IK Multimediaは、Mesa EngineeringのR&D部門と共同で開発したMac/Windows用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア「AmpliTube MESA/Boogie for Mac/PC」を発売した。同社オンラインストア価格は149.99ユーロ。同製品には、MESA/Boogie Mark III Combo、Mark IV Combo、Dual Rectifier Head、Triple Rectifier Head、TransAtlantic TA-30 Comboなど5つのアンプ・モデルと、それぞれに対応する5つのキャビネット・モデルが搭載されている。また、9種類のストンプ、4種類のアンプ、5種類のキャビネット、3種類のマイク、2種類のラック・エフェクトモデルが含まれる無償版「AmpliTube Custom Shop」でも、AmpliTube Custom Shopアプリ内もしくはIK Multimedia Online Storeにて、エフェクト、アンプ、キャビネット、マイクの好みのモデルを追加購入することができる。なお、AmpliTube MESA/Boogieは、IK Online Store、AmpliTube Custom ShopもしくはBeat Cloudストアでも購入可能だ。
2015年09月01日ソースネクストは、Windows/Mac/AndroidのマルチOSで利用できるセキュリティサービス「スーパーセキュリティ 月額版」を9月1日より提供する。利用料は月額税別350円。同サービスは、Windows/Mac/AndroidのOSの組み合わせを自由に3台まで利用できるもの。プログラムはルーマニアに本社を置くビットディフェンダー社によるもので、Windows向け製品では「プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2014」を受賞するなどの実績を持つ。主な機能は以下のとおり。Windows向けでは、ワクチンファイルがなく、ネットに未接続でも、不審な動きをするプログラムをブロックする「ふるまい検知」、ネットバンキングやネットショッピング専用のブラウザで不正送金ウイルスに対応した「決済ブラウザ」、安全にパスワードを管理する「パスワード管理」機能などを備える。Mac向けでは、ファイルの使用タイミングで自動検査するウイルス対策、フィッシングサイトへのアクセスをブロックするフィッシング対策機能(Safariのみ対応)、Mac全体、重要領域、任意のフォルダを選択したスキャン機能を備える。Android向けでは、ウイルス対策、インストールアプリやSDカードの自動スキャン(手動も可能)ほか、フィッシングの疑いがあるサイトのアラート表示を行うフィッシング対策、紛失/盗難に対応する機能が搭載されている。なお、同サービスの対応OSは、WindowsがWindwos 10、8/8.1、7、Vista、MacがOS X 10.7 Lion以上、AndroidがAndroid OS 2.2以上。
2015年08月31日○Mac OS Xの基礎の基礎 8iCloudで繋がる「通知」MacにはiPhoneと同じように、「通知センター」がある。これはiCloudで接続されるとiPhoneと同じ通知を出すことができ、独自のソフトの通知を受けることもできる。Macの通知センターはデフォルトで「ON」になっている。iPhoneなら上からスワイプで出てくる通知センターは、メニューバーの一番右側にあるアイコンをクリックすると右側からせり出してくる。表示はタブで切り替え可能だ。「今日」のタブには、今日の予定、リマインダー、株価、天気などが標準で入っている。「通知」のタブをクリックすると表示が切り替わり、新着メールやFaceTime、SNSの新着通知、通知対応ソフトからの通知履歴が表示される。○通知センターの設定通知センターの表示設定は一番下にある[編集]ボタンをクリックする。すると通知センターがさらに1段せり出し、他に通知で利用できるソフトが選択できるようになる。通知の表示順もここで編集可能だ。さらに細かい設定は、[システム環境設定]-[通知]、または通知センターの下にある歯車アイコンから行うことができる。例えばカレンダーを選ぶと、通知のスタイル、ロック画面への通知の表示などが設定できる。そしてMacの通知にもiPhoneと同じおやすみモードがある。これは時間を設定しておけば、その時間帯の通知を切る設定で、ほぼiPhoneの通知にある設定と同じことができる。iPhoneとMacで表示される通知は、ソフトウェアや設定で違っていたりするので注意しよう。カレンダーやリマインダーなど標準アプリの通知は基本的には同じ内容が通知されるが、表示設定は同期されない。例えばMacではカレンダーの設定をしてあるが、iPhoneではカレンダーの通知を切って別アプリで通知を設定している場合、違う通知が表示されるので注意しよう。○便利な通知ソフトを追加しよう通知に対応した便利なソフトをMacに追加してみよう。編集状態で下に表示される[App Store]ボタンをクリックすると、通知センターに対応したソフトを集めたMac App Storeのページが表示される。Mac App StoreはiPhoneのApp Storeと同じアカウントで利用できる。ログインダイアログが表示されたら入力しよう。ひとつ、対応ソフトを紹介しよう。iTunesで音楽を再生しているとき、通知センターからコントロールできるようになるソフトが「Lyrical」だ。アートワークと曲名、ボリュームなどのコントローラーが通知センターから使えるようになり、さらに歌詞が設定されていれば通知センターで表示されるようになる。基本ソフトの解説に戻る前に、次回はこのMac App Storeに付いて解説しよう。
2015年08月28日ヴイエムウェアは26日、Windows 10に対応したMac用仮想化ソフトウェア「VMware Fusion 8」「VMware Fusion 8 Pro」を発表した。新規購入価格はVMware Fusion 8が9,990円、VMware Fusion 8 Proが24,690円(いずれも税込)。「VMware Fusion」シリーズは、Mac上でWindowsの仮想マシンを実行できるソフトウェア。今回の「VMware Fusion 8」では、Windows 10に対応。音声認識エンジン「Cortana」やWebブラウザ「Edge」といったWindows 10の新機能が利用できる。稼動環境として最新のMac OSである「OS X El Capitan」をサポート。El Capitanのパブリックベータ版で仮想環境が構築できるほか、現状のMac環境を維持したまま、El Capitanを仮想マシン上にインストールして利用することも可能。グラフィックエンジンも強化され、「DirectX 10」や「OpenGL 3.3」に対応。前バージョンと比べてグラフィック性能が最大65%高速化している。大量のグラフィックス処理が必要な3Dアプリケーションでも優れたパフォーマンスを発揮できる。iMac Retina 5KモデルやMacを4Kディスプレイに接続して使うといった高解像度の最新システムにも対応。また、MacBookシリーズ向けの強化点として、電力の使用効率の最大化やアダプティブグラフィックススイッチング機能が挙げられ、バッテリー寿命に配慮しつつも、最大限のパフォーマンスを引き出せるようになる。上級ユーザーや企業向けの「VMware Fusion 8 Pro」では、Windows 10、OS X 10.11 El Capitanプレビューに加え、Ubuntu 15.04などの最新OSをサポート。「VMware vCloud Air」へネイティブで統合し、ローカルの仮想マシンをクラウドにバックアップできるほか、稼動前のテスト環境として、Webサイトやアプリケーションをローカルで構築できる機能を搭載している。このほか、「VMware vSphere」「VMware ESXi」「VMware Workstation」などのサーバ上にホストされた仮想マシンとの接続、あるいはサーバ上で構築・稼動している仮想マシンとの統合が容易になった。リモートサーバから仮想マシンをコントロール/ダウンロードし、それらをFusion Proローカルの仮想マシンとして稼動させたり、ローカルの仮想マシンをvSphereに直接アップロードすることも可能。旧バージョン購入者向けの施策として、2015年7月29日から8月25日までに「VMware Fusion 7」「VMware Fusion 7 Pro」を購買したユーザーは、「VMware Fusion 8」または「VMware Fusion 8 Pro」に無料でアップグレードできる。また、「VMware Fusion 6」ならびに「VMware Fusion 7」からのアップデート価格はFusion 8が6,290円、Fusion 8 Proが14,890円(いずれも税込)。
2015年08月26日アジェンダは、Mac用宛名印刷ソフト「宛名職人Ver.22」パッケージ版の販売を9月25日より開始すると発表した。価格は8,800円。同時に「宛名職人 Ver.22 ダウンロード版」も発売となる。アジェンダ直営オンラインショップほか、各種ダウンロードソフト販売サイトで購入が可能。こちらの価格は8,100円。「宛名職人Ver.22」では、年賀状ソフトそのものの価値を見直し、「想いを伝える、特別な年賀状」をコンセプトに、住所録の動作スピードの向上、Mac標準搭載の住所録アプリ「連絡先」とのシンクロ機能の強化が図られている。住所録の全般的な動作速度については、前バージョンと比較して平均4.7倍高速化している。これにより、個人事業主など1,000件以上の住所を登録しているユーザーもストレスなく操作可能になった。「連絡先」の同期では、更新前に変更点が確認できるようになり、間違った上書きの心配を軽減できるという。厳選されたデザインテンプレートは260点以上を新規収録。毛筆フォントなど16書体を含む76 書体を揃えている。対応OSはOS X Yosemiteで、OS X El Capitanにも対応予定。アップグレード版は、宛名職人 Ver.1~21/Classic シリーズ/for 10.4、10.7、10.8(以上、Mac版)、および宛名職人 98~2010/2004 Premium~2015 Premium/宛名職人 2011 キヤノン版(以上、Windows版)のユーザーを対象に提供する。価格は7,800円。また、ダウンロード版については、直営オンラインショップのみ優待価格の7,290円で購入できる。
2015年08月20日パラレルスは19日、Mac上でWindowsやLinuxなどのゲストOSを実行できる「Parallels Desktop」の最新版となる「Parallels Desktop 11 for Mac」の販売を開始した。それにあわせ、都内で発表会が開催され、製品の概要などが説明された。発表会は、同社のマーケティング部長である日下部徳彦氏の挨拶からスタート。続いて代表取締役の下村慶一氏が登壇し、同社のビジネスアップデートと、今回発表となった「Parallels Desktop 11 for Mac」の製品概要を紹介した。「Parallels Desktop 11 for Mac」では、MacとWindowsの長所を活かし、これまで以上に簡単な操作環境を提供し、パフォーマンスの向上が図られている。先頃Microsoftが提供を開始したWindows 10への対応はもちろん、パブリックベータ版が公開されている次期Mac OS「El Capitan」のサポートも謳われている。前述のパフォーマンスの面では、Windowsの起動とシャットダウンのスピードが最大50%高速化し、Windows内のファイルを操作する際に最大20%速度が向上、仮想マシンを中断するまでの時間も最大20%高速化している。さらに新機能である「Travel Mode(トラベル モード)」の搭載で、外出時のバッテリー持続時間が最大25%伸張している。米Parallelsのシニアプロダクトマネージャーであるカート・マッカーシー氏のデモでは、まずMac OSのクイックルック機能をWindowsに拡張した「Quick Look for Windows」が披露され、新しいCoherenceモードへの切り替えボタン、DockからのWindowsで最近使った項目の表示などが紹介されたが、今回の目玉は何と言ってもWindowsとOS X両方の環境でWindows 10に搭載されたパーソナルアシスタント機能「Cortana」が利用可能となったことだろう。Parallels DesktopがWindowsの機能をOS Xアプリケーションで利用可能にしたのは今回が初とのことで、Cortanaのデモでは、WindowsアプリでOS Xから位置データを取得(これも新機能)してみたり、「Pages」などのMac用アプリを起動するといった機能を見ることができた。日本語での利用はもう少し先になるとのことだが、現状Mac OSではiOSで提供されている音声アシスト機能「Siri」が使えないので、かなり刺激的なデモンストレーションだったと言えよう。さらに日本語版のみの機能として日本語キーボードの操作性が向上が図られている。OS X El Capitanでは日本語入力のライブ変換機能が搭載されることになっているので、これも大いに期待が寄せられる性能向上と言えるだろう。OS X El Capitanでは、正式リリースに先駆けて同OSに対応する試験的なサポートを提供しているが、El Capitanの公開後はプラットフォームをフルサポートする予定だ。また、本バージョンより、一般ユーザー向けの「Parallels Desktop 11 for Mac」と、前バージョンで登場した「Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition」を改称した「Parallels Desktop for Mac Business Edition」、新たに加わった「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」という3ラインでの展開となることもアナウンスされた。「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」は、開発者、デザイナーといったパワーユーザー向けに設計されており、DockerやVisual Studio(プラグイン)、Chef、Jenkins、Vagrantなどの開発者用ツールとの統合、ゲストOSでのデバッギング、ネットワークシミュレーション機能に対応している。名称が変更された「Parallels Desktop for Mac Business Edition」は「Pro Edition」の全機能に加え、企業のIT部門担当向けにエンドユーザーの仮想マシンを制御すると同時に、新しい「Parallels License Management Portal」を使用してライセンスを運用できる一元管理機能を搭載している。Pro Editionでのデモでは、UIを使わずコマンドラインだけで操作したり、Visual Studioとの統合の解説などが行われた。その中では、ひとつのOSの中で別なOSのデバッグを行える、不安定な環境下で、ある仮想マシンがクラッシュしてもコード自体は別な場所にあるから安心して使用できる、ネットワークの帯域のテストも設定を自由に変えられるといった利便性が強調された。再登壇した下村氏は、開発者やWebのディレクターの多くが、いかに仮想化環境を使っているか知っていただけたと思うと述べ、こういった製品群の提供を行う意味や理由も理解していただければとParallels Desktopの魅力を伝え、発表会を締めくくった。
2015年08月19日パラレルスは19日、Mac上でWindowsやLinuxなどのゲストOSを実行できる「Parallels Desktop」の最新版となる「Parallels Desktop 11 for Mac」を発表。同日より販売を開始した。最新版ではOS X El CapitanとWindows 10に対応している。今回のバージョンアップでは、まもなくリリースされる予定の次期Mac OS「El Capitan」をサポートし、先頃Microsoftが提供を開始したWindows 10に対応している。Windowsの起動とシャットダウンのスピードが最大50%向上したのに加え、新機能である「Travel Mode(トラベル モード)」の搭載で、外出時のバッテリー持続時間が最大25%伸張する。Windows 10に搭載されたパーソナルアシスタント機能「Cortana」が、WindowsとOS X両方の環境で使用できる。Parallels DesktopがWindowsの機能をOS Xアプリケーションで利用可能にしたのは今回が初となる。OS X El Capitanでは、正式リリースに先駆けて同OSに対応する試験的なサポートを提供している。El Capitanの公開後はプラットフォームをフルサポートする予定だ。今回より、パーソナルユース向けの「Parallels Desktop 11 for Mac」と、前バージョンで登場した「Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition」を改称した「Parallels Desktop for Mac Business Edition」、新たに加わった「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」という3ラインでの展開となる。新しい「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」は、開発者、デザイナー、パワーユーザー向けに特化して設計されており、DockerやVisual Studio(プラグイン)、Chef、Jenkins、Vagrantなどの一般的な開発者用ツールとの統合、ゲストOSでのデバッギング、ネットワークシミュレーション機能に対応している。名称が変更された「Parallels Desktop for Mac Business Edition」は前出の「Pro Edition」の全機能に、企業のIT部門担当向けにエンドユーザーの仮想マシンを制御すると同時に、新しい「Parallels License Management Portal」を使用してライセンスを運用できる一元管理機能を付加している。価格は、「Parallels Desktop 11 for Mac」のダウンロード版が8,500円、「Parallels Desktop 11 for Mac 5 ユーザー ライセンス版」が37,800円、「Parallels Desktop 11 for Mac USB メディア版」が9,500円(9月18日発売予定)、「Parallels Desktop 11 for Mac 生協版」と「Parallels Desktop 11 for Mac アカデミック版」が6,000円。バージョン9と10ユーザー向けのアップグレード版および「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」へのアップグレード価格は5,300円だ。また、サブスクリプションで提供される「Parallels Desktop for Mac Pro Edition(1年版)」は10,800円、「Parallels Desktop for Mac Business Edition」は年/10,000円よりとなっている。
2015年08月19日○Mac OS Xの基礎の基礎 6 iCloudで同期できるカレンダー前回、iCloudを設定したiPhoneとMacでいろいろな情報が共有できることがわかった。今回から同期・共有できるソフトウェアの使い方をiPhoneとの連携も含めて紹介しよう。まずはカレンダーから。○カレンダーの基本画面まずはカレンダーを見てみよう。iCloudの設定をしないままカレンダーを起動すると次のような画面になる。基本は月表示で、上の[日][週][月][年]ボタンでそれぞれ切替可能。月を変更するときは上下にスクロールするか、右上の[<][>]ボタンをクリックすると切り替わる。赤丸が今日の表示だ。[カレンダー]ボタンを押すと、カレンダーのカテゴリが表示される。カレンダーはこのカテゴリ別に分類することができる。○イベントの追加、管理予定(イベントと呼ぶ)を追加するときは、月表示の場合は追加したい日をダブルクリックしてみよう。その日の表示の中に新規イベントが追加され、イベントの内容がポップアップで表示される。ここでカレンダーの種別を選択し、イベント名、場所、時間の指定を行おう。週表示は指定日を選んで予定時間をダブルクリックすることで、クリックしたところから1時間分のイベントが作られ、月と同じようにポップアップが表示される。日表示の場合は右側に詳細情報が表示されるので、ここを設定する。イベントの追加方法はまだいくつかある。[カレンダー]ボタンの横にある[+]ボタンを押して表示されるポップアップウィンドウに平文で入力すると、それを予定に変換できる。もうひとつ、メールに書かれた日時の予定部分を選択すると、そこからイベントを作成できる。作ったイベントはドラッグで移動できる。例えば月表示の場合、イベントをマウスカーソルを使ってドラッグして移動させると時間はそのままで日付が変更される。日、週表示の場合はドラッグして時間の変更も可能。13:00~14:00の予定をドラッグして下に延ばすことで、予定時間を延ばすことができる。イベントの削除は選択して[delete]キーで削除しよう。○iCloudを使った同期・共有iCloudを使うと、Macのカレンダーに書いたイベントはiPhoneやiPadに、iOS機器で書いたイベントはMacへと同期される。最初に[システム環境設定]-[iCloud]でカレンダーにチェックを入れると、「カレンダーをiCloudと結合しますか?」と聞かれる。これはMac上にすでに書かれた予定とiPhoneで書かれたイベントを同期するという意味で、ふたつのカレンダーのイベントがひとつのカレンダーにまとめられる。以降はMac、iOS機器のどちらで予定を追加したり編集したりしても、両方の端末が更新される。カレンダーを追加するときも同じだ。○その他のカレンダーも利用可能そしてもうひとつ、カレンダーは他のインターネットアカウントのカレンダーも表示可能だ。例えばGoogleカレンダーの予定を表示、追加、変更することができる。[システム環境設定]-[インターネットアカウント]からGoogleのアカウントを選び、「カレンダー」にチェックを入れると、カレンダー上にGoogleカレンダーのカテゴリと予定が表示されるようになる。それらの予定をここから追加も可能だ。カレンダーはMac、iOSで同期して使うことで、常に予定を同期共有できて便利。iCloudやGoogleアカウントを使って便利に利用しよう。
2015年08月14日ティアックは、DSD 11.2MHz/PCM 384kHz 32bit対応の波形編集ソフトウェア「TASCAM Hi-Res Editor」のMac版を、同社TASCAMブランドより配信開始した。価格は無料。同製品は、2チャンネルまでのDSD/PCMのハイレゾファイル編集が可能な波形編集ソフトウェア。DSD/PCM相互のファイル変換やサンプリング周波数などの変換のほか、ファイルの分割、結合といった基本的な編集に加え、イン/アウト点で指定した区間の変換/書き出しも可能。曲間なしで録音されたDSDファイルの曲ごとの分割、ファイルの結合、さらにはDSDで収録した音源ファイルをPCMに変換といった編集も手軽に行えるようになる。同社ステレオマスターレコーダー「DA-3000」で収録したDSDファイルや、ハイレゾ再生機USBデュアルモノーラル・D/Aコンバーター「UD-501」や「UD-503」、ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P90SD」などでの再生用ファイルの編集用途にも適している。なお、対応OSは、OS X Mavericks(10.9)、OS X Yosemite(10.10)。
2015年08月13日米IBMは8月5日(現地時間)、企業のITインフラにMacを組み込む新たなクラウドベースのITサービスをIBM MobileFirst Managed Mobility Servicesに追加した。新しいモビリティサービスは、IBMが社内のセキュアなエンタープライズ環境においてスケーラブルかつ簡単にMacを導入できるようにしたMac@IBMプログラムがベースになっている。IBMでは支給されるパソコンにMac、Windows、Linuxを選択できるが、Wall Street Journalによると、すでに110,000台以上のMacがIBM社内で使われており、このままMacユーザーが増加していくと、いずれ380,000人のIBM社員の半数以上がMacを選択し、200,000台を超える可能性があるという。Mac向けモビリティサービスはSaaSソリューションとしてクラウドを通じて、または顧客のデータセンターのオンプレミス・ソリューションとして提供される。サービスには、ノート型およびデスクトップ型のMacの導入をサポートするJAMF SoftwareのCasper Suiteが組み合わせられている。セットアップ、イメージングやコンフィギュレーションの手間なくすぐに使用できる状態で顧客にMacが提供され、顧客は購入したMacが直接社員に配送されるように注文することも可能。またBYOD環境において社員が個人所有のMacをエンタープライズ環境に組み込むこともサポートしている。こうしたシンプルな導入プロセスに加えて、IBMのエンタープライズ統合ソリューションでは、OSおよびイメージ管理、アプリケーションのアップデート管理、企業向けアプリケーションカタログ、コンプライアンスおよびセキュリティ・アップデートといった導入後のサポートも充実している。IBMとAppleは昨年7月に企業向けモバイルソリューションで業務提携を結んだが、新サービスはIBMのMobileFirstポートフォリオを拡張するものでもある。Apple製品の使用体験を評価する企業やビジネスマンがiOSデバイスを用いた既存のエンタープライズサービスにMacも組み込み、企業のITインフラにおいてスマートフォンからタブレット、パソコンまで全てのデバイスでApple製品を利用できるようになる。
2015年08月06日ピクセラは7月31日、Mac向けのUSB接続TVチューナー「PIX-DT195」において発生していた不具合を、アップデータにより解消したことを発表した。今回のアップデータは、7月9日に発表されたMac向けのUSB接続TVチューナー「PIX-DT195」において、専用アプリ「StationTV」で番組表更新を手動で行った際に時間がかかり過ぎる問題と、予約録画した番組が複数に分割されて録画される場合がある問題に対しての処置がメイン。番組更新問題に対しては、アップデータ Ver.1.3.14を提供し、これをインストールすることで解消できるとしている。録画番組の分割問題は、スリープとスクリーンセーバーの自動解除を設定することで回避可能。方法は、「システム環境設定」-「セキュリティとプライバシー」-「一般」の中にある、「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求」のチェックボックスをオフにすること。
2015年08月03日日本マイクロソフトは2日、Mac向けOfficeの現行版「Office for Mac 2011」の出荷終了を発表した。最新製品「Office 2016 for Mac」の提供開始に伴う措置。年内に新バージョンを発売予定のWindows向けOfficeについても、「Office 2013」単体製品のみ出荷を終了し、在庫限りの販売となる。今回の出荷終了は、米Microsoftが現地時間7月9日に公開した、Mac向けOffice「Office 2016 for Mac」の正式版提供を受けたもの。なお、「Office 2016 for Mac」は当面Office 365ユーザー向けの提供となっており、一般提供は2015年9月の予定となる。あわせて、2015年内の発売が予定されているWindows向けOfficeについても、WordやExcelなど現行版「Office 2013」単体製品の出荷終了と在庫限りの販売が発表された。「Office 2013」統合製品は継続して販売される。メーカー出荷が終了し、在庫限りの販売となるのは、下記のOffice製品。Office for Mac Home & Student 2011Office for Mac Home & Business 2011Office for Mac Academic 2011Office for Mac 2011 単体製品 (Word, Excel など)Office 2013 単体製品 (Word, Excel など)継続販売するのは、下記のOffice製品。Office Personal 2013Office Home & Business 2013Office Professional Academic 2013Office Professinal 2013 (ダウンロード版のみ)
2015年08月03日コーレルは31日、映像や音声のキャプチャ、変換、コピーなどの機能を備えたMac用の総合メディアソフト「Roxio Toast 14 Titanium」と「Roxio Toast 14 Titanium ブルーレイ対応」を発表した。7月31日より発売する。パッケージ版とダウンロード版を用意。価格(税別)は、パッケージ版「Roxio Toast 14 Titanium」が16,800円、「Roxio Toast 14 Titanium ブルーレイ対応」が18,800円。ダウンロード版「Roxio Toast 14 Titanium」が13,800円、アップグレード版が11,600円。「Roxio Toast 14 Titanium ブルーレイ対応」が15,800円、アップグレード版が13,800円。「Roxio Toast ブルーレイ対応プラグイン」が2,500円。ビデオやオーディオのキャプチャ、コピー、変換、オンライン共有などに対応し、新たにDVDを簡単に作成できる「Toast MyDVD」を搭載した。テンプレートを選択していくことで、数ステップでDVDやAVCHDディスクを作成できる。「Toast Audio Assistant」では、LPレコードやテープなどの音源を取り込んで編集しデジタル保存可能。取り込んだファイルはCDに書き込めるだけでなくiTunesに転送することもできる。そのほか基本機能は、Webやディスクなどのソースからビデオを取り込んだり、Macの画面を録画したりするキャプチャ機能、CDやDVDなどのコピー機能、様々なビデオソースを変換する機能など。ビデオクリップをSNSにアップロードして共有する機能もサポートする。対応OSはMac OS X 10.7 / 10.9 / 10.10。
2015年07月31日○Mac OS Xの基礎の基礎 4 Webを見てみよう!Macの基本的な操作は前回までである程度理解できたと思う。しかしそろそろMac OS Xの操作だけでは面白くなくなってきた頃かもしれない。そこで今回はiPhoneでもおなじみ、Webブラウザ「Safari」の使い方を見てみよう。Safariの基本操作Safariはもともと、Mac用のWebブラウザだ。アイコンもiPhoneにあるものと同じで、Dockにあるアイコンをクリックすることで起動する。「Safariを始める」をクリックすると、最初から登録されている「お気に入り」がアイコンで表示される。ここではAppleのアイコンをクリックしてみよう。まずはウインドウ上方部のツールバーを見てみよう。左側には「< 」「<」のボタンがあり、これはそれぞれ「前のページに戻る」「次のページを表示」。その横はサイドバーの表示ボタン。ここでお気に入りやブックマーク、リーディングリスト(後述)を確認できる。右側にあるのは「共有」ボタンと「タブ」ボタン。「共有」では表示されているWebページをブックマークやリーディングリストに登録したり、URLからメールやメッセージを送ったりできる。一番右の「+」ボタンを押すとタブを増やしてWebページを同時に表示できるようになる。「タブ」ボタンは開いているタブの内容を一覧で見ることができる。そして真ん中のバーが検索/URLフィールド。URLを記載すれば指定したWebサイトを開くことができ、何かの単語で検索したい場合は単語をここに記入すればGoogleで検索された結果が表示される。リーダー表示とリーディングリストアクセスしたWebサイトの記事が長かったり、広告が多くて読みにくいときはリーダ表示を使おう。URLフィールドの左端にアイコンが表示されているときに利用できる機能で、Webのレイアウトなどを省いてテキストと画像だけで構成されるシンプルな表示にできる。読み込みも早くなるので外出先などで利用するのにも最適だ。もうひとつ、マウスカーソルをリーダ表示ボタンに重ねたとき、URLフィールドに「+」ボタンが表示される。これがリーディングリスト登録ボタン。リーディングリストは開いているWebページを「あとで読む」ときに使う機能で、登録するとサイドバーのリーディングリストの中に保存される。iPhoneと情報を共有しようさてiPhoneユーザーにとって重要なのはここからだ。iPhoneをある程度使いこなしている人なら、すでにブックマークがたくさんできていて、リーディングリストも使いこなしているかもしれない。でもMacを使う上でこれらの情報はもう一度入力しないといけないのだろうか。iPhoneユーザーならApple IDのアカウントを取っているのでは? App Storeでアプリをダウンロードするために設定したメールアドレスとパスワードがそれだ。実はiPhoneとMacはこのApple IDアカウントを使って情報を共有できるのだ。ブックマークやリーディングリスト、さらにiPhone、Macで開いているタブも共有できる。Apple IDのアカウントは[システム環境設定]の「iCloud」から設定する。iPhoneで使っているApple IDとパスワードを入力すると、共有する情報の設定ができるようになる。アカウント設定が完了したらブックマークやリーディングリストを見てみよう。MacのSafariに登録されていたもの以外の、iPhoneで使っているブックマークなどが追加で表示されているはずだ。また先ほどの「タブ」ボタンをクリックすると、iPhoneで表示しているWebページやタブも表示される。履歴も共有されるので、iPhoneで過去に閲覧したWebページなども参照できる。同じく、Apple IDのアカウントを設定すると、iPhoneのロック画面にSafariのアイコンが表示されるようになる。これはMac上で開いているSafariのページがあるよというサイン。タップして開くとMacで開いているのと同じWebページが表示される。Apple IDによるiCloudを使った情報共有は、Safariの他にもMail、メモ帳、連絡先、カレンダーなど多くのもので利用できる。次回からiCloudに関連したソフトの紹介と、iCloudによる情報共有について解説していこう。
2015年07月23日ロジテックは23日、USB Type-C変換アダプタが付属する、Mac用ブルーレイディスクドライブ「LBD-PMJ6U3MSVC」を発表した。同日より発売する。価格は税別12,980円。変換コネクタの差し替えにより、MacBookなどを含めてすべてのIntel Macで使用可能。USBケーブルは脱着式で、使用しないときは底面に収納しておける。トップカバーはヘアライン加工を施したアルミ製。高級感を出すだけでなく、傷や汚れにも強い。付属ソフトとして「Roxio Toast 11 Titanium+HD/BD」を添付。BDメディアへの書き込み / 編集が行えるほか、HDカメラで撮影した動画の取り込みなども可能。FacebookやYouTubeへの共有も行える。主なメディアの最大書き込み速度は、BD-RE DL(2層) / BD-RE(1層)が2倍速、BD-R DL(2層) / BD-R(1層) / BD-R LtHが6倍速、DVD-R(1層) / +R(1層)/ +RW /が8倍速、DVD-R DL(2層) / +R DL(2層) / DVD-RWが6倍速。インタフェースはUSB 3.0。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW136×D142×H19mm、重量は300g。対応OSはMac OS X 10.5~10.10。
2015年07月23日○Mac OS Xの基礎の基礎 3 マウスとトラックパッドのジェスチャMacを操作するためにはマウス、トラックパッドが必須。そしてそれを使いこなすためにはAppleの「Magic Mouse」と「Magic Trackpad」で利用できる「ジェスチャ」と呼ばれる指の動作を覚えるのがポイントだ。これまでにもいくつかのジェスチャを紹介してきたが、ここではそれ以外のものを解説しよう。ちなみにこれらの動きは他メーカーのものでは利用できないので注意しよう。Magic MouseのジェスチャMagic Mouseのジェスチャはそんなに多くはない。第7回で紹介した基本的な動き以外にはズームやスワイプがあるのみだ。これらの設定はDockにある[システム環境設定]-[マウス]から確認、変更できる。ちなみにこの項目はマウスが接続されていないと表示されないので注意しよう。[ポイントとクリック]タブで確認できるのは「スクロールの方向」、「副ボタンのクリック」、「スマートズーム」、「軌跡の速さ」の4点。「スクロールの方向」に関してはこれまでWindowsを使ってきた人は注意したいところ。Macのマウスではスクロールを下↓方向に動かすと、画面の下方向に動くーつまりWindowsとは逆に動く。これはiPhoneなどと同じで下なら下という考え方で、Macでは「ナチュラル」と呼ばれる。これのチェックを外すと、Windowsと同じ下↓方向で画面が上に動く。「副ボタンのクリック」は、チェックが入っていれば右側をクリックすることでコンテキストメニューが表示される。下の項目から入れ替えることも可能だ。「スマートズーム」にチェックを入れると、一本指でダブルタップすることでWebページなどが拡大/縮小表示できる。「軌跡の速さ」はマウスカーソルの動きの速さ。自分の感覚と合わせて遅いようなら速くしよう。[その他のジェスチャ]タブ側には「ページ間をスワイプ」「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」「Misson Control」がある。「ページ間をスワイプ」はWebページのページ遷移を前後に移動できる。オプションで1本指、2本指での操作が可能だ。「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」は第8回で紹介したデスクトップの切り替え。この項目を設定すると、上記のページ間をスワイプは1本指でしか操作できなくなる(2本指操作でチェックが入っているとチェックが外れる)。「Mission Control」も第8回で紹介した通りで、チェックが入っていると2本指でダブルタップで使用できる。多彩なMagic Trackpadのジェスチャ一方、[トラックパッド]には3つのタブに17の設定項目(フォースタッチがない場合は16)と、たくさんのジェスチャが使える。第5回でも述べた通り、トラックパッドを選ぶ理由はここにある。ここではマウスと違う部分だけを解説しよう。[ポイントとクリック]には「調べる&データ検出」(フォースタッチのみ 普通のものでは「調べる」)、「副ボタンのクリック」、「タップでクリック」、「3本指のドラッグ」(普通のトラックパッドのみ)、「クリック」(強さを指定 フォースタッチのみ)、「軌跡の速さ」、「強めのクリックと触覚フィードバック」(フォースタッチのみ)がある。「強めのクリック」設定があるのはここだけ。「タップでクリック」はトラックパッドをクリックではなくタップすることでクリックできる機能。力を入れずにクリックできるのが便利だ。「副ボタンでクリック」はWindowsでいう右クリックをどのように使うかという設定。2本指でクリックまたはタップするか、右下隅、左下隅をクリックして利用する。「調べる&データ検出」(「調べる」)はWebページなどからテキストを選択してその意味を辞書で調べることができる機能。フォースタッチでは1本指で強めのクリック、普通のトラックパッドでは3本指でタップになる。「3本指のドラッグ」はトラックパッドを3本指で動かすことで、選択したウィンドウなどを移動させることができる機能。「クリック」「強めのクリックと触覚フィードバック」はどれもフォースタッチに対応したトラックパッドのみに表示されるもので、最新のMacBook、MacBook Proなどで利用できる。クリックの戻りの強さなどを設定する。「サイレントクリック」はクリック音が小さくなる。[スクロールとズーム]タブでは「拡大/縮小」と「回転」がマウスにない機能。「拡大/縮小」はiPhoneなどと同じでピンチイン、ピンチアウトで使用できる。「回転」は画像の表示中に2本指で回すことで使用できる。[その他のジェスチャ]タブには「通知センター」「アプリケーション Exposé」「デスクトップを表示」などがある。「通知センター」はあとの章で紹介するが、これは右端から2本指でスワイプすると表示される。「アプリケーション Exposé」は今使っているソフトのウインドウだけを表示する機能。ソフトによっては開いたファイルの履歴も表示できる。「デスクトップを表示」は表示しているウインドウをすべて画面外に追い出して、デスクトップのアイコンを利用できるようにする。ジェスチャによる操作は以上だが、実はフリーソフトを使うことでもっと多彩な使い方ができる。「BetterTouchTool」というソフトで、インストールするとMagic Mouseでも3本指タップやスワイプが利用可能になる。マウス操作の方がいい!でもできることが少ないのはイヤ、という人、トラックパッドでもっといろんなことがしたいという人はこちらを使ってみよう。Macの基本的動作に関して、Macを持っている人はぜひ触りながら読んでみよう。動かしてその通りの動作になることが分かればきっと理解もしやすいはずだ。次回ももう少し基本動作の説明を続けていきたい。
2015年07月16日米Microsoftは9日(現地時間)、Mac向けOffice「Office 2016 for Mac」の正式版を公開した。「Office 2016 for Mac」を構成するソフトウェアは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteの5種類。日本を含む139カ国、16言語でリリースされる。「Office 2016 for Mac」は2015年3月5日(現地時間)にプレビュー版が公開されているが、正式版ではプレビュー版のフィードバックに基づくパフォーマンス・安定性の改善が行われている。主な新機能は、Retinaディスプレイやマルチタッチジェスチャへの対応など。また、リボンメニューのデザインや、OneDrive、SharePointとの連携も改善されている。Word for Macでは新たに、「インサイト」画面でWebから自動的に取得された関連コンテキスト情報が表示される。また、「デザイン」タブで文書全体のレイアウトや色、フォントを管理できるほか、共有オプションや共同編集機能も改善した。Excel for Macでは、表示された候補からデータに最適なグラフを選べる「おすすめグラフ」や分析ツールなどの新機能を追加。また、PowerPoint for Macでは、「発表者ビュー」機能で、発表者用のノートとタイマーを自分のMacに、見せたいプレゼンテーションのみを発表用ディスプレイにと、表示内容を分けられるように改善されたほか、アニメーション機能でデザインや微調整を行えるようになった。サブスクリプションのOffice 365ユーザーは、同日より正式版「Office 2016 for Mac」を利用でき、Office公式サイトから利用アカウントでログインしてインストールできる。同社は今後、Office 365ユーザー向けに新機能の追加などを四半期に1度以上は行うとする。「Office 2016 for Mac」の一般提供は2015年9月となる予定。
2015年07月10日●Mac向け新製品が久々に登場既報の通り、ピクセラは8日にMac向けとしては国内初のDTCP-IPサーバー機能とトランスコーダー内蔵による15倍記録に対応した「StationTV USB接続 テレビチューナー:PIX-DT195」を発表した。これに合わせて都内で記者説明会を開催し、製品の概要について解説した。ピクセラは、2002年から2009年まで毎年Mac向けのテレビチューナーを発売していたが、2010年からはスマホ向け製品に注視していたこともあり、新製品の開発が止まっていた。しかし、PC市場においてここ数年で、Macのシェアが増加していることから、新製品の投入を決めたという。新製品の「StationTV PIX-DT195」は、2009年に発売した「Capty TV Hi-Vision」が持つ3波対応、録画予約、外付HDD録画、BD/DVD書き出しといった特徴はそのままに、最大15倍録画やワイヤレステレビ、DTCP-IP配信、新番組表への対応といった機能を新たに盛り込んだ。15倍録画は従来製品が放送データのまま録画していたのに対し、トランスコードLSIを新型にすることにより、従来同様の無圧縮録画に加え、約1/2、1/4、1/8、1/15のH.264圧縮記録に対応した。これによりストレージの少ない機種でも十分な録画時間が確保できたという。また、スマホやタブレットからの屋内リモート視聴と、DTCP-IP配信に対応し、家じゅうどこからでも番組を視聴できる。さらに外部ディスプレイ出力も可能となっている。そしてUI面では、同社がスマートフォンやタブレット向けアプリで提供する「フリックカード選局」をMac向けでも採用する。なお、ソフトウェアはパッケージ内に含まれておらず、ピクセラサイトからダウンロードしてインストールする必要がある。○発売中のワイヤレスチューナーがXbox Oneに対応また、現在発売中のワイヤレステレビチューナー PIX-BR310Wのサポート範囲が広がり、Xbox Oneからの操作が可能となった。ソフトウェアは7月15日からXboxストアより無償で提供するという。PIX-BR310Wはもともとスマホ・タブレットで家庭内やリモート(有償ソフトが必要)でテレビの視聴、録画予約・再生が行える製品で裏番組の録画にも対応している。今回の追加によりWindos 8.1/Mac/Android(KindleFire含む)/iOSに加えてXbox Oneと豊富な機種に対応するようになった。Xbox Oneへのテレビチューナー接続としては、日本初の対応製品となる。Xbox Oneのコントーローラーだけでなく、ボイスコントロールやKinectによるゼスチャーコントロールでも操作できる。●小寺信良氏がゲスト登壇、一般ユーザー向けトークセッションも○小寺信良氏がゲスト登壇、一般ユーザー向けトークセッションも発表会ではテクニカルライター/コラムニストの小寺信良氏がゲストとして登場。両製品の紹介とデモを行った。PIX-DT195に関しては、アンテナが混合タイプとなっていることや、ソシオネクストの新型トランスコーダーチップを採用することで放送波(Mpeg-2)を圧縮(H.264)保存し、それを再トランスコードしてワイヤレステレビとして使えるといった従来モデルからの改良点を挙げる一方で、MacがCPRMに対応していないため、ムーブしたBD/DVDディスクの再生が行えないことを指摘していた。○実際の製品を写真で紹介説明会では実際の製品も展示されていたので、写真を中心に紹介したい。
2015年07月09日ピクセラは8日、Mac向けのトランスコーダー内蔵デジタル3波TVチューナー「StationTV USB接続 テレビチューナー(型番:PIX-DT195)」を発表した。7月17日から発売する。価格はオープンで、同社の通販サイト「ピクセラ オンライン」での価格は19,800円。地上/BS/110度CS放送というデジタル3波に対応し、専用アプリ「StationTV」を使うことで、MacでTVの視聴・録画が可能。専用アプリ「ワイヤレスTV(StationTV)」をインストールすれば、ホームネットワークを経由してiOS / Android / Mac / Windows PCなどからTVの視聴と録画も可能になる。Mac向けとしては、国内初となるDTCP-IPサーバーに対応。接続したMacをDTCP-IPサーバーとすることで、録画した番組をDTCP-IP対応したTVなどで視聴できる。また、録画した番組は、DVDやブルーレイディスクプレーヤーで再生可能なディスクへと書き出し可能。インタフェースは、デジタル3波混合アンテナ(F型コネクタ)×1、USB×1。B-CASカードが付属し、電源はUSBバスパワー。本体サイズは約W132×D78×H18mm、重量は約110g。Mac OS X 10.9以降。
2015年07月08日○6.Mac到着!初期設定の注意点在庫がない人気機種でなければ注文して数日で、CTO(Configure To Order:注文仕様生産方式)をしても1週間程度で自宅に配送されてくるMac。それぞれ専用箱に入っており、その箱の姿も同梱品の納め方もデザインフルでシンプルだ。購入した多くの人はそのデザインの良さにiPhoneで写真を撮ってSNSにアップしたり、動画で録るいわゆる「開封の儀」を行う人も多い。無駄なものは一切付いていないMacはとてもカッコイイのだ。同梱品は一緒に入っているタリフに書かれているので確認しよう。MacBookの場合は電源アダプター+USB-C充電ケーブルとタリフのみで、タリフの間に購入した色と同じアップルマークのステッカーが付いているはずだ。マニュアルは入っておらず、必要な人はiBooksでダウンロードできるようになっている。iPhoneの「iBooks」アプリから「MacBookの基本」をダウンロードしよう。箱から取り出し、ACアダプターを繋いだらいよいよ起動しよう。キーボードの一番右上のキーが電源ボタンだ。○初期起動で設定すべき項目起動すると初期設定のアシスタントが表示されるので、指示に従って進めて行けば基本的な設定は完了する。ここでは初期設定を進める上での注意点をチェックしよう。1.初期設定では情報を転送しない使い始めるときには情報の転送は「しない」を選ぼう。MacユーザーやWindowsユーザーは「移行アシスタント」という機能を使って今までのMac、Windowsの情報を転送することができる。もしWindowsからの乗り換えなら「Windows PCから」にチェックを入れれば、ネットワークに繋いだWindowsマシンから写真やマイドキュメントのファイルを転送できる。2.Apple IDでサインインしようiPhoneユーザーなら、iCloudやiTunesを利用しているだろう。iCloudのIDやiTunesのアカウントをMacで設定すると、iPhoneとの様々な連携が取れるようになるため必ず設定しておきたい。もし設定していない場合はこの機会にIDを取得しよう。iCloud設定がある場合の便利な点は今後の連載で紹介するが、とりあえず「Macを探す」を許可しておくことで、iCloudアカウントを使ってMacBookの現在位置を表示できるようになる。3.コンピュータアカウントは変更可能「iCloudアカウントをログインに使用」にチェックが入っていると、ログイン時にiCloudのパスワードでログインできる。変更したい場合はチェックを外して、アカウント名とパスワードを設定する。ここはiCloudアカウントでOK。4.iCloudキーチェーンはあとから設定iCloudキーチェーンはMacとiPhoneでパスワードを共有できるiCloudのサービスのひとつ。こちらはあとから設定できるので、ここでは「あとで設定」を選んでおこう。5.FileVaultは未使用でFileVaultは使っているディスクを暗号化する機能。例えばMacBookが盗まれたときなどに、MacBookにログインされなければファイルを開くことができなくなる。ただこちらもあとから設定できるので、今回は外しておこう。アシスタントに従って上記の項目を設定したら、ようやくデスクトップ画面が表示される。おめでとう、あなたもいよいよMacユーザーだ!次回はMac OSの基礎の基礎を確認しよう。
2015年06月18日UQコミュニケーションズは16日、ユーザーが現在使用しているWiMAX機器に付与されているMACアドレスから、どのサービス提供会社で契約したかを調査する「WiMAX契約先お問い合わせ窓口」を開設した。WiMAXの契約は、WiMAX回線を借り受けて通信サービスを提供する「MVNO」を経由して契約することも可能になっている。MVNO各社にそれぞれサービスの内容が異なるため、自分の用途に合ったところを自由に選べるという利点がある一方、使用しているWiMAX機器に関する契約変更の際には、UQコミュニケーションズではなく契約したMVNOに連絡する必要がある。今回の「WiMAX契約先お問い合わせ窓口」では、契約先がわからなくなった場合に、MACアドレスから確認できるようになった。「WiMAX契約先お問い合わせ窓口」は電話とメールで受け付ける。メールはWebサイト上にあるメールフォームより行い、事前に契約者名、連絡先電話番号、メールアドレスを準備しておく必要がある。
2015年06月16日メディアインテグレーションは、Mac/PC/iOSのホストを2台まで同時に接続して、楽器やMIDIの信号をDAWとiOSアプリでシェアできるiConnectivityのオーディオ/MIDIインタフェース「iConnectAUDIO4+」を発売した。同社オンラインストア価格は3万9,960円。同製品は、Mac/PC/iOSのいずれか2台までのホストを同時に接続可能なオーディオ/MIDIインタフェース。接続された2台のホスト間でのオーディオとMIDIの送受信を実現するほか、接続された機器間のすべての信号を専用ソフトウェア「iConfig」で自在にルーティング、フィルタリング、マージするなどしてコントロールできる。また、本体には、4系統までのオーディオ同時入力が可能なXLR/TRSコンボ端子をはじめ、4系統のTRS出力、24bit/96kH対応AD/DAコンバーター、ヘッドフォン出力、タッチセンス対応フロントパネル、大型コントロールノブなどを搭載した。なお、USBハブを使用することで8台までのUSB-MIDI対応デバイスの接続も行える。スタンドアローンでの動作や、iOSデバイスの充電もサポート。iOS デバイス接続用Lightning - iConnectivity USB-B インライン接続ケーブル (iConnectivity 30 ピン接続ケーブルは別売/税込4,320円)、Mac / Windows コンピューター接続用USB-A - USB-B ケーブル、AC電源アダプタなどが付属する。
2015年06月04日○4.Macの買い方 Apple Storeで触ってネットで注文前回までですべてのMacを紹介し、自分が使う環境に合ったMacはどれだかがイメージできるようになっただろう。しかし、記事を読んだだけではあくまでも「イメージ」。実際にMacに触れてみたいという気持ちもあるだろう。安くなったとはいえ、10万円を超える買い物はやはり触って確かめてみるのも大切だ。○Apple Storeに行こうMacを触る一番良い場所は、全国に8店舗あるアップル直営のApple Storeだ。Apple Storeには紹介したすべてのマシンがあり、自由に見て触れるようになっている。また十分な知識を持ったフレンドリーなストアスタッフが購入時の相談に乗ってくれる。ここで自分のイメージしたものと購入しようとしている機種が合っているかどうか、あるいは疑問に思っていることをぶつけて解決しよう。Apple Storeには他にも役割がある。まずはアップル製品が壊れたときに相談に乗ってくれるジーニアスバーの存在だ。アップル製品をここに持ち込めば、ジーニアスが対応し、その場で修理の受付をしてくれる。調子が悪いときの相談も可能だ。iPhoneユーザーはここにiPhoneを持ち込んだこともあるかもしれない。そして購入後のサポートとして無料のワークショップ、さらにOne on Oneトレーニングというサービスも行っている。ワークショップはMac初心者、iPhone初心者のために簡単なセッションを行って使い方を教えてくれるというもの。Macの基本的な使い方からアップルのソフトウェアの使い方まで、いろいろなニーズに対応してくれる。One to Oneトレーニングはさらに踏み込んだセッションで、Apple StoreでMacを購入したときのみ購入(9,800円/税別)できるトレーニングサービス。Macやソフトウェアの講習を1年に渡って受けることができ、トレーナーとのマンツーマンの講習やグループトレーニングを受講して、自分がMacでやりたいこと、学びたいことをしっかり学習できる。さらにApple Storeでは定期的にイベントが開催されている。新製品やソフトの使い方やアップル製品を使ったソリューションの紹介、音楽イベントも行われることがある。これらのイベントはアップルのホームページで確認できるので、行ってみたい人は見てみよう。○量販店のアップルショップへ近くの街にApple Storeがないという人もいるだろう。その場合は大手量販店にあるAppleショップに行ってみよう。ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの中にアップルのコーナーがあるのを見たことがあるだろう。ここはフロアの他の場所と違ってアップル製品専用のブースになっており、Apple Storeと同じように製品を見て触ることができる。違うのは一部機種(Mac ProやMac miniなど)が置いてないことがあるくらいで、アップルロゴが付いたシャツを着た専門の販売員も常駐している。店舗によってはイベントスペースや修理受付ができるところもある。ここでも自分の欲しい機種を確認することができるだろう。もうひとつアップル製品を触れるのは、最近少し増えつつあるプレミアム・リセラー認証店だ。量販店のブースではなく独立した店舗になっており、アップルから正式な認定を受けたショップとして展開している。こちらでも自由に触って相談して購入することができるようになっている。○購入はどうする?Macを触っていよいよ自分の欲しい機種が決まった!さぁ購入……と、ちょっと待った~!あなたの欲しい機種のメモリやCPUは十分? ハードディスクをSSDにしたかったりしない? そもそもその店舗に欲しい機種はある?Macは一部の機種ではメモリやHDDを自分で換装することができない。MacBook AirなどはメモリやSSDがマザーボードに直付けになっているのであとから交換することができないのだ。もし、あなたの欲しい機種が標準状態でOK! というなら、各店舗で在庫を確認して購入すれば良い。量販店なら数%だが、購入価格に対するポイントが付くところもある。またアップルストアにはときどき、最初からカスタマイズされたモデルの在庫があって、その場で購入できることもある。しかし、CTO(カスタマイズ)が必要な場合は、オンラインのApple Storeを利用するのが正解だ。メモリやCPUなど、あとから交換できないパーツ類を簡単にチェックして注文できる。最近のアップルの傾向として、Apple Storeには最新機種の在庫を持っておらず、オンラインからの注文を薦めていることもある。実際、注文から到着までは在庫さえあれば数日で到着する。こうしてみると、Apple Storeはどちらかというとショールーム的な存在になりつつあるようだ。次回はオンラインのApple Storeでの購入時にチェックすべきポイントを解説しよう。
2015年06月02日●生産ツールとしてiPadを捉えなおすiPadについて、日常的には使っているが、iPhone×Macの親密度の向上により、iPadがリビングでの気軽なメディア消費端末以上の使い方をしなくなってしまった、という話を前々回、前回でしてきました。潔く、「筆者のiPad離れ」とも言い切れないところが、iPadの宙ぶらりんなポジショニングを物語っていると思います。「消費端末」から抜けきれないのであれば、その裏返しで、作り出す端末として活用していこう、という単純な発想に切り替えてみてはどうでしょう。ということで、今回は、実際にiPadで本連載の原稿を書きながら、まずは筆者の「原稿執筆」という作り出す作業について、実践してみたいと思います。ちなみに、前回紹介した、Appleの米国サイトで展開していたiPadの特設サイトにも日本語版が登場していました。「iPadですべてが変わる」と題したページには、英語版と同じ5つの利用シーンが紹介されています。かなりのアプリの数が紹介されており、日本向けにアレンジが加えられていますので、覗いてみてください。お題【iPadで作り出す:原稿執筆を行う】解決策→外部キーボードとお気に入りのテキストエディタ、「作業台」でひと通り●テキストエディタはiA Writer Pro、これに外付けキーボードを組み合わせる【今回のレシピ】2013年に購入したiPad mini 2(という名称に変わったiPad mini Retinaディスプレイモデル)iA Writer Pro + iCloud DriveMicrosoft Universal Keyboard もしくは Apple Wireless KeyboardSlateGo○ワークフローが便利なiA Writer Pro原稿を書くとき、以前は、話の流れを決めて、資料を集め、文字を書くことに集中するというスタイルを採っており、そこでアウトライン作りと「紙幅」を感じながら書けるテキストエディタを探していたところ、iA Writer Proというアプリに出会いました。このアプリはMarkdownに対応していて、シンプルな記法で構造化した文書を作ることができます。このMarkdownは割と便利で、例えばブログサービスのTumblrやWordPressでも利用できるので、使えるようになっておきたいところです。HTMLだけでなくMicrosoft Word形式で出力することもできるため、納品にも便利! そのままだと、謎の連続したシャープ(#)や括弧が付いていて、わけがわかりませんが。Markdownと並ぶ有効な機能が、「モード」。これが、筆者の文章執筆のスタイルにぴったりなのです。まずは「Note」。テーマカラーは緑です。アウトライン作りや情報収集の結果を貼り付けて、文章を書き始める準備をする状態です。次に「Write」、青。今現在のように、Noteで作ったアウトラインと資料とで、文章を書く作業。続いてピンクの「Edit」。書き上げてから編集や校正などを行います。筆者はこの3つを使っていますが、もう一つはエディタ上から編集できない読むだけのモードである「Read」があります。カラーは黒です。ファイルのリストは前述の通り色分けされるため、どの原稿がどのプロセスにあるのか、ということが一目でわかり、便利、というわけです。○キーボードがモノを言う実はこのiA Writer Proは、iPhone/iPad両対応のiOS版の他に、Mac版もリリースされており、筆者はMacで先に使い始めました。保存はiCloudとDropboxに対応していますが、iA Writer Proの作業ファイルはiCloud Driveに置いています。その理由は、Handoffです。iCloud Driveで同期していると、Macで書いていた原稿をiPhoneやiPadのiA Writer Proにそのまま引き継いで編集を続けることができるのです。例えば、Noteの段階ではMacでブラウザなどを駆使して情報収集をしながら資料を作り、Writeの段階になったらiPadで持ち出して、どこかリラックスできるところで書く、という流れが実現できるのです。ただ、原稿執筆はテキストエディタの快適さだけがポイントではありません。最大のストレスは文字入力用のデバイスです。当然この原稿も、ここまでのところ、iPad mini 2の画面に表示されるソフトウェアキーボードでは1文字も入力していません。筆者とて、多分1段落くらいで脱落するでしょう。そこで外付けキーボードが必要となります。今回はApple純正のBluetoothキーボードをiPad mini 2にペアリングして使っています。iPad mini 2にはスマートカバーを装着し、自立させて使っています。キーボードは十分タッチタイピングに対応する使いやすさがあり、指が絡まったり、なんのキーを押しているのかわからなくなることはありません。ただし、日本語変換は、普段使い慣れたATOKを外部キーボードでは利用できないという制約があるため、iOS標準のものを使用しなければなりません。しばらく使っていませんでしたが、iOS 8とOS X Yosemiteからは速度も精度も向上しているように思います。気は利かないが、実用の範囲内、といったところでしょうか。●タブレットか? ノートパソコンか?○ノートパソコンというスタイルに打ち勝つ何か、とは?Apple Wireless Keyboardはフルサイズで申し分ない使い勝手ですが、これをで先に持ち運ぶのは形状も相まって難しいところです。また、iPadにもキーボードにも、机が必要です。そこで、これはMac向けのモバイルデスクなのですが、アメリカ製のバンブー材で作られた「板」、SlateGoを用意してみました。大きめの穴が空いている単なる板で、右側にはiPhone 6 Plusにぴったりなサイズのトレーが用意されています。工夫は施されていますが、やっぱり「板」ですね。これの上にiPadを立てて、キーボードを配置すれば、机のない場所でもiPadと打ちやすいキーボードでガンガンタイピングができる、というわけです。とはいえ、iPad、キーボード、そして「板」を持ち歩ける環境とはどこでしょう。自宅のリビングルーム、あるいはアパートにある、霧がなければゴールデンゲートブリッジが望める(つまりほぼほぼ見られない)共用テラスぐらいしか、思い浮かびません。荷物が多すぎ、大きすぎるのです。そこで取りいだしたるはMicrosoft Universal Keyboard。WIndows、Android、iOS全てをサポートするコンパクトなモバイルキーボードです。Apple Wireless Keyboardに比べるとキーは小さく、ミスタイプを防ぐにはかなりの慣れが必要ですが、このキーボードには前述の多すぎて大きすぎる荷物の問題を解決する工夫があります。それは「キーボードのカバー」です。iPadにもカバー、キーボードにもカバー、とカバーだらけなわけですが、Microsoft Universal Keyboardのフタにはヒンジに近い部分に溝が作られており、ここに厚さ10mmまでのデバイスを立てかけることができるのです。しかも、初めは気づきませんでしたが、このフタ部分は磁石でくっついているだけなので、取り外してデバイスを自由な場所で立てかけることが可能です。屋外でちょっとでも風が強いと、iPad mini 2のスマートカバーはすぐに風にあおられて倒れますが、このキーボードのフタなら心配ありません。○MacBookが絶妙すぎるノートパソコンより確実にコンパクトで、しかしきっちりタイピングができ、公園のベンチでも仕事ができる、そんなスタイルをiPad mini 2で作ることができそうです。しかしながら、ここで登場したのがMacBook。MacBookの920gという軽さ、フルサイズのキーボード、そして12インチのRetinaディスプレイという仕様は、絶妙過ぎる、の一言です。iPadで苦労して環境を整えなくても、これ1枚があればキーボードの問題も机の問題も解決してしまうわけです。もちろん、iPad mini 2+Microsoft Universal Keyboardの組み合わせの方が224gほど軽いのですが、それであの快適さが手に入るなら、とその魅力を感じずに入られません。しかし、価格は4倍近くになるわけで、大いに考える余地、あるいは思いとどまる可能性があります。MacBookは確かに魅力的だし、iPadのポジションを奪いそうな存在です。しかし圧倒的な価格さと、「タブレットとして使えないこと」という2つのポイントがあります。iA Writer Proの「Write」で書きあがった原稿を、「Edit」モードにしたら、iPadを手にとって、プリントされた文書を読むように確認することができます。この瞬間、iPad、やるじゃないか、とニンマリさせられるのでした。松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年06月02日○3.目的別Macの選び方その2 デスクトップMacを選ぶ前回はモバイルで使うのに最適な軽量ノートMacを紹介した。今回は自宅や社内で利用するのに適したMacを紹介しよう。MacBookシリーズで「Pro」の名前を冠する機種と、デスクトップ専用機だ。これらのモデルは屋内で利用するのに適しており、処理能力も高いのがポイント。iPhoneの母艦として使う場合もHDDの容量が大きく便利だ。○持ち出せるデスクトップノート - MacBook ProMacBook Proはモバイル性能よりも処理能力にこだわったMacノートで、13インチと15インチのRetinaディスプレイ搭載モデルがある。重さは13インチが1.58kg、15インチが2.02kgと少し重いが、15インチについてはMacBookやMacBook Airにはない広いディスプレイで作業できる。処理能力も2.7GHzのデュアルコア Intel Core i5から2.5GHzのクアッドコア Intel Core i7とデスクトップ専用機に負けない速度を持つ。バッテリーも最大30日のスタンバイ時間と十分な容量があり、実際にはモバイルでも十分に利用可能。またポート類がしっかり揃っており、USB 3.0×2、Thunderbolt 2×2、HDMIポート×1、SDXCカードスロットも標準装備と何でも繋がる。MacBook Proは重ささえ気にしなければ、どこでも持って行けるデスクトップノートとして非常に効率的だ。デスクトップと同じように使うということは、自宅や会社で行っている環境をそのまま持ち出せるということだ。モバイル環境にデータを移し忘れて客先で作業ができなかったという経験があれば、デスクトップ環境がそのまま持ち出せることの便利さが分かるだろう。すべてが1台で済ませられれば経済的でもある。実際、筆者の知人にはMacBook Proを20インチ以上の外付けディスプレイに接続して、そのままデスクトップ環境として使っている人が多い。またMacBookシリーズには外付けディスプレイに繋ぎ、キーボードとマウスまたはトラックパッドを繋いだ状態ならMacBookを閉じても外付けディスプレイ側でそのまま使える「クラムシェルモード」がある。MacBookを開かず立てたままで接続して、広いディスプレイで利用できるのはとても便利だ。基本は屋内で、ときどき持ち出して使うという使用法なら、この機種を選ぼう。○デスクトップMacならこれ - iMacMacを外に持ち出さないというなら、もうiMac一択だ。21.5インチ、27インチの広い画面。高い処理能力を誇り、RAMも32GBまで搭載可能。フラッシュストレージのパフォーマンスとハードディスクの容量を組み合わせたフュージョンドライブが利用でき、その割に低価格。一番上のモデルは27インチで5K Retinaディスプレイ搭載と非常に高画質だ。普通のiMacで126,8000円から、5k Retinaで238,800円(どちらも税別)から手に入るのだから、Macは本当に安くなったと言える。iMacは仕事にも趣味にもよいマシンだ。写真やビデオ編集を仕事にしているなら5K iMacの美しい画面は実に魅力的。処理能力も十分だ。もちろん仕事だけでなく、フルHDの映画を見るのも楽しい。筆者はiMac Retina 5Kディスプレイモデルのユーザーだが、原稿を書いたりデータベース作業をしていて不満を感じたことはない(あえて挙げるとすれば画面が広すぎること)。趣味の写真の現像作業はとても楽しくなった。今までの写真の現像をやり直したりしたほど、5Kディスプレイの表現力は高い。入門機種として購入するなら21.5インチのiMacは低価格で、ノートよりも広い画面はなにより使いやすい。ただし一番下のモデルは処理能力、RAMなどが極端に低いので積極的に選ぶ理由はないだろう。○Mac ProとMac miniMacには他に、完全なプロユースのMac Proと、コンパクトな入門機 Mac miniがある。Mac Proは「仕事用Mac」と言い切って差し支えないだろう。スペックも価格もその他のMacと一線を画す存在で、CPUにワークステーションなどが使用するXeonを搭載し、RAMも上限64GBになる。内部にインターフェース類がなく、すべてThunderbolt 2やUSB 3.0を使った外部機器による拡張になるため、周辺機器も専用に揃える必要がある。映像関連、音楽系の仕事をしている人が購入するマシンだ。一方、Mac miniは小さな箱だけの、マウスもキーボードも付かないコンパクトMacだ。性能的にはMacBookの「中身だけ」と考えて良いだろう。本体だけの価格はある程度安いが、ディスプレイ、キーボード、マウスを別途購入する必要があり、結果的にはiMacよりも高くなってしまう。すでにWindowsを使っている人がセカンドマシンとして使ったり、Macユーザーがホームサーバとして利用することが多い。1台目として買うならiMacの方が良いだろう。さてこれで自分の買うべき機種はほぼイメージできただろうか。次回は「では、どこで買えばいいの?」という点を解説しよう。
2015年05月27日楽天証券は5月20日、同社会員向けのトークイベント『Macで株のトレーディングができる・広がる! ~国内初のMac対応株取引 MARKETSPEED for Macセミナー~』を開催した。同社が2月にリリースした国内初のMac対応株式トレーディングツール『MARKETSPEED for Mac Ver2』(以下、MARKETSPEED)の基本的な特徴や、証券アナリストが投資分析情報を盛り込みながら活用ポイントを紹介する内容で、会場は100名を超える参加者で満席となった。参加者は30~40代が中心。半数近くがすでにMARKETSPEEDの利用者だという。○全てのApple製デバイスに対応する楽天証券セミナーではまず、MARKETSPEEDのプロデュースを行う同社カスタマーエクスペリエンス部 川合恵太氏が壇上に立ち、サービスの説明を行った。MARKETSPEEDはもともとWindows版が提供されていたが、新たにMac版を開発するにあたってUIを一新。それぞれの情報を個々のウィンドウに表示していたものを、一画面で表示するオールインワンのレイアウトを設計した。2月にリリースされたVersion 2では、メインウィンドウの中に注文ウィンドウを実装。さらに、お気に入り銘柄を登録・一覧できる『マイボード』機能では、登録内容がモバイルアプリアプリ『iSPEED』とクラウド連携されるようになった。また、iOSアプリのアップデートでApple Watchにも対応。リアルタイム株価閲覧や、株価到達アラート、ニュース通知が利用できる。川合氏は、ここまでApple製品に対応しているのは楽天証券のみであり「こうしたプロダクトができたのは皆様のリクエストのおかげ。アプリはどんどん成長させていきたいと思っている」と来場者に感謝を述べた。○Mac OSの機能が使いこなしのポイント続いて、アプリやサービスの企画・開発を行うジョン・サンイク氏が、実際にMARKETSPEEDの画面を使ったデモと機能のTips紹介を行った。まず、Mac App StoreからMARKETSPEEDをダウンロードする方法から、LaunchpadやDockからの起動、メインウィンドウの見方から詳細情報の表示といった基本的な使い方を実演。また、Mac OSのマルチデスクトップ機能を活用した多数のウィンドウの効率的な切り替えや、アプリケーションエクスポゼ機能で複数の銘柄チャートウィンドウを瞬時に一覧する方法といったTipsもを紹介。こうした機能をより使いやすくするためのジェスチャ操作の設定方法も披露された。同社がMac版のトレーディングツールを開発した理由は、国内Macユーザーのシェア増加や、Mac App Store経由の配布・アップデート、Macの優れたグラフィック性能といった利点に加え、同社社長の楠氏や川合氏、サンイク氏らがMac好きだったことにあるというだけに、Macらしい使い勝手がふんだんに盛り込まれているのが特徴だ。○アナリストが教える使いこなしのコツ最後に、同社経済研究所シニア・マーケットアナリストである土信田雅之氏が登壇し、アナリスト視点から見たMARKETSPEEDの活用ポイントを紹介した。土信田氏はMARKETSPEEDのメイン画面を示し、画面に触れなくても効率的に情報を分析できることをコンセプトに「もともとの画面が思考回路にそったつくりになっている」と説明した。その上で、土信田氏が実際に使っている設定をいくつか紹介した。例えば、メイン画面では表示させる株式指数の種類や順番を変更したり、チャート表示は「1分足の2日」に設定。下段のニュースでは1日に数回配信される「株式マーケットアイ」を要チェック、といった内容だ。また、「マイボード」には「今日の注目銘柄」ボードを作っておき、ニュースのページから「日経テレコン」の「株価材料先取り」「今日の株価材料」に出た銘柄を登録するといったアクティブな活用法や、値動きの中心線がわかりやすいという「平均足」チャートの見方を説明するなど、日々の運用に役立つ具体的なアドバイスも紹介された。トークの合間には会場に設置されたタッチ&トライスペースで、ユーザーが実際の画面に触れて機能を確認したり、スタッフが操作方法について個々の質問に対応していた。iPadやMacを持って参加しているユーザーも多く、熱気のあるイベントとなった。
2015年05月23日○2.目的別Macの選び方その1 モバイルノートを選ぶ前回、「iPhoneユーザーがMacを選ぶ利点」を紹介した。まぁとにかく、iPhoneとの相性がいいからこっち買っとけば大丈夫!ってな話(読んでない人はぜひ)。しかし、「さぁ、Macを買おう!」となったあなたはまた考えるかもしれない。「で、どれを買えばいいの?」実はMacはWindows PCと違ってアップルしか製造販売していないので、選択肢は少なく案外選びやすい。要は自分の目的にあったMacを選ぶことが大切だ。ということで、目的別Macの選び方を考えてみよう。○MacBook - iPhoneユーザーは積極的に選びたいiPhoneから使い始めて最初のMacを選ぶなら、やはりオススメはアップルの最新ノート「MacBook」だ。12インチのRetinaディスプレイを搭載した最新モデルは、これからのノートパソコンの基準になるであろう機種。アップル史上最軽量なのもポイントだが、何よりボディカラーがiPhoneと同じというのはiPhoneユーザーとしてはグッとくるところだ。iPhoneと同じ色のノートを持ち歩くのはスマートでカッコイイ。MacBookには見慣れないUSB-Cというポートがひとつと、ヘッドフォンポートがあるだけ。電源はUSB-Cポートから供給される。外部と繋がるポートがひとつしかないのでいろいろと不便に感じるかもしれないが、MacBookはワイヤレス接続が基本の機種だ。iPhoneも充電とバックアップなどの接続がひとつのポートだけで行われ、その他の接続はワイヤレスなことを考えれば、思想的にもっともiPhoneに近いと言えるかもしれない。最近はデジカメもワイヤレスでデータ転送ができるようになっているし、映画を見たり音楽を購入するのもiTunes経由が一般的になっている。アップルのハードディスク内蔵の無線LANルータ「Time Capsule」を使えば外付けハードディスクもワイヤレスにできる。外部ディスプレイとの接続も「Apple TV」を使ってワイヤレスで可能。どうしてもいろいろな機器と繋ぐ必要がある場合は、USB-CのデジタルAVアダプタなどを利用すれば良い(ただしこのアダプタよりもApple TVの方が安い)。処理能力で見ると他のMacに比べると非力だが、PCユーザーの多くが使う「Web、メール、年賀状」程度の処理は問題なくこなせるだろう。MacBookのバッテリー駆動時間は9時間で、夜充電しておけば外で1日は十分に保つ。iPhoneと一緒にしても1キロちょっと。そしてiPhoneのインターネット共有を使えば、どこにいてもインターネットに接続して利用可能。この気持ちの良い季節、野外に持ち出して「ドヤっ」顔したいマシンだ。○MacBook Air - Windows PCから乗り換えるならすでにWindows PCを使っていていくつかの周辺機器を持っているなら、それらが繋がるポートがある方がいいかもしれない。そんな人にはMacBookよりも少し大きい「MacBook Air」をオススメしたい。MacBook Airは11インチと13インチの2モデルで、こちらも軽量の1.08kgと1.35kg。Retinaディスプレイではないものの、一般的なUSB 3.0×2、Thunderbolt 2のポートやSDXCカードスロット(13インチのみ)があり、今までWindowsで使っていた周辺機器をそのまま接続して利用できるのがポイント。バッテリー駆動時間もそれぞれ9時間、12時間と十分だ。処理能力的にもMacBookよりも速く、写真加工なども無難にこなす。またMacは「Parallels Desktop」などのソフトで仮想環境を使ったり、「BootCamp」という機能を使うことでWindows OSも利用できるが、そのためにも処理能力に余裕があるMacBook Airは最適だ。実は価格もMacBook Airの方が安い。Retinaディスプレイじゃないという一点を除けば、最も使いやすく買いやすいMacノートと言えるだろう。Macにはもう2機種のノートがあるが、これは次回紹介しよう。
2015年05月21日○1.iPhoneユーザーならMacを選べ!最近では多くの人が、まずはiPhoneを使い、iPadを使い、そのあとでPCを使い始めるという傾向にあるらしい。かつてはまずしっかりしたスペックのPC、その上で連携する周辺機器という順序だったが、今では関係が逆転した形だ。つまりiPhoneあってのPC=パーソナルコンピュータ。確かに最近ではiPhoneだけでほとんどのことができるようになってしまった。であれば、PCをあえて購入する理由は何だろう。就職活動に必要? 自宅でもっと簡単にインターネットを使いたい? するとそのPCに選ぶべきはどの機種だろうか。このコーナーでははっきりと断言しよう。「iPhoneユーザーならMacを使おう」と。iPhoneと同じアップルが作るMacこそが、iPhoneユーザーが選ぶべき機種なのだっ!(強調!)iPhoneを使っている人の多くは、iPhoneが(日本国内では)安くて多くの人が使っているから安心と考えて買っているかもしれない。しかしiPhoneを使っていくうちに、とてもシャープで美しいデザインやわかりやすいインターフェイス、そして使いやすさに魅了されていることだろう。アップルの製品は昔から使いやすく、わかりやすいのが特徴で、それはMacから続くアップルの思想そのものだ。特に最新のMacBookはMac史上最軽量でとても美しく、今後のPCのトレンドを左右するものだ。色もiPhoneに合わせてシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類。まるで「あなたのiPhoneに合わせて色を選んでね(はぁと)」と言ってるようではないか! これはもう、iPhoneユーザーなら目をつぶってMacBookを買うしかない。もちろんデザインだけがMacを薦める理由じゃない。iPhoneに関連する様々なサービス--例えばiPhoneに手持ちのCDから音楽を入れたいとき、Macにある「iTunes」を使えば簡単だし、iPhoneユーザーの多くが直面する「iPhoneのバックアップ問題」も解決する。iPhoneの「写真」にある写真データは、Macにもある「写真」.appに自動的にバックアップされる。さらにMacの「カレンダー」に入力した予定が自動的にiPhoneに反映されたり、iPhoneの「連絡先」が自動的にMacと同期できる。アップル製品らしく、これらの作業があまり考えることなくできるのがiPhoneとMacの連携の良いところなのだ。昔はPCユーザーばかりだったり、会社で使っているのがWindowsだったりで、WordとExcelが入ってないと!ということもあったが、最近はセキュリティの問題で会社のデータを自宅に持ち帰って作業することもできなくなっている。つまり自分が使うためのPCなら、WindowsでもMacでもいいということだ。それなら!スタイリッシュでiPhoneと連携して使いやすいMacを買おうじゃないか!てなことでこの連載では、iPhoneユーザーのためのMac選び、Mac OS Xの基本的な使い方、iPhoneとの連携などを紹介していこう。iPhoneしか使ったことない~という人も、これを読めばMacをバリバリ使いこなせるようになるはず。すでにMacを持っている人も、意外な連携方法を見つけることができるかもしれない。これから続くMac OS Xのバージョンアップ、iOSのバージョンアップによって増えていくだろう便利な機能も紹介していきたい。この連載を読めばあなたも立派なMacユーザーになれる!
2015年05月14日フロンティアファクトリーは、Macに対応したPG Music社製自動作曲/伴奏作成ソフトウェア「Band-in-a-Box 22 for Mac」を、2015年5月15日に発売する。同社オンラインストア価格は、BasicPAKが税込13,500円、MegaPAKが2万8,080円、EverythingPAKが4万8,600円。同製品では、昨年より先行発売されているWindows版と同様、ツールバーのボタンを一新し、機能別に配置した新しいユーザーインタフェースを採用。また、専用ダイアログ表示の追加により、現行スタイルとの相性を確認しながらリアルトラックを選択可能となった。さらに、使いやすいよう変更されたミキサーウインドウ、リアルトラックを自分で作成できるユーザートラック、ACIDループのサポートなど、大幅なアップグレードが行われている。約760種類の伴奏スタイルを収録した基本グレード「BasicPAK」、約2,480種類の伴奏スタイルを収録したミドルグレード「MegaPAK」、2.5インチオリジナルHDDに約5,000種類の伴奏スタイルと約80GBにおよぶコンテンツを収録したハイエンドモデル「EverythingPAK」など、搭載されるスタイルセットやコンテンツ数量の違いにより、3種類のパッケージをラインナップ。対応OSはMac OS X 10.4以上(Yosemite対応)。
2015年04月28日カスペルスキーは23日、個人向けMac用セキュリティ製品「カスペルスキー インターネットセキュリティ for Mac」の最新版をオンラインストアで発売した。価格は税込3,580円から。今回追加された主な新機能は以下の通り・ネットワーク経由の攻撃を防御するとともに、攻撃者のIPアドレスもブロック。また、ネットワーク攻撃を手法別に判別するデータベースによって、最新のネットワーク攻撃を防御する。・オンラインバンキングサイトやショッピングサイトを利用するときに「ネット決済保護機能」を利用し、特別な保護モードでWebサイトにアクセスする。・Webサイトの電子証明書をチェックして安全性を確認し、パスワードや機密情報をセキュリティキーボード(ソフトウェアキーボード)で入力できるようにした。・警察機関によって詐欺被害が確認された詐欺サイトや偽ブランド品販売サイトへのアクセスをブロックする。「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac」の1年1台版は3,580円、2年1台版は5,640円(いずれも税込)。なお、「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」を利用していれば、ライセンス有効期間内は無償で最新版にアップグレードできる。対応するOSのバージョンはMac OS X 10.7~10.10。カスペルスキーによれば、近年はMacを狙う脅威が深刻化しているという。同社の調査では、2014年の1年間にOS Xを狙う新種のマルウェアを1,500体ほど確認し、検知総数は370万回にのぼった。これは、1人のOS Xユーザーが1年間に約9回、脅威にさらされた計算となる。最近では、動画配信サイトに紛れてOS Xユーザーを狙うアドウェアや、OS XとiOSの両方に感染するマルウェアも発見されている。
2015年04月23日