トレンドマイクロは、2014年セキュリティラウンドアップを発表した。これは、2014年の1年間の日本国内および海外のセキュリティ動向を分析したものである。まずは、冒頭の「総括」から紹介したい。サイバー攻撃により、大規模な情報流出などが発生している。その結果、大きな金銭的な被害が発生している。問題はそれだけではない。社会的信用の失墜、さらには企業活動の継続にも支障をきたすことさえある。このような二次被害が相次いでいる。米国の事例では、12月の映画製作・配給会社へのハッキンググループによる極秘情報の侵害である。その損失コストは100万ドルと試算された。また、6月にはIT企業のクラウド上に保存された顧客データがバックアップごと消失し、企業活動の停止、さらには廃業にまで至った。国内では、教育関連企業の2900万人の個人情報の流出が記憶に新しい。教育関連企業では、流出した顧客に対し迷惑料などの対策費用で260億円を計上することとなった。また、ネット通販サイトでは、サイバー攻撃の結果、通販活動ができない状態が続くケースも報告されている。フィッシング詐欺というと、昔のサイバー攻撃という印象がある。しかし、ここにきて復活している。具体的には、不正広告やWeb検索結果の汚染など、正規サイトやサービスの信頼に便乗し、ユーザーを脅威サイトへ誘導する。その手口では、名前解決、コンテンツ配信などインターネットの根幹の仕組みを悪用している。つまり、インターネットユーザーの「不審なサイトにアクセスしなければ大丈夫」という、これまでのセキュリティ常識を逆手に取った攻撃ともいえる。最終的には、フィッシング詐欺、通販関連詐欺サイト、オンライン銀行詐欺ツールなど、直接に金銭、金銭に繋がるオンラインサービスの認証情報を狙う。以下では、具体的な事例を紹介する。○正規サイトも安全とはいえない状況に冒頭でも少しふれたが、正規サイトを悪用した攻撃手口が増加している。2013年までは、Webサイトを改ざんする手口が主流を占めた。2014年では、正規ソフトの更新機能を侵害し不正プログラムを頒布する攻撃、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)のサービス侵害により複数の正規サイトから不正プログラムが配布された攻撃などが、初めて確認された。その攻撃事例をまとめたものが、図2である。ドメインハイジャックは、2014年にその手口が初めて検知されたものだ。少し解説しよう。インターネット上のサーバーは、必ずドメイン名の登録情報を持つ。この登録情報を不正に書き換え、ユーザーが閲覧のためにDNSによる名前解決の際に、意図しないIPアドレスに誘導されるものだ。結果、攻撃者が用意した不正活動を行うサーバーに誘導され、被害にあってしまう。登録情報の書き換えであるが、以下のような方法が使われた(これらがすべてではない)。ドメイン名登録者やドメイン名管理担当者になりすまし、レジストラの登録情報を書き換えるレジストラのシステムの脆弱性を使用し、レジストラの登録情報を書き換えるレジストラになりすまし、レジストリの登録情報を書き換えるレジストリのシステムの脆弱性を使用し、レジストリの登録情報を書き換える一般ユーザーの立場では、対策を講ずることが非常に難しいといえるだろう。ソーシャルメディアへの投稿ボタンが侵害された事例も興味深い。図3は、8月に確認されたものだ。この手口では、国内から5万件以上のアクセスが誘導されたとのことである。トレンドマイクロによれば、これまでも小規模な事例は確認されていたが、数千以上のユーザーやアクセスに影響するような大規模な事例は見られなかった。12月に確認されたWeb検索時に検索キーワードから表示されるリスティング広告の悪用では、1か月間に8万件以上が通販関連詐欺サイトへ誘導された。2014年セキュリティラウンドアップには、各所に「セキュリティエキスパートの見解」というコラム形式の解説が掲載されている。非常に示唆に富んだ解説や対策などが紹介されている。ぜひ、目を通しておきたい。上述のドメインハイジャックに関しては「名前解決のような根本の仕組みを侵害される攻撃は、Webサイトやサービスの管理者にもわからないところで脅威への誘導が行われるものであり、利用者にとってもアクセスしたURLは正規サイトそのものと同じ表示になるため、二重に気付くことができない攻撃と言えます」と注意喚起している。○2014年に検出された不正プログラム、アドウェアがトップ3に図5は、2014年に検出された不正プログラムを集計したものである。見ての通り、アドウェアが検出台数のトップを占めている。トレンドマイクロでは、アドウェアによるアフィリエイト広告への誘導やクリックといった手法に加え、特定ソフトのインストール数により収入を得るPPI(ペイパーインストール)などの手法が定着していることが、原因と分析する。アフィリエイト広告自体は、決して高額なものではない。しかし、比較的安全、かつ確実な収入源として、攻撃者に利用されている。○世界に目を向けてみるとグローバルセキュリティラウンドアップからも紹介しよう。図1にもあるが、企業経営を脅かす情報流出急増するPOSマルウェアOpenSSLとBashの脆弱性を悪用する「Heartbleed」と「Shellshock」セキュリティ上の課題に直面するネットバンキング増大するサイバー犯罪者と拡大するアンダーグラウンド経済フィッシングサイトが倍増といった事例を紹介している。そのずべてをここで紹介することはできない(ぜひ、2014年セキュリティラウンドアップを読んでいただきたい)。ここでは、ランサムウェアについて紹介しよう。ランサムウェアは、身代金要求型不正プログラムとも呼ばれる不正プログラムの1つである。ランサムウェアに感染すると、PCを使用不能な状態にし、金銭を要求するものである。2014年は、Cryptoランサムウェアの登場が注目される。従来のランサムウェアは、デスクトップを占有するといったものであったが、Crypto型ランサムウェアは、ユーザーのファイルを暗号化し、復号のためのキーを入手するために金銭を要求する。Cryptoランサムウェア自体は削除できても、ユーザーファイルが使用不能になり、悪質度が比べ物にならないほど高い。ランサムウェアの検出数自体は、2014年は前年比57%と大きく減らしている。しかし、Cryptoランサムウェアの比率が大きく増えている。また、多言語化も特徴的である。これ以外にも、フランス、イタリア、ドイツなどもある。このことからうかがえるのは、日本もいずれ標的になるということだ。また、攻撃者が匿名性を維持するために、BitCoinが使われているのも注目したい。2014年セキュリティラウンドアップを読んだ感想であるが、2014年は脅威動向に変化があったように思える。本稿ではふれることはできなかったが、一時的に日本がネットバンキングで、もっとも攻撃を受けた国になった。これまで、言語の壁から攻撃の矢面に立ちにくいとされてきたが、それが大きく変わろうとしている。より脅威が身近になったといえるだろう。
2015年02月26日トレンドマイクロは2月25日、日本国内および海外のセキュリティ動向を分析した報告書「2014年間セキュリティラウンドアップ:企業経営を脅かすサイバー攻撃の横行」を公開した。報告書によると、企業経営を脅かすセキュリティ事故が過去に無い頻度で発生しているほか、ネット上の信用あるサービスを悪用する攻撃が多数発生していたり、多くの企業の公開サーバーに影響する深刻な脆弱性が発覚した1年であったという。2014年は社内に保有する情報の漏えいという直接的な被害にとどまらず、事業活動の停止に伴う売上の低下、事後処理に伴う追加コストの発生や顧客からの訴訟に発展している事例など、その後の企業の事業活動に影響を及ぼすセキュリティ事故が多数報告されている。また、特に企業を狙ったサイバー攻撃の中では、2014年は「POS脅威元年」とも言えるほど、POS(Point of Sale)システムを狙った不正プログラムの検出数が増加。全世界における検出台数は対前年比約22倍に達したという。さらに、2014年は、OpenSSLの脆弱性「Heartbleed」やLinux などで使用されるプログラムbashの脆弱性「Shellshock」など、多くの企業の公開サーバに影響するオープンソースソフトウェアの深刻な脆弱性が多数確認された。「Heartbleed」、「Shellshock」はともに長期にわたり潜在していた脆弱性であり、発覚直後に脆弱性を狙う攻撃が実際に確認された。企業としては今後、MicrosoftやAdobeといった自社で使用している著名企業のソフトウェアに加えて、自社で使用しているオープンソースソフトウェアの脆弱性管理についても対策を検討する必要があると、トレンドマイクロでは注意を促している。
2015年02月26日米Twitterが「Promoted Tweet」をTwitter以外のサイトやアプリにも配信する。同社は2月3日(現地時間)にYahoo! JAPANとFlipboardがPromoted Tweetの最初のシンジケーションパートナーになったと発表した。Promoted TweetはTwitterが提供する広告サービスだ。「Promoted」とラベルされた企業スポンサーのツイートをTwitter.comの検索結果ページやタイムライン、公式Twitterクライアントに配信している。今後は広告ツイートがサードパーティパートナーのコンテンツセクションやコンテンツ内にもあらわれる。Promoted Tweetは広告であっても役立つツイートであり、Twitterのユーザー体験を損なわないツイートになっている。それはTwitterがPromoted Tweetにおいて、ユーザーと広告主のどちらも満足できる品質を重視してきたからだ。最初のシンジケーションパートナーに選ばれたFlipboardなどはツイートの運用を熟知しており、広告主はTwitter上のTwitterキャンペーンと同じようにユーザーを絞り込み、そのユーザーを引きつける広告ツイートをサードパーティのサイトやアプリにも提供できる。
2015年02月04日LINEは1月29日、2014年通期および2014年10-12月期(Q4)の業績を開示した。2014年10-12月期のLINE全体の売上額は261億円(前四半期比10%増、前年同期比78%増)で、2014年通期の売上額は863億円(前年通期比114%増)となった。また、基幹事業であるLINE事業単体の2014年10-12月期の売上額は236億円(前四半期比10%増、前年同期比84%増)、2014年通期の売上額は774億円(前年通期比126%増)だった。LINEの月間アクティブユーザー数(MAU:Monthly Active User)は約1億8,100万人、LINEがトップシェアを占める3カ国(日本、タイ、台湾)のMAUは約9200万人だった。各国の登録ユーザー数においては、トルコで1000万ユーザーを突破し、1000万ユーザーを超える国が計13カ国に。新規ユーザーおよび月間アクティブユーザー数は引き続き堅調に増加している。スタンプ事業においては、アジア地域を中心に、アニメーションスタンプ(動作付きスタンプ)が好調で、欧米においても各国の文化や流行を取り入れたアニメーションスタンプを継続的に提供している。また、ユーザーが制作するスタンプを世界中で販売・購入できるプラットフォーム「LINE Creators Market」においては、2014年5月のサービス開始から6ヶ月となる2014年11月時点で登録クリエイター数が世界145カ国・27万人を記録。販売金額上位のスタンプ平均販売額は売上10位までの平均が3680万円を越えるなど、優れた発想、アイデアを持つ個人のクリエイターが収益を得ることのできるプラットフォームへと成長している。広告事業においては、これまでAndroid版LINEのみで提供していたインセンティブサービス「LINE フリーコイン」を、2014年12月にiPhone版LINEでも提供を開始し、日本のみならず、タイ・台湾でもゲーム事業者の利用を中心に、様々な企業による利用が増えている。特に「LINE フリーコイン」の広告メニューの1つである動画視聴型インセンティブサービス「LINE フリーコイン Video」の導入企業が増加しており、企業の新たなマーケティングツールとして利用され始めているという。また、2014年9月に台湾でも提供開始している小売店鋪や中小企業を対象としたビジネスアカウント「LINE@」は、登録店舗数が2014年末時点で13万件を記録している。
2015年01月30日LINEは29日、2014年通期および2014年10-12月期の業績を開示した。それによると、2014年通期の売上高は863億円で、前年通期の404億円と比べ114%増と倍増。10-12月期も261億円と前年と比べ78%伸ばしている。同社の基幹であるLINE事業の売上高は774億円で、前年通期の345億円から126%増とこちらも倍増し、10-12月期も236億円で前年同期比84%増と好調を維持している。LINEの月間アクティブユーザー数(MAU)は、約1億8,100万人と9月末時点の1億7,000万人から堅調に増加している。トップシェアを占める日本、タイ、台湾では約9,200万人に上っている。また1,000万ユーザーを超える国が13カ国になったことも合わせて報告している。スタンプ事業では、2014年5月にサービスを開始した「LINE Creators Market」が好調。2014年11月時点で、登録クリエイター数が世界145カ国・27万人を記録し、販売金額10位までのスタンプ平均販売額が、3,680万円を超えている。ゲーム事業では、2014年10月に3,000万ダウンロードを突破した「LINE:ディズニー ツムツム」が牽引。アメリカ、台湾、韓国において、堅調に新規ユーザーを獲得しているという。広告事業では、2014年9月に台湾でも提供を開始した、小売店舗や中小企業向けのビジネスアカウント「LINE@」が好調だ。登録店舗数は2014年末時点で13万件を記録している。今後はグローバルに展開し、法人だけでなく、個人単位でも利用できるようにしていくという。このほか、2014年12月より開始したモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」、2014年11月より開始したフードデリバリーサービス「LINE WOW」などを通じて、各事業分野におけるプラットフォームの基盤強化を図っていく。
2015年01月29日トレンドマイクロは1月20日、「2014年を振り返る:脆弱性の傾向から学ぶこと|トレンドマイクロ セキュリティブログ」において、例年と違っていた」として2014年の脆弱性の動向をまとめ、そうした状況からどのようなことが得られるかについて伝えた。これは、今後も発見が続くであろう脆弱性とどのように向き合っていくべきかを考える際の資料として参考になる。記事では、2014年の脆弱性の特徴として以下の点を指摘している。Heartbleed、Shellshock、Poodle、WinShockといった重大な脆弱性が多数発生OpenSSLにおいて多数の脆弱性が発生分散型サービス拒否攻撃が増加Adobe Systemsのプロダクトに関する脆弱性の減少(Adobe Flashは増加)こうしたことを踏まえ、次のようなことを学習できると説明している。古いアプリケーションやオープンソースのアプリケーションが必ずしも安全とは限らないという認識を持つCVSS(Common Vulnerability Scoring System)の数値だけでは深刻度を測ることができない脆弱性も存在していることを知る(Heartbleedなど)古いソフトウェアは最新のバージョンへアップデートを続けるセキュリティ対策の活発化、社員教育やツールへの投資する被害を抑えるためにアクセス権限を必要最小限に変更するSQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、認証破りといった古典的な攻撃手法も依然として広く実施されていることを認識する脆弱性対策はソフトウェアによる対策のみを実施すればよいというものではなく、人への教育、組織としてどのように行動するのかの検討と実施、攻撃や不正侵入を受けたことを想定したうえでのシステム構築など、さまざまな取り組みを実施する必要がある。
2015年01月21日パスワード管理ソフトメーカー米SplashDataが「2014年版、危ないパスワード」を公開した。2014年にインターネット上に流出した330万以上のパスワードを元に、使われている順にランキングを作成した。よく使われているパスワードほど攻撃者にとって破りやすく、そのため「危ないパスワード (Worst Passwords)」ランキングとしている。2014年の1位は「123456」。SplashDataのランキングは4年目だが、4回とも「123456」と、2014年は2位だった「password」がトップ2だった。「123456」のように数字を並べただけのパスワードが使われる傾向も変わらず、2014年はトップ25に9つもランクインした。トップ25入りはしていないが、数字とアルファベットを組み合わせていても「1qaz2wsx」のようにキーボードのキーを順番に叩くパスワードはよく使われている。単純なキー配列パターンも危険度が高いそうだ。他にもSplashDataはパスワードに避けるべき単語やフレーズとして、好きなスポーツ、スポーツチーム、有名なスポーツ選手、車のブランド、映画名、一般的な名前、ののしり言葉、趣味、誕生年などを挙げている。2014年は「baseball」(8位)「football」(10位)、「dragon」(9位)が新たにトップ10に入った。ランキングだけで判断すると、依然として非常にシンプルなパスワードが使われているが、危機意識を持つ人が年々増加しており、シンプルなパスワードの使用は減少しているという。2014年に危ないパスワードのトップ25が全体に占める割合は約2.2%に縮小した。123456 ( - )password ( - )12345 (↑17)12345678 (↓1)qwerty (↓1)234567890 ( - )1234 (↑9)baseball (新)dragon (新)football (新)
2015年01月21日Yahoo! Japanは1月8日、「SHA-2のSSLサーバ証明書への移行について - Yahoo! JAPAN Tech Blog」において、2015年中にSHA-1サーバ証明書をSHA-2サーバ証明書へ随時切り替えていくと伝えた。切り替えのタイミングはサービスごとに任意に実施するという。ハッシュ関数であるSHA-1はすでに安全ではないと見られており、堅牢なセキュリティが要求される分野ではSHA-1の利用は推奨されていない。CA/Browser Forumでは1月16日以降はSHA-1証明書の発行を実施すべきではないという指針を示しており、関連するベンダーやプロジェクトでは似たようなタイムラインでSHA-1サポートの廃止へ向けた取り組みを進めている。SHA-1しかサポートしていないソフトウェア、例えばすでにセキュリティサポートが終了したオペレーティングシステムを使っている場合などは、サーバ証明書の移行が進むと対象サイトにアクセスできなくなることが予想される。なお、古い携帯電話などの組み込み機器も同様の結果になると思われる。
2015年01月09日クラウドファンディングサービスのKickstarterが2014年の実績レポート「The year in Kickstarter 2014」を公開した。2014年に成功したプロジェクトは22,252件。カテゴリー別では、音楽が4,009件で最多。映画&ビデオ(3,846件)、出版(2,064件)と続く。全15カテゴリーの内、9カテゴリーが1,000件を超えた。調達額の総額は5億2,900万ドル。成功プロジェクト数では1,124件で8番目だったテクノロジーが、調達額では1億2,500万ドルでトップ。2位はデザイン(9,670万ドル)、3位はゲーム(8,910万ドル)だった。プロジェクト支援者は330万人を超え、南極を含むほぼ全ての国・地域にプロジェクト支援者が存在する。初めて支援した人が220万人。77万人が複数のプロジェクトを支援し、100プロジェクト以上を支援した人が1,125人もいた。国別では米国が220万人(3億3,550万ドル)で最多。日本は23,749人(657万ドル)だった。2014年は大成功プロジェクトが生まれた年だった。子供向けプログラム「Reading Rainbow」を復活させるプロジェクト「Bring Reading Rainbow Back for Every Child, Everywhere!」の支援数が10万人を突破。多機能クーラーボックス「Coolest Cooler」が5万ドルの調達目標額に対して、1,328万ドルの資金を集めた。他にも、スマートフォンで操縦する紙飛行機「PowerUp 3.0」、Firefox OSベースのスティック型ストリーミングデバイス「Matchstick」、デジタル音楽プレーヤー「Pono Music」、ゲーム「Kingdom Come: Deliverance」などが話題になった。TIMEの「2014年の発明ベスト25」にKickstarterプロジェクトが5つ選ばれている。
2015年01月06日○2014年の世界の株式市場の振り返り以下では、MSCI ACワールド指数(米ドル・ベース)を中心として、世界の株式市場の1年を振り返ります。上半期2014年初めは、米国の量的緩和の縮小開始に加え、新興国通貨の急落や中国景気の先行き不透明感などを背景に、投資家がリスク回避の動きを強める場面もありました。しかし、動揺は徐々におさまり、日米欧で揃って長期金利が低下に向かった春以降は、新興国や資源国、高金利国の資産価格が反発。その後、欧米を中心に先進国株式も上昇基調となるなど、主要先進国で低金利が続くなか、幅広い資産に投資資金が流入し、価格上昇につながりました。下半期ウクライナ情勢を巡り、欧米とロシアの間で経済制裁の応酬となったことなどから、夏場以降、欧州景気への影響が懸念されたほか、9月に入ると、2015年に見込まれる米利上げへの意識が強まったことなどを背景に、主要先進国の国債利回りが反発したこともあり、株価は下落しました。その後、中国景気の先行きが再度、懸念されるようになったほか、地政学的リスクの高まりなどもあり、投資家の警戒感が強まると、主要先進国の国債利回りが改めて低下に転じたものの、世界景気の先行き懸念などから、株価や原油価格は10月前半にかけて下げ足を速めました。ただし、同月半ば以降、投資家心理が落ち着きを取り戻すと、株価は下げ止まり、さらに月末の日銀の追加金融緩和、11月のユーロ圏での量的緩和観測の高まりや中国の2年4ヵ月ぶりの利下げなどを受け、先進国を中心に株価が大きく反発し、米・独の主要株価指数が12月に史上最高値を更新しました。なお、11月下旬にOPEC(石油輸出国機構)が原油の減産を見送ると、原油市況が下げ足を速め、12月に投資家が再度、リスク回避の動きを強める場面がありました。MSCI ACワールド指数(米ドル・ベース)の年間騰落率は+2.1%ながら、7月には7年ぶりに史上最高値を更新しました。(2008年:▲43.5%→2009年:+31.5%→2010年:+10.4%→2011年:▲9.4%→2012年:+13.4%→2013年:+20.3% )MSCI ACワールド指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)※ 世界株式:MSCI ACワールド指数、先進国株式:MSCIワールド指数、新興国株式:MSCIエマージング・マーケット指数、その他の指数:MSCI ACワールド指数を構成するサブ指数(いずれも米ドル・ベース)※ 各指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。地域・規模別では、企業収益見通しの下方修正が続いたことなどから、新興国株式の軟調が顕著となりました。セクター別では、堅調な業績拡大見通しなどを背景に、ヘルスケアや情報技術、公益事業の上昇が顕著となった一方、商品市況の軟調などを背景として、エネルギーや素材の下落が大きくなりました。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)※ 世界株式:MSCI ACワールド指数、先進国株式:MSCIワールド指数、新興国株式:MSCIエマージング・マーケット指数(いずれも米ドル・ベース) なお、その他の指数は、ロシアRTS指数を除き、現地通貨ベース※ グラフに掲載した各指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、当該指数の算出元または公表元に帰属します。アルゼンチンでは、インフレ対策として国内資金が株式投資に向かったことなどが株価上昇につながった模様です。中国では、景気刺激策などへの期待や2年4ヵ月ぶりの利下げ実施、株価の割安感などを背景に、株価が大きく上昇しました。また、選挙が終わり、改革への期待が高まった、インドやインドネシアなどで株価が堅調となりました。一方、下位には、商品市況やユーロ圏の景気低迷などを背景に、資源国や欧州の国々が目立ちました。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)景気回復が続いた米国のほか、経済成長率が相対的に高いアジアの新興国の通貨が主に上位を占めました。原油をはじめとする資源の価格下落の影響を受け、資源国の通貨が下位に目立ちました。特にロシアは、ウクライナ問題に伴なう欧米からの経済制裁の影響もあり、通貨下落が大きくなりました。また、ユーロ圏の景気が冴えなかった影響などもあり、欧州の国が下位に目立ちました。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)○日興アセットマネジメントの2015年の見通し景気日・米・ユーロ圏では、概ね市場予想並みの経済成長が見込まれます。ただし、日本やユーロ圏の景気に懐疑的な見方が拡がりつつあるだけに、予想並みの成長が達成されるだけでも、市場では良い意味での驚きをもって受け止められると考えられます。米国では、個人消費や住宅建設、設備投資が景気の主な牽引役になるとみられます。また、雇用情勢の改善が続き、賃金上昇率が加速し始めることなどから、住宅の需要だけでなく価格も押し上げられ、資産効果が強まると見込まれます。GDPは、上・下半期とも前期比年率+2.8~3.0%の力強い成長となり、通年では前年比+3%程度と予想されます。日本の景気については、消費税率引き上げの影響が弱まるほか、賃金上昇の継続やエネルギー価格低下の恩恵などもあり、回復に向かうと見込まれます。GDPは、在庫積み増しに加え、個人消費や設備投資を主な牽引役に、上半期は+2%台半ば、下半期は+1%台後半となり、通年では+1.5%程度の成長になると予想されます。ユーロ圏は、エネルギー価格の低下やユーロ安、融資条件の緩和などに支えられ、上半期に+1%台前半、下半期には1%台後半の成長を遂げ、通年では+1.3%程度の成長になると見込まれます。中国の成長率は、上半期は+7%弱、下半期は+7%程度となり、通年でも+7%程度と予想されます。金融政策および為替米国について、弊社では最初の利上げを6月ないし7月と予想しています。また、インフレ率が低いことなどから、追加利上げは毎会合0.125ポイントに抑えられ、年末の政策金利は0.75~1.00%にとどまり、景気やリスク資産を引き続き支えると見込んでいます。日本の場合、昨年10月に市場の意表を突く追加金融緩和が実施されたことから、少なくとも年前半は金融政策に大きな変化はないと見込まれます。一方、ユーロ圏では、今年の早い時期ないし4-6月期に、国債買入れを通じた量的緩和が行なわれると見込んでいます。ただし、財政健全化に向けた各国政府の意欲を損なうことのないよう、少なくとも当初の緩和規模は抑えられるとみています。円相場は、日米の金融政策の方向性の違いや海外金利の上昇、日本の大幅な貿易赤字、さらに、日本の公的年金が海外資産への投資を積極化する方針であることなどを背景に、引き続き下落すると見込まれます。弊社では、6月末に1米ドル=124円、年末に126円と予想しています。債券および株式世界景気の回復および商品市況の持ち直し、米国での年半ばの利上げ開始などを前提に、米・日・ユーロ圏の国債利回りの上昇を見込むものの、そのペースは警戒を要するようなものとはならず、世界の株価は先進国を中心に堅調に推移するとみています。米国では、予想PER(株価収益率)の上昇は難しいとみられるものの、弊社予想で前年比+7%の 2015年のEPS(1株当たり利益)成長率に沿った株価上昇が見込まれます。また、M&A(企業の合併・買収)や自社株買いの動きも株価上昇を支えると考えられます。日本では、昨年10月半ば以降、株価が大きく上昇したものの、単に急激な円安の進行が評価された面が強いとみられます。円安や世界景気の回復などを背景に企業収益見通しの上方修正が続く可能性が高いことに加え、総選挙での圧勝を背景に、アベノミクスの加速や、アベノミクスに懐疑的だった投資家が見方を改める可能性などもあり、日本株式は世界の中でも特に魅力的と考えられます。ユーロ圏は、日米に比べ予想PERの水準が低いほか、主要企業に世界展開する企業が多く、世界景気の加速から恩恵が見込まれます。2015年のEPSは前年比+16%程度と見込まれ、株価もこれに沿った上昇が期待されます。主なリスク要因原油を中心とした資源の価格下落などに伴なって見られている、新興国市場やハイ・イールド債券市場の動揺が拡がれば、投資家のリスク回避の姿勢が強まる可能性があります。なお、地政学的リスクについては、紛争は概ね地域的に限定され、先進国市場への影響は限られるとみられます。(※上記データは過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)○2015年の主な注目点政策面、企業収益面、株式需給面で恵まれている日本が世界をリード日本では、デフレ脱却を確かなものとし、経済の好循環を確立すべく、2015年もアベノミクスが推進される見通しです。しかも、単に積極的な金融緩和政策が続くだけでなく、昨年12月の衆議院選挙での自民党の圧勝を背景に、アベノミクスが加速する可能性や、アベノミクスに懐疑的だった内外の投資家が見方を改める可能性も考えられます。また、円安や世界景気の回復見通しなどを背景に、日本企業の収益見通しは今後も上方修正となる可能性が高いとみられます。さらに、アベノミクスが掲げる企業統治改革の下、企業に資本効率の向上などを促す制度の導入が進んでいることなどから、企業の収益性のグローバル指標である"ROE(自己資本利益率)"が日本で改善に向かっています。日本株式が長く低迷を続けた理由として、企業経営の非効率さが挙げられることが多かっただけに、ROEの改善は日本企業に対する内外投資家からの評価向上につながると見込まれます。株式需給面では、日銀による株価指数連動型ETF(上場投資信託)の買入れや公的年金による日本株式への投資比率引き上げがプラスに働く見通しであることに加えて、家計の動きが注目されます。アベノミクスの下で進むデフレ脱却・物価上昇や、将来的な消費税率の引き上げなどを踏まえると、安全資産にこだわっていては資産が目減りする恐れがあることから、日本の家計の投資行動をこれからの時代に適応させる必要性が高まっていると考えられます。「景気回復の実感がない」との声が依然として強い状況ながら、企業が「稼ぐ力」を発揮し続けてきたからこそ、日本の企業収益はここ数年、順調に増加を続けてきました。株価もそうした企業収益に概ね沿った上昇を続けています。そして、今・来年度も増益が見込まれているだけでなく、円安の寄与もあり、今年度は7年ぶりに経常利益合計が過去最高を更新する可能性が高まっています。加えて、前述のように日本企業の収益性や資本効率の向上が進んでいる状況なども踏まえると、2015年は日本でいよいよ「株式文化」が根付くきっかけの年となることも考えられます。また、こうした動きが現実のものとなれば、日本株式に対する海外投資家の評価が一段と高まると期待されます。弊社では、日経平均株価の水準を、6月末:20,500円、12月末:21,500円と予想しています。原油価格の大幅下落と新興国などへの影響原油価格の大幅下落により、多くの新興国の見通しが激変しているほか、ハイ・イールド債券市場ではエネルギー関連企業の債券などを中心に動揺が見られます。特に、ロシアやベネズエラなどは厳しい状況にあり、米国の利上げや米ドル高などがさらに加われば、一層大きな痛手を被る可能性があります。一方、アジアを中心とした原油輸入国の場合には、原油価格の下落に伴なう恩恵が見込まれます。原油の需要は、米国景気の堅調継続や日本およびユーロ圏での景気回復、さらに、中国での景気テコ入れの動きなどによって支えられるだけでなく、原油価格の低下によっても押し上げられるとみられます。一方、供給面では、米国も含め、世界的にエネルギー分野での設備投資削減の動きが見込まれるほか、弊社では、OPEC(石油輸出国機構)による原油減産に強く反対しているサウジアラビアが、原油価格の低迷の長期化に伴なう財政事情の悪化から、態度を改める可能性もあると考えています。こうしたことから、弊社は、原油価格が1-3月期にも反転し、年末まで緩やかに上昇を続けると想定しており、資源国などでの大きな危機は回避されるとみています。ただし、原油価格(北海ブレント)の見通しは、2015年3月末:1バレル=69米ドル→6月末:72米ドル→12月末:76米ドルと、2014年末の57米ドルを上回るものの、同年半ばの110米ドルに比べるとかなり低いため、現在、危機的状況にあるとみられる国々について過度に楽観的になるのは避けるべきと考えられます。新興国の通貨、債券利回り、株価は引き続き、国によって方向性や振れがマチマチになるとみられます。そうした中で注目すべき国の1つとして、トルコが挙げられます。同国は原油安の恩恵が見込まれる一方、国際的な資金の動きから影響を受け易いため、同国の市場が揺らぐようなことがあれば、新興国に広く動揺が拡がる兆しと言えるかもしれません。(※上記は予想であり、将来を約束するものではありません。)(2015年1月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、国内外での大きなイベント発生時の臨時レポート「フォローアップ・メモ」からの転載です。→「フォローアップ・メモ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが投資環境についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年01月05日もうすぐ2014年も終わりですね。あなたにとって2014年はどんな一年だったでしょうか。アンジーも2014年を振り返ってみました。2014年、アンジー読者が一番アクセスした記事はどんなものだったのでしょうか。さあ、ランキングの発表です!1位:激安粗悪品ではない!スタイリストがこっそり愛用している「おしゃれで安い」30代からの「良品」通販サイト3選この記事はわりと長いのですが、本当にたくさんの皆さんに読んでいただきました。プロのスタイリストさんが紹介したことと、実際に商品を買えることが人気の理由でしょうか。2位:【特集・第11回】イケない7人の女性たちへ、オーガニズムに達する5つのテクニック2位はなんとセックス記事。セックスは恋人のいる人たちにとっては真剣な問題です。そういえば、「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」なんて本がベストセラーにもなりましたよね。3位:あたし、体を張りました。高級スキンケア級の「ニベア」の実力を全身で試してみた! ~懐かしの商品の今~「ニベア」は定番商品ですが、意外な使い方がみなさんの評価を集めたようです。手軽に取り入れられるのも好ポイントですよね。4位:モテる女には理由がある!どんな男性にも好かれる「最強のモテ服」とは?とっても難しいテーマなのですが、なんとつ2つのポイントを取り入れるだけと、その手軽さがうけたのではないでしょうか。5位:【特集・第10回】30代男性に聞きました!「ホントに清楚な女性はエロいと思いますか?」のこたえ ~男性脳と女性脳を考える~この記事は取材ものでした。30代男性だからこその回答に納得でした。6位:不倫デートの極意!どこにも書いてないウマいデートの仕方を教えます「不倫」!これは正直驚きでした。アンジーがWEBメディアだからこそでしょうか。読者の中には、不遇な恋に悩んでいる方もいるんですね。ただ、この記事を読むと不倫はあまりオススメできません。もっと自分が幸せになる恋をしたいものですね。7位:未婚男性が明かす!「思わず食べたくなる」女性のカラダって?セックスはどうしても女性から誘いにくいもの。でも、時には自分から誘ってみてもいいかもしれません。8位:既婚男性を落とすなんて赤子の手を捻るより簡単。不倫するなら1千万用意する覚悟で。まずは通帳チェックして!またも不倫テーマがランクイン。既婚者には魅力的な男性が多いので仕方のないことかもしれません。ただ、記事を読むと「お金」が鍵のようです。9位:「寝れなくなっちゃった・・・」とベッドで言う女子はIQが高いことが判明!これは意外性のあるおもしろい記事でした。IQに興味があるなんて、ANGIEの読者は前向きで賢いですね。10位:セックスから交際がはじまらない、はウソ?これはセックス特集というより、恋が成功するかどうかをテーマにした記事でした。つきあう前にセックスしてしまうと誰でもその先に期待を寄せますよね。そんな時、ぜひ読んでいただきたいなと思いました。1位から10位を見て感じたことは、ANGIE読者は、ファッションにも恋愛にも貪欲で、素敵な毎日を送る努力や心がけを大切にしている女性、つまり前向きな女性が多いのだなと思いました。ANGIEは、2015年もそんな前向きな女性を応援します。Photo by Pinterest
2014年12月31日人気はリピーター続出のあのシリーズワコールの公式ウェブサイトでは、2014年の下半期で人気のあったブラジャーランキングが発表されている。現在約700種類発売されているブラジャーの中で、もっとも人気のあったブラジャーとは?栄えある1位に輝いたのは、累計85000枚の売り上げを誇る「大きな胸を小さく見せるブラ」。先日新色が発売されたばかりの同シリーズは、バストをコンパクトに整えて着やせして見えると評判だ。購入者の約9割が「また購入したい」と答えたというから、1位という結果も納得できる。2位は、“美しく年齢を重ねたい”という大人の女性の望みをかなえる「胸もと年齢-5歳をめざすブラ」だった。バスト全体をふんわりしっかり持ち上げることで、上胸をふっくらと美しく見せてくれる。続く3位には、「スタイリスト 風間ゆみえxAMPHIコラボランジェリー」がランクイン。着けるだけでフェロモンが溢れ出そうな、セクシーでファッショナブルなデザインが人気の商品だ。いい初夢が見られそう?!現在ワコールの公式ウェブストアでは、同ランキングで上位だった商品はもちろん、お正月に向けて“一富士 二鷹 三茄子”をモチーフにした富士山ブラ「フジタカナスビ」や、ずらりと並んだ七福神が縁起の良さを感じさせる腹巻など、ユニークな商品も販売中。2015年は、今までと違うインナーで迎えてみるのはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】・ワコール公式ウェブストア・プレスリリース(ニュースリリースポータル)
2014年12月25日残り1週間で2014年も終わってしまいますね。2014年たくさんの女性芸能人が活躍しました。真似したい!定番の可愛いあの方や、話題のあの方のヘアスタイルをチェックしてみましょう。・ 女性人気ナンバーワン!『北川景子風ロングスタイル』 女性・男性共に人気の高い北川景子さん風ヘアスタイル。さらさらのストレートが思わず触りたくなるヘアスタイル。・ 笑顔がかわいい!『新垣結衣風ショートスタイル』 化粧品CMの髪型が可愛いと話題になった新垣結衣さん風ヘアスタイル。小顔効果抜群のショートスタイル。・ 話題のドラマに出演!『上戸彩風セミロングスタイル』 話題になったドラマの記憶が新しい上戸彩さん風ヘアスタイル。前髪ナシのゆるふわセミロングスタイル。・ クールでかっこいい!『吉瀬美智子風ショートスタイル』 クールで大人かっこいい吉瀬美智子さん風ヘアスタイル。年齢問わず挑戦したい!ショートスタイル。・ おしゃれ女子から大人気!『水原希子風ボブスタイル』 おしゃれ女子から絶大な人気を誇る水原希子さん風ヘアスタイル。黒髪×ワンレングスがかわいいボブスタイル。・ 小悪魔かわいい!『石原さとみ風ロングスタイル』 真似したいロングスタイル上位の石原さとみさん風ヘアスタイル。柔らかいウェーブが女性らしくてかわいいロングスタイル。・ ショートと言えば!『本田翼風ショートスタイル』 人気のショートスタイルと言えば本田翼さん風ヘアスタイル。首元すっきり、頭も小さく見えるショートスタイル。・ ティーンのカリスマ『西内まりや風ショートボブスタイル』 ロングヘアからバッサリショートボブにイメージチェンジした西内まりやさん風ショートボブスタイル。丸いシルエットがキュートなヘアスタイル。・ 流行の外国人風!『ローラ風ボブスタイル』 今年大流行、外国人風ヘアスタイルといえばローラさん風ヘアスタイル。無造作でスタイリングも簡単なボブスタイル。・ CMやドラマで活躍!『桐谷美玲風セミディスタイル』 CMやドラマにひっぱりだこの桐谷美玲さん風ヘアスタイル。前髪アリ派の女子に人気のスタイル。人気芸能人のヘアスタイルを参考に、2015年を迎えるのはいかが? >>今人気のヘアスタイルランキングはこちら >>レングス別ヘアスタイルカタログはこちら 提供:ビューティーナビ編集部 ・ビューティーナビ
2014年12月23日12月20日~21日の期間、東京秋葉原の「ベルサール秋葉原」で「ポータブルオーディオフェスティバル2014」(ポタフェス2014)が開催された。ポタフェスは、イヤホンやヘッドホン、ポータブルプレーヤーなど、国内外のポータブルオーディオブランドが一堂に会するイベント。当記事では新製品を中心に、注目ブースの展示内容を紹介していきたい。○カジュアルニーズ向けモデルとプロ向けモデルハーマンインターナショナルJBLやAKGなど多くのブランドを扱っているハーマンインターナショナルのブースでは、新たにハーマングループとなった「yurbuds」ブランドのスポーツ向けイヤホンを展示。yurbudsブランドのイヤホンは、耳のくぼみに合わせて回転させながら装着する「YWISTLOCL TECHNOLOGY」を採用。激しい運動を行っても外れにくいという特徴を持っている。外からの音を必要以上に遮らない構造を採っており、ウォーキング中などの安全性にも配慮されている。スタンダードモデルの「INSPIRE」シリーズ、女性向けモデルの「FOR WOMEN」シリーズ、より激しいスポーツ向けにイヤーフックを装備した「FOCUS」シリーズの3シリーズが展開されている。また、JBLブランド、AKGブランドともに、ファッショナブルなデザインで豊富なカラーバリエーション展開を行うカジュアルユース向けモデルを出展。JBLブランドのモデルは「SYNCHROS E」シリーズで、「SYNCHROS E50BT」「SYNCHROS E40BT」「SYNCHROS E30」の3モデル。AKGブランドンのモデルは「Y」シリーズで、「Y40」「Y50」「Y55」「Y45BT」の4モデルをラインナップ。いずれも密閉ダイナミック型のオンイヤーポータブルモデルで、JBLのE50BTとE40BT、AKGのY45BTはBluetoothに対応している。AKGに関してはこれまで、パーソナルユース向けの製品はハーマンインターナショナル、プロユース向けの製品はヒビノプロオーディオセールスが取り扱っていた。ハーマンインターナショナルは、ヒビノとディストリビュート契約を締結。今後、プロオーディオ製品も販売できるようになる。これに伴いブースには、これまでヒビノ扱いとなっていた「K812 PRO」も展示されていた。○プロ用音響機材の技術詰め込んだハイレゾプレーヤー - トップウイングトップウイングブースでは、Lotoo社のハイレゾプレーヤー「PAW GOLD」が注目を集めている。Lotooはアジアでトップシェアを持つ放送機器メーカー。スイスのKudelski社のNAGRAブランドで販売しているプロ向けのレコーディング機器のODMも行っている。PAW GOLDは、Lotooとしては初となる民生向けの製品。DSD 5.6MHzのネイティブ再生に対応したハイレゾプレーヤーだ。ストレージはSDHC/SDXCメモリーカード。最近のプレーヤーでは、Androidなどの汎用OSを使用したものが多いが、PAW GOLDはオリジナルのOSを採用しており、最大2TBにまでのストレージを利用可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製の「PCM1792」、ヘッドホンアンプには同じくテキサス・インスツルメンツ社製の「LME49600」を採用している。筐体は航空産業用アルミ合金で、非常に堅牢。ジッターも5ppmにまで抑えられており、引き締まった太いサウンドを体験できる。12月20日発売で、価格は285,000円(税込)だ。○バランス接続の据え置き型ヘッドホンアンプ - 協同電子エンジニアリングPhasemation(フェーズメーション)ブランドを展開する協同電子エンジニアリングブースでは、バランスドライブのヘッドホン「EPA-007x」を出展している。EPA-007xは、「EPA-007」の後継モデル。従来モデルでは、6.3mmステレオ標準ジャック×2だったヘッドホン出力端子が、XLR/6.3mm兼用端子となった。バランス接続もアンバランス接続タイプのヘッドホンも使用することができる。また、従来同様、ステレオとデュアルモノの切り替えスイッチも装備している。アンプは、オペアンプを使わないディスクリート構成。4段階のインピーダンス調整に加えて、ヘッドホンの制動力を調整するダンプコントローラーも装備している。入力はバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を装備。○ハイレゾプレーヤーのチューンナップモデルを参考出展-ヒビノブースヒビノインターサウンドのブースでは、iBassoブランドのハイレゾ対応ミュージックプレーヤー「DX90j」の限定モデルのプロトタイプが参考出展されている。限定モデルは「DX90j Limited Edition」。2015年の春頃を予定しているが、完全限定モデルで出荷台数も限られたものにあるとのことだ。DX90jは、192kHz/24bitのPCM音源、2.8MHzのDSD音源に対応したプレーヤーだ。下の写真はDX90jとLimited Editionの基板を並べたもの。使用されているコンデンサーが変更されているのが確認できるが、そのほかにもバッファーアンプのローパスフィルターを変更。さらにオペアンプは、テキサス・インスツルメンツ社製の「OPA627」にグレードアップされている。
2014年12月22日2014年冬に人気のスタイルが集結!人気ヘアスタイルはここを見れば一発でわかっちゃう。最新トレンドヘアスタイルを要チェック!【集計期間:2014年12月08日 ~ 2014年12月14日】★1位★ 大人小顔ショート どこから見ても立体的で、骨格をカバーしてくれるスタイル。重さが気になる方で、軽くしたい方にオススメ。★2位★ 大人に似合う耳かけショートスタイル 女性らしいフォルムのスタイル。どこからみても頭の形がよく見えて、骨格をカバーします。★3位★ 大人かわいいふんわりボブ 普通のボブに飽きてきたら、ちょっとだけゆるふわウェーブをプラスしてみませんか?髪もふんわり見えて、カジュアル感もアップ。4位: 指名数No.1大人可愛いナチュラルボブ 小顔に見せる似合わせカットで、髪質や骨格の悩みを解消。クセに合わせたカットで乾かすだけでキマる。5位: 小顔ふんわりショートボブ ほお骨に沿って流れる前下がりのカットラインと骨格にあわせたフォルムコントロールでコンパクトなシルエットにすることで、どんな顔形も補正出来る小顔ショート。6位: 横シルエットも大人かわいいショートボブ 後頭部に重さを残し、サイドをフェイスラインになじむように切ることで横からのシルエットも大人かわいい小顔ショートボブ。顔の周りに長さを残すことで、ショートにチャレンジする方にもオススメ。7位: ゛うるツヤ゛ウェーブで☆ガーリーセミディ ふんわり細めの毛束のカールの重なりが可愛いモテ系ウェーブ。直毛やペタンとしがちな人にもぴったりです。8位: 大人シルエットショート シルエットをキレイに見せる為に後頭部にボリュームを出して、えりあしがキュッとしまるように内側を短く切って浮いてしまうクセをでないように切っています。9位: 大人のシンプルフレンチショート 襟足は首にはりつくようにタイトにカットしていきます。写真は短めにカットしてありますが長めに残して首にはりつかせてもナチュラルでお洒落になります。10位: 乾かすだけでキマるボブ すき間を作るようにカットする事で、程よい軽さのあるボブに仕上げています!かわいいだけではない大人な印象のボブです。 >>最新ヘアスタイル総合ランキングをもっと見る 次回もお楽しみに。提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年12月21日12月20日と21日、東京・ベルサール秋葉原で開催されている「ポータブルオーディオフェスティバル2014(ポタフェス2014)」。最高の音質を聴かせてくれる機材も熱かったけど、気温7度に震える撮影者のハートなどを温めてくれたのは、やはりベリベリHotな彼女たち!
2014年12月21日オンキヨーは12月20日、東京・秋葉原で開催中のポータブルオーディオフェスティバル2014(ポタフェス2014)にて、microSDカードからの再生機能を持ったヘッドホンアンプ「DAC-HA300」を発表した。また、1月中旬にiOS/Android OS向けのハイレゾ再生アプリ「Onkyo HF Player」を大幅にアップデートすることを明らかにした。○DAC-HA300はティアックのHA-P90SDと兄弟機DAC-HA300の発表会は、ポタフェス2014の会場であるベルサール秋葉原で行われた。DAC-HA300はティアックと共同開発した製品で、「HA-P90SD」と兄弟機にあたる。6月発表のオンキヨー「DAC-HA200」と2月発表のティアック「HA-P50」と同じような関係だ。DAC-HA300は2015年春に発売される見込みで、価格は未定。詳細な仕様も後日あらためて発表されるが、ティアックのHA-P90SDと同様に、microSDカードスロットとハイレゾプレーヤーとしての機能を備えたヘッドアンプとなっている。オンキヨーの商品企画本部 東志行氏によると「クオリティの高いヘッドホンアンプをメインの存在として、それにSDプレーヤー機能を付けた」というイメージだ。DSD 5.6MHzのネイティブ再生に対応し、Windows PC、Mac、iPhone/iPad、そしてAndroid端末との接続が可能。東氏は「あらゆるデバイス(Any Device)に対応し、いつでもどこでも(Anytime Anywhere)高音質な再生環境を提供する」のがDAC-HA300のコンセプトであるという。DAC-HA300が搭載するDACはHA-P90SDと同じBurrBrown製のPCM1795。ディスクリート構成のアンプを用いる点もHA-P90SDと共通だが、オペアンプは異なるMUSES製のものを採用。目指す音に対してのこだわりをみせている。「Onkyo HF Player」に関するレポートは追って別記事を掲載する。
2014年12月20日ゲッティ イメージズは、2014年の最も印象的な写真を収めたコレクション「Year In Focus 2014」を公開した。掲載写真から最も心を突き動かされた写真を決定するオンライン投票も実施している。「Year In Focus 2014」は、世界のニュースやスポーツ、エンターテインメント写真やアーカイブ写真197枚で構成される、2014年の印象的な写真を収めたコレクション。マレーシア航空機の墜落、シリア紛争、エボラ熱感染拡大、香港の反政府デモなど、各地の報道現場で撮影されたニュース写真のほか、ソチ冬季五輪、FIFAワールドカップ、カンヌ映画祭の名場面なども掲載。同コレクションは、こちらのWebサイト上で閲覧できるほか、MacおよびiPad向けアプリ「iBooks」に対応した電子書籍版も無償配布されている。また、今年初の試みとして、同コレクションの中から最も心を突き動かされた写真を選ぶオンライン投票を開催。2014年を代表する写真トップ10が決定し、2015年1月に発表される予定ということだ。ちなみに投票は、写真掲載ページの左下に用意された「+」をクリックすることで完了する。なお、ゲッティ イメージズ ジャパンは、日本版「Year In Focus 2014」もWebサイト上で公開している。日本版では、ソチ冬季五輪の羽生結弦選手やプロ野球の大谷翔平選手、理化学研究所の小保方晴子研究員など、2014年に関心を集めた日本人の写真が収録されている。
2014年12月19日2014年Googleで最も多く検索されたセレブが発表された。今年はいつにもましてセクシーな話題が多い年だったと言える。「Huffington Post」などが報じたところによると、最も検索されたセレブトップ2はハッキングに遭いヌード写真がリークされてしまった女優ジェニファー・ローレンス、そして「Paper」誌でお尻丸出しの写真を公開して話題になったキム・カーダシアンの2人だった。ちなみに順番は1位ジェニファー、2位キムという結果だ。もっとも、自らの意志で写真を公開したキムとプライバシーを侵害されたジェニファーでは大きな違いがある。ジェニファーは問題のハッキング行為を「スキャンダルではなく性犯罪」として非難し毅然とした態度を取った。『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴに敗れたものの、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートを受け、女優としての活躍もますます期待されている。ちなみにトップ10は以下の通り。1. ジェニファー・ローレンス(女優)2. キム・カーダシアン(リアリティ・スター)3. ジュリー・ガイエ(女優)4. トレイシー・モーガン(俳優)5. レネー・ゼルウィガー(女優)6. ジャレッド・レト(俳優)7. ロード(歌手)8. マシュー・マコノヒー(俳優)9. アマル・アラムディン(弁護士。ジョージ・クルーニーとの結婚が話題)10. ドナルド・スターリング(ビジネスマン)その年のトレンドをダイレクトに反映する「最も多く検索されたセレブ」、来年はどのような結果になるだろうか。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日Google Japanは16日、検索サービス「Google」で検索された2014年の検索ランキングを公開した。調査対象期間は2014年1月1日~11月30日。Googleでの検索量が昨年と比較して上昇した"急上昇ランキング"では、サッカーの世界選手権大会が1位に、子供向けアニメ番組「妖怪ウォッチ」が2位、第22回冬季オリンピックが3位にランクインした。また、急上昇ワードの中の「話題の人(男性)」では、日本人初の4大大会シングルスファイナリストとなった錦織圭選手や、ソチオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで金メダルに輝いた羽生結弦選手、11月10日に逝去した俳優の高倉健氏がランクイン。急上昇ワードの中の「話題の人(女性)」では、STAP細胞に関する研究を発表して時の人となった小保方晴子氏ほか、フィギュアスケーターの浅田真央氏、東京都議会議員の塩村文夏氏がランクインしている。
2014年12月17日IDC Japanは12月17日、2014年上半期(1~6月)の国内ソフトウェア市場の売上額実績および2014年~2018年の予測を発表した。これによると、同期の同市場は1兆,652億5300万円、前年同期比成長率が4.8%となったという。2014年上半期の国内ソフトウェア市場は、Windows XPサポート終了に伴う特需が2013年から継続し、さらに消費増税前の駆け込み需要も重なり、WindowsをはじめとするクライアントPC向けソフトウェアの売上が好調だった。大分類市場別では、アプリケーション市場が前年同期比成長率3.9%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が同4.8%、システム・インフラストラクチャ市場が同5.7%となった。アプリケーション市場では、メールアプリケーション/グループウェアのSaaSへの移行、消費税率の変更に伴う中小企業向け財務アプリケーションの入れ替えが市場の成長に寄与したという。アプリケーション開発/デプロイメント市場では、ビッグデータ需要の高まりによってデータ・アナリティクス・ソフトウェアが市場成長を牽引し、インフラストラクチャ市場ではWindows XPサポート終了特需によってWindows OSやPC向けセキュリティソフトウェアの売上が好調だったとしている。ベンダー別シェアは、上から、マイクロソフト、富士通、IBM、日立製作所、NECとなった。マイクロソフトはWindowsの売上が好調で5%以上の成長を達成したという。ランキング上位10社の中では唯一、8位のヴイエムウェアが、仮想化ソフトウェアの販売好調によって前年同期比で2桁成長を達成したほか、上位10社の中では、マイクロソフトのほか、9位のトレンドマイクロがセキュリティソフトウェアの販売好調によって前年同期比5%以上の成長率を達成したとのこと。2014年下半期の国内ソフトウェア市場は、2013年から続いたWindows XPサポート終了特需が終了し、その反動によってPC向けソフトウェアの売上が減少して成長が鈍化、2014年通期の前年比成長率は4.2%になると予測されている。
2014年12月17日ナビタイムジャパンは12月11日、同社が提供するナビゲーションサービスで2014年に最も多く検索されたスポットのランキング「2014検索スポットランキング」に発表した。同ランキングは、「NAVITIME」「NAVITIMEドライブサポーター」「EZナビウォーク」「au ナビウォーク」「EZ助手席ナビ」「au助手席ナビ」をユーザーのスポットの検索情報を集計したもの。集計期間は2014年1月1日から10月31日まで。ランキングは、「総合ランキング」と「検索急上昇!話題のスポット」の2つのテーマで公開されており、それぞれ同社Webサイトで確認可能。総合ランキング1位は「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」。この結果について、過去最多の出展社数、来場者数となった展示会が多数あったことから検索数の増加につながったと同社は分析している。このほか、「あべのハルカス」「虎ノ門ヒルズ」「御金神社」「皇居」「富岡製糸場」などがランクインしている。話題のスポットでは、東日本は乾通り一般公開が行われた「皇居」、西日本は日本一の高層ビル「あべのハルカス」がそれぞれ1位となった。
2014年12月12日第1回Yahoo!検索大賞2014が発表ヤフー株式会社が今月8日に発表した「Yahoo!検索大賞2014」は、今年検索数が最も上昇した人物・作品・製品を表彰するアワード。大賞に選ばれたのは「羽生結弦」さんで、ソチオリンピックでの金メダル獲得や、転倒事故を乗り越えてのたくましい演技など、日本中の興味を集めた結果が検索数にも現れたようだ。検索数No.1コスメはあの人気シャドウコスメ部門では、カネボウの「ルナソルアイシャドウ」が選ばれた。人気のカラー「サンドナチュラルアイズ01」はMAQUIA2014年上半期ベスト・メイクアップ大賞や、@cosme上半期ベストコスメアイシャドウ部門での第1位獲得など、上半期ベストコスメ4冠を達成していることも、検索数の上昇につながったとみられる。同商品は肌の色を選ばないベージュのワントーンカラーで、ゴールドパールがラメにはない自然なツヤ感を与えてくれる。まぶたの立体感を出してくれ、肌まで美しくみえる色合いだという。春の新商品にも期待「優美(ゆうび)浄化。」がテーマの、2015年春の新商品も発表されている。注目のアイシャドウは、清らかで春らしい3つのカラーバリエーション。限定の単色アイシャドウ「テンダーシャインアイズ」はまぶたに溶け込むようになじみ、やわらかな発色が特徴だという。詳細は12月25日からホームページにて発表されるので、年末に向けてルナソルの検索数はまだまだ伸びそうだ。(画像はルナソル公式HPより)【参照】・ルナソル・Yahoo!検索大賞2014
2014年12月11日Twitterは12月10日、2014年をTwitterで振り返る特設ページ「Twitterの2014年」を公開し、日本で盛り上がったハッシュタグやトレンドをまとめたTOP10ランキングを発表した。特集ペ―ジでは、2014年の主なトピックスが掲載されており、ソチオリンピックやSTAP細胞、広島土砂災害、御嶽山、ダルビッシュ選手の交際宣言などが話題に上がったようだ。また、日本で盛り上がったハッシュタグやトレンドもカテゴリー別ランキングでまとめている。ほかに、日本で話題になったアカウントもカテゴリー別ランキングにまとして公開されている。
2014年12月11日Google Japanは10日、動画投稿・共有サービス「YouTube」にて、2014年を動画ランキングで振り返るチャンネル「YouTube Rewind 2014」を公開した。「YouTube Rewind」では、100人超のYouTubeクリエイターにより、2014年中にYouTubeで話題となった人々や出来事を1本のビデオにまとめた毎年恒例のスペシャル動画を公開。日本からは、HIKAKIN、マックスむらい、佐々木あさひ、バイリンガール ちか、はじめしゃちょーなどのクリエイターが参加している。また、投稿動画の中から、再生や共有、コメント、評価、パロディ動画の数などさまざまな数値を基準に、2014年の「トップトレンド動画」が選出されている。日本では、ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌や挿入歌、その関連動画が多くランクインした。
2014年12月10日今年7月、Freescaleとエルイーテックは、高信頼プロセッサ・ソリューションの共同開発に関するプレスリリースを発表した。この話はこちらの記事でも触れているが、実はこの記事を読んでもいまひとつピンと来なかったのだが、幸いFTF Japan 2014のTechnology Showcase会場でエルイーテックがブースを出しており(Photo01)、ここで細かい話をお聞きすることが出来たのでご紹介したいと思う。先の記事にもある通り、このソリューションは煩雑にリセットを掛けることで高信頼性を確保する、というものである。同社は元々Z80ベースのMCUを利用したシステムを手がけており、このレベルで高信頼性を確保する方法として同社が「FUJIMI」と呼ぶ今回のテクノロジを開発している。では同社にとって高信頼性とは何か? という話を。同社の定義によるMCUの動作状態はとなるとしている。レベル0が正常な状態で、同社によれば99.9999%以上はこの状態で動作するとしている。レベル1は割込を禁止した状態でも、要因の無い割込が発生するというもので、これはNMIとはまた違った話である。レベル2-1は周辺回路の設定異常が発生し、CPUによらず変な出力をしたり、逆に変な入力を受け取るというもので、2-2はこれがRAMに発生したというものである。レベル3が今回の主眼で、CPU回路そのものにノイズが入って動作が異常になるというケースだ。ちなみにレベル4は電源からのサージなどで発生するとされ、システム全体の再起動が必要になる。レベル5は物理的に破壊という話なので、これは速やかに電源を落とすしかない。さて、今回の技術はそんなわけでレベル3の異常が起きた場合にどう対処するかというものである。一般にこうした用途ではWatchdogが利用されるが、こちらはアプリケーションソフトウェア側の対策が必要だし、一度Resetが掛かると通常は初期化から始まることになるので、長時間の処理を行っている場合には、実行中の処理が元の木阿弥になってしまうという欠点がある。別の解はDual CoreのLock Stepであるが、こちらはシリコンコストが倍増する上に、99.9999%以上の正常動作時は2つ目のコアは無駄に動くことになるため、消費電力の観点からお得な解とは言いがたい。ではFUJIMIはどんなものか? というのがこちらである(Photo02)。FUJIMIは一定期間ごとにリセットを掛けるが、それに先立ちアプリケーション情報の保存を毎回行っている。正常動作中は常に情報退避→リセット→情報復帰を繰り返すから、リセットを挟んで処理が継続できる。ところがCPUに何らかの異常が発生した場合、次のリセットに先立つ情報保存ができない。なのでリセットが掛かると、その前の段階で保存した情報を元に再度復帰することになる。これにより、異常が発生しても、処理のやり直しを最小限に抑えられるという訳だ。もっとも当然ながらこんな煩雑にリセットと、その前後の情報退避/復帰には処理コストが掛かる。説明によれば、現在はリセット期間が10ms程度にされており、この場合の処理コストはCPU性能にして2~3%程度とか。ちなみに最初にインプリメントされたZ80の場合は2msだったらしい。この期間を短くすれば障害時の暴走時間を短く出来る反面処理性能へのインパクトが大きいし、逆に長くすると処理負荷は減るものの、障害時の暴走時間がそれだけ増えるので、あとはアプリケーション要件とのバランスということになるのだろう。ちなみにこのFUJIMIを利用するためには、Photo03の様な構成が必要になる。ポイントはグリーンの部分で、要するに「CPUだけ」にリセットを掛ける回路があるかどうか。これが無いと、リセットのたびにシステム全体が初期化されてしまうので、迅速な復帰が不可能になる。こうした構成をとっているのは、FreescaleではQorIQ LS1020Aのみで、あとは元富士通、現Spansion(というか、来年にはCypressになる)のFM3/FM4シリーズの一部製品、およびDragonchipの8051ベースのMCUのみということであった。ちなみにここまででお分かりの通り、ソフトウェアのエラーなどには効果がないし、熱暴走などの状況では短期的に解決しない。あくまでもレベル3の一時的なエラーのみに、このFUJIMIの効果がある形だ。とはいえ、WatchdogとLockstepの間を埋める、低価格の割に効果的なソリューションと言えそうである。
2014年12月10日●Internet of Thingsを支える製品開発を目指す「Internet of TOMORROW」半導体大手メーカーFreescale Semiconductorの日本法人フリースケール・セミコンダクター・ジャパンは、12月4日に顧客向けの講演会兼展示会「Freescale Technology Forum Japan 2014(FTF Japan 2014)」を東京都港区高輪のホテルで開催した。本稿では、同イベントで実施された基調講演の概要をお届けする。基調講演では米国本社の上級副社長で販売・マーケティング部門のトップをつとめるブランドン・トラニー氏と、2014年11月に日本法人フリースケール・セミコンダクター・ジャパンの社長に就任したケンリック・ミラー氏が登壇し、Freescaleの事業概要とFTF Japan 2014のハイライトを紹介した。トラニー氏は冒頭の挨拶で、10月6日に開催を予定していた「FTF Japan2014」が台風の影響によって中止せざるを得なかったにもかかわらず、ここに改めてFTF Japan 2014を開催できたことは、とてもうれしいと発言した。実際、FTF Japanに毎年のように参加していた日本のエンジニアにとって、10月6日(月曜日)のイベントが前日の5日(日曜日)には中止と決まり、すぐに参加者全員に知らされたことはかなりの衝撃だった。わずか2カ月後にイベントが開催されると考えていたエンジニアは多くなかっただろう。それどころか、今年度のFTF Japanはないものと考えていたエンジニアが少なくなかった。ミラー氏は、2020年にオリンピックとパラリンピックの開催を控えている日本に対する期待を述べていた。前回のオリンピック、つまり、1964年の東京オリンピックでは日本は新幹線というすばらしい高速鉄道を開業させ、世界を驚かせた。2020年は、1964年と同様に日本が世界を驚かせる機会になるとした。また2020年には、世界中でインターネット接続されたデバイスの数は、280億個に達する見込みである。そして1億5,200万台の自動車が、インターネット接続されるようになるとした。○自動車用と通信用のプロセッサで強みところでFreescaleの事業部門は現在、5つに分かれている。「マイクロコントローラ」、「デジタル・ネットワーキング」、「自動車用MCU(マイクロコントローラ)」、「アナログとセンサー」、「RF(高周波)」である。言い換えると、汎用マイコン、デジタル通信用半導体、車載マイコン、アナログ半導体とセンサー、無線(ワイヤレス)通信用半導体、となる。製品開発で特に注力しているのは「IoT」分野である。「IoT」は、普通はInternet of Thingsの略なのだが、Freescaleはわざとこれを「Internet of TOMORROW」(明日のインターネット)と呼称していた。明日のIoT(Internet of Things)を支える製品の開発に注力しているという意味なのだろう。そのIoTを支える半導体製品を、通信用IC、プロセッサ、センサー、マイコンとアナログ、の4つに分け、それぞれの製品分野でFreescaleの製品が重要な位置に付けていることをアピールしていた。通信用ICでは、通信向けの組み込みプロセッサ市場でシェアトップ、プログラマブルDSP市場でシェア2位に付けているという。プロセッサでは、車載情報娯楽機器用プロセッサ市場でシェア2位、マイクロプロセッサ市場でシェア3位を占めているとする。センサーでは、外販の自動車用加速度センサーでシェアトップ、外販の自動車用MEMSでシェア2位に付けているという。マイコン(マイクロコントローラ)では、世界のマイコン市場でシェア2位、自動車用マイコン市場でシェア2位を占めているとした。このほか、無線通信のインフラ機器向けRFパワートランジスタ市場でシェアトップに付けていることをアピールしていた。●ガソリン車の開発と異なる大部屋方式での開発を採用したトヨタのHV車○ハイブリッド車の開発で見せたトヨタの底力続いては、Freescaleの重要な顧客であるトヨタ自動車による、ハイブリッド自動車開発に関する基調講演が実施された。講演者はトヨタ自動車でハイブリッドシステムの開発を主導してきた、嵯峨宏英氏である。講演のタイトルは「トヨタのHV開発マネジメント」で、世界初の量産ハイブリッド自動車「プリウス」の開発から始まる、ハイブリッドシステムの開発体制と開発マネジメントの歴史を一気に解説してくれた。1997年に発売されたトヨタのハイブリッド自動車は、今年(2014年)9月に累計販売台数が700万台に達したと嵯峨氏は始めにハイブリッド車の現状を示した。ハイブリッド自動車や電気自動車などのエコカーは「普及してこそ環境に貢献できる」との思想でトヨタはエコカーを開発してきた。700万台という台数は世界の自動車販売台数に比べればわずかな台数であるものの、電気自動車に比べれば、はるかに膨大な台数である。特に日本市場では乗用車販売台数のランキングには常にハイブリッド乗用車が上位に入っている(2014年11月の新車販売台数実績はハイブリッド車「アクア」がトップ、ハイブリッド車「プリウス」が2位、日本自動車販売連合会の公表データ)。日本の乗用車市場では、ハイブリッド車はベストセラー車になっている。そのハイブリッド車は、技術的にはきわめて複雑なシステムである。このため、システム全体を見渡せる技術者が存在しない。そこで開発にあたっては、これまでのガソリン車の開発(開発主査が開発チームを率いる)組織とまったく異なる。大部屋方式を採用した。エンジン、制御、電池、モータ、パワー制御ユニット(PCU)、トランスミッション、回路などの各ユニット開発チームをなるべく1カ所にまとめ、各ユニット間を強く連携させることで開発にあたった。初代プリウスの開発では、モーターとPCU、電池の開発を大部屋にまとめた。このハイブリッドユニット開発の大部屋が、ユニット生産の部門とやり取りした。そして3代目のプリウスを開発するときには大部屋体制を拡大し、開発部署をハードと制御の2部に分けるとともに、拠点の集約を本格化した。大部屋にはエンジン、トランスミッション、モーター、PCU、電池の開発チームが入り、各チームがそれぞれの生産技術部門と連携した。またこれらの開発を通じて年間30万台の販売という普及目標と、ガソリン車に比べたコスト増分を3代目プリウスでは2代目の2分の1にし、4代目の開発ではコスト増分を3代目の4分の1は減らす(25%減)、5代目ではコスト増分を8分の1減らす(12.5%減)という原価低減目標が設けられた。そして小型ハイブリッド乗用車「アクア」の開発では、サプライヤ(具体的にはデンソーの開発エンジニア)を含めた大部屋による開発体制を構築した。大部屋にはトヨタ側では設計、生産技術、製造、材料技術、メカトロニクスのエンジニアが集まり、サプライヤのエンジニアと同じ拠点で開発を進めた。総勢で約300名という大所帯である。この結果、発電機とモーターを新規開発したにも関わらず、短期間に高品質の完成車を開発できたという。特にモーターの開発では、開発途上で重要な問題が発覚して設計変更を余儀なくされたにも関わらず、実質的な開発期間をさらに縮めることで対応した。嵯峨氏はハイブリッドシステムの開発リーダーを10年間経験して学んだこととして、リーダーに要求される大事なこととは、「部下になめられない総合的技術力」と「多くの組織やメンバを惹きつけて動かす人間的パワー」であると心の底から感じている、とコメントし、講演をまとめた。
2014年12月09日●多様な属性の人材を活かすことでイノベーションを生み出すダイバーシティ2014年12月3日から5日にかけて東京ビッグサイトにおいて半導体製造装置と材料の展示会兼講演会「SEMICON Japan 2014」が開催された。3日の午前には、キーノートカンファレンスの一環として、「Women in Business~女性トップエグゼクティブが語るダイバーシティ戦略」というテーマでパネル討論が実施された。ここでダイバーシティ(多様性)とは、同じジェンダー、同じ年代、同じ専門分野といった均一な属性で構成されるのではなく、違うジェンダー、違う年代、違う専門分野といった多様な属性の人材で構成された組織を作り、マネジメントすることを意味する。メンバー間の差異を活かすことで、均一なメンバーの組織では生み出すことが難しい、斬新なアイデアやイノベーションなどを創り出すことを期待する。多様性を象徴するのがジェンダーの違う人材の活用、すなわち女性の活用であることから、女性のエグゼクティブによるパネル討論が企画された。パネル討論の参加者は以下の通り。いずれも女性で、優れたキャリアを積み重ねてきたエグゼクティブである。江田麻季子氏。インテル(Intelの日本法人)代表取締役社長(CEO)浅川智恵子氏。日本アイ・ビー・エム 東京基礎研究所、IBMフェロー土井美和子氏。情報通信研究機構(NICT) 監事この3名に、モデレーターとしてテレビ東京アナウンサーの佐々木明子氏が登壇した。パネル討論は最初に、パネリストの3名がポジショントーク(20分程度の講演)を行ない、その後に佐々木氏の司会によって討論を実施するという形式で進められた。○先天的な多様性と後天的な多様性ポジショントークで最初に登壇したのは、インテルの江田麻季子氏である。「多様性によるイノベーションの創造」と題して講演した。ビジネスを成長させるためにはイノベーションが必要であり、イノベーションを起こすためには多様でオープンな環境、異なる意見を受け入れやすい環境を作るべきだと説明していた。江田氏は、多様性には、「先天的な多様性」(持って生まれた性質:ジェンダー、年齢、国籍など)と「後天的な多様性」(体験を通じて獲得した性質:学歴や職歴など)があり、両方の多様性を備えた経営が重要だと唱えた。具体的には、経営幹部全体で少なくとも3つの先天的な多様性と、少なくとも3つの後天的な多様性を備えているべきだとした。このような2次元的な多様性を備えた企業は、多様性を備えていない企業に比べると、より積極的にリスクを取ることで現状を打破する気持ちが強く、従業員のアイデアが製品となって市場に投入される確率が高く、市場占有率の向上に結びつきやすいという。ただし多様性を獲得した企業への変化は、急激には起こらない。個人的に学んだこととして、以下の5つの事柄を江田氏は挙げていた。変化は突然起こらない。(対策)できることから達成していく個人個人は対応が柔軟でも、組織になると対応が硬直的になることがある。(対策)組織を動かすサポーターのネットワークを構築していく後天的な多様性を高めると、機会が広がる。(教訓)いつまでも学ぶことはできるサポートグループが必要である。Intelでは1997年にWIN(Women at Intel Network)というサポートグループが設立されて活動を続けてきた。(教訓)遠慮なく助けを求める道を拓くことが、マイノリティの数を増やし、より多くの体験を創造する。組織の意思決定者にマイノリティが増加し、マイノリティをマネジメントした経験を有する管理職が増加し、マイノリティにとってのチャンスが増加し、オープンな職場環境が作られる●ダイバーシティの実現に必要なこととは○ダイバーシティはディスアドバンテージではなく、「アドバンテージ」続いて、IBMフェローの浅川智恵子氏が登壇した。浅川氏は14歳のときに失明しており、視覚障がい者として障がい者のアクセシビリティ(情報へのアクセス手段)に関する先駆的な研究で数多くの業績を挙げてきた。講演タイトルは「スマートマシンが支援する未来」である。浅川氏は「目が見えないことは研究においてアドバンテージ(優位)である」と断言し、「目が見えないことはディスアドバンテージ(不利)である」という見方を完全に否定していた。研究テーマである「障がい者のアクセシビリティ」では、自分が障がい者であることから、健常者には分かり難い事柄(障がい者はどのように感じるか)を簡単に理解できる。このことは、研究を進める速度の向上にとても大きく寄与する。その一例が、Webページの読み上げソフトウェア「Home Page Reader」である。1997年に浅川氏が開発したこのソフトウェア製品は、現在では日本語やイタリア語、フランス語、ドイツ語、米語、英語などの11カ国語のバージョンが存在する。そして現在では、人間の肩にとまった小鳥がささやくように、視覚障がい者の身近に存在して障がい者を支援する仕組み「コグニティブ・アシスタント」の開発に挑んでいる。その一環として、米国のカーネギーメロン大学と共同で、人間の表情を認識する技術の開発に取り組んでおり、講演ではその一端を披露した。カメラ付きメガネを装着した浅川氏が会議室に着席し、相対して着席した参加者の顔面をカメラで撮影して表情を認識するというデモである。また日本の社会が急速に高齢化していることから、高齢者のスキルを活かすことでダイバーシティを実現する「シニア・クラウド(高齢者クラウド)」という仕組みを東京大学と共同で研究している。高齢者個々人の異なるスキルをクラウドを通じてまとめることで仮想的に強力なワーカーを創造し、現場の要請に応えることが狙いだ。○「前例のない世界」を生きるための知恵最後に登壇した土井美和子氏は、大学の工学系修士課程を修了後に東芝に入社し、定年まで東芝の研究開発職をつとめた。東芝が初めて採用した女性の修士卒であり、入社以降の土井氏は「東芝で初めて」が繰り返されるキャリアを歩んできた。講演タイトルは「キャリア構築を阻む3つの障害(バリヤー)を破る」である。土井氏は講演タイトルにもある「3つのバリヤー」を、(1)前例がない(という障壁)、(2)時間がない、リソースがない(という障壁)、(3)成長できない(という障壁)、だと説明した。この3つの障壁は、土井氏の東芝での経験に基づくもの。同時に3つの障壁に衝突した訳ではない。3つの障壁に、番号の順番でぶつかってきた。東芝に入社した当初は、「前例がない」という障壁に次々とぶつかった。まず、東芝100年の歴史で初めての女性院卒採用であること(現場がどのように扱ってよいかの経験がない)、次に、初めてヒューマン・インタフェースを研究テーマに選んだこと(当時はヒューマン・インタフェースは研究課題とは考えられていなかった)、などである。東芝では女性であることの苦労はあまりなく、ヒューマン・インタフェースを研究テーマとして認めてもらうことが、はるかに多大な苦労を要したという。ただし、研究者や技術者にとって「前例がない」ことは「初めて」を意味するので、やりがいは大きい。そこで見方を改め、「前例を作る」ことで障壁を乗り越えた。そして「時間がない、リソースがない」という障壁は、入社3年目で結婚し、二児を相次いで(出産の間隔は1年5カ月)もうけたことによって一気に立ち上がった。子育てと仕事による、あまりにも多忙な生活。二人目の子供が3歳になるまでの約3年間は「ほとんど記憶がない」と述懐するほどの忙しさである。そこで「限られた時間をどのように投入するか」を考えた。例えば「平日は仕事」、「休日は子供の相手」と、日常を完全に切り換えた。両者を完全に切り換えることが重要で、中途半端はよろしくない、という。それから、仕事でキャリアと実績を積んでリーダーになった頃に、3番目の障壁にぶつかった。新しいことに挑戦しづらくなったのだ。上手くいくかどうか分からないテーマを選んで失敗すると、上司や部下などに迷惑がかかる。自分のブランドに傷がつく。失敗を恐れてしまい。リスクを取れない。したがって新しいことに挑戦しづらい。ここを乗り越えたのは、仕事の場所を変えることが始まりだったという。いろいろな仕事をすることで、時間がなくなる。ゴール(目標)を明確化するとともに、役割分担を明確化しなければならない。球技で受け取ったボールをほかのプレイヤーにパスして渡すように、受け取った仕事は、ほかの適切と思われる社員にすばやく渡す。こうすることで、リスクを取りやすくなり、新しいことができるようになった。○女性だけでの議論は煮詰まる可能性、男性の参加が重要ポジショントークの後は、司会の佐々木氏がパネリストに質問する形で、パネル討論が始まった。ここで印象に残ったのは次の2点である。1点目は、江田氏のコメントで、Intelの女性社員をサポートするグループ「WIN(Women at Intel Network)」について述べたものだ。女性だけのグループだと考え方に偏りがあり、議論が煮詰まってしまうことがあったという実体験である。男性社員がサポートグループに参加することで、この問題が解決されたということだ。2点目は、ロールモデルの必要性に関する意見である。キャリアパスのロールモデルは、必要であるとも言えるし、不要であるとも言えるというのがパネリストの意見だった。興味深かったのは「ワーキングマザー(働く母親)のロールモデルは必要である」ことで、意見の一致を見たことだ。子育てと仕事の両立がいかに困難であるかを暗に示すとともに、父親による育児や家事の分担、会社組織における配慮といった課題がまだ大きく存在していることをうかがわせた。
2014年12月08日GODMake. 2014 BEAUTY AWARD!!【MODELS COSME部門】2014年、最もモデルから評価されたリアルコスメは一体…!?それぞれのカテゴリー第1位を発表致します!【ベース部門】KATE:パウダレスリキッド【アイブロウ部門】KATE:デザイニングアイブロウN【アイシャドウ部門】RIMMEL:ショコラスウィートアイズ【アイライナー部門】msh:ラブ・ライナーリキッド【マスカラ部門】MAYBELLINE NEW YORK:ラッシュニスタ【チーク部門】CANMAKE:クリームチーク【リップ部門】M・A・C:リップスティック【カラコン部門】キャンディーマジック:シークレットキャンディーマジックいかがでしたか?GODMake.モデルが自信を持ってオススメする愛用コスメ、試してみる価値アリです!総合大賞はコチラからチェックしてみてね!
2014年12月05日グーグルは12月4日、2014年に人気があったAndroidアプリ、ゲームなどをまとめた「Google Play ベスト オブ 2014」を公開した。Google PlayはAndroidアプリやゲームなどのコンテンツを配信するプラットフォーム。「ゲーム部門」と「アプリ部門」「映画部門」「電子書籍部門」「テレビ番組部門」の5部門で人気上位10~30コンテンツを紹介している。なお、昨年とは異なり、各カテゴリのベストアプリについては公開されていない。○アプリ部門アプリ部門では、昨年「アプリオブザイヤー」に選ばれた「スマートニュース」が今年もトップ30に選出。また、ここのところ盛り上がりを見せているフリマアプリの「フリル」や「メルカリ」、ファッションコーディネートアプリの「iQON」など女性向けアプリも多く見られる。ビジネス系では、「マネーフォワード」や「Eight」「Dropbox」「Wantedly」が選出。運動管理系では「Nike+ Running」や「Noomコーチ」「RunKeeper」「Accupedo」「Runtastic」が選ばれている。○ゲーム部門ゲーム部門では、一大ブームを巻き起こした「アナと雪の女王」や妖怪ウォッチの「ようかい体操第一 パズルだニャン」が選出。テレビCMでお馴染みの「モンスターストライク」や「パズル&ドラゴンズ」「白猫プロジェクト」「クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)」なども選ばれている。もちろん、据え置きゲーム機から人気のある著名ゲームシリーズも選出されており、「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」「パワフルプロ野球TOUCH2014」「FIFA 15 Ultimate Team」が上位に入っている。○映画部門・テレビ部門映画部門は大ヒット映画「アナと雪の女王」などハリウッド大作が多く選出。「X-Men フューチャー&パスト」や「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」「アメイジング・スパイダーマン2」などのアメリカン・コミックス原作の映画も含まれている。一方で邦画も多く、「白ゆき姫殺人事件」や「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」「清州会議」「武士の献立」「そして父になる」「舟を編む」「闇金ウシジマくん Part 2」などが選出されている。テレビ部門は10選で、映画部門でもランクインした「闇金ウシジマくん」や「SPEC~翔~」、ゲームでも選出された「妖怪ウォッチ」など、マルチ展開の人気コンテンツが多く並ぶ。○書籍部門書籍部門では、2014年の大河ドラマでも描かれている「黒田官兵衛」や、ネット上で話題となった「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの手記「わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」が選出されている。漫画本では唯一「新世紀エヴァンゲリオン」の完結巻が選ばれているほか、機動戦士ガンダムの小説本「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)」や「魔女の宅急便:第1巻」「ジブリの世界を創る」など、人気アニメに関連する電子書籍が選ばれた。
2014年12月04日