人たちがやりたくない理由をしっかり持ってる以上無理やりやらせることはできませんし、やったとしても長続きしないのは経験上よーくわかりました。習い事って「やりたい!」「うまくなりたい!」っていう意志がないと習っててもあんまり意味がありません。ですので、彼らが「これやりたい!」と言ってくるのをいまかいまかと待っているのですが、果たして来るのでしょうか。もうこのまま来ないかもしれません(笑)あーーあ。私の憧れのピアノ男子ぃ…誰か一人だけでもやってほしかったな…。(まだ言うか)ちなみにですが、私が親になってみてから自分の親に感謝したことは…やめたいって言った時にすぐやめさせてくれたことです。■一度始めたら最後までやらせるべき?これねぇ~、親になってわかりました。入るはよいよい、出るのは怖いんですよ。私、子どもが「やめたい」って言いだしたら「もうちょっと続けてみたら?」とか「せっかくここまで来たのに」とか口出ししちゃうと思うんですよね。実際止めたことありますし。でも、私自身はそれを言われた記憶がなくて、「やめたい」って言ったら母がすぐに「やめます~」って伝えに行ってくれました。お母さん、あのときはごめん!!(笑)しかも親になると、一度始めたものは最後までやり抜くべきだ! みたいなスポコン精神(?)が不安を煽るんですよね。簡単にやめてしまうような子では忍耐力が育たないんじゃないか~~みたいな。大丈夫!私、あちこちかじってどれも中途半端にしか成し得てないけれど、自分の好きなものはとことん頑張れる性格に育ってます。ちなみにうちの弟、意気地なしで体操教室入った瞬間速攻やめたんですが、現在普通に会社員してます(姉ながらに「もうやめんのかーい!! 大丈夫かこいつ」って思ってました 笑)まさに好きこそものの上手なれだと思います。うちの子たちにも早く「これが好き!」が見つかりますように!
2017年07月06日M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)は、ファッションブランドの「クロマット(chromat)」とのコラボレーションコレクションを2017年7月6日(木)より限定発売する。クロマットとコラボしたサマーメイク「クロマット」は、デザイナーのバッカ・マレシャンが手掛けるアメリカのファッションブランド。テクノロジーや人体構造に焦点を当てた独自のデザインを提案しており、ビヨンセやリタ・オラといった有名アーティストも愛用している。「クロマット」とのコラボレーションからは、リップスティック、スモール アイシャドウなど全6品が登場。ブルーを基調としたパッケージには、「クロマット」の人気アイテム・コルセットを想起させるような波模様が描かれていて、近未来的な仕上がりだ。アクアブルーのリップスティックで”近未来フェイス”に唇に潤いを与えながら、華やかに発色する「リップスティック」からは、2色の限定色がラインナップ。目の冴えるようなアクアブルーとキャンディレッドが店頭に並ぶ。6色のスモール アイシャドウを詰め込んだ限定パレット優れた発色で色持ちのよい「スモール アイシャドウ」は、6色詰まった限定パレットでの展開。「リップスティック」とお揃いのアクアブルー、キャンディレッドの2色に加えて、ブレンディングが楽しくなるメタリックシルバーや、グリーンパール入りのブラウンブルーなどが揃っている。ブルーグリッターで印象的な目元により華やかなシーンでは「リフレクツ グリッター」で、目元にラメを添えて。アイシャドウ、リップスティックと揃えて使えるブルーカラーの限定色が登場する。【アイテム詳細】M·A·C×クロマット発売日:2017年7月6日(木)限定発売・リップスティック 限定2色 各3,200円+税・スモール アイシャドウ×6 5,700円+税・ブロ ロングウェア フルイッドライン 3,000円+税・テクナコール 2,800円+税・ズーム ラッシュ 2,600円+税・リフレクツ グリッター 3,600円+税【問い合わせ先】M·A·CTEL:03-5251-3541
2017年06月29日子育てマンガといえば、ママ目線のものは多くありますが、最近気になっているのが、パパ目線で描かれている個性派のマンガ。なかなか知ることができないパパの喜びや苦悩、不安をゆるくて楽しいイラストでTwitterやWebサイトなどで描いている、2人のパパを紹介します。シュールなイラストがインパクト! あおむろひろゆきさん1人目は、あおむろひろゆきさん。大阪在住で、3歳と6ヵ月のお子さんのパパです。Twitterで、お子さんの成長や遊び、パパ友作りにパパの悩み、ご自身の個性的なファッションや音楽活動などについて、ユーモアとシュールさたっぷりに綴っています。 なんといっても、ゆるくてかわいらしい、一度見たら忘れられないイラストがインパクト大。オチもシュールで、読んでいて、いつも吹き出してしまいます。またご自身が作るオリジナルのおもちゃや画像コラージュも、かなりぶっ飛んでいておもしろいので、チェックしてみてください。4月に最新本『新米おとうちゃんと小さな怪獣』(KKベストセラーズ)を出版したばかりで、こちらもおすすめです。夫婦のやり取りがおもしろく、トレンド感たっぷり! 小山健さんもう1人は、小山健さん。あおむろさんのTwitterを通じて知った小山さんも、4ヵ月の娘さんのパパです。娘さんの子育てを通して初めて知ったことや、奥さんである「さち子」さんとの育児や普段のやり取りがおもしろく、読むといつも癒されます。マンガはTwitterや「webasta」の連載マンガ「お父さんクエスト」で読むことができます。 小山さんのイラストは、ゆるさに加えてトレンド感があって軽快。おしゃれなイラストが、今っぽいネタにもフィットしていて、マンガのみならずイラストレーターとしても活躍されています。また、小山さん自身がたまにつぶやく、女性への尊敬や愛情をこめたつぶやきが独特で、つい笑ってしまいます。子育てとは違いますが、小山さんが「オモコロ」で連載しているマンガ「ツキイチ!生理ちゃん」では、主人公の女性に毎月生理がやってくるエピソードを、現代的におもしろく、時には真面目に描いています。こちらもぜひチェックしてみてください。「子育てが大変なのはママだけ」「パパにも大変さを分かってほしいな」と思うことは、よくありますよね。でも、パパの気持ちを知ることも大事なこと。2人の楽しいパパマンガを読んで、ママが気づかない子育ての一面や楽しさ、パパの隠れた気持ちを知るきっかけにするのも良いかもしれません。もちろん、ただ笑って、リフレッシュするのにもおすすめですよ。◆あおむろひろゆき◆小山 健<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年06月12日「今日も夜泣きで寝不足」「離乳食がマンネリ…何つくろう?」と、子育ては悩んだり迷ったりの連続。かわいい我が子の成長を日々見守れるのは幸せな半面、大変なことも多いですよね。そんな風に疲れた時は、芸能人ママの育児ブログをチェック!芸能界で活躍しながら子育てにも奮闘するママタレントのブログには、同じような悩みや不安の声はもちろん、育児を楽しく乗り切るヒントがたくさんあります。そこで、おすすめブログをリストアップしてみました。子育て中のママ必見! ママタレントの育児ブログをご紹介。2014年以前に出産のママタレント滝沢眞規子出産日:2003年(長女) / 2007年(長男) / 2008年(次女) 滝沢眞規子オフィシャルブログ「MAKIKO'S DIARY」 ▼関連リンク梨花出産日:2011年11月18日(長男) RINKAオフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE」 ▼関連リンク寺島しのぶ出産日:2012年9月11日(長男) 寺島しのぶオフィシャルブログ「ほどほどに」 ▼関連リンクこの年代で特におすすめなのが、雑誌「VERY」の人気モデル滝沢眞規子さんのブログです。3人の子育てに奮闘しながらも、仕事や家事を上手に両立させている滝沢さん。メリハリのある育児を行うポイントや、旦那さまとの夫婦円満の秘訣などが満載。誰もが憧れる素敵リッチライフを覗くことができます。寺島しのぶさんのブログは、日々の何気ないできごとを記したほのぼの系。フランス人アートディレクターの旦那さま、ローランさんと息子まほろくんの写真もたくさんアップされています。2015年出産のママタレント虻川美穂子出産日:2015年2月3日(長男) 虻川美穂子オフィシャルブログ「はれ時々あぶ」 ▼関連リンク安めぐみ出産日:2015年3月17日(長女) 安めぐみオフィシャルブログ ▼関連リンク東原亜希出産日:2015年7月1日(第3・4子 双子の女児)2009年5月8日(長女) / 2010年11月26日(長男) 東原亜希オフィシャルブログ ▼関連リンクはしのえみ出産日:2015年10月16日(長女) はしのえみオフィシャルブログ ▼関連リンク眞鍋かをり出産日:2015年10月(長女) 眞鍋かをりオフィシャルブログ ▼関連リンク木下優樹菜出産日:2015年11月3日(次女)/ 2012年8月6日(長女) 木下優樹菜オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのイチオシは、人気お笑いコンビ「北陽」のあぶちゃんこと、虻川美穂子さんのほのぼの育児ブログ。妊娠~現在までの日々が綴られています。初めての子育てに対する不安があるなか、あぶちゃんらしく楽しみポイントを見つけてがんばっている様子が手に取るようにわかります。何とも微笑ましく、一緒に子育てしている気分になれるブログです。2016年出産のママタレント小森純出産日:2016年3月19日(次男)/ 2014年6月12日(長男) 小森純オフィシャルブログ ▼関連リンク西山茉希出産日:2016年4月11日(次女) / 2013年10月30日(長女) 西山茉希オフィシャルブログ ▼関連リンク三倉佳奈出産日:2016年4月28日(長男) / 2014年10月14日(長女) 三倉佳奈オフィシャルブログ「三倉さんちの次女ブログ」 ▼関連リンク安倍なつみ出産日:2016年7月26日(長男) 安倍なつみオフィシャルブログ ▼関連リンクhitomi出産日:2016年10月22日(次男)2008年12月23日(長女) / 2014年11月22日(長男) hitomiオフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク西方凌出産日:2016年11月29日(長女) 西方凌オフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク小原正子出産日:2016年11月30日(次男)/ 2015年3月19日(長男) 小原正子オフィシャルブログ「女前。」 ▼関連リンク大渕愛子出産日:2016年12月6日(次男)2015年3月26日(長男) 大渕愛子オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのおすすめは、お笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さんの育児ブログです。旦那さまは元メジャーリーガーのマック鈴木さんで、2人の男の子育児にドタバタの毎日。「女前。」というタイトル通り、まさにカッコイイ小原さん流の育児術が満載で、つい毎日チェックしたくなっちゃいますよ。2017年出産・妊娠中のママタレント福田萌出産日:2017年1月23日(長男)2013年7月29日(長女) 福田萌オフィシャルブログ「楽しいこといっぱい」 ▼関連リンク優木まおみ出産日:2017年1月26日(次女)2014年4月4日(長女) 優木まおみオフィシャルブログ ▼関連リンク山口もえ出産日:2007年6月18日(長女) / 2011年3月23日(長男)出産予定日:2017年初夏(第3子を妊娠中) 山口もえオフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代で注目したいのが、ママタレントとして大活躍の優木まおみさんのブログ。2人の愛娘とのお出かけや食事の様子、自身の私服を公開するなど、オシャレママのヒントがたくさん。参考にしたいオーガニックアイテムや子供服情報も頻繁にアップされており、飽きずに読めるおすすめ育児ブログです。育児ブログはママのサプリメント「この芸能人、出産時期がわたしと同じ!」と思うと、なんだかうれしくなりますよね。同じ時期に出産したママタレントのブログを見ると、育児の悩みやストレスを共感し合えて大きな励みになります。そして、オシャレで楽しい生活を垣間見られるだけでなく、自分では思いつかない解決策が見つかることも。「こう考えればいいんだ」「これやってみよう!」と、楽しく育児を乗り切るヒントをたくさんもらうことができます。日々の楽しみや疲れた時の心のサプリメントに、あなたのお気に入りブログを見つけてみては?
2017年05月16日人気ファッション誌「ViVi」で専属モデルを務めるemmaが、毎週金曜日放送中の笑福亭鶴瓶のプレミアムトーク番組「A-Studio」にて9代目アシスタントを務めることが決定。番組では3月24日放送の総集編をもって、昨年4月から8代目アシスタントを務めている女優・森川葵が番組を卒業し、31日放送回から新アシスタントとしてemmaさんがレギュラー出演する。2009年4月10日に、鶴瓶さんをMCに迎え始まったプレミアムトーク番組「A-Studio」。本番組は、MC自らが事前にゲストの家族、友人、知人などその人物像をよく知る関係者のところに足を運んでインタビュー取材を敢行。取材で得たゲストの情報を基に、スタジオでゲストと台本なしのトークを展開していく人気番組。今年2月3日放送分で400回を迎えた本番組は、今春4月からは放送9年目に突入する。そして今回、8代目アシスタント・森川さんに代わり9代目アシスタントを務めるのが、人気モデルのemmaさん。数多くのファッションショーにも参加し、インスタグラムのフォロワー数は約50万人と、今後さらなる活躍が期待されている注目の一人だ。TV番組へのレギュラー出演は、「A-Studio」が初めてとなるemmaさん。番組を見ていたという彼女は、出演決定に喜ぶその反面「これまでのアシスタントの方のように出来るのかな?TVの仕事の経験が全然ないのに大丈夫かな?という不安もありました」と胸中を明かす。しかし、「いまは新たな仕事、新たな自分にも出会ってみたかったので、本当に嬉しい気持ちです」とコメントしている。また、「収録前にはあまり緊張はなかったのですが、本番でセットの扉が開いた瞬間、一気に緊張して頭が真っ白になりました。でも本番前に鶴瓶さんからも『緊張なんてしなくていいんだよ。ただ楽しめばいいんだよ』って声をかけて頂いたので、純粋に楽しみました」と収録の感想も。さらに、「テレビはたくさんの方々に見ていただける場なので、もっと自分の存在を知っていただきたいと思いますし、いまはモデルを中心に活動をしていてファッションを好きな自信は誰よりもあるので、毎回の衣装にも注目して番組を見ていただけたらなと思います」と語った。「A-Studio」は毎週金曜日23時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月21日授乳期には「AカップがEカップになった!」というほどバストが大きくなったママもいることでしょう。でも授乳期間が過ぎると、バストは急激にサイズダウン。卒乳後にバストをキレイに保つためには、妊娠・授乳期からのケアが大切です!■ミルク育児ママも油断は禁物!?妊娠・出産を機に、女性ホルモンは大きく変化するといわれています。またバストのサイズ変化は、女性ホルモンが関係しているとか。授乳期には乳腺が非常に発達し、バストが大きくなることはめずらしくないのです。しかし授乳期間が過ぎれば乳腺組織は減少し、バストは急激にサイズダウンすることに。その結果、バストがたるんだりしぼんだりしてしまうことも多いのです。バストのサイズ変化は女性ホルモンが関係しているため、ミルク育児のママも油断は禁物。「ミルク育児だったのに、バストがしぼんだ!」といった言葉もよく聞かれます。■妊娠・授乳中からの行うケア方法肌のたるみを防ぐためには、水分を保つための保湿が重要! バストも顔のスキンケアと同じ。美しさをキープするためには、しっかりと保湿を心がけましょう。おなかまわりの妊娠線予防に気を配っていても、バストはつい油断しがち…という人もいるかもしれません。ボディクリームなどを用いて、妊娠中から産後までバストの保湿を忘れずに。母乳育児ママの場合、「クリームを塗った肌に赤ちゃんが触れるのが心配」という人もいるでしょう。そんな場合には、オーガニック成分のものや、赤ちゃんにも使える保湿剤を選ぶとよいでしょう。■バストの形を崩す大きな原因は?妊娠中から出産、授乳期は、バストのサイズが大きく変化します。それまで使用していたブラジャーが合わなくなっても、「少しの期間だから大丈夫だろう」と、そのまま使い続けていませんか?サイズの合わないブラジャーは、バストの形を崩れさせる大きな原因になります。少々面倒でも、バストのサイズが変わったら、その都度フィットするブラジャーを着用するようにしてください。また、夜寝るときにブラジャーをつけないと、バストの脂肪が外側に流れてしまい、垂れた“離れ胸”に。とくに母乳育児をしているママは夜中の授乳などで大変かもしれませんが、できるだけ夜用のブラジャーを使うようにしましょう。授乳中のママにも便利な夜用ブラジャーも販売されていますので、ぜひ探してみてください。■授乳の姿勢がバストをたるませる!?授乳するとき、赤ちゃんの顔をのぞき込むように前屈みの姿勢になるのはNG。血行を悪化させバストの形が崩れやすくなるうえ、腰痛の原因にもなってしまいます。母乳、ミルクにかかわらず、授乳時は背骨をまっすぐ保つようにしましょう。赤ちゃんの位置がうまく合わない場合は、授乳クッションなどを使うと便利です。座るときは骨盤が床に対して垂直になるように意識してくださいね。妊娠・授乳期のちょっとした心がけが、その後のバストに大きく影響するかも。卒乳後もキレイなバストをキープするために、今からしっかりとケアをしておきたいですね。
2017年03月04日同じ材料、味付けなのに、盛り付けや食器、食べる場所を変えたりするだけでも、食べてくれることがありますが、毎食ちゃんと食べてくれないと、私もイライラしてきます。食にあまり興味がないのか、なかなか食事が進まない日々を過ごしているわが家ですが、そんな中、私が実践しているわが子への食事対応をご紹介したいと思います。 同じ材料でも器を変えただけで変化が!ある日の夕食でチキンライスを出したときのこと。チキンライスをお皿に入れただけでは、まったく食べてくれなかった娘。そのため、それでは困ると、大好きなキャラクターの型に入れて再び目の前に出してみると、飛びつくように食べ始め、すべて完食していました! 同じ材料、味付けなのに、型に入れるだけで食欲が出てくるとは驚きでした。また、野菜なども型抜きをしたほうが喜んで食べてくれたりと、普段はあまり盛り付けなどにこだわっていなかったので、私にとってはとても意外だった出来事でした。 食べる場所を変えると、気分も変わって…子どもと一緒にある日お皿を買いに行った日のことです。夕食のとき、子どもが選んだお皿に食事を盛り付けると、「自分で選んだ食器だから」とうれしそうに食べていました。 また、お昼ごはんはお弁当箱につめて公園やベランダで食べたり、寒い冬はリビングにレジャーシートを敷いたりするだけでも、いつもよりほんの少し食べる気持ちが盛り上げることができたと思います。場所を変えるだけで娘の気分も変わるようで、定期的に取り入れていきたいなと思いました。 自分自身の気持ちの余裕を持つために取り組んだこといろいろと試行錯誤をしながら食事に関して取り組んでいますが、やはり食事は毎食のことなので、負担が大きいのが現状です。そのため、毎食食べてくれないと、ついイライラしてしまいます。しかし、そこで私が子どもを怒り、子どもが泣くことはあっても、だからと言って決して食べるようにはなりません。そこで私は、そんなとき自分の気持ちを落ち着けるために歌を歌うことにしました。 「パクパクモグモグ、あーおいしい♪」など適当な歌ですが、子どもも気分が少し変わるのか、ひと口、ふた口と食べてくれることがあります。また、時々パパやお姉ちゃんがアーンして食べさせてあげると、素直に食べてくれることもあります。 1歳半健診のとき、栄養士さんから「一生食べないわけではないから、あまり思いつめないでね」と言われました。頭でわかっているものの、やはりもぐもぐとたくさん食べてくれるほうがうれしいです。早くそんな日が来ることを楽しみにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師松田玲子イラストレーター/まっふ村上八重美
2017年01月29日「親が『しない』ことで、子どもは『できる』ようになる」と話すのは、テレビ『情熱大陸』でも紹介されたことがある「 花まる学習会 」代表の高濱正伸さん。ママが、「しない」なんて許されるの!? 育児まっただ中のママたちも、「育児の『不要なもの』を捨てること」について、ちょっと立ち止まって一緒に考えてみませんか? ■「してあげられない」ことを責める必要はなし「そもそも、ママたちは、『子どもにいろいろとしてあげたい。でも、それをしてあげられない私はダメ』。そんな風に感じる生きものなんです。でも、パーフェクトなママでいられないからって、自分を責める必要はまったくないんですよ」と、高濱さんはいう。そうアドバイスされたからといって「なるほど!」と、すんなりとは思えないのもママ心。「むしろ、なんでもかんでも親が整えてあげることで、子どもの成長を妨げてしまうことだってあります。ですから、今回は、あえて『しない』という選択をすることで、伸ばせる力について考えてみましょう」(高濱さん)■「しない」という選択「しない」ということで伸ばせる力なんて、本当にあるのだろうか。!? 「子育ての中で、『しない』を選択することによってママの時間的負担や、『してあげられていない…』と自分を責めていた気持ちの負担を取り除くことができますよ」(高濱さん)大切なのは、ママの気持ちが軽くなり、笑顔が増えること。そのニコニコオーラは、必ず子どもにも伝わる。「笑顔がすてきな子どもは、魅力的に育ち、将来自分の力でメシが食えるようになるでしょう」(高濱さん)つまり、「将来、自分の力でメシが食えるようになる子ども」を育てるためには、ママの気持ちが軽くなることが、とても大切なことなのだ。■「しない子育て」と「してはいけない子育て」ここでとても難しいのは、「しない子育て」と「してはいけない子育て」の線引き。たとえば、「しない」の一例として、「集中して遊んでいる子どもの手を止めない」と、高濱さんがアドバイスをしたとする。すると、ママからこんな質問が出る。「生活リズムを整えるためには、集中して遊んでいる子の手を止めないといけません。早く寝かせるのと、遊ぶ手を止めないこと。どちらを優先すべきでしょうか?」と。子育ては、矛盾だらけだ。そこで真面目なママたちは、悩む。悩むことで苦しくなり、心に余裕がなくなって、子どもへの声かけもキツイものになってしまう。「大切なのは、『ここだけは譲れない』という基準を決めることです。そうすることで、何事も柔軟にとらえることができるようになり、心も少しは楽になるのではないでしょうか?」(高濱先生)。これからの連載では、『ここだけは譲れない』基準というものをどう考えていけばいいのか、そして「しない」子育てとはどのようなことなのかを紹介していきたい。■今回取材を受けてくださった高濱正伸さんの著書『 「しない」子育て」 (花まる学習会代表 高濱正伸/KKベストセラーズ)』(本体1,250円+税)●高濱正伸花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。 1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。算数オリンピック委員会理事。 保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30,000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。「情熱大陸」「カンブリア宮殿」など多数メディア出演もしている。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳なぞぺー』など、著書多数。2016年7月からニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカーとして活躍中。
2017年01月02日1歳~1歳半のころ、子どもが食べこぼしやなんでも手づかみ食べをするので、毎回離乳食の際はイライラしていました。そこで、離乳食期間の「手づかみ食べ」に疲れきっていたときに私が実践した、イライラ解消法をお伝えします。 手づかみでなぜ怒られるかわからない個人差はあれど、子どもが離乳食に慣れてくると始まる「手づかみ食べ」。スプーンやフォークを使って、食べる前段階と言われていますが、この時期の子どもにとっては、何が手づかみOKでNGなのかなんてわかりません。それなのに私は、食べこぼしやなんでも手づかみ食べすることにイライラ……。 ある日、「もう手づかみで食べたいなら、ぜーんぶ手づかみにしちゃえ!」と半ば開き直って「手づかみオンリー」のメニューにしてみました。すると、とってもうれしそうにもぐもぐ食べていました。こうしてわが家に「おてての日」ができました。 巻くだけ、乗せるだけ、並べるだけ! 手づかみメニューは、基本的におにぎりにコーンを乗せる、鮭を乗せる、刻んだ野菜を乗せるなど、極力簡単に作れる物にしました。おにぎりに具を入れずに乗せたのもそのためです。 飽きたらのり巻きにしてもいいし、おにぎりを食パンにしてもOK。見た目もきれいだし、小さいおにぎりやパンが並ぶことで、普段の食事との違いを感じることもできました。 「これはおてての日のごはんだっけ?」 手づかみメニューの日を作ってからは、普段の食事のときに「これは“おてての日”のごはんだっけ? どうすればいいかなぁ~?」と声かけすると、ハッとしたようにスプーンを握る日が増えてきました。 自分から「ぷーひ!(スプーンの日)」と言ってスプーンを握ってくれることもあり、少しずつ「手で食べてもいい」「食器を使って食べる」メニューの区別もついてきたようです。 初めて「おてての日」をおこなったとき、子どもがとてもうれしそうにしていて、私もラクチンで、イライラも減ったのでよかったです。 作画/Michika著者:中浦明子
2016年12月27日産後や育児中のママをサポートする団体やサロンが多く見られるようになった今、ママだけでなくパパも応援しよう!と活動しているママ団体がありました。子育てママ応援塾「ほっこり~の」。どんな様子なのかパパ講座に潜入取材!“ママを助けるため”のパパ講座ある日曜日、東京都北区十条の「ほっこり~の」店舗隣の自治会館で「パパのための料理講座」が開催されていました。パパのための料理講座といっても、自分が食べたいものを作る男の料理ではありません。妻や子どものために作る”お父さんの家庭料理”です。この日は6人のパパが参加。奥さんが勝手に申し込みをしていたというパパ、お子さんと一緒に料理を楽しみたいというパパ、リピーターさんの姿も。エプロンと三角巾がなんともかわいくて新鮮です。初対面のパパが2人1組になり、分担をして料理をしていきます。12月とういことでクリスマス向けメニュー、メインのロールキャベツにツリーサラダ、ロールケーキのデコレーションなど、子どもが喜びそうなものでした。講師は家庭科教師で現在育休中のママ。日頃「ほっこり~の」の利用者でもある彼女が、この日のために試作を重ねてレシピをまとめてくれたのだとか。このレシピに従って手順良く、話をしながら和気あいあいと料理を作るパパたち。微笑ましくて、見ている私もうれしい気持ちになりました。子育てママ応援塾がどうしてパパ向け講座を?一般的にパパ同士が集まり活動することが多いと思うのですが、どうしてママ団体がパパを応援するに至ったのか、代表の内海千津子さんに聞きました。「私が6年前にひとりでサロンを始めた頃は、実は男子禁制でやってました。というのも私を含め、夫の協力を得られず頼るところのない弱い立場のママを救いたかったから。孤立しているママたちの居場所を作りたかったからです」第1子出産後フルタイムワーカーとして働いていた内海さん、家庭と仕事のバランスを取るのが難しく体調を崩しあえなく退職、専業主婦になりました。その後第2子を出産するも、夫の協力が得られず孤立。子どもを連れて自分の居場所を探して転々と…寂しい思いをされてきたそうです。「協力的なパパの話をするママたちがキラキラ輝いて見えて、あの頃は苦しかったです」と当時を振り返りました。その後ひとりでサロンを開くべく活動開始、自分の貯金をくずして場所を借りてリノベーション。子育て支援サロン「ほっこり~の」を開業して今年で6年目に入りました。授乳・おむつ替えを無料でできて休憩もできる場所、ママたちが一瞬でも肩の荷を下ろしてほっこりしていってもらえる場所でありたい。その思いから「ほっこり~の」と名付けられたサロンでは、子ども連れOKのママ向けの講座を多数開催。年間のべ3000人のママたちが足を運ぶまでになりました。日々の講座でリフレッシュしたり自分を磨くママ、講師として活躍するママ、立ち寄ってスタッフとおしゃべりをしていくママ、ときには悩みを打ち明け涙を流していくママもいるそうです。(わらべうたベビーマッサージ後の絵本紹介のひとこま)そんなママの生の声と時代の流れから、「やはり一番近くにいるパートナーのサポートなしでは本当の意味でママを救えないと思った」と内海さんは言います。特に第1子の産後は右も左も分からない。どうして泣いているのか?おっぱいもあげてオムツ交換もしたのに…何をやっても上手くいかない、親になってこんなにつまずくとは想像もしていないものだから、かなりの行き詰まりを感じます。それに加え核家族化はどんどん進み、サポートしてくれる親や親族が近くにいない、転勤で友だち、知り合いのいない場所に引っ越してくるなど、育児は孤独を極め、知らず知らずのうちに追い詰められていくのだと言います。ママたちの「孤育」を防ぐためには、一番近くにいるパートナーのパパに理解してもらうこと、助けてもらうことがまず必要だと内海さん。ママの話を聞いてもらうだけでもいい、気持ちを少しでも共有してもらうこと、それには“夫婦のコミュニケーション”が不可欠。そのきっかけとなるよう、パパを応援する講座にも力を入れているのです。夫婦のコミュニケーションのきっかけにこれまで「パパ鍼灸師が教える!パパからママへママからパパへのマッサージ塾」「パパのためのベビーマッサージ講座」や「プロの男性声優さんによる、パパの読み聞かせ講座」、父親学級で有名な「渡邉大地さんの新刊トーク&サイン会」など、ユニークな講座が行われました。「パパ友が欲しい、ネットワークが欲しいと、パパもつながりを求めていることにも気付きました」。実際にやってみてパパからのニーズも見えてきたそうです。パパ向けの講座に一緒に参加したママからは、「夫が子どもをマッサージをする優しい横顔に癒されました」「改めて互いのことを感謝する貴重な機会になりました」という声も。このような積み重ねがパパの育児参加のスイッチを入れ、また夫婦関係の潤滑油となり、ひいてはママが救われることにつながると、熱く語ってくれました。最後に今回講座に参加したパパとママに感想を聞かせてもらいました。「意外と簡単にできました。なかなかおいしかったです」「機会があれば、家でも作ってみようかな」とパパはまんざらでもない様子。ママは「おいしい~!やればできることがわかったのであとは家での実践を期待するのみ!」と、家族でパパの料理を楽しんでいました。家族をつなぐ“食事”、パパの料理講座は家族の距離がぐっと縮まるとても良い講座だったようです。今後もどのようなパパ講座が開催されるのか注目していきたいと思います。<取材協力:子育てママ応援塾「ほっこり~の」><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年12月25日子育てにはやらなくてはならないことがいっぱい! あれもこれもこなさないと、ちゃんと育てられないのでは、なんて不安になることもあるでしょう。そんながんばりすぎて疲れているママにおすすめの育児マンガをご紹介。世間的には「ダメ母」といわれることもある主人公たちですが、多くのママが共感できる要素があるはず。■『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社)『のだめカンタービレ』の作者、二ノ宮知子さんによる子育てファミリーエッセイ。一般的な育児マンガとの違いは、家事や育児のほとんどを二ノ宮さんの夫が担当していることです。それではママである二ノ宮さんは何をしているかといえば、人気作家らしくマンガの締め切りに追われる日々。「育児より仕事のほうが楽」とまで言ってしまうほど、一家の大黒柱として働いています。生活のほとんどを夫に任せっぱなしなわけで、子どもたちには「パパがいい」と言われてしまう始末。その都度、ママ業をがんばろうとするけれど、朝は起きられなかったりと、なかなかうまくいかないようで…。そんな失敗をしつつも、幸せそうに暮らす家族の姿にほっこりしてしまいます。子どもの成長に沿った笑える「あるある」ネタも盛りだくさん。でも、ママとしては主夫として奮闘するパパの姿にも共感してしまうかもしれません。■『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版)「毎日新聞」で連載中の育児マンガではありますが、作者である西原理恵子さんが連載中に離婚してしまうなど、波乱万丈な様子も描かれた作品です。「かあさん」は晩酌をしながら子どもを寝かしつけたり、運動会の日に寝坊して質素なお弁当しか作れなかったりと、決してほめられる子育てではないかもしれません。でも、大きくなった子どもたちを見て「食事なんか手作りすることなかった あんなに抱っこしてほしがってたのに もったいないことしちゃったなあ」と振り返るほど、子どもたちへの愛情はしっかり伝わってきます。そんな思いにホロリとしながらも、なぜか棒を集めてくる男子の習性など、笑えるエピソードも満載で、育児への勇気がもらえるはず。 ■『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社)妊娠から出産、そして4人の子の育児風景を描いたマンガ。主人公がシングルマザーを経て結婚、離婚、さらに再婚するなど、こちらもなかなかの波乱万丈っぷりです。1巻には妊娠から出産にかけての様子が詳しく描かれていて、プレママには参考になりそう。「おしるし」がきてから陣痛時の呼吸法、出産直後の様子などリアルに描かれています。豪快すぎる子育て法には賛否両論ありますが、この本を読んで母乳育児に挑戦した、子育てが楽になったと思う人もいるほど、長く愛されている作品です。■『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)妊娠したけどすぐには母性がわいてこない、妊婦の性欲問題、出産への恐怖、産後の夫婦関係など、他人には聞きづらい、言いづらいことが赤裸々につづられた異色作です。母親学級でママコミュニティに違和感を覚えるエピソードは、初めてママになったときに感じたことがある人もいるかもしれませんね。ほのぼのしたシーンはあまりないのですが、その分、幸せの裏に隠されたママの悩みがぶっちゃけられています。ママであることに疲れたときに読みたくなる1冊です。どの作品もママとしては異端児ともいえる女性が主人公ですが、ハッピーな面だけでなく、大変なことやドロドロしたことも描かれているので、育児に苦労してきたママたちから共感を集めています。「ダメなのは私だけじゃなかった!」と安心するもよし、「ありえない!」と笑い飛ばすもよし。育児マンガだからといって、共感できなくても大丈夫。ほかの人の育児風景を見ることで、ヒントが見つかるかもしれません。・ 『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社) ・ 『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版) ・ 『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社) ・ 『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)
2016年12月21日