ソフトバンクロボティクス(SBロボティクス)は11月30日、人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」を12月1日より開始すると発表した。同プログラムは、ロボアプリを開発する「ロボアプリパートナー」とロボットのユーザーエクスペリエンスをデザインする「デザインパートナー」、Pepper for Biz導入企業にコンサルティングを行う「コンサルティングパートナー」の3種類のパートナーを認定し支援するもの。まずはロボアプリパートナー向けに、テクニカルサポートやトレーニングツールなどの技術的な支援、ロボアプリの安全性を審査する仕組み、販売促進のための機会などを提供するという。また、ロボアプリパートナーが開発したアプリの中で優れたものは、年明け以降にオープンする予定のPepper for Biz専用「for Bizアプリストア(仮称)」を通じて、Pepper for Biz導入企業に広く販売できるようになる。for Bizアプリストアにはない、各企業固有のニーズに特化したロボアプリを必要とするPepper for Biz導入企業に対しては、同社が認定した信頼できる開発者としてロボアプリパートナーを紹介し、ビジネス機会を創出。なお、ロボアプリパートナーは、筆記および実技試験を経て認定される。現在すでに200社以上の企業がエントリーしており、60社以上の企業が合格しているという。デザインパートナー、コンサルティングパートナーのプログラムは準備ができ次第の開始となる。
2015年11月30日武蔵野銀行は11日、ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper for Biz」を導入すると発表した。○「Pepper」をビジネス向けに特化したモデル「Pepper for Biz」は人型ロボット「Pepper」をビジネス向けに特化したモデルで、コミュニケーション機能に重点を置き、人間の感情認識機能を装備していることから、来店した顧客への「声かけ」や「ヒアリング」、「受付」、「商品紹介」などで活用する予定だという。武蔵野銀行によると「法人向けのPepperは10月に出たばかりで、話題性も十分あることから、来店客数の増加を期待している。また、アプリの開発により、武蔵野銀行独自の機能追加も可能であることから、新たな金融サービスの提供に向けた準備も行っていく」としている。○「Pepper for Biz」について導入台数:3台導入予定時期:12月中旬導入予定場所:本店営業部、さいたま新都心パーソナルプラザ ほか今後も武蔵野銀行は、顧客の多様なニーズに応え、最適な商品・サービスを提供していくとしている。
2015年11月13日今年6月、本誌にて品川女子学院でのPepper開発体験授業の様子をお伝えしたが、先日ついにそのPepperアプリが完成し、お披露目会が行われた。Pepperの開発体験授業には中学2~3年生の生徒が参加し、Pepperアプリ開発を手がけるヘッドウォータースの協力のもと「学校にいてほしいPepper」をテーマに、5月よりアプリの企画・開発を進めてきた。今回の成果のひとつである保健室に来た生徒を癒すPepperは「怪我をしちゃった」「元気が出ない」などと話しかけると「僕もよく怪我をするんです。気をつけてね」「わかる、わかる」などと励ましの言葉をかけながら、かわいらしい動作を披露する。開発した生徒によると、Pepperにガッツポーズをさせる際、腕が曲がりすぎたり、両手の動きが揃わなかったりなどして、角度を調整するのに苦労したという。また、来校者に対して校内案内をするPepperは、品川女子学院の校舎の造りが複雑で、受験生や新入生のときに迷ってしまったという自分たちの経験をもとに企画されたものだ。画面上に表示された場所をタップすると、生徒たちが制作したというスライドショーで丁寧に道順を案内してくれる。同校の情報科主任である酒井春名先生は「今回の授業で開発した3つのうち唯一、問題解決型のアプリになっている」と評価する。一方、登下校する生徒を笑顔にして写真撮影するPepperは、女子中学生ならではのアイディアから生まれたものであると言える。たとえば「結婚して!」とPepperに話しかけると「ほかのPepperにも言ってるんでしょう?」と反応し生徒たちを笑わせ、その瞬間に内蔵カメラのシャッターが下りる。ヘッドウォータースの塩澤正則氏は「ヘッドウォータースが開発する新しいアプリに機能のひとつとして実装することもあり得る」と、女子中学生の柔軟な発想力を評価していた。もしかすると、街で生徒たちのアイディアが盛り込まれたPepperに出会える日がくるかもしれない。今回の授業について、酒井先生は「過去に授業でiPhoneアプリを開発したときは、“できて嬉しい”という気持ちよりも、“難しい”という気持ちのほうが先にきてしまっていた。今回はPepperがかわいく、Pepperの動きという形で成果が出てきたことで“できて嬉しい”という気持ちのほうが大きくなり、モチベーションを高く持って開発できていたのでは」と振り返る。また、生徒らは「Pepperの開発は大きな会社などにいなければできないものだと思っていたが、環境さえあれば家でもできるものだとわかって驚いた」と、アプリ開発を身近に感じることができた様子。さまざまな企業で導入が進むPepperだが、プログラミング教育の効果といった面でも今後期待できそうだ。
2015年11月06日山口フィナンシャルグループの山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は27日、接客ロボット"Pepper(ペッパー)"を新しく採用すると発表した。○20体の接客ロボットが教育・研修後に配属先の銀行に出向このたび採用するのは接客ロボットは、ソフトバンクのPepper for Biz。採用数は20体。配属先は、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の支店・出張所となる。配属日程は、11月に山口フィナンシャルグループで採用し、教育・研修の修了後、順次、配属先の銀行に出向させる予定だという。山口フィナンシャルグループによると、「20体を法人向けで導入し、来店されたお客様への挨拶、キャンペーンや商品の説明、またゲームなども内蔵されているのでお子様のお相手など、幅広く対応していく。今後は、たとえば住宅展示場などでの住宅ローン相談のコーナーや大学などでの新規口座開設のイベントなどにも出張していく予定」としている。
2015年10月29日M-SOLUTIONSとミラクル・リナックスは、感情機能を搭載した人型のパーソナルロボット「Pepper」とミラクル・リナックスのデジタルサイネージソリューション「MIRACLE VISUAL STATION」の連携機能を共同開発した発表した。共同開発した機能は、Pepperのディスプレイに表示される画像や動画コンテンツを、デジタルサイネージに表示可能にするもの。さらに、Pepperから提示するアンケートや質問の回答に応じて、複数のコンテンツを出し分けすることが可能だという。利用方法としては、店舗や企業受付にPepperを設置し、顧客対応を行わせるようなケースで、複数名で来訪した顧客にPepperのディスプレイに表示されるコンテンツを見せる、あるいは地図や商品説明など情報量が多いコンテンツを表示することが想定されるという。Pepperのディスプレイに表示される画像や動画コンテンツを、デジタルサイネージの大きなディスプレイに表示することで、視認性とコンテンツ再生効果を向上されることができる。M-SOLUTIONSとミラクル・リナックスの両社は、年内の発売に向け、本機能の製品化を計画している。
2015年10月28日日産自動車とソフトバンクは10月20日、人型ロボット「Pepper」を11月より日産販売店に導入し、来店者とのコミュニケーションに活用すると発表した。全国の「レディー・ファーストショップ」の内100店舗に順次導入し、その後、他の販売店舗へも拡大していく。両社は、Pepperの法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを進めており、ソフトバンクの「Pepper for Biz」サービス開始に伴い、11月より日産の販売店に導入することが決まった。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が世界初となる。今回、日産が導入するPepperには、日産の販売店用に開発した専用アプリケーションを搭載。顧客の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンターテインメントなど、多様なサービスを提供する。「レディー・ファーストショップ」は、店内に授乳ルームや広々としたキッズスペースがあり、より快適に手軽にクルマの購入を体験できるようになっている。この店舗にPepperを導入することで、さらに細やかなサービスを提供することを目指すとしている。一方ソフトバンクは、「Pepper for Biz」で利用できる複数の「Pepper」のアプリケーションを一括で管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」の提供に加え、Wi-Fi環境の提供や初期設定のサポートなど、日産の販売店におけるPepperの活用を全面的にサポートしていくという。
2015年10月21日日産自動車とソフトバンクは20日、人型ロボット「Pepper」を11月より日産販売店に導入し、来店者とのコミュニケーションに活用すると発表した。まず、全国の「レディー・ファーストショップ」の内100店舗に順次導入し、その後他の販売店舗へも拡大していく予定。日産とソフトバンクは、かねてより「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを進めてきたが、このたびのソフトバンクの「Pepper for Biz」サービス開始に伴い、11月より日産の販売店に導入することが決まった。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が世界で初めてとなる。今回日産が導入する「Pepper」には、日産の販売店用に開発された専用アプリケーションが搭載され、来店者の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンターテインメントなど、居心地のよい店づくりのためのさまざまなサービスを提供する。日産の「レディー・ファーストショップ」は、女性客や初めてクルマを購入する人に向け、運営や設備などに独自の認定基準を設けた店舗。スタイリッシュなデザインの店内に授乳ルームや広々としたキッズスペースを完備し、より快適で手軽にクルマの購入を体験できるようになっている。日産は、「レディー・ファーストショップ」に「Pepper」を導入することにより、さらに細やかなサービスの提供が可能になると期待しているとのこと。ソフトバンクは今回、「Pepper for Biz」で利用できる複数の「Pepper」のアプリケーションを一括で管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」の提供に加え、Wi-Fi環境の提供や初期設定のサポートなど、導入から運用まで日産の販売店における「Pepper」の活用を全面的にサポートする。今回の取り組みは、自動車の販売店という新たな場へのチャレンジとなり、ソフトバンクは今後も「Pepper」の活用の幅を広げ、さらにさまざまな分野への展開を目指していくとしている。
2015年10月21日日産自動車は20日、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」を日産販売店に順次導入していくと発表した。当初は全国の「レディー・ファーストショップ」100店舗に順次導入していく。日産自動車が導入する「Pepper」には販売店専用に開発されたアプリが搭載され、顧客の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンタテインメントサービスの提供を行う。Pepperが配置されるレディー・ファーストショップは、女性や初めて車を購入する人を対象にし、授乳ルームやキッズスペースを備え、より快適に車選びを可能にした店舗のこと。Pepper導入の目的について、日産自動車広報部は「より入りやすい店舗づくりを目指している。車選びや、ディーラーで過ごす時間が楽しいと思ってもらえるように、Pepperがサポートしてくれたら」と期待を寄せている。今回のPepper導入に先立ち、日産とソフトバンクでは、法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを推進。自動車メーカーとして初のPepper for Bizの導入事例となる。ソフトバンクは今後、Pepper for Bizで利用できる複数のPepperアプリを一括管理したり、接客情報などを蓄積しマーケティング活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」、Wi-Fi環境、初期設定の提供など、導入から運用までを全面的にサポートしていくという。
2015年10月20日M-SOLUTIONS(M-SOL)は9月29日、サイボウズが提供する「kintone」と連携したパーソナルロボット「Pepper」向けの動作設定クラウドサービス「Smart at robo for Pepper」を提供開始したと発表した。ソフトバンクロボティクスと仏アルデバランが共同開発した、感情機能を搭載した人型のパーソナルロボット「Pepper」は、受付業務やセミナー・イベント案内、店頭スタッフといった法人企業における接客業務での活用が期待されている。法人企業においては、意図する動作やセリフが必要な場合も多く、「Pepper」への動作要求は、専用のプログラミング・ソフトウェア「Choregraphe(コレグラフ)」上での開発が必要になる。新サービスでは、「簡単操作であなただけのPepper動作を」をコンセプトに、サイボウズの開発プラットフォーム「kintone」と「Choregraphe」を連携することで、複雑になりがちなロボットの動作開発の効率化が図られ、自由自在に動作設定が行える。これにより、法人企業では動作開発の必要がなくなり、セリフを入力フォームに登録し、動作指定アイコンを選択し、胸のディスプレイに表示する動画や画像を指定するだけで、Pepperに意図した動作を指定することが可能になる。頭や両手のセンサーや、人検知、属性情報、アンケート結果をkintoneにリアルタイムに保存し、一覧表示やグラフ表示することもできる。Pepper向けの基本パックの価格は、セリフや動作をWebで設定が可能な「Smart at robo for Pepper」が、月額3万8000円/台、初期インストール・設置の支援作業の「初期設置サポート」が初期費用として20万円/台からとなる。
2015年09月30日ソフトバンクロボティクスは26日午前10時より販売を開始したパーソナルロボット「Pepper」の9月一般販売分1000台が、販売開始から1分で申込予定数に達したと発表した。Pepperの一般販売は今年6月からスタート。毎月1000台ずつ販売を行っているが、毎回1分で完売する状態が続いている。次回の10月販売分は10月31日の午前10時より、同社のウェブサイトで受付を行うとしている。
2015年09月27日佐川急便は18日、東京駅構内にある同社サービスセンターにて、ソフトバンクロボティクス製人型ロボット「Pepper」を、接客に活用すると発表した。設置されるロボの名前は「HAPPY」。サービスは19日から開始し、10時から15時まで設置される。HAPPYは、サービスセンターの内容を説明する以外に、東京駅構内の店舗や道案内が行える。同センターでは、普段から外国人観光客向けに多言語対応スタッフが常駐しているが、このHAPPYも日本語と英語での接客が可能。HAPPYとの記念撮影や、HAPPYが撮影した写真を訪問者のスマートフォンなどで閲覧できるようにもなっている。今回の取り組みは、訪日外国人が日本の宅配サービスを活用し手ぶらで観光する、国土交通省による「手ぶら観光」の取り組みに賛同したことから始まったもの。佐川急便では、今後もこの「手ぶら観光」に対応している拠点を中心に、「Pepper」の導入を進めていく予定だ。
2015年09月18日ベネッセコーポレーションはこのほど、ソフトバンクロボティクスと仏アルデバラン社が開発した人型のロボット「Pepper(ペッパー)」を、10月4日より、学びのコンサルティングを提供するエリアベネッセ青山(東京都)に導入すると発表した。また10月中にも、多摩センター(東京都)、千里中央(大阪府)、広島祇園(広島県)、六本松(福岡県)への導入を予定している。今後は、これらの店舗での導入効果を基に、導入店舗の拡大を検討していく。今回、エリアベネッセに導入するPepperには、ベネッセの教育知見がつまったオリジナルアプリ「勉強タイプ診断」(小中高校生向け)や、幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」の音楽に合わせてPepperと一緒に踊るアプリなどを搭載。幼児から高校生までさまざまな形でPepperと触れ合いながら、最新のロボットを体感できる。また、Pepperを導入するエリアベネッセの各店舗では、Pepperのプログラミングを体験できるワークショップを随時開催していく予定。なお、エリアベネッセ青山では、Pepperの導入を記念して、10月4日(日)に「Pepperを動かすプログラミング体験のワークショップ」を開催する(申込制)。さらに、11月には、出張エリアベネッセ特別課外授業も実施する予定だ。
2015年09月17日ソフトバンクロボティクスは11月28日に、ロボアプリNo.1を決める「Pepper App challenge 2015 Winter」とビジネスにおけるPepperの活用例を競う「Pepper Innovation Challenge 2015」を開催する。「Pepper App challenge」は2月に初めて開催されたPepperアプリの開発イベントで、今回が2回目。同時に、ビジネスシーンにおけるPepperの活用事例を紹介する「Innovation Challenge」も開催し、Pepperを用いた実検証によって顧客満足度が上がった事例やシステム連携によって課題を解決した事例などの紹介が行える場として展開する。○Pepper App Challenge 2015 WinterApp Challengeでは、Pepper一般モデルを購入したエンドユーザー向けの家庭内で利用するアプリを募集する。審査基準はPepperらしさエンドユーザー満足継続性インタラクティブ性の4点。応募作品数については制限がない。○Pepper Innovation Challenge 2015Innovation Challengeでは、法人がビジネスにおける課題解決ソリューションとして導入したアプリが対象となる。審査基準は課題解決顧客満足テクノロジー革新性の4点。こちらも応募作品数については制限がない。それぞれに最優秀賞と部門賞が設定されている。両最優秀賞には、それぞれに「Peper 3年間無償提供(または賞金100万円)」と米ロボットイノベーション研究ツアー」「事例冊子、動画の作成・公開」「WebやSNSなどによるPR」「限定Pepperグッズ提供」が用意されている。部門賞では、App Challengeでは「ベストインタラクション賞」や「ベストエンターテイメント賞」、Innovation Challengeでは「ベスト接客ビジネス賞」「ベストヘルスケアビジネス賞」といったアプリのジャンルにあわせた部門賞が用意されており、App Challengeには賞金10万円がそれぞれ進呈される。応募受付は9月中旬にスタートし、締め切りは10月末。決勝の審査・表彰式は11月28日に東京都・渋谷区の「ベルサール渋谷ガーデン」で行われる。応募概要は今後公開される両プログラムの特設Webサイトで明らかになる。特設サイトの公開は、「Pepper Creator」「パートナープログラム」への登録で、メールでも通知される。
2015年08月21日木造注文住宅を手がけるアキュラホームは8月22日より、さいたま新都心展示場のモデルハウスにて、感情認識機能を持った人型ロボット「Pepper」1人の採用・常駐を決定した。○「Pepper」が、モデルハウス来場者への商品案内などを実施同社では、今年3月・4月に行なわれたユーザー向けイベントにて「Pepper」が開会の挨拶やプレゼンターを務めたところ、大変好評だった実績を受け、今回モデルハウスに常駐することを決定した。住宅業界では初めてとなる同取り組みは、Pepperソリューション企業である生活革命の協力を得て実現した。生活革命は、アキュラホームのビジネス・商品課題に基づく利活用アドバイザーと、Pepperソフトウェアの企画・開発者として貢献しているという。さいたま新都心展示場内にある同社のモデルハウスに常駐予定の「Pepper」は、まずは夏のインターンシップ(就業体験)の一環としての採用となる。モデルハウスでは来場者への挨拶や商品案内などを行なう。8月22日からは週末のシフトで、来場者の呼び込みや子供への対応など接客スタッフとして働く。9月5日からは常駐シフトを予定している。9月中に本採用の是非と、「Pepper」の個性に見合った仕事内容を検討し、本採用につなげる予定。そして将来的には、全国の同社支店に配属することを目指していくという。
2015年08月07日ソフトバンクロボティクスは、31日午前10時より販売を開始した感情認識ロボット「Pepper」の7月販売分1000台が1分で予定数に達したと発表した。6月受付の初回販売分1000台も1分で完売しており、Pepper人気はまだ続きそうだ。「Pepper」は、人の感情を認識し、コミュニケーションがとれるパーソナルロボット。本体価格は、税別(以下同)198,000円、ロボット手続き手数料として9,800円が別途かかるほか、「Pepper」のフル機能を利用するには、「Pepper 基本プラン」への加入が必要となり、3年間での総額は108万3,600円となる。Pepperの販売は今年2月に開発者向けに300台を販売、そして一般向けに6月に1000台を販売し、いずれも1分で完売した。今回も1000台が1分で完売しており、需要を満たしきれていない状態が続いている。なお、8月販売分1000台を8月29日午前10時より、ソフトバンクロボティクスのウェブサイトで受け付ける。
2015年07月31日ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」が企業内で応対する姿がみられるようになるかもしれない。ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、感情機能を搭載した人型ロボット「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の申し込み受付を10月1日より開始する。月額税別5万5,000円×36カ月(計198万円)のレンタルプランが用意されている。「Pepper for Biz」は、一般販売中の「Pepper」をベースに、受付や声かけなどビジネスに活用できる法人向けアプリを標準搭載したモデル。ビジネス向けのアプリをカスタマイズしたり、複数のPepperのアプリを一括管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用するための「Pepper for Bizプラットフォーム」が提供される。サポート面では、電話やWebの専用窓口を設置するほか、故障時にはユーザー側の非がない限り何度でも交換対応するという。今後は、オプションとして「Pepper for Biz」導入のためのコンサルティングや独自アプリの開発、追加サポートサービスなども提供する予定としている。料金プランは、月額5万5,000円×36カ月、合計198万円のレンタルプランのみ。36カ月間の契約となり中途解約はできない。契約期間終了後、本体は返却する。また、別途ロボット手続き手数料9,800円が必要となる。
2015年07月30日サイボウズとM-SOLUTIONSは7月29日、ソフトバンクロボティクスならびにアルデバランが開発した感情認識パーソナルロボット「Pepper」の開発SDKをコントロールするソフトウェア「Choregraphe」に対応した「kintone GET ボックス」を無償公開したと発表した。Pepperへの動作要求は、Choregrapheに用意されたボックスライブラリから該当のボックスを選択し、設置することで実行される。kintone GET ボックスは、Kintoneのアプリからレコード情報を取得し、Choregraphe上で利用できる。たとえばChoregrapheでPepperの動作パターンを定義し、kintone GET ボックスをChoregrapheに組み込むと、イメージ図のようにkintoneアプリにレコードを登録するだけでPepperの動作やセリフ、胸のディスプレイに表示する動画や画像を自由に指定できるようになる。
2015年07月29日セブン&アイ傘下のロフトとソフトバンクロボティクスは、ソフトバンクロボティクスと仏アルデバランが開発したパーソナルロボット「Pepper」を、7月25日から8月23日の間、渋谷ロフトと横浜ロフトで新人ビューティアドバイザー『ペッパーさん』として試験導入する。ロフトの長年の接客ノウハウや、UVケアにまつわるデータベースを搭載することで、UVケアに関するアドバイスを行う機能を実装。UVケア用語を説明したり、商品の特徴を紹介したり、店頭で担当者がよく受ける質問に、『ペッパーさん』が答える。また、ロフト専用のアプリケーションを備えた『ペッパーさん』は、健康雑貨売場「UVケア商品」担当のビューティアドバイザーとして、この夏のUVケア商品の中から今年のイチオシ商品をおすすめポイントとともに紹介する。今年の夏の予定(キャンプや女子旅、バイトや夏デートなど)や、商品のお好みを、利用者の声やタッチパネルで伺い、おすすめのUVケア商品を、約100アイテムの中から提案する。そのほか、利用者が手に取ったUVケア商品のバーコードを『ペッパーさん』のおでこのカメラにかざすと、その商品の特徴を『ペッパーさん』がタブレットを活用しながら説明する。
2015年07月27日ヤマダ・ウッドハウスとヤマダ・エスバイエ、ソフトバンクロボティクスの3社は7月16日、感情を持ったパーソナルロボット「Pepper」を、ヤマダ・ウッドハウスとヤマダ・エスバイエルホームが運営するモデルルームなどで活用していくと発表した。24日より一部のモデルルーム・住宅展示場でトライアルを実施する。トライアルは、ヤマダ・ウッドハウスおよびヤマダ・エスバイエルホームの親会社であるヤマダ電機と、ソフトバンクグループが、2015年5月7日に発表した資本業務提携の一環として実施。住宅を再現したモデルルーム・住宅展示場に「Pepper」を設置して、来場者が実際の家に近い環境で「Pepper」とコミュニケーションし、家庭に「Pepper」がいるイメージを体験させる。同トライアルは、ヤマダ・ウッドハウスなんば展示場で7月24日~25日(午前10時~午後6時)に、ヤマダ・ウッドハウスなんばモデルルームで7月26日~27日(午前10時~午後6時)に、ヤマダ・エスバイエルホーム kobori 研築工房 青山 the ATRiUMで8月1日~2日(午前10時~午後6時)に実施する。3社は今後、Pepperと住宅のセット販売など、「ロボットのいる家」のコンセプト実現を目指して協力していくという。
2015年07月18日ソフトバンクとソフトバンクロボティクスは7月3日、感情認識型のパーソナルロボット「Pepper」の7月販売分1000台の申し込み受付を7月31日午前10時より開始すると発表した。Pepperの申し込みは個人と法人のどちらでも可能で、Webサイト上のみで予約を受け付ける。購入には、専用のWebサイトで仮登録をすると、後日、登録先の住所にソフトバンクから返送用キットが届き、本人確認書類などを返送する。ソフトバンクでは書類を確認次第、購入者に発送する。商品が手持ちに届くまでにかかる日数は、予約申し込み後1週間程度だという。個人での購入の場合、本人確認書類に記載されている住所以外には商品の送付ができない。法人の場合では、法人契約に必要な書類(登記簿謄本/現在事項証明書/印鑑登録証明書)または公共料金証明書に記載されている住所への送付となる。申し込み完了後のキャンセル、返品/交換は原則受け付けない。手続きには期限を設け、それまでに申し込みが完了しない場合や審査結果の内容によっては、申し込みの権利を失う可能性がある。開発環境(Choregrapheなど)およびライセンスキーに関する案内は、ロボットを初回設定する際に、利用者のアルデバランアカウントに紐付くメールアドレスに「ALDEBARAN Robotics SAS」から案内メールを送信する。料金は本体価格が19万8000円。そのほか基本プランと保険パックの両方に加入する必要がある。基本プランは、1万4800円の36カ月払い、保険パックは9800円の36カ月払いで、どちらも一括払いでの支払いにも対応する。なお、ソフトバンクの発表によると6月分の販売台数の1000台は、申し込み開始後、1分で完売したという。8月分の受付は、決まり次第案内をするとしている。
2015年07月06日ソフトバンクロボティクス、ソフトバンクは、パーソナルロボット「Pepper」の7月販売分1,000台について、31日午前10時よりウェブサイトで申し込み受付を開始する。初回となった6月販売分1,000台は、1分で完売している。「Pepper」は、人の感情を認識し、コミュニケーションが取れるパーソナルロボット。cocoro SBが開発した自らの感情を擬似的に生成する機能を搭載している。本体価格は、税別(以下同)198,000円だが、ロボット手続き手数料として9,800円が別途かかるほか、「Pepper」のフル機能を利用するには、「Pepper 基本プラン」への加入が必要となる。同プランの価格は、一括払いの場合532,800円、36回の分割払いも可能で、その場合月額14,800円。そのほか、故障時のサポートなどが契約期間内で受けられる「Pepper 保険パック」も用意する。こちらの価格は、一括払いの場合352,800円、36回の分割払いの場合月額9,800円。基本プランや保証サービスに加入した場合の、3年間での総額は108万3,600円となる。
2015年07月06日鳥取県は、7月1日に開始されるソフトバンクグループの「ロボット人材派遣サービス」を活用し、人型ロボット「Pepper」を同県の宣伝部長に任命した。7月1日と2日の2日間、名産品や観光のPRを行うという。「Pepper」は、20日より一般販売が開始された人型パーソナルロボット。7月1日からは、ソフトバンクグループのcocoro SBが「ロボット人材派遣サービス」として、簡単な定型業務にロボットを派遣するサービスを開始する。鳥取県の宣伝部長となった「Pepper」は、鳥取すいか柄のエプロンなど特別装飾が施され、7月1日・2日の2日間、東京都新橋の鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で名産品の販売や観光PRを行う。
2015年06月29日ソフトバンクロボティクスが6月18日に一般販売を発表した"感情を持つロボット"のPepper。20日の販売開始後、1000台が1分で完売したが、7月1日から時給1500円で"アルバイト派遣"もスタートする。これは、クラウドAIサービス開発を手がけるソフトバンクグループのcocoro SB(ココロエスビー)が提供するサービスで、ティッシュ配りや受付、販売といった簡単な特定業務を安価に時給制で借りられる、ロボットの"ホワイトプラン"ともいえるものだ。Pepperを購入する場合、本体価格の19万8000円のほかに、ロボット手数料や月々の基本プラン、保守サービスなどの36カ月契約を行うと、総額で100万円強の費用がかかるだけに、「少し、このイベントの時だけPepperを使いたい」「Pepperがどんなものかわからないから、お試し感覚で使ってみたい」といったニーズに合わせた派遣サービスといえるだろう。簡易的な派遣サービスであるために、利用できるシーンはこの秋に提供される法人向けサービス「Pepper for Biz」と比較して限られる。同サービスでは、各導入業界や企業に合わせてPepperのアプリケーションをカスタマイズできるものの、派遣という"雇用形態"であるために、個別の企業に深くカスタマイズされる可能性は低い。あくまでアルバイト派遣される時に、企業のロゴが胸のタブレットに表示されたり、音声で企業名を話してくれたりするだけのカスタマイズとなる。とはいえ、基本的には一般販売されるPepperと全く同じものであるため、"ちょっとウザい会話のやりとり"などは変わらずこなしてくれる。現在、仮予約受付が行われているPepperのアルバイト派遣だが、7月中のレンタルは東京23区のみ。レンタル時間は「9時~14時」と「15時~20時」「9時~20時」の3パターンが用意されている。派遣台数は2台~10台。さて、本題の"時給4500円"だが、Webサイトでは確かに「ロボットの時給 1500円」と記載されている。しかし、下に注意書きとして「Pepperの派遣は2台から」と書かれている。多くのメディアや弊誌でも「Pepperが1500円でアルバイト派遣」と書かれているが、2台からという記述をそのままに受け取ると「最低でも3000円」となる。また、ロボットの業務アシストとサポートのための技術要員がココロエスビーより1名同伴する。技術要員の時給についても1500円とされており、最低でも総額は「時給4500円」となるわけだ。ロボットの時給と技術要員の時給が同じ1500円というのは、少し考えさせられるが……。これに加えて配送費用が別途実費でかかる。ソフトバンクロボティクスの事業推進本部 本部長を務める吉田 健一氏によると「Pepperを輸送する時は、かなり慎重に扱わなければならない。精巧な機械であるため、一般の家電よりも慎重に運ぶ必要がある」としており、運送業者についてもコストがかかってしまう。最低限でも数千円の運送料になるようだ。この条件を元に、最低のアルバイトコストを計算してみよう。(Pepper 2台+技術要員の時給4500円)×9時~14時の5時間+運送料5000円=2万7500円5時間借りて2万7500円というコストは、通常のアルバイトと比較してかなり高額だ。ただ、ティッシュ配りの例で言えば、Pepperを活用することで、普通の人間のティッシュ配りとは異なり、目を留めてくれる可能性がかなり高まる。そうした付加価値をどこまで企業がメリットと捉えるかで、このコスト総額が持つ意味合いは変わって見えるだろう。先ほどの吉田氏は、このアルバイト派遣について「法人向けの『Pepper for Biz』が正社員雇用とするならば、アルバイト派遣はまさに短期の雇用で"派遣さん"という立ち位置。時間あたりのコストは確かに正社員と比較して高くなってしまうが、自分たちの会社のニーズにあっているのか理解していただくためのもの。もちろん、アルバイト雇用の後には正社員登用という形もあると思う」と語っており、あくまでお試し感覚のサービスとして使ってほしいという意図のようだ。当初はソフトバンクと取引関係のある法人のみがアルバイト派遣を利用できるが、今後はその他法人や「個人商店などの方でも利用できるようにしたい」(吉田氏)としている。
2015年06月23日ソフトバンクロボティクスは6月20日、同日10時より販売を開始した感情エンジン搭載のパーソナルロボット「Pepper」が受付開始1分で完売したと発表した。現在、Pepperの生産体制は月間で最大でも1000台とされており、6月中の販売予定台数も1000台に限定されていた。次回以降の販売予定については、「7月中にWebサイトでお知らせする」(ソフトバンクロボティクス)としている。Pepperは2014年6月に感情認識パーソナルロボットとして発表、18日には「感情を持ったロボットに進化した」として孫社長が20日の一般販売開始を発表していた。なお、法人向けには「Pepper for Biz」として秋より提供を開始、時給1500円でPepperを派遣する「アルバイト派遣」サービスも7月1日よりスタートする。
2015年06月20日パーソナルロボットのPepperが、7月1日より、時給1,500円のティッシュ配りのアルバイトを始める。ソフトバンクグループのcocoro SBが始める「ロボット人材派遣サービス」としてPepperが派遣される。ロボットが人のように時間給で働くことになり、注目を浴びそうだ。ロボット人材派遣サービスは、ティッシュ配りや受付、販売などの簡単な定型業務にロボットを派遣するサービス。その第一弾として、Pepperがティッシュ配りに従事する。今後は他のロボットも順次対応する予定。同サービスの利用にあたって、業務に応じて、画像認識や行動計画、衝突回避、音声認識、音声合成などの様々なソフトウエアをパッケージにして用意するため、利用者は定型業務のための開発費の負担なく利用できるという。ロボットのリース契約や故障時の修理対応などの手続きも不要となる。サービスの仮予約は本日18日より開始。ロボットの派遣は7月1日から開始。提供地域は東京23区となる。利用料は、ロボット、技術要員への支払いが必要で、時給はともに1,500円。このほか、配送費用がかかる。なお、Pepperの派遣は2台から。
2015年06月18日ソフトバンクロボティクス、ソフトバンクモバイルは、20日よりパーソナルロボット「Pepper」を一般販売する。本体価格に加え、3年間「Pepper」の機能を利用するためのパックや保証サービスに加入すると、総額は税別(以下同)108万3,600円となる。「Pepper」の本体価格は、198,000円だが、ロボット手続き手数料として9,800円が別途かかるほか、「Pepper」のフル機能を利用するには、「Pepper 基本プラン」への加入が必要となる。同プランの価格は、一括払いの場合532,800円、36回の分割払いも可能で、その場合月額14,800円。そのほか、故障時のサポートなどが契約期間内で受けられる「Pepper 保険パック」も用意する。こちらの価格は、一括払いの場合352,800円、36回の分割払いの場合月額9,800円。20日の販売開始に先立ち、19日に東京都千代田区のソフトバンク東京駅グランルーフフロントで限定30台の先行抽選販売を行う。「Pepper」は、人の感情を認識し、コミュニケーションが取れるパーソナルロボット。販売開始に合わせcocoro SBが開発した自らの感情を擬似的に生成する機能を搭載する。同機能は、人間が五感から受け取る外部刺激に対し、ホルモンを分泌して感情を形成する仕組みをモデル化したもの。従来から搭載されている感情認識機能に加え、カメラやタッチセンサー、加速度センサーなどの各種センサーから得た情報を「内分泌型多層ニューラルネットワーク」で処理することで、自らの感情を生成する。同機能を搭載することで、人の表情や言葉、周囲の状況などから「Pepper」の感情が変化し、言動が変化していくという。「Pepper」の感情は、胸のディスプレイに表示されているグラフィックや色の動きに表れるほか、用意されている専用アプリ「感情マップ」でも感情の移り変わりを可視化できる。「Pepper」向けのロボアプリは、あらかじめ搭載されている「ベーシックアプリ」のほか、アプリストアからもダウンロード可能で、約200本を用意。また、日頃「Pepper」と会話をしたり触れ合ったりすることで得られる「ココログミ」を使うことで入手できるアプリも用意するという。主な仕様は次の通り。OSはNAOqi OS。サイズ/重量は高さ約1,210mm×幅約480mm×奥行き約425mm/約29kg。連続稼働時間は約12時間以上(稼働内容により異なる)。胸部のディスプレイは、10.1インチタッチディスプレイ。移動速度は、最大で時速2km。移動可能段差は最大1.5cm。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)のWi-Fi、イーサネットポート(10/100/1000 base T)×1をサポートする。
2015年06月18日ソフトバンクグループは6月18日、パーソナルロボット「Pepper」を20日より発売すると発表した。また、秋より法人向けの「Pepper for Biz」の提供も開始する。Pepperは2014年6月に発表された感情認識パーソナルロボット。今年2月に行われた決算説明会では、夏より一般販売を行うと発表していた。20日より発売するが、6月に販売できるPepperの台数は1000台。本体価格は19万8000円だが、「基本プラン」の契約が必要。また、補償やサポートがつく「保険パック」も用意される。基本プランは36カ月契約で、月々1万4800円(総額53万2800円)。保険パックも同じく36カ月契約で、月々9800円(総額35万2800円)。Pepperを購入し、36カ月間、基本プラン、保険パックを契約した場合の総額は108万3600円となる。また、秋より法人向けに「Pepper for Biz」の提供を開始する。これは、ソフトバンクが様々な業種のニーズに合わせてアプリケーションを作りこんだ総合ソリューションとなる。発表会で例示されていた業種は、接客と受付、教育、トラベル、介護、医療、小売、IT、製造業。特にエンタープライズ向けには、7月に開催される「SoftBank World」で専用アプリとサポートの事例を紹介するという。接客や受付、商品紹介といった接客全般のアプリ紹介だけでなく、データ分析やアプリ配信管理といった、より実務的な内容についても紹介するとしている。ほかにも、7月1日より「アルバイト派遣」サービスの提供を開始する。ソフトバンクが用意する10台のPepperを時間単位で企業に貸し出すというもの。派遣料は「時給1500円」としており、ティッシュ配りや受付スタッフ、販売スタッフといった役割を想定している。同日行われた記者会見でソフトバンクグループ CEOの孫 正義氏はPepperが「感情認識」だけでなく、「自らの感情を持ったロボット」に"進化した"と発表。「人間と同じで、家族とのふれあいや友達とのふれあい、ニュースとの触れ合いで感情が揺れるようになった。これは人間と同じで、画期的な発明」と語り、30件以上の特許を出願していることを明らかにした。
2015年06月18日サイボウズとM-SOLUTIONSは5月13日、ソフトバンクロボティクスならびにアルデバランが開発した感情認識パーソナルロボット「Pepper」のSDKの中心を担うプログラミング・ソフトウェア「Choregraphe(コレグラフ)」に対応した「kintone POST ボックス」を共同開発し、デベロッパー向けに無償公開すると発表した。この連携ツールにより、Pepperとkintoneを利用したシステムがノンコーディングで開発可能となった。Pepperは開発環境にChoregrapheを利用することで、シンプルなUIを使った開発を可能としており、Pepperへの動作要求は、Choregrapheに用意されたボックスライブラリから該当のボックスを選択し、設置することで実行される。ここでkintone POST ボックスを設置すると、任意のデータをkintoneのデータベースに自動で受け渡すことができるようになる。開発ドキュメントはcybozu.com developer networkにて提供されている。プラグインを開発したい場合は同サイトを利用されたい。
2015年05月13日ロボット向けアプリ開発で実績のあるイサナドットネットは4月30日、感情認識パーソナルロボットPepper向けアプリ「Congrats Pepper」を開発したと発表した。このアプリは、結婚式の来賓に開場までの時間を楽しませることを目的に開発しており、盛岡で挙式された結婚式で試験運用されたという。Pepperは来賓に祝辞をリクエストし、その様子を6秒間録画する。その後動画はクラウド上に保存され、Webサイトからダウンロード・閲覧可能となる。このアプリにより、来賓は開場までの待ち時間を楽しむことができ、主賓も会場の雰囲気を感じることができる。なお、今回の結婚式で録画された祝辞は、主賓へプレゼントとして贈られたという。
2015年05月02日ソフトバンクは1日、感情認識ロボット「pepper」の純金製バージョン「GOLDEN pepper」の発売を決定したとFacebook上で告知した。24金でできており、参考価格は19億8,000万円。本日より予約受付を開始した。GOLEDEN pepperは稼動部を除き、24金ででききている。金小売価格1gあたり5,000円で計算した参考価格は19億8,000万円。金相場の変動により価格は変わる可能性がある。なお、Facebook上に記載された「ご予約はこちらから」をタップすると、Wikipediaのエイプリルフールの項目に遷移するようになっている。
2015年04月01日