■前回のあらすじ顔合わせのために呼び出された玲香。しかし、会合の途中で会社でトラブルが発生…どちらを選ぶのが正解? >>1話目を見る <玲香Side STORY>「仕事が忙しい」と言えば、きっと許してくれる…そんな甘えがあったのかもしれません。家事に育児に仕事、加えて社員になるための試験勉強。忙しい期間にPTAが重なったこともあり、返事を返せていないことすら忘れるようになり、時間だけが過ぎていきました。その後、試験に合格できたことで少し気持ちに余裕が出たものの、「今さら返事をしてもどうせまた何か言われる」と思うと、メッセージも送れず…。「また副会長から連絡がきたら対応すればいい」「仕事ではないのだから、出来る人がやればいい」と考えるようになっていってしまいました。しかし、そんな甘い考えでは許されないということを、思い知らされることになるのです。次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月07日■前回のあらすじ玲香がPTAの仕事をしていないと知り、他の役員たちも彼女を責め立てるけれど…本当にそれでいいの? >>1話目を見る <玲香Side STORY>私は玲香。小5の息子と小1の娘がいます。表面上は普通の家庭に見えている我が家ですが、実は大きな問題があります。それは…私と夫が家庭内別居状態で離婚寸前だということ。もう元には戻れないような状況の中、夫に頼らず生活できるようにと、派遣での仕事を頑張った結果、ついに先日「社員にならないか」と上司から声をかけてもらえたのです。しかし正社員になるためには試験に合格する必要があります。実家も遠く、夫の協力も得られない私にとって、子育てしながら試験勉強をするのは容易ではありません。それでも頑張るしかないと覚悟を決めていた矢先…。「お手伝いが嫌で出社と偽った」というデマが広まり、徐々に陰口をたたかれるようになりました。初めは「違う」と否定したり、挽回しようとしたりもしたのですが、人の口に戸は立てられず…。結局、クラブにいることが苦痛になり、息子には送り迎えが楽でお手伝いの必要がない別のチームに移籍してもらいました。新しいチームはかなり高額でしたが、喜んで野球をしている息子にやめてほしいとは言えません。私は余計に、お金を稼ごうと仕事に集中するようになったのです。次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月05日■前回のあらすじ良子に相談した結果、情報通のママから玲香の悪い噂を聞かされた上、夏美も衝撃の事実を告白しはじめ…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY>PTAの仕事をまっとうしない玲香さんの話はすぐに役員たちの間に広まり、玲香さんの件を話し合うためだけに、彼女を除くPTAの役員が緊急招集されるまでに発展してしまいました。PTA総会というのは、保護者がそろって参加する集会の事です。そんな場所で玲香さん個人の問題を議題にして責め立てれば、彼女は今後、小学校に居場所がなくなってしまう…そんな真似をするのは、さすがにやりすぎだと思ったのです。その場にいた誰もが、そんなことをしても仕方ないと口をそろえて言いました。玲香さんは変わらないだろう、と。それでも話をしてみなければわからないと説得し、私は玲香さんを必ず出席させると約束して、もう一度PTA役員だけで集会を開くことを提案したのです。手紙を渡し、集会の趣旨を大まかに伝えると、玲香さんは必ず行くと約束してくれました。その時の申し訳なさそうな表情から、やはりこの人には何か事情があるのだと思いました。彼女が連絡を無視したり、仕事を押し付けたりする理由は何なのか…。数日後に開かれた臨時集会で、私はようやくその理由を知ることになるのです。次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月04日■前回のあらすじ仕事を分担するはずが、なかなか連絡がつかない玲香。彼女の分の仕事まで肩代わりされせられ続けている鞠子は耐えかねて…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY>副会長の良子さんは本当にいい人で、私が業務を丸投げされていると知り、玲香さんの状況を確認してくれました。無責任な言動で振り回すような人もいれば、こうして誰かの為に奔走してくれる人もいる…。ママ友同士はトラブルが生まれやすいと聞きますが、こうして信頼関係を築くこともできると実感した瞬間でした。次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月02日<鞠子SIDE STORY>私は里中鞠子。小3と小1の姉妹の母です。私の子どもたちが通っている小学校のPTAでは、保護者が何かしらの委員や役員を引き受けることが原則となっています。ただし例外として、PTAの本部役員を1年務めると、兄弟がいたとしても以降委員を務めなくてよくなるため、娘が2人いる私は、面倒ごとが一度で済むならと思い、役員を引き受けました。仕事との両立がうまくできるか不安もありましたが、やるからには頑張ろうと、初めての顔合わせに臨みました。顔合わせは緊張しましたが、PTAの役員になった人たちは基本的にいい人ばかりで、すぐに打ち解けることが出来ました。「そもそもPTA役員はボランティア活動のようなものなので、自ら参加する人が多く、穏やかで人のいい保護者ばかりの集まりになる」と、情報通のママ友に聞いたことがありました。こういう人たちとなら、大変な作業でもうまく助け合っていける気がする。この時は、そんなふうに思っていたのですが…。次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年10月31日小学校のPTAといえば「面倒くさい」「大変そう」とネガティブなイメージが強く、「いらない」と廃止を唱える人も少なくありません。しかし、最近は子どもの数が減る一方のため、子どもが在籍している間に一度は本部役員や運営委員をやらなければいけないルールを設けている小学校も少なくありません。もし、自分がPTA役員に選ばれてしまったら、どう1年間過ごせばいいのでしょうか?そろそろ来年度のPTA本部役員の選出アンケートが配られるこの時期。PTA役員・委員に選ばれ、さらにトラブルメーカーと噂の保護者と一緒になってしまったら? 「面倒な人」と波風立てずに、PTAの業務を行うコツをご紹介しましょう。■どうしてPTAは「面倒、大変そう、もめる」と思われるのか?PTAに対して、「面倒、大変そう、よくもめている」といったイメージを持っているお母さんは少なくありません。しかし、最近はPTA業務のスリム化をどこの小学校でも進めており、作業量の負担は年々減っています。それなのに、どうしてPTAにはマイナスイメージばかりが先行してしまうのでしょうか?その理由は、2つあると思います。まず1つ目は、仕事のように利益を求めるわけではないボランティア活動であるのに、半ば強制的に参加が求められる点が挙げられるでしょう。任意加入の団体とはいえ、PTAには大部分の家庭が入っているのが現状です。加入家庭の保護者が役員を持ち回りで務めるため、自分が望んでいないボランティアに参加させられている感が敬遠される理由かもしれません。また、本来は児童の保護者で皆、同じ立場であるのに、PTA活動をするうえで、会長、副会長、委員長などが選出され、上下関係が生まれます。会社では業績や社歴、人望などさまざまな要素から昇級や昇格し上司となりますが、PTAでは立候補、もしくは誰もする人がいないから仕方なく…といった流れで長が決まることが多いでしょう。そのため、リーダー向きではない人、仕切るのに慣れていない人、人をまとめるのが苦手な人が長となることもあります。それまでの関係性がないうえに上下関係が生まれるわけですから、その後の軋轢(あつれき)が生まれやすくなるといえます。この2つの理由から、PTA活動は難しく敬遠される所以ではないでしょうか。■もめやすい、トラブルになりやすいPTAの特徴は?とかく良い噂より悪い噂の方が早く大きく広がるもので、PTAで保護者同士がもめた、険悪になったという話の方が先に耳に入ってくるのも当然です。もめやすい、トラブルになりやすいPTAメンバーというのは、2つの要素が同居する場合です。一つは、文句を言って引っかき回すだけで解決策を提案しない人がメンバーにいる場合。もう一つは、前述した人をまとめるのが苦手でリーダー向きではない人が長になってしまった場合が挙げられます。上記の2つの要素を持つメンバーがそろうと、いくら話し合っても時間をかけてもまとまらず、PTAの活動が滞ることが多くなります。そういった場面に遭遇してしまうと、責任感が強い人は仲裁に入ったり、まとめようと奔走したりするでしょう。しかし、それがかえって関係をこじらせ、良かれと思って動いた自分に災難が降りかかってくることもあります。まずPTA役員・委員になったら、もめごとの火種を作りそうな言いっ放しクレーマーを早々に発見することが重要です。例えば、LINEグループなどSNSのやりとりで、思い込みで決めつけたり批判的な意見が多い人、文句は言うけれど代替案は出さない人などがこれに当たると思います。いわゆる「地雷系保護者」ですが、そういう人にはなるべく近づかない、絡まない、関わらないようにしたほうがいいでしょう。誰かともめ始めても、自分の担当ではないことなら極力、首を突っ込まず、フラットな立場で静観するのがおすすめです。PTA活動では何が正しい、どれが正解とはっきり判断のつかないものが多いものです。しかし、子どもの保護者という対等な立場からか、遠慮なく自分が正しいと思ったことをそれぞれが主張するようになりがちです。そういったもめごとに巻き込まれないためには、地雷系保護者とは1対1で話したり、SNSで直接やりとりしないことが肝心です。同じ係になってしまったらそういう場面も多くなると思いますが、やりとりはPTAのグループLINE上でする、話したことはほかのメンバーにもすぐ共有するなどで、必ず常に第三者の目が届くようにすると、地雷系保護者の暴走を未然に防ぐことができるでしょう。また、人をまとめるのが苦手そうなタイプが長となってしまっている場合は、「○○のところまでは自分が行うので、ほかの仕事や先生との調整はお願いします」などとこちらから先に提案して責任を持つ仕事の範囲を明確にしておき、それを実行することに注力しましょう。あくまでも自分は中立の立場で、誰の肩も持たないスタンスを貫き、やるべきことを淡々とこなしてあまり自分色を出さないのが面倒なメンバーがいるPTAでの賢い振るまい方といえます。■PTAで一番楽できるのは会長・委員長?PTA役員・委員をしなければいけないけれど、なるべく作業をスリム化して、自分は楽をしたいと思ったら、実は会長や副会長、委員長を務めるのがおすすめです。PTAは面倒、大変といったイメージを持たれる原因の一つとして、リーダーに不向きな人が長を務めている場合が多いと前述しました。頼りなく優柔不断で決断力がない人が長となると、決まるものもなかなか決まらない傾向にあります。そうすると、必要以上にPTA活動に時間と労力を費やさなければいけなくなるため、そういったストレスを感じる状況にならないためにも、自分で長を引き受けて作業をなるべく簡略化して楽なやり方で進めてしまうのも一つの手です。スケジュールも自分の都合で決められるので一石二鳥です。その際、作業はなるべく細分化して割り振ることが肝心です。そうすると、役員・委員それぞれの担当や役割が明確になるため、先で紹介した地雷系保護者が口を出す範囲を制限できます。自身が長を務める場合、厄介なのが「仕切りたがりタイプ」の保護者でしょう。「こうした方がいいよ」「あれはどうするの?」とあなたの指示に注文をつけ始めたら、指揮系統が混乱してしまいます。そうなった場合は一言、「じゃあ、私の方では手が回らないので、お願いしてもいいですか?」と声をかければいいのです。もともと仕切りたがり、やりたがりなタイプなら喜んで引き受けてくれるでしょう。あなたからの指示で動くという指揮系統は保持したまま、代わりに業務をやってもらえることでさらに肩の荷が下りるというわけです。この言葉は、文句を言うだけ言って代替案を出さないタイプにも有効です。それでもPTA活動に支障をきたすような事態に陥ったとしたら、PTA担当の先生に相談しましょう。PTA活動はあくまでも子どもや学校のための保護者によるボランティアですから、先生や学校の意向が最優先となります。また、先生という確固たる立場からの意見というのは、ほかの保護者からの意見とは受け止められ方が違うため、一部の暴走気味な役員・委員の抑制にもつながります。子どもが小学校に上がったら、いつかはやらなければいけないPTA役員・委員。滞りなく1年間務め上げるためにも、ご紹介した対応をぜひ試してみてくださいね。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年12月28日PTA委員決めは悲喜こもごも「委員を決めるのに何時間もかかった。」「委員決めの日に欠席したら委員になっていた。」「くじ引きで委員長になってしまった。」地域によって選出方法に違いはあるにせよ、PTAの委員決めは小・中学生の保護者にとって心がざわつく行事になっていることは間違いないでしょう。そもそもPTAの活動ってなんだろうPTAは「子どものために」親ができる身近なボランティア活動のひとつです。活動を通じて保護者同士の交流を深めることにもつながります。会長や副会長、書記、会計といった本部役員は前年度あらかた決まっている(正式な決定はPTA総会の承認を得たあと)ので、新学期がはじまってからは各種委員の選出です。地域により名称、選出人数はさまざまですが、わが子が通ってきた学校のPTAの委員には主に以下のような種類がありました。1.学級委員クラスごとの保護者会などを取りまとめます。給食試食会や地域学習の活動を企画します。べルマーク集計作業をします。2.校外委員校外での子どもたちの安全を守る活動をします。通学路を確認したり防犯パトロールなどを行います。地域と学校との連携を図ります。3.校内保健委員校内の環境を整える活動をします。子どもの手が届かない場所の清掃を、保護者を集めて行ったりします。4.広報委員入学式や運動会などの学校イベントや、PTA主催のイベントなどを取材して、学校の広報誌を発行します。委員決めに異変が!発達障害の娘はもう社会人ですが、わが家には今年中1になる息子がいます。中1保護者のPTA委員決めは例年入学式終了後に行われるのですが、今年はCOVID-19の影響で保護者は入学式に参加できませんでした。そのため委員選出は生徒が入学式を行っている間に体育館の外で行われたのですが、驚くべきは立候補数の多さでした。理由は明白…!?一定期間の休校と、その後の学校や地域の行事の自粛を予測し、今年の委員の仕事は少ないだろうと見越した保護者が多かったためでしょう。例年なかなか決まらない委員決めはあっという間に決まりました。Upload By 荒木まち子確かに大変といえば大変...子どものためになる活動はしたい!でもPTA活動は避けられるものなら避けたい...多くの保護者がそう思うのは「PTAって大変そう」と感じているからだと思います。確かに私もこれまで、大変!と思うことが何度もありました。私は子どもたちが小学生のときに校外委員と学級委員、謝恩会委員を経験しています。校外委員ではスクールゾーン対策協議会(通学路などの危険箇所をまとめ、警察、土木事務所、区役所などの行政担当の方、地域の方々と話し合う会)の準備のため、1ヶ月ほどほぼ毎日学校に通いました。学級委員ではベルマーク集計のときに人数が集まらず、時間内に作業が終わらなかった分を自宅に持ち帰って集計したこともありました。Upload By 荒木まち子謝恩会委員をしていた昨年度は、COVID-19の影響で、事前に準備していた会場の手配や出し物の計画をすべてキャンセルすることになりました。PTA活動は確かに時間と労力を必要とします。それでも子どものために必要なことなら皆で分担しつつ行うべきと私は考えています。本当に必要なのか疑問を感じる活動も...上記以外にも、委員はPTA主催のイベント(行事や講演会)の手伝いもします。子どもが楽しみにしているバザーやお祭りのお手伝いなどはいいのですが、平日の昼間に行われる保護者向けの講演会や勉強会の企画、参加も、委員の役割になっている(PTA連合会から学校ごとに参加人数が振り分けられる)ことに私は少し疑問を感じています。PTA主催でヨガや英語の勉強会をやったときには、参加者のほぼ全員がPTA役員や委員で、一般の保護者で参加した人はほとんどいませんでした。多様化、地域化が進んでいるこの時代、素人(保護者)がニーズを把握しイベントを企画する(内容を考え、日にちを決め、講師に依頼をし、会場のセッティングをする)のはとても大変です。慣行化している“PTA活動を活性化させることを目的とする行事”が役員や委員の負担になり、そのことが原因で保護者がPTA活動参加を躊躇してしまうのであれば、それは本末転倒なのではないかと私は思うのです。今は講演やイベントの動画配信もできます。動画配信なら日中仕事などで参加したくてもできない人も見ることができます。インターネットの有効活用も視野に入れ、今まで慣行的に行われていた行事の在り方をこのコロナ禍を機に見直していけたらいいなと思います。もちろんPTAには良いところもある!よくPTA役員や委員経験者が“PTA活動をして良かったこと”を話す際に「学校の先生方との距離が縮まる」「学校での子どもの様子がわかるよ」などと言います。学校に行く機会が増えるので、これは本当のことです。それに加えて、私は一緒に活動をした保護者と知りあいになれてよかったと感じています。PTA活動を通じて頼りになる人、懐の深い人、細かいところまで気が利く人、しっかりした人、話していてとても楽しい人、PC操作などにめちゃくちゃ詳しい人、他の人のフォローができる優しい人、行動力がある人、可愛らしい人...などなど、さまざまな魅力的を持った人たちと知りあうことができました。知りあいが増えれば学校行事のときに一人ぼっちになることもありません。地域の情報も入ってきますし、不安やちょっとした愚痴を言いあうこともできます。お互いの子どもを見守ることもできます。娘が高校から通った高等特別支援学校では進路委員と広報委員をしたのですが、そのときに一緒に活動した先輩お母さんの話はとても参考になりました。他の保護者と交流を持ったり話をしたりすることで、「障害の有無や障害の種類、その程度にかかわらず、誰もが大なり小なり生活や子育てに悩みを抱えている。悩みのない保護者なんていない」と気づき、それまで悶々としていた気持ちが晴れるという事が一度ならずありました。PTAにも良いところはたくさんあります。不要な活動はそぎ落とし、誰もが気軽に参加できるような団体になって欲しいと願っています。
2020年06月09日編集部:学研キッズネット編集部近年、共働き世帯の増加によりPTA活動が大きな負担となり、PTAの必要性の議論やPTA廃止の運動なども見られるようになってきています。そこで、お悩み解決メディアの「ここぶろ。」は、20代~50代のPTA活動に参加したことのある男女100人に、PTA活動に参加したいか、その理由と欠席するときのベストな言い訳についての調査結果を公開しました。PTA活動調査概要■PTA活動調査の調査期間と調査方法PTA活動に関する調査は、2020年4月25~27日に20代~50代のPTA活動に参加したことのある男女を無作為に抽出して「ここぶろ。」が行いました。性別、年齢、PTA活動に参加したいか、参加したい・参加したくない理由、欠席時の言い訳についてネットリサーチの方法により調査を行いました。■PTA活動調査にご協力いただいた方の属性ネットリサーチにより回答のあった方の属性は女性が8割弱と、日本の社会構造上PTA活動を担う女性の割合が多くなっております。年齢は30~50代を中心に20代の方にもこたえていただきました。【調査結果】PTA活動に参加したいか?結果は約8割は絶対に参加したくない・できれば参加したくないと思っていることがわかりました。一方、参加したいと思っている方も2割ほどいました。もっと詳しく年齢別に見てみますと、意外な結果が見られました。20代ではできれば参加したくないという方がすべてで、30代になると絶対に参加したくないという強い意志をもって参加を拒否される方が増える傾向にありました。40代、50代と年齢層が上がるにつれ、できれば参加したいという割合が増え、50代に至っては42%ができれば参加したいという考えを持っていることが分かりました。PTA活動に参加したくない理由としては、無駄な会議など非生産的な業務が多いこと、そして保護者間での役割・責任分担でのトラブルが要因となっていることが分かりました。一方、参加したい理由としては、下記のような意見が上がりました。【調査結果】PTA活動に絶対参加したくない理由(一部抜粋)集まりに参加しても、議題と関係のないおしゃべりをしている時間が多く、結論に至るまでに時間がかかりすぎたり、役員かどうかに関わらず権力を誇示している方々がいて、基本的にその方たちの意見ややり方に従わざるを得ない状況になることが多かったり、その権力を誇示しているグループの方々の顔色をうかがっている人も多く、非常に雰囲気が良くないからです。(39歳女性)基本的には妻がPTAに参加しているが、そこでの利権争いや陰湿ないじめなどの愚痴を普段聞かされているために怖いです。父親参加の時もあるが、人間関係のいざこざに巻き込まれたくないため極力参加しないでいると、たまに参加した際ボスママから「レアキャラが登場」などとからかわれるため気持ちのいいものではないから。(42歳男性)【調査結果】PTA活動にできれば参加したくない理由(一部抜粋)1か月に何回も学校に呼び出される上に、なかなか話がまとまらず、冗長なところがあってイライラすることもあるので、あまり行きたくない。子どもと一緒には連れていけないのと、家にはさらに下の乳幼児もいて、他に面倒を見てくれるような家族や親せきがいないので、留守にしづらいので、できれば参加したくないと思っています。(30歳女性)無駄にみえを張ってお金を使うようなくだらないことをしたり、ママさんらで派閥があり、従わないといじめをするみたいなことが過去にあったので参加が嫌です。正直いうと、教育組織のやることだけ十分で、親や外野が必要以上に口を挟むことになりやすいこういった機関はいらないと思います。自分が子供だったとき、大人としてかかわった時、共にたいした仕事はしていない組織です。(30歳男性)PTA役員を1年間勤めました。その中で、元々の方針など、基盤がある中、新しい意見を発信しても、却下されてしまう雰囲気があり、大変不満に感じました。改善点や反省点を見直し、会議が開かれても、そういった意見はなかなか通らないことが多かったです。「今までそれでやってきたから」「予算を使うのはもったいない」との意見が多かったです。子供たちのための活動のはずが、大人の固い偏った考え方で、PTAが運営されている現実を知って、意味があるのかとおもいました。(33歳女性)【調査結果】PTA活動に絶対参加したい理由学校と保護者が繋がることで子供の教育促進、さらに通学の安全を守れるからです。PTAに入って子供のために保護者が活動することで、子供の学校生活がより良いものになって欲しいからです。しかし仕事などが忙しい時に役員になってしまうと連絡等とても大変ですので大きな役になった場合はご迷惑をおかけすることも多くなると思うので、できたら参加したくないと思うこともあります。(45歳女性)【調査結果】PTA活動にできれば参加したい理由子供の為、学校の為になる事もあり、できる事は参加したいです。子供は学校で親に会える事は特別感があり嬉しいようです。参加する事で、他学年の父兄の方と知り合えになれる事も楽しいです。忙しい学校の先生のお手伝いをする事で役に立てるなら嬉しい気持ちにもなります。参加する事で学校の様子や雰囲気もわかり良いと思います。(42歳女性)子育てする上で、PTAの参加は必須だと思います、学校の流れを理解できるのと、担任の先生とお話しできる機会も増える、それに子供達の進学する時などに、推薦枠などをお願いしたい時など、良い方向に持っていける事も、学校によってはあったりもするようです、ただ参加すると何でもしないといけない流れはあって、まったく無関心な方とかなりの差が生まれます。(48歳女性)PTA活動調査のすべてのデータはこちらから確認できます【ここぶろ。公式サイト】【Lip Pop~女性向け総合メディア~公式サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月30日もし、今までまったく学校活動に参加してこなかったママが、突然PTA役員になってしまったら?人生とは、時に思いもよらないことが起こるようで、クラス委員さえほとんどやってこなかった私が、2年間PTA役員として活動することになりました。2人の子どもが2年生と6年生だった時のことです。がむしゃらだった1年目、そしてもっとこうしたら有意義な活動になるのではないかと考え、動いた2年目。今回の記事では、その2年間で私なりに感じたことをお伝えできればと思います。PTA活動に一番やりがいを感じた点は「PTA」は、【Parents and Teachers’s Association】の略です。学校では先生からの発信によって、保護者が動くことが多いかと思いますが、PTAがあることによって先生も親も一緒に、家庭・学校・地域社会のための様々な活動をよりクリーンに行うことが可能になります。つまり、保護者からの発信を行う代表が、PTA役員という位置づけではないでしょうか。■PTAの提案で変えられることがある私が一番、活動にやりがいを感じたのは、「PTAの提案が受け入れられ、変えられることがある」という点でした。学校側から言われたことは決定事項であり、受け入れることしかできないと思っていたのですが、「こうした方がいい!」「こうするのはどうか?」とPTAから提案することによって、絶対変わらないと思っていたことが案外変えられたりするのです。それは、運動会の見回りの場所であったり、お祭りのカレーの作り方であったり、保護者会の運営方法であったり、一つ一つは小さなことですが、保護者がより参加しやすいように、子ども達がより安全なようにという思いが、提案によって変えていけると知ったことは大きな事実でした。■自分の居場所があるという喜びまた、会社に所属しているように、大きな組織に属することで、自分の居場所を見つけられたのも嬉しかったです。PTAでは自分の役割が明確であり、与えられた仕事には責任があります。もちろん大変なことも多いですが、やり遂げる達成感も存分に感じることができました。引き受けたのは、魅力的なポイント制度と「子どものため」にそれまで関わってこなかったPTA役員を引き受けた理由は2点。学校によって違いがありますが、私の子どもが通う学校ではポイント制が導入されています。PTA役員になると、他の委員にはないポイントがつく制度です。子どもの小学校では、きょうだい両方にポイントがつく、6年間有効、またその後入学する子どもにも適用されるなど、それはそれは魅力的で。私もその文言にのってしまった一人です(笑)。もはや、「仕事をしている」「小さい子どもがいる」は、辞退の理由にはなりません。地域柄、働いている保護者がほとんどですし、小さいお子さんを連れて活動しているママもいるからです。また、電話、面接、また電話…と長期間に渡る勧誘の末、その時の会長の「子どものための活動である」「あくまでボランティア活動なのでできることだけすればよい」という言葉に負けて、引き受けることを決意しました。その時点で、2人の子どもが小学校に通っていたので、1年の任務で、その後何年も活動をしなくていいのも効率的で、大きな魅力だと感じたのです(結局2年やりましたが)。PTAとして活動する中で忘れがちなのが、この時に聞いた「子どものための活動」という点です。大人ばかりの中で意見交換や、文書作りをしているとどうしてもこの原点を忘れそうになってしまいます。意見が割れてしまった時には、この「子どものため」には何が一番大切なのかを考えることで、進むべき道がズレなかったような気がします。時短をキーワードに活動を効率化1年目は初めてのことばかりでほとんど覚えていないのですが、2年目は1年目で感じたデメリットを変えていくことをより考えて活動しました。まず「時短」です。今までの活動では、毎月の全体会合に加え、週1~2回の活動日と呼ばれる作業日など、学校で集まる時間が多くありました。■オンライン会議やカレンダーアプリで予定を把握しかし、8人ほどいる役員の予定を合わせるのはとても大変ですし、仕事を持つ人も多くいます。また子どものために活動しているのに、放課後子どもを家に残して学校に行くことにも、少し違和感がありました。そこで、ITを活用して、ZOOMでオンライン会議を行ったり、TimeTreeというカレンダーアプリを使って、役員の動きを把握したり、全員で集まらなければいけない状況をできる限り減らしました。学校側にも協力してもらい、家庭数で配布していた文書はHP上に掲載してもらう、また保護者に対しても、例えば親睦会の出欠などをオンライン上で行うなど、紙の発行を減らし、印刷作業の分量を少なくしていきました。このことで時間を制約されることがだいぶ減り、ストレスも軽減されたのではないかなと思います。2年間の活動では叶わなかったのですが、マンネリ化してしまっている親睦行事やお祭りなどを、もっと魅力あるイベントにアップデートしたいという野望もありました。毎年同じような内容の行事は年々参加者が減り、盛り上がりに欠ける部分がありました。ママの中には多彩な才能や資格を持っている方も多く、そういったママたちを講師に招いて講座を開催するなどの構想もあったので、ぜひ次年度に引き継いでいきたいと思います。私が考えるPTA役員のなり手を増やす方法実際に活動してみて、PTA活動をやりたくないと感じる一番の原因は、「何をやっているか分からない」「とりあえず大変そう」というイメージが先行していることだと感じました。■活動内容を明確にして動画で配信もっと活動内容を明確にして、どのくらいの時間を取られるのか、こんなことができる!など実際の活動内容を保護者が知ることができれば、なりたいという人も増えるのはないでしょうか。CMのように、活動を動画にして配信してもいいなと思いました。■PTA役員に謝礼を支払う、得意分野を生かすまた、うちの学校ではPTA会費を全校生徒から徴収するのですが、その中から給料、とまではいかなくても活動費として謝礼を支払うのも、なり手を増やす一案かと思います。作業を細分化して、それぞれ得意分野が異なる保護者にお願いするというのも効率化につながります。PC作業、内職、ハンドメイド、集計など自宅でできる作業は分散して、もっと多くの保護者に関わってもらい、一人一人の負担を軽くできれば、「それくらいならできるかな」という気持ちを産むかもしれません。英語本来のvolunteer(ボランティア)は「自ら志願して行う」という意味があり、日本で使われている言葉と若干ニュアンスが異なります。2年間の活動の中でこの言葉の重さを感じ、心構えを考えました。あくまで自分の意思で、前向きに行う本来のボランティア精神を持って、PTA活動を担う人が増えるといいなと感じています。<文・写真:ライターよこも>
2020年04月16日これからわが子が、小学校に入学するみなさん。勉強についていけるか、友達ができるかなど不安なこともありますよね。保護者としてもPTA委員をやるかやらないか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?とにかく大変なイメージがあるPTA。私は今年度、息子が小学一年生の現在PTA委員を務めています。その中で感じる大変なこととよかったことを紹介します。PTA委員をやろうと思ったわけ息子が通う小学校には、同じ幼稚園から入学する子はひとりもいませんでした。同学年に知り合いもいなくて、小学校の情報が入りにくい環境。また、息子は新しい環境になじむまで時間がかかるタイプなので、学校の様子を知るためにもとPTA委員に立候補しました。6年間で1回はPTA委員をやると決められている学校や、ポイント制でPTA委員や学校行事に参加すると加算される学校もあると聞いたことがあります。学校によってPTA事情が違うので、同じ学校の先輩ママに聞いてみるといいかもしれませんね。集まりは夜! 行事の前は大変PTAはPTA本部役員とPTA運営委員のふたつの組織に分かれています。私はPTA運営委員会の一員で、広報を作る広報委員会。年に3回発行する広報の1号を担当します。PTA委員は各委員会の仕事の他に、PTA行事の運営という仕事もあります。行事がある月は毎週学校に集まることも。息子の学校は、他の学校に比べPTA行事が多く、子どもを預かってくれる人がいない家庭や、小さな子がいる家庭は大変だなと感じました。また、PTA役員や委員は、日中仕事をしている人も多いので、会合などは夜に開催されることが多いです。子連れで参加する人も多いので連れて行くこともありますが、終了時刻によっては就寝時間が遅くなり、次の朝に影響が出てしまうのは困りました。基本的にできる人がやる、参加できないときは欠席してもよいのですが、常に欠席していると他の委員に迷惑がかかってしまうので、断りにくのも難しいところです。PTA委員になって感じたよかったことPTA委員になってよかったと感じたことは、親同士がすぐに親しくなれるということ。集まることが多い分、親同士の結束力が強くなります。上の学年にきょうだいがいる家庭も多かったので、学校のことや行事についていろいろ教えてもらえました。学校に足を運ぶ機会も多いので、先生に会う機会も多く、学校の雰囲気を知ることができたということもよかったです。保護者の懇親会や先生方の謝恩会などの会合には、PTA委員が率先して参加するなど、時間的負担のほかに、金銭的負担もありますが、その分保護者との関わりが多くなりました。PTA委員にならなかったら参加しなかったであろう球技大会では、汗を流しながら身体を動かしましたが、思った以上に楽しめました。息子が楽しみにしていた絵本の読み聞かせは緊張しましたが、クラスのみんなも真剣に聴いてくれてやりがいがありました。子どもたちに直接会う機会が多いのでクラスメイトの雰囲気も分かります。私は、息子が友達とトラブルがあったときに気持ちの持ち方が違ったという経験も。特に第一子の場合、初めてのことばかりで戸惑うことも多いかと思います。幼稚園に比べると関わりが少なくなる小学校だからこそ、PTA委員として積極的に関わりを持つのは、より濃い小学校生活を送るために大切なこと。私は息子が小学1年生のこの時期にPTA委員になってよかったと感じています。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年11月28日皆さん一度は通る道、または通ったことがある道ではないでしょうか。 P・T・A! 任意加入とはいえなかなか避けては通れない道ですよね。 私は特にPTA反対派ではなく、学校と地域と保護者が協力し合って子どもたちを育てていくための仕組みなら私ももちろん参加するよ派なのですが、いざ参加してみるとその母親率の高さを実感せずにはいられません。 育児はお母さんだけの仕事ではないし、現代は専業主婦家庭よりも共働き家庭が大部分を占めています。 働いているのはお父さんもお母さんも一緒なのに、ことPTAとなると(広く言えば子どこに関する学校行事)やっぱりお母さんが大半を占めるんですよね~。 お父さんが参加している家庭って、ものすごーーーーく少数じゃないですか? あくまで私調べですが、お母さんじゃなくてお父さんがPTA役員に参加しているケースといえば、PTA会長さんぐらいでしょうか。あとは全体のうちの数%ぐらいいけばいいところ。 ■PTAの父親参加率はなぜ低い?PTAの父親参加率が低い理由のひとつに、活動時間が平日の午前中だからということがあるかもしれません。でも実はこれ、お母さんだって同じように大変なんですよね。かくいう私も今年転校してきた小学校でPTA役員を引き受けました。 私はフリーランスで仕事をしていて時間の融通が利くためいつでも参加可能ですが、同じ母親でも平日の午前中に参加しようと思ったら半休をとったり、シフトを調整したりと参加するのにひと苦労だと思います。 ですが、本当に「時間帯」だけが問題なのでしょうか。時間帯が「働いているお父さん」でも参加しやすい時間ならもっと参加率があがるのでしょうか。実は前の学校でもPTAを引き受けていたことがあるのですが、その時は共働き家庭に配慮して会議開始時間が18時だったんです。早めに仕事を終わらせればかけつけられる時間でした。ただ、夜に開催するからといって父親参加率が上がるわけではありませんでした。 やはりお母さんが大半を占めていて、お父さんは全学年中1人だけでしたね。ちなみに前の学校では、我が家は夫婦でPTAを分担して勤めるということで夫婦共同で引き受けたのですが、結局私が全部やりました。 夫が会議に参加した回数はゼロです。 やはり18時だと参加が厳しいっていうのもありますが、仮に18時から大事な飲み会だとかだったらなんとかして駆けつけられるわけですから、PTAはその程度のものだったということでしょう。 やはり圧倒的に「母親が主に参加するもので、父親は頼まれた時か必要な時があれば出ていく存在」なんだと思います。どことなく不公平感を感じていました。■今度こそ! 夫にPTAの仕事を強制的に参加させてみたそして実はこの度、ほぼ強制的に夫にPTAの仕事を手伝ってもらうことにしたんです。 平日に参加してもらわないといけないので仕事は有給をとってもらわなければいけません。特にうちは単身赴任家庭なので、大阪に帰ってこないといけない事も合わせるとだいぶハードルが高くなるのですが、人手が必要だったのでいたしかた方ありませんでした。 子どもの学校の行事に関しては完全にお客様状態の夫。 PTAの仕事も、私と一緒じゃないといけないんです。1人で参加するのはためらっちゃうんです。 普段、もっと厳しい環境で働いてるだろ!! 学校ぐらい1人で行ってくれよ!! とか思いますが、おそらくこういうお父さんって多いのではないでしょうか。きっと我が家だけじゃないはず。 奥さんと一緒だったらPTA行事に参加してもいいけど、自分ひとりだったらなんかヤダ。 まるで女の園に1人放り込まれるかのような恐怖感があるんじゃないでしょうか(笑)あなただって子どもの保護者でしょうよ!! と若干イラつく気持ちを抑え、「手伝ってくれるだけありがたい」と思うことにします。 そもそもここがおかしいとは思うんですけどね。 父親が手伝いに来てくれると「いいご主人!」ってなるのに、母親が参加してもそもそも「手伝い」という認識にすらなりません。「当たり前」です。まだまだPTAではお父さんはレアキャラです。 さて、とはいえ手伝ってくれることに感謝して夫と一緒に参加してきました。■PTAにお父さんがいると、メリットが多い! 長男が今5年生なので我が子が五年生にして初めてPTA行事に積極的に参加した夫ですが、結果的に言うと、やはりどんどんお父さんにも参加してほしいな~~と思いました。 お母さんばっかりのPTAももちろん楽しくていいのですが、もう少しお父さんの参加率をあがればいいのになぁ~~なんて思いましたよ。 やはり男性が混ざると切り口が変わるんですよね。 女性ならではのきめ細やかな視点に加えて、男性ならではの合理的な視点が加わることで、より効率化が図れます。長年、漫然と続いている文化や風習などでも男の人ってあっさり「いらない」と省けたりするんですよね。あと単純に力仕事も任せられます。高い場所のものを取れたり、重いものを運べたり、やはり男性がいると助かる場面が多いです。 子どもへの接し方を見ても、お母さんたちは柔らかでこまやかな配慮を心がけますが、お父さんたちは男性ならではの豪快さ・簡潔さでサバサバとさばいたり、少々厳しくてもお父さんだから許されるみたいなところもあります。また、話上手なお父さんが1人いるとそれだけで子どもがうま~いことまとまったりするんです。■やっとわかってくれた! PTAのしんどさ 夫婦で参加してみてよかったことといえば、夫が「なんとなくめっちゃ疲れる」っていうことをわかってくれたことでした(笑)仕事のほうがよっぽど拘束時間が長いし体力も使ってるはずなのに、なぜか異様に疲れる。 実はこれ私が長年ずっと言っていたのですがどうもうまく伝わらず…今回やっと実感してもらえました!! やたー!! 外で働いているお父さん。奥さんが「今日PTAでさ…」って愚痴り始めた時、「たった数時間の話だろ~~?」って思っていませんか? ノンノンノン。なんか疲れるんです。 行ってみてください。 あとは疲労度だけでなく、楽しさも共有できたこともよかったです。最初は1人じゃ不安だ! とか妻の金魚のフンになる気満々な夫でしたが、参加してみたら意外と楽しかったらしいです。 夫:「やるまでは嫌だなぁ~と思っていたけれど、思っていたよりも大変じゃなかったし、子どもたちと触れあえるのも面白かったし、周りの保護者の方もいい人たちばかりだったし、これならまた来年も手伝ってもいいよ」 しめしめ…(笑)我が家にはまだ下2人の分のPTAが残っていますし、長男が中学にあがればまた中学のPTAが待っています。 夫がPTAの参加のきっかけをつかめたこともあり、このまま連続して引き受けてしまって駆け抜けてしまおうかともちょっと思っています。というわけで奥さま方。 日頃の大変さをわかってもらうためにも、是非お父さんをPTAに誘ってみましょう!!(笑) エイエイオー!
2019年10月28日PTA活動に対して「面倒そう」「役員決めが大変そう」といったイメージを持つ保護者は少なくありません。なかには、「PTAはいらない」と考える人もいるようです。PTAにはどのような役割があるのでしょうか。廃止に伴うデメリットも紹介します。■そもそもPTAとはどんな組織?PTAは子どもの学校生活を豊かにするための大切な組織ではありますが、ライフスタイルの変化から「PTA活動が難しい」「負担がかかる」といった不満の声も多くあがるようになってきました。そもそもPTAとはどのような組織なのでしょうか。PTAの活動は地域によって異なるため、まずは全国的に共通する内容について知っておきましょう。▼PTAとは、保護者と教職員による団体PTAは『Parent-Teacher Association』の略で、『保護者と教職員による教育関連団体』のことをいいます。PTAの主な目的は、教職員と保護者が協力し合って学校運営に携わり、子どもたちの教育環境をサポートすることです。PTAは任意加入で、『参加する・しない』『退会する』といった選択も保護者に任されています。また、PTAはやりたいと思う人が誰でも設立・解散できる団体でもあります。▼多岐にわたる活動内容PTAは基本的にはボランティアで営利目的の活動はしません。地域によって違いがあるものの、活動内容は多岐にわたります。運動会や演奏会など学校行事の手伝い学校周辺の清掃や校庭の草刈り登下校時の見守りや防犯のための地域パトロールベルマークの集計地域のイベントの手伝い学校を運営している教職員では対応しきれない部分を、保護者中心でサポートすることがPTA活動の基本といえるでしょう。■PTAを廃止するメリットとは保護者への負担も少なくないことから、「PTAは必要ない」と考える人が増加傾向にあります。実際に廃止した学校もあり、PTAの存在意義があらためて問われ始めています。廃止した場合、享受できるメリットにはどのようなものがあるか、紹介します。▼PTA廃止のメリット1、PTAが関わる行事への参加不要PTAが関わる行事から解放されるのが大きなメリットといえるでしょう。下の子が小さかったり、自身が働いていたりすると、定例会に出席することは大きな負担となります。なかには出席するために有休を使う保護者も少なくありません。連絡も頻繁にする必要があり、自分の時間が削られていきます。PTAが廃止されればこういった問題は解消されるでしょう。また、学校側にとってもメリットがあります。自治体のPTA連合に加入しなくてよいため、教職員が会合に出席する必要もなくなり負担も減少します。▼PTA廃止のメリット2、保護者間のトラブルが減る保護者間のトラブルが減るメリットもあります。PTA活動を通したトラブルは意外に多く聞かれ、実際に経験したという人もいるでしょう。PTA活動に参加できる程度は、家庭それぞれの事情により異なります。しかし、それを不公平だと感じて不満を募らせるとトラブルに発展しかねません。メンバー内で派閥ができて人間関係に悩むこともあります。保護者間のトラブルを事前に避けられれば対処も不要なため、保護者だけでなく学校側にもメリットがあるといえるでしょう。■PTA廃止でデメリットはあるのか?一見、PTAを廃止しても問題なさそうに思えますが、果たしてそうなのでしょうか。PTAが学校からなくなったときに起こり得るデメリットについて紹介します。▼PTA廃止のデメリット1、保護者と学校の関係が希薄に保護者と学校を結ぶコミュニケーションの場がなくなると、両者のつながりが希薄になる可能性が考えられます。PTA集会がないため、保護者が学校活動に関わったり、学校に足を運んだりといった機会が減るためです。子どもがいつもどのように学校で過ごしているのか気になりますよね。しかし、授業参観のような特別な行事がない限り、普段の学校や子どもたちの様子を知ることができなくなる可能性があります。PTA活動では、先生と話す機会も多くあり、そういった際に先生の考え方、学校での様子など日々の情報を聞くことができます。また保護者同士の連携もできるため、学校生活における悩みの相談ができたり、万が一の災害時の連携を取ることもできます。しかしPTAがなくなると、こうした人とのつながりは希薄になっていくかもしれません。▼PTA廃止のデメリット2、学校・行政へ意見がしづらくなるPTAが廃止されると、学校側に意見しづらいといった場合も起こりえます。PTAは保護者と学校が協力し合って成り立つものなので、その関係性は密になります。信頼関係がしっかりしているほど、保護者も学校側に意見を言いやすい環境になるでしょう。また、保護者代表としてPTAで意見をまとめることで、学校側にきちんとした対応を求められます。しかし、PTAがなくなれば保護者と学校の間に距離ができる上に、一個人として意見する必要が出てきます。また、学校も自治体のPTA連合に加入できないため、学校環境に問題があっても行政側に要望を出せなくなります。■PTAを廃止した学校はどうしているのか?近年ではPTAを廃止する学校が増えてきました。なかには『保護者会』を発足して活動している学校もあるようです。どのような組織なのか見ていきましょう。▼PTAに代わる「保護者会」とは?PTAに代わる親たちの連絡組織として『保護者会』を発足した学校があります。加入メンバーは親だけで教職員は参加していないのが特徴です。学校から独立した自主的な組織で自治体のPTA連合には参加していません。会長・副会長といった役員会があり、実質的にPTAとあまり変わらない場合もありますが、保護者それぞれが高い意識を持っています。▼PTAに代わる「地域本部」という組織とは?ある学校では、学校の教育活動を支援するために『地域本部』という組織を設置しました。PTAに似た部分が多くありますが、根本的に異なるのが『人』です。保護者や教職員ではなく、地域住民や元PTAメンバーを中心とした『学校支援ボランティア』によって成り立っています。保護者の中から強制的に役員を決める必要がないのが魅力でしょう。経験豊富な高齢者をはじめ、能力のある住民が学校教育活動をサポートすることで、地域に開かれた学校になっています。■保護者も教職員も納得できる学校を目指して子どもの学校生活を豊かにするためにこれまで親たちが活動してきたPTAですが、今ではそのあり方を見直すべきだという声も多く聞かれます。またPTA活動を負担に感じる保護者がいる一方、活発なPTA活動が教職員の負担を軽減している側面もあるようです。PTA活動に意義を見出しながらも負担が大きい場合には、活動内容を見直したり、より有意義な活動に変更するなども今後は必要となってくるのかもしれませんね。本来はボランティア精神によるPTAの活動。子どもたちの豊かで実りある学校生活のために、先生と一緒にどう親は関わっていけばいいのか考えていきたいですね。【PTAに関する書籍】書籍名:PTAのトリセツ〜保護者と校長の奮闘記〜価格:¥1,080(税込) 『PTAのトリセツ』(Amazon) 書籍名:PTAをけっこうラクにたのしくする本¥1,728(税込) 『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(Amazon) 書籍名:ある日うっかりPTA ¥1,404(税込) 『ある日うっかりPTA』(Amazon)
2019年09月28日幼稚園の役員って??4月、新しい生活の始まりですね!新入園、新入学の書類やグッズの用意が一通り済んで一段落する頃ですが、そろそろPTAやクラス役員の選出がある園が多いのでは。でも、具体的に何をするのか、どのぐらいの頻度で仕事があるのか、わからないことだらけですよね。筆者は息子が年中のときに幼稚園のクラス幹事をやりました!幼稚園ごとにかなり違いがあるとは思いますが、参考までにわが子が通った幼稚園の役員の仕事を紹介します。クラス幹事は、幼稚園のイベントお手伝いが主うちの幼稚園では、ひとクラスにつき7人のクラス幹事を選出していました。選出方法は立候補制。立候補で集まらなければ、沈黙に耐えきれずに手を上げた人が決まったり(笑)。仕事の内容は、主に運動会や発表会など幼稚園のイベントのお手伝いです。イベント時は1日仕事ですが、幼稚園から係や仕事を具体的に指示されるので特に困ることはありませんでした。わが子の発表もちゃんと見られます。その他の仕事としては、どのクラス幹事からどのクラスメイトに連絡が行くかの「クラス幹事連絡表」の作成、保護者ランチ会の開催、終業式の日に担任の先生へ渡すプレゼントやアルバムの用意などです。私が担当した年中クラス幹事では、卒対(卒園対策委員)の選出も仕事でした。仕事の頻度は、月に1回ぐらい。幹事内の連絡方法はグループLINEで行っていました。7人いるので、情報収集をする人やプリントを作る人、デザインをする人、上のお子さんのときの状況を教えてくれる人など、それぞれができることを分担していました。イベント時に子どもたちのそばでサポートできること、役員じゃないと見られない舞台裏側の子どもたちの様子が見られるのが特権です。こんな感じのプリントを作っていましたP連(PTA連合)は、研修会の開催や都議会への働きかけも年少のときは、クラス幹事とは別にP連の選出もありました。P連とはPTA連合の略で、それぞれの幼稚園から選ばれた方が集まって研修会などが開かれています。任期は幼稚園に通っている間ずっとなので、P連になるとクラス幹事や卒業対策委員などになることはありませんでした。選出方法は立候補や、前任の方からの指名もあるそうです。指名の場合は上のお子さんのママ友からの場合が多いよう。仕事の内容は、主として2種類。よりよい父母を目指しての研修活動と、うちの幼稚園は私立だったため、講師の教育費の格差をなくすための運動。具体的には、研修・講習会や年に数回行われる「P連教養講座」の開催、都議会への働きかけ、PTA大会の開催などです。最初の4~5月は園内や他園との顔合わせを含めて週に1回、その後は交代で月に1回ほどの研修・講習会に参加する感じだそう。やりがいと仕事のウェイトは一番!?卒対(卒園対策委員)うちの子が通った幼稚園では、年中の終わりに次年度の卒園対策委員(卒対)を選出しています。卒対には、謝恩会を担当する謝恩班、卒園アルバムを担当するアルバム班の2チームが。謝恩班はまず卒園式後の会場を押さえるところから始まり、いままでの謝恩会の履歴を見ながら1年間かけて当日の流れを相談・準備します。当日は幼稚園から会場までの移動誘導、司会、各余興準備、動画(これも準備!)上映などなど。アルバム班はカメラマンの手配、イベントごとの写真の選出、アルバムに載せる園児や先生たちのメッセージ集めなどなど。「このページ、うちの子の写真がなーい!」なんてことにならないように、アルバム見開きごとに必ず年長さん全員が載っているように写真を選ぶのが大変だそうです。集まる頻度は12月までは2~3週間に1回、1~2月は入稿前なので1週間に1回ぐらい。うちの子の代では、アルバム班の方がDVDも作ってくれました。ぶっちゃけ、幼稚園でも小学校でもやりたがる人が少ない、みんなが避ける役職と言えそう。ただ、1年間の成果が思い出の品として残ったり、卒園という一大イベントを作り上げられたりと、やりがいにおいては一番ではないかと思います。思い出いっぱいのアルバム。息子が見返すたびに「ちょっと涙でた」と言っていますうちの幼稚園では3年間の在園中にほぼ全員がどれかの仕事につきました。どの役も、会社のお仕事と違ってマニュアルや引き継ぎなどがなかったので、最初は苦労することも(汗)。仕方なく、自分で仕事のマニュアルや書類のテンプレートを作り、引き継ぎとして幼稚園に渡しました。積極的に自分ができそうな仕事に名乗りを上げておくと、苦手な仕事を得意な方におまかせしやすかったです(笑)。そして楽しく仕事できるかどうかは、どの役を担うかよりも、気の合うママさんたちと一緒にできるかどうかにかかっていたりします。私のときは幸いメンバーに恵まれて楽しく活動でき、ときどきランチ会をする関係になれました。が、年によってはかなりキツい空気が流れることもあるそうです…。円滑に子どものサポートができるよう、がんばりましょう!<文・写真:フリーランス記者清宮(clabocco)さん>
2019年04月18日■しかし、のまめのクラスの役員さんは…男の子親とのつながりはあるんだYO!女の子…女の子をくれぇ…!PTA役員でグループ作ろうぜ!みたいなノリでいけるなんて私には思いつかなかったわ…!ああいうコミュ力の高い人がひとりいるとクラスがまとまるんだろうなぁ…(遠くを見つめながら)。
2019年04月06日巨大魚のオブジェがお出迎え! イベント満載のお店浅草橋にある「たいこ茶屋」は新鮮なお刺身が食べられる海鮮居酒屋。インパクトのある大きな魚のオブジェがお店の目印です。店内へ入ると、和の趣と賑やかで活気のある雰囲気が出迎えます。「たいこ茶屋」は、ほぼ毎日行われるマグロの解体ショーや、豪華賞品をかけたじゃんけん大会など、ここでしか味わえないイベントや企画が楽しめるお店です。浅草橋名物ガッツおじさん自慢の解体ショー2017年10月で創業35年を迎える「たいこ茶屋」の大将は、「ガッツおじさん」として浅草橋近辺ではちょっとした有名人。朝、駅で道行く人々に「ガッツ! 」と叫んで元気を与えているお店の看板大将です。大将のガッツと明るさをそのままお店にしたような「たいこ茶屋」では、熱い解体ショーを楽しめます。解体されたマグロはお刺身としていただくのはもちろん、海鮮丼やお寿司、手巻き寿司などとして新鮮な状態で味わうことができます。好みのネタを豪華な海鮮丼にできるランチバイキング「お刺身食べ放題! ランチバイキング」は日替わりのお刺身や魚介類などがバイキング形式で味わえるお店の目玉プラン。当日に大将が直接築地で仕入れた新鮮で活きのいい食材がバイキングに並びます。大将が約半世紀に及んで磨いた目利きを駆使して厳選した魚介は絶品! 自分の好きなお刺身を盛って海鮮丼にするのがおすすめです。3種類のトロがてんこ盛になったお得丼!大トロ、中トロ、赤身の3種類を贅沢に味わえるのが「大中赤てんこ盛」。これでもかというほどに盛られた3種のトロの丼は、見るだけで贅沢感の味わえる逸品。おなかいっぱい味わえてコストパフォーマンスも良いお店の人気メニューです。箸が白米に届かない程てんこ盛にされたお刺身は、3種盛りなので飽きが来ず、それぞれの食感や味を一度に楽しめるのも魅力にひとつ。エンターテインメント性に長けた「たいこ茶屋」このお店はお客さんの笑顔が見たい! という大将の想いから、解体ショーなど、エンターテインメント性の高いお店として普通の居酒屋とは一線を画した存在になりました。名物となったマグロの解体ショーの他、あんこうの解体ショーなど他では楽しめないイベントを次々に企画しています。今後も「たいこ茶屋」のイベントから目が離せません!「たいこ茶屋」はJR総武線「馬喰町駅」下車、東口C4出口より徒歩1分の場所にある巨大魚のオブジェが目印です。是非一度、新鮮な海の幸をお腹いっぱいになるまで味わってみてください。スポット情報スポット名:たいこ茶屋住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-3-2 セントピアビルB1F電話番号:03-3639-8670
2019年01月30日子ども関係のPTA活動がキッカケで、不倫が始まってしまうことがあるようです。そこで、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、“保護者同士の危ないLINE”というテーマで、経験者に話を聞いてきました。文・並木まき1:「会議のあとにホテルへ…」「不倫関係にある彼とは、PTAの集まりがある日には必ず、会議のあとに待ち合わせをしてホテルに行っています。私たちの場合は、子ども同士は性別も年齢も異なり顔も知らないようなので、そんなに罪悪感はないですね。PTAの会議はお世辞にも楽しいとは言えないので、いつも会議中にLINEで『今日はどこのホテル行く?』『隣の駅のあそこがいいんじゃない?』といったやり取りをしています。お互いの配偶者にバッタリ会ってしまったら大変なので、その日のそれぞれのパートナーの予定もLINEで確認。『今日はうちのカミさんは、都内に出てるからどこでも大丈夫』『うちの夫は大宮営業所に寄るって言ってたから、大宮はNG』などとLINEし合っていますよ~」(38歳女性/画廊勤務)PTAの会合のついでに、逢瀬を楽しむ不倫パターン。その日のお互いの配偶者の予定も確認し合うなど、用意周到ですね……。子どもがその事実を知ってしまったら、とても悲しむでしょう。2:「うちの子に見られたかも~(笑)」「今、付き合っている女性は、下の子と同じ学校に通っている子のママ。PTA同士の不倫ってやつです。もう付き合いは結構長くて、2年目になりました。最初のうちは『子どもに、ばったり会わないように』とか『家族と鉢合わせないように』とか、細心の注意を払ってデートしていましたが、最近はわりとオープンに。そうしたら、先月ついに彼女から『ヤバイ! 今日、うちの子に見られてたかも!』とLINEが届きました。その日は、ホテルには行かなかったのですが、お互いの子どものものを買いに一緒に出掛けていました。夕食のときに『今日、ママ、パパじゃない人とA駅のショッピングモールにいなかった?』と聞かれたそうです。僕たちはその場所で買い物していたので、きっと見られていたのでしょうね。ご主人もその食卓にいたそうで、必死にごまかしたとのことでしたが、もう少し気をつけないといけないなと反省しました」(44歳男性/会社経営)不倫期間が長くなると、気が緩んでしまいがち。しかし“子どもが同じ公立学校に通っている”という繋がりで知り合ったとなると、双方の家族の行動範囲も被りそう。いつどこで目撃されても不思議ではありません……。3:「なんで××ちゃんのママがいたの?」「PTA活動で知り合った男性とW不倫をしています。最初のうちはホテルで会っていましたが、お金がかかるので最近は互いの家を行き来するようになりました。仮に、お互いの配偶者に見つかっても、『家でPTAの打ち合わせ』って言えば怪しまれないかなって思っています。でも、この前わたしが彼の家に行った日に、彼の娘さんが普段より早く帰ってきて、帰り際に鉢合わせちゃったんですよね。案の定、娘さんは不審に思ったらしく、後で彼から『なんで××ちゃんんママが家にいたの?って娘に聞かれた』とLINEがきました。娘同士も以前同じクラスだったこともあって、今でもそれなりに仲が良いようなので、もうちょっと警戒しながら付き合わないとマズイかなって思いました」(39歳女性/パート)ホテルで会うのはお金がかかるものですが、だからと言って互いの自宅を行き来するとはなんとも大胆です。「PTAの打ち合わせ」という言い訳がどこまで通用するのか分かりませんが、子どもに不審に思われる行動は親として慎むべきですよね……。PTA活動での出会いをきっかけに、道ならぬ関係に足を踏み入れてしまう男女は後を絶ちません。子どもの学校関係の縁でそんな関係になるなんて「子どもが可哀想」と感じた方も、少なくないのではないでしょうか?(C) Dima Sidelnikov / shutterstock(C) Ivanko80 / shutterstock(C) ProStockStudio / shutterstock
2019年01月02日ペルルユーザーのみなさんの中にも、小学生以上のお子さまをお持ちの方も多いのでは?と思いまして、、今回、小学校の子どもを持つ母として、みなさんと共有できたらいいなと思いPTAコラムを設けさせていただきました。 ファッションツールやお洒落雑貨など、こだわりアイテムに目がないペルルユーザーにとってもしかしたら全然興味ないわー、っていう人もわかるわー、っていう人もきっといらっしゃるかなと思うのですが、小学生以上のお子さまのいるご家庭なら恐らく共感して頂けると思う、また大人女子ならいつかはぶち当たる人も多いであろう壁?!話題のPTA問題を取り上げさせていただきました! ペルルは、別に社会派のウェブサイトでもなければ、いわゆる女性のための生き方マガジンでもない。カジュアル系ファッションやライフスタイルを取り上げるモノマガジン系サイトなのですが、母になってもお洒落を楽しみたいと思う女性が多いペルルで、働く母向けに、ちょっとだけ共有して頂けたら、、ありがたいです。 Parent-Teacher Association、略してPTA。保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体のことなのですが、これが戦後アメリカから持ち込まれた組織のことで、基本的にPTAは任意です。が、ほとんどの学校の保護者は小学校、中学校に入るやいなやそのPTAにほぼ強制的に参加することになります。全員参加することが暗黙の了解になっているのです。学校によってはそのPTA役員をジャンケンで決めたり、アンケートで自薦他薦の枠を設け全家庭数に配布。どちらにも記入しなかったらアンケートを提出した本人が自薦とみなします、といった文面のもので次期PTA役員を選出する、いわばパワハラアンケートが夏休み明けで配られている学校もあります。このアンケート決めは、俗にいわれている推薦委員さんたちが配布したアンケートで、その中の自選者さん、表の多かった多選者さんに、次期役員さんのお願いをするかたちになります。じゃんけんで決めるのはもう本当に悪夢としか言いようがありません。。もちろん、PTAは任意ですので、加入しない手段もあるようで、各学校にある用紙にPTAの加入はしません、という書類を提出したらこのような役員決めには入らずに済む方法もあるようですが。。そんな方はほとんど1割にも満たないようです。。やっぱりないとないで困る活動なのかな?とも思いますもの。みなさん。 それでも大多数、恐らく7〜8割方の働く母たちはそんなPTA役員に関して、なるべく触れないように、やらなくても良いようになんとか逃げ切れるようにと考えている感じがします。なぜならば、その拘束時間の長さや業務量の多さ、また人間関係も大変だったり。。活動内容も入学式に始まり、親子行事、季節の学校行事、夏休みのプール監視、道徳時間の読み聞かせ、PTA新聞製作、備品管理などなど、まだまだたっくさんの細かな仕事があります。。開校100周年やら110周年ならという周年度では、他校との交流会など、プラスアルファの業務が課せられたりします。廃止してる学校もちょこちょこ見受けられるのですが、結局は、PTAとは言わずに「運動会係」「登校班係」「ベルマーク係」などといった具合で、PTA的な業務をやらざるを得ない状況なのです。 うーん。。PTAってとても大事な業務があるのだとは思うんです。でももっと簡略化して、このネット時代にプリントを配布して、集めてという作業も紙の無駄で労力の無駄もあったりするのでは?と思ってみたり。。いや、でも無くしてしまってはいけない気もするんです。運動会ではの受付や敬老席を設けたり、交通整備を行ったり、学校の特別授業、謝恩会の準備や卒業制作などもPTAさんがいなくてはならない場面も多くあると思います。いや、それを全部無償でやろうってのがやっぱり無理あると思うんです!今現在活動されているようなPTA業務は、やはりフルタイムのワーキングマザーにはかなり無理がある、というよりもできない。ちなみに私の子供の通う小学校では、1・2年生の半分以上が共働きで、学童はもうパンパン状態で午後の下校時間には学童ルームは子どもたちで溢れかえり監視の役員さんもアップアップしています。 となると必然的にPTA役員さんたちは、基本的に専業主婦の方々か融通の利くパートタイムの方などが担うことが多くなります。。専業主婦の方もパートタイムの方も全然ヒマなんかではないのに。兄弟姉妹が居たら尚更忙しい。。毎日の家事に、塾や下の子のお迎え、毎日の宿題&持っていくものチェック、学校行事、、それにプラスしてPTAって。。いやなかなかのハードワークですよ。しかも無償の。 アメリカなど、海外のようにシッターさんにちょっと子供の面倒をお願いできたりお迎え行ってもらえたりというのがスタンダードに行われていればなんとかなるのかも知れませんが、芸能人でもあるまいし、そんなお金使うくらいなら自分で行くよ!といいたくなるくらいシッターって手軽にお願いできる金額でないと思う。文頭にも触れてますが、PTAは戦後アメリカからやってきたものです。昭和の古き良き時代は、恐らく機能的にはまっていて、専業主婦の方々も多く、おじいちゃんおばあちゃんも同居したりした家庭も多く、町ぐるみで子育てしていたのではないかと思います。でも今平成も終わろうとしている現代で、PTAって、、この先も今の小学生が大人になる頃もまだこのかたちで残ってるの?えー大丈夫?!と心配になります。未来は今よりも少子化って進んでますもんね。。当然。 いや何度も書いてしまうのですが、PTA自体はあった方が良いと思う部分も多々あるんです。無償って言うのがほんとに意味がわからないんです。大切な保護者一人一人のかなりの時間を割いて、無償でやらなければいけないと言うのが。ちょっと思うんです。。PTA役員さんは有償化するべきなんじゃないかと。。 とても大変で大事な業務だからこそ、プライドと責任を持ってぜひ有償化で行って欲しいし、もし自分の子どもたちが大きくなった時にこんな風に学校のPTA問題で悩んで欲しくないな、と心から想うんです!そうしたらフルタイムで働いている人もPTA役員さんは物理的にできないけど、その分役員さんたちに業務料をお支払いしたいと思われる方々、わりといらっしゃるのでは?と思うんです! PTAは、全国の各土地土地にPTA連合会というしっかりとした組織が束ねているようです。戦争中から戦後の子どもたちを支えるべく、組織の方々が学校と保護者の間を取り持って活動されていて、産めよ育てよの時代の子どもたちの数も、現在とはまるで違っている状況だったと思います。 平成も終わる今日この頃、PTAがスタートされた昭和の時代に比べてどんどん子どもの数が減って少子化になり、働く人材がどんどん少なくなっている、だから政治家の方は主婦の方々がもっと社会に出て働いて税金を少しでも多く納入して、、などと思ってるようですが、いやいや、それであればちょっと制度を見直してもらえないかなあと、、思いますよね。。 政治家の方々がなんとかできる問題なのかわかりませんが。。「保育園問題」と合わせて、ワーキングママのお悩み「小学生の壁となるPTA問題」をもう少し取り上げて頂きたいですよね。女性はスーパーマンでないですよ。と、ちょっとした怒りの入った演説みたいになってしまいましたが(笑)、結構ググってみると、いろんなブログに吐き出している方も多くいるものですね。仕事もおしゃれもしたい、でも家事も子育てもPTAもある働く母たちの負担を少しでも軽くして頂きたい。。 くたばれPTA、されどPTA。。有償化や他の方法?で春の役員決めをスムーズにするのは恐らく平成をまたいだ新年号になるのでしょうか? 桜を素直に綺麗だなと思って春を迎えたいですよね。桜を見て、あー、PTA・係決めの時期だーと思いたくない。。働く母たちの切なる願いです。みなさんたちのお子さまの学校はいかがですか? txt:ymst
2018年12月20日トップライター:梅本真由美互選会で次年度のPTA会長に内定したわたし。正式な着任は半年後ですが心の準備を始めていました。PTA会長としての活動にそなえる11月の互選会で次期PTA会長候補者に決まってから、翌年5月のPTA総会で正式にPTA会長として承認されるまでの半年の間に、わたしには準備すべきことがありました。それはPTA活動と仕事を両立させるためのスケジュール調整です。PTA会長の役割を考えたときにいちばん大事なことは、PTA組織の「顔」としてその場に「いる」ことだと思ったからです。これまでの経験から、わたしの学校では文化部主催の行事や、PTA運営委員会といったほとんどのPTA行事が土曜日に開催されることがわかっていました。また、本部役員が集まってPTAの運営について話し合う役員会も基本的には土曜日に行なっているとのこと。わたしは、PTA会長として活動するこの1年だけは、なるべくPTA活動を最優先にしたいと考えていたので、その準備期間があったのはありがたかったです。その後、現PTA会長から引き継ぎを受けました。あくまでわたしの学校の場合ですが、会長がこの1年間に学校へ足を運んだ日数は、学校行事への出席や短い滞在も含め、週に1日強だと教えてくれました。この日数を多いと感じるかどうかは人それぞれだと思います。わたしは、やはりそれなりに足を運ぶ必要があるのだな、と思って腹をくくりました。PTA会長に着任、PTA総会でスピーチをする翌年の5月、PTA総会の場で本部役員候補者全員が承認され、わたしは正式にPTA会長に着任しました。わたしの学校のPTA総会では、会長は着任と同時に、「着任のあいさつ」として、所信表明のようなスピーチをします。PTA総会は年に一度だけですので、この「着任のあいさつ」が、その年のPTA会長がどんなビジョンや考えをもっているのかを自分の言葉で直接会員のみなさんに語りかける唯一の機会でした。着任のあいさつでわたしは、PTA活動は子どもたちのための活動であること、さまざまな貢献活動があるが子どもの身近で活動できるのがPTA活動の特徴であること、そして、PTA活動は高校を卒業してしまったらもうできなくなるので、いましかできない貴重な活動をともにしていきたい、その活動のための縁の下の力持ちとして、本部役員とともに活動していきたい、という話をしました。これは正直な自分の気もちでした。またPTA活動そのものの歴史に触れ、現在のPTAは学校との協力関係にあること、この学校のPTAでは「できる人ができるときにできることをすればいい」というようなことも話したように思います。かつてのわたしがそうだったように、PTAと聞いただけでドン引きしてしまったり、負担が多いというイメージを抱いている人がいるとしたら、そんな気持ちを少しでも払拭したいという思いを込めてしゃべりました。本部役員の仕事PTA総会では、わたしを含む9名の本部役員が承認されました。それぞれどんな役職・役割があるのでしょうか。副会長(2名)会長を補佐し、会長の不在時には会長代行となります。わたしの学校では、学校内のPTA仕事すべてに関する実務の長が副会長です。その仕事内容は、文化部・会報部・学年委員会の活動を把握、企画書類のチェック、予算配分への目配りなど多岐にわたります。各部長、委員長からの相談を受け、本部役員で話し合った内容を伝えたりアドバイスをするのも副会長の仕事です。書記(2名)PTA本部が発行するすべての書類を作成します。PTA総会、PTA運営委員会、役員会の議事録を記録し、印刷物にまとめます。手書きで記録していた時代もありましたが、いまはほとんどパソコンを使って議事録を作成しています。会計(2名)PTA運営にかかわるすべての経費を管理します。各部、委員会に予算を配分し、正しい手続きで経費として使われているかを確認します。わたしの学校では、万が一PTA活動中にけがをしたりしたときのためにPTA保険に加入しています。このPTA保険にかかわる仕事も担当します。会計監査(2名)年度の終わりに会計監査をします。また1年を通じてPTA本部の庶務として、こまごまとした仕事をサポートします。 本部役員はともにPTAを運営するメンバーとして話し合いながら協力していきます。9人が手を携え、わたしのPTA会長としての1年が始まります。梅本真由美(うめもとまゆみ)サイエンスライター。長野県出身。NTT勤務を経てNTT系列の広告代理店で編集・マーケティング・企業向けWebページの企画制作などを担当。結婚後は専業主婦となる。2002年、 「天文台マダム日記」の公開がきっかけでライターに転身、朝日新聞・天文雑誌などに執筆多数。現在、月刊星ナビにて「天文台マダムがゆく」、国立天文台の公式サイトにて「天文台マダム VERAに夢中!」を連載中。
2018年09月27日トップライター:梅本真由美互選会※の場で、現PTA会長が「梅本さんにPTA会長をやって欲しい」と発言したことを選考委員から聞かされます。※互選会……次年度のPTA本部役員を決めるための会(→第14回次年度の本部役員に推薦される参照)現PTA会長の心の内を知る現会長の発言によって、次期会長候補に急浮上したわたし。その後、互選会がどうなったか聞いたところ、PTA会長は立候補者が出て内定、そのほかの本部役員も全員内定したとのことでした。無事に決まったと聞いてホッとしましたが、それとは別にわたしの心は揺れていました。……会長がそんなふうにわたしを見ていてくれたなんて。それは、わたしにとって大きな意味を持ちました。わたしはこれまでのPTA活動における会長のふるまいを見ていて、隅々まで行き届いた細やかな気配りをするようすに敬意を抱いていたからです。数日後、わたしは互選会での発言について直接、会長にたずねてみました。「文化部の活動を見ていて、梅本さんの雰囲気がとても良かった。PTAは雰囲気づくりがとても大事だと思う。梅本さんさえよければ、いつか会長をやることを考えてみて欲しい。」現会長から面と向かって言われ、わたしはこのときはじめて、自分がPTA会長をする可能性について考えてみたのでした。PTA会長という役割。自分にできるだろうか、仕事との両立は可能だろうか、自分だったらどんなビジョンでPTA活動をしたいだろうか。考えてみた結果、「できそうだ」という結論に達しました。わたしが立候補するとしたら次年度以降になりますが、人生で一度くらいPTA会長を経験してみるのもおもしろそうです。わたしは会長に「前向きに考えます」と伝えました。子どもに背中を押され立候補を決意PTA会長に立候補することを考え始めたわたしですが、ひとつだけ気がかりがありました。PTAで文化部長をしているわたしが学校で目立っていて気恥ずかしい、と言っていた子どもたちのことです。PTA会長になるとしたら、もはや目立つどころの話ではありません。わたしは子どもたちに聞いてみました。「あのさ……もしも、わたしがPTA会長をやったらどう思う?」すると、上の子から瞬時に「誇りに思う。」という答えが返ってきたのです。「えっ、本当に?」おどろいて、思わず聞き返してしまいました。「うん、誇りに思うよ。やってよPTA会長。むしろやるべきだと思う。」下の子までも口をそろえて言います。「いいと思う。PTA会長、向いてるよ。応援するよ。」わたしは百人力を得たような心持ちでした。夫にも同じように聞いてみると、「大丈夫なの?仕事と両立できるの?」と、やや心配そうです。でも、自分なりに考えた結果であること、子どもたちが背中を押してくれたことを伝えると、「がんばって」と賛成してくれました。家族の賛同を得て一切の迷いが消えたわたしは、次年度の互選会でPTA会長に立候補しようと決心しました。互選会でPTA会長に立候補それから1年後。わたしは、次期本部役員候補者を推薦する用紙に自薦であることを明記し、自分の名を書いて提出しました。出席した互選会では、選考委員長から、都合が悪くて互選会を欠席している人も本部役員選考の対象であること、今回で決まらない場合は、くじ引きで決めてしまうという方法もあるが、自分たちとしては、なるべく話し合いで決めたいとの方針が示されました。互選会は、まず、会長から立候補者を募ります。わたしがサッと右手を挙げるや否や、拍手が起こり、立候補が受け入れられました。そのほかの役員もまずは立候補を募ります。すると「梅本さんがやるならいっしょに役員やってもいいよ」と、出席していた友だちが立候補してくれました。なんと心強い!「なんでもやります」と言って引き受けてくれた人もいます。ありがたや~。廊下では、都合が悪くて互選会を欠席した人に選考委員が手分けして電話をかけ交渉しています。選考委員の尽力により残りの役員もほぼ内定しました。副会長1名がなかなか決まらず苦労しましたが、最後の最後に、わたしが友だちをおがみたおして副会長を引き受けてもらい、ともに活動をしていく本部役員のメンバーが内定しました。互選会での内定は、あくまで次期役員候補者という位置づけです。半年後に行なわれるPTA総会で承認されると同時に役員に就任し、活動開始となります。後日の顔合わせでわたしは、1年間活動をともにするメンバーの顔を見ながら、「1年後の今ごろはきっとすごく仲良くなっているだろうな」と、これからの日々に思いをはせました。梅本真由美(うめもとまゆみ)サイエンスライター。長野県出身。NTT勤務を経てNTT系列の広告代理店で編集・マーケティング・企業向けWebページの企画制作などを担当。結婚後は専業主婦となる。2002年、 「天文台マダム日記」の公開がきっかけでライターに転身、朝日新聞・天文雑誌などに執筆多数。現在、月刊星ナビにて「天文台マダムがゆく」、国立天文台の公式サイトにて「天文台マダム VERAに夢中!」を連載中。
2018年08月28日築地場外市場で一番マグロ解体ショーを行っているお店東京・築地場外市場にある「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、マグロの解体ショーを楽しめるお店です。年間約200本もの本マグロを解体しているそう。大迫力のマグロ解体ショーを楽しんだあとは、解体されたばかりの新鮮な本マグロをいただくことができます。職人の手さばきに圧倒される「マグロ解体ショー」100kg近くある大きな本マグロを、職人さんが楽しいおしゃべりを交えながら、熟練の綺麗な手さばきであっという間に解体してしまう姿に圧倒されること間違いなし。土日のみ開催されており、土曜11:00からは「すし一番 築地場外市場中央店」で、日曜10:00からは「すし一番 4丁目場外市場店」にて、マグロの解体ショーを楽しむことができます。口に入れた瞬間とろける。絶品新鮮マグロを堪能解体ショーでさばかれた本マグロは、店内ですぐに味わうことができます。今回は、お寿司を握っていただきました。新鮮な本マグロは、どの部位もやわらかく、あまり噛まなくても食べられるほど。口に入れた瞬間、舌の上でとろける本マグロの旨みをぜひ味わって。極上本マグロを存分に楽しんで「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」のA1番出口、または東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩2分ほどのところにあります。大迫力の解体ショーと、新鮮で旨みたっぷりの本マグロを楽しめるお店にぜひ足を運んでみてはいかがですか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188
2018年06月21日PTA役員の選出は、選ぶ方法やワーママにより時間が取りにくく参加しにくいなどの事情でストレスを感じているママ多いようです。「PTAなんて不要では?」という意見もあったりしますが、本当でしょうか?負担に思えるPTA活動を楽しんでみた声や、ワーママの関わり方などはもちろん、ルーティーンワークになってしまったPTAを変えるべく挑戦している人を紹介した記事から見えてくるものは何だったのか?ママテナの記事から紹介します。その1●PTAの歴史から見えてくる問題点PTAはどのような経緯で誕生したのか?その歴史は終戦後の1946年に遡ります。米国教育使節団によって提言されたものですが、そもそもアメリカではママが自発的に参加して行っていた活動ですが、日本は当時の状況から、学校や先生も関わる組織として作られました。PTAの歴史を辿ることで問題の根が見えてきます。▼続きはこちら▼その2●PTA役員をめぐる攻防PTAの役員というと「避けたい」というネガティブなイメージが持たれがちですが、実際に参加したママにとっては「学校行事が親にとっても忘れられない思い出に」などポジティブな感想も持たれています。また最大の問題、役員を選ぶ時の押し付け合い…。『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(太郎次郎社エディタス)の著者、大塚玲さんの経験から学べること、沢山あります。▼続きはこちら▼その3●ワーママとPTAワーママにとって一番の問題はPTAの活動時間です。専業のママが集まる時間を設定すると、仕事の時間と重なることも。このようなケースをどのように解決すればいいのか?PTAの役員になる機会が多い専業ママとどのように協調していくのか?その方法を専門家に聞きました。また仕事ができるワーママがついやってしまいがちなPTAで注意すべき言動についても…。▼続きはこちら▼その4●先生にとっても負担なPTA活動?PTA活動というと親の負担ばかりが見えがちですが、学校の先生にとっても時間外活動のため先生の負担も大きいようです。自分の子供の会う時間もない、という悲痛な声が聞こえてきます。▼続きはこちら▼その5●PTAに熱中しすぎてしまうママも中にはPTA活動に熱中しすぎてしまい子育てがおろそかになってしまったママも。せっかく学校の為に、と頑張っているのに、陰口を叩かれる結果に。▼続きはこちら▼その6●PTAの理想の姿を探して奮闘する人たちも決められた事を仕方なくするPTAから、地域のためにPTAを活性化させようと奮闘する人もいます。活動に没頭して見えてきた、自分の仕事でも家庭でもない第三の場所に貢献する、という考え方はPTAに関わっていく中で参考になるかもしれません。▼続きはこちら▼
2018年06月13日新学期もはじまって数ヶ月がたちましたね。新学期といえば役員決め。そこで、今年のPTA役員はどのように決めたかを聞いてみました。どんな決め方をしていても、毎年この季節が憂鬱であることは変わらないようです。Q.今年の役員、どうのように決めた?1.立候補 38.5%2.立候補(決まらず、最終的にじゃんけんやくじ引き) 16.5%3.じゃんけん 3.9%4.くじ引き 11.5%5.推薦 5.9%6.前年度の役員や先生からの指名制 6.8%7.欠席したので分からない 6.0%8.役員決めは行われなかった 1.7%9.わからない・その他 9.2%やはりもっとも多いのは立候補という回答となりました。それでも、やりたくないのにやるハメになった、早めにやりたかったのにじゃんけんで負けたなど、思い通りにいかないことにモヤッとしている人が多いようです。■役員を決める日にいないと逃れられるシステム4月の懇親会は出るだけ損! そんな意見がママたちの間で噂されています。効力のない委任状や欠席した人はやらなくていいという雰囲気に不満がつのっているようです。「出席した人だけで結局決まらずじゃんけん。来なかった人は得するってずるい。欠席した人こそ役員やらせて」(福島県 40代女性)「低学年は立候補でサクッと決まりました。高学年は経験者だらけでまったく決まらず、最終的にまだやっていない人がくじ引きでようやく決まりました」(神奈川県 40代女性)「役員選出の際に、現会長から『委任状出されている方に当たっても、やる気がなく雰囲気が悪くなるのも嫌なので、今お集まりいただいたいる方になるべくやってもらいたい』との発言が。それで免れるなら、みんな委任状出すよ」(宮崎県 30代女性)「4月最初の懇談会に来る方はきちんと役員をやるつもりか、やった方か、下に小さな子がいる方です。役員をやらずに卒業される方は役員決めには来ません。小学校は来ている方だけで決めるので、もう懇談会に出るのをやめました、出たもの負けみたいなシステムに納得いきません」(神奈川県 40代女性)■子ども1人につき1回は子だくさんにはつらい!子どもの人数が多ければ多いほど、育児や家事も大変なはずなのに、なぜ子どもの人数分だけ役員をしなければいけないのかなど理不尽なことはいっぱい。「子ども1人につき1回。数人いると時間のやりくりも家事も子育ても大変なのに不公平だと思います。親1人につき1回なら納得」(神奈川県 40代女性)「転勤族ファミリーには辛いものがあります。国内転勤なら辞令が出るのは3〜4週間前。転勤なので途中でやめますとなると、急遽代わりの人を探したり…。仕方ないことなのに陰口を言われます」(神奈川県 40代女性)「核家族化、共働きが当たり前になっているのに、いつまで時代遅れな制度を続けるのだろう。見回りや行事の手伝いはわかるけど、中には必要性を感じられないものもある。こういうところが変わらない限り、働き方改革や女性の働き方とかは変えられない」■やるからには責任を持って引き受ける立候補してなくても、役員を引き受けることになった人もいました。それでも、誰かしらがやるのであれば、決まったあとは責任を持ってやるのが大人の対応。「やらなくて済むならやらない。けど、くじなどで決まったときは責任を持ってやります。仕事、育児、妊娠、介護など、はた目にはわからない苦労を抱えているのはお互いさまだと思ってます」(東京都 30代女性)「役員決めの日に行かれなかったら、担任の先生から電話がかかってしまいました。出席番号1番ですから、そんな気はしていましたが…。快く引き受けましたよ」(神奈川県 40代女性)「高校なので役員は3年間やります。決まってから言われてびっくりでした! 肝心なことは言ってくれなかったけど、メンバーがとてもよいので3年間がんばっています」(千葉県 50代女性)面倒なことも多く「PTAはブラック」ということが話題になりがちですが、楽しいことやいいこともあると考えている人も少なくないはず。あまり先入観を持たずにPTA活動を良くしていくことを考えていけるといいですね。Q.今年の役員、どうのように決めた?アンケート回答数:5948件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年06月11日最近「PTAはブラック」「PTAは大変」という話題が盛り上がっていますよね。新年度ということで、改めてPTA(今回は小学校のPTAメイン)について考えてみました。ブラックと言われる内容の代表(強制加入、会費徴収、役員ノルマ)については、私も目の当たりにしてきたのですが、そもそも「PTAが任意団体である」という前提を知らなかったので…「そういうものか、みんな大変な中、子どもたちのために携わってきたんだな」と長い間、役員もやってきました。その在り方自体がブラックなのかもしれませんが、私は、その実態はブラックとは少しニュアンスが違うな~と感じましたので、そのあたりが伝わるといいなと思い書いてみました。PTAについて考える機会は、多くの方に訪れるかと思いますので、読んでいただけたら嬉しいです。このような感じであることが多く、強制的な悪の組織みたいなものではないです(笑)中には言い方が威圧的であったり考え方が偏ってたりする方もいるのですが、それは個々の資質で、人がたくさん集まれば、どこにだってそういう人はいますよね。それをふまえてもなおPTAは敬遠されがち、それは…このように、PTAが強制的・非効率と感じる方が多いのに、いつまでもアナログな方法で無駄があったりするのには、上で書いたように、任期が1年(の場合が多い)なのでやっつけ仕事で終わってしまうのが一つ。もう一つは、個人差…例えばパソコンなどのスキルが高い人もいれば、持っていない(使用できない)人もいるとか、さまざまな人がいるので、積極的に改革しようと思う方がいなければ、その状態は継続されてしまうわけです。最近ではPTAについても、いろいろな視点から話題になっているので、認識が変わって、PTAの在り方も変わるべき時を迎えてるとは思うのですが、それはまた場所や時期によってもそれぞれで簡単にはいかないかもしれません…。ここで、PTAがなぜ必要なのか、何のために在るのかについてをまず考えてみました。これです!「先生と保護者で子どものためになることを行う会」なので、先生もPTA活動に協力してくれています。私が肌で感じてきたのはこれ!「保護者の目が学校にあること」がPTAが必要だと思う理由です!もし何か問題が起きたときに、普段から学校や先生とコミュニケーションが取れていると問題解決がしやすくなります。また、個人の声は届きにくくても保護者全体の意見とすれば、届きやすくなります。次に私がPTA参加で感じたメリットです。これ大きいです!子どもと先生の普段の様子を見ることができますし、子どもは自分の世界にお父さんお母さんが来てくれる、見てくれるっていうのは嬉しいようで喜びます。何度も顔合わせる保護者の方同士で友達ができるかも。一般会員でお手伝い程度だとこれは望めない場合もありますが、役員をやると高確率で友達ができます!性格によるところもあるでしょうが理由があります。小学校にあがると、子どもが仲の良い子の保護者の方と会うのは参観日や行事で学校に出向いた時のみです。「誰々のママ」としてご挨拶程度になりがちですが…役員ってことで大人同士のお付き合いができるし、学年の違う保護者の方とも知り合うので情報いろいろもらえますし子育ての勉強にもなります。それになんと、PTAの仕事や在り方に改善すべき点があることが、かえって結束を強めることもあったりするんです!「うわ~役員になっちゃった~!まあやれば楽しいんだけどね~(笑)」って言う人多いです、これほんと!それから、PTAに対する憂鬱の原因にはコミュニケーション不足ということもあるかと思います。例えば…こういった無理難題を突きつけられると疑念を抱きがちですが、その方も悪意があるわけではなく、経験や状況の違いなどから気が付いていないだけということが何度もありました。誰も意見を言わず議事が通ってしまったら、一般会員の方はそれを書面で見ることになります。すると「PTAって……どうすりゃええねん」ってことになるわけです。私の経験では、中に入って意見交換をすると解決することがほとんどでした。最後に…「PTAに入りません!」と言うのも今は勇気がいることですよね。本来任意加入なので、気にせずにいられるならそれで良いのですが。家庭や仕事を犠牲にしてまでやることでもありません。できる人がやればいいはずです。ただ今回ずっと書いてきましたが、基本PTAは子どもたちのためにあるものです。我が子だけでなく学校に通う子ども、みんなのためです。PTAの悪い面だけの情報で、最初から敬遠してしまうのはもったいないと思います。役員によっては、時間を取られるものとそうでもないものとありますし、低学年のうちに引き受けてしまえば先輩ママさんたちにリードしてもらえますし、早くに学校の様子がわかります。総会資料に詳しい活動内容書いてありますので、よく読んで上手に参加するといいかもと思います。私は、深刻なトラブルに直面しなかったので言えることかもしれませんが、ブラックにするものホワイトにするのも、私たち保護者次第なのではないでしょうか。また、今後は仕事を持つママが増えていることもあり、今までのやり方に固執せず、時代の変化にあったPTA活動を考えていくことが重要だと思います。
2018年05月13日新しいことに挑戦したくなる春。「今年度は子どもに何かスポーツをさせたい」と考えているパパママも多いのではないでしょうか?わが家では、昨春に地域のミニバスケットボールチームに小学3年生の次女が入会しました。小学生の地域スポーツは親の手が必要な場合が多く、わが家の日常も子どものチーム加入をきっかけに一変。「親が大変なのはPTAだけではないんだ」と思い知らされた1年を振り返ってみました。■コーチはボランティア、だから親もボランティアが求められる通っている学校を活動拠点としているミニバスケットボールチームに次女が入ったきっかけは、仲良しのお友だちがすでにチームに入っていたことでした。今ひとつ勉強もパッとせず、何事にも自信を持てない次女が珍しく自分から「やりたい」と言ってきたので、親としては応援してあげたいという気持ちになり、「親が大変」というウワサを聞いていたもののチームに入れてみたのです。一般的に「地域スポーツ」と呼ばれるチームは、野球やサッカー、バスケットボールなどの種目が多く、小学校や公園など地域の公共性の高い場所で活動し、コーチなどの指導者が営利目的ではなくボランティアで活動しているのが特徴でしょう。娘のチームも5人いるコーチは全員がボランティア。交代で平日週2回と土日の練習や試合で指導をしてくれます。地域スポーツの一番のメリットは、民間の事業者でスポーツを習うより、一般的には費用が安く抑えられること(娘のチームも週4日練習や試合をして、会費は月に4000円程度)でしょう。また、地域で活動するので通いやすく、同じ地域の子どもと仲良くなれることもメリットです。その反面、もちろんデメリットもあります。コーチはプロではないので、その力量はチームによって偏りがあるのも事実です。そして何よりも一番のデメリットは「コーチにボランティアで指導してもらうから、保護者もボランティアで運営を手伝うことが求められる」ことでしょう。■練習当番から試合の付き添いまで多種多様な「親の仕事」コーチの中には、仕事を終えて平日の夕方に指導してくださる方や、自分にも子どもがいるのに土日も練習や試合に1日費やしてくださる方もいます。「中学生になった自分の子どもの試合には、全然応援に行けない」などの話をコーチから聞くと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。とはいえ、感謝の気持ちはもちろんあるものの、当番がくると親の負担にもがく然として「続けられるのか」と弱気になります。次女が所属するチームの場合、親の仕事は定期的に回ってくる「当番」と、1年を通して担当する「係」の2種類があり、その両方に対応が必要で、容赦なく仕事は振り分けられてきます。筆者の場合、フリーランスで時間に融通がきくということから、平日の練習時に行う体育館の「かぎ開け当番」が回ってきます。それ以外に土日の1日練習の時にはコーチへのお茶やお昼を用意する「お弁当当番」、そのほか試合の時に付き添う「試合当番」などさまざまな当番があります。一つ一つは大した仕事ではなくても、いろいろ回ってくるとボディブローのように負担感が効いてきて重くのしかかってきます。「係」は、ユニフォームを管理する係、スケジュールを管理する係、練習試合の係、公式戦の係など「1人1係」が義務となっていて、係としての仕事を覚えて責任を持たなければいけません。次女のチームは幸い練習場所が確保されているから必要ありませんが、サッカーや野球のチームでは、練習や試合の場所を確保する係があるチームも。 ■早朝から1日がかり! 一番つらい「試合の付き添い」正直に言うと、最初の頃は土日に早起きをして、お弁当を持たせて子どもを送りだすだけでも大変だと思っていました。しかし、子どもが試合に出るようになると、さらに試合の付き添い当番が回ってきて、自分も同じ時間に家を出なければならなくなります。集合時間が早い日は、土日でも朝6時より前に起きてお弁当を作り、子どもに準備をさせながら、自分も出かける支度をします。「土日くらいゆっくり寝たい」という思いでいっぱいでした。試合の付き添い当番は、月に1~2回ほど回ってきますが、朝から夕方まで1日がかりで試合会場にいることになります。子どもの引率、荷物運び、スポーツドリンクの補充、子どもの脱ぎすてたユニフォームをたたむ…。高校生の部活だったらマネジャーがやるような仕事も、小学生のチームは親がやるのです。原稿の締切に追われていて本当は仕事をしたい日も、試合会場で1日拘束され、「こうしている間に仕事をしたい」とイライラすることもありました。また、時間が取られること以外に心理的な負担を感じたのは、「気がきく人が先回りして働いている」という状態。気のきかない筆者にとっては「何をすればいいの?」と周囲をいつも気にしなければいけません。さらに、子どもが試合に出る、出ないにかかわらず、試合の付き添い当番は回ってきます。親は1日中働いたけれど、わが子の試合出場時間はわずか…などの状況にも耐えなければならないこともあります。■「やっぱり無理」辞める子ども、あきらめる親もいる親のボランティア仕事が負担なのは事実で、途中で辞めていく親子も見てきました。特に子どものモチベーションが低くなっている時は、親の負担感も倍増するようで、「子どももそんなに楽しんでいないのに、なんでこんなにやらなければいけないんだろう…という気持ちになる」と話すチームメイトのママもいました。また、いくら子どもが「バスケを続けたい」と言ってもどうしてもママが「YES」と言わず、やめていく子どももいました。チーム参加者を観察していると、やはり親もスポーツ好きだったり、スポーツ経験者だったりすることが多く、なんとなく「体育会」的な雰囲気を感じます。例えば、母親8人が大部屋で寝た夏合宿。高校、大学でスポーツをしていた筆者はなんとも感じませんでしたが、そういった環境への適応に負担を感じる親もいるのではないでしょうか。ママが苦手な場合は、パパが奮闘する家庭もありますが、そうでなければ親の事情でやめる親子も存在するのです。■親も「青春を再び謳歌」が一番大きなメリット!?しかし、口では「大変だ、大変だ」と言いながらも、意外に楽しそうな親もいることにある日、気がつきました。子どもの試合の応援に必ずくるバスケパパは、「初めて子どもが夢中になっているから全力で応援したい」と話してくれました。子どもの頑張る姿は、親のモチベーションにもつながるようです。あるサッカーママは「子どもたちのPK戦の時は、親たちみんなで肩を組んで祈って、自分たちも本当に青春しているようで楽しかったよ」と学生時代のような体験が再びできた喜びを語っていました。バスケのママからは「なんであまり仲良くない人たちと合宿などで寝食をともにしなければいけないのか…と考えた時期もあったけど、逆にいうと大勢と密にかかわる体験なんてなかなかできないから、楽しむことにした」というポジティブな発言が出ました。また多くのママの口から出たのは「親がこんなに一緒にやっている気持ちになれるのは小学生までだから。中学からは部活で手が離れるから」という言葉。話を聞いているうちに、親同士も仲良くなれる、子どもの頑張る姿や成長を目にできるなど、子どものスポーツに伴走するからこそ味わえる体験もあることに気がつきました。筆者自身は、「負担が増えた」と感じながらも、とにかくバスケットボールが好きで楽しみにしている次女の姿を見ると、現在は「もう少しだけ自分も頑張ろうかな」という心境に変化しました。*この記事は筆者の体験を元にしています。親の仕事や負担度合は、チームの方針などでさまざまです。
2018年05月08日いまや専業主婦の世帯より共働き世帯の方が多くなり、2000年代になってその差もどんどん広がっています。保護者が平日に学校に集まってやる仕事の多いPTAも変化せざるをえない転換期。今、PTAでは具体的にどんな変化が起きているのでしょうか?■スリム化がPTAを救う!? 働くママの増加で「これって必要?」という活動を廃止PTAに対する不満の多くは、「ムダな活動が多い」という点。本当に学校と子どもたちにとって必要な活動だけに絞り、保護者の負担を最小限にすれば、「ブラックPTA」などと批判されず、「ホワイトPTA」を実現できるはずです。現在、ほとんどの学校で検討されているのが、PTA会員の負担を減らすためのジョブカット。具体的にどんなことが行われているのか、実例を見てみましょう。例1)各委員会を廃止したPTA総会で過半数の賛成を得て、ベルマーク活動委員会、広報委員会を廃止。卒業対策委員会が謝恩会の幹事となる通例もやめた。(東京都下の公立小)例2)作業を外注化4月に行われるPTA総会のための会議資料(約30ページ)を全家庭数(この学校は500部ほど)印刷しホッチキス止めしていた作業をすべて印刷会社に外注。そのための予算を組んだ。(東京都下の公立小)例3)連合会から脱退通称“P連”と呼ばれる市のPTA連合会会議が隔月で開かれ、それに出席する会長の負担が大きいため、連合会から脱退。それによってP連主催のソフトボール大会にも出ないことに。(神奈川県の公立小)こういった改革をした役員経験者たちに聞くと、一般の会員からは「楽になった」「あの仕事がなくなってよかった」と評価される一方、一部の人に「あの会合をなぜなくしたのか」と言われることもあるようです。やはり改革には痛みがつきもの!?■思い切ってPTA自体を組織改革「PTA、解体したってよ」仕事を減らしても反発を受ける、不満が出る、みんなイヤイヤ役員をやっているなどの困った状況になることもあります。そこで、都市部を中心に思い切った組織改革をした学校も出てきました。例1)PTAのノルマ廃止、完全ボランティア化業務、役職をノルマにすることをやめ、学年・クラスによらず立候補してくれた人だけで運営する。それだけでは数が足りない場合、現役役員が引き受けてくれそうな人を探してリクルートするが、強制はしない。(東京23区の公立小)例2)PTAの学年担当制を導入1学年70人程度の学校ということもあり、4年生の保護者がPTAのすべての役員、委員会、係をやる「学年総動員制」に。4月のPTA総会時に4年生の保護者が全員出席し、会長から運動会サポート係まで、全員が何かしらひとつ役割を負う。(東京都下の公立小)例3)PTAを解体、保護者会と名を改め役員は報酬ありに40年続いたPTAを解散。新たに保護者会を作り、学年代表役員2名ずつのみで運営。バザーやお楽しみ会を主催。役員は1年間で2万円の報酬を受け取る(PTA会費から)。(東京都下の私立小)「PTAをなくすなんて考えられない!」という学校から、「隣の小学校がPTAを解体して保護者会にしたから、うちでもそうしてみようか」というところまで、意識の差が大きい組織改革問題。あなたの子どもが通う小学校にもいずれ改革の波がやってくるかもしれません。 ■PTAにも個人情報保護法が適用「今年度の名簿作り、どうする?」この平成30年度(2018年度)からPTAには大きな変化が起きます。というのも、平成29年5月30日に個人情報保護法が改正となりました。改正前は、5000人以下の個人情報を取り扱う事業者は法の対象外とされていましたが、改正後はすべての事業者に個人情報保護法が適用されます。これには当然、全国の小学校のPTAも適用対象に! これによってPTAがどう変わるかというと、 日本PTA全国協議会 はホームページでこうアドバイスしています。「学校と協議の上、保護者から個人情報を集める際に、PTAに提供することをきちんと通知して集めること」つまり、これまで学校から生徒名簿をもらって各家庭に電話連絡などをしていた場合、それはできなくなり、PTAが独自に個人情報の提出を求めなければならないということになります。具体的には「PTA名簿へ個人情報提供のお願い」という主旨のプリントを配り、保護者の名前、住所、電話番号、メールアドレスを記入して提出してもらうということになるでしょうか。厳密にいえば、そのプリントも各クラスの担任教師経由ではなく(教師が個人情報を目にできるので)、PTA役員が教室に出向いて回収するなどの手間がかかってくることになりそうです。改正が昨年5月だったので、昨年度始めの4月に作成した名簿はセーフということにしていた学校が多いようですが、今年度からはきちんと対応しなければなりません。ここで有利になるのが、「PTAに入りたくない」と考える人。非加入を申し出ていれば、住所・電話番号などの個人情報もPTAには知られないはずなので、以後、「加入してください」という電話や手紙はこなくなります。日本PTA全国協議会では「個人情報保護法とPTAへの入退会については、別の話です。PTAについては、入学説明会などでしっかり説明し、主旨や目的を伝え、すべての保護者の方の加入が望ましいことを伝えることが大切です」とアドバイスしていますが、実際には非加入者が増えることになるかもしれません。この改正には「取得した個人情報は安全に管理する」という項目もあるので、PTA会員名簿を置いてあるPTA室や書類棚に鍵をかけていないのであれば問題になってくるでしょう。PTA室には鍵をかけ、誰がいつ入室したか分かるメモなどを置いていく必要が出てきます。このようにシステムが変わると、結局は現役の役員がそれに対応しなくてはならず、負担が増えがち。今はまだPTAが変わるプロセスの初期段階で、全国的にスリム化、組織改革、非加入容認などが進んだ「ホワイトPTA」になるまでにはまだ時間がかかりそうですね。
2018年04月07日子どもが小学生になったら、必ず直面するのがPTAの問題。そもそもPTAってどんな組織? もし、クラス役員や本部役員になってしまったらどうなる? そんな不安を抱く新入生のママがPTA役員経験者の先輩2人に“本当のところ”を聞きました。PTA座談会参加メンバーA=4月に長女が公立小学校に入学する専業主婦のママ。B=長男が小4で次男が保育園年少のママ。前年度、本部役員を経験したばかり。会社員。C=長男が小5のママ。3年前にクラス役員、2年前に本部役員を経験。在宅ワーク。■謎の多いPTA…本部役員とクラス役員、各委員会のちがいって?A:4月に子どもが1年生になります。同じ小学校に進んだ先輩ママからは、「PTAが結構たいへん」と聞いてドキドキしているところです。B:私は昨年度、小学校のPTA本部役員をやりました。保育園や幼稚園でも保護者会や父母会がありましたよね。それと同じで、小学校でも保護者の協力は欠かせない。ただ、PTAとなると規模も大きいし、責任も重大なイメージがありますよね。C:そうですね。私も2年前に本部役員を引き受けたんですが、あまりにやることが多くてしがらみも強いことにびっくりし、「これは一度、PTAという組織を解体したほうがいいのでは?」とまで思いました(笑)。でも、ほとんどの活動をやめたとしても、一大イベントの運動会だけは保護者が協力しないと無理ですよね。とても開催できません。そう考えると、現状、すでにあるPTAでやっていくしかないのかなと…。A:「PTAはたいへん」というイメージがあるのは、まず幼稚園の父母会に比べて組織が複雑だからじゃないかと思うんです。私なんて、クラス役員と本部役員の違いすら、よく分かっていないんですよ。C:私も息子の入学時は、PTAの仕組みがまったく分かっていませんでした。本部役員というのは会長、副会長、書記などのポジションがあって、クラス役員などを統括する立場。執行部と呼ばれることもあって、PTAの運営についての決定権があります。でも、前年度のうちに内定してしまうので、1年生のお母さんが就任することは、ほとんどないはず。B:その内定者というか立候補者を承認するのが、4月~5月に開催されるPTA総会なんですよね。1年生のクラス役員はその直前、第1回の保護者会で決めることが多い。上の子がいるママはPTA事情が分かっているから、1年生のうちにサッと手を上げてすませてしまいがち。でも、ママ友の中には、1年、2年と手を上げたけれど、立候補者が殺到してじゃんけんで負けて「早めにやりたいのにできない」という話を聞きました(笑)。A:じゃんけんで選ぶんですね(笑)。やっぱり低学年のうちにすませてしまったほうがいいんでしょうか? 立候補するのはなかなか勇気が出ないけれど…。C:決めることがたくさんあって、会議が月に何回もある本部役員に比べると、クラス委員は本部からの指示を実行するだけなので、ある意味、楽だと思います。そんなクラス役員でも「学年が上がってからやるとたいへん」と言われるのは、6年生だと卒業式に関連する準備をしなきゃいけないからじゃないかな? 確かに見ていると、プレゼントや花束の準備をしたり、謝恩会の店を決めたりとやることが多くてたいへんそうではあります。B:卒業式の準備は、クラス役員とはまた別の委員会方式になっている学校も多いですね。卒業対策委員会というような名前で。A:委員会というのもあるんですよね。どういう仕事をするんですか?B:本部やクラスというくくりではなく、PTAの課外活動のようなものかな。広報委員会、校外委員会などに学年から数人ずつ集まって活動するんです。PTAと言えばおなじみ、ベルマークの集計を委員会の仕事にしている学校もありますね。C:うちの学校の広報委員会は運動会などで撮影をしたり、その写真を載せて広報誌を作ったりと稼働日が多くてたいへんそうでした。こう考えてくると、委員会ではなく低学年のうちにクラス役員を引き受けるのが最もリスクが低いかも。もし、その1回だけですむのだったら。A:でも、私は実家の母を月に何回か病院に連れて行かなきゃいけないし、2人目も考えているし、もしかしたらパートに出るかもしれないし…と不確定要素が多いんです。PTAなんてできるのかな? と踏み出せません。C:そういう事情を抱えている人は多いですよね。最近ようやく周知されてきたけれど、そもそもPTAは任意団体なので加入しなくてもいい。もし、育児や介護で余裕がないのに役員を免除してもらえないというようなノルマのきついPTAなら、最初から入らなくてもいいと思います。私は本部役員を経験して「これはけっこうハードだ」とつくづく実感したので(笑)。B:でも、実際問題、PTAに加入しない人はほとんどいませんね。さらに、小学校は中学校とちがって6年間あるから、役員や委員を引き受けず“逃げ切る”のはなかなか難しいですよね。うちの子の小学校は本部役員を1年間やれば、その後は、子どもが何人入学しようと何もやらなくてもいいというルール。下の子も2年後に小学校に上がるので、2人分のノルマがクリアになると知って、みずから立候補しました。C:私もクラス役員をやったら顔が知られて本部役員に推薦されてしまい、迷ったけれど「本部役員を1年間やれば、それ以降は何もやらなくていいのよ」という甘い誘い文句にのせられて、つい書記を引き受けてしまいました(笑)。A:うちの子が入る小学校も「6年間のうちにクラス役員か本部役員をやる」というのがPTAのルールだそうなんです。お二人のように思い切って本部役員をやるのもありかもしれませんね。でも、今はまだ怖いなぁ。ほかにどんな人が役員になるのかも分からないし。 ■PTAを乗り越えるコツ「何をやるか」より「誰とやるか」B:そうそう。自分が本部役員をやってみて思ったのは、どの役員をやるかよりも、誰と一緒にやるかということ。私は会社員なんですが、私の代の本部役員は会長、副会長、書紀が計11人いて、ほとんど仕事をしている人だったんです。そのため、会議を土曜日にしてもらえて助かりました。C:えーっ、いいな。うちのPTAは働いている人が少なかったからか、月に2回、必ず平日の午前中に会議がありましたよ。会議室が校舎内なので、土曜日は開けられないという学校側の都合で…。有給をすべてPTAに使ったというお気の毒な会社員ママもいました。B:私の場合、保育園から一緒のママと相談し、2人セットで書記に立候補したのがよかったのだと思います。知っている人だからやりやすかったし、ほかの役員もみんなPTAに当てられる時間が限られているから効率化をはかり、どんどん議題を進めていく感じでしたね。A:その時のメンバーで会議の開催日まで違ってくるんですね。そう考えると、Bさんのように気心の知れたママ友を誘って一緒に役員をやるというのはいいかも。C:ただ、どんなにやりやすいメンバーでも、本部役員の仕事はそれなりにたいへん。会議日の変更など、本部役員は仕組みを変えられるぶん、例えば運動会の準備の段取りひとつとっても「あーでもない、こーでもない」ともめることも多い。午前10時から始まった会議が午後2時までかかったこともあったぐらい。B:確かに普段はスムーズでも、ひとたび問題が起きるとみんなで話し合わなきゃいけないから、PTAのグループLINEに1日30件以上のメッセージが溜まることもありました。そんな時と仕事の忙しい時期が重なると、もう最悪…。A:うーん、いろいろうかがってみると、やっぱり低学年のうちにクラス役員を引き受けてしまうのがベストという感じがしてきました。とりあえず娘と一緒に遊びながら練習して、じゃんけんに強くなろうと思います(笑)。
2018年03月30日子どもが入学、進級するとすぐに直面するのがPTAの役員決め。どうやって決めるの?どんな役員や委員があるの?学校に行く頻度は?など心配なお母さんも多いのでは?小3・小1の子どもを持つ筆者が、今年度経験した「学年委員」についてお話しします。小学校のPTA役員の決め方役員の決め方は、くじ引き・立候補・互選など学校によってさまざまですが、私の子どもの学校は入学時の「事前登録制」。入学式後、児童と先生が退場したのと入れ替わりにPTA本部役員(会長・副会長・書紀・会計)が体育館に来て「登録用紙」が配られました。娘の学校は子ども1人につき1回(=1年)各種委員会の役員をすることになっているため、「何年生で何の委員をするか」をその場で記入し、提出。そのような手続きがあることは事前には知らされていませんでした。「何の委員をしますか?」と聞かれても、それぞれの委員が具体的にどのような仕事をするのか、学校に行く頻度は?求められるスキルは?などサッパリわからず、新1年生の保護者は困惑。子どものクラスごとに決められた場所に座っていて、立ち歩ける雰囲気でもなかったため、ママ友と一緒に同じ委員をやりたいと思っているお母さんは慌ててスマホを出して連絡を取り合っていました。登録した学年になると「あなたは今年度○○の委員を希望されています」というお手紙がきます。そして、年度初めの学年懇談会で対象者が前に呼ばれ、定員に対して希望者多数の場合はジャンケン(負けた人は登録し直し)、定員に満たない場合はその場で追加募集があり役員が確定、という決め方でした。私は現在1年生の息子の分として、学年委員をしています(ジャンケンで勝ちました)。3年生の娘の分が残ってしまっているため、4・5・6年生のどこかで消化しなければなりません。子どもが高学年になり、役員と受験が重なると大変ですし、仕事を始める方も多いため、低学年で済ませたい、というお母さんがほとんどです。実際にどんな仕事がある?学校に行く頻度はどの程度?つい先日、息子の分の「学年委員」の活動が終わりました。PTA役員で学校に行ったのは1年間で全8回、それぞれ1〜3時間程度でした。まずは4月に学年委員の顔合わせ。1年生の先生方も同席し、自己紹介後、委員長より活動内容についての説明がありました。その他、年に2回のPTA総会(5月と2月)に出席。1年生対象の「交通安全教室」、1年生の保護者対象に行われる「給食試食会」の主催が年に1回ずつ。学校近隣の清掃、ベルマークの分別、各学年の図書コーナーの本の整理整頓を年に3回行いました。PTA役員のメリットとデメリット実際にPTA役員を体験したことのあるお母さんにメリットとデメリットを聞いてみました。メリットについては、「学校で思いがけず子どもに会った時にとても喜んでくれた」「学校での子どもの様子を見られるので安心」「先生と話す機会も多く、学校が身近に感じられた」「他の学年のお母さんとも知り合えたので、これから経験する修学旅行、塾選び、中学受験のことなど相談できるようになった」「お世話になっている学校やママ友の役に立てたと思うと嬉しい」という声が聞かれました。本部役員をしていた高学年ママからは「運営委員会では校長先生をはじめ職員のお話を直接聞ける機会も多いです。改善してほしい自分の意見を言ったりもできます」という声も。デメリットについては、「特にデメリットはなかった」という回答が多数でビックリ。「強いて言えば…」と前置きしたあとで「緊張しやすいので、行事の司会など人前でしゃべるのは大変でした」「一度も集まりに来ないし、最初から最後まで連絡がつかないメンバーもいました」とのことでした。小学校のPTA事情は各学校によってさまざま。入学予定の小学校に知り合いの先輩ママがいたら、事前にアドバイスをもらっておくと安心ですね。<文・写真>フリーライター:森藤理絵
2018年03月15日秋はイベントが多いですね。学校などのPTAバザーの開催もこの時期のところが多いのではないでしょうか。 今回は我が家の末っ子が1年生の時のPTAバザーのエピソードです。 断捨離したい母の気持ちとはうらはらに、結果余計物が増えるという…子どもと行く時点でキャッチ&リリースと割り切るしかないようで(笑) 小学校のバザーって、低学年だと親子で行くのでこんなことが起きてしまいます(汗)(大きくなるとオモチャに対する執着は薄れるし、子ども同士で勝手に行ってくれるのでこういうのはなくなりますが)。事前に子どもと売りに出すものの確認したとしてもいざ当日売り場で「やっぱり嫌~!」なんてパターンもありました。 バザーブースに行かなければ断捨離は成功ですが、やはり子どもの洋服とかはお下がり欲しいですから行ってしまうんですよね。それに開始と同時に行かないと良いものはあっという間に売れてしまいますし…。これからバザーに断捨離を兼ねて挑む親御様、ご主人やおばあちゃんにお子さん見ててもらって単身で乗り込むなどの工夫されることをお勧めします!
2017年11月04日PTA活動に必要なPTA会費。地域や学校によってその金額に違いがあるようですが、なかなか知る機会がないのが実情。そこで、パパママ世代に調査をしてみました。あなたは1年間でどれくらい払っていますか?Q.PTA会費は年間いくら?1.0円 13.2%2.〜3,000円(毎月〜250円) 43.8%3.3,000円〜6,000円(毎月250円〜500円) 35.2%4.6,000円〜10,000円(毎月500円〜833円) 6.0%5.10,000円〜(毎月833円〜) 1.9%最も多いのは年間3,000円以下で43.8%という結果なりました。次に多いのが3000円〜10,000円。中には1万円以上という人も少数派ながらいました。■引き落とされているからあまり意識していないPTA会費の金額がわからなという人も多くいました。意識したことなく、なんとなく引き落とされているというのが現実のようです。「『わからない』がないので投稿できないけど、多分その回答が一番多いと思います」(神奈川県 40代女性)「パッと答えられない。いくらなんだろう、わからないです」(神奈川県 40代女性)「給食と一緒に引き落とされています。当たり前のように…」(神奈川県 40代女性)「口座引き落としでいつの間にか支払われている感じです」(栃木県 30代男性)■年間2000円〜3000円がボリュームゾーン最も多いのが年間2000円〜3000円というコメントでした。子どもの数に関係なく1世帯あたりの金額というところも多く、他には親の数で金額が決まっているところもありました。「月額300円程度だったと思います。給食費と合わせて口座引き落としです」(鹿児島県 40代女性)「ひと家族あたり1,900円が年2回、給食費、学級費とともに強制的に引き落とされます」(三重県 40代女性)「月200円で8月はないので、1年間で2,200円です。子どもの数に関係なく1世帯の会費です。学校の足りない設備や子どもの遊具、図書費などの購入にあてています」(千葉県 40代女性)「小中学校は年間3,000円だったと思います。公立高校は毎月500円、支部会費として年間2000円支払っています」(埼玉県 40代女性)■どうしてうちの子の学校は高いの!?みんなのアンケート結果を見て「なんでうちの子の学校が高いの!?」と思ったママもいたようです。生徒数によるのかはわかりませんが、払うからにはせめてその会費が何に使われているのかは、会員として知っておきたいですね。「県立高校で3万円くらい払いました」(神奈川県 40代女性)「びっくり! 安いですね、みなさん。年間6000円くらいは払っています。沖縄は所得が低いのになぜー?」(沖縄県 30代女性)Q.PTA会費は年間いくら?アンケート回答数:5276件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月02日入学やクラス替えでドキドキしている子どもの横で、じつは同じく大きな不安を抱えているママたち。そのストレスの種の一つが「PTA」です。大変そうなイメージから「できればやりたくない」という思いがあったり、仕事をしているママであれば「両立できるのかな…」という不安があったり。そこで、悪いウワサばかりが先行して意外と知られていないPTAの本質や、よりストレスなく乗り切るコツなどをご紹介します。じつはメリットもたくさんあるPTA、怖がらずにきちんと向き合ってみましょう。そもそもPTAって?■活動内容は?PTAとは「Parent Teacher Association」の略語。つまり、保護者と教師が協力して、子どもの学校生活を応援・サポートする組織のことです。PTAは加入している会員によって運営されており、それぞれに役割分担があります。その種類は学校によってさまざま。多くは「運営本部」と「学年委員会」に分かれ、本部役員は立候補または推薦によって会員の納得のうえで就任し、学年委員会は各クラスから数名立候補、場合によっては抽選によって選出されます。運営本部は会長・副会長・会計・書記で構成され、PTA運営委員会の取りまとめを行う重要な役割を担っています。学年委員会の活動内容は学校によって異なりますが、PTAとクラスとをつなぐ「理事」や広報誌を制作する「広報」、生徒の安全を守るための活動を行う「校外」などが主な活動のようです。■参加は任意? 退会はできるの?PTAはあくまでも任意団体のため、参加するかどうかは本人の自由。家庭の事情や仕事の都合などで役員を引き受けることがどうしても難しい、半ば強制的に役員をやらされるしくみが理解できないなどの場合は、退会して役員を回避することもできます。ただし、子どもたちが参加する学校行事はもちろん、安全に登下校できる環境作りなどもPTAの尽力あってこそと言えます。また、学校行事で子どもたちに配られる記念品の多くが、PTA会費から準備されているものです。退会すると自分の子どもだけ受け取れないといったケースもあるようで、何より子ども自身がつらい思いをするかもしれません。子どもはPTAによって温かく守られ、安心して学校生活を送ることができます。その点を十分に考慮したうえで、加入・未加入を決める必要がありますね。PTA役員は6年のうち1回はマスト?PTA役員になるとストレスに、と思われる保護者も多いと思います。PTA役員は「ひとり1回」やるのが一般的なルールのようです。6年間のうち1回は何かしらの役員を担当するという暗黙の了解が多くの学校にあるため、大抵は避けて通れないと認識しておきましょう。役員の選出は、事前アンケートによる立候補制、または保護者会での挙手制が基本。名乗り出る人がいない場合は、教師や元役員による推薦制、あるいはくじ引きやジャンケンといったケースも。高学年で役員未経験の場合は、推薦やくじ引き・ジャンケンの対象者になる可能性大!「小さい子どもがいるから免除」「フルタイムで勤務しているから免除」など、優遇されるかは地域や学校によります。特にシングルマザーや共働きの家庭にとっては、役員活動が大きな負担やストレスになることも。そのため、役員決めがスムーズにいかず、保護者会で異様な空気が漂うといった苦い経験をされている保護者も少なくありません。また、「生徒1人につき」最低1回としている学校が多く、子どもが多い家庭は必然的に役員をやる回数が多くなります。なかには、1年間で複数の役員を掛け持ちするという大変なケースもあるようです。ただし注目したいのが、「2年任期の本部役員を経験すれば2人目以降の役員は免除」としている学校が多いこと。兄弟がたくさんいる場合は、いっそのこと第1子目で本部役員になるのも1つの手でしょう。とはいえ本部役員となると、2年という任期の長さや、学年委員に比べて集まりの頻度や仕事量の多さが気になるところ。でも、子どもが3人、4人いるなかで何回も学年委員を務めることを考えれば、一気に大役を務める方が得策かもしれません。1回やってホッとするのは時期尚早かも…よくあるのが、PTA役員を低学年のうちに経験済みなのに、高学年になって再び選出されたというケース。「え? 1回やれば免除されるんじゃないの!?…」と驚いてしまいますよね。もちろん学校の方針にもよりますが、じつはここ数年、1回で済まないケースが「あるある」になってきています。生徒の数が少なくなってきていることや、たまたまクラス内に本部役員経験者が多いなどの理由によって、2回目が回ってくることは決して珍しいことではありません。高学年になればなるほど立候補が少なくなり、ピリピリした緊張感が漂う役員決め。すでに学年委員を1回経験したという人は多く、本部役員経験者以外は平等に推薦やくじ引き・ジャンケンの対象になってしまうようです。1回やったら達成感とともに「もう大丈夫」とホッとしたいところですが、そうもいかないのが現状のようですね。特に1学年の生徒の数が少ない学校の場合は、あらかじめ覚悟しておくべきと言えるでしょう。PTA役員をやるベストなタイミングはいつ?そこで湧いてくるのが「いつやったらいいの?」という疑問。どうせやるなら、比較的やりやすいタイミングで立候補したいですよね。PTA役員をやるタイミングに関しては「早いうちがベスト」とよく耳にします。その理由は、小学校高学年、特に6年生の役員は、卒業式や謝恩会の準備など多忙な活動になりやすく、その分役員活動に取られる時間や労力が大きくなってしまうからです。その点、低学年では大きなイベントもなく、気軽に活動できると言われています。ただし、入学したての1年生では右も左もわからず、知り合いも少ないため精神的負担が多いでしょう。そう考えると、2~3年生でやるのがおススメです。ただし、2~3年生はPTA選出の激戦区。楽に済ませたいと考えるのはみな同じなので、立候補者が多く、希望通りに選出されない場合があります。もしも外れてしまった場合は高学年でやる可能性が高まりますが、所属する委員によっても集まる日数や仕事量が異なるため、一概に落胆する必要はありません。事前に役員経験者から情報を集めておき、負担が少ないところや自分に合っていて楽しくがんばれそうなところを選ぶとよいでしょう。やると決めたらトコトン楽しむべし何かとささやかれる、PTA役員になるストレスや苦労話。それゆえに「PTA=面倒」というイメージが固定されてしまっています。しかし実際には、メリットもたくさんあります。学校での知り合いが増えたり、参観日以外にも子どもの様子を見られたり、子育てに役立つ情報を得られたり…。何より、ママが頻繁に学校に行くと子ども自身が喜びます!「やる前は憂鬱だったけど、実際やってみたら楽しかった!」という経験者は意外と多いです。あまり気負わずに、やると決めたら子どもと一緒にトコトン楽しみましょう!参照先: 優良PTA文部科学大臣表彰の実践例|文部科学省
2017年05月29日